09/12/24 17:42:03 Dl8o+3da
「―で、一体何の用だよ?」
キャラバンから少し離れた森の中へ染岡は連れて来られた。
木や草が鬱蒼と生い茂り、葉に遮られた月明かりがいくらか届く程度で辺りは暗い。
ずっと外にいたので目は闇に慣れていたが、それでも形が分かるだけで色までは判別できなかった。
面倒臭そうに訊ねた染岡に、瞳子は振り返った。
「脱ぎなさい」
「は?」
彼女が何を言ったのか分からず、染岡は思い切り眉根を寄せた。
瞳子は繰り返す。
「ズボンを脱ぎなさい。もちろん、下着もね」
「はっ!? 何言って……」
いつもと変わらず少し厳しい声で言った瞳子の言葉に、染岡は真っ赤になった。
それは当然だろう。
下着も脱げということは、裸になれと言っているのと同じである。
「ほら、さっさとする!」
「うわっ、ちょっ!?」
困惑する染岡に詰め寄り、彼が止めるよりも先に瞳子はズボンを下着ごとずり下ろした。
染岡は慌てて逃げようとしたが、足元でズボンが絡まってその場に尻餅をついてしまう。
瞳子は構わず染岡の前に膝をつき、裸になった彼のモノをじっと見つめた。
「ふーん、さすが体格が良いだけのことはあるわね。中学生にしてはなかなか立派じゃない」
クスクスと笑う瞳子に、染岡は真っ赤になる。
「な、何見て……!」
「でも、大分溜まってるんじゃない?」
「は? 何言って……おわっ!?」
不意に瞳子の手が伸び、染岡のモノを掴んだ。
そのままきゅっきゅっと握り締める。