調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart35at EROPARO
調教や洗脳などで悪の奴隷になるヒロインpart35 - 暇つぶし2ch640:ユーリ・プロジェクト①
10/03/27 11:07:39 e0TGAGpp
カノンが見た時には既に、検査機の液晶モニタには検査結果が映し出されていた。
「本能レベル94、代謝レベル98……」
素晴らしい数値だった。
一般女性の平均数値は、性興奮レベルが76、代謝レベルが67。
ジュリアのレベルは、そのどちらも大きく上回っている。
良い素材だ。これでこそ、ベガ親衛隊にふさわしい。
1号室で検査した、もう一人の親衛隊候補、エレンもなかなか良い数値を叩きだしていた。連続で優良な人間が手に入ったのは嬉しい限りだった。
彼女がほくそ笑んでいるときだった。
「どうだ、カノン。プロジェクトの調子は」
教育室の扉が突如開き、マントをはおった男が悠然と現れた。
彼が入ってきただけで、部屋の空気が一気に様変わりしたようだった。
彼が纏う、黒く、禍々しいオーラが部屋の属性に影響を与えているのだ。
男の名はベガ。秘密結社シャドルーの総帥である。
「ベガ様。全ては順調に進んでおります」
カノンは手を額に添えて敬礼をした。二人の女性達も同じように敬礼をとる。
「それは結構なことだ」
彼は両脇に女性戦闘員を侍らせていた。
二人とも、頭に小さな帽子をかぶり、濃紺のレオタードを着こんで、赤いナックルパーツを着用している。
シャドルー親衛隊のコスチュームだ。
彼女達は、一切の感情を失った、人形のような瞳をカノン達に向けていた。
二人も、かつては平和に暮らしていた一般人であった。だが、カノンの手によって教育されてからは、立派な親衛隊としてベガの傍で奉仕している。
ベガがカプセルに近づく。それに合わせるように研究員がカプセルを操作し、蓋を開いた。
静かな音を立てながら、ゆっくりと蓋が開いて、中からジュリアが女の全てを露出した姿で現れた。
ベガの指がジュリアの唇に触れた。やわらかな唇を出発点として、あご、首と降りていき、胸元、腹、下腹部の茂みに辿りついた。
「事前のリサーチ通りの娘だな。素質がある」
ベガの満足そうなその笑みは、カノンの自尊心を満足させるものだった。
「はいベガ様。彼女はベガ様を護衛する、親衛隊にふさわしい素材と言えるでしょう」
ジュリアの上で遊んでいたベガの指が離れた。
「『ユーリ』の完成、楽しみにしているぞ」
そう言い残し、彼は洗脳教育室の扉へ向かった。二人の親衛隊員も付き従う。
彼が部屋を去った後も、暗黒のオーラはその場に残っていた。
まだこの研究室に彼が存在していると思わせる濃いオーラは、カノンの胸を心地よく高鳴らせていた。
    
 
 ▽第一回測定結果報告
  オルガスムス記録回数…32回
  最高興奮値…164
  最高性感度数…143
   
  肉体組成値…145 
  特筆事項…下半身、特に脚部の組成値が著しく高い。
  本能レベル…94
  代謝レベル…98 

 ○適性診断結果(F~S)
  適性職種
  研究員…C
  戦闘員…A+
  工作員…B
  
  私見……類稀な潜在的戦闘能力。期待値はこれまでの親衛隊の中でも群を抜く。



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