【ヤンデレ】大人しい女の子が逆レイプ2【種付け】at EROPARO
【ヤンデレ】大人しい女の子が逆レイプ2【種付け】 - 暇つぶし2ch327:INHUMAN
10/02/20 17:19:52 Wan8Bflt
ちょっと、あんたたち!!
こんなスレッドを立てて非人間的だと思わないの!?
そのうち削除依頼を出して、
消してもらうつもりだから、
覚悟してなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ~!!
まともに潰れなさいよ~!!


328:名無しさん@ピンキー
10/02/20 19:32:14 SNseeDMX
ち     ん
こ      を




   潰
      す

         よ~!!

329:名無しさん@ピンキー
10/02/21 04:44:34 2G6HvdAk
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

330:名無しさん@ピンキー
10/02/21 08:48:04 8ntGfYQy
窓際太郎に出てくるメガネ女思い出した

331:名無しさん@ピンキー
10/02/25 15:55:41 wnXLXpp/
保守

332:日記
10/02/25 21:26:21 hLcHgrHv
>>300続き
とりあえず俺は晩飯を食い終え、床に入る事にした。

明日は朝一で講義がある為普段なら寝ない時間に寝たが、そのせいだろうか、不思議な夢?をみた。

部屋をまばゆい光が包み込み、その中を二人の女の子?の様な影が動き何かを探っていた。

思いきって声をかけようとした時に何故か意識が遠のき深い眠りについた。

あくる朝、朝日が窓から差し込みその眩しさで目が覚めた。それと同時に部屋をノックする音が聞こえた。

絵璃「お、お兄様。起きてます?朝食の用意が出来ました」

男「あ、あ~起きてる。今行くよ」

そう言って俺は部屋を出ようとしたが、違和感を感じ部屋を見回した。そしてある事に気付いた。ノートパソコンが消えていたのだ。

そしてふと夢の事を思い出した。もしかしてアレは夢じゃなかったのか?そんな事を考えていると一階から絵璃の声が聞こえた。

絵璃「おにぃ~さま~、遅刻してもしりませんよ~」

俺はとりあえず考えるのをやめて大学へ行く事にした。

朝はさほど感じなかったが、今は嫌な感じ、そうドロッとした視線の様なものを背後から感じる。

何かがついて来ているのは感じているが、とても後ろを振り返ってみる気にはなれなかった。


そしてその不快感を感じながら俺は大学へついた。


以上

333:名無しさん@ピンキー
10/02/27 05:30:37 1TeoEMgk
GJ
エロシーンが楽しみだ

334:名無しさん@ピンキー
10/02/27 12:06:36 2lt8akH0
GJ

335:名無しさん@ピンキー
10/02/27 12:13:28 2lt8akH0
下げ忘れたから吊ってくるorz

336:日記
10/02/27 19:43:23 KyIhiCOA
>>332続き
俺が講堂に入っても嫌な感じは消えなかった。それどころか余計強くなった気がする。


寒気を感じ、時折鳥肌がたつほどの悪寒をおぼえた。


余りに酷いので病気かもしれないと思い、俺は校医が居る保健室へ行った。


しかし、保健室には誰も居なかった。保健室の机の上には置き手紙が有り、「急用が出来たので帰る。薬とかが必要なら棚から勝手に取って使え、風邪の場合は緑の箱の…」


な、なんじゃこりゃ。仮にも医師の医って字が付いた仕事してる癖に鍵もかけずに帰りやがった。


まぁ、アイツならやりかねない。普段から適当な奴で昼間はベッドで昼寝が当たり前の奴だからな。


しかし、アイツにしては珍しくえらく焦って出て行ったようだ。自分の妻が事故って病院に行った知らせを聞いてもゆったりしてたのに、手紙の字が物凄い走り書きだ。


そんな事を考えながらある事に気付いた。さっきまで感じていた嫌な感じが消えていたのだ。


とりあえず病気じゃないんだと思い込む事にしたが、今から講義に出ても遅いのでとりあえず今の講義が終わるまで寝ようと思い、ベッドに横たわった。


以上

337:恋のマジックポーションの作者
10/02/28 01:56:18 WYtfdH0X
日記作者GJ

俺は大した作品が書けるわけでもないのに冨樫病になってたぜ
アク禁でもなんでもなく、ただのサボリなので、書き溜めしてないです
てかおまいら紳士すぎww
濃厚チーズは勿論食わせますとも。どんな味するのか知らんから適当な表現にするけど
>>325のコメントに吹いたw なんでドキュメンタリー口調なんだよwいいぞ、もっとやれww

続き投下

338:茅ヶ崎崇詩
10/02/28 01:57:44 WYtfdH0X
「…くあっ!…さ、相模原……お前…!」
身体を必死にくねらせ、少しでもかゆみを取り除こうとするが、全く効果がない
「うっふふぅっ…ど、どうですかぁ~?これって凄いアイデアだと思いません?…ひひっ!…ま、前に、茅ヶ崎くんをトイレに連れ込んで無理矢理犯す妄想をしたことがあってぇ…はぁっ
…はぁっ…その時に思いついちゃいましたぁ~…うへへぇ…お、おしっこのかゆみをエッチに利用出来たらと思って、私が考えたんですよぉ…はぁっ…はあっ…」
当たり前だ
そんな悪魔のような考えを浮かべるやつがこいつ以外にいたら、堪ったものではない
「…あははっ!ほぉらぁ…神経がもうビンビンでしょう?…ふふっ…全身が感じちゃうでしょう?」
そう言うと、相模原は俺の身体の上に覆い被さり、前後に動いてきた
「…はぁっ…はぁ…こ、これで茅ヶ崎くんと快感を共有できます…へへ…一緒に気持ち良くなりましょうねぇ~…うひひ…」
尿と互いの汗を潤滑油として、身体と身体をぬるぬると擦り付け、敏感になった肌にソフトな快感を加えてくる
「…ふ、二人ともびちゃびちゃですねぇ…はあ…はぁ……私のオシッコを塗りつけあってるなんて……はぁ…すっごくいやらしいよぉ…ああっ!…」
乳房は押し潰し、それを引きずるようにして、俺の身体に柔らかな肉体を覚えさせる
そして俺の身体も、相模原に肌を擦り付けるように自然に動いてしまう
心が拒んでも、敏感な皮膚がそれを求めてしまうのだ
「…くそっ…畜生…変態女め……」
俺は精一杯の虚勢を張った
「…はぁ…はぁっ…わ、私が変態ならぁ…変態に責められて気持ち良くなってる茅ヶ崎くんはとんでもないド変態ですね……んふふふ…変態ちんちんを…こ、こここんなにビッキビキに
勃起させて私を求めてきて…はあっ…はぁっ…な、なんてエッチな身体なの…こんなにエッチな身体してたら誰だってイタズラしたくなっちゃいますよぉ!…はぁあっ…」
同じ人間に対して小便を掛けるなんて、俺の理解をはるかに超越している
しかし、そんな俺の気持ちとは裏腹に、身体は相模原を必要としてしまう
かゆみを取り払うように身体をこすりつける
「…ぬ…ぬふふぅっ…そろそろ…はぁっ…おちんちんも我慢できなくなってきてるんじゃないですかぁ…?はぁっ…あはぁ…」
相模原はそう言うと、身体を引いて後ろに下がり、俺の内腿に舌を這わせた
「…ちゅっ…んちゅ…れろっ……はむっ…ぷちゅっ……」
ペニスには決して触れないように、その周囲だけを丹念に舐めていく
最も敏感な場所を避けることで焦らしているのだ
「…くふっ…うあっ……」
ペニスが脈を打ち、快楽の渇望を訴える
早く射精してしまいたいという気持ちが、俺の中で猛烈な勢いで広がっていく
「…んちゅっ…はぷっ……もう限界なんじゃないですかぁ…?うふふっ…はぁっ、はぁ……ちゃ、ちゃんとおねだりしてくれないとぉ~…おちんちん…イカせてあげませんよ……あむ…ちゅぱっ…」


339:茅ヶ崎崇詩
10/02/28 01:58:37 WYtfdH0X
もはや限界だった
今のこの状況よりも、自分の気持ちよりも、射精することの方が重要に思えてきてしまうほどに
「…ぐああっ……うくっ…」
「…れろ…ちゅむっ…あむん……ねえ、おねがぁい…早く…は、早く飲ませてぇ…私のお口に精子出してぇ…はあっ…はぁ…茅ヶ崎くんのおちんちんの先っぽからぁ~…白くて恥ずかし
い汁をビュルビュル~ってたっぷり出して…私のお口でイって欲しいのぉ……はぁはぁっ…だ、だから…これ以上私を焦らさないでください……」
相模原の淫語が俺の排泄欲に拍車を掛ける
体中が熱を帯び、自分が獣のようになっていくのが分かる
子種を放ちたいという欲求に逆らえなくなっていくのだ
そして、葛藤の時間はあっけなく終わり、俺の理性は完全に敗北した
「…イ、イキたい……イカせてくれっ!もうどうなってもいいから…なんでもするから…とにかくイカせてくれ!」
「…ふふふ……よくできました…はあっ…はぁぁ…じゃ、じゃあ私のお口の中にたぁーっぷりとドロッドロの変態精液を出してくださいねぇ~!…うひひっ…全部飲み干してあげますからぁ…はぁはぁ…あむっ」
相模原は俺のペニスを口に含み、激しくディープスロートをし始めた
喉の奥まで咥え、水音を立てながら上下に動き、強烈な勢いですする
「ぐああああああっ!!!!!」
強すぎる快感に声を抑えることが出来なくなる
「じゅじゅじゅじゅ…じゅるるるううううぅぅぅぅぅぅぅ!ずずずうううぅうううううぅぅぅっっっ!!!」
まるで先ほどまでのフェラチオがただの遊びであったかのように、凄まじい感覚を神経に焼き付けてくる
思考能力までをも奪う相模原の口は、まるで俺の脳を下半身から吸い取っているようであった
全身に電撃が走り、腰を浮き上げながらガクガクと動いてしまう
「じゅるっ…ずずっ…じゅぽっっじゅるるるっ!ずずずずううっ…じゅぶっじゅずずずぅぅぅ!!!」
相模原はラストスパートをかけ、全力で自分の咥内の感触を俺のペニスに刻み込む
唾液と尿とカウパーが混ざった液体を撒き散らしながら、激しく音を立てて、下半身の一点だけで俺の全身を揺さぶる
そして、神経を破壊するほどの衝撃に襲われ、全細胞が咆哮した
「ぐあ゛あ゛あ゛ぁぁあああああああぁああぁ゛゛ぁぁ゛ああ゛゛あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドビュルルルルルルルルツッ!!!
「んぶぅ!?んんぐう、むんむぐぅーーーーー!!!!!」
肺の中の空気を全て吐き出してしまう程の絶叫と共に俺は果てた
ペニスは相模原の咥内にあるために自分で様子を見ることが出来ないが、精液が絶えず尿道を通り続ける感覚から、恐ろしい量が発射されていると理解出来た


340:茅ヶ崎崇詩
10/02/28 02:01:29 WYtfdH0X
「んん!!んんー!!!!!!」
全て精液を飲み干すと言っていた相模原も、初めての体験でここまで出されて、さすがに苦しんでいた
しかし、彼女はその状態においてもなおペニスを吸引し続けてきたため、痛みを伴う程の絶頂が続いた
奥歯がガタガタと音を立て、体中が悲鳴を上げるように振動する
相模原は一滴も残さないようにと精液を啜り続け、貪り尽くしたところでようやくベニスから口を離した
「ぷはぁ…はあ…はぁ……す、素敵ぃ…こ、これが…茅ヶ崎くんの精液なんだぁ…頭とろけちゃう……はぁっ…一番エッチな汁をお口に出されて……もう病みつきになっちゃうよぉ
………物凄く濃くて…ドロドロしてて…思わずむせちゃいそうになりましたぁ…ふふっ…でも…ちゃんと綺麗に飲み干したんですよぉ…ほらぁ」
うっとりとして恍惚に歪んだ笑顔を浮かべながら、口を大きく開け、舌を出して俺に見せつけてくる
精液を飲みきったことを誇らしげに話す相模原
その姿からは、以前の清楚さといったものは微塵も感じられず、獰猛なまでの淫らさだけが俺の目に焼き付けられた
「…はあっ…はぁっ……茅ヶ崎くんの勃起したおちんちんの先からびゅびゅうって出てきた汁が…はぁっ…私の身体に吸収されていくんですよ……とってもキツイ味でしたけど…おいし
くて…すっごく愛を感じました…はぁ…はぁっ……茅ヶ崎くんの味が…物凄く濃い味が…私を染めてくれるような満足感で満たしてくれて…とっても嬉しかった……まだ後味が残って
る…茅ヶ崎くんの…ザーメンの味……マーキングされちゃったぁ……はあぁぁぁ…茅ヶ崎くんのちんぽ大好きいぃ……」
何がそんなに嬉しいのか、相模原は自分の喜びをうわ言のように呟き、俺のペニスを愛おしそうに手で撫で始める
そこで俺はあることに気付いた
射精は済んだはずなのに、勃起が収まる様子がまるでないのだ
俺が普段マスターベーションをした時には、どんなに性欲がみなぎっていても射精後には萎えるはずなのだが、今は射精前と同じ硬度を維持し続けている
まさか…痺れ薬以外にも薬を飲まされていたのか?
俺がそのことについて思考を巡らせる前に、相模原は次の行動に出始めた、
「…はぁっ…はあっ…さあぁてさてさてさてぇえ~…そ、そ…それじゃあザーメンも飲んだことですしぃ…ち、ちち茅ヶ崎くんにはぁ…ぐっひひぃっ!…私の汚れマンコを舐めていただきましょうかぁ~っ!!!うえっへへへぇ!」
彼女はそう言って一度立ち上がると、俺の顔の前に丁度股間が現れるような体勢…和式便所を使う時のようなポーズでしゃがんできた


341:名無しさん@ピンキー
10/02/28 09:08:29 DFmrCUTm
両氏ともGJ!
続きが楽しみだー

342:日記
10/02/28 12:04:41 UKEe7Efy
>>336続き
ベッドに横になってから暫くたった。昨日早く寝た為中々眠りにつけない。

そんな状態でボーっとしていると扉の開く音が聞こえた。

誰かがこっちに近付いて来る。とりあえず俺は寝たフリをする事にした。


カツカツカツカツッ


足音が近付いてくる。足音の感じからいって多分ヒールを履いた女、だと予測。
きっと具合が悪くなってベッドで寝ようと思って来たに違いないと思っていたが、どうやら違うらしい。


俺が寝ているベッドの前まで来て足音が止まり、白いカーテンにシルエットが写し出されている。そしておもむろにカーテンを掴み

シャー!!

勢いよくカーテンが開き影の主が姿を現した。



以上

343:名無しさん@ピンキー
10/02/28 13:23:15 PO2Zx4LF
両者GJ
逆レイプならやっぱりこのくらいの迫力はあった方がいいな
ただの受け身じゃないわけだし

344:名無しさん@ピンキー
10/03/03 20:43:20 vf1zNiZL


345:名無しさん@ピンキー
10/03/06 04:58:59 tH89aWrB
スレタイに惹かれてやって来たけど
普通に大人しい女の子が逆レイプするのは
このスレ的に需要低いのかしら

346:名無しさん@ピンキー
10/03/06 07:19:19 z7pLB/Tp
ヤンデレ抜きでも全く構わんぜよ!

347:名無しさん@ピンキー
10/03/06 07:23:37 9TqNssHJ
>>345
俺は大歓迎ですよ

348:名無しさん@ピンキー
10/03/06 11:33:01 EV5lmc4Z
大歓迎ですよー

ふと思ったんだが大人しい子が逆レイプに走る場合って
病んでないケースがありうるのかな?

349:名無しさん@ピンキー
10/03/06 12:47:36 njJMfLYp
>>348
誰かに唆されor騙されてという可能性もあるのでは?
例えば全く性の知識が無いおとなしい子が、
「逆レイプすれば男は喜ぶものだ」と騙されて・・という可能性とか。

350:名無しさん@ピンキー
10/03/06 13:45:21 vnWmNBAv
前スレの最初の作品とか…

351:名無しさん@ピンキー
10/03/06 13:46:52 7b8Ad/QV
好意を押し殺し続けて何かのきっかけで我慢していたのが切れちゃって極端な行動に走る、ってパターンも考えられる

352:名無しさん@ピンキー
10/03/06 18:52:06 g08kC3xp
「大人しい」にも色々種類あっていいよな
引っ込み思案キャラとか根暗陰湿キャラ以外にも、寡黙な女侍とか、コミュニケーションが苦手な帰国子女とか

353:日記
10/03/06 23:01:17 Q0N4b8P4
>>342続き
影の主が俺に近づき身体を揺すってきた。この程度の揺れで起きるのは不信に思われるので、俺はまだ寝たふりをする事にした。

ソレを知ってか知らずか、更に強く身体を揺すり耳元で「起きて」と呼びかけてきた。

俺は渋々起きた様な演技をし、今起きた様に見せかけた。そして改めて影の主を確認したが全く知らない女だった。


見た目から推測するに年齢は20代半ばから後半、少なくとも30代では無いと思う。
少しキツイ目付きをして眼鏡をかけているが、さっきの起こし方からいって中々優しい性格と思う。
そんなくだらない事を考えていると、唐突に話かけてきた。

眼鏡の女「起きたようね。全くこんな時に寝ていられるなんて凄い神経をしてるわ。」

前言撤回、優しくねぇってか見た目通りである意味期待を裏切ってねぇ。と思いながら、「状況が理解出来ないんだが何かあったのか?」と答えた。

眼鏡の女「わかってないから教えてあげるけど、貴方エライ人に目をつけられてるのよ」

「ハァ?」

思わず腑抜けた返事が出た。いきなり何を言い出すかと思えば訳のわからない事を言い出しやがった。
俺はこの方893やら警官、役所、ひいては教師に目をつけられた事がないってのに一体誰に目をつけられたってんだ。
そう思っているのを見透かしたのかすかさず女は答えた。

眼鏡の女「目をつけてんのはこの星の人間じゃないの」

この星!?おい、今この女この星って言わなかったか?まずい、変なのに目をつけられたと思い内心辟易していたが。女の話はまだ続いた。


以上

354:名無しさん@ピンキー
10/03/07 03:57:57 I1LQZjVe
『僕の部屋で』

目を覚ます。
いつもと同じ僕の部屋。
寝たり、起きたり、ご飯を食べたりする僕の生活の場。
時々、彼女がご飯を作りに来てくれたりして。
その後、愛を確かめ合ったりして。
僕が生活し、ときどき彼女が来るだけの、とてもプライベートな空間。
まだ真夜中だ。
電気は消えていて、外から弱い紺色の光が入り込んでいる。
その光が僕でも彼女でもない人を照らしていた。
驚いて声が出なかった。

「石川さん…勝手に入ってごめんなさい」

佐伯さん。後輩だった。
佐伯さんは白いブラウスを着てふわふわしたスカートを履いていた。
おしとやかな雰囲気の、女性らしい体付きの女の人。
彼女よりも胸が大きくて、彼女よりもお腹がくびれてる。
そんな人が僕の上に馬乗りになっている。
下腹部に佐伯さんのお尻が乗っていて、女の子の柔らかさが伝わってきた。
変な気持ちになりそうで慌てて佐伯さんをそこからどけようとして、
また驚いてしまう。
両手首が縄で縛られていた。
痛いぐらいきつく。
手首だけじゃない。足首もだ。
僕は大の字でベッドに縛られていた。
寝ぼけていた頭がどんどん目覚めていく。

「え、えっと、これは何?
 どうして佐伯さんが僕の部屋にいるの?」

慌てる僕を見て佐伯さんはくすくす笑う。
さらさらした黒髪が揺れる。

「焦ってる石川さんも、可愛いです」

佐伯さんは質問に答えず、僕の顔を覗き込む。
綺麗な可愛らしい笑顔。
黒髪がはらりと僕に垂れて、笑顔が影に覆われた。
影に隠れていても、色白な肌がほんのり赤く紅潮してるのが分かる。
髪が頬に触れる。しっとりした甘い匂いがする。
心臓が変にバクバク動いていた。
なんだか、どうも、普通じゃない。
鍵は掛けていたし、そもそも佐伯さんはこの家を知らないはずだった。
そして僕はベッドに縛られている。
不穏なものを感じているのに、
もう一方でこれから何が起こるか期待している自分がいる。
つまらない期待を消し去って、僕はなんとか声を出す。

355:名無しさん@ピンキー
10/03/07 03:58:47 I1LQZjVe
「よ、よくわからないけど…とりあえず、縄を解いてくれる?
 これ、佐伯さんがやったの?」

佐伯さんの口が三日月みたいに綺麗に歪む。
その笑顔が妙にいやらしくて、下半身が反応しそうになった。

「私がやりました。
 石川さんのことが、好きなんです」

「へ…?」

佐伯さんの唇が僕の唇を塞いでいた。
冷たい柔らかい唇。
濡れた唇が唇を滑る感触にぞくぞくしたものが駆け巡る。
いけない。そう思って首を横に振った。
僕には大事な彼女がいる。
どんな状況でもこういうのは良くない。
透明な糸を小さく引いて、佐伯さんの唇が離れる。

「んぅ…嬉しいです、石川さんとのキス……
 こんな時が来るのずっと待ってました……
 石川さんには恭子さんがいるから、
 本当は諦めてたんですけど…」

佐伯さんの手が僕の胸板の上に添えられる。
パジャマの上から心臓の場所を探るように、掌で優しく筋肉を撫でる。
魅力的な笑みはずっと変わらずに僕を見てる。
だけど、これは。なんだろう。
優しく触られてるのに、そのまま心臓を刺されそうな予感。
冷たい恐怖感が湧いてくる。
僕の家を調べて、僕に彼女がいることも知っていて、
彼女の名前も知っていて、あげく僕の家に忍び込んで、
僕を縛ってキスをして……これって、ストーカーじゃないか。
それもきっと、かなり重度の。

「石川さん、そんな顔、しないでください…
 いいんです……私は石川さんのことずっと好きでしたけど、
 石川さんがそうじゃないことはよく分かってるんです」

目の前の笑顔を見ても、
とても人の家に忍び込んで人を縛った人の顔に見えない。
理性的でおしとやかで魅力的な笑顔。
そんな笑顔を浮かべているこの人が、
僕の家に忍び込み僕を縛っていることが怖かった。
見た目も言葉もとても落ち着いて見えるけど、
ちょっとしたことでもっと過激なことをするんじゃないだろうか。
落ち着いて見えるのは見た目だけなんじゃないか。

356:名無しさん@ピンキー
10/03/07 03:59:51 I1LQZjVe
「さ、佐伯さん…とにかく、
 これを解いてくれる?」

「石川さん怖がらなくていいですよ、
 私は冷静ですから……」

また、唇が触れる。
小さな下で唇を軽く舐められた。
僕が首を振るよりも早く、佐伯さんの顔が僕の首に埋められる。
首筋を暖かい吐息がくすぐる。
佐伯さんの全身がぴったりと僕に密着していた。
柔らかい胸が、胸板の上で潰れてるのを感じる。
スカートから伸びた太ももが、下腹部を優しく圧迫していた。

「…少し、大きくなってきましたね。
 脚に、当たってます」

「それは……いいから、縄を解いてください」

「石川さんはとても優しいですよね。
 こうやって、恭子さん以外の人で勃起してしまうのが許せないんでしょう?
 許さなくいいんですよ、勃起しちゃう自分のこと。
 こくやってぴったりくっつかれて、
 太ももでぐいぐいされるだけで…堪らなくなっちゃいますよね」

佐伯さんの言うとおりだった。
僕は、恭子以外にこんなことをされたくないし、
それで僕が感じてしまうことが許せなかった。
そして、佐伯さんの言うとおりにペニスがむくむくと勃起していく。
硬くなるにつれて、佐伯さんの太ももがしっかりと押しつけられる。
嫌で嫌で、僕は佐伯さんを否定する。
不愉快な悔しさを隠したかった。

「こんな、こんな風にされれば誰だって…」

「そうですね、誰だってそうなりますよね。
 石川さんが恭子さんのことを裏切ってるわけじゃありません。
 仕方ないですよね、若い女の人にくっつかれて触られれば誰だってこうなりますよ。
 生理的反応ですもの、当然です。
 恭子さんも分かってくれますよ、
 縛られて弄られたんだから、しょうがないって。
 今、こんなにパンパンに勃起させてることも、
 これから起きることも」

「…っ」

押しつけられていた太ももがすっと裏筋を撫で上げた。
服も脱がされていないのに、
なんとも言えない気持ちよさで声が漏れる。
嬉しそうな佐伯さんの声が耳元に染み込んでくる。

357:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:00:52 I1LQZjVe
「ですけどね、分かってても許せるかは別問題ですよ。
 石川さんも恭子さんも聡明な人です。
 それでも、彼女でもなんでもない私に石川さんが
 気持ち良くされてしまったら、そのことが許せずに心の中でわだかまる。
 口では気にしてないようなことを言っても、
 これから抱き合うたびに私のことを思い出すんです。
 石川さんも、恭子さんも。
 二人とも真面目で、お互いにとても愛し合ってますものね」 

オーバーだけど佐伯さんの言うことはきっと正しい。
だから、嫌なんだ。これ以上触らないで欲しい。
太ももがすりすり上下に擦られる。
首筋に当たる佐伯さんの吐息がこぞばゆい。
しっかりと縛られて佐伯さんから逃げることが出来ない。
動けない僕にしっかりと体を密着させる佐伯さん。
パジャマ越しに太ももで圧迫され擦られる感覚に、
早くも射精が近づいてくるのを感じる。

「恭子は、関係ない……今、すぐやめてください。
 じゃないと僕は…怒ります。
 佐伯さんのことを許しません」

「許さない。怒る。
 そういう反応をしてくれるのは嬉しいです。
 でも、ふふふ……」

今更ながら、佐伯さんの声をこんなに聞くのは初めてだと気付く。
高くて落ち着いた、綺麗な声。
両手両足を縛られた僕の上で、
佐伯さんは淫らに体をくねらせる。
太ももでペニスを擦り、体全体で僕の体を味わうみたいに。

「お互い、少しも服を脱いでないのに、
 そんな程度の刺激でも気持ち良いんですね。
 太ももから伝わってきますよ。
 もう、パンツの中、カウパーでぬるぬるなんですよね…」

その通りだった。
初めて女の人を抱いたときみたいに敏感に佐伯さんの体を感じてしまう。
我慢汁で下着がぬるぬるに濡れていく。
服の上から太ももを押しつけられるだけで、こんな。
ぬちゃぬちゃした感触と密着した佐伯さんの体のせいで、
既に挿入してしまっているような錯覚を覚える。

「服も脱いでないし、私は恭子さんじゃないけど、
 こんなに興奮してるんですよね…仕方ないのかな……
 それとも私が恭子さんじゃないから興奮してるんですか?
 彼女以外の女性に気持ち良くされる背徳感が、堪りませんか?
 もしそうなら…ふふっ、本当にそれは恭子さんへの裏切りですね。
 無理矢理されていかされちゃうのは仕方ないかもしれませんが、
 その状況を楽しんでしまうのはちょっと……」

358:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:03:39 I1LQZjVe
「楽しんでなんかいません…!!
 早く、やめてください」

「そうですよね、石川さんは楽しんでない。
 触られたことに過剰に反応してるだけですよね。
 ……このまま、パンツの中で出しちゃいましょうか、精液」

耳元でそう囁かれると、
待っていたかのように下半身が反応しそうになる。
僕の中身がそのままとろけて出てしまいそうな感覚。
精巣から精液を絞り上げるように、
太もも一定の速さで擦りつけられる。
ズボン越しに揉まれ、擦られ、どんどん我慢汁が溢れてくる。
本当に射精が近づいてくる。
僕はそれを耐えようと力を入れる。
どうしたらいいんだ。
このまま、射精させられるなんて嫌だ。
だけど逃げることは出来ない。
どうやったら気持ち良くなるのか分かってるかのように、
程良くペニスが圧迫され擦られる。

「良いんですよ、出しちゃって。
 誰も見てないし、弄られて射精しちゃうのは当然の生理的反応ですから…
 誰も石川さんを責めないし、石川さんも自分を責めることはないんです…
 変な無理をするのは体に悪いですよ……
 このまま、気持ちよく、出してしまいましょう…」


359:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:04:23 I1LQZjVe
誰も見ていない。
ここは僕の部屋だ。
だけど、そういう問題なのか。
彼女以外の人に気持ち良くされるのは許せない。
それでも、こんな状況なら仕方がない。
防ぐ術がない。
それでも、そうだ、仕方ないと思っても嫌なんだ。
僕はもちろん、恭子がこの場にいたとしても。
だけど、恭子はここにいない。
甘い快感が太ももで擦り込まれる。
ペニスからトクトクと我慢汁が搾りだされる。
僕に密着する佐伯さんのいやらしい体。
恭子はここにいない。
こんなの仕方ないことだし、僕がそれに耐えればいいことだ。
嫌だけど、仕方がない。

「出してください。そうしたら次はもっと気持ちよくしてあげます」

ズボンの中でぬちゃぬちゃと音がする。
あぁ。もう我慢出来ない。
下腹部で精液が煮立っている。
佐伯さんが顔をあげて僕の目を覗く。
おしとやかな佐伯さんの、淫らで嬉しそうな笑顔。
このまま、佐伯さんに見られながらいってしまう。

「今、石川さん、すごく射精したそうでしたね。
 私の言ったことに反論しないで気持ち良さそうに声を漏らして」

どうして…
太ももが離れ、射精直前のペニスがひくひく震える。
愛おしそうに僕に唇にキスをして、体を起こす。
ペニスを刺激しないように気をつけながら。

「いけなくて残念そうですね…
 どうして残念そうなんですか?」

快感の渦の中で自分が何かを踏み外した嫌な感じがする。
指先が下腹部をなぞった。もどかしい。
このままいっしまいたくて無意識に腰をよじる。
佐伯さんは僕のお腹に乗ってブラウスのボタンをひとつひとつ外していく。

360:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:04:56 I1LQZjVe
「そんなにイキたかったんですね。
 勃起してしまうのは生理的反応として仕方ないとしましょう。
 気持ちよくなってしまうのも仕方ないかもしれません。
 興奮してしまうのも、世の中には色んな性癖の人がいますからね。
 少し不誠実ではありますが仕方ないとしましょう。
 ただ、自分から気持ちよくなろうとするのはどうでしょう?
 裏切りじゃなくて、何だと言うんです?
 恭子さんよりへの誠意よりも、気持ちよくなることを選んだんですから。
 恭子さんを好きだという気持ちはそんなものなのですか?」

裏切り。違う、裏切りなんかじゃない。
だけど僕は言い返せない。
あのままいきたいと思ってしまったのは本当だったから。
そして、いきたいという気持ちはやり場無く体の中をうねっている。
色白な肌がさらされていく。
黒い下着に包まれた大きな胸の膨らみ。深い谷間。
佐伯さんの言葉を聞きながら、佐伯さんの体から目が離せない。
下半身が熱く脈打っている。

「こうやって酷いこと言われてるのにイクことばかり考えてしまうんですね…
 いいいですよ、嬉しいですよ」

パジャマのボタンが外されていく。
僕の上半身をほとんど裸にすると、嬉しそうに筋肉に指を這わせる。

「もう石川さんは恭子さんを裏切ってしまいました。
 裏切ってしまったんです。
 だから、もう少しだけ裏切りを重ねてみませんか」

いつの間にか佐伯さんが裁断バサミを持っていた。
それに僕が恐怖を感じるよりも早く、ズボンとパンツを切り裂いた。
カウパーにまみれてひくひくと快感を求めるペニスが、
佐伯さんの前に曝け出された。

「石川さんの裏切りを誰も知りません。
 恭子さんはここには居ない。
 だから、もうう少しだけ裏切りを重ねて、
 気持ち良くなりませんか?」

361:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:06:55 I1LQZjVe
佐伯さんが膝立ちになって下着を脱ぐ。
黒いショーツにたっぷりと愛液が染み込んでいる。
スカートに隠れて見えない佐伯さんのあそこが、
ペニスにゆっくりと押しつけられる。
少しも触られていないのに、熱くてとろとろに濡れている秘所。
そこに裏筋を圧迫されて愛液とカウパーが混ざり合う。

「私は自己満足の為に来ました。
 石川さんは恭子さんのことをとても愛していて、
 恭子さんも石川さんのことをとても愛していますものね。
 私が入る隙はありません。
 だけど、一回だけ言ってくれませんか。
 ”恭子よりも愛してる。”って。
 それだけでいいです。
 そしたら、いかせてあげます、私の中で。
 責任をとれなんて言いませんよ。大丈夫です。
 恭子さんとするときはいつもゴムを使ってますね。
 だけど、今日は生で何回出しても良いんですよ。
 石川さんが望むだけ、いくらでも私の体を使ってください」

恭子よりも愛してる。
そんなことを言いたくない。
それでも射精したくて堪らなくて、
気持ち悪いぐらいだった。
秘所の肉が裏筋を撫で上げる。
今にも射精しそうなのに微妙に刺激が足りない。
佐伯さんが色っぽい吐息を漏らす。
黒いブラジャーを外すと、白くて恭子より大きな胸がいやらしく揺れた。
佐伯さんが僕を見降ろしている。
口を三日月みたいに綺麗に歪ませて、
おしとやかないつもの様子からは想像できないような色っぽさを湛えて。

「誰も気にしませんよ。
 石川さんの小さな裏切りに気付いたりしません。
 私も誰にも言いません。
 私が満足するためにそう言って欲しいんです。
 心がこもってなくて構いませんよ。
 石川さんがいきたくていきたくてそう言ってくれること嬉しいんですよ。
 言ってくれませんか、私のことを恭子さんより愛してるって。
 それで……」

佐伯さんが腰を浮かせ、
膣の入口に亀頭をあてがった。
熱い粘膜に敏感な先端がしゃぶられる。

「楽になりましょう?」


362:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:07:53 I1LQZjVe
ゴム無しで感じる女の人の感触。
イキたいのに、もどかしく溜まっていく欲望。
恭子はここにいない。
秘密は守られる。
楽になりたい。
心をこめてなくてもいい。
言えばいい。
それで楽になれる。
それ以上、頭が回らない。
愛液が竿を滴っていく。
僕は口を開いた。

「恭子より愛してる…」

「すみません石川さん……
 もう少し大きな声で、私の目を見て言ってくれますか?」

「恭子より愛してるっ…!!」

「誰をです?」

「佐伯さんを恭子より愛してますっ…!!
 だから、はやくっ…」

佐伯さんがその言葉を味わうよう目を閉じる。
絶頂しているような、満足げな表情。
でもその表情は悪だくみが成功した子供のようにも見えた。
軽く舌なめずりをして、僕の目を見つめる。

「私もです。
 私も誰よりもあなたのことを愛してます、石川さん。
 この体を丸ごと捧げてもいいくらいに」

佐伯さんが腰を下ろした。
熱い粘膜にペニス全体がしゃぶりつかれる。
恭子としてこんなに感じたことは無かった。
ペニスがぎゅうぎゅうと締め付けられる。
佐伯さんは腰を激しくグラインドさせる。
愛液と我慢汁が混ざり合って卑猥な音を立てる。
普段の様子からはとても想像できない卑猥な腰使い。
既に限界だった僕はあっという間に高まっていく。

「ん…っ…ください…出してください……」

「っ……佐伯さんっ……!!」


363:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:08:21 I1LQZjVe
腰がぐっと僕に押しつけられる。
根元まで完全にペニスが飲み込まれ、膣内で肉に揉まれる。
佐伯さんは僕の目を見つめている。
目を逸らせなかった。
更に膣が締め付けられ、僕の気持ちは搾りだされた。
勢いよく精液が佐伯さんの子宮に当たる。
頭の中で血管がドクドク鳴ってるのが聞こえた。
佐伯さんは僕を見つめたまま、
膣で僕の精液を味わう。
どくっどくっどくっどくどく…
体液が搾りだされていく感覚。
佐伯さんは射精に合わせて腰をぐいぐい押しつける。
その動きで余計に精液が搾りだされていく。
女の人の中に出している。
子宮に精液を浴びせている。
快感で頭の中がいっぱいになる。

「すごい、出しましたね……
 こんなに彼女以外の人の中に出して、
 恥ずかしくありませんか…?」

結合部から溢れた精液を指ですくって、
とても美味しそうに佐伯さんが舐める。
ペニスはまだ硬く、しっかりと佐伯さんの膣に咥えられていた。

「まだ、こんなに硬いんですね……
 続けましょうか、石川さんが空っぽになるまで」

射精したばかりのペニスが膣内で揉まれる。
膣内を満たした精液がたぷたぷと音を立てる。
佐伯さんは僕を見つめたまま腰をグラインドする。
止めようと口を開いたけど、
出たのは制止の言葉じゃなくて喘ぎ声だった。
ひねって、押しつけるように腰をグラインドする。
軽く呼吸が止まりそうな激しいセックス。
止めさせたいけど、どうしようもない。
快感によって体がベッドに叩きつけられる。
佐伯さんは僕から目を離さない。

「可愛いですね、石川さん。
 これは私と石川さんだけの秘密です。
 もっと喘いでもいいですよ。
 もっと喘いで、もっと求めてくれれば、
 その分だけ、石川さんを満たしてあげます。
 知ってるんですから、恭子さんとのえっちで物足りなさを感じてること。
 その不満を全部受け入れてあげますよ。
 今夜だけ、難しいことは忘れて楽しみましょう」


364:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:09:06 I1LQZjVe
佐伯さんの息が荒い。
だけど僕の息はもっと荒かった。
佐伯さんが僕の上に倒れこむ。
汗で濡れた肌を佐伯さんの巨乳が滑る。
目の前であのいやらしい笑みを浮かべて僕を見る。
精液が登って来る。
我慢しようとは思わなかった。

「石川さん、私のこと愛してます?」

「ぁ、佐伯さんっ……!!」

反射的に愛してると言いそうになった。
もう、言う必要は無いのに。
そんな感情も無いはずなのに。
愛してるという言葉が自分の中で空虚になってしまった。
精液が迸る。
また、射精のタイミングに合わせて腰が動く。

「ぁ…愛してます……」

小さな声だった。
けれど、最初とは違い、自主的に言った言葉。
ご褒美のように佐伯さんの膣がぎゅうぎゅう締められる。
精液が溢れる。

「そうですか、嬉しいです。
 私も石川さんのこと、愛してますよ。
 でも、ひとつ、私は嘘をついてました」

快感で満たされた頭でぼんやりと佐伯さんの言葉を聞く。
僕の精液が佐伯さんの膣にどんどん奪われていく。

「このやりとりは秘密だと言いましたよね。
 あれ、嘘です。
 ごめんなさい。
 石川さんが気持ちよく喘いでいたのも、
 私の中に射精した様子も、
 恭子さんよりも私を愛してると言ったのも、
 全部録画してあります。
 さて。それを恭子さんに見せたらどうなるでしょう?
 編集しても面白そうです。
 音声だけ聞かせても楽しそうですね」

さっと体の熱が引いた。
雰囲気に流され快感を味わっていたことを後悔する。
これじゃ、こんな、こんな様子を恭子に見られたら。

365:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:10:05 I1LQZjVe
「気持ち良くなりたいが為に、
 "佐伯さんを恭子さんより愛してる"なんて言ったこと、
 恭子さんはどう思うでしょう?」

「やめろ…っ!!」

「録画してると知った途端に抵抗する振りをするのは
 随分と不誠実だと思いませんか」

佐伯さんは腰の動きを止めない。
僕の顔を見つめたまま、
ぬちゃぬちゃペニスを貪る。

「石川さんが空っぽになるまで止めないって言いましたよね…。
 明日は土曜日ですし、いくらでも時間はありますよ。
 気を失うまで続けましょう。
 その間、抵抗するふりをしても、
 諦めて気持ちいいことを受け入れてもいいですよ。
 今更我慢しようとして、
 それでも何回も私の中に出してしまう石川さんを見るのも楽しみです」

どうして僕はこんなに興奮してるんだろう。
諦めや怒りがないまぜにになってるのに、
ペニスは更に硬く張り詰める。
もっともっと佐伯さんの中に出したくなる。

「でも、諦めるのが一番幸せだと思いますよ。
 今から抵抗しても、滑稽ですから。
 それでも恭子さんにこれ以上感じてるところを見せたくないというのであれば、
 頑張るのもいいかもしれませんけど。
 でも、どうしたって石川さんが気を失うまで終わりませんけど。
 いや、気を失っても終わらないかな。
 恭子さんとの淡白なセックスでは立たなくなるように、
 限界を超えて愛してあげます。
 最終的に私のことを選ばなくてもいいんです。
 私のことをいつも考えてくれるようになれば。
 ほら、これって私の自己満足ですよね。
 これは嘘じゃなかったですね」

366:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:12:16 I1LQZjVe
また、射精した。
やめさせないと。
抵抗しないと。
そう思うのに体はまるで言うことを聞かない。
どうせ、一番ひどいところは録画されてしまった。
佐伯さんは恭子にそれを見せる気だ。
恭子は僕を許すだろうか。
許されても、耐えられない。
考えたくない。
まどろみながら快感に溺れたい。
もう、どうせ、どうにもならないんだ。
また、佐伯さんの子宮に精液をぶちまける。
綺麗な、だけど僕を見下した笑みを浮かべて、
佐伯さんは射精される感覚を味わっていた。


***


解放されたの次の日の夜だった。
目を覚ましたのは日曜日の昼。
恭子からの電話で目が覚めた。

佐伯さんが撮った動画を見られたのかと思った。
それで電話をかけて来たのかと。
しかし、そうでは無かった。
普通のデートのお誘い。
ほっと胸を撫で下ろす。
だけど、断った。
手首に縄の痕が残っていたし、
酷い疲労感だった。
ベッドが様々な体液で濡れて酷い有様だった。
破られたパジャマも処分しなきゃいけない。
吐き気がするほど頭が重い。



恭子に会ったのは次の週の土曜日。
職場で佐伯さんは少しもあの夜のことを匂わせなかった。
だから、佐伯さんにも何も聞けなかった。
あの動画を恭子に見せたのか。
だけど、恭子はまだ動画を見てない様子だった。
体調が悪そうな僕のことを心配してくれる。
この日、僕は恭子と寝た。
抱きしめて恭子への気持ちを確かめたかった。

367:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:12:54 I1LQZjVe
だけど、出来なかった。
少しも興奮しなかった。
触れても、触れられても。
疲れてるせい。
恭子はそう言ってくれた。
そう、疲れてるせいもあるんだろう。
だけど、違う。
違うんだ恭子。
きっと体力が有り余っていても、
もう恭子との交わりで満足することが出来ない。
気を失うまで佐伯さんに犯されたことを思い出す。
そうやって勃起はしたものの、
恭子を見ると萎えてしまう。
恭子の存在が佐伯さんとかけ離れてるから。
あの日、恭子を裏切ったことを思い出してしまうから。
これじゃいけない。
僕と恭子が駄目になってしまう。
あの日のことを忘れなきゃ。
でも、忘れても安心できない。
佐伯さんが録画した映像をどうするべきか、確認しないと。
頑張って頑張ってあのことを自分の中で整理しても、
恭子があの映像を見てしまったら駄目になる。
耐えられない。
何をしても、優しい恭子を守らないと。
絶対に映像を破棄させないと。
そうして、自分の中でもあのことを整理するんだ。
そうすれば、何もなかったことに出来る。
僕は恭子を家に帰して、すぐに佐伯さんに電話をした。

『そろそろ、電話してくるころだと思ってました。
 あの日撮った映像のことですよね』

電話越しにあの綺麗な声を聞いた瞬間に下半身が反応する。
あの日のことが鮮明にフラッシュバックする。
僕の体液にまみれて笑う佐伯さんの姿。
暗い明りに照らされていやらしくくねる白い体。
自分自身の愚かさと酷い欺瞞に吐き気がした。

『今から、私の家まで来てください。
 地図をメールで送ります。
 ゆっくり、話し合いをしましょう。
 石川さんがどうしたいのか、ちゃんと聞きますよ。
 甘いお菓子を用意して待ってます』

勃起が収まらない。
僕はこれから映像を破棄させに行く。
そのはずだ。
それなのに……あぁ……僕はどうしようもない…屑だ。

END

368:名無しさん@ピンキー
10/03/07 04:16:14 I1LQZjVe
長くなってしまってごめんなさい。
良かった、悪かった、場違いだなど、感想くださると喜びます。


369:名無しさん@ピンキー
10/03/07 08:01:20 sxplmrKh
>>368

GJ!

囁くように犯す…ゾクゾクします

370:名無しさん@ピンキー
10/03/07 09:35:45 AzqEB0JS
>>368
投下乙でした。
一気にまとめて投下して頂けてありがたかったです。
他のはぶつ切りのばかりで読むのが大変ですので。


371:名無しさん@ピンキー
10/03/07 12:10:33 lo5xZiIv
>>370
文句が有るなら読まなきゃ良いよ。

372:名無しさん@ピンキー
10/03/07 12:43:07 kbji2+oa
>>370
お前初めてかここは、力抜けよ

373:名無しさん@ピンキー
10/03/07 13:03:10 tMuBfQra
>>370
消えろks

374:名無しさん@ピンキー
10/03/07 13:54:05 vLYWSdMB
>日記の人
またすごい展開になってきたなw
どうつなげるのか楽しみだ
>新しい人
これは怖い、相模原さんとは別の意味で怖い・・・

375:名無しさん@ピンキー
10/03/07 14:03:29 e5sj2afv
>>370くん…最低です…

376:名無しさん@ピンキー
10/03/07 14:48:41 1l3+XGzV
>>370
まあ、何だ
「IDで抽出」ってのがあってだな

377:名無しさん@ピンキー
10/03/07 16:42:34 z+Y/IB5h
>>370大人気

378:日記
10/03/07 17:28:02 lo5xZiIv
>>353続き
眼鏡の女「貴方、中学生くらいの時に友達とデ〇ズ〇〇ランドに行ったわよね?」


何でそんな事を知っているのか疑問に思ったが「ああ」と答えた。

眼鏡の女「その時、シ〇〇レラ城のアトラクションでメダルをもらったはずだけど、もらった後どうしたか憶えてる?」

確かあの時は~、そうだ。
男「確か、小学生くらいの大人しい女の子をつれた親子が居たんだけど、その女の子もメダル欲しいって言ったからあげたんだ、けどソレとどう関係あんだよ?」

眼鏡の女「鈍いわね~、今アンタが言ったその女の子がアンタに目をつけたに決まってんでしょ。多分、アンタのその優しさに惚れたんでしょうね。あれから8年たっても未だに、冷めるどころか余計熱くなってるからね」

男「悪い、また話がわからなくなってきた」

眼鏡の女「アンタそれで良く大学生やってるわね。いい、アンタに惚れた女の子はね何を隠そう宇宙犯罪者集団のドンの娘なの、そんな相手にアンタは目をつけられてるのよ!」

駄目だ。この女完全にイカれてやがる。ソレに今までの話の流れでどうやって宇宙犯罪者集団ってのが出てくる。と言いたいのをこらえて、ある質問を俺はした。

男「まぁ、話はわかったが、アンタ一体何者なんだ?アトラクションの事は友達以外知らねぇのに」

眼鏡の女「今の流れでわからないかな~、犯罪者に狙われたら当然警察が守るに決まってんでしょ。つまりそういう事。因みにアトラクションの事を知ってるのはアンタの記憶を一部覗いたから」

男「つまり貴女は宇宙警察の人間で、今回の件の真相を知る為に人の頭を覗いたって訳か」

眼鏡の女「ピンポ~ン、正解よ」

男「もしかして保健室に来るまで感じていた不快感の原因って…」
眼鏡の女「お、鋭いわね。その通り記憶を覗いた時の副作用みたいなものよ」

俺は殴りたいのをこらえて更に話を聞く事にした。

以上

379:370
10/03/07 19:14:57 AzqEB0JS
こんなに反響あるとは思わなかった。率直に普段思っていることを言っただけなんだけどなあ。
別に初心者でもなんでもないし、そういうものだとは知っている。
しかし、まとめてあればありがたいと言っただけ。
IDで抽出という意見もあるが、IDは日付変われば変わるからねえ。

380:名無しさん@ピンキー
10/03/07 19:42:02 tMuBfQra
>>379
初心者じゃないならなおさらわかるだろうがwもうちょっと書いてる人に気使えっつってんだよ。 自分の発言が失礼じゃなかったとでもいいたいのか。

381:名無しさん@ピンキー
10/03/07 20:04:56 IoHshJKq
>>380
370がそんなきついこと言ったわけでもあるまいし。
態度の悪い書き込みは擁護する作者をも愚弄することになるぞ。

他のスレでもほんの少しの苦言を書いた途端、
不自然な程にフルボッコにされるのを見たことがある。
最近はそうやって荒らすのが流行なのか?

382:名無しさん@ピンキー
10/03/07 21:35:12 kbji2+oa
ぶつ切りのばかりで読むのが大変って、金払わないくせにゲームに文句つけるマジコンユーザーとレベルが変わらんだろ
要は自分が疲れるから合わせろってことだろ?
ここは長いときは1ヶ月近く過疎になるスレなんだから、作者を減らすような発言は批判されて当然

383:名無しさん@ピンキー
10/03/07 21:55:01 R1VaQk8b
短編以外書くなってことなのか

384:名無しさん@ピンキー
10/03/07 22:12:51 aAZnp07b
>別に初心者でもなんでもないし、そういうものだとは知っている。
知ってんならいちいち余計な事言うなよww馬鹿じゃねえのw



385:名無しさん@ピンキー
10/03/07 22:15:43 tMuBfQra
本当頭湧いてんのかなw 開き直ってんじゃねぇつの。

386:名無しさん@ピンキー
10/03/07 22:17:52 zCltjow3
言いたかったことは分かるが
あてつけっぽい書き方が良くなかったな

387:名無しさん@ピンキー
10/03/07 22:21:29 t12lmmXs
バカ

388:名無しさん@ピンキー
10/03/07 22:48:01 vLYWSdMB
お前ら作品ほったらかしで議論に熱上げるほうがよっぽど失礼だって気づいてるか?

そしてこんな中でもしっかり投下してくれた日記の人の根性に乾杯

389:名無しさん@ピンキー
10/03/07 23:40:37 lo5xZiIv
>>388
一応、指摘したのは俺だから流れを変えようと思って投下したが、余り意味がなかったようだ。

390:名無しさん@ピンキー
10/03/08 01:52:05 3p94Ct2G
>>368
亀レスだが興奮した。
つづきが読みたくなる文章だった。とてもステキ。

391:恋のマジックポーションの作者
10/03/08 02:50:22 cqhPbvzA
>>368
逆レイプでもあり、逆NTRでもあるってとこが面白いな
恭子に感情移入して、石川くんが堕ちていくのをビデオで観ながら気付かないふりしてる。みたいな楽しみ方も出来るし
もし作者にまだ書ける気力があるようなら、この作品の延長でも違う作品でもいいから読んでみたいぜ。面白かったし、そそられた

392:名無しさん@ピンキー
10/03/08 03:25:33 iO5HuiVD
そういう発言はコテ外してからにしようぜ

393:名無しさん@ピンキー
10/03/08 04:05:02 cqhPbvzA
わざわざ別人みたいにすると変な自演みたく思われるだろ
まあそう言うならそうするけど

394:名無しさん@ピンキー
10/03/08 13:27:26 GzKxZ4qk
思わんだろw

まぁコテ外し忘れるのは良くあること

395:名無しさん@ピンキー
10/03/08 23:56:09 3JspoFF4
俺も逆NTRはいいと思った
こういうシチュエーションを待っていた

396:名無しさん@ピンキー
10/03/09 06:39:08 FnTyoG8N
>>368
どことなく懐かしいような感じがするのは、何故でしょうか…。

別に全然違うジャンルの物語でもかまいません。
気が向いたときでかまいません。
これからも書き続けていてください。

397:名無しさん@ピンキー
10/03/09 08:22:03 7S5KTyPJ
規制くらってるか確認

398:368
10/03/09 15:51:04 qdbIfKpW
感想、ありがとうございます。
逆NTRをちょっぴり布教中です。
大人しい女の子が逆レイプとか大好物なので、
また、何か投下しようと思います。

399:名無しさん@ピンキー
10/03/09 20:20:24 tR+RZbC/
>>398

待ってるぜ

400:日記
10/03/09 23:09:43 7S5KTyPJ
>>378続き
眼鏡の女「そう言えばまだ自己紹介がまだだったわね。この星の言語では発音が難しいからとりあえずアンって読んでね」

男「わかった。でアンさんの本当の目的は何なんですか?」

アン(仮)「本当の目的も何も、さっき言った通りよ。あえて付け加えれば重要人物の保護ってところかしら」

男「重要人物の保護?もしかしてその重要人物って……」

アン(仮)「お察しの通り、アナタよ。最近何か変わった事はなかった?例えばパソコンのデータが抜かれたとか携帯が盗まれたとか」

男「そういえば、朝になったらノートPCが消えてたな。けど、ソレに何の意味が有る?」

アン(仮)「アンタ自分自身を健全な男子って自信を持って言える?」

男「え、まぁ自分としては健全だと思うけど…」

アン(仮)「じゃあ当然いかがわしい画像とか入っているわよね?」

男「入っているけど、何か問題でも?」

アン(仮)「わかってないわね~、今までの話からいって例の女の子がアンタの情報、とりわけ性癖を知る為に盗らせたに決まってるでしょ」

男「あ~、成る程ね。けど性癖を知ってどうすんだよ。知ったところで相手は地球に居ないんだろ?だったら無意味じゃん」

アン(仮)「わかってないわね~。向こうから来る必要なんて無いでしょ。時が来たら拉致って飼い殺しにするに決まってんでしょ」

アン(仮)がさらっと恐ろしい事を言い終わると同時に警報器が作動し、サイレンが鳴り響いた。

以上

401:名無しさん@ピンキー
10/03/12 01:11:18 N1nUdNfg
補習

402:名無しさん@ピンキー
10/03/12 15:45:27 6N+yNH9s
捕手

403:日記
10/03/14 16:35:28 1Rq2f+0s
>>400続き
アン(仮)「あ~もぅ、まだ話は終わって無いのに~。仕方ない歩きながら話から着いて来て」

何か知らないが、俺は半ば強引に引っ張られ連れて行かれた。

アン(仮)「そうそう、忘れないうちに言っておくけど茜って娘には余り近づかない方が身のためよ。あの娘は………」

俺は彼女のそんな言葉を聞きながら窓の外を何となく見た。するとソコには明らかに不自然なモノが目にうつってきた。何とソコにあったのは宙に浮く銀色の円盤だったしかも駐車場に謎の文字を刻んでいた。多分警報器が作動したのはあの円盤のせいだろう。

アン(仮)「ねぇ聞いてるの!?ん?窓の外、あ~アレはさっき話した奴等の円盤よ」

円盤を見るまでは俺は普通にこの女を疑っていたがどうやら彼女の話はマジらしい。

男「なぁ、アレって何て書いてるるんだ?ソレと何で茜に近付いたら駄目なんだ?」

アン(仮)「質問?とりあえず1つ目の質問には答えられないわ。2つ目の質問の返答としては、まぁ簡単に言えば彼女がアチラ側って所かしら。あそうそう」

男「何だよ?」

アン(仮)「話は少し戻るけどね、実はアンタのPCを盗んだ理由は性癖を調べる以外にも理由があったんだけど、知りたい?」

男「まぁ、知りたいけど。いきなりすぎだな」

アン(仮)「仕方ないわよ。いきなり思い出したんだから」

今の発言に一抹の不安をおぼえながら俺は彼女の話を聞く事にした。


以上

404:名無しさん@ピンキー
10/03/15 19:11:21 836kKYQB
>>368
これで終わりですか?
この後の展開が気になるので続いてほしいのですが・・・

405:名無しさん@ピンキー
10/03/15 22:04:44 aYl2RlJ8
>>368
個人的にはこの物語はここでフェードアウトして同じ主題で
別の話を書いてくれた方が楽しいな。


406:名無しさん@ピンキー
10/03/15 22:07:09 bcHv+biJ
日記の人もGJ!
しかし相変わらず展開が読めないw

407:日記を書いてる変人
10/03/16 08:10:01 C7ePOZPb
>>406
展開が読めない方が面白いと思ってね。

408:名無しさん@ピンキー
10/03/16 08:36:38 TDc1BUX8
私は長谷川京子にそっくりといわれた、女刑事でしたが
レイプされてしまいやめました。

質問はありませんか?

B97 W62 H85 

身長は174cmです。




409:名無しさん@ピンキー
10/03/16 13:33:26 9E9pNr7g
>>408
帰れ
スレ違いだ

410:名無しさん@ピンキー
10/03/16 16:35:29 tQv5Rp1d
>>368
はやくその続きを!
展開が気になって仕方ないです><

411:名無しさん@ピンキー
10/03/16 16:57:51 5HtPmuo5
展開を読ませないのもいいけど、大人しいヤンデレを忘れないでね
期待してるから

412:名無しさん@ピンキー
10/03/16 19:17:48 ETOW5/Ht
>>411
「ヤンデレ」が必要不可欠な要素では決してないこともお忘れなきよう。
肝心なのは「大人しい女の子」が「逆レイプ」というところだからね、ここ重要。

413:名無しさん@ピンキー
10/03/16 22:41:53 kW87DW/W
>>368
おお、いつの間にか素晴らしい作品が投稿されてる
こういうのが来るからこのスレは油断できない

真奈美と美奈の続きもそろそろ読みたいが…作者はここを見てるのだろうか

414:日記
10/03/17 22:08:30 qeszopoW
>>403続き
アン(仮)「アンタのノートPC(パソコン)って何処で入手したか憶えてる?」

男「確か、あのPCは茜が新しいPC組むから前に使ってたの要らないからタダでくれるって言ったのをもらったんだよ」

アン(仮)「実はそのPCはある装置を起動する為の鍵となる端末何だけど、何か今まで使ってて不信に思う所とかなかった?」

男「別にねぇな~、あえて言えば毎回起動する時に指紋照合を要求されたって事くらいかな」

アン(仮)「あ~、もうアンタ連れ去られても文句言えないわ」

男「はぁ!?イヤ、何か意味わかんねぇんだけど」

アン(仮)「アンタやっぱり馬鹿ね。話の流れからいってアンタがある装置の最終的な鍵って事よ」

男の表情
(?д?)……( ̄□ ̄)!!

男「な、何だってー!?」

アン(仮)「中々良いリアクションね。けど、これを聞いたらもっと驚くかもね」

男「な、何だよ…、まだ何かあるのか?」

アン(仮)「イヤ、今となっては大したことじゃないと思うんだけどアンタのPCに入ってる茜から借りたエロゲーの内容って憶えてる?」

男「あん?確か別の星のお姫様が結婚相手を探す為に地球にやってきててんやわんやあって主人公に惚れて、主人公の周りの人々を巻き込んだドダバタコメディだったかな。けどソレがどうした?」

アン(仮)「アンタちゃんと話聞いてないの?シチュエーションがどことなくアンタの状況と似てるでしょ」

男「確かに似てる気もするけど、ちょっと強引じゃないか?ソレにゲームの方は現状と違って宇宙人とか普通にすんなり馴染んでるんだぜ」

アン(仮)「そう、ソコが肝心なのよ。ゲームならすんなり行くけど、現実じゃかなり厳しいわよね?って事で現実の法則をゲームの法則に変えちまえ!って事で装置を作ったワケ」

そんな突拍子も無い話を聞きながら俺達は入口に着いた。


以上

415:名無しさん@ピンキー
10/03/17 22:27:25 Sv/Y8j2e
改行多すぎだし、一レスだけじゃなくてまとめて投下しろよ
それに台詞の前に名前入れる必要はない
それに顔文字入れるとか意味が分からない
他のスレのSS読むなりして勉強しろそれか半年ROMれ

416:日記(補足)
10/03/17 22:29:33 qeszopoW
大学の校医は実は生物学の権威で普段はズボラな為その事に気付く生徒はいない。
因みにいま大学に居ない理由は地球外生命体の死体を政府が回収、生態調査の為に緊急召集をかけられた為現在不在中。

417:名無しさん@ピンキー
10/03/18 03:07:19 pS8Y8Y3S
わけわからん文章だ。


418:名無しさん@ピンキー
10/03/18 05:48:35 4loGJqNm
ここに投稿してる人たちのサイトとかないの?

419:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:03:10 VIAWYaqZ
こんにちは、新参者ですが投稿させてもらいます
よろしくお願いします

420:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:04:05 VIAWYaqZ
眼底骨折、右鎖骨複雑骨折、鼻骨粉砕骨折、打撲。
僕と親友の茨木が先輩三人に負わせた怪我。
と言うより、茨木が負わせた怪我。
対して僕と茨木は拳骨に軽症を負っただけだった。
僕と先輩二人には停学一週間、茨木は厳重注意、先輩の内一人は退学処分。
事の発端は部活で起こった僕に対するイジメだった。
練習試合の帰り、試合中に僕にパスを出した茨木を先輩達がシメている所に運悪く、僕はかち合ってしまったのだ。

……色々あって、僕と茨木がキレてしまい、先輩達を返り討ちにしてしまったのだ。
そこに、顧問がまた通りすがり、あろう事か喧嘩を吹っかけて来た先輩達が泣きついたのだ。
あとはまぁ、見当が付くだろう。
停学が解けて僕が最初にした事は、顧問兼、担任に退部届けを提出する事だった。


「ご迷惑を、お掛けしました」
頭を下げる。本当に申し訳なかった。
顧問の高槻先生はイジメにも気付いてくれていて、色々と僕に気を使ってくれていたからだ。
『いいか、イジメは負の感情の産物だ。梅田。お前だけはそんなつまらない感情に振り回されるなよ』

「いいのか?」
「はい、もう決めた事ですから」
高槻先生は退部届けを引き出しにしまうと、僕の方に向き直して肩を叩いた。
「すまない、梅田」
「いいんです、先生が出来るだけ先輩達とゲームをさせないようにしてくれたのは、僕にパスを回す様にしてくれていたのは知ってましたから」
「いつでも、戻ってきていいからな」
先生のその一言に、僕の緊張していた糸は切れてしまった。
ただただ、申し訳無くて、悔しくて。
辺りも憚らず、久しぶりに泣いてしまった。
梅田清治、僕のバスケット人生はここで終わってしまった。


421:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:05:08 VIAWYaqZ
それから自堕落な日々が続いた。
何をしてても、どこかに何かを置いて来てしまった様な思いを感じていた。
いけない、とは思わなかった。それほどに僕はまいっていた。
気付けば停学から一ヶ月が経っていた。
季節は春の直前。三学期の終わり。
そう、学期末テストが控えていた。
無防備な僕を、嵐(テスト)が襲う。
嵐が通り過ぎた後、僕は丸裸にされた木の様にボロボロになっていた。
もともと平均点ぐらいしか取れない生徒の僕が勉強を疎かにすると赤点五つぐらいは余裕で取ってしまうのだ。
もう、いっそこのまま退学してしまおうか。
「おい、梅田」
茨木が、僕のボロボロのテスト内容を知ってしまったようだ。
「お前、このまま辞めるつもりなのか」
「……」
「バスケ続けないのは勝手だけど、学校を辞めるのは筋違いだろ」
「……」
「ちっ、おい清治。ちょっと付き合えよ」
校庭に連れて行かれ、いきなりバスケットボールを投げ渡される。
「1オン1だ。俺が負けたら好きにしろ」
「お前には関係無いだろ、ほっとけよ」
ボールを投げ返すと茨木は素早く身を屈め、僕を抜き去りジャンプシュートでゴールを決めた。
「おら、始まってんぞ」
ボールを渡される。
「ハンデだ、臆病者。もう一回オフェンスのチャンスをやるよ」



422:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:05:30 VIAWYaqZ

「はぁはぁ」
「はぁはぁ、おい今のスコアは?」
「25-27ぐらいか?どうする?もうタイムは使い切ってるぜ」
「言ってろ」
強引に、競り合う。
やはり硬い。現役とバスケから離れて一ヶ月とではこんなに差が出るもんなのか。
レッグスルーからのジャンプシュート。俺の得意技。
「読んでるぜ」
「なっ!?」
ボールが、弾かれた。
「はぁはぁ、俺の勝ちだな」
「はぁはぁ、がっ、はぁはぁ」
へへっ、と茨木は悪戯な笑みを見せる。
ボールを拾い、置いていたエナメル鞄に直す。
それから、エナメルから二本ポカリを出した。
「ほれ」
「…、サンキュ」
手渡されたポカリは普段より甘くて、美味しかった。
「おい、清治」
「うん?」
「バスケ、楽しいだろ?」
「ああ…」
「戻って来いよ、誰にも文句は言わさねぇよ」
「……」
「誰がなんて言おうと、岸和のPG(ポイントガード)は梅田清治しかいねえんだよ」
「…悪い、もう決めたんだ」
「そうか、まぁいいや。おし!先生に頭下げに行こうぜ!」
茨木は尻を叩いて、立ち上がる。
「おい、いくらなんでもお前に頭下げさせる訳にはいかねえよ。赤点取ったのは俺だし、俺だけで行くよ」
「は?お前何言っちゃってんの?」
茨木はマヌケな顔で、僕に聞き返す。
「赤点取ったの、お前だけじゃないだろ」
「……、お前何個?」
「俺も五つ」
そう、今の今まで忘れていたけど、茨木は赤点常習犯だった。


423:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:06:17 VIAWYaqZ
「おっしゃー!赤点解消!!」
補講を終えて、春休みの半ば。
僕と茨木はファミレスでささやかな祝杯を挙げていた。
「いやぁ世界史やばかったな、フレアスター出てなかったら俺はココにいないぜ」
「お前、またギリギリ点数方で受けたな?」
「しかたねぇだろ、NBAスーパープレイ集ずっと見てたら、朝になってたんだもん」
「何が『だもん』だよ、ったく」
久しぶりに、何かと向き合った気がした。
必死に取り組んだ補講は教師陣の度肝を抜いた出来だったらしく、僕を嫌っていた国語の枚方でさえ驚いてほどだ。
そろそろ、立ち直る時なのかもしれない。
一ヶ月やそこらで何かが変わるわけでも、変わったわけも無いけど、でも小さなところでは歯車が合い始めているんだ。
高校二年生になる。キッカケとしては充分じゃないか。
「んでさ、お前はこれからどうすんだよ?」
「ん?」
届いたミックスグリル定食を間食した後、ドリンクバーを追加してきた茨木はもう一度聞き返した。
「バスケ部に戻れよ、清治」
「……、悪い」
「……、そうか。いや、気にすんな」
「でもさ、」
「ん?」
「たまに1オン1しようぜ、茨木」


前を向こう。
過ぎちまったのは仕様が無い。
新学期の初め、高槻先生に呼び出しを受けた。
「おい、梅田お前学級委員になれ!」
「は?」
先生の話によると、息の掛かった生徒がパイプ役になってくれると助かるらしい。
でも無茶苦茶だよな。
「それなら茨木とかならいいんじゃないんすか?」
「大祐は……、嫌だろ?お前も」
うん。自分で言っといて何だが、茨木に学級を仕切るのは不可能だ。何と言うか柄じゃない。
「ウーム、そうか悪かったな始業式の朝一に呼び出して」
……、歯車か。
「先生」
「ん?」
「俺、やります」
「え?」
「学級委員に立候補します」


424:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:06:44 VIAWYaqZ
何と言うか期待していた訳じゃないけど、こうもあっさり学級委員が決まってしまっていいのだろうか?
しかも昨年度最後のテストで主要五教科を落としていた奴に学級を任していいのか?
いや、多分任せたのは僕じゃないな。
僕の高校では委員会は男女二人一組が基本だ。
学級委員もその例に漏れず二人一組。
もう一人の学級委員、つまり女子の方に皆期待しているわけだ。
羽曳野 誠。
通称、誠。
今時の女子高校生には珍しい綺麗な混じり気の無い肩まで伸びた黒髪。余り喋らないが、良く通る声。
何より顔の造りがいいのだ。
ただ、人格と言うか。時代錯誤なんだそうだ、考え方が。
聞いた話によると、カップルの事を未だに『アベック』と言うらしい。
いや、これは考え方というより言い方が古いだけだよな。
学級委員としての功績も一年にして中々の物で、女子の靴下の色を自由にしたのも彼女の教師陣への直談判がトドメに効いたらしい。
教師陣からの評価もかなりの物。
成績表も大体が4~5で、提出物の出来ももはや高校生の域では無いらしい。
これも噂だが、写しのためにノートを借りたはいいが、字が達筆過ぎて並みの高校生では解読出来なかったそうだ。
恐るべし、羽曳野誠。
「梅田、清治くん…だよね?」
「あ、うん」
小動物みたいに怯えながら、僕に話しかけてきた羽曳野。
そんなに怖いか?僕。
「学級委員、初めてだよね?」
「う、うん」
視線を合わせたり、外したりしながら羽曳野は何かと忙しい。
「今日から火曜と木曜は放課後残らなきゃいけないから…」
「ああ、うん。先生から聞いてる。生徒会に出るんだろ?」
羽曳野は僕が知ってたのが意外だったみたいで、少し驚いてからまた言葉を捜し始めていた。
多分、男子に慣れてないんだな。
「羽曳野、お前の方が先輩なんだし何でも言ってくれよ。そっちの方が下っ端としてもやりやすいしさ」
「あ、うん。分かった。よろしくね」
「うん、よろしく」


425:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:07:13 VIAWYaqZ
「おい!清治!!」
茨木が委員会決定のあと、後ろから掴みかかってきた。
「お前、ガラじゃねえよ!」
「お前も生活委員じゃねえか!お前のどこが生徒の見本になる生活なんだよ!」
茨木は少し笑ってから、僕の肩を軽く小突く。
「さては、羽曳野狙いか?」
「馬鹿!アイツ俺と話すのもやっとなんだぞ」
「いいじゃん初々しくて。それに可愛いしさ」
「どうかな?俺は話しやすい方がいいかな?」
茨木は「どうだか」と肩をすくめて見せる。
嘘は言ってない。
実際、やりにくい。
「お前、学級委員といえば放課後の居残りがスゴイって聞くぞ、いいのかよ?」
「部活も辞めたしな、丁度いいくらいに帰れるだろ」
「そんなもかね。ま、終わったら部活みに来いよ。ボールくらいは触ってやれよ」
「ああ、でもいいのか?」
「あの……」
「ああ、構いやしねえよ後輩達にも顔教えときたいしな」
「あの………」
「「おわ!?は!羽曳野!!?」」
思わず茨木とハモる。
「ど、どうも」
なんの会釈か分からないけど、羽曳野は一度頭を下げる。
「梅田くん、今日放課後…」
「ああ、木曜だからね。うん分かった。掃除が終わったら教室に戻っとくよ」
羽曳野は頷くと、また会釈して自分の席へ戻っていった。
「気配が無かったな」
「ああ、あれでHRの時はちゃんと話すんだよね」
「スイッチ的なもんがあるんだろ?スクリーンアウトとか上手い奴にありがちな」
なんでも無理矢理バスケに例えるのはどうかと思うぞ、茨木。
「でもいいなぁ、あの眼鏡の向こうからの上目遣い堪らんなぁ」
「そうか?ただビクビクしてるだけに見えるけどな」
「あの純粋さがいいんじゃないか」
そう言えば茨木は、清純派アイドルが好きだったな。


426:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:07:36 VIAWYaqZ
「あ、違うよ梅田君。ここはね…」
羽曳野と二人、四時半の校舎には生徒は少ない。
教室になんか、僕達二人だけだ。
「羽曳野」
「うん?」
大分僕との会話に慣れてきたのか羽曳野の物怖じが無くなってきた風に見える。
「お前、部活とかしないの?」
「う…、うん、やってたんだけどね」
「行き辛くなっちゃったか?」
羽曳野は頷く。
「分かるよ」
「うん。梅田君は、」
「僕は、先輩に虐められてさ。茨木は庇ってくれたんだけどね…」
「そうなんだ」
「そうなんですよ」
羽曳野は少し笑ってから、僕と視線を合わせる。
「私、弓道部だったの」
「へえ、羽曳野袴似合いそうだね」
「そ、そうでもないよ?」
羽曳野はまた恥かしがる。直球に弱いみたいだ。
「楽しかったな。的にだけ集中するとね、耳の向こうで張り詰める弓の弦がさ不思議と耳に入ってくるんだ」
夢見ごごち、というのか。
「なんで、やめた?」
「うん…、私も、虐められたんだ」
羽曳野の表情が張り詰めた。
好きだったんだろうな、弓道。
「何だか、やりにくくなってさ。同級生からも、顧問からも嫌われちゃったんだ」
そう思うと、まだ僕は救われている方なのかもしれない。
茨木、高槻先生。
バスケ、したいなあ。
「梅田君」
「うん?」
「今日、なんだか楽しいの。おかしいよね?」
「俺も、楽しいからおかしくないよ羽曳野」
「下の名前、知ってる?」
「誠、だろ?」
「うん?知ってたんだ?」
羽曳野は驚き半分、嬉しさ半分といった感じだ。
「カッコいいよな」
「清治も中々だと思うよ」
「やめてよ」
「なんで?」
「女子に呼ばれるとこそばゆいだろ?」
「そうかな?私は嬉しいけど?」
羽曳野はそう言って笑った。


427:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:10:49 VIAWYaqZ
以上です
押しかけみたいですみません
また投稿します。タイトルは付けた方がいいでしょうか?

428:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:29:08 R+yfczV1
乙、名前は大阪かな?
他の作者と同じ方式でタイトルつけると良いんじゃないかな

429:名無しさん@ピンキー
10/03/18 18:51:34 Ai11fuFa
GJ!
スクリーンアウトのくだりに吹いたw

とりあえず経験者としては、タイトルもそうだけど、まずトリップ付けた方が良い気がする
後々別の作品投稿することになった時なんかにも役に立つし、他スレだとなりすまして荒らす奴もいるから、その対策になるし

430:名無しさん@ピンキー
10/03/19 00:55:42 PbpLWeS0
GJ

文が若干くどい感じがしたけど、会話の内容とかは自然でリアル
続き期待!!

431:名無しさん@ピンキー
10/03/19 11:18:09 odHgJxez
フー
何故かこのスレには神が多くて

いやあ楽しみだな。

432:昨日投稿したものです
10/03/19 18:04:14 0hjhXRW7
>>428、>>429、>>430
感想嬉しいです
今日も書いたのですか、いまいち盛り上がらなかった
すいません。投稿いきます

433:誠一文字
10/03/19 18:06:47 0hjhXRW7
木曜の放課後の五時。
バスケ部の練習してる横で自宅から持ってきたボールを弾ませる。
さすがに部員でもないのに部のボールを使うのは億劫だからな。
そんなにドリブルのスキルも無いけど、少しでもボキャブラリーを増やすために体育館の隅で黙々とドリブルに費やしている。
シュートの練習は部員が帰ってから、というのが少し口惜しい。
「おし!十分休憩!」
茨木の声が体育館に響く。
三年の先輩達は茨木の一、二年チームをよそに三年だけの個別練習をしている。
今年の夏の大会で三年は皆引退してしまうからだ。
進学校である僕の高校では夏の大会が終わると必ずと言っていいほど三年は引退する。
「先輩達、頑張ってるな」
茨木がタオルを持って来てくれた。
「ベスト8には行くって張り切ってるんだ。お前どう思う?」
「……、微妙かな?」
茨木は「だよな」と寂しそうに笑う。
「堺先輩はゴール下からしかシュート出来ないし、八尾先輩はスタミナ無い、ドリブル出来ない、周り見えてないの三拍子」
「何も先輩だけでベスト8狙うわけじゃないぜ?」
「でもスタメンで出すんだろ?」
茨木は頷く。
「だから駄目だ」
「流れ、敵に行っちゃうもんな」
「うん」
僕はタオルで汗を拭った後、中学の時に使っていたエナメルにボールを直した。
「何だよ、もう帰るんのか?」
「うん、もう中間二週間前だろ?」
嘘を付いた。このままだと先輩に聞こえるかもしれないし、茨木が僕に復帰の話を持ちかけてくるからだ。
「けっ、いい子ちゃんめ。じゃあな」
茨木は悪態をつく。
「おう、またな」


434:誠一文字
10/03/19 18:07:17 0hjhXRW7
茨木に行った手前、テスト二週間前から勉強を始めるのは決心していた。
「家帰ってもな、多分誘惑多いよなぁ。七時まで教室でやるか」
家と言うのは最高の環境と最悪の環境とが背中合わせで共存している。
そして僕の様な者にとっては常に最悪の環境なのだ。
「あれ?まだ電気が…」
教室の引き戸から漏れる光に人の存在を匂わせる。
「お?羽曳野か?」
「梅田君?」
こういう時は大概恋人未満友達以上の男女なんだが、
「なにしてんだよ?」
「ちょっと先生に課題出されちゃって…」
見るとアンケート用紙の束に、集計のためのルーズリーフの用紙が一枚。
「羽曳野、これ学級委員の?」
「…うん」
羽曳野は小さい子が事を隠す時みたいに少しおどおどしながら頷く。
「言ってくれよな、またお前だけにさせてるみたいに言われるじゃねえか」
「ご、ごめん!」
冗談めかして言ったのに、羽曳野は頭を下げて謝辞を告げる。
冗談なんだぞ?分かってくれよ。
「いや、嫌味じゃなくてさ。…、とりあえず手伝うよ」
「え…、帰ってもいいよ?先生には手伝ってくれたって言っておくし…」
「馬鹿、そういうのじゃねえよ」
「ご、ゴメン」
また羽曳野は謝る。
いいさ、その内慣れていくだろう。
「好きでやってるし、二人でやってりゃすぐ終わる」
「…うん」
多分、僕にはキツイ仕事だと羽曳野は判断したのだろう。
生徒会に出た時に僕がめんどくさがったのも原因の一つだろう。
優しいというか、気を使い過ぎだろう。
「羽曳野」
「なに?」
「この集計何?」


435:誠一文字
10/03/19 18:08:26 0hjhXRW7
放課後の六時半。あと三十分で強制下校時間だ。
正直、生徒会に求める規則改善事項のアンケートの集計はキツイ。
「あー、よっとこさ終ったな」
「うん、お疲れ」
羽曳野はお疲れと言ってくれるけど、仕事の七割は羽曳野がやってのけた。
今現在において、羽曳野のために「お疲れ」という言葉がある。
「大概は携帯の使用許可なんだな」
「うん。皆持ってきてるのにね」
「堂々と使いたいんだろ?ま、どうでもいいけどさ。そういえば…」
「うん…?」
一つ気になった。
羽曳野は校則で禁じられている携帯電話を携行しているのか?
という疑問だ。
「羽曳野は携帯持ってんのか?」
「うん。ほら」
持っていた。しかも最新機種だ。
「う、梅田君は?」
俺もポケットから携帯を見せる。羽曳野のより一世代前の機種だ。
「負けた、羽曳野に負けた」
「えへへ、お姉ちゃんが新しいもの好きでさ、その影響」
衝撃の事実。羽曳野には姉がいた。
「お姉ちゃんいたんだ」
「うん、でも全然似てないんだ」
…ちょっと見てみたい。
やはり清純っぽいのだろうか?いやいや、似ていないらしいし以外とさばさばした感じなのかも。
僕が思考を巡らせる中、いきなり教室の引き戸がスライドした。
「お前ら、もう七時だぞ」
高槻先生。時計を見ると七時になる十分前。
「先生、アンケート。集計終りました」
羽曳野はよく通る声で高槻先生に言った。
スイッチを切り替えたみたいだ。
「おっ!速いな。明日でもよかったのに。サンキュウな羽曳野」
「先生、俺も俺も!」
「馬鹿。お前バスケ部に5時までいたって茨木から聞いたぞ」
ぎゃふん。バレていた。畜生、茨木め。
「とりあえず、二人共お疲れさん」


436:誠一文字
10/03/19 18:10:19 0hjhXRW7
「ほら、乗れよ」
「で、でも…、他の人に見られたりしたら…」
「別にいいだろ、ほら早く」
羽曳野は恥かしさに顔を真っ赤にしながら自転車の荷台に乗る。一応俺のタオルを敷いてるし尻は痛くないだろう。
「や、やっぱり悪いよ…、私なら歩いて帰れるし…」
「馬鹿、ここから駅まで何キロあるんだよ。駅までは送ってやる」
「ご、ゴメン…」
「いいよ、お前軽いし」
「…うん」
「腰に手回すの嫌だったら、荷台によく掴まっとけよ」
「う、うん」
意外にも、羽曳野は僕の制服を掴んだ。なんだかこそばゆい。
「行くぞ」
「うん」
漕ぎ出すと、羽曳野の握力が強くなったのを感じる。
本当に慣れてないんだな。
「羽曳野」
「な、なに?」
「お前、付き合った事とか無いの?」
「えっ!えっと…う、うん。無いよ?」
何のクエスチョンなんだ。
「結構、モテそうなのにな」
「そうかな?告白はされたことあるけど、皆嫌いと言うか、合わない感じだったから」
「どんな、奴らだったの?一応参考までに」
「えっと、五組の豊中君とか」
五組の豊中と言えば、チャラ男で有名だ。今時の女子はああいう軽いのが好きなんじゃないのか?
何と言うか、一口サイズみたいな軽さが。
「ああいう人、馴れ馴れしいから…」
…結構言う奴だな、羽曳野。
「あ、でも梅田君はその、馴れ馴れしくなんてないよ」
直々にフォローを貰った。
「羽曳野。そういうの、勘違いする」
「ご、ごめん!…別にしてくれても…」
「ん?なんて?」
「べ!べつに!!」
何を焦ってるんだ、羽曳野。
「梅田君は…」
「ん?」
「付き合った事無いの?」
「あるよ、中学の時と去年。別れちゃったけどね」
「嘘…」
「嘘付いてどうすんだよ」
「…同じ高校?」
「違う、中学の卒業の時告白されて断る理由もないから何となく付き合った…ってありがちかな」
「そう…、そんな理由で…」
「軽蔑したか?」
「ううん…、そんな事無いよ」
羽曳野は制服を離して僕の肩を掴む。
「なんで別れたかなんてのはつまらないけどさ、多分俺に非があったと思う」
羽曳野は何も言わない。別に何か言って欲しかったわけでもないけど。
駅の明かりが見えてきた。

437:誠一文字
10/03/19 18:10:50 0hjhXRW7
「ほら、着いたぞ」
羽曳野はスカートを叩いて、荷台から降りる。
「羽曳野、今日ありがとな」
「え?」
「いや、なんとなくだけどさ。羽曳野のおかげで委員会の仕事分かってきたから」
羽曳野は驚いた顔をする。何度目だよ。
「あ、あのね梅田君」
「うん?」
「…ア、アドレス教えてくれない?」



438:誠一文字
10/03/19 18:12:20 0hjhXRW7
投稿以上です。
羽曳野に萌えない…
申し訳無いんですが誰かコテハンの付け方教えてください

439:大人しい ◆TVLZo06Uo2
10/03/19 18:45:31 mD3Ovfcx
トリップのことなら、名前の後ろに半角シャープ(#)
その後ろに更に任意の文字列でトリになる

たとえば「大人しい#おとなしい」って名前欄に入れると↑みたいな感じ

440: ◆SQ2Wyjdi7M
10/03/19 21:07:43 SmnCIJza
>>433
投稿乙です。
これまでのレスを見る限り2chにあまり慣れていないようですね。

>>439のようなやり方でトリップが付けられますよ。
ちなみにこの書き込みは「#テスト」にしています。

441:名無しさん@ピンキー
10/03/20 01:20:13 vjOolMMU
GJ!
意外とリア充だった梅田に嫉妬した
そして、スタミナ無い、ドリブル出来ない、周り見えてないの三拍子の八尾先輩に自分を重ねてしまった…

作者は大阪府民の元バスケ部なのかねやっぱり

442:名無しさん@ピンキー
10/03/22 04:25:14 fqpeZt/C
tes

443:名無しさん@ピンキー
10/03/22 05:05:31 fqpeZt/C
なんとなくネカフェに泊まったらやることなかったので書いてみた。少し続くかも

444:名無しさん@ピンキー
10/03/22 05:07:04 fqpeZt/C
「お兄ちゃん……」
窓から夜空を見上げながら、少女はつぶやく。
「なんでだろ……なんであたし、お兄ちゃんのなんかに恋しちゃったんだろ……」
兄の顔が、においが、声が。彼女の脳裏に浮かんでは、消えていった。
「お兄ちゃん……。 嫌だよ。お兄ちゃんがとられちゃうなんて、嫌だよ」
この部屋には少女を除いて誰もいない。両親は共働きで、とても忙しい。仕事がすきなのだろう、昔から、あまり家にはいつかなかった。
 そして兄は、帰ってこない。恋人の家に泊まりにいっているのだろう。
以前は、こんなことはなかったのに。
「お兄ちゃん……」
少女の独白は、秋の夜空に吸い込まれては消えていく。


 「お兄ちゃん、まだかな……」
沙織は大学生である兄に誘われて、一人で学園祭にきていた。本当は友達も呼んでいいんだぞ、と言われてはいたのだが。
 元来沙織は人付き合いが苦手で、あまり友人はいない。学校の成績は上の下といったところだろうか。容姿はそこそこにいいのだが、大人しい性格が手伝って、恋人などいたことがなかった。
そんな沙織とは対照的に、兄である健二は、明るく友人も沢山おり、成績も相当優秀だった。現在所属している大学も日本有数の頭脳を誇る大学である。
容姿のほうもそこそこで、これでモテないほうがおかしかった。
 健二は沙織のことをよく可愛がった。あまり家にいない両親にかわって、健二は沙織に夕食を作ったり、休みの日などは出不精の沙織をよく連れ出していた。
二人はとても仲良しの兄妹だったのだが、最近は大学生と高校生ということもあり、あまり遊びにいくことがなかった。
だから、健二から学園祭へくるように誘われた晩は、興奮して眠れなかったほどうれしかったのだ。沙織とて、呼べないほど一人ぼっちなわけではない。
単に、兄と久々に過ごせる一日を、大切にしたいと重いわざと誰にも声をかけなかったのだ。
(今日はいっぱいお兄ちゃんに甘えようっと)
待ち合わせの校門の前で、一人顔を真っ赤にして悶えていた沙織だった。


445:名無しさん@ピンキー
10/03/22 05:07:49 fqpeZt/C
中途半端ですいませんw始発がでてるんで続きはまた後日にでも。ノシ

446:名無しさん@ピンキー
10/03/22 10:32:02 ysq/CdJq
>>445
乙彼さん
続きも待ってるよノシ

447:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/23 21:31:02 pYP9NEWY
パソコンがリビングにあると、家族に隠れながらやらなきゃいけないんだよね。
続き、投稿行きます
トリップ教えてくれてありがとうございました

448:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/23 21:34:25 pYP9NEWY
当たり前だが、夜中の広場はとても静かだ。
コンクリートの床に一度ボールを弾ませると、ボールの音と遠くを走っているバイクの唸り声だけになる。
バッシュじゃないけど、シュート練習ぐらいは出来る。
ゴールには網も張ってないけど、ゴールリングはある。今はそれだけで充分。
二、三回ボールをまた弾ませてシュート。
膝から腕に力が抜けていく。
流れていくようなイメージを浮かべながら、右手の人差し指がボールと離れるまで神経を尖らせる。
弧を描きながら、ゴールポストに一度当たってからリングの中にボールは落ちていく。
「よし」
独り言を呟きながら転がったボールを拾うと、またさっきシュートを放った位置に戻る。
「PGにも得点力はいる。
切り込んで相手のマークが外れてなかったら俺しかいない、パスとドリブルだけじゃただの『いいPG』止まり。
ならどうする?
決まってる、得点力も、ドリブルも、パスも出来る『ボールを持たせてはいけないPG』になればいい。
そうなったら、俺の他が生きる」
頭の中のイメージを改めて、全身に投身する。
地面を蹴って、膝もそれを伝える。そのまま肘は昇ってきた力を指先に伝える。
またボールは高く弧を描く。今度はどこにも当たらずにそのままゴールの中に吸い込まれていった。
「よし!」
今の感じだ。
どんな勝負にも得点力はあっても困らない。
僕じゃない味方の誰かが得点源になっても構わない。ただ、ゲームの流れを作っているのは僕でありたい。
「シュートフォームまでを早くしなきゃいけないのが及第点だよな」
ボールを弾ませて掴んだ瞬間、シュートを試みる。
ガン!
「ありゃ?」
ボールはゴールリングには当たったものの、ゴールには収まらずにでたらめに跳ねた。
基本、応用、必中、迅速。
まずはどの3pのエリアから入るようにしてからか。
まだ膝に充分なイメージが出来ていない気がする。
バスケにおいて…、というかスポーツにおいて下半身とはプレイ内容に直接関わってくる大切な部位だ。
バスケの試合でも鍛えているのと、鍛えてないのとでは雲泥の差が出る。
試合の中盤で腰が高いようでは競り合いに負けるし、ドリブルで置き去りにされる。
四十分戦い抜けるプレーヤーはそこらへんの鍛え方が段違いなんだ。
課題はたくさんある。時間もまだある。
自分決めた事を全部してから、チームに、団体に戻ろう。
それまでは、独りのバスケに徹する。
俺が所属する未来のチームの勝利のために、今は独りのバスケ。
ちょっとカッコいいかも、と少し自分に酔いながら僕はまたシュートフォームをとってボールを放った。


449:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/23 21:35:49 pYP9NEWY
彼は三十分おきにメールの返信をくれた。
内容は他愛の無いものばかり。
明日は世界史の小テストがあるとか、中学の時の思い出とか。
私は彼からのメールを着信すると、三回は読み、三回はメールの内容を書き直し、三回はそのメールを吟味して返信していた。
メールを返信した後も何か失礼があったかも、と着信メールと返信したメールを何度も見直した。
そんな事をしていたせいか、二十数回のメールのやり取りでベッドに入る時間となってしまった。
名残惜しいけど…、そんな気持ちで一杯の今日最後の返信メールを送信する。
数分経って、彼からもメールの打ち切りを了解する内容が書かれたメールが来た。
『また明日な』
その文字の並びに思わず笑みがこぼれた。

「はぁはぁ、ハッ」
弾む息を整えて、汗を拭う。
「これが入ったら百本目だ」
さっきはイメージを疎かにしたから外した。
また頭の中で理想のフォームの組み立てる。全身の筋肉に、それを投影して…。
「ハッ!」
これは入った。何本目からか、放った瞬間にそんな事が分かり始める。ボールも決して低い軌道ではない。
文句なしだ。手首の返しが外したさっきとは全く冴えが違う。
どこにも当たる事無くボールはゴールを通り抜けて、落ちた。
「シャッ!!」
思わずガッツポーズを取る。そのぐらい嬉しい。
「おっ?」
ベンチに置いていたタオルの隙間で携帯の画面が光っていた。
「茨木か?」
画面には羽曳野と表示されている。
「羽曳野か…、ん?」
メールの内容はそろそろ寝るから今日はこのぐらいで、というものだった。液晶を見ると二十三時と表示されている。
「不味いな、メール返すの休憩毎だったから怒ったのか?」
三十分練習しては適当に休憩を繰り返してその休憩の時に返信してたからな、怒るのも当然かも。
「今日び女子高生が十一時きっかりに寝るのか?」
まぁ、そんな家庭もどこかにあるよな。
僕は少し反省しつつ、適当な返信をした。
「ふぅー」
タオルで汗を拭う。テスト勉強、結局出来なかったな…。


450:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/23 21:36:38 pYP9NEWY
世界史の小テストは、まぁまぁの出来だった。授業態度が少し違うだけでここまで違うとは。
「よお、清治。傷を舐め合おうぜ」
茨木が授業が終わった直後にじゃれてきた。
「残念だったな茨木」
「あん?」
「俺、今回八割越えたね」
茨木はそれ聞いて飛び退いた。
「う…裏切り者!!」
「何とでも言え類人猿」
「お、俺のどこが少し賢いオラウータンだと!?」
茨木からの振り。だと思う。だから乗った。
「ウホッ?」
サルの言語もどきを話すと、茨木は嬉しそうにそれに乗ってきた。
「ウキ!!ウキッキ!ウキー!!」
嬉しそうにサルを演じる猿人類、茨木。見てて悲しくなってきたからそろそろオチにすることにした。
「何をやっているんだ?茨木?」
「チックショウーーー!!」
相変わらず愉快な奴だ。
「あの…」
「清治!今日から体育館使用禁止だからな!!」
「これだから類人猿は…」
「あの……」
「ムキーーー!!!」
「ハッハッ!ほれアンヨが上手、アンヨが上手…」
「う、梅田君…」
「「は!羽曳野!?」」
「ど、どうも」
またしても登場に驚く僕達に小さく会釈をする羽曳野。
「今日…、また居残りだから…」
「えっ!そうなの…?」
しょげる僕に羽曳野は敏感に反応した。
「あっ!で、でもね私の方で解決出来たら私が全部やるから…」
「いや、いいよ。そんな事したら二人でやる意味無いだろう」
「うん…そうだねゴメン」
何に対して謝っとるんだ、羽曳野。
「じゃ、また放課後」
「おう」
羽曳野はそう言って自分の席に戻って行った。
「今日金曜だろ…、居残り勘弁…」
「おい、清治」
「うん?」
「羽曳野さん…、また気付かなかったな」
茨木の拳が震えている。
「ああいうのを才能っていうのかな?」
「才能?なんの?」
「シューターの」
「どこがだよ、おい」
「いつの間にかマークを外してくるあたり、相当のセンスが伺えるね」
とことんバスケに例えなければいけないらしい、このオラウータンは…。
「おい茨木」
「うん?」
「チャック、開いてるぞ」


451:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/23 21:37:23 pYP9NEWY
二日連続で終礼以降も学校に残っているなんて一年の三学期にはあり得ない事だった。
まあ、あの時は僕が堕ちるとこまで堕ちていたせいもあるけど。
「結局、持ち越しになったね」
「うん。まぁ先生達からしたら面倒だもんな携帯の持込みを認めるなんてさ…」
羽曳野は「そうだね」と相槌を打つ。
「皆、隠して持ってきてるのにね。それだけで充分だよね」
「先生もそれぐらい知ってるだろうしな。もう帰るのか?」
「う、うん。どうして?」
「いまから勉強しようかなと思ってさ。残る日は教室の鍵お前が預かってるって先生から聞いたからな、今日は俺が最後まで残るから鍵、貸してくれ」
「うん…」
羽曳野はスカートのポケットからやけに細長い鍵を出す。
「う、梅田君って…」
「うん?」
「一年の三学期に補講受けてたよね?」
「うん?知ってたのか?」
「確か、化学以外全部赤点だった気が……」
そっちも知ってたのか…。
「そっちも知ってたのか」
「えへへ…」
なんでここで笑顔なんだ…。まあ、可愛いけどさ。
「だから、中間もそうならない様に今から勉強するんだ」
「あ、あのね…」
羽曳野は鍵を机に置いてこっちを見たり、下を向いたりしている。
「私、国語とか結構強いの…だ、だからね…」
「うん?」
「お、教えてあげようか?」


452:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/23 21:41:05 pYP9NEWY
投稿終了です。羽曳野、もっと頑張ろうよ
トリップ付けれてた!やった!!
それからバスケの話、皆さんが読むのめんどくさいなら今度から切ります


453:名無しさん@ピンキー
10/03/23 22:31:16 JhQcr7nU
>>452
乙。面白かったです。

スレの趣旨に沿ったものならそんなに不満も出ないでしょうし
自分が書きたいように書くのが一番ですよ

他のマンガや、アニメの二次創作ではないのだから
それほど周りの意見をを気にする必要もないでしょう

454:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/23 23:44:12 eBp+dlho
携帯からですみません
及第点の意味が全く違いました
及第点→課題
すみませんでした

455:名無しさん@ピンキー
10/03/23 23:59:48 gYK57C8h
GJ
んだんだ、おもろいから、かきたいようにかいとくれ

茨木大好きだw

456:名無しさん@ピンキー
10/03/25 01:58:55 WOTqvtBF
GJ!
バスケの話はあった方が内容に厚みも出るし、作者的にもやりたいようにやった方がテンション上がるだろうし、俺はそれでいいと思う
欲を言えば、もう少し羽曳野さんの出番がもっと欲しいかも
可愛いから会いたいんだよ!悪いか!

>>444もGJ!
男が優秀な場合だとヒロイン視点が映えるな
鈍感主人公もそれはそれでいいけど、スレの雰囲気的にもヒロインが輝きやすくなるし
沙織ちゃんの行動に期待

457:名無しさん@ピンキー
10/03/25 09:07:02 yPo+FHwY
やりたいようにやってると文句つけられる時があるから気をつけろ。

458:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/25 14:46:51 H7JUUFx9
>>457
マジか、気をつけます…
バスケの話してると高校の引退試合を思い出します。地方大会ベスト8止まりだけど、楽しかったな
…投稿、行きます。

459:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/25 14:47:32 H7JUUFx9
テストを一週間前に控えて、僕は羽曳野によく勉強を教えてもらうようになった。
始めは居残りのある火曜、木曜に限っての事だったが、最近では図書館でやってる所に羽曳野が途中参加してくれるようになった。
「ほら、だからねこの洗剤の入れると…」
「表面張力が働かなくなって、さっきのコップに入れた水の量より僅かに少ない量しか入らなくなるんだな?」
「うん。そうだね」
電話越しに勉強の話をする日が来るなんて、人生って何があるか分からないものだ。
「数学とかは大丈夫?」
「ああ、授業聞いてるのと聞いてないのとじゃ全然違うな。この前の世界史も点数よかったんだ」
「そうなんだ。梅田君授業中ちゃんと起きてるからそれぐらい出来るよ。なんで赤点なんて取っちゃたの?」
「まぁ、前は色々な」
こうして話していくと羽曳野の緊張と言うか、許容範囲が小さくなっていくのが何となくだけど、分かる。
「でも、悪いな。もう十時なのに」
「え?あっ!本当だ!!」
電話の向こうでガシャガシャ何かが擦れる音がする。
「羽曳野ってさ、もしかして十一時には寝てる?」
「えっ?う、うん…どうして?」
本当にいた。十一時にきっかり寝る女子高校生。田舎以外なら絶滅危惧種だろ。
「悪いな、そろそろ切ろうか?」
「ま、待って!もう少し話そう?ちょっと目が冴えちゃったから、お願い」
まあ、僕は全く構わないけど。羽曳野が生活リズムを崩すのはどうなんだろう。
「私ね、こんな夜遅くまでと、友達と話すの修学旅行以来なの」
どおりで、声に妙な熱がこもってる訳だ。
「梅田君はさ、」
「うん」
「下の名前で呼ばれるのと、上の名前で呼ばれるの、どっちが好き?」
「下かな」
「そうなんだ、どうして?」
「梅干、嫌いなんだ」
「そうなの?」
「そうなの。あと、清治って響きがいいだろ?」
「う、うん。そうだね、き、清治君」
どさくさに紛れて言いやがった。電話越しでも緊張してるのが分かる。
「羽曳野は…」
「うん?」
「どっちがいいんだ?名前」
「わ、私も…下の名前かな?」
「なんで?」
「カッコいいから、気に入ってるんだ。誠っていう字」
多分、呼んで欲しいんだろうな。誠って。
「ふーん。ところで羽曳野さ」
「あっ…」
「なんだ?呼んでもらえるかって期待したか?」
「ち、違うよ!してないよ?」
してた。これは間違いなくしてた。


460:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/25 14:48:03 H7JUUFx9
「ねえ、清治君」
「うん?」
「私、これからも清治って呼んでもいい?」
またもや緊張感が伝わってくる。どこまで慣れてないんだ。
「もう呼んでるし、いいよ。好きに呼んで」
「ホント!?やった!」
なぜか喜ぶ声に俺の方が微笑んでしまう。無垢だな。
「あ、もう十一時だ」
さっきの声との落差がスゴイ。
「そろそろ寝るね、ゴメン」
「ああ、お休み。誠」
「うん、おやす…え!?」
通話を切った。羽曳野相手だと思わず悪戯やってしまう。
携帯の画面を見ると、メールが来ていた。茨木から。
「新しくバッシュを買った!!」
添付ファイルには赤を基調とした白いラインがいくつか入っているバッシュを食おうとしている茨木が写されていた。
「一週間前に何をしてるんだコイツは…」
僕はそれに返信もせずにさっき取り掛かっていた化学の問題集を再度読み返す事にした。

やった!やった!!
梅田君と、清治君と今日は一杯喋れた!!
携帯を思わず抱きしめる。
「清治君…」
何度も彼の名前を呟く。
最近の私は少しおかしい。二年生になって初めて知り合った彼に、こんなにも踏み入っている。
なんでだろう、なんでだろう…。
「なんでかな、き…清治君……」
ちゃんと、呼んでくれた。私の名前。
家以外じゃ、誰も呼んでくれない私の名前。
彼と話してるとちゃんと目を見れない。ドキドキして、吸い込まれそうになる。
でも、彼となら本当の私が出せる。
羽曳野誠の全部が。
もっとお話したい。もっと彼の傍にいたい。彼の当然になりたい。
彼がクラス内にいる時、いつの間にか彼を追っている。授業中も、どんな時も。
「茨木君と、摂津君と、三島さん…」
彼がクラスの中で一番関わっているグループだ。
「摂津君と三島さんは付き合ってて、茨木君はき…清治君の、親友なんだよね…」
もともとは清治君、茨木君、摂津君のグループだった。でも高一の二学期に三島さんが摂津君と付き合い始めたらしい。
「茨木君とも、仲良くしなきゃいけないんだよね…」
これが今のところ一番の課題。
清治君と仲良くなるんだったら、清治君の仲の良い人とも仲良くしなきゃ。
実際、清治君と茨木君はとても仲が良い。
私がこの一週間学級委員の用事を伝えに行く時、大概は清治君と茨木君は二人一緒にいる。
こんな事言うのも少しおかしいけど、私は茨木君に嫉妬している。
茨木君がいなければもっと清治君に話しかける機会があったかもしれないのに…。
「明日こそ…」
清治君と茨木君との間に入ってみよう。

461:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/25 14:49:32 H7JUUFx9
テストが一週間まえになると部活動が全て停止になる。放課後にもなると体育館には練習に来た僕と茨木しかいない。
「俺さ、来世はアナコンダがいいな」
体育館に茨木の戯言が響く。
「なんでだよ?」
「だってさ大蛇だぜ、大蛇。俺、一日中密林を徘徊するんだ」
昨日ケーブルでアナコンダでもやってたんだろうか、茨木の決意は相変わらず簡単で軽い。
「山羊とか丸呑みだぜ」
山羊が密林にいるんだろうか?というか丸呑みって…。
「…まず巻きついて骨とか折って呑み込み易くするんじゃないか?」
「えっ…、窒息させるだけじゃないの?」
茨木が出来の悪い小学校低学年の男の子が必死に掛け算を理解しようとしてる風に見えた。
何と言うか…、よく高校に入れたな。
「それに…、呑み込むのに半日とか掛かるらしいぜ」
「でもテレビとかじゃ人を一飲みだったぜ」
「はぁ…、お前ね、昨日映画とかでやってたの?アナコンダの」
「いや、映画じゃなくて、昨日寝る前に考えててさ、来世人間以外なら何がいいかなって…」
「どれくらい考えたんだ?」
「昨日…、寝てないんだ」
前言撤回、コイツの決意は固く、重い。
「…じっくり考えたなー」
そういえば、コイツは今日本日の午前中の授業四限に渡る深い眠りに落ちていたな。
「ああ、亀もよかったけど…中学の頃に飼っていたコービーを思い出したからな…」
コービーって名前は、多分NBAのチームの内の一つレイカーズの代表的な選手から取ったんだろうな。
「清治は?」
「うん?」
茨木は、転がっていたボールを一つを手に取り、指先で回し始める。
「来世、何が良い?」
「…考えた事ないけど、蛇は嫌だな」
「何だよ…。あっ!分かった!お前羨ましいんだろう!?」
「何が?」
「俺に大蛇取られたの、気にしてるんだろう?」
茨木はボールを持ち直し、自慢げな顔をする。
「じゃあ、俺シャチでいいや」
「えっ?」
「頭いいし、漢字カッコいいし」
「…シャチ…、シャチかぁー、シャチいいなぁ」
茨木はまたおつむの悪そうな悪人が敵の裏の裏を掻こうと必死に頭を使ってる顔をする。
ボールを茨木から取ると、すぐにフリースローラインからシュートを放った。
「お前さ」
「うん?」
「シュートの練習してるだろ?」
ゴールリングを抜けて、落ちたボールを拾うと茨木が何気ない様子で言った。
「シュートまでが早くなったし、何より思い切りが良くなってる」
「…」
何も言わず、ボールをその場で弾ませもう一度シュートを放つ。
ゴールの網が揺れる。
「何より、フォームが綺麗だ」
「まぁ、たまに公園でな」
茨木は落ちたボールを拾うと、弾ませシュートを放った。
「紅白戦だけでもいいから、バスケ部に戻れよ、清治。後輩達もお前に戻って欲しいって言ってるんだぜ?」
「俺、後輩達とプレイした事ないぞ?嘘言うなよ」
茨木は少し笑ってから、落ちたボールを拾い僕にパスをくれた。
「後輩達が練習してる時にも、お前は隅で練習してただろ?見てんだよ、みんな」
僕は少し躊躇った後、フリースローラインを確認しもう一度シュートを放った。入った。もうそのぐらい分かる。
ボールはゴールネットを揺らした。
「お前、もう結構入るようになってんじゃねえか?」
「最近は外す方が少ないな…」


462:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/25 14:49:54 H7JUUFx9
「紅白戦だけじゃない、好きな練習に出て良いからさ」
「…」
「試合の感覚を戻しておくのも無駄じゃない。むしろプラスになるんじゃないか?」
茨木の言ってる事は正しい。
とくに僕のポジションはチームの事をよく知っておかなければならない。
ガードは、そういうポジションだ。
独りのバスケ…、でもまだ僕とプレイしてくれる奴がいるなら、僕はソイツとプレイしてみたい。
「…そうだな、十分くらいなら出してもらえるなら…」
「だろ!だろだろ!!そう来なくっちゃ!!
テスト明けの日に部活も再開するんだ!その日にでも来い!バスケをやらせてやる!」
茨木は嬉しそうに目を輝かせる。
「岸和のガード、梅田清治の復活だ!!」
「お前、まだ部活に入り直す訳じゃないんだぞ?」
「ハッ!でもまた一緒にするって気持ちになったんだろ?一歩前進じゃねえか!!」
嬉しそうに笑う。
「あっ、ところでさ…」
いきなり機嫌を元に戻す茨木。
「なんだよ?」
「シャチって、どう書くんだ?」
「あの…」
「…お前やっぱ馬鹿だな、魚に虎って書くんだ」
「あの…き…きよ…」
「じ、じゃあ蛇はどう書くんだ!?」
「お、お前、蛇はお前が言い始めたんじゃないのか?」
「アナコンダとカタカナで書いて大蛇と読む!!」
「無茶だろ!?」
「清治…くん…」
「おい!なんだ清治!お前最近頭がよくなってるって聞いてたけどやっぱ馬鹿なんじゃねえか!?」
「ハァ!?お前も分からないんだろ!」
「俺と同レベルってことじゃないか!やーいバーカ、バーカ!」
「んだと!!?お前よりは頭がいいもんね!!」
「清治、君…」
「「は!羽曳野ぉおお!!?」」
「ど、どうも」
ペコリと、羽曳野が頭を下げる。
「図書館に、いなかったから…探しちゃった…」
えへへ、と羽曳野は控えめに笑う。
「今日は、もうバスケの練習して帰ろうと思ってたから…、ごめんな、なんか気を使わせて」
「ううん、べつにいいんだよ?私が好きでやってるだけだから…あ、茨木君…」
「あ?」
茨木が『俺に?』と言いたげな表情で、抜けた声を出す。
「は、羽曳野です、これからもよろしく…」
またお辞儀をする羽曳野。
「あ…あとね、蛇っていう字は虫って書いてからウ冠を書いて、その下にカタカナのヒを書くの」
僕と茨木はそれを聞いて、「そうなの?」と同時に首を傾げた。

463:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/03/25 14:52:44 H7JUUFx9
投稿終わりです。
今回は…うん、頑張れたはず…
バスケの話はしてるだけでも心躍るので好きにやらせてもらいます

464:名無しさん@ピンキー
10/03/25 18:55:22 V7ERNn4O
乙!

組み合わせの妙ってあるよな。
魚と虎で鯱、虫がウヒで蛇、可変戦闘機とアイドル歌手でマクロス。
つまり、大人しい女の子が逆レイプとバスケ、コレは大いに流行るべきッ!

465:名無しさん@ピンキー
10/03/26 13:15:35 ReHXxiJ2
GJ!
清治ってやっぱ身長低いの?1hydeくらい?

466:名無しさん@ピンキー
10/03/27 05:42:13 Yg8eqX0e
もう一ヶ月くらい経つけど、
相模原の汚マンコはいつ舐められるんだろう。
涎が止まらん。

467:名無しさん@ピンキー
10/03/28 19:51:01 YNI5lxew
>>466
同志よ。

468:名無しさん@ピンキー
10/03/28 20:38:23 R+FqKyVH
>>466
同じく
作者が途中でテンション下がってただけに不安だ…

469:恋のマジックポーションの作者
10/03/31 01:53:22 mYiz2vuv
ああ、放置プレイ状態にしてごめんね。覚えてくれる人がいて嬉しいです
そういうコメントは本当に励みになります
俺以外の作者もきっとそうだと思うので、ブログの拍手みたいなもんだと思って、適当にでも書いてもらえると助かります

とりあえず、今から続き書くんでそのうち投下します
「今投下しろよ」ってツッコミは無しの方向でw
Hシーンだからね。一応それなりにキリのいいところまで書かないと、実用性的な問題が出てくると思うので、ちょっと待っててね

以上「一応書く気はあるよ」っていう意思表示でした

470:名無しさん@ピンキー
10/03/31 12:21:40 scernnPh
>>463
GJ
作者が書いてて好きな話は生き生きしてるから好きだ
思う存分楽しんでくれ~

ちなみに…主人公が虐められてた理由とか茨木だけ厳重注意ですんだ訳とかは今後明かされたりする…?
あ、無理に盛り込んでほしい訳じゃなく、なんとなく気になっただけです、はい

471:名無しさん@ピンキー
10/03/31 22:30:48 aMf65GM5
こうやって生存報告してくれるだけでも安心する

472:名無しさん@ピンキー
10/04/01 02:10:56 L71A+syH
>>469
無事で良かった~
気長に待ってるぜ!…その分描写には期待するがw

473:誠一文字 ◆NFhzZNv7xg
10/04/04 14:33:01 SaNQf+Cb
大学の入学式忙しすぎ
とりあえず意志表示しつつ保守

474:日記を書いてる変人
10/04/05 08:13:00 uDlcDjur
続きを書く事は出来るけど、半年ROMれと言われたので書きません。

475:名無しさん@ピンキー
10/04/05 09:52:31 YcHC/JH3
ご随意に。

476:名無しさん@ピンキー
10/04/05 13:37:04 rnyGiEHr
勝手にどうぞ


477:名無しさん@ピンキー
10/04/06 01:34:16 NKBb5vhV
書きたいなら書きたいって言えばいいだろw
まあなんだ
スレの主旨にあった文章を投稿してくれ

478:名無しさん@ピンキー
10/04/09 21:46:36 Rl6+9G4F
んだんだ

479:名無しさん@ピンキー
10/04/11 19:04:44 IHI5gCL8
保守

480:恋のマジックポーションの作者 ◆Hckx914f9I
10/04/13 04:41:00 8Kw1OGSr
約束に命をかける男ッ!!

もともと文章書くの得意じゃないから、えらく時間かかったけど、なんとか書けたよー
つっても全部じゃないけど
まあ素人の駄文なんで期待しないでくだせえ

久しぶりなので、新規の人へ
>>172から始まって>>340で前回は終わってます
やたらとびっしりしてて読みづらい投稿がこの作品です
内容はかなり下品なので、耐性がない人は飛ばしてね

481:茅ヶ崎崇詩 ◆Hckx914f9I
10/04/13 04:44:29 8Kw1OGSr
俺の顔面には触れず、かつ全体の形がはっきりと鮮明に分かるような距離に、相模原の性器はあった
「うあっ!く…くっせぇ!!!げほっ!げほっ!」
おぞましいほどの激臭が俺の鼻孔をつく
ありとあらゆる発酵食品を混ぜ合わせたような、酸っぱさと生臭さの混じった強烈な悪臭だ
人体が発するものとは到底思えないような、ケダモノの臭いである
「むっふふぅ~…それはそうですよぉ…だってぇ~…ひひっ…3日間アソコだけ洗ってないんですものぉ~!あーはははは!!…ち、茅ヶ崎くんにもシャワーは浴びさせてませんけどぉ
…はぁっはあ…わ、私は3日間…にへっ…私の勝ちぃ~…ふふっ、臭いでしょ~……ほら嗅ぎ取ってぇ…ほ、ほらぁ…オマンコが発する臭気を吸ってぇ!…私のアソコのエッチな匂い
で嗅覚を犯してあげますからぁ…むへへぇ…肺の中までピンクのおまんこ色ですよぉ~…」
あまりに強烈な刺激臭に頭が痛くなる
苦しみだけではなく、痛みを生み出す程の臭い
間違いなく人体にとって有害な臭いだ
そして相模原の性器は、間近で見ることで余計に汚く感じた
まるで映画に出てくる異星人の化け物が、獲物を補食しようと口を開けているようにも見える
俺はこんなものを舐めさせられるのか
こんな臭くて汚いものを…食事に使うための舌と口で…
「どうして…こんな…」
「そぉんなの…綺麗なおまんこ舐めさせるよりもぉ…はぁ…はぁ…汚くて臭いおまんこ舐めさせたほうが興奮するからに決まってるじゃないですかぁ~…ぎひひぃ……じ、実はさっき、
ちょっと手で触って臭いを嗅いでみたらぁ…はぁっ…ものっっっ凄く臭くてぇ…むふっ…私だったら絶対嫌だな~とか…これを舐める茅ヶ崎くんも可哀相だなぁ~とか思いつつも、凄く興
奮してビチャビチャに濡れちゃいましたぁ~…えへえへへぇ……よ、世の中には精液を飲ませたがる人とか顔にかけたがる人がいるみたいですけどぉ…はぁ…はぁ…私…その人達の
気持ち凄く解ります…ひひっ!…だ、だって体液使って汚すのって支配欲が満たされるんだもん!」
こいつは自分が興奮するというだけの理由で、性器をこんな状態にして俺に舐めさせようとしているのか?
あまりにも異常な考えに、理解が追いつかなくなる
歪んだ性癖を満たすために、平気で相手を犠牲にする
そんな悪意に俺は巻き込まれているのだ
「はあぁ…はぁっ…ほ、ほらぁ…もっとおまんこ見て見てぇ~…茅ヶ崎くんに恥ずかしい姿見られるとすっごく興奮しちゃうんですぅ…むふふぅ……マンカスもマン汁もたぁーっぷり付いて
てフェロモンムンムンでしょう?…はぁっはぁ…んふ…女の子のエキスがいっぱい詰まった濃厚チーズとラブジュースを添えて…くひぃ…私のエッチなおまんこを召し上がってください…
ぬふふふぅ…」
思わず硬直してしまう
こんな汚いところを舐めたら、俺はどうなってしまうのだろうか
少なくとも無事でいられるわけがない



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