10/03/23 01:25:53 Vfncz2Ko
「い……、いやよっ、う」
乳房全体をぬるぬるとした液で撫でられながら、敏感になった乳首をクリクリと捏ねられる。
上半身の服がくたりと剥がれた。
「あ、あん。いや」
しかし火照った肌と、ぬるぬるくちゅくちゅした感触に徐々に夢中になっている少女は、上半身裸になると言う事に
奇妙な開放感と背徳感を感じていた。
……私ったらいやらしい格好だわ。
その考えが余計に性感を高める。
((ねえ、もっと、あそぼうよ。このあそびは、たのしいでしょう))
楽しくなんか無い、と言いたかったが、少女の体は快楽の中になかば飲み込まれていた。
ずりゅ、っと音がした。
目の前に、見たことのある、しかし大きな花があった。
頭の中の霞は段々と濃くなる。
((のどがかわくでしょう))
……そうかも。
のどの奥から出る喘ぎは、へんに喉を乾かせる事に気づいた。
少女は赤い唇を開いた。
何もかも承知したような動きで大きな花は首を傾け、奥に溜まった甘い蜜をとろりと少女に流し込んだ。
植物の作った赤い、キスマークのような痣に覆われた喉を通って乳房が上下した。
((あそぼうよ))
……そうね。
少女はぼんやりそう考えた。
白い素肌を犯す妖しい植物達はそれを察知して、淫らに蠢き始めた。
オワリ