09/09/03 22:22:41 //OUxv1C
(ふふっ……快感に頭がおかしくなっちゃいそうでしょ? それでいいのよ……もっと喘ぎなさい……もっと、もぉっと、ね……ふふっ)
「ひああああああああああんっ!」
外の雷鳴が私の行為と同じように激しく鳴り響くなか、それと呼応するように私の行為も激しくなっていき……そして何かが変わり始めてしまった。
「ふあんっ、そこぉおおおおお……いいのぉ……もっと、もっとぉおおおおおお!」
(ほぉら……あなたいい笑顔になってきたぁ……分かるでしょう、自分でも)
「くふんっ! うんっ、わっ、かるぅううう! きもちよくてぇえええ、さいこぉおおおおおお!」
これまでこんなに笑ったことはあっただろうか? だめだ、笑いが止まらないや。だって気持ちいいんだもん。
私はもっとその気持ちよさを手に入れようと自らの胸を揉む。しかし、先ほどの市原さんのたわわな胸を見てしまった後では自らの品疎なそれを揉んでもイマイチ官能は刺激されない。
(可哀そうに……でも、もう大丈夫よ。あなたはいい子だからもっと気持ちよくなったら、私が御褒美をあげる……だから頑張って……)
「くんっ、うんっ、がんばるぅう、わたしがんばるぅうううううう!」
頑張るといっても触手の動きに合わせて微妙に腰を動かすぐらいしかできないが、それでも快感を貪ろうという意思があるだけで私の頭はもう真っ白になっていた。
(さぁ、くるわよぉ……思いっきりよがりなさい……)
「んあああああああああっ! わたしぃ、わたしぃいいいいいいいいいい!」
触手に何かがたまっている様子が私にも伝わり、それを自らの意思で私は私の中に解き放った。
「はぅうううううんっ! あつい、あつぃいいい! でもぉ、きもちぃいぃいいいいいいいい!」
(ふぁんっ! ……あなたっ、さいこうよぉ……わたしまでこんなにかんじるなんてぇ……ふふっ、ごほうびをあげないとね……)
「やんっ!」
勢いよく私のオマ○コから抜かれた触手が、目の前に上がってくる。私のお汁と、触手から出たらしい緑の液で触手はべとついていた。
(お口を開けて……ああっ、大丈夫よ。これはお尻から出てるけど、もうあなたのお尻からはこの触手しか出てこないわ。今までトイレで出してたもの全部、私がこのいやらしい液体にかえてあげるから……)
ピュッと触手の先から出た緑の液が私の顔にかかり、何とも言えない甘い匂いが私の鼻に入ってくる。……おいしそぅ……。
「わかったぁ……たべるぅ……はむっ」
私はべとべとの触手を自ら動かして口の中に迎え入れた。アマガミしてみると柔らかいお肉のようなその感触と共に、ピリッとした刺激が走った。
「んん~っ、おいひぃくへぇ、きもひぃいいいい……」
口の中で触手を出し入れしてみるとこれもまたオマ○コに入れるときとは違う快感が私を襲った。ほとばしる緑の液も匂いに違わず、舌が蕩けそうなほど甘美な味をしている。
「んんっ、あへぇ……?」
(気付いたかしら……これが私からプレゼント……)
先ほどまでぶかぶかだったワンピースの胸部分が膨らんできている。それだけじゃなくて、なんか体中が熱くて……きもちぃい。
(あなたはこの新しい身体でもっとみんなに笑顔を与えてあげてるの……笑顔、大好きでしょ?)
「うんっ……ぷはっ、わたしぃ、がんばるぅ……」
(えらいえらい……さぁ、今日はそれを咥えながら眠りなさい……あなたの身体を心に相応しいものにしてあげるから……)
「やったぁ……たのしみだなぁ……ありがとうね」
(ふふっ……これから一緒に楽しみましょうね……おやすみなさい、先生)
「おやふみぃ……」
私は触手から流れ出る液体をまるで酸素のように吸いながら深い深い眠りへと入った。
127:快楽処方箋
09/09/03 22:23:32 //OUxv1C
「……んっ……ふぅあ~っ、朝だぁ……きれいだなぁ……」
ベットから起き上がって差し込んだ朝日に私は思わず笑顔がこぼれてしまう。いつもなら幾ら寝ても疲れが取れず、ベットから中々離れられないほど朝は苦手だったけど。
跳ね上がるようにベットから飛び出て改めて感じる。身体がまるで浮いているかのように軽い。軽く飛んでみたら、150cmしかない身長でも軽々と天井に手が届いてしまった。
「あはっ。楽しい。……おおっ!」
そしてそのジャンプにあわせて大きく揺れる胸。まさか下を向いてつま先が胸に隠れるなんて……。
「ちょっと触ってみ……きゃっ! やだっ……これだけでオマ○コ濡れてきちゃう……」
私はワンピースのスカートを捲り上げて秘所をいじくり回す。しっとりと濡れたそこも少し触るだけで、立っていられないほどの衝撃を私にお見舞いしてくる。
その快感に浸ろうとした私の目に目覚まし時計が目に入る。……そうだ、私には大事な患者さんたちがいるんだから、そんなことしてる暇はないや。
まだ鳴っていなかったその目覚まし時計のボタンを押してアラームを切ると、台所に向かっていつもよりかなり多い朝食を用意した。
「あはは……ちょっと作りすぎたかなぁ?」
ご飯、納豆、味噌汁、卵焼き、目玉焼き、インスタントカレー、ハンバーグ、チキン南蛮、ゴーヤチャンプル、そして野菜室の冷蔵庫の野菜を詰め込んだサラダ……と。もう冷蔵庫はスッカラカンだ。
しかしそのせいで出勤時間が間近になってしまった。私はそれらを一気に詰め込む。不思議なことに食べても見た目も中身もあまり膨れない。
「んぐっ……ぷはあっ! さてとお化粧……っていいや! それより着替えないと!」
私は鏡を見て化粧をする意味があまりないように感じ、そのまま箪笥を開け……そして愕然とした。
「よっと! ぎりぎりセーフ!」
私は自らの診察室に駆け込むなりやっと、黒いワンピースを脱ぐことが出来た。
「まさか、家の服が全部着れなくなっちゃうなんて……」
両手に持った紙袋を机の上に置き、とりあえず紺のセーターと黒のタイトスカート、そしてストッキングを穿いて白衣を着てみた。
「おはようございます、先生……あれ……?」
「あ、おはよう、桜ちゃん」
私は壁の鏡から目を離して、部屋に入ってきた後輩のナースに近寄った。彼女は目を丸くして私を見ている。
「えへへ、どうかな?」
腕を組んで胸を持ち上げると、溢れんばかりの胸が彼女の目の前に差し出された。昨日と同じような服を選んだのにこれだけ違うなんて……。
私だってそう驚いているんだから、当然桜さんも声が出ないようで私の胸のふくらみに目を奪われていた。
「……私も……そんなに胸があれば……」
「あれ……どうしたの、桜ちゃん」
不意に涙目になった彼女の肩に手を置いて顔を覗きこむ。いつもなら私と負けないぐらいにおしゃべりで、職場で一番の笑顔を持つ彼女からは想像できないことだ。
「ううっ……彼氏に……フラれちゃいました……お前は、胸がないからって……うああんっ!」
泣き出してしまった彼女を私はゆっくりと優しく抱きしめる。私の豊満な胸に彼女の小さな胸は簡単に押しつぶされてしまう。
私と桜ちゃんは医者と精神科のナースとしての関係以上に、お互いに胸が小さいことで特に仲がよく、励ましあってきた。
「ねぇ、桜ちゃん。あなたの担当は精神科……ここの人たちは笑顔を取り戻すために来るの。あなたがそんな顔をしてたら、患者さんは不安になっちゃう」
桜ちゃんは私の言葉に反応すると、嗚咽を何度か零しながらも涙を拭き取ると、私の顔を見て笑顔を作った。
「だ、大丈夫です! ほらっ、いつもどおり……」
128:快楽処方箋
09/09/03 22:24:20 //OUxv1C
その懸命な努力を見て、私は笑顔のまま首を振るう。違う、これは彼女の本当の笑顔ではない。
「桜ちゃん、まだ診察まで少し時間がある。ちょっとここに横になって」
軽々と彼女をお姫様抱っこして、驚いた表情の彼女をゆっくりと診察台のベットに降ろした。
そのベットの私も腰掛けて、ニコリと笑ったまま彼女の顔へ自らの顔を近づけていく。
「……いい匂い」
「えっ……せ、先輩? 香水なんてつけてませんよ、私」
患者さんのために香水などもちろんつけることを禁止されている。しかし、私が感じているのはそんな匂いじゃない。女の子から自然に発せられる甘いフェロモンだ。それが私の頭を蕩けさせる。
「あ、あの顔が近いんです……先輩」
「ふふっ、人のことは言えないけど、子供みたいな顔……うん、食べちゃおう」
「えっ? んんっ?!」
私は彼女の唇を奪うと、ナース服の上からその貧乳を揉みほぐす。もうすぐこれは、貧乳じゃなくなっちゃうから。
彼女の口内をかき回して、彼女の甘い唾液を受け取る代わりに私の唾液を流し込む。目を見開いて必死に離れようとしているけど、それすら可愛く感じちゃう。
「んんっ……んっ……」
そうしているうちに桜ちゃんの目が悦に入ったような虚ろなものに変わってくる。少しだけ白目をむいているようにも見える。
「んんっ、あっ。……桜ちゃん、次はこっち……」
私は素肌にそのまま着ていたセーターを捲り上げると、たわわに実った片方を彼女の口元に近づけた。
「いい匂い……食べて、いいですかぁ?」
「もちろん。さぁ……たんとお食べ……んっ……」
柔らかな桜ちゃんの小さな舌が私の乳首に当たっただけで、もう私の胸からは緑色の汁が出てくる。私は彼女が咥えていないもう片方を自ら咥えてそれを味わった。
「おいひぃ……ひぇんぱぁい……んんっ……」
上目遣いに私を見てくる彼女が愛おしく、興奮してしまい思わず胸から液が溢れ出てくる。しかし、それでも嬉しそうに彼女はそれを飲んでくれた。
「んんっ……可愛い……ねぇ、桜ちゃん」
「なんれふかぁ? ……んっ」
離す間も私の乳首から口を離さない彼女の無邪気な仕草がまた子供っぽくて愛らしい。
「もぉっと、気持ちいいことしてあげよっか?」
しかし、私がそう言った瞬間にぱっと乳首から口を離して顔を輝かす。ああっ、本当にもうっ……。
「して下さい! お願いします、おねがい~」
胴体に抱きついて私をぐらぐらと揺さぶる。
「はいはい、がっつかない、がっつかない。じゃあ、下着を降ろしてこっちに向けて足を開いて」
私は一人だけベットから降りると彼女にそう指示をした。彼女は従順に素早くそれを脱いでベットにほっぽり出した。
そして私はオマ○コに力を入れて一息に触手をそこから這い出させて、彼女に見せ付けた。
「ふぁ~っ、おっきいぃ! ん……はむっ!」
「あっ! きゃんっ!」
ま、まさかいきなり触手を頬張るとは……何のためにそのピンク色の入り口をこっちに向けてって言ったと思って……でも、きもちぃい……。
129:快楽処方箋
09/09/03 22:25:27 //OUxv1C
桜ちゃんは私の触手をアマガミしたり、舌で転がしたり、口で絞めてきたりと思いのほか多芸を駆使して、私を翻弄する。
「んんんんんっ、もうだめぇえ! いっかいぃ、ださせてぇええええええええ!」
私は桜ちゃんの頭を掴むと乱暴に前後に振り回し、自らの快感を貪った。驚くことにその間も彼女は舌技などを続けていた。
「はぅうううううううう、うけとってぇええええええええ!」
「んんんんんんんんっ、ぷはぁあああああああああんっ!」
おびただしい量の白い液体が彼女の口へと入り込んだが、途中で桜ちゃんは口を離して白地のナース服とその肌に私のが大量に付着した。
「んんんっ、すいません、もったいないことを……」
悪戯がばれた子供のようにシュンと縮こまる桜ちゃんに、私は顔についた白い液体を舐めてニコリと笑いかけた。
「いいからいいから……さっ、今度はこれを直接中に入れてあげるからねぇ……」
すぐに無邪気な笑顔を取り戻した桜ちゃんを、私は軽々と抱き当てると、私を迎え入れるように開いている彼女のオマ○コに触手をあてがった。
「ふあんっ……いれてえぇぇぇ」
足を私の胴体に絡みつかせて彼女は軽く腰を左右に振ってきた。私はその顔をセーターの中に入れてあげて、胸も吸えるようにしてあげる。
「いくわよぉ……くぅ、はぁああああんんっ!」
「あああんっ! あんんんんんんんんっ!」
力を抜いて彼女の腰を少し降ろすだけで一気に触手は奥まで入り込んだ。セーターの中の彼女の頭が挿入の爽快のためか、少し暴れた。
「くふぅんっ……いくわよおぉぉぉぉ……」
私の言葉に、乳首が彼女の口に咥えられる感触を感じ、セーターの中で膨らみが縦に揺れるのを確認し、私は自らの腰を動かし始めた。
「くんっ! あぅ、いっ、きゃんっ!」
くぐもった彼女の喘ぎがセーターの中から聞こえるが、しっかりと胸が吸われている感触も感じる。
「ゆ、ゆるゆるかとおもったらぁ、すごいぃい、しめてるうぅぅぅぅ……」
愛液が床に垂れるほど彼女の中は濡れているため、動くことにはスムーズだけど、子宮を突いた瞬間にしっかりと反応して触手を締めつけてくる。
「んんんんっ、つぎぃ! つぎいくわよぉおおお!」
当初、もっと楽しんでから出そうと思ってたけど……私はお尻からもう一本の触手を出すと、まだまだ余裕のありそうな彼女のオマ○コにぶち込んだ。
「きゃああああああああっ! そんらのはいらなぃいいいいいいいい!」
「はううんんんんんっ! きっつきつぅ……ふふっ、いっちゃぇえええええ!」
「らめえええええええええええええええ! あんっ! やんっ!」
私は二本の触手を交互に出し入れして彼女を一気によがらせる。二つの触手が入っているというのに、彼女の中はヌルリと私を受け入れ、そしてギュッと締めつけてくれる。
「くぅうううううんんっ! ねぇ、だしていい!? だしていい!?」
快感の嵐に頭がおかしくなりそうな私はセーターの中の彼女にせっつく。
すると彼女はそのままセーターの首元を無理矢理広げながら顔を出してきて、私の目の前に火照った顔を出現させると、そのまま唇を重ねてきた。
「んんっ! らひぃへぇええええ! ひぇんふぁいの、くらはぃいいいいいいいいい!」
舌を滑り込ませながら彼女は私に訴えかけてきた。それを見て私もフィナーレへと更に激しく彼女と繋がる。
キツキツのセーターの中で彼女の成長した胸が私のとおしくらまんじゅうをするほど、私は身体を密着させると桜ちゃんに私を放った。
「あんんんんんっ! わらひぃを! うけほっへぇえええええええ!」
「んあああああああああっ! はいっへふるぅうううううううううううううう!」
桜ちゃんの小さな身体に私をドンドンと流し込む。私を受け取るたびに彼女は大きく身体を跳ねさせながら、私を全て受け取ってくれる。
「あんっ、くんっ……せんぱいが、はいってきますぅ……」
「あはっ……いいかおしてるよぉ……さくらちゃぁん……ふふっ」
嘘偽りのない笑顔を浮かべた桜ちゃんを、私はゆっくりと降ろした。あ~あ、買ったばかりのセーターがビロンビロンだぁ……。
130:快楽処方箋
09/09/03 22:28:15 //OUxv1C
私がそれを引っ張りながら苦笑いをすると、目の前の桜ちゃんのナース服の胸元のボタンが3つも一気に吹き飛んだ。
「くすっ……あはははははは!」
思わず私が吹き出すと桜ちゃんも楽しそうに笑い出した。なんて最高な笑顔なんだろう……これをみんなに渡さなきゃ。
「あっ、桜ちゃん! ほら、急いで準備しないと!」
私は壁の時計を指差して彼女に指示をした。彼女は胸元を隠しながらオドオドとしていたので、私は買ったばかりのコートを投げ渡してあげた。
「使って。多分、ナース服はステーションの奥にいくつか予備があるから」
桜ちゃんはそれを聞くと慌しく一礼をして部屋から出て行った。が、顔だけドアから覗かせるとこうつけ加える。
「また後で、可愛がってくださいね?」
悪戯っぽく笑うと彼女は私の返事も聞かずに消えて行った。今頃身体が身軽なことに驚いているだろう。
「さってと……もっとも~っと寄生してみんなに笑顔を配らないと……あはは、楽しみ……」
私はベットリと濡れたベットのシーツを取り替えながら触手を身体の中に戻し、ぶかぶかになったセーターの代わりにブラウスを着て、患者さんを待った。
パソコンが受信音を鳴らし、早速本日最初のカルテが届いた。高校2年生の女の子かぁ。えっと……同級生による苛めの疑い……可哀そうに……。
「次の方、どうぞ」
私は簡単にカルテに目を通すとマイク越しに言った。ゆっくりとドアを開けて入ってきたのは、紺のブレザーを着た可愛らしい女の子だ。
「……ぃ……ます」
小さく頭を下げた彼女はこちらを見ようとはせず、しきりに眼鏡を掛けなおしては回りをちらちらと見ている。
「はい、どうぞ座って」
私は対面の椅子を示して、いつものように笑顔で接する。彼女はおどおどとした仕草で椅子に座りかけてくれた。
「さて……秋月 ひとみさん……今日はありがとうね」
「えっ?」
「病院に来てくれて。ほら、ここって人が多いし、精神科に来てくれるだけでも勇気のいることだよ」
精神科……特に若い女の人がその待合室で待っていると、よく他の患者さんは白い目でちらりと見てくると言う。時には受付をしたのに耐え切れずに帰ってしまう人もいる。
「珈琲、紅茶、ジュースもあるけど、何を飲みたい?」
「あっ……じゃ、……紅茶を」
「はいはい。牛乳とかはいれて大丈夫かな?」
私の言葉に小さく頷くひとみさんを確認し、私はいつものように紅茶と珈琲を用意し始めた。
「……私……本が好きで……人と話すのは苦手で……根暗、って……」
突然、ひとみさんが言葉を紡ぎ始め、私は用意する手を休めて彼女の前の椅子に戻った。俯いたまま彼女は続ける。
「教科書無くなる位だったら……でも、屋上でずっと……殴られたり……蹴られたりして……」
私はそこまで言ってくれた彼女の口の前に人差し指を出して、それ以上の言葉を止めてあげた。なんて勇気のある子だろう。
「……ありがとう。すごいよ……私よりず~っと偉い」
顔をあげて私を見るひとみさん。レンズ越しの目に涙がたまってくると、同時に嗚咽がこぼれ始めた。
その頭をゆっくりと胸に抱きいれてあげる。それが彼女の涙のダムの決壊原因となって一気に彼女は泣き始めた。
眼鏡をゆっくりと取ってあげると純粋そうな目をしていて、涙なんかより笑顔の方がよっぽど似合いそうな顔をしている。
黒いボブカットのショートヘアーを撫でつけてあげると、私や桜ちゃんよりも無垢であどけないまさしく女の子の匂いがした。……たまらない。
131:快楽処方箋
09/09/03 22:28:47 //OUxv1C
私は右手でカルテを書き上げると、ひとみさんの顔をゆっくりと離し、その小さな唇に私のそれを重ねた。
「んんっ……んっ? ……んんっ」
驚いたのはひとみさんが拒むことも大して驚くこともなく私を受け入れたからではなく、なんと私の口内に自ら舌をもぐりこませてきたからだ。
しかし彼女の涙は止まるどころかさらに流れ出てきた。彼女の舌も、私をまるで離さないようにと絡み付いてくる。……本当に寂しく、そして悲しかったのだろう。
私はその涙を指で拭き取って彼女の笑いかけてあげる。すると彼女も頬を緩ませて私を強く抱きしめ、その舌の動きも激しく私を求めて動き回っている。
「んんん……んんあっ……きもちいい?」
「あんっ……もっとぉ……もっとぉ……」
その無垢な目をした彼女のだだに、私はベットへと彼女を案内した。
「ふふっ、じゃあ服を脱い、きゃんっ!」
しかしひとみさんは意外な力で私を押し倒すと、その上に強引に被さって来て、唇を弄りながら私の自らの服をはだけさせていく。
「んんんんっ……ひぃかはぁない子……んんっ」
私もそれを手伝いながら膣とお尻から触手を出して準備を整える。その途中、まるで玩具を見つけた子供のように私の胸を今度はひとみさんはしゃぶる。
「ふふっ……いくわよぉ……」
「はぅんっ、くはぅ、まへなぃいいいい!」
荒々しく乳首をしゃぶっていたと思ったら、彼女は私の触手を自らの中に収め始めた。挿入される快感に耐えようと、私の乳首を強めに噛んで来る。
「せん、せぃああぁぁぁ、ひろへてえぇぇぇ、はいっへきゅるぅううううううううう!」
「くぁあああああああ! ぎちぎちいぃいいいいいいいい!」
私はそのういういしくて締りの強い中を強引に掻き分けると、処女喪失の痛みが安らぐようにと乳首から大量の緑の蜜を彼女に注ぎ込む。
「はうあぁぁ……ひ、ひとみさぁん、だい、じょうぶ?」
「ふあぁぁぁぁ……きもひいぃぃよおぉぉぉ……」
私のそんな心配をよそに彼女の顔は悦に入った笑顔で埋め尽くされていた。私もキツキツの彼女のお尻と中から侵入した触手の快感ですぐに絶頂に達してしまいそうだ。
「くっ、あっ、いっ、あぅ!」
「ひとみさんんっ、いい! いいよぉおおおおおお!」
腰の上下運動を自ら彼女が繰り返し、私もそれに合わせてお尻の触手を出し入れする。入りきった瞬間に乳首をきゅっと噛んで来る辺りがたまならく可愛らしい。
「ひゃうっ! もうらめぇっ! だす! だす! ひとみさんにだすぅううううううう!」
「くらはぃいいいいい! わはひぃにぃ、せんせいをくらはぃいいいいいいい!」
「いいわぁああああああああ! わたしをあげるぅうううううううううう!」
「んあぁああああああああああぅっ! もちぃいいのがきゅるぅうううううううううううう!」
私は彼女の足を掴むと彼女のお尻と中に私を送り込んだ。
「んんんっ、んんんんんっ」
彼女の中が私で満たされるまで私は彼女を離さず送り込み、そしてそれは終わった。
「はぅ……うん、いい笑顔してる」
「くうんっ……せんせー、もっとちょうだぁい……」
私を見上げるひとみさんのその頭を撫でながら私は彼女にお願いをする。
「ひとみさん、多分あなたを苛めた人も本当の笑顔を知らないんだと思う。……今のあなたなら教えてあげられるよね?」
ひとみさんは少しだけ悩むような顔を見せた後、すぐに満面の笑みで答える。
「はい! その人たちに笑顔をあげてきます!」
ひとみさんは顔をわずかにしかめると、ういういしいオマ○コから私と同じぐらい立派な触手を出してきて、その先っぽに唇をつけた。
「ふふっ、ありがとう」
ひとみさんはすぐさま立ち上がると制服を着なおしていくが、ワイシャツはもうボタンが閉まらないらしく、私はとりあえずブラウスをプレゼントした。
「先生、また今度来てもいいですか?」
「もちろん、待ってるよ」
笑顔で一礼すると彼女は胸がきつきつのブレザーのボタンを結局閉めずに病室を元気に飛び出して行った。そして眼鏡も忘れていった。まぁ、視力ももう問題ないだろうけど。
私はそれを引き出しにしまいながらカルテを打ち込み、そしてマイクのボタンを押した。
「次の方、どうぞ」
(終)
132:快楽処方箋@あとがき
09/09/03 22:38:08 //OUxv1C
120氏と被ってしまいました。申し訳ないです。
さて、何度も言う様にこれは「悪堕ち」を狙って書いたんだ……でもさ。
これって「悪堕ち」じゃないよね?(;´・ω・`)
117氏……ご期待にそえず面目ない!
133:名無しさん@ピンキー
09/09/04 00:23:02 mKcg1Hk7
おお、ブラボーブラボー
134:名無しさん@ピンキー
09/09/04 09:46:05 +4R88oFr
>>132
幸せ堕ちも悪堕ちの一種なので問題無しかと。
GJ……と言うかエロス。あぁエロス。
135:名無しさん@ピンキー
09/09/04 11:31:38 xgV5gzFY
>>131
フタナリGJ
眼鏡が要らなくなるとは素晴らしい。
胸が唯大きくなるんじゃなくて、相手に合わせて大きさを変えられたりしたらいいなあ。
所謂確信犯に悪堕ちしたんですね。
136:名無しさん@ピンキー
09/09/05 21:28:11 5ewgR41u
快楽は麻薬のようなものなんて言葉がよく似合う堕ちっぷりにGJ
笑いが止まらない~のくだりになんかゾクッときた
137:119
09/09/06 17:36:02 sYeB/oO/
>>132様 >>122-131乙でした。
「悪堕ちじゃない」というのが、いつものご謙遜なのか、
壁を乗り越え「本当の笑顔」を振りまける医師(?)になれた、
という「ハッピーエンド」だからなのかわかりませんが、興奮できました。
冷静な女医さんの、>>126レスあたりでの豹変っぷりがいいです
(その前レスの「死にきれない」というあたりが前ふりとしてあるのでしょうが)
あと、「甘噛み」がエロかったです。
二作目も拝読しました。
とりあえず、エロいシチュにもっていくためためなら、世界を何度破滅させてもいいや、
といわんばかりの、書き手としての心意気が素敵です(w。
138:名無しさん@ピンキー
09/09/06 21:34:21 2U9b+dci
昔読んだ寄生物SSをどうしてもまた読みたくて色々探してはいるのですがどうしても見つからず
もし知っている方は載っている所を教えていただけないでしょうか?
寄生されたら性衝動が増すタイプのもので
あらすじは小学生の男の子が帰り道に性器を蟲に寄生された知らないお姉さんにレイプるところから始まって
男の子の性器も蟲に寄生されてしまい、学校で女の先生をレイプし蟲を先生に寄生させ
先生と男の子はクラスメートを放課後呼び出して襲って行く所で終わっていたきがします
139:名無しさん@ピンキー
09/09/07 00:01:01 cjaE3UIQ
これだな
URLリンク(hkwr.com)
未出の寄生系SSを是非、披露してホスイなぁ。
140:名無しさん@ピンキー
09/09/07 00:14:27 PQUN6p6v
>>139
これです、ありがとうございます。
141:120(=119)
09/09/07 02:07:56 lAIdeWHU
>>120の「SSの続編が云々」という話、何を伺いたかったのか、ちょっと補足しておきます。
(以下、リンク先のSSを読んで下さった方あての話になります。すみません)
>>120のリンク先の話の続編を書くとすると、娘とそのオヤジが二人で「自己複製」という名の
寄生まがいの行為を周囲の人に行って連鎖させていく話になるはずですが、
実は、その「寄生後のオヤジの外見」について深く考えていませんでした。
それで、どうなるのがこのスレで一般的か、、伺っておきたい気がしました。
つまり、
1)娘とまるっきり同じ顔、同じ年齢の女になるのか、
2)娘とは別人がだ、ともかく女に変貌する(上共々、いわゆるTSネタ)のか、
3)オヤジの外見はそのままで、中身だけ異形になっているのか、
どれがいいか、ということです。
1)はつまらないのでやめるとして(1以外だとそもそも「複製」ではないのではないか?
という問題はありますが、気にしないことにしますw)、
自分は、3)の、男女入り乱れて寄生(異形化)が蔓延していくパターンで
十分萌える方なのですが、例えば>>122-131の作者様の前スレでのカキコを読む限り、
寄生の連鎖に男が絡むパターンに抵抗をもつ人が多いとすると、
それはしない方がいいのかな?と思ったりしたので、念のため伺ってみた次第です。
(あとは宣伝もありました 汗)。
それで差し支えない、ということなら当初のイメージ通り3)で書きます。
142:名無しさん@ピンキー
09/09/07 04:02:27 zzWy9DOv
>>141
一通り読みました。
娘の頭部の造形がヨーダのイメージが付きまとったw
けどSFモノって余り見ないから斬新で面白かった。
俺としては物語的に考えて1~3どれでもアリだと思う。
ただ、個人的には親父の外見よりも今後の娘の外見のが妄想膨らむな。
自己複製した末にバトロワって強い者が生き残って「進化」する。
オリジナルの娘は前代で勝ち残ったくらいだから当然強い。
故に「進化」する。進化に合わせて、より凶悪でより妖艶な化物に変貌していく。
進化に追いつけず変わらぬ父。
パラサイトイヴ的には女が後世代のEVEを生む機械として重宝されたが、
彼はより近い遺伝子の子種を生みだす機関として娘に犯され続ける。
と、ごめんなさい妄想が暴走してしまったw
俺的に、男は逆レイプ専として必要ww
書き手さんの自由に書くのが一番だと思います。
143:名無しさん@ピンキー
09/09/07 11:01:39 FupFmC8o
>>141
進化の為の闘争ってゾクゾク来ます…
幾万種にも枝分かれした「娘」達が戦いあうマンアフターマンな世界
個人的には親父はこのままがいいかな。
もっともオリジナルに近い人類として娘達の闘争を見続ける親父
全ての娘の「父」として神格化されたり。
144:120
09/09/07 21:50:55 TYC4O+B8
>>142様、>>143様
ありがとうございます!
自分の趣味にのってもよさそうかな、と思えたと同時に、
自分では思いつかなかったような方向性を知ることができて、質問したかいがありました。
すべて使わせて頂くのは難しそうですが、参考になります。
特に、「マンアフターマン」というのはインスピレーションになりました。
仮にあんな感じで年代順の連作にしたら(地球到着後、数年後、百年後、という風に)、
色々なシチュの話が書けるかもしれません。
今月中は多分無理ですが、いずれ投下したいと思います。
145:名無しさん@ピンキー
09/09/09 02:41:16 9ksTzuhs
誰もいない・・・コメントするなら今のうち・・・
>>132氏
胸が大きくなったり触手が使えたり、ハッピーエンド(?)だったりと色々ツボでした!
132氏的には悪堕ちかどうか疑問らしいけれど、>>134氏のおっしゃる通りなので無問題さ。
次回作も楽しみです!
>>120氏
拙作を読んでいただいてありがとうございます。「白濁の巫女」の続きはプロットだけ出来ていて、文章が出来てないんです・・・なんとかします(´・ω・)
拝読しました。融合した娘がたもさんもまた美しいです。これから新人類(?)としてどんどん増えて行くんですよね。楽しみだなぁ・・・
第一宇宙速度で衛星軌道を周回しながら待機してます wktk
146:120
09/09/10 13:25:04 ykm1Uses
>>145白濁の巫女の著者様
プロットできてるんですか!?wktkです
好意的な感想頂けてうれしいです。
早めにこのスレデビュー果たせるようがんばります
147:名無しさん@ピンキー
09/09/11 15:32:24 4LUITdKe
アイドルの撮影会で、緊張気味の新人アイドルが先輩アイドルに寄生生物を寄生させられる話が書きたい。
……新人が初めての撮影会で緊張しているところで、場の空気がおかしくなる。
先輩の水着は彼女の性器から這い出したスライム状の粘液に溶かされ、
先輩は粘液だけを纏ったまま、ハダカで撮影会は続行。
撮影者は皆先輩アイドルに魅了され、精液を漏らしながら一心不乱に先輩アイドルを撮りつづける。
そんな異様な光景に足がすくんでしまった新人アイドルに、
先輩の食指が動き、先輩は新人の身体を捕らえ、自分と同種の存在にさせるシーンを撮影させる……。
みたいなやつ。
148:名無しさん@ピンキー
09/09/11 16:29:53 cfUWEN6z
そこまで書いたらもう満足しちゃったんじゃね?
149:名無しさん@ピンキー
09/09/11 23:34:30 CAfkrATI
保管庫の人、お疲れさまです。
150:名無しさん@ピンキー
09/09/12 19:19:37 yR+LnHYj
>>148
賢者に寄生されたんですね。
151:名無しさん@ピンキー
09/09/14 05:06:40 vuRzYQ7h
やつらは最強の寄生生物だからな
恐らくこの世のほとんどの男性が寄生されているんじゃないか?
とかレス書いていたら今思いついたのでネタ投下
誰もが驚くような研究結果を残し続けた、ある天才女科学者が居た
が、その女科学者には秘密があった
彼女は身体に寄生虫を宿していたのである
その虫は絶頂を迎えることで短時間の間、宿主の身体能力の一部を大きく強化する
筋力だったり器用さだったり思考力だったり……
どこが強化されるかは種類によるが、いずれも表世界には出てこない存在だ
その女科学者は研究のたびに自慰を行い、虫の力で"賢者"となっていたのである
彼女は段々と身体を侵食されていくことを理解しながらも、今日も研究の為にと股間に指を伸ばす―
152:名無しさん@ピンキー
09/09/14 11:19:38 xzd7+JXQ
最後にはマッドサイエンティスト宜しく自分を化け物にしてしまうのですね
153:名無しさん@ピンキー
09/09/14 14:06:43 QHfaosH+
超人になろうと全種類寄生させたら、性感を高めるのがいて大変な目にあうんですね。
154:名無しさん@ピンキー
09/09/15 18:03:31 FAQr1Ay9
その流れなら魔法っぽいのが使えるようになっても不思議じゃないな
155:名無しさん@ピンキー
09/09/16 15:22:11 4KeW/BN5
三十路過ぎても魔法が使えない件について
156:名無しさん@ピンキー
09/09/16 19:55:43 jqh4ebEo
あなた自身が既に魔法的存在だから
157:名無しさん@ピンキー
09/09/17 09:53:39 StpHo2s/
今の日本ならそうでもない
158:名無しさん@ピンキー
09/09/17 10:58:10 CdmXx1ej
茶柱立つ事事態が既にいい事なので、な感じ。
159:名無しさん@ピンキー
09/09/21 17:24:53 9kCY1dBE
『木曜の怪談』の「怪奇倶楽部」のエピソードで、子役の頃の野村佑香が人間の目玉そっくりの
甲虫に寄生される話、タイトル分かる方いますか?
人間の手のひらにとりついて精神を支配する甲虫が病院に蔓延する話で、
エリカ(野村佑香)の弟がまず寄生され、見舞いに来たエリカも犠牲になる。
そのシーンがとてもよくて、まず、手のひらを見せず、目つきもおかしい病院の
人間にエリカが不審を抱きつつあるとき、一人マトモな女性看護師さんに出会い
安心する。ところが次に会ったとき彼女は寄生されていて、エリカを襲う、という。
見てしばらく、エリカやら看護婦さんやらの妄想を広げてオカズにしまくった覚えがあります。
160:名無しさん@ピンキー
09/09/21 17:49:30 vqprxdH9
>>159
夢遊病院
161:名無しさん@ピンキー
09/09/21 17:55:36 9kCY1dBE
ありがとうございました!
162:名無しさん@ピンキー
09/09/21 17:58:51 vqprxdH9
あれはよいものだ
>>159
URLリンク(nicobunte.sakura.ne.jp)
163:名無しさん@ピンキー
09/09/21 22:28:48 9kCY1dBE
>>162様
画像の紹介ありがとうございます。
写真ありますが、当初善良そうだったナースの人のギャップがやっぱりよかったなあ
164:名無しさん@ピンキー
09/09/21 23:44:32 sfVykMzt
オレは冒頭で婦長らしきひとが真っ暗な中に冷蔵庫を開けて口の周りを血だらけにしながら生魚食ってるところが
一番衝撃的だったよ。
165:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:07:51 0ck6LPBO
未だに覚えてるなあ
なぜか二酸化炭素だか窒素だかが弱点で都合よくおいてあったボンベで倒すんだったっけ
166:164
09/09/22 01:03:13 THcfAKAE
滝沢「てのひらに目があるんだ!」
人工知能「普通てのひらに目はありません」
滝沢「だから、病気かもしれないんだ!」
んなアホな、と思ったものだ。
ちなみに、寄生方法は
1.手のひらの目が赤い光を発する
2.対象が立ったまま朦朧となる
3.対象の肩か首筋のあたりを手のひらでポンと叩く(産み付ける?)
4.寄生生物が対象の皮膚の下を通って手のひらへ向かう
5.手のひらで「ぐぱっ」
思い出してたら興奮してきた。
五行戦隊の続き読みたい。
167:sage
09/09/22 01:32:02 YZN7l84F
>>159
>エリカ(野村佑香)の弟がまず寄生され、見舞いに来たエリカも犠牲になる。
逆だったと記憶します。「エリカ先、弟あと」
お姉ちゃんの様子が変わって、ビビリまくる弟が滝沢に電話をかけるシーンがありましたから。
そこをお姉ちゃんに見つかって、問い詰められる展開にドキドキ。
さらに、夜中に病院に忍び込んだ級友たちが、エリカの催眠光を受けて、寄生されるシーンにもドキドキ。
168:名無しさん@ピンキー
09/09/22 01:36:52 YZN7l84F
怪奇倶楽部話に興奮して、久々書き込みでsageミス
名前欄じゃなく、メール欄だった
あげてしまって、スマソ
169:159
09/09/22 16:10:27 uNG7hqCw
>>167様
記憶違いの指摘ありがとうございます。
野村佑香がクラスメートに寄生体を広める中心だったんですね。
記憶以上にイイ話だったんだと再認識できました。
恐らく「今さら」な質問につきあわせてしまって恐縮です。
170:名無しさん@ピンキー
09/09/23 02:15:50 fNWUeubP
どうも。快楽処方箋以来の投稿になります。ご無沙汰しておりました。
いつものように前置き長くなるので、「うぜえ」と思う方は空白行まで飛ばして下され。
前作の感想、ありがとうございました。大きな励みと同時に、またしても駄作を生み出す原動力になりましたよ~。
そして、SSまとめブログ版の管理者様。本当にありがとうございました。
素晴らしいタイトルまでお付けいただき……正直、今度からタイトルつけてく(ry。
そんな多くの方に多謝。
さて、今回は『ゆうと私』のED2つと同じくらい長くなるのでアップローダーに上げました;;
また……正直、寄生モノなのかどうかも怪しいので、見てくれる方はお覚悟よろしく;;
一応HTMLにしたけど、素人の浅知恵だから見れなかったらスマソ。IE7で動作は確認しました。
ウィルスは無いと思うけど、心配ならお手数ですがチェッカーを。
URLリンク(www.dotup.org)
PASS:kisei
171:名無しさん@ピンキー
09/09/23 07:58:14 yZnSsXX0
ラブラブ寄生スバラシイ
172:名無しさん@ピンキー
09/09/23 15:47:14 gcIgyais
そういえば昔、幽遊白書の螢子が飛影に魔剣で斬りつけられ
第三の目が開くと妖怪になっちゃうシーンで興奮したなあ
当時からこんな趣味あったんだな
173:名無しさん@ピンキー
09/09/23 18:57:36 p4Bm75OA
牡丹あきらめろ!と思ったことが私にもありました。
174:名無しさん@ピンキー
09/09/23 18:58:45 6SnAwWZd
>>172
俺は、戸愚呂兄が幻見せる樹に連れ去られる場面で興奮した。
つうか、兄もグルメに寄生してたわw
男ばっかなのが残念。
175:名無しさん@ピンキー
09/09/23 19:38:45 4FEMNFzU
同じ経験してる人多いもんだなw
その当時のジャンプだと……たしかZENKIのエピソードで
精気吸われてミイラ化した女性の唇にヒルが取り憑くと妖艶な美女に変化
他人の精気を吸うために襲いかかる、というものがあった。
ヒルが憑いた女性の唇が黒いルージュを引いたように見えるのも良かった……
176:名無しさん@ピンキー
09/09/23 20:24:02 W06tB2he
ハイ エ ロ ファントグリーン
177:目玉寄生大好き
09/09/23 20:46:08 G4Cxi9l5
>>172
アニメしか見てなく記憶がないけど漫画だけ??
ぜひ何巻か教えて欲しい!
>>175
寄生物の俺様ベストはZENKIだな!ヒルみたいな軟体モノが寄生するのが好きな俺は空物語の大ファンだ。
あと憑依の実自体も、目玉が寄生してる姿も欲望に反応するっていう設定も最高だったな。
額に目玉よりも女将のように女性なら胸に目玉があるってのがグッときたけど、作中ではあんま女性が取り憑かれるってのはなかったんだよな・・・orz
小明に取り憑いて欲しかったw
178:名無しさん@ピンキー
09/09/23 21:05:58 Pu6/1iVa
19時間も経つと消えるんだ…もっと早く気づいていれば
179:名無しさん@ピンキー
09/09/23 22:16:17 gcIgyais
>>177
3巻
でも結局目は開かないし、螢子は意識を失ってるだけだから期待外れかもよw
牡丹が霊力で目が開くのを抑え込んでるけど、
それも長くは持たないから大変っていうシチュエーションだね。
180:名無しさん@ピンキー
09/09/23 22:17:00 7S3eOn7T
>>170
消えとるがな!
181:名無しさん@ピンキー
09/09/23 22:35:35 iRzj70O+
携帯からだと見れないので普通にスレに投下してホスィ
182:名無しさん@ピンキー
09/09/23 22:45:57 2yAgrzWJ
女性の唇で諸星大二郎の赤いくちびる思い出した
優等生の唇に仏像に閉じ込められてた唇が寄生する話だったような
私の唇が赤いのは口紅なんかじゃないのよふふふ
的な話だったような...
183:名無しさん@ピンキー
09/09/23 23:09:02 5n33x2xJ
>>170
今回は間に合ったのでまとめブログ更新しておいたけど
今後見逃す可能性を考えるとスレ投下してほしいです
184:名無しさん@ピンキー
09/09/23 23:57:48 fNWUeubP
ごめんなさい!
まさかローダーが一日も持たないなんて……ご迷惑をお掛けしてしまいました。
また、まとめブログ管理人様、お手数をお掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした。
今後は方々のご意見通り、こちらに上げるようにしたいと思いますが……、
正直なところ、今回のを読んだ方々はあれを「寄生モノ」として納得していただけたでしょうか?
他に書いている物も、正直寄生モノか曖昧な物ばかりで、ちょっと不安。
個人的な事を聞いてしまい申し訳ないです。
あと、一つだけ書き忘れの注意を。
先ほどの作品ですが、プロローグだけ視点が「フィオ」で以降は「ひより」です。
185:名無しさん@ピンキー
09/09/24 00:32:55 c3fyJXEr
もう削除されてる…流れんのはえぇなorz
186:名無しさん@ピンキー
09/09/24 01:03:51 9FR8WVnR
>>175
ミイラから戻るのはヒルだっけ?もう忘れた
URLリンク(nicobunte.sakura.ne.jp)
>>182
URLリンク(nicobunte.sakura.ne.jp)
187:名無しさん@ピンキー
09/09/24 11:04:41 ja8XSV5N
>>184
まあ寄生モノと言っちゃ寄生モノだと思う
寄生するんじゃなくて寄生してほしいように仕向けていく自然な感じが良かったよ
できればまた次の作品も見てみたい
188:名無しさん@ピンキー
09/09/24 18:06:41 TP2qq266
ZENKIは、「死の恐怖」は「生の欲望」だ、ってのが怖かった。
189:名無しさん@ピンキー
09/09/25 00:09:56 4l5V+KB2
さっき、阿云の最新号買ってきたんだが、寄生・堕ち・増殖系の比率が高い希ガス…
アタリ引いたとオモタw
190:名無しさん@ピンキー
09/09/26 03:28:07 uzQEh5e6
ZENKIのミイラホテルの話だが、昔エロパロ版の黒岩よしひろスレに
ミイラホテルのバッドエンドSSがあった
いまでもピンクログちゃんねるのエロパロ版の一番最後のほうにある
黒岩よしひろスレにて閲覧が可能
191:名無しさん@ピンキー
09/09/26 12:44:43 WV3Me1xL
だったらURL貼ればいいのにね
192:名無しさん@ピンキー
09/09/27 05:55:11 Yg43e1+6
>>190
さあ、直リンを貼るんだ
基本的に何かのバッドとか考えるのは大好きだな
逆に自分はオリジナルはできないわ
193:名無しさん@ピンキー
09/09/27 07:37:33 tCMJXkCt
見てきたがMC保管庫にあるZENKIネタと同じ人が書いてたんで
なんか納得してしまった
194:名無しさん@ピンキー
09/09/27 19:23:42 qHwp6sp/
あれで悪落ちに目覚めおれには吉報だ
ありがたやありがたや
195:名無しさん@ピンキー
09/09/28 12:07:42 hQFOsPZG
ZENKIが最高すぎで誰も>>189に触れないのなw
俺買ってないからわかんないけど、良いのかな??
196:名無しさん@ピンキー
09/09/28 19:33:10 GxH6P8Yh
早売りすぎて付いていけない by地方民
197:名無しさん@ピンキー
09/09/29 12:39:25 6qj9IGHj
バイオハザード5の寄生体に少し萌えた。あああからさまにグロイ人外化は嫌だけど
外見は美少女で中身は異形というのはやはりいい
198:名無しさん@ピンキー
09/09/29 14:34:56 N+uKW5NW
うむ
199:名無しさん@ピンキー
09/09/29 23:10:28 fy8DXHW8
むう
200:名無しさん@ピンキー
09/09/30 05:53:02 UphlVvJ+
雛見沢症候群に取り憑かれた
201:名無しさん@ピンキー
09/10/01 23:21:59 MqPygl/A
こんばんは~。
>>187氏に後押しをされ、再び作品を作ってしまいました。
ただ今回のはえらく長くなりそうで、まだ冒頭も冒頭しか書き終えてませんが、小出しに投稿させてもらおうと思います。
今後完成できるかは正直分かりませんが、お時間があればお読み下さい。
202:きせい・ろわいある
09/10/01 23:23:39 MqPygl/A
0日目 ?:?? 百合女子高3年 北条 蘭(ほうじょう らん) 【未寄生】
「あうぅ……んっ、まぶ……しぃ?」
暗闇から差し込まれる光に瞼を開こうとすることを思わず躊躇してしまう。
それでもなんとか目を擦りながら、ゆっくりと視界を確保していく。白い光が絶えず目を刺激し続ける。
「んぁぅぅ……」
「あら、やっとお目覚めかしら?」
聞きなれない女性の声に、私はぼやけた視界をそちらに向ける。もうもうとしたその中に紫色の人影を見つけた。
「おはよう。ほらっ、早くしゃきっとしなさい。他の人はもう目が覚めてるわよ?」
「えっ?」
その言葉に促されて私は首を振って意識を覚醒させると、少しずつはっきりとし始めた視界で周りを見回した。
「ら、蘭! 大丈夫?」
「あ、しぃちゃん。おはよ~」
機能を取り戻した視界で最初に見つけたのはクラスメイトの『長谷部 静香(はせべ しずか)』、しぃちゃんの姿だった。
しかし、その見覚えのある彼女の姿に、私はどこか違和感を覚えて首を傾げた。
「蘭! しっかりして! 私達、誘拐されたのよ!」
「あぇ? ゆ、ゆうかい? あ……」
しぃちゃんに言われて、私は初めて周りに居るのが同じ学校の制服に身を包んだ私のクラスメイトであることに気付いた。
そして私達が居るこの部屋も黒板や教卓があり、どうやら教室であるらしかったが私達には見覚えのないところだった。それに、壁や室内の物も全てどこか古めかしく、年代を感じさせるものばかりだった。
「はい、そこまで。そこからはこれからみんなに説明するから、静かにしてちょうだい?」
その中で唯一制服に身を包んでおらず、かつ見覚えのない女性が私に言った。年齢は20歳後半で眼鏡をかけた彼女は紫色の服でスレンダーな身体を包んでいた。
彼女はまるで教師のように教卓に手をついて私達を見回し、そして静寂を確認するように一呼吸置いて口を開いた。
「じゃあ皆さん、改めまして。皆さんを誘拐させてもらった『南野(ミナミノ)』です。まず、誘拐してごめんなさい」
そうして儀礼的に南野さんは頭を下げ、すぐさまそれを上げるとざわめく私達を気にせず話を続けた。
「今日はちょっと皆さんに寄生してもらおう……いえ、寄生されてもら……まぁいいわ、どちらでも対して意味は変わらないもの」
なにやら一人でぐちぐちと独り言をつぶやき始めた南野さんは、すぐに納得したというに頷いてこう言い直した。
「今日は皆さんにちょっと寄生したり、されたりしてもらおうと思います」
担任が朝のホームルームで連絡事項を言うかのように南野さんは淡々とそう言った。途端に周りでクラスメイト達がざわめく。
「ふざけんなよ! 意味分からねぇこと言ってんじゃねぇよ!」
そう叫んだのはよく担任から指導を受けている中野さんだった。みんなが座って困惑している中、彼女はその中心ですくりと立ち上がって南野さんを怖い目で睨みつけていた。
「幾らなんでも血の気がありすぎなんじゃないかしら、中野さん。まだ話は始まってもないんだけど……まぁ、クラスでも一番の問題児のあなたなら仕方ないかしら?」
「てめぇ……ふざけてんじゃねぇぞ、ババァ!」
その怒号と共に中野さんがクラスのみんなの間を素早く駆け抜け、南野さんとの距離を急速に縮めていく。しかし対する南野さんはどこ吹く風、といった表情を浮かべているのみ。
やがて、中野さんが教卓の目の前まで辿り着いたとき……突然聞いたことも無いような大音量が短く響いた。
普通ならそれを聴いた瞬間に悲鳴を上げるのだろう。しかし、それはあまりに衝撃的過ぎて、中野さんの行動にざわめていたクラスメイトも全員黙り込み、中野さんも行動を止めていた。
「あっ……ひぃ……」
そして中野さんが情けない声で尻餅をつく共に、彼女の身体で隠れていた南野さんの姿が再び確認できた。
その南野さんがこちらに向けて伸ばしている右手には……黒い拳銃があった。その銃口からもやもやとした白い煙をうつろに天へと昇っていた。ちらりと後ろを見れば、教室後ろのロッカーの上に黒い穴が開いている。
203:きせい・ろわいある
09/10/01 23:25:16 MqPygl/A
「きゃ、きゃあああああああああ!」
誰かが叫びだしたと同時にそれは瞬く間に広がった。全員が悲鳴を上げながら、少しでも南野さんから離れようと教室後ろの出口へと向う。ただ私はそれをぼーっとしながら見送っていた。
そして誰かがその扉に手を掛け、その引き戸が荒々しい音を立てながら開いた。
「ひぃ、きゃぁあああ! ど、どいてぇええええええええ!」
その扉の先頭のほうからそんな叫び声が聞こえ、群がっていたクラスメイトたちが一斉に教室内に戻ってくる。
そうして私からも見えた扉の先には、迷彩柄の帽子と服を着た人たちがこちらに南野さんのよりも大きな銃を向けていたのだ。
結局、クラスメイト達はその二方向の銃口から一番遠い、カーテンで閉められている教室の窓側の隅に押し合うように収まった。その広くなった教室の中心に、私は取り残されていた。
「ふふっ、みんな。ちょっとは北条さんと有馬さんを見習いなさいな」
南野さんが微笑みながら私を見て、そして窓際の壁へとその視線が移動した。私もその視線を追う。
その先には、壁に寄りかかったまま南野さんをじっと見ている『有馬 千尋(ありま ちひろ)』さんが居た。どうやら彼女もあの混乱の中、ずっとそこにいたようだった。
「ら、蘭! こっち来なさい!」
「あ、う、うん」
私は駆け寄ってくれたしぃちゃんに強引に引っ張られるようにして、クラスメイト達の元へと合流できた。しかし、有馬さんには誰も近寄らず、彼女もこちらに寄ってこない。
「さて、静かにしてもらったところで本格的にルールを説明するからよく聞いてね?」
拳銃を下ろした彼女は、背後の黒板からチョークを持ち上げるとそこに達筆な文字を書きながら説明を始めた。
「みんなもう気付いていると思うけど、みんなに首輪をつけさせてもらいました。あ、無理に外さないでね? 爆発するから」
私はそれを言われてはじめて気付いた。先ほどしぃちゃんを見て感じた違和感の原因と、自分の首にもそれがついていることに。
「まぁ無理に外そうとしなければ安全だから安心してね? それに今日の午前0時から72時間、つまり3日後の午前0時になったら自動で外れるから我慢してね」
こちらを振り返ってニコリと笑ってみんなの無言の反応を確認すると、そのまま続きを話し始めた。
「そしてみんな気になっているこの現在地は、みんなが住んでいる日本本州から結構離れた無人島です。ここは以前まで使われていた小学校の校舎で、ちょうど島の中心にあります」
そう言って教卓から彼女はポスターのような巻紙を教卓から取り出し、マグネットを使ってそれを貼り付けた。その様子はまるで学校の授業風景のようだ。
そして貼り付けられた紙には、四方を青い海で囲まれた島の全体図が上から覗き込むように描かれていた。
その中心に大きな赤丸があり、そこを指差して現在位置がここであることを南野さんは私達に伝えた。
「それで、基本的に何処へ逃げ回ってもらってもいいんだけど……万が一、海から逃亡しようとかした場合は、首輪を爆発させるから3日間はこの島から出ないこと」
南野さんは島の周りの海の部分をぐるりと指差しながら私たちに警告した。
「後はここを一度出たら、3日後の午前0時まで入らないこと。もしそれ以前にここにもう一度入ろうとすれば、誰これ構わず首輪を爆破します」
「まぁ首輪の機能はそれぐらいね。あなた達がこのルールを守ってくれるなら、決して危険なものじゃないから安心してね。はい、じゃあ次。これが一番重要だからよく聞いてね」
誰の返事も待たずに南野さんは手を叩いて首輪の説明を終えると、黒板に向き直って次の説明を始めた。
「さて、私達は今から2年ぐらい前にある寄生体を作り出しました。簡単に説明すると、それに寄生されたら皆さんは人間をやめることになります」
その淡々とした口調に込められた理解不能な言葉にクラスメイトが再びざわめきだす。しかし、南野さんは気にせずに続ける。
「まぁ例えばどこかのSF映画の怪物みたいに見ためが醜いものになる、なんてことはないわ。むしろ、その綺麗で若々しい身体をいつまでも保ち続けられるでしょうね」
振り返った南野さんは私達を見て羨ましそうな顔をした。
204:きせい・ろわいある
09/10/01 23:27:01 MqPygl/A
「ただ、それに寄生されたら極度の性的欲求が芽生える。男性ではなく……女性にね。もちろん、そこに理性なんてものはない。親でも姉妹でも……友達でも、自らを寄生させようとするわ」
ニヤリと笑った南野さんが妖しく舌なめずりをし、そしてこちらに向き直るとこう言った。
「この寄生体はね、宿主の子宮にその本体を植えつけるの。すなわち子宮がない男には寄生出来ない。……だから、あなた達を誘拐したの。私立百合女子高等学校3年3組のみんな、をね」
ざわざわとクラスメイト達はお互いを見回す。そのみんなの性別は……当然ながら全員女子。
「これからあなたたちには、その寄生体に寄生されてもらおうと思います!」
あまりに一方的な南野さんの言葉に再びクラスメイトは大きくざわめきだすが、間髪を居れずに南野さんは教卓を強く叩いてそれを黙らした。
「……でも、そんなのあまりに一方的よね? だから皆さんには救済措置があります。よく聞いてね?」
優しい口調で南野さんはそう言うと、みんなの静寂という反応を待って説明をした。
「もし、これから72時間寄生されずにいられたら、皆さんをお家に帰してあげます。……賞金付きでね」
言うや否や南野さんは黒板に振り返り、でかでかとした文字でその賞金額を書いた。
「100億! これを寄生されずに72時間過ごせた生徒で山分けしてもらいます!」
バン、と黒板を叩いて南野さんは興奮気味に捲し立て、そのまま言葉を吐き出し続ける。
「寄生された人間を攻撃してもよし! 寄生されていない人間をされる前に殺してもよし! ひっそりとどこかに隠れ続けるのもよし! とにかく72時間、精一杯生きること!」
言い切った南野さんは教卓に手をついて激しく息を切らした。その鬼気迫る様子に私達は誰一人言葉も出せない。
「はぁはぁ……今回の参加者は百合女子高校3年3組33名、泉女子高校3年5組34名、聖マリア女子高校3年B組33名、合計100名。今、隣でも同じような説明がされているはずよ」
そして南野さんはパチンと指を鳴らした。乾いた音が一瞬だけ響き、それと同時に教室に慌しく武装した迷彩服の人物達が侵入してきた。
その行動にクラスメイト達は動揺をするがその人たちはこちらに目もくれずに、なにやらバックが山積みになっている荷台を部屋の中心に運び入れた。
そこから一つを南野さんが持ち上げ、中身を取り出しながら説明した。
「これはそんな皆さんに私たちからの餞別です。中には……3日分の食料と水、地図にルールブック。これはよく読んでおいてね。そして、ランダムに……」
南野さんがそう言ってバックから取り出したのは……軍服の人が持っているのと似たような大きな銃だった。
「あら、結構な当たりを出しちゃったわね。まぁ、こんな武器が一つ入ってるわ。そのほかにも、この島中にいろんなものが置いてあるから好きに使っていいわ」
バックに中身を乱雑に戻し、そのバックは教卓の横にポンと投げ出されて隔離された。
「じゃ、これから一人ずつ名前を呼ぶからそこから餞別をもらったら、ここから出て行ってちょうだい。あ、自分の荷物も持って行っていいわよ」
そう言って南野さんが指差したのは、教室後ろのロッカーだった。その上には私たちのスクールバックが羅列されていた。
「じゃあ出席番号順に……まずは『新井 彩香(あらい さいか)』さん」
その名指しに、クラスメイトのちょうど中心あたりに居た新井さんから、みんなが円形に離れていった。
ただ一人、その中心でカタカタと震えながら新井さんは周りのクラスメイトに助けを求めるかのように視線を送っている。
「新井さん、早くしてください?」
「ひぃ!」
そのとき、わざと音を立てるようにして南野さんが黒光りする拳銃を再び取り出して銃口を新井さんに向けた。
やがて拳銃の恐怖に押されるようにして彼女はクラスメイト達から離れ、背後のロッカーからバックを持ち上げると、支給される新しいバックを取りに向った。
「新井さん」
「は、はぃ!」
その様子をにこやかに見守っていた南野さんが突然口を開いた。
205:きせい・ろわいある
09/10/01 23:28:05 MqPygl/A
その様子をにこやかに見守っていた南野さんが突然口を開いた。
「一つアドバイスです。ここから出たらすぐに逃げたほうがいいですよ?」
「は、え?」
「だってもう……誰かが寄生されているかも知れませんから、ね?」
まるで子供をあやすかのような微笑みで南野さんが首を傾げた。その言葉に新井さんは震えた頭でこちらに振り返る。
その顔は恐怖に歪んでいた。
「あっ、あああああああああああ!」
そのままひったくるように至急品のバックを一つ掴むと、壁にドアに身体をぶつけてよろけながらも教室から駆け出して行った。
「くっくっく……正しい判断ね。さぁ、次の人……有馬 千尋さん」
次に呼ばれた有馬さんはゆっくりと身体を壁から離すと、堂々とした足取りで二つの荷物を回収するとこちらを見向きもせずに出口へと向う。
しかしその間際、ピタリと立ち止まった有馬さんはこちらではなく教卓の南野さんへと顔を向け、そしてそのまま出て行った。
「……次、『井原 望(いはら のぞみ)』さん」
そうして……ある子は脱兎のように、ある子は友達とわずかに内密をしてから、ある子はよろめく足でここから一人ひとり出て行った。
「ふぅ、えっと次は……長谷部 静香さん」
しぃちゃんは名前を呼ばれると、私の耳に口を近づけてこっそりと囁いた。
「校舎の出口付近で待ってるよ。他にも何人か居るはず」
「えっ……?」
最後にちらりとしぃちゃんは微笑み、そしてバックを回収して振り返ることなく出て行った。
それから3人ほどが呼ばれ、教室を後にし……ついに私が呼ばれた。
「次は、北条 蘭さん。ふふっ……あなたには期待しているわよ?」
私はその言葉を受け、残り少なくなったクラスメイトから離れて荷物を回収すると、最後に有馬さんがそうしたように南野さんを見た。
「あらあら……あなた、やっぱり化けるかも知れないわね」
南野さんが楽しそうな微笑みを浮かべ、私はそれを見たのち廊下を駆け出した。
廊下には出口と書かれた紙が張られ、その下の矢印が指している方向へと私は迷い無く走り続けた。
そして出口はすぐに見えた。ふと足元を見ると、教室に居たのに履物は靴のままであった。
「そっか……確か修学旅行のバスの中でそのまま眠くなって……」
私は今日の朝からバスに乗って修学旅行の地へと向っていたのだ。その最中で突然眠くなり、気付けばこの有様だ。
もう何故か遠い記憶のようにそれを感じながら、私は校舎を出た。
外は暗闇に満ちており、ふと思い出して携帯電話を取り出すと圏外の表示の横に現在時刻、11:49と示されていた。
暗闇に目が慣れきて、周りを見回すとどうやらこの校舎は森に囲まれたつくりになっているようだった。だから見渡す限りに広がるのは木々ばかり。
……その中に、幾ら探せどしぃちゃんの姿は見えない。それどころか、人の子一人見当たらない。
「あっ……」
そのとき背後の校舎の奥から聞こえてくる足音、誰かが来る。
……迷っているヒマはなかった。この状況下で、出会う人物全てを信用するのは危険すぎる。
気付いたときには、少しでも校舎から離れようと私は全速力で森を駆け出していた。
206:きせい・ろわいある
09/10/01 23:29:46 MqPygl/A
1日目 0:05 秘密兵器開発委員会・委員長 南野 【未寄生】
ゲーム終了まで……残り71時間55分
「ふぅ、みんなお疲れ様」
私は歩きながら横に並ぶ仲間達の労をねぎらった。
すると私の横に軍服を着た部下が帽子を外し、長い髪を整えながら私に話しかけてきた。
「委員長、あれはちょっと言い過ぎなんじゃないですか?」
「うん? 何のことかしら」
先ほど、私と同じ教室で百合高校の生徒にバックを渡していた『藤原』が続ける。
「あれですよ。“もう誰かが寄生されているかも……”って」
「ああ、あれね。……でもまぁ、ルールブックを見れば誰でも気付くことよ?」
「それはそうですけど……はぁ、あなたって人は本当に」
肩を竦めて藤原は首を振り、私はその様子ににやりと笑いながら作戦室へと入った。
「さぁて、一応確認するけど校舎に残っている人は居ないわね?」
「大丈夫です。先ほど確認部隊が戻り、レーダーにも反応はありません」
オペレータの一人が手早く説明を終えた。私は彼女に頷き返し、椅子に座って近くのマイクで仲間達に檄を飛ばした。
「さぁて、長くなるわよ。みんな、気を抜かずに頑張ってちょうだい!」
その私の号令に、律儀に全員が素早く立ち上がって敬礼をしてくれた。
「あっ、委員長!動きがありました!」
オペレータの声に全員が作戦室の一番大きなモニターに注視した。
「始まったわね……ふぅ、どんなことになるやら……」
そのモニターのど真ん中に、黒い背景に赤の文字で表示されている大きな数字に変化が起きた。
寄生完了数が0人から……1人へと変わり、ゲームが始まった。
207:きせい・ろわいある
09/10/01 23:31:22 MqPygl/A
1日目 0:02 百合女子高3年 長谷川 静香 【未寄生】
ゲーム終了まで……残り71時間58分 寄生完了数0人
「はぁはぁ……こ、ここまでくれば大丈夫でしょ」
先頭を走っていたこずえちゃんが息を切らして立ち止まった。結構走ったが、森は以前途切れる様子はなかった。
「う、うん。か、かなりはし、ったから……はぁはぁ……」
そう言って木に寄りかかったのはあゆみちゃんだった。
それに続くようにのどか、けいこが草の上に倒れこんだ。私もその隣に倒れこんで酸素を求めて口と鼻を動かし続ける。
「や、やっぱり……ら、らんも待ってたほうが……」
やがて私は息が整い始めると同時に、口を開いてみんなに後悔の念を伝えた。
「それはだめだよ! やっぱり、らんってちょっと……抜けてる、っていうか。なんか、足手まといになりそうだし」
こずえちゃんがどこか申し訳なさそうにしながらも私に言った。
確かにらんは普段からどこか抜けている性格ではあった。常にボーッとしていて、授業も目が半開きのまま寝てたり、今日の集合時間もギリギリだったし……。
「で、でも!」
「分かった分かった。じゃあ、今度もう一回会ったときに合流しよ? 今から行っても多分、もうあそこにはいないよ。ね?」
あゆみちゃんがその妥協案を提示するとみんなが納得し、私も渋々同意した。本当はすぐにでも助けに行きたかった……あの子は私が居ないと、だめなのに。
「それよりこれ開けてみようよ。聞いた話だと、武器が一つ入ってるって言ってたし」
「あ、そうだ。よし、みんな開けよう」
のどかとけいこが思い出したようにバックを引き寄せ、その中身を広げ始めた。カンパン、ペットボトル、地図とルールブック。
そして……のどかのバックからは刃渡りの長いナイフが、けいこのバックからは登山用のピッケルがポロリと地面に落ちてきた。
それに見てから私とこずえちゃん、あゆみちゃんも自分のバックを引き寄せた。
「こ、これって……本物だよね」
自分のバックに手を掛けたとき、こずえちゃんが一足先に自分の武器を取り出していた。
黒光りするそれは……先ほどの南野という人物が手にしていた拳銃によく似たそれだった。
「わたしの……え? な、なによこれ」
それに続くようにあゆみちゃんが手にしていたのは、プラスチック製の円盤ブーメランだった。
普通の状況なら笑えるのだろうが、それが武器として支給されたものであるのだから誰一人として笑わず、そして私の手元に視線が集まった。
ゆっくりとチャックに手を掛けて横に引っ張ると、スムーズにそれは暗闇の口を開いていく。
やがて半分ほど開いたとき……中から何かが飛び出した。
「きゃ、ゴポポォ!」
それはそのまま私の口へと飛び込んでいった。いや、それだけでは終わらない。緑色のそれはどんどん私の身体に飛び掛ってくる。
208:きせい・ろわいある
09/10/01 23:32:46 MqPygl/A
「あっ……ああっ!」
「きゃああああああああ!」
「に、にげろぉおおお!」
あゆみちゃん、のどか、そしてけいこの悲鳴がくぐもって聞こえた。しかし私はそれど頃ではなかった。
身体がその緑色の液体に包まれ、それは口、鼻、耳、へそ、そして……オマ○コから私の中にドンドンと入ってきていたのだ。
でも……なんだろうこの感覚。さっきまで恐怖と驚きで頭が埋まっていたはずなのに……あぁん、なんか……きもちいい。
まるで雲の上で頭が蕩けるような甘い感覚を全身に感じながら、私はその液体を身体の中に受け入れていた。
「んぐっ……ぷはっ……ぅぅ……」
そしてその緑の液体は全て私の中に入り込んだ。たいそうな量があったと思うが、今はその甘美な液体がなくなってしまったことが口惜しい。
「あんっ……あついぃ……なんか、きちゃうぅぅ……」
身体中が何かを求めているかのように疼き、そして熱く火照っている。その熱の中心はお腹じゃなく、もっと下の部分。
「くあんっ……あああああああ!」
そしてその疼きが最高潮に達したとき、私の下着を何かが押し上げ、そしてその隙間から飛び出してきたものがあった。
「きゃ、きゃあああああああ!」
それが生まれると同時に突如聞こえる悲鳴。それは私のすぐ横からのものだった。
しかしそちらには目もくれず、私はスカートを捲り上げ、下着の隙間からそそり立つそのモノに目を奪われていた。
それはまるで……オトコのヒトのオチ○チン。ビクンビクンと私の血流と共に脈打ち、そしてそれが下着に擦れるたびに私の頭に電流のような刺激が送られてくる。
「あっ……ああっ……」
それを確認してからやっと私は横を向いた。そこには……足を震わせ、まるで腰が抜けたかのように動けずにこちらを見上げるこずえちゃんがいた。
その彼女を確認したとき……私の全身の血が煮えたぎるように熱くなる。同時にある感情が湧き上がってきた。
それは……彼女を犯したいという興奮。
この股間のオチ○チンを彼女の穴に突っ込み、よがらせ、その中にぶちまけ……私を彼女に植えつけたい!
「こずえちゃぁん……あんっ、これぇ……こずえちゃんのおま○こにぃ、いれさせてぇ……おねがいぃ」
私はそのモノを無意識に手で擦りながらこずえちゃんにゆっくりと近づいていく。
「ひいぃ、こ、こないでえぇ! く、くるなぁあああ!」
そんな私に対して彼女は自らの武器の銃口を向けた。しかし、そんなもの私には関係ない。恐怖など感じないのだ。
今あるのは、ただ穴にこれを突っ込み……彼女を犯し、私を植えつけることのみ。
だから足は止まらない。いや、止められない!
「うあぁあああああ! くるなぁああああああ!」
拳銃を片手で構え、涙を流しながらこずえちゃんは後ろに後ずさりしていく。しかしその銃口が火を噴く事はない。
「むりだよぉ……むり、むりぃいいいいい!」
209:きせい・ろわいある
09/10/01 23:33:53 MqPygl/A
抑えられない欲望の波に押されるまま、私はこずえちゃんの目の前に仁王立ちをする。
その恐怖に歪み、情けなく半開きした彼女の口に私はモノを強引にねじ込んだ。
「んんんんんんっ!」
「あんんんんんんんんっ! な、なにぃ!? なんなのこれはぁあ!」
私のモノが彼女の口に入り込んだ瞬間、垂れる唾液が、擦れる舌が、ぶつかる歯が雷撃のような快感を私に叩き込む。
「くああああああああんっ! すごぃいいい! すごぃいいい! すごぃいいいいいいいいい!」
「がぁっ! んんぁうぅ! んんんんっ!」
小さな彼女の頭を両手で鷲づかみにして乱暴に前後に振るう。それだけじゃ物足りなくて、腰も勝手に動いてしまう。
そして私のモノに何かが溜まり始め、それはすぐに私のモノの先端までを満タンに埋め尽くす。
「でるぅうううう! でちゃぅううううううううう!」
「んんんんんんんんんんんんっ!」
「ふぁああああああああああああああああああんっ!」
こずえちゃんの顎が外れるんじゃないかというほど私は腰を動かし、それを彼女の喉に直接放った。頭を押さえつけ、私が全てを出し切るまで一切彼女に動かせない。
「んんんんんっ、ゴフッ!」
「ああんっ、こずえちゃんもったいない……」
私の放った緑の液体がこずえちゃんの咳によって口の端から垂れるが、それでも口の中にある私の液体はドンドン彼女の喉の奥へと吸い込まれていく。
「んぐっ……あぅぅ……」
「んんっ、っと。えへへっ、こずえちゃん。おいしいでしょ~?」
私は膝を追って座っている彼女の顔を覗きこむ。すると彼女はやはり虚ろな目で私を見ていた。
それは私が彼女の口に流し込んだ液体の効果だった。私の一部が彼女に入り込んだことで、彼女の意識は一時的に私に奪われているのだ。
「で~も、これじゃこずえちゃんにまだきせいはしてない。はい、こずえちゃん。おまたをひろげてぇ?」
私の言葉に促されるようにこずえちゃんはゆっくりとおまたを開き、私のモノが入りやすいように両手で広げてくれた。
「よくできましたぁ……ほらっ、これいまからそこにずぼずぼいれるからねぇ、あははははっ」
こずえちゃんの足を掴んで彼女を優しく横たえると、私はその上で彼女が招いている入り口に自分のモノをあてがう。
「んっ……こずえちゃんのいりぐちぃ、ひくひくしてるぅ……えへへっ……いっくよぉおおお!」
「あんっ、んんああああああああっ!」
「んんんんんんんんっ! うあぁぅ、す、ごいぃぃ……」
濡れた彼女の穴は私のモノを吸い込み、無数のヒダで絡みついてくる。
意識が吹き飛んでしまいそうな快感の嵐に悶えながら、私はゆっくりとこずえちゃんと繋がり、重なっていく。
「んあぅ! ふふっ、こずえちゃんにわたしのぜ~んぶ、のみこまれちゃった……」
「ふああぁぁぁ……」
やはり私が彼女の意識の主導権を握っているだけあって反応自体は薄い。しかし火照った顔に、垂れる涙と愛液はまぎれもなく彼女が悦んでいる証拠。
210:きせい・ろわいある
09/10/01 23:34:28 MqPygl/A
「じゃあ、うごくよぉぉ……あんっ、ヒダがぁ、すごいぃいぃ!」
繋がった私が出て行くのを拒むかのようにヒダが私のモノに再び絡みつき、その彼女の円形の壁が私のモノを圧迫する。
そして私のモノの大半がその穴から出てきたところで、間髪居れずに再び彼女の中にねじ込む。その衝撃に、こずえちゃんの両目が大きく開かれる。
「こずえちゃぁん、すぐぅ、すぐぅきせいしてあげるぅ。これからぁ、いっしょにぃ、なかまをぉ、ふやそぉおおおおお!」
湧き上がる液体をギリギリまで溜め込みながら、私は彼女の中を思う存分に味わい、犯す。
「こずえちゃぁん! うけとってぇえええええええええ!」
「ふぁああああああああああんっ!」
「あああああああああああんっ!」
私はその瞬間にこずえちゃんと重なると、彼女の子宮に溜まりきった液体を注ぎ込んだ。私を受け取るたびに痙攣を繰り返すこずえちゃん。
「んっ、んっ……ふあんっ……こずえちゃん、きぶんは、どう?」
全てを出し切った私は、彼女と繋がったまま話し掛ける。
彼女は最後にビクンと大きく身体を震わし終えると、悦に入った表情で私の問いに答えた。
「さいこうぅ……あつくてぇ……きもちよくてぇ……あんっ、なんか、おまたがぁ……あんんんんっ!」
「ふふっ、だいじょうぶ……ほらっ」
私はこずえちゃんの生えたてオチ○チンを掴み、やさしくしごいてあげる。
「あんっ、さわちゃ、だめえぇ……」
「ふふっ……これをみんなにいれてね……ずぼずぼよがらせて……あなたをきせいさせるの……さいこうよぉ……」
こずえちゃんの背中に手を回して私は彼女を起き上がらせ、そのまま身体を支えながら一緒に立ち上がった。
「さっ……行きましょ? まだまだ、ゲームは始まったばかり……ね?」
「クスッ、うん。あんっ、楽しみで濡れちゃう」
私とこずえちゃんはもう少しお互いに楽しみたい気持ちを抑えつつ、新たな仲間を増やすために行動を開始した。
211:名無しさん@ピンキー
09/10/01 23:40:08 MqPygl/A
今回は以上です。
タイトルからお分かりいただけるかと思いますが、ネタ元はアレです。
元々ありそうなネタだったんですが……まさか被ってましたかね?
私自身、書いててまったく先が見えないのですが……頑張ります。
では、失礼しました~
212:名無しさん@ピンキー
09/10/01 23:40:40 1oHamt6I
sien
213:名無しさん@ピンキー
09/10/01 23:59:37 Y4FwW9v5
>>211
いや、ありそうでなかった、とはこういうことを言うんじゃ無かろうか。
確かにこのネタは寄生と相性が良いなw 盲点だった。
もちろん続きも期待。
214:名無しさん@ピンキー
09/10/02 01:14:30 TacvpMAA
>>211
なるほど、それで南野な訳ですかww
今までこのネタの寄生話は見た事無いんで新鮮でした。
続き待ってます。
215:名無しさん@ピンキー
09/10/02 08:47:50 +k9Pl49f
殺しあうんじゃなくて寄生させる
まったく盲点だったw
小説持ってるがまさか引用するとは
これは期待せざるおえない
216:名無しさん@ピンキー
09/10/02 09:46:47 lN1n38X6
乙!これはいい改変。
南野(政府?)の最終的な目的とかも気になるなあ。
217:名無しさん@ピンキー
09/10/02 11:08:19 26TXbNmn
>>211
これは名作の予感!
続き楽しみにしてます!
218:名無しさん@ピンキー
09/10/02 15:20:53 8Ogo6/xo
>>210
GJ
219:名無しさん@ピンキー
09/10/02 17:49:27 E5jYUw8V
>>211
GJ
ただ長谷部が途中から長谷川になってる・・・
220:名無しさん@ピンキー
09/10/03 00:21:22 8252ws5f
そのうち谷川→谷口・・・と変わっていくんだろうな
221:名無しさん@ピンキー
09/10/03 00:25:55 8m6FmCUw
勝手に改造の山田さんみたいだな
222:名無しさん@ピンキー
09/10/03 02:15:53 Jvlm0gzb
前原→前島→前山とかあるしな
223:名無しさん@ピンキー
09/10/04 17:02:02 OVWoMjJ6
>>222
某大臣の事かー!まぁあの人は前さえついてれば判別可能だからいいけど。
224:名無しさん@ピンキー
09/10/04 17:38:42 0h1U5PLi
不気味なモノに寄生されるシチュエーションって、これ以上ないくらい不健全なはずなのに、
なぜそれに惹かれるんだろうか
225:名無しさん@ピンキー
09/10/04 18:02:08 SJ/RBZSS
本当だよな
無気味な俺に寄生されて喜ぶ女なんていないのにね
226:名無しさん@ピンキー
09/10/04 18:20:00 LzdE5WXf
>>225
サボってないで、はやくカワイイ娘をよがらせてらっしゃい。
227:名無しさん@ピンキー
09/10/04 20:26:53 K2yFkJ9w
エロ妄想は不健全なものほど輝くからな
228:名無しさん@ピンキー
09/10/05 18:45:18 X7DNEdjy
それに寄生されても女の子は気付かない。
だが、女の子の体は見えないところで変わっていく。
体臭というものは本人には無臭だ。
しかし、その女の子の体臭を嗅いだ男は、その女の子を犯しちゃう。
229:名無しさん@ピンキー
09/10/06 19:04:05 XL0AeJ3l
レイプの虜になる娘になるんじゃないか
230:名無しさん@ピンキー
09/10/07 03:18:13 BuXdBEYX
寄生されて頭に響く声に従って男を襲う女の子ってよさそうだよね
231:名無しさん@ピンキー
09/10/07 04:23:33 BR2Goq8a
寄生されて頭に響く声に従って女を襲う女の子って方が好きだ
232:名無しさん@ピンキー
09/10/07 04:48:35 bCDzVDUW
>>231がたまらん
233:名無しさん@ピンキー
09/10/07 10:54:46 S9dScH4H
心霊研究部の同人誌買ってみたけど一々エロすぎる、エロ好きだけど読むのが
恥ずかしい自分にとってはちまちまとしか読めない(´・ω・`)でも寄生物としては
とても良かったよ
234:名無しさん@ピンキー
09/10/07 18:42:33 r2m9tZYU
>>224
魔法・触手萌えだったはずがいつの間にか寄生・百合萌えに変わってた!ふしぎ!
ついでになんか投下したくなってきた
235:名無しさん@ピンキー
09/10/07 18:58:30 pPegQm6p
>>234
堕とせ!堕とせ!
236:名無しさん@ピンキー
09/10/07 21:10:43 iZ4Q/8jZ
>>234
よし、投下作業に移るんだ
237:名無しさん@ピンキー
09/10/07 22:17:11 VG2NuJUe
俺はグロとか苦手な口だが、なのに寄生ネタだと興奮する
自分でも不思議
でも女の子としての原型を失うようなものはやはり苦手だ
238:名無しさん@ピンキー
09/10/08 17:52:45 eyDM7Vxa
じゃあ男の子としての原型失って女の子になっちゃうものは?
239:名無しさん@ピンキー
09/10/08 18:10:03 VZxFNTqv
>>238
女湯とかに行って悪戯しまくるんですね。
240:名無しさん@ピンキー
09/10/08 20:10:39 rf0s+ZTe
TS好きな自分に隙はなかった
241:名無しさん@ピンキー
09/10/08 20:47:12 CykHnTYD
寄生好きも変態だが、寄生TS好きはさらに変態中の変態だな
いやおれも好きなんだけどさ
242:名無しさん@ピンキー
09/10/08 21:24:55 /kV3Zo4/
寄生されて生えちゃったのか寄生主がその部分なのか
243:名無しさん@ピンキー
09/10/09 01:49:51 lbdSsY1u
寄生TSとか、思い切りツボだわ。
あるなら、すげー読みたい。
244:名無しさん@ピンキー
09/10/09 10:25:12 33s25OYk
男のモノは嫌だが寄生体のモノなら男でも女でもいいや
245:名無しさん@ピンキー
09/10/09 10:40:32 7Fie4F64
tsはクソ
246:名無しさん@ピンキー
09/10/09 12:38:29 MuX8Z2IS
バーディーに寄生されて強制的に女湯行きとなった彼のことか…
247:名無しさん@ピンキー
09/10/09 12:40:43 HzK7jSNJ
強気な僕っ子が、妙な眼鏡かけたらおとなしい優等生に性格チェンジとかそう言うスレだと見て居たが。
248:月光蝶
09/10/09 14:45:53 SorV0izA
URLリンク(www.geocities.jp)
更新したヨロ。
249:名無しさん@ピンキー
09/10/09 21:03:37 spPmk8C8
お、凄く久しぶりな気がする人キタ━━(゚∀゚)━━!!!!
毎度お疲れ様です。
250:名無しさん@ピンキー
09/10/09 22:01:54 oD3SfmR1
更新超お疲れ様です!
251:名無しさん@ピンキー
09/10/10 00:58:50 nxjwiLve
毎度毎度、更新お疲れさまです!!
252:名無しさん@ピンキー
09/10/10 01:26:58 3XJiV0G9
>>248
おつです
細かいとこだけど11thが11hになってるので報告しときます
253:名無しさん@ピンキー
09/10/10 17:41:01 lbELBOKG
>>242
その部分になる方が、しっかり味わえそう。
254:>>233のレスを見て
09/10/11 21:23:59 5lyobRmG
エロに興味津々だけどHシーンをチラ見しただけで恥ずかしくなっちゃうような
>>233のようなかわいいかわいい女の子が寄生されてしまう
心の中はいつも通り、だけど外面はエロス全開レズ大好きな性格に
寄生体の能力は宿主の欲望(主に性的な)を悪い方向で過剰に膨らませた人格を作り出すというものだった
Hを通して同じ学校(勿論女子校)の女の子に自分の寄生体の一部を寄生させる
身体の内側と外側から快楽を送り込まれ
身体に根付いて成長した寄生体の(主に性的な)せいで生徒や先生が次々と…という連鎖堕ち
心中真っ赤になりながらも回数が重なるにつれ自らも快楽の海に溺れていく……
やがて表も裏も無くなり、そこには女王として立派に君臨する>>233の姿が……
…というプロットを考えてから、月並みだし長くなりそうだから自分向きじゃないなと思ってやめた
勝手にネタにしてゴメンね>>233
255:名無しさん@ピンキー
09/10/12 00:19:08 koPpnfOp
さて、こんばんは~。>>211です。
まず始めに月光蝶様、更新本当にお疲れ様です!
次に前回のご感想をどうもです~! 設定負けしないように頑張ります;;
一応>>210の続きが出来たのでこれから投稿させてもらいます。お時間があればお読み下さい。
ではでは。
256:きせい・ろわいある
09/10/12 00:21:03 koPpnfOp
1日目 1:48 某国秘密特殊部隊 アリス 【未寄生】 現在地:島北部・洋上
ゲーム終了まで……残り70時間12分 寄生完了数5人
『あの島が任務の目的地か……全員、波に流されてないな?』
『ジェニファー副隊長、状態良好です』
『ロック隊員、同じく』
『リリィ隊員、体力有り余ってますぜ、隊長』
島が見えてきた私たちは海底から洋上に頭を上げ、アレックス隊長の号令に階級の高い順番で返事をしていく。
『おい、アリス。まさか波に攫われて流されちまったか?』
「……アリス、問題なし」
隊長の再号令に私は渋々応答する。暗視ゴーグルを着けているのだから、わざわざ聞かずとも分かるだろうに……。
『か~っ、やっぱり可愛くねぇ奴だ! 顔はそんなに美人なのに、なんでそんなに性格捻じ曲がってるかねぇ?』
『まぁまぁロック、落ち着いて』
勝手な怒りの声を上げたロック隊員をジェニー副隊長が黙らせてくれた。
『はぁ……あいつらと違ってジェニー副隊長は外見も中身も最高です』
『おい、“ら”ってなんだよ。私だって外見も中身も最高なレディーだろ?』
『馬鹿言え。お前みたいに女らしくない女、軍隊には山ほどいるっての。アウチ!』
相変わらず減らず口を叩くロック隊員の頭をリリィ隊員が小突く。
『おいお前ら、冗談はそれぐらいにしとけ。そろそろ侵入方法を考えるぞ』
その隊長の一言にロック隊員の減らず口が無くなった。彼は軍の人間なのに口がうるさいのだ。敵に捕まり拷問などを受けたらすぐに情報を吐いてしまうだろう
この島に未確認生物兵器が運び込まれてる、との情報が入ったのはかれこれ16時間ほど前のこと。それからすぐに私達に潜入および偵察の命が下った。
私達はすぐに日本に向かい、島の近くまで船で接近して泳いで辿り着いた。レーダー等を警戒したためだ。
船から離れる最中に追加の情報として、女子高校生が拉致されてこの島につれて来られているらしいとの情報を得たが、未確認兵器に関しては以前情報が手に入らなかった。
『俺達はこれから島の中心部にある建物を目指す。衛星写真によればその建物の屋上に簡易のレーダー機器らしきものがあるらしい。おそらくそこに誰かがいるんだろう』
『じゃあ予定通り二班に分かれ、片方は北側から、もう片方はこのまま島の南に回り込んで潜入でいいですか?』
『その通りで大丈夫だろう、ジェニー。その班は俺とロックとアリス。回り込むのがジェニーとリリィにしようと思うんだが』
『待ってくださいよ、隊長』
257:きせい・ろわいある
09/10/12 00:21:34 koPpnfOp
またしても割り込んできたのはロック隊員だった。彼は失礼にも私を指差しながら訴える。
『俺はこんな生意気な新人に命を預けられません。訓練のときもコイツは勝手に判断して行動しちまうじゃないですか。下手すりゃコイツのせいで死んじまいます』
『ったく……だが、アリス。確かにこの間の任務でもお前はやはり単独で動いた。結果的には問題なかったが……そのままだと仲間の信頼を失っちまうぞ』
隊長の言葉に私は押し黙る。何を言っても無駄なのだ。この間の任務も、あのまま傍観していれば人質の命が危うかったから私は思い切って動いたのだ。
効果のない交渉に、要求の先延ばしに犯人の苛立ちが溜まっていたのだ。あの時動かなければ一人や二人は死んでいた。
それを分かってくれないのだ。彼らは。
『隊長。アリスはこちらと一緒に行動してもらってもいいですか? ……女同士なら気も合いますし。いいよね、リリィ』
そんなことを言ったのはジェニファー副隊長だった。女同士ならだなんて……そんなこと戦場に出れば関係ないのに。
『ジェニーがいいのなら問題ねぇよ。まぁ、腕はあるんだ。足手まといにはならないだろ』
私が足手まといになるのではなく、あなたのほうが足手まといになりそうですがね、リリィ隊員。
『……分かった。まぁ寂しいがこっちは男二人で行くとしよう。じゃあ俺達は先に北の浜辺から上陸する。これ以降、こっちは無線を切る。傍受されると厄介だ』
『イエス、サー! 気をつけてください。隊長、ロック』
『くぅ~っ! ジェニー副隊長もお気をつけて!』
ロック隊員のやかましい返事を最後に、二人はゆっくりと島へと泳ぎだした。私達も東側から島を回り込むように移動を開始する。
『さぁて、私達はもう少しだけ遊泳を楽しむとしましょうか』
『りょ~かい、ジェニー。それにしても……なんか嫌な雰囲気の島だな』
『……ええ、本当に』
リリィ隊員の言葉にジェニファー副隊長も賛同の声を小さく上げる。……それに関してだけは、私も同じ気持ちだった。
暗闇のシルエットを浮かび上がらせるこの島で一体何が起こっているのか。
しかし、何が起きても私がやることに変わりはない。ただ、私は与えられた任務を忠実にこなすのみ。
それが兵士という職業の仕事なのだから。
258:きせい・ろわいある
09/10/12 00:22:28 koPpnfOp
1日目 1:38 百合女子高3年 有馬 千尋 【未寄生】 現在地:島北部・住宅街
ゲーム終了まで……残り70時間22分 寄生完了数5人
右手の崖の先から聞こえる荒々しい波音を聞きながら私は海沿いに目的地を目指す。
この視界が取れない暗闇の中では警戒するより、むしろ迅速な移動が肝要。なにより、この草原では森の木々のように身を隠せるものは少なすぎる。
そのため私は全速力で走りながら時計を確認する。暗闇の中で、目が時計に擦るかぐらいの近さまでそれを近づける。
……廃校を出てから1時間と30分以上が過ぎている。あのルールブックに目を通したものは私以外に何人ほど居るだろうか。
1時間半前、私は校舎を後にすると、すぐに地図を確認して身を隠せそうな場所を探した。それは二つの理由のためだ。
一つはそこに一時的に身を隠すため。それは武器とルールブックの確認をしたかったからだ。しかし、私に配られた武器……なべのふた、という洒落にもならない品だった。
もう一つの理由は、そこが安全な場所ならばそのまま立て篭もるためだった。先ほどの説明を聞く限り、この試合は戦うよりどこかに隠れていたほうが有利であることは明白だったからだ。
そして目を付けたのは島の北東の端に存在する灯台であった。それはその高さと周りの海が、敵の侵入地点をかなり絞ってくれるためだった。
そこに辿り着くまでは特に問題はなかった。灯台の内部には、痛んではいたものの家具や道具が想像以上にあり、バリケードぐらいは作れそうだった。
しかし、その予定を狂わしたのがルールブックに記載されていた多くの事柄だった。
そしてその灯台を捨ててまで私が走っているのは、その事柄の一つを重要視したためだった。
それは……『PDA』という存在のためだった。
ルールブックに書かれていたのは、島の西、南、東、北のある部分に情報端末であるPDAを13個ずつ置いてある、ということだった。
つまりそのPDAは全部で52台。それらは支給されたバックのタグを差し込み、それと交換で手に入れることができるらしい。
詳しい記載は無かったが、それは今後この試合を生き残るために役立つものであるらしく、武器に恵まれなかった私としてはそれを手に入れざるを得なかった。
しかし急がなければならない。用意されている数が全参加者の半分しかないうえ……寄生された人物がこの情報を知っているとしたら、そこに待ち伏せされる可能性があるためだ。
それが置かれているのは、島の西部分の牧場、南部分の漁港、東部分の工場……そして北部分の教会だった。
その教会は先ほど私がいた灯台からそう離れた場所にはなく、寄生されている人物がまだ少ないと思われる今なら間に合うと確信したからだった。
灯台で支給されたバックに自分の持っていたバックの必需品を纏めることができ、そのことによって移動が大分楽になった。
そのお陰で灯台を出て20分ほど経ったとき、私の視界にそれが映りこんできた。
「……着いた」
私は闇に溶け込む明かりの灯っていない家々を目にする。ここは島で一番の住宅密集地であるらしく、その真ん中に教会は存在するとルールブックに記載されていた。
その静寂に包まれた住宅街に足を踏み入れた瞬間、その奥のほうから重い響きの鋭く短い音が聞こえた。
私の予想が間違っていないのなら……おそらくそれは銃声。
そして再びその音が二度三度響く。やはり寄生された人物が既に辿り着いているのだろうか?
……いや、違う。これは多分寄生されていない人間の……。
259:きせい・ろわいある
09/10/12 00:22:56 koPpnfOp
私はそう確信し、家の陰に隠れられる路地を選びながら住宅街を縫うように走る。その間も銃声はやむことはなく、近づくたびに私の心拍数を上昇させていく。
やがて数分もしないうちに、私の目に光が差し込んできた。それは久しぶりに見る暖かな光だったが、鳴り止まぬ銃声のせいで私の心は休まらなかった。
家の影から顔を覗かせると、そこは他に比べて開けた広場のような場所であり、その奥に十字架を掲げて淡い光を放つ建物があった。
その手前で鋭く強い光が時折閃光し、わずかに遅れて轟音が私の耳に届いた。
それらの現象は教会を中心線として、右と左から光が放たれ音が鳴っていた。そしてその閃光に映る人の顔は左の人物は右に、右の人物は左を向いていた。
つまりそれは……銃撃戦をしていたのだ。まさしく教会を境界線として。
神聖な場所と一般的な見地のある、教会の目の前でのその光景はどこか滑稽な雰囲気を醸し出していた。
広場を右から回りこむようにして教会に近づくにつれてその原因が分かった。
その銃撃戦には……迫力が足りないのだ。
右側から左側に銃撃をしていたのは、同じクラスの中野であり、彼女達が盾にしている古めかしい車の影には他にも5人のクラスメイトの姿があった。
しかし、そのうち銃撃をしているのは中野ただ一人。他のクラスメイトはある者は耳を塞ぎ、ある者は車の影から向こう側を覗き、ある者はルールブックを確認していた。
おそらく……彼女達の中で銃器が当たったのは中野だけだったのだろう。そのせいで他のクラスメイトは何も出来ないのだ。
そしてそれは対する向こう側も同じ状況であるらしかった。
中野が撃ち、そして隠れ、また撃つという間延びする動作に対し、あちらは中野が撃つと隠れ、中野が隠れると撃つのだ。まるでもちつきか何かのような作業的な動作。
「やめてください! 神を信じれば寄生体など恐れることなどありません! さぁ皆さん、武器を捨てて神に祈りましょう!」
そんな声が聞こえたのは教会の中からだった。開け放たれたその扉の中には、赤いブレザーを着た同い年ぐらいの少女が5,6人ほど居るのが見えた。
更にこっそりと近づくと彼女らの前に、おそらく武器として彼女達に支給されたものがいくつか転がっていた。
「うるせぇ! お前らがPDAを他の奴にホイホイ渡しちまうからいけねぇんだろうが! こっちの5人分と、あっちの6人分じゃ2個も足りねぇんだよ!」
中野の怒号を聞きながら、教会の側面に回りこめた私は窓から教会の内部を覗く。
すると何百もの小さい蝋燭に囲まれた礼拝堂の司祭の机らしきところに、金属の板のようなものが置かれているのが見えた。
しかしその数は9個しかない。先ほど中野が言っていたことから推測するに、礼拝堂の中に居る少女達が誰かにそれを渡してしまったのだろう。
それに対し教会の外に居るのは、中野たちが5人、その向こう側に居るのが6人。……別に全員分を手に入れる必要もないだろうに。
おそらくこの教会に立てこもっている少女達は、まず武器を捨てているのだからPDAも取るつもりはないのだろう。
だが、この騒ぎは私が教会の中に侵入するにはかなりの手助けになった。
裏口のドアは鍵が閉まっていたものの、教会の中に居る少女達は中野たちの戦いに気を取られているために、銃声に合わせて私が窓の一つを割ったことに気付く者は居なかった。
そこから手を伸ばして窓を開けると、私は腰を低くしながらPDAの置かれている机まで素早く近づいた。
そしてバックに付いていたタグを取り外す。そのタグはシリアルナンバーのような英数字が刻まれた、いわゆる兵士の認識票のような薄く小さい金属だった。
PDAは机の上の鎖と繋がっているらしく、その鎖の根元にタグの挿入口があった。
その鎖のうち4本が外れており、その鎖の根元にはいずれもタグが既に差し込まれており、それらの鎖の先には既にPDAは無かった。
形と画面に表示されている内容はどのPDAも同じらしく、私はそのうちの一つの鎖の根元にタグを挿入した。
それと同時に金属音が鳴り、PDAに繋がっていた金属がするりと抜け落ちた。
260:きせい・ろわいある
09/10/12 00:23:34 koPpnfOp
「えっ!? あ、あなたは誰ですか?!」
同時にそれが床に落ちてしまい、教会に居た少女達がこちらに視線を向けてきた。くっ……まぁこれが回収できたのなら問題ない。
私がそのまま裏口から逃走を図ろうとしたその時……突如悲鳴が教会の外から聞こえた。
「うぁああああっ! な、なんだよお前! はなれ、んんんんんっ!」
その声に教会に居た少女達は全員こちらから教会の外に視線を向けた。私も少女達に近づいてその背後から外の光景を覗く。
背後の淡い蝋燭の光に照らされて、中野たちと対立していた相手側の陣営が薄暗いながらも見えてくる。ちらりと逆側を見ると、中野たちもそちらの光景に目を奪われているようだった。
その光景とは……少女が少女に抱きしめられているという異様なものだった。片方はだらんと肩を垂らし、もう片方はその相手に腕を回して抱擁をしている。
更に二人はまるで男女の営みをするかのように接吻をしているようだった。その様子に、その二人の周りの何人かの少女達は各々の武器を構えながらも動けないでいる。
しかしそれもルールブックの内容をしっかりと見ているのなら納得がつく。あれは寄生体の能力の一つだろう。
寄生された人物、つまり宿主が接吻などで別の人間の体内に寄生体を侵入させることにより、その人間の一時的な支配が可能になるらしい。
あくまでそれは寄生ではなく一時的なものではあるが、そうして相手の行動を封じられれば寄生行為自体が確実なものになる。なにせ相手が抵抗しないのだから。
そして淫靡な水音が聞こえ始めた。おそらくあれは寄生をしているのだろう。宿主には男性器に似た寄生の為の器官が股間に生え、それを相手の膣に挿入して子宮に寄生体を放つらしい。
それが始まっても彼女の周りの少女達はその宿主に攻撃をしない。あれだけ密着していれば攻撃しようとすれば、襲われている仲間を盾にされる可能性もあるからだろう。
だが、一番の原因はそのためではなく単純な恐怖だろう。動けなくても動けないから、そこから逃げることもせずにその光景に目を奪われる。
対照的に中野たちはいつの間にか姿を消していた。おそらく先ほどの無駄な撃ち合いのせいで弾もなかったのだろうし、ここに来たということはルールブックから寄生体の特性を得ていたためだろう。
私もその光景から目を離して足元に転がっている武器の中から、一番役に立ちそうなものを手にした。
「あ、それは」
その私の様子に気付いた教会の少女の一人が口を開いた。私は彼女に背を向けて一つだけ忠告をしておく。
「……逃げたほうがいいですよ」
「え?」
その単語に少女の疑問の声が聞こえたが、私は構わず彼女から離れた。
おそらくこの教会の中に居た少女達は、先ほどの言動から考えて聖マリア女子高校の生徒なのだろう。
彼女達にとってこの教会が大切なものであるのかもしれないが、それに固着して目の前の状況を読めないようでは意味がない。
寄生された人間を撃退できないならば逃げ切るか、寄生されるかのほかに結末はないのだから。
私は教会の少女達を逃亡させる為に、教会の蝋燭の列をなぎ倒すように横に倒し、更にそこに近くの椅子などを投げつける。
「な、何をしてるんですか!」
私の行動に教会の少女達がこちらに駆け寄ってくるが、私はそれを彼女達が捨てた武器、日本刀の剣先を向けて牽制した。
その間に地面の絨毯に燃え移った蝋燭の火が、私が投げた椅子などに燃え移りその勢いを増す。
それを確認した私は更に近くの椅子をもう一つ持ち上げ、机の上に残っているPDAに向けて何度か振り下ろした。
残っていた8台のPDAの画面が真っ黒になったことを確認し、私は教会に残っている少女達を一瞥してから裏口から外へと飛び出した。
そして民家の陰に隠れながら私は教会から素早く離れる。行き先はとりあえず灯台の方角。
やがて住宅街の外れまでなんとか辿り着いた私は、走りながら振り返る。
深夜の住宅街の空が、淡く赤く染まっていた。
261:きせい・ろわいある
09/10/12 00:24:20 koPpnfOp
1日目 2:00 聖マリア女子高校3年B組 戸塚 美紗(とつか みさ)【未寄生】 現在地:島北部・住宅街
ゲーム終了まで……残り70時間00分 寄生完了数7人
「ああっ、ふぁあああああああんっ!」
「くぁあううぅぅ……えへへっ、これであなたもわたしのなかま……よろしくね、んんっ」
扉の向こうでそんな声が聞こえる。しかし、ひたすらに祈りを捧げている私にはあまり関係のないことだった。
あぁ、どうか神様。あの逃げた仲間達を無事にお守り下さい。あの二人には愛すべき殿方がいるのです。どうかどうか、もう一度その殿方に会えるように……。
私はその二人の仲間の安全を、ここに残ってもう二人の仲間と一緒に祈っていた。私は彼女達にも逃げるように行ったのだが、私と同じで頑固な二人はここに残ってしまった。
私がここに残った理由は二つ、それはどちらもとても単純なものだった。
一つにこの島で神様に一番近い場所はおそらくここしかなく、もう私たちに逃げるにふさわしい場所などなかったからだ。
もう一つは、多くの人が神に祈ったであろうこの古びた教会が、誰にも看取られず孤独に逝ってしまうのをとても悲しく思ったからだった。
しかし私たちとて最初から、この教会と運命をともにしようと思っていたわけではなかった。
ただ祈りをはじめてしまったら不思議なことに誰一人として動けなくなってしまったのだ。火が近づいてきても横の二人は私と同じように微動だにしない。
おそらく神様がそうさせているのだろうと私たちは思い、だからこの教会と同じ最後を辿ることに決めたのだ。
「きゃっ! な、なにしてるの~!」
そんな風に祈りを捧げていると背後から声が聞こえ、私は誰かにブレザーの襟首を掴まれて放り出されるように教会から放り出されてしまった。
「あんっ!」
「そこでちょっと待ってて。他の二人も連れ出すから~」
そう言葉を残して燃えゆくに教会に戻っていったその女性は、あっという間に二人の親友も担ぐようにして外に運び出してしまった。
「ふぅ……。まったく、危ないじゃないですかぁ! 死んじゃいますよ、あんなところいたらぁ!」
……私の記憶が正しいのなら、目の前で説教をする彼女は先ほどこの教会に突然現れ、女生徒に不埒な行為をしていた人物のはずだった。
しかし、その彼女は私達を今度は火の手が回る教会から救い出してくれた。それは先ほどの行為からすれば意外なものだった。
「あ、わたしは泉女子高校の工藤 渚(くどう なぎさ)です~。どうぞ、よろしく~」
頭のリボンを揺らしながらペコリと礼をしてくれた工藤さんの後ろで、教会の屋根に付いていた十字架が崩れ落ちる。
その燃える教会を背景にした彼女の姿が……私には何故かまばゆく尊いものに見えた。
「それより! だめだよ~命を無駄にしちゃ~。……それだったら、わたしの仲間になってよ~」
そう言って彼女は自らスカートを捲り上げ……女の人には無いはずのものを私たちに見せた。
親友達を見ると、二人とも口を覆って言葉を失い、じりじりと後ずさりをしていた。
しかし、私はそれを見て驚きはしたけど、恐怖のようなものは感じなかった。
いえ……むしろ……。
「分かりました。ただ、私だけにして下さい。二人は逃がしてくれませんか?」
「「ミサちゃん!?」」
親友の二人が驚きの声を重ねて上げた。
「う~ん。けど、それであなたをくれるならいいかなぁ。えへへっ、私もちょっと生の女の子を味わいたくなっちゃったから~」
「交渉は成立ですね。さぁ、二人とも逃げて」
262:きせい・ろわいある
09/10/12 00:25:02 koPpnfOp
私は二人の親友に微笑みを投げ、ゆっくりと歩み寄ってくる工藤さんを待った。
「な、なんでよ? 一緒に逃げようよ、ミサちゃん! わ、私が身代わりになるから!」
すると親友の一人……『ふみ』ちゃんが私に叫んでくれた。どうやら彼女は私が自己犠牲の精神で彼女達を助けようと思っているみたいだ。
「ふみちゃん、違うの。……私には、この工藤さんは神様の使者のように見えるの」
「し、使者?」
聞き返すふみちゃんに私は頷く。
「教会で祈っているときに、神様が私達に『死ぬな!』って思ってて、そこに通った工藤さんがその神様に代わって助けてくれたんじゃないか、ってね」
「ふふっ……私はただ偶然なんだけどね~」
「運命とはそういうものですよ」
私は目の前に座り込んだ工藤さんに笑いかけた。彼女は私の頬を擦りながら火照った息を吹きかけてくる。
「……じゃあ、私も残る」
突然の発言で、私の右隣に腰を降ろしたのはもう一人の親友、『ゆみ』ちゃんだった。その行動に彼女以外の三人が驚く。
私はそれに反対しようとしたが、私のそんな行動にいち早く気付いた彼女は、口に人差し指を立てながら笑いかけた。
「まったく、神様のお告げなら仕方ないわね」
「ふみちゃんまで……」
今度は私の左隣にふみちゃんが座り込んだ。しかし彼女はお世辞にも信仰に厚い教徒ではなかっただけに、私にもその発言が嘘であることにすぐ気付いた。
それでも彼女は先ほど、私と同じく教会に残る際に見せてくれた快活な笑顔を向けて、その意思が真であることを伝えてくれた。
「くすっ、いい友達だなぁ……じゃあ遠慮なく、みんなをもらっちゃうね~? もう私も待ちくたびれちゃったよ~」
そう言って彼女はそのほんわかとした表情に似合わない、ビクビクとそそり立つものを右手に持った。
「それじゃ、私から……」
そして私も白いショーツを脱ぎ、工藤さんのそれを受け入れる準備を整える。
「あれれ、ミサちゃんはもちろん“はじめて”だよねぇ~? あんまり濡れてないと、痛いかもしれないなぁ……」
「……くすっ、仕方ないわねぇ。ふみちゃん、私は下をやるから、胸とか頼むわ」
「んっ、わかった」
工藤さんの話を聞いたふみちゃんが不敵に笑い、彼女の呼びかけにゆみちゃんも追従する。
「え、ちょちょちょ、ちょっと! な、な……ひぁあんっ!」
そのまま戸惑う私のお股に顔を埋めたふみちゃんが、ぺろりと私の秘所を舐めて来たのだ。
「ふ、ふみちゃん、そこぉ、汚いからぁ、あんっ! って、ゆ、ゆみちゃんまで、なにを、んんっ!」
その横から私の顔を覗きこんできたゆみちゃんが、不意打ちで私の唇と自らの唇を重ねてきた。更にブレザーの上から私の胸を揉み解してくる。
私がその思いも寄らぬ行動に驚いている間に、ふみちゃんに下の穴は優しく舐められ、口の中ではゆみちゃんの舌が少し強引に暴れまわっている。
二人のそんな行為に驚きながら、私は不覚にもその快感に悶え始め、身体全体が熱く火照ってきていた。
「んんっ、ぷはっ……こんなものでいいでしょ。じゃ、工藤さん、お待たせしました」
263:きせい・ろわいある
09/10/12 00:25:47 koPpnfOp
ふみちゃんがぺろりと口の周りを舐めながら、そのポジションを工藤さんに明け渡した。同時にゆみちゃんも私の口からするりと抜け出した。
「あうぅぅ、本当にいい友達だねぇ~。うらやましぃ~。……ふふっ、出来れば私も『なぎさ』ちゃんって呼んで欲しいなぁ~」
「あ、はい。……なぎさちゃん、あの、よろしくお願いします」
「おまかせあれ~。やさしく、きもちよ~く、やってあげるからね~」
優しい言葉と共に、なぎさちゃんが私の身体をゆっくりと押し倒して、私の穴の入り口にその大きなモノをこすり付けてきた。
「ふあぁぁ……それが、わたしの、なかにぃぃ……」
私は上半身を持ち上がらせて、そのなぎさちゃんのモノの大きさを再確認した。
「えへへ、じゃあ、ゆ~っくりいくよぉ~。ん、っしょ~」
「ああんっ! な、ぎさちゃんがぁ、はいって、くるうぅぅ……」
ついになぎさちゃんが、私の中にじわじわと入り始めた。私もなんとか力を抜いてそれを受け入れようとするが、初めてのその感覚に思わず力がこもってしまう。
「くんんっ! すごいぃ……しめつけてくるうぅぅ……」
なぎさちゃんが片目を瞑りながら絞るように声を上げる。
その様子を見ていたふみちゃんとゆみちゃんが視界の隅で頷き合うと、突如私の赤のブレザーとブラウスを乱雑に脱がせ始めた。
しかし今の私はそれどころではなく、抵抗するまもなくブラジャーまで外された私は胸元をはだけさせられてしまった。
「んんっ……な、なにを……ひぁああんっ!」
「わぁっ! んんんんんっ! ……ふあぁ、はいっちゃったぁ」
思わず私の身体から力が抜けたと同時に、なぎさちゃんのモノが一気に私の処女膜を破って埋まりこんだ。
その原因はふみちゃんとゆみちゃんが私の乳首をアマガミし、そして吸い舐めてきた行動によって私の力が抜けてしまったからだった。
「くあぁ……いっ、たぁいぃ……」
「ごめんね~、ミサちゃん。で~も、もうこれ以上痛いのはないから、安心して……ゆ~っくりと動いてあげるから」
「う、うん。くっ、ああぁ……ひっ、ぱられるうぅ……」
私の中を満たしたなぎさちゃんのモノが、私のヒダに絡みつきながら抜け出していく。まるで何かに吸い込まれるような感覚が私に伝わる。
「んっ、しょ。それで~、つぎはもういっかいぃ……いれるぅうう!」
「くぁ、ああああああんっ!」
なぎさちゃんのモノが抜け出し、私の穴が元の大きさに戻ろうとしたところで再びなぎさちゃんが帰ってくる。
しかし今度は痛みもわずかにしか襲ってこない上に、それと入れ替わるように感じたことのないような快感が私の身体をしびれさせた。
「んん~、ミサちゃん。ちくびもおいしいよぉ~」
一心不乱に私の乳首を吸い上げるふみちゃん。彼女の舌で乳首を転がされていると意識が蕩けてしまいそうになる。
「うん。こうふんして、かっちかち……あんっ、んんっ……」
かたや、ゆみちゃんの舌の動きはどこかぎこちなかったのだが、ちらりと彼女は片手を自分のスカート中にもぐりこませているのが見えた。
そんな愛すべき二人の親友の寵愛を受けて、私はなぎさちゃんと一緒に絶頂に達しようとしていた。
「くぁあ! だっ、めぇ! もう、いくぅ! いっ、ちゃ、うぅうううう!」
がっしりと私の身体を抱きしめたなぎさちゃんが、私の身体が壊れてしまいそうなぐらいに蹂躙していく。
ちらりと顔を横に向ければ、二人親友が火照った顔で自慰をしながら私を見守ってくれている。
264:きせい・ろわいある
09/10/12 00:27:03 koPpnfOp
「んっ! じゃあ、いくよぉ! あんっ、くぁあああああああああんっ!」
「きゃぁあああああああああんっ!」
思わずお互いに抱き締め合って、なぎさちゃんのモノから出てくるものを私は受け取った。熱いものが、私の奥底へと入り込み、根付いていく。
同時に頭の中に何かが入ってくるような違和感を私は感じた。しかし、その違和感はすぐに私の中に吸収されていく。
「ふぁんっ……あ、ついぃぃ……んぁああうぅ!」
なぎさちゃんのモノが私の中から抜けると同時に私の身体は急激に熱くなり、そしてお股に……立派なモノが生えた。
「ふふっ、からだがほてってしかたないでしょ~? さ~あ、ふたりにもわたしたちのをわけてあげよ~」
なぎさちゃんの手を借りて私は立ち上がり、親友の二人に顔を向ける。
すると……二人をめちゃくちゃに犯したくてたまらないという欲求がふつふつと湧き上がってきた。
「ふぁっ、ふたりともぉ、わたしにぃ、いれさせてえぇ……」
私は二人にそう懇願しながらも、もう耐え切れずに無意識のうちに私のモノを自らの手で擦り始めてしまう。何故だろう、こうしていると少しだけ興奮が落ち着く。
「くすっ、りょ~かい。……んっ、はむっ」
「くぁああああああんっ!」
ふみちゃんが私の生えたものを、唾液で濡れた口の中に収めてしまう。それだけで私は目が回ってしまいそうなくらいの快感が溢れ出てくる。
けど口の中に出すわけにはいかなかった。出せばなぎさちゃんの言うところの、生の女の子が味わえなくなってしまうからだ。
先ほどなぎさちゃんに寄生された直後に、私の頭の中にはその寄生された素敵なものの情報がすぐさま流れ込んできた。
その中の一つに、『寄生体を子宮以外の体内に侵入させられれば、相手の意識を一時的に奪える』というものがった。
しかしこれは逆から言えば相手が私の行動に対して、あまり反応してくれなくなることを示していた。
この場合、せっかく自らふみちゃんが望んで身体を差し出してくれているのに、そんなことをしては彼女がよがる様を見れなくなってしまうので、そんなことはしたくなかった。
だから私はふみちゃんの舌の妙技に放出したい欲望を何とか押さえ込んで、彼女の口から私のモノを引っ張り出した。
「ふ、ふみちゃん。したの、おくちでしてえぇ」
「あらあら、も~う? ふふっ、仕方ないわねぇ……」
そう言って彼女は自らのショーツを脱ぎ始め、その隣に居たゆみちゃんがこっそりとなぎさちゃんに歩み寄る。
「なぎさ、ちゃん……あの……私の相手を……」
「くすっ、は~い。おまかせあ~れ」
その隣では、待ちきれなくなったゆみちゃんがなぎさちゃんの上に跨り始め、それに続くようにふみちゃんも私の上に乗っかる。
「さ~あ二人とも~、私たちの上で存分によがって踊って~」
なぎさちゃんが私と彼女のモノが、ふみちゃんとゆみちゃんの穴の入り口にピタリと着いたところで上にのる二人に促す。
そして二人が頷くと、ゆっくりと彼女達が腰を沈め始め、私となぎさちゃんのモノの頭が彼女達の中に包み込まれる。
「あ、ぐうぅぅ、お、っきいぃ……」
ふみちゃんが私の上で小さく声を漏らして、歯を食いしばっている。対する私も、口の中とは違ったその穴の感触に目を見開いてしまう。