【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】at EROPARO
【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】 - 暇つぶし2ch550:名無しさん@ピンキー
10/05/14 05:31:53 lc++w87t
投下乙です!
楽しませてもらいましたw
GJ!!

551:名無しさん@ピンキー
10/05/14 07:33:35 JH2EsQjW
>>549
GJ!
アスカの一番エロい体位は対面座位かなと思ったり
「いつものサイン」のやりとりもなんかエッチでいいw
次回作、待ってます

552:名無しさん@ピンキー
10/05/14 08:16:04 2qRkIB0L
描写うまいなあw
乙!

553:名無しさん@ピンキー
10/05/14 12:33:30 NpycDlxw
甘エロLASは癒やされるなぁ~。行為中の細かい二人のやりとりが良い!
またの投下待ってますよ~

554:名無しさん@ピンキー
10/05/14 23:18:10 cctOyhXP


しかしそろそろマリ×シンジこないかのう

同人では見るのに

555:名無しさん@ピンキー
10/05/14 23:24:26 5MX+IsJ8
当然マリが責めか

556:名無しさん@ピンキー
10/05/15 00:14:20 2daCTkiB
侍大将氏乙
GJでした

こんなにいいのに自信ないか…だけどファンは確実にいるからね!

557:マリ×シンジ
10/05/15 16:03:18 NOt78JyK
破で綾波主催の食事会当日より少し前の時間設定です。
SS初投稿これがですがなんかこんなんチゲぇよとかあったらぜひおっしゃって下さい。
皆さんのマリ像と余りにも違ったらゴメンなさい。
マリに普通にヤラれちゃうシンジ君です。




558:マリ×シンジ
10/05/15 16:04:24 NOt78JyK
シンジは自宅で数日後に予定されている綾波主催の食事会についてあれこれ想像を膨らませていた。
「食事会、か…。楽しみだなぁ…父さんも来ればいいのに…。
でも綾波の料理って大丈夫かな…」

そんなことを考えていると、トントンと部屋の扉をノックする音が聞こえた。
(? ミサトさんは加持さんと飲みに行ってるし、アスカはいつも急に入ってくるのに…)
不審に思いつつ扉を開けると、そこには見慣れない制服の、眼鏡をかけた女性が満面の笑みで佇んでいた。
「こんばんは、ワンコくん♪ 遊びに来たよ♪」
そう言うと女性はきゃっきゃとシンジの首に腕を回し飛びつくように抱きついた。
「んーっ、やっぱりイイ匂いだねぇ♪」
「あっ、いやっ、ちょっ、え…あの、ど、どちらさまですか…?!」
シンジは顔を真っ赤にして、突然の事に何がなんだか分からずに混乱しながらも、両手で肩を掴み必至に女性を引き離した。
「あー、ヒドーい。ついこないだ私の胸に顔突っ込んだのにもう忘れたんだー?」
「え…、あ、学校の屋上で空から降ってきた…」
「そうそう、あの時の美少女だよー♪♪」
そうしてまたシンジに飛びつく謎の女性。
「あ…いやっ、ちょっと、結局何なんですかあなたは?」
「…ん…、私のことは…マリって呼んで…? ふふっ…」
マリはシンジの腰に両腕を回し、背伸びをして微笑みながら互いの鼻が触れ合わんばかりに顔を近づけ、器用に足を使って扉をパタッと閉めた。
「今日はね、ワンコくんとぉ、とってもイイコトしに来たんだよ…」
少しトロンとした口調で言葉を発したかと思うと、マリはシンジの唇に己のそれをそっと重ねた。
「んっ、んんっ?!」
唇を重ねたまま、体重を預けてくるマリにシンジはそのままベッドの上に押し倒された。
とにかく離れようと手を動かそうとすると、首につねられたようなチクリとした痛みを感じた。
「いつッ…?!え…?!」
スッと唇を離し、ニヤニヤしながら自分に跨っているマリの手元を見ると、なにか注射器の様なものを持っている。
「な…何をしたんですか…」
「ゴメンねぇ、ワンコくんに暴れられちゃあチョット困っちゃうから、動けない様にしちゃった♪」
「ええっ…?!」
腕や足を動かそうとするが、全くいうことを聞かない。
「ぼ…僕に一体何をするつもりですか…?」
「だからぁ~? 言ったでしょお、イイコトよ、イ・イ・コ・ト♪♪」
「安心して? 全身の感覚はちゃんとあるし、首から上は動かせるようになってるから」
「く、首から上だけって…」
「それと、大きな声は無理だけど普通には喋れるよ…声聞けなきゃ面白く無いからね…」
「お…面白くって…」
「余計な話はオシマイ…はやくシよ…」

559:マリ×シンジ
10/05/15 16:06:12 NOt78JyK
マリは両手をシンジの頬に添えると、先ほどよりも強く、押し付けるようなキスをした。
シンジは呼吸を止め、きゅっと唇を締め抵抗するが、マリの柔らかい唇の感触に少し力を緩めた瞬間、熱い舌がぬるりと侵入してきた。
「ン…むゥ…ふぅ…う…あう…」
一気に口をこじ開けられ、歯も、歯茎も、舌も、口内の全てが艶かしい動きで蹂躙されていく。
今まで体験した事の無い感触にシンジの思考は段々と麻痺していき、いつの間にか自分からも舌を絡めていた。
「ンン…ぁむ…ハァッ…プハッ…はぁ…、んぅ、いいねぇ、ノってきたじゃんワンコくん♪」
少し顔を離し、妖しい笑みでシンジを見つめるマリ。
「言うの忘れてたんだけど…さっき打った薬ね、媚薬も混じってるんだぁ…。これからもっと感じるようになるよ…」
「そんでこれが、私の分…」
女性はどこからか取り出したもう一つの注射器を、自分の首にプスっと刺し薬を注入した。
「ん…ああ…、フフ…、大丈夫だよ…私のは媚薬だけだから…ワンコくん…一緒にイッパイキモチイイこと…シよ…」

それからマリはシンジのTシャツをめくり上げ、すでに固くなっている乳首を両手の指先で優しく撫で回しながら、耳、首筋、うなじに鎖骨まで隅々まで痕がのこるほど吸い付き、舐め尽くした。
「うっ…あっ…ああ…すごい…ゾクゾクします…」
シンジは胸から上の愛撫だけで、最早快楽の虜になっていた。
全身は火照りあがり、自身のモノは最早痛いほどに隆起し、刺激を欲していた。
そしてソレは勿論、今自分を責めているこのマリという女性もとっくに気づいているはずだ。
なのにその手は一向に下半身に向かう様子を見せない。
シンジが恨めしそうに視線を送ると、
「ん~? どうしたの~? 物欲しそうな顔しちゃってぇ…」
先ほど薬の影響か、マリの顔も赤くなり、瞼も少し垂れているようだ。
「上だけじゃ足りないんでしょ…ふふ…でもぉ…まだダァメ…まずは私を先に…気持ち良くして…ね…」
マリはパンツ以外の服を脱ぎ捨て、シンジの顔に股間を見せつけるようにしゃがみ込む。
ピンク色のパンツとソレはすでに湿っているどころかビシャビシャに浸っており、中身は完全に透け、トロトロと透明な液体が太ももをつたわりシンジの頬を濡らした。
「ほらぁ…何するかわかる…?ここが…女の子の一番エッチで…ドロドロになっちゃうトコだよ…さあ…思い切り…舐めてね…」
マリはむわあっと淫乱な匂いを漂わせるその部分を、最早役目を果たさない下着ごとシンジの唇にグッと押し付けた。
シンジはマリの言うがまま、唇と舌を使い秘所に吸い付き、舐め回す。
「んっ!んっ!ああっ、あ、はぁっ、いいよっ!上手だよぉ、ワンコくんぅぅっ!」
さらに刺激を要求するマリは両手を自分の膝に置き、腰を小刻みに前後させ、シンジに自身を擦り付ける。
「ふぅぅっ!これっ!これぇっ!クリめくれて、擦れてっ!ああっ!キモチイイよぉ!」
何度もこすり上げられ、さらにシンジの動きも加わり、下着の秘所の部分はほぼずれて露出しており、鼻は陰核を刺激し、舌は膣内に入り込みグチュグチュと掻き回している。
「ああうぅぅっ!ワンコくんの舌っ!熱いぃっ!だめっ!だめ!んんっ!来ちゃう!来ちゃうよぉ!」
息が詰まりそうになりながらも、シンジは必死に目の前の蜜壺に貪りつく。
「っうああっ!あっ、あっ、あっ、イクっイクっ、溢れちゃうよぉ!あああああっっ!!」
マリは全身をビクビクと痙攣させ、ブシャッ、ブシャッと水道を指で抑えたような勢いで大量の潮を吹き絶頂を迎えた。
「ふぅ…んん…はああぁ…スゴいいやらしい舌だね…よかったよ…ワンコくん……」

560:マリ×シンジ
10/05/15 16:07:03 NOt78JyK
蜜壺から解放されたシンジは顔面だけでなく首元までビシャビシャになっており、その愛液の匂いと媚薬の影響でぺニスは先ほどより更に硬度を増しており、先走りがズボンにまで染み出していた。
「はあっ…はあっ…あ、あの、お願いです…ぼ、僕のも…」
「ふぅ…ん…おっけー…ワンコくんの精液、全部吐き出させてあげる…」
マリはシンジの顔面の愛液をぴちゃぴちゃと舐めとり、そのまま舌を胸の方へと這わせながら、トランクスごとズボンを脱がせ、ブルンと暴発寸前のぺニスを露出させた。
「アハッ、スゴ~い…ビクビクして、触ってもいないのに先っぽから白いお汁がたれてるよぉ~♪」
楽しそうにぺニスを眺めながら、マリは絞れそうなほどに濡れたパンツを脱ぎ、自分の手に巻き付けた。
「まずはぁ…これで思いっきりシゴいてあげる…ん…ぁむぅ…」
マリはぺニスを見られて恥ずかしそうにするシンジを横目に舌でシンジの乳首をペロペロ舐めながら、愛液の染み込んだパンツを巻いた手でそっとぺニスを包み、一気に先から根元までを思い切り擦った。
「うっ、うああああっっ!!」
待ち焦がれた快感にシンジは歓喜した。
「んん…カタぁ~い…ふふ…いつでも出していいんだよ…」
自身のの先走り汁とマリの愛液がグチャグチャと混ざり合い、上下に激しくシゴかれたシンジの欲棒はものの数秒も持たずに爆発した。
「ううあぁっ!!、あっあっ、ああ、あああ…」
最早液体ではなく固まりとも思えるほどの量の精を一気に放出し、それはシンジの胸の上にあったマリの頬にまで届いた。
マリは嬉しそうにそれを指ですくいあげ、シンジの体に付いたものまでも全て舐めとり味わいながら飲み込んだ。
「んむ…あぁ…やっぱりワンコくんのおいしいし…イイ匂いだねぇ…」
マリは全く張りを失っていないぺニスに笑みを浮かべつつ、シンジの股間に体を移動させ、両手を使いその豊満な乳房でぺニスを包み込んだ。
「今度は私のおっぱいでイッパイ擦ってあげる…♪」
自身の体液でヌルヌルのぺニスを、マリが手で乳房を上下させグチュグチュと擦っていく。
「あっ、はああああっ…」
シンジが一度目を上回る刺激に悶えると、さらに乳房から露出した亀頭にマリの舌と唇が襲いかかる。
口をすぼめカリを刺激し、先の汁をチロチロと舐めとりながらの、体液の粘膜に包まれたような柔らかい竿全体への刺激に、またもすぐさま果ててしまいそうになったその瞬間、聞き慣れた女性の声が家の中に響いた。

561:マリ×シンジ
10/05/15 16:07:52 NOt78JyK
「たっら~いま~!!」

ミサトが帰って来た。
「あっれぇ~、シンちゃ~ん?まだ起きれるのぉ~?」
すでに時刻は深夜、いつもならミサトはろれつが回らないほど酔っ払ってるときは、シンジの部屋はスルーして自分の部屋に直行なのだが、扉の隙間からこの部屋の明かりが付いているのに気づきこちらに向かって来ている。
(こ、こんなところ見られたら…)
焦るシンジがマリに目をやると、この状況でも楽しそうにぺニスを挟んだままチロチロと先っぽを舐め続けている。
(うう、隠れてなんて頼んでる暇ないし…)
トントンと足音が近づいてくる。
シンジは深く息を吸い込み、下半身からの刺激に耐えながら、出るだけの精一杯の声を出した。
「ミっ、ミサトさん?! ゴメンなさい、明かりつけたまま寝ちゃっててー!」
足音が止まった。
「ん~?あーそうなの~、あしらも学校らんだから、早く寝なさいよ~、おやすみ~」
「お、おやすみなさーい」
必死の思いでどうにかやり過ごし、ミサトは自分の部屋に吸い込まれていった。

だがシンジが一息ついたのも束の間、マリが一気に責めてきた。
口と舌は亀頭に絡みつき、、乳房はグニュグニュと全体を包んてシゴいてくる。。
先ほど達しかけていたシンジにもはや耐える力は無かった。
「うっ、ああっっっ!!」
「ンッ!んん、んく、んく…」
一発目と変わらぬ量がマリの口内にドプドプと放出されるが、マリはそれに動揺することなく
全てをコクコクと飲み干していった。
「んぅ、んふぁ~、さすがぁ、二回目でも全然衰えないねワンコくん♪」
「ちょ、ちょっと…もう…ハァ…体力が…」
「な~に言ってんの♪ これからが本番じゃ~ん♪♪ 」
マリは楽しそうにまだ硬さを失っていないぺニスをさする。
「ううっ…、わ、わかりましたから…ハァ…少しだけ…休憩を…」
「ん~もう、しょうがないなぁ~、じゃあ一分休憩ね♪」
「い、一分………、は、はい…」
シンジは一体自分は何をしてるんだろうと思いつつも、未だに満足せず快楽を求め収まらない下半身に、どうしても従わざるを得なくなっていた。
マリはシンジの腕を開き、腕枕をさせてシンジの顔を見つめている。
「ねぇねぇ、ワンコくん、さっきの同居人の人さ、結構美人だしスタイルイイじゃない?あの人とも今みたいなエッチなことしてるの?」
「ミ、ミサトさんと?! 知り合いなんですか?な、無いですよそんなこと!てゆうか、誰ともしたこと無いし…」
「えっ?じゃあ、私が初めての女のコなの?!」
シンジは興奮とは別の意味で顔を赤くし、小さくゆっくりと頷いた。
「そっかあ…そうなんだぁ…、フフッ、…じゃあ、私がワンコくんの初体験を目一杯楽しませたげるよ♪」


562:マリ×シンジ
10/05/15 16:09:11 NOt78JyK
マリはシンジに軽いキスをしながらそっとぺニスの上に跨り、愛液まみれの秘所に当てる。
「んっ…じゃあ、いくよ…ワンコくん…」
マリはゆっくりと腰を沈ませ、シンジを根元までズッ、ズッと飲み込んでいく。
「ふっ…んっ…奥まで…入っ…たね…どう…?初めての女の子の中は…?」
「はぁ…あ…すごい熱くて、ドロドロしたのが、絡み付いてきてっ…全部っ…持ってかれちゃいそうでっ…最高っ…です…」
「あは…動かすともっともっと気持ちイイよぉ…ほらぁ…」
マリは腰を少し浮かせたかと思うとズンッと勢い良く体を沈ませる。それを繰り返し、どんどんペースが早くなっていく。
「あっ、ああ!! すごい、気持ちいいですっ…!」
「あはっ…ワンコくんっ♪ 今すごいカワイイよぉっ♪♪」
マリはシンジを見つめながら、恍惚の笑みを浮かべ、片手でクリトリスをこねまわし、もう一方の手の指を噛み、涎をたらしながら、動きをさらに激しくしていく。
「ふぅあああっ、ああっ、ワンコくんの、スゴいゴツゴツしてッ!パンパンでッ!中ゴリゴリえぐられてるぅぅ‼」
シンジは初めての女性の感触と、愛撫の時には見えなかったマリの乱れた様子に興奮の頂点に達し、ぺニスは破裂寸前まで膨れ上がる。
「うっ、ああ、マリっ、さん…もうっ僕…!」
「イイよっ、わたしもイクからっ、イイよっ、イッていいからっ、私の中に、白くて、ドロドロの精液っ、いっぱいちょうだいッ‼」
マリは両手をシンジの腰に当てると、ぺニスを子宮にゴリゴリと当てるように、クリトリスごと秘所をシンジに擦り付けながら前後に激しく腰を振るう。
「うああっ、出ますっ、出ますっ、出ますっ!!うううっ、あああああ‼」
「んぅぁぁッ‼ 来たっ、来たっ、あっあっあっあっ‼イクッ‼イクッ‼イックぅぅぅぅぅ‼‼」
三回目にして一番の濃さと量の精液が膣内で弾けた瞬間、マリも腰から上半身を大きくのけ反らせ、大量の潮吹きとともに一気に絶頂へと達し、シンジの全てを搾り取るように膣内を締め上げた。

全てを出し切ったシンジは体力を完全に使い果たし気を失った。

その後マリは、シンジの服装と、ベッドを整え、また新しい注射器を手に取っていた。
「ゴメンね、ワンコくん…今夜の記憶は諸事情により消さなきゃいけないんだ…でも今回これだけ経験したんだから、また会えた時はもっと長く楽しもうね♪♪」
そしてそっと首に注射を打つと、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っているシンジの唇に軽くキスをして、マリはそっと部屋を出ていった。


「またね、ワンコくん♪♪」







「ん~っ、さぁ~て、次は2号機の女の子かあ♪♪ 今夜は若い子ばっかりが相手で幸せだにゃ~♪♪♪」


おわり

563:名無しさん@ピンキー
10/05/15 17:32:46 lKLQcWRu
ナイス

564:名無しさん@ピンキー
10/05/15 20:07:37 kUWMlZoc
>>562
GJ!
マリのSSもいいですな。
やっぱりシンジが受けの方がしっくりきますな。
アスカとマリの百合もお待ちしてます。

565:名無しさん@ピンキー
10/05/16 09:53:33 z49Eqfzz
マリって新しいSSのネタにはおもしろいけど、キャラやセリフの言い回しクセをちゃんと掴んでからで
ないと嘘っぽくなりそうだから、破のDVD穴が開くほど見てからでないと俺は書く気になれないな
映画2回見た程度じゃちょっと無理だ


マリ×シンジの人は何回見たんだ?

566:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/05/16 10:18:00 7xdAo0GR
お世話になっております、まとめサイト管理人です
『破』DVD発売を前に、再びスレが盛り上がってきているのを大変嬉しい気持ちで覗かせていただいております

さて、本日、昨日まで投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました
不具合・コピペミス等ありましたら当方までこちらのスレかまとめサイトのメールフォームでお知らせください

PC用
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)
携帯用
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

以上取り急ぎご用件まで

567:【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー
10/05/16 12:50:02 cXMMTGrO
・第3話「口唇」

夜が明けた。
爽快な朝だった。
久しぶりにぐっすり寝た、とシンジは思った。
リビングに出て行くと、ちょうどシャワーを浴び終わったらしくバスルームから出てきたアスカと出会う。
タオルを巻いただけの無防備な姿に、思わず視線は体のラインを追ってしまう。
昨晩のめくるめく体験を思い出す。
視線に気づいたアスカがじろりとシンジを睨んだ。

数時間後、ネルフ本部の訓練エリア。
シンジは初号機のエントリープラグで操縦桿を握る。
今日の訓練もまた、シミュレータを使った模擬戦だ。
最近、おかしいと思うのは、以前からの対使徒を想定した訓練に混じって、
戦車や航空機…、人間の軍隊を相手にした戦闘訓練を行わされていることだ。
(なんで、ネルフが人間相手の戦いの訓練をやるんだろ…?)
本来、それは国連軍に編入されている自衛隊や、政府直轄の戦略自衛隊の任務のはずだ。
シンジは、この訓練が嫌いだった。
使徒と違い、戦車も戦闘機も全て人が乗っているからだ。
ちょっとでも想像力を働かせれば分かるが、それを相手にするということは、つまり人殺しだ。
自分が死ぬのはもちろん嫌だが、人を殺すなんてもっと嫌だ、とシンジは思う。
(ミサトさんは、外国の軍隊の侵攻もありうるから仕方ないわ、なんて言っていたけど)
セカンドインパクト以降、疲弊から抜け出せていない世界、比較的国力を維持できている日本に攻め込む
ことのできる国などない気がする。
なんの為の訓練のなのか分からないのも気を滅入らせる。
最近の人間関係もそうだが、この訓練が始まったことも自分の心を荒ませている気がする。
(だけど、もう、そんなことどうでもいいか…)
シミュレータ上で、こちらに向かって発砲しながら迫りくる、数十の戦車の群れ。
パレットライフルでなぎ倒す。
戦車砲弾などとは比べ物にならない、大口径、超高初速のパレットライフルの弾体が一撃で戦車を貫き、爆発させていく。
(この訓練が終われば、家に帰れる。アスカの温かい体に触れられるんだ…)
一瞬、脳裏をよぎる、アスカの白い裸体。
そのためには訓練を確実にこなさなければならない。
心の奥の熱い衝動と任務と割り切り感情を捨て冷徹に行う動作、相反するものを感じながら、
シンジは「敵」を殲滅していく。

それをモニタルームで見守る2つの影。
「今日のシンジ君なんだかやる気ありますね。今までの命中率とは段違いですよ」
瞬時に計算される初号機の戦闘データ。それをデスクのモニタで監視していた伊吹マヤが感心したように呟く。
「…彼が急にやる気出すと、ろくなことにならないんだけどね」
マヤの後ろから、立ったままのミサトが腕組みしながらそう返す。
「でも、急に様子が変わったのは、どうしてかしら。
リツコが昨日、シンちゃんとアスカのシンクロテストの後に、面談するって言っていたけど」
眉をひそめるミサト。
「…リツコのやつ、また何か変なことを、シンジ君に吹き込んだんじゃないでしょうね?」

568:【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー
10/05/16 12:51:11 cXMMTGrO
葛城家のマンションのリビング。
今日もアスカは夕食を用意していた。
もちろん大半はレトルト食品だが、ご飯だけは炊飯器で炊いてあったのが違った。
訓練で腹ぺこになったシンジが温かいご飯をぱくつきながら話かける。
「アスカ、結構ご飯良く炊けてるよね。おいしいよ」
「…アンタ、バカ?そんなもん、全部自動でしょ」
シンジの言葉にぞんざいに返事するアスカ。
「でも、お米もちゃんと研がないと美味しく炊けないしね。前に教えたの覚えててくれてたの?」
「…」
しかし、そんなやりとりでも、ちょっとだけ前の関係に戻れたようで、シンジは嬉しかった。
「それで…、今日はどうすんの?」
出された料理をすべて平らげて、満足したシンジに、TVを見ていたアスカがそのまま顔も向けずに聞いてくる。
「どうって…。あ…」
アスカはTVを見たままだ。
「…したい」
シンジがぼそりと答える。
「まったく、さかりのついたなんとか、ってヤツ?」
アスカが振り向き、シンジを見つめて答える。
「しょうがないわね、相手してあげる」

アスカの部屋。
ベットの上で絡み合う裸の少年と少女。
仰向けになったアスカを大股開きにさせて、シンジはアスカの秘裂を舐め続ける。
「く、ううっ」
アスカが切れ切れの吐息を漏らす。
慣れたせいか昨日よりアスカの反応が良く分かるような気がする。
(やっぱり、クリトリスのほうが感じるのかな…)
ターゲットを変え、包皮から顔をのぞかせたばかりのそれを口に含み、舌先で転がしてやる。
「あっ!ああん!」
トクン、と秘裂の奥からぬるりとした愛液が流れてくる。
それを指ですくい取り、秘裂全体に塗りつけていく。
「あん、ああっ!」
アスカが腰をくねらせ喘ぐ。

569:【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー
10/05/16 12:51:50 cXMMTGrO
(だいぶ濡れてきたみたいだから、もういいよね)
すでにシンジのペニスは待ちきれんばかりに天を突いている。
早く一つになりたい。
「アスカ、入れるよ」
言うなり返事も待たずに、ズブズブッとペニスを潜り込ませていく。
「あっ、シンジ、ちょっと…、あううっ!」
アスカがビクンとのけ反った。
ペニスが温かい肉の中に沈み込んでいく。
「ああ、いいよ、アスカ」
一番奥まで挿入し、シンジはゆっくりピストン運動を始める。
「ああっ…。あっ…、ああん」
アスカは切なげに身をよじらせる。
昨日ははじめてで、あっという間に達してしまい、じっくり味わうこともできなかったが、今晩は若干余裕があった。
熱くヌメったアスカの内部にうっとりとなる。
息をつめ、ペニスを出し入れするたび、柔襞がピチャ、ピチャと淫靡な水音を立てる。
「う…、あう…。ううん…」
長い髪をベッドに広げ、シーツを握りしめ、顔を横に向けて喘ぐアスカ。
その美しい裸身を見下ろしながらゆったりとしたリズムで腰の動きを続ける。
アスカの乳房がその動きに合わせて弾んで動く。
右手を伸ばし、片方を掴んで乳首に刺激を与える。
「アッ!アアッ…」
アスカが首を振り振り身もだえする。
シンジは、しばらくそのまま動き続けたが、やがて込み上げてくる快感に、我慢できずに
徐々に腰の動きを速めていく
「アッ、アッ、ああん、くうっ…」。
ピチャピチャピチャと淫らな音とアスカの喘ぎが重なり合う。
とうとう堪え切れずにシンジが口走る。
「ああ、出るよ。アスカっ」
全身をのけ反らせて、アスカの胎内に思いきり精を放つ。
ドクッドクッドクッ。
(やっぱり、アスカの中に出すのって最高だ…)
射精の余韻を感じながらアスカの体に体重を預ける。
「く…、あう…」
胎内で放出された熱い精を感じたのか、アスカがビクビクっと身を震わせた。

570:【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー
10/05/16 12:52:37 cXMMTGrO
しばらくアスカに重なっていたが、やがて身を起こしたシンジが遠慮がちに問う。
「…アスカ、もう一回いい?」
眉を寄せ、シンジを見つめ返すアスカ。
「…、まだやる気?ほんと、スケベでどうしようもないわね…」
ちょっと視線をそらし、思案気なアスカ。
やがて、シンジを見つめ、口を開く。
「しょうがないわね…。特別サービスよ。口でしてあげる」
「え…、く、口?口で…?」
「そうよ。結構、気持ちいいらしいわよ」
アスカが起き上がり、ゆっくりとシンジを逆に押したおす。
ビックリしたシンジのペニスがしおれかかる。
それをアスカが手に取ると、自分自身の愛液と精液にヌラつくペニスをティッシュで清めていく。
「う…」
アスカの手に触れられ、シンジが快感のうめきを上げる。
「あ…」
すこし驚いたような声を上げたアスカの手の中で、シンジのペニスがムクムクと大きさを増していく。
アスカはしばらくそれを見つめていたが、やがて意を決したようにシンジの股間に顔を埋めてくる。
クチャ。
アスカの口のなかにペニスがゆっくり飲み込まれていく。
「う、あ…」
痺れるような快感。
シンジは顔をしかめてその感覚をかみしめる。
さらにアスカが先端部を含むと、チロチロと舌を這わせてくる。
「ううっ」
顔をのけ反らせるシンジ。
シンジはなんとか快感に耐え、ペニスを半ば受け入れ、本格的に舌を使い始めたアスカを見下ろす。
乱れた前髪を直すアスカの仕草が艶めかしい。
(アスカが僕の…、これをしゃぶっているなんて…)
自分の意思で膣内を蹂躙する快感とはまた、違う。
舌が勝手に亀頭に絡みつき、敏感な部分を刺激してくれる。
そして、その肉体的な快感もさることながら、女性に奉仕させているという精神的な快感が大きい。
それがあの、勝気な惣流アスカならなおさらだ。
数か月前に自分のファーストキスを受け入れた可憐な唇が、今度はいきり立ったペニスを迎え入れている。
そのギャップにシンジはあの頃には戻れないという一抹の寂しさと、…さらなる興奮を覚える。
チュパチュパと、みだらな音を立てて、アスカの愛撫が続く。
「うあ、いいよ…。アスカ…」
うっとりとアスカの口にすべてを委ねる。
しかし、ある考えがふと頭をよぎる。
(でも、やっぱり…。アスカは初めてじゃないのかな…)
こんなことを初めての女の子ができるとは思えない。
加持さん、それとも知らない誰か。
彼らにいろいろな「行為」を教えられたのだろうか。
(ちくしょう…)
また、焦燥感に似た感情が噴き出してくる。
シンジはアスカの頭を掴むと、腰を振ってペニスを打ち付け始める。
「む、むぐ?、ううっ」
アスカが突然の深く押し込まれたペニスの動きに苦しげに喘ぐが、シンジは腰の動きを止めない。
いや止められなかった。
乱暴な動きによる唇とペニスの摩擦快感ににシンジは絶頂を迎える。
「ううっ、出るよっ!アスカぁっ」
ドピュドピュッ。
残された精を全て放つ。
「ん、んんっ、んんー」
口の中に多量の射精を受け、アスカが苦しげにうめく。
シンジが頭を掴んでいるので、口を離して吐き出すこともできない。
が、コクンコクンとなんとか徐々に喉に精液を流し込んでいく。

571:【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー
10/05/16 12:53:47 cXMMTGrO
「はあっ、はあっ」
ようやく快感が過ぎ去り、シンジがアスカを解放する。
身を起こしたアスカが、ゴクンと喉を鳴らし、最後の一口を飲み込んだようだ。
口からはみ出た白濁液を手で拭う。
その年に似合わぬ妖艶な姿にシンジはぞくっとする。
「まったく、アンタちょっと乱暴じゃないの?」
アスカがシンジを少し睨んで言う。
苦しかったせいか、やや涙目のようだ。
「ご、ごめん」
「ま、いいけどさ…」
「でも、すごく気持ちよかったよ」
「そう」
それを聞いて、気が晴れたのか、アスカの表情がゆるむ。
それに安心したシンジが質問する。
「やっぱり、アスカって色々知ってたの…?」
アスカがわずかに瞼をピクリとさせたように見えた。
ややあって、アスカが答える。
「…そうね、アンタみたいなお子様とは違うわよ」
「そうなんだ…。やっぱり加持さんと?」
その瞬間、眉を吊り上げたアスカが声を荒げる。
「そんなのアンタに関係ないでしょ!?なんでアンタに、そんなことを洗いざらい言わなきゃいけないの?」
「ご、ごめん。もう聞かないよ…」
「…フン」
アスカが横を向いて鼻を鳴らす。
シンジが服をまとめて気まずそうに出て行く。
残されたアスカがぼそりと呟く。
「なんでいつも、こうなっちゃうんだろ…」

572:【専属慰安婦(第5回)】LASキッチー
10/05/16 12:54:05 cXMMTGrO
その日の朝。ネルフ本部。
デスクに座りタバコの煙をくゆらせながら赤木リツコ博士がアスカの話を聞いている。
「…そう。ご苦労様だったわ。アスカ」
「まったくよ。このアタシのバージンまで捧げてもらえるなんて、神に感謝すべきよね。バカシンジは」
「そう。貴女には申し訳ないことをしたわ」
「…べつに、アタシは何とも思ってないわよ?。バージンなんて特に大事なもんでもないし。
痛いって言ってもまあ、大したことなかったし」
「…体の痛みはそう、さして重要ではないのよ。問題は常に心にあるわ」
不意にアスカを見つめるリツコ。
アスカはそのリツコの真剣な眼差しの奥に底知れぬ闇のようなものを感じて、ぞくっとする。
自分と同じ、科学者を母に持つ、自分の倍も人生を生きてきたこの女性は一体どんな経験を重ねてきたのか。
「でも、体のほうはまだ痛むのでしょ?」
「そうね…」
「そのことはシンジ君は?」
「さすがのあのニブチンも最後になんか気がついたようだけど、面倒くさいから追い出したわ」
「そう」
「あのバカ、アタシがバージンだったなんて知ったら、萎縮するか調子にのるかどっちかね。
どっちも面倒だから黙っとく事にするわ」
「それじゃ、シンジ君、今日も求めてくるかもしれないわね」
「うーん、今朝もイヤラしい眼でアタシを見てたから、きっと…そうよ」
「その時は…」
リツコがアスカに何事かをささやく。
アスカが顔を真っ赤に染めていく…。

(つづく)

>>566
管理人様、いつもお疲れ様です。
拙文掲載いただきありがとうございます。
掲載話の表現はちょっと変えました。
一応、前回からそのまま続いています。
(修正お願いする場合は別途ご連絡します。)

2回戦に突入しましたが、エロ分は一回目よりちょっと減っっちゃったかなと思いますw
その辺バランス的にはどうなんでしょうね?w

573:名無しさん@ピンキー
10/05/16 14:42:25 Lv4zVvAK
うおおおお!GJ!
ktkr!!
投下待ってましたーーー!!
エロはエロで重要ですが、そんな事とは別に話の展開自体が気になってきますた
ここからどう病んでいくのか!
傾向は見え始めとりますが、楽しみですなー。
ごちです!


574:名無しさん@ピンキー
10/05/16 17:39:14 1QZTBDkB
同一キャラでのエロ連作って凄く難しそうですよね。一回目で全部やっちゃ駄目だし、行為の内容も変えなきゃいけないし。
だからシリアスストーリーの中にエロがあるという見せ方で正しいと思いますよー。
実際ストーリーとエロが上手く絡んで進行してるので、良いです!

マリシンの方も乙でした!マリはやっぱり攻めが似合うんですよね。百合も似合いそう。
個人的にはマヤとかと絡んでほしいですね。
経験豊富な年下に攻められて、大人の対応しようとしながらもマリのテクでガンガン堕ちていくマヤとかw

575:名無しさん@ピンキー
10/05/16 17:44:56 Q8Q+aE1z
いやぁ管理人さんもSS書きさんも、いい仕事してますねぇ。
それにしてもシンジの気持ちがよくわかります。
アスカみたいな娘とエッチ出来るんだったらチョットくらい嫌な事があっても頑張れますから。
どんな風にシンジが鬼畜になるのか楽しみです。
続きをwktkしながら待ってますよ。

576:マリ×シンジ
10/05/16 21:46:21 WDHlQQvc
>>566
お疲れさまです。ありがとうございます。

>>563 >>564 >>565 >>574
レスありがとうございます。

>>562です。
映画は4回観ました。
やっぱり<破>だけだと行動の趣旨が謎なので、情報が十分とは言えないですが…印象としては好戦的で、チルドレン達よりはお姉さんな感じ…
今回は劇中での戦闘中のように好奇心旺盛に、さあヤっちゃうよ~って感じで書いてます。
個人的には、今までに無いイケイケのSキャラなのかなと考えてます。

577:572
10/05/17 23:51:42 v5mjxpWD
レスありがとうございます

>>539
>>いろんな道具の使用やアスカを恥ずかしめて(野外露出とか)
若干そういう方向も考えてます(ご期待!)
ただ、「どこいっちゃたんだろ…、アスカ」とか旧作ベースだと、シンジがあまり罪悪感を感じてないように
見えないといけないのでちょっと調整が難しいとこですw

>>541
マグロ鉄板ですかw

>>542
>それをコンプレックスに歪むシンジたまりません。
シンジが男っぽくなってくると、やっぱり加持さんには嫉妬しますよねぇ、ということで
ガンガン嫉妬させる予定です。

>>573
最終的に24話、EOEに行きついちゃう予定なので、アスカさんはこれから病みまくりですw
エロLASなのでエロく病ませるよう頑張ります

>>574
少ないエロ引出しから小出しに放出中ですw
>だからシリアスストーリーの中にエロがあるという見せ方で正しいと思いますよー。
ふむむ、勇気づけられます!

>>575
いったんやっちゃうとシンジは調子に乗るよ、てな感じで進めますw
最終的に補完中にアスカもそりゃ切れるさ、てな感じで

これからちょっと調整が難しいので、投下頻度が落ちるかもしれませんが、気長にお待ちください

578:名無しさん@ピンキー
10/05/17 23:55:38 n6gJzGW5
GJだけど、作者さんはあんまし語らないほうがいいと思うんだ

579:572
10/05/18 00:11:12 XKZgtMOr
>>578
おっと、つい調子に乗っちゃいましたが、返礼は投下で、が正当ですね
控え目にしておきます
(が、レス乞食なのでよろしくおねがいしますw)

580:名無しさん@ピンキー
10/05/18 07:22:44 6UZrXLFV
作者さんが語り出すと叩くヤツがいるから気をつけて
このスレは比較的そういうの厳しくないが、他作品スレはひどい勢いで叩くヤツほんと多くて…

581:名無しさん@ピンキー
10/05/18 11:12:41 WJikAAlA
レスした側からしたら、返信あると嬉しいもんなんだけどね~
ただ作者さんに荒らしが寄り付くのもツラいし、適当に対応してくれたら良いと思いますわ

582:名無しさん@ピンキー
10/05/18 12:27:18 slftkfLe
おめーらもファンを装った荒らしだろ

583:名無しさん@ピンキー
10/05/18 23:27:04 Z6FQxcSn

ーーーーここで批判とかは終了ーーーー

( ゚∀゚)o彡゚ はやく!はやく!



584:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 17:53:44 JUz/8AgH
投下します



6月頭のある蒸し暑い夜のことだった
「え、今なんて」
僕はアスカの言葉を上手く聞き取れなかった
「だから、そろそろ次の段階に進んでもいいかもって思ったの
あたしとシンジが付き合うようになってからその・・もう一年経つでしょ?
最初はあんたを他の女に渡したくないって理由で付き合っただけで、あんたとどうにかなるなんて考えられなかったわ」
「・・・」
「でも、あんたと長い間一緒にいてどれだけあたしのことを大切にしてくれてるかわかったし、あたしもあんたのことを信頼してる
だからそろそろしてもいいかなって」
アスカは目を合わせずに口早に言った。が、僕はアスカがなにを伝えたいのかよくわからなかった
「・・なにを?」
「・・そんなことまであたしに言わせるの?」
「だからほんとに」
「だから!セックスしてもいいって言ってるの!バカシンジ!」
呆然としたがアスカの真っ赤になった顔に気づき、ただごとではないことに気づく
「・・冗談じゃないの?」
「冗談でなんでこんな恥ずかしいこと言わなくちゃなんないのよ」
「だって今まではずっとそんなこと」
「・・今日、あんたの誕生日じゃない。だから・・プレゼントよ」
僕の思考はアスカの言葉には追いつかない。ええと、次に言うべき言葉はなんなのだろう?
「・・・あたしが、あんたとセックスしたいと思ったから言ったのよ!あんたはあたしとしたくないの!?」
そう訴えるアスカの表情はもう恥ずかしさを通り越して不安のようなものを浮かべていた
涙目になったアスカの表情を見て、僕は今最高に幸せ者なんだと悟った

585:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 17:56:21 JUz/8AgH

こうなると僕の理性は衝動に追いつかない
目の前にいる愛しい人にキスをして、親指で頬に伝う涙を拭う
アスカはいつから僕の前で涙を見せるようになったんだろう?
舌を口内に侵入させ絡めてみる。自分とアスカの体温が混ざりあうようで、とても心地いい
僕に口の中をなすがままにされながらアスカは目をとろんとさせている
「大好きよ。シンジ」
こんな言葉をちゃんと聞くのは初めてかもしれない。僕は耳まで熱くなった

右手をそろそろと下へ動かす。部屋着越しのアスカの胸を触った。アスカの体がぴくっと動くのがわかる
付き合って一年以上経って初めて触ったアスカの胸は想像以上に柔らかくて、つい手に力をこめてしまう
「んっ・・んっ・・」
耳元でアスカの息が漏れる声がしてひどく興奮してしまう
気づくと僕は両手で夢中になってアスカの胸を揉みしだいていた
「ね・・ねぇ・・・」
「・・なに?アスカ」
「す、するなら・・あっ・・シャワー浴びてからにしようよ」
「このまましよう」
「ね、ねぇお願い」
そんなこと言われても僕にはもう止められない
「・・だめ。今までずっと待ってたんだ。もう我慢できない」

586:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 17:59:14 JUz/8AgH

そこまで言うとアスカは主張しなくなった。今やされるがままのアスカをベッドに優しく押し倒した
薄い黄色の部屋着のシャツをめくると、下着を着けない胸とその真ん中の薄桃色の乳首に目がいく
アスカは恥ずかしそうに眉をひそめると、顔を背けてしまう
僕は柔らかく大きな膨らみを堪能しながら、小さな乳首を指で刺激する
するとそれはすぐに硬くなり、僕の興奮を高める
「あっ・・はぁ・・はぁ・・」
恥ずかしいのだろうか。気持ちがいいのだろうか
初めてなのでどうも反応がわからないが、そのまま乳首に舌を滑らせてみる
「あっ・・・んんっ・・・」
夢中になってアスカの乳首に吸い付く僕の姿は滑稽かもしれない
でも大抵の男はそんなのが好きなんじゃないか、とも思う
アスカの乳首を舌先で転がし、時折軽く歯を立ててみる
するとアスカの腰がびくんと動いて切ない顔をする
今まで見せたことのないアスカの表情をもっと見たいと思った

587:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:01:02 JUz/8AgH

アスカのすらりと伸びた美しい脚に目をやる。そしてショートパンツを履いたその付け根。
アスカの恋人でありながらそこに触れられる時が来るとは思っていなかった
しかし今は躊躇なく裾から手を入れてみる
「あっ・・・そこは・・・」
アスカのとても柔らかい部分は下着越しでもわかる程に温かく濡れていた
「し、しんじぃ・・・そんなところ触らないで・・・」
「でも、アスカ。セックスするんだから」
「あぅ・・はぁはぁ・・」
「すごい濡れてる。これって興奮してるってことだよね?」
「よくわかんないわよ、ばか」
「アスカのここ、ぐちゅぐちゅしてる。すごいことになってるよ」
「あんっ・・もう、やぁ・・・」
「もっとちゃんと見たい」

588:名無しさん@ピンキー
10/05/21 18:01:05 jiFLtoDg
得意顔が目に浮かぶようだwww

589:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:02:24 JUz/8AgH

ショートパンツと下着をまとめて脱がす
アスカは抵抗しようとしたが、僕は無理やりアスカの下着を片足から引き抜いた
「シンジっ!」
「なに」
「電気、電気消して・・・!」
アスカはまだ隠そうと脚をもじもじさせながら、切実に訴える
そんなアスカの言葉を聞く余裕もなく僕はアスカの膝に手をかける
「ねぇ!恥ずかしいから」
「僕に、だから恥ずかしくないよ」
「こんなに明るいのに・・・!」
「僕、初めてだからよく見ないとどうやってやるのかわからないと思う」
僕とアスカはじりじりと攻防を続けていた
「本当に・・・お願い」
「アスカの全部が見たい」
もうアスカを気遣ってあげる余裕がなくなって、膝を無理やりに開く
蛍光灯の明かりの元にアスカの秘部が露わになった

590:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:04:23 JUz/8AgH

アスカが必死に隠していた場所はとてもきれいで濡れそぼっていた
ちょっといじっただけでこんなになってしまうなんてひどくいやらしい。女の子はみんなこうなのだろうか?
「ば、ばかシンジのくせに・・・」
アスカの顔を見ると、両手の甲で目を隠していたが、泣いているのが分かった
僕はアスカをいじめているような気になってしまったが、ひどく興奮してここまで来るともっと困らせてみたいと思った

僕はアスカの脚を抱え、秘部に顔をうずめる
びくっと反応したアスカに抵抗させる余地を与えずに柔らかな場所を舐め上げた
「し、しんじぃ!そんなとこ舐めちゃ・・」
まだ騒ぐので思い切り吸い付いてやる
「あっ・・あっ・・はんっ・・・!」
「たくさん濡らさないと入らないと思う」
僕は適当なことを口走りながら、夢中になってアスカの大事な所にむしゃぶりつく
「あん・・んっ・・シンジぃ・・あっ・・あっ・・」
あのアスカがこんな風になるなんて誰が想像出来るだろうか。それを許されたのは僕だけなのだ

591:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:06:15 JUz/8AgH

アスカの表面がひくひくとしてきたのでいったん顔を離す。そして中指をゆっくりと挿入してみる
「ふぅっ・・んっ・・はぁ・・」
とてもきつい。小さな穴だと思った。僕のは平均並だと思うが本当に入るんだろうか?
「シンジ、指なんか入れちゃ・・」
「でも、これから指よりもっと大きいものを入れるんだよ?」
そう言って指をもう一本入れてみる。出し入れをしているといやらしい音がいやがおうにも聞こえてきた
「ふっ・・はぁんっ!」
指がある部分に微かに触れるとアスカが過剰に反応した
「アスカ、ごめん!痛かった?」
「そ、そうじゃなくて・・」
指での刺激を止めずにいると、また親指がその部分に触れた。すこし上にある、小さく突起した部分。
「あっ・・・うぁ・・はぁん!」
「・・・アスカ、もしかしてここが気持ちいいの?」
アスカは答えなかったが、顔を真っ赤にして否定をしなかった
僕は興奮しながら指を引き抜き、アスカの小さく尖った部分を中指で攻めてみる
「あんっ・・あんっ・・も・・そこはだめぇ・・・」
僕の期待以上にアスカはいやらしい反応をしてくれる
「あう・・はぁ・・んっ・・んっ・・!」
「アスカ・・アスカ・・アスカ・・」
「だ・・だめ・・それ以上いじっちゃ・・おかしくなっちゃう・・!」
「・・もう手加減できないよ」
「はぁぁぁ!!んん・・・あぁぁぁぁ!」
思い切り刺激を与えてやると、アスカの腰がびくびくとはねて痙攣する
「ば、ばかしんじぃ・・・」
もしかしてイったのだろうか?涙目でこちらを睨むアスカは何か主張したげだ

592:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:07:45 JUz/8AgH

「ねぇ、アスカ。そろそろ挿入れてもいいかな?」
アスカの体に触れてアスカのいやらしい姿を見れただけでも最高に幸せだ
でも、僕の若い身体はこんなに刺激的な状態で何もしないでいられる程我慢強くはない
おかしくなりそうだ
アスカをめちゃくちゃにしてしまいたい

「初めてだから上手く出来ないかもしれないけど」
「痛くしちゃうかもしれないけど」
「アスカと一つになりたいんだ」
「他の誰とでもなくアスカと」

593:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:09:02 JUz/8AgH

目が合ったアスカの表情はとても優しくて、僕を抱きしめてくれた
「私もあんたと同じ気持ちだってこと分かってよ・・・やさしくしてよね」
アスカの言葉の一つ一つで理性が効かなくなる

「・・いくよ」
もう我慢が出来ない。アスカの足を抱える。
「ちょっと待ってシンジ。そんなおっきいの入らないわよ、いやだ」

苦笑い。確かに今は興奮して大きくなっているけれど、僕のは人並みだ
「アスカ、お願い、もう焦らさないで」

594:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:10:17 JUz/8AgH

ゆっくりとアスカの入り口に当ててみる。ぬるぬるしていて上手く挿入らない
アスカは一瞬身体を強張らせたが、潤んだ眼で僕を見つめてくる
僕は目の前のアスカに激しくキスをする。とろけそうな程に舌を絡ませる
ごまかすように息をつく暇もない程のキスをしながら無理やり下半身を挿入してみる

きつい。アスカ、痛いんだろうな・・・
アスカ、ごめん・・ごめん・・

「シンジ・・・大好き・・本当に好きなの」
僕はこの時本当にアスカと出会えたことに感謝をする
アスカの中は信じられないくらい気持ちよくて、感じるままに求めていたらすぐに果ててしまった

595:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:12:19 JUz/8AgH

―――――
「アスカ、ごめんね」
「なにに対して謝ってるのよ」
「アスカが嫌がってるのに無理やり恥ずかしい思いさせたこととか」
「アスカが初めてなのに我慢出来なくて無理やり挿入れたこととか」
「気持ちよすぎて、僕だけ先にイっちゃったこととか」

「・・・そんなこといいわよ。たくさんすれば慣れることだし」
「私は今日したことに後悔なんて一つもしてないから」
「あんた、私のバージンを奪ったんだから、私のこと世界一大事にしなさいよ」

「もちろんだよ!」
やっぱり今日は幸せすぎてばちが当たりそうだ
目の前のアスカがとびっきりの笑顔で微笑む
・・・だめだ、もう一回したくなってしまう
目の前の彼女に言ったら怒られるだろうか?

596:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/21 18:17:52 JUz/8AgH
これで終わりです~。お粗末様でした
エヴァ板から誘導されて初めて投下してみました
こっちのスレの方が本スレより勢いがあって驚いたりw

DVD発売にかけてエヴァの更なる盛り上がりに期待!

597:名無しさん@ピンキー
10/05/21 20:29:24 nHhQRqFq
>>596
乙です!
シンジが暴走してるようだけど優しくて、すごく自分好みだ!
この二人はこういう幸せそうなのもいいね。

598:名無しさん@ピンキー
10/05/21 21:52:24 c/xksUtd
GJ!!
アスカかわいいよアスカ


599:名無しさん@ピンキー
10/05/22 00:56:55 Gc7Kfref
>>596
ごちです!
おいしくいただきました!!
解禁されて気持ちが暴走しちゃったシンジに萌えました。
念願叶って良かったなぁ、シンジwww
乙です!
次回作楽しみに待ってます!

600:名無しさん@ピンキー
10/05/22 01:09:03 4buEOWt7
>>596
GJです
誘っておきながら恥じらいまくりのアスカさんが萌えます
恥じらい描写がなかなかエロいです
シンちゃん早すぎ!なところが多少残念ですが(^^;
その辺シンちゃんの成長に期待?

601:名無しさん@ピンキー
10/05/22 09:35:11 ZwY2v38j
>>596
萌えました。
やっぱりアスカは良いですなあ。
最近職人さんの投下が増えてきて嬉しいかぎりです。

602:名無しさん@ピンキー
10/05/22 20:30:43 fHMWaqm0
GJ!!!
シンジはよく一年も我慢してたなぁwww
アスカがやっと心と体を許してく描写とちょっとS入ってるシンジがたまらないっすwww

603:弐号機 ◆DVkEFgjnW6
10/05/22 20:55:09 jG0ll75s
コメントありがとうございます
恥ずかしいようで嬉しいですw

自分の好みで書くとどうしてもシンジ目線の話になってしまうのだけど、
また何か書きましたら投下させて頂きます~
シンジが早すぎなのは書いてる途中で力尽きたから・・・ではない・・・!

では、ROMに戻ります~

604:名無しさん@ピンキー
10/05/23 01:18:41 7Q0XoWXj
GJでした!
アスカは照れ屋な部分が、逆に淫乱キャラよりエロいんですよねw
自分から誘っといてマグロというのが良い!
封印解かれたシンジも若さゆえに突っ走りましたね~
早いのは逆にリアルだったかな。初体験の初々しい失敗ですよね。最後、アスカに謝っちゃうあたりシンちゃんらしいですw
エロLASやっぱ好きだわ

605:名無しさん@ピンキー
10/05/24 16:56:50 k4t9gDim
GJ!
好きにして欲しいのに恥ずかしすぎて泣いちゃうアスカとか……
可愛い過ぎる!!
まだ控えめだけど更に積極的になるシンジを見たい!

606:【専属慰安婦(第6回)】LASキッチー
10/05/25 01:40:29 CzIVzVy4
・第4話「教室(前篇)」

薄曇りの空の下、銀色のエヴァが左右に身を振りながら迫りくる。
身をかがめ、半ば四つ足で動く様はまるで獣だ。
シンジは大きく息を吸い、初号機の両手で持った大型の刀を構え直す。
銀色のエヴァがこちらに向かって跳躍する。
(今だ!)
エヴァの急所、首を、一撃で落とさんと初号機の刀が振り下ろされる。
ズバッ。
確かな手ごたえ。
(やった?)
だが、その斬撃は狙いをそれていた。
首だけを飛ばすつもりが、深く袈裟がけに切り下ろしてしまっていた。
結果、相手のエヴァの上半身は左肩の付け根から斜めに寸断される。
(しまった…!?)
胸から上を失い、転がった胴体が動きを止める。
青色の気味の悪い体液が切断面からあふれ出てくる。
そして、その切断面の背骨のすぐ後ろにあるものは…。
きれいに断ち切られたエントリープラグの楕円の切断面。
そして、エヴァ同様、上半身を失い、真っ赤な血を迸らせているパイロットの死体だった。
「…うあああああっ!!!」
ガバッと起き上がるシンジ。
そこはいつも通りの葛城家のマンションのシンジの部屋のベットだった。
「…夢か」
頭を振るシンジ。気分は最悪だった。
しばらく、ぼおっとしているとようやく、夢と現実の区別がついてくる。
昨日は、新しい訓練メニューが始まり、機材の不調などで深夜まで作業が続いた。
新しいメニュー、それはエヴァを仮想敵に仕立てた訓練だった。
失われたとされるエヴァ四号機。それが使徒に操られた、と想定した訓練。
今までの使徒の戦法から考えて十分ありうる筋書きだが、シンジに取っては悪夢そのものだ。
あの標的のエヴァ四号機は、参号機と色は違えど、外観は全く同じなのだから。
(ちょっとは人の気持ちも考えて欲しいよ…)
参号機事件の経験からシンジもエヴァを相手にする戦闘を想像してみたことはある。
結論は出ていた。手足を切断して動きを封じるか、センサーの集中する頭部を切り離して行動不能に追い込む。
それしかパイロットを救う手段はない。
だが、使徒の運動パターンを取り入れたという獣じみた動きに翻弄され、深夜まで続いた訓練の成果は、
エントリープラグごとエヴァを両断するというものだった。
もちろん、シミュレータ上の映像に夢のようなパイロットの死体などはなく、破壊されたシートがモニタに写されただけだったが。
そのため、四号機撃破に無邪気に喜ぶスタッフもおり、さすがにシンジも毒づいた。
「みんな、どうかしてますよ…」

607:【専属慰安婦(第6回)】LASキッチー
10/05/25 01:41:19 CzIVzVy4

そんな最悪の日の明くる今日は、久しぶりの登校日だった。
零号機の自爆による第3新東京市の市街区に壊滅以来、第壱中学校は無期限の休校となり、
疎開した友人達はともかくとして第3新東京市に残るシンジ達にとっては授業のない日々が続いていた。
が、休校とはいえ最低限の業務は続いており、残った僅かな教師たちがボランティア的にシンジ達に
指導する時間が週に何度か設けられていた。
よく晴れた午後の青空の下、シンジとアスカが一緒に登校する。
(いっしょに学校に行くなんて一体いつ以来だろう…)
昨晩の記憶も遠ざかり、少し浮ついた気分でシンジは足を進める。
思えば参号機事件以来、アスカに避けられ始めていたような気がする。
一緒に家を出なくなり、しまいにはアスカは不登校になっていた。
「…ちょっと待ちなさいよ、シンジ」
「あ…」
アスカの声が意外に遠い。
いつの間にかアスカとの間隔が大分離れていた。
立ち止まったシンジにアスカが追いつく。やや息が荒い。
「アンタ、ちょっとは人の歩くスピードに合わせなさいよね」
「う…、うん」
(おかしいな、前はいつもアスカがどんどん先に行っちゃっていたのに…)
シンジは歩調を緩め、アスカと並んで歩く。
(そういえば、アスカ最近ちょっと痩せたような気がするな…)
ちらと視線を走らせた細い首筋が、前よりややか細い印象を受けるのは気のせいではないのだろう。
アスカの食べる量もずいぶん減った印象がある。体力が落ちているのかも知れない。
だが、そんな心配とともに、その髪の毛の間から覗く白い肌にぞくっとする興奮をシンジは覚える。


608:【専属慰安婦(第6回)】LASキッチー
10/05/25 01:42:47 CzIVzVy4

2-Aの教室で受ける授業。
黒板に向かったまま、チョークで説明を書きながら、淡々と説明を続ける老教師。
静かな教室内。
正面だけを向いていれば、数か月前と何も変わらない授業風景だ。
教室にいる生徒が自分と、シンジだけなのを除けば。
ドイツにいた頃のあっという間だった学生時代の濃密な講義に比べれば退屈もいいところだが、
アスカはこの授業風景が嫌いではなかった。
同年代の生徒達のやや緊張した雰囲気の中、ゆったりとした時間が流れていく。
飛び級でさっさと卒業した大学での、一回りも年齢が違う学生たちとの居心地の悪い空間とは違う。
もしエヴァに乗ることにならなかったら、ドイツでもこんなのんびりとした学生生活を送っていたのだろうか。
アスカがそんな感傷に浸っていたときだった。
サワッ。
何かが制服のスカートの上からアスカの太ももに触れた気がした。
(ん?)
気のせいか、と夢想に耽けるのを止め、授業に集中しようかとアスカが姿勢を正した時だった。
サワサワ。
(え…)
気のせいではない、何かが自分に触れている。
一瞬の思考の後、その何かの正体へ目をやる。
シンジが素知らぬ顔で、右隣の席から手を伸ばしてきていた。
教卓の直前の席に2人とも座っているので、教師からは死角で見えないだろう。
それを見越した上で、シンジは破廉恥な行為に及んできていた。
(コイツ…)
声を出して叱りつけてやろうかとアスカは思ったが、教師に知られては、余計な問題に発展しかねない。
仕方なく、シンジに顔を向け、睨みつける。
が、それをちらりと見たシンジは視線をそらしぼそっと呟いた。
「…いいよね?これくらい」
アスカの怒りが行き場を失い、戸惑っていると、シンジがさらに大胆な行動に移る。
スカートを引上げ、太ももの内側に直接触れ始めたのだ。
(う…、ちょっと何考えてんのよ?)
教師に知られることを恐れ、声を上げることも、身動きもできないアスカ。
調子にのったシンジは延々と太ももを撫で回し続ける。
影でそんなことをしながら授業のメモを取る余裕すらある姿が憎らしい。
(く、う…。やだ、ちょっと)
身をよじらせ、シンジの手から逃れそうとするが、所詮小さな机と椅子の限られた空間ではそれは叶わない。
刺激に堪え切れずピクッピクッと太ももを震わせたのを感じとってか、シンジがさらなる暴挙に出る。
スカートを完全にまくり上げると、パンティの隙間から指を差し入れ、秘部に触れ始めたのだ。
(あっ。な、何すんのよ!?バカ!!駄目よ!こんなところで…)
訴えかけるアスカの必死の視線に目もくれず、すました顔で授業を受け続けるシンジ。
だが、その指先は秘部をゆっくりと探索していく。
(う、あ…、駄目、駄目なのに…)
アスカの気持ちとは裏腹にその肉体はシンジの愛撫を受け入れ始めている。
指先のなぞる動きが急に滑らかになった。
(嘘…。まさか)
アスカは認めたくないが、ゆっくりと潤滑液が分泌され始めているのだ。
ヌラつきを感じとった指先の動きが激しくなる。
(や…。このままじゃ、アタシ…)
とうとう愛液をまといつかせた指が膣内に入り込み、蹂躙を始める。
クチュ、クチュ、と耳を澄ませるものがいればその音が聞こえたかも知れない。
(んん、だっ、駄目…ダメぇ。ダメなのにぃ…)
左の小指を噛み、なんとか喘ぎ声を堪えるアスカが授業終了のチャイムによって解放されたのは、30分後だった。

(つづく)

いい感じの初々しいLAS話が続いたところですみませんが、痛エロLASですw
4話が長くなってしまったので、切りのいいところで投下します。
学園凌辱モノみたいになっちゃいましたがw、教室編はまだ続きます。

609:名無しさん@ピンキー
10/05/25 12:25:05 anPYT9qQ
正座して続きをお待ちしています!

610:名無しさん@ピンキー
10/05/25 12:30:35 0v5S2RJI
おおお!GJGJGJ!
昼飯を食べた後に覗いてみると投下されているとは!
こういった羞恥プレイは大好物です。
どんどん鬼畜化していくシンジ君に期待してますよ。


611:名無しさん@ピンキー
10/05/25 20:36:53 byfPhFFp
意外とこういうのって女の方が大胆だったりするんだよね。

612:名無しさん@ピンキー
10/05/26 00:15:47 1JIaVK+w
シンジとアスカの席って前後だった気がする。

613:名無しさん@ピンキー
10/05/26 00:32:41 uzVMBaWs
二人っきりになったから、隣どおしに・・・(ry

614:名無しさん@ピンキー
10/05/26 00:55:43 YZjSR7jE
生徒2人しかいないんだから、前に並びで移動させるかな

GJでした。大胆になっていきながらもポーカーフェイスで悪さするシンちゃんに親父の面影を見た!

615:名無しさん@ピンキー
10/05/26 01:13:29 1JIaVK+w
ああスマン。
エロ部分だけ飛ばし読みしてるんでシチュエーションに気付かなかったw
てか、それならそんなにエロくないな。

616:新劇のサハ戦後
10/05/26 09:29:56 2R3STScx
「ん……、んむぅ」
三度目の口付けは少年の方から行った。
強引に舌をねじこんで少女をうめかせる。
そのまま彼女の舌を存分に味わった。
ロマンチックなキスををぶち壊されてか、アスカはシンジを軽く睨んだが、数秒後には目を閉じて彼にされるがままになった。
いつもとは違う彼の
積極さにこたえるように、アスカは少年の首に回した手の力をわずかに強める。
やがて肺活量が足りなくなって少年は少女から口を離す。
唇の代わりに、熱っぽい視線をお互いにかわし合う。
「……アスカの舌、しょっぱいんだね」
呆けたように半開きにしたシンジのその口からは、銀の光を放つ糸が伸びていた。
同居人は糸の終着点である、彼女の可憐な唇を使って下品にも、糸を吸いよせ、それを断ち切ってしまう。
「バカね」
一呼吸置くと舌をつきだし、前歯でなぞりながら、舌を引っ込めてみせた。
「あんたの汗がしょっぱいのよ」
その言葉を聞いた時、、シンジは不快にはならなかった。
要するに、彼女の舌には先刻舐めとった自分の汗が染み込んでいるのだが、それをむしろ喜ばしく思った。
そして欲求にかられた。
自分の舌にも彼女の汗を染み込ませたい、と。
「……アスカの汗も、味あわせ

617:新劇のサハ戦後
10/05/26 09:32:15 2R3STScx
「ん……、んむぅ」
三度目の口付けは少年の方から行った。
強引に舌をねじこんで少女をうめかせる。
そのまま彼女の舌を存分に味わった。
ロマンチックなキスををぶち壊されてか、アスカはシンジを軽く睨んだが、数秒後には目を閉じて彼にされるがままになった。
いつもとは違う彼の
積極さにこたえるように、アスカは少年の首に回した手の力をわずかに強める。
やがて肺活量が足りなくなって少年は少女から口を離す。
唇の代わりに、熱っぽい視線をお互いにかわし合う。
「……アスカの舌、しょっぱいんだね」
呆けたように半開きにしたシンジのその口からは、銀の光を放つ糸が伸びていた。
同居人は糸の終着点である、彼女の可憐な唇を使って下品にも、糸を吸いよせ、それを断ち切ってしまう。
「バカね」
一呼吸置くと舌をつきだし、前歯でなぞりながら、舌を引っ込めてみせた。
「あんたの汗がしょっぱいのよ」
その言葉を聞いた時、、シンジは不快にはならなかった。
要するに、彼女の舌には先刻舐めとった自分の汗が染み込んでいるのだが、それをむしろ喜ばしく思った。
そして欲求にかられた。
自分の舌にも彼女の汗を染み込ませたい、と。
「……アスカの汗も、味あわせてよ」

618:新劇のサハ戦後
10/05/26 09:34:26 2R3STScx
「へっ?……ひゃん!」
少年の返答の意味するところが分からなかったのか、アスカは一瞬ぽかんとなるが、彼のの積極さによって、言葉の意味を理解した様。
シンジはアスカの体も舐めてやる、と言っているのだ。
手始めに首筋を舐められた。
はじめは汗を舐めとれる、というより唾液を塗りたくられる感覚だった。
べろり、と舌で舐められ、唾液と汗とを混ぜ合わせた後、さらにジュルジュルと混合液を吸い立てられる。
「あ……、ああ……」
彼女としては不本意だが、吐息をもらさずにはいられなかった。

気持ちいい。
そして、シンジの積極さが嬉しかった。
さんざん挑発しておいて今更だが、アスカはシンジが自分の体を求めてくるとは思っていなかった。
行為をしたとしても、あくまでそれは、自分がシンジに奉仕することで会って、それ以外はない、と。
本来そういう目的で彼の寝床に潜り込んだので、今の状況は本末転倒なのだが、アスカは遮らなかった。
シンジの好きにさせてやりたい、というより自分が気持ち良くなりたいからだった。

だが、彼女の性格からその気持ちをストレートには表せないので、感じてしまっているのを悟らせないように、うめく声を極力抑える。

619:新劇
10/05/26 09:49:08 2R3STScx
ちょっと書き込みミスりました。
宣言通り、今日中に終わらせたいですが、ちょっときついかも。

620:新劇のサハ戦後
10/05/26 12:50:43 2R3STScx
もっとも、シンジの方から見れば、アスカの反応は分かりやすく、、心の内が透けて見えるようだった。
いつもの彼女の態度との落差もあって、可愛らしく思う。
愛しさがこみあげると、それは行為の激しさへ変換される。
首の後ろの方にあった自身の頭を、スライドさせ、彼女の首の側面から正面を舐めあげる。
彼女の頭髪の量からして、その部位の発汗量はかなりのものだった。
その間を何度か往復して、しっかりと汗を舐めとった。
「あぁ……、あぁん!」
彼女のかぐわしい、濡れ光った金髪の間を
抜けるのは惜しかったが、代わりに甘い吐息を耳元で聞くことが
できた。
今度は声を押さえられないようだ。
その耳元へ囁いてやる。
「汗を舐めとられるの、気持ちいい?」
アスカは答えない。
否、答えられない。
シンジの与えた刺激の余韻に体を震わせ、声を出してしまいそうになるのを必死で堪えていたからだ。
そこへさらに囁く。
「……アスカの汗、とっても美味しいよ」
言って、シンジは彼女の耳たぶへしゃぶりつく。
「っつ……ひゃあ!」
意表をついた責めに
またもアスカは声をあげてしまう。
たぶに吸い付くような愛撫を加えた後は、耳全体をまんべんなく舐め回して、奥まで届かないまでも穴へとシンジは舌を伸ばす。
その間、アスカは声を上げたり、堪えてたり、と忙しかった。
ようやく、シンジが耳から口を離すと、アスカは安堵のため息を長く吐いて、ぐったりした顔をうつむかせた。。
耳と首を舐めるだけでこうなってしまうのでは、この先ではどうなってしまうのだろう。。
「アスカの体、感じやすいんだね」と、囁いてやりたかったが、目の端にわずかに濡れたものが浮かんでいる彼女に対して、流石に
そんな台詞ははけなかった。
シンジはしばらく、舌にたくわえた彼女の分泌した液を再度味わうことに努めた。
シンジの愛撫で少し息を切らせてしまっている同居人に休憩時間を与えてやろうと思ったのだった。

621:名無しさん@ピンキー
10/05/26 13:51:07 uzVMBaWs
BD効果か?
お祭りだな
楽しみだw

622:新劇のサハ戦後
10/05/26 15:10:21 2R3STScx
「はぁ…、はぁ、…」
目を閉じて、吐息をはき続けるアスカを見ながら、シンジは口内で彼女の塩分を唾液で分解する。
なめている時に思ったが、汗のにおいはきついものではなく、シンジは少し残念に思った。
彼女の肌と甘い体臭と合わさってこそ、極上の蜜となったそれを
単体で楽しむのはやはり物足りなかった。
そう意識すると、獣のような欲が湧いて、シンジは同居人の汗の溜り場へとまた舌を伸ばす。
まだ息を切らせている彼女を休ませてやることは忘れていた。
次は幾多の粒が流れ落ちたであろう、今も淫靡に汗が濡れ光る首の付け根を責めた。
鎖骨の斜め上あたりを吸血鬼のように襲う。
「……はあぁぁんっ!」
呼吸を乱されてアスカが切なげにうめく。
そんな彼女をよそにシンジは彼女の体を味わう。
舌で感じる汗のしずく、彼女の体から発せられる甘い匂い、シンジの舌を押し返してくる弾力と熱を持った肌た。
鎖骨の斜め上あたりを吸血鬼のように襲う。
「……はあぁぁんっ!」
呼吸を乱されてアスカが切なげにうめく。
そんな彼女をよそにシンジは彼女の体を味わう。
舌で感じる汗のしずく、彼女の体から発せられる甘い匂い、シンジの舌を押し返してくる弾力と、熱を持った肌。
これらが揃ってこそ味わいがいがあるというものだった。

623:新劇
10/05/26 16:34:01 2R3STScx
ごめんなさい
携帯の画面が駄目になってるんで誤字が多いです。
さっきの文、正しくは次です。
申し訳ない

624:新劇のサハ戦後
10/05/26 16:36:23 2R3STScx
「はぁ…、はぁ、…」
目を閉じて、吐息をはき続けるアスカを見ながら、シンジは口内で彼女の塩分を唾液で分解する。
なめている時に思ったが、汗のにおいはきついものではなく、シンジは少し残念に思った。
彼女の肌と甘い体臭と合わさってこそ、極上の蜜となったそれを
単体で楽しむのはやはり物足りなかった。
そう意識すると、獣のような欲が湧いて、シンジは同居人の汗の溜り場へとまた舌を伸ばす。
まだ息を切らせている彼女を休ませてやることは忘れていた。
次は幾多の粒が流れ落ちたであろう、今も淫靡に汗が濡れ光る首の付け根を責めた。
鎖骨の斜め上あたりを吸血鬼のように襲う。
「……はあぁぁんっ!」
呼吸を乱されてアスカが切なげにうめく。
そんな彼女をよそにシンジは彼女の体を味わう。
舌で感じる汗のしずく、彼女の体から発せられる甘い匂い、シンジの舌を押し返してくる弾力と熱を持った肌。
これらが揃ってこそ味わいがいがあるというものだった。

625:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/05/26 20:42:34 ZeoOzpYS
お世話になっております、まとめサイト管理人です
私のところにもアマゾンから『破』のDVDが届きました(これから見ます)
職人の皆様の書き込みもまた増えてきまして、喜ばしい限りです

さて、メールフォームより「カップリング等の情報を追加して欲しい」とのメッセージをAU携帯から書き込まれた方、
承知いたしました
週末にならないと時間が取れませんので、しばしお待ちください

以上取り急ぎご連絡まで

626:名無しさん@ピンキー
10/05/27 00:08:51 tTUGZSu+
( ゚∀゚)o彡゚ はやく!はやく!

627:名無しさん@ピンキー
10/05/27 00:58:04 8kF7bfAm
>>624
GJです
男前な新劇シンジさんだけど、ちょっとネチコイ感じがまたいいw
(ちょいとフェチな作風?)
携帯からの書き込み?のようで大変そうですが、続き期待してます

628:名無しさん@ピンキー
10/05/27 08:42:53 XtwZ3nj7
BD発売効果?新劇さんもキタ!
これでもかというくらい、ねちっこい描写がたまらんなぁ!
シンジは手愛撫より舌愛撫のがめちゃくちゃ似合うのは何故だろうw

629:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/05/28 23:29:37 RGsehl8T
お世話になっております、まとめサイト管理人です

さて、リクエストいただきましたカップリング他情報について追記、および5/27まで投下分のアップロードを行いました
ご確認いただければ幸いです

PC:
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)<)

以上取り急ぎご用件まで

630:名無しさん@ピンキー
10/05/29 11:57:35 2Nu5nbaV
まとめサイトの人、乙です
携帯サイト見ました。
カップリングだけじゃなくて
内容等に触れてあるのもいいですね。

631:名無しさん@ピンキー
10/05/29 12:26:58 2YPikHLq
いやシリアスとか書いてあるじゃん。
内容にまで触れてるところなんてあんまりないと思う

632:名無しさん@ピンキー
10/05/29 22:42:31 vnDNebyA
>>629
まとめ作業お疲れさまです
カップリングとジャンル分け?(シリアス、凌辱、ギャグ…)で
見に来た人の好みの作品にたどり着くのがすごく楽になったと思います
(初めて来たときは探すのがなかなか大変だったので)

633:名無しさん@ピンキー
10/05/29 23:38:14 hp6QTZTn
破のDVD&BDの発売もされて最近職人さんの投下も増えて嬉しい限りです
新劇さんに続いてあり得たさんと駆け引きさんも投下してほしいなあ


634:名無しさん@ピンキー
10/05/30 00:12:38 NxHrkDiF
専属慰安婦の続きマダ?


635:名無しさん@ピンキー
10/05/30 00:47:38 KCxdoW1e
まとめサイト、なにげに色彩パターンとかトップ画像も変わってるのな

636:名無しさん@ピンキー
10/05/30 01:21:45 Wxl2LbEq
専属慰安婦の続きをよろしくお願いします(*´Д`*)

637:【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー
10/05/30 08:37:33 H2XGabM5
・第4話「教室(後篇)」

シンジは教室にもどる廊下を歩いていた。
最後に授業は今日で最後であることを職員室で聞かされて少し憂鬱な気分になっていた。
ついさっき連絡があったそうなんだが、久しぶりに登校してくれた惣流くんにも申し訳ない、と老教師はすまなそうに言っていた。
アスカには自分から説明しておきます、と言ってシンジは職員室を出た。
(アスカにはなんて言おう…)
昨晩は深夜の帰宅だったため、アスカには触れていない。
訓練の記憶が授業中に蘇り、気を紛らわせるためにちらりとアスカのほうを盗み見た。
そのすらりとした足と、スカートに包まれた腰のラインに思わず手を伸ばしてしまっていた。
(学校の話以前に、激怒するんだろうな…)
欲求不満がたまっていたとはいえ、軽はずみな行動過ぎたかと、シンジが反省しながら教室にたどり着く。
引き戸が開きっぱなしの教室の入口から中を窺うとアスカが窓際で外を見つめていた。
それを立ち止まって教室の外から覗くシンジ。
白いブラウスが夕日に染まり黄金色に見える。
そしてキラキラと夕日を反射して輝く長い髪の毛が幻想的で美しかった。
まるで、一枚の絵画のようなその光景をシンジは見つめ続ける。
アスカはじっと夕日を見つめている。
穏やかな、でもどことなく物憂げで、寂しそうな表情。
たまにアスカはこんな表情を見せる。
そんな時、シンジはなにか胸を締め付けられるような感じを覚えていた。
やがて、アスカが目を閉じ、じっと動かない様を見て、まるでこのままアスカが死んでしまうかのような胸騒ぎを覚える。
そして思わず声をかけた。
「あ…」
パチッと目を開いたアスカがシンジのほうを向く。
驚いたらしい、アスカらしからぬ戸惑った表情でシンジを見つめる。
が、それはすぐ、いつものやや眉毛を吊り上げた表情に変わる。
(アスカって本当によく表情が変わるなあ…)
シンジが感心する間もなくアスカの言葉が飛んでくる。
「やっと戻ってきたわね。おっそいのよ!」
「ごめん」
後ろ手でドアを閉め、アスカに近づいて行く。
「さあ、帰るわよ」
鞄を手に取り、歩き出そうとするアスカの手首をシンジが掴む。
もう、先ほどの感傷的な気分は消え、欲望が前面に押し出されてきていた。
「今日はミサトさんが早めに帰ってくるんだ」
「だから…?」
アスカが振り返り怪訝な表情をする。
「だからここでさせてよ」
アスカの目が丸くなる。
「先生が戻ってきたらどうすんのよ!?」
「大丈夫だよ、先生はもう少し職員室で仕事するって言っていて、こっちの校舎のカギ預かってきたから」
「そのために手伝った訳?…最低ね。バカシンジ」


638:【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー
10/05/30 08:38:10 H2XGabM5

アスカは机に座らせられる。
不安定な机にこわごわ乗り、後ろに手をついた姿勢を取らされる。
シンジの手が伸び、制服のベスト部分を左右にずらし、肩からはずす。
首元の赤いリボンを慎重につかみ、ひも解いていく。
そしてブラウスのボタンを上からぎこちなく外していく。
ボタンを外し終わり、ブラウスを左右に開くと、純白のブラジャーに包まれた胸があらわになった。
「ん…」
アスカがかすかに声を上げる。
スカートをまくりあげるとやはり真っ白なパンティが夕陽に照らし出される。
シンジが股間を撫で上げるとアスカがビクンと腰を浮かす。
「さっきはゴメン…。我慢できなくて…」
「…ほんと、ケダモノ並よね。バカシンジ」
「でも…。ちょっと、パンツが湿ってるよね?授業中なのに感じちゃったんだね…。エッチだよね、アスカは」
「…バ、バカ言ってんじゃないわよ!恥ずかしいだけよ!これは勝手な体の反応で…!」
「恥ずかしいと濡れてきちゃうの?」
「バカッ!」
顔を真っ赤にして、身を起して反論しかかるアスカを押しとどめて、シンジはブラジャーを押し上げる。
「あっ」
首から垂れさがった赤いリボンと、着崩れた白いブラウス、ブラジャーから覗く、白い肌、ピンクの乳首の組み合わせが退廃的だ。
少しそれを観賞し、やがてシンジが顔を寄せ、アスカの乳首を口に含む。
「んんっ」
口の中で舐め回され徐々に突き立ってくる乳首の感触を楽しみながら、右手で胸を掴んでゆっくり揉んでいく。
「ふうっ、うう」
アスカの息がだんだん荒くなっていく。
(トウジ達が見たらなんて言うだろな…)
シンジはふと思う。
そんなことは、もう起こりえない、そう分かってはいたが。

胸を解放したシンジがしゃがみこむと、パンティに手をかけ引き下ろしていく。
注意深く、パンティを靴先から通して左足から脱がし、右足首に丸めておく。
机ギリギリまでアスカの腰を手前に引きよせ、太ももを大きく広げる。
「ああ…」
(教室の中だからかな…)
脱がされて、見られるだけでもアスカの反応がいままでより激しいようにシンジは感じた。
シンジの股間も制服のズボンの中ですでにいきり立ってはいたが。
顔をアスカの股間に埋め、両親指で秘裂をこじ開け、中に舌を這わせる。
「アアッ!」
教室に響く渡るほどの声を上げ、アスカがのけ反る。
それに気を良くしてシンジは、さらに奥へ舌を差し入れ、中をクチュクチュと舐めまわす。
「アッ!アッ!ああん」
奥から熱い愛液がにじみ出てくる。
授業中の悪戯が効いたのか、今までで一番量が多い。
やや酸味がかったそれを舐めてから、クリトリスの包皮を剥いてやり舌先で転がしてやる。
「ひゃう!あうっ、ああっ……」
上を見上げると、ぴんと突き立った乳首を頂点にした胸のふくらみの先に、顔をのけ反らしたアスカの細いアゴだけが見える。
クリトリスを口中で思いきり責め立てる。
「ひいっ!やあっ、駄目ッ…、アア…」
ビクビクと体を震わせ、そしてその言葉とは逆に、腰をシンジの顔に押し付けるように浮かせるアスカ。
「ああん、くうっ…」
しばらく、アスカを喘がせ、透きとおった声を堪能した後、シンジは顔を上げ、上気したアスカの耳元でささやく。
「机に手をついて、こっちにお尻を向けてよ」


639:【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー
10/05/30 08:39:25 H2XGabM5

「ええっ!?いやよ、そんな恰好…」
「ベットなんかないんだし、しょうがないじゃないか」
しぶしぶアスカが、机を降り、机に上半身を乗せてからお尻を上げる。
シンジがスカートをめくりあげ、アスカの真っ白なお尻を丸出しにさせる。
「う…」
アスカが振り返り、不安げにシンジを見やる。
それを見ながら、シンジはズボンとパンツを膝まで下し、勃起したペニスを取り出す。
そして、指で割り開いた陰唇に、ペニスの先端を潜り込ませ、ヌルヌルっと挿入していく。
「はうっ」
アスカが驚いたように背中をのけ反らせる。
シンジはそのまま、ズブズブと根元まで挿入してしまった。
アスカの尻を抱え、滑らかな尻の肌の感触と膣内の温もりを味わう。
それを十分に堪能した後、ズンズンとピストン運動を開始する。
「あっ、ああっ!」
ペニスを突き入れるたびに、膣内の襞がペニスの敏感な裏側を舐めまわすように摩擦してくれる。
正常位で交わった時とはまた違う快感にシンジが酔う。
「う…、いいよ、アスカ」
思わず声を漏らす。
シンジのペニスの出し入れとともに、愛液が結合部から次々と押し出されてくる。

「はあっ、はあっ」
アスカは後ろから貫かれながら、荒い息を吐いていた。
シンとした教室の中、自分の喘ぎ、シンジの呻き、そして二人の結合部から漏れるピチャクチャという淫らな音だけが響いている。
「ううっ。ああ」
両肘をついていたアスカの力が抜け、机の上に突っ伏してしまう。
「…あ」
ふと目に入った机の落書き。
(これ、シンジの机だ…)
「碇」「惣流」の名前が並んだ相合傘。
クラスの男子の誰かがいたずらでカッターで彫り込んだものだ。
これじゃ、消えないね、とシンジが苦笑いしていたのを思い出す。
カッターでさらに削れば消せるだろうに、からかわれても、何故かシンジはずっとそのままにしていた。
そんなシンジに呆れたアスカは、その横に「アンタバカぁ?」とペンで書いてやった。
まるで照れくささを言い訳するように。
(ふふ…、バカばっかりだったわね)
ズブッ。
「う…、ああっ」
だが、そんな甘酸っぱい思い出を霧散させるようにペニスが深く胎内をえぐる。
そのシンジが後ろから自分を犬のように犯している。
「…どうして、こうなっちゃったんだろ…」
思わず、アスカは呟く。
だが、その言葉は快楽に耽るシンジの耳には入らなかった。


640:【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー
10/05/30 08:39:52 H2XGabM5

このまま、動き続けるとあっけなく射精してしまいそうだ、とシンジが一旦動きを止める。
「…あ」
ほっとしたような、物足りなさそうなアスカの声。
ふと思いつき、アスカに挿入したまま後ろから抱きかかえ、窓に近づく。
「な、何する気?」
アスカが振り返り、困惑気に聞いてくる。
窓を開き、窓枠にアスカの両手をつかせる。
「ちょっと、シンジ!何バカなことしてんの…ああっ!」
アスカの抗議も聞かずに、ピストン運動を再開する。
日が落ち始めたとは言え、昼間の熱い風が外から吹き込んでくる。
「誰かに見られたら…、ううん、くうっ」
アスカが声を押し殺し喘ぐ。
お互い次第に汗ばむのを感じる。アスカの尻の中心部が吸盤のように吸いついてくる。
腰を使いながらシンジがしゃべりかける。
「アスカ、誰かに見られたら、何て思われるだろうね?」
もちろん、校庭にも、表通りにも人影はない。
第3新東京市が廃墟と化した今、こんな郊外の中学校にやってくる人間などいない。
だが、アスカにとっては十分羞恥心を煽られる状況のようだった。
「バカ…」
かぶりを振ってそう言っただけだった。
「恋人同士に見えたりすのかな?」
「は…はあっ、恋人同士?バカ言ってんじゃないわよ…」
分かって言っているつもりのシンジだったが、明確な否定の言葉に、またあの感情が甦ってくる。
(なんだよ…)
仕返しのように腰の動きを激しくさせる。
「ああーっ!」
シンジが腰の動きは止めずに後ろから覆いかぶさり、アスカの耳元でささやく。
「じゃあ、レイプされてるって思うのかな…?でも、その割にはアスカは気持ちよさそうだけど…」
「そんな、こと…、ううっ。ああっ」
「ほら、やっぱり。アスカはエッチなんだ。きっと見てる人もエッチな娘なんだって思うよっ!」
溢れる愛液をかき分けペニスを奥まで突き込む。
「ああーっ、いやあっ、駄目ぇ!」
アスカが声を抑えきれずに喘ぎ、膣内がキュッキュッとペニスを締め付けてくる。
シンジの辱めの言葉は、アスカの高ぶりを助長したようだった。
「アッ、アッ、アアン、アーッ!」
恥ずかしがる余裕もなくなったのか、顔をのけぞらせて外に向かって喘ぐアスカ。
「ううっ!」
アスカの声と体の淫らな反応にとうとう堪え切れず、シンジがアスカの膣奥に精を放つ。
「アアッ!」
ドクドクッと精液を注ぎ込こむたびに、ビクビクッとアスカが肌を震わせる。
放出を終えたシンジがアスカに身を任せると、アスカも力尽きたように窓枠にもたれかかる。
アスカの体温と汗の湿り気を制服越しに感じるシンジ。
生暖かい風が二人の頬を撫でていった。


641:【専属慰安婦(第7回)】LASキッチー
10/05/30 08:40:59 H2XGabM5

その夜、葛城家のマンションのリビング。
ミサトは一週間以上も空いた我が家の夕食に舌包みを打っていた。
シンジ、アスカと三人で食べる食事は久しぶりだ。
「それにしても、アスカが夕食作ってくれるなんて、雪でも降るかしらね?」
ミサトはおどけて言う。
シンジは、零号機自爆の件以来の落ち込みから回復したように見えるし、アスカも先週までのギスギスした感じがなくなっている。
(リツコが指示したっていう、夕食作りの「任務」がそんなにアスカやシンジ君の精神安定に役立つとはね)
親友に対する認識をまた新たにするミサト。
「…ミサトにだけは言われたくないわね」
「あははは」
「酷いわ、シンちゃん。そんなに笑わなくたっていいじゃない」
「だって…、すいませんミサトさん。でもアスカのサラダって結構美味しいですよね?」
「そうね…。あとで教えてもらおうかしら」
「そんなもん、ただ切って盛りつけるだけよ」
他愛もない会話。
連日の詰め込まれた業務と、その隙間を縫っての個人的な情報収集作業。
何もかも余裕をなくした日々の中で久しぶりの安らいだ時間にミサトは微笑む。
(…でも)
無邪気に微笑むシンジは良いとして、アスカの挙動は何か違和感がある。
ふとした瞬間に見せる、探るような、怯えるような、…期待するような表情。
その視線の先にいるのはシンジ。
(これじゃあ、まるで、半年前の逆だわね)
葛城家の王女のように振る舞っていたアスカと振り回されていたシンジ。
それがどうして?
(アスカも年頃だし…、でもよりによってまさかね…)
ミサトは首を振り、この何でもない、だが貴重な日常の瞬間を大切にしようとビールを喉に流し込んだ。

(つづく)

レスありがとうございます。

>>610
一応、学校なんで羞恥プレイぽい感じにしてみましたが、
まあほぼ無人のはずなんでライトです。(シンジもまだ初心者だしw)

>>614
基本はシンジのキャラから組み立ててますが、そういやゲンドウぽくもありますね。
やっぱり似たもの親子、ということでしょうか。

>>629
まとめ作業お疲れ様です。見やすくなっていいですね。

>>634
>>636
お待たせしましたー。週一はちと辛いですがw

なんか回を増すごとに長くなってますが、一話分はこれくらいが限界ですかね。(繋げると10レス近く使っちゃうし)
私も新劇BDを見ましたが、アスカのハイクォリティなライトエロ描写やら(やり過ぎ感もありますが(汗))、
ミサトとのシリアスシーンでいろいろ刺激になってます。


642:名無しさん@ピンキー
10/05/30 09:20:19 8i6PfGvG
本当にお疲れ様です。
専属慰安婦の続きを早速読ませて頂きました。
こまめに張り付いていた甲斐がありました。
教室の中での性行為に戸惑いながらも感じてしまうアスカに萌えてしまいました。(*´Д`*)
シンジはアスカに対する羞恥プレーを、どんどんエスカレートさせて欲しいです。
それでは続きを楽しみに待ってます。

643:名無しさん@ピンキー
10/05/30 10:35:02 nnI4T1MM
やっぱアスカシンジはいいね!
続き待ってる

644:名無しさん@ピンキー
10/05/30 18:06:49 Z+ZwAv7k
おお!キタ!
待ってました。つづき期待します!

645:名無しさん@ピンキー
10/05/31 04:08:16 BRz1xOEh
ちょっと前と今の現状を思うアスカ切ねぇ・・・
これからどんどん病んでいくんでしょうなぁ・・・

続き待ってます!

646:名無しさん@ピンキー
10/05/31 13:11:05 wGbT2/fm
学園エヴァのあの落書きを流用しましたか!この演出は切ないですね。
嫉妬するシンジ、行動はけっこう鬼畜なんだけど、シンジが嫉妬してると思うと妙に可愛い…と思ってしまう部分もw

久しぶりに破を見ると、どうしても優しさのあるLASを見たくなってしまうんですが、こういうLASも大好きな自分に困るわ。

647:Time after Time
10/05/31 23:27:40 RgYbObLb
「ハァ…ハァ…ハァ…アスカッ…アスカッ…!」

私は、その声で我に返った。

いつもの、『コンフォート17』―ミサトのマンションだ―の、私の部屋。
二人の荒い息遣いと、扇風機の音だけが聞こえる、深夜のマンション。
その扇風機の風がカーテンを揺らし、開け放たれた窓の外の満月が、一瞬私たちを照らす。

ぴったりと合わさった肌から、私にのしかかるシンジの体温が、重さが、はっきり伝わってくる。
私の腹の上に広がるシンジの白濁が、熱く、やけに生々しく感じられる。
シンジの身体から滴る汗が、私の顔に垂れる。

…あれ?
さっきの、男の子は?
あれは、夢?
使徒の電撃を受けたのも、夢?

「…シン…ジ?」

「ハァ…ハァ…どうしたの…アスカ…?」

シンジは、汗ばむ手で私の髪を優しく梳く。
その感触が妙にこそばゆいが、不快ではない。

私の額を、シンジと私の汗が混ざったものが、ツーッと流れ、シーツに染みを作る。
そうだ…私たちはいつものように、ミサトが寝静まった後、こうして身体を重ねていたのだ。

「…なんでもない。」

そうだ…あれはきっと、ただの夢。
妙にリアルだったけれど、ただの夢。

「そっか…ならアスカ、もう一回、いい?」

「あんた馬鹿?
 ていうか、猿ね、ホント…馬鹿。」

そう言いながらも、私はシンジの頭をぎゅっと抱え込む。
そして、つややかな黒髪を、さらさらなそれを、シンジが私の金髪をそうしているのと同じように、さわさわと梳く。

その拍子に枕元のBlackberryに私の肘が当たり、カタッと音を立てて、フローリングの床に落ちる。
画面が、一瞬バックライトに照らされる。
私は、反射的にその方向を見てしまう。

『『電波状況のよい場所でリトライしてください』』

目に飛び込んできたのは、ブラウザの、エラーメッセージ表記。
Googleの検索画面の上に、メッセージが立ち上がっている。
そして、その下にあったのは、あり得ないはずの検索ワード。

『『箱根町 人工進化研究所』』

私は、目を疑った。
瞳孔の開いていくのを、私は静かに感じていた。

「夢じゃなかった!
 シンジ、今の、夢じゃなかった!」

シンジは、何がなんだかわからない、という顔をしていた。
心の臓が激しく脈打つ感覚に、私は襲われていた。

648:名無しさん@ピンキー
10/06/01 00:44:03 RmniTcwG
>>647
お、再開ですね。素晴らしい
男の子のいる世界と、現実世界を行き来する展開になるのかな
現実に戻った先がサービスシーンwなのは上手い構成ですね

続き期待してます

649:Time after Time
10/06/01 22:25:16 6lc/D9Hw
僕は、アスカと二人で眠りについたはずだった。

ミサトさんが寝てしまった後、二人で身体を重ねて。
ギリギリで、アスカの外に、僕の欲望の滴を思い切り吐き出して。
アスカの白い肌を、いっそう白く、僕のそれが染めて。
荒い息の中、汗にまみれて、二人手をギュッと握り合って。
愛の行為の後始末もそこそこに、そのまま意識が遠くなって。

そのはずだったのに。
いつからか日課になった、そんな夜だったはずなのに。

目に飛び込んできたのは、ハイビームのヘッドライトの明かりだった。
僕は、なぜか学校の制服姿で、だだっぴろい夜の平野の中の舗装道路に、いつしか立ち尽くしていた。

クラクションが、僕の鼓膜を破ろうかという勢いで辺りに響き渡り、僕はとっさに耳を覆う。
スキール音とともに、"ALDI"と大きく白い文字でフロントが彩られた青い大型トラックが、急ブレーキで僕の直前に止まる。

「バカヤロー、死にてえのかクソガキ!」

転がり落ちるようにトラックの運転席から降りてきた金髪の男が、叫ぶ。
それを僕は、まるで違う惑星での出来事のように、ぎゅっと頭をかかえこんだまま、ただぼんやりと聞いている。
…でも、なんで僕、ドイツ語をちゃんと聞き取れるんだろう?
そんなの勉強したこともないし、バウムクーヘンとイッヒ・リーベ・ディッヒくらいしか、わからないはずなのに。

「ったく、クソヤローめ、アウトバーンにどうやって入ってきやがった!?
 さっさと中国にでも帰っちまえ、腐れ移民のケツ穴ヤロー!」

男はぶつくさ言いながら、再びトラックに乗り、走り去る。
僕はただ、男の剣幕に何も言えず、身体を硬くしたままでそれを見送る。

再び、僕は暗闇に包まれた。
灰色の空の、雲の間からのわずかな月明かりだけが、目に入る光のすべてだった。
虫の声しか、耳に入る音もなかった。

とにかく、道路にずっと立っているのはまずい。
僕は、なんとか潅木を抜け、フェンスをよじのぼり、なんとか外の畑へと出る。
規則正しく植えられたジャガイモの花が、月の光を反射して、うっすら白く光っている。

と、向こうの防風林の方から、乗用車のものらしいエンジンの唸り声が聞こえてきた。
木々の合間から、少しずつまたヘッドライトの明かりが見えてきた。

その白いフォルクスワーゲンのSUVは、防風林に囲まれた茶色い屋根の家の前で止まる。
ライトが消え、親子らしい女性と、まだ7~8歳といったところだろうか、女の子の声がかすかに聞こえてくる。

「さ、早くシャワーに入って寝るのよ、アスカちゃん。」

「えー、テレビ見てもいいでしょ、ママ!?
 今日はこどもニュースで、セカンドインパクトの話をやるのよ!」

へえ、あの子もアスカって言うのか…偶然、だな…。

「ホント、アスカちゃんはお勉強が好きね。
 パパに似たのかしら?」

「ねー、お願い、ママ!」

親子は、ドアを開けて家に入り、ぱっと明かりが点く。
そうだ、あの家で電話を借りて、NERVのユーロ支部にでも迎えに来てもらおう。
僕は、ジャガイモの苗を踏み潰さないように、そろそろと歩きだした。
少し土が、スニーカーの中に入ってきた。

650:名無しさん@ピンキー
10/06/01 23:35:05 JCsVZpuT
続き待ち!
エロも楽しみだがストーリー展開がもっと楽しみですね。
幼児期のアスカとシンジは可愛いなぁ…。

651:名無しさん@ピンキー
10/06/01 23:44:57 RmniTcwG
>>649
むむん、展開が読めませんw
どうなるのか楽しみです

652:名無しさん@ピンキー
10/06/02 17:24:14 0mRa7qMD
盛り上がってるスレを嗅ぎ付けて来るんだよね。
こういう、『書きながら投稿』を得意にしてる奴w

653:名無しさん@ピンキー
10/06/02 23:07:31 k+yrewsJ
>>652
そういう刺のある言い方しなくてもいいのに…

まあ、話途中で切れると読み手の期待の裏返しでフラストレーションが上がるというのも一面としてあるので、
続きもので間空くなら、次回投下予定とか単純に「つづく」とかで続ける意思表示くらいはあったほうがいいかなあ

職人さんは気にせずどんどん投下してくれればいいと思いますが

654:名無しさん@ピンキー
10/06/02 23:36:45 3vCkp5Ci
たった1レスずつでしかぶった切って投下するのって何なの?
その度コメが欲しいの?自己中なの?

と思ったことがある

655:名無しさん@ピンキー
10/06/03 12:30:12 h/DO+wdw
専属慰安婦の続きマダ?

656:名無しさん@ピンキー
10/06/03 18:05:39 Cu79AW8j
>>655
気持ちは分かるが、三日前に投下されたばかりじゃないか
少しは黙って正座してようよ
週一投下は結構つらいと言ってるんだからさ
空気嫁





657:名無しさん@ピンキー
10/06/03 21:04:07 UBUrkM6d
専属慰安婦の続きマダ?

658:名無しさん@ピンキー
10/06/03 21:21:24 /UCrdbJf


659:名無しさん@ピンキー
10/06/03 22:30:22 9bm7BSRu
専属慰安婦の続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン


660:656
10/06/04 02:02:02 SzB/MG+T
ヲマエラw
嫁てなかったのは俺か!
流れに乗るかw

専属慰安婦の続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン


LASキッチーさん、気にせずゆっくり良いもの書いてくださいw
ゆっくり待っとりますw

661:名無しさん@ピンキー
10/06/04 05:56:31 C9DCQhDs
あげんな

662:名無しさん@ピンキー
10/06/04 17:29:13 Csf0sLLh
急かすとクオリティ落ちるぞw

663:名無しさん@ピンキー
10/06/04 19:36:15 ciWgUIk7
 

664:656
10/06/05 00:05:36 9U7+37FK
やべぇ、あげてた

という事でROMにもどるわ
すまん

665:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/06/06 08:41:43 4tXnuQEl
お世話になっております、まとめサイト管理人です

本日、6月5日まで投下分をまとめサイトにアップロードいたしました
お気づきの点等ありましたらまとめサイトの管理人行きメールフォームまたはこのスレでご連絡いただければ幸いです

PC用
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

携帯用
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

以上取り急ぎご報告まで

666:名無しさん@ピンキー
10/06/06 14:26:09 YYOeNkjK
脚本案 初の三機での作戦の後 深夜 シンジの部屋を訪れるアスカ。
「あんた遅かったわね」といってシンジにくすぐりの刑を処す。
我慢できずにむずかってボッキするシンジ。
「さあ・・・次は手コキ我慢よ」といってこすりはじめるアスカ。
あせるシンジに「さあ・・・私ガサついたから触らせてあげる・・・こっち向いていいのよ」と誘惑するアスカ
誘惑に負けてアスカの腰と尻を触るシンジ。
「あん。」と甘い声を出すアスカ。


ってのはダメかな

667:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:06:22 YUqMteXu
>>666
新劇設定かな?そこはハッキリさせて欲しい
あとアスカの超積極的な行動の理由づけがなんか欲しい。ミサトさんのアドバイスをなんか勘違いしてるとかw
シチュエーションは結構好きです。投下期待してます


668:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:07:24 YYOeNkjK
>>667
新劇設定
まあちょっとSっ気が入ったアスカと思えば。

669:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:35:29 YUqMteXu
>>668
ふむ。新劇だったら、料理対決あたりでデレ式波が再度夜這いがシチュエーションに合いそうです
えこひいきの前でデレデレしてんじゃないわよ、みたいな
以上


670:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:36:28 YYOeNkjK
>>669
料理・・・対決…?
シンジは京都にいたから料理には五月蝿そう。そういう設定はないけど。

671:名無しさん@ピンキー
10/06/06 16:41:36 YUqMteXu
>>670
レイに対抗して式波が料理練習始めたところ、って意味でした。

今のところ、料理はシンジがダントツトップだけどw

672:パッチン
10/06/06 20:59:04 YYFpqaJ2
暑い…。
こんな場所で待つなんてやっぱりやめときゃ良かったかなぁ、と今更軽く後悔。

でももうすぐ来るよね…。来たら、もう逃げられないよね。

ドキドキと暴れる胸の奥を押さえこむように、アタシは身体を胎児のポーズにして縮こまる。
ぐるぐる回る頭を整理するよう、深く深く深呼吸。

「ふ…あぅぅ」

肺いっぱいにアイツの香りが溢れて、更にシュワシュワと熱い血が全身を駆け回る。

や、やば…失敗した。もっとおかしくなっちゃう…。

ガチャっ。バタン。ービクっ!!

廊下の方から聞こえた洗面所の扉の開閉音、遠くに鳴ったそれにアタシはくるまっていた『アイツの布団』を吹き飛ばしそうになるほどの身体の反応をみせてしまう。

673:パッチン
10/06/06 21:00:54 YYFpqaJ2
来る…来ちゃう。落ち着いて、落ち着くのよアスカ。

ペタペタペタペタ。

練習した通りに、その通り言えばいいだけなんだから…!

がたっ、すーっ

来た!!

部屋のふすまが開いた瞬間、アタシは隠れていた布団をガバッとめくり上げ、彼の前に姿を現す。
突然の出来事にキョトンとした表情をしているのは予想通り。
アタシはなるべく緊張を悟られぬよう、堂々とした振る舞いでベッドから降り立ち、彼に向かって高々と宣言するのだ。

「誕生日おめでとうバカシンジ!!プレゼントはアタシよ!!」

「・・・・・へ?」

「だからプレゼントはアタシの身体よ!!感謝しなりゃいよ!!」

・・・最後…緊張でかんじゃった…。

腰に手をあてシンジを見つめるアタシの頭には、赤毛にくくりつけた赤い大きなリボンが揺れていた。

674:パッチン
10/06/06 21:02:23 YYFpqaJ2
「ね、ねぇ本当にいいの…?」
「な、何きいてんのよ!アタシがいいって言ったのに、アタシが嫌がるわけないでしょ!」

アタシ達はシンジのベッドの上に乗り、お互い正座で向かいあっている。
豆電球の明かりの下、うっすらと戸惑ったシンジの表情がうつる。

「でも…僕達まだそんなことしたことないし…」
「ば、バカじゃないの!?同居してる恋人同士なんだから、エッチなことの1つや2つ当たり前じゃない!
交際3ヶ月、同居生活2年半、今までしたことないのがおかしいのよ!」
「そ、そういうもんなのかな?」

・・・極度に他人との距離感を気にしながら生きてきたアタシ達2人は、付き合い始めた今でも相手に触れることを微かに怖がっている部分がある。

無性にシンジに抱きつきたくなること、甘えてみたくなること…。
恋人同士なんだから思い切って行動しちゃえばいいのに、タイミングも方法も分からず、ただボーっと眺めてモヤモヤするしか出来ない。

このままじゃ良くないって…何か変えたくて…。

「じゃ、じゃあまずはキスからよ。アンタは目ぇ瞑ってこっち向いてなさい」
「う、うんっ」

675:パッチン
10/06/06 21:04:18 YYFpqaJ2
キュッと怖がるようにシンジは膝に両手を置いて肩をすくめる。
ドンドコドンドコと太鼓のようにアタシの胸が緊張を伝える。

実はあの因縁の鼻つまみキス以来になる。シンジと唇を重ねるのは…。

付き合ってからの3ヶ月…デートというくくりでデパートや映画に遊びに行く以外、本当に以前とほとんど変わらない生活をしてきたアタシ達。

勇気を出して、好きって伝えたあの日以来の胸の高鳴り。

失敗しないようお互いが触れ合うギリギリまで開けていた瞳を閉じ、静かに唇だけが2人を繋いだ。

「「んっ…」」

ふにゃん、とたわむような感触。
ドキンっ、と縮むアタシの心臓。

キスしちゃった・・・・・シンジと。

考えた途端、感覚が全て唇に集まっていき…シンジの感触がアタシの心を夢中にさせる。
柔らかくて温かい唇が優しくて…、ピクピクと緊張で震えるのが妙におかしくて…、シンジとキスしてるという事実で胸がいっぱいになる。

・・・こんなに温かい気持ちになれるんだね。キスって…。

676:パッチン
10/06/06 21:06:36 YYFpqaJ2
「ん…くちゅっ」

「ふゅん…!?」

その時、今まさにとろけていきそうだったアタシを目覚めさせたのは、膝の上で固まっていたシンジの両手。
我慢出来ないよ、と言わんばかりにアタシの両肩をそっと掴み、今度は自分から上半身をこちらに傾ける。

その動きと同時に唇を擦り付けるようにシンジが顔をひねってくる。

積極的な動きに慌てたアタシの開きかけた口に…突如シンジの舌がねじ込まれた。

「んっ、んちゅっ…」
「ふにゅちゅ!?んーっ!にゅぷちゅ…」

な、なによこの展開は!!予定ではアタシがガンガンリードしていくはずなのに!!

一定のリズムをとるように呼吸をしながら、アタシの口内をゆっくりねぶっていくバカシンジ!

一方完全になすがままになって、両目を開ききって呼吸困難のようにパニクるアタシ。

ま、負けちゃダメよ…アスカ。

677:パッチン
10/06/06 21:08:50 YYFpqaJ2
さっきからツンツンとアタシの舌をつついてくるシンジの舌。
一緒に踊ろ?と言わんばかりに誘ってくるそれに、おずおずと答えるように、アタシも舌を動かしてみる。

焼けるように熱い体と顔が、沸点を越えてくる。

気がつくとシンジに押し倒される体制で、布団の上に身を預けていた。

感じる舌はヌルリとザラリを足したような感触で、気持ちの良い物では無いはずなのに…。
シンジの舌・・・と思うと、擦り合わせることを止められない。

舌を伝って流し込まれる雫は、微かに歯磨き粉の香りがすること以外は無味無臭…。
でもシンジの唾液と思うと、それは危ない薬のようにアタシの心を魅了していく。
アタシとシンジの味が混ざったそれを飲み込むと、体中が燃え上がる。

美味しい…。

アタシがコクリと喉を鳴らすたびに、嬉しそうに鼻を鳴らすシンジが可愛い。

脳みそがクチュクチュという口からの音と味にゆっくり溶かされていく…。

なんで…こんなにコイツ大人のキスが上手いんだろ…?

絶対何かあるわね…。

678:パッチン
10/06/06 21:10:40 YYFpqaJ2
「…っぷは・・・アスカ」
「シンりぃ…」

離されたお互いの唇を繋ぐ透明な糸、その先に見える真っ直ぐにアタシを見つめる涙目のシンジ。

恥ずかしい・・・。多分アタシとろとろな顔になってる。
両手で顔を隠しそうになって、グッとこらえる。

シンジに恥じらって弱気になるアタシなんて、死んでも見せたくない。


「・・・あ、アスカ」
「な、なによ…」
「胸…いい?」
「あっ、・・・い、いちいち聞くんじゃないわよバカ!好きにしなさいよ!」
「ご、ごめん!あの、ありがとう…」

無意識に顔の付近に集まりかけていた両手を、グッと広げて大の字にする。
これから触られるという事実を必死にごまかすように強気でせめる。

シンジは軽く息を整えるようにしてから、小さくアスカ…と呟いて再びアタシに軽くキス。
そして右手が優しく優しく、アタシの胸に置かれた。

「あっ…う…」

「アスカ?」

679:パッチン
10/06/06 21:12:20 YYFpqaJ2
ノーブラのタンクトップというあまりにも薄い防具の下。シンジの手の熱さが敏感に伝わり、思わず声があがってしまう。
心配そうに顔を覗きこんでくるシンジから慌てて顔を逸らし、続きを促すようにアゴで指示する。

ま、まだ胸を触られてるだけなのに、どうしようもないくらい恥ずかしい。

無理かもしれない…これ以上のことしたら、心臓が爆発して死ぬかもしれない…。

下唇を噛み締め、必死で出そうな声を鼻から逃がすアタシを尻目に、感触を確かめるようフニフニ動くシンジの手。

い、いつの間にか両手使ってるし…。

シンジの手の熱と、揉み込まれたことに反応して、多分服の上からでも分かるくらい勃起してる乳首。
時々シンジの人差し指がそれを確かめるよう、布越しにサリサリと擦る。
「ひっ…んっ」

「アスカ…アス…カ」

ずっと名前を呼ぶシンジ…。
シーツをぐちゃぐちゃに握りしめながら、アタシは顔を横にブンブン振るしか出来なかった。

680:パッチン
10/06/06 21:16:04 YYFpqaJ2
シンジ誕生日記念に失礼します。初めから恐ろしくベタな展開すみませんw
エロは初めなのでエロく出来るか分かりませんが、まあ可愛らしく出来ればいいかと思ってます。

681:名無しさん@ピンキー
10/06/06 21:39:50 Iep5WU6X
続きマダー?

682:名無しさん@ピンキー
10/06/06 22:15:06 YUqMteXu
>>680
GJです。
これはAEOE設定かな?
シンジを待構えるアスカのヘッポコぶりがなかなか可愛いです。
続き期待。

683:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 22:55:05 z3qB4EIA
(注:今回、SM的表現が強くなっております。苦手な方はご注意ください)

・第5話「偽物」

シンジは新しい実験に参加していた。
過シンクロ状態のコントロール実験。
薬物投与でパイロットの感情を刺激し、エヴァに疑似暴走状態を作り出すのが目的だ。
パイロットの過剰な怒り、悲しみ、絶望がエヴァのパイロットを守ろうとする本能を刺激し、設計以上の性能を引き出す。
偽物の感情を作り出し、エヴァを騙すとも言える。
地下のエヴァ実機を使った広大な演習施設での、その結果は150%を超える高シンクロ率を叩きだした。
薬物投与とは言え、このシンクロ率を再現性を持たせて実現できたことにスタッフがざわめく。
シンクロ率100%というのは決してシンクロ率の上限というわけではない。
パイロットが己の体を操るようにエヴァを操縦できる状態を便宜上100%としているだけだ。
150%というのは、まるで自分の体が敏捷な獣になったような感覚だ。
もっと言えば猛獣に自分の精神が乗り移ったような感じだ。
4つ足で演習用ターゲットめがけて突進し、両手で無骨な鉄骨で組まれたターゲットを引きちぎる。
瞬く間に4つのターゲットを破壊するが、また新たなターゲットが地面から出現する。
(くそっ!まだいるのか!早く、いなくなっちゃえよっ!)
5つ、6つ、7つ。
ターゲットを粉砕していく。
(こんなに動けるなら、いくら敵が来たって!)
ふと、ジオフロント内で第14使徒を殲滅した時の激しい感情の高ぶりを思い出す。
あの時は皆を守りたい、失いたくないという一念だけで、自分でも信じられないくらいのエヴァとのシンクロ率で目の前の使徒を地表に叩きだした。
活動限界ぎりぎりで使徒を地面に叩きつけ、その顔を引きはがそうとしていた。
あの時の無我夢中の精神状態に近いかもしれない。
獣の様に衝動のままに目の前の敵を倒し、破壊する。
その後のシンクロ率400%を記録したという史上最強の暴走の記憶はシンジ自身にはなかったが。
8つ。9つ。最後のターゲットを粉砕するまでほんの数分しかかからなかった。
(これで終わった…)
「あ!」
不意に演習施設の加粒子砲が火を噴き、初号機の顔面に迫る。
なんとか着弾寸前に左手をかざし、ATフィールドを強化する。
バシュッ!
ATフィールドでほとんどのエネルギーを弾きかえすが、ほんの僅か、反応が遅かった。
ATフィールドを貫いた加粒子の射線がエヴァの装甲を融解させ、左手を焼く。
「うう、うああああっ!!!」
左手に走る激痛。
いつもの神経接続から伝わる苦痛とはレベルの違う痛みに、シンジは絶叫する。
だが、それで終わりだった。
「実験終了します。シンジ君は大丈夫かしら?」
リツコからの問いに苦痛を堪え、シンジが問題ないことを答える。
「初号機のケージへの格納後、パイロットはメディカルチェックをすぐに受けてください」
「了解」
シンジは、鈍い痛みを覚える左手を見る。
手のひらの端がまるでナイフで切り裂かれたかのように破れて、出血している。
(まさか)
エヴァからのフィードバックでパイロットが傷つくことなど。
だが、過剰なシンクロが副作用でパイロットへのフィードバックによりパイロットを負傷させる、
もしくは命の危険をもたらすことは以前から理論的に予想されてはいた。
実際、400%の異常なシンクロ率を記録した際にはシンジ自身が己の肉体の形を失うという極限の状態に追い込まれた。
そして、今回のこの負傷もそれに次ぐ、理論の実証だった。
つまり暴走状態のエヴァを破壊することは、パイロットを破壊するのと同義になるということだ。
(これじゃ、エントリープラグを傷つけなかったとしてもパイロットが死ぬじゃないか…)
シンジは暗澹たる気持ちになる。
綾波レイのコピー体がすべて失われた今、ダミープラグの製造は不可能のはず。
であれば、理由はなんであれ、敵対するエヴァに乗っているのは生身の子供達しかありえない。
(こんどは本当に人を殺してしまうかもしれない…)
顔を右手で覆い、溜息をつくシンジ。

684:【専属慰安婦(第8回)】LASキッチー
10/06/06 22:55:58 z3qB4EIA

薄暗いモニタールーム。
初号機が獰猛な獣、といった動きを見せ、9つのターゲットを瞬く間に破壊する様が巨大なスクリーンに映し出されていた。
リツコ、ミサト、レイ、そしてアスカがそれを固唾を呑んで見守っていた。
「ビーストモード。エヴァの獣化第2形態の実用化への良いデータが取れたわね」
満足げなリツコ。
「凄い…!」
実験の成果である初号機の従来の常識を超えた動きに、ミサトとアスカは素直に感嘆の声を上げる。
(それにしてもまあ、リツコ、アンタも良くやるわね)
半ば監禁中の身でありながら精力的にエヴァの研究を続けている友人の横顔を見つめ、ミサトは畏敬の念を抱く。
アスカは身を震わして、モニターを見つめ続けていた。
「…こ、これ、私もこの薬使えば、エヴァを動かせるようになるんじゃない?」
期待を込めて、リツコを見つめるアスカ。
「…残念ね。この薬はシンクロ率の倍率をアップさせるものなのよ。底上げするわけじゃないわ。今の貴女が使っても、
起動指数に届くかどうか、というところね」
輝きかけたアスカの目が伏せられる。
「そう…」
リツコが声をひそめて言う。
「それに、この薬はパイロットの感情を無理やり増幅させるの。アスカ、今の貴女のような精神的に不安定な人間には危険すぎて使用できないわ」
「く…」
うなだれるアスカ。
「なんで、アイツばっかり…」
「…碇君、苦しそうだった」
突然、口を開いたのはレイだった。
「そうだった?レイ」
アスカを気づかって見ていたミサトが意外そうに振り向いて言う。
画面の端にはエントリープラグ内のシンジの表情も表示されていた。
ミサトもアスカも初号機の動きに目を奪われて、シンジの様子などロクに見ていなかったが。
「はい。いつもの碇君じゃないようでした」
「はん。アイツ、ちょっと調子に乗ってやり過ぎただけじゃないの?」
軽口を叩くアスカ。
レイは静かに言葉を返す。
「貴女もあの薬を使ったら、碇君と同じように苦しむと思う。だから貴女にも使って欲しくない」
きょとんとするアスカだったが、すぐに食ってかかる。
「アタシが弐号機に乗れなくても良いって言うの?」
レイを睨みつけるアスカに対して、レイは無表情のままだ。
「アスカ、いい加減にしなさい。レイはそんなこと言ってないでしょ?」
ミサトが見かねて割って入る。


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