パワポケでエロパロ12at EROPARO
パワポケでエロパロ12 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
09/11/29 23:12:24 e3mBOfXs
ゲーム内の性格だと武美が一番恥ずかしがりそうだけどな

501:名無しさん@ピンキー
09/11/29 23:17:29 wS5PK7wL
武美は胸のパネル開いてるの見られてさえたいして動じてなかったような
実験とかで裸見られるのぐらいは慣れてそうだけど

502:名無しさん@ピンキー
09/11/30 00:00:30 n0NhYzA5
アカネはまあ、天才らしいだから普通に上手いだろう
すべての技能の代わりになるし

503:名無しさん@ピンキー
09/11/30 00:08:45 40yx+tHn
武美はいつでもインターネット見れるから大丈夫

504:名無しさん@ピンキー
09/11/30 00:22:19 24Qn6vyn
むしろネットで間違った知識を仕入れて現実とのギャップに戸惑ってくれるほうがいい

505:名無しさん@ピンキー
09/11/30 00:42:55 ejPiCVi4
相手の風来坊さんの経験は?

506:名無しさん@ピンキー
09/11/30 00:50:20 3cDduZ/R
童帝か無双か
何故か極端なイメージしかない

507:名無しさん@ピンキー
09/11/30 01:16:34 NQkGtNeJ
589の主人公は経験ありそうだ

508:名無しさん@ピンキー
09/11/30 07:04:09 wBlTXxl2
6主はどうかな?
みんな試験管から生まれる世界は嫌だぜ
学生組は無いだろう

509:名無しさん@ピンキー
09/11/30 09:14:39 veOFAoK3
鈴音に体力80吸われたときの驚き方を見ると有り得ないとも思えないから困る

510:名無しさん@ピンキー
09/11/30 19:35:23 eqrrTQkQ
実は無双のダッsh(殴

511:名無しさん@ピンキー
09/11/30 20:28:05 5nmMCfo7
今時のガキはやりかねないから困る。

512:名無しさん@ピンキー
09/11/30 21:10:12 wBlTXxl2
やるのは構わんが(マテ
ダッ主は地雷があるから踏んだら鬱になるだろう
いや待て、年上ばっかりだから教えて貰う手もあるな

513:名無しさん@ピンキー
09/11/30 21:12:06 NQkGtNeJ
性的虐待という線も捨てられないがな
暴力はいるけど過去に性的虐待受けた
ってキャラはまだいないよな?

514:名無しさん@ピンキー
09/11/30 21:15:10 ew6dUoK8
茜ってそうじゃなかったのか…と思ったけど博多だからそんな可哀想なことはしないか

515:名無しさん@ピンキー
09/11/30 21:18:39 ZnppZX/E
昔何かで二重人格者のほとんどが性的虐待を受けてるとか聞いたな
パワポケで二重人格というと・・・シルバーはちょっと違うか

516:名無しさん@ピンキー
09/11/30 21:40:51 veOFAoK3
>>529
俺も思ったことなかったぜ

517:名無しさん@ピンキー
09/11/30 22:51:29 Uc9tSPIm
エロゲーじゃないから流石にそれはない

518:名無しさん@ピンキー
09/11/30 22:59:23 wBlTXxl2
そこまでいったら流石に仕事をしないceroもだまちゃくれないだろう

519:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:02:53 24Qn6vyn
むしろ危ないのはしのぶあたりだろ
てか俺が翼だったらそうする

あ、もちろん現実で実行はしませんよ?(というかできる状況でもないし)
念のため

520:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:43:38 g/eGwb+U
12の発売が嬉しくて全作品盛り込んだ小ネタを書いたら無茶苦茶長くなって中ネタ位になってしまいました。
非エロどころか女の子すら出てこないギャグ物です。(しかも台本形式)
 興味の無い方、苦手な方、はスルーでお願いします。(て言うかスレ違いの様な・・・)

タイトル『もし和桐が球団を持ったら』

では投下!

521:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:44:13 g/eGwb+U
――とある料亭

二波「そろそろ時間か・・・」
五波「いよいよですね。新しい球団社長がお見えになるのは」
二波「わかってると思うが、今日は重大な日だ粗相のないように」
五波「わかってますよ。でもまさかツナミが倒産して和桐に吸収されるとは思いませんでしたね」
二波「しかも、今日会う新しい球団社長は過去に一度倒産した和桐を、ほぼ一人で復興させた伝説の人物だ」
五波「一筋縄で行く人物じゃなそうですね監督」
二波「そうだな・・・ 本来ここに居るのは僕じゃなくて水木さんのはずなんだが」
五波「不倫問題で槌田さんと逃げちゃったんでしたっけ?」
二波「まさか愛ちゃんと不倫してるなんて正直ビックリだったよ」
五波「しかし、その槌田さんも含めて昔五股してた二波さんが監督になるんですから、世の中わかりませんね」
二波「うるせえよ! 未だに弓子にそのこと突つかれるんだよ。それに同じ年なんだから“さん”付で呼ぶなよ!」
五波「まぁ、一様監督とコーチですし」(本当は年下なんだけどな~)
二波「昔は呼び捨てだったのに、久々に会ったのに“誰でしたっけ”って言われた時はスゲー引いたぞ!」
五波「あまりにも久しぶりだったんで・・・」(本当に初対面だったんだけどな・・・)
二波「まぁ、コーチとしての腕は買ってるがな。昔は自分の事しか考えない奴だったのにまるで別人みたいだぞ」
五波「そ、そうですか?」(まさかバレてないよな)
二波「今年のウチのチームは全然今までと違うもんな」
五波「そうですね、大神とジャジメントの合併と今回の和桐の吸収劇での混乱で選手がほぼ総入れ替えになってしまいました」
二波「それを上手くまとめ上げてるんだから流石と言いたいが、あえて一つ言わせてくれ」
五波「何ですか?」
二波「オマエが連れて来たジンライとかいうコーチ、走塁コーチなのにあの腹はないだろう」
五波「えっ! そ、それは本人が安全日だっと言っていたのに・・・ その、えっと・・・」
二波「あのな誰もオマエの奥さんの話をしてるんじゃないんだが・・・ まあ本人にはダイエットする様に言っとけ」
五波「はぁ~」(帰って珠子に何て言えば・・・)

522:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:45:11 g/eGwb+U
――ガラガラガラ

六波「失礼するよ」
二波「これは球団社長」
五波「いつもお世話になっています」
六波「厭々、そちらの方が年上なんだからそんなに畏まらなくて良いよ」
二波「はい、では早速これが開幕戦のスタメンオーダーと一軍ベンチ入りメンバーです」
六波「どれどれ・・・ あれ? 変だな僕の名前が載ってないんだが」
五波「えっ?」
六波「だって、折角球団社長になったんだからプロの打席に立ちたいじゃないか」
二波「あぁ成程、五波コーチ済まないが六波球団社長の始球式は何試合目だったかな」
五波「確か開幕戦は和桐オーナーが、二試合目は元アイドルで監督の愛人の園h・・・フゴッ」
二波「じゃあ、二試合目の元アイドルはキャンセルで球団社長にして差し上げなさい」
五波「フゴフゴ(はい)」←口を塞がれている
六波「そうじゃなくてだな、僕は何番で何処を守れば良いんだ? ただ仕事があるから出来れば代打の切り札が良いな!」
二波「あの~ 社長が草野球で大活躍されてるのは知ってますが、プロ野球では通用しませんよ」
六波「ふふふっ、君達は知らないかもしれないが、僕は昔現役メジャーリーガーの球をホームランしたこともあるのだよ」
二波「はいはい、それは夢の中の話ですか、それともゲームの中のお話ですか」
五波「そういえば、最近はゲーム内の野球ゲームをしてるだけなのに野球ゲームの主人公とか言ってる奴がいるそうですよ」
二波「それ何て最新作だよ! まぁ二軍の試合なら何とかなるかな?」
六波「僕は一軍でやりたいんだ!」
二波「駄目です。一軍ベンチは二十七人しか入れられません」
六波「全く監督は話の解らない人だな、そうだ君からも何か言ってくれないか。なぁ~ 小・杉・ヘッドコーチ」
五波「!?」
二波「社長、こいつは小杉じやなくて、五波ですよ。確かに昔ライバルで騒がれ・・・フゴッ」
五波「かっ、監督ここは球団社長の顔を立てて一度検討だけでもしたげたらどうでしょう」(何でこの人俺の正体知ってるの)
二波「フゴフゴ(そうか?)」←口を塞がれている

523:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:46:39 g/eGwb+U
六波「いや~、流石ヘッドコーチ話が分かるね~」(まさか小杉本人に直接聞いたとは思うまい)
二波「そう言われても、誰を外せばいいんだ?」
六波「それならこの選手何てどうだ?」
二波「え~っ?」
五波「そ、その人は・・・」
六波「彼なら年齢も、そう君達と変わらんしもう引退した方が良いんじゃないのか」
二波「あのー、ウルトラマンって最初のウルトラマンが頑張ったから今でもシリーズが続いてるんですよね?」
六波「そうかもな」
五波「あのー、仮面ライダーって最初の一号が頑張ったから今でもシリーズが続いてるんですよね?」
六波「何が言いたいんだ?」
二波・五波「「阪神が金本外すぐらい無理です」」
六波「イチイチ口答えするなや! 何でウチのチームに垣内と杯交わした奴がいるんじゃ! ガタガタ言ってると沈めるぞ!」
二波・五波「「わっー 御免なさい。い、命だけは御助けを!」」
六波「あっ、ごめん昨日妻の実家の手伝いをしたんで、そのときの口癖が・・・」
二波(奥さんの実家て・・・)
五波(ヤ“ピー”かな)
六波「とにかく本人に引退勧告を・・・」

――RRRR、RRRR

二波「電話鳴ってますよ」
六波「誰だよこんな時に・・・」

―― ピッ!

『もしもし六波ですけど・・・ あっ寺岡博士・・・ もし一三波選手に酷いことしたら辞めるって、それじゃ歴史が、
いやそれよりも博士に出て行かれたら会社が・・・ えっ?、じゃあ一三波選手に酷いことをするのかって、いやそんなことは
絶対しませんよ~・・・ 解りました一三波選手は特別待遇にしときます・・・』

―― ピッ

二波「あのー どうしました?」
六波「一三波選手って自分から辞めたがってない?」

524:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:47:30 g/eGwb+U
五波「この前、『俺、実年齢より三歳ほど若いんでまだまだ行けます』と言ってましたよ」
二波「そういえば、アイツ空白の三年間ってあったな」
六波「何でそんな中途半端にそいつサバ読んでるんだ」
二波「それだったら彼の奥さん三〇歳位サバ読んでますけど」
六波「それは行き過ぎだろが! どんな年の差カップルだよ!」
五波「それが見た目は年下なんですよね」
二波「あの容姿で年金貰えるのおかしいよな!」
六波「絶対その夫婦おかしいだろ!」
五波「ウチのチームでは割と普通のカップルですよ」
二波「だって普通の人間だもんな」
六波「おい普通の人間じゃないってどんなんだよ! まさかサイボーグとか超能力者とか言うんじゃないだろうな」
五波「まさか~」
二波「そんなの居たら見てみたいですよ」
六波「えっ! 違うの? じゃあどんなのが居るんだ!」
二波「まず、軽いところでウチの頼れるベテラン四波選手の奥さんなんですが」
六波「いや待てよ、彼女なら知ってるぞ我社の山田くんの妹さんだろ。大人しい感じの美人だったぞ」
二波「それが彼女、誘拐、放火、食品異物混入の容疑で警察にマークされてたんです」
六波「えっ・・・ ホント?」
五波「結局証拠が出てこなかったから逮捕できなかった上に時効になったそうですが」
六波「じゃあ、最初から冤罪だったたんじゃないのか?」
二波「一度四波本人に聞いてみたんだけど、黙って苦笑してたんです、多分あのときの眼は本当だと思う」
五波「噂では彼が一番の被害者らしいのです」
六波「そ、そうなのか」
五波「次に凄いのがエースの七波の奥さん何ですけど、元戦隊物ヒーローなんです」
六波「昔戦隊物の被り物をしてた人の何が変なんだ?」
二波「いえ本物です。しかも戦隊チームが解散した今でも普通に世界平和の為に日夜闘ってるそうです」
六波「ちょっと待てよ、もし本物だと言うからにはちゃんと変身するところ見たんだろうな?」
二波「当然ですよ」
五波「凄かったですよ。一瞬完全に全裸になった時は感動で涙が出ましたよ」
六波「えっ全裸・・・」
二波「今一瞬想像したでしょ」
五波「社長って意外とムッツリなんですね」
六波「うるせっー、何でそういうのって普通秘密なもんだろう。何で見れたんだよ」
五波「『旦那を一軍でプレイさせてやりたいだろ?』っていったら意外と簡単でしたよ」 
二波「快く承知してくれて嬉しかったな」
六波「悪の組織が無くならない理由が今解った」

525:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:48:07 g/eGwb+U
五波「次はウチの大砲八波の奥さんですね」
六波「あのな~ 彼の奥さんてあれだろ、ワイドショーで見たけど自分の事を宇宙人とか言ってる痛い女だろ」
五波「えっ! 彼女は本物ですよ」
二波「そうそう、前に旗を持った怪しい宇宙人に襲われた時も助けてくれたもんな」
六波「おいおい、良い大人が何を言ってるんだ。夢でも見たんじゃないのか」
五波「それが八波はウチで一番喧嘩とかその部類の事が強いのに、夫婦喧嘩でいつも大怪我してるし」
二波「テロリストが一個大隊で襲ってきても撃退しそうなのに、夫婦喧嘩で去年のシーズン棒に振ったし」
六波「大の大人があんなヒョロヒョロの女の子に負けるはず無いだろが! 本当は違う理由だったんだ」
二波「そうは言っても、実際に夫婦喧嘩してるところ見たけど最早人間業じゃなかったもんな」
五波「あの強い八波がヤムチャの様でしたよ」
六波「う、嘘だろそんなに強いのかよ」
五波「その気になれば奥さん地球でも破壊出来るそうですよ」
二波「彼女が人類にとって天使になるか、悪魔になるかは八波の頑張り次第だな」
五波「それを言うなら、良いも悪いも八波次第ですよ」
六波「ひよりん星人というよりサイヤ人だな、もうちょっと普通がカップルは居ないのか」
五波「それだったら、今年のドラフト一位の走波の彼女なんてどうです」
六波「・・・まさかと思うが、桃の木の精とか、本当は犬だったとか言うんじゃないだろうな」
二波「どれだけ想像力豊かなんですか、ただ珍しいだけですよ。自分の妹彼女にするなんて」
五波「普通に兄妹いる奴からしたらありえませんもんね」
六波「ちょっと待て、今までの話で一番不味いんじゃないのか」
五波「それが肝心の妹の方が、自分が実の妹であることに気づいていないそうです。本当の事知ったら別れるでしょうね」
二波「周りの人も知らないし、真実を知ってる義理の父の水木さんが行方不明ですからね。バレる事も無いらしいです」
六波「オマエらな、周りや本人にバレるバレ無いよりも血の繋がってる兄妹なのが問題なんだろうが」
二波「何を言ってるんですか社長」
五波「血の繋がってる妹なんている訳ないじゃないですか」
六波「も、もう良い」(早くこいつ等何とかしなきゃ)
五波「次はテスト入団の九波選手ですが、奥さんがもう死んでるそうです」
六波「それはお気の毒だが、何が普通じゃないんだ?」
五波「違いますよ。今の奥さんって死んだ後かららしいですよ。付き合い始めたの」
二波「良いよな~ いつまでも若いままだし、夏は涼しいし、肌は美白で透明感があるというより透けてるし」
六波「ま、まさかそれって幽・・・」
二波「シィーッ! 駄目ですよそれ以上言っちゃ」
五波「それ気づいちゃったら、成仏しちゃうじゃないですか」
二波「もし成仏しちゃったら貴方どう責任取るんですか!」
六波「す、すまん」(良いのか?)

526:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:50:42 g/eGwb+U
五波「次はちょっと懐かしいですね。ウチの守備の要の十一波なんですが」
六波「名前で突っ込みたいんだが・・・ まあ良い、ところで何が懐かしいんだ」
五波「アイツ白い青磁の壺肌身離さず持ってて、いつも『これは良い物だ』とか言ってるんですよ」
二波「おいおいアイツが寝る時も抱いて寝てるのは知ってるが、別に壺と付き合ってる訳じゃないと思うぞ」
五波「えーっ! そうですか?」
六波「普通はそうだ」
二波「あれはアクビをしたら可愛い女の子が出てくる壺に決まってるじゃないか」←半分位あってる
六波「ちょっと待て!!」
五波「じゃあ! クシャミをしたら何でも願いを叶えてくれる魔人も出てくるんですね」←1/3位あってる
二波「畜生! 何てこった十一波の奴俺達の子供のころの夢を叶えてやがる」
五波「アイツ何処で手に入れたんだ」
六波「・・・」(こいつ等を首にするなら今しかない)
五波「最後は、ウチのスター選手の十波何ですけど、結構なセレブと付き合ってるんですよ」
六波「セレブとと言えば雪白家か野崎家の御令嬢が有名だよな」
二波「あっ! そこら辺は八波、九波に聞いて下さい」
六波「・・・?」
五波「何と! 大神とジャジメントの合併をほぼ一人でまとめ上げた。神条元社長です」
六波「そういえば十波選手と神条元社長は同じ高校の同級生らしいな、その時付き合ってたのか」
二波「多分そうだと思いますけど」
六波「昔はウチは大神陣営だったからジャジメントとは敵対してたけど、一度会ってみたい人物ではあったな」
五波「えっ! そうだったんですか」
六波「当り前だろ、歴史上の人物なんて簡単に会えるものじゃないしな」
二波「じゃあ十波に頼んでみましょうか」
六波「といっても彼女の生前の品とか見せて貰ってもな~」
二波「えっ? 生前て・・・ 彼女生きてるよな」
五波「そうですよね?」
六波「えっ・・・ 俺何処で歴史修繕ミスったの?」
二波「歴史修繕って?」
六波「ゴホゴホ! いや~ 確か彼女って確かテロリストに打たれて死んだんじゃなかったけ?」
五波「それ何ですけど、一応彼女一回は死んだんですけど数時間後息を吹き返したらしいです」
二波「その後『今社長である神条紫杏は死んだ』とか言ってずっと十波にベッタリですよ」
六波「・・・」
二波「どうしたんです?」
五波「言っときますけど喋っちゃ駄目ですよ。彼女は安全が保障されるまで死んだ事になってるんですから」
六波「いや、もし次回作で本当にそんな事になってたら皆どんな顔するだろう」
二波・五波・六波「「「・・・・・・」」」

527:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:51:21 g/eGwb+U
二波「まあ、こんな感じですかね」
六波「本当に無茶苦茶だな」
五波「じゃあ、もう時間も時間ですし」
六波「そうだな帰るか・・・ と言うと思っただろう」
二波「ちぃ」
五波「誤魔化しきれなかったか」
六波「僕を試合に出すと言うまで帰さないからな」
二波「じゃあ、もういっそう木村を逮捕したら良いじゃないですか」
六波「ちょっと待て、何で僕が木村とかいう選手を警察でも無いのに逮捕するんだ」
五波「あれ、さっきから二回ほど歴史がどうのって言ってたからタイムパトロールの人だと思ってたんですが」
六波「ゴホゴホ、まぁ僕は違うんだけど何で木村選手が未来の人だと思うんだい」
二波「だって社長も木村も生年月日が遥か未来になってますよ。年号も聞いたこと無いし」
六波(しまった! そんなミスが・・・)
五波「それで俺昔木村と酒飲みに行ったとき、酔った彼に世界征服した暁には幸せ島とかいう島をやるとか言われましたよ」
六波「うっ・・・ 思い出したくない名前が」
二波「良いなあ海外か~ 俺なんて日の出島だぜ、四波に聞いたら何もないって言ってたな」
六波「いや、それって酒に酔ってデカイ事言ってるだけじゃないのか」
二波「いえ、昔世界征服の予定表配ってましたよ」
五波「今半分位のところですよね」
六波「嘘・・・」
二波「ホッパーズやナマーズの時はもう配って無いらしいからプレミア物だよ」
五波「ある日配らなくなったから何でか聞いたら、タイムパトロールが来たからって言ってましたし」
二波「ドクターとかいう人から聞いたそうですよ」
六波「それっていつ位から言ってたのかな?」
五波「大神がモグラーズを買収してから初めて優勝した。次の年からだったと思いますよ」
六波「計算が会うな・・・」
二波「あれどうしたんです? 急に立ち上がって」
六波「俺ちょっと言ってくるわ」
二波・五波「「行ってらっしゃ~い」」

五波「五月蝿いのが居なくなりましたね」
二波「やっと平和になったて感じだよな」
五波「でも木村大丈夫ですかね」
二波「あいつなら大丈夫だろ。結構世渡り上手だし」
五波「それ全然関係ないですよ。たぶん」

――こうして地球の未来は守られたのでした。めでたしめでたし!

六波「・・・こんな終わりで本当に良いのかな」



528:名無しさん@ピンキー
09/11/30 23:52:03 g/eGwb+U
以上!! やっぱスレチだよな・・・

529:名無しさん@ピンキー
09/12/01 00:30:41 haN0smpj
面白かったよ

530:名無しさん@ピンキー
09/12/01 01:28:28 cJ/yK7ZC
GJ!
口調だけでもキャラクターが十分つくれてる

531:名無しさん@ピンキー
09/12/01 01:30:44 gzjiMir6
別場所でリク受けたんで投下してみる
キャラ選択に迷ったけど武美で
URLリンク(rainbow2.sakuratan.com)

532:名無しさん@ピンキー
09/12/01 01:38:18 oCDePuWe
普通のエロ絵ならこっちなんじゃね
スレリンク(ascii2d板)

533:名無しさん@ピンキー
09/12/01 01:52:19 8kwpP7Pl
>>542
カップリングに異議があるがGJ
台本形式なのに上手いな

>>546
スクロールしても下が見えないのはバグか?

534:名無しさん@ピンキー
09/12/01 02:09:40 r2CaOmfO
心で見るんだよ

535:名無しさん@ピンキー
09/12/01 08:39:02 Tgq+hUgH
>>546
久我さん!久我さんじゃないか!萌えスレの
リクしたのは他ならぬ自分ですけど…
武美可愛い!

536:名無しさん@ピンキー
09/12/01 13:22:52 T1HxGQIF
見れないからどんな絵か教えてくれ

537:名無しさん@ピンキー
09/12/01 13:25:43 neSmyXPI
sageもできない携帯厨氏ね

538:名無しさん@ピンキー
09/12/01 13:55:09 T1HxGQIF
>>552スマンsage忘れた

539:名無しさん@ピンキー
09/12/01 14:23:40 5J36F1Vr
保存忘れた…orz
確か武美がパイ射されてる絵…だっけ?
上半身のみ

540:名無しさん@ピンキー
09/12/01 16:27:34 T1HxGQIF
>>546武美かわいいよ

541:名無しさん@ピンキー
09/12/01 22:10:02 jyF0mOPU
>>546
GJです!
武美の名前の由来ってきっと
「武美→たけみ→takemi→take mi→take me→私を連れて行ってください」なんだよな
やっぱり武美はかわいいな

542:542
09/12/01 22:15:45 BtPbUJMk
思ったより褒められてるラッキー!

でも>>546がもう見えねorz

543:名無しさん@ピンキー
09/12/01 22:33:58 neSmyXPI
携帯(笑)

544:名無しさん@ピンキー
09/12/01 22:37:35 +jl5pViZ
実際のところ名前ってどうやって決めてんだろうな

545:名無しさん@ピンキー
09/12/01 22:51:54 T1HxGQIF
>>559適当だと思う

546:名無しさん@ピンキー
09/12/01 23:10:39 5J36F1Vr
>>559
名前はキャラデザ考えた人がデザインと同時に決めていることが多いからな、その人の趣味も影響するだろうね。
藤岡さんは~子ってキャラ多いし。

ただ最初は仮名にして、あとから雰囲気とか立場等に合わせて調整ってのが一般的だと思う
デザインは初期とけっこう変わるからな

>>560
適当って………
んなわけないだろw
小学生とか中二かよwww

適当で紫杏とか出てくるかよwww
ちなみに紫杏の由来は化学物質のあれだと思ったんだ。

547:名無しさん@ピンキー
09/12/01 23:35:33 qngcxuTV
まぁ天月五十鈴なんて急にパッと浮かばないよな

548:名無しさん@ピンキー
09/12/01 23:36:48 T1HxGQIF
>>561適当ってのは>>556みたいな深い意味はないってことな
適当に思いついた名前ってことは流石にないだろ

549:名無しさん@ピンキー
09/12/01 23:44:33 T1HxGQIF
スマンsage忘れた
三浦さんのキャラは季節に関係かある言葉が入ってるらしい
シズヤは入ってないけどな

550:名無しさん@ピンキー
09/12/02 01:05:18 bUsKCL68
足コキ、パイズリ、舌フェラこそロマン。

551:名無しさん@ピンキー
09/12/02 07:24:00 KxX+FJZv
明日発売か楽しみだな
裏でいいから武美出てほしいな

552:名無しさん@ピンキー
09/12/02 07:32:59 hBm9fcgb
最近のは裏が最初から出ているが
皆さんはどっちを先にやる予定で?

553:名無しさん@ピンキー
09/12/02 09:57:12 g3WkFc0A
先に裏をやると表をやらなくなるから表からやる

554:名無しさん@ピンキー
09/12/02 13:00:35 QlIy3vX0
新もの好きだから断然表

555:名無しさん@ピンキー
09/12/02 19:01:50 t/Su3162
季節→season→シーズン→シーズヤ→シズヤ

だったりして

556:名無しさん@ピンキー
09/12/02 19:16:21 uWLHY7iA
そういうゴロ系はあんまないだろな
ってかこじつけすぎというか無理矢理過ぎてワラタw

漢字の日本語は表意文字だから、そっからってのもあるかもな
ベターだけど

557:名無しさん@ピンキー
09/12/03 02:18:55 3ecWXVuf
ついに発売日だな どんなキャラが出てくるのか楽しみだよ

558:名無しさん@ピンキー
09/12/03 14:47:04 kj/yim+F
駄目だ、和那の事を考えるといつもムラムラして、エロネタを考えてしまう…

誰か助けt(7

559:名無しさん@ピンキー
09/12/03 16:10:16 NEOzsVTG
そのまま赴くままに書くが良い
って野球仙人が言ってましたー

560:名無しさん@ピンキー
09/12/03 19:44:38 edDKbhLM
そうか、たたのエロじじいだったか。野球仙人。

561:名無しさん@ピンキー
09/12/03 21:55:32 /ehRRLyZ
それボールオヤジだろ

562:名無しさん@ピンキー
09/12/04 00:34:59 qMAfJvN2
古沢さんじゃない?

563:名無しさん@ピンキー
09/12/04 01:20:33 oyLnTsEt
子持ちとはマニアックな…
いや、いいんだが

564:名無しさん@ピンキー
09/12/04 01:47:55 0MCHzSun
桃井さんヘタレ過ぎワロタ

565:名無しさん@ピンキー
09/12/04 02:56:19 y2kClMfh
俺、ピンクのハッピーエンドが発見されたら
SS書くんだ・・・

566:名無しさん@ピンキー
09/12/04 03:06:15 FfHhg6u5
ピンクルート終了したけど…
感激した

567:名無しさん@ピンキー
09/12/04 03:19:50 N35XXD4N
モモーイモモーイ

568:名無しさん@ピンキー
09/12/04 03:50:42 tHzSUDl9
12主×ルッカさんが浮かんだ俺は超異端。

569:名無しさん@ピンキー
09/12/04 06:43:27 XKGLsK19
中学生に好感度が設定されてたとは思わなんだ。

570:名無しさん@ピンキー
09/12/04 06:48:06 00y+Ayxa
ルッカに感謝するぞ天本さん裏出場(10での交渉乙
でもルッカの扱いはワロスww

571:私の恋人になりなさい!
09/12/04 14:20:49 tHzSUDl9
ピンクルートをやって、妄想の末に出来たやつを投下。
12主×ルッカです。

とある夏の夜、ピンクとのパトロールから帰ってきた俺はいつも通りに風呂に入り、ベッドの中で就寝していた。
ここまでは普通だった。
だが次の瞬間、普通だった空気が崩壊した―

「―さい。起きなさい!」
「んん…」
就寝していた俺は目を擦りながら目を開けると、そこには前に会ったルッカさんが、両足を開いて俺を挟むようにベッドの上に立っていた。
「やっと起きましたか…」
「貴方、なんでこんな所にいるんですか?つか、どうやって入ってきたんですか?」
「………」
俺のツッコミは無視して、俺を見下すように見つめているルッカさん。
そして俺からはルッカさんのセクシーな白いパンツが丸見えだった。
「あ…あ…」
「え?」
俺がパンツに視線を移していると、ルッカさんが答えた。
「あ…貴方の事が…好き…!」

え…?
何を言ってるんだこの人は?

「いきなりこんな事を言われて混乱するだろうけど、始めて会った時、貴方に惚れてしまったの…。だから、わ、私と付き合いなさい!」
ルッカさんは顔を真っ赤に染めながら必死になって言っていた。


572:名無しさん@ピンキー
09/12/04 14:21:41 tHzSUDl9
「い、いや…でも…」
「私の言うことが聞けないとでも?」
ルッカさんが睨みつけてくる。
つか、これって脅迫じゃないか…。
「わ、解りました…」
「本当?嬉しい…」
ルッカさんはにっこり微笑んでいると、ルッカさんは前部分を膨らませてる俺の下半身に視線を移す。
「…貴方、恋人の私のパンツを直視するなんて…いい度胸ですね…。」
いや、見せてたんじゃないかな?
それ以前に、もう恋人ですか?
「そんないけない彼氏には…お仕置きが必要ですね…。」
ルッカさんは俺の穿いてるズボンとパンツを脱がすと、素足でモノを刺激し始めた。
「くうぅぅっ…」
「気持ちいでしょう?顔に書いてありますよ。」
足による刺激に加え、暖かい温もり、綺麗な美脚、少し濡れ始めたパンツ、さらにはスカートを捲って見える範囲を広げて、俺に追い討ちをかける。
「ル、ルッカさん…やめ…」
「駄目、お仕置きだって言ったでしょう?」
ルッカさんは俺の言葉に耳を貸さず、俺のモノに刺激を与え続ける。
そして素早く擦られた瞬間、暴発してしまった。
「うああぁっ!」
「っ!」
飛び出した精がルッカさんのスカートの中に入り、パンツや美脚の根本を白く汚していく。

573:名無しさん@ピンキー
09/12/04 14:22:01 tHzSUDl9
そしてパンツが透け、秘部が丸見えになってしまった。
「おやおや?まだ元気ですね。パンツも濡れてしまったし…初体験、しますか。」
ルッカさんはパンツを脱ぎ捨てるとゆっくりと俺と重なり、モノを秘部へと挿れた。
「ああ…あああああ…!」
初体験なのか、ルッカさんは体を震えさせていた。
そして同時に、俺を快楽が襲い始めた。
「ルッカさんの中、キツいすぎ…っく」
強く締め付けられ、再び出しそうになる。
「あああ、ああ、ああああ!」
ルッカさんは休む暇なく襲いかかる快楽になすすべがなく、何度目かの絶頂を迎える。
そして顔を寄せ、俺と口付けを交わした。
舌と舌を絡みあい、両者の唾液を味わいあう。
この大胆な行動でテンションがMaxになった瞬間、俺は凄まじい量の精をルッカさんの中に放っていた。
「あ、ああ…ああああ…」
ルッカさんは下半身を痙攣させながら、俺に重なりながら甘えた目でこっちを見ていた。
「貴方…私の恋人として…誓ってくれます…?」
「…はい、誓います。」
そう言った後、俺はぎゅっとルッカさんを抱きしめた。
電脳世界の事もあるけれど、今はこの時間を大切にしたいと俺は思っていた。

574:名無しさん@ピンキー
09/12/04 14:23:22 tHzSUDl9
以上です。
ピンクが好きな人、ルッカさんが好きな人全員に土下座をします…

575:名無しさん@ピンキー
09/12/04 14:31:20 HkXXOBK8
GJ!
ところで寺岡薫でIFルートを書いたものなんですけど
12で話のコンバートをしてもよろしいでしょうか?

576:名無しさん@ピンキー
09/12/05 14:16:47 kn6yW1LC
ダメ
















んなもん勝手にやれよ

577:名無しさん@ピンキー
09/12/05 18:06:51 2eNC0r+m
ツン……デレ?

578:名無しさん@ピンキー
09/12/05 23:49:47 ZB+FTH5o
まあどんな欝グロ新ジャンル作品でも投下する時に注意書きしてくれたらいいよ
スレチ作品はダメだけど

579:名無しさん@ピンキー
09/12/05 23:55:40 VYAUf61B
ルッカさん、初の裏出演おめでとう。
そのせいか自慰や凌辱ネタが浮かぶ浮かぶ。

580:名無しさん@ピンキー
09/12/06 01:11:14 bVBKKoOV
真央ちゃんがカズにズタボロにされて凌辱されて真っ二つにされる話まだ?

581:名無しさん@ピンキー
09/12/06 01:20:11 sc3jh07h
パカーディの話マダー?

582:名無しさん@ピンキー
09/12/06 01:27:38 7Q1w9B8M
白瀬がクモを使って8主人公を弄ぶプレイとか

シズヤがイーベルを性的にからかう話とか

583:名無しさん@ピンキー
09/12/06 01:39:59 fLuUVjIi
いやここは倒れたカイを8主とフッキ―が苛め倒す3Pを・・・

584:名無しさん@ピンキー
09/12/06 01:50:37 6WFVaONq
パカーディとかエロい話作って下さいと言わんばかりの展開だな。


おいちゃん楽しすぎて頭おかしくなりそうだよ

585:名無しさん@ピンキー
09/12/06 02:13:40 2hoWRN8N
ゲームだとピンクとパカーディは同時進行できないらしい。
まあ無理もないか、どっちも裏事情に多く関わってくるし。

でもこの2人をもし同時進行できたなら・・・ということで
ピンクのグッド見たら書いてみようと思う。
でも俺って一度このスレから追い出された身だからなー
あーん怖いよ~
書けるかな~?
書けないかな~?

586:名無しさん@ピンキー
09/12/06 03:04:35 6WFVaONq
書いて公開してから悩めばいい

587:名無しさん@ピンキー
09/12/06 07:18:54 3pwywi6K
裏で天本さんが子作りを頼んでくると言う話が・・・
大胆になっていくなーいろんな意味で

588:名無しさん@ピンキー
09/12/06 09:23:04 Ybv6yMLM
>>600
そういう書き込みが鬱陶しいとあれほど言われてるのに…

589:名無しさん@ピンキー
09/12/06 11:20:23 49bYm87Q
じゃあ俺は12の世界観で
和那と武美と鈴音さんの話を書いてみたい

いや、出てないけどさ

590:名無しさん@ピンキー
09/12/06 11:26:45 3pwywi6K
武美出てきたと言う情報は無いな
グットしろバッドでも出てきそうだったのに
それにしても
甲斐はもう終わりかい

591:名無しさん@ピンキー
09/12/06 13:22:00 ZMV6V9Pr
>>600
じゃあ絶対書くな。
いや、絶対書かないでくれ。
いや、絶対書かないで下さい。

そして一度追放されたんならもう二度と戻ってこないで下さい。
お願いします。

592:名無しさん@ピンキー
09/12/06 14:33:12 dRuzs0qo
厨スルーの精神を忘れるなって

593:名無しさん@ピンキー
09/12/06 17:08:56 zw0wXW/0
熟女最高

594:名無しさん@ピンキー
09/12/06 17:43:57 3pwywi6K
さて、アマルダさんとの子作りSSでも書くか・・・

595:名無しさん@ピンキー
09/12/06 18:51:13 QF1JOsFh
パカっていろんな話ができそう。
主人公との純愛もの、もしくはパカの方から襲ってくるもの。
そしてジオットに地獄の苦しみを味わうものとか。

596:名無しさん@ピンキー
09/12/06 19:20:07 lrHVw2FU
こんど裏の素材には「ぬめる触手」ってもんがあってな…


597:名無しさん@ピンキー
09/12/06 19:56:51 KbBE+aF6
>>611
ゴクリ・・・

598:名無しさん@ピンキー
09/12/06 21:45:53 Ory4iZOx
なんかカイがガチ百合にしか見えない
11のクリスマスとかプロフの「前会長への想い」とか、狙ってそういうキャラにしたんだろうけど

599:名無しさん@ピンキー
09/12/06 23:55:53 iRgv3WOB
考察wikiで明日香が病死したと書かれているんだが・・・
久しぶりにショックだわ

600:名無しさん@ピンキー
09/12/07 00:35:54 mWyggfK0
荒井三兄弟?・・・そんな話しあったっけ

601:名無しさん@ピンキー
09/12/07 01:38:57 dtxI4WVz
>>613
紫杏の遺品のスーツのニオイを毎日嗅いで悦に浸っている甲斐を想像して軽く寒気がした

602:名無しさん@ピンキー
09/12/07 18:01:41 9OJzlI1U
パカはあんなナリして、事後らずに見てるだけで弾道上がるほどのタマだしなー。
これまでの弾道彼女の中でも異質の存在。

603:名無しさん@ピンキー
09/12/08 03:22:53 eAVNEikz
カズの再会エンドとピンク彼女昇格のおかげでヒーロー全員が恋人持ちになったわけだが。



604:名無しさん@ピンキー
09/12/08 03:33:25 /Aykk72s
カズはヒーローとは思えん

605:名無しさん@ピンキー
09/12/08 05:57:33 yAmUviet
こまけぇこたぁいいんだよ!

606:名無しさん@ピンキー
09/12/08 16:41:17 5iUzEwyG
雅美さんの筆下ろしまだー

607:名無しさん@ピンキー
09/12/08 22:56:54 F5T6fQcR
ミーナに欲情する12主人公…とかダメ?

608:名無しさん@ピンキー
09/12/08 23:24:29 /Aykk72s
むしろダメな要素があるのか聞きたい

609:名無しさん@ピンキー
09/12/08 23:32:19 TD+iPOFF
7・10・11・12主とその嫁達の夜の祭り
・・・ぜってー喧嘩になる

610:屋上での一時
09/12/09 00:22:05 pT0kPOk7
前から書こうと思ってたやつで、10主×桜空です。

小波達が野球部を引退して数ヵ月、小波は今、屋上のベンチの上で横になっている。
「二次関数って何だよ。中学と時にやってるって言うけど、そんな事…」
そうやってブツブツ呟いている内に、小波は寝てしまった。
そして数分後、小波の恋人であり、命を救った女子生徒の桜空がやってきた。
「小波君、こんにち…あれ?」
桜空はベンチで横になって熟睡している小波を見つけるなり、起こそうと近寄ると小波を揺さぶり始めた。
「小波君、起きてください。風邪をひきますよ?」
そう言いながら揺さぶっていると、小波の腕が伸び、手が桜空の胸に当たった。
「!!」
桜空はびっくりして小波から離れると、自分を落ち着かせた。
「(落ち着つけ…今のはわざとじゃない。)」
桜空は落ち着くと、再び小波に近寄り始める。
距離が数センチになった時、垂れ下がってた小波の腕が振り上げられ、桜空のスカートが宙に浮く。
桜空の白いショーツが露になる。
「っ!」
桜空は必死にスカートを抑えた後、小波の顔をじっと見つめた。
この時、桜空の中で何かが目覚めてしまった。

611:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:22:35 pT0kPOk7
小波は眠りから覚めると、下半身が何故か重くなっている事に気付く。
一体、何なのかと起きようとした瞬間、凄まじい快楽が襲った。
驚いて起きあがってみると、桜空が小波のモノを舐めながら秘部を慰めていた。
「さ、桜空!?何を…っ。」
「んあぁ…小波君が寝てる時に…胸を触られたりした…あぁん…仕返しです…あ…ぅ。」
桜空は快楽に溺れながら、小波のモノの敏感な部分を責めていた。
「ね、寝ぼけてやった事だろ?仕方が…うっ!」
敏感な部分を何度も責められている内に、限界が来てしまった。
「うあああぁっ!」
「きゃっ!」
大量の白濁液が桜空の顔にかかり、白く汚していく。
桜空は顔にかかった精を舐めた後、小波のモノにちゅっとキスをした。
「はあはあ…どうです?気持ちよかったですか?」
「気持ちよかったけど…いきなりはなぁ。」
「だって小波がいけないんですよ?す、スカートを捲ったり…するから…」
桜空は顔を赤くしながら声を出していると、スカートをたくしあげて愛液が垂れている秘部を小波へと見せつける。

612:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:23:00 pT0kPOk7
「…じゃあ、今度は小波が私を気持ちよくさせてください。」
「…いいのか?こんな所で。」
「大丈夫です。人は来ませんから。」
「そうか…ならお言葉に甘えて。」
小波は桜空を先程まで寝ていた自分のベンチに押し倒し、まだ硬くなっているモノを桜空の胎内へと一気に挿入した。
「ああ、あぁぁ、ああぁぁ!」
大きく震える桜空。
先程まで秘部を慰めていたからか、より感じるようになっていた。
「くっ!桜空…キツい…!」
湿度十分の桜空の柔肉が小波のモノを容赦なく締めあげ、射精感を高めていく。
「桜空…動くよ…」
「は、はい…」
息を乱している桜空に対して腰を動かし始める。
「ああぁ!お、奥に!あぁ!」
「うぅっ!」
桜空が絶頂を迎えれば迎える程締めつけがまし、射精感が高まっていく。
「あああぁ!うああぁ!」
「っ!」
強く締めつけられた瞬間、限界が寸前にまで近づいていた。
「さ、桜空…このまま…出すよ…」
「は、はひい…」
「っ…!」
「こ、こな…ああああああああぁぁぁ!」

小波の欲望が一気に放たれ、桜空の胎内におぞましい量の精が放出される。
小波は桜空の胎内からモノを抜くと、ぐったりしている桜空にキスをした。
「桜空、大丈夫か?」
「だ、大丈夫です…い、いっぱい…きました…」
桜空がにっこり笑った後、小波は桜空を強く抱きしめ、誓った。

この子と一緒に、いきていく事を。

613:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:23:41 pT0kPOk7
―ここまで―
たまには過去作を振り返るのもいいよ…ね?

614:名無しさん@ピンキー
09/12/09 00:33:30 yh/qC6gE
むしろGJ

615:名無しさん@ピンキー
09/12/09 03:22:41 QwccSPxx
デウエスに喰われたあと
永久に嬲られる主人公

616:名無しさん@ピンキー
09/12/09 12:02:04 acCniwkP
>>624
どっかのサイトであった緑髪会議を思い出した。

617:名無しさん@ピンキー
09/12/09 16:13:07 eBSMathY
>>628
以前の作品見たときも思ったが「~た」で終わる文章ばかりだとどんな内容でも薄っぺらな印象しか与えられない。また、そのせいで(これも以前と同じだが)叙情的に終わらせたつもりの最後が、厨ニ(笑)と化している。
あれだけ叩かれて書けるのは正直凄いと思うから、もっといろいろなSSや本を読んで参考にした上で名作と呼ばれるようなものを書けるようになって欲しい

618:名無しさん@ピンキー
09/12/09 21:12:09 FNf3IiuA
レンちゃんVer2,0あたりで常に12主を監視し続けるヤンデレンマダー

619:名無しさん@ピンキー
09/12/09 23:27:23 An/mEI/5
レンみたいな終始デレデレもいいものだな

620:名無しさん@ピンキー
09/12/10 01:54:59 QsuDhipl
真央、カズ、朱里、ピンクで
前半踊るさんま御殿風
後半ちょっといい話風のSS書いてるけど需要ある?

621:名無しさん@ピンキー
09/12/10 02:00:39 QT1mVVvw
いいね、そういう話は大好きだよ

622:名無しさん@ピンキー
09/12/10 04:21:10 0F0tt7uk
需要だと・・・?
無いはずが無いじゃないか。

623:名無しさん@ピンキー
09/12/10 04:55:27 tr5UGHGN
主人公以外の絡みも希望
今回ならトレロとトモがステキ

624:名無しさん@ピンキー
09/12/10 06:35:20 UGiQLw9x
>>635
むしろ待ってました

625:名無しさん@ピンキー
09/12/10 14:38:25 1SN17tka
需要ある?って書かなかったら完璧だった

626:名無しさん@ピンキー
09/12/10 15:08:22 naKdWrrn
>>635
茜「ニパー」

>>640
まーくん「ニパッ」

627:名無しさん@ピンキー
09/12/10 16:56:39 cfXYyf6Y
なんという誘い受け

628:名無しさん@ピンキー
09/12/10 20:21:08 1SN17tka
正直ムラムラしてた すまんかった

629:名無しさん@ピンキー
09/12/11 20:37:15 UzF0f9Ao
ミーナ×シズマの妄想が湧いてたまらん。

知ったかぶりの軍事知識を披露していた相手が、
実は世界的に有名な戦場ジャーナリストだったと知り、恥ずかしさで落ち込むシズマ。
そんなシズマを慰めようと相談相手になってやっている内に、
いつしか子供相手に一線を越えてしまうミーナ。

630:名無しさん@ピンキー
09/12/11 23:05:59 xV2cXPmf
>>644
いいね、それ

631:名無しさん@ピンキー
09/12/12 01:15:25 79g0Cgxj
シアンに身も心も食われる12裏主でひとつ

632:名無しさん@ピンキー
09/12/12 01:58:51 oQ/Z5grU
635です。で・き・た・!
投下していきます。
正直初めての作品で統一感のない内容だけど
もし良かったら見てやってくだせい

633:①/⑯
09/12/12 01:59:57 oQ/Z5grU
【踊るヒーロー御殿~メリクリスペシャル】

その日は12月24日。
本州の大都会でありながら珍しく新雪が積もったその日。
この地の街外れにある廃ビルにおいて
妙に上機嫌な少女1人と、妙に不機嫌な少女3人達が集っていた。
その理由(ワケ)が今、語られる・・・。

ブラック(以下、ブ)「第1回・・・彼氏自慢大会・・・」

カズ(以下、カ)「・・・へ?」
朱里(以下、ア)「はぁ?・・・ちょっと・・・どういうことよ!
         ジャジメントの5本指に入る強力な超能力者がこの街を襲おうとしてるって
         聞いたからわざわざ来たのよ!?」
ピンク(以下、ピ)「そうよ!私、今日は忙しいんだから・・・!
          ふざけるつもりなら帰るからね!」

口元に笑みを浮かべながらブラックが続ける。
ブ「・・・ルールは簡単。一人一つのテーマ。4人でそれを答える。
  答えた人が・・・」
カアピ「(無視かよ・・・)」

この4人は皆、いまや世界を支配する大企業、という言葉で括ることすら困難になった
強大な力、ツナミ改め新生ジャジメントに立ち向かう正義の味方達である。
好きなものも嫌いなものも、主義も主張も、戦う方法も能力もバラバラな彼女達。
だが、たった一つだけ共通していることがあった。

全員、彼氏持ちなのである。

ブ「・・・分かった?」
カ「いや、分かったも何も・・・誰もやるとは言ってへんぞ!」
ア「あなた、そうやって騙して人を集めるのやめてよね、本当に・・・」
ピ「そうそう、私、今日は忙しいんだから、困るんだけど!」
カ「・・・ピンク、忙しい忙しいって・・・、あんた今日バイトないやろ?」
ピ「!・・・とにかく忙しいの!早く帰らせてよ~!」
ア「そうよ。ピンクは一秒でも早く帰って、一二己(カズミ)君と合体したいのよね~」
バババッッ! ビュンビュン!!
ピ「うおー!避けるな!」
ア「ふん!今のわたしは最新型なのよ?合体もしてないヘボパンチが当たるものですか!」

634:②/⑯
09/12/12 02:00:27 oQ/Z5grU
ドタバタドタバタ!
・・・喧嘩を始めた朱里とピンクを見ながらカズは考えた。
カ「(ああ・・・アカン、また始まってしもうたで・・・。
  ・・・そしてこれは間違いなくリーダーの読み通り・・・)」
カズが横目でチラっとブラックのほうを見ると
そこにはしてやったりな表情のブラックが!
ブ「(・・・このタイミングなら言える・・・)
  まず、私のテーマ・・・【彼氏に言われて嬉しかったこと】・・・」

・・・

ア「(・・・しまった!)」
ピ「(ちょっと待って・・・待ってよ~)」
カ「(まずいぞ。先に言われたら・・・)」
カアピ「(ゲームを降りることが難しくなる!
    いや、降りてもいいんだけど、でも一度始まった勝負?を降りるなんて
    それは正義の味方の沽券が許さなくて【なんか嫌だ】!)」

カ「いや、あのな、リーダー・・・。うち実は今腰を痛めていて・・・もう歳だからな~!」
ア「わ、わ、私も、最近また身体の調子が悪いのよ。修理してもらわないといけないかも!
 (黒野博士行方不明だけど・・・)」
ピ「わたしも!合体し過ぎで反射神経が鈍ってるかな~なんて・・・(それは元々だけど・・・)」

・・・少女達の願いは・・・届かなかった!
ブラックの顔がとても赤い!
きっと甘い甘い、青春の思い出に浸っているのだろう・・・。

カアピ「(ダ、ダメだ!こいつ!言うつもりだ!強硬策を取る・・・間違いない!)」

635:③/⑯
09/12/12 02:01:15 oQ/Z5grU
ブラック「【大好きな真央ちゃんのことを知るまでは忘れるわけにはいかないよ】」
(筆者注・・・7EDの台詞ですが、いかんせん5年以上前にやったきりなのでうろ覚えです。
       一字一句覚えている人は脳内変換よろしくお願いします)
カア「!!?」
ピ「・・・あ・・・」

ブラックの顔が赤い。
ブラックは考えていた。きっとこの後、この3人が取るであろうリアクションを。
「私なんてこんなこと言われたんだから!」と張り合うのか、
「こんなこと言われてみたいな~」とうらやましがられるのか・・・。
頭の中でそんなことを考えていると、この台詞を言われた時の嬉しさとあいまって
ブラックの表情はとてもニンマリだった!
しかし・・・彼女は重大なミスに気付いていなかった・・・!

カ「り、りーだー・・・」
ア「そ・・・そうだったんだ・・・!」
ブ「どう?・・・良かった?・・・聞かせて・・・みんなの甘い台詞・・・!」
ピ「・・・うーん・・・、あのね~?ブラック・・・?」
ブ「?」
ピ「いや、台詞はさ・・・良かったと思うんだけど・・・、うん・・・。
  その・・・・・・んー!あーもう!!まだ分からないの!?」
ブ「・・・え?・・・えっえ?」

恐る恐るカズと朱里の顔を見てみると・・・なんと二人は今にも噴出しそうな顔をしているではないか!
混乱した表情のブラックに追い討ちをかけるように朱里が口火を切った!
ア「・・・【真央】ちゃん♪」
カ「真央ちゃん♪・・・かー・・・。えー名前やないか~リ~ダ~♪」
ブ「△×○▽※-´#!¨khrwm¨#!!!!」
気が付けば・・・本名バレ。調子に乗っての・・・本名バレ。やってしまった・・・。
さすがのブラックも、この状況での本名バレには、猛省・・・!

636:④/⑯
09/12/12 02:02:14 oQ/Z5grU
ア「真央ちゃん♪」
カ「真央ちゃん♪」
ピ「(私は知ってるんだけど・・・一応)真央ちゃん♪」
ブ「△×○▽※-´#!¨khrwm¨#」
ジタバタジタバタ
カ「わはは!リーダーが地団駄踏みよるで!」
ア「お、おかしくて・・・は・・・腹がよじれる・・・!」
ブ「・・・ううう・・・」
ア「カズ・・・!聞いた・・・?【聞かせて・・・みんなの甘い台詞】だってぇ!
  何その勝ち誇った台詞・・・プププ・・・♪」
カ「あかーーーん!朱里、そろそろうちの腹筋がーー!!限界やーー!!!」
ピ「なんかブラックって・・・面白いよね、案外」
ブ「・・・・・・グスン」

・・・

ブ「・・・コホン・・・、気を取り直して・・・」
カ「つぎ行きましょっかー!真央ちゃん!」
ア「真央ちゃ~ん!」
ブ「・・・あまり調子に乗らない・・・」
グギ!
ア「ぐお・・・ちょ・・・ブラック・・・」
カ「極まっとる・・・これ極まっとる・・・」
ブ「・・・つぎいってみよー・・・ピンク・・・!」
ピ「え?わ、わ、わ、わたし?こ、こころのじゅんびが~!」
カ「お~、ピンクのは聞いてみたいなぁ!その乱れた性生活の片鱗が・・・」
ピ「て、適当なこと言わないでよ~!・・・ほ、本当に言わなきゃダメ・・・?」
ブカア「ダメ」
ピ「ううう・・・、うお~~~~~!【君の隙間を埋めている】だーーー!!」
うおおおおおおおおおおおおおおおおお(3人の声)

637:⑤/⑯
09/12/12 02:02:45 oQ/Z5grU
ア「ちょっと・・・やばいって・・・卑猥すぎ・・・」
カ「ああ、想像以上やったな・・・R-15、いやR-18や・・・」
ピ「ちょ、ちょっと!べべ、別に、その時は、そんなやらしいことしてないんだからね!!」
ブ「・・・今はしてるということ・・・」
ピ「うわあああああああ、しまったああああああああああ!!」
ピンクの叫びが夜空に響く!
カ「あはははは!これ面白すぎや・・・!次はうちでええか!?」
ブ「・・・どうぞ」
カ「よっしゃ!・・・おっほん!【もう離さないぞ!カズ!】」
・・・・・・・・・・・・
カ「(あれ?)」
ア「・・・それ、いつ言われたの・・・?」
カ「いや、文脈で分かるやろ。今年の夏・・・
  ついに十蔵(ジュウゾウ)と再会したときやで!感無量やったわ~♪」
ア「・・・ふーん・・・」
ピ「なんかありきたりでつまんないんだけど・・・」
ブ「・・・20点」
カ「お、お、おまえら~!人の想い出にケチを付けるな~!!!!
  朱里!お前はどうなんや!?言うてみい!」
ア「もちろん、はっきり言ってみせるわ。そうね・・・あれは2年前のクリスマス・・・」
カピ「(え?そこから説明入るの?)」
ブ「  A すべて聞く
  ニア B 省略する」
ア「ちょっと!省略しないでよ!」
カピ「(え?ていうか何、このコマンドみたいなもの・・・)」
※大人の都合です!
ア「そして私は言われたの・・・。【来年はクリスマスを楽しむ側に回れるさ】って・・・。
  ・・・・・・・・・・・・キャー!」
ピ「(自分語りがいちいち長いのよね、朱里って・・・)」
ブ「(・・・のろけてる・・・)」
ア「・・・で!どうなのよ!わたしの話はどうだった?彼の台詞はどうだった!?」
カ「うーん、かなりかんど~」
ピ「そうね~、東ヨーロッパあたりでは大ブームになるんじゃないかな~」
ア「そのジョニィ・ジョースターみたいなリアクションは何!?
  ううう・・・今更恥ずかしくなってきた・・・。・・・もう!次いくわよ!次!
  テーマは今決めた!【彼のここが凄い】」
カ「な・・・まだやるつもりなんか!?」
ピ「もう帰してよ~!」
ア「うるさい!私が先に言うから今のうちに考えておきなさいよね!」
ブ「(よし・・・盛り上がってきた・・・!)」

638:⑥/⑯
09/12/12 02:03:48 oQ/Z5grU
一方その頃・・・
とある空港のロビーにて報道陣に囲まれた野球選手がいた。
七輝(ナナキ)「(突然帰ってきたから・・・真央のやつ、驚くかもな・・・)」

他方・・・
雪の降りしきる街中でプロ野球、東武パイロンズ所属の野球選手がいた。
十蔵「カズのやつ、もうすぐ0時になっちまうのに、どこほっつき歩いてんだ・・・。
   ん?・・・あの人は・・・確か・・・」

他方・・・
同じく雪の降りしきる街中でプロ野球、ジャジメントナマーズ所属の野球選手がいた。
真十一(マトイ)「突然ブラックに呼ばれて出てってから随分時間が経つ・・・。
         朱里・・・早く帰ってこないと料理が冷めちまうぞ。
         今のアジトは・・・確かこの辺だったか」

他方・・・
同じく雪の降りしきる街中で、一人のスーツを着た若者がいた。
一二己「今日は2人でイルミネーションを見に行こうって約束してたのに・・・。
    あいつどこに行ってるんだ?とりあえずアジトに行ってみるか・・・」

そして廃ビルに場面は戻る・・・。
ピ「ううう・・・グスン・・・うーーーー!!」
カ「いやー、すまん。ピンク。そういうつもりやなかったんやけど・・・」
ア「カズ・・・【彼氏の年収を語る】はちょっとないわよ」
(朱里の彼氏、真十一選手の推定年俸→1億2千万)
カ「やや!ピンク!普通の正社員だって悪くはないで!?十蔵はいつも言うてるんや。
  「プロスポーツ選手は活動期間が短いから、稼げるうちに・・・」ってな。
  普通の会社員やったら、そんな心配ないんとちゃうん?」
(カズの彼氏、十蔵選手の推定年俸→1億5千万)
ブ「・・・ピンク・・・お金がすべてじゃない・・・安心して・・・」
カア「(そう言うあんたの彼氏がこの中で一番稼いでるだろ!)」
(真央の彼氏、メジャーリーガー七輝の推定年俸→20億)
ピ「いいもんいいもん!どーせあたひの彼はしがないシャラリィマンですよーだ!・・・(ポリポリ」
ア「(なんでラッキョウを食べると酔っ払うのかしら・・・)」
(ピンクの彼氏、一二己の年収→308万)(ただし中途採用のためもっと低い)
カ「リーダーと朱里のテーマは盛り上がったのに・・・、
  なんかうちでしめっぽくしてしまってごめんな、みんな・・・。そろそろお開きかー・・・?」
ブ「・・・仕方ない・・・盛り上がったし・・・暇つぶしに付き合ってくれてありがとう、みんな・・・」
カア「(うわー、暇つぶし、って断言しちゃったよ、この人!)」
ピ「・・・ちょっとぉ!?待ちなさいよ!?まだ私はテーマを言ってなーい!」

639:⑦/⑯
09/12/12 02:04:47 oQ/Z5grU
ブ「・・・まだやる・・・?」
ピ「とうぜーん!あんたたちは肝心なことをまだ何も言ってなーい!」
ア「肝心なこと・・・?」
ピ「そうよぉ・・・。嬉しかった台詞とかさぁ?ここが凄いとかさぁ?
  年収とかさぁ?年収とかさぁ??年収とかさぁ???」
カ「いや、そんな、3回言われても・・・悪かったって・・・」
ピ「そんなことは二の次でしょうよぉ!一番、一番大事なことはぁ?
  【どうして彼のことが好きなんですか】じゃないんですかっとぉ!!」
ブカア「・・・!」
ピ「わたし言えるよ?言えちゃうもんね![合体してくれるから]・・・ではなぁい!
  私はブルーが好きだった。ブルーは私を好きではなかった。
  私はオレンジが好きではなかった。オレンジは私が好きだった。
  ・・・ずっと一方通行だった。・・・片想いって、みんな辛いんだよ!
  私が彼を好きで、彼が私を好きでいてくれる、それが幸福なことなの。
  【両想いであること】それが理由よ。・・・あれ?理由になってないかな?
  順番が・・・あれれ・・・?まあいいか、私馬鹿だからこれでいいのよぉ・・・」
カ「そうやな・・・。ピンクの言うこと、分かるで!
  ただ好きなだけじゃ・・・、ただ好かれるだけじゃかなわん。
  好いて好かれる。これが一番なんよな、結局。
  いいセンつくやないか~ピンク~♪」
ピ「お~お~、分かってくれますか~こころのともよぉ~・・・」
ブア「(酒(?)癖が悪い・・・)」
ピ「うぇ・・・うぇーん・・・」
カ「お、おいおい!何泣いてんねや!」
ピ「オロオロオロ・・・」
ア「ちょ!ちょっと!ラッキョウ吐かないでよ!!
  ていうかラッキョウを液体のように吐く人はじめて見たんだけど!」
ピ「うう、早く帰りたい・・・合体したいよぉ・・・」
ブ「・・・性的な意味で・・・?」
カ「リーダー、突っ込みが間に合わなくなるからちょっと静かにしとってくれ・・・」
ピ「・・・彼と自由に合体できることが分かった時・・・嬉しかった。
  こんな取るに足らない私でも、人間ですらない気味の悪い私でも、生きてていいんだ、って思えたの・・・」
ア「ピンク・・・、・・・それは私だってそうよ。
  私たちは、どうがんばったって普通の女の子にはなれない。
  運命は変えられないし、失った時間は戻らない。
  だから余計、今の幸福を噛みしめなきゃいけない。大切にしなきゃいけないのよ」
カ「そうやな・・・」
ブ「ピンクにとって・・・彼は・・・命・・・?」
ピ「え?・・・うん、そうでもあると思うよぉ・・・」
ブ「そう・・・。・・・アカリ」

640:⑧/⑯
09/12/12 02:05:16 oQ/Z5grU
ア「私の番か・・・。私はね・・・?
  ・・・わ、笑ったらぶん殴るからね!?」
カ「はよ言えって!みんなウズウズしてんねんで!」
ア「・・・【おんぶしてくれるから】」
ブ「おんぶ?」
ア「うん。なんかね、自分でもうまく表現できないんだけど、すごく守られているというか、
  私、1人じゃないんだ、って気持ちになれるの。おんぶされると」
カ「かー!甘酸っぱいのぉ!・・・うちもおんぶされてみたいな~」
ブ「・・・されたことない?」
カ「したことはあるんだけどなぁ?されたことはないなぁ。どんな気分なんやろか?
  大体朱里はずるいで!うちは電柱みたいやし、筋肉もごっつついとる。
  でも朱里はちっこいからきっと抱き心地良くて、それで彼もついつい・・・」
ア「う、うるさいわね!!・・・気持ちいいよ?おんぶされるのって。
  ・・・ひょっとしてお姫様抱っこもされたことないとか~?」
ブ「私はある・・・両方・・・」
ピ「な・・・!」
カ「く、くっそ~!ずるいぞ!アカリとリーダーは!」
ア「・・・話を続けるとね、おんぶされるとそれだけじゃないの。
  驚くくらい全身から勇気が沸いてくるの。今までの戦いの日々の疲れも
  過去の嫌な思い出も全部消え去って、また明日から頑張って生きていくぞ!って気持ちになる。
  どんなに悪いやつらが強大でも絶対負けるわけないぞって気持ちにさせてくれる。
  まさに大地の恵み・・・だと思う・・・」
ブ「(顔が赤い・・・)」
ア「・・・ここだけの話だけどね。私達、年が明けたら結婚するの」
カピ「・・・え?・・・ええええええええええええええええええ????」
ブ「おめでとう・・・!」
ア「ありがと!」
カ「う、うそや・・・!うちを差し置いてそんな・・・」
ピ「で、でもさ、結婚したって大変よぉ?悪いやつらに・・・あれ?」
ア「よくよく考えてみるとね、私達が平然と命を狙われるのって、
  私達が社会的にはどこにもいない人間だから、ってのもあると思うのよ。
  幸い、彼はプロ野球選手として結構有名だし、ファンクラブもついてるし、
  お抱えの記者だっている。そんな人の嫁になるんだから奴らだってそうそう手は出せなくなるわ」
ピ「そっかぁ、考えてるなぁ・・・」
ア「もっともそんな理由はおまけみたいなものだけどね。
  私達は悪い奴らに一生怯えて生きていくなんてまっぴらごめんよ。
  どうせなら、たとえ短い時間でも2人でとことん幸せに生きていきたい!
  だから結婚するの。子どもだっていっぱい作るし暖かい家族だって築いてみせるわ」

641:⑨/⑯
09/12/12 02:05:40 oQ/Z5grU
カ「・・・ほんま朱里にはかなわんなぁ。うちのやりたいこと、全部やられてしまう」
ア「カズは・・・私よりずっと強いんだから、私よりきっとうまくやれるわ。自信を持ってよ」
カ「だといいんだやけどな。なかなかそうもいかないんよ、これが。
  うち、やっぱり肝心なところでビビリなもんで、いつもトチってしまう」
ピ「そぉんなのっぽのビビリがいるかぁ~ぼけぇ~」
カ「(相当酔っ払っとるな・・・)これ、話したことあったかなぁ?
  うち、中学生の頃すごいいじめられとってな?まあそれはええねんや。
  だってあの頃のうちはすごい調子に乗っ取ったから
  きっと神様が罰を与えたんだと思う。だからそれ自体は別にええ」
ブ「・・・神様はそんなことしない・・・」
カ「いや、まぁ、ほら、どっかの漫画の大統領が『幸福と不幸はプラスマイナス0』って言うとってな?
  あれ、うちの人生には凄いあてはまるんよ。小学生で調子乗って、中学生でガクー!で、
  高校生でまた上向いて、そっからまたガクー!でな」
ア「・・・自分で勝手に納得してしまうのが怖いのね・・・」
カ「そう!まさにそれ。今、十蔵に会えて嬉しい。だからもしこれから不幸があったとしても
  自分で簡単に諦めをつけてしまうかもしれない。ちょっと前まで幸福だったんだからって。
  そうして逆戻りや・・・。そうなると一歩も先に進めなくなってしまう!
  それが凄い怖い。怖いんよ・・・!うちだってみんなみたいにとことん上を向いて生きたい。
  でもうちの中のそういうヘタレな部分が邪魔してしまうんよ。・・・だからな、
  うちはもっと強くなりたい。ツナミの中に入って自分より遥かに格上の能力者を大勢見た。
  そういう奴等と戦ってもな、差し引き0だからここは負けましょうなんて、絶対思わないようになりたいんや」
ピ「・・・それでぇ?どうするのさぁ?そっから先よぉ聞きたいのはぁ!」
カ「十蔵を人質に取らせてもらう。おっと、悪い意味やないで?うちが死んだら
  誰も十蔵を守れなくなってしまう、だから何があってもがんばるんや、という気持ちや。
  もし実力が及ばなくて片手ちょん切られても、残りの手で戦う。
  首をちょん切られたら首から上だけで戦う!
  【うちに覚悟を与えてくれる】それが十蔵なんや。・・・今はそれしかできんし、・・・言えん」
ピ「大丈夫よぉ!あんたなら首から上だけでも動けそうだからだいじょうぶぅ!」
カ「あはは・・・誉め言葉ありがとうな!」
ブ「・・・みんな・・・すごい・・・分かってるんだ」
カアピ「?」
ブ「自分がどうして彼を好きなのか・・・」
ア「ブラックは・・・分からないの?」
ブ「・・・どうだろう。彼は私にとって・・・命みたいなものだから。
  全然分からない、ということはない・・・。大切だし、・・・愛しているし、
  でも、どうして私なのか・・・」
ピ「・・・私とブラックはさぁ、同じ人間から生まれたはずなのよねぇ?
  でもどうしてここまで違うんだろう・・・。うーん、ブラックの気持ち分かるなぁ~。
  考えると頭痛くなっちゃうよねぇ~?(ポリポリ」
カ「(お前の場合ラッキョウの食い過ぎで頭痛いだけやろ)」

642:⑩/⑯
09/12/12 02:06:07 oQ/Z5grU
ブ「命みたいなものって例えは・・・大げさじゃない・・・。
  彼がいなかったら私もいなかった・・・。でも、愛さなくては、という気持ちはない」
ピ「そりゃぁそうよぉ。そんな気持ちがあったら、あの時わたしたちみぃんなぁ、
  七輝のこと好きになってなきゃいけなかった。だけど、どっちかというと私は嫌いだったしねぇ~」
ブ「うん・・・それで・・・、・・・?」

ふとブラックは、自分を見るカズと朱里の真剣な眼差しに気付いた。
ゲームが始まった時のようなおちゃらけな雰囲気は、もうない。

ブ「・・・何?」
カ「いや、その、なぁ?」
ア「もっとブラックのこと聞かせて?私たち、そういえば、あなたのことほとんど知らないんだから」
カ「真央ちゃんなんて名前ですら今日はじめて知ったぐらいなんやしな~、アハハ!」
ブ「・・・」
カ「じ、冗談やって!ごめん」
ピ「なんならぁ、私が喋ってもいいのよぉ~?
  うーんと、私が思うにぃ?ブラックと彼の初体験は多分あの日・・・」
バキ!ドサッ!
ブ「実力行使・・・」
ピ「ぐえええええ・・・」
カア「(無茶しやがって・・・)」
ブ「・・・好きになったばかりの頃は、何も考えてなかったと思う。
  私は彼を守りたい一心。彼は野球一心。・・・あまり進展しない・・・」
カ「それって・・・ひょっとして?」
ア「じ、自分からアタックかけたとか?」
ブ「コクリ」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(2人)
カ「なんか、ええで~!そういうの!うちら大抵恋愛には奥手やからそういう話は新鮮やわぁ!」
ア「そっかー・・・。ブラックってその時からムッツリスケベだったのね~♪」
ブ「・・・」
ア「ごめん!うそ!今のなし!」
ブ「・・・魔法があった。私のことを覚えるための魔法。・・・それがないと忘れる」
カ「・・・彼は魔法無しでも覚えてたってことか?」
ブ「うん・・・嬉しかった」
ア「・・・どうしてヒーローになろうって思ったの?」
ブ「彼の後輩に・・・教えてもらった・・・。ヒーローは常にみんなの傍にいると。
  だからなろうと思った。私でもなれると思った。正義の心があれば・・・誰でもなれる」
カ「なぁリーダー?正義って、リーダーから見たらどういうことを指すんや?」
ブ「・・・それを常に考えること。彼はいつも考えてた。そして、考えることをやめたら、悪に走る。
  ・・・あの時、私と・・・レッド以外はみんなそうなった」

643:⑪/⑯
09/12/12 02:07:55 oQ/Z5grU
ア「【私に正義を教えたから】ね」
ブ「・・・何?」
ア「ブラックが彼を好きな理由!」
カ「そうやな・・・つまるところ、それが結論やな!」
ブ「・・・それは私が決める!」
カ「ちょ!それじゃ話が終わらないやないか~!」
ブ「・・・オールナイト」
ア「そ、それはちょっと・・・」
ピ「うう・・・寒い・・・」

ふと気付くと、外の雪は本格的に降り始め、路面は大量の積雪で覆われていた。
窓から入る風は冷たく、夜も更けてきたことを実感させるに充分だった。

カ「今何時や?」
ア「23時」
ピ「も~暇つぶしはいいでしょぉ?ブラックぅ?」
ブ「うん・・・」
カ「でも中々楽しかったで!またこんな話しような~?」

「おーい、ピンクー」

ピ「え?うそ?」
一二己「お前どこをほっつき歩いてんだよ!早くしないと始まっちまうぞ!」
ピ「ご、ごめん!何というか不可抗力で・・・」
一二己「・・・あ!どうも皆さん、いつもうちのピンクがお世話になってます」
カ「いやいやぁ、それほどでも~」
ブ「・・・お世話してます」
ア「うんうん」
ピ「ちょっと・・・!うちの、ってどういうことよ~!それに世話になんてなってないぃ~!」
一二己「と、とにかく行くぞ!急ぐぞ!ライトアップが始まっちまう!」
ピ「・・・どうせ急ぐんなら・・・これでいこ!」
ピカッ!
一二己「やっぱりこれで行くのか・・・」
ピ「いいじゃない!2人で一気に動けて爽快よ」
一二己「このスーツ、防寒機能無いだろう!・・・お前の人肌で暖めてくれるなら別だけど」
ピ「なんか急に脳を開放的にしたい気分になっちゃったなぁ~?」
一二己「分かった分かった!それでは皆さんメリークリスマス!」
バッ

合体ピンクはこうして夜の闇に消えていった・・・。

644:⑫/⑯
09/12/12 02:08:34 oQ/Z5grU
カ「なんかドタバタしよったなぁ・・・!」
ア「ほんと、初々しいというか何というか・・・」
ブ「・・・朱里はもう倦怠期?」
ア「けん・・・!付き合ってから10年超えてる人に倦怠期とか言われたくないんだけど~!」

「朱里!」

ア「あ・・・」
真十一「大丈夫か!?ケガはないか!?」
ア「えーっと・・・どこから説明すればいいのやら・・・」
ブ「大丈夫・・・朱里の愛の力で敵は倒れた」
カ「・・・そう、揺るぎない愛の力、真十一くんを想う力や!」
ア「おかしなこと吹き込むなー!!」
ドタバタドタバタ
真十一「???」
ア「えっと・・・要するに・・・迎えに来てくれてありがとうってこと・・・」
真十一「ともかく・・・無事で良かったよ。もうお前一人の体じゃないんだか・・・」
ア「うわあ!言うな!!」
真十一「ムゴ???」

慌てて真十一の口を塞いだ朱里だったが、時既に遅し。

カ「・・・リーダー?今なんか聞こえなかったか?」
ブ「・・・聞こえた」
カ「お前一人の体じゃないとかなんとか~♪」
ブ「確かに聞こえた・・・♪」
ア「ああ・・・もう・・・スポーツ誌の一面にでかでかと載っかって
  ほえ面かかせてやろうと思ってたのに・・・」
カ「お前そんなこと考えてたのか~!」
ブ「・・・だから結婚するの?」
ア「それは・・・!」
真十一「断じて違います!・・・朱里が妊娠してるのが分かったのが先月。
    結婚することを決めたのは3ヶ月前です。・・・タイミングがなかなか合わなくて
    結局ずれちゃいましたけど・・・。でも少なくとも俺達の気持ちの中ではそうなってます」
ブ「・・・そう・・・ごめん・・・」
真十一「いや、こっちも強い口調で言っちゃってすみません」
ア「・・・まったくよ。結局ずれ込んじゃったせいで
  世間様からは『デキ婚』扱いされちゃうじゃない!どうしてくれるの!?」
真十一「う・・・、だって・・・あの時リーグ優勝争いで連日試合後の番組に引っ張りだこで忙しくて・・・」
ア「許さない・・・!お仕置きしてあげる!目瞑って!!」

645:⑬/⑯
09/12/12 02:09:09 oQ/Z5grU
真十一「・・・!そうか・・・。よし、俺も男だ、分かった!」
そう言うと真十一は目を瞑った。
カ「お、おいおい、朱里、なんぼ何でもそれは強引・・・?」
ブラックは言いかけたカズを制止した。
この先に何が起こるかを知っているのだ。
そう、かつてジンという大地の精霊と共にこの光景を見ていたのだから。

CHUUUU♪

真十一「(う・・・何もこんな場所で・・・)」
カ「うわあ・・・舌入っとるで・・・」
ブ「・・・バカップル」

ポン♪

ア「・・・どう?少しは効いた?」
真十一「ああ、それはもう最高に」
ア「・・・帰るわよ。私の作ったケーキと七面鳥は残してくれたんでしょうね?」
真十一「お前と一緒に食べようと思ってたからまだ手はつけてない」
ア「・・・ありがと。・・・じゃあみんな・・・」
カ「おう!はようスポーツ誌の一面に載れよ?」
ブ「・・・お幸せに・・・!」
ア「うん・・・私、幸せになるから」
真十一「みんな、ありがとうございます!えーっと、カズさん」
カ「?」
真十一「あ、やっぱりいいか。そのうち分かるし」
カ「なんやのぉ!?めっちゃ気になるわぁ!!」
ア「メリークリスマス!」

朱里と真十一は仲良く歩いて帰っていった・・・。

カ「・・・取り残されちまったなぁ」
ブ「・・・もう2年会ってない」
カ「・・・は?」
ブ「会わないと暇・・・」
カ「はあ・・・なるほど。それで暇つぶしに、人の恋路にちょっかいを、と(性格悪いなぁ・・・)」
ブ「今日もきっと来ない・・・」
カ「ま、ま、まあそうかもしれないやろうけども・・・、だからってわざわざクリスマスに・・・」
ブ「クリスマス・・・見せ付けられてるようで・・・嫌・・・」
カ「(うわー、何かいじけとるでこの人!)」

646:⑭/⑯
09/12/12 02:09:47 oQ/Z5grU
「ほ、本当にいた・・・!カズー!」

カ「じゅ、十蔵!?な、なんでここが・・・」
十蔵「それが・・・街中でお前を探してたら、たまたま真十一選手を見かけて・・・。
   で、俺は何も言ってなかったんだけど、向こうは何故か俺達の事情を知ってるらしくて・・・。
   それでこの場所を教えてくれたんだ。「多分ここにいますよ。でも俺が入ってから30分後くらいに
   来てくださいね」って。なあどういうことなんだ?」
カ「あ、あの野郎・・・。今度会ったら朱里と喧嘩覚悟で一発殴っちゃる!」
ブ「・・・・・・・・・良かったね・・・」
カ「う・・・殺気が・・・」
十蔵「こちらの方は・・・?」
カ「あー・・・紹介するわ。うちの仲間でなぁ」
ブ「こんばんわ・・・メジャリーガーと付き合ったばっかりに
  2年も遠距離恋愛中のブラックです・・・」
カ「(あかん・・・完全に目が死んどる・・・)」
十蔵「はぁ・・・メジャーリーガー・・・。・・・!そうだ。
   もう一つ思い出した。凄い人を見かけたんだよ!」
カブ「?」
十蔵「メジャーリーガーだよ!テアトルガリバーズの!
   スーパースター、ナナキだよ!さっき街で見かけてさ!
   カズを探してるような時じゃなかったら、きっとサイン貰ってただろうなぁ・・・!」
ブ「・・・」
カ「なあリーダー・・・ひょっとして」

「真央」

七輝「よ!」
真央「あ・・・。な・・・な・・・き・・・」
カ「ちょ・・・ほんまかいな・・・!
  なんや、この図ったようなタイミングは~!!」
十蔵「ほ、本物だ!あのナナキさんだ!」
ダッ!
GYU!!
七輝「おいおい、真央!く、苦しいって・・・!」
真央「会いたかった・・・会いたかった・・・!」
七輝「ははは・・・、ただいま」
真央「おかえり・・・。いつまでいれるの・・・?」
七輝「年明けまで、かな。2月のキャンプINには間に合うように調整しなきゃいけない。
   ・・・2年も帰れなくてごめんよ。今日もお忍びで帰ってきたはずなのに
   報道陣にばれて、あいつらを撒くのに時間がかかっちまってさ!」

647:⑮/⑯
09/12/12 02:10:32 oQ/Z5grU
カ「そ、そうや。なんであんたこの場所が分かったんや!?」
十蔵「おいカズ!あんた、なんて失礼だぞ!この人は野球人にとっては現人神みたいな人で・・・」
ドタバタドタバタ
七輝「・・・楽しそうな仲間がいてよかったよ」
真央「他にも何人かいる・・・。みんないい子・・・」
七輝「そうか・・・。真央、2年前の続きを聞かせてくれないか?」
真央「・・・」
カ「(おい、十蔵!なんか様子がおかしいぞ)」
十蔵「(ああ、なんかムーディーな雰囲気だな!)」

七輝「俺の気持ちは変わらない。真央、アメリカに来てくれ。俺と一緒に暮らそう」
真央「・・・私の気持ちも変わらない。・・・日本はまだ平和になってない。
   平和を守るのが私の使命・・・。だからまだ、あなたとは行けない・・・」
七輝「そうか・・・。そう言うと思ってた!ハハ!」
真央「ごめんなさい・・・本当に・・・グスン」
七輝「泣くな」
真央「・・・!」
七輝「ヒーローは泣かない・・・そうだろ?」
真央「うん・・・うん・・・」

十蔵「カズ・・・ナナキさんな?テレビのインタビューでいつもぶっきらぼうなこと言ってるだろ?
   あれ、何でだと思う・・・?」
カ「・・・今なら分かるで。ジャジメントやな?」
十蔵「そうだ。バット選びから、テレビでの態度に至るまで、あの人は大きな力に対して
   いつも反抗するような行動を取るんだ。・・・周囲はそんなあの人のことを変人呼ばわりするけど、
   今、はっきり確信した。ナナキさんもナナキさんなりに、正義のために戦ってるんだ!」
カ「正義・・・か・・・。
  そうや!質問に答えてくれーなー!
  なんであんた、この場所が分かったんや?」

七輝「なんで?か・・・、うーん。なかなか説明し辛いなぁ」
真央「愛の力・・・」
カ「・・・はぁ?」
真央「愛の力で、お互いの位置が分かる・・・」
カ「リーダー、あんまふざけてるとまた護衛艦でしばくで?」
七輝「護衛艦・・・。いやー、他に説明のしようがないんだよ。どんなに離れてても、真央がどこにいるか
   どんな状態なのか、なんとなく分かってしまうんだよ」
カ「!!・・・な・・・なんや、その少女マンガみたいな能力は・・・」
十蔵「ナナキさんすげぇ!」

648:⑯/⑰
09/12/12 02:11:05 oQ/Z5grU
カ「(は!?ということは・・・!)じゅ、十蔵・・・。そろそろ帰ろうか!」
十蔵「なんでだよ。俺、まだナナキさんに色々話をうかがいたいんだぞ?」
七輝「真央が大怪我をした時も・・・当然分かる・・・」
カ「う・・・」
七輝「さっき護衛艦って言ってたよな?・・・君だったのか。
   アメリカでも護衛艦がひっくり返ったのはニュースになってた。
   そしてその時、真央の命が消えかけてたのも感じた・・・」
カ「す、すんません!ほんま許してください!」
真央「七輝・・・!」
七輝「反骨のメジャーリーガーなんてやってると、色んな人間が周りに集まってくる。
   機材もな。・・・つい先日最新式ESPジャマーを手に入れてね。護身用に今も忍ばせてるんだ」
カ「あ・・・あ・・・」
七輝「君は素でも結構強いようだけど・・・。果たして俺の復讐の気持ちより強いんだろうか?
   それに俺はメジャーリーガーだ。体力には自信がある」
真央「七輝!やめて!」

十蔵「待ってください!」
カ「!?」
十蔵「カズは何も悪くないんです・・・復讐するなら俺にしてください!」
カ「な、何言ってるんや・・・」
七輝「・・・その頼みは聞けないな。君に復讐する理由がない」
十蔵「俺はカズの彼氏です。男です。頼んでるんですよ。それでは理由になりませんか?」
カ「これはうちの問題や!十蔵は・・・」
十蔵「引っ込んでろって言うのか?4年前みたいに、また俺を蚊帳の外にして!」
カ「ち・・・ちが・・・!」
十蔵「もう離さないって言ったんだ!黙って言うとおりにしろ!」

七輝「う・そ・よ・ね~」
カ十「・・・・・・・・・・・・え?」
七輝「いや、だから、嘘。復讐とかどうとか、意味分かんないし
   遠く離れてるのにどうやって相手の状況なんて分かるんだよ。
   護衛艦で云々も、君なんか勘違いしてるんじゃないの?
   そもそも超能力なんて現実にあるわけないじゃん。
   ファンタジーやメルヘンの世界じゃないんだから」
カ「いや、さっきESPジャマーがって・・・」
七輝「え?まさか超能力なんてあると思ってるの?超ぶったまげ!」
カ「(な、何がなんだか分からん・・・どうなっとるんや・・・)」
十蔵「(お、おい・・・なんか俺ら重大な間違いをしてるんじゃないのか?どうなんだ!?)」

649:⑰/⑰
09/12/12 02:11:41 oQ/Z5grU
真央「だーいせーいこー♪」

・・・

カ「ああぁ・・・やっぱりそーなんか・・・?」
十蔵「ドッキリか!?ドッキリなのか!?こんな短時間でドッキリを仕掛けるなんて・・・。
   ナナキさんと真央さん、まじすげぇ!」
カ「もうそんな落ちでええわ・・・ほんま・・・。
  長いこと失礼しましたぁ。お二人さん、素敵なクリスマスを~・・・」
十蔵「お、おおい!サイン!俺まだサインもらってない・・・おおおい!!」

カズと十蔵はトボトボと帰っていった・・・。

七輝「・・・いい男女だな」
真央「もし・・・」
七輝「うん?」
真央「十蔵くんが・・・身代わりになるって言わなかったら・・・どうしてた?」
七輝「真央は黙って見てるだけだったか?」
真央「・・・分からない・・・」
七輝「おいおい・・・」
真央「何が正しくて、何が正しくないのか、いつも考えてる・・・。
   復讐は良くないのか、七輝の気持ちを尊重すべきなのか・・・分からない」
七輝「俺の感じ方はこうだ。・・・愛する人を傷つけた者を野放しにするのは良いことじゃない。
   だが、男の頼みを無碍にするのも良いことじゃない」
真央「難しい・・・正義って・・・」
七輝「ああ、難しいよ。これからも2人で考え続けなきゃいけない・・・。止めてくれてありがとうな」
真央「え?」
七輝「やめて!なんて初めて聞いたよ♪」
真央「・・・バカ!」
七輝「それも初めてだな!」

4人の女と4人の男が出会い、イヴの夜は更けていく。
正義の味方にも恋人は必要だ。
好きなものも嫌いなものも、主義も主張も、戦う方法も能力もバラバラな彼女達。
だが、たった一つだけ共通していることがあった。

全員、聖夜を共に過ごすかけがえのない想い人がいるのである。

メリークリスマス。

650:あとがき
09/12/12 02:13:26 oQ/Z5grU
これで終わりです。
もし読んでくださった方がいたら、こんな駄文に付き合っていただいて
ありがとう、とごめんなさいと言いたい。
そして10主&カズの扱いが悪いのは仕様です。本当にありがとうございました。

651:名無しさん@ピンキー
09/12/12 02:29:13 5L06V/Gu
なんという力作
所得格差に俺も泣いた

652:名無しさん@ピンキー
09/12/12 03:33:30 t4lmgnSv
これはいい。
強いて何をいうなら名前が読みづらいところ。


653:名無しさん@ピンキー
09/12/12 05:10:23 8KtJxZDz
ノーコメント

654:名無しさん@ピンキー
09/12/12 07:08:07 XuDKG/n7
ヤバイ終始にやけぱっなしだわwww

655:名無しさん@ピンキー
09/12/12 07:16:37 e5bsV4O6
なんか管理人今年中に投下しない気がしてきた

656:名無しさん@ピンキー
09/12/12 19:53:41 DoDck7EG
12主「俺の彼女、俺の稼ぎが悪いから仲間内から馬鹿にされてるみたいなんです」
9主「ふーん、それで?」

657:名無しさん@ピンキー
09/12/12 21:30:25 +9rpjkrA
9主wwwww さすがナイスガイだ。

658:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:24:39 Abgq812T
11主人公は最低5000万は稼いでるというのにヒモときたら…

659:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:35:48 6a7dZopP
10主のものをかこうとおもうんだが需要はある? 

660:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:54:22 JobO/rsA
無いはずがない

661:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:56:52 xMZTu4sh
最近台本小説多いよな…
せっかく良い作品多いのに…台本小説だとショボく見えるからなぁ…

662:名無しさん@ピンキー
09/12/12 23:58:35 7d6qf1Bn
ラン以外ならバッチコイだぜ

663:名無しさん@ピンキー
09/12/13 00:01:07 DoDck7EG
台本小説しか書けない俺大ピンチ

664:名無しさん@ピンキー
09/12/13 00:02:35 5hjRT9sR
年収は実際どの主が一番なんだろうな
低いのは9主だろうけど

665:名無しさん@ピンキー
09/12/13 00:55:43 fxhkiGiP
台本には台本のよさがあるのさ

666:名無しさん@ピンキー
09/12/13 01:54:33 BFibLGz6
1人2人ならともかくたくさんいる場合主人公に個別に名前が付くと読みづらい。
こういのは7主。10主でいいだろ。

667:名無しさん@ピンキー
09/12/13 02:01:15 B8kX+s7y
1~5、7、8、10、11のプロになったメンバーは大体横並びだろうな。
トレード先とかED後の活躍具合によって変わるし議論できそうにない。
差があるとしたら5で、活躍し始めた年齢的に低いかなってくらい。

プロ>TPorワギリ社員(6)>社会人(12)>大学生(DASH)>風来坊(9)
こんなとこじゃね。

668:名無しさん@ピンキー
09/12/13 03:37:14 SDYmlQQi
8主がCCRのころの給料がプラスされるから高そうだ
6主が未だに和桐に居たら重役とかになってる可能性がある

669:名無しさん@ピンキー
09/12/13 20:00:10 MpCo0oSQ
9主 維織Eだとかなり金持ちじゃない?

670:名無しさん@ピンキー
09/12/13 20:14:57 NHbZ4W1P
あの人だったら、9主がお金ほしいって言ったら考えなしにぽんって数百万出しそうだと思う。
それで9主がその山をみて泡吹いて倒れてくれるといい。
そんなくだらない妄想。

671:604
09/12/13 20:19:35 Nb6McTtB
書いちゃったけど投下して良いでしょうか??

一応注意書きを
※この作品は12裏の世界観をベースにオリ設定を加えています、オリが嫌いな人はNGIDをお願いします
※ネタバレは含みませんが12裏に登場するキャラが出てきます
※キャラが崩れているかもしれません

それでも良いなら野球バラエティー!と書き込んでください

672:名無しさん@ピンキー
09/12/13 20:27:23 5VryZ4D8
挙手房乙

673:名無しさん@ピンキー
09/12/13 21:14:35 Nb6McTtB
分かった、投下はやめておくね

674:アカネスキーLv.10
09/12/13 21:52:43 HeC26XSH
皆さんお久しぶりです。初めての方は初めまして。
覚えていらっしゃらない方は、ジオットの部屋へご招待します。嘘です。

突然ですが、パカーディのSSを書き上げました。
需要がおありでしたら即座に投下しますが、
以下の注意書きを見て拒絶反応を起こした方は見ないでください。
場合によっては投下を取りやめ致します。


・ダチョウに乗ったパカーディ。
・主人公は野球コーチエンド。地方ではなく日の出高校のコーチになってる
・展開が弱冠早め。
・地の文がががががががが。



675:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:02:56 MpCo0oSQ
拝見しましょう。
投下してくれ。

676:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:12:20 r7OQRua9
あんたある意味すごいわ

677:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:14:00 GCqBp6Dq
鬱陶しいな
駄作だったら見なかったことにするだけだから気にするな

678:Idiot Lovers
09/12/13 22:31:45 HeC26XSH
「…ふぅ、ま こんな感じかな。」
グラウンドの整備を一通り終えた俺は、端の方の木に座り込んで一息ついていた。
デウエスとの戦いが終わり、先輩や開田を救い出して高校野球のコーチとなった俺は今、
日の出高校という高校のコーチを山井監督と一緒にやっている。
本州から少し離れた島の高校のコーチをやると言うのは少し抵抗感があったが、
給料もいいし、実家で漁業を手伝うよりかはマシだったので俺はOKした。
…暮らし慣れたアパートを離れる事になったのは少し寂しいけど、充実した毎日を送っている。
「えぇと後は…あ、そうだ。スケジュールを建て直さないと。」
何かやり残した事は無いか模索していたら、試合の予定が変更されたのを思い出し、
スケジュールを保管してあるパソコンの所に向かう事にした。
山井監督も年で少し頼りないし、こういった作業は全部俺がやってる訳だ。

(ドッドッドッ…)
「ん?」
俺が立ち上がり、少し歩いた瞬間に何か別の足音が聞こえた。
少なくとも人間の足音じゃない。それもかなり早い感覚で音が聞こえてくる。
色々考えているうちに足音はだんだんと大きくなって来た。
「わわっ!?す、ストップ!止まれ!止まるんじゃーーっ!!」
「うわっ!?」
突然何かがこっちに向かって来て俺はそれに跳ね飛ばされそうになった。
何とか間一髪かわしたが、俺はバランスを崩してその場に転んでしまった。
「むむむ…やはり馬と同じようにはいかんのう。」
聞こえたのはよく耳にする声だ。少し目を上に向けてみると見慣れた目立った王子風の服が見え、
幼さを残した顔にショートヘアの金髪をなびかせた、顔見知りの女の子がそこに居た。
「パ、パカ…?」
「うむ、久しぶりじゃのう!小波!」
恐らく数週間程だろうか、パカとはここ最近顔を合わせてなかった。
地方大会の試合も大詰めになって来て、部員の指導やら何やらで中々連絡を取る機会が無いからだ。
「あぁ、久しぶり………じゃなくて!グラウンドにダチョウで入って来るなよ!
 せっかく整備したのに滅茶苦茶じゃ………ってはぁぁぁあああ!!?」
「なんじゃ、そこまで驚く事は無かろう。そんなにダチョウが珍しいか?」
そうだ、パカはダチョウに乗って颯爽とグラウンドに現れたのだ。
確か最初に会った時は白馬に乗っていたが、今のパカはもう白馬は持ってない。
だからと言ってダチョウに乗ってくるとは思わなかった。
「いやいやいや!とりあえず色々聞きたい事があるけど何処でダチョウなんか手に入れたんだよ!?」
「うむ、先日ミーナの仕事を手伝ったのじゃが、その報酬で貰い受けたのじゃ。」
「どんな仕事手伝ったらそんな物貰えるんだよ…。」
仕事で手に入れた金で買ったと言うのならある程度は納得出来たが、報酬=ダチョウというのは意外だった。
ミーナさんの事だから色々あるんだろうけど…一応聞いてみた。
「ブギウギ商店街でゴキブリという黒い虫の駆除をしたのじゃ。」
「そんなんでダチョウ貰えるんならフナムシ退治で貰えてもおかしくないよな?」
あの場合は異常にでかい人喰いフナムシだったが、そのあたりは気にせず当然の疑問を返す。

679:Idiot Lovers
09/12/13 22:33:02 HeC26XSH
「ん?ゴギブリはゴキブリでも人喰いゴキブリじゃぞ?あれは手強かったのう。」
「…あぁ、成る程ね。噂だけ聞いてたけど日本にも来たのか。」
いつか山井監督の知り合いにフナムシ退治を手伝わされたときに、
海外に居ると言う話を聞いた事はあったが、いつの間にか日本に来たのかもしれない。
またツナミ――いや、今はジャジメントだったか―のせいかと思ったが、それはありえないだろう。
むしろそうであって欲しくない。
「それよりよくゴキブリ駆除なんて出来たな。パカなら絶対気持ち悪がってしないと思うのに」
「まぁ、慣れればただの黒い虫じゃからな。むしろデカくなったら気持ち悪さが半減するのう。」
「ははは…。」
パカも昔は色々苦労してたそうだし、あれに慣れていてもおかしくはないか。
「そうだ、小波にもその仕事を紹介してやろうではないか。
今度はもしかしたら白馬が貰えるかもしれぬぞ。もしそうなったら余の夢も叶うからな。」
パカの夢とは、ドラゴンを倒した白馬に乗った勇者と結ばれると言う物だ。
俺の場合、バッタ男のマフラーとジオットのいざこざでドラゴンのような化け物を倒したから、
残ったのは白馬だけ、と言う訳だ。俺としてはその夢は叶えてやりたいけど…
「…悪いけど、遠慮しとくよ。今はコーチ業で忙しいし、そんな余裕も無くなったからさ。」
「ぬぅ、残念じゃのう。余は白馬に乗ったお前の姿がどうしても見たいのじゃが…。」
少ししょんぼりしてパカが言った。
どうもパカはそれだけは諦めたくないらしい。
「その夢は遠いかもしれないけど、いつか叶うといいよな。
それより、よくこんな離れ島まで来たよな?こっちに来るくらいなら携帯に連絡してくれれば
そっちの方に迎えに来たのに。」
「それではダチョウに乗ってお前を驚かす楽しみが減るではないか。」
「わざわざ驚かせる為にここまで乗って来たって訳かよ。」
「ま、そういう事になるのう。ところで小波、今度の日曜は暇か?」
「え?う~ん…その日は何も無いけど。」
「だったら海に行かぬか?確か、今年は一度も行ってなかろう?」
「あぁ、そういえばそうだな。」
確か去年、初めて知り合った時も一緒に行ったっけ。
あの時は水着が無かったけどそれなりに楽しかったな……俺以外は。
せっかくの海なのだから俺としてはレンタルでも水着を着て欲しかったが、
色々と準備が必要だのどうだので結局うやむやになってしまった。
「…だったらさ、この島の海にしないか?ここの砂浜と海は去年行った所より綺麗だし、
なにより人が少ないしね。」
「ふむ、ならばそれで決まりだな。じゃ、次の日曜日を楽しみにしてるぞ!さらばだ!」
「あぁ、またな。」
パカはダチョウに乗ってそのまま走って帰っていった。…やっぱりダチョウは早い。
さてと、後はスケジュールを……あれ?グラウンドの土が滅茶苦茶……あ。
「っておい!グラウンドを荒らしといてそのままにして勝手に行くんじゃねぇよ!!少しは手伝えーっ!!」
届く筈の無い叫びが当たりにこだました。結局その日俺は、徹夜する羽目になった。


680:Idiot Lovers
09/12/13 22:35:04 HeC26XSH
「ううむ…確かにここの海は綺麗じゃのう。」
「ジャジメントの手もあまり届いてないしね。昔はリゾート地に開発されるとかそういう話も
 あったみたいだけど、結局立ち消えになったそうだよ。」
この島は離島なだけに開発があまり進んでおらず、田舎のような所だ。
だが自然が豊かで空気もうまいし、ここでの暮らしも慣れれば中々いい物である。
砂浜にはゴミの類いは殆ど落ちてなくて、海水も澄んでいる。
太陽もいい具合に照っているので、今日は絶好の海水浴日和だろう。
「それじゃ、私は水着に着替えてくるからそこで待っておれ。」
「あぁ。」
パカが着替えている間、とりあえず俺はビーチパラソルを立てる事にした。
…にしてもパカの水着かぁ。普段は王子様の格好だから想像出来ないな…。
それどころかほぼ毎日あの服を来ているような気がする。もしかして何着も持ってるのかな?
同じ服を何着も持ってるのもおしゃれの一つと言う話もあるけど、俺としては非常に残念だ。
普通の格好をすれば凄く可愛い筈なのに色々と勿体ない
…まぁ、俺が半ば諦めているのも事実なんだけど。
パカってあぁ見えて結構強情だし、山に行った時も結局あの格好だったから
普通の格好をするよう説得するのは至難の業だろう。
「待たせたのう、小波」
色々と考えていると、パカの声が聞こえた。
どうやら着替え終えたらしい。
「あぁ、パカ。こっちは丁度パラソル立て終えた……とこ………。」
「ん?」
あれ、俺は天国を見てるのかな?
俺の目の前には露出度が高めな水着を着ているパカが居た。
シンプルな明るい色調の水着は、パカの白い肌にこの上ない程マッチしている。
あぁそうだよ、これだよこれ。やっぱり夏はこうでなくちゃ。去年は露出度×だったが今は露出度◎だ。
普段の王子様風の格好も可愛いけど、やっぱりこういう格好をしてくれた方が破壊力は抜群だなぁ。
体型の方は胸とかはともかく、腰のくびれとかその辺りがもうたまりませn
「…おい、さっきから目を点にして固まっておるが、どうしたのじゃ?」
「はっ!」
いかん、あまりにも似合いすぎていたせいでつい見入ってしまっていた。
あぁ、ジト目ですごいこっち見てるよ…。
「…もしかして、この水着が気に入らんのか?」
「いやいやいや!全然オッケー!むしろストライクゾーンど真ん中直球です!!」
「そ、そこまで言われると逆に恥ずかしいのじゃが…。まぁ、喜んでもらえて何よりじゃ。」
パカがそう言うとにっこり笑った。やっぱり普段と違う格好のパカは新鮮だ。
と言っても水着だが、それでも俺は非常に嬉しい。こんなんだったらカメラでも持ってくれば良かった。
こんな格好のパカは恐らく滅多に見れないだろうから。

681:Idiot Lovers
09/12/13 22:36:37 HeC26XSH
「…じゃが。」
そう呟くとパカは、俺の目の前に来て
「(するっ…)一番喜んでるのはここのようじゃな。」
「なっ!?」
いきなり俺が付けていた水着を一気に降ろして一物を取り出した。
いつのまにか俺の物は…完璧に立っていると言う訳ではないが固くなる程にまで反応してしまっている。
…去年もだけど、ミーナさんの時といい、俺って一々欲情しやすいよなぁ…。我ながら情けなくなる。
「…こんなに固くしおって、そんなに余の水着が良かったのか?」
「お、おいパカ!いきなり何を…」
「どうせ誰も居ないから安心せい。ん…」
「ッ……」
俺が止めようとする前にパカは素早く俺の一物を咥え始める。
突然襲われた快楽に、俺は一瞬でなすがままになってしまった。
「んっ……むちゅ…ぷちゅ……むぅ……んん…」
最初は先端を咥えるだけだったが、段々と口の奥の方までモノを運んでゆく
何度もやってるので慣れてるのか、パカは舌を巧みに使って俺の感じやすい所を的確に刺激してくる。
「んむ………もう、大きくなって来た……む…」
俺のモノはすぐに最大限まで大きくなった。やっぱりパカはこういう事の上達がかなり早い。
忙しかったせいで自分で処理しておらず、こういう事も久しぶりなので俺はもう限界が近い。
「パ、パカ…俺、もう……」
「んっ!むぅっ!んむっ!…んちゅぅぅう…」
もう出そうなのを勘づいたのか、いきなり動きが激しさを増してゆく。
勢い良く一物を吸われ、俺は呆気なく絶頂を迎える。
「くぁ……ッ!」
「んぅ゛!?んむ゛ぅぅううっ!!」
口の中に出てしまった……けど、いつもは無理してでも飲み込んでいるから大丈夫だろう。
ただ、さっきも言ったように自分で処理してないから出てる量がかなり多い。
「ん……んく……んく……ちゅう……」
それにも関わらず、未だに出ている物をこく、こくと飲み干し、果てには尿道に残っている物まで吸い尽くしてゆく。
全部出し切った頃に、パカは俺の物から口を離した。


682:Idiot Lovers
09/12/13 22:38:01 HeC26XSH
「ぷはっ…けほ、けほっ………随分と溜まってたのう?」
「あ、うん…。自分で処理する暇もなかったからさ…。でも、パカ?」
「何じゃ?」
「今日は海に泳ぎに来たんじゃ…なかったっけ?」
「…何を言っておる?余は海に行こうとは言ったが、泳ぎに行くとは言っておらんぞ。」
…成る程、元々この為に誘った訳か。
確かに最近会えていないからカップル同士の営みもやっていない訳で。
恐らくパカも相当溜まっていたのだろう。
「…初めて会った時からだけど、パカってこういう事には随分積極的だよね?」
「なっ…!ぶ、無礼者!私は、その、別に変態と言う訳では…」
「いいよ、俺はそんなパカが大好きだから。」
「ば、馬鹿者…。元々私をこうしたのはお前じゃろう…」
そう言うと、顔を赤くしてぶいとあっちの方を向いてしまった。だけど、俺は更に追い討ちをかける。
「でもさ、前までから誘って来たのはパカからだよね?観覧車の時だって…」
「え、えぇい!余の水着を見ただけでそそり立つような奴に言われたくないわっ!
それより早く続きをせんか!もう、疼いて仕方ないのじゃ…」
「はいはい、でもここじゃマズいからあっちの岩陰で…ほらっ!」
「きゃっ!?」
俺がパカの足と背中を手で持ち上げ、所謂お姫様だっこをすると
普段からは想像出来ない可愛らしい声を上げた。
「お、おい!いきなり何を…」
「ほらほら、暴れない暴れない。」
「じゃ、じゃがっ!いくらなんでもこんな所でやる必要は…っ!」
「さっき”誰も居ないから”って俺の物を咥えていたのは ど こ の 誰 か な ?」
「う゛ー…」
反論の余地もなくなったのか、パカは抵抗を止めた。
最初の内はこういう事を”それはまだ早い”などと拒んでいたけど、最近はすんなりと受け入れるようになった。
こうして外で抱き抱えるのは初めてだけど。
とりあえず、俺はパカを抱えたまま大きい岩の影の方へ行く事にした。

683:Idiot Lovers
09/12/13 22:39:46 HeC26XSH
「…もう、こんなに濡れてる。」
「や、やぁぁ…………」
指の間で愛液を粘らせると、パカが顔を赤くした。
水着の布越しからでも見て分かる程、パカの秘所は濡れていた。
「俺のを咥えただけでこんなになるなんて…やっぱり変態じゃないか。」
「だ、黙るのじゃ……それより、早く…」
「ん?何を早く?」
「その……し、舌で………」
「舌で?舌でどうして欲しいのかな?」
何を言いたいかはもう分かってるけど、俺は意地悪そうに言った。
普段のパカはえばっているから、こうして言わせた方が気分がいい。
「こ、この、外道がっ……………舌で、中を……か、掻き混ぜてくれ……」
「よく言えました。…足の力抜いて。」
「う、うむ……。」
下の方の水着をゆっくり外すと、パカの愛液が糸を引いていた。
むわっと熱気が立ちこめてきた。よほど溢れさせていたのだろう。
もうちょっとこの光景を見ていたいけど、これ以上待たせるのは酷なので一気に舌で舐め上げる。
「ひぁっ!?」
いきなり舐められて驚いたのか、驚愕の色に染まった喘ぎ声をあげた。
俺はそれだけで終わらせず、絶えず舐め続ける。
「や…ふぁっ…ぁあ、んっ!」
舐めるたびに奥の方から愛液が流れてくる。俺はそれを舐めとったりしながら
攻め続け、尿道口の辺りも綺麗に舐め上げた。
「あ、はぁっ……そ、そんなに、舐めちゃ…や、ぁ、あんっ!」
外側の方はもうこれで十分かな?俺はパカの秘所を手で広げ、穴を開かせた。
パカの秘所はぐちょぐちょに濡れており、ひくひくと物欲しそうに動いている。
ここで俺のモノを入れても問題ないかもしれないが、それじゃ面白くない。
代わりに俺の舌をずぷずぷと穴に挿入した。
「ぁっ!?……あんっ、んはぁっ!あぁ……舌が、中に……もっと…」
舌を中でうねらせたり、膣壁を舐めるように動かしパカを絶頂へ導いていく。
パカは指よりも舌で攻められるのが好きらしい。
実際に指でするよりも舌でした方が反応がいいし、前戯の時にはいつも舌をねだってくる。
でも、多分本当に好きなのは…
「んむ」
「ふぁぁっ!?や、あ…あぁっ!!」
こうして歯や唇でクリを挟まれる時だろう。唇で、膨らんだクリを挟むとパカはビクンと一瞬痙攣した。
こちらも指でした時よりも反応が段違いだ。もっと悦ばせてやろうと思い、クリと穴を交互に攻める。

684:Idiot Lovers
09/12/13 22:41:51 HeC26XSH
「い、やあっ!そんな、あっ!はぁぁああっ!!」
ふと下の方を見ると、岩場には溢れてくる愛液で小さな水たまりが出来ていた。
よほど感じているのだろう、奥から液がどんどん出てくる。
その溢れてきている汁を、俺は一気に吸い上げる。
「んんんむっ!」
「あ、や、やぁぁああっ!?そんなに、吸っちゃ…やんっ、ぁっ、ふぁぁあっ!
あ、駄目ぇっ!!もう、イク!!イクぅっ!!」
(カリッ…
「んふぁぁぁああぁぁあっ!!!」
とどめにクリに前歯を立てると大きな嬌声を上げ、パカは絶頂した。
「あ゛ー…………うぁ………はぁっ………はぁ……ぁ………」
パカは仰向けに倒れ、目は焦点が合っておらず、口からはよだれを垂らしながらぴくぴくと痙攣している。
ひょっとして前戯だけで完璧に疲れ果てたんじゃ…
心配になった俺はパカの頬をぺしぺしと叩いたりして、声をかける。
「…パカ、大丈夫?」
「う、うむ……大、丈夫…。でも、少し激し過ぎじゃ…。」
どうやら意識はあるらしい。けど、息はもう絶え絶えだ。
少しやり過ぎたかな…。
「ごめん、パカが可愛かったもんだからつい…」
「っ………ば、馬鹿者…。こ、小波……早く、中に……」
「わかってるよ。」
そう言うと俺はビンビンになってる一物をパカの秘所に構えた。
亀頭を膣口にあてがい、弱冠じらしたりしながら一気に挿入する。
「ふぁ………あっ、ん、んん~~~ッ!!」
入れた瞬間に、パカは体を前のめりに体を曲げた。
入れただけでイってしまったのか、俺のモノをきゅうきゅうと締め付けてくる。
凄まじい射精間に襲われたが、ここで果ててしまえばパカに申し訳ない。
「あ、はぁ……は、入ってる…小波のが、全部…」
「…動くよ」
「…………」
パカは黙ってコクンと頷いた。
正直な話、動くだけでも出そうだったが、パカを満足させてやる為に何とかこらえて、出来るだけ激しく動く。
「や、あはぁっ!いきなりっ、は、激しっ…んはぁっ!なかで、暴れてぇっ!はぁあっ!!」
パカの秘所からは愛液がだらだらと流れてきて、それが俺のモノを上手く潤滑させる。
モノを出し入れする度にぱちゅん、ぱちゅんと水が混じり合う音が辺りに響く。
「うぁっ…あ、ひぁぁあっ!!あんっ!なか、擦れてっ…やぁっ!また、イくうぅ!!」
パカはまた俺のモノをきゅうっと締め付けて来た。だが、まだだ。
まだ、ここで果てる訳には…とカッコ付けてみたが実際もう臨界点を超えそうだ。
「パ、パカ…もう出そう……」
「あ、はぁんっ!んはぁぁっ!あ、だ、出してぇっ!なか、中に、いっぱいぃっ!!」
俺がもうイキそうだと言う事を告げると、まるで射精を促すようにパカの締め付けがいっそう強くなり、
足を背中に回され、逃さないようにがっちりと固定された。
もう我慢の限界が訪れた俺は、腰を一気に密着させ、欲望を放つ。
「あぁぁぁああぁああぁああっ!!」
中でどくどくと迸る度にパカは体を痙攣させ、モノを締め付けてくる。
さっき砂浜で一度出たのに、勢いは全く衰えていない。
「あ……ふぁぁ……熱いの、たくさん…なかに……」
「パカ…」
「小波……好きじゃ…」
「…あぁ。俺もだ…」


685:Idiot Lovers
09/12/13 22:45:07 HeC26XSH
領事を終えた俺達は砂浜に座って身を寄せ合っていた。
耳には波の音と風の音だけが静かに流れてくる。本州の方の海だったら車の音やら
騒音等があるからこうはいかないだろう。
「…静かじゃな…。」
「そうだな。」
「………………小波?」
「ん?」
「その…甲子園が近いから忙しいのは分かってるのじゃが……たまにはこうして会わんか?
できれば、週に一回くらいは…。」
パカは哀愁に染まった顔色でそう言った。
確かに最近は特に忙しい上に、本州から慣れた離島の高校でコーチをしているから、滅多に会えないでいた。
日曜でも甲子園が近くなれば一応練習はあるから週一は厳しいが、パカに寂しい思いはさせたくない。
とりあえず、俺は…
「う~ん…努力はするよ。今は大事な時だから中々遊びに行けないかもしれないけど、
終わったらまた一緒にどこかに行こうか。」
またしばらくの間離れる事にはなるが、パカも俺が忙しいと言う事は理解してくれてるし、それが一番だろう。
「う、うむ。わかった、約束じゃぞ!…あ、そういえば今日は”あれ”を一度もしてないでは無いか。」
「ん?”あれ”って?」
「ほ、ほら、あれと言えばあれじゃよ。その…」
「それだけじゃわからないから実際にして欲しいな~♪」
「ぐぬぬ……な、ならば、さっさと目を瞑るのじゃ!」
「はいはい。」
そう言って俺が目をつぶると、顔を急に引き寄せられ、唇に柔らかい感触が生まれる。
いきなり舌を入れられてちょっと驚いたが、こちらも負けじと舌を伸ばす。
舌と舌が混じり合い、ぴちゃぴちゃと淫らな水音が耳に入る。
それから少しして、パカは口を離した。
「ぷはっ……こ、これでよし。終わったら絶対に、今度は山に行くぞ!」
「あぁ。その時は、またしような。」
「な、なななっ…。こ、このたわけ者っ!私は別に、そんな淫らな考えはっ!!」
「あれ?俺は”あれ”をしようという意味で言ったんだけど?まぁそのつもりなら大歓迎だな。
あんなに乱れたパカは初めてだったしね。」
「ぬがーっ!この早漏!変態!野球馬鹿!サディストーっ!!」

(ドカバキボコ)

(仲良くケンカしました)


686:アカネスキーLv.10
09/12/13 22:49:20 HeC26XSH
以上です。

では、ノシ。



687:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:50:37 5hjRT9sR
GJ
BAD後ににみると立ち直れないよな(パカにかぎったことじゃないが

688:名無しさん@ピンキー
09/12/13 23:07:25 Nb6McTtB
GJ!

まだパカは攻略してないな…

689:名無しさん@ピンキー
09/12/14 00:32:56 +ja05GAa

このタイトルの意味ってなんだ?

690:名無しさん@ピンキー
09/12/14 01:12:42 g9vCK6H7
バカップル、かな

691:名無しさん@ピンキー
09/12/14 01:41:33 JohXnONn
GJ!

692:名無しさん@ピンキー
09/12/14 02:29:28 0JDHhKAF
>>686
野球バラエティー!

>>693
パカのグッド見たとき、馬井さん馬貸してくれねーかなと思った俺

どちらかっていうとパカップルだよな?

693:名無しさん@ピンキー
09/12/14 02:30:46 oc4Cfieo




694:名無しさん@ピンキー
09/12/14 06:15:06 fTxLDQxZ
くどい表現が増えたもんだ

695:名無しさん@ピンキー
09/12/14 07:17:12 bI/3IGxM
河島「直球だけでも駄目だがな」

696:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:01:22 7Y6Jx21f
んじゃ勝手に投下

魔物使い…それは魔物を使う人間のことである。
彼らは人間からも忌み嫌われ、魔物側からも酷い弾圧を受けている。
これはそんな魔物使いの話である

宿の扉についているベルがけたたましく鳴り響く。
「いらっしゃいませ!」
宿の主人であるトモが玄関へ出迎えに行く。
そこにいたのは黒いフードを被った男だった。
男はフードを取りトモに聞いた。
「部屋を借りたいんだけど良いか?」
トモは目をパチクリさせた後、気を取り直して宿屋の業務を始めた。
「はい、205号室が開いていますよ」
トモが鍵を渡そうとすると外から三人の女性がやってきた。
「コナミ、まだかー?」
「コナミくん、部屋の準備できた?」
「コナミ様、雨がそろそろ降ってきます」
一人は大柄で身長が二メートル近くありそうな大女。
もう一人は赤いリボンをつけたちょっと幼めな女性。
そして最後は清楚でお淑やかな女性だ。
「ああ、取れたぞ」
フードの男、コナミがそういうとトモが少し呆気に取られたものの彼に対する好奇心もムクムクと沸いてきた。
「あの…もしかして、4人で同じ部屋に泊まるんですか?」
「そうだけど…」
トモは眉間に皺を寄せてコナミに言う。
「申し訳ないんですけど今、開いている部屋は2人ずつしか止まれないんですよ…」
「ええ!そうか…じゃあもう一部屋お願いできるかな?」
「はい!」
こうしてコナミは二部屋を取ることにした。
4人は部屋に案内される
「あの、すみませんがお名前聞いてもよろしいですか?」
部屋に向かう途中、トモが質問をぶつけてきた。
「あ?ああ俺はコナミ、見ての通りただの旅人さ」
「うちの名前ははカズや、よろしゅうな」
「あたしはタケミだよ」
「スズネと申します」
「あたしは宿屋の主人のトモ、よろしくね」
それぞれ、トモに挨拶をした。
「ではごゆっくりどうぞ」
トモは軽く会釈すると再び宿屋の業務に付いた。

コナミは部屋の戸を開ける。
中には普通の宿屋らしくベットや机、イスなのが存在していた。
「へえ、良い部屋じゃないか…」
コナミは掃除が行き届いていることに感心する。
そんなコナミの背中を大柄の女性が肩を叩く。
「で?だれが一緒の部屋なんや?」
「当然あたしだよね?」
「全てはコナミ様のご決断のままに」
三人から私にしろ、というオーラが漂っている。
「日替わり…じゃ駄目か?」
しどろもどろになったコナミは苦し紛れに出した提案を口にする。
「よろしいですけど…」
スズネは二人をちらりと見る。
「ジャンケンだね」
武美も二人を見る。

697:名無しさん@ピンキー
09/12/14 21:01:47 7Y6Jx21f
「ようし…」
カズは意を決して腕を振る。
「最初はグー!」
「「「ジャンケン…ホイ!」」」
「「「あいこでしょ!」」」
コナミは三人のジャンケンが終わるまで下のラウンジへと向かっていた。

下にはせっせと仕事をしているトモがいた。
「あの!すみません」
コナミは大声をあげてトモを呼ぶ。
「はい、なんでしょうか?」
「すみませんが食事は部屋で取らせてもらえますか?」
「え?いいですけど…」
コナミの要望に少し困ったような顔をするトモ。
「どうかしましたか?」
「いえ…ただベットは汚さないで下さいね」
トモはコナミに無邪気な笑みを浮かべる。
「はい、気をつけます」
コナミが申し訳なさそうな顔をするとトモはコナミに聞いた。
「所であの三人とはどういう関係なんですか?」
「ええっと…」
コナミがど言葉に詰まっているとしていると後ろから突然3人が現れ・・・
「妻です」
「愛人だよ」
「妾や」
おのおのが好き勝手な呼称を述べた。
「やっぱり…」
答えを聞いたトモはジト目でコナミを見る。
「こら、お前等!勝手な事をいうな!」
コナミは耳を真っ赤にして怒鳴った。
「あはは!」
3人は蜘蛛の子を散らすかのように去っていった。
「まったく…」
コナミが眉間に皺を寄せているとトモがコナミを見ながら言った。
「本当に妻とかじゃないんですか?」
「あいつらは俺の従者だよ」
コナミは軽くため息を付き、苦笑いを浮かべた
小波の答えにトモは首をかしげる。
「従者ってことは貴族かなんかなの?」
「ちょっと違うな、間柄は部下以上じゃないよ」
「そうなんだ…」
コナミが話を切り上げようとすると扉が開く音が聞こえた。
トモとコナミは音のほうをするほうを向くとめがねをかけた少年がそこにいた。
「あっ!先生!?オイラをおいていくなんて酷いでやんす!」
「???」
「ちょっとちょっと、この人は先生じゃないわよ!」
トモがそういうと少年はコナミの顔をジロジロと眺めた。
「あっ、本当でやんす!……ごめんなさいでやんす…」
「別に良いさ、気にしてないし」
少年が頭を下げるとコナミは優しく言った
「じゃあオイラはもう一度先生を探しに行って来るでやんす!」
少年はそういうとすぐさま出て行った
「なんなんだ、あれ?」
「知らないわよ」
コナミとトモはメガネの少年を呆然としたまま見送った。


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