井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ 3問目at EROPARO
井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ 3問目 - 暇つぶし2ch800:藤堂カヲルの失態
10/03/08 06:04:29 Kz0VSA3F
「あなたが勝ったらどうするんですか?」
流石に学年主任だけのことはあって、この男の落とし穴に気付いたらしい。
男は高橋の目の前までゆっくり歩き、耳に唇が付くか付かないところまで顔を寄せた。
そして・・・・
「あなたは私の所有物になるんです。」

高橋の顔が紅潮する。
この言葉が何を意味しているのか、分かったのだろう。
だが、彼女はその条件を飲んだ。
負けるわけがないのだ。勉強と名の付くもので高橋洋子が。
「場所を移します。校長室の奥の部屋を借ります。」

校長室の奥で2人が5mの距離を置いて召喚獣を召喚した!

「試獣召喚!!!」

高橋洋子(教) 7736点

軍服に鞭を持った召喚獣が召喚される。例の腕輪は当然装備済み。
教師オンリーの能力も持っており、3年のAクラス代表ですら数秒で鎮圧できる力量である。
「・・・7500点オーバーですか。流石ですね。試獣召喚・・・」
彼の召喚獣の見た目はこうだった。
全身白い服に身を包み、両腕には腕輪、手には剣が握られていた。
顔の右半分は仮面をつけていた。
見た目は当然驚く。
だが、驚異的なのは見目だけではないのだ。
召喚獣の上に点数が表示されたとき、高橋は目を疑った。


宮塚雅人 396583点

「・・・さて、始めましょう。戦争、いえ、虐殺ですね。この点数差じゃ」
「・・・どういうことですか?なんで・・・」
高橋は当然の質問を口にする。
「チートしてはならないなんて、私は一言も言っていませんよ?この召喚獣システムは16進数法で動かしているみたいですね。
教師陣の召喚獣の座標軸を全てFにしておけば、
ゲームスタートの時点であなたの召喚獣のHPは0だったんですが、
それだとおもしろくないので、私を強くすることにしました」
この宮塚という青年、今まででいくつかのネットゲームでチート行為を行ってきた人物だった。
召喚獣システムは彼にとってほとんどゲームだった。
「試獣召喚!!」

部屋の入り口に立っていたのは鉄人こと、西村宗一。
「生徒が間違った道に進もうものなら正しい道に戻してやるのが教師としての務め。それが学校外の人間だったとしてもな!」

西村 宗一(教) 7454点

「駄目です。西村先生!このゲームは・・・」
鉄人は全て聞いていたようだった。
伊達にダンボールでの移動を得意としていない。
「2対1ならこの勝負、分からないぞ」
「あなたも負けたら、私の言う事を1つ聞いてもらいます。構いませんね?」
鉄人は烈火の如く、怒っているようだった。
「好きにしろ。」

こうしてチーターVS天才教師2人の戦いははじまった。


801:名無しさん@ピンキー
10/03/08 06:05:09 Kz0VSA3F
お目汚しすみませんでした。
続きはまた投下します

802:名無しさん@ピンキー
10/03/08 20:09:21 g+kHTTrp
規制?


803:名無しさん@ピンキー
10/03/08 20:43:31 zBmXed3s
    ┏━┓    ┏━━━┓    ┏━┓    ┏━━━┓┏━┓  ┏━┓
┏━┛  ┗━┓┃          ┃┏━┛  ┗━┓┃          ┃┃  ┃  ┃  ┃
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804:名無しさん@ピンキー
10/03/08 21:48:23 Jk0Sdc0M
愛子様、無事御登校だって
よかったね、ムッツリーニ

805:名無しさん@ピンキー
10/03/09 00:51:59 NUZv9Ndy
一時間書き込みがなかったら
850がエロエロの明久×秀吉を書く

806:名無しさん@ピンキー
10/03/09 01:11:41 6CeVnxnc
そういうのはVIPでどうぞ

807:名無しさん@ピンキー
10/03/09 01:44:39 vgx4bEt6
今来たけど秀吉絡みのSSまとめてくれ

808:名無しさん@ピンキー
10/03/09 14:03:56 IlMwH0ss
版権作品でオリキャラ(笑)を書くゴミは死ねばいいのに

809:名無しさん@ピンキー
10/03/09 19:51:15 KxrDVUeB
>>808
多分この作品で鬼畜陵辱系のSSを書こうとするとキャラを崩壊させるか新キャラを出すくらいしか方法が無いと思うんだ
女子を脅迫しそうな悪人っぽいモブキャラってせいぜい二巻に出てきた教頭一派くらいか?

810:名無しさん@ピンキー
10/03/09 20:08:05 uHgfA7NS
>>809
つ根本君

ただヘタレぶりがひどいし、ヤることより実利を求めそうだけど

811:名無しさん@ピンキー
10/03/09 20:25:05 6CeVnxnc
ここで言うオリキャラ(笑)ってのは召喚獣は何で、クラスは何で、性格はこうで、見た目はこれで、とかの設定しまくりのオナニーオリキャラでしょ

812:名無しさん@ピンキー
10/03/09 20:39:40 U3S9lLMO
根本はアレで彼女持ちだったんだぜ……

813:名無しさん@ピンキー
10/03/09 20:47:01 KxrDVUeB
根元君は小物過ぎてそこまで大それた事は・・・

814:お泊まり会
10/03/09 20:49:10 bblfsTNq
どうも
ムッツリーニ×工藤の5巻パロディの続き、投下します
以下注意書き

・今回もタイトルに『お泊り会』と入れるんで、嫌な方はNG設定をお願いします

・中編です、前編を先に見ることを推奨します

執筆が遅くて、楽しみにしてた方に申し訳ないです
そんな人いないかもしれませんがw
では、次から投下します



815:お泊まり会
10/03/09 20:49:31 bblfsTNq
廊下の床が小さく音をたてる。
全神経を聴覚に集める、物音一つ聞き逃さないように
「……だれもいませんように……」
見つかれば弁明の余地はない
その理由が右手の服、血まみれの服。
ムッツリーニ君の鼻血でこうなっちゃった服だ
かなりの低速だったけど切なる願いが届いたのか、わりとすんなり洗面所へとた
どり着いた。
広い家の中の一角、そのドアノブに手をかける
きぃと金具が軋む音がして、扉はゆっくり開いた。
安心感からかため息がもれる
「よかった……ってあれ坂本くん!?」
「その声は……工藤か、どうした?」
驚いた……電気も付いてない部屋にいたのは坂本君。
隠れるように部屋の隅でこっちを見ている
「どっ、どうしてそんな所に?角に座ることの快感に目覚めたの?」
「俺がそんな風に見えるか?
むしろ俺には挙動不審なお前の方が怪しいが……」
「えっ……やだなぁ坂本君、誰が挙動不審だって?」
「そうか?俺にはそう見えたが……」
危なかった……こうみえて坂本くんは結構切れ者、このままだとまずいと話題を
変えようとする
「坂本君はさ、なにやってるの?」
「翔子から隠れてるんだ」
「代表から?なんで?」
テストで上位に入った代表は迷わず坂本君を指名していた
「昨日まで散々翔子に遊ばれたのに、
それに加えて一緒に寝るとなったらたまったもんじゃないからな」
「……じゃあ代表のこと嫌いなんだ」
「ッ……馬鹿野郎、そういうこと聞いてんじゃねえ、……そんなわけあるか」
顔を赤くする坂本君、ボクながらとっても意地悪な質問だと思う
調子にのって他の人も聞いてみる
「じゃあ吉井君は?好きな人とか、彼女とかいるの?」
「吉井は……あぁ、いるな好きな奴」
坂本君の妙にニヤニヤした態度が印象的だった
「ふーん、吉井君好きな人いるんだ……」
「というかFクラスの奴らは全員そんな感じだぞ?
欲望だけは強いからほとんど一方通行に近いが」
Fクラスと言われて、一瞬、頭の中をあいつの顔がよぎった
急に体がコントロールを失ったようになって、口が勝手に動いていた
「……じゃ、じゃあさ、ムッツリーニ君は……」
「土屋?さぁな……アイツはそれ以前にそういうこと話さない人間だからな」
その言葉になぜか安心と寂しさを感じてしまう
「ところで工藤」
「んっ、なっ、なに?坂本くん」
「その……右手の物はなんだ?」
「っ!!」
暗がりと後ろに回した手で隠していた服が見つかって、冷や汗が出る
「!!……ちょっと汚れちゃって……洗いに来たんだけど……」
「そうか……それならあそこの籠の中にでもいれとけ
翔子のことだから気づいたらすぐやってくれると思うぞ」
坂本くんは特に考えもなく言ったつもりだろうけど、ボクからしてみれば一大事
だ。
「うっ、うん……でも大丈夫だから!!
ありがと坂本くんっ、じゃあねっ!!」
急いでその場から離れる
……変だよボク、何聞いてるんだろっ



816:お泊まり会
10/03/09 20:50:05 bblfsTNq
「……あいつのもってたやつって、土屋の着ていた服じゃ……」
「……今の愛子、やけに慌ててた」
「うぉっ!…翔子、お前いつからここにいた」
「……さっきからずっといた」
「無音で近づくのは止めてくれないか、
お前の出現にトラウマしか感じない」
「……ところで雄二」
「分かっているのか……って、ちょっとまて、
会話をするのに手錠はいらないはずだ」
「……愛子となにを話したの、
それと……どうしてそこにいたの?」
「…………」
「…………」
「秘密だ」
「…………ちょっと覚悟してほしい」
「待った!なんでお前には妥協という言葉を知らないんだ!
いいからそのグーを止めろ!」
「……互いに譲りあって意見をまとめること」
「違う。妥協の意味を知らないと思ってない、それを実現するために、
まずはその固く握られた拳をはなすんだ!」
「……じゃあ教えてくれる?」
「あー…いや工藤にもな、知られたくないことの一つや二つがぎゃぁああっ!!」
「……待った私が間違っていた」
「結局グーか!!お前が間違っているのは、その質問方法だと気づけ!!」
「……体に聞くべきだった」
「待つんだ翔子、どうしてその発想が出てくるんだ」
「……浮気は、許さないってずっと言ってる」
「まっ、まぁ話を聞け翔子、ただ俺は工藤と話していただけで
浮気と思われる要素は一つもぎゃぁああぁーっ!!!!」
「…………きっちり教えてあげる」



817:お泊まり会
10/03/09 20:54:27 bblfsTNq
以上です。
次は早めに投下できるようにします

>>798
GJ!いろいろ噴きましたwww
続きたのしみにまってます

818:名無しさん@ピンキー
10/03/10 06:23:09 qK6sbkCk
最近優子分が足りないな

819:名無しさん@ピンキー
10/03/10 09:14:22 TQ2s6wfd
つかエロ分が足りてないのは俺だけか?

820:名無しさん@ピンキー
10/03/10 18:32:22 5D3Nc37a
エロSSまとめとか無いの?

821:名無しさん@ピンキー
10/03/10 18:36:09 NPns0U/R
うるせーばka!


822:名無しさん@ピンキー
10/03/10 20:37:21 gm9ZUlGH
保管庫ならあったはず

823:名無しさん@ピンキー
10/03/10 20:48:24 u31S3PDx
ココでしょう
  ↓
URLリンク(www39.atwiki.jp)

824:名無しさん@ピンキー
10/03/10 20:55:51 5D3Nc37a
おお、あったのか
thx

825:名無しさん@ピンキー
10/03/10 22:13:32 jMZHO5Fr
>>817
GJ!

826:名無しさん@ピンキー
10/03/11 00:58:45 qH6SNPUC
鬼畜系はええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

827:名無しさん@ピンキー
10/03/11 01:21:19 jO0LdXX8
>>826
なにがあったwwww

828:名無しさん@ピンキー
10/03/11 21:39:43 hi1TSI4j

            _. -― ' /_  ト、ト、        、__    . -
    ト 、 /'´       . : : `ヽ,ゝ\}ー 、―‐- 、| : :\ /∠
   . ゝ ′     . : : : : ::/:;::::::::::::::: : ` ー   l : : : :`く: : ::丶
  /::_:::-::::::::: : : : : : ::::、: : l:::::::〉:::::::::::::::::::\ : : :ノ: : :、__: :〉、::::::::〉
  /´/: : : ::/:::::::::::::::{、ト、ヽ::l::i:::{::::::::i::::\::::::::ヽ::::{: : : : : : ハ::|:::::/
     : /:::::::::::ヽ:::':" ヾ |ハ::lヽ:::::'::::ヽ:` ーァヽハ: : : /}ノ::!::/
   {  : : |:::::::::::::|:::ト、:ゝ  _ V! \',、:::\ー'、:::::ゝ}∠_/::::::/
   : : : ::l::::{:::::iイヾ ,.   ー 'ノ 、   }`ー:::/!:::::::/: :/イ::;::::::
   ヽ:::::、V{\',   _,ノ    {  '=‐ ' イ::;::}/リ:::::::{、: : :V、::::{
    ';:::i:::ヽ\ゞ ´   '"   、 ""  /ノ}/ノ:::::::::; ィー'::::::ヾ'.
     レヘiヽ. __, へ、 ____ ハ、 ___  ,ィー-<{  ヽ::i、::::::::`ー:ァ
         `ヾ> 、,へ、-―`v-‐ ン- ニ   `' <ハ \!`¨´
            r ´   \-、 l くノ´/, -- 、  `丶.
            L. <ニニ} ∨!__,7ノ´      \    \
            / /、 __  {ノ/-‐- 、     l lヽ    }
          ,ィ7 /    \ ∨     \    l |{'---‐ '
         //}|   `丶.   {     ノ〉    l V\
         {' / l       \  }  -‐ ´ {    l´ {  l
         ヽV´}、      ヽ{      ハー ´ )ノ  l
          \ ヽヽ /     /7ヽ._____{ノ〉   /   , ′
           \ {´___//  /、--‐ /〉 /  / \
             ` ヽ.ー― ' /   ` く __/   / `7ハ
                L__. <             ,   /  ` ー 、
                 \ `  ._     /  / ィ´       \
                    ー-、._/` - ´_. イ/  '.       \
                      ヽ._ -  ヽ/ヽ   ヽ         \
                        ヽ:.:.:.:.:.:.:.:}   ',           ` ー┐
                         :.:.:.:.:.:.:ハ   i  !       `  ._.ノ、
                         ヽ:.:.:./ }        ` 、      /
                           ∨    ,';         丶   ,ヘ.ハ
                          /    . :  i      ':/   l
                         /     .'   : /      /      !
                            ヾ 、_  . '    /ノー--‐ 7´
                          \ / ̄ ̄ ̄ ´     /
                              /          /
                               /           /


829:名無しさん@ピンキー
10/03/11 22:24:57 pS1VeCsR
秀吉って偏差値いくら位なんだろう
勉強教えてやりたい

830:名無しさん@ピンキー
10/03/11 22:30:47 GtA0oiAz
>>538>>745の雄二×翔子編はマダかね?

831:名無しさん@ピンキー
10/03/12 22:22:33 5FLpKDhT
今日書き込み全然無いね

832:名無しさん@ピンキー
10/03/12 23:01:01 dvwDTBoV
今日7.5巻やっと手に入ったよ。表紙で噴いた

833:名無しさん@ピンキー
10/03/12 23:41:35 uXCA5Zqm
>>832
真・ヒロインがどうかしたか
とりあえず裏・ヒロインの「美少女」の表紙はまだか?もう待ちきれんぞ

834:名無しさん@ピンキー
10/03/13 00:59:40 8Jmgl884
玲が実はアメリカではビッチだった・・・ってSSないかなー?
ないよねー?

835:名無しさん@ピンキー
10/03/13 01:37:53 yOIfiw+O
玲ちゃんが心理学を応用して明久に催眠術をかけちゃう話なら書いてる

836:名無しさん@ピンキー
10/03/13 20:20:08 1yhJd21a
早く投下を!!

837:名無しさん@ピンキー
10/03/13 20:21:12 RpjoahtX
みたいのう・・・・

838:名無しさん@ピンキー
10/03/13 21:08:14 EKKzctFr
優子が秀吉の劣化ってどういうこったこんチクショー

839:名無しさん@ピンキー
10/03/13 21:24:26 tmPBDLtz
優子はツンデレだと思うんだ

840:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/13 22:31:50 v8Ma2i2Y
「あぁー、疲れた」
試験が終わると同時に、ダルそうに声をあげる。長い間同じ姿勢だったからか、背伸びしたら骨がボキボキと音を鳴らした
姫路さんと美波の試合が終わったあと、秀吉とムッツリーニの試合までは時間があるということで僕達6人は化学のテストを受けていた
先週の野球大会で消費してしまった点数は昨日の授業を潰して大体補充出来たんだけど、二回戦で使う化学だけは時間がなくて試験を受けられなかったのである
「さて、そろそろワシらの出番のようじゃな」
同じく試験を受けていた秀吉が言う。どうやら試合に間に合わなくなるなんてことはなさそうだ
「そうか。負けるなよ。秀吉、ムッツリーニ」
「・・・・・・・・・・・・(こくり)」
「うむ。では行ってくるぞい」
秀吉達を見送ったあと、残った4人で観客席に向かった。既に前の試合の決着がついていたのか、着いたときには会場に生徒の姿は見当たらなかった
「確か木下と土屋で最後だったわよね?」
「だな。アイツらはDブロックの16番だから、アイツらの次の試合からは二回戦だ」
「秀吉とムッツリーニ、勝てるかな?」
「木下君と土屋君なら大丈夫ですよ、きっと」
「でも、ムッツリーニって保健体育以外は僕より下だからなぁ・・・・・・」
正直言ってかなり厳しいと思う
「まあ召喚獣なら無理だとは思うが、今は違うからな。点数が低くてもムッツリーニ本人の運動神経である程度カバー出来るだろ」
「そうね、土屋は運動結構得意みたいだし」
「新システム様々だね」
頭が悪くても逆転出来るという要素は僕達にとって都合がよい。いつもは点数だけが勝敗を決めるからね。まあ学園としてはそのほうがいいんだろうけど

841:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/13 22:33:30 v8Ma2i2Y
『では次の試合の選手入場です。まずは文月学園、木下、土屋ペアです!』

『さて、行くとするかの』
遠くのスピーカーからアナウンスの声が聞こえ、近くのスピーカーからは秀吉の声が聞こえた
雄二の提案で秀吉とムッツリーニは盗聴器と小型スピーカーを持って試合をすることになっていたりする
相手の会話を聞いて作戦を立て、それを瞬時に伝えるためらしい。スピーカーから秀吉の声が聞こえたのはそのせいだ
「――って文月学園?」
「?アキ、どうしたの?」
「いや、今文月学園、木下、土屋ペアって聞こえたような」
「なんだ明久。お前もババアの話聞いていただろ。もう忘れたのか」
学園長の話?一体何の関係が――

『対するは、聖条学園、天野、井上ペア!』

反対側の選手入場口からは長い三つ編みや胸元のターコイズブルーのリボン、そして線の細さが特徴的な女子生徒と、サラサラの髪や女の子みたいに整った顔をしている男子生徒が歩いてきた
――ってあの二人はまさか!?
「い、井上君に天野先輩!?どうしてここに!?」
秀吉とムッツリーニの相手は、ここ文月学園から割と離れた聖条学園に通う井上心葉君、と彼の先輩の天野遠子さんだった
天野さんは姫路さんの知り合いだったらしく、ある日、落ち込んでいた姫路さんのために後輩である井上君を連れて文月学園に来たことがあり、それがきっかけで僕達とも知り合いになった訳なんだけど・・・・・・

842:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/13 22:35:18 v8Ma2i2Y
「今回は他校の奴も参加するってババアが言ってただろ。他校が相手なら所属クラスを紹介しても意味ないしな」
「そういえば他校の枠はすぐに埋まったって言ってたっけ」
こういう機会は滅多に無いから募集が殺到したのだろう

『瑞希ちゃーん、久しぶりー!』

「遠子さん!お久しぶりです!」
会場から天野先輩の声が届く。子供のようにピョンピョン跳ねている天野先輩の隣では、若干緊張気味の井上君が軽く手を振っていた。流石常識人の井上君だ。態度が大人びている

『吉井君!今日は吉井君が瑞希ちゃんを放って坂本君とイチャイチャしていないかを見に来たのよ!』
『遠子先輩!大勢の観客の前で変なこと言わないでください!』

常識人というよりは苦労人のほうが正しいかもしれない。というか天野先輩の言っていることがよく分からない
「・・・・・・雄二。吉井とイチャイチャってどういうこと」
「し、翔子!?お前いつの間に!ま、待て!それは誤解・・・・・・ぎゃああああ!」
突然現れた霧島さんのアイアンクローで悲鳴をあげる雄二。いつもならこのままでもいいんだけど、今回は秀吉とムッツリーニの司令塔としての役目を担っている以上、気絶されるわけにはいかない
「霧島さん、あのさ」
「・・・・・・吉井。雄二は渡さない」
安心してください、僕もいりません

843:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/13 22:37:17 v8Ma2i2Y
「いや、そうじゃなくて・・・・・・雄二に秀吉達の作戦を任せているから折檻はあとにしてもらえると――」
『・・・・・・・・・・・・作戦は既に聞かされている。問題ない』
「続きをどうぞ」
「お、お前ら!俺を見捨てる気・・・・・・」
パキュ
雄二の顔から景気のいい音が響く
「・・・・・・向こうで話を聞かせてもらう」
そう言って霧島さんは雄二を引きずりながら観客席を後にした。あの程度なら二回戦までには生き返るだろう

『それでは選手の皆さん、召喚してください』

「「「「試獣召喚っ!」」」」
掛け声に続いて秀吉には薙刀、ムッツリーニには小太刀二刀、井上君と天野先輩には巨大ランスが出現した
しかし、本当に秀吉とムッツリーニで井上君と天野先輩を倒せるのだろうか
前に見たときは、井上君はAクラスのトップレベル、天野先輩に至っては保健体育がムッツリーニ並の点数だったはず
本人の運動神経である程度カバーできると言っても限界があるのでは・・・・・・?

844:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/13 22:39:10 v8Ma2i2Y
『文月学園 木下秀吉 & 文月学園 土屋康太
数学 76点 & 25点      』

『聖条学園 天野遠子 & 聖条学園 井上心葉
数学 2点 & 336点     』

こういう時、どんな顔すればいいか分からない

『心葉君・・・・・・後は任せたわ・・・・・・』
『先輩!まだ始まってすらいませんよ!』

試合開始前から遺言を遺す天野先輩。そういえば、天野先輩って数学がかなり苦手だったっけ・・・・・・
「に、2点って・・・・・・ウチの古典より低い・・・・・・」
隣で何とも言い難い表情をした美波が呟く。どっちもどっちとは言わないでおこう
しかし、これで勝負はほとんど2対1になったものの安心は出来ない。戦力差は3倍以上あるし、無策で勝てるような相手ではない。雄二の作戦に期待するしか――

845:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/13 22:42:03 v8Ma2i2Y
『では、召喚大会一回戦第32試合を開始します』

ヒュッ(ムッツリーニが小太刀を投げる音)

ザクッ(小太刀が天野先輩に刺さる音)

ドサッ(天野先輩が力無く地面に倒れる音)

この間、なんと僅か2秒。あまりの早業に我々観客席も驚きを隠せない

『先輩!?遠子先輩!?』

パートナーのあまりに早い死亡報告に戸惑う井上君。流石に開始2秒で沈むとは誰も思わないよね・・・・・・
『・・・・・・・・・・・・覚悟・・・・・・っ!』
『隙有りじゃ!』
秀吉が薙刀で、ムッツリーニが残ったもう一本の小太刀で井上君に攻撃を仕掛ける

『うわっ!』

秀吉の薙刀は腹に、ムッツリーニの小太刀は首にそれぞれヒットした。その反動で大きく吹き飛ぶ井上君とそれを追いかける秀吉。ムッツリーニは天野先輩に投げた小太刀の回収に向かっている

846:名無しさん@ピンキー
10/03/13 22:43:41 v8Ma2i2Y
連投規制(あと3レス分)に引っ掛かりそうなので、1時間後に再度投下します

847:名無しさん@ピンキー
10/03/13 23:11:16 pFDhGmWJ


848:名無しさん@ピンキー
10/03/13 23:51:03 EJkcQMqS
ふむ。支援

849:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/14 00:02:46 v8Ma2i2Y
『聖条学園 井上心葉
数学 152点』

掲示板の点数が更新されるが、点数差が大きいせいで急所にあてても半分ちょっとしか減らせていない。ここから先は雄二の作戦の出番か・・・・・・?
「ムッツリーニ。聞かされていた作戦ってどういう内容?」
スピーカーに向かって問い掛ける。雄二がいない今、僕が司令塔だ。作戦実行のタイミングをはかるためにも内容を把握しておかないと・・・・・・!
『・・・・・・・・・・・・最初のアレが作戦だ。点数の減りが少ないのは想定外』
「なっ・・・・・・!」
ムッツリーニから告げられる衝撃の事実。ってことは、ここから先は完全な実力勝負!?未だ相手の点数は秀吉の2倍近くあるというのに・・・・・・!
今は秀吉一人で井上君と戦っているけど、このままでは負けてしまう!何か別な作戦を考えないと!

『井上!ワシは女子が相手とて容赦はしない主義じゃ!悪く思うでない!』
『女子って・・・・・・僕のこと!?僕は男だよ!』
『はっはっは!井上の冗談は相変わらず面白いの!いくら演劇バカのワシでも、お主のような美人が男でないことぐらい分かるぞい!』
『何言ってるのさ!木下さんの方が何倍も魅力的だよ!それに僕だって、木下さんみたいな可愛い女の子が相手でも遠慮はしないよ!』
『ワシは見ての通り男じゃ!井上!そう自分を卑下するでない!』
『木下さんが男?木下さんって本当に冗談が好きなんだね!』

ダメだ、突っ込み所が多過ぎて集中できない

850:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/14 00:04:55 v8Ma2i2Y
「どうしよう・・・・・・」
いい案が思い浮かばなくて思わず呟く。こんなことになるなら、雄二の処刑を止めておけばよかった・・・・・・
『・・・・・・・・・・・・任せておけ。必ず勝つ』
スピーカーからそんな声が聞こえてくる。ムッツリーニは小太刀の回収を終えていたが、攻撃を仕掛ける様子がない。何をするつもりなんだろう・・・・・・?
「ムッツリーニ、何か作戦があるの?」
『・・・・・・・・・・・・元々俺も作戦を立てていた。それを今から実行する』
そう言うと同時に、秀吉が井上君への攻撃を中断しムッツリーニのもとへ駆け寄る。深追いしてこないのは、井上君の穏和な性格のおかげだろう
『・・・・・・・・・・・・行くぞ・・・・・・!』
『了解じゃ!』
ムッツリーニの合図により突撃する二人。それにあわせて槍を構える井上君
数で圧倒出来ないのは分かっているはずだ。そうなると、ムッツリーニの考えた作戦って一体――
『すまぬ!ムッツリーニ!』
『・・・・・・・・・・・・ぐっ・・・・・・!』
ムッツリーニの体が突然宙に浮く
いや、違う。あれは・・・・・・浮いているんじゃない!秀吉がムッツリーニを蹴ったんだ!まさか、捨て身作戦!?

『えっ・・・・・・うわっ!』

秀吉に蹴られたムッツリーニはそのまま井上君に激突し、二人はもつれるように地面に倒れた。井上君はムッツリーニの予想外の加速に反応出来ず、持っていた槍を手放してしまっている

851:僕と雄二と召喚大会 ◆kV8A9gWJuE
10/03/14 00:06:58 v8Ma2i2Y
『とどめじゃ!』
ムッツリーニの下敷きになっている井上君に、秀吉が薙刀を叩き込む
これは完全に勝負ありだ。勝利のためなら自分の命を捨てる、現代の忍者ムッツリーニならではの作戦と言える・・・・・・

『文月学園 木下秀吉 VS 聖条学園 井上心葉
数学 76点 VS 0点    』

『味方を蹴るという奇抜な戦術を駆使した木下、土屋ペアの勝利です!』

852:名無しさん@ピンキー
10/03/14 00:11:18 78omESsL
これにて投下完了です

※文学少女シリーズは読んだことがないので、コラボアンソロジー「文学少女はガーゴイルと~」を参考にしています

853:名無しさん@ピンキー
10/03/14 01:10:23 7gK0bApF
GJですよ!
毎回続きを楽しみにして待ってますよー

854:名無しさん@ピンキー
10/03/14 07:33:24 A/RogQrX
エロはまだかね

855:名無しさん@ピンキー
10/03/14 13:28:47 nSMdw99n
やっぱりみなさんすごいですね!
乙です!
できればなんですけど・・葉月ちゃんをかいてください!
自分では書けないのでお願いします!
長文すいません><

856:名無しさん@ピンキー
10/03/14 13:52:43 wNHEbMGC
誰か書いてあげて

857:名無しさん@ピンキー
10/03/14 13:58:40 TQmbFm6T
>>855
物語の大体の流れを書けば
誰かが書いてくれる確率アップ

858:名無しさん@ピンキー
10/03/14 17:34:05 SwWWrVKd
まだ書いてないが、そろそろ優子、出してもいいか?
いや、優子に出すってそういう意味じゃないよ?
優子のSS書くって意味だから勘違いしないでよね?

859:名無しさん@ピンキー
10/03/14 17:44:28 wNHEbMGC
ok

860:名無しさん@ピンキー
10/03/14 19:31:51 7gK0bApF
どんと来るのじゃ

861:名無しさん@ピンキー
10/03/14 20:40:26 p86SqWI/
>>858
ばっちこーい

862:名無しさん@ピンキー
10/03/14 20:46:41 C/DGm5Tg
優子×秀吉がワタクシの希望ですの

863:名無しさん@ピンキー
10/03/14 20:52:41 X7PpODPp
・・・う~~ん・・・
明久×瑞希ものを書いている途中なのじゃが・・・姉上はワシはいらぬか><



864:名無しさん@ピンキー
10/03/14 22:27:28 Orsj9HsE
URLリンク(www.nicovideo.jp)

さあ戦争だ・・・

865:名無しさん@ピンキー
10/03/14 23:41:17 WUmktBS2
いままでノーマークだったけど中林さんが久保君を逆レイプするとか?それはないか。

866:名無しさん@ピンキー
10/03/15 00:08:10 p86SqWI/
>>863
そんな事は無いぞwww

>>865
大いにあるんじゃないか?www

867:名無しさん@ピンキー
10/03/15 00:40:52 JJecpZvf
中林×久保って需要あり?

868:名無しさん@ピンキー
10/03/15 00:43:38 1pm1DW+4
>>867
中林さんは嫌いじゃない。むしろry
久保君はリアルにいてほしいww
需要はないかもだが、発想は◎だと思う

869:名無しさん@ピンキー
10/03/15 01:35:07 1pm1DW+4
5分待ってなにもないなら投下
ジャンル 明久×優子
タイトル 僕と優子と試召戦争
NGW  同上

870:僕と優子と試召戦争
10/03/15 01:40:08 1pm1DW+4
「負けた方は・・・なんでも1つ言う事を聞く」
僕たちに霧島さんはそう言い残すと去って言った。

そして、今・・・・・・

霧島翔子 97点 vs 坂本雄二 53点

信じられない。
お前が負けたせいで姫路さんがッ!


「3対2でこの勝負、Aクラスの勝利!」
学年主任の高橋先生がそういうと、わっと歓声が響いた。

「約束、忘れてないよね?」
そう言ったのは工藤愛子さん。
「あぁ、好きにしろ・・・」
力なく答える雄二。
いいじゃないか、お前はどうせ・・・
「雄二、私と付き合って」

この時、恐らく頭が理解するのが遅くなったのは僕がバカだからじゃないだろう。
「やっぱりか」
やっぱりか、じゃないよ。なんで・・・?

霧島さんは雄二の首根っこを掴むと、畳がしきつめられた臭い部屋から出て行った。
僕ら残りの人はAクラスの4人の方に振り返った。
彼等が発した次の言葉で僕はさらに頭が混乱した。

「・・・私は保留でいいです」
そう言ったのは佐藤さんだった。
保留?どういうこと?
「ちょっと保留ってどういうコトよ?」
美波が詰問する。当然だ。
彼女がしなかったら僕がしていたところだ。


871:名無しさん@ピンキー
10/03/15 01:40:13 //yabYKT
期待

872:僕と優子と試召戦争
10/03/15 01:41:32 1pm1DW+4
「だって、戦う前に言ったよね?勝った人は負けた人になんでも1つ命令できるって」
工藤さんが言う。確かにそういった。
「だから、今霧島さんが雄二を・・・」
「あれは“代表の”命令でしょ?アタシ達はまだ何も言ってないよ?」
なん・・・・・だと?
「まっ、ボクも保留でいいんだけどね」
彼女はムッツリーニをチラと見ると白い歯をニッカリ見せて微笑む。
その後ろで久保君はメガネを掛けなおすと
「僕も・・・今はよそう。そんなことより姫路さん。これで終わりじゃないからね。それじゃ」
久保君と工藤さんはそれぞれに会釈するとAクラスに帰っていった。
残った1人は木下さん。
秀吉の双子の姉で顔立ちもそっくりだ。
正直、かなりくるものがある。
「吉井君だったよね?明日、秀吉は多分学校にこれないわ。」
でしょうね。そうしたのは他でもないあなたですが・・・
「明日学校での配布物を全て家に持ってきてくれるかな?」
それがお願い?そういいかけて僕はやめた。
なんでここで言わなかったのか、僕は今でも分からない。

次の日、彼女の予告どおり秀吉は学校を休んだ。
鉄人曰く、体の都合、だそうだ。
生理だな、生理なんだな!女の子の日なんだな!
僕は卑しく鼻息をフンフンさせてそう思った。
休み時間、木下さんと廊下ですれ違いになった。
「おはよ、木下さん。秀吉は大丈夫?」
彼女は僕を見るとすぐに目を逸らした。
「・・・だ、大丈夫だよ。だから、ちゃんと今日は家に来てよね?」
「分かってるよ、じゃあ、後でね」
今の時点で気付いておけば、シナリオは変えられたかもしれない。
昔、姉さんにも言われたけど、僕はどうも鈍感らしい。
なんで今木下さんが目を逸らしてまるで、目の前に初恋の男子がいるみたいな仕草を取ったのか、深く考えなかったんだろう?
今の僕には理解できなぁい~


873:僕と優子と試召戦争
10/03/15 01:43:09 1pm1DW+4
放課後、僕はいつも通り、補修を終えると秀吉の家に向かった。
僕1人で!!
秀吉の家は両親共働きらしかった。
玄関には2人分の靴しかなく、1階には誰もいなかった。
暫くして、木下さんが現れて、僕を2階の、秀吉の部屋へ誘導してくれた。
その間も木下さんは僕と極力目をあわさないようにしている。
嫌いならどうしてわざわざ僕をチョイスしたんだろう?
秀吉の部屋に入るとベッドの上で膝を抱えて震えていた。
「ど、どうしたの?秀吉」
僕は極めて冷静に学校の配布物を彼の机に置く。
「あ、姉上が・・・今すぐ逃げるのじゃ!あき・・・」
ヒュンッ
秀吉の右頬にかすかな感触・・・。
とんできたのはフォーク。
とんでいったのは僕の頭。
ごめん、今のは気にしないで。
後ろを振り返ると、誰もいなかったけど、フォークが飛んできたのは確かだ。
「・・・ありがとうなのじゃ、明久。」
「なんのこれしき、だよ秀吉。それより女の子は大変だよね?」
「どういう意味じゃ?」
僕は少し照れる。やっぱり女子に直接女の子の日のことで話すのは嫌だ。
「分からないならいいよ。また来るよ」
「・・・明久よ。もしワシが女で少々暴力的で家では下着で歩き回って、学校では成績優秀じゃが、家では男同士の恋愛に現を抜かしておったとしたら、おぬしはどうする?」
・・・また偉く限定的だな。
「でも、秀吉は秀吉でしょ?それでいいんじゃないの」
僕は深く考えなかった。
僕が部屋を後にすると、廊下で木下さんが待っていてくれた。
「ごめんね、わざわざ。もう帰るから」
僕が帰ろうとすると、木下さんは一言だけ言った。
「明日の放課後、体育倉庫に来て。これが命令」
顔が真っ赤だよ木下さん。まさか姉妹そろって・・・?
いやまさかね。
「僕はタコ殴りにされるようなことはしてないぞ!?」
だが、誤解は解いておかないと。どうやら僕は木下さんの逆鱗に触れてしまったらしい。
体育倉庫でフルボッコという美波でも少々躊躇しそうなコトを僕の目の前の子はやろうとしている。
「??」
木下さんは首をかしげる。
ん?どうやら僕をフルボッコ・オブ・ホロコーストにするつもりはないらしい。

874:僕と優子と試召戦争
10/03/15 01:44:07 1pm1DW+4
続きはまた投下していきますので、どうか生暖かい目で見守ってくださいな

875:名無しさん@ピンキー
10/03/15 02:15:45 d00VevKg
いいぞ!

876:名無しさん@ピンキー
10/03/15 02:36:24 ifF0/VHY
僕バカだからよくわからないけど、ID:1pm1DW+4さんが神なのはわかったよ!

877:名無しさん@ピンキー
10/03/15 02:37:45 //yabYKT
期待通りか

878:名無しさん@ピンキー
10/03/15 05:41:59 1pm1DW+4
>>873の続き、あと5分レスないなら投下します。


879:僕と優子と試召戦争
10/03/15 05:46:50 1pm1DW+4
翌日、体育倉庫で何をされるか考えるとビクビクして授業に参加できなかった。
「雄二は楽しそうでいいよなぁ」
僕は雄二にそう漏らした。
「楽しい?何を見てそう言ってるんだ?もし本気でそう思うのならお前の目は頭と一緒で何も入ってないぞ」
失礼な!僕だって頭くらいあるよ!中身はあるかは疑問だけど。
「昨日、翔子の家まで送れといわれて、送った。家を出たのは朝になってから。」
僕はニッコリと微笑んだ。
「そうなんだ。で、何をやってたの?」
「何もしていない。」
棒読みだな、怪しい。
「須川君、仕事しなくていいの?」
「待て、そう慌てるな吉井。何事にも準備とは必要だ。お前は後で霧島さんを呼んで来い。坂本のみかん箱の中に“雑誌”いれとくから。」
「そういうことは俺のいないとこで言え!俺だってあんなことはしたくなかったさ!」
引っかかった・・・。
「僕は別に何をやったかは聞いてないよ?ね、須川クン?いや、FFF団の会長さん?」
僕はCクラス代表よろしくそんなことを言ってみせる。
FFF団の面子がゾロゾロと雄二に群がった。
「お前明久!後で覚えてろよ!!」
そう言って雄二は鬼に飲まれていった。
僕だってもしかしたら今日の放課後体育倉庫で恐ろしいことをされるかもしれないんだ。
赤信号みんなで渡ってはねられても痛くないって言うじゃないか。
そして、放課後。
僕は言われた通り、体育倉庫の中へ入った。
中は6畳ほどの狭さで電気も電球が1つしかない。
ほとんどの運動部の道具がここにないといけないんだけど、みんなめんどくさがって部室にそれを置いてるため、体育倉庫は狭さの割りに結構広かったりする。
跳び箱やバスケットボール、バレーボールをいれる籠しかない。
僕は電気をつけた。


880:僕と優子と試召戦争
10/03/15 05:48:02 1pm1DW+4
「―電気なんて体育倉庫につける意味ないのにね」
後ろからそんな声がした。
そこには木下さんがなぜかカメラを持って立っていた。
「まぁ、いいけどね。最初のウチは光がないと困るし」
そう言って木下さんは扉を閉めると、4段の跳び箱に足を組んで腰掛ける。
「それで、今日はどうしたの?」
「アタシの質問にいくつか答えて。それじゃ、最初の質問」
なんだ、貯蓄いくら?とか聞くつもりかな?
「吉井君、好きな人は?」
いきなりクライマックス、確かレジギガスのとくせいだっけ?
質問がクライマックスすぎて僕はそう思った。
「んー、どうなんだろう。それに近い人はいなくも、ないかな?」
彼女はいつもののほほんとした表情ではなく、真面目に聞いてきた。
なので、僕も正直に答えることにした。
だが、その答えとは裏腹に彼女はその答えを聞くと、表情を曇らせた。
「そう。島田さんや姫路さんを見ていてね、警戒はしていたんだよ。やっぱり、コレ、持ってきて正解だったよ」
と言って木下さんはカメラを指差す。
「君の言ってることがよく分からないんだけど・・・」
「分からなくてもいいよ。」
彼女はニッコリ微笑むと、立ち上がって僕の目の前まで歩いてきた。
「目、閉じてくれる?」
「いきなりパンチでもするつもりかい?」
僕にそんな趣味はない。
「ううん、殴る理由がないし。痛いことはしないと思うよ」
思うよって・・・。まぁでも、試召戦争で負けたんだし、これくらいは・・・。
僕は目を閉じた。
目を閉じて2分ほど経った。何も起きない。
「まだ?」
「もうちょっと待って」
でも、一向に何かする訳でもない。


881:僕と優子と試召戦争
10/03/15 05:49:05 1pm1DW+4
気配も目の前から消えないし、何して・・・。
あれ?僕の左手首が掴まれた・・・。
そのまま肩より少し低い位置に持ってこられた。
「まさか、変なモノ触らせるつもり?」
僕は何が起こってるかわからない。
「変・・・そう言われるとちょっと傷つくかな。でも、そんなモンでもないと思うよ」
さっきから思うよ思うよって・・・。
掌に柔らかな感触が走る。
それとほとんど同時にカメラのシャッター音が体育倉庫にこだました。
ムッツリーニと一緒にいるんだ、カメラのシャッター音はすぐに分かる。
分からないのは掌の感触の方だ。
うっすらと気付かれないように目を開ける。
僕は自分の目を疑った。
木下さんは僕の手で自分の胸を揉ん、いや、押し当てていた。
そこをカメラに収めていたのだ。
僕は慌てて手を振り払う。
「ちょ、何してんの?木下さん!」
「これでこの事実は消せない。吉井君は姫路さんにしか興味なさそうだけど、アタシも諦めきれなくってね」
「どういうコト?諦められないって・・・」
それを聞くと、木下さんは信じられないといった目で僕を見た。
「ほ、本気で聞いてるの?」
「う、うん」
彼女は溜息を吐くと、また跳び箱に腰掛けた。
「吉井君は姫路さんが好きでしょ?」
「好きか嫌いかで言われたら好きだよ?でも、姫持さんは僕に興味なんてないだろうし・・・」
「吉井君がFクラスなのは仕方ないかもね」
失礼な・・・!
「アタシは、吉井君が好き。だからこういう手段を使ってでも、作りたかったの、既成事実をね。」
ここまで言われて初めて気が付いた。
正直、ここまで鈍感な自分に嫌気が差す。
あの顔を赤くしてたり、目を逸らしたりしてた一連の動作にはそういう意味があったのか、と。それを今更ながら理解する。
「吉井君がどうしても逃げるなら、コレをばら撒いてもいいと思ってる。」
「そんなことをすれば困るのは木下さんだよ?」
彼女は肩をすくめた。
「別に構わない。吉井君がアタシを見てくれないなら、この学校がアタシをどう思おうが、関係なくなるしね。」
正直、ここまで言われると照れる。
でも、手段が手段だけに何と言えばいいか分からないのも確かだ。
「・・・好きじゃなくてもいいよ。今はね」
この人どんどん危ない発言を発していってるよ・・・!
彼女は続ける。


882:僕と優子と試召戦争
10/03/15 05:50:07 1pm1DW+4
「でも、コレ、ばら撒かれて困るのはアタシだけじゃなくって、吉井君も困るよね?だったら、アタシの言う事聞くしか選択肢がなくなるんじゃない?」
君は根本君か!!
僕はそういうツッコミを入れそうになった。
根本君も姫路さんのデスレターをちらつかせてFクラスの戦力ダウンを謀ってきたし。
「木下さんの言う事って?」
「難しいコトじゃないよ。明日の3時間目、Fクラスはなにするの?」
質問が意味不明すぎる。
「・・・国語だけど?」
「そう、アタシは英語。大丈夫ね。」
「ごめん。全然意味が分からない。僕にも分かるように教えて」
正直、ついてすら行けてない状態だ。
「明日の3時間目から保健室の先生が出張でさ、いなくなるの。だから、吉井君は腹痛の仮病で保健室に来て。」
「なんだか分からないけど、3時間目に保健室に行けばいいんだね?」
そう言って今日は逃がしてくれた。
廊下に出た瞬間、ムッツリーニに出くわした。
ボタボタッ
「なんで何もしてないのに鼻血出てるの!?」
「・・・・・・・俺のハガネールが大変なコトにッ!!」
僕のダグトリオは至って正常だけど、どうしたんだろう?
「聞いてたんだね?ムッツリーニ」
鼻血を垂らしながら、彼は頷く。
体の上半身を前に45°倒しながら・・・。
そうしている理由は男なら分かるはずだ。
え?分からない?ならその方がいい。
「・・・・安心しろ。黙っておいてやる。・・・でも、秀吉は恐らく最初から知っていた可能性が高い」
そりゃ身内だし。
・・あ!
昨日の秀吉の質問の意味がやっと分かった。
木下さんがこういうアクションを起すことを予め聞かされていたんだ。
だとすると、アレは仮病か・・・。
いや、もしかすると、試召戦争で負けること自体がもう作戦の始まりだったのかも・・・。
流石Aクラス・・・!頭の回転が早いな。



883:名無しさん@ピンキー
10/03/15 05:51:58 1pm1DW+4
続きはまた投下します

884:名無しさん@ピンキー
10/03/15 07:23:10 ZfluD4ZV
おい寒いぞ早くしろ

885:名無しさん@ピンキー
10/03/15 09:07:08 yOe7srCj
ほら、ネクタイとブリーフだ。
これで暖を取れよ

886:名無しさん@ピンキー
10/03/15 12:06:38 2Z5rXz6i
>>884
溶けた純金に体突っ込めや

887:名無しさん@ピンキー
10/03/15 12:19:02 ZxaW9G0R
URLリンク(www.nicovideo.jp)
後悔したくないなら行動


888:名無しさん@ピンキー
10/03/15 12:23:42 /6j6FDra
>>883
全裸で待機してまつ

889:名無しさん@ピンキー
10/03/15 13:44:17 GT1zvmZ7
全裸で寝てた
早くしてくれ

890:名無しさん@ピンキー
10/03/15 18:01:44 RQxb+ne5
じゃあ俺は全裸で寝てくるわ

891: ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 20:21:40 7HYIRI1P
前回、明久×美波を落とした>>777です。
少し待って誰も投下ようなら落させてもらいます。
今度は 明久×瑞希です。
前回同様、たいした前置きの無いエロになります。
タイトル「バカとテストとお勉強」
エロ苦手のかたNGお願いします。
それでは

892: ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 20:26:03 7HYIRI1P
では、失礼して次レスより投下します。

893:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 20:26:47 7HYIRI1P

僕と姫路さんは机(?)が隣同士だった。というとちょっと青春マンガみたいだけど、あんなことは現実にはそう起きはしない。

高校生活はめまぐるしく過ぎていった。
姫路さんは明るく、よく笑う。
可愛くて頭も良くてスタイルも良いのに、何故雄二なんかに恋心を持っているのか不思議でしょうがない。
早く目を覚まして欲しいなぁ。
僕のクラスのナンバー1は姫路さんだった。僅差で秀吉だろう。てか他に女子が居ないのが哀しいけど、この2人が居ればお釣りが来るよね?
小学生のころの姫路さんなんて、覚えているはずなのにラップしない。僕の中でいつしか姫路さんはちょっと特別な存在になっていった。

月日が過ぎれば季節も変わる。雨がよく降るようになり、学校も模擬試験に入った。
こういっちゃ何だが僕の通う学校は模試だからといって容赦はない。とうとう来たか、学生の本分という感じだ。
家の近くに着いたとき、空を見上げて呆然とする姫路さんをみつけた。
「姫路さん? どうしたの?」
姫路さんがはっとして振り返る。そして僕を見るとうれしそうに笑った。
「吉井くん! あの・・・・ちょうどよかった。家まで入れてくれませんか?」
外は雨が降っていた。
「姫路さん‥‥梅雨なのに傘持ってないの?」
「学校出てくるとき晴れてたからつい忘れて来ちゃって。お願い一緒に入れてって下さい」
いいながら姫路さんは僕の持っていた傘を奪い、空に向けて広げた。そしてにっこり笑う。
(かわいい‥‥)
僕はそんな動揺を悟られないように、傘を奪い返すと姫路さんにさしかけた。
「しかたないなぁ。お嬢さん、おうちはどこですか?」
わざとおどけて言ってみる。姫路さんはふくれたような顔をした。
「いいですよ~。吉井くんちまで行ってくれれば。そこからは一人で帰れますから」
「ははは‥‥。じゃあ僕んちまで」
二人は並んで歩き出した。姫路さんはちょうど僕の肩くらいの身長だ。シャンプーの香りがふわっと香る。
びくっとした。
薄い夏服の制服。ちょうど上からのぞき込むかたちの胸元。いけない妄想が急激に襲ってくる。‥‥ふれてみたい‥‥。
時々僕の顔をみて笑う姫路さんの姿に僕は平静を装うのに必死だった。


894:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 20:27:19 7HYIRI1P
「ねえ、吉井くん。明日の模試はどうですか?」
「まあ。なんとか。何で?」
「あの・・・もし良かったらですけど・・・一緒にお勉強でもしませんか?」
実力はAクラスの姫路さんが僕の?コレは超ラッキーだ!
「そりゃあ勿論!って言うか僕からお願いしたい位だけど‥‥どこでするの?もう家に着くんだけど」
家まではあと数分だった。そう聞くと姫路さんが驚くような返事をした。
「吉井くんの家で」

―僕は一瞬聞き間違えたのかと思った。

姫路さんが僕の家に来る?!しかも一人で!
僕の両親は海外で、今日は姉さんも居ない。2人っきりだとは姫路さんが知らないはず。
「それは別にかまわないけど‥‥。今日、家に姉さん居ないから」
一応確認する。
「うん?別に構いませんよ?・・・・・むしろそのほうが」
「?なんか言った?」
「い!いえ別に!」
姫路さんは僕の顔をのぞきこむ。まるで僕を試すような視線だった‥‥ような気がした。
「帰って着替えたらすぐにいってもいい?」
「いいけど‥‥」
まじかよ。いいのか? 僕はそんなに信用されてるってことか?
もう家の前まで来ていた。
「じゃあ、すぐ行きますから。またあとでね!」

笑顔で走り去った姫路さんを見送って・・・早くしなければ!
僕は部屋にある秘蔵のコレクションの隠匿に迫られた!
姫路さんにアレ達が見られるのは恥ずかしいじゃないか。
タンスの下から2段目の上げ底になっている場所の片方の靴下の中から鍵を取り出す!
ゲーム棚の2列目左端にある10本の後ろの壁紙の偽装を剥がして金庫をあけてコレクションを・・・・・姉萌え本が10冊増えてる・・・・また別の場所を見つけよう。
いや今は良い・・・さらば我が子・・・と貰われっ子!
とりあえず急場凌ぎだ!雄二のモノとして霧島さん宛てに送っておこう。雄二の私物と書いておけば大事に保管してくれるだろう。
コンビニまでダッシュで行き、帰ってきたら直ぐにチャイムが鳴った。


895:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 20:27:49 7HYIRI1P

姫路さんは本当にすぐ来た。帰り道ですっかり興奮してしまったモノをなだめる暇もなかった。
せめて居間で‥‥なんて思ったが、聞くと僕の部屋がいいという。
断る理由も見つけられず、僕たちは僕の部屋の真ん中に小さなテーブルを出してそこで教科書と参考書を広げた。
姫路さんは胸元のあいたキャミソールを着ていた。一応カーデガンを羽織ってはいたが、ちらちらのぞく胸の谷間に僕はめまいを起こしそうだった。
もちろん姫路さんと二人きりだなんて、こんなうれしいことはない。実際二人で過ごしている時間はとても楽しかった。
でも、ときどき、どっとおしよせてくるオスとしての欲望は姫路さんを一瞬にして獲物と認識してしまう。だめだ。姫路さんは僕を信用している。
姫路さんが恋人だったら‥‥。
でも姫路さんは雄二の事が好きで。雄二には霧島さんが居て。
きっと姫路さんも辛い思いをしていると思う。
いっそ僕の事を好きになってくれれば、こんな思いをしなくていいのかもしれない。
自分の中でうまく宥める事が出来る様な気がする。いつか姫路さんが僕の事を好きになってくれるという確信があれば、この状況を我慢する事なんて容易い事の様な気がした。


─姫路さんは俺のことをどう思っているんだろうか。


「で、これは?」
一瞬、別のことを考えていた僕に姫路さんはのぞき込むようにしてたずねた。
そうだ、勉強だ。そう思い直した僕の目に、姫路さんの上目遣いの大きな目とふくよかな胸の谷間が飛び込んできた。
「吉井くん?」
僕は堪え切れずにとうとう床に仰向けにひっくり返ってしまった。いつも見ているはずの天井にリアリティがない。
心臓がバクバクする。股間のモノはすっかり固くなって今にも爆発しそうだった。
「どうしました? 具合でも悪いんですか?」
「何でもなーい!」
僕はそういうと両腕で顔を覆った。今、自分はどんな顔をしているんだろう。嫌われる。見られたくない。
「吉井くん‥‥?」
姫路さんは僕の隣にやってきた。そして心配そうに俺を見下ろす。


「‥‥そうよ‥‥」

僕はやっとのことで声を出した。興奮と緊張で声がかすれている。
「え?」
僕は姫路さんの腕をつかんでもう一度はっきり言った。
「襲・・・うよ」
身体を起こした。もうどうなってもいい。
これで完全に嫌われた。きっと姫路さんはこの部屋から逃げ出すだろう。そして2度と口をきいてもらえない。
いいじゃないか、つい最近までは話す事すら無い高嶺の花だったんだから。
ところが姫路さんの反応は違った。しばらく僕を見つめたあと、驚いたことにそっと僕の胸に身体を預けてきた。


896:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 20:28:22 7HYIRI1P

「姫路さん?」
意外な姫路さんの反応に、相変わらず熱い自分の身体と脳みそがフルで回転する。
「何やってんだよ。冗談で言ってるんじゃないんだよ」
僕はいらだって姫路さんの身体を引き離した。まっすぐに姫路さんを見る。姫路さんも僕の顔をまっすぐに見た。
そしてにっこり笑った。
「大好きです。吉井くん」
「?!」
何も言えなくなってしまっている情けない僕の手をそっと握ると、姫路さんはそのまま僕の唇に軽くキスをした。
何が起きたのか一瞬分からなかった。姫路さんは唇をはなしてまた微笑む。
「吉井くんは? 私のこと好きですか?」
吉井くん‥‥それは僕の呼び名だ。姫路さんは僕の事をそう呼んでいた。雄二ではなく、吉井くんと、彼女は僕を呼んでいた。
「ねえ、好き? それとも‥‥嫌い?」
姫路さんは少し心配そうに僕の顔をのぞき込む。嫌いなはずなんてない。
姫路さんの頭の後ろに手を回すと、今度は僕が姫路さんの唇に自分の唇をあわせた。しっかりと、強く。そのまま姫路さんを床に寝かせるとさらに覆い被さる。
かみあった歯をひらいて舌をいれる。抑えていた気持ちがあふれだす。
「僕だって好きだ‥‥好きだよ‥‥」
激しいキスのあいだに自分の気持ちを告げた。姫路さんはそっと僕の背中に腕を回す。


―もう止められない。


僕を困惑させた豊かな胸は僕の手のひらの中にあった。逆らいきれずブラジャーを押し上げる。
やわらかい頬にもイイ匂いのするうなじにも堪え切れずに唇をはわせた。
「吉井くん‥‥吉井くん‥‥」
姫路さんは小さく僕を呼ぶ。ときどき切なげな吐息混じりに。


僕は姫路さんを抱きかかえるとそのままベットにはこんだ。
着ていたTシャツを脱ぎ捨てる。ベットの上の姫路さんはむき出しにされた胸をちょっと隠すような格好でいた。
「見せてよ、姫路さん」
僕は姫路さんの腕を上げると着ていたカーデガンもキャミソールも脱がした。背中のホックを外してブラジャーを肩からぬく。
目の前にあらわれたふたつの乳房はまぶしいくらいに白く、大きさも充分だった。


897:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 20:28:50 7HYIRI1P

「姫路さん、きれいだよ‥‥」
真ん中で小さく主張する突起をそっと口に含んでみる。
「‥‥あ‥‥」
姫路さんが声を上げる。舌先でかるく転がすと姫路さんはさらに声をあげた。
「あ‥‥や‥‥んんっ」
「気持ちいい?」
「‥‥ん‥‥」
「正直でよろしい」
姫路さんは恥ずかしそうに手で顔を覆う。僕は軽く笑うとそのまま胸にしゃぶりついた。両手で胸をもみしだく。何度も何度も口づける。
手のひらに吸い付くようにやわらかい。小さな突起が固くなる。姫路さんのあえぎ声が大きくなる。股間が熱い。
ごめん姫路さん。僕はもう・・ずっとこうしていたい。
「吉井くん‥‥吉井くん‥‥ん‥‥」
姫路さんの身体のラインをなぞってみる。スカートの中に手を入れて太ももの感触を味わった。
やわらかくてすべすべしてしなやかな姫路さんの身体。
おしりのラインをなぞって手が前面に到着したとき、姫路さんが少し身体を硬くした。
「や‥‥やだ、吉井くん」
「なんで?」
僕は言いながら姫路さんの一番敏感な部分に軽くふれてみる。
「あっ」
姫路さんは小さく声を上げた。そしてはっとしたように口を手で覆う。
「いや‥‥はずかしいですぅ」
「だめ、やめてあげない」
そこはすでに軽く濡れていた。
パンティーの中に手を入れて直接さわってみる。

くちゅん‥‥といやらしい音がした。

姫路さんは必死で恥ずかしさに耐えていた。
「見たいな‥‥姫路さんの」
指先で入り口をなでながら、姫路さんに話しかける。顔を見ると姫路さんは半泣きになっていた。
思わず愛しい気持ちがこみ上げて指を離し、姫路さんを抱きしめる。
顔を胸にうずめてくる。
「なんで? かわいいよ。姫路さん」
姫路さんの髪をかき上げておでこにキスした。姫路さんの身体はとてもいいにおいがする。柔らかい胸を持ち上げるようにしてそっともんだ。
僕は正直限界だった。帰り道からずっと抑えてきた。いや、本当はもっとずっと前から。すぐにでも姫路さんの中に入りたい。
柔らかくてあたたかいソコに熱い欲望を埋めてみたい。
この人と、一つになりたい。


898: ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 20:29:36 7HYIRI1P
すんません。とりあえずココまでです。
ちょっと手直しを・・・すいません。

899:名無しさん@ピンキー
10/03/15 20:33:36 evTflS+N
がんばって

900:名無しさん@ピンキー
10/03/15 20:50:05 gMM1YWXi
>>883>>898の続きを全裸で待ってるぜ

901:名無しさん@ピンキー
10/03/15 21:19:05 oltjbuh7
秀優マダー?

902:名無しさん@ピンキー
10/03/15 21:23:05 evTflS+N
「ホラ!」ズボッ

「じゃー」

903: ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 22:15:29 7HYIRI1P
次レスから残り、いきます。


904:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 22:16:19 7HYIRI1P

「僕が先に脱いだら、姫路さんも裸になってくれる?」
姫路さんは驚いたように顔をあげた。僕は小さく笑うと、ジーンズのホックを外した。不自然にふくらんでいたせいでなかなかファスナーがうまく降りてくれなかった。
腰を上げてトランクスと一緒に一気に膝までおろす。窮屈だったとポンッとソレは跳ね返り、そりあがった。案の定、小さなしずくが既に先っぽから滲んでいた。
「すご‥‥大き‥‥」
「‥‥姫路さんが欲しいって言ってるんだよ」
そういうと僕は自分自身でかるくさわってみた。
いつもより固い。
透明な液をアタマの部分にこすりつける。姫路さんを腕に抱きながら、もう片方の手で、姫路さんに見えるように‥‥。半裸の姫路さんを、大きな胸を見ながらのオナニー。
あぁすごい‥‥。気持ちよさに思わずため息が出た。
「気持ちいいんですか? 吉井くん」
姫路さんは視線をソコからはずさずに、聞いた。
「ん‥‥。ちょっとね」
姫路さんはおそるおそる手を伸ばしてきた。
「さわっても・・・いいですか?」
「‥‥いいよ」
姫路さんは僕がしたようにアタマの部分をそっとなでた。僕の身体がビクンと跳ね上がる。
姫路さんはそのまま竿の部分まで指をはわせる。ぎこちない、でも気持ちいい。
「吉井くん‥‥また出て来ましたよ‥‥」
どくどくと透明な液がにじんできていた。
「気持ちいいよ、姫路さん‥‥。でもがまんしてるから‥‥」
「がまん?」
僕は姫路さんの手を離した。これ以上はやばいと思ったからだ。
「そう‥‥がまん。言ったじゃん?僕は姫路さんの全部が欲しいんだ‥‥」
そういうと姫路さんにキスをした。そしてスカートのホックに指をかける。手間取っていると姫路さんは自分でそれを外した。そしてスカートを脱ぐ。
これで姫路さんの身体を覆うものはパンティーだけになってしまった。
僕は姫路さんをもう一度仰向けに寝かせるとパンティーに手をかけた。一瞬姫路さんの身体が固くなるがすぐ力を抜いた。そのまま一気にひきおろす。
やらしく一本糸を引いた。


905:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 22:16:48 7HYIRI1P

「大丈夫?姫路さん」
「吉井くんだから‥‥吉井くんだから大丈夫‥‥」
かわいい‥‥。
愛しさがまたこみ上げる。両膝に手をかけると一気にそれを押し広げた。姫路さんは恥ずかしそうに顔を背ける。
まだほんのりピンク色のソコはすでに充分に潤んでいた。そっと指を差し入れてみる。

くちゅん‥‥

またいやらしい音がする。そのままぐっと奥まで押し入れてみた。
「あああ」
姫路さんが声を上げる。俺は姫路さんに添い寝する形で指を出し入れした。控えめな姫路さんの反応がとってもかわいい。
 くちゅん、くちゅん‥‥ぷにゅ‥‥
「すごい姫路さん、びっちょりだよ」
「イヤぁ!」
「もう一本入るかな?」
「え?イヤ、そんなのぉ‥‥」
僕は中指にもう一本くすり指を添えてみた。入り口のところで圧迫感を感じたが、それでもすんなり入っていった。

「!!ああぁっ」

「姫路さんは感じやすいんだね‥‥」
2本の指で中でかき回す。
「う、うーん‥‥あっ‥‥あっ‥‥」
姫路さんの呼吸があがってくる。手前の上の方をぐっとおすと姫路さんが悲鳴にも近いあえぎ声を上げた。
「ぃひゃああーっ」
「ここ?」
「ああああ、そこが‥‥いいのお‥‥ハッ」
恥ずかしそうにしていた姫路さんも気持ちよさには勝てず、みだらな声を上げるようになっていた。僕の2本の指はすでにぐちょぐちょに濡れ、手のひらまでべとべとになっていた。
「姫路さん‥‥すごいよ、びちょびちょだよ」
「ああ、あっ‥‥吉井くん‥‥だめえ‥‥」
突如姫路さんが僕のモノをつかんだ。そして上下にこすりたてる。やばい、そんなにされたら‥‥。
「うわ‥‥姫路さん‥‥」


906:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 22:17:12 7HYIRI1P

僕はたまらず姫路さんを指で激しくピストンした
「吉井くん‥‥あ、あ、きもちぃひぃいよお」
上目遣いで僕を見上げる。上気した頬とうるんだ瞳がたまらなく色っぽい。
僕の指の動きにあわせて腰を動かす。大きな胸がふるふると揺れる。
「あ、あ、あ、‥‥吉井くん好き‥‥大好き‥‥」
「姫路さん、色っぽすぎ。もうがまんできない‥‥入れていい?‥‥」
姫路さんは目を閉じるとちいさくうなずいた。
指を抜くと姫路さんの足のあいだに身体をすりこませた。
姫路さんが欲しい。
痛いくらい勃起してへその方まで反り返り、固さも大きさもさっきとは比べものにならない。かわいそうなくらい透明な液がにじんでいた。
先っぽを姫路さんのソコに押し当てる。ぐりぐりとまわすと姫路さんは気持ちよさそうに身体をくねらせ、足を広げた。愛液がからみつく。
「吉井くん‥‥」
姫路さんは涙目で懇願する。本当はじらしてしまいたいところだけど、今の僕にはそんな余裕はなかった。この瞬間をどんなに待ちこがれていたことか。
「いま‥‥入れるからね‥‥」

 にゅるん

「「ああああ~!!」」
僕と姫路さんは同時に声を上げた。強烈な快感が脳天に突き抜ける。
ズブズブと沈み込むように奥へ入っていく。
「うああ‥‥姫路さんの中すごく熱いよ。ハッ」
こらえきれずに腰を動かす。熱い。まとわりつく。
「‥‥入ったよ、姫路さん」
「うん、わかる‥‥熱いです、吉井くん‥‥」
「姫路さんのも‥‥ああすごく気持ちいいよ」
じっと味わいたいところだが腰が勝手に動き出す。

ぐちゅ、ぐちゅ、ずずっ‥‥

ずっと欲しかった姫路さんの中。僕の欲望をやさしく、そして熱く受け入れる。‥‥気持ちいい。
腰のあたりからしびれがきて甘いうずきに変わる。もどかしさを消すように僕は腰を使い続けた。



907:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 22:17:36 7HYIRI1P

姫路さんと目があった。
潤んだ目で僕を見て、そして小さく笑う。そしてすぐ気持ちよさそうにあえぎ始める。
ああ、かわいい‥‥
僕は姫路さんにキスをした。姫路さんは苦しそうな息の下から僕に応える。ますます愛しさが増す。
姫路さんの中でまた僕のが大きくなった。
「あぁ、吉井くんの‥‥大きいよ‥‥」
「‥‥姫路さんがかわいいから‥‥。ごめん‥‥。苦しい?」
「ううん‥‥大きくて‥‥気持ちいいよ‥‥あ‥‥」
姫路さんの内側をごりごりと削り取るようにして出入りする僕のモノ。姫路さんは足を大きく広げると腰をつきだしてきた。
そして大きなソレをむさぼり出す。姫路さんの愛液はおしりを伝い、シーツに小さくシミを作っていた。
さっきまで恥ずかしがっていた姫路さんはもうどこにもいない。
いるのは快感にあえぐ、一人の色っぽいオンナだった。
「あっあっ‥‥いいよぉ‥‥いいよぉ‥‥」
「気持ちいい‥‥? もっと気持ちよくしてあげる‥‥」
そういうと僕は姫路さんの胸に口を寄せた。小さな突起を舌先で転がす。そしてもうひとつ、下の方にある―たぶん一番敏感な― 突起を指先で押してみた。

「ひやあああ! !」

姫路さんは泣くような声を上げた。中がぎゅんと締まる。僕は思わず口を胸から離した。
「すげ、すげえ‥‥」
僕の指の動きにあわせて姫路さんの中がぎゅんぎゅん締まる。
僕の大きなモノはぎゅっとおさえつけられる。気持ちいい。
出たり入ったり出たり入ったり、腰が勝手に激しいピストンを繰り返す。もう止められない。
「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ‥‥」
「あ、ああ、ああ、ああっ」
「あ~もうダメだ。そんなに締めたら、イッちゃうよ、姫路さん‥‥」
「吉井くんっっ」
僕の激しい腰の動きにあわせて姫路さんの胸が大きく揺れる。濡れそぼった二人の結合部は確実に一つの快感に向けて動きをともにしていた。
「ああっ、もうダメだ、ダメだよ姫路さん」
「吉井くんいいよぉっ、いいですよおっ 来て」
「あ、あ、イクよ、ダメだ、‥‥あああああーーっ」

―僕は姫路さんの腰をつかむと、身体を震わせて大きく脈打ちながら欲望の白い精をたっぷり‥‥たっぷりとはきだした。


908:【バカとテストとお勉強】 ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 22:18:04 7HYIRI1P

ふと気がつくと夜の7時になろうとしていた。部屋はすっかり暗い。姫路さんはもう服を着てベットサイドに座っていた。僕は起き上がるととりあえずトランクスを探してはいた。
「帰りますね」
「うん」
部屋の真ん中のテーブルには数学の教科書と参考書がある。
「勉強、ほとんどやってないじゃん」
「そうですね?」
姫路さんは笑った。僕の大好きな姫路さんの笑顔だ。
「ま、なんとかなりますよ‥‥吉井くんなら」
「ホント~?」
「ふふふ‥‥はい」
僕は部屋を出ようとする姫路さんに、今となってはどうでもいい質問をしてみた。
「でも、なんで姫路さんは急に僕の部屋に来るなんて言い出したの?」
姫路さんは

「それは次にこの部屋に私が来るまでの宿題です」

といってまた笑った。

そしてテスト終了後の2日後。採点されたテストがどしどし返される。
「今回の模試の学年最高点は姫路だ」
鉄人の台詞に度肝を抜かれた。霧島さんとは2点差だった。
そういえばそろそろ霧島さんには僕のコレクションを返して貰わないといけないんだけど、何故か模試以来学校に来ていないらしい。
雄二も休んでるし、きっと2人でどこかに遊びに行ったんだね。ラブラブっぷりが羨ましい。

「さすが姫路さんだね」
クラスの皆が言う。
姫路さんは僕の顔を見るとまた笑って、今度は舌を出した。

僕?無論一生懸命問題を解いた!結構自信は有った!・・・んだけど。
あんな事があったしね?それで頭が一杯になっちゃった。
姫路さんに出された宿題より先に答えを探さないとね。
この・・・


名前の欄に「姫路さん姫路さん姫路さん」と書いて0点だった答案用紙を姉さんに見せる時の言い訳を。


おわり。

909:名無しさん@ピンキー
10/03/15 22:18:21 Aenm3j46
明久を誘惑する計画を練る姫路さんが某ボクっ子に相談して云々というデムパを受信。
どう話を構築するかが問題だ……orz

910: ◆6PirNfbYZHwN
10/03/15 22:19:24 7HYIRI1P
これで終わりです。

またお邪魔する事もあるかと思います。
次はまた、別のもので。
失礼しました。

911:名無しさん@ピンキー
10/03/15 22:38:51 Aenm3j46
>>910
乙、そしてGJ!


912:名無しさん@ピンキー
10/03/15 22:41:44 BboXqAT7
優子×明久のつづきをくれ

913:名無しさん@ピンキー
10/03/16 00:31:32 ksIShCn8
>>910
乙でした!
姫路さん好きとしては人気が無くて悲しかったけど、このSSで癒された…

914:名無しさん@ピンキー
10/03/16 00:49:41 KGvdyxA8
グレートだった gj

915:名無しさん@ピンキー
10/03/16 01:05:12 4QxBdDja
5分後、>>882の続き投下します

916:僕と優子と試召戦争
10/03/16 01:09:48 4QxBdDja
翌日、3時間目・・・。
僕は言われた通り、腹痛を先生に訴えた。
なぜか面白い具合にことが運び、僕は保健室へ。
先生は本当に出張らしく、部屋は電気が点いていない。
なぜ鍵が開いてるのか、と思ったが、木下さんが開けておいたんだろう。
全ての鍵は職員室の鉄人の後ろにかかっているが、僕らと違って彼女は信用がある。
鍵をちょろまかすくらいビフォーブレイクファーストだ。
とりあえず、電気を点けて椅子に腰掛けると、彼女を待った。
少しして、木下さんが来る。
「ごめんね、遅れた」
「いいよ。僕も今来たとこだし」
なんだかデートみたいだ・・・。
彼女はベッドとベッドを仕切っているカーテンを開けて、ベッドに誰も寝ていないのを確認すると、僕をベッドの方へ手招きした。
僕は言われた通りにした。
僕がベッドの横まで来ると、いきなり彼女は僕の胸に自分の顔を埋めた。
秀吉がそのまま性転換して僕にきてるみたいだ、破壊力?
ありえない・・・・。
「き、木下さん?」
彼女は埋めていた顔をあげると、微笑んで返事する。
「どうしたの?明久君」
もう下の名前で呼ばれてるよ!
嫌じゃないけど、破壊力申し分ないんだけど、出来れば写真無しでのお付き合いが・・・。
とか思ってる間に木下さんはネクタイをほどいた。
いくらバカな僕でも分かる・・・。
この子、学校でヤっちゃうつもりだ。


917:僕と優子と試召戦争
10/03/16 01:10:42 4QxBdDja
「昨日の続き、今度は明久君からだね」
ここまでされれば致し方ない。僕のダグトリオも帰刃(レクレシフォン)したがっていることだし、壊れるしかないな。
僕はゆっくり木下さんを抱き寄せた。
まずは首筋から舐めていく。少しずつ上にあがっていき、唇に到着した。
そこから、舌だけを彼女の口の中に入れる。
キスをしながら僕の両手は彼女の白い脚から赤いスカートの中に徐々に近付いていた。
木下さんは器用にキスしながらブレザーを脱ぐ。
当然学校専用のポロシャツが目に映るけど、やや控えめな突起がなんとも素晴らしい。
「ベッドに上がってやった方が明久君楽じゃない?」
そりゃ楽なんだけどね。ここまでならまだ取り返しがつくかもとか思ってたけど、僕の中で何かが弾けた。
「そうだね。じゃあ上がってくれる?」
彼女は言われた通り、ベッドに上がり、横になった。
僕はその上に被さると、ポロシャツのボタンを外し始めた。
「明久君は大きい人が好きなんだよね?」
なんでいちいちドキドキする質問をしてくるんだ君は!!
「・・・どうして?」
「なんとなく。そんなことより―」
いや、これは確実に何か知ってる顔だな。
「優子って呼んでよ。アタシも明久君って呼んでるし」
ポロシャツ半脱ぎ状態で僕の目の前の子はそんなことを言い出す。
僕は頷くと、背中に手を回してブラのホックを外した。
ブラを取ると、今までx軸とy軸でしか楽しんでいなかったモノにz軸が加わって、より芸術性が高まった気がする。
確かに僕は巨乳が好きだったけど、今コレを見て、貧乳派に生まれ変わろうとしている!
「それじゃ、いくよ」
一応、確認をする。
「・・・うん。」
僕は優子の乳首を口に含み、舌で舐め回した。


918:僕と優子と試召戦争
10/03/16 01:11:31 4QxBdDja
「・・・・んっ。大きい人が好きなら、あっ・・・毎日、こういうことして大きくしないとだね」
僕はそれに答えなかったけど、胸の大きさは二の次になっていた。
僕が少し舐めただけで、優子の乳首はもう硬くなっていた。
胸を舐め回していると、優子は僕の頭をやさしく撫でてくれた。
僕はそのまま唇を下の方までスライドさせた。
スカートが邪魔だったけど、外し方は分からない。
時間をかければいけるだろうけど、スカート脱がすのに手間取って優子に退屈な思いはさせたくない(本当はいかにも初めてですと言ってるようなモンだったので)。
「スカート邪魔なんだ?」
「邪魔だけど、脱がなくていいよ。あ、でも汚れちゃうね」
「そんなこと気にしなくていいよ。明久君がそのままでいいならそれで続けて」
その手の人はスカートを穿いたまま行為をやることに並々ならぬ拘りがあるという。
僕はそれに同意せざるを得なくなった。
今度は膝あたりから恥部まで気が遠くなるような時間を掛けて舌をスライドさせた。
「・・・明久君、やっぱり変態なんだね」
僕は顔を上げてこう答えた。
「・・・なに?今更」
僕は優子の下着の上から指で押さえた。
「あ、待っ・・・」
待つわけがない。僕はそのまま指で中心を重点的に揉みしだく。
「や、やめてってば。まだイきたくないよ」
優子は僕の手を押さえた。
口ではこう言ってる癖に身体は僕の手と同じ方向に力を加えている。


919:僕と優子と試召戦争
10/03/16 01:12:28 4QxBdDja
「僕も、まだイってほしくないな」
だから僕も嘘を吐いた。
はやくイかせて目が虚ろになってる彼女を見たい。
僕は急速に変態になりかけていた。
ムッツリーニがいたら、今度こそ出血多量でお釈迦だ。
下着がやや湿っているのを確認できた。
「優子、どうしてこんなんになってるの?」
僕も保健体育の教科書をベッドの下に隠すようになって長い。
勿論、これの答えをしっている。
「・・・意地悪ぅ。早く、やってよぉ・・・」
僕はゆっくり行為を続けた。
間もなく、彼女は絶頂を迎えたようだ。
「下着の上からでもイっちゃうなんて優子も人のコト言えないね」
「明久君の触り方がイヤらしすぎるから・・・」
キーンコーンカーンコーン

僕にとっても優子にとっても天国の終わりを告げる鐘の音が学校中に響いた。
「はぁ、またの機会になっちゃうね」
優子は何事もなかったかのようにブレザーを着ると、携帯を差し出してきた。
「?」
「連絡先教えて。もしかしてこれで終わりだとか思ってた?」
思ってはないけど、続くものでもないとも思ってたよ。
僕は彼女に連絡先を教えると、保健室を後にした。



続きはまた投下します。

920:名無しさん@ピンキー
10/03/16 01:23:43 lJ6XGt+v
最大限のGJを書き手の皆さんに。

921:名無しさん@ピンキー
10/03/16 02:17:38 kbTgfddb
皆さんGJ!

>>909
全裸で待つしかないじゃないか。

922:名無しさん@ピンキー
10/03/16 02:57:41 uCfIZmQW
>>919
有無。続きを待っておるぞい。

923:名無しさん@ピンキー
10/03/16 04:05:24 VuKagH+n
これが飼い殺しか

924:名無しさん@ピンキー
10/03/17 02:24:45 WrVmkLGD
おい
寒いんだが

925:名無しさん@ピンキー
10/03/17 04:09:31 lfnXFMvX
優明まだー?
楽しみでしかたない。

926:名無しさん@ピンキー
10/03/17 13:24:39 baMbroeD
タイトル変えて続編書くのってありなの?
タイトル変える理由はジャンルが変わるからなんだけど。


927:名無しさん@ピンキー
10/03/17 13:29:25 baMbroeD
5分後、>>919投下します。

928:名無しさん@ピンキー
10/03/17 13:35:44 WNFvX3MP
リアルタイム…!

929:僕と優子と試召戦争
10/03/17 13:38:59 baMbroeD
教室に戻ると、普段丈夫な僕が保健室に行ったことを心配しているようだった。
一部を除いて・・・。
「よう。保健室の先生は元気だったか?」
「・・・・明久。イカ臭い」
一人自重すら出来ていない発言のヤツがいる。
「先生は出張。だから寝てたよ。それからムッツリーニ、君の言ってることが分からない」
それを聞くと雄二はニヘラと笑って離れていった。
「そうか。先生がいないんじゃ、お前も好きなこと出来たんだろうなぁ」
「・・・・輪郭だけでいいから、ここに書いてみて」
だから君は自重しなよムッツリーニ。
僕はムッツリーニに耳打ちした。
「雄二に教えたな?」
「・・・・・俺は約束は守る。誓って教えていない。」
僕がムッツリーニを見ていると
「すまぬ、明久よ。雄二にバレたのはわしのせいじゃ」
秀吉・・。学校に来ていたの?
「腕はもういいの?」
一応聞いてみる。
「お主も性格が悪いのぉ。あれは演技だと知っておろうに」
「まぁね。次の授業が終わったら4人で屋上に行くよ。美波と姫路さんにはバレないようにね」
これから話す内容的に彼女達を昼食に混ぜるのはまずい。
次の授業は福原先生だった。教室に入るなり、僕を心配してくれた。
そのせいで僕はちょっとだけ罪悪感を覚えたけど・・・まぁ、アレだ。
4時間目は飛ぶように終わり、僕ら4人は屋上でお昼にした。
美波が付いて来ようとしたみたいだが、こんな時、清水さんの連絡先を知っていると得をするなぁ。
4時間目の間に清水さんにメールを送り、4時間目終了のチャイムと同時に美波のみかん箱から清水さんが出てきたのには焦ったけど・・・。
屋上にて
「で?秀吉、お前の姉貴はいつからこんななんだ?」
雄二はサンドイッチを頬張りながら聞く。
霧島さんに作ってもらったな、許さん。
「分からないのじゃ。Aクラスに宣戦布告に行った日の夜、姉上は夜遅くまで霧島と連絡を取っていたようじゃが。」
「・・・恐らく1人1つのお願い作戦をやっていたに違いない。でも、これは俺と姫路だけなら上手く使うことが出来る」
ボタタタッ
ムッツリーニは鼻血を垂らしながらそう言った。
「そうだな。姫路はどうせ久保にお願い事などないだろうし・・・明久、お前が秀吉の姉貴がいやなら、それを使ってお前を自由にも出来るんだぞ?」
「どういうこと?」
「つまりじゃ、負けたのはわし、雄二、そして明久、お前だけじゃ。ムッツリーニと姫路は負けておらぬ。ということは向こうを上手く説得すれば、姫路は久保を動かせるということじゃ。」


930:僕と優子と試召戦争
10/03/17 13:40:31 baMbroeD
なるほど、そういうことか。
「でも、僕、今の状況なぜか嫌にならない。」
僕の目の前の3人はそれで目の色を変える。
「・・・正気か?明久」
「正直、あそこまで好かれてるとは思わなかったもん。ね、ムッツリーニ?」
彼は体育倉庫の一件を知っている。
「これで秀吉は僕の義理の妹になるって訳だね」
「今妹と言わなかったかのぅ?」
秀吉がいつもどおりのツッコミを入れる。
「ま、お前がそれで良いなら何も言わないさ。島田と姫路にも伏せておいてやる。」
「ありが――」
「お前の首が下にあるギロチンの紐を持つ日がこうも早くくるとはな。翔子から逃げる時は期待してるぞ」
「死ねばいいよ」
僕の判断が早すぎたようだ。
ふと僕の携帯が震える。
優子からだ。
「放課後に体育倉庫に来て(はぁと。楽しいものを魅せてあげる」
魅せるじゃなくて見せるじゃない?
「・・・・・殺したいくらい妬ましい」
ムッツリーニの言葉を僕は聞こえないフリをした。
5,6時間目は鉄人ではなかったので寝ることにした。
そして。放課後、僕は1Fまで降りたあと、3F、2F、1F、4F、を経て体育倉庫へ行った。
ムッツリーニを振り切るためだ。
恐らく、今日の体育倉庫はアダムとイヴも真っ青な事件が起こるに違いない。
っていうか、僕が起こしたい。
ガラガラ・・・
僕は部屋に入った瞬間、目を疑った。
「びっくりした?ちょっと、早すぎたかなぁとも思うんだけどね」
そこには跳び箱に腰掛ける優子がいた。
服装は言うまでもなくせいふ―体操服だった。
僕が固まっていると、優子は近付いてくる。
「ブルマの方が良かった?」
そういうんじゃなくてね。
「・・・ドストライクゾーンだよ」
僕が最初に漏らしたセリフがこれ。みんなも使ってみるといいよ。
「それは良かった。こういうとこでヤるのって緊張しない?見つかるかもとか思いながらもヤっちゃうのって」
君が家で読んでる本が急速に怪しくなってきたよ!
彼女は続ける。
「暑苦しいし、ブラ無しで来ちゃった」
彼女はシャツを胸の部分までたくし上げると言った。
オッケー。ムッツリーニがいたらここで死んでる。
僕ですら死にそうだ。家に帰ったら、保健体育の教科書は燃やす。
お役御免だ。

今からベッドシーンのネタ考えるから今日はこれで我慢してくだしあ
お目汚しサーセン

931:名無しさん@ピンキー
10/03/17 16:20:18 7pt0xGFS
>>930
乙です。
>今妹といわなかったかのぅ
吹きましたwGJ!

932:名無しさん@ピンキー
10/03/17 20:31:29 WrVmkLGD

続きが楽しみだな

933:名無しさん@ピンキー
10/03/17 20:37:06 jZhpPcx/
このSSのおかげでさいきん優子がかわいい

934:名無しさん@ピンキー
10/03/17 21:14:08 LqfS8XqQ
GJですよ!
続きにwktkが止まらん

935:名無しさん@ピンキー
10/03/18 02:46:17 UEkCbp2y
>>930
GJ

936:名無しさん@ピンキー
10/03/18 05:31:55 rSDUDh66
>>930


937:名無しさん@ピンキー
10/03/18 21:29:54 sMjytJRw
GJ!続きが楽しみ

938:名無しさん@ピンキー
10/03/18 23:34:39 es6s/9t6
>>933
バカ何時もだろ
秀優マダー?

939:名無しさん@ピンキー
10/03/19 00:57:22 cBSzcJ5j
7分後、>>930続き投下。
今更だが、かなり長い話になる予定

940:名無しさん@ピンキー
10/03/19 01:02:20 6CXBb4tO
もう7分たったから!俺の中じゃ経ったから!!

941:僕と優子と試召戦争
10/03/19 01:04:08 cBSzcJ5j
僕が立ち尽くしていると、優子は僕の目の前でしゃがみ込んでベルトを外しだした。
「あの、優子さん?何を・・・」
ベルトを外し、面倒くさいな、とか小声でのたまっちゃってる優子に声をかける。
ベルトを外し終わると、ズボンを下げられる。
「明久君ってトランクス派だったんだ?」
そうか、僕の話は何も聞いちゃいないんだね、優子さん。
下半身の話はしてなかったけど、僕のダグトリオは「あなをほる」体勢になっている。
正直、痛いというレベルだ。
とか考えてる間にトランクスも下げられていた。
「明久君はフェラって好きなの?」
優子は僕の愚息を凝視しながら聞く。
「好きっていうか、初めてなんだけど・・・」
僕はたどたどしく答える。正直、恥ずかしくて仕方がない。
「さっき、アタシが気持ちよくしてもらったし、今度は明久君を気持ちよくしようと思って。下手だったらごめんね?」
上目遣いでそう言ってくる。
今日の僕はもう死んでもいい。
「じゃあ、行くよ?」
少し照れてるのが僕にも分かる。
僕は体育倉庫の扉に体を預けた。
優子は手始めに僕のソレの先端部をチロリと舐める。
そして一気に口の中にぱくっと咥えた。
「・・・んっ・・・んっ・・・きもひいい?」
今は喋らないで。可愛すぎて頭おかしくなりそうだから。
とても質問に答えられる状態ではない。
僕は優子の頭を返事代わりに撫でる。
優子は目を閉じて作業に専念した。
僕はあまり普段、一人で処理はしない方だ。
だから、こういうことをされて長くは続かない。
もう絶頂を迎えようとしている。
不思議と足が爪先立ちになる。
優子は目を開いて僕を見ると、絶頂を迎えようとしていると判断したんだろう、上下に動かすスピードを速めた。


942:僕と優子と試召戦争
10/03/19 01:05:16 cBSzcJ5j
「も、もう駄目・・・」
優子の口の中で果てる。
ぴゅっと小さな音が起きたような気がする。
優子は口の中にそれを含んだまま、眉間に皺を寄せる。たまにネットやらで見かけるけど、
相当マズイらしい。
「ごめん!今ティッシュを・・・」
僕がティッシュを差し出すと、優子は首を横に振った。
そして、次にはゴクリと飲んでみせた。
「ちょっ・・・」
僕は凍結した。なんで飲んだの?苦いんでしょ?
そう思うけど、口には出ない。
バカみたいに固まってしまっている。
「あー、苦いなぁ。聞いてたのより凄くベトベト・・・」
聞いてたのって?君の友人の何人かとは別れるべきだよ。
「ごめんね?大丈夫?」
ようやく日本語は話せるようになったけど、こんなことを聞くので精一杯だった。
「大丈夫だよ。明久君のならおいしく飲めるしね」
笑顔でそう言う優子。君は僕の愚息を口に咥えて恥ずかしくないのかい?
「優子、嬉しいけど嫌じゃないの?」
僕は愚息の先に付いた精子を舐め取る優子に言った。
「なんで嫌なの?他の男のなら嫌だけど、明久君のなら構わないけど?」
僕のソレは咥えて当然、とでも言うように彼女は言った。
僕は出したばかりなのにもうモヤモヤしてきた。
これだけされると、僕から襲っても大丈夫、みたいな感情に狩られる。
「優子、もう少しいいかな?」
優子は顔を赤らめた。この子、攻めによわいのかな?
「やっとヤる気になってくれたね」
ちょっと訂正したくなった。
僕は優子の胸を後ろから揉みしだいた。
ちょっと控えめだけど、なぜか凄く欲情してくる。
さっきまでの感情とは違って、この子をめちゃくちゃに犯したいというイケない感情が浮かび上がってくる。
同時に僕の愚息は急速に戦闘態勢となった。
「ブラ無しだと形が崩れやすくなるらしいよ?」
女の子なんだし、当然そんなことは知ってるはずなんだろうけど、僕は敢えてこう言った。
「はぁ・・・はぁ・・・」
もう優子は僕の話を聞くことすら出来ないようだ。
更に興奮してきた僕は右手で彼女のズボンをさげた。
やはり無抵抗・・・・。
3時間目と同じく、下着の上から中心部を指で押さえる。
「あぁんっ・・・・」
初めて優子の手が僕の右手を止めた。


943:僕と優子と試召戦争
10/03/19 01:06:02 cBSzcJ5j
でも、女の子の力でそれは止められない。
優子の手が僕の腕を押さえながらも僕は彼女の恥部をひたすら指で揉んだ。
「あぁっ、明久君。・・・だ、ダメェって言ってるのにぃ・・・」
「そうだね。僕は最低な男かもしれない」
僕は優子を跳び箱の上に寝かせる。
「あの、・・・挿入れても・・・いいかな?」
「は、激しくはしちゃ駄目だよ?アタシも初めてなんだし」
それだけ言って彼女は跳び箱の上で股を開いた。
この子は僕の前ではこういう痴態を取ることに恥ずかしさを感じないんだと今確信する。
下着の上からでも分かるほど、そこは湿っていた。
これを僕がやったと思うとちょっと信じられない。
僕は下着を脱がせる為に彼女の腰に手をやった。
優子は脱がしやすくするために両手を着いて腰をあげる。
その動作すら愛らしい。というか、可愛い。
自分如きが汚してはならないモノのように見える。
下着を膝までずらすと、僕は自分の愚息の先端部にゴムをはめようとした。
「ねぇ、ソレ、いらなくない?」
今、なんとしても無視しなきゃいけない言葉が聞こえた気がするぞ?
「生の方が気持ちいいって聞くし・・・。」
僕が唖然としていると、優子は僕が持ってるゴムを咥えて後ろに投げ捨てた。
「はい、続き」
「君がそれでいいなら!」
僕は優子の両足を持ち上げ、息子の先端部を彼女のソコにつけた。
彼女の膣は既に濡れており、つけるだけでそれが分かった。
「痛かったら、言ってね」
僕は警告しておく。
ゆっくりと僕は自分のソレを優子の膣内に挿入れる。
優子はさっきから僕にもたれかかったままだ。
僕が挿入れていくにつれ、優子の爪が僕の背中に食い込んでくる。
顔を強張ってるし、やっぱり止めたほうがいいのかな?
「優子?嫌なら――」
「・・・ッ、大丈夫ッ、早くイっちゃって・・・」
肉棒が半分ほどはいると、途中でひっかかる。
処女膜って奴かな?
ムッツリーニ曰く、膣内にそういう膜があるわけじゃなくて、初めてだと元は狭い構造なのでそう名前がついたらしい。
僕はそのまま挿入を続けた。
「ああああぁぁ、」
とても苦しそうな声だったので僕は思わず肉棒を少し引く。
「やっぱり止めた方がいいよ。僕はまたでいいし」
「アタシは今がいいの。大丈夫だから、ね?」
そこまでいわれると挿入れて、中でイかない訳にはいかなくなる。
僕はとりあえず、一番奥まで挿入れることにした。
少し狭い・・・。どうやら初めてを頂いたらしい。


944:僕と優子と試召戦争
10/03/19 01:07:06 cBSzcJ5j
「・・・動かしてみて」
激痛に耐えながらも、動かせとかのたまってる。
僕は少しずつ下半身を振った。
優子の爪が更に僕の背中に食い込む。
さっき口でしてもらった時に一度イったから、中々今度はイかないみたいだ。
「優子、大丈夫?ちょっとイきそうにない」
「あぁん・・・っ・・・はぁん・・・っ」
君は悉く人の話を聞かないね。
まぁ、仕方ないんだけど。
腰を動かすスピードを更に速める。
若干、亀頭部がこみあげてくる。
なんだ、まだまだイけるのか、僕の愚息は・・・。
僕は腰を振りながら優子にキスをした。
口の中にムリヤリ舌を入れて、かき回す。
いつもバカな僕だけど、今だけはもっとバカになっちゃえ!
先ほどまで理性が働いていたけど、今は、今だけはもうどうでもいい。
さっきから背中の痛みも気にならないくらい、僕の痛覚は快感によって麻痺していた。
「優子、イくよ?」
「はやく・・・ああああっ・・・」
僕はそのまま果てた。
今更だけど、僕らは体育倉庫でヤっちゃってたんだね・・・。
体力が限界で倦怠感すら覚えるのに、眠れないなんて・・・。
流石にここで寝てしまえば次の日まで起きられないだろう。
「優子?」
「・・・なに?」
上目遣いで僕を見上げてくる優子。
倦怠感を感じている今ですら、この子を愛しいと思う。
「愛してるよ」
「・・・アタシも。さて、どっちかが眠りださないうちに帰ろっか」
「そうだね」
体育倉庫を出てみれば、日はもう沈んでいた。
靴箱で帰る方向が違ったので、靴箱でもう一度キスをしてさよならをした。
キスなんてもし須川君に見つかってたらどうしようとか、美波にシバかれないかなとか
思ったけど、今はもうどうでもいい。
帰宅途中、携帯のメールに気付いた。
1件はムッツリーニ、もう1件は霧島さんだった。
ムッツリーニは・・・
「・・・・戦闘中の写真、1枚1500円なり」
君はバカか!?
霧島さんは・・・
「吉井・・・意外と攻撃的。私も見習う」
・・・君は黙ってなさい。
僕は溜息一つ、家の中に入っていった。

続きはまた投下します。
お目汚し失礼しますた

945:名無しさん@ピンキー
10/03/19 01:10:51 OaduZNCH

どうでもいいことかもしれないけど終了宣言は別にレスした方が保存の時のこと考えるといいと思う

946:名無しさん@ピンキー
10/03/19 01:24:31 cBSzcJ5j
>>945
それもそうか
今度から気をつけます

947:名無しさん@ピンキー
10/03/19 01:43:44 kVeAu0A3
GJ

948:名無しさん@ピンキー
10/03/19 02:17:51 dofk2i9a
最高だ・・・

949:名無しさん@ピンキー
10/03/19 03:06:43 xdyp+TJi
>>944
GJ

950:名無しさん@ピンキー
10/03/19 03:58:00 FAI3UC58
乙!
さぁ早くしてくれよ
全裸で待ってるから

951:名無しさん@ピンキー
10/03/19 11:42:20 i4JJrNgJ
<<おおっと>>
480KB超えたから、次スレ立ててくる。

952:4スレ目用テンプレ
10/03/19 11:52:38 i4JJrNgJ
ここは、井上堅二によるライトノベル、バカとテストと召喚獣
通称「バカテス」のスレです。sage進行でお願いします。
エロの有無問わず、SS募集中。
容量が480KBを超えるか、レス数が970を超えたら次スレを立ててください。
ルールを守れない方には特別に姫路さん特製クッキーをプレゼント!
よく味わって食べてくださいね。

前スレ
スレリンク(eroparo板)
2スレ目
スレリンク(eroparo板)
1スレ目
スレリンク(eroparo板)

953:名無しさん@ピンキー
10/03/19 11:55:26 i4JJrNgJ
>>944
乙!そしてGJ
次スレの件だけど、こんな時間に立ててもと思い直して
>>970にパス。

954:名無しさん@ピンキー
10/03/19 21:49:28 04og+W4M
>>745
続きはまだかね?

955:名無しさん@ピンキー
10/03/20 03:53:16 QtVdXvTs
マダー?


956:名無しさん@ピンキー
10/03/20 12:56:47 /jUr7cNt
>>944だけど、新スレになってから続けた方がいいよね?

957:名無しさん@ピンキー
10/03/20 13:28:34 /SesrK7m
長くなければまだ大丈夫じゃない?

958:602
10/03/20 14:15:08 qmJPSF+O
>>954
待たせてスマンな。4月から一人暮らし始めたりなんだりするからちょっと忙しかったんだ。
がんばって雄二×翔子編は書き上げたんだけどこのスレには収まりきらないから次のスレが立ったら投下するよ

959:名無しさん@ピンキー
10/03/20 14:16:42 aRj4bt08
>>956
そういうことでしたら、次スレ立ててきます。
即死回避にもなるでしょうしね。

960:名無しさん@ピンキー
10/03/20 14:20:30 aRj4bt08
立てました。新スレ(4問目)は↓です。
スレリンク(eroparo板)

961:名無しさん@ピンキー
10/03/20 14:29:33 aP0RfD5/
ありがとう!!!!!

962:名無しさん@ピンキー
10/03/20 17:55:28 IcoamV2j
新スレに602氏が降臨

963:名無しさん@ピンキー
10/03/21 01:36:30 g9GiZGNq
>>960


964:名無しさん@ピンキー
10/03/21 11:23:12 kLoLxlsW
age

965:名無しさん@ピンキー
10/03/21 16:13:12 g9GiZGNq
そろそろ即死回避はできそうだし
こっちに埋めを兼ねてのネタが着ても良いと思うんだ。

966:名無しさん@ピンキー
10/03/21 17:09:03 jJ1MeA4g
聞いたところによると言い出しっぺの法則というのがあるらしい

967:名無しさん@ピンキー
10/03/21 18:10:06 Irggo0s4
じゃあ、ちょっとしたネタを・・・

タイトルにある召喚獣・・・創作で扱うネタとしてはちょっと扱いにくいと思う
姫路さんみたいに強すぎると圧倒的でつまらないし
相手より点数が低すぎると今度は逆転させる方法を考えるのがしんどい・・・といった感じ

968:言いだしっぺの965
10/03/22 01:36:18 sbcwCMtS
工藤さん&ムッツリーニの妄想SSです。
こうだったら良いなって感じの妄想SSなので苦手な方はNGして下さい。
NG推奨ワードは(メル欄に)" jitsugi"です。

969:工藤のリベンジ 1-1
10/03/22 02:05:42 sbcwCMtS
きっかけは、ひとえに好奇心によるもので、工藤が俺に興味を示した理由が気になった為だった。
刺激的な言葉で、俺達男子を撹乱させたりしている工藤。
流石に保体のテストや試召戦で負けることはなかったが、心の片隅や頭の片隅には、
沸々として絶えない興味や疑問が積もりつつあった。

それは、希望者に対する写真や写真素材の販売をした帰りのこと。
偶然Aクラスの近くを通ったとき、工藤に声をかけられた。
「いたいた、ムッツリーニ君」
「……工藤愛子、偶然だな」
「久保君がホクホク顔で戻ってきたからね。今日はこの辺りを通るんじゃないかなと思ったんだ。」
明久や、通称アキちゃん目的の顧客の筆頭で、Aクラスの次席だ。
明久の写真の顧客という意味では、姫路もその1人だったりする。
「……用事は何だ?」
尋ねるが、工藤はこちらを振り返って両手を合わせ、無声のメッセージを俺によこした。

(―友達に呼ばれているから改めて。ともかく、実技でリベンジさせて……?)

保体で俺に負けたことがショックなのか、はたまた、貞操概念がやや希薄なのか……
疑問を抱きつつ、鼻血を垂らしつつ、2-Fに戻るのだった。

970:工藤のリベンジ 1-2
10/03/22 03:03:10 sbcwCMtS
同日、放課後。再び"商会"に訪れていた久保から伝言を受け、
部活が終わる頃を見計らい、プールの傍まで来ていた。
ちょうど出てきた彼女の、しっとりと濡れた髪や首筋は
年頃の女子らしい健康的な色気を伴っていた。

「……ごめんね、場所を伝えるのをすっかり忘れていたよ」
申し訳なさそうな彼女に問題ないと応え、ひとまず場所を変える事にする。

「ボクは保健室や体育倉庫も興味あるけど、FFF団のこともあるだろうから」
と連れられて来たのは、彼女の自宅だった。
爽やかな色彩の、中性的な部屋。
「……工藤らしいな。それで、用件って何だ?」

「私のことをもっと知って欲しいし、ムッツリーニ君のことも、土屋君のことも知りたい。
保健体育も、それ以外も、君と研磨し合いたいんだ。……つまりね」

―2人きりの時だけで良いから、愛子って呼んで。
そう言った彼女と、唇が触れるだけのキスをした。

971:工藤のリベンジ 1(了)
10/03/22 03:04:24 sbcwCMtS
一区切りついたので、ここまでとします。
エロ描写がほぼ皆無になってしまいましたが、
次回以降でガンガンできれば良いなと思います。
尚、工藤さんの家やムッツリーニの家の描写等、
原作における描写が見当たらない部分、元々描写がない部分は
基本的に妄想補完です。それでは。

972:名無しさん@ピンキー
10/03/22 03:43:02 ai7DIEPb
>>971
有無。続きを楽しみにしておるぞい

973:名無しさん@ピンキー
10/03/22 16:36:02 VdAGanS7
>>971
GJ!なかなか面白い着想?ですね。
続きにも期待しています。

974:名無しさん@ピンキー
10/03/22 21:44:45 ai7DIEPb
>>944
続きはマダかね?
新スレに落とす時は案内よろ

975:言いだしっぺの965
10/03/22 22:31:54 VdAGanS7
970訂正
私のことも→ボクのことも
です。

976:工藤のリベンジ 愛子視点
10/03/22 23:09:33 VdAGanS7
きっかけは、単なる興味本位だった。
転入してきたときに聞いた、ムッツリーニ君の噂。
寡黙さと、性に対する好奇心や行動力のギャップが興味深くて
ボクの好奇心もくすぐられたのだった。

(急に声を掛けたりしたから、訝しがられているかもしれないな)
興味が絶えなくて、なんとなく目で追いかけることも少なくなかったからか
代表や優子には、勘違いされているかもしれない。
好意の有無で言えば好きかもとは思うけど
どちらかと言えば、同志とか友達に対する感情に近くて
(だからこそ、ボク自身も気持ちを持て余していて)
良くある恋愛関係には、ほど遠い気がした。
どう誘うか考え倦ねていて
保留にしていた、例の権利のことを思い出す。
(……研磨し合いたいんだ、とでも誘えば良いかな。)
それから、場所を伝えていなかったので久保君に伝言をお願いした。

977:言いだしっぺの965
10/03/23 00:53:48 cPZje19B
出先でスレ見たときに気になった部分の修正をした後で
工藤さん視点っぽいものを投下しましたが
本編の続きは構想中です。すみません。

978:965@携帯
10/03/23 03:19:16 wM2NfQu6
973の安価は>>941の間違いですorz

979:名無しさん@ピンキー
10/03/23 03:43:52 wl9ZUsSb
いいじゃんいいじゃん。工藤さん、なんかいいんだよね。キャラ的にきつめの個性がなくて
一番付き合いやすそうというか。

980:名無しさん@ピンキー
10/03/24 11:10:01 VVkyg1XE
あれ?

981:名無しさん@ピンキー
10/03/24 11:10:25 VVkyg1XE
書き込めたしwwwww
おまえらとりあえず埋めろよ

982:名無しさん@ピンキー
10/03/24 15:29:21 69CqfQdy
ババァ長の需要はないの?

983:名無しさん@ピンキー
10/03/24 16:26:13 VbwonAzq
需要で言うなら
玲さんが少ないのが意外

埋め埋め

984:名無しさん@ピンキー
10/03/24 16:47:28 Nu4vTLJI
>>983
俺の中では9話放送以降ストップ高だぞ

985:名無しさん@ピンキー
10/03/24 19:09:09 UJggcOeA
きっと寝てる間に抜き取られてるよな

986:名無しさん@ピンキー
10/03/24 21:27:04 dwsd/sk2
>>985
既にお嫁に行けないw
たが、そこが良い

987:名無しさん@ピンキー
10/03/24 21:56:19 uuPE5bdY
姫路さんが最近黒くて、あれはあれでツボ過ぎるのだけど
料理を教えてあげることで好感度Upみたいな展開があると良いのになと思う。
埋め。

988:名無しさん@ピンキー
10/03/24 23:39:05 VbwonAzq
美波はあまのじゃく
だがそれがry

989:名無しさん@ピンキー
10/03/25 01:44:13 2dy3jQXD
>>988
あまのじゃく→女(あま)の弱→女が弱い
→女性の部分が貧しい→貧乳
一生育たんわな


990:名無しさん@ピンキー
10/03/25 01:51:01 Nac3F4XF
埋め
>>989
その発想はなかった。
でもそれだと、他作品のツンデレかつ巨乳のキャラクターを否定することn(ry


991:名無しさん@ピンキー
10/03/25 03:41:50 aY4PTnYy
仮に致命的な料理の姫路さんか
照れ隠しの拳や蹴りの美波かの2択なら
自分は後者でs
姫路さんが嫌いな訳じゃないし寧ろ好きだけど
やっぱりご飯くらいはry

992:名無しさん@ピンキー
10/03/25 05:19:20 TfJ2wzH0
姫路→黒いムッツリーニにntrレイープ
美波→美晴と美晴父に3Pレイープ
玲→米国からイケメンが来てntr
秀吉→暴走した須川たちの餌食になって

雄二&霧島→二人で主席&次席になってしまい、明久を相手にしなくなって
独りになってしまった明久を葉月が慰めてキスしたところを近所の人に見られて通報。

そのまま獄中へって言う鬱ED考えたけど、誰も読みたくないよな。

993:名無しさん@ピンキー
10/03/25 06:44:30 Nac3F4XF
明久とのことでムッツリーニに相談する姫路さん
(工藤さんにしなかったのは浮気されないか心配だったから)
ってデムパも受信したものの、やっぱり中途半端で書きようがない罠orz

994:名無しさん@ピンキー
10/03/25 10:54:44 sf8qdr8A
>>992
せめてどれか一つに絞らんと
全体的に中途半端になるのは目に見えてる。

995:名無しさん@ピンキー
10/03/25 11:20:17 LDJR0ZFd
1つ1つ作ればいいんじゃね
1つに詰め込むとわけわからんくなるがww

996:名無しさん@ピンキー
10/03/25 12:01:24 PVMTxYaA
>>992
欝いいよーいいよー
可愛いキャラほど可哀想な目に遭わせてみたい
個人的には雄二&翔子が首席&次席になって明久の相手しなくなるってのが見てみたい

997:名無しさん@ピンキー
10/03/25 12:12:28 9yxHhHLa
ntrは嫌いだけど好きな人もいるし投下する前に注意促せばいいんじゃね?

998:名無しさん@ピンキー
10/03/25 12:41:22 ik9SnvVU
エロい事の方が重要だな。

うめうめ

999:名無しさん@ピンキー
10/03/25 13:51:41 aY4PTnYy
12話も工藤さんは可愛かった
エロ本のことで怒る美波と姫路さんm(ry
埋め

1000:名無しさん@ピンキー
10/03/25 13:59:11 rpSrJAzJ
1000なら優子と結婚

1001:1001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


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