不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part13at EROPARO
不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part13 - 暇つぶし2ch300:名無しさん@ピンキー
10/03/29 20:17:47 VNN5qf/7
たぶん「魔天使」級に、人間世界的に救いようの無い展開になるんだろうなぁ…
だがそれがいい(AA略

301:名無しさん@ピンキー
10/03/29 20:27:30 0UiGGQoH
先週忘れたから、今週こそ乙&GJと言わせて貰う!

自分の中ではマリオンさんが某アセリアと被って仕方が無い
ネーアと仲良しになってる辺りも萌えポイント
そしてリオとの再会が悲しいお知らせになりそうでガクブル……
二次元エンドなら、最後の理性を振り絞ったマリオンがリオを殺すとか?


302:名無しさん@ピンキー
10/03/29 21:32:35 chIfkVts
みんな仲良く魔物になって大団円になるといいなあ……
アネモネだけに姉もね!……ナンチテ

303:名無しさん@ピンキー
10/03/29 22:55:18 XcZRoKUC
まーた面白くなってきたなチクショウ
月曜日が楽しみになる日が来るとは思ってなかったぜ

304:名無しさん@ピンキー
10/03/29 22:57:47 0jjmJPbr
火~土まで別々の作品が投下されるようになったら毎日が楽しいのに

305:名無しさん@ピンキー
10/03/29 23:29:26 E0y3TRh3
なにげに「十七つに分割」というワードにニヤリとしたのは俺だけじゃないはず・・・
な、なんだこの蔓は!?ちょっ・・・ま、まって・・・!!

306:名無しさん@ピンキー
10/03/30 00:39:24 YBOr7igS
うはwwwみなぎってきたwww

ちなみに↑で出た絵師のサイトは結構このスレ住人的には常連さん多そうな気がする。

307:名無しさん@ピンキー
10/03/30 00:45:01 l4Y7PF4b
確かなんでも殺せる人のやつだっけ

乙×風氏GJ、結構長いのにいざ読むともう半分過ぎちゃったのかって感じです
やっぱりリオは暴走モードだったのか・・・ますます期待が膨らむぜ!
これほど待ち遠しい「月曜」が来るとは思わなかったw

308:名無しさん@ピンキー
10/03/30 00:46:51 l4Y7PF4b
>>305に安価つけたつもりで忘れてた失礼
お詫びに出番のなかったリオさんを預かっt(ry

309:名無しさん@ピンキー
10/03/30 04:36:31 28GHs550
メイデン・フォースが

310:名無しさん@ピンキー
10/03/31 02:12:28 4jKxpDzC
乙x風さんgj
そういえば永久の果肉の前作って完結してたっけ
ネーアが主人公のやつ

311:名無しさん@ピンキー
10/03/31 02:28:54 s/0hZOSU
完結してないよ

615 名前:乙×風 ◆VBguGDzqNI [sage] 投稿日:2010/02/10(水) 18:13:12 ID:jWO+6BHz

==========省略============

 尚、前作『無限の果肉』シリーズですが。
 キャラが多すぎて収集が付きません(´・ω・`) 自業自得ですけど。
 まあ、大筋は大体決めています。エンディングも考えてます。
 だがそこまでの経過を書くのが辛い。ひたすらエロシーンですから筆が進まんのです。
 ですから『永久の果肉』に続投の旧キャラに、過去話という形で『無限の果肉』の顛末を語らせるつもりです。
 ファンの方々、今まで期待させておいて大変申し訳ないのですがそういう事でどうかお願いします。
 その分今回のお話はきちんと完結させるつもりです。キャラも絞りましたしね。 

 長々と失礼しました。
 今は筆が乗っているので多分、次週くらいには投下出来ると思います。
 それではこれで。

312:名無しさん@ピンキー
10/03/31 12:48:17 iXQFa4Mq
さすがのネーアもクラスチェンジしたリオの前では
アネモネリンクを逆利用されて下剋上堕ちしそうな予感

313:名無しさん@ピンキー
10/03/31 16:02:42 fmY8cMNX
エッチなことは知り尽くしてるのに堕とされるのか…それはそれでいいな

314:名無しさん@ピンキー
10/04/01 23:36:05 UWbnJEy5
もうスレ容量400kとか飛ばしすぎだろ…
俺の触手が持たないジャマイカ

315:名無しさん@ピンキー
10/04/01 23:38:37 brssPewj
あと3つくらいで500かねー
今月中には埋まりそうだなー

316:名無しさん@ピンキー
10/04/02 10:36:38 a+hqIS5p
これが13スレの威力か…さすが不気味な数字

317:乙×風 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:07:11 SwFdKQpN
 今週もウルトラマンデーの時間がやってきました。
 今回はエロオンリーですぞ。
 まあ、前回のエロ無し話も思ったより評判が良かったので実はほっとしています。
 ただし、297氏が指摘してくれた誤字は…もう何というか。
 やっちまった感が漂います。シリアスなシーンなだけにほんと悔しいですわぁ。
 
 さて、気を取り直して投下といきましょうか。
(二穴攻め、乱交、百合、ふたなり、逆レイプ、焦らしプレイ、精神崩壊)
 NGワードはこんなもんですか。
 今回はリオがパセットを堕とす話ですー。
 15レスほど消費します。

318:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:10:08 SwFdKQpN
 第九話  ドッグハント


 アレエスの街を一人のメイドが駆けている。
 街を東西に分断する中央通りだ。そこを北上しながらメイドは叫び声を上げていだ。
「リオっちーーーっっ!! 何処行ったのーー!! 返事してーっ!!」
 大声を上げているのはパセットだ。
 出店と人でごった返す大通りで、人目も憚らずリオの捜索をしている。 
 街行く人々が何事かと奇異の視線を向けてくるがそれに構っている余裕は無かった。
 太陽はすでに真上までに上っている。
 彼女が消えてからもう何時間経つのだろうか。
(プチ家出とかだったらいいんだけどっ。もうほんとにリオっちは人の気も知らないで!) 
「見つけたら絶対おっぱい揉んでやるんだからぁ!!」
 逆切れ気味に叫んだ時だった。

「…あのパセットちゃん。街中で何大声で叫んでるの?」

「へ?」
 背中から馴染み深い声が聞こえた。それは、もう何年も聞き続けた声だった。
 淡い期待を込めて振り返る。
 熟れた桃のような髪。そしてゴスロリドレス。
 愛らしい顔はややはにかんだ様子で―探し人はそこに居た。
「リオっち!? リオっちだ! どの面下げて帰ってきやがったこんちくしょう!
 うわあぁんバカあぁぁぁっ!!! 心配したんだからぁぁぁっ!!」
「え!? あれ!? パセットちゃんっ?」
「バカバカバカバカバカ! ロリロリロリロリロリロリ!
 本気で心配したんだゾ!? プチ家出か!? 家出なのか!?
 するならするでどーしてパセットに一言声掛けてくれないのさ!?
 パセットとリオっちの友情はそんなもんだったのか!?」
「パセットちゃん…」
 ぎゅう、と小さな体を抱き締める。
「パセットは怒ってる。分かるよねリオっち?」
「うん。ごめんなさい」
「謝っただけじゃ許さないから。昨日作ったげたご飯だって食べてくれなかったし。
 いや、体調が悪かったんなら別にいいんだけど?
 いやいやそうじゃなくて心配掛けた分、ちゃんと罪を償いなさい!
 主に体で! 具体的にはオッパイ揉ませろ!!」
 我ながら無茶苦茶な事を言ってるな、と思う。
 だがそれが自分らしい。冗談を言えるくらいには、本当に安心した。
(良かった…リオっち、帰ってきてくれて、ほんと良かった…っ)
 抱きついたのは泣いているところを見られたくなかったからだ。
 まあ、半泣きの顔はバッチリ見られたと思って、
「いいよ? 私のおっぱい揉ませてあげるから、許して?」
(ほうほう、リオっちにしては中々殊勝な心掛けだ。
 このパセットの無理難題冗談冗句を真に受け自らのてオッパイを差し出すとは)
「って何ですと…!?」
 がば、と離れてリオの顔を伺う。
 何やら顔が赤い気がするのは気のせいか。
 いや、それ以前に。
(あれ? リオっちって、右目、青色じゃなかったっけ?)
 どうして、彼女の目は両方とも赤い?
 そんなこちらの疑問を読んだように、リオはくすり、と笑う。
 その表情が何故かとても艶かしく見えて、どきり、としてしまった。
(な、なんか今のリオっち、ちょっと変だ…)
 自分がお世話をしていた少女は、どちらかと言えば陰鬱な子だった。
 気弱で、言いたい事が言えないような、自己主張が下手な子だ。
 それにすぐに情緒が不安定になる。
 可愛い顔はいつも悲しい表情をしていた。パセットからすれば実に勿体無い話である。

319:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:12:58 SwFdKQpN
 それがどうだ。
 今のリオは明るい笑顔を浮かべている。
 どことなく色っぽい雰囲気も、なんだか小悪魔っぽい感じがしてとても可愛らしい。
 自信と幸福に満ちた表情は、そこらの男も女も関係無く惹き付けて止まないだろう。
(うっわぁ。リオっちやっぱり可愛い。完全敗北です。
 わたくしめのようなタヌキ娘では歯が立ちません。バタンキュー)
「ふふふ。パセットちゃんも可愛いよ♪ 私大好き♪」
 くらりと来た。
 いやもう妖しいとかリオらしくないとか果てしなくどうでもいい。
 これが我が主。リオ=リビディスタその人である。
 一言で言うと、可愛いは正義!!
「好きなら是非おっぱい揉ませて下さいな!」
 何言ってるんだ。頭おかしいんじゃないのか。
 しかしリオの甘い体臭を嗅いでいるとどうにも頭がすけべな方向に行ってしまう。
 それに、すっ、と細めた少女の瞳とか、はふぅ、という艶かしい吐息とか。
 何だこのエロオーラ。こっちまでドキドキしてきた。
(あ、れ、なんぞ? 頭、クラクラしてきた…)
「いいよ? オッパイくらい。迷惑掛けた御礼に、沢山触らせてあげる。
 でも、その前に、『私の我侭、聞いて欲しいな』」
 リオの声は耳朶を打ち、脳に響き、心にまで染み渡る。
 少女の色香に惑わされた精神は、ゴスロリ少女の言葉に何の疑問なく聞き入ってしまう。
「…うん。いいよ…パセットは…リオっちのメイドさんだから…」
「ありがとパセットちゃん! 大好き♪」
 ちゅ。とほっぺたにキスをされる。
(あぁぁぁぁぁあぁぁっ…幸せぇ…)
 暖かい感触に心が幸福感で満たされた。
 赤い両目。どことなく淫靡な雰囲気。
 それらに対する警戒や疑心はそれで綺麗さっぱり流された。
 だから、こちらを見る紅い目が、狩猟動物のように細まっている事にも気付かない。
 リオが、薄ら寒い笑みを浮かべている事にも。
「じゃこっち! こっち来て! パセットちゃんに見せたいものがあるの!」
 手を引かれ、大通りから外れる。
 狭い路地に入り、ジグザグに進んでいく。
 人通りが徐々に少なくなり、表通りから聞こえる喧騒が泡沫の夢のように感じる。
 こちらの手を引きながら走る少女の足取りは、軽やかだった。
 どこにそんな体力があるのか、ぼんやりと考える。
(元気になったんだねぇ…)
 思考がうまく働かない。まるで夢の中のようだ。

 そしてそれが悪夢のような現実である事に、すぐに気付かされる事になる。

「さ、着いたよ♪」
 ぱん、と手を叩かれる。
「―はれ?」
 猫騙しの音で正気に戻った。
(何だかぼーっとしてたなぁ…)
 大通りから随分離れた所に来てしまった。
 そもそも何処をどう通って来たのかも思い出せない。
「んで此処は何なのさ?」
 見るからにオンボロの一軒家が目の前に鎮座している。
 薄汚れて、黴が生えて、メイドとしての本能が疼いてしょうがない。
「? ここを掃除すればいいの?」
「あははっ。違うよ。取り敢えず中に入ってみれば分かるから」
「ふーん。ま、いっか♪ 鬼が出るのか蛇が出るか♪」
 どっちでもないよ。背中からリオの声が聞こえた。
 同時に勢いに任せて入り口の扉を開ける。

「あっ!! あっんっ! いいっ! もっとっ! もっと下さいぃ!
 貴方様の逞しいおチンポで、私のクサマンコをズボズボして下さい!!」

320:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:14:43 SwFdKQpN
「家を間違えました」 
「合ってるよ♪」
 速攻でドアを閉めようとするがリオが戸口に腕を挟み、阻止された。
「ほらほらパセットちゃんも入って入って♪」
「え、いやパセットはこんなアダルティックかつエロティックな家には、ってきゃわ!?」
 ぐい、と背中を押されて無理矢理家に入れられてしまう。
 この華奢な少女はこんなに力が強かったか?
 いやいやそんな事よりもこの現状を何とかしないと。
「あん! あん! いいっ! おチンポいいっ!!」
(うっわぁ…っ)
 一軒家の中では現在進行形で激しい情事が繰り広げられていた。
 リオの部屋と大して変わらない大きさの室内では、二人の男が一人の女を犯している。
 そこは居住区画の余ったスペースに作られた一軒家だ。
 今にも壊れそうな安物のベッドが二つと、クローゼットが一つ。窓は一つだけ。
 無論屋敷にあるような調度品も無く、埃臭いそこは浮浪者が住むような家だった。
 その中に四人の屈強な男と、うら若い女が居る。
 男は皆逞しい腹筋とそそり立ったペニスを露出させ、女も絹のような柔肌を晒していた。
 彼らは二つあるベッドの内の一つを占領し、騎乗位に女を犯している。
 一人が下から突き上げ、一人がその背後から尻穴を穿ち、残り二人はマスを掻いている。
(え、ええ? あれっ、ひょっとしてお尻にも入ってるの!?)
 がつがつと腰を交互に打ち付けられ、女の体がリズミカルに踊る。
 だが銀髪の女は二本の怒張を受け入れながらも、その激しい性交に感じているようだった。
 涎をだらしなく垂らし、眉根をハの字に寄せ、甘い嬌声を上げている。
 垂れ目の翠の瞳はしっとりと濡れて、実に色っぽい。
(ってあれ、ひょっとしてクロト様じゃ!?)
 そうだ、どこかで見た事があると思ったら。
 確かドルキの門下生の魔術師だ。腕が良くて頭も良くて人も良くて顔も良い。
 パセットすらも羨望を覚えるほど完璧な女性。
 それもドルキに将来を約束された一流の魔術師だ。
 それがどうしてこんな所で、こんな乱交紛いの事を。
(クロト様って、こんなエロエロだったんだ…)
 快楽を受け止め、悦に浸るその表情。
 唾液に濡れ、艶かしい喘ぎを漏らす唇。
 カーテンの隙間から漏れる光を受けて、汗と精液に濡れた裸体がヌラリとした光沢を放つ。
 細い腰がそこだけ別の生き物のように捻り、くねり、男を貪っていた。
(うわ…家の中、凄い匂い…っ)
 女と男の性の匂い。それに汗の匂いが交わり、鼻が曲がりそうだ。
 だが、不思議と不快ではない。むしろ、こちらも胸がドキドキしてくる。
 濃密な性の匂いに混じり、甘い、何かの花のような匂いがした。
「ドキドキしてるね♪」
「り、リオっち…これ、どうなってるの?
 あれ、クロト様でしょ? どうしてこんな事、してるのっ?」
「簡単だよ。クロトさんはね。自分に素直になっただけ。私もそう。
 そして、今度はパセットちゃんの番だよ?」
「…え? な、何言ってるのリオっ―っ!?」
 いきなりキスされた。
 柔らかい唇の感触が押し当てられて、それだけでどきり、としてしまう。
 不意打ちだったので抵抗する暇も無い。
 目を白黒している間にリオの舌がこちらの咥内に入り込んできた。
(っ舌っ、リオッちに舐められてっ)
 唾液に濡れた舌同士を擦り合わされる。
「くちゅっ―ちゅるっ、んちゅっ♪ れろれろ♪ じゅるるっ♪ じゅるじゅるっ♪」
「んーー!? んーー! んんんんんっっ!!!」
 咥内を舌で蹂躙されて、反射的に体を暴れさせた。
 ところがしっかりと抱き付かれているせいでビクともしない。
(どうしようっ、リオッちに、キスされてる!?)
 キス自体は嫌ではない。ただそれは男と女でやるものだと思っている。
 それに親友だと思っていた娘から唐突にされるのも衝撃的だった。
 それもじゃれあうようなキスではなく、性的な意味のものを。
 どろり、と大量の唾液を送り込まれる。

321:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:16:54 SwFdKQpN
 甘酸っぱいそれを自分のものとぐちょぐちょと音を立てて掻き回される。
 いやらしい音に頭がどうにかなりそうだった。
 ふんふんという互いの鼻息がこそばゆく、真正面の愛らしい顔にどきどきしてしまう。
 唾液の量も徐々に増えて―ごくり。思わず飲んでしまった。
(うあ…リオッちの涎、飲んじゃった…どうしようっ)
 別に死ぬわけではないのだが。
 それでもこれで只の主従や親友との関係からそれ以上のものへと変わった気がした。
「♪ んんっ、ちゅるるるるるるっっ♪」
「!? っ!! っ!!」
 思いっきり舌を吸引されて、閉じた瞼の裏で火花が散った。
 舌の粘膜が性感帯のように敏感になっていて、蕩けそうな愉悦が走ったのだ。
 背筋にぞくりとしたものが走り、キスによる官能を思い知らされる。
「―ぷあっ♪ あ、はあぁ♪ どう? パセットちゃん? ちゅー、気持ちよかった?」
「んああぁぁぁ……パセットはもう駄目ですぅ…」
 真っ赤な顔になって膝が落ちた。
 縋りつくようにひらひらのスカート部分に抱きつく。
 じゃれてるのではない。力が入らないのだ。
(やばいよやばいよパセット。凄いドキドキしてきた)
 体は蕩けたように力が入らない、長風呂の後のように頭がぼうっとする。
(―うん? あぁ、リオッち、むっちゃ良い匂いするなぁ)
 抱きついたスカートの向こうから甘い匂いがする。
 この娘特有の匂いだが、それがまた今日は一段と強いような。
「ううん、リオッち、良い匂いぃ…堪んないよぉ…」
 クンクンと匂いを嗅ぐ。嗅げば嗅ぐほど頭に靄が掛かるようだ。
 そしてそれと比例するように胸のドキドキが大きくなる。
 更に、じくり、と股下が疼くのを自覚した。
(…うぅん…パセットってば、まさか…エロイ気分になってるの?)
 アンアンと喘いでるクロトが目に入り、気持ち良さそうだな、と思ってしまう。
「あっ♪ あぁんっ♪ イきます、いきますっ♪ あはっ、はぁん♪
 ウンチの穴も、ドロドロマンコもっ♪ あぁんっ♪ いいっ♪ 
 あっ、あっ、あっ、ああっ♪ キュンキュンします♪
 あっ♪ あ、あっ、ぁ、あ、あ、あ、あ、あ、あっああぁぁ♪
 イクイクイクイクイクイクイクあぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁんんん!!!!」
 ビクンビクン…!
 あられもない声を上げて、目の前で尊敬する魔術師の女は達した。
 体中を痙攣させながら、半開きの口から涎をタラタラと零している。
 魔術師なんてそこには居なかった。今目の前に居る女は只の雌だった。
 アクメを迎えたクロトを祝うように射精が行われる。
 ヴァギナに。アナルに。
 そして彼女の左右から更に男が二人、その端正な顔に、美しい髪に。
 どぴゅどぴゅと淫らなパックを施していった。
「あはぁ…熱うい…♪」
 クロトはそれを目を細めながら受け止めている。
(…え、エロ過ぎる…)
 それは自分もか。さっきから股下がじくじくと疼いてしょうがない。
 クロトの嬌声が耳について離れず、また立ち上るオスの匂いに頭がどうにかなりそうだ。
 ずるり、と二本の穴からペニスが引き抜かれた。
 あん、とクロトが甘い声を漏らし、その結合部から白濁液を逆流させる。
「―って、何あれっ?」
 ペニスが抜けた結合部。
 女性器があるべき所に何かが張り付いていた。
(…何? 花、なの?)
 上下左右に広がる肉色をした四つの花弁。
 その中央に陰唇そっくりの穴が開いており、解れたヴァギナ同様にひくついている。
「ふふふ、あれはね、アドニスっていう魔物なの」
「へ? ま、魔物!? あの花みたいなのが!?」
「うん♪ 子宮の中から生えてるんだよあれ」
(いやいやいやいや。そんなエロイモンスター、居るんだ?)

322:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:18:24 SwFdKQpN
「アドニスはね。女の子の子宮に寄生して、その中で男の人の精液を吸って成長するの。
 母体をすけべな体に徐々に改造しながらね♪
 だからアドニスに寄生された女の子はおっぱいがおっきくなったりするんだよ♪」
「な、なんですとっ」
(そ、それは聞き捨てなりませんな)

「でしょう♪ だから、パセットちゃんにも寄生させてあげるね♪」

「……え? いや、リオッち、何を言ってる?」
「ふふふ。お腹の中でアドニスが成長しちゃうとね? その中で種子が作られるの。
 そして寄生された女の子は、お腹の中のその種子を別の女の子に植えつける。
 種子を植えつけられた女の子の中でアドニスは成長して、また新たな種子を作る。
 そうやって無限に増えていくんだよ♪」
「…ちょっと待って。それじゃ、もしかして…リオッちも…?」
「あったりー♪」
 リオがスカートの端を摘み、するすると引っ張り上げていく。
 露出された彼女の股下には、クロトと同じ、肉の花が咲いていた。
「そ、そんな…」
 変わってしまった親友の姿に愕然とした。
 この、得体の知れないモンスターのせいで、リオは変わってしまったのか?
「うーん。半分当たり、かな? 元々私、人間じゃなかったみたいだから」
「…は、え?」
 股から生やした花が発する甘い匂いのせいで上手く思考が働かない。
 半分当たり? 人間じゃない? さっきから何を言っているのか分からない。
「まあ、これは見てもらった方が早いかな?
 昨日までは病弱虐められっ子だったリオ=リビディスタ。だが実態は!?
 へーんしん♪」
「うわわっ」
 ノリノリの掛け声と共にリオの体から黒い靄が溢れ出した。
 黒い靄は少女の体を包み込むと、あるべき姿へと変えていく。
 衣服を淫らに改造し、蝙蝠の翼をはためかせ、二本の尻尾を生やす。
 桃色の髪の先から、艶やかな紫色の髪が伸びた。
 最後に、ぴこん、と猫耳を生やしてそれは終わった。
「じゃーん♪ 淫魔リオだよ♪」
 にゃん♪ と声色を作って猫っぽいポーズ。
 パセットは変わり果てた友人の姿に硬直した。
 悪魔と猫を足して割ったような姿は確かに愛らしい。
 快活になった今の彼女に相応しい姿と言える。だが、
「……え、」
「?『え』?」

「エロ過ぎるわぁぁぁあああーーーーー!!!」

「にゃうっ!?」
 怒りの一喝に淫魔はたじろいだ。
「肩、肩見せるんじゃないの! っていうかそのスカートは何なのさ!?
 バックリ中見えてる! 見えてるの! 何考えてんのさ!? 
 露出狂っ? 羞恥プレイなの!? そんな変態を育てた覚えはありません! キリッ!」
「うにゃぁん? パセットちゃん、この格好、気に入らない?」
 お尻を向けて、挑発するように腰を振る。
 二本の尻尾がユラユラと揺れて、そのすぐ下から、
「だから見えるのっ! は、破廉恥すぎだよもうっ! 普通の服に戻ってよう!
 でないと、パセットは、パセットは!!」
「おかしくなっちゃう?」
 図星をつかれて硬直した。
 そう。わざわざ大声を上げたのも怒ったのも自分の感情を誤魔化す為だ。
 湧き上がる、性欲を。
 この友人と、一緒にふしだらな行為に溺れてみたいという情欲を。

323:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:20:08 SwFdKQpN
「ふふふ♪ いいんだよ? パセットちゃん?
 ううん。私、パセットちゃんと一杯気持ちいい事してみたい。
 ねえ? エッチな事、一緒にしようよ?
 私だって、もうおマンコ、疼いて、しょうがないから」
 踏み出したリオに気圧される。
 膝を突き、腰に力が入らず、女の子座りの大勢のまま、両手を後ろに付き、仰け反る。
 リオは四つん這いになって、こちらににじり寄った。
 同じ目線に、紅い獣の瞳がある。
 蛇に睨まれた蛙ってこんな気持ちなのかな、と心の片隅で思った。 
「で、でも、パセットは、そんな気持ち悪い花、いらないっ」
「にゃぁ、これが気持ちいいのに」
「い、いらないったらいらないっ!」
「ふーん? それじゃあいいよ?
 パセットちゃんにはアドニスの種子、植え付けないようにするから」
「ほ、ほんと!?」
「うん♪ その代わり、私達のお花に、たっくさん『栄養』を貰うね♪」
「…え?『栄養』?」
「うん♪ それじゃ、よいしょっと♪」
「ふやっ!?」
 体を軽々と持ち上げられる。 
「パセットちゃん、軽い♪」
「え、ええ!?」
 あんなひ弱だった娘が、いつの間にこんな力持ちに?
「だから。私、モンスターなの♪ 悪魔と、猫さんモンスターのハーフなの♪」
 説明をしながらもお嬢様抱っこをされた体は運ばれる。
「いや。そんな事、いきなり言われても」
「? 分かりにくいかな? 別にいいよ♪
 パセットちゃんには生まれ変わった私の相手をしてもらうから♪」
 ぽす、とベッドの上に着地。
 隣のベッドではクロトがメンツを入れ替えて再び二穴攻めを味わっていた。
 あんあんと甘い声がすぐ横から聞こえて、もうそれだけでどうにかなりそうだ。
「ふふふ。クロトさんのエッチに見とれてる場合じゃないよ?」
「わっ…リオッち、顔、近いっ」
「ふふふ♪ 可愛いパセットちゃん♪ もっと可愛くしてあげるから♪」
 ちろり、と舌なめずりをするリオを見て、この娘は本当に悪魔かも知れないと思った。
 というか怖い。
「それじゃまずはご開帳ー♪」
「え、ええ!? ちょ、やだっ! リオッちストップ、ストップーっ!!」
「待った無しー♪」
 じゃきん、とリオの指先から凶悪な爪が伸びる。
 ぞろり、とそれに舌を這わす姿は快楽殺人の犯行者のそれ。
 はあ、と熱い吐息を漏らしながら、その切っ先を襟元へと押し当てる。
「ちょ、リオッち、落ち着こうよ? ね?」

「黙って。動くと死ぬよ」

 その冷たい声に、ぞくり、とした。
 目の前の女の子が、リオに似た『何か』に思えてしょうがない。
 魔物。モンスター。悪魔。人間の敵。
 今この瞬間、確かにこの娘は人の心を持たない化け物だった。
 びいいいい、絹の裂く音が響く。
 淫魔の爪は鋭い。皮膚に触れれば抵抗も無く切り裂かれるだろう。
 ごくり、と生唾を飲み込む。隣のクロトの喘ぎがどこか遠くの事に思えた。
「―はい。おっしまーい♪」
 メイド服を縦一文字に切り裂いたリオはご満悦の様子だった。
 いつもの愛らしい表情に戻っている。
(……さっきの、気のせいだったのかな?)
 さっきのリオは石ころでも見るような目で、こちらを見ていた。
 無機質な声も、気味が悪かった。全部、思い過ごしだったのだろうか。
「ふふふ。どうだろうね♪」

324:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:21:49 SwFdKQpN
「…あれ? 今パセットの脳内に突っ込みを?」
「それよりもパセットちゃん! アソコ、毛生えてるんだね! 羨ましいなー」
「ひゃぁ!? み、見ちゃやだ!」
 メイド服の下には慎ましい肉体が潜んでいた。
 なだらかな胸は二歳も年下のリオに比べて発育が遅れている。
 剥き出しになった四肢は細くも無く太くも無く、齢十四の少女に相応しい。
 ただ、密かに濡れた女の丘陵にはうっすらと恥毛が生えていた。
 それを見られた事が妙に恥ずかしく、両手で隠そうとする。
 大した力も入らないので勿論リオに阻止されたが。
「隠さないで♪ いっぱい見せてよ♪ もうこれで見納めなんだから♪」
(あれ? 今、何か不穏な事言いましたか?)
 見納めって何ぞ。
「あっ! 花! 変な花植え付けるんだやっぱり!
 パセットはいらないって言ったのに! リオッちの裏切り者!
 悪魔! エロスの権化! ロリ!」
「うーん。全部当たってて何も言い返せないよう……
 じゃなくて。種子は植え付けないよ? 別のモノを生やすけどね♪」
「…? 別のモノって、何さ?」
「すぐに分かるよ♪ ―えい♪」
 ぶうん。リオが伸ばした手の先、魔術陣が現れる。
 黒く、僅かな熱を持ったそれはパセットのヴァギナに押し当てられた。
「あ、あつっ!?」
「ちょっと我慢してね?」
 次の瞬間、黒い靄がリオの体から噴出し、魔術陣に目掛けて収束した!
「ひゃわあぁぁぁぁっっ!?」
 唐突に、脳天に快楽が叩き込まれた。股から強すぎる刺激が送られてくる。
 黒い靄が、魔術陣を通してパセットの女性器に流れ込んでいるのだ。
 いや、正確に言うと陰核に。
(く、クリが、びきびきって、なってる…!?)
 黒い靄がピンク色の真珠に流れ込むと、目も眩むような官能が巻き起こる。
 目がつーんとして、耳鳴りがなった。力が抜けてしまった体ががくがくと震える。
「こ、これぇっ、ダメェっ! 止めて! リオッち、止めてよぉ!」
「はぁ…♪ はぁ…♪」
 正体不明の官能に恐怖し、助けを求めた。
 だが友人はどこかうっとりとした様子で艶かしい吐息を漏らすだけ。
 びきびきっ。
「んぎゃんっ!?」
 陰核が軋む音を聞いた気がした。
 刺すような刺激が、疼きを含んだ官能へと変わっていく。
 痛みよりも、快楽が勝っているのだ。
 何かが、おかしくなっている。
 だがそれを確かめようと思っても、股には黒い靄が纏わり付いていて様子が分からない。
「はぁ♪ ふふふ♪ もういいかな♪」
 リオが手をゆっくりと引いていく。
 その動きに合わせて押し当てられた魔術陣もヴァギナから離れていき、
「ひゃ!? ああぁぁぁぁっ!!」
 快楽が弾けた。
 まるで陰核をしごかれるような感触だった。
 魔術陣が徐々にパセットの女性器から離れ、『それ』が姿を現す。
 最初に確認出来たのは逞しい胴だ。
 皮に覆われたそれは足の親指よりも遥かに太い。
 次に浮き出た血管。そして凶悪なまでに張り出された雁首。不気味な裏筋と続く。
(え、これってっ、これってぇ!?)
「じゃーん♪ できましたぁ♪」 
 ぶるぅん。僅かに空気を震わせながらそれがパセットの股下で屹然と現れた。
 真っ赤な亀頭部分を天に向けて、びくびくと脈打っている。
 それはどう見ても、
「これはもっといらないーーっ!?」
(ち、ちんちんだ! パセットに、ちんちん生えちゃった!? 何で!?)

325:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:23:24 SwFdKQpN
「ふふふ。それはね私の中の悪魔としての力。
 女の子におチンポを生やして、そこから精気を吸い取るの」
「何てエロイ悪魔だ…!」
「…うぅ。否定はしないよ…。でもでも、きっと気持ちいいよ♪ ―ほら♪」
「ひゃぁ!?」
 逞しいフタナリペニスを優しく撫でられると、目も眩むような快楽が弾けた。
 びりびりとした刺激はまるで肉の真珠を触られた時と同じ感覚だ。
「それは当然だよぉ♪ クリちゃんをおチンポに改造したんだから♪」
「い!? じょ、冗談でしょ!? そんな事されたらっ」
「きっととっても気持ちいいよ♪」
 でも、壊れちゃうかもね。と息を荒げて言うリオに再び背筋に冷たいものが走る。
 猫目が細まり、ぺろり、と舌なめずり。
 逃げようと思った。
「ふふふ。だーめ♪」
 パチン、と淫魔が指を鳴らす。黒い靄が現れ、パセットの二の腕に纏わり付いた。
 それは蛇のように細まり、細い腕を縛り上げる。力強く、振り切れない。
 黒い触手とも言うべきそれは、パセットの腕とベッド脇の手すりを繋ぎ合わせた。
 拘束されている。そう自覚した直後、黒い霧は姿を変え無骨な鎖と変化する。
「はぁ♪ はぁ♪ 初めてのエッチがフタナリチンポで拘束プレイだなんて興奮するね♪」
「い、やだぁっ、外してよぉっ、これ、とってよぉっ」
 そうは言うが心の中ではリオの言う事を肯定していた。
 淫魔の体臭が。アドニスの催淫香が。幼い精神を歪めている。
「ふふふ。嘘ばっかり。パセットちゃん。期待してる癖に」
「し、してない! こんな変態プレイで、興奮しません!」
「フタナリチンポこんなにびくびくさせてるのに?」
「ひゃぐっ!?」
 ぴん、と軽く爪弾かれて珍妙な悲鳴を上げてしまった。
 痛みよりも快楽の方が大きい事に驚いてしまったのだ。
(こ、こんな事されてるのに、気持ちいいよっ、おかしいよ! こんなの!)
「ふふふ。意地を張らないでパセットちゃん? 一緒に気持ちよくなろ?
 それで、私のアドニスの花にたくさん新鮮なザーメンを注いで?
 そしたら、私の中のアドニスが育って、種子を沢山作れるの。
 それから、沢山女の子を犯すの。
 泣いて、謝って、絶望する女の子達に無理矢理種付けするのっ。
 はぁっ、はぁっ―クロトさんも、そうだったっ。
 嫌だ嫌だっって言って、でも今はこんなにエロエロになって…!
 ん、はあぁっ―ふふふっ、そうやって、ここに居る女の子を皆犯すの!
 皆、犯して、堕落させるの! ふふふっ! あはははははっっ!」
「…リオッちじゃない…」
 興奮しながら真意を告げた魔物は、自分の知ってるリオではなかった。
「ふふふ。何を言ってるのパセットちゃん? 私はリオだよ?
 でも、昨日までのリオとは違うの。生まれ変わったの。
 パセットちゃんにはね、生まれ変わった私のお手伝いをして欲しいの。
 してくれるよね? だってパセットちゃんは私のお友達なんでしょ?
 私の、メイドさんなんでしょ? だったら、私のお願い『聞いてくれるよね』?」
 正面から紅い双眸が叩き付けられる。
 その瞳も。声も。魅了の魔術となってパセットを襲う。
 どんな理不尽な命令にも応えたくなってしまう。だが、

「やだ!」

「え? あれ?」
 真正面からその瞳を睨み返した。
 何が不思議なのか、リオは狐に摘まれたような顔をしている。
「今のリオっちは正気じゃないんだよ! きっとその花に、操られてる!
 一度屋敷に戻ろう? 戻って、その花を取ってもらおう? そしたら、」
「パセットちゃん?『私のお願い聞いてくれないの』?」
 きいん、と耳鳴りがした。視界がぼやけ、リオの声のみが頭に入り込んでくる。

326:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:25:02 SwFdKQpN
(駄目駄目! リオっちの為だもん! こんな訳のわからん事で、負けてたまるかー!!)
「そんな我侭な子に育てた覚えはなーい!!」
「…一度目は効いたのに…どうして?」
 本人の意思? 流石パセットちゃん―ぶつぶつとリオが呟いてた。
「リオっち! 一緒に帰ろ? 旦那様と奥様に事情を説明して、」

「うるさい」

「…リオっち?」
「『元』友達だからって少し調子に乗りすぎだよ」
「え?『元』って何?」
「いい。もう知らない。優しくしてあげようと思ったけど、やーめた」
 無言で掌をフタナリペニスへと伸ばす。
 魔術陣が展開し―ばちん!
「っ!!!!」
 電気が走ったような感覚に目を剥く。
 直後にパセットのペニスに、『束縛』を意味する不気味な魔術文字が浮かび上がった。
「これでオッケー♪ さ、じゃあ初めよっか♪」
 目を白黒させるパセットの股上にリオが押し乗った。
(む、無理矢理する気!? パセットから、精気を吸うつもりなんだ!)
「半分当たり♪ ―えい♪」
 ずりゅりゅぅ、と敏感な肉棒が柔らかい肉穴に包まれた。
「っ!? ひゃっ! あぁぁぅ!」
「にゃ、にゃあぁぁっ♪」
 敏感な粘膜同士の接触にお互い甘い声を上げる。
(こ、これぇ! い、いくらなんでも…はううっ…き、きもちよすぎるよぉ!)
 うぞうぞと蠢く肉の穴は粘液まみれでドロドロだ。
 クリペニスが深い彫りの肉ヒダに揉まれ、しゃぶられると溶けるような官能が生まれる。
 淫魔の膣から生えた花の中は狭く、うぞうぞと蠢いている。
 まるで花開いたそれに、ペニスを食われているようだった。
「はぁっ♪ にゃぁんっ♪ パセットちゃんのフタチンポ、美味しいよぉ♪」
 ぐちり、とリオが腰を捻る。
「ひゃあん!?」
 キツイ茎の中で肉竿が捻られ、快感が背筋を駆け上がる。
(駄目っ、こんなのっ、耐えられないっ)
 女の中がこんなにも良いものだとは、思っても見なかった。
 ましてやペニスと化した陰核が送り込む刺激も凄まじく、脳はショート寸前だ。
「ふふふっ、さぁっ、動くよパセットちゃん!」
 だというのに騎乗位の淫魔は腰を使って上下運動を始めた!
 ずっちゅっ! ずっちゅっ!
「ひっ!? きゃぁぁぁあっ!」
「にゃっ♪ にゃぁんっ♪」
 じゅぷじゅぷと、花開いた結合部から粘液と空気と混じる音が響く。
 それがいやらしいと思う暇も無い。
 どろどろの花肉の中で膨張した陰核が舐めしゃぶられ、しごかれる感触は正に法悦。
 びりびりとした痺れを伴う快楽に、爪先がぴんと張り、腰が震える。
「どうっ? パセットちゃんっ!? にゃっ―にゃんっ♪
 フタチンポっ、気持ちいいでしょ!? 私もっ、リオもっ! 
 にゃっ、あんっ♪ にゃん♪ にゃぁん♪ あ、はあぁ♪ いい♪ お花いいのっ♪
 お花の内側、おマンコよりも、感じるのぉっ♪ 腰、止まらないのっ♪」
 じゅっぷっ! じゅっぷっ! じゅっぷっ!
「ちょっ! 待っ…、あっ!? あひっ…やっ!? んあああぁぁっ!!
 そんなにっ、激しくっ、したらぁっ!」
 びくびくとペニスが脈動する。
 どろどろの粘膜を何度も擦り合わせる内に、それらが溶けて一つになるような気がした。
(……っ!? なんか、根っこに、溜まってっ!?)
 巨大陰核の根元に、重い疼きが溜まっていく。
 それは徐々に肉棒の先へと向かっていた。
 じわり、とした愉悦が陰核の中心をゆっくりと進行する。

327:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:26:46 SwFdKQpN
 射精、してしまう。
「で、でちゃうよぉっ…! パセット、女の子なのにっ、せーし出しちゃうよぉ!」
「にゃはっ♪ いいんだよっ、パセットちゃんっ! にゃん♪ …にゃぁんっ、にゃん♪
 はぁっ、あはぁ…っ♪ 私の中に、どぴゅどぴゅしても♪
 私のお花に、たっくさん栄養を頂戴♪」
「だ、だめだめっ! そんな事したら、種子が、出来ちゃうっ!」
 そうなったらまた別の娘が犠牲になってしまう。そんな事はさせられない。
「我慢するだけ無駄だよパセットちゃん♪
 淫魔の腰使いに、耐えられるわけないんだから♪」
 それっ、と声を掛ける。同時に腰が時計回りに捻られた。
「ひゃあうっ!?」
「にゃ、あぁぁんっ♪」
 亀頭をぐるり、と擦られ、甘い官能が渦巻く。
「次っ、逆、回りっ―んにゃぁん♪」
「ひゃあんっ…!」
 左回りの回転に再び脳天に快楽が叩き込まれた。
「は、あっん♪ パセットちゃんの、フタチンポっ、おっきくて、お腹広がっちゃう♪
 リオの中、パセットちゃんのチンポの形になっちゃうよぉ♪」
「そ、そんないやらしい事っ、」
 止めて。そんな淫らな言葉を使わないで。
 元でも暴力的な快楽でどうにかなりそうなのに。
 今にも噴出しそうな精液を、必死に堪えているのに。
 顔を真っ赤にしながらプルプルと震えてしまう。
「パセットちゃん可愛い♪ ね、私は? リオは可愛い?」
「ふ、ぇ?」
 馬乗りになった少女を思わず見返してしまう。
『ぎらり』とその紅い瞳が輝いた気がした。
「リオも可愛いよね?『パセットちゃんは、私の言う事何でも聞きたくなるよね』?」
 魅了の魔術が、精神を犯す。
(あ、駄目、だめ、だめ…負けちゃ、駄目)
 駄目なのに。赤い瞳に映る自分の青い瞳が、徐々に虚ろになっていく。
「『フタナリおチンポ気持ちいいよね?』」
「うん、うん! 気持ちいいっ、リオッちに生やしてもらったちんちん、いいの!」
「でしょ? んっ―にゃっ、ん♪」
「はぁっ、んっ、はぁっ、溶けちゃうっ、パセットのおチンチン、とけちゃうよぉ…!」
「そうでしょ? おチンポっいいでしょっ、にゃんっ♪ にゃんっ♪ にゃぁん♪
 でもっ―にゃっ、ん♪ ドピュドピュしたらもっと気持ちいいよ♪
 だから『我慢しないで』♪」
(あ、そんな事、言われたら…)
 腹に込めていた力が抜ける。もう、我慢できそうに無かった。
「あっ!? あっ! あっ! あ! あ! だめっ! 出ちゃうっ!
 セーエキ出ちゃうっ! 駄目なのに! だめだめだめっ!」
「駄目じゃないよ! 早く出して! リオのお花に、ザーメン注いでぇ!」
「いやだめぇぇぇぇぇっ!!」
 びくびくびくっ!
 ペニスが脈動する。精液が陰核の中央を通り抜ける感覚に意識が白む。
 だが、

(……、う、そ…で、ないっ)
「出ないよぉ!? どうしてぇ!?」
 フタナリペニスはどくどくと脈打つだけで白濁液を噴出す事は無かった。
 にたり、と淫魔の少女が禍々しい笑みを浮かべる。
「おしおきだよ」
「な、なんでぇ!?」
「パセットちゃんが言う事を聞かないから。このチンポ、ドピュドピュできなくしたの。
 ふふふ。どう? パセットちゃん? 苦しい? 苦しいでしょ? ふふふ。
 あはははははははははっ!」
「いやぁぁぁっ! 許してぇ、リオッち、パセットが悪かったからぁ!」
「だーめ♪ お仕置きだって、言ったでしょ!」

328:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:29:48 SwFdKQpN
 じゅっぷ! じゅっぷ! じゅっぷ!
「んきゃぁぁぁぁっっ!? あ、ああ、あああああ!!」
 淫魔が自らピストン運動を開始した。
 小さな体を上下に動かし、快楽を貪る。
「にゃん♪ にゃっ♪ あっ、にゃっ、にゃぁん♪
 チンポっ、チンポいいのっ♪ パセットちゃんのチンポ、大好きぃ♪
 にゃっ、にゃぁ、にゃっ、にゃ、んあぁんっ♪」
「だっ、めっ! しぬっ、しんじゃうぅ!! おちんちん破裂するう!!」
 淫魔の責めは壮絶だった。
 只のピストンではないのだ。
 ところどころで腰に捻りを加え。回転を加え。
 かと思えば動きを抑え。次の瞬間には激しいストロークが開始される。
 流水のような腰使いに、改造陰核の耐久値はあっと言う間に限界を超えている。
 びくびくと脈打つが、束縛の魔術を施されたフタナリペニスは射精が出来ない。
 だというのに、腹の底から新鮮な精液が次から次へと肉棒へと輸精される。
「あはっ♪ すごいよぉ♪ パセットちゃんのチンポ、どんどん膨れてく♪」
「いやあぁ! 許してぇ、許してよぉ! おちんちんっ、破裂しちゃうよぉ!!」
 比喩でもなんでもない。
 現に肥大陰核の体積は徐々に増している。このままでは本当に破裂しかねなかった。

「許してあげようか?」

 突然の呼びかけに、思考が止まった。
「私の言う事、ちゃんと聞いてくれたら、射精させてあげる。どうパセットちゃん?」
「うんっ、うんっ、分かった…! 分かったから…」
「ふふふ♪ いい子だねパセットちゃんは♪
 じゃあ、まずは私の事、『リオ様』って言って見て?」
「…え、でもっ」
「おちんちん破裂しちゃうよ?」
「は、はいっ、リオ、様ぁ」

 この瞬間、パセットの中で何かが壊れた。

(あれ? パセットは、リオッちの友達なのに、なんで、様なんて付けてるの?)
「ん? だってパセットちゃんは私のメイドさんでしょ?
 それじゃ、ちゃんと様付けしないとね♪」
(あ、そっか、そうだよね、リオ様は、パセットのご主人様だもんね)
「うんうん♪ パセットちゃん偉い♪
 私、パセットちゃんの事見直しちゃった♪ だーいすき♪」
 ちゅ、と頬に愛情の証。
 それだけで幸せな気持ちが溢れてくる。
 何かが間違っていると心の片隅で思っても、それを追求する気力は残っていない。
「はぁっ、はぁっ、リオ様ぁ…おちんちん、切ないですうっ」
「あ、御免ね? フタチンポ、ビュービュー射精したいよね?」
「はい、はいい! しゃせーさせて下さい!」
「うん、いいよ♪ でも、条件があるの♪」
「な、なんでしょうかぁっ?」
 心が酷く廃れている。卑屈になったそれは、数分前のパセットとは別物だった。
 人懐っこくて、前向きで、どんな事があってもめげない少女はそこに居ない。

 パセットはリオの操り人形と化してしまった。

「実は射精自体はもう出来るように魔術を解いてあるの♪
 でもねぇ、それは特定の場所―ううん、『穴』かな? 平たく言うとね?
 パセットちゃんのチンポはクロトさんのお花の中じゃないと射精できないの」
 なんだ、そんな事か。それなら、
「クロト様ぁ、お願いですぅ…パセットのおちんちん、鎮めてくださぁい…」
「う…ん…?」
 何度目かの絶頂に達し、その余韻に瞳を曇らせていたクロト。
 そのエメラルドの瞳が、こちらをぼんやりと捉えた。

329:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:32:12 SwFdKQpN
「はぁ…♪ おチンポぉ♪」
 元でも垂れ目だったクロトの瞳が淫蕩に細まる。
 すぐに彼女はその場から起き上がり、ベッドを降りた。
 そしてベッドに上体を預けると、膝立ちになり、尻をこちらに向ける。
 流し目を背中越しに送りながら、クロトはオスを誘うように腰を振った。
 ぶじゅり。花開いたアドニスの陰唇から精液が逆流し、催淫香を放つ。
 我慢なんて、出来る筈も無かった。
「はぁ、はぁっ! クロト様っ、クロト様っ!」
 息を荒げながら、横並びの二つのベッドの隙間に降りる。
 そしてこちらを挑発する雌へと狙いを定め、肉棒を花の中心へとあてがう。
 鼻息も荒いその姿は、発情したオス犬そのものだった。
「あ、そうそう言い忘れてたけど、」
 ずりゅりゅりゅ!
「あっはぁぁぁんっ♪」
「ひゃわぁん!?」
 リオが何かを言い掛けた瞬間、フタナリペニスが花の中へと沈んだ。
 小さなご主人様に比べれば若干ではあるものの締め付けは緩い。
 こちらを搾り取るような動きも甘く、突っ込んだ瞬間射精する事態にはならなかった。
 それでも花の中は普通の女の膣とは比べ物にならないほど具合はいいのだ。
(気持ちいい! 気持ちいい! 腰、動いちゃう!)
 ずちゅっ! ずちゅっ! ずちゅっ!
「あっ!? いいっ…♪ もっとっ、ついてっ、下さいっ♪」
 パセットがはっ、はっ、と舌を垂らしながら滅茶苦茶に腰を使う。
 アドニスの内部をぐちゃぐちゃに攪拌すれば、自分の肥大陰核が蕩けそうな快楽を訴える。
 魅了の魔術に汚染された精神は、貪欲に快楽を求めて、
「おーいパセットちゃん。聞こえてる? 今クロトさんのアドニスはね、大分成長してるの。
 元々私の中で育った種だからね成長が普通のよりずっと早いみたい。
 それでね? パセットちゃんのフタチンポも私の魔力を注いで生やしたから、少し凶悪。
 淫魔の精気が凝縮されててね。そのザーメンを今のクロトさんに注いだら―ふふふ。
 多分あっと言う間にアドニスは成体にまで成長するね♪」
(え? 何? リオ様なに言ってるかわかんないよっ)
 今はクロトを犯すのに夢中だった。
 勢い良く腰を前後に振り、ピストン運動にて目の前の女の腰に叩き付ける。
 粘液が空気に混じる音とは別に、ぱつっ、ぱつっ、と恥骨同士がぶつかる音が響いた。
 こんなに、気持ちいいことがあるなんて知らなかった。
「ふふふ♪ そうでしょ♪ でもねぇ、ドピュドピュしたらもっと気持ちいいよ♪
 でも、そうしたらクロトさんのアドニスは成長しちゃうね。
 きっと、お花を出産しちゃうよ? そうしたら、もうアネモネになるまですぐなんだから。
 分かる? パセットちゃん?」

 パセットちゃんが、クロトさんを化け物に変えちゃうんだよ?

「え?」
 魅了の魔術が、急に途切れた。
 正気に戻ったパセットの脳内でに、先程のリオの言葉が反芻される。
 射精すれば、クロトが人間ではなくなってしまう、と。
「いや、だめっ、そんなの駄目っ」
(パセットのせいで、クロトさんがモンスターになっちゃうっ)
 そんなのは駄目だ。認められない。絶対に阻止してみせる。
 そう、心では思っているのに。
 ぱんっ! ぱんっ! ぱんっ!
「あっ!? やだっ! なんで!? 腰っ、止まんないようっ!」
 自分の意思とは無関係にクロトを犯してしまう。
 散々焦らされた肉体は、理性よりも本能を優先させていた。
 封じられていた射精の快感を味わいたい、と。
「いやあっ! いやあっ! 止まって! 止まってよぉ!」
「どーしたのパセットちゃん? そんなにズンズンパンパンして?
 しゃせーしちゃうよ? 淫魔の魔力が凝縮したこってりザーメン、ドピュドピュするよ?
 そんな事したらクロトさん、大変な事になっちゃうよ?」

330:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:33:32 SwFdKQpN
「らってぇ! だってぇっ! 気持ちよくてっ、止まらないのぉっ!」
「私も、気持ちいいですっ」
「ひゃぁう!?」
 きゅぅ、と花の内側が締まる。クロトが力を入れたのだ。
「そ、そんなに締め付けたら、出ちゃうよぉ! せーし出ちゃうよぉっ!」
「出して下さいっ! 私の中に、あついザーメン注いで下さい!
 びゅるびゅるっ、って、注いでくださいっ!」 
 クロトの声が、脳髄に染み渡る。
「ほら? パセットちゃん? クロトさん、おねだりしてるじゃない?
 欲しいんだよ。こってりザーメン。お腹の中にいーっぱい。
 だからさ。ほら。我慢しないで? 射精してあげて?」
 耳元で主人の声がする。チャームの魔力はそこには無い。
 だが焦らしに焦らされた精神が、快楽を求める本能が理性を屈服させていく。
「あ、でも、でもっ!」 
「あんっ! あんっ! あんっ! おチンポっ! ザーメン!
 びゅるびゅるっ! して下さいっ! クロトの花マンコに! 
 あんっ! あっ、あっ、あっ、あっ! しゃせーして下さいっ!」
「いやぁぁぁっ! そんな声出さないで下さいぃ! ほんとに、もうっ!」
 ペニスがビクビクと脈動している。
 さっきは魔術で無理矢理射精を封じられていたのに、今度は自分の意思で我慢している。
 だが、それも限界だ。もう、後少し、少しだけでも背中を押されたら。

「あははははは!」

 突如、リオが腹を抱えて笑い出した。
「嘘だよ! 嘘、嘘! 一回ビュルッ、ってしたぐらいじゃ大丈夫!」
(え? そう、なの?)
「ほんとにもう、パセットちゃんってば私のいう事鵜呑みにして我慢しちゃうんだもん。
 尊敬しちゃうよ。でも大丈夫だよ? 一回くらいなら、しゃせーしても平気だから♪」
(あ、れ? それじゃ、パセットは、もう我慢しなくていいんだ?)
「うん♪ だからぁ遠慮無く、どぴゅどぴゅっ、てしてあげてね♪」
 その言葉が、引き金になった。

「あ、あぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁああぁぁっっっっ!!!!」

 陰核の真ん中に穿たれた輸精管の中を、大量の精液が流れていく。
 ペニスの根元に溜まっていたそれら全てが、出口に向かって殺到する!
 びゅるるっ!! どぷどぷどぷどぷどぷっ!
「ひああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁっっっっ!!?」
 陰核の真ん中からねっとりとした粘液が噴出される快感に、パセットは目を剥いた。
(き、きもちよすぎるぅっ!!)
 散々焦らされた挙句の大量射精。その開放感と快楽は、筆舌し難い。
 焼けるような快楽がペニスの根元から先まで溢れ、全身へ広がっていく。
「あっ、あぁぁぁっ、おぁぁぁっ!!」
 獣の咆哮を上げながら、目が白目を剥いた。
 ガクガクと体が痙攣し、犬のように舌を垂らす。
 だというのに射精はまだ終わらない。
 どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ。底を知らないようにクロトのアドニスへと精を吐き出す。
 その度にパセットの小さな体が痙攣した。
「あっ、はぁ…♪ そんなに、しゃせいーしたらっ、私っ、イキますっっ…!
 しゃせーだけで、イってしまいますぅ…! あぁぁぁあぁぁぁっ!!」
 続けてクロトが達した。
 いつものように雌の表情を浮かべながら、アクメを噛み締める。
 すると子宮に連動してアドニスの花もきゅうきゅうと痙攣し、
「んあおおぉぉぉっっ!!? おおおぉぉぉっ!!!」
 射精し続けるパセットの肉棒を絞め付ける。
 さながら雑巾絞りのようにうねる、その責めに、フタナリペニスは再び勢いよく射精。
(しゃせーっ、止まらないっ、止まらないよぉっ!!)

331:永久の果肉9 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:35:08 SwFdKQpN
「しんじゃうっ! きもちよくて死んじゃうぅぅ!! あああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
 髪を振り乱しながら犬が吼えた。
 涙と涎でベタベタになった顔に、栗色の髪が張り付く。
「はぁ…♪ パセットちゃん、可愛いよぉ♪ 可愛すぎるよぉ♪
 にゃぁん♪ パセットちゃぁん♪ 好きぃ♪ 大好きぃ♪」
 主が背中から忍び寄り、アクメ顔をペロペロと嘗め回す。
 その感触すらも快楽に直結し、再び射精。
 射精射精射精。
 フタナリペニスは壊れた蛇口のように精を吐き出し続け、

「あはっ」

 いつしか、パセットは笑った。
 大量射精による快楽の無限地獄で、その純粋な心は、とうとう壊れてしまった。
「しゃせー止まらないっ、いいのっ! しゃせーいいのっ!」
 快楽に悶える顔が、快楽を喜ぶ顔へと変わっていた。
「びゅーびゅー、って気持ちいいのぉ!」
 涎を飛ばしながら、腰を使う。
 下半身の感覚は、眩い快楽以外、何もない。
 それは只の反射か、捻じ曲がった本能の産物だった。
「びゅるびゅるっ、もっとするっ、もっとしゃせーする!」
 アヘ顔のまま、再びピストンを開始。
「あっ!? おチンポ、またおっきく!? あっ! ああんっ!
 いいっ! いいですう! もっと、もっとハメて下さいっ!
 お花に、ザーメン注いで下さいっ!」
 クロトと二人揃って激しい性交を開始。
 魔物に寄生された女と、淫魔の魔力を注がれた女。
 二人は気絶する事も、死ぬ事もない。そして飽きる事も。
「ふふふ。やっと、素直になったねパセットちゃん♪」

 いつ終わるかも知れない二匹の獣の交わりに、淫魔は残虐な笑みを浮かべた。

332:乙×風 ◆VBguGDzqNI
10/04/05 18:36:35 SwFdKQpN
 ***  

 何度貴女の笑顔に助けられただろう。
 貴女は私を孤独から何度も救ってくれた。
 嫌な事を言っても、追い払っても、次の日にはまた笑顔で会いに来てくれた。
 嬉しかった。
 でもその度に、―自分はなんて矮小な人間なのだろうか。
 この太陽みたいに笑うメイドさんに比べて、なんて情けないお嬢様なんだろうか。
 ―そんなコンプレックスに苛まれた。

 そう。貴女が居たから私は救われた。
 でも。貴女が居たから、私はずっと惨めだった。
 好き。でも嫌い。
 相反する筈の二つの感情が、私の中でずっとせめぎ合っていた。

 でも。
 壊れてしまった貴女を見てから、思った。
 やっぱり、好きだったんだ、って。
 大切な物は、失ってからそれが大切な物だって気付く。
 それを、今思い知らされている。

 ごめんなさいパセットちゃん。
 酷い事をして、ごめんなさい。
 
 でも。パセットちゃんは、壊れても私のメイドさんだよ。
 ずっと、一緒だよ。絶対絶対、離さないからね。

 大好きなパセットちゃん。
 

 次回、永久の果肉第十話、

『Devil May Fawn』

 悪魔だって、甘えたいんだ。


 ***


 要望があったので懲りずに次回予告を入れてみました。
 ちょっと切ない話になりそうです。
 でもフルエロにする予定だけどね!!

 さてさて9話終了です。話も佳境へと突入してきました。
 作者の中ではエンドはある程度決まっています。
 というか、こーなればいいなー、みたいな。
 死人は一人も出したくありませんねー。
 シリアスな話は好きですけど、だったら尚更ハッピーエンドになったらいいなぁ、とか。
 本編中で辛い目に遭った分、最後は幸せになって欲しい。特にリオには。
 まあ、人外になっている時点で、幸せの定義付けが問題になってくるとは思いますが。

 さあて、今回はこの辺でお暇させて頂きます。
 いつものように感想や誤字脱字の指摘お待ちしております。
 それと一人でスレ容量使いまくってしまって申し訳ない。
 もうすぐ新スレとかどんだけー。

 ではではまた来週お会いしましょう。
 幼女万歳。

333:名無しさん@ピンキー
10/04/05 19:16:32 3eO1JmND
不覚にも「家を間違えました」て吹いた

しかし乙×風さんが規制に巻き込まれなくてよかった
本当によかった

334:名無しさん@ピンキー
10/04/05 19:49:34 L+OzlTju
新・SM小説書庫に寄生物の短編がアップされたので、置いときます。
URLリンク(remotecon.blog122.fc2.com)

335:名無しさん@ピンキー
10/04/05 20:19:13 /n/SDz1b
乙×風さんお疲れ様でしたー

あと3つはスレに投下できるだろうという自分の予想は
今週のエロエロ展開で木っ端微塵に砕け散った・・・

しかし、ここからどうハッピーエンドになるんだろう・・・
次回予告もエンディングも気になってまた生殺しの一週間が始まる
良すぎるのも考え物だなー

336:名無しさん@ピンキー
10/04/06 03:55:03 i0jf+A1+
くそう、軽い気持ちで読んだら寝るのが2時間近くも遅くなっちまったぜ…
もうパセットがヒロインにしか見えない、犬娘かわいいよ犬娘

337:名無しさん@ピンキー
10/04/06 09:05:49 MRkzpnYP
>>332
夜勤明けでごちそーさまでした。
相変わらずの睡眠妨害っぷりであります。

>>334
なぜ短編に終わるw
チアとか水泳部辺りをぐっちょんもっちょんした描写も在れば…!

338:名無しさん@ピンキー
10/04/06 23:05:32 K5V4eXZx
根底のコメディ臭が落差を出すからいいんだろうか。わからんけど良かった。

339:名無しさん@ピンキー
10/04/08 03:12:10 3OWXoW/X
先日、贖いの巫女を投下した者です。
半年ROMるとか言ったそばから何ですが、あれからもう一つ書き上げたので投下させてもらって良いですか?

と思ったのですが、次スレにしたほうがいいですかね? 話の長さはこの前とどっこいどっこいですが。
よろしければ最終チェックをしてから明日の晩にでも投下します・・・。

340:名無しさん@ピンキー
10/04/08 03:25:25 AQp0qaGD
メモ帳で大きさどれくらいになりますか?
余裕もたせるとして40KB越えてるならスレ容量足りないかもしれないので
次スレで投下するか次スレ立ててもらったうえで
スレまたいで投下するかした方がいいと思います

341:名無しさん@ピンキー
10/04/08 08:08:10 3OWXoW/X
>>340
64KB位です。
今回は途中で区切らずに一気に投下した方のが良さげなので、次スレにします。

また夜になったら戻ってきます。

342:名無しさん@ピンキー
10/04/08 15:49:42 wzq9qkNc
ス…スレが容量オーバー?二ヶ月も経たずにか?

343:名無しさん@ピンキー
10/04/08 15:52:52 AQp0qaGD
>>341
了解しましたー
少々容量あきますが先に次スレ立てときます

344:名無しさん@ピンキー
10/04/08 16:02:48 AQp0qaGD
不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part14
スレリンク(eroparo板)

480Kb越えて立てるのがベストだろうけど投下するそうなので
とりあえず立て、新スレ即死はないと思うので大丈夫なはず
現在このスレの容量455ほど、1週間たっても埋まらないなら
立てた責任とってがんばって何か作るかな・・・

345:名無しさん@ピンキー
10/04/08 16:27:03 GHZAV4vI
>>342
ば、化け物か?・・・

346:名無しさん@ピンキー
10/04/10 11:51:48 ot7TDVX1
埋め

347:名無しさん@ピンキー
10/04/10 20:03:47 iCzDSUC1
埋めてどうにかなるサイズでもない気がするw

今回のスレは堕とし甲斐のある強敵ですね、と

348:名無しさん@ピンキー
10/04/10 20:51:19 +D15z28I
.   ____
   | |・∀・| /⌒⌒ヽ
   | |\  |`イ  ノハぃ) カク
.  (( |_|_ィ⌒`」 ∥' 、 ソ|
    ノ と、_入`_,つ λ う



                         _ノ(
                ,、-―ー-- 、___, て
              // /   __,ノノノ、  く  (
              /   / 、_,   从 | イヤア
              //l/ / o=,、  ''、!| l|ノ i |l
             イ | l|イ!   `' , l;;メ川l ,,
             !l川 ノ| " (`ヽ "川  "''ー- 、,, _     あー
            モミ   ノVl|ハト、_  `´ ノノノ       |   ̄`l
              モミ     ノノ  _ '´⌒ヽ ,-、       |    |  やっぱり○稚園児の
          / /  nノ´   ´     l´)_,ヽ    .|    |
           | l  l´ )     :r;:  Y  ノ  /    |    |   シマリはいいYO!!
.   ズッ        `/   ゙      | /  /●   |    |
.       ズッ  //     / ̄`ヽ   /     /    |
      __ / / '   /     ヽノ ///  /    /
   /´     ̄ ̄'    ´  l⌒l    ヽ    /_   /
  /      // lλ '     ヽ \   ヽー''"  _)  /
      ノー----/::::,'、_   _,ノ `ー`ヽ  ヽ―''"´  /
    /',  `''‐- |::ノ(| ゚。 ̄///    (   \ ヾ /
  /  /`)   '、:::: ''‐- 、,,     / `ヽ、つ_) l |
      /     u`" //  "'' ヽ/     / ノ ノ
        `'' - 、,, J   r‐、   ',     /
            "'' - /  /   ',   /   ズッ

349:名無しさん@ピンキー
10/04/10 21:05:44 ot7TDVX1
とはいえ、放っておくわけにも行かないだろうからなぁ。
ということで埋め。(笑)

350:名無しさん@ピンキー
10/04/10 22:36:11 Dcp6js/z
見習いの人は、こっちに投下して埋めてくれるんだと思ってたんだが…いい意味で裏切られた。
おかげでこの13スレたんが寄生体に生殺しの目にあってるんだけどな!!

351:名無しさん@ピンキー
10/04/11 18:13:41 GtSe9JeY
埋めるよー

352:名無しさん@ピンキー
10/04/11 20:59:10 r+S//Jo7
久々に寄生解除されたんだけどどうせまた寄生されるんだろうな……
何回も寄生と解除を繰り返す内にいつの間にか段々と寄生が始まるのを心待ちにしている自分がいるわ……
今度の寄生は更に大規模になったりするんだろうか……
楽しみだな……
早く来ないかな……

353:名無しさん@ピンキー
10/04/11 21:18:26 HMmzAZ5W
寄生解除って、やっぱ寄生体が分離するのか?
利益があるから寄生するのに、わざわざ宿主から離れてどうするのか……
アレか?倫理観とか同情とか安っぽい理由なのか?

大規模な寄生、は何となく身体の色々な所に寄生されるとか、
親が同じ寄生体が色んな人に……という妄想はできるけれども。


ファンタジーにリアルを求めるなよ!って言われそうだけど、埋め草だからコレくらいはいいよな?

354:名無しさん@ピンキー
10/04/11 22:22:14 77vOO9C/
放置プレイした方がその後美味しくいただけるんです

355:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 22:22:46 yST9EM8c
空気を読まないで本当に申し訳ないんだけども、
今日、即興で30kb位の話を一本書いたので投下してみてもいいかな?
寄生SSといえば寄生SSなんだけど、ちょっと空気が違うので
次スレに投下するのがためらわれる内容・・・。
だからスレの残りを埋めるのにちょうどいいかな・・・と。
「マジで空気嫁」っていうなら帰ります、ごめんなさい。

356:名無しさん@ピンキー
10/04/11 22:24:17 UU4Z3Irx
待ってる人の空気読んで投下してくださいお願いします

357:名無しさん@ピンキー
10/04/11 22:43:35 6l9qhBim
大作来たから次スレ建てたわけであって残り30レスとか数kbじゃないんだから
普通のレスじゃ埋められる訳無いわな
普通のレスだと200レス以上必要になる

358:名無しさん@ピンキー
10/04/11 22:53:20 ZWsbxFp0
>>353
>利益があるから寄生するのに、わざわざ宿主から離れてどうするのか……

そりゃあ、別の利益があるからだろ。
食い物のためなら、宿主に寄生してた方が有利だが、
生殖のためには離れる必要がある、とか

359:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:21:49 yST9EM8c
すみません、ありがとうございます。
このスレの温かい住人の方達のおかげで涙が出そうです。

今日のSSの属性は、純愛・近親相姦そして鬱注意です。
長さが短いので、あまりエロいシーンが多く出来なかったのが心残りですが・・・。
実験的な要素を含んだ内容なので、あまり期待せずに読んでやって下さい。
では、お願いいたします。

360:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:23:46 yST9EM8c

『 a genuine love 』



ああ。

僕はなんて馬鹿なんだ。

何で今日に限って沙夜を車道側に立たせてしまったんだ。

後悔先に立たず・・・僕は今ほどこの言葉が身に沁みて実感した事は無い。

「沙夜ぁっ!! 沙夜ぁぁぁっっ!!」

僕はあらん限りの声を出して愛しい彼女のもとに駆けだした。




361:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:24:43 yST9EM8c

「ねぇ、おにぃ。今日は何食べよっか?」
くるくると良く動く瞳と愛くるしい笑顔で沙夜は僕に問いかける。
「ああ、何でも沙夜の好きな物で構わないよ」
「ほんと!?じゃあじゃあハンバーグがいいかも!!」
そう言った途端、沙夜はにぱぁっと向日葵の様な笑顔を全開にして喜びを表す。
「じゃあお買い物行こ~。ハンバーグ!ハンバーグ!」
夕食一つでここまで無邪気に喜ばれると僕としても気分がいい。沙夜の笑顔は僕に元気をくれる。
「よし、じゃあ行こうか」
飛び回ってはしゃいでいる沙夜の華奢な手を取り、僕は立ち上がった。

沙夜。世界で一番愛しい僕の妹。

362:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:25:24 yST9EM8c

僕達には両親が居ない。
いや、正確には居ないと思っている。
何故ならば、あんな男と女を両親とは思っていないからだ。
あの男・・・、生物学的にいえば僕の父になるんだろう・・・。
あの男は僕と沙夜にひたすら暴力をふるった。
ろくろく仕事もせず、1日中ひたすら酒をあおると
「何こっち見てんだぁ!このクソガキ!!」
と全く意味のわからない難癖をつけて、その度に僕や沙夜の顔が変わってしまうんではないかと思うくらい、ひたすらに殴りつけた。
こっちが抵抗できない子供なのをいいことに、あの男は自分の鬱憤が晴れるまで思う存分暴虐の限りを尽くした。
そして、あの女・・・。いわゆる僕らの母親だ。
あの女は徹底的に僕らが発信しているSOSを無視し続けた。
それどころか記憶にある限り一度も母親らしい愛情をかけてもらった事は無い。
今で言うネグレクト、育児放棄ってやつだろう。
あの女は自分の旦那に愛想を尽かし、他で男を作って遊んでいるのは幼いながらも薄々感づいていた。
あの男もそれはわかっていたのだろう。
しかし、口論になると間違いなく負けてしまう事は目に見えているので、そのムシャクシャの矛先は全て僕らに向けられた。
一刻も早くここから抜け出したい・・・。
だが、僕はまだ中学生。沙夜もまだ小学生。
何の生活能力も持たない僕らは、ただただその理不尽な暴力の嵐に耐えてじっとしている他なかった。

363:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:26:29 yST9EM8c

しかし、そんな生活は突然終わりを告げる。
ある日、僕は学校が終わり家に帰ると、玄関に入った瞬間にいつもと少し様子が違う事に気付いた。
いつもはあの男がひたすら酒を飲みながら大音量でTVを見ているはずなのだが、中から物音がしない。
靴はあの男と沙夜の分があるので間違いなく家に居るはずだ。
不審に思って僕は物音を立てないように忍び足で中に入ると、奥の部屋から
「・・・っ  ぐすっ・・・ ひぐっ・・・・」
すすり泣くような声が聞こえてきた。
またあの男が沙夜に手を上げたのか・・・。
僕はそう判断し、中の様子を窺うためにその部屋の引き戸をそっと数センチ開けて中を覗き見る。
「・・・っ!!」
最初、僕は何が行われているのか理解できなかった。
蒲団の上に裸で仰向けにされた沙夜の上に、あの男は覆いかぶさり、沙夜のまだ女性器と呼ぶには遥かに幼いその部分へ醜悪な逸物を突っ込んでいた。
当時、悪友たちの噂話でしか情報源の無い貧弱な性知識しかなかったが、これはどう見てもSEXと呼ぶのもおこがましい、
あの男の独りよがりなオナニーだということは理解できた。
そして、すべてを理解した瞬間、僕の中にマグマより熱く煮えたぎる憤怒が爆発した!
「うわぁぁあぁあああああっ!!!!!」
僕は自分でも何を言っているんだか分らない雄叫びをあげると、近くに転がっていた空のビール瓶をを掴み、ドアを蹴破って部屋に乱入する。
「だあぁあああうわぁぁぁぁぁああああああああ!!!」
肺の中の空気を全て外の押しやるように叫び声を上げ、沙夜を犯すことに夢中になっていたあの男の頭を目がけて力いっぱい腕を振り下ろす。
ゴンっ!!
「・・・・ぉろ・・・」
手が痺れるような衝撃と共に、鈍い音が辺りに響く。
沙夜に覆いかぶさったままの汚らわしい男は間抜けな呻き声を上げて力無く崩れ落ちる。
TVドラマで見るように、粉砕すること無く男の頭を割ったビール瓶にはドロリ、と通常の血よりも濃い塊の様な何かがへばり付き、
それは重力に従ってポタリと床に垂れ落ちる。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
荒く息をする僕の呼吸の音だけが部屋に響く。
僕は沙夜を下敷きにしているその男を力ずくで横に転がす。
ドロリ・・・
恐らく僕に頭を割られたと同時に射精したのだろう。
沙夜の大事な部分から抜けたその汚らわしい逸物は、精液と沙夜が散らした処女の血にまみれていた。
「・・・ひぅ・・・うえぇぇっ・・・・うぇぇぇん」
突然の出来事にしばらく声を失っていた沙夜が再び泣き出した。
股から血と精液を垂れ流し、無防備に泣きじゃくる沙夜。
そんな彼女を守れるのは僕しかいない。
「行こう!沙夜。僕と一緒にここを出よう」
沙夜に服を着せ、とりあえず手当たり次第に荷物をバッグの中に詰め込むと、彼女の手を取り家を飛び出した。

一生沙夜を守り抜くんだ。 この時、僕はそう心に誓った。


364:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:27:29 yST9EM8c

近くのスーパーへの道すがら、僕は数年前の出来事を反芻していた。
先日あの日以来初めてあの家の様子を窺いに行ったのだが、既にそこには別の人が住んでいるようだった。
当時、立ち寄ったコンビニで新聞を隈なくチェックはしていたので、殺人事件として取り上げられることは無かったので、
おそらくあの男は死んでおらず、どこかで生きているんだろう。
あの後、家を飛び出した僕と沙夜はあちこちを転々として、今では何とか小さいアパートを借りて慎ましく生活をしている。
僕のアルバイトの収入と沙夜の内職の収入だけでは心許なく、決して豊かな生活が出来ているわけではないが、ここには僕らを迫害する人間は居ない。
僕は沙夜と一緒に居るだけで、無上の喜びを感じる。
「・・・? おにぃ、なんか怖い顔してる」
「ん、ああゴメン。ちょっと考え事しててな」
「もぅ・・・、じゃあ明日の朝食は何にするって話聞いてなかったでしょ?」
「え!?明日の朝飯? まだ夕飯も食べてないのにもう明日の心配してるの?」
「そうだよ~! だってご飯は大事なんだよ~」
沙夜の頭の中には食べる事しか無いのか・・・。
思わずクスっと笑ってしまい愛おしい彼女を見つめる。
沙夜はふんふんとご機嫌に鼻歌を歌いながら、歩道と車道の境界の白線を跨ぐようにして飛び跳ねている。
「おい、沙夜。そんなに飛び跳ねていると危な・・・」

ドンッ!!

僕の言葉はそこで途切れた。
僕と顔を見合せて歩いていた沙夜は、一瞬の瞬きの後、僕の視界から消えた。
背後から猛スピードで迫って来た車が、沙夜を跳ね飛ばしたのだ。
沙夜はまるで人形のように脱力した姿で地を転げる。
それは出来の悪いドラマのワンシーンのようだった。
沙夜を跳ね飛ばした車は一度も止まる気配を見せずにそのまま逃走してしまったが、そんな事はどうでも良かった。
彼女さえ無事であれば。
「沙夜ぁっ!! 沙夜ぁぁぁっっ!!」
吸った空気と吐いた声が同時にぶつかり、僕の胸は悲鳴を上げた。
しかし、そんな事には構わず僕は力の限り彼女の名を呼んだ。
10m近く跳ね飛ばされた沙夜のもとに走り寄ると沙夜の体を抱き抱える。
あれだけ飛ばされたというのに、彼女の体は多少の掠り傷しかなく、単に眠ってしまっているだけのように見える。
「沙夜っ! 大丈夫か?沙夜ぁぁっ!!」
だが僕の言葉には一切の反応を示さず。沙夜は僕の腕の中で眠り続ける。
僕はあらん限りの声を張り上げて彼女の名を呼び続けた。

365:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:28:48 yST9EM8c

「その子はもう死んじゃってるよ」

ふと正面からそんな声が聞こえた。
何だと!! 僕は一瞬にして頭の中の血液が沸騰した。
馬鹿な事を言うんじゃない、沙夜は気を失ってるだけだ。
そう怒鳴りつけてやろうと声のする方を見た僕は、阿保みたいに口を開けたまま固まってしまった。
そこに居たのは蝶ネクタイとサスペンダー付きのズボンを穿いた子供だった。ご丁寧にステッキなんぞも持っている。
流暢な日本語を喋ってはいたが、国籍はどこなのかわからない風貌の子供といえば何となくわかるだろうか。
しかし、日本人か外人かなどという以前に、僕はこのマセたガキが人間では無い事を悟っていた。
何故ならば、その子供は地に足が付いてなかったからだ。
意味がよく理解できず、沙夜を抱えたままボケっと少年を見つめていた。

「あれ? 聞こえなかった? その子はもう死んじゃってるんだよ」

その少年は僕に向かって二度目の言葉を口にした。
その言葉は茫然自失の僕の鼓膜を揺らすと、ようやく脳が活動を始める。
「て、適当な事を言うなっ!! 沙夜はまだ死んでなんかいない!」
「悪魔の僕がそう言うんだから間違いはないよ。 試しに心臓の音でも聞いてみたら?」
まるで全てをお見通し、みたいなしたり顔で淡々と喋るマセガキに腹を立て、やっぱりお前の言う事は嘘だったじゃないかと言い返すために
僕は沙夜の上着を脱がすと、彼女の胸に耳を当てる。
しかし、
心臓があるはずのその位置からは、何の音もしなかった。
僕はその事実を認めたくないがために、耳の当てる位置を何度も変えて、沙夜の命の鼓動を確かめようとする。
「ふぅ・・・諦めの悪いお兄ちゃんだね」
少年はお手上げのポーズを取って僕を見下す。
僕は必死になって沙耶が生きている証拠を見つけようとしたが、いつまでたってもそれが見つからない事に僕の心は折れかけた。
「・・・まさか・・本当に・・・・・死んじゃったのか? 沙夜・・・」
気のせいか、僕の腕の中の沙夜の温もりは少しずつ失われているように感じる。
「ふぅ・・・ようやく認める気になった?
 その子は死んじゃってる、お兄ちゃんには悪いけど、それを認めてくれないと話が先に進まないんだ。
 でも今回、僕は悪い話をしに来たんじゃないよ、その子を生き返らせてあげようと思ってここに来たんだから」

366:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:29:48 yST9EM8c

・・・何だと?

「それは・・・本当の話なのか?」
「うん、本当だよ。 じゃなかったらわざわざこんな所まで来たりしないって」
目の前のちびっ子悪魔はひらひらと手を振りながら言う。
「どうすれば・・・どうすれば沙夜は生き返るんだ!!」
そこにぶら下がる一縷の可能性に期待して、僕は少年の肩口を掴み、ユサユサと揺らしていた。
「ちょ・・・ちょっと落ち着いてよ、お兄ちゃん。 手を放してってば・・・」
僕が力いっぱい揺すった事で、少年は少し涙目になっていて、ケホケホと咳払いをしながらクシャクシャになったシャツを整える。
「あー、苦しかった。 もうちょっとで僕も死んじゃうところだったよ・・・」
「済まない・・・取り乱して。 で、どうすれば沙夜は生き返るんだ? 教えてくれ、頼む!!」
僕が頭を下げて頼みこむと、少年はごそごそと自分の上着のポケットを漁ると、そこから得体の知れないモノを取り出す。
ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・
それは無数に青黒い血管が浮き出した卵の様なものだった。
鳥や爬虫類の卵の様にのっぺりとした形ではなく歪な形をしていて、真ん中には大きな眼球がついていた。
その卵は、生命と意志を思っている事を主張するかの如く、不気味に少年の手のひらの上で脈動していた。
「そ・・・それは?」
醜悪な事この上ない不気味な卵に目を奪われ、やっとの事で絞り出した僕の声は掠れていた。
悪魔の少年は屈託のない笑顔を浮かべる。
「これがその子を生き返らせてくれる卵だよ。 この卵をその子の中に入れれば生き返るんだ」
・・・何だって?
「入れる・・・って、その卵を沙夜に飲ませるって事なのか!?」
「う~ん、ちょっと違うかな~。 この卵をその子の体の中心、言ってみれば子宮だね、に寄生させる事によって
 人間としては消えてしまった命の灯火を、もう一回蘇らせるって言ったほうが正確かな?」
僕はその物言いに少し引っ掛かるものを感じた。
「人間としては・・・って、蘇ったら沙夜は人間じゃなくなっちゃうのか? そういうことなのか?」
「うん、確かに蘇った時にはもう人間じゃないね。 さっき、人間としての命は終わっちゃたんだから当然っちゃ当然だけど。
 でもだからと言って、蘇った後にその子が悪魔になるわけでも悪い事をするわけでもないよ。 それは保証するよ」
僕は迷った。
何が何でも沙夜を生き返らせたかったが、目の前のこいつは見た目は幼くても紛れもない悪魔。
悪魔との取引は必ずしっぺ返しが付き物と、大昔から決まっている。
そんな僕の心中を見透かすようにして悪魔の少年は語りかける。
「まぁ、無理強いはしないよ。 別に僕にとってお兄ちゃんがどっちの選択をしたって、あまり関係がないからね。
 お兄ちゃんの後悔のないようにじっくり考えてから決めてみてよ」

367:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:30:54 yST9EM8c

だが、僕の心は初めから決まっていた。 今さらこいつに言われるまでも無い。
例え、沙夜を生き返らせる代わりに僕の魂を持って行くと言われたって、喜んで僕はその条件を飲んだだろう。
少年をじっと見据えると、僕は頭を下げた。
「僕は沙夜を生き返らせたい。 例え沙夜が人間じゃなくなってもいい、沙夜が沙夜であればいい。
 お願いだ、沙夜を助けてやってくれ・・・」
悪魔の少年は、僕が頭を下げて頼みこんだ事にニコっと嬉しそうな表情を見せると、
「うん、いいよ~! じゃあその子を生き返らせるのはお兄ちゃん自身の手でやってね」
そう言うと、少年は僕の手に先程の不気味な卵を握らせた。
鳥の雛のようにビクビクと手の中で脈動する生命体の体温を感じる。
その卵はカっと眼球を見開き、僕の事を睨め付けた。
僕の手のひらは緊張の汗でじっとりと湿っていた。
「え・・・、これをどうすればいいんだ・・・?」
「んもう、さっき言ったでしょ? これは女の子だったら子宮に寄生するんだって・・・。
 子宮にそれを入れるんだったらどこから入れればいいのかって、さすがにお兄ちゃんでもそれ位わかるよね?」
「まさか・・・」
これを沙夜の・・・膣に入れろってことなのか?
「その通り、それを女の子の大事な部分から入れればいいんだよ」
しかし・・・
百歩譲ってこれを沙夜の大事な部分から押し込むのは仕方ないとして・・・、こんな往来のど真ん中でそんな事が出来るか!
「もしかして、恥ずかしいって思ってるの? それなら大丈夫、いまこの半径5mは普通の人には認識できない空間になってるよ。
 当たり前だね、だって僕の姿を見られちゃ大騒ぎになっちゃうでしょ?
 だから人に見られるとかそういう心配はしなくていいよ」
何から何まで気が利いてるな・・・、僕は半ば呆れながらそう思った。
「じゃあ善は急げだね。 死んでからあまり時間が経っちゃうと生き返るものも生き返らなくなっちゃうから・・・」
悪魔のくせに善は急げというのも変な話だが、僕はその言葉に衝き動かされるようにして沙夜のスカートに手をかける。
沙夜のお気に入りだった可愛いひらひらがついたスカートをそっと捲り上げると、中から純白の質素なショーツが現れた。
僕は震える手で、その小さな布切れを下にずり下げると、そこには無毛の沙夜の陰唇があった。
数年前、あの男によって処女を散らされてしまった沙夜だったが、そこは無垢という言葉がぴったりと当てはまる程
まるで穢れを知らず、割れ目は綺麗に口を閉じていた。
そんな清浄な所に僕は今からこんなグロテスクな物を入れようとしている・・・これではまるで、冒涜だ。
僕は左手の親指と人差し指でくぱっと割れ目をくつろげると、中にあるその幼い膣口に不気味な卵を押しつける。
すると・・・
しゅるるるるっ!!
沙夜の割れ目に押しつけられた面から生え出した細い触手が、驚くべき勢いでその小さな穴の中に侵入し、
彼女の体が抵抗しない事をいいことに、触手は幼い子宮に先端を引っ掛け、それを足がかりに本体を徐々に膣の中に潜り込ませていく。
ぐにゅ・・にゅっ・・・うにゅっ・・
指が入るかわからない程だった大きさの沙夜の膣は、今や見るも無残に拡張されていた。
卵は全て沙夜の膣内にその身を隠したが、彼女にとって大きすぎるサイズのそれは、ポコンと沙夜の下腹部を膨らませているので、
どこまで中に入ったのかは、彼女の薄い腹肉を通して手に取る様にわかった。
沙夜にもし意識があったなら、これは想像を絶する激痛だろう。
彼女が悲鳴をあげなかった事が、僕にとって唯一の救いだった。

368:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:31:43 yST9EM8c

やがて沙夜の胎内を蠢く不気味な塊は、彼女の臍の下あたりで侵入をやめると、突如ドクンドクンと胎動を始める。
「・・・うぅ・・ あぁ・・・・・・」
沙夜の口から呻き声とも喘ぎ声ともつかない言葉が漏れだしたのを僕は聞き逃さなかった。
「沙夜ぁっ!! 大丈夫か、沙夜ぁっっ!!」
僕は全身を痙攣させる沙夜の上にかぶさって、必死に彼女の体を抱きすくめる。
何分程そうしたであろうか・・・
ようやく落ち着いてきた沙夜の体からそっと離れ、彼女の顔を覗き込むと、
沙夜がうっすらと目を開けたのがわかった。
「・・・お・・・・にぃ・・・・・・・」
弱々しく、掠れた声で僕の名をを呼んだ瞬間、僕の両の目からは止め処なく涙が零れ落ちた。

369:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:32:36 yST9EM8c



「びえぇぇぇぇん!! うぇぇぇぇぇぇん・・・」
闇夜を切り裂くような沙夜の無く声に、僕はふっと目が覚めた。
どうしたのかと沙夜の傍に近寄ると、何となく彼女の御機嫌を損ねた理由の想像がついた。
「ああ、もしかしてウンチ出ちゃったか? 待ってろ、今すぐオムツ換えてやるからな」
僕は沙夜の股間を覆うオムツを解くと、やはり彼女が泣いた原因がこれであったと確信する。
排泄物で汚れてしまった沙夜の股間を綺麗にウェットティッシュで拭ってやると、新しい換えのオムツを彼女に穿かせる。
「・・・・ぐすん・・ぐすん・・・」
オムツの中の不快な物を取り去ったからだろうか、沙夜はようやく泣きやむ。
「よし、これでOKだ。 じゃあ沙夜が寝るまでずっと兄ちゃんが付いててやるぞ」
「きゃっ!きゃっ!」
言葉が通じたのか、沙夜は嬉しそうな声をあげる。
僕は沙夜が再び寝付くまでずっと頭を撫でながら傍についててやった。
やがて、すやすやと軽い寝息を立てて沙夜は再び夢の中へと旅立って行く。
その天使の様な寝顔を眺めながら、僕は沙夜が第二の人生を歩むことになったあの日の事を思い出していた・・・。

370:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:33:35 yST9EM8c


「どういうことなんだ!? これは!!」
僕は軽いパニックになり、目の前の悪魔の少年を問い詰める。
再び蘇った沙夜は、第一声こそ僕の名を呼びはしたが、その後は全く意味不明な声をあげるばかり。
全く元通りに生き返ると信じていた僕は、ショックを隠せないでいた。
「う~ん、詳しい事は良くわからないけど、きっとその子は記憶が全部なくなってしまって、
 赤ちゃんに逆戻りしちゃったんじゃないかな?
 イレギュラーなケースだから僕も自信を持って言えるわけじゃないんだけど・・・。
 まぁ、その子が生き返ったことには間違いないんだし、別にいいんじゃない?」
他人事のような気楽さで言い放ったその台詞に、僕は一瞬で頭に血が上った。
「別にいい? ふざけるな!! 沙夜は俺と生きてきた記憶も無くしたってことだろ?
 適当な事言ってんじゃねぇぞ! コノヤロー!!」
怒りで我を失った僕は乱暴に少年の襟元を掴んで吊るし上げる。
「ゲホっ! く、くるしい ・・・ちょ・・・お兄ちゃん・・・放して・・・・」
その声に少し冷静さを取り戻してきた僕は、顔を真っ赤にして訴えてきた少年をドサっと下に放り投げる。
「ゲホっゲホっ!・・・ 全く、お兄ちゃんは乱暴すぎるよ・・・。僕はその子の命の恩人なんだからもうちょっと感謝してよね。
 それにこうなったのだって、お兄ちゃんがその子の中に卵を入れるのに手間取っていたのも無関係じゃないんだからね!
 言ったでしょ? 善は急げって。早くしないと助かるものも助からなくなるよって」
確かに・・・こいつはそんな事を言っていた・・・。
「まぁ、さっきも言った通り、記憶をなくしたと言ってもこの子が生き返ったことには変わりないんだから、結果オーライじゃないの?」
そう言われると何も言い返せなくなる。
沙夜が轢かれて、あのままコイツが現われなかったら、確実に沙夜の命は助からないでいた。
いちいち発言がムカつくが、こいつには感謝するのが筋なのかもしれない。
「まったく・・・少しは感謝してよね。 その子が生き返ったのは誰のお陰だと思ってるのさ・・・。
「ああ、僕が悪かった。 沙夜を生き返らせてくれて本当にありがとう。 この恩は忘れない」
僕が素直に感謝の意を述べると、その小悪魔は満足そうに両手を腰に当ててふんぞり返った。
「まぁ、わかってくれればいいの。 それでこそ助けてあげた甲斐があるんだから。
 んじゃ、そろそろ僕は向こうに帰るね」
そんな感じで、ふんぞり返ったまま歩きだした小悪魔だったが、ピタっとそこで足を止める。
「あ・・・やば・・、大事なこと言い忘れた」
さらっと吐き出した小悪魔の気になる事を呟きを僕は聞き逃さなかった。
「ちょっと待て。 なんだ?その大事な事って?」
「え・・・!? あ、う~んとね・・・」

悪魔の少年は僕の想像を絶する注意事項を今頃になって説明したのだった。

371:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:34:33 yST9EM8c


――ぐっ・・
「・・・ん?」
僕は袖を引っ張られる感覚を覚え、まどろみの中から目を覚ます。
どうやらあの日の事を回想しているうちに、僕も沙夜の横で一緒に眠ってしまったらしい。
ふと見ると、僕の袖は沙夜の華奢な手によってしっかりと握られていた。
沙夜は僕の事を潤んだ瞳でじっと見つめ、無言の内に催促をしている事が感じてとれた。
「ああ、わかったよ・・・」
沙夜の催促は食事の催促だった。
と言っても、それは朝昼晩に摂る普通の食事ではない。
人外として生き返ったが為に、毎日欠かさず摂らなくてはならないもう一つの食事・・・。
それは、あろうことか近親者の精液だった。
もちろん人間の体を維持するために通常の食事も必要なのだが、沙夜の子宮に巣食うもう一つの生命体は、
その活動を維持するために定期的に子宮内に精液を注入する事を必要としていた。
当初、この『食事』に強い抵抗を覚えた僕だったが、回数を重ねるにつれてその抵抗感は薄らいでいった。

372:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:35:23 yST9EM8c

「沙夜はお腹が減ったんだな? ちょっと待ってな・・・今からあげるから」
そう言うと、僕は数刻前に沙夜にに穿かせたばっかりのオムツを脱がす。
「きゃっきゃっ! くふぅ・・・」
沙夜は自分の要求通りに食事を与えられる事を知って、喜びの声をあげる。
手足をバタバタさせて喜びを表現する沙夜を落ち着かせて、オムツを取り去ると、そこには華奢な沙夜の下半身が露わになった。
良く見ると彼女の慎ましい陰唇からは、とろりとした透明な愛液がよだれのように垂れ落ち、
これから与えられる御馳走を、今か今かと待ちわびる。
ごくっ・・・
僕は思わず生唾を飲み込んでしまった。
地上に降りてきた穢れのない天使のような美しさが僕の心を魅了する。
何度も何度も僕の陰茎を挿入したにも拘らず、沙夜の秘部は相変わらず男を知らぬような清純さを秘めていた。
僕は自分のズボンのバックルを緩め、既に天に向かっていきり勃つ逸物を取り出す。
「沙夜・・・入れるよ・・・・」
片手で彼女の割れ目を押し広げ、露わになった彼女の膣口に亀頭を押し当てると、
そのまま、ずいっと腰を沙夜に押し付ける。
ぐちゅっ・・・
僕の陰茎は根元まで沙夜の中に呑み込まれた。
「きゃふぅうぅぅぅ・・・あっ あっ ・・あっ あっ・・・・」
我慢できず、腰を打ちつける僕のリズムに合わせて、沙夜は切ない喘ぎ声をあげる。
沙夜の膣内は恐ろしい程気持ちが良かった。
普段は小さく狭隘な穴であるのに、僕が陰茎を挿しこむと沙夜の膣は僕の物の形に合わせて柔軟に形を変え、
理想の形となって僕の逸物を搾ろうとする。
先日、初めて沙夜で童貞を捨てたばっかりで経験値の少ない僕は、貪欲に絡みつく沙夜の膣にあっさりと音をあげていた。
「ぐっ・・・沙夜ぁ 無理だ! イく・・・イくよ、沙夜ぁ・・・」
ビュルッ!!ビュルルルッ・・・!!
僕は沙夜の中の一番奥深くに腰を押し付けると、子宮に最も近い所で白濁の塊を吐き出した。
「ふにゃぁぁぁぁっ・・・・!!」
熱い塊を奥深くに注がれ、沙夜は猫の様な叫び声をあげる。
プルプルと震える愛くるしい沙夜を両手いっぱいに抱き締めると、代わりに彼女の膣は天使の優しさで僕のモノを包んでくれた。

373:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:36:23 yST9EM8c

たっぷり10分ほど、そうやっていた僕たちだったが、そろそろ沙夜の中から出ようと腰を引くと、
沙夜は突然両足を僕の腰に絡ませて、僕が沙夜の中から出ていかないようにする。
「むぅぅぅぅっ!!」
「え? 沙夜、まだしばらくこうしてたいのかい?」
僕は硬度を失って半勃ち状態の逸物を、再び彼女の中に挿入すると、沙夜はにぱっと嬉しそうな顔をする。
「うぅぅ・・・きゃはん うぐぅ・・・」
何を言いたいかはイマイチわからないが、とにかく再び挿入した事についてはお気に召してくれているようだ。
僕はそんな沙夜の膣の柔らかい感触を再び楽しむ。
すると・・・
――つむっ・・!!
「うわぁぁっ!!」
僕は亀頭の先端、尿道口に感じた違和感に思わず悲鳴をあげる。
沙夜の胎内の奥深くから伸びてきた1本の細い触手は、半勃ちの僕の陰茎に狙いを定めると、
その先端の鈴口から普段トイレで小便をする時と逆のベクトルで僕の尿道を突き進んだ。
思わず腰を引いてその触手から逃れようとするが、沙夜の両脚は一体どこにそんな力があるのか不可解な程のパワーで
僕の腰をがっちりと固定する。
沙夜を突き飛ばすわけにもいかず、前にも後ろにも行けなくなった僕は、沙夜の膣内で甘んじてその責めを受けざるを得なかった。
にゅっ にゅる・・・くちゅっ・・うにゅっ・・・
「・・・くはっ・・くっ・・・・」
僕の尿道を逆流してきた触手は、何の遠慮もなく僕の陰茎の奥へと踏み込むと
そこにある敏感な前立腺を丁寧に舐めまわす。
「うわぁぁぁっ!!」
突如、下半身を襲う射精時と同じ気だるい快感に、僕は再び悲鳴をあげた。
ずちゅっ くちゅっ ずちゅ ずちゅっ くちゅっ・・・
僕の前立腺を掻き回す細い触手は、その手を緩めることなく前立腺地帯をピストン運動をする。
僕は永遠に射精し続けているような錯覚にとらわれていた。
沙夜の膣内で僕の陰茎は奥の奥まで串刺しにされ、今まで固形物が触れた事のない敏感な地帯を触手は執拗に抉る。
顔を歪ませて快感に耐える僕の目の前には、相変わらず天使の様な無垢な笑顔で僕を見つめる沙夜の顔があった。
その沙夜の清純な顔と淫らに絡みつく下半身のギャップが、僕の焼き切れそうな脳髄に追い打ちをかける。

――ちゅぽん・・
「くはぁっ・・・」
一体どれほどの間そうされていたであろうか。
僕の陰茎の中を蹂躙していた触手がようやく引き抜かれる。
苛烈な責めから解放された僕の逸物は、その労をねぎらうように、さわさわと優しく沙夜の膣で包まれると、
半勃ち状態だったそれがみるみる硬度を取り戻していく。
「きゃはっ・・・きゃっ きゃっ!!」
沙夜は自分の胎内に収まる陰茎が再び勃起し、次のラウンドの用意が整った事を知ると、無邪気な笑い声を放つ。
「わかったよ・・・ じゃあ、もう一回しよう・・沙夜・・・・」
そうして僕らはこの日の2ラウンド目を始めた。

374:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:37:31 yST9EM8c


「沙夜っ! 出る 出るよ!!」
「あうぅぅぅぅっ!!」
僕は声をあげると、びくんびくんと腰を震わせ沙夜の胎内に精液を吐き出した。
しかし、それは濃さ・量共に普段の時の半分以下で、やっとのことで射精をしたという感じだった。
無理もない。今日はこれで5度目なのだから・・・。

日を追うごとに、沙夜の食欲は目に見えて増進した。
最初の内は1日に1度胎内に射精してやれば食欲は満たされていたようであったが、
この所、1日に1度の性交では沙夜は満足しなくなってきていた。
手狭な子宮の中では納まりきらなくなるほど成長を遂げた化物は、入りきらなくなった触手を彼女の子宮口の外に出す。
純粋無垢な外見とは裏腹に、沙夜の膣内は化物の触手が蠢く卑猥な肉壺と化していた。
無数の触手が蠢く彼女の膣を始めてこの目で目の当たりにした時は、僕は我慢できずその場で嘔吐してしまった。
それでも、沙夜のために仕方なくその肉壺に僕の陰茎を挿入すると、その触手たちは僕の陰茎に余すところなく絡みつき、
ぐいぐいと締め付けてくる彼女の膣肉と連携して、僕の陰茎から精液を搾り出そうと貪欲に動き始めた。
以前、中学時代の悪友が「女はグロいマンコほど気持ちがいい」と嘯いていたが、それはあながち嘘ではないのかもしれない。
僕から精液を搾取する事に特化した沙夜の膣は、僕に絶大な快感を与えながらグネグネと蠢く。
僕は沙夜にされるがまま、温かい胎内を目がけて果て続けた。

375:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:38:29 yST9EM8c

「くっ・・・」
僕は疲労困憊の体を動かし、沙夜の胎内から逸物を引き抜くと、ごろりと彼女の横に転がった。
「・・・っ!?」
脱力して放りだした手が彼女の下腹部に触れると、その触れた手の甲からドクンドクンという脈動がはっきりと伝わってくる。
慌てて体を起こして沙夜のなだらかなお腹を見る。
今まで気が付かなかったが、彼女の下腹部はそこに脂肪が付いたかのように元より僅かに膨らみを見せ、
さらに注意深く観察すると、彼女のお腹はドクッドクッと定期的に鼓動していた。
まさか・・・と思って彼女の胸に耳を当てると、予想通りそこからは心臓の鼓動は聞き取れなかった。
考えたくはないが、僕の直感が正しければ、
恐らく沙夜の子宮に巣食っているあの化け物が彼女の心臓の代わりを務め、血液を循環させているのだろう・・・。
改めて沙夜が人間ではなくなってしまった事を認識し、僕は少なからずショックを受けた。
「うぅ・・・??」
暗澹たる気分になっている僕の脇に沙夜がすり寄ってくると、今しがた彼女の胎内から引き抜いたばかりの
愛液と精液にまみれた陰茎を優しく握り、しごき始める。
僕は、沙夜の言いたい事が良くわかった・・・。
足りないのだ。 あの程度の精液の量では。
だが・・・
既に僕は限界だった。
今日はこれ以上は一滴たりとも出ない自信があった。
物欲しそうにねだる沙夜の頭を撫でながら、僕は彼女をなだめた。
「悪い・・沙夜。今日はこれ以上出来ないんだ・・・わかってくれ・・・」
しかし、沙夜は僕の切実な願いに耳を傾けてはくれず、僕に挿入する気が無いのを悟ると大声をあげて泣き叫んだ。
「びぃぃぃえぇぇぇぇっ!!! うぇぇぇぇぇぇえ!!」
駄々っ子のように腕と足をバタバタしながら泣き叫ぶ沙夜は手がつけられなかった。
僕は、初めの内は優しく彼女をなだめていたが、火が付いたように泣き叫ぶ沙夜は一向にその勢いを弱めようとしない。
沙夜の手に余る傍若無人さ加減に段々イライラを募らせた僕は、遂に限界点に達してしまった。
「いい加減にしろっ!! 無理なものは無理なんだ! 少しは言う事を聞けっ!!」
そう言うと、僕は平手をばっと振り上げた。
「・・・ひっ・・」
その姿を見た沙夜はひぃっと息を飲んで泣きやんだ。
怯えるような表情で僕を見上げ、彼女の細い体はぶるぶると恐怖に震える。
そんな彼女の姿を見た僕は、振り上げた手のやり場が見当たらず、そのままの態勢で固まってしまった。
きっと頭の記憶が無くなっても、彼女の体に刻まれた虐待の記憶は、手を振り上げる僕の姿をあの男とダブらせてしまっているんだろう。
彼女の瞳には僕のこの姿が悪鬼のように見えているに違いない。

所詮、僕もあの男の血を引いているんだな・・・。

今まで頑なに認める事を拒んでいた事実をまざまざと痛感し、僕はいたたまれなくなってしまった。
僕は手近にあった服を着ると、財布だけを持ってふらふらとアパートの部屋を出ていく。
そして、ガチャンとドアが閉まると、扉の向こうから再び大声で泣き出した沙夜の声が僕の鼓膜に響き渡った・・・。

376:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:39:42 yST9EM8c


――ガチャン
数時間後、僕は帰宅した。
僕の手には近所のホームセンターの紙袋が握られている。
部屋の奥に入ると、そこには泣きつかれた沙夜が裸のまま小さく蹲っていた。
沙夜は僕が近付いてきた事に、びくっと体を震わせて警戒をする。
彼女に無用な恐怖を与えてしまった事に、僕の心は罪悪感で押し潰されそうになる。
違うんだよ、沙夜。 僕は君を怖がらせに来たんじゃないんだよ。
「・・・沙夜・・・・・」
そんな僕の心が伝わったのか、彼女は徐々にその警戒心を緩めてくれる。
僕は持っていた紙袋を投げだすと、シャツやズボンを全て脱ぎ去り、沙夜と同じく全裸になった。
「沙夜・・・ごめん、続きをしよう・・・」
全身で優しく沙夜を抱きすくめると、僕はふにゃふにゃのままな陰茎を彼女の柔らかいお腹に擦りつける。
僕は下半身で沙夜のお腹の温かい体温を感じていると、柔らかかった僕の逸物が徐々に固さを取り戻していった。
「入れるよ・・沙夜・・・」
沙夜の膣内に、今日何度目になるかわからない挿入をした。
――ずちゅっ・・・
先程のセックスからかなり時間が経っているにも拘らず、沙夜の膣は念入りに前戯がされていたかのように潤み切り、
スムーズに僕の陰茎を受け入れてくれた。
「きゃはっ!! むぅ~・・きゃっ、きゃはっ!!」
沙夜は大好物な物を与えられて、途端に機嫌を治してくれた。

やっぱり沙夜には笑顔が良く似合う。

僕は沙夜の膣内で抽挿を始める前に、さっき放りだした紙袋を引き寄せ、その中の物を取り出す。
それは引っ越しなんかで使うトラックの荷造り用のラッシングベルトだった。
僕はそのベルトを沙夜と僕の胴体にくぐらせると、ぐっとベルトの端を引っ張り、僕と沙夜の体をきつく縛りあげた。
「うぐぅぅぅ・・けほっ・・・けほっ」
「苦しいか? 沙夜、ごめんな。少し我慢してくれ」
紙袋からもう1本のベルトを手に取ると、同じようにして2人の体を密着させた状態で拘束する。
今この瞬間、僕と沙夜の物理的な距離は0になった。
「沙夜・・・ごめんな。 お兄ちゃん頼りなくて。
 もう、お兄ちゃん逃げたりなんかしないよ。 何が何でも沙夜から離れたりしない・・・」
そうだ・・・僕はそう誓ったではないか。
数年前にあの家を飛び出したあの時に。
一生、沙夜の事を守り抜くんだって・・・。

そして、僕は沙夜の頬に優しくキスをした。

・・・・・
・・・・
・・・


377:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:40:45 yST9EM8c

いつもは閑静な住宅街。
今日に限ってはそこは騒然としていた。
赤色灯を煌めかせるツートンカラーのクルマが何台も外に止まり、辺り一帯には立ち入り禁止の黄色いテープが張り巡らされた。
その騒動の現場と思われる室内にはトレンチコートを着た男達と鑑識道具を持った男達でごった返している。
やがて、やはりコートを着た胡麻塩頭の年配の男性がやってくると、深々と目の前の白骨遺体に手を合わせた。
ひとしきり成仏を祈る念仏を唱えると、刑事と思しき年配の男性は顔を上げる。
その顔に深く刻まれている無数の皺は、彼が今まで数々の荒波を乗り越えてきた事を雄弁に物語っていた。
彼は苦虫を噛み潰したかのように苦い顔をすると、彼より早く現場に到着していた30代位の男に話しかける。
「こりゃあ、一体どういう事だぁ?」
若い男は胸元から手帳を取り出すと、生真面目な表情のまま返答する。
「まだ鑑識に回していないので確定はできませんが、ガイシャはここに住んでいた10代の兄妹だと思われます。
 数ヶ月間家賃を滞納していたため、大家がその催促をしに何度も足を運んだようなのですが、ずっと不在のようでした。
 不審に思った大家が合鍵を使って中に入った所、そこで白骨化した遺体2つを発見したとのことです」
「ああ、まぁそれはいいんだがな・・・。 なんでこの二人は荷造り用の紐で結ばってるんだい?」
「それはまだはっきりしません。 室内に荒らされた形跡はありませんが、心中にしてはやや不審な点が残ります。
 今のところ、物取りと心中の両面から捜査をするのが妥当と思われます」
「そうかい・・・。 ふぅ・・・何ともやりきれねぇな、おい。
 引退間近な老いぼれにこんな訳の分らん事件をやらすたぁ、世間様は冷たいもんだねぇ・・・」
老刑事はひと際大きく嘆息すると、両手をすくめてそう一人ごちた。

・・・・・
・・・・
・・・


瘴気漂うここは魔界。
何百人単位で収容できそうな広さのある謁見の間に蝶ネクタイとサスペンダーを付けた幼い悪魔が
緞帳の向こうにいるであろう何者かに向かって話しかけていた。

「ねぇねぇ、聞いてパパ。 人間って人間ってホント馬鹿なんだよ~。
 一番大事にしていたものを自分の手で汚してしまった上に、最後には自分の命まで失っちゃうんだから・・・。
 まったく救いようがないよね~・・・」

そう言うと悪魔は腹を抱えて笑いだす。

「あ~、楽しかった。
 じゃあ次はどんなおもちゃで遊ぼうかな~」

ケタケタケタ・・・・・

幼い悪魔が上げる乾いた嘲りの笑い声は、いつまでもいつまでも響き渡り、ずっと途切れる事はなかった・・・。


―了―

378:見習い ◆L1ivdodHyU
10/04/11 23:50:21 yST9EM8c
以上です、ありがとうございました。

実はあの交通事故が最初から仕組まれていて、ひき逃げ犯はあの小悪魔に唆された
主人公達の父親なのではないか・・・と考えるといたたまれなくなります。

厨っぽい三文SSでごめんなさい。
この話は1人称のSSを書いてみたくて作成しました。
ですが、男視点の1人称では、この先どんなに話を膨らましてみてもエロさには限界がありますね。
これもまたいい勉強になりました。

「こんなエロくもない鬱SS投下しやがって」という批判は甘んじて受けますが、
少しでも読んだ人を「おっ」と思わせたなら成功だと思っています。

ありがとうございました。

379:名無しさん@ピンキー
10/04/11 23:53:07 ZpUYclyD
GJ!
ちょっちせつねえ
でもエロいw

380:名無しさん@ピンキー
10/04/12 01:52:07 W1u8+87g
サスペンダーと蝶ネクタイ。バーロー脳内再生余裕でした

381:埋田 手恥
10/04/14 15:42:53 +pDK+AOY
「それにしても…」


-圧倒的だな、我らが勢力は-

響くような、しかし穏やかな声に背後を見ると
自らが出す粘液により光沢を放ち、桃色と肌色を足したような艶かしい肉手の草原がある。
其所に居るのはいずれも幸せそうに笑い、快楽を享受する数百、数千もの男女だ
と、その肉の草原から幾本かの触手が伸び、人の形を作る

『まさか短期間の内にこれだけ同胞を増やせるとは思わなかったぞ』
「私もまさかこれほどになるとは思いませんでした。嬉しいことではありますが、流石に人に哀れさを感じてしまいますね」
『なに、皆で幸せになればいい。そのための我なのだから…』
その言葉と同時に無数の触手が私の身体を這い登ってくる
「そう、ですね。ハァ…皆で幸、せに…なりましょ。ご主人様ぁ」
そして私も、ご主人様に包まれて快楽の草原に身を躍らせるのであった


埋めネタってこんな感じでいいんかね?

382:名無しさん@ピンキー
10/04/15 02:30:28 ey3rfQPM
ok

383:埋めネタ
10/04/15 11:14:28 zs4qaPDG
 彼女が大学のゼミを休んだ。
 昨夜からメールに返事もないし、電話をかけても出ないので下宿を訪ねてみた。
 そしたら、チンコ蟲に寄生されて、ベッドの上でシコってた。
「……ひぐっ……直くん……止まんないよぉ……」
 あー、おととい彼女がエスニックが食いたいと言い出して、チンパブエ料理の店に連れて行ったっけか。
 チンポン菜のサラダにでも蟲の卵がついてたのだろう。愛想だけはいいけど衛生管理の怪しい店だったし。
 俺も同じもの食ったけど、男の体内では育たないんだよな確か、チンコ蟲の卵って。
 彼女はパジャマのズボンとパンツをずり下ろし、猿みたいな勢いで股間のチンコ蟲をしごいてる。
 前にオナニーのやり方を白状させたときは最初に胸を弄ると言ってたが、いまはそちらは手を出してない。
 チンコ蟲に寄生されるとチンコで抜くことだけで頭がいっぱいになってしまうのだ。
 チンコ蟲を駆除するには、患者にチンコではなく女の快感を思い出させてやるしかない。
 俺は彼女を抱き起こして後ろに周り、首筋にキスしながらパジャマのボタンを一つ一つ外した。
 そして前をはだけさせ、もろ出しにしたオッパイに横から吸いついた。

(埋めネタなので続きは省略されました)

384:名無しさん@ピンキー
10/04/15 12:15:57 +fmKbA7Y
わっふるわっふる

385:まだ容量残ってるので埋めネタ
10/04/15 16:56:29 zs4qaPDG
(埋めネタなので途中経過は省略されました)

「ひゃうっ!? 直くんっ……ひゃんっ!! あぁんっ……んくぅぅぅっ!!」
 俺は彼女に背面座位でぶち込んでいた。
 ベッドのスプリングを利用しながらの突き上げで、彼女の身体が面白いように弾む。
 やーらかなオッパイも俺の手の中で、ぼいんぼいんと弾む。
 ついでに股間のチンコ蟲も揺れて、ぺちぺちと間抜けに彼女の下腹を叩いている。
 脱がせたパジャマを使って後ろ手に縛ってやったので、彼女はチンコ蟲をしごけないでいる。
 兵糧攻めというやつだ。いま彼女が味わってるのは女の快感だけ。
 チンコ蟲はチンコの快感を味わえず、悶え苦しんでいることだろう。
 俺もチンコを持つ身として、ちょっぴり同情しないでもない。
「ひぐっ!? 直くん……あたし、もう……イッ、イッちゃ……!!」
「ぐぉぉぉぉっ……!」
 俺はストロークを早めた。このまま一気に上り詰める、彼女と一緒に!
「あっ、イッ……あああああっ……!!」
 ―どびゅっ! びゅっびゅっ!!
 俺は彼女の中に思いきり精をぶちまけた。
 淫らに乱れまくってくれてるこんなときでなきゃ、中出しなんてできないからな。
 一方、チンコ蟲の奴は射精もできないまま、ぐったり萎えている。このまま放っておけば死ぬのだろう。
「はぁぁぁ……直くん……」
 陶然としている彼女の股間に、俺は手を伸ばし―チンコ蟲を、しごき始めた!
「……ひっ!? 直くん、な……何を……?」
「お前の乱れ具合が可愛かったからさ、しばらくチンコ蟲、生やしたままにしておこうと思って♪」
「イヤッ……イッ……ひぐぅぅぅっ……!?」
 再びしごかれて、むくむくと元気になるチンコ蟲と、よがり乱れる彼女。
 これでもうしばらく楽しめそうだ。 【完】


386:名無しさん@ピンキー
10/04/15 17:48:34 mnWYj2Qt
__
    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-


                          /⌒ヽ   _,,-''"
                       _  ,(^ω^ ) ,-''";  ;,
                         / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
                     (.゙ー'''", ;,; ' ; ;;  ':  ,'
                   _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'  ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                _,,-','", ;: ' ; :, ': ,:    :'     d⌒) ./| _ノ  __ノ

次スレは↓
スレリンク(eroparo板)

387:名無しさん@ピンキー
10/04/15 19:06:53 mgBv5Fw/
まだ微妙に埋まってねえww

388:名無しさん@ピンキー
10/04/15 19:08:38 rrSd5azH
>>385
GJ!
埋めネタにしとくには惜しいww また別のシチュでも読んでみたい。
やっぱりチンコ蟲の生えた娘にヤラれちゃうとチンコ蟲が生えちゃうのかな?

389:名無しさん@ピンキー
10/04/15 19:20:02 uot3jmvy
                    ,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__
                     ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-
                       / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {
                   ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
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