パワポケでエロパロ12at EROPARO
パワポケでエロパロ12 - 暇つぶし2ch600:名無しさん@ピンキー
09/12/07 00:35:54 mWyggfK0
荒井三兄弟?・・・そんな話しあったっけ

601:名無しさん@ピンキー
09/12/07 01:38:57 dtxI4WVz
>>613
紫杏の遺品のスーツのニオイを毎日嗅いで悦に浸っている甲斐を想像して軽く寒気がした

602:名無しさん@ピンキー
09/12/07 18:01:41 9OJzlI1U
パカはあんなナリして、事後らずに見てるだけで弾道上がるほどのタマだしなー。
これまでの弾道彼女の中でも異質の存在。

603:名無しさん@ピンキー
09/12/08 03:22:53 eAVNEikz
カズの再会エンドとピンク彼女昇格のおかげでヒーロー全員が恋人持ちになったわけだが。



604:名無しさん@ピンキー
09/12/08 03:33:25 /Aykk72s
カズはヒーローとは思えん

605:名無しさん@ピンキー
09/12/08 05:57:33 yAmUviet
こまけぇこたぁいいんだよ!

606:名無しさん@ピンキー
09/12/08 16:41:17 5iUzEwyG
雅美さんの筆下ろしまだー

607:名無しさん@ピンキー
09/12/08 22:56:54 F5T6fQcR
ミーナに欲情する12主人公…とかダメ?

608:名無しさん@ピンキー
09/12/08 23:24:29 /Aykk72s
むしろダメな要素があるのか聞きたい

609:名無しさん@ピンキー
09/12/08 23:32:19 TD+iPOFF
7・10・11・12主とその嫁達の夜の祭り
・・・ぜってー喧嘩になる

610:屋上での一時
09/12/09 00:22:05 pT0kPOk7
前から書こうと思ってたやつで、10主×桜空です。

小波達が野球部を引退して数ヵ月、小波は今、屋上のベンチの上で横になっている。
「二次関数って何だよ。中学と時にやってるって言うけど、そんな事…」
そうやってブツブツ呟いている内に、小波は寝てしまった。
そして数分後、小波の恋人であり、命を救った女子生徒の桜空がやってきた。
「小波君、こんにち…あれ?」
桜空はベンチで横になって熟睡している小波を見つけるなり、起こそうと近寄ると小波を揺さぶり始めた。
「小波君、起きてください。風邪をひきますよ?」
そう言いながら揺さぶっていると、小波の腕が伸び、手が桜空の胸に当たった。
「!!」
桜空はびっくりして小波から離れると、自分を落ち着かせた。
「(落ち着つけ…今のはわざとじゃない。)」
桜空は落ち着くと、再び小波に近寄り始める。
距離が数センチになった時、垂れ下がってた小波の腕が振り上げられ、桜空のスカートが宙に浮く。
桜空の白いショーツが露になる。
「っ!」
桜空は必死にスカートを抑えた後、小波の顔をじっと見つめた。
この時、桜空の中で何かが目覚めてしまった。

611:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:22:35 pT0kPOk7
小波は眠りから覚めると、下半身が何故か重くなっている事に気付く。
一体、何なのかと起きようとした瞬間、凄まじい快楽が襲った。
驚いて起きあがってみると、桜空が小波のモノを舐めながら秘部を慰めていた。
「さ、桜空!?何を…っ。」
「んあぁ…小波君が寝てる時に…胸を触られたりした…あぁん…仕返しです…あ…ぅ。」
桜空は快楽に溺れながら、小波のモノの敏感な部分を責めていた。
「ね、寝ぼけてやった事だろ?仕方が…うっ!」
敏感な部分を何度も責められている内に、限界が来てしまった。
「うあああぁっ!」
「きゃっ!」
大量の白濁液が桜空の顔にかかり、白く汚していく。
桜空は顔にかかった精を舐めた後、小波のモノにちゅっとキスをした。
「はあはあ…どうです?気持ちよかったですか?」
「気持ちよかったけど…いきなりはなぁ。」
「だって小波がいけないんですよ?す、スカートを捲ったり…するから…」
桜空は顔を赤くしながら声を出していると、スカートをたくしあげて愛液が垂れている秘部を小波へと見せつける。

612:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:23:00 pT0kPOk7
「…じゃあ、今度は小波が私を気持ちよくさせてください。」
「…いいのか?こんな所で。」
「大丈夫です。人は来ませんから。」
「そうか…ならお言葉に甘えて。」
小波は桜空を先程まで寝ていた自分のベンチに押し倒し、まだ硬くなっているモノを桜空の胎内へと一気に挿入した。
「ああ、あぁぁ、ああぁぁ!」
大きく震える桜空。
先程まで秘部を慰めていたからか、より感じるようになっていた。
「くっ!桜空…キツい…!」
湿度十分の桜空の柔肉が小波のモノを容赦なく締めあげ、射精感を高めていく。
「桜空…動くよ…」
「は、はい…」
息を乱している桜空に対して腰を動かし始める。
「ああぁ!お、奥に!あぁ!」
「うぅっ!」
桜空が絶頂を迎えれば迎える程締めつけがまし、射精感が高まっていく。
「あああぁ!うああぁ!」
「っ!」
強く締めつけられた瞬間、限界が寸前にまで近づいていた。
「さ、桜空…このまま…出すよ…」
「は、はひい…」
「っ…!」
「こ、こな…ああああああああぁぁぁ!」

小波の欲望が一気に放たれ、桜空の胎内におぞましい量の精が放出される。
小波は桜空の胎内からモノを抜くと、ぐったりしている桜空にキスをした。
「桜空、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です…い、いっぱい…きました…」
桜空がにっこり笑った後、小波は桜空を強く抱きしめ、誓った。

この子と一緒に、いきていく事を。

613:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:23:41 pT0kPOk7
―ここまで―
たまには過去作を振り返るのもいいよ…ね?

614:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:33:30 yh/qC6gE
むしろGJ

615:名無しさん@ピンキー
09/12/09 03:22:41 QwccSPxx
デウエスに喰われたあと
永久に嬲られる主人公

616:名無しさん@ピンキー
09/12/09 12:02:04 acCniwkP
>>624
どっかのサイトであった緑髪会議を思い出した。

617:名無しさん@ピンキー
09/12/09 16:13:07 eBSMathY
>>628
以前の作品見たときも思ったが「~た」で終わる文章ばかりだとどんな内容でも薄っぺらな印象しか与えられない。また、そのせいで(これも以前と同じだが)叙情的に終わらせたつもりの最後が、厨ニ(笑)と化している。
あれだけ叩かれて書けるのは正直凄いと思うから、もっといろいろなSSや本を読んで参考にした上で名作と呼ばれるようなものを書けるようになって欲しい

618:名無しさん@ピンキー
09/12/09 21:12:09 FNf3IiuA
レンちゃんVer2,0あたりで常に12主を監視し続けるヤンデレンマダー

619:名無しさん@ピンキー
09/12/09 23:27:23 An/mEI/5
レンみたいな終始デレデレもいいものだな

620:名無しさん@ピンキー
09/12/10 01:54:59 QsuDhipl
真央、カズ、朱里、ピンクで
前半踊るさんま御殿風
後半ちょっといい話風のSS書いてるけど需要ある?

621:名無しさん@ピンキー
09/12/10 02:00:39 QT1mVVvw
いいね、そういう話は大好きだよ

622:名無しさん@ピンキー
09/12/10 04:21:10 0F0tt7uk
需要だと・・・?
無いはずが無いじゃないか。

623:名無しさん@ピンキー
09/12/10 04:55:27 tr5UGHGN
主人公以外の絡みも希望
今回ならトレロとトモがステキ

624:名無しさん@ピンキー
09/12/10 06:35:20 UGiQLw9x
>>635
むしろ待ってました

625:名無しさん@ピンキー
09/12/10 14:38:25 1SN17tka
需要ある?って書かなかったら完璧だった

626:名無しさん@ピンキー
09/12/10 15:08:22 naKdWrrn
>>635
茜「ニパー」

>>640
まーくん「ニパッ」

627:名無しさん@ピンキー
09/12/10 16:56:39 cfXYyf6Y
なんという誘い受け

628:名無しさん@ピンキー
09/12/10 20:21:08 1SN17tka
正直ムラムラしてた すまんかった

629:名無しさん@ピンキー
09/12/11 20:37:15 UzF0f9Ao
ミーナ×シズマの妄想が湧いてたまらん。

知ったかぶりの軍事知識を披露していた相手が、
実は世界的に有名な戦場ジャーナリストだったと知り、恥ずかしさで落ち込むシズマ。
そんなシズマを慰めようと相談相手になってやっている内に、
いつしか子供相手に一線を越えてしまうミーナ。

630:名無しさん@ピンキー
09/12/11 23:05:59 xV2cXPmf
>>644
いいね、それ

631:名無しさん@ピンキー
09/12/12 01:15:25 79g0Cgxj
シアンに身も心も食われる12裏主でひとつ

632:名無しさん@ピンキー
09/12/12 01:58:51 oQ/Z5grU
635です。で・き・た・!
投下していきます。
正直初めての作品で統一感のない内容だけど
もし良かったら見てやってくだせい

633:①/⑯
09/12/12 01:59:57 oQ/Z5grU
【踊るヒーロー御殿~メリクリスペシャル】

その日は12月24日。
本州の大都会でありながら珍しく新雪が積もったその日。
この地の街外れにある廃ビルにおいて
妙に上機嫌な少女1人と、妙に不機嫌な少女3人達が集っていた。
その理由(ワケ)が今、語られる・・・。

ブラック(以下、ブ)「第1回・・・彼氏自慢大会・・・」

カズ(以下、カ)「・・・へ?」
朱里(以下、ア)「はぁ?・・・ちょっと・・・どういうことよ!
         ジャジメントの5本指に入る強力な超能力者がこの街を襲おうとしてるって
         聞いたからわざわざ来たのよ!?」
ピンク(以下、ピ)「そうよ!私、今日は忙しいんだから・・・!
          ふざけるつもりなら帰るからね!」

口元に笑みを浮かべながらブラックが続ける。
ブ「・・・ルールは簡単。一人一つのテーマ。4人でそれを答える。
  答えた人が・・・」
カアピ「(無視かよ・・・)」

この4人は皆、いまや世界を支配する大企業、という言葉で括ることすら困難になった
強大な力、ツナミ改め新生ジャジメントに立ち向かう正義の味方達である。
好きなものも嫌いなものも、主義も主張も、戦う方法も能力もバラバラな彼女達。
だが、たった一つだけ共通していることがあった。

全員、彼氏持ちなのである。

ブ「・・・分かった?」
カ「いや、分かったも何も・・・誰もやるとは言ってへんぞ!」
ア「あなた、そうやって騙して人を集めるのやめてよね、本当に・・・」
ピ「そうそう、私、今日は忙しいんだから、困るんだけど!」
カ「・・・ピンク、忙しい忙しいって・・・、あんた今日バイトないやろ?」
ピ「!・・・とにかく忙しいの!早く帰らせてよ~!」
ア「そうよ。ピンクは一秒でも早く帰って、一二己(カズミ)君と合体したいのよね~」
バババッッ! ビュンビュン!!
ピ「うおー!避けるな!」
ア「ふん!今のわたしは最新型なのよ?合体もしてないヘボパンチが当たるものですか!」

634:②/⑯
09/12/12 02:00:27 oQ/Z5grU
ドタバタドタバタ!
・・・喧嘩を始めた朱里とピンクを見ながらカズは考えた。
カ「(ああ・・・アカン、また始まってしもうたで・・・。
  ・・・そしてこれは間違いなくリーダーの読み通り・・・)」
カズが横目でチラっとブラックのほうを見ると
そこにはしてやったりな表情のブラックが!
ブ「(・・・このタイミングなら言える・・・)
  まず、私のテーマ・・・【彼氏に言われて嬉しかったこと】・・・」

・・・

ア「(・・・しまった!)」
ピ「(ちょっと待って・・・待ってよ~)」
カ「(まずいぞ。先に言われたら・・・)」
カアピ「(ゲームを降りることが難しくなる!
    いや、降りてもいいんだけど、でも一度始まった勝負?を降りるなんて
    それは正義の味方の沽券が許さなくて【なんか嫌だ】!)」

カ「いや、あのな、リーダー・・・。うち実は今腰を痛めていて・・・もう歳だからな~!」
ア「わ、わ、私も、最近また身体の調子が悪いのよ。修理してもらわないといけないかも!
 (黒野博士行方不明だけど・・・)」
ピ「わたしも!合体し過ぎで反射神経が鈍ってるかな~なんて・・・(それは元々だけど・・・)」

・・・少女達の願いは・・・届かなかった!
ブラックの顔がとても赤い!
きっと甘い甘い、青春の思い出に浸っているのだろう・・・。

カアピ「(ダ、ダメだ!こいつ!言うつもりだ!強硬策を取る・・・間違いない!)」

635:③/⑯
09/12/12 02:01:15 oQ/Z5grU
ブラック「【大好きな真央ちゃんのことを知るまでは忘れるわけにはいかないよ】」
(筆者注・・・7EDの台詞ですが、いかんせん5年以上前にやったきりなのでうろ覚えです。
       一字一句覚えている人は脳内変換よろしくお願いします)
カア「!!?」
ピ「・・・あ・・・」

ブラックの顔が赤い。
ブラックは考えていた。きっとこの後、この3人が取るであろうリアクションを。
「私なんてこんなこと言われたんだから!」と張り合うのか、
「こんなこと言われてみたいな~」とうらやましがられるのか・・・。
頭の中でそんなことを考えていると、この台詞を言われた時の嬉しさとあいまって
ブラックの表情はとてもニンマリだった!
しかし・・・彼女は重大なミスに気付いていなかった・・・!

カ「り、りーだー・・・」
ア「そ・・・そうだったんだ・・・!」
ブ「どう?・・・良かった?・・・聞かせて・・・みんなの甘い台詞・・・!」
ピ「・・・うーん・・・、あのね~?ブラック・・・?」
ブ「?」
ピ「いや、台詞はさ・・・良かったと思うんだけど・・・、うん・・・。
  その・・・・・・んー!あーもう!!まだ分からないの!?」
ブ「・・・え?・・・えっえ?」

恐る恐るカズと朱里の顔を見てみると・・・なんと二人は今にも噴出しそうな顔をしているではないか!
混乱した表情のブラックに追い討ちをかけるように朱里が口火を切った!
ア「・・・【真央】ちゃん♪」
カ「真央ちゃん♪・・・かー・・・。えー名前やないか~リ~ダ~♪」
ブ「△×○▽※-´#!¨khrwm¨#!!!!」
気が付けば・・・本名バレ。調子に乗っての・・・本名バレ。やってしまった・・・。
さすがのブラックも、この状況での本名バレには、猛省・・・!

636:④/⑯
09/12/12 02:02:14 oQ/Z5grU
ア「真央ちゃん♪」
カ「真央ちゃん♪」
ピ「(私は知ってるんだけど・・・一応)真央ちゃん♪」
ブ「△×○▽※-´#!¨khrwm¨#」
ジタバタジタバタ
カ「わはは!リーダーが地団駄踏みよるで!」
ア「お、おかしくて・・・は・・・腹がよじれる・・・!」
ブ「・・・ううう・・・」
ア「カズ・・・!聞いた・・・?【聞かせて・・・みんなの甘い台詞】だってぇ!
  何その勝ち誇った台詞・・・プププ・・・♪」
カ「あかーーーん!朱里、そろそろうちの腹筋がーー!!限界やーー!!!」
ピ「なんかブラックって・・・面白いよね、案外」
ブ「・・・・・・グスン」

・・・

ブ「・・・コホン・・・、気を取り直して・・・」
カ「つぎ行きましょっかー!真央ちゃん!」
ア「真央ちゃ~ん!」
ブ「・・・あまり調子に乗らない・・・」
グギ!
ア「ぐお・・・ちょ・・・ブラック・・・」
カ「極まっとる・・・これ極まっとる・・・」
ブ「・・・つぎいってみよー・・・ピンク・・・!」
ピ「え?わ、わ、わ、わたし?こ、こころのじゅんびが~!」
カ「お~、ピンクのは聞いてみたいなぁ!その乱れた性生活の片鱗が・・・」
ピ「て、適当なこと言わないでよ~!・・・ほ、本当に言わなきゃダメ・・・?」
ブカア「ダメ」
ピ「ううう・・・、うお~~~~~!【君の隙間を埋めている】だーーー!!」
うおおおおおおおおおおおおおおおおお(3人の声)

637:⑤/⑯
09/12/12 02:02:45 oQ/Z5grU
ア「ちょっと・・・やばいって・・・卑猥すぎ・・・」
カ「ああ、想像以上やったな・・・R-15、いやR-18や・・・」
ピ「ちょ、ちょっと!べべ、別に、その時は、そんなやらしいことしてないんだからね!!」
ブ「・・・今はしてるということ・・・」
ピ「うわあああああああ、しまったああああああああああ!!」
ピンクの叫びが夜空に響く!
カ「あはははは!これ面白すぎや・・・!次はうちでええか!?」
ブ「・・・どうぞ」
カ「よっしゃ!・・・おっほん!【もう離さないぞ!カズ!】」
・・・・・・・・・・・・
カ「(あれ?)」
ア「・・・それ、いつ言われたの・・・?」
カ「いや、文脈で分かるやろ。今年の夏・・・
  ついに十蔵(ジュウゾウ)と再会したときやで!感無量やったわ~♪」
ア「・・・ふーん・・・」
ピ「なんかありきたりでつまんないんだけど・・・」
ブ「・・・20点」
カ「お、お、おまえら~!人の想い出にケチを付けるな~!!!!
  朱里!お前はどうなんや!?言うてみい!」
ア「もちろん、はっきり言ってみせるわ。そうね・・・あれは2年前のクリスマス・・・」
カピ「(え?そこから説明入るの?)」
ブ「  A すべて聞く
  ニア B 省略する」
ア「ちょっと!省略しないでよ!」
カピ「(え?ていうか何、このコマンドみたいなもの・・・)」
※大人の都合です!
ア「そして私は言われたの・・・。【来年はクリスマスを楽しむ側に回れるさ】って・・・。
  ・・・・・・・・・・・・キャー!」
ピ「(自分語りがいちいち長いのよね、朱里って・・・)」
ブ「(・・・のろけてる・・・)」
ア「・・・で!どうなのよ!わたしの話はどうだった?彼の台詞はどうだった!?」
カ「うーん、かなりかんど~」
ピ「そうね~、東ヨーロッパあたりでは大ブームになるんじゃないかな~」
ア「そのジョニィ・ジョースターみたいなリアクションは何!?
  ううう・・・今更恥ずかしくなってきた・・・。・・・もう!次いくわよ!次!
  テーマは今決めた!【彼のここが凄い】」
カ「な・・・まだやるつもりなんか!?」
ピ「もう帰してよ~!」
ア「うるさい!私が先に言うから今のうちに考えておきなさいよね!」
ブ「(よし・・・盛り上がってきた・・・!)」

638:⑥/⑯
09/12/12 02:03:48 oQ/Z5grU
一方その頃・・・
とある空港のロビーにて報道陣に囲まれた野球選手がいた。
七輝(ナナキ)「(突然帰ってきたから・・・真央のやつ、驚くかもな・・・)」

他方・・・
雪の降りしきる街中でプロ野球、東武パイロンズ所属の野球選手がいた。
十蔵「カズのやつ、もうすぐ0時になっちまうのに、どこほっつき歩いてんだ・・・。
   ん?・・・あの人は・・・確か・・・」

他方・・・
同じく雪の降りしきる街中でプロ野球、ジャジメントナマーズ所属の野球選手がいた。
真十一(マトイ)「突然ブラックに呼ばれて出てってから随分時間が経つ・・・。
         朱里・・・早く帰ってこないと料理が冷めちまうぞ。
         今のアジトは・・・確かこの辺だったか」

他方・・・
同じく雪の降りしきる街中で、一人のスーツを着た若者がいた。
一二己「今日は2人でイルミネーションを見に行こうって約束してたのに・・・。
    あいつどこに行ってるんだ?とりあえずアジトに行ってみるか・・・」

そして廃ビルに場面は戻る・・・。
ピ「ううう・・・グスン・・・うーーーー!!」
カ「いやー、すまん。ピンク。そういうつもりやなかったんやけど・・・」
ア「カズ・・・【彼氏の年収を語る】はちょっとないわよ」
(朱里の彼氏、真十一選手の推定年俸→1億2千万)
カ「やや!ピンク!普通の正社員だって悪くはないで!?十蔵はいつも言うてるんや。
  「プロスポーツ選手は活動期間が短いから、稼げるうちに・・・」ってな。
  普通の会社員やったら、そんな心配ないんとちゃうん?」
(カズの彼氏、十蔵選手の推定年俸→1億5千万)
ブ「・・・ピンク・・・お金がすべてじゃない・・・安心して・・・」
カア「(そう言うあんたの彼氏がこの中で一番稼いでるだろ!)」
(真央の彼氏、メジャーリーガー七輝の推定年俸→20億)
ピ「いいもんいいもん!どーせあたひの彼はしがないシャラリィマンですよーだ!・・・(ポリポリ」
ア「(なんでラッキョウを食べると酔っ払うのかしら・・・)」
(ピンクの彼氏、一二己の年収→308万)(ただし中途採用のためもっと低い)
カ「リーダーと朱里のテーマは盛り上がったのに・・・、
  なんかうちでしめっぽくしてしまってごめんな、みんな・・・。そろそろお開きかー・・・?」
ブ「・・・仕方ない・・・盛り上がったし・・・暇つぶしに付き合ってくれてありがとう、みんな・・・」
カア「(うわー、暇つぶし、って断言しちゃったよ、この人!)」
ピ「・・・ちょっとぉ!?待ちなさいよ!?まだ私はテーマを言ってなーい!」

639:⑦/⑯
09/12/12 02:04:47 oQ/Z5grU
ブ「・・・まだやる・・・?」
ピ「とうぜーん!あんたたちは肝心なことをまだ何も言ってなーい!」
ア「肝心なこと・・・?」
ピ「そうよぉ・・・。嬉しかった台詞とかさぁ?ここが凄いとかさぁ?
  年収とかさぁ?年収とかさぁ??年収とかさぁ???」
カ「いや、そんな、3回言われても・・・悪かったって・・・」
ピ「そんなことは二の次でしょうよぉ!一番、一番大事なことはぁ?
  【どうして彼のことが好きなんですか】じゃないんですかっとぉ!!」
ブカア「・・・!」
ピ「わたし言えるよ?言えちゃうもんね![合体してくれるから]・・・ではなぁい!
  私はブルーが好きだった。ブルーは私を好きではなかった。
  私はオレンジが好きではなかった。オレンジは私が好きだった。
  ・・・ずっと一方通行だった。・・・片想いって、みんな辛いんだよ!
  私が彼を好きで、彼が私を好きでいてくれる、それが幸福なことなの。
  【両想いであること】それが理由よ。・・・あれ?理由になってないかな?
  順番が・・・あれれ・・・?まあいいか、私馬鹿だからこれでいいのよぉ・・・」
カ「そうやな・・・。ピンクの言うこと、分かるで!
  ただ好きなだけじゃ・・・、ただ好かれるだけじゃかなわん。
  好いて好かれる。これが一番なんよな、結局。
  いいセンつくやないか~ピンク~♪」
ピ「お~お~、分かってくれますか~こころのともよぉ~・・・」
ブア「(酒(?)癖が悪い・・・)」
ピ「うぇ・・・うぇーん・・・」
カ「お、おいおい!何泣いてんねや!」
ピ「オロオロオロ・・・」
ア「ちょ!ちょっと!ラッキョウ吐かないでよ!!
  ていうかラッキョウを液体のように吐く人はじめて見たんだけど!」
ピ「うう、早く帰りたい・・・合体したいよぉ・・・」
ブ「・・・性的な意味で・・・?」
カ「リーダー、突っ込みが間に合わなくなるからちょっと静かにしとってくれ・・・」
ピ「・・・彼と自由に合体できることが分かった時・・・嬉しかった。
  こんな取るに足らない私でも、人間ですらない気味の悪い私でも、生きてていいんだ、って思えたの・・・」
ア「ピンク・・・、・・・それは私だってそうよ。
  私たちは、どうがんばったって普通の女の子にはなれない。
  運命は変えられないし、失った時間は戻らない。
  だから余計、今の幸福を噛みしめなきゃいけない。大切にしなきゃいけないのよ」
カ「そうやな・・・」
ブ「ピンクにとって・・・彼は・・・命・・・?」
ピ「え?・・・うん、そうでもあると思うよぉ・・・」
ブ「そう・・・。・・・アカリ」

640:⑧/⑯
09/12/12 02:05:16 oQ/Z5grU
ア「私の番か・・・。私はね・・・?
  ・・・わ、笑ったらぶん殴るからね!?」
カ「はよ言えって!みんなウズウズしてんねんで!」
ア「・・・【おんぶしてくれるから】」
ブ「おんぶ?」
ア「うん。なんかね、自分でもうまく表現できないんだけど、すごく守られているというか、
  私、1人じゃないんだ、って気持ちになれるの。おんぶされると」
カ「かー!甘酸っぱいのぉ!・・・うちもおんぶされてみたいな~」
ブ「・・・されたことない?」
カ「したことはあるんだけどなぁ?されたことはないなぁ。どんな気分なんやろか?
  大体朱里はずるいで!うちは電柱みたいやし、筋肉もごっつついとる。
  でも朱里はちっこいからきっと抱き心地良くて、それで彼もついつい・・・」
ア「う、うるさいわね!!・・・気持ちいいよ?おんぶされるのって。
  ・・・ひょっとしてお姫様抱っこもされたことないとか~?」
ブ「私はある・・・両方・・・」
ピ「な・・・!」
カ「く、くっそ~!ずるいぞ!アカリとリーダーは!」
ア「・・・話を続けるとね、おんぶされるとそれだけじゃないの。
  驚くくらい全身から勇気が沸いてくるの。今までの戦いの日々の疲れも
  過去の嫌な思い出も全部消え去って、また明日から頑張って生きていくぞ!って気持ちになる。
  どんなに悪いやつらが強大でも絶対負けるわけないぞって気持ちにさせてくれる。
  まさに大地の恵み・・・だと思う・・・」
ブ「(顔が赤い・・・)」
ア「・・・ここだけの話だけどね。私達、年が明けたら結婚するの」
カピ「・・・え?・・・ええええええええええええええええええ????」
ブ「おめでとう・・・!」
ア「ありがと!」
カ「う、うそや・・・!うちを差し置いてそんな・・・」
ピ「で、でもさ、結婚したって大変よぉ?悪いやつらに・・・あれ?」
ア「よくよく考えてみるとね、私達が平然と命を狙われるのって、
  私達が社会的にはどこにもいない人間だから、ってのもあると思うのよ。
  幸い、彼はプロ野球選手として結構有名だし、ファンクラブもついてるし、
  お抱えの記者だっている。そんな人の嫁になるんだから奴らだってそうそう手は出せなくなるわ」
ピ「そっかぁ、考えてるなぁ・・・」
ア「もっともそんな理由はおまけみたいなものだけどね。
  私達は悪い奴らに一生怯えて生きていくなんてまっぴらごめんよ。
  どうせなら、たとえ短い時間でも2人でとことん幸せに生きていきたい!
  だから結婚するの。子どもだっていっぱい作るし暖かい家族だって築いてみせるわ」

641:⑨/⑯
09/12/12 02:05:40 oQ/Z5grU
カ「・・・ほんま朱里にはかなわんなぁ。うちのやりたいこと、全部やられてしまう」
ア「カズは・・・私よりずっと強いんだから、私よりきっとうまくやれるわ。自信を持ってよ」
カ「だといいんだやけどな。なかなかそうもいかないんよ、これが。
  うち、やっぱり肝心なところでビビリなもんで、いつもトチってしまう」
ピ「そぉんなのっぽのビビリがいるかぁ~ぼけぇ~」
カ「(相当酔っ払っとるな・・・)これ、話したことあったかなぁ?
  うち、中学生の頃すごいいじめられとってな?まあそれはええねんや。
  だってあの頃のうちはすごい調子に乗っ取ったから
  きっと神様が罰を与えたんだと思う。だからそれ自体は別にええ」
ブ「・・・神様はそんなことしない・・・」
カ「いや、まぁ、ほら、どっかの漫画の大統領が『幸福と不幸はプラスマイナス0』って言うとってな?
  あれ、うちの人生には凄いあてはまるんよ。小学生で調子乗って、中学生でガクー!で、
  高校生でまた上向いて、そっからまたガクー!でな」
ア「・・・自分で勝手に納得してしまうのが怖いのね・・・」
カ「そう!まさにそれ。今、十蔵に会えて嬉しい。だからもしこれから不幸があったとしても
  自分で簡単に諦めをつけてしまうかもしれない。ちょっと前まで幸福だったんだからって。
  そうして逆戻りや・・・。そうなると一歩も先に進めなくなってしまう!
  それが凄い怖い。怖いんよ・・・!うちだってみんなみたいにとことん上を向いて生きたい。
  でもうちの中のそういうヘタレな部分が邪魔してしまうんよ。・・・だからな、
  うちはもっと強くなりたい。ツナミの中に入って自分より遥かに格上の能力者を大勢見た。
  そういう奴等と戦ってもな、差し引き0だからここは負けましょうなんて、絶対思わないようになりたいんや」
ピ「・・・それでぇ?どうするのさぁ?そっから先よぉ聞きたいのはぁ!」
カ「十蔵を人質に取らせてもらう。おっと、悪い意味やないで?うちが死んだら
  誰も十蔵を守れなくなってしまう、だから何があってもがんばるんや、という気持ちや。
  もし実力が及ばなくて片手ちょん切られても、残りの手で戦う。
  首をちょん切られたら首から上だけで戦う!
  【うちに覚悟を与えてくれる】それが十蔵なんや。・・・今はそれしかできんし、・・・言えん」
ピ「大丈夫よぉ!あんたなら首から上だけでも動けそうだからだいじょうぶぅ!」
カ「あはは・・・誉め言葉ありがとうな!」
ブ「・・・みんな・・・すごい・・・分かってるんだ」
カアピ「?」
ブ「自分がどうして彼を好きなのか・・・」
ア「ブラックは・・・分からないの?」
ブ「・・・どうだろう。彼は私にとって・・・命みたいなものだから。
  全然分からない、ということはない・・・。大切だし、・・・愛しているし、
  でも、どうして私なのか・・・」
ピ「・・・私とブラックはさぁ、同じ人間から生まれたはずなのよねぇ?
  でもどうしてここまで違うんだろう・・・。うーん、ブラックの気持ち分かるなぁ~。
  考えると頭痛くなっちゃうよねぇ~?(ポリポリ」
カ「(お前の場合ラッキョウの食い過ぎで頭痛いだけやろ)」

642:⑩/⑯
09/12/12 02:06:07 oQ/Z5grU
ブ「命みたいなものって例えは・・・大げさじゃない・・・。
  彼がいなかったら私もいなかった・・・。でも、愛さなくては、という気持ちはない」
ピ「そりゃぁそうよぉ。そんな気持ちがあったら、あの時わたしたちみぃんなぁ、
  七輝のこと好きになってなきゃいけなかった。だけど、どっちかというと私は嫌いだったしねぇ~」
ブ「うん・・・それで・・・、・・・?」

ふとブラックは、自分を見るカズと朱里の真剣な眼差しに気付いた。
ゲームが始まった時のようなおちゃらけな雰囲気は、もうない。

ブ「・・・何?」
カ「いや、その、なぁ?」
ア「もっとブラックのこと聞かせて?私たち、そういえば、あなたのことほとんど知らないんだから」
カ「真央ちゃんなんて名前ですら今日はじめて知ったぐらいなんやしな~、アハハ!」
ブ「・・・」
カ「じ、冗談やって!ごめん」
ピ「なんならぁ、私が喋ってもいいのよぉ~?
  うーんと、私が思うにぃ?ブラックと彼の初体験は多分あの日・・・」
バキ!ドサッ!
ブ「実力行使・・・」
ピ「ぐえええええ・・・」
カア「(無茶しやがって・・・)」
ブ「・・・好きになったばかりの頃は、何も考えてなかったと思う。
  私は彼を守りたい一心。彼は野球一心。・・・あまり進展しない・・・」
カ「それって・・・ひょっとして?」
ア「じ、自分からアタックかけたとか?」
ブ「コクリ」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(2人)
カ「なんか、ええで~!そういうの!うちら大抵恋愛には奥手やからそういう話は新鮮やわぁ!」
ア「そっかー・・・。ブラックってその時からムッツリスケベだったのね~♪」
ブ「・・・」
ア「ごめん!うそ!今のなし!」
ブ「・・・魔法があった。私のことを覚えるための魔法。・・・それがないと忘れる」
カ「・・・彼は魔法無しでも覚えてたってことか?」
ブ「うん・・・嬉しかった」
ア「・・・どうしてヒーローになろうって思ったの?」
ブ「彼の後輩に・・・教えてもらった・・・。ヒーローは常にみんなの傍にいると。
  だからなろうと思った。私でもなれると思った。正義の心があれば・・・誰でもなれる」
カ「なぁリーダー?正義って、リーダーから見たらどういうことを指すんや?」
ブ「・・・それを常に考えること。彼はいつも考えてた。そして、考えることをやめたら、悪に走る。
  ・・・あの時、私と・・・レッド以外はみんなそうなった」

643:⑪/⑯
09/12/12 02:07:55 oQ/Z5grU
ア「【私に正義を教えたから】ね」
ブ「・・・何?」
ア「ブラックが彼を好きな理由!」
カ「そうやな・・・つまるところ、それが結論やな!」
ブ「・・・それは私が決める!」
カ「ちょ!それじゃ話が終わらないやないか~!」
ブ「・・・オールナイト」
ア「そ、それはちょっと・・・」
ピ「うう・・・寒い・・・」

ふと気付くと、外の雪は本格的に降り始め、路面は大量の積雪で覆われていた。
窓から入る風は冷たく、夜も更けてきたことを実感させるに充分だった。

カ「今何時や?」
ア「23時」
ピ「も~暇つぶしはいいでしょぉ?ブラックぅ?」
ブ「うん・・・」
カ「でも中々楽しかったで!またこんな話しような~?」

「おーい、ピンクー」

ピ「え?うそ?」
一二己「お前どこをほっつき歩いてんだよ!早くしないと始まっちまうぞ!」
ピ「ご、ごめん!何というか不可抗力で・・・」
一二己「・・・あ!どうも皆さん、いつもうちのピンクがお世話になってます」
カ「いやいやぁ、それほどでも~」
ブ「・・・お世話してます」
ア「うんうん」
ピ「ちょっと・・・!うちの、ってどういうことよ~!それに世話になんてなってないぃ~!」
一二己「と、とにかく行くぞ!急ぐぞ!ライトアップが始まっちまう!」
ピ「・・・どうせ急ぐんなら・・・これでいこ!」
ピカッ!
一二己「やっぱりこれで行くのか・・・」
ピ「いいじゃない!2人で一気に動けて爽快よ」
一二己「このスーツ、防寒機能無いだろう!・・・お前の人肌で暖めてくれるなら別だけど」
ピ「なんか急に脳を開放的にしたい気分になっちゃったなぁ~?」
一二己「分かった分かった!それでは皆さんメリークリスマス!」
バッ

合体ピンクはこうして夜の闇に消えていった・・・。

644:⑫/⑯
09/12/12 02:08:34 oQ/Z5grU
カ「なんかドタバタしよったなぁ・・・!」
ア「ほんと、初々しいというか何というか・・・」
ブ「・・・朱里はもう倦怠期?」
ア「けん・・・!付き合ってから10年超えてる人に倦怠期とか言われたくないんだけど~!」

「朱里!」

ア「あ・・・」
真十一「大丈夫か!?ケガはないか!?」
ア「えーっと・・・どこから説明すればいいのやら・・・」
ブ「大丈夫・・・朱里の愛の力で敵は倒れた」
カ「・・・そう、揺るぎない愛の力、真十一くんを想う力や!」
ア「おかしなこと吹き込むなー!!」
ドタバタドタバタ
真十一「???」
ア「えっと・・・要するに・・・迎えに来てくれてありがとうってこと・・・」
真十一「ともかく・・・無事で良かったよ。もうお前一人の体じゃないんだか・・・」
ア「うわあ!言うな!!」
真十一「ムゴ???」

慌てて真十一の口を塞いだ朱里だったが、時既に遅し。

カ「・・・リーダー?今なんか聞こえなかったか?」
ブ「・・・聞こえた」
カ「お前一人の体じゃないとかなんとか~♪」
ブ「確かに聞こえた・・・♪」
ア「ああ・・・もう・・・スポーツ誌の一面にでかでかと載っかって
  ほえ面かかせてやろうと思ってたのに・・・」
カ「お前そんなこと考えてたのか~!」
ブ「・・・だから結婚するの?」
ア「それは・・・!」
真十一「断じて違います!・・・朱里が妊娠してるのが分かったのが先月。
    結婚することを決めたのは3ヶ月前です。・・・タイミングがなかなか合わなくて
    結局ずれちゃいましたけど・・・。でも少なくとも俺達の気持ちの中ではそうなってます」
ブ「・・・そう・・・ごめん・・・」
真十一「いや、こっちも強い口調で言っちゃってすみません」
ア「・・・まったくよ。結局ずれ込んじゃったせいで
  世間様からは『デキ婚』扱いされちゃうじゃない!どうしてくれるの!?」
真十一「う・・・、だって・・・あの時リーグ優勝争いで連日試合後の番組に引っ張りだこで忙しくて・・・」
ア「許さない・・・!お仕置きしてあげる!目瞑って!!」

645:⑬/⑯
09/12/12 02:09:09 oQ/Z5grU
真十一「・・・!そうか・・・。よし、俺も男だ、分かった!」
そう言うと真十一は目を瞑った。
カ「お、おいおい、朱里、なんぼ何でもそれは強引・・・?」
ブラックは言いかけたカズを制止した。
この先に何が起こるかを知っているのだ。
そう、かつてジンという大地の精霊と共にこの光景を見ていたのだから。

CHUUUU♪

真十一「(う・・・何もこんな場所で・・・)」
カ「うわあ・・・舌入っとるで・・・」
ブ「・・・バカップル」

ポン♪

ア「・・・どう?少しは効いた?」
真十一「ああ、それはもう最高に」
ア「・・・帰るわよ。私の作ったケーキと七面鳥は残してくれたんでしょうね?」
真十一「お前と一緒に食べようと思ってたからまだ手はつけてない」
ア「・・・ありがと。・・・じゃあみんな・・・」
カ「おう!はようスポーツ誌の一面に載れよ?」
ブ「・・・お幸せに・・・!」
ア「うん・・・私、幸せになるから」
真十一「みんな、ありがとうございます!えーっと、カズさん」
カ「?」
真十一「あ、やっぱりいいか。そのうち分かるし」
カ「なんやのぉ!?めっちゃ気になるわぁ!!」
ア「メリークリスマス!」

朱里と真十一は仲良く歩いて帰っていった・・・。

カ「・・・取り残されちまったなぁ」
ブ「・・・もう2年会ってない」
カ「・・・は?」
ブ「会わないと暇・・・」
カ「はあ・・・なるほど。それで暇つぶしに、人の恋路にちょっかいを、と(性格悪いなぁ・・・)」
ブ「今日もきっと来ない・・・」
カ「ま、ま、まあそうかもしれないやろうけども・・・、だからってわざわざクリスマスに・・・」
ブ「クリスマス・・・見せ付けられてるようで・・・嫌・・・」
カ「(うわー、何かいじけとるでこの人!)」

646:⑭/⑯
09/12/12 02:09:47 oQ/Z5grU
「ほ、本当にいた・・・!カズー!」

カ「じゅ、十蔵!?な、なんでここが・・・」
十蔵「それが・・・街中でお前を探してたら、たまたま真十一選手を見かけて・・・。
   で、俺は何も言ってなかったんだけど、向こうは何故か俺達の事情を知ってるらしくて・・・。
   それでこの場所を教えてくれたんだ。「多分ここにいますよ。でも俺が入ってから30分後くらいに
   来てくださいね」って。なあどういうことなんだ?」
カ「あ、あの野郎・・・。今度会ったら朱里と喧嘩覚悟で一発殴っちゃる!」
ブ「・・・・・・・・・良かったね・・・」
カ「う・・・殺気が・・・」
十蔵「こちらの方は・・・?」
カ「あー・・・紹介するわ。うちの仲間でなぁ」
ブ「こんばんわ・・・メジャリーガーと付き合ったばっかりに
  2年も遠距離恋愛中のブラックです・・・」
カ「(あかん・・・完全に目が死んどる・・・)」
十蔵「はぁ・・・メジャーリーガー・・・。・・・!そうだ。
   もう一つ思い出した。凄い人を見かけたんだよ!」
カブ「?」
十蔵「メジャーリーガーだよ!テアトルガリバーズの!
   スーパースター、ナナキだよ!さっき街で見かけてさ!
   カズを探してるような時じゃなかったら、きっとサイン貰ってただろうなぁ・・・!」
ブ「・・・」
カ「なあリーダー・・・ひょっとして」

「真央」

七輝「よ!」
真央「あ・・・。な・・・な・・・き・・・」
カ「ちょ・・・ほんまかいな・・・!
  なんや、この図ったようなタイミングは~!!」
十蔵「ほ、本物だ!あのナナキさんだ!」
ダッ!
GYU!!
七輝「おいおい、真央!く、苦しいって・・・!」
真央「会いたかった・・・会いたかった・・・!」
七輝「ははは・・・、ただいま」
真央「おかえり・・・。いつまでいれるの・・・?」
七輝「年明けまで、かな。2月のキャンプINには間に合うように調整しなきゃいけない。
   ・・・2年も帰れなくてごめんよ。今日もお忍びで帰ってきたはずなのに
   報道陣にばれて、あいつらを撒くのに時間がかかっちまってさ!」

647:⑮/⑯
09/12/12 02:10:32 oQ/Z5grU
カ「そ、そうや。なんであんたこの場所が分かったんや!?」
十蔵「おいカズ!あんた、なんて失礼だぞ!この人は野球人にとっては現人神みたいな人で・・・」
ドタバタドタバタ
七輝「・・・楽しそうな仲間がいてよかったよ」
真央「他にも何人かいる・・・。みんないい子・・・」
七輝「そうか・・・。真央、2年前の続きを聞かせてくれないか?」
真央「・・・」
カ「(おい、十蔵!なんか様子がおかしいぞ)」
十蔵「(ああ、なんかムーディーな雰囲気だな!)」

七輝「俺の気持ちは変わらない。真央、アメリカに来てくれ。俺と一緒に暮らそう」
真央「・・・私の気持ちも変わらない。・・・日本はまだ平和になってない。
   平和を守るのが私の使命・・・。だからまだ、あなたとは行けない・・・」
七輝「そうか・・・。そう言うと思ってた!ハハ!」
真央「ごめんなさい・・・本当に・・・グスン」
七輝「泣くな」
真央「・・・!」
七輝「ヒーローは泣かない・・・そうだろ?」
真央「うん・・・うん・・・」

十蔵「カズ・・・ナナキさんな?テレビのインタビューでいつもぶっきらぼうなこと言ってるだろ?
   あれ、何でだと思う・・・?」
カ「・・・今なら分かるで。ジャジメントやな?」
十蔵「そうだ。バット選びから、テレビでの態度に至るまで、あの人は大きな力に対して
   いつも反抗するような行動を取るんだ。・・・周囲はそんなあの人のことを変人呼ばわりするけど、
   今、はっきり確信した。ナナキさんもナナキさんなりに、正義のために戦ってるんだ!」
カ「正義・・・か・・・。
  そうや!質問に答えてくれーなー!
  なんであんた、この場所が分かったんや?」

七輝「なんで?か・・・、うーん。なかなか説明し辛いなぁ」
真央「愛の力・・・」
カ「・・・はぁ?」
真央「愛の力で、お互いの位置が分かる・・・」
カ「リーダー、あんまふざけてるとまた護衛艦でしばくで?」
七輝「護衛艦・・・。いやー、他に説明のしようがないんだよ。どんなに離れてても、真央がどこにいるか
   どんな状態なのか、なんとなく分かってしまうんだよ」
カ「!!・・・な・・・なんや、その少女マンガみたいな能力は・・・」
十蔵「ナナキさんすげぇ!」

648:⑯/⑰
09/12/12 02:11:05 oQ/Z5grU
カ「(は!?ということは・・・!)じゅ、十蔵・・・。そろそろ帰ろうか!」
十蔵「なんでだよ。俺、まだナナキさんに色々話をうかがいたいんだぞ?」
七輝「真央が大怪我をした時も・・・当然分かる・・・」
カ「う・・・」
七輝「さっき護衛艦って言ってたよな?・・・君だったのか。
   アメリカでも護衛艦がひっくり返ったのはニュースになってた。
   そしてその時、真央の命が消えかけてたのも感じた・・・」
カ「す、すんません!ほんま許してください!」
真央「七輝・・・!」
七輝「反骨のメジャーリーガーなんてやってると、色んな人間が周りに集まってくる。
   機材もな。・・・つい先日最新式ESPジャマーを手に入れてね。護身用に今も忍ばせてるんだ」
カ「あ・・・あ・・・」
七輝「君は素でも結構強いようだけど・・・。果たして俺の復讐の気持ちより強いんだろうか?
   それに俺はメジャーリーガーだ。体力には自信がある」
真央「七輝!やめて!」

十蔵「待ってください!」
カ「!?」
十蔵「カズは何も悪くないんです・・・復讐するなら俺にしてください!」
カ「な、何言ってるんや・・・」
七輝「・・・その頼みは聞けないな。君に復讐する理由がない」
十蔵「俺はカズの彼氏です。男です。頼んでるんですよ。それでは理由になりませんか?」
カ「これはうちの問題や!十蔵は・・・」
十蔵「引っ込んでろって言うのか?4年前みたいに、また俺を蚊帳の外にして!」
カ「ち・・・ちが・・・!」
十蔵「もう離さないって言ったんだ!黙って言うとおりにしろ!」

七輝「う・そ・よ・ね~」
カ十「・・・・・・・・・・・・え?」
七輝「いや、だから、嘘。復讐とかどうとか、意味分かんないし
   遠く離れてるのにどうやって相手の状況なんて分かるんだよ。
   護衛艦で云々も、君なんか勘違いしてるんじゃないの?
   そもそも超能力なんて現実にあるわけないじゃん。
   ファンタジーやメルヘンの世界じゃないんだから」
カ「いや、さっきESPジャマーがって・・・」
七輝「え?まさか超能力なんてあると思ってるの?超ぶったまげ!」
カ「(な、何がなんだか分からん・・・どうなっとるんや・・・)」
十蔵「(お、おい・・・なんか俺ら重大な間違いをしてるんじゃないのか?どうなんだ!?)」

649:⑰/⑰
09/12/12 02:11:41 oQ/Z5grU
真央「だーいせーいこー♪」

・・・

カ「ああぁ・・・やっぱりそーなんか・・・?」
十蔵「ドッキリか!?ドッキリなのか!?こんな短時間でドッキリを仕掛けるなんて・・・。
   ナナキさんと真央さん、まじすげぇ!」
カ「もうそんな落ちでええわ・・・ほんま・・・。
  長いこと失礼しましたぁ。お二人さん、素敵なクリスマスを~・・・」
十蔵「お、おおい!サイン!俺まだサインもらってない・・・おおおい!!」

カズと十蔵はトボトボと帰っていった・・・。

七輝「・・・いい男女だな」
真央「もし・・・」
七輝「うん?」
真央「十蔵くんが・・・身代わりになるって言わなかったら・・・どうしてた?」
七輝「真央は黙って見てるだけだったか?」
真央「・・・分からない・・・」
七輝「おいおい・・・」
真央「何が正しくて、何が正しくないのか、いつも考えてる・・・。
   復讐は良くないのか、七輝の気持ちを尊重すべきなのか・・・分からない」
七輝「俺の感じ方はこうだ。・・・愛する人を傷つけた者を野放しにするのは良いことじゃない。
   だが、男の頼みを無碍にするのも良いことじゃない」
真央「難しい・・・正義って・・・」
七輝「ああ、難しいよ。これからも2人で考え続けなきゃいけない・・・。止めてくれてありがとうな」
真央「え?」
七輝「やめて!なんて初めて聞いたよ♪」
真央「・・・バカ!」
七輝「それも初めてだな!」

4人の女と4人の男が出会い、イヴの夜は更けていく。
正義の味方にも恋人は必要だ。
好きなものも嫌いなものも、主義も主張も、戦う方法も能力もバラバラな彼女達。
だが、たった一つだけ共通していることがあった。

全員、聖夜を共に過ごすかけがえのない想い人がいるのである。

メリークリスマス。

650:あとがき
09/12/12 02:13:26 oQ/Z5grU
これで終わりです。
もし読んでくださった方がいたら、こんな駄文に付き合っていただいて
ありがとう、とごめんなさいと言いたい。
そして10主&カズの扱いが悪いのは仕様です。本当にありがとうございました。

651:名無しさん@ピンキー
09/12/12 02:29:13 5L06V/Gu
なんという力作
所得格差に俺も泣いた

652:名無しさん@ピンキー
09/12/12 03:33:30 t4lmgnSv
これはいい。
強いて何をいうなら名前が読みづらいところ。


653:名無しさん@ピンキー
09/12/12 05:10:23 8KtJxZDz
ノーコメント

654:名無しさん@ピンキー
09/12/12 07:08:07 XuDKG/n7
ヤバイ終始にやけぱっなしだわwww

655:名無しさん@ピンキー
09/12/12 07:16:37 e5bsV4O6
なんか管理人今年中に投下しない気がしてきた

656:名無しさん@ピンキー
09/12/12 19:53:41 DoDck7EG
12主「俺の彼女、俺の稼ぎが悪いから仲間内から馬鹿にされてるみたいなんです」
9主「ふーん、それで?」

657:名無しさん@ピンキー
09/12/12 21:30:25 +9rpjkrA
9主wwwww さすがナイスガイだ。

658:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:24:39 Abgq812T
11主人公は最低5000万は稼いでるというのにヒモときたら…

659:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:35:48 6a7dZopP
10主のものをかこうとおもうんだが需要はある? 

660:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:54:22 JobO/rsA
無いはずがない

661:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:56:52 xMZTu4sh
最近台本小説多いよな…
せっかく良い作品多いのに…台本小説だとショボく見えるからなぁ…

662:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:58:35 7d6qf1Bn
ラン以外ならバッチコイだぜ

663:名無しさん@ピンキー
09/12/13 00:01:07 DoDck7EG
台本小説しか書けない俺大ピンチ

664:名無しさん@ピンキー
09/12/13 00:02:35 5hjRT9sR
年収は実際どの主が一番なんだろうな
低いのは9主だろうけど

665:名無しさん@ピンキー
09/12/13 00:55:43 fxhkiGiP
台本には台本のよさがあるのさ

666:名無しさん@ピンキー
09/12/13 01:54:33 BFibLGz6
1人2人ならともかくたくさんいる場合主人公に個別に名前が付くと読みづらい。
こういのは7主。10主でいいだろ。

667:名無しさん@ピンキー
09/12/13 02:01:15 B8kX+s7y
1~5、7、8、10、11のプロになったメンバーは大体横並びだろうな。
トレード先とかED後の活躍具合によって変わるし議論できそうにない。
差があるとしたら5で、活躍し始めた年齢的に低いかなってくらい。

プロ>TPorワギリ社員(6)>社会人(12)>大学生(DASH)>風来坊(9)
こんなとこじゃね。

668:名無しさん@ピンキー
09/12/13 03:37:14 SDYmlQQi
8主がCCRのころの給料がプラスされるから高そうだ
6主が未だに和桐に居たら重役とかになってる可能性がある

669:名無しさん@ピンキー
09/12/13 20:00:10 MpCo0oSQ
9主 維織Eだとかなり金持ちじゃない?

670:名無しさん@ピンキー
09/12/13 20:14:57 NHbZ4W1P
あの人だったら、9主がお金ほしいって言ったら考えなしにぽんって数百万出しそうだと思う。
それで9主がその山をみて泡吹いて倒れてくれるといい。
そんなくだらない妄想。

671:604
09/12/13 20:19:35 Nb6McTtB
書いちゃったけど投下して良いでしょうか??

一応注意書きを
※この作品は12裏の世界観をベースにオリ設定を加えています、オリが嫌いな人はNGIDをお願いします
※ネタバレは含みませんが12裏に登場するキャラが出てきます
※キャラが崩れているかもしれません

それでも良いなら野球バラエティー!と書き込んでください

672:名無しさん@ピンキー
09/12/13 20:27:23 5VryZ4D8
挙手房乙

673:名無しさん@ピンキー
09/12/13 21:14:35 Nb6McTtB
分かった、投下はやめておくね

674:アカネスキーLv.10
09/12/13 21:52:43 HeC26XSH
皆さんお久しぶりです。初めての方は初めまして。
覚えていらっしゃらない方は、ジオットの部屋へご招待します。嘘です。

突然ですが、パカーディのSSを書き上げました。
需要がおありでしたら即座に投下しますが、
以下の注意書きを見て拒絶反応を起こした方は見ないでください。
場合によっては投下を取りやめ致します。


・ダチョウに乗ったパカーディ。
・主人公は野球コーチエンド。地方ではなく日の出高校のコーチになってる
・展開が弱冠早め。
・地の文がががががががが。



675:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:02:56 MpCo0oSQ
拝見しましょう。
投下してくれ。

676:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:12:20 r7OQRua9
あんたある意味すごいわ

677:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:14:00 GCqBp6Dq
鬱陶しいな
駄作だったら見なかったことにするだけだから気にするな

678:Idiot Lovers
09/12/13 22:31:45 HeC26XSH
「…ふぅ、ま こんな感じかな。」
グラウンドの整備を一通り終えた俺は、端の方の木に座り込んで一息ついていた。
デウエスとの戦いが終わり、先輩や開田を救い出して高校野球のコーチとなった俺は今、
日の出高校という高校のコーチを山井監督と一緒にやっている。
本州から少し離れた島の高校のコーチをやると言うのは少し抵抗感があったが、
給料もいいし、実家で漁業を手伝うよりかはマシだったので俺はOKした。
…暮らし慣れたアパートを離れる事になったのは少し寂しいけど、充実した毎日を送っている。
「えぇと後は…あ、そうだ。スケジュールを建て直さないと。」
何かやり残した事は無いか模索していたら、試合の予定が変更されたのを思い出し、
スケジュールを保管してあるパソコンの所に向かう事にした。
山井監督も年で少し頼りないし、こういった作業は全部俺がやってる訳だ。

(ドッドッドッ…)
「ん?」
俺が立ち上がり、少し歩いた瞬間に何か別の足音が聞こえた。
少なくとも人間の足音じゃない。それもかなり早い感覚で音が聞こえてくる。
色々考えているうちに足音はだんだんと大きくなって来た。
「わわっ!?す、ストップ!止まれ!止まるんじゃーーっ!!」
「うわっ!?」
突然何かがこっちに向かって来て俺はそれに跳ね飛ばされそうになった。
何とか間一髪かわしたが、俺はバランスを崩してその場に転んでしまった。
「むむむ…やはり馬と同じようにはいかんのう。」
聞こえたのはよく耳にする声だ。少し目を上に向けてみると見慣れた目立った王子風の服が見え、
幼さを残した顔にショートヘアの金髪をなびかせた、顔見知りの女の子がそこに居た。
「パ、パカ…?」
「うむ、久しぶりじゃのう!小波!」
恐らく数週間程だろうか、パカとはここ最近顔を合わせてなかった。
地方大会の試合も大詰めになって来て、部員の指導やら何やらで中々連絡を取る機会が無いからだ。
「あぁ、久しぶり………じゃなくて!グラウンドにダチョウで入って来るなよ!
 せっかく整備したのに滅茶苦茶じゃ………ってはぁぁぁあああ!!?」
「なんじゃ、そこまで驚く事は無かろう。そんなにダチョウが珍しいか?」
そうだ、パカはダチョウに乗って颯爽とグラウンドに現れたのだ。
確か最初に会った時は白馬に乗っていたが、今のパカはもう白馬は持ってない。
だからと言ってダチョウに乗ってくるとは思わなかった。
「いやいやいや!とりあえず色々聞きたい事があるけど何処でダチョウなんか手に入れたんだよ!?」
「うむ、先日ミーナの仕事を手伝ったのじゃが、その報酬で貰い受けたのじゃ。」
「どんな仕事手伝ったらそんな物貰えるんだよ…。」
仕事で手に入れた金で買ったと言うのならある程度は納得出来たが、報酬=ダチョウというのは意外だった。
ミーナさんの事だから色々あるんだろうけど…一応聞いてみた。
「ブギウギ商店街でゴキブリという黒い虫の駆除をしたのじゃ。」
「そんなんでダチョウ貰えるんならフナムシ退治で貰えてもおかしくないよな?」
あの場合は異常にでかい人喰いフナムシだったが、そのあたりは気にせず当然の疑問を返す。

679:Idiot Lovers
09/12/13 22:33:02 HeC26XSH
「ん?ゴギブリはゴキブリでも人喰いゴキブリじゃぞ?あれは手強かったのう。」
「…あぁ、成る程ね。噂だけ聞いてたけど日本にも来たのか。」
いつか山井監督の知り合いにフナムシ退治を手伝わされたときに、
海外に居ると言う話を聞いた事はあったが、いつの間にか日本に来たのかもしれない。
またツナミ――いや、今はジャジメントだったか―のせいかと思ったが、それはありえないだろう。
むしろそうであって欲しくない。
「それよりよくゴキブリ駆除なんて出来たな。パカなら絶対気持ち悪がってしないと思うのに」
「まぁ、慣れればただの黒い虫じゃからな。むしろデカくなったら気持ち悪さが半減するのう。」
「ははは…。」
パカも昔は色々苦労してたそうだし、あれに慣れていてもおかしくはないか。
「そうだ、小波にもその仕事を紹介してやろうではないか。
今度はもしかしたら白馬が貰えるかもしれぬぞ。もしそうなったら余の夢も叶うからな。」
パカの夢とは、ドラゴンを倒した白馬に乗った勇者と結ばれると言う物だ。
俺の場合、バッタ男のマフラーとジオットのいざこざでドラゴンのような化け物を倒したから、
残ったのは白馬だけ、と言う訳だ。俺としてはその夢は叶えてやりたいけど…
「…悪いけど、遠慮しとくよ。今はコーチ業で忙しいし、そんな余裕も無くなったからさ。」
「ぬぅ、残念じゃのう。余は白馬に乗ったお前の姿がどうしても見たいのじゃが…。」
少ししょんぼりしてパカが言った。
どうもパカはそれだけは諦めたくないらしい。
「その夢は遠いかもしれないけど、いつか叶うといいよな。
それより、よくこんな離れ島まで来たよな?こっちに来るくらいなら携帯に連絡してくれれば
そっちの方に迎えに来たのに。」
「それではダチョウに乗ってお前を驚かす楽しみが減るではないか。」
「わざわざ驚かせる為にここまで乗って来たって訳かよ。」
「ま、そういう事になるのう。ところで小波、今度の日曜は暇か?」
「え?う~ん…その日は何も無いけど。」
「だったら海に行かぬか?確か、今年は一度も行ってなかろう?」
「あぁ、そういえばそうだな。」
確か去年、初めて知り合った時も一緒に行ったっけ。
あの時は水着が無かったけどそれなりに楽しかったな……俺以外は。
せっかくの海なのだから俺としてはレンタルでも水着を着て欲しかったが、
色々と準備が必要だのどうだので結局うやむやになってしまった。
「…だったらさ、この島の海にしないか?ここの砂浜と海は去年行った所より綺麗だし、
なにより人が少ないしね。」
「ふむ、ならばそれで決まりだな。じゃ、次の日曜日を楽しみにしてるぞ!さらばだ!」
「あぁ、またな。」
パカはダチョウに乗ってそのまま走って帰っていった。…やっぱりダチョウは早い。
さてと、後はスケジュールを……あれ?グラウンドの土が滅茶苦茶……あ。
「っておい!グラウンドを荒らしといてそのままにして勝手に行くんじゃねぇよ!!少しは手伝えーっ!!」
届く筈の無い叫びが当たりにこだました。結局その日俺は、徹夜する羽目になった。


680:Idiot Lovers
09/12/13 22:35:04 HeC26XSH
「ううむ…確かにここの海は綺麗じゃのう。」
「ジャジメントの手もあまり届いてないしね。昔はリゾート地に開発されるとかそういう話も
 あったみたいだけど、結局立ち消えになったそうだよ。」
この島は離島なだけに開発があまり進んでおらず、田舎のような所だ。
だが自然が豊かで空気もうまいし、ここでの暮らしも慣れれば中々いい物である。
砂浜にはゴミの類いは殆ど落ちてなくて、海水も澄んでいる。
太陽もいい具合に照っているので、今日は絶好の海水浴日和だろう。
「それじゃ、私は水着に着替えてくるからそこで待っておれ。」
「あぁ。」
パカが着替えている間、とりあえず俺はビーチパラソルを立てる事にした。
…にしてもパカの水着かぁ。普段は王子様の格好だから想像出来ないな…。
それどころかほぼ毎日あの服を来ているような気がする。もしかして何着も持ってるのかな?
同じ服を何着も持ってるのもおしゃれの一つと言う話もあるけど、俺としては非常に残念だ。
普通の格好をすれば凄く可愛い筈なのに色々と勿体ない
…まぁ、俺が半ば諦めているのも事実なんだけど。
パカってあぁ見えて結構強情だし、山に行った時も結局あの格好だったから
普通の格好をするよう説得するのは至難の業だろう。
「待たせたのう、小波」
色々と考えていると、パカの声が聞こえた。
どうやら着替え終えたらしい。
「あぁ、パカ。こっちは丁度パラソル立て終えた……とこ………。」
「ん?」
あれ、俺は天国を見てるのかな?
俺の目の前には露出度が高めな水着を着ているパカが居た。
シンプルな明るい色調の水着は、パカの白い肌にこの上ない程マッチしている。
あぁそうだよ、これだよこれ。やっぱり夏はこうでなくちゃ。去年は露出度×だったが今は露出度◎だ。
普段の王子様風の格好も可愛いけど、やっぱりこういう格好をしてくれた方が破壊力は抜群だなぁ。
体型の方は胸とかはともかく、腰のくびれとかその辺りがもうたまりませn
「…おい、さっきから目を点にして固まっておるが、どうしたのじゃ?」
「はっ!」
いかん、あまりにも似合いすぎていたせいでつい見入ってしまっていた。
あぁ、ジト目ですごいこっち見てるよ…。
「…もしかして、この水着が気に入らんのか?」
「いやいやいや!全然オッケー!むしろストライクゾーンど真ん中直球です!!」
「そ、そこまで言われると逆に恥ずかしいのじゃが…。まぁ、喜んでもらえて何よりじゃ。」
パカがそう言うとにっこり笑った。やっぱり普段と違う格好のパカは新鮮だ。
と言っても水着だが、それでも俺は非常に嬉しい。こんなんだったらカメラでも持ってくれば良かった。
こんな格好のパカは恐らく滅多に見れないだろうから。

681:Idiot Lovers
09/12/13 22:36:37 HeC26XSH
「…じゃが。」
そう呟くとパカは、俺の目の前に来て
「(するっ…)一番喜んでるのはここのようじゃな。」
「なっ!?」
いきなり俺が付けていた水着を一気に降ろして一物を取り出した。
いつのまにか俺の物は…完璧に立っていると言う訳ではないが固くなる程にまで反応してしまっている。
…去年もだけど、ミーナさんの時といい、俺って一々欲情しやすいよなぁ…。我ながら情けなくなる。
「…こんなに固くしおって、そんなに余の水着が良かったのか?」
「お、おいパカ!いきなり何を…」
「どうせ誰も居ないから安心せい。ん…」
「ッ……」
俺が止めようとする前にパカは素早く俺の一物を咥え始める。
突然襲われた快楽に、俺は一瞬でなすがままになってしまった。
「んっ……むちゅ…ぷちゅ……むぅ……んん…」
最初は先端を咥えるだけだったが、段々と口の奥の方までモノを運んでゆく
何度もやってるので慣れてるのか、パカは舌を巧みに使って俺の感じやすい所を的確に刺激してくる。
「んむ………もう、大きくなって来た……む…」
俺のモノはすぐに最大限まで大きくなった。やっぱりパカはこういう事の上達がかなり早い。
忙しかったせいで自分で処理しておらず、こういう事も久しぶりなので俺はもう限界が近い。
「パ、パカ…俺、もう……」
「んっ!むぅっ!んむっ!…んちゅぅぅう…」
もう出そうなのを勘づいたのか、いきなり動きが激しさを増してゆく。
勢い良く一物を吸われ、俺は呆気なく絶頂を迎える。
「くぁ……ッ!」
「んぅ゛!?んむ゛ぅぅううっ!!」
口の中に出てしまった……けど、いつもは無理してでも飲み込んでいるから大丈夫だろう。
ただ、さっきも言ったように自分で処理してないから出てる量がかなり多い。
「ん……んく……んく……ちゅう……」
それにも関わらず、未だに出ている物をこく、こくと飲み干し、果てには尿道に残っている物まで吸い尽くしてゆく。
全部出し切った頃に、パカは俺の物から口を離した。


682:Idiot Lovers
09/12/13 22:38:01 HeC26XSH
「ぷはっ…けほ、けほっ………随分と溜まってたのう?」
「あ、うん…。自分で処理する暇もなかったからさ…。でも、パカ?」
「何じゃ?」
「今日は海に泳ぎに来たんじゃ…なかったっけ?」
「…何を言っておる?余は海に行こうとは言ったが、泳ぎに行くとは言っておらんぞ。」
…成る程、元々この為に誘った訳か。
確かに最近会えていないからカップル同士の営みもやっていない訳で。
恐らくパカも相当溜まっていたのだろう。
「…初めて会った時からだけど、パカってこういう事には随分積極的だよね?」
「なっ…!ぶ、無礼者!私は、その、別に変態と言う訳では…」
「いいよ、俺はそんなパカが大好きだから。」
「ば、馬鹿者…。元々私をこうしたのはお前じゃろう…」
そう言うと、顔を赤くしてぶいとあっちの方を向いてしまった。だけど、俺は更に追い討ちをかける。
「でもさ、前までから誘って来たのはパカからだよね?観覧車の時だって…」
「え、えぇい!余の水着を見ただけでそそり立つような奴に言われたくないわっ!
それより早く続きをせんか!もう、疼いて仕方ないのじゃ…」
「はいはい、でもここじゃマズいからあっちの岩陰で…ほらっ!」
「きゃっ!?」
俺がパカの足と背中を手で持ち上げ、所謂お姫様だっこをすると
普段からは想像出来ない可愛らしい声を上げた。
「お、おい!いきなり何を…」
「ほらほら、暴れない暴れない。」
「じゃ、じゃがっ!いくらなんでもこんな所でやる必要は…っ!」
「さっき”誰も居ないから”って俺の物を咥えていたのは ど こ の 誰 か な ?」
「う゛ー…」
反論の余地もなくなったのか、パカは抵抗を止めた。
最初の内はこういう事を”それはまだ早い”などと拒んでいたけど、最近はすんなりと受け入れるようになった。
こうして外で抱き抱えるのは初めてだけど。
とりあえず、俺はパカを抱えたまま大きい岩の影の方へ行く事にした。

683:Idiot Lovers
09/12/13 22:39:46 HeC26XSH
「…もう、こんなに濡れてる。」
「や、やぁぁ…………」
指の間で愛液を粘らせると、パカが顔を赤くした。
水着の布越しからでも見て分かる程、パカの秘所は濡れていた。
「俺のを咥えただけでこんなになるなんて…やっぱり変態じゃないか。」
「だ、黙るのじゃ……それより、早く…」
「ん?何を早く?」
「その……し、舌で………」
「舌で?舌でどうして欲しいのかな?」
何を言いたいかはもう分かってるけど、俺は意地悪そうに言った。
普段のパカはえばっているから、こうして言わせた方が気分がいい。
「こ、この、外道がっ……………舌で、中を……か、掻き混ぜてくれ……」
「よく言えました。…足の力抜いて。」
「う、うむ……。」
下の方の水着をゆっくり外すと、パカの愛液が糸を引いていた。
むわっと熱気が立ちこめてきた。よほど溢れさせていたのだろう。
もうちょっとこの光景を見ていたいけど、これ以上待たせるのは酷なので一気に舌で舐め上げる。
「ひぁっ!?」
いきなり舐められて驚いたのか、驚愕の色に染まった喘ぎ声をあげた。
俺はそれだけで終わらせず、絶えず舐め続ける。
「や…ふぁっ…ぁあ、んっ!」
舐めるたびに奥の方から愛液が流れてくる。俺はそれを舐めとったりしながら
攻め続け、尿道口の辺りも綺麗に舐め上げた。
「あ、はぁっ……そ、そんなに、舐めちゃ…や、ぁ、あんっ!」
外側の方はもうこれで十分かな?俺はパカの秘所を手で広げ、穴を開かせた。
パカの秘所はぐちょぐちょに濡れており、ひくひくと物欲しそうに動いている。
ここで俺のモノを入れても問題ないかもしれないが、それじゃ面白くない。
代わりに俺の舌をずぷずぷと穴に挿入した。
「ぁっ!?……あんっ、んはぁっ!あぁ……舌が、中に……もっと…」
舌を中でうねらせたり、膣壁を舐めるように動かしパカを絶頂へ導いていく。
パカは指よりも舌で攻められるのが好きらしい。
実際に指でするよりも舌でした方が反応がいいし、前戯の時にはいつも舌をねだってくる。
でも、多分本当に好きなのは…
「んむ」
「ふぁぁっ!?や、あ…あぁっ!!」
こうして歯や唇でクリを挟まれる時だろう。唇で、膨らんだクリを挟むとパカはビクンと一瞬痙攣した。
こちらも指でした時よりも反応が段違いだ。もっと悦ばせてやろうと思い、クリと穴を交互に攻める。

684:Idiot Lovers
09/12/13 22:41:51 HeC26XSH
「い、やあっ!そんな、あっ!はぁぁああっ!!」
ふと下の方を見ると、岩場には溢れてくる愛液で小さな水たまりが出来ていた。
よほど感じているのだろう、奥から液がどんどん出てくる。
その溢れてきている汁を、俺は一気に吸い上げる。
「んんんむっ!」
「あ、や、やぁぁああっ!?そんなに、吸っちゃ…やんっ、ぁっ、ふぁぁあっ!
あ、駄目ぇっ!!もう、イク!!イクぅっ!!」
(カリッ…
「んふぁぁぁああぁぁあっ!!!」
とどめにクリに前歯を立てると大きな嬌声を上げ、パカは絶頂した。
「あ゛ー…………うぁ………はぁっ………はぁ……ぁ………」
パカは仰向けに倒れ、目は焦点が合っておらず、口からはよだれを垂らしながらぴくぴくと痙攣している。
ひょっとして前戯だけで完璧に疲れ果てたんじゃ…
心配になった俺はパカの頬をぺしぺしと叩いたりして、声をかける。
「…パカ、大丈夫?」
「う、うむ……大、丈夫…。でも、少し激し過ぎじゃ…。」
どうやら意識はあるらしい。けど、息はもう絶え絶えだ。
少しやり過ぎたかな…。
「ごめん、パカが可愛かったもんだからつい…」
「っ………ば、馬鹿者…。こ、小波……早く、中に……」
「わかってるよ。」
そう言うと俺はビンビンになってる一物をパカの秘所に構えた。
亀頭を膣口にあてがい、弱冠じらしたりしながら一気に挿入する。
「ふぁ………あっ、ん、んん~~~ッ!!」
入れた瞬間に、パカは体を前のめりに体を曲げた。
入れただけでイってしまったのか、俺のモノをきゅうきゅうと締め付けてくる。
凄まじい射精間に襲われたが、ここで果ててしまえばパカに申し訳ない。
「あ、はぁ……は、入ってる…小波のが、全部…」
「…動くよ」
「…………」
パカは黙ってコクンと頷いた。
正直な話、動くだけでも出そうだったが、パカを満足させてやる為に何とかこらえて、出来るだけ激しく動く。
「や、あはぁっ!いきなりっ、は、激しっ…んはぁっ!なかで、暴れてぇっ!はぁあっ!!」
パカの秘所からは愛液がだらだらと流れてきて、それが俺のモノを上手く潤滑させる。
モノを出し入れする度にぱちゅん、ぱちゅんと水が混じり合う音が辺りに響く。
「うぁっ…あ、ひぁぁあっ!!あんっ!なか、擦れてっ…やぁっ!また、イくうぅ!!」
パカはまた俺のモノをきゅうっと締め付けて来た。だが、まだだ。
まだ、ここで果てる訳には…とカッコ付けてみたが実際もう臨界点を超えそうだ。
「パ、パカ…もう出そう……」
「あ、はぁんっ!んはぁぁっ!あ、だ、出してぇっ!なか、中に、いっぱいぃっ!!」
俺がもうイキそうだと言う事を告げると、まるで射精を促すようにパカの締め付けがいっそう強くなり、
足を背中に回され、逃さないようにがっちりと固定された。
もう我慢の限界が訪れた俺は、腰を一気に密着させ、欲望を放つ。
「あぁぁぁああぁああぁああっ!!」
中でどくどくと迸る度にパカは体を痙攣させ、モノを締め付けてくる。
さっき砂浜で一度出たのに、勢いは全く衰えていない。
「あ……ふぁぁ……熱いの、たくさん…なかに……」
「パカ…」
「小波……好きじゃ…」
「…あぁ。俺もだ…」


685:Idiot Lovers
09/12/13 22:45:07 HeC26XSH
領事を終えた俺達は砂浜に座って身を寄せ合っていた。
耳には波の音と風の音だけが静かに流れてくる。本州の方の海だったら車の音やら
騒音等があるからこうはいかないだろう。
「…静かじゃな…。」
「そうだな。」
「………………小波?」
「ん?」
「その…甲子園が近いから忙しいのは分かってるのじゃが……たまにはこうして会わんか?
できれば、週に一回くらいは…。」
パカは哀愁に染まった顔色でそう言った。
確かに最近は特に忙しい上に、本州から慣れた離島の高校でコーチをしているから、滅多に会えないでいた。
日曜でも甲子園が近くなれば一応練習はあるから週一は厳しいが、パカに寂しい思いはさせたくない。
とりあえず、俺は…
「う~ん…努力はするよ。今は大事な時だから中々遊びに行けないかもしれないけど、
終わったらまた一緒にどこかに行こうか。」
またしばらくの間離れる事にはなるが、パカも俺が忙しいと言う事は理解してくれてるし、それが一番だろう。
「う、うむ。わかった、約束じゃぞ!…あ、そういえば今日は”あれ”を一度もしてないでは無いか。」
「ん?”あれ”って?」
「ほ、ほら、あれと言えばあれじゃよ。その…」
「それだけじゃわからないから実際にして欲しいな~♪」
「ぐぬぬ……な、ならば、さっさと目を瞑るのじゃ!」
「はいはい。」
そう言って俺が目をつぶると、顔を急に引き寄せられ、唇に柔らかい感触が生まれる。
いきなり舌を入れられてちょっと驚いたが、こちらも負けじと舌を伸ばす。
舌と舌が混じり合い、ぴちゃぴちゃと淫らな水音が耳に入る。
それから少しして、パカは口を離した。
「ぷはっ……こ、これでよし。終わったら絶対に、今度は山に行くぞ!」
「あぁ。その時は、またしような。」
「な、なななっ…。こ、このたわけ者っ!私は別に、そんな淫らな考えはっ!!」
「あれ?俺は”あれ”をしようという意味で言ったんだけど?まぁそのつもりなら大歓迎だな。
あんなに乱れたパカは初めてだったしね。」
「ぬがーっ!この早漏!変態!野球馬鹿!サディストーっ!!」

(ドカバキボコ)

(仲良くケンカしました)


686:アカネスキーLv.10
09/12/13 22:49:20 HeC26XSH
以上です。

では、ノシ。



687:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:50:37 5hjRT9sR
GJ
BAD後ににみると立ち直れないよな(パカにかぎったことじゃないが

688:名無しさん@ピンキー
09/12/13 23:07:25 Nb6McTtB
GJ!

まだパカは攻略してないな…

689:名無しさん@ピンキー
09/12/14 00:32:56 +ja05GAa

このタイトルの意味ってなんだ?

690:名無しさん@ピンキー
09/12/14 01:12:42 g9vCK6H7
バカップル、かな

691:名無しさん@ピンキー
09/12/14 01:41:33 JohXnONn
GJ!

692:名無しさん@ピンキー
09/12/14 02:29:28 0JDHhKAF
>>686
野球バラエティー!

>>693
パカのグッド見たとき、馬井さん馬貸してくれねーかなと思った俺

どちらかっていうとパカップルだよな?

693:名無しさん@ピンキー
09/12/14 02:30:46 oc4Cfieo




694:名無しさん@ピンキー
09/12/14 06:15:06 fTxLDQxZ
くどい表現が増えたもんだ

695:名無しさん@ピンキー
09/12/14 07:17:12 bI/3IGxM
河島「直球だけでも駄目だがな」

696:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:01:22 7Y6Jx21f
んじゃ勝手に投下

魔物使い…それは魔物を使う人間のことである。
彼らは人間からも忌み嫌われ、魔物側からも酷い弾圧を受けている。
これはそんな魔物使いの話である

宿の扉についているベルがけたたましく鳴り響く。
「いらっしゃいませ!」
宿の主人であるトモが玄関へ出迎えに行く。
そこにいたのは黒いフードを被った男だった。
男はフードを取りトモに聞いた。
「部屋を借りたいんだけど良いか?」
トモは目をパチクリさせた後、気を取り直して宿屋の業務を始めた。
「はい、205号室が開いていますよ」
トモが鍵を渡そうとすると外から三人の女性がやってきた。
「コナミ、まだかー?」
「コナミくん、部屋の準備できた?」
「コナミ様、雨がそろそろ降ってきます」
一人は大柄で身長が二メートル近くありそうな大女。
もう一人は赤いリボンをつけたちょっと幼めな女性。
そして最後は清楚でお淑やかな女性だ。
「ああ、取れたぞ」
フードの男、コナミがそういうとトモが少し呆気に取られたものの彼に対する好奇心もムクムクと沸いてきた。
「あの…もしかして、4人で同じ部屋に泊まるんですか?」
「そうだけど…」
トモは眉間に皺を寄せてコナミに言う。
「申し訳ないんですけど今、開いている部屋は2人ずつしか止まれないんですよ…」
「ええ!そうか…じゃあもう一部屋お願いできるかな?」
「はい!」
こうしてコナミは二部屋を取ることにした。
4人は部屋に案内される
「あの、すみませんがお名前聞いてもよろしいですか?」
部屋に向かう途中、トモが質問をぶつけてきた。
「あ?ああ俺はコナミ、見ての通りただの旅人さ」
「うちの名前ははカズや、よろしゅうな」
「あたしはタケミだよ」
「スズネと申します」
「あたしは宿屋の主人のトモ、よろしくね」
それぞれ、トモに挨拶をした。
「ではごゆっくりどうぞ」
トモは軽く会釈すると再び宿屋の業務に付いた。

コナミは部屋の戸を開ける。
中には普通の宿屋らしくベットや机、イスなのが存在していた。
「へえ、良い部屋じゃないか…」
コナミは掃除が行き届いていることに感心する。
そんなコナミの背中を大柄の女性が肩を叩く。
「で?だれが一緒の部屋なんや?」
「当然あたしだよね?」
「全てはコナミ様のご決断のままに」
三人から私にしろ、というオーラが漂っている。
「日替わり…じゃ駄目か?」
しどろもどろになったコナミは苦し紛れに出した提案を口にする。
「よろしいですけど…」
スズネは二人をちらりと見る。
「ジャンケンだね」
武美も二人を見る。

697:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:01:47 7Y6Jx21f
「ようし…」
カズは意を決して腕を振る。
「最初はグー!」
「「「ジャンケン…ホイ!」」」
「「「あいこでしょ!」」」
コナミは三人のジャンケンが終わるまで下のラウンジへと向かっていた。

下にはせっせと仕事をしているトモがいた。
「あの!すみません」
コナミは大声をあげてトモを呼ぶ。
「はい、なんでしょうか?」
「すみませんが食事は部屋で取らせてもらえますか?」
「え?いいですけど…」
コナミの要望に少し困ったような顔をするトモ。
「どうかしましたか?」
「いえ…ただベットは汚さないで下さいね」
トモはコナミに無邪気な笑みを浮かべる。
「はい、気をつけます」
コナミが申し訳なさそうな顔をするとトモはコナミに聞いた。
「所であの三人とはどういう関係なんですか?」
「ええっと…」
コナミがど言葉に詰まっているとしていると後ろから突然3人が現れ・・・
「妻です」
「愛人だよ」
「妾や」
おのおのが好き勝手な呼称を述べた。
「やっぱり…」
答えを聞いたトモはジト目でコナミを見る。
「こら、お前等!勝手な事をいうな!」
コナミは耳を真っ赤にして怒鳴った。
「あはは!」
3人は蜘蛛の子を散らすかのように去っていった。
「まったく…」
コナミが眉間に皺を寄せているとトモがコナミを見ながら言った。
「本当に妻とかじゃないんですか?」
「あいつらは俺の従者だよ」
コナミは軽くため息を付き、苦笑いを浮かべた
小波の答えにトモは首をかしげる。
「従者ってことは貴族かなんかなの?」
「ちょっと違うな、間柄は部下以上じゃないよ」
「そうなんだ…」
コナミが話を切り上げようとすると扉が開く音が聞こえた。
トモとコナミは音のほうをするほうを向くとめがねをかけた少年がそこにいた。
「あっ!先生!?オイラをおいていくなんて酷いでやんす!」
「???」
「ちょっとちょっと、この人は先生じゃないわよ!」
トモがそういうと少年はコナミの顔をジロジロと眺めた。
「あっ、本当でやんす!……ごめんなさいでやんす…」
「別に良いさ、気にしてないし」
少年が頭を下げるとコナミは優しく言った
「じゃあオイラはもう一度先生を探しに行って来るでやんす!」
少年はそういうとすぐさま出て行った
「なんなんだ、あれ?」
「知らないわよ」
コナミとトモはメガネの少年を呆然としたまま見送った。

698:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:02:32 7Y6Jx21f

そして数時間後
「ええっと…そろそろよね?」
トモが食事を乗せたワゴンを持っていくと部屋の中から荒々しい息使いが聞こえてきた。
(何をしているんだろう?)
トモは扉をそっと開け中の様子を覗く。
そこにはコナミとカズがいた。
カズは小波の目の前で跪いており、小波の顔を熱っぽく見つめている。
腕にロープが巻かれており、彼女は身動きが取れない状態だった。
「コ、コナミ…そ、そろそろええやろ?」
震える声でコナミに訴えかける。
「だめだ、俺は約束を破る奴のお願いは聞かない主義なんだ」
コナミはそういってカズの股間に足を擦り付ける。
「あっ・・・」
クチュリという粘着性な音が響かせながらコナミは足を上下に動かす。
「濡らすのは勝手だが俺はお前のいうことなんて聞かないからな」
「そ、それは堪忍や!」
カズは股間のもどかしさを小波の足で解消しようよ小波の足首に自分のクリを擦りつけようとする。
だんだん気分が高揚してくるがコナミはそっと足を下げてしまう。
「あっ、何でや」
「これじゃ罰にならないからに決まってるだろ?」
カズは切なさと悔しさを混ぜた顔を見せる。
「ほんまに酷いな…」
「お尻叩きの方が良かったか?」
コナミは意地悪そうな顔でカズを見る
「それでもええで、うちはマゾだし」
カズも笑顔で返した後、口付けを交わした。
「んむぅ…ぬんぅ…」
ナメクジ同士がお互いの身体を這うかのように舌と舌とが交わる。
カズの方はもっと積極的で明らかに小波の唾液を飲もうとジュルジュルと吸っている。
コナミはロープを解く。
自由になったカズはキスをしながらカズは小波の服を脱がしていった。
「!?何あれ…」
トモは始めて見る男性器にに驚きを隠せなかった。
始めて見た男性器は太く、大きく、長かった。
(あれがどうなるの?)
トモは完全に部屋の中でやっている情事に目が離せなくなっていた。
(……何をしてるんだろ)
そんな事を考えてはいるが指は股間に伸びていく。
「んん…」
中指をそっとクレバスに触れさせる。
甘い刺激がトモの脳を揺らした。
「こなみぃ!そこはあかんて!お、おかしくなるぅ!」
カズの叫びを聞きながらトモは食い入るように部屋の中を覗き込む。
部屋の中ではカズのクレバスを小波の舌が優しく這っていた。
チロチロチロと蛇の舌がカズの理性を奪っていく。
カズの声を聞きながら今度は舌でクリトリスをコリコリと動かし始めるコナミ。
「ひぃぃ!コ、コナミ堪忍や!堪忍してぇ!」
カズの声を一切無視してコナミはそのままクリを苛め抜く。
舌が動くたびにカズの腰はねじり快楽から逃げようとするもののコナミはカズの太腿を掴み逃げられないようにしている。
「あひいぃぃぃ!」
カズの軽い絶叫とともに股間から大量の愛液が噴出し、コナミの顔を汚していった。

「すごい…」
トモはその場から一歩も動けないでいた。
(エッチってあんな風なんだ…)
処女であるトモにはとても刺激的過ぎた。
だが、これで終わりではない。

699:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:04:19 7Y6Jx21f
「コナミ…入れて…」
カズはすがる様な目でコナミを見つめている。
ただ見つめているのではない自身のクレバスを指でそっと開いているのだ。
「このままだとうち死にそうや…うちはこのまま死にたくない。せやから…」
先ほど絶頂に達した影響か、愛液がとろりとベットに落ちた
「うちのスケベオ×コにコナミの固いもん好きなだけ入れて…」
カズの言葉を聴き、カズにのしかかり耳元でそっと呟いた。
「そんな助平な鬼は俺の金棒でお仕置きしてやるよ」
この言葉を聴いたカズは興奮と恥ずかしさで真っ赤になってしまった。
そんなカズを見ながらコナミは自分のペニスを愛液でグチャグチャになっているクレバスに擦りつける。
「コナミ、じらさんといてぇ…」
カズが涙声で求める。
「分かった、それじゃ…」
ジュプ!という音ともに小波のペニスがカズの体内に入っていく。
トモの方も指をクレバスに突っ込んだ。
「うああああぁ・・・!」
悲鳴と歓喜が混ざった声が部屋の中に響き渡る。
「来てる!うちの中に小波の太いのが来てるでぇ!」
コナミも相変わらずキツイ締め付けに顔をしかめた。

一方のトモも小波のペニスがカズの中に入ったことに興奮をしていた。
「あんなのが入っちゃうだなんて…」
擦るだけじゃ満足できなくなったトモは自分のクレバスに指を突っ込む。
ペニスより音はしないものの指先に生暖かい感触が広まる。
「う、うそぉ…普段のオナニーより感じるなんてぇ…」
トモはこの事実に対し驚きを隠せなかった
「うそ…止まらない…」
いつもより性への欲望が加速しているせいか指の動きがいつもより激しく深くなっていた。
コナミの動きと連動するかのように指が激しく膣壁を刺激していく。
そしていつもより多目の愛液が自分の下着を汚していく。
「オ、オナニーってこんなに気持ちよかったの?」
もう彼女は自身が気持ちよくなることしか考えられなくなっていた。

700:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:04:47 7Y6Jx21f
コナミがカズの締め付けをゆっくりと味わっている最中、カズはゆっくりと腰を動き出した。
「コラ!カズ!勝手に腰を動かすな!」
「そないな、こと言っ、たって、うち、はもう、我慢、の限、界な、んや!」
カズはそう叫ぶと小波のペニスを奥深く刺しこもうと腰を降り始めている。
「くそ、こうなったらこっちも勝手に動いてやる!」
コナミも腰を降り始めた。
「ウヒヒヒ…極楽やわぁ…」
カズの顔は完全にだらしなくなっていく
「だらしない顔しやがって…これならどうだ?」
コナミは思いっきり突き入れカズの子宮を突いた。
固い子宮の入り口を熱い肉がノックして
「んぎひぃ!そ、それはぁ!反則やぁ!」
子宮を突くたびに膣壁がキュウキュウとさらに締め付けてくる。
「まだまだ!」
コナミは腕を伸ばしてカズの豊かな乳房をいじり出す。
「ひぎぃぃぃ!」
胸までいじられたせいでさらにきつく締め上げる。
「うっ!で、出るぞ!」
あまりの良さに小波のペニスが発射体制になる。
「う、うちも!い、一緒に!」
カズはコナミを思いっきり抱きしめる。
「あ、あたしも・・・限界…」
外で見ているトモも絶頂に向かおうとしていた。
コナミが思いっきり深くペニスを突き刺す。
「くぅぅぅぅ!」
「ああああああぁぁ…」
「だめぇぇ!」
三人の絶叫が部屋の中に響くと同時にコナミのペニスから白濁液がカズの子宮に叩き込まれる。
大量の愛液と精液がベットと廊下の濡らしていく。
コナミがペニスを引き抜くとカズのクレバスから大量の精液と本気汁が混ざり合ってドロッと外へ出てきた。
コナミが一息つくとカズの異変に気が付いた。
「まずい!」
コナミはカズに布団を被せる。
「なんや、一体」
カズは何が起こったか理解していていない。
「バカ!角が出てるぞ!」
「え?…ホンマや…」
カズは自分の頭に触れるとコリコリとした感触を感じた。
「ふぅ、仕方ないな。治るまで布団か帽子を被ってろよ」
「了解、ご主人様」
コナミは服を着て扉を開けると…
「!?」
「!?」
トモが部屋の前にいることに驚いた。
「あの…」
「す、すみません!」
トモはそういうと突然下へ走っていってしまった。
「……聞かれてなかっただろうな…もしばれてたら・・・」
コナミは深いため息を付いた。

つづく

701:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:05:19 7Y6Jx21f
以上です

さて、次は武美の番か…

702:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:27:56 kCrRBVHD
GJ!!!
武美期待するぜ!

703:名無しさん@ピンキー
09/12/14 22:20:37 DbHbuc/0
なんだこれ、もっとやれ

704:名無しさん@ピンキー
09/12/14 22:32:47 bI/3IGxM
GJ
つづくだと・・・待ってるぜ

705:名無しさん@ピンキー
09/12/15 16:28:08 nmrLrAUX
GJ!
設定わからないけど、これって12裏?

706:名無しさん@ピンキー
09/12/15 16:35:34 eQ4bvzd9
12裏をベースにオリジナルの設定を入れたみたい

簡単に言えばもしも12裏にあのキャラが出ていたらっていう感覚だと思う

707:名無しさん@ピンキー
09/12/15 22:43:34 o8XX6ywk
最近オリジナル設定とか多いな

708:名無しさん@ピンキー
09/12/15 23:29:30 4SKwm9VH
パロなんだからもっとぶっとんじゃってもいいんだけどね

709:名無しさん@ピンキー
09/12/15 23:54:06 dweeeKQa
例えばレッドが武美を中に入れて戦うとか?

710:名無しさん@ピンキー
09/12/16 00:06:43 22m7t05Q
真央ちゃんは変身しても体があるので
7主と合体できません

711:名無しさん@ピンキー
09/12/16 00:39:08 Dg6AMIw9
体があるからこそ出来る合体があるんだ!

712:名無しさん@ピンキー
09/12/16 00:55:40 s0s65poF
まあ毎晩ベッドの上で違う意味で合体してるんですけどね!

713:名無しさん@ピンキー
09/12/16 05:57:43 mWLAMraJ
真央「合体したい………(ヒーロー的な意味で)」
7主「!?」

714:名無しさん@ピンキー
09/12/16 13:02:04 a2p0mckC
いっちまんねんと~♪

715:名無しさん@ピンキー
09/12/16 13:47:51 22m7t05Q
そして某釣りドラマみたいに「合体」の文字がでかでかと写るっと

716:名無しさん@ピンキー
09/12/16 18:13:00 BeE6NzZF
12裏でナオに敗れ殺された主がナオに操られてサラを襲う。
って話を思い浮かんだけど、
完璧な魔族の娘って人間と交配できるのかって考えると悩む。

717:名無しさん@ピンキー
09/12/16 18:28:10 7Uk+IWT/
設定に懲りすぎなくてもいいんじゃない?
出来る事が限定されてしまうのもアレだし

718:名無しさん@ピンキー
09/12/16 18:33:01 kYdIQdXc
>>731
行為に至るのに身体は問題ないだろうから、妊娠するかどうかの話か?
なら逆に考えるんだ
例えどんなシチュエーションにあろうとも奇跡の一発を出すのが野球主人公クオリティ


719:名無しさん@ピンキー
09/12/16 21:57:39 f9qtyy/x
人型っぽいしいけるんじゃね?
ライカンとのハーフのアキミもいるし絶対無理ってことはないはず

720:名無しさん@ピンキー
09/12/16 22:01:24 6OrW7cM7
パロだからそんなに気にする必要ない

721:名無しさん@ピンキー
09/12/16 22:08:26 22m7t05Q
ライカンの王がロリコンだったという妄想して
メモリーが何かされるなどと考えた俺がいるから問題ない

722:名無しさん@ピンキー
09/12/16 23:02:46 BMG2xC53
アマルダさんがエロすぎて困る!!

723:名無しさん@ピンキー
09/12/16 23:48:30 22m7t05Q
うん、アマルダさんはエロいよ
でも俺が書いたのはイルなんだ
裏4主×イルです、一応前に書いた物の続きです

724:名無しさん@ピンキー
09/12/16 23:48:52 22m7t05Q
俺は本来、一介の村人でしかなかった、いつの間にか勇者と呼ばれてたという感じだ
じゃあ冒険や旅が嫌いかって言ったらそうじゃない、まだ見ぬものへの好奇心は尽きないものである
今回は当ても無いが町に出れば何かネタもあるだろう  
そんな気持ちでここまで来た、昼間の町は活気だっていて賑やかだ
静かな草原にも、生い茂る森にも、絶壁な山にも、そして、町にもそれぞれ
良いところと悪いところがあるものだ、例えば町の悪いところと言えば・・・
「なんだお前もう一度言ってみろ!」
「何度でもいったるわ、邪魔や木偶の坊」
酒場で起きる喧嘩沙汰だ、野次馬にして見れば面白いのだろうが
これで酷い目に遭った俺にして見ればあまり好ましくは無いのだが
今回は何故か覗いてみる事にした、自分の記憶に覚えのある声が聞えたからだ
「ちょっとゴメンよ」
そんな事を言いつつ最前線に割り込むそこに居たのは
「イル!」
そうこの間押しかけてきたイルだった、だか今日は様子がおかしいどうやら昼間から酒を飲んだらしい
「おお、コナミちょうど良い所にいたな、このアホしばいたってや」
「なんだお前この女の連れか!」
はあ、と適当にはぐらかしつつ相手に近づく
「あーの、あんまり彼女怒らせないほうが良いですよ」
「何だと!大体あいつから・・・」
相手の声を割るように別の声が入る
「どいてや、やっぱりあたしがやる」
彼女は魔法ですでに頭ぐらいの大きさの電撃の玉を作っていた
「ひぃぃ」
図体のわりに情けない声を上げて男は野次馬を掻き分け立ち去った
「キャハハハ、何やあれ、情けなさすぎるやろ」
お腹を抱えて笑うイル、そして、呆気なく終わってしまった事に落胆しつつ野次馬は消えていった

725:名無しさん@ピンキー
09/12/16 23:49:33 22m7t05Q
「で・・・何があったんだ」
今、俺たちは宿屋にいる、一緒の部屋だがすでに一線越えているので問題にする事でも無い
「そう、聞いてや、実は・・・」

 事の始まりは昨日

「なあ、ここいらで分かれて行動せんか?」
「何いきなり言いだすんや兄さん」
「なーにワシらは互いが互いを頼りすぎていると思ってな、互いに自立せんとな」
「成る程な、分かったじゃあしばらく別行動な」

 そう言ってウチらは別々の道をいったんやけど

「一人で行動したほうがうまく行く、って言ったんやで!あのアホ兄貴」
どうやら気になって付いて行ったらしい、そして、その台詞を聞いたらしい
「で・・・さっきの酒場で酔っ払っていたのか」
「そうや、あーなんか話したらスッキリしたわ」
そう言って大きなあくびをしてベッドに向かった
「悪いけどちょっと寝るさかい」
相変わらずマイペースである、でも憎め無い
「ああ好きにするといいよ、俺もまだ用事があるし」
彼女が横になるのを確認すると静かに出て行く

外が夕焼けに染まるころに俺は戻ってきた、無駄になるかもしれないが二人分の旅支度をして
部屋に戻ってみると彼女はまだ寝ている
「起こすのも可哀想だな」
椅子の背当てに顔を乗せて彼女の寝顔を観察した
いつもの言動からは考えられないほど穏やかで可愛らしい顔で静かな寝息だけが聞こえる
彼女にとって悪事を働くことは子供の悪戯と変わらないのだろう
無邪気でルールに縛られたくない、どんなに知識があってもやっぱりまだ子供だ
そんな彼女に命を狙われ、助けられて、告白されて、一夜を共にした・・・

726:勇者と悪人
09/12/16 23:50:47 22m7t05Q
そおーっと人差し指を彼女の顔に近づける、ケーキの生地のような頬に触れる
柔らかくハリのある頬、一度触れてしまえば病み付きになってしまう
起こしてしまうと分かっていてもまた手が伸びる、だが、感じた感触は違うものだった
指の腹の辺りから暖かさを感じる、気がつくと視線を感じた
視線の先にはしてやったりっと目を開いた少女
「ふぃかぁったぁ」
指先の暖かさが無くなりいつもの笑顔の少女が目の前に写る
「いつから起きていたんだい?」
きょとんっとする俺はそれ以外言葉が出ない
「あんたが戻ってすぐや、寝た振りしておどかそうとおもうてな」
くすくす笑い始めた彼女にやれやれと思いつつ
「相変わらずで」
「それがあたしやもん、いつまでも不貞腐れてるなんてうちの性に合わんしな」
「そうだな・・・」
ガタンっと椅子が倒れる音がする、一人はそんなことは気にせず
もう一人は気にする暇も無く、ただいま行われている行為に集中する
「またぁ・・・」
「ん?」
不機嫌そうに抗議する、そういえば前も不意打ちにキスをしたのを思い出す
「嫌かい?」
「当たり前や、そういうことはあたしの専売特許や」
「つまり俺はいじられる側ですか」
はい、そうですかと甘んじるのはしゃくに障る、ならばこちらから仕掛けますか
「それはそうと、結構寝汗をかいたみたいだな」
「ん、そうか?」
「ほら、こことか・・・」
頬に出来ている汗だまりを
ペロリ
「!?」
その瞬間に彼女は俺から離れようとしたがさせまいと肩をつかむ
「な、なにを・・・」
「服の下はどうかな?」
魔法使いとしては強い彼女も力は普通の少女
抵抗らしい抵抗も出来ずに下に布一枚を残して細身の体をさらすことになる
まだ酒が残っているのかそれとも恥じらいからか、頬が桜色に染まっている
「では・・・」
そう言って体のいたる所を舐め回す、胸・腹・首・太もも
そのたびに指を銜えている口から色っぽい声が漏れる
「ここは凄そうだね」
彼女の片腕が口を押さえているそれによってわずかに見えるその空間
「あ、あかん!そんなところ・・・」
流石に受けに回っていた彼女も必死に抵抗する
しかし、それも無意味に終わり腋に顔が近づく
「あぁ、嫌ぁ何これ・・・」
(そんな・・・あたし、腋で感じてる・・・)
「やめてぇ、こんなん・・・」
(イってしまう!)
耐え切れずに体を痙攣させて息を切らしている

727:勇者と悪人
09/12/16 23:52:17 22m7t05Q
「イル、大丈夫か?」
「はぁ、あんたのせいやないか、コナミ・・・あんたは変態さんや」
「ごめん、嫌いになったかな?」
「冗談、ほんまに嫌やったら今頃あんたの体は無くなっとるわ」
「ハハハ・・・、でも腋でイっちゃったイルも変態さんだよ」
「言わんといて!あたしも気にしてるんやから・・・でも」
蚊の鳴くような声で最後の方に言うと彼女はこちらに向けて足を開いた
「変態でもええんや・・・もう我慢できないんや」
俯き向きに誘ってくる、断れる人間がいたら見てみたいものだ
最後の砦を取り払われると大量の愛液に濡れた秘所が映る
生唾を飲み込んで自分のモノを開放する、自分で処理することも余り無いので
こちらも我慢できそうに無い、モノを秘所にあてがって愛液で濡らして一気に挿入した
「入って来たぁ、コナミの熱いのが」
「イルの膣も暖かくてヌルヌルしてるよ」
お互いに欲望の望むがままに腰を振りまじめる
「顔がだらしなくなってるよ」
「だって気持ちええもん・・・出たり入ったりしてすごいんやぁ、コナミぃ・・・」
子供が何かねだるような声で話しかけくる
「キスして、さっきより激しく」
彼女の言われるがままに下を絡ませる、下半身は肉と肉とがぶつかり合う音が響く
「またイきそうなんや・・・そっちは」
「俺だってそうだ、イルまたこのまま出すぞ」
「うん、来てぇあんたので膣を一杯にしてえええぇ!」
少女の絶叫が部屋に響いて大量の精液が子宮に注がれていく
荒い息で力が抜けていく二人の繋げていたモノがゆっくりと抜けて
注ぎ込んだものと包み込んでいたものが混ざり合って出てきた

「ねえ・・・」
「ん?」
しばらく何をするでもなくボーっとしていた二人が会話を再開する
「お腹すかへん?」
「まあね・・・」
体を起き上がらせつつ返事をする
「じゃあ何か食べるか」
「そうしよ、そうしよ」
無邪気に喜んでいる彼女を見てまた意地悪してみたくなった
「その後は続きをしようか?」
耳元でささやく
「うーん、料理のランクしだいで交渉に乗りましょう」
その程度じゃこたえませんよと言いたげな顔で言ってきた、流石だね
「そいえばあの荷物あんた一人の分しては多すぎんか?」
「君の分だよ、まあ遠慮するならもって行っていいよ」
「そういう言い方するなら一緒に行くことにするわ」
「あまのじゃくだね、きみは」
「ちがうわ、あたしは誰よりも幸せになりたいだけや」
服を着終わって俺を急かしてしている
これは骨が折れそうだ、でもたのしそうだ
俺は彼女を待たせないために急いで出かける準備を始めた
ちなみに翌日二人は一緒に町を出ませんでした
何でかって? 
二人とも2~3日の間、町に留まったから、なんででしょうね?

728:名無しさん@ピンキー
09/12/16 23:56:02 22m7t05Q
以上
孕本さんなんて呼び方が出回っているがちょっと失礼じゃないかい

玲泉が引退した理由
孕んだから

イルが裏7に出なかった理由
(もしかしたら)孕んだから

アマルダが抜けた理由
孕んだから

・・・

729:名無しさん@ピンキー
09/12/17 01:18:10 Qk2dXQEG
>>743
GJ!!

さすが孕本さんwwwワロタwww

730:名無しさん@ピンキー
09/12/17 03:09:21 yfHam6h3
GJ。久々に問題なく読めた。
天本さんは表も裏も主人公の子を孕む運命みたいだから仕方がないw

731:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:33:53 xI4q7Piw
ひっそりとシズヤ投下
前置き長いしあまりエロくないけど許して

732:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:36:34 xI4q7Piw
「うむ、こんなところかのう」

ナマーズ寮のとある一室、和服姿に袖をまくった女性が朝からせっせと動き回っていた。女性の名はシズヤ、この小さな部屋の住人の一人だ。

部屋の主、兼シズヤの主でもある小波は早朝からトレーニングの為今は不在中。といってもお昼には切り上げると言っていたのでそろそろ帰ってくる頃だが。
そんな主、小波の為に綺麗な部屋で迎えてあげるべく只今掃除に励んでいたという訳だ。

因みにもう一人の住人、魔人は昨日の夜から朝までゲームをしていた為か今だにランプから出て来ない。こういう時は夜まで起きてこないのが鉄則となっている。

「ふむ大体片付いたのう・・・あとはこの本をしまえばよいだけじゃな」

机においてある野球雑誌の類を手に取り、本棚に入れれば掃除は終わり、あとは小波の帰宅を待つばかり。なのだが本をしまう所がシズヤには少々高い段にある。

733:シズヤのメイド修業?
09/12/17 21:39:03 xI4q7Piw
(んん~あと少しなんじゃが・・・ええい!こうじゃ!)
バサッ・・・バサバサバサッ
「!・・・わわわ!」

無理矢理投げ込んだが、運悪く他の本を巻き込みシズヤ目掛けて落ちて来た。床には本が散乱し結果的に先程よりも散かった部屋になってしまった。

「うぅ・・・せっかく片付けたのに・・・む?」

散らばっている本の中で見慣れない本が一冊混じっている。この部屋にある本といえば大体が野球関連の本だが、この一冊はそれとは程遠い表紙を飾っている。

(なんじゃ・・・この本は?これも野球雑誌かのう)

知識の偏ったシズヤが興味を示すのは当然の事で、異色の表紙を飾っているこの本を手に取り適当なページを開いてみる。

(・・・な!・・・・これは!?!)

734:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:41:54 xI4q7Piw
「うぅ~・・・具田君と練習すると別の意味で疲れるなぁ」

小波は今日もチームメイトでありオタクである具田との練習を終え寮に戻っていた。野球の練習をしていたが、具田によるガンダーロボ論を練習中永遠聞かされるはめになり、体よりも精神が疲れてていた。

(ふぅ・・・昨日は魔人が朝までゲームしてて寝れなかったし早く休みたい)

眠気と疲れで危なっかしい足付きながらも何とか自分の部屋までたどり着きドアを開ける。

「ただいま~」

の声と同時に部屋に視線を送るとそこにはシズヤがいつものように待っていた、のだが

「お、おかえりなさいませ・・・御主人様・・・」

「・・・・・・・へ?」

「え~と・・・お昼になさいますか?お風呂になさいますか?・・・そ、それともわ・・・私に・・・」

「・・・・・・・・・」

ぽかんと呆気に取られてしまう。まず状況が理解できない。いや、理解はしているが訳が分からない。何故シズヤがこうなったのか理解不能だ。

「えっと・・・取り合えず座ろうか」

「・・・・・・う、うむ」

735:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:43:38 xI4q7Piw
「よっと・・・ふぅ・・・それでどうしたの?」

「・・・今朝掃除をしていたらこんな雑誌を見つけたのじゃ」

シズヤの頬が赤く染まり、静かに出された異色の表紙雑誌。一瞬小波も何の雑誌か分からなかったが数秒の間に一つの記憶が呼び覚まされた。それと同時に心の中では

(ああああああああ!そうだ!思い出した!寮に来たばっかりの時に一人暮らしってことで買った本だ!わ、忘れてた・・・)

そう、この本は一人暮らしということで誰にも邪魔されず心置きなく自慰行為を出来ると考え買った本だ。しかし引っ越しが終わり、直ぐに2軍生活がスタートしたため完全に本棚に忘れ去られていた。
その懐かしい本が今、目の前に置かれている。しかも女性に発見された形で。

「いや!こ、これは・・・その・・・」

「よ、よいのじゃ小波、恥じることではないぞ、男というものは常に欲望と戦っていることは知っておる・・・ただ」

「・・・ただ?」

「お、おぬしがメイドというものを好みだったとは・・」

表紙に写っているのはメイドのコスプレをした女性。美人メイド12連射と、いかがわしさ丸出しのタイトルも大きく書かれている。

「ち、違うって!これは偶然この雑誌だっただけで!」

「しかし・・・小波は以前私に御主人様と呼んでほしいと言っておったではないか・・・」

「ぅ・・・」

確かに呼んでほしいと言った記憶がある。あれは単なる好奇心のようなものだったのだが、ここに繋がってしまっては反論も出来ない。

736:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:46:16 xI4q7Piw
「小波はこういった・・・こ、行為もしてほしいのか?」

シズヤがそういって雑誌を手に取り、恥ずかしげにとあるページを開いた。そのページを見てまた小波は驚かされる。
そこにはメイドが御主人様と呼ぶ男の男性器を舐めるという所謂、奉仕を行っている場面が書かれている。

「な!ち、違う!断じてそんなことはないから!」

必死に否定するがなんとも説得力がない。そんな小波にシズヤは顔を朱色に染めて目を合わせてくれない。

「・・・」

「・・・」

どんどん気まずい雰囲気になっていく。嫌われ呆れられそして見放されるかもしれない。そう考えると小波にとっては先程までの疲労と眠気が一気に飛び、新たに苦痛を味わう嵌めになってしまった。
そんな沈黙の中シズヤが小波に聞こえるか聞こえないかの小さな声で囁いた。

「その・・・この行為を、小波が望むのならわ、私は・・・構わぬ・・・ぞ」

「・・・へ?」

予期せぬ言葉に本日二度目の呆気に取られる。
「・・俺の事嫌いになってないの?」

「・・・ぬ?何故そうなるのじゃ・・・大体嫌いだったらあんな出迎えはせぬわ・・・」

「あっ・・・そっか」

途中から自分が恥ずかしさに追い詰められ忘れていたが、シズヤはメイド調の出迎えをしてくれていた。確かに嫌いな人間にすることではない。むしろ喜ばせようと考えるした行為だろう。

737:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:50:06 xI4q7Piw
(シズヤ俺の為に・・・)
そう考えるとさっきまでの苦痛が歓喜にかわっていく。なんとも単純な男である。しかしそんな小波でも見境はあるらしく

「そ、それでもだめだだめだ!そんなことしなくていいから!」

「気にしなくてもよいぞ、私は小波を助ける為にいるのじゃ、そういった苦しみも救うのも私の役目じゃ!・・・それとも私では嫌か?」
上目遣い、そして瞳が潤んみ、魅力的な言葉で心が大きく揺らぐが

「い、いや・・・シズヤの事は好きだよ、だからそんなことさせたくないんだ」

「!・・・・・・・そうか」

どうやら諦めたらしい。シズヤは何故か更に真っ赤になって目を閉じ俯いてしまった。しかし、非常に誠にすっごく残念だ。しかし少しは反省しなければならない・・・だけど勿体ないなぁ、なんて考えていると

「えいっ!」
ほわわ~ん

「ん?え!ちょっ!か、体が動かないんだけど!シズヤさん!?」

どうやら術を使ったらしく、体が硬直したまま動かない。動揺している小波を余所にシズヤが近づき

「断るなら仕方ないのう・・・こんな不埒な雑誌を隠し持っておった罰じゃ」

などと言い不慣れな手つきでチャックを降ろしていく。

「えええ!さっきまで男なら仕方ないっていってじゃないか!」

「き、気が変わったのじゃ!やはり許さぬ!これからは・・・こんなもの必要ない」

「で、でも!はぅっ・・・」

まだ抵抗しようと思った矢先、小波の一物を滑らかな手が包み込んでくる。この奇妙な同居生活が始まってからというもの、長い間処理を行っていなかった為、既に大きく成長を始めていた。

738:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:53:00 xI4q7Piw
「ふふふ、口では抵抗しながらも体は正直じゃのう・・・御主人様」

何処で覚えたのやら何ともオヤジ臭い台詞を吐きながらもその通りの自分が情けない。

「おぉ、今ピクンとした・・・御主人様は可愛いのう」

そして度々言われる御主人様の一言でまた反応してしまうから尚情けない。

「シズヤ・・・せめて体の拘束を解いてから・・・」

「だ~めじゃ、これはお仕置きなのだから・・・それにこういう行為の方が興奮するのじゃろう?」

確かに興奮するがそれは反対の立場であって、やっぱりシズヤの知識はどこか偏っている。

「これを舐めればよいのじゃな・・・」

シズヤが恐る恐るといった感じに口を近づけ控えめにペロッと舐める。ヌルヌルとして温かい舌が少しずつ小波の竿を攻めていく。

「御主人様・・・んっ・・・こんな感じで・・・よいか?」

「う、うん・・・すごく気持ちいい」

「そ、そうか・・・ならよいが・・・」

感じさせて嬉しいのか顔には無邪気さが伺え、もっと喜んでもらおう頑張ってる子供のようにも見える。
ペロペロと舐めていたのが、徐々に慣れてきたらしく小さな口で鬼頭を包み込み先端を刺激し、その間も片手では竿をしごき、もう片方では袋を優しく愛撫でしていく。

739:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:54:46 xI4q7Piw
「んむっ・・熱いのう・・・ちゅ、ちゅる・・・・・ぷはっ・・はぁ・・・御主人様ぁ・・・んちゅ」

こんな初々しい舌使いと健気に奉仕をしているシズヤを見ていると正直長く耐えれそうにない。

「シ、シズヤ、・・・はぁ、左手だけでも解いてくれないかな・・・頼むからさ」

「んっ・・・むぅ・・・し、仕方ないのう・・・ほれ解いたぞ」

どうやら奉仕に夢中らしく判断が甘くなっているらしい。簡単に術を解いてくれた。動くようになった左手で優しくシズヤの頭を撫でていく。

「んっ・・・なんじゃ、そんな事をするために左手を動かしたかったのか」

「だってシズヤ凄く可愛いから、無性に撫でたくなっちゃって」

「っ!御主人様・・・んむっ」

先程より激しい舌使い、指使いで愛撫でされる息子は、もう限界と知らせるようにビクビクと脈うっている。

「シズヤ・・・もうやばい・・・」

「はぁ・・・いつでも・・・出してよいぞ・・・んっ」

「ううっ、シズヤ!」

「んむっ~!んっ・・・ん~」

ドクドクという音が聞こえそうなほど勢いよくシズヤの咥内に注ぎ込まれている。シズヤもその量に驚いた表情をしていたが、そのまま少しずつ飲み干していく。

「ご、ごめんシズヤ、大丈夫?」

「・・・はぁ・・・はぁ・・・変な味じゃ、じゃが小波のものだと思うと不思議と嫌ではないのう」

微笑むシズヤはなんとも喜色ある言葉を漏らしていた。

740:名無しさん@ピンキー
09/12/17 21:56:50 xI4q7Piw
「じゃあ、そろそろ拘束を解いてほしいんだけど」

「何を言っておる?まだお仕置きは終わっておらぬぞ」

「・・・え?」

「これではお仕置きと呼べぬ、こんな雑誌を必要とせぬ位抜き取っておかねばのう・・・ふふふ、では二回表と行こうかのう」

「シ、シズヤ?それってまさか九回まであるんじゃ・・・だ、だめええええ明日試合あるんだからあああああ!」

こうして平和な休日の午後は過ぎて行きました。

~その夜~
「も、もうだめ・・・今日は疲れた、練習よりも疲れた」

「ふぁぁぁーよく寝たでマジン・・・ん・・・クンクン・・・何だか烏賊臭いでマジン!御主人様!内緒でスルメイカ食ったでマジンね!私にもよこすでマジン」

「お願い・・・もう休ませて下さい」

~坪の中~

(う~む・・・あんなに飲んでしまったが・・・妊娠せぬか心配じゃのう)

やっぱりシズヤの知識は偏っていた。

おわり

741:名無しさん@ピンキー
09/12/17 22:00:54 xI4q7Piw
見直すとエロ凄く短かったが許してくれ

それじゃあピンクが投下されるまで大人しく待機する

742:名無しさん@ピンキー
09/12/17 22:02:07 ulqZbDh3
GJ!
シズヤかわいい!

743:名無しさん@ピンキー
09/12/17 22:05:12 WtFUnxL/
乙。

744:名無しさん@ピンキー
09/12/17 22:08:50 cSsBt9qH

口だけで9回とかw

745:名無しさん@ピンキー
09/12/17 22:35:06 NjoHMyEB
GJ
飲んでも妊娠せんww

746:名無しさん@ピンキー
09/12/17 23:13:28 HAwez32+
GJ
いま書いてるんだけど
五十鈴ってカズのことなんて呼んでるの?

747:名無しさん@ピンキー
09/12/17 23:43:25 a8aO1fIR
GJ
本編で呼んでるかどうかはわからないけど他の人の呼びかた的には五十鈴なら大江って呼び方でいいと思う。


748:名無しさん@ピンキー
09/12/18 00:22:45 AErine0A
>>762

じゃあ続編ってことになるけど途中まで投下する

749:10主ハーレム 妙子の思い出
09/12/18 00:23:36 AErine0A
2月。
小波がシーズンオフでずっと家にいるのに6人たちはそれどころでなかった。
原因は先日のどう見てもいきなりで違和感MAXなカズの妊娠発言にあった。
「全く、これは冗談じゃ済まされないぞ、カズ」
紫杏がお茶をすすりながらボヤく。
「いやいや、関西人にはボケとツッコミが足りんとやってけんから」
和那は笑いながら答える。
先日の和那妊娠騒動は小波の
「なんでやねええええええええん!!!」
のツッコミですぐにネタ晴らし。
でも、他の5人もどうせ嘘だろと思いながら平静を装い不安を隠していた。
「(いつきのことがようやく解決したと思ったら・・・・)」
「(お姉ちゃんも大江さんって普段のアプローチが積極的過ぎて冗談にしても気味悪い・・・)」
「(な、なによどうせ違うクラスで一歩引いた私はそんなことできませんよ)」
「(ダメだ・・・どうしても深層心理にもし本当だったらって不安が・・・)」
「(なんでカズばっかこんな冗談もありなんだ。
ムキー!!!あたしだってカズ並みに過酷に生きてきたのにーーー!!)」
「話し変わるけど、ウチ皆に言いたいことあるんやけど」


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