不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part13at EROPARO
不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part13 - 暇つぶし2ch181:名無しさん@ピンキー
10/03/12 02:00:17 ILdNICMI
ありがとうございます、こんな駄文を援護して頂けるなんて正直嬉しいです。

>>177
そう言って頂いた後で気まずいんですが、プロットも書かずに妄想と勢いで4日(2日で書いて2日添削)で書いた物なので、
どこかしらに論理的な破綻があるかもしれません。
見直しは何度もしましたが、その場合はご容赦を・・・。

>>180
今回投下し終わったらまた半年ROMるつもりです。
もっといい文章が書けて実力が付いてきたら、その時はトリなりコテハンなり使わせて頂きます。
ちなみに祝詞は本物の祝詞です。こんな事に使ったら罰が当たるかも・・・。


明日の夜、残りを投下したらそのまま2泊3日で島根の出雲大社にお参りに行ってリアル巫女さんを見てきます。
趣味はクルマと神社巡りなんです・・・。
出雲大社の主祭神のオオクニヌシはスクナビコナと一緒に日本国を整備した事と共に、数多くの妻を娶って子を残した
日本神話でも有数の性豪としても知られています。
お参りする事によって、何らかのインスピレーションが得られればいいですね!

182:名無しさん@ピンキー
10/03/12 02:08:35 Rt80aJ/1
>>181
角煮の天照スレもオヌヌメ

リアル巫女さん楽しむなら、早朝の方がよいと思われ
更に言えば、本殿より神楽殿の方がウロウロ率高い

近くで楽しむなら、八重垣の方が楽しめるかもw

どうぞ、良い参拝行を


183:名無しさん@ピンキー
10/03/12 15:04:17 cq6GysGv
メイデンフォースのパクリだな

184:名無しさん@ピンキー
10/03/12 17:11:40 QUqMcwU0
どんな作品もどこかしらパクリなものよ。

185:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:08:11 ILdNICMI
一昨日から長々とこの場をお借りしましたが、今夜で最後です。

今日の属性は、MC・浣腸(スカ注意)・出産になります。
苦手な方はご注意ください。

ではよろしくお願いいたします。

186:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:09:14 ILdNICMI
「っくぅぅ・・・くるしいよぉ また出ない・・・」
結絵は便座に座ったまま脂汗をかく。
年頃の女の子にありがちな事だが、結絵もスタイルを気にするため食が細い。
当然そうなると便秘になりがちなのだが、結絵の場合はもう1週間以上も便が出ていなかった。
今回こそは!と期待してトイレに入ったものの、またしてもそれが出てくる気配はない。
「だめかぁ・・・」
結局、結絵はそれ以上頑張ることを諦めてトイレを出た。

「結絵さん?顔色が優れないようですけれど、どこか体調が優れないのですか?」
美樹は結絵の顔を覗きこみ、心配そうに言った。
「えっ・・・ううん、大丈夫だよ!」
「そうですか・・・」
結絵はとっさに強がって見せたが、肌の艶はなくなり、いつもの元気も影を潜めているのを見れば、彼女が本調子でないことは容易に見てとれる。
(美樹ちゃんに隠し事はしたくないな・・・)
そう思い直した結絵は、思い切ってここ最近の悩みを美樹に打ち明ける。
「え!?1週間以上もですか?」
「し~っ!!美樹ちゃん声が大きいよ!!」
「あ、すみません。 でも1週間以上はさすがに普通ではないですね。 美容にもよくありませんよ。
 それに便秘はこじらすと最終的には大腸ガンの原因にもなったりするって言いますし・・・」
「そうだよねぇ・・・ガンは怖いなぁ・・」
二人の間に沈黙が流れる。
「そう言えば、便秘に良く効くお薬があるとお母さまから聞いたことがあります。あした結絵さんに持ってきてあげますね!」

翌日
美樹は小さな紙袋を結絵に手渡した。
「お薬と言ってもこれはお浣腸なんですが・・・、効き目は優しいって言っていました。良かったら使ってみて下さい」
「うん、ありがと!」
結絵は自分の部屋に帰り、今しがた美樹に手渡された紙袋を開ける。
中から出てきたのはいわゆるイチジク型の浣腸だった。
正直、結絵は浣腸にまで手を出すのをためらって敬遠していたのだが、親友の美樹がわざわざ用意してくれたものを無駄にするのは気が引ける。
それに結絵自身、便秘による体調不良を我慢するのが限界に近かったことが後押しした。
それらの一つ一つはパッケージに入っておらず、どうやら一般に流通している物とは少し違うようだ。
結絵はそのうちのひとつを手に取ると、ぬるま湯で浣腸液を温めてからトイレに入る。
「うわぁ・・・緊張する」
初めての経験に不慣れな様子の結絵だが、気持ちの悪い感覚を我慢してどうにか肛門に挿入することに成功した。
――つむっ・・・
「あっ・・・」
馴れない感触に結絵は思わず声を上げた。
――ちゅうぅぅうぅ じゅりゅ・・・・
結絵はそのまま浣腸液を全て腸内に出すと、ゆっくり浣腸器を引き抜いた。
それから5分余り、結絵に久しぶりに訪れた便意は最高潮に達した。
結絵は括約筋の力を徐々に抜くと肛門からは久方ぶりとなる便が次々に出てくる。
「はぁぁぁ・・・」
結絵は一週間以上ぶりの排泄にほっと胸を撫で下ろした。
体に痞えているものが無くなり、結絵の体は文字通り軽くなった。
「明日、美樹ちゃんにはお礼を言わなくちゃ」
結絵は自分を心配してくれた美樹に感謝するとともに、やっぱり持つべきものは親友だなと感じていた。

しかし、結絵は気づいていなかった。
先程注入した浣腸液の中には小さい透明な卵の様なものが無数に含まれていたことを。
そして、注入された卵のほとんどが排泄されずに腸の襞の中に留まっていることを。

187:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:10:40 ILdNICMI
――翌日
「美樹ちゃん、ありがとう助かったよ! おかげで絶好調だよ」
「ふふ、それは良かったです。また何かありましたら言って下さいね」
「うん!ありがと、美樹ちゃん」
太陽のように明るく微笑む結絵。
しかし結絵は、美樹の笑顔の下にどす黒く渦巻く本心に気付くことが出来なかった。


「う~ん、また使おうかな・・・」
結絵はまた3日ほどお通じがなかった。
基本的に食生活は変わっていないので、一度排泄した所でまた再び便秘になることは自明の理だ。
きっとこれ以上体に溜め込んでは毒になるに違いない。
結絵はそう思ってまた美樹にもらった浣腸を使う事に決めた。
彼女は前回よりスムーズな手つきで浣腸液を腸内に注ぎ込むと、訪れる便意をじっと我慢する。
「くはぁぁぁ・・・・」
10分後、我慢に我慢を重ねた便意を一気に解放して黄金色の塊を一気に放出するカタルシスは病みつきになりそうだった。


――2週間後の夜
美樹にもらった浣腸は3日前に使い切ってしまった。
定期的に排泄をしたので、そのままお通じのサイクルが正常に向かうことを期待したのだが、やはり自然な排便と強制的な排便では違うらしく、
また3日前を最後にぱったりと止まってしまっていた。
(明日あたりまた美樹ちゃんにお浣腸もらおうかな・・・)
結絵はベッドの中でそんな事を思っていた。

188:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:12:51 ILdNICMI
明くる日、美樹の部屋に遊びに来ていた結絵は、美樹にまた浣腸用意してもらうようお願いする。
「ええ、構わないですよ。前回少し余分に貰って来たので帰る時にお渡しします」
「えへへ、美樹ちゃん、ありがと!」
結絵はそう言って出された紅茶に口をつける。
その瞬間、
ぷちっ・・ぷちぷちっ・・・
何の予告も無しに結絵のお腹の中が突如熱をもったように熱くなる。
「ああぁっ!! いやぁぁぁっ・・・な、何なの・・・?」
それは、結絵の腸内に留まっていた卵が一斉に孵化を開始した瞬間だった。
孵化をした小さな線虫のような生物たちは、ビチビチと腸液の海を跳ねながら手近な腸壁に頭を潜り込ませる。
「ひぃぃっ うう・・・」
体の中心を熱く灼かれ、結絵はほとんど体を動かすことが出来なかった。
「あら?ついに孵りましたか。ふふっ、結絵さん。腸内で卵が一斉に孵化する感覚はいかがです?
 結絵さんのお腹の中の蟲達は、今まさに頭を潜り込ませて結絵さんと同化しようと頑張ってるんですよ」
身動きが取れない程、もがき苦しんでいる親友を前に美樹は淡々と嬉しそうに喋る。
「そういえば結絵さん、またお腹の中に不要なモノを溜めこんでるんですよね?
 家に帰ってからと言わず、今ここで出してしまったらいかがですか?」
美樹はそう言って立ち上がると、部屋の奥の引き出しから巨大なシリンダーとあの透明な卵がたくさん入った透明な粘液を持って来た。
「やめ・・てぇ・・・」
結絵は拒絶の意思を表すが、美樹は結絵が体を思うように動かせないのをいい事に、彼女のスカートを捲り、下着を降ろす。
そして結絵の体をうつ伏せにして尻を突き上げた格好を取らすと、美樹はシリンダーの中になみなみと粘液を充填する。
「さぁ、力を抜いてくださいね・・・」
――つぷっ・・・
美樹はそう言うと、結絵のこじんまりとして可愛い菊門にシリンダーの先を挿入する。
「いやぁぁっ!!」
結絵は力を振り絞って液体が流れ込むのを阻止しようと尻を振るが、
「結絵さん、あんまり動いてしまっては腸壁を傷つけて取り返しのつかない事になりますよ」
優しく脅迫する美樹の言葉に怯え、結絵は抵抗することをやめた。
美樹がシリンダーの後端を押すたびに、ひんやりとした粘液が結絵の腸内に流れ込む。
結絵はその地獄の責め苦を甘んじて受けるほかなかった。
やがて中身を全て注ぎ込んだ美樹は、結絵の肛門からシリンダーを引き抜く。
その時ぷしゃっ、と力の入らない結絵の肛門からは注入した粘液が溢れ出てしまった。
「あらあら、お尻に力が入らないんですか? でしたらこれを貸して差し上げます」
そう言って美樹はアナルプラグを取り出して結絵の肛門にぎゅっと挿入する。
「うっ・・く いやぁぁ!!」
異物を肛門に詰められ結絵は思わず声を上げる。
そして美樹は結絵の体をひっくり返し、仰向けにしておしめを取り換えるようなポーズを取らせると、
大量に粘液を注入され、膨らんだ結絵の下腹部を愛おしそうに撫で、何物も踏み入った事のない結絵の膣口に舌を挿しこむ。
ぺろっ・・・ちゅっ にゅっ にゅるっ・・・
「いやぁっ・・・やめて 美樹ちゃん・・・そんなとこ 汚いよぉ・・・」
そんな結絵の懇願を無視して美樹は一心不乱に結絵の膣内を舐めまわす。
一通り舐め終わった美樹は結絵の秘所からすっと口を離すと、
「汚いなんて事ありませんよ。結絵さんのものでしたら例え排泄物であっても口に出来ますわ」
そう言って今度は結絵のクリトリスを口に含む。美樹は丁寧に唇で皮を剥き、現れた小さい若芽を舌先で優しくこする。
「ひぁぁぁっ!!」
今まで触れた事のない神経の塊を優しく愛撫され、拒絶する意識とは別に徐々に結絵の体は快感を感じ始めていた。
美樹は手技と舌技を駆使して徹底的に結絵の秘唇を責め立てる。

189:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:13:45 ILdNICMI
すると、やがて
――ぐるるるっ ぎゅるる
抵抗することを半ばあきらめて、されるがままでいた結絵の下腹部がごろごろと音を立て始める。
「ふふっ、結絵さん。そろそろこちらがキツくなって来たんじゃありませんか?」
コクンと首を縦に振る結絵。
「そうですか・・・、では出したくなったらお願いをして下さい」
「え・・・?お願いって?」
「そう、お願いですよ。何をどうしたいか解りやすく私に伝えて下さい」
(うそ・・・、そんな事言えないよ・・・)
結絵はそう思った。
「言いたくないんでしたら結構です。そのままそこで指一本動かせずに悶え苦しんでいて下さい」
――しばしの沈黙。
美樹にお願いすることを拒んだ結絵は大腸や結腸が蠕動する苦痛に耐え、じっとりと全身から脂汗を浮かべていた。
排泄できない苦痛に悶える結絵を忖度する様子もなく、美樹はまた黙々と結絵の膣を舐めまわす。
少量ならばともかく、あれだけ大量に浣腸された結絵の我慢はそれほど長く続くはずもなかった。
「うぅ・・・出したいよぉ・・」
結絵の秘所から口を離し、美樹が尋ねる。
「何を出したいのですか?」
ストレートに聞かれた結絵は口篭もる。
「・・・う  ・・んち 出したいです・・・」
「何ですって?よく聞き取れません。それが他人にお願いする態度なのでしょうか」
「うんちを出したいです!!もう苦しいの!助けてぇ!!」
涙で潤んだ目で結絵がはっきりとお願いをしてきた事に、美樹は全知全能の神になったような支配する悦びを感じていた。
「可愛いですね、結絵さん。私も結絵さんがそんなにも苦しむ姿を見たくありません。 いいでしょう、結絵さんを解放いたします」
そう言って美樹は結絵のアナルプラグに手をかけた。
「ちょ・・・えっ? ト、トイレに連れてってくれるんじゃないの?」
「いえ、そのままここでして頂いて構いませんよ」
「いやっ!恥ずかしい!! 床が汚れちゃう・・・」
「私は構いませんよ。先程も言った通り、結絵さんに汚い所なんて無いのですから・・・」
美樹はアナルプラグを躊躇いも無く、ぐっと引き抜いた。
――ぶしゃあぁぁぁっ!!
「いやぁぁぁっ!!」
結絵の悲鳴と共に茶色い液体が結絵の肛門から噴き出す。
しかし結絵はトイレ以外の場所で排泄するショックを感じる間もなく、予想外の感覚に戸惑う。
「・・・なにこれ・・・ き・・きもちいぃ・・・」
排泄物の塊が大腸を通り、肛門を通過する度に結絵は信じられないような快感を感じていた。
「気持ちよさそうですね。 結絵さんの腸と肛門には先程の蟲たちが喰いついて同化を始めてるはずです。
 その仔達は結絵さんの神経と直接つながって、何らかの刺激を受けるたびに
 宿主である結絵さんに人外の快感を提供するんですよ」
美樹の言葉はほとんど結絵に伝わっていなかった。
腸内の排泄物が移動する度に頭が絶望的な快感が襲ってきて、結絵は正気を保つのが精一杯だった。
結絵がその小さな肛門から黄金色の迸りを出すたび、膣から愛液が溢れ出てくる。
「あ・・・あがっ・・・あはぁっ・・・」
可愛い顔を醜く歪めて、結絵は暴虐的な排泄の快感を小さな体で受け止めていた。

190:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:15:19 ILdNICMI
結絵が目を覚ますと、そこに美樹の姿はなかった。
自分が排泄したはずの汚物は綺麗に片づけられ、汚れてしまった体まで綺麗に清められている。
鉛のように重い体を動かすと、結絵は美樹の部屋を後にした。

夕暮れの街の中を結絵は疾走する。
心臓はオーバーレブし、呼吸も限界だったが、それでも彼女は走った。
結絵は親友だと思っていた美樹があんな風に豹変してしまった事に深いショックを感じていた。
『美樹ちゃんを助けたい』
一心にそれだけを願うと、力になってくれるに違いないもう一人の仲間のもとに急いだ。

――ピンポンピンポンピンポン!!
結絵は乱暴に呼びだしのベルを鳴らした。
はい、という言葉と共に中から綾音が出てきた。
「どうしたんですか?そんなに急いで」
そんな自然体な綾音を見ると、結絵の心が一瞬で安らぎ、代わりに堰を切ったように大粒の涙が両方の瞳から溢れる。
「ひっ・・・ひぐっ みきちゃんがぁ・・・みきちゃんがおかしくなっちゃったぁ・・・」
玄関前で大泣きをし始めた結絵を見て、綾音は自分の部屋の中に招き入れる。
「どうぞ、これでも飲んで落ち着いて下さい」
綾音は電子レンジで温めたホットミルクを結絵に差し出した。
結絵はミルクにちびちびと舌を付けると、体と一緒に心まで温まってくる気がする。
「それで、美樹さんが一体どうしたんですか?」
結絵は一呼吸置いてから喋り出した。
「何か・・・美樹ちゃんがいつもの美樹ちゃんじゃなかったの・・・。何かに乗っ取られてるって言うか・・・。
 普段なら絶対に言わないような冷たい言葉を言ったり、いやらしい事をしてきたの・・・」
ふん・・・と一瞬考えたような仕草を見せた後、綾音は口を開く。
「いやらしいって、どの位いやらしかったのですか?」
「え?」
結絵は質問の意味が理解できずに聞き返した。
ポカンと口を開けている結絵を尻目に綾音はやおら立ち上がると、ふぁさっと突然着ていた服を脱ぎ始め、結絵の前で全裸になってしまった。
想像の斜め上を行く綾音の行動に結絵はマグカップを持ったまま固まってしまう。
「結絵さん、この私と美樹。どっちの方がいやらしいですか?」
綾音はそう言うと結絵の目の前で濃厚なオナニーを始める。
膣に挿入した指を鉤状に丸め、反対の手で形が変わる程胸を揉みしだく。
ちゅっ くちゅっ くちゅっ・・ ぐちゅっ・・・
「うん・・あはぁっ・・ くはぁ  」
ごぷっ、と膣から溢れて来た愛液は早くも白濁し、綾音が本気で感じている事を証明する。
思考が停止して現実感が全く湧かず、TVの中の出来事のように眺めていた結絵だが、意識がふと我に返った。
「きゃあぁぁぁっ!!」
結絵は持っていたマグカップを床に落とすと、縺れた足のまま何度も転びながら玄関まで行く。
ほんの数メートルしかない廊下がひどく長いものに感じられる。
玄関に置いてあった靴を何とか握りしめると、裸足のまま結絵は綾音の家を飛び出した。

191:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:16:26 ILdNICMI
「なんで・・・なんで・・・」
結絵は誰に問うわけでもなく疑問を口にする。
「美樹ちゃんだけじゃない・・・綾音ちゃんもおかしくなってる・・・」
頼る人がいなくなってしまった結絵は、最後の望みの綱である麻衣の部屋に向かって全力で走っていた。
何とか靴を履き走る事が出来た結絵だが、足の裏は砂利で傷つき、両膝や肘も転んで擦り傷をたくさん作ってしまっていた。
体中のあちこちから、もう限界だと悲鳴が上がる。
綾音の家から麻衣の部屋まではこんなにも距離があったものなのか・・・。
日が沈んで辺りは暗くなり、人影がほとんど無い道を走っていると、
結絵はこの世界に自分の味方が居なくなってしまったんじゃないかと急に心細くなる。
美樹と綾音。共に誰よりも信頼していた二人に裏切られたショックは、結絵の心を限りなくネガティブにしていく。
それでも結絵は必死に歯を食いしばって麻衣の部屋に向かっていた。

――ドンドンドンドンドンッ!!
扉が壊れてしまうほどの勢いで激しくノックする結絵。
今の時間ならおそらく麻衣は居るだろう。
「麻衣さん!・・・っ麻衣さん! 開けて!! 助けて!」
力強く打ちつけて赤くなってしまった拳は、それでもなお必死にドアを叩き続ける。
――ドンドンドンドンッ!!
そんな彼女の後ろからすっと近づいてくる人影があった。
しかし夢中でノックをしている結絵は背後に迫る人影に気づかない。
そして、
すっ・・・
「むぐっ・・・!?」
大きく肩で呼吸をしていた結絵は、口元にあてがわれた布から発する刺激臭を思わず吸い込むと
結絵の視界は途端に暗くなり、そのまま意識を失ってしまった。

192:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:18:41 ILdNICMI
「・・・・んっ・・・」
結絵は軽く呻くとゆっくりと目を覚ます。
ぼんやりとにじむ視界が徐々にクリアになる。
そこは見た事のない部屋だった。
うっすらと寒さを感じると思ったら、結絵は着ていたはずの服を脱がされ全裸になっていた。
「痛っ・・・!」
痛みに違和感を感じてそちらに目をやると、彼女の細い両手首は太い麻縄の様なもので拘束され、
爪先立ちになるかならないか位の位置で天井から吊るされている。
結絵は気を失う前の記憶を手繰り寄せ、状況を整理する。
(あれ・・・確か 麻衣さんの部屋をノックしてたら、急に変な匂いがして意識を失ったんだっけ・・・?)
(っていう事は麻衣さんも誰かに襲われてしまったかも・・・!!)
――ガチャッ
突如、ドアが開く。
部屋に入ってきたのは麻衣だった。
「麻衣さん! 無事だったんですね!! 良かったぁ・・・」
結絵は麻衣が無事な事を確認するとほっと胸を撫で下ろした。
「麻衣さん、これ 手首が痛いんですぅ。 解いてくださ~い」
ようやくこの辛い体勢から解放されると思っていた結絵だが、目の前で腕を組み、全く縄を解いてくれる素振りを見せない麻衣を見て
とてつもなく嫌な予感に襲われた。
「え・・・? まさか・・・麻衣さん?」
麻衣は妖艶に微笑むと、扉の外に向かい呼びかける。
「あなた達、入りなさい」
結絵は反射的に扉の方を向くと、そこから綾音と美樹が中に入ってきた。
「ひっ・・・!!」
部屋に入ってきた二人は何も感情を持たないガラス玉の様な瞳で結絵を凝視し、麻衣の後ろに控える。
「フフ、そうやって縛られている結絵の姿、とっても素敵よ」
「麻衣さんも・・・おかしくなっちゃったんですか・・・?」
「おかしくなった? いいえ、私はしっかりしてるわ」
「もしかして、3人とも妖魔に操られているんじゃぁ・・・」
「確かに、私たちは妖魔界に身を捧げる事を誓ったわ。でも、私も綾音も美樹も自ら進んでそれを選択したのよ」
「やっぱり・・・。麻衣さん、美樹ちゃん、綾音ちゃん、お願いだから目を覚ましてぇっ!!!」
「結絵、あなたは勘違いしているわ。本当に目を覚ますべきなのは結絵、あなたなのよ」
「どういうことですか!?」
「あなたも妖魔界に身を捧げなさいと言っているの」
「なんで!?妖魔は悪い奴なんだよ!そんな奴らに操られちゃだめぇ!!」
「妖魔が悪い? それは本当なのかしら」
「そうに決まってるじゃないですか! だってそんなのは昔から誰もが知っている事じゃないですか!!」

193:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:22:35 ILdNICMI
ふぅ、と一呼吸置くと麻衣は結絵に問いかける。
「何故、妖魔が悪者なのかしら?」
(何故って言われても・・・)
「妖魔は悪い奴だよ!! だって人間に危害を加えるもん」
「確かに知性の低い下級妖魔は、偶然その場に居合わせた人間に危害を加えてしまう事もまま有るわ。
 だけど、それがどうかしたのかしら?」
「え!?」
「偶然人間に危害を加えてしまったとして、それは妖魔全体を滅しなければならない程の理由なの?」
「うぅ・・・ そうだよ!妖魔は滅しなければならないもん!」
「そう・・・では、あなたの理論だと人間に危害を加えたライオンという種族はこの世から根絶やしにしなければならない。そういうことなのね?」
「・・え   ??」
結絵の頭は混乱していた。
幼い頃から妖魔は敵だ、倒さなければならない敵だと教え込まれ続けたので、今の今まで妖魔を滅する事に何の疑問を持った事も無かった。
しかし、いま改めて問われると麻衣の言う事の方が筋が通っている気がする・・・。
今までの価値観と新たな価値観が結絵の頭の中でせめぎ合い、彼女の思考回路がショートする。
結絵の頭のショートした空白地帯に悪魔の様な麻衣の囁きがするりと滑り込む。
「ねえ、結絵。本当は平和に暮らしていた妖魔達の世界を脅かした侵略者は他の誰でも無い、私達退魔師なんじゃないかしら」
「・・・本当の悪者は、  あたし達・・・?」
麻衣の言葉が紡ぐ新たな価値観は、まるでウィルスのように結絵の思考に寄生して増殖すると、あっという間にその思考を汚染する。
「・・わたしたちが ・・・・・わるもの・・・?」
結絵の瞳は段々と光を失い、濁っていく。
麻衣は結絵のアイデンティティーがガラガラと音を立てて崩れて行く様子を見てニンマリと微笑む。
「そうよ、本当に悪いのは私達なの。 悪い事をしてしまったら何をしなければならないの? そう、償いよ」
「 つぐない?・・・ですか?」
「今まで私たちが滅してしまった妖魔の数を元に戻すよう、妖魔界に貢献するのよ」
「な・・・なにをするんですか?」
「妖魔を産むのよ」
「妖魔を産むんですか・・・?」
「そう、減らしてしまったのだから増やせば良いだけ。簡単な話よ」
「・・・・・・・」
沈黙が部屋に響き渡る。
結絵の心は九分九厘麻衣に従おうと決めていた。
しかし、最後の最後で何かが結絵を踏みとどめる。
心の中で葛藤を続ける結絵の体を、突然ふわりと良い匂いと温かい体温が包み込む。
ふと見上げると裸の結絵の体を美樹が抱きすくめていた。
「結絵さん、無理をしないで下さい。 心配しないで。さぁ、私達と一緒に罪を償いましょう」
「み・・みきちゃぁん・・・・」
結絵は聖母のように優しく抱擁する美樹の胸元に顔を埋めると、今まで味わったことのない安心感に包まれる。
「そうですよ、結絵さん。 妖魔界に償いながら私たちも気持ち良くなれる・・・こんな素敵な事は無いんじゃない?」
綾音はそう言いながら結絵の背後に回り込むと、結絵の後ろの窄まりにそっと指を入れる。

194:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:23:30 ILdNICMI
くちゅっ
「ひぅぅっ!!」
「さぁ、結絵さん心と体に素直になって・・・全てを受け入れましょう」
ぐっちゃ ぐちゃ くちゃっ
すっかり忘れていた快感が瞬時にフラッシュバックする。
「あぁ・・・き、きもちいいよぉぉ・・・」
美樹に頭を撫でてもらいながら綾音に肛門を掻き回してもらうと、結絵はえも言われぬ幸福感を感じる。
肛門を責める綾音の指は1本から2本に、そして2本から3本に数を増やしていくと、結絵の膣口からはそれに比例するように愛液が流れる。
「あひぃ・・・みきちゃん おかしくなるぅ!・・・おかしくなっちゃうよぉ!」
快楽と恐怖に結絵は怯え、美樹の胸元で悲鳴を上げる。
「今、楽にしてあげますね」
美樹はそう言って結絵の両手首を拘束している縄を解いてやると、結絵は小さな子供のようにがばっと美樹に抱きつく。
「ひぃ!!  ひぃぃ!! もう・・・だめぇ・・・」
下半身からせり上がってくる快感の波に呑まれないように一層強く美樹にしがみつく。
そして、徐々に挿入する指の数を増やしていった綾音が遂に拳を丸々肛門の中に挿れてしまう。
「あぎゃぁぁぁぁっ!!!!」
蟲に寄生された結絵の肛門は柔軟性に富み、裂ける事無く綾音の拳を受け入れる。
ぐちゅっ!ぬちゅっ!!ぎゅちゅっ!!!
綾音が拳を突き入れるたびに結絵の薄い腹はボコッ!ボコッ!と膨らみを見せる。
常人では苦痛以外の何物でもない行為だが、腸壁や肛門に同化した蟲達の尻尾は
刺激を受けるたびに何倍にも増幅した快感を結絵の神経に伝える。
愛液なのか腸液なのか尿なのか区別のつかない液体を撒き散らしながら結絵は拳を受け入れた。
その傍らに寄り添って麻衣が呟く。
「10年前、上級妖魔との闘いに敗れた私は妖魔達の苗床にされるべく、犯しつくされたわ・・・。
 でも残念なことに、私の体は妖魔を受胎することが出来なかったの。
 私を苗床にすることを諦めた彼らは、私の子宮を人間の物とそっくりなダミーのものにすり替えたわ。
 その後解放された私は救助され、全身を洗浄され清められた。
 だけど周りの人は勿論、私自身も子宮そっくりに擬態した妖魔になっていた事に気付かなかったの。
 それから10年、子宮に擬態した妖魔は少しずつ少しずつ私の人格を乗っ取ったわ。
 そう、私の中の子宮が囁くの・・・。『償え・・・苗床を、苗床を妖魔界に捧げよ』ってね。
 あなた達ほどの霊力の高い若い子宮なら上級妖魔をたくさん産む事が出来るわ。 思う存分その身を捧げなさい」
美樹が結絵に優しく話しかける。
「だそうですよ、結絵さん。 これから頑張って元気な赤ちゃんを一杯産みましょうね」
「産むぅ!! 赤ちゃんいっぱい産むぅぅぅ!!!!!」
「そうそう、美樹。あなたはその触手パンツを穿いたままでは妖魔を産むことはできないわね・・・。
 あちらに行ったらあなたの心臓をその触手パンツと同じ機能の物に取り換えてあげるわ。
 想像してごらんなさい、きっと気持ちいいわよ・・・。 心臓が鼓動する度にあなたの中の不浄な人間の血が浄化されていくのよ」
「はい!! ありがとうございます・・・」
背後から結絵の菊門を奥深くまでフィストファックしながら、綾音は結絵に尋ねる。
「じゃあ結絵さん、そろそろ聞かせて下さい。妖魔界に未来永劫忠誠を誓いますか?」
「忠誠を誓います!!私の体は妖魔様にささげますぅ!!!」
「よくできました。それでは結絵さん、イってください・・・」
綾音はズン!をより一層奥まで腕を突っ込むと、結絵の腸内をメチャクチャに突く。
「あひぃ・・何か来るぅ!! イっちゃうう イっちゃうよぉ・・・ あああああぁぁぁぁぁああっぁぁっ!!!」
涙、鼻水、よだれ、汗、愛液、尿、潮、腸液・・・・結絵の体の全ての体液を噴出し、壮絶なアクメを迎えた結絵。
しかしその顔はどこか安らいだような表情を見せ、結絵の意識は闇に沈む。
その下腹部には美樹や綾音とお揃いの刻印が浮かび上がっていた・・・。

195:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:24:39 ILdNICMI
妖気と瘴気が織りなす異次元の空間。
妖魔界の片隅で三人の少女は仰向けになって横たわっている。
少女たちは一様に皆、年齢に不相応な大きい腹を抱えて、終わりの無い凌辱に身を委ねている。
それは、かつて退魔の巫女のホープと呼ばれていた少女達のなれの果てだった。
彼女たちの傍にはヒト型の形をした妖魔達がぐるりと彼女達を取り囲むように立っており、白濁の粘液にまみれた彼女らを見下ろしていた。
妖魔の中でもヒト型を維持できる妖魔は数少ない。よって、彼らはかなりの上級妖魔と推察できる。
彼らの影から生まれた触手はいたいけな少女達の性器をこれでもかという程掻き回す。
一時も休むことなく挿入され続けた彼女らの膣は無残にも赤く腫れあがっていた。そこに追い打ちをかけるように妖魔達は熱い粘液を射精する。
誰が見ても明らかに身篭っているのにも拘らず、妖魔達は手を緩めることなく全力で快感を与え続ける。
それは、仔を宿してから出産するまでの間母体がイけばイく程、より強大な力を持った妖魔が産まれてくるからである。
食事をとることも眠ることも無いまま、イかされ続ける彼女達であったが、
それぞれの体に寄生している蟲や妖魔が瘴気をエネルギーに変え宿主に供給する為、彼女達は休息を必要としなかった。
どれほど時間が経ったのだろう。
不意に大きな腹を揺らしている巫女の一人が声を上げる。
「はぅぅぅ・・・ 産まれちゃうよぉ!!」
びちゃっ ぶしゃぁぁぁっっ!!
絶頂よりも激しく下腹部を波打たせながら、大量の羊水を胎外に排出する。
「あぁ・・・羨ましい 私も産みたい・・・」
「あぁん! はぅぁん! 結絵 さん がんばって・・・」
隣で結絵が産気づいた事に気付いた綾音と美樹は、羨望の眼差しで結絵を励ます。
結絵は出産に備えて股を大きく広げ、虚空を掴むように足の指先をぎゅっと丸める。
「ひぎぃぃぃ!うまれるぅぅ!!!!」
出産することに苦痛は無い、そこに待ち受けるのは絶望的な程の巨大な快楽。
結絵が絶叫すると産道はこれ以上ない程拡張を強要され、ボトっ・・・という音と共に中から臍の緒のつながった異形の物が生み出される。
――アギャァアァァァ!!
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「ふふっ、また元気の良い仔が生れたわね。これで何体目かしら?」
どこからともなく現れた麻衣は結絵が産み落とした妖魔を拾い上げると、臍の緒を丁寧に切る。
「じゃあ、続けて頑張ってね、結絵」
まだ目も開かぬ妖魔の仔を両手で抱えると、くるりと踵を返す。
周りにいた妖魔達は少女の腹の中が空になったことを確認すると、一斉に大小無数の触手を出産直後の膣に突きたてる。
その凄まじい触手の圧力は、出産をして元に戻った腹を再び臨月間近の妊婦のように膨らませた。
「あひぁっ! ひぃっ だめぇ イきすぎちゃうよぉ・・・あたまおかしくなるぅ」
膣が快感でビクビクっと収縮する度に、結絵の乳首からは噴水のように母乳が噴き出る。
「あひぃ・・んぁ・・・あ あっ・・・」
「うぁぁっっ! くはっ・・・んはっ・・・ひぃぃ 」
「きもちぃぃ もっとぉ・・・ もっと突いてぇ・・・」

ぐちゃぐちゃとした水音と少女達の喘ぎ声は永遠に途切れることなく、無限の彼方まで木霊する。
これからもずっと彼女達は妖魔の仔達を生み続けるだろう。
そして、その末路を知る者は誰もいない。

―了―

196:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:27:05 ILdNICMI
以上で終わりです。お付き合いいただき有難うございました。

>>182
情報THX
時間があれば八重垣と美保もまわりたいです。

>>183
ご指摘ごもっともです・・・。
以前私もメイデンフォースを読んだ事があります。素晴らしい内容のSSで自分好みのシチュが多く、感動しました。
今回、妄想に任せて書き殴っている途中、正直に言うと、自分でも似ているなと思ってしまいました。
なので違いが出るように色々修正を加えて、一応あちらのSSと一線を画す物が出来たと自分では思っていました。
ですが、そうご指摘を頂いたという事は、単純に私の力量が無かった事に他なりません。

今回投下したのは、今までSSと言う物を書いた事が無かったので、
次回以降またSSを書くことがあった時に皆さんの批評を参考にしようと思い立ったからです。
ですので、他人の褌で相撲を取り二匹目のドジョウを狙ったつもりは毛頭ありませんでした・・・。
不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。


後学の為に、他の方々もネタは勿論、文章の読みにくかった所などを指摘して頂けると嬉しいです。

もっと実力が付くまで勉強して来ますので宜しくお願いいたします。
有難うございました。

197:名無しさん@ピンキー
10/03/12 19:43:22 ILdNICMI
あ、読み返したらミスを発見しました。
麻衣は10年前に彼女の子宮を子宮そっくりに擬態した妖魔と交換させられました。

あとは脳内補完よろしくです。

198:名無しさん@ピンキー
10/03/12 22:28:38 cLoqidEB
>>196
初めてとは思えない、素晴らしいエロい作品だったぜ……ふぅ
蛭に線虫と生理的嫌悪感を催すようなものを寄生させたところとか、凄い好みだ。
個人的には乳を改造されるとか、触手を生やすとかして欲しかったが……w

確かに既存の作品に似てしまうところはそれを知ってる限り仕方ないと思うが、
そこを差し引いてもこれだけのクオリティを見せられれば十分だ。

199:名無しさん@ピンキー
10/03/12 23:17:04 +2dyXfRJ
>>127 乙×風氏
読み終えるたびに期待感が増すばかりです
そういやあのシュトリさんも桃髪に紅眼のロリっ娘か・・・
もう4年経つことにも驚きだけど、そこらの書籍よりよく作り込んでるなぁ

>>195
GJでした、下着依存症なおにゃのこ大好きです
巫女さんがエロいのは同意なんで、機会あったら巫女服を活用したシチュもお願いしますw

200:名無しさん@ピンキー
10/03/13 00:05:19 9ClpznAm
「妖魔界に対して忠誠を誓いなさい」っていう追い込みの台詞が入るところとか、もろメイデンフォース
投薬と称した精子中毒、堕ちの印が現われるくだりとかも、
こうなると・・・と考えざるをえなくなる

私にとっても好みのシチュだし、文章も頑張ってるし、工夫もしてると思うけど、
一線を画すところまではいってない・・・と思います

201:名無しさん@ピンキー
10/03/13 00:43:43 itmguHva
特定の作品がどうとかいうよりまず空っぽいと思ったな
空の短編とか心研の外伝とかでありそうな話だった
即堕ち連鎖堕ちは大好物なんで美味しく頂いた
最近空の更新も無いし次も楽しみに待つことにする

202:名無しさん@ピンキー
10/03/13 00:50:36 LUgwTEIZ
>>196
GJ!…半年なんて言わないで旅先から帰ったら即新作の執筆を是非に是非に
そのためにも素敵な参拝である事を祈っております
(もちろんエロパロ板的な意味でw)

個人的には、今回は結絵のお話で帰結させといて、妖魔界の3人陵辱&出産シーンだけでもう1話欲しかった所です


203:名無しさん@ピンキー
10/03/13 01:37:47 7iSB8m8F
まぁ、何だ、折角出雲に行くんだから
黄泉比良坂で、岩の先に潜って何かに憑かれてくるとイイのが書けると思われ


…おや、こんな時間にふすまの向こうから物音が…

204:名無しさん@ピンキー
10/03/13 01:39:00 7+38ODKu
「~~に忠誠を誓いなさい」ていうくだりは責め台詞としてよく使われる
精子中毒にいたって二次元ドリーム文庫の常套手段
堕ち刻印とか紋様だって、SMにおける首輪のように、悪堕ちジャンルでは人気ファクターの一つ
この程度が類似がパクリっつうと、エロパロ創作なんかやってられなくなる

205:名無しさん@ピンキー
10/03/13 01:40:39 7+38ODKu
この作品は紛れもなく>>196さんのものであり、作者は負い目を感じる必要は何も無い

206:名無しさん@ピンキー
10/03/13 02:02:41 XVRr2+zy
まあメイデンフォースを知らない人もいるわけで これはこれでいいとおもうよ
作者さんは205の言うとおり負い目を感じるのはまったくないわけです
自分もSS書きで最初はパクりから始まったよ 
でも今に妄想していたらオリジナルのいいものができたし
ただ自分の作品で抜けないのと、長編だと創作意欲が突然となくなってしまうのがネックだがw
最初でこれならGOODとしか言いようが無いです!

207:名無しさん@ピンキー
10/03/13 04:51:02 QUxsUvO+
今頃になって巫女作品よんでたけど
一番最初の子のシーン別の巫女作品で
似たようなの読んだことある気がする

まぁこういうの好きだから似てても全然構わない
むしろもっと来てもおkだけど・・・

208:名無しさん@ピンキー
10/03/13 10:54:12 dFZCs3sR
ID:7+38ODKuは元ネタ知らないんだな

209:名無しさん@ピンキー
10/03/13 14:41:21 8fDTgHQi
神は丸いものに寄生されていいものに生まれ変わるんだぜ?

要はGOD+O=GOOD ってだけのことだが(

210:名無しさん@ピンキー
10/03/13 20:46:06 xnXdzC3b
誰馬GJ

211:名無しさん@ピンキー
10/03/13 21:42:07 htfsmhFD
>>208
かっこいいぞキミ

212:名無しさん@ピンキー
10/03/14 23:12:03 F7fAvGM7
空め…新作をうpしおった…

いいぞもっとやれ!!!!


213:乙×風 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:18:17 O3sWphaW
 ふう……全く触手がもげてもげてしょうがない。
 贖いの巫女の方GJでした。もし続きがあるなら期待しています。
 パクリ云々については……私からはあまり強く言えません。
 読者の方の気持ちも理解出来ます。
 ですが初めてのSS、それに加えて退魔モノというメジャーなジャンル。
 設定やシチュが被るのもしょうがないしょう。
 どっちが正しいとかそういう問題ではないと思います。
 なのでパクリ云々に関しては、あくまで読者の一意見として受け止めるといいと思います。
 その意見を生かすも殺すも作家次第。ってな感じです。
 以前の私が書いた退魔モノのシチュも、とあるエロ漫画からパクったものですからねw
 だから『パクり』という言葉に過剰に囚われる必要もないです。

 ですがそれに甘えるのもどうかと思うのです。
 大なり小なり自分なりの味付けをして、作品の個性を出せばいいじゃないでしょうか?
 神社参りや、旅行が趣味ならそれで得た知識も大きなアドバンテージになるでしょう。
 私は基本面倒臭がりなので必要最低限の資料集め以外は全くしませんしw
 祝詞とかさっぱりです。
 リアル巫女さんも私は年に一回見れたらいい方なのでちょっぴり羨ましいですよぉ。

 さて。何様だよお前的な世話焼きもそろそろ見苦しくなってきたでしょうか。
 ここからは私のターンといきましょう。
 
 いつものように永久の果肉、投下します。
 前回エロ話だったので今回はエロ控え目です。
 前半はマリオンの過去話や死んだリオのお母さんのお話です。
 後半は覚醒リオの悪巧み。新キャラの女魔術士がその毒牙に掛かります。
 以下NGワードです。
(過去話、新キャラ追加、股からお花、エロ微量)

 ではどうぞ。16レス消費します。

214:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:20:42 O3sWphaW
第六話  リビディスタの事情 


 それは今から十二年前のお話。
 
『あら、マリオン! 良く来てくれたわね!』
 思い出の中、その女性の笑顔は輝いて見えた。
 腰まで伸びる桃色の髪。赤と緑のオッドアイ。女として成熟した体。
 自分には無い魅力を、その女性は全て持っていた。
 彼女の名前はリシュテア=セイレン。
 リビディスタの隣町で娼館を運営している女性だ。
 訳あってリビディスタの街に引っ越してきた。
 
 リオの母親である。

『ほんとマリオンくらいよ? 私のところに来てくれるのは。
 あの人もたまに来てくれるけど、すぐに帰っちゃうし。ドルキなんて来る筈もないし。
 親があんなのじゃマリオンも苦労するでしょう?』
『うん。してる。お父様もお母様も厳しい』
 武芸の家柄であるリビディスタの末娘として生まれたマリオン。
 この時、彼女はまだ六歳だったが既に両親から英才教育を施される。
 他者より優秀であれ。他者よりも強くあれ。親も超える戦士となれ。
 剣の特訓を見物させられ。文字の読み書きと共に魔術の基礎を叩き込まれる。
 だが若干六歳の少女にとってそれは苦痛でしかなかった。

 けれどリシュテアと一緒にいる間は、楽しい。
 彼女の家は代々娼館を営むらしく、そのおかげで色んな人達と出会ったらしい。
 歴史があれば評判もいい。店の女達もだ。
 そしてそれを取り仕切るリシュテアもまた、いい女だった。
 気さくで人付き合いが得意。面倒見の良い姉御肌。
 その上見た目も特徴的でスタイルは完璧だ。
 母のドルキも魔術師としては優秀だが、リシュテアの足元にも及ばない。
 人間として。また女として。

 だからマリオンは隙を見てはリシュテアに会いに行くのだ。
 こっそりと屋敷を抜け出して。
 帰ったらきっと母の雷が落ちるだろう。別に構わないが。
『ごめんなさいね。折角来てもらったのに、ろくなもてなしも出来なくて』
 そう言って女性は儚く笑う。
『いい。私が勝手に来てるだけ』
『そう言ってくれると助かるわ―あ、そうだ!
 ちょっと待っててね? こないだあの人が美味しい紅茶を持ってきてくれたのよ。
 素直に大丈夫か? 調子はどうだ? とか言えばいいのに。
 あの人ってば物で人のご機嫌取ろうとするんだから。ほんと不器用。
 という訳でちょっと待っててね?』 
『あ、別にいい。無理しないで』
『えー。折角のお客様だもの。お茶くらい淹れさせてよ』
『でも、横になってないと』
『マリオンが来るまで、ずっと横になっていたわ。
 少しは立って動かないと、足が退化しちゃうもの』
『いや。しないし』
 よっこいせっと―声を上げてベッドから降りるリシュテアを不安な面持ちで見詰める。
 寝巻き姿で床に降り立つリシュテア。その彼女のお腹は異常な程膨らんでいた。
 彼女は妊婦だった。もうすぐ妊娠十ヶ月だ。体に無理をさせられる時期ではない。
『っ!? げほっ! げほ!』
『ほら。もう、横になって』
 急にむせ込んだリシュテアをベッドに押し戻す。彼女の顔色は悪い。
 妊娠のせいだけではない、病に掛かっていたのだ。

215:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:22:38 O3sWphaW
 リビディスタのお抱えの医者が薬を持ってきてくれるが、妊娠中なので強い物も使えない。
 タイミングが悪いとしか言いようが無かった。
『お茶、自分で淹れるから。お義母様の分も』
『うー。ごめんなさいねぇ? もてなすどころかこんな事までさせて』
『お義母様に無茶させるよりかマシ』
『でもマリオン? 貴女お茶の淹れ方知ってる?』
『―知らない』
『全く。あの脳筋どもは。仮にも良家のお嬢様なんだから。
 お茶の淹れ方の一つや二つ教えなさいっていうの―マリオン、私が指示するわ』
 その後、リシュテアの言葉に従い、マリオンは初めての給仕をする事になる。
 息が詰まりそうな剣と魔術の勉強よりも、それはよっぽど楽しかった。
 だが結果の程はと言うと。
『―熱っ!?』
『あ、ごめんなさい…そう言えばお義母様、猫舌だった』
『あーん。いいのよ。普通の人なら丁度いい熱さだと思うし』
『私、ふーふーする』
『ふふふ。ありがとう。マリオンは優しい子ね』
『ふーふー』
 褒められるのが恥ずかしくて、照れ隠しにリシュテアの紅茶を必死に冷ましていた。
 その間、リシュテアは色々話を振ってくる。
 この街は活気もあって人も多いけど華がない、とか。
 武装している剣士が殺気立ってておっかない、とか。
 いい薬草が取れる筈なのに私には何の役にも立たない、とか。
 将来はどうするの、とか。他にも―
『ねえマリオン? この子の名前、どうしようか考えているんだけど』
 リシュテアが、自分を腹を撫でながら問いかけてきた。
 本当に幸せそうな顔をしていた。まるで聖母のような。
(ドルキお母様も、私がお腹の中に居た頃はあんな顔を浮かべていた?)
 自分の母が慈しみの表情を浮かべるところはちょっと想像出来なかった。
 むしろ気持ち悪い。あの人には仏頂面しか似合わない。
『女の子? 男の子?』
『女の子よ。半分しか血は繋がってないけど貴女の妹よ』
『妹…』
 その言葉の響きに、胸がジーンとしたのを覚えている。
 お姉さんになる。その事実が少し誇らしかった。
 そしてもし妹が生まれたら、自分のように辛い目にあって欲しくない、そう思った。
『―リオ。リオがいい』
『リオか―うん! 決定! 可愛い名前じゃない!』
『え? いいの? リオで?』
『何よマリオンが言い出したんじゃない。
 ―ってあら? マリオン? リオ? マリオン―
 貴女、自分の名前から二文字取っただけ?』
『ばれた』
『あははは! 何よそれ! もうちょっと考えてよ! 私の大事な娘なのに!』
『じゃ、じゃあ、お義母様は何か考えたの?』
『んーそうねぇ―クロとか!』
『いやそれダメだと思う』
『じゃあシロで!』
『どうして猫っぽいの?』
『にゃーん♪』
『…………』
『やだちょっと白い目で見ないでよっ。
 自慢じゃないけどね、私の猫さんのコスプレとか、お客様に大うけなんだからね。
 元気になったら、マリオンにも見せてあげる』
『歳、考えれば?』
『何か言ったか小娘』
 笑顔で言ったその時のリシュテアが怖い事怖い事。目が笑っていなかった。殺気を感じた。
 子供心に大人の女性を怒らしたら命が無い、と感じたのを覚えている。

216:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:24:35 O3sWphaW
『―ってお母様が言ってた』
 だから取り敢えずは母に罪をなすりつけた。
『って、ああドルキねっ? あはははっ。嫌だわ私ったら早まっちゃって。
 それにしても―ふふふ。あのアバズレ。いつか目に物見せてやるわ♪』
 ほんと。大人の女は怖い。
(でも、面白い)
 リシュテアと話をしている時だけが、安息の時間。

 だが。それがすぐに潰える事になるとは、この時思ってもみなかった。

『―それでね。あの人ったらベッドの上だとまるで野獣みたいになるの』
『男は皆、狼だ』
『いいえマリオン。あの人の場合、そんな生易しいものじゃないわ。
 鞭は使うわ。汚い言葉は使うわ。人の事を畜生扱いするわ。問答無用で中出しするわ。
 あいつは鬼ね。悪魔ね。何が英雄よ。ただの鬼畜だわ』
『…あのお義母様? ひょっとしてお父様の事、嫌い?』
『んー。まぁ、どっちかって言うと、嫌いかな?』
『え。でもお義母様。お父様と……その、何度も……』
『エッチしたわよ? そりゃもう何度も何度も。なかなか会えなかったからね。
 一日で四、五回くらい平気でやってたわ』
『―あの。一応、私、まだ六歳なんで。そういう生々しい話は』
『いいじゃない。どうせ他に誰も聞いてないんだし。
 それに女ってね、体よりも心の方が先に大人になるものよ。
 耳年増くらいで丁度いいの―って話が逸れたわね。ええと―』
『どうしてお父様とそんなに愛し合えたの? 嫌いなのに』
『あそうそうそれ! 私、というよりセイレンの家系がね?
 あんまり子宝に恵まれないのよ。だからする時はもう、しまくりなの』
『……どういう事?』
『赤ちゃんが欲しかったから沢山エッチしたのよ。当然じゃない』
 断じて当然ではないと思った。
『―ああ、言葉足らずだったわね。
 ほら、あの人ってスケベな上に甲斐性無しで鬼畜で脳筋だけど。
 一応剣神、なんて称号が貰えるくらい凄い戦士じゃない。
 私はその遺伝子が欲しかったのよ。お金持ちだったしね』
『お義母様、変わってる』
『あははっ。私もそう思うわ。正直、白馬に乗った王子様とか柄じゃないわね。
 そんなもやしみたいな男いるかー! ってなっちゃう。
 やっぱり男はワイルドなのがいいわ』

 ―そうすれば、生まれてくる子もきっと元気に育ってくれるから―

 穏やかに笑いながらそう言ったリシュテアの顔を見てなんとなく気付いた。
『……お父様よりも、赤ちゃんの方が好き、って事?』
『そう! 正にその通り! マリオン賢い!
 ああでもね? あの人の事だってどうしようも無いくらい嫌いなわけじゃないわよ?
 あの人ね、あれでも結構寂しがり屋なのよ。それでドルキの性格がアレでしょ?
 家じゃ甘えられないからって私に甘えてくるのよ? 体を求めてくるのはそれが理由かな。
 けどあの性格でしょ? 素直に、甘えさせてくれ、って言えないのよね。
 だからエッチの時も鬼畜になっちゃうのよ。ほんと、男って見栄っ張りばっかりだわ。
 でもでも♪ おっかしいと思わない? あの剣神様が、私みたいな女に甘えてるのよ♪
 巷じゃね、そーいうのをツンデレって言うんだって。
 …あれ? ムッツリスケベだったかしら?』
『それなんか違う気がする』
『違わないわよ。あの人、ちゃんと優しいところもあるもの。
 病気だって分かった時、真っ先に様子を見に来てくれたしね。
 週に一度はお見舞いに来てくれるし。不器用だけなのよ』
『……そうだったんだ』
 父も母も厳格だ。だがすぐに感情的になる母と違って父は感情を表に出さない。

217:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:26:33 O3sWphaW
 マリオンも感情表現が苦手な子供だったので、性格は父に似たのかもしれなかった。
 いつも眉間に皺を寄せていて、会話も必要最低限。
 何を考えているか想像もつかない人物。それがマリオンから見た父の人間像だ。
『お義母様。父様の事、良く分かってるね。私、父様の事、全然分からない』
『ふふふ。それはしょうがないわ。私もね、今言った事全部に確証は無いの。
 女の直感、って言うのかしら? 肌を通して相手の心が何となく分かっちゃうのよ』
『凄いぜ姉貴』
『そんな言葉どこで覚えたのよ……まあ、そんな訳だから。
 あの人、そんなに悪い人じゃないのよ。エッチの時以外はね』
 その言葉で、マリオンはふと気付いてしまった。
 一度、屋敷を抜け出してリシュテアに会いに行くところを父に見られた事がある。
 その時はてっきり、何処に行くのか詰問されるのかと思ったのだが。
 まるで何も見えなかったように無視された。
 今思えば、あれはリシュテアに会いに行くのを黙認していたからなのかもしれない。
『そういえば、私、お義母様に会いに行っても、お父様に怒られた事が無い』
 母にはシコタマ怒られるが。
 父も、厳しい性格をしているので、こういう事は絶対に許さないと思うのだが。
『ほらやっぱり。多分、あの人はね?
 自分で私の相手をするよりか、貴女に相手をさせた方がいい、とでも思ってるのよ?
 ほんと、素直じゃないんだから。いいマリオン?
 貴女はあの人みたいに捻くれた大人になっちゃ駄目だからね?』
『…頑張る』
『よし。それでこそ私の娘だ!』
 くしゃくしゃと髪を乱雑に撫でられる。
 髪の毛が無茶苦茶になってしまうが、この瞬間がマリオンにとっては一番幸せな時だった。
 しかし、

『―げほっ! げはっ! げほげほっ!!』
『お義母様っ』
 急に咳き込んだリシュテアに駆け寄る。

 ぴしゃり、と口元を押さえた彼女の掌に紅い液体が飛び散った。
 それが血であるとすぐに分かり、息を呑む。

『はっ―はぁっ…! ―ふふふ。参ったわね。
 丈夫だけが取り柄だったのに。運が無かったのかしら。
 妊娠中に、変な病気に掛かっちゃって』
『私、お医者様を呼んでくる!』
『待ってマリオン』
 背中に掛かった声は思ったよりもずっと強く、はっきりしていた。
 土気色をした顔は死人のよう。なのにオッドアイには誰よりも強い意志が宿っている。
『私、貴女にお願いがあるの。聞いてくれる?』
『うん』
『お腹のこの子、リオはリビディスタの屋敷に置いて欲しいの』
『え?』
『私は、ドルキに毛嫌いされてるから、屋敷に入れてもらえないけど。
 リオは、あの人の娘でもあるから、まあ大丈夫なんじゃないかなって。
 実は私の家の家訓に、娘には必ず家を引き継がせろ、ってのがあるんだけど。
 正直その気はないのよ。娘に娼館の仕事を教えるのもアレだし。
 それになんだかんだ言ってこの商売も楽じゃないしね。
 稼ぎは不安定だし。変な病気は移されるし。ろくな事がないのよ。
 私、この子にはそんな思いをさせたくないわ。
 だから、リオはリビディスタに引き取ってもらって、立派なレディになってもらうの』
『でも、私の家は、』
『知ってるわ。かの名門リビディスタ。魔術と、剣のエリートを養成する武門の家柄。
 でも大丈夫。リオにだって才能あるわ。あの人の血を受け継いでるもの。
 それに私だって魔術使えるわよ?』
『え。うそ』

218:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:28:07 O3sWphaW
『チャームだけね♪』
『…なるほど』』
 からからと笑うリシュテアを見ているとさっきまで血反吐を吐いていたとは思えない。
 けれど彼女に救う病魔は、確実にその命を蝕んでいた。
『マリオン。私、長くないかも知れない』
『え?』
『自分の体だしね。分かるの。もう、ぎりぎりよ。
 でも、安心して。この子だけは、産んでみせる。それまで、絶対死なない。
 ええ。死んでやるもんですか』
『―絶対死ぬみたいに言わないで。私、お義母様がいなくなったらっ』
『ふふふ。マリオンは甘えんぼね。でも貴女もうお姉さんなのよ? しっかりしないと』
『うん…』
『いい子ね。この子も。貴女が守るのよ?
 私の娘というだけで、この子はきっと辛い目に遭ってしまうと思うから。 
 だからこの子が一人前になるまでは、貴女が守ってあげるの。
 お姉さんである貴女が、ね? 約束出来るかしら?』
『うん。約束する。リオは、私が守る』
『そう。じゃあ指切りしよう?』
『何それ?』
『ああ。私の家に古くから伝わる―まじないみたいなものよ?』
『どうするの?』
『こう、小指同士を絡めて、呪文を唱えるの。二人一緒にね』
『呪文? どんな?』
『教えてあげる』

 ゆーびきーりげーんまーん。
 うーそつーいたーら針千本のーます。

『指切った♪』
『指切った』
 じっと自分の小指を見詰めた。
 リシュテアの血に触れて、紅く穢れた小さな指を。
『―指切ったのに痛くないよ?』
『これをした人たちは皆そう言うわ♪』
『針千本も飲んだら死んじゃうよ?』
『それは約束を破ったら。破らなければ大丈夫よ』
『…がくがくぶるぶる。私はお義母様に脅迫されている』
『あはははっ。そんな事無いわよ。そんな事しなくても、貴女は約束を守ってくれるもの』

 だってマリオンは優しい子だから。
 だから、お願い。
 リオを。私の娘を。どうか守ってあげて。


 それから一週間後。
 リオは無事誕生し、リシュテアは死んだ。

 ***

 時は戻って。リオが淫魔として覚醒した直前の出来事である。

 マリオン=リビディスタは我が家の門をくぐった。
 ヘスペリスとして王都に着任してからおよそ二年。
 今も、アネモネ追跡の任務の途中だが―図らずとも久しぶりの帰郷となった。
「帰ってきた」
 屋敷の大きな門には見慣れたレリーフが描かれている。
 筋骨隆々とした男が右手と左手に剣を携え、その背後に幾本の剣を突き刺さっている―
 最強の戦士、剣神アレスの肖像だ。

219:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:29:37 O3sWphaW
 それを眺めていると、里帰りした、という気分になってくる。
「っ!? マリオン様!?」
「お勤めご苦労様」
「はっ! 恐縮です!」
 武装した見張りの門番二人に労いの言葉を掛けると、敬礼と羨望の眼差しが返ってきた。
 歳なら自分よりも三つほど上に見えるが、彼らからすれば自分は有名人だ。
 この顔も、名前も、肩書きも、全て知っているだろう。
 だからこそ彼らの、まるで女神でも見ているような視線が少し恥ずかしい。
「―本物だ。本物のマリオン様だ!」
「なんというか、こう。気品というかオーラが溢れ出ているようだったなあ」
「俺、下っ端だけど、この仕事やってて良かった、って思う」
「ああ、俺もだ」
 背後から聞こえる門番二人の会話を聞いていると背筋が痒くなってきた。
 頬が赤らんでいるのが自分でも分かる。
(しっかりしなさい私)
 久しぶりの里帰りとは言え、両親は二人とも厳格な人物だ。
 へらへらしていたら何を言われるか分かったものではない。気合を入れないと。
 だがそれよりも先に、する事があった。
(リオに会わないと)
 この世でたった一人の大切な妹。
 マリオンがリビディスタを出たのは王都で成果を上げて、両親に一人前と認めて貰う為だ。
 そしてその暁には、リオを引き渡してもらい、二人で王都で住むつもりだった。
 実際王都でヘスペリスとして活躍し、今では十分な蓄えがある。
 リオと二人で生活するだけなら何の問題も無い。
 今日は両親にその事を報告しようとも思っていたのだ。

 ただ少し心配だったのは、この屋敷に残してきたリオ本人の事だ。
 母親のリシュテアが妊娠した直後に彼女は病に掛かった。
 しかもこの地で取れる薬草では治癒不可な珍しい病だ。
 金に物を言わせて薬を取り寄せる事も出来た。
 だが、それでは母体への負担が掛かり過ぎ、結果的にお腹の子供も死んでしまう。
 故に特効薬は使えなかった。
 そして大した薬も使えなかった彼女の症状は次第に悪化し、体力をすり減らし。
 リオを生んでからすぐに他界した。

 しかも問題はそれだけではない。
 病を患っていた間に出産した事で、娘のリオは先天的な虚弱体質になってしまった。
 武芸の家リビディスタに、病弱な妾の子がいる。
 魔力感知の結果、リオに魔術師の才能が無いと判明した事が、状況をさらに悪くした。
(正直、私は少し信じられないけど)
 リシュテアにはチャーム程度の魔術ならば使えたと言う。
 その血を引くリオにもそれくらいの魔力はあると思うのだが。
 能力としては戦士である父の血を受け継いでしまったのだろうか。
 まあ、それは兎も角。リオは屋敷の中で完全に孤立してしまったである。
 生前のリシュテアが懸念していた通りだった。

 そしてそんな中に一人置いて王都に行ってしまったのは本当に申し訳ないと思っている。
 だがそれも未来の試金石を稼ぐ為に必要な事だった。
 それにここにはマリオン自ら声を掛け、雇ったメイドが居る。
 リオ専属の世話係パセットだ。
 彼女なら自分が居ない間もリオの面倒を見てくれる。
 明るく、表裏の無い、とてもいい子だ。庶民の出だが、能力も高い。
 きっとリオの友達になってくれる。
 パセットがいるから、心置きなくこの家を出る事が出来た。
(リオ、もう少しだから)
 リシュテアとの約束。リオを守る事。彼女の姉として。
 その約束を、一時も忘れた事は無い。
(お義母様。お義母様との約束、もう少しで果たせそうです)

220:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:31:51 O3sWphaW
「マリオン様!?」
 屋敷の離れへと向かう途中、庭園でパセットの姿を見た。
 リオの様子を聞こうかと思ったが―どうにも様子がおかしい。
 息を切らし、顔は蒼褪めて、あの人懐っこい笑顔が不安と狼狽で歪んでいる。
 嫌な予感がした。
 あのパセットがこんな表情をしているなんて、ただ事ではない。
「どうしたの?」
 悠長に挨拶をしている状況ではないらしい。単刀直入に尋ねた。
 嫌な予感は、的中した。
「リオっちが、居なくなったんです!」
(居なくなった? 行方不明って事? 何で?)
「どういう事?」
「昨日の夜までは確かに居たんです! お昼頃に起こしてっ、いつもみたいにふざけて!
 でも、気分が悪い、ってリオっちに追い出されて!
 でもでもっ、食べないと元気にならないから、夜に、様子見ついでに食事を持って行って!
 その時は確かに居たんです! でもっ、でもっ、今日目が覚めて部屋に行ったら!
 もぬけの空で! 何で! どうしてっ!?」
(どうして、ってそんなのこっちが聞きたい)
 パセットのいう事を聞いていると徐々に苛々が募ってきた。
 行方不明? 追い出された? 何だそれは?
「役立たず」
「ひっ! ご、ごめんなさい! マリオン様っ」
「ごめんさないじゃ済まない。何の為に貴女を雇ったと、」
 そこまで言って、ふと、パセットがぽろぽろと涙を流している事に気付いた。
 そうだ。リオが突然居なくなってショックを受けたのはパセットも同じ。
 それもリオが物心付いた時からずっと傍に居たのだ。
 パセットとリオの関係は主従というよりも友達のそれに近い。
 友達のリオが突然居なくなって、一番悲しい思いをしているのは誰だ。
「ごめんなさい。ちょっと言い過ぎた」
 すぐ頭に血が上ってしまうのは自分の悪いところだ。
 パセットはずっと自分の代わりにリオの面倒を見てくれた子だ。
 感謝はしても、泣かすような事をしてはいけない。
(冷静にならないと…)
「パセット。屋敷の中はもう探した?」
「ぐすっ…ひくっ…それが、お屋敷の中には、どこにも居なくてっ」
「リオの体ならそんな遠くに行けない筈。手分けして探そう」
 言ってからある事に気付く。
 屋敷の中が静か過ぎるのだ。リビディスタの令嬢が行方不明になったというのに。
 そう言えば門番の青年二人も、暢気なものだった。何かおかしい。
「リオが居なくなった事、お父様とお母様には報告した?」
「しました! でも、奥様は『反抗期なのでしょう。放っておきなさい』って!
 旦那様は旦那様で『探す必要は無い』の一点張りでっ。おかしいですよっ。
 リオっち。体弱いから、家出なんて出来るわけないのに!」
 パセットの言葉の意味を考える。
 母親は、まあいい。元々リオの事を毛嫌いしていた彼女の事だ。
 悩みの種が消えてくれた、程度にしか思っていないのだろう。
 だが父親の、この淡白な反応はどういう事だ?
 探す必要は無い? ドルキと同じく、放っておけ、という事か?
 仮にも自分の娘が行方不明になったのに心配ではないのだろうか?
(……どっちにしろ、冷たい事には変わりない)
「それだけじゃないんです!
 旦那様っ、リオっちが居なくなった事、誰にも口外するなってっ。
 余計な事はするなってっ!
 それじゃまるで『探すな』って言ってるみたいじゃないですか!」
「…何それ」
 それでは誰かがリオを保護する可能性すら消えてしまう。
 リオが家に戻って来なければ、野垂れ死ぬ可能性すらある。
 まあ、あの外見だ。屋敷の者が見つければ保護するだろうが。

221:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:33:55 O3sWphaW
 心配な事には変わりない。
『あの人、ちゃんと優しいところもあるもの』
 ふと、古い記憶から、尊敬するリシュテアの言葉を掘り起こした。
 父は、見た目によらず優しい人間だと。
 厳しく、感情を出さない人間だがそれは単に不器用なだけだと。
 だがその言葉も、今の状況ではなんの説得力も無かった。
(お義母様。お父様は貴女が思っているよりも酷い人だった)
「パセット。貴女は屋敷の外を探して。
 屋敷に残ってる門下生に声を掛けて、一緒に探すの」
「え、でもそれじゃ旦那様の言いつけを破る事に…」
「構わない。責任は私が取る。『マリオン様の命令だ』って言えばいいから」
「わ、分かりました! パセットは命に代えてもリオっちを見つけます!」
「危ない事はしなくていいから。…私は森を探してくる」
「森って、街の外ですか!? どうしてです!?」
「最悪の事態も、考えておかないと」
 もし、何かしらの理由でアレエスの街を出てしまったら。
 この城壁の向こう側は魔物の巣窟だ。虚弱体質のリオに生き延びる術は無い。
 そして屋敷の北側には、森へと続く訓練用の出入り口があるのだ。
 そこからならばリオ単身でも外に出る事が出来る。
(まさか…お母様、この事を想定して、結界の性質を…)
 アレエスの街を取り囲む結界は外に出るのは自由だが中に入る事は出来ない。
 これは表向き、門下生達の為という事になっているが。
 自殺願望を持った者を―リオを後押しする為、と解釈する事も出来る。
「それじゃ私は行く。あんまり無理をしないで」
「あ―お気遣いありがとうございます!
 マリオン様もどうかお気をつけて!」
「ん」
 返事と同時に転移魔術を起動させる。
 今は一秒でも時間が惜しい。歩いて移動する暇は無かった。
 転移先はここから一番近い、城壁の勝手口。
 リオが街を出るなら、そこを使う確立が高い。
「待ってて。リオ」
 足元から溢れる転移の光が、マリオンの体を包み込んだ。

 ***

アレエスの街を守る城壁は巨大だ。
 周囲の森には凶悪な魔物達が潜んでおり、それらから街を守る為には当然の事だ。
 城壁は、高く、分厚い。
 見張り台は当然として、ある程度の居住空間すらあった。
 しかし大きくは無い。二、三人が談笑したり、本を読むくらいのスペースのものだ。

 大抵の場合、此処には結界術士と呼ばれる魔術師が常駐している。
 彼らは街を守る結界に干渉出来る者達だ。
 森へ訓練に出かけた戦士達を迎え入れる為、結界を解除する事が仕事である。
 また、有事の際には結界の強度を上昇させ、敵の侵入を防ぐ役割も担っていた。
 
 しかし基本的に彼ら彼女達は暇人である。
 仕事量が圧倒的に少ないからだ。
 だからする事と言えば同じ結界術士同士で愚痴を零し合うか、勤勉に励むくらいだ。
 だがこの日は違った。

「リオ様の姿を見かけませんでしたか?」
 居住空間にて下っ端魔術師の前に現れたのは美しい女だ。
 緩やかにウェーブのかかった銀髪。
 しなやかな体躯を包むのは蒼の法衣だ。肩の部分には紋章が張られいる。
 杖と、それに灯る8つの星。これは魔術師としての位を表すエンブレムだ。

222:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:35:27 O3sWphaW
 見習いなら杖のみ。見習いを卒業でその杖に光が一つ灯る。
 そしてその後も、魔物を退治したり、称号持ちの人物の推薦にて光は一つずつ増えていく。
 光の数は最大で十二。それ以上は固有の称号を得られる事になる。
 ドルキの『メディア』や、グリーズの『アレス』がそれに当たる。
 と言えばリビディスタの創設者であるこの二人がどれだけ強いか想像も容易い筈だ。
 そして星無しが当たり前の結界魔術師達にとって、目の前の女魔術師も相当な実力だった。

 彼女の名前はクロト=ラプキンズ
 ドルキも一目置いている、優秀な魔術師だ。今年で二十歳を迎えた。
 自分に厳しく、他人に優しくが彼女のスタンス。
 それに加え、歳の割には幼い顔立ちや、ぱっちりとした瞳。
 可愛らしさと可憐さを併せ持ったその容姿に惹かれる者も多い。
 おっとりとして純情。同性にも異性にも人気のある人格者った。

 そんな彼女がこのような、出来損ない達の吹き溜まりに来た事には勿論理由がある。
「リオ様ですか? いえ、我々は見ていません」
「そうですか……」
(やっぱり、そう簡単には見つからない…か…)
 クロトはリビディスタの長であるグリーズからある命を受けていた。
 行方不明になった娘を探して欲しい、と。
 ただしこれには条件があった。
 一つ。彼女が居なくなった事を出来るだけ口外しない事。
 二つ。発見した場合は速やかに保護する事。
 三つ。保護した場合。屋敷には連れ戻さず所定の場所へと護送する事。
 以上である。尚、所定の場所と言うのは山を一つ越えた隣街だ。
 そしてこの命令は他にも何人かの優秀な人員に与えているらしい。
 実に奇妙な話だった。
 リビディスタの門下生全員で事に当たればすぐにでも見つかる筈なのに、そうしない。
 条件も、隠密行動を前提としたものばかり。
 屋敷にいる誰かにリオの捜索を勘付かれたくない―そんな風に思える。
 勿論理由を聞いた。返答は得られなかったが、恐らく込み入った事情なのだろう。
 ドルキとリオの関係はリビディスタに居るものなら誰でも知っている。
 それに加えてグリーズとリオの近親相姦疑惑。
 恐らく首を突っ込んではいけない話なのだろう。
(近親相姦なんて…只の噂だと思うんだけど…)
 実のところ、クロトはグリーズに恋愛感情を抱いていた。
 彼の強さに惚れこんだのもある。が、彼が時折見せる優しさに心を打たれたのだ。
 訓練を終えた後、極稀に労いの品が門下生宛てに届けられている事がある。
 それがグリーズからの贈り物だという事に、クロトは気付いていた。
 ポーカーフェイスの下に不器用な優しさが隠れているのだ、と。
 そのグリーズからの直々の命。なんとしても果たさなければならない。
「そのリオ様が、どうかされたのですか?」
「…いえ。なんでもありません」
 愛想笑いで結界術士達を誤魔化す。
 ふわふわとした優しい笑みに結界術士達がだらしなく頬を緩める。
 しかしクロト本人は心中は穏やかでなかった。
 探査魔術を駆使して足取りを何とか追ってきたが、リオはどうやら街の中にはいない。
(森の中に入った可能性が高い…でも、そうなると…)
 生存している確率も低いだろう。病弱の少女が一人、生きていける場所ではない。
 急がなければならない。いっその事、この者達にも捜索を手伝わせようか。
 グリーズを裏切る事になるが、娘が死ぬよりかはいいだろう。
 クロトは訝しげな表情を浮かべる結界術士達を見渡し、
「…あの、実は貴方達に、」
 どん。大きな音が外から響いた。
「…っ!? 何だ!?」
 結界術士達が血相を変える。
 どうやら結界になんらかの異常があるようだ。さっきの音と何か関係があるのだろうか。
「結界術士っ! 結界を解けっ! 早く!」

223:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:37:12 O3sWphaW
 階段の上から見張り台の怒声が響いた。

「女の子が魔物に追われてる!」

 考えるよりも先に体が動いていた。
「ごめんなさい!」
 二人の結界術士を押し退け、城壁の外へと通じる通用門を開く。
 視界が開け、眼前に乱立する木々が現れる。
 門から三歩ほど離れた位置に薄い光の膜があり、それがアレエスを守る結界である。
 結界の外側には騎士甲冑に身を包んだ一人の中年男性が仰向けに倒れていた。
 外傷は無い。恐らく結界に向けて投げつけられてしまったのだろう。気絶しているだけだ。
 そして―
「誰かぁ! 誰か助けて下さい!」
 森の中からこちらへと駆けてくるのは一人の少女。
 遠目からでも分かる鮮やかな桃色の髪。そして赤と蒼のオッドアイ。
 見違える筈も無い。探し人のリオだ。
 クロトは駆け出した。加速の魔術を使い一息で彼女の元へと踏み込む。
「…!? 貴女はっ」 
「お話は後にしましょう?」
 ゴシックロリータの衣装を身に纏った小さな体を抱きかかえ、結界を越える。
 術士達がきちんと仕事をしたらしく、すんなりと城壁の中に入る事が出来た。
「暫くここに居て下さいね。外に居る騎士の方を連れてきますから」
「は、はいっ、気をつけて下さいっ」
(怖い目に遭っている筈なのに、人を気遣う事が出来るんですね) 
 流石、グリーズの娘だと思った。
 だが悠長にもしていられない。魔物はそこまで迫っている。近くに気配がするからだ。

 まるですぐ傍にいるように。

 クロトは再び門を開け、外に飛び出す。
(…あ…れ…?)
 そして違和感に気付いた。魔物の姿が見当たらないのだ。気配は近くにあるというのに。
 まあいい。取り敢えずは騎士を結界内に運び込めればいい。
 結界を越えれば魔物にはどちらにしろ手は出せないのだから。
クロトは男を担ぎ上げようとし―あまりの重さにすぐに諦めた。
 大人一人の重量に加えて騎士の甲冑だ、女の細腕では到底持ち上げられない。
 引きずって運ぼうかとも思ったがそれも無理だった。
「見張り番の方! この方を運んでいただけませんか!?」
「あっ―は、はいっ、ただ今参ります!」
 見張り台の男に声を掛けるとすぐに彼は応じてくれた。
 これで、取り敢えずは当面の問題はクリア、か。
 警戒はしながらも男の到着を待つ。
 魔物の気配は未だに近くにあるが、攻めあぐねているか襲い掛かってはこない。
 臆病な性格なのだろうか。
(……でも、この人を倒している)
 仰向けになった男の甲冑は強烈な打撃を受けたように腹部がへこんでいる。
 パワー型のモンスターに攻撃されて、吹き飛ばされたのだろう。
 ミノタウロスか。サイクロプスか。その辺りだろうか。
 そこでふと気付いた。
「魔物の姿を、誰も見てない?」
 見張り番の男は言った、女の子が魔物に追われている、と。
 襲われている、ではなく、追われている、だ。
 そうだ。誰でも、必死の形相で女の子が走っていれば魔物に追われていると思い込む。
 この森ならなお更。
 クロトは探索魔術を起動させた。
 地面に青白い魔術陣が浮かび上がると、それを起点に魔力の波紋が広がっていく。

 これは周囲の魔物や人間を発見する為の魔術。
 自分を中心に、魔物なら赤で、人間なら青の光点として脳裏に描かれるのだ。

224:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:38:59 O3sWphaW
(魔物の姿を誰も見てないらなら、森の中から騎士の人を投げつけた事になる)
「―あれ…?」
 ところが雑木林の向こうに魔物の反応を示す赤い光点は無い。
 もっと奥に行けば反応はあるだろう。
 防御もそうだが探索魔術はクロトの十八番だ。その効果範囲は半径三キロにも及ぶ。
 魔力の波紋はゆっくりと森の中へと広がっていき、

 そこでふと気付いた。
 結界の内側に、赤い光点が一つある事に。
「えっ!? えぇ!? 嘘っ」
 探索魔術を解除して自分が今し方出て来た門を見据える。
 魔物が、侵入していた? いつのまに?
(そんなぁ、ありえないです。
 さっき私が飛び出したタイミングで、魔物が結界内に入る事なんて出来ない)
 そこまで考えて、ふと気付いた。

 さっき自分が中に招き入れたのは『リオにしか見えない』少女一人だという事に。

「…まさか」
 嫌な予感が背中を走った。ひょっとしたら自分はとんでもないミスを犯したのではないか。
 クロトは騎士を放置し、再び門をくぐった。
 重い、鋼のドアを手前に引き、空ける。
「っ!? これって!?」
 城壁の内側に設けられた居住スペース。
 その五メートル四方程度の空間内は、黒い霧のようなものが充満していた。
「おかえりなさい。魔術師のお姉さん」
 笑顔で迎えたのは黒いゴスロリ服を着たリオだ。
 そして彼女の傍らには結界術士が二人、それに見張り台の男が一人倒れ伏している。
 間違いない。魔物の気配はこの少女、リオから放たれていた。

 それを認めた瞬間。意識が研ぎ澄まされる。
 普段はおっとりとしたクロトだが、これでも幾度か死線を潜り抜けた一流の魔術師だ。
 部屋に充満している黒いガスは毒性のもの、と推測し、即座に防御魔術を展開する。
「ふふふ。凄いなぁ。一瞬で的確な判断をしてる。八つ星ともなると伊達じゃないんですね」
「リオ様、これは…一体―いえ、貴女は本当にリオ様なんですか?」
 探索魔術では間違いなく魔物を示す赤い光点がそこにあった。
 この状況下では、疑いようが無い。
「? ああ。魔物さんがリオ=リビディスタに化けてると思っているですね。
 でもそれは外れ。私は、リオ=リビディスタ本人。
 それよりも私はお姉さんの事が聞きたいな。私の事、探している様子だったし」
 正直に話すべきか少し悩んだ。目の前の少女は自分がリオ本人だと主張している。
 だがこの状況でそれを信じるべきではない。
(でも、もし本当に本人なら…事情を知ってもらった方がいいんじゃ?)
 そしてもしも偽者なら―その時は倒してしまえばいいだけの話だ。
「良かった♪ お姉さん話す気になってくれたみたい♪」
(…え? あれ? 今、私顔に出てた?)
 思考を先読みされている気がした。
「私はクロト=ラプキンズ。ドルキ様の門下生です。
 グリーズ様より特命を受けて、リオ様を保護しに来ました」
「―え?」
 少女は目を見開き、信じられない、と言った表情を浮かべた。
 その反応に、むしろこちらが困惑してしまう。
 自分がした事を分かっているなら、親が助けを寄越す事を想像出来る筈だ。
 だがリオは、まるで助けられる事を想定していなかったような様子である。
「助ける? 父様が? 私を?」
「そうですよ? 私の他にも何名が腕を立つ者を選んでいたようです。全員で十名程でした。
 大勢で探した方が効率が良いと思いますけど…きっと何か理由があるのでしょうね」
「―他の人に見つからないように、とか?」

225:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:40:47 O3sWphaW
「え、ええ。この事は口外しないようにと指示を受けましたから。
 内密に事を運ぶ理由があったのだと思います」
「そっか―やっぱりそうなんだ…」
 リオは肩を落とし、俯いている。
 安心しているのか、それとも落胆しているのか表情が読めない。
 だが精神的に不安定になっているのは確かな筈だ。
 クロトは彼女を励ますように言葉を掛ける。
「リオ様の身に何があったのか私は知りません。
 ドルキ様との間柄も重々承知しています。
 ですが―ですけど…今一度グリーズ様とお話をしてみればいかかですか?」
 余計なお世話なのかもしれないが、クロトはリオを連れて帰る気だった。
 父と娘がこんな形で離れ離れになるのはあんまりだと思ったからである。
「ほんとに、何も知らない」
「え?」
 リオが顔を上げる。
 
 恐ろしい程、明るい顔をしていた。

 笑顔の裏側に狂気が垣間見えた気がして、背筋に悪寒が走る。
「だって今帰ったら、父様と義母様に殺されちゃうから♪」
「…そんな…何を仰っているのですかっ」
「信じられない? でもねクロトさん。
 私は、父様と義母様が二人で私を殺そう、っていう話をしているのを聞いたの。
 しかも友達のパセットを利用してね? だから屋敷を出たんだよ?」
「そんな事、信じられません!」
 ドルキに限っては、まあ百歩譲ってありえるとしよう。
 だがグリーズに関しては娘殺しの疑いなど、認められる筈もない。
「よりにもよってあのグリーズ様が、リオ様を…! きっと何かの間違いです!」
「? クロトさん、やけに父様の肩を持つね? どうして?」
「そ、それは…っ」
 お慕いしているから、そう正直に話せばどれだけ楽か。
 だがグリーズは妻子持ちで、リビディスタ家の長だ。
 この恋心が絶対に叶わない事を知っている。
 そしてそれを他人に打ち明ける事も、クロトには出来なかった。
「あの人は、本当は優しい方なんです! 少し不器用な、」

「あははははははははははは!!!」

 クロトの言い訳は、リオの狂った哄笑に両断された。
 リオは、可笑しくて可笑しくて堪らない、と言った様子で腹を抱えて笑う。
 それが不気味であると同時に、腹が立つ。
 グリーズへの想いを、侮辱された気がしたのだ。
「一体何がおかしいんですかっ」
「あはははっ! ごめ、ごめんなさいっ! ふふふっ…! あはははっ!
 そっかっ、そっかぁっ。そういう事かぁっ! ふふふっ。成る程ねぇ。
 それなら父様を擁護したくもなるよね?」
「…何を、言って、」
「だってクロトさん、好きなんでしょ? 父様の事が?」
 図星を言い当てられて口が『あ』の形で固まる。
(ど、どうして!? 私、そんなに分かり易いの!?)
「クロトさん。幸せだね。才能があって。美人で。性格もいい。人気もあるし。
 でも一番幸せな事は『好きな人の汚い所を見ていない』事だと思う」
「ど、どういう意味ですかっ」
「一つ、いい事を教えてあげるね?
 屋敷の噂、知っているよね? 私が父様とエッチしている、っていう」
「え、エッ……だ、駄目ですリオ様! 仮にもリビディスタの令嬢ともあろうお方が!
 そんな卑猥な言葉を使っては駄目ですぅ!」
「…うわ…クロトさん…純情……皆に人気があるのもしょうがないね。
 ふふふ♪ 妬ましいな♪ 羨ましいな♪ その人気、私にも分けてくれればいいのに♪」

226:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:42:06 O3sWphaW
「ちゃ、茶化さないで下さい!」
「割と本気なんだけど……まあいっか♪
 そう、それでね。さっきの話の続き。あの噂、ほんとだから」
 あっけらかんと衝撃の事実を告白され、今度こそ言葉を失った。
 ふらふらと後ずさり、鼠色の壁面に背中を押付ける。
「…そんな……ありえません…」
 実の娘を強姦する? そんな馬鹿な事があってたまるか。
 あの人に限って、そんな愚かな事をする筈がない。
「クロトさんってば乙女なんだね♪ 頭の中、綺麗な父様ばっかり。
 本当の父様の事、何も知らないのにね」
 くすり、と目の前の少女が笑った。
 人の闇を、穢れた部分を知ってしまった者、特有の笑みだ。
 甘い蜜の味を覚え、自らの欲望を、他人の不幸を求める者の笑みだ。
 これが、若干十二歳の少女が浮かべる顔か? これでは堕落した大人と変わらない。
「ねえ? クロトさん? ベッドの上の父様は、凄いんだよ?」
「っ! な、なんですか、いきなりっ」
 手を後ろ手に組んで、少女はゆっくりと近付いてくる。
 暗い、濁った微笑を浮かべたまま。
「剣の訓練をする時も厳しいけど…ベッドの上じゃね、父様は獣なの」
「こ、来ないで下さい!」
「ううん。きっと夜の父様がほんとの父様。
 剣を持つ時は、自分を抑えているだけ。
 一度でも欲望を開放すれば、あの人は悪魔になる。
 嫌がる私を無理矢理犯して、」
「い、嫌ッ! 聞きたくない!」
「いう事を聞かなかったら叩かれるんだよ?
 ふふふ。痛かったなぁ…おかげで私、どんどん体がエッチになっちゃった」
「そっ、そんなの嘘に決まってます!」
「それなのに義母様と結託して私を殺そうとするんだもの。
 ふふふ。ほんとおかしい。そんなあの人に優しさなんてあるわけない」
 ばじり。リオが伸ばした手が、クロトの防御魔術に弾かれた。
「痛っ…!」
 火傷した時のように、慌ててリオが手を引っ込める。
 クロトは防御と探索に秀でた魔術師だ。
 彼女の使う防御魔術は効果が強く、巨人族の鉄拳すらも跳ね返す。
 そうだ。大丈夫だ。彼女の言葉も、きっとこちらの動揺を誘う虚言だ。騙されるな。
 そして防御魔術がある以上、目の前の少女に自分が倒される心配はない。
 少し、冷静になってきた。
(結局、この女の子は一体何者? 何の目的でアレエスに侵入したの?)
「仮に、もし仮に貴女の言う事が本当だとします」
 赤く腫れた手にふぅふぅと息を吹きかけて、そう言ってるのにぃ、と少女は呟いた。
「もしそうだとして。何の為にこの街に潜入したのですか?」 
「……私はね。森の中である魔物さんに命を救われたの。
 私はその魔物さんに恩返しがしたいだけ。そう、例えば―

 この街を、アドニスの花で埋め尽くしたり、とかね?」

 少女の瞳が、見開かれる。
 瞳孔が猫目のように細まり、オッドアイの瞳が両方とも赤く染まった。
「ねえクロトさん?『リオのお願い。防御魔術を解いて』♪」
 甘ったるい、猫撫で声が耳朶に響く。
 人外の瞳に意識が吸い取られるような感覚した。
(これは…チャームの、魔術…っ)
 完全なる不意打ちに、精神防御をする余裕が無かった。
 物理障壁では防御不能の精神攻撃に、抵抗の意思が萎えていく。
 彼女の言葉に、無条件で従いたくなってくる。
 ―気が付けば、防御魔術を解いていた。
「ありがとうクロトさん♪ 私、クロトさんの事大好き♪」

227:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:43:41 O3sWphaW
「……っ!?」
 抱き付かれ、唇を奪われた。
(私の、ファーストキス…、なのにっ…!)
 それも唇を触れ合わせる、そんな生易しいものじゃない。
 舌を差し入れ、涎を流し込まれ、ぐちゅぐちゅと攪拌される。
「ふは…ちゅっ。ちゅぅっ。クロト、さぁんっ♪ ちゅるるっ♪」
「―っ!? んんっー!?」
 鼻先をくすぐる少女の吐息。唾液が混ざる卑猥な音。そして粘膜同士が擦れる感触。
 そのどれもがとてつもなく甘い。特に少女の唾液。まるで蜂蜜のようだった。
 官能的、背徳的な行為に心臓が早鐘を打つ。
 だがその鼓動はどこか心地良く、まるで夢見心地の気分だ。
(力が…入らない…)
 精気を吸われているのか。
 濃厚なキスに心は昂ぶるのに、体に力が入らない。
「ちゅぅぅぅぅぅ♪ ―ぷはぁ♪ あー美味しかった♪」
 最後に混ぜ合わさった二人分の唾液を啜り取られ、少女から解放される。
 精気を吸って満足したのか桃髪の少女の肌はツヤツヤだ。
「これはもう必要ないかな♪」
 部屋を満たす黒い霧が少女へと収束されていく。
 と同時に渦巻き、彼女の体を包み込んだ。
 黒い霧はゴシックロリータの衣服を卑猥に引き裂き、
 黒いパンプスにドクロのアクセサリーを追加し、
 彼女の桃色の髪先から、暗い紫色の髪を生やす。
 さらに頭から猫耳を生やして、

 ばさり。蝙蝠の翼が少女の背中から生え、はためいた。

「変身完了♪ どうクロトさん? この格好♪」
(…なんて…いやらしい格好…)
 剥き出しの肩や、深いスリットからちらりと覗く内股。
 下着を着けていないのか、すこし屈めば未成熟な割れ目が見えてしまいそうだ。
「ふふふ。ね? いやらしいでしょ?
 リオはねぇ。森の中でアネモネさんとエッチして、魔物になっちゃったの。
 どうもご先祖様が淫魔だったらしくて、先祖帰りしちゃった♪」
(そんな…事が…)
「あるみたい♪ だからぁ、リオは本物のリオだけどぉ、淫魔だから♪
 エッチな事して精気を吸うのが生き甲斐なの♪
 しかもぉ―んっ…」
 はぁ…はぁ…と淫魔の少女は色っぽく息を荒げる。
 もどかしげに太股を擦り合わせ、辺りに淫魔のフェロモンを撒き散らした。
 少女の甘い体臭に、脳髄が痺れてくる。
「はぁ…♪ 私の子宮には、ん―はぁ…っ、アドニスの種が、植え付けられてて、
 はぁっ、はあっ―あはっ♪ 成長してるっ♪ 子宮の中で、びくびくしてるよお♪
 さっき、外のおじさんと、その仲間の人とも、沢山エッチしたから、育ってるんだぁ…♪」
 左右にばっくりと割れたスカートを摘み、引き上げる。
 毛も生えていないツルツルの性器が晒された。
 だがそこは白っぽい愛液を流し、しとどに濡れそぼっている。
 陰唇の内側が丸見えになるまで解れ、サーモンピンクの肉ビラがひくひくと蠢動していた。
 普段ならそんなグロテスクでいやらしい同性の性器など、目を背けるだけだ。
 だが淫魔に魅了された精神は、少女のドロドロの性器に見とれてしまう。
 リオはそんなクロトの視線が気に入ったのかうっとりと顔を緩ませて、
「―あっ!? しきゅーっ、びくびくするよぉっ! アドニスが、育ってっ!
 ああぁ! 芽に、なってるよぉ! にゃっ! あっ! あっ! 出てくる!
 出てきちゃうっ! リオのドロドロおマンコからっ、アドニスの花、咲いちゃうっ!
 咲くっ、あっ!? にゃっ! だめっ! イくっ、イって!
 にゃはぁっ!? にゃっ、あ! あぁっ! にゃっ、んにゃぁぁぁぁぁぁああぁっ!!」
 ずるずるずるずるっ!
 少女がスカートを摘み上げたままガクガクと体を痙攣させた。

228:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:45:13 O3sWphaW
 イってしまったのだろう。顔をだらしなく弛緩させ、舌を垂らし、涎を零している。

 そしてその少女の股間からは、肉の花が咲いた。
 くちゃぁ、と音を立てて四つの花弁が上下左右に開く。
 花弁の内側は陰唇のように粘液に濡れ、肉色の粘膜をてらてらと卑猥に輝かせていた。
 そのあまりにも淫靡な光景にクロトは生唾を飲み込む。
「あはぁ♪ リオのおマンコから、お花咲いちゃったぁ♪」 
 淫魔の少女は絶頂の余韻を噛み締めているようだった。
「にゃぁん♪ これ、気持ちいい♪ 膣の内側が、ごりごりされてるぅ♪
 お腹の内側からおチンポに犯されてるみたい♪」
(いやぁ…そんないやらしい言葉、使わないで下さいぃ…)
 ドキドキ、してしまうから。
 いつもは仲間達の猥談についていけず、一人蚊帳の外になるというのに。
 少女の淫魔特有のフェロモン。アドニスの花から放たれる催淫香。
 この二重の匂いに心がかき乱されてしまう。
「ふふふ。クロトさん? 我慢しないで? 自分に素直になろ?
 エッチな気分になって、どうしようもないんでしょ?
 リオはね、心が読めるから。そういうの分かっちゃうの」
 成る程。会話をしていると考えが読まれていた気がしたのはそういう事か。
 だが、だとしたら尚更この少女には歯が立たない。戦いようが、無い。
「そうそう。別にリオもクロトさんと戦う気なんて無いから。
 リオはねぇ。クロトさんに気持ちよくなって欲しいの♪」
「……ぁっ」
 ゆっくりと、壊れ物でも扱うように押し倒される。
 蒼の法衣をシーツ代わりに石畳の上に敷き、そこにゆっくりと組み伏せられる。
 抵抗する気力は無い。
 只、何をされるのかは薄々感づいていたので、恥ずかしさに顔を背けるくらいは出来た。
「クロトさん可愛い♪ ネーアさんの気持ち、分かった気がする♪」
 ネーアという人物が一体誰なのかを想像する前に、キスの嵐が降ってきた。
 ちゅっ、ちゅっ、と頬左の項に、右の頬に、或いは唇に、時にはおでこに。
 更にキスをされながら、服も脱がされる。
 胸元の留め金を外され、法衣が左右に開く。
 その下から現れたのはブラウスと、脛まで伸びるスカート。
 淫魔はブラウスのボタンを手際良く外し、スカートの横側にある留め金も外す。
 Eカップのブラとリボンの付いた白いショーツが曝け出された。
「いや…見ないで、下さい…」
 下着姿を他人に見られている。そう思うと羞恥心で頭が茹で上がった。
 いやいやと首を振るが自分では何をしているか理解していない。
 晒された半裸の体は肉付きが良く、女性特有の丸みを帯びたラインを持っている。
 胸も尻も成熟し『くびれ』もある。清純なイメージとは裏腹に艶かしい体だった。
「うわ…♪ クロトさん着痩せするタイプだったんだね♪
 エッチな体してる♪ きっと父様も気に入ると思うよ♪」
(……え? グリーズ、様が?)
 少し大きめの胸などはどちらかと言えば邪魔だった。
 肩は凝るし、同性からはからかわれるし、男達からは下品な目で見られる。
 青の法衣もこの体を隠す為に着ているようなものだ。
 だが、愛しのグリーズはそんな体の方が喜ぶと言う。
「うん♪ でもね? クロトさんはもっと綺麗になれるよ?
 そしたら父様、きっとクロトさんにメロメロになっちゃうね♪」 

 それは悪魔の囁きだった。

 人間の弱みに付け込み、堕落させる。悪魔達の十八番。
 普段ならそんな甘い言葉に騙される事はないだろう。
 だが、
「ねぇ? クロトさん? 父様と一緒になりたいでしょ?
 繋がりたいんでしょ? いいよ、リオがその願いを叶えてあげても?」
「あ、ああ…」

229:永久の果肉6 ◆VBguGDzqNI
10/03/15 18:47:17 O3sWphaW
 耳元で囁く淫魔の声が、心に染み渡ってくる。
 抗い難い、甘ったるい悪魔の魔力が精神を冒す。
「でもその代わり、リオのお願いも聞いて欲しいの。
 ね? どうする? 私のお願い、聞いてくれる?
 聞いてくれたら、クロトさんの願いも叶えてあげる。
 父様とずっとずっーと一緒に居させてあげる」
 淫魔のチャームに毒された心では、誘惑を振り切る事が出来なかった。

「……私は…グリーズ様と…一緒に、なりたい…」

 意思の光が消えた瞳に、邪悪に笑う少女が映る。

 ***

 以上で六話終了です。
 あ、そうだ忘れてました。
 前回の投稿分、冒頭では第七話になってましたが第五話の間違いです。
 プロット段階では七話だったのを、そのまま使ってしまったらしいです。
 なんつーうっかりさん。細かいミスがほんと直らない。
 ドウスレバインダ-。まあ性格なんでしょうけれどねぇ。

 そして前回の感想を頂いた住人の方にも感謝感激雨あられです。
 淫魔状態のリオは自分でもお気に入りです。
 頭の中で常に誘惑してきやがる困ったちゃんですよ。
 ちなみにシュトリの設定は四年間暖めてきたと言うよりただ単に使い回―ゲフンゲフン!
 
 さて次回はリオとクロトの本格エッチです。
 ここに来て新キャラかよ。みたいな?
 次回以降もちらちら出番があります。エロ的な意味で。
 おっとり純情娘が種子を植え付けられてエロエロ展開だ!

 乱文失礼。今回はこの辺で失礼します。
 それではまた。


 ―――――――――――――――――ヨウジョバンザーイ。

230:名無しさん@ピンキー
10/03/15 19:17:33 1iYoYRVd
乙×風さんおつ

何というかどうしてこうなったというか
もっと素直になればよかったのにという話ですね・・・
まぁそうなったらこのスレ的においしい展開なくなりますが
しかしヨウジョいいなぁ・・・ヨウジョ・・・

231:名無しさん@ピンキー
10/03/15 19:41:25 a86NtPJY
そろそろ毎週月曜をょぅι゙ょの日に制定してもいい気がしてきたw
(別に月曜投下を強要するわけじゃないですよ、念のため)

投下乙です、家帰ったらじっくり読ませていただきます

232:名無しさん@ピンキー
10/03/15 21:30:47 Ih6TV7W4
あああリオたんえろいなあもう
次回は堕ちシーンあるようだし毎度毎度続きが気になるわほんと

233:名無しさん@ピンキー
10/03/15 21:45:47 KtfIgzTB
いつもいつも素晴らしいエロい話を投下してくれる乙×風氏に寄生されてもうメロメロですよ
どうしてくれるんですか!!1

新キャラ登場もいいけど、姉貴の過去話にしんみりしてしまった……
スレ的にはマリオンもパセットも寄生される(よね?)んだろうけど、
ここまでボタンを掛け違えてしまうと登場人物皆が不憫でなりませんな
せめてエロエロで幸せになりますように……ナムナム

しかし、本格的に乙×風氏の術中に嵌りつつある…ヨウジョバンジャーイ


234:名無しさん@ピンキー
10/03/15 22:36:58 Gg8EaGmT
こうイイハナシダナーだとリオが父親の愛に気づいて人間に戻りハッピーエンドという話も読みたくなるから困る
もちろんリオが皆を堕としまくるのも見たいが

235:名無しさん@ピンキー
10/03/16 01:23:17 yA3rsNDg
乙×風氏が絶妙なタイミングで話を持ち越すせいで
俺の脳内にも猫リオの甘い囁きが・・・!

ヨウジョバンジャーイ

236:名無しさん@ピンキー
10/03/16 01:25:55 rgtcLWp4
エキスを注入され同化される
スレリンク(liveplus板)

237:名無しさん@ピンキー
10/03/16 01:46:18 XKdZHB2R
はあ…リオっちになりたいなぁ…

238:名無しさん@ピンキー
10/03/16 14:43:29 jgny6ck7
乙×風さんGJっしたぁ!
しっかし、過去話とかギリ間に合わなかった姉様とか…
切ねぇ…切なすぎる;;

泣かせ要素たっぷりなのにエロい所はちゃんとエロいのが凄ぇっす
で、リオたんがエロくなればエロくなるほど…なんか切なさが増す…


239:名無しさん@ピンキー
10/03/19 01:42:28 5T5k7PXg
年齢表現は「若干」じゃなくて「弱冠/若冠」かな…?
細かい用法は気にしない主義だけど若干気になったんで、リオ様に頭下げながら報告

240:名無しさん@ピンキー
10/03/19 13:37:15 YNBDu09j
検索してみたらこのスレ内の「若干」の量が凄いのね
自分は全くといっていいほど使わない単語だから
こういうのを見るのも面白いね

241:名無しさん@ピンキー
10/03/20 00:35:44 8cOty7dW
豚切でスマヌが、先のSS読んで、つい空の巫姫堕ちの所を見に行ったら…
地味にエロく加筆修正がされていた
思わず緋袴着てヌいてしもたわ



ああいう更新なら随時バッチコーイだな


242:名無しさん@ピンキー
10/03/20 03:23:18 ON85dQwW
空の巫姫について調べてたぜ、今度ゆっくりと見よう……

ran.sakura.ne.jp/~mirage/sky/index1.htm

243:名無しさん@ピンキー
10/03/20 04:18:18 VG50BICV
空を知らない人もいるのか

244:名無しさん@ピンキー
10/03/20 10:08:26 FupGO4BR
空はいい……

245:名無しさん@ピンキー
10/03/20 11:02:07 mCHLsFK7
まぁ空自身は検索避けかかってるし
えっちな文章に取り込まれて外界との関わりを絶ったサイト…ってか

246:名無しさん@ピンキー
10/03/20 13:21:00 VdX29SIP
>>245
あああれ検索避けかかってたんだ。どおりで引っかからないわけだ

247:名無しさん@ピンキー
10/03/20 21:54:25 8Cllvspk
964 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 22:53:27 ID:bqwKMc3/
空が更新されたというので見に行ったんだが、
掲示板で空管理人が話題にしている「巫姫編」って
心霊研究部のどれのこと?

248:名無しさん@ピンキー
10/03/20 23:20:30 zF5LaoOX
>>247
いまは「巫姫編」話題にしてなくね??

心霊研究部読んだこと無いなら最初から読んだほうが良いよ

249:名無しさん@ピンキー
10/03/20 23:54:03 44zI6ycy
心霊研究部はどの順番で読んでいけばいいのか分からないんだよなー
Flash版だけは一応読んだからものすごく興味あるんだが、オススメの順番ってある?

250:名無しさん@ピンキー
10/03/21 00:23:11 VoKOh/lw
>>249
気の向くまま、蟲の導きに従えば良いかとw


251:名無しさん@ピンキー
10/03/21 12:05:51 zsKXopuE
巫姫堕ちのトコはかなり前にエロく加筆されてたな
結構こまめに覗いてるけど、久々に日記が更新されてて、文章もあったな。

252:名無しさん@ピンキー
10/03/21 16:39:02 VoKOh/lw
>>251
その加筆の後も、特に触れてはいないがエロ描写が何回か書き足されてる模様
あれ?こんなキャラいた? みたいなのが緋袴の下で白濁液垂らしてるとかエロ過ぎだろとw

253:名無しさん@ピンキー
10/03/21 21:04:05 k7Aak9nv
ひっそりと文も増殖しております

254:名無しさん@ピンキー
10/03/22 00:13:42 RjTxDUq9
蟲さまが妄想を吸ってより巨大に、より強力になってスレに光臨・・・

255:名無しさん@ピンキー
10/03/22 04:00:00 RjTxDUq9
::::\\::::::::::::', ┃| 
─--ミ::::::::::::| .┃|     
/::::  \:::リ-}.┃|
 <●>  !> イ┃ニヤリッ 
.、      __ノ .┃| 
r)\   |:::::| .┃| グ・・グ・・グ・・続きまだーーーーー!!
ィェァ 〉  l::::::》.┃|  ∧∧
='´  ,,イ::ノノ ┃|  ((;  )) 
. ..,,/ |::::://: ┃| ⊂    \

256:名無しさん@ピンキー
10/03/22 08:57:55 gXmDtgvQ
巫姫気になる人は真田(飛鳥)編見れば幸せになれるんじゃないかな

探す時間を含めて楽しめ…ってことなら
思いっきり蛇足で申し訳ないんだけどさ

257:乙×風 ◆VBguGDzqNI
10/03/22 18:13:30 18Na2GZG
 スーパーロリータタイムはっじまるよー♪
 うん。少し自重しようか私。
 前回分の投稿にて誤字の指摘を頂きました。ありがとうございます。
『若干』と『弱冠』ですね。辞書引いて調べましたよ。
 作者の学の無さがどんどん露呈されていきますよ? これ以上は無いと思いたいほんと。
 そういえばマリオンとリシュテアお母さんの回想シーンでもおかしな所が。

『チャームだけね♪』
『…なるほど』』

 』』って何だw
 まあ、瑣末ですが。お涙頂戴的シーンなだけに自分で気になってしまいました。
 どうして投下する時に気付かないんだー。

 ―気を取り直しましょう。
 クロト編後半戦です。ALL ERO。
 リオがやや鬼畜な上にヤンデレになりつつあります。NGワードはこんな感じです。

(洗脳、猥語レッスン、レズ、種付け、堕落) 

 ではいってみましょう。
 以下、13レス消費します。

258:永久の果肉7 ◆VBguGDzqNI
10/03/22 18:15:28 18Na2GZG
第七話  Desire Seed

 
「……私は…グリーズ様と…一緒に、なりたい…」

 虚ろな瞳をしたままクロトが呟く。それを見て、リオはほくそ笑んだ。
(気持ちいい…♪)
 官能的な快感ではない。
 だが、人の心に付け入り、甘い言葉で誘惑し、そして堕落させる。
 その一連の行動に、悪魔シュトリとしての本能が充足を覚えるのだ。
 穢れを知らない純情な乙女を、オスに飢える淫らな獣へと堕とす。
 自分の力で他人を歪ませる。なんという快感だろうか。

 才能に恵まれ、人徳に恵まれ、環境に恵まれ、将来も約束されている。
 自分には無いものを、クロトは全て持っていた。
 羨ましい。妬ましい。
 自分は辛く苦しい思いをしてきたのに、その間この女はチヤホヤされ続けてきた。
 そんなの理不尽だ。
 だから、この女も同じ目に遭わせてやろう。
 無理矢理レイプし、苦痛を与えてやろう。
 その上で、種子を植え付けてやるのだ。
 神から二物を授かった幸福な女に、抗う事の出来ない快楽を教え込むのだ。
 そして最後には、身も心も花の化け物に変えよう。

「契約成立だね♪ それじゃ、遠慮なく♪」
 魔力で爪を生成する。黒い霧を凝縮させ、作り出した禍々しい紅い爪。
 業物の刀剣には叶わないが、下手なナイフなどよりもよっぽど切れ味がいい。
 その爪を一閃。クロトの体を、縦一文字に切り裂く。
 恐怖心が麻痺しているのかクロトは瞬きすらしない。
 一瞬後、白のブラとショーツが左右に両断された。
「…あ…」
「ふふふ。クロトさん。おっぱいおっきい♪ 羨ましいな♪」
「…いやぁ…見ないで、下さい…」
「そう言う割りには…こっちはドロドロ♪」
「ひゃあっ…!?」
 爪を引っ込めて、割れ目に指を差し入れた。
 暖かい肉の泥濘に指が沈み込み、くちゅり、と音がする。
「ほーら。クロトさんのマン汁でリオの指、ネチョネチョだよぉ♪」
 濡れた指の間でくちくちと糸を引かせる。
 そうやってクロトの羞恥心を散々煽った後、汚れた指先を彼女の鼻先に突きつける。
「リオの指が汚れたの、クロトさんのせいだからね? 綺麗にして♪」
「…でも…」
 純情なこの女は自分の愛液を舐めるのには抵抗があるらしい。
 チャームで散々心を引っ掻き回しているのに、本当に初心な女だった。
(そんなクロトさんを、自分からおチンポをおねだりするスケベさんに変えたい♪)
「ふーん? 嫌なんだ? まあリオはいいけど?
 でもそれならクロトさんの『お願い』も聞いてあげられないかなぁ?」
「…あ…っ、や、やります…やりますから…」
 慌てて掌を返す年上の女を見てぞくりとした。
 八つ星の一流魔術師を、手玉に取っている。
 淫魔として、人外としてのプライドが満たされていく。
「ふふふ。そうそう。リオはぁ、素直なクロトさんが大好きだから♪
 リオの指を父様のおチンポだと思っていっぱいペロペロしてね?」
「…っ、……グリーズ様の…」
「おチンポだよ♪ おチンポ♪ はい言ってみて♪」
「お、おチ……ん…ぽ…」
「クロトさぁん。聞こえないよぉ?
 リオ、そんなんじゃクロトさんのお願い、聞いて上げられないかも?」
「あ、言いますっ、ちゃんと、言いますからっ」

259:永久の果肉7 ◆VBguGDzqNI
10/03/22 18:17:17 18Na2GZG
「そう? それじゃ言ってみて♪ お、チ、ン、ポ、ってね♪」 
「は、はい―はぁ…はぁ…」
 呼吸を整え、腹を括るクロト、破廉恥な言葉を言おうとしている―
 そんな彼女の心が羞恥心で今にも爆発しそうなのが分かった。
(はぁ…クロトさん、すっごいどきどきしてる♪ 私も、どきどきしちゃうよぉ♪)
 こんな所で猥語の発音練習をするなんてなんて背徳的なのだろうか。
 聞く側のこっちまで興奮してしまう。
 はあはあ。はあはあ。荒い吐息はもうクロトだけのものではない。
 クロトの羞恥心がリオの興奮を呼び、二人の心は徐々に高まっていく。
 どくっ、どくっ、というクロトの心音が、ここまで聞こえそうだった。
「―お、チンポ…」
 確かに聞こえた。小さいがはっきりと聞こえた。
 あのクロトに汚い言葉を言わせた。けれど、少し物足りない。
「もっと大きく」
「っ―おチンポ…っ」
「もっと」
「…おチンポっ…」
「もっとっ」
「おチンポっ!」
「あはははははははははははははははっ!!!!」
 最高だ。最高の気分だ。楽しすぎて頭のネジが外れてしまいそう。
 いやもう外れているのか。
「良く出来ましたクロトさぁん♪
 ご褒美にリオの指、好きなだけペロペロしていいよぉ?」
「あ、ありがとうございますっ―はむっ…ちゅるっ…! ぺろっ…!
 れろれろっ…あふぁ…っ! グリーズ様のっ…ちゅっ…! んんっ」
「ふふふ。美味しい? 父様のおチンポは?」
 口から離すのが勿体無いのか、ぶんぶんと首を縦に振るだけだった。
 行儀が悪いと思うが、別にいい。彼女の堕落っぷりは見ていて気持ちが良い。
 クロトは指に付着した自分の愛液は勿論、指の間から爪先まで丁寧に舐めしゃぶっていた。
 べろべろと一心不乱におしゃぶりをされて、指がふやけてしまいそうだ。
(あはっ♪ くすぐったい♪)
「ふふふ。そう、そう♪ クロトさんエッチな事才能あるよ♪
 父様はエッチな女の子が大好きな変態さんだからきっとお似合いだね♪」
「…あ…それ、本当、ですか…?」
「うん♪ だからぁ…もっといやらしい子になろうね♪」
 どん、とクロトの体を突き飛ばす。
 抵抗の無い彼女はあっさりと尻餅を付き、虚ろな瞳でこちらを見上げた。
(そんな目で見られたら…私、我慢できないよう♪)
 脱力したクロトの股はあられもなく開かれている。
 その奥で羞恥の丘が解れ、愛液に濡れて光っているのだ。
 クロトの女の臭いが鼻腔を満たし、子宮の中でアドニスの花が疼き出す。
 どくん。
「んっ!? にゃぁっ…♪ 奥からっ、出てきちゃうっ♪
 アドニスの触手チンポ、出てくるよぉっ♪」
 ヴァギナに咲いたアドニスの花は、言わば第二の性器だ。
 花の中心部はまるで女性器の大陰唇のような形状をしている。
 そしてその奥は膣同様の肉ヒダ連なるトンネルになっているのだ。
 その、花の茎に当たる部分は子宮の内側まで続いており、その最奥に『雌しべ』がある。
 勿論、花の内側は人間の女性器よりも遥かに敏感な性感帯だ。よって、
 ずるずるずるぅ!
「にゃっ!? にゃあぁぁぁぁぁああっ!!!」
 花開いたアドニスの中央から雌しべがせり出した瞬間、リオは絶頂した。
(ふにゃぁ♪ きもちぃぃよぉ♪)
 それは人間のペニスを何重にも重ね、亀頭部分に大量の疣疣を生やした凶悪な触手だ。
 太さも、さっき精気を頂いた騎士達と同等以上。
 そんな凶悪な触手に子宮の内側から犯され、あっと言う間にエクスタシーを迎えたのだ。

260:永久の果肉7 ◆VBguGDzqNI
10/03/22 18:19:12 18Na2GZG
「はぁ…はぁ…にゃあん…♪ これが、アドニスの生殖器……触手チンポ…♪」
 これが生えたという事は、この小さな体の中でアドニスの種子が生成されたという事だ。
 目の前の女に種付けする為の種子が。
「はあっ、はぁ!」
「…あっ…」
 仰向けに倒れるクロトに覆い被さり、マウントポジションを決める。
 頭が回らなくなってきた。
 雌しべ触手が生え出した瞬間大量のフェロモンが漏れ出し、自分の理性すら溶かしている。
「クロトさんっ! クロトさん! この触手チンポで、ズボズボしてあげるからねっ。
 この触手チンポを、父様のものだと思って、エッチするんだよっ♪」
「…グリーズ様の、と…思って―きゃ…っ」
「んにゃぁっ♪」
 雌しべの先端が肉ビラを掠める。
 それだけで触手ペニスから蕩けそうな快楽が流れ込んできた。
 胎内から生え出した瞬間はあまりの快楽で気付かなかった。
 だがどうやらこの雌しべ自身も相当敏感らしい。
 つまり。内側から犯される快感と、犯す快感の両方を同時に感じてしまう事になる。
(だめぇ♪ 触手チンポっ、気持ちよすぎるよぉ♪)
 更にこれを女の膣へと挿入すれば―きっと気が狂いそうな快楽が待っている。
(あっはぁ♪ もう我慢できない♪)
 雌しべの先端をクロトのヴァギナへとあてがう。
 そして躊躇いも遠慮もなく、一気に最奥まで貫いた!
 ぶつ。
「―い、いたぁい…っ!」
「んにゃああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁっっ♪」
 クロトの処女が散った瞬間、二人は正反対の反応をした。
 クロトは激痛に涙を流し、リオは腰が抜けそうな快楽に涎を垂らす。
(すごっ、すごいよぉっ♪ 女の子のおマンコっ、とっても気持ちいい♪)
 まるで肉のぬかるみ。暖かく、柔らかく、そしてドロドロに濡れている。
 こんな所にペニスを突っ込んだら、それは気持ち良いに決まっていた。
(父様の気持ちが、分かった気がする♪)
 こんなに気持ちのいい事、そうそう止められるものじゃない。
 淫魔になって初めて父の気持ちが理解出来るなんて、皮肉な話だった。
「どう? クロトさぁん? おチンポ、気持ち良い?」
「い、痛いです…っ…とっても、痛いですっ」
 はっ、はっ、とクロトは短く息を切らしている。
 アドニスの催淫香とリオのチャームを持ってしても破瓜の痛みは軽減しきれないようだ。
 だが、それでいいのだ。
「ふふふ♪ そうだよねぇ♪ 始めては誰でも痛いよね♪ 
 でも私はもっと痛かったんだよ?」
 未熟な上に弱い体を始めて蹂躙された時、物理的にも痛いのは当然だった。
 だがそれ以上に精神的苦痛も大きかった。
 自分を脅し、強姦し、雌と罵る父親が恐ろしかった。
 それに比べれば、今のクロトの苦痛など大したものではない。
「だからぁ…今だけは沢山痛い想いをしてね♪」
 ずりりりっ―ゆっくりと、腰を引き、触手を抜いていく。
「いっ!? あぁっ!」
 多重のエラがガリガリと処女幕の残骸を削り、クロトに更なる激痛を与えた。
 ところが痛みに対する反射で膣が収斂し、より深く触手をくわえ込む。
「んはぁ♪ クロトさんのおマンコっ、締まって…っ、気持ち良いよぉ♪」
 自分の膣の感触、クロトの膣の感触。
 それらが触手の敏感な粘膜を通して快楽へと変換される。
 気持ちよすぎて、腰が止まらない。
 ずりゅりゅっ!
「いっ、がっ!?」
「んにゃああぁぁっ♪」
 引き抜いた触手を一気に突き込んだ。
 無理矢理高められ、柔らかく解れた膣壁が触手ペニスを満遍なく締め上げる。

261:永久の果肉7 ◆VBguGDzqNI
10/03/22 18:20:52 18Na2GZG
 雌しべ触手は敏感で、腰砕けになってしまう。
 男達のペニスと同じで、どうやら先端に近い場所に性感が固まっているようだった。
 特に亀頭周辺の疣疣はその一つ一つがクリトリス並に敏感だ。
 ともなると快楽に対して貪欲になったリオはそれを心ゆくまで味わおうと思った。
 じゅぷっ! じゅぷっ! じゅぷっ!
「いっ!? いやっ! いたいっ!」
「はあっ! はあっ! 触手チンポっ、いいよぉ!」
 がつがつと雌しべでクロトの女を蹂躙する。
 亀頭を子宮口に強く打ちつけ、快楽を貪る。
(蕩けちゃうよぉ♪ 腰が止まらないよぉ♪)
 娼婦のように腰を使い、だらしなく顔を弛緩させる。
 フリルをふんだんに使ったスカートが揺られ、ちりちりと尻尾の鈴が鳴る。
 伸びた八重歯の間からダラリと舌を垂らし、クロトの胸元へ涎を零す。
 快楽で頭が回らなかった。
 悪魔の本能が、女の心を責めろ、汚い言葉で貶めろ、と囁くがそんな余裕は無い。
 アドニスから与えられる快楽が、これほどとは思っていなかった。
 淫魔でこれほど狂うのならば、只の人間ならこの快楽に絶対に抗えないだろう。
(アレエスの街をアドニスの花で埋め尽くす―ほんとに出来るかも♪)
 男達の精気を吸って自身は付けたつもりだが、本当にそれくらいは出来るかもしれない。
 命の恩人であるネーアに、恩返しが出来るかもしれない。
 そしてその為には。
「はあっ! はあっ! 出すよっ!? クロトさんの子宮にっ、種付けするよ!?
 アドニスの種を、植え付けちゃうよ!?」
「あっ、いやっ、いやですっ! そんな事されたらっ! ああっ!
 いやっ、抜いてっ! 抜いて下さいっ…!」
「やだやだっ、種付けするの! 触手チンポからザーメンどぴゅどぴゅ出して!
 アドニスの種子をクロトさんにプレゼント、するのっ!」
 ぎちり、と露出した乳首を抓り上げる。
「いぎいいぃっっ!?」
 血が僅かに滲み、クロトが激痛に絶叫する。
 ぎゅぅ、と雌しべが締め付けられた。
(あにゃ♪ もう限界♪)
「んにゃああぁぁっ♪ しまるぅ♪ あっ♪ あっ♪ あぁっ♪
 でるぅ♪ でちゃぅっ♪ クロトしゃんに種付けしちゃうぅ♪
 にゃ、あぁっ、ぁぁぁあぁぁぁぁあぁんっ!!」
 亀頭を子宮口にぐちり、と食い込ませる。
 触手ペニスと子宮がどろどろになって同化してしまうような感覚。
 どくん、と子宮の中でアドニスが脈動した。
 次の瞬間。
 びゅるっ! どぴゅどぴゅっ! どくどくどくどくどく!
「にゃっ!? にゃあぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁああ!!!」
(にゃにこれぇっ…!? 頭、おかしくなっちゃぅぅっ♪)
 初めての射精。その快感は予想を遥かに超えていた。
 元々敏感な器官である上、雌しべ触手自体は子宮の奥から伸びているのだ。
 長さは30センチを優に超えている。
 そしてその中を平均男性の三倍近い量の精液が通り抜ける。
 丸くて柔軟な、固形物と共に。
 男の快楽を知らない少女が、戸惑うのも無理の無い話しだった。
「しゃせーっ、きもちよすぎるよぉっ♪」
 取り分け、輸精管の中をごりごりと削りながら種子が通り抜ける時など意識が飛んだ。
 だらしなく舌を垂らしながらぷるぷると体を震わせて射精の快楽に溺れる。
 蝙蝠の翼も、二本の尻尾もぴん、と突っ張っていた。
「いやぁ…っ、入ってくるぅ…アドニスの種子が…私の中にぃ…」
 一方クロトは激痛に呻く事も忘れ、寄生植物の種を植え付けられる感触に絶望していた。
 アドニスの種子を植えつけられれば目の前の少女のように淫欲の虜になってしまう。
 そして男を漁る淫婦となって股からアドニスの花を咲かせるのだ。
 いや、それどころか新たな犠牲者を求め、さ迷い歩くだろう。
 最後には、心も体も完全な化け物―アネモネへと変異してしまうのだ。
(ふふふ。分かる。クロトさんが絶望しているのが♪)
 だがそれもすぐに、目も眩むような快楽に押し流されるだろう。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch