10/06/19 23:16:40 rFMmuT5S
兄が私の脱ぎたてパンツを受け取って私の部屋を去ってからしばし、私は部屋に立ち尽くした。以前兄に下着
を貸そうと言ったのは事実だ。だが今穿いている下着を脱いで渡すと約束したわけではない。したいのならいつ
でも下着を貸すからと言った。でも兄が自分にでなく下着にのみ興奮してるとしたら、それは少し嫌だ。だけど
─兄に言っていなかったが、ひとつ確かめたかったことがあった。私は兄の精液をもう一度舐めたかった。私
の下着に射精した精液をもう一度口に含んで味わって、あの感覚を味わうのかどうか試したかった。だから兄に
下着を洗ってほしくなくて、精液で汚れたショーツをそのまま私に返してほしいとお願いしたのだ。もし私が兄
の精液で体中がえもいわれる快感に襲われたのなら、私は変態だと受け入れるしかない。だが、まだ変態と決ま
ったわけではない。私がいかなければいいのだ。
腰の辺りが鈍く熱を持っているが、特に気にしなくていいだろう。兄に自分の下着を渡すなんてことをしたか
ら興奮しただけだ。その時涼しい風が吹いて、私のスカートをふわりとまきあげた。足元から熱を持った股間ま
で風が撫でるように通り過ぎて、熱く濡れたあそこを優しくひやしてくれる。
とりあえず下着を穿かなくちゃ。
さっき下着を脱いだばかりだというのにすぐに別のを穿こうと思わなかったことに驚き、自分が動揺している
と再認識する。洋服箪笥の場所まで私は、お尻を振って、股をこすらせてあそこを刺激させながらたどり着いた。
別に意識したわけではない。歩かなくては洋服箪笥の前にまでいけないから歩いただけだ。だが自分の股間が僅
かな刺激に痙攣し、反応した。今までこんなことはなかった。あそこが熱を持ったことは何度もある。だが歩け
なくなるほどあそこが熱を持ってぴくぴく震えるなんてなかった。洋服箪笥の前に来た時震えは太ももと腰の辺
りまで広がり、私の吐息を汚した。
気のせいだ。今までだってあった。したくなることはあった。クラス中にオナニーという言葉が蔓延した日や、
プールサイドの水流の激しい所にクラスメートの女子に股間を押し付けられた時、親しげに女子たちで話してい
る間、机の角が私のあそこにくるよう数名の女子が自分の立ち位置を調整させて、私のあそこを角にあてて、執
拗にこすりつけながら私と談笑しようとしたり、突然キスしながら胸を揉んできたり。じゃれあいというのは行
き過ぎた行為をしてきた女子はいつも謝って、気をつけるから許してと言って来た。謝られたら追求しにくい。
だが彼女らがその後目配せするのを見ればそれが本心でないと容易に気付く。つまり彼女は私に、オナニーの良
さを知ってほしいのだ。股間が気持ちいいことを自分たちと同様に知って、成績を下げるほど毎日してほしいの
だと、嵌ってほしいのだと感づいたから、私はしないようにしてきた。絶対にするものかと快楽を避けてきた。
だから、何もしていないのにあそこの中がとろとろになって、痙攣を繰り返して熱い汁があそこから漏れて、太
股に垂れ落ちるというのは、困る。ただ歩いただけであそこがぎゅっと指圧されたように圧迫されて、皮に隠れ
た小さなお豆がとろとろに濡れて押し潰される。強く張った乳首をブラジャーが優しく包み込んでいるが、股間
がぴくぴく跳ね回る度に胸も揺れて乳首を愛撫する。強い刺激ではない。だが触っていないのに乳首が固くなっ
ていった。