【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】at EROPARO
【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】 - 暇つぶし2ch725:パッチン
10/06/13 18:50:30 evS3pfKw
しばらく黙りこくっていたシンジだけど、何かを決意したように静かに口を開いた。

「あの、僕も…脱ぐよ」
「・・・!」

小さく聞こえた一言に、アタシは「あっ」という声を押し殺し、指の隙間からシンジの動きを見た。

平静を装うように閉じた瞳と、羞恥に染まる真っ赤な頬。
矛盾した2つを混ぜたその顔は、なんだかあまりにもシンジらしい姿で…。

部屋着のシャツを脱ぎ、見えた白い肌とシンジの身体にドキリと胸が鳴る。
ズボンとパンツを同時におろした時は流石に見ちゃダメだ…と思い、サッと指を閉じた。

「アスカ…」
「ば、バカ…」

再び両手をベッドにつき、アタシの上で四つん這いになるシンジ。

バカによる捨て身の攻撃で気持ちが少し収まったアタシも、ゆっくり両手を解いてシンジと目を合わせた。

そのまま吸い寄せられるようにキス…。
お互い唇だけを使い、懸命に味わうようにモクモクと動かす。

チュピっ…と音が鳴るくらいアタシはシンジの下唇に最後まで吸い付きながら、キスが終わる。

726:パッチン
10/06/13 18:52:10 evS3pfKw
お互いに「はぁ…」っと幸せそうに息を吐き、シンジが小さく微笑みながらアタシに言った。

「ねぇアスカ…?・・・もっと感じてよ?」
「はぇっ!?」

アタシの顔の隣にあったはずのシンジの右手はいつの間にか移動をしていた。
それがたどり着い場所を強めにクニューっと押す。

「あんっ!あっ、ちょ、ちょっとバカ!!」
「ごめんねアスカ…ホントは嬉しかったんだ」
「ふっ、えっ?」

粘ついたクチャクチャという音とともに、下着とホットパンツの上から刺激する指。

身体中を這い回る快感に震えながら、アタシはシンジの言葉に耳を傾ける。

「だって濡れるって、女の子が気持ちよくなった時にそうなるんでしょ?僕、アスカを気持ちよくしてあげれたんだよね」
「ば、バカじゃないの!?何恥ずかしい感動に浸ってんのよ!」
「でも、アスカのことを気持ちよくしたんだって思ったら…なんか」
「ふゃあ!」

金メダルでも首に下げたような、やり切った笑みを浮かべたシンジは更にアタシの割れ目の部分を形にそって指で押しこむ。
そしてそこを小さく横に震わせて、アタシの快感を掘り起こそうとする。

思わず喘ぐアタシの声と、震えた場所から出るニチニチという生々しい水音。

「くっ!な、生意気なのよバカシンジのくせにい!!」
「ふぇっ!?あっ!」

727:パッチン
10/06/13 18:56:04 evS3pfKw
中途半端なとこですが、今回ここまでです。感想くれた方本当にありがとうございます!

キッチーさんGJです!
ハードなプレイなんですが、加持さんに嫉妬するシンジやアスカの気持ちの行方など、イタタLASな雰囲気もたっぷり出ており非常に楽しく読ませてもらってます。
エヴァ訓練中の描写など、こういうシリアスも大好きです。影から色々するリツコさん…実に黒いw
数多くのエロLAS作品はありますが、バイブを使うシンジ君はあまり見たことない気がしますね。挿入無しで攻めに徹するというのが凄く良かったです。
追加されたパートも良いですね。切ない雰囲気が更に膨らむなぁ。続きを楽しみにしています!

time after timeさんもGJです!
サキエルよりも更に昔に行く逆行ものは新鮮ですねー。
しかしほのぼの系かと思いきや、エロはかなりアブナイことにw
ストーリーもエロも次の展開が凄く楽しみです!

>>698
去年の12月4日

「あぁっ!ぁっ、シンジぃ」
「くっ、アスカ!もう僕…」
「ねぇ…ねぇシンジ、アタシ誕生日プレゼント欲しいっ」
「え」
シンジ君の腰にアスカさんは足を絡めます。
ぐいっ
「う、うわ!ちょっとアスカ駄目だよ!そ、外に…!」
「駄目…」
「あっ、あす!」
アスカさんシンジ君の耳元で囁きます

「逃げちゃ駄目…」

「う、うわあああああああああああ!!」
「あはっ♪シンジのプレゼントあつぅいっ♪」

みたいな

728:名無しさん@ピンキー
10/06/15 12:46:56 KDUG1DOE
GJ
初々しいね

729:Time after Time
10/06/15 22:53:16 F4GFceJ8
僕は、アスカに背を向けて、脱ぎっぱなしのズボンのポケットに入れた財布の中から避妊具を取り出す。
包みを破ろうとしたところで、荒い息のアスカが言う。

「シンジ…私、生理まだ来てないから、なくていいよ、ゴム。
 それに…シンジをそのまま感じたい。
 これで子供ができちゃっても、いい…シンジがここにいた証を、私の中に残せるから、いい…。」

「でも、アスカ…。」

振り向いた僕の瞳に写りこむアスカの目は、決意を胸に秘めた、そんな目で。

「いい。」

アスカは念を押す。
そんなアスカに、アスカの思いに応えなければ。
妊娠のせいでアスカが苦しむかもしれないという怖さはあるけれど、だけど、アスカがそれを望むのだ。
その責任だって僕は取らないといけないけれど、だけど、アスカがそう思っているのだ。

「…わかった。」

僕はアスカの目を見つめながら、うなづいた。
僕は、腹を据えた。

ベッドに横たわるアスカの両脚を、僕はそっと開く。
アスカの引き締まった太股と僕の太股が触れ合い、アスカの体温が伝わってくる。

「シンジ、ぎゅっとして…そしたら、我慢できるから。」

僕は無言でうなづきながら、アスカの背中に手を回す。
胸と胸を、ぴたっと合わせる。
アスカの心臓の鼓動が、薄い胸からダイレクトに伝わってくる。
僕は、濡れそぼったアスカのそこに、まだ毛の一筋もないそこに、右手に持った僕のそれの先を触れ合わせる。

アスカの背中が、かすかに震えている。
僕は左手で、アスカのさらさらの金髪を撫でる。

「いくよ、アスカ。」

「うん…シンジッ…!」

刹那、アスカの充分にほぐされたそこに、僕のそれの頭が飲み込まれる。

「んァあああ…ッ…くっァ…!」

アスカの表情が、痛みに歪む。
本能的に逃げようとするアスカの身体が、ベッドの枠に阻まれて、僕を少しずつ受け入れていく。

狭い…ひどく狭くて熱いアスカのそこが、僕のそれを、ぎゅっと締め付ける。
いつもよりずっと、アスカの身体の抵抗を感じる。
僕が少しずつ腰を入れていくと、誰のことも受け入れたことのないアスカのそこが、僕のそれの形にだんだん広がっていく。
処女の証の鮮血が、一筋流れる。

「ハァッ…ハァッ…アスカッ…アスカッ…!」

「シンジッ…あァ…シンジッ…!」

アスカのことしか、それだけしか今は考えられない。
まだ女のカタチを成していないこの身体でも、僕の下に組み敷かれているのは、僕の大好きなアスカなのだ。
アスカは、何故か過去に精神だけ飛ばされたアスカは、僕をこの時代で待っていてくれたのだ。
それが、嬉しかった。

730:名無しさん@ピンキー
10/06/16 20:39:01 Vddpvu8r
time after time、良いですね。
続き待ってます。

731:Time after Time
10/06/17 22:19:41 +2QzKqLR
アスカの中は、ぎちぎちに僕を締め付けるアスカの中は、とても暖かくて。
アスカの温もりが、二人が生きているということが、何に隔てられることもなく、伝わってきて。
アスカのそこに流れる血流のひとつひとつが、脈打つ心臓の鼓動が、二人のドキドキが、伝わってきて。
痛みを堪えるアスカの、震える唇のみずみずしさが、出てしまう声が、僕の興奮を刺激して。

まだ、動いてしまってはダメだ。
アスカが、まだこの痛みに慣れていないだろうから。
破瓜の苦しみから、アスカは開放されていないから。
二度目の処女を、少しでも楽に奪ってあげたいから。

「ンッ…あ…ッ…シンジッ…シンジッ…!」

「アスカッ…アスカアスカアスカッ…!」

狭い。
アスカの中は、僕が知っているそれより、ずっと狭い。
まるでギュッと握られているかのように、僕のそこは充血している。
アスカのそこは、僕を強く、強く、まるで二人の心のつながりの証のように、包み込む。
まだ動いてもいないのに、なのにそれだけで、射精してしまいそうになる。
アスカの奥底からとめどなく流れ出る潤滑液が、まだ青い果実のようなその匂いが、僕の鼻腔を刺激する。
アスカの息遣いが、苦しそうなそれが、僕の嗜虐心を、刺激する。

「…シンジッ…動いてもいいッ…動いていいからッ…シンジッ!」

「でも…アスカ!」

「いい…シンジのしたいように…ッ…気持ちッ…いいように…していいッ…!」

だけど、僕にはそんなことは、とてもできなくって。
たとえアスカが、まだ『女性』にすらなっていないアスカが、そう望んだとしても、僕にはそんなことはできなくって。

アスカの中の、蠢き。
緩むことのない、括約筋の締め付け。
アスカの、呼吸。
アスカの肩の、かすかな震え。

だから僕は、腰を入れるより、アスカの髪を撫ぜることを選んだ。
さらさらの、まだキューティクルが痛んでいないみずみずしい金髪を、インターフェイスではなく赤いリボンで
束ねられたそれを、僕は優しく、優しく、梳いて。
まるで子犬にするように、アスカの頭を、撫でて。
そのたびにアスカのそこが、僕をいっそう、いっそう締め付けて。
未発達な襞のひとつひとつが、僕のそこを、かすかに刺激して。

アスカと、こうしていられるだけで、幸せだった。
アスカがこの時代でどれだけ過ごしたかは知らないけれど、だけど、時の流れを超えてアスカとまた会えたのだ。
まだ穢れを知らぬアスカが、無邪気な瞳に知性を宿したアスカが、僕を待っていてくれたのだ。

けれど僕には、この刺激に耐えることはどうやらもうできなくって。
何一つすることもできずに、本来男を受け入れられるはずがない歳のアスカの中で、ただじっとしているしかできなくて。
アスカとの絆が、アスカの思いが、ただ嬉しくって。

「アスカッ…!」

次の瞬間、僕はアスカの中に自分の遺伝子を大量に放出していた。
脈打つ僕のそれが、アスカの中をかき回すのを、まだ青いアスカの中を汚すのを、僕は背筋に流れる電流の中で
ただ感じていた。
二人の汗が、玉のように肌には浮かんでいた。
無数のそれが、つーっと、二人の震えでひとつになった。
それと同時に、僕の意識は、なんだか朦朧とした混沌の闇の中に飲み込まれていった。
また…闇が僕を包んだ。

732:名無しさん@ピンキー
10/06/19 19:17:56 t4KYhKCs
続きマダー?

733:名無しさん@ピンキー
10/06/19 23:54:17 hhxmeiVg
LASキッチー様、専属慰安婦続きマダ?

734:名無しさん@ピンキー
10/06/20 00:56:32 vHZHMd8w
専属慰安婦の続きマダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン


735:名無しさん@ピンキー
10/06/20 11:02:13 jUvnObw0
専属慰安婦の続きマダー?(*´Д`*)ハァハァ


736:名無しさん@ピンキー
10/06/20 17:40:06 zCwVYuK0
マダー?

737:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:40:59 hZY+MLi7
・第6話「光芒」

「もう、アタシが聞く必要のある部分は終わりよね…?帰るわ」
ネルフ本部のミーティングエリアで、会議の流れを遮ってアスカが立ち上がる。
十数人のスタッフが集まった会議は前半の訓練計画の説明が終わり、エヴァ実機を使用する具体的な訓練手順の打ち合わせに入っていた。
つまり、エヴァを起動できないアスカには、意味のない説明だった。
打ち合わせに熱中するあまり、準パイロット扱いに降格されているアスカへの配慮を誰もが忘れていた。
しまった、という顔をするミサトと、冷やかにアスカを見つめるリツコ、無表情のレイ、気まずそうな表情を浮かべたマヤを始めとする支援スタッフたち。
「アスカ…」
そして、名前を呼んだきり、二の句を告げられず、無言でこちらを見つめてくるシンジ。
彼らをぐるりと見渡したアスカは、くるっと背を向け、ミーティングエリアのドアを開けて出ていく。



「ふん」
最低の気分だった。自分だけが取り残された感覚。それが居たたまれなかった。
会議から抜け出したはいいが、行くあてもないアスカはブラブラと本部施設内を歩く。
すぐに家に帰るのも馬鹿らしく、散歩がてらに歩いていくうちに、多少気分が落ち着いてくる。
アスカにとっては勝手知ったる本部施設だ。セキュリティもフリーパスで気ままに歩いていく。
(あ…。ここに来ちゃった)
エヴァ専用格納庫の弐号機専用区画。ここになら目を瞑っていてもたどり着ける。
今までのくせで、無意識に来てしまったようだ。
もっともシンクロ率が起動指数を下回って以来、最近はほとんど来てはいなかったが。
赤い巨人が冷却水を満たしたケージに固定されている。
ゆっくりと、巨大な弐号機の頭部へと近づいていく。
手すりに両手をかけ、4つ目の異形の、しかしアスカには己の分身のように感じる巨人を見上げる。
(ごめんね…。シンクロ率が回復したら、アンタを自由に動き回らしてあげるから…)

「でもさあ、俺は思うのよ…」
(え…?)
下から声がする。
身を乗り出して下を覗くと、冷却水上に浮かんだボートに乗った作業員が3名、点検作業を行っているようだ。
いままで、ロクに会話したこともない彼らだが、彼らなくしてエヴァは動かせない。
自分の不調で、稼働不能の弐号機だが、彼らは休むことなくエヴァの整備に精を出している。
(お礼を言っておかなきゃ…)
ふと、そんな考えが浮かび、話かけようとしたその時。
「パイロットが役立たずなお陰で、俺らの努力が無駄になっちまうのはどうもな、って」
「ちょっと言い過ぎだぞ。でもまあ、正直、初号機担当の連中が羨ましいよな」
「あーあ、弐号機の新しいパイロット、早く決まんないかな」
作業員たちは何か計測器を操作しながら、世間話のように「そのこと」を語っていた。
アスカは口を開いたまま、その場に立ち尽くす。
「…あ」
漏れたのは、言葉ではなかった。紡ぐ言葉はなかった。
それに気がついた、3人の作業員が上を向き、驚愕の表情を浮かべる。
「あ…。アスカちゃん?」
「…、す、すいません。別に、そんな…」
「わ、悪気は無かったんだよ…」
それ以上は聞こえなかった。
アスカはその場から走り出していた。
足の力の許す限り全力で、走っていく。
次々と心に後悔の気持ちが湧き上がってくる。
(こんな惨めな気持になるなら、ドイツに帰るんだった)
(…日本になんて来るんじゃなかった)
(…エヴァになんか乗るんじゃなかった)
心を吹き荒れる陰惨な衝動。
(こんなことなら…!!…あの時、ママと一緒に死んであげれば良かった!!!!)
アスカにはそれをコントロールすることができない。



738:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:41:46 hZY+MLi7
格納庫の通路を数百メートルを走り、ようやく走るのをやめ、とぼとぼと歩く。
アスカは無人の暗い通路を虚ろな視線のまま進み、出口のない思考を巡らせる。
(いっそ、あの浅間山の火口のマグマの中で死んでいれば良かったのかも知れない…)
そうすれば、エヴァパイロットとしての誇りを抱いたまま死ねただろう。
「勇敢なるエヴァパイロット、選ばれしセカンドチルドレン、惣流アスカ・ラングレー。2体の使徒を倒し、
孤立無援の困難なる戦闘にて3体目と相打ちになり、マグマの中に消える」
そう言って、世の人々はその英雄的行動を褒めたたえ、その死を惜しんでくれたに違いない。
あの時に、死んでさえいれば。
だが、現実には自分は生きながらえ、とうとう娼婦まがいの行為まで強いられ、生き恥を晒している。

主のいない最奥のエヴァ格納用ケージ。
ぽっかりと空いた空間に作業用通路だけが橋渡されている。
ケージの中央まで来て、ふと立ち止まり下を見下ろす。
壁面に非常灯だけが点々と燈り、はるか下の床面まで続く壁をわずかに浮かびあがらせている。
(ここから飛び下りれば、簡単に死ねるわね…)
不意に、そんな考えが浮かぶ。
(もう、いいか…。疲れちゃったし…)
張りつめた想いが、どんよりとしたものに変わっていく。
(エヴァとの接触実験で心を病んで首吊りした母親と、エヴァパイロットの資格を失って格納庫で身を投げた娘…か)
「ふふ…、あはは。笑えるくらい、お似合いの親子じゃない…」
両手で安全柵を掴み、身を乗り出して下を見る。
(さあ…、もうちょっとで楽になれるのよ、アスカ。やっとママのところへ行けるわ)
息を吸い、最後の一歩を踏み出そうとする。
だが、アスカはそれ以上動けなかった。
体がこわばって動かない。
(嫌…。やっぱり駄目。まだ、死にたくなんてない。生きていたい。)
(でも生きているのが苦しい。どうしたら…。だれか、だれか…)

「アスカ!」

アスカの眼前の地獄の入口のような暗闇が、一瞬にして、ただの暗がりに変わる。
アスカはまるで地底から舞い戻った放浪者が怖々太陽を見上げるように、声の主へ顔を向ける。
あどけない顔をしたお馴染みの少年へと。



739:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:42:14 hZY+MLi7
「う、あ…」
それ以上、アスカは声を出せなかった。
感情が高ぶり過ぎている。
目が熱い。
口を開けば、何かを叫びだしてしまいそう衝動に支配されかかっている。
(くっ…。なにやってんのよアスカ。落ち着くのよ。今までみたいに感情をコントロールするのよ)
(相手はただのバカシンジでしょ…)
やっとの思いで、アスカは普段通りの声を出す。
「…なによ?」
「なんか、様子がおかしかったから、心配で探しにきたんだ…」
「アスカ、なんか怖い顔してたよ」
「はあ?なにが?アンタには関係ないでしょ?」
あふれ落ちそうな涙を気取られぬように、踵を返し、シンジに背を向けて、歩きだそうとするアスカ。
だが、思いがけず左手首を掴まれる。
「放してよ!」
シンジの手を振り払って、駆けだそうとする。
「駄目だ!」
「あっ」
「うわっ」
「きゃあ」
予想外に強い力に引かれ、バランスを崩したアスカがシンジにぶつかるように倒れこむ。
シンジがなんとか踏みとどまり、アスカを抱え込むような形で支える。
しばらく無言で体を寄せたままの二人。
アスカは下を向いたまま、無言のままだ。
「関係なくはないよ…」
シンジがぽつりと呟く。
アスカの体がピクリとする。
肩をシンジに掴まれたまま、2人の距離は10cmもないだろう。
(何よ…。上辺だけ取り繕って、適当なこと言ってんじゃないわよ…)
視線をシンジの顔からそらしたまま、アスカが心の中で呟く。
(だれもアタシなんて本当には必要としていない)
(アタシなんて、いくらでも変わりはいる)
(だからアタシはいつ死んだっていい。そんな覚悟はとうの昔に決めている)
(なのに…)
(なのに…)
(なのに、なんでアンタはいつも、いつも、いつもアタシを構うのよ?引きとめんのよ?そんな振りをすんのよ!?)
あのユニゾンの特訓で葛城家を飛び出した時も。
(何もしないで突っ立っているだけのくせに。アタシの心なんて知らないくせに)
使徒に心を踏みにじられて、うずくまっていた時も。
(アタシから何もかも奪っていったくせに。アタシの何もかもを汚したくせに)
エヴァのトップパイロットの座も、ファーストキスも、初めての全部も。
(放っておいてよ…)
そうすれば、自分は誇り高く生きられた。綺麗なまま死ねた。



740:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:42:42 hZY+MLi7
(ううん…。嘘ね…)
アスカは知っていた。
あの灼熱のマグマの中で、その時、そのセカンドチルドレンが両ひざを抱えて震えながら、死を待っていたことを。
勇敢なパイロット?
お笑い草だ。
いつも一人で大丈夫だと強がりながら、一方でありもしない救いを求め続けている。
そう、救いなどありはしないはずだった。
加持リョウジも結局こんな小娘など構っている余裕などなかった。
保護者づらして手元に置いた葛城ミサトも。
病んだ母を見捨てた父親も。
死んだ両親の代わりに自分を引き取った継母も。
誰も自分を救ってなどくれない。
そんなことは最初から分かっている。自分はピエロだと自覚して踊っていたはずだった。
幾重にも張り巡らせた防壁の内側に、人とのつながりに飢えた脆弱な心を隠して。
(それなのに…)
(アンタは…)
制服のブラウスの薄い布越しに、肩に触れているシンジの手が温もりを伝えてくる。
(アンタは、アタシの覚悟を台無しにしてしまう)
(アンタの一言一言が、せっかく築いたアタシの砦を崩していってしまう)
まるで打ち寄せる波が、強固に見えた砂の城をあっさりと崩していくように。
(ベットの上でアタシを裸にひん剥いて舐めまわしたみたいに、アタシの心まで素っ裸にしようっての?)
(それで、最後には哀れな女だってあざ笑おうっていうわけ?)
病院で無防備な姿をさらした母の記憶が蘇る。
(それとも…)
(それとも…。まさか本当にアタシを必要としてる、とでも言うの?)
顔を上げ、シンジの目を見つめる。
一瞬、アスカとシンジの視線が絡み合う。
シンジの瞳の中にアスカが映っている。
(ねえ…本当に?)
時が止まったかのように動かない二人。
だが、それはつかの間だった。
「あ、ご、ごめん…!」
シンジがあわてたように手を放す。
解放されたアスカが、溜息をつき、制服のリボンとブラウスの襟を直す。
(散々、アタシの中でザーメンぶちまけて、あんなもんまで突っ込んだくせに…)
(何、今さらこれ位であわててんのよ…。バカじゃないの?)
ふと、己の鼓動の早さに気が付くアスカ。
(なんで、アタシ、心臓がこんなに…)
「アスカ、家に帰ろう」
いつになく真剣なシンジの顔に、アスカは余計な感情をしまい込む。
「…あんた会議はどうすんのよ?」
「明日に伸ばしてもらったよ。ちょっと怒られたけど」
「そう…」
シンジは行こう、と言う様に振り返ってから歩き出す。
まるで見えない手で引かれるように、シンジの後ろについて、アスカはゆっくり足を踏み出した。



741:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:43:03 hZY+MLi7
マンションのキッチンで今日も2人だけの夕食が終わり、シンジは食器の片付けを行っている。
脱衣所から聞こえていたドライヤーの音が消えると、風呂に入っていたアスカがキッチンに戻ってくる。
いつもはつけているインターフェイスや髪留めの類はつけず、アスカは珍しくストレートヘアを下ろした状態だ。
膝までの短い丈の白いワンピースと相まって妙に艶めかしい、と振り返ってちらりと見たシンジはどきりとする。
「ねえ、今日はどうするの?」
ようやく、食器を棚に戻し終わり、テーブルの椅子に座ったシンジにうつむき加減にアスカが聞いてくる。
わずかな間、沈黙したシンジが答える。
「…。今日はいいよ。なんかアスカ調子悪そうだし…」
「…そう」
アスカの声に張りがない。やはり昼間のことを気にしてるのだろうと、シンジは心を痛める。
でも、自分にできることなど、何かあるのだろうか。
せいぜい、アスカをそっとしておいてあげるくらいだ。
「僕は先に寝るよ…。おやすみ」
「…おやすみ」

自室に引き上げたシンジは、ベットに横たわり目を閉じる。
が、しばらくして枕元の携帯電話を取り出し、左手で操作する。
間接照明だけでやや暗い室内の天井を背景に、携帯電話の画面だけが明るく浮かび上がる。
その画面に映し出されているのは、先日のベットの上で縛られたアスカの痴態だった。
パジャマ姿で胸と秘部を露にされている写真。
全裸のまま、気だるそうな表情でこちらを見ている写真。
蕩けた様な表情と秘部にねじ込まれた張形があまりにも卑猥な最後の写真。
どれも見飽きないエロティックな写真だ。
「…アスカ」
思わず、名前を口に出してしまう。
右手は既に、いきり立っている自身のペニスをさすり始めている。
「う…」
衝動がこみあげてくる。
アスカを汚したい。犯したい。
彼女の心を気遣いながらも、その身を欲望で汚したい、という矛盾した感情にシンジは葛藤する。
だが、欲望には勝てなかった。
想像の中で、シンジは写真の中のアスカにペニスを突きたてて犯し始める。
あの時のアスカの嬌声を思い出し、アスカを攻める様を思う。
徐々に興奮が高まり、ペニスを掴んで前後させる動きを最大限にまで速める。
「…アスカァ!」
もう少しで、絶頂に至れそうになった、瞬間。
ガラッ、とシンジの部屋の引き戸が開いた。



742:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:44:25 hZY+MLi7
「あっ!」
音のしたほうに顔を向けたシンジの視界に入ってきたのは、携帯電話の画面の全裸のアスカの先に居る、本物のアスカだった。
「うわ」
驚いたあまり、携帯電話はシンジの手から離れ、ベットから転がり落ちる。
シンジは慌てて起きて、股間から右手を放す。
だが、ベッドの上から手を伸ばした先に携帯電話はもうない。
先ほどのワンピース姿で、すたすたと入ってきたアスカが既に手にしている。
ピッピッと、険しい表情でいくつかの写真をチェックしたらしいアスカが、表情を変え、いたずらっぽい視線をシンジに移す。
「ふーん。男ってこういう写真で、するんだ?」
「か、返してよ!」
顔を真っ赤にして、シンジが必死に抗議する。
「写ってんのはアタシなんだから、所有権はどちらかしらね?」
ふふん、と笑ってアスカが携帯電話をシンジに手渡す。
携帯電話を受取って、安心したシンジにアスカが話しかける。
「まあ、いいわ、これも仕事の一環ということにしてあげる。でも、他の誰かに見せたら殺すわよ…?」
最後の言葉だけは鬼気迫る表情を見せたアスカが、どっかりとシンジのベットに上がりこんでくる。
「なんか部屋の前通ったら、呼ばれたような気がしたから覗かせてもらったんだけど。面白いもん見せてもらったわ…」
「うう…」
なにも言い返せずに、押し黙るシンジ。
「へんな遠慮しちゃってさ。余計なお世話ってもんよ」
アスカの髪の毛が、シンジの頬に触れる。
アスカが後ろに手を伸ばし、シンジの股間を掴む。
「ううっ」
「結局、したいんでしょ?だったらやりたいって言えばいいのよ」
アスカの手のひらの中で、衰えていたペニスがムクムクと復活し始める。
「どうなの?」
「…したい」
「ふふん、やっぱりね」
満足気にそういうと、アスカは体の向きを180度変える。
アスカがシンジのズボンとパンツを脱がし、シンジの股間に顔を埋める。
「うああっ」
突然、ペニスが温かいモノに包まれ、シンジが快感にうめき声をあげる。
アスカがペニスをすっぽりと口に含んだのだ。
クチャクチャ、とアスカがペニスをしゃぶる音が続く。
「どう?一人でするより、ずっと気持ちいいでしょ…?」
しばらく続けた愛撫の手を休め、振り向いて、アスカが聞いてくる。
「う、うん」
シンジが答えると、アスカは頬を緩め、再びペニスを含んでくれる。
「ふうっ」
快楽に声を洩らしつつ、シンジはアスカの口での奉仕に負けないように、アスカへの愛撫を始める。


743:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:45:19 hZY+MLi7
ワンピースの裾をつかみ、上のほうにまくりあげる。
白いパンティが覗く。
パンティの上から股間をさすってやる。
「んん…」
シンジのモノを含んだまま、アスカが呻く。
シンジはアスカのパンティを脱がし、股間を引きよせ、秘裂に舌を這わせる。
「…ああん」
しばらく、二人とも無言で互いの性器に顔をうずめ、愛撫を続ける。
アスカのワレメからはトロトロと愛液があふれ始め、シンジの顔を濡らす。
クリトリスに指を這わせて、刺激を与えてやる。
「んんーっ!」
アスカが腰を揺らして反応する。
だが、先に限界が訪れたのはシンジだった。
「くう、駄目だ。アスカ、出ちゃうよっ」
とうとう堪え切れずにシンジが呻く。
アスカは、シンジのものを含んだまま、顔を上下させ、摩擦を増加させてくれる。
「うああっ、出るっ!」
アスカのワレメから顔を離し、全身をのけぞらしてシンジが射精する。
ドクッドクッと迸る精を、アスカがすべて口で受け止め、コクコクと飲んでくれているようだ。
丸出しになったお尻とワレメの向こうで、続けられるアスカの愛撫にシンジは夢見心地で射精の余韻に浸る。



アスカが、放出された精液を全て飲み込んで、べろべろと口の中でペニスを舐め回し清めてくれる。
それを終えるとアスカが、また体の向きを変え、シンジに覆いかぶさってくる。
「どうだった?」
「うん、すごく気持ちよかったよ…」
「ふふ…」
アスカが笑みを浮かべる。
シンジが手を伸ばし、ワンピースを脱がそうとする。
「まだまだ、やる気十分ってわけ?ほんとエロシンジよね…」
アスカが協力し、ワンピースを脱ぐ。
ブラジャーだけが残ったが、外し方がわからない。
「後ろのホックを外すのよ…」
両手を立てていたアスカがシンジの体に身を預ける。
ブラジャー越しにやわらかいアスカの両胸を感じながら、シンジはアスカの背中に手を伸ばし、なんとかブラジャーをはずす。
「ぶきっちょねえ」
「しょうがないだろ…。こんなの初めてなんだからさ…」
「ふうん。まあ、そうよね」
口を尖らしたシンジを愉快そうに見ながらアスカが上体を起こす。
シンジの下腹部に座り込んだ状態になったアスカの弾力ある胸がぷるんと揺れる。
重力に引かれてやや下に変形した胸の形が量感を増していて扇情的だ。
いつも、ベットに寝ているアスカを組みしいていた時とはまた違った眺め。
シンジは両手を伸ばし、アスカの両胸を掴む。
「あっ」
アスカの反応に気を良くして、今度は人差し指と親指で乳首を、くりくりと捏ねまわしてやる。
「ああん」
やや、立ち始めていた乳首がさらに固さを増していく。
目を瞑り、首を振って快楽を堪えるアスカの長い髪が、左右に振り乱れ、アスカの感情の高ぶりを強調する。
ずっとこの光景を眺めていたい、と思うほどにエロティックな姿だ。

744:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:47:23 hZY+MLi7
「…アスカ、今日はアスカが上から自分で入れてよ」
ふと、思いついてシンジがアスカに注文をつける。
「ええ、アタシが…?」
アスカが眉を少しよせて思案する。
「うん。見てみたいんだ」
「しょうがないわね…」
アスカが腰を上げ、そろそろと、シンジの股間に合わせるように後ろに下がる。
長い髪と、乳房がユラユラと揺れる。
そのアスカの艶めかしい動きにシンジのペニスは最大限に勃起する。
アスカが両ひざを立てると、その屹立しているシンジのペニスを心細げに見つめる。
いままで何度も挿入されたモノだが、自分で積極的にいれるのは抵抗感があるのだろう。
シンジはその光景にゾクゾクとする。
ようやくアスカが左手でシンジの掴み、自身のワレメに当たるように、ゆっくりと腰を落としてくる。
「く…」
「あ…」
ワレメの入口の亀頭があたり、アスカがかすかに声を洩らす。
シンジもペニスの先端にヌルリとした感触を受け、快楽への期待に身を震わせる。
覚悟を決めたアスカがそのまま腰を落とす。
「あああっ!」
「くううっ!」
ズブズブとシンジのペニスがアスカの中に飲み込まれていく。
「あ…ん」
完全に腰を下ろし、シンジのモノを根元まで受け入れたアスカがため息をつく。
「アスカ、自分で動いてみてよ…」
すぐに腰を使いたい衝動を堪え、シンジがさらに注文をつける。
「ええ…?しょうがないわね…」
アスカが腰を少し浮かせ、また落とす。
クチャッ。
淫らな音が響く。
「ああ、いいよ…アスカ」
シンジの言葉に勇気づけられたか、アスカは腰の動きを繰り返し始める。
「あ…、あん」
アスカが腰を落としこむたび、シンジのペニスをアスカの温かく濡れた柔襞が優しく包んで呑み込んでいく。
自分で動かない分、シンジはその快感だけに集中することができた。
目を閉じてその快感を噛みしめるシンジ。
まるでアスカの中に自分が全部入っていくような感覚だ。

745:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:47:51 hZY+MLi7
しばらくすると要領が分かってきたのか、アスカはペースを上げて、腰を振る。
「あっ、ああん、あん」
アスカもだいぶ感じてきているようだ。
目を開けると、アスカが栗色の髪を振り乱し、上下に動いている。
規則的にゆさゆさと揺れて形を変える二つの乳房にシンジは目を奪われる。
やがて、自分の体重を支えきれなくなったのか、アスカが両手を前について前のめりになる。
目の前にある乳房をシンジが掴む。
「ああーっ!」
乳房を力いっぱい掴まれて、アスカの感情がさらに高まったようだ。
しかし、シンジのほうはもう限界だった。
心地よくぬめった柔襞にペニス全体が包まれ、こすられる。
自分の意志でコントロールできない快楽にシンジのペニスは暴発寸前になる。
「アスカ、出ちゃうよ…」
「えっ。ちょっと早いんじゃないの?もうちょっと頑張りなさいよ」
「アスカ、駄目だよ。そんなに動いちゃ…」
「ふふん、情けない声出しちゃってさ。かっこ悪いわねバカシンジ」
アスカの腰を振る動きがさらに激しくなる。
「ああっ、いいっ」
アスカも目を瞑り、腰を振りながら快感に耽っているようだ。
二人の結合部からグチャグチャと淫らな音が漏れ、愛液が滴り落ちてシンジの下腹部を濡らす。
膣内がさらにキュッキュッと締まってくる。
「ううっ、駄目だ。出すよっ!アスカっ!」
とうとう堪え切れずに、シンジの全身が絶頂の快感に包まれる。
「うああっ」
膨張しきったペニスの先端から精が迸る。
身をのけぞらせて、ドクッドクッとアスカの膣内に絞り出されるように精を放ち続ける。
「ああっ!」
アスカも胎内で弾けた精を感じたようにビクンビクンと身を震わせる。
シンジの射精が終わり、ぐったりとなったアスカが、シンジの体に重なってくる。
「はあっ…、はあっ…」
しばらく、二人の荒い息だけが続いた。




最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch