築地俊彦「けんぷファー・戦嬢」エロパロ第2巻at EROPARO
築地俊彦「けんぷファー・戦嬢」エロパロ第2巻 - 暇つぶし2ch200:名無しさん@ピンキー
10/02/20 11:58:35 UvDOWa3B
楓ルートで、普通に楓と生活しながらも、行為中に時たま黒楓が現れてちょっかいだしていく・・・

こんな妄想をしている私はドMなんだなろうな・・・・
だれか、作ってくださいw

201:名無しさん@ピンキー
10/02/23 16:39:21 ec+Ukc0z
>>200
裏紅音が黒楓に蹂躙される話を考える私はドSかドMかどっちだろう

202:名無しさん@ピンキー
10/02/25 12:27:04 QjDv7mLZ
保守あげ

203:名無しさん@ピンキー
10/02/28 11:02:27 N3Jq5DtO
保守あげ

204:名無しさん@ピンキー
10/03/01 20:02:49 4JYGh67b
>>203
sageてるやん

205:名無しさん@ピンキー
10/03/04 16:00:38 ddHJvNWw
セップク×ハラキリ

206:名無しさん@ピンキー
10/03/04 16:28:18 vn41ipWu
異様……じゃなくて斬新な内容に期待

207:名無しさん@ピンキー
10/03/04 19:48:09 W8zxqsNv
>>205
普通逆やろ

208: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/04 23:26:06 tV4aCwVY
ビミョーにご無沙汰しております。
一部の方々待望(かな?)の楓編。こんな感じで始めてみましたなりよ。



「それじゃ今晩」
「ええ。お料理作ってお待ちしてますね」
 笑顔で言葉を交わし、瀬能ナツルと沙倉楓は別れた。今にもスキップしそうな勢いで立
ち去っていくナツルの後ろ姿に、楓は小さく手を振った。
「さて、と……そうと決まれば買出しに行かなくちゃ」
 楽しそうに呟き、楓は歩き出した。不意に横から声がかかった。
「珍しいこともあるものね、楓」
「え? ―あ、雫ちゃん」
 樹の陰から三郷雫が姿を現した。端整な顔を顰めている。雫は背を樹に預け、腕組みを
すると、楓を見た。
「どうしたの、雫ちゃん? なんだか怒ってるみたいだけど」
「また男の瀬能ナツルにちょっかいを出すなんて……何を企んでるの?」
 声のトーンを下げ、雫が詰問する。キョトンとした楓だったが、すぐ様子が変わった。
 クスクスとおかしそうに笑い、ゆらりと楓を見た。
「何も企んでないわよ。ただ、ナツルさんの欲求不満を解消してあげたいだけ」
「欲求不満?」
 楓の豹変に、雫は驚いた様子もない。いや、むしろ楓がこの状態になるのを望んでいた
のだろう。
「雫ちゃん、ナツルさんと美嶋さんがお楽しみのところを邪魔したんですってね。ナツル
さんだって男の子だもの。いつまでも寸止めばかりじゃ可哀相よ」
「……誰から聞いたの?」
 雫の目尻が微かにつり上がる。楓は雫からの問いには答えず、黙って制服のスカートの
上から自分の股間を指し示した。
「1回くらいなら、男の子としてもいいわね。痛いかも知れないけど、処女膜の再生くら
いどうってことないわ」
 キャッとかなんとか言いながら恥じらう楓。雫はそれを見て冷たく笑った。
「なら、その前に破ってあげるわ」
 言うが早いか、雫はケンプファーに変身。距離をとるなり鎖付きの短剣を楓に向けて放
った。地を這うように進んだ短剣は、楓の近くで急に進路を上に変更し、楓のスカートの
中に狙いを定めた―が、楓はバック宙で回避。標的をロストした短剣を、雫は素早く手
中に呼び戻す。
「もう、どこを狙ってるの? 雫ちゃんの変態」
「楓ほどじゃないわ。どうせ再生可能なんだから、処女膜くらい気前良く破らせなさい」
「刃物は嫌よ。やっぱりオチンチンじゃないと―ね♪」
「女の肉体にはどちらも異物よ」
 緊迫感に欠けるセリフの応酬ではあるが、楓も雫も、ともに油断なく睨みあっている。
 ふと、人の話し声が聞こえてきた。帰宅途中の学生だろう。
 楓が構えを解いた。雫もそれに倣って、しかし隙を見せず、変身を解いた。
「じゃね、雫ちゃん―邪魔しちゃダメよ?」
 楓はニッと笑うと、その場を後にした。
 その様子を黙って見ていた雫も、やがてニッと笑って帰宅の途についた。
 ―誰を敵に回したか、思い知らせてあげるわ―
 声には出さない。しかし雫の唇はそのように小さく動いていた。



とりあいずここまで。近日中に続きをアップできるよう頑張ります。

209:名無しさん@ピンキー
10/03/05 01:55:33 KNM/uCpD
>>208
沙倉さんの口からやらしい単語が聞けて満足です(´д`;)

210:名無しさん@ピンキー
10/03/05 02:31:31 JMToKGgr
やばいです、もう投下来ないと思ってました。ほんとGJ!

211:名無しさん@ピンキー
10/03/05 23:37:09 DND2TBAV
続きは、まだかぁぁぁぁ!!

212:名無しさん@ピンキー
10/03/06 00:50:44 3gynxgoV
続きがあがらないなら自殺する

213: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/06 01:12:28 r94LxuY0
死なれちゃ大変!
ただいま絶賛仕事中なので、帰宅し次第アップ出来るよう努力します。
※あるいは帰宅途中のネカフェで仕上げ……原作者かよ!!

214:194
10/03/06 01:28:18 LFReGFff
ちょっと断っときますが、自分は212とは別人物ですからねw

215:名無しさん@ピンキー
10/03/06 08:43:38 3gynxgoV
>>213
ごめんはやまった。
最近いろいろあって。

ところで2スレ目になってから保管庫稼動してないよね?

216:名無しさん@ピンキー
10/03/06 22:55:50 3GFwUBBt
・・・・・・・続きは、まだか・・・・・・マジで死んじゃうw

217: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/07 00:59:38 a395PaTB
お待たせしました。>>208の続きです~。


 そんなわけで、俺こと瀬能ナツルは『脳内彼女』こと沙倉楓さんの家に来ている。
 なんでも、内々で俺に話したいことがあるのだとか。
「雫ちゃんや美嶋さんや近堂さんには内緒にして下さいね」
 と頬を染めて、上目遣いでモジモジと言われた日にはもうあなた(誰だよ)、問答無用
でOKするしかないでしょうが。下心を少なからず抱いちゃうぜ俺。
 ―実際には怖いほうの沙倉さんが、俺と会うことを雫に教えているんだけど、神なら
ざる身の俺がそれを知るのは、全てが終わってからのことである。
 閑話休題。お邪魔して早々に、沙倉さんの美味しい手料理をご馳走になり、今は食後の
お茶を頂いているところだ。
「隣、いいですか?」
 それまで俺の対面に座っていた沙倉さんが俺の隣に座った。なんだか、足や身体が密着
しそうな勢いだ。いや、嬉しいことは嬉しいんだけど、沙倉さんと二人きりの時って、あ
まりいい思い出がないような気がする。ていうか俺の精神面においてはむしろ危機的状況
だと思う。
「それで、雫ちゃん達とのエッチなお遊びの感想はどうでしたか?」
「え?」
 何が「それで」なんだ? 唐突な沙倉さんからの言葉に、俺の脳がフリーズする。質問
の意図がとれない。思わず沙倉さんの顔を伺った。瞳が妖しい光をたたえている。怖いほ
うの沙倉さんモードに突入中みたいだ。
 絶句する俺を見て、沙倉さんが薄く笑った。
「お正月の雫ちゃんと近堂さん、節分の美嶋さん……ナツルさんって節操ないですね」
 沙倉さんの言葉で、一連のいわばアブノーマルプレイがフラッシュバックする。いや、
紅音ちゃんに関しては、何もしていないというか何かしでかす前に、雫が俺の頭をクール
ダウンしてくれたわけだけど。ともあれ、ここ最近の桃色一色の出来事は思い出すだけで
顔が熱くなる。
 ―ちょっと待て。なんで沙倉さんが知ってるんだ!?
 しかし、生じた疑問はすぐに自力で解消出来た。俺は(作者もだけど)棚に鎮座ましま
すハラキリトラの存在をすっかり失念していたのだ。
 てことはアレだ。今までの桃色イベントは、ハラキリトラによって、ことごとく細大漏
らさずナニからナニまで、全て沙倉さんに報告されていたのか?
 沙倉さん一途を標榜する俺としては、何ていうか死にたくなってきた。
「けど、ナツルさんをイカせたのは雫ちゃんだけ。近堂さんの時はただ見ているだけでし
たし、美嶋さんの時に至っては雫ちゃんに邪魔されて……」
 沙倉さんの顔が接近してきた。思わず身を退いてしまう。
「いいんですよ、逃げなくても」
 沙倉さんの吐息が顔にかかった。うん、いい匂いがする。ちゃんとブレスケアしてるん
だろうな。
「……欲求不満、解消したいですか?」
 少しだけ声のトーンを落として、沙倉さんが俺の耳元でささやいた。熱い吐息が耳を刺
激する。と同時に、得も言われぬ刺激が俺の股間を襲った。
「さ、沙倉さん何を!?」
「欲求不満、解消したいでしょう?」
 またも沙倉さんはささやき、今度は俺の首筋に軽く口付けしてきた。もちろんその間、
ジーパンの上から俺のモノをソフトなタッチで撫で回すのを止めない。
 欲求不満であることは否定しない。しかも、それを俺の憧れである沙倉さんが解消して
くれる(かも知れない)。
 言い知れぬ興奮を覚えながら、それでも自分の節操のなさにほんの少し呆れながら、俺
は答えた。
「解消、したいです」
「だったら、ちゃんとお願いしないとダメですよ?」
「お、お願いって?」
「簡単ですよ。『僕の無節操なチンポを気持ちよくして下さい』と言えばいいだけです」
 薄く開けた唇を舐めながら、沙倉さんは妖しく笑った。


ひとまずここまで。明日(3/7)もお仕事(朝から宿直)です。続きは3/8の23時以降に。
……ア、アップできるよう頑張ります!!(こうでもしないと怠ける自分がいるもんで)

218:ベレンコ中尉
10/03/07 01:22:17 I7vCFTTo
首を長くしてお待ちしてますです。

219:ベレンコ中尉
10/03/07 01:24:36 I7vCFTTo
首を長くしてお待ちしてますです。

220: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/07 01:26:14 a395PaTB
>>216
>>212>>215)と同じ方ですよね? 何があったかは聞きません。
ただ、このような拙い文があなたの心の縁(よすが、と読みます)になるのなら
精一杯、頑張らせていただきます。

221:名無しさん@ピンキー
10/03/07 14:35:23 p8c36y6r
ベレンコ中尉てなにもの?

222:名無しさん@ピンキー
10/03/07 15:23:46 +f/7zerH
ソ連の軍人
1976年にアメリカに亡命した

223:名無しさん@ピンキー
10/03/07 17:21:06 /bGx084A
ハラァァァショォォォォォォッ!!
と、まずはお礼申し上げますw続きも楽しみに待ってますw

なお、>>216>>212(>>215)は別人だったりしますw

224:名無しさん@ピンキー
10/03/07 22:13:46 xmwpy51A
>>217
たまげたなあ……
続きが楽しみですw

225:名無しさん@ピンキー
10/03/08 00:14:38 eN5YQLtg
ハァハァいよいよ♂ナツルが楓と成就するんですね全裸のSTABO索具で
お待ちします。

226:名無しさん@ピンキー
10/03/08 01:58:31 vorL9QRT
>>222
そうじゃなくてなんでハンドル名にしてるの?

227:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:38:54 SWRV5vD1
あたしの名前は近堂水琴。今朝もバカでニブチンな幼なじみを起こしに来たんだけど・・・
来たんだけど・・・

(ピーンポーン)
「ナツル~、起きてる~?。」
返事はない。まあ、ここまでは予想通りね。
いつも通り鍵を開けると

「うえ~ん、パパ~、ママ~、どこ~?」
「!?何!?」
いきなり予想外のリアクションだったのでさすがのあたしも面食らった。

「ナツル~?ふざけてないで起きなさ~い。」
勝手知ったる幼なじみの家。何の疑いもなくナツルの部屋を開ける。
「え!?」

そこにナツルはいなかった。
代わりに5歳くらいの男の子がいた。
「お姉ちゃん誰?」
「あなたこそ誰?」
「ボクはせのうナツル。」


228:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:39:54 SWRV5vD1
信じられなかった。さすがのあたしでも。
だって幼なじみが幼児化しちゃったのよ。ぬいぐるみが喋るのよりびっくりだったわよ。
「あたしは近堂水琴よ。」
「みこと、ちゃん?」
「嘘だ!ボクの知ってるみことちゃんはもっと小さいもん!」
「嘘じゃないわよ。あなたこそ本当にナツルなの?」
「本当だよ!」

これ以上否定すると余計泣いちゃいそうだったから
「わかったわ。お姉ちゃんもあなたのことナツルだって信じるから、あなたもあたしのこと水琴だって信じてくれる?」
「うん・・・わかったよ、水琴お姉ちゃん。」

ナツルとは思えないほど素直だ。昔のナツルってこんなだったっけ?まあいいわ。
「ねえ、お姉ちゃん?パパとママはどこ?」
どうやら記憶まで幼児化してるみたい。
あたしはちびナツルにもわかるよう言葉を選んで説明する。
「ナツルのパパとママはお仕事だよ~。」
「お仕事?」
「そうよ~。だからパパたちを困らせないようにしないとダメよ~。」
「・・・わかった。」


229:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:40:40 SWRV5vD1
それにしても・・・
当時はあたしのほうが年下(本当は今もだけど)から気づかなかったけど、
この頃のナツルってメチャクチャかわいかったのね。
あたしショタの気は無いと思ってたけど・・・
(ガバッ)
「!?水琴お姉ちゃん?」
「キャ~、ナツルかわいい~。」
「お姉ちゃん苦しいよう~。」

いかんいかん、あたしとしたことが。もっと落ち着かなければ。
と、そのとき・・・
(くきゅ~)
かわいらしい音が。
「お腹すいたのね。」
「うん・・・」
「よしよし。お姉ちゃんがカレー作ってあげるね。」
「ホント!?ありがとう!!!カレー大好きだよ!」

うう、なんてまぶしい笑顔なの。
「だから先にキッチンに行っててね。」
「わかったよ、お姉ちゃん。」


230:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:41:17 SWRV5vD1
さてと
「これどういうことなの?」
「私に言われても知りませんよ~。」
しずかちゃん(先代)声のトラが答える。
「モデレーターの仕業じゃないの?」
「さあ?」
なんて無責任な。
「お姉ちゃ~ん。お腹すいたよ~う。」
ちびナツルが呼んでいる。
「ま、なるようになるか。」
自分に言い聞かせるようにつぶやく。
「は~い。ちょっと待ってね~。」

今はちびナツルのお姉ちゃんを楽しまなきゃ。
人生楽しまなきゃ損だよね?


231:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:45:36 SWRV5vD1
ごめん、勢いあまって妄想爆発させた・・・反省している。

できればまだ続けたいんだが、どうやったら元に戻れるかを考えてなかったんだ。
それさえうまくいったら、幼児化したのは体だけ、記憶はそのままver.も考えている。

232:名無しさん@ピンキー
10/03/08 08:41:44 xDY9Ol51
ナツル=新一

233:名無しさん@ピンキー
10/03/08 15:33:21 VETgVDH0
>>231
ナツルが変身する際、特殊な条件が複合してしまったことによる、腕輪のバグ、仕様。
放っておけば自動復旧するけど、それがいつになるかは、まったく分からない。
……とか。

234:名無しさん@ピンキー
10/03/08 16:44:34 eN5YQLtg
戻るのは後回しにしてだな、ちびナツルが美琴をクンカクンカして、
レッツゴーさせてくで。

235: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/09 00:28:32 LuAIyQB4
こんばんは。宿直連チャンは体にこたえます。正直、体力・気力ともにゼロ。
今回はかなり短めですが>>217の続きです。


 女の子が……その、なんだ、いささかの羞恥も見せずに男の性器の俗称を口にするのっ
て、俺としては正直どうかと思うんだ。
 けれど不思議なことに、怖いほうの沙倉さんがそれを言うと、何の違和感もないという
か、なぜかキマッているようにも思ってしまう。
 まぁ、普段の清楚な沙倉さんが言えば言ったで、これまた何とも言えない卑猥さ満点と
いうものなんだけど、これに関しては期待しないでおく。
 ともあれ、沙倉さんの命令というかアドバイスというかを、俺は……言えるわけねーだ
ろーっての、こっ恥ずかしい! そもそも、そういうのは男の側から頼むものじゃない。
頼むにしてもそんなへり下った態度で言うようなもんじゃない。男の股間……じゃなくて
沽券にかかわる。
 沙倉さんの手の動きが止まった。
「言えないんですか? だったらやめちゃいます」
 その瞬間の俺、きっとものすごく情けない顔をしてただろうな。
 止めてから言わないで下さい、お願いですからっ!
 沙倉さんが、穏やかな声で言った。
「して欲しいなら、聞こえるようにはっきり言ってください―さあ」
 聖母のような微笑みを浮かべながら言われると、逆に怖い。
 けれどそれは同時に、安心感というか沙倉さんの言うとおりにしようという思いを、俺
の心の中に生じさせた。
「お……ぼ、僕の、無節操な……チ、チンポを……気持ちよくして、ください」
 沙倉さんが目を細めた。おまけに、なんだか鼻先で小さく笑ったような気がする。
「もう。恥ずかしくないんですか? 女の子にそんなことを頼んで」
「……沙倉さんだから、頼むんだ……頼むんです……お願いします」
 我ながら信じられないくらい情けない言葉が、自然と口を衝いて出た。なんだか人とし
て、男として終わってしまったような気がする。
 沙倉さんは俺を見下したような眼差しで、言葉責めをしてくるんだろうな。
 ……と俺は思ったんだけど、少しばかり―いや、全く様子が違った。
「え……あ、あの……ど、どうしよう、どうしよう……」
 沙倉さんは赤面しながら口の中でブツブツ呟いていた。何でだ!?
 俺が見ているのに気付くと、沙倉さんはたいそう慌てた様子で言った。
「な、何ですか? わ、私の顔をジロジロ見て! ……あっ! っていうか、ど、どうせ
雫ちゃんの時も同じようなことを、い、言ってるんでしょ? ほっ、本当に節操がないん
ですね、ナツルさんは!!」
 ……なんだか、普段の沙倉さんに戻ってしまったような気がするんですが。


 今日はもう寝ます。
 3/9は休みなので、ちまちま入力をした後、またこのくらいの時間にノシ

236: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/09 00:43:52 LuAIyQB4
ミスった。沙倉さんは『私』じゃなくて『わたし』だった……orz

237:名無しさん@ピンキー
10/03/09 01:30:04 R6dcaFdv
いけー!ナツル!四の五の言わせずやっちまえーww、話はそれからだー!

238:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/09 02:40:17 OzX20EcS
「というわけなの。」

会長と紅音ちゃんをナツルの家に呼んでコトの次第を説明する。
ホントはちびナツル独占したかったわよ。でも、紅音ちゃん(メガネ図書委員に限る)ならともかく会長に黙ってたら何されるかわからないし・・・ちびナツルを独占するのは世界の損失ってことで。それだけかわいいのよ、ちびナツルが。
「じゃあ、その子がナツルだって言うの?信じられないわ。」
「あ、あたしも信じられません!」
「そんなこと言われたって・・・本人がそう言ってるんだから信じるしかないでしょ。あたしたちが知ってるナツルが見あたらない今。」

あたしたちのやりとりをそばで聞いているちびナツルは不安そうな目をしている。
「とにかく!今はこの子がナツルなの!それにこの子かわいいじゃない。」
と言いながらあたしはナツルを抱きしめる。
「確かに、かなりかわいいわね。というか近堂さん、ナツルにくっつきすぎよ。」
「あ~、もしかして妬いてんの?」
「当たり前じゃない。だってナツルは私のものよ。当然その子も私のものでしょう?」
「こ、近堂さんだけずるいです。あたしもナツルさんとお話したいです。」

「水琴お姉ちゃん?このお姉ちゃんたちは?」
「あたしのお友達よ。こっちが三郷雫ちゃんでこっちが美嶋紅音ちゃん。」
「雫お姉ちゃんと紅音お姉ちゃん?」
「そうよ。よろしくね、ナツル。」
「よ、よろしくお願いします、ナツル・・・くん。」
「せのうナツル、4歳です。よろしくお願いします。」
「本当にナツルなの?」
「やっぱり信じられません。」


239:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/09 02:42:28 OzX20EcS
うーむ、ナツルにしてはデキがよすぎる(失礼)なのは同意せざるおえないわね。
「で、これからどうするの?」
「とりあえず最初に見つけちゃった手前、あたしが面倒見るしかないかなって。しょうがないけど。」
「全然しょうがなく聞こえないわよ。」
「おめえに任せろってか?冗談じゃねえ。そいつはあ・た・しの相棒だ。」

うわ、いきなりケンプファーになった。
「近堂さんじゃ毎日カレーでナツルがかわいそうでしょう。あたしが面倒見るわ。」
「それに、そこの凶暴女じゃ教育にも悪いし。」
「なんだと!もういっぺん言ってみろ。」
「ええ、何度でも言ってあげるわよ。凶暴女は耳も悪いのね。」

あ~あ、いつも通りになっちゃった。
「ふたりともやめて!!!ナツルが怯えてるじゃない。」
「ちっ、これだからガキは嫌いなんだ。」
「ホントにそんなこと言っちゃっていいの~?こ~んなにかわいいのに。」
「うっ。」


240:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/09 02:43:56 OzX20EcS
「絶対こうなるって思ったの。」
ホントは独占したいけど、初めからそのつもりで二人を呼んだから。
「だからみんなで見ない?この子の面倒を。」
「まあ、この際だからしょうがないわね。欲張りすぎてナツルと触れる機会を失うわけにはいかないから。」
「おめえらがちっとでもヘンな気起こしたらただじゃ置かねえからな。」
「じゃあ、ちびナツルに関しては停戦協定合意ってことで。」

「ねぇ、水琴お姉ちゃん?」
おぉっと、すっかりナツルを忘れてた。
「とりあえず、あたしたち3人でナツルの面倒見ることにしたわ。」
「じゃあ、お姉ちゃんたちと一緒に住めるの?」
「え?」

「そうよ。少なくとも私は一緒に住むわ。私のことはお姉ちゃんかママだと思っていいわ。」
あたしが答えに詰まっている間に会長がそんなことを言う。
「それだったら、あたしだって。毎日はムリですけど、でもできるだけ一緒に住みます!」
お、メガネ図書委員に戻ってる。

「はあ~、しょうがないわね。あたしもナツルと一緒に住むわ。」
「近堂さん、やっぱりあなた、全然しょうがなく聞こえないわよ。」
「わ~い、お姉ちゃんたちと一緒だぁ。」

それぞれの思いを乗せた奇妙な同居生活、今ここにスタート!?
どうなる、ナツル!!!


241:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/09 02:47:47 OzX20EcS
一応第2弾です。
エロパロスレなのにエロ無しです。
というか自分にエロは書けません。
自分はエロ以外を書いて、エロはどなたかに丸投げしたi(ry

242:名無しさん@ピンキー
10/03/09 10:04:12 R6dcaFdv
うぉ!そうきたかぁハァハァ、ずっとおっきしたまんまだw。

243: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/09 20:45:13 X/ykPgBK
うげ、パソ規制くらったorz
携帯からイケたら後ほどイキます。

244: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/09 23:16:59 X/ykPgBK
>>235の続き。沙倉さん目線で進めてみますよ~。


 どうしよう、こんなはずじゃなかったのに。
 わたしの胸が激しく鼓動している。おまけに顔は火照りっ放し。
 雫ちゃんには申し訳ないけど、わたしはまだナツルさんをわたしの側に引き込むことを
諦めてはいない。今回の(文字通り身を挺しての)ナツルさん篭絡作戦は、当然、それが
目的だ。
 ナツルさんに恥ずかしいセリフを言わせるところまでは、筋書き通りに進んだ。
 わたしが「もう。恥ずかしくないんですか? 女の子にそんなことを頼んで」と言うの
も予定通り。
 ただ、その後の展開が全くの予想外だった。
 わたしの予想では、ナツルさんは何も言えずただオロオロするばかり。そこを畳み掛け
てさまざまな言葉責めをするはずだったのに……。まさか、ナツルさんがあんなことを言
うなんて。
『……沙倉さんだから、頼むんだ』
 ナツルさんはわたしじゃない、もう一人のわたし―本来の沙倉楓という肉体の持ち主
―にご執心じゃなかっただろうか。それとも、わたしならどちらでも構わないと言うの
だろうか。それはそれで嬉しいような、ちょっと腹立たしいような、複雑な気持ち。
 それにしても、本当にどうしたらいいんだろう。
 そんなわたしを、ナツルさんはなんだか不思議そうに見ている。
「な、何ですか? わ、わたしの顔をジロジロ見て! ……あっ! っていうか、ど、ど
うせ雫ちゃんの時も同じようなことを、い、言ってるんでしょ? ほっ、本当に節操がな
いんですね、ナツルさんは!!」
「あ、いや、その……節操がないのは認めるけど、しず……会長にはそんなこと一言も言
ってないよ! ハラキリトラの奴から聞いてない? あっ、そ、そうだ! 詳しいことは
>>114-116を見てもらえば分かると思うよ?」
 しどろもどろになりながら、ナツルさんが意味不明の弁解をする。
 うん、確かにそのものズバリは言ってない。だけど……。
「……最後、雫ちゃんに何て言いました?」
「う゛っ!」
「いつもいつも、わたしが1番と言っておきながら……」
 それだって、恐らくはもう一人のわたしを指していることくらい、分かっているはずな
のに……ううん、分かっているからこそ、余計にジェラしい気分。
 だから絶対にわたしを―今のわたしを忘れられないようにしてしまおう。正直、男の
子は大嫌いだけど、もう男の子とか女の子とか関係ない。
 そうと決めたら実行あるのみ。ソファーに腰掛けているナツルさんの脚の間に、無理や
り身体を割り込ませる。その場にひざまずくと、わたしはナツルさんのズボンのベルトを
外し、ファスナーを一気に引き下ろした。
「ちょっ!? さ、沙倉さん何をっ!!」
 ナツルさんは慌ててわたしの手を押しとどめようとするけど、ここまで主導権を握って
しまえば関係ない。トドメにズボンのボタンを外し、前を寛げると、トランクス越しでも
ナツルさんの……その……オ、オチンチンが大きくなっているのが分かった。
 ……なんで緊張してしまうんだろう。雫ちゃんと話をしたときは、すんなり出てきた単
語だというのに。もっとエッチっぽい言い方(……ち、チンポとか)もしたというのに。
「節操のないナツルさんには……お仕置きしちゃいます」
 とはいえ、下を穿かれた状態だとナニかと不便ではある。
「ナツルさん。下、全部脱いでください。お仕置きしづらいです」
 軽く睨みながら、ほんの少しだけ語気を強めて言ってみる。ナツルさんは何か言いたそ
うだったけど、やがて諦めたような表情で腰を浮かせ、ズボンとトランクスをまとめて下
ろした。ナツルさんのすっかり固くなったオチンチンが、勢いよく顔を出した。
「雫ちゃんだってしなかったこと……しちゃいますから、覚悟して下さいね」
 そしてわたしは、ナツルさんのオチンチンをそっと握る。そのまま顔を近づけ、まずは
挨拶代わりに先っぽへの軽いキス。ナツルさんの身体がビクっと震え、口から微かな声が
漏れた。ちょっと可愛いかも。


規制中とはいえ、携帯経由でのカキコが実は煩雑すぎて辛いです。
明日(10日)は宿直勤務。次の投下は11日のこの時間あたりを予定。

245:名無しさん@ピンキー
10/03/10 11:00:44 kqRVmad0
>>244
むは~~~~wハラショー!!
来たよ、ついに来ましたよ、楓様作品w

パソ規制で難儀されているようですが、頑張ってくださいwこれで御預けだと死んじゃうwマジでw

246:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:26:57 dq6xAeKR
「わー、しゃべるぬいぐるみだ~。」
ちびナツルったら、あの気味の悪いぬいぐるみを見ても全く動じない。
それどころか
「これ、本当にあの瀬能ナツルですの?」
「いや~、似ても似つかないんですけどね~。」
「全くだぜ。でもナツルよりいいじゃねえか。」
「こんにちは~。ナツルさん。」
「みんなよろしくね~。」
なんか馴染んじゃってるよ・・・ちびナツルは案外大物かも。

そんなやりとりを見ていた会長が
「ナツル?今度デートに行きましょうか。」
「でえと?」
「そう、デート。お姉ちゃんと遊びに行くの。」
「ホント?行く行くー。」

まさかの抜け駆け!?
「ちょっと会長!何言ってんのよ!?」
「あら、いいじゃない。別に」
「それに・・・」
「何よ?」
「私だけで行ってもあの子は喜ばないわよ。」
「お姉ちゃん達とお出かけ、楽しみだな~。みんなも行こうね。」

臓物アニマルに向かってそう言ってるちびナツルをみてあたしは言う。
「ホントにいい子ね。ナツルは。」
「それには同意するわ。」
会長もそんなこと言った。

「ナツルはどこに行きたい?」
「ん~、お姉ちゃんと一緒ならどこでも!」
「じゃあ、ナツルの洋服を買いに行きましょう。」

確かにそれはいい考えだ。
今のナツルの服はあたしがナツルママに場所を聞いた、いわば古着だ。

あたしはナツルに向かって言う。
「ナツルはかわいいんだから、うーんとオシャレしなきゃ。」


247:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:28:10 dq6xAeKR
そんなこんなでデート当日。
「・・・会長、気合い入れすぎよ。」
「そ、そうです!会長にそこまでされたら・・・」
「あら?二人とも似合っているわよ。ね~、ナツル?」
「うん!みんなキレイだよ!」
まあ、ナツルがそう言うならいっか。

「ナツルもやるじゃねえか。」
「どうしてこのまま成長しなかったんですかね~。」
臓物たちは好き放題言ってる。

にしても
「あたしたち目立ってるわね。」
「そう?いいじゃない、別に。さ、行きましょ?ナツル。」
「うん!」

それからは・・・まあ、当然と言うべきか
ナツルはあたしたち3人の着せ替え人形と化して・・・
「これなんか似合うわよ。」
「こっちの方がかわいいと思います!」
「え~、こっちだよ。」

あんまりやるとちびナツルの機嫌悪くなっちゃいそうだから
一人一着ってことで妥協した。
「ごめんね、ナツル。」
「うん、大丈夫・・・雫お姉ちゃん。」
「ご飯食べに行きましょう。」

そんなわけでファミレスだ。
「ナツルは何がいい?カレー?」
「フライドポテトと唐揚げ!」
うぅ、残念。

「ナツル、野菜も食べなきゃダメよ。」
「えぇ~。」
「食べたらご褒美あげる。」
「わかった・・・」
次第に運ばれてくる料理。
各自が食べつつナツルの様子を、ってこれじゃママが3人みたいじゃない。


248:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:29:24 dq6xAeKR
「ごちそうさま。雫お姉ちゃん、ご褒美は?」
(チュッ)
「?」
「がんばって食べたからご褒美。」
「って、何やってんのぉー!?」
「どうやらぶっ殺されてえみたいだな。」
「近堂さんの美嶋さんも落ち着いて。」
「だ、だってキ、キ。」
「あら、別に初めてじゃないわ。」
「そういう問題じゃねえ!停戦協定は破棄されたと見なす!!!」
「二人とも?ナツルも見てるわ。」
「ぐっ、卑怯よ・・・」
「いつかテメェの脳漿ぶちまけてやる。」

食後・・・
「これからどうする?」
「会長、デートと言ったらアレでしょ。」


249:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:32:57 dq6xAeKR
4人でプリクラだ。
初デートの記念は残しとかなきゃ。
早い者勝ちであたしがナツル抱っこ権を獲得した。
「何よ!会長はさっきキスしたじゃない。」
「それとこれとは話が別。」
「二人ともずるいです。あたしなんか・・・」
「ほーら、始まっちゃうよ。笑顔笑顔。」
「「「「ピース」」」」

できあがったプリクラ、みんなケータイに貼ってた。


250:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:33:30 dq6xAeKR
その後は紅音ちゃんの希望でカラオケだ。
幼児にカラオケもどうかと思ったが、本人は至って楽しそうだ。
「へ~、カンデンヤマネコさんも歌えるの?」
「オーホホ、もちろんですわ。雫様、マイクを貸してください。」

会長がマイクを渡す。
そしてなぜか紅音ちゃんの顔色が悪くなる。

(♪~)
「いっまは前だけ~見れ~ばいい…信じ~ることを~信じ~ればいい…」
「「「・・・」」」
「さすがにやりすぎよ。」
「むむ、やるわね。」
「まるで御本人です・・・」

「もう~行こう~ まっもる物が~あ~~るなら~」
「やるじゃねえか、カンデン。」
「ホント、すばらしいですねぇ。」
「感動しました。」
「カンデンさんすっごーい、かっこいい・・・」
「オーホホ、こんなものですわ。」


251:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:33:59 dq6xAeKR
カンデンヤマネコに触発されたのかセップククロウサギが
「オレもいっちょやったるぜ!」
とか言い出した。
そして紅音ちゃんの顔色が一段と悪くなる。

(♪~)
「愛おしい~日~々を 刻み込んだ~amulet in~my~pre~cious~day~」
一体何なんだろう?このぬいぐるみたちは・・・
「セップクさんもやりますわね。」
とはカンデンヤマネコの弁。

「あ、あたしも負けません!」
(♪~)
「バ・ニ・ラ・ソ・ル・ト・で バ・ニ・ラ・ソ・ル・ト・で バ・ニ・ラ・ソ・ル・ト・で」
おお、結構うまい。
「なんだ、紅音ちゃんもうまいじゃん。」
「そんな、あたしなんて・・・」
「近堂さんの言うようにうまかったわよ。」
「やったな紅音!」
「かわいかったですよ。」
「うん、紅音お姉ちゃんかわいかったよ!」
「あ、ありがとうございます。」


252:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:34:27 dq6xAeKR
どうやらあたしの番だ。
「次はあたしか。」
「何歌うんですか?」
とチッソクノライヌが聞いてくる。
「お楽しみ~。」

(♪~)
「しゅわしゅわ~ しゅわしゅわ~ なないろ~ モーニングシャワー」
「近堂さんもうまいじゃない。」
やった会長に認めさせた!

「はい、次は会長。」
と言いながらマイクを渡す。
「?」
「どうしたんですか?近堂さん?」
「いや、会長の表情が・・・気のせいか。」

(♪~)
「・・・会長って歌もうまいのかと思った。」
「し、失礼ですよ!近堂さん」
「あ、歌い終わった。」

「どうだった?」
「あ、うん、よかったと思うわよ。」
「は、はい。かっこよかったです。」
「雫お姉ちゃんキレイ。」
「ふふっ。ありがと、ナツル。」
そのころ臓物はたちは・・・
「おめえんとこはメッセンジャーのほうが歌唱力あるんだな。ケッケッケ。」
「雫様を愚弄するなんて許しませんわよ、と言いたいところですが否定はしませんわ。」
「しょうがないですよ、カンデンさんと比べちゃ。」
「そうです。私も似たようなものです。」
なんてやりとりをしたとか・・・しないとか。


253:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:35:09 dq6xAeKR
「くふあぁ」
ナツルのあくびだ。
「ナツル?眠いの?」
「うん、水琴お姉ちゃん。」
「じゃあ、帰りましょうか。」

ちびナツルは笑顔で
「お姉ちゃんありがとう。今日はとっても楽しかったよ。」
その笑顔だけでお姉ちゃんたちはお腹いっぱいです。

帰宅後
「寝ちゃったわ。」
「はしゃいでたもんね。」
「どんな夢を見ているんでしょう?」

おまけ
「やっぱり歌の練習はしましょう。」
と会長は思ったとか思わないとか。

とある奇妙な4人の休日編End


254:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:41:30 dq6xAeKR
第3弾です。
すまない、相変わらずエロは無いんだ。というか書けな(ry

キスしたので1歩前進と思ってくれたら非常にありがたいです。

はい、今回はカラオケネタがやりたかっただけです。
選曲はネコ、ウサギに関しては、100%自分の好みです。
他は知ってる曲がありませんでした。

会長に関しては勝手に歌はヘタなんじゃないかと・・・
完璧超人の会長にそんなことは、と思ったのですが、
キャラソンアルバムを聞いてどうしてもうまいと思えな(ry

エロ無しでこんなにスレを消費してしまいました。
どなたか早くエロいのを下さい・・・

255:名無しさん@ピンキー
10/03/10 22:55:57 kne+Wr3A
乙です
執筆中のがあるんですが、規制中

256: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/11 00:07:16 t9Dj+ep1
つ『P2K』
長文使いにはビミョーに便利だったり。

257: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/12 01:35:20 9gpxOZ9o
うげぇ寝すぎた。気持ち悪い。
>>244の続きです。


 舌先で鈴口とその周りを舐め回す。ナツルさんが身体を硬直させた。
「さ、沙倉さん……っ!」
 ナツルさんは顔を紅潮させ、瞼をギュッと閉ざしている。握りこぶしまで作っちゃって
……そんなに気持いいんだ、ウフフッ。
 オチンチンのくびれた部分や裏筋を舌先でくすぐり、オチンチン自体を横に銜えるよう
にキスしたり舐めたりしながら、わたしはナツルさんの反応を伺った。
 ナツルさんはしきりに身悶えしている。しかも微かに腰が動いていた。そしてオチンチ
ンも自己主張するようにピクピク痙攣している。
 そんなナツルさんを見ていると、わたしも興奮してきちゃう。
「ナツルさん、見て……」
 片膝を立てて、ミニスカートの中をナツルさんに見せつつ、わたしはショーツの上から
そっとアソコに触れる。そこはもうすっかり湿り気を帯びていた。ほんの少し力を入れる
だけでエッチなお汁が溢れてきそう。
「ナツルさん、わたしのスカートの中、どうなってますか?」
 言いながら、ショーツ越しにクリちゃんを指先で擦る。
「え、えっと……言わなきゃ、だめ? ―うっ!?」
 オチンチンを握る手をほんの少しだけ上下させる。ナツルさんの腰が大きく跳ね上がっ
た。
「言わないと、ここでイカせちゃいますよ?」
「……えっと……沙倉さんの指が、パンツの上で動いてる……あと、クロッチのところが、
大きなシミになってる……」
「ナツルさんのせいなんですからね? わたしがこうなっちゃったの。だから責任とって
ください」
 わたしは立ち上がり、スカートをたくし上げると、ショーツを脱いだ。エッチなお汁が
糸を引くのが見えた。お汁はわたしの内腿を伝い落ちている。
 そのままわたしはナツルさんに跨った。ナツルさんのオチンチンがわたしの下腹部に当
たった。お汁が更に溢れてきたような気がする。
「ナツルさんの初めて……貰っちゃいますね」
 オチンチンに手を添え、先っぽをわたしのアソコにあてがう。たったそれだけだという
のに、アソコからはクチュっと水音がした。
「……んっ……んんっ!」
 一気に身体を沈める。同時に痛みが走った。


ごめんなさい、今日はここまで。
次は13日のこの時間に。
あ、あと前レスは訂正。正しくはPK2chでした。

258: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/12 01:49:14 9gpxOZ9o
またも訂正。次は13日の23時以降です。

259: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/14 11:41:31 nXbLUhex
なんだかなぁ、と思いつつ>>257の続きというかこれで終わりです。


 目を下に落とすと、ナツルさんのオチンチンを伝って、赤い液体が数筋流れ落ちるのが
見えた。
「さ、沙倉さん……」
 ナツルさんが心配そうにわたしを見ている。ナツルさんの呼び掛けには答えず、わたし
はゆっくりと身体を上下に揺すった。
「あっ……沙倉、さん……今動かれると……」
 ナツルさんが辛そうに顔を歪めた。と同時に、わたしの中でオチンチンがピクンと動い
た。
「気持ちいいんですね? もっと動いちゃいます」
 まだ痛いけど、身体の上下動にほんの少し勢いをつける。わたしが上になっていること
もあって、オチンチンの先っぽが、子宮の奥に当たるのを感じた。痛みを帳消しにしてな
お余りある心地よい身体の疼きが、身体を上下させるごとに少しずつ生まれてきた。
「んっ、んんっ……はあっ……ふ……っ」
 奥に当たる感覚と、オチンチンのエラが中を擦る感覚がなんとも言えない。
 不意にナツルさんの手がわたしの腰をとらえた。どうしよう、これじゃ動けない。
 ―と。
「ひゃううううっ!?」
 奥に急な突き上げ。身体が一瞬浮き上がり、落ちる。そこへまた激しい突き上げが加え
られる。
「ちょ、ちょっと! ナツ、ル、さんっ! は、激しい、ですっ!!」
「ごめん沙倉さん。俺、もう我慢できない」
「いやああああっ!!」
 抗議を聞かず、ナツルさんは激しく腰を動かしている。男の子って基本的に自分勝手な
生き物。だからわたしは大嫌い。それまでの微かな心地よさが急激に冷めていった。
 興奮気味のナツルさんを醒めた眼差しで見ながら、わたしはナツルさんの行為に身を任
せる。
 わたしの中を行き来するオチンチンが急激に大きくなっていく。ナツルさんが呻いた。
「さ、沙倉さん……お、俺、もう……えっ?」
 恐らく射精間近なんだろうけど、そんな気持ちいい思いはさせてあげない。
 身を捩り、ナツルさんの手から逃れると、わたしはナツルさんの上から降りた。脱いだ
下着を身に付けると、呆気に取られているナツルさんに、わたしは告げた。
「ごめんなさい。これから両親が来るのを忘れてました。今日はこれでお引き取りいただ
けますか?」
 その瞬間、わたしは間違いなく笑っていたと思う。
 ナツルさんは何か言いたそうだったけど、そそくさと身支度を整え、帰っていった。



 釈然としないまま楓の家を出て、トボトボ帰宅の途につくナツルの前に、人影が3つ立
ちはだかった。
「ようナツル、おめでとう。ついにあのクソ女とやれたそうじゃねぇか。―あたしを差
し置いて、いい度胸じゃねぇか、あン?」
「どんなことをしたのか、洗いざらい教えてもらうわよ。―ついでに、私の身体で実演
してもらおうかしら、ナツル」
「ドサクサに紛れて何言ってんのよ会長!! ―まぁ、これで中東の某国情報部員から貰
った自白剤(催淫効果あり)が、ようやく使えるよ。楽しみだね、ナツル?」
 これって党同伐異? それとも呉越同舟?
 怒りと対抗心に燃える3人のケンプファーに連行されるナツルは、頭上の月を見ながら
深い溜息をついた。【終】


大まかすぎるプロットは行き当たりばったりすぎる展開しか生まないなぁ、と改めて実感。
長々とお付き合いいただいた方々に多謝そして陳謝。

260:名無しさん@ピンキー
10/03/14 20:01:26 +tln8rjv
次は美琴で

261:名無しさん@ピンキー
10/03/14 23:37:36 +qf2SapX
GJ!やっぱり癒されるなこれ

262:名無しさん@ピンキー
10/03/15 23:51:32 RmVuzgBH
保管庫更新しました。
ヤフーやグーグルなどの検索エンジンでキーワードによっては上位に来るようです。
cf) けんぷファー wiki
URLリンク(wiki.livedoor.jp)
ではでは。

263:名無しさん@ピンキー
10/03/16 07:48:07 uUxaa1vt
>>262
最大限の乙と敬意を

264: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/16 13:29:01 z3iPFZ6S
規制解除記念。>>262さん乙です~。

う~んネタ枯れ。

265:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/17 12:01:28 UF8bC3xy
ドラマCDが出てるの知らなかった。
カラオケネタ書いたのとタイミングがバッチリ合っちまったwww

もう続き思いつかないや。

266:名無しさん@ピンキー
10/03/18 23:06:17 IewUf5TK
ナツルが分裂したとしたら共同生活してるうちになしくずしにエッチして、
セルフ妊娠してアニメの12話見たくセルフ結婚なんてことになるのかしら?

267:名無しさん@ピンキー
10/03/19 08:50:07 l3wtYZvM
>>262
ありがとー、寝る前に携帯で読んでハウハウしてますよー。

268:名無しさん@ピンキー
10/03/20 00:54:09 PecAgt+x
めくるめく高校時代から数年。なんとか大学も出たし、奇跡が起きたのか夢だった公務員にもなれた。
そんな平和な日常。唯一変わったのは同じ家で暮らしているのが・・・
「あ、ナツルぅ、おっはよ~。もうすぐカレーできるからね~。」

そう、水琴だ。結局幼馴染みにたどり着いたのだ。それにしても・・・
水琴はキレイになった・・・もちろん高校時代もかわいかったが、
数年たって大人の色香をまとった水琴は、それはそれはキレイになった。
俺にはもったいないくらい。
そんな美人が裸エプロンだ。グッとこない奴は不能か昔の俺くらいだろう。

幸い今日は日曜日。俺は後ろからそっと近づき抱きしめる。
「きゃっ、ちょっとぉ、危ないじゃん。あっ・・・」
エプロンの脇から水琴の豊かな胸を揉みしだく。
「んふぅ、ナツルぅ。まだ朝よ?」
「えへへ、水琴がキレイだったから。」
そして続ける。
「大丈夫、今日は日曜日だから。」
「もう!」
口ではそう言ってるが水琴も嫌じゃなさそうだ。

俺はさらに水琴の胸を揉む。それにしても・・・
「おまえ、胸おっきくならなかったか?」
「あん、ナツルがたくさん揉むからぁ。」
「そうか。」
俺はうれしくなった。

改めて水琴と向かい合うと俺はキスをした。
(ちゅっ)
「やっぱり水琴の唇はおいしいよ。」
「ありがと、ナツルのもおいしいわよ。」



269:名無しさん@ピンキー
10/03/20 00:55:48 PecAgt+x
俺は不意をついて水琴の大事なところに指をつっこんだ。
「ぁあ~ん、気持ちいいよぉ。」
一段と大きい声で水琴が鳴く。
「ほら、見て。こんなになってる・・・」
と言いながら水琴に見せつけるように指先の愛液を舐める。
「ナツル~、恥ずかしいょぅ。」
「とってもおいしいよ。水琴のジュース。」
そしてこう言った。
「今日の朝ご飯は水琴の唇とこれと・・・」

俺はエプロンを胸の谷間に寄せると水琴の乳首に愛液をたっぷり塗りつけ、
そして吸い付いた。
(ちゅぱちゅぱ)
「こ~れ。水琴のおっぱいおいしい。」
水琴はうれしそうに俺の頭を撫でてくれた。まるで赤ん坊をあやす母親のように。
そしてこんな事を言う。
「ねえナツル?」
「ん?何だ?」
一旦、胸から口を離し答える。
「あたし、赤ちゃん欲しい。」

確かに・・・生活も安定してきたし、そろそろ1人目を作るにはいいタイミングかもしれない。
「そうだな・・・おまえ、アレいつ始まった?」
「ん~、2週間くらい前。」
「ってことは・・・」
「バッチリ危険日。」
ピースしながらそんなことを言う。
「ハハハ・・・」
やっぱりかなわないなあ。


270:名無しさん@ピンキー
10/03/20 00:56:33 PecAgt+x
気を取り直して再度、水琴の胸をしゃぶる。
舌先で乳首を転がすと気持ちよさそうにしてくれるのがたまらなくうれしい。
「あん、ナツル!ナツルぅ~。」
水琴の腰がガクッと抜ける。
「胸だけでイッちゃった?」
「えへへ~」
恥ずかしそうに、だけど気持ちよさそうに水琴は笑った。
俺は水琴をリビングのソファーまで運ぶ。もちろんお姫様抱っこだ。
水琴は首に抱きついてくる。
「ナツル・・・大好き。」
「俺もだよ・・・」
俺は水琴をソファーの足を広げて座らせると、その間に座る。
もちろんエプロンは着せたままだ。当然だろ?
「水琴が赤ちゃん産めるか調べるからな。」
と言いながら水琴のアソコを舐め始める。
(ぴちゃぴちゃ)
「や、ぃやあ・・・」
「水琴のカラダはどこもおいしいよ。」
「き、気持ちいぃ・・・」
「水琴ママはとってもHだなぁ。」
「Hなママは嫌?」
俺は水琴の唇にキスしながら迷わず答える。
「最高だよ。」

さすがに我慢できなくなってきた。
「水琴、そろそろいくぞ。」
「早く来て、ナツル。」

(グッ)
やっぱり水琴のナカは気持ちいい。焦らしたのもあるが、すぐにイキそうだ。
「気持ちいいよ水琴、うっ。」
「はあ~ん、ダメ。ナツルのチンポ気持ちよすぎ。」
水琴の方が焦らされただけ限界が近いようだ。
とはいえ俺もギリギリだ。
「スパートかけるぞ。」
「え?あっ、あん、あん。ダメ、ダメぇ・・・」
「くっ、俺も出そうだ。水琴、みことぉ~。」
「もっと奧。ナカに、ナカに出してぇ~。」
「わかってる!うっ、タップリ出すから元気な赤ちゃん産んでくれぇ。」
「わかったよ、ナ、ナツル~。」
「「はぁ、うっ」」

(ドピュッドピュッ)
どうやら同時に果てたようだ。
「「ハア、ハア」」
お互いに肩で息をしている。俺は自分のモノを抜こうとすると水琴は
「待って、落ち着くまでそこにいて。」
とおっしゃる。
もっと感じていたいらしい。
「はぁ~」
水琴が気の抜けたことを言う。
それから続ける・・・
「えへへ、ナツルの赤ちゃんの素がタップリ・・・うれしい。」
お腹を愛おしそうにさすりながら言った。
「ありがとう、水琴。」
もちろん俺だってうれしい。


271:名無しさん@ピンキー
10/03/20 00:57:05 PecAgt+x
「ねえ、ナツル?」
着替えてコーヒーを飲んでいるときだ。
「どうした?」
「ナツルは男の子と女の子、どっちが欲しい?」
こればっかりは運だが俺は希望を言ってみる。
「できれば女の子がいいな。もちろんママに似たかわいい女の子。」
息子もいずれは欲しいがとりあえず、な。
「でも女の子は父親に似るって言うわよ?」
なんだって!?そりゃ困る。俺になんか似て欲しくない。
水琴はかまわず続ける。
「大丈夫よ。女ナツルがかわいかったんだから、パパに似たってかわいいわよ。きっと。」
「だといいけどな。」

俺は水琴と一緒になって本当によかったと思った。そんな日曜日のお話。
End


272:名無しさん@ピンキー
10/03/20 02:34:46 IMCBtahw
キター!水琴GJですー

273:名無しさん@ピンキー
10/03/20 17:08:14 4uW0CQc2
最高や

274:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/21 01:54:58 U+elRDAH
あたし水琴。今の名字は瀬能。旧姓近堂。
ナツルが会長や紅音ちゃんじゃなくあたしを選んでくれたときは泣きそうなほどうれしかった。

さて
「ねえ、ナツル?」
「どうした?」
「来なくなった・・・」
「マジか!?どんくらい?」
「もう1週間。」
「それって・・・?」
「たぶん・・・できた。」

まだハッキリわからないけど・・・
「とりあえず検査薬で調べてみる。」
「ああ。」

「どうだ?」
ナツルが聞いてくる。
「当たり。」
あたしは答える。

「「・・・」」
「やった!やったよ!俺もパパか~。」
ナツルはあたしの手を握りながら言った。
そしてあたしを抱きしめた。
「ありがとう、水琴。いやママ。」
「うん、うん。ぅえ~ん、ナツル、ナツルぅ~。」

あたしはうれしすぎて想いを押さえきれなくなった。
ナツルの胸で泣いた。泣きに泣いた。
ナツルはそんなあたしの頭を優しく撫でてくれた。
「これからは3人でがんばろう。な?水琴。」

あたしは涙をぬぐって、そして笑顔で
「うん!」

275:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/21 01:55:24 U+elRDAH
その後、2人で病院へ行った。
やはり妊娠していた。先生曰く5週目の最初らしい。

その帰り道・・・
ナツルは不意に立ち止まる。そして
「まだ実感わかないな~。」
と言いながらあたしのお腹に優しく触れる。
「あたしもよ。でも・・・」
「でも?」
「あたし、この子の為なら何だってできる、耐えられる、と思う。」

するとナツルは
「俺もだよ、水琴。それに・・・」
「?」
「俺はその子だけじゃなく、おまえの為にだって何でもできるし、耐えられるぞ?」

そう言った後
「これからがんばるぞ~。仕事も、家事も。」
と叫んでいた。

あたしはそれを見ながらつぶやく。
「ナツルはきっといいパパになれるわね。」

やっぱりナツルと結婚できてホントによかったと思えた、そんなある日のお話。
End


276:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/21 01:57:01 U+elRDAH
続き
今回は水琴視点にしてみた。

ただ、なにぶん人の親になった経験がないんで
そこら辺はかなり適当。

277:名無しさん@ピンキー
10/03/21 21:01:35 2wAuuGH7
イイヨイイヨー

278: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/21 21:41:52 HgQWdPKo
 ある朝。俺こと瀬能ナツルが目覚めると、そこには信じられないというかむしろあり得
べからざる非日常的光景があった。
「う……ん……」
 俺の腕に抱きつくように、三郷雫が横で眠っていたのだ。
 寝起きの脳みそが一気に活性化し、この不条理な状況の分析を始める。
 なんでどうしていつの間に!? わからん! 解析不能につき終了!! ……けど、このま
まにしておくとロクなことにならないのだけは確かだ。
 脳内協議の結果、三郷雫は窓から廃棄するものと決定致しました。な~に、どうせ完璧
超人だもの。ケガ一つせず地上に降りるに決まってる……こらそこ、『落ちるの間違いじ
ゃないの?』などと野暮な指摘をしないように。
 一応言っておくが今のは冗談だからな。そんなことをしてみろ。ケンプファー化した雫
によって、瀬能ナツルという存在は物理的にも社会的にも、この世から綺麗さっぱり消え
てしまうハメになる。そんな危険極まりない状況に自らを追い込む趣味はない。
 とりあえずベッドから出よう。居間でコーヒーでも飲みながら考えよう。
 寝乱れた寝間着(白くて薄い生地で作られた浴衣みたいなの)の合わせから覗く豊かな
胸の谷間や、綺麗なピンク色の乳首が見えそうになっている左の乳には目もくれず、俺は
ひとまず、絡みつく雫の腕から俺の腕を抜こうとした。
「……んん……っ」
 異常を感じたのか、雫の寝顔が微かに動いた。イヤイヤするように俺の腕に頬擦りし、
さらに強く抱きしめてくる……なんか俺の腕、雫の胸の谷間にしっかりハマっちゃってる
んですが。
「……ん♪」
 雫の寝顔が幸せそうな表情に変わった。……まさか、起きてるんじゃないだろうな?
「ええ。起きてるわよ」
 瞼を閉じたまま、雫が声を発した。
「……なんであんたがここにいるんだよ」
「あなたこそ、なんでここにいるの?」
 ―え? あれ……ここ、俺の部屋だよな?
 雫の逆質問に、俺は部屋の中を目だけ動かして確認する。起きぬけの時って、一瞬自分
がどこにいるのか分からなくなること、あるよね?
 雫が小さく、おかしそうに笑った。
「大丈夫。ここはあなたの部屋よ」
「……で、なんであんたがここにいるわけ?」
 再び雫に尋ねる。雫は無言で俺の頬にキスをした。その瞬間、俺の意識というか記憶が
蘇った。
 ……しちゃったんだよね、その、雫と……エッチな事を。
 ついでに、俺と雫は恋人付き合いをしていることも思い出した。
「あなたが寝ている間に少しイタズラしたの。あなたが寝起きで私の姿を見たら、どんな
反応するか見たくなっちゃって、それで……」
「で、俺の記憶を一部封印した、と?」
 雫は頷き、瞼を開いた。
「色々と面白いことを考えていたみたいだけど、考えるだけで実行に移さなかったことだ
し、許してあげるわ」
 女って怖いね。特に雫は。何から何までお見通しとは、本当エスパーとしか思えない。
 俺は生憎その域には達していないし、金輪際達することはないと思うけど。
 ―と。俺の下半身……まぁ有り体に言えば、朝の生理現象でいきり立ったモノを、雫
がソフトタッチで愛撫し始めた。
「ねぇ……する?」
 潤んだ目で言われては応じないわけにはいかないが、シャワーを浴びたり朝食を摂った
りといったことを考慮すると、部屋の時計はぎりぎりの時間を示している。
「……一回戦だけだぞ?」
「駄目。いっぱいして」
 俺の提案を、雫は拗ねた口調で拒否した。やれやれ、こりゃ遅刻確定だな。いっそ欠席
しようか、と考えたが、すぐにそれを打ち消す。何より目の前にいる美貌の生徒会長さん
が許してくれそうにないしね。
 俺の考えを察知したらしい。雫がイタズラっぽく笑った。
 どちらからともなく顔を寄せ合い、唇を重ねる。
「好きだよ、雫」
「私もよ、ナツル……んっ……」
 そして俺は雫を抱き寄せ、寝間着からまろび出た白い胸に顔を埋めるのだった。【終】

279:名無しさん@ピンキー
10/03/21 21:44:35 2wAuuGH7
イイヨイイヨー

280: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/21 21:52:56 HgQWdPKo
【あとがき代わりの素朴なギモン】
おかしいなぁ。ナツルが朝目覚めると、そこには
日本刀を構えたネコミミ雫と
釘バットを担いだ水琴と
スチェッキンを抜いたブチ切れ魔女紅音がいるハズだったんだけどなぁ。
なんでこうなっちゃたんだろう(いやそれじゃ単なるアニパロだから)。

ではまたいずれ。


281:名無しさん@ピンキー
10/03/22 00:40:49 IWxr10wL
GJ!!
いいぞ、もっともっともっともっともっと(これ以上やるとウザイだけなので省略w)やれ!!


282:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/22 00:47:24 g3TC0BE9
勝手に子供作ってマズかったかね?

ここで終わってもいいけど、2人の子供の話とかも構想にはあった。

283:名無しさん@ピンキー
10/03/22 00:51:48 ZcxYnQPa
別にいいんじゃないの?
本編も完結することだし、好きにやっちゃえば

284:名無しさん@ピンキー
10/03/22 01:13:59 YZW32MQ1
頼む、最後まで頑張ってくれ・・・

285:名無しさん@ピンキー
10/03/22 01:27:34 Wc6Zp22F
応援するわ

286:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/22 16:39:28 g3TC0BE9
>>283->>285
ありがとう。ちょっと話練ってくる。

ところで名前とかどうすればいい?できれば2人にちなんだ名前がいいかなと

287:名無しさん@ピンキー
10/03/22 19:32:16 YZW32MQ1
雫との場合は名前考えやすいが、水琴はが相手だとどんなのだろうか・・・
とにかく286に任せる。頑張ってくれ

288:名無しさん@ピンキー
10/03/22 20:40:11 CxxM+MZf
ナツルの苗字をふまえて女の子ならあずさなんてどうだろう?うむ、なんだか五人いるのに個々な感じがしてワクワクしてきたね?きたね?
おや?どうしたんだい?そんなに目を細めて。まるで残念な大人を見る若者のようじゃないか。はははは。


289:名無しさん@ピンキー
10/03/22 21:10:09 ai7DIEPb
>>286
ナツルのナ+水琴の琴=琴那

というのはどうだろうか?

290:名無しさん@ピンキー
10/03/22 23:50:21 hxB1MO8h
雫との間に子供造った話前にあったよな?

291:名無しさん@ピンキー
10/03/23 01:20:05 ljS36hC8
ニヨニヨできたら何でもいいよ

292:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/23 12:06:43 WQpE5jpE
あたし、せのうみなつ、9歳。漢字で書くと水夏ってパパに教えてもらった。
パパとママから来てる名前なんだって。あたし的には結構気に入ってる。
ごく普通の家庭に育って何一つ不自由なく生活しているけど、最近ちょっと欲しい物がある。

「ねえ、ママ?」
ふと思い出したのでお願いしてみる。
「欲しい物があるんだけど・・・」
「なあに?」
「妹か弟が欲しい。」
そう、欲しい物とは兄弟のことだ。
「どうしたの?急に。」
「学校のお友達に妹が産まれたから見せてもらったの。とってもかわいかったからあたしも欲しくなっちゃった。」
「そっか。じゃあ、パパにもお願いしてみないとね。」
「うん!!!」


293:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/23 12:07:16 WQpE5jpE
「ってなことがあったのよ。」
仕事から帰ってきた俺こと瀬能ナツルは水琴からそう言われた。
「そうか。妹か・・・」
まあ確かに・・・元々子供はたくさん欲しいと思っていたから俺はいいと思う。
「おまえは大丈夫なのか?」
「?何が?」
「何って、今からもう1回子育てするんだぞ。」
一応言っておくが俺なら平気だ。なんだかんだと言うか、別に苦とも思って無いが、
ハッキリ言って水夏の成長を見守れているのは楽しい。
「何言ってんの?あんたバカなの?」
ひどい言い方だ。なにもそんな心底バカを見るような目つきで言わなくても・・・
「あたし、ナツルに言われればあと5人でも10人でも産むわよ。」

(ギュッ)
「そう言うと思った。でも、うれしいよ。」
俺は水琴を抱きしめながら言った。

「でも今まで何年もできなかったのに急にできるかしらね?」
そう、そこなのだ。
ハッキリ言って、俺たちは普通の夫婦より回数は多いと思う。
何せ未だにラブラブだからな。自分で言うのも何だが。
その割にはここ数年できる兆候もない。

だが・・・
「かわいい娘のお願いを聞かない父親がどこにいる?がんばるしかないだろ?」
俺は言った。
「キャッ、ナツルったら。私、イかされちゃうの?」
水琴はおどけて言った。
何言ってやがる。それに・・・
「おまえはいつもイかされてるだろ。」
と言いながら水琴の胸に手を伸ばす。
「ああ~ん、パパがH上手だからぁ~。」
「Hなパパは嫌いか?」
「超最高。大好き。」
「俺も大好きだよ。」
今夜は長くなりそうだ。


294:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/23 12:07:41 WQpE5jpE
「・・・どうだ?」
「・・・当たった。」

あれから3週間。今回も検査薬で調べていたのだ。
「おめでとう、水琴。」
「うん。・・・やっぱりうれじいよぅ。」
水夏のときと同じように水琴は泣いた。でもその涙は世界で一番美しいと思う。
俺は昔と同じように優しく抱きしめた。
俺だってうれしいぜ。何てったって9年ぶりだからな。

「あ~!!!パパがママ泣かした~!」
こらこら水夏さん?これはパパのせいじゃないんですよ?

水琴が落ち着いてから水夏に説明する。
「ママね、赤ちゃんできたの。水夏の妹か弟よ。」
「ホント~!?・・・でも、わかんないよ。」
水琴のお腹に触れながらそう言う。
「まだう~んとちっちゃいからね。」
「そうだぞ。でも、ちっちゃいけど生きてる。パパとママの大事な赤ちゃんだ。もちろん水夏にとっても大事な赤ちゃんだ。」
「ありがとう、パパ!お願い聞いてくれたんだね!」
「ああ、パパは水夏のお願いなら何でも聞くぞ。」
これは水夏が産まれるときに誓ったことだ。
「パパ大好き!」

おまけ・・・
「パパが頑張ったから赤ちゃんできたんだよね?」
ブーッ、ゲホッ、ゲホッ
「どこでそんなこと聞いた?」
「え~、ママに教えてもらった。」
いくら何でも早いだろ・・・
そう思いながら水琴にアイコンタクトを飛ばす。
「あら、いいじゃない別に。早いほうが教育にもいいわよ、きっと。」
「おいおい・・・」


295:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/23 12:08:25 WQpE5jpE
パパがママを泣かしたのかと思ったら、ママは赤ちゃんができてうれしいから泣いてたらしい。
パパが言うにはあたしのときも泣いてたらしい。
そんなにうれしいのかな?もちろん妹か弟ができるのはあたしもうれしい。
でも、うれしすぎて泣いちゃうなんて・・・あたしにはまだわかんないや。

とりあえずママのお腹に触ってみる。
別にいつも通りだ。よくわからない。
ママが言うにはまだう~んとちっちゃいらしい。
でも、何だかとっても優しい気持ちになれた気がする。よくわからないけど・・・
パパには
「これから水夏もお姉ちゃんなんだからな?ママが大変なときはお手伝いするんだぞ。」
と言われた。
まだ実感はわかない。けど・・・
「うん、わかったよ、パパ。ママも。」

あたしは早くも、赤ちゃんが産まれてきたら何して遊ぶかを考えていた。
そしてママのお腹に声をかけてみた。
「早く産まれてきてね。そしていっぱい遊ぼうね。」


296:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/23 12:10:48 WQpE5jpE
とりあえず適当にまとめてみた。

今回は作中で視点を変えてみた。わかりにくかったら申し訳ない。

いきなり時間を進めすぎた感は自分でも感じてる。

297: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/23 17:15:47 WTHho5xS
今後は会長モノ一筋でいこうと、なんとなく心に誓った今日この頃。
理由はお察し下さい。そんなわけでネタ温め中。

>>296さん
ほのぼのとした(?)話の流れ、好きです。悔しいけど私には作れません。

298:名無しさん@ピンキー
10/03/23 20:31:41 kH7kktFC
>>296
ぐっじょーぶ!!
いい話をありがとうっ

299:名無しさん@ピンキー
10/03/23 20:37:38 fZl3NQ0z
268さん、GJです。癒される・・・。
そして297さんに期待して待ってます。

300:名無しさん@ピンキー
10/03/23 23:27:33 24uROtVk
>>297さん
理由がやっとわかりました。
 楽しみにしています。

301:名無しさん@ピンキー
10/03/24 02:38:56 BifYYaps
やっと会長のターンだあああああ

302:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 19:56:21 zhG9fuoQ
あたしの名前は瀬能ソラ、10歳。ソラは空、英語でskyだってパパに聞いた。
あたしの瞳がパパと同じ、きれいな青空と一緒だったからつけたんだって。
家族はパパとママ、それからとっても美人のお姉ちゃん。
ウチの家族はみんな仲が良い。良いんだけど最近困ったことが・・・

それは数日前・・・
夜、ふと目が覚めたときのことだ。
パパとママの部屋から声がした。
「ぁ~ん、ナツ・・・~。」
よく聞こえなかったが、ママがパパの名前を呼びながら苦しそうな声を出していた。
「ハァ、ハァ、ぅ・・・」
なぜかパパも苦しそうだった。

あたしは、なぜかいけないものを見ちゃった気がしてそのまま自分の部屋に戻ったの。
でも、何日たっても頭から消えない。モヤモヤした感じのまま過ごしていた。

******
あたし、瀬能水夏。瀬能家長女。家族は父、母、そしてメチャメチャかわいい妹。
だが最近、その妹の元気が無い。姉としては非常に心配だ。
気になったのであたしの部屋に呼んで聞いてみた。
「あのね、お姉ちゃん・・・」
******

突然だがお姉ちゃんはさっきも言ったように美人だ。それだけじゃなくとっても優しい、あたしの自慢のお姉ちゃんだ。
お姉ちゃんはあたしのことならなんでもわかる。元気がないとすぐに気づいてくれる。
今日も・・・
「元気ないみたいだけど大丈夫?」
と声をかけてくれた。
「うん、ちょっとね・・・」
「困ったことがあったらすぐ言いなよ?」
「あのね、お姉ちゃん・・・」
あたしは数日前に見たことを聞いてみた。

「そっか・・・見ちゃったんだ・・・まったくあの2人ったら・・・」
とか何とかブツブツ言ってたけど小声で聞き取れなかった。

あたしはなんかヤバイこと聞いちゃったかなと後悔した。
するとお姉ちゃんは
「最近どう?」


303:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 19:57:14 zhG9fuoQ
******
ソラが元気ない理由がわかった。
あの子はウチの両親のHを見ちゃったらしかった。
まったくウチの親は・・・ラブラブなのはいいけどもう見た目ほど若くないんだし・・・
ちゃんと周囲に気を配って欲しいものだわね。今度注意しとかなきゃ。
******

「どうって?」
意味がわからないので聞いてみる。
「最近、胸にボールとか当たったりしたら痛くない?」
「え、なんでわかったの?」
そうなのだ。お姉ちゃんの言うように、最近何かが胸に当たるととっても痛いのだ。
「やっぱり・・・」

お姉ちゃんがそう言うのであたしは不安になった。
「あたし、病気なのかな・・・」
「ううん、病気じゃないよ。」
お姉ちゃんは言った。
「それはね、ソラが大人になるための準備なんだよ。」
そう続けた。
「そ、準備。もっと言うとママになるための第一歩かな。」
「ママ?」
あたしはよくわからなかった。どうして胸が痛いのとママが結びつくのか。

頭の上にハテナがいっぱい出てるあたしにお姉ちゃんは優しく言う。
「たぶんこれからソラもおっぱいが大きくなるよ。今度下着買いに行こうか。」
それを聞いてあたしはうれしくなった。
「じゃあママやお姉ちゃんみたいにとっても大きくなる?」
そうなのだ、ウチはママもお姉ちゃんも大きいのだ。
でもあたしは全然その様子が無かったから不安だった。お姉ちゃんがそう言ってくれたので安心できた。
「そっか・・・ウチは間違いなく遺伝だから大丈夫だよ。」
お姉ちゃんは優しく微笑んだ。
そして
「もし不安だったら大きくする方法教えてあげる・・・」
って言ってくれた。


304:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 19:58:46 zhG9fuoQ
お姉ちゃんはあたしを前に座らせ自分は後ろに座った。
あれ?どうして服を脱いでるんだろう?
あ、あたしもだけど・・・
そして・・・
「キャッ、お姉ちゃん何するの?」
びっくりした。いきなりおっぱいをさわってきたのだ。
「何って、マッサージだけど。」
「これのどこが関係あるの?」
あたしは大きくする方法が知りたいのだ。
するとお姉ちゃんは
「おっぱいを痛キモチイイくらいにマッサージすると大きくなるわよ。」
とおっしゃる。

キモチイイ?これが?痛いだけだよ・・・
あたしは全然わからなかった。
「まあ、じっとしてて。」
お姉ちゃんは言った。

お姉ちゃんの言うようにだんだんくすぐったいような、ムズムズするような感じになった。
「お姉ちゃん、なんかヘンな感じ・・・」
「キモチよくなってきた?」
「んふ、わかんなぁい。」
実はあたしはわかっていたのだ。これはすごくキモチイイことなのだと。
やみつきになりそうだとも思った。

「お姉ちゃん?」
「ん?」
「何か・・・」
おっぱいもキモチイイのだけどそれ以上に・・・
「何か、お股がヘンな感じ。」
「そう。どんな感じ?」
なんだろう?この感じ・・・どこかで体験してる・・・
あっ!わかった!
「・・・おしっこ、我慢してるときの感じ・・・」
「どう?キモチイイでしょ?」
「うん・・・」
悔しいけど・・・これは認めるしかない。



305:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 19:59:58 zhG9fuoQ
「あ!」
「どうしたの?」
突然あたしが大きな声を出したので、お姉ちゃんはびっくりしたように聞いてきた。
「ごめん、お姉ちゃん。」
「何が?」
「おしっこ・・・漏れちゃった・・・」
うう、恥ずかしい・・・この歳でお漏らしなんて・・・
その証拠にあたしのパンツにはおしっこのシミが・・・

するとお姉ちゃんは
「それはおしっこじゃないのよ。」
と言う。
そんな・・・じゃあ、これは・・・何!?
あたしが困っているとお姉ちゃんは続ける。
「女の子はね、キモチよくなるとお股が濡れてくるのよ。」
と言ってあたしのシミの部分に触れた。
「ひゃっ。」
「どう?」
どうって・・・そりゃもう今までと比較にならないほど・・・
「キモチイイ。」
「よかった。」
お姉ちゃんはうれしそうに笑った。


306:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 20:00:33 zhG9fuoQ
******
「ところで、まだソラの質問に答えてなかったわね。」
ああ、ママ達のやつか。あまりのキモチよさに忘れてた・・・
「うん。」
「ソラは赤ちゃんがどうしたらできるか知ってる?」
「え?」
赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくれるんじゃないの?
「赤ちゃんはね、男の子と女の子が愛し合ってできるのよ。」
お姉ちゃんは言った。
「愛し合う?」
なんだろう?チューとかかな?とか思っていると・・・

「そうよ。キスもそうだけど具体的には・・・」
と言って、またあたしのお股に触れた。
「男の子にここへ赤ちゃんの素を出してもらうのよ。」
と言った。赤ちゃんの素?なんだろう?それより・・・
「お姉ちゃん、くすぐったいよぅ。」
「やっぱりソラはかわいいな~。」
「ひゃっ、お姉ちゃん。そんな・・・」
何を思ったのか、お姉ちゃんはあたしのおっぱいに吸い付いたのだ。
「おっぱいなんか出ないよ~、お姉ちゃん?」

(ペロッ)
なんだこれは?触るだけより全然キモチイイ。
それと同時にお姉ちゃんはお股も触ってきた。これはヤバイ。
「はぅ~、お姉ちゃん。」
キモチイイなんてもんじゃ・・・気を抜くと声が出ちゃいそう・・・


307:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 20:01:02 zhG9fuoQ
お姉ちゃんは
「パンツ濡れてると気持ち悪いでしょ?」
と言いながらあたしのパンツを脱がした。

そして、すでにキモチよさで頭がボーッとしていたあたしは信じられないものを見た。
だって、お、お姉ちゃんったらあたしのお股に口を付けていたんだもん。
「お姉ちゃん!そんなとこ舐めたら汚いよ!」
当然だ。なんてったっておしっこの出るところだ。おまけにお風呂前だし・・・
「平気よ。ソラのカラダに汚いところなんて無いわよ。」

お姉ちゃんの舌が容赦なくあたしのお股を舐める。
今までとは全く違うキモチよさで頭がおかしくなりそうだ。
「や、嫌~。お姉ちゃん!キモチイイ!ぁ、声出ちゃう。」
もう声なんて我慢できなかった。
そんなあたしを見てお姉ちゃんは
「これをくわえるといいわ。」
と言って、何かをあたしの口に突っ込んだ。
「!?ん~!!」
それがあたしの脱いだパンツだとわかるとあたしは余計おかしくなりそうだった。
だって自分のお股の汁が染みついたパンツよ?カラダ全体が熱くなるのがわかった。
もう”キモチよさ”は限界を超えていた。

「ん~、ん~。きもふぃい~。」
パンツのせいで声にならない。


308:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 20:01:27 zhG9fuoQ
あたしは気づいた。
あの日の夜、ママ達はこれをやっていたんだ。
キモチよすぎてヤバイ。頭がヘンになりそう。
これはオトナにならないとやっちゃいけないと思った。
もう、許してくださいって思った。

「ん~!ん~!ふぁめ~。」

それから先の記憶は無い。
どうやら気を失っちゃったみたいだ・・・
目が覚めたらお姉ちゃんのベッドで寝ていた。
「あ、おはよう、ソラ。大丈夫?ちょっとやりすぎちゃった。」
てへへ、と笑うお姉ちゃん。
「てへへ、じゃないよぅ!もうホントにコワかったんだから!」
あたしは拗ねたように言う。
「でもやみつきになりそうでしょ?」
ドキッとした。やっぱりお姉ちゃんは何でもわかるんだ。
そう、あたしは”これ”がやみつきになりそうだった。

「それに怖いなんて思う必要ないのよ。」
「え?」
そして続ける。
「だって、あたしたちもそうやって産まれてきたんだもの。」
「・・・」
「ソラができたときママは本当にうれしそうだった。うれしすぎて泣いちゃってた。」
「泣いたの?」
「そうよ~。当時のあたしにはわからなかったけど今ならわかるわ。それだけ愛されて産まれてきたって。ソラもあたしも。」
最後に
「それってとてもステキなことだと思わない?だから怖がる必要なんてないのよ。」

それを聞いて急に気分が晴れた。
「あ、でも・・・」
「何?お姉ちゃん。」
「ソラのカラダはまだオトナになってないから赤ちゃんはダメ。危ないからね。」
「わかった。」
「あと何年かたって、この人の赤ちゃんなら産んでもいいって思える人ができるまではね。」
チッ、ダメかぁ、とガッカリしているとお姉ちゃんは言った。


309:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 20:01:58 zhG9fuoQ
「ソラに良い物あげるわ。」
とくれたのはピンク色でヒモが付いたちっちゃいモノだった。
「?何これ?」
「スイッチ入れてごらん。」

(ヴィーン)
「!?」
「それを使ってキモチイイところを探すといいわよ?」
「わかった・・・ありがとうお姉ちゃん。」
「それから・・・」
「何?」
「そのオモチャを使うときはママ達に見つからないようにね。あと今日のことも2人だけのナイショ。」
「うん!お姉ちゃん!」

******
おまけ・・・
「まったく、2人とも脇が甘いのよ。おかげでソラがショック受けてたわよ。」
あたし、瀬能水夏は両親を呼んで説教していた。
「2人ともいい大人なんだから・・・って聞いてんの?」
「は、はい!申し訳ないです、水夏さん。」
「でもぉ、キモチイイんだも~ん。」
「はぁ~、ウチの両親は・・・」

でも、最高のパパとママだと思う。この家に産まれて本当によかったと思っている。
「あ、そうだ。」
パパが思い出したように言う。
「今言っとくか?」
とママに聞く。
「そうねえ、水夏には先に言ってもいいかもね。」
「?」
あたしはキョトンとした。
「ママね、また赤ちゃんできちゃった。たぶんこれが最後だし産もうと思うの。」
パパはうんうん頷きながら
「そういうこった。」

「おめでとう!2人とも!」
あたしはうれしくなって久しぶりに2人に抱きついた。
「パパもママも大好き!」

******
おまけのおまけ
「ねえ、お姉ちゃん?」
「なあに、ソラ?」
「お姉ちゃんは赤ちゃんができるキモチイイことしたことあるの?」
ブーッ
「ノ、ノーコメントよ・・・」


310:268 ◆FMYPc6cKQE
10/03/24 20:03:34 zhG9fuoQ
新作になります。

今回は姉×妹です。苦手な方がいたら申し訳ない・・・

また読みにくいかもしれないが容赦願いたい。

311:名無しさん@ピンキー
10/03/24 21:21:44 SUWPVIW0
>>310
あー、申し訳ないんだがオリキャラオンリーはちょっと困る。
情景が想像しづらいし、いまいち感情移入できない。
寝てる横でエッチするとか捏造エンディングでちらっと登場させるとか小道具扱いならいいが、
『それだけ』だとパロディの領分を越えてるような気がする。
かまわないって人もいるだろうが、俺のように気にする奴もいるのでできたら投下前に一言入れてほしい。

312:名無しさん@ピンキー
10/03/24 22:05:26 xUYAUHqk
確かに、オリキャラメインはちょっくらまずいかねぇ。
一応、けんぷの二次創作のエロパロスレだし、ここ

313:名無しさん@ピンキー
10/03/25 00:48:26 mGrrl84f
>>310
お話自体の出来はいいのでできたらそれを既存キャラで発揮してほしい。

314:名無しさん@ピンキー
10/03/25 05:18:44 ALyn3/DR
>>302
> あたしの名前は瀬能ソラ、10歳。ソラは空、英語でskyだってパパに聞いた。



この時点で無理

315:名無しさん@ピンキー
10/03/25 07:06:44 O/brKbbF
>>314
なら見るなとおとっつぁんにはよく言われたもんさ・・・

316:名無しさん@ピンキー
10/03/25 15:05:50 7ngKJ/Zy
うむ、水琴好きな俺には十分ありだがそうじゃないのもいるか・・

317:名無しさん@ピンキー
10/03/26 20:08:17 yx0voVIN
『今日は図書委員のお仕事があるので少し遅くなります。なので待ち合わせは
図書室の屋上でいいですか?調理実習でお菓子焼いたんで食べてくださいね』
これは休み時間に紅音から届いたメール。当然、OKの返信済み。
あの戦いの後付き合い出した俺と紅音はなんとか上手くやっている。だからって関係が進展したわけじゃないんだけどね?
「相変わらずのヘタレっぷりですねぇナツルさん」
なんだか懐かしいしずかちゃん声が聴こえた気がするんだが多分気のせいなんだろうな。
夕方の風が心地いいこの季節、閉館時間を少し過ぎたこの時間帯は夕焼けが綺麗で…ああ、あいつの髪もこんな鮮やかな色だったな…
「ホントこんなんじゃ紅音も浮かばれねぇぜ」
今度はイタズラが過ぎて切腹させられた黒いウサギの空耳かよ。余計なお世話だ。
そんなことを考えながら紅音の閉館後の作業が終了する頃合いを見計らい人影もまばらになった図書室のある棟へ入る。
さて、紅音はもう来てるかな?屋上に出るため俺は重い扉を押し開けた。
「っ!?紅音ちゃん!」
視界に飛び込んできたのはコンクリートに横たわっている紅音だった。
「紅音ちゃんどうし…んっ!!」
飛び出した瞬間腕を後ろ手にとられ、肘を極められてしまった。
「ナツルストーップ!」
って、この声は…

318:317
10/03/26 20:25:15 yx0voVIN
と、こんなものを書いてみようかと思ったんですが続けてよろしいでしょうか?
最終章の後日談。
エロ有り、こんなイントロですから当然ナツル×紅音ではありません。

最終巻の最終章でナツルが紅音を名前で呼ぶシーンが無かったので「戦い」前準拠で
地の文では紅音、会話文では紅音ちゃんとしてみました。
あと、臓物たちは復活フラグでもなんでもなく、ナツル脳内の存在です。自身への不満が臓物の声を借りて出て来るってことに…
とか言いつつ、ナツル視点ベタ押しで保たせる文章力が無いので出しただけという恥ずかしい理由が真相orz

319:名無しさん@ピンキー
10/03/26 21:48:13 9pG90Ol2
ナツルと女ナツルに分裂しての二人暮らし。
共同生活してるうちに「あれ? 女の俺可愛くね?」と思い始めるナツル。
で、だんだん脳の占有率が佐倉さんから女の自分に移っていくナツル。
「これじゃナルシシズムじゃないか、しっかりしろ俺!」と自分に言い
聞かせるナツル。

そしてある日、いろいろ言い訳しながら眠ってる自分にそっと近づいて
マジマジとその寝顔を覗きこみ生唾を飲む男のナツル。そしてそっと顔
を近づけると、眠っていたはずの女ナツルが眼を開き、
「考えてること一緒だから全部お見通しだぞ、俺…」といって男ナツル
の頭にいきなり腕をまわして…

320:名無しさん@ピンキー
10/03/26 22:00:08 A+1PQS5z
12巻を認めない人間にはうれしい投稿だ。
あんな形での表紅音なんて誰得なんだよ・・・

321: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/26 22:37:45 WVlVJzBT
12巻。雫が涙を流しながら石像の残骸を蹴飛ばすところから。

その場にしゃがみこんで静かに泣く雫。後ろから足音が……
雫「(慌てて膝に顔を埋める)……何しに来たの?」
足音の主はナツル。雫のそばに立つ。
ナツル「よくよく考えると、俺が本当に好きなのは、紅音なんだよね」
ナツル「紅音ちゃんも、もちろん好みのタイプさ。けど……」
ナツル「このまま流れで付き合ったら、俺、きっと紅音の面影を重ねちゃうと思うんだ」
雫「美嶋さんは気にするかもしれないわね。あの子、結構聡いから」
ナツル「だからさ……紅音ちゃんには『付き合えない』って言った」
雫「……っ!?」

というような具合にただいま妄想をちまちま構築中。
ナツルはこんな男じゃない! という意見は黙殺します。


322:名無しさん@ピンキー
10/03/26 23:59:11 MYRHr5Kv
>>321
あれだけ人間味のない奴なら多少人格をいじっても気にならない。
存分にやってくれ。俺は待ってる。

323:名無しさん@ピンキー
10/03/28 05:52:58 MpcN79HO
だからストレートに雫に靡いとけっていったんだ!
築地さんよお・・・

324:名無しさん@ピンキー
10/03/28 06:53:40 R9kEuP7n
>>231
ナツルのあの告白の時点で雫の恋は終わりを迎えたと思うんだけど
そこまでナツルにこだわる必要あるの?新たな恋で雫×○○(○○は読者等)じゃだめなの?

325:名無しさん@ピンキー
10/03/28 09:44:42 yPieN7P6
>>324さん
>>231ならぬ>>321です。
おっしゃることはごもっとも。
賛否両論ありますが、ナツルに対して恐らくは
他の誰よりも積極的(過激とも)なアタックをかけてた雫に
なにがしかの救いがあってもいいかな? と思ったもので。
あとはラストのナツルが……。
仕方ないのかな、とは思うのですが。

「同情なんて、された方が惨めよ」と雫から言われそうだなぁ。

326:名無しさん@ピンキー
10/03/28 09:51:54 1nW448vA
ifを妄想するのが二次の醍醐味だし全然良い
個人的には完全捏造のオリキャラを既存のアニメや漫画キャラと絡める方が嫌いだし読む気が失せる

327:名無しさん@ピンキー
10/03/28 10:00:06 uIS/LxtU
>>326
同感
正直二次創作板での>>324の言葉はほぼ禁句だろ

328:名無しさん@ピンキー
10/03/28 10:44:30 R9kEuP7n
救いやもしも云々はわかったけど
しかしあの流れになってからナツルに救いを求めるのもなぁ
ナツルの告白を全部聞いていた雫が今更ナツルを求めるかどうか
そこまでナツル×雫にこだわるなら
原作の話を巻き戻すかアニメ準拠にしてみるとかの方がよさそう
というか前に誰か書いてたな

329:名無しさん@ピンキー
10/03/28 10:52:17 +faAe+fG
>>318
頑張れ、原作を超えるんだ!

330:名無しさん@ピンキー
10/03/28 10:57:57 yPieN7P6
>>325の補足。
>>324さんのカキコでごもっともなのは
>ナツルのあの告白の時点で雫の恋は終わりを迎えたと思うんだけど
の部分。

331:名無しさん@ピンキー
10/03/28 11:24:13 MpcN79HO
>>318
書いてくれるなら基本的に何でもいいや
いや、嘘です書いてくださいお願いしますどうか

332:名無しさん@ピンキー
10/03/28 14:29:31 WM6ydCH0
>>321
      /             ヽ
     /  : な ・   い ・ そ  |
     |   : い ・  い ・  れ  |
     {   : か ・  ん ・  が  |
      ゙i    :   じ ・     }
      `ヽ   :   ゃ ・    /
   ,-='"´ヾ\ :   あ ・  /
   ⌒T^ヽヾミリr‐-、,_  ,-='⌒\
  ヾ、 ! iミ、ヽ、゙" /ノノ_/|// _ノ´ノヽ
  ヘ,=、,,_ヽ、   ^ト、,_二=、,, /‐|
  "^___,,,ノ`     `ヾ-=、ノ 彡  ,ィ
   (彡‐'´      ,、==、、  } -彡'
     ,、r==、     !"r‐、ヽ  `i",ィ'
  ゝ  ソ r' 。i      ヽ゚,シ   }_シ
  {   、`ーノ /⌒ヽ  ̄    レ⌒ヽ
  ノ    ̄      _,,ィァ   //^} }
 ヽ、    ト─=ニニ‐ノ    iヽ / ノ
  、{、i,    ``'ー─‐‐'´,    i-‐'/
 、`ー-i,    `ー‐      /ー'´
  `'ー‐'ヘ          /
    r'~`!`'、,ー、,,___,/-/-v'⌒ヽ,r-、
 -‐'^, -'ヽ  `'=---┬''~´/‐-リ r==、|
  '´    \ □] i| □ノ  /ヽ,ー‐' |
        ゙─┴‐'~ /   `ーイヽ

333:名無しさん@ピンキー
10/03/28 23:46:06 tzkIZZ0u
>>328
あれだよ
雫厨にとってナツルは会長が幸せになるための道具

334:名無しさん@ピンキー
10/03/28 23:55:54 xy/4QHgf
そのとーり!!!

335:名無しさん@ピンキー
10/03/29 00:57:58 IbySDbWm
ところで紅音、雫、水琴の三人娘に酒が入ったらどうなるのだろう。俺的予想としては。

紅音…変身してないのに猛犬化。
雫…やたら甘えてる。ゴロゴロニャンニャン。
水琴…泣き上戸。

ってな感じなのだが。

336:名無しさん@ピンキー
10/03/29 01:06:16 6ArInPug
>>335
よし、良いネタ貰った

337:名無しさん@ピンキー
10/03/29 10:30:50 mnSRFCSe
>>335
あー11巻で猛犬さんは自分で下戸だと申しておりました

俺は消滅するずっと前の猛犬さんの話を考えようかな…

338:名無しさん@ピンキー
10/03/29 17:00:16 6mGJhfit
12巻の楓に誘われる猛犬と悔しがるナツルがNTRチックでくるものがあったなあ
前後の描写が弱いのと12巻だけであっさり終わらせたのが残念だ

339:名無しさん@ピンキー
10/03/30 17:51:32 oHHbgSQp
黒楓はどのキャラに対しても凌辱できるワイルドカード
猛犬も強気受け体質

340:名無しさん@ピンキー
10/03/31 12:17:39 ELdPkFsG
雫にも?

341: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/31 13:29:47 TQX4a05L
芋ただいま大絶賛規制中。いい加減勘弁してくださいorz

やっぱり原作12巻は切り離そう。うんそうしよう。
正直、リンクさせるとしんどい。

342:名無しさん@ピンキー
10/03/31 20:20:44 fIwXNBao
>>341
思うように書いてください。

343:名無しさん@ピンキー
10/04/03 09:33:44 n1DJw6dr
保守しとこうか

344:名無しさん@ピンキー
10/04/05 00:55:57 7/mH9Law
ネタはあるのに書く時間がないという

345:名無しさん@ピンキー
10/04/05 12:43:34 lIFb4mAe
がんばれ

346:名無しさん@ピンキー
10/04/07 20:57:37 JAy+LViU
保守

347:名無しさん@ピンキー
10/04/09 19:38:33 lHXmRPDy
保守2

348: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/04/09 20:45:03 5LmtanmV
ご無沙汰してます。とりあえず携帯から。



「……37.8度」
ここは生徒会長室。
ナツルがこれ見よがしに、体温計のデジタル表示を、ソファーに寝ている私―三郷雫の眼前に
突き付けた
「鬼のかくらんだな―オブッ!?」
私が投げた枕代わりのクッションが、ナツルの顔面にヒットした。
「……失礼ね」
顔を押さえながら床をのたうち回るナツルに、私は小さな声で抗議した。
あながち間違いではないけれど、せめて、医者の不養生くらいのことは言えないのかしら―まあ、
私は医者じゃないけど。
「……ごめん。けど珍しいな、雫が風邪をひくなんて」
「ここ最近、委員会や教師陣とのネゴで忙しかったから、一段落ついた気の緩みで疲れが一気に
噴き出しただけよ。少し休めば治まるわ」
ナツルが涙目になりながら、クッションを差し出すのを、私は受け取り、再び頭の下に敷いた。
「えっと……薬飲むか? 救急箱にあったけど」
額に当てられたナツルの手のひらが、ヒンヤリしていて心地よい。不思議と心が落ち着く。
「……せっかくだから戴くわ」
ナツルがニッと笑った。何を考えているか一目瞭然。
『いつもそれくらい素直だったらいいのにな』
もう一度、クッションをお見舞いしてあげないとダメらしい。
私がクッションに手を回すと、ナツルは俊敏な動作で身を翻し、笑いながら救急箱を取りに行った。
普段は鈍感なクセに、こんなときだけ勘がいいんだから、もう。
けど―。
(不思議と憎めないのよね)
自然と笑みがこぼれてしまう。まあ、近堂さんに言わせると、
『惚れた弱みだよ、それ』
となるのだが。
「あ゛っ!!」
突然、ナツルが叫んだ。そして、私のほうに振り向いた。
「雫……薬、こういうのだった」
引きつった顔のナツルが手にしている薬は―座薬だった。



全部、某無料エロゲの座薬プレイが悪いんや。亜矢エロかわいいよ亜矢。
続きは可及的速やかにというか近日中にアップ出来るよう善処します。ではではノシ

349:名無しさん@ピンキー
10/04/10 16:42:08 t8s6xSTx
>>348
乙。久しぶりの雫もの、続き楽しみにしてますよ。

350:名無しさん@ピンキー
10/04/10 22:52:03 iVStACav
>>348
投下乙です

351: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/04/11 00:28:50 Rai+ID9V
おばんです~。そんなわけで(どんなわけだ)>>348の続き。



「……ナツル」
「……はい」
 呼び掛けはしたものの、正直呆れてモノも言えない。どこをどうしたら飲み薬と座薬を
見間違えるのだろうか。ナツルもそこのところは言い訳が出来ないようで、床に視線を落
とし、すっかりしょげかえっている。
「普通の解熱剤は?」
 私の問いに、ナツルは黙って首を横に振った。
「……仕方ないわね」
 仕事が一段落ついたと言っても、それはあくまで一時的なもの。私の都合にはお構いな
しで厄介な案件は次から次へと舞い込んでくる。体調が戻るまで休もうものなら、机の上
に書類の山が出来上がってしまうのは目に見えている。今はとにかく、熱を下げることが
最優先事項だ。
 ふらつく身体を起こし、ソファーに腰掛けると、私はショーツを脱いだ。
「なあっ!? し、雫さんっ!! あ、アナタ一体何をしてやがるんですかっっっ!?」
 顔を真っ赤にしながらナツルが叫んだ。丁寧なのか乱暴なのかよく分からない言い方を
しないで頂戴。
 そのまま私はソファーの上でよつん這いになり、スカートを腰までまくった。
 ―なんだかスースーする。
「ナツル」
「ははははいっ!?」
「……入れて」
 首を後ろに向け、肩越しにナツルを見つめる。なぜかナツルは動揺していた。股間を両
手で押さえ、不自然な前傾姿勢をとっている。
「どうしたの? 早くして」
「い、入れるって……ここで、か?」
 ナツルがおもむろにズボンのベルトを外し始めた。何を勘違いしているのやら。
「……座薬を入れて、と言わないと分からないかしら?」
「なんだそっちか……って、ええええええええええっ!?」
 ナツルの身体がひっくり返った。御丁寧に尻餅までついている。そんなに驚かなくても
いいのに。こういう頼み事をするのは初めてなのに、いちいちショックを受けられると傷
ついてしまう。
「ていうか、ここで入れるのかよ座薬を!?」
「早くして。この格好、結構恥ずかしいのよ」
 横目で様子を伺うと、何のかの言いながら座薬を一つ手にしているナツルが見えた。
 ナツルの息遣いは荒い。視線を私のお尻の穴に向けているのが分かった。
 見られていると思うと、なぜだろう、私も気持ちが高ぶってしまう。体の奥から熱いも
のが溢れてくるのを感じた。
「……雫。何か垂れてきたぞ。それに」
「いちいち報告しなくていいから、早く入れなさい」



携帯メールで長文作成して、保存して、それをコピペするのってそこそこダルいので
次回で終わらせますです。出勤中とか帰宅中とかを利用すれば何とかなるでしょ。
というか何とかします。ではではノシ
(早く規制解除してください、お願いですから)

352:名無しさん@ピンキー
10/04/11 02:03:18 KVrWdFpr
>>351
乙、芋場でしたっけ?、困っちゃいますよね。私も芋場なので携帯からですがメドイの良くわかります。
では全裸で正座してお待ちします。


353:名無しさん@ピンキー
10/04/11 22:55:43 uRt84i9m
意味ワカンネ

354:名無しさん@ピンキー
10/04/12 19:35:40 qwQRN7lC
意味を求めちゃダメなんだろう

355:名無しさん@ピンキー
10/04/13 19:47:49 C1r6TY/h
良作が、規制の所為で短くなる・・・・・泣くに泣けないわ・・・・

356:名無しさん@ピンキー
10/04/13 23:51:09 jZIjLYnd
そういやけんぷって学園祭以外の学校のイベントないよね
体育祭とか修学旅行とか

357:名無しさん@ピンキー
10/04/14 23:44:43 ELdn4A9D
体育祭は時期的に微妙だけど、修学旅行は春、夏でやっててもよさそうなのにな

358:名無しさん@ピンキー
10/04/16 06:15:05 jmjgyRt0
修学旅行は学年が違うからなあ

359:名無しさん@ピンキー
10/04/16 08:01:38 rkW0rPxh
高校の修学旅行は大抵2年に行なうから学年は合ってると思うんだが…
むしろ今までなかったことに違和感

360:名無しさん@ピンキー
10/04/16 09:55:28 qRka7t0w
会長の(水琴もだっけ?)学年が違うって事だろ

361:名無しさん@ピンキー
10/04/16 21:54:14 wqF/wwR9
メインで2年はナツル・紅音・楓
もちろん同級生の委員長さんズや東田も2年
ついでに言えば、白の内の2人が2年

362:名無しさん@ピンキー
10/04/17 07:57:11 MZH+GkCM
肝心の会長や美琴がいないとなると紅音ルートじゃん

363:名無しさん@ピンキー
10/04/17 23:23:41 ui4vymY1
「ラスボスの私をディスるなんていい度胸してますね」

364:名無しさん@ピンキー
10/04/19 02:10:14 TLcBf+xL
>>356
つーか会長はいつまで会長やってるつもりなんだろう
流石に後任が必要だと思うんだが
あと、受験とか考えなくていいのかな

365:名無しさん@ピンキー
10/04/19 23:42:12 TLcBf+xL
後任は水琴

366:名無しさん@ピンキー
10/04/19 23:45:59 TLcBf+xL
(ミス)でいいかも

367:名無しさん@ピンキー
10/04/19 23:52:08 tUzD2hag
意表をついて沙倉さんで臓物アニマル促進計画。
ナツルと紅音は無理あるか。

368:名無しさん@ピンキー
10/04/21 20:34:50 e97LvqBx
女子部4組の委員長とかは?

369:名無しさん@ピンキー
10/04/23 01:22:42 Ipfzzp2D
黒楓×猛犬

370:名無しさん@ピンキー
10/04/23 23:03:25 p9n5jHG2
会長いいね~


371:名無しさん@ピンキー
10/04/23 23:30:38 p9n5jHG2
突然だが俺こと瀬能ナツルは高校を卒業して以来の最大のピンチを迎えている。 
本当にいきなりだと思うだろうが、俺だってまさかこんなことになるなんて思っていなかった。
いや今の言い方には語弊があるな、正確に言い直すとまさかこれほど早くつかまるとは思わなかった。 
俺はとある事情で、日本から拉致されており、つい今しがた日本の空港についたところだったのだ。
そしてこれまたとある事情でしばらく身を隠そうと京都行きの高速バスに乗ろうとしたところで再度別の
人間に拉致されてしまったのだった。
ちなみになんで京都に行こうとしたのかは日本人なら困ったときは京都に行くものだという
母方の祖母の遺言であったからだ。

「それが私との約束を破った言い訳?」
冷たく俺を見下ろしながら雫が相変わらずの冷静な口調で言う。
「そうだよ!水琴に拉致されてマダガスカルにまで、何とかという遺跡の発掘作業に延々と付き合わされてたんだ」
「それで何で京都行きのバスに乗ろうとしたのかしら?私との約束を破って置きながら何の連絡もしようとせずに」
「……実は、外国に行ったことで日本の文化のすばらしさに目覚めたんで、そうだ京都行こうと思って……」
一瞬部屋の中が静まり返る。
「はあ……それならしょうがないわね」
ため息をついた雫がゆっくりと俺に顔を近づけてくる。やった!どうやら誤魔化せたぞ。
だが俺の淡い期待はまさにこの氷像のような女にあっさりと打ち砕かれてしまった。
「……なんて言うなんて思ってないでしょうね?」
寒い……心の内側から凍えてしまいそうな雫の言葉に俺は全身を固くする。
「ナツル……私があなたに待ちぼうけをくらわせられているいあいだどんな気持だったかわかるかしら?」
「だから!それは悪かったよ!水琴がちょっと付き合ってって言うから返事した三十分後には飛行機に乗せられてたんだぞ?連絡は
とろうとしてたんだ」
ちなみに携帯は高校生のころからのものを相変わらず使用しているため、携帯電話としての携帯部分は過剰広告として削除しても
いいほどに携帯できていない代物だった。
俺は意図的に声を張り上げて、必死で弁明をして謝罪もした。それはあるひとつの質問をされるのを防ぐためだ。
「……私が言いたいことはそれじゃないの……ううん、それもあるけれどもっと根本的なことよ」
一度言葉を切って雫は瞳に最大限の憤怒と最冷現の口調でもっとも恐れていたことを口にする。
「あなたはその間、水琴とは何もしなかったの?」



372:名無しさん@ピンキー
10/04/23 23:52:23 p9n5jHG2
「えっ!な、何にも無いよ……だ、だってあ、相手は水琴だぜ?」
必死で言い訳しようとするが雫の表情がどんどん堅くなっていく。ちなみにそれはほとんどの人間
にはわからないだろうが、ここ数年、妙に縁の深くなってしまった俺くらいにしかわからないほどの微妙な変化だ。
突然雫が俺の顔面を両手につかみ、顔を近くに持ってくる。
「やっぱりシタのね」
……はい、しました。ごめんなさい。俺はまるでイタリア兵のようにあっさりと白旗を上げる。だってこんな状態になった
雫には到底かなう筈が無いのだから。
「正直に言いなさい、何回したの?」
「ええっと……1……いや2……回」
「嘘ね……3回はしたでしょ?」
……当たりです。本当はこいつは嘘を読み取れる特殊能力でも持ってるんじゃないのか?
「はあ……しょうがない人ね、いい加減その流されやすい性格をどうにかしなさいな」
わかってるよ……というか俺が流されやすい性格じゃなかったらお前とこんな関係になってるはずがないじゃないか
「それで、どういう風にしたの?」
「……何をだよ?」
質問の意図を理解してはいるが、あえて聞き返す。
「……わかってるんでしょ?」
ニッコリと笑う雫の表情に今度は俺がため息をついた。
どうやら性癖にスイッチが入ってしまったようだ。


373:名無しさん@ピンキー
10/04/24 00:35:27 iAgA5B1B
……今の現状を説明すると、俺はパンツ1丁でベッド上で大の字になって縛られている。
そんな俺の上を薄ピンクで統一された下着姿の雫が悩めかしく動いている。
「最初は確か……キスをしたのよね?」
俺の唇に自身の唇を合わせる。 一度唇を離してニコリとすると、今度は激しく唇をつけてくる。
唇だけじゃなく、ねっとりとした感触の舌を俺の口内に侵入させ侵略するように縦横に暴れさせる。 
いわゆるディープキスというやつだ。酸欠になりそうなほどに互いの舌をからませ、粘液を交換し、
一瞬自分自身が雫と同化してその一部になってしまったかのような錯覚を思わせるほどに激しく求めてくる。
「はあ……、ふふふ次は何をしたんだったかしら?」
いやらしく笑う雫に見とれながら、その瞳の奥にある性癖の倒錯を見た俺は身震いする。
いつも冷静な雫が表層には出さないその性癖を理解している俺は、あえて躊躇いがちに、でもはっきりと口にする。
「た、たしか……つ、次は胸にキスされた……かな……ふぁっ!」
雫が言い終わる前に胸にキスをする。そしてさらに上から塗りつぶすように舌を這わしてくる。
ゾクリとする快楽に耐え切れずに声がでた。
「クッ……アッ……」
「ふふふナツル、可愛いわ」
俺が声を出すたびにうれしそうに震える。そしてもう一度舌を乱暴に入れるキスをした後にまた胸の上で舌を
走らせる。
雫の性癖……それは、俺が他の女(この場合は水琴だが)としたセックスの内容をこと細かく聞いてその内容をなぞり、
そしてその上から塗りつぶすように雫自身が激しくそれをするのだ。
 嫉妬の解消と自身のプライドを満足させるその性癖に雫自身が気づいているのかはわからないが、明らかに他の女との
セックスを聞いているときの雫には理性の外れた本能の顔が見て取れる。
そして俺はそんな雫を見るのが好きだったりする。

「ふぁっあ……ふふふすごい固くなってるわよ?水琴よりも上手いかしら?」
確認するように上目遣いで四つんばいになって俺のモノをしゃぶりつきながら、言葉を待っている。
「ああ……水琴より、気持ちいいよ」
絶頂を迎えたような表情で激しく俺のモノを口と手を使って絞り上げる。
「くうぅ……それ……すごくいい……あっ、やばい……」
 俺の言葉を受けた雫が動きを止めて力いっぱい俺のモノを握って絶頂をムリヤリ止める。
「……駄目よ、まだ全部してないでしょ?まだイカせてあげないんだから」
どうやら水琴とのセックスを全てなぞってからでないとイカせるつもりはないらしい。
そのときの嫉妬と歓喜と興奮が入り混じったその表情だけでイキそうになってしまう。
その後たっぷり俺は水琴とのセックスをなぞられ、その全てを雫の強烈な行為で塗りつぶされていく。
そして全てがなぞり終わり、雫が見下ろしてくる。
「それで正常位で入れたのよね?そこだけはなぞれないから私が上になるわ」
お互いに全身にいやらしく汗をかいた状態で特に熱くしっとりと濡れそぼった部分に俺のモノが飲み込まれていく。
「ううっ……あっ!ああああああああっ!」
雫が一際大きな歓喜の声を上げる。



374:名無しさん@ピンキー
10/04/24 01:38:40 iAgA5B1B
声を上げた瞬間、気を失ったように雫が俺の胸の上へ倒れてくる。 どうやら入れただけでイってしまったようだ。
「はあっ、はあっ、ナツ……ル……ナツル……ナ……ツ……」
心ここにあらずといったうつろな表情でうわ言のように俺の名前を雫が呼ぶ。 しかしその瞬間も雫の中は熱く、また
俺のモノをきつく離さないようにしている。縛られているため俺は自由には動けないが、どうにか上手く腰を動かして
雫を刺激してやる。 
「ふぁっ!だ、駄目……動かないで……んっ!あっ!」
言葉とは裏腹に俺の動きと連鎖させて雫が自分が心地よいポイントに動きを合わせている。
また刺激と同調するように雫の中が激しくグニグニと俺のモノを絞り上げてくる。そしてそれが気持いいようで、雫が
一際大きく声を上げてくる。
「あっ、あっ、……いい、気持いいよぉ…で、でも……でも……」
雫が期待したような目で俺を見る。 そうなのだ、このままでも気持はいいだろう。
しかし……騎乗位では……。
俺は雫の期待に答えてやる。
「雫!俺を縛っているロープを切れ!」
高圧的に言うと、雫は待っていたかのように自身の武器である剣で俺の拘束から開放する。
そして拘束が解けた瞬間に俺は上体を起こし、軽く雫を押してつながったまま覆いかぶさり、激しく突き上げた。
「ああっ!」
短く高い声を上げてよがる雫にかまわずさらに激しく奥にまで届くように強く突き続ける。
「ナ、ナツル……好き……大好きよ……だから……このまま……キスして……ちょうだい」
キスして欲しいのか、それともキスして、出してほしいのかわからないまま狂ったように身体を動かし、やがて
おれ自身にも限界が近づいてきた。それを察したのかニコリと笑った雫がしがみつくように俺の首の後ろに
手を回してキスをする。 その瞬間に、目の前が真っ白になるほどに強烈な快感が走り、俺と雫は達した。





375:名無しさん@ピンキー
10/04/24 01:48:55 iAgA5B1B
「はあっはあっはあっ……」
「はあっはあっ、はあ」
お互いに荒く息をしながらベッド上で転がっている。
雫の方は深くイキ過ぎたようで目を瞑って、息を整えようとしている。余韻で身体が少し震えている。
俺はというと、長く刺激されていた上になかなかイカセテもらえなかったため、かなり体力を消耗している。
正直いってこのまま寝てしまいたいくらいだ。よく考えてみたら向こうにいるときも発掘と水琴とのセックスで
体力をかなり使っているのだから。
だが、俺はまだ眠るわけにはいかない。雫を満足させる最後の仕上げが待っているのだ。
雫の方にごろりと向きを変える。 彼女はこちらに背中を向けたまま、まだ荒々しく息をしてなんとか落ち着かせようとしていた。
俺はそっと背中越しに彼女を抱きしめる。一瞬ビクリとした雫の華奢な身体を包むように左手を回し、右手を彼女の頭に持っていく。
そして頭をやさしく撫でながら、
「ゴメンよ雫、次は絶対に約束を守るからな」
耳元で優しくささやく。恥ずかしいが言っておく、これは本気だ。
その言葉を聞いた瞬間、荒かった息が落ちつき、一分ほど黙った後に彼女はゆっくりと振り向いて、その涼しげな目元にうっすらと涙を浮かべ、
「わかった、もうしないでね」
と嬉しそうに微笑むのだった。


376:名無しさん@ピンキー
10/04/24 01:50:31 iAgA5B1B
やっと書き終わった。初めて挑戦したけどすごい難しいな、これは。
こういのうって書くと性癖でるよね。 とりあえずもう寝ます。


377:名無しさん@ピンキー
10/04/24 11:19:12 Hnx8r7I4
もう、新作は出ないんじゃなかろうかと半ば諦めてから
新しい雫作品はうれしいな!!

12巻なんて打切りで永遠に出ないからなw
とりあえず、GJ!!

378:名無しさん@ピンキー
10/04/24 12:31:13 l6EomUO3
仕事と規制にかまけて放置してます、ごめんなさい。
>>376さん
お出でませ。そして佳作(本来的用法)をありがとうございます。
私もモチベーション持ち上げないと……。

379:名無しさん@ピンキー
10/04/30 16:02:21 bdk7A9WD
保守

380:名無しさん@ピンキー
10/05/03 17:11:17 /OWPOOiP
保守②

381:名無しさん@ピンキー
10/05/03 18:33:05 5MQv5oV5
何か急激に過疎ったな

382:名無しさん@ピンキー
10/05/03 22:36:43 TIXObZ+F
このスレ雰囲気悪いんだよな。
雑談できる雰囲気ですらない。

383:名無しさん@ピンキー
10/05/03 23:35:31 fP90n64I
>>382
え、そうなの?



とりあえず会長の頭なでなでしたい

384:名無しさん@ピンキー
10/05/04 17:45:49 tOEnP+Jq
じゃあ俺は猛犬の乳首ナメナメしたい

385:名無しさん@ピンキー
10/05/04 18:58:16 oEIa98sw
犬なだけに紅音を調教したい

386:名無しさん@ピンキー
10/05/04 21:48:19 SqPkZYCZ
雫「面倒だから三人まとめて頂くわ」

387:名無しさん@ピンキー
10/05/04 22:34:09 E5T1R9/q
紅音でもふもふしたい

388:名無しさん@ピンキー
10/05/05 13:40:43 y/wdPA+w
水琴かわいいよ

389:名無しさん@ピンキー
10/05/05 21:30:48 ERRPRwLc
裏紅音に悪戯したい

390:名無しさん@ピンキー
10/05/05 21:50:56 T926N0F2
ナツルちゃんと激しい夜を過ごしたい

391:名無しさん@ピンキー
10/05/06 17:45:42 ghFnIu8N
お、ポツポツ書き込む人も出てきたか?
というか、何であんなに過疎ってたんだ

392:名無しさん@ピンキー
10/05/07 02:47:45 6ulGqCAB
>>391
大規模規制

書き込みどころか閲覧すらできないなんてことは
10年やってるけど初体験w

今は別のプロバイダーから接続してるけど

393:名無しさん@ピンキー
10/05/07 22:52:20 WbH1prvc
俺は別に規制されてなかったな

394:名無しさん@ピンキー
10/05/07 23:52:38 AqgzX+RE
>>392
そんなことがあったのか。知らんかった

395:名無しさん@ピンキー
10/05/08 00:04:59 Sp/xs/2k
大規模規制?いったい何があったんだ・・・
おっと忘れるとこだった、水琴ナデナデ

396:名無しさん@ピンキー
10/05/08 02:51:14 5f/ig78O
大規模規制ってもっと前じゃなかった?
裏紅音の素っ頓狂な声を聞きたい

397:名無しさん@ピンキー
10/05/08 23:46:32 GAiuc6SE
コミック版早くバトル始まってくれないかなー

398:名無しさん@ピンキー
10/05/09 00:51:00 9sOnkMXg
一日一回水琴ナデナデ

399:名無しさん@ピンキー
10/05/09 01:25:24 Ou1Xa+Kr
>>398
アライブの今の話が水琴がケンプファーになった時の原作4巻の話だよ
先々月号だと水琴が豪快にパンモロしてた(先月はお休みの特別編)
来月末には風呂場で激しい戦いを繰り広げてるだろう

この先、裏表の紅音の描写が原作だと不遇だったんだよな…orz

400:名無しさん@ピンキー
10/05/09 21:16:29 Ou1Xa+Kr
漫画版で一番良かったシーンは今のところ猛犬のブラチラかなぁ
恥じらいはエロスの基本

401:名無しさん@ピンキー
10/05/09 21:21:50 avXCzUNj
スカート捲られて恥ずかしがるナツルちゃん

402:名無しさん@ピンキー
10/05/09 21:28:09 Ou1Xa+Kr
あれ?>>399に既視感あると思ったら自分の書き込みだった…

403:名無しさん@ピンキー
10/05/09 22:22:50 WkFZW0br
テスト


404:名無しさん@ピンキー
10/05/09 22:35:44 WkFZW0br
「一体何を言っているんだ?お前は」
思わず俺こと瀬能ナツルは言ってしまった。
「だからここでキスして欲しいと言ったのよ……私に」
目の前にいる黒髪の美少女、そして俺にとっては漆黒の悪魔である三郷雫は何でも無いことの
ようにとんでもないことを倒置法で言ってのけた。
ちなみにこことは、昼時を迎えてピークに混雑している我が大学の食堂である。
さらにちなみに俺と雫の周りのテーブルには地雷原の表示がされているのではないかと思うほどに一人も居らず、
遠巻きにこちらを見られている。
かなり局地的なドーナツ化現象が起きている。 もしくはATフィールド発動中?主に俺が雫に対しての……。
「それにしてもみんな意外に自炊をしていないのね、大学生になったのだから自炊をすればいいのに……そうすれば食費の
節約になるわ」
周囲の異常に気づかないのか気にしていないのかわからずに雫が妙な呟きを発する
「そんなことを言っておいて自分も自炊を忘れて食堂に食事しにきたんじゃないのか?」
あえて話しに乗ることにした。もしかしたら先ほどの話は冗談よといってくれるかもしれないという希望を抱いて。
「あら、当然作ってきているわ。彼氏さんの分も含めてね、でも肝心のその人が私を無視して食堂にいくから追いかけてきたのよ」
「お前は法学部だろ?法学部の食堂に言って食べてくればいいじゃないか、ここは一般教養課程である一年のキャンパスであり食堂だ」
「だから追いかけてきたと言ったでしょ?」
俺は頭を抱えてしまう。どだい頭の出来が違う以上雫と口で勝てるはずが無い。いつだって俺の都合など聞かずに強引にやってきて
いつのまにか流されてしまう。この大学に来たのだって滴にはめられたようなものだったんだ。






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