10/06/30 03:15:17 S8NyulKl
「そんな…今日のことは私が勝手に」
そこまで優しい言葉をかけられて、もうどう答えていいのか分からない。もごもごと口の中で言い
たいことを咀嚼しているうちに、また頬を撫でられる。
「僕の前では、あなたは幾らでもやりたいようになさって下さい。ただし、ここ以外のところでね」
「逸人さん…」
本当に、この人はどこまで甘やかしてくれるのだろう。もう何も見えなくなりそうに嬉しくて、美徳
は思わず抱き着いてしまった。
「で、あの…」
そんな耳元に、幾分困ったような声が届く。
「はい」
「そろそろ五時間目が終わりますので、抜いて欲しいのですが」
「あ」
こともあろうに、まだ繋がっていたことをすっかり忘れていた。それを思い出すとまた感じてしまい
そうで、出来るだけ中のものに刺激を与えずに抜き出すことに一苦労をしてしまった。
あまりにも気持ちが良かったせいでつい中に出させてしまったけれど、それは後でアフターピルを
飲めば何とかなることだ。
そうこうしているうちに、めくるめくような五時間目が終わる。
それから後、保健室に生徒たちがエロ本を持ち込むのを禁止されたのは言うまでもない。
終