【旦那様】ハーレムな小説を書くスレ【一筋】25Pat EROPARO
【旦那様】ハーレムな小説を書くスレ【一筋】25P - 暇つぶし2ch256:名無しさん@ピンキー
09/12/24 00:20:20 NwdrAYR0
馬鹿はともかくとして、色々グダグダになってきてるのはあるな。
状況が無茶苦茶になってるし…別に無理やりエロにいけとは言わんが。
ただ、このままだとハーレムSSじゃなくただのバカラブコメで終わるぞ。

257:名無しさん@ピンキー
09/12/24 01:06:28 buNNGtmg
ネタから繋げるためにネタを投入…で方向性が分からなくなったな…。



258:名無しさん@ピンキー
09/12/24 10:35:05 FQHk1fW9
確かに俺も4Pはちょっと欲しかったが、残念だ。
まあ、リレー小説は流れものだからどうしようもないけど。

ところで、一人で書いても良い量ってどのくらいなのだろ?
気合い入れてエロを書くと余裕で1レスや2レスでは収まりきれない可能性が。
しかも一作者につきワンシーンで書くとすると、前振りがない状態でいきなり何の脈絡もなくエロシーンを入れるのはちょっとむずいかも。

259:名無しさん@ピンキー
09/12/24 14:20:14 E2iEacVZ
ちょっと今回は実験的に文の量を増やして冗長にしたあげく、ネタ減量、エロ少し増量してみました。
うざかったら遠慮なく帰れと叫びつつ生卵をぶつけてください。
草葉の陰で泣いたあと、文体を直してからまた性懲りもなく現れます。ていうか、そろそろハードなエロエロが書きたい……。


― ― ― ― ― ― ― ―


 朝起きると、ものすごい目の前に幼なじみの顔があった。
 邪気のない幸せそうな寝顔、時々ふるふると揺れる長いまつげ、やわらかそうな瑞々しいくちびるに、きめ細かな肌。昼はどちらかと言えば怒ってるか叫んでいるか突っ込んでいるイメージしかないが、美由紀のみーちゃんもなかなかかわいい。眠ってたら。
 彼女も十分美少女と言っても良いだろう。たとえるなら先輩とマイマイが、高価な芸術品(アンティークドール)や夜空で光る満月だとすると、彼女は野に咲く名もない花か。どちらが優れているとかでなく、それぞれにはそれぞれの魅力がある。まあ、攻撃は鬼だが。
 そのあまりの腑抜け用に思わずいたずらしたくなってきた。

「……んぅ」
「さて、俺はどうしてみーちゃんに押し倒されて眠っているのでせう?」

 押し倒すと言うより、普通に眠っている俺の上に美由紀がうつぶせに覆い被さってすーすー眠っている。全身に幼なじみの体温と身体の柔らかさを感じていろいろなものがダメになりそうだ。
 特に胸板でふにっとつぶれる胸が良い。しかも、なに……!? ノーブラだと!? 神経を集中すればちょっと堅くなってる先っぽの感触まで分かりそうだ。
 しかし、少し見ない間にだいぶ育ったんだな、幼なじみよ。
 安心しきって寝ている幼なじみのほっぺたをふにふにしながらちょっと感慨にふける。

 そのせいかどうかは知らんが相変わらず朝から向上心の強い息子も、幼なじみのおなか辺りに押しつけられてビクンビクンしていた。ちょっと気持ちいい。しかし……や、やばい。この状態は起きたら発勁を食らわされるフラグだ。お約束過ぎる。

「ん……っ。ふぁ……とーじちゃん……そこ、だめぇ……ぁ、ぁんっ」
「いや、人が生命の危機に陥っているときにどんな夢を見ているのだ。お前」

 地功拳は動きがわけ分からんから避けにくいんだ。特に寝ころんだ状態だと、いくら俺でも勝ち目はない。いや、そら本気で絞め技や関節技に持ち込んだら勝てるが、それは男としてどうだろう。
 とにかく、そろそろ起きねば。
 すぐそこにある幼なじみの耳元にくちびるを寄せて、やさしく

「美由紀、朝だぞ? 起、き、ろ。ほら」
「ひゃんっ……ん、っはぁ……ぁ……とーじちゃん……激しいよ……っ!」
「だからお前は、何の夢を見ている……。エロい声を出すな、息子が反応するだろう!!!」
「はぅっ! ……って、え? え? 統司? え、なんで?」

 耳元で俺が叫んだ瞬間、びくっ、として目を覚ます幼なじみ。
 少し身体を起こすと、寝ぼけた琥珀色の瞳でじーっとこっちを見つめる。
 やばい、これはお約束フラグだ。

260:名無しさん@ピンキー
09/12/24 14:20:51 E2iEacVZ
「ああ、ようやく目が覚めたか? 昨日はすごかったな。あんな激しいとは思わなかったよ」
「にゃいぃ!? な、な、な!? な、に!? えっ、えあっ?」

 みーちゃんの髪を撫でながら、さも何かした後みたいな余裕の表情で彼女に微笑みかける。
 その台詞を聞いた幼なじみは一瞬で耳まで赤くしながら、バグり始めた。よっしゃ。殴られる前に激しく混乱させてフラグを折ってやった。まあ、激しかったのは魔法少女(笑)だ。
 あっちを見たりこっちを見たり、半分身体を起こそうとしたり、どさくさに紛れてもっかい人の胸板に戻ったり。しかし身体の上で暴れるから、何かがナニかに擦れて気持ちいいじゃないか。

「~~~~~っ!?」

 ようやくナニに気づいた幼なじみが俺のホットスポットの方を向くと、もうこれ以上ないと言うくらい顔を赤くして動きを止める。いや、止めるなよ、まずのこうよ。上から。

「……っ、っ、……ぁ、ぁっ」
「ん? なんだ。今さらそれくらいでどうこういう仲でもないだろ? もう」
「~~っ! あ、あたし覚えてないもんっ!! き、昨日!? ナニがあったの? 何であたしがあんたのベッドで寝てるの!? な、なんでこんな、かたくて熱いの……じゃなくてっ! フーフーッ」
「落ち着、いやもちつけ。ほら、どーどー」

 何か途中から威嚇する猫みたいになった幼なじみの背中に手を回して優しく撫でる。
 すると彼女はふにゃっと腕の力を抜いてまたこちらに倒れてきた。いや、だからのけよ。

「まあ、冗談はさておき。昨日はパンの妖精さんな坂本さんにエロい気分になる秘孔つかれて襲われそうになったところを、自称魔法少女な坂本さんに助けられたんだろう? 覚えてないのか?」
「はあ?」

 幼なじみが全身全霊ではあ? と言う顔をする。うわっ、何その痛い人を見る表情っ。感じちゃうだろっ?
 あと、話の途中でこっそりふとももをもじもじするんじゃない。涅槃にいってしまうだろう。

「うーむ。どうも、記憶消去の魔法が有る、みたい、な? あの光もフラッシュバンじゃなかったみたいだし……じゃあ何で俺は覚えているんだろう? まさか俺には邪気眼以外にも謎のパウァーが!?」
「……統司、熱でもあるの? とりあえず病院行く?」
「うわ、今度は哀れむような目で見られたーーー!?」

 まあ、冗談はさておき、俺のでも美由紀っちのでもない長い髪の毛が一本シーツの上に落ちているので、昨日のは夢ではなかった事は分かるが。

「でも、確かに、ほんとにあんた身体熱い、わ、ね。はぁ、はぁ……」
「顔の近くで息を荒げられると、エロい気分になる件」
「うっ、うるさいっ、大丈夫ならさっさと学校行くわよ! と、ひゃっ」
「おーい、だいじょうびかー」

 起き上がり時にふらついた幼なじみを助け起こす。
 うーん、いや、確かになんか身体が火照る気がするが。そしていつもよりやたらとムラる。どこかの誰かさんに朝っぱらからナニに中途半端な刺激を与えられたせいで。
 おのれ。俺がエロエロな気分になってフェロモンが出てしまったらどうするのだ。


261:名無しさん@ピンキー
09/12/24 14:22:06 E2iEacVZ

 ******


 と言うわけで登校し始めたわけだが。

「にゃにゃ、にゃんと言うことだ!」
「私のソウルフレンドが朝からにんこになっている件について」
「おはよう。おにいちゃんっ、比良坂さんっ」

 朝飯食って、破れた学ランの替わりに知り合い(と書いておもちゃと読む)の銀髪ロリっ子にもらったドラキュラマント羽織って、
幼なじみに「普通の服を着ろーー!!」とハリセンで殴られたので仕方なく普通の露出狂が着るようなコートを羽織って、
近所の姉妹と合流して、現在家の前。
 コートの下でナニがぎんぎんです、ありがとうございました。
 息子がついに本気で天の神に成り代わるつもりだ。俺は止めるべきなのか。それとも応援すべきなのか。

「ん。どうした。統司。歩き方が変」
「聞いてくれマイソウルフレンド。ナニが大変なことになってナニなのだ。端的に言うと朝立ちがおさまr」
「なっ、それは早く確認しなくては。今すぐコートを開けれ。私が慰め……」
「朝の公道で何やっているかあああああ!!!!」

 スパパンッ!!

 また幼なじみに先輩と二人まとめて叩かれる。

「うぅ……痛い……。私は思ったが、みーちゃんはもっと先輩を敬うべき」
「誰がみーちゃんですか。誰が。心配しなくても、他の先輩はちゃんと敬っています。運動部ですから」
「……うぅ、この形容しがたい気持ちをなんと言おう。統司、身体で慰めれ」
「あーはいはい。よしよし」

 若干涙目になった(無表情だが)先輩を抱きしめてよしよしとあやす。
 先輩は先輩の分際でどうあがいても年上には見えないので違和感はない。何というか、ゴスロリ系を着せて部屋に飾りたい。いや、巫女装束でも良い。
 
「むむ。確かに、ナニが堅い……ぁっ」
「こら、そこっ。どさくさに紛れて身体を押しつけてくるな」
「ちょっとこりってした。しかし、コートが邪魔」
「いや、人の話を聞け。コートを勝手に開いて入ってくるなっっ。て、先輩そこまでエロエロでしたか」
「変態という名の紳士です。……冗談はさておき、確かに今日は少し何かおかしい、へんな気分。ゆえにしばらく甘えさせれ」

 コートの中でぐりぐり抱きついてくる先輩の身体がときどき、ぴくんっと跳ねる。それから中で深呼吸されて、全身をすりすり。まるで発情期の猫さんなんだが。今日はねこねこフィーバーだ。
 んー?
 そう言えば朝、美由紀もおかしかったな
 もしや……。

262:名無しさん@ピンキー
09/12/24 14:22:28 E2iEacVZ
「ちょ、ことのん」
「は、え? う、うんっ。なぁにお兄ちゃんっ」

 ちょっと空気と化していた先輩の妹、幸村ことのを手招きしていきなり抱き寄せる。

「ひ、ひゃっ」
「ちょ、またあんた変なことして!!!」
「美由紀っちたんま。今重要なとこです。で、ことのんは俺のそばに来るとへんな気分になったりするか? 正直に答えるんだ。今ならカツ丼が出てくるぞ」
「へ、えっ? ……っ」

 真顔で見つめると、すぐ耳まで真っ赤になったことのっち。
 しばらく腕の中でもじもじとして、それからおもむろにこくんと一度頷いた。

「な、なんと言うことだ! やはり俺は今朝からびゅるびゅるフェロモンが出て止まらなくなってしまっているっ!!?」
「む。確かにいつもと少し匂いが違う。何か胸とおなかの奥にくる感じ」

 コートの中から顔だけ出してそんな微妙に怖いことを言う先輩に戦慄を禁じ得ない。で、すぐ巣穴に戻った。
 この人は人の匂いを覚えてやがる……。

 だがしかし、妄想の通りにフェロモンとな。
 心当たりと言えば、昨日犬耳パン妖精坂本さんにへんな秘孔をつかれたことか……。それなら美由紀も突かれたから、まさか、あのフラッシュバンとへんな風に作用して謎の魔法になったのか? それとも俺の邪気眼が影響したのか?

「まあ、とにかく、坂本っちに会って問い詰めればすむことだな。さっさと行くぞいっ」

 フェロモンが出るくらいなら気合いで引っ込めるが、俺までちょっとエロエロな気分になっているのが危険だ。
 このままではギャグキャラの誇りを捨てて、適当にその辺の奴を口説いて何かヤってしまいそうだ。

 ……さあ、責任を取ってもらおう。魔法少女マジカルマイマイ。主に身体で。

 そして俺は先輩とかその他を引きずりながら学校に向かった。通行人(特に男)の視線が射殺すように厳しかったがそんなことでへこたれるようでは変態紳士は名乗れないので気にしない。




― ― ― ― ― ― ― ―

後はよろですー。

263:名無しさん@ピンキー
09/12/24 19:34:15 eas1p5+b
>>259
ハードなエロエロ期待

264:名無しさん@ピンキー
09/12/24 20:53:19 A5k1osAK
残りの二人はどこへ……wwww

265:名無しさん@ピンキー
09/12/24 20:55:21 j7TetUCg
別の場所で百合ってるよ。判ってるな作者。

266:名無しさん@ピンキー
09/12/24 21:57:50 NwdrAYR0
そういや今現在リレー書いてる人+書く気ある人って何人いるんだろうな。
まぁ無理に参加する必要なんざ当然ないけど人数いないならそれぞれ一人でも書けそうな気がする。

267:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:43:53 ynd/c6RP
最初は混じろうかなと想ったけどあまりの混沌っぷりにもう対応できそうにないw

268:名無しさん@ピンキー
09/12/25 09:01:53 2ZjfnTGd
>>267
同じくw
リレー小説の弱点は混沌化してきたときにそれを軌道修正出来るまとめ役が
いない点だな。
リレー小説である程度話に道筋が出来てきたらその話の筋を元に普通の小説
を1つ作るか適度に落ち着かせておくかだが、多数の作者の意向(やりたい放題
とも言う)に沿って作ってしまうからなぁ。

シェアードワールド小説とかにもよくある作品の傾向だ。


269:名無しさん@ピンキー
09/12/25 09:47:32 AkxcV91x

 いよいよ状況がカオスになってきた。

 朝曲がり角でぶつかった転校生がその日の夜に犬耳になって誘惑してきたあげく、はっちゃけた魔法少女にも分裂して部屋で大暴れしてもわりと冷静にスルーするこの俺が言うのだから、よっぽどだ。そこは自信を持って良い。
 ……もうすでに十分カオスなのにこれ以上カオスにしてどうするのかとも思う。だが、俺は悪くない。今回はマジで。


「間違っているのは俺じゃない、世界の方だ!!!」



「あ、羽礼霧くん。おは……はぅぁっ」
「おお、今朝ついに殿堂入りを果たした学校一残念な美少年が来ましたー! 早速インタビューを……って、はきゅ~んっ」
「あ~、あれがあの噂の羽礼霧先輩~っ? やぁ~ん、確かに顔はかっこい……はぁんっ!」
「な、なんてセクシーなの彼は……!」
「うわ。押し倒したい」
「ちょ、君ッ、良かったら先輩とそこの女子更衣室で楽しいことしない!? 大丈夫痛くしないわ! ハァハァ」
「あ、ずる! それなら私も混ざるわ! 私もおいしそうな若い果実を……ハァハァ」


 ありのまま、今起こったことを話すぜ!

『俺が学校に着いたと思ったら、周りを歩いていた女子生徒たちがいきなり鼻血を吹き始めた』

 な、何を言っているか分からねぇと思うが、俺も何を言っているか分からねぇ……。
 頭がどうにかなりそうだ。催眠術とかチョコレートの食い過ぎとか、そんなチャチなもんじゃ、断じてねえ……。
 もっと恐ろしいモノの片鱗を味わったぜ……。


「何というか、さすがの俺もツッコミ役に回らざるを得ない」
「何という世紀末! 統司が一般人相手に突っ込むなんて世界の終わり」
   
 すでに人のコートの中のハムスターと化した先輩が、顔だけ出して言う。
 この人はいつもおかしいから、おかしくなっているのか素でやっているのかまったく区別が付かない。まあ、先輩は良い。
 基本俺と思考回路が同じだから、おかしくなったらさらにおかしくなって、一周回って戻ってくるタイプだ。

 問題は今までわりと普通だった一般人……。


270:名無しさん@ピンキー
09/12/25 09:48:53 AkxcV91x

「離せぇ~~。殿中でおじゃる! 殿中でおじゃるぅ~~~っ! て、ズボン引っ張るんじゃねぇ! ナニが擦れて感じちゃうッ!」
「ええい、離しなさいっ! とーじちゃんはあたしのなのッ!」
「お兄ちゃんは渡しませんっ! 有象無象は下がりなさいッ!」

 いろんな人に引っ張られ抱きつかれお触りされるのを、幼なじみと近所の姉妹(妹)が、アイドル警備の人みたいに引き離していく。そして二人の目の色もおかしい。時々抱きついてくるし。
 あと、ことのんっ(妹)。……ニドラン(♀)的な発音で。
 学校行けよ! お前中等部だろう!

 まあ、それどころではないが。
 なんか、世界規模でカオスになってきた。
 マイ・フェロモンを甘く見ていたぜ……。まさかこれほどのモノとは……。ていうか、時間が経つごとにやばくなってくるような気が汁。

 このままでは日常生活が送れん。
 何よりも俺が奇行っても、他の奴がおかしすぎて目立たなくなってしまう。

「おのれぇ! 何処にいる! マジカルマイマイ~~ッ」

「オオッ 統司よ! すげえな! いったい何の祭りだぁーー!?」
「邪魔よ!」
「邪魔邪魔!」
「……ヒデぶッ!!!!!」

 途中で運悪く出てきた太田(腐れ縁)が、女子たちに蹴られて転倒して複数人に踏まれて天に召される。
 あの無駄にガタイの良い太田勇雄ですら踏みつぶされたカエルのようになるなんて、群衆恐ろしいッ! ガクガクブルブルッ!
 あれに比べれば基本もやしな俺など、百人単位に逆レイプされたら死んでしまうッ!



 曲がり角で、パンを咥えた見知らぬ美少女と激突。

 まさか、

 これが、

 こんな風に僕らの関係を変える事になるとは思いもよらなかったわけで。



「ちょ、魔法少女エンジェルス・第七位天使、坂本舞! ヘルプ・ミー! マジで死んじゃうーーーーっ!」



― ― ― ― ― ― ― ―

 あまりにもカオス過ぎて後の人に酷なので、いっそさらに引っかき回してみました。
 エロシーンはもうすぐか!?


271:名無しさん@ピンキー
09/12/25 09:50:47 cCVDnG/e
何か某クロスオーバースレで肝心な部分投げっぱにして収拾付かなかった時と状況が似とる

272:名無しさん@ピンキー
09/12/25 09:56:55 k26pJG06
新手の荒らしかと思ったけど、余計なこと言って余計に炎上するのもなー
とりあえず補助掲示板辺りでやって欲しいと個人的には思う

273:名無しさん@ピンキー
09/12/25 10:05:53 LOVHWJ+V
リレー小説って基本、楽しいのは作家だけで読者はそこまで楽しくないからね。
筆力の一番高い人に全部かいてもらいてーなというのが本音だったりするし。

274:名無しさん@ピンキー
09/12/25 10:07:44 iXbVtNqK
というか終わりを定めなかったのが悪いだろう
せめて誰が終わらせるとか、何レスで終わらせるとか決めとけばよかったんじゃない

275:名無しさん@ピンキー
09/12/25 10:08:57 1c913jKs
リレー小説はコンセプトがゆらぐからなぁw

276:名無しさん@ピンキー
09/12/25 12:00:54 cv24SNvF
いやすべての問題はエロがなかなか出てこないことだと思うw
エロさえ出ればリレーでもそんな悪くはないと思うが、
このままエロなしで永遠次の人に投げっぱなしだけは勘弁してほしいー

277:名無しさん@ピンキー
09/12/25 14:47:20 RzasHGIl
これ>>270である程度区切りついてるんじゃない?

278:名無しさん@ピンキー
09/12/25 15:19:13 RzasHGIl
あー、ストップかけてるわけじゃなくて、
ある程度時間すっ飛ばしていきなりエロシーンとか出来そうって意味で。

279:名無しさん@ピンキー
09/12/25 15:35:47 qCmYoO+4
まあよく見れば、ちゃんとつじつまも合ってるし、エロエロになるフラグはもう十分立ってるな。
そう、後は誰かがエロを書く、それだけだ。

280:名無しさん@ピンキー
09/12/25 15:39:57 AnMzkJ9S
そこまでぶん投げるのは設定語りと変わらんから誰でもできらーな

281:名無しさん@ピンキー
09/12/25 16:19:52 X8yg8rnm
つまりクライマックスで寸止めですね、わかります。

282:名無しさん@ピンキー
09/12/25 17:33:56 kcdTs7Z+
つまり、今までのリレーは壮大なクレクレだったと。

283:名無しさん@ピンキー
09/12/25 18:24:15 4RiZnfWU
25日になってから急にレスが増えてわろたw

284:名無しさん@ピンキー
09/12/25 19:29:55 ZTxdXzAX
レスの数だけ、みんなの夢と期待がふくらんでるんだ。

285:名無しさん@ピンキー
09/12/25 20:05:38 jFm19Zvz
目が覚めたら褐色ボクっ子とメガネ委員長と金髪ロリツンデレが
同じベッドで寝てますようにとあんなにお祈りして寝たのに

286:リレー小説286前半1
09/12/26 02:26:09 xXJ9dYbW
エロを書くべしという空気だったので、未熟ながらものすごいがんばってエロを書いてみました。
そして気がついたら膨大な分量になっていましたので、うざかったらごめんなさい。しかも急いでやったから推敲が足りない……。
この素人めえ、きゃっきゃ、うふふ、と、生温かい目で見てくださると助かります。

なお、前半部は半ば無理矢理なつじつま合わせと伏線回収に費やしたので、エロはありませんが、後半からエロが出てきますのでご容赦ください。



― ― ― ― ― ― ― ―
>>270


 と、その時!

 なんかついに脱ぎ始めた群衆の向こうに現れる白い影!
 とその後ろで、えらくぴっちりとしたスーツに身を包み、不敵な笑みを浮かべながら腕を組む、いつもよりセクシーな担任の女教師(26。数学担当)。

「待ちなさいーーーー! そこまでです! 魔法少女エンジェルス・第七位天使、プリンシパリティーズのさかも…じゃない! マイマイ参上!」
「……同じく第三位天使、ソローンズ。で、何の騒ぎだこれは?」

 そして、戦う前から白い魔法少女は半裸で、ちょっとぼろぼろだった。
 ああ、人が死にかけてるときに、二人でレズっていた訳ですね、分かります。

「ちょ、坂本さんっ、何で君まで半脱ぎ?」
「あ、あんまり見ないでくださいっっ。羽礼霧さんっ! これはさっき羽礼霧さんのピンチに慌てて着替えたからッ! 今ちゃんと着ますから待ってください!
……て、だから私は坂本舞じゃありませんっ!」
「え、なに? 魔法少女なのに手動で着替えなのッッ!? それともマジで先生と桃色プレイ!?」
「……ふざけろ。私はノーマルだ! ただ少し、自分のディバイスに逃げられたあげく一般人を巻き込み、あまつさえ時間がなくなったからとそいつらを魔法で気絶させて逃げてきた馬鹿と念入りに“お話し”しただけだ」

 何故だろう。お話という単語が、OHANASHIに変換されて聞こえるのは。その言葉を聞いた坂本さんのかわいい顔が蒼くなってがくがくぶるぶるし始めたのは。
 だが、敵が現れるたびに手頃な陰に隠れて手動で着替えている魔法少女を想像すると、ちょっと涙が出てきそうだ。
 いや、ある意味えろいのか、一話ごとに生着替え。変身シーンが長いのは良いことだ。

「とにかく。状況はよく分からんが、ここは私に任せ、貴様は後始末をしろ。どうやら羽礼霧の記憶消去も認識阻害もうまくいっていないようだ。この騒ぎもどうせ貴様の失態だろう。……わ・かっ・た・な? 坂本」
「は、はいっ! サーイエッサー!」

 いや、めっさ坂本とか正体ばらしてるし。
 もはや半泣きどころか涙をぼろぼろ流した坂本さんが、俺の方に飛びつくようにしてダッシュしてくる。先生も普段の優しい口調じゃなくて、マジギレモードになっている。こ、怖い。

「じゃ、じゃあ逝きましょう! すぐ逝きましょう! 羽礼霧さんっ! 早く、安全なところへ! 奈波先輩の目の届かないところへ!! ここじゃないならもう、地獄でも良いです! 私を月に連れて行って!」
「……もちつけ。マイマイ。言われなくてもそのつもりだ。ほら、いろいろなモノを身体で払ってもらわないといけないから、な?」
「なんか羽礼霧さんの笑顔まで怖いーー!?」


287:リレー小説286前半2
09/12/26 02:27:24 xXJ9dYbW

 *****


「ふーむ、これは……」
「ど、どう、ケデメル。原因が分かりそう?」
「まあ、分からなくても、マイマイの身体で思い切り解消するから問題ない。それはもう今なら百発くらいイけそうだ」
「ひ、ひーんっ」

 涙目で後退る此度のすべての元凶、天然少女マイマイを笑顔で捕縛し、逃げられないようにしておく。

 現在俺たちは体育館に逃げ込んでいた。
 現状の分析が出来ていないため、大がかりな魔法を使うかも知れないと言うことで広い場所に移動したのだ。今ここには、人払いの魔法がかかっていて、たぶん、誰も入ってこないと言う。
 ……もはやマイマイの信頼度はゼロなので、当てには出来ないが。

 ここにいるのは、昨夜の妖艶な犬耳坂本さん(魔法少女坂本さんのパン型ディバイスの妖精で、名前をケデメルと言うらしい。愛と美と豊穣を司る星、金星の精霊の名前だと)、天然だと判明した坂本さん、そして俺だ。
 先輩たちとは、途中ではぐれてしまった。と言うか、群衆に剥かれたコートごとどっかいった。その下の制服もびりびりに破られて、すごいことになっている。
 俺の服は破れるというのがデフォなのだろうか。まあ、途中から脱ぎだした無数の女の子の乳を生で見れたからよしとするが。

 今も全裸の犬耳美少女とか言うけしからんモノも見れているわけだし。

「んっふっふ、何処を見ておるのじゃ? ん? あちきの身体が気になるかえ? おなごどもに追われて溜まっておろう。
おぬしが望むならあちきの身体を今すぐ好きなようにして構わぬぞ? もっとも、これは舞の身体でもあるが、な」
「メルちゃんまじめにしなさーーい!」

 坂本さんの顔で腕を組み、胸を強調するように押し上げ、にいっと牙をむき出して笑うケデメル。
 形の良い白い胸が腕に圧迫されて、ふにっと形を変える様子は思わず唾液の分泌を誘う。
 巨乳というわけではないが、十分以上に満足できる大きさ、それ以前に形が芸術的なまでに美しい。見ているだけで思考が空白になりそうだ。……しかし坂本さん、貧乳っぽい顔(ひどい)して、結構あったんだな。
 ついで出来心で視線を下の方に向けると、薄い陰部の毛が見えた。それに気づいたケデメルは愉快そうに笑みを深めると、陰毛に隠れている控えめなたてすじの前に指を二本もっていって、いきなり、くぱぁっと……

「きゃあああああ! み、見ないでくださいっ」
「がふんっ!? いきなり目を突かれたぁぁああああっ!!」
「ふんっ、何をしておるか、舞よ。おぬしはこやつを好いておるのだろう? なら、女陰でも見せて誘惑するのが一番手っ取り早いじゃろうに……。して、そのままいきり立ったモノを咥え込めばそれで万事解決ぢゃ。どれ、あちきが手本を」
「だからっ! 人と化生の類を一緒にしないでよっ! 私は貴方と違って恥ずかしいのっ、甘くて初々しいのがいいのっ」
「いや、痛みに転げ回る俺を無視しないでくれ」

 だが、目に焼き付けた。中まできれいなピンクだった。少し潤んでいた。
 もはやグッジョブとしか言いようがない。
 が、そろそろ話が進んで欲しい。

288:リレー小説286前半3
09/12/26 02:33:48 xXJ9dYbW

「で、結局どういう事なんだ? まじめな話、何で俺の周りであんなふぃぎゅっと謝肉祭状態になったわけ?」
「そ、そうですっ。私は意識を奪う魔法と記憶を消す魔法以外かけてないしっ、どうしてそんなことになったのっ?
原因を解明しないと私が奈波先輩の説教部屋行きにっ、イヤーーーッ!! 陸自式はイヤァーーーーーーッ!」
「落ち着け、痴れ者。……経絡、特に会陰部から頭頂部をつなぐ衝脈がすさまじいことになっておる。
気の流通量が昨夜見たときの五百倍ほどじゃ。昨日も旨そうとは思ったが、なかなかどうして……じゅりっ。
量だけは無駄に多い舞のバカ魔力よりも遙かに保有量が多くなっているではないか。んふっ、質まで極上じゃ」
「えっと、それってどういう……?」
「つまり、あちきが秘孔を突いたことにより精気が活性化され、その状態で舞のバカ魔力が込められた一撃を食らったことにより、神気にも刺激を与えられて、大周天の行まで到達してしもうたのだろう。
他の言い方をすれば、チャクラが開いたとか、クンダリニの蛇が昇ったとも言うかのう。おなごが寄せられたのは、ただ単に有り余る精気に酔わされたされただけじゃ。常人の千倍くらいの精気じゃ、よほどの才有る者以外、抵抗すら出来ぬ」
「えーと、つまり、なに?」
「別に魔法でも何でもなく、こやつ本来が持っていた精気が目覚めただけ。元々それが普通なのだから、治しようがないわ」
「え、ええぇええええええええ!!!!?」

 体育館に坂本さんの悲痛な叫びが響き渡る。
 それはもう悲痛だったが、同時にそれは俺の日常が完膚無きまでに破壊される音でもあった。
 ……本当に謎のパワーに目覚めただとっ! じゃあ、いったい俺の邪気眼はどうなるのだっ? マジで何か力があったら、邪気眼にならないじゃないかっ!邪気眼がっ、邪気眼が失われてしまうと言うのかっ!?
 この恨みは何処で晴らせばいいっ。
 と、思った瞬間、手頃な獲物を見つけてしまった。実に嗜虐心をそそる表情でぐすぐす言いながらうなだれている魔法少女(コスプレ)だ。
 とりあえず笑顔で、

「じゃ、マイマイ。覚悟は良いかな? 約束通り、君の身体で思いっきり欲望を解消させてもらおう……」
「ひ、ひーんっ。ま、待ってくださいっ。いきなりそう言うのはっ! 羽礼霧さんと最終的にそうなってしまうのは私もありかなと思いますけど、
正直うれしいうれしくないで言えばうれしいですけどっ、……ほらもっと、えっちなことする前に、デートしたり手をつないだりキ、キスなんかしちゃったりっ! それからそれからそれからっ」
「ん、わかった。ちゃんと“手をつないで、キスしながら”やるから」
「ちがっ、ちがーーーーっ、そう言う意味じゃなくてっ!」
「うぬ。統司よ。あちきも手伝うぞえ? じゃから、良ければあちきにも後でたっぷり精を注いでくりゃれ? なに、今のおぬしなら、冗談抜きで百発くらい余裕じゃろうて」
「ちょ、またディバイスに裏切られたーーー!? メルちゃんのバカーーー!!!」


「くく、それにのう、膨大な精気が溜まって周りがおかしくなるのなら、毎日溜まる以上の精気を出してしまえば良いのじゃよ。千人分くらい」
「あー、と言うことは、予定通りマイマイで思いっきり欲望を解消すれば少しはマシになると言うことか? 千人分くらい」
「うむ。遠慮せず思い切り精を流し込んでやれ。さすれば、舞の神気も上がるし、おぬしの症状もマシになるし、良いことずくめじゃ。
千人分出せば一日くらいは普通の状態に戻るじゃろうが、術師や精霊の類が相手なら百人分程度でもその日は周りの人間の神気を浸食するほどではなくなるじゃろう」
「つまりマイマイに百人分以上中出しすればいいわけですね、そうすれば邪気眼も戻ってくると。おお、全然問題ないじゃないか」
「な、中出し……っ、千っ? ひゃ、ひゃくっ!? ケデメル、羽礼霧さん、じょ、じょうだんですよね……っ? ねっ?」
「ふふふ」
「んふふ、あちきの分も残してくりゃれよ」
「ひーんっ! 何で余計なこというの! やっぱりメルちゃんのバカーーー!」

289:リレー小説286後半1
09/12/26 02:36:15 xXJ9dYbW

*********



「んぁ……ぁ、ぁ…ひぅっ! ぁ、ああぁああっ! あはぁあっ、はあぁああんっ!」

 体育館に嬌声が響き渡る。
 まるで本当の天使の歌のような声は、世界そのものを清澄に、しかし同時に淫靡に変えていく。
 その声の主は、白いふとももを無理矢理広げられて、あまりの羞恥に顔を隠しながら震える、天にも届くほどの美少女だ。
 嫌々をするように首を振ってはいるが、指で押し開かれた淡いピンクの性器からは止めどなく透明な蜜があふれ、その蜜はいくら舐めとっても舐めとってもつきることがない。
 彼女自身も、彼女の淡いピンクの性器も感動的なくらいに美しかった。
 こちらが微かに堅くなっている小さな突起に舌を這わせれば、そのたびにびくんっびくんとっ、少女の腰が跳ねさらに蜜が湧き出てくる。

 膝を立て甘露をむさぼる俺の身体の下では、坂本さんと同じ姿をしたケデメルが淫靡な笑みを浮かべながら俺の陰茎を口に咥え込んでいた。

「んふっ、んっ、ちゅるっ。れる。はむっ。……はぁっ。舞も口では嫌々言うておきながら、始まったとたんすごい声で悦んでおるのう。
こういうのを身体は正直というのか……んっんんっ。くちゅ……ちゅるぅ、はぁ……っ。あむ。れるれる……しかし、統司のナニは旨い……
先走りだけでこれほどの精気……いったい中に出されればどれほどか……はぁんっ……ちゅるっ、んぐ、あむあむ」

 坂本さんと同じ美しい顔と声で、舌を絡め、先を強く吸い、裏筋を舐め、彼女では考えられないほどみだらな舌使いで陰茎にしゃぶりつくようにして攻めてくる。……白く小振りな尻と、もふもふ尻尾をうれしそうに振りながら。
 く、そっちを見たら発作的に尻尾をもふりたくなったが今は空気を読んで自重しておく。今はエロだ。エロなのだ。
 
「ひ、ひ~んっ。と、統司さんっ、そ、そんなとこっ、ぁ……なめなっ、ひぁっ……ぁ、いっ……くぅっ。んん~~っ、ぁ、ぁ、ぁああぁああ~~っ!」
「正直言って、もう速攻にでも入れたい。童貞的にはもう、我慢できん……っ」
「はっ、ひ? うぅ……いれたいんですかっ? んく……ほ、ほんとにいれちゃうんですか……おち、おちんちん……」

 顔を隠す手を口元に持って行った坂本さんが、耳まで真っ赤になりながら上目遣いに聞いてくる。
 目の前にある彼女の膣口は蜜を垂らしながらひくひくと動いていた。

「ほぉれーこれじゃぞー。舞。大きいぞー。こんなものがおぬしの膣に入って、中を擦りまくったあげく、奥で精を吐き出すんじゃぞ。今のうちによぉく見ておくがいい。ほれ、欲しいか? ほれほれ」

 あと、人のち○こを弄ぶんじゃないケデメル。イイ笑顔で、ぬる~っと口から出して、坂本さんに見せつけるように手で擦ったり、ぶらぶらさせたり、舌を這わしたりしている。
 そのせいで途中から彼女の目がそっちに釘付けだ。白い喉をんくっと鳴らして、視線が右に行ったり左に行ったり……俺のナニは猫じゃらしか。
 いやもう、悪いが我慢の限界だ。

290:リレー小説286後半2
09/12/26 02:40:11 xXJ9dYbW

「あー、お取り込み中すまん。入れる」
「はいっ? え? ……んっ」

 不意打ち気味に声をかけて、彼女がこちらを向いた瞬間、少女のくちびるを奪う。や、やわらかい。
 感動している間も惜しみ、それとほぼ同時に、限界まで大きくなった怒張を少女のひくつく膣口に一気に押し込んだ。

 ―ブチンッと、何かを突き破った感触がした。

「ひぐぅッ!!? ……あ。あ、あ、あ、ああああああ~~~っ!!!?」

 処女膜を破られ、絶対不可侵の領域に初めて男の進入を許した少女は、唐突な破瓜の衝撃に桃色の舌を突き出し、
華奢な背中を反らして、激しく身体を震わせる。いきなり挿入されて、現状が認識できていないのかその大きな瞳が白黒していた。
 俺は突き出された少女の舌を口に含むと、陰茎をさらにその奥へ奥へと押し込み、さらなる不可侵の領域を目指す。
 少女の膣内は、本能的に精液を搾り取ろうとしているのか、ぎちぎちと男根を締め付けてきた。

「っ……くっ! キツ……」
「あぁあああっ!! あっ、熱うぅ……! はぁはぁっ……んはあぁああっ! か、かはっ!!?」

 ―コツンッ。
 陰茎の先端が最奥に到達した瞬間、少女の腰がひくんと跳ねる。
 そして、ただでさえキツかった膣が食い千切ろうとするかのように締まり、じわーっと膣分泌液がしみ出してきた。

「う、うわぁ」

 俺はそのあまりの締め付け耐えきれず、思わず少し精液を漏らしてしまった。
 歯を食いしばりながら、彼女の手に指を絡め、ぎゅっと握りしめる。が、数分前まで穢れも知らなかった少女の子宮の中には、もう少量の精液が流れ込んでしまっていた。
 射精したわけではない。ちょっと、漏れたのだ。……早漏じゃないもん。童貞だもん。いや、もういいや……。我慢せずに怒張をさらに押し込み、残りの精液をどくどく流し込む。
 こちらが一人で落ち込みながら射精していると、ふいに焦点を失っていた坂本さんの瞳に光が戻ってきた。

「あ、う。えと、統司さんとキスしてしまいました……っ。あはっ。どうしましょう、幸せです……ん、んぁああっ!
あ、あれ? お、おちんちんが、入っちゃってます……えっ? 何か熱いのが、とくとくって、出て……あっ、あっ、あっ、あっ!?
熱……っ、熱いっっ、統司さんのっ、せーしっ? せ、せーしがっ……私のなか、じわーって……はぁぅっ」

 坂本さんは一瞬うれしそうな笑顔を浮かべた後、ふいに眉根を寄せもじもじともだえ始めた。
 中で出ている感触が気になるのか、時々腰をもぞもぞと動かし、愛液で濡れたふとももを擦り合わせ、熱っぽくも切なそうな表情でこちらを見つめてくる。

「んっふっふっ、ほーれ、見てみよ。おぬしの女陰は統司の陽根をずっぽり咥え込んでおるぞー。ぐちゅぐちゅに濡らしおって、恥ずかしい恥ずかしいゆーても、
しょせん雌じゃったのう。奥で美味そうに精を飲み込んでおる。で、精を受ける気分はどうじゃ?」
「うぅ……メルちゃん。言わないでぇ……ぁ、ぁぁ、お腹の一番奥で、ま、まだぴゅって出てるの。どろーってしてて、あったかい……」
「むむ、うらやましい。統司よ? あちきも構ってくりゃれ?」
「分かった。だが替わりに尻尾をもふらせれ」

 そして、ついに俺はもふもふを解禁した。
 坂本さんに陰茎を深く挿入したまま(実はまだちょっと出てる。量が多い)、真顔で催促しまくる。
 犬耳と尻尾を生やした坂本さんこと、ケデメルはにやぁっと妖艶な笑みを浮かべ、坂本さんの上に乗る形で女性器と尻尾をこちらに向け、四つんばいになった。
 淡いピンクの一本筋。興奮しているのか、少しひだが開いて、粘性のある滴がしたたっている。
 そして、尾てい骨から伸びる亜麻色の美しい毛並みの尻尾。……実に、実にもふり甲斐がありそうだ。

291:リレー小説286後半3
09/12/26 02:42:21 xXJ9dYbW

「そんな食い入るように見つめんでも。あちきの尻尾の毛並みは上質じゃからのう、んふっ、しかたないかのう。じゃが、ちゃんとこっちも相手してくりゃれよ?」
「いぇす、思いっきりもふらせていただきますっ!」
「いや、聞いとるのか……は、はうっ」

 尻尾をもふりながら、ケデメルの性器にしゃぶりつく。
 分泌液の味はマイマイと全く同じだ。形の良い白い尻も、ピンクのひだも。しかし、この尻尾はプライスレス。いや、尻尾がなくても坂本さんは天使級にかわいいが、尻尾はまた別に、プライスレス。

「ああもう、無理っ、我慢できんっ。激しくするぞ舞っち」
「は、はいっ。はぅぅっ、んっ、んあっ!? んぁああっ! ぁんぁんあぁんっ! ……ふみゅっ! こふっ、あ、あ、あ、あふっ! あぁあああっ!?」
「くぁっ……ふあぁああっ! きゅうんっ……ん、ぁ、あ、あぁっ! くぅうううんんっ! はぁはぁっ、ふぁあああんっ!」

 もふもふのさわり心地と目の前の性器に興奮(?)した俺は、同じ性器を持つ坂本さんの膣内へ激しくペニスを出し入れし始める。
中に出された精液と純潔の証の混合物が少し漏れてきて、絡み合う膣と陰茎の周りに淡いピンクの泡を作った。
 出し入れしながらも時々、その粘液を絡め取った指で彼女たちの陰核を擦ってあげると、二人して良い声で鳴く。
 体育館に響き渡る、淫靡な天使の歌の、二重奏。
 二人の少女の幻想的なまでに美しい容姿と美しい声に、思わず背筋がぞくぞくと震えてしまう。

 ふと、挿入の途中で、坂本さんの魔法少女の衣装を上にずらし、彼女の乳房を露出させた。
 出し入れのたびに真っ白な乳房が揺れるのを生で確認できる。そして同じく、最初から全裸なケデメルの乳も揺れる揺れる。
 ……同じ胸でも体勢で揺れ方が違うのだな。同時に二セットの芸術的に美しい生乳を見れるとは。
 両方の乳をそれぞれ片手でむにむにしながら、妙な感慨にふける。

「で、ケデメルも入れるぞ……っ」
「早くっ、早く入れてくりゃれっ! ん、んぅ、 んあっ!? あぁあぁあああ~~っ!! 入って、きたぁあああああっ!」
「はぅんっ、はぁあああぁああ~~~っっ!」

 目の前でお尻を振るケデメルの性器を見ていると唐突にそっちにも入れたくなったので、マイマイから愛液と精液に濡れたナニを抜き取り、ケデメルの白い尻を両手で持って思い切り奥まで挿入する。
 その瞬間、まるでシンクロしたように二人が同時に絶頂に達した。
 ……よく見ると、坂本さんとケデメルの身体が淡く光っている。魔法的な何かだろうか? ディバイスと魔法少女だというのだから、何らかの感応関係があるのか。

292:リレー小説286後半3
09/12/26 02:42:55 xXJ9dYbW

「う、くっ」

 ケデメルの白い尻が、男を受け入れたことを歓喜するように激しく震えていた。尻尾がぴーんと立って、その膣内がきゅうきゅう締まる。
 ぶっちゃけ、また速攻出そうだったが、今回は我慢する。
 いや、どうせケデメルの話では百回でも千回でも出せる身体になったらしいから出したいときに好きなだけ出せばいいと思うが、しかし早漏の称号はもらいたくはない。早漏、ダメ、ぜったい。

 ケデメルの尻尾をひたすらもふりながら、獣っぽく後背位で激しく攻め立てていると、下で同時にもだえる坂本さんが観察できた。

「んんんっ! ああああっ! ……あ、あひっ、んぁっ! ふ、深いっっ、堅いっ! ぁ、ぁ、ぁあんッああんッ!」
「んぅっ、んぁぁあああっ! はぅっ! ひぅっ……あくぅ~~っ、あ、あ、あはっ、ぁ、ぁ、あぁあああんっ!」

 愛液を散らしながら喘ぐケデメルの下で、坂本さんが開いた膣口からこぽこぽと精液が零しながらもお尻をこちらに突き出し、ほぼ同じリズムで喘いでいた。二つの白い肢体が、床の上で暴れる。
 ゆっくり引き抜くと二人ともがもだえ、急に突き入れると二人ともが同時に身体を跳ねさせる。
 ちょっとおもしろかったので、二人に何擦りか毎、交互に挿入してみた。

「あ、あ、中で暴れ回っておる……っ! あぁあ……激しく擦れてぇ……っ! ひ、ひぃっ! はうっ! あっくぅっ! ぁん! ぁああんっ! 激しいいいっ! あんぁんあんぁんっ! あ、あ、あぁああああ~~~~~~っ!!!!」
「う、あ、な、なんでぇ~~~っ! あぁ……入ってないのにおちんちん、擦れてる~~っ はひっ! ひっ! んくぅっ! ぁん! はぁああんっ! 激しいいいっ! あはっあぁんあんっ! だめぇ~~! ああ、あぁあああああっ!!」

 ……どうも、さっきから互いの感覚を互いに共感しているようだ。
 しかも共感どころか、感じ方が二倍くらいになっている。
 さっき坂本さんに数人分の精液を注ぎ込んだから、ケメデルの言うところの魔法少女としての神気とやらがレベルアップでもしたのか。魔法少女マイマイの膣の奥をぐりぐり擦りながら考える。
 と、

「「はぁぁあああうううーーーーーっ!!!」」

 二人まとめていきなりヘブンに逝ってしまった。
 坂本さんがいきなり膣をきゅ~~っと締め付けるから仕方がないので、彼女の膣内で再びドクドクと半分ぐらい射精した後、残りはケデメルの膣に突っ込み、最後の一滴まで注ぎ込む。

 途中、一度抜いたときに飛び散った精液で、魔法少女の衣装やケデメルの裸身、二人の長く美しい髪まで、まるで輪姦でもされたように彼女たちの全身が白濁液でべとべとになってしまった。
ほんの少し飛んだ分だけでそれなのだから、二人の膣内に注ぎ込まれた量は推して知るべし。

 目の前でお尻だけこちらに突き出し、ひくひくと痙攣する膣口からちょっとした水道のように精液をこぼす二人の幻想級の美少女を見て唖然とする。
 なんというか、エロゲーでしか見ることができないような非現実的な光景がそこにあった。
 ……何人分くらいだ、これは。冗談抜きで百人分はあるかもしれん。
 自分が作り出した白濁地獄に、戦々恐々とする。

 これから毎日こんな事をしなきゃ、今朝のふぃぎゅ謝肉祭状態になるのか……? どうなる俺の人生。


293:名無しさん@ピンキー
09/12/26 03:05:11 VwAL/eQO
こんな未熟な文章に付き合っていただきありがとうございました。
本当は、この後残りのメインヒロインを絡めて5P
そこからさらに全校女子生徒も交えた数百人プレイを書こうと思っていたのですが、途中で力尽きました。ね、眠い……。

とりあえずこれで、今後エロエロを書くフラグは立てましたので、もし許していただけるならまた書きたいと思います。



ここでいきなり、どうでも良い用語設定。

・精気、神気
中国仙道の、精・気・神、から取った用語。
精はエロパワー。気はバイタリティー。神は精神、魔力的な力の意味。すべて元は同じ。
それぞれ力の中枢が生殖器、心臓、額にある。
仙道では、精力を溜めて練り、生命力にして練り、さらに不思議パワーにして練って、仙人を目指す。
この力が多いと、いつまでも若いままだと言われている。
大周天は仙人の一歩手前の領域。ここに到達すると超人になる。

・経絡:気が流れる道。

・クンダリニ、チャクラ
インドヨーガの用語。開発されるとすごくなる。覚醒ぱわー。精・気・神の保有量が多くなる。

・プリンシパリティーズ、ソローンズ
天使の階級の名前(英和辞典に載っている)。全部で九位階。
下からエンジェルス、アークエンジェルス、プリンシパリティーズ、パワーズ、ヴァーチューズ、ドミニオンズ、
ソローンズ、ケルビム、セラフィム (すべて複数形)

・ケデメル
愛と美と自然と芸術と豊穣を司る星、金星の精霊(邪霊、悪魔)の名前。ケメデルと間違えやすい。

294:208
09/12/26 09:37:24 RjhwXU2E
乙。

そーかそーか、先生のことは知らん振りをしてたのか。納得。(そこか

>293
そんなややこしい事言わなくても、『チンコパワー』でいいジャン。

 【何処の真言立川流だ】


それはさておきみなの意見が聞きたい。

眼鏡の委員長と眼鏡でない方の委員長、どっちを魔法少女関係者にする?

295:名無しさん@ピンキー
09/12/26 09:58:22 jZLJw+KK
>>294
リレー小説なんだから作者(貴方)が勝手に設定すればいいと思う。
普通の小説なら「読者の意見を参考に」というのもあるだろうけれどリレー小説
の場合複数の作者が好き勝手に書き込むわけだからあえて他者の意見を取り入れ
る必要性は少ないだろう。


296:名無しさん@ピンキー
09/12/26 10:45:52 c/hPvjey
>>293

中国仙道なのかインド・ヨーガなのか
それとも勝手にチベットの性瑜伽を加えてもいい物か?
魔法少女のためのシャクティパットなんてエロくできそうだけど

297:名無しさん@ピンキー
09/12/26 12:14:51 o6oFLY+w
>>296
密教だろうと陰陽道だろうと道教だろうと古神道だろうとアレイスタークローリーのMAGICKだろうと東方聖堂騎士団(魔術結社)の性魔術だろうと
いにしえの魔女術(ウィッチクラフト)だろうと精霊崇拝だろうと黄金の夜明け団の近代西洋儀式魔術だろうと自分設定のファンタジーな魔法だろうと、

とある魔術のインデ○スばりに、使える奴は何でも加えてオッケーだと思う。
だって、魔法少女だからっ。

298:名無しさん@ピンキー
09/12/26 12:18:31 26Qq3LKq
とある魔術の~ではやっぱり黒子だな。あの百合ヒロインがいない間はつまらなすぎる。
電磁砲面白いわ。

299:名無しさん@ピンキー
09/12/26 14:20:58 XFVJSRj4
その花もアニメ化か
百合ブームは衰え知らずだな

300:名無しさん@ピンキー
09/12/26 14:49:51 PbYKQa3s
百合は良い。心が洗われる。

301:名無しさん@ピンキー
09/12/26 16:39:37 3ak3bogY
>>291
尻尾GJ

>>294
眼鏡女は要らない。

302:名無しさん@ピンキー
09/12/26 21:41:00 ndTVw0Kj
そういう外見属性で排除するのは良くないな
眼鏡は百合キャラが多くてお奨めなのに

303:名無しさん@ピンキー
09/12/26 23:06:30 /EXV3aka
眼鏡キャラは好きになれないキャラが多い。好きなのがいないわけじゃないけど超少ない。
眼鏡掛けてるのが悪いってわけじゃないのに…損なもんだ。
ただ変な事だが隠れ眼鏡っ娘には可愛いキャラ多い気がする。

304:名無しさん@ピンキー
09/12/26 23:10:21 Vwr+FlDL
アレはイイ、コレはダメっていうよりも、上げられた物を享受してGJつけるのが大人かつ紳士的な態度だとおれは思う。
ヘタに排斥して職人さん減らすよりも、自らでカタチにして自分の脳内妄想で第三者を楽しませることができるほどの大人が増えますように(^人^)

305:208
09/12/27 00:17:49 U51ABT8a
因みに、どっちが魔法少女関係者になろうとも、残った方の出番が減るわけじゃないよ。
例えば、ボクの趣味で巫女さんにするとか宇宙刑事になるとか。

306:名無しさん@ピンキー
09/12/27 09:57:10 wyNZ84MS
>>305
だから、それは書き手が決める事だって。

307:名無しさん@ピンキー
09/12/27 10:19:34 1SR71gGK
>>305は書き手として言ってるのか?
それなら、別にかまわないが……。

もし読み手として言ってるならお門違いだぜ!

308:名無しさん@ピンキー
09/12/27 10:59:03 cK4frhcY
なら>>304が書け

309:名無しさん@ピンキー
09/12/27 14:46:51 4kApO4Nu
ともかく魔法/超能力/その他、な超常的な能力をもった娘が、
「ご主人さまを分身させて三穴されちゃう…」なシチュをどうか…

310:名無しさん@ピンキー
09/12/27 15:31:31 wyNZ84MS
上で出てたマトリョーシカ読んできた。
ロリとペドがいる豪勢なハーレムだった。
ハーレム要員が同じ女の子なら、百合じゃ無くて自慰になるんだろうか?

311:名無しさん@ピンキー
09/12/27 15:34:30 Gfc49y2G
新しいな

その発想で百合ハーレム作ってくれ

312:名無しさん@ピンキー
09/12/27 15:37:04 /c7RO/TW
輪姦スレにでもいけばたくさんあるよ

313:名無しさん@ピンキー
09/12/27 23:37:44 ZoF9Wcqx
5~6人くらいの多数の女の子が、10人くらいの男達に林間される。
一月ものあいだ監禁され、すっかり男達のチンコなしでは生きていけない肉体にされた女の子たち。
彼女たちは監禁から解放されるが、みずから進んで性奴隷になることを誓う。



しかし実は、凌辱者たちは一人の男が分身して変身しているだけだったのだ。
道理でみんなのチンコ、同じ大きさだったんだーと納得する彼女達。

男は、自分一人で女の子たち全員を受け入れて、ハーレムを作りましたとさ。




しかし実は、女の子たちは一人の女が(以下略


314:名無しさん@ピンキー
09/12/28 01:27:24 5FenZiVN
なんつーか…スレとしては(多分)まともな後からこういうの見ると情けないな。
なかなか書く気になれん俺が言える事じゃないんだろうけどさ。

315:名無しさん@ピンキー
09/12/28 01:32:44 QfOpaNiK
しょうがないオレが書くか→書き始める→キャラ立てが弱いな……
→キャラを立てる導入部を入れる→多人数ハーレムだから他はモブっぽい感じでいいよな
→キャラ立ってるヒロイン&名もない有象無象→なんか単品ヒロイン物になった

おかしい……こんなはずでは。

316:名無しさん@ピンキー
09/12/28 09:55:34 jbDAHx10
>>315
>多人数ハーレムだから他はモブっぽい感じでいいよな

ここがいけない。
いっそ、キャラ毎の導入部を書くくらいの勢いが必要。

317:名無しさん@ピンキー
09/12/28 10:24:32 toMqBE2Q
なんかシューティングゲーム冬の時代のような氷河期がスレに
来ているな。


318:名無しさん@ピンキー
09/12/28 18:10:21 JC6btGQu
百合を避けるから悪い
もっと百合を入れようぜ

319:名無しさん@ピンキー
09/12/29 01:00:13 2R7KaKlJ
こういうのをやめろよw「うわー、対応しにくいー、誰か話振って、SS書いてー」的なこの雰囲気をよww

320:名無しさん@ピンキー
09/12/29 18:03:20 FE8jQIZJ
百合は今ではどこでも入れる基本属性
エロゲには必ず入ってるよな

321:208
09/12/29 23:17:45 4J5piJC4
仕方がないので、サイコロ振って決めた。


「これは、一体全体どういう始末ですか!」
 声がする。

「ええと……眼鏡じゃない方の学級委員長の……ヤマモトさん?」
「学級委員長はどっちも眼鏡じゃありません!」
 男子学級委員長が秋山で、目の前にいる眼鏡じゃない学級委員長が山本正子(やまもと まさこ)、だったか。
 因みに、副委員長はどっちも眼鏡で、男が沢木、女が月ヶ瀬晶(つきがせ あきら)だ。

 更にどうでもイイコトだが、前期の学級委員長(♂)は山元というメガネ君だった。ついでに言えば、ヤマモトの双子の妹が別の学校にいるらしい。

「まったく……菜波先生も新しい魔法少女が来るのなら、そう言っておいてくれれば……」
「って、委員長も魔法少女!?」
「あ、いや、私も魔術の心得はあるが、魔法少女じゃない。どっちかと言うとサポート役です」
 実は彼女も関係者だったらしい。なお、魔法と魔術の違いは省略。
「それはさておき、そこのぽんこつデバイスをリモートハックして、大体の事情は把握しました」
「ぽんこつとか酷いのじゃ!?」
「ぽんこつどころか“ぽこんっ”でも上等すぎるくらいです」
「なんだか知らんが評価低っ!」
「ですから後で分解整備をかけるとして……」

 するり。

「それだけの精気を受け入れれば、魔力増大間違いなし。なので私にも、お情けを頂戴いたしたく……」

 恥かしそうに服を脱ぎながらそう言う委員長は、すぐ真後ろの菜波先生に気が付いていなかった。


ヒロイン設定追加
・担任の女教師:菜波(苗字か名前かは不明)。26。数学担当。怒らせると怖い。婚期について触れると地獄を見る。エロい黒パンツ。そして魔法(砲)少女。
・副委員長:月ヶ瀬晶(つきがせ あきら)。メガネ。その他未定。
・眼鏡じゃない委員長:山本正子(やまもと まさこ)。魔術師見習い(≠魔法少女だが関係者)。普段はきついキャラを作っている。

322:名無しさん@ピンキー
09/12/29 23:26:06 bnA/qhZG
下の三名は百合関係っぽいな

323:名無しさん@ピンキー
09/12/30 12:42:38 qzFVR+TT
きついことをいうタイプは百合要員
これはラノベの鉄則

324:名無しさん@ピンキー
09/12/30 19:23:58 /xZhpx+1
百合ハーレムは、寝取られの危険性が普通のハーレムよりも高い。
女ハーレム主は、男ハーレム主以上に支配力が必要だな。

325:名無しさん@ピンキー
09/12/30 21:48:04 e9u1LGbP
だからこそ萌える

326:名無しさん@ピンキー
09/12/30 22:26:02 flUL/b5K
百合は福神漬け。

327:名無しさん@ピンキー
09/12/30 22:27:26 e9u1LGbP
ないと物足りないよな

328:208
09/12/30 23:41:46 CJiAlbBb
いや、百合ネタはダブルマイマイの相互共感で達成されたから、それ以外のアプローチが欲しいな。

329:名無しさん@ピンキー
09/12/30 23:42:48 ZYC0MO/1
わざわざ他人を騙るか
百合厨は糞だな

330:名無しさん@ピンキー
09/12/31 01:57:02 FXeUeUj7
百合は良い
心が洗われる

331:名無しさん@ピンキー
09/12/31 03:10:26 RbRmpOth
>>329
糞共の相手をするな、どのみち冬休みが終わればこんな下衆共に
関わることもなくなる。


332:名無しさん@ピンキー
09/12/31 15:44:20 RbRmpOth
エロゲーだが直球なゲームが出てるよ。

URLリンク(mbstruth.com)
世界に男は自分だけ全世界の女性を妊娠させて人類を救え!(タイトル)
地球上数十億人の女性を相手にするSLG+AVG(ジャンル)


333:名無しさん@ピンキー
09/12/31 16:53:40 4npkhLtT
シミュレーションいらねえw

334:名無しさん@ピンキー
10/01/01 03:30:10 Vn1nwShN
カナンに出てくるキャラみたいな危ないというか残忍性とか凶暴性を持った女性に囲まれたハーレムが良い
というか興味があるます

335:名無しさん@ピンキー
10/01/01 05:13:21 UmsG/V7U
2次創作ハーレムがもっと増えて欲しいなあ
カップリング乱立してると誰に感情移入していいかわからん
俺はクラン大尉もアルトに喰ってもらいたい派なんだ

336:名無しさん@ピンキー
10/01/01 05:36:55 tIDFg2G1
>>335
誰だっけ? スパロボ?
でもそういうのはここで紹介するほどでは無い気もしないではない。


337:名無しさん@ピンキー
10/01/01 10:10:06 vQyAHkP+
>>332
ハーレムは人数が多ければいいってもんではないと思う。
なぜかというと、独占欲が根底にある場合が多いから。
人数が多すぎると、まともに相手にできない子が出てくる。
そこらへんが気になって世界に集中できない・・・というのもある。

世界すべてが自分のものというのも別の独占欲の表れなので
一概い相反するものではないけど。

338:名無しさん@ピンキー
10/01/01 11:21:47 J5K8NYI8
主人公の家、学校、塾、バイト先などとハーレムを分散させれば良い。

339:名無しさん@ピンキー
10/01/01 14:07:00 OdobKE/G
>>336
アレだろこの前の新作マクロスの。顔一致しないけど。
二次ハー自体は少ないわけでもないんだけど、どれもヌルコメレベルで
本番とかハーレム願望とか自覚とかないのばっかりなんだよな。それじゃ足りない。

340:名無しさん@ピンキー
10/01/01 15:20:06 FIrwbRW/
今年は一本ぐらい書けますように

341:名無しさん@ピンキー
10/01/01 15:22:24 5WrZ/axG
姫初めハーレム

342:名無しさん@ピンキー
10/01/03 02:29:34 AJ/aeIu4
>>339
ハーレムが最強主人公のアクセサリー代わりくらいにしかなってないのがやたら多い

343:名無しさん@ピンキー
10/01/03 10:11:20 EPnzOH3z
>>337
それを解決するのが『主人公分身SEX(いわゆる分身姦…しかし、ある意味
みんな合意だから姦にはならんかw)』

女の子を、はべらすときは分身しないが、「挿入のときは分身」とか…


344:名無しさん@ピンキー
10/01/03 10:21:47 bs04D31s
分身は単純に乱交にしか見えんから好かんし
エロゲだと多数意思を持ってるのが多い

345:名無しさん@ピンキー
10/01/03 10:58:40 JyDVOWP6
Aのハーレム
↓10年の月日
Bのハーレム

っていうのはありか?
入れ換えっていう要素もありだし変わらないっていうのもあり

346:名無しさん@ピンキー
10/01/03 13:04:02 EPnzOH3z
>>344
その場合は「分身は『本体の意思で動く群れ、と言うより本体と、快感等 感覚リンクした《群態》』
と言う、概念と言う事で

347:名無しさん@ピンキー
10/01/03 13:10:47 DhPGTLmU
ネットでは***は、俺の嫁
なんてちっちゃい発言を見かけますが
このスレ発信で
***は、俺の二号さんだ。 を流行らせたい。

348:名無しさん@ピンキー
10/01/03 21:15:52 bs04D31s
>>346
触手ハーレムなんかにも通じると思うんだが
乱交に見える陵辱に見えるってのは如何ともし難いな

349:名無しさん@ピンキー
10/01/03 21:19:52 hHIjQeB1
理想郷のやつが触手使ってるけどいいハーレム。
MCで夢の中だったりするが。

350:名無しさん@ピンキー
10/01/03 23:21:53 ZuXeKzGg
>>347 テンプレ作ったら?
たとえば

●×は俺の嫁。
■■も俺の嫁。
△△も俺の嫁。
みんな大好き俺の嫁。

…みたいな感じで。   

351:名無しさん@ピンキー
10/01/04 14:44:01 7I6YmomM
とくめーさんが更新無いけど、何かあったの?

352:名無しさん@ピンキー
10/01/04 16:16:06 vf0lgu+1
>>351
まだ正月休みって所もありますよ。

353:名無しさん@ピンキー
10/01/04 18:54:24 7I6YmomM
いや、新年の挨拶的な事もそうなんだけど、結構前から更新止まってるから心配になってね。

354:名無しさん@ピンキー
10/01/04 19:10:25 SJfDkJib
補助掲示板の方の業者スレとか消してるみたいだから、気にするほどではないと思うが。
ちゃんとサイトの紹介やSSが投下されれば更新してくれるよ。

355:名無しさん@ピンキー
10/01/04 22:28:55 7I6YmomM
なるほど。
専ブラで見てるから気付かなかったわ、ありがとう。

356:名無しさん@ピンキー
10/01/06 21:24:20 KpmEJYOO
今テレビを見ていたらオットセイはオス1頭に対してメス20~30頭
ほぼ飲まず食わずで1ヶ月以上生殖行為ばっかりしているって言ってました


357:名無しさん@ピンキー
10/01/07 14:22:52 qpyv3+x4
やっと冬休みが終わって静かになる・・・・。


358:名無しさん@ピンキー
10/01/07 17:45:56 CBAxs5zw
ザントベルクの娘里って後編と二章三章飛ばしてるの?
前編と四章五章しか見当たらないんだけれど

359:名無しさん@ピンキー
10/01/07 18:00:23 qpyv3+x4
>>358
あれって後半強姦モノになってるんじゃ


360:名無しさん@ピンキー
10/01/07 18:19:33 aHulMvdC
>>358
よくみれ、前編がちゃんとプロローグ+三章構成になっとる
そしてべつにレイプとかない

361:208
10/01/07 21:14:07 xaV0Pmds
富永浩史&速水螺旋人の『小説馬車馬戦記 ディエンビエンフー大作戦』が百合ハーレムもありだ。
だって、帯に「百合もあるよ」って書いてある。

 マーシャがイリーナとハーをはべらせてウハウハしていると、トァンがうっかり転がり込む。
 まず自分が喰い、次いで二人を喰わせる。
 スーイも喰ったり喰わせたりするかはお好みで。

 オチ。

シャルル「アッー!」


まあ、マドンあたりが四人を(性的に)撃墜しちゃっても良いが。

362:名無しさん@ピンキー
10/01/07 21:31:05 4cvwP06w
この流れ、は兎も角スレでコテ付けてまでこの書き込みとは良い度胸だ。
十中八九釣りだろうけど

363:208
10/01/07 21:34:27 xaV0Pmds
いや、ただの消し忘れ。
一応、>321の後を誰か書いてくれないと。
同一人物が立て続けに、ってのはあんまりやりたくないのよ。

364:名無しさん@ピンキー
10/01/07 21:37:34 CBAxs5zw
>>359
マジか……。
前編で膨らんだ期待の分だけ俺にダメージ

365:名無しさん@ピンキー
10/01/08 00:39:01 2N1PZByb
志村ェ…

366:名無しさん@ピンキー
10/01/10 04:04:49 zPjdp/RJ
リレーどうなった?
まとめか何かあったら書きやすくなりそうな気がするが…

367:名無しさん@ピンキー
10/01/10 07:49:52 x0Z1e/nU
とくめーさんが保管庫に入れてくれてたよ、リレー。

368:名無しさん@ピンキー
10/01/11 00:32:10 ce/xcadU
最近書き込みが落ち着いた?なぁ…と思ってたらそういや携帯(DOCOMOとAU)
規制掛かってたんだっけ、すっかり忘れてたww

369:名無しさん@ピンキー
10/01/11 13:45:31 uTKQXuTm
携帯への規制は断続的に続いてくれるとうれしいな。
厨学生やら工校生やらの馬鹿な書き込みが減るし。
プロバイダーとの契約にしたって18歳未満は正式契約できないお陰で
馬鹿が減っているのだし。


370:名無しさん@ピンキー
10/01/11 15:45:40 gS7NoAeb
百合ハーレムまだー

371:名無しさん@ピンキー
10/01/11 16:13:41 wNhNHbLO
>369
冬休み等に断続規制するなら構わないけど
いい加減、普段は解除してほしいんだぜorz

372:名無しさん@ピンキー
10/01/13 12:53:35 JRI5wUxX
>>371
不景気で暇なのかその普段からの書き込みが厨の巣窟に
なっているからじゃないの?
過疎は寂しいがスレが荒れるよりかはずっとマシ。
俺から見ても運営にはこれからも(携帯の)規制は続けて欲しいな。


373:名無しさん@ピンキー
10/01/14 03:33:51 YRGjII/l
彼女が女もイケる両刀(どちらかと言うとレズ寄り)で、
イケメンの主人公に寄ってくる女の子狙いで付き合ってて、
当然ハーレム化に協力して自分もそれに参加。

これ凄く良いと思う。

374:名無しさん@ピンキー
10/01/14 11:21:48 vR3Qfry2
エロゲー板のように分けるか

375:名無しさん@ピンキー
10/01/14 19:50:38 d8ElE39v
過疎るだけだな。

376:名無しさん@ピンキー
10/01/16 16:34:56 RJ7fCAQY
分離するよかテンプレ変更したほうがいいのかな。

>>373
他所でやれ叛乱分子め


377:名無しさん@ピンキー
10/01/16 16:40:46 QifFkjz5
ここはハーレムスレであって独占ハーレムスレではない。

まぁ分離したところで大部分はハーレムスレの方にいるだろうけどな。
独占厨は創作の邪魔。

378:名無しさん@ピンキー
10/01/16 21:47:48 FqSM/hrC
乱交スレへどうぞ

379:名無しさん@ピンキー
10/01/18 23:41:33 KwDtPnGA
そういやガーディアンとMooLichさんとこが更新されていたな。
馬鹿共が騒いでいたので忘れてたが。


380:名無しさん@ピンキー
10/01/19 00:55:02 RjrZJs9K
>>379
MooLich更新ってどこが?って投稿小説が更新か。

381:名無しさん@ピンキー
10/01/19 01:08:04 rvad3d74
MooLichの投稿小説ってハーレムなの?

382:名無しさん@ピンキー
10/01/19 01:51:51 TVLHzPJN
ハーレムもそうでないのもあるよ>MooLichの投稿小説

383:名無しさん@ピンキー
10/01/19 13:26:30 x7kEbXrU
戦記物は、そっちに注力しちゃってハーレムがとってつけたような感じになっちゃうのが多いんだよな。
Moolichさんとこの投稿の長編にもそういうの多かった気がする。

384:名無しさん@ピンキー
10/01/19 18:44:18 l/qfz+X8
Moolichは女族のキャラクター紹介を早く復旧して欲しい。
多分本人的には説明文を修正してからと思ってて遅れてるんだろうが、
そのままでいいからとりあえずアップしてくれと思う。

385:名無しさん@ピンキー
10/01/19 19:13:13 /W2RAkCL
MooLich更新キター思ったら投稿小説でがっくりなんだけど、投稿してる人のこと考えると
がっくりなんて言っちゃいけないなと思ったり思わなかったり。

386:名無しさん@ピンキー
10/01/19 19:54:23 +YQ00OxO
>>385
面白いとかエロいとかは言い難いから仕方ないと思う

387:名無しさん@ピンキー
10/01/20 13:29:26 TPQ6TEoc
と言うと、インディアンの酋長に連れられMooLichさんとこのハーレムに案内された吉村作治教授。
そこで教授が見たものとは

388:名無しさん@ピンキー
10/01/20 23:59:58 v825JTK7
>>387
インディアン=ネイティヴアメリカン

吉村さんは大体エジプトじゃないか、それを言うならアラブ系部族
だろ。
向こうは一族の結束が強いから身内に対する保守意識があるけど。

389:名無しさん@ピンキー
10/01/23 09:36:31 mi0yIEO7
そんなことより惚れた百合ヒロインのためにハーレム作るSS誰か書いてくれ

390:名無しさん@ピンキー
10/01/23 20:40:17 5e8umbJD
そういや、pipiの愚者
いつの間にか帰ってきてたな

391:名無しさん@ピンキー
10/01/23 22:01:01 q08MU/xT
やっぱり異世界モノの方がハーレムに対してしっくりくるなぁ
個人的に


ちょっと亜人入れてハーレム書いてくる

392:名無しさん@ピンキー
10/01/24 22:38:54 DYMImwAN
スレも過疎期まっただなか。


393:リレー続き
10/01/24 23:21:35 +w+gBc68
>>321
「お前まで、こいつの気にあてられてどうする」
「な、菜波先生!」
眼鏡じゃない委員長は、後ろからかけられた声に服を脱ぎかけたままで硬直する。

「羽礼霧(はれいむ)統司(とうじ)! 深呼吸して心を落ち着かせろ! お前の感情が高ぶっているせいで、余計に気がまき散らされるんだ!!」
「は、はい!」
先生の言葉に、俺は深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出す。うん、たしかに少し頭が冷えてきた気がする。
今は魔法(砲?)少女らしいが、さすがに教師で大人の女性なのは伊達ではない。
「羽礼霧、秘孔を突かれて活性化したというなら、その逆も可能ということにはならないか?」
「え?」
指先に光を宿らせた菜波先生が近づいてくるのを、ポカンと口を開けて俺は見つめていた。

(その日、夕方のTVニュース)
「ここ○○学園で異臭騒ぎによる集団ヒステリーで複数の生徒がケガをするという事件がありました」
「さいわい、全員が軽傷ということです。異臭の原因は今も判明していませんが、悪質な悪戯ではないかと……」

【ちょっと続けるのが難しそうだったので、一応の収拾をつけておきました】
【参加は初めてですが、こんな感じでよかったでしょうか?】






394:名無しさん@ピンキー
10/01/25 18:19:38 4Ses8bin
収集ご苦労様です。初参加さま歓迎! こんごもよろしく。

395:名無しさん@ピンキー
10/01/25 18:24:05 1wECZIB4
あと、何よりも言い忘れてはいけない台詞を……
(今更だが)とくめーさん保管ありがとう!

396:名無しさん@ピンキー
10/01/26 22:07:16 4oZ6GJ/I
さぶらい@実用本位、更新ktkr


397:名無しさん@ピンキー
10/01/26 23:08:43 0KZ5cGKO
>>396

一昨日くらいから繋がらないんだけど?

398:名無しさん@ピンキー
10/01/26 23:29:53 4oZ6GJ/I
>>397
移転してるぞ
URLリンク(yakenzan.h.fc2.com)

399:名無しさん@ピンキー
10/01/26 23:34:15 0KZ5cGKO
>>398
さんくす
WEBチェッカー任せだったわ

400:名無しさん@ピンキー
10/01/28 02:19:44 2gzAxUJt
さぶらいきたか!
1番楽しみだったんだよなこれ

401:名無しさん@ピンキー
10/01/28 10:25:21 bn6qH/Se
おおお三年ぶりかよw

402:名無しさん@ピンキー
10/01/28 10:30:34 47DvWUCv
あそこまだ生きてたんだw

403:名無しさん@ピンキー
10/01/28 11:31:55 UXPTG9+b
あとは今昔夜伽草子か・・・

404:名無しさん@ピンキー
10/01/28 20:01:46 47DvWUCv
>>403
復活する…といいなぁ、と
好きな投稿作品がいくつかあるんだが、全然更新されないし

405:名無しさん@ピンキー
10/01/29 00:37:06 er2Pp8pT
さぶらいktkr
何時サイトが消滅するめんかと思ってたが、三年ぶりとか嬉しいわ

406:名無しさん@ピンキー
10/01/29 08:53:04 txxLLyom
3日で1000ヒットとか羨ましいわ。

407:名無しさん@ピンキー
10/01/29 10:29:50 S4D40MHC
>>406
6hot?

408:名無しさん@ピンキー
10/01/29 13:06:09 fq8Vi+M3
MILK HAREMがラノベ化するらしいね

409:名無しさん@ピンキー
10/01/29 21:10:44 1+iCtEtd
くまー?

410:名無しさん@ピンキー
10/01/29 23:18:05 UZOPV/ZT
あれをか?
だからサイト閉めたのかな

しかしラノベか…








読みたい

411:208
10/01/29 23:23:08 WXAXtipS
SS修正・改訂・追加用スレッド
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

規制されていたので、こっちに書いた。

412:名無しさん@ピンキー
10/01/30 13:59:49 Ttc9BGuL
エロ無くなるのか

413:名無しさん@ピンキー
10/01/30 15:47:38 scLrwoPu
>>408
そーす

414:名無しさん@ピンキー
10/01/31 13:58:31 CVrzLS1N
もしかして杉井のやつか?



415:名無しさん@ピンキー
10/02/01 18:04:43 WW0J6vz7
SS書いたこと無いんだが
『RPG物で魔界の領土を奪うために、嘘で悪者にされた魔王を倒すために
女勇者と女魔法使いが冒険にでる。
ラスボスの城の中で心優しき魔王に真実を言われて 償いのために城にとどまることになり・・・』
っていう妄想が思いついたんだが書いてもいいのだろうか・・・

416:名無しさん@ピンキー
10/02/01 18:14:11 o4+akM/j
何を躊躇うことがある?書き上げろ!
ここは職人が微笑む板なんだ!

417:名無しさん@ピンキー
10/02/01 18:23:17 +wFNztOk
俺がたまに妄想してる話に近いな・・・
魔王が優しくて女勇者とかと仲良くなるってのが
でも妄想が広がりすぎて書けないから415には期待してる!

418:名無しさん@ピンキー
10/02/01 18:31:14 WW0J6vz7
投下スレはここでいいのですかね
中世ファンタジースレと投下場所悩んでいて

419:名無しさん@ピンキー
10/02/01 20:36:09 0BhbOHZr
ハーレムモノだと思うならここ
中世ファンタジーモノだと思うなら中世ファンタジースレ

スレと全く関係ないものが投下されたら反発はあるだろうけど、スレに関する要素を含んでいるなら、どこに投下するかは筆者次第だよ

420:名無しさん@ピンキー
10/02/02 00:39:57 jDL6lWNY
>415
既にそういうものが富士見ファンタジアであるんだ……

421:名無しさん@ピンキー
10/02/02 01:00:06 canPQuR3
>>415
ハーレムであればいんじゃなーい?

422:名無しさん@ピンキー
10/02/02 19:15:30 /TMnrZxn
>>420
kwsk

423:名無しさん@ピンキー
10/02/03 19:49:56 rXiOHCeP
魔王を倒しにきたら実はいい魔王だった。
そこで、女勇者は一計を案じる。

魔王の領土に、悪の女冒険者パーティーが現れる。
女勇者と女戦士は町の人々を襲い、食べ物や貴重品を奪いまくる。
女魔法使いは町を焼き、大惨事に。

そこへ現れた魔王、町を守って大立ち回り。
そして悪の一行を町から追い出した。

町の人々は、魔王が実はいい魔王だと気づき、一緒に仲良く町を立て直すために手を取り合いましたとさ。


そして女勇者一行は、町から奪った貴重品や食料を運び出し、次の冒険に出かけるのでした。

424:名無しさん@ピンキー
10/02/03 22:33:58 0tHVJ7q3
>>423
うん面白そうだね。

で、ハーレムはどこに?

425:名無しさん@ピンキー
10/02/03 23:09:11 dsZKv4FJ
ゆるせん、西野め
「ひめゆら」で期待させたにも関わらず「よめはいむ」では鬼畜の所業としか言いようがない

メトロン先生、正義の鉄槌を!!

426:名無しさん@ピンキー
10/02/04 02:48:56 tWS7p/gP
西野はシベリア送りだな


427:名無しさん@ピンキー
10/02/04 19:15:47 CLfQcFUG
魔王と勇者でひとネタ思いついたんで書いてみる。
出戻りだけど堪忍な。

428:名無しさん@ピンキー
10/02/04 20:42:31 yubzMuzj
百合は入れるように

429:名無しさん@ピンキー
10/02/04 21:38:54 a5lsCNq0
貝木のガハラ寝取りSSマダー?

430:名無しさん@ピンキー
10/02/04 22:25:15 5T+YuxtO
だまれ。

431:名無しさん@ピンキー
10/02/04 23:54:36 a5lsCNq0
すいません
誤爆しました

432:名無しさん@ピンキー
10/02/05 23:36:35 iOzUpSkg
>>426
手違いで女子収容所に送り込まれちゃったよハーレム…シャレにならんな。

433:名無しさん@ピンキー
10/02/06 02:30:13 ma/BVPy4
女子収容所は百合が多そうでよろしい。

434:名無しさん@ピンキー
10/02/06 06:35:10 9GUq802B
>>433
そんなお前はインパールで地獄を見て来い


435:名無しさん@ピンキー
10/02/06 20:21:03 M7gkGWEm
>>415>>427に期待しています。

436:名無しさん@ピンキー
10/02/07 12:33:02 1YyXTmp/
早く百合ハーレム書いてください

437:名無しさん@ピンキー
10/02/09 11:41:16 OjGQMk1z
状況型ハーレムで潜在的に主の挿げ替え可能
女性上位・女の動機が性欲・雰囲気が殺伐・愛なしビッチ多し
主が来るまで百合ってました可能性大

女子収容所モノ≒スレ的に地雷

438:名無しさん@ピンキー
10/02/10 03:27:49 yNie7Usk
女性刑務所で百合というのはなんとなくリアルだがそうなると
いじめとかそういう方に気がいってしまうな

439:名無しさん@ピンキー
10/02/10 03:56:20 EOH1LSo8
昔やった女子刑務所物が大体そんな感じだったな。

440:名無しさん@ピンキー
10/02/10 04:22:53 U3nSaAkW
フランス革命時恐怖政治が行われていたころ
未決囚が収容されていた監獄は男女混合だったうえに囚人用区画内を自由に行き来できた。
結果フリーセックス状態だったという。

明日か明後日かはわからないけどもうみんな死ぬんだどうにでもなれハーレム
破滅を目前にして咲き誇る狂乱の徒花か、やるだけやった後に恐怖政治の終焉が来て「「責任とってね。」か

441:名無しさん@ピンキー
10/02/10 05:42:31 kd9f2MGe
ビューティフル・ドリーマー落ちか
懐かしいな

442:名無しさん@ピンキー
10/02/10 07:14:30 nhVkRMRc
で、恐怖政治の担い手の看守も百合女王様ってのはありだな。

443:名無しさん@ピンキー
10/02/10 15:43:19 +5KzxpCl
……なんか、ここまで来ると哀れだな。
IDが変わってるのにこれほど露骨に同一人物って分かるの、俺初めてだわ

ハーレムものの、所謂「王道」ってどんなのだろ?
あーこれはハーレムモノになるなっていうのが、書かれてなくても想像できるって意味で。
やっぱり異世界召喚とかそういう系なのかな

444:名無しさん@ピンキー
10/02/10 19:03:40 mVKjAtIs
ハーレムの王道はアラブのスルタンだろうが。
ハーレムのご本家だぞ。

445:名無しさん@ピンキー
10/02/10 21:47:22 22xH4HV5
スルタンも大奥も後宮もレズはかなり多かったってなあ
実にいいよね

446:名無しさん@ピンキー
10/02/10 23:55:38 1+/sR4v2
王道からは外れるが学園モノが好きだな。
おっさん主人公はちょっと。

447:名無しさん@ピンキー
10/02/12 02:40:40 0O4bDSzp
学園モノも王道じゃないかな?

冒頭でモテないことを強調する主人公ほど、話が進むごとに
新たなフラグを立てるような気がする

448:名無しさん@ピンキー
10/02/12 11:49:59 RT2zQEOa
逆に、自分が意外にモテる事に気付いた平凡系主人公が、積極的にハーレムを形成しようと奔走する話とかはどうだろう。

449:名無しさん@ピンキー
10/02/12 13:44:31 Pa2eGeFi
禁書とか見ると学園物で百合キャラの存在は必須だと思う

450:名無しさん@ピンキー
10/02/12 20:36:40 f4qelw0O
禁書とか見ると学園物で百合キャラとハーレムは無関係だと証明されたな

451:名無しさん@ピンキー
10/02/12 20:42:14 w4B0c35A
>>450
触るな。いつものキチガイだ。
こういう工作されるから百合許容派の俺も迷惑してる。

452:名無しさん@ピンキー
10/02/12 23:23:34 XLSiPePQ
主人公がおっさんだと官能小説で、
主人公が学生の学園モノだとライトノベルという感じ。なんとなく。

453:名無しさん@ピンキー
10/02/12 23:27:58 w4B0c35A
おっさんつーか青年主役もいい。主役ができる行動の範囲も広がるから。
学生だと未成年だから~とか学生だから~とかある程度制約付くこともあるし。

454:名無しさん@ピンキー
10/02/12 23:56:23 ejL8/hhk
黒子は百合キャラ可愛い

455:なないろハピネス・エンジェルズ1
10/02/13 04:08:25 d10nuOB9
 こんにちわ、私はエルティア、可愛い可愛い天使の使いよ。

「隆くん・・・朝だよ、起きて」
「・・・んーぁー、・・・麻希菜」
 あらごめんなさい、ちょっと今から二人が始めるみたい。
 え、何を?それはね、愛の力を補充するの、麻希菜は私が見つけ出した天使の子、彼女には
《ハピネス・エンジェル》っていう伝説の天使になって戦ってもらっているの
相手は《ブラック・ケルベロス》っていう悪魔の軍団、一応説明してるけど覚えなくてもokよ。

何で戦っているっていうのもどうでもいいから省くわね。
「んむっ・・・」
「むぁ・・・」
 麻希菜の相手をしている隆人は私が苦労して見つけた愛を多く持つ者、様は絶倫ね。
「あのね、昨日は強い敵を沢山倒していっぱい必殺技とか使ったの、だから・・・、キスだけじゃ足りないみたい」
「分かってるよ、だって麻希菜最初から欲しそうな顔してたもんな」
「・・・ばか」
 いちゃいちゃしてるわねー、ま、その方が効率いいんだけどね。
「ねぇ、隆くんエルちゃんは?」
「大丈夫、いつもの場所だよ、多分寝てる」
「そう」
 フフフ、私がいるのは隆人の机の引き出し、学習机なんかの下にあるデカいやつあれよあれ、あれを
改造したエルティアルーム、風呂トイレ別、エアコン完備でふかふかベッドで地デジも対応、ネットも繋ぎ放題
天使様の力をちょこ~っと拝借して作った亜空間、一番の目玉はこれ
天使の子を常に監視する天使の羽システムから受信される映像をリアルタイムで
写すモニター、この部屋にいる限り麻希菜のあーんなことやこーんなことも筒抜けってわけ。
「あっあっ!くぅん・・・隆くんっ、隆くんっ」
 いけないわ、説明に夢中でいつのまにか本番真っ最中じゃない!
 騎乗位で腰を振る麻希菜すごいえっちねぇ、小ぶりな胸を自分で揉みながらワンちゃんみたいに舌をだして
体を震わせてる、隆人も麻希菜が腰を下ろすタイミングで腰を突き上げてる、いやらしい音がすごい。
「ふぁ、ふぁっ、隆くんの愛で私を満たしてぇっ」
「ああっ!いくらでも満たしてやるっ!」
「ふぁぁあああああっ!!」


456:なないろハピネス・エンジェルズ2
10/02/13 04:11:55 d10nuOB9
 隆人のモノが根本まで突き刺さった状態で射精してる。
 朝一番だからすごい、びゅるびゅるって音が聞こえてきそう。
「奥・・・で、出てる・・・よ、いっぱい、・・・はふぅ」
「はーっ、はーっ、よし、もう一発」
「いいよ・・・、ぁっ、隆くんだしたいなら、何回でも・・・」
「麻希菜・・・」
「隆くん・・・好きぃ」
 うんうん、若いって良いわね、ん?、ちょっと!まずいわ。
『もう中出しは駄目ー!』
「ふえっ!?」
「エルティア!」
『出すなら口か後ろの穴にしなさい!、それ以上中出ししたら普通に孕むわよ!』
「で、でも昨日いっぱい戦ったし」
『隆人の朝一番が想像以上に濃くて一気に満タンになっちゃったの、これ以上の補充に意味はないわ』
「そんなぁ・・・」
 ふー、危ない危ない、せっかく見つけた天使の子なんだもの、孕ぼて天使にされちゃ困るわ。
「つーかお前」
『え?オホホホホ、お邪魔しました~』
 退散退散、とは言ってもエルティアルームにだけど。
「あっ、コラ、ったく、・・・やめとくか?」
「うぅん、お口でしてあげるね」
 簡単に言うと愛の力の補充は粘膜の接触、つまりキスからセックスまで色々あるの
愛の力というだけあって中出しが一番効率がいいわ、体液も唾液より精液ね。
 愛の力が足りない時は唾液だろうが精液だろうが全て愛の力として変換されるの
性病も移らないわ、ただ愛の力が十分に補充された状態だと別、中で出せば妊娠するし性病も移る
エイズの検査は大事ってことね。
「もっとぉ、もっと飲ましてぇ」
「あぁ、麻希菜の胃袋も満たしてやるよ」
 ふぅ、まったく麻希菜が隆人LOVEで色々助かったわ、隆人も満更じゃなさそうだし。
 これでも最初は苦労したのよ、私が麻希菜と隆人に面識があるって知らないから、ちょ~っと無理しちゃったわけ。

――





457:なないろハピネス・エンジェルズ3
10/02/13 04:14:44 d10nuOB9
 七色に輝く景色、七種類の木々が住人達の心を癒す町、虹乃町。
 この町に私が迷い込んだのは偶然ではなかった。

『私はエルティア、あなたの力が必要なの、ハピネス・エンジェルになって!』
「ええっ!?」
 私が最初に出会った天使の子、蒼馬麻希菜(ソウママキナ)、眼鏡と長髪がチャームポイントの大人しい少女。
 私と麻希菜の出会いを阻止させるかのように敵が現れたけどなんとか麻希菜を変身させることに成功。
「水面に写るは蒼き翼、ハピネス・エンジェル マリン、華麗に参上!・・・ってなにこれ!?」
 必殺技も大成功!。
「マリン・スクリューハート!」
 敵は送り込んだ怪物を倒され「覚えてろ~」と言い去っていった、塩まいてやったわ!。

「エルちゃんは妖精さんなの?」
『う~ん、似てるけど微妙に違うというか私は天使の使いなの』
「神の使いの天使、の使い?」
『細かいことはいいのっ!』
 そんなやりとりをしながら順調だったはずの私と麻希菜、だったんだけど・・・。

『大丈夫?』
「う、うん平気、ちょっと立ち眩みしただけ」
 最近、麻希菜の様子がおかしい、食欲もないし、フラフラしてばかりいる。
 どうしたらいいのか途方にくれていると天使様からお告げが届いたの。
 天使の子、ハピネス・エンジェルの力の源は愛、愛はなくなることはないが戦いにより消費される
この消費量が本来人間の中で生成される愛の量を越えてしまうため補充が必要、ってわけ。
「どうすれば、いいの?」
『う~ん、彼氏でも作っちゃえば?』
「ええ~!?なんでそうなるの」
『愛を補充するってのはつまりそういうことなのよ』
「そんなぁ・・・」
 しかし、背に腹はかえられない状況、天使様のお告げによれば人間の中には
天使の素質を持った天使の子のように愛を沢山生成できる特殊な人がいるそう。
『出来るだけ格好良いやつ連れてくるから!』
「あうぅ、私好きな人・・・」
 麻希菜が何か言ってた気がしたけど私は急いで町に飛び出す、そして5時間ぐらいかけて
虹乃町で一番愛の力を感じた男の人を見つけ出した。
「はぁっはぁっ、くそ・・・」
 その男は麻希菜と同じ学校の制服を来ていた、これはツイてる。


458:なないろハピネス・エンジェルズ4
10/02/13 04:17:14 d10nuOB9
 天使様によると愛を多く持つ者は生殖能力に優れているため、毎日のように
生殖器を刺激しては精液を吐き出す行為、まぁ様はオナニーね、それを
常人の数倍はこなしているはずだと言っていた。
 さっきから観察している限りこいつは5回は出してる、愛の質も高いようだし、決まりね。
 まぁ顔はそこそこだけどなーんかパッとしない感じ・・・、麻希菜なら大丈夫ねきっと。
『こんにちわ~、精が出るわね~』
「うわっ!なんだっ、・・・うっ」
『きゃあっ!』
 何かの天罰かしら、思いっきり掛かったわ、なにがって?・・・あ、愛よ!
 男の名前は灰場隆人(ハイバリュウト)君、麻希菜と同じ学年、しかも同じクラスっていうからますますラッキーだわ。
 とりあえず後処理をして、事情説明、妖精(実際は天使の(ry)にぶっかけるという
稀有な体験からか意外とすんなり理解してくれた、その顔は不思議とすっきりしていたの。
「つまり俺がその天使のなんとやらを助ける力があるってことか」
『まぁ大体そんな感じ』
「分かった、俺でよかったら力になるよ!」
 んまぁ、素直な若者ね、さすがオカズもノーマルなだけはあるわ。
 偶然はさらに続いたわ、あちこち飛び回ってたから気づかなかったけど隆人の家は
麻希菜の隣だったの、まさか幼馴染みだったりして、なーんて、さ、準備準備。
「あ、エルちゃんおかえりなきゃぁああ」
 私は急いで麻希菜の部屋に戻ると麻希菜を拘束、両手を後ろに縛り股を開かせて
足は折った形で固定、目隠しをしてタオルを噛ませてほら公衆トイレスタイルってやつ?にして
仕上げに淫魔の香水を大事なところに一噴き。
『ごめんね麻希菜、とりあえず既成事実作っとかなきゃいけないし、初めてだと色々手間取りそうだったから』
 騒いでいた麻希菜だったけど香水が聞いたのか大人しくなった、急いで隆人を部屋に入れなきゃ。
「ま、麻希菜!?」
 あれ?。
『知り合い?』
「知り合いも何も幼馴染みだよ!」
 あらー。
「何が一体、どうして、お前こんなエロかったのか」
 目隠しと猿轡が外される、香水の効果で蕩けきった顔の麻希菜に隆人もさすがに生唾を飲んでる。
「隆・・・くん・・・」


459:なないろハピネス・エンジェルズ5
10/02/13 04:19:55 d10nuOB9
 みるみるうちに麻希菜のショーツが変色していく、隆人に見られて一気に濡れたのかしら。
「隆くん、だったんだね」
「あ、あぁ、なんか分からんけどそういうことらしい」
「いいよ、・・・隆くん、だったら・・・」
「麻希菜・・・!」
 怪我の功名ってやつかしら、なにはともあれヤる気になってきたみたいだし。
「じゃあ」
「・・・あ、まって、最初は・・・ね?」
 なるほど、初体験はまずファーストキスからってやつね、分かるわ、その気持ち。
「んっ・・・・きゃっ!」
「うわっ!?」
 二人がキスした瞬間、麻希菜の胸の辺りが光り出して頭上に天使の輪みたいなのが現れたの。
『なにこれ!?』
 あ、天使様からのお告げだわ、なになに、ほー、あらら、どうしよう、まさか・・・そんな。
『麻希菜、ごめんなさい』
「エルちゃん?」
『その光は麻希菜が隆人の愛の力を受け入れた証、本来愛の力は天使にしか操れないもの
本当の天使じゃない天使の子のあなたじゃ受け入れるだけしかできないの、しかも一人だけ
それ以上の異なる愛の力は接触すら拒絶反応を起こすわ』
「それって・・・?」
『つまり・・・麻希菜はもう他の男とキスすらできないの、なんていうか、その・・・隆人専用みたいな?』
「隆くん・・・専用」
 天使様が言うにはアナフィなんとかショックみたいなものなんだって、正直よく分からないわ
せめて日本語で言ってほしいわね。
「ひうっっ!!」
「麻希菜!?」
 突然麻希菜が体を震わせ顔を仰け反らせてながら潮を噴いたの、びっくりしたわ。
「りゅーくん・・・へんほう・・・」
 この子、想像以上に・・・、隆人専用って聞かされてその興奮でイッちゃうんだもの。
「麻希菜・・・?」
「りゅーくん、・・・しよ?」
 あ、今隆人の頭からブチッって聞こえた、まぁそりゃ当たり前か、美少女の幼馴染みが
エロ本みたいな束縛プレイされて自分専用になることを喜んで、その勢いで潮噴くほどイッて
とどめはとろっとろに蕩けた笑顔で「・・・しよ?」だもん、チンコがもげる代償を払っても体験したいことでしょうね。
「麻希菜ぁぁぁあああああ!!!」
「ふぁぁああああああっ!!」


460:なないろハピネス・エンジェルズ6
10/02/13 04:23:35 d10nuOB9



――

 その後は凄まじかったわ、隆人が前戯なしでの挿入、濡れまくってたのと
淫魔の香水のおかげで麻希菜は痛がるどころか感じに感じてたわ、そのまま7回抜かずに中出しの連続
麻希菜なんか出される度に潮噴いちゃって、幸い麻希菜に残された愛の力がカラッカラだったおかげで
全部おいしくいただいちゃったみたいで妊娠の心配もなし!麻希菜は少しがっかりしてたけど。
 たわけ!、妊娠は結婚してからやるもんじゃい!って怒ったら隆人との新婚生活妄想して
鼻血出しちゃった、まさかこんなキャラだったなんて・・・。

 まぁこんなところかしら、隆人のことになるとおとぼけ全開の麻希菜だけど
普段は真面目で優しくみんなから慕われてる優等生って忘れないでね?
 一つ、問題があるとすれば、麻希菜、うぅん、ハピネス・エンジェル マリン一人では
戦い続けるのが大変ってことね、せめて二人、三人はほしいところなんだけど・・・。


つづく

461:名無しさん@ピンキー
10/02/13 04:28:34 d10nuOB9
幼女向けヒロイン物です、じょじょにヒロイン増えていきますので生暖かく見守ってください


次回 なないろハピネス・エンジェルズ

紅の天使登場、「私が一番なんだからっ!」

462:名無しさん@ピンキー
10/02/13 07:54:06 jxeoHFtO
是非早くハーレム展開に!

463:名無しさん@ピンキー
10/02/13 09:02:26 XBZ7bfBO
とうとう今年一発目が・・・(リレー除く)
とてもGJです!

464:名無しさん@ピンキー
10/02/13 12:44:47 Z3G1Anv3
百合が足りないな

465:名無しさん@ピンキー
10/02/13 15:31:41 Tmqk2qcG
おおおお
面白そうだ

楽しみにしてます!

466:名無しさん@ピンキー
10/02/13 20:19:52 KbzS7krR
>>461
GJ!
続き楽しみにしています。

467:名無しさん@ピンキー
10/02/14 01:31:23 pTHtykXz
ここまできてようやく…

これは実に面白そうだ
今後に期待

468:名無しさん@ピンキー
10/02/14 01:41:14 bibyQJr2
やべー、萌ゆる。
GJです。何かが久々に充填された気分だぜー

469:名無しさん@ピンキー
10/02/15 01:04:46 qfX2Lfx5
キター マジでGJ全力で支援する



470:名無しさん@ピンキー
10/02/15 12:27:42 kTuL86le
これは神小説の予感

471:名無しさん@ピンキー
10/02/15 22:15:36 98MduOdP
仮面ライダー見てて
これならかつて話題になったアルファベットハーレムが!
とか妄想してる俺じゃまね出来ないなあ

472:名無しさん@ピンキー
10/02/16 10:52:18 Z54/aya9
>>471
アリシア、バーバラ、シンシア、ダイアナ、エレノアを思い出した。

473:名無しさん@ピンキー
10/02/16 11:07:42 rA1yu96X
>>472
ダイアナが好きだった。
初めて作ったガレージキットも彼女だったなぁ。

474:名無しさん@ピンキー
10/02/17 02:46:36 clg51zBp
独り暮らしで家事が面倒なせいか、押し掛け女房ハーレムとか考えたけど妄想力が足りない…

475:名無しさん@ピンキー
10/02/17 05:26:04 BE5fR8dE
家事する場面はなあなあに書いてイチャイチャさせればおk
さあ頑張れ

476:名無しさん@ピンキー
10/02/17 21:15:23 WuVxGdZj
>>472
「むむんちょ!」のキーワードで超人化したマニが、VAⅠ~VAⅣまでを三日間犯しまくって、愛を説くハーレムですね。
エレノアって確か未登場だったよね?

477:名無しさん@ピンキー
10/02/19 19:15:59 mGZqHb8q
魔王を倒すために、七人の精霊達を教育する教師になって・・・というハーレムを考えて
書いていたら、なぜかヤンデレになって魔王を倒した後、部屋の中に軟禁されてた。
・・・・・・・・・・なぜ?(´・ω・`)

478:名無しさん@ピンキー
10/02/19 20:35:49 LW8YAwPu
ヒント:俺の電波

479:名無しさん@ピンキー
10/02/19 20:49:10 S2v6fCyJ
魔王を倒したご褒美

480:名無しさん@ピンキー
10/02/19 22:49:44 opUDnAz8
>>477
軟禁なら無問題。うpを要求します。

481:名無しさん@ピンキー
10/02/20 00:21:22 FOfFINha
>>477
双方の愛があるならOK! ・・・だと思う、たぶん。


ちなみに>>427ですが。
なんとか出来上がりましたが、90kbくらいある長文になりました。分割もできなかった。
明日、一気に投下しちゃいますんで、事前警告です。

長文、メタなネタ、厨二病、一人称がごとくなれなれしいナレーション、そのあたりが嫌いな人はスルー推奨。
NGワードはタイトル 『いかにして勇者一行は魔界に攻め込んだか』 でよろしくお願いします。

明日、NG登録が行き渡った適当な頃合に投下します。
雑談、投下の方々はお気になさらず。こちらで適度な間隔をあけるようにします。

482:名無しさん@ピンキー
10/02/20 01:25:48 Ttj34ihJ
 _,,..i'"':,
|\`、: i'、
.\\`_',..-i
  .\|_,..-┘

483:名無しさん@ピンキー
10/02/20 05:01:11 vqofvOLJ
長文?歓迎です。

484:『いかにして勇者一行は魔界に攻め込んだか』
10/02/21 09:38:58 3KpGJzvS
遅くなりましたが、これより投下します。

もし、投下が中断されている場合、連投エラーに引っかかっている可能性があります。


とにかく長文なので、>>481の通りNGの方はタイトルで登録お願いします。

485:『いかにして勇者一行は魔界に攻め込んだか』
10/02/21 09:41:21 3KpGJzvS




 ここは、剣と魔法の世界。
 大陸のほとんどを占める、パールァライス王国という国での話。

 とある山の中腹に、深い深い洞窟があった。
 その洞窟の奥の奥、一番行き詰ったところにある広間に戸を立てて、そこで暮らす一人の青年がいた。
 特に、これといってイケメンというわけではないが、かといって人様に見せられないようなブサメンというわけでもない。
 まぁ中庸といえば中庸、可もなく不可もなく差し障りもない、どこにでもいる、人のよさそうな風貌である。

 時は深夜。剣と魔法の世界だからして、夜の山奥ともなれば怪物魔物もうようよいるわけだが、この洞窟の部屋はどうやらあまりにも深すぎて、
魔物もあんまり近寄らないらしい。

 さてそんな洞窟の一室で、部屋の主である男はただいまベッドの上、布団にくるまっていた。そりゃ草木も眠る丑三つ時だから、当たり前の話だよね。

「・・・羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹、羊が4匹・・・・・・」

 布団の中の男がつぶやいている。なかなか眠れないのだろうか。

「ううん、もう食べられないぜ・・・」

 訂正、わりとぐっすり眠っているようだ。ベタな寝言だが、彼はいったい、何匹羊を食べるつもりなのか。

 さてこのように、いつものごとく安らかな眠りの中にいる男だったが、今夜はそれを破るお客さんが来た。

 ばん! と派手な音を立てて、戸板が蹴り開けられた。
 そして次々と、武装した人間が室内に突入。

「魔王ハイデカル! あなたの悪事もここまでです!!」
「観念して捕まり、王の前で処刑されるか、それとも今ここで我々に殺されるか、どちらかを選べ!!」

 声も高らかに物騒なことを言ってのけたのは、二人の女戦士。

 一人は長身の美女、褐色の肌に胸、腰の部分鎧をまとい、鉈がとびきりデカくなったような剣を掲げている。
 もう一人は、神秘の紋章が大きく刻まれた盾と、水晶で出来たような輝く宝剣を持った美少女。さらさらの長い銀髪が輝くような美しさで、
その少女の可憐な容姿にぴったりだ。

 そして二人は、いきなりの突入に叩き起こされた、哀れな男に剣を向けた。
 男は、起きてびっくり、ぎゃーーーとかの悲鳴。

「・・・・・・なんか、聞いていた魔王とは印象が違うんだけど? たしかタコとかイカみたいな姿とか?」
「騙されちゃいけません、あれは、人間の姿に化けて私たちを油断させようとしているんですよ!!」

 女戦士二人の後方でそんな会話をしているのが、魔法使いと神官だった。『?(疑問)』のほうが魔法使いで、『!!(断定)』のほうが神官。
 もちろん二人とも女。真面目そうな委員長タイプの神官は神に仕える身のくせに乳が立派で、斜に構えたような目つきの魔法使いの儚い胸と
足して割ったらちょうどいいくらいのボリュームだった。

 闖入者は全部で四人、しかも全員が女で、とびきり上等な容姿。四人が四人とも十代後半くらいの、ずいぶん若い集団だ。
 戦士の鎧装にしても、魔法使いの服装にしても、あまつさえ神官の聖装ですら、みんながヘソ出し、太腿露出。胸元だって大きく開いて、
寄せられたり上げられたり、あるいはぺったんだったり。
 四人の職業を問わず、それぞれがそれぞれの風情でありながら、これでもかと若く瑞々しい肌を露出するお約束だけはきちんと守られている。

 いーのか? そんな装備で。
 いや、むしろ肌の露出が多くて、カラダのセンがはっきりわかる防具の方が、防御力が高いのだ。たぶん。おそらく。あまねく世界の約束として。



486:『いかにして勇者一行は魔界に攻め込んだか』
10/02/21 09:42:17 3KpGJzvS

「なっ、なんだおまえらはっ!!」

 男は、そんな女たちの乳尻太腿(チチシリフトモモ)に気を惹かれつつも、とにかく怒鳴りつけた。無駄に露出度の高い服を着た職業の方々が
突然安眠を妨害しにきたのだ。前者と後者、どっちに驚くのか男として迷うところである。

 彼のそんな葛藤にはお構いなく、剣を向けた戦士達が言った。

「私は、パールァライス国王より魔王ハイデカル討伐の命を受けた、パルメという戦士です。王より勇者の称号を賜っています!」

 背の低い方の女の子戦士が言った。宝剣やらで固めた装備は確かに勇者っぽい。
 続いてもう片方の女戦士。

「俺は戦士ゴーダ、とにかく強い魔王をぶっ倒しに来た!!」

 褐色の肌、長身でしなやかな筋肉が付いた女戦士は、重たそうな剣を構え、早くブンまわしたくてしょうがないといった風な笑みを浮かべていた。

 とりあえずそんな口上に、男はとにかく突っ込んだ。

「ちょっとまて! 魔王ハイデカルに用がある奴が、なんで俺の家に突入かましてやがんだ!?」

 すると、後方の神官が突っ込み返す。

「ハイデカルを倒すためにここに来たんだから、なにも間違ってません! バラカスタ山に棲んでいる魔王、あなたがハイデカルですよね!」

 勢いよく、ばっさり断定で決めつけてきた神官は、そのあとでとってつけたように、

「あ、私、神官のチェダーといいます。」

 ぺこりとお辞儀で自己紹介。
 そんな彼女を、「馬鹿正直に名乗らなくてもいいでしょ」、と上方風ツッコミで下がらせたあと、残るもう一人の少女、魔法使いが、ずずいと前に出てきた。

「もう、つべこべ言ってないで、さっさと倒されてちょうだいよ!」

 そういって突きつけたマジックワンドに、ぼぼうと激しい火球を出現させた。


 とにかく四人、やる気満々である。
 しかし男も、このまま襲いかかられてはたまったものじゃない。
 なぜなら。

「俺は魔王じゃねえってば!!」

 だそうだ。

「ハイデカルが住んでるバラカスタ山は、この山の隣だーーーっ!!」

 ちなみにここはサイデスカ山。






487:『いかにして勇者一行は魔界に攻め込んだか』
10/02/21 09:44:13 3KpGJzvS




 魔王ハイデカルについて、ここで説明しておく。


 この世界は剣と魔法の世界なので、いったん都市を離れ野や山に行けば、野生動物と遭遇するのと同じ要領でモンスターが出現する。
 そのモンスターの内訳に関しては、ほとんどがいわゆる普通の、クマが大きくなったものやシカが大きくなったもののような
野生生物的なモンスターが主であるけれど、中には特殊な、この世界とは別の、『魔界』という異世界からきた魔物も少なからず存在する。

 で、『魔王』ってのは、そういう魔界からやってきた魔物のスーパーハイグレード版というか、もう超絶すごいバージョン。
 実質に『王』だからといって『王国』を作って国民を養ったり国債を発行したりはしてるやつばっかりじゃないのだけど、
最低限とにかく自分の『眷属』を配下として従えている。
 『眷属』ってのは、自分の親だったり子供や孫ひ孫、いとこやはとこなどの血縁的な種族だったり、何らかの理由で従う、たとえば吸血鬼みたく
血液感染的な要領で増やした仲間なんかの総称ね。

 で、魔王ハイデカルは、一月ほど前に出現した魔王。
 魔王は何体も存在していて、過去に何度か、ほかの魔王の出現はあったのだけど、ハイデカルはこのときが初めて。

 タコのような頭部を持ち、ぬめる吸盤が無数に付いた触手を持つ巨大な魔物。言葉のオトだけを聞けば『巨大ナマモノ』とも聞こえるけれど、
まぁ間違っちゃいない。
 コイツが、バカラスタ山の洞窟を根城にして、この世界に侵攻してきた。大小様々な眷属が無数に出てきて、村や町を襲う。
 大小様々とは言ったけど、基本みんなタコで、しかし肉食、人を食う。
 パールァライス国の兵隊たちも懸命に応戦したが、この眷属たちがかなり強いおかげで、被害が増えるばかり。

 この世界でこの魔王の侵攻にあったパールァライス国の国王は、「やべ、このままじゃタコに滅ぼされちゃうじゃん!」とばかりに国の未来を憂い、
魔王を倒すべく精鋭を呼び寄せた。

 過去、幾度か魔王を撃退し、若いながらも国を救った英雄。
 その四人が、どうやら彼女らのようである。






「おっかしいなぁ、ちゃんと麓の村のひとに聞いたんだけどなぁ。」

 勇者パルメさんが、首を傾げて言う。

「俺たち、バラカスタ目指して歩いてたのに、なんで隣の山に来ちまったんだろう?」

 戦士ゴーダさんも腕を組んで呟く。

「エダムさんが、絶対こっちだーーーっって自信満々で進んでいくから、もう。」

 あきれたように言う神官チェダー。

「って、あたしのせい? 村人が『この先が魔王の洞窟だ』っつーから、言われたまままっすぐ進んできたのよ!! 悪いのは村人だーーーーっ!」

 責任を押しつけられ、それをさらにトスして村人に転嫁する魔法使いエダム。

「この先、ってつまり、この山を越えた隣の山のことを言ってたんだねぇ。」

 やれやれ、といった風に話をまとめた勇者のパルメさん。どうやら彼女がリーダーのようだ。



488:『いかにして勇者一行は魔界に攻め込んだか』
10/02/21 09:45:58 3KpGJzvS


「とにかく、勘違いで押し込んじゃってごめんなさい。」

 そして彼女は、男に向かってぺこりと頭を下げた。
 押し込み強盗まがいの行為で安眠を妨害されて、とにかくかなり怒りまくっていた男であるが、可愛い女の子が素直に謝罪してきたのであれば、
割とあっさり怒りも萎む。

「とにかく、勘違いもいいとこだ。」

 はぁ、と大きなため息ひとつ。
 男は冴えない表情で、寝起きの髪をがりがり掻きながら言った。

「ちなみに、俺の名前はラグニル、ここでいろいろな研究をしている者だ。」

 すいません、と何度目かの謝罪をした勇者ちゃんのパルメ。どうやらなかなかの苦労人のようだ。

「で、あんたはどうしてこんな山奥に住んでるんだい?」

 ゴーダが、不躾に部屋の中を眺めながら訪ねてきた。
 この部屋には今、三つほどのランタンが灯されていて、うすぼんやりと部屋の中央を照らす。そこそこの広さがあり、その程度の明かりでは
この洞窟の一室の全容はつかめないようだ。

「俺はここで、古い書物の研究とか、いろいろな実験をしてるんだ。できるだけ人里から離れたほうが集中できるからね。」

 ちらり、と男が振り返った部屋の奥には、本のぎっしり詰まった本棚が、いくつも並べられていた。

「へぇ、どんな書物なのかしら。」

 書物と聞くと興味が湧いてきたビブリオマニアの魔法使いエダム。ランタン片手に本棚の方に歩いていった。

「・・・・・・うわっ! 『英文の書』だっ! 『有名祭祠書』も! 『恋のおまじないネクロノミコン』まで!? しかも全部原本ときた!!」

 その稀書や奇書などのラインナップがよっぽど彼女の琴線に触れたらしく、きゃーとかひぇーとかの奇声をあげながら本棚を漁り始めた。
 そして戻ってきた彼女、ラグニルの手を取って、

「あなたが神かっ!?」

 瞳をキラキラさせながらすり寄ってきた。








「魔王退治なんか後回しにして、あたしここに残る!」

 とか言い出したエダムをなだめ、なんとか我慢させた勇者たち。
 それにしても、男の蔵書や研究に興味はあったみたいで、パルメが恐縮しながら訊ねてきた。

「ラグニルさん、あの蔵書の中に、魔王について書かれたものとかはありませんか?
 もし、魔王ハイデカルとの戦いに有効な策とか術があったら、教えてほしいんです。」

 すると彼は、しばらく考えたあと、

489:『いかにして勇者一行は魔界に攻め込んだか』
10/02/21 09:47:33 3KpGJzvS


「ハイデカルには、特別有効な魔術とかはないみたいだよ。もう、正面から力押しで、がつんがつん削っていくしかないな。」

 そして、彼女たちを引き連れて、本棚の奥にあるテーブルまでやってきた。そこには所狭しといろいろな材料が並び、
さまざまな薬品実験が行われていたことがわかる。

「だから、弱点とかではないけれど、君らの力を増すための手伝いだったらできるかもな。」

 そこでラグニルは、テーブル側の薬棚を見繕って、いくつかの薬品を取り出した。

「この丸薬は、丹田を活性化させて生体エネルギーを強化するから、打撃力とかダメージ耐性が上がったりする効果が期待できるよ。
 それとこの粉薬は、あらかじめ服用しておくことで精神を鋭敏化出来るから、戦闘中の集中力があがる。魔術師向きだね。
 ほかには、この塗り薬。これを胸元に塗っておくと、気化した成分を鼻から吸い込んで風邪が治る。」

 そんな感じでラグニルが譲ってくれる薬やアイテムを、彼女たちはありがたく受け取った。
 試しに少量、使ってみた薬の効き目がすばらしく、街で仕入れてきた市販のアイテムよりも効果が期待できる特上の代物ばかりで、
四人の女たちは大変感謝した。

「とてもご親切にしていただいて、ありがとうございます。」

 ぺこーりと深く頭を下げる勇者ちゃん。
 ほか一同も併せて礼をする。

「出来れば、お礼とかさせていただきたいところですが、私たちはこれからハイデカルを倒しにいかなければいけないので、あまり持ち合わせも、
 差し上げるものもないのです。」

 なかでも神官のチェダーさんが、申し訳なさそうに申し上げてきた。
 まぁなんつーか、カネもいらんモノもいらん、君ら綺麗どころといろいろエッチなことさせてくれれば十分だよな、とかふつうの男だったら思うところだけど、
その辺でちょいふつうからハズレたラグニルは、

「じゃあ、美味いもんでもおごってもらおうか。君らがハイデカルを倒したあとにさ。」

 などとまたキザなことを言う。
 だが未練が全くないのかと言えばそうではないらしく、5秒後には後悔し、前金でチューの一つでも、とか考えたようだが、無様なところを見せる前に思いとどまった。






「なぁ、あれ、なんだ?」

 ゴーダが何かを見つけたようだ。
 部屋の奥、複雑な配管の蒸留器を見つけた。
 加熱された液体が少しずつ蒸発しガラス管を通って別のところに溜められたり、濾過されたり、上澄みと沈殿に分離されたり、
いろいろな方法で特定成分だけを取り出せる仕組みになっている。
 そしてその装置、ただいま現在何かの液体を精製中のようだ。
 最初はなんだか赤い色をした液体だったが、それがだんだん色を抜かれて、どんどん透明になっていく感じだ。

「ああ、これは、『人体強化薬』の試作品だ。」

 男の何気ない言葉に、女たちは驚きで応える。

「人体強化って、どんな風に?」

 勇者ちゃんがおそるおそる聞いてきた。その、期待にわくわくするような声に、ラグニルはつい調子に乗る。
 蒸留器のそばにある、精製済みの液体が入った小瓶をかざしながら解説を始めた。



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