09/12/24 17:45:09 Dl8o+3da
「イキたかったら、いつでもイッていいわよ」
額に浮かぶ汗は尋常な量ではない。
けれど彼女の声色は、毅然としていて。
(監督……オレのために……?)
彼女が限界に近いのは見れば分かる。
それでも、自分のために無理をしてくれているのかと思うと―
「監督……っ!」
「ああんっ!」
染岡は彼女の中へ射精した。
これと一緒に、彼女へ抱いていた不満もすべて吐き出してしまおうと。
しかし―
「あんっ、あんっ! イッ、イイッ……! ああんっ!」
思ってもみなかった瞳子の嬌声に、染岡は何かの聞き間違いかと思った。
けれど声を出しているのは間違いなく目の前のこの人で。
―聞きたい。
もっともっと、監督のこの声を聞きたい。
この乱れた姿をもっと見たい。
「うおおおおっ!」
染岡は瞳子の腰を掴み、グッと自分の方へ引き寄せた。
そして自ら腰を振る。