09/11/10 05:48:31 kYKtqm5y
>>45
俺もチルノとか咲夜辺りで何か書こうと思っているところ。
もしくは悠久の車輪か。
東方は設定が複雑すぎて難しいとは思うけど
51:名無しさん@ピンキー
09/11/10 08:00:02 0R0/p3dw
>>49
GJ!
私子供だから何されたかわからない。教えて~。
52:名無しさん@ピンキー
09/11/10 11:53:15 M8RjYujI
是非チルノで諏訪子を…!
53:名無しさん@ピンキー
09/11/10 12:34:39 kBk+DaWK
>>48
GJ
首から下だけ固めるの良いね。
恥ずかしい体を見られちゃった感想を訊きたい。
54:人形遊びシール編12
09/11/11 00:02:57 M8RjYujI
「…あとで覚えていなさいよ」
尻の下で悔しそうな唸り声が聞こえた。
その言葉に答えるようにわざとドッカリと座り直してやれば、彼女のツインテールがピョコンと揺れた。そのくせ、俺の全体重を受けても彼女の華奢な身体はびくともしない。
シールの能力は精神だけではなく身体にも作用する。
『椅子』であるひかりにとって、標準体重の俺を支えるくらいどうということはないのだ。
現在、ひかりは四つん這いの姿勢をとっている。湯上がりなのにも関わらず制服姿なのは、着衣を乱すことにエロスを感じる俺の趣味だ。
下着を見せ付けるかのように尻をあげているひかりが、屈辱に顔を歪める。
「早くどきなさいよ!」
「無理だな」
俺の答えに、しかしひかりはそれ以上言い返すことはない。
俺が許可しない限り、彼女はシールの力によって身も心も俺の『椅子』としてあり続けなければならないのだ。
通常、椅子は持ち主に歯向かうわけがない。会話上は普段通りでいることを許可されているが、ひかりはあくまで俺の椅子なのである。
スカートを強めになぞり、ひかりの形のよい尻を楽しむ。割れ目を押し広げるたびに、ひかりは情けない声をあげた。
無駄な肉のない引き締まった尻の感触は、それはそれで触り心地がいい。
スカートをぺろりと捲ってやれば、無防備なショーツの全てが丸見えになる。
そろそろと指を秘所にずらして撫であげると、ひかりが小さく呻いた。
「もう…やだぁ…止めて」
先程の姉との痴態の名残だろう、切なそうな吐息が彼女の高ぶりを伝えていた。
もし身体が自由ならば、彼女は腰でも振ってねだるだろうか。徐々に固さを帯びはじめた秘芯に軽く触れるだけで、ひかりは苦しげに息をついた。いい感度だ。
55:人形遊びシール編13
09/11/11 00:07:31 VZkI3W+/
「ひかり、次は『ベンチ』」
彼女からひょいと尻を退かして、俺はひかりに言い放つ。一瞬キョトンとした表情で俺を見上げた彼女だが、次の瞬間にはくたりと俯せのまま床に転がり、気をつけの姿勢をとった。
まるで一枚の板のように、彼女の身体はそのままピンと硬直したのだ。
「よいしょ、と」
その姿勢のまま動かない彼女を、ころりと仰向けに裏返してやる。まるでまな板の上の魚のように、ひかりは俺のなすがままだ。
キョトンとした表情はすでに抜け落ち、ひかりは意思を感じさせない瞳をぼんやりと宙にさ迷わせていた。
少しだけ開かれた唇から漏れる呼吸だけが、彼女が人形ではないことを示しているようだ。
スカートの中に手を這わせて再び秘芯を刺激してみるが、今のひかりは何ひとつ反応しない。
「綾子さん、安藤先生」
隅に控えていた二人に声をかければ、今までマネキンとなって動きを止めていた綾子さんと紗耶香が俺の傍へとやって来た。
もはや俺とシールは同化しつつあるのだろうか。簡単なことならば、わざわざ書き込まなくてもシールの能力は発揮される。
現在の彼女達は例えるならばマリオネットだ。俺の言葉が糸となり、彼女達を思うがままに動かすことが出来る。虚ろな表情をしている彼女たちには、当然ながら意思はない。
「今から二人は『台座』だよ」
そう言ってやると、二人は直ぐに立て膝をついて向かい合った。綾子さんの手を何かを支えるかのような形に調節し、俺はピンと硬直しているひかりを抱え上げる。
綾子さんには頭を、紗耶香には足を持たせるようにしてひかりを寝かせると、そこには立派なベンチが出来上がった。
試しにひかりの腹に腰掛けてみるが、頭と足を支えられただけにも関わらず彼女はびくともしない。
支えている二人も、一切身じろぎせずにただただ『台座』としての役目を果たしていた。
無表情かつ無意識のまま、彼女達は人間だった自分を忘れてベンチになりきっている。胸を触ろうが唇を奪おうが、その表情はなにひとつ変わらない。
美女三人からなる人間椅子の出来に、俺は大いに満足した。どんなに威勢がよくても、このシールの前では無力なのだ。
虚ろな表情のひかりを撫でてやるうちに、俺はちょっとした遊びを思い付いた。
56:人形遊びシール編14
09/11/11 00:08:18 VZkI3W+/
「ひかり、起きていいよ」
瞬きさえせずに天井を見つめていたひかりだが、俺の声で目に意思が灯った。
「ん…今度は…なに?」
状況を把握できずにぼんやりとしているひかりを尻目に、俺は彼女のブレザーをはだき、ブラウスのボタンに手をかける。
「いやぁ!何してるのよ!」
「椅子のカバーを外しているだけだ」
「…カバー?」
「そう。お前は椅子でこれはカバーだろ?」
悪びれもなく答えた俺は、一気に第三ボタンまで弾きブラジャーに包まれた彼女の胸をあらわにする。
「いやぁ!」
涙を流してひかりは抵抗しようとするが、残念ながら椅子は自ら動くことはない。綾子さんと紗耶香に支えられ、ひかりはただ板のように固まっていることしか出来ないのだ。
「何がいやなんだよ」
ブラジャーの上からやわやわと胸を揉み上げ、俺は意地悪く聞いてやる。柔らかい膨らみが、手の中で面白いくらいに形を変えて心地よい。
「だってぇ…うぅ、やだぁ…」
「ひかり、お前は椅子だろ」
「そう…だけど…」
「椅子に羞恥心なんてある訳無いだろ」
その言葉に、ひかりの泣き顔が少しずつ和らいでいった。
彼女の意識なんて、シールの力を使えば一瞬で書き換えることが出来る。しかし、こうやって少しずつ彼女を書き換えるのも楽しいものだ。
「私…椅子で…恥ずかしくない…?そうね、椅子は…恥ずかしいことなんて…」
「椅子になりきれないお前は椅子失格か?」
「…っ!違うもん!恥ずかしいわけないでしょ!」
もはや完全に普段の勝ち気さを取り戻した彼女が、勢いよく言い放った。
「私は、れっきとした椅子よ」
自らの言葉に何ひとつ疑いを持たず、ひかりはそう断言した。先程まで嫌がっていた彼女がまるで嘘のように、その表情は晴れ晴れとしていた。
「そうか。ならせいぜい椅子らしくするんだな」
俺の言葉に、ひかりは再び目から光りを消す。今度は自分の意思で、ひかりは椅子になるべく自らの意識を閉ざしたのだ。
再びただの椅子と化したひかりは、もはや俺の愛撫にもなにひとつ文句を言わないただの人形だ。
そんな彼女を眺めながら、俺は自分にサディストの気があっただろうかと苦笑してしまう。
なんにせよ、このシールがある限り俺の生活は退屈しそうにない。可愛い家具に囲まれ、俺はこれからも様々な快楽を見出だすだろう。
これから続く楽しみに心を躍らせ、俺は『椅子』の『カバー』を勢いよく剥ぎ取ったのだった。
人形遊びシール編(完結)
57:人形遊び作者
09/11/11 00:12:57 VZkI3W+/
以上でシール編完結です。
感想及びGJ本当にありがとうございました。硬直後の女の子を道具にしちゃうの大好きです!
>>49
動けない子を洗うのって本当にエロいと思います!
GJです。
58:名無しさん@ピンキー
09/11/11 07:13:38 1M02RUwl
>>56
GJ
文句言う事しか出来ない女の子最高。
59:名無しさん@ピンキー
09/11/11 16:26:05 KYzzy0r5
>>57
心から激しくGJ!!!人形遊びの人大好きだ!!!
ことごとくツボを突いてくれて本当に嬉しい!あなたのエロっぷりに感服したよ。
シール編すげー楽しませてもらった。 次回作も激しく期待してます!!
60:名無しさん@ピンキー
09/11/12 01:04:17 xBJBnsJU
>>57
いい仕事見せてもらいました
GJ
61:名無しさん@ピンキー
09/11/12 07:01:07 ToqZxxtz
このスレの話の挿絵が見たいねぇ……。
62:美術室にて1
09/11/12 19:50:10 I3bm4Q3P
「ねぇ新堂。割のいいバイトがあるんだけど、やってみない?」
そう言ってクラスメートの山田が話を振ってきたのは昼休みのことだった。
私と山田は特に親しい訳ではないけれど、隣の席同士ということもあり他の男子よりは会話をする機会が多いのだ。
そういえば昨日、財布の残高がピンチだと愚痴った気がする。
「やるやる!で、どんなバイト?」
願ってもない思わず身を乗り出し、私はうきうきと尋ねた。この話を受ければ親に頭を下げて前借りをする必要もないのだ、断る訳がない。
「俺の作品のモデル。課題の提出が近いんだ」
少し照れたように山田は微笑んだ。そういえば山田は美術部所属だったか。
じっとしているのは退屈しそうだが、座っているだけでお金がもらえるのなら確かに割のいいバイトだ。
結局二つ返事で返事をした私は、山田と共に放課後の美術室に向かったのだった。
「そう、膝に手を置いて。表情は楽にしていいからね」
木の椅子の固い感触が、何だか気を引き締めてくれるような気がする。
着席した私のポーズをテキパキと指示し、山田は真面目な顔をしてキャンバスに向き合った。
絵の具や粘土の匂いが溢れる部室は、不思議と居心地がいい。思わず居眠りしてしまいそうな心地よさの中、私は一心不乱に筆を動かす山田を見つめていた。
普段のどこか緩い雰囲気は一切なく、彼は真剣な面持ちでキャンバスにスケッチしてる。
上手く描けてたら写メらせてもらおう、などとぼんやり考えながら私は山田の動きを眺め続けていた。
そんな私が違和感に気付いたのは、時計でも見ようと思った時だった。
視線を落として腕時計を見ようとしたが、何故か目が山田から離れないのだ。集中しすぎて目が疲れたのだろうか。
慌てて瞬きをしようとしたが、おかしなことに瞼までもがピクリとも動かない。違和感は他にもあった。
今更ながら、私は全身がまるで金縛りにあったかのように動かないことに気付いたのだ。
どんなに力を込めても、指先ひとつ動かすことも出来ない。慌てて山田に異変を伝えようとするが、声をだそうとしても一向に身体はその役目を果たさなかった。
むしろ今の私は、呼吸さえしていなかった。そのくせ苦しさは一切感じない。
そういえば、瞬き出来ずに開いたままの目も、乾きを感じることはなかった。
果たしてこれはどういうことなのだろう。
「あ、もう固まった?」
パニックになりつつあった私を現実に引き戻したのは、やけに楽しそうな山田の声だった。
筆を置いてニコニコしながら近づいてくる山田に、私は必死に目でこの非常事態を訴える。この状況を何とか出来るのは、山田しかいないのだ。
先生でも救急車でもなんでもいいから早く助けを呼んでほしい。
「身体、動かないでしょ」
私の頬をサワサワと撫でながら、山田が問い掛けてくる。
私の窮地だというのにこの笑顔。どうにも様子がおかしい。
「ごめんね、それ俺の仕業。悪いけど一週間だけ新堂のこと借りるわ」
あまりに簡単に山田は理不尽な宣告をした。上手く回らない頭でも、自分が山田にはめられたということは理解できた。
でも、借りるって一体…
63:美術室にて2
09/11/12 19:51:07 I3bm4Q3P
「お、黒レース」
楽しそうな声とともに、下半身をスウッと冷たい空気が撫でていった。
固定された視界の隅で、山田が私のスカートをまくりあげているのが見える。
カアッと顔が熱くなるような羞恥心。
怒りと恥ずかしさで気が狂いそうになるが、動かない表情はきっと今もぼんやりとした表情のままだろう。
さらに恐怖感が襲ったのは、山田が楽し気に私のブラウスのボタンを弾きはじめたからだ。
ヒヤっとした空気に驚く間もなく、すぐさま下着越しに胸を包み込まれる。
ひそかに自慢だった胸を、山田はまるで品定めするかのように揉みだす。
もちろん快感なんかあるわけがない。ただただ嫌悪感が私を支配するばかりだ。
彼の手を楽しませているであろう自身の弾力がこの時ばかりは憎らしいくらいだ。
しばらく胸を弄っていた山田の手が、遂にブラのフロントホックへと伸ばされた。
あ、と思う隙さえなかった。
プチン、と軽い音と共に私の胸が外気に曝される。
窮屈な下着から解放された胸が、ふるんと勢いよく揺れるのが分かった。
「へぇ、意外にでかいね」
無遠慮な感想とともに、その手は私の胸を揉みはじめる。指で執拗に先端を転がし、全体を揉み込み揺さぶる。
敏感な先端をしつこくねぶられるうちに、嫌悪感や違和感以外の感情が私を満たすのを感じた。
摘まれるたびにキュンと下半身が疼く。
まさか私は…
「…感じてる?立ってるよ」
ピンと弾かれた胸の先端は、確かにねだるように立ち上がっていた。
身動きどころか呼吸さえ出来ないのに、何故かそこは私の快感を如実に告げていたのだ。
それだけではない。
「早いね、こっちももう濡れてるんじゃない?」
急に下半身を這う指に、まるで電撃が走ったかのような快感を感じる。
直接触れられた快感に、先程以上に溢れた液が下着を濡らしていくのが分かった。
どうして私がこんな目に逢うというのだろう。泣きたい気分だったが、涙は流れない。
それなのに下半身はしっかりと濡れているのが余計惨めだ。
事が済んだら絶対にただでは置かない。百叩きの末に警察に突き出してもまだ足りないくらいだ。
64:美術室にて3
09/11/12 19:54:26 I3bm4Q3P
「ごめん、虐めすぎたね。でも、怖いのも恥ずかしいのも直ぐにどうでもよくなると思うよ」
そんな私の荒ぶる心情を理解したのだろうか、山田が優しく微笑みかける。
誰のせいよ、と心の中で激しく毒づく私を尻目に山田は絵筆を取った。
「大丈夫。気持ちいのは嫌いじゃないでしょ?」
そう言って山田は、私の下着の上から絵筆の柄を押し付けてきた。
ぐりぐりと痛くない程度の絶妙な加減は、私の理性を徐々に崩壊させていく。
むず痒いような刺激は、あっという間に快感を伴って私を苛んだ。声が出ていたら、きっとあられもない声を上げていただろう。
クチュクチュと恥ずかしい音が私から響いているのが聞こえる。いつの間にかショーツまで奪われ、私の秘所内は絵筆によって乱されていった。
立ち上がった恥ずかしい芽が捏ねくり回されるたびに、私の頭は白くショートする。
柔らかい筆先が芽を撫であげ、私はなすすべもなく高みへと昇っていくのが分かった。
「顔、動かしていいよ」
何やら声が聞こえるが、もはや意味など分からない。
快感のせいだろうか。へにゃ、と顔がだらし無く歪むのが分かる。
開かれた口に荒々しく押し込まれた舌に夢中でしゃぶりつき、秘所の中で踊る絵筆に快楽の涙が流れる。
ひくひくと疼く下半身は、少しでも快感を逃すまいと敏感になっていた。
ようやく山田が私から離れた頃には、既に私は何ひとつ身につけていなかった。
きっと今の私は、唾液と涙と愛液に塗れて情けない姿を晒しているのだろう。
「そろそろ仕上げだね」
パレットを満たす液体を絵筆に絡ませながら、山田は呟く。
仕上げってなんのことだろう。未だに続く快感の余韻に身体を疼かせ、私はぼんやりと回らない頭で考える。
突如、ひたりと秘所に何かを塗られるのを感じた。未だ膨らんでいる芽を執拗になぶりつつ、トロリとした粘性のある液体が秘所全体に塗り伸ばされていく。
それが何かなど知る必要もなかった。爆発的な快感が私を襲い、再び頭の中を掻き乱されたからだ。
丹念に身体を這う絵筆が別な場所に移っても、秘所の快感は変わらないまま私を苛む。
太もも、お腹、胸と、新たな快感が生まれ、体中をめちゃくちゃに駆け巡っていった。
「どこか塗り残しは?」
どれだけ時間が経っただろうか。
もう声も出していいよ、と山田は私の唇をついたのが朧げながらに分かった。
「ふあぁぁぁ…きもひぃの…やま…だぁ…」
大きな快楽の波が徐々に迫るのを感じる。自由になった発声器官は、もはや快楽を告げることしか出来ない。
「…この様子なら大丈夫みたいだね」
にこやかに山田が私の身体を愛撫している。動かない身体がもどかしかった。もっともっとめちゃくちゃに乱してとねだりたい。
「新堂に塗った薬はさ、絶頂と同時に人の身体を大理石に作り替えるんだ。一週間で元に戻るけど…副作用で石の間はその時の快感がずっと続いちゃうんだけどね」
山田が何かを言っている。よく分かんない。そんなの良いから早く私を絶頂に導いてほしい。
「早く…もっと筆で触ってぇ…」
私の懇願に苦笑した山田が、投げやりに私の乳首を弾いた。
「…あ!んああああああああああ!!」
最早、絶頂のスイッチは何でもよかったのだろうか。信じられないくらいの快感。
もう意味なんて分からない。ただ、大きな快楽の波が私の頭を真っ白に染め上げていくことだけが分かった。
同時に、身体を違和感が包む。少しずつ、視界の隅に映る私の身体が白く染まっていくのだ。
しかしそんなことも、もうどうだっていい気がする。
ピシピシと身体から響く音が、私の聴覚や視覚を徐々に閉ざしていった。ようやく動かすことを許された顔も固まり、開け放した口からぷつりと嬌声が途切れても、高ぶりの波は引くことはなかった。
いつまでもいつまでも、押し上げられた快感は途切れることなく私を弄ぶ。
「うわ…こういういやらしい像、先生受け取ってくれるかな…」
快楽で意識が途切れる間際、そんな楽しげな山田の声が聞こえた気がした。
65:あとがき
09/11/12 20:01:44 I3bm4Q3P
連続ですみません。
規制にカッとなったので、おにゃのこを大理石像にしてみました。
前回の人形遊びへの感想も本当にありがとうございました。この作品をもって、自分はまたエロパロ板の流浪の民に戻ります。
短い間でしたが、乱文にお付き合い頂きありがとうございました。
このスレが益々たくさんの人に愛されますように!
66:名無しさん@ピンキー
09/11/13 07:48:18 OW1fR9DT
>>63
GJ
犯られる女の子側の視点いいね。
自分じゃ動けないのに、反応はしっかりしちゃうのもいい。
67:名無しさん@ピンキー
09/11/13 07:59:42 kn2d6OtU
>>65
ぬお! お疲れ様です。
貴方の作品は鬼畜で楽しみかったですよ。
最近カチコチの人見ないなあ…。
68:名無しさん@ピンキー
09/11/13 10:37:00 Hv7Tze+K
>>65
心からお疲れ様です。いつもいつも楽しませてもらってました。
人形遊びの人の発想や文章が大好きでしたよー。行かないで欲しいです…
我が儘で申し訳ないですが、せめてブログかなにかでも貴方の文章に触れたいです。
>>67
9日の投下はカチコチの人じゃないかな?
違っていたらごめんなさい。
69:名無しさん@ピンキー
09/11/14 19:01:17 8zptt3qP
>>68
何か忘れてると思ったんだ、タイトルを忘れていたんだ!!
というわけで、9日のSSは私の作品です。
最近ネタが思いついたら時間が無くて時間がある時にネタが思いつかないという謎現象にあって困る><
>>65
お疲れ様。 また気が向いたら投稿してくださると嬉しいです。
70:名無しさん@ピンキー
09/11/15 05:03:33 2pRFPyPf
ここ、流石の流石にネクロフィリアは無しよね?
「アンデッドとして復活する為に必要な行為なの」というのも。
71:名無しさん@ピンキー
09/11/15 07:31:17 It8nmLg7
屍姦スレがあるのでそちらでどうでしょう?
72:名無しさん@ピンキー
09/11/15 10:46:07 hq9PFCu+
「動けない」じゃなくて、「動かない」になっちゃうからな。
73:名無しさん@ピンキー
09/11/15 16:57:19 9ncRVxXy
うむ、流石にそうかー……。すまんね。
また何かネタ思いついたら書くぜー。
74:名無しさん@ピンキー
09/11/16 06:29:39 ZGfGqiIO
例えば バレーボールのブロックや縄跳びとかで空中にいる少女を固めたとするじゃない。
その場合、固まった少女はそのポーズのままコテンと転がるか、
それとも空中に固定されるか、皆はどっちがいい?
75:名無しさん@ピンキー
09/11/16 16:27:30 nIrg8h2R
>>74
固定しない方が、色々楽しめそうな気がする。
76:名無しさん@ピンキー
09/11/17 05:30:13 QIORUI9P
飛んでいるポーズのまま地面に落下するのも、固まっている感があって好きだが、
しかし空中で固まっているのもエッチがしやすいし、非日常感があっていい感じ。
つまりだ、どちらかなんて選べないっ!
77:名無しさん@ピンキー
09/11/17 06:20:10 3xMA+6j/
空中で固まってるけど、触って姿勢変えたりはできる。
78:名無しさん@ピンキー
09/11/18 05:17:54 6iAc5g3C
そろそろクリスマスの時期か……。
サンタのネタってのは罰あたりすぎるかな?
あのもこもこの重装甲の女の子の時間を止めてくらいのネタにするか。
79:名無しさん@ピンキー
09/11/18 13:33:13 ZRMOIikh
何故、サンタさんが一晩でプレゼントを配れるのか?それは、時間を止めているからだ。
何故、サンタさんは良い子にしかプレゼントを配らないのか?それは、そういう女の子が好みだからだ。男はついでだ。
サンタさんが、時間を止められた女の子達を犯す話とかどうだろう。
80:名無しさん@ピンキー
09/11/19 07:21:55 +S/w9AWT
>>79
新人少女サンタが我慢できなくて…ですね?わかります><
でも眠っているのに時間を止めるってコンボは良いかもしれない。
81:名無しさん@ピンキー
09/11/19 09:42:18 WEk2PBRF
もう百合はお腹いっぱいすぎな感じもするけどな。
同性が同性を、というのもありだとは思うけど、少女が少女をというのがいまいち良さが解らない。
どこまでが少女なのかっていうのもあるけど、ここでいう少女っていうと大抵は小学生が殆どで、
小学生が小学生に悪戯っていうのは興奮っていうより微笑ましい感じがするんだよな。
それと悪戯する側も大抵、綺麗だとか可愛いだとかで萎えるというか感情移入が出来ない。
個人的には容姿にコンプレックスを持っているくらいの男が綺麗な女に悪戯をするからこそ
作品に入りやすく共感も出来ると思うんだが、皆はどんな物なんだろう?
そもそも百合好きな人は共感なんて最初から求めてはいないのかな
82:名無しさん@ピンキー
09/11/19 21:32:59 +S/w9AWT
しかしそんな>>81の言葉もむなしく、私は今日も百合レズ物を書いているのだった。
いや なんかね、
少女が固まれば何でもいいけど、自分で書く文には「汚い物を入れたくない」というかなんというか……。
まぁ、我儘で文章書いてすまない。
明日の朝辺りに百合物投稿します。4~5レスくらい。
83:名無しさん@ピンキー
09/11/19 21:44:25 VmixnZaV
>>81
料理の好みなんかと同じじゃない?
自分は何というか、消去法的に百合好みなんだ。
AVとかで男の人が出てくるのとか、女の人のわざとらしい喘ぎとか苦手なもので。
>興奮っていうより微笑ましい感じがするんだよな。
っていう分析はとても的を得てる気がする。そういうのがいい人もいるんじゃないかな。
84:名無しさん@ピンキー
09/11/20 00:10:28 rzvAlrE/
ひとの好みはそれぞれだけど、確かに百合は好みが激しく分かれるよね。
自分だけの認識だったら申し訳ないけど、エロパロ板の男女比からしても需要が多いのはノーマルだと思うし。
百合板、百合スレ、幼女スレ色々あるのだから あえてここで投下し続ける意味はあるのだろうかとは思う。新たに百合板にシチュスレ立てるとかね。
同じ百合好きとしては、住み分けも大事だとは思うよ。ヘテロ趣味の人の話題をいちいち百合に持って行くのも申し訳ないし。
85:カチコチドS
09/11/20 05:44:12 9tUWMI3J
先日、私のクラスに、転入生が来た。
閑静な住宅街の片隅にある、生徒数だけが自慢という普通の小学校に、お嬢様が転入してきた。
転入生の名前は「ありす」という、 名字は…正直まだ覚えていない。
非常に珍しくて覚えにくいし、彼女が来てからまだ3日しか経っていないので、仕方がない事だと思いたい。
だが、彼女が来てから3日で、私のクラスはすっかり変わってしまった。
ありすは、見た目は可愛い女子小学生。
だが中身は酷く「人生に疲れた」人間を見るのがとても大好きである。
更に、他人の人生を滅茶苦茶にする事が趣味と言っている。
真偽はともかくその事を言う時点で色々と駄目な気がする。
彼女に仕返しをしようと企む者もいるが、ありすは小学生とは思えない程冷静かつ無表情。
更に大人顔負けの知識や知能を持っている上財力もあるので、仕返しをするとかえってひどい事になる場合が多い。
子供っぽい部分は、小学5年生にしては少し小さな体くらいしかないという…そんなお嬢様だ。
そんなお嬢様だからこそ、私のクラスメイトは皆彼女を怖がってしまい、事実上支配下に入ってしまっている。
容姿が美少女な分、尚更性質が悪い。
……話が長くなってしまったが、要するに彼女はドSなのだ。
大人を陥れ、同世代の子供達を配下とする事を至高の喜びとする、10歳の「女王様」。
この小学校で彼女に逆らえる人間がいなくなるのは、すぐの事だろうと、私は思っていた。
しかし、いくら大人を陥れる知識を持っていたとしても、それはあくまで「常識」の範囲内だ。
彼女は色んな事を知っているが、それでも、彼女が知らない事はいくらでもある。
この世界に存在するもの全ては解明されていないし、解明されている部分も、10年の人生では得られる事の出来ない膨大な量だろう。
彼女が来てから3日目の昼休み、着替え中の私のクラスを襲った「それ」もまた、そういったものの一つだった。。
最近の私は少し調子が悪かった。
「あの日」だからだ。
学校を休むほどではないが、体育をするには辛い。
だから私は、更衣室でクラスメイトが着替えをしている間、気持ち悪さと戦いながら一人で更衣室前に立っている。
別に中でクラスメイトと話すという選択も無いわけではないが、今の状態では相手の話を聞く気分になれない。
(けど… 気分が悪いと言われてありすに苛められるのも悪くは無いかな?)
等と、「普段」なら考えたかもしれないが、しかしあの日のせいで、そこまで頭は回らない。
……私はありすと違い、ドMである。
別に家庭に問題があるわけではないが、幼い頃に巻き込まれた交通事故のせいで、痛みを快楽と感じる体になってしまったらしい。
今では体の傷も治って、この通りすくすくと(いや胸はまだ全然ないけど)育っているのだが…精神の方は健全とはいえないらしい。
(私…あの綺麗な美少女さんの犬にならなってもいいかな……、首輪と手錠をつけられて、乱暴な散歩をされて……。)
そんな妄想を遮ったのは、光だった。
色は多分白だろう。 目の前が真っ白になったからそう思う。
私は目を、手でガードする暇も無かった。
「っ!?」
声を出そうとしたが、声は出ない。 喉に何かが詰まったかのように、口から何も出せなくなった。
次に異変を感じたのが、手だ。
目の前は眩しいのに、手は動かす事が出来ない。 このままでは目が潰れてしまいそうだ。
「目が! 目がぁぁぁぁ!!!」とか、どっかの映画の悪役のような事を言いたそうになるが……それも出来ない。
後ろで組まれたまま、私の手は凍ってしまったかのように動かない。
自分の体が自分の体で無くなっていく。
石になっているかのように、固まっていく。
足を動かそうとしても、目線を変えようとしても、鼻や口から息をしようとしても、私の体は動かない。
(…む、なんでだろ……。)
我を失いそうになりながらも… 私は冷静に事を運ぼうとした。
冷静に事を運べばなんでもなると、母親と姉に教わったからだ。
だが、いくら私の頭が冷静でも、体は動く気配を見せない。
86:カチコチドS
09/11/20 05:44:51 9tUWMI3J
光が収まる頃には、私はカチンコチンに硬直をしていた。
意識はある、目は潰れておらず、廊下の窓の汚れまでくっきりと見た事が出来た。
……更衣室から声が聞こえてこない為耳は潰れたかと思ったが、風の音が聞こえたので杞憂だった。
考えを巡らせてみる。 …… ありすちゃんのパンツは何色か。 黒が良いなぁ……。
しかし体だけはどうやっても動かす事が出来ない。
石像になった気分だ…と言いたいが、石像はあの日の辛さを感じる事は無いだろう。 なので私は石像になったわけではないらしい。
しかしあの日の痛さというか気持ち悪さはしっかりと残っている。ついでに体中の感覚もある。
(麻痺…とかじゃないみたいだけど……。)
麻痺とかなら少しくらい体を動かす事が出来るか、動かそうとすると激しい痛みを伴うとかだろう… ってなった事ないから想像するしかないのだが。
とか考えている私はふと、異常な感触を感知した。
私の下に何者かが入り込む。
……あの、尿が出る穴に…… ベタベタした何かが入り込んだのだ。
(っ! …あぅ!!)
声を出したつもりだが、口は動かない。唾すらも出ない。
しかし、私の下の口はぱかっと開き、「何か」をぶち込まれている。
これは……舌だろうか? 私の舌と同じサイズだ。
「あ……ん……ぁぅ……。」
そして私のスカートの中から、女の子の声が聞こえる。
声が女性で良かったと思った。
そんな事を思っている暇は無い。
女の子だからか、その舌は私の敏感な所をすぐ見つけ出し、そこを突く。
柔らかい舌が針のようだ。
針が気持ちのいいところを突くたびに私は跳ね上がり、声を出しそうになるが、しかし硬直している為、声も出ないし跳ね上がらない。
今どんな格好になっているのか、そして私を舐めている女の子はどんな子なのか。
多分、あそこは丸見えだろう。 そう考えると体が熱くなる。
私は今、見知らぬ女の子に時間を止められて、苛められているのだ。
それも性的な悪戯だ。 ……この後の私はどうなるのか?
全裸にひん剥かれて体中をなめられ、穴という穴を責められ、ぼろぼろになるまで犯されるのだろうか?
それともコーティングされ内臓を抜かれ、剥製にされて、死んでもセックスさせられるのだろうか。
死にたくはないが、死ぬ時は気持ちいい物でありたい。
思考は、ときたま与えられる激しい快楽によって吹き飛ぶ。
(ひゅあ! …ん!!くぅ!!)
歯を食いしばって我慢したいのに。
エッチな声を上げてしまいたいのに、体が動かない。
私はダッチワイフだ。 私は固められて、誰かに犯されているのだ。
本当に変態な女の子だ。 そしてそこまで考えた後、私はまた快楽に包まれる。 クリちゃんを突く速度が速くなっている。
そして私は……初めて他人の手で、絶頂を迎えた。
頭がすっきりとし、全身が一瞬硬直し…って、既に硬直しているんだった。
とにかく全身が気持ちよくなって……、だらんと倒れようとする。
相変わらず体は固まっているらしく、「休め」のポーズで更衣室の前に立っているだけだったが。
「さて、ウォーミングアップ終了!お姉さんの魔力も高まって来たわよ!」
魔力? 私の疑問は口から出なかったが、しかしすぐに解決した。
私の目の前に現れた女の子(ありすちゃんと同じくらいの美少女だ。)は私に笑顔を見せた後、両腕から光を発射する。
今まで固定されていた視線が、下の方に移動する。
ここから先は硬直を解いて本番か? と思った私だが、その期待は次の言葉で打ち砕かれた。
「さぁて!!着替え中の女子小学生さんを頂きますか!」
87:カチコチドS
09/11/20 05:45:36 9tUWMI3J
……私は眼鏡をかけて地味なイメージがあるものの、クラスメイトからは「そこそこ可愛い」と言われるくらいの容姿は持っている。
しかし着替えをしていないだけで前菜扱いは少し悲しい。
そんな粗末な扱いをされるのもまた快楽ではあるが。
さて、そんな私だが、正直に言うと、動く事が出来るようになった。
相変わらず生理の気持ち悪さと、あの女の子に舐められた感触は残っているが、他の感覚は何故か消え去っている。
硬直の後遺症か? そう思いながら、私は先程下に落ちた視線を戻そうとする。
戻らない。 腰はまだ固まっているのか? …いや違う、 この高さで既に私は立っている状態だ。
身長が縮まってしまったのか? 私は体を動かしてみて、どうやら小さくなっているようだと分かった。
……そして体は動くのだが、微妙に動きが良い部分と悪い部分がある気がする。 肘が後ろに回ったりするが、足の指は動かないとか。
自分の体が球体間接の人形になっている事に気付くのはこれからずっと先の事だが、私は自分が小さくなったと確信する。
自分の無事が確認出来たら…次はクラスメイトの無事の確認だ。
ありすは恐怖によって他の女子達を支配している状態だが、実を言うとそんなに不自由ではない。
彼女を直接罵倒したりは流石に出来ないが、彼女の前でぺちゃくちゃとお喋りするくらいなら許される。というか私がした。
そんな私を見て、「度胸あるね!」と言った後、女子小学生独特のうるささが戻ってきたのが、昨日の事だ。
(もっとも私が彼女の前でそんな事をしたのは、彼女に目を付けられ苛められると思ったからであり、ぶっちゃけると目論見は大外れなのだが。)
ありすは無表情だが無口ではなく、非常に問題のある発言を繰り返しはするが無愛想でもないらしく、クラスの女子達と会話もこなしている。
最も話しかけられた女子達の態度はかしこまっているが。
だから更衣室は、あの女の子が光を発射するまで、ワイワイガヤガヤ賑わっていた。
実際に更衣室の前で壁にもたれかかっている私にも質問を浴びせてくる子がいたのだ。 私は考え事に夢中で生返事だったが。
だが、光の後の更衣室は、前述の通り静かだった。
人の声も、布の擦れる音も聞こえない。文字通り静寂だけが支配する場所。
恐らく中では着替え中の女子小学生が、下着や乳首を惜しげもなく晒しながら、私のようにカチンコチンに固まっていた所だろう。
それも、少し前の話だ。
女の子が更衣室の中に入る。
液体が交わり、布が破られ、少女の荒い息と色っぽい声が、部屋の中で響き渡る。
何が起こっているかは想像がつく。 あの女の子は、硬直した少女達を舐めている。犯しているのだ。
彼女の舌は、まだ10歳かそこらの少女達の発展途上の体を容赦なく襲うだろう。いや、舌だけではないかもしれない。
普段、少女は自分の裸体を他人に見せるものではない。
更衣室や銭湯等ではやむを得ないが、それでも頻繁に乳首や下着姿を他人には見せないだろう。同性に関してもだ。
だが、体が固められてしまっては、自分の意志ではどうにもならない。
服をひん剥かれ、他人には絶対に見せない性器や、自分が見た事も無いその中身まで、女子小学生達は覗かれてしまう。
穴という穴に異物を突っ込まれ、ひっかきまわされるだろう。
事実、思っていた通りの景色が、更衣室の中に広がっている。
硬直してしまっては衣類は意味がない。何故なら、すぐに脱がされてしまうからだ。
小さくなった私は出来る限り音を立てないようにして、見晴らしの良い場所に移動を開始する。
…が、私は猫でもニンジャでもない。 変な液体を踏んだり、笑顔のまま地面に倒れている少女を見て「ひゃ!」と言う声を上げてしまったり、
(普通人間が目を開けて倒れていたら驚くだろう。美少女の笑顔なのが逆に不気味だ。)
移動だけで四苦八苦だ。
が、どうやら女の子はセックスに夢中で、私の事には気付かなかったらしい。
気付いていて放置したのかもしれないが、少なくとも私は無事に、更衣室の中を存分に見る事が出来るポジションにつく事が出来た。
……丁度真ん中にある、私のロッカーの中という、絶好のポジションに。
88:カチコチドS
09/11/20 05:46:06 9tUWMI3J
更衣室の床には、全裸のまま硬直した少女達が、倒れている。
彼女達は何かを下ろしていたり、何かを持ち上げていたりしているポーズのまま固まっているが、彼女達が持っていたであろう衣類は、既にない。
それどころか、彼女達にはリボンと靴下以外のいかなる衣類も身につけていなかった。
そして、性器からは、何やら怪しい液体が垂れ流れている。お尻から出している子もいる。
とはいえ、相手は女の子だから、妊娠するような液体ではないだろうと思う。思いたい。
もうひとつ、性器からは、生々しい赤の液体が流れている。
硬直していても処女膜は柔らかかったのだろう。 …見た限り、私のクラスから処女は殆どいなくなったらしい。
残った処女は私と……ありすのみ。
ありすはスカートを下ろしていた。
スカートを下ろすために上半身を倒して、お尻を突き出したポーズで、何かに気付いたのかきょとんとした表情のまま、固まっている。
目の前に、自分を動けなくした張本人である女の子がいるのに、ありすは動こうともしない。
瞬き一つしない女子小学生に、女の子が襲いかかる。
まず、下ろしかけのスカートが乱暴に引き裂かれた。 パンツが丸見えになる。 お嬢様なのに普通の白ブリーフだ。
次にそのブリーフは丁寧に脱がされ…臭いを嗅がれる。 どんな臭いなのだろうか気になったが、嗅ごうとは思わなかった。
一瞬にして性器が丸出しになるありす。
綺麗な性器だ。 恐らく彼女は知識はあれど、自分のあそこを自慰した事は無いのだろう。
そんな聖域に遠慮なく女の子は踏み込む。 綺麗な性器は指を突っ込まれ、中を弄られる。
ありすは動かない。 意識はあるだろうか?あるとしたらどう思っているだろうか?
くっちゃくちゃと言う音を立てて、指は性器の中で激しく動き回る。
どんな事をされてもありすは動かない。 彼女は女の子の、可愛いお人形さんだ。
ドSも動かなくなれば、ただの女子小学生…いや、「ダッチワイフ」だ。
指はすぐに性器から抜け出す。
次に入るのは舌だ。 ……この野郎、私の時は最初から舌だったのに。
その舌は遠慮しない。
固まったありすの小さな腰の中に入り込み……そして、更衣室がまた赤く染まる。
どれだけ長い舌なのかは良くわからないが……しかし、ありすの処女は、あの変態娘に奪われてしまったのだ。
「ふぱー! オイシカッタ! …やっぱり女子小学生は良いわ! 締りが凄く!」
血に塗れた女の子は、嬉しそうな顔で独り言を言う。
ありすは股から血を流しているというのに、きょとんとした表情のまま、まだ動かない。
恐らく女の子が術を解かない限り、何をされても動かないだろう。
しかし、彼女はそこで終わらない。 私のクラス全員を犯した後は、他のクラスに走っていくだろう。
この小学校から私以外の処女がいなくなるのは、それからすぐの事だった。
89:カチコチドS
09/11/20 05:46:46 9tUWMI3J
結論から言うと、この事件で不幸になった女子児童はいない。
何故なら彼女達は全員、意識が無かったからだ。 どうやら固まっても意識があったのは私だけらしい。
処女は奪われたものの、これから数十年はその事に気付かない。…気付かないでほしい。
ありすは、相変わらずドSだ。
今日も羽目をはずして、近所の43歳のおっさんを一人鬱状態にしてきたところらしい。
相変わらず無表情だが、発言は過激で饒舌だ。
しかし私は、固まった彼女が、変態に襲われる様を知っている。
物言わぬ人形となって性器を丸出しにされ、処女を破られた彼女の姿を。
いつか言ってやりたいが、私は当分、それをおかずにする事にした。
……そして私は、相変わらず「人形」をしている。
球体間接である人形の私は学校に通う事は出来ないが、両親にはとりあえず「私」だと認識してもらえた。
家族の間で「オレオレ詐欺対策」として秘密の言葉を交換していて良かった所だ。
人形の体は小さくて動きにくいが、そんな不自由な感じが、私には気持ちが良い。
(けど、あの女の子は一体何だったんだろう? そして、あの光はどうやったんだろうか?)
人を動けなくする光。
アレはひと時の幻だったのだろうか?しかし幻だったら、私はなんで人形になっているのだろうか?
色々と謎は尽きないが……、
(まぁいいか…… 生理も終わったし……。 今日は何も考えないでおこう)
私は脳内に、硬直したありすの姿を浮かべる。
スクール水着姿で動かなくなったありすを、私は襲う。
いつか、現実にそんな事が出来ればいいなぁ… そして、動き出したら、仕返しに滅茶苦茶苛められるといいなぁ……。
私はそんな事を思いながら、妄想の中のありすの中に、自分の指を入れるのだった……。
90:名無しさん@ピンキー
09/11/20 05:51:35 9tUWMI3J
以上です。
某うぃず○ずの作者さんの昔の作品を見ていたら、ドSな小学生を固めたくなりました。
ただそれだけです。
灯油が切れて凄く寒いです……。
百合シチュエーションについてですが……、正直な話、私はこれしか書けません。
ヘテロ(男女同士)を書けと言われても、自分で男のキモさに吐いてしまう始末ですから。
別に男にトラウマがあるわけじゃないのですが…なんというか、物語は綺麗に書きたいのです。
っと、エロSSばかり書いている私が言っても説得力に欠けますし、我儘な事ではありますが。
百合板に立てても人が来るかなぁと心配ではありますが、スレが荒れるようでしたらそのようにいたします。
それでは、カチコチの人でした。
91:名無しさん@ピンキー
09/11/20 06:52:04 I3B1kRKO
>>86
GJ
ありすの反応が読みたかった。
ドSが苛められるのいいよね。
92:名無しさん@ピンキー
09/11/20 20:13:58 WBUccZPl
文句言ってる人間がNGにすりゃいいだけ
別にカチコチの人が出ていく必要はないと思う
93:名無しさん@ピンキー
09/11/20 21:29:08 rzvAlrE/
文句言っている訳でもなければ追い出している訳でもないよ。
百合というジャンルから見ても投稿量から見ても、これ以上ここでやると互いに不満が出てくるのではないだろうかということ。現に、今までも何度も同じ議論がされてきたじゃないか。
住み分けは大事だよ、こういう趣向なら尚更だ。
94:名無しさん@ピンキー
09/11/21 07:59:23 c5eTFO/E
よーし、なら貴方が新しいSS書きになればいい!
ね?簡単でしょ?
95:名無しさん@ピンキー
09/11/21 08:24:21 8xVl65L5
何故そこでそうなる?話の次元が違うじゃないか。
意見を言っただけでじゃあお前が書けなんて乱暴すぎやしないか。
96:名無しさん@ピンキー
09/11/21 09:59:53 qOFqzwRD
確かにマンネリだけど硬直ネタではあるんだし、それで満たせてる需要もあるってことでは?
97:名無しさん@ピンキー
09/11/21 10:32:04 Ecf6BIxb
嫌な人はNGname欄に「カチコチ」入れてね!って作者の人も言ってたよね
これだけのことがなぜ出来ない
98:名無しさん@ピンキー
09/11/21 10:34:30 qOFqzwRD
>>95
他の投稿が増えれば目立たなくなるのではないかと。
99:名無しさん@ピンキー
09/11/21 16:19:44 iYz/pa4W
>>93
男男を書けばおk
100:名無しさん@ピンキー
09/11/21 16:20:57 0hwsH4nT
住みわける必要があるのは、「意識アリ」と「意識ナシ」の方だろ。
意識無しスレがあるのに、こっちに意識ナシSSを投下する人なんなの?
百合よりよっぽど大問題だろ。
101:名無しさん@ピンキー
09/11/21 19:30:17 8xVl65L5
ここは動けない硬直がメインのスレだから、意識の有無は別にどっちでもいいのでは?
>>1には「寝ている状況」も含まれているし。
無意識スレはあくまで眠っている、もしくは眠らされていることがメインでしょ。
こっちはまた別物だからなぁ。
102:名無しさん@ピンキー
09/11/22 04:47:28 CffsunGi
意見を言ったからって、じゃあお前が書けばって話しになるのは短絡的過ぎじゃね?
別に貶すような事を言っているわけでもなく意見を言ってるだけだしな。
それに作者をよいしょしないといけないって注意があるわけでもないし
意見くらいは言ってもいいだろうに。
ああでもない、こうでもない言い合ってスレが洗練されるならそれでいいと思うんだけどな。
無論、意見じゃなくて文句だけを言うのは論外だろうけどな。
103:名無しさん@ピンキー
09/11/22 07:47:34 mzrLnkfj
ぶっちゃけると。
意識があろうが無かろうが、百合だろうがヘテロだろうが
「女の子が何らかの理由で動けなくなって、そして悪戯」されれば萌える。
そして今までの作品全てにその大前提があるから問題は無いと思う。
抜ければ良いんだよ抜ければっ!
104:名無しさん@ピンキー
09/11/22 19:09:04 El8sDBeq
「不二家なんか潰れてしまえ!」
「激励の意味で言いました」
「百合は出て行け!」
「単なる意見です」
105:名無しさん@ピンキー
09/11/22 19:47:22 GUQBuU7I
>>104
全部のレスをもう一度よく考えながら読み直すことをお勧めする
106:名無しさん@ピンキー
09/11/22 21:02:41 vI8ciAL/
暗いと不平を言うよりも進んで明かりをつけましょう
107:名無しさん@ピンキー
09/11/23 07:12:57 BHl8CqMY
書け! とまでは言わないけど、
何か意見を言うのなら、自分の思うがままのシチュエーションで書いてほしいなぁ。
人形遊びの人が引退して、常連文章書きがカチコチの人しかいないから。
もっと宣伝するべきなのかな?
108:名無しさん@ピンキー
09/11/23 11:02:25 IrgkGVcb
これ以上はあれなんで
誘導
スレリンク(lesbian板)
109:名無しさん@ピンキー
09/11/24 06:54:46 qt3uxbEm
今月中にはなんか書く!
有言不実行になったら殴ってくれ!!
110:名無しさん@ピンキー
09/11/25 08:05:11 UW7bSPU6
巻き添え規制で書き込めない間に、前スレが十数KBも容量残して落ちるわ、妙なのが追い出し工作進めるわで本当にもう
111:名無しさん@ピンキー
09/11/25 08:15:16 xysv9EUq
せっかく落ち着いたんだ、頼むから蒸し返さないでくれ。
112:名無しさん@ピンキー
09/11/25 10:05:09 f5nKoDWv
そろそろ>>109を殴る頃か
113:名無しさん@ピンキー
09/11/25 12:30:11 yWp3X/HS
>>112
いあ、きっと>>109ちゃんがSSを書き込もうとしたら時を止められたんだよ…。
114:名無しさん@ピンキー
09/11/25 16:31:58 4Pn5yw1y
>>109が書くまで殴るのをやめない!
115:名無しさん@ピンキー
09/11/25 17:06:23 SOq4tpvr
12月1日までは待とうぜ。
加速すれば、周りは止まった様にゆっくりに。
116:名無しさん@ピンキー
09/11/25 22:55:04 9/JhRN5y
まさかもう殴られるとはw
今から投下しますよー!話の導入が長いですが、お付き合い頂けると幸いです。
117:おとぎの国のぐりむ
09/11/25 22:57:18 9/JhRN5y
底無し森、と呼ばれる森がある。
生い茂った木々は太陽の光を受け入れず、腐った木の根が崩れる足場の悪い獣道はどこまで続いているのか見当もつかない。
おまけに木々の枝を通る風が悲鳴のように響くものだから、誰も底なし森に近づこうとは思わない。
さらにこの森には、昔から恐ろしい魔女が住むという言い伝えがある。
曰く、隣国の王子を蛙に変えた。
曰く、美しい娘の生き血を浴びる。
曰く、人里を襲っては捕らえた幼子を食す。
噂の真偽は謎のままだが、確かにこれほど不気味な森ならば上記のような噂が立つのも仕方がないといえる。
そして、確かにこの森には本当に魔女が住んでいるのだ。
陰欝な森の奥にぽっかりと開けた場所に、その質素な家は建っていた。小さい割になかなかしっかりと造りこまれた、赤い屋根の家だ。
カラカラと風見鶏が回り庭にはカボチャ畑が広がっているそこは、まるで絵に描いたような魔女の家だった。
目の前に置かれたマグカップを弄りながら、俺は深く深くため息をついた。
家の中は物で溢れているが、整然としているためかやけに心地よい生活感を醸し出していた。
大きなテーブルに積み上げられた分厚い本、よく分からない薬の数々、広げられた羊皮紙には魔法陣まで描かれている。
「うー、ぐりむ様ぁ!聞いてます?」
不意に、鈴を転がしたような可愛らしい声がした。
そちらに顔を向けてやると、困ったような顔をした少女と目が合った。ふわりと流れるプラチナブロンドに深い緑色の目。
やや小柄だが、歳は俺と同じ高校生くらいだろうか。すっぽりと纏っている簡素なローブの黒色が、彼女の美しい肌を引き立てている。
長いまつげが印象的な美しいその少女が、繋ぐ言葉に困って視線をさ迷わせていた。
造り物みたいな見た目なのに、その仕草だけがやけに人間くさい。
「あ、ごめん。君は…」
「プリンチペッサです。ええと、さっきも言いましたが個人的にはプリマと呼んでくれた方が嬉しいです!」
会話の糸口が見つかったのが嬉しかったのだろうか、プリンチペッサことプリマが勢いよく名乗った。
勢いよく下げた頭がナイトテーブルにぶつかり、ごつっと鈍い音を立てた。ウェーブのかかったセミロングが、ふわふわと揺れる。
ドジっ子のお約束を見事にやってのけたこのプリマ、聞くところによるとこの家に住む魔女の弟子だそうだ。
未だにおでこを押さえて唸るプリマを横目に、俺は先程彼女から聞いた話を反芻していた。
ファンタジーの世界、魔女の家、そして俺。
再びため息が漏れそうになるのは、あまりにもその話が突拍子もなかったからだ。
彼女が言うには、俺は今日からここで「魔女」として住むのだそうだ。
118:おとぎの国のぐりむ
09/11/25 23:00:25 9/JhRN5y
一応断りをいれておくが、魔女といっても俺は正真正銘の男である。
風間ぐりむ。ふざけた名前ではあるが、昨日まではごく普通の高校生をやっていた。
通学路を突如襲った竜巻に巻き込まれて意識を失ったのが元の世界での最後の記憶。次に気付いた時は、この家のベッドの中という訳だ。
説明によると、ここは今まで俺がいた世界とは違うようだ。あえて例えるならば、お伽話の中の世界といったところだとか。
普段の俺ならば笑って取り合わないような話だが、先程窓の外を見た際に、妖精を連れた全身緑の少年が空飛ぶ海賊船と追いかけっこをしているのを目撃してからはさすがに信じた。
ちなみにパジャマを着た姉弟と思われる少年少女達も飛行していた。夢だと思って両耳を引っ張ってみたが、耳が痛くなっただけだった。
俺の世界において、妖精も空飛ぶ人間もみんな物語の中でしか存在しない。
現実に少年や船が飛び回るこの世界は、確かに夢と魔法の溢れるファンタジーの世界に違いなかった。
「で、もう一度聞くけどなんで俺がこの世界に来ちゃったのさ?」
「うぅと、神様役の人が適当に決めてしまったようでして…」
何故かプリマがすまなそうな顔をしながら説明をしだす。
なんでもプリマによると、この世界には『配役』というものがあるらしい。
お伽話には不可欠な『お姫様』や『王子様』なんかはまさにその配役の代表格だ。他にも先程の神様、一般人、妖精や巨人などこの世界は、こういった『配役』達によって支えられているらしい。
しかし、とあるトラブルによってこの世界の均衡は崩れてしまった。
ファンタジー世界の配役の中でも特に重要な『魔女』が、突如いなくなってしまったのである。正確には、魔女は物好きな王子様と恋に落ち『お姫様』という配役になってしまったというのだ。
このお伽話の世界は、魔女無しでは成立しない。魔女の不在によってバランスを失った世界は、形を保てなくなり崩壊してしまうそうだ。
そこで、新たな魔女が必要となったのである。
そこまではまあ分かった。
確かに魔女がいなければファンタジーもくそも無かろう。
しかし、問題は何故俺が選ばれたかだ。そもそも俺は女でもなければ魔法を使えるわけでもない。
大体適当に神様が決めたとはどういうことか。
「君には悪いけどさ、俺は魔女なんかにはならないよ。元の世界に帰る」
「えぇ!?無理ですよぅ!神様役がお許しにならない限り、この世界からは出られませんもの」
「大体プリマは弟子役なんでしょ?君が魔女になればいいじゃないか」
「配役は普通は変わらないんです。先代の魔女様が特殊すぎたんですよぅ!」
プリマが泣きそうになりながら訴えた。女の子の涙には弱いが、俺だってこればかりは譲れない。
家には未プレイのゲームが積まれてているし、部活のサッカーではレギュラーになったばかりだ。
普通の人生を捨ててよく分からない世界でボランティアなど、誰が喜んでやるというのか。
「…ごめんなさい。勝手なのは分かってますが…このままだと私達の世界は……」
ポタリ、と涙が落ちる音がした。ハッとして見遣ると、プリマが溢れる涙を必死に拭っていた。
俺の視線を避けるように、そして涙を見せぬように下唇をかみしめている。先ほどの明るさとの差があまりにも痛々しい。
そういえば俺が魔女役を拒否した場合、この世界は崩壊するんだったか。
ああ、畜生。これを無視したら俺はただの人でなしではないか。
いや、しかし俺には俺の人生が…ああどうしたものか。
「…分かったよ」
「…え?」
「魔女!やるよ、やります、やれば良いんだろ?俺だってそこまで非人間じゃねーよ」
「…あ、ありがとうございます!!あのあの、なんてお礼を言ったらいいのでしょうか!」
パァっと彼女の顔に光がさした気がした。
鼻も目も真っ赤にして、それでも笑顔を浮かべたプリマの愛らしさに少しだけ気恥ずかしくなる。
「礼はいいからさ、とりあえずこれからよろしく」
照れ隠しに差し出した俺の手を握ったプリマが、涙でぐしゃぐしゃになった顔をさらにくしゃくしゃにして笑った。
こんなに可愛い弟子がいるならば、魔女生活もなかなか悪くはないのかもしれない。
相変わらず空を飛び回る海賊船を眺めながら、俺はそう考えるのだった。
119:おとぎの国のぐりむ
09/11/25 23:01:36 9/JhRN5y
「ところで魔法使いじゃ駄目なの?俺、見ての通り男だしさぁ」
「ぐりむ様は既に魔女の配役が当てられてしまいましたから。すみませんが、魔女で居続けて頂くしか…」
うぅむ、配役というものはそこまで融通が利かないのだろうか。
仕方なくプリマから差し出されたローブを纏い、先代魔女が使っていたという大きな杖を持つ。
トロンとした猫目石が嵌め込まれた杖を携えてみると、なかなか魔女らしい貫禄が出てきたように感じる。
ローブをすっぽり被って裏声でも出せば、女に見えないこともない…と信じたい。基本的に魔女は人前には出ないそうなので、これでなんとかごまかせるだろう。
「ぐりむ様、こちらを」
見れば、プリマが恭しくグラスを捧げ持っていた。中は透明の液体で満たされている。
「これは?」
「神様役から預かった知識の水です。この水を飲むことで、魔女の知識と魔力を得ることが出来るそうです」
そもそもの元凶である神様役とやらに一瞬殺意を覚えたが、プリマを困らせたくないので大人しくグラスを受け取る。
ふむ、こうして見る限りはいたって普通の水のようだ。ちょっぴり舌を付けてみるが、特に刺激があるわけでもない。見た目通りのただの水だ。
思い切って一気に飲み干してみる。スルスルと抵抗もなく、水は食道を通り、胃の中へ流れ込んでゆく。
この時点では特に身体にも変化はない上に、残念ながら頭の中もちっとも変わった気はしない。
「なんかこう…身体が熱くなったりってのを想像していたんだが」
「何か魔法を試してみては如何でしょう?魔女様程の魔力が備われば、念じるだけで簡単な魔法は使える筈です。」
プリマの提案に、俺は杖を持ち直す。杖の先端を先程のグラスに向け頭の中にイメージを浮かべた。
カタカタと軽やかに踊る、陽気なグラスの姿。まずは物を動かすのが分かりやすいだろう。
「踊れ!」
フンッ!力強く杖を振った瞬間、赤い火の玉が弾丸のように飛び出した。杖を持った腕が反動でミシリと鳴る。
直撃を受けたグラスは粉々に吹き飛び、火の玉は壁や本棚にぶつかりながらピンボールのように部屋中を飛び回った。
「わあああ!何だこれ!」
とっさに伏せた俺の頭上を掠めた火の玉が、窓に当たって勢いよく跳ね返る。
「ぐりむ様、魔力が強すぎま……きゃあああ!」
勢いがついてバウンドした火の玉が、逃げ損ねたプリマに直撃した。彼女の身体にまっすぐ吸い込まれると、火の玉はそのままフウッと消える。
その直後、プリマに変化が生じた。
「…えぇ?!ぐりむ様ぁ、助けて下さいぃ~!」
まるでダンスでもしているかのように、プリマの身体が激しく動き出したのだ。泣きベソをかいているところから見ると、どうやらふざけている訳ではないらしい。
ステップ、ターン、ジャンプ。部屋の中を軽快に跳ね回りながら、プリマは踊り続けている。
グラスにかけようとした魔法が、そのままプリマに効いてしまったのだ。
「今助ける!よーし、『止まれ!』」
思い切り振り下ろした杖から青い光が飛び出し、今や片足を大きく持ち上げてバレリーナのようなポーズを決めているプリマを正確に撃ち抜く。
「きゃっ!あ………」
光に包まれたプリマが、ビクンと身体を震わす。そしてポーズをとった姿勢のまま、一切の動きを止めた。
どうやらこの魔法は成功したか?
120:おとぎの国のぐりむ
09/11/25 23:02:41 9/JhRN5y
「ごめん、プリマ!大丈夫だった?」
慌てて駆け寄った俺に、しかしプリマは返事をしない。怒らせてしまったか、と思ってプリマの顔を覗き込んだ俺はふと違和感に気づく。
泣きべそをかいて何かを言いかけた表情のまま、プリマは硬直していたのだ。目はまるでガラス玉のように光を失っている。
「お、おい…どうしたっていうんだよ…プリマ!大丈夫か!?」
ぐらぐらと肩を揺さ振っても、プリマは何も答えないまま揺れに身を任せている。片足を上げた不自然な体勢のまま、ぴくりとも彼女は動かない。
一体何が起きた?俺はただ踊りに向かって『止まれ』って…
そこまで考えた瞬間、俺の頭に一気に情報が溢れ出した。
この世界のありとあらゆる事、魔法の基礎、理論、使い方、魔法薬の精製、魔女について…
頭がガンガンと打ち付けられるような気がして、俺は両手で頭を抱える。
自然と突き飛ばされたような形になったプリマが、姿勢をそのままにゴトンと床に転がるのが見えた。
頭が痛くなるほどの情報が溢れては身体へと馴染んでいく。
同時によく分からないエネルギーが、身体の真ん中へ集まっているのが分かる。新たに頭に刻まれた知識が、それを魔力と理解した。
ようやく情報の嵐が収束するころには、『魔女』が持っているであろう知識の全てが俺の頭に収まっていた。
ああ、目がチカチカする。体中に溢れた力が、ジリジリと四肢を焼くような感触をもたらした。
知識の水の効果が急に出たのか。畜生、即効性にしやがれってんだ。
ハアハアと荒い息で横を見遣ると、床に物のように転がるプリマと目が合った。
涙を湛えたまま動かない彼女は、こうして見ると精巧な人形のようだ。
魔女の知識が、今のプリマの状態を『時間停止』と判断する。踊りだけを止めるつもりが、力を込めすぎてプリマの全てを止めてしまったらしい。
命に別状はないし、元に戻すことも容易だ。今ならばたやすく魔法を扱えるだろう。
戻してやろうと杖を構えた俺だが、ふと視線が停止したままのプリマに吸い寄せられた。
割と大きい胸は、踊りに合わせてふるんと大きく揺れる直前のまま停止している。左手で大きく持ち上げた脚は、しなやかで美しい。
際どい姿勢のせいでワンピースの裾は大きく持ち上がり、純白のショーツをあらわにしていた。お伽話の世界にも下着はあるのだと、ちょっと感心してしまった。
体勢と表情のギャップが何とも言えずにエロい。どうしたことか、不覚にも俺の息子さんまで反応しているではないか。
「いかんいかん、俺は断じてそんな邪な気持ちなど…」
慌ててプリマから視線を反らして、己の欲望を制止するが如く両手を突き出す。
ムニュ。
偶然かはたまた俺の欲望が無意識を動かしたか、突き出された両手がプリマの胸へと当たってしまった。
柔らかい、なんだこれ…。恐る恐るプリマを伺うが、当然ながらプリマはどこか宙を見つめたまま動かない。
それに勇気づけられて指先に力を込めると、フニフニと柔らかい感触が返ってくる。下半身に体中の血液が集まってくるのが分かった。
早く手を離せと理性が叫ぶが、もう少しだけと欲望が囁く。服の上からでも充分に堪能できるプリマ豊かな膨らみが、俺の理性を少しずつ突き崩していく。
「…ほ、ほら。俺は魔女役を引き受けた訳だし、少しくらい報酬があってもいいよな?」
誰へともなく必死に弁明するが、当然答えなど返ってこない。
えぇい!この状況を利用しなければ男が廃る。鬼畜上等だ。俺は人間を辞めるぞなんて叫びたくなる。
思えば不思議なことの連続で俺も疲れていたのだろう。何かがふつりと吹っ切れるのが分かった。
こうなったらトコトンやるしかないのだ。目の前に出されたご馳走を食べないのはただのバカだ。
それでも恐る恐る、俺は彼女のローブをずり上げる。肌に直接着ていたのか、真っ白な肌と下着があらわになる。
薄いお腹を撫で上げると、すべすべとした滑らかな感触を返す。可愛いおへそも丸見えだ。
ごくり、と自然に喉が鳴る。さらに布を上げると、ふるんと豊満な胸が現れた。
ノーブラだ。お伽話の世界はパンツは履いてもブラは付けないのだ。なんて素敵な世界だろうか。
柔らかい胸を直接揉み込んでやり、桜色の乳首に口づけを落とす。唇でなぞるように乳首を弄び、その感触を楽しむ。
121:おとぎの国のぐりむ
09/11/25 23:04:33 9/JhRN5y
時間が止められたままな為に、どんなに刺激を与えてもプリマの膨らみの先端は反応しない。
言葉を紡ごうと開きかけた小さい口に舌を差し入れ、固まったままの舌をしつこくねぶる。同時に下着の上から秘所を刺激しても、プリマは完璧なお人形さんのまま虚空を見つめていた。
ふむ…。なんだろう、この虚しさは。
確かにプリマは愛らしい。くりんとした目に長い睫毛、頬がほんのり色付いた美少女だ。
さすがはお伽話の世界の配役と言ったところだろう。現実ではなかなかお目にかかれないと思う。
そんな少女を所謂マグロ状態で犯すというのはいささか勿体ないような…
しかし、ダンスの最中のまま時を止められたプリマを弄ぶという背徳感も捨て難い。ああでもない、こうでもないと頭を抱えた結果、俺はちょっとしたアイデアを思い付く。
「せいっ!」
さして気のきいた呪文も浮かばないため、とりあえず気合いの一喝をしてみる。
プリマに向かって杖を一振りすると、彼女の身体が一瞬ピクンと動いた。それっきり再び人形に戻った彼女に、俺は囁きかけた。
「いいか、プリマ。お前は今から快感だけはしっかりと感じる。身体と意識の時間は止まったままだが、快感は普段の倍以上感じるんだ」
相変わらずプリマは動かないままだが、魔力を乗せた言葉が彼女の魂に染み込んでいくのが分かった。
早速プリマの膨らみを掴み、再び舌で乳首をなぞる。わざと先端には触れずに周囲を円をかくようにチロチロとなめ回すと、彼女の先端は呆気ない程に硬さを持ちはじめる。
ピン、と今や完全に立ち上がった桜色の乳首が余りにいやらしい。思い切り口に含んだ胸が、面白いくらいに形を変える。
まずい、愛撫に夢中になりすぎて俺の息子は破裂寸前だ。かくなる上は男の浪漫をやるしかない。
言っておくが俺は胸フェチだ。胸フェチのロマンと言ったらこれだろう。
バレリーナのように脚を持ち上げている左手を外し、右手と共に彼女の両胸を掴ませる。これにより、プリマは自ら胸を強調しているように見える。
そんなプリマに跨がり、強調された膨らみに俺は怒張した息子を挟み込む。いわゆるパイズリだ。
「うぅ…これは…」
挟み込まれた瞬間、危うく出てしまいそうになった。
吸い付くような餅肌が、ほのかな温かさをもってぎゅうぎゅうと締め付けてくるのだ。四方八方からやわやわと攻め立てられて心地よい。
しかも下を見れば、自身がこんな事になってるとは気づいてすらいないプリマの顔が見えるのだ。腰を動かすたびにカクンカクンと揺れるプリマの姿が、この上なく淫らだ。
「…っ!もう無理!」
これ以上我慢は効かない。彼女の胸に包まれたままの自身が、勢いよく欲望を吐き出した。
ビュクビュクと飛び出した白濁が、勢い余って彼女の顔まで汚していく。何が起こったかも分からないまま、彼女は俺の下で揺れていた。
白濁で汚れた息子をプリマの咥内に突っ込み、綺麗に清めさせる。少し魔力を送れば、舌だけが動いて汚れを舐めとっていく。
竿部分を丹念に舐め取り、先を吸い出すように清めていく。温かい舌にもたらされる快感に、ぞわぞわと全身に鳥肌が立つ。
新たな刺激に再び大きさを取り戻した息子が、プリマの口から溢れる。引き抜くと同時に、ツゥと唾液が彼女の口元を伝った。
122:おとぎの国のぐりむ
09/11/25 23:07:04 9/JhRN5y
さて、準備は整った。
彼女の下着に手を這わせると、服の上からでもはっきり分かるほどに濡れている。先程の前戯が充分な刺激を与えたのだろう。
下着を取り去ると、プリマの秘所があらわになった。髪と同じプラチナブロンドが、うっすらと繁っている。
彼女の脚を動かし、M字開脚の姿勢をとらせると、トロトロに濡れた彼女の花弁が丸見えになる。
「いざ行かん!男のユートピア!!」
もはや興奮も最高潮になった俺が、勢いよく息子を押し込む。ググっとした抵抗を押し広げ、徐々に熱い膣内へと入って行った。
快感以外の感覚は感じていないのだろう。通常なら痛がるであろう刺激にも、プリマの秘所は蜜を溢れさせる。
最後の抵抗を突き破ると、あとは一気に彼女の奥へと到達した。想像以上にキツく、そして熱いプリマの中。
ゆっくりこすりつけるように動かすと、蜜はじわじわと更に量を増す。今は弄っていない乳首も、ピンと存在を主張していた。
「…プリマ」
名前を呼んでも、今の彼女は快感に身体を弄ばれる人形だ。当然、何も言わずに俺の欲望を受け止めつづける。
パンパンと音が鳴るほどに激しく、プリマの奥を穿つ。ただただ俺にに身を任せ、彼女は静かに乱れた。
「…っが!出る!!」
彼女からの刺激に、俺の頭もショートしそうだ。そろそろ限界も近いのだ。
「プリマ!声を出せ!お前もいけぇ!!」
もう何が何だか分からないまま、俺は夢中でプリマに魔力を送る。胸は揉みあげ、俺は彼女の中に欲望を放った。
「っふぁ!ひゃ…ああああああああんっ!!」
途端に動き出したプリマの声の時間。表情は固まったまま、しかし艶っぽい声を上げてプリマは絶頂を迎えた。
「…ふぁ…あれ?」
「ん?どうしたの?」
椅子の上で虚ろな表情をしていたプリマの目に、突如光が点る。キョロキョロと辺りを見回し、彼女はポヤーっとした顔に疑問を浮かべる。
「私…寝てました?」
「うん、あんまり気持ちよさそうだったからそのままにしてたよ」
俺の言葉に、プリマは成る程と納得する。
あの後、魔法の練習も兼ねてプリマの身体を清め、部屋を片付け、ついでに彼女の記憶も弄っておいた。
今の彼女は身体の時間も戻してある。中に出してもこれなら妊娠の心配もなかろう。
一連の作業のおかげで大分魔法にも慣れたように感じる。
杖を振り、火の玉の形を自在に変えてみる。ハート型、星型、一瞬だけおっぱい。おぉ、なかなかスムーズに扱えるようになった。
「あれぇ?ぐりむ様、いつの間にそんな技術を?」
「あ、いや。なんか出来た」
「すごいです…!さすがは魔女さ…あ…」
「あ」
ポイと本に向けて放った火の玉の狙いが外れ、再びプリマに命中する。
にこにこと話していたプリマの顔からスルリと表情が抜け落ちると、彼女はぺたんと座り込んだ。
それっきり、彼女は再び全ての動きを止める。
ちなみに本に撃とうとした魔法は『枕』
枕が変わると眠れない繊細な俺としては、本を家のものと同じ仕様の枕に変えようとしたのだが…
「膝枕…なのか?」
ぺたりと座り込んだままうんともすんとも言わないプリマに触れ、呟いてみる。
とりあえず抱き上げ、ベッドに引き上げてみる。確かにこの柔らかな身体は、どこをとっても枕になりそうだ。
まあ棚ぼたということで、今日は徹底的にプリマで楽しむとしよう。
柔らかい膝に頭を預け、俺はこれからの日々に思いを馳せるのだった。
123:おとぎの国のぐりむ作者
09/11/25 23:12:05 9/JhRN5y
ひとまず以上です。これで殴るのはよしてくれw
ではではお目汚し失礼しました。
124:名無しさん@ピンキー
09/11/26 06:17:36 wf5gNVXK
GJ!
殴るような事はないから、枕になった後などの話の続きを書く作業に戻るんだ
125:名無しさん@ピンキー
09/11/26 12:17:37 1dfNKV+f
>>122
GJ
やっぱり、無反応は虚しいよね。
126:名無しさん@ピンキー
09/11/26 17:47:29 pgERPDHZ
>>123
GJ!
裸待機してるから、さあ書く作業に(ry
127:名無しさん@ピンキー
09/11/27 00:18:57 +1GghvMO
>>123
いい仕事見せてもらいました
GJ!
さらなる作品の投下を楽しみにしています
128:おとぎの国のぐりむ 赤ずきんちゃん
09/11/27 16:48:01 kNH4lMbJ
「ぐりむ様ぁ!そろそろお仕事の時間ですよぅ」
愛らしい声が耳元をくすぐる。続いてベッドに潜り込んだまま寝たふりを決め込む俺を、遠慮がちに揺さぶる感触。
ミルクのような甘い匂いが鼻先を掠め、俺は至福を噛み締めた。
「ぐりむ様?起きて下さいよぅ」
困ったような声で、しかし優しく俺に触れる手の温もりが心地よい。耳たぶにふぅっと吐息が当たり、朝の敏感な息子さんをぞくぞくと刺激する。
つい最近まで色気のない目覚ましの電子音で起きていた俺には少々強すぎる刺激だ。
「…プリマ、おはよ」
「ぐりむ様!おはようございます。今日もいいお天気ですよ」
白々しく今起きたふりをする俺に、プリマは天使の如き笑顔で答える。うむ、今日も彼女の可愛らしさは完璧だ。
差し込む朝日がプリマの乳白色の肌をキラキラと照らす。外は彼女の言う通りいい天気だ。
せっかくのいい朝である、目覚ましにはプリマの柔肌を味わいたい。
「今日はですね、近くの村の人からの依頼が…あれ?」
ニコニコと話し出したプリマに向かって、軽く手を向け魔力を送る。ちなみに簡単な魔法ならば、杖がなくともある程度扱えるようだ。
手の平から放たれた光がプリマの身体を包むと、彼女が困惑したようにベッドへと近づいてくる。
「あのぅ、身体が勝手に動くのですが…」
「うん、そのままベッドに入っておいで」
「えぇ!?ダメダメ、止めてくださいよぅ!」
あわあわと抵抗の意を示すプリマだが、体の方はしっかりとベッドへ入り込み俺の隣に寝そべった。ふわふわの髪の毛に顔を埋めると、いっそう甘い香りが強くなる。
「ぐりむ様ぁ~、悪戯はダメです!早く元に戻して下さい」
体の自由を奪われたプリマが、情けない声で訴える。現在、彼女の体の主導権は俺が握っているのだ。今の彼女は、指先一本自由に動かせない。
そんな彼女を無視し、俺はプリマの豊満な膨らみに手を這わす。こちらの感触も何時もながらにグッド。ついでに胸の先端を重点的に擦り上げてやれば
「ひゃ!あふぅ…ぐりむ様ぁ、これは本当にダメぇ…」
感度も非常にグッド。服の上からはっきり分かるほどに乳首を立ち上げている。
若干魔法でズルしたけれど、今日も今日とていい反応である。
やだやだと文字通り言葉だけの抵抗をする彼女を抱きしめ、俺の右手はするりとローブの中に潜り込む。
「…ぐりむ様!いい加減にしないと私だって怒り―」
「はいはい。『抱きまくら』はもうちょっと静かにしてなね」
プリマの額にピトリと指を押し当てた途端、彼女から表情と言葉が消える。
ちょっぴり吊り上げた目はとろんと意思を失い、文句を言いかけた口も力無く開かれたままだ。
この間のようなひざ枕もなかなかだが、彼女の全身を味わうならばやはり抱きまくらがベストである。
ローブの中のナマ乳を揉みしだき、ショーツの上から割れ目を擦りあげてやる。
抱き枕と化したプリマは、静かに俺の愛撫に身を任せている。
「で、さっき言ってた依頼って?」
「麓の村のボルス様からの御依頼です。御令嬢のミリー様の躾についてご相談を受けました」
俺に胸と秘所を弄ばれながらプリマが淡々と答える。相変わらず表情はない。普段の生き生きとした笑顔さえ、今の彼女は失っている。
魔法の力とは偉大なものだ。さっきまであんなに文句を言っていたプリマも、指先一つでただの喋る枕になるのだから。
129:おとぎの国のぐりむ 赤ずきんちゃん
09/11/27 16:55:25 kNH4lMbJ
「ふーん。で、躾って?」
「ミリー様の我が儘を治してほしいそうです。手段は怪我さえさせなければ問わず、報酬は金貨10枚とのことでした」
「そっか、ありがと」
質問に答え終えたプリマは、再び黙って俺に全身を預けきったまま揺れている。 膨れ上がる淫核をクリクリと弄り、彼女から溢れる蜜を潤滑油にきつく締まる穴を責め立てる。
左腕で抱きしめたプリマの感触を楽しみながら、俺は初めての依頼の対象であるミリー嬢について考えはじめた。
「ねぇ、ミリーってどんな子?」
「ボルス様の一人娘で、今年で16歳になります。赤い頭巾がよく似合う大変美しい方です。しかし性格が大層気難しく、好いた相手にもことごとく逃げ出してしまうとボルス様が嘆いていました」
くちゅくちゅと下半身から淫らな音を立てながら、それでも無表情なプリマがミリーについて説明をする。
確かに年頃の娘がその性格では、父もなかなか心配だろう。
ふむ、どの世界でも父は娘に対して親バカになってしまうのだとしみじみと感じる。
しかし赤い頭巾が似合うだなんて、某童話を想像してしまう。
確かその話には魔女は出てこない筈だが、この世界では何でもありなのだろうか。
まぁあれこれ考えても仕方ない、とりあえず魔女としての初仕事だ。
性格のひとつやふたつ、魔法でちょちょいとやれば万事解決である。
我が儘娘の躾なんて、スタートとしては難易度も低くて丁度いいのではないだろうか。
「よーし、やるかぁ」
その前に、腕の中のプリマの記憶をちょいと弄る必要があるけれど。ついでに濡れそぼった体も清めてやらねば。
今一度プリマをぎゅうと抱きしめ、俺は初仕事への期待に胸を膨らませるのだった。
だが、しかし。
…なんだこれ、赤ずきんちゃんって童話のラスボスとかそういう感じだったっけ?
「誰、あんた」
からりとした耳心地の良いアルトに若干のドスを含ませ、目の前の少女が呟いた。
赤い頭巾の下から覗く切れ長の鋭い目は氷のような冷たさで、小心者の俺は内心ぶるりと震え上がる。
森に住むおばあちゃんの家にパイとワインを届けさせるという情報を得て、目的の家の中でミリーを待伏せたまではよかった。
ちなみに彼女のおばあちゃんに事情を話したところ、快く家を貸して下さった。いいおばあちゃんだ。
あとは魔法で恐ろしい狼に変身した俺が彼女を驚かせ、一気にペースをこちらへ持って行くという算段だったはずなのだが。
ガウガウ吠えながら踊り出た俺に全く驚きもせず、怯えもせず、彼女は先程の台詞を言ってのけたのだ。
聞いてない。狼を見てこんな反応する赤ずきんちゃんなんて俺知らない。
これは我が儘とかそういう問題じゃないよ、むしろこの子の方が魔女っぽい風格を持っているではないか。
「ガルルル…ガォー!」
「何?今すぐ猟師にでも撃ち殺されたい?」
拝啓、ボルス卿。
目の前のターゲット、赤ずきんちゃんこと貴方の娘さんは想像以上に恐ろしい子でした。
そんな書き置きを残して逃げたくなるほど、ミリーの睨みは威圧感がある。
栗色の長い髪に、海の色をたたえた知的な目。
黙っていればたいそうな美人さんである彼女は、しかし愛想どころか人に対する適切な態度さえ知らないとみた。
まあ、今の俺は人じゃなくて狼だけどさ。
「ねぇ、そこの薄汚い狼さん。どうしてあなたがこの家にいるのかしら?」
どこの童話にそんな言葉遣いをする赤ずきんちゃんがいようか。こんな子が主人公なら狼だって近寄らんわ。
彼女の不遜な物言いに相当頭にきながらも、しかし俺は自制心をもって怒りを静める。
仮にも依頼主の娘だ、なるべくなら穏便にいくのがいいだろう。
「フォッフォッフォ、驚かせてすまんのぅ。おぬしがミリーかの?」
新たに魔法を使い、俺はいかにも魔女のような風貌をした老婆に変身する。
口調も頑張ってそれらしくしている俺の努力を認めてもらいたい。
「そなたの父親から…」
「聞こえなかったのかしら?さっさと答えさいな、この愚図」
…何と言うことでしょう。
狼から人間への変身を目の当たりにしたのにも関わらず、赤ずきんちゃんは更なる暴言を重ねてきたではありませんか!
前言撤回。世間知らずの我が儘娘にはお仕置きが必要だと思うんだ、うん。
ファンタジー上等だコラ。こっちには魔法があるんじゃい。
130:おとぎの国のぐりむ 赤ずきんちゃん
09/11/27 16:58:00 kNH4lMbJ
「この礼儀知らずがあああああ!!」
杖をブンと振り上げ、ミリーに魔法の玉を発射する。怪訝そうに眉を潜めた彼女の身体を、撃ち出された魔法が容赦なく穿った。
「一体なんな……えっ!?」
「驚いただろ、この我が儘娘が!お前を今から礼儀正しくなるように調教してやんよ!」
ヒャッヒャと悪役のような高笑いをしながら、俺が杖をくるりと回す。いいんだ、怪我さえさせなければと依頼主も言ってたらしいし。
既に老婆から元の姿に戻っている俺を、ミリーは別段驚く風でもなく冷ややかな目で見据えてきた。
「…足が動かないわ。元に戻しなさい」
先程放った魔法は、ミリーの足を地面に縫い止めたのだ。
膝から上は自由に動かせるが、これで彼女は俺から逃げられない。
「一瞬で変えてやるか…それともじわじわやるか…」
「ねぇ、聞いてる?私をこんな目に遭わせてただで済むと思っているのかしら?」
彼女の高圧的な態度をよそに俺は考え込む。
というかミリーさん、動けない癖に腕を組みながら俺をにらんでいる姿は半端なく怖いっす。
うむ、こいつはじわじわと確実に躾けたほうがいいな。
これは依頼に対して真摯に取り組んでいるだけで、決して薄汚いとか愚図と言われたことを根に持っているわけではない。
「さて、ミリーさん。あんたのその口汚さを今から矯正してやるよ」
「ふん、やってみるがいいわ。そんな事したらお父様がお前を処刑台送りにして下さるもの」
そのお父様から依頼を受けたのですがね。
ふぅ、とため息をついて俺はパチンと指を鳴らす。イメージは静物、彼女の肌のように白い宝石。
「…くっ!何よこれ!」
その瞬間、ミリーに変化が起きた。
ピシピシと硬い音を立てて、彼女の足が乳白色に変化し始めたのだ。
「あんたの身体がつま先から少しずつ真珠像に変わっているのさ」
「何を馬鹿な…いやぁ!」
しゃがみ込んで自身の足に触れたミリーが悲鳴を上げる。
自らの柔らかかった肉が、皮膚が、硬い物質へ変化しているのを認めたのだろう。
「戻しなさいよ!この下衆!!」
「さぁ、言葉づかいの練習をしようか。人にものを頼む時の態度は?」
「黙りなさい!誰に物を言っているのかしら?いいから言うとおりになさい!!」
「…言葉づかい、減点」
ピシピシという音がさらに大きくなり、真珠の浸食が膝下まで到達する。
すべすべとした触り心地のよさそうな肌が、つるつるとした真珠へと変化していく。
「いやよ!やめなさい、この変態!!」
浸食が早まったことにおびえたのだろう。ミリーが手に持っていた網籠を投げつけてきた。
籠は明後日の方向に飛んでいき、中に入っていたワインの瓶は足元で落ちて砕けた。
ゆるゆると床に広がる赤いワインが、真っ白になった彼女のつま先を彩っていく。
「態度も減点。罰として床の掃除な」
131:おとぎの国のぐりむ 赤ずきんちゃん
09/11/27 17:00:31 kNH4lMbJ
すうっと手を振るだけで、先ほどまで動かなかった彼女の身体が嘘のように動き出した。
床に手をついた四つん這いの姿勢になったミリーが、床に広がるワインに舌を伸ばす。
「う…いやよ!汚らわしい!!んぐぅ…変た…い…」
ピチャピチャと音を立て、まるで犬のように床を舐めながらミリーが悪態をついた。
美しいお嬢様のこんな姿に思わずぞくぞくする。魔法万歳だ。
しかしミリーのプライドはかなりのものだ。このような姿になっても涙一つこぼさないのだから。
「俺は間違いなく変態だとも。さぁ、態度を改めないともっと恥ずかしい目に合わせるぞ!豚のように床を這いずり回るか?それともガラス像に変えて中で金魚でも飼ってやろうか?」
そんな彼女に、俺はさらに追い打ちをかける。
ここまでくると完全に俺が悪役だが仕方ない。何度も言うが、これも依頼のためであって個人的な恨みなどは断じて無いですとも!
「…もう止めて、許し、あふ…許してぇ」
先ほどの脅しに屈したのだろうか、ついにミリーが呟いた。
一心不乱に床を舐めながら許しを乞う彼女は、どこか背徳的な美しさを持っている。
もはや浸食は胸まで進み、自己主張する柔らかい膨らみもただの物と化した。柔らかな肌を容赦なく塗りこめ、休まることなく固めてゆく。
はらりと床に広がる長い髪も、赤を基調とした服も、白く白く染まっていく。
「お金ならお父様に用意してもらうわ!なんならあなたと付き合ってあげてもいい!だから元に戻して!!!」
「違うだろミリー?人にお願いする態度は?」
ピシピシと進む浸食が、彼女の細い喉を上り遂には顎に到達する。
呼吸するたびに動いていた喉が、息を吸おうとした瞬間の動きを残して固まった。
遂に彼女の強がりもプライドも決壊したのだろう、ミリーが必死に叫び声をあげる。
「いいから早く戻して!真珠像なんていやぁ!!怖いの、いやな………」
プツリ、と言葉が途切れた。遂に彼女の舌までもが真珠と化したのだ。
床に這わせた舌が、突き出されたまま白く硬く染め上げられてゆく。舌に残ったワインが、つぅっと赤い筋を描いて垂れてゆく。
言葉を失ったミリーが、動揺して目を大きく開いた。
「残念、時間切れ。罰として君にはしばらく反省してもらうよ」
しゃがみ込んで彼女の頬にそっと触れ、俺は優しく話しかける。
やはりこの子はとても綺麗だ。悪態をつく術を失った今、彼女はただの美しい少女にすぎない。
床に向かって張り出したまま固まった胸を撫で上げても、当然だが反応は返ってこない。
さわさわと重量感を持つ硬い膨らみを撫でながら、これまた硬くなったミリーの頬に口づけを落とす。
先ほどの威勢のよさとのギャップが、何とも言えずに俺の欲望をそそる。
やがて真珠が鼻を覆い、恐怖を湛えた瞳も静物の中に閉じ込めてゆく。
恐怖だろうか、それとも後悔だろうか。目が光を失う瞬間、ミリーは初めて大粒の涙を流した。
132:おとぎの国のぐりむ 赤ずきんちゃん
09/11/27 17:01:25 kNH4lMbJ
「うー、ぐりむ様って案外鬼畜なんですねぇ…」
窓の外から様子をうかがっていたのだろう、部屋に入るなりプリマが呟いた。
先ほどまではプライドの高いお嬢様だったミリーは、いまや差し込む夕陽に照らされて白く静かに佇んでいる。
四つん這いのままねだるように舌を這わせる少女を覗きこみ、プリマが悲しそうな顔をした。
「怖かったでしょうに…なんだかかわいそうです」
「その恐怖を利用するんだよ。この記憶は消してあげるけど、深層心理に刻むのさ。不適切な態度を取ろうとしたときに一瞬フラッシュバックさせるんだ」
「それで我儘は治るんですか?」
「勿論それだけじゃ無理だから他にも色々いじるけどね」
「うー、それじゃあわざわざ固めなくてもよかったのでは?」
…うぅ、図星。
いいじゃないか、ちょっとしたお仕置きなんだからいいじゃないか。
「さ、プリマ。家に帰ってミリーの仕上げでもするぞ」
「むむ!話を逸らしましたね」
「ほら、ミリーを浮かせるからちゃんと見ててよ!」
わいわいと騒がしく、俺たちは魔女の家へと帰ってゆく。
どうやら初仕事も無事に終えられそうだ。満足感と達成感で俺は自然と笑みをこぼした。
ついでに今夜はミリーお嬢様で楽しませてもらおうか。
トレードマークの赤ずきんまで白く染まったミリーの横顔を見つめながら、そんな不埒なことを考えたのだった。
依頼主のもとへ戻ったミリーに素敵な婚約者ができたというニュースが入ってくるのは、それから少ししてからのことだ。
すっかり穏やかな淑女なったミリーは、今や老若男女問わず人気を集めているらしい。ボルスさんもこれで一安心だろう。
かくして俺は、魔女としての大きな一歩を踏み出したのだった。
133:おとぎの国のぐりむ作者
09/11/27 17:06:54 kNH4lMbJ
ひとまず以上です。
個人的には無反応が大好きですが、意識ありも捨てがたいですね。
>>126
こんなに寒い時期に裸なんて、無茶しやがって…
134:名無しさん@ピンキー
09/11/27 17:40:44 7QFD2mbS
>>128
言葉だけの抵抗GJ
135:名無しさん@ピンキー
09/11/28 23:46:33 1wNTzdb+
>>133
もう殴るとも言えないほどのGJ。素晴らしい。
そしてMC属性が付与されてて俺は二重満足なんだが。固めってMCと親和性が高いのかね?
136:名無しさん@ピンキー
09/11/29 00:19:23 DL93jEmj
>>133
仕事が早い上に内容もGJ!
けしからん、もっとやれ!!
>>135
MCにもストップとか硬直があるしね。
相性はいいと思うなぁ。
137:名無しさん@ピンキー
09/11/29 09:47:13 Mo7LEXGF
隔離された百合板の方は悲惨な状況でございます…。
138:名無しさん@ピンキー
09/11/29 18:44:01 MLuDwiTz
>>135
MCスレにも固め物投下されるからな。
139:名無しさん@ピンキー
09/12/01 12:07:17 bu1IwiAt
>>137
ぶっちゃけ、カチコチの人を追い出したかっただけじゃないのか。
140:名無しさん@ピンキー
09/12/01 18:55:10 JCIwt0fh
ここのみんなで合同誌作ったら楽しそうだなー。上手い下手問わず気軽なの。
実現は難しそうだが。
141:名無しさん@ピンキー
09/12/01 20:09:55 Tz7N96Lq
>>140
好みが割れまくってるからな。
結局、一人一冊ずつ刷る事になりそう。
142:名無しさん@ピンキー
09/12/01 23:41:36 B/hbNYNl
>>137
追い出しておいてこんなことを言える無神経さを見習いたい
143:名無しさん@ピンキー
09/12/02 08:22:43 kgKONLJa
>>141
時間停止、金縛り、石化、意識有り、意識なしのごった煮でも面白そう。色んな人が書いた色んな趣向で動けないSS読みたい。
楽しそうだ。
144:名無しさん@ピンキー
09/12/03 01:06:58 MX15Ehjj
>>140
言いだしっぺとは、先駆者の異名です
145:名無しさん@ピンキー
09/12/03 21:25:21 qV8aa1Lo
URLリンク(sukima.vip2ch.com)
146:閑話 正しい魔女の飛行方法
09/12/04 00:18:27 1GbC8sjz
魔女の乗り物の定番と言えば箒である。
漫画や絵本に登場する魔女も額に稲妻形の傷のある某魔法使いも、みんな例に漏れずに箒に跨がって空を飛んでいる。
空を自由に飛びたいというのは、昔から人々が抱いてきた夢だ。魔女なりたての俺もまた、その夢を持つ一人であるわけで
「それなのに何故、何故飛べない…」
思わず漏らした声は、我ながらあまりにも悲痛だ。
「うー、ぐりむ様ぁ!ファイトです!」
隣で送られるエールが物悲しく聞こえるのは何故だろう。箒とプリマを交互に見遣りながら、俺は深々とため息をついた。
箒に跨がり勢いを付けて地面を蹴ったまではよかった。通常ならば、そのまま箒は高々と舞い上がる筈なのだ。
しかし俺を乗せた箒はうんともすんとも言わず、大人しく重力に従っている。知識の水のおかげで、箒の乗り方はしっかりと理解してあるのにだ。
うん、理由は大体分かるんだけどさ。
例えば水泳。カナヅチ人間にいくら泳ぎの理論だけを教えたって、いきなり泳げはしないだろう。
つまり、これには魔力だけではなく努力とセンスを要するのだ。ああ、自分で言っておいて悲しくなる。
「…くそー、飛べ!浮かべ!つーか動け!!」
俺にはセンスのかけらすらないというのか。
ダンダンと音を立てて跳びはねるが、一向に変化は見られない。箒に乗ってぴょんぴょん跳ねている俺は、傍から見たらさぞかし可哀相な人に見えるだろう。
「力任せではいけませんよ。まずは空気の流れを読むのです」
そう言いながら、プリマは本日何度目になるか分からないお手本を見せてくれる。
まずは目を閉じ、箒の下にある空気を捉える。そのまま空気の流れに乗る「だけ」、だそうだ。
プリマを乗せた箒が、軽々と浮かび上がる。すうっと開かれたプリマの目には、空気の流れや風の動きがしっかりと見えているのだろう。
「うぅ、その細かい感覚がよく分かんないんだが」
プリマを真似て目をこらすがそれらしいものは全く見えない。魔力を研ぎ澄まして感覚を捕らえようとしても、どれが何の動きなのかさっぱり分からないのだ。
147:続き
09/12/04 00:19:37 1GbC8sjz
「…むぅ、こればかりはセンスというか得意不得意が分かれる分野というか…」
「プリマ、何気に傷ついたぞ」
「あぅ!すみません」
というか、いっそ空気の流れが分かる箒を作った方が早いのではないだろうか。ふわふわと浮かぶプリマを眺めながら、思わずそんなことを考えてしまう。
魔力を送るだけで勝手に流れに乗ってくれる箒。箒入門者にも、自転車の補助輪のようなもんがあったっていいだろう。
うむ、もしかすると意外にナイスアイデアかもしれない。例えば空気に乗るのが上手いプリマを箒代わりにして見る、とかさ。
「…プリマ」
「何でしょう?」
「許せ!」
不思議そうに箒から降り立ったプリマに対し、俺は容赦なく杖を振りかざす。悪いなプリマ、しかし魔女のプライドにかけて俺はどうしても空を飛ばなければならんのだ!
「きゃん!?」
杖先から溢れた光に包まれ、プリマが驚きの悲鳴をあげる。
「ぐりむ様、一体なに…を………」
声が、それっきり途絶える。
やがて光が晴れると、トサッと軽い音を立ててプリマは地面へ倒れ込んだ。その表情は、驚愕を浮かべたまま動かない。
手足を伸ばしきり、彼女はまるで一本の棒のように体を硬直させていた。抗議の声を全て紡ぐ間もなく、プリマは人間箒になったのだ。
「よし、成功」
試しにプリマの目の前で手を振ってみるが、虚ろな瞳はぴくりとも動かない。魔法はよく効いているようだ。
箒になりきっている彼女は無意識下でも風を読む。後は俺が魔力さえ込めてやればいいのだ。
俯せのままのプリマに跨がり、そっと念じながら力を注ぐ。『浮かべ』、ただそれだけだ。
その命令を受け、俺の体重を支えたままプリマの体は難無く宙へと浮かび上がった。
「おぉ!浮いてる!」
地上1メートルほどの高さだが、俺は思わず歓声をあげた。やはり魔女といったら飛ばなければ嘘ってもんだ。
少し姿勢を落とせば、風になびくプリマの髪の毛が甘い香りを帯びて俺の鼻先をくすぐる。柔らかい乗り心地といい、なかなかいい箒だ。
「よーし、右折ー」
ムギュっと、俺はおもむろにプリマの右胸を掴んだ。傍からみるとただのセクハラだが、これは立派なハンドルであるわけで箒の進路もしっかりと右へと向く。
まぁハンドルがなくても今のプリマは念じるだけで動くのだが、この際気にしないで頂きたい。これは浪漫でありこだわりなのだ。
ムニュムニュと感触を楽しみながら、俺は低空飛行を堪能する。ああ、いっそ乳揉み…いや、ハンドル操作をしやすいようにローブも脱がせてしまおうか。
その状態で意識を戻してやるのもなかなか楽しそうだ。
「よーし、とりあえずは空中散歩でも!って、あ……」
ひとまず高度を思い切りあげようとした瞬間、俺は肝心なことに気づいてしまった。
「俺、高所恐怖症だったんだわ…」
相変わらず硬直しきっているプリマの上で、俺は思わず頭を抱えた。
まずは高所恐怖症を治す薬を調合しない限り、このセクハラめいた空中散歩はおあずけなわけだ。
「すまんなプリマ、薬が出来るまでは箒のままでいてくれよ」
ふにふにした尻を撫で悪びれもなく言う俺にも、可愛い箒は文句を言う事なく虚空を見つめるのだった。
148:作者
09/12/04 00:23:18 1GbC8sjz
閑話は以上です。
空中でエロいことしたかったのですが、どうやら妄想力に限界がきたようです。
では失礼しました。
149:名無しさん@ピンキー
09/12/04 00:35:23 1GbC8sjz
連続ですみません。
読み直したら固め描写が少なすぎて、若干スレの意図から外れてしまったかもしるません。
スレ違い気味で申し訳ないです。
150:名無しさん@ピンキー
09/12/04 07:49:02 O65QhjlU
GJ
誤認MC系の固めでご飯十杯余裕です
毎回ろくな目に会わないプリマちゃんが反則級に可愛くて困るんだが
151:名無しさん@ピンキー
09/12/04 17:42:52 wBL3hjmm
gj
さりげなくファンです。がんばってください
152:名無しさん@ピンキー
09/12/04 20:21:11 SLPJLm9P
>>147
GJ
飛んでる時に意識戻したら、良い恐がり顔見せてくれるだろうなあ。
153:名無しさん@ピンキー
09/12/08 21:08:29 yfWcDs0H
おとぎの人まだー?
154:名無しさん@ピンキー
09/12/09 14:03:01 KfAIMlSq
とりあえず駄文ですが投下します。
人形遊びさんのネタを参考にしました。
155:変換アプリ
09/12/09 14:04:19 KfAIMlSq
俺は中高一貫の女子校で用務員をしている。
祖母が理事長をしているため、大学卒業後にプラプラしている俺を雇ったのだ。
友人達は女子校で働けて羨ましいと言うが、そんな楽しいことはない。
女生徒や女教師からは奴隷扱いされ、女生徒を見てれば変態やセクハラ呼ばわりだ。
だが、今日からは違う!
ある所で手に入れたアイテムを使って、女達を俺の物にしてやる。
放課後、すでに暗くなってる時間だが、体育館からは明かりが漏れている。
少しだけ扉を開けて覗くと、新体操部の女生徒が1人、レオタード姿で練習していた。
「よし、いつも通り1人だな」
女生徒は朝倉里奈、17歳の高校2年生。
里奈は新体操部のエースで、普段の部活時間は後輩の指導をしている。
そして部活が終わると、1人で残って練習しているのだ。
まずは携帯の[変換アプリ]を立ち上げると、カメラで里奈を撮影する。
携帯を確認すると里奈が写っており、さらに里奈の生年月日やスリーサイズが表示されていた。
「ここまでは予定通りだな、せっかくだから変換は目の前で見るか」
扉を開けて体育館の中に入ると、里奈は練習を中断して俺のほうを睨んでくる。
「ちょっと、練習中は入ってこないでと言ってあるでしょ!集中が乱れるのよ」
「なに、あんたに用があるんでな」
俺は答えながら、里奈の体を舐めるように視姦していく。
ポニーテールにした黒髪に整った顔つき、程よく膨らんでいる胸と尻に細い腰と足。
魅力的な体を包んでいるのは、胴体部分が白くて、腕の部分がピンクの長袖タイプのレオタードだ。
「イヤラシイ目で見ないでよ!さっさと出ていけ!」
「だから用があるんだよ、お前の体を使って楽しむんだからな」
里奈は俺の言葉に絶句すると、さらに険しい顔で睨んできた。
「あんた、絶対にクビにしてやる!理事長の親戚でも関係な…」
携帯のボタンを押した途端、里奈の言葉が途切れる。
里奈は無表情になると、気を付けの姿勢になり動かなくなった。
「うまくいったな」
携帯の画面を確認すると、『高性能ダッチワイフへの変換が完了しました』と表示されている。
そう、この携帯アプリは人間を他の物へ変換できる。
里奈は生きたままダッチワイフへと変換されたのだ。
それじゃ持ち帰るとしよう。
里奈を自分の車の後部座席に運び込むと、部室にある里奈の制服や下着やカバンも運び込んだ。
「さて、残りの仕事を片付けるか」
156:変換アプリ
09/12/09 14:05:51 KfAIMlSq
数時間後、自宅の寝室。
俺はレオタード姿の里奈を抱きしめながら、里奈の体を触りまくっていた。
レオタードのスベスベした触り心地に、柔らかいが張りのある女子高生の肉体。
そして里奈の全身から漂う甘い体臭という、初めて味わう女子高生の感触に興奮しきっていた。
「女子高生の体…、たまらんなぁ」
俺に体を触られまくっても、ダッチワイフになった里奈は無表情のまま動かないでいる。
「次は穴の使い心地を試すか、まずは上からだな」
里奈を床に女の子座りさせると、ズボンとパンツを脱ぎ捨てる。
「臭いチンコを舐めさせてやるよ、お嬢様には初めての味かな?」
ベッドに腰掛けると里奈の頭を掴み、その可愛らしい口にチンコを挿入していく。
里奈は口にチンコを挿入されると舌を動かしだし、舌を絡めるかのようにチンコを刺激していった。
「さすが高性能ダッチワイフ、ちゃんと舌を動かすなんて最高だぜ、こいつは気持ちいい…」
腰を前後に動かすと、吸い付くすように口と舌を動かし、チンコの先端だけを入れると、舌で亀頭をネットリと舐め回していく。
「もう限界だ、口の中に出すぞ、全部飲め」
里奈の口内に射精すると、里奈は喉を鳴らしながら精液を飲み込んでいった。
157:変換アプリ
09/12/09 14:06:41 KfAIMlSq
「ふぅ、気持ち良かったぜ」
里奈の口からチンコを抜き、里奈を再び立たせると、レオタードとサポーターを脱がし全裸にした。
新体操してるだけあり抜群のスタイルで、乳首や秘所もピンク色をしている。
男に脱がされ全裸でいても、ダッチワイフにされた里奈は無表情のまま動かないでいた。
「さて、下の穴を使うとするか」
里奈をベッドに寝かせると、乳首に吸い付き、指で秘所をいじくっていく。
しばらくすると乳首が硬く立ってきて、秘所も愛液で濡れてきた。
「これだけ濡れれば平気だな、女子高生の穴か、楽しみだ」
里奈の両足を開かせると、秘所にチンコを挿入した。
腰を前後に振ると、里奈もグラグラと揺れる。
嫌っている男に犯されていても、ダッチワイフ里奈は無表情のまま受け入れている。
今の里奈は男の性欲処理人形でしかないのだ。
「はぁ、口より遥かに気持ちいい、すぐに出ちまうよ」
里奈の膣内に射精してチンコを抜くと、秘所からはドロリと精液が滴れ落ちていく。
「お嬢様女子高生のは気持ちいいねぇ、援交のヤリマンとは違うよ」
その後、夜遅くまでダッチワイフ里奈を使いまくった。
翌朝、目覚ましの音で目を覚ます。体を起こしてベッドを見ると、全裸の里奈が無表情のまま天井を見つめている
。昨夜、里奈を使いまくった後、一緒に風呂へ入り、里奈の体に付いた涎や精液を洗い流した。
そして里奈を抱き枕に変換し、抱きながら眠りについたのだ。
「さて仕事だ、学校に行くか」
学校には数百人の女子中高生がいる、今日は誰を持ち帰るか考えながら準備をしていく。
部屋に溢れる女体家具を想像しながら…
158:名無しさん@ピンキー
09/12/09 14:09:10 KfAIMlSq
今回はここまでで。
続編は正直わかりません、書くのも遅いので。
それに面白くないかもしれないし・・・
159:名無しさん@ピンキー
09/12/09 14:55:59 oPbIKsM3
GJ!
家具化いいよいいよー!!
気の強い子を文字通り物にしちゃうの最高。
160:名無しさん@ピンキー
09/12/09 15:24:51 3TP6C5y5
gjもっとやってくだしあ
161:名無しさん@ピンキー
09/12/09 15:41:36 yrX60+10
>>157
GJ
女体家具だらけの部屋に女の子を招きたい。
162:名無しさん@ピンキー
09/12/09 20:33:25 +z5gNopl
>>158
GJ!!
良作thxさあ続きを書く作g(ry
寒いから半裸待機してます
163:名無しさん@ピンキー
09/12/10 02:11:58 QVIKalJD
人形にして愛でるって内容もこのスレの範疇なのかな?
もしそうなら常駐する
164:名無しさん@ピンキー
09/12/10 09:37:24 UKLFnvsw
>>163
エロければ。
165:名無しさん@ピンキー
09/12/10 16:53:54 l7Vkswiw
>>163
他の物に変えちゃうのはスレ違いなんじゃない?
166:名無しさん@ピンキー
09/12/10 21:38:19 1yyvxQF5
いきなり物に変わるのならスレ違いだと思うけど、
過程なり結果なりに硬直やらあればいいんでねーの?
167:名無しさん@ピンキー
09/12/12 01:54:05 tEzHa8CO
過程や方法なぞ(ry
168:名無しさん@ピンキー
09/12/12 11:33:09 DQ9QLhOb
固めればよかろうなのだぁー!
169:名無しさん@ピンキー
09/12/13 11:56:37 dGAAy7Cq
>>168のIDがDQ9ですれ違いたくなった
170:おとぎの国のぐりむとクリスマス
09/12/13 19:12:49 dcfg8Y3b
クリスマスというものが近付くたびに、どうして人々はこんなにも浮足立ってしまうのだろう。
窓から外を覗けば、妖精達があちこちに点す魔法の光や、せっせと氷像をこしらえているドワーフ達の姿が見える。普段は陰欝な雰囲気が漂う底無し森だが、この時期はクリスマスモード一色である。
微かに聞こえる楽しげな音楽は、妖精たちが本番に向けてクリスマスソングの練習をしているのだろう。その歌声を楽しみながら、俺は調合を終えた魔法薬をマグカップに注ぎ、仕上げの粉末を振り掛けた。
こいつを早めに完成させてドワーフ達に差し入れてやらなければならない。納期はまだ先だが、早めに作っておいて損はないだろう。
「ぐりむ様見てください、ホビットの皆さんから頂きました」
パタンと開かれたドアから、可愛らしい声とともに冷風が吹き込む。振り返ると、鼻と頬を真っ赤に染めたプリマが大荷物を抱えて立っていた。
ホビットの居住地にお使いに出たついでにまた色々と貰ってきたのだろう。愛想がよく何より美人さんな我が弟子は、森の住人から大人気でよくこうして土産を持たされるのだ。
「リースにオーナメントに…わぁ、これなんて素敵ですよ!」
テーブルに広げた荷物を改めながら、プリマがきゃっきゃと歓声を上げた。手先が器用なホビットだけあって、細かい装飾を施したリースや木彫りの小さな人形達は本当に愛らしい。
「確かにこりゃ凄いな。ツリーに飾ったらなかなか雰囲気出そうだし」
プリマのカップに紅茶を注いでやりながら俺も同意した。
木彫りの装飾はツリー用のオーナメントらしい。これを吊したらさぞかし豪華なツリーになりそうだ。
「わぁ、ツリーなんて素敵ですねぇ。私、ちょっと倉庫を探してきます!」
「その前にお茶を飲んでいきなよ。お使いで冷えただろ?」
依然鼻を赤くしたまま外に飛び出そうとしたプリマに、俺は慌ててお茶を勧める。プリマときたら、この時期は張り切りすぎて少しもじっとしていないのだ。
「わぁ、ありがとうございます!」
ニコニコとマグカップの中身を煽ったプリマが、その体勢のままビクンと大きく震えた。
うん?確か俺がお茶を煎れたのはそっちのマグカップではなくて…
「あう…なんか、これぇ…」
「…プリマ!お茶はそっちじゃない!」
慌てて制止したのも虚しく、プリマの手からマグカップが滑り落ちる。カシャンと音を立てて割れたマグカップから、緑色のドロリとした液体が飛び散った。
どうやら、お茶の横に置いていた魔法薬を誤って飲んでしまったらしい。床に散らばった量から推測するに、恐らく半分ほど飲んだか。
「プリマ、すぐにぺっしなさい!ぺっ!!」
「無理れ…す…身体が、動かな…」
一度力が抜けきったプリマの身体が、気をつけの姿勢のままビクンビクンと身体を震わせて硬直した。少しずつ目から意思が抜け落ち、表情も虚ろになっていく。
171:おとぎの国のぐりむとクリスマス
09/12/13 19:14:40 dcfg8Y3b
「プリマ!おい、聞こえるか!?」
慌てて揺さ振る俺の腕の中で、プリマがかくんかくんと危う気に傾く。
「…何だか……きも…ちぃ…れ…す……」
ほんのりと染まった頬とは対照的に、遂にプリマの目からは意思の光が完全に消えた。先程まで元気に動き回っていた少女は、今は俺の目の前で人形のように硬直して立ち尽くしたままである。
ああ、これは完全に俺の不注意だ。
プリマが飲んでしまったのはドワーフに依頼されていた硬直薬である。
これは彼等が制作している氷像の仕上げに必要なもので、これをかけると解除薬をかけない限り固まり続けてくれる仕組みになっている。
幸い人体に害のある薬ではないため、命には別状はない。解除薬も既に作っておいたのが不幸中の幸いだろう。
安心して、ふうっと体から力が抜けた。
「しっかし、見事に固まっちゃったなぁ…」
むにむにと頬を突いてみるが、当然プリマからの返事はない。身体はしっかりと固まっているのに肌の柔らかさや質感は損なわれていないようだ。
うぅむ、氷像に使うにはもう少し改善の余地があるかもしれない。ふむふむ、とプリマの身体の感触を確かめながら俺はそう考えた。
そうと決まれば、魔法薬の改善も兼ねてプリマの身体を調べてみなくてはならない。
これは研究熱心なだけであり、いらやしいことをしたいという訳では断じてない。断じて、だ。
先走りそうな息子を抑えながらプリマのコート脱がせ、ローブのボタンをパチンパチンと弾いていく。夢を見ているかのように虚ろに視線をさ迷わせるプリマは、自身の置かれている状態にも気づかないままだ。
最後のボタンを弾いてやると、ふるんと大きな胸がこぼれ落ちる。俺のしょうもない悪戯やら失敗やらで何度も見ているが、いつ見ても彼女の身体は美しい。
桜色の乳首に口づけを落とし、甘い香りのする双丘に顔を埋めた。クラクラするほどに柔らかいこの身体は、今だけは俺のなすがままだ。
シルクのようにすべすべとした感触の肌を楽しみながら、更にローブを脱がしていく。スルスルとローブを下げるにつれて、プリマから匂い立つ甘い香りが一層強まる。
滑らかな曲線を描く柔らかい腹を唇でなぞり、俺はプリマの全身の感触を楽しんだ。
虚ろな表情のまま立ち尽くすプリマを好き勝手に弄ぶ背徳感。ローブの中に手を滑り込ませ形のよい尻を撫で回すと、そのたびに反動で彼女の身体はかくかくと傾いだ。
ローブを全て引き落としショーツを脱がせ、遂に生まれたままの姿となった彼女の全身を撫で回わす。
172:おとぎの国のぐりむとクリスマス
09/12/13 19:16:17 dcfg8Y3b
「さぁて。こうしてせっかく固まってくれたわけだが…」
むぅと考え込む俺の視界に、プリマがホビットからもらってきたオーナメントが映る。そうだな、せっかくもらったのだからちゃんと活かしてやらないと。
一度悪戯心が湧き上がると後は簡単だ。
現在のプリマは、まるでマネキンのように自由にポーズを変えてやることが出来るようだ。早速プリマの手を胸の辺りまで持って行き、たっぷりとした膨らみを下から掴ませる。
位置と高さを調節してやると、まるでプリマが胸を自ら持ち上げているような体勢になった。硬直しきっていても感度は変わらないのだろうか、双丘の桜色の先端はまるで自己主張するかのように立ち上がっている。
その先端に俺は木彫り人形のオーナメントをかけてやった。引っ掛かるかどうか若干不安だったが、どうやら大丈夫だったようだ。プリマの乳首から吊されたとぼけ顔の小人が、ゆらゆらと呑気に揺れている。
もう片方の乳首、軽く開かれた指にも同様にオーナメントを引っ掛けていく。ボールキャンディーや松ぼっくりなどをぶら下げられまるでツリーのように装飾されていくプリマだが、当の本人はそんなことにも気づかないままどこか遠くを見つめている。
そんな彼女に向かって杖を振れば、杖先から飛び出した電飾コードが蛇のようにプリマの体に絡み付いた。イメージはちょっと変態的に亀甲縛りだ。
命令を受けたコードが、たちまち無抵抗のプリマを縛り上げていく。胸を強調するようにキュッと食い込ませれば、プリマの柔らかな膨らみがバンと張り出された。
果たして数分後には、世にも淫らな人間ツリーなるものが完成した。全身にオーナメントを吊り下げ、ピカピカと賑やかに光る電飾はプリマの体をこれでもかというくらいいやらしく縛り上げている。
当の本人のぼんやり顔とのギャップがこれまたそそるではないか。自らの痴態に気づく事さえ出来ず、プリマはツリー扱いされにているというのに。
そっと胸に触れれば、ふるふるとオーナメントが揺れて彼女の乳首を刺激する。張り出された膨らみは、一層の柔らかさをもって俺の手を楽しませた。
同様に縛り上げられた下半身に手を這わせば、くちゅりと僅かに水音が聞こえる。
それは感じているのか、それとも無意識か。暖かい秘所を掻き分け内部へと指を進めてやると、じわじわと愛液の分泌量が増えていくのが分かった。
硬直しているために締め付けはないものの、キツく熱い体内はトロトロになって俺の指をくわえ込む。するりと指を引き抜くと、溢れ出した愛液がつぅっと太股を伝った。
173:おとぎの国のぐりむとクリスマス
09/12/13 19:17:33 dcfg8Y3b
「クリスマスまでツリーとして頑張ってもらうのも悪くないかな?」
プリマの中でふやけた指を彼女の口に押し込んでやりながら、意地悪く声をかけてやる。もしも今の彼女に意識があったなら泣くだろうか、それとも喘ぎながらよがり狂うだろうか。
何なら試してみるのも面白いかもしれない。
未だコポコポと熱されているフラスコの中には、念のために作っておいた解除薬が完成している。
それを10倍に薄め、プリマの舌にスポイトで一滴だけ垂らしてやった。これなら身体の硬直は解除されないが、意識は戻るだろう。
ゆっくりと解除薬が舌に馴染むにつれ、小さな色っぽい吐息とともにプリマの目に光が戻りはじめた。
「んぁ…はぁっ…ぐりむ、様?」
ひくりと瞳を震わしたプリマが、緩慢な動きで俺に焦点を合わせる。未だにトロンとした表情は、まるで寝起きのようなあどけなさがある。
「気分はどう?」
ピチャピチャと音を立てて淫核を弾きながら声をかけると、すぐさま色っぽい吐息が返ってくる。
「ふっ、体が…動かっ、あっ!」
円を描くように指先で淫核を捏ねくり回すたびに、プリマは情けない声をあげてよがる。目覚めと同時に与えられた快感は、いとも簡単にプリマを堕としていくのだ。
指で捉えた淫核が、徐々に膨らみを増していくのが分かる。それに合わせるように、プリマの嬌声もどんどん艶を増していく。
身体が動かない事は分かっても、自分がとんでもない格好をしていることにも気付かないプリマは、ただただ訳の分からぬままに快感に溺れていった。
「あっあっ…やんっ!何?ひゃあ…あぁぁぁぁん!」
指を再び秘所に差し入れもう片手で淫核をつねりあげると、プリマは一段と甲高い嬌声を上げて果てた。
一度光が灯った瞳は、再び虚ろに曇り快感の涙を零す。開かれた口からはつぅっと唾液が流れ落ちた。
しかしそれでも身体を動かすことも崩れ落ちることも叶わず、プリマは再び物言わぬツリーへと戻った。彼女はただ、既に暗くなった室内を身体に纏った照明でチカチカと照らし続けることしか出来ないのだ。
快楽のせいか紅潮したプリマの身体を撫で回しながら、自然と俺の口元が笑みを作る。
遠くに聞こえる妖精達のクリスマスソングをBGMに、俺は再び可愛い人間ツリーを堪能するのだった。