懐かしYAWARAのエロパロ 8at EROPARO
懐かしYAWARAのエロパロ 8 - 暇つぶし2ch525:名無しさん@ピンキー
10/10/09 11:42:26 h/hJ84Ra
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

526:名無しさん@ピンキー
10/10/09 22:24:37 MNsTfZgV
初めてこのスレ見たけど面白かった

いろいろ大変だと思うけどがんばって


527:名無しさん@ピンキー
10/10/10 11:10:10 K+ZOWv1K
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

528:名無しさん@ピンキー
10/10/10 22:48:52 k2HHSa3O
>>549
ウソまる分かりw
初めて見た奴なら呆れかえるはずだろ
間違ってもそういうレスは付けないよ

529:名無しさん@ピンキー
10/10/11 11:25:33 p/umDm7U
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

530:名無しさん@ピンキー
10/10/12 13:33:40 jqx2Lp1c
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

531:名無しさん@ピンキー
10/10/12 22:06:20 +WxxsPqr
久々に覗いたら新作上がってたんか
このスレもうオワタかとおもってたのに

江戸の昔より「湯ボボ 酒マラ」というくらいだから
2回戦以降も書いて欲しい

532:うふんあはん
10/10/13 12:48:30 +SWKJMs1
        ,. - 、
        i_r、ミ
     , --┴┴-、_
   /   ...,,, __ _,..ヽ、
  /    /ノノ  )ヾヽ)      __
  /    / ‐-    -‐j     r<r,.\
 〈    / ,,▲、  ,▲〈    _/ヽニヾノ,}
  |r'ヽ ノ    (_、_,)  |   / ` ,,/    何回戦でもイケルわよ
   !{、 !|   トェェェイ / /   /
   ヾ ヽ、  \ニン ノ/   /        
    }   ` '' ー "´\ /          
   /       /⌒ヽヽ、
   |   \__,,/  ,,' |  ヽ、    .。::・。゚:゜゚。*::。.
   \  '´  __,/(,ノ!   (3 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
    | \_  _∠,,_  _人_,ノ     ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:。:゚
    |   ̄    ̄    /        ゜+:。゜・:゜+:゜*。
    /        ,..  ...|

533:名無しさん@ピンキー
10/10/13 13:21:53 SU0FOdE3
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

534:名無しさん@ピンキー
10/10/13 13:22:49 SU0FOdE3
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

535:名無しさん@ピンキー
10/10/13 13:23:12 SU0FOdE3
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

536:名無しさん@ピンキー
10/10/13 13:23:33 SU0FOdE3
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

537:名無しさん@ピンキー
10/10/13 13:24:00 SU0FOdE3
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

538:名無しさん@ピンキー
10/10/14 14:38:37 763eKQXH
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

539:名無しさん@ピンキー
10/10/14 14:38:58 763eKQXH
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

540:名無しさん@ピンキー
10/10/14 14:39:20 763eKQXH
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

541:名無しさん@ピンキー
10/10/14 14:39:41 763eKQXH
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

542:名無しさん@ピンキー
10/10/14 14:40:03 763eKQXH
>>555 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

543:名無しさん@ピンキー
10/10/15 09:46:39 zaiAeDnw
>>554
その言葉初めて聞いたw
確かに…

544:名無しさん@ピンキー
10/10/16 11:47:51 msfAbkHa
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

545:名無しさん@ピンキー
10/10/17 12:02:48 ehuylW20
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

546:名無しさん@ピンキー
10/10/18 11:14:08 TpHdzMEv
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

547:名無しさん@ピンキー
10/10/19 20:11:30 t3OHVMYV
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

548:490
10/10/20 01:33:06 nw6z6n+S
どうも、最後の書き込みから意見感想くださったかた
ありがとう。励みになります。

いちおう続きの案がぼんやりとできあがりつつあるので、
できたぶんだけ投下。
ちょっとギャグ的な内容になってしまうかも
興味のないかたはスルーの方向でおねがいします

549:490
10/10/20 01:39:12 nw6z6n+S
一応前回の続きになってるんで
前の読んでないひとは前の読んでから見るとよいかも

ではちょっとづつ投下させていただきます

550:490
10/10/20 01:39:45 nw6z6n+S



「あーっ!そういえば…!!」


耕作さんの大きな声で目が覚めた。

「すっかり忘れてた!!」

ふと横を見ると、上半身だけ起こした耕作さんの姿。
握り拳握って、上なんか向いて。

「………?」

あたしはまだ頭がぼんやり。
少しだけ体を起こす。

「…耕作さん、朝からそんな大きい声出してどうし…あ、いたた…」

昨日のお酒が残ってる。
頭、いたーい…。
完全に飲みすぎちゃったもんね、昨日は…。

「ああ、柔さん起きたのか!」

「そ…そんな大きい声出されたら誰でも起きちゃう」

頭が少し、ガンガンする。

ワインのフルボトル半分なんて、普段なら絶対に飲んだりしない。
昨日は…まぁ、いろいろあったから飲んじゃったんだけど。

今日は朝からショッピングに行く予定にしてたのに、
これじゃ…ちょっと厳しいかなぁ。

「…柔さん!」

「はい…?」

「俺、昨日…大切なことを忘れてたよ…」

「た、大切なこと…?」


551:490
10/10/20 01:40:15 nw6z6n+S

昨日っていえば…

空港着いて、こっち来て、喧嘩しちゃって。
で、仲直りして。

あとは…
…エッチを…何回か…

「昨日?大切なこと…?」

「アレだよ…」

…………
アレ?

「アレって?」

「だからアレだよ、アレ!!」

「アレって、ゴム?
 ちゃんと着けてたでしょ…?」

「いや、そのアレじゃなくてさ!
 まさか柔さん、忘れてないだろうなぁ!?」

「う、そんな大きい声出さないで…頭…ちょっと痛いの」

「そ、そうか、ごめん。でも、だからさ、アレをさ…」

耕作さんは少し残念そうで、でも少し嬉しそうで、
なんだか複雑な顔をしてる。

「だからアレって何なの?」

「まぁ、でも喧嘩しちゃったから仕方ないか…」

今度はため息なんかついちゃって。
…何のことだか、さっぱりわからないんですけど。


552:490
10/10/20 01:40:47 nw6z6n+S

「昨日さ、一番に着て貰うつもりでさ。
 その姿のままエッチにもつれ込むつもりだったのに…
 あー勿体ないな、こっち来てからのせっかくの初エッチが!」

「―あっ…!」

お…

「柔さん、思い出した?」

思い出した。

「…………」

「なぁ、思い出したんだろ?」

…………
今度は自分が複雑な顔になってると思う…。

「な~、柔さーん?」

「もー…そのやらしい顔やめてっ」

「あは、ごめん。でも想像したらこんな顔になっちゃうよ」

耕作さんのばかぁ。
何考えてるのよ、もう…
で、でも…

「こ…耕作さん、本気なの?」

「本気じゃなかったら電話口であんなに頼み込むと思う?」

「あたしもう25歳なんですけどっ」

「まだまだいけるって、余裕だって!柔さんなら特に!」

ほんとに?余裕かな?

って…乗せられてる気がするんだけど。
まぁ、でも、乗せられるあたしも、あたしよね…。


553:490
10/10/20 01:41:18 nw6z6n+S

「持ってきてくれてるよな?」

「…………まぁ…その…」

「ってことで、柔さんのカバン拝見しまーす!」

「あっ!ちょ、ちょっとぉ…」

耕作さんはあたしの旅行カバンの中をまさぐり始めた。
お目当ての“アレ”を取り出すために。

…まぁ、さっきは忘れてたけど。
正直言うと、昨日あたし…
完全に忘れていたわけじゃないのよね…

「おっ、この袋かな?」

だって、でも!
自分から言い出すのって、なんか変だし、恥ずかしいし…

「ビンゴ!」

あたしが着たい、みたいな風には思われたくないんだもん。


「じゃーん!おお、やっぱりいいなぁ…」

「…こ、耕作さんったら」

耕作さんは“アレ”を上に掲げて、まじまじ眺めている。
…なんだかすっごく、ニヤニヤした顔で。

「さぁ、柔さん、着てみようか」

「えっ?い、今からー!?」

「もちろん!今すぐ!一刻も早く!」

「だって、朝から…なんて…」

もう、なんなのそのハイテンションは。
昨日あんなに飲んで、頭痛くなったりしないのかしら。


554:490
10/10/20 01:41:50 nw6z6n+S

「朝からって、何が?
 あ、柔さん今、エッチなこと考えたなー!?」

「えっ…あ、そ、…ち、違うもん」

「いーや、今絶対顔を赤らめてた!これを着るイコール
 エッチなことになるなんて思ってただろ!?」

「もっ、だ、だって!耕作さんが…」

「俺が?」

「こ、耕作、さんが…」

「俺は何にも言ってないぞー?」

「………―ぅ」

思わず言葉に詰まる。
か…完全に墓穴を掘っちゃった…

「と、とにかく、着ます、着ますからあっち行っててっ!」

「ほーい」

耕作さんはキッチンの方へ向かった。
足取りが軽い…。
昨日あんなに酔ってた人とは思えないくらい。

まぁ、頭の中は昨日と相変わらずみたいだけど…


そして…
“アレ”を身につける時が来た。
来ちゃった。

袋から取り出された“アレ”をしばらく眺める。
懐かしい気持ちになる。


555:490
10/10/20 01:42:21 nw6z6n+S

「…………」

でもまさか、こんな形でまた着ることになるなんて、夢にも思わない。

ゆっくり、手に取った。
少しよれた白いシャツ。
赤いリボン。
着古したベスト。
そして、スカート。

何年ぶりになるのかな…

「よいしょっと…ふぅ」

リボンを結んで、
…装着完了。

「柔さーん、まだかなぁ?」

「は、はぁい、も、もうちょっと待って!」

い、いざとなると恥ずかしい…
こんな姿、絶対おじいちゃんやお母さんには見せれないわ…!
そんなこと考えたら、もう脱ぎたくなってきた…

でも、どうせ…逃げれないわよね。
意を決して。

「……こ、耕作さん、もういいよ…?」

「よしきたぁ!」

耕作さんはすぐに飛んできた。
あたしは耕作さんの顔を見ないように、そっぽを向いた。
恥ずかしいから、目なんて合わせられない…


556:490
10/10/20 01:42:54 nw6z6n+S

「や、や、柔さん…」

耕作さんがどんな顔をしてるかわからないけど…
それっきり何も言わない。

…心配になってきた。

「…や、やっぱり、無理があったかなぁ…?」

「……いや!」

「…?」

「いいよ、すごくいいよ柔さん!」

耕作さんのその言葉に、とりあえずはほっと胸を撫で下ろす。

「…ほ、本当?それならいいけど…」

良かったぁ、こんな姿になってまで、
駄目とか言われたらどうしようかと思っちゃった。

ちらりと耕作さんのほうを見ると、すごく嬉しそうな顔が見えた。
嬉しそうっていうか、なんていうか…
いやらしさが80%くらい混じってるような…感じのにやけた表情。

「俺、俺さ…今感動してるんだ…」

「な、な、何バカなこと言ってるのよぉっ…!」

「いや、本当に、あまりにも可愛すぎて…」

「も、もぉ、やだ…」

そう言われたら、嫌な気分はしないけど…


「やっぱり良いよな、制服って」

「き、今日だけだからね…?」


557:名無しさん@ピンキー
10/10/20 12:28:04 8RCR2nnQ
うはーーgj!
続きお待ちしております


558:名無しさん@ピンキー
10/10/20 20:41:57 fzn+pH+F
GJ 待ってたー!
つづきは、制服ぷれー?

559:490
10/10/21 01:16:21 zQ6NgEx1
>>580 >>581 どもども。
あほすぎる内容ですが楽しんでもらえたらこれ幸いです。

できた所まで投下します

560:490
10/10/21 01:17:41 zQ6NgEx1


数日前の話。

電話口で言われた一言。


『一生のお願いがあるんだ、柔さん』


電話がかかってくるなり、いきなりそんなことを言うから
一体何事かと思って、ドキドキしながら受話器に耳を当てていたら…


『頼む。今度来る時、高校時代の制服を持ってきてくれ!
 そして、俺の前で着てほしいんだ!』


…一瞬、何が何だかわからなかった。

そして、次の瞬間、あたしは思わず叫んでいた。

『~~~耕作さんのバカー!!』

自分でもびっくりするくらいの大声が出ていた。
だって、まさかそんな言葉が出てくるなんて思わないから…
心配したお母さんが、キッチンから少し顔を出した。

『いや、確かに俺はバカだと思う…でも聞いてくれ』

『な、何…?』

『男ってのは、みんなバカなんだ…でもそういうのを夢見てる。
 そして俺も、それをわかってて頼んでるんだ』

『…………』 

『頼む、柔さん、俺の夢を…俺の夢を消さないでくれ…』

『…………』


561:490
10/10/21 01:18:09 zQ6NgEx1

あまりにも切実な声が耳に響く。
…悲しいというか、呆れるというか。

なんだか色々言いたいことがあるような気がしたけど、
とにかく、一番言いたいことをひとつだけ。

『そんなことで一生のお願いを使わないで…』

『…だよなー』

電話口の声は、少しお酒が入ってる感じがした。
これをシラフで言われたら…
あたし、電話切っちゃってたかもしれない…

でも、とりあえずあまりにも切実にお願いされたから、
しぶしぶ承諾しちゃったというわけで…


そして今に至るというわけで。


「あぁ…ほんと可愛いよ、柔さん…」

「わ、わかったから…恥ずかしい、もぉ…」

「いやぁ、思い出すなぁ…君が高校時代、バイクで後ろに乗せて走ったりさ…」

「…うん」

確かに、当時のことは色々と思い出される。
あの頃も、耕作さんに色々とお世話になったこともあるし…
まぁ、もろもろの元凶でもあったわけだけど…

でもあの時、まさかあたしたちがこんなことになろうとは
思いも寄らなかったな。


562:490
10/10/21 01:19:00 zQ6NgEx1

「あの頃から俺はもう、柔さんに想いを寄せてたんだぞー」

「ほんとにー?でも、信じられないなぁ…」

だって耕作さん、あの頃なんて特に取材、取材で。
あたしの周りにいたにはいたけど、そんな感じ全くしなかったのにな。

「ほんとだよ。だからこそ、着て欲しかったんだ。
 あの頃の俺の切ない気持ちもさ、今こうして制服姿の君といながら、
 時代を巻き戻した気分で恋愛して、癒して報われるってわけ」

「…う、うーん?わかるような、わからないような…」

「はぁー良いなぁ、やっぱり制服のリボン、スカート…」

…だから、ようするに、
制服を着て欲しかったのね…

しみじみ感慨にふけってる耕作さん。
まぁでも、あたしもなんだか少し時代を遡って懐かしい気持ちにもなれたし。
まだ…着れるってことも、わかったし…?
ちょっとだけ満足した。

「じゃ、もう着替えていいかな?」

「ん?」

「もう十分見たでしょ?そろそろ朝ご飯も作らなきゃいけないし…」

「―タンマ!」

リボンを取り外そうとかけた手を、ふいに掴まれる。

「柔さん、まさか…」

「えっ?」

「こんな状態でおあずけだなんて…」

「…は?」


563:490
10/10/21 01:19:30 zQ6NgEx1

耕作さんがじりじりと迫ってくる。
明らかに、顔つきが怪しい。
…いやらしいという意味で。

「我慢できるわけないだろー!」

「きゃあ!」

布団の上に強引に押し倒された。
両手首を掴まれて、昨日よりも数倍力強く。

「もっ、ちょっと、耕作さんっ!」

「や、柔さんっ!」

「やだっ、だめ、こんな…っ」

「柔さんっ、俺は…俺はっ」

手首を掴む力が更に強くなる。

…こ、耕作さんの顔が怖いんですけど!
なんなの、一体なんなの!?


「こ、耕作さん…手…痛い…ってばぁ」

「柔さん、柔さん…可愛いよ、ああ、すごく可愛いよ…」

「もぉ、き、昨日のお酒がまだ残ってるんじゃな…っ…!」

と、突然、服の上から胸を触られた。
大きく手を動かして、包み込むように何度も…
痛いくらいに手を押しつけられて…

片手は相変わらずあたしの手首を強く握ったままで。


564:490
10/10/21 01:20:44 zQ6NgEx1

「こ、こんなの…あ…っ、やん…」

「一回、こういうのやってみたかったんだ、はぁ、はぁ…」

耕作さんったら、嫌がるあたしのことみて…
興奮してる?

「バカ、エッチ!変態!耕作さんの変態っ!」

「そりゃあ変にもなるよ、こ…こんな姿見せつけられたら…」

「見せつけてるんじゃなくて、頼まれたから着たんでしょー!
 わかんない、男の人の夢なんてわかんない!」


耕作さんはあたしの声なんて聞こえてないみたい。
あたしの首元に顔をうずめて、ずっと息を荒がしてる…

「それに柔さんだって、さっきは朝からこんなことするの、
 なんて言っちゃってたくせに…ん?」

「こ、こんなことなんて言ってないも…ん…あっ…」

「じゃあ何で顔が赤くなってたのかなぁ?」

「べ、別にそんな深い意味なんて!―あ、やぁ!」

今度は制服のシャツの下に手を入れて、
ブラジャーの上に耕作さんの大きな手が。

こんな姿でこんなことしてるなんて…


565:名無しさん@ピンキー
10/10/21 10:05:45 7XjJ8gJm
制服か…ゴクリ

566:名無しさん@ピンキー
10/10/22 16:09:18 vbT/+f13
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

567:490
10/10/22 22:38:52 MEQR/5H+
どうも、中途半端なところまでですが、とりあえず投下します

568:490
10/10/22 22:40:44 MEQR/5H+


「な、なんだか変な気分になっちゃ…やだぁ、耕作さん…」

「はぁ、やっぱり良いなぁ、あの頃は手出しなんてできなかったのに」

「あん…っ…やぁ…」

「こんなことも…ねぇ柔さん」

「―ん」


ちゅっ。
軽くキス。


「ね、柔さん…」

「う…ん」

あの頃は確かに…こんなこと…

あの時の耕作さんの雰囲気と、今の雰囲気は少し違う。
そう考えたら少し新鮮な気持ちになった。

あの頃の耕作さんと―「松田さん」と、こんなことしてたら…?

「…―んぅ…」

日刊エヴリーの「松田さん」に、こんな風に胸を触られながら、キスなんかされて…

「ふ、ふぁ…ん…」

唇に、生温かい舌が割って入ってきて…

「ぁ、あ…ん……んぁ…」

頭が…とろけてしまいそう。
あの時は、どちらかというと嫌いだったはずなのに…
なんで…こんなに熱くなっちゃうの…?


569:490
10/10/22 22:41:11 MEQR/5H+

「…ん。ふぅ…」

長い間くっついていた唇が離れた。
だけど、頭はとろーんと溶けちゃったみたいで、ぼんやりしてる。
あれ、そういえば、二日酔いの頭痛はどこにいったんだろ…?

「ふふ、柔さん…今脱がせてやるからな?」

「そ、そんなこと、言わなくったってぇ…」

「言わせてよ柔さん、恥じらう顔が…ああ、すごく可愛いよ…」


…なんだか変な方向に進んでる気がするのは、気のせい?
朝から制服着て、これは一体何なの…

「な、なぁ、自分でスカート、ちょっとギリギリまでめくり上げてみてよ…」

「―や、やだっ!やっぱり、変態っ!」

もぉ、何をバカなこと…!
昨日といい、今日といい…耕作さんどうしちゃったの?


「何をいまさら、男はみーんな変態だぞぉ?
 ささ、柔さん…ほーら、ギリ見えるか見えないかくらいで…
 ああ、そうそう、可愛いよ…」

「…………」

耕作さんの手に誘導されて、仕方なく言われるままに。
自分で少しずつ、スカートをたくし上げていく。

太ももがあらわになって…あともうちょっとで…パンティが…



570:490
10/10/22 22:41:57 MEQR/5H+

…………
あ、あたし…今何やってんだろう…
いくら彼氏の願いとはいえ…

「ああ、いいよ…はぁ、いいよ、すごく…柔さん、
 じゃあそれでおねだりしてみて」

「お、おねだり…?」

「そう、いいかぁ柔さん、コッチ見たまま、
 『あたしのここが…欲しがってるの、耕作さんの、大きなおch…』
 ……あいてっ!」

ぽかっ。
大きくげんこつひとつ。

「い、いい加減にしてっ!もぉ付き合ってらんない!」

「あは、でも、スカートは自分でやってくれるなんて…」

「も、もぉー!じゃあもうおしまい、制服おしまい!」

「ええ、そりゃないよ~柔さん!」

「変なこと言うからだもん、自業自得でしょっ」


耕作さんのバカ、まさかこんなことするだなんて…
制服着て、まぁ、エッチするかもしれないって思ったけど、
こんな恥ずかしい思いさせられるなんて…
これ以上付き合ってられない!

と、その時…

「柔さん、俺のここがこんななってるんだけど…」

「…あっ」

手を強引に、そこへ押し当てられた。
…耕作さんの、すごくおっきく、なってる…


571:490
10/10/22 22:42:30 MEQR/5H+

「…な?どうしようもないだろ?」

「し、知らない…」

「なんだよぉ、そんな冷たいこと言わないでさ」

「知らない…もん」

本当はちょっと、欲しくなってしまった。
でも、あんなセリフは絶対にいや。
死んでも言えない。

「そんじゃあ今から、柔さんの制服姿をオカズにして
 自分で処理するから、それ見ててくれる?」

「そ、そんなことやめて!それは、それだけはやめてっ!」

「…だろ?じゃあ、柔さんに処理してもらうしかないなぁ…」


…………
なんか、あたし、最近言いくるめられることが多い気がする。
まったくもう、悪知恵が働くんだから、耕作さん…


「ねぇ、柔さん、ほら…」

「…………」

おもむろにトランクスを脱ぐ耕作さん。
そこには…耕作さんの大きくなったソレが、
恥ずかしげもなくあたしの方を向いてる。

「柔さん、お願いしていいかな?」

「な、なぁに?」

「口でさ…?良くしてくれないかな?」

「え…?」

こ、こんな格好のまま?


572:490
10/10/22 22:43:45 MEQR/5H+

「ね、お願い」

「あ……」

耕作さんは、あたしの顔をぐいっと自身の下半身に引き寄せた。
目の前には耕作さんの元気なものが、少し揺れてる。

「…は、恥ずかし…あたし…」

「何言ってんの、昨日も少ししてくれたろ?」

「だ、だって、こんな格好…ん、ぅ」

むぎゅっ、ってあたしの口に、耕作さんのが当たった。
耕作さんがあたしの頭をおさえたから。
こんな強引にされたことなんて、なかったのに…

「柔さん、舐めて…?」

「…ふ、……ん」

こんなこと…
こんな姿で、恥ずかしいけど…でも…

チュ、ピチャ…

先の方を軽くキスするようにして、裏側を舌でつついた。
それに合わせて耕作さんのが少し、上下に跳ねる。

「あ、…は、はぁ……柔さん…」

ちゅぱっ、ぢゅ…
ちゅぱ…

横から小さく吸いつくようにして咥えたり、
チロチロと上側を舐め上げたり。

右手で耕作さんの太股をなでながら、
左手は根元の部分に軽く添えた。

いろんな角度から舌と唇で刺激してみる。
一番気持ちいい所は知ってるけど…
あえて裏筋の下の方だけを吸ってみたり…
色々工夫して。


573:490
10/10/22 22:44:14 MEQR/5H+

「か、可愛いよ、柔さん、ぁあ…」

耕作さん、気持ち良さそう…

耕作さんが気持ちよくなってくれるの、好きだから…
あんまり自分で進んでしないけど、
本当は、こうするの、嫌いじゃない。

やっぱり耕作さんが気持ち良くなってくれたら幸せ。

「ん、耕作さ…きもちひい…かなぁ…?んー…」

先の露出してる所を口で覆って、ちゅうっと吸った。
すごく固くなった時、こうすると耕作さん、良いみたいだから…


「あ、あぁ…すごい、き、気持ち、いいよ…」


気が付いたら、気持ちよくなってもらうことに夢中になっていた。
あんな恥ずかしいって思ったのに。
ピチャピチャって、すごくいやらしい音も聞こえてるのに。
そんなことどうでもよくなっちゃって…あたし…

「あ、だ、だめだっ、ストップ、ストップ!」

「―ん、んぅ?」

「そんな刺激的な格好で責められたら、イっちゃうだろ?」

「だって、耕作さんが…してっていうから…」

「いやー今日は負けないぞ!昨日は優勝できなかったからなぁ、
 2勝1敗なのに、3位だったからなぁ」

…まだ言ってる。

「勝ち抜き戦じゃなきゃ、優勝だったのにさ。
 まぁ、初戦が重要だからな!」

「もぅ、そんなことどうだっていいのに…」

「いいや、良くないさ!今日は初戦突破だ!」

「わ、わかったからぁ…」


昨日の試合?で、
最初に、すぐイっちゃったことをまだ気にしてるみたい。
あたしは全然気にしてないのに。

だって、それに…
あのあと、また後ろから。
に、2回も。

すぐ気持ちよくなっちゃった、あたし…


574:名無しさん@ピンキー
10/10/22 23:05:56 WWZPT2Gk
もう1回戦とか2回戦といわず
24時間耐久セクロス
やっちまいなよぅ

575:名無しさん@ピンキー
10/10/23 16:09:53 eKnZ3FoN
gjです
2人ともスタミナありそう

576:490
10/10/23 22:11:14 bPsoOPrj
どうも。確かにスタミナありそうですね
2人とも久々に会う分、たくさんできるんじゃないかと想像。

エロシーン難しくてそんな進んでませんが
できたとこまで投下します。よろしく。

577:490
10/10/23 22:11:41 bPsoOPrj


「柔さん、さては…」

「えっ」

耕作さんに顔をのぞきこまれる。
あれ、あたし…少し妄想してた?

「早く入れて欲しいんだな?そうだろ?」

「な、なっ…」

「ものほしそうな顔してたぞー?」

「…………」

だ、だって…。
昨日のあれを思いだしたら…

「昨日すごい、よさそうだったもんなぁ。よーし、じゃあ今日は…」

ゴムをかぶせながら、耕作さんはあたしの目の前に座った。
お互いに向き合って座ってて、変な感じ。

「さ、柔さん、こっちおいで」

「………?」

「今日は上から。柔さんから来て」

「あ、あたしから?」

う、上からって?
上に、耕作さんの上に、乗るってこと…?

「あ、あたしそんな、器用なことできない…」

「大丈夫だって、上から座るだけだから、ほら…」

「きゃ!」


578:490
10/10/23 22:12:08 bPsoOPrj

スカートは脱がさずに、あたしのパンティだけを脱がす耕作さん。

「さ、そのままおいで…スカートはいたまま」

…………
また、変なことされられてるんじゃ…?

「こ、これでいいの?」

耕作さんの下半身をまたぐ。
スカートで下が見えない。

この位置で、いいのかな…

「うん、そのまま下に…そう、そこ」

「…あっ」

耕作さんの先っぽの部分が、あたしのそこに当たった。
こ、こんな格好で…できるのかな…

「そのまま下に沈み込んできて…?」

「う、うん…」

自分から耕作さんの、包み込んでくってこと?
なんだか、恥ずかしい…

「こ、うかな…?…あ、あぁ…ん…!」

ヌプ、ヌプ…
先の方から、少しづつ…

「は、はぁ、そう、そうやって、下まで」

「あ、ん、ああぁ…ああっ!」


579:490
10/10/23 22:12:49 bPsoOPrj

ゆっくりしゃがみ込むと、
ズプ、っと耕作さんの全部があたしの中に入った。
自分で入れたくせに、いやらしい声が出ちゃって、
なんだか自分でしてるみたいで…こんな…

「あ、柔さん…す…すごい、きつい…」

「あん…は…恥ずかしい…」

こんな入れ方今までしたことなかったから…

目の前には耕作さんの顔。
また、気持ち良さそうな顔をしてくれて、嬉しいけど…

これから、どうすれば…?

「柔さん、動いていいよ…」

「え…動く、の…?」

「そうだよ、いつもは俺が動いてるけど…
 今日は柔さんの気持ちいいように動いていいぞ…?」

「や、やだぁ、あたし…自分で、なんてっ…」

そんな恥ずかしいこと…

「ね、いいだろ?上下に動いてさ。
 俺のことも気持ち良くしてよ?」

「こ、耕作さんも…気持ちいい、かな…?」

「そりゃそうさ、今だって、柔さんの中、熱くてヌルヌルしてて…
 なんかいつもより、締め付けがよくて…最高だよ」

「そ、そう…?」

上から座ったら、下半身に力が入るからかな?
あそこがギュって。
耕作さんのを締め付けてる?
そのまま動いたら、耕作さん気持ちいいかな…?


580:490
10/10/23 22:13:23 bPsoOPrj

「じ、じゃあ…う、動く、ね…」

恥ずかしいけど、耕作さんが気持ち良くなってくれるんだったら…
そう思って、少しだけ、ゆっくり上下に動く。

「ん!あ、あぁん、あっ…」

「柔さ…は、はぁ…すごい…」

ゆっくり、それがだんだん、少しづつ速く。
耕作さんの肩につかまって、上下に…

「ふぁ、あぁん…耕作…さぁん…」

いつもは、耕作さんが動いてあたしのこと気持ちよくしてくれる。
でも今は、あたしが耕作さんのことを気持ちよくしてる…?
なんだか嬉しい。

それに、すごく…動く度に気持ち、いい…
そう思ったら、思わず、自分の動きが速くなってきた。

「ぁ、あっ、あぁん、耕作さっ…ぁん…」

「はっ、や、柔さん…あ、か、可愛いよ…
 そんな姿で、俺の上にまたがってるなんて…」

「…!!」

そ、そういえばすっかり忘れてた。
あたし、制服姿だったんだっけ!

ちょっと、ストップ…

「あ、ちょっと、いいとこでやめられちゃ困るなぁ…」

「…だ、だって、恥ずかしいこというから…」

「ん、よし。じゃあ、次は俺の番だな!」

「え?……あ!」


581:名無しさん@ピンキー
10/10/24 13:02:25 mTHPr9+9
おお、早速続きが…!
乙!

582:490
10/10/24 22:17:04 5rGweefl
>>604 ありがとう

続きはラストまで投下です

583:490
10/10/24 22:18:03 5rGweefl

入ったまま、正常位になるように倒される。

「こ、耕作さぁん…」

「いや、正直このままだと勝ち目が…」

「え?」

「さっきの体勢はちょっとまずいな。締め付けが半端なくてさ。
 しかも、目の前で可愛い女子高生が動いてくれてるなんて、もう…」

「じょ、女子高校せ…」

…もう、いちいち恥ずかしいこと言うんだから!
あたし、知らない間に変なプレイに参加させられてた…?
まぁそれは、さっきからそうなんだけど…

「も、耕作さ…ん、あ、あああっ!あっ」

「はぁ、柔さんっ、…どう?」

ズンズンと耕作さんが強く打ちつけてくる。
めいっぱいの力で、ぎりぎり痛くない程度の、すごい刺激…

パン、パンといつもよりも強い音が部屋に響く。

「こ、こぅさくさっ…あ!ああぁん…っ」

「や、柔さんっ、ああ、俺、俺…」

スカートをあたしの胸のあたりまでめくって。
あたしの下半身を持ち上げるようにして、
耕作さんは更に動きを激しくする。

「は、はぁ、柔さん、見える…?入ってるとこ」

「やっ…み、見せないで、そんな…っ、あっ、ふぁっ」


584:490
10/10/24 22:19:06 5rGweefl

「ほら、もうすごいことになってるよ…
 柔さんのあそこ、ぐちょぐちょになっちゃって」

「や、やぁあ…ばかぁ…」

いつもそんなこと言わないのに。
制服姿に興奮するのか、耕作さんの言葉はどれもいじわるで。

それなのにあたしは…いつの間にかそんないじわるに、
少し酔っちゃってるみたい。

「あ、だ、だめぇっ耕作さっ…ぁ、あ、あっ…」

大きな波が押し寄せてくる予感。
耕作さんの腰が動くたびに、どんどん強くなってく。
あたし、もう…

「んっ…?も、もうイきそう…?」

「ぃあ、気持ち、いいよぉ…ぁあ!っひあぁん…もぉだめ…!」

と、耕作さんが少しひるむ。
動きが少し、ゆっくり目に…?

「うぐ、や、柔さん!い、今『気持ちいい』は反則だぞ!
 こ、この、タイミングは…昨日、だめっていったろ?」

「ふぁ、そ、そっか、で、でも…っぁん…」

そして少しづつ、耕作さんは動くスピードを速めてく。
それに、音もだんだん大きく、激しくなってく…

「は、はぁっ、く、どう、柔さんイきそう?はぁ、はぁっ…」

あ、もうだめ…!!


585:490
10/10/24 22:21:05 5rGweefl

「あ、イ…ぁ、イっちゃ…あ、ぁぁああん……!」

「う、柔さっ…、はぁっ!くぅ…!」

ぐっと奥まで突かれた時、体全体が快感に包まれていった。
体中、足先までビリビリって、すごい感覚…

気持ちよくなりすぎて、頭の中が真っ白になった。

「っあ、ぁあん…耕作、さん…」



―イっちゃった…。

「はぁ、はぁっ…はー…」

耕作さんは動きを止めて、ずしんとあたしの体にもたれかかった。
あたしの中では、耕作さんが少し震えるように動いてる。

「はぁ、柔さん…ちゃんといけた?」

「耕作…さん?耕作さんも…?」

「柔さんが、反則技使うからだぞー…」

どうやら、耕作さんもイっちゃったみたい。
いつも同時でなんてなかなかならないけど、
今日は二人一緒にいけたんだ。
なんだか、嬉しい。

「でも、二人一緒に、なんて…嬉しい…」

「ああ、そうだな…なかなかこんなことないもんな」

ゆっくり、耕作さんが外に出ていく。
ゴムの先には白く溜まったもの。
昨日もあんなにしたのに、まだまだ出る分あるのかな?
なんてバカなことをぼんやり、考えてみたり…


586:490
10/10/24 22:21:43 5rGweefl

「耕作さん、じゃあ初戦は…、引き分け?」

「ん?」

外したゴムの袋を縛りながら、耕作さんが怪訝そうな顔をした。

あれ、あたし、ちょっとその話に乗ってみようと思ったのに。
バカなこと、言っちゃったかな。

―と、そうじゃないことに、耕作さんの次の言葉で気付く。

「何言ってんだ柔さん、初戦は正々堂々、俺の勝ちだぞ!」

「ええっ、どうして?だって、一緒に…」

「いいかぁ?何で俺が一緒にイっちゃったかというと、
 試合開始から18分26秒!ここで柔さんが、
 俺に禁句の反則技を仕掛けてきたからなんだ!」

「…は、反則技って…」

多分、試合時間は適当に言ってると思う…

「だ、だって、気持ち良かったから言っただけだもん…」

「昨日決めただろー?あれはルールじゃあ反則のはずだぞ。
 ルールを破って負けるのは当然のことだろ?柔さんは減点1だから」

「もぉ、わかりました!じゃあ耕作さんの勝ちでいいから…」

「いやいや、だから。俺は正々堂々!」

何をムキになってるの。
おかしくって笑いそうになるのをこらえる。
もぉ、耕作さんったら、子供なんだから…


587:490
10/10/24 22:22:18 5rGweefl

「よし、今日は俺が優勝!」

「はーい、おめでと…」

別にあたしは試合とか勝ち負けなんて、どうだっていいんだけど。
一応優勝ということで、軽く祝福の言葉を贈る。

「こらこら、もっとちゃんと表彰し…
 あ、あー…いてて…」

「どうしたの?」

「んー、なんか…頭いてぇな…ちょっとガンガンする」

「え、今頃…?」

さっきまであんなに激しく、運動…してた人が。
逆に、運動したからだったりして?

「大丈夫…?辛い?」

「あれ、起きてからずっと平気だったのにな。いってぇ…」

「少し横になって?氷水持ってきてあげるから」

急いで服装を正して、キッチンに向かう。
服装を正すといっても、制服姿ではあるけれど。
製氷機を覗くと、幸い少し氷が残っていた。

昨日あれだけ飲んだんだもんね、頭痛がして当然よ。
それに、耕作さんがいっぱい飲んじゃったのはあたしの責任でもあるし。
ちょっと、申し訳ない気持ちになった。

耕作さんの頭の上に乗せられるよう、ビニール袋を用意する。
袋に氷を投入、そして水を入れ始めた時…


588:490
10/10/24 22:22:49 5rGweefl

「柔さん、わかったよ」

後ろの方から耕作さんの声が聞こえた。

「え?何が?」

袋の口から水が漏れないように固く結びながら、耕作さんの横に座った。
ゆっくりそれを耕作さんの頭に乗せる。

「サンキュ」

「ううん。それで、何がわかったの?」

袋が落ちないように、手で支えながら尋ねる。


「あのさ、その制服だよ」

「えっ?」

「その制服姿で責められたからだよ。元気だったのは。
 頭痛も吹っ飛ぶ位の威力があったんだよ」

「…………」

「起きた時も、思い出してたんだ。制服を持ってきてくれてることを!
 だから頭痛のことなんかぶっ飛んじまってたんだろうなぁ」

耕作さんは一人でうんうんとうなずいている。

「いやー、だからこその優勝だろうね」

「…………はぁー…」

思わずため息が出てしまった。
ちょっと、もう…あまりにもバカバカしい話で。


589:490
10/10/24 22:23:17 5rGweefl

「すごいよな、制服の威力ってのは」

「あのねぇー、耕作さん…」

「いやまぁ、制服もいいけど、柔さんが制服を着るから
 良いっていうのがもちろん根底にあるぞ!」

そうですか。
頭痛いっていうから色々手を尽くしてるのに、
なんだかそういう話をされると…

「心配して損しちゃった…」

「こら、そういうことを言うんじゃないよ」

「だってぇ」

そんなに良いのかな、制服が。
あたしにはそんなにわからないんだけど。
でも、耕作さん、いつも以上に興奮してた気が…。

「そんなにいいものかなぁ…」

「ああ、いいね。本当に最高だったよ!」

「そ、そう…」

「うん、というわけで、今夜も制服でよろしく!」

「んー…。…って、えっ!?」


今の一言は聞き捨てならない。
今夜も、よろしく!?


590:490
10/10/24 22:23:42 5rGweefl

「な、なんで?もうお終いでしょ?」

「誰が終わるって言ったのさ?」

「だって、でも…ねぇ、もうやめようよ…?」

さっきみたいなエッチもいいかもしれないけど。
でも、そう何回も…っていうわけには…
さすがにこの格好でいるのも、恥ずかしくなってきたし…

「だけど、柔さんもさっき言ったじゃないか!」

「な、何を?」

「『今日だけだからね?』って」

「だからぁ、今日だけっ………ぁ…」

言ってしまって、後悔する。
今日だけってことは…今日一日、ってこと…?
じゃあタイムリミットは、夜までってこと!?

「ほーら!柔さん!そう、その通り!」

ああ、もう、あたしのバカ!
でも、別にそんなつもりで言ったんじゃ…!

「そ、そういう意味じゃ、ないもん!」

「じゃーどういう意味なのかな?今日ってのは、一日中だろー?
 自分の言ったことにはちゃんと責任持たなきゃだめなんだぞ!」


…………
正直言って、これ以上は何も思いつかない。
いつの間に耕作さん、こんなに言葉うまくなっちゃったのかしら…


591:490
10/10/24 22:24:12 5rGweefl

「………もぉ~、聞いてるとこだけは聞いてるんだからっ!」

「怒らない、怒らない。まぁ、いいじゃない。
 せっかくなんだから。楽しもうよ」

「ぅ、うーん…」

「次はそうだなー、俺が家庭教師役でもやって、勉強してる柔さんを…
 ってパターンはどう?ああ、それか、部活帰り設定で…」

「聞かないで!言わないでっ!」


朝からアメリカで、制服を着ながら嘆く25歳。
その彼女を横目に、妄想を展開する32歳。

「この状況どうなのよ…」

「ん?何が?」


―今日だけは、と言ってしまったからには、
今日だけは仕方ないと思いこむことにした。
だけど、これから先が少し思いやられる。

耕作さん、お願いだから。

お願いだから、これ以上変な方向には進まないでね…?


「よし、決めた!」

と、あらぬ方向を向きながら耕作さんが言った。
何かを思いついた様子で。


592:490
10/10/24 22:24:54 5rGweefl

「き…決めたって、何?」

「丁度ジャージがあるから、俺は体育の教師で、柔さんは体育…
 はっ…し、しまった…!」

「…………」

「くっそー、そうだ、そうなりゃ肝心の体操服とブルマが…」


と、耕作さんが真剣な面持ちであたしの方に振り返った。

「柔さん…」

顔をじっと見つめられる。
…嫌な予感しか、しない。


「なぁ、一生のお願いだから、今度、日本に来る時…」

「だめです」


耕作さんのセリフが終わる前に、即答した。
考えることもない。
だめに決まってる。


「ええ、頼むよー柔さん!」

「だめなものはだめ!」

いくら必死に言われようが。


593:490
10/10/24 22:26:55 5rGweefl

「柔さん、体操服…」

「だめ!」

容赦なし。
そりゃそうよ。

「頼むよ、柔さん、一生の…」

「耕作さんこそ、自分の言ったことに責任持たなきゃだめでしょ?」

「えっ?俺何か言ったっけ?」


電話口での会話が思い出される。

すぅーっと大きく息を吸う。
あたしは自信満々に、耕作さんに言い放った。



「一生のお願いは、一生に一回だけなんだからっ!」


「―かぁー…もう制服で使っちまったか…」


はい。
そういうことです、耕作さん。



■終■


594:490
10/10/24 22:27:53 5rGweefl

ラスト 二人の雑談が長くなってしまいましたが
こんな感じで終了です。
見ていただいた方々ありがとうございましたー ではでは

595:名無しさん@ピンキー
10/10/25 11:47:48 GscBUg+q
GJ!ごちそうさまでした

596:名無しさん@ピンキー
10/10/26 11:27:34 oMpL1oMD
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

597:名無しさん@ピンキー
10/10/26 22:46:20 he/HEBNZ
GJ!!
投下乙!
二人とも、仲良くていいね

598:名無しさん@ピンキー
10/10/28 20:05:34 6SLsrtUV
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

599:名無しさん@ピンキー
10/10/29 12:48:05 epLUtKxR
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

600:名無しさん@ピンキー
10/10/30 11:22:11 /2dLG/T7
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

601:名無しさん@ピンキー
10/10/31 12:03:16 tAYz+vGf
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

602:名無しさん@ピンキー
10/11/01 11:16:11 JgToo6Ju
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

603:名無しさん@ピンキー
10/11/02 11:20:34 QFpqvEVx
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

604:名無しさん@ピンキー
10/11/03 11:08:32 U6YylQZw
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

605:名無しさん@ピンキー
10/11/04 11:08:15 FQc89uSj
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

606:名無しさん@ピンキー
10/11/05 15:31:11 Pvl7IGbE
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

607:名無しさん@ピンキー
10/11/06 11:28:57 qp3vI0oh
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

608:名無しさん@ピンキー
10/11/07 11:10:45 cYNGNGzf
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

609:名無しさん@ピンキー
10/11/08 14:05:19 Lyk80nYN
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

610:名無しさん@ピンキー
10/11/09 13:07:57 cxMBOoJm
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

611:名無しさん@ピンキー
10/11/10 20:18:56 MWBK3zr1
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

612:名無しさん@ピンキー
10/11/11 11:24:10 FgPpHJAi
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

613:名無しさん@ピンキー
10/11/12 11:15:12 JwlAHrLm
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

614:名無しさん@ピンキー
10/11/13 13:39:48 1sWEPe9W
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

615:名無しさん@ピンキー
10/11/14 11:10:08 ++8XF8r7
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

616:名無しさん@ピンキー
10/11/15 11:11:54 A1b21fsF
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

617:名無しさん@ピンキー
10/11/16 11:23:07 IkXgn/h4
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

618:名無しさん@ピンキー
10/11/17 13:54:10 h11qgvwh
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

619:名無しさん@ピンキー
10/11/18 11:33:02 vHI3Wbqd
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

620:名無しさん@ピンキー
10/11/19 17:03:43 v5HLePQJ
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

621:名無しさん@ピンキー
10/11/20 11:11:36 47zNyS2J
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

622:名無しさん@ピンキー
10/11/21 11:44:42 51duu6Y4
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

623:名無しさん@ピンキー
10/11/22 12:59:20 ohKfFVSc
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

624:名無しさん@ピンキー
10/11/23 17:02:18 SigIZRWA
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

625:名無しさん@ピンキー
10/11/24 15:24:39 OUj/efi7
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

626:名無しさん@ピンキー
10/11/25 11:16:12 TA135afM
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

627:名無しさん@ピンキー
10/11/26 11:15:48 VeA+CnVY
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

628:名無しさん@ピンキー
10/12/01 22:02:21 Hb4oNZml
.

629:名無しさん@ピンキー
10/12/11 19:36:14 EsHzmqQ/
お前の保守したい気持ちはわかる
しかし、しすぎ

630:名無しさん@ピンキー
10/12/28 11:54:51 J0D7PX89
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

631:名無しさん@ピンキー
10/12/29 11:39:18 +MY12y3I
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

632:名無しさん@ピンキー
10/12/30 11:46:18 LkKmsFfW
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

633:名無しさん@ピンキー
10/12/31 11:01:02 Oo9Ps2j1
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

634:名無しさん@ピンキー
11/01/01 21:34:39 vdUHU9L+
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

635:名無しさん@ピンキー
11/01/02 11:22:48 EoQH5KMj
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

636:名無しさん@ピンキー
11/01/03 11:13:50 EdcqhabX
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

637:名無しさん@ピンキー
11/01/04 11:15:53 NOYASKKN
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

638:名無しさん@ピンキー
11/01/05 12:07:05 gxP4+n9Q
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

639:名無しさん@ピンキー
11/01/06 11:38:07 CPcnsqXH
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

640:名無しさん@ピンキー
11/01/07 11:31:47 28W/4WvO
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

641:名無しさん@ピンキー
11/01/08 11:42:27 9CTIleI9
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

642:名無しさん@ピンキー
11/01/09 11:34:20 yCzwUe4s
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

643:名無しさん@ピンキー
11/01/10 11:56:39 xw9nRN72
( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

644:名無しさん@ピンキー
11/01/10 12:39:49 Xuc6Rl2y
お前の保守したい気持ちはわかる
しかし、しすぎ

645:名無しさん@ピンキー
11/01/11 11:41:51 zqzLe8Q0
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

646:名無しさん@ピンキー
11/01/12 11:45:59 6/7yKwtx
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

647:名無しさん@ピンキー
11/01/13 11:19:08 ISc1IUKQ
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

648:名無しさん@ピンキー
11/01/14 11:35:19 Ac+25gB3
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

649:名無しさん@ピンキー
11/01/15 11:11:04 785+zyMs
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

650:名無しさん@ピンキー
11/01/16 11:15:44 AkiR0vcO
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

651:名無しさん@ピンキー
11/01/17 11:03:00 en8AqVjt
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

652:名無しさん@ピンキー
11/01/18 11:12:34 HDEcSm/1
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

653:名無しさん@ピンキー
11/01/19 11:23:52 bR6pa3q4
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

654:名無しさん@ピンキー
11/01/20 11:25:59 eMsrDQ1I
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

655:名無しさん@ピンキー
11/01/21 11:10:05 y918ct68
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

656:名無しさん@ピンキー
11/01/22 11:16:19 AMEy5vPn
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

657:名無しさん@ピンキー
11/01/23 11:24:01 HWnJuB3e
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

658:名無しさん@ピンキー
11/01/24 12:47:14 RznKcrcK
>>667 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

659:名無しさん@ピンキー
11/01/29 20:01:34 bnRroFKm
粘着レスでもなんでもYAWARAについて2011年現在更新されてる
というのは2chくらいだね。ほとんどの二次創作サイトは
更新が永久に止まってるか無くなってるかだから。



660:名無しさん@ピンキー
11/01/29 21:14:11 grNbBkne
>>682 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

661:名無しさん@ピンキー
11/01/30 11:49:50 cFdCA9o2
>>682 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

662:名無しさん@ピンキー
11/02/01 17:29:29 XJ6m6JME
>>682
荒らされると嫌だから場所は言わないが、ある所にはある

663:名無しさん@ピンキー
11/02/02 17:28:34 dAAJRK6j
>>685 ( 〃 ⌒ ー ⌒ 〃 )

664:名無しさん@ピンキー
11/02/07 14:44:56 7/k9QMTL
それは痛公の脳内にあります

665:名無しさん@ピンキー
11/02/17 21:55:55 G1yEoZHW
よっこいしょ


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