イナズマイレブンでエロパロpart3at EROPARO
イナズマイレブンでエロパロpart3 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
09/08/11 06:31:33 01hkoBL1
          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      ごらんの有様だよ!!!  <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______  _____  _______    ___  _____  _______
ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |
  ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ
   ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ
   /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i
  ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ
/ / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、
  '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄
   |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '
    '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |


3:名無しさん@ピンキー
09/08/11 10:38:43 1CVIOdPx
>>1
乙!

前スレ>>675に期待で全裸待機

4:名無しさん@ピンキー
09/08/11 13:07:54 VByOgEY7
            _ ,,.. -- ...,_
        ,. - '"´ 彡: : : : : : :\
      /≦  彡': : : : : : : : : : :\
     /z≦  ,彳: : : : : : : : : : : : : ::ヽ
.    /: :z≦    彡: : : : : : : : : : : : : : :ヘ
   /: : : : :三   ソ: : : : : : : : : : : : : : : ヘ
   /: : : : : : : ゙ミ   ゙=-: :_ : ;イ: ::∧ : : : !.     |!  ト,,____
  ,': : : : : : : : : : ミミ、   ,.ィ ´ l: : / ヘ : ::l     ||  ー…… ヽ
  l: : : : : : : : : : : :  _,.∠、  / z'==┤: :|       rュ    //
  |: : : : : : : : : :_,.ィ´z=、   ,イ/ ,zzミ ヘ: ::|    「 ̄|   //___ノリ
  |: : : : : : イ´  <◎ハ   { ム◎イ. !: :l.     「 ̄|   ゝー─
  | : : : : : : |         l      |: :l    r‐「 :/⌒ヽ
  |: : : : : : ノ           ト       レ′   し「´しi^ ト、
  l: : : : : り:       /  ^ -'´ 、  /        」L 〉 / >、
   l: : : : : P     Kt‐t‐t‐t'Tイ ∧     (⌒ヽー' /`/ , ヘ
  / : : : : :「 \    ヽ二二イ ,:': : :ヽ      ヘ  ト 〈_zLイ) l
./: : : | ト、!    \  u     /: :: : : :>      |  ヽ /  ,'
≧z: : : : :>      ヽ   _,ィ′: : : ::r「      ヘ      /
 フイ ハ「      u    「ヘ「ヽ「            〉    イ

5:わすれもの(円堂×立向居)【1/10】
09/08/11 14:05:20 ATkf0g1q
横ですまんが、なんか書けちゃったので投下する。

※みんなの大好きなホモだよ! ごめんね!
※なぜか「声」とか「言葉」とかいう単語が多くなっちゃったよ! ごめんね!
※無駄に長いよ! スクロール大変だね! ごめんね!

「んーっ……」
 周りを見回してみる。豪快ないびきをかいている者、静かな寝息をたてている者。例外なく全員が眠っている。自分のように目を覚ましている者は、いない。
 首をひねったり回したり、伸びをしてみても、一向に眠気が戻る気配はなかった。なぜ今日に限って目が覚めたのだろう。明日の陽花戸中との試合に胸が躍ったからだろうか。
 自分を慕っていると言ってくれたあの少年、立向居勇気。自分以外では、祖父、そしてかつての監督しか使いこなせる者はいなかったあの奥義を、完璧に身につけている。かと言って、それを誇るわけでもなく、とことん謙遜していた彼を、円堂は素直に評価していた。
 そんな風に立向居のことを考えていると、どうしようもなくワクワクしてきてしまった。胸がドキドキして、身体が熱くなってくる。思わず口元が緩む。早く明日にならないかなと、円堂は機嫌よく頭を左右に揺らした。
 しかし、すっかり目が冴えてしまった。この調子では眠れそうにない。特にやることも見つからず、円堂はなんとなく、できるだけ音をたてないように、そっと窓を開けた。
 夜風が首筋を撫でる。ひとつ身震いをしてから、円堂はその縁に両腕を組んで、そこに顎を乗せた。自然と目が細くなる。
 しばらくそうしていると、目の前の体育館の近くで、何かが動くのが見えた。よく目を凝らしてみると、物陰、いや人影のようだ。こそこそとしていて、なにやら怪しい感じがする。
 泥棒かなにかだろうか。だとすれば、捕まえなくては。正義感の強い円堂は、なんの迷いもなくそう思った。そしてすぐさまバスを飛び出し、全力で影の向かった方に走っていった。

 影の本体が見えた。背丈は円堂とさほど変わらない。髪の毛は短い。中学生の男子のようだ。ここの生徒だろうか。
 単に忘れ物を取りにきただけなのかもしれない。自分の早とちりに過ぎなければ、それに越したことはないのだが、念のため、円堂はその中学生らしき者を追いかけた。
 彼は体育館倉庫に入っていった。円堂は、それを見届けてから、自分も体育館倉庫に忍び寄り、入り口の扉に背中をつけて仲の様子を窺った。
「あった!」
 体育館倉庫の中から、歓喜の色をした声が聞こえた。彼が発したものらしい。
「これがないと、練習できないもんな~。へへっ」
 なにかを取りにきたようだ。やはり忘れ物だろうか。いや、盗みの可能性もなくはない。
 彼が盗みの現行犯だとしたら、見逃すわけにはいかない。円堂は意を決して、体育館倉庫に入ろうとした。が、
「円堂さん……」
 体育館倉庫の中の彼が、唐突に自分の名前を呼んだ。円堂はびっくりして、思わず飛び上がりそうになった。
「へへ、この手で円堂さんと握手したんだ……嬉しいな」
 言葉どおり、心底から嬉しそうな声を漏らす彼は、もしかすると立向居ではないか。円堂は直感的にそう思った。自分と握手をしたということで、そこまで喜んでくれたのは、彼以外に思いつかない。
「誰も、いないよな……?」
 今度は緊迫した声色になって、立向居らしき彼は辺りの気配を探るように、急に口を閉ざした。
 円堂は、なぜか今は出ていってはいけないような気がした。彼の一人の時間を、邪魔してはいけないような、そんな気がした。だから、息を殺して、ひたすら扉を一体化することに努めた。
「…………」
 立向居らしき彼の小さなため息が聞こえた。ひとまず緊張を解いたらしい。円堂は脱力して、その場に崩れこんだ。なぜこんなに気を遣っているのだろう。自分でもわけが分からなかった。
 一人混乱していると、倉庫の中から、金属と金属がぶつかるような音がした。何かを動かしているようだ。まだ探し物があったのだろうか。
 続いて、よいしょという立向居らしき彼の小さな声がして、すぐに衣擦れの音が聞こえた。

6:わすれもの(円堂×立向居)【2/10】
09/08/11 14:05:40 ATkf0g1q
 なにをしているんだ、彼は。気になる。中を覗いてみたいという猛烈な好奇心が湧き上がってきた。
 見ると、倉庫の扉は半開きになっている。そこから見れば、中の様子は容易に窺えそうだ。
 円堂は、姿勢と身体の向きを変えて、扉に張り付いた。爪が扉を引っかく音がしたが、気づかれなかったようだ。
 眉間にしわを寄せて焦点を合わせると、暗さにじゅうぶん慣れた円堂の目には、はっきりと見えた。
 暗がりの中で、素肌を晒している立向居の姿が。
「――……?」
 円堂の頭の上に、疑問符が浮かんだ。夜中に体育館倉庫にやってきて、何かを探す。服を脱ぐ。二つの行動に因果関係がまったく見出せない。
 混乱する円堂をよそに、ここにいるのは自分一人であると思い込んでいる立向居は、昼間のような挙動不審さはなく、リラックスしきった感じであった。
「円堂さん……」
 円堂と握手をしたその手を、恍惚とした表情で見つめている。その眼差しには、愛しさが溢れていた。艶やかなその表情に、円堂は息を呑んだ。
「……ッ、円堂、さん……」
 立向居のその手が、自らの身体を這いだした。胸を執拗に撫で回してから、その突起を摘んだり、指先で潰したりと、様々な刺激をもたらしている。一つ一つのアクションの度に、立向居は細い声を上げていた。
 彼の意識は、すっかりそちらに集中しきっているようだ。今なら割と大きな音を出しても気づかれないような、そんな気がした。
 円堂は、彼の行為にすっかり見入っていた。純粋無垢、という言葉さえぴったりはまってしまうような彼が、こんないかがわしいことをしているのだ。
 しかも、彼は自分の名前を呼んでいる。自分を想って、こんなことをしている。この行為の意味は、さすがの円堂でさえも知っていた。だからこそ、目が離せなかった。
「はぁっ……! あっ、あぁっ、円堂さん……円、堂さ……!」
 立向居の行為には、徐々に遠慮がなくなっていった。声も大きくなり、手の動きは大胆さを増している。性感帯なのか、胸の突起を思うがままにこねくり回し続けている。
 しかし、最も気持ちがよいはずの下には、前にも後ろにも一切触れていない。さすがにここでそこまでするのは気が引けるのだろう。が、彼のものはすっかり勃ち上がってしまっている。それを収めずに帰るのは、相当な恥辱なのではないか。
「あっ、はぅ……円堂さ、あっ、だめっ……ですっ……!」
 彼の想像の中で、自分はいったいどんなことをさせられているのだろうか。拒否の言葉を上げられるほど、過激なことをしているのか。
 それにしても、なぜ立向居は自分を想像して自慰をしているのだろう。自分に憧れている、という彼の意識は、純粋な意味ではなく、つまりそういうことだったというのか。
 様々な思いを巡らせているうちに、立向居がそこにいることを、自分の存在を知られてはいけないということを、円堂は一瞬だけ忘れた。そのせいで、扉に張り付いていた円堂の重みで、扉がどんどん閉まっていっているのに気がつかなかった。
「ッ!?」
 扉が大きな音を立ててバタンと閉まった。同時に、立向居の悲鳴のような驚きの声が上がった。
「誰か……ッ、誰か、いるんですか?」
 まだ荒いままの呼吸で、彼が問いかけてくる。円堂は、今すぐ逃げ出すべきだと思った。だが、このまま隠れているのもそれはそれで情けないような気もした。
 それに、彼がどうして自分を選んで自慰をしているのか、聞いてしまいたい欲求にも駆られていた。
 つかの間の静寂の後、円堂は一度深呼吸をしてから、口を開いた。
「オレだよ、立向居」
 物がぶつかる音がした。立向居が動揺して、なにかを蹴飛ばしたらしい。
「え、円堂さん!?」
 立向居の裏返った声が、信じられない、どうしようという言葉を代弁していた。倉庫の中で慌てふためいている彼の様子があまりにも容易に想像できる。
「ごめん、黙って見てて」
 なによりも先に自分の非を謝っておかなくてはならない。

7:わすれもの(円堂×立向居)【3/10】
09/08/11 14:06:04 ATkf0g1q
「……あの、いつから……?」
「最初から」
 嘘もついてはいけないと思った。
「さ、最初から……うぅ……」
 恐らく、立向居は恥ずかしさで耳まで真っ赤にしているだろう。円堂の胸は申し訳ない気持ちでいっぱいになっていた。
「その……入ってもいいか?」
 ちゃんと顔を見て謝った方がいいと思い、円堂はそう提案した。
「は、はい……」
 消え入りそうな彼の声を確認して、円堂はノブをひねった。が、
「あっ、ちょ、ちょっと待ってください!」
 立向居の制止で、円堂は手を止める。
「な、なんだ?」
「ふ、服、着ます……から」
「ああ……」
 中で立向居が大慌てで服を着ている様子が目に浮かぶ。勃ったものが引っかかったのか、途中で甘い声が聞こえた。
「ど、どうぞ!」
 昼間と同じ、元気だが上ずった声に、円堂は心なしか安心した。そして、今度は確かに扉を開いた。
「……よ、よう」
 とりあえず挨拶してみる。立向居は、跳び箱の上にちょこんと座り、首だけ動かして会釈をした。
 彼の目をしっかりと見た状態で謝りたいのに、立向居自身は円堂と目を合わせようとしてくれない。無理もないが。強要することもないので、仕方なくそのままの状態で謝る。
「そのー……ご、ごめんな、ホントに」
 すると、立向居はびっくり眼で円堂を見て、ものすごい勢いで両手をぶんぶんと左右に振りまくった。
「そ、そんな! 円堂さんは悪くないです!」
「いや、でも、見ちゃったし」
「い、いいんです! こんなところで、その……するのが、おかしいんです。悪いのは、オレです。変なもの見せて、すみません!」
 どう考えても、盗み見していた円堂に非があるのにも関わらず、立向居は彼を庇った。恐らく、自分がこんなところで、それも円堂をネタにして自慰をしていたことに、ひどく罪悪感を覚えているのだろう。
「いや、やっぱりオレが悪いよ。ごめんな」
「あ、謝らないでください。ホントに、いいんです」
 狼狽して、立向居は言葉が選べなくなっているようだ。同じことを繰り返して言っている。
「ええと……じゃあ、今日のことは忘れよう。なかったことに」
 こんなことを引きずって、明日の試合を思う存分にプレイできなかったら、後悔が残る。それだけはなにがあっても避けたかった。
「そ、そうですね」
「オレも、気にしないようにするから」
 気にしないという言葉に安堵したのか、立向居はわずかに表情を和らげた。
「は、はい」
 そして、沈黙が降りた。

8:わすれもの(円堂×立向居)【4/10】
09/08/11 14:06:29 ATkf0g1q
 できることなら、明日の試合についてお互いの思うことを話してみたかった。だが、うまく頭が働かず、言葉がまとまらない。口が開こうとしない。
 立向居も、きっと同じことを考えているだろう。
 円堂は、立向居を見た。静寂に居心地の悪さを感じているのか、俯いてしまっている。
 自分に憧れているという立向居。その「憧れ」は、いったい円堂のどこに対してのものなのか。
 円堂の技術に対して? それとも、円堂の人格に対して? ひょっとすると、円堂そのものに対してかもしれない。
 円堂の視線に気づいて、立向居が顔を上げる。目が合うと、わずかに頬を赤らめてまた下を向いた。なんなのだろう、この奥ゆかしさは。
「あのさ……」
 気になる。気になるのだ。気になって仕方がない。だから、聞く。知的好奇心を満たすこと。それは悪いことではないはずだ。
「オレのこと、好きなのか?」
 そう、それが聞きたかったのだ。自慰の対象にするということ。つまりそれは、円堂に憧れなどという陳腐なものではなくて、ずばり恋心を抱いているからではないのか。
 円堂の問いに、立向居は目を見開いて、湯気が出るのではないかというほど顔を赤く染めた。
「どうなんだ? だって、その……お、オナニーしてるってことは、さ。そういうこと、だろ?」
「……さっき、なかったことにするって、言いました」
「ごめん。でも、気になるんだ」
「そうですよね……。自分のこと、その……考えられながら、されたんですもんね……」
 立向居は目を泳がせて、必死に言葉を探しているようだった。それが、その場を取り繕うための言葉なのか、思いを表現するための言葉なのか、円堂には分からなかった。だから、なにも言わずに立ち尽くして、待った。
 やがて、立向居はゆっくりと口を開いた。
「……憧れてるのは、ホントです。でも……きっと、やっぱり、好きなんだと思います。……円堂さんの、こと」
 途切れ途切れながらも、最後まで言い終えた立向居は、生気が抜けきったように肩をぐったりと落とした。
「気持ち悪いですよね……。オレ、男なのに」
 自分を責めるようにそうこぼす立向居に、円堂は静かに歩み寄り、その肩に手を置いた。
「そんなことないよ。好きだって思ってくれることは、すごく嬉しいぜ」
 歯をにっと出して、いつものように笑ってみせる。それにつられるように、立向居もぱあっと笑顔になった。
「ホントですか?」
「当たり前じゃないか」
 自分の一言でいちいち一喜一憂する立向居を、円堂は無意識のうちに可愛らしいと感じていた。そんな自分に気づいて、思わず動揺する。
「どうしたんですか?」
 急に目を逸らした円堂に、立向居が不思議そうに問いかける。うまく切り替えせず、円堂は口ごもった。
「……あっ」
 唐突に、立向居が声を上げた。その目は、座っている彼の目前、立っている円堂の股間を見ていた。
「わっ!」
 まったく気づいていなかった。円堂のジャージの股間にあたる部分が、すっかり盛り上がっていたのだ。
 さっきの立向居の自慰を見ているうちに、いつの間にか自分も興奮していたようだ。
「な……え、円堂さん」
「これは……えー、その」
 急に辺りの空気が白けていくのを感じた。お互いに気まずくなって、円堂の方から一歩だけ後ずさり、わずかに距離を開く。
 頭が真っ白になり、ますますなにも言えなくなってしまっていた。そんな円堂を見て、立向居が失笑する。

9:わすれもの(円堂×立向居)【5/10】
09/08/11 14:06:49 ATkf0g1q
「な、なんだよぉ」
「えへへ、円堂さんも、同じだなあって」
「お互い様って言いたいのか?」
「はい」
「ちぇっ」
 円堂は、拗ねた顔を作ってみせながら、ころころと笑っている立向居の横に腰を下ろした。そして、どちらからともなく吹き出していた。
 気が済むまで笑い合い、落ち着いたところで、不意に円堂がとっておきの悪戯を思いついたように、怪しげに笑った。
「ど、どうしたんですか。円堂さん」
「オレのこと笑ったから、お返ししてやる!」
 そう叫ぶと同時に、円堂はさっと立ち上がり、立向居の前に移動すると、跳び箱の上に彼を押し倒した。
「わあっ!」
 予想外の出来事に慌てふためく彼をよそに、円堂は無理矢理に彼のズボンを脱がせた。
「円堂さん、なにを……!」
「オレのこと、好きなんだろ?」
「でも……」
「いいじゃん。ちょっとやってみようぜ」
 円堂は興味があったのだ。自分を好きだという立向居に、その自分が触れたら、どんな反応が見られるのか。
 円堂自身も、立向居のことは嫌いではなかった。むしろ好感の持てる人物だと思っていた。だから、こうして身体に触れることに、特に抵抗もない。
「ふあっ……!」
 円堂の手が、遠慮なく立向居の股間に触れた。下着越しに、やわらかく根元から先端までを撫で上げる。
「んんっ……円堂、さんっ……」
 立向居は一切の抵抗をしなかった。円堂にこうしてもらうことを、きっと望んでいたのだろう。そう思うと、円堂はこそばゆいような不思議な気分になった。
「立向居、オレ……」
 肌が泡立っている。そして、勃ったままだった円堂のものは、既に張り裂けそうになっていた。今すぐ立向居のアヌスにぶちこんでしまいたい衝動に駆られながらも、どうにか抑え込み、彼への愛撫を続ける。
 まだ皮剥けしていないその先端に指を食い込ませると、立向居は苦しそうな、それでいて物欲しそうな声を上げた。
「あんっ……え、円堂さ……はっ、あっ、それ、変、ですっ……」
 呼吸を乱して訴えてくる立向居に応えるように、円堂は食い込ませた指の力に強弱をつけて、ぐるぐると回した。
「ふあぁっ……! そんな、そんなこと、したらっ……んんっ!」
 皮を被ったままなのに、こんなに感じているのなら、皮が剥けたらどんな風になるのだろう。狂ったように自分をよがり求めるのだろうか。不意に、円堂はそんなことを考えていた。
 だが、今はこのままの立向居を楽しむことにした。なぜか円堂には確信があったのだ。また次の機会がある、と。
 円堂は指を先端から離し、根元の方に持っていった。そこから、あえて敏感な先端を避けるようにして、竿のあちこちに指を這わせる。
「あっ……んっ、んんっ……円堂さんっ……」
 焦らされているのが分かるのか、立向居は円堂の指が先端にあたるように必死に腰を動かしたが、円堂もすぐに反応してうまく指を避けた。
「い、いじわる、ですっ……あぁっ」
「これだけでも、じゅうぶん気持ちいいんだろ?」
「で、でも……あっ、円堂さんっ」

10:わすれもの(円堂×立向居)【6/10】
09/08/11 14:07:27 ATkf0g1q
 さっきから自分の名前を呼ばれるたび、心が満たされていくのを、円堂は感じていた。自分がこの立向居を独占しているような、支配しているような、そんな気がするからだ。
 円堂は、空いている手で立向居のシャツを捲り上げ、硬くなっている乳首を摘んだ。
「ふわぁっ! ……あっ、んんっ、やっ、あっ、そこはっ」
 やはり性感帯らしい。乳首に触った瞬間、急に感度が良くなった。そのまま容易に達してしまいそうだったので、円堂はペニスから手を離して、乳首を弄くるのに集中することにした。
 向かい合うように立向居の上に覆いかぶさる。立向居は汗ばんだ肌を赤くして、潤んだ瞳で円堂を見た。そのまま口付けてしまった方が自然な気がしたが、さすがにそれは躊躇する。が、立向居の両腕が、円堂の後頭部に回された。
「円堂、さん……して、ください」
 円堂の心中を読み取ったように、立向居は微笑みながらそう言った。円堂は戸惑いを隠せなかったが、やがて目の前の艶やかな眼差しに吸い寄せられるように、顔をそっと近づけた。
 唇を合わせると、立向居の肩がびくっと跳ねた。円堂が顔の向きを変えると、震えながら立向居もそれに応える。やわらかな立向居の唇の感触が、円堂のペニスにじんわりとして、それでいて確実な刺激をもたらしてくる。
 すると、円堂の息遣いも徐々に荒くなり、それを感じ取ったのか、立向居が嬉しそうに腕に力を込めた。
 唇を離してはまたくっつける、といったことを何度か繰り返してから、舌を絡めてお互いの唾液を味わうような、深い口付けを交わした後、円堂は乳首への愛撫を再開した。
「んはっ……あっ、ふぅっ……だっ、だめ、だめです、円堂さ……んぅうっ」
 立向居の拒否の言葉を掻き消すように、乱暴にまた唇を重ね、その乳首を軽く引っ張ったり、ぎゅっと押したりしてみる。
「んっ、んんっ……ぷはっ……え、円堂さん……あっ、んあぁあっ!」
 続いて、軽く爪を立てて、引っかいてみた。痛さと共に痺れるような快感が駆け巡り、立向居は思わず声を上げた。
「ごめん、痛いか?」
「痛い、ですっ……でも、その、気持ちよく、て……あぁっ、んっ!」
「じゃ、続けていいよな」
「は、はいっ……続けて、くださっ……ひゃあっ、あっ、あぁあっ」
 同じことを繰り返して、立向居の嬌声を味わう。押したり引っ張ったり、引っかいたり度に、立向居は違う声を上げる。それがなんだか面白くて、やめられなくなってしまっていた。
 しばらくしたところで、立向居は円堂の服をきゅっと引っ張った。
「どうした?」
「も、もう、その……我慢、できない、ですっ……アソコ、触って、ください……」
 見ると、立向居のペニスは、下着越しでもじゅうぶんに分かるほどに張り詰めていた。触るだけで出てしまうのではないかと思うほどに。
 円堂は少し考えてから、立向居を後ろ向きに四つん這いにさせた。そして、後ろから手を忍ばせ、袋に触れる。
「んんっ! あっ、円堂さんっ……!」
「ココも弱いんだな、お前」
「だ、だって、円堂さんが、触る、からっ……はぁあっ!」
 円堂の手が袋をぎゅっと握ると、立向居は仰け反って声を張り上げた。だが、腰を突き出してきたところからすると、気持ちよかったようだ。期待に応え、円堂はなおも彼の袋を揉んだり握ったりしてやる。
「あぁあっ……円堂さん、円堂さんっ……」
 何度も円堂を呼びながら、立向居はよがり続けた。自分の手の動きに呼応して動く腰がなんだか愛しくなり、円堂は立向居の下着をそっと脱がせた。
「あっ……え、円堂さんっ」

11:わすれもの(円堂×立向居)【7/10】
09/08/11 14:07:48 ATkf0g1q
 突然のことに驚きながらも、立向居は下着を戻そうとはしなかった。
 円堂は、露になった立向居の肌に手を這わせた。くびれているところから、滑るように移動させ、やがて臀部にたどり着き、やわやわと撫でてやる。
「ふわぁっ……あっ、なんだか、それ……はぁっ、すごい、くすぐったく、て……気持ちいい、ですっ……」
「そっか。よかった」
「あぁあっ……はっ、円堂さ……んんっ」
 そうしていると、立向居のアヌスが目に入った。まだ何も受け入れていない、小さな穴だ。
 不意に、さっき抑え込んだはずの挿れたいという欲求がまた戻ってきた。いけない。こんなところに挿れたら、立向居は壊れてしまうかもしれない。そう思うのに、円堂の昂ぶりは増していくばかりで、その目は立向居のアヌスに惹きつけられたままだった。
 円堂の手の動きに積極性がなくなったことに、立向居は違和感を覚え、振り向いた。
「円堂、さん……? どうか、しましたか?」
「あ……ごめん、なんでもない」
 また手を動かそうとすると、立向居の声によって止められた。
「あの、挿れたいん、ですか……?」
「えっ、いや、その……」
 しどろもどろになる円堂を見て、立向居は全てを理解したように頷いた。
 そして、急に起き上がると、仰向けに倒れ、脚を上げて近くにあった別の跳び箱に引っ掛け、円堂にアヌスが見えるように体勢を変えた。
「なっ、た、立向居」
「いいんです。その、オレも……円堂さんの、欲しい」
「立向居……」
 恐れを抱きながらも、円堂を一途に求める立向居に、円堂は沸き上がる衝動を今度こそ抑えられなくなった。
 だが、やはりこの穴に挿れられるのは相当痛いに違いない。
「痛かったら、悪いよな……」
 そう言って、円堂は立向居のアヌスに顔を寄せて、舌をつけた。
「ひゃあっ……! え、円堂さん、そんな、き、汚いですよっ! あっ、やっ、あぁあっ!」
 立向居は腰を引っ込めて離れようとするが、円堂はその腰をしっかりと押さえつけ、離そうとしない。
「んあぁっ……だめ、だめですっ……オレなら、平気ですからっ……そんな、あぁっ」
「だめ、だって……。本当は……潤滑剤……ってのが、いるんだって……でも、オレそんなの、持ってないし……な?」
「でも、でも……あっ、あぁっ」
 されるがままにアヌスを舐められ、立向居は徐々に抵抗する力をなくしていった。どこをどうしても感じるようだ。
 やがて顔を離すと、アヌスは円堂の唾液で艶々と光っていた。これだけ濡らせば大丈夫だろう。
「じゃあ、挿れるぞ。いいか?」
「は、はい……きて、ください」
 円堂は自分のズボンを下着ごと引き摺り下ろし、ぱんぱんになったペニスを立向居の窄みに押し当てた。
「あぁっ」
 入り口に当たっただけなのに、立向居は声を上げた。緊張していた円堂も、その声に驚いて思わずびくりとする。
「まだ挿れてないぞ」
「わ、分かってます」
「痛かったらすぐ言うんだぞ?」

12:わすれもの(円堂×立向居)【8/10】
09/08/11 14:08:08 ATkf0g1q
「は、はい。……んんっ!」
 余計な痛みが生まれないように、円堂はできるだけゆっくりとペニスを挿れた。いや、挿れたというよりは押し込んだに近い。本来、なにかを挿れるように作られている穴ではないのだから、当たり前だ。
「あっ、あああ、あぁあ……っ」
 立向居がかなり力んでいるのか、何度か押し戻されそうになる。
「ちょっと、力抜けるか?」
「が、がんばりますっ……」
 立向居は、乱れた呼吸ながらも深く息を吐いた。その瞬間、少しだけ穴が広がり、円堂のペニスは緩やかに受け入れられていった。
「うっ……すげえ」
 手で力任せに握られているような、強い刺激に、円堂は思わず顔をしかめた。
 対する立向居はというと、円堂のペニスを受け入れるのに精一杯で、その場に腕をついて喘いでいた。
「はっ……はぁっ……だ、だいじょうぶか、立向居」
「だいじょうぶ、です……。円堂さんは、どう、ですか……? オレの、中……その、どんな……ですか?」
「どんなって……狭くて、すごい、ぎゅってしてくる……あと、すんげえ、熱い」
「気持ち、悪いですか……?」
「そうじゃない、けど……なんだ、これ……よく、わかんねっ……」
 走っているかのように、自然と息が切れてくる。汗が次から次へと出てきて、頬を伝って顎から落ちる。
「動いて、くださいっ……そしたら、気持ちよくなると、思います、からっ……」
 半開きの目のまま、立向居が今にも気を失いそうな顔で言う。今更引き返すわけにもいかない。円堂は、静かに腰を動かした。
「あっ……あっ、あぁっ! え、円堂、さっ……あっ、っう!」
 アヌスの肉が引っ張られていくような感覚に、立向居は痛みでどうしようもなく叫んだ。
「ごめん! 痛いか?」
「は、はい……でも、大丈夫ですから……」
 一生懸命に笑顔を作ってみせる立向居に、円堂は胸がきゅっと締めつけられた。申し訳ない気持ちと、このまま続けたいという気持ちが複雑に絡み合う。だが、結局欲求には勝てなかった。
「あっ、うぐ……え、円堂さっ、円堂さんっ……」
 立向居の目に、涙が溜まり始めた。罪悪感で押しつぶされそうになり、円堂は目を閉じた。
「ごめん、ごめんな、立向居っ……」
「ふぅっ……あ、うっ、うんっ、んんっ、んんんっ!」
 腰を引いたり戻したりする度に、立向居の身体が揺れる。それにあわせて、わずかに開いた口から聞こえる立向居の声が、どんどん円堂を掻き立てていた。
「あっ、あっ、はぁっ、あっ、うっ、んぐっ、ふぅっ……あっ、あぁっ!」
 痛みに慣れてきたのか、立向居の声に甘さが戻ってきた。円堂を求めるように、脚を背中に絡めてくる。
 円堂はそれに応えたくて、よりいっそう激しく腰を振った。
「あぁっ、ふっ、いいっ、あっ、気持ちいい、ですっ……」
 言葉を発せられるほど余裕が出てきたようだ。円堂の動きから、遠慮が消えた。
 思うがままに腰を打ちつけ、立向居のアヌスを抉る。それでも、立向居はもう苦しそうな声は上げなかった。
「はぁっ……んっ、円堂、さんっ……ずっと、ずっと、こうしてたい、ですっ……」
「あははっ……立向居って、すんごい、スケベ、だなっ」

13:わすれもの(円堂×立向居)【9/10】
09/08/11 15:03:28 ATkf0g1q
「す、すみませんっ……あっ、あんっ……」
 立向居は嘘をついているようには見えなかった。ペニスは空を仰いだまま、少しも萎える気配がない。
 円堂は自分ばかりが気持ちよくなっているのも悪いと思い、立向居のペニスに手を伸ばした。
 しかし、立向居はそれをそっと拒む。円堂は自分のことに集中してほしいと思ったようだ。
 やがて、立向居は自分でペニスを擦り始めた。やはり先端が弱いらしく、そこに指を押し当ててぐりぐりと力を込めている。
「先っぽ、そんなに、気持ちいいのか……?」
「あっ、は、はいっ……で、でもっ、今は、後ろもっ……」
 それは円堂を気遣っての台詞ではなかった。見ると、根元の付近を大量の先走りが汚していた。立向居は既に絶頂が近いようだ。
 さっきからずっと刺激を受け続けている円堂のものも、すぐにでも爆発しそうだった。
「立向居っ……そろそろ、いいか……」
「は、はいっ……お、オレも、もうっ……」
 二人の呼吸が重なった。まったく同じリズムで、お互いの快感を求め合う。文字通り、一つになっていると、円堂は感じていた。
「はぁっ……あっ、円堂、さ……円堂、さんっ……ふぁっ……!」
「立向居っ……ぐぅっ……!」
 二人はほぼ同時に達した。立向居の中に、熱い精液がぶちまけられる。
「くうっ……っは、ぁ……円堂、さん……」
 出し切ったところで、円堂は自分が外に出さなかったことに気づいた。抜く暇がなかったのだ。
「ご、ごめん、オレ……その、中に」
「いえ……その、中、熱くて……気持ちいい、です……」
「そ、そっか……」
 立向居のアヌスからドロリと自分の精液が溢れ出ているのを見ていると、また欲情してしまいそうで、円堂は何気なく目を逸らした。
「そ、それより、その、お腹……」
「へ?」
 立向居が恐る恐るといった感じで、円堂の腹部を指差した。見ると、間近にいたからか、立向居の精液がほとんどかかっていた。
「ご、ごめんなさっ……あの、すぐきれいに……」
「いいって、気にすんなよ。『お互い様』だろ?」
 わざと強調して言ってみる。すると、立向居は困ったように笑った。
 円堂は立向居の隣に倒れこんで、立向居の手を握った。立向居は驚いた様子だったが、壊れ物を扱うかのようにそっと、ゆっくりと一本ずつ指を曲げていった。
 そして、お互いの乱れた呼吸が整うまで、しばらくの間そうしていた。

14:わすれもの(円堂×立向居)【10/10】
09/08/11 15:04:04 ATkf0g1q
 まだ夜は明けていなかった。体育館倉庫の小さな窓から、わずかに夜空が見える。
 雲はほとんどなく、綺麗な星が輝いていた。明日は晴れそうだ。
「そういえば」
 忘れかけていたことを思い出し、円堂が唐突に口を開いた。
「はい?」
「ここになにを取りにきたんだ?」
「えっ、あっ、えーと……その……」
 口ごもる立向居の後ろ、倉庫の奥の方に、隠すように置かれているなにかを、円堂は見つけた。
「あれか?」
「あっ、あの、その」
 なにやら困っている立向居を放っておいて、円堂はそのなにかを手に取った。
 それは、サッカー雑誌のようだった。いつしか鬼道の家で見た、あの手の特集雑誌だ。
「あ、あの、それ、オレがいつも勇気をもらってるっていうか……それがあると頑張れるんです」
「雑誌か~。どんなことが書いてあるんだ?」
「ああっ」
 適当にめくってみると、端を折られたページが真っ先に開かれた。
 そこには、全国大会で円堂たちが優勝したときの記事が掲載されていた。
 喜びの表情を満面に浮かべる仲間たちの写真の下に、雷門イレブンを賞賛する内容の文章が長く書かれている。
 そして、ページとページの間には、他の雑誌からのものか、同じような内容の記事の切り抜きが挟まれていた。
 中には写真の切り抜きもあり、円堂がうまくボールを止めた瞬間を撮影したものや、集合写真など、どれにも円堂が映り込んでいた。
「お前、ホントにオレのこと……」
 雑誌を閉じて、立向居を見る。立向居は、昼間のように両手を合わせ指をくねらせて、恥ずかしそうに俯いていた。
 が、やがて顔を上げて、円堂をまっすぐに見つめ、大きく息を吸って、声高に言った。
「はい! 大好きです!」

※最後の雑誌云々は嘘設定だね! ごめんね!

15:名無しさん@ピンキー
09/08/11 16:24:10 jHcSThRY
テンション高いね

16:名無しさん@ピンキー
09/08/11 17:08:02 yoRGuLMc
>>1スレ立て乙

17:名無しさん@ピンキー
09/08/11 17:17:39 +FP4bG85
>>14
激しく乙!
立向居と円堂イイね!

18:名無しさん@ピンキー
09/08/11 17:55:48 s1WcYJia
>>14
GJ!!萌えた!

19:名無しさん@ピンキー
09/08/11 18:23:54 JOv+88Nf
>>14この時を待っていた
激しく乙うううう!!!!!

20:名無しさん@ピンキー
09/08/11 18:35:45 JOv+88Nf
連投ですまんが、前のスレの後半辺りで作ったお絵かき板は?

21:立向居×風丸1/6
09/08/11 18:49:52 ScLI30aV
※描写は温いけど拘束・無理矢理・異物
※立向居がなんかSっぽくて風丸がビッチ
※立向居→円堂←風丸



「俺、円堂さんと一緒に行きたいです!行かせて下さい!」
「ああ勿論だ立向居!宜しくな!」
そんなこんなでイナズマキャラバンに新しく立向居勇気が入ることになった。
陽花戸中ではGKだが、本来のポジションであるMFとしての加入だった。
鬼道は眉間に深い皺をよせたままメンバーを見渡してから瞳子の方を見た。
「これで13人か。どうしますか、監督。」
「とりあえず立向居くんはベンチにいて頂戴。」
「あ、はい!」
立向居は元気良く返事をした。
それから近くにいた雷門の1年生たちの会話に混ざる。
「ところで今いるMFって…」
「今の配置だと風丸先輩と鬼道さんと一之瀬さんと塔子さんでヤンスよ!」
立向居は栗松が指さした方向にいる人物に目をやった。
円堂と仲良さげに会話する風丸が視界に入る。
「あの人円堂さんと凄く仲良いけど、大会の時からMFだったっけ。」
イナズマキャラバンのメンバーと出会ってからまだ少ししか経っていないが、やたらと円堂と一緒にいる彼。
確かに何百回と見返したフットボールフロンティアのビデオにはあんな人もいた気がするが、その時はMFじゃなかった筈だ。
「先輩は元々DFだったッスよ。最近はMFッスけど。」
「そうなんだ。」
立向居は口元に小さく笑みを浮かべた。

22:立向居×風丸2/6
09/08/11 18:52:10 ScLI30aV
夜、風丸はバスを降りる。
辺りをきょろきょろ見渡して、校舎の近くに自分を呼び出した少年の姿を見つけて駆け寄った。
「どうしたんだ立向居。用って。」
「俺、最近ずっとGKの練習ばっかりしてたんで、明日の出発前にMFの風丸先輩からお話聞きたくて。」
にこにこしたまま言われて風丸は何を話せばいいものだろうかと返答に困った。
自分は元々サッカー部でないし、MFでもない。
でも彼はそういう事情を知らないし、わざわざ言うことでもない。
「話って言われてもな…何を話せばいいんだ?」
「とりあえず、あっち行って座りましょうよ。」
立向居に腕を引っ張られて、校舎脇の道の奥へと進む。
彼の背丈は自分と同じくらいだが、昼間の円堂をとてもよく慕っている姿はなんとなく陸上部の宮坂に似ていると思った。
校舎裏までくると立向居がくるりと身体を半回転させて此方を見た。
「風丸先輩って円堂さんと凄い仲良いですよね。」
「そ、そうか?中学あがる前からの付き合いではあるけど…。」
「凄く、邪魔なんですよ。」
「え?」
一瞬何を言われたか理解できずに聞き返してしまう。
表情を変えないままの立向居に肩を突き飛ばされ、尻餅をついた。

23:立向居×風丸3/6
09/08/11 18:54:21 ScLI30aV
「俺、円堂さんとフィールドに立ちたいんです。交代してくれませんか?」
「い、いきなり何言ってるんだよ!?それは…監督が決めることだろ。」
最近の自分の力不足に悩んでいた風丸は痛む胸を押さえてつい目を逸らした。
すると立向居はしゃがみ込んで風丸と目の高さを合わせるとにこりと笑った。
「じゃあ俺がそうさせてあげますね。」
背後にあったフェンスに押しつけられて風丸は殴られるのかと身構えた。
が、立向居はポケットにいれておいた紐で両手を縛り付けた後、頭上に引き上げて紐の先をフェンスの網にくくりつけた。
「どういうつもりだ!」
「こういうつもりですよ。」
風丸のズボンを下着ごと引きずり下ろす。
風丸はかあっと顔が熱くなるのを感じて慌てて膝を立てて身を縮めた。
「ハズカシー格好ですね先輩。このまま置いていったらどうなるかな。」
「や…止めてくれ!」
誰かに見つかったときのことを考えると今度は頭から血の気が引いた。
立向居は風丸の片足を掴んで持ち上げ、内股から足の付け根をなぞって根本にある性器を掴んだ。
「うわっ!?」

24:立向居×風丸4/6
09/08/11 18:56:08 ScLI30aV
強く握ったり弱く握ったり、親指で押してみたり爪でつついてみたり。
ぐにぐにと散々手の中でいじられるとそれは段々と反応して固くそそり起ってきた。
「っやめ、あ、…っ」
強弱をつけて執拗に刺激していると先端からたらりと先走りが溢れ出てくる。
「縛られたままなのに感じてるなんて随分ドMなんですね。そんな顔だし後ろももう経験済みなんですか?」
尋ねてみるが風丸は俯いて押し黙っている。
両足を開かせて丸見えになった穴をぬるぬるの液体で濡れた手で撫でると、ひくひくと収縮させる。
指を挿し込むとすんなりと受け入れるものだから、少し出し入れしてみた。
「あ、そこはっ…ひうっ!、う」
「わー。どんだけ食ってきたんですかこれ。変態」
じゅぷじゅぷと少し爪を立てて中を乱暴に掻き回すと、腸液でとろとろに解けてくる。
「頼む…もうやめてくれ、立向居…。」
風丸が小さく首を振りながら震えた声で言うと立向居は前髪を掴んで上を向かせた。
立向居はにこりと笑う。
「じゃあもう円堂さんに近寄らないで下さいよ。」
「そ、それは…。」
言葉を濁すと立向居の顔から初めて笑みが消えた。

25:立向居×風丸5/6
09/08/11 18:58:19 ScLI30aV
立向居は自分のズボンを下ろして自分の性器を取り出す。
少し何か呟きながら自分で自分のものを刺激した後、風丸の腰を掴んで固くなったそれを押し当てる。
「ひっ」
身体を強ばらせる風丸の喉が鳴ると同時に、立向居は腰を押し進めた。
「あ、――!!」
激痛に声にならない悲鳴を上げる。
無理矢理に挿れたものだから、結合部が赤く滲む。
「会ったばっかの後輩にっ、犯されて、どんな気持ちですか?先輩」
「っ…ぁ、め…うぅ!」
「痛くてっ、気持ち、いいんでしょ?」
風丸はばさばさと髪を振り乱した。
初めは奥歯を噛みしめて刺激に耐えていたが、激しく揺さぶられる内に身体中を駆け巡る快感に翻弄される。
「気持ち良いって、はあっ、言えばいいじゃない、ですか!ほら!」
「っく、う…あ、ああっ円堂…っ」
円堂の名前を聞いて立向居はぴくりと眉を痙攣させた。
後ろの刺激だけで再び熱を持ち始めていた性器を強く握る。
ずきりと鈍痛が走り風丸の顔が歪んだ。
「痛…!?」
立向居が風丸の髪ゴムを引っ張って乱暴に外すとばらりと長い髪が舞う。
その少女のような面持ちには目も暮れず髪ゴムで風丸の性器を戒めた。
「たちむかっ…!」

26:立向居×風丸6/6
09/08/11 19:00:50 ScLI30aV
「気安く円堂さんの名前を呼ぶな!」
そしてまた風丸の奥を突き始める。
先程までの快感も痛みに変わり、風丸の目から涙が溢れた。
「いあっ…、い…ったぁっ…!」
なんとかしてゴムを外そうと、フェンスの音をたてて痺れる手を動かすがより紐が食い込むだけだった。
呻きながら唇を噛みしめる。
「ひ…いっ…ぐぅ…っ」
「はあ…円堂さん…円堂さん…っ!」
立向居は息を荒げ、円堂の名前を何度も呼びながら風丸の中に熱を吐き出した。性器を引き抜くとごぽりと精液が零れた。
「あ、あ…!」
「ふう…」
ようやくゴムの戒めが解かれ、立向居が離れた。風丸は開かされていた足をハの字にしてがくりと首を落とす。
小さく呼吸を繰り返しながら口元からだらしなく唾液が垂れた。
「じゃあ俺、これから円堂さんとも会う約束してるんで行きますね。」
「…え……?」
「これ、もの足らないかもしれませんが。安心して下さい帰りにまた来ますから」
そう言って立向居は今度は逆側のポケットから小型のマッサージ機を取り出し、電源をいれて風丸の中に突っ込んだ。
「あっ!…たちむかぁ…!待っ…ああっ…!」
「ま、覚えてたらですけど」
微弱な刺激にぴくぴくと足を痙攣させながら虚空を見上げる風丸を置いて、立向居は笑顔でその場を後にした。

おわり

27:名無しさん@ピンキー
09/08/11 19:03:00 ATkf0g1q
>>26
黒立向居もいいなあ……乙!

28:名無しさん@ピンキー
09/08/11 19:24:00 +FP4bG85
>>26
乙乙乙!
立向居怖えぇ....w

29:名無しさん@ピンキー
09/08/11 20:20:10 sJk1tdqm
そういや前スレからもってきた
次スレから>>1に加えて頂きたい

URLリンク(www17.oekakibbs.com)
・アニメのキャプは禁止。これは許すと連張り状態になるのが目に見えてるから
・個人サイトやpixivからの転載禁止。自分が描いた絵のみ
・性器表現は禁止。ぼかすか最初から描かない
・過度の801絵禁止。ふたばのやおい板あたりでやってくれ
・無論荒しなどもってのほか。荒しに絡むのも禁止。
・自分の嫌いなキャラ絵があっても絡まない。キャラアンチは巣に引っ込んでてくれ

30:名無しさん@ピンキー
09/08/11 20:26:25 BXYGc673
偶然見た再放送に良質のショタがいたので、全力で全話観てきた

>ショタロリホモ百合乱交なんでもおk
カオスすぎワロタ

31:名無しさん@ピンキー
09/08/11 20:33:41 JOv+88Nf
黒向居・・・・怖すぎ・・・・
でもいいっ!!

32:名無しさん@ピンキー
09/08/12 00:01:09 p9cuQx2F
>>30
良質のショタなんていたっけ?

33:名無しさん@ピンキー
09/08/12 00:49:40 3aIpR1pd
ホモばっか(-.-)

34:名無しさん@ピンキー
09/08/12 00:57:51 Dr4f0pd7
>>33
気に入らないならスルーすれ
こういうレスが一番うざい

35:名無しさん@ピンキー
09/08/12 00:58:24 xXtuv9zb
>>34
いつもの粘着に構うレスもうざい

36:名無しさん@ピンキー
09/08/12 00:59:45 05R1HlJj
>>21
GJ!!GJ!!
マジキチ立向居、素敵でやんす~!!
次は本命の円堂さんとお願いします

37:名無しさん@ピンキー
09/08/12 01:07:25 BbuEoTBL
新スレの勢いすげえ。職人GJGJ!

携帯厨の絵は自己責任で晒せとのことだったんで…
URLリンク(imepita.jp)

1スレ目の夏未×豪炎寺のつもり。大好きだ

38:名無しさん@ピンキー
09/08/12 01:48:01 UhgBMZoj
>>37
勘違いすな
携帯からのゲーム写メは自己責任でって話だ
自分で描いた絵なら絵板でおkだ

39:名無しさん@ピンキー
09/08/12 06:11:38 BbuEoTBL
>>38
そうなの?サンキュ。
調べてはみたんだが携帯からお絵描き掲示板に投稿するやり方がワカラン。
一応画像は消しとく。お目汚しな上スレストッパーですまん。

何事もなかったように再開してホスィ↓

40:名無しさん@ピンキー
09/08/12 11:10:38 9DtBrhTF
そういえば前スレって一ヶ月未満で500KBいったんだな

いいぞお前ら、もっとやれ!

41:名無しさん@ピンキー
09/08/12 11:46:39 8JbuEpds
>>40
半分くらいのレスが雑談だけどな

42:名無しさん@ピンキー
09/08/12 12:34:45 zlMR+oqT
>>30
良質のショタって誰?

43:名無しさん@ピンキー
09/08/12 12:56:32 QHMPyP30
>>30の人気に嫉妬

44:名無しさん@ピンキー
09/08/12 21:24:08 bZ85ebkw
一之瀬だったらとりあえず笑っておく

45:名無しさん@ピンキー
09/08/12 22:10:15 OBoKMyo5
キャプテンか木暮じゃね?

46:名無しさん@ピンキー
09/08/12 22:39:10 35Anc71y
風丸とか言ったらドン引き

47:名無しさん@ピンキー
09/08/12 23:31:58 Tzh7MetP
まさかの少林寺

48:名無しさん@ピンキー
09/08/13 00:21:31 Iji11euC
回想シーンの話なら同意しておく

49:名無しさん@ピンキー
09/08/13 01:01:07 mHQRdV4x
幼少鬼道さん!

50:名無しさん@ピンキー
09/08/13 03:51:01 Kigvz//p
黒向居も円堂×立向居もGJ!!

萌えたんだぜ

51:名無しさん@ピンキー
09/08/13 10:59:50 kYEzge9C
ホモバーガー(-.-)

52:春奈×秋1
09/08/14 00:52:57 67sgUeWQ
※春奈×秋だけど秋→円堂
※トイレで生理ネタあり
※なんか秋の頭が弱い
※春奈……



「あっ」
春奈が洗面所で手を洗っていると、トイレの奥から聞き慣れた声が聞こえた。
「……木野先輩ですか?」
「あ…春奈ちゃん」
ホッとしたような、それでもどこか不安げな声色に、春奈は秋の入っているであろう個室の前に立つ。
トイレの中には二人しかおらず、一つを除いて個室の扉は全て開いていたので、特定は容易だった。どうやら奥の洋式に入っているらしい。
「どうかしましたか?紙なら投げますよ」
「う、ううん、違うの。そうじゃなくて……」
言いよどむ、秋。一瞬の間の後、彼女は小さな咳払いとともに口を開いた。
「……ナプキン持ってない?」
「……あー……」
ナプキン。春奈も去年の夏に初潮を迎えていたため、それが生理用品をさすことはすぐに分かった。そして、今目の前の個室にこもる先輩がどんな顔で困っているのかも。
「ナプキン…は、ないですけど、タンポンなら今持ってますよ」
「タンポン?」
「ダメですか?ナプキンがいいなら、監督や夏未さんに聞いてきますけど……」
「あ、いや、それでいいよ」
少し慌てて、秋。なるほど恥ずかしいのだろう、と春奈はとりあえず納得した。
「じゃあ投げますねー」
ポーチからタンポンの袋を一つ取り出し、閉まっている扉の向こうへ投げる。袋は綺麗な弧を描いて秋の側へ消えて行った。
「ありがとう…ごめんね」
「いえいえ~」
春奈がそう言って立ち去ろうとした時だった。
「あの…春奈ちゃん」
秋の、先程とはまた違った震えが聞こえる。春奈は出口に向かっていた身体を大袈裟に捻り、
「どうしましたか?」
「あのね、言いにくいんだけど……」
それきり黙ってしまう。
なるほど、と春奈は確信に満ちた笑みをたたえ、扉に向き直った。
「使い方、分からないんですか?」
「……うん」
「……つけてあげましょうか?」
「え、ええ!?」
思わず口に出た言葉に、春奈自身も叫びたくなるのを堪えながら、必至で人の良い声をつくる。
「本当なら取説を見せるべきなんですけど……持ってないので。口で説明するより早いかなって思ったんです」
ダメですか?と甘えた声の春奈を、秋は邪険に拒絶することができなかった。
気がついた時にはビデとトイレットペーパーであらかた血を取り除き、春奈を招き入れていた。


53:春奈×秋2
09/08/14 00:55:26 67sgUeWQ
春奈は恥ずかしいですよね、と後ろ手に鍵を閉め、秋からタンポンの袋を受け取った。
秋のいた個室は他のそれより一回り大きく、オムツを換えるための台もついていた。春奈は袋を破くとその台に置き、便器に座ったままもじもじしている秋にタンポンを翳した。
「じゃあ今からコレを挿れるので、足あげるか便器の上にしゃがむかしてください」
「い、挿れる?」
 明らかに不安げな表情。そんな秋を励ますように、春奈は精一杯の笑顔を貼り付ける。
「安心してください!処女膜は傷つけないよう出来てますから」
「そ、そういう問題じゃなくて」
「恥ずかしがってるんですか?女同士じゃないですか」
「でもね……?」
「どうせ産婦人科医は殆ど男性なんですよ、それに比べれば軽いもんですって」
なかなか足を開こうとしない秋を無理やり言いくるめ、結果便器の上に股を開いてしゃがみこむ秋に春奈が抱き付くような形になった。
「春奈ちゃん、やっぱり恥ずかしいわ……」
「あまり動かないで下さいよ、見えなくて挿れ辛いんですから」
春奈が秋の股間に手を伸ばすと、経血独特の臭いが鼻孔をくすぐった。薄い茂みを探るたび、秋の身体が痙攣するのが分かる。
必至なのだろう、見ると、秋は瞼をギュッと閉じ唇を噛んでいた。
目当ての穴は比較的すぐに見つかったが、春奈は探る手を止めない。もっと先輩の色々な表情を見てみたい。その欲望に支配されていた。
「んっ……春奈、ちゃぁん……まだなの……?」
同性に秘所を探られている羞恥からか、秋の頬には微かに赤みがさしている。
そして少し濡れた唇からこぼれる言葉に甘い音色が混じっていたのを、春奈は聞き逃さない。
「先輩、感じてますか?」
「な、そんなこっ……んっ」
「感じて、良いですよ」
その方が挿れ易くなりますから。
そんなものは只の言い訳だ。春奈には分かっていた。それでも手は止まらない。止められない。
春奈はタンポンを台に乗せると、本格的に秋を弄り始めた。
秋は春奈の行為がタンポンを付けるためだと信じているのか、はたまた感じてしまってそこまで頭が回らないのか、一向に抵抗する素振りが見えない。

54:春奈×秋3
09/08/14 00:57:48 67sgUeWQ
「ん、あぁ!」
敏感な芽を摘む。血なのか愛液なのかよくわからないもので濡れていた。
 くちゅ、くちゅ、指を動かすたび響く。
「先輩…気持ち良いですか?」
「は、ぁあ、あん」
喘ぎながら、頷く。口が開ききっていないところを見ると、まだ声を我慢しているようだ。
もう少しかな。
春奈は目の前にある二つの膨らみにもう一方の手を伸ばした。
「あっ…お、春奈ちゃ……くすぐった…」
「先輩、可愛いです」
身をよじる秋の耳元で、囁く。服の上からの愛撫ではあったが、下の感触から十分感じているのが分かった。
「こんな可愛い先輩を見たら、きっとキャプテンだって我慢できなくなっちゃいますよ」
「なんで円堂くんのこと……あああああぁ!」
思わず開けてしまった口から出た嬌声がトイレにこだまする。股からこぼれた水で、便器の中がピチャン、と啼いた。
春奈は手の動きを緩慢にしながら笑う。
「新聞部の洞察力をナメないで下さい!それくらい分かりますよ」
返事の代わりに、荒い息。春奈は構わず続ける。
「しかしキャプテンはモテますからねー。先輩の分はあんまり良くありません。まぁ、それは皆さんに言えることなんですけど」
くちゅ、くちゅ、くちゅ。
「どうです?ここらで一発色仕掛け!なんてのは」
「あ…ああぁ……はる、な、ちゃ…ぁん」
「違いますよ。そこは円堂くん、でしょ?なんなら本人を呼んできましょうか?」
「あっ、いやっ…円堂くん…円堂くぅん…!」
円堂の名を呼ぶたび、秋の身体がきゅん、と揺れる。春奈の右手はもう血と愛液でグチャグチャだった。
「良いですよ…わたしをキャプテンだと思って下さい。予行です……!」
「んああぁ!えんど…くんっ、あーあー、あー」
だらしなく開けられた口からは一人の名前と喘ぎ声しかでない。硬くなっていくクリトリスを弄りながら、春奈は限界を悟った。
 ぐちゅ、ぐちゃ、くちゅくちゅ!
中指と人差し指で激しくこねくりまわす。秋の足はカタカタと震え、彼女の体重は春奈の肩にかかっていた。
「先輩っ大丈夫です、イッてください!」
「あっあんっや…あぁ、円堂くん、円堂くん円堂くんえんどぉくぅん!!」
身体が弓なりに反ったかと思うと、秋はびくびくと震えながら脱力した。
はー、はー、と大きな息をつきながらも、時折愛しい人の名前を呼ぶ秋の股間から手を出すと、春奈の右手はグロテスクに染まっていた。

55:春奈×秋4
09/08/14 01:00:14 67sgUeWQ
当初の予定はタンポンを入れる事なのだ、春奈はハッとしたようにトイレットペーパーで自らの手と秋の股間を拭くと、馴れた手つきで膣に挿入した。
その間も、秋は虚空を見つめて抵抗しない。それでも、挿れた瞬間は身体を震わせて快感を示した。
「あ……」
装着し終わって秋に視線を向ける。まだ絶頂の余韻は残っているようだが、明らかな羞恥の目で春奈を見つめていた。
「えーと、すみません先輩。先輩が可愛かったのでつい調子に乗っちゃいまして……」
言い訳がましい言い分だ。だが事実にはほかならなかった。
「ううん、こっちこそ変な姿見せちゃって……ごめんね」
秋は春奈と目を合わせないようにパンツを穿き、水を流す。怒っている訳ではないことは、春奈にも分かった。
二人そろって個室を出る。無言だったが、気まずさは不思議となかった。
「夏未さん、心配してますかね?」
「早く戻って安心させないとね」
手を洗いながら、笑い合う。それでも秋の顔の不自然な赤みは消せなかった。
「ねぇ、春奈ちゃん」
「なんですか?」
「また分からない事があったら、聞いていいかな?」
さらりとした言い方だったが、声は震えている。春奈は秋の不安を書き消すような笑みを称えた。答えは決まっているのだ。
「勿論です!」






※言い忘れてたけど、書いた奴はタンポンなんて使ったことないから、そこらへん適当です

56:名無しさん@ピンキー
09/08/14 09:29:12 U/qaRtDq
クリプト!クリプト!クリプト!クリプトぉぉおおおわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!クリプトクリプトクリプトぉおおぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!クリプトたんの黄土色キバヘアーの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
アニメ36話のクリプトたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期放送されて良かったねクリプトたん!あぁあああ!かわいい!クリプトたん!かわいい!あっああぁああ!
イナイレ2も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!アニメなんて現実じゃない!!!!あ…マンガもゲームもよく考えたら…
ク リ プ ト ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!エイリアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?キャプ画のクリプトちゃんが僕を見てる?
キャプ画のクリプトちゃんが僕を見てるぞ!クリプトちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のクリプトちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのクリプトちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはクリプトちゃんがいる!!やったよ監督!!ひとりでできるもん!!!
あ、アニメのクリプトちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっあなんな夏美様ぁあ!!み、道子ー!!マキュアぁああああああ!!!玲華ァぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよクリプトへ届け!!エイリア学園のクリプトへ届け!

57:名無しさん@ピンキー
09/08/14 12:42:27 eJjnefXI
>>52
G J !!!

58:名無しさん@ピンキー
09/08/14 14:01:36 JOi2S4Mt
>>55
やっぱ百合は世界を救うな
エロいわ貴重な百合だわで本気でGJ!

>>56
>あっあんああっあなんな夏美様ぁあ!!
「夏美」じゃなくて「夏未」 まだまだ甘いな

59:名無しさん@ピンキー
09/08/14 15:55:56 Ur7aPO9C
なんか過疎ってるね。みんなコミケか?

>>52
GJ!!

60:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:03:51 mmWqm2bk
なんということだ

ここまできて源田×佐久間が無い…だと…?

61:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:12:41 IYXUNK/P
イラネ

62:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:49:59 WqVjWpHG
ホマバッカ王国

63:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:00:02 YgillGuW
ほま?

64:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:01:02 KPlxtFk6
>>60
源田×佐久間は虹サイトでも読めそうだしなあ

65:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:06:20 plqFVcaE
つか源田×佐久間と豪炎寺×風丸とかはものすごいBL臭が漂うのでこのスレ向きじゃない
それこそ801板でやれレベル

66:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:14:58 WJDF8H8E
別にここでもいいと思うけど、>>60は職人じゃなくてクレ側でしょ
ただ読みたいんだったら虹サイト巡ってりゃいくらでもある罠
サイト餅じゃない人が源田佐久間書いてみたけど
発表の場が無いよって言うんならここに投下してもいいと思うんだが

67:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:27:42 3DjOW7Kt
お前らの好きな作品名上げていこうぜ
セックス講座以外で

68:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:29:37 o6hT2jse
ぼくは、やおのさん!

69:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:45:31 9qjeDpmb
ああ、熟女は最高だよな

70:名無しさん@ピンキー
09/08/15 01:41:37 1oyhEjFk
アレは確かに良かった!

個人的には鬼道×夏未の、傷の舐め合いっぽいやつが好きだ

71:名無しさん@ピンキー
09/08/15 02:53:08 JhjcS5Hu
夏未×秋かな
初めて百合読んだけど、あれで開眼したわ
上の春奈×秋といい未経験な秋が可愛くて仕方ない









…でも本当に見たいのは照美
プライド高い照美が泣いて喚いて許しを請うのを見てみたい

72:名無しさん@ピンキー
09/08/15 05:36:44 ftm+Bult
円堂×立向居
二人に萌えた

73:名無しさん@ピンキー
09/08/15 07:33:57 c6I6G9ZT
豪炎寺のオナニー。
円堂も円堂らしくて面白かった。

74:名無しさん@ピンキー
09/08/15 11:52:43 l2SxWZrf
>>73
かなり最初の方のやつか?
あれ俺も好きだ、なんでまとめサイトに入って無いのか不思議に思ってる

75:名無しさん@ピンキー
09/08/15 13:05:28 uhLrBsFI
>>74
まとめにあると思うんだがそれとは別のやつ?
エロにも笑いを求めてしまう俺もアレ大好きw

76:名無しさん@ピンキー
09/08/15 15:04:36 aktpKXC2
前スレ最後の方にあった鬼道×塔子。
話も良いし何よりオチに笑った。







でも個人的に増えればいいと思うのは、吹雪×秋みたいな凌辱。

77:名無しさん@ピンキー
09/08/15 15:44:32 HX44ckW9
豪炎寺が夏未と秋に攻められるやつ
アレはエロイ俺も混ざりたい

78:名無しさん@ピンキー
09/08/15 19:50:54 ft6gijs1
俺も吹雪×秋が好きだ
レベル高い

79:名無しさん@ピンキー
09/08/15 22:43:09 0aFf5YVH
>>75
えっマジか、って思ってもう一回探してみたら投下順のほうにあったわ
今までカプ順のとこだけしか見てなかったから気づかんかった

他は栗松増殖とか黒服×豪炎寺×夕香とかゲームの話生かすコテハンさんの話いい
あと漫遊寺の女子×吹雪の文体が好みだった

80:名無しさん@ピンキー
09/08/15 23:44:38 KPlxtFk6
自分の書いたSSが挙がってると嬉しいなw
俺は前スレラスト近くの塔子が鬼道にフェラするやつと、鬼道が氷を使って春奈を攻める話が好き。
健気な女の子が可愛い。

81:名無しさん@ピンキー
09/08/15 23:59:55 Il5S+EWG
壁山と相撲部の話が笑えたw

後は吹雪と監督の話も良かった。
意外な組み合わせだったけとおもしろかったな


82:名無しさん@ピンキー
09/08/16 00:29:59 9ZPgl39i
あれは禁断の……!かもしれないが、豪炎寺と円堂が鬼道さんを犯す話の続きが読みたい。

83:名無しさん@ピンキー
09/08/16 00:54:18 uxG9WFFj
売春豪炎寺の話が好きだ
というか売春ネタが好きだからもっと見てみたいな

84:名無しさん@ピンキー
09/08/16 01:49:48 dyqs1+nE
鬼道と春奈の性別が入れ代わる話が一ノ瀬講座の次に面白かった。
かわゆさでは鬼道を励まそうと塔子がキスをする話が好き。
エロさではオッサン×円堂が尻揉み描写とかハァハァした。
ラグビー部×円堂も待ってるんだぜ!

85:名無しさん@ピンキー
09/08/16 03:00:51 3dUlX13p
>>29にうpしたいが絵を描く時間がなさすぎて泣ける

86:名無しさん@ピンキー
09/08/16 03:10:25 qebtc96b
豪炎寺のやつが好き
多分>>73と同じやつ
あれは面白かったw

87:名無しさん@ピンキー
09/08/16 03:32:45 /8lDyBPQ
>>84と同じく鬼道と春奈が性転換するやつ
春奈の葛藤が可愛くて死んだ

88:名無しさん@ピンキー
09/08/16 10:37:20 MBTpDRod
ホモホモの実ばっか(-.-)

89:名無しさん@ピンキー
09/08/16 13:38:53 ygpoVEHy
801や腐を叩いてるのって百合はおkなの?
同族なのに

90:名無しさん@ピンキー
09/08/16 14:35:33 N2FQ9SoB
>>29の掲示板に携帯写真うpする方法教えて下さいor2

91:名無しさん@ピンキー
09/08/16 15:31:06 b3bX6fm+
>>89
そういう言い方するから腐女子は叩かれやすいんだよ


92:名無しさん@ピンキー
09/08/16 19:03:59 leDyp+U2
>>91
腐女子っていうか毎回毎回しつこくホモに文句つけるやついるから鬱陶しくて言っただけじゃね?
(-.-)←の人って荒らしなのかな

93:名無しさん@ピンキー
09/08/16 19:12:02 i4MMeyVP
>>90
携帯ならイメピタでもいいと思うけど

94:名無しさん@ピンキー
09/08/16 19:33:16 fDwhejCz
荒らしっつーか毎回書いてりゃ誰かしらレス付けてくれるから味を占めちゃった類かと

95:名無しさん@ピンキー
09/08/16 19:37:48 ZILSvjij
レス数の多いエロパロスレではどこでもいる、例の人という奴だよ
スルーが一番だよ

自分は面白く感じたらどのジャンルでもGJするだけだから、どうでもいい

96:名無しさん@ピンキー
09/08/16 20:07:49 ze46ZtPl
携帯って画像アップロードモードできないの?

97:名無しさん@ピンキー
09/08/17 13:00:21 8oAIkRV+
まとめ管理人降臨キボンヌ
たぶん>>90だけでなく携帯からうpしたい人は他にもいるかもしれんし
一番人目につくここで説明してくれたほうがいい

98: ◆gYCSAIVZniW6
09/08/17 13:51:07 IbkgxkQM
今緊急にテストした。

結果
・[モード]から[画像アップロード]選択→[お絵かき]選択
・次の画面で[画像ファイル選択]→携帯のデータフォルダから画像選択→[submit]選択

でいけるハズ(禿携帯not iPhone使用)
何故かタイトルと名前が文字化けした(原因不明)

次のまとめ更新はもう1コ投下作品が来た時まで待ってくれ

99:名無しさん@ピンキー
09/08/17 13:54:42 nRENO8ZJ
乙乙。

100:名無しさん@ピンキー
09/08/17 17:21:46 kCCw6vLU
アニメのキャラを描いて投稿するサイトどこだっけ?

前に誰かが「ここならエロ画像が嫌ってほど見れるぞ」と書き込んであってURLも貼ってあったのに、おいらとしたことがブクマもせず、いざ必要な時にそのスレさえも忘れてしまった…

エロに限らず色んなアニメキャラのイラストを投稿出来て、描いた作者のコメントも載ってたりするサイト
誰か知らないかな?
それでなくても似たような有名サイト知ってたら教えてください。


101:名無しさん@ピンキー
09/08/17 17:43:59 w/hkxIhj
>>98
実験お疲れ様です。
俺のは機種が古いせいか(au)データフォルダから選択できなかったよ。残念

102:名無しさん@ピンキー
09/08/17 20:09:50 rY4itvgY
>>100
つピクシブ

103:名無しさん@ピンキー
09/08/17 21:04:58 lZ7vwqnJ
>>100
つかなんで稲妻スレで聞くんだよ?www

104:名無しさん@ピンキー
09/08/17 21:46:44 XIzsytVu
>>101
管理人に写メ送って代理うpしてもらったら?

105:名無しさん@ピンキー
09/08/17 23:36:30 w/hkxIhj
>>104
そこまでしてもらうほどのもんではないので!
これはきっと同人誌作れって神の啓示棚

夏未様ちゅっちゅ

106:名無しさん@ピンキー
09/08/18 00:30:28 6XDQYfHx
同人といえば、3日目男性向でイナズマやってるとこあるのかな?

107:名無しさん@ピンキー
09/08/18 01:19:12 oQzKTE+s
>>105-106
ここは、エロパロ板

108:名無しさん@ピンキー
09/08/18 01:47:54 dvhDxZGE
お絵描き掲示板が賑わってきたな
イイヨイイヨー

109:名無しさん@ピンキー
09/08/18 11:46:15 9pyn17TH
夏未っておっぱいデカくね?

110:名無しさん@ピンキー
09/08/18 13:42:59 B85kPqfy
いやいや、リカも負けてないぞ

111:名無しさん@ピンキー
09/08/18 16:56:39 /HXwyyhg
宇宙人は発育いいなオイ

112:名無しさん@ピンキー
09/08/18 17:09:01 /HXwyyhg
>>103
イナズマのどこかのスレにそのURLが貼り付けてあったからさ、誰か見た人が居ないかと思って 
ここならエロい人多いし

113:名無しさん@ピンキー
09/08/18 18:21:06 hJiwWSyk
どんなおっぱいもマキュアの尻には敵うまい

114:名無しさん@ピンキー
09/08/18 18:35:12 RDlm/p4r
pixivでR-18タグじゃだめなのか?

115:名無しさん@ピンキー
09/08/18 20:39:14 SmE1t9VG
流れ切ってごめん、鬼道×瞳子できたんで投下する

・時系列がややこしい(44話の夜(陽花戸中)→31話(山で自主練回)→また44話の夜)
・若干性格違う&暗いかも


116:鬼道×瞳子 1/6
09/08/18 20:39:52 SmE1t9VG
暗い部屋には、ほの白い月明かりが差し込んでいた。
床に広がる黒髪を照らし、濡れたように輝かせている。鬼道は陽花戸中の教室にいた。
もう夜も更けている。なぜキャラバンではなくこんな所にいるのか、
それはいつものように呼び出されたからだった。
「‥っん、はあ‥」
「‥どうですか」
「いい、わ‥ずいぶん巧くなったわね‥」
吉良瞳子は真っ白な肢体を震わせながら言う。2人は足を絡み合わせて
繋がっていた。鬼道は虚無感とかすかな喜びにとらわれながら、動き始める。
鬼道の下で喘ぐ瞳子は、普段の硬い表情ではなく、恍惚として宙を仰いでいた。
綺麗だ、いつもそう思う。自分より柔らかい肌も、黒檀のような髪も、快楽に溺れる顔も。それはけっして言えないことでもある。‥これからも。
「あぁっ‥ん、そこ‥っいい‥!!」
誰が思うだろう、監督がこんな風に乱れるなど。自身も快楽に酔いながら、
鬼道は妙に冷静だった。もう幾度となく繰り返してきた行為だからかもしれない。
最奥を突いた瞬間、瞳子は背筋を反らせて細かく痙攣した。
同時に激しく締めつけられ、鬼道も果てる。すぐには引き抜かず、手を突いて
瞳子を見下ろした。彼女はじっと目を閉じ、胸を上下させて深呼吸する。
やがてその目尻から涙が盛り上がり、頬を濡らした。
―いつから、だ? ぼんやりとそう思う。いつからだった、こんなことを始めたのは。
その脳裏に、わずか数週間前の出来事が蘇る。
忘れることのできない、あの一夜。あれは豪炎寺が離脱したすぐ後、‥だった。
鬼道はふっと、その瞬間に記憶を遡らせていた。そう、俺はあの時―。

時間をずらそうと思った。山での自主練習後、瞳子監督の指示で円堂たちは温泉に行った。しかし、鬼道は一緒に行かなかった。色々と考えたいことがあったのもあるが、
素顔を晒したくないという気持ちが大きかった。だから全員が寝静まった頃を見計い、
一人で温泉へ向かった。脱衣所代わりの小屋に入り、マントを脱ぐ。そしてゆっくり、
ゴーグルも外した。衣類もすべて脱ぎ、水着をはいて外に出る。
空には大きな月が浮かび、水面はそれを映しておぼろげに輝いていた。
鬼道は足早に温泉に近づく。そっと入ると熱い液体が体を包み込み、その気持ちよさに
思わずため息をもらした。疲労が消えていくように思える。
しかし、体を弛緩させて岩にもたれた瞬間、背後でヒタヒタと音がした。
「‥‥!?」
はっとして振り向く。誰だ、こんな時間に。
暗闇に浮かび上がったその人影に、鬼道は思わず目を見開いた。
「‥‥監督」
見間違えようのない、瞳子その人だった。
長い髪をアップにしてまとめ、体を覆うのは巻きつけられたタオルだけ。
浮き出たしなやかなラインに、鬼道は反射的に目を逸らした。
「‥入るわよ」
別段驚く様子もなく、抑揚なく告げて瞳子は温泉に体を沈める。
鬼道は逆に体を浮かせかけた。気まずい、恥ずかしい気持ちが混ざりあう。
早く出た方がいい。しかし、意外にも瞳子がそれを止めた。
「入っていなさい。気にすることはないわ」
「いえ、しかし‥」
「あなた、練習で汗をかいたのにすぐ流さなかったでしょう。
今十分に温まらず上がれば、風邪をひくかもしれないからよ」
「‥‥!」
‥‥よく、見ている。鬼道はその確信を強めた。今日の自主練習もそうだ。
薄々は分かっていた。染岡たちが自分の指示に従わないと分かっていて、
それを逆手に取ったのだと。この監督は意外とよくチームを理解している。
鬼道はそう思っていた。恐らく、円堂もなんとなくそれを感じているのだろう。
―だが、それなら何故‥‥。
チャプ、と水面が波打つ。2人とも無言だった。しかし不思議と気詰まりではない。
しばらくして、鬼道は静かに口を開いた。
「‥ひとつ、聞いてもいいですか」
月を眺めていた瞳子は、ゆっくり鬼道と目を合わせる。
そういえば自分はゴーグルをしていない。それに気づいたが、構わず続ける。

117:鬼道×瞳子 2/6
09/08/18 20:40:15 SmE1t9VG

「何故、豪炎寺を離脱させたんですか」
ずっと疑問に思っていたことだった。豪炎寺と聞いた瞬間、瞳子の顔が曇る。
しかしそれはすぐにかき消えた。
「‥‥言わなかったかしら。豪炎寺君はこのチームに必要ない。ただそれだけよ」
豪炎寺が去った直後に聞いたものと、まったく同じ言葉。
しかし今回は抑えられなかった。
「この旅は、地上最強のチームをつくることが目的のはず。
なのにあなたは、全国大会で優勝した雷門のエースである豪炎寺を‥追い出した。
俺たちはみんな、それを完全には納得していない。
だから、あなたを信用できない奴も多い。‥‥はっきりとした理由が知りたいんです」
瞳子は表情を変えず、黙って鬼道の話を聞いていた。
そしてまた、ふいと目を逸らせながら答える。
「私は、エイリア学園に勝つためにここにいる。
―その障害になるものを、取り除いただけよ」
障害‥?
「‥豪炎寺は素晴らしい選手です。
一回や二回、試合でシュートをミスしたからといって、それは変わらない。
―‥何より、仲間のことをそんな風に呼ばれたくありません」
驚くほど冷たい声が出た。その声で初めて、自分は怒っているのだと気づく。
瞳子もさっきより真面目な顔になり、鬼道を見据えた。
「意外ね」
「‥何がですか?」
「あなたは‥もっと冷静かと思っていたわ」
―練習中、染岡に聞かれた。豪炎寺が離脱して‥お前はいいのかと。
“よくはない”、俺はそう答えた。しかし本当は違う。
豪炎寺は、俺が雷門に来るきっかけを作ってくれた。一目置くプレイヤーでもある。
しかし、この感情は他の選手が離脱させられたとしても込みあげるだろう。
帝国の仲間と同じぐらい‥雷門の仲間も大切だった。
「俺も、あなたはもっといい監督だと思っていました」
「‥‥」
瞳子の表情がかすかに憂いを含む。
それを見つつも、普段では考えられないほど無遠慮に鬼道は続けた。
「あなたはこのチームのことを考えてくれていると思っていた。
‥しかし、どうやら俺の勘違いだったようです」
突き放すように告げて、立ち上がる。もう言うべきことはない。
そう思って背中を向けた鬼道の耳に、小さな声が聞こえた。
「―‥あなたには分からない」
「‥‥!」
それは瞳子のものだった。振り返った瞬間に目線がかち合い、射すくめられたような
気分におちいる。彼女は揺れるように立ち上がった。
ザーッと湯が落ち、水面の月を消す。濡れた肌は真珠色に輝き、とても眩しく見える。
瞳子と向かい合った、鬼道は動けなくなった。
いつもの能面のような無表情はそこにはない。代わりに、一筋の涙があった。
「私は、やらなければいけないの。必要があれば切り捨てる。
ひどいことだと言われようと、憎まれようと、構わない。
エイリア学園を倒すためなら‥なんだって‥」
非情な言葉‥しかしついさっきとはまったく違う。その顔は悲痛そうに歪んでいた。
苦しそうな、しかし決意に満ちた表情。初めて見た彼女の感情の表れに、
揺さぶられるような衝撃を受ける。いつのまにか瞳子は目の前に来ていた。
間近で見て初めて、綺麗な人だと‥そして、自分が見ていたのは無表情と
いう名の仮面だったと気づく。鬼道はゆっくりと口を開いた。
「それが、あなたの本当の姿ですか」
「―!」
瞳子ははっとしたように手で涙をぬぐう。しかしもう無駄なことだった。


118:鬼道×瞳子 3/6
09/08/18 20:40:46 SmE1t9VG

「‥豪炎寺を離脱させたのは、監督が本当に望んだことだったんですか?」
「‥あなたに、言う必要はないわ」
「エイリア学園を倒す‥。
あなたにはもしかして、それ以外の目的があるんじゃないですか」
「‥、黙りなさい‥」
「‥何か知っているんですか。宇宙人たちのことを」
「‥黙って‥‥」
「だから、そんな仮面をかぶってまで‥‥っ」
あっという間のことだった。気がついたら、喋れなくなっていた。
唇が唇で塞がれていた。―黙らせるには有効な手段かもしれない。
温かい感触に驚きつつ、ぼんやりそう思う。
息ができなくなるほど長いキスを、鬼道は抵抗せずに受けていた。
やがて瞳子はゆっくりと離れる。そして皮肉っぽく微笑んだ。
「なぜ、嫌がらないの。あなたも私が嫌いなんでしょう」
何故。問われて初めて、自分が今瞳子に同情していることが分かった。
この目つきは、態度は、どこかで見たことがある。いや、同じだった。
春奈と離れ、鬼道財閥に引き取られてすぐの‥自分と。
「嫌い、ではありません」
「‥‥!」
瞳子が目を見開く。同時に、鬼道も自分が口走ったことに驚いていた。
口をつぐみ、自分の気持ちを探る。しかし今言ったことに嘘はなかった。
「あなたは昔の俺と似ています」
「どういう意味、かしら」
「孤独‥です」
その言葉に瞳子はぎゅっと唇を噛む。しかし反論はせず、張りつめた表情を緩ませた。
その顔がまた哀しげで、鬼道は衝動的に口を開く。
「‥‥俺にできることはありませんか」
「‥あなたに?」
「はい。‥よければ、ですが」
まるで何かに操られたようだった、2人とも。夜の空気がそうさせたのかもしれない。
瞳子はどこか熱に浮かされたような、ぼんやりとした目をしている。
やがて彼女は引き寄せるように鬼道を抱きしめ、耳元で囁いた。
「―私を抱きなさい」
「‥‥!」
驚いて瞳子を見やる。
しかし抱きしめられている鬼道からは、その表情は見えなかった。
「俺で‥いいんですか」
「‥‥」
瞳子は何も答えない。体が冷えたからか、それとも違う感情からか、
彼女が震えているのが分かった。鬼道は瞬間的に決断した。軽く息を吸い込むと、
瞳子を離れさせる。そして少し驚く彼女を温泉のふちに座らせ、小屋に戻る。
次に出てきた時、鬼道は脱衣所にあった敷物を持っていた。
それを瞳子の後ろに敷き、隣に腰を下ろす。
「痛いでしょうから、持ってきました」
「‥‥」
瞳子は不思議なものでも見たような目で、鬼道を見ている。
目を合わせると、彼女は小さくつぶやいた。
「‥逃げたかと思ったわ」
「そんなわけないでしょう」
その答えに瞳子はふっと笑った。初めて見る自然な笑みに、鼓動が速くなる。
「‥‥その顔の方がずっといい」
思わず口をついて出た言葉に、瞳子は少し目を見開き、また沈んだ笑みを見せた。
―美しい夜だった。晴れた夜空に浮かぶ月を、2人で眺める。
しばらくして、どちらともなく目を合わせた。一瞬理由のつかない感情が沸きおこる。
これは監督のためだ、戸惑いながら自分に言い聞かせる鬼道に、瞳子は顔を近づける。
水面が揺れる。影が重なり合った時、2人は唇を重ねた。


119:鬼道と瞳子 4/6
09/08/18 20:41:15 SmE1t9VG

しっとりとした唇。キスしたのはいいものの、どうすればいいか分からない。
固まる鬼道を瞳子がリードする。忍び込んでくる舌に驚いたが、彼女の動きに
ついていこうと受け入れた。口内を探る感触は柔らかく、頭の芯を熱くさせる。
舌を絡み合わせれば、聞き慣れない湿った音が響く。
次第に鬼道がよりかかる体勢になり、気がついたら瞳子を押し倒していた。
唇を離し、一瞬動きを止める。うかがうように見つめると、瞳子は頷いて
鬼道の手を自分の胸に導いた。布越しでも分かるしっかりとした膨らみ。
どこか欲情と隣り合わせの背徳感を感じながら、タオルの前を開く。
現れたのは白いまろみだった。
整った形は美しい彫刻のようで、思わず息を飲む。下半身がきゅっと疼いた。
「鬼道君‥‥」
瞳子が顔を背けながらつぶやく。我に返り、鬼道はゆっくりと乳房に手を這わせる。
瞳子は、はあ‥と甘い吐息をもらした。やり方も知らないので、できるだけ優しく揉む。時折指が突起に触れ、その度に瞳子は小さく震えた。
眉根を寄せて声を我慢する姿が艶やかだった。もっと色々な顔が見たい。
鬼道はそっと突起に口づけた。
「はっ‥あ」
高い声が響く。ゾクリとするような色のある声。
鬼道は乳房を撫でながら突起を吸い上げる。
瞳子はずっと鬼道の頭に手を置いていたが、行為を止めさせたい訳ではないようだった。
「ん‥ん、きど、くん‥」
艶かしい声が自分を呼んだ。
目を上げれば見える白い喉元が扇情的で、鬼道の体も熱くなっていく。
「あなた、本当に‥はじめて‥?」
言葉を途切らせながら瞳子が聞く。
鬼道は顔を上げ、快感に細められた瞳を見ながら頷いた。
「もう‥もう、いいわ。あなたも‥‥」
瞳子はそう言うと、鬼道の水着に手をかけた。身を引こうとするも、
起き上がった瞳子がそれを止める。彼女は水着の上からなぞるように陰茎を弄んだ。
焦らすような指遣いに、ソレは大きさを増していく。
ズルッと水着を下されると、かなり勃ちあがった怒張が姿を現した。
鬼道は羞恥に顔を背ける。しかし瞳子は構わず、その先端に口をつけた。
「っ‥あ」
ビリッと刺激が走り、小さく呻く。瞳子はそれを尻目に、口と手を使って奉仕を始めた。
唾液を絡めるように舐め、裏筋を指で扱き、時折すっぽりとくわえこんで上下させる。
段々と透明な液が溢れ出したが、瞳子はそれすらも舐めとった。
誰かが一心不乱に自分のモノを舐める姿は倒錯的で、更なる快感を煽る。
その巧みな技に鬼道は追いつめられていった。
「っ‥く、監督‥」
「んんぅ‥」
チュパッという音を残し、瞳子は素早く離れる。
もう少しというところで達することができず、鬼道は息を荒げた。
「‥鬼道君、早く‥」
艶のある声とともに瞳子は仰向けになる。潤んだ瞳はもう我慢できないと告げていた。
鬼道はその両膝を掴み、そっと開く。
熱く蕩けきったそこは、もう鬼道を受け入れる準備を終えていた。
‥いいのか。一瞬、理性の欠片がそう囁く。しかし今さら止められるわけがなかった。
硬くそそり立った怒張を蜜壷にあてがうと、鬼道は一気に挿入した。


120:鬼道×瞳子 5/6
09/08/18 20:42:08 SmE1t9VG

「っはぁ、ぁあっ‥!!」
「っ‥!」
瞳子のソコは容易に鬼道をのみこんだ。
熟れた秘所にズブズブと音をたてて肉棒が入っていく様子はたまらなく淫猥で、
ほどよく締めつけてくる内壁は意識がとびそうになるほど気持ちいい。
「ぅうん‥っ、鬼道君‥もっと‥!」
切なげに顔を紅潮させて快感に耐える瞳子は、今まで見た誰よりも綺麗だった。
繋がりたい‥もっと深く。本能のまま、鬼道は律動を始めた。
「ん、ん、んっ、あぁ‥‥」
膣内をこすられるたびに瞳子は小さく喘ぐ。
最初はぎこちなかったものの、飲み込みのいい鬼道はすぐにリズムを掴んだ。
抜き差しをわざと遅くしたり、腰を回すように突き入れてみる。
瞳子は最初こそ声を堪えていたが、次第に押し寄せる快感の波にとらわれていく。
濃い熱が2人を犯す。ある一点を突いた時、瞳子は体をしならせて
先ほどまでとは比べものにならない反応を見せた。
「んあぁっ、あ‥っ!そこ‥!」
「っ、ここ、ですか‥」
「そ‥っああぁ、もっと‥!」
同じところを何度も攻める。
その刺激に膣内は生き物のように蠢き、肉棒をギュウギュウと締めつけた。
「‥っ、きつ‥!」
体中が熱い。もう抑えられない。
瞳子にも余裕がないのを見て取り、鬼道はほっそりした片足を肩に担ぎ上げた。
「っう、ぁあ‥!?」
先ほどよりも深く繋がった刺激に、瞳子は焦点の会わない目で声を上げる。
鬼道は強く腰を打ちつけ始めた。
「あっ、はん、ぁあっ、んん‥いい‥っ!!」
「は、あ‥っ」
結合部が音をたて、どちらのものか分からない液体が零れ落ちる。
もう何も考えられなかった。ただ獣のように求めあい、己を突き入れる。
それに合わせて瞳子の体が揺れる。
舌でピンと起った突起をしゃぶり、乳房を揉みしだけば彼女はいっそう淫らに喘いだ。
「監、督っ、もう‥っ」
「あ、私っ、も‥鬼道、君‥‥っあ、あん、ぁあああ!!」
「‥つ‥っ!」
ビクビクと膣が収縮する。
ひときわ高い声で絶頂を迎えた瞳子に続き、鬼道も達しそうになる。
力を振り絞って引き抜こうとしたが、瞳子の足が絡みついてそれを阻んだ。
「か、監督っ‥く‥!」
とても耐え切れるものではなく、鬼道は膣内に欲を吐き出した。
繋がったところから白濁が溢れだし、瞳子の足を汚していく。
自身を抜き、鬼道はもつれるように瞳子の横に倒れこむ。
2人は乱れた息のまま、呼吸を繰り返した。どちらも何も言わなかった。
快楽の余韻に溺れていたからでもあり、超えてはいけない一線を越えた後悔からでもあった。

―あの夜だけだと思っていた関係は、ずるずると続いた。
表には出せない辛いことがあったとき、瞳子が求めれば。
理由は聞かない。そしてまた、選手と監督に戻る。
‥何故、自分はこんなことを続けているのだろう。
らしくもない、相手に従順になってまで。その理由は薄々分かっている。
ただ気づきたくないだけだった。‥‥無駄なのだから。


121:鬼道×瞳子 6/6
09/08/18 20:43:24 SmE1t9VG

先ほどまでの熱さはどこかに消え、教室内は静けさで満たされている。
服装もきっちりと整えた瞳子からは、情交のかけらさえも感じ取れない。
彼女はマントを羽織る鬼道を見ながら言う。
「すまないわね。‥明日も試合なのに」
「気にしないでください」
鬼道は短く告げて目を逸らした。
「‥あなたには感謝してるわ」
小さなつぶやきにゴーグルを付けようとした手を止める。
瞳子は窓にもたれかかっていた。先ほどとは違い、表情が見えない。
「戦略も、チームをまとめることも、あなたはいつも頑張ってくれている。
‥‥私なんていらないぐらいにね‥」
「―!」
思わず、ゴーグルを机に叩きつけるように置く。その音に後ろ姿が揺れた。
鬼道は大股で瞳子に近づく。こちらを向こうとしない彼女の手を掴み、
無理やり振り向かせた。
「‥どういう意味ですか」
「‥‥」
静かに怒気をはらんだ赤い目を、瞳子は弱弱しい顔で見つめる。
「‥‥冗談よ」
「‥‥」
「でも、私よりあなたの方が適任かもしれない」
「‥監督」
「その方が円堂君たち、も‥‥、」
言わせたくない。
鬼道は力のない手を強く引っ張り、数週間前とは反対に無理やり口づけた。
身長差がもどかしい。瞳子は小さく鬼道の肩を押したが、すぐにその手を下ろした。
「―っ‥はあ」
最初とは違いゆっくり離れると、銀色の糸が引く。
瞳子は大きく息を吐き出した。責めるようにこちらを見る目に、鬼道は背を向ける。
「―俺たちの監督は、あなたです」
「‥‥!」
「言わないでください、そんなことは」
ゴーグルを付ける直前に、もう一度目があった。
暗闇に浮かぶ姿は近くて遠い。
「失礼します」
‥‥近づいてはいけない。深入りしてはいけない。
その境界線が薄れ始めたのはいつからだろう。
彼女のためだと言いながら、一番溺れてしまったのは自分かもしれない。
背中に痛いほどの視線を感じながら、鬼道は部屋を出る。
瞳子が何かつぶやいたような気がした。しかし、振り向くことはしない。
月は変わらず、2人のもとにほの白い光を届けていた。

END.

122:名無しさん@ピンキー
09/08/18 20:43:49 SmE1t9VG
鬼道の過去とかは捏造入ってます
監督の性格も主観です

拙文すみません


123:名無しさん@ピンキー
09/08/18 21:03:29 ZOt5E0Wr
>>122
GJ!
興奮しますた!

124:名無しさん@ピンキー
09/08/18 21:15:30 2kw7jxmz
GJ!!

125:名無しさん@ピンキー
09/08/18 21:27:37 B85kPqfy
GJ!
なんかたぎった!鬼道さん格好いいな

126:名無しさん@ピンキー
09/08/18 21:33:33 QkWbDRdt
GJGJ!
こういう雰囲気大好きだ!!

127:名無しさん@ピンキー
09/08/19 01:49:23 gFsRo3Dc
GJ!
前スレから鬼道さんがモテすぎてて裏山

128:名無しさん@ピンキー
09/08/19 06:31:35 0Kbla5eP
>>122GJ!!
やばい文章うますぎww
これから四日間徹夜して書いた作品うpしようかと思ってたけど、
まだそのときじゃないみたいだ。残念

129:名無しさん@ピンキー
09/08/19 07:19:08 wfgNVWnF
>122
GJ!表現が細やかで素敵
>128
誘い受けうざい

130:名無しさん@ピンキー
09/08/19 20:58:38 +hSJrath
>122
瞳子さんの以外な一面に萌えた…!

処で>29のオエビってノーマルなイナズマ絵でもおkなのかな?


131:名無しさん@ピンキー
09/08/19 21:18:19 KWYzGHi5
トリップは半角>>と半角数字でつけられるということを来年の夏休みまでROMって学ぼうね
そして18歳になったらおいで

132:名無しさん@ピンキー
09/08/19 21:36:08 dy8sZgHu
>>130
大人になったらまたきなさい

133:名無しさん@ピンキー
09/08/19 21:55:46 4ZPhwvRo
トリップて…
アンカーだろw
自分はノーマル絵でも全然構わないんだけど
禁止だったっけ?

134:名無しさん@ピンキー
09/08/19 22:11:23 +hSJrath
エロがおkならノーマルはおkかなと思ったんだが、板が板だし、スレ独自のルールもあるだろうし、一応聞いておこうかと思ったんだが。
説明不足ですまん

135:名無しさん@ピンキー
09/08/19 22:13:34 BKlaNcOX
禁止すべき
エロくないならわざわざああいうサイトに投稿する必要はなし

136:名無しさん@ピンキー
09/08/19 23:43:25 KKF1WlyI
どーしてお前らはルール(笑)の話になると活き活きと討論(爆笑)し始めるんだよ?

137:名無しさん@ピンキー
09/08/19 23:44:05 AByjm4+H
今日の放映分(45話)で瞳子×吹雪
本番なし ↓2レス

138:瞳子×吹雪 1/2
09/08/19 23:45:46 AByjm4+H
消灯時間の過ぎた病室の薄暗がりの中で、瞳子は吹雪の寝顔に視線を落とした。
“エイリア学園に勝つためだったら、吹雪君がどうなってもいいんですか?!”
木野マネージャーの言葉を思い出し、ぎゅっと唇を噛締める。
―わたしはあの人と同じことを……
まだ幼さの残る彼の疲れ切った顔が哀れで、彼女の瞳に涙が滲んだ。

「……うっうっ……」
―泣いてる? 誰だろう?
吹雪はゆっくりと目を開けた。
普段は怖いくらいにクールな瞳子監督が声を押し殺して泣いている。
大人の女性が泣くのを見るのは初めてだった。
必死に抑えようとする泣き声と、こっそりと見たAVの女優のよがり声とを重ねてしまい、
気がつくと下半身が反応していた。
―ッ!
膨らんだ下半身を瞳子に気付かれないようにと寝返りを打ったのがまずかった。
「吹雪君、気がついたの?」
「……はい」
「痛むところはない? 今、看護師さんを呼ぶわ」
吹雪は、ナースコールに手を延ばそうとする瞳子監督の手を掴んだ。
「あ、あの…今は、呼ばないでください」
瞳子は、掛け布団の中で胎児のように身体を丸める吹雪を怪訝そうに見、薄く笑うと小さく息を吐いた。
「見られたくないことになってるのね」
「……はい」
「いいわ。わたしが何とかしてあげる。あなたはそのまま寝てなさい」
瞳子の口調はいつもの冷静な監督そのものだった。
彼女は手早く掛け布団を捲ると、吹雪のパジャマのズボンとパンツをずり下げた。
「ふふっ、こっちは、ちゃんと元気ね」
彼の幼い屹立の先端が指で弾かれ、吹雪は顔を赤くした。
瞳子が顔にかかる髪を片手で押えながら、彼の股間に顔を埋め、鈴口に舌を這わす。
「―うっ!」
亀頭を舌で包むように舐めながら、カリを指の腹で擦り上げる。
裏側の縫い目を舌先で素早く擦る。
親指と人差し指でやんわりと揉みこむように竿を撫でられ、吹雪はビクリと身体を震わせた。
バサリと彼女の髪が彼の剥き出しの太腿を打つ。
両手を使い、竿と袋を刺激していると、鈴口から先走りの汁が滲みだしてきた。
ちゅるちゅると淫猥な音を立てながら瞳子は、汁を吸い上げていく。
「……か、んとく、ぼく…」
はあっ、と熱い息を吐く彼を瞳子は冷静に観察する。
「そうね、あまり時間をかけると身体に響くわね」
唾液を溜めた口腔内に一気に亀頭を挿入する。
熱く柔かい肉に包まれ、吹雪は息を呑んだ。
瞳子の頭が上下に動く。
すぼめられた口に竿が締め付けられるように吸い上げられる。
ちゅっぽん、と音を立てて彼女の唇が離れると快感と喪失感が彼の胸を揺さぶる。
緩急をつけた彼女の動きに、彼の腰がせり上がった。
「…ぼ、ぼく、もう……っ!」
吹雪は、シーツを掴んでいた手を離し、彼女の頭を自分の股間からもぎ離そうと身をよじった。
瞳子は彼女の頭にかかる彼の手を握ると、動きを速めた。


139:名無しさん@ピンキー
09/08/19 23:45:58 yCY8Gy4t
>>136
726 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2009/08/07(金) 20:52:59 ID:svOSso3x
前に801書きの人達+擁護人と揉めた時、「801板の投下スレはルールが厳しくて何かあるとすぐに叩かれる。だからエロパロ板で~」と801書きを擁護している奴がいた。
しかしどんなに厳しくても自分達(腐女子の皆さん)で決めたルールなら守るのは当然だし、厳しくてもルールを守って投下してる人もいるだろ。
それを「ルールが緩いエロパロ板なら(ry」っておかしいだろ。
しかも腐が入ってくるとスレ内のルールをガチガチに固めたがる不思議。
あの時は「もう分かったから腐は巣に籠ってろ」って本気で思ったわ。


>>腐が入ってくるとスレ内のルールをガチガチに固めたがる

つまりこういうことです

140:瞳子×吹雪 2/2
09/08/19 23:46:57 AByjm4+H
「くうっ!」
彼の呻きにも似た声と共に、瞳子の口内に苦い汁が迸る。
一息にそれを飲み下し、唇の端から垂れた白い液体を手で拭う。
まだ、硬さを残し、絶頂の余韻に震える彼の先端を再び口に収めると、搾りつくすように
片手で竿の付け根からしごきあげた。
残り汁の一滴までも彼女の咽喉に飲み込まれていくのを、吹雪は荒い息を吐きながら感じていた。

「どう? 落着いた?」
枕元に立ち、彼を見下ろす彼女を吹雪はぼんやりと見ていた。
さっきまで、あの口に咥えられていたなんて想像もつかない。
髪を掻きあげると、瞳子はそっと目を伏せた。
「……あなたには辛い思いをさせたわね。吹雪く…、いえ、士郎君」
何故だろうか、名前で呼ばれて、胸の奥が締めつけられるように痛んだ。
吹雪はぎゅっと目を瞑った。瞳子の手が彼の瞼を覆い、流れ落ちる涙を隠してくれた。

―了―

141:名無しさん@ピンキー
09/08/19 23:49:22 t4nmkap5
>>139
死ね

>>137
GJ

142:名無しさん@ピンキー
09/08/20 00:15:24 2eabg6Of
>>137
仕事早いな
GJ!

143:名無しさん@ピンキー
09/08/20 00:16:30 ZR8Pp1ZG
>>137
GJ!!
これは自分も考えてた

>>139
絶妙なタイミング ここでは作品の方が優先度高い


144:名無しさん@ピンキー
09/08/20 00:26:53 wsDMsOeA
>>137
GJ!

145:名無しさん@ピンキー
09/08/20 00:58:06 +o6xad0V
>>137
GJ!

>>139
つまり>>135は腐だと
禁止事項は管理人が決めたもの以外はなしでイイよー

146:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:39:36 FXo0z8Z5
そういえばここってゲーム、アニメ、漫画どの設定・世界観でもいいんだよな?
大谷さんや桂木(葛城?)さんみたいなアニメに全然絡まない子の話が
掠りもしないのでちょっと気になった

147:きだ
09/08/20 02:17:41 d5Sv54Tq
作品出すのはここでいいのかしら・・・?

ホモですよ!
カップリングは円堂×立向居です。
ちょっと筋肉的な描写ありですので、苦手な人は気を付けてください。
それから初めと終わりはちょっと蛇足気味です。スルーしても差し支えないです。
45話放送前に書いたので一部の展開は想像ですww
すごく長くてすいません。
では、どうぞ。


148:円堂×立向居1/17
09/08/20 02:29:37 d5Sv54Tq
「ゴッドハンド!!」
 掛け声とともに天高く掲げられた右手が、黄金の輝きを放つ。
次の瞬間、敵のフォワードが放った必殺シュートが
キーパーの放つ光の掌にすっぽりと収まった。
スタジアム中からあがる嵐のような歓声に負けないくらい、オレも
テレビに向かって叫んでしまった。もうこれで5回目のキャッチ成功だ。
フットボールフロンティア。全国の強豪サッカーチームが集まって一番強い
〝イレブン〟を決める、サッカー少年たちの憧れの舞台。
全国中継されているスタジアム内では、二つのイレブンが激しく競い合っている。
片方は強豪、木戸川清秋中イレブン。そしてもう一方は、雷門中イレブンという全国では
聞いたこともないチームだった。
また一人、雷門のディフェンダーが木戸川の三つ子フォワードに抜かれた。
鮮やかなボールさばきと息のあった連携に雷門イレブンは太刀打ちできて
いないようで、オレは雷門が心配になった。強豪はやっぱり違う。
やはり今年出てきたばかりのチームでは勝てない相手なのだろうか。
ついに全ての雷門選手が抜き去られ、残るはキーパーのみ。
三つ子の一人がシュートを打つ。しかし、体をスピンして打ち出された
強烈なシュートはまたもや雷門のキーパーによって止められた。6回目。
あんなに強そうなシュートの猛撃を片手で止めきってしまうなんて。
地区予選であっけなく負けてしまった自分と比べると、
その差は恥ずかしいくらい大きいんじゃないか。そう思えて自分が情けなくなってしまった。
でも、同時になぜだかオレは興奮していた。それはくやしさとか諦めとかそんなんじゃなく、
もっとこう、じわじわとした妙な疼きが体を駆け巡るような、そんな感じだった。

さっきとは違った、落胆したような歓声が聞こえてきて、オレははっと画面に目を戻した。
雷門のキーパーの人が倒れこんでいた。そして高笑いしている三つ子。ついに木戸川のシュートが
入ってしまったのだとオレは悟った。
リピート映像には、その凄まじい威力のシュート〝トライアングルZ〟が雷門のディフェンス陣を
なぎ倒してゴールする様子が記録されていた。スコアは0対1。木戸川清秋がリードしている。
このままだと雷門の負けだ。
雷門のキーパーが立ち上がった。
痛々しい立ち上がり方だったが、諦めたような様子ではなかった。でも既に
利き手の右手は震えている。キーパーだけでなく、メンバーのほとんどが肩で息をしていた。
ここまでなのか。あんなにすごいキャッチ力を持っていても、
やっぱり強豪には勝てないのだろうか。

雷門の選手たちがうつむいて下ばっかり向いているのを、俺はまっすぐ見ていられなかった。
と、そのとき、雷門のキーパーの人が大声でチームに呼びかけた。

「大丈夫!まだ一点差だ!次は絶対俺が止めるから、皆どんどん攻めていこうぜ!」


149:円堂×立向居2/17
09/08/20 02:34:21 d5Sv54Tq
圧倒的不利なその状況下で、その人は笑顔で皆を見ていた。
とても楽しそうにグローブをぱんぱんと叩いて、ただ皆を信じていた。

「やろうぜ!俺たちの、俺たちのサッカーを!!」

俺たちのサッカー。その一言だけで雷門イレブンのメンバーが徐々に顔を上げ始めた。皆笑っている。不利な状況が変わったわけでもないのに、さっきまでの絶望したような表情のメンバーは誰一人いなかった。
胸の中が熱かった。あの人の言葉を聞いただけで、俺まで元気になってしまった。
なぜだか俺には、雷門がここで負けるなんて有り得ないように思えた。
雷門の人たちもこんな気分なんだろうか。あの人の心のそこからサッカーを
楽しんでいる気持ちが俺にも伝わってくる。

そのキーパー、円堂さんは、その日から俺の憧れの人になった。]
キャプテンの戸田先輩にお願いしてキーパーに転向させてもらってからというもの、俺は毎日
特訓を重ねた。
いつか必ず、フットボールフロンティアで円堂さんに合間見えるという目標のため。
その時のためならどんなに辛い特訓でも楽しかった。
まさか、その前に直接会える日が来るなんて、特訓を始めたころには想像もしなかったけど・・・。


「・・・むかい、ほら起きろって立向居。」
「・・はっ!え、円堂さん・・。」
いつの間にかうたた寝していた俺を、円堂さんが起こしてくれた。連日の特訓で溜まった
疲れが眠気を誘ったのかもしれない。目をごしごしこすって、重いまぶたをすっきりさせようと
していると、塔子さんが俺のほっぺたを摘んできた。
「眠気治しだぞ。ほらほら。」
「ひ、ひひゃいでふ。じゃいぜんざん。」
イナズマキャラバンに乗ることになってから、俺は陽花戸中にいた時よりも
よくいじられるようになった気がする。ああ、向こうから木暮くんまでやってくる。勘弁してほしい。

円堂さんはというと、走行中のイナズマキャラバンの窓を今まさに開けようとしているところだった。気持ちいい風がキャラバン内に入ってくる。
「立向居、ほら、海だぜ!」
俺のほっぺたを摘んだままの塔子さんと木暮くん、そして俺は、円堂さんの後ろから窓の外を見た。
他の皆も円堂さんの声に集まってきた。
イナズマキャラバンは今、沖縄本土のどこかにある海岸沿いを走っているところだった。

150:円堂×立向居3/17
09/08/20 02:38:53 d5Sv54Tq
アスファルトの車道を半分隠してしまっている砂浜の向こうに、
空の色よりも深い群青色の大海原が広がっている。
沖縄の海が綺麗なのはよく聞くが、こんなにも広いものだとは知らなかった。

「うみだー!」
「やっほーい!!」
瞳子監督を円堂さんたちが何とか説得してくれたおかげで、今日一日だけ
自由に遊んでいいという許可が出た。
キャラバンを降りるやいなや、皆は散り散りになって海に向かっていく。俺はというと、
海水パンツがなかなか見つからなくてかなり出遅れてしまった。

円堂さんはもう一番早く行ってしまった後で、俺は急いでキャラバンから降りた。
「あちちっ、砂がこんなに熱いや。」
熱帯にしか生えてないような奇妙な形の樹木や草のトンネルをくぐると、キャラバンの窓から
見えた広い海に出た。吹いてくる潮風がとても気持ちいい。
あっちのほうで、一之瀬さんが浦部さんに引っ張られてどこかへ連れ去られていく。
その途中で目金さんたちが作っていた砂のお城が、暴れる一之瀬さんのせいで崩れた。
目金さんは泣いている。これはひどい。

その奥で、木暮くんと塔子さん、マネージャーの春奈さんと鬼道さんがチームを組んで
ビーチバレーをやっているのが目に入った。
「おい!今の殺す気かよ!」
「ふっ。いい特訓になるだろう?そらぁ!」

木暮くんは鬼道さんのスマッシュを顔面に受けて伸びてしまった。うわあ。今日の鬼道さんは
また一段とドSだ。ただし、木暮くんに対してだけみたいだけど。
それより円堂さんだ。円堂さんはどこだろう。

「おーい!立向居!」
円堂さんが海から現れた。俺に向かって手を振ってくれている。
マネージャーの木野さんと土門さんも一緒のようだった。
 「こっち来いよ!すいかわりしよーぜ!」
 「あ、はい!今行きます!」
円堂さんとすいかわりができるのが嬉しくて、俺は心の中でガッツポーズをとった。
円堂さんがこっちに向かってくるので、俺も急いで円堂さんのところに向かった。

 (うわあ・・。かっこいいなあ・・。)

今俺の目の前にいる円堂さんは、いつもの長袖のユニフォームに身を包んだキーパー姿ではなく、
鍛えられた上半身を露にした水着姿だった。
いつもどおりのヘアバンをつけた頭の上にスイカを乗せて、手で支えながら俺を待ってくれている。

151:円堂×立向居4/17
09/08/20 02:46:33 d5Sv54Tq
「でっかいだろ?古株さんが用意してくれたんだぜ。」
「あ・・はい、ものすごいです・・。」

俺がすごいといったのは、スイカの大きさのことではなかった。
そのとき俺は、スイカじゃなくて円堂さんの体つきのほうを、今まで
見たことのないような近くでまじましと見つめていた。

しなやかな筋肉の腕、太く硬そうなふくらはぎ、がっしりとした肩まわりに、
発達した胸筋と腹筋、整ったボディバランス。
俺よりも圧倒的に逞しくて美しい円堂さんの肉体は、海水で濡れているせいもあってか、
何だかとってもセクシーだった。極めつけはこの笑顔だ。
円堂さんの笑顔はまぶしくて、俺なんかにとっては太陽にも等しい。

「おい?立向居、どうしたんだ顔真っ赤だぞ。」
「ななな、何でもありませんっ!」
ふいに土門さんが声を掛けてきたので俺は物凄く焦った。
円堂さんの体つきばかりみている俺に土門さんは気がついただろうか。
どうか気がついていませんようにと緊張して、俺の心臓がバクバクと鳴っている。
そして、俺の体はついに最悪きわまりない反応をした。
 
(うわっ・・!勃ってきそう・・。)

股間に血の気の集まりを感じた。海水パンツの中で、俺のアレがむくむくと起立し始めている。
ちらっと自分の下半身部分を見てみると、そこはもうテントを張り始めている最中だった。

「すいませんっ!おお俺やっぱりすいかわりはいいです!」
俺はもう一目散に円堂さんや木野さん、土門さんのところから走って逃げた。
途中、ビーチパラソルの下でくつろいでいたマネージャーの夏未さんのそばを通ったような気がする。
きっと股間を手で隠しながら猛ダッシュしていく俺の姿を見て、怪訝そうな顔をしていたに違いない。むちゃくちゃ恥ずかしい。
 
 
 
無我夢中に逃げてきた場所は、人気のない磯だった。
まだ皆の楽しそうな声が聞こえてくることから想像するに、それほど元の砂浜から
離れていない場所みたいだ。
俺は一安心して手ごろな岩場に腰掛けた。近くの岩のくぼみには
潮が引いて取り残された海水が溜まっていて、鮮やかな蛍光色の海水魚が2匹、
悠々と泳ぎまわっていた。

「はあ・・。円堂さん・・・。」
カモメなのかウミネコなのかよくわからない鳥が飛んでいくのを眺めながら、
俺はため息をついた。



152:円堂×立向居5/17
09/08/20 02:51:49 d5Sv54Tq
いつからだっただろうか。円堂さんのことをいやらしい意味で意識するようになったのは。
憧れの選手、目指すべき目標という存在だった円堂さんのことが、
初めて出会ったそのときから自分のなかでより特別な存在になっていたことに気がついたのは、
ごくごく最近のことだった。

流石に初めは男が好きなんておかしいと思った。でも、円堂さんのあの笑顔を見ていると、
どうしても駄目だった。
円堂さんのことが日を増すごとにどんどん好きになっていく。
円堂さんと一緒にいるだけで体が沸騰して、円堂さんと話しているだけで
体中の穴から熱い血が飛び出しそうになる。
おかしくなってしまいそうだ。いや、もうとっくに俺はおかしいのだろうと思う。

ぺたぺたと自分の体を叩いてみると、まだまだ子供っぽい弾力が掌に跳ね返ってくる。
腹筋なんか、入部してからずっと鍛えているのに全然割れきっていない。
つい最近まで、ランドセルを背負っていた俺の体。
まだ未発達で、円堂さんのそれとは全然迫力が違って当たり前なのだけれども、それでも俺は
自分が何だか情けなくてしょうがなかった。
 
 (あ・・。)

また、俺のアレが充血し始めている。さっきまた円堂さんのことを考えたせいに違いない。
帰れば、また円堂さんの逞しいボディを見ることになってしまう。
こんな状態では、皆のところには戻れない。
俺は、あたりをもう一度きょろきょろと見回して、誰もいないことを再確認した。
そう、俺は、今ここでとんでもないことをするのだ。

ゆっくりと、海水パンツを前だけずり下ろして自分のモノを取り出すと、それはしっかりと
硬くなっていた。まだ俺のは小さく皮を被っていてみっともない。
毛は少しずつ生えてきているみたいで、根元のほうがすこしわさわさする。

円堂さんのあそこは体と同じように逞しいのだろうか。どうなっているのかを妄想するだけで
俺のモノはまた一段と硬くなってしまった。
俺は自分のペニスを掌で包み込むと、上下にゆっくり扱いた。
後ろに円堂さんがいてくれたらいいのに。そんなわけはないので、俺は円堂さんに
扱かれている自分を想像しながら手を動かした。

「っはあ・・えん、どう・・さぁ、ん・・。」

もう片方の手で俺は自分の体中を撫で回した。もちろんこれも円堂さんにされているところを
想像しながら。
張りの少ない胸、わき腹、首筋、うなじとか、俺の気持ちよくなる部分を
円堂さんがいじわるするところを想像していると、思いのほか感じてしまう。

「えんどうさぁん・・そん、な、ところ・・・さわらないで・・あっ・・!」

153:円堂×立向居6/17
09/08/20 02:57:54 d5Sv54Tq
円堂さんに好きなようにされる自分を想像しながらやるのは、すごく気持ちよかった。
乳首が一番気持ちよくて、そこをいじっていると頭の隅っこが何だかむずかゆいような、
痺れるような気分が味わえた。

海水パンツをひざまでおろして、俺は丸裸になった。早くも少しだけ日焼けの後が残っていた。
海鳥の鳴き声がして、俺は初めて自分が野外でこんな恥ずかしい格好をしていることに気がついた。
キャラバンの誰かに見つかるかもしれないスリル感が、逆にぞくぞくする。

男同士のエッチにはお尻をつかうんだと、戸田キャプテンがいつか冗談まじりに話していたのを
俺は覚えていた。よし、実践してみよう。

初めは指をお尻の穴にそっとあてがって、撫でることからやってみた。
円堂さんとエッチなことができる望みなんてほとんどないけれど、それでも俺はいつか円堂さんを
受け入れたい。その時のために俺は頑張ることを決めた。
十分に濡らしてから、まず人差し指を一本、穴の中へと滑り込ませようとするも、なかなか
するっと入らない。
「んっ・・ん、なかなかうまく、いかないや・・っつう!」

力を抜いたとたん、唐突に人差し指が穴の中に入った。指に奇妙な感覚がまとわりついた。
ちょっと痛かったが、何とかだいじょうぶそうだ。
「はあっ・・はあっ、えんどうさんに・・いれてもらうには、まだ、全然・・・足りない!」
続いての二本目は驚くぐらいすんなりと入った。こころなしか、いままでよりも俺のあそこが
硬くなったような気がする。

俺は本当に変態かもしれない。こんな風にお尻を弄くって気持ちよくなってしまうなんて。
おちんちんをじんじんさせてしまうなんて。
円堂さんに犯されるのを想像してこんなに体を熱くさせてしまうなんて、俺は・・・。
「い・・えんどうさんっ・・もっと、おれのこと、めちゃくちゃにっ・・あうっ・・ふあぁぁん!」

頭が真っ白になった。
お尻に指をくわえたままで、俺はほとんど手を使わずにイった。
ペニスを何度も何度も震わせて、俺は白濁した液を撒き散らした。
いつもより興奮したせいか濃い目の精液で、手も下半身もべとべとになってしまった。
お尻の穴の中で自然と俺は指を折り曲げて快感を貪っていたことに、
俺はしばらく気がつかなかった。
あわてて引き抜ぬこうとして、また俺は少し感じてしまった。
さあっと、俺の興奮は一気に冷めてしまった。

変態だ。俺はお尻でイってしまう変態なんだ。
円堂さんがこんな俺を見たら、一体どう思うだろう。軽蔑されてしまうに決まっている。
こんな気持ち悪い後輩なんか、円堂さんが好きでいてくれるはずなんかない。
自分をオナニーのおかずにしてる男の後輩なんて、円堂さんにはいらない。
「うっ・・ううっ・・・ごめんなさい・・えんどう、さん。おれ、こんなので・・変態で・・・
うっう・・。」




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