09/09/11 14:05:00 4SEOiXVh
(1-558 続)
※
後部座席、上半身横臥った形で我に還り、身じろぎせず周囲様子視界から気配を伺う。
ワンボックスカーの中、薄暗い。手足に拘束具はない、自分一人だけか…。
身を起こして思わず肩を抱き身震い。
監視者の影、再びの拘束に怯え暫く動けない。
恐る恐る外を伺い見回し、そこが家電量販店地下駐車場と判ったのは売場出入口誘導灯からだった。
意を決して、車から売場出入口へまっしぐら、店内様子を伺いつ早歩きで抜け出、タクシーで帰宅。
誰もいない家。
リフォームで体の外観大半金属貼りにされてしまった・・・
ドレッサーの鏡で、しょぼくれた顔と再会、着衣を解く、きっと目を覆いたくなる様子。
怖いもの見たさ鏡に映す上半身、体形はもとのまま、鎖骨から下、スティール貼りにされてる。
部位事に分断され大きく動く部分は黒いゴム状のものが塞ぐ。しなやかだった貧しい乳房に
怯え緊張のまま固まった起立した乳首。
嘆息し下を向いた時下半身が気になった。
洗面台に右足を掛け、少しだけ膝を外に開く。藪が払われつるりな恥丘の谷間奥があらわになり、
鏡の中覗き込む。
つま先伸ばし腰の角度変え変な形のアナルを映したり、白いシリコンゴムのような包皮指で剥く、
クリトリスはパチンコ玉みたい。
スライドハッチみたいな小陰唇から奥、膣は元の色様子のまま。
腕と頭部、それにこんな場所が人間の自分を留めている。
・・・小学5年初秋、初経を迎えた。寄り道で公園ブランコに乗って、パンツが濡れヌルヌル纏わる。
え?漏れちゃた?っていう感じ、慌てて家に帰りると赤に染まったパンツにびっくり、
血が出る不思議を母に言うとにっと笑い「おめでとう」と一言。
夕方、晩御飯仕度の買い物袋からロリエのナプキンが出てきて手渡された。
学芸会、着替えで生理用品使っていた娘に恐る恐る聞くと「学年で半分位の子はもうあるよ」と言われた。
好きだった男子ヨークンが自分より子供に見えてきたのもその頃だったな・・・。
はーぁ、赤ちゃん産めない体になっちゃったよー。
虚しさ。度を越え胸が一杯で泣けなかった爺ちゃんの葬式の時みたい。
ぽっかり胸に穴が空いたよう、、、あとから、、、込み上げて来るんだろうな・・・。
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