【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】at EROPARO
【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@ピンキー
09/11/18 21:05:08 r/UKUdoq
>>147
こういう視点の話もいいな


151:名無しさん@ピンキー
09/11/18 21:22:28 76UsD3hX
>>147
こういうの、倦厭する人もいそうだけど嫌いじゃないw
先が楽しみ
使徒戦なんかは真面目に考えたら耐えられんけど、
エロパロだし描くとしてもさらっと流してくれても構わないです

152:147→ぱいぱん
09/11/19 00:36:32 MN6yEuqu
レスありがとうございますm(__)m

こんな感じでほのぼのエロっていければいいな、と思っています。

書き込みができないので避難所の書き込み代行スレに続きを落としておきました。
お時間ある方、代行していただければありがたいです。

応援レスありがとうございます。
皆様の反応が栄養剤です。

>>151
ご意見ありがたいです。
ご指摘の通りそのあたりはなんとか流して切り上げて、
早めにもう一人の同居人を出したいです。
では。

153:代理 1/2
09/11/19 21:29:12 cKAaLWJ8
たしかバストはEカップで…
それにスタイルのよさは随所で描写されたのは覚えてる。
しかしあなたにとってはレイがいてアスカがいる。
ミサト以下の女性キャラはあまり対象とはしてこなかったのだ。
が、間近で見るとやはり……

「まだ、緊張してるの?」
少し鼻にかかったような声があなたの耳を揺さぶる。
下半身の疼きを感じて、なんとかそれを抑えようとツバをのみこんだ。
「……いえっ。」
「ま、無理もないわ。でも、これから一緒の家で生活するんだし」
絶え間なく続く疼きのテンションが一段と上がる。
全身を巡る血が下半身の一点に集中して流れ込むような感じ。
激しい鼓動。
下げた視線を横にずらし、ミサトを盗み見る。
薄暗い車内で太もも妖しいほど白い。
口の中に湧き出るツバを強引に飲み下した。
(が…我慢できないよっ…)
楽になりたい自分。
しかし、ここで強引な手段を取れるような男ではないことをあなたはよく知っている。
それに相手は女性とはいえ現役軍人。
旧劇場版では自衛官数人を制圧したこともある。
華奢に見える体の中に、確かな戦闘技術はある。
先制攻撃ができればあるいは一時的に優位には立てるだろうが
もみ合っていくうちにミサトの格闘技術の前に苦もなく……

(っていうか…揉み合う?)
(このひと…と……?)
盗み見ていた視線を上げた。
身体にフィットしたその服からは突き上げる豊かなバストが見て取れる。
(揉みあう、こんな人とっ…!??)

154:代理 2/2
09/11/19 21:30:02 cKAaLWJ8
ブハァ!
派手な音をたてて鼻血がしぶきをあげた。
「キャァ!?シンジくん!?」
「あ、すみませんっ!」
あなたは慌てて、立てかけてあったティッシュ箱から3枚引き抜いて自分の鼻に当てた。
車を道端に寄せて急停車するミサト。
「どうしたのっ…大丈夫?シンジくん!?」
「すみません、すみませんっ……」
情けなく欲情ばかりしている自分への情けなさ、恥ずかしさ、そして車を汚したんじゃないかという罪悪感。
あなたは謝ることしかできない。
「ちょっと、体調が悪くて…!」
「やっぱり。顔も赤いし、そうなんじゃないか、って思ってたの!
大丈夫?何か買っていく?あたしに出来ること、ある?」
顔を寄せるミサト。
化粧品の匂いだろうか、甘い香りが強くなる。
(ここで…ここで…)
自分の思いの丈を思う存分大声で叫べたらどんなに楽なことか。
「いえ、大丈夫ですっ…」
鼻のティッシュを離した。
もともと一過性のもので、出血は長く尾を引かない。
「本当に?」
あなたの額に手を伸ばそうとするミサトを拒否するように前を向く。
「だ、大丈夫っ、ですっ!!」
「……
わかったわ…。
まぁ、何にしてもうちでゆっくり休みなさいね。」
ミサトはエンジンをふかしはじめた。
冗談じゃない。
これ以上接近されて接触までされたら間違いなくキレる。
完全にキレる。
もう何がなんでも絶対にミサトを欲情した目でみない。
固い固い決意を込めて前を見据えるあなた。
「あそこ、あそこ~!
ほら、見えるでしょ?あのマンションよ~
あたしたちのこれからの愛の巣♪」
あなたの股間に垂れる両腕は表現できない感情のせいで
ぶるぶると震えて掌はぐっしょりと汗で濡れている。

あなたの苦しみは、言うならば軽い準備体操が終わった段階まで到達したようだ。

155:代理 2/2
09/11/19 21:35:19 cKAaLWJ8
というわけでぱいぱん氏GJ


なお行数オーバーにつき勝手ながらまことに申し訳ありませんが2レスに分けさせていただきました

156:名無しさん@ピンキー
09/11/19 21:45:19 ZGTQiUJw
いいよいいよー!

ぱいぱん氏、俺はあんたに完敗した
その発想はなかったし、本番どころかエロい行為ひとつしていない状態でこれだけ興奮させられるとは!
今後の書き込みにも期待してますぜ!

157:代理追加 3/4
09/11/19 22:42:33 cKAaLWJ8
「さ~着いたわ♪」
こっちの苦労や苦悶などわずかも察しない、
そんな能天気な声を上げるミサトに軽い殺意さえ抱いた。
素早く荷物と買い物袋を前に抱えて車を降りる。
当然だ。
前に抱えなければ歩けるものではない。
カモフラージュして異変を隠さなくては。
「あら、ありがとう~、でもそんなに持てる?」
「だ、大丈夫ですよっ…」
「さっすが男の子!」
自分の荷物と買い物袋抱えるあなた。
男の子…であって、あくまでも男ではない…ミサトの中では。
しかし実態は…
先にたって歩くミサトの髪をひたすら凝視した。
凝視しなければ間違いなく視線は下がっていくのだから。
意志の力で押さえ込むしかない。
歩みに合わせて黒髪が揺れる。
(作品の中ではもっと紫っぽかったけど、…でも実際…)
実際には紫は光の加減によるものなのかもしれない。
ほとんど黒髪に近い。
優しく揺れ、かすかな香りがあなたを刺激する。
「ここよ、ここ、ここ♪」
「はい…」
鍵を開けて扉を開けると振り向いた。
髪のいい香りがさらに漂う。
そしてフィットした服から自己主張する胸がかすかに揺れたような気がした。
(ヤバいっ!!)
知らぬ間に視線を奪われていたあなたは慌てて視線を上へと強引に上げた。
ニッコリと笑うミサト。
(本当に美人だ…って、いやいや!そんな場合じゃっ!!胸見てるの、バレ…)
「緊張しないで。ここはあなたの家なのよ。」
(え……)
(えっと、確か……)
「た、ただいま…」
「おかえりなさい。」

158:代理追加 4/4
09/11/19 22:43:18 cKAaLWJ8
いったん居間に来るミサトとあなた。
「買ってきたもの、適当に冷蔵庫に突っ込んどいてくれる?」
「はっはい。」
ミサトは姿を消し、あなたは居間に一人取り残された。
はじめてみる光景だが、どこか懐かしい感じだ。
ここで、時に和んだり衝突したり、そして色々な事実が明かされたりしていくはずだ。
台所はしばらく掃除していないのだろう、黒ずんでいる。
その脇には空き瓶、空き缶が詰め込まれたゴミ袋。
(ふぅー…聞きしにまさるっていうのはこういうことか)
冷蔵庫を開けてビールを詰めていくあなた。
冷蔵庫の冷気が火照りに火照った顔に気持ちいい。
(どうなっちまうんだろ、俺…なんだか耐えられそうにない…)
(くそ、くそー!
ダメだ!もう一度冷静になれ!
ミサトさんはスタイルいいし、胸も大きいし…)
服を突き上げる胸を思い出した。
下着は着けているはずだ、はずなのに
あれだけの大き…
(うるせーうるせーうるせーーーー!!!
知るか、そんなもん知るか、知るか!!
ミサトさんの胸とかどうでもいいし!!)
懸命に首を振るあなた。
脳裏に焼きつくその光景を強引に消去する。
(いいか、いやらしい目で見るなんて最低だ!
何よりも絶対にバレる!
いいか、もう絶対にミサトさんと話すときは顔以外見るな、見るなよ~、俺!)
「シンジく~ん♪」
(見ないぞ…絶対顔以外、…)
「お待たせ~。それじゃご飯にしよっか?」
(何が何でも…顔以外見ないっ…)
悲壮感すら漂う顔であなたは冷蔵庫を閉めるとミサトの方に首を向けた。
あなたが固く心に誓った約束はわずか1秒で破られた。

(続く)

159:名無しさん@ピンキー
09/11/19 22:45:08 cKAaLWJ8
追加投下乙です

俺もミサトさんはノーマークだったはずなのに・・・ッ・・・

160:ぱいぱん
09/11/19 22:53:02 MN6yEuqu
代理人さんありがとうございます。
行分けまでしていただいて感謝です。
引き続き落としておきました。
お時間ある方お願いいたします。

応援レスありがとうございます!
期待を裏切らないよう頑張っていきたいです。
もっともっとじらしますw

規制が続きそうなのでしばらくこういう形になりますがよろしくお願いします。

161:名無しさん@ピンキー
09/11/19 22:56:57 MN6yEuqu
仕事早っw
ありがとうございます!

162:名無しさん@ピンキー
09/11/19 22:57:29 ZGTQiUJw
くそう、負けないぞ
くやしい…だけどGJ!
ミサトさんブームが激しく来ている、今w

163:ぱいぱん氏代理
09/11/20 18:54:51 leEfBHPv
耳が赤く染まるのを感じる。
鼓動が痛いほど強い。
―むっ…胸っ…
薄い淡い黄色のタンクトップ。
目のやり場に困るほど内部から突き上げられている。
直視できずに慌てて正面を向いた。
緊張でのどはすっかり渇ききっている。
(見れない!絶対見ちゃダメっ!!)
(見たら死ぬ!見たら俺が壊れる、ぶっ壊れちまうっ!)
「どうしたの?シンジくん??」
「手をあら…ぅっ…」
向きを変えて流しへと向かうあなた。
向きを変えなければバレるから当然だ。
手に水を流しながらうつむくあなた。
(見たい、本当は見たい、見て見て見まくりたいっ……)
脳裏に浮かぶさきほどの光景。
薄布一枚だけで、その奥に隠された豊かな膨らみは見て取れる。
(大きいし、それに柔らかそう…
だっ…

ダメ、ダメ、頼む、誰かっ誰かっ!!!)
股間が激しく突き上げてくるのを感じる。
(クソっ…お願い、許してっ……)
強引に自分の欲望をねじ伏せ押さえつけ押さえ込むあなた。
あなたはただそのことに全神経を集中させていて。


ふわり…と鼻につく香り。
「シンジくん?大丈夫?」
さきほどまで遠くに感じていた声がすぐそこから聞こえてようやく気付いた。
女の肌の匂い。
あまりにも細い腕が流しで水を浸していたあなたの腕に伸びてくる。
あなたの腰の辺りに何か柔らかい感触のものが当っている。
そして肩にはその感触とはまた違った何かがあたった。
布、という障害物こそあるものの、
柔らかく、そして熱を帯びたように熱く熱く。
女の肌の匂いはさらに強くなる。
「手、怪我でもしたの?」
あなたの手を見ようとミサトが手を伸ばすと、
その柔らかな感触とはあまりに異色な
やや固い、突起物のようなものの感触が肩を通過した。
あなたは

→もう我慢できない。耐えられない。本能に従うことに決めた。
→身体を震わせながら必死で耐えた。強引な手段をとることはしないと決めた。


164:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/20 19:22:34 +EHwmRoZ
続きです
あまり『混乱』とリンクしていないかもですが、許してください
手短ですが勘弁

165:あり得たかもしれない、夜会。III
09/11/20 19:23:17 +EHwmRoZ
ホテルのベッドの上。
シーツにくるまる、葛城と俺。
ゴミ箱に詰め込まれた、先を縛られた避妊具とティッシュ。
行為の終わった、けだるげな夜。

俺の腕枕に頭を預け、葛城は猫のように伸びをする。
葛城のつややかな髪の感触が、俺の腕を優しく撫でる。
そんな葛城が、たまらなく愛しい。

迷っていたけれど、やっぱり計画通りにしよう、俺はそう決意した。
そして俺は反対側の手で、あらかじめ隠しておいた、枕の下の指輪のケースを取り出した。
低い円筒形の、革でできたそれを葛城の目の前に置くと、葛城の目が丸くなった。

「葛城、開けてみろよ。」

戸惑いながら、葛城はそのケースを開く。
ケースの中の、BVLGARIのB-ZEROがキラッと輝く。
葛城は、息を飲む。

「8年前、言えなかったことを言うよ。
 …葛城、いや、ミサト、俺と結婚してくれないか?」

「…加持くん!」

俺に抱きつく葛城と、俺は今日何度目かの口付けを交わす。
だがそれは、今日いちばん情熱的な、キスだったかもしれない。
かすかに香る、ドン・ペリニョンの香りと、リップの匂い、そして葛城の、いつも着けているラベンダーの香水の匂い。
それらの混ざったものが、俺の鼻腔を刺激した。
そして、また新しいラウンドが始まろうとしていた。
葛城の身体を、俺は再びまさぐり始めた。

確かに、『彼女』という字は、『遥か彼方の女』と書くかもしれない。
女性は俺たち男にとって、いつまでたっても向こう岸の存在かもしれない。
だけど俺は、そんなまるでわからない葛城と、これからの人生を生きていきたい、そう決意していた。

Mark06が月から飛来し、『ネブカドネザルの鍵』を司令に渡した今、その時間はもう残り少ないかもしれない。
けれど俺は今を、生きていたかった。
葛城と、生きていきたかった。

<完>

166:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/20 19:23:50 +EHwmRoZ
以上完結です
お読みいただきありがとうございました

あとぱいぱん氏GJ

167:名無しさん@ピンキー
09/11/20 23:19:55 sCSB3z3T
有り得たさんの描写はいつもすごくエロいなぁ
他スレの話になるけどまた「榊の秘密」の続き書いて欲しい
これからって時に止まってすごく気になって眠れないよ、楽しみだったので

168:名無しさん@ピンキー
09/11/20 23:59:05 MzxrQ7Xy
ここは→身体を震わせながら必死で耐えた。強引な手段をとることはしないと決めた。 で貫く

腰に当たっている何か柔らかい物って何?

169:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/21 00:00:13 RI0dXDE2
あずまんがのことは忘れました
ブラックラグーンのことも忘れました

生理周期で時々情緒不安定になるので、そういうときに自分からだめにしたとこのことは一切忘れることにしてます

170:名無しさん@ピンキー
09/11/21 08:28:43 hn1eENvd
諦めたらそこで試合終了だ

171:名無しさん@ピンキー
09/11/21 23:13:53 UxmCK+X0
>>170
何様だよ

172:名無しさん@ピンキー
09/11/22 03:11:32 JaW2/lBD
周期とか不安定とか、そういうこと書かなくていいよ
変な勘違い捨てとけ、為にならん

173:名無しさん@ピンキー
09/11/22 16:16:07 f3UhnQgJ
つかあり得たさんて女性だったんですか

174:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/22 16:39:23 YMmu4lBT
失言でした
私の性別なんかどうでもよいことです
どちらの性別の読者さんでも読めるものが書ければ、それでいいじゃないですか

175:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/11/22 18:47:03 XylY9SAp
職人の皆様大変お疲れさまです
また、住人の皆様も巡回お疲れさまです

まとめサイトに先ほど、11/21までに投稿された分を追加いたしました
問題等あれば御指摘いただければ幸いです

以上取り急ぎご用件まで

176:名無しさん@ピンキー
09/11/22 21:53:03 QlsLVKKp
>>175
いつもありがとう

177:名無しさん@ピンキー
09/11/23 00:04:54 rLfeLpWR
>>175
いつもありがとう。感謝してます。

178:名無しさん@ピンキー
09/11/23 23:08:44 XyTYw/wR
投下無いなぁ…

179:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/11/25 21:54:10 2xn3uwPz
お世話になっております、まとめサイト管理人です

au携帯からメールフォームでメッセージを送信いただきました読者様、御指摘の箇所を
修正しておきました
御指摘ありがとうございました

au携帯は他社携帯より一度に読み込めるバイト数が少ないようです
より多くの皆様にお読みいただけるよう、今後ページ分割を積極的に行っていきますので、
不具合等につきましてはまた御指摘いただければ幸いです

なお、職人様方の新しい作品につきましても、引き続きお待ちいたしております
ロッテリアで新劇版カレンダーも発売になったことですし、皆様のご投稿をお待ち申し上げます

以上取り急ぎ御連絡まで

180:名無しさん@ピンキー
09/11/25 22:14:07 QjueKzCZ
ご苦労様です!

181:名無しさん@ピンキー
09/11/27 06:36:21 3ksuVih+
今まで読み手だったけど初投下してみます
カヲアス支援

182:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 06:37:30 3ksuVih+
今日は初めてのシンクロテストの日だ。
僕は弐号機とシンクロしながら、どうしてか、前パイロットのセカンドチルドレンのことを考えていた。
弐号機のテストプラグは、LCLの独特の匂いの他に、何か気高くて、いい香りで満ちている。
たとえるなら、花が咲き誇っているような、そんな感じ。
へんだな。花が咲いているところなんて、見たことあったっけ。

「なんで……どうして……?」
鈴音みたいな小さな声を追いかけて、僕は彼女と出会った。
独り言をつぶやきながら、洗面台に突っ伏している女の子。
ボリュームのあるブロンドのロングヘアが、小さいであろう背中を巧みに覆い隠していた。
おそらくセカンドチルドレンだろう。
大きな鏡の中には、西洋的な愛らしさとオリエンタルな艶めかしさが同居した彼女の顔が映っている。
僕は目が離せなかった。
「誰!?チカン!?」
彼女は僕に気づいた瞬間、ものすごい早さで振り返り、よくわからない日本語で罵倒してきた。
かと思えば唐突に倒れて、いつからかいたシンジ君と駆けつけた葛城三佐まで青い顔をしていたっけ。
思い出しただけでもおかしい。
そんなところに使徒がやってきて、出撃したセカンドがどうなったかと言うと―。
「ハーモニクス、限界点です」
「いいわよ、3人とも上がって」
赤木博士の声がきこえても、僕はぼんやりとプラグ内に佇んでいた。

あれからセカンドは、第十一使徒から受けた精神汚染の影響で、物言わぬ人形と化している。

183:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 06:39:29 36vBh/6Y
僕は、弐号機のプラグがすっかり気に入った。
テストプラグもシミュレーションプラグもすべて同じいい香りがして、気持ちがいい。
でも、同時にセカンドのことばかり頭にうかんで、なんだかへんな気持ちになる。
近頃じゃシンクロテストのあとはいつも体が熱くなっておかしな感じだし。
どうすればいいんだろう。
そうシンジ君に相談すると、何がまずかったのか、それ以上言ったら殴ると怒られた。
「そう」
「なんで怒られんの?」
僕はたまたま自販機コーナーを通りかかったファーストに、ジュース1本で話をきいてもらっていた。
ネルフは空調の効きすぎで乾燥しているから、ここには水分を求めて多くのネルフスタッフがやってくる。
「まあ、それはいいんだけどさ」
「そう」
彼女はセカンドやシンジ君とは違って僕を怒らないし、つかみかかってきたりもしないけど、ときどき物足りなさを感じる。
僕って、罵られたいのかな。
それとも、自分がヒトじゃないから、ヒトに焦がれるんだろうか。
ファーストも同じだったりして。
「僕、へんだよね」
自嘲するように言って、ミネラルウォーターを一気に飲み干す。
ファーストは目線を僕に向けて、続きを促した。
「あの子が使徒に犯されて泣き叫ぶのを面白がって、あの子からエヴァを奪って喜んでたくせにね。気になってしょうがないなんてさ」
ペットボトルをつぶしながら上目で様子をうかがうと、ファーストは缶に口をつけたまま否定も肯定もせず黙っている。
何かを思案しているようにも見えた。
僕はなんとなく茶化すことができなくて、妙な沈黙が流れる。
「碇君、毎日、セカンドの病室へ行ってるわ」
ようやく口を開いたファーストは、長いまつ毛を少しだけ伏せて、
「あなたも行けば?……花でも持って」
などと続けた。
「気になるんでしょう」

184:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 07:06:43 XaJWtJbo
僕は、弐号機のプラグがすっかり気に入った。
テストプラグもシミュレーションプラグもすべて同じいい香りがして、気持ちがいい。
でも、同時にセカンドのことばかり頭にうかんで、なんだかへんな気持ちになる。
近頃じゃシンクロテストのあとはいつも体が熱くなっておかしな感じだし。
どうすればいいんだろう。
そうシンジ君に相談すると、何がまずかったのか、それ以上言ったら殴ると怒られた。
「そう」
「なんで怒られんの?」
僕はたまたま自販機コーナーを通りかかったファーストに、ジュース1本で話をきいてもらっていた。
ネルフは空調の効きすぎで乾燥しているから、ここには水分を求めて多くのネルフスタッフがやってくる。
「まあ、それはいいんだけどさ」
「そう」
彼女はセカンドやシンジ君とは違って僕を怒らないし、つかみかかってきたりもしないけど、ときどき物足りなさを感じる。
僕って、罵られたいのかな。
それとも、自分がヒトじゃないから、ヒトに焦がれるんだろうか。
ファーストも同じだったりして。
「僕、へんだよね」
自嘲するように言って、ミネラルウォーターを一気に飲み干す。
ファーストは目線を僕に向けて、続きを促した。
「あの子が使徒に犯されて泣き叫ぶのを面白がって、あの子からエヴァを奪って喜んでたくせにね。気になってしょうがないなんてさ」
ペットボトルをつぶしながら上目で様子をうかがうと、ファーストは缶に口をつけたまま否定も肯定もせず黙っている。
何かを思案しているようにも見えた。
僕はなんとなく茶化すことができなくて、妙な沈黙が流れる。
「碇君、毎日、セカンドの病室へ行ってるわ」
ようやく口を開いたファーストは、長いまつ毛を少しだけ伏せて、
「あなたも行けば?……花でも持って」
などと続けた。
「気になるんでしょう」

185:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 07:08:38 XaJWtJbo
「303号室……303号室……っと」
赤木博士がくれた造り物の鉢植えを手に、僕はセカンドの病室を探して歩いた。
くくりつけてあるタグと、伊吹二尉が頼んでもいないのに施してくれたビニールとリボンの包装が、肌にあたってかゆい。
カトレア、という花を模しているらしい。
「ここかな?」
そっとドアを開けると、目を開いたままベッドに仰向けになっているセカンドの姿があった。
いつもインターフェイスでセットされているブロンドは無造作に散らばり、蒼い瞳は天井をうつしているようで何も見ていない。
僕はもとからあったシンプルな花瓶の隣に鉢植えを置いて、パイプ椅子に腰掛けた。
隣に生けてある小さな切花に対して、赤とピンクの大きな花弁は、僕から見ても病室にはそぐわないような気がする。
まあ、セカンドには似合うかも。
「おーい」
頬をぺちぺちたたいてみる。
「君が眠ってる間に、僕がエースパイロットになっちゃうよ。悔しくない?」
あえて怒らせるような台詞を選んだのに、彼女はまばたきひとつしない。
「本当に眠ってんだね」
言いようのない寂寥感に包まれて、ため息をついた。
僕、何しにきたんだっけ。
お見舞い、とファーストは言っていた。
お見舞いとは、何をすればいいんだろう。
ふと、軽くだけど―たたいてしまったセカンドの右頬が赤くなっているのに気づいて、僕は侘びるように撫でた。
「わ……」
ふにふにだ。
白さと瑞々しさをあわせ持った肌に思わず夢中になり、僕はつついたり撫で回したりする。
白いといっても僕とは違い、血色のいい赤みがさした白さだ。
「リリンのほっぺってやらかいな……君が特別なの?」
僕は好奇心のままベッドに身を乗り出して、セカンドの右頬に自分の唇をあてた。
手でふれるよりもっと素敵で、甘やかな感触に感じる。
このまま食べてしまいたい。
そんな衝動を抑えて唇をずらしていくと、セカンドの唇に到達した。
少し渇いているけど、やっぱりやわらかくて、温かい。
もっと味わいたい。
僕は枕の横に手をついて、いろいろな角度から唇を押し当てていく。
さっきミネラルウォーターを口にしたせいか、セカンドの唇がしっとりしてきて気持ちいい。
僕の好奇心は、いつしか欲望へと変わっていた。
映画で恋人たちがするのを真似るように、さらなる深みに入ろうとして―やめた。
「んん……っ」
僕のものではない呻き。
唇から離れると、眼前に光のともった、蒼天を思わせる瞳が揺らめいている。

186:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 07:09:26 XaJWtJbo
セカンドは身を起こすと、焦点が定まっていないのか、くりかえし目をこすった。
「……マ?……ちがう……」
寝ぼけているのか、うわ言で何かをつぶやいている。
「あは、起きたんだ」
「は……?フィフス……なんで……」
僕に気づいた瞬間、わずかに蒸気した頬が、怒りの赤へと変貌していくのが僕でもわかった。
「嫌っ!どうしてあんたがいるのよ!?」
セカンドはいったいいつから気がついていたのか、今度は口を拭いだした。
「どうしてって、お見舞いに来たからだよ」
「見舞いですって……夜這いの間違いじゃないの!?」
「ヨバイって何?」
聞きなれない単語に首をかしげると、ボスン、という音と共に頭部に鈍い衝撃が走った。
枕を投げつけられていた。

「あーあ、最っ低」
セカンドがつぶやく。
「何が最低なの?」
「馬鹿っ!あんたのせいよ!せっかくいい夢見てたのに……」
そういえば、うわ言で何かつぶやいていたっけ。
「でも、気がついてよかったね。みんな心配してたみたいだし。えーと、本部に連絡しなきゃいけないんだっけ?」
「ダメ!」
ベッドのすぐ側にある備え付けの受話器を取ろうとして、突然腕を掴まれた。
「……? どうしてさ」
「だって、いまさら戻ったって……エヴァに乗れないんだもん。勝てなかったのにのこのこ帰るなんて、恥さらしよ」
セカンドは別人のような弱気な声でそう言うと、膝を抱えた。白い布団が、山みたいに盛り上がる。
「だから嫌。もうどうでもいいの。ファーストやシンジに馬鹿にされるくらいなら、ここで寝てた方がマシだわ」
あんたもいることだしね、とぽそりとつけ足すのが聞こえた。
「ふーん。わかったよ」
僕はセカンドの望みどおり、受話器を戻した。
「変態のくせにずいぶん物分かりがいいのね」
「うん。そのかわり、さっきの続きをさせてよ」
「はぁ……? 何言って……きゃ!」 
僕はベッドに上って、セカンドの腕を自分の手で押さえつけた。
「さっきから言いたい放題言ってくれてさ。自分の状態、わかってんの?」

187:名無しさん@ピンキー
09/11/27 07:13:31 XaJWtJbo
ああー重複すみません
慣れてないものですみません

188:名無しさん@ピンキー
09/11/27 08:08:39 pXAoOikl
構わん続けたまえ

189:名無しさん@ピンキー
09/11/27 10:17:10 y+R6ApZn
>>186
カヲアス!
続きお待ちしてます。

190:名無しさん@ピンキー
09/11/27 18:06:50 weaVcrDS
乙!
本気で怒るシンちゃんに萌えたw

191:名無しさん@ピンキー
09/11/28 00:28:58 S2G58Wil
GJです!
続き待ってます!

192:名無しさん@ピンキー
09/11/30 18:15:41 fyJ4Q0bq
お読みいただいてありがとうございます!
大事に書いていたもの投下してよかったあー
これでおしまい

193:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:16:08 fyJ4Q0bq
「なっ……!」
文句を言われる前に口をふさいだ。
「んー!ん゛ー!」
セカンドは声にならない声を発しながら、僕の腹部に容赦のない蹴りを入れてくる。
僕は少し考えて、押さえつけていた手の拘束をほどき、セカンドの頬と顎に添えてみた。
するとセカンドは、自由になった両手で今度は頭を叩いてきた。
叩くといってもポカポカといった具合で、さっきより手心を加えられているのが嬉しくて、僕は唇だけをやさしくついばみ続ける。
気がつけば、セカンドはおとなしくなっていた。
「ん……」
いつしか、拒絶するようだった呻きが艶を含んだものにかわっている。
なんて可愛いんだろ。
僕はセカンドの腰に腕を回して抱き起こしながら、さらに奥深くへと進入していく。
セカンドは素直にそれを受け入れ、ぎこちなくだけど、自分からも舌を絡めてきた。
「ちゅっ……ちゅっ……んっ……ふ……」
初めての感覚と、聞こえてくる水音が、僕の中にある何かをかき立てていく。
気持ちいい。それだけじゃない。どんな言葉で表したらいいのかわからない。
僕はひとしきりセカンドの口腔をねぶると、名残を惜しむようにゆっくり離れた。
お互いの口から、甘い吐息が漏れる。
「痛かったよ?」
「何よ……いきなり調子に乗って、へんなことするからでしょっ……」
セカンドは肩を上下させながらそう言って、そっぽを向いた。
次に聞こえた台詞は、僕の空耳だったのかもしれない。
「このあたしのファーストキスを奪ったのよ。ちゃんと最後までやんなさいよ……」

194:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:16:16 fyJ4Q0bq
僕はパジャマ越しに、セカンドのふたつのふくらみに触れた。
たったそれだけで、セカンドは顔を背ける。
「嫌なの?」
「馬鹿……違うわよ」
「ふーん?」
僕はなんだか楽しくて、鼻歌でも歌いたいような気分でボタンを外しにかかる。
14歳にしては完成された、形のいい乳房が露わになった。
「僕こういうの初めてだから、どうすれば女の子が気持ちよくなるか、とかわかんないんだ」
なるべく誠実に言った。そのつもりだった。
「だからさ、どんな感じか言ってくんない……てっ」
耳たぶを強くつねられる。
「それくらい察しなさいよ!あんたって本当に空気読めないわねっ」
「でも僕は君の口から聞きたいんだよ」
手のひらで包み込むように左胸を揉むと、セカンドは抗議をやめ、呼吸を荒くした。
リリンの女の子の体は、どこもかしこもこんな風にやわらかいのだろうか。
やっぱりセカンドが特別なのだろう。

195:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:16:21 fyJ4Q0bq
【名前欄】眠り姫にはカトレアを
【メール欄】sage
【本文4/8】↓
「ねえ、どんな感じ?」
わざとらしく耳元でささやく。
「や……馬鹿っ……察しなさいって言ったばっかでしょ……」
セカンドはぎゅっと目を閉じて、小刻みに体を震わせる。
同時に触れていないほうの乳房が、僕を誘うようにゆれた。
僕はそこに口づけを落とし、硬くなりかけている蕾を舌先で転がした。
頬や唇とは別次元の感触とセカンドの匂いで、僕はそこから甘い味がしているような錯覚に陥る。
ふいに、頭上から聞こえる喘ぎに、くすくす笑いが混じる。
「っ……ふふ、フィフス、赤ん坊みたい……」
僕はセカンドの余裕ある様子に少し苛立って、蕾に甘噛みをした。
「あっ……!」
「カヲルだよ」
僕はセカンドの胸に、それこそ赤子のように顔をうずめてそう言った。
プラグ内にいる時と同じ、華やかないい匂いに包まれる。あれにはきっとセカンドの匂いが残っていたんだろう。
なんだかとても、切ない気持ちだ。
僕はセカンドにとって、対等な存在にはなりえないのか。
ねえリリス、もし見てるなら。
今この一時だけ、僕をリリンにしてほしい。
ただの15歳の少年に。
頭の中にファーストの赤い瞳が浮かんで、ふっと消えていった―。
「カヲルだよ?アスカ」
「……」

「……バカヲル、赤ん坊みたい」

196:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:16:26 fyJ4Q0bq
下着をずらして秘部に触れると、そこはすでに多量の愛液できらめいていた。
少し指を動かしただけで、飲み込まれてしまいそうなほどだ。
「不思議だね。どんどんあふれてくる」
「ふあっ……そんなに見ないでっ……あんっ……」
小さく突起しているふくらみを指で軽く押すと、セカンドはひと際愛らしく鳴いた。
身をよじる様子が可愛い。
「ここが気持ちいいんだ?」
セカンドは頬を紅潮させながらも、肯定はしない。
こうなったら、意地でも気持ちいいって言わせてやりたい。
次第に手の動きが激しくなる。
「あっ、んっ、やだっ、待ってっ……!」
セカンドは僕の腕をかいくぐって、僕のものに触れる。
突然のことに、息が止まるかと思った。
すでに硬くなりかけていた僕のそこは、それだけで一気に張りつめる。
「やっぱりあんたも、苦しいんじゃない……」
セカンドは安心したように僕のものをなでながら微笑んだ。
その微笑みは聖母のようにやさしげで、淫魔のように魅惑的で。
体じゅうが麻痺したような快感が、僕を通り抜ける。
「このままじゃあたしひとりでイっちゃうでしょ……?」


197:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:17:59 fyJ4Q0bq
セカンドはパジャマの上だけを羽織った倒錯的な姿で、僕の下に横たえた。
細く小柄な肢体にかかるブロンドが、真っ白なベットによく映えて美しい。
「さ……いつでもいいわよ」
「じゃ……遠慮なく」
ここにきて僕たちはひどく冷静に意思確認をした。でもそれはフリだけだ。きっとセカンドも。
僕はゆっくりと自分のものを挿入していく。
「っ……」
じゅうぶんな量の愛液が潤滑液の役割を果たしているはずなのに、ずいぶんきつい。
セカンドの秘部からは、ひと筋の赤い線が流れている。
「どうしたの……動いて、いいわよ……」
そう促すセカンドの額には汗が滲んでいた。
セカンドの苦しさは、僕のそれとはおそらく比較にならないのだろう。
「動くったってさ……」
「ほら……早く……」

198:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:06 fyJ4Q0bq
僕はセカンドの前髪をかきあげ、額にキスをしてから、ゆっくりと出入りをはじめた。
セカンドはそのたびにシーツを握り、顔をゆがめたが、やがてスムーズに腰が動くようになった。
余裕ができたのか、セカンドは自分から腰を打ちつけてきた。
「あっ、奥にっ、当たって……っ」
セカンドは自らの感じるポイントを探すように、僕の動きに答える。
「いいっ……カヲルっ、カヲルっ……」
「アスカ……」
初めてまともに名前を呼んでくれた。僕は嬉しくて、いとしくて、身を折って強くキスをする。
セカンドは腕を背中に回して抱き寄せながら、それに答えてくれる。
「はぁっ……あっ……やっ、激しっ……!」
「アスカ……っ」
僕の昂ぶりと共に、腰の動きが早くなっていく。
お互いの呼吸も呼応するように早くなる。
「くっ……僕もう、イきそ……っ」
「あたしもっ……もうっ……ああっ……!!」
瞬間、セカンドに、ぎゅっと締めつけられて。
僕はセカンドの中に形ばかりの、だけど熱いすべてを注いで果てた。
心の中にあってずっと僕を悩ませていたへんなしこりも、一緒にすうっと消えていく感じがした。

199:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:09 fyJ4Q0bq
ぐったりと気だるそうに横たわるセカンドを、僕はじっと見つめた。
たぶんこういう気持ちを、いとしいと言うのだろう。
そのいとしい人はというと、布団にくるまりながら、疑わしい目つきで僕を見ている。
「あんた本当に童貞?」
「ドーテーって何?」
ニヤニヤしながらとぼけてみせるとセカンドが握りこぶしをつくったので、僕は慌てて取り消す。
「爺ちゃん達のビデオで覚えた」
たとえば生撮り赤木博士陵辱ビデオとか。
「へ、へーえ……」
引かせてしまった。
別にこんなことが言いたかったわけじゃなくて。

200:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:18 fyJ4Q0bq
「あれ?あの花……」
セカンドが棚の上の鉢植えを指差した。
「お見舞いに鉢植えとは、無礼なやつ。本当に日本人かしら」
「ああ、あれ僕の」
「やっぱりね」
セカンドは呆れたように目を細めた。
「ニセモノだけどね」
「……あっそ」
セカンドはぶっきらぼうに返した。
もしかして、本物の花だと思ったのだろうか。
「でも、悪くないわ」
「え?」
セカンドは聞き返す僕を無視して、のろのろと体を起こすと、どこか遠くを見るように言った。
「カトレアね。ランの女王って言われる花で、ヨーロッパでも人気が高くって、ママもいつも飾ってたわ」
僕は照れ隠しなのか自分の知識を披露したいのか、やや早口なセカンドの演説を黙って聞き続けた。
「あれ冬の花なのよ。12月の……わたしが生まれた月の花なの。もう今じゃ……まして日本じゃ、見かけないけどね」
だってここヒマワリばっかなんだもん。セカンドは苦笑した。
そういえば、タグに書いてあった。
花言葉は、優美な女性って。
セカンドにぴったりだな。
もしかしてセカンドが目覚めたのは、僕のキスなんかじゃなくって、あの造花の赤色のおかげなのかもしれない。
「なーんて、花なんてカトレアのことしかよく知らないけどさ……ちょっと、聞いてる?」
あれ。いったいどうしたんだろ。まぶたが重い。

201:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:26 fyJ4Q0bq
「総員第一種戦闘配置。繰り返す、総員第一種戦闘配置」
使徒襲来を告げる警報に、僕は目覚めた。
きのうセカンドの演説をきいていたら、いつの間にか眠ってしまったのだった。
不思議なことに、僕はパイプ椅子に座って、セカンドのベッドに頭を伏せて寝ていたらしい。
衣服は乱れていないし、セカンドは相変わらず目を見開いたまま眠っていた。
都合のいい夢でも見ていたんだろうか。
そう思い立ち上がると、妙な倦怠感とズキリという腰の痛みが僕を襲った。
それに、初めての感覚を、あの快感を、今でも体が覚えてる。
「あーあ、やっぱ無理にでも本部に連絡、すべきだったかなあ」
僕は後悔していた。
そうしたら永遠の君を手に入れられたかもしれないのに。
警報はやかましく響き続けている。弐号機のパイロットがいない今、きっとこれが僕の初陣になるだろう。
「じゃあ戦ってくるよ、君のぶんまで」
僕はファーストを一瞥すると、部屋を後にした。

おしまい

202:名無しさん@ピンキー
09/11/30 18:41:41 4ZgLyuPi
>201
乙!
カヲアスご馳走さまでした

203:名無しさん@ピンキー
09/11/30 20:44:46 hqO3WOVw
>>201
そしてGJでした

204:名無しさん@ピンキー
09/12/02 19:14:17 BMHc2eTh
寝ているアスカにシンジが悪戯しる!



そんな発想しか出来ないんだよ、僕わぁ!


(;´Д`)

205:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:28:26 LNdF3/AD
それなら俺は逆だな

206:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:44:36 WMfXWEvU
どっちでもしっくり来るのがシンジのいいところだなw

俺はいたずらされるイメージだが

207:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:48:11 k7iWUeh3
アスカとシンジきゅんと3Pしたい
アスカとレイとでも可

ずっとアスカが好きだったはずなのに、最近綾波もいいと思い始めた
シンジきゅんは他人とは思えなかったのに破で急に男前になったので微妙に感情移入できない

208:名無しさん@ピンキー
09/12/03 05:19:00 vJf22GZJ
シンちゃんはテレビ版でも充分オトコマエだったさ

209:名無しさん@ピンキー
09/12/03 12:54:24 0j6UAlNJ
おっとサルファの悪口はそこまでだ

210:名無しさん@ピンキー
09/12/04 01:27:27 X/oGxcKn
アスカお誕生日おめでとう

211:名無しさん@ピンキー
09/12/05 12:57:58 R5Qwy91C
等価襠

212:名無しさん@ピンキー
09/12/05 14:09:59 OCbNIK8m
>>201
>ファーストを一瞥すると

部屋に潜んでいるレイコワス

213:名無しさん@ピンキー
09/12/05 16:06:27 WjPaVSxW
そういう無粋な突っ込みすんなよ
本当に成人か?

214:名無しさん@ピンキー
09/12/06 05:53:08 Jtb7hNDd
シンジさん「俺は何人相手でも構わない、寂しければ愛してやんよ」

215:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/12/06 10:39:24 iMiC9VyN
お世話になっております、まとめサイト管理人です
職人の皆様に置かれましては投稿、その他の皆様におかれましても巡回お疲れさまです

さて、さきほど12/05まで投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました
あきらかに投下ミスで二重投稿になっていると思われる分、そしておそらく間違いと思われる>201の
「ファーストを一瞥すると」を「セカンドを一瞥すると」に修正してありますが、それ以外は全て原文ママです
修正等希望される職人様はまとめサイトのフォームから当方へ連絡願います

以上宜しくお願いいたします

216:名無しさん@ピンキー
09/12/06 22:31:17 zlP3anYB
>>215
いつもありがとう

217:名無しさん@ピンキー
09/12/06 23:00:23 yvXOjEpF
>>215
愛してます

218:名無しさん@ピンキー
09/12/06 23:41:06 60Ga8RFt
>>215
正確かつ迅速な仕事ぶりに惚れ惚れします。
ありがとう。

219:201
09/12/07 05:00:51 lGVWYMy0
レイ様がみてる…!
言われるまで気づかなかった
ナンテコッタイ

>>215
修正までしていただいて、ほんとうにありがとうございます

220:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:30:33 Bdb3FZLq
綾波になんとかして白バニー衣装を着せるシチュエーションはないものか
ピンキーストリートのハルヒのバニー衣装を綾波に着せてみたらすげえ似合ったので
だが着せるまでの展開が思いつかない

アスカに赤バニーは、シンジさん次第で着てくれそうだが
いつもつけてるインターフェースをどうするかは謎だが

221:名無しさん@ピンキー
09/12/09 09:06:29 EmF2KBhI
>>220
新劇テストスーツと同じで、今回のプラグスーツはデータ採取のために特殊な(バニーの)形状なんです、
とこじつければ1行で解決
インターフェイスヘッドセットも、LCLのモニター面積を広げるためにテスト用は大型でウサギの耳に似ている、とかでおk

222:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:04:10 /IbK4uds
>綾波になんとかして白バニー衣装を着せるシチュエーションはないものか

破のシンジが、
「綾波、これ着て。きっと似合うよ。
綾波がこれを着たの見てみたいなあ」
とさえ頼めば、破の綾波なら一発OKなんじゃね?

シンジが頼めば万事OK。

223:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:13:49 x+j8QkMi
それ、別に破のシンジである必要ないだろw

224:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:25:31 /IbK4uds
いや、破のシンジとレイじゃなきゃだめだろw

前世紀のテレビバージョンのシンジとレイじゃ、あそこまでお互いのために
積極的に行動するか疑問だ

225:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:37:41 x+j8QkMi
いや、そーいう頼みごとするだけならってことね

226:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:40:31 43z8H93J
>224
少なくともシンジは同じ流れなら同じ行動する
性格変えてないという説明あり

227:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:59:39 u1T7O8nt
旧劇綾波も、「碇君が呼んでる」ってゲンドウを拒絶してシンジさんを選んだんだぞ
綾波はピュアだから、「よくわからない」とか言いながらもシンジさんの言うままに着る希ガス

惣流アスカは拒絶する素振りを一旦見せつつ、「じゃ綾波に着てもらう」とか言われたら「私より人形女のがいいっての?」とか逆ギレして着て「ほら、私が着てやってんのよ!」とか得意気に言ってシンジさんを誘惑する
式波アスカは「あ、あんたのためじゃないんだからっ」とか言いながらあっさり着るw

228:名無しさん@ピンキー
09/12/11 19:59:13 k30TNeFk
禿ワロタw
よくキャラの特徴を掴んでるなw

229:お前らがそんな話するから書いてしまったじゃないか(続かないよ)
09/12/11 20:53:42 v3sLg/lj
碇くんが、なぜこんなものを私に着せたがるのか、わからない。

丸い尻尾に、長い耳。
ストラップレスのワンピースの水着に似た、だけど白いフェイクレザーでできた本体。
襟と袖口だけの、シャツのパーツに、赤いボウタイ。
それに、パンスト。
いわゆる、バニー衣装というやつだ。

"いいね、綾波、すごくいい!
思ったとおり、すごく似合うよ!"

"…そう、私、わからない。"

いや、本当は、わかる。
碇くんが、興奮しているのが。
碇くんの体温が、上昇しているのが。
碇くんの、息が荒くなっているのが。

きっと、2号機パイロットなら、こんなものを着ろと言われたら、顔を真っ赤にして怒るに違いない。
けれど、私には、どうということもなかった。
碇くんが喜んでくれるなら、私も心がポカポカするから。
この、普段は私一人の、味気ないコンクリートむきだしの部屋でも、心がポカポカするから。

碇くんの両手が、私の肩に触れる。
碇くんのドキドキが、体温が、両手から伝わってくる。

"かわいいよ、綾波。"

横目で見える、私の耳元で囁く碇くんの唇は、少し潤んでいる。
私の部屋でこういうことをするときはいつもそうだけれど、今日はいつもよりもっと潤んでいるかもしれない。

前に、看護士さんの服を碇くんが買ってきてくれたときも、そうだった。
チャイナドレスのときも、メイド服のときもそうだった。
いつもそういう服は、私が缶コーヒーをまとめ買いしてくるディスカウントストアのと同じ黄色いビニール袋に入っていたけれど、あそこにそういう売場があるのを、それまで私は知らなかった。
そして、そのサイズはいつもぴったりだった。
もちろん、今回も。

"ごめん、綾波、僕、我慢できない!"

"ん……。"

碇くんの唇が、私の唇を塞ぐ。
そして、そのままベッドに押し倒される。

碇くんの、荒い息。
私の身体を撫で回す、碇くんの、細い指。
フェイクレザーの衣装ごしに感じる、こそばゆい感覚と、パンストを引き裂かれて露になる太股の、スースーする感触。
背中に、流れる電流。
きっと、私の乳首はもう、硬くなっている。
全身に、鳥肌が立っている。

"どうせ脱がすのに、破くのに、なぜこういうの着せるの?"

"……男のロマン、かな?"

"そう……。"

私は、目を伏せた。
碇くんのそれが、びりびりに破られたパンストとずらされたバニー衣装の間から、入ってきた。
私は、背中を震わせた。

230:名無しさん@ピンキー
09/12/11 21:48:45 nb1DUlKL
なんか萎えるな、この文章
エロくない。

231:名無しさん@ピンキー
09/12/11 21:57:44 EzjRAKO2
>>229

GJ!


232:名無しさん@ピンキー
09/12/12 03:06:19 rJq/2Ppp
でも、綾波っぽいね。
ていうか、シンジ君、常習犯かよ~

233:>229の続きを書いてみた(続くかも)
09/12/12 22:07:15 xh7ROsjV
"じゃ、綾波、綺麗にしてよ。"

"……ん。"

先刻、私の中にたっぷり遺伝子を吐き出した、碇くんのそれ。
その残渣が、碇くんの精と私の出した潤滑液との混合物がまだ滴るそれを、膝を突いた私は口に含む。
まだ熱い、栗の花のように青臭い、でもどこか鼻水にも似たそれの味。
その味にも、もう慣れた。
もしかしたら、好きになれるかもしれない味だった。
それは、碇くんのものだからかもしれなかった。
私が救った、そして私を命がけで助けてくれた、碇くんのだから。
いくらでも代わりのいる私を、本当はヒトじゃない私を、それを知っていても愛してくれる碇くんのだから。

"ッ……もっと、口をすぼめて。
そう、吸い込むように、ね。"

私は、目の前に仁王立ちになった、碇くんの言うとおりにする。
碇くんは、背中を震わせる。
私の喉の奥から、唾液が溢れてくる。
唇が、頬の内側の肉が、碇くんのそれの形をもう覚えてしまっている。
さっき精をあれだけ放ったのに、今も私のそこから垂れてきそうなくらい放ったのに、また、硬くなり始めている。

ぴちゃぴちゃと、淫らな水音が部屋に響く。
この棟にいるのは、碇くんと私だけだから。
このだだっ広い団地には、私たちだけだから。
他の音は、何も聞こえない。

さっき碇くんに破られたパンストの破れ目から、夜の冷気が私の身体を少しずつ冷やしている。
けれど、私の顔はきっと、火照っている。
胸のところのはだけ目も、少し冷たい。
だから私は、碇くんの太股に、私の身体を押し付ける。
碇くんのそれを咥えている口からも、まだ硬い乳首の先からも、不必要な脂肪の二つの塊からも、碇くんの体温が
伝わってくる。
それが、たまらなく愛しい。
私と違って、代わりなどいない、ただ一人の碇くんを、私は今、感じている。
私のそこに碇くんのそれが入っているときよりも、もっと、もしかしたら感じている。


234:ごめん途中で書き込みボタン押しちゃった
09/12/12 22:22:17 xh7ROsjV
碇くんの両手が、私の頭を撫ぜてくれる。
私の、色の薄い髪を、いつも手櫛で適当にセットしているそれを、優しく、優しく撫ぜてくれる。
私は、口元に添えていない側の手を、碇くんの片手に重ねる。
碇くんの手が、それを握ってくれる。
指を、絡めてくれる。
碇くんの体温が、ここからも伝わってくる。

碇くんのそれは、すっかり元の硬さをいつのまにか取り戻していた。
私の喉の奥までが、碇くんのそれで満たされた。
浮き上がった血管の脈動までが、私の唇に、喉の肉に、伝わってきた。
少し、しょっぱい汁が、その先から出てきていた。
碇くんが、呻いた。

"綾波、このまま口の中に出してもいい?"

"……ん。"

私は、そう言いながらこくっとうなづく。
そして、碇くんのそれを舌で、口の中で弄び始める。

縫い目のようになっている部分が合わさっているところ、そこを舌の先でちろちろとつつく。
碇くんの背筋が、ビクっと震える。
……碇くん、ここ好きなのかな。

私は、碇くんのそれに吸い付いたまま、頭を揺らす。
碇くんのそれが、どんどん硬く、熱くなる。
唾液が、ますます溢れてくる。

"綾波ッ……綾波ッ……いいよ……すごい……気持ちッ……いいッ……!"

碇くんの背中が、だんだん反らされていく。
碇くんの額に、汗の玉がどんどんできていく。
その一つが、碇くんの頬から、私の顔にぽつっと落ちる。

"綾波ッ……綾波ッ……!"

碇くんの両手が、私の頭をがっしと掴む。
刹那、私の口の中に、碇くんの精が勢いよく放たれる。
びゅる、どくっ、そんな音がしそうなくらい、私の口内を、喉を、その液体が満たす。

"……ふう……綾波、また、飲んでくれる?"

"……ん。"

碇くんの、少し柔らかくなったそれが、私の唇を離れる。
私は、喉を鳴らしながら碇くんの出した液体を、飲み込む。
こうすると、碇くんは喜んでくれる。
だから、嫌じゃない。
だから、嬉しい。
ぽかぽかが、二人の心を満たすから。
碇くんが、笑ってくれるから。

碇くんは、とっても優しい顔で、私の頭をまた撫ぜてくれた。
バイクが近くを走り抜けていく音がした。

235:名無しさん@ピンキー
09/12/13 00:40:25 nZNb1GOC
これって、エロイか?オードトワレ。

236:234
09/12/13 01:30:40 kWA0kKto
ごめん、もう書かない
お目汚し失礼しました

237:名無しさん@ピンキー
09/12/13 02:19:00 j9BYwugr
こうして、またひとりのSS書きがつぶされていくのであった。

というか、人によって受け取り方違うし、俺は好きだぜ。
綾波の気持ちが伝わってきて。
そして、綾波を人形のように都合よく使っているシンジのキモチワルサが伝わってくるぜ。

まあ気が向いたらまた書いてくれや。

238:名無しさん@ピンキー
09/12/13 02:45:51 fX92gxU5
綾波ネタ久し振り?だから良いべ

239:名無しさん@ピンキー
09/12/14 05:18:03 Tgst3W0g
>>235
満足できないなら、自分で満足できるエロを書くといいとおもうよ。

240:名無しさん@ピンキー
09/12/14 23:36:05 Cf9KLaoC
誰か綾波ですんごくエロいSS書いてくれよ
俺には書けない
綾波を書こうと思ったらどうしてもエロくなくなってしまう

241:名無しさん@ピンキー
09/12/15 00:19:35 ufKDVjNR
みんなのシンジ君がシャワールームで泡まみれになりながらアスカと綾波に
サンドイッチにされてアワアワしている絵があるわけだか・・・・
アレで誰か書いて・・・

242:名無しさん@ピンキー
09/12/15 02:22:37 8g+lzbe+
>>241
これか
URLリンク(www.dotup.org)
セリフが付いてるのもみたことあるな。
レイ「? 何かあたってる・・・」
アスカ「ふふっ! ピッカピカにしてやるんだから」
みたいな内容

243:名無しさん@ピンキー
09/12/15 03:39:01 Fo+D80bf
>>241
なんじゃこりゃ、レイの表情がかわいすぎる・・・
百万回保存した

244:名無しさん@ピンキー
09/12/15 20:01:21 bcJ8uf7F
その画像で何か書けそう
元ネタは何よ?

245:名無しさん@ピンキー
09/12/15 21:15:30 q21ZXkNd
シンちゃん洗いだろ

246:名無しさん@ピンキー
09/12/15 23:28:49 ufKDVjNR
何をどうやってピカピカにするのか、具体的に惣流さんの口から
聞きたいですな。

247:名無しさん@ピンキー
09/12/15 23:46:49 s6qBnOTq
君、それは『カッピカピ』の間違いではないのかね

248:名無しさん@ピンキー
09/12/16 07:17:35 tWs3H83T
惣流なの?式波じゃないの?

249:名無しさん@ピンキー
09/12/16 07:29:44 k4tdwydT
もう何年も前のイラストだから惣流

250:名無しさん@ピンキー
09/12/16 08:05:14 VlxhdPam
そう(り)ゅうことだな。

251:名無しさん@ピンキー
09/12/16 09:30:55 tWs3H83T
貞本さんのイラストっぽく見えるけど違うよね?

252:名無しさん@ピンキー
09/12/16 10:17:05 v3Ghf3rc
これは菊丸さん
もうサイトの方は閉めちゃって、今はブログやってる筈

253:名無しさん@ピンキー
09/12/16 10:48:41 C+ny5l+W
URLリンク(www.kikuene3.sakura.ne.jp)

254:名無しさん@ピンキー
09/12/16 12:15:04 oa2WRiw8
挿入・アスカ・ラングレー

255:名無しさん@ピンキー
09/12/17 23:51:58 6E6DWoH5
>>240

キミの言う「綾波ですんごくエロいSS」がどんなのかイメージできないからなんとも。
だって、エロいと思うかどうかは人それぞれだしな。

>>綾波を書こうと思ったらどうしてもエロくなくなってしまう

なぜそうなるのか、むしろフシギ

256:名無しさん@ピンキー
09/12/18 00:27:58 YfSzQG0a
唐突だが、綾波がワキを見せてるのってエロいと思うのは俺だけ?
貞本エヴァの扉絵でロンギ槍もってプラグスーツでワキをモロ見せ
してるのあったじゃん
あれで何発か抜いた

257:名無しさん@ピンキー
09/12/19 00:18:54 2/1cVRkz
ワキ舐めたい

258:名無しさん@ピンキー
09/12/19 10:15:08 pn8wHSUy
同意!

259:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/12/20 12:36:49 UXMcdWXo
皆様お疲れさまです
さきほど、昨日までに投下された分をまとめサイトに収録いたしました
今後とも皆様のご投稿を心よりお待ちしております

260:名無しさん@ピンキー
09/12/20 14:33:49 p+ZcxoPH
>>259
いつも迅速的確なお仕事ありがとうございます
愛してます

261:ぱいぱん
09/12/20 22:06:48 258/ykIz
(163続き、遅くなってすみません。
投下していただいた方、まとめサイト管理人さん、
読んでいただいているかたがたありがとうございます。)

それはあまりにもきつすぎた。
目に力を入れるあなた。
当然のこと。
そうでもしなければ視線はあなたの意思を超えて暴走してしまうだろう。
あなたの腰にあたる柔らかい生足、そしてその太もも。
しかしながら手は出せない、見ることすらこの状況では厳しい。
まさに生き地獄。
吐息がかかる距離でミサトに手を伸ばされ触れられると
あなたはブルブルと身体を震わせた。
ミサトの手は驚くほど冷たく、驚くほど柔らかい。
ズボンの中は痛いほど膨張している。
懸命に耐えるあなたにお構いなく身体を寄せてくるミサト。
それも当然かもしれない。
あなたは外見は無害な中性的な顔立ちの中学生なのだから。

「だ、大丈夫です、大丈夫ですからっ」
懸命に距離を取るあなた。
これ以上薄布一枚を隔ててナイスバディに密着されていては
正気を保てない。
わずかな理性を振り絞るあなた。
「あら……わかった、でも、無理しないでね?」
足音が聞こえる。
ミサトは離れていったようだがあなたは後ろ向きなのでよくはわからない。

262:名無しさん@ピンキー
09/12/21 07:43:50 M+dt/RBP
おお待ってたぜ

263:マヤたんがインしました
09/12/22 00:13:56 XlEkL2vh
あーん!先輩が死んだ!
先輩よいしょ本&先輩F.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代は赤木リツコだ!」のブログ書いてまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなマダオごときに殺られるなんてっ!!
カヲルと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・

私はあのおそろしく不器用な先輩が(たとえ不潔でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
先輩ぃぃ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
庵野のカバッ!!え~ん・゚・(ノД`)・゚・

264:国連職員、青少年保護条例違反で逮捕
09/12/22 22:16:33 P+P56IY2
第3警視庁は22日、第3新東京市在住の国連職員(29)を青少年保護条例違反の容疑で逮捕したと発表した。
同職員は同居中の男子中学生及び女子中学生とわいせつな行為を繰り返していたことを認めており、同僚(30)は事件を受けて「彼女に男子中学生を預けた時点で危ないと思っていた。無様ね。」と述べた。

265:名無しさん@ピンキー
09/12/22 22:19:47 qGI5X6Xs
いつの間にか新作が来てた・・・だと・・・
こういう視点も新しくていいな

266:名無しさん@ピンキー
09/12/23 20:45:16 x2G+lIMJ
どうでもいいことだけど。

>>264
ネルフ職員というのは国連職員なのだろうか?
1話でミサトが国際公務員だとは言ってるが。

でも一尉、三佐という階級は、なぜか国家公務員である自衛隊の呼び方
を採用してるんだよな。
国連職員の国連軍人みたいなものなら、大尉、少佐のほうが自然だし、
それで呼んでも問題なさそうなんだが。
実際、式波アスカは一尉じゃなくて大尉じゃん。

267:名無しさん@ピンキー
09/12/23 23:23:48 pVLunREw
アスカはユーロ空軍出身だからじゃなかったっけ?
階級の表示は海外では大中小だけど日本では一二三ってなってるみたいよ

つか、ティーンズを巨大ロボに乗せて戦わせるアニメに言っても仕方ないが、年端もいかない子供を戦闘機に乗せちゃうどころか不相応な階級与えちゃうユーロってどうかと思う

268:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
09/12/24 00:45:33 W3ssQTJ7
大抵、外国の軍に入るには帰化する必要があるはずなんですが、ミサトさんにゃそんな描写無かったように思います
アメリカ軍だとグリーンカードが必要だし
私は勝手に、ミサトは国連軍に編入された旧自衛隊か、戦自からの出向だと思ってました
でも、マジメに考察すると、30歳前に佐官て昇進早すぎだろ、とかアニメに聞いちゃいけないことになるし……

式波さんは色々利権の絡みがあったのかもと想像。エヴァは最終兵器じみてるし、軍が「兵器は我々の管轄だ!」とか言ったりすれば、軍属らしく階級があるのも無くはないかなと。でもエースパイロットとか言ってますしねぇ。解らんヽ(´ー`)ノ
私的にはユーロファイターを駆る式波さんも萌えますが

269:名無しさん@ピンキー
09/12/24 03:08:23 Q7IELPyR
タイフーンは翼でかすぎて不細工だよ

270:名無しさん@ピンキー
09/12/24 10:40:43 biEszfWj
個人的には式波大尉にはダッソー・ミラージュ2000に乗って欲しい

271:名無しさん@ピンキー
09/12/24 10:57:40 Q7IELPyR
ミラージュは「ナイト・オブ・ザ・スカイ」で見たけどジェットノズル(つかエンジンか?)が1つしかなくて美に欠けてたな

ここは1つサーブグリペンで

272:名無しさん@ピンキー
09/12/24 11:15:43 biEszfWj
エア・ショーか何かでMe109に乗ったりしたらそれはそれで萌える

273:名無しさん@ピンキー
09/12/24 13:00:20 u5My5rmr
>>271
グリペンも単発じゃん。むしろラファールのかっこよさはガチだと思う。

つかエヴァ世界の国連軍艦載機はSu-33とかYak-38改だった訳だし、
アスカがロシア機に乗るのは全然ありだと思う。MiG-29 M OVTでハチャメチャな起動で飛ぶとか。
Su-34にシンジと乗って、キッチンで飯を作らせるのもアリw


274:名無しさん@ピンキー
09/12/24 15:27:12 Q7IELPyR
ごめん言い方が悪かった
単発ならグリペンのが個人的にかっこいいと思ったってことね。

でもユーロでは使われてないと思うが、やっぱりかっこいいのはFだな
エンジンも双発だし、ルックスも抜群だしなあ

275:名無しさん@ピンキー
09/12/24 20:06:14 9Y/kFGnr
そこでIDF経国号ですよ!
EVA世界の中華民国がどうなったかは知らないけど、あれは格好いい

マジレスすると、第3使徒登場のシーンとかユイの墓参りのシーンとかに出てきたあのVTOL(形式知らん)が候補に挙がらないのはおかしいと思うけどね、アスカの機体としては

ってなんでいつの間にジェット戦闘機スレになってんだw

276:名無しさん@ピンキー
09/12/24 22:09:40 Q7IELPyR
職人さん来なくなったからなー
年末までに俺が何か書くよ

277:名無しさん@ピンキー
09/12/24 22:31:26 9Y/kFGnr
機体、じゃねえ期待age

278:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:05:07 BulfvXdB
ジェット戦闘機に詳しくない俺に教えてほしい
単発と双発のメリットとデメリットはなに?

F15とかSu27とか、世代でトップランクの高級(?)戦闘機はふつう双発なので、
双発は性能重視、もし片方壊れても帰還できて信頼性も重視なんだろうなと
なんとなく思ってるんだけど

でも単発のF16とか性能軽視かというとそうは思えないし、F16がエンジン故障で
落ちる事故が頻発してるわけでもないので、信頼性も大きな問題はなさそうに
思うけど

279:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:10:37 BulfvXdB
>>あのVTOL(形式知らん)が候補に挙がらないのはおかしいと思うけどね

あれは攻撃ヘリに毛が生えた程度の、戦闘機としては2線級以下の
戦力なんじゃないの?
戦闘機パイロット憧れの機体とはとても思えない

280:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:33:59 3QIYCtyE
>>278
双発のメリット
・パワーが2倍
・信頼性が2倍(ただしエンジンの信頼性が高いとき)。1発停止しても飛べる。
・武装搭載量も多い

単発のメリット
・コストが双発の半分(イニシャルも整備も)
・信頼性が倍(エンジンの信頼性が低い場合、双発機は単発機の倍の確率で故障する)なので稼働機数が減らない
・軽量に作れるからいろいろと壊れにくい(軽いのは正義!)

双発のデメリット
・コストが高い
・エンジンの配置が悪いとロール性能が悪化するので空戦性能に問題が出る場合がある。
・重くなるからいろいろと壊れやすい

単発のデメリット
・パワーがないから搭載量も少ない
・エンジンが止まると即墜ちる
・機体が小型にならざるを得ないので近代化の余地が少ない

メリットの裏返しがデメリットになる感じでしょうか。
いずれにせよエンジンが一定の能力と信頼性がないと飛行機として成立しませんが。
(経国なんてプワパワーなエンジンしか調達できなかったからわざわざ双発にしたわけで、ふたつ合わせても単発のF-16に劣る出力しか出せない)

281:名無しさん@ピンキー
09/12/24 23:36:25 9Y/kFGnr
いい加減スレ違いだ
自重すれ

282:世界初の第7世代型スパコン 人工進化研究所が発表
09/12/25 21:07:29 Rc99qsoA
財団法人・人工進化研究所(神奈川県第3新東京市)は25日、第7世代型スーパーコンピュータ「MAGI(マギ)」の試作機を
報道陣に公開した。
開発チーフの赤木ナオコ上席研究員(51)の事故死により完成は大幅に遅れるとみられていたが、計画にはほとんど
狂いは生じず、当初の予定を45日過ぎたのみにとどまった。

MAGIは人工培養したヒト脳細胞をその基幹とした人格移植型OS(オペレーティング・システム)を3基搭載しており、
従来の無機CPUプロセッサを用いた第6世代型スーパーコンピュータと比べ演算速度が大幅に向上している。
新約聖書にあるキリスト生誕時に出現した東方の3博士「マギ」をその命名由来としており、3基のOSはそれぞれ
「バルタザール」「メルキオール」「カスパー」と、新約聖書にならって名づけられた。

赤木上席研究員の長女であり、開発サブチーフの赤木リツコ特別研究員(25)は、「キリストの誕生日とされるこの日に
MAGIが完成したと発表できたのは、素敵な偶然。チーフだった母は亡くなりましたが、母の心はMAGIの中にまだ
生きています。MAGIを構成する3基のコンピュータは、3人の母自身なのです。」とコメントした。

(関連記事7面)

283:スーパーコンピュータにも「萌え」 MAGIの声に人気声優起用
09/12/25 21:45:19 Rc99qsoA
財団法人人工進化研究所(神奈川県第3新東京市)は、25日報道陣に公開した第7世代型スーパーコンピュータ
「MAGI」のユーザーインターフェース用合成音声のベースに、人気声優・林原めぐみさん(42)の声を用いたと発表した。

「MAGI」はヒト脳細胞を人工培養した人格移植型OSを3基搭載した世界初の第7世代型スーパーコンピュータで、
平成19年8月施行の地理空間情報活用推進基本法に基づく統合型行政GIS(地理情報システム)用ホストとしても
活用が期待されている。
音声合成エンジンには、ヤマハ株式会社(静岡県浜松市)が既存の歌唱シミュレーションソフト「VOCALOID(ボーカロイド)
2.0」をベースにMAGI専用に開発した「VOCALOID3.0」が用いられており、MAGIの演算能力を前提とした自然なアナウンスが
実現された。

合成音声のサンプリング元となった林原さんは、1990年代の第3次声優ブームの立役者の一人とされており、
人気アニメ『名探偵コナン』の灰原哀役などで知られている。

284:名無しさん@ピンキー
09/12/26 23:39:39 Gt7a4rN7
テクノロジーの無駄遣いだな……

285:名無しさん@ピンキー
09/12/27 00:47:59 Ku1t8MSM
>>282ー283
スレ違いw
エヴァ板でやれ。
年齢設定もおかしい。

286:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/12/29 23:12:55 tb/Xz5d9
お世話になっております、まとめサイト管理人です

さて、さきほど、12/28まで投下分をまとめサイトにアップロードいたしました
更新が遅くなり大変申し訳ありませんでした
また皆様、よいお年をお過ごし下さい

287:名無しさん@ピンキー
09/12/30 00:43:46 F7ng44MT
年末年始の更新は無理ですか?

288:露出マゾ奴隷アスカ
10/01/04 01:27:05 PRHxTCRT
 人気の無い深夜の公園に駆け込んで、ジャージ姿の少女―アスカは膝に手を突いて
息を継いだ。家からずっと走って来たので、胸が苦しい。
 息が整うとアスカは、周囲を見渡して公園内に人影が無いことを確認してから、ジャー
ジを上下とも脱いでベンチに置いた。その下には下着すら身に付けられておらず、完全
な裸の状態になる。
「ふふっ」
 興奮から、自然と笑みが漏れた。
 公園内を裸で走り回り、ブランコに乗り、ジャングルジムに登り、鉄棒をする。この
露出行為が、もう何度目かになるアスカのストレス発散法だった。
 誰しもを一目で魅了する容姿と、常に学年トップの成績、さらにスポーツも万能。性
格が少々高飛車なのも愛嬌の内―だと思う。非の打ちどころの無い完璧。
 それには、もちろん誇りを持っている。けれど隙を見せられないというのは、やっぱ
り辛い。
(あたしは完璧なんかじゃない……)
 少なくとも今、公園内を素っ裸で闊歩している少女は、完璧とは程遠い。
 ひとしきり遊具で遊び終え高揚感に満たされたアスカは、公園の中央に立つ外灯の下
に立ち手淫を始めた。
(ただの変態だわ……外で裸になって……オナニーしてるなんて……)
 体が、心が解放されていくのを感じる。何一つ繕わず、全てを曝け出しているのだか
ら当然だろう。
 気持ちを昂らせたアスカは想像する。この言い訳の余地の無い痴態を、目撃されるこ
とを。
 へんぴな場所にある為、昼間でさえほとんど利用者のいない小さな公園である。丑三
つ時の今、人が訪れる可能性はまずない。だからこそ、露出の場に選んだのだ。
 それでも絶対に安全な訳ではない。それを想像する。
(こんな姿だれかに見られたら……お終いだわ……)
 目の前に架空の目撃者を置くことで、快感が一気に押し上げられる。こうして絶頂を
迎えるのが、彼女のお決まりだった。
(あぁ、見られる。見られちゃうっ) 
 今まさに頂点に達しようとした刹那、
「え!?」
 近づいてくる足音に、アスカの熱は瞬時に冷えさせられた。もうかなり近い。行為に
夢中になり過ぎて気付くのが遅くなってしまった。
 逃げ出す間もなく、すぐに目の前に人影が現れた。

289:名無しさん@ピンキー
10/01/04 22:47:35 z7SAqhJ3
おお!GJです!
アスカの野外露出ものは少ないから、こういったシチュエーションは嬉しいな。
早く続きが読みたいです。

290:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/01/05 16:56:40 Q6nKPvhG
職人の皆様お疲れさまです
また巡回の皆様もお疲れさまです
今年も宜しくお願いいたします

当方本日まで正月休みをいただいて帰省しておりました
前回更新時より追加分につきましては可及的速やかにまとめサイトにアップロードいたしますので宜しくお願いいたします

291:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/01/05 17:34:26 Q6nKPvhG
お待たせいたしました
昨日投下分までをアップロードいたしました

皆様からの今後の御投稿につきましても、お待ちしております

292:名無しさん@ピンキー
10/01/05 19:41:03 x+It9Zwb
>>290
いつもありがとうございます!お疲れ様でした


293:名無しさん@ピンキー
10/01/06 17:34:17 tD3qAGGz
>>288さん、続きはまだですか?

294:288
10/01/07 03:39:31 kn1BrJAM
う~ん、せっかく期待して下さる方がいるみたいなのでリサーチを

現れたのは同級生のムサシ(ほぼオリキャラ)で、裸を写メられて奴隷化させられるのと

現れたのはやはり露出オナニーに来たシンジで、一緒に露出するようになるのどっちがいいですかね?

もしくは他の案でも

295:名無しさん@ピンキー
10/01/07 03:45:42 g1Ng0/Ki
公式同人よりはやはり本編のキャラの方が良いのでシンジに一票

296:名無しさん@ピンキー
10/01/07 10:28:26 rAvsMsqu
ある程度の金を持っていて、クルマを運転する大人のほうが話が広がるのでは?
ネルフの名も無き職員とか、アスカたちの学校の教師、同じマンションの住民とか、
接点はあるけども日常での接触はほとんど無いような人物が良い。

297:名無しさん@ピンキー
10/01/07 21:11:00 7OYe6qY9
>>ネルフの名も無き職員とか、アスカたちの学校の教師、同じマンションの住民とか、
>>接点はあるけども日常での接触はほとんど無いような人物が良い

なるほど
この露出狂アスカにしてみれば、シンジよりそういう相手のほうが衝撃が大きいと言えるな

しかし本編の設定にとことんこだわるなら、あのマンションに住んでるのはミサトだけで
ほかの住民は居ないって事だった気がする
3話でシンジがゴミ捨てる場面も、ゴミ袋がほとんどなかったんじゃないっけ?

298:名無しさん@ピンキー
10/01/07 21:25:24 zcrrBQc8
しかし本編の設定にとことんこだわるなら、あのマンションに住んでるのはミサトだけで
ほかの住民は居ないって事だった気がする

マジ?

299:名無しさん@ピンキー
10/01/07 22:56:48 hOF4pN3W
マジ
マンションの遠景のどの場面もミサトの部屋以外は電気点いてない

300:名無しさん@ピンキー
10/01/08 00:31:07 i8YoWsUz
そりゃ寂しいな・・・

301:288
10/01/08 02:27:46 DNonIwTW
やっぱり、攻め手も分かるキャラの方がいいでよね~
設定は、ネルフの監視や警護のこと考えると露出するのむずくなるので、学園で考えてたのですが

取り合えずムサシで導入だけ書けたので落とします
んで、需要がないようなら別の書こうと思います

302:288
10/01/08 02:28:11 DNonIwTW
 咄嗟に、手で胸と股間を隠す。
「アスカ……?」
 彼女の姿を見て目を丸くしたのは、面識のある少年だった。クラスは違うが同級生のムサシだ。会話もろくにしたことがないが粗野な感じがして、いい印象がない。
 ムサシは呆気から立ち直ると、ニヤリと笑みを浮かべて持っていた携帯をアスカに向
けた。
 カシャリと音がして、アスカの生まれたままの姿が携帯の中に記憶される。
「ちょ、なにしてんのよ、あんた!」
 アスカは、焦って叫んだ。すぐにでも携帯を引っ手繰りたいが、裸のままでは動けない。
「こんな特ダネ、撮らねえ手はねえだろ。学校一のアイドル、アスカ様が露出狂の変態
女だったなんてな」
 二度、三度と、シャッター音が深夜の公園に響く。
「やめなさいよ! やめて……お願いだから、撮らないで……」
 制止の声は段々と弱弱しくなり、最後には涙混じりになってしまう。が、ムサシはそ
んなアスカを無視して、画像を撮り続ける。
(ああっ、こんなことになるなんて……おしまい…もう、おしまいだわ……)
 目の前が真っ暗になって、アスカはその場に尻もちを突くように座り込んだ。
「さあて、どうすっかなこれ? 取り合えず、印刷して学校に持ってけば、いくらでも
金出すやつがいるよな」
 満足するまで撮り終えたらしいムサシが、戦慄するほど恐ろしいことを言う。
「じょ、冗談でしょ? そんなこと、しないわよね?」
「どうすっかな~」
「お願いだから、このことは黙ってて。あたしにできることだったら、何でもするから。お願い、お願いします!
 必死で懇願をする。こんなに深く頭を下げたのは、生まれて初めてだ。
「なんでもねぇ」
 ムサシは、しばしアスカを舐め回すように見下ろしてから、
「そうだな、アスカが俺の奴隷になってくれるなら、黙っててやってもいいぜ」
「ど、奴隷!?」
 どぎつい言葉が出て、思わず反芻してしまう。
「そう、俺の命令にはどんなことでも絶対服従する奴隷だ」

303:288
10/01/08 02:28:31 DNonIwTW
「そんなこと……」
 できる訳がない。しかし、受け入れなければ―
「嫌ならいいんだぜ。驚くだろうなぁ、みんな。まさか、あのアスカがねってよ」
 自分が露出狂だと知れ渡ったら、周囲の人間はどう反応するだろう。両親は間違いな
く深く悲しむだろう。友達からは距離を置かれ、学校中の生徒から白い目で見られ、後
ろ指を指され、噂される。
(シンジは―)
 幼馴染の少年の顔を思い浮かべると、それ以上想像できなかった。とにかく絶対に知
られたくないと、強く思った。
「なる、なるわ。あんたの奴隷になるから、このことは秘密にして」
「いいぜ、俺とアスカ、ふたりだけの秘密にしてやるよ。ただし、言い方が少し気にい
らねえな」
「え、じゃあ、どう言えばいいのよ……」
「分からねえのか? 奴隷なんだから、当然土下座だろ。で、露出狂のアスカをどうか
ご主人様の奴隷にして下さい、お願い致しますって言うんだよ」
 そんな屈辱的な言葉、一生口にすることはないと思っていた。けれど、もう後には引
けない。
 アスカは、足を正しその場で土下座した。
「ろ、露出狂のアスカを、どうかご主人様の、ど、奴隷にして下さい、お願いしま
す……」
 野外で、裸で、地面の上で、土下座する。頭が沸騰しそうだった。
「うっ!」
 不意に頭を押さえつけられて、口の中に砂が入ってしまう。ムサシの足が、土足で乗
せられている。
「はは、いい気分だぜ。あのアスカが、素っ裸で土下座してるんだからな」
 ムサシは高笑いした。足を掴んでひっくり返して、顔面を元が分からなくなるまで殴
りつけてやりたい。抗いがたい衝動を、秘密の為、秘密の為と繰り返し、なだめる。
「いいか、おまえは今日から、露出マゾ奴隷のアスカだ。これからたっぷり奴隷の躾を
してやるからな、楽しみにしろよ」
 羞恥と怒りと後悔と不安と、様々な感情で前進が満たされ、秘所から愛液が溢れてい
ることにアスカは気付かなかった。

304:名無しさん@ピンキー
10/01/08 11:31:06 hXD9MECY
>>288
GJ、なんか続きの展開にwktk

けど写真撮って脅迫ならケンスケでもいいのでは?
とか思ったが…
冷静に考えるとダメだ、調教「できる」タマじゃないし、何よりその場でボコられて終わるw

とりあえず、ムサシは戦自がらみの子(でしたよね?)だから相応に「使える」でしょうしw


305:名無しさん@ピンキー
10/01/08 22:41:41 06ELDysl
やはりアスカの野外露出ものはいいですね。
本当にGJです。続きを楽しみにしています。

ちなみに、こんなシチュはどうでしょうか?

授業中にまずムサシが仮病で教室を抜け出す。
次にアスカも仮病で教室を抜け出し、ムサシと合流。
ムサシはアスカを4階の男子トイレに連れ込むと、アスカに全裸になる様に命令。
命令に従い、アスカは全裸になり、制服と下着を紙袋に入れる。
ムサシは紙袋を受け取ると、服を返して欲しかったら、外の体育館の裏にまで誰にも見つからずに取りに来る様に命令。
授業中とは言え、誰にも見つからずにアスカは服を受け取ることが出来るのか。

以上です。

306:名無しさん@ピンキー
10/01/09 19:33:17 gJ4IyuV4
続きマダー?

307:本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー
10/01/09 23:58:31 6P+Bhpj0

アスカの唯一の親友であるヒカリが、痴漢の被害にあった。
朝、学校でのヒカリの様子がおかしいのでアスカが聞いてみた所、昨日の休日に電車内でお尻を揉まれたらしいのだ。

(許せない!)

(必ず痴漢をアタシが取っ捕まえてやる!ヒカリ。必ずアタシが復讐してあげるからね)

次の日、アスカはヒカリが痴漢にあった車両に乗って痴漢が現れるのを待っていた。
アスカが電車に乗って、しばらくするとお尻の辺りモゾモゾとしだした。

(間違いない!痴漢だ!)

アスカは手首を掴み、お尻を触っていた男に向きを変えると、睨みつけた。

「この痴漢!変態!女の敵!次の駅に着いたら、このまま警察に突き出してやる!」

アスカに手首を掴まれた男は、不敵な笑みを浮かべていた。

「馬鹿なパツキン女だな。今日は平日だぜ。しかも車両は男性専用車両。それに今日は俺達痴漢師が女を嬲る月に一度のイベントの日なの」

(しまった!)

アスカは漢字を読むのが苦手な為、そんなことも知らずに乗ってしまったのだ。

「日本語、読めねえのかよ」
「アタシ、漢字はあんまり・・・」

スキンヘッドで痩せている男が、このリーダーらしき男に問いかけた。

「本田さん。どうしやす?」
「しょうがねえなあ。他にめぼしい女もいねえし。今日はこの生意気なパツキン女で我慢するか」
「へい」

アスカはあっという間に、周りの男達に腕と足を押さえられ、身動きが取れなくなってしまった。

「放せっ!このバカッ!放せっ!」

アスカは叫びながら、手足を動かそうともがいたが、しっかり身体を押さえられているため、ほとんど動かなかった。

「うるさいパツキン女だな。オイ政!この女を黙らせろ!」
「わかりやした」

スキンヘッドの男がアスカの口の中に、ギャグボールのをはめ込んだ。

「フゥーッ!フゥーウッ!」

アスカは叫ぼうとしたが、息が吐き出されるだけで、声は出なかった。
アスカは口が閉じられず、よだれを垂らしていた。

「これでうるさい口も静かになったな」
「次はどうしやす?」
「この女は自分が悪いのに俺様を変態扱いしやがったからな。徹底的に凌辱するか」


308:本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー
10/01/10 00:00:24 6P+Bhpj0

アスカは男達の会話を聞くと、顔から血の気が引いていった。

(コイツら、いったい何をする気なの?)

「オイ、秀!」
「はい。何ですか」

眼鏡を掛けたデブの男がアスカの前にやって来た。

「まずこの女の着ている制服を、切り刻んでやれ」
「はい。任せてください」

秀は返事をすると、紙袋からハサミを取り出した。

「こんなにかわいい女の子の制服が僕の物になるなんて、感激だなあ」

(まさか…ウソでしょう……)

秀はアスカの正面にしゃがみ込むと、スカートの裾にハサミを入れた。

ジョキ、ジョキ、ジョキ・・・

秀はスカートの裾から腰に向かって、切り刻み始めた。
最後までハサミを入れ、秀はアスカからスカートを剥ぎ取った。

「外人JCのスカートゲットだぜ!」

秀は興奮した様子でそう叫ぶと、紙袋にスカートを入れた。

(このデブ!何てことすんのよ!)

アスカが下半身に身に着けている物は、ショーツと靴下と靴だけになってしまった。
アスカは恥ずかしさより、怒りで顔が真っ赤になった。
秀はアスカのショーツを、意外そうな目で見ていた。

「白のショーツですか。外人さんも結構普通だなあ」
「秀、いつもながら見事な仕事ぶりだな」
「まだまだこれからですよ」

秀はアスカの後ろに回り込み、その場にしゃがむと、ブレザーとカッターシャツを一緒に裾から襟にかけて切り刻み始めた。

ジョキ、ジョキ、ジョキ・・・

秀はアスカの髪とブラを切らないように気をつけながら、襟までハサミを入れた。

「政さん。ブレザーとシャツのボタンを外してくれますか?」
「任せるでやんす」

政はボタンを外し始めた。

プチ、プチ、プチ・・・

「外したでやんす」

秀は紙袋からデジカメを取り出した。



309:本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー
10/01/10 00:04:42 CPPcSN1m
すいません。今の所、以上です。
続きは需要があれば投下します。

310:名無しさん@ピンキー
10/01/10 21:51:29 LrM3i9vY
>>309
なかなかいい感じですよ
ところで、こいつらはヲタというかニートっぽい感じなんですか?
北斗の拳に出てくるようなヤンキーみたいな連中ですか?

それと、式波アスカなんで、新劇場版の世界での話だと思うんですけど、
惣流でなくて式波にした理由は何ですか?
式波アスカだと大尉なんで、りっぱな上級軍人なんですけど

311:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/01/10 23:14:12 FoSRaz/m
皆様お疲れさまです
昨日投下分までをアップロードいたしました
今後とも皆様の御投稿をお待ちしております

312:本田勝彦VS式波・アスカ・ラングレー
10/01/10 23:31:42 CPPcSN1m
>>310さん、実は前に駆け引きを投下していた者です。
本田勝彦はインター〇ートの悪戯に出てくるキャラです。
秀と政の名前については、必殺仕事人から拝借しました。
二人共、痴漢軍団のリーダーである本田の部下です。
秀はデブで眼鏡を掛けており、萌え系のイラストがプリントしてあるTシャツを着ている、典型的なオタニートです。
(ちなみに必殺技は、切り裂きとデジカメによる撮影)

政はスキンヘッドでガリのチンピラです。
(必殺技は秘密)

惣流ではなく式波にした理由は、前に投下していた駆け引きの番外編だからです。
続きが出来次第投下します。
それではまた。


313:名無しさん@ピンキー
10/01/11 00:08:31 Wn8qo20k
>>312
説明ありがとうございます
インター〇ートの悪戯という作品のことは知らないんですが、キャラには元ネタがあったんですね

駆け引きというのは前に投下されたSSタイトルか何かだと思いますが、ごめんなさい
まだ読んでいません

軍人なのに式波が痴漢の良いようにされてるって、何か伏線があるのかなと
思って聞いてみました

314:名無しさん@ピンキー
10/01/17 23:00:23 /j7oM4ZR
続き待ち

315:名無しさん@ピンキー
10/01/24 18:07:03 xa7Yfq9M
続き待ち


316:名無しさん@ピンキー
10/01/27 22:21:40 0xos2v6i
携帯規制解除キター(゚∀゚)ー!!




誰かNTR書いてくれ



317:名無しさん@ピンキー
10/01/28 23:19:13 A9SkX+6R
エヴァンジェルで頼んだ方が早くね?

318:名無しさん@ピンキー
10/01/29 04:13:45 r3hf1fvm
懐かしage

319:名無しさん@ピンキー
10/01/29 19:56:31 6Csvygbc
頼んだら書いてくれんのかな?

320:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/02 12:30:34 kMuDMszv
どんなのがいい?

321:名無しさん@ピンキー
10/02/02 19:34:25 LLx//E7z
マリシンジ

322:名無しさん@ピンキー
10/02/03 02:52:25 +LB7cR+N
チルドレンの精神安定のために、ネルフの大人たちが交代でチルドレンとセックス。
シンジとのセックスに嵌まって、シンジに慕われているミサトに嫉妬するリツコ。

323:名無しさん@ピンキー
10/02/04 11:12:45 tBmCWOaY
加持よりゲンドウとのセックスにのめり込むアスカとか

324:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/04 12:41:17 Av77LTfZ
マリに寝とられるアスカを妄想
シンジが寝とられるのもアリかも

あ、近々リハビリ作投下していいですか?
規制掛ったら無理になるかもしれませんが

325:名無しさん@ピンキー
10/02/04 15:23:36 ALDP5ANm
加持の細やかなテクニックに溺れていたのに、何の理屈もいらないゲンドウの存在感の明らかなモノを受け入れた瞬間、
アスカの脳はスパークして今までの男に関する価値観が吹っ飛んでしまい、ただ牝として巨大なモノを求めてゲンドウに
ひれ伏し従った。

326:名無しさん@ピンキー
10/02/04 22:02:35 tBmCWOaY
ゲンドウとのセックスは正直苦痛だった。シンジのいまだ発達途上のものを
受け入れた時、リツコは初めて悟った。自分のそこは狭かったのだ、と。
その豊かな躯からは想像も付かなかったが、リツコのそこは少女のように
密やかで可憐だった。少年のそれを受け入れた時、少女の花弁は花開き、
甘い蜜を分泌し、リツコは初めての悦びに震えた。

327:名無しさん@ピンキー
10/02/04 23:30:15 POMD7DdW
お、続き待ってます!

328:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/10 08:02:27 oCjxA6Hg
なんか、朝っぱらから投下ってダメ人間っぽいな……けど投下します



慈悲から見放された世界に深々と雪が降り積もっていた。
信州の山々の頭には白い冠を戴き、北から訪れた雪雲と寒波を第二東京の上空に停滞させ、大雪を齎している。
枯れた木々は枝に白い花を咲かせ、次の芽吹きを待つ小さな生き物たちは雪の中に。
陽の光も、厚い雲に閉ざされ、今日は幾筋も見えない。

市内の高校は深い雪に覆われていた。五十メートルプールは凍てつき、グラウンドは冬季のみの凍土へと変わっている。窓は結露し、その内の幾枚かには落書きと思しき筋が描かれ、しかしその殆んどは滴下した水滴の筋により崩壊している。
静かな校舎内。体育館から時折聞こえるシューズの擦過音と教師の声が校舎に響いている。

「んふ、ん、くふ、んぁ、んんぅ……。」
吐息と水音。
絡み合う舌。まさしく蛇の交尾のように、二人の舌が互いを愛撫する。唾液のカクテルをすすり、互いの唇を甘噛みあい、あまつさえ手は互いの体をまさぐっている。
スクールセーターの上からでもはっきりと豊満だと解ってしまう乳房が持ち上げられ、女は呼気を乱してキスの合間に酷く喘ぐ。セーター越しの乳首を親指で苛められる。
「あうっ、きゃ……。」
可愛らしい鳴き声だったが、プライドの高い彼女は口を噤み、そして男は舌でその口をこじ開けて、さっきまで優しげな愛撫だったのに、急に乱暴な舌使いで女の口腔が蹂躙される。
「えふ、あふ……ふぁ。」


329:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/10 08:05:27 oCjxA6Hg
力尽きた様に女の体が崩れる。しかし唇は触れたまま、舌と唇が繋がっている。
「ふあぁん……。」
フローリングの床にぺたりと座ってしまった女は、積極的に男の舌を受け入れ始める。
セーター、ブラウスの中に男の手が侵入する。衣服の中をまさぐり、シルク地のブラの上からたゆたゆと胸を持て遊ぶと、彼女は立たぬ脚を叱咤し、それでも立つのに失敗して完全に男の手の中に捉えられてしまった。交互に乳頭、胸全体を弄られ、彼女はビクビクと体を顫わせた。
「んふぁ、あはぁ……。」
見れば、女の眉根は弛み、眼は恍惚の領域に脚を踏み入れている。
男の指が女のスカートに掛り、ホックを外す。緩んだ所から指が侵入する。
女は息も絶え絶えにコクリと頷き、微笑みを浮かべた。
男の指が女のショーツを撫でると、クロッチの底に溜っていた蜜がまるで粗相をしてしまったかのように、繊維を越えて内腿に零れ出る。
「あっ。」
女が悲鳴を上げ、思わず手を伸ばしかけたが、見上げる男の子犬を彷彿とさせる哀しげな瞳に気付き、手を止める。
「ね?」
「……ばか。」
そう、仕方がないのだ。この年頃の男の子の、性的好奇心を抑える事など出来ず、それを治められるのは女の子のスカートの中にある秘めるべき場所しかないのだから。



とりあえず触りだけ
需要あるかわかりませんが
属性はLAS
普通にH
です

330:名無しさん@ピンキー
10/02/10 10:55:29 tdZ1clq3
久々のLAS!
待ってた

331:名無しさん@ピンキー
10/02/10 10:56:44 UGKNPXc6
LASだぁぁ!!!
いいねいいね、GJ!

332:名無しさん@ピンキー
10/02/10 15:44:09 TFT5UAB7
>>328
LAS大好き!ありがとう!楽しみにまってます!

333:名無しさん@ピンキー
10/02/10 19:17:59 6jb+fxqv
いいねえ



続きマダー?

334:名無しさん@ピンキー
10/02/10 23:14:39 q2AhQPJp
>>326の続きも待ってます。

335:名無しさん@ピンキー
10/02/11 22:30:25 7O+aB1da
LAS久しぶりいい!可愛いアスカとシンジ待ってます

336:名無しさん@ピンキー
10/02/12 08:21:53 SRSdElU3
ア○カのエロgif発見
URLリンク(111111111111111111.blog76.fc2.com)

337:名無しさん@ピンキー
10/02/13 05:12:09 VqiwgMUm
久々のLAS最高続きまってます

338:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/02/13 19:53:58 kCsoEE/X
ご無沙汰しております、まとめサイト管理人です。
本日、2/12投下分までまとめサイトにアップロードいたしました。
今後とも皆様の御投稿をお待ちしております。
「破」のDVD/BD発売で再びこのスレが活気付くことを祈ります。

PC用:
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

携帯用:
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)

339:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/02/13 19:56:06 kCsoEE/X
皆様御無沙汰しております
本日、昨日までに投下された分をまとめサイトにUPしました
御確認願います

PC用:
URLリンク(evaeroparomatome.x.fc2.com)<)

さて、『破』DVD/BD発売日が公表されましたね
発売後に再びこのスレの活気が戻ることをお祈りいたします

340:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
10/02/13 19:56:40 kCsoEE/X
二重書き込み失礼致しました

341:名無しさん@ピンキー
10/02/14 01:42:13 pXqWXZMZ
>>339
お疲れさまです。
ありがとう。

342:名無しさん@ピンキー
10/02/14 01:42:50 29xGStRf
管理人さん、お疲れ様。
GJです!

343:Capsule
10/02/17 00:20:19 +xqHklK4
仕事上がりの冬月は、人目がないのを確認すると、その薬局のドアをくぐった。
現金と引換えに店員からいつものカプセルの入ったシートを受け取ると、冬月は路地を抜け、再び第3歌舞伎町の雑踏へと足を踏み入れた。

この薬、黄色と赤のけばけばしいカプセルなしでは、もういられなかった。
既に雄の機能を失ったかに見えていた自分がすっかり若返ったような感覚に、これを飲む度に冬月は酔った。
こんなに猛々しく自らのモノがそそり立つとは、半年前の自分には想像もつかなかっただろう。
あの無表情なレイ、最初は碇の留守に無理矢理手込めにしたレイが、あんな牝の顔で自ら自分のそれを懇願するようになるとは、思いもよらなかっただろう。

次は伊吹二尉あたりにしようか、いや、葛城三佐のあの肉体も魅力的だ。
葛城三佐が本部内で加持くんと逢瀬を重ねていることは、既にわかっている。
証拠写真をチラつかせて脅そうか、いや、それとも老人の昔話に付き合わせる振りでもして、LEONで読んだ口説きの手口を試してみようか。

彼女のあの肉体を自由にする想像を巡らせる度に、冬月はまるで十代の若者のように高ぶった。
冬月はペットボトルの水で、カプセルをまた飲み下した。

344:名無しさん@ピンキー
10/02/17 23:56:07 Gt6DS1up
続き期待

345:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:13:19 feD/Sg7W
続き




「ふあぁん、やあん、アアンッ。」
閑静な図書室に、艶やかな嬌声が響く。
室内には、大きな本棚が何台も設置され、整然と本が並び、閲覧スペースとして長テーブルと椅子が置かれ
ている。その長テーブルの上には、群青色のスカート、シルク地のショーツ、髪をまとめるイエローのリボ
ン、几帳面に畳まれた男子高校生のブレザーが置かれている。カーテンが締められ、電気もついていないか
ら室内は薄暗く、その灰色の闇の中で、汗でぬらぬらと光るコーカソイドの白い体がシンジの体にまとわりついている。
床の水溜まり。大人の掌ほどに広がったそれは、長テーブルの上に仰向けになっている男―シンジ―と、
彼の上で腰を振る女―アスカ―の体液が混じりあった、淫美なカクテルだった。
結合部はじゅぷじゅぷと泡立ち、アスカの口許からは唾液が一筋溢れ、シンジを見つめる眼は悦びとも苦痛とも取れる形に歪んでいる。
「アスカ、アスカ……。」
うわ言のようにシンジはアスカを呼び、アスカはそれに応えるようにシンジの額、首筋、頬に唇を寄せ、溶けてしまいそうなほどに腰を振りたくった。
「あっいぃ! ああん、あん、ふぁあんっ!」
ぶるぶるっ、と小刻に顫動し、アスカは声を上げる。それと同時に瞳は澱み、シンジを咥え込んでいた肉筒はきゅうっと蠕動し、更に奥に迎えようとする。
だが、まだシンジは満足していない。放出していないのだ。
シンジはアスカと繋がったまま、腰を抱え上げ、椅子に座り直し、彼女を自らに跨らせる。いわゆる対面座位の形である。



346:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:14:19 feD/Sg7W
シンジが支えていた手の力を抜くとアスカの体は重力に従って下へと降り、ずぶずぶとシンジのものを迎え入れていく。全て入ってしまうと、ずぷぅと空気の押し出される音と共に二人の間から、混合液が床に零れた。
シンジが腰を動かしてみれば、アスカの体は前後にゆらゆらと揺すられ、頭は座らない。
あまつさえ「んふぅ、ふぅ、んはぁ、あはぁ。」と酷く幸せそうに声を漏らしている。
そして青い瞳からは光が消え、虚ろな霞がかかっている。
「はぁ、いくよ、アスカっ、ねぇっ!」
眉根をくねっと歪ませ、何かを堪えるような表情をしていたシンジが声を上げる。
「あふぅ、はぁ、あぁきてぇ、しんじぃ、出してぇ……。」
もう満たされ尽したアスカは、ピンク色に溶けた声でシンジを求め、彼の唇に吸い付いた。ちゅうっと舌を絡ませた瞬間、シンジの欲望が吐き出される。彼の体がピクッピクッと痙攣したように震えた。
「ん、くふぅ、ぁああっ!」
シンジと舌を絡ませながらアスカは喘ぎ、自らのコップに満たされた彼の気持ちに、快感を破裂させたのだった。




347:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:15:41 feD/Sg7W




シンジが床の水溜まりをティッシュペーパーで拭き取り終え、学生服に入れておいたビニール袋に、丸めたそれを仕舞う。
その間に体を取り敢えず綺麗に整え、情事の痕跡を消し、制服を着込み身支度を整えていたアスカは、キッと鋭い視線をシンジに打つけた。
「このバカ。ペッティングだけだって言ったじゃない。それなのに、こんなにしちゃって……。」
アスカが体を掻き抱き、視線を床に遣る。
高校に入り、十七歳を越した頃から急に女らしくなり始めた肢体。それまで体に付いていたしなやかな筋肉の代わりに、白雪のようなほどよい脂肪がうっすらと乗った。その腰回りや太腿、成長を始めた大きな胸の膨らみが強調される。
制服の上からも解る―言い方が悪いが―売女でも通用しそうな豊かな体。
事実、今の交合でもアスカは烈しく乱れていた。それだけ見れば、その筋でも通用しそうな乱れ方である―実際はシンジに対してのみであるか―。
「……あの、ごめん。我慢、できなくて……。」
ブレザーを乱したまま、シンジは申し訳無さそうに俯く。
最初は、熱る体を持て甘した二人が授業をサボるついでに、図書室で束の間の交歓を楽しもうとしただけだったのだ。その内に欲望を抑えきれなくなるのは必然とも言える。
シンジを責められはしないだろう。


348:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:16:31 feD/Sg7W
ふぅと嘆息したアスカはふと赤いベルトのスマートな腕時計を見遣る。ちょうど、いま出ていけば、教室に着く頃には五時限目と六時限目の休み時間に当たる筈だ。
「もういいわ。行きましょ。ただし今日のディナーはハンバーグじゃなきゃ嫌よ?」
「うん、解ってるよ。和風でいい?」
人差し指を立てて教師然と言うアスカに、シンジはニコリと笑った。
「大根おろしたっぷりね。」

交わりの痕跡を消した二人は別々に部屋を出て、各々の教室に足を向ける。
アスカとシンジのクラスが別々であったのは二人にとって幸運だった。
―表向きは―留学している金髪の美人生徒と、冴えない風貌をした男子生徒が同棲まがいの同居をしているなどという事実は、どうあっても隠さねばならないものだった。
その点においていえば、二人が別々のクラスということは、授業を抜け出してよろしくやるのに都合が良かったのである。別々のクラスならば、同じ時刻に抜け出したとしても簡単に結び付かないからだ。




349:侍大将 ◆2phQ3EPUH.
10/02/18 23:22:33 feD/Sg7W
第二回投下終了
もうすぐ春なのに冬モノとかどんだけ怠惰なのかと自問自答
まあ、まだ寒いし雪も残ってるから格好はつくか(出来れば庭一面に積もってる時分に投下したかったけど)
短いし描写薄ながらも、読んでくれる人いれば嬉しいです
続きは近いうちに投下出来ればいいなぁ

350:Capsule 2
10/02/18 23:42:23 d96yOuNE
二人はベッドで、獣になっていた。
冬月は興奮の一方、信じられない気持ちで一杯だった。

一時は朝立ちもしなくなっていた自分のそれが今、葛城三佐のそこを深く貫いている。
コツコツと、自らの腰の動きに合わせ葛城三佐の子宮口を叩くそれは、まるで中に骨でもあるように、避妊具がキツく感じる程に、堅く大きくなっている。
組み敷いた葛城三佐の柔らかな双球が、激しく揺れる。

汗が額から滴り落ちる。
心臓が、限界はまだだとばかりに激しく脈打つ。
まるで生娘のような、快感にうち震える葛城三佐の声が、一層嗜虐心を刺激する。

手の甲の染みは、皺くちゃな皮膚は、間違いなく自分が老人と呼ばれる歳なのを示しているのに。
自らの茂みに混ざった白いものは、男としての終わりを意味しているはずなのに。

そのぷるんとした唇に引き寄せられるように、冬月は自らの唇を重ねた。
二人の舌が、自分のそれと絡み合う。
葛城三佐のフルーティーな唾液が、口内に入ってくる。
くちゅくちゅと、上下両方の接合部から音が漏れる。

もう限界だった。
背筋を、電流が流れそうになっていた。
冬月は自らの欲望の滴を、盛大に避妊具の中にぶちまけた。
葛城三佐が、軽く呻いた。

351:名無しさん@ピンキー
10/02/19 03:40:52 ugVuOPl0
>>349
おつです。さらりとえろくてこれからの続きが気になります。GJ!

352:名無しさん@ピンキー
10/02/23 17:15:45 Eiwn2BtN
>>349
GJ!描写が細かくてラブラブエロエロw

353:二人のアスカ
10/02/24 00:26:35 djKyL9q7
エロパロ1本投下します。エヴァ板だと描写が禁則に抵触するのでこちらに投稿

ジャンルはLSS(love 式波×惣流)
・Wアスカのレズものです。惣流アスカのいるTV版の世界をベースに、4thチルドレンが新劇の式波アスカだったらという話
・完結済み。誤差がなければ全23レス。濡れ場は9レス目からと長いので、

NGワード 二人のアスカ

・時系列的には第拾七話あたり。一旦惣流のシンクロ率がシンジに抜かれ、愛憎が増し始めるころです
・式波が惣流の「隠し子の双子」というのは宮村優子さんが式波のスタンスを例えたものです

354:二人のアスカ
10/02/24 00:27:45 djKyL9q7
「あの女」がアスカの前に現れたのは、使徒の襲来と同じようにあまりに唐突だった。
そしてあの女が来てから、すべてが狂いだしたのだった。

          ※           ※            ※

相模湾沖に第13使徒発見の報を受け、三機のエヴァンゲリオンと共に現地に向かったシンジとレイとアスカを
迎えたのは、既に使徒殲滅を終え勝ち誇るもう一機の赤いエヴァだった。

「ちょっと、どうなってんの、これ!? なんで私の弐号機が二つもあるのよ? 誰が乗ってるの!」
エヴァから降りた三人のチルドレンは、相模第1路線を移動する赤いエヴァンゲリオンの元に集まっていた。

「こっちの弐号機、角がついてるね。作戦ももう終了しちゃったみたいだし」
シンジは見知らぬ赤いエヴァと、その向うの青い空にそびえ立つ巨大な2本のポールを見上げた。
全高1000メートルにも及ばんとする傾いだ柱は、殲滅された振り子時計のような第13使徒の「脚」の部分だった。
柱の上空を哨戒機がいくつか旋回し、綾波も無言でその様を見つめている。

「違うのは外装だけじゃないわ」
赤いプラグスーツ姿の少女が、もう一つの弐号機に仁王立ちして声を張り上げた。
逆光を背負い、金髪を風になびかせて。
「あんたたちの弐号機は所詮量産型の露払いに過ぎないマスプロダクションモデル。
でもこの2号機は違う、闘争に特化してリミッターの人為的な解除も可能な、
特別なエヴァンゲリオンなのよ。世界でただ一機のね」

「ええっ、アスカが二人?!」シンジは傍らに立つアスカと、エヴァの上のもう一人のアスカを見比べた。
「…みんな、紹介するわ。彼女がユーロ空軍所属、そして今日から一緒に闘うフォースチルドレン―
式波・アスカ・ラングレー大尉よ」
ミサトに紹介された少女はふん、と鼻をならすと、そのまま高みから
自分と同じなりかたちの惣流・アスカ・ラングレーをにらみつけた。

355:二人のアスカ
10/02/24 00:29:03 djKyL9q7
今まで、惣流は相手よりも高い位置から初対面の挨拶をするのが常であった。誰よりも優秀な成績を上げ続け、
自己を喧伝することによりバランスを保つという、彼女の脆さと裏表の強さがそうした態度を取らせていた。
ゆえに二人のアスカの出会いとしてこれは最悪だった。
式波が上、惣流が下。
二人のアスカがぶつけ合っていた視線は、2号機が橋を通り過ぎて隠れることによって途切れた。

「ミサト、これはどういうこと。説明して」式波が視界から外れるとすぐさま惣流はミサトに問う。
「私も今はじめて知らされたのよ、ドイツ支部から。向うの説明によると、アスカは惣流家のご令嬢で、
式波大尉は…“隠し子の双子”…みたいなものらしいの」
「はぁ~!? 隠し子の双子? この私の?!」

と突然のフォースチルドレン配属の経緯を説明していると、式波が輸送台から軽快に駆け下りてきた。
「まったくネルフ本部は役立たずの集まりね。状況終了後に雁首を揃えるとは、そろって間が抜けてるわ」
「ちょっと! そういう言い方はやめなさい」
「あんたが葛城ミサト三佐ね、はじめましてよろしく。で、これが司令のお気に入りのエコヒイキと
ドラ息子のナナヒカリ、シンクロ率三位のサンバンテ(三番手)ね?」
チルドレンは全員プラグスーツを着用しているため、初対面の式波でもすぐに見当がついたようである。

なんですってぇ、と惣流は挑発に激昂し、あわや式波とつかみ合いの喧嘩になりかけたが、
なんとかミサトが仲裁して事なきを得た。
「やめなさいあなたたち! 式波大尉も私の部隊に正式に配属されたわ。これからは一緒に闘うの。
 せっかく初めて会ったんだから、姉妹同士仲良くしなさい」
「死んでも御免だわ! 何が姉妹よ!」
「フン!馬鹿馬鹿しい。サンバンテ!」

356:二人のアスカ
10/02/24 00:30:08 djKyL9q7
帰還したネルフ本部、リツコのオフィスでミサトは画数の多い漢字だらけのレポートをめくっていた。
「2016年5月12日、エヴァ2号機および2号機担当パイロットネルフ本部配属。同日12:47、
エヴァ2号機を空輸中のユーロ空軍は期を同じくして襲来した第13使徒と交戦を開始、
同49分水飲み鳥状の目標のコアデコイを超電磁洋弓銃により貫通せしめ、解体後再構築した目標のコアを
洋弓銃の一斉射および弾頭をスパイクとして蹴り込む近接戦闘によりこれを殲滅」
コンピュータのディスプレイを眺めていたリツコが補足を読み上げる。
「機体の損傷率は頭部をかすめた初弾のみで0.02%未満。初陣としては完璧な戦果ね」

コアを失い「あられ」のように自壊した第13使徒の構成部品は現着したドイツ政府の単独調査班が回収、
ネルフ本部への政治的圧力のリソースとした。本拠地たる第3新東京ではなく相模湾での交戦という条件が、
ネルフ本部側にわずかな初動の遅れをもたらし、ドイツ支部に多大なアドバンテージを与える結果となった。
使徒の資料の一部譲渡と引き換えにユーロは式波大尉の個人情報の開示を拒否。

「要はパイロットと引き換えにユーロのやることは不問に処せっていう脅迫でしょう?
第二支部と四号機の消滅に乗じた露骨な勢力争いじゃないの」
「どの国だって自分が一番大事なのよ。人はエヴァのみによって生くるにあらず、されど、
エヴァなしに国家は生くることあたわず。もはや今ではね」
「そのエヴァなんだけど、あのもう一つの2号機はなんなの?」
「おそらく、ドイツ支部の地下に保存されていた建造過程のパーツを使ったものよ。ゴミ捨て場からの再利用。
設計思想もプラグ深度を大幅に重視したユーロ独自のもの、らしいわ」
「さすが赤木博士」
「懸案の3号機も、目下4号機のあつものにこりてなますを吹く状態ね。日本に全部押し付けたいところでしょうけど
ユーロに対抗するため自国で開発続行ね」

最後にミサトは4人のチルドレンのシンクロ率を記述した箇所を見た。
「シンクロ率は式波大尉がトップか。あの影の使徒の事件でシンジ君のシンクロ率は落ちてるものね・・・
なし崩し的に大尉が一位になるわけだけど、アスカ、2度も抜かれるのはショックでしょうね」
「そうね。私達が知っているアスカ、焦るわね」リツコは言う。「人間関係のメンテもあなたの仕事よ」
「式波大尉は加持君ともまったく面識がないみたいなのよ…。ここに来て謎だらけとはねぇ、こんな状況なのに」

357:二人のアスカ
10/02/24 00:31:30 djKyL9q7
しかし、それからは表面上変わらない日常が過ぎていった。使徒はしばらくの間、来なかった。
そして、日本の第3新東京市という異国の地で、式波は孤立無援だった。
責任者としてはいまだ軽率さや稚気の残るミサトとも加持とも面識がない、欧州からの突然の闖入者。

残念ながら3LDKの葛城宅にはもう部屋がない。一人がいい、という式波の強い希望もあって、
彼女は一人暮らしを選んだ。式波が暮らすのは、ミサトに引き取られる前にシンジが入居するはずだった
ネルフ本部地下・居住区域第6ブロックであった。
ユーロ空軍のエースはコード707、つまり第壱中に入学し、シンジ達とは学校と訓練で顔を合せる毎日に
落ち着いた。とはいえ、孤高を保つ式波はクラスメートとも双子の姉とも距離を置いて、彼らを近づけなかった。
葛城家の惣流は加持とよりを戻したミサトと徹底して口をきかず、
シンジもシンクロ率を抜かれてからとげとげしい態度を取る惣流に、困惑していた。
そんな日常のとある日の昼休みに、変化が訪れた。

「あの式波、さん…? これ」
惣流アスカにお弁当を渡した後、ぽつんと教室の席に一人ぼっちでいた式波にも、シンジはお弁当を持って行った。
箸箱には安野モヨコによる可愛らしい犬のキャラクター、パンくいの顔が描いてある。
「何よ、これ」
「お弁当。式波さん、お昼いつも購買でしょ。作ってみたんだけど」
「お弁当なのは見りゃあわかるわよ。私が聞きたいのはなんで作ってきたかってこと」
「ミサトさんに頼まれたから。それに、3人分作るのも4人作るのもあんまり変わらないし」
「『ミサトに頼まれたから』!? 『4人目のおまけ』!? 何よその理由! あんたこの私をバカにしてんの!?」
「ごめんっ」
まずいことを言ったかとあわてて引き返そうとするシンジを式波は引き止めた。
「待ちなさいよ。誰が食べないって言ったわけ。生き物は生き物を食べて生きてんだから、
漏れなく食べつくすのが礼儀ってもんでしょうが。食べるわよ」
「そ、そっか。口に合えばいいんだけど」

シンジから受け取った弁当を一口食べて式波は目をみはった。
「うまいわね、このお弁当・・・! ナナヒカリのくせに」

358:二人のアスカ
10/02/24 00:33:03 djKyL9q7
「アスカ、式波さん、お昼に誘わなくていいの? 式波さんは双子の妹さんなんでしょ?」とヒカリは惣流に言った。
「いいのよ、双子ったってこっちに来てからいきなり知らされたのよ。誰とも付き合いたくないならほっとけば。
第一、姉妹だなんて言われたって、いまさら家族面できるわけないわよ・・・。あっ」
「どうかした?」
惣流は気付いた。忌々しい人形女の綾波が、シンジと式波のやりとりを見ていたことに。
―あれは、あの鉄面皮の人形女にわずかに浮かんだ表情は、嫉妬だ。
シンジを見つめる綾波はいつも通りだったが、惣流は勝手にそのように解釈した。
次の変化は文化祭のときに訪れた。

文化祭でのシンジの出し物は、チェロの独奏の発表と鈴原達と組んだ地球防衛バンドであった。
音楽に没入している間は、煩わしい人間関係を忘れていられる。
午前の部の音楽室で、まばらな観客の中に人を遠ざける同僚、式波をシンジは認めると、やや緊張しながらも
そつなくバッハの無伴奏チェロ組曲を弾き始めた。演奏が終わり式波は控えのシンジに会いに行く。
「あんたにそんな特技があったのね」
「5才のときから始めてこの程度だから、特技ってほどでもないよ」
「ふーん。5才からなら、私の方が1年早いわね」
「式波さんも楽器をやってるの?」
「私は軍事訓練よ。楽器なんてとどのつまり手すさびでしょ。ま・・・・・あんたのはそこそこ達者で悪くないわ」
「なんか、妙な気分だな。アスカにチェロを誉められて、おんなじ曲をまた双子の人に誉められるなんて」
「あのサンバンテもあんたの演奏を知ってんの?」
「まあ一緒に住んでるから。式波さんは一人暮らしだよね?」
「そうよ、一人でいても別にさびしくなんかないから。まあ、でも、娯楽には事欠いてるのよね。
音楽でも聞こうかと思ってるんだけど、チェロで一番すごいのはどこの誰なの」
「一番すごいのって・・・。それは、カザルスだと思うけど。指揮者としてもすごく面白いよ。
バロック音楽でもチェンバロより表現力があるっていう理由でピアノを使ってたり。
あ、全部先生の受け売りだよ。大したことじゃないから」
「あんたって・・・・・・、男のくせに楽器や料理が上手いから、音楽バカの家庭バカね。
ネルフで軍務についてるとは思えないわ。だから、あんたのことをバカシンジって呼んでやるわよ。
その代わり、わたしのことも特別に『アスカ』って呼ばせてあげる」


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch