築地俊彦「けんぷファー・戦嬢」エロパロ第2巻at EROPARO
築地俊彦「けんぷファー・戦嬢」エロパロ第2巻 - 暇つぶし2ch155:137
10/02/01 21:12:46 gxbqicR/
「……んっ……ふあっ!」
 背中越しに聞こえる、吐息混じりの悩ましい声が俺の意識を呼び覚ました。
 声を色に例えると、なんていうかこう、ビミョーにどころか完璧なまでのピンク。
「すごい、こんなにヌルヌルになるんだぁ……ここも固くなってる……ひゃうっ!?」
 今まで聞いたことのない色っぽい悲鳴にビックリし、俺は目を開けた。
 目の前は一面の白。どうやら俺の部屋の壁を見ているようだ。
「や……あっ……ダメぇ、声が……出ちゃう、よぉ……」
 声の主は水琴だ。が様子が変だ。
 何をやってる何を。とっても気になる。
 気になるのだが、見たらまずいような気もする。
 悶々としている俺の耳に、粘着質の水音が断続的に届く。クチャクチャ、クチュクチュ
と、ピンク色一色の妄想をかき立てられる音だ。
(……ちょっとだけよ?)
 アンタも好きねえ、と自分自身に心の中でツッコミを入れ、同時に、水琴が気づかない
よう祈りながら、俺は肩ごしに後ろをそっと見た。仕方ないだろ、俺だって健康かつ健全
な男子高校生なんだから。
 ―そして、それを見た瞬間、俺は危うく声を上げそうになった。
 水琴は、いわゆるM字開脚状態で俺の椅子に座っていた。
 それだけでなく、手を自分が穿いているパステルピンクのパンツの中に入れていた。顔
を真っ赤にして、目を固く閉じながら。
 パンツの股布(クロッチとか言うらしいな。俺はつい最近知ったんだけど)に出来た楕
円形の染みの向こうで、水琴の指が激しく動いているのを見て、俺は慌てて目線を目の前
の壁に戻した。
「あっ……くうっ! ……いやぁ、ナツルが……ナツルが起きちゃうよぉ……っ! 声、
我慢しないとダメなのにぃ……ひゃうっ」
 ごめん、実は既に起きてるんだ、いろんな意味で。などとは口に出せるはずもない。そ
れと、俺の本音としてはもう少し見ていたいのだけど、水琴にバレたら最後……嗚呼、恐
ろしくて言えないし考えたくもない。
 とにかくここは野良犬に噛まれたと思って大人しくしていよう。我ながらイヤな喩えだ
と思う。普通は『波が静まるまで待とう』だよね。
 いろんなトコロを固くしてじっとしていると、水琴が半分泣き声になりながら喘いだ。
「……ナツルが……」
 いや、だから起きてます俺。けど起きないように我慢してます俺。
 けど、水琴はそんなことを気にしているのではなかった。
「……ナツルが、いけないんだよ……雫と、あんな……んんっ! あんな、エッチなこと
……してる、から……きゃふっ! あたし……ああんっ! 我ま……我慢、出来なくなっ
ちゃったよぉ……ひゃんっ! あくっ! きゅうんっ!」
 卑猥な水音が激しさを増す。同時に水琴の喘ぎ声が立て続けに聞こえてきた。
 今まで水琴のこんな声聞いた事ないから、否応なしに身も心も高ぶってしまう。
 シンジ君の気持ちが良く分かるよ。最低だ、俺。
 ていうか俺のせいなのか?
 いやまぁね、状況に流されて雫とあんなことをしてしまった俺も俺だとは思うけどさ。
 断りもなく俺の部屋に入ろうとした結果、見なくてもいいものを見る羽目になったんじ
ゃねえか。水琴の言い分は、言いがかりというかむしろ完全に逆ギレだ。



とりあえずここまで。一応続くようです。
どうみてもやっつけです本当にありがとうございました。


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