10/02/15 20:29:46 KIVXZxNZ
「……あっ」
だが八雲がふと空を見上げた時―彼女はこのままではいられないことを理解した。
雲に混じって、文字が見えたのだ。拳児のではない。目の周りに力を入れて細く見つめる。
無理言って直せる人捕まえることができてよかったあ。これで八雲も許してくれるよね♪
ああなんてことに。八雲は事情を察すると青い顔をして申し訳なさそうに拳児を見つめる。
彼は満足そうに目を瞑っていて、貫いた膣の秘粘膜一つ一つを感じることに満足しているらしかった。
「あ、あの……播磨、さん」
「ん……どうした?」
疲労から開放された直後のように彼の口元は綻んでいる。
それを見てはとても、もう止めにしないと―とは言えない。
「じ、実は……その」
「……もしかして、気持ちよくねえとか?」
「い、いえ! そういうわけでは……んっ、その……あっ」
要領を得ない返事をしてしまう。しかも話そうとすれば繋がりあった箇所がピクピク動いて、緩い電流となって性感を刺激されてしまう。
だがこのままでは情事の最中に来客を迎えてしまうことになる。
それは男の人にとって辛いことなのではないかと思ったし、八雲としてもできるなら避けたいことだった。仕方ない……。
「お願いが……あります」
「? おう」
迷いや躊躇が八雲の表情を行き来する。
だが結論は変わらず、諦観と共にやや苦しげに呻くような声で、八雲は恥ずかしい"お願い"をすることにした。
口にする瞬間、かあっと顔が熱くなるのが分かる。
一瞬、自分達の蜜が垂れた部分だけ、縁側が変色しているのが視界に映った。
「激しく、して……頂けませんか……?」
暑さを忘れられるよう。
そんな言い訳を口にして、汗ばんだ肌、眉を折りたたみ切なげに震わせながら八雲は懇願をする。
本当は時間が押しているためなのだがそれは悪い気がして口にできなかった。
「……おう」
とつとつとした口上だったが、ニヤリと拳児の口が歪む。
どういう心境の変化があったのかは分からないが、それは彼にとって別に不満ではなかった。
あまり嫌がられないよう、無意識にせよ気を使っていた部分はある。
それでも暴走してしまう時は多々あったので内心気にしていたりもしたのだが。
急いて早々に達しては時間が潰せないとも思ったのだが。足りぬ―と言われれば男の甲斐性を見せるのも、仕方ない。
49:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:30:40 KIVXZxNZ
「よし」
「っ……! あ、あぁ、あんっ―! んっ」
ビクンと、八雲の膣内に入れられたままの拳児が跳ねる。
緊張に硬くなる間も許されず八雲はたちまち嬌声を吹き零す。
律動が再開されて女の官能を昂ぶらされたためだった。
肌を密着させて、ぷるぷる震える肩を握った。
「あ、ふあぁ、んあぁ……!」
「―っ。妹さんも、締め付けが……凄え」
ぬぷぬぷ、ぐぽぐぽ。色濃い剛々とした肉塊が八雲の入り口から奥を、前後に的確に抉り抜いていく。
腰使いが激しくなって、恋人を気遣う優しさは飢えた獣の貪欲さにとって変わられた。
「ン…あ……あぁ、ん……っ」
秘所からは滴る大粒の愛液。それが拳児の挿送を滑らかにしていた。
八雲は小鼻をピクピクと震えさせ、動きに押し上げられるように美肉の締めつけも厳しくしてしまう。
「格好、変えるぜ」
繋がったまま、視界が反転していくのを八雲は呆然と受け入れていた。
ごりっと背中に木の板の感触。飛び込んできたのは晴れた空、まだ遠くに見える友人の声。
終わりが近い緊張に体を硬く、銜える彼にそれを伝えてしまう。
「播磨さん…最後まで……お願い、します」
ぱっ、ぱちゅっ、ぱちゅん。
拳児は八雲を押し倒し、仰向けのまま両手で強引に開脚させて、自らを前後させていた。
抜かれていく愛しい男性の肉を追うように腰を回してしまう八雲。
だが押さえつけられてはもがくことしかできず、ただ性具のように扱われるのみ。
それは先程望んだとおり激しく乱暴で、暑さなど忘れてしまえる行為だった。
ぴゅるぴゅる。耳から入ってくる下品な音は自分の過剰に溢れた秘部が奏でていると思うとたまらなく恥ずかしい。
「あはぁっ……! ふあ、あぁ……! 奥まで、来てる……」
病み付きになってしまう大人の味。
肉道深く、隅々まで出入りされ、快楽が心の壁を乗り越えてくる。
威容ある肉の柱に、下腹の心地いい疼きを掻かれる度に、甘い電流が背筋を走った。
夏の暑い筈の日差しの中にあって、ゾクゾク走る緊張は熱気も冷気も忘れさせてくれる。
「気持ち……いいです……ああぁっ!」
硬直しそうなカラダに押し寄せる劣情。
視える彼の心の声はひたすらに自分を求めるもので埋められていた。
突き込みを受ける度、空を向いた乳房をユサユサ物欲しそうに揺らしてしまう。
ズン、と襞の粒を捲り返され子宮口に達せられるたび、クラクラ陽の光以外の理由で頭の中が弾け飛ぶ。
「動いて下さい…もっと激しく、強く……!」
50:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:31:35 KIVXZxNZ
乱れた浴衣は、桃色の秘園からの夥しいお汁でグショグショに変色していた。
両の袖から抜けていないそれは図らずも両手の自由を奪い、拳児に縛られ好きなようにされている、という認識を与えられる。
まだ脱げ切っていないせいか、全裸で抱かれるよりも背徳感は強まっていた。
元々何気ない日常の中から情事に至ったとあらばそれは尚更。
どこまでも沈む底なしのぬかるみを連想しながら
全てを愛しい男性に任せていく。
「んああぁ……ああぅ……! いい……」
身も心も蕩ける快楽の中、自分の中で彼が太く逞しくなり、更に中をパンパンに埋められるのが分かる。
適度に向きを変えられて膣括約筋があらゆる方向に広げられるが、
熱いナイフをバターに通すように滑らかに向かい入れてしまう。
お腹の中の存在感が全てだった。
ジクジク、ジクジクと累積していく甘美さに魂がどこまでもどこまでも落ちていく。
下がった目を凝らせば自らの淫唇から拳児の一物が出し入れされていた。
そこは動物のように涎を垂らしていて、別の生き物のように美味しそうに口を開き、彼を受け入れ飲み込んでいく。
そのリズムに合わせて脳裏を電撃の快美が直撃し、意識を飛ばそうとスパークする。
「ふあぁ、あぁん、ああぁぁんっ!」
滅多に彼女が見せない黄色い声に、拳児は動きを少しずつ早くさせていった。
ヒップラインを押し広げストロークを続ける中で、空ろな目と表情を確認しながら加速させる。
八雲から余計な感情が削げ落ちて、恍惚が強くなる度に強く勢いをつけていく。
気持ちいいか? 感じているか? 視えるように質問をぶつけながら、先端を抜ける寸前まで後退してみせる。
「あ、イヤ、抜かないで……あぅんっ。キモチ、いいです……」
おねだりさせて八雲に屈服感を味わわせると、感動めいた優越感に砲身を焼かれた。
一気に根元まで埋め込んで、くびれた腰にダンスを躍らせる。
角度を変え、自らも腰を曲げて、文字を書くように揺り動かしていき、幾重もの締め付けを堪能していく。
何度も、何度も、何度も知った動きだがこの退廃的な耽美感には飽きることがない。
半端ではない快感だった。呑み込まれそうな動きにはクラクラとこちらまで眩暈を感じてしまう。
51:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:32:50 KIVXZxNZ
「くっ…さすが、妹さん……器用すぎ、だろ……!」
陰嚢がせりあがって放精を急かす。
いつもより激しい動きにあっても八雲の粘膜はそれに対応し、むしろ比例した動きで細やかな柔襞が絡み付いてくる。
雄の精を早く求めたがるその貪欲さに苦笑しつつも、かつてない味わいがあった。
子宮口に口付けをした瞬間、容赦のない締めつけに擦り寄られ―。
「……中で、ゴリゴリされて……あ、あうぅんっ」
「妹さん、もう……いくぜ…っ」
「ハイ……♪ だして、下さい……たっぷり……あ、あっ、もう―」
欲望を解き放ちたい。盛大にぶちまけてしまいたい。
欲求に支配され、気合の一拍で深く抉る。
咲き誇る八雲の花弁、その内側にある捲り返された膣壁からの引き抜くような圧着感。
鈴口を最奥に密着させると狂熱に脳が焼かれた。血が沸騰して繋がった一点に集まってくる。
ぱちぱちと静電気にも似た法悦の中、肉棒が包まれるように磨かれて我慢を溶かした。
「好きだ……妹さん」
「はい、はい……! 播磨さん…好き……好き……愛して、ます……はぁぁっ!」
「俺もだ! っ……出るっ―!」
膣内射精。その瞬間に拳児は八雲に覆いかぶさるとキスをした。
八雲はそれを白い肩をくねらせて恍惚の表情で受け止める。心身を絡め取りそうな瞳に飲まれ、最後の堰を破られて―
「んむぅ、んんんんぅぅっ!」
どぷん、どぷん、ドクン―。
切れ長の橙の瞳を潤ませて、無上の幸福感で八雲は拳児を見た。
自由になっていた脚を彼の腰に絡ませて、隙間のないようにキュッと締める。
交差した足の先がプルプルと痙攣し反り返り、体の隅々にまで絶頂の快楽が行き渡る。
「あっ、ああっ、あああああ―っ……! 播磨さんが、暴れて……!」
達するたびに上書きされるかつてない高揚感。
目の眩む稲妻が全てを白くしていく中で精神が繋がりあっていく。
強烈な収縮にドクドクとありったけの精子が八雲の中を駆け上がっていき、子宮へ、その内奥へ流れ込む。
天国へ押し上げられて、頭とお腹の両方が永遠の白に染め上げられてしまいそうになる。
「はあ、はあ、はあ……んちゅっ……んふっ……」
重なり合ったままぐったりと縁側に寝転ぶ二人。
八雲はうっとりと瞳を細めて拳児に桃色の舌を絡めさせると、チュパチュパ、繋がったまま音を立てたままキスを交わす。
髪がバラバラに乱れ、拳児にもひっつきチクチクと軽い刺激を与えた。
まだ吐精の続く中で二人の汗と愛液とが混ざり合い、夏の熱気に溶けていく。
52:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:33:31 KIVXZxNZ
「急なことで……驚きました」
「つい……な。悪い」
「…なら、もっとキスを……」
冷静に考えれば襲い掛かったも同然。
反省する拳児に、良く分からない要求を向ける八雲。
互いの甘露を啜りあう、情欲の深い接吻が交わされた。遠慮のない舌の挿入が互いの口の奥までをたっぷり味わい合う。
「ちゅぱ……嫌じゃ、ないです…んぷっ……ふぁっ」
襲われるのもイヤじゃない―そう受け止めることもできる発言の後、八雲が上半身を拳児に預けてくる。
ずちゅ…ずちゅ…と緩慢ながら動きを再開し、自らの蜜壷でたくましく膨らむ恋人の剛茎をぱくりと美味しそうに銜え込む。
そして唇がくちゅくちゅと擦りあい、二人は事後というにはいささか激しすぎる熱を育てていく。
(あぁ……キモチ、いい……あれ…何で、こんなキモチいいことを、私は急いでたんだろう……)
塚本家の縁側の染みを濃くしていく。
チャイムが鳴り玄関が開かれたのはそれから……間もなくだった。
拳児はなんとか立ち上がることができたが、身を焼く悦楽、乱れた格好で動けない八雲を見せるわけにもいかず、居留守を決め込む。
「留守かな……まあ修理くらいいいよね。榛名のお兄さん、よろしくお願いしますね!」
「任せろ! シベリアのブリザードより厳しい、真の極寒というものを―」
お前まだ矢神にいたのかよ!
拳児は慌てて飛び出すと、夕方に別業者に頼んだからいいと必死で言い訳するのだった。
*
ほんの少しだけ、時間が流れた。
・・・・
・・
53:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:34:31 KIVXZxNZ
遠くでミンミンと行き急ぐセミの声がする。
香炉から焚かれる薄い煙が慰霊の香りを沸き立たせ、一帯に鎮魂の空気を呼ぶ。
霊園にて一基の墓前に立ち、一拍の後に頭を垂れるのは八雲とサラ、そして拳児。
「はじめまして。サラ・アディアマスと申します。八雲にはいつもお世話になっています」
「お初にお目にかかります。俺は…播磨拳児といいます。二人の娘さんに……感謝してもし足りない、恩を受けた男です」
これまでは天満と八雲が……去年は八雲一人で行っていた、姉妹にとって大切だった人達の供養。
だが今年の盆はそれが少し違っていて、挨拶のため本尊へ顔を見せた八雲を住職は優しい笑顔で歓迎した。
夏の日差しとそよ風が三人を迎えるように包み込む。
「お父さん、お母さん……私達は元気だよ。あのね……また家族が増えたんだ」
打ち水の跡がじわじわ地面に染み込んでいく。短い近況報告を終えた八雲が取り出したのは天満からのエアメール。
―しばらくの間、その音読が続いた。水が乾き影が消えてもなお続く。目の前に本当に彼らがいるように感情を込めて。
拳児とサラは八雲が見ているのだろう二人に深い感謝を抱きつつ、その冥福を祈っていた。
・・・・
・・
「初めまして。塚本八雲と申します。……本来でしたらもっと早くに挨拶に伺うべきところ、これほどまでに遅れましたことをまずお詫び申し上げたいと―」
正座の姿勢から上体を前傾させていく。
顎を引き、背筋を真っ直ぐ伸ばし、足は親指だけを重ね、指を伸ばした両の掌を先端で寄せ、三角形の二辺と成す。
「いや妹さん、そんな気遣い―」
「初めてのご挨拶に、そういうわけには参りません」
正月に二人は拳児の実家を訪れていた。目的は八雲の口上にもあるとおり両親への挨拶に他ならない。
もちろん希望したのは八雲であって、拳児はひどく恥ずかしがり最後まで抵抗していたが。
彼が折れたのは、振袖に身を包んだ恋人の姿を見たためだった。
ここはひとつ奴らに見せてもいいか……と、顕示欲を動かされたのだ。
房事の時を除き、普段から礼節ある作法を見せる八雲である。本気で装いを正されれば頭を下げる動作さえが拳児にとって美しい。
振袖の地色は彼女の瞳にもある朱色。白ぼかしの中には小さな鶴が羽を広げて舞っている。
袖は長く丈があり箔や金銀糸の刺繍といった本人を殊更に飾る施しはない。
それは着る者の身に備わった気質を前に立てた、下手にでる偽りを許さない和装。
顔にも淡い赤を主とした化粧が施され、桃色に近い紅が引かれていた。
上体を戻すときも座礼の余韻がはっきりと見て取れ、最後まで和風美人特有の雅さに溢れている。
「扶養される身分で同棲など、というお気持ちもあると思います。ですが決してご迷惑となるようなことは―」
「まあまあ八雲君。そんな畏まらないでもっと楽にするといい。修治君があちらで拗ねているぞ」
実家には拳児の弟の修治や従姉の絃子といった八雲の見知った顔もあった。
彼らから話は通っていたのか、元々拘らない性格なのか、むしろあの息子がといったインパクトが強いのか。
大きな衝突もなく、八雲はこの日に拳児の両親に認められ、二人は晴れて親族公認の仲となった。
54:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:35:11 KIVXZxNZ
・・・・・・
・・・・
・・
一年が経過した。
その日は卒業式。八雲は矢神高校を卒業した。多くの後輩、恩師、播磨や花井といった先達者に見送られての卒業式。
これから毎日、姉さんと同じ学校に通うことができる―初めて門をくぐった時に考えたのはそんなこと。
子供だった自分がここまで大きくなることができたのは彼らが多くを教えてくれたから。
伝えたかったのはそんな感謝の気持ちだったのに、答辞のときにまた泣いてしまって。
後悔からの行動か、式の後も遅くまで残り学校を回る八雲の姿。
それを拳児やサラに花井ら、多くの人間が見つめていた。
―更に時が流れ。
大学入学後、八雲はこれまで以上に時間の融通が利くようになり生活環境は大きく変わっていった。
もう変化を拒絶する彼女ではなかったが、何の感情も湧かないかといえば違う。
後述の理由で多忙になった拳児をより強く支えようと思ったし、
長旅から戻っては"補給"を急かしつつ口を開く少女の話には想像を膨らませつつ耳を傾けた。
そして―親友に訪れた少々遅めの変化を一番に察知し、それでいて嬉しく思ったのも八雲である。
サラは数多い希望の中でようやく進路を決めたらしく、用事があるということで家を週単位で空ける時がぽつぽつ出始めた。
好奇心が強く快活な彼女らしい活動の中には私的な用事―相応の付き合いがある年上の先輩との逢瀬も含まれていて。
何となく理解した八雲と拳児は心の中でサラにエールを送り、深く問い詰め引き止めるようなことはしなかった。
意中の相手―麻生広義と大学近くで暮らすという連絡を受けたのは、それからほどなくしてからである。
同じ学内で会うたびに幸せの表現が増えているサラを、八雲は心から祝福した。
「よっしゃあ!!」
ある日の拳児の叫び。別にサラという小悪魔が離れていったことを喜んだわけでは決してない。
これは月刊誌で新たな連載を持てる様になった時のもの。
長らく遠ざかっていたそれを拳児はもちろん八雲も我が事同然に喜び、力になろうと奮起した。
ただし本人に見栄があったのか、天満へ報告したのは単行本にして二巻以上続くことが確定してから。
そして徹夜明けが増えた拳児と八雲の間に漫画以外の行為があったのは本人達だけの秘密ということになっている。
とはいえ、既に親となっていた伊織や情事の回数が死活問題に直結している少女には筒抜けではあったのだが。
そして……塚本家に届くエアメールが、もう両手では持ちきれなくなった頃。
ついに八雲にも学生の身分から卒業する時が来ていた。卒業後の進路は希望通りに就職。職場はスカウトのあったジンマガ編集部。
新人の彼女が拳児の担当になれる都合のいい話はなかったが、それでも八雲はようやく同じ道を歩くことができるようになったのを心から喜んだ。
新たな段階に上がっただけなのに、本当に嬉しかったのだ。長い時間を要してでも、自分が一つの目標を達成できたことが。充実感の涙を零してしまうほどに。
アシスタントではなく編集者になったため、今まで認められていた拳児の漫画の手伝いはできなくなったが、それはそれで新たな目標と定めることができた。
ただし―いいことばかりではない。編集者二年目、八雲が初の受け持ちとなる作家を持った時の話である。
「妹さんの漫画道は俺と一緒だった。なのにその妹さんが別の奴の担当になって、あまつさえその新人に押されるように俺の漫画が連載終了……だと……」
「そ、それは……その……人事はどうしようもありませんし、私も相談に乗りますから……」
「本気にしなくていい。冗談だ。どっちみちクライマックスだ、円満終了できそうだしな」
55:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:36:10 KIVXZxNZ
ま、何とも思わないかっつーとそうでもねえ―そう続くのが口に出されなくても八雲には理解できた。
恋人、家族、友人―そんな大切な人達にまとめて引っ越されたような。極々弱いものではあれそれは嫉妬。
拳児のそんな感情を差し置いても、八雲には共に育ててきた作品を手放す心苦しさが残る。
彼女は仕事の面で今までのように支えられなくなる代わり、私生活の面で懸命に拳児に奉仕した。
漫画家とアシスタントとしてではなく。青春時代を一人の少女に捧げた男とそれを愛したその少女の妹としてではなく。
同じ出版社に勤める仕事仲間としてでもなく―恋人として。そして、やがては妻として。
二人が結婚を意識したのは雪が強く春が遅れた年。八雲が編集者としても板につき始め、拳児も新たな作品を手がけ始めた年。
きっかけとしては結婚式の招待状が届いたことだろう。花井春樹と周防美琴―懐かしい友人達の幸せを歩むその姿。
当たり前だが、結婚式には主役の二人を来賓達より際立たせる効果がある。
環境だけを切り取れば八雲らは既に夫婦同然の生活を営んでいたことも、逆に違いを引き立たされて、
紋付羽織袴と白無垢に身を包んだ新郎新婦に、八雲も拳児も自分達にない幸せを看取するところとなってしまった。
更に―喜ばしいことに、幸福の報せが連続して舞い降りてしまう。
懐かしの同居人・サラがめでたく故郷イギリスでの挙式を決めたのだ。
出席者が似通うのもあり、スタッグナイト、ヘンナイトではさあ次はという空気が既にできあがっていた。
ブライズメイドの一員を務めた折に八雲が抱いた憧れ―間近で見た親友の笑顔は一生忘れられそうにない。
両夫婦の門出を心から祝す一方で、二人はどこかで結婚という二文字を考え始めるようになっていった。
*
熱い空気が部屋の中に充満していた。
忘我の極みにある人間が発するただならぬ体温。太陽の熱が消えてもその部屋だけはまだ昼間と変わらない。
「フゥッ、フゥッ……! くぉっ」
荒い声がした。渇きに悶え水場を求めるあまり、仕留めた獲物の血をすする獣のような声が。そしてそれに重なるように―。
「んん、ふぁっ……! っ、ひっぅ……んぁ、あ……」
獣とは別の声がする。その主は四肢を地につけ背中から覆いかぶされる格好で、正に喰らわれている最中にあった。
だが奇妙なことに抵抗はない。濡れた唇からの声にも拒絶しようという意図は感じられない。
「気持ち、いいですか……私も……ひぁっ、あ、あぁ…」
むしろ真逆の―自らを貪られることへの、女としての支配を受けることへの、嬌声。
部屋は支配しているのは、何も身に着けていない男女の肉がぶつかり合って起きる熱だった。
「ふうぅ…あ、あぁ……だめ、です……! お腹で、暴れて……そんな……!」
ぐちゃぐちゃと、黒く濡れた茂みに咲く真っ赤な花が蹂躙を受ける。
深く入っていった先端部が、くぷっと何かにぶつかるように止まり、僅かに引かれてまた差し込まれる。
「あっ…ああっ……」
くびれた細腰ががくがくと揺れて水音がより激しくなった。
グチュッ! ジュボッ! プチュンッ―張りのある桃尻に獣の体がぶつかり、秘粘膜への責めが加速する。
動きに合わせて下を向いた胸が震えた。そこへ横から掌が伸び、収まりきらない果実を絞り尽くすように強く握る。
「んっ! ん、うあ、ぁ……」
たぷたぷと揺れる胸を掬い上げ、二本の指がぷっくり前へ張った充血豆を挟み込み、コリコリ揉み潰して可愛がる。
下半身に感じた擦られる強い感触に、女の体からの訴えが増しているのを男は読み取った。
「ち、乳首……感じ…ちゃ…ひっ……あっ!」
「……」
「は、はい。気持ち、いい……です……んんっ」
56:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:36:36 KIVXZxNZ
奇妙なやり取りだった。男は何も喋っていない。なのに女が返事をしたのだ。
男はただ―ぶるん。ぶるん。巨乳を揺すりながら―んちゅっ。ぢゅぶっ。淫らな肉と愛液の共演を演出するのみ。
時折荒い息を吐き出しながら。
「……」
「だ、だって…………あぁ」
女の熱の入った艶かしい声が続く。間に男の沈黙を挟んで。傍から見れば独り言のはずのそれは、何故か会話のリズムに近い。
未知の通信手段で意思疎通を交わしているようだった。その手段はともかく、言葉は確かに女に届いているらしい。
結果として女の体温が上がり、間にある空気さえ肌からの熱に負けて揺れていく。
そして言葉によって多少の羞恥や微かな苦痛も熱さと快楽に変わっていった。
「そろそろ、欲しいか……?」
「そ、それは……あっ、やっ、ふぁ」
男が言葉を発した。女は今までずっと話をしていたように自然に返事をする。
だがまだ理性を残していて迷ったように言葉を濁す。
そこから男は刺激を止めるどころか、さらに欲望で抉り出した。
知っていたから。こうしていれば女の理性は容易く折れてしまうと。
先走りで内壁を打たれ、連続して子宮をノックされ、嬌態への悦びを伝えていけばやがて―。
「ふぁ―はぁぁっ……いい……」
女の唇と腰が膣出しを求め、男の欲望を本気汁で濡らし、全体で絞り上げるようになる。
口の端から涎を零し、頭を左右に立ち振り回し、涙交じりの切なげな表情で口がぱくぱく開く。
「ください……欲しい、です……奥に……」
ぬぷっ、ずりゅっ、と貫いては出し入れさせる。
自分専用の形状であるそこがきゅうきゅうと隙間なく吸い付いてきた。
肉感的な太腿を小刻みに震え、女蜜がタラタラとそこを伝い、シーツをいやらしく彩る。
甘い願いを男は叶えてやることにした。うなじにキスをし、本来の整った美貌を媚びさせてから。
「行くぜ……!」
「はい…お願い、します……はぁ、あ……!」
肉壁の一際きつい締め上がり。搾り取ろうとするその動き。
甘い痺れを与えられ、熱く灼けた鋼のような肉棒が限界を超え、膨れ上がったまま脈動した。
「いい……もう、もうだめぇっ……い、イク……あああぁぁ―っ!」
どぷどぷどぷ―長く長く、精液を送り込んでいく。男女の脳髄を白い閃光が焼いた。
「イクッ……イク、いっ……あ、あぁんっ……た、たっぷり……イク……」
膣口は白い液体を美味しそうに飲み込んでいった。
隙間から過去の分が逆流するように漏れ出ると、花芯や白い腹をどろどろに濡らす。
「あ、あぁ……熱い……」
「くう…」
互いに達した男女は一瞬のみ硬直し、裸と裸の体を寄せ合って、崩れるように倒れ込む。
スプリングがギシッと軋み、二人分の体重移動にベッドの足が地滑りした。
女は幼い子供のように笑った。猫のように肢体を丸めてベッドに沈む。
「……」
全裸のまま、夢から覚めたように天井を見上げる男。その腕に彼の愛する女性を抱き―けれど彼女と視線は合わせず。
だがその女性は何も言わず、風邪をひかないように体温を重ね、二人の腹の下までを一枚の毛布で覆う。
57:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:37:13 KIVXZxNZ
塚本八雲はもう少女ではなくなっていた。もちろんこの場面においては本人の社会的地位や年齢よりもその肢体を指しての意味で。
彼女が拳児に抱かれた回数は、それこそもう星を数えるようなもの。
日常に纏う清純な面持ちの裏側には、愛する男性にのみ見せる悦楽に満ちた感情を多く持っていた。
細くしなやかな指先。そこに宿るのは、家庭的あるいは紙とペンを操るための技巧以外に彼を悦ばせる性愛に関するものも。
トロトロと粘液が流れ出てくるのは、今しがた寵愛を注がれた八雲の秘奥。
彼女の愛液と交じり合い、一晩かけて何度も愛された分と合わせ精液にまみれている。
にも関わらず、蜂腰の中央にある肉花の色はまるで生娘のように鮮やかなピンクを保っていた。良質の梅さながらに果肉が厚く種子は小さい。
熟れた乳房をはじめとした全身にある性感帯にひどく敏感な反応を示し、何度貫かれてもキュウッと強く収縮し拳児の精を欲してくる。
「……今度、休みが取れることになった」
「は、い……」
八雲の胎内から絶頂の余韻が抜けきらない内に、拳児が話を切り出す。
今しがたの情事の例のように、話すより先に既に伝わっていると当然彼は知っている。
ただし読心能力では決して伝わらないものが、音であり声。
獣じみた本能に根ざすものではなく、理性が強く決意を込めた、守るべきもののある男性の声。
「アメリカに行く。やっぱ……言っておかねえと。天満ちゃんに会ってくる」
「……でしたら、私も。何とか時間はつくれると思いますから……」
「ああ。頼めるか?」
八雲と違い、拳児は一度たりとも日本を外に出たことはなかった。その彼が姉に会いに行く。
あくまでも「今思っていること」しか読むことができない八雲には拳児の根底にある目的までは知ることができない。
だが最愛の二人の再会なのだから不安はない。どうか、悔いだけはないように―。眠りにつきながら八雲は願った。
・・・・
・・
後日、天満の都合を確認し仕事と日程調整を行った後に日本を発つ二人。
空港での再会はごくごく自然に。笑顔で手を振ってくる天満に対し八雲も拳児も同じ仕草で応えた。
(天満ちゃん……元気そうだな)
まるで知らなかった彼女の新しい笑顔が表情に詰まっていた。
彼女の選んだ道に後悔がないことが伝わってくる。
あの卒業式の日に見た時より―ずっとずっと。
二人と天満は互いの壮健を祝いあい、また、回復の兆候が見えていた烏丸大路を喜ばしく思い、
家族の写真の飾られた病室にて近況や懐かしい思い出話、2-Cの友人達の現在などに花を咲かせた。そして―。
「あのよ」
これからが本命。天満にも八雲にもそう思える一言。拳児は一呼吸置くと、天満と八雲の目の前で小箱を取り出す。
「播磨君―それ」
58:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:37:41 KIVXZxNZ
木造の素朴な容器の中から出てきたのは、光だった。箱から漏れでる強い光、その燃えるような輝き。
研ぎ澄まされた純白の光沢を持つプラチナリング。太陽をモチーフとしたそれは人を圧倒させる威光を放つ。
拳児は永遠の愛の象徴を初めて手にするようにそっと持ち、前に進んだ。数秒の後に足を止める。
―塚本天満の眼前で。
呆然とする塚本八雲の前ではなく―塚本天満を前にして。
妹に背を向けて姉の前に拳児は立った。
「播磨……君?」
天満の左手―まだ何も嵌めるもののないそこを、拳児は優しく握り締め、二人の視線のちょうど中間に位置するように誘導する。
「高校の頃……俺はずっとこうして君に告白したかった。一年のときも、二年のときも。三年のときも―ホントは君を諦めきれないでいた」
君、という慣れない呼ばれ方に天満は反応することができなかった。
本来なら妹の手に向けられるべきものが、こんなにも近く―息がかかりそうなほど近くにある。
「こうして君を前にしてると、懐かしい気持ちで一杯だ。あの頃と全く変わらねえ―君を見て恋をするってことの、幸せな気分が戻ってくる」
「播―」
「君への想いを忘れたつもりはねえ。けど」
拳児は天満の手を離した。そして動きを止めないままに振り返ると八雲を見つめた。
真っ白になっている恋人の手を、天満にしたように同じく優しく握る。
「けれど、それでも、今の八雲への気持ちのほうが強い。だからこの指輪は―」
銀輪が左手の薬指に嵌められる。拳児が用意した光は八雲の手にそっと収まった。
あれほど激しかった強い光が月のように静かで淡い光に収束していく。
「これが俺の気持ちだ。どうか、俺達の結婚を許して欲しい。お姉さんとして、父親として、母親として……認めて欲しい」
拳児はそこで言葉を切った。
紛らわしいことをしてしまったが、これ以上ない形で八雲への愛を証明しない限り結婚できないと考えていたから。
凍りついたように立ち尽くしている八雲からは未だ何の感情も見出せない。ぱちぱちと瞬きがされているため、かろうじて意識があることが読み取れる。
「播磨君―」
「おう……!」
うるうると泣いている天満の姿を拳児は見た。
喜びと、怒りと、悲しみと、また喜びと―顔には拳児が知る限り全ての感情が狭そうに互いを圧迫しあい、目まぐるしく移り変っている。
これがお姉ちゃんパワーというやつか。そう思いながら、爆発の瞬間に一瞬だけ気圧される。
「もう! ……絶対、絶対に八雲を幸せにしてね! 泣かせたらお姉ちゃん、地の果てでも追いかけるから!!」
「ああ。……ありがとう」
「え~ん八雲、おめでとう。結婚式には絶対呼んでね。でもでも、いくら幸せだからって、お姉ちゃんのこと忘れないでね!」
「……」
「八雲? 何で黙るの? えええええ、お姉ちゃん呼んでくれないの? 忘れちゃうの?」
「八雲? そ、そーいや返事を聞いてな―」
「え、あっ――う、うん。大丈夫姉さん……。 ありがとうございます……私……幸せです。拳児さん」
当事者であるはずの八雲は天満と比較すると少々反応が鈍い。
まさかと天満は思ったが、数秒後に妹のこれまた見たこともない笑顔を目にしたことで、烏丸の手を握りながら喜びを表現するようになった。
夢のような嬉しさのあまり、信じられない幸福を前にしてのことだと考えて。そして拳児も、知っていたはずの彼女特有の理由に辿り着くことはなく―。
(……ごめんなさい。最初から視えていました、拳児さん)
59:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:38:11 KIVXZxNZ
それから慌しく日程が組まれ、元2-C・1-D合同の同窓会さながらの結婚式が執り行われた。
仲人は、必死で主張したがる稲葉美樹を懸命の説得の末に媒酌人に抑えたサラ・アディエマス。
取り持つ必要のある事柄は一般のそれと比較し少なかったが、それでも彼女の夢は一つ叶ったこととなった。
運命の一着とまで言われて彼に選んでもらったドレスに身を包み。
予定を押して、しばらくの間日本に戻ってくれた天満に手をとられ歩くバージンロード。
神前で、そして―最愛の親友、最愛の姉の前で、八雲は夫となる最愛の男性へ永遠の愛を誓った。
その後も披露宴での全てを……燭台に設けられたキャンドルの塔に立ち、ケーキカットからを皮切りに……幸福を囲むような人々の輪を。一生の思い出として胸に刻む。
心から祝福してくれた皆の笑顔を。
ブーケをやっぱり姉の方角に投げてしまったことも。
最後、退場する際に予定していないことが起きたことも。
季節の花で飾られた門を開いてくぐる瞬間に、咲いたばかりのような桜の香りが迎えてくれたのだ。
あっという間に会場全体に広がる春の空気。だが六月に桜……? 誰しもが一時騒然となったが、人の手に叶わぬ演出にやがて心当たりを抱く。
彼女も―祝ってくれているのだと。
ちなみに、引出物がマグロの骨を削り作られたペンというのが、招待された人達の間でちょっとした話題になったらしかった。一体どう使えばいいのやら。
そして―八雲が姓を塚本から播磨に変え、更に時は流れ。
ある日に一言だけ言い残し、幽霊の少女はもう八雲と拳児の前にさえ現れることはなくなった。
《また……会いましょう。お母さん、お父さん》
八雲が懐妊したのはそれから間もなくのことである。そして―十月十日。
風は渦巻き高く昇る。桜色の花弁を巻き込んでどこまでも、どこまでも、高く。
それは春が近い、ある日の事―。
60:27-3(おにぎりルート)
10/02/15 20:41:57 KIVXZxNZ
――――
反省によりちと今回のHシーンを増量。
明日でラスト1回となりますが、エロパロ的要素は全くなしというていたらく。
それでは。
61:27-3(おにぎりルート)
10/02/16 19:25:57 qeMrBbKK
*
壮年期に入ったその男性は、町中にある産婦人科の病院に勤める医師だった。
世間で少子化が叫ばれるようになって久しく、同業者の不祥事等に対する世間の風当たりは冷たくて、誤解を交えた認識に難儀させられた経験は多い。
それでも出産を控えた男女の不安は変わらなかったし、それを励まし負担を少しでも軽くしようと努力を続けたつもりである。
面倒毎も少なくないが、何よりも新たな命の誕生に貢献できることを誇りに思っていた。
部屋で仕事着に着替えながら、今日を予定日に控えていた夫婦のことを考える。
夫の職業は漫画家。子供に夢を与える職に就いていながら少々風変わりな風体をしていた。
ヒゲにサングラス……当初目にした時は困惑したものだが、彼が妻をひどく愛しているのは診察の度に伝わってきたし、心優しい青年だと今では理解している。
足しげく彼が通うようになってから、何となくこの近くでも小動物の姿を見る機会が増えた気がした。
外見が職業に合っていないのか、職業が外見に合っていないのかは……分からないが。
そして彼の妻は(失礼ながら)経験上、希有な心の持ち主であった。
見目麗しくも霞のような儚い容姿。外目からの印象は見ているだけで不安にさせるものがある。
が、医者の常として高い美を備えているだけならば特にどうということもない。
せいぜい、気弱な気質のせいで母体を病んでしまわないかという危機感くらい。
だが、彼女は年齢に反し、成熟相にある花というよりは幼若な若葉を想起させる良妻だったのだ。
相手を信頼しよう、繋がりを持とうという誠実な意思が根底にあるのだろう、人当たりがよく笑顔が似合っていた。
ややたどたどしいながら生まれてくる我が子の事を第一に意識した話をしてくれて、
数値や影だけの写真が示す成長経過にも嬉しく涙し、病理の可能性を知ってもそれを克服するための不自由を惜しまない。
母として当然なはずの意識、けれど世の中で薄れていくそれをきちんと持っていた。
信頼に信頼で応えようとする姿にある、芯の強さと陰日向のない心の正直さ。
どこか子供に近く、大人びた外観が擁するには非常に珍しく、しかし似合っている。
友人間で人望もあったのだろう、入院して以来、見舞いに来る知人の数は開院以来最大数を更新し続けていた。
「先生、そろそろ―」
今日はきっと朝から人の出入りも多くなる。
看護士の呼ぶ声に意識を戻し、ぴしゃりと皺の入った頬を叩いて気合を入れると、彼は医務室を後にした。
62:27-3(おにぎりルート)
10/02/16 19:28:21 qeMrBbKK
*
敷かれたカーテンの外では鳥が懸命に羽ばたこうとする音がした。
薄日が差して人の影を浮かび上がらせる。
「うぐぐぐ……」
「そんなに焦らなくていいですよ。生まれてすぐ決めないといけないわけでは―あっ。また蹴って……もう、この子は」
二階に設けられた個室―その一角にて。
八雲は出産を控えベッドに横たわり、世界の祝福を間近に控えた我が子を落ち着かせるように膨らんだ腹を撫でていた。
母親となる彼女の傍で、拳児は名前辞典とにらめっこしながら唸っている。
「とうとう今日になってしまったが……まだ決まらないのか播磨」
「うるせー。プロの仕事に口を突っ込むな、メガネ」
ハリマ☆ハリオは多くのキャラクターを生み出していて、名前という命を吹き込む経験は数多くあった。
原稿の中の存在を指して我が子同然とは言うが、まるで違う。
実子という緊張もあってかどうしても定まらないのだ。そんな彼に対し花井春樹はため息をつく。せめて眉間の皺は不安を掻き立てるから止めてやれと思いながら。
「でも先輩だってこーんな分厚い辞典持ち出して連日徹夜で悩んだって周防、もとい花井―ああもう、とにかく先輩が」
旧姓サラ・アディエマスが面倒そうに濁しながら口を挟む。朝と昼が競い合うこの時間、病室にいるのは彼女を含めて四名のみ。
だが彼らはこの静かに流れるような静かさがまもなく破られることを予感していた。
部屋に狭しと飾られた、花輪や見舞いの品々、安産祈願のお守りの量がそれを告げてくれるから。
「あ! 八雲、車が来たみたいだよ。うっわーいきなり大所帯のお見え?」
「編集長、かな……? お義父さん達はお昼からって……」
その予想は当たっていた。出産日最初の来訪者にして最大の団体、ジンマガ関係者一同。
驚いた看護師が慌てて誘導を行い、人数を区切って部屋の中に案内していた。
「やあ三井君、塚本君、おめでとう!」
「おう……」
犬好きの編集長に八雲の同僚達。拳児とも縁深い彼ら―更には八雲と組んで作品を手がけた経験のある漫画達。
既婚者も多い彼らの一人一人が新たな父親と母親に声援を送る。
一言ずつ母子共に揃った健康を願っては、仕事があることを口にすると見舞いを終えて去っていく。
「やっほー八雲」
「来る途中に皆と会ったよん」
「私達三人だけじゃなくて、先輩達も一緒だよ。……余計なのもいるけど」
短い嵐が去っても静けさが戻るわけではない。
入れ替わるようにやってきたのは八雲の高校・大学時代の友人達。十年来の仲となる彼らとまだ繋がりが続いていることを八雲は嬉しく思った。
「ごめんな、あの子が中々寝付かなくてさ」
「うむ、任せてすまない美琴……ぐはっ! 何をする高野!」
「おっと足が滑った。でも病院では静かにね」
続いて拳児の同級生。満一歳にならぬ我が子を両親に任せてきた旧姓周防美琴、世界を旅する自称冒険家、高野晶。
「あれー? 広義さん、お店のほうはどうしたんです?」
「……臨時休業」
一言、面倒そうに、照れ隠ししながら麻生広義。どうやら愛らしい妻のことが気になって来たらしい。
「俺もいるぜ?」
何故か東郷雅一もいる。妹についてきたのだろうが。
それにも慣れきっているのか、静かにしている限りはもう誰も口を挟まない。
63:27-3(おにぎりルート)
10/02/16 19:29:23 qeMrBbKK
「大勢で押しかけちゃって迷惑じゃない?」
「ううん、そんなことないよ。あ……誰かまた」
コンコンと紳士的なノックがする。既に室内に詰め掛けている大勢を代表し、どうぞと八雲。
やってきたのはまだ若々しい面影の残る彼ら―播磨修治とその恋人天王寺美緒、更にその兄であり拳児のライバルである天王寺昇。
さすがに入りきらないと何人かが先に部屋を出た。
「八雲姉ちゃん。気が早いけど、おめでとう」
「おめでとうございます!」
「二人とも……ありがとう。嬉しいよ」
生花を渡される。見舞用なのだろう、匂いは弱くなっていた。
けれどお腹を圧迫しないように握って心を委ねば、軽い緊張にあった自分の背中が軽くなっていくのが分かる。
八雲は自分に憧れを寄せてくれた初々しい恋人達に感謝すると、二人の幸福が実を結ぶ日を思い願う。
それはそう遠い未来のことではないような気がした。
……一方で。
「播磨、来てやったぞ」
「なんだオイその言い方」
「あぁ?」
「―いや。ありがとな、天王寺」
「……へっ」
拳を交えたかつての強敵達は、言葉少なくただ軽く拳骨を重ね、その意思を汲みあっていた。
「だいたい皆来たか? あとは……」
「ところがそうでもないみたいね」
コツ、コツ、コツ、と。先程の修治より紳士的で手馴れた足音が近づく。
聞く者にその状況を悟らせるようなリズム。高野はある見当をつけながら入り口を開いた。
「店長……?」
「久しぶりね八雲。これまたアナタの働く姿が見たいっていう、十年来の常連の皆さんからよ」
「え、これ……は、はい……機会が、ありましたら……」
その両手にダンボール一杯の謎の衣装を詰めたメルカド店長。
在りし日の懸命に記憶を掘り起こしながら、八雲は深く深く感謝した。
受験を機にバイトを辞めた人間のことを、まだ覚えてくれている人達がいることを。
俯き加減で人見知りのする自分が話すことに慣れたのは、客としての彼らが優しくしてくれたから。
「ありがとうございますと、お伝えください……」
美味しいお茶の淹れ方や人と接するときの糸口の見つけ方―大事な経験があの喫茶店にはあった。
「なあ……外になんかでかいバスみたいなのが……誰だ?」
「バスですか? あぁ、なるほど」
美琴の疑問にサラだけがピンと来た様に頷く。
彼女以外は―拳児や八雲さえも心当たりはない。
静かな、けれど落ち着きのない気配が多く重なり合って、壁を通して複数名の声がする。―コンコン。
「失礼します。あ、あの。私達、その」
「!……あなたたち、もしかして……」
「あ…八雲姉ちゃん!」
団体の先頭に立つ男女は高校生くらいだろうか。
まだ顔がどこか子供らしさが抜けきっていない。
彼らは緊張した表情で室内を伺うも、疑問を浮かべた大人達の中に八雲やサラを見つけるや一転、安心したように肩の力を抜く。
そして若々しい英気に満ちた、かつての矢神高校の面々を思いださせる表情をとった。
しかし拳児や花井らほとんどの人間は覚えが無い。自然と八雲に視線が集まる。
「教会の皆……だよね? そんな、私のこと……」
「覚えててくれた! あのね、サラ姉ちゃんに聞いて、会いたくなって私達……」
「ほらやっぱり! 姉ちゃんが忘れるはずないってば」
彼らは八雲が高校時代によく一緒に遊んだ、サラの教会の子供達。その成長した姿であった。
64:27-3(おにぎりルート)
10/02/16 19:31:04 qeMrBbKK
*
「しかし大したものだね彼女は。おつきあいもあるにせよ、これだけの人間を集めることができるとは。お姉さん譲りなのかな」
「へ? 本人の長年の成果……だろ?」
「そうだな。あの子の連綿と続いてきた人生……その結晶だ」
拳児は昼前に自分の両親と一緒にやってきた刑部絃子と、病院の外で自販機のコーヒーを飲み交わしていた。
次々と訪れる客人を前に避難してきたとも、病院に迷惑をかけているようで気が引けたとも言う。というかむしろ、集まりすぎだ。
ふいに頭を上げてみれば、八雲のいるはずの部屋の外窓に白と黒の猫一家が並び座っている。
そして遠くに見える山脈の頭は雪を抱いてまだ白い。
「なあ拳児」
「何だ?」
「死ぬなよ。父親を亡くすっていうのは……辛いものがある。そんな思いをさせるんじゃない」
「おい物騒なこと―、あ―。そういやお前もそうだったか。分かってら」
「よし」
絃子は満足したようにぐっとコーヒーを飲み干すと、缶を離れたくず箱に投擲し、拳大ほどの入り口に収めて見せた。
拳児もそれを真似してみせるが空しい音を立てて跳ね返ってくる。拾い上げて、今度は横着せずに直接入れた。
「じゃあ、そろそろ行くわ。八雲が手術室に入るからよ」
「ああ。名前で悩むのもいいが、今はとりあえずただ一人の細君に勇気を与えてやれ。今更だが、大事にしなよ。あんな子は他にいないだろうから」
それから拳児はぎりぎりまで八雲に付き添い、手術室に消えた後も扉の前で全てが無事に終わることを祈っていた。
自然分娩ではなく帝王切開。妻に宿ったのは逆子なのだ。
*
指を彩る銀の輝き。八雲を幸福にする誓いの象徴のはずが、どこか不安を掻き立てられた。
廊下に用意された椅子に腰掛け、かたかたと足を上下に揺らす。
食い入るように手術中のランプを眺め、最後に見た八雲の決意の宿った瞳を幾度となく思い返した。
脳裏をよぎるのは大丈夫ですと言った医者の言葉ではなくて、ずいぶんと昔に聞いたあの少女の言葉。
《もうわかってると思うけど、ヤクモには普通の人とは違う力がある。それは私のような本来交わるはずのない存在の世界に繋がっている》
最後に見た八雲の表情を思い浮かべる。冷静で、不安に蓋をし、全てを受け入れ、逆に自分が勇気付けられてしまいそうな笑顔。
あれは―単に出産への不安を乗り越えただけ、なのだろうか。何か別の、彼女特有の理由がその中にあったのではないだろうか。
今更何に気付いたところで遅い。祈ることしかできない。なので拳児は何度目かになる生涯全ての念を両手に込める。
「ところで……お嬢の奴はどうしたんだ? おい高野―」
「愛理は仕事でまだ空港。天満と烏丸君の迎えも兼ねてね」
「そっか。天満ちゃん……間に合うといいんだが」
手紙では烏丸も少しずつ小康を得ているとあった。
遅れているのは道路が込んでいるのか、飛行機に何かあったのか―。
拳児は今日来る予定となっていた二人の姿が未だ見えない事に少しの間だけ憂いを馳せる。
・・・・
・・
指を噛み、うろうろと動き回り、たまに窓から空を見上げたりして。
「……!」
やがて―ランプの光が赤から緑へ。やけに希薄でありながらどこか重々しい異界の空気を伴い、金属の扉が開く音がした。
65:27-3(おにぎりルート)
10/02/16 19:33:13 qeMrBbKK
*
総毛立つ緊張に包まれた廊下。
足つきのベッドに乗せられ病室へと戻される八雲。
風に煽られて散るのを待つだけの冬の葉さながらの手を握り締め、拳児は呆然とした空虚さに襲われていた。
「……拳児、さん……」
「八雲……!」
「赤ちゃん……は……」
「女の子だ! ちゃんと産まれた! だから、だから……あとはゆっくり休んで、元気だせ!」
今朝もいつものようにおはようございますと言ってくれた声は今は砂漠のように乾ききっている。
最後に掴んだ彼女の腕は、こんなに細かっただろうか。
最後に目にした彼女の顔は、こんなに青白く生気ないものだっただろうか。
身二つになると同時に全てを奪われてしまった妻の姿が拳児には儚い幻のように見えていた。
体力は消耗していますが大丈夫です、と医者。節穴なのではないのか? こんなに、こんなにも弱りきっているというのに!
八雲には意識があった。
拳児は驚倒する。術式後、眠った状態で出てくるものだと思っていたのだ。
なので途中で匙を投げられたような不安が足元から離れない。
「落ち着いてください……先輩」
「無理でも不安を顔から消せ。八雲君に伝わってしまう。……大丈夫だ、美琴も似たようなものだった」
友人達の言葉は届いていたが、拳児はそれでも花井に押さえつけていて欲しいと思う程に不安だった。
八雲が本当に消えてしまいそうで肩や手足から熱が抜けて震える。胸を圧する悲しみ。畏れと昂ぶり。それらが全く収まろうとしない。
出産という行為がどれだけ危険を伴うことなのか、話に聞かされていただけで全く理解していなかった愚か者。そんな自分が悔しくて腹の中が煮えたぎる。
―と、病室に入り息も絶え絶えの八雲の手を握ると同時、看護師の耳に入りやすい声が鼓膜を打つ。
その人物が抱いているのは、わずかに動く膨らみある布。
「あ……」
66:27-3(おにぎりルート)
10/02/16 19:34:48 qeMrBbKK
八雲は全ての疲労と苦痛を取り払ったような安堵の笑顔を浮かべた。
睫毛の陰の、灰色じみて何も映していなかった瞳の一点が光を取り戻す。
枕のすぐ隣に寝かされた、目の開かない我が子の姿を確かに確認できたから。
同じく、拳児の表情にも落ち着きが戻り目の潤いも止まる。二人は視線を合わせて頷いた。
「拳児さん……」
「頑張ったな。偉いぞ八雲」
「……」
八雲は眠ったままの愛し子―新たな自らの分身を目に焼き付けると、心配そうな親友達の表情から目を逸らし、再度拳児のほうに顔を動かす。
本来ならもう休まねばいけない状態にある体を酷使して。震える唇を上下に開いた。
「この子が……大きくなった時」
全身を包む気だるさ、激しい喪失感を八雲は残った気力で押さえ込んだ。
麻酔の痺れは残っているが口元は何とか動かせる。
「きっと……多くの、困難に……私と同じ……力を、持って……」
口を動かす力さえ奪われたように苦しかった。胸が焼けて息が詰まる。
その様子に堪えられなくなったのかサラが止めようとするも、八雲は目伏せで断った。
「どうか……立ち向かえる、つよい……子に」
「分かってる。だからもう……休め。ゆっくり寝るんだ」
「おねがいします……そんな、なまえを……」
名前は後でもいいと言っていた八雲が突然どうしてそれを願うのか、拳児は考えないようにした。
良妻であった彼女は賢母となり自分と二人で子を育てていくはずだから。
(私……眠く……いつも、の……?)
顔見せがすんで、愛し子が手元から離れていく。
とたんに抗えない眠気が疲労した体を襲ってきた。
ここで眠ったらどうなるのか、八雲には少しだけ不安があった。もう起きることができないのではと。
恐ろしく体が疲れているせいでそう思ってしまうだけなのだろうか。
けれど、何であれいいと思った。必要なことは全て伝えたから。これでいい。
(…………)
もしもがあっても。
過ぎた程の幸せを多くの人から自分は受けた。
満足に返せてもいないのに足らないなど欲張りというものだ。
だから―いい。八雲は瞼を閉じ、押さえ込んでいた疲労に身を委ねる。
五感が途切れる瞬間、何かの振動を感じた気がした。
だが考える力もなく、そこで意識の綱を手放す。
「―や」
拳児が口を開く。一瞬、何かが燃え尽きるような気配を鈍っていた第六感が察したから。
腹の底からの大声を上げてしまいそうになる。
とっさのことにそれをだれも止められない。
67:27-3(おにぎりルート)
10/02/16 19:35:27 qeMrBbKK
バターン!
「じゃーん! お姉ちゃん登場!」
……はずだった。『病院では静かに』そんな文句など上等だと言わんばかりに暴走する彼女さえやってこなければ。
「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
かぎかっこが多すぎて読み辛い。その後ろからひょいと烏丸大路が顔を見せる。
「間に合ったああぁ! 八雲、お医者さんのお姉ちゃんに任せんしゃい! 大事なのはヒッヒッフーよ! 乱れない呼吸が生む勇気のパワーが―ってあれ?」
「塚本さん。どうやら僕達は遅れてしまったようだ」
「え? え? 烏丸君、それって? ……皆、どしたの? 何でそんな顔するの? 八雲~~?」
狭い病室にいる大人達のは、特に八雲と近しい仲の者達である。その全員が一斉に沈黙した。
拳児も。サラも。稲葉も。さつき。榛名も。
花井も。美琴も。晶も。絃子も。……ついでにその場にいた看護師も。
病院という場を弁える常識人、沢近愛理が早歩きで後からやってくるその時まで。そして―。
「ちょっと天満慌てすぎ…… ? 皆して黙ってどうしたの? ねえヒゲ説明しなさい」
「……おうメガネ。朝の話だがよ、俺すげえいいの思いついちまった」
「…僕もだ」
「…アタシも」
「同じく」
「私もです♪」
「「「ハイハイ私達もー!」」」
「だから説明―、まあ想像はつくけど。でもそれってどうかと思うわよ」
「でもそのうち"烏丸"になるんだろ」
「いやそもそも"播磨"じゃん」
「子供がどう思うか、という問題もあるからね。まあ拳児、一文字頂戴するくらいならいいんじゃないか?」
「え? え? ねえ皆、何のこと? ねえねえ八雲―」
お疲れのところ悪いが、ここはやはり彼女に締めてもらわねばならない。
そんな意図のある視線を十人分受けて―まだまだこれからの未来があることを思い出し―。
生の息吹が湧く様を肌に感じながら、八雲は言った。
「お帰り……姉さん」
それは丁度、塚本天満の旅立ちから、丁度十年の歳月が過ぎたある日のこと。
矢神高校は今日、卒業式だった。
―Fin
68:27-3(おにぎりルート)
10/02/16 19:44:07 qeMrBbKK
――――
おにぎりルート、これにて完結。
当初の予定通りのオチに至るまで、伸びに伸びて・・・。
あれこれと長い間スレを占拠してしまいすいませんでした。
ちょっとでも読んでくれた人、感想を書いてくれた人、続きを待ってくれた人、
どのくらい期待に応えられたか分かりませんがお付き合いくださりありがとうございました。
69:名無しさん@ピンキー
10/02/17 00:17:48 c56kosYJ
>>68
GJ!完結はめでたいしありがたい!
作者氏のスクランへの思いの丈が詰まってて良かったし
自分にとっての最濃おにぎり(エロ)SSになった
長期に渡ってお疲れ様でした!
70:名無しさん@ピンキー
10/02/17 01:57:21 1ALRC0Fq
愛だなあ・・・
いいものを読ませてもらった
ありがとう
71:名無しさん@ピンキー
10/02/24 20:58:50 018oRI63
age
72:名無しさん@ピンキー
10/02/25 12:02:50 nX94BFc+
保管庫には移さないの?
73:名無しさん@ピンキー
10/02/25 15:18:21 iI58S/7V
保管庫の人などいない
74:名無しさん@ピンキー
10/02/25 20:03:25 dP2tZW0s
何を移せばいいのかよく分かりません。
75:名無しさん@ピンキー
10/02/27 22:24:30 F6Oxka3+
おにぎりルートだろ、旗ルートは移してあるんだし
でユカラカキ氏は今どこのスレにいるのだろう…
76:名無しさん@ピンキー
10/02/27 23:41:28 lRl9ec0c
Zの前だったら楽しめたかも知れない…
真摯に上手なだけに、八雲ヒロイン化のために他キャラやスクラン世界が歪められてるように思えてしまう
77:名無しさん@ピンキー
10/02/28 09:56:47 +s+T1vOa
まあファン・フィクションだしな
作者にとってのスクラン総決算だったんだろうと思うし
エロも濃かったから俺は楽しめた
Zは読んでないから分からないけど
78:名無しさん@ピンキー
10/02/28 18:00:56 w72AYoxv
Z読んだ後だが楽しめたがな
79:名無しさん@ピンキー
10/03/01 00:58:53 Br2rQz3I
注意書きあるし作者にもそれなりの自覚と覚悟はあるんだろ。
もっともこんだけ二次創作が廃れた現在、合わないから読まない・・そんなえり好み難しいわな。
俺は面白かったからまた何か書く気が起きたらやって欲しいと思ってるクチだが。
80:名無しさん@ピンキー
10/03/03 22:58:55 VF914g/h
保管庫の人もユカラカキ氏もいないのかな…
81:名無しさん@ピンキー
10/03/09 00:51:49 NIlUzV0k
保守
82:名無しさん@ピンキー
10/03/14 10:55:43 e/P8RFws
保守
83:名無しさん@ピンキー
10/03/14 15:28:14 Q1K3FAsz
保守する必要があるのだろうか?
84:名無しさん@ピンキー
10/03/14 16:32:35 ojqyfY3t
先生……超姉が読みたい…です
85:名無しさん@ピンキー
10/03/14 16:45:21 gUJP3zXO
超はいらん。
むしろ播磨のちんぽに屈服してしまう姉が読みたい。
86:名無しさん@ピンキー
10/03/14 19:54:39 Xlz6PKVc
【姉】
1.刑部せんせい
2.姉ヶ崎せんせい
3.お姉ちゃん→塚本天満
4.姐さん→高野晶
87:名無しさん@ピンキー
10/03/19 10:17:00 UVUDQz66
あげ
88:名無しさん@ピンキー
10/03/24 12:35:14 2H2qcNqQ
>>86
俺の絃子!!
89:名無しさん@ピンキー
10/03/25 00:47:43 Yson2lu9
>>85
全く同意
お姉さんズに対して性的に下克上を果たす超播磨が読みたい
90:名無しさん@ピンキー
10/03/25 01:32:55 7jiTfS0U
絃子さんを寝ている間に縛ってだな…
91:名無しさん@ピンキー
10/03/26 07:30:21 epcZOJVZ
お姉さん達を陥落できるくらい床上手って播磨どんだけ経験あるんだよ
92:名無しさん@ピンキー
10/03/26 17:25:59 h8psshNu
いや
播磨の天然モノのなせる業でしょう
93:名無しさん@ピンキー
10/03/30 04:10:29 ayunyvOP
稲鳴四季のお姉さん本は良かった
94:名無しさん@ピンキー
10/04/01 23:47:51 YrIoy+Xc
ユカラカキ氏の親友丼の続きはまだなのか~
95:名無しさん@ピンキー
10/04/04 15:18:15 ccydlIlF
一度スレを落としてみるのはどうだろう
まだ書き手がいるならばどこかでスレ立てされるだろうし
96:名無しさん@ピンキー
10/04/04 16:37:19 tOwzg09i
落とすも何も
ほっときゃ落ちるだろ
97:名無しさん@ピンキー
10/04/07 09:57:21 3u3hmxXz
うん
けどリクとか妄想とかしつこいからね
98:名無しさん@ピンキー
10/04/09 07:01:53 frOeGAz1
エロパロ板の雑談なんてそんなものだろ
それにスレ立ててまで書こうとする人がいるとは思えない
99:名無しさん@ピンキー
10/04/12 12:38:51 OC0awyuL
ほ
100:名無しさん@ピンキー
10/04/17 19:25:59 /QxCbh4B
しゅ
101:名無しさん@ピンキー
10/04/20 17:14:04 wzPT1J9x
ほす
102:名無しさん@ピンキー
10/04/24 02:49:48 oytDtUGC
ほしゅ
103:名無しさん@ピンキー
10/05/01 07:45:26 nMH37EfA
ほ
104:名無しさん@ピンキー
10/05/04 23:41:28 XSzc0VAH
も
105:かーもめかもめ
10/05/08 00:07:05 am4539Cy
エロは生きているのか・・・。時節なんか投げ捨てて投下しよう。
ただ、エロよりストーリーを重視しているので長いのいやという人は飛ばしてほしい。
一応、旗で。男らしい播磨と一途なお譲が好きで、イギリス軍団と決着つけたい人はついてきてほしい。
106:名無しさん@ピンキー
10/05/08 00:14:41 Z1SICiZ6
>>105
yes,sir!
107:名無しさん@ピンキー
10/05/08 13:23:31 Q+qSRt/X
埋め
108:名無しさん@ピンキー
10/05/10 00:26:16 Qi7nnahw
>>105
いつまでも待ってるぜ!
109:名無しさん@ピンキー
10/05/14 00:29:21 A8Ji2uf1
絃子の朝フェラで目を覚まし、シャワーを浴びながら軽くSEX
なのに朝飯は作ってくれない
登校中に冴子とバッタリ遭遇、近くの林で青姦
一時間目の終わりになってようやく到着
二時間目は谷さんの授業だったから抜け出して保健室で妙さんとズコバコハメまくり
(ちなみに此処と茶道部室が今や播磨のスィートルームと化しているのは極一部の女子しか知らない)
大人のテクニックに満足しつつ階段で一条を捕まえて無理矢理男子トイレに連れ込みレイプ同然にSEX(一条はこのほうが興奮するのだ)
途中隣に入ってきた今井に悟られないよう声を圧し殺しての交尾にヒートアップして抜かずの三発の後にようやく解放
昼休み、妹さんからの弁当を食いつつお嬢と一緒に抱いてやる
最近は一緒にスルと互いに対抗してかかなり過激なことまでしてくれるのだ
校内で1、2を争う美少女二人の全身全霊の奉仕に大いに満足
五限目は絃子の授業だから出ないと殺される
六限目は葉子さんの授業だからこれも出る
ただし今夜はこの二人を相手に3Pする予定だから、朝まで寝かさないと心に誓う
放課後、茶道部室にて八雲、お嬢、サラ、周防で乱交
ちなみに高野は撮影するだけ
他人が犯されてるのを撮影し、それを鑑賞しながらのSEXじゃないと興奮しない変わった性癖なのだ
だから彼女のビデオコレクションは延べ数百本に並び、そのどれもに播磨が唯一の男優、女生徒並びに女教師が女優として写っている
お嬢、サラがネコ、八雲、周防がタチの濃厚なレズ行為を見ながらの高野との背面座位は最高だった
そんな播磨の1日
110:名無しさん@ピンキー
10/05/14 20:54:58 lODir+9p
>>109
GJ!短編なのが残念だがシチュどれもいいな
111:名無しさん@ピンキー
10/05/15 13:28:55 AHx8QosP
天満ちゃんがいないぞ・・
112:名無しさん@ピンキー
10/05/15 14:17:46 g5gOggkQ
かれんのシチュとしては、アマレスの特訓に付き合って組んず解れつしてるうちにムラムラしてきて暴走
→組み伏せてアヘアヘ言わせるという展開なんかもいい
113:名無しさん@ピンキー
10/05/16 16:38:00 t3siWVta
先にムラムラしてくるのが播磨よりも一条側だとなお良し
114:名無しさん@ピンキー
10/05/27 11:03:12 GgOUeEUC
いろいろ手だすのに結果残すのがすげーな
115:名無しさん@ピンキー
10/05/28 22:28:36 Ui+Tbvr6
舐められっぱなしは俺の性に合わねえ…。
バスタオルを巻いただけの格好で歩き回り、あげく、
「どうした、ケンジ君。一緒に入りたかったのか?」
笑顔で からかいやがる。
このアマ、いつか犯すぞ!
……出来ねえよなあ、イトコだし。
数年来のそんな状況が一変したのは、ある夏の夜のことだった。
いつものように、呑んだくれて気分よく寝ている絃子。あーあ、またリビングで熟睡しやがって、風邪引くぞ。俺はそーっと絃子を抱え上げ、ベッドまで運んでやった。そのとき--。
襟元が大きく開き、胸の谷間が俺の視界に飛び込んできた。
……!!
まぶしいほどに白い絃子の乳肌。それはノーブラでも少しも形くずれすることなく、豊かで美しい曲線を保っている。
たまんねえ。でも我慢だ我慢!
むくむくと首をもたげてきた欲望を、どうにかこうにか押さえ込む。だが!
「うぅん…」
寝苦しかったのか、突然絃子は胸元のボタンをひとつ、ふたつと開け始めたのだ。
ぶちっ、ぶちぶちっ。
頭の中で何かが切れる音がした。
気が付くと、俺は絃子を犯していた。
漫画の世界では、緊急時には人は1秒を数分に感じたりする。このときの俺はまさにそうだった。
騒がれる。抵抗される。逃げられる。後で半殺し。一番マズいのは……。一瞬の内に思考が駆け巡り、これからの手順を俺にささやく。
俺はタオルを何枚か用意すると、まず両手首をきつく縛ってベッドの上端に固定し、ついで猿ぐつわをした。
「……んんーっ」
異常を感じて絃子が目を覚ます。大きく目を見開き、何かを叫ぼうとする。
無駄だよ、絃子。大声は出せねえ。
俺は彼女に馬乗りになり、にやりと笑った。そしてあらわになった乳房をわしづかむ。
どうせ明日は半殺しにされるだろう。だったら…!
今夜は思う存分やってやろう。俺は思った。
116:名無しさん@ピンキー
10/05/28 22:29:53 Ui+Tbvr6
「んんーっ、ん、んううーっ」
俺の下で絃子があがいている。ばんざいの格好で両手首をベッドに縛り付けられ、さるぐつわをかまされ、両脚を大きく開かされた惨めな状態で、懸命にあがいている。
俺は絃子にのしかかり、豊艶な乳房をいいように揉みしだき、媚肉を指と舌とで弄ぶ。執拗な愛撫にぴったりと閉じられた肉の扉が少しづつ開き、鮮紅色の肉襞が姿を現す。
さあ、いくぜ。
俺はズボンをずり下げ、男のものを引っ張り出す。それは熱く硬くそそり立ち、限界まで膨れて痛いほどだ。
ここだ。この穴だ。
慎重に狙いを定め、ゆっくりと打ち込んでいく。切っ先が肉裂を捕らえ、キツく締め付ける肉襞を掻き分け、少しづつ だが確実に侵入していく。
「んーーっ! んうーっ」
絃子が暴れ、呻く。だが、悲鳴は声にならない。涙とよだれが頬を濡らし、目を大きく見開いて痛みに耐える絃子。
……!
狭すぎる肉路は、やがて壁にぶち当たる。おかしい。まだ肉棒は半分も入っていない。まさか…。
ぬん、ふんっ。
俺は激しく腰を打ち付け、力まかせに肉を突き破る。何かが裂け、ついに俺は最奥まで入り込む。
「んんーっ、んんんうーっ!!」
絃子の絶叫。破瓜の出血。
最愛の従姉を征服した喜びに俺はますます興奮する。
まだ夜は始まったばかりだった--。
117:名無しさん@ピンキー
10/05/28 22:30:44 Ui+Tbvr6
「ああっ、駄目! もう許して…っ」
長い黒髪を揺らし、涙ながらに哀願する絃子。
だが俺は耳を貸さず、リズミカルに腰を打ち付けて四つ這いの女教師を犯している。目の前の美尻を平手で打ち、手を伸ばして量感たっぷりの乳房を揉みしだく。
たまんねえ! いくらやっても止まらねえ。
凌辱を始めてから五時間余り。思いつくかぎり様々な体位でつながり、膣内に口腔に顔に胸に、もう何発出したか分からない。それでも俺は絃子を離すことなく、執拗にその肢体を責め続けていた。
「ああ、イヤっ、もう…!」
絃子の媚肉は真っ赤に充血して痛々しい。だがその襞肉は熱くとろけ、俺のものに強く絡みついては奥へ奥へと咥え込むのだ。
「はぁっ、はあん、いくっ、またイクっ!」
膣肉がきゅんっと締まり、絃子の身体に何度目かの痙攣が走った。ベッドに崩れ落ちる白い裸身。息も絶え絶えの従姉を見下ろし、俺は隆々とそそり立つものをその眼前に突きつける。
「……はあっ、はあっ。……また?」
甘えたような媚びを含んだ表情で俺を見上げ、絃子はゆっくりと身体を起こし、肉棒に舌を這わす。
ちゅっ、れろれろ、ちゅぱちゅぽんっ。
たっぷりと唾液を絡めながら、教え込まれた通りに丹念に舐めしゃぶる。太幹を唇で強くしごき、舌を巻きつけながら頭を打ち振ってディープスロートを続けている。
俺は手を伸ばして乳首を摘み、指腹で転がしては揉み潰す。豊乳をわしづかみ、搾り上げる。
「んんーっ あふ…、痛っ、気持ちいい!」
へへ、このマゾ女が!
今度はパイずり奉仕を始め、上目遣いに俺の顔色をうかがっている絃子。そこにはかつての気丈な従姉の面影は無く、まるで従順なペットのようだ。
さあ、もう少し可愛がってやるかっ。
「駄目っ、許し…て…」
俺はベッドに腰を下ろし、あぐらをかいて膝の上に絃子を抱え上げる。対面座位は三度目か、四度目か。真下から打ち込まれた肉棒に膣襞がキツく絡みつき、豊かな双乳が俺の胸板に甘く吸い付く。
「はぅーっ、あぁん、いやっ、来るっ!」
グラマラスな肢体を悩ましくくねらせ、切なげに柳眉を折ってよがり泣く絃子。
こいつ、完全に堕ちたな…。
会心の笑みを浮かべ、俺は絃子の唇を奪う。もはや絃子は逆らない。自分から舌を絡めてくる。舌と舌とが淫らに絡み合い、送り込まれた唾液を従順に飲みこんでいく。口と口、肌と肌、肉棒と膣襞がぴったりと密着し、完璧にひとつになる。
こいつはもう、俺の女だ…。
俺は美貌の従姉をモノにした喜びと感動に打ち震えつつ、さらに激しく腰を突き上げていくのだった--。
118:名無しさん@ピンキー
10/05/28 22:46:27 Ui+Tbvr6
85-90あたりを見まして、需要あるかなー?と書いてみました。つたないですがお許しを-。
あ、最後から7行目、まちがえてますね‥。
× もはや絃子は逆らない
○ もはや絃子は逆らわない
すみません。。
119:名無しさん@ピンキー
10/05/29 00:24:23 FpKeX9NP
ひさびさにとうこうキター
120:名無しさん@ピンキー
10/05/29 06:31:17 i+rFCRen
GJ!
超播磨イイヨー(*´д`*)ハァハァ
絃子の計画通りなんじゃないかと思わなくもないがw
121:名無しさん@ピンキー
10/05/29 12:12:27 Cxv+dhqB
俺のどストライク作品キター!w
絃子イイヨ絃子
122:名無しさん@ピンキー
10/06/02 10:18:58 A2eDAQaB
保守
123:名無しさん@ピンキー
10/06/02 13:58:23 08y2B9eS
>>120
だがちょっと待って欲しい
実は葉子の策略とも考えられないだろうか
124:名無しさん@ピンキー
10/06/02 22:16:11 N8NHXSoT
ジャーンジャーン げえっ!葉子お姉ちゃん!
125:名無しさん@ピンキー
10/06/04 00:10:05 vvih2eF3
薄暗い教材倉庫の中に白い裸身が浮かび上がっている。そこに響く切迫したあえぎ声。
「はぁん、好きっ、それ好きぃ!」
「ああっっ、乳首が気持ちいいの…っ」
絡み合う男女。その中央に、俺がいた。
俺の右隣で媚肉を指でこねられ、甘い声で喘いでいるのは同クラの冴子だ。汁気たっぷりの膣肉を、腰を浮かせて俺に捧げている。
左には城戸円。形のいい乳房を揉みぬかれ、急所の乳首も甘噛みされてよがり泣く。
両脇に全裸の美少女二人をはべらせ、交互に唇を奪い、媚肉を弄ぶ。冴子も円も完全に俺の言いなりだ。
そして、前には。
「脱げよ、三原」
「はい…」
3人目は三原梢、クラスでも一二を争う巨乳女だ。親友二人の痴態を目の当たりにして観念したのか、三原は大人しく制服を脱ぎ、その健康的な肢体を薄灯りにさらしていく。
こんがりと日に焼けた夏色の肌。ビキニ跡のみが白く残り、その対比がなまめかしい。
「凄ぇ乳だ…」
締め付けから解放された豊乳がぷるぷる揺れる。サイズはEかFか。予想以上の巨乳だが、それはブラによる支えを失っても少しも形崩れすることなく、ロケットのように前に突き出している。
量感たっぷりの乳肉が俺の指を受け止め、押し返す。その柔らかさと弾力の素晴らしさ。そして芯には まだ少女らしい硬さが残っている。三原の乳は絶品だった。
「凄ぇ。たまんねえ」
俺は甘美な果肉をいいように揉みしだき、こねくり回す。可憐なピンクの蕾に舌を這わせ、音を立ててむしゃぶりつく。
「あっ、はぁんっ」
恥ずかしそうに顔をそむけ、小さく喘ぐ三原。その初々しい反応に俺はたまらず、
「お前ら、ちょっとレズってろ」
左右に絡みつく美少女二人を振り払い、目の前の巨乳少女に襲いかかる。
「ああんっ、ダメっ!」
すらりとした長い脚をM型に開かせ、俺は三原の牝芯をなぞりあげる。ぴったりと堅く閉じ合わされた秘裂を指で開き、舌を入れて味見する。
間違いない、やはりこいつも…!
「お願い…私…。優しくして……」
「安心しな。たっぷり可愛がってやる」
三原は小刻みに肩を震わせ、目を閉じる。
俺は切っ先を秘裂にあてがうと、体重を乗せて一気に男根を突き立てた。
「きゃっ、いや! 痛ぁっっ!」
「痛いっ! 動かさないでぇ」
「……ゆ、許し、もうゆるして…っ!」
俺は容赦なく肉棒を叩き込む。力まかせに肉の壁をぶち破り、ゆっくり引き抜いては、また激しくぶち込んでいく。絃子や葉子サンもひぃひぃよがり泣いた自慢のモノが、三原の純潔を暴力で踏みにじる。涙ながらの哀願が耳に心地よく、内腿と床を濡らす破瓜の出血が目に嬉しい。
「ひいぃ、痛いの、お願い…、もう…っ」
許しを請う少女に、
「我慢しろ。最初だけだ」
俺は凌辱の手を緩めない。
それは自信、いや確信だった。
絃子もお嬢も周防も妹さんも、俺に犯られた女たちは最初こそモノのデカさと破瓜の痛みに悶絶するが、膣内出ししてやると自分から腰を振るようになったのだ。もちろん冴子も円もそうだった。だから-。
「お前もすぐに俺から離れられなくなる。そしたら今の痛みもいい思い出になるぜ」
暗示にかけるように、俺は耳元でささやく。
そして、キツく締め付ける肉襞にさらに激しく剛直を叩き込んでいくのだった--。
126:名無しさん@ピンキー
10/06/04 00:16:19 vvih2eF3
きっかけは、お嬢と周防を屋上で抱いたことだった。
偶然それを冴子が覗き見て、熱心にパイずる周防やケツ穴まで舐めるお嬢に驚き、二人がそこまで夢中になる俺さまに興味が湧いた、というわけだ。
教材倉庫に呼び出され、好奇心まる出しで訊いてくる冴子にうんざりした俺は、レイプで口を封じた。
無惨に処女を散らされた冴子。だが、あいつは幸せだったろう。この日のうちに俺の虜になり、今では親友を差し出すほどなのだから-。
「いくっ、またイクっっ」
ぱんぱんぱん。四つ這いの三原梢の膣洞を、俺はバックから犯している。
三原の膣は肉襞の表面が粒立っていて、男根をこすりしごく感触がたまらない。しかも入り口と中程の食いちぎらんばかりの強烈な締め付け。
たまんねえ。絃子のみみず千匹や妹さんの三段締めに負けねえぜ…。
初めてにして この具合の良さに俺は感嘆しつつ、三原の急所を執拗に突きまくる。
「はあぁっ、そこっ、イイっ…!」
膣襞が肉棒をこすり上げ、締め付ける。襞肉の奥へ奥へと咥え込む動きが最高に気持ちよく、流石の俺もあやうく放出しそうになる。
「か、感じる…、そこ 凄く感じるのっ」
自分からお尻をくねらせ、貪欲に肉棒を咥え込む三原を眺めながら、俺はこいつを性奴に加えることを決めていた。
「今日からウチで暮らせ。昼も夜も、俺にセックスで奉仕しろ。いいな?」
「お前は俺の奴隷になるんだ」
「素直になれば、これからも可愛がってやるぞ」
言い聞かせながら三原の背中にのしかかり、一突きごとに激しく揺れる双乳を情感たっぷりに揉みしだく。汗と淫蜜で乳肌がぬるりと滑り、ローションプレイのような感触だ。俺は何度も乳房をしごき、乳首を摘み、揉み潰す。
「あっ、あっ、はぁあんっ…!」
「お前は俺の乳奴隷だ。そうだな?」
最奥まで貫くと、膣全体がぎゅっ!と締まり、三原の身体にさざなみのような痙攣が走った。ひときわ甲高い声を上げ、上体ががっくりと崩れ落ちる。
はあはあはあ。
半失神で荒い呼吸を続ける少女を引き起こし、今度は対面座位でなおも貫く。
「…あはぁ、播磨くん、凄いぃ…」
三原が唇を重ねてくる。俺の身体にしがみつき、厚い胸板に豊乳を押し潰すようにして、自分からキスをねだってくる。
「んんっ、はふ、んんひゅむ…っ」
濃厚なディープキス。俺の唾液を喜んで飲み込み、舌を差し込むと、それを三原は強く吸い上げる。
俺はぷりぷりの尻肉をわしづかみ、揺さぶるように激しく男根を抜き差しする。汗ばんだ乳肌が胸を擦り上げ、硬くシコった乳首が心地よい。
「どうだ、三原っ。俺の女になるか…っ」
そう問いかけると、熱い吐息をもらし、遂に三原はうなづく。
「梢は…あなたの奴隷で…す…。あっ、毎日、朝も昼も…夜も…あなたにセックスでお仕えしますっ」
「よしっ、梢っ、膣内に出すぞ!」
「ああんっ、嬉しい…!」
俺は新しい性奴を強く抱きしめ、男根を最奥までぶち込んでぐりぐりと突き揺する。極限まで膨らんだ太幹に梢の襞肉がザラザラと絡みつき、強烈に締め付ける。
……!!
猛烈な勢いで精液が噴出し、少女の子宮に注ぎ込まれる。激しい絶頂の波に白目をむいて完全失神する梢。だが、その膣肉はなおも俺のものを咥えて離そうとせず、最後の一滴まで精を搾り取ろうと蠢動するのだ。
「気持ちよかったろ、梢…」
もはやぴくりとも動かない裸体を床に転がし、それを俺は満足気に見下ろした。
そして。
「待たせたなっ」
その傍らで69の形で秘部を舐め合う冴子と円に、俺は女蜜と精にまみれた肉棒をしゃぶらせるのだった--。
127:名無しさん@ピンキー
10/06/04 08:22:39 v7HouEQ+
モブ女子ktkr
128:名無しさん@ピンキー
10/06/04 22:43:40 LmtG7uTz
続きキター! GJ!
乳奴隷といえば雌牛・牧場プレイですね!
尻奴隷もあるのだろうかw
129:名無しさん@ピンキー
10/06/05 01:07:08 P6zP/ZTt
女キャラがいい感じにマゾ豚化してるな
130:名無しさん@ピンキー
10/06/05 20:42:11 DwJN6xrK
これはエロい
131:名無しさん@ピンキー
10/06/05 22:03:15 w+gt0n+e
隣子や永山のような貧乳組はどうすれば・・・
132:名無しさん@ピンキー
10/06/05 22:52:14 P6zP/ZTt
揉んで大きくするか、孕ませて母乳で大きくするか
揉む、孕ませるのコンボで大きくすればいいのさ
133:名無しさん@ピンキー
10/06/06 00:26:36 NFeB133B
一体いつぶりの投稿だろう?
134:名無しさん@ピンキー
10/06/06 12:16:51 q3y6g89B
規制解除でやっとGJできるこの喜び
135:名無しさん@ピンキー
10/06/09 04:48:39 D6YcwbOL
「はい、次の人」
順番を待っていた生徒が歩を進める。
「永山朱鷺、159cm・45kg、サイズは81・52・83です」
小柄で華奢な肢体に初々しい純白の下着。朱鷺は可憐で愛らしい純和風の美少女だ。
彼女は俺の前の椅子に座ると、背中に手を回してブラのホックを外す。カップからこぼれる81Bの白い乳房。だが、それはすぐに彼女自身の腕で覆われる。
俺はメジャーを手に、
「こらこら、どうして隠すんだ。悪い子だ」
腕をどかせ、トップバストとアンダーバストを計測する。さらに、乳首の位置と大きさ・色、乳輪の幅、乳房の形などを克明に入力していく。
「揉み心地は……ふむふむ」
乳房と乳首を念入りに触診すると、次は秘唇の検査だ。恥ずかしそうに頬を染め、少女はパンティを脱ぎ落とす。
「さ、脚を開いて」
だが少女は指示に従わない。
「こら。後ろがつかえてるゾ」
涙を溜めた目でこちらを伺う朱鷺。唇を噛みしめ、おずおずと 震える太腿を開いていく。
朱鷺の肌は透けるように白いが、内腿ときたら青白いほどだ。そしてその付け根にある楚々とした恥毛の茂み。こちらは濡れたような漆黒。
俺は美しい眺めを楽しみつつ、道具を取り出した-。
俺は播磨拳児。矢神女学院高校の教師だ。
今日は月に一度の朝の体位測定。可愛い教え子の健康を守るべく、俺は日々努力している。
永山朱鷺の検査は続いている。
メジャーや分度器、ノギスを使って秘裂の長さや土手の高さ、クリトリスの直径などを計測する。膣内の奥行きを測るのは自家製の奥行き測定器だ。繊細な内部を傷つけぬよう、俺は慎重に挿入する。
ピクッ。朱鷺が身体を強張らせた。
「そうか、初めてだったな」
「はい…」
奥行き測定は非処女限定だ。彼女のヴァージンを奪ったのは先週のことだから、朱鷺には初体験なわけだ。
「よし、終わったゾ」
17,5cm、と入力する。最後に膣圧を測り記録写真を撮って終了だ。
少女は安堵の吐息をもらし、下着を着けようとした。
が、朱鷺の純真で清楚なしぐさに刺激されていた俺は、特別検査をやってやることにした。彼女を診察台に抱え上げ、腕づくで太腿を開かせて その秘唇に舌を這わす。
ぺろぺろ、じゅるり。
「…ぃやっ! 先生、止めてくださいっっ」
ぴたりと閉じ合わされた秘唇を指で拡げ、内まで舌を入れて健康状態を確かめる。
「皆 見てます、いやっ…許してっ!」
俺は耳を貸さず、折れそうなほど細い腰をがっちり押さえ込んで 肉棹を捻じ込んでいく。
「うぁッ、痛っ! だめぇ…っっ」
涙をぽろぽろこぼし、美しい顔を左右に打ち振って、朱鷺は暴虐に耐えている。パニックを起こしたように締め付けてくる狭すぎる肉路。切迫した悲鳴がたまらない。
容赦なく腰を叩きつけつつ、俺は可愛い乳房とその可憐な先端を弄ぶ。優しく揉みほぐし、きゅっと摘んで指腹で転がす。
しばらく愛撫を続けていると、少女の悲鳴に次第に艶やかなものが混じってきた。
「あぁ、くぅんっ、はあぁ…!」
潤み始めた膣襞が強烈に食い締め、うねるような蠢動で肉棹をしごき始める。これが2回目とは思えぬ気持ちよさ。俺は目を細め、少女の唇を優しく奪う。
「あはぁ…先生ぇ、好きです…」
その愛らしさに俺は激しく肉棹を送り込み、教え子を絶頂に導く。ぴったりと身体を肌を重ねたまま、朱鷺の最後の鳴き声が教室に響いた-。
136:名無しさん@ピンキー
10/06/09 04:50:02 D6YcwbOL
残る生徒は数名だ。
永山朱鷺の次は、三原梢。
こんがりと日焼したスポーツ美少女だが、下着を取り去ると色白の肌が現れる。水着跡のもたらすエロティック。これを堪能できる男は俺だけだ。
92cm・Fカップの爆乳がガンに蝕ばれぬよう、俺は特に念入りに触診をする。もちろん、秘唇の検査もたっぷり時間をかける。熱意あふれる俺の指導に、今日も梢は御礼のパイずりを忘れない。
美味しそうにザーメンを飲んで梢が出て行く。
俺は肉棒をしまうと、
「はい、次」。
進み出たのは、またしても巨乳少女だ。
「結城つむぎ、162cm・51kg、スリーサイズは89・57・89です、先生」
つむぎは眼鏡を台に置き、水玉模様のブラを外す。ぷるんと弾むEカップ。その乳肌はミルクを溶かし込んだような しっとりした白さで、先端の蕾は薄桃色だ。
メジャーを当てて、俺は各所のサイズを測定する。
「先生…、この頃 胸…熱いんです…」
「また少し大きくなってるなぁ。そのせいだろ」
つむぎを居残らせ、みっちりと『性教育』してやったのが2ヶ月ほど前のこと。あのときからサイズは2つ上がっている。
「いいつけは守ってるナ?」
「はい…」
恥ずかしそうに、少女はうなづく。
いいつけとは、バストアップのためのエクササイズと、一日3回のオナニーだ。
「いい子だ」
ご褒美に頭を撫で 唇を奪うと、遠慮がちに舌を差し出してくる。送り込まれた唾液も、こくりと飲みこむ。
念入りに触診をしてやる。
つむぎの乳は素晴らしく柔らかい。ふるふると震え、乱暴に揉んだら壊れてしまいそうな繊細さだ。とろけるように柔らかい美巨乳を時に優しく時に強く揉みしだき、先端を口に含んで舌先で弄ぶ。
胸の検査がようやく終わる。
つむぎはパンティを脱ぎ、椅子に座って脚を開く。
「ああ…っ」
秘肉にメジャーが当てられ、測定開始。様々なパーツを計測され、写真も撮られる。クスコを挿れて膣内の状態を観察し、指と舌とで健康を確かめる。
「奥の方も診ておこうか」
俺は道具を取り出す。へそまで反り返り、先走りの露に濡れたその道具で、つむぎの検診はさらに続く--。
137:名無しさん@ピンキー
10/06/09 04:51:56 D6YcwbOL
体育館に珍しく俺の怒声が響いた。
体操着を忘れてきた生徒がいたのだ。
「たるんでるぞっ」
罰として今日の授業は下着姿で受けさせることにした。もちろん連帯責任でクラス全員だ。
俺の目の前に37名の女子が下着姿で整然と並ぶ。
体操着は皆 一緒だが、下着は形状も色彩も様々だ。身体つきもそれぞれだから、その光景は実に多彩で変化に富む。それが声を揃えて走り止まり体操をしている。
ゆさゆさ、ぷるん、たぷたぷ、ふるふる。
胸を揺らす様子もそれぞれだ。
お尻の肉づきも異なっていて、パンティが食い込んだり、汗で透けたりで実に楽しい。
ふふっ、周防美琴と三原梢の組が凄い眺めだな。乳も尻もあんなに立派に成長して…。
思わず、指示を忘れて見入っていると-。
「先生、準備運動終わりました」
「よし、始めて」
今日の授業はマット運動だ。
「それでは開脚前転から!」
俺はマット脇でひとりひとりに密着指導をしてやりながら、半月後に始まる水泳の授業のことを考えていた。
もし誰かが水着を忘れた場合には--。
138:名無しさん@ピンキー
10/06/09 04:53:16 D6YcwbOL
体育教師の俺は実技だけでなく、保健も担当している。
この日の授業は女性器の仕組みと避妊の方法だ。
「さあ皆、注目してっ」
それは不要な言葉だったろう。どの生徒もこちらをじっと見つめている。クラス全員の視線を集めていたもの、それは-。
教壇の上の、実物模型だった。
模型は、物理教師の刑部絃子の形をしていた。
白くなまめかしい肢体は縄で縛られ、じっとりと汗ばんでいる。端麗な美貌はボールギャグをかまされて歪み、漆黒の飾り毛に彩られた下腹には股縄が食い込んでいる。
「んんー、んふぅ…っ」
豊艶な乳房をまさぐると、模型は声にならないうめきを上げる。最近の教材は実に良く出来ているのだ。
俺は股縄を外し、縄跡の残る牝肉を指で拡げて見せた。鮮やかな赤い媚肉がとろとろの淫蜜にまみれている。
「さあ、近寄ってよぉく見て」
二本指を挿入し、奥まで見えるようにかき回す。
「女性器の中はこうなっているんだ。膣内は襞々で覆われてるだろう? ここに男性器が入るわけだ」
俺は丁寧に授業を進める。
模型の各所を電マで刺激し、その反応から性感帯をさぐる術を教え、さらに愛情表現の手段として、キスやフェラの方法を実演させる。
そして、最後には。
教壇に座った俺が模型を抱き上げる。
「そぅら、全部見えるように背面でやるからな」
ずぶりと突き入れられた肉棒が美人教師の牝肉を貫き、
「はぁっ、ダメっっ!」
沢山の教え子が熱っぽく見つめる中、女教師は犯される。
散々じらされてからの挿入に甘い悲鳴がもれた。刑部先生は上体をのけぞらせ、背中まで伸びた黒髪を振り乱してよがり泣く。
模型の真に迫った反応に、俺の指導に熱が入る。
「ほぅら、ぷりぷりの膣肉がよぉく締め付けてくるだろう。襞々がうねりながら先生のモノに絡み付いて…。そうだな、泡立てた石鹸で濡らしたビロード…そんな感触かな」
膝裏を抱えて女教師の身体を激しく上下させ、長いストロークで出入りさせては膣襞が男根を咥えて離さない様子を見せつける。
「あはっ、あう、そこイイっっ」
きゅうっきゅうっと膣が締まり、女教師は口を半開きにして喘いでいる。絶頂に達して意識を失うのも、もうまもなくのことだろう。
俺は下から激しく突き上げながら、ぷるんぷるん揺れる豊満な乳房を乱暴に掴んで握り潰す。
「あはぁっ、駄目! イクっ…イクーっ!」
「おおぅ、締まるっ締まるッ」
長い脚が引きつり、美人教師は全身をわななかせた。大量の精が子宮に浴びせかけられ、凄絶な声で鳴いて刑部絃子は果てた。
俺は ぐったりして動かない女教師を床に降ろす。
膣口から白濁の汚液があふれ、滴っていく。
「ふふっ、信じられないだろうが、一年ちょっと前まで刑部先生はヴァージンだったんだぞ。それが今では…」
半萎えの肉棒を、俺は最前列の沢近愛理に清めさせる。
「俺に任せておけば皆も一人前のレディになれるからな。…さあ、では実習に移ろうっ」
ひとりづつ順番に、少女たちは教壇に上がる。
俺は、今日も身を粉にして授業に精を出している-。
139:名無しさん@ピンキー
10/06/09 05:21:09 D6YcwbOL
レスに舞い上がって、続編を書いてしまいました。
最初の(播磨×絃子)はシリアスな気分で書いたのですが、前回のと今回のは 109さんの
『彼女のビデオコレクションは延べ数百本に並び、そのどれもに播磨が唯一の男優、女生徒並びに女教師が女優として写っている』
というお話に妄想刺激されまくり!で書きました。
ですんで、私は「主演・播磨のプライベートAV」のつもりで書いてますが、でも読んでくださった方がどう受け取るかはご自由ですんで~。
それでは、次回の『凌辱バスツアー 鬼畜運転手・播磨』でお会いしましょう!(大嘘)
140:名無しさん@ピンキー
10/06/09 09:26:09 kTN/HzZv
連載になっとるww
乙乙
こんだけエロ専用ではっちゃけてると新鮮だわ
141:名無しさん@ピンキー
10/06/09 23:26:57 xqGbV915
播磨と絡み辛い永山やつむぎのエロが読めるとは…GJ!!
もし陵辱バスツアーに行かれるのでしたら行き先は搾乳種付け牧場がいいと(ry
142:名無しさん@ピンキー
10/06/10 00:08:00 LPbWoymz
良いのが来てるな!
143:名無しさん@ピンキー
10/06/10 10:18:46 P1LXC+rM
イイヨイイヨー
1年生もぜひ見たいね
144:名無しさん@ピンキー
10/06/11 00:46:53 WLfrVPef
お姉さん三人丼を是非・・
145:名無しさん@ピンキー
10/06/12 00:08:31 JE+BBFeE
同人にあったなお姉さん”Sの奴
146:名無しさん@ピンキー
10/06/12 15:09:37 wXBIC5l+
お姉さん3人丼って どんなシチュがエロいでしょうか~?
私、お姉さんキャラはキツめな性格が好きなもので、葉子センセや妙サンは妄想がいまいち暴走してくれなくて…。シチュ、募集中です~。
さてさてさて。
今回は「乳牛(ちちうし)病棟」です。それでは-。
(またしても、おバカな話ですみません…)
147:名無しさん@ピンキー
10/06/12 15:12:29 wXBIC5l+
命じられるままに、少女は服を脱いだ。
艶やかで美しい黒髪と赤い瞳、透けるような白い肌をしている。その肢体はしなやかで細く、だが胸とお尻は女性らしく発達していた。
少女の名を 塚本八雲という。
彼女は診察台の上に乗り、四つ這いになった。
脚も長く、高く持ち上げられたお尻が俺のすぐ目の前にある。むっちりとした白い太腿と その付け根のふっくらと柔らかそうな秘唇が丸見えだ。
「ああ…っ」
視線に気付き、少女は狼狽の声を上げた。
見たところ、アヌスには異常は見られない。だが…。
俺は秘裂を軽く撫でる。
「ひゃうっ!」
少女の秘裂は既に潤っていた。指を舐めると、酸味に混じって独特の果実臭もする。それは彼女が感染していることを物語っていた。
「どう…でしたか…?」
「すまねぇ、妹さん」
俺は 残酷過ぎる宣告をする。
「十中八九、発症してるナ。残念だが…」
「そんな、播磨さんが謝ることでは…っ」
追い討ちをかけるように、俺は説明を始めた。
それは-。
もう家には帰れず、今からこの隔離病棟で暮らすこと。
私物は殺菌燻煙されて管理倉庫へ、家も立ち入り禁止に。
ウィルスの付着を防ぐため、着衣は一切付けないこと。
毎日少なくとも一度は俺の治療を受けること。
その結果 妊娠しても一切の補償は無いこと。
--など15の項目が書かれた同意書を渡し、署名させた。
「悪ィな、妹さん。俺なんかが最初の相手で」
「私は…播磨さんが、……いいんです…」
俺は治療に移った-。
狂乳病が流行っている。
人から人へ、強い感染力で拡がって行くこの伝染病は、人の生殖機能に深刻な影響を与える。男子は不能となり、女子は常時発情の牝になってしまうのだ。
矢神市での最初の発生は1ヶ月前。
封じ込めは一応の成果を見せたが、矢神高での感染者は増え続けた。
女子の多くが発病し、自慰に狂った。
男子も皆 発病し、宦官同然になった。だが何故か-。
俺だけは無事だったのだ。
県の疾病対策室で幾つもの検査を受け、俺が特異体質で 狂乳病に対し免疫を持っていることが判明したのが10日前。
そして今、感染者のみが収容されたこの隔離病棟に、俺はいた。
狂乳病の唯一の対抗策として、日々 感染者に薬(俺の唾液や精液)を与えるのだ。
他の治療法が確立されるまで、俺の戦いは続く-。
148:名無しさん@ピンキー
10/06/12 15:14:19 wXBIC5l+
「んあっ、あひぃ! あああ…っっ」
騎乗位の形で 八雲は俺に純潔を捧げている。
男根を受け入れるタイミングや深さを自分で選べるよう、八雲に上に乗るように提案したのは 俺だった。
「ゆっくりでいいぜ、妹さん」
既に発症している女芯は十分に潤んでいたし、その分泌物には催淫や苦痛緩和の効果もあった。だが 余りに狭隘で繊細な膣洞が、少女に破瓜の痛みを与えていた。
小さ過ぎる膣孔を、長大な肉棹が出入りしている。
凄ぇ。キツいのに こんなにヌルヌル絡み付いてっ。
俺は腰をほとんど動かさず、八雲の極上の膣肉を堪能している。
そこへ、
「う、動きます、播磨さん…っ」
俺の胸板に両手を添え、少女は腰を振り始めた。
痛みをこらえ、俺のために一生懸命動く八雲。ほつれた髪が数本、汗と涙に濡れる頬に貼りつき、白く輝く双乳がたぷんったぷんっと揺れまくる。
もう、我慢できねぇっ。
すぐ目の前で激しく揺れる肉房を、両手を伸ばして ぐわしっとわしづかむ。掌に余るGカップ。それは既に熱を帯びてみっしりと張りつめ、乳首は赤く充血していた。
妹さん…、もう 相当疼いているハズだ…っ。
捻るように乳房をしごきつつ、先端を優しく愛撫する。丹念に丹念に。表情の変化を目で追いかけ、絶妙のタッチで刺激に強弱をつけていく。
「くはっ、あっ、あっ、そこ…っ」
貞節な八雲が見せた、なまめかしい悦びの顔。
俺はその急所を集中的に攻め、
「ひあぁっ、ひァ、駄目っ…はあうぅっ!」
少女に喘ぎ声を連続させた。
妹さん、そろそろ行くぜっ。
ずん、ずん。俺は下から腰を突き上げる。
熱く火照ったGカップの乳肉を力まかせに揉みしだき、ほぐれたところで乳をしごく。乳しぼりの要領で、根元から寄せるようにわしづかみ、小指から順に結んでいく。
びゅっ、びゅっ、びゅびゅーっ。
双乳の先端から、白い汁がほとばしった。
それは俺の顔や胸板を熱く濡らす。甘みのある、それは母乳だった。
「あぁ、私、何かが…怖いっ」
「イヤ、見ないでくださぃ…イイっ!」
「はぁぁっ、凄いの、来る…っっ」
哀切な叫びを次々もらし、美貌を苦悶に歪ませる少女。髪を振り乱し、自分から激しく腰をくねらせて貪欲に俺のモノを咥え込んでいく。そして。
「あはっ、はあぁぁぁーっ!!」
朱唇を大きく開いて舌先を覗かせ、凄絶な声で鳴いて 八雲は果てた。俺の体に汗ばんだ肢体を重ね、
「播磨さん、好き…です…」
耳元で、ささやくような小さな甘い声が、聴こえた-。
149:名無しさん@ピンキー
10/06/12 15:16:40 wXBIC5l+
隔離病棟には、既に発病した沢山の牝が詰め込まれていた。
「あっ、あっ…あぅっ」
四つ這いの城戸円を、俺は背後から貫いている。
リズミカルに腰を送り込み、おびただしい量の愛液で濡れる膣孔に男根を突き入れていく。
「はあぁっ、いいっ、凄くいいの…っ」
円の目は焦点を失い、可憐な唇から涎を垂らしてよがり泣く。
手を伸ばして乳房をまさぐる。
「あうっ! そこっ…」
乳房も大きくなっている。
感染前の84cm・Bカップから、90Eへ。そのうえ、
びゅっ、びゅーっ。
強く乳房をしごけば、母乳が噴き出るのだ。
涎・愛液・膨乳・母乳・そして発情と性感過敏-。これらが狂乳病の典型的な症状だった。
俺は激しく肉棹を叩き込み、
「イケよ、円っ」
涎や母乳を撒き散らして 円は悶絶した。
150:名無しさん@ピンキー
10/06/12 15:17:21 wXBIC5l+
犯り続けで流石の俺も息が荒い。だが、治療を待つ牝どもはまだまだ多い。使命感が俺を突き動かす。
隣のベッドでは 一条かれんとララ・ゴンザレスが絡みあっていた。
「おらっ、二匹とも! こっちにケツ向けろ!」
のろのろとベッドを這い、白と黒、小と大、二つのヒップが捧げられる。
呼吸を整えつつ、俺は目の前の肉孔を見比べる。
かれんの牝芯を清楚なリンドウの花に例えるなら、ララのそれは匂い立つ山百合か。
俺は二つ並んだ尻を平手で打ち、媚肉を二本指で弄ぶ。
「あぁん…っ」
「オウ、イイッ! キモチイイゾ!!」
いい声で鳴きやがる…。
俺はなおも媚肉をこね回し、二人を泣かせる。両手を伸ばして乳房をわしづかむ。
病状が進み、微乳だったかれんもCカップほどに成長している。刺激に対し過敏になっている乳肌をやわやわと撫で回していると、かれんは俺の腕を掴み、凄まじい力で自分の胸の谷間へと導いた。
ぐりぐり、ずりずり。
「はあぁっ、播磨さんッ、胸…感じます…ッ」
俺の腕を双乳に押し付け、乱暴にまさぐらせるのだ。
一方、俺の右手は。
ララの黒褐色の乳肌をいい様に弄んでいる。
掌に収まりきらない見事な巨乳。両手に伝わるずっしりした重みと弾力と柔らかさがたまらない。サイズはさらに上がって、95のGと云ったところか。
この乳…気に入ったぜ。
俺は乳房をすくうように持ち上げ、ゆさゆさ揺らす。根元を掴んで強く握り、先端をこりこり弄ぶ。完全にシコった乳首が母乳でぬめり、絶妙の触感を伝えてくる。
「ハリマッ、ハリマハリマ…!」
涙をぽろぽろこぼしながら、ララはこちらを振り返る。大きな尻をせつなそうにくねくね揺らし、山百合の媚肉を淫蜜でトロトロにしている。
こいつ、可愛いじゃねェかっ。
「お前から犯ってやるぜっ、ララ」
メキシコ女の媚態に俺の剛直がいきり立つ。
「おら! おらおらおらっ」
「オ、オオキスギル、アヒィ…ッ」
さらに、尻穴に指を突っ込み、抜き差しする。
「ソコッ、チガウ…ゾ、…ウウッ!」
俺は激しく腰を叩きつけながら、左手でケツを打ち 穴を責め、右で爆乳を揉みしごく。口と乳首と膣口と尻穴と、ララは大量の汁を垂れ流し、
「イクッ、イクゾ…ハリマ、イクッ!」
身体をガクガクと震わせると ベッドに崩れ落ちる。
はあ、はあ、はあぁ…。
顔から胸までをシーツに埋もれさせ、巨尻だけを持ち上げた格好で、ララは忘我の淵を彷徨っている。
「よかったぜ、ララ」
俺は髪を掴んで彼女を引き起こし、ご褒美のディープキス。
はむ、ちゅく、はぅむ。
ねっとりと舌を絡め、口中に引き込んで強く吸う。唾液をたっぷり送り込み、舌を入れて歯列から歯茎まで舐めまわす。
うっとりと、ララは俺の成すがままだ。
熱いキスでとどめを差し、
「よし、次だっ」
熱っぽい表情で俺を見つめるかれんの顔先に、膨れ狂った亀頭を突きつける。かれんはチュッと口づけをし 愛おしそうに頬ずりすると、躊躇なくそれを咥えこむ。
「おう、おおぅ!」
肉棒に舌を絡めながらのディープスロート。
さらに 一旦出して丁寧に尿道口や裏筋をちろちろと舐め、フルートを吹くように肉棹に唇を当てて滑らせる。ずっぽり咥えては頭を打ち振ってご奉仕し、媚びた目で俺を見上げる。
娼婦なみに上手くなった舌技に 俺は目を細めつつ、
うりゃっ、そりゃっ、そりゃっ!
髪を掴み 華奢な顎も三本指で固定して、俺は少女の咽喉を犯す。愛らしい唇が目一杯に開かれ、長大な俺の肉棹が根元まで捻じ込まれる。エラの張った亀頭がかれんの咽喉を凌辱し、つらさと痛みにぽろぽろと涙がこぼれている。
その痛苦もすぐ悦びに変わるぜ、かれんっ。
少女の粘膜を十分に楽しみ、俺は咽喉の最奥に特濃の治療薬をぶちまけるのだった-。
151:名無しさん@ピンキー
10/06/12 15:18:59 wXBIC5l+
狂乳病の治療は続いていた。
隔離病棟の患者は一時145人まで増えたが、現在は大分落ち着いて37人にまで減っている。
既に多くが快癒して病棟を出、近くの施設で経過の観察が行われている。ここ数日、新たな感染者の発生は無く、事態はこのまま沈静化して行くものと思われた。
そんな中、俺は頭を抱えていた。
妹さんの病状がちっとも改善しやがらねェ。
そう、塚本八雲の症状が良くならず、それどころかむしろ悪化しているのだ。毎日特にたっぷりと「治療薬」を注ぎ込んでいるにも関わらず…。
親友のサラ・アディエマスの方も足踏み状態が続いていて、俺は日々思案に暮れていた-。
狂乳病については、発情を抑えてはいけないことが知られている。
それはストレスになるだけでは無い。抑えれば抑えるほど、ウィルスはより強い毒素を分泌して発情を促進し、それが身体にダメージを与えるのだ。
そのため俺は、患者を徹底的に欲情させてきた。
患者を「牝」「色豚」「乳牛」などと呼び、病棟では全裸、首輪も付けた。診察も治療もできるだけ四つ這いで受けさせて辱めも加えたし、各人の性感帯や性癖を探り出し、あらゆる性技と淫具を駆使して牝どもを絶頂に導き、その上で「薬」を与えてきた。
だが-。
生来の慎み深さが原因なのか、八雲はあまり激しくはイカないのだ。
このままじゃあ、妹さんは…。
俺は、心を鬼にした-。
「いやあ、八雲、八雲っ!」
薄暗い懺悔室に、少女の悲鳴が響いている。
ここは矢神教会。特別の許可を得、厳重な拡大防止策を重ねて、俺は二人の患者をここへ連れ出した。
二人。
云うまでも無い、塚本八雲とサラ・アディエマスだ。
八雲は純白の下着姿を縄がけされ、天井から片脚吊りにされていた。
サラはシスターの格好をして、だが修道服の前を切り裂かれ、乳房を露出させられている。スカートの裾も腰まで捲り上げられ、お尻も丸出しだ。
そのサラ・アディエマスを、俺はバックから犯している。
「見ないで…お願いだよ、八雲っ」
「いやです、止めてください、播磨さん…っ」
心を鬼にした俺に、二人の涙は届かない。
ふん、ぬん、ぬりゃっ。
ぷっくりと盛り上がったサラの媚肉に、容赦なく肉棒を叩き込む。一気に最奥までぶち込み、ゆっくりと引き抜く。愛汁にまみれた膣襞がまとわりつき、めくれ上がる。
「見てろよ、お友達のマ○コが俺のに吸い付く様子をっ」
剥き出しの豊乳をむんずと掴み、揉みまくる。さらに、
「こいつ、ケツ穴でよがるんだよ、ほら、ほぅら…っ」
指でほぐし、中をかき混ぜる。
「んひゃうッ! やっ…あうっ!」
「ヒドイ…。どうして、こんなこと…っ」
上体を跳ねあげ、サラの膣肉がきゅっ!と締まる。
親友の痴態に、八雲が思わず 目を伏せる。
「顔上げろ、ちゃんと見てっ」
俺は強要をする。
八雲のために。サラのために。
「今から母乳噴いて失神するからナ、この淫乱は!」
そう言って、キュートなヒップをぴしゃりと打つ。細身のバイブを尻穴に捻じ込み、スイッチを入れる。肉棹を最奥まで突き入れ、双乳を力まかせに揉みしごく。
びゅっ、びゅびゅーっっ。
「イクっ、私 イクよ、八雲ぉ…っ、あひゃあぁぁっっ」
派手に涎と母乳と淫潮とを吹きまくって、サラは果てた。
どさり。俺はその肢体を床に転がす。
もはや修道服は身体の一部--肩と背中しか覆っていない。汁まみれの裸身をぴくぴく痙攣させ、少女は脚を閉じる気力もなく、ぽっかりと開いたままの無惨な膣口を晒している。
男女の荒い息遣いしか聞こえぬ懺悔室に、サラのアヌスの低いバイブ音だけが いつまでも響いていた--。 《つづく》
152:名無しさん@ピンキー
10/06/13 15:32:52 Kuocm5Dk
このシリーズでずっと連載キボン
やくもんかわいいよやくもん
153:名無しさん@ピンキー
10/06/13 20:51:53 s5nJeeZg
サラのエロktkr
キツい性格のお姉さんがいいなら
絃子さんを手篭めにした播磨が調子に乗って
残り二人の姉もまとめて面倒を見ようとする
→搾り取られて涸れそうです、やっぱり無理でした
こういう展開か?
154:名無しさん@ピンキー
10/06/15 21:12:24 BXrEQbw0
宮崎の件思い出してちょっと凹んじまったぜ。
サラのエロは貴重だね
短パートのつながりでありながら、どれもかしこもおっきする文章でしたー
155:名無しさん@ピンキー
10/06/16 02:54:50 rH39YfXw
矢神教会の聖堂に、俺はいた。
その傍らには 二人の少女--塚本八雲とサラ・アディエマスがいる。八雲は純白の下着姿に縄がけされ、サラの修道服は無惨に引き裂かれている。
二人は四つ這いの格好でお尻を高く持ち上げ、淫蜜に濡れる媚肉と尻穴を俺に弄ばれていた。
「そろそろか…」
少し前から サラの様子が変わってきていた。額に玉のような汗を浮かべ、お尻をもじもじさせている。
(へへっ、病棟で飲ませた紅茶には 利尿剤をたっぷりぶちこんでおいたからナ)
ひんやりとした聖堂に移って既に小一時間が過ぎた。そろそろ我慢出来なくなる頃だろう。
「あ、あの…私たち、おトイレに…」
そう申し出たのはサラでは無い。八雲だった。親友の様子を察したのだろう。八雲は心根の優しい少女だった。
だが、今日の俺は心を鬼にしている。
「そうか、連れてってやる」
俺はサラを抱え上げて歩き出す。
「えっ、えっ?」
向かった先は、聖堂正面の祭壇だ。そして-。
「そんなっ、イヤです、駄目…っ!」
「黙れ! ここに漏らせ」
彼女を祭壇の上に立たせ、祭られた聖人像の前に縛り付ける。
さらに、尻穴に さっきよりやや太いバイブを捻じ込み、足元にはサラ愛用のロザリオを置いた。
「いやぁ! ヒドい、…八雲ぉっ、助けてっっ」
「ヒドすぎます、播磨さん、播磨さんっ!」
泣き叫ぶ二人の美少女。
だが俺は耳を貸さず、ただひたすらにサラの白い尻を打ち、バイブをぐりぐり出し入れする。
それからの十数分は、サラにとって 地獄に感じられたことだろう。---ついに限界のときは来て、
「やだぁっ、見ないで…っ!!」
ぷしゅ、………ぷっしゃあぁぁー!
サラは失禁をする。
彼女の白い脚を 祭壇を ロザリオを、琥珀色の液体が濡らした-。
低く嗚咽するサラに、俺は止めを刺した。
つまり、小水で汚れた身体を拭うことさえ許さず、そのまま聖人像の前で彼女を犯し、全身の性感帯を責め抜いて絶頂に追い込んだのだ。母乳や淫蜜を噴き散らし、俺の精液をたっぷり膣に浴びて、神の前でサラは果てた。
教会の中で淫らな快楽に屈し、聖人像や祭壇を乳汁や淫蜜・精液で濡らす。
信仰という大切なものを自らの手で汚し、サラの心は折れた-。
156:名無しさん@ピンキー
10/06/16 02:55:59 rH39YfXw
サラは壊れてしまった人形のようだった。
身じろぎひとつせず、かすかに口を開いたまま、ただじっと宙を見ている。
俺は彼女の身体を下へ降ろし、キツく抱きしめた。
「サラ、俺のものになれ」
今度は対面座位。深く貫く。
俺はサラの乳房をやわやわと揉みしだき、アヌスを優しく弄ぶ。
「この乳も尻も…全部 俺にくれっ」
可憐な唇を奪い、口腔に舌を入れると サラはおずおずと舌を差し出した。目を閉じる少女。舌と舌が絡み合う。
さらに激しく、男のモノを突き上げると、
「あんっ、んあぅっ、はあぁぁん…っ」
俺の身体に強くしがみつき、甘い声でサラは鳴く。
「サラ、サラっ。なれ、俺のものに…なれっ」
彼女への想いに肉棹が極限まで膨れ上がった。
「お前は俺の…っ!」
膣肉がきゅうっ!と絞り上がり、あまりの快感に俺のモノが暴発した。白濁液が噴出し、少女の胎内を再び汚す。
「…ひゃうぅっ、播磨先輩っ、イク、私…またっっ」
激しく全身を痙攣させ、サラは今日一番の絶頂に身を委ねた。そして数瞬後、がっくりと力を失い、俺の胸に顔を埋める。
「愛してるぞ、サラ」
「播磨先輩……、私も…!」
金色の髪を優しく撫でつつ、俺は手を伸ばして祭壇から十字架を拾う。そう、尿と母乳と精液とにまみれたあのロザリオを。
俺はそれを 彼女の首にかけた。
「お前の主は誰だ?」
少女を俺を見つめ、潤んだ瞳で云った。
「私の主はあなた--播磨先輩です」
「あなたの御心に従う喜びを持ち、永遠にお仕えいたします」
サラ・アディエマスは 完全に屈した。
だがその表情は、かつてない安らぎに満ちていた--。
157:名無しさん@ピンキー
10/06/16 02:57:06 rH39YfXw
サラは完堕ちした。
すっかり従順になったサラを、俺はお姫様だっこで風呂場へ連れて行く。ご褒美に汚れた身体をきれいにしてやろうと思ったのだ。
まず ぬるめのシャワーで汚れを落とし、ボディソープを泡立てて身体を洗ってやろうとすると-。
「先輩…」
俺の背中にサラが胸を当ててきた。
「あぁんっ、私の…気持ちいいですか…?」
たっぷりと泡を塗り付けた双乳が、背中に密着している。とろけるように柔らかな感触が、背中から腰へ、さらに太腿へと降りていき、また戻ってくる。二度三度。愛撫は続いた。
「どうですか、先輩…」
後ろを洗い終えたサラが、今度は右側に回る。時々ボディソープを追加しつつ、胸だけでなく お腹や太腿まで擦り付けている。
「凄くいいぜ、サラ」
「嬉しい…」
彼女が正面に移る。
既に鋭角的に反り返ったモノが少女の眼前にそそり立ち、
「先輩も…すごく逞しいです」
サラは いたずらっぽく微笑した。そして玉袋のあたりを柔らかな乳房で擦ると、いきり立った肉棹をれろれろと舐め始めた。
たまんねェ。何て気持ち良さだっ。
立ち昇るせっけんの匂いと柔らかな乳肌。良質なサラの笑顔にも癒されて、連日の疲労が溶けて無くなっていくようだ。
「サラ」
髪を撫でてこちらを向かせる。そして、上から唾液を垂らしてやる。
大きく口を開いて可憐な舌先を伸ばし、サラはそれを受け止める。トロトロと送り込まれる唾液を舌で受け、コクリと飲みこむ。
その仕草は、彼女が真の愛奴となった証だった。
「サラ…っ」
俺はもう我慢できず、ばっ!と愛奴にのしかかる。
「きゃっ」
サラを押し倒してあお向けに寝かせると、両脚を掴んでV字開脚させて引き上げ、いわゆる深山の体位で貫いた。
ずんっずんっずんっ。
「あぁん! 播磨先輩、イイ…っ!」
最愛の少女が媚びを含んだ声で鳴く。この形だと、彼女にも繋がっている部分は丸見えだ。今日、既に何度も俺の長大なモノで犯されてきた少女の媚肉は、真っ赤に腫れて痛々しい。膣粘膜も相当に傷つき、炎症をおこしているハズだ。
「先輩っ、もっと、もっと激しく動いてイイですよ…っ」
「私は先輩の奴隷です…。だからっ、あぅ…先輩の好きなようにいじめてください…」
あくまでも俺の気持ち良さを優先して考えるサラ。結んでいた金髪はほどけて乱れ、透けるように白い肌は紅に染まっている。
「おう、俺好みの性奴に調教してやる」
「一生 俺の傍で暮らせっ」
「死ぬまで、ずっと、俺の…っ」
肉棹を打ち込むペースが上がる。激しく腰を遣いつつ、クリトリスやアヌスを指責めする。
「あんっ、あんっ、うはぁぁっ!」
淫欲に紅く染まった顔で サラは哀切な喘ぎをもらした。軽く持ち上げられたヒップをくねくね揺らし、熱く蕩けた粘膜で俺のモノを締めつける。
絶頂のときは近い。
これから俺たちは同時に果て、完全にひとつに溶け合うだろう…。永遠に分かち難い一対になる--俺はそう確信した。
「サラ、愛してるゾっ」
「私もっ。先輩…播磨先輩…! 大好きぃ…っ」
激しく達した二人。
その光景を 塚本八雲はじっと見ていた--。
158:名無しさん@ピンキー
10/06/16 03:07:05 rH39YfXw
レス、ありがとうございます。おかげ様でやる気が湧いてきます。サラ完堕ち編を上げさせていただきます。
狂乳病は、やっぱり少し不謹慎だったかな…と反省しております。不快に感じられた方には心からのお詫びを…。
153さんにヒントをいただきまして、今、葉子先生の話を書いています。何だか のって書けそうなので、次回はこちらになると思います。
(サラ編が予想外に長くてしかもシリアスになってしまって。もっと短い、おバカな話のハズだったのに…。ちょっと頭の整理をして、その後で八雲編&乳牛勢揃いの乳搾り編を…。と先送りしつつ、このまま書けずに終わりそうな予感も…汗)
159:名無しさん@ピンキー
10/06/16 13:47:11 MjK8iau9
教会でシスター攻略とかドツボすぎる
堕ちたサラと播磨にエロエロにされちゃうだろう八雲にも期待。
しかしまずは葉子お姉さん楽しみにさせてもらいます!
160:名無しさん@ピンキー
10/06/16 20:18:33 aQiKEH/K
久しぶりに来たら神が来ていた。GJ!!!
お姉さん達はよりハードなのを期待…していい?
161:名無しさん@ピンキー
10/06/17 07:33:46 VMgA6Waz
サラかわいいよサラ
ハイペースを維持できるのはすばらしいと思います
筆の進む限り頑張ってください
162:名無しさん@ピンキー
10/06/20 20:10:53 HP6tpqi+
舞ちゃんは乳牛牧場にいるといいですか?
163:名無しさん@ピンキー
10/06/21 06:46:49 tk8AHaH0
もちろんです!
164:名無しさん@ピンキー
10/06/22 23:41:17 ux6h6M0E
早朝と云ってもまだ真っ暗な午前4時、犬に引っぱられて老人が散歩していた。
ウゥ…ウワン…ッ!
矢神公園に入ったとき、暗がりに向って犬が吠え、
「どうした…ジロ?」
愛犬の睨む方に顔を向け、老人はぎょっとした。
薄灯りの下、裸の美女が二人、ベンチに並んでいた-。
先刻から携帯のバイブが鳴っている。それは、彼からの催促だった。
(公園で、最初に通った奴に見せつけろ)
それがご主人さまの言葉だった。
「葉子…」
「絃子先輩…」
二人の女教師は互いに見つめ合う。
彼女たちは今、下着しか身に着けていない。絃子はレースの入った黒いブラとパンティ。同じ色のストッキングをガーターベルトで吊っている。葉子の下着は淡い藤色で、こちらはキャミソールを着けている。
老人が見ている。その粘り付くような視線が苦しく、熱い。
その視線を意識しつつも、絃子はゆっくりと親友に顔を近づけていく。目を閉じ かすかに震えている葉子。その唇に、絃子は自身の唇を重ねた。舌を伸ばして唇を舐めあげ、口中に挿し入れて歯列をなぞっていく。
「あむ…は…ぁん…」
「は…ん、うむぅぅ」
おずおずと舌を差し出す葉子。二人の舌がねっとりと絡み合い、糸を引いて一旦別れ、再び、濃厚に絡み合う。
老人が近づいてくる。リードロープを取り落とし、食い入るように美女の痴態を見つめている。
熱い視線を浴びながら、それでも女たちは唇を重ね続ける。そこで再び、二人の携帯が振動した。それは2番目の指令の催促だった。
ああッ、死にたい…っ。
あまりの恥ずかしさに頬を紅潮させつつ、絃子はゆっくりと脚を開いていく。その内腿は 静脈が透けそうなほどに白く、その肌に悩ましい黒下着が貼りついている。
「はぁ…、先輩…っ」
甘い吐息を漏らして、葉子がうなじに舌を這わせた。とろんとした表情で 首から鎖骨、さらに胸へと舌の愛撫が降りて行く。
「あはぁ…っ、駄目っ」
葉子の手が乳房に触れた。ブラの上からまさぐり、そしてそれを下にずらす。露わになる雪絹の乳肌。94Fの豊乳をいい様に揉みしだき、乳首を咥え、吸い上げる。
「あふ…んあぅーっ!」
感極まり 喘ぐ絃子。あまりに淫靡な情景に、
「おう…!」
思わず賛嘆の声を漏らし、老人がにじり寄る。その息遣いも激しくなり近くなる。
(ああっ、見られてる…! こんな間近で…っ)
(私、凄く感じてる…。怖い…ッ、絃子先輩…!)
この異常な状況に、いつしか二人は 激しい性的興奮を覚えていた。
そして二人は、老人に見せつけるように、さらに深く 行為に没頭していく。
その様子を、少し離れた木陰から 一人の男が見ていた。時折 携帯を弄びつつ、男はサングラスの下で満足そうに目を細めた-。