【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】at EROPARO
【参号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【パターン青!】 - 暇つぶし2ch50:続きません
09/11/03 12:23:56 MlMP7KoE
確かに、初めての相手はシンジだった。
けれどアスカには、シンジが他の子とも寝ているだろうことが、ありありとわかった。

確実にシンジは、上手くなっている。
それは、自分のカラダがその行為に慣れた、というだけでは、決してない。
女の子の感じるツボを、回を重ねるごとに的確に、シンジは突いてくる。
シンジ以外としたことのない自分にも、シンジの技術の向上がはっきりわかる。

それが嫉妬と、どこか誇らしいような気持ちと、その矛盾したような感情を同時にアスカには感じさせる。
そのシンジがいちばん好きなのは自分だと言い切れはしないかもしれないけれど、そのシンジが
今は自分のものであることが、すごく嬉しい。
都合のいい女、なのかもしれないけれど、いちばん近くにいて手を出しやすい女、なのかもしれないけれど、
だけど、今はシンジは自分のものだ。

胡坐をかくシンジの上に、正面を向き合って腰掛けながら、下から突き上げるシンジの腰の動きに身を任せる。
シンジが突いてくるたびに、声が漏れてしまう。

そこの奥まで貫かれて、大きな両手に背中を抱え込まれて。
荒い呼吸の中、何度も"かわいいよ、アスカ"と耳元で囁かれて。
上半身を密着させながら、下半身をくっつけたり離したりさせながら。
シンジの声だけでも、自分のそこがキュンとしてしまうのがわかる。
互いの名前を呼びながらのそれが、自分の精神をどんどん犯していっているのがわかる。

"アスカ……やばい……出ちゃう……!"

"中に……中に頂戴……シンジのッ……私の……中にッ……!!"

自分のそこが、複雑に蠢いているのを感じる。
シンジの中から、熱い精を搾り出そうと、一滴でも多く自分の中に取り込もうとしている、それを感じる。
シンジの背中が、ぴんと張るのを感じる。
自分の背筋が、震えてしまうのを感じる。

一拍置いて、シンジのそれが、中に流れ込んでくるのを、その勢いを、アスカは感じていた。
自分の奥底に、シンジのそれが染み込んでいくのを、感じていた。
そのことしか、今は考えられなかった。
シンジはこの後他の女のところに行ってしまうかもしれないけれど、だけど今は、自分だけのシンジだった。
気が、どんどん遠くなっていった。

<続きません>

51:名無しさん@ピンキー
09/11/03 14:38:04 TG5KA0/3
>>50
ひゃう!すごく好み!
GJ!

52:名無しさん@ピンキー
09/11/03 17:34:05 3a1X2wPZ
うほっw
GJ!

53:アスカとカヲル
09/11/04 12:28:53 8seLsMBV
地下鉄でバカシンジとファーストを見た。

パパもママもいらない、一人で生きるの。幼い私がフラッシュバックして私は踵を返した。

生理になって3日目、重い足を引きずりながら私はバカシンジたちから目を逸らして歩いていく。

子供なんて絶対にいらないのに。男の子も女の子も皆、皆大っ嫌い。

ふいに視界が歪んだ。あ、私転ぶんだ、どこか他人事の様に思いながら。

「おっ…と」
ふいに柔らかい腕に包まれた違和感。

「や、また会ったね。具合まだ悪いのかい?」
胡散臭く笑うのは先日、トイレで因縁を付けてきた変態。フィフスチルドレン、渚カヲル。

「…最悪」
「大変だね、人間は」
いちいち含みを持たせる言い方が余計に腹が立つ。

「いつまでも触らないでよ、この変態っ」
強引に腕を振りほどこうとしたけれど予想外の力で抵抗される。ビクともしない?

反射的に殴りつけようとした瞬間、腕を引かれ体が浮遊し柔らかい腕に包まれた?

突然の事に思考が感覚についていかない。こ、こ…これって…お姫様…抱っこ?

「い、いやぁぁあ!ちょっ、あ、あんた、何してんのよ!?へ、へっ変態っ」
「この後、ネルフに行くんだろ?僕もだからこのままついでに運んであげるよ」
「な、な、何考えてんのよ!?こんな所で…離っしてよ!エッチ!バカ!変態っ!信じらんない!」
「ここからネルフまでは10分もかからないし、大丈夫」
「離…してって…」
自分の状態を忘れて感情的になりすぎた反動か、グラリと視界が揺れた。ヤバい、力が入んない。

「この前、街のディスプレイで見たんだ。こういうの、一度やってみたくてね」
「…変っ態…」

薄れゆく意識の中で不思議な温かさに苛立ちながら私は絞り出すように呟いた。

54:アスカとカヲル
09/11/04 12:29:49 8seLsMBV
地下鉄で楽しそうに笑うバカシンジとファーストを見た。

パパもママもいらない、一人で生きるの。幼い私がフラッシュバックして私は踵を返した。

生理になって3日目、重い足を引きずりながら私はバカシンジたちから目を逸らして歩いていく。

子供なんて絶対にいらないのに。男の子も女の子も皆、皆大っ嫌い。

ふいに視界が歪んだ。あ、私転ぶんだ、どこか他人事の様に思いながら。

「おっ…と」
ふいに柔らかい腕に包まれた違和感。

「や、また会ったね。具合まだ悪いのかい?」
胡散臭く笑うのは先日、トイレで因縁を付けてきた変態。フィフスチルドレン、渚カヲル。

「…最悪」
「大変だね、人間は」
いちいち含みを持たせる言い方が余計に腹が立つ。

「いつまでも触らないでよ、この変態っ」
強引に腕を振りほどこうとしたけれど予想外の力で抵抗される。ビクともしない?

反射的に殴りつけようとした瞬間、腕を引かれ体が浮遊し柔らかい腕に包まれた?

突然の事に思考が感覚についていかない。こ、こ…これって…お姫様…抱っこ?

「い、いやぁぁあ!ちょっ、あ、あんた、何してんのよ!?へ、へっ変態っ」
「この後、ネルフに行くんだろ?僕もだからこのままついでに運んであげるよ」
「な、な、何考えてんのよ!?こんな所で…離っしてよ!エッチ!バカ!変態っ!信じらんない!」
「ここからネルフまでは10分もかからないし、大丈夫」
「離…してって…」
自分の状態を忘れて感情的になりすぎた反動か、グラリと視界が揺れた。ヤバい、力が入んない。

「この前、街のディスプレイで見たんだ。こういうの、一度やってみたくてね」
「…変っ態…」

薄れゆく意識の中で不思議な温かさに苛立ちながら私は絞り出すように呟いた。

55:アスカとカヲル2
09/11/04 12:36:39 8seLsMBV
「まま…」
「あ、おはよう」
「…って何であんたがいるのよ!?気持ち悪い!」

寝起きに至近距離で笑う変態を突き飛ばして状況を把握する。赤木博士の医務室みたいだけれど。

「シンクロ率の測定はまた後日に延期したわ。二人とも今日は上がっていいわよ。特にアスカは体を休ませておきなさい」

冷めた目で事務的に報告する赤木博士。

「渚君、アスカをお願い出来るかしら。私、この後、会議あるのよ」
「はい」
「ち、ちょっと!勝手に話進めないで…よ?」

ベッドから立ち上がろうとしてバランスを崩す。咄嗟に変態のシャツを掴んでいた事に気付き再び突き飛ばす。

「さ、触らないでよ!気持ち悪い!」
「はは、酷いな。寝てる時はあんなに可愛かったのに」
「へ…変態っ!レディの寝顔を覗いてるなんてやっぱりアンタ、セクハラの変態じゃない!赤木博士、助けてよ!」
「今さら何を言っているの?寝ている間、渚君の手を離さなかったのはあなたじゃないの」
「う、嘘よ!絶対に嘘!どうして私がこんな変態の…」

プルルルル。

「はい…ええ、わかっているわ。すぐに向かいます」
突然鳴り響いた携帯に応対し、「じゃ、後はよろしくね」と部屋を出ていく赤木博士。

爽やかに笑う変態を私は忌々しげに睨み付けた。

56:アスカとカヲル3
09/11/04 12:49:00 8seLsMBV
「…何がおかしいのよ?」
「いや…シンジ君も可愛いけれど…セカンドも可愛いなと思ってね」
「は?ばっかじゃないの。そんなお世話で喜ぶ程、オメデタイ子供じゃないのよ、私は!」
「本心なんだけどな」
「そういう所が気持ち悪いのよ、アンタ…ひゃぅっ?」

突然、変態が私を抱きしめた。ベッドで座る私を変態が胸に包みこむ構図…何かこいつの胸、温かい…って。

「ち、ちょっと!離してよ!バカ!」
「本心だってわかったかい?」
「き…き…きもっ…」
「君はなつかない野良みたいだね」
「の…のら?」
「素直で可愛い、って意味さ」
「ひゃ…や…あ…」
温かい胸に包まれ変態が私の頭を撫でている。ち、力が…入んない…だ…だめっ。

「や、いやっ!」
咄嗟に変態を突き飛ばす。
「何も…何も知らないくせに!私の中に入って来ないで!!」
「…確かに僕は君の事を知らないけれど…知りたいからここにいるんだよ」
再び私が渚の胸に包まれる。お願い、止めて。抑えられなくなっちゃう…頭の中で警鐘が鳴り響く。

「わ……私…私はっあんたが考えてるような…綺麗な人間じゃ…ないんだからっ。か、勘違いしないでよ!バカ!」
「勝手に僕の気持ちを決めつけないで欲しいな」
「ひゃ…ぅ…」
「君は綺麗だよ」


カヲルが優しく耳元で囁き指先を絡ませて…私は決壊した。


57:アスカとカヲル4
09/11/04 12:59:47 8seLsMBV
「んっ…」
「む…むぐ…ぷはっ…せ、セカンド?」
「あんたの…あんたのせいだからね!このバカ!」
「なにを…むぐっ」

カヲルを押し倒し強引に口の中に侵入する。くちゅくちゅと卑猥な音が耳の奥からコダマした。

乱れたシャツからのぞく陶器以上に白い肌。私は引き寄せられる様に首筋から舌を這わせて舐め回していく。

「く…ん…んっ」
「つ…ちゅ…ぴちゅ」
背中にまわされた手に力が込められ私の頭を撫でた。それだけでゾクゾクする程の安心が広がる。

「せ、セカンド…もう、いいよ」
「あ…アスカって言って」
「……アスカ」
「よろしい…ん…ちゅ…ちゅ…ちゅぅ」
「あす…ん…む…ちゅ…」
「…ちゅ…ぷはっ…はぁはぁは……あっ」
再びキスをした私はカヲルの胸にもたれた。

「はー…はー…。か、軽くイッちゃった…」
「あ、ありがとう、でいいのかな?こんな時は」
「ばーか」

私はカヲルの首筋に手を回し再びキスをせがんだ。


58:アスカとカヲル5
09/11/04 13:11:50 8seLsMBV
くちゅくちゅと互いの唾液の音が密室に響く。

「…えっち」
「はは、ごめんごめん」
衣越しでも解る膨張したカヲルの下半身。さっきからずっと私のお腹周りを押し付けてくる。

「でもだめ」
「え」
「私、子供が大っ嫌いだから」
「ああ、それなら大丈夫だよ。僕は子供を作れないから」
「へ?」
「…ファーストと同じ…仕組まれた子供だからね」
「どういう…はぅっ」

今度はカヲルが私の首筋に舌を這わせてきた。ゆっくり優しく包みこむ様に。私の体を舐めていく。いつの間にかブラも取られていたみたい。何だか地に足がついていないような、ふわふわした状態が私を包む。

「あっ…や…ちょ…まだっ…話のとちゅー……ぁはっ」
「アスカ…可愛いよ…アスカ…ちゅ…ちゅぅ」

乳首をカヲルが口に含む度に体中に電流が走って足がつりそうになる。

「か、カヲル…わ、私…もうだめっ」

少しずつカヲルが下半身に向かって舌を這わせている事に私は気付いて悲鳴を上げた。

カヲルは聞こえないかの様に私の秘処に唇を重ねた。
「ふ…ふゃぁぁっ?な、な、…あ、アンタ何してんのっ?」
「アスカの真似…だよ」
「そ、そんなとこまで…舐めちゃ…や…や…やぁーっ」
「ちゅ…ちゅぅ…れろれろれろ…ちゅぱっ」
「あっ…めっ……あ…あ…あーっ」
プシュップシュッ、と変な音がして、私が潮を吹いたのだと遅れて自覚する。

ぼんやり天井を見て息を整えていると、カヲルが私の中に入ろうとしているのが見えた。


59:名無しさん@ピンキー
09/11/04 13:26:14 eeXf48OC
>>27さんGJです。
アスカとカヲルの組み合わせは珍しいですね。
とても読みやすい文章で、文才のない私にはうらやましい限りです。
続きがとても気になります。
私もそろそろ駆け引きの続きを書こうかな?

60:名無しさん@ピンキー
09/11/04 13:33:33 eeXf48OC
>>27さんではなく>>53さんでした。
すいませんでした。

61:アスカとカヲル6
09/11/04 13:44:37 8seLsMBV
「入るよ…」
「ん…」

ぐぢゅ…とお互いの体液が悲鳴をあげて、カヲルが静かに入ってくる。

ぐぢゅ…ぐぢゅ…ぐぢゅ

カヲルは予想以上にゆっくり動いているみたい。私の痛みを柔らげようとする優しさが伝わって、お腹の奥がキュンと締め付けられた。

「ね…も…お、奥までちょうだい…さ、さっきから…ずっと…ムズムズするの」
「だ…ダメだよ…女の子は…アスカは…繊細…なんだ…からっ」
「ば…ばかっ。そんな事…気にしな…いっ。この私がイイって言ってるんだからっ…サッサと来なさいよっ」
「あ、アスカっ……んっ」
「ふぇ…あっ…あ!」

ドクンドクンドクン。
処女膜の手前でカヲルが果てたのがわかった。私たちはお互いを確かめる様に指先を絡ませて唇を重ねる。

ぐっちゅ…ぐっちゅ…ぐぢゅ…

お互いの体液の連弾が私の思考を麻痺させていく。ゆっくりと再びカヲルが私の中に入ってくる。

「ん…ん…あ……たっ…いたっ?」
「は…は…はぁ…あ、アスカ…入っ…たよ」
「えっ…い、今の?」
「う、うん…」
「な…何か…変なカンジ…お腹がゴツゴツする…あはっ」
「あ…アスカ…大丈夫かい?」
「ん…ちょ…ちょと…息が…しずらいケド…ダイジョブ」
「よ…よか…った」
「ん…あっ!?ご…ごめん、無意識に…噛んじゃって」
カヲルの白い右肩にクッキリ私の歯形が刻まれ血が滲んでいた。

「はは、僕も今、言われて気付いたよ。大丈夫さ」
「ごめんね…ちゅ…る…ぺろ…ぺろっ」

私はカヲルの傷口を献身的に舐め続けた。

「ん…あ、あす…かっ」
「ちゅ…ん…えっ!」

ドクンドクンドクン。
カヲルが再び果てたのが伝わる。お腹の奥で、ジンワリと温かさが広がっていく。

「ご、ごめんよ。さっきから…すぐに…イッちゃって」
「わ…私だって…さ、さっきからずっと…い…てンっ…だからっ…あ、や…うそっ…や、やだっ」
「あ、あすか…アスカ…あぅっ」

気付いたら私は自分から腰を動かしていた。獣みたいに何度も何度も。

こうして私たちは朝までお互いの体を貪り続けた。


62:名無しさん@ピンキー
09/11/04 13:53:02 zWD5dMUF
>61
GGGJJJJ!

63:アスカとカヲル6
09/11/04 14:07:36 8seLsMBV
「入るよ…」
「ん…」

ぐぢゅ…とお互いの体液が共鳴し、静かにカヲルが入ってくる。

ぐぢゅ…ぐぢゅ…ぐぢゅ

カヲルは予想以上にゆっくり動いているみたい。私の痛みを柔らげようとする優しさが伝わって、お腹の奥がキュンと締め付けられた。

「ね…も…お、奥までちょうだい…さ、さっきから…ずっと…ムズムズする」
「だ…ダメ…だよ。ゆっくりしなきゃ…女の子は…アスカは…繊細なんだ…からっ」
「ば…ばかっ。そんな事…気にしない…でっ。この…私がイイって…言ってるんだからっ…さ、さっさと来なさい…よっ…」
「ん、…はっ…あぅっ」
「ふぇ…あっ…あ!」

ドクンドクンドクン。
処女膜の手前でカヲルが果てたのがわかった。私たちはお互いを確かめる様に指先を絡ませて唇を重ねる。

ぐっちゅ…ぐっちゅ…ぐぢゅ…

お互いの体液の連弾が私の思考を麻痺させていく。ゆっくりと再びカヲルが私の中に入ってきた。

「ん…ん…あ……たっ…いたっ?」
「は…は…はぁ…あ、アスカ…入っ…たよ」
「えっ…い、今の?」
「うん…」
「な…何か…変なカンジ…お腹がゴツゴツする…あはっ」

まともに顔が見れなくて、私はカヲルから目を逸らしながら舌を出して笑った。

64:名無しさん@ピンキー
09/11/04 14:14:04 8seLsMBV
スミマセン!

またやってしまった…二重カキコ…

もう少しで終わりますんでお許しを…

スミマセン

65:名無しさん@ピンキー
09/11/04 14:43:04 yE14UpN+
貞キャラなんだろうけど庵の設定が混同してる

66:アスカとカヲル7
09/11/04 14:56:16 8seLsMBV
「あ…アスカ…大丈夫かい?」
「だ…誰に言ってんの…ん…ちょ…ちょと…息が…しずらいケド…ダイジョブ」
私は無意識にサラサラのカヲルの頭を撫でた。

「よ…よか…った」
「ん…あっ!?ご…ごめん、無意識に噛んじゃって」
カヲルの白い右肩にクッキリ私の歯形が刻まれ血が滲んでいた。

「はは、僕も今、言われて気付いたよ。大丈夫さ」
「ごめんね…ちゅ…る…ぺろっ…ぺろっ」

私はカヲルの傷口を献身的に舐め続けた。

「ん…あ、あす…かっ」
「ちゅ…ん…えっ!」

ドクンドクンドクン。
カヲルが再び果てたのが伝わる。お腹の奥で、ジンワリと温かさが広がっていく。

「ご、ごめん。さっきから…すぐに…イッちゃって」
「わ…私だって…さ、さっきからずっと…い…てンっ…だからっ…あ、や…うそっ…や、やだっ」
「あ、あすか…アスカ…あぅっ」

気付いたら私は自分から腰を動かしていた。獣みたいに何度も何度も。

「か、カヲルっ!お願い、ぎゅって…ぎゅーってして!」
「あ、あぁっ。アスカ…アスカ…アスカっ…」
「やっ…と…とけ…溶けちゃぅぅ…」

こうして私たちは朝までお互いの体を貪り続けた。

67:アスカとカヲル8
09/11/04 15:31:06 8seLsMBV
「カーヲール~」
「アスカ?」

子供の様に目を潤ませてアスカが僕の背後から抱きついてきた。
あの日からアスカは僕に過度に甘える様になった。

「ね、早く一緒にご飯食べよ~?」
「うん、いいよ」
「今日はちゃんと焦がさない様に出来たんだ~エライ?」
「うん、えらいえらい」
僕が子供をあやす様に頭を撫でるとアスカがくすぐったそうに目を細めて笑った。

「ね、カヲルー…ぎゅーして?ぎゅー」
「はいはい」
「はいは一回でしょっ」
「はい、お姫様」
「えへへ~」

僕は今、アスカと一緒に住んでいる。若干、幼児退行した彼女の代わりに先の戦闘では僕が弐号機で出撃し零号機の自爆で使徒は殲滅された。
今のアスカにエヴァのパイロットへの執着は、もう無い。

約束の日まであとわずか。僕に残された時間も、残り少ない。

僕が消えた後、残されたアスカはどうなるのだろうか?

アスカの事を考えると胸がチクリと痛む。

「アスカ…君は僕と出会えて幸せだったかな?」
「幸せ!決まってるでしょ~」
「でも僕と出会わなければパイロットを抹消される事も…」
「勝手に私の気持ちを決めつけないで。カヲルが前に教えてくれたんじゃないの」
「そう…だね。そうだったね」
「カヲルはー?」
「幸せだよ。僕も。君に会えて…嬉しかったよ」
「えへへ~」

胸の中で微笑む、小さな彼女を抱きしめながら。僕はゆっくりと目を閉じた。


君にはもう会えないから。

68:名無しさん@ピンキー
09/11/04 15:41:33 8seLsMBV
以上です。


初めてのエロパロです。

二重カキコやら誤字脱字、細かい設定の矛盾等、見苦しい所を多々お見せしてしまいました。

大変失礼致しました。


あ、綾波とシンジ君も大好きです。

69:名無しさん@ピンキー
09/11/04 18:25:31 eeXf48OC
>>68さん本当にGJでした。
投下中に邪魔をしてしまい、申し訳ありませんでした。
この後の展開を思うとカヲル、せつないですね。
初めてとは思えないくらい読みやすく、内容もよかったです。
本当にうらやましいです。
次回の投下をお待ちしてます。

70:名無しさん@ピンキー
09/11/04 18:46:39 0UNiAwdm
生理中に初えっちしたらいろんな血でそりゃもう血まみれに…

ともあれ乙です
GJでした

71:名無しさん@ピンキー
09/11/04 20:57:08 5nCfxAp6
スレがまた盛り返してきたな

ただ昔の職人さんが帰ってこないのは残念

72:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/04 22:20:09 0UNiAwdm
お待たせいたしました
「あり得た」シリーズ、再始動です

ちょっと仕事がたてこんでましたので…申し訳ない
挨拶代わりにプロローグの部分だけ

73:あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side I
09/11/04 22:20:52 0UNiAwdm
雨、降り止まない雨。
この街を、染める雨。
さっきよりは小ぶりになったけれど、まだ降り続けている、雨。

気が付いたら、式波大尉は私の部屋からはいなくなっていた。
私に、今まで以上にぽかぽかする気持ちだけを残して。
ううん、枕元に「やっぱりシンジのところに帰ります」って、書置きも残して。

なんだか、不思議な気持ちだった。
そういう行為があることは知っていたけれど、だけど、なぜ式波大尉は私にあんなことをしたのだろう。
それに、なぜ、まるでそれが初めてじゃないみたいに、懐かしい気持ちがしたんだろう。
なぜ、こんなにも心がぽかぽかするんだろう。
どうして、碇君といるときと同じくらい、碇君と入れ替わっていたときと同じくらい、ぽかぽかするんだろう。

私の身体をくまなく撫で上げる、式波大尉の手。
私の身体の芯を熱くする、その手。
私の敏感な部分をやさしく舐める、その舌。
とめどなく私の中からあふれ出てくる、潤滑液。

今も、まだきっとそこはヌルヌルしている。
さっきまでの行為の余韻を、身体は覚えている。
生物学的には繁殖不可能なはずの私の身体も、そういう刺激には反応するんだ。
その行為を、本能が求めてるんだ。

碇君に、会いたい。
式波大尉に、会いたい。
そう思ったら、いてもたってもいられなかった。
全てが、もどかしかった。

私は、はやる気持ちの中、濡れてしまった服を慌てて着替えると、ベッドや床の後始末のことなんか忘れて、2人がいるはずの葛城一佐のマンションへと走った。
傘のことなんか、頭になかった。
雨なんて、関係なかった。
白いデッキシューズが跳ねた泥で汚れるのも、関係なかった。
私の足はもう、止まらなかった。

74:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/04 22:21:27 0UNiAwdm
今回は以上です
今後あまりお待たせしないように努力しますので宜しくお願いいたします

75:名無しさん@ピンキー
09/11/05 00:31:46 Fp1WPtMX
職人増えてきたな

76:シンジとレイ
09/11/05 00:44:24 s0s/GCSt
ネルフに到着した僕と綾波にミサトさんからシンクロ率の測定日が延期したと告げられた。

「ごっめんね~。デートの邪魔しちゃって。んじゃ私はこれから会議だから」
「で、デートじゃありませ…」
反論する前に颯爽と去って行くミサトさん。

「ご、ごめん」
「どうして謝るの?」
「ミサトさんが変な事を言うから」
「変な事って?」
「あ、ぃや、何でもないんだ。何でも、あはは」
「?」

そんな日常を送りながら医務室の前を通った時。

あり得ない声が聞こえた。

「え…」
「弐号機パイロット」
「アス…カ?」
「フィフスの子も一緒みたい」
「か、カヲル君も?」
「声、聞こえたから」

そこから僅かながらに聞こえる二人の声に僕の足は凍りついた。
わからない。どうして。あり得ない。怖い。心の中で感情が乱反射を繰り返して。僕は震え続けていた。

「大丈夫?」
「え…あ…」
「帰らないの?」
「あ…う……ん」

ヨロヨロとおぼつかない体を綾波に支えられて、僕は帰宅した。

綾波の腕をアザが出来る位強く握っていたと、家に着くまで気付かなかった。

77:シンジとレイ2
09/11/05 00:46:47 s0s/GCSt
「ご、ごめん。家まで付き合ってもらっちゃって…い、今、お茶でも用意するから…」

お茶の葉を出そうとするも、手が震えて何度も指先からこぼれてしまう。さっき聞こえた二人の声が離れない。

「碇くん」
「な、何?」
「どうしてそんなに震えているの?」
「よ、よくわからない。わからないけど…ただ…」
「ただ?」
「か、カヲル君とアスカが…あんな事をしてるなんて思ってもみなかったから…ショックを受けたんだと、思う」
「…そう」
「か…カヲル君もアスカも…変だよね…おかしいよ。…二人とも…もっと真面目な人だと思ってた」
「碇くんは弐号機パイロットと出来なくて悔しいの?」
「ち、違う!僕たちはまだ中学生だよ?あ…あんなことするなんて普通じゃない…普通じゃないよ!」
「そんな事ない」
「…え?」

「だって私もしてるもの」

目の前が真っ暗になった。

78:シンジとレイ3
09/11/05 00:51:48 s0s/GCSt
「な、な…何を言ってるの?綾波?」
「碇くんもしたい?」
「あ、綾…波?」
「私と一つになりたい?」「あ…や…なみ…」

綾波がゆっくりと近づいてくる。どこかで感じた非現実感。そうだ、エヴァに取り込まれた時に見た…

「心も体も一つになりたい?」

綾波が優しく僕の唇を奪った。

「ンッ…んん~…ちゅ…つ…ぷはぁっはぁっ」

違う!夢じゃない!

戦慄が背中を駆け登り、僕は慌て綾波を引き離した。

「碇くん。怖がらないで」
「だ…ダメだよ。綾波…こ、こんなこと」
「だって…碇くん、凄く苦しそうだもの」
「そんなこと…なぁっ」

綾波の白く細い指先が膨張した僕の下半身を撫でた。それだけで。

「あ…あっ……あうっ」
ビクンビクンと僕は達してしまい、情けなさと恥ずかしさから涙がこぼれた。

「ご…ごめ…う…ごめん…ぐすっ」
「碇くん…泣かないで」

シュルッと衣擦れの音がして顔を上げると、制服を脱いだ綾波が真っ直ぐに僕を見つめていた。

綾波の裸体から目を逸らせずにいる僕に。

「碇くん、私と一つにならない?」

綾波がもう一度引き金を引いた。


79:名無しさん@ピンキー
09/11/05 00:58:17 s0s/GCSt
とりあえず今日はこの辺で。

調子に乗って第2弾を。
今回はちょっと暗いかもしれません…シンちゃんとレイなので(笑)

また後日、投下していきます。

80:名無しさん@ピンキー
09/11/05 01:00:49 mu95nOc8
上のアスカカヲルと同じ人だとしたら、上にも書かれてるけど庵と貞の区別ついてないぞ

81:名無しさん@ピンキー
09/11/05 03:47:37 cKMHeYoe
どうしても出来上がってから投下できないの?

82:名無しさん@ピンキー
09/11/05 07:00:20 19xqPIU+
>80
狙ったオリジナル設定というわけでもなさそうだから、エヴァはよく知らないという人なんだろ
エロパロだから細かい事は気にしなくて良しw

83:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/05 10:54:21 lHOQZD5w
続きです
3Pに持ち込むための前段階なので、寸止め嫌な人はスルーしてください

84:あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side II
09/11/05 10:55:09 lHOQZD5w
葛城一佐の、マンション。
私は二度、呼び鈴を鳴らす。
髪から、体から冷たい雨がしたたり、タイル張りの床を濡らす。
自動ドアが、無音で開く。

「綾波…。」

碇君だ。
ずっと会いたかった、碇君だ。

「ちょ…綾波、何を!?」

私は、思わず碇君に抱きついていた。
碇君のぬくもりが、濡れた服ごしに、はっきりと伝わってきた。
心が、すごくぽかぽかした。
体だけじゃ、なかった。

「碇君…会いたかった。
 すごく、会いたかった。」

「…どうしたの、綾波?
 そんなに、ぐしょ濡れになって。
 アスカもだったし、今日ヘンだよみんな?」

碇君が、私の髪を撫ぜてくれる。
しずくが、したたり落ちる。
碇君の胸の鼓動が、ダイレクトに伝わってくる。

「やっぱり、碇君といると心がぽかぽかする。
 式波大尉とも、そうなの。
 私、どうしたのか自分でもわからない。
 …碇君たちしか、私、頼れない。」

「とにかく、シャワー浴びたほうがいいよ。
 着替えなら、アスカに借りればいいからさ。
 ね、とりあえず入りなよ。」

「…うん。」

碇君は、内心の動揺を隠そうとしているようだったけど、私にはそれがわかった。
私も、一緒だったから。
ドキドキが、止まらなかったから。

85:あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side II
09/11/05 10:55:47 lHOQZD5w
温かいシャワーは、とても気持ちがよくて。
体の芯まで冷え切った私を、じんわりと暖めてくれて。
お風呂場は、2人の匂いがして。

綺麗に畳まれたバスタオルと、式波大尉のものらしい着替えが、脱衣場にはちゃんと用意されていた。
私はバスタオルで身体を拭くと、そのまま首にかけ、着替えを持って居間へと出て行く。

「えこひいき、あんた!」

式波大尉が、目を丸くしている。
絶句した碇君は、真っ赤な顔を、両手で覆っている。

「服くらい着なさいよ!
 なんでそのまんま出てくるのよ!?
 …それとも、私たちに対する無言の抗議なの、それ?」

「…違う。」

「じゃ、何なのよ?」

「だって、碇君には入れ替わってるときも含めて何度も裸見られてるし、式波大尉とだってさっきあんなことしたし、何か問題?」

「…だってじゃないわよ!
 いいから早く着なさいよ!」

何がいけないんだろう。
よくわからないけれど、服を着る。
ほかの人の服は、よくわからない。
特に、下着は。
四苦八苦して、なんとか身に着ける。

「さっき、って、まさかアスカ?」

「…うん、実は。」

「女同士で!?」

「あんたとだって、女同士のときにもしたでしょ?」

「いやまあ、それはそうだけど…。
 でも、アスカは、僕より綾波の方が、よかったの?
 中身の僕とじゃなくて、綾波の体とだから、よかったの?」

「違う!
 シンジ、違うの、そうじゃない!」

そうか、やっぱり初めてじゃなかったんだ。
私と碇君が入れ替わっているときに、私の体で、2人は。

86:あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side II
09/11/05 10:56:28 lHOQZD5w
「…碇君、式波大尉。」

「ごめん、綾波。
 綾波の体で、僕ら…。」

「…ごめん。」

「いいの、私怒ってない。」

「でも…。」

「むしろ、嬉しかった。」

「「…えっ?」」

「さっきね、すごく、心がぽかぽかした。
 式波大尉と、ひとつになった気がしたの。
 碇君とも、ひとつになりたいの。
 式波大尉とも、ひとつになりたいの。」

「「…!」」

「だから、3人で。
 私は、それが一番嬉しいの。」

目の前の2人は、見事に絶句していた。
けれど、何かが、変わり始めていた。
もう、窓の外の雨は、止んでいた。

87:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/05 10:56:53 lHOQZD5w
次回エロ入ります
ではまた

88:名無しさん@ピンキー
09/11/05 22:04:22 Fp1WPtMX
職人さんが復帰したらしたでレスつけないとか
ここの住人はどうゆう頭してんの?

89:名無しさん@ピンキー
09/11/05 22:11:55 kX+xxLJh
一つは色んな意味で微妙、もう一つはエロ前だから様子を見てる

つか、変な叩きが横行した時によく言うだろ?「気に入らなきゃスルーしろよ」って
さらにスルーにまで文句言うのは無茶だw

90:名無しさん@ピンキー
09/11/05 22:46:50 gdYza7l1
とりあえずみんなおつ
てかここの住人どれぐらいいるの?

91:名無しさん@ピンキー
09/11/05 23:26:01 TLc/Kr4k
無茶言うな、民主の一件で規制されていた奴だって多いだろうに

92:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/11/06 00:11:33 KAcpvpTX
職人様方におかれましては大変お疲れ様です
また読み手の皆様も巡回ご苦労様です

さて、連絡事項が2件ございます

1件目です
当スレまとめサイトには1日30~70件程度ユニークアクセスがありますので、住人の方はそれ以上いらっしゃると推測されます
当方も自宅PCは規制にかかっていますので、携帯や●を使って書き込みしています

気長にいきましょう
規制は仕方ないことですから

2件目です
現行スレになり何作品かの投稿をいただいております
それら作品のまとめサイトへの掲載ですが、早急に取り進めたほうがよろしいでしょうか?
または、現行スレがある程度使われた状態になるまで掲載しなくてもよろしいでしょうか?
ご意見いただければ幸いです

以上取り急ぎ用件のみにて

93:シンジとレイ4
09/11/06 00:26:53 ws+XxtPr
僕は震える手で綾波の胸に手を伸ばした。

「はぁ…はぁ…はぁ」
「…ふ……っ…いたっ」
「ご…ごめん」
「へ…平気……つ、続けて…」
「う、うん」

「んちゅ…ちゅ…」
「はっ…っ…ぅっ」

恐る恐る綾波の乳首に吸い付くと、綾波が小刻みに震え出した。

「い…碇くん……碇くん…いかり…くっ」
「は…はあ…あ、綾波?」

トロンと頬を上気させ綾波が微笑む。

「碇くん……いじわる」
「あ…綾波っ」
「ん…ちゅ…は…んちゅ」
「綾波っ…綾波っ…綾波っ…ちゅ…つ…ちゅうっ」
「いかり…くっ……ん……ぁ」

僕は無意識に綾波を押し倒して体中にキスを降らせた。綾波らしい消え入りそうな矯声が僕をさらに興奮させていく。

全身が沸騰するような熱の中で、僕は何度も達し続けていた。

「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
「…碇…くん…」

何度もの射精でぐったりする僕の下半身に綾波が優しく口づけをした。

思わず仰け反る快感が足元から伸びて、一瞬で血液が逆流する。

綾波はただ、丁寧に優しく静かに、僕を口の中で転がせてゆく。

ぢゅ…つぅ~…ちゅぱ…ちゅぱ…ちゅうぅっ

「あ、あやなみぃぃいっ!も、もうらめ、らめええええ!」
「プはっ…は…ぁっ……い、碇くん…碇くん…」
「は、は…はーっ…あ…綾波っ…僕…僕っ…一緒に…綾波と一緒になりたいっ」

僕は綾波に懇願した。

94:シンジとレイ5
09/11/06 00:32:06 ws+XxtPr
「っ…は…はぁっ…い、碇くん…私も…碇くんと…一緒になりたい」
「あっ……綾波っ……あやなみぃっ」
「いかり…く…ん…ん……ふ…ンッ」

綾波が僕の上に跨がりゆっくりと腰を沈めていく。

「あ…あや、な……あっあ…あぃっ」

グチュグチュグチュ。

綾波が腰を沈める前に連続で達し続ける僕。ヨダレがだらしなくこぼれて。

「あ…あうっ…綾っ…波ぃい…き、きもちいっ…は…はぅっ…よ、よすぎるよぉおぉっ」
「碇くん…碇くん…いかりくん…っ…ふ…あうっ」

じゅぷっ!

「あっ…あひいぃっ。おっ…お…っ…おしりのっ」

突然、綾波の指先が僕のお尻の穴に入る。
し、信じられない。綾波がこんなこと…するなんて。
「ごめんなさい…碇くん…私…私…私っ」

綾波は謝罪を繰り返しながら、同時に腰を振り、僕の乳首を甘く噛んだ。

「あぉぉうっ!?は、はぅっ、こ、こわる…こわれゅ…こわれぇるううぅっ……」
「いかりくンッ…いかりくンッ…いかりクンッ」

僕と綾波は何度も何度も絡み合い、思考が急速に溶けていく中で、僕は以前の僕には戻れない事をぼんやりと自覚した。


95:名無しさん@ピンキー
09/11/06 08:23:22 KEmLd/Aw
>>92
読みにくいからまとめサイトに載せてもらえるとありがたい

96:名無しさん@ピンキー
09/11/06 10:09:53 aBwkTBqu
>>94
GJなんだけど「今日はここまで」とか書いた方がいいよ

あと管理人さんてもしかして駆け引き氏なのかな?

97:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/11/06 11:09:55 mdaPp6lZ
>96
違います
当方は駆け引き氏ではありません

>92
承知いたしました、土日に作業いたしますので今しばらくお待ちください

98:名無しさん@ピンキー
09/11/06 17:01:29 KEmLd/Aw
>>97
よろしく頼みます。

99:名無しさん@ピンキー
09/11/06 19:53:37 mh1NRgeC
>>92
ホントにいつもありがとう。
あんまり無理はしないでくださいね。

100:名無しさん@ピンキー
09/11/07 22:24:37 CAXqcHA+
>>94
GJ!
最高すぎ

101:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/11/08 01:17:06 2QVt4dDc
お世話になっております、まとめサイト管理人です

さて、先ほど三代目スレ作品のページをサイトに追加いたしました
当方にて動作確認等いたしておりますが、職人の皆様および住人の皆様におかれましても、
今一度ご確認願います

以上取り急ぎ用件のみにて

102:名無しさん@ピンキー
09/11/08 11:07:43 xw0pW4e9
>>101
お疲れ様です。
docomoでは大丈夫でした。

103:名無しさん@ピンキー
09/11/08 12:53:20 afU5NWPX
とにかく>>49の続きが楽しみで仕方ない

104:名無しさん@ピンキー
09/11/08 20:57:31 4CqawAJO
>>103
禿同

105:名無しさん@ピンキー
09/11/08 23:44:04 NFISjN3m
ここで書いてる職人さんの期待値ってどんなもんかね?

106:名無しさん@ピンキー
09/11/09 00:36:52 myerJjOn
サハ戦後の人と、>>49の人の続きが欲しい…

107:名無しさん@ピンキー
09/11/09 16:38:10 8Esuuw+Z
やべぇ
アスカやべぇ
もろ劇場版の流れorz

もうね、魂のルフランがBGMで流れっぱなしみたいなー

108:名無しさん@ピンキー
09/11/09 20:13:52 XURDN9Tg
何の話?

109:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/09 23:22:47 +lDE4gkZ
すみません、仕事が忙しくなることはわかっていたのですが予想以上で、執筆ペースが遅れています
期待してくれている人がもしいたら本当にごめんなさい
がんばりますので

110:名無しさん@ピンキー
09/11/10 00:11:47 kFXN7sY5
ガンバレガンバレ~
こちらはゆっくり大丈夫ですしね

しかし今読み直しても、アスカとシンジのレズプレイってなんか良いわぁ

111:名無しさん@ピンキー
09/11/10 03:07:52 3lUnuMdd
>>110
うんいい。なんか倒錯的エロ。

楽しみにしてるんでゆっくり戻ってきてください~

112:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/11 00:27:13 2D/JMFqM
遅くなりました、続きです
多分まだ続きます、あと1~2回

113:あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side III
09/11/11 00:27:55 2D/JMFqM
私は、ただ喘いでいた。
生まれたままの姿で、碇君の、そして式波大尉の匂いのするベッドの上に腰掛けながら。
二人に、心も身体も、包まれながら。

後ろから碇君の指が、私の邪魔なだけの胸を、優しく、優しく触ってくれて。
私の背中にぴったりとくっつけられた、碇君の裸の胸のドキドキが、直接伝わってきて。
碇君の指が、乳首の周りの、粘膜と皮膚の境目のあたりに触れるたび、私の口からは吐息が漏れて。
お尻には、碇君の熱く、硬くなったそれが、押し当てられていて。
碇君のそれを流れている血液の、その脈動さえも、私には感じられて。

気持ちいい。
すごく、気持ちいい。
さっき式波大尉に触られていたときも気持ちよかったけれど、碇君に触られると、もっと、もっとぽかぽかする。
背筋に、電流が流れる。
声が、出てしまう。

けれど、不思議な気持ちだった。
こないだまでは私の身体だった碇君の身体に、こないだまでは碇君の身体だった私の身体が、触られている。
それだけじゃない、同じく一糸纏わぬ式波大尉の舌も、私の身体を、全身を、丹念に舐め上げている。
三人が、一つに溶け合うような、そんな錯覚を覚える。

式波大尉と、向き合って口付けながら、二人に身体を触られながら、心はぽかぽかして。
身体も、実際火照っていて。
身体の芯が、じゅんとなって。
私のそこからは、何かぬるぬるしたものが、どんどん溢れ出して。
さっきシャワーに入ったばかりなのに、薄い色の私の茂みは、もうその液体でぐしょぐしょに濡れていて。

ドウシテ、コンナニキモチイイノ…?
ドウシテ、コンナニポカポカスルノ…?

碇君の指が、私のそこを、優しく、優しく開いて。
式波大尉の舌が、襞の付け根の部分を、硬く小豆のようになった私の突起を、繊細なタッチで撫でて。
碇君の指と、式波大尉の舌とで、そこを柔らかく挟まれて。
式波大尉の唾液と、私の出したものとで、きっとぐちゃぐちゃになっているだろうそこを、二人に攻められて。

「ぁ…ッ…あ…うぁ…ッ…!」

背筋が、ぴんと張る。
身体が、硬くなる。
二人から流し込まれる快感に、脳が、脊髄が、支配される。
たとえ子供が作れない体でも、その行為は、私の精神を、肉体を、犯す。
碇君と口付けるたびに、その快感が、どんどん増幅していく。
式波大尉と唇が触れるたび、身体が熱くなる。

114:あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side III
09/11/11 00:28:17 2D/JMFqM
「アスカ、綾波、三人で気持ちよくなろっか。」

碇君の、声。
ぱっと止まる、二人の動き。

ソレハ、モットキモチイイノ…?
イカリクント、シキナミタイイト、ヒトツニナレルノ…?

「どう、するの…?」

式波大尉の、声。
その声は、不安げで。
どうしたらいいのか、見当もつかない、といった様子で。

「アスカ、両足を開いてそこに仰向けで寝てよ。
 綾波はその上に、うつ伏せで覆いかぶさるようにして。
 二人の…その、足の付け根を合わせるような感じに。」

「こう?」

「…これで、いいの?」

「OK、それじゃ、いくよ。」

刹那、ますます硬く、大きくなった碇君のそれが、私と式波大尉のぴったり合わされたそこの間に、入ってくる。
式波大尉の口から、甘い、甘い吐息が漏れる。
私の、口からも。
碇君の、熱い、ごつごつしたそれが、私のそこを撫でて戻るのに合わせて、式波大尉のそこを同じように撫でるのと合わせて。

三人の、息は荒くて。
何もかもが、どうでもよくなるような、そんな感覚に襲われて。
濡れそぼった二人のそこを、碇君のそれが、激しく、時に優しく、犯して。
何も、考えられなくて。
頭の中が、二人のことでいっぱいになって。
碇君の腰の動きのたびに、全てが、碇君以外は、式波大尉以外は、私の心から吹き飛んでしまって。
ぐちゅ、ぷちゅ、という湿った音が、さっきの私の部屋に充満していたのと同じような匂いが、部屋に充満していて。
身体の奥が、切なくって。

その終りは、突然来た。
碇君は軽い呻きとともに背中をのけぞらせて、そして熱く脈打つ感覚が、三人の接合部から伝わってきて。
焼けるような温度の飛沫が、碇君のそれから私たちのお腹へと吐き出されて。
さっきまでと違う青臭い匂いが、塩素系漂白剤のような、栗の花のような匂いが、鼻をくすぐって。
みんなの息だけが、耳に入って。

落ち着きつつある息の中、川の字にベッドに三人で横になりながら、もう今までと世界が一変してしまったことを、私は静かに感じていた。
なんだか、とても眠かった。
すごく、眠かった。

115:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/11 00:28:42 2D/JMFqM
今回は以上です
ではまた

116:名無しさん@ピンキー
09/11/11 00:42:39 86WIjcvP
>>115
GJ!!
待ってたぜ


117:名無しさん@ピンキー
09/11/11 23:32:29 lPprymrm
GJ!


118:名無しさん@ピンキー
09/11/12 12:08:40 sV1baB+w
GJ
3P仕切るシンジ君にちょっとワロタw

119:名無しさん@ピンキー
09/11/12 12:17:50 oeoK2W+V
シンジ君はやる時はやる男だぜ

120:名無しさん@ピンキー
09/11/12 22:40:17 Hc6MA/Gd
GJ!!
なんでやり方知ってんだシンジくん、さすがww

121:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/13 00:30:01 bw9F8FIZ
こんばんは
残業帰りでテンションMAXなので、その勢いで投下します
このエピソードはこれでラスト
そして明日は出張だぜヒャッホー

122:あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side IV
09/11/13 00:30:55 bw9F8FIZ
ニンニクを炒める香ばしい匂いと、ジュージューという音で、私は目覚めた。

それに混じって、碇君と式波大尉、それに私の匂いもたぶんしているベッドの中、段々意識がはっきりしてくる。
開けられた窓の、風に揺れる白いレースのカーテンごしに、太陽が私を照らしている。
壁に掛けられた時計は、もう昼過ぎを指している。

身を起こした私は、のそのそと服を着ると、目をこすりながら、ダイニングキッチンへと向かう。
他に、なんだろう、オリーブオイルか何かのような匂いもする。

「…碇君、式波大尉。」

「あ、綾波、起こしちゃった、かな?」

そう言いながら、コンロの方からフライパンを片手にこっちを向いたエプロン姿の碇君と、目が合う。
カウチに座っている式波大尉も、読んでいた『第3新東京ウォーカー』を置いて顔を上げる。

「…ご飯、作ってるの?」

「うん、今日のお昼は、アーリオ・オーリオだよ。
 綾波、肉とか魚とか嫌いだって言ってたよね、だから、野菜だけのやつ。
 オクラとかズッキーニとか、いろいろ入れちゃった。」

碇君は、またコンロの方に向き直る。
そしてスパゲティを、オレンジ色のプラスチックの熊手のようなものでかき混ぜながら、器用に炒める。

「ホント、シンジって男のくせにそういうのマメよね。
 女の子のまんま元に戻らなかったら、きっとすごくモテたのに。」

「いいじゃん、好きなんだから。」

「まあ、シンジがこれ以上モテたら、私たちが困るけどね。」

「男の子にモテても、嬉しくないよアスカ…。」

そんな会話をしながら笑いあう二人の顔が、まぶしい。
それは、居間のベランダから差し込む光線のせいだけでは、きっとない。

123:あり得たかもしれない、混乱。Rei's Side IV
09/11/13 00:31:17 bw9F8FIZ
「碇君…。」

「なに、綾波?
 …って、うわっ!」

「ちょっとあんた、何シンジにひっついてんのよ!」

「…やっぱり、ぽかぽかする。」

碇君の、ぬくもり。
コンロの熱もあるのかもしれないけれど、すごく暖かい。

「ずるい、私も!」

「ちょっと待ってよ二人とも、これじゃパスタが炒められないよ!」

すごく、心がぽかぽかする。
式波大尉と争うように、私は一生懸命碇君の身体にしがみつく。

「ねえ、そういえばさっきのアレ、なんで三人でのやり方知ってたのシンジ?」

「え…なんのこと?」

「目が泳いでるわよ、シンジ。」

「しょうがないじゃないか、だってえっちな本とかDVDとかで見て、やるなら今しかないって思ったんだもん。」

「バカ!
 やっぱり、あんたはバカシンジね!」

笑い声に、部屋が包まれた。
私も、いつしか笑っていた。

こんな三人の関係は、いつまで続くんだろう。
それは、私にはわからなかった。
だけど、今このときを、私はきっちりと生きていきたかった。
次の私にも、この記憶を伝えてあげたかった。
それが、きっと私の生まれてきた意味だろうから。
EVAに乗るためだけでは、きっとないのだろうから。

<完>

124:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/13 00:31:40 bw9F8FIZ
以上です
お読みいただきありがとうございました

125:名無しさん@ピンキー
09/11/13 00:54:53 qBduUuGb
>>124
GJ!!!
お疲れ様です!


126:名無しさん@ピンキー
09/11/13 08:24:07 +9ZKll2A
>>124
残業含め、GJでした!
また期待してます。

127:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/14 00:18:09 6dODJmX1
こんばんは
明日も出勤ですがまたプロローグを
一応、『混乱』の後日談、カジミサ新劇準拠です

128:あり得たかもしれない、夜会。I
09/11/14 00:18:55 6dODJmX1
俺たちの頭上を、環状線が走り抜けていく音がした。
ガード下の沖縄料理屋で、俺と葛城は今日も杯を傾けていた。

「だから、私は鳥なのよね。
 で、この島らっきょがあんた。」

「わけわからんな…。」

いつもの赤いジャケットを脱いでワンピースだけになった葛城は、既にすっかり出来上がっている。
俺は、ため息を付きながら新しいロスマンズに火をつける。

「あ、加持君、またタバコ吸って!
 こんなものなんて、こうしてやるー!」

「うあ、おい葛城、やめろ…ああーっ!
 なあ葛城、俺のコップにタバコそのまま入れるのやめてくれよ。
 おかげでもう、飲めないじゃないか、まだ入ってたのに、瑞泉。」

「喫煙は、諸悪の根源よー。
 それにね、女性の前で吸うなんてもってのほかでしょ?」

「葛城だって、こないだ吸ってたろ!?
 俺に、くれって言って。」

「あれはほら、ああいうことの後は…ね。
 でもそれはそれ、これはこれよ。
 あ、店員さん、瑞泉ロックとオリオン生、もうひとつずつね。」

「はい、ただいまー。」

まったく、あれから何年たっても、葛城はいつもこうだ。
『猫の目のように変わる』という表現は、きっとこういうことを言うに違いない。
いつまでも俺を、振り回して。
なんでも、自分の思い通りにして。

確かに、葛城といると飽きることはない。
正直、楽しい。
けれど、前に付き合おうと言い出したのも、そして別れを切り出したのも葛城だったし、
あの頃俺が葛城を自由にできるのはベッドの中くらいのものだった。
ベッドの中でだけ、葛城は従順だった。
それは、今も変わらなかった。

129:あり得たかもしれない、夜会。I
09/11/14 00:19:19 6dODJmX1
俺たちの頭上を、環状線が走り抜けていく音がした。
ガード下の沖縄料理屋で、俺と葛城は今日も杯を傾けていた。

「だから、私は鳥なのよね。
 で、この島らっきょがあんた。」

「わけわからんな…。」

いつもの赤いジャケットを脱いでワンピースだけになった葛城は、既にすっかり出来上がっている。
俺は、ため息を付きながら新しいロスマンズに火をつける。

「あ、加持君、またタバコ吸って!
 こんなものなんて、こうしてやるー!」

「うあ、おい葛城、やめろ…ああーっ!
 なあ葛城、俺のコップにタバコそのまま入れるのやめてくれよ。
 おかげでもう、飲めないじゃないか、まだ入ってたのに、瑞泉。」

「喫煙は、諸悪の根源よー。
 それにね、女性の前で吸うなんてもってのほかでしょ?」

「葛城だって、こないだ吸ってたろ!?
 俺に、くれって言って。」

「あれはほら、ああいうことの後は…ね。
 でもそれはそれ、これはこれよ。
 あ、店員さん、瑞泉ロックとオリオン生、もうひとつずつね。」

「はい、ただいまー。」

まったく、あれから何年たっても、葛城はいつもこうだ。
『猫の目のように変わる』という表現は、きっとこういうことを言うに違いない。
いつまでも俺を、振り回して。
なんでも、自分の思い通りにして。

確かに、葛城といると飽きることはない。
正直、楽しい。
けれど、前に付き合おうと言い出したのも、そして別れを切り出したのも葛城だったし、
あの頃俺が葛城を自由にできるのはベッドの中くらいのものだった。
ベッドの中でだけ、葛城は従順だった。
それは、今も変わらなかった。

130:あり得たかもしれない、夜会。I
09/11/14 00:19:39 6dODJmX1
「葛城、まだ飲むのか?
 何杯目だ、次で?」

「ふふふー、まあまあ、細かいことはいいじゃない?
 それに、どうせ今夜は帰らないつもりだし。」

「そうか…。
 けどな、アスカとシンジ君、あまり放っておくのはよくないんじゃないか?
 あの2人は確かにまだ子供だが、仮にも男と女だ。」

「うーん、大丈夫じゃない?
 だいたい、こないだまでは女同士だったんだし、ね。
 それに、最近はレイもよく来てるみたいなの、うちに。
 いくらあの碇司令の子だからって、女の子2人に同時に手を出すなんて、まだ14の子には無理よ。」

「まあ、あまり俺を困らせるようにはならないようにしてくれよ。
 『主席監察官』なんて、やりたくてやってるわけじゃないんだからな。」

俺は、テーブルに置かれたばかりの、琉球ガラスのコップに入れられた瑞泉を、ちびりちびりと口に運んだ。
タバコで収縮した血管がまた開いていく感覚が、俺を襲った。

きっと、この後またいつものようにホテルに誘われる。
それは確かに、楽しみではあった。
これまで、飲んだ後のその行為は、飲んでいないときより何倍もの快感を、俺に与えてきた。
きっとそれは、今回もだろう、そう思えた。

けれど、流されてばかりいるのも、なんだかしゃくだった。
だから俺は、今日こそは、と、ひそかに決意していた。

「なあ葛城、この後だけど…。」

「…わかってる。」

「お前さ、ムードとか空気とか、読むの昔から苦手だっただろ?」

「読んでるわよ、だから、OKだ、って言ってるじゃない?」

「ちっとも読んでないじゃないか?
 たまには、俺にもいいカッコ、させてくれてもいいだろ?」

「何よ、どうせすることは一緒でしょ?
 だったら、いいじゃない?」

どうやら、俺の決意は、果たされなかったらしい。
まあいいさ、ちゃんと隠しダネは用意してある。

俺は、一人にやにやしながら再び瑞泉を口に運んだ。
葛城は相変わらず、オリオンを喉を鳴らしながらがぶ呑みしていた。

131:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/14 00:20:26 6dODJmX1
ありゃ、二重カキコしてしまった
すいません、>128と>129は内容おんなじです

ではまた

132:名無しさん@ピンキー
09/11/14 00:35:18 mAzHEML7
>>131
GJです。
カジミサもいいな。

133:名無しさん@ピンキー
09/11/14 00:45:04 +E/2Ev2j
>>131
GJです
後日談とは…
続き楽しみにしてます!


134:名無しさん@ピンキー
09/11/14 03:24:48 5T3sS5eF
萌えた体験談コピペの新着に珍しくエヴァのエロネタが来とった。
いつも思うんだが「アニメキャラの体験談」は無理あるカテゴリネームだよなw

135:名無しさん@ピンキー
09/11/14 13:41:08 hohMhhv6
>>124
シンジとアスカとレイの関係いいなあ、途中どうなるのかドキドキしたw
チルドレンみんな好きだから萌えたGJ
>>131への流れも素敵。続き楽しみです

136:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/15 11:32:48 Bj660ESL
おはようございます
続きです

137:あり得たかもしれない、夜会。II
09/11/15 11:33:29 Bj660ESL
いつもとは違う、少し張り込んだホテルの部屋。
ベッド脇のサイドテーブルには、桜色のドン・ペリニョンがまだ半分くらい入っている瓶と、
その中身が注がれた2つのシャンパン・グラス。

でも、やることが結局同じなのは、やっぱり俺たちだった。
ベッドの周りには、俺たちが脱ぎ散らかした服が散乱していた。
俺の隣に、俺の方を向いて横になった葛城の肌が少し赤みを帯びているのは、この薄暗い照明の中でも
はっきりとわかった。
それはきっと、酔いのせいだけではないに違いなかった。

たわわな葛城の胸の果実を、俺は味わう。
柔らかな、しかし張りは失っていないそれは、8年前―そう、もう8年も前になる―とちっとも変わっていない。
いや、むしろ、まだ成長し続けているのかもしれない。
俺の指に、手のひらに吸い付くような肌のきめ細かさは、とても『一佐』などという肩書きを
持っている人間のそれとは思えない。
セカンドインパクトのとき負ったという腹の傷さえなければ、モデルにもなれるんじゃないか、と、
俺に思わせるに充分なほどの、葛城はそんな身体を維持している。

「綺麗だよ、葛城。」

「ぁ…やめてよッ…そういう恥ずかしいこと言うの…ッ…!」

そう言う葛城の胸の先端は充血し、既に、小豆大に膨れ上がっている。
俺の舌の上でそれを転がすたびに、葛城の口からは甘い吐息が漏れる。

それは、あまりに扇情的で。
何度身体を重ねていても、俺は、興奮を止めることが、できなくって。
胸を触りながらも、葛城の深い茂みの間に、指を這わすことを、やめられなくって。
湿った粘膜の、その粘液で濡れた茂みの、その感触を、少しでも多く味わおうという衝動を、
こらえきれなくって。
ベッドの中だけではされるがままの葛城を、どこまでも味わいつくしたくって。
葛城の柔らかな太股に、俺の熱を持ったそれを押し当てることを、どうしてもやめられなくて。

「加持く…んッ…ぅあ…ッ…あ…ッ!」

葛城の口を、俺は自分の口で塞ぐ。
二人の唾液が、混ざり合う。
舌を、絡めあう。

片手を握り合い、もう片方の手は互いのその部分を、触れ合って。
葛城のしとどに濡れた入口の周りを、俺はわざとぐちゃぐちゃと水音を立てながら、指でこねくりまわして。
硬くなった肉芽を、微細に指の力を調整しながら、粘液を塗りこむように、指先で刺激して。
俺のそれを、葛城は優しく扱いて。
鈴口の周りや、雁首の窪みを、葛城は繊細なタッチで、触れてくれていて。
葛城の手が俺の敏感なところを触るたびに、背中を電流が流れて。

葛城と、ひとつになりたかった。
俺はその衝動を、止めることができなそうだった。
だから、俺は一度葛城とつないだ方の手を離し、枕元にある避妊具を取った。

138:あり得たかもしれない、夜会。II
09/11/15 11:33:49 Bj660ESL
2人の、口が離れる。
けれども、銀の糸が、2人をまだ繋いでいる。
その向こうの葛城の顔を、目を見つめながら、俺は避妊具の包みを破り、俺のそこに嵌める。
二人の、荒い息だけが聞こえる。
葛城は俺の目を見ながら、こくっとうなづく。
俺は葛城の片足を腕で抱え込んで開かせ、俺のそれを葛城の両足の付け根に持ってくる。
そして、そこをそれの先で、撫でる。
避妊具越しに、葛城のそこの熱が、伝わってくる。

「ッん…ぁ…加持君…焦らさないで…ッ…お願いッ…!」

刹那、葛城のそこに、ひどく濡れて大きく口を開けたそこに、俺のそれが飲み込まれる。
葛城の、背中が震える。
葛城の奥へ奥へと、それが少しずつ入っていくのに合わせて、軽く締め付けられるような感触が、
そこから流れ込んでくる。
下がりきった子宮口の、コリコリした触感が、伝わってくる。
俺は、少しずつ腰を動かし始める。

二人で、互いを貪っている。
キスを交わしながら、葛城の片足を持ち上げながら腰を動かし、俺は葛城の身体を好きにしている。
ベッド以外では自由にできない葛城を、自由にしている。
俺の背中に回された葛城の腕が、二人の汗で滑る。
俺のそこを、葛城のそれが優しく、柔らかに締め上げる。
その行為を知ったばかりの高校生のように、俺たちは互いを求めあう。
葛城の甘い声が、淫らな水音が、雌の匂いが、部屋に充満する。
葛城の中が、どんどん広がってくる。
空気がそこに入って、俺の腰の動きとともに、そこから吐き出される。
葛城の、その液体と空気が混ぜ合わされる音が、葛城の声が、俺の耳を支配する。

葛城が達したのと、俺が達したのは、ほぼ同時だった。
ゴムごしに、俺は葛城の中に熱い精を放った。
その瞬間葛城は、体中を痙攣させて、俺を受け止めた。
脊髄へ、脳へ襲い来る白い波のただ中に、俺はいた。
少し柔らかくなった俺のそれが、ズルリと葛城の中から抜け落ちた。

2人で、その余韻を楽しんでいた。
息が、だんだん落ち着いてきた。
その行為が終わっても俺たちはなお、汗まみれになって、2人抱き合っていた。

139:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/15 11:34:12 Bj660ESL
あと1回続きます
ではまた

140:名無しさん@ピンキー
09/11/15 14:13:47 rx2uFd4f
>>139
GJ。
カジ目線て意外と新鮮かも。

141:名無しさん@ピンキー
09/11/16 01:09:46 Wark/1pi
>>139
GJ!!!
どう「混乱」とリンクするか
楽しみです

142:名無しさん@ピンキー
09/11/16 03:23:44 j7EsvALP
火事さぁん(*´Д`)

GJ…!

143:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/11/16 19:27:50 4AQWtuNs
お世話になっております、まとめサイト管理人です
職人の皆様におかれましては、いつも大変お疲れさまです

さて、本日、11/15までに投下された分をまとめサイトに収録いたしました
これからも皆様の御投稿をお待ちしております

144:名無しさん@ピンキー
09/11/16 21:53:19 tW3s5kzg
>>143
いつもありがとうございます
お疲れ様です

145:名無しさん@ピンキー
09/11/18 02:39:57 5tmD26ye
「心配しなくても子供に手え出したりしないわよ♪」

(手を出すって…どこに何を…?)
鮮やかな赤いジャケットがシンジの眼を刺す。
受話器を握り締め快活にしゃべる女。
後ろ髪はほどほどに長く、やや紫がかって毛先には
カールがかかっている。
そしてタイトで極端に短いスカートから伸びる脚線美……
あなたは慌てて目をそらした。
あまりにも刺激の強い姿。
あなたは顔が火照って軽く息苦しさすら覚えた。
ミサトは受話器を置くとこちらに歩み寄ってきた。
身体に密着したスーツのラインに再び自分が火照ってくるのを感じる。
「というわけで!
シンジくんはめでたくあたしが引き取ることになったわよん♪」
「え……あ…」
ミサトはあなたに目線をあわせるように少ししゃがんだ。
スーツを突き上げるバストが揺れるのを感じて視線をやってしまったあなたは
あわててミサトの顔に視線を合わせた。
整った美貌は間近で見ると本当に綺麗だ。
(ダメだ、嬉しいけど…嬉しいけど、耐えられないっ……)
こんな人と同居しようものなら自分の正気などあっさり吹っ飛んでしまう……
(断るんだ、断らなきゃ)
今はなんとか耐えていてもいつか理性が破壊され、
自分の欲望をむき出しに晒すときが来てしまう……

146:名無しさん@ピンキー
09/11/18 02:42:20 5tmD26ye
あなたは早くも「シンジになった」ことを後悔していた。
前世で死を迎え、転生するときに碇シンジを選んだ。
綾波やアスカと近づけるし、エヴァの操縦もできるし。
そんな軽い気持ちで碇シンジへの転生を選んだ軽率な自分を後悔していた。

大きな瞳で自分を見つめるミサトの視線に耐え切れず視線を落とした。
ミニから伸びる太ももに目がいってしまい、さらに視線を泳がせる。
(ダメだ…ダメダメ絶対ダメ!)
(絶対俺正気を保てないっ。)
(断る、断れ!断るんだ、俺!!)
「一緒に住むの、いいでしょ?」
「はい。」

思春期を少し過ぎた、ヤりたい盛りのあなたにミサトは危険すぎた。
車へと向かう間もミニスカートから伸びる太ももに視線は吸い寄せられていた。
「碇シンジ」と違い、性欲がごく普通、というか同世代並に旺盛なあなたには
ミサトはあまりに危険だった。
すっかり欲情して顔は脂汗が滴っている。
車に乗り込むと座って素早く両手を股間の間に垂らし
大きくなってしまった部分を悟られまいとするあなた。
(ぶっちゃけ…レイとアスカがいてミサトさんはまぁ、おまけ、ぐらいに思ってたんだけど)
(こんなヤバいとは思わなかった…)
(っていうか……)

147:名無しさん@ピンキー
09/11/18 02:43:39 5tmD26ye
後ろに荷物を積めたミサトが長い脚を滑らせて運転席に乗り込んでくる。
(見るな、見るな…見るな俺!)
さきほどは感じなかった甘い香りが鼻のあたりを包む。
(知るかそんなもん!前見ろっ、前見ろっっ!!)
(もうミサトなんか見たくもねぇよ、絶対みねぇ!!!!)
あなたは鬼の形相で前の暗闇を凝視した。
運転席と助手席。
そのわずかで間近な間。
甘い香りは香水だろうか?
「シートベルトしめた?」
「いえ!まだです!!」
あなたは鬼の形相でミサトを見ながら大声を張り上げた。
「…し、仕事は終わったんだから、そんな張り詰めていなくていいのよ…?」
ベルトを伸ばしてはめようとする。
汗でぐっしょりした手で掴みにくかったものの、なんとか掴んでカチっとはめ…
そのわずか先の真っ白い太もも。
「っ!!……っ!」
強靭な意志で見続けようとする自分の欲望をねじ伏せた正面を向くあなた。
「はめました、出発してください、ミサトさん。」
「じゃあ、うちに向かってレッツゴー♪」
あなたの苦しみはまだ始まったばかりである。
(続く)

148:名無しさん@ピンキー
09/11/18 10:53:47 uObFEZW3
>147
GJ!

149:名無しさん@ピンキー
09/11/18 14:43:44 QzlUcLk3
乙!
wktk

150:名無しさん@ピンキー
09/11/18 21:05:08 r/UKUdoq
>>147
こういう視点の話もいいな


151:名無しさん@ピンキー
09/11/18 21:22:28 76UsD3hX
>>147
こういうの、倦厭する人もいそうだけど嫌いじゃないw
先が楽しみ
使徒戦なんかは真面目に考えたら耐えられんけど、
エロパロだし描くとしてもさらっと流してくれても構わないです

152:147→ぱいぱん
09/11/19 00:36:32 MN6yEuqu
レスありがとうございますm(__)m

こんな感じでほのぼのエロっていければいいな、と思っています。

書き込みができないので避難所の書き込み代行スレに続きを落としておきました。
お時間ある方、代行していただければありがたいです。

応援レスありがとうございます。
皆様の反応が栄養剤です。

>>151
ご意見ありがたいです。
ご指摘の通りそのあたりはなんとか流して切り上げて、
早めにもう一人の同居人を出したいです。
では。

153:代理 1/2
09/11/19 21:29:12 cKAaLWJ8
たしかバストはEカップで…
それにスタイルのよさは随所で描写されたのは覚えてる。
しかしあなたにとってはレイがいてアスカがいる。
ミサト以下の女性キャラはあまり対象とはしてこなかったのだ。
が、間近で見るとやはり……

「まだ、緊張してるの?」
少し鼻にかかったような声があなたの耳を揺さぶる。
下半身の疼きを感じて、なんとかそれを抑えようとツバをのみこんだ。
「……いえっ。」
「ま、無理もないわ。でも、これから一緒の家で生活するんだし」
絶え間なく続く疼きのテンションが一段と上がる。
全身を巡る血が下半身の一点に集中して流れ込むような感じ。
激しい鼓動。
下げた視線を横にずらし、ミサトを盗み見る。
薄暗い車内で太もも妖しいほど白い。
口の中に湧き出るツバを強引に飲み下した。
(が…我慢できないよっ…)
楽になりたい自分。
しかし、ここで強引な手段を取れるような男ではないことをあなたはよく知っている。
それに相手は女性とはいえ現役軍人。
旧劇場版では自衛官数人を制圧したこともある。
華奢に見える体の中に、確かな戦闘技術はある。
先制攻撃ができればあるいは一時的に優位には立てるだろうが
もみ合っていくうちにミサトの格闘技術の前に苦もなく……

(っていうか…揉み合う?)
(このひと…と……?)
盗み見ていた視線を上げた。
身体にフィットしたその服からは突き上げる豊かなバストが見て取れる。
(揉みあう、こんな人とっ…!??)

154:代理 2/2
09/11/19 21:30:02 cKAaLWJ8
ブハァ!
派手な音をたてて鼻血がしぶきをあげた。
「キャァ!?シンジくん!?」
「あ、すみませんっ!」
あなたは慌てて、立てかけてあったティッシュ箱から3枚引き抜いて自分の鼻に当てた。
車を道端に寄せて急停車するミサト。
「どうしたのっ…大丈夫?シンジくん!?」
「すみません、すみませんっ……」
情けなく欲情ばかりしている自分への情けなさ、恥ずかしさ、そして車を汚したんじゃないかという罪悪感。
あなたは謝ることしかできない。
「ちょっと、体調が悪くて…!」
「やっぱり。顔も赤いし、そうなんじゃないか、って思ってたの!
大丈夫?何か買っていく?あたしに出来ること、ある?」
顔を寄せるミサト。
化粧品の匂いだろうか、甘い香りが強くなる。
(ここで…ここで…)
自分の思いの丈を思う存分大声で叫べたらどんなに楽なことか。
「いえ、大丈夫ですっ…」
鼻のティッシュを離した。
もともと一過性のもので、出血は長く尾を引かない。
「本当に?」
あなたの額に手を伸ばそうとするミサトを拒否するように前を向く。
「だ、大丈夫っ、ですっ!!」
「……
わかったわ…。
まぁ、何にしてもうちでゆっくり休みなさいね。」
ミサトはエンジンをふかしはじめた。
冗談じゃない。
これ以上接近されて接触までされたら間違いなくキレる。
完全にキレる。
もう何がなんでも絶対にミサトを欲情した目でみない。
固い固い決意を込めて前を見据えるあなた。
「あそこ、あそこ~!
ほら、見えるでしょ?あのマンションよ~
あたしたちのこれからの愛の巣♪」
あなたの股間に垂れる両腕は表現できない感情のせいで
ぶるぶると震えて掌はぐっしょりと汗で濡れている。

あなたの苦しみは、言うならば軽い準備体操が終わった段階まで到達したようだ。

155:代理 2/2
09/11/19 21:35:19 cKAaLWJ8
というわけでぱいぱん氏GJ


なお行数オーバーにつき勝手ながらまことに申し訳ありませんが2レスに分けさせていただきました

156:名無しさん@ピンキー
09/11/19 21:45:19 ZGTQiUJw
いいよいいよー!

ぱいぱん氏、俺はあんたに完敗した
その発想はなかったし、本番どころかエロい行為ひとつしていない状態でこれだけ興奮させられるとは!
今後の書き込みにも期待してますぜ!

157:代理追加 3/4
09/11/19 22:42:33 cKAaLWJ8
「さ~着いたわ♪」
こっちの苦労や苦悶などわずかも察しない、
そんな能天気な声を上げるミサトに軽い殺意さえ抱いた。
素早く荷物と買い物袋を前に抱えて車を降りる。
当然だ。
前に抱えなければ歩けるものではない。
カモフラージュして異変を隠さなくては。
「あら、ありがとう~、でもそんなに持てる?」
「だ、大丈夫ですよっ…」
「さっすが男の子!」
自分の荷物と買い物袋抱えるあなた。
男の子…であって、あくまでも男ではない…ミサトの中では。
しかし実態は…
先にたって歩くミサトの髪をひたすら凝視した。
凝視しなければ間違いなく視線は下がっていくのだから。
意志の力で押さえ込むしかない。
歩みに合わせて黒髪が揺れる。
(作品の中ではもっと紫っぽかったけど、…でも実際…)
実際には紫は光の加減によるものなのかもしれない。
ほとんど黒髪に近い。
優しく揺れ、かすかな香りがあなたを刺激する。
「ここよ、ここ、ここ♪」
「はい…」
鍵を開けて扉を開けると振り向いた。
髪のいい香りがさらに漂う。
そしてフィットした服から自己主張する胸がかすかに揺れたような気がした。
(ヤバいっ!!)
知らぬ間に視線を奪われていたあなたは慌てて視線を上へと強引に上げた。
ニッコリと笑うミサト。
(本当に美人だ…って、いやいや!そんな場合じゃっ!!胸見てるの、バレ…)
「緊張しないで。ここはあなたの家なのよ。」
(え……)
(えっと、確か……)
「た、ただいま…」
「おかえりなさい。」

158:代理追加 4/4
09/11/19 22:43:18 cKAaLWJ8
いったん居間に来るミサトとあなた。
「買ってきたもの、適当に冷蔵庫に突っ込んどいてくれる?」
「はっはい。」
ミサトは姿を消し、あなたは居間に一人取り残された。
はじめてみる光景だが、どこか懐かしい感じだ。
ここで、時に和んだり衝突したり、そして色々な事実が明かされたりしていくはずだ。
台所はしばらく掃除していないのだろう、黒ずんでいる。
その脇には空き瓶、空き缶が詰め込まれたゴミ袋。
(ふぅー…聞きしにまさるっていうのはこういうことか)
冷蔵庫を開けてビールを詰めていくあなた。
冷蔵庫の冷気が火照りに火照った顔に気持ちいい。
(どうなっちまうんだろ、俺…なんだか耐えられそうにない…)
(くそ、くそー!
ダメだ!もう一度冷静になれ!
ミサトさんはスタイルいいし、胸も大きいし…)
服を突き上げる胸を思い出した。
下着は着けているはずだ、はずなのに
あれだけの大き…
(うるせーうるせーうるせーーーー!!!
知るか、そんなもん知るか、知るか!!
ミサトさんの胸とかどうでもいいし!!)
懸命に首を振るあなた。
脳裏に焼きつくその光景を強引に消去する。
(いいか、いやらしい目で見るなんて最低だ!
何よりも絶対にバレる!
いいか、もう絶対にミサトさんと話すときは顔以外見るな、見るなよ~、俺!)
「シンジく~ん♪」
(見ないぞ…絶対顔以外、…)
「お待たせ~。それじゃご飯にしよっか?」
(何が何でも…顔以外見ないっ…)
悲壮感すら漂う顔であなたは冷蔵庫を閉めるとミサトの方に首を向けた。
あなたが固く心に誓った約束はわずか1秒で破られた。

(続く)

159:名無しさん@ピンキー
09/11/19 22:45:08 cKAaLWJ8
追加投下乙です

俺もミサトさんはノーマークだったはずなのに・・・ッ・・・

160:ぱいぱん
09/11/19 22:53:02 MN6yEuqu
代理人さんありがとうございます。
行分けまでしていただいて感謝です。
引き続き落としておきました。
お時間ある方お願いいたします。

応援レスありがとうございます!
期待を裏切らないよう頑張っていきたいです。
もっともっとじらしますw

規制が続きそうなのでしばらくこういう形になりますがよろしくお願いします。

161:名無しさん@ピンキー
09/11/19 22:56:57 MN6yEuqu
仕事早っw
ありがとうございます!

162:名無しさん@ピンキー
09/11/19 22:57:29 ZGTQiUJw
くそう、負けないぞ
くやしい…だけどGJ!
ミサトさんブームが激しく来ている、今w

163:ぱいぱん氏代理
09/11/20 18:54:51 leEfBHPv
耳が赤く染まるのを感じる。
鼓動が痛いほど強い。
―むっ…胸っ…
薄い淡い黄色のタンクトップ。
目のやり場に困るほど内部から突き上げられている。
直視できずに慌てて正面を向いた。
緊張でのどはすっかり渇ききっている。
(見れない!絶対見ちゃダメっ!!)
(見たら死ぬ!見たら俺が壊れる、ぶっ壊れちまうっ!)
「どうしたの?シンジくん??」
「手をあら…ぅっ…」
向きを変えて流しへと向かうあなた。
向きを変えなければバレるから当然だ。
手に水を流しながらうつむくあなた。
(見たい、本当は見たい、見て見て見まくりたいっ……)
脳裏に浮かぶさきほどの光景。
薄布一枚だけで、その奥に隠された豊かな膨らみは見て取れる。
(大きいし、それに柔らかそう…
だっ…

ダメ、ダメ、頼む、誰かっ誰かっ!!!)
股間が激しく突き上げてくるのを感じる。
(クソっ…お願い、許してっ……)
強引に自分の欲望をねじ伏せ押さえつけ押さえ込むあなた。
あなたはただそのことに全神経を集中させていて。


ふわり…と鼻につく香り。
「シンジくん?大丈夫?」
さきほどまで遠くに感じていた声がすぐそこから聞こえてようやく気付いた。
女の肌の匂い。
あまりにも細い腕が流しで水を浸していたあなたの腕に伸びてくる。
あなたの腰の辺りに何か柔らかい感触のものが当っている。
そして肩にはその感触とはまた違った何かがあたった。
布、という障害物こそあるものの、
柔らかく、そして熱を帯びたように熱く熱く。
女の肌の匂いはさらに強くなる。
「手、怪我でもしたの?」
あなたの手を見ようとミサトが手を伸ばすと、
その柔らかな感触とはあまりに異色な
やや固い、突起物のようなものの感触が肩を通過した。
あなたは

→もう我慢できない。耐えられない。本能に従うことに決めた。
→身体を震わせながら必死で耐えた。強引な手段をとることはしないと決めた。


164:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/20 19:22:34 +EHwmRoZ
続きです
あまり『混乱』とリンクしていないかもですが、許してください
手短ですが勘弁

165:あり得たかもしれない、夜会。III
09/11/20 19:23:17 +EHwmRoZ
ホテルのベッドの上。
シーツにくるまる、葛城と俺。
ゴミ箱に詰め込まれた、先を縛られた避妊具とティッシュ。
行為の終わった、けだるげな夜。

俺の腕枕に頭を預け、葛城は猫のように伸びをする。
葛城のつややかな髪の感触が、俺の腕を優しく撫でる。
そんな葛城が、たまらなく愛しい。

迷っていたけれど、やっぱり計画通りにしよう、俺はそう決意した。
そして俺は反対側の手で、あらかじめ隠しておいた、枕の下の指輪のケースを取り出した。
低い円筒形の、革でできたそれを葛城の目の前に置くと、葛城の目が丸くなった。

「葛城、開けてみろよ。」

戸惑いながら、葛城はそのケースを開く。
ケースの中の、BVLGARIのB-ZEROがキラッと輝く。
葛城は、息を飲む。

「8年前、言えなかったことを言うよ。
 …葛城、いや、ミサト、俺と結婚してくれないか?」

「…加持くん!」

俺に抱きつく葛城と、俺は今日何度目かの口付けを交わす。
だがそれは、今日いちばん情熱的な、キスだったかもしれない。
かすかに香る、ドン・ペリニョンの香りと、リップの匂い、そして葛城の、いつも着けているラベンダーの香水の匂い。
それらの混ざったものが、俺の鼻腔を刺激した。
そして、また新しいラウンドが始まろうとしていた。
葛城の身体を、俺は再びまさぐり始めた。

確かに、『彼女』という字は、『遥か彼方の女』と書くかもしれない。
女性は俺たち男にとって、いつまでたっても向こう岸の存在かもしれない。
だけど俺は、そんなまるでわからない葛城と、これからの人生を生きていきたい、そう決意していた。

Mark06が月から飛来し、『ネブカドネザルの鍵』を司令に渡した今、その時間はもう残り少ないかもしれない。
けれど俺は今を、生きていたかった。
葛城と、生きていきたかった。

<完>

166:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/20 19:23:50 +EHwmRoZ
以上完結です
お読みいただきありがとうございました

あとぱいぱん氏GJ

167:名無しさん@ピンキー
09/11/20 23:19:55 sCSB3z3T
有り得たさんの描写はいつもすごくエロいなぁ
他スレの話になるけどまた「榊の秘密」の続き書いて欲しい
これからって時に止まってすごく気になって眠れないよ、楽しみだったので

168:名無しさん@ピンキー
09/11/20 23:59:05 MzxrQ7Xy
ここは→身体を震わせながら必死で耐えた。強引な手段をとることはしないと決めた。 で貫く

腰に当たっている何か柔らかい物って何?

169:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/21 00:00:13 RI0dXDE2
あずまんがのことは忘れました
ブラックラグーンのことも忘れました

生理周期で時々情緒不安定になるので、そういうときに自分からだめにしたとこのことは一切忘れることにしてます

170:名無しさん@ピンキー
09/11/21 08:28:43 hn1eENvd
諦めたらそこで試合終了だ

171:名無しさん@ピンキー
09/11/21 23:13:53 UxmCK+X0
>>170
何様だよ

172:名無しさん@ピンキー
09/11/22 03:11:32 JaW2/lBD
周期とか不安定とか、そういうこと書かなくていいよ
変な勘違い捨てとけ、為にならん

173:名無しさん@ピンキー
09/11/22 16:16:07 f3UhnQgJ
つかあり得たさんて女性だったんですか

174:Jing ◆cRAu6xwfWQ
09/11/22 16:39:23 YMmu4lBT
失言でした
私の性別なんかどうでもよいことです
どちらの性別の読者さんでも読めるものが書ければ、それでいいじゃないですか

175:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/11/22 18:47:03 XylY9SAp
職人の皆様大変お疲れさまです
また、住人の皆様も巡回お疲れさまです

まとめサイトに先ほど、11/21までに投稿された分を追加いたしました
問題等あれば御指摘いただければ幸いです

以上取り急ぎご用件まで

176:名無しさん@ピンキー
09/11/22 21:53:03 QlsLVKKp
>>175
いつもありがとう

177:名無しさん@ピンキー
09/11/23 00:04:54 rLfeLpWR
>>175
いつもありがとう。感謝してます。

178:名無しさん@ピンキー
09/11/23 23:08:44 XyTYw/wR
投下無いなぁ…

179:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/11/25 21:54:10 2xn3uwPz
お世話になっております、まとめサイト管理人です

au携帯からメールフォームでメッセージを送信いただきました読者様、御指摘の箇所を
修正しておきました
御指摘ありがとうございました

au携帯は他社携帯より一度に読み込めるバイト数が少ないようです
より多くの皆様にお読みいただけるよう、今後ページ分割を積極的に行っていきますので、
不具合等につきましてはまた御指摘いただければ幸いです

なお、職人様方の新しい作品につきましても、引き続きお待ちいたしております
ロッテリアで新劇版カレンダーも発売になったことですし、皆様のご投稿をお待ち申し上げます

以上取り急ぎ御連絡まで

180:名無しさん@ピンキー
09/11/25 22:14:07 QjueKzCZ
ご苦労様です!

181:名無しさん@ピンキー
09/11/27 06:36:21 3ksuVih+
今まで読み手だったけど初投下してみます
カヲアス支援

182:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 06:37:30 3ksuVih+
今日は初めてのシンクロテストの日だ。
僕は弐号機とシンクロしながら、どうしてか、前パイロットのセカンドチルドレンのことを考えていた。
弐号機のテストプラグは、LCLの独特の匂いの他に、何か気高くて、いい香りで満ちている。
たとえるなら、花が咲き誇っているような、そんな感じ。
へんだな。花が咲いているところなんて、見たことあったっけ。

「なんで……どうして……?」
鈴音みたいな小さな声を追いかけて、僕は彼女と出会った。
独り言をつぶやきながら、洗面台に突っ伏している女の子。
ボリュームのあるブロンドのロングヘアが、小さいであろう背中を巧みに覆い隠していた。
おそらくセカンドチルドレンだろう。
大きな鏡の中には、西洋的な愛らしさとオリエンタルな艶めかしさが同居した彼女の顔が映っている。
僕は目が離せなかった。
「誰!?チカン!?」
彼女は僕に気づいた瞬間、ものすごい早さで振り返り、よくわからない日本語で罵倒してきた。
かと思えば唐突に倒れて、いつからかいたシンジ君と駆けつけた葛城三佐まで青い顔をしていたっけ。
思い出しただけでもおかしい。
そんなところに使徒がやってきて、出撃したセカンドがどうなったかと言うと―。
「ハーモニクス、限界点です」
「いいわよ、3人とも上がって」
赤木博士の声がきこえても、僕はぼんやりとプラグ内に佇んでいた。

あれからセカンドは、第十一使徒から受けた精神汚染の影響で、物言わぬ人形と化している。

183:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 06:39:29 36vBh/6Y
僕は、弐号機のプラグがすっかり気に入った。
テストプラグもシミュレーションプラグもすべて同じいい香りがして、気持ちがいい。
でも、同時にセカンドのことばかり頭にうかんで、なんだかへんな気持ちになる。
近頃じゃシンクロテストのあとはいつも体が熱くなっておかしな感じだし。
どうすればいいんだろう。
そうシンジ君に相談すると、何がまずかったのか、それ以上言ったら殴ると怒られた。
「そう」
「なんで怒られんの?」
僕はたまたま自販機コーナーを通りかかったファーストに、ジュース1本で話をきいてもらっていた。
ネルフは空調の効きすぎで乾燥しているから、ここには水分を求めて多くのネルフスタッフがやってくる。
「まあ、それはいいんだけどさ」
「そう」
彼女はセカンドやシンジ君とは違って僕を怒らないし、つかみかかってきたりもしないけど、ときどき物足りなさを感じる。
僕って、罵られたいのかな。
それとも、自分がヒトじゃないから、ヒトに焦がれるんだろうか。
ファーストも同じだったりして。
「僕、へんだよね」
自嘲するように言って、ミネラルウォーターを一気に飲み干す。
ファーストは目線を僕に向けて、続きを促した。
「あの子が使徒に犯されて泣き叫ぶのを面白がって、あの子からエヴァを奪って喜んでたくせにね。気になってしょうがないなんてさ」
ペットボトルをつぶしながら上目で様子をうかがうと、ファーストは缶に口をつけたまま否定も肯定もせず黙っている。
何かを思案しているようにも見えた。
僕はなんとなく茶化すことができなくて、妙な沈黙が流れる。
「碇君、毎日、セカンドの病室へ行ってるわ」
ようやく口を開いたファーストは、長いまつ毛を少しだけ伏せて、
「あなたも行けば?……花でも持って」
などと続けた。
「気になるんでしょう」

184:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 07:06:43 XaJWtJbo
僕は、弐号機のプラグがすっかり気に入った。
テストプラグもシミュレーションプラグもすべて同じいい香りがして、気持ちがいい。
でも、同時にセカンドのことばかり頭にうかんで、なんだかへんな気持ちになる。
近頃じゃシンクロテストのあとはいつも体が熱くなっておかしな感じだし。
どうすればいいんだろう。
そうシンジ君に相談すると、何がまずかったのか、それ以上言ったら殴ると怒られた。
「そう」
「なんで怒られんの?」
僕はたまたま自販機コーナーを通りかかったファーストに、ジュース1本で話をきいてもらっていた。
ネルフは空調の効きすぎで乾燥しているから、ここには水分を求めて多くのネルフスタッフがやってくる。
「まあ、それはいいんだけどさ」
「そう」
彼女はセカンドやシンジ君とは違って僕を怒らないし、つかみかかってきたりもしないけど、ときどき物足りなさを感じる。
僕って、罵られたいのかな。
それとも、自分がヒトじゃないから、ヒトに焦がれるんだろうか。
ファーストも同じだったりして。
「僕、へんだよね」
自嘲するように言って、ミネラルウォーターを一気に飲み干す。
ファーストは目線を僕に向けて、続きを促した。
「あの子が使徒に犯されて泣き叫ぶのを面白がって、あの子からエヴァを奪って喜んでたくせにね。気になってしょうがないなんてさ」
ペットボトルをつぶしながら上目で様子をうかがうと、ファーストは缶に口をつけたまま否定も肯定もせず黙っている。
何かを思案しているようにも見えた。
僕はなんとなく茶化すことができなくて、妙な沈黙が流れる。
「碇君、毎日、セカンドの病室へ行ってるわ」
ようやく口を開いたファーストは、長いまつ毛を少しだけ伏せて、
「あなたも行けば?……花でも持って」
などと続けた。
「気になるんでしょう」

185:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 07:08:38 XaJWtJbo
「303号室……303号室……っと」
赤木博士がくれた造り物の鉢植えを手に、僕はセカンドの病室を探して歩いた。
くくりつけてあるタグと、伊吹二尉が頼んでもいないのに施してくれたビニールとリボンの包装が、肌にあたってかゆい。
カトレア、という花を模しているらしい。
「ここかな?」
そっとドアを開けると、目を開いたままベッドに仰向けになっているセカンドの姿があった。
いつもインターフェイスでセットされているブロンドは無造作に散らばり、蒼い瞳は天井をうつしているようで何も見ていない。
僕はもとからあったシンプルな花瓶の隣に鉢植えを置いて、パイプ椅子に腰掛けた。
隣に生けてある小さな切花に対して、赤とピンクの大きな花弁は、僕から見ても病室にはそぐわないような気がする。
まあ、セカンドには似合うかも。
「おーい」
頬をぺちぺちたたいてみる。
「君が眠ってる間に、僕がエースパイロットになっちゃうよ。悔しくない?」
あえて怒らせるような台詞を選んだのに、彼女はまばたきひとつしない。
「本当に眠ってんだね」
言いようのない寂寥感に包まれて、ため息をついた。
僕、何しにきたんだっけ。
お見舞い、とファーストは言っていた。
お見舞いとは、何をすればいいんだろう。
ふと、軽くだけど―たたいてしまったセカンドの右頬が赤くなっているのに気づいて、僕は侘びるように撫でた。
「わ……」
ふにふにだ。
白さと瑞々しさをあわせ持った肌に思わず夢中になり、僕はつついたり撫で回したりする。
白いといっても僕とは違い、血色のいい赤みがさした白さだ。
「リリンのほっぺってやらかいな……君が特別なの?」
僕は好奇心のままベッドに身を乗り出して、セカンドの右頬に自分の唇をあてた。
手でふれるよりもっと素敵で、甘やかな感触に感じる。
このまま食べてしまいたい。
そんな衝動を抑えて唇をずらしていくと、セカンドの唇に到達した。
少し渇いているけど、やっぱりやわらかくて、温かい。
もっと味わいたい。
僕は枕の横に手をついて、いろいろな角度から唇を押し当てていく。
さっきミネラルウォーターを口にしたせいか、セカンドの唇がしっとりしてきて気持ちいい。
僕の好奇心は、いつしか欲望へと変わっていた。
映画で恋人たちがするのを真似るように、さらなる深みに入ろうとして―やめた。
「んん……っ」
僕のものではない呻き。
唇から離れると、眼前に光のともった、蒼天を思わせる瞳が揺らめいている。

186:眠り姫にはカトレアを
09/11/27 07:09:26 XaJWtJbo
セカンドは身を起こすと、焦点が定まっていないのか、くりかえし目をこすった。
「……マ?……ちがう……」
寝ぼけているのか、うわ言で何かをつぶやいている。
「あは、起きたんだ」
「は……?フィフス……なんで……」
僕に気づいた瞬間、わずかに蒸気した頬が、怒りの赤へと変貌していくのが僕でもわかった。
「嫌っ!どうしてあんたがいるのよ!?」
セカンドはいったいいつから気がついていたのか、今度は口を拭いだした。
「どうしてって、お見舞いに来たからだよ」
「見舞いですって……夜這いの間違いじゃないの!?」
「ヨバイって何?」
聞きなれない単語に首をかしげると、ボスン、という音と共に頭部に鈍い衝撃が走った。
枕を投げつけられていた。

「あーあ、最っ低」
セカンドがつぶやく。
「何が最低なの?」
「馬鹿っ!あんたのせいよ!せっかくいい夢見てたのに……」
そういえば、うわ言で何かつぶやいていたっけ。
「でも、気がついてよかったね。みんな心配してたみたいだし。えーと、本部に連絡しなきゃいけないんだっけ?」
「ダメ!」
ベッドのすぐ側にある備え付けの受話器を取ろうとして、突然腕を掴まれた。
「……? どうしてさ」
「だって、いまさら戻ったって……エヴァに乗れないんだもん。勝てなかったのにのこのこ帰るなんて、恥さらしよ」
セカンドは別人のような弱気な声でそう言うと、膝を抱えた。白い布団が、山みたいに盛り上がる。
「だから嫌。もうどうでもいいの。ファーストやシンジに馬鹿にされるくらいなら、ここで寝てた方がマシだわ」
あんたもいることだしね、とぽそりとつけ足すのが聞こえた。
「ふーん。わかったよ」
僕はセカンドの望みどおり、受話器を戻した。
「変態のくせにずいぶん物分かりがいいのね」
「うん。そのかわり、さっきの続きをさせてよ」
「はぁ……? 何言って……きゃ!」 
僕はベッドに上って、セカンドの腕を自分の手で押さえつけた。
「さっきから言いたい放題言ってくれてさ。自分の状態、わかってんの?」

187:名無しさん@ピンキー
09/11/27 07:13:31 XaJWtJbo
ああー重複すみません
慣れてないものですみません

188:名無しさん@ピンキー
09/11/27 08:08:39 pXAoOikl
構わん続けたまえ

189:名無しさん@ピンキー
09/11/27 10:17:10 y+R6ApZn
>>186
カヲアス!
続きお待ちしてます。

190:名無しさん@ピンキー
09/11/27 18:06:50 weaVcrDS
乙!
本気で怒るシンちゃんに萌えたw

191:名無しさん@ピンキー
09/11/28 00:28:58 S2G58Wil
GJです!
続き待ってます!

192:名無しさん@ピンキー
09/11/30 18:15:41 fyJ4Q0bq
お読みいただいてありがとうございます!
大事に書いていたもの投下してよかったあー
これでおしまい

193:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:16:08 fyJ4Q0bq
「なっ……!」
文句を言われる前に口をふさいだ。
「んー!ん゛ー!」
セカンドは声にならない声を発しながら、僕の腹部に容赦のない蹴りを入れてくる。
僕は少し考えて、押さえつけていた手の拘束をほどき、セカンドの頬と顎に添えてみた。
するとセカンドは、自由になった両手で今度は頭を叩いてきた。
叩くといってもポカポカといった具合で、さっきより手心を加えられているのが嬉しくて、僕は唇だけをやさしくついばみ続ける。
気がつけば、セカンドはおとなしくなっていた。
「ん……」
いつしか、拒絶するようだった呻きが艶を含んだものにかわっている。
なんて可愛いんだろ。
僕はセカンドの腰に腕を回して抱き起こしながら、さらに奥深くへと進入していく。
セカンドは素直にそれを受け入れ、ぎこちなくだけど、自分からも舌を絡めてきた。
「ちゅっ……ちゅっ……んっ……ふ……」
初めての感覚と、聞こえてくる水音が、僕の中にある何かをかき立てていく。
気持ちいい。それだけじゃない。どんな言葉で表したらいいのかわからない。
僕はひとしきりセカンドの口腔をねぶると、名残を惜しむようにゆっくり離れた。
お互いの口から、甘い吐息が漏れる。
「痛かったよ?」
「何よ……いきなり調子に乗って、へんなことするからでしょっ……」
セカンドは肩を上下させながらそう言って、そっぽを向いた。
次に聞こえた台詞は、僕の空耳だったのかもしれない。
「このあたしのファーストキスを奪ったのよ。ちゃんと最後までやんなさいよ……」

194:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:16:16 fyJ4Q0bq
僕はパジャマ越しに、セカンドのふたつのふくらみに触れた。
たったそれだけで、セカンドは顔を背ける。
「嫌なの?」
「馬鹿……違うわよ」
「ふーん?」
僕はなんだか楽しくて、鼻歌でも歌いたいような気分でボタンを外しにかかる。
14歳にしては完成された、形のいい乳房が露わになった。
「僕こういうの初めてだから、どうすれば女の子が気持ちよくなるか、とかわかんないんだ」
なるべく誠実に言った。そのつもりだった。
「だからさ、どんな感じか言ってくんない……てっ」
耳たぶを強くつねられる。
「それくらい察しなさいよ!あんたって本当に空気読めないわねっ」
「でも僕は君の口から聞きたいんだよ」
手のひらで包み込むように左胸を揉むと、セカンドは抗議をやめ、呼吸を荒くした。
リリンの女の子の体は、どこもかしこもこんな風にやわらかいのだろうか。
やっぱりセカンドが特別なのだろう。

195:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:16:21 fyJ4Q0bq
【名前欄】眠り姫にはカトレアを
【メール欄】sage
【本文4/8】↓
「ねえ、どんな感じ?」
わざとらしく耳元でささやく。
「や……馬鹿っ……察しなさいって言ったばっかでしょ……」
セカンドはぎゅっと目を閉じて、小刻みに体を震わせる。
同時に触れていないほうの乳房が、僕を誘うようにゆれた。
僕はそこに口づけを落とし、硬くなりかけている蕾を舌先で転がした。
頬や唇とは別次元の感触とセカンドの匂いで、僕はそこから甘い味がしているような錯覚に陥る。
ふいに、頭上から聞こえる喘ぎに、くすくす笑いが混じる。
「っ……ふふ、フィフス、赤ん坊みたい……」
僕はセカンドの余裕ある様子に少し苛立って、蕾に甘噛みをした。
「あっ……!」
「カヲルだよ」
僕はセカンドの胸に、それこそ赤子のように顔をうずめてそう言った。
プラグ内にいる時と同じ、華やかないい匂いに包まれる。あれにはきっとセカンドの匂いが残っていたんだろう。
なんだかとても、切ない気持ちだ。
僕はセカンドにとって、対等な存在にはなりえないのか。
ねえリリス、もし見てるなら。
今この一時だけ、僕をリリンにしてほしい。
ただの15歳の少年に。
頭の中にファーストの赤い瞳が浮かんで、ふっと消えていった―。
「カヲルだよ?アスカ」
「……」

「……バカヲル、赤ん坊みたい」

196:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:16:26 fyJ4Q0bq
下着をずらして秘部に触れると、そこはすでに多量の愛液できらめいていた。
少し指を動かしただけで、飲み込まれてしまいそうなほどだ。
「不思議だね。どんどんあふれてくる」
「ふあっ……そんなに見ないでっ……あんっ……」
小さく突起しているふくらみを指で軽く押すと、セカンドはひと際愛らしく鳴いた。
身をよじる様子が可愛い。
「ここが気持ちいいんだ?」
セカンドは頬を紅潮させながらも、肯定はしない。
こうなったら、意地でも気持ちいいって言わせてやりたい。
次第に手の動きが激しくなる。
「あっ、んっ、やだっ、待ってっ……!」
セカンドは僕の腕をかいくぐって、僕のものに触れる。
突然のことに、息が止まるかと思った。
すでに硬くなりかけていた僕のそこは、それだけで一気に張りつめる。
「やっぱりあんたも、苦しいんじゃない……」
セカンドは安心したように僕のものをなでながら微笑んだ。
その微笑みは聖母のようにやさしげで、淫魔のように魅惑的で。
体じゅうが麻痺したような快感が、僕を通り抜ける。
「このままじゃあたしひとりでイっちゃうでしょ……?」


197:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:17:59 fyJ4Q0bq
セカンドはパジャマの上だけを羽織った倒錯的な姿で、僕の下に横たえた。
細く小柄な肢体にかかるブロンドが、真っ白なベットによく映えて美しい。
「さ……いつでもいいわよ」
「じゃ……遠慮なく」
ここにきて僕たちはひどく冷静に意思確認をした。でもそれはフリだけだ。きっとセカンドも。
僕はゆっくりと自分のものを挿入していく。
「っ……」
じゅうぶんな量の愛液が潤滑液の役割を果たしているはずなのに、ずいぶんきつい。
セカンドの秘部からは、ひと筋の赤い線が流れている。
「どうしたの……動いて、いいわよ……」
そう促すセカンドの額には汗が滲んでいた。
セカンドの苦しさは、僕のそれとはおそらく比較にならないのだろう。
「動くったってさ……」
「ほら……早く……」

198:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:06 fyJ4Q0bq
僕はセカンドの前髪をかきあげ、額にキスをしてから、ゆっくりと出入りをはじめた。
セカンドはそのたびにシーツを握り、顔をゆがめたが、やがてスムーズに腰が動くようになった。
余裕ができたのか、セカンドは自分から腰を打ちつけてきた。
「あっ、奥にっ、当たって……っ」
セカンドは自らの感じるポイントを探すように、僕の動きに答える。
「いいっ……カヲルっ、カヲルっ……」
「アスカ……」
初めてまともに名前を呼んでくれた。僕は嬉しくて、いとしくて、身を折って強くキスをする。
セカンドは腕を背中に回して抱き寄せながら、それに答えてくれる。
「はぁっ……あっ……やっ、激しっ……!」
「アスカ……っ」
僕の昂ぶりと共に、腰の動きが早くなっていく。
お互いの呼吸も呼応するように早くなる。
「くっ……僕もう、イきそ……っ」
「あたしもっ……もうっ……ああっ……!!」
瞬間、セカンドに、ぎゅっと締めつけられて。
僕はセカンドの中に形ばかりの、だけど熱いすべてを注いで果てた。
心の中にあってずっと僕を悩ませていたへんなしこりも、一緒にすうっと消えていく感じがした。

199:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:09 fyJ4Q0bq
ぐったりと気だるそうに横たわるセカンドを、僕はじっと見つめた。
たぶんこういう気持ちを、いとしいと言うのだろう。
そのいとしい人はというと、布団にくるまりながら、疑わしい目つきで僕を見ている。
「あんた本当に童貞?」
「ドーテーって何?」
ニヤニヤしながらとぼけてみせるとセカンドが握りこぶしをつくったので、僕は慌てて取り消す。
「爺ちゃん達のビデオで覚えた」
たとえば生撮り赤木博士陵辱ビデオとか。
「へ、へーえ……」
引かせてしまった。
別にこんなことが言いたかったわけじゃなくて。

200:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:18 fyJ4Q0bq
「あれ?あの花……」
セカンドが棚の上の鉢植えを指差した。
「お見舞いに鉢植えとは、無礼なやつ。本当に日本人かしら」
「ああ、あれ僕の」
「やっぱりね」
セカンドは呆れたように目を細めた。
「ニセモノだけどね」
「……あっそ」
セカンドはぶっきらぼうに返した。
もしかして、本物の花だと思ったのだろうか。
「でも、悪くないわ」
「え?」
セカンドは聞き返す僕を無視して、のろのろと体を起こすと、どこか遠くを見るように言った。
「カトレアね。ランの女王って言われる花で、ヨーロッパでも人気が高くって、ママもいつも飾ってたわ」
僕は照れ隠しなのか自分の知識を披露したいのか、やや早口なセカンドの演説を黙って聞き続けた。
「あれ冬の花なのよ。12月の……わたしが生まれた月の花なの。もう今じゃ……まして日本じゃ、見かけないけどね」
だってここヒマワリばっかなんだもん。セカンドは苦笑した。
そういえば、タグに書いてあった。
花言葉は、優美な女性って。
セカンドにぴったりだな。
もしかしてセカンドが目覚めたのは、僕のキスなんかじゃなくって、あの造花の赤色のおかげなのかもしれない。
「なーんて、花なんてカトレアのことしかよく知らないけどさ……ちょっと、聞いてる?」
あれ。いったいどうしたんだろ。まぶたが重い。

201:眠り姫にはカトレアを
09/11/30 18:18:26 fyJ4Q0bq
「総員第一種戦闘配置。繰り返す、総員第一種戦闘配置」
使徒襲来を告げる警報に、僕は目覚めた。
きのうセカンドの演説をきいていたら、いつの間にか眠ってしまったのだった。
不思議なことに、僕はパイプ椅子に座って、セカンドのベッドに頭を伏せて寝ていたらしい。
衣服は乱れていないし、セカンドは相変わらず目を見開いたまま眠っていた。
都合のいい夢でも見ていたんだろうか。
そう思い立ち上がると、妙な倦怠感とズキリという腰の痛みが僕を襲った。
それに、初めての感覚を、あの快感を、今でも体が覚えてる。
「あーあ、やっぱ無理にでも本部に連絡、すべきだったかなあ」
僕は後悔していた。
そうしたら永遠の君を手に入れられたかもしれないのに。
警報はやかましく響き続けている。弐号機のパイロットがいない今、きっとこれが僕の初陣になるだろう。
「じゃあ戦ってくるよ、君のぶんまで」
僕はファーストを一瞥すると、部屋を後にした。

おしまい

202:名無しさん@ピンキー
09/11/30 18:41:41 4ZgLyuPi
>201
乙!
カヲアスご馳走さまでした

203:名無しさん@ピンキー
09/11/30 20:44:46 hqO3WOVw
>>201
そしてGJでした

204:名無しさん@ピンキー
09/12/02 19:14:17 BMHc2eTh
寝ているアスカにシンジが悪戯しる!



そんな発想しか出来ないんだよ、僕わぁ!


(;´Д`)

205:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:28:26 LNdF3/AD
それなら俺は逆だな

206:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:44:36 WMfXWEvU
どっちでもしっくり来るのがシンジのいいところだなw

俺はいたずらされるイメージだが

207:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:48:11 k7iWUeh3
アスカとシンジきゅんと3Pしたい
アスカとレイとでも可

ずっとアスカが好きだったはずなのに、最近綾波もいいと思い始めた
シンジきゅんは他人とは思えなかったのに破で急に男前になったので微妙に感情移入できない

208:名無しさん@ピンキー
09/12/03 05:19:00 vJf22GZJ
シンちゃんはテレビ版でも充分オトコマエだったさ

209:名無しさん@ピンキー
09/12/03 12:54:24 0j6UAlNJ
おっとサルファの悪口はそこまでだ

210:名無しさん@ピンキー
09/12/04 01:27:27 X/oGxcKn
アスカお誕生日おめでとう

211:名無しさん@ピンキー
09/12/05 12:57:58 R5Qwy91C
等価襠

212:名無しさん@ピンキー
09/12/05 14:09:59 OCbNIK8m
>>201
>ファーストを一瞥すると

部屋に潜んでいるレイコワス

213:名無しさん@ピンキー
09/12/05 16:06:27 WjPaVSxW
そういう無粋な突っ込みすんなよ
本当に成人か?

214:名無しさん@ピンキー
09/12/06 05:53:08 Jtb7hNDd
シンジさん「俺は何人相手でも構わない、寂しければ愛してやんよ」

215:まとめサイト”管理”人 ◆TpVx.iYzeI
09/12/06 10:39:24 iMiC9VyN
お世話になっております、まとめサイト管理人です
職人の皆様に置かれましては投稿、その他の皆様におかれましても巡回お疲れさまです

さて、さきほど12/05まで投稿分をまとめサイトにアップロードいたしました
あきらかに投下ミスで二重投稿になっていると思われる分、そしておそらく間違いと思われる>201の
「ファーストを一瞥すると」を「セカンドを一瞥すると」に修正してありますが、それ以外は全て原文ママです
修正等希望される職人様はまとめサイトのフォームから当方へ連絡願います

以上宜しくお願いいたします

216:名無しさん@ピンキー
09/12/06 22:31:17 zlP3anYB
>>215
いつもありがとう

217:名無しさん@ピンキー
09/12/06 23:00:23 yvXOjEpF
>>215
愛してます

218:名無しさん@ピンキー
09/12/06 23:41:06 60Ga8RFt
>>215
正確かつ迅速な仕事ぶりに惚れ惚れします。
ありがとう。

219:201
09/12/07 05:00:51 lGVWYMy0
レイ様がみてる…!
言われるまで気づかなかった
ナンテコッタイ

>>215
修正までしていただいて、ほんとうにありがとうございます

220:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:30:33 Bdb3FZLq
綾波になんとかして白バニー衣装を着せるシチュエーションはないものか
ピンキーストリートのハルヒのバニー衣装を綾波に着せてみたらすげえ似合ったので
だが着せるまでの展開が思いつかない

アスカに赤バニーは、シンジさん次第で着てくれそうだが
いつもつけてるインターフェースをどうするかは謎だが

221:名無しさん@ピンキー
09/12/09 09:06:29 EmF2KBhI
>>220
新劇テストスーツと同じで、今回のプラグスーツはデータ採取のために特殊な(バニーの)形状なんです、
とこじつければ1行で解決
インターフェイスヘッドセットも、LCLのモニター面積を広げるためにテスト用は大型でウサギの耳に似ている、とかでおk

222:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:04:10 /IbK4uds
>綾波になんとかして白バニー衣装を着せるシチュエーションはないものか

破のシンジが、
「綾波、これ着て。きっと似合うよ。
綾波がこれを着たの見てみたいなあ」
とさえ頼めば、破の綾波なら一発OKなんじゃね?

シンジが頼めば万事OK。

223:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:13:49 x+j8QkMi
それ、別に破のシンジである必要ないだろw

224:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:25:31 /IbK4uds
いや、破のシンジとレイじゃなきゃだめだろw

前世紀のテレビバージョンのシンジとレイじゃ、あそこまでお互いのために
積極的に行動するか疑問だ

225:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:37:41 x+j8QkMi
いや、そーいう頼みごとするだけならってことね

226:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:40:31 43z8H93J
>224
少なくともシンジは同じ流れなら同じ行動する
性格変えてないという説明あり

227:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:59:39 u1T7O8nt
旧劇綾波も、「碇君が呼んでる」ってゲンドウを拒絶してシンジさんを選んだんだぞ
綾波はピュアだから、「よくわからない」とか言いながらもシンジさんの言うままに着る希ガス

惣流アスカは拒絶する素振りを一旦見せつつ、「じゃ綾波に着てもらう」とか言われたら「私より人形女のがいいっての?」とか逆ギレして着て「ほら、私が着てやってんのよ!」とか得意気に言ってシンジさんを誘惑する
式波アスカは「あ、あんたのためじゃないんだからっ」とか言いながらあっさり着るw

228:名無しさん@ピンキー
09/12/11 19:59:13 k30TNeFk
禿ワロタw
よくキャラの特徴を掴んでるなw

229:お前らがそんな話するから書いてしまったじゃないか(続かないよ)
09/12/11 20:53:42 v3sLg/lj
碇くんが、なぜこんなものを私に着せたがるのか、わからない。

丸い尻尾に、長い耳。
ストラップレスのワンピースの水着に似た、だけど白いフェイクレザーでできた本体。
襟と袖口だけの、シャツのパーツに、赤いボウタイ。
それに、パンスト。
いわゆる、バニー衣装というやつだ。

"いいね、綾波、すごくいい!
思ったとおり、すごく似合うよ!"

"…そう、私、わからない。"

いや、本当は、わかる。
碇くんが、興奮しているのが。
碇くんの体温が、上昇しているのが。
碇くんの、息が荒くなっているのが。

きっと、2号機パイロットなら、こんなものを着ろと言われたら、顔を真っ赤にして怒るに違いない。
けれど、私には、どうということもなかった。
碇くんが喜んでくれるなら、私も心がポカポカするから。
この、普段は私一人の、味気ないコンクリートむきだしの部屋でも、心がポカポカするから。

碇くんの両手が、私の肩に触れる。
碇くんのドキドキが、体温が、両手から伝わってくる。

"かわいいよ、綾波。"

横目で見える、私の耳元で囁く碇くんの唇は、少し潤んでいる。
私の部屋でこういうことをするときはいつもそうだけれど、今日はいつもよりもっと潤んでいるかもしれない。

前に、看護士さんの服を碇くんが買ってきてくれたときも、そうだった。
チャイナドレスのときも、メイド服のときもそうだった。
いつもそういう服は、私が缶コーヒーをまとめ買いしてくるディスカウントストアのと同じ黄色いビニール袋に入っていたけれど、あそこにそういう売場があるのを、それまで私は知らなかった。
そして、そのサイズはいつもぴったりだった。
もちろん、今回も。

"ごめん、綾波、僕、我慢できない!"

"ん……。"

碇くんの唇が、私の唇を塞ぐ。
そして、そのままベッドに押し倒される。

碇くんの、荒い息。
私の身体を撫で回す、碇くんの、細い指。
フェイクレザーの衣装ごしに感じる、こそばゆい感覚と、パンストを引き裂かれて露になる太股の、スースーする感触。
背中に、流れる電流。
きっと、私の乳首はもう、硬くなっている。
全身に、鳥肌が立っている。

"どうせ脱がすのに、破くのに、なぜこういうの着せるの?"

"……男のロマン、かな?"

"そう……。"

私は、目を伏せた。
碇くんのそれが、びりびりに破られたパンストとずらされたバニー衣装の間から、入ってきた。
私は、背中を震わせた。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch