09/08/21 03:00:42 wCOktPkf
博霊。アイスマン×博麗霊夢。多少強姦あり注意。
あと正直、性格が分からないのも注意。
「Hi! Reimu」
「日本語でおーけぇ」
「やぁ、おはよう霊夢」
外国人の男がえらく陽気な顔で挨拶をしてくる。セミの声がやかましい、暑さで参る頭に響く、きっとチルノは溶けているだろう。
暑さのあまり何もかもが癪に障る、目の前の男の笑みが癪に障る。その夏なのに長袖なところとかが特に。
お腹がすいた、朝ご飯は冷麺にしよう。
「おはようボビー、せっかくだけど氷をいくつか作って頂戴。作ったら帰って、ゴーホーム」
「ひどい!?」
この外国人はいつの間にやら幻想郷にいた。人が迷い込むのはそう珍しいことでもないけど。
しかし存在が珍しかった。男の名はロバート=ドレイク、相性ボビー。
チルノに似た能力を持った氷使いの人間、ミュータントと呼ばれるものらしい。
「そんなのがいるのか」 外の世界に疎い私は妖怪なみの力を持った人間に少し面食らった。
「だったら無理に幻想郷とか区切らなくても大丈夫なんじゃない?」 そう紫に聞いたらなにか寂しそうな微笑を見せた。
「……それであんた、いつになったら帰るの?」
紫に力づくで話を聞かせて帰る算段はついた、がボビー本人が帰りたがらない。そのことについて私は冷麺をすすりながら聞いた。
「霊夢が僕と結婚してくれたらさ」
ボビーが私にウィンクした。とりあえず陰陽玉を投げつけてみた。顔に直撃して倒れた。
夏の夜。私の寝床の布団の上。
「んん……」
行燈に照らされた薄暗い部屋の中で、私はボビーに口付けをされていた。
手で頭を上にあげられ、強く抱きしめられた状態の接吻。
舌が口中を這いずり回る、歯をなぞり上げる、私の舌に絡みついてくる。
「んんん、ん」
涎が混ざり合い、されるがまま蹂躙される。
こんな関係になったのはいつだったか、正直おぼえていない。
宴会の席で酔っぱらった勢いだったか、なんだったか。
恋人でもないのにこういう事するのはどうなんだという気持ちと、別にいいかという気持ち半分。
舌が離れる。私は自分でもわかるぐらいふやけている。
ボビーの左手が脇部分から侵入、胸を弄ってくる。
「ねえ霊夢、なんでこの服は脇が無防備なんだい?」
知るか、私が聞きたい。