10/10/23 20:10:32 YAN7dR00
(約束――離れぬ二人 補完文)
「……ふぅ」
ウィルは、一つ息を吐く。
ようやく息が整ってきた様子を見て、コーデリアの身体を自分の上から降ろし、
すぐ横に横たえてやる。
「あ……はぁ……」
頂点に達したコーデリアは、首から顔にかけて、肌を桃色に染めていた。
悦楽を貪ったその柔肌の様子は、ゾクゾクとした色気を漂わせている。
「…………え!? 何?」
行為の後の余韻にひたろうとしていたコーデリアの口から、戸惑いの声が挙がる。
彼女が視線を下げると、スカートがまくられて、自らの股が開かれており、
その間にウィルの身体が覆いかぶさろうとしていた。
「今度はさ、僕の番、かな?」
「あ、ダメッ……今は、イッたばかりだから……ダメェ……!」
抵抗しようとするコーデリア。しかし、甘ったるい痺れが残った身体では力が入らない。
……いや、本当に抵抗しようとしているのか、コーデリア自身もよくわからない。
身体の奥底では、更なる快感を期待する疼きが、残っていたのだから。