築地俊彦「けんぷファー・戦嬢」エロパロ第2巻at EROPARO
築地俊彦「けんぷファー・戦嬢」エロパロ第2巻 - 暇つぶし2ch100:名無しさん@ピンキー
10/01/17 19:58:04 8NnQATUM
まあ雫は大学の名前とかに頼るタイプではないのは確かだ。
本人の能力と才能でもって思ったとおりの道を突き進むだろう。
向き不向きはあるんだろうけど。
噺家は・・・残念ながらあまりにも想像できません。はい。

カリカリ。
30分ほど経った頃だろうか、隣から雫の声がした。
「終わったわよ」
マジかよ。あれだけの量を本当に終わらせたのか。
生徒会室に戻ると、確かに机の上の書類が綺麗さっぱり無くなっている。
もう別の役員に渡して済んだそうだ。すげえな。

「そっちは?」
ひとまずは終わったけどさ。
「そう。わからない所があったら教えてあげるけど」
それもいくつか。
「見せて」
ここなんだけど。
「ああ、これはまず・・・」
雫はいつもと変わらず丁寧にわかりやすく教えてくれる。
非常にありがたい。
・・・ありがたいんだけど、何だろう。
何かすごい距離が近いんですが。当たってるぞ。
「聞いてるの?」
あ、はい聞いてます聞いてます。
「本当に?」
少し雫の体の感触が気になるけど聞いてるってば。
「それにしても、ナツルが本当に頑張ってくれてるようで嬉しいわ」
む。そりゃまあ。
いつまでもこれじゃ釣り合わないままだからな。
「少しは女を喜ばせられるようになったのね」
誰かさんの彼氏になったからな。
矯正されたんだろう。多分。
普段の雫のイメージからすると矯正というより調教だけど。
「今の関係になっても、ナツルの私に対するイメージは相変わらずね」
いや、大分変わったぞ、これでも。
でも普段の雫は今でもやっぱりちょっと苦手。
家で二人きりの時になった、何ていうのかな、無警戒な雫が一番好きだ。
普段の雫はまだ俺の中ではクールな完璧生徒会長が強く残ってる感じ。
なのでやっぱり調教とかしちゃうイメージだな。
「どちらかといえば、私はナツルに調教されたいのだけど」
ふうん。そりゃ意外だな・・・って。
何だって?
とんでもないこと口走らなかったか、今。


101:名無しさん@ピンキー
10/01/17 19:58:34 8NnQATUM
「もう一度言わせるの?サディストなのね」
悪戯っぽい笑みを浮かべる雫。
何を言う。俺は恋人は大事にする純情なタイプだ。
ましてや調教などと。ハハハ。
「あら、女を自分好みに調教してみたくないの?」
すいませんしてみたいです。
もう興味バリバリです。
すると、雫はより一層体を密着させてくる。
更にそのすらっとした長い脚を俺の脚に絡みつかせてきた。
「私はナツルにされるんだったらSMでも痴漢プレイでも、例え犬みたいに扱われても構わないわ。」
雫の頬に若干赤みが指している。
薄々思ってはいたんだけど、もしかして誘ってる?
「やっと気づいてくれたのね」
やれやれと言わんばかりの表情だ。
しかしやっとも何も学校でするのはまずいだろ、それも生徒会長が。
「ばれなければ大丈夫よ」
何その犯罪者的な思考。
万が一誰かに見られたらお終いだぞ、主に俺が。
「心配ないわ。鍵は閉めたし、この部屋の防音設備はなかなかのものよ」
準備が万端すぎる。
にげられない!
「別にナツルがどうしても嫌だって言うんなら、それでも構わないけど」
何だかわかってて聞いてるな。
・・・どうなっても知らないぞ。
半ばやけになりながら、俺は強引に雫を抱き寄せる。
雫も全く抵抗せずにされるがままに体を預けてくる。

・・・とりあえずやる気にはなったものの、調教ってどうすればいいんだろう。
命令とかすればいいんだろうか。
雫に命令する俺。素直に従う雫。想像も出来ない。
どうしたものか。
「焦らすのね」
別に焦らしてるつもりはないんだけどな。
「今はナツルの言う事なら何だって聞いてあげる」
どうも俺の悩みを察してくれたようだ。
とりあえず言質は取れた。後は俺の甲斐性が全てか。
「やる気になってくれた?」
おかげさまでな。
俺は最初の命令を雫の耳元で囁く。


102:名無しさん@ピンキー
10/01/17 19:58:59 8NnQATUM
「わかったわ」
聞くなり、雫は実に素直に椅子から立ち上がる。
俺は空いた椅子に代わりに座り込む。
雫は俺の脚の間に跪くように座り、ゆっくりとファスナーを空けにかかる。
そして俺のモノをゆっくりと取り出すと、それを躊躇いなく口に含んだ。
「ん・・・ちゅぱ・・・ちゅ・・・んっ」
うーん。フェラチオしてくれと言ってみたものの、あんまり調教という感じはしない。
いつもしてくれてることだしな。
雫は愛おしそうに俺のモノを指で包み、舌で先っぽを刺激してくる。
毎回思うのだが、あの雫が俺のをフェラしてるというだけで十分すぎるほどの征服感がある。その上実に熱心に奉仕してくれるのだ。
こんな姿の雫を誰かが見たら、そいつは卒倒するに違いない。
「ん・・・はっ・・・ちゅ・・・」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、雫が奉仕してくれている。
何だかいつもより全然気持ちいい。
学校の、それも生徒会室でされているというのが背徳感を煽っているのかね。
ていうかあれ、やばい。何か早くも限界が・・・。
雫の舌がすごい動きで俺のモノに快感を与えてくる。
ヤバイ。気持ちいい。
あれ。俺イカされそうになってる?
ちょ、ちょっと待てマジやばい。
まさしく今俺が調教されちまってるぞ。
あまりの気持ちよさに俺の意識がどんどん遠のいていく気さえする。
が、もう何かどうでもいいやーという諦めに達する直前ある考えが頭をよぎった。


103:名無しさん@ピンキー
10/01/17 19:59:24 8NnQATUM
俺はとっさに雫の頭に手をのせてゆっくりと頭を撫でてやる。
「んっ・・・」
すると雫はみるみるおとなしくなっていく。
今まで何度も雫と色々してきてわかったのだが、雫は頭を撫でられるという行為が大好きだったりする。
俺は続けて雫の絹のような黒髪の感触を楽しみながらゆっくりと頭を撫でてやる。
なでなで。なでなで。
「ん・・・ふぅ・・・んん・・・」
雫の舌から責めるような動きは消え、今はただ包み込むように舐めているだけになった。
うーむ。何だかフェラしてもらってる時に頭を撫でてやると何ていうかあれだな、
かわいいペットにご褒美をあげてる気分。
すげえゾクゾクする。
何だろうね、何かに目覚めそうだ。
俺って本当はSだったのか?
「んっ・・・んぅ・・・はぁっ・・・」
しかし偽らざる本音を言えば奉仕されるならこうやってじっくり奉仕してくれる雫を眺めていたいし、優しくされるほうがきもちいい。
「雫。そんな感じでしばらくしてくれよ」
自然とそんな言葉が口をついて出ていた。
さっきまではこんな命令なんて出来ないと思っていたのにな。
雫も俺のを咥えたままコクンと頷く。

それから15分ほど続けてもらった。
最後は雫の口の中に射精し、いつものように雫に飲ませた。
雫も全部飲みきるまで俺のモノから離れてくれなかったし。
「・・・ナツル」
俺の下から、雫が甘えた声を出す。
「・・・もう、してほしいのだけど」
見れば雫はすっかり発情しきった表情になっていた。
どうも舐めてくれている間に出来上がってしまっていたようだ。
雫の発情した顔なんて正真正銘俺しか見れない表情で、もう今すぐにでも可愛がってやりたいくらいなのだが、ここで俺はさらにとある考えが浮かんだ。


104:名無しさん@ピンキー
10/01/17 19:59:49 8NnQATUM
「いいけど条件があるぜ」
「条件?」
「雫がおねだりしてくれたらしてやる」
「今してるじゃない」
違う。もっと過激なやつだ。
とりあえず雫を生徒会の大きな机の上に乗せる。
「そこでオナニーして、雫がイくところを見せてくれたらってことで」
「・・・・・・」
あ、雫が黙り込んだ。ていうかすげえ目が冷たい。
多分心中では「この変態」とか思ってるんだろう。
「一応自覚はしてるのね」
雫はこんなときでも俺の心の中を冷静に読んでくる。
「ナツルは、私が自慰してる姿、そんなに見たいの?」
もう変態なのは自覚してしまったのでこの際はっきり言うが、見たい。
すげえ見たい。
「・・・いいわ。ナツルがそう望むのなら」
言うなり雫はスカートを捲り上げ、ゆっくりとその長い脚を開く。
純白のレースが俺の前に現れる。
大きなシミが出来ているところまではっきり見える。
「・・・そうじろじろ見ないで」
何でだよ。いつもは見られるよりさらに凄いことしまくってるだろ。
「何だか、恥ずかしいの。凄く」
見れば雫の顔は今まででもそう無いくらい紅潮している。
冷静に見えて実は恥ずかしくてたまらなかったのだろう。
そんな所も最高に可愛い。
「んっ・・・」
雫は細い指でゆっくりと下着をずらす。
すると雫の濡れまくった秘所が露になる。
「・・・じゃあ、するわよ」
雫の指が自らの秘所に埋められていく。
そして雫が指をくりくりと動かし始める。
「あっ・・・」
やべえ。興奮する。
くっちゅくっちゅと卑猥な音を立てながら、雫の指がうごめく。
「んっ・・・ふぁっ・・・」
段々雫もノってきたのか指の動きが激しくなってくる。
「ああっ・・・ふあぅ・・・ナツル・・・」
唐突に雫が俺の名前を呼んだ。
俺に用があるというよりは、つい口にしてしまったという感じだ。
「雫・・・もしかして、俺のこと考えながらしてるのか?」
「・・・当たり前じゃない。他に何があるって・・・んんっ・・・言うの・・・」
そうか。考えてみればそりゃ当たり前だ。
でも何だろう。無性に嬉しい。
「ナツルに・・・んっ・・・告白する前から・・・ずっとそうだったわ」
そんな頃から雫は俺を想ってくれてたのか。
雫を邪険にしまくってたあの頃の自分を殴りにいってやりたい気分だ。
「ナツルに・・・ホテルで押し倒されたとき、本当はすごく嬉しかった」
雫は熱に浮かされたように指の動きを続けている。
「押し倒されてから・・・一人でする時間が倍になったわ・・・あっ・・・」
でも、あの時の俺は操られてたんだぜ?
「だとしても、相手がナツルだったから・・・押し倒されてメチャクチャにされる想像が、
しばらく頭を離れなかったもの。」
そんな健気な言葉を聴かされると、こっちも色々と我慢が利かなくなってくる。
「今はナツルが愛してくれてるから・・・だから、強引にでも、変態なことでも何だってされて嬉しいわ」
その言葉でなんと言うか俺も抑制が利かなくなった。


105:名無しさん@ピンキー
10/01/17 20:00:17 8NnQATUM
俺は立ち上がり、机の上の雫にのしかかる。
「ナ、ナツル?」
腕をどかせて、強引に脚をM字に開かせる。
そして雫の秘所に顔を近づけ、割れ目に舌を挿入する。
「ひああっ!」
いきなりの相手からの愛撫に雫は甲高い声を上げる。
俺はそんな声を聞きながら雫の中へ舌を這わせ激しく蠢かせる。
「ふあっ!・・・ああっ・・・ひあん!」
さっきまで公開オナニーをさせられていた体は敏感そのものだ。
雫自身もとからかなり感じやすい体をしているのに、更に敏感になっている。
「あああっ・・・ひゃあっ・・・ああっ・・・!」
本当に防音設備は大丈夫なのかと思えるくらい大きく嬌声を上げる雫。
というかもう声が我慢できないのだろう。
俺も構わず雫を責めまくる。
「んああっ・・・はあっ・・・ひんっ!」
じゅるじゅると音を立てて雫の愛液を吸いあげる。
「ひああ・・・ああ・・・」
M字に広げ抱えた脚がぶるぶると震え始めた。
俺はとどめとばかりに雫のすっかり膨張しきったクリトリスに口をつけ一気に吸い上げた。
「ああああっっ!!」
ビクリと体全体を振るわせ悶える雫。
ホントは雫自身にイカせるつもりだったのに、あんまり可愛くてついやってしまった。
しかしあんなことを言われてしまっては我慢も出来ない。
俺はまだ絶頂の余韻から抜け出せない雫の秘所にモノをあてがう。
「あ・・・」
そして勢いよく雫の奥まで一気に挿入した。
「ああああっっ!」
雫は再度体を跳ねさせる。
まるでまな板の上の鯉みたいだ。
雫を生徒会室の机の上で好き放題料理してる気分。
そのまま激しいピストンを開始する。
「あっ!・・・はあっ!あっ!あんっ!」
言葉どおり雫を強引にメチャクチャにしてやる。
一度イってもう自制の利かない雫を容赦なく可愛がる。
「あっ!あっ!ふあっ!」
ずっと雫は俺にこんな風にしてほしかったのだ。
そんな本心を聞かされてしまってはそれに応えてやるのが彼氏の務めというやつだ。
それに、今俺は間違いなく雫を愛している。
雫のセーラー服をたくし上げ、ブラをずらす。
そして雫の豊満な胸も同時に吸い上げる。
「ひあああっ!」
雫はそれだけでまたイってしまったようだが、俺は構うことなく雫の上と下を激しく責め続ける。
雫のもうすっかり立ち上がった乳首を口に含み、甘噛みしてやる。
「はあっ・・・!」
同時にピストンも更に強く激しく突き上げる。
「ふああっ!」
雫はもうイキっぱなしだ。
目には涙が溢れ、体は痙攣したかのようにずっと震えている。
「ひゃあああっっ!!」
またも雫は一層体全体を反らせて絶頂を迎える。


106:名無しさん@ピンキー
10/01/17 20:03:39 8NnQATUM
俺は雫の体を抱きかかえ、そのまま椅子の上に座る。
対面座位の格好が出来上がる。
「ああっ・・・」
抱きかかえられていることでより一層奥が刺激され雫が快感に喘ぐ。
俺はその姿勢のまま再び雫を突き上げる。
「ひゃあっ!」
雫はあまりの快感に俺にしがみついてくる。
俺も雫をぎゅっと抱きしめ返す。
俺も多分雫も、この体勢が一番好きだ。
お互いを一番よく感じられる。
雫の思ったより細い体や、豊満な胸の感触を全身で楽しみながら、本格的に
動きを再開する。
「あっ・・・!ふあっ・・・!はあっ・・・」
じゅっぷじゅっぷとリズミカルに突き上げてやると雫もそれに合わせて可愛い声を上げる。
雫を責め上げながら、俺は雫の頭を再度撫でてあげる。
「ふああっ・・・あっ・・・!」
撫でながらも下の責めはやめない。
雫は上では頭を優しくなでなでされつつ下では何度もイカされ続けるという状態に
どうしていいかわからないようで、ただひたすらに俺にしがみついてくる。
あの雫をこんな風に手玉に取れることが何だか気持ちいい。
これって征服感というやつかね、やっぱり。
「ひあっ・・・ふあ!・・・はあっ・・・!」
しかし雫がイくたびに膣が締まるので、いい加減そろそろ限界だ。
最後のスパートをかけてやる。
「はああっ!ああっ!あああっ・・・・!」
腰を打ち付けるように雫を突き上げる。
この高級そうな椅子が壊れやしないだろうかと一瞬考えたが今更止めることが出来そうにない。
「雫・・・出すぞ・・・!」
宣言し雫の返答を待たずに俺は射精する。
「あっ・・・あああああっっ!」
雫も合わせて絶頂を迎える。
縋り付く腕が少し痛いくらいだ。
「あっ・・・・・・はぁっ・・・」
雫は何度もイカされたためにもうへろへろだ。
いつの間にか止まっていた手で最後に雫の頭を優しく撫でてあげる。


107:名無しさん@ピンキー
10/01/17 20:04:03 8NnQATUM
「んっ・・・」
しばらくそうしていると雫も回復してきたようで体を自力で立ち上げる。
「・・・激しすぎよ、ナツル」
何だよ、誘ってきたのはそっちだろ。
まあちょっとやりすぎたかなーとは思ってるけどさ。
「明日からもここは使うのよ?どうしてくれるの」
確かに机の上はどっちのものかわからない液で所々濡れている。
まあこれくらいならちゃんと拭けば何とかなるだろ。
「違うわ。ここでこんなに激しくされちゃったら、明日作業してる時に思い出しちゃうかもしれないってこと。」
それじゃ作業どころじゃなくなるな。
「案外しっかり調教してくれるなんて、ナツルはやっぱりサディストね」
言いつつ、雫はどことなく嬉しそうだ。
徐々に普段の雫に戻りつつあるようだ。
「切なくなっちゃったら、責任とってね」
ああ、いいよ。どうしようも無くなったら、連絡してくれればいつだって可愛がってやる。
自慰だってもうする必要はない。
そう答えてやると、雫は頬を赤く染めた。
予想外の返答だったということだろうか。
「・・・本当に女を喜ばせられるようになったわね」
まあ多分、雫限定だけどな。
いつまでもヘタレな俺でいると思うなよ。
「このぶんだと、家で一緒にいるときはどんなことをされちゃうのかしら」
そういえばさっきの雫、ペットみたいで可愛かったな・・・。
家では雫が言ってたように、犬みたいに扱うプレイもいいかもしれない。
などと考えていると俺のモノは再び元気になってきちまった。
「あら」
雫もそれに気づいたようで妖しい笑みを俺に向ける。
「ねえナツル。最後に、さっきの姿勢で優しく抱いてほしいのだけど」
からかわれるのかと思いきやおねだりされた。
どうもすっかり頭なでなでがお気に入りになったようだ。
もちろん喜んで雫を再び抱き寄せる。
「・・・これからも、いっぱい喜ばせてやるからな」
ふと、そんなことが言いたくなった。
「私も、ナツルをたくさん満足させてあげる」
雫もそんなことを言った。
それから俺たちはもう一度椅子の上で抱き合った。


108:名無しさん@ピンキー
10/01/17 20:04:46 8NnQATUM
以上です。
ムラムラしたんで久しぶりにまた書いた。

109:名無しさん@ピンキー
10/01/17 21:12:20 RZhnQOZC
GJ、おっきした

110:名無しさん@ピンキー
10/01/18 01:35:32 kkqyKHv0
GJすぎる
また気が向いたら書いてくれ

111:名無しさん@ピンキー
10/01/18 08:10:13 4T4V9qMq
素晴らしい
素晴らしい

112:名無しさん@ピンキー
10/01/18 15:04:04 tOJg7rRh
GJ
こっちまでムラムラしたw

113:名無しさん@ピンキー
10/01/18 20:12:30 RIGCDjUS
乙。
素晴らしい作品だ!

114:95
10/01/19 00:43:13 2n3AMSLi
まぁ、そんなわけでビミョーにやっつけっぽいですが投下。


 大晦日と正月三が日はひたすらこたつの中で過ごすのが、俺こと瀬能ナツルの流儀だ。
 日がな一日、こたつに足を突っ込んでテレビを観ながらミカンをむさぼり食い、時折携
帯ゲーム機やテレビゲーム機でゲームに勤しむ。これが高校生の正しい年末年始の過ごし
方だ、みんなもそう思うだろ?
 その結果、三学期始業式の前日になって、A4で100枚程度の課題が全く片付いてい
ないことに愕然とさせられるわけだが、それはさておき。
 そんなこんなで正月三日。その日も俺はこたつに足を突っ込み、傍らにミカンを盛った
籠を置き、箱根駅伝なんかを観ながら、のんびり優雅に平和な一日を過ごしていた。テレ
ビを観ながらだと、あっという間に籠の中のミカンは品切れになる。その都度、暖かいこ
たつを出て段ボール箱までミカンを取りに行くのだが、それも段々億劫になってくる。
「呼んだらミカンが飛んで来ないかな~」
 などと、愚にもつかないことをボンヤリと呟いた瞬間、横からミカンが出てきた。
「はい、どうぞ」
 このミカン、御丁寧に喋りやがった。可愛いヤツめ。
 では遠慮なく、と俺はミカンを手に取った。ミカンの下から手のひらが出現した。
 白魚のような指、細い手首。辿るように目線を転じていった先にあったのは、見慣れた
というかむしろ新年早々絶対に見たくない顔だった。
「……あ、あ、あ、あ」
「はい。明けましておめでとう、瀬能くん」
 手のひらの主である我が校の生徒会長・三郷雫は艶然と微笑みながら、頼みもしないの
に新年の挨拶を口にしやがった。
 決して俺は新年の挨拶を述べたかったわけではない。そんなことするつもりなんてこれ
っぽっちも、毛ほども微塵もない。「あんた、なんでここにいるんだ!?」と言いたかった
のだが、驚きのあまりマトモに言葉を紡ぎ出せなかった。真夏の水槽の中で酸欠になった
金魚よろしく、開いた口がふさがらない。というか口を開けたり閉めたりの繰り返し。
「どうしたの? 彼女の来訪に感激して声が出ないの?」
「ど、ど、ど、ど」
 どうやって入ってきたんだ。ドアにはしっかり鍵やチェーンを掛けておいたのに。と言
いたいのだが、言葉にならない。ていうか誰が誰の彼女だって?
「ワンドアツーロックなんて、解錠に多少時間を要するというだけで、今どき根本的な防
犯手段にはならないわ。ドアチェーンだってそう。コツさえ分かれば、外すのなんて造作
もないわ。―コツ、知りたい?」
 俺の訊きたいことを汲んでくれてありがとう。ちっとも嬉しくないけど。
 防犯対策アドバイザーのおじさんやおばさんが聞いたら卒倒しそうなことを、雫は事も
なげに言い放ち、長い黒髪をさらりと掻き上げた。俺を見ながらうっすらと笑ったように
見えたのは絶対に気のせいだ。
 雫が差し出してきた『悪の道への招待状』を、俺は首を激しく横に振って受け取り拒否
した。俺はまっとうな高校生。世の中には知らなくてもいい世界が多々ある。
「そう。残念だわ」
 絶妙に棒読みっぽい言い回しだ。それが何より証拠には、雫の表情は冷静そのもの。
「けど安心して。ナツルがいつ夜這いに来てもいいように、ドアは鍵もチェーンも掛けず
におくから」
 俺以外の誰かに襲われてしまえ。そして痛い目を見ることになる俺以外の誰かに合掌。
 くれぐれも言っておくが、俺はノーマルだ、まっとうだ。夜這いとは婦女暴行目的の家
宅侵入という立派な犯罪である。そんな趣味というか性癖は金輪際持っていないし、持つ
気もない。仮にそれを行う場合、相手は沙倉さんと心に決めている。もちろん合意の上で
ね。当然ながら雫は対象外。
 ―ところで昔の警察は、婦女暴行目的の家宅侵入犯を『豆ドロボー』と呼んでいたら
しいけど、何故に豆なんだろうね。


115:95
10/01/19 00:44:51 2n3AMSLi
「こたつ入るわね」
 俺の返事を待たずに、雫がこたつに入り込んできた。と思うと早速不穏な行動を始めや
がった。俺に寄りかかってくるわ、俺の手を取るわ、挙句の果てにはこたつの中で俺の足
に自分の足を絡ませてくるわ、と狼藉し放題。
「ちょっ! な、何すんだよ!」
「恋人同士の肉体コミュニケーションよ」
 俺の肩に頭を預け、陶然としながら当然のように言う雫。いやだから俺はあなたと恋人
同士になった記憶なんてないんですが。というか―。
「沙倉さんなら大歓迎なんだけどね」
 前から言っていることではあるが改めて宣言。俺の手を取る雫の手に、心なしか力が込
められたような気がした。やや俯き気味になったせいか、艶やかな黒髪が横顔を隠してし
まい、雫の表情を窺い知ることは出来ない。
「そんなに楓がいいの?」
「会長よりも格段に上」
 本当は『なんかよりも』と言いたいところだが、俺に(一方的にだけど)好意を寄せて
いる雫に対して、さすがにそれは酷いだろう。一応気配りはしておかないと。
「……そう、分かったわ」
 雫は顔を俯いたまま一旦こたつを出、座る場所を俺の対面に移した。何を考えているん
だ何をと、ついつい警戒してしまう。
「要は私が間近にいるのが嫌なのでしょ? 少しでも離れてあげようと思っただけよ」
 またぞろ俺の胸の内を見透かしやがった。感の鋭さというか洞察力もここまでくるとい
っそ超能力と言っても過言ではない。ふと前に斜め読みしたラノベを思い出した。
「なぁ、ひょっとして親戚に『ドラよけなんとか』いう警察官僚がいないか?」
「ゆで卵しか作れない虚構のキャラクターを、親戚呼ばわりされても困るわね」
 微妙に呆れられたようだが、ともあれ雫も同じラノベを読んでいるようだ。どうせ暇つ
ぶし程度でしかないだろうけど、ちょっと意外。
 そういえば、ドラよけなんとかも雫みたいに結構横暴だよね。頭はいいというか回転が
速いし、性格は自己中でサディスティックだし、いいとこのお嬢様だし。ぶつくさ言いな
がらも行動を共にしてくれるある部下に対し、少なからぬ好意を抱いているみたいだし。
部下のなんとかいう男がこれまた鈍感なやつで。……って、あれ? 激しくデジャヴー。

 こたつに入る前、雫は左のニーソックスだけを脱いだ。その一瞬、スカートの中に白い
レース付きの布地が見えた。要するにパンツだ。思わず目を逸らした。目の前にいるのが
沙倉さんでも間違いなくそうする。
 ていうか無防備過ぎるぞ。恥らいというものがないのか、仮にも今の俺は男だ。
「遠慮しないで。もっとよく見たいなら言いなさい」
 雫が小さく笑った。
「ナツルになら見られても平気よ」
「ばっ……バッカじゃねぇの?」
 ピュアな男子をからかうんじゃねえ。俺は顔を背けた。多分恐らく絶対に、完熟トマト
みたいに真っ赤になっているこの顔を、正面から不倶戴天の敵に見せるわけにはいかん。
 おかしそうに口元を微かに緩ませながら、雫がこたつに足を入れてきた。
 ……あれ、なんだろう? なんだか俺の貞操に関わる重大な危機を迎えてしまった気が
するんだけど。
 そして、それはものの見事に的中した。
 雫の両足がユルユルと俺の足をなぞりあげてきた。
「ちょっ!? な、何やってんだよ!」
「分からないかしら? 楓が男に対して絶対にやらないこと、よ」
 妖しく微笑みながら、雫はこたつの中で足を蠢かす。つま先を駆使して太ももの内側を
微妙なタッチで撫で回したり、足の付け根をつついてきたり。その間、雫は俺の顔をジッ
と見ている。反応を見て攻めどころや力の強弱を、的確かつ絶妙に変えてくる。
「や、やめろよ……っ! 会ちょ……う、足癖悪すぎだろ……くっ」
「褒め言葉と受け取っておくわ。それと、嫌なら逃げてもいいのよ」
 逃がすつもりもないくせに何を言うやら。女に変身しても状況は変わらないだろう。そ
れはそれでむしろ雫の嗜虐心を刺激しそうではある。俺はこのままの姿で雫の行為に身を
任せることにした。


116:95
10/01/19 00:47:43 2n3AMSLi
「いい子ね。あと、二人きりの時は『雫』と呼ぶこと」
 頬杖なんかつきながら、さも楽しそうに雫が笑った。もちろん、そうしている間も雫の
足は動き続ける。絶妙な力加減で伝わってくる刺激は、くすぐったいとか気持ちいいとか
ではなく、とにかくもどかしい感じ。雫が熱い吐息混じりで囁いた。
「足、開いて……」
 俺は恐る恐る足を開いた。今さらだけど、股間のモノは臨戦態勢……とまではいかない
が、第一種警戒態勢あたりの膨張率だったりする。
 雫の左足が、俺のズボンのファスナーを捉えた。躊躇なくつま先を使ってファスナーを
下げていく。凄く器用だな、と変なところで感心しているうちにファスナーの開放完了。
そのままつま先がズボンの中に侵入してきた。
「か……雫」
「かしずいてなんかいないわよ、むしろ頭を上げ気味ね。ナツルのこれ」
 雫はクスクス笑いながら、左足の親指と人差し指(足の指にそういう呼び方があるかは
疑問だが)で俺のモノを挟むと、そのままゆっくりと外部に露出させた。本当に器用なこ
とで。
 妙に感心していると、雫の左足というか親指と人差し指の股が俺のモノをゆっくりと扱
き始めた。時折、裏スジとカリを引っ掻くようにするから、知らず知らず腰がひくついて
しまう。
「おうっ!?」
「気持ちいい?」
 俺の反応を見て、陶然とした様子で雫が問い掛けてきた。口に出すのが気恥ずかしくて
黙っていると、雫は更なる手というか足で俺のモノを刺激してきた。
「こっちの足でこうすると……どう?」
 ニーソックスを履いている右足の土踏まずで、すっかり臨戦態勢になったモノの亀頭を
優しく撫で回す。そうかと思うとその指先で鈴口をクリクリと刺激したりと変幻自在に責
めて来る。もちろん、その間も左足での絶妙な扱きは続いているわけで。
「ナツルのこれ、ピクピクしてる。それに凄いヌルヌル」
 自分でも良く分かる。雫の足技のお陰で俺のモノは既に先走り液塗れになっていた。そ
こを更にニーソや足の指で弄られるから、効果は倍増である。
 よく見ると雫の頬が微かに赤くなっていた。微妙に息遣いも荒い。しかもこたつ布団の
中で両手を動かしているようだが、何をしているのだろうか。
「ナツルの感じている顔を見ていると、私も……我慢、できない……っ」
 両方の瞳を潤ませながらそんなことを言われると、不覚にもどぎまぎしてしまう。一気
に快感がせり上がってきた。
「し、雫……っ! お、俺……もう……」
「……駄目。我慢して」
「あっ、くっ……! そ、そんな事、言われても……っ!」
「お願い……。私も、もう少しで……、んんっ!」
 雫がうっすらと涙を流しながら哀願してきた。なんていうか新鮮な光景ではある。
 雫の両手の動きが激しくなっていく。それと同時に俺のモノを刺激する足の動きも激し
くなった。とてもじゃないけど、もう限界だった。
「し、雫っ! そんな激しくされたら……っ」
「……っ! い、いいわよ出してっ! わ、私も、もうっ……んんっ!!」
「くうっ!」
 雫が微かなうめき声を上げて背筋を硬直させたのと、俺のモノが大量の精液を放出した
のはほとんど同時だった。俺は放心状態で後ろに倒れ込んだ。雫の上体がゆっくりとこた
つの天板上に落ちてくるのが見えた。二人とも息が荒い。
「……ナツル」
 潤んだ目で俺をジッと見つめる雫。薄く開いた唇が妙にヌメっていて、正直エロい。
 なんだか誘われているようで、気がつくと俺はノロノロと身体を起こしていた。雫も顔
を上げている。熱い吐息が顔にかかった。
「……これでも、まだ楓がいいの?」
「当たり前だろ。けど、こういう状況の時は、……雫かな」
「ずるい答えね……んんっ」
 苦笑交じりで非難する雫の唇を塞ぐ。そして俺たちは貪るように互いの舌を絡ませるの
だった。 【終】


二次創作なんて何年ぶりだろ。お目汚し失礼いたしました。
 

117:名無しさん@ピンキー
10/01/19 12:04:01 BAxaex/+
続きを続きをたのむー

118:名無しさん@ピンキー
10/01/19 13:55:10 Pbm3Kd2a
gj
久しぶりにありがとう

ところでアニメって二期あるかな?

119:名無しさん@ピンキー
10/01/19 17:34:15 Cf8WVhz7
BDやDVDの売上げ次第だろうなぁ

120:名無しさん@ピンキー
10/01/19 18:09:35 aBNVAwdq
第2期というより、ハガレンのように原作準拠仕様でリテイクを求む

121:名無しさん@ピンキー
10/01/19 21:20:28 tF+cUnnG
ただちょっと待ってほしい。
コタツの中で放出したら大惨事なんだが・・・

122:名無しさん@ピンキー
10/01/20 00:04:20 76YhE+Dj
久しぶりに来てみればなんというムラムラ2作品
GJ!

123:名無しさん@ピンキー
10/01/22 04:39:11 TQJaGYBP
保守

124:名無しさん@ピンキー
10/01/25 09:48:59 bdYD/ym9
コミック版2巻の紅音のおっぱいがよかった

125:名無しさん@ピンキー
10/01/27 18:08:42 hPAn/F3j
原作読んで、裏紅音のワンワンプレイとか考えたけど、
どう話を収束するのか思いつかなかったからやめた

126:95
10/01/27 19:10:30 9Zs4B9NM
>>116の現場をうっかり覗き見てしまった水なんとかさんが
ナツルを拘束し、目の前でひとりエッチを見せる。

というネタを考えたけど、絶対的筆力不足に気づき断念……嗚呼orz

127:名無しさん@ピンキー
10/01/27 20:36:45 Hd+rRCIi
>>116
規制が解けたのでようやく言える。
>「……これでも、まだ楓がいいの?」
「当たり前だろ。けど、こういう状況の時は、……雫かな」
ナツル最低。
そして職人二人GJ。

128:名無しさん@ピンキー
10/01/27 21:23:10 hPAn/F3j
>>126
水琴といやあ、水琴スレが落ちたんだな…

129:名無しさん@ピンキー
10/01/27 21:27:41 vQyfzedJ
みんな楓のこと嫌い?

俺は好きではないです

130:名無しさん@ピンキー
10/01/27 23:28:28 oY6FrmjD
アニメ版楓は釣り目顔が良かった

131:名無しさん@ピンキー
10/01/27 23:42:08 hPAn/F3j
>>129
折角だから、黒楓の方はもっと外道の方がいいな
白楓はもう懐かしい…

132:名無しさん@ピンキー
10/01/28 00:28:37 Sr2f4xmL
>>131
まあ質問意図はもしみんな楓嫌いなら、今俺が考えてるSSのストーリー上に楓を辱めるシーンをいれようかとおもったんだ

まだ文章化はしてない^q^


133:名無しさん@ピンキー
10/01/28 01:33:41 YYw1x4lz
>>132
どんなに嫌いなキャラでもそんなことは望まんよ
楓派はもちろん、アンチ楓でさえも望んでないだろう

134:名無しさん@ピンキー
10/01/28 02:49:49 esWqcpHs
性的に辱しめるならおk

135:名無しさん@ピンキー
10/01/28 02:56:33 4swl/dMK
普通に辱めておk
レズとか死ぬほど嫌いだからw

136:名無しさん@ピンキー
10/01/28 09:20:03 PX/VdDfx
黒楓が雫を普通に性的に辱めるシーンを入れるならおk

137:名無しさん@ピンキー
10/01/28 20:45:53 kG5PSqgP
126です。
実のところ未練たらたらなので、ひとまずこんな感じで始めてみようかと。
水琴さんうっかり覗き見じゃなくてしっかり目撃レベルですが。
URLリンク(www.dotup.org)

138:名無しさん@ピンキー
10/01/28 21:30:15 kG5PSqgP
連投すまんです。楓モノなら

・ナツル♂、何故かめでたく楓と付き合うことになる。
 ↓
・そして何故か唐突に初H。ナツル♂、三擦り半で終了。
 ↓
・黒楓、発現。ナツル♂、足腰立たなくなるまで抜かれまくる。

とか……既にありそうだな。

139:名無しさん@ピンキー
10/01/28 22:28:14 TiUlipfg
>>137
ここに直接書き込んじゃってくださいよww迂闊なリンクは怖いし、今のご時勢w

>>138
このスレじゃまだ♂ナツルの楓ルートはないのでそのシナリオを書き上げで投稿してくださいw楽しみに待ってますからw

140:名無しさん@ピンキー
10/01/28 23:48:09 MRMqbOgg
楓とか誰得・・・

141:名無しさん@ピンキー
10/01/28 23:58:30 ulA+dw03
よそ見しているうちにPC規制が……⊃wT)
>>139
137のリンクは確かに配慮不足だったかも。
お詫びにと言ってはアレですが、完成版を規制解除後に投下させていただきます。
138のネタは、どなたかにお任せしたいなぁ(後ずさり

142:名無しさん@ピンキー
10/01/29 00:01:53 TiUlipfg
>>140
>>141
原作で、黒楓のお色気シーンにムハハ言っている人間だっているってことさw
普通の楓に興味はないんだけどねw妖気なキャラが好きです、はいw

143:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:44:58 0VYSF7oH
水琴「あんっ、あんっ、あんっ!!!」

ナツル「うおおおおおお水琴おおおおお」

水琴「いくううううううううううう」

水琴「あふうううんんんんんっ・・・・・・!!」(ビクビクッ)
水琴「はあ、はあ、はあ、はあ・・・」

ナツル「はあ、はあ・・・」

水琴「ああんナツルうぅぅ。好きだよぅ」

俺は水琴にハメられた

水琴との激しいセックスの後、冷静にベッドの上でそんなことを考えていた。
だって、健全な高校生の寝起きに裸エプロンで突撃してきたんだもん。
襲わない訳無いだろ?もう理性なんかどっかいっちゃったよ。
気付いたらヤることヤってたってわけ。別に後悔してるわけじゃないけど、さ。
まあでも正直びっくりした。
水琴の事は幼馴染としか思っていなかったのに、こういう状況になってみると
今隣で寝息を立てている幼馴染の事がとても可愛いく思えてくる。
うん、見事に水琴の思惑通りだろ。裸エプロンに負けた。

当然朝っぱらからこんな事をしているということは、学校なんかサボっているわけだ。
はあ、また教師陣から睨まれるよ。俺卒業できるのかな。
今頃午後の授業が始まった所かな、なんて考えていると水琴が起きた。

水琴「ん・・・ナツル・・・おはよう」

ナツル「ああ、おはよう」

なんて言っている時間ではない。こんにちわの時間だ。

水琴「ホントだね。もうお昼じゃん。」

さらにだ、学校も行ってないしな。

水琴「えへへへへ、今日はずっと一緒だね」

ナツル「ああ、そうだな」

なんて呑気なこと言ってるうちに腹が減ってきた。
結局朝から何も食べていない訳だしな。

水琴「そうだ、カレー作ってあるよ。食べようよ」

またカレーか、と思わないでもないが腹が減っているので正直に言う。

ナツル「食べようか」

といって俺と水琴はかなり遅い朝食を摂った。


終わり

144:名無しさん@ピンキー
10/01/29 22:48:10 ukIZifD6
>>143
よくやったwGJ

145:名無しさん@ピンキー
10/01/31 12:32:31 10Tvhi5a
Gj

146:名無しさん@ピンキー
10/01/31 18:37:10 wbMzt1FA
やっと書き終わりましたので投下させていただきます。
初めて書くもので不慣れで誤字・矛盾などあるかもしれませんがおおらかに見てやってくださいw
・主に雫です。
・一回一回結構短めです。
アニメ版で書いてますのでご了承を。ではどうぞ。

147:名無しさん@ピンキー
10/01/31 18:39:33 wbMzt1FA
あの時以来、俺は沙倉さんに対してだんだんと恋愛感情が薄くなっていた。
それもそのはず、あのときに男の俺の状態で沙倉さんにひっぱたかれたのだ。振られて落ち込む他無かったのだが、そんな気分は長くは続かなかった。
「ね〜ナツルぅ〜、明日の土曜日一緒に遊びにいこー!」

 「何でだよ・・・せっかくの休みなんだ、そん時くらいは寝かせてくれよ・・・」

「え〜?せっかくのデートなのにナツルったらケチー」
とこんな気軽なデート交渉をしてくるのは俺の幼馴染み、近堂水琴。
まあ幼馴染みだけあって、いろいろと結構気軽だ。
「い、いーじゃないですか、ナツルさんだって疲れてるんです。少しは休ませてあげたらどうですか!?」

「ぶーぶー」
疲れていて休み中は寝ていたい俺をかばってくれたのは相棒?である美嶋紅音。
変身すると凶暴な猛犬になるのは正直っていうより当然勘弁してほしいよな。
毎回銃を突きつけるのは怖い。というわけではないが、いい加減変身しているときもおとなしくして欲しい物だ、と時々思う。
「あら、だったら私はナツルの家に行っていろいろとご奉仕してあげちゃうけど?」

「い、いろいろってなんですか!?」

「ふふふ・・・いろいろよ」

 (ああもう勘弁してくれ・・・)
と様々な爆弾発言と意味深な事を言うのは会長こと三郷雫・・・なのだが、俺から見たらどう見ても悪魔にしか見えない。
あの時以降からもっと積極的に俺に接してくるようになった。
彼女の言う爆弾発言というのはまあさっきの通り、俺をある時は奇襲(突如俺を机やベッドに押し倒す)をかけたり、
ある時は周囲に聞こえるような声の大きさで俺に
「あなたに一生尽くしてあげるのに」だの「今度はどんなコスプレでご奉仕しようかしら?」
だのなんだの言うから正直常に冷や冷やしている。
おいそこ。今の状況で「テラウラヤマシス」なんてほざいてんじゃねーだろうな、
はっきり言って苦しいもんだぜおい。
まあもっと本音を言わせてもらえば、嫌じゃないな。うん。

しかし、沙倉さんという恋人がいなくなった今、俺が一番気になるのは、会長である。
やっぱり悪魔と言えど、俺から見ても美人であり、かわいい。
この理由は言わなくても分かるよな?
まぁ、そんなわけで道中みんなと別れて家に着いた訳だが・・・


148:名無しさん@ピンキー
10/01/31 18:40:17 wbMzt1FA
「ナツル?今日の晩ご飯は何がいいかしら?」
・・・なんで会長が俺の家に来ちゃってるの?
「ねえナツル?」

 「え?ああ、肉じゃががいいかな」
俺普通に答えちゃってるし。
 「・・・じゃなくてだな会長、どうして俺の家に居るんだ?」

「いいじゃない。あなたにご奉仕ってところでいいかしら?」
まさか“ご奉仕デー”だのなんだの変なことやってんだろうな・・・
「今日から日曜までご奉仕増量なんだから」
もし俺が外人なら”What the hell...”とか”WTF”とか言ってたかも。
もういいや、あきらめよ。

そんなこんなで会長は俺の家に来る際に既に服や下着は持ってきていたらしい。
準備万端すげえ。
ちなみに今日の会長の私服はハイネックにロングスカートという清楚な組み合わせだ。

・・・やばい、正直これもそそるな・・・!
「ナツル?ちょっと来てくれないかしら」

 「え?何だ?」

「あなたの炊飯器の中身見たら空っぽなのよ、お米研いでくれない?」

 「ああ、いいぜ」
そういって俺は会長の隣に並んで米をとぎ始めた。

余談だけど米研ぐ事ってみんな子供の時やったことあると思うんだ。
ほら、親が自分のこと呼び出して、「米研ぐの手伝って」って言われてっていうやつ。
今になってそれ思い出してみるとけっこう心に染みるよな。
米をすくうようにしてから押し込む。これでよかったかな?
ある程度研いでいると
「こうしてみると、なんか夫婦みたいね」
一瞬ビビってしまった・・・でもそうかもしれない。よくよく考えてみればなんか夫婦っぽい。
 「・・・ああ」
と俺はちょっと呆れ気味に言ってみる。


149:名無しさん@ピンキー
10/01/31 18:40:39 wbMzt1FA
「何時か夫婦になるときが来ればいいのに」

 「っ!?」

「ふふふ・・・」
出たよ、会長の妖艶な笑みが。まあ、こんな笑みは毎回のこと。
今となっちゃかわいいところの一つかな。

そして米研ぎ作業が終わり炊く段階に入った。これで一段落ついたかな。
随分夢中になってて研いでたから周りがよく見えてなかったかも。
・・・と、隣を見ると会長がいない。あれ?さっきまで料理やってたよな?
 「会長ー?」

「呼んだ?」

 「!?」
後ろを振り向くとちょうどリビングに入ってきた会長。
・ ・・なんだが、何故メイド服!?いやいやあり得ないだろ常識的に考えて。
着替えとか持ってきたとは聞いたが何故メイド服があるんだ!?
 「会長?な、なんでそんなもんが・・・」

「ご奉仕するって言ったじゃない。見た目からとも言うでしょ?
・・・どうかしら?」

 「どうかしらって・・・まぁ・・・その・・・かわいいぞ」

「嬉しいわ、かわいいだなんて言われると思わなかった・・・」

 「んで、なんだよご奉仕って」
「え?そのままの意味よ?一生懸命あなたに尽くして、あなたの言うことを何でもきく。
忠実なメイドになってみたいの・・・」
多分今の俺の顔は豆鉄砲を食らった様な顔をしてるだろうな。
「あんなことやこんなこともね」
多分今の俺の顔は呆れと絶望と恐怖が混じったような顔をしてるだろうな。


150:名無しさん@ピンキー
10/01/31 18:42:42 wbMzt1FA
続きますが今回はここまで。見て頂きありがとうございました。
エロシーンとかイチャイチャシーンは後々出したいと思います。
やっぱりSS書くのってすごい難しいwww

それでは失礼します。

151:名無しさん@ピンキー
10/01/31 20:58:41 JBH75fsL
この生殺し野郎!



乙じゃねえか。

152:名無しさん@ピンキー
10/01/31 21:44:15 G+fsk5T9
続きはマダーw

153:名無しさん@ピンキー
10/02/01 14:35:24 ulVrsizI
ナツル「俺は童貞だ!」

いや…なんかね…似合う気がして。まあんな事よりGJ!

154:137
10/02/01 21:11:14 gxbqicR/
「やっほーナツルー! あけましてハッピーニューイヤー! おせちもいいけどカレーも
ね。あ、それともカレーじゃなくてあたしにするって何やってんのよおおおおおぉぉぉぉ
ぉっ!?」
 聞き覚えのある声が俺こと瀬能ナツルの耳に飛び込んできた。多分恐らく絶対に、声の
主は俺の幼なじみだ。何故か怒っているような気がする。
 同時に俺は、命の危機を迎えてしまったのではないかと思った。無駄だろうけど説得工
作をしてみよう、そうしよう。
 幼なじみの方を振り向こうとしたその瞬間、俺の後頭部を衝撃と激痛が襲った。雫が口
元を押さえ目を丸く見開いている。何をそんなにビックリしているのだろうか、珍しいも
んだ。
 そんな他人事みたいな、間抜けなことを考えている間に(秒数に直すと1秒足らず)、
俺の顔面はこたつの天板に激突した。いやー良い音立てやがるねホント。おかげで鼻が痛
いぞコンチクショウ。
 近堂水琴さんが天板に映り込んでいるのが見えた。ケンプファーに変身し、抜き身の日
本刀を構えている。ひょ、ひょっとして俺斬られちゃいましたか!?
 水琴が明るく、軽く言った。
「大丈夫だよ、峰打ちだから。本当は三枚におろしたいところだけどね~」
 そういう物騒なことをあっけらかんと言うな、余計怖いよ。まぁ、俺自身は生きている
から良しとしておこう。
 それにしても、人体って三枚におろせるとは、正直知らなかった。他人で実験する気は
ないし、自分が実験台になるつもりもないので、思い出すまで忘れることにする。
 とまぁ、そんなこんなでもれなくめでたく俺は意識を失った。
 目が覚めたら俺以外この部屋に誰もいませんように。

155:137
10/02/01 21:12:46 gxbqicR/
「……んっ……ふあっ!」
 背中越しに聞こえる、吐息混じりの悩ましい声が俺の意識を呼び覚ました。
 声を色に例えると、なんていうかこう、ビミョーにどころか完璧なまでのピンク。
「すごい、こんなにヌルヌルになるんだぁ……ここも固くなってる……ひゃうっ!?」
 今まで聞いたことのない色っぽい悲鳴にビックリし、俺は目を開けた。
 目の前は一面の白。どうやら俺の部屋の壁を見ているようだ。
「や……あっ……ダメぇ、声が……出ちゃう、よぉ……」
 声の主は水琴だ。が様子が変だ。
 何をやってる何を。とっても気になる。
 気になるのだが、見たらまずいような気もする。
 悶々としている俺の耳に、粘着質の水音が断続的に届く。クチャクチャ、クチュクチュ
と、ピンク色一色の妄想をかき立てられる音だ。
(……ちょっとだけよ?)
 アンタも好きねえ、と自分自身に心の中でツッコミを入れ、同時に、水琴が気づかない
よう祈りながら、俺は肩ごしに後ろをそっと見た。仕方ないだろ、俺だって健康かつ健全
な男子高校生なんだから。
 ―そして、それを見た瞬間、俺は危うく声を上げそうになった。
 水琴は、いわゆるM字開脚状態で俺の椅子に座っていた。
 それだけでなく、手を自分が穿いているパステルピンクのパンツの中に入れていた。顔
を真っ赤にして、目を固く閉じながら。
 パンツの股布(クロッチとか言うらしいな。俺はつい最近知ったんだけど)に出来た楕
円形の染みの向こうで、水琴の指が激しく動いているのを見て、俺は慌てて目線を目の前
の壁に戻した。
「あっ……くうっ! ……いやぁ、ナツルが……ナツルが起きちゃうよぉ……っ! 声、
我慢しないとダメなのにぃ……ひゃうっ」
 ごめん、実は既に起きてるんだ、いろんな意味で。などとは口に出せるはずもない。そ
れと、俺の本音としてはもう少し見ていたいのだけど、水琴にバレたら最後……嗚呼、恐
ろしくて言えないし考えたくもない。
 とにかくここは野良犬に噛まれたと思って大人しくしていよう。我ながらイヤな喩えだ
と思う。普通は『波が静まるまで待とう』だよね。
 いろんなトコロを固くしてじっとしていると、水琴が半分泣き声になりながら喘いだ。
「……ナツルが……」
 いや、だから起きてます俺。けど起きないように我慢してます俺。
 けど、水琴はそんなことを気にしているのではなかった。
「……ナツルが、いけないんだよ……雫と、あんな……んんっ! あんな、エッチなこと
……してる、から……きゃふっ! あたし……ああんっ! 我ま……我慢、出来なくなっ
ちゃったよぉ……ひゃんっ! あくっ! きゅうんっ!」
 卑猥な水音が激しさを増す。同時に水琴の喘ぎ声が立て続けに聞こえてきた。
 今まで水琴のこんな声聞いた事ないから、否応なしに身も心も高ぶってしまう。
 シンジ君の気持ちが良く分かるよ。最低だ、俺。
 ていうか俺のせいなのか?
 いやまぁね、状況に流されて雫とあんなことをしてしまった俺も俺だとは思うけどさ。
 断りもなく俺の部屋に入ろうとした結果、見なくてもいいものを見る羽目になったんじ
ゃねえか。水琴の言い分は、言いがかりというかむしろ完全に逆ギレだ。



とりあえずここまで。一応続くようです。
どうみてもやっつけです本当にありがとうございました。

156:名無しさん@ピンキー
10/02/01 22:22:43 /K7aVwSQ
良いぞ良いぞwもっとやれGJ

157:名無しさん@ピンキー
10/02/02 03:51:41 nqwXdl4u
(・∀・)イイ!!

158:名無しさん@ピンキー
10/02/02 16:20:06 H6x08lyJ
GJです、水琴の活躍待ってました^^

159:137
10/02/03 12:51:05 QOEECmKd
>>155の続きです。



不意に、水琴の喘ぎが止んだ。
「ナツルぅ……」
ヒタ、ヒタと、何かと床が接する小さな音がした。次いで衣擦れの微かな音と、何かが
床に落ちる気配。
「ナツル……起きてるよね?」
ギックウッ! 背筋が固まってしまった。
まさか気付かれた? いやいやいや。カマを掛けているだけかもしれない。
迂濶に返事などして
「よくもあたしの恥ずかしい声を聞いてたなああああぁぁぁぁっ!」
……と逆上した水琴の日本刀の錆になるのは、俺の本意ではない。死んだふり死んだふり。
「さっき、見てたでしょ」
ばれてる!? い、いや。あのとき水琴は目を閉じていたはずだ。
落ち着け俺。カマ掛けなどに屈したら駄目だ。
ほんの少し息を弾ませながら、水琴が小さくクスリと笑った。
「……いいよ。ナツルになら、見せてあげる。ううん、見て欲しい」
―え? 俺は耳を疑った。いつの間にか握っていた拳だが、更に力が入った。
「会長……じゃなくて、雫には―負けたくない。こんなことで勝ったの負けたのなんて
馬鹿げてるって、あたしも分かってる……」
言いながら、水琴が歩み寄ってくる。俺のすぐそばで歩みが止まった。
「ナツル、見て……」
またぞろ衣擦れの音。ややあってクチュクチュと卑猥な水音が、俺の鼓膜を再び刺激する。
「む゛うっ!? ふむ゛ぅ!」
水琴が、くぐもったような甲高い呻き声を発した。何をやってんだナニを!?
ふと思い出して、目線をほんの少し上に向けた。
そこには(取って付けたようでアレだが)姿見があるんだけど、その中には、水琴の
あられもない姿が映っていた。
「水琴……っ!?」
短めのスカートの裾を口にくわえ、やや足を開き気味にしながら、水琴は自分の股間を
弄っていた。



携帯からじゃこれが精一杯。

160:名無しさん@ピンキー
10/02/03 18:33:38 KcNj2h4w
wktk

161:名無しさん@ピンキー
10/02/03 20:50:44 2P5Jun1J
生殺しはやめてくれwww
続きを早く!

162:137
10/02/05 00:35:37 dMOP2Vhd
>>159の続きです


「はむっ! ん゛ん゛っ! ふぐう!」
 足をガクガク震わせ、時折身体を硬直させながら、だけど水琴は自慰行為をやめない。
 俺に見せるように、左手の指で割れ目を広げ(いわゆるひとつの“くぱぁ”だね)、右
手の中指と薬指をそこに出し入れしている。そうしながら、割れ目の上あたりを右手の親
指で小刻みに刺激している。
 そのたびに水琴は声にならない声で喘ぎ、水琴の割れ目はくわえた指をヒクヒクと締め
付ける。割れ目から滴る液体は、水琴の内腿を伝い落ち、あるいは滴となって床に落ち、
小さな水溜まりを作っていた。
 今、姿見に映っている光景は、多分、今まで男友達から借りてきたエッチなDVDなんか
足元にも及ばないくらい刺激的で、卑猥で、とてつもなくリアルで、俺はただただ見入る
ばかりだった。
 不意に鏡の中の水琴と目が合った。
「ひむっ!?」
 ビックリしたのか、水琴が指の動きを止めた。目も大きく見開いている。
「む゛うっ! んんっ!」
 イヤイヤするように首を激しく横に振る水琴の口からスカートの裾が放れた。
「いやああああっ! 見ないでっ、見ないでよおおおおっ!!」
 いや、見ろっていったのは水琴だろうが。全く我が儘なことを言う奴だ。
 もっとも、そんな言葉とは裏腹に、水琴の中に入った指は激しく出し入れされ、あるい
は激しく中を掻き回している。
「ナツルっ、見ないでっ! エッチなあたしの顔を見ちゃダメえぇっ!!」
 両目からボロボロと涙を流しながら、水琴が叫んだ。……顔よりもむしろ水琴の股間の
ほうがエッチだと思うんだが。そっちは見られてもというか見てもいいのかオイ。
「ひゃううううっ! ナツルが、ナツルが見てるよおおおおっ!! 恥ずかしいよ、恥ずか
しいのに、きゃうんっ! ど、どうしよう、指が、指が止まらない! 止められないよお
おおおっ!」
 髪を振り乱して、鏡の中の水琴が泣き叫ぶ。その口元から涎が垂れ、細い筋を引いて顎
から胸元へ流れていくのが見えた。
 割れ目に出入りする指は引っ切り無しに液体を掻き出し、そのたびにやたら粘っこい音
が奏でられる。





163:137
10/02/05 00:38:40 dMOP2Vhd
「きゃふっ、ひううううっ、やんっ、ああああんっ! 凄い、凄いよおおおおっ! ナツ
ルっ、ナツルウウウウッ!! 見て! エッチな私を見てええええっ!!」
 見るなとか見ろとかもう支離滅裂。水琴が半狂乱になって声を上擦らせた。指の動きに
合わせて腰を振っている。
 うん、すんげーエロい。さっきの雫とはまた違う雰囲気が、なんとも言えず興奮させら
れる。雫に搾り取られていなければ、今この場でひとりエッチの共演をするところだが。
恨むぞ雫……って、節操ないな我ながら。
「ひゃうっ!? な、何これっ! きちゃうっ、きちゃうううううっ!」
 水琴の声が切羽詰ったものに変わった。ていうか、何がくるって言うんだ。
 クエスチョンマークが俺の脳内に描かれたその瞬間。
「いやああああああああぁぁぁぁっ!!」
 水琴の動きが止まった。放心状態で全身をビクビク痙攣させ、口をパクパクしている。
「……あっ……ふうっ」
 水琴の指が割れ目から力なく抜け落ちる。指によってせき止められていた液体が、どっ
と溢れ出した。と同時に、水琴の膝から力が抜けた。
 その場に崩折れる水琴の身体を、慌てて俺は抱き留めた。
「だ、大丈夫か……?」
「あ、ありがと……やっぱり、雫には勝てないなぁ……こんなこと、ひとりでするなんて
……」
「なんでそこで雫が出てくるんだよ」
「……いーの。女の子同士の秘密なんだから気にしない」
 水琴はいたずらっぽく笑い、ほんの少し気だるそうな様子で俺の胸に頬ずりする。な、
なんなんだこの可愛らしさは。ときめいちまうじゃないか。
 思わず水琴の頭を撫でてしまいたくなったが、その衝動をグッと押さえ込む。それを見
透かしたように、水琴が俺の胸元で囁いた。
「ねぇ……チュウして」
 熱い吐息が俺の胸をくすぐる。ああっ、なんなんだこの可愛らしさは。以下省略。
 まったく……しょうがないやつだ。
 どっちが『しょうがないやつ』なんだか、と心の中で苦笑し、俺は水琴の唇に俺のそれ
を重ねるのだった。
【終わり】



とりあいずこれにて終了。
なんだか約1名、赤毛のショートカットの女の子を忘れている気がしますが、原作でナツ
ルといい雰囲気になったことだし(寸止め喰らってるけど)、ここではあえて言及しない
ことにします。
……おや、誰か来たかな?

164:名無しさん@ピンキー
10/02/05 00:49:22 dG9KtZmS
水琴、キター!!
このまま、本番まで書いちゃって下さいよw赤い狂犬と完全無敵生徒会長乱入もアリでw

165:名無しさん@ピンキー
10/02/05 07:45:01 m3KS+hC1
>>163
GJです
>原作でナツ ルといい雰囲気になったことだし
原作がエロいというハードルができてしまった

166:名無しさん@ピンキー
10/02/06 13:42:51 rZarsMCs
「テメエ、原作云々言ってっけど、本当は書くのが面倒なんだろ!」
と、なんとなく後頭部にガバ突き付けられたような気が。
ごめんなさい紅音さん。そこそこいい年なので、モチベーションを維持するのも一苦労なのです。
一応ネタは考え中。マターリお待ちください。

167:名無しさん@ピンキー
10/02/06 14:29:52 rccgeIY6
>>166
>本当は書くのが面倒なんだろ!
そ、そんなことないっすよ
その証拠に昔は1番書かれていたじゃないすか
そういえば、あの頃の職人達は何処にいったのだろう

という訳で待機

168:名無しさん@ピンキー
10/02/06 16:23:02 iL2kKr/d
>本当は書くのが面倒なんだろ!
いえいえ違いますよ紅音さん
ほら、ちゃんと雫といちゃつくSSを・・・

あ、撃たれる・・・?

169:名無しさん@ピンキー
10/02/07 23:07:07 fIeZydow
猛犬さん、デレてくれたのはいいんだが、
あの闘いの後にどうなるのか一番想像がつかんわ。

170:名無しさん@ピンキー
10/02/08 02:08:45 oPGf9/27
携帯規制PINKだけ除外されてたのか。知らなかった

171:名無しさん@ピンキー
10/02/08 20:27:12 5/uv96KA
キーワードは『豆』。
明日中に投下出来るよう頑張ってみる。
やっぱり紅音さんには『寸止め』がよく似合うと思うんだ。

172:名無しさん@ピンキー
10/02/08 22:08:27 Y56jlEfI
11巻なんて正に焦らしプレイだったしなw
俺は焦らず、質の向上をお待ちしております。

173:名無しさん@ピンキー
10/02/09 22:22:12 zDO2ZUZ4
狂犬が黒楓と理香に捕らえられて犬として調教される話を考えたけど、
ちょっと考えて気分が悪くなったので止めた。
そういうのはいかんか、好きなキャラならなおさら・・・。

174:171
10/02/09 22:37:08 Eo+BkA8a
PC規制解除記念。
プロット組み終了。たまにはじっくり創作してみよう。

175:名無しさん@ピンキー
10/02/10 04:24:11 j+Y9/5fw
全裸で正座してまってます

176:名無しさん@ピンキー
10/02/10 13:58:02 KW1ohdWU
>>173
俺は大好物です。

177:名無しさん@ピンキー
10/02/10 23:46:40 e1K8XKDV
>>173
ナツル辺りに調教してもらうか?
しかし黒楓が犬を調教するのも新鮮だしなぁ

178:名無しさん@ピンキー
10/02/10 23:54:14 /e4CC4uz
男ナツルが楓と成就する話はありませんか?

179:名無しさん@ピンキー
10/02/11 03:51:53 QsywoQwu
>>178
残念だが、現時点ではありえません。
楓が更生しない限りは…

180:名無しさん@ピンキー
10/02/11 14:31:54 ffBcuRXg
ナツルがニーソックスの女の子でオナニーしたのが雫にバレて「変態ね」と冷ややかな視線を
送られながらも後日むっちむちのふとももを晒しつつニーソでナツルに迫る雫を誰か頼む!

181:名無しさん@ピンキー
10/02/11 15:30:33 HmvRfcML
むしろナツルを「変態ね」とこき下ろしたその場で、
ナツルの(自主規制)をニーソでコキおろす雫が吉。
言葉責めなんかあるとよいかも。
うん、どなたかにお任せします♪

182:名無しさん@ピンキー
10/02/11 19:33:55 no45+puk
とある休日、とある公園...
 天気もよくてなんかこう、昼寝の一つもしたくなるような、程よい満腹感。そんな昼下がり。

 今日は雫と公園デートである。ここに至る過程はまあ、いつも通りってことで割愛させてもらう。
 雫の特製弁当で昼食を済ませた後の俺たちはというと...

 芝生に敷いたレジャーシートの上、二人で寄り添う。
「お弁当、おいしかった。ありがとう雫。」
「どういたしまして、ナツル。」

 胡座をかく俺に雫がもたれかかるようにして。そんな雫の肩に手を回す。

 俺は雫のデタラメにきれいな黒髪に指を絡ませる。雫はくすぐったそうにこそするが、抵抗はしない。
「ん、くすぐったいわ。」
「だって、あんまりにきれいだから。」
「ふふっ、ありがと。」

 遠くでは子供の声がする。
そりゃそうだ。こんなに天気もいいんだし、公園には家族連れだってくるだろう。俺たちバカップルだけの世界じゃない。

183:名無しさん@ピンキー
10/02/11 19:34:58 no45+puk
俺は家族連れを眺めながらボーッとする。
「ねえ?」
雫が俺に声をかける。
「あなたもあれを見ていたの?」
どうやらお互い同じ光景を眺めていたようだ。
「ああ」

すると雫がこんなことを言う。
「いつか、私たちもああいう風になるのかしらね?」
一応あっているとは思うが、俺は確認する。
「ああいう風って?」
少しむくれながら雫が答える。
「もう!子供を連れて公園に来たりすることよ。」



「なれるさ。」
俺は即答する。
俺は続ける。
「そのためにはいろいろがんばらなくちゃいけないことも多いけど、でも雫も子供も幸せにして見せる。」

雫はうれしそうに微笑み
「そう言ってくれると思ったわ。」
「ところでナツル。」
「ん?」
「予定はあるの?」
「予定?」
「そ、予定。人数とか男の子とか女の子とか。」

俺は一瞬考え
「とりあえず、女の子は欲しいな。人数は、まあ運もあるからなんとも言えないけど。」

それを聞いた雫は
「たくさん?」
俺は考える。
「大家族も悪くないかもな。」
「そうね。」

「でも。」
雫は言う。
「いろいろ大変よ。経済的な事とか。」

俺はよくわからない自信とありもしない根拠を持って答える。
「望むところさ。言っただろ?幸せにするって。」
「頼りにしてるわ、パパ。」

パパって...きっと今の俺は顔真っ赤だろうな。
照れ隠しのつもりで
「そろそろ帰るか?」
「ええ。」


そして俺はすかさずこう言った。
「ママ。」

雫は顔を真っ赤にする。
「何よ。ママって。」
「へへっ、さっきのお返し。」

184:名無しさん@ピンキー
10/02/11 19:36:04 no45+puk
帰り道..,

手をつなぎながら歩く。
俺は雫に言う。
「これからもずっと、ずっとよろしくな。」
「こちらこそよろしく。」

そして誓いのキス。

俺は思った。
これから先、雫と一緒ならどんな困難でも乗り越えていける、と。

根拠は無いけどそう思えた、とある休日の午後のお話。


185:名無しさん@ピンキー
10/02/11 19:42:33 no45+puk
すまない。初めて書いたが難しいな。改めて職人のすごさを実感した。

初めてなせいで投稿もよくわからず・・・
完全に妄想丸出し垂れ流しだから、読みにくかったら申し訳ない

186:名無しさん@ピンキー
10/02/11 22:58:55 ffBcuRXg
良かったです

187:名無しさん@ピンキー
10/02/12 17:25:39 jQrIJeid
>>185
次からはsageでお願いしまう

188:名無しさん@ピンキー
10/02/14 21:00:00 ZwfSbXa1
 製作中の寸止めSSより

 紅音ちゃんが言った。
「ナツルさん……あ、あたしのこのお豆……た、食べてください」
 そして、うっすらと湿り気を帯び始めたそこを指先で指し示した。

 
 しばらくこれで我慢してください。
 ていうか節分も過ぎて桃の節句が近いというに何やってるんだか……orz

189:名無しさん@ピンキー
10/02/14 21:54:58 n+DysnpG
>>188
わっふるわっふる

あ、でも改行ごとの一マス空けは入らないと思うよ。

190:名無しさん@ピンキー
10/02/16 21:48:07 vyVWspvS
保守しますか
ファンブックに期待

191: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/02/18 00:55:30 JCFumCM2
今後はこのトリでいこうかと。
寸止めSSでっす。

 2月3日の節分デー。暦の上ではもう春が来るというのに、なかなかどうして、西からやってきた
寒気団御一行は、しぶとく関東地方上空に居座り続けていた。
「鬼は~外! 会長も~外っ!! 近堂さんも~外っ!! 沙倉さんは~絶対に外っ!!」
 私怨のみで構成された掛け声が、冷気と一緒に、開け放たれた窓から部屋内に逆流してくる。
 俺こと瀬能ナツルの部屋のベランダで、紅音ちゃんが豆をまいているのだ。
「福は~あたしとナツルさんだけに来て下さい! 絶対にっ! ナツルさんはっっ!! あたしだけのモノなんですからっっっっ!!!!」
 勝手に紅音ちゃんの所有物にされてるよ俺。
 肩で息をし、時折声を裏返らせながら、紅音ちゃんは豆をまき続ける。鬼気迫る様子ってのは
こういうのを言うんだろうな。いや、もっと的確な表現があったはず。あれは確か……。
「ナツルさん、あたし病んでませんからね? ちょっと思い切ったことをやってるだけですから」
 そうは言うけど、見る人が見れば、紅音ちゃんの背中から異様なオーラが立ち上っているのが
丸分かりだろう。ていうか俺の考えを読まないで欲しい。
 紅音ちゃんは俺のほうを振り向きもせず、小さくウフフフフと笑った。へるぷみぃ。

 紅音ちゃん主催の豆まき独演会は1時間ばかり続いた。その間、俺はそっちのけ。
 俺が玄関の扉を開けた瞬間、そこに立っていた紅音ちゃんは「い、一緒に豆まきしませんか?」と
言ってたハズなんだけどなぁ。
 なにゆえ紅音ちゃんが俺の部屋で豆まきをしていたのかは、話せば長くなるので割愛。前振りの
冗長化はテンポが悪くなる要因だからね。
 ちなみに今の紅音ちゃんは、憑き物が落ちたような清々しい笑顔だ。それはそれで、ある意味
怖かったりするのだが、豆まき中に比べれば明らかにマシなので、気にしないことにする。
「は~、スッキリしました。あ、そうそう。豆まきのあとは、これですよね?」
 額に浮いた汗をハンカチで拭うと、紅音ちゃんはビニールの包みを取り出した。
 中には炒り豆が入っている。確か、歳の数だけ豆を食べると、その年は無病息災ってやつだっけ?
「……その、お豆を食べさせてください」
 紅音ちゃんは赤面しながら言うと、俺の正面に座り両目を閉じた。小さく開かれたその口に、
俺は豆を1つ入れた。紅音ちゃんが豆を噛んだ。コリコリという音とともに、炒り豆の香りが俺の部屋を微かに漂う。
 すぐに音はやみ、紅音ちゃんの喉が小さく動いた。噛み砕いた豆を飲み込んだようだ。
 と、紅音ちゃんが豆を1つつまみ、俺の口元に持ってきた。
「……その、あーんして下さい」
 なんだか途轍もなく恥ずかしいんですが。けど、会長と水族館へ行った時、衆人環視の中で
『あーん』を強要されたのに比べれば、今この部屋にいるのは俺と紅音ちゃんだけなので、
恥ずかしさのレベルは皆無に等しい。
「あたしがナツルさんにお豆を食べさせてあげます。ですから、ナツルさんはあたしにお豆を食べさせてくださいね」
 腹をくくって口を開けた俺に、紅音ちゃんは赤面しながらイタズラっぽく笑った。
 ……死にたいくらいに恥ずかしくなってきたんですが。
 ていうか、これ、あと十数回続くのか……。

 そうやって豆を食べさせ合うこと、締めて数十回。
 包みに入っていた炒り豆はすっかりなくなっていた。
「……あれ? あああああれっ!?」
 急に紅音ちゃんが慌て出した。
「ナツルさん、その、お豆いくつ食べました?」
「え? ―年の数より1つ少ないけど、それがどうかした?」
「あたしも、1つ、少ないです。ああっ! ど、どうしましょう!?」
 何だか今にも泣き出さんばかりにオロオロしている。
 別に豆の数なんて気にしなくていいのに、と俺は思う。思うんだけど、それを言ったが最後、
紅音ちゃんは絶対に胸前で握り拳を作り、瞳に炎を宿らせながら力説してくるだろう。
「ダメです! こういうのは型が大事なんです!!」
 ―と。あとあとややこしい事になるのは間違いないので、とりあえず静観。
 ちなみに、田舎に住む俺の爺ちゃんは御歳80を3つだか4つだかオーバーしているのだが、
豆まきの豆は8つしか食わない。曰く、炒り豆を80粒も食うとそれだけで腹一杯になっちまう。

192: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/02/18 00:57:16 JCFumCM2
 閑話休題。
(どんな解決策を見出すのだろうか?)
 興味津々で俺が見ていると、紅音ちゃんは立ち上がり、スカートの裾をまくり出した。何やら手をモゾモゾさせていたが、やがてスカートの中から
小さな布が落ちてきた。紅音ちゃんの足首辺りにたぐまっているそれは、いわゆるパンツ、下着だ。
「えと……あ、あと1つは……こ、ここにあります……」
 紅音ちゃんが、おずおずとスカートの裾を上げた。
 新年早々水琴が見せた……というか見させられたのと、同じモノが見えそうになった……というか見えた。慌てて俺は顔を背けた。
「その……ナツルさんにも、あるんですよ?」
 紅音ちゃんが指で割れ目をゆっくりと開いた。エロ小説だと『肉芽』とか『蕾』と表記される箇所が見えた。
 まぁ、その、なんだ……この話の趣旨的には『豆』と言ったほうがいいんだろうな。 それはちっちゃいけど、既にしっかりと存在を誇示している。
 ―え? 顔を背けたのになんで分かるんだ、だって? そんなの決まってる。横目でちらりと見たからだ。
 それはそうと、紅音ちゃんが見せたものは、確かに俺にもある。けど、それはあくまでケンプファーに変身したとき、つまりは女性の身体になったときに
あるものであって、男の状態ではそんなの存在しない。
 まさか、ここで変身しろというのだろうか!? いやいやいや、くれぐれも言っておくが俺はノーマルだ。同性愛の気なんてこれっぽっちもない。
男の姿であろうと、女の姿であろうと、それだけは自信を持って言える。
 一瞬、紅音ちゃんが俺の下半身を見、すぐに目を伏せた。完熟トマトやあま何とかいう苺が真っ青になるんじゃないかと思うくらい、顔を真赤にしている。
「えっと、人体の構成でいうと、女の子の、その、コレは、男の子だと……その……」
 それっきり紅音ちゃんは黙ってしまった。ただ、チラチラ俺の股間を見ることだけは忘れない。うーん、エッチな娘だ。
 紅音ちゃんの言ったことは授業で教わっている。
 大学で生物科学を学んだという先生が、男性の〇〇は女性の〇〇に相当し、また××は××に相当する……などなど、聞き慣れない専門用語を用いて、
やけに瞳を輝かせながら事細かく説明してくれたものだ。
(自主規制)とか(自主規制)といった俗語よりもそれはむしろ卑猥で、俺は授業が終わるまで悶々としっ放しだった。
 それはクラスの野郎どもも同じだったようで、直後の休み時間は何故か、教室の前にあるトイレの個室が満員になった。
 ……おれは行かなかったぞ、本当だからな!! ていうかイカ臭い個室なんて使えたもんじゃない。
 話が逸れたが、ともかくそんなことを現実逃避気味に、ぼんやりと思い出していると、紅音ちゃんが言った。
「ナツルさん……あ、あたしのお豆……た、食べてください」
 そして、うっすらと湿り気を帯び始めたそこを、震える指先で指し示した。
 もう、なんていうか心臓バクバク、生唾ゴックン。
 吸い寄せられるように、俺はそこに口を近づけ―ふと考えた。
 俺、沙倉さんが好きなんだよね。今まで散々言ってきたけど。実のところ、沙倉さん以外とはこういう事はしたくない。
……まぁ、そういう関係になれる可能性は限りなくゼロなんだけど。
 そりゃあ、状況に流されて(というのがそもそもダメダメだったりするわけだが)雫や水琴のエロ攻撃の犠牲にはなったけど、俺自身は彼女たちに対しては
(キス以外は、だけど)何もしていない。ここで紅音ちゃんのリクエストに応えると、沙倉さんに対して顔向けが出来なくなってしまう。
 それに紅音ちゃんも……いいのかよ、こんな状況で、その……。
 やっぱり自分自身を大切にしなきゃダメだと思うんだ。
「ナツルさん……あたし、会長や近堂さんには……負けたくないんです。だから……お願いします」
 両目をギュッと閉ざしながら、紅音ちゃんがアピールしてくる。
 赤面しながら。声を震わせながら。閉じた瞼から涙を流しながら。
 抗いきれず、俺は再び紅音ちゃんのそこに口を近づけた。
 あと少し。あと少しで……。

193: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/02/18 01:00:33 JCFumCM2
「……そんなに溜まっていたの? ナツル」
 背後から聞き覚えのある声が流れてきたのと、紅音ちゃんが息を飲むのと、俺が動きを止めたのは全く同時だった。
「……か、会長?」
「言ってくれれば、私が好きなだけ見せてもあげるし、触らせてもあげるのに―と言うとでも思ったかしら?」
 雫の声が冷たい。何だろう、命の危険を感じるんだけど。
 紅音ちゃんは紅音ちゃんで、ケンプファーに変身することなく「……はう」とかなんとか言って床に倒れてしまった。
「大丈夫よ、ほんの少し教育するだけだから」
 やけに明るい声で言わないでください、途轍もなく怖いです。
 そして、振り向けずにいる俺の背後で、ジャラリと鎖の音がした。【終】



さ、会長の(自主規制)なキャラソンを聞くかな(ジャラリ)

194:名無しさん@ピンキー
10/02/18 17:15:56 2gFTty2z
ここのSSを読むことが自分のささやかな生きがいになっている件について(193GJ!)

195:名無しさん@ピンキー
10/02/18 19:25:57 pklL6oRv
GJだが伏せ語多いな

196: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/02/19 18:53:18 hGRHCeAX
>>194
なんともアレな内容ですが、お楽しみいただけて嬉しい限りです。
励みになります、ハイ。

>>195
>伏せ語
ナツルは(一応)ピュアなので、恥ずかしくて言えないようです。
という冗談はさておき、猥語・卑語の出し惜しみをするなということでしたら
次回の検討材料にさせていただきます……黒楓に言わせてみようかな(ボソリ)

197:名無しさん@ピンキー
10/02/19 19:18:14 8oAbLNP1
>>196
黒楓、楽しみですwムハ~~ww

198:名無しさん@ピンキー
10/02/20 00:32:54 WVZlGjKn
逆に♂が言わされそう・・ビクンビクン。

199: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/02/20 00:39:42 ocB85yqQ
>>198
ナツル♂♀ともに言わせてみようかしら……とかと脳内協議中。
さあ、そろそろ寝よう俺。

200:名無しさん@ピンキー
10/02/20 11:58:35 UvDOWa3B
楓ルートで、普通に楓と生活しながらも、行為中に時たま黒楓が現れてちょっかいだしていく・・・

こんな妄想をしている私はドMなんだなろうな・・・・
だれか、作ってくださいw

201:名無しさん@ピンキー
10/02/23 16:39:21 ec+Ukc0z
>>200
裏紅音が黒楓に蹂躙される話を考える私はドSかドMかどっちだろう

202:名無しさん@ピンキー
10/02/25 12:27:04 QjDv7mLZ
保守あげ

203:名無しさん@ピンキー
10/02/28 11:02:27 N3Jq5DtO
保守あげ

204:名無しさん@ピンキー
10/03/01 20:02:49 4JYGh67b
>>203
sageてるやん

205:名無しさん@ピンキー
10/03/04 16:00:38 ddHJvNWw
セップク×ハラキリ

206:名無しさん@ピンキー
10/03/04 16:28:18 vn41ipWu
異様……じゃなくて斬新な内容に期待

207:名無しさん@ピンキー
10/03/04 19:48:09 W8zxqsNv
>>205
普通逆やろ

208: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/04 23:26:06 tV4aCwVY
ビミョーにご無沙汰しております。
一部の方々待望(かな?)の楓編。こんな感じで始めてみましたなりよ。



「それじゃ今晩」
「ええ。お料理作ってお待ちしてますね」
 笑顔で言葉を交わし、瀬能ナツルと沙倉楓は別れた。今にもスキップしそうな勢いで立
ち去っていくナツルの後ろ姿に、楓は小さく手を振った。
「さて、と……そうと決まれば買出しに行かなくちゃ」
 楽しそうに呟き、楓は歩き出した。不意に横から声がかかった。
「珍しいこともあるものね、楓」
「え? ―あ、雫ちゃん」
 樹の陰から三郷雫が姿を現した。端整な顔を顰めている。雫は背を樹に預け、腕組みを
すると、楓を見た。
「どうしたの、雫ちゃん? なんだか怒ってるみたいだけど」
「また男の瀬能ナツルにちょっかいを出すなんて……何を企んでるの?」
 声のトーンを下げ、雫が詰問する。キョトンとした楓だったが、すぐ様子が変わった。
 クスクスとおかしそうに笑い、ゆらりと楓を見た。
「何も企んでないわよ。ただ、ナツルさんの欲求不満を解消してあげたいだけ」
「欲求不満?」
 楓の豹変に、雫は驚いた様子もない。いや、むしろ楓がこの状態になるのを望んでいた
のだろう。
「雫ちゃん、ナツルさんと美嶋さんがお楽しみのところを邪魔したんですってね。ナツル
さんだって男の子だもの。いつまでも寸止めばかりじゃ可哀相よ」
「……誰から聞いたの?」
 雫の目尻が微かにつり上がる。楓は雫からの問いには答えず、黙って制服のスカートの
上から自分の股間を指し示した。
「1回くらいなら、男の子としてもいいわね。痛いかも知れないけど、処女膜の再生くら
いどうってことないわ」
 キャッとかなんとか言いながら恥じらう楓。雫はそれを見て冷たく笑った。
「なら、その前に破ってあげるわ」
 言うが早いか、雫はケンプファーに変身。距離をとるなり鎖付きの短剣を楓に向けて放
った。地を這うように進んだ短剣は、楓の近くで急に進路を上に変更し、楓のスカートの
中に狙いを定めた―が、楓はバック宙で回避。標的をロストした短剣を、雫は素早く手
中に呼び戻す。
「もう、どこを狙ってるの? 雫ちゃんの変態」
「楓ほどじゃないわ。どうせ再生可能なんだから、処女膜くらい気前良く破らせなさい」
「刃物は嫌よ。やっぱりオチンチンじゃないと―ね♪」
「女の肉体にはどちらも異物よ」
 緊迫感に欠けるセリフの応酬ではあるが、楓も雫も、ともに油断なく睨みあっている。
 ふと、人の話し声が聞こえてきた。帰宅途中の学生だろう。
 楓が構えを解いた。雫もそれに倣って、しかし隙を見せず、変身を解いた。
「じゃね、雫ちゃん―邪魔しちゃダメよ?」
 楓はニッと笑うと、その場を後にした。
 その様子を黙って見ていた雫も、やがてニッと笑って帰宅の途についた。
 ―誰を敵に回したか、思い知らせてあげるわ―
 声には出さない。しかし雫の唇はそのように小さく動いていた。



とりあいずここまで。近日中に続きをアップできるよう頑張ります。

209:名無しさん@ピンキー
10/03/05 01:55:33 KNM/uCpD
>>208
沙倉さんの口からやらしい単語が聞けて満足です(´д`;)

210:名無しさん@ピンキー
10/03/05 02:31:31 JMToKGgr
やばいです、もう投下来ないと思ってました。ほんとGJ!

211:名無しさん@ピンキー
10/03/05 23:37:09 DND2TBAV
続きは、まだかぁぁぁぁ!!

212:名無しさん@ピンキー
10/03/06 00:50:44 3gynxgoV
続きがあがらないなら自殺する

213: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/06 01:12:28 r94LxuY0
死なれちゃ大変!
ただいま絶賛仕事中なので、帰宅し次第アップ出来るよう努力します。
※あるいは帰宅途中のネカフェで仕上げ……原作者かよ!!

214:194
10/03/06 01:28:18 LFReGFff
ちょっと断っときますが、自分は212とは別人物ですからねw

215:名無しさん@ピンキー
10/03/06 08:43:38 3gynxgoV
>>213
ごめんはやまった。
最近いろいろあって。

ところで2スレ目になってから保管庫稼動してないよね?

216:名無しさん@ピンキー
10/03/06 22:55:50 3GFwUBBt
・・・・・・・続きは、まだか・・・・・・マジで死んじゃうw

217: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/07 00:59:38 a395PaTB
お待たせしました。>>208の続きです~。


 そんなわけで、俺こと瀬能ナツルは『脳内彼女』こと沙倉楓さんの家に来ている。
 なんでも、内々で俺に話したいことがあるのだとか。
「雫ちゃんや美嶋さんや近堂さんには内緒にして下さいね」
 と頬を染めて、上目遣いでモジモジと言われた日にはもうあなた(誰だよ)、問答無用
でOKするしかないでしょうが。下心を少なからず抱いちゃうぜ俺。
 ―実際には怖いほうの沙倉さんが、俺と会うことを雫に教えているんだけど、神なら
ざる身の俺がそれを知るのは、全てが終わってからのことである。
 閑話休題。お邪魔して早々に、沙倉さんの美味しい手料理をご馳走になり、今は食後の
お茶を頂いているところだ。
「隣、いいですか?」
 それまで俺の対面に座っていた沙倉さんが俺の隣に座った。なんだか、足や身体が密着
しそうな勢いだ。いや、嬉しいことは嬉しいんだけど、沙倉さんと二人きりの時って、あ
まりいい思い出がないような気がする。ていうか俺の精神面においてはむしろ危機的状況
だと思う。
「それで、雫ちゃん達とのエッチなお遊びの感想はどうでしたか?」
「え?」
 何が「それで」なんだ? 唐突な沙倉さんからの言葉に、俺の脳がフリーズする。質問
の意図がとれない。思わず沙倉さんの顔を伺った。瞳が妖しい光をたたえている。怖いほ
うの沙倉さんモードに突入中みたいだ。
 絶句する俺を見て、沙倉さんが薄く笑った。
「お正月の雫ちゃんと近堂さん、節分の美嶋さん……ナツルさんって節操ないですね」
 沙倉さんの言葉で、一連のいわばアブノーマルプレイがフラッシュバックする。いや、
紅音ちゃんに関しては、何もしていないというか何かしでかす前に、雫が俺の頭をクール
ダウンしてくれたわけだけど。ともあれ、ここ最近の桃色一色の出来事は思い出すだけで
顔が熱くなる。
 ―ちょっと待て。なんで沙倉さんが知ってるんだ!?
 しかし、生じた疑問はすぐに自力で解消出来た。俺は(作者もだけど)棚に鎮座ましま
すハラキリトラの存在をすっかり失念していたのだ。
 てことはアレだ。今までの桃色イベントは、ハラキリトラによって、ことごとく細大漏
らさずナニからナニまで、全て沙倉さんに報告されていたのか?
 沙倉さん一途を標榜する俺としては、何ていうか死にたくなってきた。
「けど、ナツルさんをイカせたのは雫ちゃんだけ。近堂さんの時はただ見ているだけでし
たし、美嶋さんの時に至っては雫ちゃんに邪魔されて……」
 沙倉さんの顔が接近してきた。思わず身を退いてしまう。
「いいんですよ、逃げなくても」
 沙倉さんの吐息が顔にかかった。うん、いい匂いがする。ちゃんとブレスケアしてるん
だろうな。
「……欲求不満、解消したいですか?」
 少しだけ声のトーンを落として、沙倉さんが俺の耳元でささやいた。熱い吐息が耳を刺
激する。と同時に、得も言われぬ刺激が俺の股間を襲った。
「さ、沙倉さん何を!?」
「欲求不満、解消したいでしょう?」
 またも沙倉さんはささやき、今度は俺の首筋に軽く口付けしてきた。もちろんその間、
ジーパンの上から俺のモノをソフトなタッチで撫で回すのを止めない。
 欲求不満であることは否定しない。しかも、それを俺の憧れである沙倉さんが解消して
くれる(かも知れない)。
 言い知れぬ興奮を覚えながら、それでも自分の節操のなさにほんの少し呆れながら、俺
は答えた。
「解消、したいです」
「だったら、ちゃんとお願いしないとダメですよ?」
「お、お願いって?」
「簡単ですよ。『僕の無節操なチンポを気持ちよくして下さい』と言えばいいだけです」
 薄く開けた唇を舐めながら、沙倉さんは妖しく笑った。


ひとまずここまで。明日(3/7)もお仕事(朝から宿直)です。続きは3/8の23時以降に。
……ア、アップできるよう頑張ります!!(こうでもしないと怠ける自分がいるもんで)

218:ベレンコ中尉
10/03/07 01:22:17 I7vCFTTo
首を長くしてお待ちしてますです。

219:ベレンコ中尉
10/03/07 01:24:36 I7vCFTTo
首を長くしてお待ちしてますです。

220: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/07 01:26:14 a395PaTB
>>216
>>212>>215)と同じ方ですよね? 何があったかは聞きません。
ただ、このような拙い文があなたの心の縁(よすが、と読みます)になるのなら
精一杯、頑張らせていただきます。

221:名無しさん@ピンキー
10/03/07 14:35:23 p8c36y6r
ベレンコ中尉てなにもの?

222:名無しさん@ピンキー
10/03/07 15:23:46 +f/7zerH
ソ連の軍人
1976年にアメリカに亡命した

223:名無しさん@ピンキー
10/03/07 17:21:06 /bGx084A
ハラァァァショォォォォォォッ!!
と、まずはお礼申し上げますw続きも楽しみに待ってますw

なお、>>216>>212(>>215)は別人だったりしますw

224:名無しさん@ピンキー
10/03/07 22:13:46 xmwpy51A
>>217
たまげたなあ……
続きが楽しみですw

225:名無しさん@ピンキー
10/03/08 00:14:38 eN5YQLtg
ハァハァいよいよ♂ナツルが楓と成就するんですね全裸のSTABO索具で
お待ちします。

226:名無しさん@ピンキー
10/03/08 01:58:31 vorL9QRT
>>222
そうじゃなくてなんでハンドル名にしてるの?

227:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:38:54 SWRV5vD1
あたしの名前は近堂水琴。今朝もバカでニブチンな幼なじみを起こしに来たんだけど・・・
来たんだけど・・・

(ピーンポーン)
「ナツル~、起きてる~?。」
返事はない。まあ、ここまでは予想通りね。
いつも通り鍵を開けると

「うえ~ん、パパ~、ママ~、どこ~?」
「!?何!?」
いきなり予想外のリアクションだったのでさすがのあたしも面食らった。

「ナツル~?ふざけてないで起きなさ~い。」
勝手知ったる幼なじみの家。何の疑いもなくナツルの部屋を開ける。
「え!?」

そこにナツルはいなかった。
代わりに5歳くらいの男の子がいた。
「お姉ちゃん誰?」
「あなたこそ誰?」
「ボクはせのうナツル。」


228:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:39:54 SWRV5vD1
信じられなかった。さすがのあたしでも。
だって幼なじみが幼児化しちゃったのよ。ぬいぐるみが喋るのよりびっくりだったわよ。
「あたしは近堂水琴よ。」
「みこと、ちゃん?」
「嘘だ!ボクの知ってるみことちゃんはもっと小さいもん!」
「嘘じゃないわよ。あなたこそ本当にナツルなの?」
「本当だよ!」

これ以上否定すると余計泣いちゃいそうだったから
「わかったわ。お姉ちゃんもあなたのことナツルだって信じるから、あなたもあたしのこと水琴だって信じてくれる?」
「うん・・・わかったよ、水琴お姉ちゃん。」

ナツルとは思えないほど素直だ。昔のナツルってこんなだったっけ?まあいいわ。
「ねえ、お姉ちゃん?パパとママはどこ?」
どうやら記憶まで幼児化してるみたい。
あたしはちびナツルにもわかるよう言葉を選んで説明する。
「ナツルのパパとママはお仕事だよ~。」
「お仕事?」
「そうよ~。だからパパたちを困らせないようにしないとダメよ~。」
「・・・わかった。」


229:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:40:40 SWRV5vD1
それにしても・・・
当時はあたしのほうが年下(本当は今もだけど)から気づかなかったけど、
この頃のナツルってメチャクチャかわいかったのね。
あたしショタの気は無いと思ってたけど・・・
(ガバッ)
「!?水琴お姉ちゃん?」
「キャ~、ナツルかわいい~。」
「お姉ちゃん苦しいよう~。」

いかんいかん、あたしとしたことが。もっと落ち着かなければ。
と、そのとき・・・
(くきゅ~)
かわいらしい音が。
「お腹すいたのね。」
「うん・・・」
「よしよし。お姉ちゃんがカレー作ってあげるね。」
「ホント!?ありがとう!!!カレー大好きだよ!」

うう、なんてまぶしい笑顔なの。
「だから先にキッチンに行っててね。」
「わかったよ、お姉ちゃん。」


230:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:41:17 SWRV5vD1
さてと
「これどういうことなの?」
「私に言われても知りませんよ~。」
しずかちゃん(先代)声のトラが答える。
「モデレーターの仕業じゃないの?」
「さあ?」
なんて無責任な。
「お姉ちゃ~ん。お腹すいたよ~う。」
ちびナツルが呼んでいる。
「ま、なるようになるか。」
自分に言い聞かせるようにつぶやく。
「は~い。ちょっと待ってね~。」

今はちびナツルのお姉ちゃんを楽しまなきゃ。
人生楽しまなきゃ損だよね?


231:名無しさん@ピンキー
10/03/08 02:45:36 SWRV5vD1
ごめん、勢いあまって妄想爆発させた・・・反省している。

できればまだ続けたいんだが、どうやったら元に戻れるかを考えてなかったんだ。
それさえうまくいったら、幼児化したのは体だけ、記憶はそのままver.も考えている。

232:名無しさん@ピンキー
10/03/08 08:41:44 xDY9Ol51
ナツル=新一

233:名無しさん@ピンキー
10/03/08 15:33:21 VETgVDH0
>>231
ナツルが変身する際、特殊な条件が複合してしまったことによる、腕輪のバグ、仕様。
放っておけば自動復旧するけど、それがいつになるかは、まったく分からない。
……とか。

234:名無しさん@ピンキー
10/03/08 16:44:34 eN5YQLtg
戻るのは後回しにしてだな、ちびナツルが美琴をクンカクンカして、
レッツゴーさせてくで。

235: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/09 00:28:32 LuAIyQB4
こんばんは。宿直連チャンは体にこたえます。正直、体力・気力ともにゼロ。
今回はかなり短めですが>>217の続きです。


 女の子が……その、なんだ、いささかの羞恥も見せずに男の性器の俗称を口にするのっ
て、俺としては正直どうかと思うんだ。
 けれど不思議なことに、怖いほうの沙倉さんがそれを言うと、何の違和感もないという
か、なぜかキマッているようにも思ってしまう。
 まぁ、普段の清楚な沙倉さんが言えば言ったで、これまた何とも言えない卑猥さ満点と
いうものなんだけど、これに関しては期待しないでおく。
 ともあれ、沙倉さんの命令というかアドバイスというかを、俺は……言えるわけねーだ
ろーっての、こっ恥ずかしい! そもそも、そういうのは男の側から頼むものじゃない。
頼むにしてもそんなへり下った態度で言うようなもんじゃない。男の股間……じゃなくて
沽券にかかわる。
 沙倉さんの手の動きが止まった。
「言えないんですか? だったらやめちゃいます」
 その瞬間の俺、きっとものすごく情けない顔をしてただろうな。
 止めてから言わないで下さい、お願いですからっ!
 沙倉さんが、穏やかな声で言った。
「して欲しいなら、聞こえるようにはっきり言ってください―さあ」
 聖母のような微笑みを浮かべながら言われると、逆に怖い。
 けれどそれは同時に、安心感というか沙倉さんの言うとおりにしようという思いを、俺
の心の中に生じさせた。
「お……ぼ、僕の、無節操な……チ、チンポを……気持ちよくして、ください」
 沙倉さんが目を細めた。おまけに、なんだか鼻先で小さく笑ったような気がする。
「もう。恥ずかしくないんですか? 女の子にそんなことを頼んで」
「……沙倉さんだから、頼むんだ……頼むんです……お願いします」
 我ながら信じられないくらい情けない言葉が、自然と口を衝いて出た。なんだか人とし
て、男として終わってしまったような気がする。
 沙倉さんは俺を見下したような眼差しで、言葉責めをしてくるんだろうな。
 ……と俺は思ったんだけど、少しばかり―いや、全く様子が違った。
「え……あ、あの……ど、どうしよう、どうしよう……」
 沙倉さんは赤面しながら口の中でブツブツ呟いていた。何でだ!?
 俺が見ているのに気付くと、沙倉さんはたいそう慌てた様子で言った。
「な、何ですか? わ、私の顔をジロジロ見て! ……あっ! っていうか、ど、どうせ
雫ちゃんの時も同じようなことを、い、言ってるんでしょ? ほっ、本当に節操がないん
ですね、ナツルさんは!!」
 ……なんだか、普段の沙倉さんに戻ってしまったような気がするんですが。


 今日はもう寝ます。
 3/9は休みなので、ちまちま入力をした後、またこのくらいの時間にノシ

236: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/09 00:43:52 LuAIyQB4
ミスった。沙倉さんは『私』じゃなくて『わたし』だった……orz

237:名無しさん@ピンキー
10/03/09 01:30:04 R6dcaFdv
いけー!ナツル!四の五の言わせずやっちまえーww、話はそれからだー!

238:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/09 02:40:17 OzX20EcS
「というわけなの。」

会長と紅音ちゃんをナツルの家に呼んでコトの次第を説明する。
ホントはちびナツル独占したかったわよ。でも、紅音ちゃん(メガネ図書委員に限る)ならともかく会長に黙ってたら何されるかわからないし・・・ちびナツルを独占するのは世界の損失ってことで。それだけかわいいのよ、ちびナツルが。
「じゃあ、その子がナツルだって言うの?信じられないわ。」
「あ、あたしも信じられません!」
「そんなこと言われたって・・・本人がそう言ってるんだから信じるしかないでしょ。あたしたちが知ってるナツルが見あたらない今。」

あたしたちのやりとりをそばで聞いているちびナツルは不安そうな目をしている。
「とにかく!今はこの子がナツルなの!それにこの子かわいいじゃない。」
と言いながらあたしはナツルを抱きしめる。
「確かに、かなりかわいいわね。というか近堂さん、ナツルにくっつきすぎよ。」
「あ~、もしかして妬いてんの?」
「当たり前じゃない。だってナツルは私のものよ。当然その子も私のものでしょう?」
「こ、近堂さんだけずるいです。あたしもナツルさんとお話したいです。」

「水琴お姉ちゃん?このお姉ちゃんたちは?」
「あたしのお友達よ。こっちが三郷雫ちゃんでこっちが美嶋紅音ちゃん。」
「雫お姉ちゃんと紅音お姉ちゃん?」
「そうよ。よろしくね、ナツル。」
「よ、よろしくお願いします、ナツル・・・くん。」
「せのうナツル、4歳です。よろしくお願いします。」
「本当にナツルなの?」
「やっぱり信じられません。」


239:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/09 02:42:28 OzX20EcS
うーむ、ナツルにしてはデキがよすぎる(失礼)なのは同意せざるおえないわね。
「で、これからどうするの?」
「とりあえず最初に見つけちゃった手前、あたしが面倒見るしかないかなって。しょうがないけど。」
「全然しょうがなく聞こえないわよ。」
「おめえに任せろってか?冗談じゃねえ。そいつはあ・た・しの相棒だ。」

うわ、いきなりケンプファーになった。
「近堂さんじゃ毎日カレーでナツルがかわいそうでしょう。あたしが面倒見るわ。」
「それに、そこの凶暴女じゃ教育にも悪いし。」
「なんだと!もういっぺん言ってみろ。」
「ええ、何度でも言ってあげるわよ。凶暴女は耳も悪いのね。」

あ~あ、いつも通りになっちゃった。
「ふたりともやめて!!!ナツルが怯えてるじゃない。」
「ちっ、これだからガキは嫌いなんだ。」
「ホントにそんなこと言っちゃっていいの~?こ~んなにかわいいのに。」
「うっ。」


240:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/09 02:43:56 OzX20EcS
「絶対こうなるって思ったの。」
ホントは独占したいけど、初めからそのつもりで二人を呼んだから。
「だからみんなで見ない?この子の面倒を。」
「まあ、この際だからしょうがないわね。欲張りすぎてナツルと触れる機会を失うわけにはいかないから。」
「おめえらがちっとでもヘンな気起こしたらただじゃ置かねえからな。」
「じゃあ、ちびナツルに関しては停戦協定合意ってことで。」

「ねぇ、水琴お姉ちゃん?」
おぉっと、すっかりナツルを忘れてた。
「とりあえず、あたしたち3人でナツルの面倒見ることにしたわ。」
「じゃあ、お姉ちゃんたちと一緒に住めるの?」
「え?」

「そうよ。少なくとも私は一緒に住むわ。私のことはお姉ちゃんかママだと思っていいわ。」
あたしが答えに詰まっている間に会長がそんなことを言う。
「それだったら、あたしだって。毎日はムリですけど、でもできるだけ一緒に住みます!」
お、メガネ図書委員に戻ってる。

「はあ~、しょうがないわね。あたしもナツルと一緒に住むわ。」
「近堂さん、やっぱりあなた、全然しょうがなく聞こえないわよ。」
「わ~い、お姉ちゃんたちと一緒だぁ。」

それぞれの思いを乗せた奇妙な同居生活、今ここにスタート!?
どうなる、ナツル!!!


241:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/09 02:47:47 OzX20EcS
一応第2弾です。
エロパロスレなのにエロ無しです。
というか自分にエロは書けません。
自分はエロ以外を書いて、エロはどなたかに丸投げしたi(ry

242:名無しさん@ピンキー
10/03/09 10:04:12 R6dcaFdv
うぉ!そうきたかぁハァハァ、ずっとおっきしたまんまだw。

243: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/09 20:45:13 X/ykPgBK
うげ、パソ規制くらったorz
携帯からイケたら後ほどイキます。

244: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/09 23:16:59 X/ykPgBK
>>235の続き。沙倉さん目線で進めてみますよ~。


 どうしよう、こんなはずじゃなかったのに。
 わたしの胸が激しく鼓動している。おまけに顔は火照りっ放し。
 雫ちゃんには申し訳ないけど、わたしはまだナツルさんをわたしの側に引き込むことを
諦めてはいない。今回の(文字通り身を挺しての)ナツルさん篭絡作戦は、当然、それが
目的だ。
 ナツルさんに恥ずかしいセリフを言わせるところまでは、筋書き通りに進んだ。
 わたしが「もう。恥ずかしくないんですか? 女の子にそんなことを頼んで」と言うの
も予定通り。
 ただ、その後の展開が全くの予想外だった。
 わたしの予想では、ナツルさんは何も言えずただオロオロするばかり。そこを畳み掛け
てさまざまな言葉責めをするはずだったのに……。まさか、ナツルさんがあんなことを言
うなんて。
『……沙倉さんだから、頼むんだ』
 ナツルさんはわたしじゃない、もう一人のわたし―本来の沙倉楓という肉体の持ち主
―にご執心じゃなかっただろうか。それとも、わたしならどちらでも構わないと言うの
だろうか。それはそれで嬉しいような、ちょっと腹立たしいような、複雑な気持ち。
 それにしても、本当にどうしたらいいんだろう。
 そんなわたしを、ナツルさんはなんだか不思議そうに見ている。
「な、何ですか? わ、わたしの顔をジロジロ見て! ……あっ! っていうか、ど、ど
うせ雫ちゃんの時も同じようなことを、い、言ってるんでしょ? ほっ、本当に節操がな
いんですね、ナツルさんは!!」
「あ、いや、その……節操がないのは認めるけど、しず……会長にはそんなこと一言も言
ってないよ! ハラキリトラの奴から聞いてない? あっ、そ、そうだ! 詳しいことは
>>114-116を見てもらえば分かると思うよ?」
 しどろもどろになりながら、ナツルさんが意味不明の弁解をする。
 うん、確かにそのものズバリは言ってない。だけど……。
「……最後、雫ちゃんに何て言いました?」
「う゛っ!」
「いつもいつも、わたしが1番と言っておきながら……」
 それだって、恐らくはもう一人のわたしを指していることくらい、分かっているはずな
のに……ううん、分かっているからこそ、余計にジェラしい気分。
 だから絶対にわたしを―今のわたしを忘れられないようにしてしまおう。正直、男の
子は大嫌いだけど、もう男の子とか女の子とか関係ない。
 そうと決めたら実行あるのみ。ソファーに腰掛けているナツルさんの脚の間に、無理や
り身体を割り込ませる。その場にひざまずくと、わたしはナツルさんのズボンのベルトを
外し、ファスナーを一気に引き下ろした。
「ちょっ!? さ、沙倉さん何をっ!!」
 ナツルさんは慌ててわたしの手を押しとどめようとするけど、ここまで主導権を握って
しまえば関係ない。トドメにズボンのボタンを外し、前を寛げると、トランクス越しでも
ナツルさんの……その……オ、オチンチンが大きくなっているのが分かった。
 ……なんで緊張してしまうんだろう。雫ちゃんと話をしたときは、すんなり出てきた単
語だというのに。もっとエッチっぽい言い方(……ち、チンポとか)もしたというのに。
「節操のないナツルさんには……お仕置きしちゃいます」
 とはいえ、下を穿かれた状態だとナニかと不便ではある。
「ナツルさん。下、全部脱いでください。お仕置きしづらいです」
 軽く睨みながら、ほんの少しだけ語気を強めて言ってみる。ナツルさんは何か言いたそ
うだったけど、やがて諦めたような表情で腰を浮かせ、ズボンとトランクスをまとめて下
ろした。ナツルさんのすっかり固くなったオチンチンが、勢いよく顔を出した。
「雫ちゃんだってしなかったこと……しちゃいますから、覚悟して下さいね」
 そしてわたしは、ナツルさんのオチンチンをそっと握る。そのまま顔を近づけ、まずは
挨拶代わりに先っぽへの軽いキス。ナツルさんの身体がビクっと震え、口から微かな声が
漏れた。ちょっと可愛いかも。


規制中とはいえ、携帯経由でのカキコが実は煩雑すぎて辛いです。
明日(10日)は宿直勤務。次の投下は11日のこの時間あたりを予定。

245:名無しさん@ピンキー
10/03/10 11:00:44 kqRVmad0
>>244
むは~~~~wハラショー!!
来たよ、ついに来ましたよ、楓様作品w

パソ規制で難儀されているようですが、頑張ってくださいwこれで御預けだと死んじゃうwマジでw

246:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:26:57 dq6xAeKR
「わー、しゃべるぬいぐるみだ~。」
ちびナツルったら、あの気味の悪いぬいぐるみを見ても全く動じない。
それどころか
「これ、本当にあの瀬能ナツルですの?」
「いや~、似ても似つかないんですけどね~。」
「全くだぜ。でもナツルよりいいじゃねえか。」
「こんにちは~。ナツルさん。」
「みんなよろしくね~。」
なんか馴染んじゃってるよ・・・ちびナツルは案外大物かも。

そんなやりとりを見ていた会長が
「ナツル?今度デートに行きましょうか。」
「でえと?」
「そう、デート。お姉ちゃんと遊びに行くの。」
「ホント?行く行くー。」

まさかの抜け駆け!?
「ちょっと会長!何言ってんのよ!?」
「あら、いいじゃない。別に」
「それに・・・」
「何よ?」
「私だけで行ってもあの子は喜ばないわよ。」
「お姉ちゃん達とお出かけ、楽しみだな~。みんなも行こうね。」

臓物アニマルに向かってそう言ってるちびナツルをみてあたしは言う。
「ホントにいい子ね。ナツルは。」
「それには同意するわ。」
会長もそんなこと言った。

「ナツルはどこに行きたい?」
「ん~、お姉ちゃんと一緒ならどこでも!」
「じゃあ、ナツルの洋服を買いに行きましょう。」

確かにそれはいい考えだ。
今のナツルの服はあたしがナツルママに場所を聞いた、いわば古着だ。

あたしはナツルに向かって言う。
「ナツルはかわいいんだから、うーんとオシャレしなきゃ。」


247:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:28:10 dq6xAeKR
そんなこんなでデート当日。
「・・・会長、気合い入れすぎよ。」
「そ、そうです!会長にそこまでされたら・・・」
「あら?二人とも似合っているわよ。ね~、ナツル?」
「うん!みんなキレイだよ!」
まあ、ナツルがそう言うならいっか。

「ナツルもやるじゃねえか。」
「どうしてこのまま成長しなかったんですかね~。」
臓物たちは好き放題言ってる。

にしても
「あたしたち目立ってるわね。」
「そう?いいじゃない、別に。さ、行きましょ?ナツル。」
「うん!」

それからは・・・まあ、当然と言うべきか
ナツルはあたしたち3人の着せ替え人形と化して・・・
「これなんか似合うわよ。」
「こっちの方がかわいいと思います!」
「え~、こっちだよ。」

あんまりやるとちびナツルの機嫌悪くなっちゃいそうだから
一人一着ってことで妥協した。
「ごめんね、ナツル。」
「うん、大丈夫・・・雫お姉ちゃん。」
「ご飯食べに行きましょう。」

そんなわけでファミレスだ。
「ナツルは何がいい?カレー?」
「フライドポテトと唐揚げ!」
うぅ、残念。

「ナツル、野菜も食べなきゃダメよ。」
「えぇ~。」
「食べたらご褒美あげる。」
「わかった・・・」
次第に運ばれてくる料理。
各自が食べつつナツルの様子を、ってこれじゃママが3人みたいじゃない。


248:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:29:24 dq6xAeKR
「ごちそうさま。雫お姉ちゃん、ご褒美は?」
(チュッ)
「?」
「がんばって食べたからご褒美。」
「って、何やってんのぉー!?」
「どうやらぶっ殺されてえみたいだな。」
「近堂さんの美嶋さんも落ち着いて。」
「だ、だってキ、キ。」
「あら、別に初めてじゃないわ。」
「そういう問題じゃねえ!停戦協定は破棄されたと見なす!!!」
「二人とも?ナツルも見てるわ。」
「ぐっ、卑怯よ・・・」
「いつかテメェの脳漿ぶちまけてやる。」

食後・・・
「これからどうする?」
「会長、デートと言ったらアレでしょ。」


249:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:32:57 dq6xAeKR
4人でプリクラだ。
初デートの記念は残しとかなきゃ。
早い者勝ちであたしがナツル抱っこ権を獲得した。
「何よ!会長はさっきキスしたじゃない。」
「それとこれとは話が別。」
「二人ともずるいです。あたしなんか・・・」
「ほーら、始まっちゃうよ。笑顔笑顔。」
「「「「ピース」」」」

できあがったプリクラ、みんなケータイに貼ってた。


250:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:33:30 dq6xAeKR
その後は紅音ちゃんの希望でカラオケだ。
幼児にカラオケもどうかと思ったが、本人は至って楽しそうだ。
「へ~、カンデンヤマネコさんも歌えるの?」
「オーホホ、もちろんですわ。雫様、マイクを貸してください。」

会長がマイクを渡す。
そしてなぜか紅音ちゃんの顔色が悪くなる。

(♪~)
「いっまは前だけ~見れ~ばいい…信じ~ることを~信じ~ればいい…」
「「「・・・」」」
「さすがにやりすぎよ。」
「むむ、やるわね。」
「まるで御本人です・・・」

「もう~行こう~ まっもる物が~あ~~るなら~」
「やるじゃねえか、カンデン。」
「ホント、すばらしいですねぇ。」
「感動しました。」
「カンデンさんすっごーい、かっこいい・・・」
「オーホホ、こんなものですわ。」


251:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:33:59 dq6xAeKR
カンデンヤマネコに触発されたのかセップククロウサギが
「オレもいっちょやったるぜ!」
とか言い出した。
そして紅音ちゃんの顔色が一段と悪くなる。

(♪~)
「愛おしい~日~々を 刻み込んだ~amulet in~my~pre~cious~day~」
一体何なんだろう?このぬいぐるみたちは・・・
「セップクさんもやりますわね。」
とはカンデンヤマネコの弁。

「あ、あたしも負けません!」
(♪~)
「バ・ニ・ラ・ソ・ル・ト・で バ・ニ・ラ・ソ・ル・ト・で バ・ニ・ラ・ソ・ル・ト・で」
おお、結構うまい。
「なんだ、紅音ちゃんもうまいじゃん。」
「そんな、あたしなんて・・・」
「近堂さんの言うようにうまかったわよ。」
「やったな紅音!」
「かわいかったですよ。」
「うん、紅音お姉ちゃんかわいかったよ!」
「あ、ありがとうございます。」


252:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:34:27 dq6xAeKR
どうやらあたしの番だ。
「次はあたしか。」
「何歌うんですか?」
とチッソクノライヌが聞いてくる。
「お楽しみ~。」

(♪~)
「しゅわしゅわ~ しゅわしゅわ~ なないろ~ モーニングシャワー」
「近堂さんもうまいじゃない。」
やった会長に認めさせた!

「はい、次は会長。」
と言いながらマイクを渡す。
「?」
「どうしたんですか?近堂さん?」
「いや、会長の表情が・・・気のせいか。」

(♪~)
「・・・会長って歌もうまいのかと思った。」
「し、失礼ですよ!近堂さん」
「あ、歌い終わった。」

「どうだった?」
「あ、うん、よかったと思うわよ。」
「は、はい。かっこよかったです。」
「雫お姉ちゃんキレイ。」
「ふふっ。ありがと、ナツル。」
そのころ臓物はたちは・・・
「おめえんとこはメッセンジャーのほうが歌唱力あるんだな。ケッケッケ。」
「雫様を愚弄するなんて許しませんわよ、と言いたいところですが否定はしませんわ。」
「しょうがないですよ、カンデンさんと比べちゃ。」
「そうです。私も似たようなものです。」
なんてやりとりをしたとか・・・しないとか。


253:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:35:09 dq6xAeKR
「くふあぁ」
ナツルのあくびだ。
「ナツル?眠いの?」
「うん、水琴お姉ちゃん。」
「じゃあ、帰りましょうか。」

ちびナツルは笑顔で
「お姉ちゃんありがとう。今日はとっても楽しかったよ。」
その笑顔だけでお姉ちゃんたちはお腹いっぱいです。

帰宅後
「寝ちゃったわ。」
「はしゃいでたもんね。」
「どんな夢を見ているんでしょう?」

おまけ
「やっぱり歌の練習はしましょう。」
と会長は思ったとか思わないとか。

とある奇妙な4人の休日編End


254:227 ◆M/.1jXQ5I6
10/03/10 21:41:30 dq6xAeKR
第3弾です。
すまない、相変わらずエロは無いんだ。というか書けな(ry

キスしたので1歩前進と思ってくれたら非常にありがたいです。

はい、今回はカラオケネタがやりたかっただけです。
選曲はネコ、ウサギに関しては、100%自分の好みです。
他は知ってる曲がありませんでした。

会長に関しては勝手に歌はヘタなんじゃないかと・・・
完璧超人の会長にそんなことは、と思ったのですが、
キャラソンアルバムを聞いてどうしてもうまいと思えな(ry

エロ無しでこんなにスレを消費してしまいました。
どなたか早くエロいのを下さい・・・

255:名無しさん@ピンキー
10/03/10 22:55:57 kne+Wr3A
乙です
執筆中のがあるんですが、規制中

256: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/11 00:07:16 t9Dj+ep1
つ『P2K』
長文使いにはビミョーに便利だったり。

257: ◆lc7qTZqj/Z5o
10/03/12 01:35:20 9gpxOZ9o
うげぇ寝すぎた。気持ち悪い。
>>244の続きです。


 舌先で鈴口とその周りを舐め回す。ナツルさんが身体を硬直させた。
「さ、沙倉さん……っ!」
 ナツルさんは顔を紅潮させ、瞼をギュッと閉ざしている。握りこぶしまで作っちゃって
……そんなに気持いいんだ、ウフフッ。
 オチンチンのくびれた部分や裏筋を舌先でくすぐり、オチンチン自体を横に銜えるよう
にキスしたり舐めたりしながら、わたしはナツルさんの反応を伺った。
 ナツルさんはしきりに身悶えしている。しかも微かに腰が動いていた。そしてオチンチ
ンも自己主張するようにピクピク痙攣している。
 そんなナツルさんを見ていると、わたしも興奮してきちゃう。
「ナツルさん、見て……」
 片膝を立てて、ミニスカートの中をナツルさんに見せつつ、わたしはショーツの上から
そっとアソコに触れる。そこはもうすっかり湿り気を帯びていた。ほんの少し力を入れる
だけでエッチなお汁が溢れてきそう。
「ナツルさん、わたしのスカートの中、どうなってますか?」
 言いながら、ショーツ越しにクリちゃんを指先で擦る。
「え、えっと……言わなきゃ、だめ? ―うっ!?」
 オチンチンを握る手をほんの少しだけ上下させる。ナツルさんの腰が大きく跳ね上がっ
た。
「言わないと、ここでイカせちゃいますよ?」
「……えっと……沙倉さんの指が、パンツの上で動いてる……あと、クロッチのところが、
大きなシミになってる……」
「ナツルさんのせいなんですからね? わたしがこうなっちゃったの。だから責任とって
ください」
 わたしは立ち上がり、スカートをたくし上げると、ショーツを脱いだ。エッチなお汁が
糸を引くのが見えた。お汁はわたしの内腿を伝い落ちている。
 そのままわたしはナツルさんに跨った。ナツルさんのオチンチンがわたしの下腹部に当
たった。お汁が更に溢れてきたような気がする。
「ナツルさんの初めて……貰っちゃいますね」
 オチンチンに手を添え、先っぽをわたしのアソコにあてがう。たったそれだけだという
のに、アソコからはクチュっと水音がした。
「……んっ……んんっ!」
 一気に身体を沈める。同時に痛みが走った。


ごめんなさい、今日はここまで。
次は13日のこの時間に。
あ、あと前レスは訂正。正しくはPK2chでした。


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