09/12/13 19:17:33 dcfg8Y3b
「クリスマスまでツリーとして頑張ってもらうのも悪くないかな?」
プリマの中でふやけた指を彼女の口に押し込んでやりながら、意地悪く声をかけてやる。もしも今の彼女に意識があったなら泣くだろうか、それとも喘ぎながらよがり狂うだろうか。
何なら試してみるのも面白いかもしれない。
未だコポコポと熱されているフラスコの中には、念のために作っておいた解除薬が完成している。
それを10倍に薄め、プリマの舌にスポイトで一滴だけ垂らしてやった。これなら身体の硬直は解除されないが、意識は戻るだろう。
ゆっくりと解除薬が舌に馴染むにつれ、小さな色っぽい吐息とともにプリマの目に光が戻りはじめた。
「んぁ…はぁっ…ぐりむ、様?」
ひくりと瞳を震わしたプリマが、緩慢な動きで俺に焦点を合わせる。未だにトロンとした表情は、まるで寝起きのようなあどけなさがある。
「気分はどう?」
ピチャピチャと音を立てて淫核を弾きながら声をかけると、すぐさま色っぽい吐息が返ってくる。
「ふっ、体が…動かっ、あっ!」
円を描くように指先で淫核を捏ねくり回すたびに、プリマは情けない声をあげてよがる。目覚めと同時に与えられた快感は、いとも簡単にプリマを堕としていくのだ。
指で捉えた淫核が、徐々に膨らみを増していくのが分かる。それに合わせるように、プリマの嬌声もどんどん艶を増していく。
身体が動かない事は分かっても、自分がとんでもない格好をしていることにも気付かないプリマは、ただただ訳の分からぬままに快感に溺れていった。
「あっあっ…やんっ!何?ひゃあ…あぁぁぁぁん!」
指を再び秘所に差し入れもう片手で淫核をつねりあげると、プリマは一段と甲高い嬌声を上げて果てた。
一度光が灯った瞳は、再び虚ろに曇り快感の涙を零す。開かれた口からはつぅっと唾液が流れ落ちた。
しかしそれでも身体を動かすことも崩れ落ちることも叶わず、プリマは再び物言わぬツリーへと戻った。彼女はただ、既に暗くなった室内を身体に纏った照明でチカチカと照らし続けることしか出来ないのだ。
快楽のせいか紅潮したプリマの身体を撫で回しながら、自然と俺の口元が笑みを作る。
遠くに聞こえる妖精達のクリスマスソングをBGMに、俺は再び可愛い人間ツリーを堪能するのだった。