10/04/18 02:20:11 7uhb+Xmy
942タンの続きのつもりで考えました
妖怪SS
オスカル×フランソワ・アルマン
「隊長、呪いを解く方法が、わかりました。」
「そうか!でかしたぞ、アラン。」
夕暮れの衛兵隊司令官室で、アランの報告を受けたオスカルは、顔を輝かせた。
「それで、どうすれば呪いは完全に解けるんだ?」
アンドレが口を挟んだ。
「その方法とは…呪いを受けて二週間以内に、7人の違う相手とヤルんだ。」
「7人!だと?」
オスカルはアンドレと顔を見合わせた。
「7人ということは…私は、あと5人か。」
「俺たちは、あと6人…ということだな。」
「そんな相手、どこで探せばいいのだ?」
「最悪の場合、娼館に駆け込むというテもあるが…。」
そのとき、入口から1班の衛兵隊員達が、なだれ込んできた。
「隊長!」
「なんだ、お前達。」
「その5人のヤル相手、俺達の中から選んで下さい!」
「俺達、娼館へ行こうにも、そんな金ないし…。」
「街でナンパしたって、何人の女の子がついてきてくれるか、わからないし…。」
「お願いです、隊長!」
「これも人助けだと思って…。」
「隊長!」
「隊長!!」
オスカルは、しばらく茫然としていたが
「わかった。お前達の中から適当に5人選んで、今夜から一人ずつ隣の仮眠室まで来るがいい。」
隊員達の申し出を承諾した。
「オスカル!本当に、こいつらとヤルのか?」
喜ぶ隊員達をしり目に、アンドレはこの上なく不機嫌だったが
「おまえだって、ヤルのだろう?あと6人と。」
「…」
オスカルにこう反論されては、返す言葉もなかった。