【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】at EROPARO
【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】 - 暇つぶし2ch200:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:18 fyJ4Q0bq
「あれ?あの花……」
セカンドが棚の上の鉢植えを指差した。
「お見舞いに鉢植えとは、無礼なやつ。本当に日本人かしら」
「ああ、あれ僕の」
「やっぱりね」
セカンドは呆れたように目を細めた。
「ニセモノだけどね」
「……あっそ」
セカンドはぶっきらぼうに返した。
もしかして、本物の花だと思ったのだろうか。
「でも、悪くないわ」
「え?」
セカンドは聞き返す僕を無視して、のろのろと体を起こすと、どこか遠くを見るように言った。
「カトレアね。ランの女王って言われる花で、ヨーロッパでも人気が高くって、ママもいつも飾ってたわ」
僕は照れ隠しなのか自分の知識を披露したいのか、やや早口なセカンドの演説を黙って聞き続けた。
「あれ冬の花なのよ。12月の……わたしが生まれた月の花なの。もう今じゃ……まして日本じゃ、見かけないけどね」
だってここヒマワリばっかなんだもん。セカンドは苦笑した。
そういえば、タグに書いてあった。
花言葉は、優美な女性って。
セカンドにぴったりだな。
もしかしてセカンドが目覚めたのは、僕のキスなんかじゃなくって、あの造花の赤色のおかげなのかもしれない。
「なーんて、花なんてカトレアのことしかよく知らないけどさ……ちょっと、聞いてる?」
あれ。いったいどうしたんだろ。まぶたが重い。

201:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:26 fyJ4Q0bq
「総員第一種戦闘配置。繰り返す、総員第一種戦闘配置」
使徒襲来を告げる警報に、僕は目覚めた。
きのうセカンドの演説をきいていたら、いつの間にか眠ってしまったのだった。
不思議なことに、僕はパイプ椅子に座って、セカンドのベッドに頭を伏せて寝ていたらしい。
衣服は乱れていないし、セカンドは相変わらず目を見開いたまま眠っていた。
都合のいい夢でも見ていたんだろうか。
そう思い立ち上がると、妙な倦怠感とズキリという腰の痛みが僕を襲った。
それに、初めての感覚を、あの快感を、今でも体が覚えてる。
「あーあ、やっぱ無理にでも本部に連絡、すべきだったかなあ」
僕は後悔していた。
そうしたら永遠の君を手に入れられたかもしれないのに。
警報はやかましく響き続けている。弐号機のパイロットがいない今、きっとこれが僕の初陣になるだろう。
「じゃあ戦ってくるよ、君のぶんまで」
僕はファーストを一瞥すると、部屋を後にした。

おしまい

202:名無しさん@ピンキー
09/11/30 18:41:41 4ZgLyuPi
>201
乙!
カヲアスご馳走さまでした

203:名無しさん@ピンキー
09/11/30 20:44:46 hqO3WOVw
>>201
そしてGJでした

204:名無しさん@ピンキー
09/12/02 19:14:17 BMHc2eTh
寝ているアスカにシンジが悪戯しる!



そんな発想しか出来ないんだよ、僕わぁ!


(;´Д`)

205:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:28:26 LNdF3/AD
それなら俺は逆だな

206:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:44:36 WMfXWEvU
どっちでもしっくり来るのがシンジのいいところだなw

俺はいたずらされるイメージだが

207:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:48:11 k7iWUeh3
アスカとシンジきゅんと3Pしたい
アスカとレイとでも可

ずっとアスカが好きだったはずなのに、最近綾波もいいと思い始めた
シンジきゅんは他人とは思えなかったのに破で急に男前になったので微妙に感情移入できない

208:名無しさん@ピンキー
09/12/03 05:19:00 vJf22GZJ
シンちゃんはテレビ版でも充分オトコマエだったさ

209:名無しさん@ピンキー
09/12/03 12:54:24 0j6UAlNJ
おっとサルファの悪口はそこまでだ

210:名無しさん@ピンキー
09/12/04 01:27:27 X/oGxcKn
アスカお誕生日おめでとう

211:名無しさん@ピンキー
09/12/05 12:57:58 R5Qwy91C
等価襠

212:名無しさん@ピンキー
09/12/05 14:09:59 OCbNIK8m
>>201
>ファーストを一瞥すると

部屋に潜んでいるレイコワス

213:名無しさん@ピンキー
09/12/05 16:06:27 WjPaVSxW
そういう無粋な突っ込みすんなよ
本当に成人か?

214:名無しさん@ピンキー
09/12/06 05:53:08 Jtb7hNDd
シンジさん「俺は何人相手でも構わない、寂しければ愛してやんよ」

215:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/12/06 10:39:24 iMiC9VyN
お世話になっております、まとめサイト管理人です
職人の皆様に置かれましては投稿、その他の皆様におかれましても巡回お疲れさまです

さて、さきほど12/05まで投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました
あきらかに投下ミスで二重投稿になっていると思われる分、そしておそらく間違いと思われる>201の
「ファーストを一瞥すると」を「セカンドを一瞥すると」に修正してありますが、それ以外は全て原文ママです
修正等希望される職人様はまとめサイトのフォームから当方へ連絡願います

以上宜しくお願いいたします

216:名無しさん@ピンキー
09/12/06 22:31:17 zlP3anYB
>>215
いつもありがとう

217:名無しさん@ピンキー
09/12/06 23:00:23 yvXOjEpF
>>215
愛してます

218:名無しさん@ピンキー
09/12/06 23:41:06 60Ga8RFt
>>215
正確かつ迅速な仕事ぶりに惚れ惚れします。
ありがとう。

219:201
09/12/07 05:00:51 lGVWYMy0
レイ様がみてる…!
言われるまで気づかなかった
ナンテコッタイ

>>215
修正までしていただいて、ほんとうにありがとうございます

220:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:30:33 Bdb3FZLq
綾波になんとかして白バニー衣装を着せるシチュエーションはないものか
ピンキーストリートのハルヒのバニー衣装を綾波に着せてみたらすげえ似合ったので
だが着せるまでの展開が思いつかない

アスカに赤バニーは、シンジさん次第で着てくれそうだが
いつもつけてるインターフェースをどうするかは謎だが

221:名無しさん@ピンキー
09/12/09 09:06:29 EmF2KBhI
>>220
新劇テストスーツと同じで、今回のプラグスーツはデータ採取のために特殊な(バニーの)形状なんです、
とこじつければ1行で解決
インターフェイスヘッドセットも、LCLのモニター面積を広げるためにテスト用は大型でウサギの耳に似ている、とかでおk

222:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:04:10 /IbK4uds
>綾波になんとかして白バニー衣装を着せるシチュエーションはないものか

破のシンジが、
「綾波、これ着て。きっと似合うよ。
綾波がこれを着たの見てみたいなあ」
とさえ頼めば、破の綾波なら一発OKなんじゃね?

シンジが頼めば万事OK。

223:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:13:49 x+j8QkMi
それ、別に破のシンジである必要ないだろw

224:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:25:31 /IbK4uds
いや、破のシンジとレイじゃなきゃだめだろw

前世紀のテレビバージョンのシンジとレイじゃ、あそこまでお互いのために
積極的に行動するか疑問だ

225:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:37:41 x+j8QkMi
いや、そーいう頼みごとするだけならってことね

226:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:40:31 43z8H93J
>224
少なくともシンジは同じ流れなら同じ行動する
性格変えてないという説明あり

227:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:59:39 u1T7O8nt
旧劇綾波も、「碇君が呼んでる」ってゲンドウを拒絶してシンジさんを選んだんだぞ
綾波はピュアだから、「よくわからない」とか言いながらもシンジさんの言うままに着る希ガス

惣流アスカは拒絶する素振りを一旦見せつつ、「じゃ綾波に着てもらう」とか言われたら「私より人形女のがいいっての?」とか逆ギレして着て「ほら、私が着てやってんのよ!」とか得意気に言ってシンジさんを誘惑する
式波アスカは「あ、あんたのためじゃないんだからっ」とか言いながらあっさり着るw

228:名無しさん@ピンキー
09/12/11 19:59:13 k30TNeFk
禿ワロタw
よくキャラの特徴を掴んでるなw

229:お前らがそんな話するから書いてしまったじゃないか(続かないよ)
09/12/11 20:53:42 v3sLg/lj
碇くんが、なぜこんなものを私に着せたがるのか、わからない。

丸い尻尾に、長い耳。
ストラップレスのワンピースの水着に似た、だけど白いフェイクレザーでできた本体。
襟と袖口だけの、シャツのパーツに、赤いボウタイ。
それに、パンスト。
いわゆる、バニー衣装というやつだ。

"いいね、綾波、すごくいい!
思ったとおり、すごく似合うよ!"

"…そう、私、わからない。"

いや、本当は、わかる。
碇くんが、興奮しているのが。
碇くんの体温が、上昇しているのが。
碇くんの、息が荒くなっているのが。

きっと、2号機パイロットなら、こんなものを着ろと言われたら、顔を真っ赤にして怒るに違いない。
けれど、私には、どうということもなかった。
碇くんが喜んでくれるなら、私も心がポカポカするから。
この、普段は私一人の、味気ないコンクリートむきだしの部屋でも、心がポカポカするから。

碇くんの両手が、私の肩に触れる。
碇くんのドキドキが、体温が、両手から伝わってくる。

"かわいいよ、綾波。"

横目で見える、私の耳元で囁く碇くんの唇は、少し潤んでいる。
私の部屋でこういうことをするときはいつもそうだけれど、今日はいつもよりもっと潤んでいるかもしれない。

前に、看護士さんの服を碇くんが買ってきてくれたときも、そうだった。
チャイナドレスのときも、メイド服のときもそうだった。
いつもそういう服は、私が缶コーヒーをまとめ買いしてくるディスカウントストアのと同じ黄色いビニール袋に入っていたけれど、あそこにそういう売場があるのを、それまで私は知らなかった。
そして、そのサイズはいつもぴったりだった。
もちろん、今回も。

"ごめん、綾波、僕、我慢できない!"

"ん……。"

碇くんの唇が、私の唇を塞ぐ。
そして、そのままベッドに押し倒される。

碇くんの、荒い息。
私の身体を撫で回す、碇くんの、細い指。
フェイクレザーの衣装ごしに感じる、こそばゆい感覚と、パンストを引き裂かれて露になる太股の、スースーする感触。
背中に、流れる電流。
きっと、私の乳首はもう、硬くなっている。
全身に、鳥肌が立っている。

"どうせ脱がすのに、破くのに、なぜこういうの着せるの?"

"……男のロマン、かな?"

"そう……。"

私は、目を伏せた。
碇くんのそれが、びりびりに破られたパンストとずらされたバニー衣装の間から、入ってきた。
私は、背中を震わせた。

230:名無しさん@ピンキー
09/12/11 21:48:45 nb1DUlKL
なんか萎えるな、この文章
エロくない。

231:名無しさん@ピンキー
09/12/11 21:57:44 EzjRAKO2
>>229

GJ!


232:名無しさん@ピンキー
09/12/12 03:06:19 rJq/2Ppp
でも、綾波っぽいね。
ていうか、シンジ君、常習犯かよ~

233:>229の続きを書いてみた(続くかも)
09/12/12 22:07:15 xh7ROsjV
"じゃ、綾波、綺麗にしてよ。"

"……ん。"

先刻、私の中にたっぷり遺伝子を吐き出した、碇くんのそれ。
その残渣が、碇くんの精と私の出した潤滑液との混合物がまだ滴るそれを、膝を突いた私は口に含む。
まだ熱い、栗の花のように青臭い、でもどこか鼻水にも似たそれの味。
その味にも、もう慣れた。
もしかしたら、好きになれるかもしれない味だった。
それは、碇くんのものだからかもしれなかった。
私が救った、そして私を命がけで助けてくれた、碇くんのだから。
いくらでも代わりのいる私を、本当はヒトじゃない私を、それを知っていても愛してくれる碇くんのだから。

"ッ……もっと、口をすぼめて。
そう、吸い込むように、ね。"

私は、目の前に仁王立ちになった、碇くんの言うとおりにする。
碇くんは、背中を震わせる。
私の喉の奥から、唾液が溢れてくる。
唇が、頬の内側の肉が、碇くんのそれの形をもう覚えてしまっている。
さっき精をあれだけ放ったのに、今も私のそこから垂れてきそうなくらい放ったのに、また、硬くなり始めている。

ぴちゃぴちゃと、淫らな水音が部屋に響く。
この棟にいるのは、碇くんと私だけだから。
このだだっ広い団地には、私たちだけだから。
他の音は、何も聞こえない。

さっき碇くんに破られたパンストの破れ目から、夜の冷気が私の身体を少しずつ冷やしている。
けれど、私の顔はきっと、火照っている。
胸のところのはだけ目も、少し冷たい。
だから私は、碇くんの太股に、私の身体を押し付ける。
碇くんのそれを咥えている口からも、まだ硬い乳首の先からも、不必要な脂肪の二つの塊からも、碇くんの体温が
伝わってくる。
それが、たまらなく愛しい。
私と違って、代わりなどいない、ただ一人の碇くんを、私は今、感じている。
私のそこに碇くんのそれが入っているときよりも、もっと、もしかしたら感じている。


234:ごめん途中で書き込みボタン押しちゃった
09/12/12 22:22:17 xh7ROsjV
碇くんの両手が、私の頭を撫ぜてくれる。
私の、色の薄い髪を、いつも手櫛で適当にセットしているそれを、優しく、優しく撫ぜてくれる。
私は、口元に添えていない側の手を、碇くんの片手に重ねる。
碇くんの手が、それを握ってくれる。
指を、絡めてくれる。
碇くんの体温が、ここからも伝わってくる。

碇くんのそれは、すっかり元の硬さをいつのまにか取り戻していた。
私の喉の奥までが、碇くんのそれで満たされた。
浮き上がった血管の脈動までが、私の唇に、喉の肉に、伝わってきた。
少し、しょっぱい汁が、その先から出てきていた。
碇くんが、呻いた。

"綾波、このまま口の中に出してもいい?"

"……ん。"

私は、そう言いながらこくっとうなづく。
そして、碇くんのそれを舌で、口の中で弄び始める。

縫い目のようになっている部分が合わさっているところ、そこを舌の先でちろちろとつつく。
碇くんの背筋が、ビクっと震える。
……碇くん、ここ好きなのかな。

私は、碇くんのそれに吸い付いたまま、頭を揺らす。
碇くんのそれが、どんどん硬く、熱くなる。
唾液が、ますます溢れてくる。

"綾波ッ……綾波ッ……いいよ……すごい……気持ちッ……いいッ……!"

碇くんの背中が、だんだん反らされていく。
碇くんの額に、汗の玉がどんどんできていく。
その一つが、碇くんの頬から、私の顔にぽつっと落ちる。

"綾波ッ……綾波ッ……!"

碇くんの両手が、私の頭をがっしと掴む。
刹那、私の口の中に、碇くんの精が勢いよく放たれる。
びゅる、どくっ、そんな音がしそうなくらい、私の口内を、喉を、その液体が満たす。

"……ふう……綾波、また、飲んでくれる?"

"……ん。"

碇くんの、少し柔らかくなったそれが、私の唇を離れる。
私は、喉を鳴らしながら碇くんの出した液体を、飲み込む。
こうすると、碇くんは喜んでくれる。
だから、嫌じゃない。
だから、嬉しい。
ぽかぽかが、二人の心を満たすから。
碇くんが、笑ってくれるから。

碇くんは、とっても優しい顔で、私の頭をまた撫ぜてくれた。
バイクが近くを走り抜けていく音がした。

235:名無しさん@ピンキー
09/12/13 00:40:25 nZNb1GOC
これって、エロイか?オードトワレ。

236:234
09/12/13 01:30:40 kWA0kKto
ごめん、もう書かない
お目汚し失礼しました

237:名無しさん@ピンキー
09/12/13 02:19:00 j9BYwugr
こうして、またひとりのSS書きがつぶされていくのであった。

というか、人によって受け取り方違うし、俺は好きだぜ。
綾波の気持ちが伝わってきて。
そして、綾波を人形のように都合よく使っているシンジのキモチワルサが伝わってくるぜ。

まあ気が向いたらまた書いてくれや。

238:名無しさん@ピンキー
09/12/13 02:45:51 fX92gxU5
綾波ネタ久し振り?だから良いべ

239:名無しさん@ピンキー
09/12/14 05:18:03 Tgst3W0g
>>235
満足できないなら、自分で満足できるエロを書くといいとおもうよ。

240:名無しさん@ピンキー
09/12/14 23:36:05 Cf9KLaoC
誰か綾波ですんごくエロいSS書いてくれよ
俺には書けない
綾波を書こうと思ったらどうしてもエロくなくなってしまう

241:名無しさん@ピンキー
09/12/15 00:19:35 ufKDVjNR
みんなのシンジ君がシャワールームで泡まみれになりながらアスカと綾波に
サンドイッチにされてアワアワしている絵があるわけだか・・・・
アレで誰か書いて・・・

242:名無しさん@ピンキー
09/12/15 02:22:37 8g+lzbe+
>>241
これか
URLリンク(www.dotup.org)
セリフが付いてるのもみたことあるな。
レイ「? 何かあたってる・・・」
アスカ「ふふっ! ピッカピカにしてやるんだから」
みたいな内容

243:名無しさん@ピンキー
09/12/15 03:39:01 Fo+D80bf
>>241
なんじゃこりゃ、レイの表情がかわいすぎる・・・
百万回保存した

244:名無しさん@ピンキー
09/12/15 20:01:21 bcJ8uf7F
その画像で何か書けそう
元ネタは何よ?

245:名無しさん@ピンキー
09/12/15 21:15:30 q21ZXkNd
シンちゃん洗いだろ

246:名無しさん@ピンキー
09/12/15 23:28:49 ufKDVjNR
何をどうやってピカピカにするのか、具体的に惣流さんの口から
聞きたいですな。

247:名無しさん@ピンキー
09/12/15 23:46:49 s6qBnOTq
君、それは『カッピカピ』の間違いではないのかね

248:名無しさん@ピンキー
09/12/16 07:17:35 tWs3H83T
惣流なの?式波じゃないの?

249:名無しさん@ピンキー
09/12/16 07:29:44 k4tdwydT
もう何年も前のイラストだから惣流

250:名無しさん@ピンキー
09/12/16 08:05:14 VlxhdPam
そう(り)ゅうことだな。

251:名無しさん@ピンキー
09/12/16 09:30:55 tWs3H83T
貞本さんのイラストっぽく見えるけど違うよね?

252:名無しさん@ピンキー
09/12/16 10:17:05 v3Ghf3rc
これは菊丸さん
もうサイトの方は閉めちゃって、今はブログやってる筈

253:名無しさん@ピンキー
09/12/16 10:48:41 C+ny5l+W
URLリンク(www.kikuene3.sakura.ne.jp)

254:名無しさん@ピンキー
09/12/16 12:15:04 oa2WRiw8
挿入・アスカ・ラングレー

255:名無しさん@ピンキー
09/12/17 23:51:58 6E6DWoH5
>>240

キミの言う「綾波ですんごくエロいSS」がどんなのかイメージできないからなんとも。
だって、エロいと思うかどうかは人それぞれだしな。

>>綾波を書こうと思ったらどうしてもエロくなくなってしまう

なぜそうなるのか、むしろフシギ

256:名無しさん@ピンキー
09/12/18 00:27:58 YfSzQG0a
唐突だが、綾波がワキを見せてるのってエロいと思うのは俺だけ?
貞本エヴァの扉絵でロンギ槍もってプラグスーツでワキをモロ見せ
してるのあったじゃん
あれで何発か抜いた

257:名無しさん@ピンキー
09/12/19 00:18:54 2/1cVRkz
ワキ舐めたい

258:名無しさん@ピンキー
09/12/19 10:15:08 pn8wHSUy
同意!

259:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/12/20 12:36:49 UXMcdWXo
皆様お疲れさまです
さきほど、昨日までに投下された分をまとめサイトに収録いたしました
今後とも皆様のご投稿を心よりお待ちしております

260:名無しさん@ピンキー
09/12/20 14:33:49 p+ZcxoPH
>>259
いつも迅速的確なお仕事ありがとうございます
愛してます

261:ぱいぱん
09/12/20 22:06:48 258/ykIz
(163続き、遅くなってすみません。
投下していただいた方、まとめサイト管理人さん、
読んでいただいているかたがたありがとうございます。)

それはあまりにもきつすぎた。
目に力を入れるあなた。
当然のこと。
そうでもしなければ視線はあなたの意思を超えて暴走してしまうだろう。
あなたの腰にあたる柔らかい生足、そしてその太もも。
しかしながら手は出せない、見ることすらこの状況では厳しい。
まさに生き地獄。
吐息がかかる距離でミサトに手を伸ばされ触れられると
あなたはブルブルと身体を震わせた。
ミサトの手は驚くほど冷たく、驚くほど柔らかい。
ズボンの中は痛いほど膨張している。
懸命に耐えるあなたにお構いなく身体を寄せてくるミサト。
それも当然かもしれない。
あなたは外見は無害な中性的な顔立ちの中学生なのだから。

「だ、大丈夫です、大丈夫ですからっ」
懸命に距離を取るあなた。
これ以上薄布一枚を隔ててナイスバディに密着されていては
正気を保てない。
わずかな理性を振り絞るあなた。
「あら……わかった、でも、無理しないでね?」
足音が聞こえる。
ミサトは離れていったようだがあなたは後ろ向きなのでよくはわからない。

262:名無しさん@ピンキー
09/12/21 07:43:50 M+dt/RBP
おお待ってたぜ

263:マヤたんがインしました
09/12/22 00:13:56 XlEkL2vh
あーん!先輩が死んだ!
先輩よいしょ本&先輩F.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は赤木リツコだ!」のブログ書いてまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなマダオごときに殺られるなんてっ!!
カヲルと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあのおそろしく不器用な先輩が(たとえ不潔でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
先輩ぃぃ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
庵野のカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)・゚・

264:国連職員、青少年保護条例違反で逮捕
09/12/22 22:16:33 P+P56IY2
第3警視庁は22日、第3新東京市在住の国連職員(29)を青少年保護条例違反の容疑で逮捕したと発表した。
同職員は同居中の男子中学生及び女子中学生とわいせつな行為を繰り返していたことを認めており、同僚(30)は事件を受けて「彼女に男子中学生を預けた時点で危ないと思っていた。無様ね。」と述べた。

265:名無しさん@ピンキー
09/12/22 22:19:47 qGI5X6Xs
いつの間にか新作が来てた・・・だと・・・
こういう視点も新しくていいな

266:名無しさん@ピンキー
09/12/23 20:45:16 x2G+lIMJ
どうでもいいことだけど。

>>264
ネルフ職員というのは国連職員なのだろうか?
1話でミサトが国際公務員だとは言ってるが。

でも一尉、三佐という階級は、なぜか国家公務員である自衛隊の呼び方
を採用してるんだよな。
国連職員の国連軍人みたいなものなら、大尉、少佐のほうが自然だし、
それで呼んでも問題なさそうなんだが。
実際、式波アスカは一尉じゃなくて大尉じゃん。

267:名無しさん@ピンキー
09/12/23 23:23:48 pVLunREw
アスカはユーロ空軍出身だからじゃなかったっけ?
階級の表示は海外では大中小だけど日本では一二三ってなってるみたいよ

つか、ティーンズを巨大ロボに乗せて戦わせるアニメに言っても仕方ないが、年端もいかない子供を戦闘機に乗せちゃうどころか不相応な階級与えちゃうユーロってどうかと思う

268:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
09/12/24 00:45:33 W3ssQTJ7
大抵、外国の軍に入るには帰化する必要があるはずなんですが、ミサトさんにゃそんな描写無かったように思います
アメリカ軍だとグリーンカードが必要だし
私は勝手に、ミサトは国連軍に編入された旧自衛隊か、戦自からの出向だと思ってました
でも、マジメに考察すると、30歳前に佐官て昇進早すぎだろ、とかアニメに聞いちゃいけないことになるし……

式波さんは色々利権の絡みがあったのかもと想像。エヴァは最終兵器じみてるし、軍が「兵器は我々の管轄だ!」とか言ったりすれば、軍属らしく階級があるのも無くはないかなと。でもエースパイロットとか言ってますしねぇ。解らんヽ(´ー`)ノ
私的にはユーロファイターを駆る式波さんも萌えますが

269:名無しさん@ピンキー
09/12/24 03:08:23 Q7IELPyR
タイフーンは翼でかすぎて不細工だよ

270:名無しさん@ピンキー
09/12/24 10:40:43 biEszfWj
個人的には式波大尉にはダッソー・ミラージュ2000に乗って欲しい

271:名無しさん@ピンキー
09/12/24 10:57:40 Q7IELPyR
ミラージュは「ナイト・オブ・ザ・スカイ」で見たけどジェットノズル(つかエンジンか?)が1つしかなくて美に欠けてたな

ここは1つサーブグリペンで

272:名無しさん@ピンキー
09/12/24 11:15:43 biEszfWj
エア・ショーか何かでMe109に乗ったりしたらそれはそれで萌える

273:名無しさん@ピンキー
09/12/24 13:00:20 u5My5rmr
>>271
グリペンも単発じゃん。むしろラファールのかっこよさはガチだと思う。

つかエヴァ世界の国連軍艦載機はSu-33とかYak-38改だった訳だし、
アスカがロシア機に乗るのは全然ありだと思う。MiG-29 M OVTでハチャメチャな起動で飛ぶとか。
Su-34にシンジと乗って、キッチンで飯を作らせるのもアリw


274:名無しさん@ピンキー
09/12/24 15:27:12 Q7IELPyR
ごめん言い方が悪かった
単発ならグリペンのが個人的にかっこいいと思ったってことね。

でもユーロでは使われてないと思うが、やっぱりかっこいいのはFだな
エンジンも双発だし、ルックスも抜群だしなあ

275:名無しさん@ピンキー
09/12/24 20:06:14 9Y/kFGnr
そこでIDF経国号ですよ!
EVA世界の中華民国がどうなったかは知らないけど、あれは格好いい

マジレスすると、第3使徒登場のシーンとかユイの墓参りのシーンとかに出てきたあのVTOL(形式知らん)が候補に挙がらないのはおかしいと思うけどね、アスカの機体としては

ってなんでいつの間にジェット戦闘機スレになってんだw

276:名無しさん@ピンキー
09/12/24 22:09:40 Q7IELPyR
職人さん来なくなったからなー
年末までに俺が何か書くよ

277:名無しさん@ピンキー
09/12/24 22:31:26 9Y/kFGnr
機体、じゃねえ期待age

278:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:05:07 BulfvXdB
ジェット戦闘機に詳しくない俺に教えてほしい
単発と双発のメリットとデメリットはなに?

F15とかSu27とか、世代でトップランクの高級(?)戦闘機はふつう双発なので、
双発は性能重視、もし片方壊れても帰還できて信頼性も重視なんだろうなと
なんとなく思ってるんだけど

でも単発のF16とか性能軽視かというとそうは思えないし、F16がエンジン故障で
落ちる事故が頻発してるわけでもないので、信頼性も大きな問題はなさそうに
思うけど

279:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:10:37 BulfvXdB
>>あのVTOL(形式知らん)が候補に挙がらないのはおかしいと思うけどね

あれは攻撃ヘリに毛が生えた程度の、戦闘機としては2線級以下の
戦力なんじゃないの?
戦闘機パイロット憧れの機体とはとても思えない

280:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:33:59 3QIYCtyE
>>278
双発のメリット
・パワーが2倍
・信頼性が2倍(ただしエンジンの信頼性が高いとき)。1発停止しても飛べる。
・武装搭載量も多い

単発のメリット
・コストが双発の半分(イニシャルも整備も)
・信頼性が倍(エンジンの信頼性が低い場合、双発機は単発機の倍の確率で故障する)なので稼働機数が減らない
・軽量に作れるからいろいろと壊れにくい(軽いのは正義!)

双発のデメリット
・コストが高い
・エンジンの配置が悪いとロール性能が悪化するので空戦性能に問題が出る場合がある。
・重くなるからいろいろと壊れやすい

単発のデメリット
・パワーがないから搭載量も少ない
・エンジンが止まると即墜ちる
・機体が小型にならざるを得ないので近代化の余地が少ない

メリットの裏返しがデメリットになる感じでしょうか。
いずれにせよエンジンが一定の能力と信頼性がないと飛行機として成立しませんが。
(経国なんてプワパワーなエンジンしか調達できなかったからわざわざ双発にしたわけで、ふたつ合わせても単発のF-16に劣る出力しか出せない)

281:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:36:25 9Y/kFGnr
いい加減スレ違いだ
自重すれ

282:世界初の第7世代型スパコン 人工進化研究所が発表
09/12/25 21:07:29 Rc99qsoA
財団法人・人工進化研究所(神奈川県第3新東京市)は25日、第7世代型スーパーコンピュータ「MAGI(マギ)」の試作機を
報道陣に公開した。
開発チーフの赤木ナオコ上席研究員(51)の事故死により完成は大幅に遅れるとみられていたが、計画にはほとんど
狂いは生じず、当初の予定を45日過ぎたのみにとどまった。

MAGIは人工培養したヒト脳細胞をその基幹とした人格移植型OS(オペレーティング・システム)を3基搭載しており、
従来の無機CPUプロセッサを用いた第6世代型スーパーコンピュータと比べ演算速度が大幅に向上している。
新約聖書にあるキリスト生誕時に出現した東方の3博士「マギ」をその命名由来としており、3基のOSはそれぞれ
「バルタザール」「メルキオール」「カスパー」と、新約聖書にならって名づけられた。

赤木上席研究員の長女であり、開発サブチーフの赤木リツコ特別研究員(25)は、「キリストの誕生日とされるこの日に
MAGIが完成したと発表できたのは、素敵な偶然。チーフだった母は亡くなりましたが、母の心はMAGIの中にまだ
生きています。MAGIを構成する3基のコンピュータは、3人の母自身なのです。」とコメントした。

(関連記事7面)

283:スーパーコンピュータにも「萌え」 MAGIの声に人気声優起用
09/12/25 21:45:19 Rc99qsoA
財団法人人工進化研究所(神奈川県第3新東京市)は、25日報道陣に公開した第7世代型スーパーコンピュータ
「MAGI」のユーザーインターフェース用合成音声のベースに、人気声優・林原めぐみさん(42)の声を用いたと発表した。

「MAGI」はヒト脳細胞を人工培養した人格移植型OSを3基搭載した世界初の第7世代型スーパーコンピュータで、
平成19年8月施行の地理空間情報活用推進基本法に基づく統合型行政GIS(地理情報システム)用ホストとしても
活用が期待されている。
音声合成エンジンには、ヤマハ株式会社(静岡県浜松市)が既存の歌唱シミュレーションソフト「VOCALOID(ボーカロイド)
2.0」をベースにMAGI専用に開発した「VOCALOID3.0」が用いられており、MAGIの演算能力を前提とした自然なアナウンスが
実現された。

合成音声のサンプリング元となった林原さんは、1990年代の第3次声優ブームの立役者の一人とされており、
人気アニメ『名探偵コナン』の灰原哀役などで知られている。

284:名無しさん@ピンキー
09/12/26 23:39:39 Gt7a4rN7
テクノロジーの無駄遣いだな……

285:名無しさん@ピンキー
09/12/27 00:47:59 Ku1t8MSM
>>282ー283
スレ違いw
エヴァ板でやれ。
年齢設定もおかしい。

286:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/12/29 23:12:55 tb/Xz5d9
お世話になっております、まとめサイト管理人です

さて、さきほど、12/28まで投下分をまとめサイトにアップロードいたしました
更新が遅くなり大変申し訳ありませんでした
また皆様、よいお年をお過ごし下さい

287:名無しさん@ピンキー
09/12/30 00:43:46 F7ng44MT
年末年始の更新は無理ですか?

288:露出マゾ奴隷アスカ
10/01/04 01:27:05 PRHxTCRT
 人気の無い深夜の公園に駆け込んで、ジャージ姿の少女―アスカは膝に手を突いて
息を継いだ。家からずっと走って来たので、胸が苦しい。
 息が整うとアスカは、周囲を見渡して公園内に人影が無いことを確認してから、ジャー
ジを上下とも脱いでベンチに置いた。その下には下着すら身に付けられておらず、完全
な裸の状態になる。
「ふふっ」
 興奮から、自然と笑みが漏れた。
 公園内を裸で走り回り、ブランコに乗り、ジャングルジムに登り、鉄棒をする。この
露出行為が、もう何度目かになるアスカのストレス発散法だった。
 誰しもを一目で魅了する容姿と、常に学年トップの成績、さらにスポーツも万能。性
格が少々高飛車なのも愛嬌の内―だと思う。非の打ちどころの無い完璧。
 それには、もちろん誇りを持っている。けれど隙を見せられないというのは、やっぱ
り辛い。
(あたしは完璧なんかじゃない……)
 少なくとも今、公園内を素っ裸で闊歩している少女は、完璧とは程遠い。
 ひとしきり遊具で遊び終え高揚感に満たされたアスカは、公園の中央に立つ外灯の下
に立ち手淫を始めた。
(ただの変態だわ……外で裸になって……オナニーしてるなんて……)
 体が、心が解放されていくのを感じる。何一つ繕わず、全てを曝け出しているのだか
ら当然だろう。
 気持ちを昂らせたアスカは想像する。この言い訳の余地の無い痴態を、目撃されるこ
とを。
 へんぴな場所にある為、昼間でさえほとんど利用者のいない小さな公園である。丑三
つ時の今、人が訪れる可能性はまずない。だからこそ、露出の場に選んだのだ。
 それでも絶対に安全な訳ではない。それを想像する。
(こんな姿だれかに見られたら……お終いだわ……)
 目の前に架空の目撃者を置くことで、快感が一気に押し上げられる。こうして絶頂を
迎えるのが、彼女のお決まりだった。
(あぁ、見られる。見られちゃうっ) 
 今まさに頂点に達しようとした刹那、
「え!?」
 近づいてくる足音に、アスカの熱は瞬時に冷えさせられた。もうかなり近い。行為に
夢中になり過ぎて気付くのが遅くなってしまった。
 逃げ出す間もなく、すぐに目の前に人影が現れた。

289:名無しさん@ピンキー
10/01/04 22:47:35 z7SAqhJ3
おお!GJです!
アスカの野外露出ものは少ないから、こういったシチュエーションは嬉しいな。
早く続きが読みたいです。

290:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/01/05 16:56:40 Q6nKPvhG
職人の皆様お疲れさまです
また巡回の皆様もお疲れさまです
今年も宜しくお願いいたします

当方本日まで正月休みをいただいて帰省しておりました
前回更新時より追加分につきましては可及的速やかにまとめサイトにアップロードいたしますので宜しくお願いいたします

291:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/01/05 17:34:26 Q6nKPvhG
お待たせいたしました
昨日投下分までをアップロードいたしました

皆様からの今後の御投稿につきましても、お待ちしております

292:名無しさん@ピンキー
10/01/05 19:41:03 x+It9Zwb
>>290
いつもありがとうございます!お疲れ様でした


293:名無しさん@ピンキー
10/01/06 17:34:17 tD3qAGGz
>>288さん、続きはまだですか?

294:288
10/01/07 03:39:31 kn1BrJAM
う~ん、せっかく期待して下さる方がいるみたいなのでリサーチを

現れたのは同級生のムサシ(ほぼオリキャラ)で、裸を写メられて奴隷化させられるのと

現れたのはやはり露出オナニーに来たシンジで、一緒に露出するようになるのどっちがいいですかね?

もしくは他の案でも

295:名無しさん@ピンキー
10/01/07 03:45:42 g1Ng0/Ki
公式同人よりはやはり本編のキャラの方が良いのでシンジに一票

296:名無しさん@ピンキー
10/01/07 10:28:26 rAvsMsqu
ある程度の金を持っていて、クルマを運転する大人のほうが話が広がるのでは?
ネルフの名も無き職員とか、アスカたちの学校の教師、同じマンションの住民とか、
接点はあるけども日常での接触はほとんど無いような人物が良い。

297:名無しさん@ピンキー
10/01/07 21:11:00 7OYe6qY9
>>ネルフの名も無き職員とか、アスカたちの学校の教師、同じマンションの住民とか、
>>接点はあるけども日常での接触はほとんど無いような人物が良い

なるほど
この露出狂アスカにしてみれば、シンジよりそういう相手のほうが衝撃が大きいと言えるな

しかし本編の設定にとことんこだわるなら、あのマンションに住んでるのはミサトだけで
ほかの住民は居ないって事だった気がする
3話でシンジがゴミ捨てる場面も、ゴミ袋がほとんどなかったんじゃないっけ?

298:名無しさん@ピンキー
10/01/07 21:25:24 zcrrBQc8
しかし本編の設定にとことんこだわるなら、あのマンションに住んでるのはミサトだけで
ほかの住民は居ないって事だった気がする

マジ?

299:名無しさん@ピンキー
10/01/07 22:56:48 hOF4pN3W
マジ
マンションの遠景のどの場面もミサトの部屋以外は電気点いてない

300:名無しさん@ピンキー
10/01/08 00:31:07 i8YoWsUz
そりゃ寂しいな・・・

301:288
10/01/08 02:27:46 DNonIwTW
やっぱり、攻め手も分かるキャラの方がいいでよね~
設定は、ネルフの監視や警護のこと考えると露出するのむずくなるので、学園で考えてたのですが

取り合えずムサシで導入だけ書けたので落とします
んで、需要がないようなら別の書こうと思います

302:288
10/01/08 02:28:11 DNonIwTW
 咄嗟に、手で胸と股間を隠す。
「アスカ……?」
 彼女の姿を見て目を丸くしたのは、面識のある少年だった。クラスは違うが同級生のムサシだ。会話もろくにしたことがないが粗野な感じがして、いい印象がない。
 ムサシは呆気から立ち直ると、ニヤリと笑みを浮かべて持っていた携帯をアスカに向
けた。
 カシャリと音がして、アスカの生まれたままの姿が携帯の中に記憶される。
「ちょ、なにしてんのよ、あんた!」
 アスカは、焦って叫んだ。すぐにでも携帯を引っ手繰りたいが、裸のままでは動けない。
「こんな特ダネ、撮らねえ手はねえだろ。学校一のアイドル、アスカ様が露出狂の変態
女だったなんてな」
 二度、三度と、シャッター音が深夜の公園に響く。
「やめなさいよ! やめて……お願いだから、撮らないで……」
 制止の声は段々と弱弱しくなり、最後には涙混じりになってしまう。が、ムサシはそ
んなアスカを無視して、画像を撮り続ける。
(ああっ、こんなことになるなんて……おしまい…もう、おしまいだわ……)
 目の前が真っ暗になって、アスカはその場に尻もちを突くように座り込んだ。
「さあて、どうすっかなこれ? 取り合えず、印刷して学校に持ってけば、いくらでも
金出すやつがいるよな」
 満足するまで撮り終えたらしいムサシが、戦慄するほど恐ろしいことを言う。
「じょ、冗談でしょ? そんなこと、しないわよね?」
「どうすっかな~」
「お願いだから、このことは黙ってて。あたしにできることだったら、何でもするから。お願い、お願いします!
 必死で懇願をする。こんなに深く頭を下げたのは、生まれて初めてだ。
「なんでもねぇ」
 ムサシは、しばしアスカを舐め回すように見下ろしてから、
「そうだな、アスカが俺の奴隷になってくれるなら、黙っててやってもいいぜ」
「ど、奴隷!?」
 どぎつい言葉が出て、思わず反芻してしまう。
「そう、俺の命令にはどんなことでも絶対服従する奴隷だ」

303:288
10/01/08 02:28:31 DNonIwTW
「そんなこと……」
 できる訳がない。しかし、受け入れなければ―
「嫌ならいいんだぜ。驚くだろうなぁ、みんな。まさか、あのアスカがねってよ」
 自分が露出狂だと知れ渡ったら、周囲の人間はどう反応するだろう。両親は間違いな
く深く悲しむだろう。友達からは距離を置かれ、学校中の生徒から白い目で見られ、後
ろ指を指され、噂される。
(シンジは―)
 幼馴染の少年の顔を思い浮かべると、それ以上想像できなかった。とにかく絶対に知
られたくないと、強く思った。
「なる、なるわ。あんたの奴隷になるから、このことは秘密にして」
「いいぜ、俺とアスカ、ふたりだけの秘密にしてやるよ。ただし、言い方が少し気にい
らねえな」
「え、じゃあ、どう言えばいいのよ……」
「分からねえのか? 奴隷なんだから、当然土下座だろ。で、露出狂のアスカをどうか
ご主人様の奴隷にして下さい、お願い致しますって言うんだよ」
 そんな屈辱的な言葉、一生口にすることはないと思っていた。けれど、もう後には引
けない。
 アスカは、足を正しその場で土下座した。
「ろ、露出狂のアスカを、どうかご主人様の、ど、奴隷にして下さい、お願いしま
す……」
 野外で、裸で、地面の上で、土下座する。頭が沸騰しそうだった。
「うっ!」
 不意に頭を押さえつけられて、口の中に砂が入ってしまう。ムサシの足が、土足で乗
せられている。
「はは、いい気分だぜ。あのアスカが、素っ裸で土下座してるんだからな」
 ムサシは高笑いした。足を掴んでひっくり返して、顔面を元が分からなくなるまで殴
りつけてやりたい。抗いがたい衝動を、秘密の為、秘密の為と繰り返し、なだめる。
「いいか、おまえは今日から、露出マゾ奴隷のアスカだ。これからたっぷり奴隷の躾を
してやるからな、楽しみにしろよ」
 羞恥と怒りと後悔と不安と、様々な感情で前進が満たされ、秘所から愛液が溢れてい
ることにアスカは気付かなかった。

304:名無しさん@ピンキー
10/01/08 11:31:06 hXD9MECY
>>288
GJ、なんか続きの展開にwktk

けど写真撮って脅迫ならケンスケでもいいのでは?
とか思ったが…
冷静に考えるとダメだ、調教「できる」タマじゃないし、何よりその場でボコられて終わるw

とりあえず、ムサシは戦自がらみの子(でしたよね?)だから相応に「使える」でしょうしw


305:名無しさん@ピンキー
10/01/08 22:41:41 06ELDysl
やはりアスカの野外露出ものはいいですね。
本当にGJです。続きを楽しみにしています。

ちなみに、こんなシチュはどうでしょうか?

授業中にまずムサシが仮病で教室を抜け出す。
次にアスカも仮病で教室を抜け出し、ムサシと合流。
ムサシはアスカを4階の男子トイレに連れ込むと、アスカに全裸になる様に命令。
命令に従い、アスカは全裸になり、制服と下着を紙袋に入れる。
ムサシは紙袋を受け取ると、服を返して欲しかったら、外の体育館の裏にまで誰にも見つからずに取りに来る様に命令。
授業中とは言え、誰にも見つからずにアスカは服を受け取ることが出来るのか。

以上です。

306:名無しさん@ピンキー
10/01/09 19:33:17 gJ4IyuV4
続きマダー?

307:本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー
10/01/09 23:58:31 6P+Bhpj0

アスカの唯一の親友であるヒカリが、痴漢の被害にあった。
朝、学校でのヒカリの様子がおかしいのでアスカが聞いてみた所、昨日の休日に電車内でお尻を揉まれたらしいのだ。

(許せない!)

(必ず痴漢をアタシが取っ捕まえてやる!ヒカリ。必ずアタシが復讐してあげるからね)

次の日、アスカはヒカリが痴漢にあった車両に乗って痴漢が現れるのを待っていた。
アスカが電車に乗って、しばらくするとお尻の辺りモゾモゾとしだした。

(間違いない!痴漢だ!)

アスカは手首を掴み、お尻を触っていた男に向きを変えると、睨みつけた。

「この痴漢!変態!女の敵!次の駅に着いたら、このまま警察に突き出してやる!」

アスカに手首を掴まれた男は、不敵な笑みを浮かべていた。

「馬鹿なパツキン女だな。今日は平日だぜ。しかも車両は男性専用車両。それに今日は俺達痴漢師が女を嬲る月に一度のイベントの日なの」

(しまった!)

アスカは漢字を読むのが苦手な為、そんなことも知らずに乗ってしまったのだ。

「日本語、読めねえのかよ」
「アタシ、漢字はあんまり・・・」

スキンヘッドで痩せている男が、このリーダーらしき男に問いかけた。

「本田さん。どうしやす?」
「しょうがねえなあ。他にめぼしい女もいねえし。今日はこの生意気なパツキン女で我慢するか」
「へい」

アスカはあっという間に、周りの男達に腕と足を押さえられ、身動きが取れなくなってしまった。

「放せっ!このバカッ!放せっ!」

アスカは叫びながら、手足を動かそうともがいたが、しっかり身体を押さえられているため、ほとんど動かなかった。

「うるさいパツキン女だな。オイ政!この女を黙らせろ!」
「わかりやした」

スキンヘッドの男がアスカの口の中に、ギャグボールのをはめ込んだ。

「フゥーッ!フゥーウッ!」

アスカは叫ぼうとしたが、息が吐き出されるだけで、声は出なかった。
アスカは口が閉じられず、よだれを垂らしていた。

「これでうるさい口も静かになったな」
「次はどうしやす?」
「この女は自分が悪いのに俺様を変態扱いしやがったからな。徹底的に凌辱するか」


308:本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー
10/01/10 00:00:24 6P+Bhpj0

アスカは男達の会話を聞くと、顔から血の気が引いていった。

(コイツら、いったい何をする気なの?)

「オイ、秀!」
「はい。何ですか」

眼鏡を掛けたデブの男がアスカの前にやって来た。

「まずこの女の着ている制服を、切り刻んでやれ」
「はい。任せてください」

秀は返事をすると、紙袋からハサミを取り出した。

「こんなにかわいい女の子の制服が僕の物になるなんて、感激だなあ」

(まさか…ウソでしょう……)

秀はアスカの正面にしゃがみ込むと、スカートの裾にハサミを入れた。

ジョキ、ジョキ、ジョキ・・・

秀はスカートの裾から腰に向かって、切り刻み始めた。
最後までハサミを入れ、秀はアスカからスカートを剥ぎ取った。

「外人JCのスカートゲットだぜ!」

秀は興奮した様子でそう叫ぶと、紙袋にスカートを入れた。

(このデブ!何てことすんのよ!)

アスカが下半身に身に着けている物は、ショーツと靴下と靴だけになってしまった。
アスカは恥ずかしさより、怒りで顔が真っ赤になった。
秀はアスカのショーツを、意外そうな目で見ていた。

「白のショーツですか。外人さんも結構普通だなあ」
「秀、いつもながら見事な仕事ぶりだな」
「まだまだこれからですよ」

秀はアスカの後ろに回り込み、その場にしゃがむと、ブレザーとカッターシャツを一緒に裾から襟にかけて切り刻み始めた。

ジョキ、ジョキ、ジョキ・・・

秀はアスカの髪とブラを切らないように気をつけながら、襟までハサミを入れた。

「政さん。ブレザーとシャツのボタンを外してくれますか?」
「任せるでやんす」

政はボタンを外し始めた。

プチ、プチ、プチ・・・

「外したでやんす」

秀は紙袋からデジカメを取り出した。



309:本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー
10/01/10 00:04:42 CPPcSN1m
すいません。今の所、以上です。
続きは需要があれば投下します。

310:名無しさん@ピンキー
10/01/10 21:51:29 LrM3i9vY
>>309
なかなかいい感じですよ
ところで、こいつらはヲタというかニートっぽい感じなんですか?
北斗の拳に出てくるようなヤンキーみたいな連中ですか?

それと、式波アスカなんで、新劇場版の世界での話だと思うんですけど、
惣流でなくて式波にした理由は何ですか?
式波アスカだと大尉なんで、りっぱな上級軍人なんですけど

311:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/01/10 23:14:12 FoSRaz/m
皆様お疲れさまです
昨日投下分までをアップロードいたしました
今後とも皆様の御投稿をお待ちしております

312:本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー
10/01/10 23:31:42 CPPcSN1m
>>310さん、実は前に駆け引きを投下していた者です。
本田勝彦はインター〇ートの悪戯に出てくるキャラです。
秀と政の名前については、必殺仕事人から拝借しました。
二人共、痴漢軍団のリーダーである本田の部下です。
秀はデブで眼鏡を掛けており、萌え系のイラストがプリントしてあるTシャツを着ている、典型的なオタニートです。
(ちなみに必殺技は、切り裂きとデジカメによる撮影)

政はスキンヘッドでガリのチンピラです。
(必殺技は秘密)

惣流ではなく式波にした理由は、前に投下していた駆け引きの番外編だからです。
続きが出来次第投下します。
それではまた。


313:名無しさん@ピンキー
10/01/11 00:08:31 Wn8qo20k
>>312
説明ありがとうございます
インター〇ートの悪戯という作品のことは知らないんですが、キャラには元ネタがあったんですね

駆け引きというのは前に投下されたSSタイトルか何かだと思いますが、ごめんなさい
まだ読んでいません

軍人なのに式波が痴漢の良いようにされてるって、何か伏線があるのかなと
思って聞いてみました

314:名無しさん@ピンキー
10/01/17 23:00:23 /j7oM4ZR
続き待ち

315:名無しさん@ピンキー
10/01/24 18:07:03 xa7Yfq9M
続き待ち


316:名無しさん@ピンキー
10/01/27 22:21:40 0xos2v6i
携帯規制解除キター(゚∀゚)ー!!




誰かNTR書いてくれ



317:名無しさん@ピンキー
10/01/28 23:19:13 A9SkX+6R
エヴァンジェルで頼んだ方が早くね?

318:名無しさん@ピンキー
10/01/29 04:13:45 r3hf1fvm
懐かしage

319:名無しさん@ピンキー
10/01/29 19:56:31 6Csvygbc
頼んだら書いてくれんのかな?

320:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/02 12:30:34 kMuDMszv
どんなのがいい?

321:名無しさん@ピンキー
10/02/02 19:34:25 LLx//E7z
マリシンジ

322:名無しさん@ピンキー
10/02/03 02:52:25 +LB7cR+N
チルドレンの精神安定のために、ネルフの大人たちが交代でチルドレンとセックス。
シンジとのセックスに嵌まって、シンジに慕われているミサトに嫉妬するリツコ。

323:名無しさん@ピンキー
10/02/04 11:12:45 tBmCWOaY
加持よりゲンドウとのセックスにのめり込むアスカとか

324:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/04 12:41:17 Av77LTfZ
マリに寝とられるアスカを妄想
シンジが寝とられるのもアリかも

あ、近々リハビリ作投下していいですか?
規制掛ったら無理になるかもしれませんが

325:名無しさん@ピンキー
10/02/04 15:23:36 ALDP5ANm
加持の細やかなテクニックに溺れていたのに、何の理屈もいらないゲンドウの存在感の明らかなモノを受け入れた瞬間、
アスカの脳はスパークして今までの男に関する価値観が吹っ飛んでしまい、ただ牝として巨大なモノを求めてゲンドウに
ひれ伏し従った。

326:名無しさん@ピンキー
10/02/04 22:02:35 tBmCWOaY
ゲンドウとのセックスは正直苦痛だった。シンジのいまだ発達途上のものを
受け入れた時、リツコは初めて悟った。自分のそこは狭かったのだ、と。
その豊かな躯からは想像も付かなかったが、リツコのそこは少女のように
密やかで可憐だった。少年のそれを受け入れた時、少女の花弁は花開き、
甘い蜜を分泌し、リツコは初めての悦びに震えた。

327:名無しさん@ピンキー
10/02/04 23:30:15 POMD7DdW
お、続き待ってます!

328:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/10 08:02:27 oCjxA6Hg
なんか、朝っぱらから投下ってダメ人間っぽいな……けど投下します



慈悲から見放された世界に深々と雪が降り積もっていた。
信州の山々の頭には白い冠を戴き、北から訪れた雪雲と寒波を第二東京の上空に停滞させ、大雪を齎している。
枯れた木々は枝に白い花を咲かせ、次の芽吹きを待つ小さな生き物たちは雪の中に。
陽の光も、厚い雲に閉ざされ、今日は幾筋も見えない。

市内の高校は深い雪に覆われていた。五十メートルプールは凍てつき、グラウンドは冬季のみの凍土へと変わっている。窓は結露し、その内の幾枚かには落書きと思しき筋が描かれ、しかしその殆んどは滴下した水滴の筋により崩壊している。
静かな校舎内。体育館から時折聞こえるシューズの擦過音と教師の声が校舎に響いている。

「んふ、ん、くふ、んぁ、んんぅ……。」
吐息と水音。
絡み合う舌。まさしく蛇の交尾のように、二人の舌が互いを愛撫する。唾液のカクテルをすすり、互いの唇を甘噛みあい、あまつさえ手は互いの体をまさぐっている。
スクールセーターの上からでもはっきりと豊満だと解ってしまう乳房が持ち上げられ、女は呼気を乱してキスの合間に酷く喘ぐ。セーター越しの乳首を親指で苛められる。
「あうっ、きゃ……。」
可愛らしい鳴き声だったが、プライドの高い彼女は口を噤み、そして男は舌でその口をこじ開けて、さっきまで優しげな愛撫だったのに、急に乱暴な舌使いで女の口腔が蹂躙される。
「えふ、あふ……ふぁ。」


329:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/10 08:05:27 oCjxA6Hg
力尽きた様に女の体が崩れる。しかし唇は触れたまま、舌と唇が繋がっている。
「ふあぁん……。」
フローリングの床にぺたりと座ってしまった女は、積極的に男の舌を受け入れ始める。
セーター、ブラウスの中に男の手が侵入する。衣服の中をまさぐり、シルク地のブラの上からたゆたゆと胸を持て遊ぶと、彼女は立たぬ脚を叱咤し、それでも立つのに失敗して完全に男の手の中に捉えられてしまった。交互に乳頭、胸全体を弄られ、彼女はビクビクと体を顫わせた。
「んふぁ、あはぁ……。」
見れば、女の眉根は弛み、眼は恍惚の領域に脚を踏み入れている。
男の指が女のスカートに掛り、ホックを外す。緩んだ所から指が侵入する。
女は息も絶え絶えにコクリと頷き、微笑みを浮かべた。
男の指が女のショーツを撫でると、クロッチの底に溜っていた蜜がまるで粗相をしてしまったかのように、繊維を越えて内腿に零れ出る。
「あっ。」
女が悲鳴を上げ、思わず手を伸ばしかけたが、見上げる男の子犬を彷彿とさせる哀しげな瞳に気付き、手を止める。
「ね?」
「……ばか。」
そう、仕方がないのだ。この年頃の男の子の、性的好奇心を抑える事など出来ず、それを治められるのは女の子のスカートの中にある秘めるべき場所しかないのだから。



とりあえず触りだけ
需要あるかわかりませんが
属性はLAS
普通にH
です

330:名無しさん@ピンキー
10/02/10 10:55:29 tdZ1clq3
久々のLAS!
待ってた

331:名無しさん@ピンキー
10/02/10 10:56:44 UGKNPXc6
LASだぁぁ!!!
いいねいいね、GJ!

332:名無しさん@ピンキー
10/02/10 15:44:09 TFT5UAB7
>>328
LAS大好き!ありがとう!楽しみにまってます!

333:名無しさん@ピンキー
10/02/10 19:17:59 6jb+fxqv
いいねえ



続きマダー?

334:名無しさん@ピンキー
10/02/10 23:14:39 q2AhQPJp
>>326の続きも待ってます。

335:名無しさん@ピンキー
10/02/11 22:30:25 7O+aB1da
LAS久しぶりいい!可愛いアスカとシンジ待ってます

336:名無しさん@ピンキー
10/02/12 08:21:53 SRSdElU3
ア○カのエロgif発見
URLリンク(111111111111111111.blog76.fc2.com)

337:名無しさん@ピンキー
10/02/13 05:12:09 VqiwgMUm
久々のLAS最高続きまってます

338:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/02/13 19:53:58 kCsoEE/X
ご無沙汰しております、まとめサイト管理人です。
本日、2/12投下分までまとめサイトにアップロードいたしました。
今後とも皆様の御投稿をお待ちしております。
「破」のDVD/BD発売で再びこのスレが活気付くことを祈ります。

PC用:
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

携帯用:
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

339:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/02/13 19:56:06 kCsoEE/X
皆様御無沙汰しております
本日、昨日までに投下された分をまとめサイトにUPしました
御確認願います

PC用:
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)<)

さて、『破』DVD/BD発売日が公表されましたね
発売後に再びこのスレの活気が戻ることをお祈りいたします

340:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/02/13 19:56:40 kCsoEE/X
二重書き込み失礼致しました

341:名無しさん@ピンキー
10/02/14 01:42:13 pXqWXZMZ
>>339
お疲れさまです。
ありがとう。

342:名無しさん@ピンキー
10/02/14 01:42:50 29xGStRf
管理人さん、お疲れ様。
GJです!

343:Capsule
10/02/17 00:20:19 +xqHklK4
仕事上がりの冬月は、人目がないのを確認すると、その薬局のドアをくぐった。
現金と引換えに店員からいつものカプセルの入ったシートを受け取ると、冬月は路地を抜け、再び第3歌舞伎町の雑踏へと足を踏み入れた。

この薬、黄色と赤のけばけばしいカプセルなしでは、もういられなかった。
既に雄の機能を失ったかに見えていた自分がすっかり若返ったような感覚に、これを飲む度に冬月は酔った。
こんなに猛々しく自らのモノがそそり立つとは、半年前の自分には想像もつかなかっただろう。
あの無表情なレイ、最初は碇の留守に無理矢理手込めにしたレイが、あんな牝の顔で自ら自分のそれを懇願するようになるとは、思いもよらなかっただろう。

次は伊吹二尉あたりにしようか、いや、葛城三佐のあの肉体も魅力的だ。
葛城三佐が本部内で加持くんと逢瀬を重ねていることは、既にわかっている。
証拠写真をチラつかせて脅そうか、いや、それとも老人の昔話に付き合わせる振りでもして、LEONで読んだ口説きの手口を試してみようか。

彼女のあの肉体を自由にする想像を巡らせる度に、冬月はまるで十代の若者のように高ぶった。
冬月はペットボトルの水で、カプセルをまた飲み下した。

344:名無しさん@ピンキー
10/02/17 23:56:07 Gt6DS1up
続き期待

345:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:13:19 feD/Sg7W
続き




「ふあぁん、やあん、アアンッ。」
閑静な図書室に、艶やかな嬌声が響く。
室内には、大きな本棚が何台も設置され、整然と本が並び、閲覧スペースとして長テーブルと椅子が置かれ
ている。その長テーブルの上には、群青色のスカート、シルク地のショーツ、髪をまとめるイエローのリボ
ン、几帳面に畳まれた男子高校生のブレザーが置かれている。カーテンが締められ、電気もついていないか
ら室内は薄暗く、その灰色の闇の中で、汗でぬらぬらと光るコーカソイドの白い体がシンジの体にまとわりついている。
床の水溜まり。大人の掌ほどに広がったそれは、長テーブルの上に仰向けになっている男―シンジ―と、
彼の上で腰を振る女―アスカ―の体液が混じりあった、淫美なカクテルだった。
結合部はじゅぷじゅぷと泡立ち、アスカの口許からは唾液が一筋溢れ、シンジを見つめる眼は悦びとも苦痛とも取れる形に歪んでいる。
「アスカ、アスカ……。」
うわ言のようにシンジはアスカを呼び、アスカはそれに応えるようにシンジの額、首筋、頬に唇を寄せ、溶けてしまいそうなほどに腰を振りたくった。
「あっいぃ! ああん、あん、ふぁあんっ!」
ぶるぶるっ、と小刻に顫動し、アスカは声を上げる。それと同時に瞳は澱み、シンジを咥え込んでいた肉筒はきゅうっと蠕動し、更に奥に迎えようとする。
だが、まだシンジは満足していない。放出していないのだ。
シンジはアスカと繋がったまま、腰を抱え上げ、椅子に座り直し、彼女を自らに跨らせる。いわゆる対面座位の形である。



346:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:14:19 feD/Sg7W
シンジが支えていた手の力を抜くとアスカの体は重力に従って下へと降り、ずぶずぶとシンジのものを迎え入れていく。全て入ってしまうと、ずぷぅと空気の押し出される音と共に二人の間から、混合液が床に零れた。
シンジが腰を動かしてみれば、アスカの体は前後にゆらゆらと揺すられ、頭は座らない。
あまつさえ「んふぅ、ふぅ、んはぁ、あはぁ。」と酷く幸せそうに声を漏らしている。
そして青い瞳からは光が消え、虚ろな霞がかかっている。
「はぁ、いくよ、アスカっ、ねぇっ!」
眉根をくねっと歪ませ、何かを堪えるような表情をしていたシンジが声を上げる。
「あふぅ、はぁ、あぁきてぇ、しんじぃ、出してぇ……。」
もう満たされ尽したアスカは、ピンク色に溶けた声でシンジを求め、彼の唇に吸い付いた。ちゅうっと舌を絡ませた瞬間、シンジの欲望が吐き出される。彼の体がピクッピクッと痙攣したように震えた。
「ん、くふぅ、ぁああっ!」
シンジと舌を絡ませながらアスカは喘ぎ、自らのコップに満たされた彼の気持ちに、快感を破裂させたのだった。




347:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:15:41 feD/Sg7W




シンジが床の水溜まりをティッシュペーパーで拭き取り終え、学生服に入れておいたビニール袋に、丸めたそれを仕舞う。
その間に体を取り敢えず綺麗に整え、情事の痕跡を消し、制服を着込み身支度を整えていたアスカは、キッと鋭い視線をシンジに打つけた。
「このバカ。ペッティングだけだって言ったじゃない。それなのに、こんなにしちゃって……。」
アスカが体を掻き抱き、視線を床に遣る。
高校に入り、十七歳を越した頃から急に女らしくなり始めた肢体。それまで体に付いていたしなやかな筋肉の代わりに、白雪のようなほどよい脂肪がうっすらと乗った。その腰回りや太腿、成長を始めた大きな胸の膨らみが強調される。
制服の上からも解る―言い方が悪いが―売女でも通用しそうな豊かな体。
事実、今の交合でもアスカは烈しく乱れていた。それだけ見れば、その筋でも通用しそうな乱れ方である―実際はシンジに対してのみであるか―。
「……あの、ごめん。我慢、できなくて……。」
ブレザーを乱したまま、シンジは申し訳無さそうに俯く。
最初は、熱る体を持て甘した二人が授業をサボるついでに、図書室で束の間の交歓を楽しもうとしただけだったのだ。その内に欲望を抑えきれなくなるのは必然とも言える。
シンジを責められはしないだろう。


348:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:16:31 feD/Sg7W
ふぅと嘆息したアスカはふと赤いベルトのスマートな腕時計を見遣る。ちょうど、いま出ていけば、教室に着く頃には五時限目と六時限目の休み時間に当たる筈だ。
「もういいわ。行きましょ。ただし今日のディナーはハンバーグじゃなきゃ嫌よ?」
「うん、解ってるよ。和風でいい?」
人差し指を立てて教師然と言うアスカに、シンジはニコリと笑った。
「大根おろしたっぷりね。」

交わりの痕跡を消した二人は別々に部屋を出て、各々の教室に足を向ける。
アスカとシンジのクラスが別々であったのは二人にとって幸運だった。
―表向きは―留学している金髪の美人生徒と、冴えない風貌をした男子生徒が同棲まがいの同居をしているなどという事実は、どうあっても隠さねばならないものだった。
その点においていえば、二人が別々のクラスということは、授業を抜け出してよろしくやるのに都合が良かったのである。別々のクラスならば、同じ時刻に抜け出したとしても簡単に結び付かないからだ。




349:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:22:33 feD/Sg7W
第二回投下終了
もうすぐ春なのに冬モノとかどんだけ怠惰なのかと自問自答
まあ、まだ寒いし雪も残ってるから格好はつくか(出来れば庭一面に積もってる時分に投下したかったけど)
短いし描写薄ながらも、読んでくれる人いれば嬉しいです
続きは近いうちに投下出来ればいいなぁ

350:Capsule 2
10/02/18 23:42:23 d96yOuNE
二人はベッドで、獣になっていた。
冬月は興奮の一方、信じられない気持ちで一杯だった。

一時は朝立ちもしなくなっていた自分のそれが今、葛城三佐のそこを深く貫いている。
コツコツと、自らの腰の動きに合わせ葛城三佐の子宮口を叩くそれは、まるで中に骨でもあるように、避妊具がキツく感じる程に、堅く大きくなっている。
組み敷いた葛城三佐の柔らかな双球が、激しく揺れる。

汗が額から滴り落ちる。
心臓が、限界はまだだとばかりに激しく脈打つ。
まるで生娘のような、快感にうち震える葛城三佐の声が、一層嗜虐心を刺激する。

手の甲の染みは、皺くちゃな皮膚は、間違いなく自分が老人と呼ばれる歳なのを示しているのに。
自らの茂みに混ざった白いものは、男としての終わりを意味しているはずなのに。

そのぷるんとした唇に引き寄せられるように、冬月は自らの唇を重ねた。
二人の舌が、自分のそれと絡み合う。
葛城三佐のフルーティーな唾液が、口内に入ってくる。
くちゅくちゅと、上下両方の接合部から音が漏れる。

もう限界だった。
背筋を、電流が流れそうになっていた。
冬月は自らの欲望の滴を、盛大に避妊具の中にぶちまけた。
葛城三佐が、軽く呻いた。

351:名無しさん@ピンキー
10/02/19 03:40:52 ugVuOPl0
>>349
おつです。さらりとえろくてこれからの続きが気になります。GJ!

352:名無しさん@ピンキー
10/02/23 17:15:45 Eiwn2BtN
>>349
GJ!描写が細かくてラブラブエロエロw

353:二人のアスカ
10/02/24 00:26:35 djKyL9q7
エロパロ1本投下します。エヴァ板だと描写が禁則に抵触するのでこちらに投稿

ジャンルはLSS(love 式波×惣流)
・Wアスカのレズものです。惣流アスカのいるTV版の世界をベースに、4thチルドレンが新劇の式波アスカだったらという話
・完結済み。誤差がなければ全23レス。濡れ場は9レス目からと長いので、

NGワード 二人のアスカ

・時系列的には第拾七話あたり。一旦惣流のシンクロ率がシンジに抜かれ、愛憎が増し始めるころです
・式波が惣流の「隠し子の双子」というのは宮村優子さんが式波のスタンスを例えたものです

354:二人のアスカ
10/02/24 00:27:45 djKyL9q7
「あの女」がアスカの前に現れたのは、使徒の襲来と同じようにあまりに唐突だった。
そしてあの女が来てから、すべてが狂いだしたのだった。

          ※           ※            ※

相模湾沖に第13使徒発見の報を受け、三機のエヴァンゲリオンと共に現地に向かったシンジとレイとアスカを
迎えたのは、既に使徒殲滅を終え勝ち誇るもう一機の赤いエヴァだった。

「ちょっと、どうなってんの、これ!? なんで私の弐号機が二つもあるのよ? 誰が乗ってるの!」
エヴァから降りた三人のチルドレンは、相模第1路線を移動する赤いエヴァンゲリオンの元に集まっていた。

「こっちの弐号機、角がついてるね。作戦ももう終了しちゃったみたいだし」
シンジは見知らぬ赤いエヴァと、その向うの青い空にそびえ立つ巨大な2本のポールを見上げた。
全高1000メートルにも及ばんとする傾いだ柱は、殲滅された振り子時計のような第13使徒の「脚」の部分だった。
柱の上空を哨戒機がいくつか旋回し、綾波も無言でその様を見つめている。

「違うのは外装だけじゃないわ」
赤いプラグスーツ姿の少女が、もう一つの弐号機に仁王立ちして声を張り上げた。
逆光を背負い、金髪を風になびかせて。
「あんたたちの弐号機は所詮量産型の露払いに過ぎないマスプロダクションモデル。
でもこの2号機は違う、闘争に特化してリミッターの人為的な解除も可能な、
特別なエヴァンゲリオンなのよ。世界でただ一機のね」

「ええっ、アスカが二人?!」シンジは傍らに立つアスカと、エヴァの上のもう一人のアスカを見比べた。
「…みんな、紹介するわ。彼女がユーロ空軍所属、そして今日から一緒に闘うフォースチルドレン―
式波・アスカ・ラングレー大尉よ」
ミサトに紹介された少女はふん、と鼻をならすと、そのまま高みから
自分と同じなりかたちの惣流・アスカ・ラングレーをにらみつけた。

355:二人のアスカ
10/02/24 00:29:03 djKyL9q7
今まで、惣流は相手よりも高い位置から初対面の挨拶をするのが常であった。誰よりも優秀な成績を上げ続け、
自己を喧伝することによりバランスを保つという、彼女の脆さと裏表の強さがそうした態度を取らせていた。
ゆえに二人のアスカの出会いとしてこれは最悪だった。
式波が上、惣流が下。
二人のアスカがぶつけ合っていた視線は、2号機が橋を通り過ぎて隠れることによって途切れた。

「ミサト、これはどういうこと。説明して」式波が視界から外れるとすぐさま惣流はミサトに問う。
「私も今はじめて知らされたのよ、ドイツ支部から。向うの説明によると、アスカは惣流家のご令嬢で、
式波大尉は…“隠し子の双子”…みたいなものらしいの」
「はぁ~!? 隠し子の双子? この私の?!」

と突然のフォースチルドレン配属の経緯を説明していると、式波が輸送台から軽快に駆け下りてきた。
「まったくネルフ本部は役立たずの集まりね。状況終了後に雁首を揃えるとは、そろって間が抜けてるわ」
「ちょっと! そういう言い方はやめなさい」
「あんたが葛城ミサト三佐ね、はじめましてよろしく。で、これが司令のお気に入りのエコヒイキと
ドラ息子のナナヒカリ、シンクロ率三位のサンバンテ(三番手)ね?」
チルドレンは全員プラグスーツを着用しているため、初対面の式波でもすぐに見当がついたようである。

なんですってぇ、と惣流は挑発に激昂し、あわや式波とつかみ合いの喧嘩になりかけたが、
なんとかミサトが仲裁して事なきを得た。
「やめなさいあなたたち! 式波大尉も私の部隊に正式に配属されたわ。これからは一緒に闘うの。
 せっかく初めて会ったんだから、姉妹同士仲良くしなさい」
「死んでも御免だわ! 何が姉妹よ!」
「フン!馬鹿馬鹿しい。サンバンテ!」

356:二人のアスカ
10/02/24 00:30:08 djKyL9q7
帰還したネルフ本部、リツコのオフィスでミサトは画数の多い漢字だらけのレポートをめくっていた。
「2016年5月12日、エヴァ2号機および2号機担当パイロットネルフ本部配属。同日12:47、
エヴァ2号機を空輸中のユーロ空軍は期を同じくして襲来した第13使徒と交戦を開始、
同49分水飲み鳥状の目標のコアデコイを超電磁洋弓銃により貫通せしめ、解体後再構築した目標のコアを
洋弓銃の一斉射および弾頭をスパイクとして蹴り込む近接戦闘によりこれを殲滅」
コンピュータのディスプレイを眺めていたリツコが補足を読み上げる。
「機体の損傷率は頭部をかすめた初弾のみで0.02%未満。初陣としては完璧な戦果ね」

コアを失い「あられ」のように自壊した第13使徒の構成部品は現着したドイツ政府の単独調査班が回収、
ネルフ本部への政治的圧力のリソースとした。本拠地たる第3新東京ではなく相模湾での交戦という条件が、
ネルフ本部側にわずかな初動の遅れをもたらし、ドイツ支部に多大なアドバンテージを与える結果となった。
使徒の資料の一部譲渡と引き換えにユーロは式波大尉の個人情報の開示を拒否。

「要はパイロットと引き換えにユーロのやることは不問に処せっていう脅迫でしょう?
第二支部と四号機の消滅に乗じた露骨な勢力争いじゃないの」
「どの国だって自分が一番大事なのよ。人はエヴァのみによって生くるにあらず、されど、
エヴァなしに国家は生くることあたわず。もはや今ではね」
「そのエヴァなんだけど、あのもう一つの2号機はなんなの?」
「おそらく、ドイツ支部の地下に保存されていた建造過程のパーツを使ったものよ。ゴミ捨て場からの再利用。
設計思想もプラグ深度を大幅に重視したユーロ独自のもの、らしいわ」
「さすが赤木博士」
「懸案の3号機も、目下4号機のあつものにこりてなますを吹く状態ね。日本に全部押し付けたいところでしょうけど
ユーロに対抗するため自国で開発続行ね」

最後にミサトは4人のチルドレンのシンクロ率を記述した箇所を見た。
「シンクロ率は式波大尉がトップか。あの影の使徒の事件でシンジ君のシンクロ率は落ちてるものね・・・
なし崩し的に大尉が一位になるわけだけど、アスカ、2度も抜かれるのはショックでしょうね」
「そうね。私達が知っているアスカ、焦るわね」リツコは言う。「人間関係のメンテもあなたの仕事よ」
「式波大尉は加持君ともまったく面識がないみたいなのよ…。ここに来て謎だらけとはねぇ、こんな状況なのに」

357:二人のアスカ
10/02/24 00:31:30 djKyL9q7
しかし、それからは表面上変わらない日常が過ぎていった。使徒はしばらくの間、来なかった。
そして、日本の第3新東京市という異国の地で、式波は孤立無援だった。
責任者としてはいまだ軽率さや稚気の残るミサトとも加持とも面識がない、欧州からの突然の闖入者。

残念ながら3LDKの葛城宅にはもう部屋がない。一人がいい、という式波の強い希望もあって、
彼女は一人暮らしを選んだ。式波が暮らすのは、ミサトに引き取られる前にシンジが入居するはずだった
ネルフ本部地下・居住区域第6ブロックであった。
ユーロ空軍のエースはコード707、つまり第壱中に入学し、シンジ達とは学校と訓練で顔を合せる毎日に
落ち着いた。とはいえ、孤高を保つ式波はクラスメートとも双子の姉とも距離を置いて、彼らを近づけなかった。
葛城家の惣流は加持とよりを戻したミサトと徹底して口をきかず、
シンジもシンクロ率を抜かれてからとげとげしい態度を取る惣流に、困惑していた。
そんな日常のとある日の昼休みに、変化が訪れた。

「あの式波、さん…? これ」
惣流アスカにお弁当を渡した後、ぽつんと教室の席に一人ぼっちでいた式波にも、シンジはお弁当を持って行った。
箸箱には安野モヨコによる可愛らしい犬のキャラクター、パンくいの顔が描いてある。
「何よ、これ」
「お弁当。式波さん、お昼いつも購買でしょ。作ってみたんだけど」
「お弁当なのは見りゃあわかるわよ。私が聞きたいのはなんで作ってきたかってこと」
「ミサトさんに頼まれたから。それに、3人分作るのも4人作るのもあんまり変わらないし」
「『ミサトに頼まれたから』!? 『4人目のおまけ』!? 何よその理由! あんたこの私をバカにしてんの!?」
「ごめんっ」
まずいことを言ったかとあわてて引き返そうとするシンジを式波は引き止めた。
「待ちなさいよ。誰が食べないって言ったわけ。生き物は生き物を食べて生きてんだから、
漏れなく食べつくすのが礼儀ってもんでしょうが。食べるわよ」
「そ、そっか。口に合えばいいんだけど」

シンジから受け取った弁当を一口食べて式波は目をみはった。
「うまいわね、このお弁当・・・! ナナヒカリのくせに」

358:二人のアスカ
10/02/24 00:33:03 djKyL9q7
「アスカ、式波さん、お昼に誘わなくていいの? 式波さんは双子の妹さんなんでしょ?」とヒカリは惣流に言った。
「いいのよ、双子ったってこっちに来てからいきなり知らされたのよ。誰とも付き合いたくないならほっとけば。
第一、姉妹だなんて言われたって、いまさら家族面できるわけないわよ・・・。あっ」
「どうかした?」
惣流は気付いた。忌々しい人形女の綾波が、シンジと式波のやりとりを見ていたことに。
―あれは、あの鉄面皮の人形女にわずかに浮かんだ表情は、嫉妬だ。
シンジを見つめる綾波はいつも通りだったが、惣流は勝手にそのように解釈した。
次の変化は文化祭のときに訪れた。

文化祭でのシンジの出し物は、チェロの独奏の発表と鈴原達と組んだ地球防衛バンドであった。
音楽に没入している間は、煩わしい人間関係を忘れていられる。
午前の部の音楽室で、まばらな観客の中に人を遠ざける同僚、式波をシンジは認めると、やや緊張しながらも
そつなくバッハの無伴奏チェロ組曲を弾き始めた。演奏が終わり式波は控えのシンジに会いに行く。
「あんたにそんな特技があったのね」
「5才のときから始めてこの程度だから、特技ってほどでもないよ」
「ふーん。5才からなら、私の方が1年早いわね」
「式波さんも楽器をやってるの?」
「私は軍事訓練よ。楽器なんてとどのつまり手すさびでしょ。ま・・・・・あんたのはそこそこ達者で悪くないわ」
「なんか、妙な気分だな。アスカにチェロを誉められて、おんなじ曲をまた双子の人に誉められるなんて」
「あのサンバンテもあんたの演奏を知ってんの?」
「まあ一緒に住んでるから。式波さんは一人暮らしだよね?」
「そうよ、一人でいても別にさびしくなんかないから。まあ、でも、娯楽には事欠いてるのよね。
音楽でも聞こうかと思ってるんだけど、チェロで一番すごいのはどこの誰なの」
「一番すごいのって・・・。それは、カザルスだと思うけど。指揮者としてもすごく面白いよ。
バロック音楽でもチェンバロより表現力があるっていう理由でピアノを使ってたり。
あ、全部先生の受け売りだよ。大したことじゃないから」
「あんたって・・・・・・、男のくせに楽器や料理が上手いから、音楽バカの家庭バカね。
ネルフで軍務についてるとは思えないわ。だから、あんたのことをバカシンジって呼んでやるわよ。
その代わり、わたしのことも特別に『アスカ』って呼ばせてあげる」

359:二人のアスカ
10/02/24 00:34:09 djKyL9q7
文化祭から何週間が過ぎた。が、惣流は式波のわずかな変化を見逃さなかった。
学校でお互いを無視してすれ違うとき、訓練やシンクロテストで顔を合せずにはいられないとき、
式波が左手の指に怪我をしているのが目に付いた。しかも、日を重ねるうちに絆創膏は減るどころか
その数を増していった。そしてついにやってきた運命のその日、勘の鋭い惣流が抱いていた疑惑は確信に変わった。

「ほら、シンジ。あんたの分よ」
「あ、ありがとう、・・・・・・アスカ」
「このあたしが直々に作ってやったんだから、もっと嬉しそうな顔しなさいよ。でえ、今日のは? 開けるわよ。
ん・・・。まずまずじゃないの。いっつもちゃんとした素材を選んでるのは誉めてあげるわ」

自分と同じ顔をしたもう一人のアスカが、シンジと弁当を交換している。
しかも楽しそうに料理の作り方を教えあっている―お互いをファーストネームで呼び合って。
少なくとも惣流には二人が楽しそうにしているように見えた。
それまでは自分だけがシンジと名前で呼び合う女だったのに。シンジに声をかけるとき、
名前を呼び捨てできるのは、自分だけの特権だと思っていたのに。
式波の弁当を受け取って微笑むシンジを見て、惣流の中で何かが壊れはじめる。
 

ジオフロント内、ネルフ本部付きの加持の仕事部屋に惣流はいた。
学校が終わると彼女はすぐさま救いを求めて思慕する男の元に向かっていたのだった。
「加持さん! 加持さん、私ね、今日学校で・・・」
「アスカか。すまないが今忙しい。後にしてくれ」
「・・・ゆうべはミサトと飲んでたくせに」小さく呟くと、惣流は精一杯明るさを振り絞って後ろからじゃれ付く。
「わっ!」
「こら、やめろ! 小さな子供じゃあるまいし、よさないか。妹さんの式波大尉を見習ったらどうだ?」

360:二人のアスカ
10/02/24 00:35:40 djKyL9q7
加持に他意はなかったものの、今、このタイミングでこのように叱り付けるのは惣流の逆鱗に触れることだった。
「何が式波よ。私の名前は惣流アスカラングレーよ! あんなのとは何の関係もないわ、いくら加持さんでも一緒にしないで!
大体あいつは何なんですか?! 私には誰も、何も教えてくれない! 加持さんなら何か知ってるんでしょう?」
「・・・そうだな。確かに、君には知る権利がある。直接の面識はないが、俺の知りえた限りでは真実はこうだ。
君には、生れたとき双子の妹がいた。だが、理由は不明だが君が物心つく前にお父さんが彼女をユーロ空軍に預け、
彼女はそこでテストパイロットとしての訓練を受けた。苗字が変わったのはその時らしい」
「なんでパパはそんなことを・・・。まさか」惣流には思い当たる節があった。

惣流の義母は周囲から「近代医学の担い手」と羨望されるほどの女医であり、義母自身もインテリであった。
エヴァ弐号機の開発に深く関与した実母キョウコもまた、ネルフの優秀な科学者として高い生活水準を保証して余りある。
だから今まで、自分が何不自由なく暮せてきたのは選ばれたエリートだからだと惣流は思っていた。
けれでも、それには隠された秘密があったのではないか。今思い返してみれば、惣流家が自由にしてきた金の額は、
あまりにも大きいのではないか。アスカたちの世代は既にコンビニに物が溢れており、ステーキがご馳走だった
セカンドインパクト世代とは隔たりがある。しかし15年前、確かに存在したあの地獄の季節に、
惣流家が莫大な富を手にすることが出来たのはなぜか。

「パパが自分の子供を売ったってこと・・・・・・? お金のために」
「おい、そんなことを言うもんじゃない。どこにも証拠はないんだ。そう刹那的にならずに、もっと自分を大事に・・・」
「私のことなんか、ちっとも大事に思ってないくせに!!!」
加持の半端な慰めを途中で断ち切って思い切り怒鳴ると、惣流は駆け出した。
シンジにシンクロ率を抜かれ、突然現れた自分と同じ顔の別人、「式波」には自己の存在意義を揺さぶられた。
自分にはプライドがジャマして決して出来ないようなアプローチを「式波」がシンジに平然と仕掛けた。そして、
自分にはただの一度も向けられなかった、シンジの微笑み。

自分もいつか捨てられるのではないか? 親と子の絆が金でたやすく置き換えられるものだとしたら、その場合
金の代わりに捨てられた子供はどうなるのだろう? 人形遊びに倦んだ子供が玩具を押入れに放り込んだまま
二度と手をつけないように、闇に取り残され再び太陽の光を浴びることもなくなるのだろうか?

どこにも確かな証拠はない。それらはすべて惣流の勝手な思い込みに過ぎなかったのかもしれない。
しかし、酷薄な人間関係に魂を傷つけられた惣流には、もう何もかもが限界だった。

361:二人のアスカ
10/02/24 00:36:50 djKyL9q7

そのとき既に式波は自室に戻っていた。
―バカシンジ、あたしの作ったお弁当気に入ってくれたかな。味付けはあれでよかったかしら。私はずっと軍の
寮食だったもの。あいつの料理はお肉も天然物を選んでるし、火加減も味付けもしっかりしてる。今はまだ
上手じゃないけど、いつかきっと、私だって・・・
ハンカチで大切に包み直した弁当箱を胸にかきいだき、我知らず微笑んでいると妙に明るい声が部屋に響く。
「ふーん、軍人のくせに意外と女らしい趣味してるのね。サーベルの一振りでも飾ってるのかと思ったわ」
その声は録音された自分の肉声を聞いたときと同じ違和感を式波に感じさせ、のみならず不気味な卑屈さがあった。

惣流が式波の部屋に立っていたのだった。
「あんた、どうやって入ったのよ!」
「DNA認証パネル」惣流はひらひらと手を振ると、そのまま不躾に部屋の物色を始めた。独身者用のキッチン付き
居住区画。NERVカーゴ2台分の大荷物もどこに行ったのやら、部屋は女の子らしく小奇麗に整頓されている。
ベッドに学習机に本棚。惣流も式波も学校帰りのため壱中の制服を着ており、式波は部屋用のスリッパを履いているが
惣流はソックスのまま靴も揃えずに上がりこんでいた。
ベッドには化粧用のクリームがあった。奇しくもそれは惣流の愛用しているブランドと同じものだった。
好みが同じ、か。机にはCDも雑然と積み上がっている。EMIから出ているチェリストカザルスのCDだ。
「ハン。勉強熱心な努力家ですこと」
「質問に答えなさいよ!」
答える代わりにかばんを雑に床へ放る。式波のベッドに無断で腰掛けた。
「そうよねえ、毎日顔を合せて話題があれば、恋に墜ちるわよねえ」脚をぶらぶら揺らしながら惣流は言う。
「あ、あんた勝手に何やってんのよ!」
「けなげじゃない、料理で気を引いて、音楽の趣味も合わせようっていうの。あんたは人間だもの、人形女とは違うわね」
惣流が枕元に置かれた"ASUKA"と書かれたマペットに手を伸ばすと、式波はベッドに駆け寄ってひったくる。
「触らないで! あんた何様よ、さっさと出て行って」式波は大切なものを側の机に置く。

直接触れられたわけではなかったが、自分の行為が中断された事実そのものに惣流は怒りを感じた。
立ち上がって睨み付けると手を振り上げる。
だが軍人の式波は惣流の平手を受け止め、とっさに柔道の支え釣り込み脚の要領で体重を崩し、ベッドに引き倒す。
川面に浮かぶオフィーリアのように、惣流の細やかな金髪がばっと純白のシーツに広がる。

362:二人のアスカ
10/02/24 00:38:16 djKyL9q7
ベッドの上で、式波アスカラングレーは惣流アスカラングレーの上に覆いかぶさっていた。お互いの吐息が交わるほど近く。
「なんで、あんたなのよ。わたしじゃなくて、どうして!」
そのままの体勢で、惣流は喉の奥からしぼりだすような、悔しさにつぶれた恨み言をつぶやいた。
式波の目の前にあるのは自分と同じ顔、同じ学校の制服、自分と同じ青い瞳。鏡の中で見慣れた己の姿の中で、ひとつだけ
決定的に違う点がある。それは、目に浮かぶ闇の深さだった。同い年とはとても思えない、深い業を感じさせる憎しみと憂い。
惣流の目を覗き込んで、式波は今まで感じたあらゆる恐怖とは違う種類の恐れを感じた。それは、闇を覗き込む者だけが感じる、
闇からも覗き返される感覚だった。
「わたしがほしいものをあんたが手に入れるっていうなら・・・・・・。あんたを全部、わたしのものにしてやる・・・・・・!」
惣流はそういい終わると、ものすごい勢いで式波を跳ね除け、その喉に手をかけ、首を絞め始める。

鬼気迫る態度と言葉に気をとられた式波は、抵抗が遅れて逆にベッドに引き倒されてしまった。
逃れられないよう全体重をかけて腕を押さえると、悲鳴を上げさせる間も与えずに、惣流は自分の唇で式波の唇をふさいだ。
私に腕がもう2本あったら、と惣流は思う。このまま細い首を絞め上げて、窒息させてやるのに。
ふーっ、ふーっと、逃れようと暴れる式波の鼻息が惣流の頬にしきりにかかる。
強く唇を吸われ式波は恐怖した。振り子型の異形の使徒を殲滅した時には微塵も感じなかった恐怖を、
自分の肉体を奪おうとする同じ姿の少女に感じた。
「ちょと・・・やめて、やめなさいったら! はぁ、はぁ・・・。」馬乗りになって押さえつけられたまま、式波は混乱していた。

憎しみに突き動かされながらも、惣流は妙に覚めた意識で式波を見下ろす。
私の偽りの優しさで、この女を壊してやる。まだ、今はおびえていて駄目だ。もっと優しくしてやることが
一層残酷な仕打ちになる。
またがったまま体を沈めて顔を近づける。乱取りまがいのどたばたで、既に式波のスリッパは脱げ飛んでいたから、
二人の格好は鏡に映したかのように同じだった。式波が何か言おうとするよりも早く、惣流は自分の生き写しの胸に手を触れた。

服越しに愛撫したかと思うと、突然ブラウスをつかんでブチブチとボタンを引きちぎり、ブラジャーを下にずらして
胸をむき出しにさせる。壱中制服の蝶々結びのリボンが乳房を半ば隠す形になる。制服を着たままベッドに押し倒され、
胸だけを露出させられているのがどうにも扇情的な光景だった。
「ひっ・・・・・・」式波は絶句した。

363:二人のアスカ
10/02/24 00:39:35 djKyL9q7
式波の乳首は透明なピンク色で小さい。もう一度、むき出しになった胸を、指先を滑らせるようにして優しくなでる。
まだ硬くはなっていなかったが、その乳首を円を描くように指でこね回すと―
「・・・あっ。んぅ・・・」
いける。その鼻にかかったうめき声には、同性の手でもたらされる未知の感覚への驚きが含まれていた。
この女はもっと欲している。惣流は勝利を予感した。

ジャンパースカートの肩紐からスナップをはずす。見事な手管に式波は翻弄されていた。
ミサトと「背が伸びた以外にも女らしくなった」という会話をオーバーザレインボウの艦上で交わしてから、
かなりの月日が過ぎている。式波のどこを責めれば最大の快楽がもたらされるか、どんな愛撫を肉体が欲しているかを
惣流は全て熟知していた。なぜなら、式波はもうひとりの自分なのだから。
まだだ。もっと愛撫してから。ムードも何もない乱暴な始まり方だったから、まだ私を受け入れるには式波の体は準備が整っていない。

「さぁ、体起こして。いいことしてあげるから・・・」
うながすとスカートを脱がせ、リボンをほどき、ブラウスの残っていたボタンにも手をかけていく。今度は丁寧に。
ブラも取り外してぱさりと床に落としてしまえば、いまや式波が身につけているのは赤いラインが一本入ったスポーツソックスと、
縞柄のボーダーショーツと、彼女が誇りとする、パイロットの証たるインターフェースヘッドセットだけとなった。
「あんた、これから・・・私に何をするつもりなのよ・・・・・・」
4歳のみぎりからユーロで軍事訓練を積み重ねてきた空軍大尉が、青ざめ、裸で肩を震わせている。
「怖いの、女が? だったら逃げればいいじゃない、いくじなし」惣流の答えは問いかけをすり替えた挑発だった。

そして返答代わりに執拗に乳房を愛撫する。そう、「私」はこうされるのが好みなのだ。好みが同じ。
式波を仰向けに寝かせると、乳首をぺろりと舐め、おもむろに口に含む。mm刻みで、
乳頭から乳輪へと順繰りに軽く齧っていく。強く吸ってみる。
「ああ・・・。ハッ・・・んん」惣流の唇に吸われて、式波の乳首が硬く勃ち始めた。
ショーツの上から性器の襞を指でつまみあげる。くにくにと撫でさする。クロッチ越しでも感触は柔らかだ―
わずかに湿り気を感じる。爪で蕾の上をかりかりと引っかいてみる。
「い、イヤ・・・。そんなところ触らないで・・・。サンバンテの癖に・・・・・」
もう一押しかしら? だんだん、ほぐれてきたみたい。

364:二人のアスカ
10/02/24 00:40:37 djKyL9q7
「これ、取っちゃうわよ。いいわね。ソックスも・・・」
「・・・・・・」
ライン入りのスポーツソックスまで、式波は自分と同じだ。
式波は腕を交差させて胸を隠し、そっぽを向いて「いや・・・・・・」と小さくつぶやいた。だが拒絶の言葉とは裏腹に、
ほんのわずかにだが、式波は自ら腰を浮かせて惣流が下着を脱がせてくれるのを助けた。すらりとした長い脚を抜けて
縞柄のパンティーが裏返しに丸まってゆく。全裸に靴下だけという卑猥な格好になったが、
最後に残ったそれらも脱がしてしまう
一糸纏わぬ姿の式波を見て惣流は息を呑んだ。本当に、自分と瓜二つ。自慢にしているサラサラのブロンドの髪、
今は潤みを帯び始め、大人しくしていれば優しさすら感じさせる垂れ眼気味のブルーの瞳、押し倒すときに絞め掛けた
折れてしまいそうな首、細い肩、日々女らしさを増して行く体のラインに、高い腰の位置・・・・・・。少し痩せ気味な
おかげで、くびれたウエストの上に肋骨の優美なカーブが浮き上がっている。まるで陶器のようだ。
視線を下に落としてゆく・・・。
清潔で純白のベッドシーツに解き放たれた金髪と同じ、生姜色の薄い恥毛がさらけ出ていた。そしてその下の秘所も。
昔自分自身の性器を見たときは「生肉みたいだ」などと思ってみたものだが、式波のそれはまだ未成熟な印象を与えた。
胸を責めたあたりから、式波の白い肌に赤みが差し始めている。頬もいよいよ朱に染まってゆく。
惣流は制服を全部着たままで式波の肌を視姦しているのだから、恥辱に紅潮するのも当然であろう。
手始めに、惣流は式波の鎖骨にキスをした。式波は弱々しく掴んで止めようとするが、振り切られてしまう。
胸、肋骨、お腹、おへそと、段々と下って雨あられに口づけを降らせる。
「や、やだ、くすぐったいわよ!」
キスと共に惣流の制服のリボンが皮膚を掠めていくのも、こそばゆさを助長しているのかもしれなかった。
ついに下腹部に到達すると、惣流は式波のヘアをしゃわしゃわともてあそんでみた。
「じゃあ、行くわよ」
惣流はそう言うと、つぅっと爪で亀裂を撫でた。
「ああっ、駄目!ダメぇ!」と式波は叫ぶと股を閉じようとする。
「痛くなんかしないわよ・・・。力抜きなさい」太ももをさすってやる。初陣で振り子使徒を蹴り砕いてみせた幼少からの訓練の賜物か、
式波の脚は贅肉がなく驚くほど細い。肌も憎らしいほどすべすべしていた。
ゆったりと愛撫しながら、式波の脚を開かせる。観念したのか抵抗がまるでない。惣流は意を決して昂然と見据えると、
もう一人のアスカの、濡れそぼち始めた果肉に舌を這わせた。それを受けて式波は、アアアっ、とよがり声をあげてしまう。
「何、これ・・・!? 」式波は思わず口走った。

365:二人のアスカ
10/02/24 00:42:18 djKyL9q7
秘所へ舌を這わせようとすると、ツーサイドアップの髪が垂れ下がって邪魔になった。乱暴に首を振って後ろに振り飛ばす。
惣流はぺろりと舌を長く突き出し、式波の芽の部分に押し当て、そのまま一気に腹側に動かして舐め上げた。
一度、二度、三度、さらにもっと。
そのたびに式波は悶えて金切り声を上げる。
「きゃぁ!? アっ・・・あああぁぁ!」電気が流れるような、脳細胞を焼き尽くすような、快楽のスパークが式波を襲う。
何度も何度も単調に繰り返す。効果的だった。だがすぐに舌がくたびれてきたので責め方を変える。
「ほら、もっと欲しけりゃお願いしなさいよ・・・・・」
「うっ、く・・・・・。い、イヤよ、あんたなんかに誰が・・・・・・ あっ?!」
クリトリスが前歯で柔らかく挟まれ、そのまま硬く尖らせた舌先で転がされた。
が、惣流はすぐに口を離して甘美な拷問を中断する。
「んん? それがものを頼む態度かしら・・・・・・? 戸籍上は私が姉よね?」
「や、ぁぁ・・・。う、うう~。お願い、もっと、して・・・・・・!」
勝った。自分と同じ顔の憎い「アスカ」を私は屈服させた。そう確信した惣流は歪んだ笑みを顔に浮かべると、
願いを叶えてやる。ひとしきり舐めまわしてやった。次に惣流は、愛液でべっとりと濡れた口周りを手早くぬぐうと、
式波の乳房をそっとなでながら耳たぶを甘噛みする。耳も「アスカ」にとっては弱点なのだ。そしてそのままささやいた。
「あんたもさ、自分でしてた?」
惣流が自慰を覚えたのはドイツの大学に在籍中、一度実家に帰省したときだった。
彼女は寝ぼけ癖がある―夜中にトイレに起きると、寝室で父と義理の母が抱き合っているのを見てしまった。
汚らわしいことをまた父と義母がしている。そもそも本当のママが狂ってしまったときからあの人たちは密通していた。
しかし睦みあう両親を見ていると、我知らず腰の奥がジュッ・・・と熱くなった。脚をぴったり閉じて、
股に力を入れると何かわからないが不思議な快感がある。背徳感と性への嫌悪を感じつつも、気がつけば心とは反対に
体の欲望を満たすようになっていた。そしてそれは、たまらなく気持ちが良かった。性という原始的な欲望への嫌悪感、
大人になることへの拒絶とは裏腹の、ねじれた欲求。誰かに認められたい。抱きしめられたい。愛されたい。

ドイツ支部にいたころは、加持さんに優しく抱きしめられることを想像していた。が、日本に来てから同じように
快楽を求めた時、しばしば映画のモンタージュのように、一瞬フラッシュバックで割り込んでくる
憎らしい同居人のイメージがあった。強迫観念のようにまとわりついてくるイメージ。
だが、そのイメージを思い浮かべているときの方が、なぜか感度は確実に向上していたのだった。

366:二人のアスカ
10/02/24 00:43:36 djKyL9q7
そのことに気づいてから・・・・・・ストレスの負荷がどうにもならないとき、惣流アスカは発作的にシンジを想って
自分を慰めていた。どれだけ体で気を引こうとも決して自分の気持ちをわかってくれないシンジが、自分を抱きしめ、
手をつなぎ、キスをして、優しく「愛してるよ」とささやく情景を思い浮かべて。この行為は妄想ゆえに甘美だった。
そして今、自分も父や義母と同じことをしている。獣のように、もう一人の自分の裸体をむさぼっている。自分は服を
着たまま、もう一人の自分の服を剥ぎ取って。欲望をぶつける対象も、碇シンジから双子の妹の式波アスカに成り果てて。

「あんたも私と同じなら・・・おかずにしてたのは愛しのシンジ様かしら」
「イヤ、そんないやらしいこと、話したくないわよ」
「いやらしいこと今してんでしょーが」こりこりとした式波の乳首を意地悪くつまむ。弁当の交換や音楽CDが思い出された。
「どうなの? あそこまでご執心なら、してんでしょ?」
「誰が、言うもんですか・・・たとえ殺されたってそんなこと・・・・・・」
「それじゃあ、私があんたの初めてになってやるわ。あんたがイくところをここで見ててあげるから」
自分が誰にも必要とされなくなってしまう―そんな悪夢が現実になったのなら、今度は淫夢で悪夢を塗りつぶしてやる。

式波の肩をかぷ・・・と噛む。歯型がつくほど強くではない。痛くしては駄目だ。そんな意図を知ってか知らずか、
式波は惣流を抱き寄せ、受け入れ始めた。惣流はひとしきり胸を揉みしだくことにする。式波の髪から立ち昇る
よい香りをかいで、惣流はふと気付いた―こいつ、シャンプーまで私と同じのを使ってるわ。
乳房をリズミカルに撫でさするのを止めると、式波の膣から湧き出している蜜をすくって、乳首に擦り付ける。
潤滑剤代わりにして指の腹を滑らせてみた。
「ほら、こうされるのがあんたの好みでしょ? こうやってするのが」惣流は悔しげに眉をひそめる。「私と同じだもんね」
前戯の締め括りに、惣流は枕を取って式波の腰の下に敷いた。二つ折りにしたり色々と動かしたりして角度と向きを調節する。
「あっ、まさか、これって」
式波の勘のよさは、来たる快楽の種類を敏感に察知した。
「そうよ。自分がもう一人いたらこんなことが出来たのに、って行為」まず、右の靴下を足首まで下ろす。
惣流は左ひざを式波のウェストのくびれに置くと、両手をベッドについた。右脚のすねの部分を、
相手の上向きになった秘蕾にあてがう。そしておもむろに、脚を前後に動かして性器へすねをこすりつけた。
摩擦の無いなめらかな皮膚と骨が、敏感な箇所を滑走していった。硬質な骨とクォーターのきめ細かい肌がつるりと通過するのは、
絹による愛撫よりも繊細でまた大胆であった。爆発するような快感に式波はのけぞって痙攣し、脚をつっぱってブリッジする形になる。

367:二人のアスカ
10/02/24 00:44:27 djKyL9q7
もはや式波の性器はとろとろに充血し興奮している。頃合が来たことを悟り惣流は言う。
「これで・・・あんたは全部あたしのものになるわ」
彼女の裂け目に中指を差し込んでゆく。くちゅ・・・・っと指が飲み込まれていく。1本が限界のようだった。
「はうっ・・・ぁぁ。あぅぅっ!」
第二関節の中ほどまで入った。なんて暖かいのだろう、と惣流は思う。しかもぎゅうぅっと締め付けてくる。
爪を伸ばしているため粘膜を傷つけるのは絶対に避けたかった。今は優しさで相手の肉体を侵食しているのだから。
中指の腹で天井の部分をこする。女医が触診するかのように淡々と。もう一方の手は皮の上から芽を押さえて刺激する。
「あぁ、すごい・・・キモチイイ・・・・・」
官能に息を震わせ肉の悦びに浸りきった式波を見ていると、不意に惣流は空しさに襲われた。私、何やってんだろ。
自分の行為を分析する驚くほど冷め果てた自分を発見し、自らの心と体がばらばらになってゆくような感覚を覚えた。

唐突に、指で責めるのをやめてしまう。式波は息が上がり、みぞおちがばくばくと脈動している。式波の心拍数が
跳ね上がっているのが視覚をもって把握できる光景だった。突然の中断に何が起こったのかと、朦朧とした意識で
式波は双子の姉を見た。
惣流は汚れた右手を凝視していた。親指を人差し指や中指と擦り合わせると、愛液がとろりと糸を引く。
華奢で小さな右手をぎゅっと握り締める。

「ちくしょぉッ・・・」そう吐き捨てると、惣流は体液にまみれた親指の爪をかじり始めた。いや、
爪を噛んでいるのではなかった。爪の下の生皮の部分に犬歯を突き立てて、血が吹き出るまで痛めつけているのだった。
汚れた手の存在そのものを消そうとするかのように激しく。式波は仰天してすぐに止めにかかる。

368:二人のアスカ
10/02/24 00:45:17 djKyL9q7
「な、何やってんのよあんた! やめなさいよ! 血が出てるわよ」
「分かってたわよ、こんなことしてもむなしいだけだって。ちきしょう、ちっきしょう!」
自分の体が蹂躙されたことよりも、惣流が自傷行為に走ったことの方に式波は面食らった。
これは式波が持つ他人を思いやる心、優しさゆえのショックだったが、今は傷つけるのを止めるのが先決だった。

「あんただけが居ればいいのよ!もう私のことなんて誰も必要としてないのよ! 」惣流は叫ぶ。
「私のことなんて誰も、誰もぉ・・・・・・」
もう決して泣かないと自分に誓ったのに、一番見せたくない相手であるもう一人の自分の前で、
悔しさのあまり涙が止まらなかった。
惣流が式波を抱いたのは、自らの欠点を相手に投影し、問題をなすりつけたまま破壊しようとする
精神の防衛機制からに過ぎなかった。そこに愛はなかった。

―結局、惣流が憎悪し、愛することが出来なかったのは惣流自身だったのである。敵意と熱情が退いてしまえば
後には空虚さが残るほかない。だが、女の手の力では汚らわしい自分の肉体を傷つけることもかなわない。自分が
女に生まれたことも、今生きていることも、何もかもが疎ましく憎らしい。だから歯で噛んで、我と我が身を傷つけた。

式波は惣流の本質的なことを何も言わない理不尽な言動に頭を抱えていた。突然あがりこんで暴力を振るったと思いきや、
この上なく優しい快楽を与えて来て、今度は勝手にわっと泣き出す。訳がわからなかった。それでも放っておくわけにもいかない。
つい先ほどまで、式波に愛撫を加えていた時はまるで5歳は年上であるかのような退廃的な色気をまとっていたのが、
今ここで痛みと後悔に震えているのは年相応の少女に過ぎないように式波には見えた。

369:二人のアスカ
10/02/24 00:46:42 djKyL9q7
とめどなく流れる惣流の涙を前に、式波は悩むのをやめて行動に出る。
幼児のように嗚咽にむせぶ惣流の涙をサッとぬぐってやると、きゅっと姉の肩を抱いて包み込む。
優しく、本当の家族にするかのように。

「訳がわかんないわよあんた。あんたは何も言わないもの、全然わかんないわ」
惣流のにおいをかいで、式波は姉が自分と同じシャンプーを使っていることに気付いた。
「わかんないけど、泣かないで。お願い」
「何、よ・・・。同情なんて、するんじゃ、ないわよ・・・」
「同情なんかじゃないわよ。ただ・・・ただ、あんたが心配なだけ」

言葉の上では罵りつつも、惣流が式波の抱擁を拒絶しなかったのには三つの理由があった。
一つは惣流の罪悪感だった。なかば力ずくだったため、当然非難や侮辱を予想していたのだが、
式波は抱きしめて「心配だ」と言ってくれた。式波の裏表がない素直な性格も幸いした。
もう一つは、同じ女の子であるため、惣流が潜在的に持つ男性への依存心と一体になった恐怖心が刺激されなかったことである。
最後に、「こんなどうしようもなく辛いときは誰かに抱きしめて欲しい」という心の奥底の願望が、二人のアスカの間で
共振したことだった。
式波も、日本に来るまではずっと独りで生きてきた。独りではどうしようもない孤独の辛さを、誰よりもよく知っていた。
さびしいという事の辛さを、骨身にしみて理解していた。

さらに式波が惣流を抱きしめることが出来たことにも、大きな幸運が背後にある。狂った母のトラウマがない式波には
素直をに人を愛するという、惣流の周りのどの人間にも出来ないことが自然に出来たのである。
ある決意を込めて式波は言う。
「惣流。服、脱いで。私だけじゃなくてあんたにも必要だわ」

370:二人のアスカ
10/02/24 00:47:35 djKyL9q7
惣流と式波は服のサイズが全く同じだった。お互いの制服が混ざるのと、放置して皺がつくのを避けるために、
ベッドに寄せた椅子の背に一枚一枚脱いだ服をかけてやる。
ブラウスを脱がせたところで「下着は自分で・・・」と言って惣流は背を向けた。
式波はそんな姉に視線を注ぎ続ける。「見てあげる」ということが絶対に必要だと感覚的にわかっていた。
私を見てくれる人は最初からいない―そんな想いを惣流にさせてはいけない。

裸になって向き合うと、今度は惣流が恥らう番だった。式波の方が少女らしく赤らむことが多かったが、
これから行うことを想像すれば惣流も不安と期待を感じずにはいられない。
自分の大胆な提案を惣流が受け入れてくれたことが、式波には嬉しかった。
「あんた、私の喜ぶことばっかりしてくれたけど・・・ここはまだよね」ベッドの上で、式波は惣流の右足を手に取る。
「撫でられるのと舐められるのと、どっちが好き?」
その言葉だけで惣流は式波の意図を悟った。思わず照れから惣流は眼を伏せてしまう。
「わかってるくせに・・・」
承諾の言葉にこくりとうなずくと、式波は惣流の足の裏に舌を這わせた。足の指を一本一本、丁寧にしゃぶってゆく。
惣流は足のネイルにも気を使っていて手入れが行き届いていた。
あっ、とくすぐったさと性感の入り混じる声が惣流の鼻を抜ける。

式波は惣流の腰にまたがって顔の横に手をつく。式波の髪の房が惣流に軽く触れる。火照り始めた顔を覗き込む。
「さっきとおんなじようにすればいいのよね。あたし、あんたほどは上手くないと思うけど・・・」
恐る恐る、不器用に愛撫を加えながら乳首を噛んで軽く引っ張り挙げてみる。
「っ・・・・・・。ちょっと痛いわ。こうするのよ」
惣流は腕を伸ばして式波の胸に触れ、ピアノを弾くように手を戯れさせる。親指をスライドさせて式波の乳首にこすりつけた。
「んっ・・・!」すぐさま式波は反応する。やはり技巧においては惣流が先んじていた。

式波ってすごく敏感、と惣流は思う。自分と同じだと思ってたけど、もしかすると、私よりも感じやすいかも。

371:二人のアスカ
10/02/24 00:48:43 djKyL9q7
惣流は大きく肩で息をしていた。
心のそこにわだかまっていた黒いかたまりを、汗と熱と体液に変換して流しつくしたような清々しさがあった。

緊張の糸が切れた式波は、惣流の隣にどさりと倒れこんで添い寝する。寝そべって惣流を見ると
桃色に染まった乳首がまだ硬く隆起していた。自分が味わった、あの神経が焼き尽くされるような素晴らしい感覚を、
惣流もまた味わったのだ。その余韻の素晴らしさを物語っていた。

惣流と手をつなごうとして式波は気付く。
「そうだ、傷の手当をしないと。えっと、薬箱・・・・・・」
毛布で体の前を隠すと、スリッパを突っかけて薬箱を探しはじめた。ぼんやりと、惣流はその姿を追う。
むき出しになった背中から腰にかけてのスレンダーな曲線を眺めて、
改めて、式波は美しい少女だと惣流は感嘆した。同時にあのマペットも視界に入った。

式波は薬箱をベッドに持ってくると、包帯と消毒液と医療テープを取り出す。
「ねえ式波」
「何」
わたし、あんたに聞きたいことがたくさんあるの。あんたって、どんな子なの?
私と同じ名前が書いてあるこのお人形、ママからもらったの? 人形が嫌じゃないの?
ママのこと、覚えてる?
・・・・・・パパとママがいなくても寂しくない? たとえ誰も見てくれなくなったとしても。
「何でもないわよ。・・・・・・。私達、うまくやっていけるかしら?」
「もうやってるわよ!」惣流の不安を吹き飛ばすような、確信に満ちた断言だった。
「ほら。指、見せて」
一心に自分の怪我を手当てする式波―その横顔をじっと見て、惣流はある提案を投げかける。
「式波。キスしよう」

372:二人のアスカ 371と372の順番が逆
10/02/24 00:50:47 djKyL9q7
稚拙でありながらも、それは愛の交歓だった。
傷ついたプライドの補償行為として性に逃げるのではなく、相手のより喜ぶ場所を探って、快楽を共有する。
孤独に生きてきた二人のアスカは、何よりも欲していた接触と容認を互いに与え合っていた。

そして式波は手を添える。普段は惣流が独りで欲望を処理していたあの箇所へ。
嫌悪を感じつつも忘れることが出来ず、肉欲に逃げていたあの場所に。
「行くわよ・・・」式波は既に騎乗位から体をずらして惣流の隣に座っている。
指を四本あてがい、前後左右に動かし包皮の上から蕾を刺激する。
惣流の裂け目からは蜜がじわじわ染み出ているのがわかる。
「はっ、はっ、はあぁぁぁ。はぁん」
式波の刺激がもたらす快楽はすさまじいものがあった。惣流は、一呼吸ごとに肺が焼けるような快感を味わった。
空気を吸う事すら心地よい。もっと息を吸って、吐き出したい。
天国のような感覚。確かに愛されている感覚。素晴らしい生と性の感覚。

「ああっ! 式波、式波っ! わ、わたし!」
惣流はシーツをぎゅっと掴んだ。
式波は惣流の硬く握りこんだ拳に片手を差し出す。すがるように惣流は式波の手を握った。
「大丈夫、大丈夫よ。惣流、あたしがついてる!」
関節が白くなるほど二人は手を握り締めあう。指の痛みなど惣流はどこかに吹き飛んでいた。
テュクテュクと皮膚と粘膜が擦れる音がする。式波の手の動きはますます速まる。
「あぁ、ああぁ、っく・・・。あああああっ!!」
ひときわ高く歓喜の声をあげ、身をよじると、式波の指で惣流は果てた。

373:二人のアスカ
10/02/24 00:52:07 djKyL9q7
「な、何よ。あんた、まだしたいの?」
「違うわよ、これが最後。これでおしまいよ。でも」と惣流は言う。
「まだ、ちゃんとしたキスはしてないでしょ。キスだけしたいの、式波と」
このように自分の気持ちを吐露した惣流こそ、式波が見てきた中で最も美しい表情を浮かべた惣流だった。
疎遠だった式波には知る由もなかったが、それは加持に甘える時とも、嫉妬と激情に狂った時とも違う顔つきである。
強いて言うならば、恋に酔った乙女の瞳に浮かぶ陶然とした色に近い。
「式波がキスしてくれたら・・・」
「あんたは、もう・・・こんな風にはならない? 元気になれるってこと?」
惣流は無言で頷いた。式波はまっすぐに、惣流の目を見る。惣流の目は、部屋に来たときの怒りや憎悪が消え、
唐突な願いとは逆に―正気を取り戻した目つきになっている、と考えた。精神の均衡を踏み外した惣流が、
それで真に再生できるのならば。
「いいわ。わかった。しましょう」と式波は言う。「でも、それが私達のセカンドキスで、ラストキスよ」

まるで鏡写しのようだった。裸のままで、惣流と式波は互いの肩に手を置く。式波のベッドの上で、
二人とも足をハの字に開いてぺたんとお尻をつけて。

目をそっと閉じて首を傾け、身を乗り出してゆく。二人のアスカの唇が重なる。
柔らかい―女の子の唇って、こんなに柔らかいものなんだ。ふんわりしてる。惣流は驚嘆の念を禁じえなかった。

ゆっくりと、式波の口内に舌を進める。
最初に式波の唇を奪ったときは、無理矢理だったため舌を挿し入れることはためらわれた。
抵抗して噛み付かれる恐れがあったからだ。だが、今はもうその心配はない。
そしてシンジとの悲しい口付けのように、鼻をつまんだりすることもない。
相手が愛してくれるとはっきりわかっていたからだ。

374:二人のアスカ
10/02/24 00:53:28 djKyL9q7
舌で式波の口の中を刺激してゆく。舌先を絡め合わせる。
それは素晴らしく心地のよい感覚だった! 唾液は味がしない。しかし、
好きだという気持ちが混じり合う媒体として、今はどんな甘露よりも甘く感じられた。
丸めた舌で式波の舌をつつくと、相手も同じようにつつき返してくる。
勢いのあまり前のめりになりかけると、髪の房がかかって邪魔になる。手で背中に払い除けた。
寸暇を惜しむようにまた手を戻す。すると、式波は惣流のその手に自らの手を重ねた。
手を取りあって、ぎゅっと指と指を絡み合わせて手をつなぐ。唇は触れ合ったままで。

どちらともなく二人のアスカはキスを終えて、見つめあった。
「もう1回だけ!」
そう叫ぶと、惣流は式波の顎を両手で挟み、唇を合わせるだけの軽いキスをする。
「ばか。言ってることが違うわよ」と式波は文句を言う。
「これじゃサードキスじゃない。とんだ眠れる森のお姫様だわ、あんたって」
だが、照れ隠しとも受け取れる棘のない口ぶりだった。

おそろいの赤いヘッドセットを髪留めにしている以外は生まれたままの姿で、惣流と式波は抱き合っていた。
「ねぇ、なんで私に優しくしてくれたの?」と惣流が聞く。
「あんた、バカ? 優しくしてきたのはそっちでしょ。最初はびっくりしたけど、あんなにふうにされたのは初めて」
言うべきことをいってしまったせいか、二人は押し黙ってしまった。
沈黙を取り繕うように、式波は惣流の細い背中を撫でる。
「惣流って、お肌が綺麗ね。すべすべしてる・・・」
「前にも言われたことがあるわ、それ。ミサトにだったけど。そういえば、制服のボタン・・・」
「いいわよ、ソーイングセットくらい持ってるから。今までずっと一人で生きてきたもの・・・・・・」
式波は続ける。「惣流・・・惣流って呼ばせてもらうわ。まだあんたのことはお姉ちゃんって呼べない。
・・・こんな始まり方だもの! むちゃくちゃすぎるわよ」
惣流を抱きしめたまま、側頭部をたしなめるようにぶつけて、こつんと音を響かせる。
「もっとあんたのこと話してよ。誰かと話すって、心地いいわよ」


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