【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】at EROPARO
【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】 - 暇つぶし2ch650:名無しさん@ピンキー
10/06/01 23:35:05 JCsVZpuT
続き待ち!
エロも楽しみだがストーリー展開がもっと楽しみですね。
幼児期のアスカとシンジは可愛いなぁ…。

651:名無しさん@ピンキー
10/06/01 23:44:57 RmniTcwG
>>649
むむん、展開が読めませんw
どうなるのか楽しみです

652:名無しさん@ピンキー
10/06/02 17:24:14 0mRa7qMD
盛り上がってるスレを嗅ぎ付けて来るんだよね。
こういう、『書きながら投稿』を得意にしてる奴w

653:名無しさん@ピンキー
10/06/02 23:07:31 k+yrewsJ
>>652
そういう刺のある言い方しなくてもいいのに…

まあ、話途中で切れると読み手の期待の裏返しでフラストレーションが上がるというのも一面としてあるので、
続きもので間空くなら、次回投下予定とか単純に「つづく」とかで続ける意思表示くらいはあったほうがいいかなあ

職人さんは気にせずどんどん投下してくれればいいと思いますが

654:名無しさん@ピンキー
10/06/02 23:36:45 3vCkp5Ci
たった1レスずつでしかぶった切って投下するのって何なの?
その度コメが欲しいの?自己中なの?

と思ったことがある

655:名無しさん@ピンキー
10/06/03 12:30:12 h/DO+wdw
専属慰安婦の続きマダ?

656:名無しさん@ピンキー
10/06/03 18:05:39 Cu79AW8j
>>655
気持ちは分かるが、三日前に投下されたばかりじゃないか
少しは黙って正座してようよ
週一投下は結構つらいと言ってるんだからさ
空気嫁





657:名無しさん@ピンキー
10/06/03 21:04:07 UBUrkM6d
専属慰安婦の続きマダ?

658:名無しさん@ピンキー
10/06/03 21:21:24 /UCrdbJf


659:名無しさん@ピンキー
10/06/03 22:30:22 9bm7BSRu
専属慰安婦の続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン


660:656
10/06/04 02:02:02 SzB/MG+T
ヲマエラw
嫁てなかったのは俺か!
流れに乗るかw

専属慰安婦の続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン


LASキッチーさん、気にせずゆっくり良いもの書いてくださいw
ゆっくり待っとりますw

661:名無しさん@ピンキー
10/06/04 05:56:31 C9DCQhDs
あげんな

662:名無しさん@ピンキー
10/06/04 17:29:13 Csf0sLLh
急かすとクオリティ落ちるぞw

663:名無しさん@ピンキー
10/06/04 19:36:15 ciWgUIk7
 

664:656
10/06/05 00:05:36 9U7+37FK
やべぇ、あげてた

という事でROMにもどるわ
すまん

665:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/06/06 08:41:43 4tXnuQEl
お世話になっております、まとめサイト管理人です

本日、6月5日まで投下分をまとめサイトにアップロードいたしました
お気づきの点等ありましたらまとめサイトの管理人行きメールフォームまたはこのスレでご連絡いただければ幸いです

PC用
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

携帯用
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

以上取り急ぎご報告まで

666:名無しさん@ピンキー
10/06/06 14:26:09 YYOeNkjK
脚本案 初の三機での作戦の後 深夜 シンジの部屋を訪れるアスカ。
「あんた遅かったわね」といってシンジにくすぐりの刑を処す。
我慢できずにむずかってボッキするシンジ。
「さあ・・・次は手コキ我慢よ」といってこすりはじめるアスカ。
あせるシンジに「さあ・・・私ガサついたから触らせてあげる・・・こっち向いていいのよ」と誘惑するアスカ
誘惑に負けてアスカの腰と尻を触るシンジ。
「あん。」と甘い声を出すアスカ。


ってのはダメかな

667:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:06:22 YUqMteXu
>>666
新劇設定かな?そこはハッキリさせて欲しい
あとアスカの超積極的な行動の理由づけがなんか欲しい。ミサトさんのアドバイスをなんか勘違いしてるとかw
シチュエーションは結構好きです。投下期待してます


668:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:07:24 YYOeNkjK
>>667
新劇設定
まあちょっとSっ気が入ったアスカと思えば。

669:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:35:29 YUqMteXu
>>668
ふむ。新劇だったら、料理対決あたりでデレ式波が再度夜這いがシチュエーションに合いそうです
えこひいきの前でデレデレしてんじゃないわよ、みたいな
以上


670:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:36:28 YYOeNkjK
>>669
料理・・・対決…?
シンジは京都にいたから料理には五月蝿そう。そういう設定はないけど。

671:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:41:36 YUqMteXu
>>670
レイに対抗して式波が料理練習始めたところ、って意味でした。

今のところ、料理はシンジがダントツトップだけどw

672:パッチン
10/06/06 20:59:04 YYFpqaJ2
暑い…。
こんな場所で待つなんてやっぱりやめときゃ良かったかなぁ、と今更軽く後悔。

でももうすぐ来るよね…。来たら、もう逃げられないよね。

ドキドキと暴れる胸の奥を押さえこむように、アタシは身体を胎児のポーズにして縮こまる。
ぐるぐる回る頭を整理するよう、深く深く深呼吸。

「ふ…あぅぅ」

肺いっぱいにアイツの香りが溢れて、更にシュワシュワと熱い血が全身を駆け回る。

や、やば…失敗した。もっとおかしくなっちゃう…。

ガチャっ。バタン。ービクっ!!

廊下の方から聞こえた洗面所の扉の開閉音、遠くに鳴ったそれにアタシはくるまっていた『アイツの布団』を吹き飛ばしそうになるほどの身体の反応をみせてしまう。

673:パッチン
10/06/06 21:00:54 YYFpqaJ2
来る…来ちゃう。落ち着いて、落ち着くのよアスカ。

ペタペタペタペタ。

練習した通りに、その通り言えばいいだけなんだから…!

がたっ、すーっ

来た!!

部屋のふすまが開いた瞬間、アタシは隠れていた布団をガバッとめくり上げ、彼の前に姿を現す。
突然の出来事にキョトンとした表情をしているのは予想通り。
アタシはなるべく緊張を悟られぬよう、堂々とした振る舞いでベッドから降り立ち、彼に向かって高々と宣言するのだ。

「誕生日おめでとうバカシンジ!!プレゼントはアタシよ!!」

「・・・・・へ?」

「だからプレゼントはアタシの身体よ!!感謝しなりゃいよ!!」

・・・最後…緊張でかんじゃった…。

腰に手をあてシンジを見つめるアタシの頭には、赤毛にくくりつけた赤い大きなリボンが揺れていた。

674:パッチン
10/06/06 21:02:23 YYFpqaJ2
「ね、ねぇ本当にいいの…?」
「な、何きいてんのよ!アタシがいいって言ったのに、アタシが嫌がるわけないでしょ!」

アタシ達はシンジのベッドの上に乗り、お互い正座で向かいあっている。
豆電球の明かりの下、うっすらと戸惑ったシンジの表情がうつる。

「でも…僕達まだそんなことしたことないし…」
「ば、バカじゃないの!?同居してる恋人同士なんだから、エッチなことの1つや2つ当たり前じゃない!
交際3ヶ月、同居生活2年半、今までしたことないのがおかしいのよ!」
「そ、そういうもんなのかな?」

・・・極度に他人との距離感を気にしながら生きてきたアタシ達2人は、付き合い始めた今でも相手に触れることを微かに怖がっている部分がある。

無性にシンジに抱きつきたくなること、甘えてみたくなること…。
恋人同士なんだから思い切って行動しちゃえばいいのに、タイミングも方法も分からず、ただボーっと眺めてモヤモヤするしか出来ない。

このままじゃ良くないって…何か変えたくて…。

「じゃ、じゃあまずはキスからよ。アンタは目ぇ瞑ってこっち向いてなさい」
「う、うんっ」

675:パッチン
10/06/06 21:04:18 YYFpqaJ2
キュッと怖がるようにシンジは膝に両手を置いて肩をすくめる。
ドンドコドンドコと太鼓のようにアタシの胸が緊張を伝える。

実はあの因縁の鼻つまみキス以来になる。シンジと唇を重ねるのは…。

付き合ってからの3ヶ月…デートというくくりでデパートや映画に遊びに行く以外、本当に以前とほとんど変わらない生活をしてきたアタシ達。

勇気を出して、好きって伝えたあの日以来の胸の高鳴り。

失敗しないようお互いが触れ合うギリギリまで開けていた瞳を閉じ、静かに唇だけが2人を繋いだ。

「「んっ…」」

ふにゃん、とたわむような感触。
ドキンっ、と縮むアタシの心臓。

キスしちゃった・・・・・シンジと。

考えた途端、感覚が全て唇に集まっていき…シンジの感触がアタシの心を夢中にさせる。
柔らかくて温かい唇が優しくて…、ピクピクと緊張で震えるのが妙におかしくて…、シンジとキスしてるという事実で胸がいっぱいになる。

・・・こんなに温かい気持ちになれるんだね。キスって…。

676:パッチン
10/06/06 21:06:36 YYFpqaJ2
「ん…くちゅっ」

「ふゅん…!?」

その時、今まさにとろけていきそうだったアタシを目覚めさせたのは、膝の上で固まっていたシンジの両手。
我慢出来ないよ、と言わんばかりにアタシの両肩をそっと掴み、今度は自分から上半身をこちらに傾ける。

その動きと同時に唇を擦り付けるようにシンジが顔をひねってくる。

積極的な動きに慌てたアタシの開きかけた口に…突如シンジの舌がねじ込まれた。

「んっ、んちゅっ…」
「ふにゅちゅ!?んーっ!にゅぷちゅ…」

な、なによこの展開は!!予定ではアタシがガンガンリードしていくはずなのに!!

一定のリズムをとるように呼吸をしながら、アタシの口内をゆっくりねぶっていくバカシンジ!

一方完全になすがままになって、両目を開ききって呼吸困難のようにパニクるアタシ。

ま、負けちゃダメよ…アスカ。

677:パッチン
10/06/06 21:08:50 YYFpqaJ2
さっきからツンツンとアタシの舌をつついてくるシンジの舌。
一緒に踊ろ?と言わんばかりに誘ってくるそれに、おずおずと答えるように、アタシも舌を動かしてみる。

焼けるように熱い体と顔が、沸点を越えてくる。

気がつくとシンジに押し倒される体制で、布団の上に身を預けていた。

感じる舌はヌルリとザラリを足したような感触で、気持ちの良い物では無いはずなのに…。
シンジの舌・・・と思うと、擦り合わせることを止められない。

舌を伝って流し込まれる雫は、微かに歯磨き粉の香りがすること以外は無味無臭…。
でもシンジの唾液と思うと、それは危ない薬のようにアタシの心を魅了していく。
アタシとシンジの味が混ざったそれを飲み込むと、体中が燃え上がる。

美味しい…。

アタシがコクリと喉を鳴らすたびに、嬉しそうに鼻を鳴らすシンジが可愛い。

脳みそがクチュクチュという口からの音と味にゆっくり溶かされていく…。

なんで…こんなにコイツ大人のキスが上手いんだろ…?

絶対何かあるわね…。

678:パッチン
10/06/06 21:10:40 YYFpqaJ2
「…っぷは・・・アスカ」
「シンりぃ…」

離されたお互いの唇を繋ぐ透明な糸、その先に見える真っ直ぐにアタシを見つめる涙目のシンジ。

恥ずかしい・・・。多分アタシとろとろな顔になってる。
両手で顔を隠しそうになって、グッとこらえる。

シンジに恥じらって弱気になるアタシなんて、死んでも見せたくない。


「・・・あ、アスカ」
「な、なによ…」
「胸…いい?」
「あっ、・・・い、いちいち聞くんじゃないわよバカ!好きにしなさいよ!」
「ご、ごめん!あの、ありがとう…」

無意識に顔の付近に集まりかけていた両手を、グッと広げて大の字にする。
これから触られるという事実を必死にごまかすように強気でせめる。

シンジは軽く息を整えるようにしてから、小さくアスカ…と呟いて再びアタシに軽くキス。
そして右手が優しく優しく、アタシの胸に置かれた。

「あっ…う…」

「アスカ?」

679:パッチン
10/06/06 21:12:20 YYFpqaJ2
ノーブラのタンクトップというあまりにも薄い防具の下。シンジの手の熱さが敏感に伝わり、思わず声があがってしまう。
心配そうに顔を覗きこんでくるシンジから慌てて顔を逸らし、続きを促すようにアゴで指示する。

ま、まだ胸を触られてるだけなのに、どうしようもないくらい恥ずかしい。

無理かもしれない…これ以上のことしたら、心臓が爆発して死ぬかもしれない…。

下唇を噛み締め、必死で出そうな声を鼻から逃がすアタシを尻目に、感触を確かめるようフニフニ動くシンジの手。

い、いつの間にか両手使ってるし…。

シンジの手の熱と、揉み込まれたことに反応して、多分服の上からでも分かるくらい勃起してる乳首。
時々シンジの人差し指がそれを確かめるよう、布越しにサリサリと擦る。
「ひっ…んっ」

「アスカ…アス…カ」

ずっと名前を呼ぶシンジ…。
シーツをぐちゃぐちゃに握りしめながら、アタシは顔を横にブンブン振るしか出来なかった。

680:パッチン
10/06/06 21:16:04 YYFpqaJ2
シンジ誕生日記念に失礼します。初めから恐ろしくベタな展開すみませんw
エロは初めなのでエロく出来るか分かりませんが、まあ可愛らしく出来ればいいかと思ってます。

681:名無しさん@ピンキー
10/06/06 21:39:50 Iep5WU6X
続きマダー?

682:名無しさん@ピンキー
10/06/06 22:15:06 YUqMteXu
>>680
GJです。
これはAEOE設定かな?
シンジを待構えるアスカのヘッポコぶりがなかなか可愛いです。
続き期待。

683:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 22:55:05 z3qB4EIA
(注:今回、SM的表現が強くなっております。苦手な方はご注意ください)

・第5話「偽物」

シンジは新しい実験に参加していた。
過シンクロ状態のコントロール実験。
薬物投与でパイロットの感情を刺激し、エヴァに疑似暴走状態を作り出すのが目的だ。
パイロットの過剰な怒り、悲しみ、絶望がエヴァのパイロットを守ろうとする本能を刺激し、設計以上の性能を引き出す。
偽物の感情を作り出し、エヴァを騙すとも言える。
地下のエヴァ実機を使った広大な演習施設での、その結果は150%を超える高シンクロ率を叩きだした。
薬物投与とは言え、このシンクロ率を再現性を持たせて実現できたことにスタッフがざわめく。
シンクロ率100%というのは決してシンクロ率の上限というわけではない。
パイロットが己の体を操るようにエヴァを操縦できる状態を便宜上100%としているだけだ。
150%というのは、まるで自分の体が敏捷な獣になったような感覚だ。
もっと言えば猛獣に自分の精神が乗り移ったような感じだ。
4つ足で演習用ターゲットめがけて突進し、両手で無骨な鉄骨で組まれたターゲットを引きちぎる。
瞬く間に4つのターゲットを破壊するが、また新たなターゲットが地面から出現する。
(くそっ!まだいるのか!早く、いなくなっちゃえよっ!)
5つ、6つ、7つ。
ターゲットを粉砕していく。
(こんなに動けるなら、いくら敵が来たって!)
ふと、ジオフロント内で第14使徒を殲滅した時の激しい感情の高ぶりを思い出す。
あの時は皆を守りたい、失いたくないという一念だけで、自分でも信じられないくらいのエヴァとのシンクロ率で目の前の使徒を地表に叩きだした。
活動限界ぎりぎりで使徒を地面に叩きつけ、その顔を引きはがそうとしていた。
あの時の無我夢中の精神状態に近いかもしれない。
獣の様に衝動のままに目の前の敵を倒し、破壊する。
その後のシンクロ率400%を記録したという史上最強の暴走の記憶はシンジ自身にはなかったが。
8つ。9つ。最後のターゲットを粉砕するまでほんの数分しかかからなかった。
(これで終わった…)
「あ!」
不意に演習施設の加粒子砲が火を噴き、初号機の顔面に迫る。
なんとか着弾寸前に左手をかざし、ATフィールドを強化する。
バシュッ!
ATフィールドでほとんどのエネルギーを弾きかえすが、ほんの僅か、反応が遅かった。
ATフィールドを貫いた加粒子の射線がエヴァの装甲を融解させ、左手を焼く。
「うう、うああああっ!!!」
左手に走る激痛。
いつもの神経接続から伝わる苦痛とはレベルの違う痛みに、シンジは絶叫する。
だが、それで終わりだった。
「実験終了します。シンジ君は大丈夫かしら?」
リツコからの問いに苦痛を堪え、シンジが問題ないことを答える。
「初号機のケージへの格納後、パイロットはメディカルチェックをすぐに受けてください」
「了解」
シンジは、鈍い痛みを覚える左手を見る。
手のひらの端がまるでナイフで切り裂かれたかのように破れて、出血している。
(まさか)
エヴァからのフィードバックでパイロットが傷つくことなど。
だが、過剰なシンクロが副作用でパイロットへのフィードバックによりパイロットを負傷させる、
もしくは命の危険をもたらすことは以前から理論的に予想されてはいた。
実際、400%の異常なシンクロ率を記録した際にはシンジ自身が己の肉体の形を失うという極限の状態に追い込まれた。
そして、今回のこの負傷もそれに次ぐ、理論の実証だった。
つまり暴走状態のエヴァを破壊することは、パイロットを破壊するのと同義になるということだ。
(これじゃ、エントリープラグを傷つけなかったとしてもパイロットが死ぬじゃないか…)
シンジは暗澹たる気持ちになる。
綾波レイのコピー体がすべて失われた今、ダミープラグの製造は不可能のはず。
であれば、理由はなんであれ、敵対するエヴァに乗っているのは生身の子供達しかありえない。
(こんどは本当に人を殺してしまうかもしれない…)
顔を右手で覆い、溜息をつくシンジ。

684:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 22:55:58 z3qB4EIA

薄暗いモニタールーム。
初号機が獰猛な獣、といった動きを見せ、9つのターゲットを瞬く間に破壊する様が巨大なスクリーンに映し出されていた。
リツコ、ミサト、レイ、そしてアスカがそれを固唾を呑んで見守っていた。
「ビーストモード。エヴァの獣化第2形態の実用化への良いデータが取れたわね」
満足げなリツコ。
「凄い…!」
実験の成果である初号機の従来の常識を超えた動きに、ミサトとアスカは素直に感嘆の声を上げる。
(それにしてもまあ、リツコ、アンタも良くやるわね)
半ば監禁中の身でありながら精力的にエヴァの研究を続けている友人の横顔を見つめ、ミサトは畏敬の念を抱く。
アスカは身を震わして、モニターを見つめ続けていた。
「…こ、これ、私もこの薬使えば、エヴァを動かせるようになるんじゃない?」
期待を込めて、リツコを見つめるアスカ。
「…残念ね。この薬はシンクロ率の倍率をアップさせるものなのよ。底上げするわけじゃないわ。今の貴女が使っても、
起動指数に届くかどうか、というところね」
輝きかけたアスカの目が伏せられる。
「そう…」
リツコが声をひそめて言う。
「それに、この薬はパイロットの感情を無理やり増幅させるの。アスカ、今の貴女のような精神的に不安定な人間には危険すぎて使用できないわ」
「く…」
うなだれるアスカ。
「なんで、アイツばっかり…」
「…碇君、苦しそうだった」
突然、口を開いたのはレイだった。
「そうだった?レイ」
アスカを気づかって見ていたミサトが意外そうに振り向いて言う。
画面の端にはエントリープラグ内のシンジの表情も表示されていた。
ミサトもアスカも初号機の動きに目を奪われて、シンジの様子などロクに見ていなかったが。
「はい。いつもの碇君じゃないようでした」
「はん。アイツ、ちょっと調子に乗ってやり過ぎただけじゃないの?」
軽口を叩くアスカ。
レイは静かに言葉を返す。
「貴女もあの薬を使ったら、碇君と同じように苦しむと思う。だから貴女にも使って欲しくない」
きょとんとするアスカだったが、すぐに食ってかかる。
「アタシが弐号機に乗れなくても良いって言うの?」
レイを睨みつけるアスカに対して、レイは無表情のままだ。
「アスカ、いい加減にしなさい。レイはそんなこと言ってないでしょ?」
ミサトが見かねて割って入る。

685:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 22:57:26 z3qB4EIA

ネルフからの帰り道を、シンジとアスカが並んで歩く。
「あの薬は良くないよ…。なんか自分が人間じゃなくなるような気がする」
「気のせいでしょ?それくらいで、エヴァの戦闘能力が数倍に跳ね上がるんだから、いいじゃない」
「あんな事までしてシンクロ率を上げなくても、エヴァで戦うことはできると思うんだ。別のやり方で」
「は、さすがは無敵のシンジ様。余裕しゃくしゃくですわね」
アスカがわざとらしく、高い声でしゃべる。
「ワタクシめが、毎晩、お慰めさし上げている甲斐がありますわ」
「そんな風に言わなくてもいいじゃないか…」
困ったようにシンジが返す。
「シンクロ率だけ上がったっていいことなんてないよ」
「ほら、見てよ」
包帯に巻かれた左手を見せる。わずかに血が滲んでいる。
「こんな風になるんだ」
アスカが息を呑む。
「だから…、アスカはもう、無理してエヴァに乗らないほうがいいんだ」
(もう、トウジや綾波のように傷つく人は見たくないんだ。だから…)
綾波レイのことはアスカに対しても秘密事項となっていた。だからシンジはそれ以上の言葉は継げなかった。
だが、アスカの反応はシンジの予想と違っていた。
「…それくらいの傷が何よ。そんな怪我が怖くてエヴァに乗れるもんじゃないわ。それともまたアタシがエヴァのトップパイロットになって、アンタを追い抜くのが怖いの?」
「違うよ!エヴァにこだわったって良いことなんてないんだ!」
パシッ!
「どうせアタシはエヴァを起動することすらできない役立たずよ!でもアンタに説教される覚えはないわ!」
アスカに頬を張られたシンジが口をつぐむ。
そのまま2人は無言のまま帰宅した。

686:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 22:58:11 z3qB4EIA

マンションでの夕食は味気ないものだった。
茹でたスパゲティにレトルトのソースをかけたものと、レトルトのスープ。
メニューより、会話のなさがシンジには耐え難かった。
「そうだ、スイカがあるんだ、食べようよ!」
立ち上がったシンジに、スパゲティの最後の一本をつるんと飲み込んだアスカが目を向ける。
「スイカ?」
「そう。ミサトさんが産地から取り寄せしたんだけど、ミサトさんがしばらく家には戻れないから食べちゃって、だってさ」
「ふーん」
冷蔵庫からスイカを取り出し、切り分け始めるシンジ。
頬杖をついてそれを眺めるアスカ。
「はい、どうぞ」
スイカを半分にしたものを更に半分にし、2.5センチくらいに切り分けたものがずらりと大皿に並んでいる。
「ちょっと切りすぎなんじゃないの?」
「うん。でもアスカ、スイカ好きだったよね?」
「まあね」
言い終わらないうちに手を伸ばし、スイカにかぶりついているアスカ。
シャクシャクと噛み、ゴクンと飲み下す。
「ふむ、なかなか甘くて美味しいじゃない…」
ちょっと表情を和らげたアスカに、ほっとしたシンジもスイカにかじりつく。
「ほんとだ。美味しい。ミサトさんいいもの買ってくれたね」
そういえば、加持さんもスイカを作っていて、みんなに食べさせてくれることになっていたっけ。
結局、使徒の侵攻でジオフロントの本部施設ごと畑も失われ、それも実現しなかったのだが。
アスカがぽつりと呟く。
「加持さんの作ったスイカ、食べてみたかったな…」
どきりとする。
「…そうだね」
アスカが寂しそうに漏らした言葉に同意するのと同時に、違う感情が沸き起こる。
(また、加持さん、かよ)
なんで死んでしまった人のことばっかり言うのか。
シンジの心に冷たい風が吹く。
そんなシンジの心を知ってか、知らずかアスカが不意に問いかけてくる。
「今日もどうせ…、するんでしょ?」
「今日は、…射精しちゃダメだって、リツコさんに言われたんだ。今日使った薬の、明日の身体データ収集に影響出ちゃうからって」「…だから、今日は止めておくよ」
「…ふーん。そりゃ、おサルのアンタには残念だったわね。バカシンジ」
拍子抜けした様に視線をシンジからそらす。
「じゃ、今日はゆっくり寝かせてもらえそうね」
さらにスイカにパクつくアスカ。
「あんまり食べると後でトイレが大変だよ…」
「アンタが切ったんでしょ…」
大皿に乗ったスイカをすべて食べ終わると、アスカは「寝るわ」と言ってさっさと自室に引き上げてしまった。

687:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 22:58:39 z3qB4EIA

1時間ほどして、TVを見ていたシンジが立ち上がる。
(やっぱり駄目だ…)
投薬のせいか、夕方のアスカとの口論のせいか、はたまた加持リョウジの名前をまた聞かされたせいか。
イライラが収まらない。
そんな精神状態でアスカを求めても、アスカに酷い行為をしてしまいそうだし、実際、射精を禁止されたのも事実だったから、
今晩はやめておこうと思ったのだが、やはり我慢できない。
アスカの部屋の前に立つ。
「アスカ?」
アスカの部屋の襖をゆっくり開き、小さな呼びかけるシンジ。
返事はない。
(寝ちゃったのか…)
シンジは少し思案すると、きびすを返す。
しばらく、マンションの中を行き来したあと、アスカの部屋にそっと入る。
シンジがそろそろとベットに近づき、腰をかがめる。
すうすう、と小さな寝息を立ててアスカは寝ていた。
その安らかな寝顔をじっと眺めていると、夕方の激しい怒りを見せたアスカとは別人のように思える。
(いつもこんな風に大人しければ、もっと可愛いのに…)
勝手な願望だと自覚しつつ、そう思う。
頬に掛った髪をそっと指で横に払ってやる。
その美しい顔をしばらく眺めたあとシンジは行動を起こす。
ベッドの横から手を伸ばし、ゆっくりと首元からタオルケットを剥いでいく。
縞模様のパジャマ姿があらわになる。
慎重にアスカの手を掴み、万歳のようなポーズをとらせる。
両手の手首を交差させ、素早くタオルを巻いた上からロープでぐるぐる巻きにしていく。
「ん…?」
アスカが寝ぼけたような声を漏らす。
一瞬、シンジは次の行動を躊躇するが、すぐに手を動かし始める
手首を縛り上げたロープをアスカの頭の先のベットの柱に縛り付ける。
急いで、足もとのほうに移動し、両足首を別々に手首を縛ったようにベッドに固定する。
これでアスカが人の字型にベットに縛りつけられた形になった。
「ふう」
一仕事を首尾よく終え、シンジが安堵の息を漏らす。

688:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 22:59:07 z3qB4EIA

そろそろとアスカの胴の右側に移動し、アスカの耳元で囁く。
「アスカ、起きてよ」
「う…、ん…?」
目をシバシバさせて、アスカが首を振って起きようとする。
だが、両手が頭の上で縛られているため、身を少し起こしたところで、両手を後ろに引っ張られるような形でそれは失敗する。
「え…、あれ?」
足を動かしてもほとんど自由がないのが分かると、首を左右に振ってシンジの姿を認め、次第に状況を理解するアスカ。
「シンジっ!アンタ何やってんのよ?」
シンジはそれには答えず、アスカの手足の様子を見る。
「な…、何?なに、人を勝手に縛って…。こんなこと許されると思ってんの?」
アスカの縛めが完全であることを確認し、ようやくシンジが語りかける。
「今日はアスカにビンタされたしさ、また殴られないようにね」
「…悪かったわよ」
「それに、アスカの「仕事」は僕を慰めてくれることだよね?」
目を見開いて、驚くアスカ。
「まさかこの恰好でアタシを犯そうっての?」
「アスカ、今日は出しちゃダメだから、ちょっと変わった感じでしたいんだ」
「何よ…」
「出さなくてもいいんだ。でも、アスカに触りたいんだ…。ゆっくり。いいでしょ?」
「…勝手にすれば」
シンジにこれ以上の害意がないのを確認して安心したのか、視線を逸らしてアスカが呟く。

シンジがアスカに添い寝すると、ゆっくりと胸に手を這わせる。
「う…」
アスカがビクンと反応する。
布越しに触るのは久しぶりだ。
ギュッと両手で握りしめるとアスカの乳房の大きさが伝わってくる。
(なんか、前よりちょっと大きくなったような気がする…)
アスカの腹にまたがり、やや痛みの残る左手で胸を揉み続けながら、右手を股間に伸ばす。
「あう…」
パジャマの上から股間を擦りあげられ、アスカが声を上げる。
パジャマを着たまま縛りあげられ、愛撫に身を捩じらすアスカを見ていると、まるで自分が少女の寝室に深夜潜り込み狼藉をはたらく変質者になったような気がしてくる。
実際、無理やり本人の了解を得ていること以外はまったくその通りなのだが。
パジャマの上着のボタンを外していき、上着を首元まで押し上げる。
ぷるんと、乳房が揺れながらシンジの目の前に現れる。
両手を縛っているので、それ以上は脱がすことはできない。
アスカの下半身のほうに移動し、パジャマの下とパンティも脱がす。
弾力のあるパジャマなのでひざ下まで下すことができた。
可愛らしいパジャマ姿で縛られたまま、胸と、秘部を露にさせられたアスカの姿は、痛々しくもいやらしい。
自分だけ部屋着のままなのも一方的にアスカを凌辱しているような気分を助長させる。
思わずシンジは、携帯を取り出し、シャッターを切る。
パシャ。
「あ…、な、何撮ってんのよ!?」
アスカが抗議の声を上げる。
「大丈夫だよ、誰にも見せないから」
身を起こそうと、もがくアスカにのしかかり、乳首を口に含む。
「だからって…、ああっ」
アスカの体から力が抜け、ぐったりとなりシンジの愛撫に身を任せる。
「ふふ、アスカの乳首、もう立ってるよ。エッチだなあ」
「違う、アタシはそんなんじゃ…。あううっ!」
口の中で乳首を舐めまわし、右手でもう片方を揉みながら乳首をこねまわす。
今日は、アスカに挿入することはできない。
別に挿入を禁止されたわけではないが、実際のところ、シンジはアスカに挿入したらあっという間に射精してしまう。
だから、今日は挿入は一切しないつもりだった。
そのかわり、いつもは挿入を急ぐあまり、最小限にしがちな愛撫を今日はじっくりして、アスカの嬌態を楽しむつもりだった。
まるで赤ん坊に戻ったようにアスカの胸にすがりつき、乳房に甘える。
「あ…、ああ…」
アスカの切なげな声を聞きながら、シンジはうっとりとその行為に浸る。

689:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 23:00:22 z3qB4EIA

30分ほどもそうしていただろうか。
次の愛撫に、移ろうかと身を起こしたシンジに、アスカがためらいがちに言う。
「ト、トイレに行きたいんだけど…」
動きを止め、シンジが問い返す。
「おしっこ?」
「…!そ、そうよ!」
顔を赤らめてアスカが答える。
一瞬思案したシンジが、答える。
「分かったよ。ちょっと待ってて」
身をアスカから離し、立ち上がるシンジにほっとするアスカ。
だが、シンジはアスカに背を向けると、部屋から出て行く。
「え…?ちょ、ちょっとシンジどこ行くのよ!?さっさとこのロープほどきなさいよ!」
アスカの抗議の声への反応はない。
しばらくすると、シンジが戻ってくる。
「ゴメン、おまたせ」
「何やってんのよ、早くほどきなさいよ…。ええ?」
アスカの下半身に陣取るシンジ。
「ちょっと何する気なの?」
「ほら、これですればいいからさ」
シンジが突き出したのは葛城家に常備されているビール用の大型の紙コップだった。
「な…」
絶句するアスカ。
シンジがアスカの股間に紙コップをあてる。
数秒後、想像外の事態へのパニックからアスカが立ち直り、猛然と抗議を始める。
「バ、バカァ!そんなことできるわけないでしょ!?早くロープをほどきなさいよ!!」
「アスカのおしっこしてるところ、見たいんだ」
「へ、変態じゃないの!?」
「そうだね。僕は変態かもしれない。アスカのいろんな恥ずかしがるところを見てみたいんだ」
「…!」
またも絶句するアスカ。
「い、いいわよ…。だったら我慢するわ!」
「そう?今晩はもしかしたら朝までアスカといっしょにいるかも。何しろ出さないからね。それじゃ、アスカの「仕事」は終わんないよね?」
「ええっ!?」
「朝まで我慢はきっと無理だよね。アスカ、さっきスイカ食べ過ぎだもの」
「く…」
「まあ、ホントにしたくなったら言ってよ」
追い詰められたアスカの心など、どこ吹く風といった感じで、添い寝したシンジが肌への愛撫を再開する。
「ああっ。ヤダっ」
脇の下をなぞるとアスカが上半身を揺すって嫌々をする。
再度胸を経由して、お腹のきれいなラインをなぞり下腹部へと愛撫のターゲットを移す。
「ああ、ダメ、あううっ!」
敏感な脇腹を指先で攻めると、快感と尿意が混じったか、アスカの声のトーンが切迫した感じになってくる。


690:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 23:01:04 z3qB4EIA

また30分ばかり過ぎたろうか。
「シンジ、お願い…」
アスカが哀願するような目でシンジを見つめる。
シンジはドキリとしてアスカを見つめ返す。
「トイレに行かせてよ…」
「駄目だよ」
「…。夕方ぶったの怒っているの?謝るから!ゴメンナサイ!」
必至の面持ちに胸が痛くなるのを覚えるシンジ。
「だから…、ね?」
だが、そんなちっぽけな良心より、もっと優先することがある。
「駄目だよ」
「…そ、そんな」
驚きで目を丸くするアスカ。
「だって僕はアスカに恥ずかしいことしてもらうと気持ちいいんだ。これもアスカの「仕事」だよね?」
「変態…」
目を瞑ってうつむくアスカ。
「いいわよ、分かったわよ!!ここですればいいんでしょ!?じゃあ、させてよ!」
「分かったよ」
アスカの背にクッションを入れてやり、やや状態を起こした格好にしてやる。
アスカの股間の間に入り、腰をやや浮かさせて、タオルと紙コップを下におく。
「はい、どうぞ」
「ちょっとシンジ、置いたらそこどきなさいよ、邪魔よ!」
「いいよ、ここで見てたいんだ。アスカがおしっこするところ」
「バカッ!!変態!!」
「そうだね。でもそろそろアスカも限界なんじゃない?」
アスカの下腹部を指でなぞってやる。
「ああっ、ダメ、触らないで!」
「早くしちゃったら?」
「く…。分かったわよ…」
観念したアスカが尿道を緩めたようだった。
「う…」
チョロチョロと、水流が滴り落ちる。
それが見る間に水量をあげていく。
「ああ…」
苦痛からの解放と、羞恥心からかアスカが艶っぽい吐息を漏らす。
「いっぱい出てくるよアスカ」
シンジが感心したように呟く。
「嫌ぁ、見ないでぇ!」
全身をびくびくと痙攣させ、アスカが声を上げるが、水流はもはや止まらない。
それを紙コップで慎重に受け止めるシンジ。
大きな紙コップをいっぱいにするほどになったところで、アスカの放尿は終わった。
「あ、うう…」
屈辱に身を震わせ、嗚咽するアスカ。
それを見ながらシンジが紙コップを取り出した。

タオルでアスカの下半身を拭いてやり後片付けをすますシンジ。
溜めていたものを全て出しつくして放心状態のアスカを、シンジがまた撮影する。
だが、アスカはもう、それくらいでは反応しないようだった。
いい機会と、アスカの両足のロープを一旦外し、パジャマとパンティを抜き取ってから、また縛りなおす。
アスカが暴れる気配もないので、上半身にまわり、同様にパジャマの上着を抜き取り、両手を固定し直す。
アスカが生まれたままの姿で、ベッドに縛り付けられている。
放心しているアスカの無表情と相まって、淫靡さのある西洋絵画のような雰囲気を醸し出している。
また、数枚写真を撮る。

691:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 23:03:01 z3qB4EIA

アスカの両足を開き、股間に顔を埋めるシンジ。
「あっ」
ようやく、我に返ったアスカがか細い声を上げる。
秘裂を指で割り開き、中を指で探る。
やや、ぬめりを感じる。
「アスカ、もう濡れてるよ。もしかしておしっこして感じちゃったの?」
「バカァ…。そんなことあるわけないでしょ…」
アスカの反論も弱々しい。
ワレメ内部を舌でなぞっていくうちに、奥から愛液がどんどん溢れてくる。
「…う、あん、ああん」
クリトリスもいつの間にか包皮の中から顔を大きく出している。
丁寧にクリトリスを舐めまわす。
「あん、はああっ!ああーん!」
いつもより反応が激しい。
(やっぱりさっきのおしっこが効いたのかな?)
と考えながらも、シンジは愛撫の手を緩めず続ける。
しばらく、下半身への愛撫を続けたシンジだったが、そろそろ物足りなくなってくる。
いつもなら、とっくに挿入してアスカの膣内を味わっているころだ。
(やっぱりアレを使ってみよう)
シンジが立ち上がり、ベッドの横の鞄から何かを取り出す。
「な、なに?」
シンジにされるがままに愛撫されていたアスカだったが、シンジの不穏な動きに警戒する。
身を起してシンジのほうを見つめる。
「今度は何をする気…?」
シンジは平然と答える。
「いつもと一緒だよ。アスカに僕のを入れるんだ」
「でも、出しちゃ駄目、なんでしょ?」
不思議そうな顔のアスカにそれを見せつける。
男性器を模した、張形。バイブレータ。
「ひっ」
アスカが息をのむ。
「な、何?それ…」
色は、透明がかったピンク。ペニスを模した本体に、刺激用の2本の突起が付いている。
「リツコさんにもらったんだ。ネルフで採取した僕の身体データをもとに作らせたから、ぼくのアレそっくりなんだって」
アスカがまた目を丸くしている。
「だから、アスカも安心していいよ」
「い、嫌よ、そんなの…」
眉をひそめ、不安気な表情のアスカ。
「アスカはこういうの使ったことはないんだ?」
「あ、あるわけないでしょ!」
(さすがにこういうのは使ったことないのか…)
シンジの心に悪戯心が芽生える。
「やっぱり。きっと嫌がるだろうと思って、縛らせてもらったんだ。じゃあ、いろいろ試してみようよ」
「や、やだぁ…」
「大丈夫だよ…」
嫌々と首を振るアスカを無視して、その張形をアスカの乳房の下側に押しあてる。
「ひいっ」
冷たい感触に身を震わせるアスカ。
「ほら、僕のとそっくりでしょ?」
アスカは張形を見つめると、顔を赤らめ、すぐに下を向く。
シンジがスイッチを入れるとブーンと低い音を立てて張形が振動する。
「あ…、なにそれ…?」
乳房の柔らかい皮膚を細かく波打たせながら先端を移動させる。
乳首に当てるとアスカがひときわ高い反応をしめした。
「ああっ!いやあっ!」
その刺激から逃れるように上半身を揺らすアスカ。

692:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 23:04:16 z3qB4EIA

アスカに見せつけるのはそれくらいにして、下半身に再度潜り込む。
張形の先端を右足の太もも内側に押し付け、スイッチを入れたままゆっくりと足の付け根に向ってなぞっていく。
「あ…、やっ!」
アスカが足と腰をくねらす。
もう左足からもそれを繰り返し、ようやく張形がアスカの秘部にたどりつく。
「うっ。ダ、ダメ…」
体で一番敏感な部分にそれが近づいたのを感じ、恐れおののくアスカ。
ブーンと鈍い音を立てるシンジの分身がアスカのワレメの外側をなぞりだす。
「ああっ、いやっ!あああっ!」
大陰唇を震わせて蹂躙する張形にアスカがなすすべもなく喘ぎ続ける。
腰をもう片方の手で押さえていないと、狙いが定まらないほどだ。
3周ほど周回コースを楽しむと、アスカの膣口からどっと愛液が溢れ出してくる。
「うう…」
スイッチを切り、張形をアスカの肌から放すと、ようやくアスカの喘ぎが落ちついてくる。
「アスカ、すごい濡れてきたよ」
「嘘よ…」
アスカの声ももう頼りない。
「こういう素直なアスカって可愛いよ」
「やだあ、バカぁ…」
まるで幼児がぐずるような口調だ。
「じゃあ、そろそろアスカの中に入れてあげるね」
シンジが姿勢を正して、アスカの膣口に張形の先端を押し当てる。
「あ、やだ…、今入れないで…」
アスカの最後の懇願をも無視して、張形をアスカの胎内に潜り込ませる。
十分濡れていたおかげか、ズブズブと張形はスムーズに挿入されていく。
「ああーっ!」
顔をのけぞらせてアスカが悲鳴のように叫ぶ。
完全に根元まで張形を挿入すると、今度はゆっくり手元に引き戻し、また突き入れる、をくり返す。
「あ、ああ…。あううっ!」
張形と膣口の隙間から愛液が滴り落ちる。
「ほら、見てよ、アスカ。こんな風に入っちゃっているよ。アスカもいっぱい」
ことさらアスカが恥ずかしく感じるようにしゃべりかける。
「ああ…。酷いよ、シンジぃ…」
トロンとした目でそれを見つめながら、頬を真っ赤に染め、ぼおっとした表情でアスカが呟く。
ふと、手を止めそのアスカの全身をじっくりと見る。
さんざん繰り返された愛撫に、両胸の乳首がぴんと突き立ち、乱れた栗色の髪が白い肌にまとわりついている。
そして、可憐な少女の奥ゆかしい部分に、突き立てられたグロテスクな張形。
無残な、そして淫靡な光景だ。
パシャ、ともう一枚、アスカの淫らなポートレートが記録されたが、本人にはもうそれをとがめる気力はないようだった。

693:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 23:05:08 z3qB4EIA

とうとうシンジは、最後の行為を開始する。
張形の抜き差しを再開し、ペースを徐々に早めていく。
「ア、アアッ。ああん」
つき方を少しずつ変えてはアスカの反応を伺い、アスカの急所を絞り込んでいく。
「アアーン、アアッ、はあああん!」
感じる部分を集中的に攻められ、声を張り上げるアスカ。
いままで、シンジがアスカの胎内の気持ちよさからすぐに射精してしまっていたため、アスカはまだ膣感覚に目覚めていなかった。
だが、絶頂を知らぬ張形による終わりのない攻めはアスカの官能を目覚めさせていく。
「いやあ、ダメ、ダメぇ!!」
髪を振り乱し、全身を波打たせるアスカ。
(これで縛ってなかったらどうなっちゃんだ!?)
シンジが唖然とするほどアスカの体が暴れまわる。
負けないように、張形のピストン運動を激しくさせていく。
ズボッ!ズボッ!
「ああーっ!いやあっ!変になっちゃう!」
結合部から淫らな音が響き、アスカの嬌声とともにシンジの脳を焦がす。
(これでどうっ!?)
膣奥の上側を突くように連続で張形を送り込む。
「うっ!ひあああっ!あああーん!!」
一際、大きな声を上げたかと思うと、アスカがブリッジをするように股間を天に突き上げる。
そのまま、ビクビクと痙攣を繰り返したかと思うと、ぐったりとなった。
シンジも、張形の動きを止め、深い息をつく。
(これがイッちゃう、てことなのかな?)
目を閉じて、悩ましげな表情で、はぁはぁと荒い息を繰り返すアスカを見守るシンジ。
(なんてイヤラしい娘なんだ…)
だが、シンジの全身は初めてアスカを絶頂に導いた喜びでいっぱいだった。
「やっぱり、恥ずかしいことをしたほうがアスカは感じやすくなるんだよね…」
アスカは絶頂の余韻に浸っているのか、無言のままだった。
(これで他の誰かのことなんか忘れて、もっと僕のことを見てくれれば…)

694:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 23:06:16 z3qB4EIA

その晩は、そのまま力尽きたように寝てしまったアスカにシンジも添い寝して朝を迎えた。
朝、早くに目が覚めたシンジ。
寝ているアスカをロープから解放してやり、体をタオルで清めた後、パジャマを着せてやる。
「意地悪して、ごめんよ、アスカ」
アスカの安らかな寝顔を見て、ふと罪悪感が蘇り、思わず言葉が漏れる。
「でも、アスカが心配なんだ。もっと大人しくしててくれればいいのにって」
「こんな勝手なこと言ったらアスカ怒るよね…」
可憐な唇に目が行く。
アスカの顔にのしかかるように顔を近づける。
アスカの肌の熱が感じるくらいの距離にまで近づく。
(でも、約束は守んなきゃだめだよな…)
思い直したシンジはそのまま、背を向け、部屋を出て行った。

シンとなったアスカの部屋。
「意気地なしのバカシンジ…」
寝返りを打って背を丸めたアスカがそう呟いた。

(つづく)

シンジ君の誕生日の本日に、今回特に非常にアレな内容の本作を投下で恐縮です(汗)
こちらはシンジ君へのプレゼントがアスカさんというより、生贄がアスカさんみたいな…(汗汗)
今後のネタふり的にバイブプレイを盛り込みたいというのが今回の出発点でしたが、
○学生で、バイブプレイとかねえだろ、というようなツッコミ対応をいろいろ盛り込むうちに
シリアスパートやら、緊縛プレイやら長くなりました。
一応、あまりマニアックにならないよう、羞恥、SMチックなのはこれ位を限度にする予定ですw
あと過シンクロとかビーストモードとの関連云々は俺様設定ですので、広い心でお許しを。
(一応、演出重視のEOEにそれっぽい後付け設定をつけてみたいという厨二病なので)

レスどうもです、皆さん。

>>642
今回、かなりエスカレートさせてみましたw
これくらいが限界ぽいですがw

>>645
今回はまだ元気なアスカを落とす、みたいになりましたが、次回あたりから病み始めになりそうです。

>>646
ちょっと甘い要素も欲しいということで、ご指摘通り学園エヴァからです。あれくらいは本編でもあってもいいかなということで。
鬼畜シンジはただの鬼畜になってしまうとLASじゃないので、ちょっと苦労するところです。可愛いと思っていただければ幸いw

>>665
いつもありがとうございます。

投下待ちレスの方も励みにしてますが、やはり週一はきついw
今回はシンジきゅん誕生記念で頑張って投下しましたが、次回は19日くらいと予め降参宣言しておきます

695:名無しさん@ピンキー
10/06/06 23:42:01 dCNJXJE4
お疲れ様!!!!

696:名無しさん@ピンキー
10/06/07 00:24:26 YSpZCzwN
LASキッチーさん本当にお疲れ様でした。
これだけ中身の濃いSSを投下して頂いてありがとうございます。
ただ単にエッチをするだけではなく、そこに至るまでの細かい描写が素晴らしいですね。
どんどんエッチになっていくアスカに引き込まれてます。
羞恥プレーとして野外露出とかもいいかもしれないですね。
次の投下を心待ちにしてます。

697:名無しさん@ピンキー
10/06/07 00:52:43 eZ9Z7892
更新乙です!!
放心するアスカさんに萌えました!!
19日の更新楽しみにしております!!!!!

698:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/06/07 03:59:01 DH87jlCS
パッチン氏、キッチー氏乙です!
ほんわかと濃厚のダブルパンチでフラフラですよええ

Ps.……ネタが無い無いと考え抜いた挙げ句、誕生日を過ぎてから、
「シンジ……誕生日プレゼントがあるの……」
「え!? 嬉しいなぁ。で、どこにあるの?」
「えーと、あたしのお腹のなか……」
「えぇ!?」
「去年シンジから貰った誕生日プレゼントが当たっちゃったみたい……」
と言う愚にもつかないネタを思い付いてしまった私を許してくださいw

699:名無しさん@ピンキー
10/06/07 04:09:40 eZ9Z7892
>>698

というか、それはもう産まれてるるのでは???www

700:名無しさん@ピンキー
10/06/07 07:08:38 t3VSc61L
アスカの誕生日にもらったならまだだろ


というわけで2人とも乙

続き待ってる

701:名無しさん@ピンキー
10/06/07 23:58:42 sIhv6jDq
みんな乙
なんか書きたいけど創作意欲が湧かんorz

702:名無しさん@ピンキー
10/06/08 00:47:25 WjESMyRf
>>698
乙です
6ヶ月か…。気付かれずに済む段階かなw
「シンジの誕生日まで黙っていよう…!」とか一人微笑む(たぶん大人の)アスカさんを想像して萌えました

>>701
破DVDでも見て、エネルギー充填を…

703:Time after Time
10/06/08 08:10:39 t5PX4Kde
呼び鈴を押してからややあって、母親の声が奥から聞こえてきた。

「はーい、どちら様、こんな時間に?」

「すみません…迷ってしまって…電話を貸してもらえませんか?」

目の前の、重厚なドアが開く。
金髪の30代らしい女性がいぶかしそうに僕を見つめる。

「あら、貴方…日本の方かしら?」

「…なんで判るんです?」

「その名札よ、『イカリ』と読むのかしら?
 母が日本人でね、私もキョウコという日本名があるのよ。」

「そうなんですか…あの、電話、貸してもらえませんか?
 帰りたいんです、うちに。」

「ええ、いいわよ…娘が汚すもので、部屋、少し散らかってるけれど。」

「ありがとうございます!」

キョウコと名乗った母親は、にこやかに僕を招き入れる。
そして、何やら難しそうな本がズラリと並ぶ居間に通される。

「ママ、ねぇ、私のお猿さんど…こ…?」

言いながら部屋に入ってきたパジャマ姿の女の子の姿は、僕にどこか懐かしさを感じさせた。
だが、女の子は明らかに狼狽していた。
そして女の子は、信じられないことに僕の名前を呼んだのだ。

「…シン…ジ!?」

女の子の見開かれたブルーの瞳が、僕の視界に焼き付いた。

704:名無しさん@ピンキー
10/06/09 00:30:16 9cMNfLqu
>>703
こ、これは…
正直、今後の展開はよくわからんと思っていたのですが
ロリアスカと熟女キョウコママの、
まさかの惣流家親子丼…
キタ――(゜∀゜)――!!!

705:Time after Time
10/06/10 23:25:08 qvpquobS
「なんで、僕の名前を…?」

僕の顔は、きっと鳩が豆鉄砲を食らったようなそれだったに、違いなかった。
なぜこの子は、会ったこともないはずの女の子が、僕の名前を知ってるんだ?

「やっぱり、バカシンジ!
 夢じゃなかった、やっぱりただの夢じゃなかった!」

「…アスカ?」

確かに顔も声もよく似てるし、さっきの親子の会話では、この女の子も『アスカ』と呼ばれていた…だけど、まさか。

「アスカちゃん、このお兄さん知ってるの?」

母親は僕と同様に、わけもわからずおろおろしている。

「ママ、話せば長くなるから一言で言うわ。
 私は、これから起きることを知っている。
 ママの身に、私の身に、このバカシンジの身に、そして世界に起きることをね。」

「ちょっと待って、君、本当に、本当にアスカなの?」

「正真正銘、ホンモノの惣流アスカラングレーよ。
 でもあんたの知ってる私は、多分もっとオトナの…。」

そう言いかけた『アスカ』の言葉を、母親が遮る。

「…EVAパイロットの適性検査で、何か見たのね、そうでしょ、アスカちゃん!」

『アスカ』の両肩をがっしりつかみ、顔の高さを合わせながら、母親が言う。

『EVAパイロット』、確かに今、この母親はそう言った。
やはり、アスカなのか。
おろおろしている僕の方を見ながら、アスカは続ける。

「ママ、ごめん、シンジと話させて。
 …バカシンジ、今日は何年何月何日だと思う?」

「えと、2015年の12月…9日?」

「違うわ、よく聞いてシンジ、今日は2008年の5月16日よ。」

「2008年!?」

「あなたたち、いったい誰なの…2015年って、じゃあなたたちは未来から来たって言うの?
 そんな、日本のアニメじゃあるまいし、そういうごっこ遊びなのアスカちゃん?」

母親が、気味の悪いものでも見るような目で、僕とアスカを交互に見る。

「どういうことだよアスカ!?」

「私にもわからないわ、気付いたらこうなってたの。
 私の2015年までの人生も、あんたやEVAのこともただの夢だと思ってたけど、ある日ママに連れられてEVAの適性検査を受けに行って、薄々何かがおかしいと思い始めた。
 そこに、あんたがこうやって来たんだもん、そりゃ、自分の記憶を信じるしかないでしょ?
 …とにかく、今日はもう遅いし、うちに泊まっていくといいわ。
 目が覚めたら、二人とも2015年に戻ってるかもしれないしね。
 ね、ママ、客間をシンジに使わせてあげてもいいでしょ?」

僕はただ呆然としながら、いつもの僕に異論を挟ませないような調子の、だけど少し甲高いアスカの声を聞いていた。
柱時計が、9時を知らせていた。

706:名無しさん@ピンキー
10/06/11 01:34:22 pzAnHi15
子供は寝る時間だけど…。ゴクリ。

707:名無しさん@ピンキー
10/06/11 06:57:48 yRRDEIOl
育成計画のキョウコママってエロいよね


708:Time after Time
10/06/11 20:32:31 AjquMbUQ
僕は、客間のベッドの天井を、ただぼんやりと眺めていた。
知らない天井、2008年のアスカのドイツの家の、天井を。

2008年、そう、2008年に、僕はいるのだ。
まだ母さんが生きていた、この時代に。

写真すら残っていない母さんの顔は、今ではもうほとんど思い出せない。
けれど、あの凛とした瞳は、何故か今でも覚えていた。

どこかで、あの瞳と同じような瞳を、見たような気がしていた。
だけど、それが誰の瞳だったか、僕には思い出せずにいた。

…そうだ、アスカの母親も、生きている。
あと数ヶ月で精神を病み、首を吊る予定のアスカの母親だって、今は生きている。

それを考えれば、アスカがこれから取るであろう行動は予測がついた。
きっとアスカは、未来を変えるつもりなんだ。
少なくとも、僕がアスカと同じ立場なら、きっとそうする。

コンコン、というノックの音に、僕は慌てて腰を起こしてドアを開けた。

「…アスカ?」

「バカシンジ、入るわよ。」

真剣な表情のアスカは、返事も聞かず客間に入ってくる。
きっとアスカは、きっといま僕が考えているのと同じことを考えている。

「シンジ、私が考えてること、わかるわよね?」

「…お母さんの、こと?」

「うん…私の記憶が確かなら、ママはもうすぐ…。」

「…そっか、やっぱり。」

「でも、今の私には、あの未来を変えることができるの、ママの死を止めることができるの。」

「アスカ…僕も、そのことについて考えてたんだ。
 僕の母さんも、人工進化研究所の実験の失敗で、もうすぐ死んじゃうはずなんだ。
 だけど、歴史を変えると、未来のことも変わって、僕たちは一生会うことすらなくなってしまうかもしれない。
 …僕は、正直アスカと出会えなかったらってことを考えると、怖い。」

「同時に、タイムパラドックスが、発生するわ。
 ママが死ななかった未来の私が過去に戻ったら、当然ママを助けようとしない、そうしたら、ママは死んでしまう。
 その延長線上の未来の私が過去に戻ったら、またママを助ける…その矛盾に耐えられず、この次元が崩壊するかもしれない。
 だから、これは賭けなの、シンジ。」

「…。」

「だから、その前に私、自分の身体にあんたのこと、刻み付けときたいの。
 あんたと出合った証を、私の身体に、残したいの。」

「…アスカ、僕には、アスカが何を言ってるのか、わからないよ!」

「シンジ…いまの私を…こんな子供だけど、それでもよかったら、抱いて…。
 私の中に、シンジを残して…やっと会えたんだから、シンジ、お願い…。」

僕はそれを、どこか違う惑星での出来事のように聞いていた。
けれど、僕の身体は、アスカの小さな身体を抱きしめようとする僕の腕は、もう、止まらなかった。

709:名無しさん@ピンキー
10/06/11 21:12:12 AjquMbUQ
うわ、今調べたら碇ユイの没年は2004年だった…
すいません、2008年だったってことにしてください、この作品については

710:名無しさん@ピンキー
10/06/12 00:10:59 brE9CevW
7歳のアスカのエロパロか...

711:名無しさん@ピンキー
10/06/12 00:21:26 QuJXF65z
これは犯罪だろ・・・

712:【専属慰安婦(第6回)追加】LASキッチー
10/06/12 07:57:16 Uw6y4Sxh
(注:・第4話「教室(前篇)」投下漏れ分です)
>>608からの続きです。

(なんて言って、とっちめてやろう!…)
だが、痴漢行為から解放され、冷静さを取り戻したアスカが怒りに燃えて口を
開く前に、シンジは教師に教材の持ち運びの手伝いを申し出、一緒に教室を出て行ってしまった。
「すぐに戻ってくるからここで待っててね。アスカ」
と、言う言葉とにこやかな笑みを残して。
「あの…バカ」
またもや怒りを爆発させる機会を失ったアスカは窓際に立ち、ぼおっと外のグランドを見やる。
もう、日は傾き、夕方となっている。
「夕日は嫌い…」
思わずアスカは呟く。
赤みがさした夕日はいろいろと嫌なことを思い出させる。
仕事で忙しい母をずっと待ちつづけた保育所時代。
夕日が落ちていく中、他の子供たちが母親と楽しそうに帰って行くのをじっと見つめながら
母を待ちつづけた。
エヴァのパイロットに選抜されたあの日。
暮れていく夕日を追いながら母のもとへ走りつづけた。そのあと、何が待っているのかも知らずに。
そして、つい数か月前、使徒に乗っ取られた参号機を迎撃するために夕日を浴びながら待機を続けた。
ふと、級友達を思い出す。
片足を失うという重傷を負った、シンジの親友の鈴原トウジ。
バカなことばっかり言っていたが、芯はしっかりした少年だったということはあとで知った。
治療の長引く妹のためにエヴァパイロットを引き受けたという理由は、エヴァパイロットであることに誇りを
もつアスカに取ってはやや不満だが、立派な理由だ。
級友の女の子の中でほとんどただ一人心を許した、親友といってもいい洞木ヒカリが惹かれていたというのも、
その辺りのことを感じ取ってのことか。
彼女らは今、どうしているのだろうか。
近しい彼女らの運命を狂わしたのが、自分の拠り所であるエヴァのパイロットになったことが原因であるということは
アスカにとって大いなる皮肉だった。
だが正直、鈴原トウジの受難は気の毒だったが、碇司令の判断は正しかったとアスカは思う。
ダミープラグの発動がなければ、戦意の無いシンジと初号機はひねりつぶされ、本部への使徒侵攻を許し、最終的にはサードインパクトにつながっただろう。
それを阻止するためにはどんな犠牲も払わねばならない。
もちろん自分がそのような立場に立たされることも覚悟しているつもりだ。
パイロットになった以上、人類の存亡をかけて戦い、命を落とすことも受け入れなければならない。
それがエヴァに乗るということだ。
(…それを、あのバカは)
あの参号機事件時、鈴原トウジが受けた運命を知ったシンジは、よりによって、ネルフ本部施設内で碇司令らを糾弾し、本部施設の破壊まで企てたのだ。
これにはアスカもさすがに驚いた。
一足先に回収され、本部施設に戻っていたアスカは、シンジの怒リ狂う様を発令所のスクリーンで見た。
なんでこんなことをするのか、理解できなかった。
碇司令の判断に、間違いはなかったはずだ。
なのになぜ?
その後、何度もこの問いを繰り返してアスカは一応結論を得た。
(アイツは、親友を傷つけられてこと、父親に裏切られたと感じたこと、それをただ怒りに現しただけ、なんだ)
ただそれだけのこと。
人類の存亡の前にはどうでもよい、ちっぽけな感情。
だが、それをシンジはエヴァパイロットであることより優先した。
アスカには、信じられないことに。
(アイツにはエヴァパイロットであることより大事なことがあるんだ)
自分にはなにもない。あの母親が死んだ日から。

713:【専属慰安婦(第6回)追加】LASキッチー
10/06/12 07:57:51 Uw6y4Sxh

だが、そのことはずっと頭から離れなかった。
あの鈴原トウジの受難に対してシンジが表したような、激しい感情を自分は誰かから与えてもらったことはあっただろうか。
もちろん、ない。
誰も自分のことなど気にはしてくれない。
もし、自分が死ぬようなことがあっても、涙を流し、悲しむような人間はいないだろう。
自殺した惣流キョウコ・ツェッペリンの娘。
セカンドチルドレン。
東洋人の血の入った生意気なチビ。
弐号機パイロット。
目の青い転校生。
皆、そんなレッテルを貼って、遠巻きに自分を見るばかり。
近づいてくるのは自分をただの見かけの良い人形と思って手を出してくるバカな男だけ。
ちょっとキツイ言葉を返してやればたちまち尻尾をまいて逃げて行く。
(もう誰も、アタシを見てくれない)
ミサトは結局、エヴァパイロットとしての手ゴマとしてしか自分を見ていなかった。戦力にならなければ興味を無くす。
一人の女の子として扱ってくれた加持さんは居なくなってしまった。
ヒカリももう、いつ会えるかも分からない。
(ううん、でもずっとそうだったわ。別に何も変わらないじゃない。ママが死んだあの日から)
そっと目をつぶる。
(いいじゃない、アタシは一人で生きるって決めたんだから。誰も必要なんてしないのよ)
嫌なことを思い出させる夕日も、もう見えない。
ずっとこうやっていれば苦しい思い出も消えてなくなるかもしれない。
(だから、大丈夫…)
自ら作った暗闇の中で、そう結論をだそうとした刹那、胸を射抜かれるような声にアスカは我に返る。
「アスカ」
そう自分を呼ぶ、少年の声に。

(なによ…)
アスカは心臓の高鳴りを覚える。
(なんで、こいつに名前を呼ばれただけなのに…。こんなにドキドキすんのよ…)
夕陽を浴びたシンジが教室に一人立っている。
薄暗い教室に、金色に浮かび上がった姿は、天からの使いのようにも見えた。
その非現実的なイメージが、アスカの脳裏にある問いかけを思い出させる。
(ねえ、シンジ…)
(もし…。参号機に乗っていたのがアタシだったら…。アンタはあんな風に怒ってくれた?)
決して、言葉にしてはならない、その問い。
(あんな風にすべてを捨てて、悲しんでくれた?)
けれど、ずっと頭から離れない、その問い。
その答えを聞いて、どうするのか、どうしてもらいたいのか、なんてことは考えていなかった。
ただ、ただ、聞きたかった。
飢えにも似た感情。この気持はなんなのだろう。
(…あ)
怪訝そうにアスカを見つめるシンジの表情に気がつき、アスカの思考は日常のものに戻る。
そして、息を吸い、いつも通りの声でシンジに返事を返す。
いつものように。
こんな問いかけを抱える前のように。

>>637へつづく)

原稿を見返していたら、なんと投下漏れがあったので、順番前後してすみませんが追加投下します。
(エロ分0ですが)
参号機事件をアスカがこんな風に考えてるんじゃないか、ってネタは前から温めていたのですが、
新劇でまんまアスカが3号機に乗る展開になるとは予想不能でした…w

714:【専属慰安婦(第8回)改訂】LASキッチー
10/06/12 08:00:32 Uw6y4Sxh

(>>694の差し替え版です)

アスカに添い寝をしてどのくらい経っただろうか。
名残惜しく身を起こすシンジ。
「ん…」
アスカは力尽きたのか、縛られたままのことに不平も言わず、けだるそうな視線をシンジをちらりと向け、再び目を閉じる。
一度、部屋から出て、お湯で絞ったタオルを持ってくるシンジ。
横たわっているアスカの体をタオルで清めてやる。
乳房を下から捧げ持つように支え、散々舐めまわした乳首を優しくタオルで拭く。
「あ…」
まだ、絶頂の感覚が残っているのか、アスカがピクリと肌を震わせる。
下半身に回り込み、閉じられている膝に手をかけ、左右に力を込めると難なく開脚する。
アスカ自身の分泌液にまだ湿っている内股を丁寧に拭きあげる。
「う…」
アスカが小さく呻く。
後ろを振り向き、両足首の縛めをほどいてやる。
両足を大きく開かせ、ワレメを細心の注意を持って清めていく。
「ううん…」
まだ、敏感なままなのか、アスカがわずかに腰を振る。
されるがままのアスカを、幼児を世話するするように丁寧に拭いていく。
一通り拭き終わると、両手もロープから解放してやり、パジャマを着せてやる。
アスカはずっと目を閉じたままだった。
「意地悪して、ごめんよ、アスカ」
アスカの安らかな顔を見て、ふと罪悪感が蘇り、思わず言葉が漏れる。
「でも、アスカが心配なんだ。どこかに行っちゃいそうで…」
「もっと大人しくしててくれればいいのにって」
「こんな勝手なこと言ったらアスカ怒るよね…」
返事はなかった。
シンジはそのままゆっくりと立ち上がると、部屋を出て行った。
シンとなったアスカの部屋。
「散々人をおもちゃにしておいて、心配だなんて、ふざけた事言ってんじゃないわよ…」
寝返りを打って、胎児のように背を丸めたアスカが呟く。
「…バカシンジ」

(つづく)

原稿見返していたら、この部分、初回投下のように2人ともデレるにはちょっと早いだろ、
と感じたので、すいませんが前回はノーカン、改訂版を投下します。
やはり、クオリティ落ちてましたねorz
こっちはついでにちょいエロにしましたw。
2代目スレの「アスカさん取り扱いマニュアル」のエロさにはとてもかないませんが…w

>>696
野外露出、かなり社会派の鬼畜プレイなので、本作のシンジ君にはちと似合わんかなと思ってますが、
上手いシチュを思いつけばやるかもしれませんw
(露出的なシチュはこれからも出す予定ですが)

>>697
放心シチュはいいですよね…。今回は無理やりマグロのアスカさんでしたがw

>>698
侍大将氏
濃厚と言っていただければ幸いです。


新作は来週の予定です。以上

715:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/06/12 15:47:33 3INrtnjg
お世話になっております、まとめサイト管理人です

職人の皆様、シンジ君の誕生日記念SSをはじめとした作品の数々、大変ありがとうございました
本日12:00までに投下された分をまとめサイトにアップロードいたしました

PC用:
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)<)

一部続き物作品については、各社携帯で読める長さにこちらで勝手に分割しています
この分割でも読めない、あるいは、執筆上の意図がこの分割では生かされない、といったお気づきの点があれば
ここもしくはまとめサイトの管理人行きメールフォームからご連絡いただければ幸いです

以上取り急ぎご用件まで

716:名無しさん@ピンキー
10/06/12 23:13:01 mrRvMon2
LASキッチー、管理人両氏共におつかれちゃーん(;´Д`)ハァハァ

717:名無しさん@ピンキー
10/06/13 00:07:46 FOQ4AzDL
LASキッチーさん、管理人さん共に乙&GJです。
確かにアスカに野外露出をさせるのはガードの黒服に見られる可能性が高いので、厳しいですよね。
アスカにはノーパンノーブラの状態であの黄色のワンピースを着せてアソコにバイブを仕込み、外に連れ出して
シンジが色々なタイミングでバイブのスイッチを入れて、アスカの反応を楽しむシチュを妄想してました。
また続きを楽しみにしてます。




718:Time after Time
10/06/13 09:46:22 gN+KhRUl
幼いアスカの身体は、温かくて、いつもにも増してか細くて、ギュッと抱きしめたら折れてしまいそうで。
潤んだ唇は、どこか甘酸っぱい匂いがして。
混ざり合う二人の唾液が、チュクチュクと空気と混ざる音を立てて。

唇が離れた後も、銀の糸が二人を繋いでいる。
僕は、少し名残惜しさを感じながらも、アスカの華奢な首筋に、舌を這わせる。
7歳とは思えない、まあ精神は僕の知っている14歳のアスカだから当然だが、艶めかしい声を、アスカは漏らす。
パジャマの上からでも肋骨のひとつひとつがわかるほど未発達な、まだ筋組織がしっかり付いていない
アスカの身体を僕は優しく愛撫する。
膨らみはじめている胸の先端が、固く、充血して、僕の指を誘う。

「ぁ…シンジッ…あぁあ…!」

コリコリする乳首は、おそらくまだ乳腺が発達途上で、僕が触ると痛みがあるだろうとは思うのに、
アスカは顔を真っ赤にしながら、僕の指を受け入れている。
痛さと快感が混ざったような、複雑な表情をアスカは僕に見せる。

僕は少しためらって、アスカのパジャマの中に手を入れる。
すべすべした、腹筋がまだ発達していない少しぽっこりしたお腹が、少しひんやりとしているのがわかる。
少しアスカが、汗をかいているのが、わかる。
ボタンが、ひとつずつ外れていく。

僕は片手でアスカの背中を抱きながら、下の方にも手を伸ばす。
アスカは、「ぁ…」と声を漏らすが、だけど一度付いた火は止められない。

まだ産毛すらない恥丘を、僕は微妙なタッチで軽く撫でる。
つるつるだ。
だが、快感の溝は、こんな歳のアスカでも、もう少し湿り気を帯び始めている。
クロッチの部分には、もうかなりの水気が染み込んでいる。
豆粒のような突起が、もう起立している。

「ぁぁぁあああ…ッ…あッ…あン…あ…ッ…シンジっ…そこ…いいッ…シンジッ…!」

綺麗な、まだ襞の形成も終わっていないアスカのそこは、僕の指を受け入れる準備がもうできているようで。
ぐっちょりと、潤みを帯びたそこは、僕の心を、背徳感を覚えさせながらも、魅了して。

「アスカ…下…脱がすよ…。」

アスカは赤ら顔で、コクッとうなづく。
僕は一思いに、パジャマとショーツを膝まで下ろす。

色素の沈着も何もない、アスカのまだ誰のことも知らぬそこは、ただ綺麗で。
精神は僕との行為のひとつひとつを覚えているだろうけれど、だけどアスカの身体は、二回目の初体験を
今か今かと待ち受けているようで。
パジャマに染みができるほど、潤滑液がアスカのそこからは溢れていて。

僕は、溝をなぞっていた指で、少しずつアスカのヒクヒクと蠢く入口を馴染ませる。
やはり、僕の知っているそこよりずっと、きつい。
それに、少し骨ばった両股が、横から僕の腕をがっしりと固定する。
まだ一人も到達したことのないアスカの奥底を、僕は少しずつ入口を広げながら、目指す。

「…ッ…あ…ああ…っ…ァ…あ…!」

アスカの声と合わせて、空気と潤滑液が混ざる音が、部屋に満ちる。
僕の指は、何かアスカの奥底を外界から隔てている、柔らかい膜のようなものに突き当たる。

「シンジッ…私の初めて…もう一度あんたにあげる…ね…来てシンジ…痛くてもいい…辛くてもいい…だからッ…!」

アスカは、少し辛そうな顔をしながら、やっとの思いで、という表現がふさわしいような顔で、そう言った。
だから僕は、アスカの背中を抱いて、アスカをベッドにそっと横たえた。

719:名無しさん@ピンキー
10/06/13 18:35:57 evS3pfKw
>>679の続きです

「脱がすね…?」
「・・・・・」

もう頭がクラクラしてしまいそうなアタシは返事さえかえすことも出来ず、ただ無言。
スルスルとタンクトップを捲り上げられると、空気に触れて涼しくなるはずのお腹が猛烈に熱くなる。

シンジの視線にチリチリと焼かれて熱くなる…。

「・・・アスカ、ちょっと背中上げて」
「ん…」
「ありが…と」
「・・・・・」

服を首のあたりまで完全に捲られた…。
胸…全部見られてる…。

もう我慢出来ず、とうとうアタシは両手で自分の顔を隠してしまう。

無言のままお互いの息使いと、たまにコクっと鳴るシンジの喉が怖かった。

「きれい…」
「・・・ぁた、り前で…しょ…」

独り言を呟くように出たシンジの言葉に、金魚のように口をパクパクさせながらやっと出た強がり。

「アスカ、可愛い…」

「・・・っ!!」

720:パッチン
10/06/13 18:37:44 evS3pfKw
そんな金魚のアタシに対して出た言葉か、アタシの成長途中のバストに出たセリフかは分からない。

ただ初めてシンジに言われたその一言に、たった一言に…。

今日一番感じてしまった。

「ふ、ぅん、ひぁ…あっ、あっ…」
口を抑えても漏れてしまういやらしい声。
シンジに直に触られてる胸がくすぐったくて、気持ち良くて…。

恥ずかしくて恥ずかしくて恥ずかしくて…。

こんな声を上げて、シンジの下で女の子になってる自分が恥ずかしくて。

シンジがギシッとベッドを鳴らして体制を変える。
シンジの顔がアタシの首筋あたりに埋まり、そこをピチャピチャと音をたてて舐めだす。

「ひぅっ…あっ、あんっ…」
優しく撫でるようだった胸への愛撫が、硬さを取り除くように強めに揉む動きに変わる。

「ふぁっ、しんじっ…ひゃぅ」
シンジの舌がツツーッと降りていき、胸の谷間のあたりをペロペロされる。

「あっあんっ…あっあっ…あぅ」
シンジの両手の人差し指がコチョコチョと2つの乳首をくすぐり、ホッペタをアタシの胸に甘えるように頬擦りさせる。

「アスカ…心臓の音凄いよ…」

「ば、ばかぁ!よ、余計なこと言わないれよ!」

721:パッチン
10/06/13 18:40:46 evS3pfKw
指摘されずとも分かる心音は、うるさいくらいアタシに緊張を伝えてくる。

こんなにドキドキするものなのかな…?アタシ達はどこかおかしいのではないだろうか?

キスをして…深いキスをして…
胸を触られて…胸を見られて…
更にこれからまだまだ続くであろう行為に、更にアタシの弱虫な心臓がビクつく。

こんなこと一気にしちゃうなんて…もっとゆっくり段階を踏むべきじゃないの…?
急に1日で全部しちゃうなんて…

エヴァで言えば…エヴァや使徒という存在を知って…
いきなり乗せられて…いきなりシンクロして…
いきなり使徒と戦うみたいなもんじゃない?
あ、そういえばシンジはそんなデビューなんだっけ…?

・・・ちゃぷっ「ひぃあっ!?」

ボワボワと逃避するかのように、思考の海を漕ぎ出していたアタシを再び現実に引きずり込んだのは、左胸の先に触れる生暖かいもの。

乳首を唇で挟み、小さく音をたてて舐めるシンジ。

722:パッチン
10/06/13 18:43:02 evS3pfKw
「あっ、やぁ!あっ、あっ!」

指でされるのと全く違う感覚。シコりきった乳首をほぐすように、れるれると動くシンジの舌。
何より、シンジがアタシの乳首を口に含んでいるという事実に、頭の中がスパークする。

「ひんっ!あぅあぁ!」
右の乳首が胸に押し込まれるように、シンジの指に潰される。

「あっ、あっ!だ、めぇ!あっ!」
唇が一瞬離され、ピョコンと勃ちあがった乳首を今度は「ちぅ」っと吸われる。

「ひぁっ、もぉ!あんっ!あぁ!」
はしたない音がたつくらい強く吸われると腰が勝手に浮きあがり、シンジの身体に擦り付けるように快感を欲しがる。

もう気がつくと、声を上げることに躊躇していなかった。

シンジの頭を無意識に抱きしめ、短い髪をクシャクシャ撫でるようにして愛撫に答える。

欲しい…もっとシテ欲しい…。

心で願わずともアタシは無意識のなかでシンジの行為に溺れていったのかもしれない。

723:パッチン
10/06/13 18:45:06 evS3pfKw
「ふぅ…はぁ、はぁ…ぅんっ」

唾液でベトベトになったアタシの乳首にシンジの吐息があたり、小さく声が出る。

全力疾走した後のように全身が疲れ果てて…。
しかし頭が冷える間もなく、次の衝撃が待っている。

「ふぁっ!」
「あ…!」

部屋着のホットパンツの上から、シンジの指がクニッとアタシのアソコを刺激したのだ。
突然の攻撃に声を上げてしまったアタシだが、何故か同様にシンジも小さく声を上げた。

「アスカ…?」
「な、何よ!?触る時は触るって言いなさいよね!」
「ご、ごめん…その…」
「なによ!」

アタシのアソコに指を添えたままゴニョゴニョするシンジに、真っ赤な顔で怒鳴りつける。

こんな状態で固まってるなんて恥ずかしいんだから、早く…と言おうとしたが、それより僅かに早くシンジが口を開いた。

「その…あの・・・ぐ、グショグショなんだけど…大丈夫?」

「ーな゛っ!?///」

顔をガバッと上げて視線を下に降ろすとそこには




724:パッチン
10/06/13 18:47:25 evS3pfKw
『ふぇーんママごめんなさぁい!』
『もう本当にアスカちゃんったら。もう4才なんだから、おトイレは自分で出来なきゃダメよ?』
『ぐすっぐすっ…』
『ふふ、じゃあお布団も干し終わったし、朝ご飯にしましょうか?』
『わーい♪ママ大好き』
『あらあら、アスカちゃんったら嘘泣きだったのね?』
『うふふっママぁ♪』



「ふっ、ひっく…えっく…」
「あ、アスカごめん…泣かないでよぉ」

あの日以来の惨状に、気がつくと涙が溢れて止まらなくなっていた。

「ほ、ほら、これってオシッコじゃないんでしょ?女の人なら当たり前なんでしょ?」
「・・・・・う゛ぅ」
「僕がシタから…こうなったんでしょ?」

そうよ…。シンジにされてイヤラシく感じた結果、ホットパンツに染みだすくらい漏れちゃったのよ…。

足を軽く動かすたびにニチャッと鳴る、恥ずかしい場所。

青色の物を履いたことをに更に後悔…。はっきり濡れた部分が見てとれちゃう…。

死んじゃいたいくらい恥ずかしくて、アタシは両手で顔を覆って泣くしか出来なかった。

725:パッチン
10/06/13 18:50:30 evS3pfKw
しばらく黙りこくっていたシンジだけど、何かを決意したように静かに口を開いた。

「あの、僕も…脱ぐよ」
「・・・!」

小さく聞こえた一言に、アタシは「あっ」という声を押し殺し、指の隙間からシンジの動きを見た。

平静を装うように閉じた瞳と、羞恥に染まる真っ赤な頬。
矛盾した2つを混ぜたその顔は、なんだかあまりにもシンジらしい姿で…。

部屋着のシャツを脱ぎ、見えた白い肌とシンジの身体にドキリと胸が鳴る。
ズボンとパンツを同時におろした時は流石に見ちゃダメだ…と思い、サッと指を閉じた。

「アスカ…」
「ば、バカ…」

再び両手をベッドにつき、アタシの上で四つん這いになるシンジ。

バカによる捨て身の攻撃で気持ちが少し収まったアタシも、ゆっくり両手を解いてシンジと目を合わせた。

そのまま吸い寄せられるようにキス…。
お互い唇だけを使い、懸命に味わうようにモクモクと動かす。

チュピっ…と音が鳴るくらいアタシはシンジの下唇に最後まで吸い付きながら、キスが終わる。

726:パッチン
10/06/13 18:52:10 evS3pfKw
お互いに「はぁ…」っと幸せそうに息を吐き、シンジが小さく微笑みながらアタシに言った。

「ねぇアスカ…?・・・もっと感じてよ?」
「はぇっ!?」

アタシの顔の隣にあったはずのシンジの右手はいつの間にか移動をしていた。
それがたどり着い場所を強めにクニューっと押す。

「あんっ!あっ、ちょ、ちょっとバカ!!」
「ごめんねアスカ…ホントは嬉しかったんだ」
「ふっ、えっ?」

粘ついたクチャクチャという音とともに、下着とホットパンツの上から刺激する指。

身体中を這い回る快感に震えながら、アタシはシンジの言葉に耳を傾ける。

「だって濡れるって、女の子が気持ちよくなった時にそうなるんでしょ?僕、アスカを気持ちよくしてあげれたんだよね」
「ば、バカじゃないの!?何恥ずかしい感動に浸ってんのよ!」
「でも、アスカのことを気持ちよくしたんだって思ったら…なんか」
「ふゃあ!」

金メダルでも首に下げたような、やり切った笑みを浮かべたシンジは更にアタシの割れ目の部分を形にそって指で押しこむ。
そしてそこを小さく横に震わせて、アタシの快感を掘り起こそうとする。

思わず喘ぐアタシの声と、震えた場所から出るニチニチという生々しい水音。

「くっ!な、生意気なのよバカシンジのくせにい!!」
「ふぇっ!?あっ!」

727:パッチン
10/06/13 18:56:04 evS3pfKw
中途半端なとこですが、今回ここまでです。感想くれた方本当にありがとうございます!

キッチーさんGJです!
ハードなプレイなんですが、加持さんに嫉妬するシンジやアスカの気持ちの行方など、イタタLASな雰囲気もたっぷり出ており非常に楽しく読ませてもらってます。
エヴァ訓練中の描写など、こういうシリアスも大好きです。影から色々するリツコさん…実に黒いw
数多くのエロLAS作品はありますが、バイブを使うシンジ君はあまり見たことない気がしますね。挿入無しで攻めに徹するというのが凄く良かったです。
追加されたパートも良いですね。切ない雰囲気が更に膨らむなぁ。続きを楽しみにしています!

time after timeさんもGJです!
サキエルよりも更に昔に行く逆行ものは新鮮ですねー。
しかしほのぼの系かと思いきや、エロはかなりアブナイことにw
ストーリーもエロも次の展開が凄く楽しみです!

>>698
去年の12月4日

「あぁっ!ぁっ、シンジぃ」
「くっ、アスカ!もう僕…」
「ねぇ…ねぇシンジ、アタシ誕生日プレゼント欲しいっ」
「え」
シンジ君の腰にアスカさんは足を絡めます。
ぐいっ
「う、うわ!ちょっとアスカ駄目だよ!そ、外に…!」
「駄目…」
「あっ、あす!」
アスカさんシンジ君の耳元で囁きます

「逃げちゃ駄目…」

「う、うわあああああああああああ!!」
「あはっ♪シンジのプレゼントあつぅいっ♪」

みたいな

728:名無しさん@ピンキー
10/06/15 12:46:56 KDUG1DOE
GJ
初々しいね

729:Time after Time
10/06/15 22:53:16 F4GFceJ8
僕は、アスカに背を向けて、脱ぎっぱなしのズボンのポケットに入れた財布の中から避妊具を取り出す。
包みを破ろうとしたところで、荒い息のアスカが言う。

「シンジ…私、生理まだ来てないから、なくていいよ、ゴム。
 それに…シンジをそのまま感じたい。
 これで子供ができちゃっても、いい…シンジがここにいた証を、私の中に残せるから、いい…。」

「でも、アスカ…。」

振り向いた僕の瞳に写りこむアスカの目は、決意を胸に秘めた、そんな目で。

「いい。」

アスカは念を押す。
そんなアスカに、アスカの思いに応えなければ。
妊娠のせいでアスカが苦しむかもしれないという怖さはあるけれど、だけど、アスカがそれを望むのだ。
その責任だって僕は取らないといけないけれど、だけど、アスカがそう思っているのだ。

「…わかった。」

僕はアスカの目を見つめながら、うなづいた。
僕は、腹を据えた。

ベッドに横たわるアスカの両脚を、僕はそっと開く。
アスカの引き締まった太股と僕の太股が触れ合い、アスカの体温が伝わってくる。

「シンジ、ぎゅっとして…そしたら、我慢できるから。」

僕は無言でうなづきながら、アスカの背中に手を回す。
胸と胸を、ぴたっと合わせる。
アスカの心臓の鼓動が、薄い胸からダイレクトに伝わってくる。
僕は、濡れそぼったアスカのそこに、まだ毛の一筋もないそこに、右手に持った僕のそれの先を触れ合わせる。

アスカの背中が、かすかに震えている。
僕は左手で、アスカのさらさらの金髪を撫でる。

「いくよ、アスカ。」

「うん…シンジッ…!」

刹那、アスカの充分にほぐされたそこに、僕のそれの頭が飲み込まれる。

「んァあああ…ッ…くっァ…!」

アスカの表情が、痛みに歪む。
本能的に逃げようとするアスカの身体が、ベッドの枠に阻まれて、僕を少しずつ受け入れていく。

狭い…ひどく狭くて熱いアスカのそこが、僕のそれを、ぎゅっと締め付ける。
いつもよりずっと、アスカの身体の抵抗を感じる。
僕が少しずつ腰を入れていくと、誰のことも受け入れたことのないアスカのそこが、僕のそれの形にだんだん広がっていく。
処女の証の鮮血が、一筋流れる。

「ハァッ…ハァッ…アスカッ…アスカッ…!」

「シンジッ…あァ…シンジッ…!」

アスカのことしか、それだけしか今は考えられない。
まだ女のカタチを成していないこの身体でも、僕の下に組み敷かれているのは、僕の大好きなアスカなのだ。
アスカは、何故か過去に精神だけ飛ばされたアスカは、僕をこの時代で待っていてくれたのだ。
それが、嬉しかった。

730:名無しさん@ピンキー
10/06/16 20:39:01 Vddpvu8r
time after time、良いですね。
続き待ってます。

731:Time after Time
10/06/17 22:19:41 +2QzKqLR
アスカの中は、ぎちぎちに僕を締め付けるアスカの中は、とても暖かくて。
アスカの温もりが、二人が生きているということが、何に隔てられることもなく、伝わってきて。
アスカのそこに流れる血流のひとつひとつが、脈打つ心臓の鼓動が、二人のドキドキが、伝わってきて。
痛みを堪えるアスカの、震える唇のみずみずしさが、出てしまう声が、僕の興奮を刺激して。

まだ、動いてしまってはダメだ。
アスカが、まだこの痛みに慣れていないだろうから。
破瓜の苦しみから、アスカは開放されていないから。
二度目の処女を、少しでも楽に奪ってあげたいから。

「ンッ…あ…ッ…シンジッ…シンジッ…!」

「アスカッ…アスカアスカアスカッ…!」

狭い。
アスカの中は、僕が知っているそれより、ずっと狭い。
まるでギュッと握られているかのように、僕のそこは充血している。
アスカのそこは、僕を強く、強く、まるで二人の心のつながりの証のように、包み込む。
まだ動いてもいないのに、なのにそれだけで、射精してしまいそうになる。
アスカの奥底からとめどなく流れ出る潤滑液が、まだ青い果実のようなその匂いが、僕の鼻腔を刺激する。
アスカの息遣いが、苦しそうなそれが、僕の嗜虐心を、刺激する。

「…シンジッ…動いてもいいッ…動いていいからッ…シンジッ!」

「でも…アスカ!」

「いい…シンジのしたいように…ッ…気持ちッ…いいように…していいッ…!」

だけど、僕にはそんなことは、とてもできなくって。
たとえアスカが、まだ『女性』にすらなっていないアスカが、そう望んだとしても、僕にはそんなことはできなくって。

アスカの中の、蠢き。
緩むことのない、括約筋の締め付け。
アスカの、呼吸。
アスカの肩の、かすかな震え。

だから僕は、腰を入れるより、アスカの髪を撫ぜることを選んだ。
さらさらの、まだキューティクルが痛んでいないみずみずしい金髪を、インターフェイスではなく赤いリボンで
束ねられたそれを、僕は優しく、優しく、梳いて。
まるで子犬にするように、アスカの頭を、撫でて。
そのたびにアスカのそこが、僕をいっそう、いっそう締め付けて。
未発達な襞のひとつひとつが、僕のそこを、かすかに刺激して。

アスカと、こうしていられるだけで、幸せだった。
アスカがこの時代でどれだけ過ごしたかは知らないけれど、だけど、時の流れを超えてアスカとまた会えたのだ。
まだ穢れを知らぬアスカが、無邪気な瞳に知性を宿したアスカが、僕を待っていてくれたのだ。

けれど僕には、この刺激に耐えることはどうやらもうできなくって。
何一つすることもできずに、本来男を受け入れられるはずがない歳のアスカの中で、ただじっとしているしかできなくて。
アスカとの絆が、アスカの思いが、ただ嬉しくって。

「アスカッ…!」

次の瞬間、僕はアスカの中に自分の遺伝子を大量に放出していた。
脈打つ僕のそれが、アスカの中をかき回すのを、まだ青いアスカの中を汚すのを、僕は背筋に流れる電流の中で
ただ感じていた。
二人の汗が、玉のように肌には浮かんでいた。
無数のそれが、つーっと、二人の震えでひとつになった。
それと同時に、僕の意識は、なんだか朦朧とした混沌の闇の中に飲み込まれていった。
また…闇が僕を包んだ。

732:名無しさん@ピンキー
10/06/19 19:17:56 t4KYhKCs
続きマダー?

733:名無しさん@ピンキー
10/06/19 23:54:17 hhxmeiVg
LASキッチー様、専属慰安婦続きマダ?

734:名無しさん@ピンキー
10/06/20 00:56:32 vHZHMd8w
専属慰安婦の続きマダー?(・∀・ )っ/凵 ⌒☆チンチン


735:名無しさん@ピンキー
10/06/20 11:02:13 jUvnObw0
専属慰安婦の続きマダー?(*´Д`*)ハァハァ


736:名無しさん@ピンキー
10/06/20 17:40:06 zCwVYuK0
マダー?

737:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:40:59 hZY+MLi7
・第6話「光芒」

「もう、アタシが聞く必要のある部分は終わりよね…?帰るわ」
ネルフ本部のミーティングエリアで、会議の流れを遮ってアスカが立ち上がる。
十数人のスタッフが集まった会議は前半の訓練計画の説明が終わり、エヴァ実機を使用する具体的な訓練手順の打ち合わせに入っていた。
つまり、エヴァを起動できないアスカには、意味のない説明だった。
打ち合わせに熱中するあまり、準パイロット扱いに降格されているアスカへの配慮を誰もが忘れていた。
しまった、という顔をするミサトと、冷やかにアスカを見つめるリツコ、無表情のレイ、気まずそうな表情を浮かべたマヤを始めとする支援スタッフたち。
「アスカ…」
そして、名前を呼んだきり、二の句を告げられず、無言でこちらを見つめてくるシンジ。
彼らをぐるりと見渡したアスカは、くるっと背を向け、ミーティングエリアのドアを開けて出ていく。



「ふん」
最低の気分だった。自分だけが取り残された感覚。それが居たたまれなかった。
会議から抜け出したはいいが、行くあてもないアスカはブラブラと本部施設内を歩く。
すぐに家に帰るのも馬鹿らしく、散歩がてらに歩いていくうちに、多少気分が落ち着いてくる。
アスカにとっては勝手知ったる本部施設だ。セキュリティもフリーパスで気ままに歩いていく。
(あ…。ここに来ちゃった)
エヴァ専用格納庫の弐号機専用区画。ここになら目を瞑っていてもたどり着ける。
今までのくせで、無意識に来てしまったようだ。
もっともシンクロ率が起動指数を下回って以来、最近はほとんど来てはいなかったが。
赤い巨人が冷却水を満たしたケージに固定されている。
ゆっくりと、巨大な弐号機の頭部へと近づいていく。
手すりに両手をかけ、4つ目の異形の、しかしアスカには己の分身のように感じる巨人を見上げる。
(ごめんね…。シンクロ率が回復したら、アンタを自由に動き回らしてあげるから…)

「でもさあ、俺は思うのよ…」
(え…?)
下から声がする。
身を乗り出して下を覗くと、冷却水上に浮かんだボートに乗った作業員が3名、点検作業を行っているようだ。
いままで、ロクに会話したこともない彼らだが、彼らなくしてエヴァは動かせない。
自分の不調で、稼働不能の弐号機だが、彼らは休むことなくエヴァの整備に精を出している。
(お礼を言っておかなきゃ…)
ふと、そんな考えが浮かび、話かけようとしたその時。
「パイロットが役立たずなお陰で、俺らの努力が無駄になっちまうのはどうもな、って」
「ちょっと言い過ぎだぞ。でもまあ、正直、初号機担当の連中が羨ましいよな」
「あーあ、弐号機の新しいパイロット、早く決まんないかな」
作業員たちは何か計測器を操作しながら、世間話のように「そのこと」を語っていた。
アスカは口を開いたまま、その場に立ち尽くす。
「…あ」
漏れたのは、言葉ではなかった。紡ぐ言葉はなかった。
それに気がついた、3人の作業員が上を向き、驚愕の表情を浮かべる。
「あ…。アスカちゃん?」
「…、す、すいません。別に、そんな…」
「わ、悪気は無かったんだよ…」
それ以上は聞こえなかった。
アスカはその場から走り出していた。
足の力の許す限り全力で、走っていく。
次々と心に後悔の気持ちが湧き上がってくる。
(こんな惨めな気持になるなら、ドイツに帰るんだった)
(…日本になんて来るんじゃなかった)
(…エヴァになんか乗るんじゃなかった)
心を吹き荒れる陰惨な衝動。
(こんなことなら…!!…あの時、ママと一緒に死んであげれば良かった!!!!)
アスカにはそれをコントロールすることができない。



738:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:41:46 hZY+MLi7
格納庫の通路を数百メートルを走り、ようやく走るのをやめ、とぼとぼと歩く。
アスカは無人の暗い通路を虚ろな視線のまま進み、出口のない思考を巡らせる。
(いっそ、あの浅間山の火口のマグマの中で死んでいれば良かったのかも知れない…)
そうすれば、エヴァパイロットとしての誇りを抱いたまま死ねただろう。
「勇敢なるエヴァパイロット、選ばれしセカンドチルドレン、惣流アスカ・ラングレー。2体の使徒を倒し、
孤立無援の困難なる戦闘にて3体目と相打ちになり、マグマの中に消える」
そう言って、世の人々はその英雄的行動を褒めたたえ、その死を惜しんでくれたに違いない。
あの時に、死んでさえいれば。
だが、現実には自分は生きながらえ、とうとう娼婦まがいの行為まで強いられ、生き恥を晒している。

主のいない最奥のエヴァ格納用ケージ。
ぽっかりと空いた空間に作業用通路だけが橋渡されている。
ケージの中央まで来て、ふと立ち止まり下を見下ろす。
壁面に非常灯だけが点々と燈り、はるか下の床面まで続く壁をわずかに浮かびあがらせている。
(ここから飛び下りれば、簡単に死ねるわね…)
不意に、そんな考えが浮かぶ。
(もう、いいか…。疲れちゃったし…)
張りつめた想いが、どんよりとしたものに変わっていく。
(エヴァとの接触実験で心を病んで首吊りした母親と、エヴァパイロットの資格を失って格納庫で身を投げた娘…か)
「ふふ…、あはは。笑えるくらい、お似合いの親子じゃない…」
両手で安全柵を掴み、身を乗り出して下を見る。
(さあ…、もうちょっとで楽になれるのよ、アスカ。やっとママのところへ行けるわ)
息を吸い、最後の一歩を踏み出そうとする。
だが、アスカはそれ以上動けなかった。
体がこわばって動かない。
(嫌…。やっぱり駄目。まだ、死にたくなんてない。生きていたい。)
(でも生きているのが苦しい。どうしたら…。だれか、だれか…)

「アスカ!」

アスカの眼前の地獄の入口のような暗闇が、一瞬にして、ただの暗がりに変わる。
アスカはまるで地底から舞い戻った放浪者が怖々太陽を見上げるように、声の主へ顔を向ける。
あどけない顔をしたお馴染みの少年へと。



739:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:42:14 hZY+MLi7
「う、あ…」
それ以上、アスカは声を出せなかった。
感情が高ぶり過ぎている。
目が熱い。
口を開けば、何かを叫びだしてしまいそう衝動に支配されかかっている。
(くっ…。なにやってんのよアスカ。落ち着くのよ。今までみたいに感情をコントロールするのよ)
(相手はただのバカシンジでしょ…)
やっとの思いで、アスカは普段通りの声を出す。
「…なによ?」
「なんか、様子がおかしかったから、心配で探しにきたんだ…」
「アスカ、なんか怖い顔してたよ」
「はあ?なにが?アンタには関係ないでしょ?」
あふれ落ちそうな涙を気取られぬように、踵を返し、シンジに背を向けて、歩きだそうとするアスカ。
だが、思いがけず左手首を掴まれる。
「放してよ!」
シンジの手を振り払って、駆けだそうとする。
「駄目だ!」
「あっ」
「うわっ」
「きゃあ」
予想外に強い力に引かれ、バランスを崩したアスカがシンジにぶつかるように倒れこむ。
シンジがなんとか踏みとどまり、アスカを抱え込むような形で支える。
しばらく無言で体を寄せたままの二人。
アスカは下を向いたまま、無言のままだ。
「関係なくはないよ…」
シンジがぽつりと呟く。
アスカの体がピクリとする。
肩をシンジに掴まれたまま、2人の距離は10cmもないだろう。
(何よ…。上辺だけ取り繕って、適当なこと言ってんじゃないわよ…)
視線をシンジの顔からそらしたまま、アスカが心の中で呟く。
(だれもアタシなんて本当には必要としていない)
(アタシなんて、いくらでも変わりはいる)
(だからアタシはいつ死んだっていい。そんな覚悟はとうの昔に決めている)
(なのに…)
(なのに…)
(なのに、なんでアンタはいつも、いつも、いつもアタシを構うのよ?引きとめんのよ?そんな振りをすんのよ!?)
あのユニゾンの特訓で葛城家を飛び出した時も。
(何もしないで突っ立っているだけのくせに。アタシの心なんて知らないくせに)
使徒に心を踏みにじられて、うずくまっていた時も。
(アタシから何もかも奪っていったくせに。アタシの何もかもを汚したくせに)
エヴァのトップパイロットの座も、ファーストキスも、初めての全部も。
(放っておいてよ…)
そうすれば、自分は誇り高く生きられた。綺麗なまま死ねた。



740:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:42:42 hZY+MLi7
(ううん…。嘘ね…)
アスカは知っていた。
あの灼熱のマグマの中で、その時、そのセカンドチルドレンが両ひざを抱えて震えながら、死を待っていたことを。
勇敢なパイロット?
お笑い草だ。
いつも一人で大丈夫だと強がりながら、一方でありもしない救いを求め続けている。
そう、救いなどありはしないはずだった。
加持リョウジも結局こんな小娘など構っている余裕などなかった。
保護者づらして手元に置いた葛城ミサトも。
病んだ母を見捨てた父親も。
死んだ両親の代わりに自分を引き取った継母も。
誰も自分を救ってなどくれない。
そんなことは最初から分かっている。自分はピエロだと自覚して踊っていたはずだった。
幾重にも張り巡らせた防壁の内側に、人とのつながりに飢えた脆弱な心を隠して。
(それなのに…)
(アンタは…)
制服のブラウスの薄い布越しに、肩に触れているシンジの手が温もりを伝えてくる。
(アンタは、アタシの覚悟を台無しにしてしまう)
(アンタの一言一言が、せっかく築いたアタシの砦を崩していってしまう)
まるで打ち寄せる波が、強固に見えた砂の城をあっさりと崩していくように。
(ベットの上でアタシを裸にひん剥いて舐めまわしたみたいに、アタシの心まで素っ裸にしようっての?)
(それで、最後には哀れな女だってあざ笑おうっていうわけ?)
病院で無防備な姿をさらした母の記憶が蘇る。
(それとも…)
(それとも…。まさか本当にアタシを必要としてる、とでも言うの?)
顔を上げ、シンジの目を見つめる。
一瞬、アスカとシンジの視線が絡み合う。
シンジの瞳の中にアスカが映っている。
(ねえ…本当に?)
時が止まったかのように動かない二人。
だが、それはつかの間だった。
「あ、ご、ごめん…!」
シンジがあわてたように手を放す。
解放されたアスカが、溜息をつき、制服のリボンとブラウスの襟を直す。
(散々、アタシの中でザーメンぶちまけて、あんなもんまで突っ込んだくせに…)
(何、今さらこれ位であわててんのよ…。バカじゃないの?)
ふと、己の鼓動の早さに気が付くアスカ。
(なんで、アタシ、心臓がこんなに…)
「アスカ、家に帰ろう」
いつになく真剣なシンジの顔に、アスカは余計な感情をしまい込む。
「…あんた会議はどうすんのよ?」
「明日に伸ばしてもらったよ。ちょっと怒られたけど」
「そう…」
シンジは行こう、と言う様に振り返ってから歩き出す。
まるで見えない手で引かれるように、シンジの後ろについて、アスカはゆっくり足を踏み出した。



741:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:43:03 hZY+MLi7
マンションのキッチンで今日も2人だけの夕食が終わり、シンジは食器の片付けを行っている。
脱衣所から聞こえていたドライヤーの音が消えると、風呂に入っていたアスカがキッチンに戻ってくる。
いつもはつけているインターフェイスや髪留めの類はつけず、アスカは珍しくストレートヘアを下ろした状態だ。
膝までの短い丈の白いワンピースと相まって妙に艶めかしい、と振り返ってちらりと見たシンジはどきりとする。
「ねえ、今日はどうするの?」
ようやく、食器を棚に戻し終わり、テーブルの椅子に座ったシンジにうつむき加減にアスカが聞いてくる。
わずかな間、沈黙したシンジが答える。
「…。今日はいいよ。なんかアスカ調子悪そうだし…」
「…そう」
アスカの声に張りがない。やはり昼間のことを気にしてるのだろうと、シンジは心を痛める。
でも、自分にできることなど、何かあるのだろうか。
せいぜい、アスカをそっとしておいてあげるくらいだ。
「僕は先に寝るよ…。おやすみ」
「…おやすみ」

自室に引き上げたシンジは、ベットに横たわり目を閉じる。
が、しばらくして枕元の携帯電話を取り出し、左手で操作する。
間接照明だけでやや暗い室内の天井を背景に、携帯電話の画面だけが明るく浮かび上がる。
その画面に映し出されているのは、先日のベットの上で縛られたアスカの痴態だった。
パジャマ姿で胸と秘部を露にされている写真。
全裸のまま、気だるそうな表情でこちらを見ている写真。
蕩けた様な表情と秘部にねじ込まれた張形があまりにも卑猥な最後の写真。
どれも見飽きないエロティックな写真だ。
「…アスカ」
思わず、名前を口に出してしまう。
右手は既に、いきり立っている自身のペニスをさすり始めている。
「う…」
衝動がこみあげてくる。
アスカを汚したい。犯したい。
彼女の心を気遣いながらも、その身を欲望で汚したい、という矛盾した感情にシンジは葛藤する。
だが、欲望には勝てなかった。
想像の中で、シンジは写真の中のアスカにペニスを突きたてて犯し始める。
あの時のアスカの嬌声を思い出し、アスカを攻める様を思う。
徐々に興奮が高まり、ペニスを掴んで前後させる動きを最大限にまで速める。
「…アスカァ!」
もう少しで、絶頂に至れそうになった、瞬間。
ガラッ、とシンジの部屋の引き戸が開いた。



742:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:44:25 hZY+MLi7
「あっ!」
音のしたほうに顔を向けたシンジの視界に入ってきたのは、携帯電話の画面の全裸のアスカの先に居る、本物のアスカだった。
「うわ」
驚いたあまり、携帯電話はシンジの手から離れ、ベットから転がり落ちる。
シンジは慌てて起きて、股間から右手を放す。
だが、ベッドの上から手を伸ばした先に携帯電話はもうない。
先ほどのワンピース姿で、すたすたと入ってきたアスカが既に手にしている。
ピッピッと、険しい表情でいくつかの写真をチェックしたらしいアスカが、表情を変え、いたずらっぽい視線をシンジに移す。
「ふーん。男ってこういう写真で、するんだ?」
「か、返してよ!」
顔を真っ赤にして、シンジが必死に抗議する。
「写ってんのはアタシなんだから、所有権はどちらかしらね?」
ふふん、と笑ってアスカが携帯電話をシンジに手渡す。
携帯電話を受取って、安心したシンジにアスカが話しかける。
「まあ、いいわ、これも仕事の一環ということにしてあげる。でも、他の誰かに見せたら殺すわよ…?」
最後の言葉だけは鬼気迫る表情を見せたアスカが、どっかりとシンジのベットに上がりこんでくる。
「なんか部屋の前通ったら、呼ばれたような気がしたから覗かせてもらったんだけど。面白いもん見せてもらったわ…」
「うう…」
なにも言い返せずに、押し黙るシンジ。
「へんな遠慮しちゃってさ。余計なお世話ってもんよ」
アスカの髪の毛が、シンジの頬に触れる。
アスカが後ろに手を伸ばし、シンジの股間を掴む。
「ううっ」
「結局、したいんでしょ?だったらやりたいって言えばいいのよ」
アスカの手のひらの中で、衰えていたペニスがムクムクと復活し始める。
「どうなの?」
「…したい」
「ふふん、やっぱりね」
満足気にそういうと、アスカは体の向きを180度変える。
アスカがシンジのズボンとパンツを脱がし、シンジの股間に顔を埋める。
「うああっ」
突然、ペニスが温かいモノに包まれ、シンジが快感にうめき声をあげる。
アスカがペニスをすっぽりと口に含んだのだ。
クチャクチャ、とアスカがペニスをしゃぶる音が続く。
「どう?一人でするより、ずっと気持ちいいでしょ…?」
しばらく続けた愛撫の手を休め、振り向いて、アスカが聞いてくる。
「う、うん」
シンジが答えると、アスカは頬を緩め、再びペニスを含んでくれる。
「ふうっ」
快楽に声を洩らしつつ、シンジはアスカの口での奉仕に負けないように、アスカへの愛撫を始める。


743:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:45:19 hZY+MLi7
ワンピースの裾をつかみ、上のほうにまくりあげる。
白いパンティが覗く。
パンティの上から股間をさすってやる。
「んん…」
シンジのモノを含んだまま、アスカが呻く。
シンジはアスカのパンティを脱がし、股間を引きよせ、秘裂に舌を這わせる。
「…ああん」
しばらく、二人とも無言で互いの性器に顔をうずめ、愛撫を続ける。
アスカのワレメからはトロトロと愛液があふれ始め、シンジの顔を濡らす。
クリトリスに指を這わせて、刺激を与えてやる。
「んんーっ!」
アスカが腰を揺らして反応する。
だが、先に限界が訪れたのはシンジだった。
「くう、駄目だ。アスカ、出ちゃうよっ」
とうとう堪え切れずにシンジが呻く。
アスカは、シンジのものを含んだまま、顔を上下させ、摩擦を増加させてくれる。
「うああっ、出るっ!」
アスカのワレメから顔を離し、全身をのけぞらしてシンジが射精する。
ドクッドクッと迸る精を、アスカがすべて口で受け止め、コクコクと飲んでくれているようだ。
丸出しになったお尻とワレメの向こうで、続けられるアスカの愛撫にシンジは夢見心地で射精の余韻に浸る。



アスカが、放出された精液を全て飲み込んで、べろべろと口の中でペニスを舐め回し清めてくれる。
それを終えるとアスカが、また体の向きを変え、シンジに覆いかぶさってくる。
「どうだった?」
「うん、すごく気持ちよかったよ…」
「ふふ…」
アスカが笑みを浮かべる。
シンジが手を伸ばし、ワンピースを脱がそうとする。
「まだまだ、やる気十分ってわけ?ほんとエロシンジよね…」
アスカが協力し、ワンピースを脱ぐ。
ブラジャーだけが残ったが、外し方がわからない。
「後ろのホックを外すのよ…」
両手を立てていたアスカがシンジの体に身を預ける。
ブラジャー越しにやわらかいアスカの両胸を感じながら、シンジはアスカの背中に手を伸ばし、なんとかブラジャーをはずす。
「ぶきっちょねえ」
「しょうがないだろ…。こんなの初めてなんだからさ…」
「ふうん。まあ、そうよね」
口を尖らしたシンジを愉快そうに見ながらアスカが上体を起こす。
シンジの下腹部に座り込んだ状態になったアスカの弾力ある胸がぷるんと揺れる。
重力に引かれてやや下に変形した胸の形が量感を増していて扇情的だ。
いつも、ベットに寝ているアスカを組みしいていた時とはまた違った眺め。
シンジは両手を伸ばし、アスカの両胸を掴む。
「あっ」
アスカの反応に気を良くして、今度は人差し指と親指で乳首を、くりくりと捏ねまわしてやる。
「ああん」
やや、立ち始めていた乳首がさらに固さを増していく。
目を瞑り、首を振って快楽を堪えるアスカの長い髪が、左右に振り乱れ、アスカの感情の高ぶりを強調する。
ずっとこの光景を眺めていたい、と思うほどにエロティックな姿だ。

744:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:47:23 hZY+MLi7
「…アスカ、今日はアスカが上から自分で入れてよ」
ふと、思いついてシンジがアスカに注文をつける。
「ええ、アタシが…?」
アスカが眉を少しよせて思案する。
「うん。見てみたいんだ」
「しょうがないわね…」
アスカが腰を上げ、そろそろと、シンジの股間に合わせるように後ろに下がる。
長い髪と、乳房がユラユラと揺れる。
そのアスカの艶めかしい動きにシンジのペニスは最大限に勃起する。
アスカが両ひざを立てると、その屹立しているシンジのペニスを心細げに見つめる。
いままで何度も挿入されたモノだが、自分で積極的にいれるのは抵抗感があるのだろう。
シンジはその光景にゾクゾクとする。
ようやくアスカが左手でシンジの掴み、自身のワレメに当たるように、ゆっくりと腰を落としてくる。
「く…」
「あ…」
ワレメの入口の亀頭があたり、アスカがかすかに声を洩らす。
シンジもペニスの先端にヌルリとした感触を受け、快楽への期待に身を震わせる。
覚悟を決めたアスカがそのまま腰を落とす。
「あああっ!」
「くううっ!」
ズブズブとシンジのペニスがアスカの中に飲み込まれていく。
「あ…ん」
完全に腰を下ろし、シンジのモノを根元まで受け入れたアスカがため息をつく。
「アスカ、自分で動いてみてよ…」
すぐに腰を使いたい衝動を堪え、シンジがさらに注文をつける。
「ええ…?しょうがないわね…」
アスカが腰を少し浮かせ、また落とす。
クチャッ。
淫らな音が響く。
「ああ、いいよ…アスカ」
シンジの言葉に勇気づけられたか、アスカは腰の動きを繰り返し始める。
「あ…、あん」
アスカが腰を落としこむたび、シンジのペニスをアスカの温かく濡れた柔襞が優しく包んで呑み込んでいく。
自分で動かない分、シンジはその快感だけに集中することができた。
目を閉じてその快感を噛みしめるシンジ。
まるでアスカの中に自分が全部入っていくような感覚だ。

745:【専属慰安婦(第9回)】LASキッチー
10/06/20 19:47:51 hZY+MLi7
しばらくすると要領が分かってきたのか、アスカはペースを上げて、腰を振る。
「あっ、ああん、あん」
アスカもだいぶ感じてきているようだ。
目を開けると、アスカが栗色の髪を振り乱し、上下に動いている。
規則的にゆさゆさと揺れて形を変える二つの乳房にシンジは目を奪われる。
やがて、自分の体重を支えきれなくなったのか、アスカが両手を前について前のめりになる。
目の前にある乳房をシンジが掴む。
「ああーっ!」
乳房を力いっぱい掴まれて、アスカの感情がさらに高まったようだ。
しかし、シンジのほうはもう限界だった。
心地よくぬめった柔襞にペニス全体が包まれ、こすられる。
自分の意志でコントロールできない快楽にシンジのペニスは暴発寸前になる。
「アスカ、出ちゃうよ…」
「えっ。ちょっと早いんじゃないの?もうちょっと頑張りなさいよ」
「アスカ、駄目だよ。そんなに動いちゃ…」
「ふふん、情けない声出しちゃってさ。かっこ悪いわねバカシンジ」
アスカの腰を振る動きがさらに激しくなる。
「ああっ、いいっ」
アスカも目を瞑り、腰を振りながら快感に耽っているようだ。
二人の結合部からグチャグチャと淫らな音が漏れ、愛液が滴り落ちてシンジの下腹部を濡らす。
膣内がさらにキュッキュッと締まってくる。
「ううっ、駄目だ。出すよっ!アスカっ!」
とうとう堪え切れずに、シンジの全身が絶頂の快感に包まれる。
「うああっ」
膨張しきったペニスの先端から精が迸る。
身をのけぞらせて、ドクッドクッとアスカの膣内に絞り出されるように精を放ち続ける。
「ああっ!」
アスカも胎内で弾けた精を感じたようにビクンビクンと身を震わせる。
シンジの射精が終わり、ぐったりとなったアスカが、シンジの体に重なってくる。
「はあっ…、はあっ…」
しばらく、二人の荒い息だけが続いた。




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