09/12/24 17:42:52 Dl8o+3da
「な、ななな、何して……!?」
染岡はますます赤くなる。
目の回る思いで困惑していると、フフッと面白そうに笑う瞳子の声が聞こえた。
「ほらやっぱり。ちょっと触っただけでもうこんなになって……もう先走りだってしてるじゃない」
監督の言葉に、染岡はうっと言葉を詰まらせた。
自分の体だ、言われなくても分かっている。
自身は早くも固くなり、先端からは僅かだが白いものが溢れている。
「抜いてあげるわ。溜まってるせいで実力が発揮できなかったなんて、理由にはならないわよ?」
きゅきゅっと彼のモノを優しく握りながら、瞳子は微笑んだ。
先程の不敵な笑みとは全然違う、キレイな笑顔だった。
染岡は思わず見とれ―ハッとして頭を振る。
「な、何でお前がこんなこと……!」
「あら、選手の状態を把握しておくのも、試合までのコンディションを考えておくのも、監督の仕事のひとつだと思うけど?」
「だって、お前は―」
染岡は瞳子のやり方に不満を持っている。
彼女を監督として認めていない。
それは彼女もよく知っているはずだ。
染岡は彼女へ反発の言葉を述べようとして、しかしそれ以上は続けられなかった。
瞳子が、彼のモノを口に含んだからだ。
「ちょっ、おまっ……!」
染岡は慌てて瞳子の頭に手を置き、引き離そうとしたが力が入らない。
自身に彼女の舌が纏わりつく。
先端から中央へ、そして根元まで到達したかと思うと、今度は裏スジを撫で上げられる。
「うっ……うあ……っ!」
―巧い。
背中をゾクゾクと震わせながら、染岡は彼女への反抗心とは裏腹に、その行為に酔った。
自分の手でやるのとは全然違う。
生温かい感触も、ぬめった肌触りも、すべてが想像以上だ。