イナズマイレブンでエロパロpart3at EROPARO
イナズマイレブンでエロパロpart3 - 暇つぶし2ch186:名無しさん@ピンキー
09/08/21 17:21:56 6Hm0mBcJ
名前を出して無くても、意見される時は番号で指されるから、
名前を出すことで責任が発生するという考え方は正しくないと思う
2chでの名前なんて別にいくつでも持てるだろうしな
それに182の考え方だと名前を出さない書き手は無責任ってことになる
俺は別にそうは思わないから名前を出す必要は無いと思う
名前を出したければ出しても良いとは思うけど、自意識過剰だとか思われるかも知れん


187:名無しさん@ピンキー
09/08/21 17:50:17 KYDTmdmV
>>182前スレ見ればわかるだろうけどこのスレでコテハン使うのは結構大変
それも分かった上でどうしても使いたいんなら自由にすればいいと思う

ただ責任云々とかいう話なら別にいい
その言い方は他の無記名の職人さんに失礼だし

188:名無しさん@ピンキー
09/08/21 19:14:27 qgiimUv7
なにこの流れ
これじゃ職人も客もいなくなるわ・・・

せっかくオエビの職人も出てきたのに・・・


189:名無しさん@ピンキー
09/08/21 19:42:26 wsrI61BG
モルダー、てめえ疲れてんのよ

はい次^p^

190:名無しさん@ピンキー
09/08/21 19:58:43 GmBkuYbP
(-.-) ←こいついつも何なの?
まじで消えろ

191:名無しさん@ピンキー
09/08/21 20:22:45 nAQAEpf1
>>184

192:名無しさん@ピンキー
09/08/21 20:41:50 wuJFNYNf
ぶっちゃけ2慣れしてない>>182がコテハン名乗ったら、たちまち粘着の餌食だろ
先人のコテ二大神ですらこのザマなんだぜ?
初心者ほど名乗らない方がよくねー?

>>182
18歳になってからまたおいで

193:名無しさん@ピンキー
09/08/21 21:21:46 YNGXWV/T
本当に叩ければ(荒らせれば)何でも良いし手段選ばないって感じだな

194:名無しさん@ピンキー
09/08/21 21:28:10 qgiimUv7
夏が終われば何もかも終息するから
待っていようよ

195:182
09/08/21 22:11:13 AnsmjO1+
>>186>>187さん恐縮です。

作品一つ一つに対して意見を頂くというわけではなく、
「こういう作品を書いてきた」私自身に対して意見を言いやすく
するためにと思い、コテハンを名乗ろうとしたのですが、

読者的には何もメリットや違いが無いですよね・・・。

それから私の書き方に思慮が至らなかったようで、いろんな人に
不快な思いを抱かせてしまい申し訳ありませんでした。
「名無しで書くやつは駄目だ」といったつもりはありませんでした。
いわゆる「俺ルール」的な心構えみたいなものです。

皆さんいろんな考え方や趣向を持って作品を書かれていると思いますし、
一丁前に自分語りなどしてすみませんでした。

意味の薄いコテハンは自重したいと思います。


196:名無しさん@ピンキー
09/08/21 22:42:43 pDZQV0Pn
>>195
すみません、マジで半年ROMってください
1つ上で自分語りについて討論されてんのに長文で自分語りするとか…
200レスに到達していないスレの過去ログすら読んでないとか馬鹿ですか?

それからPINKに子供(18歳以下)は来ちゃいけないよ

197:名無しさん@ピンキー
09/08/21 22:48:56 PR/kLYA7
>意味の薄いコテハンは自重
コテハンとまとめサイト管理人に謝れ

198:名無しさん@ピンキー
09/08/21 22:56:56 ZiFzPVLQ
>>195
ごめんね。ぼくは読解力が無いからさいしょの「作品一つ一つ~メリットや違いが無いですよね」で、つまり何を言いたいのかがわからなかったや。
あと職人さんは意見を言わないほうがいいと思うよ。荒れる元だから。コテハンを名乗るということは余計に発言に気を配らないといけないってことなんだよ?わかるかな??
現に言っちゃった>>174まとめサイトの管理人さんはボッコボコにされてるよね?職人だから過去ログくらい読んでるよね??それなのになんで自分語りしちゃうかなぁ・・・?

199:名無しさん@ピンキー
09/08/21 22:57:16 La4UPKi8
ここは実際18歳未満が一杯いるだろ
>>190のまじで消えろってレスなんていかにも子供って感じだよ
そもそもの原因はアニメスレにここを貼ったやつなんだけどな

200:名無しさん@ピンキー
09/08/21 23:10:24 uL3naLvD
>>198
> 「こういう作品を書いてきた」私自身に対して意見を言いやすく
> するためにと思い、コテハンを名乗ろうとした
=「アタシは○○の作者!」と手っ取り早く主張するためにコテハンが欲しい、自己主張(=意見を主張)したい

> 読者的には何もメリットや違いが無い
=「自分(>>195)」を「読者」に摩り替えた責任転換

> 意味の薄いコテハン
=文頭に「そんなに反対意見言われるんなら見合わない」が省略されており、デメリットしか無いならコテハンなんかいらねぇよwという捨て台詞

201:名無しさん@ピンキー
09/08/21 23:17:04 nJ8+N+n4
>>188
正直な話、毎度毎度こんなに荒れまくるんなら過疎って沈んでくれたほうがマシだわ・・

202:名無しさん@ピンキー
09/08/21 23:29:50 aarBB1fI
1スレに1度は同じような話で議論になるよな

さて、9月が楽しみだ

203:名無しさん@ピンキー
09/08/21 23:32:07 N1HDDdzK
結論:自分語りなどイナズマイレブンに関係ないスレ違いな話題は控えましょう
これでおk、もう討論はやめましょう

204:名無しさん@ピンキー
09/08/21 23:36:09 r/51WXTM
もうそろそろエロい話しようよ

205:名無しさん@ピンキー
09/08/22 00:54:58 3BJsvY6O
という訳でジェネシス青髪おねーさんについて語ろうぜ

206:名無しさん@ピンキー
09/08/22 01:06:06 9nksF54O
ざーとらしい話題変換だなぁ
とりあえず本放送がアレだから
鬱丸さんが落ちぶれてついそこらへんのおっさん(影山でも可)に身体売っちゃう話とか
アツヤによる士郎れいぽぅ@精神世界とか
グラン「好きだよ、円堂君」とか考えるだけならタダだよね

207:名無しさん@ピンキー
09/08/22 01:12:41 gdSqHLAb
ホモばっか(-.-)

208:名無しさん@ピンキー
09/08/22 01:17:24 MlGRx0Jm
>>205
ウルビダだな
エイリアの娘は発育良くて困る

そういえば宇宙人って中学生相当の年齢なのか?

209:名無しさん@ピンキー
09/08/22 01:32:03 9nksF54O
エイリア学園高等部とか言われても嫌だな
外見的には違和感ないの多いが
ジェミニがセカンド、イプシロンがファーストだと他三つは何になるんだ?

ウルビダさんはもうちょっと喋ってくれれば妄想の余地もあったんだが
今のままだとグランと共に股おっぴろげてる人のイメージしかない
あと紫幼女の顔変化は良いね

210:名無しさん@ピンキー
09/08/22 02:51:07 izdoMUGZ
グラン×ウルビダなんていいかなと思ったけど
会話もしてないし小説にするのは難しいな

211:名無しさん@ピンキー
09/08/22 03:13:37 aXqV0tKI
ウルビダとコーマがグランの指示で風丸を攻めるってのは考えたんだけどまとまらないからやめた。
男にも女にも攻められて精神的にも肉体的にもズタボロの風丸を書いてみたい。

212:名無しさん@ピンキー
09/08/22 08:08:33 Q+PJwQYh
雑談ばっか(-.-)

213:名無しさん@ピンキー
09/08/22 08:37:38 mst076Z6
>>211に似たりよったりの白いツンツン頭と染岡さん声×風丸ネタ書こうと思うが、名前が分からん

214:名無しさん@ピンキー
09/08/22 08:41:08 IYWyOco4
>213
アニメのイナズマスレに名前と外見の特徴書いてあるよ。

215:名無しさん@ピンキー
09/08/22 08:46:53 mst076Z6
>>214

ウィーズとゲイルかな?
時間が空いたら執筆します

216:名無しさん@ピンキー
09/08/22 10:10:27 OnHHpzUi
風「本当にそれをやったら神のアクアをくれるんだな・・・?」
アフロ「ああ本当さ」
風「くっ・・・仕方ない、仕方ないんだ・・・ごめん円堂」

アニメに期待するか

217:「肉体に棲む悪魔(影山×風丸)」1/4
09/08/22 11:51:47 vMuJRCqG
よーし、これからお前らが望むもんを投下してやる

*影山×風丸、当然ホモバッカ帝国だ
*風丸が淫乱の上、病んでる
読みたくない奴はスルー汁


「肉体に棲む悪魔」

ゴォン…と低い轟きが時折全体を揺らす。暗く陰鬱とした部屋。
オレは指示された通りにテーブルに着く。袖口と襟だけが青い黄色のユニフォーム姿で。
黒い服の給仕がオレの側に来て、足の付いたグラスにオレンジ色の飲み物を注ぎ込み、立ち去る。
「飲みたまえ」
長いテーブルの向こう、黒眼鏡の男が指を組んでオレを見つめている。暗くて眼鏡の下の表情までは分からない。
「はい」
と返事をして、オレはグラスに口を付けた。
てっきりジュースだと思ったのだが、それは最初の一口だけが甘く、次に苦い味が広がる。嚥下すると喉と食道が焼け付くように痛い。
これは酒だ、と分かってオレは男に向かってグラスを傾けた。
「オレはまだ中二です。お酒はまだ……」
だが男はニヤリと薄笑いを浮かべた。
「酒は適量なら、良薬となるのだよ。特に今の君に取っては、実に良き治療薬となるだろう。
 それに、それには君の体を美しく保つ成分をブレンドしてある。全部飲みたまえ」
男に促され、オレは渋々オレンジ色の液体を全部飲み干した。アルコールがオレの内蔵を熱く焼き尽くす。
「ハァ…」
体中がカッとなり、息をついてオレは全身に回る熱を堪えた。
次に給仕がグラスを下げ、白い皿を置いてゆく。皿の上にはこじんまりとした肉料理が載っていた。
黒眼鏡を鈍く光らせ、男が食べるように促した。オレはナイフとフォークを手に取り、一切れ口に入れた。
口に含むと意外と柔らかい。肉というよりは牡蛎のようだと思った。
「旨いかね?」
「はい」
頷くと男が口角を上げる。
「君が今口にしているもの。それは牛の睾丸だ」
思わずがちゃんとナイフとフォークを皿の上に置き、オレは口を押さえた。
「フフ…。共食いの気分かね?」
オレはそれから目を背けた。男はこうしてからかうように、時々オレの精神を苛む。
「だが、既に一度切り取られた部位は、単なる肉片となるのだよ。それが家畜だろうと…人間だろうともな」
「まさか!」
オレは椅子から腰を上げたが、男はただ薄笑いを掲げているだけだ。
「流石に人肉料理までは出してはいない、安心したまえ」
溜息をつくとオレは椅子に座り直した。
「悪趣味です」
「君が食べていいのは、君のその肉体を存続させるモノだけでいい。私の新しい作品となったからには、な」
オレは皿の上の料理を見下ろした。恐る恐るもう一度それをナイフで切り分け、フォークで口に運ぶ。
アンモニア臭がするかと思ったが、それは気の所為かソースで誤摩化されていたのか、そんなことはなかった。
料理を食べ終え、オレはナプキンで口を拭う。給仕が皿を下げる。違う黒服の男がやって来て俺たちの前にテレビモニターを設えた。
モニターが点けられると、それはサッカーの試合の中継のようだった。
甲高い少年の実況の声が部屋に響く。あれは…角馬の声だ。
モニターには、オレと同じ格好をした少年達の姿が映る。そしてキャプテンマークを付けたグリーンとオレンジ色の……。
オレは男に視線を移し、ユニフォームの襟元を引っ張って見せつけた。
「いつまでオレをこの格好のままでいさせるんです? これはあなたにとっても苦い思い出しかない筈だ」
指を組んだ上に顎を乗せたまま、男─影山はほくそ笑む。
「だからこそ良いのではないかね。私にとっても、君にとっても…」
「悪趣味です」
影山はそんなオレに顎でしゃくってモニターを観るよう促した。
「君から観て戦況の方はどう思うかね? 風丸君」




218:「肉体に棲む悪魔(影山×風丸)」2/4
09/08/22 11:52:22 vMuJRCqG
オレは冷静に試合の状況を見定める。
「酷い…ですね。まるでレベルが違い過ぎる。MFの鬼道は的確な指示を出しているようですが…。
 はっきり言って、守備に徹するだけでも精一杯です。肝心のシュートが決められないのでは。
 人材が足りなさ過ぎです。今の雷門ではエイリア学園に到底勝てるとは思えません」
「おやおや、君の居たチームではなかったのかね?」
「オレにはもう付いていけません。あのチームの考え方には」
それが何か、とオレは冷たく影山に目を向けた。
「キャプテンの円堂は君の親友ではなかったのかね」
「でした。ですが、今は」
息が苦しくなる。モニターに映る、オレンジのバンダナ。いつも側に居た筈のその姿が、今のオレには鬱陶しく思える。
「円堂のGKとしての戦力はどうかね?」
「そう…ですね。多少ならば、止められる、ようですが…肝心な、技がまだ未完……。ぐっ!」
息が上がる。胸がきゅうっと締め付けられて呼吸が出来ない。全身がぶるぶる震えて冷や汗が噴き出る。
何度も肺を動かして酸素を取り入れようとする。
「はぁっ、……はぁっ! うわぁっ! ぁぐっ!!」
円堂の姿を見る度、円堂の事を考える度、オレの体は震えて戦慄くようになっていた。
「例の発作かね」
またか、とでも言うように、影山はテーブルに敷かれた純白のカバーを握りしめて悶えるオレを見下ろした。
「……下さい!」
「何を?」
立ち上がって片手をズボンのポケットに入れ、肩を竦める影山にオレは四つん這いになって懇願する。
「総帥の……熱いモノを、オレの、はしたなくて、いやらしい尻に、下さい……」
「ほう…」
影山は獣のように床に平伏すオレの肩に、片足を乗せた。ぐっと体重をかける。
「そんなに私が欲しいかね」
「下さい。総帥のペニスで、オレを、調伏して下さい!」
影山の爪先がオレの顎を上向かせる。オレは靴の爪先に口付けた。
「では、君自身で準備をしたまえ」
影山は待機していた黒服に指示を出すと、席に戻る。黒服はオレの前に低いガラスの容れ物を置いた。
ガラスの中には半透明のジェルが詰まっていた。オレはズボンを下着毎引き下ろすと、それを指で掬った。
ジェルはオレの指にねっとりと絡み付く。床に両脚を広げたあられもない格好で、オレはアナルの周りにそれを塗りたくった。
何度も周りの皺を揉み込むと、指を直腸に挿入する。始めにちょっとだけ抵抗感があったが、オレのアナルは指をすんなりと受け入れる。
何度も出し入れしてジェルを塗り込む。次第にジェルが直腸の高い体温で溶け出し、アナルから溢れて、オレの尻中をどろどろに流れ出した。
既に直腸内部は洗ってあったから、ジェルはその透明さを保っていた。
ジェルにはどうも、例の神のアクアの成分が入っているらしく、オレは次第に体中が熱くなって、ふわりと宙に浮いているような感じがした。
アナルに挿れる指をもう一本増やす。激しく動かす度に、オレの呼吸は上がってゆく。
その高揚感は覚えがある。陸上のトラックを誰よりも速く走っている時、サッカーで上手くボールをクリアした時。それと同じ……。
でももう、オレは陸上に戻る気もないし、しばらくサッカーをする気にもなれなかった。
「はぁっ! あぁ…ん。あっ……! あふっ、あ、あ……っ!」
声を上げて、ずぷずぷと激しくアナルに指を挿し入れするオレに、影山は苦笑して足を組む。
「全く淫乱だな、君は。仲間が戦っている前で出来るのかね? そんな行為が」
「仲間? 何を言ってるんですか、総帥。あいつらはもう……」
顔を覆う長い前髪を振り払って、オレはぐっと指を根元まで押し込む。
「オレの敵です!」


219:「肉体に棲む悪魔(影山×風丸)」3/4
09/08/22 11:53:06 vMuJRCqG
影山はオレを座っている椅子まで来るよう促した。片足に引っかかったままのズボンを脱ぎ捨てると、オレは影山に寄り添った。
股間を指差し、フェラチオしろとオレに指図する。オレは黙ってズボンのジッパーを引き下ろし、下着の中から赤黒い巨大なペニスを引きずり出した。
ペニスの先がぬらぬらと濡れている。既にオレの行為で存分視姦してたのか、先走りの汁が滴っていた。
ふっと息を吹きかけると舌で先端を舐める。苦く甘い肉の味。それを堪能してから口に咥えた。むっとした匂いが口腔内に充満した。
オレは影山のペニスを咥えて指で握り込んでいたから、モニターは見えない。だが角馬の実況が耳障りな程に聞こえてくる。
どうやら1点入れられたらしい。影山の手がオレの背中をなぞり、尻に到達してアナルに指を這わせる。
「君の言う通り、円堂はシュートを止められなかったようだ」
オレは無言で、舌でを使って膨張するペニスをきゅっと刺激する。肉棒に走る静脈が波打った。
影山の長く太い指がオレのアナルに侵入する。その強烈な刺激にオレは思わず仰け反った。
「ああ! あふぅ…っ」
ペニスから口を離しても、オレは指で扱き上げる。
何度も調教されて既にアナルだけでイケるようになっているから、オレ自身のペニスは屹ち上がって腹に付く程までになっている。
竿の先から透明な汁が流れ出して、影山の黒い靴を汚した。
「苦戦しているようだ。君もじっくり観たまえ」
耳元で囁いて促すので、オレは膝に乗り上げると両脚を開き、影山の上に後ろ向きになるように座った。
モニターが試合風景を映している。敵の攻撃に翻弄され、走り回され、息が上がっているあいつらの姿が見える。
オレはそれを可笑しそうに眺める。影山が首筋に鼻先を当てて、オレの芳香を嗅いでいた。
「ふむ…。調整した食べ物と飲み物を与えた所為か、汗も良い匂いになったな」
オレの太腿に影山の掌が覆って撫で回す。ユニフォームの裾から侵入して、オレの両胸を揉みくだいた。
「あっ…、はぁ…。あぁん……」
乳首の先端を指で弾かれ、きゅっと摘まれる。全身が熱っぽく、汗が肌から浮き出す。
尻に影山の硬いペニスが当たる。オレの肌に擦り付けては先端から溢れた汁を塗りたくった。
「どうかね? 勝てると思うかね?」
「勝てるワケないでしょう。どう見ても宇宙人の方が圧倒的です」
観てる間に更にシュートが入れられた。
「あはっ…! また1点」
オレは嘲笑ってモニターを眺める。敵に嬲られる円堂を観る。
「よくも笑えるものだ。彼とは長い付き合いではなかったのかね。好きだったのだろう…?」
だがオレは影山に冷たく答えた。
「…いいえ。あれはただの依存症です。オレは円堂に依存していただけ。そして円堂も……」
「では今は私に依存している訳だ」
「そう…でしょうね。人間とは愚かなものです。人に寄りかからなければ生きていけない」
「戻りたいとは思わないのかね?」
「…思いません。だってあいつ、オレが一番苦しんでいる時に、何もしてくれなかった。
 今まで、何度も助けてやったのに! サッカー部がピンチの時だって、一番に助っ人に入ったのに!
 あいつはサッカーの事しか考えてないから、オレの心より力の方が大切なんだ!!」
振り向くオレの顔を影山はただほくそ笑んで見ていた。
「では何故私の元に来たのかね?」
「一人ででも、走れるようにです……!」
影山はオレの答えを聞くと、腰をがっしりと掴み上げ、ペニスの先にオレのアナルが当たる箇所まで持ち上げた。
ずぷりと、影山のペニスがオレの内部に侵入する。既に慣らされたアナルはその屈強な程に怒張したものをずぶずぶと受け入れる。
その凄まじい圧力に、オレの意識と肉体が圧倒される。
精神は影山の陰鬱な黒に侵され、肉体はオレの内部に巣食っていた悪魔を呼び覚ます。
「あああっ! ひああぁっ! あ─っ! ひゃうぅっ!!」
オレははしたない嬌声を上げ、ぎゅっと影山を締め付ける。
アナルを緩めたり締め付けたりして、緩急をつけて腰を蠢かすと、内部で影山が更に暴れ出す。
「流石だ。短期間で良くも私をここまで悦しませるように成るとはな! 私の新しい作品としては上々だ」


220:「肉体に棲む悪魔(影山×風丸)」4/4
09/08/22 11:54:12 vMuJRCqG
「はい…。オレは貴方のモノです。貴方だけの肉塊です! オレは……」
オレを貫く影山のペニスに翻弄されて、背中を反らせて仰け反った。
モニターにはまたシュートを決められた円堂の姿が映る。悔しそうに土を拳で叩くあいつが見える。
「ははっ! またかよ、円堂! お前の力ってそんなものなのかよ! …だらしねぇ……」
影山に身も心も犯され翻弄され、嘲笑いながらモニターを見つめるオレの両目からいつしか熱いものが零れ落ちた。
頬を伝う涙の意味さえ知らずに、オレは円堂を罵り、さげすさんだ。
「あぅ…っ、オレが側に居ないとてんで…ダメじゃねぇか! 円堂っ!
 オレが…助けてやらないと力を出し切れないのかよ! はぁぅっ!!
 オレが、オレがオレがオレが…! 円堂おぉぉ─っ!!」
泣き喚くオレの内部に、影山のペニスが勢いよく熱い精液を噴出させた。
オレの直腸は影山のモノで満たされ、熱く内壁を焼く。
同時にオレも達し、屹ちあがったペニスの先から白い粘り気のある液が迸り、目の前のモニターに掛かった。
影山が萎えたペニスを引き抜くと、ごぽっという音を立ててオレのアナルから精液が溢れる。
モニターのスピーカーから試合終了を告げる笛の音が鳴り響いた。
「あははっ! 負けた負けた!! 完敗だな! 円堂もみんなも…何がやってみようだよ!
 力がなきゃ何にもなりゃしねぇ! 負け続けるだけだ。弱さは罪だ! はははははっ!!!」
要らない。力があれば何も要らない。弱い心なら砕けて塵になればいい。
心なんか要らない。力に恐れ、立ち止まり、走れなくなるのなら心は消えてしまえばいい。
オレの頬からは傍涙が流れ続け、ペニスの先とアナルから白く濁った精液が溢れて垂れ流された。
オレはそれを体中になすり付ける。オレの肉体は悪意で満ちているから、それが一番お似合いだった。
影山の膝の上で横になるように座り直すと、襟元に指を掛け、思い切り引き下ろした。
びりっと音を立てて、ユニフォームが引き千切れる。
次に袖を引っ張る。縫い目からぷちぷちと鳴って、身頃から青い袖が垂れ下がった。
片方の袖も引っ張って千切り、びりびりになったユニフォームを脱ぎ捨てる。
それは決別だった。
弱いオレ自身からの、円堂に寄りかからなければ生きていけなかった過去への決別の印だった。

終了

221:名無しさん@ピンキー
09/08/22 12:21:24 RDtE/zGE
風丸KOEEEEEEEEEEEEEE!!
でもエロい!!

222:名無しさん@ピンキー
09/08/22 13:40:55 qlldS09i
ブラボー
おおブラボー

223:名無しさん@ピンキー
09/08/22 18:51:57 U9evlQME
読んでてハラハラする展開で面白かったです。
病んでる表現がなんとも・・・
乙でした!

224:名無しさん@ピンキー
09/08/23 01:50:22 rpp325Xg
お絵描き掲示板て携帯からはコメントできない仕様なのかな。
画像はかなり待てばギリギリ見れるけど、不安定。

だからここで書いちゃうけど、お絵描き職人さんたちも頑張って!

225:名無しさん@ピンキー
09/08/23 02:55:33 ySguqOu5
自分も腐女子なんだけどさ、そろそろ801投下は自重汁。
801はちゃんと801板に棚があるんだからそっちに投下しようよ。エロパロ板の方がルール緩いからエロパロに投下するって上の方に書いてあったけど、頭悪すぎなんじゃない?と思ってしまう。
このスレは801もおkだけど、本来ならショタと801は全く別物だと思うし。
801は何故、隔離板があるのか?理解できるなら早く戻っておいで。

226:名無しさん@ピンキー
09/08/23 03:06:28 el1dMHP+
>>225
釣り針がデカすぎて…

227:名無しさん@ピンキー
09/08/23 04:51:40 9WIk0j0E
>>225
マジレス
お前801についてスレの方針決定した時見てなかったのか?
腐女子とか自分語りはどうでもいいから巣にお帰り
後801物投下してるのが全員腐女子だと思うなんて浅はかな考え方はよしたほうがいいよ、世の中お前らだけで構築されてると思うなカス

228:名無しさん@ピンキー
09/08/23 05:43:08 4eSACr4s
隙あらば議論しようとすんな
以下何事もなかったように進行↓

229:名無しさん@ピンキー
09/08/23 08:38:55 m6/oqiiU
>>219
影山としてる風丸を円堂が見たらどうなるのか気になったw

230:名無しさん@ピンキー
09/08/23 09:29:52 M7QXZSi3
乙!おいしくいただきました!
しかし風丸関係は暗いのが多いなw
展開的にかもしれないがw

231:名無しさん@ピンキー
09/08/23 11:20:12 rpp325Xg
逆に今の風丸さんで明るいのを書くのはかなり至難の技かとw


232:名無しさん@ピンキー
09/08/23 11:56:51 ySguqOu5
>>227
私はこのスレが出来た時からの住人だけど、まさかこんなに801が幅をきかせるとは思わなかった。腐女子は801板から出ちゃいけなかったんだよ。
でも、801とショタは違うって言ってんの。同じ女の意見じゃなくて、男の意見が聞きたいわ。
本当にショタエロが好きな男だったら、「801とショタは違うんじゃボケッ!」って思ってるはず。
もうこれ以上腐女子が801板以外で暴れるのは見てられない。いたたまれない。
というか、2ちゃのどこでも腐女子(801)は嫌われているのにこのスレの住人はみんな擁護するの?訳わかんない。

233:名無しさん@ピンキー
09/08/23 12:37:27 h4Wgo3PY
>>232
自分もスレ初期からいるけど、雑食な自分としてはこの「何でも有り」な作品投下ルールは幅があっていいと思ってる。
苦手な傾向のものは読まないしね。
しかし、だからと言って元々は男性向けのショタスレだった訳で、
>>217みたいに「お前らが望むもんを投下してやる」なんて言いぐさは横柄で厚かましいなとは感じる。
別に望んでない人もいるし、渋々801を承知してる人もいるのに…。
まぁ、譲り合いの精神で行きたい所だな。
あと、ショタと801を本格的に分けるとして、頭身が低いイナズマの場合、違いが分かりにくいってのも初期に議論されてた気が…。
円堂と木暮と立向居etcと女子キャラのスレですってのも細かすぎるし、どれがショタと感じるかは人それぞれ。
なんかもう一緒くたにして、好きなもんをチョイスして読む形式でいいと思うよ。

234:名無しさん@ピンキー
09/08/23 12:38:38 R5T53lPo
苦手なものが多いわがままな人は
こういうとこ見ない方が自分のためでもあるんじゃね?

235:名無しさん@ピンキー
09/08/23 13:14:53 9WIk0j0E
つーか長文書き連ねる前に腐女子がここに来るな
お前らが馬鹿みたいにしゃしゃり出すから変な縛りや腐臭のするレスが多くなる>801板から出ちゃいけない
お前や>>233みたいな腐女子丸出しの奴のことですね分かります

236:名無しさん@ピンキー
09/08/23 13:34:53 nWtuQbHv
いい加減ウザイから議論用に掲示板借りてそっちでやらないか…

237:名無しさん@ピンキー
09/08/23 14:27:23 8JZDvaA4
腐女子と腐女子の潰し合いほど醜いモンはねーなコリャ…
ここの住人の腐女子は腐女子でも良い腐女子だと思ってたのに残念だわー(笑)

238:名無しさん@ピンキー
09/08/23 14:47:19 sZRnVWKT
らめぇこんなの(釣り針)大きすぎて飲めないよぅ

239:名無しさん@ピンキー
09/08/23 15:02:40 KAx5UcJv
以下もう話題を切り替えてください

240:名無しさん@ピンキー
09/08/23 15:59:08 ySguqOu5
>>233
自分も、ここはエロパロ板だけど稀に801があるくらいならいいや。と、気軽に考えていたんだよ。でも、ここの801投下頻度は「稀に」を逸脱してると思う。
私は801もノマも好きだから、このスレに常駐していたんだけど。なんかもう目に余るんだよ。
前に「軒先を貸したら母屋を乗っ取られていた」ってあったけど、正にそんな気持ち。私は腐女子だから「乗っ取った」が正しいのかもしれないけど。

>>235
>つーか長文書き連ねる前に腐女子がここに来るな
本当にその通りだと思う。腐女子はこのスレに来ちゃいけない。
本当にごめんなさい。
私はもう来ないけど、他の腐女子の人も801板の本来の意味を考えて自重しようね。


241:名無しさん@ピンキー
09/08/23 16:01:14 hHIpv5Ab
801書いて何が悪い

242:名無しさん@ピンキー
09/08/23 16:07:19 KjspuTcu
既になんでもアリでまとまったんだから蒸し返す必要なし
一番良いのはROMって空気読むことかもね

以下いつもの流れ↓

243:名無しさん@ピンキー
09/08/23 16:16:40 rpp325Xg
好きだよ円堂くんで思わずフイタw

244:名無しさん@ピンキー
09/08/23 16:25:17 PdXP3w1v
ID:ySguqOu5うぜえ

245:名無しさん@ピンキー
09/08/23 16:46:10 8JZDvaA4
腐女子が自ら「腐女子はキモイです!」って立証してどーすんの(爆笑)
希望どおりの男だけどギャーギャー文句ばかり声がでかいお前みたいな住人もどきが一番うざい

どうせ俺が男って信じないだろ?
お前がほしいのは男の意見じゃなくて、お前の味方してくれる奴の賛同だもんな!

246:名無しさん@ピンキー
09/08/23 17:28:38 R5T53lPo
住人?
暇人だろw

247:名無しさん@ピンキー
09/08/23 17:28:38 ySguqOu5
>>241
>801書いて何が悪い
悪いなんて言ってません。ただ、投下される比率的に見て、このスレは801が多い。
つまり、腐女子がたくさん常駐しているという事ですよね。
私は同じ腐女子として、他の板を牛耳るのはやめた方が良いと言いたいだけです。
>>242
>一番良いのはROMって空気読むことかもね
今までは我慢してROMっていました。(作品を投下しましたが)
でもこれ以上酷くなる前に腐女子に801板に帰ってきて貰おうと思ってレスしています。
>>245
あなただっていつもは「腐女子キモイ氏ね」と思っているんでしょ?なのにこのスレだけ腐女子を擁護するなんておかしいですよね。
まあ男だと信じないわけじゃありませんけどw
男でショタが好きなら、男性向けショタと801は違うと思っているはずですよね。その辺はどうですか?

248:名無しさん@ピンキー
09/08/23 17:48:05 el1dMHP+
なんだか訳の分からん事書いてる奴もそれに釣られる奴も等しく害悪
作品投下するわけでも、作品に対する感想・リクを書くでもないなら
黙ってろ

249:名無しさん@ピンキー
09/08/23 17:48:36 9WIk0j0E
あーあー皆ごめん俺のせいだ
無駄に触ったから調子乗り出したわ
黙ってROMってりゃいいのに本当腐女子って頭悪いな
ROM専の腐女子(笑)はさぞ迷惑してるだろうよw

250:名無しさん@ピンキー
09/08/23 17:48:57 8JZDvaA4
ゴミの相手しちゃってごめんな皆……

巣に戻ったんじゃなかったのかよ…いいから帰れよ…粘着腐マジきもい

251:名無しさん@ピンキー
09/08/23 17:57:13 BRU7e4DF
このままだと誰も投下してくれなくなるよ。
それにキャラに萌えられる内容なら ショタロリホモ百合乱交なんでもおk
ということをわかって皆さんこの掲示板見てるんですよね?
文句を言うなら見なければいいんじゃないですか?
これじゃあ投下しようとしてる人も投下しないと思う。
ショタロリホモ含めてノーマルもBLも投下できませんよ
こんなんじゃ。

252:えrちゅい
09/08/23 18:00:28 g0+yIQlD
無臭正DVD

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妄想するならココ!!
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253:名無しさん@ピンキー
09/08/23 18:03:22 sZRnVWKT
こんな絵に描いたような旧式腐女子なんて居てたまるかいな

254:名無しさん@ピンキー
09/08/23 18:05:05 PdXP3w1v
>251
言ってる事は間違っちゃいないんだが
sageような。
広告連れてきてるよ…

255:名無しさん@ピンキー
09/08/23 18:26:09 QSycpRrQ
広告がKYすぎて不覚にもワロタ

256:名無しさん@ピンキー
09/08/23 19:04:51 tadIriM8
ゲイとしてはとにかくエロければ何でも良いわ
おにゃのこがエロエロしてるのも大歓迎
テンプレ腐女子はひっこんどれ

257:名無しさん@ピンキー
09/08/23 19:32:47 tadIriM8
こりん「だってセンス良い造語だと思ったんだもン」

258:名無しさん@ピンキー
09/08/23 19:33:07 tadIriM8
誤爆

259:名無しさん@ピンキー
09/08/23 20:35:45 rd5pLQu3
以下何事も無かったかのように↓

260:一之瀬×リカ  一之瀬くんの憂鬱
09/08/23 22:59:30 2aqpagL0
いきなりだけど一之瀬×リカ投下。ほんのりエロ。


ほんと、毎日毎日よく飽きないなあ、なんて思う。目を爛々と輝かせて、ダーリン、ダーリン、で甘えてすり寄ってきて。
嫌かどうかと言われると微妙なラインだけれど、迷惑かどうかと言われたら、正直迷惑だ。
何しろその愛情は四六時中いつだって送られてくる。気持ちが落ち込んでいる時だろうが、練習で疲れた時だろうが、全くもって関係ない。24時間営業だ。
今もにこにこ笑いながら、俺と体をピッタリくっつけて、すりすりと頬をこすりつけて甘えてきている。
俺がはあっと溜息をつくと、リカちゃんは俺を見つめて、ダーリンどしたん、と甘ったるい声で言った。何でもないと返すと、いや~ん何でも言ってえな、とまた同じ声の調子で…。
(うざったいとか言ったら、泣いちゃうんだろうな…)
フィールドの魔術師でありプレイボーイでありフェミニストである俺は女の子を泣かせることなんて出来ない。しかしどうにかしてこの状況を打破したい。
これが俗に言うジレンマなのだろうか(日本語は難しいなあ)。
「ねえ、リカちゃん…君はどうしたら僕にまとわりつかないでくれるの?…どうしたら満足するの?」
かなり柔らかく言ったつもりだったが、どうだっただろう。リカちゃんはポカーンと目を丸くしたので、俺はドギマギした。
しかしリカちゃんはまたすぐにいつもの笑顔に戻って、満足しとるでぇ、と夢見心地な声で言う。満足してるなら離れて欲しいとはさすがに言えなかった。
そこでふと、鬼道が以前作戦会議の時に言っていたことを思い出す。
『…守備メインの布陣も、確かに効果的とも言えるだろう。しかしそれが通用しないチームも存在する。
試合の中でチームのタイプを見極め、タイプに合わせて攻めることが大事だ。…簡単に言えば、引いてダメなら押してみろ、ということだ』
(…っそれだ!引いてダメなら押してみろ作戦!)
さすが天才ゲームメイカーはいつだっていいことを言う。見習いたいものだ。まあとにかく天才の意見に倣い、押してみることにした。
手始めに腕を組み、肩によりかかってみた。リカちゃんの顔をちらりと見る。少し驚いているようだけど、それでも笑みは崩れない。
「なんや、今日のダーリンは大胆やなあ。うち、嬉しいわぁ」
リカちゃんから沢山のハートが飛んでいるのが見えるようだ。メロメロ状態、という感じ。ああこんなのじゃこの子はダメだ。宇宙人より手ごわいぞ、ある意味。
俺は一旦、組んでいた手をほどく。すぐに焦ったように、追いすがってくるリカちゃんの手。予想通りの行動。魔術師をナメたらいけない。
俺は絡みついてくるリカちゃんの手に、組まれていない方の手で触れて、するっと撫でた。アメリカの大人のオネーサン向けの触り方だ。
リカちゃんは肩を小さく震わせ、上目遣いで見つめてくる。いつもとは違う、少し困ったような表情。よし、この調子。いいぞ、俺。
「だっ、ダーリン…?」
不安そうに俺を見上げるリカちゃんを尻目に、ぐっと手を握ってみる。そして耳元で、リカちゃん、と囁く。
少しやりすぎたかも、と思ってリカちゃんの顔を覗き込む。リカちゃんは唇を震わせて、しどろもどろに、ダーリン、と俺を呼ぶ。
俺は…そんなリカちゃんに、不覚にもドキッとしてしまった。
(あ、あれ、おかしいな…)
おかしいな、おかしいぞ。そんな風に思いながらも、俺の行動は知らず知らずにエスカレートしていった。耳を甘くかじり、ふっと息をふきかけ。
リカちゃんの手を握っていた手は、指を弄びはじめた。
まずい、変なスイッチが入ってしまった。
「やっ、やめてえな、…ダーリン。…大胆すぎるで…っ」
引いてダメなら押してみろ作戦は大成功のようで、リカちゃんはいやいやと首を振り、渾身の力で俺の手を止めていた。その抵抗で、ますます熱が加速する。
俺はリカちゃんをキャラバンのソファへ押し倒す。ダメだってば俺。いけないってば俺。そんな風に何度も自分を理性側に引きとめようとするが、俺の熱は
どんどん本能側に傾き、押し崩される。そうしてリカちゃんの首にかじりつきながら、そんなに露出しまくりで甘えてくるリカちゃんが悪い、なんて責任転嫁じみたことを考えた。俺は最低だ。


おわり

261:名無しさん@ピンキー
09/08/23 23:16:33 rZ3G//Dw
乙&GJ リカ可愛い

262:名無しさん@ピンキー
09/08/23 23:25:04 el1dMHP+
>>260
乙です
リカの喋り方が可愛いね!

263:名無しさん@ピンキー
09/08/23 23:28:24 er2R7ybw
>>260
GJ
いいぞ、一之瀬もっとやれw

264:名無しさん@ピンキー
09/08/24 00:37:58 SkmFCC/c
GJ!!

265:名無しさん@ピンキー
09/08/24 01:01:27 MBEfE0wC
乙!

266:名無しさん@ピンキー
09/08/24 01:22:47 9M/f+Q7e
>260
最後の展開に不覚にも笑ってしまったw
乙です

267:名無しさん@ピンキー
09/08/24 04:54:07 ljbDD+Ng
>>260
わ、わっふるわっふる!

268:名無しさん@ピンキー
09/08/24 14:13:29 wGYCx2H+
>>260
GJ!一之瀬に笑った!

関西弁が難しいのかリカやCCCのネタは貴重だな

269:名無しさん@ピンキー
09/08/24 15:26:05 1/dRfMS2
さすがアメリカ仕込みのプレイボーイ
ワッフル!ワッフル!

270: ◆gYCSAIVZniW6
09/08/24 15:51:40 RnnfOZLP
GJコールを割り込んでスマン

したらばの板借りてきたのでこれ以降議論するような事があった場合は
そっちに誘導願います
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

あと感想スレと妄想スレも立てといた
あと他に使いたい人や、18禁話題のみのキャラスレ立てたい人は各自自由にしたまえ

このスレで問題起きるのはもう、やれやれなんだぜ……

では投下とGJコールの続きどぞー

271:名無しさん@ピンキー
09/08/24 16:02:35 6roRMJh6
>>260
GJ!!!その後が気になる!w

272:名無しさん@ピンキー
09/08/24 20:28:31 GF4vHSHu
>>260>>270も乙

273:名無しさん@ピンキー
09/08/24 21:05:36 G1hSZnNR
>>270
その問題の半分くらいの原因はお前だけどな

274:名無しさん@ピンキー
09/08/24 21:26:11 nBU+QVnx
>>273
また、2ちゃんねる内では、「誹謗中傷板」以外の場所では、固定ハンドルさんを叩く行為は禁止してますです。
(2ちゃんねるのローカルルールより)


あとまとめサイト管理人もいい加減自分語り書くのやめれ
これは忠告ね

275:名無しさん@ピンキー
09/08/24 21:43:58 u3EjrWhy
ホモ畑牧場馬鹿キャラメル

276:名無しさん@ピンキー
09/08/24 22:05:24 vcPoxSoy
>>270
乙!!

277:名無しさん@ピンキー
09/08/24 22:14:00 6ipNhcFm
306 :風と木の名無しさん:2009/08/23(日) 18:05:41 ID:FCb2RP9s0
エロパロスレが荒れとるな
801関係はぴん難にでも雑談スレ立てて
こもった方がいっそ楽なのに


307 :風と木の名無しさん:2009/08/23(日) 18:11:26 ID:g/86qNY60
>>306
エロパロの話題持ってくんなks


308 :風と木の名無しさん:2009/08/23(日) 18:14:54 ID:+4RKD4ebO
頼むから出しゃばるな
お前ら腐女子が毎回騒動起こしてるんだぞ…いい加減にしろカス共


309 :風と木の名無しさん:2009/08/23(日) 18:28:54 ID:oZ4yEvrJ0
あー、でもエロパロ板で「コテハンにこだわってる」って言い続けてる気違いは
間違いなく、前にここで「自分の発言に責任もってるから、黙ってられん」とか言って出てきた
わけわからん子ちゃんだな

278:名無しさん@ピンキー
09/08/24 22:22:16 IRquIIhz
折角避難所できたんだからそっち行ってやれよ

279:名無しさん@ピンキー
09/08/24 22:39:49 rAqNq6Pa
以降何事も無かったかのように↓

280:名無しさん@ピンキー
09/08/24 22:44:54 G1hSZnNR
801スレに喧嘩売ってるのは誰でちゅかー?
腐女子は敵にすると粘着するからやめとけwww


281:名無しさん@ピンキー
09/08/24 22:46:27 u3EjrWhy
ホモバッカ

282:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:16:52 fKhbhPlf
腐女子が腐女子を叩く
いいぞーつぶしあえー(^o^)ノ

283:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:22:34 4uFjb7/A
あと感想スレと妄想スレも立てといた
あと他に使いたい人や、18禁話題のみのキャラスレ立てたい人は各自自由にしたまえ

なんでこいつ取り仕切ってんの・・・?

284:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:29:09 1hwcV/0b
このスレ今ほんとガキばっかだな
無くなればいいのに

285:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:29:27 /fsjgVA6
>>270
したらば借りて来いって誰が言ったの?なんで勝手に行動すんの?
まとめサイトの管理人だけど、あなたは2ちゃんねるの管理人じゃないのになんでそういうことすんの?

286:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:34:16 VdR9VIGQ
スレとは関係ない書き込みする奴
明らかな荒らしとそいつに釣られる奴
避難所でなくここで議論始める奴
以上の奴らはスルーでお願いします

287:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:39:54 odzZU2jk
>>270>>286
過去に注意されたにも拘らず自分語りをやめない理由の弁明お願いします

288:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:47:36 wfq0jEJa
そんな事よりパンドラ+リーム×レーゼをだな

289:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:51:27 xsDNX0R8
>>288
よし、頑張ってみるんだ!

290:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:52:46 wMAFyqT9
そもそも>>270の姿勢は問題ありまくりなんだよな…
職人もまとめ作業も両立してて偉いなーとは思うけども、執筆時間にはサイトの更新作業が滞るとかさ…
仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、そんなんになるなら最初からwiki借りてくりゃいいのに、って思うわけよ
前スレでもそうしたら?って意見出てたのに勝手に「サイトで行きます」ってやっちゃうし

しかも作者が「作品取り下げてください」って願い出ているのに(願い出てる人もまー特殊な人だけども)「一度保管した作品は取り下げません」って取り合わないし
匿名掲示板で何を言うかと思われるかも知れんけど、作品の著作権は投下した本人にあるわけでしょうに
何で一職人がこうもしゃしゃり出てでかい顔してスレを取り仕切ってんの?という疑問が尽きんわ…お前はまとめサイトの管理人だけどスレの管理人ではないだろーが

名乗る必要の無いところでもコテハン名乗って出てくるし自分語りやめないわ慣れ合い思考だわ…
申し訳ないがこの人が独断で借りてきたしたらばで語る気にはなれない

291:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:54:55 wMAFyqT9
で、こういうこと書いたら住人が
「ROMは引っ込んでろ!」とか「管理人さんは神だから神に楯突くなんて!」みたいな擁護されるんだろ?
チヤホヤされたいから職人とまとめサイト管理人(サイトにこだわるのはwikiだとみんなで編集できるから管理人だとコテハンを名乗れないから)やってんじゃないの?って邪推してしまうわ

292:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:55:31 wfq0jEJa
>>290
あんたになくてもこっちは大迷惑だから
頼むからしたらばでやってくれ

293:名無しさん@ピンキー
09/08/24 23:57:06 Ic9yvyZW
>>290
同意
最近、目に余る。
口調だけでもどうにかして欲しい。

294:名無しさん@ピンキー
09/08/25 00:02:42 xsDNX0R8
>>290-291
よく語るな
その勢いで以てネタを投下するんだ

295:名無しさん@ピンキー
09/08/25 00:09:17 OZK1C5R8
エイリアのユニフォームってタイツみたいになってるからおしりペンペンしたくなる
しかし認めたくないが、一番いい尻の持ち主がデザームというジレンマ

296:名無しさん@ピンキー
09/08/25 00:19:28 H3lY0puD
>>292,294
ほらな来たよ…
しかも議論はしたらばで、と自分ルール押し付けんな、管理人が勝手に作ったルールだろこれ
俺は>>285じゃないけどこの人に同意見だわ。しかも「感想スレと妄想スレも立てた」とか相談もなしに何やってんの?「キャラスレ立てたい人は立てろ、自由にしたまえ」とか何様のつもりだよ
妄想スレは自分でも使うだろうから立てた、ならわかるけど感想スレは勝手すぎだろ。別に本スレでもやればいいし感想は強要するものじゃない、良作なら自然とGJがつくもんでしょ

あとサイト内のTOPにあるルールもやりすぎ
なんで個人で設定しちゃうわけ?サイト内でやるぶんにはいいけどスレ内でも強要するってどうなの?ガチガチにルール固めてんじゃねーよと
あと>>198は何の意味がある?どっからどう見ても作品じゃないけどこれこそ書き込んだ本人に許可は取ったのか?

>>293
ここは自分のサイトでもブログでもない共有スペースだってことが頭に無いんだろうな…
俺もあの口調苦手

297:名無しさん@ピンキー
09/08/25 00:24:46 o2I0niWG
>>295
イプシロンの後姿画像は他にマキュアとモールのがあるがデザーム最強すぎて困る
しかしモールはあの体格(恐らくゲーム版なら小~中)で
あのおっぱいとは中々あなどれない
マキュアと違って一切喋ってないのが悔やまれる(クリプトもだが)

298:名無しさん@ピンキー
09/08/25 00:58:09 edInaszo
オエビの存在忘れがちだけどあなどれないな
クイールたんも吹雪もかわいすぐる

299:名無しさん@ピンキー
09/08/25 01:06:33 NoBcMs1A
母親が娘の前で犯される小説を読んだ
如月親子に置き換えたら…もうっ

300:名無しさん@ピンキー
09/08/25 01:09:34 TH5xfxyn
>>296
前スレか前々スレかは忘れたけど
「あんたの作品春奈が春菜になってるけどウチで収録するときは願い出ても手直し一切しねーから」って言い放ったときは
「指摘するくらいならそれくらいやってやりゃいーのに」と思った
あと最近のも(取り下げてのお願いを却下するとか)ちょっと職権乱用?なんじゃないかなーと思う

あと>>198は書き込み主が後から来て別にいいと許可してたよーな?

301:名無しさん@ピンキー
09/08/25 01:17:54 PtGlW/I/
>>299
サリーちゃんか
あの人エロいよな

302:名無しさん@ピンキー
09/08/25 01:25:52 o42Dh4Ig
>>273じゃないけど、本当に荒れる原因の殆どはまとめ人さんの軽率な言動や行動なんだよな。勿論、それだけじゃないけど。
確かにまとめ人さんはまとめサイトを更新してくれたり、頑張ってると思うよ。
でもまとめ人さんて、人の作品を纏めてるだけなのに(それは大変助かってます)、恰も自分の手柄みたいに感じてるんじゃないかな?勘違いしてるというかさ。
でもまとめサイトはただこのスレ内のSSを纏めただけのサイトであって、まとめ人さんには何の権威も権限も無いんだよな。それを忘れないで欲しい。

303:名無しさん@ピンキー
09/08/25 01:27:59 pHDG/VZN
とりあえず熱くなってるやつは俺含め抜いて冷静になれよ
職人の投下しづらい空気になってるぞ

したらば自体は他スレでも使ってるとこ結構あるしいいと思う
ショタ需要の高いジャンルだから、どうせ801がどうのとかずっと収まらないだろうし

304:名無しさん@ピンキー
09/08/25 01:49:40 Q36dc2Z5
ここはイナズマイレブンでエロパロという掲示板
メインはイナズマイレブンだ。
管理人とかまとめ人とか関係ない話をする場じゃないん
じゃないか?
最近見ていてほとんどが議論ばかりで埋め尽くされてる


305:名無しさん@ピンキー
09/08/25 02:16:37 o9F7wxQQ
>>304
分かるけど、まとめ人の話は関係なくないと思う。

306:名無しさん@ピンキー
09/08/25 02:49:59 Y4puFr+Q
ばっかじゃねーの
こうやって議論になる最大の原因はいちいち噛みつく粘着
まあ管理人も調子乗ってるような言い方するけど一番はそれだろ
痛いレスはスルーすりゃいいじゃん
したらばの議論場も使いたくなきゃ使わなきゃいいじゃん
このスレって何でこう屁理屈並べて荒げたがる奴多いんだ?いい加減文句ばっかつけるの止めろって

307:名無しさん@ピンキー
09/08/25 02:56:45 Fc3baadS
>>305
とにかくまとめ人への愚痴でもなんでもいいから、したらば行ってやってよ
みんなここにエロ小説見に来てるんだよ
つまんない議論見るために来てるんじゃないんだよ


以降何事も無かったかのように↓

308:名無しさん@ピンキー
09/08/25 03:22:51 ciVUIhw2
吹雪「音無さん…僕、初めてあった時から音無さんの事…」

春奈「吹雪、先輩…私も…」

吹雪「鬼道くんと、輪郭が似てるなっておもったんだ」

春奈「…」



吹雪くんの首元はあせもでカユカユに100G



309:名無しさん@ピンキー
09/08/25 04:06:56 J0eYcTd8
オナホールにハマったイナズマイレブンメンバーとかどうだろう?

310:名無しさん@ピンキー
09/08/25 08:41:23 OIOBzygP
双子の話書こうかと思ってるんだけど、需要ある?

311:名無しさん@ピンキー
09/08/25 09:10:30 XYETcIKw
誘い受けとかそういうのは良いから早いとこ空気変えてくれ

312:名無しさん@ピンキー
09/08/25 09:22:38 YMy3Vxcq
したらばのあれジエン出来まくりじゃんかよ


313:名無しさん@ピンキー
09/08/25 10:27:03 ruVEXzaJ
自演できまくりでも管理人にはIPわかるんだがw

314:名無しさん@ピンキー
09/08/25 11:01:44 H4KuMKOR
>>310
とりあえず投下する前にsageは覚えてね
待ってるから

315:名無しさん@ピンキー
09/08/25 11:17:49 4L0+KU4c
>>313
余計気持ち悪い
管理人だけ自演しまくれるって事?
管理人の思い通りに議論が進められる可能性があるなら、使いたくない

316:名無しさん@ピンキー
09/08/25 11:27:01 tZrDXn9f
ホモバーガー(-.-)

317:名無しさん@ピンキー
09/08/25 11:35:57 OIOBzygP
>>314
こういう…事ですかね?

318:名無しさん@ピンキー
09/08/25 12:16:33 o9F7wxQQ
>>317
そうだよ、頑張って!

319:名無しさん@ピンキー
09/08/25 12:29:25 XYETcIKw
そんな気持ち悪い>>315にピッタリなスレの紹介だ↓
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
スレリンク(eroparo板)

320:名無しさん@ピンキー
09/08/25 13:48:37 VNUToEu8
>>319
あそこ今モンハンスレが占領してんじゃん

321:名無しさん@ピンキー
09/08/25 13:57:16 io07cqLK
801も百合もこの「イナズマイレブンでエロパロ」のスレッドに限り許可
スレ違いだの言う奴の方がスレ違い

コテハンは名乗りたい奴が名乗れ、名乗って良いですか?みたいな伺いは不要

自分語りも「今日の夕飯は○○だった」みたいなのは苦笑するしかないが、絡まずにスルーするべし
イナズマイレブンに関係ある話題(アニメの感想とか)なら1,2行ちょろっと書くくらいならいいんじゃねーの?

これ以上何か言いたい奴は>>270>>319でやってくれ

322:名無しさん@ピンキー
09/08/25 18:46:25 o42Dh4Ig
>>321
だからなんでお前が仕切ってんだよ?って話。
 
・「イナズマイレブンでエロパロ」スレに801と百合は必要か否か?
・コテハンでの投下は有りか無しか?
・「今日の夕飯は○○だった」みたいな軽い自分語りは有りか無しか?
・イナズマイレブンに関係ある話題(アニメの感想とか)はOKかNGか?
 
これらを多数決で決めて、次スレから実行すればいいんじゃね?

323:名無しさん@ピンキー
09/08/25 19:06:18 BvEYf2LI
308さんの笑っちゃいました(笑)
ナイス天然吹雪!

324:名無しさん@ピンキー
09/08/25 19:43:52 5bNdSYsD
>>322
人に仕切るなって言ったその口で仕切りたがるとかある意味素敵
とりあえずこれ以上の議論はスレ進行の妨げになるんで>>270>>319でやりませんか?

325:名無しさん@ピンキー
09/08/25 20:05:33 BvEYf2LI
鬼道と春奈って似てる部分全然ないよね(汗)

吹雪とアツヤは、めっちゃ似てるけどね。

326:名無しさん@ピンキー
09/08/25 21:29:40 Mx8jhr2Y
鬼道と春奈の共通点…メガネとゴーグル?
豪炎寺と夕香は髪型に血のつながりが見てとれるw

327:名無しさん@ピンキー
09/08/25 22:28:23 kzUhzcMG
>>325
とりあえずsageようか

イナズマは兄弟ネタ多いよな
鬼道と春奈、豪炎寺と夕香、吹雪とアツヤ、壁山とサク……
それくらいか?

328:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:05:47 XYETcIKw
ライバル校で兄弟と解るのは武方三兄弟と漫遊寺の阿吽くらいか

329:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:31:12 L920iSWw
議論スレで決定稿が出たので
153 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 22:38:40 ID:Q2gXsjqy
今までの議論の内容

・書きながら投下
・職人のスレタイにそぐわない自分語り(日記帳ノリ)
・エロパロに同性愛はスレチではないか
・作品に関する感想に批判意見は言ってもいいのか
・超長文あとがき
・職人が職人を褒めたりGJありがとうのお礼をいう行為
・イラストの投下
・コテハン
・まとめサイト管理人の態度が横暴

その結果
・書きながら投下
 →ルールで禁止されました、ぶつ切り投下も同様、基本は「完成してから投下」

・自分語り
 →自重汁

・同性愛作品
 →投下おk、文句言う奴の方がアホ

・批判意見
 →別にどうぞ、だがキッツイ意見は程々に

・あとがき
 →職人のお好きに

・職人が職人にレス、住人にお礼
 →不要だが特に禁止されてる行為でもない、やりたきゃやれば?

・イラスト投下
 →お絵かき掲示板ができました

・コテハン
 →名乗りたければ名乗ればいい

・まとめサイト管理人
 →俺らがどうこう言って解決するものではない、当人の意識の問題

330:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:53:05 Q5Oi1vxa
>>329
まとめ乙

331:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:57:31 o9F7wxQQ
>>329
それ、結論じゃなくて今までの意見のまとめじゃない?

332:名無しさん@ピンキー
09/08/26 00:16:21 l+i3Ia/X
>>329
誘導されてから半日で結論とか早すぎないか?
1日や2日、このスレを見ない奴もいるだろうに。それとも日参できない奴の意見は聞かないってことか?

333:名無しさん@ピンキー
09/08/26 00:25:22 y8HN2wMQ
>>332
その書き方はここでの議論を誘発する
議論は隔離へ
それ以外は普段の流れへ↓

334:名無しさん@ピンキー
09/08/26 01:36:30 FYKvXbML
ホモばっか(-.-)

335:名無しさん@ピンキー
09/08/26 15:59:53 L/gokGW/
確かにいつもの書き込みだけど馬鹿野郎w
とりあえず職人に期待
作品待ってます!!

336:名無しさん@ピンキー
09/08/26 19:43:19 MyJnB/ah
鬼道と豪炎寺は絶対シスコンだよねW

337:名無しさん@ピンキー
09/08/26 20:51:54 V/eGVP9e
>>334
ある意味いつもの流れだな

338:名無しさん@ピンキー
09/08/26 20:58:39 3LC9Y+Ut
なんか実況スレで風×栗がでたけどその組み合わせはアリなのか・・・・?

339:名無しさん@ピンキー
09/08/26 21:07:56 P8v2gL9+
>>338
アリといえばアリ。
まあ人は選ぶんじゃないか?w
いざ来たとしても読みたくなかったらNGにしてもいいだろうし。

ちなみに俺は面白ければそれでいいな。

340:名無しさん@ピンキー
09/08/26 21:23:37 nbqqqSqC
逆じゃないのかwww

341:名無しさん@ピンキー
09/08/26 21:52:58 /+ori9Qh
>338
それおもしろそう!
個人的にはハアハアガチ萌系よりネタ系のが好きだから是非読んでみたい。


342:名無しさん@ピンキー
09/08/26 22:26:11 V/eGVP9e
風×栗はエロなしなら見れそう

343:名無しさん@ピンキー
09/08/26 23:51:27 K7bUnDJD
エロありなし関係なく読める自信があるわ

344:名無しさん@ピンキー
09/08/26 23:55:11 AdI5KdmD
今日の栗松は風丸おやびん!とか言い出しそうな雰囲気があった

345:名無しさん@ピンキー
09/08/27 00:01:48 Rl8OiC3A
今日の注目点は来週の予告だろう。
沖縄で海ときたら水着しか無いじゃないか。

346:名無しさん@ピンキー
09/08/27 00:02:47 CsKVN1Pv
夏未「勃ちなさいよ」
と、脳内変換した奴はおれ一人じゃない筈。

347:名無しさん@ピンキー
09/08/27 00:05:07 1dNCvSbr
栗は風丸の痴態を覗きしてそうだww

柱の影から風丸さんハァハァとか言ってww

348:名無しさん@ピンキー
09/08/27 00:21:27 NRslI8cv
>>347
それは風×栗なのか栗×風なのかわからないぞw

349:名無しさん@ピンキー
09/08/27 00:22:02 DCwhJEaW
>>347
どっかの陸上部後輩じゃないんだから
とはいえ栗×風ならそんな感じで書けそうな気がする…がどういう経路にすればいいのか
後またホモばっかといわれそうだ

350:名無しさん@ピンキー
09/08/27 00:25:21 gpnENIPN
ホモは議論スレで議論されまくってる主題だから結論出るまで自重しろよカス

351:名無しさん@ピンキー
09/08/27 00:25:47 rcvNKtSp
むしろ先輩として風丸が後輩の栗松にいろいろ教える場面
栗松はあんがい知識がなさそう

352:名無しさん@ピンキー
09/08/27 00:42:40 yCYEpmWq
なんたって「DF陣をまとめる裏のキャプテン」だからな、風丸

353:名無しさん@ピンキー
09/08/27 02:32:33 6NYRL0t9
一瞬801スレと間違えたかと思った

354:名無しさん@ピンキー
09/08/27 04:35:58 RKLi0chL
争いが絶えてよかった

355:名無しさん@ピンキー
09/08/27 06:09:32 StAJCMyY
どうして秋と円堂にラブラブチュッチュさせてあげないの?

356:名無しさん@ピンキー
09/08/27 07:18:20 u6cWdf1K
傷心の円堂を夏未達が体で慰めるSS見たい。瞳子でもいい

357:名無しさん@ピンキー
09/08/27 10:06:16 ofNi/3ic
瞳子「円堂くん…あなたには、いつも苦労かけてるわね」
円堂「いえ、そんなことないです!オレ、キャプテンですから当然です。」
瞳子「そう…じゃあ、私のことも慰めてくれないかしら…?」
服を脱ぎ出す瞳子
円堂「…?!監督…!」


358:名無しさん@ピンキー
09/08/27 11:01:52 5tV+1Iym
円堂は成熟した瞳子の身体を直視できずに部屋の隅を見つめていた。
瞳子「円堂くん、あなたも服を脱いで私の前に来てちょうだい。」
円堂「…!」
瞳子は両手で乳房をつかみ始め円堂を挑発する。
瞳子「さぁ、吸ったり揉んだり転がしたり、好きにするといいわ!」

359:名無しさん@ピンキー
09/08/27 13:10:51 rcvNKtSp
円堂「でもっ…、俺まだ…」
瞳子「何をためらっているの、もうこんなに硬くなっているじゃない」
円堂「っ…、あっ…」
瞳子が円堂の硬くなったペニスをジャージ越しで触り
円堂はそれに反応して甘い声を上げた


360:名無しさん@ピンキー
09/08/27 14:07:15 9Teu7WNj
瞳子は円堂のジャージを下げ、そそり立ったペニスとその先に滲み出る液を見て言う。
瞳子「こんなに興奮しているじゃない。このままではあなたのためにもよくないわ。」
瞳子はペニスを手にするとゆっくりと上下に動かし始めた。
円堂「あ…あぁっ、んうっ…!か、んと…く…」
円堂は身体を震わせながら瞳子のされるがままになっている。

361:名無しさん@ピンキー
09/08/27 17:24:25 /RbwyZq+
室内に響き渡るいやらしい水音、
そして扱くごとに少しずつ、しかし確実に硬く、
熱くなっていく円堂のペニスに満足すると、
瞳子は何かを愛しむような表情を浮かべる。
普段はチームの面前で見せたことのないその表情を
円堂はぼぉっと見つめていると瞳子と視線が合ってしまう。
瞳子は不敵に笑いながらそのまま円堂の股間に顔をそっと埋める。

鼻を掠める少年の健康的な汗、そして雄の匂い。
それらの匂いは瞳子の身体に眠る熱をますます盛り立てた。

362:名無しさん@ピンキー
09/08/27 18:56:35 mYbOuHQx
円堂「(童貞はもっと若い女の子で捨てたかったなあ・・・)」

363:名無しさん@ピンキー
09/08/27 23:17:59 bUj7GUQN
円堂挫折イベントなのに塔子空気すぎて泣いた

364:名無しさん@ピンキー
09/08/28 03:56:36 uZ/8Q+Fm
>>357-362
ワロタw

365:名無しさん@ピンキー
09/08/28 10:43:04 dTgOmx6R
ほもバッカ(-.-)

366:名無しさん@ピンキー
09/08/28 19:04:35 q0Uc5Fn1
>357-362
なんという連携プレー!w
偶然の代物ごちです

367:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:01:35 6tpcLXWD
>>299
読みたいな。何ていう小説?

368:名無しさん@ピンキー
09/08/29 18:03:19 Qk2njFhT
■告知■

このスレで色々と揉めて来た、スレのルール等について現在、議論中です。

明日30日、23:59までで議論終了
決定稿には以降、どんな反対意見も却下する

…という事となりましたので、住人の皆さんはなるべく議論参加、
もしくは目を通しておくようにお願い致します。
皆さんで納得のいくルールを作りましょう。

議論場は>>319で紹介されているこちらのスレにて
URLリンク(speedo.ula.cc)

369:名無しさん@ピンキー
09/08/30 00:44:48 SAAWZleQ
>>368にウィルスバスターが反応した
踏むなよ

370:名無しさん@ピンキー
09/08/30 01:11:55 eHTsLRPt
>>368
祭りに乗り遅れた。見てきたけど流れにワロタw
また新たな粘着たんが生まれそうだな

ところでGJも禁止になったのか?

371:名無しさん@ピンキー
09/08/30 01:15:59 biASG8ax
いやさすがにそれは禁止したらダメでしょw

372:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 10:05:12 LBW6K9lN
別に今まで通りでいいやんけ…
どうしても801禁止にしたい粘着がずっと居るようですね

373:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 10:21:39 eav6W3HW
ちがうよ!風丸を禁止にしたいだけだよ!

374:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 10:25:25 LBW6K9lN
それだwww
801と言うか自分の気に入らんCPを禁止にしたいだけだろうな
腐女子って怖い…

375:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 10:47:19 XDrmezii
風丸関連のBLだと荒れやすいとは思ってた

376:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 10:51:18 LndFPVsd
これ?
URLリンク(mega-r.com)

377:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 14:15:10 M4RtYj1K
801スレ自体も風丸の話題になるとめっちゃ噛みつく女がおるw
アニメ本スレもキャラスレもここも全部影山のせいじゃなくて
風丸アンチ腐女子のせいだったんだな
アンチスレに一生篭ってろっつーの!

378:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:17:50 Et78e46V
信者の自業自得な気も

379:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:19:36 yMsnOBD9
最近SSが投下されないのって議論のせいなの?

380:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:41:55 UU5MQ5wW
まぁ、投下できる空気じゃないしな

381:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 16:16:56 fmlQqJlG
投下したいけど結論出ない事にはできないからねぇ

382:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 19:54:23 u7FtHNnj
塔子欲しいお

383:名無しさん@ピンキー
09/08/31 00:28:26 WoAubWPl
オーストラリアではテレタビーズという児童向けアニメで男児キャラクターの一人が女物のショルダーバックを持ってたという理由だけで
放送禁止・そのまま番組放送終了となったという。海外は過敏だ

合宿エピでゲイ認定されたマックス↓
URLリンク(nagamochi.info)

向こうのおまえらの反応 ↓

「Woah。 なんという花柄帽子
「えっ?えっ?
「何が起きているんだ
「イナイレは見る価値があるな・・・
「オーマイガー
「OFFSIDE OFFSIDE! FOUL FOUL FOUL FOUL FOUL OFFSIDE!!!(隠語的な意味で)
「俺がPEDOだったら、間違いなく彼を強姦するだろう
「認めよう。これは今までにない最も同性愛者的なすごい帽子だ
「マックス可愛いよマックス

384:名無しさん@ピンキー
09/08/31 00:38:44 PnlPNwz2
外国スゲー
帽子掘りたい人達にしか見えないぜ

385:名無しさん@ピンキー
09/08/31 00:44:57 ZtNS107k
外人ww

386:名無しさん@ピンキー
09/08/31 00:57:47 tVljvDzE
マジで国境を越えてるとは・・・

387:名無しさん@ピンキー
09/08/31 02:04:00 ziw6ZdZq
>OFFSIDE OFFSIDE!
>俺がPEDOだったら、間違いなく彼を強姦するだろう

wwwwwwwwwwwwww
こんな感覚だとアニメ見るのが楽しそうだなw
とりあえずマックス逃げろw

388:名無しさん@ピンキー
09/08/31 02:30:42 abF9WKfq
オフサイドクソワロタ
外人にはあのシーンが、親指立てながら
「(夜の僕は)限定品だよ」って言ってるように見えたわけだな。
このシーンって話し掛けてたの誰だっけ?宍戸?

389:名無しさん@ピンキー
09/08/31 02:53:44 nQBrBzck
だからおまいら
過度の801話は該当スレかしたらばでやれとw

390:名無しさん@ピンキー
09/08/31 04:31:22 Bt1PSYYu
過度ってほどのものではないと思うが
議論とやらの結果はこっちには貼らないのかね

391:名無しさん@ピンキー
09/08/31 04:53:44 nQBrBzck
協議まとめ
・書きながら投下
 →ルールで禁止されました、ぶつ切り投下も同様、基本は「完成してから投下」

・自分語り
 →したらばに雑談スレでも立ててそこでやれ、本スレでは自重汁

・批判意見
 →別にどうぞ、だがキッツイ意見は程々に

・あとがき
 →職人のお好きに、濃いものはしたらばにスレ立ててそこでやれ

・職人が職人にレス、住人にお礼
 →不要だが特に禁止されてる行為でもない。濃いものはしたらばで

・イラスト投下
 →お絵かき掲示板ができました

・コテハン
 →名乗りたければ名乗ればいい

・まとめサイト管理人
 →俺らがどうこう言って解決するものではない、当人の意識の問題

・リレー小説
 →ルールで禁止されました、やりたいならしたらばで専用スレ立ててそこでやれ

・同性愛作品
 →投下おk、文句言う奴の方がアホ。作品以外の腐女子話は801板でやる

・まとめサイトにある投下ルールの改訂
 →要望があるなら意見を

392:名無しさん@ピンキー
09/08/31 11:39:01 +vk0j7Jr
つまり今までと変わらんやないかーい

393:名無しさん@ピンキー
09/08/31 11:52:32 IWYDP2+I
いや違うね
>本スレでは自重汁
>濃いものはしたらばで
>やりたいならしたらばで
>作品以外の腐女子話は801板でやる

と、自分の見たくない話題はいくらでも追い出して良い事になりました

394:コテハン ◆vagXVzAsTw
09/08/31 12:34:10 PfoexUk5
連載最終章だけど投下していーの?

395:名無しさん@ピンキー
09/08/31 12:45:57 RwmHypaX
いいよー

396:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:03:25 0nWQb3M3
どうぞ

397:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:04:17 Bt1PSYYu
ほんの一行の自分語りやネタ系ホモ話でもつつかれるわけか
今まで通りだな

398:コテハン
09/08/31 14:17:06 PfoexUk5
あいよー
投下っすー

399:仁とマックス
09/08/31 14:18:50 PfoexUk5
・同性愛描写注意
・初代スレ759と849、二代目スレ106の続編です
 別に読まなくても問題ありませんが、読んだほうが話がわかりやすいです
・根幹はゲーム、そこにアニメと個人的な理想と妄想を入り組ませた設定です
・ゴールデン2話以降、入院組メイン
・今回もオリキャラ注意報、喋る







腹部を痛めての入院生活からはや数日。
手術当日、特に慌しいこともなく穏やかな日和。
開始予定時刻は本日正午。それまでの間、何をしようか。
しばらく考えたところでガラリと開いた扉に関心が向いた。
「おっはよー、仁」
「おはよう」
予想通りの相手に挨拶する。暇つぶしの対象として認識されている相手。
しかし昨晩だけでなく朝一にまで顔を合わせることになるとは。
「折角だけど、今日は持て成しできない」
言いたいことは色々あるけれど、とりあえず遠回しに拒絶の意思を伝える。
「いや、ちょっと避難させて」
「…今度は何やらかしちゃったの?」
「ちっがーう!ボクのせいじゃないから!」
聞くと、4人で暇つぶしにゲームをしていると、思いのほか盛り上がって
ハイテンションになったところで、運悪く丁度巡回の最中だった看護師に見つかってしまい
こっぴどく叱られ、現在の病室内は説教部屋へと変貌しているとのことらしい。
「ドア付近のベッドで助かったよ…」
「それは幸運だったね」
目の前の相手に労わりの言葉を掛けつつ、逃げそびれたらしい他のメンバーに心の中で合掌する。
「じゃ、そういうことなんで。
 持て成さなくてもいいからしばらく留まらせてね」
理由が理由なので容認することにする。
話がひと段落ついたので、栞をはさんだ読みかけの本を取り出し、ページを捲った。
…そういえばこの本は、松野に黙読を散々邪魔された本でもあった。
持て成しは不要の条件があれども、放置は少々良心が痛む。
ならば、また邪魔をされる前に先手を打っておこうか。

400:仁とマックス
09/08/31 14:19:39 PfoexUk5
「松野」
「ん?なーにー?」
「この本、この前の読みかけ。
 松野も読んでたやつだし、また一緒に読む?」
カバーを見せながら呼びかけるが、返ってきたのは歯切れの悪い返答だった。
「あ、えーっと…」
「どうする?また横から覗く?」
来るならどうぞという意味で、ベッドの端をポンポンと叩いた。
「え?………そこで?」
「うん?」
そんなに変な事を訊いただろうか、小首をかしげながら問い直す。
「………いや、今日はいいや。ありがと」
「…そう?」
「代わりにさ、その、他の本借りてもいい?」
言うや否や、そそくさと横の棚に積まれた本の束まで移動された。
「いいよ、好きなものどうぞ」
いつもは喜んでちょっかいを出してくるであろうに、珍しい展開となった。
まぁいい。こちらは邪魔をされずに集中できるし
あちらも読書で時間つぶしができるしで一挙両得だろう。
「えと…じゃ、コレで!」
顔を合わせてから言いたいことは山ほどあったが、うやむやにされそうだという予感と
本を選んですぐに距離を取った相手に、声を掛けてまで呼び寄せるのは至難の業で
今まで通り水に流したほうがよさそうだ。
物事をうやむやにしているのは自身のほうかもしれないが。
たまにはこんなことがあってもいいだろう。


読書するのに最適な静かな空間に、扉を叩くノックの音。
「影野さーん。
 手術の支度をさせてもらいますねー」
もうそんな時間になっていたのか。
「あー…じゃあボク部屋に戻るね」
言い終え、読みかけの本を閉じ伸びをしている。
「それ、持ってっていいよ」
「ん、さんきゅ。じゃ、またねー」
訪れた看護師と入れ替わりに松野が病室から出て行った。
「はい、では影野さん。
 まずこのお薬を飲んでもらって、それから処置させてもらいますねー」

処置や前準備で色々と大変で、手術予定時刻にはあっという間であった。
現在カラカラと音を立てるキャスター付きのベッドで運ばれている。
側を歩くのは医療スタッフと、ひとり足りない元同室のメンバー。
「松野センパイは病室で爆睡中です」と答えたのは宍戸だったか。
麻酔が効いてきて、ずいぶん意識が朦朧としてきた。
そのまま手術室に到着したらしく、聞こえてくる声援が遠くに感じられた。


麻酔が切れてきたと思う頃、辺りは真っ暗で手術などとっくに終了したのだろう。
今までの腹の痛みとは種類が違う、じくりとしたものではなく
内臓を丸ごと握りつぶされるかのような感覚。
「ぎ……ぐぁあ………!」
とてもじゃないが眠れるわけがない。
真夜中に、医療機器の電子音と己のうめき声を延々と聞かされていては
睡眠妨害もいいところだろう。
ただでさえ彼らは行動制限されているのに、更にストレスの原因にはなりたくない。
痛覚が支配する中で、改めて個室に移された理由をかみしめた。

401:仁とマックス
09/08/31 14:20:33 PfoexUk5
傷を治すために手術を受けたのに、以前よりも酷くなっているように感じるとはどういうことだ。
医師も医師だ、もっと痛み止めを注入してくれればいいのに。
痛みのせいで吹き出る嫌な汗がつっと目尻を通り頬を伝った感じがした。
「うぁぅぅぅ…!」
声の出だしでほんの、極々僅かではあるが和らぐ気がする。
またすぐに痛みが戻ってくるのだが。
短くうめいて、切って、またうめいてを繰り返す。
点滴の管が刺されていないほうの熱っぽいてのひらを
シーツの冷えた部分に押し付け、握り締めた。
熱くなればまた別の場所へと移動する。
足を動かすと別方向からの痛みが腹部に走り、悲鳴が漏れる。
「ぐっ…ぁぁあぁああ……!」
腕が動く範囲のシーツが全て熱が移って温くなり、行き場をなくした手を額に押し当て
自身の髪を強く握り締めると、その手を取られてしまった。
「駄目、髪の毛なんて引っ張ったら」
どこかで聞いた声、親だろうか。
付き添いのために泊り込んでいるといったところなのだろう。
正直、残られても何もしてもらうことなんて無いのに。
…戻ってくれたほうがいい。
先ほど取られた自身の手は、髪を引っ張ることを中断させられて
そのまま相手の両手に包まれるように握られた。
労わりの気持ちはありがたいが、その手の中はとても生暖かく
冷たさを求める今の状態では非常に申し訳ないが解放して欲しい。
悪いと思いつつ手を振り払い、また備え付けられた腹部の臨床器具を掛け布団の上から引っ掻いた。
「ぃた…痛い……」
言っても仕方の無いことだが、つい口から出てしまう感覚の名前。
うめき声に痛みの主張が入り混じり始めた。
「うん…痛いね。仕方ないけど、苦しいね」
頭を撫でられながら、同意される。
先ほど乱したらしい髪を手櫛で梳かれたあと、放り出された手を布団の中に入れられ
病室を出て行く音を聞いていた。


「はい、はい。影野さん、聞こえますか?」
「…ぅ………」
この病室は人の出入りが多すぎる。
暗くてよく見えないが、声から察するに医師だろう。
「聞こえていたら手を握ってくださいねー」
こちらは看護師か。指示通りに強く握る。
「はい、影野さん。
 今から鎮痛剤を追加しますのでね…
 今よりも痛みが少しは楽になるかと思います」
時間にして数秒、薬剤が注入されたらしい。
「はい終わりました。
 まぁ、しばらくはこれで大丈夫でしょう」
「何かありましたら手元のナースコールを押していただくか
 また付き添いの子に呼びに行ってもらうかしてくださいね」
作業を終えた医療スタッフが出て行き、また電子音が耳にうるさい空間になる。
「少しはマシになった?」
「……っうぅううぅう……」
楽になった気はしないでもないが、痛みが消え去ったわけではない。
「やっぱ、すぐには効かないか…」
期待した返答ではなかったために、半ば諦め気味に言い放たれた言葉。
自傷気味な笑い声に、額の汗が拭かれるのをされるがままに受けていた。

402:仁とマックス
09/08/31 14:21:18 PfoexUk5
東側の空から朝焼けの光が弱く差し込もうかという時刻。
あれから一睡もすることはなかった。
ずっと荒く息を吐き、うめき声をあげ続け、シーツを握り締めていた。
それでも目覚めた直後よりかはまだマシだった気がする。
薬のおかげか、はたまた緩やかに流れてくる風のおかげか。
一晩中ずっと付き添っていた親が団扇で扇ぎ続けていた。
して欲しいことは無かったはずだったが、これはありがたかった。

「量を抑えたとはいえ、本来なら連続投与は致しかねないのですが…」
あれから数時間後に来た医師に愚痴られもしたりしたが
痛み止めの薬剤を少量は追加してもらったり。
体には良くないと思うけれど、今は痛みが多少楽になるほうを優先させたい。
鎮痛剤の効能が現れ始めるのはそれから更に数時間後であった。

普通に喋れるようになるのに数分、夜が明けきり部屋が明るい。
「んぅう……」
うめき声ばかりだった自身の声に、まともな言葉が混ざり始める。
「おはよー、仁」
目の前に立っていたのは親ではなく、小さな団扇を持つ松野であって。
「松、野……?」
「おはよ」
「…おはよう…」
繰り返される朝の挨拶になんとか応対する。
「やっと喋れるようにはなったんだね」
「まだ、痛い…けど」
「うん…わかるよ。声、苦しそうだもん」
「……続けて…」
「え?」
「風、気持ちいいから…」
沈んだように見えた表情に、先ほどとは違う種類の笑みが零れた。
「ふふ、りょーかい。ボクに感謝しなね」
「ん、ありがと…」
満足げに言う彼に、素直に感謝の意を述べる。
するといつもの調子を取り戻したのか、よくできました、と少々からかい紛いに返された。
「ねぇ、いつまで続けよっか?」
「まかせる…でも、できれば……長く」
「はいはい患者サン」
軽口を叩く彼には、先ほど見せた憂いはもうなくなっていた。

あれからどれ位の時間が経過しただろうか。
途中、何度も扇ぐ手を交代しながら続ける松野があくびをする。
「ふぁ~…」
「疲れたの、なら…もう…」
「うぅん、ちょっと休憩したらまたやるよ」
先程からずっとこの調子だ。
扇ぎ続けて腕がだるいのに、それでも食い下がらない。
「できれば長く続けてって言ったのは仁じゃん」
「けど…」
そうなるまでやって欲しいとは望んでいない。
「ボクが勝手にやってることだから仁は気にしなくていーの。
 …よし、休憩終わり」
全然休んでおらず、疲れなど癒せていないくせに再開しようとする。
そこまで食らいつこうとする理由は何なのか。
「俺、寝るから。
 松野も…適当に、切り上げ…」
「はいはい、わかってるよ。
 満足したらやめるから……おやすみ」

403:仁とマックス
09/08/31 14:22:09 PfoexUk5
手術後から二度目の夕暮れ時。
目覚めたときは既にその時刻を経過していた…これが昼夜逆転というものか。
松野もさすがに帰ったらしく、安堵したと同時に一抹の寂しさを感じる。
「………ぅ…」
そうなると、意識は自然と腹部の痛覚に集中する。
昨晩よりも幾分マシとはいえ何か、気を紛らわせそうなものは無いか。
枕元に置かれた一冊の本。…昨日、逃げ込んできた松野に貸したもの。
他の本はベッドから少々離れた位置にある棚に積まれており
寝たままで手を伸ばすのは困難だ。
薄暗い橙色の光に照らし、手に取った本をそのまま読み進めた。


「仁ー、助けてー」
「…また説教部屋?」
「今日の昼食にカボチャが出てきたんだけどね
 しょーりんが「好き嫌いは駄目です」ってボクに無理やり食べさせようと…」
身振り手振りで説明をする松野を通して
食に関しては特に厳しい目を持つ後輩の不満そうな顔を思い浮かべた。
少林寺の肩を持ちたいところだが、目の前の彼の機嫌を損ねさせるわけにもいかない。
「やっと流動食が食べられるようになった俺からしたら羨ましいな」
手術前から絶食を強いられて、ようやく食べ物を口にした自身の素直な感想。
「あ、そっか。ごめん。
 …えっと、流動食ってどんな味?おいしいの?」
「正直、まずい。
 食感も悪いし、薄味どころか無味無臭で塩分が欲しい」
「…あはは、何それ」
どうやら話題の根本を逸らすことに成功したらしい、ほっとする。
「ふふ…まずいけど頑張ってるんだ。なら今度からボクも頑張ってみようかな…?」
「今度、じゃなくて今すぐ頑張ってください」
開けっ放しにされた出入り口から、追ってきたらしい不機嫌な顔をした少林寺と
何とか彼をなだめようとする宍戸が立っていた。
そのまま室内に居る松野の腕を取り、引きずるようにして元の病室へと戻ろうとする。
「ちょっと、しょーりん何すんだよ!放してよー!」
仁助けて!という悲鳴が遠ざかっていく。
「……すみません、お騒がせしました」
事のてん末を唖然と眺めていると、宍戸が謝罪のあと一礼し、ふたりを追いかけていった。

やつれた松野が戻ってきたのは数分後のこと。
「おかえり」
「…ただいま……」
そのままベッドの足元付近に突っ伏した。
「食べ終わるまでずっとしょーりんが見張ってんの。
 宍戸は役に立たないし、半田は我関せずだし…もう何なの……」
「それは災難だったね」
その様子がありありと思い浮かび、笑い出しそうなのをぐっと我慢しながら本で顔を隠す。
「あー、その本…」
気持ちを切り替えたらしい松野の興味が本に移った。
「うん、この前松野に貸したやつ」
「あのとき仁寝てたから、分かりやすいところに置いといたの。
 けどまだそれ読みかけなんだよねー」
「…読み終わったから返してくれたんじゃないの?」
何故そんな中途半端な状態で返却したんだ。
「えー、だって、また一緒に読んだらいいじゃん。
 ……ねぇ、となり行っても…いいかな?」
前回誘ったときは断ったくせに、まったく彼は気まぐれだ。
「…どうぞ」
嫌いな食べ物を凄い状況下で克服してきたのだ。
それくらいの矛盾は流してもいいだろう。
「へへ…ありがと」
心なしか満足げな表情をしているので、これで良しとしておく。

404:仁とマックス
09/08/31 14:22:53 PfoexUk5
個室に移って以来、ずっと誰かしらの訪問が続いている。
担当医師と看護師はもちろんのこと、元同室のメンバー、そして両親。
「もう痛みもほとんど無いし、近いうちに元の病室に戻るだろう、って」
「そう、母さん安心したわ。
 にしても…あんたゲームなんて持ち込んでたの?」
元同室メンバーの中でも特に松野の訪問回数が多く
棚の上に積み上げられた本に混じり、彼の私物が不釣合いに置かれている始末である。
「…それは俺のじゃない」
「なら、あの松野って子の物?帽子をかぶった…」
「知ってるの?」
「ああ、手術の日の夜に、付き添いについて看護師さんに色々聞いてたら
 「ボクが側についています」って言ってきた子だからね。
 よく印象に残っている」
「え…?」
両親が知っているとは予想外だ。
「そのときの松野くんの熱意に負けてしまって…
 申し訳なかったけど、彼に任せてその日は帰らせてもらったよ。
 …いい友達を持ったな」
「………」
「そろそろ日も暮れてきたし、私達は帰るわね」
「あ…うん」
両親が帰った後の病室で、ひとり物思いにふける。
『ボクが側についています』と主張し、両親を説得させたという証言。
当時、気付いてなかったわけではない。
痛み止めを打ち終えたあと、看護師は『付き添いの"子"』と言っていた。
もしそれが両親ならば『親御さん』などの言葉を選び『子』など言わないはずだから。
それに松野と両親の声を聞き間違えることなど、あり得ない。
ただ自身が認めたくないだけだ。
「………」
ぶんぶんと頭を振り、思考を霧散させる。
手持ちぶたさを紛らわせるために、読みかけの本に手を伸ばそうとしたときだった。

「失礼しまーっす!」
スライド式の扉が勢いよく開けられ、次にまた勢いのいい声が聞こえてきた。
「宍戸、一発芸いきまーす!」
そこに立っていたのは元同室メンバーの後輩だった。
本当にこの病室には訪問者が多い。
「四次元アフロ~、少林寺収納~」
しゃがみ込み、となりに居る少林寺を頭の中に収めてしまった。
「はい不思議~、宍戸のアフロは小宇宙~!」


……
………

どうリアクションしていいのかわからない状況に、沈黙が流れる。
「……ぇ、あ、あの~……センパ、イ…?」
「………」
何なんだ、とか、本当に収納できてあぁ凄い、とか、でも首の腱は大丈夫だろうか、とか。
色々感想はあるのだが、でもこのいきなりの訪問にどう対応していいのかわからない。
「ぶふぁぁああ――ッ!!!」
室内からは死角になっていて見えないが、側に控えていたらしい半田がその静寂を破る。
相当こらえていたらしく、腹筋が崩壊する勢いで笑い転げていた。
「寒ッ!!やりやがった…アヒャひゃはは!!コイツら!!!
 『四次元アフロ』って…ひ――ッひっひっはっぁははははは!!
 げほっ、げほッ!! な、何なの?!!ふひふははッははは!!くるしい……!
 く、苦し―ッゴホッ!!っはっはっはっはっはっははははははは!!!!」
ヒィヒィ言いながら床を叩き付けており、廊下なので音がとても響いていた。

405:仁とマックス
09/08/31 14:23:59 PfoexUk5
「半田センパイ!!笑いすぎですって!!!」
「ししど、あとはお願いね」
「しょーりん!!やめろ!逃げるな潜り込むな!!!」
とりあえず、大笑いしている半田を見て笑うのが正しいリアクションなのかと思い
「わー…おもしろーい……」
便乗してぱちぱちと拍手をしながら先程のギャグを褒めてみた。
「ちょ!!!逆効果ッッッ!!!!!!」
「か、影野センパイまで……」
結果、更に半田を笑わせ、宍戸を絶望させる羽目となった。

笑いすぎて声が枯れたらしい半田と、傷心の宍戸を部屋に招き入れる。
「ぁー……生き返った。サンキュー仁」
未だ涙目の半田から先程渡したお茶入りの紙コップを受け取った。
「急に来て、ちょっと驚いたよ…」
「いや、ちょっと遊んでて。
 負けた奴は罰ゲームで仁の病室前で一発芸……ぶッッ!!!!」
「……モウ…ヤメテクダサイ……」
ゴメンゴメンと謝罪の言葉を述べながら、髪から抜け出てきた少林寺と共に宍戸を慰めている。
「罰ゲーム、か…」
明るいとは言えない単語が妙に引っかかり、誰にも聞こえない音量でぽつりと漏らす。
そういえば、部屋の隅でうずくまる宍戸、そのすぐ側に少林寺と半田。
あとのひとりはどこに居る?
「マックスなら部屋で爆睡中」
「え…?あ、そう……」
無意識のうちに松野を探していたことと、それを見抜かれてしまったことに赤面する。
「お前ら仲良いもんなー、いっつも一緒に居るし」
「……別に、あっちから勝手にちょっかい掛けられてるだけで……」
「え…そうなんですか?」
どん底から這い上がってきた宍戸が話に混ざってきた。
「だって影野センパイと一緒に居るときの松野センパイ、すごく輝いてますよ?
 いつもはふてぶてしいっていうか…あ、いえ、別に不満があるってわけじゃなくて…」
「そ。なーんか自己中っつーのかな…?
 悪い奴じゃないんだけど、ときどき意味わかんねーんだよな、あいつ」
割り込めないほどに結束が固いと思っていた、彼らの口から語られる松野への本音に驚く。
「お前ら同じ時期に入ってきたし
 よく一緒に居るしで仲良いって思ってたんだけど…」
今までの概念が崩されていく。
「けど…この前の、あの夜の騒ぎのとき…
 次の日、何事も無かったように振舞っていたのは…?」
入院初日の夜に起こった、あの事件について問うてみた。
「えぇ…!?」
意外だ、と言わんばかりに三人の顔が合わさって戸惑った。
「仁には来てねーの?謝罪メール」
「メール?何それ…?」
「次の日に松野センパイから一斉送信されたやつなんですけど…」
宍戸が困ったように説明するので、慌てて携帯のメール画面を起動する。

新着メール あり
-----------
from:松野
sub :(無題)
昨日はごめんなさい
   -END-

-----------

406:仁とマックス
09/08/31 14:24:50 PfoexUk5
自らを器用だと称する彼の、なんて不器用な謝罪。
病院だからと、電源を切っていたのが災いした。
しばらく絶句していると、おずおずとした様子で問いかけられる。
「影野センパイ…?」
「来てた…」
「おいおい…メール不精にもほどがあるだろー…
 マックスが仁にだけ送らないとかありえねーしな」
呆れ気味に言われ、反省する。
「にしても…皆のほうが仲が良いと思ってたのに、意外だ…
 だから謝罪無しでも変な空気がないものだと…」
「別に仲悪いわけじゃないけど、俺らも俺らで結構ぶつかり合いはあるし。
 あの日は特別激しかったけどまぁ暴走はいつものことっつーか。
 メールが無かったとしても引きずるつもりは元からねーけど
 でもやっぱ、わだかまりは残っちゃうし、何より当事者が気の毒じゃん」
側に待機する少林寺の表情が若干強張った。
「まーそれは向こうも薄々気付いてたっぽいからいいとして。
 仁の手術の日のマックスは結構甲斐甲斐しかったぞ。
 付き添いで泊ろうとしてたお前の両親を説得しちゃうし。
 なら俺らも交代でやるって言ったら凄い勢いで断られたし」
「…え……?」
半田の口から語られる、あの夜の真相。
「看護師から患者だから寝てなきゃ駄目とか言われたけどごり押しで却下。
 で、夜中に騒がしいと思えば「痛み止め追加してやれ」って医者に食って掛かってたり。
 けど薬の投与の決まりがあるとか何とかで揉めてたけど、あいつゴネまくってたなー。
 それを「勝手にちょっかい掛けられてるだけ」ってかわいそーじゃね?」
おそらく冗談半分で言っているのであろうが
話を聞いていた自身は、そのままの感想を口に出していた。
「……なんで、そこまでしてくれるの…?」

「あのさ、仁。
 お前、俺らに遠慮してねー?」
笑顔から一転、真顔になり問いかけられた。
「そんな事、は…」
図星すぎて、言葉にできない。
「そうですよ。さっきから一歩引いてるみたいな意見ばっかりですし。
 オレたち仲間じゃないですか」
「仲間…」
完全に復活した宍戸の言葉の一部を、言い聞かせるかのように繰り返した。
「仲間で…いいの?」
「何言って…当たり前だろ」
「今更ですよ」
苦笑気味に返される。
何が目立ちたいだ。何が自身の存在感を出したいだ。
仲間だと言ってくれる存在が近くにありながらも、それに気付かないとは。
孤独から脱出したいと願いながらも、自分自身が殻に篭っていれば無意味なことだ。
目からウロコ、というか。申し訳なさと感謝の気持ちが溢れてくる。
「…気付けてよかった。ありがとう、みんな」
例のメールも、変に先入観を持ってしまっていた事についても。

「ねぇ、かげのセンパイ」
今まで黙っていた少林寺が袖口を引っ張りながら呼びかけてくる。
「かげのセンパイも、オレのこと
 皆と同じように『しょーりん』って呼んでくれませんか?」
「え…?」
呼び名に関しても、遠慮するなということだろう。
皆の間で好意と信頼が改めて成立したのだから、と回りくどく考えた末に。
「…しょうりん……」
「えへへ、はい。よくできました」
さも嬉しそうに微笑まれ、こちらも貰い笑いしてしまう。
自身にも、彼にも。もう胸に巣食う闇は消滅したのだろうと思いたい。

407:仁とマックス
09/08/31 14:25:49 PfoexUk5
「ふふ…仲間か」
遠慮は要らないことを逆手に取り、先日の出来事をネタに茶化しながら質問する。
「なら俺も好き嫌いしたら食べ終わるまで監視されちゃうの?」
「はい、センパイといえども容赦しません」
「おっと」
「こえーよ」
若干目が本気のマジレスを貰いながらも、心の壁が壊れた今。
その後の談笑は弾んだものとなった。

「少し寄るだけのつもりだったのに、随分長居しちゃったな…」
「オレたちそろそろ戻りますんで。
 センパイも早く、こっちに戻ってきてくださいね」
各々が挨拶をしながら出て行くのを見送る最中、また袖口を引っ張る感覚。
「…まつのセンパイは、悪い人じゃないから」
「………」
話題が重なり、すり替わってしまったあの話の核心部分。
「しょーりーん?」
「今行く!」
ついて来ていないことに気付いたふたりの呼び掛けに、慌てて後を追う姿を黙って見送った。

またもひとりになった静かな空間に戻った病室内。
短い時間で多くの概念が崩れ去った有意義なひととき。
変わった視点、変わった後輩の呼び方。
ふと以前、違う人物から同じニュアンスの言葉を言われたことを思い出す。
―「ねぇ、仁。『マックス』って、呼んで?」
脳裏によぎる、先程まで居なかった彼の過去の声。
どんどん他人の証言から明らかになっていく当時の出来事。
なぜそこまで己のためにしてくれるのかの予想はあらかたついている。
彼との間に信頼が無いわけではない。
ただ種類が異なる好意が認められないだけだ。
そして最後の「…まつのセンパイは、悪い人じゃないから」
「…知ってる」
半田たちの言うとおり、いつも一緒にいたからこそ。


「仁、仁ってば」
また深く考え込んでいたらしい、呼び戻される。
「…その癖、いいかげん直したほうがいいよ」
「うん、ごめん…」
軽い挨拶をされた後の注意。
これは確実にこちらが悪いので素直に謝罪する。
「で、何か用事?」
「何も」
「………」
「嘘、冗談だってば。
 声聞きたくなったから来た。だから何か喋って」
「……凄く理不尽なんだけど……」
松野が思いつきで行動することは珍しくは無いが
急に振られても話題など特に思いつかない。
「はーやーくー」
「………」
今まで彼のことについて悩んでいたのに
その張本人を目の前に喋れと言われても、とても無茶な要求だ。
…待てよ、ならばそれについて話せばいいのではないだろうか。
他に話題は思いつかないのだから。

408:コテハン
09/08/31 14:27:23 PfoexUk5
一旦切ります

409:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:44:34 0/JrXefy
四次元アフロww

410:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:44:50 YahQ/sUt
>>408
GJ
少林寺、いい後輩だな。

411:名無しさん@ピンキー
09/08/31 21:29:43 9SZQgcpl
GJ
おもろいぜ

412:コテハン
09/08/31 22:23:19 PfoexUk5
再開

ところでこれが10個目の作品になるっぽいです
自分おめでとうございました

413:仁とマックス
09/08/31 22:24:49 PfoexUk5
「メール、届いてた」
「…え?」
「あの夜、松野がしょうりんに…」
「その話はパス」
「次の日に一斉送信したアレ」
「だからその話は嫌だってば!」
やはりあの事件は松野本人にも、しこりが残っているらしい。
だが何か話せと要求したのは松野だ。
「病院だからって電源切ってて確認したのは最近。
 ごめん、返信しなくって」
「…はいはい、院内で電源切ってて偉かったねー。
 じゃあこの話はこれで終了」
あまりにも嫌がっているのでこの話題は要望どおり終わらせる。
「それと手術の日の夜の付き添いのことだけど…」
「…その話もダメ。やめて」
「やめない」
「ちょっと?!」
話せと言ったのはあちら側なのに随分と要求が多い。
あれもダメこれもダメだと話題が尽きてしまうので強引に話を進めさせてもらう。
「親が残るって言ってたのを説得して帰らせたとか
 患者だから付き添いダメって禁止されたのをごり押ししたとか
 痛み止めの投与のことについて医者と揉めたとか」
「………」
「この話とメールの話、全部半田たちから聞いた」
「………あいつら……」
中断の要求を突っぱねてからそっぽを向かれてしまい表情は確認できないが
非常に不機嫌な声で返された。
「半田たちも交代しようかって言ったらしいけど断ったんだって?」
「別に。ひとりでも大丈夫だったからだよ」
そんなに嫌なら話題を変えるなり部屋に戻るなりすればいいのに。
機嫌を損ねつつも相槌を打っている、この自称器用の器用貧乏は。
しかしそれを言うと当り散らすだろう、指摘した瞬間は優越感に浸れるかもしれないが
その後のまわりの被害を考えると酷くハイリスク・ローリターンな行為だ。
「親からも「松野くんによろしく」ってきいてる」
「あっそう!」
「鎮痛剤も…」
「もうさ、いいかげんに…」
さすがにちょっと意地悪だったかもしれない。
限界が近い相手のために、そろそろ核心に迫ったほうがいいだろう。
「…松野、聞いて。
 あの夜とても痛かったから、松野が掛け合ってくれて助かったし。
 付き添って、ずっと風を送り続けてくれたことも」
「………」
「本当にありがとう、マックス」

「……ぇ………え?」
いたたまれなくなって今度はこちらが顔を背ける。
「あ、あの…仁?」
あぁもう、そんなに嬉しそうな声を出すな。
恐らく己の視界の反対方面で痛いほど凝視しているのであろう相手に。
「…俺からの話はこれでおしまい。今度はそっちが何か話して」
「………」
覚悟はしていたつもりでもダメージが桁外れだ。
相手に嫌な事をすると、その嫌な事がはね返って来るという故事成語を
今まさにこの身をもって証明することになるとは。
空耳と思っているのか、戸惑っているのかは不明だが何も返答が無い。
この病室は自室、先程までの相手の立場とは違い戦術的撤退はできない。
相手から待ちの姿勢を崩す様子は伺えない。
詰んだ。完璧に自爆だ。
「……何でもいいから話して………マックス」

414:仁とマックス
09/08/31 22:26:14 PfoexUk5
最初は只のつまらない意地だった。
それがずっと続き、もはや行き着くところまで行き着き、引き返せなくなった。
今になって思う。これはサッカー部に入部するまでの自分と同じ。
自分を変えたいと願っていたのに、同じことを繰り返すとは今まで何ら変わっていない証。
どんどん孤立していく状況に仕方ないとあきらめ逃げた過去と
心情吐露した相手への返事を考えることを放棄し逃げた過去と。
ぐだぐだと考えを廻らしていると、ついに相手が口を開ける。
「あはっ…!
 あははははっ!じーん!!」
高らかに笑い、ベッドへとダイブしてきた。
「呼んでくれた!やっと『マックス』って呼んでくれた!!」
「呼び方くらいでそんな…」
互いに抱く好意は種類が違うものの、好意ということには変わりない。
信頼は元より成立している…仲間なので。
そう強く念じる。
「だって呼んでくれたんだもん!」
「…別に付き合い方変えたりするわけじゃないんだし」
呼び方は変わったけれども。
今までの変化球に対し、ストレートすぎる感情表現。
「うん!仁だいすき!!」
相手にとっては、呼んだという事実が最重要であとは二の次らしい。

散々じゃれつかれた後に、疑問に思っていたことを問うてみた。
「あの時どうして腕がだるくなっても扇ぐのをやめなかったの?」
するとフッと相手の声のトーンが下がった。
「……役に、立てたんだよね?」
「うん…?」
急にどうしたのだろうか。疑問を混ぜた回答を返す。
「よかった…」
起こしていた己の上体に擦り寄りながら呟いている。
「もう、苦しくならないよね?」
「うん…たぶん」
痛みも無く、臨床器具も取り外されたので。
「たぶんじゃなくて!…約束して」
すっと目の前に小指が差し出されたので、己も同じように差し出し、絡めた。
離れてからもしばらく小指を眺めて、満足そうに微笑んだ。
「信じる……ありがと、仁」
近かった距離を更に詰められ密着状態になり、口元に柔らかい感覚を残された。


ちゅっと音を立てながら一瞬で離れた唇。
またこの手か。内心戸惑いつつもできる限りの冷ややかな対応をする。
「…何やってんの」
「何って…キス。
 友達になったんだから、次のステップ行かないと」
先程の殊勝な態度はどこへやら、いつも通りの口調で説明していた。
「次って何?」
「恋人」
「…付き合い方を変えるとは言ってないよね?」
思考回路がぶっ飛んでいる相手を嗜めるように問いかけた。
「うん。つか今の仁が好きだから変えられたら困る」
「だったら…」
「関係の名前が"友達"から"恋人"になるだけで、付き合いそのものは変わらないよー」
「納得できるかそんな屁理屈!」
「別に納得しなくてもいいから」
先程のやり取りから、自然と膝上付近に腰を下ろしていた相手に押し倒された。
今までの態度はこの状況を作り出すためのものでは、と疑う。
嵌められた、完璧に油断した。
「じゃ、はじめよっか」
電光を背に陰を落とした彼の表情を見て、やられた、と後悔するのは遅すぎた。

415:仁とマックス
09/08/31 22:27:20 PfoexUk5
両手とも指の間に指が絡められシーツに縫い付けられている。
脚は掛け布団の中にあり、それごと上に跨られている。
「ちょっと…嫌だ、って」
また無抵抗のままやられてしまうのか。
近づいてきた顔に反射的に背け、自然に晒された首筋に吸い付かれた。
「……っひ………ぅ………」
つい出てしまった変な声に気を良くしたのか、重点的に首を攻められる。
動かせないとわかっていてもつい手を動かそうとしてしまい
その度、相手の指に力が込められる。
何度も吸い上げられ、位置が変わり
「…ぅわぁ………っ!」
耳を弱く噛まれ驚いてまた声をあげた。
膝を曲げたりなど、無意味な行動をとってしまう。
「敏感だよね、仁」
たのしい、とか。面白がらせているなんて冗談じゃない。
「……ふざ、け………」
「ふざけてない、本気」
今度は反対の耳を口に含まれる。
耳の裏側を舐め上げられる感覚に身を竦ませた。
動くと帽子の横にぶら下がる房が喉の皮を掠める。
「いや…嫌だ……」
すると、片方の手が開放された。
しかし相手の手も自由になり、手のひらから離れたところに触れようとする。
慌てて阻止しようと相手の手首を掴んだ。
その様を横目で見た後、腕を引き自身の指先に口付けられる。
「仁のこと、好きだし」
癪に障る。何が好きだ。
力ずくで押さえつけて、抵抗を封じているくせに。
これだから性的行為は。
「嫌だ。…こんな、無理やり……!」
わずかな間、相手の動きが止まった気がするがすぐに顔が近づいてくる。
また口でも狙っているのだろう。
「嫌だ…!嫌だ!!」
離被架はもう無いのに、行動を制限される新たな檻。
ほとんど動かせない、縛り付けられた四肢にできる限り力を込め
唯一自由な首を振りせめてもの抵抗を試みた。

今まで押さえつけられていた手の拘束の力が緩む。
隙を見逃さず、思い切り振り払う。ぱしりと渇いた音が辺りに響く。
「押しなよ…ナースコール」
興奮し、叫んだおかげで荒い息をついている最中に言われた。
「今の状況見たら引き剥がされて接触禁止令くらい軽いよ」
「………」
無言で続きを促す。
何がしたいのか、相手の心理が見えない。
「せいぜい暴力って処理されるだろうし。
 心配しなくても仁は手術後だから殴られる側だって思われるよ」
行為はやめるくせに、出て行く意思は無いとか。
「それから付き添いの件ね。
 前、苦しそうなのに全然役に立てないってすごく嫌だったから。
 風はすごく寝汗かいてて、熱いのかなって思って勝手にやった」
「ま…」
聞き捨てなら無いセリフにストップをかけようとするが、相手は止まってくれない。
「もう、早く押しなよ…
 何するかわかんないよこのままじゃ」

416:仁とマックス
09/08/31 22:28:12 PfoexUk5
「今、なんて言ったの?」
「だから早く押せと…」
「違う、その前」
「…『心配しなくても仁は手術後だから…』」
「そうじゃなくて。『前、凄く嫌だったから…』」
中間分を省略して言いたいことを伝える。
「…今は関係ないじゃん」
「なら何でさっき言ったの」
「………」
黙秘権を行使する相手に返答を催促する。
「答えて…マックス」

「…ずるいよ、仁」
あだ名呼びの効果は抜群だ。己にもはね返る諸刃の剣だが。
「で、何について言わせたいの?」
熱の無い、はすっぱな物言いをする相手。
「前っていつ?」
「……仁が、必殺技完成させた日………」
「………」
あの衝撃の日か。
確か、かなり相手に迷惑を掛けた日でもあるはず。
「あ、あのとき、苦しそうで、何しても全然楽になってくれなくて…
 手術のあとも、あのときみたいに苦しそうにうめいて…」
やはり。彼にかなりのショックを与えてしまっていたのだと改めて思う。
「ごめん…」
「謝らないで!」
怒られてしまった。
「謝らないでよ…」
「うん…」
「今度は、役に立ちたかった…それだけだから」
言い難そうに自白したあと、俯く。
「わかった。…ありがとう」
頑なに扇ぎ続けた動機や、痛み止めの件の交渉を辞さなかったのは
あの時の決意からだったのか。
「けど、いつでも寝れるからって徹夜しなくても…」
「…別に。寝貯めしてたし」
「"寝貯め"……?」
聞き慣れない、新たに出てきた単語に反応する。
「な、なんでもな…」
「話して」
慌てて訂正の言葉を言い終える前に阻止。
「…部屋に戻った後、手術が終わる頃まで寝てました……」
事前に寝ていたので、真夜中に起きていても平気だったということか。
朦朧とした意識の中で、爆睡中だという言葉を聞いたことを思い出した。
「…ダメだったらどうするつもりだったの?」
"寝貯め"がその通りの意味ならば。
もし両親が納得しなければ、もし付き添いを許可されなかったら。
「知らない…!そんなもしも理論」
「もし…」
「あー!もー!!知らない知らない!!!」
もう話を聞いていない。
考え込むのが己の悪い癖なら、感情のブレーキが利かないのが相手の欠点といったところか。

「ねぇ!もういいよね!!」
もはや自暴自棄になり、ナースコールに手を伸ばしている。
「押すから!もう押しちゃうから!!」
押させるわけにはいかない、再び手首を掴んだ。

417:仁とマックス
09/08/31 22:29:31 PfoexUk5
そのまま落ち着けといわんばかりに肩を掴んで揺さぶる。
まだ話は終わってない。
「聞いて。
 寝貯めとか無計画すぎる。
 本当に、失敗したらどうするつもりだった?」
「………」
「………」
二度目の黙秘権には無言の圧力で応対する。
「……知らない」
予想通りの返答。終いにはお互い無言に。

「馬鹿でしょ。
 自分の生活リズム崩してまで真夜中に付き添いとか」
「…仁?」
「けど、嬉しかった。…ありがとう、マックス」
未だ微動だにしない相手を抱き寄せた。
完敗だ。彼はどこまで己が好きなんだと熱に犯された頭で考える。
「…ボクのこと好き?」
相手の気持ちに応えたいという思いはあるが
「友達としてなら」
最後の最後で照れに対する防御壁が形成されてしまう。

逃げないと決めたのだ、自分を変えるのだと。
覚悟を決め自分から唇を重ね合わせた。
彼からのものとは違う、激しさを伴わない触れ合わせるだけのものだが。
離れてから確認した相手は、驚いた様子で硬直していたけれどそれは数秒だけで。
「…"友達"はこんなことしないよ」
クスクスと笑いながら正論をぶつけられた。
「ねぇ言ってよ仁。ボクのこと好き?」
「……言ってほしいのなら、言わせてみて」
あだ名のように。
自身の中で答えは出ており、相手の予想通りかつ望むもの。
認めたくは無いが、"友情"だろうが"愛情"だろうが好意という意味では変わりまい
と自分で自分を納得させた。
「…何ソレ……じゃ、覚悟しといてよね」
しかしこの答えで喜んでいる彼は潜在的Mの素質があるのではないか。
M野なだけに。
答えない代わりに先程の行為を再開させた。


「……いいんだよね?」
何も言わず、もう一度口づける。
「じゃ、許可貰ったんで。
 嫌って言っても、もうやめないけど」
「平気」
本当は万全な体制ではなく、少々めまいがしている。精一杯の強がりだ。
直後にまた押し倒され、口を吸われた。
咄嗟に距離を置くために伸ばしてしまった腕の力を緩め、代わりに相手の服を強く握る。
もう片方の手は頭上にある鉄でできた円柱のベッド枠を握った。
何かを握り締めていないと突っぱねてしまいそうな己への自戒のために。
「………ん…」
唇を割り、進入してきた舌を噛まないように招き入れる。
口腔内を縦横無尽に動き回り口蓋を舐られた。
その舌を捕らえ、己のものと絡ませた。
「ぅ……」
離れ際に漏れる吐息と、つっと繋がった唾液の橋が重力に逆らわずに唇から頬に垂れてくる。
追って近づく口に、今度は何も言わずに舐め取られるのを受け入れた。


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