【強制】サイボーグ娘!SSスレ 第2章【任意】at EROPARO
【強制】サイボーグ娘!SSスレ 第2章【任意】 - 暇つぶし2ch150:名無しさん@ピンキー
09/10/26 21:58:24 DlljrUS5
×してた ○している
やっべ、過去形じゃ失礼だよな

151:名無しさん@ピンキー
09/11/01 13:48:41 aVUna72h
最近、アク禁のお陰で減ったなー…。
他の書き手さんも困ってるんじゃ…。

ところでネタバレ的な話になるけど一つ質問。
大体予想つくけど、サイボーグ娘でサイボーグと見せかけて実はサイボーグじゃなかった、生身の女の子だった…と言うのはアリかな?

152:名無しさん@ピンキー
09/11/02 10:43:29 qT4QlLLp
一発ネタとしてはアリかも知んないけど出おちかねぇ…
とくに変なところで執着する此処のスレ住民にはうけないかも?

153:名無しさん@ピンキー
09/11/02 11:41:34 mDUrPr00
>>151
高確率で叩かれるなそりゃ、ここの住人は書き手に対してかなりハードル上げてるから余程頑張らないと酷いよ?
ストーリー、設定、心情描写等々プロでも通用する腕前じゃないとな。

あんたがマゾで、絶対に叩かれても構わないと言うならば止めはしないが。

154:名無しさん@ピンキー
09/11/02 13:18:56 u0TS+dUH
オチで住人のストライクゾーンから大きく外れるってのはよほど面白くないと難くはあるかもだが、予想を超える高品質なら興味あるな

ここの住人はいいものはいいって言うし見る目あるから、面白ければありなんじゃないかな

155:名無しさん@ピンキー
09/11/05 10:09:08 dByFPRK7
何この投下したら叩くぞ的な流れは?


156:名無しさん@ピンキー
09/11/05 10:55:06 yJg1q0Z1
この板に来る前の元になった板での因縁らしい。

157:名無しさん@ピンキー
09/11/05 22:17:25 JNkyiXZf
いわゆる、「ないものねだり」だな。
自分ではろくな話も書けないのに、書き手に高質なSSを求めること自体が滑稽すぎる。


158:名無しさん@ピンキー
09/11/06 02:40:13 cb/tXTf5
いや、そういうわけじゃないんだ。
面白い作品が投稿された時はみんな素直に、萌えただの抜いただの面白かっただのと感
想書いてたよ。
ただ一時期、小学生以下の文章力・文法力・内容の超長文が大量投棄(作者自身の弁)
され、読者たちの意見も聞き入れられず、一切改善されることなく大量投棄の嵐が吹き
荒れたことがあったんだ。
そういう背景があるから、新住民さんには「作者叩き」と映るのかも知れないね。
だから高質なSSが要求されてるというほどのことじゃなくて、素人なりにちゃんと考
えられた内容で、並の文章力で書かれてさえいれば、温かく迎えられると思うよ。

159:名無しさん@ピンキー
09/11/06 23:09:38 d3D4Yf4B
具体的にはmanplusとpinksaturnだな
両者とも長文なのは共通してるが、前者は文法崩壊しまくり日本語でおkな長文、
後者は中途半端な2ch語だらけで中身一切無しの長文でログばかり無駄に消費してた

160:名無しさん@ピンキー
09/11/07 06:58:26 pAfrKoVD
ただの超長文、ただの大量投棄ならまだいい
実質的にスレ埋め荒らし同然に機能してしまったのがまたマズかったわけで
いつの間にか500kb超過してスレ見失ったりして最悪だった

1スレmanplusとかどう考えても異常すぎただろ

161:名無しさん@ピンキー
09/11/07 07:50:41 CNGyeUJF
むしろあんた等の書いてる長文レスだの内容に拘ってるだけだのレス埋めにしか見えないわけだが。
いいんじだよ此処はアマチュアが書いてたって、むしろその為の創作板だろ。
プロの文章が見たいんだったら立川のオリ○ンとか本屋でも行って18禁コーナーあさればいいだろあそこ小説多いから。
確かにそう言った内容薄いとも思える作品書いてるやつがいるのは事実かもしれんがあえてスルーしてその中から名作を見つけたりその中で自分で書いたりすればいい話じゃないか。
長文レスとか無駄に長いとか明らかに埋めてるようなやつがいれば叩けばいいが、少なくともこんな論議してる事こそ容量の無駄だと思う。
少なくとも>>144、お前の言うぬるい時期の空気が好きだった奴も居るんだよ。
攻撃的なレスの返し合いにうんざりしてるやつもいるんだよ。
スレの歴史見てきたようにほざくならsage機能くらい理解して書け、お前の態度が一番気に入らない。

162:名無しさん@ピンキー
09/11/07 08:32:57 Yr6nYdT0
これは間違いなく叩かれたSS職人

163:名無しさん@ピンキー
09/11/07 10:35:44 P6Pj2EgR
とりあえず落ち着け。あの時期は
>実質的にスレ埋め荒らし同然に機能してしまった
これが一番マズかった訳だろう。

まあ、特にMの方は「まとめてからあぷろだに上げてくれ」言われても
無視して続けて、あげく容量間際に大量投下し埋め立て→次スレ誘導無し、
次スレ立てるもテンプレすらロクにはらず、大量投下再開→投下完了後
テンプレの残りをはるでもなくそのまま放置、なんてことしたからな。
こんなことされりゃ「にどとくんな!!」言われてもしゃーないけどな。

164:名無しさん@ピンキー
09/11/07 10:56:14 UXup2S1q
また、いつもの揉め事か
これで定着しかけたSS作家が逃げて
また、次のカモが迷い込んでくるのをまつ…と

165:名無しさん@ピンキー
09/11/07 16:40:19 SWxsHY+q
test

166:名無しさん@ピンキー
09/11/07 16:54:21 SWxsHY+q
>509 :名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 17:59:36 ID:
>あいかわらず、人のせいにしかしていないな。
>~(後略)

>511 :名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 18:33:29 ID:
>スレ主の人格じゃなくて一部の住人の人格が問題かと。

>512 :名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 18:39:21 ID:
>つーかあのままほっといてフェチ板いても空気読まずにあれが大量投下して今と同じような状況に陥ってるだろ
>雑談情報交換でほどほどに盛り上がる→あれが大量投下→住人逃げる→数週間経つ→人が戻り始める→大量とry
>で住民が根付くことがほとんどなかったからなぁ
>~(後略)

>513 :名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 18:50:12 ID:
>まあ、その、なんだ、スレ主は考えなしにただ立てたかっただけだろ
>後先考えてないと思う
>514 :名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 20:48:26 ID:
>スレの空気をぶち壊す投下をやっても、今と変わらないなら
投下してもいいんじゃない?
>スレ分割の時点で過疎化するのはたくさんの人が指摘していたことだし
投下しなくても、住人いないでしょ。
>なんか ググレカス とかわずかにいるだけで あれが望んだスレの議論なのかねえ

批判側(難癖、いちゃもん)連中って、進歩無いな~

167:名無しさん@ピンキー
09/11/07 17:21:22 iFi7gOza
>>159が言うように特定の人物が気に食わないなら別にいいんだけど、
このスレ自体をつぶしたがってるやついるだろ。

168:名無しさん@ピンキー
09/11/07 22:13:58 og+8zIw4
>>151
KEYって作品かね?

169:名無しさん@ピンキー
09/11/10 02:18:15 nlRi3ozz
KEYかぁ。
「さ・くら・ちゃん?」って奴ですね。

170:名無しさん@ピンキー
09/11/14 13:37:09 f4OWrCcr
一見サイボーグとは関係なさそうな某スレまとめで
強制改造とか記憶を弄ってとか、悪徳大企業がとかいうSSがそこそこあって驚喜乱舞


171:名無しさん@ピンキー
09/11/14 13:44:00 f4OWrCcr
ただしそのスレの主属性がNG要素になりえるし、直リンするとあれるかもしれないから貼らないが

172:名無しさん@ピンキー
09/11/15 01:41:29 6VbdPpqi
妄想してみました。フェチ板スレ15に感謝。

・人物、設定等は「ふおんコネクト!」番外編をお借りしました。
 (姫様の身体については捏造設定あり)
・グロあり、エロなし。
・原作をなぞっています。ネタばれ注意。

NGはタイトルで。

173:女の子の錬金術師 1/15
09/11/15 01:43:25 6VbdPpqi
 冷え冷えとした空気の中に漂う黴の匂い。
 天井付近に作られた格子入りの窓から差し込む弱々しい日の光。
 牢獄の狭苦しさをより一層際立たせる石壁の圧迫感。
 僅かでも身じろぎをすれば、足枷に繋がれた鎖が耳障りな音を立て、今の自分の立場を思い知らされる。

 先の戦で虜となり地下牢に入れられて5日経った。
 もうそろそろ期限が切れる頃合だ。
 国の滅亡か私の命か、どちらを選ぶかの決断を下さなければならない期限の時が。


 ◇◇◇


 作物を植えてもろくに実りの得られない荒れた大地。
 厳重な囲いの中にさえ忍び込み、家畜たちを食い荒らす狼の群れ。
 いくら掘り進んでも、金銀はおろか銅や鉄さえも採れない険しい山並み。
 周辺の強国からは歯牙にもかけられない貧国だった我が国も、錬金術師さまのおかげで少しずつ変わっていった。

 国力をつけるための良い特産品をと言う私の願いを聞き入れて、錬金術師さまは1ヶ月がかりで複雑な仕組みを組み上げられた。
 新しい錬金術の器具と思い込み渋い顔をしていた家臣達も、それがブランデーの蒸留器と知り顔を綻ばせていた。
 ブランデーはどの国でも珍重され、白ワインなどとは比べものにならない高値で取り引きされている。
 試作品を携えて行商に出た者達が戻って来て献上した上納金の中には、初めて見る異国の金貨が混じっていた。
 狭い国土の中には葡萄畑に適した斜面はそれほど多くは無いけれど、無駄に欲をかかなければ十分な蓄えを作っていけることだろう。

 かつての火事騒ぎを覚えている者達も、いつしか錬金術師さまの姿に笑顔を向けるようになってきた。
 錬金術師さまを、危険な実験で世を騒がせる異端者としてではなく、我が国に繁栄をもたらす賢者と見る者が増えていく。
 出会ったばかりの頃は、私と同じ年頃で黄金の練成という不可能事を追い求める錬金術師さまの姿に元気付けられたものだった。
 錬金術師さまが皆に受け入れられていく様子を見て、私も頑張ろうという気持ちになれた。
 毎日がとても幸せだった。

174:女の子の錬金術師 2/15
09/11/15 01:45:27 6VbdPpqi
 でも、そんなささやかな幸せさえ、長くは続かなかった。
 噂を聞きつけた強欲な隣国の国王が、突然国境に攻め込んで来た。
 どこでどう歪んだものか、ブランデーの交易で得た金貨が国庫に山積みになっているという噂。
 確かにブランデーはどこに持ち込んでも好評を得てきている。
 だからといって、そんなに大量の金貨が入ってくる程の量を作ってなどいない。
 人の噂が欲望で歪むのは珍しくは無いとはいえ、これはあまりにも酷すぎる。

 一旦、欲望に火がつくと鎮めることは難しい。
 否定すればするほどに隣国の国王は意固地になり、交渉はほどなく決裂した。
 一気に攻め込んで来た敵軍を家臣達が迎え撃つ。
 愛国心にも忠誠心にも非の打ち所のない家臣達も、その装備は国力を反映した貧しい物だった。
 そして最後の戦いで大敗を喫し、王族の勤めとして陣頭で指揮を執っていた私は敵の手に落ちた。


 ◇◇◇


 翌日の正午。
 地下牢から出された私は城壁の上に立っていた。
 城の前の空き地には思い思いの得物を手にした家臣たちが集っている。
 およその数を計ってみて、最後の戦で失った者達の多さを思い知る。

「金は用意できないようだな! ならば人質は手足を落とし首を撥ねた上で投石器で返してやるわ!」

 覚悟を決めているとはいえ、国王の口からでた言葉の非情さに背筋が凍りつく。
 そしてその言葉の奥にある物に。

 今までは誰一人私の身体に触れようとする者はいなかった。
 大事な取り引きの商品に傷をつける愚か者はいないはず。

175:女の子の錬金術師 3/15
09/11/15 01:48:31 6VbdPpqi
 でも、身代金が用意できないからには、最早私に商品としての価値は無い。
 価値の無いものを壊して捨てる前に、得られる物はどんな些細な物でも私から奪い去ろうとするだろう。
 僅かばかりの装身具と絹織りの衣装。
 そして私の身体そのものも……。

 ちらりと私の顔を盗み見た国王の瞳には、獣じみた欲望の色が浮かんでいた。
 私を両脇から押さえつけている兵士達の瞳にも。

 命を失うことよりも、いままでずっと守り続けてきた物を奪い去られる方が遥かに辛い。
 だからと言って、ここで私が自害すれば戦が再開されてしまうだろう。
 身代金か私の命。
 どちらかを得る事が、この取り引きの条件なのだから。

 見下ろす家臣達の中にも動揺が広がっていく。
 改めて得物を握り直す者がいる。
 手綱を引き締める者がいる。
 私を力づくで取り戻そうという意気込みは見誤りようがない。

 けれど。

 城攻めに必要な破城槌も投石器も持たない家臣達。
 この上刃を交えれば、どれほどの命が失われていくことか。
 王族に名を連ねる者として、ここで言うべき事はただ一つ。

「撤退を!! 勝ち目はありません! 私はここで……」

 家臣達の忠誠心の厚さはよく知っている。
 私が何を言おうとも、私を取り戻すために命を賭して戦ってくれるだろう。
 そしてそれは、私が最も望んでいないこと。
 どうすれば彼らを止めることができるのだろう……。

176:女の子の錬金術師 4/15
09/11/15 01:50:51 6VbdPpqi
 その時、小さな人影が家臣達の中で動いているのが目にとまる。
 あれは……錬金術師さま?
 錬金術師さまは、最後の戦いで私に付き従い、私を庇って全身に矢を受けていた。
 ずっと身を案じていたのだけれど、あれほど元気ということは、不老不死の術を完成させたと冗談交じりに言われたのは本当のことだったのだろうか?

 錬金術師さまが何か秘策を出されたのか、程なくして家臣達は撤退していった。
 残ったのは後見人と錬金術師さまの二人だけ。
 錬金術師さまがこちらに向かって大きく手を振って叫ばれた。

「んじゃそこのチョビヒゲ、殺っちゃってくださ~い! そしてスルーミー!」

 いともたやすく私の運命を決めるお言葉だった。

 国王が受けた衝撃の大きさは、私が受けた物よりも遥かに大きかったことだろう。
 衝撃はすぐさま怒り変わり、私の身体に抱いていた欲望の炎をあっさりと消し去った。
 城壁に立つ者達は、皆、同じ衝動に突き動かされている。
 絶対的な優位に立つはずの自分達を愚弄する者への見せしめとして、人質を即座に殺して返すという狂気。


□□□


 手際よく用意されていた拷問台が引き出され、仰向けに縛り付けられる。
 更に打ち込まれた何本もの釘が、私の身体を拷問台にしっかりと固定する。
 私がどれほど暴れようと、拷問台から転げ落ちてしまうことはない。
 口の中には布切れが押し込まれ、叫び声をあげることも、『間違って』舌を噛むこともできくなる。

 頭からすっぽりと頭巾をかぶった大男が、黒光りする斧を手に拷問台の脇に立つ。
 振り上げられた斧の刃が日の光を反射して煌いた。
 ドスッという重い衝撃と同時に鮮血が飛び散って、周りを取り囲む者達の身体を真っ赤に染めていく。
 落ちた右腕を拾い上げた国王が城壁の縁に歩み寄り、狩りの獲物か何かを見せびらかすかのように頭上に腕を差し上げた。

177:女の子の錬金術師 5/15
09/11/15 01:57:11 MdCjeRMK
「これが見えるか! 1本目だ!」
 肩口の激痛にもがく私の耳に、国王の叫び声が突き刺さる。
 下で見守っている者達は、どんな想いをしていることだろう。
 いっそのこと一思いに首を撥ねてくれた方がどんなに楽だろうか。

 左腕、右足、左足。
 斧が振り下ろされる度に私の身体が小さくなっていく。
 4本目を数えた後、国王が一際大きな声を張り上げる。

「最後は首だ! 楽しみにしていろ!」

 身体のほとんどの血を流しつくして朦朧とする私の目に、首筋目掛けて振り下ろされる斧の刃の煌きが焼きついた。
 刃の落ちる衝撃と同時に、世界が闇に覆われた……。


 ◇◇◇


「……様! 姫様!」

 聞き慣れた声が私のことを呼んでいる。
 それは生真面目な私の後見人の声。

 でもそんなはずはない。
 寝室で私の身の回りの世話をしてくれるのは侍女だけだ。
 馬の背に揺られて居眠りをした子供の頃ならいざ知らず、今、寝台の上に横たわる私を彼が起こすはずがない。

「姫様っ!」

 夢の中にしてはあまりに大きな声がして目が覚めた。

178:女の子の錬金術師 6/15
09/11/15 02:00:05 MdCjeRMK
 見上げる天井からガラス玉が沢山吊り下げられていた。
 その各々が眩い光を放っている。
 部屋の中は真夏の屋外にように明るかった。

「姫様、気がつかれましたか!」

 そこは私の寝室ではなかった。
 壁際には見慣れない機械が並んでいる。
 ここは……錬金術師さまの工房らしい。
 でも、なぜこんなところで私は眠っていたんだろう?

 寝台の脇には後見人と錬金術師さまが立っている。
 まるでいく晩も眠っていないかのような顔色の後見人。
 丸い帽子も口元を覆う布もゆったりとした服も全て白尽くめの錬金術師さま。
 なんとも異様な取り合わせ。

「手術は成功だよ」

 口元の布を引き下げて、錬金術師さまがにっこりと微笑んだ。
 しゅじゅつ?
 一体何のことだろう?
 錬金術師さまが、私の身体に何かなさったのだろうか?
 私の身体……?

 振り上げられた斧の煌きと、振り下ろされた時の重い衝撃が蘇る。
 そして、身体を走る激痛も。

179:女の子の錬金術師 7/15
09/11/15 02:03:42 MdCjeRMK
 私は手足を切り落とされ、首を撥ねられて……死んだ……はず。
 咄嗟に首筋に手を当てる。
 何かの軋む音がして、首筋に硬くて冷たい物の触れる感触がした。
 首筋に当てているはずの指先からは、何も伝わってはこなかった。

 混乱して目の前に差し上げた右手は人形のように白く、天井からの光を反射して輝いていた。


 ◇◇◇


「まさか殺されてから助けられるとは……」

 改めて左手で触れた首筋には大きな傷跡が付いていた。
 左腕と右足には、記憶にある斧の刃が落ちた場所に首筋と同じような傷跡が残っている。

「手足の一部は作り物なのですね」

 開いたり閉じたりしてみる度に、作り物の右手がカチャリと金属音をたてる。

「あ~、ごめん。首とか胴体以外は四方に散ったから見つからなくて~」

 私が死んだ後、切り刻まれた身体は投石器で城外に投げ出され、錬金術師さまと後見人の元へと戻っていた。
 巨石を数十メートルも飛ばす投石器で、人間の身体のような軽い物を狙った場所に届かせるのは難しい。
 二人して夜中まで捜してくださって、それでも見つからなかった部分は諦めざるを得なかった。
 多分、その場に居合わせた獣にでも持ち去られてしまったのだろう。

「それと、身体の中身も結構とっかえたから~」
「え? そうなのですか……?」
「地面に叩きつけられた時に、かなり潰れたりしてたからね~。心臓とか肺とかも~」

180:女の子の錬金術師 8/15
09/11/15 02:07:35 MdCjeRMK
 そこでふと言葉を切り、足元の大きな器の蓋に手をかけ、私の表情を窺うような上目遣いで仰った。

「見る?」
「れ、錬金術師殿っ!」

 すかさず、後見人が割り込んだ。

 あの城の城壁はとても高かった。
 その城壁から更に上へと投げ上げられたのだから、地上に落ちた時の衝撃も並大抵のものではなかったのだろう。
 無くなった手足以外にも、作り物で置き換えられた部分があってもおかしくはない。
 だからといって特に違和感を覚えるようなところはない。
 それも錬金術師さまの技の凄さなのだと思う。

「ホムンクルスに心を移す方法もあるけど~。材料が……その……。乙女的に……」

 いつもはご自身のなす技に何のためらいも見せない錬金術師さまが、俯いて言いよどむ。
 不老不死の錬金術師さまにも、恐れるものがあるのだろうか?
 いや、恐れるというよりは……。

「何より将来近親相姦はどうかと」

 言いよどんだ後、錬金術師さまの口から出たのは、日ごろから私達が心の奥底に秘めている想いを見透かすかのごとき一言だった。
 不意を突かれた私と後見人の顔が、その一言で火がついたように真っ赤になった。

181:女の子の錬金術師 9/15
09/11/15 02:10:43 MdCjeRMK

 ◇◇◇


 その日の夜。

 大事をとって早く休むよう錬金術師さまに言い渡されたものの、なかなか寝付かれずに何度も寝返りをうっていた。
 そろそろ真夜中になろうかという頃に、扉が軋む音がした。
 誰何する私の声に答えたのは、私の後見人だった。

「姫様……」

 彼が私の寝室に入ってくるなど、一体何年ぶりのことだろう。

 父上の葬儀が終わった日。
 主のいなくなった空っぽの書斎の片隅で、暗くなるまで膝を抱えて蹲っていた。
 もう私の頭を撫でてくれる大きくて温かい手はどこにも無い。
 心の中まで空っぽになったような気がした。

 その夜も、今日のようにいつまでたっても眠れなかった。
 そして真夜中を過ぎた頃、後見人が寝室に入ってきた。
 私に声をかけるわけでもなく。
 私の身体に触れるわけでもなく。
 ただ静かに寝台の脇に座って私を見守ってくれていた。
 翌朝、目が覚めた時、もう心の中は空っぽではなくなっていた。
 そうやって、私の心が挫けそうになる時は、いつも後見人が傍にいて、見守ってくれていた。

 でも、今夜、彼が寝室を訪れた目的が私を見守るだけのはずはない。

 法外な身代金には足らなかったけれど、私が他国に嫁がなくてもよい程度の蓄えは既にできている。
 国の発展に尽くした彼の努力は、国民が一番良く知っている。
 国民の中にも家臣達の中にも、彼を王室に迎えることに異を唱えようと思う者は一人もいない。
 彼が、たった一言「好き」と言ってくれさえすれば……。

182:女の子の錬金術師 10/15
09/11/15 02:13:24 MdCjeRMK
 今までは、その一言がどうしても出てこなかった、。
 彼はあまりにも長い間、『後見人』の立場に身を置いてきた。
 私がどれほど望もうとも、その立場ゆえに最後の一線を越えることができずにいた。
 歯がゆい想いを抱きながらも、彼がその気になってくれるのを待つことしかできなかった。

 錬金術師さまが、『殺せ』と仰った時の彼の狼狽ぶりは、城壁の上からでもはっきりと見て取れた。
 この戦で、彼は私を失うという恐怖を味わった。
 いつ何時、どんな不幸にみまわれて、想い人を失うことになるか分からない。
 そうなれば、彼の想いも私の想いも叶わないままに終わってしまう。
 それはどちらにとっても耐え難いことだ。

「私は……姫様が……好きです」

 長い間待ち望んできた一言をついに聞くことができた。

 でも……。

 今の私に彼の想いを受け入れる資格などあるのだろうか?

「……本当によいのか?」
「はい」

 頭を僅かに傾げて、首筋の傷跡がはっきりと見えるようにする。

「継ぎ接ぎだらけの身体でも?」
「はい」

 この程度では彼の表情は変わらない。
 幾多の戦場を駆け巡ってきた彼は、普通の傷跡などは見慣れている。
 たとえ私の首を撥ねた時の物だったとしても、傷跡には変わりが無い。

183:女の子の錬金術師 11/15
09/11/15 02:17:32 MdCjeRMK
 それならばと、白く輝く右腕を彼に向かって真っ直ぐに差し出した。
 掌を広げた時にカチャリと小さな音がした。

「硬くて冷たい作り物の身体でも?」
「……はい」

 滑らかな曲線を描き出す作り物の腕は、人形の美しさと冷たさを持っている。
 それは人の身体とは異質な物だ。
 ほんの少し、彼の顔に翳りが浮かぶ。

 あと一押し。
 それでも彼の気持ちが変わらないのなら……。

 寝衣の紐を解き胸元を露にする。
 胸の谷間を上から下に真っ直ぐに走る大きな傷跡。
 敵国の者達につけられたものではない。
 『身体の中身を取り替えた』時に、錬金術師さまの『手術』でつけられたもの。

 胸の中身全てと、お腹の中のかなりの部分を取り替えたと、錬金術師さまは仰った。
 その傷の縫い目からはみ出した何本もの管や紐のような物が、寝台の傍らの大きな箱に繋げられている。
 取り替えられた物が身体になじむまでは、しばらくその箱に繋がったままなのだと聞いている。

「お主の事を想って胸をときめかせる事すらできない身体でも?」

 胸がドキドキするのは『心臓』があるからだと錬金術師さまから教わった。
 心臓は私の心とも繋がっていて、嬉しい時や悲しい時は、その動きも変化する。
 その心臓の替わりに胸の中に入れられたのは、いつも同じ速さで回る小さな羽根車。
 取り替えられた物は皆、私の身体の中にありながら私の身体や心とは切り離されて動き続けていく。
 本当の私と言える部分は、ごく僅かしか残っていない。

184:女の子の錬金術師 12/15
09/11/15 02:21:19 MdCjeRMK
「………………」

 彼の表情が大きく歪む。
 彼には私が何に見えているのだろう?
 人間だろうか?
 それとも人形だろうか?

 彼は俯いたまま長い沈黙が続き、やはり駄目かと思い始めた時。

「……でもそれが、私が愛する姫様です」

 私の顔を真っ直ぐに見つめる彼の目には、何の躊躇いの色も残ってはいなかった。
 ゆっくりと伸ばされた彼の手が私の胸に当てられた。
 そして傷跡をなぞるようにして上へと動き、そっと顎を持ち上げようとする。
 その手の温かさを信じて、目を閉じる。

 唇を通して伝わってくる彼の想いは、とてもとても温かかった。


 ◇◇◇


 数日後。

 工房の一角で回復のための訓練をしていた私と後見人の所に、旅支度を整えられた錬金術師さまがやって来た。

「ここまでやると教会が怖いから旅に出ます~」

 錬金術師さまは、一度死んだ私を蘇らせるために不老不死の秘術を使い、さらに身体の一部を作り物で置き換えた。
 神様から授かった身体を人の手で弄ぶ行為を、教会は最も忌み嫌う。
 その憎悪の激しさは、硫黄から黄金を生み出す錬金術などに対する物とは比べものにならないらしい。
 事の顛末を教会に知られれば、すぐさま刺客が送り込まれて来る。
 もしもそんなことになったら、私達は全力をあげて錬金術師さまを守り抜く。
 刺客が一人二人の間はよいけれど、そんなことを続けていれば、いずれは教会も本気を出すだろう。

185:女の子の錬金術師 13/15
09/11/15 02:24:23 MdCjeRMK
 国同士の争いの目的は、互いに滅ぼしあうことではなく相手国の富を奪い取ることにある。
 強欲な隣国の王が攻めてきた時も、国土を焼き払い民を根絶やしにすることなどを望んでいた訳ではない。
 けれど神の御名の下に刃を振るう者達は、自分達とは相容れないもの全てを滅するまで、その手を休めることは無い。
 広大な版図を持つ教会の力の前に、我が国のような小国などは瞬く間に消え去ってしまう。

 そうなることを錬金術師さまは恐れている。
 自分が国に留まることで、私達にも累が及ぶ。
 だから一刻も早く、この地を去らなければならないと仰っている。

「そうですか……残念ですが、仕方ありませんね」
「できることなら別れの宴を催したいところですが……」
「あ~、そんなのいいから~。私、あなた達に何もしてあげれてないし~。金の練成も結局できてないし~」

 何もしていない?
 やはり錬金術師さまにとっては、黄金の練成こそが意味のあることなのだろうか?

 確かに黄金を無尽蔵に生み出すことができるなら、我が国を大陸一の強国にすることも夢ではない。
 でも、その道のりを進む間には、きっと多くの血と涙が流される。
 隣国だけではなく、周囲を取り巻く全ての国々を敵にして金の力に物を言わせた血みどろの戦にあける日々。

 私はそんなことをしてまで、我が国を大きくしたいとは思わない。
 この小さな領地の中で、静かにブランデーをつくり世に送り出していければ十分だ。

 国境で見送りに立つ私達に、何度も振り返り手を振っていた錬金術師さまの姿も、いつしか小さくなり消えていった。

186:女の子の錬金術師 14/15
09/11/15 02:26:52 MdCjeRMK

 ◇◇◇


「これでどうかしら?」

 テーブルの上の羊皮紙には、我が国の紋章に錬金術師さまの髪飾りをあしらった絵が描かれている。

 錬金術師さまが我が国に残していかれたブランデーも、今では方々の国々から是非取り引きをという声があがる程の評価を受けるようになった。
 そうなると、ありきたりの樽や皮袋に詰めただけの外見は、中身と釣り合わなくなってくる。
 私よりも遥かに商才のある後見人が、ガラスの瓶を使ってみてはと提案した。
 鮮やかな色彩のラベルを貼ったガラス瓶は、それ自体が宝飾品と言えるくらいに美しい。
 扱いが少し難しくなる代わりに、商品としての価値は更に高まるに違いない。
 そのラベルの図案を私に任せてくれるよう、後見人に頼み込んだ。

「なるほど。錬金術師殿の贈り物に相応しい図柄ですね」

 錬金術師さまにとって、大陸の片隅の小国の事など、いつまでも記憶に留めておく程の価値があるとも思えない。
 それでも、この瓶を見て、ほんの少しでも私達のことを思い出してくださればという気持ちがある。
 私の命と国の未来の両方を与えてくださった錬金術師さまのことを、私達は決して忘れない。

「いつか目にとめていただけるといいですね」
「ええ。それにもしかしたら、私自身が直にお目にかかることがあるかもね」

 私の身体は、錬金術師さまの手で不老不死にされている。
 よほどの事故に遭わない限り、死ぬことはない。
 だとすれば、何年後か、何十年後か、あるいはもっと先かもしれないけれど、いつかはこの広い世界のどこかで巡り会うこともあるだろう。

187:女の子の錬金術師 15/15
09/11/15 02:33:50 MdCjeRMK
「そう……ですね……。でも、それは姫様が……」
「この世界に一人取り残された後のことだと思ってる?」
「……はい」

 私の言葉に後見人が寂しそうな表情を浮かべて頷いた。
 私が永遠の時を生き続けていくのに対し、彼はごく普通の人としての生涯を送るはず。
 彼だけではなく、私が見知っている人たちは皆、いずれは私を置いてこの世界からいなくなってしまう。
 子供の頃、父上を亡くした直後の私が、たった一人この世界に取り残された寂しさに震えていた姿を彼はまだ覚えている。
 私はこれから先、何度も何度も同じ想いを繰り返す。
 その事実が彼の心に暗い影を落としている。

 でもそれは間違っている。
 私はもう一人ぼっちになることはない。

 彼の首に回した右手がカチャリと鳴った。
 たとえ元の身体と同じように温かく柔らかくても、ホムンクルスの身体ではこの喜びは得られなかった。
 錬金術師さまのご配慮に改めて感謝する。

「だから、子供をたくさんつくりましょう。私が寂しくならないように」

188:名無しさん@ピンキー
09/11/15 02:34:20 MdCjeRMK
以上です。

189:名無しさん@ピンキー
09/11/16 19:39:59 KQ3qtoC0
>>179
久々のss投下だ。わーい\(^o^)/
&乙!

…しかし、ここの住人にとって、この内容はどうかな?
ハッキリ言って叩かれそうな匂いがする。
ぶっちゃけた話、これは普通のところで書いた方が良い。ここはエロ場なんだから、もう少しエロ要素を濃く。
あと、今月のふおんの内容知らん奴にとってはこの内容はつまらんものと思う。

…でもね、俺としてはヒットしたよ♪
うん、面白かった!今月のふおんを熟読したんだな~と感服したよ。
雰囲気出てた。GJ!

190:名無しさん@ピンキー
09/11/16 23:28:22 TBkRrtGN
漸く再規制解けた…
乙です!。

今日元ネタみました。ストレートだったんですね。
フルカネルリとかクインテセンスで嗤いの意味探る野暮していました。

「この世界に一人取り残された後のこと~」へ「ワッハマン」を不意に想起したり、
残酷描写、場面の流れと様子はとても楽しめました。

191:172
09/11/19 01:07:03 w+rcV9Kh
レスありがとうございます。

原作への依存度が高すぎる点やエロ要素が薄い点は申し訳ないです。
姫様萌えの勢いだけで書いてしまいました。それでも楽しんでいただけたようで嬉しいです。
雰囲気出ているというのも、二次創作に対してはとてもありがたいお言葉です。

ワッハマン最終話の姿は、自ら決断した結果とはいえ過酷な運命だと思いました。
姫様には、あんな孤独を味わって欲しくはないですね……。

では。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。

192:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:08:11 s+TtV8Yw
5レスお借りします。

・属性的妄想のみ。
・エロ無し、グロ無し。
・妹大好き。

NGはタイトル『妹のいる生活 trailer』で。

193:妹のいる生活 trailer 1/5
09/11/24 02:09:18 s+TtV8Yw
 午後8時。
 慌しく過ぎていった1日も、この扉を開けることで一区切りが付く。
 郊外のマンションの5階にある、僕と妹が住む家の扉。
 他の扉と全く同じ物が使われていても、これが自分の家の物かと思うとなんとなく温かみを感じるあたり、人間なんていい加減なものだといつも思う。
 いや、温かみを感じるのは、家ではなくてその中に住む者のせいなのかも。

「ただいま~」
「おまえりなさい~」

 パタパタと足音がして、妹が玄関口に駆け寄ってきた。
 明かりのついた台所からは温かい空気といい匂いが漂ってくる。

「ご飯にする? お風呂にする? それとも……」
 言いかけた言葉を切り、上目遣いで僕の顔色を伺っている。
 既に儀式と化した、帰宅した僕を迎える妹との会話。

「お腹空いたからご飯、だな」
「は~い。あとちょっと待ってね」
 微かに失望の色を浮かべつつ、それでも特に言い返す気もなさそうで、妹はそのまま台所に戻っていく。

 はて?
 いつもなら、ここでもう一押しありそうなものだけど……。

 まあいいか。

 1週間後に迫った初めての学会発表の準備のため、今日は朝からずっと忙しくて、間に合わせのゼリーとか栄養ドリンクで凌いできた。
 少しでも早くまともな夕食にありつけるのは、とてもとてもありがたい。
 実際、駅から家までの15分ほどの道のりの間で、何度お腹が鳴ったか分からない。
 かといって、妹が夕食当番の日に寄り道して外食なんかして帰るわけにもいかないし。

 妹の嗅覚が犬並みに鋭いことは、僕が一番よく知っている。
 さっきの短いやり取りの間でさえ、僕が今日一日、ろくな食事をとっていないことは、妹には分かってしまっただろう。
 あえて絡もうとしなかったのは僕を気遣ってのことだったのかと、ぼんやりと考える。

 ダイニングでしばらく待っていると、妹がお盆を手にして入って来る。
 青系の模様の付いた僕用の食器。
 赤系の模様の付いた妹用の食器。
 取り違えることの無いように色合いを異にした食器の上に、見た目は同じ料理が盛られている。

 温かそうに湯気を上げている料理を前にして、僕のお腹が一際大きく鳴った。
 それを聞いた妹の口から、くすりと小さな笑い声が漏れて出る。
 今更恥ずかしいという気は起こらないけれど、僕ばっかりが笑われるのは不公平だ。
 今度の点検の時には、『お腹の虫が無く回路』でも取り付けてやろうかと、つまらないことを考えた。
 テーブルの上に食器を並べていく妹の手際のよさに感心しつつ、ポケットから携帯を取り出して、おおよその構成のシミュレーションを組み立ててみる。
 ええと……ネットストレージに保存してある妹の腸の形状データを読み込んで、筋肉の分布として標準型に6%の乱数パターンを重畳して、収縮率を12%、円筒管の共鳴係数を0.38にすると……。

 ガキッ

 小さいけれど、耳に突き刺さるような金属音がして、妄想が破られた。

194:妹のいる生活 trailer 2/5
09/11/24 02:11:21 s+TtV8Yw
 金属音は、妹が立っているあたりから聞こえてきた。
 妹は、見つめる僕の目には気づいた風もなく、食器を並べる作業を続けている。

 金属音のように聞こえたけど、食器の触れ合う音だったのだろうか?

 携帯の画面に目を戻し、シミュレーションの続きを再開する。
 ……円筒管の共鳴係数を0.38にして、腸の1/4が液体で充填され、その中に100ccの気体が混じっている状態で収縮が起きた時に生じる音の大きさは……。

 ガキッ!

 今度はさっきよりもずっと大きな音がした。
 聞き間違いようもなく、金属同士がぶつかり合う時の音。

「後はご飯とお味噌汁だけだから、もうちょっと待っててね」

 口を開きかけた僕を避けるようにして、妹が台所に戻っていく。
 食器はあらかた並べられているけれど、後のほうに並べられた物ほど、その置き方がぞんざいになっている。

 うーん……。

 調子が悪ければすぐに教えてくれるように、いつも言い聞かせてあるんだけどなあ。
 いくら科学技術の粋を凝らしているとはいえ、自己修復機能とかいうようなものはまだ魔法の範疇なんだし。
 放っておいて酷くなったら、直す僕の手間が増えるだけなのに……。

 台所の様子をうかがっても、妹が忙しげに動き回る音が聞こえてくるばかり。
 声を掛けるきっかけが掴めない。

 仕方がない……。

 シミュレーションの途中結果を保存して、自鯖へアクセスするアイコンをタップする。
 指紋認証と4重のパスワードを通過した先にあるのは、メンテナンスプログラム。
 妹がどこにいようとも、日本国内である限り、ワイヤレスリンクを経由して24時間365日休むことなくデータを収集分析し続けている。

 普通のメーカー製品を使っていれば、こういうことは全部、サポート契約の中に含まれている。
 製品の利用者がいつどこで何をして、その結果、製品にどんな負担がかかったか、調整を要する箇所は生じていないか、部品交換の必要はないか、etc、etc……。
 まがりなりにも生命に直結する物ゆえに、サポート契約に基づいてメーカー側が行う情報収集は非情なまでに徹底している。
 そして、それと同程度のことは、好むと好まざるとにかかわらず、管理責任を負っている僕もやらざるを得ない。
 それは妹も了承済みのこと。
 妹からの自己申告が無いのなら、僕が自力で原因を突き止めるしかない。

 携帯の小さな画面に中に表示されたトップ画面には、簡略化された人体のシルエットが描かれている。
 その左肩のあたりに小さな警告マークが浮かんでいる。

 『!軽度の障害:肩関節ギアボックス - 軸歪 (0.4)』

 さっきの音はギアが噛み合い損ねた時の物だったのだろう。
 あれくらいの音がするのなら、無理に動かし続けるとギアの歯が欠ける可能性もある。

 でも、どうしてこんな障害が?

195:妹のいる生活 trailer 3/5
09/11/24 02:13:12 s+TtV8Yw
 メニューアイコンから、ログ表示を選んでタップする。
 切り替わった画面の中には、表示するログの内容に対応するアイコンが並んでいる。
 衝撃センサーを選んでタップして、表示されたグラフをゆっくりとスクロールさせていく。

 「うーん、これかな?」

 妹の下校時刻と思しき時間帯に大きな山が描かれていた。
 何か外から強い衝撃を受けたことは間違いない。
 でも、なぜそれを言おうとしないのだろう?

 苛めにでもあったのか?
 それとも犯罪絡み?

 なんであれ、黙っている理由が分からなければ、僕の方からも切り出しにくい。

 仕方なく、最終手段に訴えることにする。
 トップ画面に戻ってから、映像記録のアイコンをタップする。

 浮かびあがった認証入力画面に、僕の手が止まる。

「ええと……なんだっけ?」

 しばらく記憶をまさぐってみたけれど、大分前に聞いた物なので当然のごとく覚えてなどいない。
 そもそも英数字32桁のランダムな組み合わせなんか、普通の記憶能力の持ち主が覚えられるはずないし。
 こんなこともあろうかと、定期入れにはさんでおいたメモを見ながらパスワードを入力する。
 何度か打ち間違えた後、ようやく画面が切り替わる。

 入力欄に衝撃を受けたはずの時間帯を打ち込むと、画面の一角に再生映像が浮き上がる。
 この時間、妹が見ていたはずの映像だ。
 画素数も駒数も、本来の視覚データから大幅に間引かれたものだけれど、何が起きたかは判読できるはず。

 画面の中では、妹の視点そのままに、僕も知っている通学路のさまざまな物が映っては消えていく。
 見守っていくうちに、その映像の中に交差点が現れる。

 ……まさか、交通事故?

 だとしたらあの程度の損傷ですむはずが無いと思いながらも、動悸が少しだけ早くなる。

 交差点の真ん中に何か小さな物が飛び出して、視点がそこに釘付けになる。
 あれは何だろう?
 ボールだろうか?
 いや、何か手足が生えた物?

 それが猫らしいと分かったのとほぼ同時に、映像が激しく動きだした。
 視点を猫に据えたまま、周囲の光景が大きくぶれ、後ろへ後ろへと流れていく。
 猫の姿が大写しになり、猫を掬い上げる妹の手と視界の右半分を覆う大きな影が見え、世界がくるっと一回転して大きく揺れた後、映像は真っ暗になった。

 数秒後、映像に現れたのは、走り去っていく軽トラックの後姿と胸元から見上げている子猫の顔。

196:妹のいる生活 trailer 4/5
09/11/24 02:18:19 s+TtV8Yw
 なるほど……。
 トラックとの接触は避けられたけど、その後の受身をしくじったのか。

 妹の身体は、民生品規格の中でも一番低い水準に合わせて作ってある。
 日常生活を送っている限り、それでも何の支障もないし、この程度の障害が起こる可能性もほとんどない。
 その代わり全力で走った後で転んだりすれば、衝撃を受けた箇所の駆動軸に多少の歪は出るだろう。

 日頃から、自分の身体は大事にしろと口を酸っぱくして言い続けてきた。
 壊れたら修理すればいいとか、簡単に考えられては妹の精神発達上よろしくない。
 たとえ機械じかけでも、それが妹の身体であることに違いはない。
 自分の身体を大事に思えなくなれば、他人の身体だって大事に思うことはできなくなる。
 そう考えてのことだったけど。

 猫を助けようとして身体を壊しましたとは、確かに言い難いだろうなあ……。

「きゃあっ!」

 さて、どう声を掛けようかと考え始めたとき、台所から妹の悲鳴と何かが落ちる大きな音が響いてきた。
 携帯の画面には大きな警告メッセージが浮かんでいる。
 メンテナンスサーバーから僕の携帯宛に送られた、緊急通報用のメッセージだった。

 『!!!重度の障害:肩関節ギアボックス - ギア歯欠損』

 しまった!

 自分の迂闊さに舌打ちして、僕は台所に駆け込んだ。

 台所の床には鍋が転がり、床一面に広がった味噌汁からまだ湯気が上がっている。
 それを見下ろして立ち尽くす妹の右手が左肩を掴んでいる。

「あ、お兄ちゃん……」

 消え入りそうな声で妹が呟いた。

「……ごめんなさい……」

 何を謝っているのだろう?

 味噌汁を駄目にしたことに対してか?
 不具合を隠そうとしたことに対してか?
 それとも、結局隠し切れなかったばかりか、不具合を故障にまで進めてしまったことに対してか?

 咄嗟に答えを返せずに無言でいる僕を見て、悲しそうな顔をした妹は、その場にしゃがみ込んで鍋に向かって両手を差し伸べようとした。
 ガキッと嫌な音をあげ、左腕の肘から先だけが不自然な形で動き出す。
 それは、肩がまともに動いていれば、鍋の取っ手を掴んでいたであろう形だった。
 動かないことが分かっていても、身体が覚えこんでいる動作をすぐに変えることは難しい。

 しゃがんだまま、溜息をついて右手だけで鍋を拾おうとする妹の頭にそっと手を置いた。
 伸ばしかけた妹の手が停まる。

197:妹のいる生活 trailer 5/5
09/11/24 02:19:15 s+TtV8Yw
「猫が助かってよかったな?」
「…………うん」
 相変わらず小さいけれど、安堵の感情が篭った声。
 何が起きたかを僕が知っていることも、それをどうやって知ったかも、妹には分かったはず。

「怪我はしてなかったか?」
「……うん」
 妹の声に、更に温かみが篭る。

「じゃあ、今度はお前の身体を直そうな?」
「……でも、お兄ちゃん、お腹空いてるでしょ?
 朝から今までちゃんとしたご飯食べてないでしょ?」

 ああ、まったく分かり過ぎるのも考えものだなあ……。
 嗅覚のパラメータ調整は見直そう。

「まだ少しくらい大丈夫だよ」
「でも……」

 まだ言い募ろうとする妹の手を引いて無理やり立ち上がらせ、そのままそっと抱き締める。

「お兄ちゃん……?」
「怖かったろう?」
「………………うん」

 たとえ壊れてもすぐに直せるとはいえ、車の前に身を投げ出すのは、そう簡単にできることじゃない。
 もし僕だったら、きっと気づかないふりをしてその場をやり過ごしていただろう。
 身体のことを別にしても、妹が今日したことは賞賛に値する。

 ガキッと小さな音がして、妹の右手が僕の身体に回された。
 押し付けられてくる小さな身体は小刻みに震えていた。

 壊れた肩のことを隠す後ろめたさで恐怖が押さえ込まれていたのだろうか?

 すすり泣く妹の頭を、僕はゆっくりと撫で続けた。

198:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:19:53 s+TtV8Yw
以上です。

199:名無しさん@ピンキー
09/11/24 07:55:48 +j542KTG
また設定だけか

200:名無しさん@ピンキー
09/11/24 08:28:49 aKR5gQr5
>>192
読みやすいし悪くない。

難を言えば妹の性格がファンタジー過ぎる気がする

201:名無しさん@ピンキー
09/11/24 12:32:16 zjKDIwmz
試しに導入部だけ描いてみる

そいつはいつのまにか復活していた。
DQN一家の娘で家族全員高速道路での事故でセンスの悪い改造ミニバンと共に灰燼と帰したはずだった。
だが、転校生としてのうのうと教室に入り込んでる。
小奇麗な制服に上品そうな髪型、野放図な褐色の肌から決めの細かい美白、
少年と変わらない貧相な胸元から上品ささえ漂う女性的なライン、
しかし顔から抜けきらない肉食を思わせる無駄なアグレッシブさと育ちの悪い口元はそのままだった。
苗字も違うしそれっぽいいオーラだけで他人の空似と言うこともある。
なので、俺は席が近くてもスルーを決め込むことにした。

「何ドキドキしてんの?惚れちゃった?」
「まさか、どこかでお会いしました?」
「忘れたの?小学校のときに近所に住んでたじゃない?」
「昔はいろんな事がありましたから」
「あしもね、いろいろあったから」
「いろいろって?」
「奇跡よ」
「いいからノート取れよ」
「嫌よ、デフラグ中だから」
「変な奴だ」

202:名無しさん@ピンキー
09/11/24 20:32:38 /++4SkmF
>>192
乙です。

まだ先が読めないのですが、また動的描写を期待してもいいですか?
とても展開楽しみにしています。

>>201
乙です、と云いたいけどもう少し続きを投下してもらえませんか?

203:名無しさん@ピンキー
09/11/25 01:04:12 S571LU4y
導入部よりやや先

「あいつ、きっと電波だ。躁鬱とかじゃね?」
「体育のとき女子たちが騒いでたな。運動神経も抜群なんだって」
「体育会系だったのか?」
「フォームはでたらめだし、胸とか揺れまくってたけど、ゴールした時は息も乱れてなくて汗ひとつかかなかったってよ」
「優雅だな。どことなくお嬢様っぽいし、あの顔と胸だし…セレブかも」
「どこか怪しい。やけになれなれしいし、人のリアクションを楽しんでる。きっと性悪だ」
「もう喋ったのか?」
「運がいいな」
「無関心が一番だ」

昼休みが終わって午後の授業が始まると、時間ジャストにあいつが来て席に座ると口を尖らせて話しかけてくる。

「ちょっと、人の悪口言ってたでしょ?」
「足だけでなく、耳も早いのか?」
「聞こえたんだからね」
「悲劇のヒロイン気取りですか?」
「あたしはすごいのよ、生まれ変わったのよ」
「団長にでもなったつもりか!腕章つけさせるぞ」
「何といわれようと、あんたには思い出してほしいのよ」
「訳の分からない物には、関わらないことにしてる」
「分かるチャンスがあればいいのね、放課後来て」
「さて、どうするかな」
「約束したからね」

204:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:59:00 g5HQ0kKV
過疎ってるなぁ・・・とりあえず保守

205:名無しさん@ピンキー
09/12/11 02:14:50 52PZXcrq
どう見ても駄文なんだが途中でダメ出しするのも悪いかと思って様子見していたんだが。
結局続きは投下されず、グダグダと過疎っていたわけだな。

いろんな意味でダメな子ですね。

206:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:48:25 jA2xBoon
vipのスレみたいに勝手に続き書いてもいいんじゃね

サラコナークロニコルで女ターミネーターがジョンと学園生活してたけど、あれはロボだしな。

207:名無しさん@ピンキー
09/12/14 18:55:24 i8bamCHk
幸いキャラの名前がないのでフェチ板の真姫・尚という事にすればいい。

208:名無しさん@ピンキー
09/12/27 13:14:20 5vbzTmDt
投下の度に批評批判叩きとか、勝手に続き書けとか、言いたい放題な住人が居るスレだもん。
過疎るよそりゃあさ。

209:名無しさん@ピンキー
09/12/27 14:39:55 G4DxjVZL
INHUMAN!! , INHUMAN!!

こ、この、
ジャ、ジャンルの、
ス、スレは、
非人間的なんだな。。。

だ、だから、
こ、これで、
か、完結して、
つ、潰れなきゃ、
な、ならないんだな。。。

さ、さようなら。。。



210:名無しさん@ピンキー
09/12/28 22:04:57 Xxrc/i8V
>>209の続き

その後、ここで行われていた研究機関は廃墟と化した。
と言うのも何があったか定かではなく、その時起きた事件の事を知る者
(その場に居た者のこと)は全員謎の失踪を遂げたからである。
爆発が起きた訳でもなく何者かに襲撃された形跡も無く
この事件は迷宮入りとなり、ここで行われていた研究は凍結されることとなった。

―それから一世紀も経とうとしていた・・・。

木原セントラル・ミュージアム
そこで一世紀前と全く同じ事が起きていた。
しかも今度は規模が大きい。
人々はこの不可解な事件に恐怖で震え上がった。

その事件が起きてから数日後の事。
一人の少女が町を闊歩していた。

211:名無しさん@ピンキー
09/12/28 22:30:56 Xxrc/i8V
「ふ…ここなら丁度いいかもね。」

少女は町の中心に来ると不振な笑みを浮かべ、手を天にかざした。

「INHUMAN!! , INHUMAN!!

こ、この、
ジャ、ジャンルの、
ス、スレは、
非人間的なんだな。。。

だ、だから、
こ、これで、
か、完結して、
つ、潰れなきゃ、
な、ならないんだな。。。

さ、さようなら。。。 」

何かの呪文めいた事を呟く。
すると空が急に黒くなった。

「これで足りるかしら?首領を目覚めさせる為に必要な人間は…。」
「そんな事させない!このサイボーグ…
いや開発コードG4DxjVZL、通称雑魚ッポイド!
その命、神に還しやがって下さい、このおおばかやろう!(棒読)」

「な…ざ、雑魚ッポイドだと?人間の分際でサイボーグを愚弄
そしてこの姉を大馬鹿者呼ばわりするかあああああああ!」
「私にサイボーグの姉なんていません。勝手に知らない人達に変な情報植え付けないで下さい。
この雑魚ッポイド。」
「何度も雑魚ッポイド言うなああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!その度に傷つくだろうがああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「…あ、認めた。(プッ」
「…お前いい根性してんなぁ?あ?お前、サイボーグなるか?お?
今なら無料で屈辱的な改造してやるよ。
フフフ…お前の様な気の強い奴が屈する様はたまらないねぇ…。ケッケッケ…。」
「お前の頭の方こそどうかしてる。一度脳を弄くりまわして私に従順な家来にしてやる。ありがたく思え!」
「言ったなあああああああ!泣いても知らねぇぞおおおおおおおおお!」

こうしてサイボーグの少女VSその妹(?)の戦いの火蓋が切って落とされた!


※勝手に続き書いちゃって下さい。

212:名無しさん@ピンキー
09/12/30 18:49:00 /xZhpx+1
百合期待

213:名無しさん@ピンキー
10/01/01 10:32:58 D01bJmsg
みなみけ?

214:名無しさん@ピンキー
10/01/02 08:52:16 YtnugaEk
もうネタが尽き始めているのだろうか?

215:名無しさん@ピンキー
10/01/02 21:28:07 KPzNwMCN
書く人居なさそうなので勝手に書いてみた。

>>211の続きから

3秒後・・・決着はついていた。

「あれ?どうしたのかな?サイボーグってこんなもんだったのかよ。ガッカリだな」

サイボーグ、通称雑魚ッポイドはその少女に負け、顔を足蹴にされていた。

「ぐぬぬ…何故サイボーグである私がお前みたいなメスガキ如きにいいいいいぃぃぃ!!」

サイボーグは見上げた。その時ある事に気付いた。

「んぬ?…まさか、お前は男の娘ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

「チッ…バレたか。だからと言って、この状況がひっくり返る訳じゃないがな!」

少女はそう言うとサイボーグの右腕を左足で破壊した。

「ぐああああああああああ!おのれ、人間めえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
しかも、こんな女装趣味の変態に負けるとは、なんて言う屈辱なの!」
「ひとつ言っておく。俺は好きで、くぅおぉーんーなぁ格好をしてる訳じゃないぃっ!!」

少女…いや少年はそこには触れられたく無いらしく
顔を赤らめながら左手に持っていた対サイボーグ用の刀で
サイボーグの顔を踏みながらサイボーグの体を滅多切りにする。

「さあて、約束通り脳改造して家来にしてやるよ!有り難く思うんだな。」
「…これで勝ったと思うなよ人間め!」
「あ?人間んんん~?『様』はどうした?『様』はああぁぁぁ?」

調子に乗った少年はサイボーグの顔をグリグリと踏み続ける。

「だ、誰が貴様ら下等生物にひれ伏すもんか。」
「おやぁ?サイボーグになる人ってドMって話は本当のようだな?
これは調教しがいがありそうだな。ウプププ…お、そうだ!」

少年は何か思いついた。しかも良からぬ事を。

216:名無しさん@ピンキー
10/01/02 22:08:52 KPzNwMCN
「俺の名前は葵って言うんだ。さあリピートアフターミー?」

イキナリ自己紹介をしてサイボーグに繰り返すように強要する。しかし

「ウクククク…女の子みたいな名前だな?葵ちゃん?」
「…あ?“葵ちゃん”だぁぁぁぁ?」

女の子みたいな呼ばれ方をされて、その可愛らしい顔がおぞましく歪みきり
刀でサイボーグの体の下から縦に刺す。

「もう一度チャンスをやる。有り難く思え、おおばかやろう。もう一度言ってみ?」

暫く時間が止まったように空気が凍りついた。 その中でサイボーグの少女の表情は次第に変わっていった。

「あ、あ…葵様あぁぁぁぁっ!この愚かなサイボーグめをお助けくださいませえぇぇぇぇぇ!!」

目と鼻からオイルをたらした惨めな表情で許しを請う。

「やっと屈したか。良いだろう。お前を俺の家来にしてやると同時に新しい体をくれてやる。
有り難く思え、おおばかやろう。」


217:名無しさん@ピンキー
10/01/02 22:09:47 KPzNwMCN
そう言うと葵は動けないサイボーグの体を引き摺って自分の変える場所を目指し始めた。

「…サイボーグって重いって予想していたけど重すぎだろ。女なのにそこは気にならない訳?」

葵がサイボーグにそう質問した時だった。

「な…なんだ?」

葵の体が急に痺れて動けなくなったのだ。
このサイボーグにしてやられたのか?一瞬そう疑った。
だが違った。その理由はこの後、明らかになった。

「あ…SWQkVLgfOユーナ!助けにきてくれたのか!」
「G4DxjVZL…メイア。情けないですわね。こんな人間如きにあっさりやられてしまうなんて。」

目の前にユーナと呼ばれた新しいサイボーグの女が現れたからである。
そう、葵の体が動けなくなったのはこのユーナの仕業である。

「全く、人間の存在力の回収が遅れてるから来てみればこのザマとは
呆れてちゃう。」
「ご、ごめん…なさい。」
「まあ良いでしょう。
サイボーグにするに相応しい素体が手に入った事を考えればお釣りが来るようなものですから♪」
「な…お、俺をサイボーグに改造するのか!?」
「もちろんですわ。そこのメイアを負かしたんですもの。
貴方をサイボーグに改造してあげますわ。しかも可愛らしい女の子の体にね♪」
「な…女の子の体あぁぁぁ!?冗談じゃねぇぞ!このおおばかやろう!」
「五月蝿いわねぇ。転送~☆」

ユーナは葵の方を向き指で円を描いて、そこに軽く息を吹きかける仕草をする。
すると葵とメイアはその場から消えた。転送されたのだ。
場所は不明だが間違いなくサイボーグ達のアジトだろう。
残ったユーナはメイアの遣り残した作業に取り掛かった。

「INHUMAN!! , INHUMAN!!

こ、この、
ジャ、ジャンルの、
ス、スレは、
非人間的なんだな。。。

だ、だから、
こ、これで、
か、完結して、
つ、潰れなきゃ、
な、ならないんだな。。。

さ、さようなら。。。 」

そして、その町から人々は消え去った。

218:名無しさん@ピンキー
10/01/02 22:22:22 KPzNwMCN
色々批難の声はあると思いますが、敢えて自由気まま書かせて頂きました。
「前回とキャラ違くね?テメーこの野郎ムッコロス!」
と言うのはリレー何かにおける書き手補正みたいな奴と思って楽しんで下さい。

この続き誰かが勝手に書いてもいいのよ。てか見てみたい。

219:名無しさん@ピンキー
10/01/09 01:45:20 CgKFJ7Sd
しまった…過疎ったかや・・・
(理由はなんなくわかってます。

なんか悪い方向行きそうだったのでそっから脱却しようと即興で書いた事、
即興故に多方面のパロ多かったりした事とか。)

アレなんで考えていた続きを投下します
(結局全部自分で書いてる。・゜・(つД`)・゜・。そっか…コレが自作自演というものなんだね。

なるべく滑らないように気をつけます、ハイ。

>>217の続き

ユーナと言うサイボーグに何処かに飛ばされた葵は洋風の屋敷の中に居た。
その屋敷はホラーじみた不気味なものではなく、普通に金持ちが住んで居そうなモノだった。

葵は辺りを見回した。

人の気配を感じれない。

どう言う事なのか?

ユーナの脅しだったのか?転送に失敗したのか?
とにかく無事かな?と安堵の息を漏らした。

その時左足が何かに当たった。
それは葵によって無惨な姿になったメイアであった。

「なんだカスか。」

見下した表情でメイアを足蹴にする。
だが次の瞬間、葵は「きもちわるい」感覚に襲われた。

普通、蹴られると睨まれると思っていたのだがメイアは不気味に笑っていた。

「どうした?蹴られて回路でも狂ったのか?お~お、サイボーグにはなりたくないねぇ…。」
「ウクククク…おめでたい奴だ。ここが何処かも知らないとは。」
「何!?」

地面から突如、少女達が這い出てきた。12、13人くらい?それ以上か?
見たところ少女達は所々機械を纏っている・・・いや、構成されている。

彼女達はサイボーグなのだ!


220:名無しさん@ピンキー
10/01/09 01:46:05 CgKFJ7Sd
「そこの畜生、逃げようと抵抗しようとしても無駄です。諦めて私達に拘束されなさい。」

葵はその畜生とは自分を指してると分かりカチンと来る。

「うるせぇガラクタ共だな!コイツがどうなっても良いのか?お?」

動けないメイアを人質にとる。当然メイアは仲間に助けを請う。

(これで何とか時間は稼げる。あとはどうやって逃げるか、だな。)
葵は不敵にニンマリと笑う。

だがサイボーグ達は動揺しない。

「ああ、その仕事も満足に出来ない肉塊ですか。
そいつはミートパテにでも加工してサイバーガーとして我々の血肉になってもらいます。」

「流石はサイボーグ。動じないか、それどころかブラックジョークを言うとは・・・」
思わず関心してしまった。
だがそれは冗談ではなかったみたいだ。
それを聞いたメイアの表情は形容しがたいモノで兎に角、恐怖で顔が引き攣っていた。

「サイバーガー!!それだけは勘弁して下さい!許してください許してください許してください許してく・・・」

メイアは何度も同じ言葉を繰り返し続け今度は許しを請う。

「メイア、忘れましたか?『失敗は死をもって償え』。コレは我々サイボーグ族の理念であり掟。例外は許されない。
スクラップ処分と言う古い風習じゃないだけでも有り難く思いなさい。」

少女の一人がユーナの様にメイア目掛けて指で円描きフッと息を吹きかける。
メイアは転送された。恐らく彼女らの言うとおりミートパテにでも加工されたのだろう・・・。

「さて、これでテメエの望みの綱も無くなりました。観念しなさい。」
「俺は悪足掻きと嫌味を言うのが好きなんでね、KO・TO・WA・RU!!」
「強がりはよしなさい!」

葵は簡単に拘束されてしまった。

「俺もこれまでって訳ね・・・。」
「いえ、これからです。テメエはユーナの推薦でサイボーグ手術を受けるのです。有り難く思いなさい。」

「・・・やっぱりそうなるのか。せめて男前に改造してくれよ。俺、女みたいな顔してるのにコンプレックス持ってるんでさ。」
「ほう・・・その格好は無理矢理されられたと言うのですか。それは災難ですね。…だが、断る。
ユーナ様からは男の娘サイボーグとして首領の侍女として使えされろと推薦状には書かれていますから。」
「・・・。」

葵は絶望で落胆し声が出なかった。
そしてそのまま少女達に改造手術室に連れられ少女達に改造される。

221:名無しさん@ピンキー
10/01/09 01:46:36 CgKFJ7Sd
「さて、改造する前にテメエの事喋っていただきましょうか?」
「俺の事か?俺は葵、趣味はヒトカラとプチトマト栽培、尊敬する歴史人物は藤グッ・・・!」

腕に注射を打たれた。怪しい薬を打たれ葵は変な気分になっていく。

「おふざけはよしなさい。改めて訊きます。テメエは何者ですか?」

薬のせいでまともに回らない呂律で何とかしゃべる。

「う、あ・・・名は…葵・R・ディーボルト、所属はSEPC・機械治安維持科・・・上層部の・・命令でサイボーグの破壊を・・・」

先程まで仏頂面だった彼女らが急に態度を変えた。

「なるほど、良く判りました。では改造手術を行います。」

少女の一人がそういうと葵を眠らせた。
臓器と言う臓器は機械のモノに取り替えられ、胸はそのまま、性器は大幅に改造され普段は収納され普通に見れば少女にしか見えない。
あとは脳改造だけとなった。
その時、任務を終え戻ってきたユーナが入ってきた。

「あらあら、皆さんの仕事振りには感心しますわ。ここまで仕上げるとは。」
「お帰りなさいませユーナ様。あとは脳改造だけとなっております。」
「そう…あ、その脳改造、待って下さいまし。面白いことを思いつきましたの。」

ユーナは執刀している少女に耳打ちをする。

「なるほど、了解いたしました。」
「じゃあ私は早速、首領を目覚めさせに行きますわ。」
「おお!遂にこの時が・・・なるほど理解しました!ユーナ様がコレを侍女に改造しようと言う意図が!」
「そういうこと☆後はヨロシクね~」
「あ、ユーナ様、一つ知らせておかなければならない事が…」

少女はユーナに葵が喋った事を伝える。
ユーナの表情は険しいモノになる。

「どうやら人間の政府は私達を裏切る気満々でいる様ね。ふふ…いいでしょう。」

―首領の寝室。首領は棺の中に眠っている。

「お待たせいたしました我らが首領、セルマ様。人間達のエナジーをお受け取り下さい。」

ユーナは瓶に詰まったを液体を首領の棺にたらす。
すると棺が動いた。そして開く。
サイボーグ族の首領、セルマが姿を現す。

サイボーグ族の首領、その姿はどう見ても12、13歳くらいの少女であった。
背丈はユーナより遥かに小さく、一糸を纏わぬ姿である。
体のあちらこちらが破損しており機械が露出している。
髪は長く地面にまで届いており自分の髪に足を引っかけ転びそうになる。
咄嗟にユーナが支える。

「すまないなユーナ。色々と。」
「おはようござますセルマ様。」
「ああ、おはよう。」


222:名無しさん@ピンキー
10/01/09 01:53:00 CgKFJ7Sd
今回はこれまでにしておきます。

とりあえず様子見・・・。
不評なら打ち切りの方向で。

この話は男の娘サイボーグのお話として話を進めていこうかなと思います。
自分的にはSで嫌な男が男の娘サイボーグに調教されてく様を描写していこうと画策しております。

223:名無しさん@ピンキー
10/01/09 04:34:00 G3AV5uBi
>>222
2ゾロおめwith投下乙
他人の評価など気にせず、先にご自身が述べた様に書きたい様に書く事をお勧めします


224:名無しさん@ピンキー
10/01/09 21:09:43 9MygLytx

おっ、真打ち登場
乙です。
大方規制でレス出来なかっただけじゃないかな?
(フェチ板は、規制解けた途端、古株連中への陰口が散見してるし)

とまれ、続き希望します。


225:名無しさん@ピンキー
10/01/10 21:28:18 Si179hmn
>>222
俺の気に入らない話だからやめろ的な奴は気にしなくて良い

多分、「野郎はいらない」とか、「展開が気に入らない」とか「誰も○○路線なんて求めてないんだよ!
俺の求めてる××こそこのスレみんなが求めてるんだ」みたいなのは気にする必要はない

226:名無しさん@ピンキー
10/01/11 18:30:25 WTNMGnte
このスレ過疎ってるししかも規制でだいぶ死んでるだろうから
反応なくてもあんまり気にしない方が良い

227:名無しさん@ピンキー
10/01/11 21:04:50 8cBT/lhu
野郎はいらないとまでは言わないがone of themであるべきだろう
そろそろ規制が段階的に解除されるだろうからな

228:名無しさん@ピンキー
10/01/12 23:22:59 F3DDgSJ+
なんか過疎ってるので、現在作成中のSSの没ネタを元に一発ネタを書いてみました。


【バストウェポン】

          ≪研究室?≫

助手(以下じ)「博士、なんで巨乳に改造したのですか?」

博士(以下は)「武器を仕込むためよ。」

じ「見栄えのためじゃなかったのですね。」

は「そうよ、仕込んだ武器のサイズの関係で1mのLカップになったのよ。」

じ「仕込んだ武器はおっぱいミサ… は「違うわよ。」」

じ「じゃあ、毒ガス噴射装置ですか?」

は「それも違うわよ。」

じ「え、ええとバズーカ?」

は「それはもっと大きくしないと入らないわよ、それにそんなことしたらバランや見た目もおかしくなるし。」

じ「じゃあなんですか?」

は「ガトリングよ。」

じ「マシンガンではなくガトリングですか、それは大きくなりますね。」

は「移動してテストするわよ。」

229:名無しさん@ピンキー
10/01/12 23:23:20 F3DDgSJ+
≪射撃場≫

は「じゃあ、準備お願いね。」

じ「分かりました。」
「はらり」という布すれ音が室内に響いた…。




は「じゃあ撃つわよ。」
ガガガガガ…

は「ア、アーン… 乳首から熱いのが出てくの…。」

じ「的の真ん中にそれぞれあたっていますね。」

は「ん… 体の中で熱くて硬い物が激しく動いて胸の奥でぶつかっているの…。(身もだえしながら)」

じ「それは、薬莢をそのまま排出せずに体内で左右を合流させているからですよ。」

は「イ、イク、イチャウー… 熱いのがアソコから出ていくー…。(ガクガク震えながら)」

じ「薬莢の排出口を尿道にするからですよ。」

じ「しかし、すごいですねそんなに動いているのに一発も的の中心から外れていないなんて。」

は「はあ、はあ… それは体が動いても外れないようしっかりと制御しているからよ。」

じ「博士、この仕様だとノーパン、ノーブラ、スカートで生活することになりませんか?」

は「そうよ、別になくてもサイボーグだから分泌物や型崩れする心配がないから困らないのよ。」

じ「恥ずかしくないんですか?」

は「恥ずかしいわよ、人がせっかく考えないようにしていたのに思い出させないでよ。」


230:名無しさん@ピンキー
10/01/12 23:25:36 F3DDgSJ+
SSの方は年内に書けたら良いな…。
一発ネタの方はスレの状況見つつ書いていこうかな。

231:名無しさん@ピンキー
10/01/13 12:41:20 zG6jVQZK


7871:名無し調教中。:2553/06/08(月) 001:45:11.5 ID:っっっx

貞操帯は苦労が絶えませんでしたね。
その苦労が快感なんでしょうけど。。。

7892 :7871:2553/06/11(木) 023:11:33.0 ID:っっっx
えーっと、始まりは彼からでした。
「明日一日だけそれをはめて欲しい、自分の彼女が制服の下に貞操帯をつけてる姿が見たいから」
って言われました。

 で、翌る日、起きてトイレでパンツを下ろし便座に腰掛けると堅い響きが。
「あ、いけない」
それからシャワーで流しながらオシッ●。朝ご飯を食べずに出ました。
昼御飯でも水分は最小限にしていて、もう喉はカラカラ。
だんだんと夕方近くになったら尿意が。。。。
夜を待ちかね彼の部屋に。
解除して戴く代償は、ウェッブカメラと彼の目の前でお風呂場で立ち小●。
無上な緊張からの開放感、その後もらう浣腸とトイレの心地よさ・・・。

 明日一日、それがもう一日、もう一日と伸び、拒みつつも再び装着し三日目には、
生えてると発汗排尿で汚れたり蒸れて臭いそうだから彼の見守る中、脱毛してツルツルにしました。
トイレに行けないから水分や食べ物も抑え、昼休みはカロリーメートで維持し、
着替えを見られるわけにはいかないから、朝はなるべく早くに出掛けて、
更衣室は人気のない時を見計らって、スカートをさっと履き替えました。
ジャージのまま帰ったこともあります。 普段着も装着バレないようなのを選び、
仕草動きに注意を払い、人の目を忍びだんだんと日陰な自分が惨めに思え、
気力は萎え、パフォーマンス、実験は断りましたが・・・ハッテン場の公園を下半身貞操帯露出して
歩くとか、路上でカテーテル挿し立ち●便とか。。。

 私の場合一週間が限界でした。
彼の態度が明らかに支配欲を越え、御主人様と奴隷から愛無き拷問~DVへのすり替りを見ていました。
ある晩「貞操帯外れないオモラシ女!!」と罵られ脇腹に容赦ない蹴撃されでとうとう
「これ以上できない、もう限界よ、助けてえ」泣き叫び、驚き宥め賺す彼を拒絶、歪な恋愛は終止符を
打ちました
貞操帯を付けている間は不自由で、自我もなく・・・あの、正直ほっとした気持ち、開放感が快感でした。

7911 :7871:2553/06/13(土) 002:31:56.0 ID:っっっx

白痴で一途な恋愛終えました。
けれど割り切った同好の士というか、二人だけの友情の中シュールリアリズムな価値観模索が始まりました。
お互いもの足りなかったんです。
関係回復では、彼の暴走に保険を求め、戸惑いながらもその提案を受け入れました。
彼の恥ずかしい写真と動画を撮影し~
「拘束具で固め、お尻の穴からモップ串刺し、首からアヒルのオマルぶら下げオシッ●垂れ流す様子」~
これをデータサーバに忍ばせ、何かあったらウイルス仕込スパムメールで流せるようにしました。

もっとアップタイト、束縛感を求めてさらなるものを色々考え、ある日 道具探しに医療機器リストを見ると
イメージ写真で無機質な介護補助ロボが目にとまりました。
彼の狂気がこの介護補助ロボに詰め込まれ、懐き抱え介抱されたり行為を施される自分を空想しそんな話を
するうちに、どちらが言い出したか覚えていません。私がサイボーグになる事を思い付きました。
産業用ベースサイボーグに私を移植、内的にも外側からも支配する・・・。

232:名無しさん@ピンキー
10/01/13 13:34:48 zG6jVQZK
7956 :7871:2553/06/22(月) 000:01:41.5 ID:っっっx

彼は肉体再現したものを望みました。産業用といっても、第三次産業大分類Rもアリですから。
「全身全霊、滅び老い行く自らの肉体、修理やメンテナンスで容姿を保つ私とのアイロニーと逆説的被虐を構し、
 機械化され隷属行動する自分を空想しろ」といいバイブを私の尻穴に入れを貞操帯をはめ正座させ、
選択を強要し屈服で説得を試みていました、悔しさとアヌスの痛みに泣いて態度は曖昧にしていました、、、
この体の残り少ない歓びを思い出に焼き付けていました。

公証人役場、保証人協会から証明をもらい、手続きは全て一人済ませ、テストは結果は・・・
情緒判定備考欄に特記事項がw
再市民登録と税裁定、外部制御用ワイヤレス端末権限登録を済ませ、これからの使用用途、職場斡旋はファ
クトリーのエージェントに一任しました。

ボディは意中は抑圧隷属苦痛を共にした肉体から次のさらなる挑発、物質的抑圧を求め硬質なロボへの憧れから
メタリックなポリグラス樹脂に置き換えた四肢~乏しい乳や恥丘とその谷間もそっくり形だけ模し、社会生活と
自己への繋ぎ止めに頭部、胸元から上、肘からの腕は元のまま再現した外観を選択、それに・・・
再転配置に際し、黒い腕やマニピュレータ、髪は無いアクリル板で脳が覗く私のライブマスクが張付りついた
メタルタイプ頭部制作に合意しサインしています。


233:名無しさん@ピンキー
10/01/15 00:06:19 IMmZ86WZ
8209 :名無しさん@ピンキー:2553/07/03(土) 014:39:55 ID:G4DxjVZL
INHUMAN!! , INHUMAN!!
こ、この、 ジャ、ジャンルの、 ス、スレは、 非人間的なんだな。。。
だ、だから、 こ、これで、 か、完結して、 つ、潰れなきゃ、 な、ならないんだな。。。
さ、さようなら。。。

8230 :7871:2553/06/22(月) 000:01:41.5 ID:っっっx

>>8209
>非人間的
そうですね、既に人間廃業してます。
8209 、人匪者はちゃんと人間らしく生きていますか?。



あ、はい。彼の反応ですね。

着衣解き露わになった、その意志に叛意したボディに艶々した勃起で固定した尖った乳首を撫でながら
「まるで・・・体全身が貞操帯だね」と。
その言葉に興奮ともはや係わらないはずの人工心臓が過動作している錯覚を覚えました。

後ろから抱き臀部、お尻からアヌスに指が運ぶ様子が鈍い何か一枚隔てた感触の中伝わり、耳元から、
「その体での心地は?、痴女から機械の気分は?
 周囲にさらされ、からだ中から外まで晒された気分は?
 サイボーグも女なの?、そのからだでも、排便するんだろ?見られながらのオシッ●はどうだった?・・・」
愛撫のなか、口撃プレイは続きました。
この体でもいいんだ・・・ホっとして、
「ねえ、私のことを想ってくれてる?」

234:名無しさん@ピンキー
10/01/15 19:20:22 DZOWr6hs
永久平和全人類機械化計画ってどうよ?

235:名無しさん@ピンキー
10/01/17 18:31:54 AwYgqTDd
それって、ボーグっていうんだよな。

236:名無しさん@ピンキー
10/01/17 23:36:02 wL7eN4oh
8270 :7871:2553/06/25(木) 002:02:21.0 ID:っっっx

ファクトリーの改造行程は、エンジニア達に体弄られ、まるで器具使った輪姦状態。
脳が露出矯正加工される中、意識回復する事も度ありました。
 「恐ろしさと後悔」「殺されて楽になりたい」「新しい自分自身(サイボーグ)との対峙」
疲弊した思考に、ぼんやりこんな事が逡巡したのを覚えています。



彼の下腹部を探る左手はクリに達し、
「機械が愛欲を?そんな資格あるの?、木偶人形」
一瞬の激昂、肩越し覗く彼の顔面を[軽く]叩くとすぐさま顔面を覆い隠し
暫くしゃがみ込みました。
軽くとはいえ顔面に手を上げた後誨が。いいえ内心は彼がキレるの期待していました。
触発からどんな技がこのボディにもたらされるのか・・・。
「Would You feel Spank Happy?」

  立ち上がると、顔は鼻血で血まみれ、それでワタシ思わず口に手をあて「ゴメンナサイ・・・」って。
「<走り泣く乙女>にしてやる」
とか云って足蹴にされるのを期待したけど・・・醒めてしまいました。

日常と往来する狂気のひと時の愉しむのに、疲労感無い堅牢な私が無限な脅威と悟った時でした。


237:名無しさん@ピンキー
10/01/19 00:57:21 op72bm+e
8288 :7871:2553/06/26(木) 022:42:21.0 ID:っっっx

鼻血のあと、気を取り直して・・・フェラして、クンニ~クレゾールや金属臭するって言ってた。
普通な性行為だけど、サイボーグ女とS男っていう取り合わせが滑稽で・・・
けど、その辺で止めました。どちらにも恐怖感があって・・・
<サイボーグ女・オーガ●ム中に相手殺害>(笑)。

再会約束しました、逢うときは友人同士として。

8295 :7871:2553/06/28(木) 001:02:31.0 ID:っっっx

PINKのSM板ってM男のレスばかりなんで、あんまり参考にしていません。

(だ・か・ら、関連字句検索しフェチ~SM板、荒らしても無駄なのだ ~ )

>マザコンって…。
彼のこと貧弱コンプレックス野郎なんて思ってないよ。
理想から乖離し恋愛抜きで行為を求めるサイボーグパートナーへの畏怖、普通でしょ?

心の弱さから拠所を求め隷属で満たしたい、体変えたのは、彼の為ではなく自分の為。
あっ、それを調教っていう洗脳と云わないの。
いつの間にか私が、パートナーとして大事な協調無視し、誇大な絶対服従の妄想に溺れ威圧
凌駕しちゃった。
エージェントの口入れ決定したら、多分逢う機会や時間制約で程なく自然解消していたと思う。
子供が一つのおもちゃに飽きてしまう様に・・・もし征服満足感持った彼がサイボーグになったり、
心境変化しても結末はみえてた。


238:名無しさん@ピンキー
10/01/25 00:30:31 qsGYTgAL
8365 :7871:2553/07/17(金) 002:03:45.0 ID:っっっx

  配置決定しました。
「国際関税監視吏補助員」
すごい肩書きですが魚河岸冷凍倉庫番人でございます。
パーククローンで花や野菜に囲まれ慌ただしい毎日が理想だったけど・・・。


>囚われない、彼岸
そうです。人智圧倒する超えられない壁、唯物論狭義認識に為す齟齬を
並べ立てる様なものです。
彼を通し選択の行方なんて、愛着のない、執着のない、何もない状態から
全体を見通し、愛欲包括手段から思考の終末の無為、そして実存解放出口が
アナルなんです。アヌス考察での思考閉塞。

 ちょっと淋しいから貞操帯しめてみました。
んー、変わらずフィットし…このボディの一部分みたい。
あ、これ、お尻の穴開放タイプでした。
アナルは大切なサービスホールの一つ、変な事するモノでナーイ。

過日、貞操帯付けたままメンテナンスサービス入って、5,6人いたサービススタッフに
ぎょっとされちゃいました。
『やば、こいつ変態サイボーグ女って思われたかも』
さりげなく外し、着衣の中に紛れ込ませ、診察台へ。
アクセスライン次々接続され、問診を一人が端末でログと照らし合わせ進む中、
普段と違い、数有るモニターの一つにだけ、他のスタッフ達が顔を寄せ群がって
覗きこむ様子が見えた。
あぁ私のプライバシーエリアデータベース遡って見てるんだなーって、直感。
メンテナンスは1時間程で終了。
それから着替え様子ニヤニヤ何時までも見ているスタッフ二人(♀)に去り際、
「機械女らしい下着でしょ?クリスティベルトって。
 夜な夜な耽る八百屋ごっこと重ねて想像してるんじゃないの?」
人を人と思わぬスタッフが下を向き赤面させちゃった。

239:名無しさん@ピンキー
10/01/25 00:36:36 qsGYTgAL
一旦おしまいです。
金属製貞操帯が体を覆う妄想が元ネタでした。

240:名無しさん@ピンキー
10/01/25 19:05:42 /1gs6rOZ
>>239
とりあえず、日本語でおk
「ですます」調も何だか変に感じるし、ワケの分からない単語を並べられた上に、ストーリーも分かりづらい。
これは、何とも言えないよ

241:228
10/01/30 22:20:21 zVxZuw42
反応なしというのは…。
アドバイスとかほしいです。

とりあえず>>228-229に追加修正したものをはります。

242:バストウェポン 1/6
10/01/30 22:21:21 zVxZuw42
≪研究室≫
博士(以下は)「新しく開発したガトリングを内蔵した結果とはいえ…。」

助手(以下じ)「…見事な魔乳ですね。」

は「まさか1mのLカップになるとは思わなかったわ。」

じ「攻撃力と連射性を重視した結果ですね。」

は「ただ、攻撃力を重視するなら別な方法もあったのだけど…。」

じ「おっぱいバズーカですか?」

は「それは、普通の人間サイズに収まらないわよ。」

じ「じゃあ、おっぱいミサイルですか?」

は「そうね…、撃った後バランスが崩れやすくなるからあまりよくはないけど。」

じ「補給も工夫が必要ですしね。」

は「ともかく移動してテストするわよ。」

≪射撃場≫
は「じゃあ、的の準備お願いね、初めは試験用の模擬弾左右100ずつで。」

じ「分かりました。」

は「私も準備しないと…。」
(上着を脱いで…。)
「はらり」という布すれ音が室内に響いた…。
(各センサの感度を最大に設定)
「ん…。」
(体勢を整えて)
(体の動作をロック)
(発射数を100のオートに設定)
(銃口を前に出して…。)
乳首がゆっくりと立って行き中から銃口が出てきた。
(標準を合わせて)
おっぱいがゆっくりと的の中心に向いた。


243:バストウェポン 2/6
10/01/30 22:22:03 zVxZuw42
は「じゃあ撃つわよ。」
ガガガガガ
おっぱいが射撃の振動で小刻みに震えている。

は「あぁ… 乳首から熱いのが出てくの…。」
ガガガガ

は「ふぁ… 体の中で熱くて硬い物が激しく動いて胸の中でぶつかっているの…。」
ガガガ

は「あぁん… 熱いのがあそこから漏れてく…。」
ガガ
コンコン
薬莢がおしっこのように勢いよく出ていき博士の足元に転がっていく。

じ「左右の薬莢を体内で合流させて、排出口を尿道にするからですよ。」

は「ふう… 撃ち終わったわ。」
(乳首の銃口から煙を出しながら。)

じ「的から外れた弾はありませんね。」

は「今回は体を動かさないようにしていたから外れるはずはないわよ。」

じ「そうですね。」

は「じゃあ、次は動きながら模擬弾左右1000ずつ撃つわよ。」

じ「的の準備出来ました。」

は「次は…。」
(体のロックを解除して)
(射撃中薬莢の排出に問題が出ないように自動修正するようにして)
(発射数を1000のオートに設定)

は「じゃあ次撃つわよ。」
ガガガガガ
コンコン
撃ちながら何度もM字開脚をしたり立ったりしている。
動きに逆らうように小刻みに震えながら上下におっぱいが動いている。

244:バストウェポン 3/6
10/01/30 22:33:51 zVxZuw42
じ「今のところ的から外れた弾はありません。」

は「あっ…じゃ次は左右に動くわよ。」
ガガガガガ
コンコン
撃ちながら左右に移動、体を揺らしたりしている。
動きに逆らうように小刻みに震えながら左右におっぱいが動いている。

は「はぁ…次は激しく動いてみるわ。」
ガガガガガ
コンコン
撃ちながら斜めにM字開脚、体を揺らす、いろいろな方向に動くなどしている
動きに逆らうように小刻みに震えながら上下左右斜めにおっぱいが激しく動いている。

じ「問題はなさそうですね。」

は「んうっ…そうnふわっ!?右が詰まったみたい。」
ガガガガチガチ
コン

じ「試験用の模擬弾が実弾と規格が違うのが原因ですかね?」

は「あぁあ…そうかもしれnきゃふ!…左も詰まったわ。」
ガガガチガチ
コロン

じ「どうしますか?」

は「もみながら前後に動かせばとれるはずだからやってみるわ。」
もみもみカチ
おっぱいをもみながら前後に動かしている。

は「ふぁああ…とれない…。」
もみもみカチ

は「あううぅううう!左側とれたわ。」
もみもみカチン

は「はぁーっ!右側もとれたわ。」
もみもみカチン

245:バストウェポン 4/6
10/01/30 22:34:34 zVxZuw42
は「はぁ…とれたから残りの弾ゆっくり撃つわ。」
ガガガ
コンコン

は「ふう… なんとか撃ち終わったわ。」
(乳首の銃口から煙を出しながら。)

じ「次回模擬弾使うときは規格のあった物を使った方がいですね。」

は「そうね、じゃあ最後に動きながら実弾を左右1000ずつでいくわよ。」

じ「的用意します。」

は「最後は…。」
(発射数を1000のオートに設定)

は「じゃあ実弾撃つわよ。」
ドドドドド
おっぱいが射撃の振動で勢いよく震えている。

は「はぁぁーっ!体の中で熱くて太い硬い物が激しく動いて胸の中でぶつかっているの…。」
ドドドドド
前回と同じように博士は動いている。
前回よりもおっぱいの震え方が激しくなっている。

は「ふぁぁー!熱くて太いのがあそこから出てく…。」
ドドドドド
コンコン

は「ひゃぁーんっ!薬莢がおなかの中で詰まったわ…。」
ドドドドド

じ「大丈夫ですか?」

は「あああ…オートで撃ったから途中で止まらないわ。」
ドドドドド

は「ううぅ…おなかの中に熱くて硬いのがたまって苦しいわ。」
ドドドドド
おなかがどんどん膨らんでいく

246:バストウェポン 5/6
10/01/30 22:35:08 zVxZuw42
は「うぁ…動けば詰まりが治るかも…。」
ドドドドド
体を上下に動かしている。
それによりおなかの膨らみも動いている。

は「あっ…撃ち終わったけど詰まりが取れなくて苦しいわ。」
(乳首の銃口から前回より多く煙を出しながら。)
激しく体を上下に動かしている。
それによりおなかの膨らみも激しく動いている。

は「PIぎゃぁPiiiii…詰まりが取れtふぁぁああああああああああああっあっ、あぁー!!」
詰まりが取れたことにより薬莢があそこからすごい勢いで出ている。
博士は体が折れそうなくらいのけぞりそのままブリッジをした。

は「あぁ…詰まりをとる前にセンサの感度を落としておくべきだったわ。」

じ「完全にイってましたね。」

は「ううぅ…改良が必要ね。」

じ「なんでブリッジしていたのですか?」

は「倒れないように動きが自動修正された結果よ。」

じ「そういえば、体の制御は専用のCPUがしていましたね。」

は「そうよ、問題が発生しそうな動きをすると自動修正するのよ。」

は「じゃあ、片付けするわよ。」
(銃口を中に戻して…)
乳首の銃口がゆっくりと中に入り乳首が元に戻っていく。
(センサの感度を標準にして)
「あぁ…。」
(上着を着て…)

じ「そういえば、上着とスカートしか穿いてなかったのですね。」

は「それは、テストのためよ…。」

じ「本当ですか?研究室からここに来るまでの間に更衣室にもよりませんでしたよね…。」

247:バストウェポン 6/6
10/01/30 22:35:30 zVxZuw42
は「本当よ…。」

じ「…。」

は「1mのLカップだからなかなか売ってないのよ。」

じ「それでも下くらいは…。」

は「うぅ…悪かったわね、普段から下着着けてなくて…。」

じ「って普段もなんですか?」

は「そうよ、別につけなくても分泌物や型崩れする心配がないから困らないのよ。」

じ「それは、普段からつけない理由にはならないのでは?」

は「あう…昔から煩わしかったのよ、たぶん困ることがなければ生身のころでもつけなかったわよ。」

248:228
10/01/30 22:37:12 zVxZuw42
もともとが没ネタなので多少の矛盾とかは無視していただけるとありがたいです。

249:名無しさん@ピンキー
10/01/30 22:45:25 X9qgsXf4
おっぱい武装はロマンだよね、GJ
ただ擬音がちょっとくどいかな?


250:名無しさん@ピンキー
10/01/31 19:50:57 39YW1KtO
>>228
台詞だけの文章なのがあまり良くないと感じた。
情景が浮かびづらい。

251:228
10/01/31 20:09:41 z4yqvMlR
擬音は次回から減らそうと思います。

>>250
状況説明をもう少しした方が良いということですね。
多すぎるのは問題だと思ってなるべく書かないようにしたのですが、少なすぎでしたか。

252:名無しさん@ピンキー
10/02/01 15:46:56 rmM661FL
>>251
 状況説明と言うより情景描写ではないでしょうか?
 説明は有りすぎるとくどくなりますが、描写は物語の骨子になり得るので、場面によっては台詞より多くても問題ありません。
 そうなると、台本形式ではなくきちんとした小説形式の方が良いと思います。
 台詞の前に「誰がしゃべっているか」を記載しなくても読者が感じられるべきでしょう。
 登場人物が2名なので、それ程難しくないと思われますし…
 ネタとして面白いので、是非頑張って欲しいです。


253:228
10/02/02 17:07:26 UgG7RvfH
規制されたみたいなのでしばらく書けないです。
規制が解けたら練習がてらに短編書いてはります。

254:228
10/02/04 17:34:45 LWtp8KuT
3日で規制解除
思ったより早かった、まだ、1レス分しかできてないよ。

255:名無しさん@ピンキー
10/02/05 23:31:05 ewpOXmmZ
64kbpsのGreen WiFiでは手も足も出ないし、帰国したら規制って何だよ。。。

>>240
文が下手なのは認めるよ、悪かったね。
ただ、菊地成孔、原ミドリによるある曲がずーっと頭にあったから、
「ワケの分からない」「何とも言えないよ」は最大の賛辞かな。

某板のあるスレがパロディ素(~って発想のみ、ほぼ創作だけど)で、
ストーリーは、ほぼ無い。
元ネタ等説明省いたのは、先方某板へ再三荒らし野郎が彷徨き迷惑係るから。

ただ「分からない単語を並べられた上に」で「日本語でおk」はヤメロ。
己れの品格汚し何になる?。

>>228
邪魔してしまったね、ゴメンね。

漫才コンビが、セット無し、最小限の小道具で、その会話やり取りに、
場面や説明織り交ぜ進行する様子を思い出すといいですよ。
相方が「狂言回し」になって吐く状況説明、科白とか。
保管庫管理人氏「オプションパーツ」も参考になると思います。

あまり形態や表現に拘らないで、想い描いたものをラフスケッチに
する積もりでザックり書き下ろしては如何でしょうか?。


256:ID:qDlC1vsh
10/02/10 00:23:50 Xgl1c2qX
私の身体が生身だったころ その3



「ねぇ No30 んっ あむ んん・・・今日の改造手術 どこだっけ」

後方支援用に改造されたNo28が男の人のモノを舐めながら尋ねてきた

「ん・・・えっと・・・ね」

後背位でなすがままに犯されてた私は網膜に直接投影された予定表をスクロールする

「人工臓器に交換と・・・ あっ あっ 胸の整形手術だって んっ はっん」

「む・・・むねのっ んっちゅ 整形って?」

「胸が大きい子・・・はっん! あっ・・・ そこ・・・ いいよぉ・・・んっ・・・ 戦闘中・・・ んん! 邪魔になるか

ら あぁ・・・ ちいさくっ うっ・・・ あっ するんですって・・・・」

「じゃ んんっ おっぱい 切っちゃうんだ んぁんー 」

「せっかく ここまでおおきくなったのにぃ」

下を向き前後に揺れる乳房を見る

突き上げるタイミングにワンテンポ遅れて乳房が揺れる
 
力任せに何度も突き上げる男の人

「はぁん!あっ あん」


257:ID:qDlC1vsh
10/02/10 00:24:24 Xgl1c2qX
背中から露出したセンサーやコードを引っ張られ肉棒がさらに奥へと差し込まれる

肉棒が膣を隔てた神経回路を突っつく 回路を突付くたび度 視界にノイズが走る

「うっうぅっ ううっ はあっ くっ! うぅっ! う…ぅっ」

混信した信号が体を駆け巡りが腰がびくんびくと跳ねる

ギシギシと音を立てる手術台

隣のNo28も男の人に両足を抱えられると肉棒の上に何度も落とされ刺し貫かれていた

小振りの乳房をぷるぷると揺らし気持ちよさそうに喘ぐNo28 

男の人の腰の動きが早くなる もう終わりが近いみたい

腰をしっかりつかまれ玩具のように揺すりたてられる

「あぁ!あぁ!んん!  ああ…っはぁ あ…あ うぅ! あぁ…あん…」

シーツをぎゅっと握り締めて男の人がイクのをじっと待つ

(もぉ・・・・ だめ・・・っ)

「あぁあ!あ…ぁ い…いっ!くぅ  あぁ ああ……っ!んん…はあっ!」

258:ID:qDlC1vsh
10/02/10 00:24:57 Xgl1c2qX
身体がのけぞり男の人のモノを締め上げる

その瞬間、男の人の肉棒が爆ぜた

ドクドクと脈打つ肉棒 たっぷりと熱い精液が流し込まれる 

「あ・・・・あぁ あっ・・・・」

いろいろな機能がフリーズして セーフティーモードに切り替わりぐったりと横たわる

再起動している間 ぼーっと手術台を照らす照明を見つめ快感の余韻に浸る

いつのまにか男の人が手術着に着替えて戻ってきた

カチャカチャと手術道具と人工臓器が用意される

(あんなのいれちゃうんだ)  

動けない私のお腹にメスを押し当てる

「あっ!  あっ!  あっ!」

お腹の上を遠慮なくメスが走り ハサミが組織を切りさいていく

切り開かれたお腹 何本ものチューブや器具が入れられる

保護回路が働いて身体の力が入らない お腹の中をいじられるのをただ見ているだけしか出来ない

ずるるるぅ   臓器をわしづかみにされ取り出される

「んっんーーーーーーー!」

手を握り締め背中をそらし引きずり出される感触に耐える


259:ID:qDlC1vsh
10/02/10 00:25:20 Xgl1c2qX
取り出された内臓がステンレスの容器に捨てられプラスチックの人工臓器に入れ替えられる

「はっ はっ はぁ はぁ あっ ああぁ あっ」

もったいなさそうに私の胸を触る男の人

下乳のラインにメスが入れられる

乳房に冷たい金属のメスが入り込むのを感じながら 明日は何処を改造されるのだろうと考えていた



260:名無しさん@ピンキー
10/02/10 13:45:10 QZJ3YpRE
こんだけ叩かれても頑張る人にGJ!

261:INHUMAN
10/02/13 15:51:31 jNqgKuoF
ちょっと、あんたたち!
こんなスレッド立てて恥ずかしくないの!?
そのうち削除依頼を出して、
消してもらうつもりだから、
覚悟してなさいよね!!

さあ、潰れるざます!
逝くでがんす!
フンガ~!!
まともに潰れなさいよ~!!


262:この世で最も酷いサイボーグ物語伝説
10/02/13 18:40:48 +4rPnQgS
>>261からの続き

やあ、
俺の名は山田 十一郎。
私立鬼血害工業高等学校の美術科に通うごく普通の高校生だ。俺には目的がある。

「ああ早く世界を滅ぼしてえよおぉーー!!」

そう、俺は今の世の中にとても絶望している。今の日本といい世界といい。だから一刻も早く世界を滅ぼさねばならない。
今書いているコレ(>>261)は世界を滅ぼすための計画書である。

「何いってんのよ!この糞半ニート!久しぶりに登校して来たかと思えば!」

霧生 真依だった。奴は幼馴染みで、ま、腐れ縁と言うやつだ。

「うるせぇ!男の言うことに女が口出しすんじゃねえぇーっ!」

窓の外に放り投げてやった。ここは4階。しかもその下には名前は忘れたが見事な針葉樹が植わっている。
当然即死である。
しまった!
俺はついカッとなって人殺しをしてしまった…!
どうすればいいんだ…!
俺のとるべき道は…

・家に連れ帰って死体を隠す。
・先生に事情を話して警察に自首する。

どうすればいい?
時間は刻一刻過ぎていく。俺は…後者を選んだ!

急いで職員室に駆け込んだ。
「先生!俺、ついカッとなって血がたぎって真依を殺してしまいました!警察に自首します!」
「なんだってぇ!先生をからかうんじゃない!」

先生は俺の言うことを冗談だと思って信じない。

「本当に殺したんです!ほら、外のあの木の上!」

先生は見上げ驚愕した。

「な…本当だったとは…。」
「何ですぐに信じてくれないんだよ!先公のバカヤロォー!」

俺はついカッとなって近くにあった大技林の角で先生の頭を強打した。
…あれ?動かない。しまった!先生は体が相当弱いんだっけ?俺はまた人を殺してしまった。
ああ…どうすればいいんだ?
仕方ないから死んだ先生はそのまま放置して真依を回収して早退した。

血だらけの真依をおぶって無事に家に着いた。幸いな事に両親はいない。
何故なら一週間前に俺が殺してしまったから。

「さて、これからどうしたものか?」

閃いた!真依をサイボーグとして蘇らせ、俺の野望の尖兵にすれば良いのか!
俺は早速真依をサイボーグにするべく準備に取り掛かった。
しかし完璧な設計図があっても材料が足りない。
そこで俺はどうしたかと言うと近くの大きな自動車工場を襲って制圧しようとそこに向かった。

263:名無しさん@ピンキー
10/02/13 19:07:39 wTfcKqBp
>>261
ナイス!
GJっちゅね!

>>262は終了しました。

264:この世で最も酷いサイボーグ物語伝説
10/02/13 19:22:06 +4rPnQgS
そして、ここから伝説ははじまった!

自動車工場に着いた!早速襲おうと武人らしく正面から正々堂々と乗り込んだ。

「うるあぁーーっ!」

しかし、俺を不審に思ったらしく守衛が駆けつけ、取り押さえられてしまった。こんな所で時間喰ってる訳には行かないのに…。
すると工場のお偉いさんらしい見事なリーゼントのオッサンがやって来た。

「何事かね?」
「ハッ!このキチガイが斧を振りかざして入って来ましたので取り押さえ所です!」
「そうか、いけないな少年。何故そのような行為に及んだのか詳しく聞かせてもらえないかね?無理にとは言わん。黙秘するなら明日の新聞の三面記事にでも載る事になるぞ?」

話すか話さないか、俺は迷った。こいつらに俺の野望のなんたるかを理解できるはずもない。しかし、これと言って突破口もなく、このまま時間が過ぎれば警察につき出されるのは時間の問題だ。
仕方ないので俺は正直に話すことにした。

「実は俺のせいで真依を死なせてしまったんです。真依には罪もないのに
…だから、この工場の施設を利用して真依をサイボーグとして蘇らせようと思ったんだよ!」
「…言いたいのはそれだけか?バカヤロウ!」

そのオッサンは俺の顔を殴った。その表情はどこか熱いものが感じられた。そしてこう言った。

「なぜ、そうならそうと早く言わない!君の熱い気持ちは分かった!よかろう、君に協力しよう!」

オッサンは隠し持っていたガトリング砲で守衛を蹴散らした。

「ぐわーっ!」

一体どういう事なのか俺には理解不可能だった。

「キミ!早くその娘を連れて来ないか!ここは私が制圧する!まかせておけ」

そう言うとオッサンは工場内に入っていった。つい唖然としてしまったが俺はオッサンの言うことを信じて真依を連れるべく家に戻った。

265:名無しさん@ピンキー
10/02/13 20:11:31 wTfcKqBp
>>264も終了しました!

266:名無しさん@ピンキー
10/02/13 20:51:49 9rGLDcVx
>>265
相変わらずwTfcKqBpはバカなヤツだな
>>261もお前だろ? 

まあこの文を見たら「266も無視」だの「266もスルー」だの書き込むんだろ?

267:この世で最も酷いサイボーグ物語伝説
10/02/13 21:06:28 +4rPnQgS
前回(>>265)からのあらすじ

そう…終了した

…気がしたのは気のせいだった!だが、ここから悲劇が始まるのは誰も知るよしもなかった。
新西暦22年、9月5日の事であった。

俺は死んだ(殺した)親父の車に真依を乗せ工場に向かった。当然だが俺は無免だ。運転したことないので車をいろんな所にぶつけた。家の玄関を皮切りにコンビニ、猪牧場、幼稚園児数人…気付いたらパトカーまで破壊していた。
そしてなんとか工場に着く。例のオッサンが待っていた。

「おお、キミか。工場は無事、制圧した。さあこっちだ。彼女をストレッチャーに乗せて運ぶんだ!」

俺達は真依をサイボーグ改造出来そうな場所に急いだ。しかしその途中の事、屍だらけの中で一人生きていた奴が居た。

「このまま行かさせるわけにはいかん!一緒に地獄に行こうぞ!」

そいつは爆弾を身体にくくりつけていた。もうすぐ爆発しそうだ。

「まずい、このままでは皆あの世逝きだ!仕方ない、私が奴を引き付けるから後の事は頼んだぞ!」

オッサンは自爆小僧に取りついて俺から遠ざかった。

「頼んだぞ少年!」

そう叫ぶと爆発が起こった。オッサンは自爆小僧と一緒に吹き飛んだのだ。

「…バカヤロウ!三流映画みたいな死に方しやがって。ま、どうでもいいんだけどさ。」

無事らしき場所にたどり着いた。
俺は真依を台に固定して服を脱がしていく。
「綺麗な体だ。サイボーグ改造したらもっと綺麗になるんだろうな…。」

真依の亡骸を眺めて妙な事に気付いた。
真依はあの時、針葉樹に突き刺さって死んだはず。なのに、その痕が無い。何故だ!?

「…気付いたようね。」

嫌な予感は当たった。そう、真依は生きていたのだ。

「あの時、私は死んだふりをしていたのよ!まんまと引っ掛かったわね!」
「クククク…。」
「何がおかしい?」

俺は笑わずにはいられなかった。

「だから何だ?今の貴様は台に張り付けられて身動き一つ取れないではないか!」
「…!しまった。なんて事なの!」
「クククク…さあサイボーグに改造されて、俺に忠誠を尽くし世界を滅ぼす為に働くのだ!」
「イヤアアアアアアア!!」

二人しかいないこの工場内に真依の悲鳴が木霊した。

268:名無しさん@ピンキー
10/02/13 21:25:02 wTfcKqBp
>>266-267にもエサをやらないように!

269:名無しさん@ピンキー
10/02/13 23:04:24 MN9167tI
もう少し、丁寧に書いたらいいのに。。。

270:名無しさん@ピンキー
10/02/13 23:08:09 cyfpUqKs
規制の関係で携帯がauだとばれたいつもの荒らしだな。
PCも何処なのかそのうち分かったりして。
規制乱発の時に荒らしたりすると何処のISPか頑張れば特定出来るのに。

271:名無しさん@ピンキー
10/02/14 09:42:16 /mZ9awIy
引きつった悲鳴・・・だった、はず。
針麻しカウント「・・・4っつ、5っつ、6っつ、なにゃにゃ~っつ、落・・・」
   ○
『あー?身動き出来ない、俺どうしたの?』
「お目覚め? ネオウヨで半島チュン制服しか視界に無いファッショ君」
白衣を羽織った真依が其処に立っていた。
裸だったはずなのに、ピッタリしたホワイトシルバーのボディスーツが覘き、
ノーブラだろう、立っているビーチクが白衣に浮き出ている、思わず視線を落とし
股間見たら「ω」だ。
「スケベね、モニタに反映してるよ」
くるくる見回しモニター捜し、首だけが自由なことに気づいた。
俺が手術台に固縛されている!
「おふざけはおしまい。私とっくにもうサイボーグだったんだな~」
思わず叫んだ、
「詐欺だ、腎臓やるから勘弁して」
「日栄とちゃうねん。けど街金業者より性質悪かな、イデオロギー違うみたいだけど
 貴方もサイボーグにして、あ、げ、る。ボディに選択権ないから。」
猟奇的な彼女、真依。こいつ何モンだ?
「『>>268にヱサをやらないように!』って云わなければ放置プレイ、覘姦監視さらしで
  助けてあげようと思ったけどね。さあ、将軍様に忠誠を尽くし世界を滅ぼす為に働くのよ!」

272:名無しさん@ピンキー
10/02/14 12:43:13 M8SX/n87
>>271もスルー。

273:この世で最も酷いサイボーグ物語伝説
10/02/14 15:11:21 qYQgEJkn
前回(>>267)のあらすじ

俺、山田十一郎は真依を自動車工場に何とか運び、医務室と思われるベッドに固定する。しかし真依は生きていた!だが関係ない。てゆーか死んだふりしていたならあの時逃げるか車運転してる時殺せばいいのに間抜けな奴…。
さあショータイムの始まりだあぁーー!!


真依はわめき散らした。抵抗が激しい。

「うるせぇんだよ!とっとと俺に改造されろやあぁーー!」

あまりにも、うざかったから俺はついカッとなって近くに置いてあったバインダーの角で真依の額を強打した。すると額からおびただしい流血、次第に真依の動きが鈍くなり目が虚ろになり…そして死んだ。今度こそ間違いなく。

「フ、フハハ!この俺に逆らうからいけないのだ!俺に媚びへつらっていれば可愛いものを!」

俺は真依の改造手術を始めた。改造手術?俺はそんなものやった事はない。初めてだ。まあ、洋画やアニメや漫画やゲームで得た知識を生かせばなんとかなるさ♪うん!
俺はまず真依の胸部を開いた。

「・・・・・?」

真依の体内に何か人的な処理を施したような痕がある。心臓を見て気付いた。

「な、これは人工心臓じゃねえかあぁーー!」

他にも臓器を取り替えられている。

「な…どういう事だ。真依の身体は、真依の身体は…!」
「そう言う事なのだよ。」

気付くと背後に謎の老人が立っていた。その風貌はまるで仙人みたいだ。

「わしは超ロリコン仙人。真依の主治医じゃ。」

超ロリコン仙人と名乗ったその老人は言葉を続けた。

「真依の身体はな。重い病を患っておったんじゃ…。じゃからな、わしが数年前に手術を施したんじゃて。」

超ロリコン仙人は回想に入った。

「しかしわしは無免。それは当然まずい事でな、わしは警察に捕まった。しかしな、わしはこの娘が心配でカルフォルニアの刑務所からわざわざ脱獄してここまでやって来たのじゃ。」
「それはご苦労なこったなあ!それがどうしたクソジジイィーー!!」
「ぐわぁーー!!」

俺は呆れを通り越して憎しみに似た感情に突き動かされ、近くに置いてあった尖ったデザインのロボットのフィギュアで刺した。

「…うぅ。これも運命かのう…。わしは愚かな選択をしたばっかりに惨めな最期を遂げる。少年、お主はこうなるんじゃないぞ。冷静になって感情、人情に突き動かされるのはどれほど愚かな事か…オブフゥッ!」

超ロリコン仙人は死んだ。余計な奴が現れたせいで計画が大幅に狂った。
真依の体が腐敗し始めたのだ。

「くっそー!取り敢えず脳だけでも取り出して置くか。」

急いで頭を開いて脳を取り出して容器に入れる。不安だったがなんとかなるもんだ。俺は真依の体を可燃ゴミ、プラゴミ、不燃ゴミに分けて棄てて、工場内から使えそうな材料を集めて加工する。
こういう作業は高校でオブジェを造る課題をやった事あるのでお手のもの。
分からない部分は根性で何とかする。それが昭和男児ってもんだ。まあ、何とかなるさ!苦労の末真依の新しいボディは完成した。まるでおもちゃのブリキロボだ。まあ気にしない。俺は守備範囲広いからな!んで頭部に真依の脳をセットする。
少し寸法ミスしてしまったが無理矢理押し込めてやった。
そしていよいよ動かす時。

「動けえぇーー!!」

俺は真依の起動キーを目一杯捻った。すると真依はエンジン音とともに目を開けゆっくり起き上がった。

274:名無しさん@ピンキー
10/02/14 15:43:19 py7oFJki
>>261
ナイス!!
GJ!!

275:この世で最も酷いサイボーグ物語伝説
10/02/14 17:03:20 qYQgEJkn
「…ワタシハ一体。コノ体ハ何?」

真依は起きて機械と化した自分の体を見つめた。

「やったああああぁぁぁぁーーーー!!起動したぞおおおおぉぉぉぉーーーーっ!!」

真依が無事動いた事に俺は喜んだ。子供のように大声で叫び、はしゃいだ。

「さて、真依。これから貴様は俺の野望の尖兵として働くのだ。さあ忠誠の証しに我が肉棒をしっかりしゃぶるがよい!」

俺はズボンを下ろして真依の顔に俺のナニを押し当てた。

「ハイ、ゴ主人様…。」

真依は顔がブリキみたいなので表情は分からないがきっと恥ずかしいながらも喜んでいるだろう。その証拠に俺の肉棒を手で握り…握りいぃーっ!?

「…市・ネ!コノキチガイ。誰ガアンタノ言ウコト聞クモンデスカ。私ノ体ヲコンナニシヤガッテ!ソノ罪、市ヲモッテ償エエェェーー!!」
「ぐぎゃあぁぁーー!!」

俺は真依に自分の肉棒を握り潰された。

「マダマダ、コレカラヨ!」

真依は俺に悶え苦しむ間も与えないようにラッシュを掛けてきた!
まず尖ったデザインのロボットのフィギュアで刺し、バインダーの角で額を叩く。
そこに俺の乗ってきた車で工場の正門破壊を皮切りにコンビニ、猪牧場、幼稚園児、気付けばパトカーを破壊して俺を撥ね飛ばし、カウンターで大技林の角で俺の後頭部を強打する。
最期にジャイアントスウィングで空高く飛ばされ心臓が落下地点にあった名前がよく分からない針葉樹に突き刺さった。


「AHAHAHAHAHAHAHA!!!」
「…う、人殺しをしちゃ・・・いけないんだぞ!」

俺は薄れる意識の中で真依にそう吐き捨て、あの世へ旅立った…。

276:名無しさん@ピンキー
10/02/14 17:25:47 M8SX/n87
>>275もルースルース。

277:この世で最も酷いサイボーグ物語伝説
10/02/14 18:15:47 qYQgEJkn
「山田十一郎、登録No.py7oFJki-M8SX/n87-wTfcKqBp-jNqgKuoF、ノ死亡ヲ確認。フフフ…アノキチガイガシンデ、コレデ世ノ中ガ、マトモニ成ルト言ウモノ!」

真依は山田十一郎が死んだのを確認したら工場を後にした…。

それから数日後…
死者が多数出たこの事件、犯人の山田十一郎の自殺によって解決したと警察から発表された。

私は霧生 真依。
サイボーグになる前は私立鬼血害工業高等学校の美術科に通うごく普通の女子高生だった。けれどあの日、幼馴染みと言うには吐き気がする山田十一郎が偶々、登校してきたばっかりに私の人生は大きく変わってしまった。
そう、この血も涙もない奴の奴隷のサイボーグとして。だが私はあのキチガイから解放された。
しかし解放されたとはいえ、これからどうすれば良いのか…。
私はブリキロボみたいな姿で人は私をとても人としては見てくれない。それどころかリアルなサイボーグが珍しいらしく見せ物扱いにされる始末だ。
取り敢えず私は家の中でこれからどうすべきか考えた。
家族?両親?ああ、この間殺しちゃったんだよね~。みんな私を化け物扱いするから敵と認識してミンチにして肉屋に売り払ったんだっけ…。
え?声が滑らかになったって?ああ、どういうわけか分からないけど転けた拍子にこうなったんだよね。

「さて、どうしたものか…。」

私が悩んでいるとチャイムがなる。
ああ、めんどくさい。嫌だ。
出たくはなかったけど、あまりにもしつこいので出ることにする。何かの勧誘か何かだろう。あまりにしつこいなら殺害してやる!

「…はぁ~い」
「あの私、『聖心教育セミナー愛の会』のものですが…。」

…宗教の勧誘の様だ。私の最も嫌いなモノだ。ああ~宗教なんて滅んでしまえばいいのに何て思っています。

「お断りします!」

私は即答してドアを閉めようとした。しかし勧誘の糞野郎はさせまいとドアに腕を挟んで閉めさせない。

「酷いですよ!耳寄りな情報なのに~。」
「嘘つけ。」
「今、貴女はサイボーグである事に深く傷ついていらっしゃいますね?私は、そんな貴女の心をお救いしたいと思っているのですが…。」
「うるさいうるさいうるさあぁーーい!!」

私は堪忍袋の尾が切れた!

「私を救うだと?戯れ言を!私は宗教が大っ嫌いなんだよ!宗教が政治に絡んでくると戦争とかロクでもない結果を引き起こしている。私を入信させたければ今すぐ世界中の宗教間の争いを止める事だな!」

私はそう言って蹴飛ばしドアを完全に閉めた。これで安心と思っていたら急にモーター音らしき音が外から聞こえてきた。暫くしたらなんとチェーンソーでドアを切り始めてるではないか!

「入信してくれないと、このドアを破壊しちゃいますよ~?」
「貴様あぁーーっ!!」

私は完全にブチ切れてドアを激しく開け勧誘の糞野郎を吹き飛ばした。そして逃げる隙を与えないように、まず近くにあった尖ったデザインのロボットフィギュアで腹部を刺し、奴の持っていたバインダーで額を割る。
続けて山田十一郎の遺品の車で玄関を皮切りにコンビニ、猪牧場、幼稚園児、気付けばパトカーも破壊して勧誘の糞野郎を跳ねた。悶えてるところに奴の持っていた聖書の角で叩き止めに空高く上げてサイボーグ正拳上段突きで奴の体を貫いてやった。
当然、奴は死亡した。

「ああ~また人殺しをしちゃった~。テヘッ♪」

私は家の中に戻った。玄関で靴を脱いでると奴が持っていたであろうパンフレットが落ちていた。
そのまま捨てても良かったのだが、やる事がないので見ることにした。
その内容はあまりにもキチガイ染みていて吐き気がした。…私はサイボーグだから本当に吐くなんて事はないけど。
しかし次の瞬間、やる事が決まった。

「そうだ!入信しよう!」

早速私はその何とか会のある建物に向かった。


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