ショタとお兄さんでエロパロ6at EROPARO
ショタとお兄さんでエロパロ6 - 暇つぶし2ch200:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:47:14 AwYqh7vc

..紅くも屋の奥で3(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)

浪乃進の手紙
 菊之助へ、ようやくに連絡をとることを、承知してもらったので、こちらの事情を書く。何も
隠さず、ありのままをお前に伝えようと思う。
 私のいるところはずいぶんとこの家屋敷の奥まった座敷のようだ。
 牢ではない。座敷牢でもない。しかし、ほんの十日前なら、たとえ素手でも血路を切り開いて
脱出を企てたろうが、今は不思議なほどにその気力が失せている。
 なかなかに、夜は眠れもせぬ。あの日以来受けた仕置きが、頭のなかをぐるぐる巡っている。
ようやく寝付いたかと思うと、不可解な夢を見る。向こうを向いた女が泣いている長い細い声
で泣いている。それが振り向いてみると自分なのだ。気味の悪いことにその女の自分がひどく美
しいのだ。
いきなりつまらぬことを書いてしまった、お互い話すことはたくさんあったはずだが、こうなっ
てみると何を書いたらよいのか。
 すまぬ、菊之助、兄はあきらめたわけではないのだ。父を殺めた熊造、俺たちを裏切ってやく
ざどもに売り渡した重四郎。あの者たちに対する憎しみは今もこの胸の中にある、以前より
強いといってもよい。しかし、…、わからぬ。
 
 
 なにゆえに、この紅くも屋の男どもは、一人前の武士である私に、女に対するようなけしか
らぬ行為をしかけてくるのか。私には得心がいかぬ。尋常な勝負ならずとも、剣と腕で来るな
ら、総がかりこられようとも、私はよろこんで受ける、なますに斬られるのも覚悟の上だ。卑
怯な連中のことだ、こちらは動けぬまま殺されてもそれはそれ、死ぬまでのことだ。
 しかるに、私には勝負も死もない。見られ、いじられ、自分の恥ずかしさに、心が焼き尽くさ
れるようになり、無反応を貫くことに意地となっても、我知らず腰が震えている、そうだ正直
に言う、こらえきれぬほどの快感で震える。
 まるで、ゆがんだ鏡に映る自分の恥辱を、それだけを毎日見ているような…、そして奴等は
私の「弱々しさ、女々しさ」だけを見ている。私の「弱々しさ、女々しさ」を探り出し、引きずり
出して舐めしゃぶって、薄汚い男根を膨らませている。

 手紙を読む菊之助の心は沈んだ。この甘い香の焚き染められた手紙は、恐ろしい真実を語っ
ていた。



201:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:47:58 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で4(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 
浪乃進の手紙続き
 ここでの脅しは最初から、「菊之助がどうなってもいいのか」ということだった。お家のことを
考えればお前だけは生かしたいと思った。この脅しが私に効くと分かってからは、奴等は縄や
牢による拘束を解き、私は座敷に移された。
 私もとりあえず奴等の訳のわからぬ要求を受け入れたのは、お前を生かしておく方便と思
ったからだ。
 
 親分のお使いと称する連中が頻々と現れては、
 侍の髷を崩せと言われ、妙な女物の着物を着よと言われ、入浴してぬか袋で肌を磨けと言わ
れ、上がったら芸者が来てお化粧のお手伝いをいたします、と言う。
香を焚けと言われ、踊りを習えと言われ、髪に香油を使えと言われた。
 訳がわからなかった、一つ一つのくだらない要求と菊之助の命とどちらが大事かと言われれ
ば選択はあきらかだ。その時はそう思った。だが、私はじわじわと見えない網に絡まれ始めて
いたらしい。奴等が上手だったのか。
 
 そうして、私が奴等の蜘蛛の巣に巻かれ始めた頃。
 親分と称する中坪という男が、私の奥座敷に入ってきた。
 菊之助はなんとかする、重四郎が殺せといきり立っているが俺が何とかすると、その事を繰
り返し言った。そう言って、そわそわと私に近づき、ガマのような顔を近づけてきた。この男の
顔は、肉がだぶつきしわになって盛り上がっているうえに、点々と不潔なシミを浮かせていた。
中坪は息がかかるところまで顔を近づけてきて、
「つくづくお綺麗だ、浪乃進殿、いや、ここじゃあ粋に波殿と呼ばせてもらうぜ」
 と妙なことを言い、くりかえし菊之助は今危ない状態だと言った。
 私は当惑していたし、このガマのような顔と息から遠ざかりたいと思ったが、こいつが連中の
頭目かと思ったので我慢して
「なにぶんにも菊之助のことはお頼み申す。菊之助の無事な姿をこの目で確かめるわけにはい
きませぬか」
 と頼んでみた。ガマの口がねとねとと笑ったように見えた。
「うむ、そこが肝心のところだ、それも波殿のお振る舞い次第ということを、とっくりとわかっ
てもらおうと思ってな」
 


202:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:48:30 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で5(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
浪乃進の手紙続き

中坪はそう言って、私の襟元に手を伸ばしてきて、御召の内側の半襟をなぞるように私の胸を
そろそろと探ってきた。私は動けなかった。襦袢越しに私の平坦な胸を撫でさすり、そして乳
首を探り当ててきた。
「もっと、もっと、綺麗になれるぜおめえ。あんたみてえに姿のいい鼻の形を見たことねえな俺
は。男の癖になんてえ肌してやがる。なあ、俺のいうとおりを大人しくすりゃ。そうさ、菊之助
もこっちへ連れてこようじゃねえか、なあ波殿。俺の言うようにすりゃ菊之助を殺させやしねえ
って、」
 私は、悪寒を感じたが腰が抜けたようになり、こっくりとただ頷いた。気味悪さに吐き気を
覚えながら、首だけをかろうじてねじってガマの息を避けようとしていた。

浪乃進の手紙つづき 
 いつの間にか、私の着物の八つ口から、わきの下へ差し込まれた中坪のもう一方の手が身体の
わきを回って腰のほうへ深くへじわりと探り入ってきた。
 腰紐の結び目あたりをその手は忙しく這い回り、器用に結び目が解かれていく。ねとりとし
たその手がとうとう腰の辺りの肌に直接に触れてきた。思わずびくりと腰が後ずさった。
「浪殿、こわがらんでいい、な、菊之助が心配なんだろう、」
 不快に堪えきれず私は思い切り身体をねじって反転しようとした。しかし、中坪はその動き
を読んでいたのか、不意に息も詰まるほどに私を強く抱いた。驚きのために私は、身じろぎも
できず、中坪の締め付ける腕の中で硬直した。ガマのような中坪の唇が、私の鼻孔の下に吸い
付いてくるのを感じたが、避けることはできなかった。
 それは接吻というようなものではない、鼻孔から唇からあごあたりまで分厚く広いガマの唇
でそっくりと覆われ、ぬちゃりぬちゃりと舐めしゃぶられる。さらに、このガマの口の中で生き
たコンニャクのような舌がチロチロと動き回っている。鼻孔の中へまでこそこそと舌の先端が差し
込まれ、むずむず、むずむず、と入ってくる。
「いい味だぜ浪殿」
 ガマがようやくわずかに口を離してそう言った時、私は窒息寸前だった。私の鼻孔から、ガマ
の唇に、唾液なのか私の鼻汁なのか、とろりとした液が橋を架けていた。
 なんという恥ずかしい姿だったか、そう、ガマに恥などというものはない、恥ずかしいのはこの
私だ。ガマに舐められ、鼻汁をたらし、涙をこらえ切れなかった。


203:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:49:03 AwYqh7vc
.紅くも屋の奥で6(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
浪乃進の手紙続き

 それ以来の事は、あまり…、もう、書いても仕方あるまい。
 今は何も分からぬ。私も菊之助も十日前に共に死んで御家も終わるのがよかったのかも知れ
ぬ、一時はそう覚悟もした。だがお前は生きているというし、私もこんな状態で生きている。と
もかくは、お前にもう一度会いたい。死ぬなら、会ってその時に死のう、今は御身お大切に、心
強くして忍べ。熊造や重四郎に逆らってはならぬ。

 春深い頃、菊之助と二人で、母上の手文庫から、朗詠集の手写本を拝借して、吟じたことが
あった。書院の縁に出ると、庭先の草上には、頻々と椿が落ちて、お前は嬉しがって、素足で庭
に降りた。詩句の中の世界に踏み入ったような気がした、そんなことを脈絡もなく思い出して
いる。

 ともしびを背けては共に憐れむ深夜の月 
 花を踏んでは同じく惜しむ、少年の春
  
                                 浪

 菊之助には、「浪」の一文字の送りは力のこもらないたよりなさに思えた。 
 手紙を読み終えた菊之助は、かつての日、学問所に向かう兄の姿を思った。兄は剣術も強かっ
たし、明晰な頭脳と強い意志を持っていた。だが、思い出の中の兄の横顔の美しさが今は菊之
助の心を占めていた。
 生前父上が「浪乃進の武士の心は疑わぬが、お前の姿形はどんな不幸を招くやもしれぬ」と
言ったことがある。そうなのかもしれない、が、兄にどんな罪があるというのか。
 そして、ふと春の日の記憶を辿り、あの日庭に降りていったのは、自分ではなく兄だったはず
だ。浪乃進らしくもない記憶違いだと思った。
 

204:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:49:36 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で7(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 浪乃進の入浴には多くの取り決められた手順があった。
 脱衣して湯屋に入ると、足湯、本浴、そのあと入念に体毛を取り除く。ただ、中坪の指示で局
部の陰毛は残しておく。「あそこはな根本にふっさり繁っている風景が俺は好みでな」と言った
ガマの顔つきを覚えている、おぞましい奴だ。
 薬湯をうすめた通称くすり浴。それが終わって、特製のぬか袋で全身を摩擦し、一度ぬるい
湯に漬かって、しかるのち、わき、首筋、膝裏、尻の間、陰部の裏側には香油をうすく塗りこむ、
それから…云々、ときりがない。

 座敷に戻ると、鏡の前に座り薄く化粧をする。
 この時代、男であっても化粧をする機会はあった。節句に登城して舞う若衆行事のお役は一
等の名誉であった。浪乃介は必ず選ばれたものだ。少年の浪乃進は、母と千津に化粧を施され、
唇に紅をさした。
 誇らしい気持ちで、殿の御書院のお庭に出たものだ。
 が、介添えにたった叔父があっけに取られたように自分を見る視線を感じたとき、何か恥ず
かしく思って目を伏せたことを浪乃進は思い出した。
 あの出来事は、小さな予兆だったのかもしれない。
 
 今は強制されている。よからぬ欲望を持った男の命令で紅をさす。その欲望の対象になるた
めに化粧し紅をさすのだとわかっていた。
 鏡を覗き込んで唇にさした紅を見る、うすく繊細な線で紅が入ったろうか、そう思って、そ
う思った浪乃進は自分を蔑んだ。腹立たしかった。ここで舌噛み切って死ぬのが武士と言うも
のではないか。
 いや、それは際限なくもう考えたではないか、続けたところで益はあるまい。菊之助に会うま
でこの問いは棚上げにすると、決めたばかりだ。思いを振り払うように浪乃進は立ち上がり、
肌着から着けていく。腰巻は透きもみじ、襦袢は溶けそうに柔らかな絹の一重をまとう。これ
は中坪ご指定の下着だった。
 
 使いの小者が来て、廊下から親分がお待ちしております、と告げる。
 箪笥ごと持ち込まれた衣装から、まだ許せる柄の御召をうち掛けて着る。それに元禄風の
細めの帯を、腹ではなく腰にゆるく締めて斜め横でゆるやかに垂らす。こういうところに、浪
乃進の趣味が残っている。髪はまだ軽くまとめた切り髪だからやや不思議な遊びなれた御大
尽、女の着物を遊びで着流した傾き者風、くらいにも見える。
 廊下に出ると、護送がつく。囚人であることに変わりはない。この紅くも屋の域内は思いのほ
か広大である。渡り廊下でつながり各所に小庭がある。今のところどちらに行くのが脱出経路
なのか、浪乃進には見当がつかない。



205:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:50:05 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で8(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 中坪の居る座敷に入ると、上座に二人座っている。中坪と対照的に筋張った骸骨のような、竹
内の貸元と呼ばれる人物だ。また、下座に手下連中、その足元には、縄、青竹、小桶など不審
な物が転がっている。外道の道具、と浪乃進は眉をひそめた。
 浪乃進の額に続く線は、深く陰になった眼窩と際立った鼻筋の対照が絶妙で、中坪に言わせ
れば「こう美しけりゃ、男だ女だと、何の関係がある」ということになる。ただ救われないのは、
中坪にとっては美はいつも欲望、性欲とだけ結びついている。ことさらにゆがんだ性欲と結びつ
いている。
 
 中坪はもうぷんぷんと酒臭い息を振りまいている。
「浪殿、待ちかねたぜ、今日は竹内の貸元もご同席だ、こっちだこっち、こっちきて座れ」
 中坪は浪乃進を引きずるように竹内と自分との間に座らせた。
「どうだい、よく見てくれ竹内の、これが俺の浪殿だ、さあさあ、どうだいこの肌は」
 この押し付けがましさ、やることなすことの暑くるしさは、中坪の特徴で誰に対しても変わ
らない。
 竹内は一種の冷たい笑いで応じる。
「おう、これがおめえの自慢の浪殿か、さすが田舎じゃあ見ねえ美人だな。どれ、おい手えだし
な、剣のほうは使い手だと聞いたが、堅くねえな、ちょおっと痩せてるがな」
 浪乃進は、ひじの辺りまで、ああだこうだと竹内に撫で回される。その手は、かさかさの骸骨
の様だった。
「ほれ、竹内の貸元。この首筋なんかいいだろう、惚れるだろうがよ」
 竹内は手を伸ばして、浪乃介の髪をつかむ。
「どれ、おう、みみの後ろの肌の青白くて、こりゃちょっと高級品だなあ。ここへ小さな黒子があ
るぜ」
 髪を掴まれて、そこらじゅうの肌を品評されるなど、慮外な扱いに、浪乃進の眉間には筋が
立ったが、「石になる」つもりで、目を伏せて耐えた。
「あっはっはっ、おめえもさんざん馬鹿してきたんだ田舎女郎つつきまわすのに飽きても不思議
じゃあるめえが、…こんだぁお武家の若衆とっつかまえたと聞いて、あきれて来てみたら。これ
ぁ、おめえにはもったいねえ。美形じゃねえか。」



206:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:50:36 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で9(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
「どうだいちったあ俺の趣味を見直したかい、おまえさんの、わる~い趣味にもつき合わせるか
らよ、今夜は楽しもうじゃねえか」
「そうかい、そうかい、こう美しい御仁と遊ぶのは俺も嫌いじゃねえけどよ、すこ~し、お澄まし
過ぎなんじゃねえか」
 竹内は浪乃進を上から下へ眺め回し、目をずるく細めて、中坪に何事かささやいた。
 中坪は、
「さっそく来なすったかいへへ、おい、浪殿、貸元はいまさっき駕籠で着いたばっかりでよ、のどが
渇くってんだ。番茶でもたっぷり呑みてえとよ。おめえの股んところから出るやつさ。どうだい
ここは気持ちよくしゃーっとふるまっちゃあくれねえか。立派な物のご披露にもなるしよ。綺
麗なだけじゃなくて男らしいところもあるってことでよ、」
 浪乃進はひるんだ、思わず着物の裾前を押さえ、中腰に立ち上がった。身体に怒りがこもっ
た。その気配だけで子分どもは浪乃進の左右から立って囲む動作をとっている。一人はもう、
広い口のギヤマンの鉢を持ち出して浪乃介の前に回ってくる。
「なんのことだか、わかりませぬ」
「ええい、小便だよ小便、小便出して見せてくれろってんだよ」
「そ、そのようなもの、出ませぬ、こんな、座敷の人前で、出ませぬ」
 そう口に出すだけで、浪乃進の青白かった頬に赤みが射す。
「厠で出るものが、座敷で出ない道理はなかろう、不思議なことを聞くもんだ。なあ」
 子分の一人が囃す。
「おうよ、貸元がお待ちかねだ、浪殿、ぐずぐず言わずにこのギヤマンの鉢に、すんなり流して
くんな、手間かけさせるもんじゃねえぜ」
 
 左右に二人ずつ、子分が浪乃介の腕、脚を押さえに来た。もみ合った勢いで、浪乃進の着物の
前がわれ、奥に腿がちらちらと光る。「石になる」はずが、浪乃進は心は早くも波立っている。
竹内はおそらく一目で浪乃進の心の策を見抜いたのだろう。そしていきなり外道な要求に出
た。
 子分どもはむしろはやり立っている。この下っ端連中は揉め事がなければやがて部屋の外に
追い払われてしまいあの雌じかのような若衆の肌を見る機会さえ与えられないかもしれない。
ことがこじれるほうが嬉しいのだ。



207:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:51:10 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で10(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 「抑えろ、抑えろ」
 浪乃進は片腕に二人ずつで、両側から挟み込まれた。さらに前に回って、脚を押さえに来る
下郎に、とっさ浪乃進はすばやい蹴りを見舞った。下郎はみぞおちあたりを押さえてうずくま
ったが、同時にそのあたりの銚子が飛び、馬鹿面の中坪の鼻の頭にゴンと音をたててあたった。
中坪はそのまま後ろにすっころんで、銚子が並んでいる盆をひっくり返し頭から燗酒をかぶっ
たざまは傑作だった。
 ガマの顔が、青くなって赤くなって、ぶりぶり震えた。
「青竹かませろぉ、あしに青竹かましちまえっ」
 子分どもも必死で、寄ってたかって浪乃進の脚を開かせると、足首辺りに青竹を横ざまに渡
し、がっと開いた姿のまま、縄で縛り付けてしまった。
ここでようやく言葉が出た中坪は、燗酒をかぶったガマの顔をぶるぶるさせて怒鳴った。
「下手にでりゃあつけあがりやがって、この野郎、生き恥かかせてやるぜ、おい三次っ、浪の腰ま
で剥き上げろっ」
「へっ」
 三次は青竹で脚を三角形に固定されてしまっている浪乃進の着物の前を掴むと、それとばか
り腰まで捲くり上げた。
 この瞬間、浪乃進の喉の奥から、キュウというような音声が出たが言葉にはならなかった。さ
らけ出された白い腿は明らかに極度の緊張が走っている。無駄な肉のない引き締まった輝くよ
うな腿だ。
 その腿の間に、白鞘の短刀のような浪乃進の陰茎が下がってゆれていた。取り囲んだ子分共
は、沸き立っていた。
「おっ、ぶらんと」
「ゆれてるぜ、いち物が」
「やっぱ白いな、結構長いぜ」
「旬のさよりってところか」
「もっと太えよ、ボラくらいあるぜ」
「吸い付きてえっ」
「こんなとこも上品ないい形だぜ、お血筋だな」
「ちんたまに上品と下品があるかい、何の血筋だよ」
「てめえの、くされ茸とは違うってんだよ」
「玉の下がり具合だって上品じゃねえか、御新造さんの白ちりめんの小物入れみてえで」
 中腰で立って両脇を押さえられ、脚を開いた姿勢で、下品な男たちに恥部を晒す。浪乃進の
内心は「石になる」どころか、火の様な羞恥に焼かれ始めていた。


208:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:51:46 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で11(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
中坪はいらだっている。
「三次っ、鉢どこいった、鉢、」
「へっ?、ハチですかい…」
「間抜けが!、浪殿に小便させる鉢だよ、ギヤマンの」
「ああ、あれですかい。ええと、さっきの騒ぎで…、あ、あ、あった、お時姐さんが尻に敷いてやが
る…、へえ、姐さんだめじゃねえか、」
「あったあったじゃねえ、こっちいよこしな、さあ、浪殿よ、世話かけんじゃねえよ、この鉢にたっ
ぷり出すんだよ、ほれ」
 浪乃進は、ここ数日の従順ぶりは影を潜めて、はっきりと憎悪を込めて中坪をにらみ返した。
「お前ら蛆虫が、街道の女郎にどういう汚いあそびを仕掛けているか知らんが、私はそういう者
ではない、私は武士だ、そんなことは、」
 中坪は、浪乃進にみなまで言わせなかった。
「うるせいっ、おまえさんは、この紅くも屋の売り物ってことに決まったんだ、女郎じゃねえか。
ちんちん付の女郎なんだよ。これからぁ尻の穴売って暮らすんだ。それだけじゃねえ、この世界
にはとんでもねえ好き者がわんさと居るんだ。小便だろうがへそのゴマだろうが、オス汁だろ
うが、しまいにゃ糞だって買ってもらって生きていくんだよてめえは。
 客に玉と棒と握られて腰振るようになるんだよ、すぐに。小便程度のことでおたおたするん
じゃねえよ」
 あまりの暴言と、屈辱に浪乃進は言葉に詰まったまま、中坪をにらみ続けた。今口を開けば
追いつめられた雌犬の悲鳴のように声が震えてしまうのではないかと思うと、それが怖かった。

「三次っ!、水だっ、浪殿が出すまで水呑ませて、腹をカエルみてえにしてやる、そうすりゃ嫌も
おうもねえ、じゃーじゃー出しくさる、水責めだっ」
「まあ、待ちなね、中坪の、」
 妙に静かな声がかかる。
 しばらく黙っていた竹内が、すこしびっこを引きながら、浪乃進の前まで歩いてきた。
「お前さんがたは、水攻めは女郎相手に得意だろうが、この座敷でおっ始めるというのも穏やか
じゃねえな、まあ待ちねえ、」



209:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:52:25 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で12(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
「俺らぁとっくに穏やかじゃねえんだよ、貸元」
 中坪は、沸騰寸前だった。
「落ち着けって、この若衆の番茶を所望したのは俺だ、水で薄めねえのが呑みてえんだよ。せっ
かくの美人の香りを薄めちまっちゃ芸がねえ。香りのたった濃いやつを賞味しようじゃねえか。
いいだしっぺは俺なんだ、俺が知恵を出すからよ」
「ったく、通ぶりやがって。ど変態が…」
 中坪はくさしたが、しぶしぶ竹内に場所をゆずった。
 
 竹内は、浪乃進の前の畳に腰を下ろすと、
「どれ」
 と、無造作に浪乃進の陰茎を手にとった。びくりと、浪乃介の腿に力が入った。
  竹内は握るでもなく、こするでもなく、茎から袋へと指を走らせる。
「溜まってはいるようだな」
と竹内。
「そんなことがどうして分かる」
 と中坪がつっかかる。
「まあ、待ちな、どら、」
 竹内は、こういうと慣れた手つきで、浪乃介の包皮を全部めくり返した。磨きたてた桜桃の
ような亀頭が現れ、見物の一同からはため息が漏れる。そして、竹内は、指で陰茎を水平に持
ち上げながら、二本の親指の腹を裏筋にあてて、くいっと尿道の口のほうへこすり上げ、小さ
な口の寸前で左右に割るように撫で上げた。
 水平状態からちょっと上向きにされた亀頭は、その微妙な親指の力加減により、裏側から押
し開かれ、小さな合わせ目だった尿道口はぽかっと丸く開いた。その瞬間、ちょろっと尿が漏れ
たが、一瞬滴っただけで、それ以上に続けては出なかった。
 
「はうっ」
 と、いう声が浪乃進の喉から出掛かり、「ぐっ」と押し殺された。浪乃進は、歯軋りして体中を
緊張させ、内からの噴出を抑えようとしていた。
 一同「ほおーっ」と、言ったまま、期待の沈黙が部屋を支配した。
 手の平にわずかに滴った浪乃進の尿を、竹内は大事そうに舌で舐めとる。
「うん、いい味だ。なるほどな。浪殿の自制の力は相当なもんだな。ちっと、甘く見たぜ」
 中坪は、無言でごくりと喉を鳴らした。



210:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:52:59 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で13(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
「三次、こより持って来な」
 竹内は、指を軽く睾丸の袋から会陰のほうへと這わせながら、細かく震わせるような動きを
加えながら、三次に命じた。
 とりあえず突発的な最初の噴射をこらえきったといえ、浪乃進は徐々に、じんじん、じんじん
と下腹部に膨れ上がる気配を感じていた。
 中腰開脚の不自然な姿勢から逃れられぬまま、浪乃進は、腰から腿にふるえが走り出すの
を止めようがなかった。首をがくっと垂れ、しかしじっとしていられず、眉をきりきりとしかめ
目をぎゅっとつぶって仰向きに顔を振り上げたり、浪乃進の苦悶は明らかだった。
「おいおい、浪殿のあの顔」
「おお、ぎゅうっと目をつぶったとこが、絵みてえに綺麗だ」
「みろよ、真っ白なおでこに、青筋立ててきたぞ」
「ああ、おお、くっ、ごご」
 浪乃進が口ごもるように声を発した。
「どうしたい、浪殿、なんか頼みでもあるのか」
 中坪が言った。
「あうっ、ご、ご不浄に、ご不浄に、お連れくださいっ」
「ふん、ご不浄にいって、せっかくの番茶を出されちまったら、俺ぁ、竹内の貸し元に顔が立たね
えんだよ」
「いえ、ご不浄にお連れくだされば、私の、私のお小水は、鉢に出して、お持ちいたす、頼む。こ
こでは、ここではさせないでくれっ」
 浪乃進は血を吐くように言った。
「ほほう、これは殊勝なことを言うじゃねえか。よほどお困りとみえるな」
 中坪は、浪乃進が折れて出てきたことでようやく落ち着いて、浪乃進を嬲り回す余裕を持っ
たらしい。子分たちは、このやりとりに手を打って笑いころげた。
「なんか、浪殿、声が裏返ってきてねえか」
「おしっこ、させないでぇっ、てか」
「あの、身を揉むような腰つきがたまらんななあ」


211:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:53:40 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で14(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 「いずれにしろ、けりをつけようぜ」
 と、静かに竹内が言った。三次が、手には和紙を細くひねったこよりを持ってそばに控えた。
 「さあ、浪殿、こんなに震えなさってお可愛そうに、力ぬきな。な」
 竹内はそう言って、今度は浪乃進の陰茎を根本からしごくようにもち、棹全体を起こしなが
ら、、じりじりとこすり上げていった。つやつやした亀頭は首をもたげた姿勢からさらに、首を
そりかえした姿勢にされ、先ほどのように裏から親指を二本あてがわれる。
「ああ、ああ、い、いや、」
 浪乃進はやはり「石になる」ことはできなかった。
「もう、もうっ、いやぁぁ!」

 「三次よ、俺がよし、と言ったら、そのこよりを、浪殿の小便の穴にぐっと差し込むんだ。いい
か」
竹内の声にも、異様な力がこもってきた。
「すぐだよ、浪殿、楽にしてやる。思いっきり泣きな。さあ、開くぞ」
 竹内の指にぐっと力がこもった。尿道口が、驚いた子供の口のように丸く開くのが、誰の目に
も見えた。
「あっ、あっ、そんなっ、ならぬ、ならぬっ、ああ、いやぁぁ!」
 浪乃進は、激しく首を振り、むなしく腰をよじった。そしてかっと目を見開いた。
「よしっ、三次今だ」
「へいっ」
 白いこよりは、浪乃進の尿道口に、するすると差し込まれた。浪乃進の全身が痛みで貫かれ、
腰は、がくがくがくと震えた。
「くぁっ、あああぁぁっ、いたぁぁぁうっ」
 この瞬間浪乃進の膀胱の堰が決壊し、奔流がまたたくまに陰茎の内部を駆け上がってきた。
「おい、鉢だっ」
 こよりがはじけ飛んだと同時に尿が噴き出した。
 ぶしゅーーーーーっ、ぶしゅーーーーっ、じゃあぁぁぁぁ、と浪乃進の尿は、ギヤマンの鉢に渦
巻いて流れた。こればかりは誤算であった。激しい放尿の噴射で、あまり深い形でない鉢で受け
止めきれず、尿は最初、盛大に跳ね返り、噴水のように部屋中に飛び散ってしまった。

「わおぁぁぁ、いやぁぁ、と、とめてぇぇ」
 浪乃進の心は崩壊した。心は石などではなかった。大粒の涙があふれ、耐え難い悲しみに自分
の嗚咽自体で息が詰まり、絶息しかけては、あらたな嗚咽と涙が襲ってくる、また衆目に晒さ
れた陰茎からは長い長い放尿が留めようもなく吹き出していた。


212:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:54:19 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で15(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 このときの座敷の大騒ぎは、ひととおりのものではなかった。
 同席していた田舎芸者どもは、悲鳴をあげて逃げ回る。
 逆に、その手の趣味のやくざ共は、天女のように美しい若衆の崩壊、放尿、慟哭の様を見逃し
てなるものかと噴水の方向へ集まった。つまり、浪乃進を取り囲んだ。
 三次はといえば、吹き飛ばされた白いこよりがぺったり額に尿で貼りつた姿で懸命にギヤマン
の鉢の角度を修正して、浪乃進を尿を納めようとしている。
 その変態たちの輪の中心で、浪乃進はまだ体を震わせて間欠的な放尿を披露していた。尿の
勢いが衰えてきても、じょじょっ、じょじょっー、たらららー、とギヤマンの鉢に垂れていく、その
音がいかにも惨めだった。
 
 やや、面目をつぶした形になったのはガマの中坪で、彼は浪乃進の放尿と慟哭を目の当たりに
した瞬間、下帯をはじき飛ばすように勃起していた醜い男根から、思わず黄色がかった粘液を
吹き出してしまった。まあ、変態共の中で一等賞の早撃ちを披露してしまった訳だ。
 
 大騒ぎも一段落がついた。
 浪乃進は、青竹から足を解かれた。哀れな天女は、よろよろと膝から崩れた。浪乃進は、身
をねじって畳に顔を伏せて横たわり、嗚咽をこらえることしかできなかった。腿を伝った自分
自身の尿がじょじょに冷えていく。腿の合わせ目からは、まだしずくを先端に留めた陰茎が、
ちょろんと首を出していたが、はだけた裾前を合わせる気力さえ残っていなかった。
 
 やはり落ち着き払っていたのは竹内の貸し元で、袖を浪乃進の尿でずいぶん濡らしながらも、
端然と座っている。そして、三次が後生大事と捧げ持っていらギヤマンの鉢に鼻を近づけて香り
を嗅ぎ。
「うん、いい茶ができてる。香りも絶品だぜ。ほれ、若衆好きの外道ども、味見してえ奴は茶碗
でも杯でも持ってきな、三次、注いでやれ」
 貸し元は、そう言って少し笑った。


213:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:55:02 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で16(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 恥知らずな男たちは、手に手に茶碗や杯をもって、三次のところに集まった。
「おっとう、ありがとよ」
「たっぷりとついでくれぇ、おお、すまねえ」
「こっちも頼むぜ、おお、これだこれだ良い色だ」
「まだ湯気がたって、おうおうこぼれる」
「こらぁ、三次、中坪の親分さんの分はどうした」
「あっ、こら、とんだ失礼を」
「親分、どうそ、この大杯にお注ぎしましょう」
 
 満たした杯が回ると、あっちでもこっちでも、ぴちゃぴちゃ、ぐびりぐびりと音がたち始める。
芸者たちから見れば、胸の悪くなるような酒宴(茶会か?)が始まった。車座になって呑む外
道共の真ん中に、堕とされて羽衣を引き破られた天女のような浪乃進が、自らの腿を尿で濡
らしたまま横たわっていた。
 ようやくに嗚咽の発作が引いたところに、
「浪殿よ、よくがんばったな。な、顔見せてくれんか、このじじいに」
 と竹内の声がかかった。
 意固地になることにもはや何の意味もなかったが、顔をあげるだけでも恥ずかしさにうち勝
たねばならなかった。畳に伏せた姿勢から、手をついて上半身を起こし、浪乃進はようやく涙
まみれの顔を起こした。顔は涙と、いくぶんかは自分の尿でも濡れていた。紅が乱れて頬に流
れ、乱れた髪が張りついている。
 そうして、座敷をぐるりと見渡した浪乃進の眼は、まだ涙の海の中に泳いでいるのか、意味
のある映像を映していないように見えた。黒目がちの美しい瞳は、ぼーっと焦点を結ばぬまま
にしばらく男たちを向けられていた。

 「えっ!」
 浪乃進が、ようやくにその座敷で行われている光景に焦点が合った時、心臓が凍るかと思っ
た。
「なんという、世界に私は堕ちたのか、この恥ずべき情景の中心に私がいるのか!」
 一人にあてがわれた分の波乃介の尿はいくらでもない、それを呑みほしてしまうのが惜しく
てたまらぬように、いじましくぴちゃぴちゃと舐め味わっているやくざたち。一時の座興と、振
る舞いつつも、この外道共の眼は笑っていない。言葉も発せず、ぴちゃぴちゃと、浪乃進の尿を
味わい、浪乃進のやつれた姿を欲望に血走った眼で見つめながら、あぐらをかいた男たちの股
間には大きく男根が膨れ上がっているのだった。
 浪乃進は震える手で、尿の跳ね返りで濡れてしまった裾前を合わせた。
 


214:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:55:36 AwYqh7vc
.紅くも屋の奥で17(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 その夜、中坪が、「今夜は、貸し元に愉しんでもらいてえ」と言って、浪乃進を竹内に譲ったの
には、一同少し驚いた。外道のやくざにも、それなりの男気というか、見栄のようなものがある。
その晩、中坪は、子分共の前でやや重みに欠ける言動に走ってしまった。中坪のような男でもそ
れで、少しふさいでいたのかもしれない。少し鷹揚なところを見せておくつもりだったのかもし
れない。
 
 浪乃進は、宴会座敷から、自室に下がる猶予を与えられなかった。
「三次が、貸し元との床入りの世話はやいてくれるからな、浪殿、もう我が儘はいわねえで貸し
元のじいさんに一晩可愛がってもらうんだぞ」
「…、ただ、わたくしこのままでは…、体を清めませんと、」
「ああ、それは貸し元のお好みだ。その体のまま行くんだ。三次が案内するからな」
 そういう中坪は、あれからだいぶ痛飲している。

 渡り廊下をいくつか通り、流水を向こうにわたって古い大きな建物にあがると、そこで三次は
広い縁にうずくまって障子に手をかけ、
「三次です、浪殿をお連れしました」
 と告げた。
「入んな」
 としわがれた声が答えた。


215:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:56:55 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で18(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 座敷には、骸骨のような竹内の貸し元がぽつんと座っていた。
「三次、すこし暑いんでな、こう風を通してくれろ」
「へいっ」
 そういって、三次が先に障子を開けて入り、奥まで行き、奥の部屋の唐紙を開けた。
 そこには、広い床がとってあり、枕元には、懐紙、塗りの角盥、何かの薬びん、などが並べられ
ていた。
 当然、その成り行きはわかっていたようなものだが、自分が身を沈めるべき褥(しとね)を、眼
にした瞬間、浪乃進は、突如足に重い石を結んだかのようにすすむことができなくなった。
「この敷居をまたげば、
  私は、…、ここで、この骸骨のような老人と私は床に入るのだ。そこで一晩、慰みものになる
のか、」
 そう思ったが「石になる」誓いをすでに踏み壊されてしまった浪乃進の心はくじけていた。
敷居際で、立ちすくんでいたが、
 「浪殿来たか、まあ入んなって」
 と、声がかかると、まるで自動人形のように、こっくりとうなずき、座敷に入った。
 奥の部屋は、薄暗かったが、手前の座敷は明るかった。老人が、酒の気もなく、ぽつねんと座っ
て煙管を銜えていた。ただ、浪乃進は老人の膝元に置かれているものを見て、どきりとした。
それは、先ほど浪乃進の尿を溜めるために使われたギヤマンの鉢だったのである。一度、水洗
いしてあるらしかったが、それをわざわざこの部屋に持ってきてあることに、浪乃進は薄気味
悪さを感じた。



216:名無しさん@ピンキー
09/08/27 16:44:55 76tJM4za
gj!
凄みのある変態という感じがいい
ぜひとも続きをお願いします

217:名無しさん@ピンキー
09/08/27 17:11:52 HotBSjo/
GJ!面白かった
しかしなんと言う生殺しww

218:名無しさん@ピンキー
09/08/27 20:51:26 85Vi0t/5
・・・・・・・・・sageようぜ・・・

219:名無しさん@ピンキー
09/08/28 02:50:57 fUMV4lY4
ド変態だな!もっとやれ!
できたら次からはメール欄にsageと書いてくれ
別に決まりはないが入れるのが普通になってるんでな、うん

220:名無しさん@ピンキー
09/08/28 21:03:03 D8DGQTaI
少年ツタヤで抜いた

221:名無しさん@ピンキー
09/08/29 03:28:55 WDw60bit
おまえらこういうスレも好きなの?

小学生のきのこって美味しいよね^^
スレリンク(kinoko板)

222:名無しさん@ピンキー
09/08/29 04:35:22 vTXXfGKy
さようなら

223:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:39:46 HBwPVet4
に、兄さん…get

224:名無しさん@ピンキー
09/08/30 22:03:18 UvgHHHRE
にぃにぃ呼んだ? get

225:名無しさん@ピンキー
09/08/31 23:23:26 0Mq1WYuG
にぃにゴリゴリしてぇっ!僕のケツマンコにぃにのおチンポでガバカバに
なるまでゴリゴリしてズボズボしてよぉ!
はひぃいいい!!ケツ穴気持ちいいよぉ!アナルセックスしゅきいいぃぃ!!
なかっ、中にじゃーめんみりゅくドピュドピュしてぇえ!!!
赤ちゃんにんひんしちゃうくらいケツ穴レイプしてえぇ!!
にぃにの精子ケツマンコに種付けして赤ちゃん孕ませてよぉぉ!!!
あひぃいい!射精ちゃう!僕の包茎おちんちんイくっ!
にぃにのぶっといチンポでアナル蹂躙されてチンポミルク射精しちゃう~~!!!!
おほおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!どぴゅどぴゅどぴゅ~~~~!
get

226:名無しさん@ピンキー
09/09/02 17:26:52 b5krklKf
抜いた

227:名無しさん@ピンキー
09/09/04 21:55:25 BSGJwiYa
過疎ってるなあ。
もうこのスレも潮時か。

228:名無しさん@ピンキー
09/09/04 21:59:16 3qg0sCR3
いいから、しゃぶれよ

229:名無しさん@ピンキー
09/09/04 23:13:29 Mf9Iohnb
だっていつ来ても荒れてるし

230:名無しさん@ピンキー
09/09/04 23:56:09 kG654eQO
どんだけ頑張って書いても十中八九叩かれるんだからな。
そりゃ職人が居着く訳ないわ

231:名無しさん@ピンキー
09/09/05 02:23:49 5JAKQ5My
呪怨のブリーフショタはこのスレ的にありなんだろうか

232:名無しさん@ピンキー
09/09/05 02:35:01 37BaQ2UZ
ほめてる人の意見は無視か

233:名無しさん@ピンキー
09/09/05 14:19:56 sBUY+sZE
自分以外が褒められてるのは無視なんだろうよ

234:名無しさん@ピンキー
09/09/05 17:46:02 A7dGiRjk
ほめるとすぐ腐女子扱いされるからな

235:名無しさん@ピンキー
09/09/05 17:49:41 YRlrBNfs
こんな空気だから投下されない

236:名無しさん@ピンキー
09/09/05 23:15:58 YD3+pMJv
トリップが来るようになってからスレが荒れるようになった
多分荒らしてるのはこいつ

237:名無しさん@ピンキー
09/09/05 23:25:31 YRlrBNfs
そうやって妄想にのって職人追い出して楽しい?
実際昔から荒れるもんは荒れてたんだよ。腐向けだ何だ、男女どっち向けだって

238:名無しさん@ピンキー
09/09/05 23:46:50 SPjq8vkj
>>231
怖いの駄目だからそんな目で見られない
一緒に見た腐女子は可愛いっつってた

239:名無しさん@ピンキー
09/09/05 23:56:13 edAUpYjj
しんぼるの予告でショタだらけの密室があったけど
おちんちんランド開園だよぅ!な気分になった自分は末期
色白天使ショタにちゅっちゅっしたいお

240:秘密の帰り道
09/09/06 00:47:33 56zanU1+
いつの間にか、こんなことをしている・・・
学校の帰り道に、いつもの裏山の秘密基地で、まだ皮を冠ったままのちんちんをくっつけている・・・

「どっちが大きいかな?」
はじめは、いつもの遊びのつもりだった・・・
可愛い女の子みたいな薫とぼくは、いつも一緒だった。
ときどき薫がエッチなことをしようとして・・・でもぼくは薫が好きだったから、
薫のなすがままに・・・初めてのキスも・・・

薫は、ぼくのちんちんと薫のちんちんをぴったり合わせて、握っている。
「薫・・・」
「なあに?」
「・・・」
「ふふん・・・ねえ・・・気持ちいいんでしょ?ねえ、気持ちいいって言って!」
薫がぼくの耳元で囁く。
春の日の穏やかな野外で、小学5年生のぼくと薫は、全裸でエッチな遊びに没頭していた。


続きは書く気になるかどうか・・・

241:名無しさん@ピンキー
09/09/06 00:54:30 1z3cd7NF
おまえら、>>240みたいな感じで
1レスで続くのか終わるのか曖昧なSSを投下するんだあああああああああ!!!

色んな奴が書くショタSSが見たいよ……
今まで書いたこと無い奴もやってみるんだあああああああ!!!

242:名無しさん@ピンキー
09/09/06 01:07:44 3UeByGso
>>241
言われてみたらやりたくなんだろうがあああああ
でも今構想練ってる長めのSSあるから纏まるまで期待しないで待ってろ!

243:秘密の帰り道(2)
09/09/06 02:42:07 56zanU1+
「・・・き・・・」
「き・・・なに?ねえ、はっきり言ってよ」
薫がぼくに頬ずりしながら言う。もう、ぼくは我慢できない。
クラスのどの女の子よりも可愛い薫がエッチなことを囁くなんて・・・
「気持ち・・・いい・・・」
そう言うと、薫は眼を輝かせて、重ね合わせたちんちんを握る力を強めた。
「…ふぅ…ぁあっ」
薫が顔を真っ赤にさせながら悶えている。もちろん、ぼくも、薫が白くて細い指でしごく
二人のちんちんの熱さに我を忘れて、ぼく自身の指を薫の指に重ねた。
「いいよぅ、一緒に、気持ちよくなろうよぅ…」
薫は、熱に浮かされたかのように言い続けた。
そして急に体を離したかと思うと、姿勢を入れ替えて、ぼくのちんちんを咥えて、
薫のちんちんをぼくの顔に押し付けた。
目の前に、薫の勃起した白いちんちんがある。
ちっちゃなときから一緒だった薫。
エッチなことは小学校の前からしていたけど、ほんとうにエッチ過ぎる格好をお互いに晒すなんて・・・
でも、薫だから、いいと思った。
だから、薫の白い、でも充血した感じの細いちんちんを、ぼくは躊躇なく咥えた。
薫がぼくのちんちんを必死にしゃぶっている。
ぼくも薫を気持ちよくさせてあげたくて、懸命にしゃぶって、舐めて、口で揉みほぐした。

どれくらいしゃぶったろう?もう、永久にしゃぶりあい続けたかった。
でも、エッチな感じは、二人同時に最高に達した。
「・・・」
口の中に、薫が出した液が流れ込んでくる。
ぼくのちんちんも、薫の口の中に、液体を流し込んだ。
精液、という言葉だけは知っていたけど、まさか一番好きな男の子の口に出す形で精通するなんて・・・
一気に力が抜けたけれど、お互いに相手の口にちんちんを突っ込んだ姿勢を動かすことは出来なくて、
ぐちゅぐちゅした口でちんちんを咥え続けた。
もちろん、いつまでもそうしていたいと思っていた。
愛おしいちんちんを惜しむように口から離し、体勢を再び入れ替えて精液
まみれの唇を合わせたぼくと薫は、唾液と精液に浸ったちんちんをくっつけるように、
腰を抱きよせた。
「薫・・・」
「ぁん」
薫の、とても男の子とは思えない表情は、ぼくがもう一度薫の股間に顔を埋めるのを誘うには充分だった。


244:名無しさん@ピンキー
09/09/06 02:47:20 8faN/yEN
東京マグニチュードの脚本家は
ショタ好きに何か恨みでもあんのか?
アニメでこんなに鬱ったの久々だ…

245:名無しさん@ピンキー
09/09/06 02:51:58 8faN/yEN
>>243
割り込んじまってたらすまん
ぬるぬるっぷりが良かったぞ

246:秘密の帰り道(3)
09/09/06 03:17:49 56zanU1+
そうしてお互いのちんちんをしゃぶって、何回も射精した。
初めての射精が、こんなに気持ちいいなんて、嬉しかった。
「ねえ、見たいな」
「なに?」
「ちんちんから、せいしが出るところ」
薫が、舌舐めずりをして言ったけど、ぼくも同じ気持ちだった。
向かい合って座って、ちんちんを握った。
「ぁぅん」
ぼくは薫と、目の前でオナニーしている。
もちろん、ちんちんの触りっこくらい、ずっとまえからしていたけど、
精液でぐちゅぐちゅの勃起したちんちんを触るのを見せ合うなんて、すごくやらしくて、いい・・・
「…ねえ・・・二人で一緒に出せたら、いい…ねっ」
薫が声を裏返らせながら言った。
「…ぅんっ・・・」
ぼくも同じ気持ちだった。
いつの間にか、見せあえるように距離があったのが、縮まってきた。
自然に、ぼくと薫は脚を大きく開いて、交差させてちんちんを密着させて両手で包んだ。
「ぁぁ…ああっ」
「あーはぅんっ」
重ね合わせたぼくのちんちんと薫のちんちんから、白いどろっとした精液が飛び出る。
止まらないっ!
「せいしが、いっしょになったねっ」
薫が嬉しそうに二人の精液を手ですくって、勃起が収まらないちんちんに塗りたくった。
ぼくも、ぼくと薫の精液を、同じように重ね合わせた二人のちんちんに塗った。
精液まみれの体を抱くキス。そして混ざった二人の精液を味わった。



247:秘密の帰り道
09/09/06 03:20:43 56zanU1+
一応(完)

>>245
どもです
ショタどうしのエッチがツボなもので・・・

248:名無しさん@ピンキー
09/09/06 07:54:16 ouQY0q1E
>>240GJ
秘密の帰り道良かった!
ちんちんおいしいです。
ショタの子供同士スレもあるよ。

249:名無しさん@ピンキー
09/09/06 14:12:23 5AMs5t3A
>>247
ぐっじょ!
女子より可愛いのにエッチをリードしてくれる薫きゅん萌え♪

ところで東京マグニチュードに何があったん?

250:249
09/09/06 14:16:35 5AMs5t3A
ググった
……鬱アニメだったんだな orz
観てなくてよかったかも……

251:名無しさん@ピンキー
09/09/07 02:30:21 so7kO8Ou
俺もググったけどこわいなこれ…
けど見てみたくなった


252:名無しさん@ピンキー
09/09/07 02:35:35 eItVNubO
いや素晴らしいショタなんだぞ、素直ショタが好きならお勧めだ
だから一層鬱なんだけどなwwまあ最終話待ちだな

253:名無しさん@ピンキー
09/09/07 19:45:08 zBqdSAJO
>>247
GJ!かわいかった!


東京マグニチュードはユウキきゅんがあんなことに
ならなければケントきゅんとでエロパロとかできたかも
しれないのに…

254:名無しさん@ピンキー
09/09/08 01:37:01 JT6hLp8H
ネタバレ注意


まだだ…悠貴君はまだそうと決まった訳じゃ…
悠貴君が未来ちゃんとしか話してなくても…
あのカルテだか〇〇届に悠貴君の名前と手術だの解剖だの書いて
あったとしても…
悠貴君がうっすらと透けていても…
12話サブタイが「お姉ちゃん、あのね」→最終話のサブタイが「悠貴へ…」でも…
俺は…俺は悠貴君を…諦めない……!

255:名無しさん@ピンキー
09/09/08 12:44:45 G2Y0JVqr
>>247
乙。また投下するんなら推敲をしっかりしろよ。
なんか全てにおいて中途半端だからな

256:名無しさん@ピンキー
09/09/09 00:21:02 MToYvEfd
>>247
GJGJGJ!!

257:名無しさん@ピンキー
09/09/09 11:00:55 RI3nrW5E
紅くも屋の続きも待ってるんだぜ…!



258:名無しさん@ピンキー
09/09/09 14:23:14 JI4/yhw1
私はトリップ忘れたさんの先輩×後輩シリーズを正座しながら心待ちにしてますね^^

259:名無しさん@ピンキー
09/09/09 15:48:45 hnzucTH4
先輩後輩以降にロクなのが無いからな
あのシリーズだけ延々とやっててくれりゃよかったのに

260:名無しさん@ピンキー
09/09/09 19:28:20 4fN4n+Y4
作者忘れたけど
ビデオレターで可愛い高校生が巨根小学生数人に掘られまくってる話みたいな

可愛い年上が性欲溢れまくりな年下にアナル犯されまくって調教されちゃった♪みたいな奴が読みたい

261:名無しさん@ピンキー
09/09/09 20:14:41 6Fbpg0dG
俺はまだせらをあきらめない…!

262:名無しさん@ピンキー
09/09/09 20:31:23 2t/PxHpp
俺は母乳ショタの再来を望む

まぁショタが読めれば何でもいいんだけど

263:名無しさん@ピンキー
09/09/09 21:08:54 JI4/yhw1
>>259
男娼きゅんの話もかなりよかったじゃまいか!

でもやっぱり私は先輩×後輩シリーズをwktkしながら待ちますね^^

264:名無しさん@ピンキー
09/09/09 21:55:12 NWSjPBvd
>>260 orz・・・さんの奴だな

個人的に、長いシリーズのヤツや、ストーリーがシッカリしてるのは読み辛いんで
orz・・・さんみたいな、ストーリーもあんまりない(←いい意味で…)、一話完結のエロ漫画みたいな方が好きだ。

265:名無しさん@ピンキー
09/09/09 21:57:38 hsUnoolK
こんなスレageるな

266:名無しさん@ピンキー
09/09/09 22:05:08 NWSjPBvd
・・・スイマセンsage忘れました・・・

ちょっとショタっ子に罵られてきます・・・

267:名無しさん@ピンキー
09/09/09 22:17:04 4fN4n+Y4
結構さ
「らめぇええええ!!」ドピュッ!ブビュルルル!
みたいな奴が好きなんだよな

しかし、自分で書こうとすると
あれも技術が必要なことがわかる
失敗するとただの頭弱い子になってエロくならない

268:名無しさん@ピンキー
09/09/09 23:50:08 au0anYYg
>>267
もういっそ某アンジェリカばりにハジけちゃえよw

269:名無しさん@ピンキー
09/09/10 08:41:14 kjMzXnC9
869 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2009/09/10(木) 01:55:38 ID:yHpSYMe8
スーッとするかは微妙だし前レスにも似たような話があったが投下。

スーパーで幼稚園か、もうちょい下くらいの兄弟らしき子どもが例の如く奇声を上げながら追いかけっこをしていた。
母親も買い物どころじゃなく、息子達を叱って静かにさせようとしているが効果なし。
突然、何故かお兄ちゃんの方がズボンを膝まで下ろして走りだした。
母親、一瞬絶句した後ですぐさま捕まえて「何やってるの!」と尻ばちーん。
「そういうことしたらガオーさんが来て連れてかれるよ!」
と、得体の知れない化物の名を使って止めさせようとするがお兄ちゃんは
「ガオーさんなんていないもーん」と効き目なし。

しかし、逃げるお兄ちゃんの前に突然パーティーグッズの馬の被り物を被った男性が登場。
馬「おちんちん出してお店を走り回ってる悪い子はおまえかあ~っ」
硬直するお兄ちゃんにゾンビみたいな動きで近づき、大げさな動きでぐわしっと両肩をつかんで
馬「そんな悪い子はこの俺様が山に連れていくぞぉ~」
お馬さん、顔近づけすぎてなんかこう、子どもの頭にかぶり付いてるようになってる。
お兄ちゃん、突然現れた化物に恐怖のあまり「いっ、おっおっ、うぇっへっ」とまともに泣き声も出ないほど嗚咽を上げ出した。
馬「走ってみんなにぶつかったら危ないだろぉ~?棚にぶつかったらお前がケガするだろぉ~?おちんちん出すのはおしっこする時だけだろ~?」
お兄ちゃん、芯から震えながらコクコクとうなずく。心なしかおちんちんと玉が縮んでいる気がする。
これおしっこ漏らすんじゃないだろうな…と、俺も周りも心配している空気だったが同じ事を馬も考えたのか「もう走り回ったらダメだぞ~?今度見つけたらお山に連れてくからなぁ~」と少し早口に言って店を出ていった。
母親は「すみません、ありがとうございます」と申し訳なさそうにペコリと馬に一礼。
お兄ちゃんはズボンを上げながら「もっもうっはしらないっからっ、おかっお母さんっ」と頑張って母親に反省の言葉を伝えていた。
弟は馬を見ないようにお母さんのお尻に顔をうずめていた。ちょっと羨ましかった。
その後は二人とも静かにお母さんに連れられて買い物してた。
馬は地元の青年団のメンバーらしく、駐車場で仲間に「怖がらせすぎだ」とダメ出しされてた。

270:名無しさん@ピンキー
09/09/10 23:06:39 IJq2t3xR
お調子者ショタがエッチの時恥ずかしがったり怯えたりするのはたまらんな

271:名無しさん@ピンキー
09/09/11 00:43:09 2R4F8zaS
挿入して本当は痛いけど我慢してるショタ

272:名無しさん@ピンキー
09/09/11 01:56:56 zjquVO9i
ユウキたんのような善良ショタが…(´;ω;`)ウッ

273:名無しさん@ピンキー
09/09/11 04:20:15 thFAES83
断片的に書いたからどこか抜けてるかもしらん
二次創作だけど原作知らんでも多分問題ない
ちなみにショタはイナズマイレブンの豪炎寺修也


誰かがついてきてる…?

街頭がパチパチと切れかかる住宅街、もうすっかり日も暮れている。
練習後に円堂達と別れた豪炎寺修也は、背後の気配に不安に身を強ばらせた。

大人っぽいと言ってもまだ中●生、焦りと恐怖に自然と足が早くなる。

早く歩けども背後の気配は段々と近づき、小走りになっていた豪炎寺の肩が掴まれた。

「ひっ…!?」

「修也くん、僕だよ」

そう言ってニッコリとしたのは近所に住む既婚のサラリーマンの男だ。
スーツに銀縁メガネをかけたエリート風の男だが、豪炎寺は前からこの男を苦手としていた。
路上で出会い挨拶するたびに、ねっとりとまとわりつくような視線と、どこか裏のありそうな笑みを向けられれば、それも無理はないだろう。

「あ…」

一時は知り合いだと安心した豪炎寺も、再び不安を感じていた。

なぜこの男は駅からの帰り道ではなく、通学路にいるんだ?

「いやぁ、何だか怯えているようだったから、僕だと知らせてあげたほうが良いかと思って。」

「あの、肩…」

未だ痛いほどの力で掴まれた肩からとにかく手を外してほしいと豪炎寺は声をあげる。

「あ、ああごめんね。」

口では謝りながらも、しかし男は肩から手を離すことはない。

鼻先がくっつくほどに男は豪炎寺の顔を凝視する。
豪炎寺のツリ目の奥の、普段は落ち着いた瞳が不安に揺れて、潤む。

「ああやっぱり可愛いねぇ、修也くん。僕はね、前から君と仲良くしたいと思っていたんだよ。」

「え、は…?い、やです…!離してくださ…」




274:名無しさん@ピンキー
09/09/11 04:24:15 thFAES83
「んっんっ…んーっ!いやだ、やめろよぉ…」

脅されたり色々あって人気のない公園に連れ込まれて身体をまさぐられる豪炎寺。

手で擦られたり先を舐められたり、パンツの中はグショグショになっている。
舐められたところは濡れて色が変わり、豪炎寺の羞恥を煽った。

「や、やだやだ、もう…で、出ちゃう…っ」

「嫌なの?嫌なのに出ちゃうの?修也くんは嫌なことされておちんちんから精子出しちゃうの?」

「ち、違うっ、だって…」

「違わないでしょ、まぁいいけど。
出させてほしいなら、僕のおちんちんなめなめしてこすこすして、白いの出させてくださいって言ってね。」

「はぁ!?や、やだ、なんでっ」

「ほら、早く。」

「やだ…」

「早くね」

待つ間もピチュピチュと男はイケない程度に豪炎寺に快感を与え続けた。
この強情っぱりを次はどうしようかと考えていたら、おずおずと豪炎寺の口が開く。

「……お、俺の、おちんちん…な、なめなめ、してっこ、こすこす、して……もう、早く出させてぇ…!」

「んー及第点かな」

「ひやぁっ、あっ、んふっんーっ!」

ピクピクと震えて豪炎寺がパンツの中に精子を吐き出す。
快感が大きかったのか豪炎寺の目はうつろになり、体はぐったりとしている。
男はすかさずパンツの裾から手を入れて豪炎寺の後ろの孔をまさぐる。

白濁がつたって湿っているそこに指先を沈めると
キュッと締まり抵抗される。そのまま指を入り口に沿ってなぞると腰が悩ましげにくねる。

「あ、何して…?やだ、そこ気持ち悪い、いやだっ」
「さっきも嫌だって言って気持ちよがってたよね?大丈夫痛くしないから」


275:名無しさん@ピンキー
09/09/11 04:25:00 thFAES83

そう言って男はパンツのスソを尻の割れ目に食い込ませると、
片足を持ち上げ正面から少年の尻のアナに口をつけて舐め始める。
どうあってもパンツは脱がしたくないらしい。

「あっあっやだ、そこぉ…気持ち悪…」

れろれろ…ぷぐちゅっ
じゅる、じゅるるっ

男は唾液をまぶしたかと思えば下品な音を立ててそれを吸い、嚥下する。
そのたびに豪炎寺は堪えられないというように震え、目をギュッとつむり顔を赤くする。

ちゅく…ちゅくちゅく
ぐっちゅぐっちゅぐっちゅ

舌先と指先が交互に豪炎寺のアナに侵入する。
固くつむっていたそこは段々とトロけ、すでに指二本をくわえこんでいた。


「やだ…もうやめて…ふぁんっ」

「我慢できない?」

コクコクと頷き解放を求める豪炎寺。
それを見て男はニタリと笑う。

「そう、我慢できないか…じゃあお言葉に甘えないとね」

何を言っているのかと怪訝そうな目で男を見る豪炎寺。
男はすでにいきり立った自分の凶悪な肉棒を取り出す。

「なに…する気だ」

この段になっても豪炎寺はまさか自分が犯されるとは

276:名無しさん@ピンキー
09/09/11 04:25:21 thFAES83
考えないらしい。
しかしある意味それも仕方ないといえる。
肛門を使い性交するなど普通はあまり考えない。
ましてや、自分のアナルに他人のモノが挿れられるなどとは。

「いやだっ何っ?やめろよ近づくな!」

「これから僕のこれを君のナカにいれるよ。大丈夫、痛くしないから。」

「な、何言って…」

「だから、もうオマンコみたいにヌレヌレになっちゃってる君のそのお尻に、
僕のをいれてセックスするよって言ってるの。」

「は…?い…いやだっ…そんな…!」

「だーいじょうぶだよ」

男は正面から少年の身体を抱え込むと、先端をアナルに触れさせる。

「いやだ…やめて…お願い…!いやだいやだいやだっ
あ、ぁあ…!?ああ!痛い!いたいいたい、やめて、あ!」

先端がメリ込む。締められた入り口が抵抗する。
少し思案するとまた男は言った。

「じゃあ、排出する方に力をいれてごらん。いれられなかったら、諦めるから。」

そう男が言うと豪炎寺は素直に力をいれる。それが、入り口を開かせるための罠だとは知らずに。

「ん、ふ、…ふぁあ!?あ、ぃやあっ!あ、あ!」

ぐちっぎちちっじゅぐぐぐぐ!

277:名無しさん@ピンキー
09/09/11 04:27:18 thFAES83
男のものが一気に半分ほど入る。
すかさず男はもう一度力をいれるように言い、ぐいぐいと少年を貫く。

ぎゅちっぐちぐちゅ

「んぐぅ…い、いたぁ…ふぅぅううんっ」

ついに根元まで埋まる。根元を締める入り口は少々キツすぎるが、
ナカは狭く熱く熱くヌメり、全方向から男の肉棒を締め付け刺激する。






とりあえずここまで残ってた
1ページずつの文字量がバラバラで、見辛くて申し訳ない。

278:名無しさん@ピンキー
09/09/11 13:13:28 hgQMgd1v
ここで終わりとはなんと生殺しな

279:名無しさん@ピンキー
09/09/11 19:24:40 W2oPXWsN
パンツ脱がせないのは俺も大好きだ

280:名無しさん@ピンキー
09/09/11 20:02:56 Mr43b34O
ユウキきゅんとケントきゅんのラブラブが書きたいんだぜ…
心が荒みきってるんだぜ…

281:名無しさん@ピンキー
09/09/12 00:07:20 YFa287jx
つまんないし妄想でもしようっと。
そう思ってノートに中二ストーリーを書き込もうとした瞬間、名前を呼ばれた。
「蘆屋君、ちょっと来なさい」
びくっとして慌てて消しゴムで書き出しを消す。
「何してるの、早く来なさい」
うわあ、怖い。
椅子から思い切り立ち上がって急いで先生の前に行く。
「な、なんですか?」
怖いと評判の先生だからいきおい言葉も小さくなった。
しかしその先生は憐みのような視線を投げかけると、廊下の方へ首をしゃくった。
顔を向けるとそこには二人の男性が立っている。
一人はみたことあるような……誰だっけ?
あっ、思い出した。
校長先生だ、名前は知らないけれど。
「こんにちは、蘆屋君」
「はい、こんにちは校長先生」
校長先生は笑顔で話しかけてきてくれて、ほっとした。
よかった、怒られるわけじゃないのか。
しかし、校長先生はそれきり黙ったままだ。
さっきの先生と同じように僕に憐みのような視線を投げかけている。
なんなんだ?
「ふむ。これはいいですね」
突然、もう一人の男性が口を開いた。
「その……やはりこの子が?」
今度は校長先生がしゃべった。
「ええ、この子なら十分です。大臣も喜ぶでしょう」
「しかしどうにかなりませんか?この子はまだ幼いですし……」
「ほう?あなたは国のことより一個人の意志が重要だと?」
「いやその……」
なにをいってるんだろう。わかりやすく説明してほしいな。
でも怖いから黙っていよう。
「ならばよろしいですね?」
「は……はい」
校長先生はポケットからハンカチを取り出して汗を拭いた。
もう一人の男性は手提げ鞄から書類とペンを取り出すとサラサラと何かを書いた。
そしてそれを校長先生に渡すとこう言った。
「それではここにサインしてください。」
校長先生はまだ汗を拭いている。
「大丈夫ですよ。あなたに非難など来ません」
トントン、と人差し指でサインする場所を叩くと、男性は高笑いした。
校長先生が僕を見たのがわかった。
僕と視線が合う前にとっさに目をそらし、すばやくサインした。
「自分の手で渡してくださいね。そういう決まりなので」
男性がそういうと、校長先生は僕の顔を見ずに書類を渡すと、
「これを親御さんに渡してね。今日はもう帰りなさい」
と言って男性と一緒にどこかへ行ってしまった。
なんだろう?
よくわからないけど今日はもう帰ってもいいんだ。
教室に戻ると、みんなの視線を浴びた。
先生は僕が持っている書類を見るとみんなに僕へさよならを言いなさいと言う。
僕と友達はなんだかおかしな気がしたけれど「また明日ね」と挨拶を交わした。
僕は家に帰った。


282:名無しさん@ピンキー
09/09/12 03:18:05 agOwWMRt
生殺し続いたな
パンツ下ろしっぱなしじゃねえか…
次の投下ですっきり上げさせてくれよな!待ってるぞ!

283:名無しさん@ピンキー
09/09/12 18:38:48 NaqzCaKa
トリ忘れさんの小説まだー?

284:名無しさん@ピンキー
09/09/12 20:07:18 +v4LoYPS
抜けるアホエロ目指して見事玉砕、立派な最期であった。
>>273の続きです。

「あ…ぁあ…!?」

絶望したように目を見開き、苦しげに断続的に息を吐く豪炎寺。

男は、今すぐにも激しく突いてしまいたいのを我慢する。
我慢すればするだけ、少年が激しく乱れるだろうとわかっているからだ。

ゆるゆると少し動かしたり、乳首をいじったりとしている間に、ただ痛がっているだけのようだった豪炎寺の体には、確実に変化が現れていた。
押し潰され続けた前立腺が、少年に初めてのナカの快感を与えていた。

「ぃあ…ぅん…?な、なんだこ、れ…」

豪炎寺は腰をくねらせ何事かと男を見る。男はニヤーと笑うと、腰をグラインドさせた。

「ぁひぁぁあんっ…え、なにっ?いやぁ…ぁあっあひっ」

「すごい…すごいよ、修也くん。ナカがビクンビクンして、熱くてキューッと締め付けられるよ…おじさんのおちんちんが美味しいんだね」

「はぁ!?そんなわけ…んはぁっあっあっ、ぁあんっ」

ぐちゅっぐちゅ…じゅごおっ

反論しようと口を開かせては、男は豪炎寺を突き上げる。

「はぁ…ぁへぇ…」

挿れられっぱなしでだんだんと昇りつめてきた豪炎寺も、焦らしていた男ももう限界が近かった。


285:名無しさん@ピンキー
09/09/12 20:08:12 +v4LoYPS
ぐじゅっじゅごっじゅごっじゅご
「んぁっあーっあひっぅんあぁっ」

ごじゅごじゅごじゅじゅぐじゅごっっ!!
「はひぃっひぁあ!やぁっあぁっ!!」

ズボォッゴジュッズボッゴジュッズボッゴジュッ
「ひぃっあー!あっ、あぁー!っっあ゙ぁー!!」

長いストロークや短いストローク、カリでのピンポイントでの前立腺責めなどを織り交ぜ男は豪炎寺を追い詰める。

トロントロンに溶けきった孔は、一度すべてを抜き、先端から根元まで勢い良く一気にブチ込むことだって可能である。

ジュボゴォッ…ジュボォオオオンッ!!
「イァアアアアアッ!」

ジュボゴォッ…「い、いや、それやめ、やめてっ、」
ジュボボボボォッ「い、いやぁぁあああっ、い、いっいっちゃあああああっっ」

ゴジュゴシュグジュグジュズゴォッ
「アヒィイイいやぁああっ」

「お、オジサンももうイッちゃうよ、修也くん。修也くんのオシリマンコに出してあげるねっあっ出るよ出るよ出るよ!!」

ジュゴオオッ…ジュボオオンッッ!!
「イヤァア出さないで出さないで、イヤだっいやぁっイャァアアアアアアッ!」
ドビュルルッドピュッ



286:名無しさん@ピンキー
09/09/12 20:08:30 DfulMzST
なんか自演が目立つなw

287:名無しさん@ピンキー
09/09/12 20:08:59 +v4LoYPS
「また、よろしくね。」

そう言うと男は、後始末もしないままに豪炎寺を置いて去った。

悔しくて泣きながら、散らばった衣服をかき集める豪炎寺は、また新たに怪しげな影が背後から忍び寄っていることに、まだ気づいてはいなかった。




ひとまず終わります。中途半田に分割して投下してすみませんでした。

288:名無しさん@ピンキー
09/09/13 02:07:59 81fsHSCH
トリ忘れさんの小説まだー?

289:名無しさん@ピンキー
09/09/13 11:59:49 4AWyaT2y
豪炎寺って主役キャラだっけ
ショタアニメとか言われてるからチラッと見たが声的に許せるのが主役だけだった

290:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:37:05 K3YiQApa
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皆さんこんにちは。
ナオタです。
いつも僕のサイトを見てくれてありがとうございます。

普段は僕の女装画像や
アナニーしてる動画をアップしてるんですけど
メッセージで僕の事をもっと知りたいという感想を送ってくれた方が居るので
思い切ってブログを始めてみることにしました。

でも正直ブログといっても
何から書いたら良いのか解らないので
まずは僕の初体験の事を書かせていただきます。
一度に書くと長くなっちゃうので、何回か分けてのアップになると思います。
ゆっくりお付き合いいただけたら嬉しいです♪
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291:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:38:40 K3YiQApa
僕が初めてのセックスをしたのは
今から2年前。まだS学生だった時の事です。

当時から既に女の子の格好をして一人でエッチな事をするのを覚えていた僕は、
今は無くなってしまいましたが、
その頃に盛り上がっていた某所の女装えっちコミュがきっかけで
トーマ君という男の子と知り合いました。
彼は僕と年齢も住んでる場所も近かったので
何度かメールやメッセでやり取りしたあと、すぐに打ち解けて
オフで会ってお話したり買物に行ったりする仲になりました。

T駅の駅ビル前で、初めてトーマ君に会った時は凄くびっくりしたのを覚えています。
黒目がちな綺麗な瞳にまつ毛が長く、
髪の毛はサラサラしてて肩に触れるくらいまで伸ばしてました。
クラスで一番人気の可愛い女子にも負けないくらい
本当に”女の子みたいな美少年”でした。

292:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:39:17 K3YiQApa
彼は僕との待ち合わせの場所にもワンピース姿でやって来たので
知らない人から見たら、僕達二人はS学生のカップルに見えたかもしれません。
僕の親は、髪を長く伸ばす事を許してくれませんでしたし、
僕は家族が家を留守にしてる間や、
夜に寝静まった後に自分の部屋でこっそりと女装をした事しかありませんでした。

トーマ君は僕を見てにっこり微笑むと
「ナオタ君みたいな可愛い子と友達になれて嬉しい」と言ってくれましたが
人前で堂々と女の子として振る舞えるほど綺麗なトーマ君の姿を見ると
僕は正直チクチクと劣等感を感じました。
昔は僕も親戚のおじさんおばさんから「女の子みたいに可愛いね」なんてよく言われてましたが
流石にその頃にはめっきりそんな事も言われなくなってました…。

トーマ君と何回かオフで遊んだり話したりするうちに
大人の世界のことや、エッチの知識のことも彼から沢山教わりました。
当時の僕も年齢の割には相当エッチなS学生だったと思うのですが
(その頃からアナニー大好きでしたし(笑))
彼は僕より一つ年上という事を差し引いても僕よりずっと進んでました。
それとトーマ君と知り合えて地味に助かったのは、彼に頼めば
女の子の服や下着やアクセサリーが苦労せず簡単に買えるようになったことでした。

293:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:39:58 K3YiQApa
彼と出会って数ヶ月が過ぎ、
夏休みが近付いたある日、トーマ君から
メールで「海に行かない?」と誘いが来ました。

僕はその意味を、ただ海水浴に行くのだとしか受け取ってませんでしたが
その後に「ナオタ君S学生最後の夏でしょ?エッチな思い出を作らない?」と
文面が続いていて、僕はドキッとしました。

その頃の僕は、トーマ君から教わったアダルトサイト等を見ながら
アナルオナニーに耽ることはあっても
実際にエッチな経験をした事は全く無かったので
そのメールの内容を何度も何度も読み返して頭の中で整理していくうちに
心臓がバクバクと跳ねるように鳴り始めました。

ずっとドキドキし続けたままベッドで寝付けずに考え続けた僕が
ようやくオッケーの返信を出せたのは、その日の深夜になってからでした…。

294:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:40:45 K3YiQApa
その日、僕とトーマ君がK県の海水浴場に着いた時には
既に正午をだいぶ過ぎてました。

本当は、お昼前には着く予定だったのですが、
慣れない電車やバスの乗り継ぎの連続で、思いのほか時間がかかってしまったのです。
それでも季節は夏真っ盛りなので、日が傾くまで遊ぶ時間はたっぷり残ってます。

トーマ君が僕のために用意した水着は
一見すると競泳用の様な黒を基調とした小ぶりな物ですが、
お尻を覆い隠す部分が極端に少なく、
Tバックのようにヒップの谷間に食い込んできます。

こんな水着を着て人前に出るのは僕も初めてだったので、
物凄く恥ずかしかったのですが、
トーマ君の水着はもっとずっと過激なものでした。
チンチンを包むようにくるんだ僅かな布地を残した他は
ほとんど紐で繋がっているだけのような、
それこそ、お尻どころかアナルまで見えてしまいそうな代物で、
彼はその上から申し訳程度にメッシュのパレオを巻いてました。

遠目に見るとまるでトップレスの女の子の様ですが、
スケスケのパレオ越しや、その隙間から覗く股間のぷっくりとした
ふくらみの存在感は、確かにトーマ君が男の子であることを
強調していて、物凄くいやらしいです。
僕は自分の物とそれを見比べて、彼のチンチンが僕のよりだいぶ大きい事に気付きました。
僕なんかよりずっと女の子らしいルックスのトーマ君なのに、
そんなところだけ僕より”男の子”なのは何だかとても不思議な気がしました。

295:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:41:21 K3YiQApa
更にトーマ君は両乳首にピアスまで付けていました。
僕は驚いて「それ、穴を開けたの?」と聞きました。
「これ?ふふ…バネを使った偽者なんだ」と僕の前で外して見せてくれました。
「こうして乳首に付けてれば僕のココが”開発済み”だって一目瞭然でしょ?」と
トーマ君は僕に平然と答えました。
そして「男の子でも乳首の感度を上げれば、”そこ”だけでイケるようになるんだよ」
と教えてくれました。

僕達二人が水着に着替え、ビーチサンダルを履いて砂浜に出ると
周囲の男の人達の視線が一斉に集まります。

そこかしこで隣の人を肘で小突いたり、耳打ちする姿が視界の端に映ります。
「おい、あれ見ろよ」とか「へへ、たまんねえな…」といった
ヒソヒソ声も聞こえてきました。
「あれ女の子…?男の子だよな?まだS学生じゃねえの?…スゲエな」
「あんだけ可愛ければ何も問題ないよな…」
「あー…クソ…犯してえ」

ゾクッとしました。
男の人から発せられた「犯す」というフレーズが僕の耳まで微かに届いた時
僕のチンチンが敏感に反応してピンッと硬くなって行くのが解りました。
隣を歩いてるトーマ君にばれてしまっては恥ずかしいと思い、
僕はさりげなく手を下腹部に回し、腰を引いて誤魔化しながら歩きました。
幸い、彼には気付かれなかったように思えました。

296:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:42:04 K3YiQApa
男の人からいやらしい目で見られたり、エッチな言葉で噂話をされるのは
思いのほか嫌な気持ちはしませんでした。
むしろ、僕が男の人からそういう目で見られている、
男の人のいやらしい欲望を僕が刺激している、という実感が
嬉しくもあり、不思議と誇らしくも感じました。

この海水浴場は若い男女が出会う場所として有名で
知り合ったカップルがすぐに行為に雪崩れ込めるように、近くにはラブホテル街もあります。

浜辺の中には「迷惑行為の声かけを禁じます」といった
注意書きの看板もあったりしますが、実際には
あちこちにナンパ目的で来たと思える男性グループが
品定めをするように周囲を見渡し、積極的に声を掛けてるのが解ります。

当然(?)というか、僕等二人も次々と男の人達から果敢なアタックを受けました。
彼等はとても初めて会った人とは思えない気さくさで…悪く言ってしまえば馴れ馴れしさで
「何処から来たの?」「今日は二人だけ?」などと次々に質問を浴びせてきます。

僕はナンパされる経験なんて初めてだったので
ただうろたえるだけでしたが、トーマ君は場慣れしているらしく
何も出来ない僕を横目に、上手にあしらってくれました。
そして、そういった人達は、こちらに全く脈が無いのだと悟らせれば
案外あっさり引いてくれるケースが多いと言う事もだんだん解ってきました。
それでもトーマ君は時折ナンパされてる途中で
パレオをはだけて股間を強調し、上目遣いで
「ねえ、お兄さんたち…解ってると思うけど僕たち男の子なんだよ?…いいの?」
と質問してナンパしてきた人達の反応を愉しんでいました。

297:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:42:28 K3YiQApa
そんなトーマ君の行動を見ているうちに影響されたのか
だんだん僕も男の人達の視線を意識して
大胆に振る舞うようになってきました。

ビーチバレーで足元に落ちたボールを
わざと膝を屈めずに、お尻を突き出すように拾ったり、
サンオイルを塗ってもらう時に、ピンと伸ばした両脚を大きく開いて
水着の食い込んだお尻やチンチンの膨らみがよく見えるようにしたり、
溶けたアイスを胸元に垂らして、
それを指先ですくい取って、いやらしく舐めて見せたり…
その度に、僕等を遠巻きに眺めている男の人達の間に
声にならない反応がさざ波の様に広がっていくのが
手に取るように解りました。

そんな僕の変化を見てトーマ君はくすくすと笑い
「楽しんでるね、ナオタ君」と言いました。
「だって、男の人が興奮してくれるの…嬉しいんだもん」

298:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:43:19 K3YiQApa
僕たちが、そろそろ帰ろうかと思い始めた頃、
新たに二人の男の人が声を掛けてきました。

てっきり僕はまたナンパかな、と思いましたが、
トーマ君との間で交わされる親しげな会話から、
どうやら様子が違う事が解りました。
どちらもトーマ君の知り合いの人でした。

二人組のうち、一人は凄く背が高く
よく日焼けした肌に筋肉質の身体の大きな人で
この浜辺でライフセーバーをしてる人だそうです。
もう一人は、大学生くらいの年齢で
こちらは線が細く優しそうなお兄さんでした。

そしてトーマ君は僕の方を向いて悪戯っぽく微笑むと
「ねえ、どっちのお兄さんに送ってもらいたい?」と聞いてきました。
僕はここに来る時と同じように、
帰りもトーマ君と一緒に電車で…とばかり思っていたので
それは意外な提案でした。

分乗しなくても二人で同じ車に乗って帰ればいいような気もしましたが
どうやら、それも違うようです。
僕は何となくトーマ君の意図が汲み取れた気がしました。
「今日はナオタ君のためのイベントだから…ナオタ君から先に選んで」
トーマ君は僕にそう耳打ちします。

ドキドキしながら、僕はどうしようかと迷いましたが
考えた末に大学生風のお兄さんに送ってもらうことにしました…。

299:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:44:03 K3YiQApa
トーマ君とはそこで手を振って別れ、お兄さんの運転する車に乗り込むと、
完全に二人きりになりました。
会話の糸口が見つからないので、僕は暫くただ黙っていました。
普段、あまり乗る事の無い車の助手席から見た道路が流れる光景は
新鮮だった事を覚えています。

浜辺で会った時は緊張して良く顔を見てませんでしたが、
運転している横顔をそっと覗き込むと結構格好いい人だな、と思いました。
案外、この車も普段は恋人を送り迎えするのに使っているのかもしれません。

名前を尋ねると彼は白い歯を見せてヨシヒロと名乗りました。
そしてやっぱり僕が想像したとおり、ヨシヒロさんは大学に通う人でした。
正確には大学院生だったのですが、その時の僕には
学士とか修士といった彼の説明についてよく解らなかったので
何となく大学生なんだ、と理解しました。

「トーマ君とは友達なのかい?」と質問されたので
僕は黙って頷きました。
でもすぐに前を見て運転してる彼には伝わらないと気付き、
慌ててハイと口で答え直しました。

続けて「彼と仲良くしてあげてね」と言われ
僕はもう一度ハイと言いました。

300:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:44:35 K3YiQApa
(そう言えば…)
帰る方向が同じなのに、トーマ君達の車を見ない事に気付きました。
僕が何気なくその事を聞くと
「ああ、彼等はホテルに行ったんだよ」とクスリと笑って答えました。
「ホテル…」
「ラブホテルだよ」
十分想像していたはずの事を、
ヨシヒロさんの口から明確に裏付けられ、僕はドキドキしました。
(そうか…やっぱりトーマ君はあの人とこれからセックスするんだ…)
少女の様に可憐な彼の肉体に
あの大きな男の人の浅黒くて逞しい身体がのしかかって
繋がる姿を考えて僕の動悸は一層激しくなりました。

(セックス…トーマ君がセックス…お尻の穴で男の人とセックス…)
チンチンが痛いほど勃起して
履いてるハーフパンツの前をぐいぐいと押し上げます。
アナルの奥がきゅーんと切なくなったかと思うと
じゅわっとお尻全体に熱が広がっていきました。
ついさっきまで普通に会話をしていた同年代の友人が
大人の男性と性行為をする…その生々しさを想像すると
僕の頭の中は理性の処理が追いつかず、
ドロドロと溶けた淫靡な衝動だけが渦巻いていきました。

トーマ君の可憐なアナルに…あの男の人の黒々と勃起した巨大なペニスが突き立てられ…
激しく出し入れされ…トーマ君が喘ぎ泣く…そんな光景が頭の中でぐるぐると駆け巡りました。
その時の僕の興奮してる様は、傍目にはもう隠しきれないほど
表に出ていたのだと思います。

301:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:45:01 K3YiQApa
信号待ちで車が止まると、
運転席のヨシヒロさんと目が合いました。
息は荒く、心臓は爆発しそうなほどドキドキ鳴っていて、
口の中はカラカラでした。

ヨシヒロさんは耳まで真っ赤に染まった僕の顔と
膨らんだ股間に交互に目をやると、僕の手にそっと左手を添えて
「ナオタ君は賢い子だね…想像だけでそこまで興奮しちゃうんだね」
と全てを見透かしたかのように言いました。
(賢い…)
エッチな、と言わずにそう表現したのは彼なりの配慮だったのかもしれません。
僕は何かを言おうとしましたが、
口はただ激しく呼吸を繰り返すだけで、意味のある言葉を紡ぐ事はできませんでした。

「このまま真っ直ぐ帰る?…それとも…」
信号はまだ赤のままでした。
「…僕たちも、ホテルへ行こうか?」
ヨシヒロさんは優しく僕に尋ねました。
僕はゆっくりと頷きました。

ヨシヒロさんの左手がスルスルと滑るように僕の股間へ落ちていき
ハーフパンツを押し上げているチンチンを優しく包むように撫で回しました
顔を寄せて僕の耳元で
「ナオタの初めて…奪ってあげる…本当の女の子に、してあげるよ」
とボソッと呟きました。
僕は興奮のあまり、危うくそれだけで射精しそうになりました。

ヨシヒロさんが左折のウィンカーを出すと
信号が青になり、車の列が再び動き始めました…。

302:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:45:26 K3YiQApa
部屋に着くまでの時間も待ちきれず、
エレベーターの中で既に僕とヨシヒトさんはディープキスをしてました。
身長差があるので僕は一生懸命背伸びをし、
ヨシヒロさんは身を屈めて、お互いの唇を密着させ、舌を絡めあって、
唾液を啜り合い、貪るようなキスをしました。
ジュプッ ジュプッ と粘液が交じり合う水音が狭い密室内に響きます。
激しいキスをしながらヨシヒロさんの片方の手は
僕の固くなったチンチンの形を確かめるようにズボンの上から撫で回し、
もう一方の手はお尻の谷間に回され、指先でアナルの辺りを
探るように擦っていました。

その時は頭の中が真っ白だったので考えが至らず
後で気付いたのですが、これが僕のファーストキスでした。
よく恋愛小説に出てくる小鳥がくちばしを突っつき合うような…等といった
初々しくもロマンチックなキスとは程遠い、性交渉の前戯としての
いやらしいキスが僕の最初のキスでした。

ラブホテルと言う場所に初めて入った僕は
僕自身がS学生であると言う事と、男同士という事で
入り口で止められたりしないのか不安でしたが、
ヨシヒロさんがフロントの人と二言三言、何か言葉を交わしただけで
何事もなく中へ入る事が出来ました。

エレベーターが目的の階に到着した後も、
ヨシヒロさんは僕の腰に腕を回し、お尻から手を離さないまま
廊下を歩いていき僕を部屋の中へと連れ込みました。

303:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:46:11 K3YiQApa
僕は何となくラブホテルと言うのはもっと薄暗い場所を想像していたのですが、
意外にも内装はとても綺麗で、僕等の部屋も広くて清潔な印象でした。

部屋の中に入った僕はあっという間に全部の服を脱がされてしまいました。
シャワーはさっき浜辺で浴びてきたばかりだからいい、
というのが二人の共通の意見でしたが、
本音を言えば一秒でも早くお互いの身体を貪りたい、
セックスをしたい、という狂騒に駆られていたのかもしれません。

全裸になった僕とヨシヒロさんがベッドの上で膝立ちになって向き合うと
当然ながらその体格差は歴然としたものでした。
そして二人の身体の中で一番の差異は、
お互いの股間にあるペニスでした。
天井を見上げるように殆ど垂直では無いかと思うほどの角度で
反りかえったヨシヒロさんのペニスはビクビクと脈打っていて、
長さも太さも、ピョコンと慎ましやかに存在を主張するだけの
僕のオチンチンの何倍もありました。
長さだけでも何倍も大きいペニスですから、
当然、体積で計算すれば更に数倍の開きがあります。

普段僕がアナルオナニーに使っている玩具と比べれば
そこまで大きさに差は無いはずなのですが、
実際に目の前で見る、その質量の肉塊は圧倒的な存在感を放ってました。

304:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:46:39 K3YiQApa
「こっちへおいで…」とヨシヒロさんが腕を取り、
抱えるように優しく僕を引き寄せると、二人の股間が密着しました。
ヨシヒロさんのペニスに流れ込む血流の脈動が、僕のチンチンにも伝わってきます。
僕の目はすっかりヨシヒロさんの勃起した男性器に釘付けでした。

ヨシヒロさんは屹立したそれを僕の手に触らせると
「とても大きいでしょ?これからナオタをお尻の穴に入って
ナオタを女の子にしちゃうんだよ…
これが勃起した大人の男の人のチンポだよ」と言いました

「ほら…チンポって口に出して言ってごらん」
ヨシヒロさんはそんな風に、僕にいやらしい言葉を教え込もうと促します。
「ち…チンポ…男のチンポ…大人の勃起チンポ…」
言われた通り素直に復唱すると、ヨシヒロさんは満足そうに笑い
僕の頬にチュッと口付けをしました。
「ふふ…思った通りだ、やっぱりナオタは素質があるね」
何の素質かは聞きませんでした。
でもそんな風に遠回しに辱められて
僕のチンチンは一層固くなりました。

305:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:47:06 K3YiQApa
彼のものと比べるととても小さな僕のチンチンを
ヨシヒロさんは二本の指先でキュッとつまむと
「そしてこれがオチンチン、これから女の子にされちゃうナオタの
可愛い可愛いメスのオチンチン…」
「はい…オチンチンです…僕のオチンチンは…メ、メスのオチンチン…
ヨシヒロさんのは…逞しいチンポ…男のチンポ…」
まるで催眠にかけられたように
僕の口から自然にいやらしい言葉が出て行きます。

「どうして僕のチンポがこんなに勃起してるか解るかい?」
「え…?」
突然の質問にも僕は頭が回らず、呆けて何も答えられませんでした。
「それはね…ナオタがとってもいやらしい”女の子”だからだよ
ナオタを犯したい、犯したい、お尻の穴に挿れたいって思っているから…
僕の男の本能を刺激したからこんなに熱く、硬くなっているんだ。
ナオタが価値ある素晴らしい”メス”だからなんだよ…」
お尻の肉を両手でこねまわしながら、彼はそんなことを囁きました。

ヨシヒロさんが僕のオチンチンを口に含み、
口中でゆっくりと僕の包皮が剥かれていきます。
「あ…あ…あ…」
ペニスを包む皮だけでなく
まるで今まで僕の心を覆っていた男の子としての自我が
剥かれていき、その下に秘められた僕の女の子…とてもいやらしい女の子としての
本性が暴かれていくような気分になりました。

306:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:47:31 K3YiQApa
ちゅぷうううーーーーーーっ
「あぁ…あ……あんっ!」
包皮が全て剥かれてしまうと、僕はとうとう女の子の様な嬌声を発してしまいました。
途端にチロチロチロッとヨシヒロさんの舌が
露出した敏感なオチンチンの亀頭部分を往復して刺激してきました。
「あぁっ!あんっ!あああっ!いいっ!気持ちいいっ!」
一度堰が切れてしまえばあとは脆い物でした。
「ああ…はあああっ!いいっ!オチンチン気持ちいいのっ!」

普段オナニーに耽る自分の部屋と違い、
ラブホテルと言う誰に遠慮する事もなく、思い切り声を出せる環境であったことも
手伝ったのでしょう。僕は迫り来る快感に対して
はしたない声を出す事に、少しの躊躇もなくなってしまいました。
「いいいっ!いいですっ!ヨシヒロさんっ!オチンチンピリピリしちゃうぅっ!」

307:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:48:12 K3YiQApa
長い長い前戯の時間が続きました。
僕の身体で、ヨシヒロさんの唾液が付着して無い部分は
無いのではないかと思うほど、全身を舐めまわされ、
乳首を、オチンチンを、そして何より彼に奉げるべきお尻の穴といった
敏感な部位は念入りに、ゆったりと時間をかけて指と舌を用いて刺激されました。

僕にはその間が1時間にも2時間にも感じられましたが、
ひょっとしたら30分程度だったのかもしれません。
それでも、そうして絡み合う二人の身体が
体液で一つに繋がってしまったのではないかと思うほど
快感でトロトロに溶かされながらも、
僕はまだ一度もイク事が許されずにいました。

僕は経験上、リラックスして、ゆっくり時間をかけてほぐせば
お尻の穴はかなり大きなサイズの物でも入る事を…
また、既にヨシヒロさんの念入りな愛撫で
僕のアナルは彼のペニスを受け入れる準備が完了している事は解っていました。

それでも彼は一向に僕の中に入って来ようとはしません。

生殺しの官能に溺れながら、僕はヨシヒロさんに必死にしがみつき
「ヨシヒロさんのチンポを下さい」「お尻の穴に挿れて下さい」と
泣きながら何度も懇願しました。

308:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:48:47 K3YiQApa
ヨシヒロさんはこれ以上は僕の限界が近いと思ったのか、ようやく愛撫を止めてくれました。
そしてとても満足そうな笑みを浮かべ
「ナオタは底が知れないね…本当にいやらしい子だ」と呟きました。

ベッドの上に横たわる僕をまたぐ様にヨシヒロさんが立ち上がると、
僕の顔の真上に、天井の照明に照らされた
ヨシヒロさんのペニスのシルエットが浮かび上がりました。
僕にはそれがとても神々しい物に思えて、再び涙が出てきました。

「お尻を上げて」
ヨシヒロさんがそう言った気がしました。
口には出していませんが彼の目が僕にそう語りかけたのです。
僕は仰向けのまま両手で膝の裏を持つと、大きく抱え上げて
彼の挿入を待ち受ける体勢を作りました。

「ぼ・・・僕は…ヨシヒロさんに処女を奉げられて幸せです…」
今日会ったばかりの男性に向かって僕は
蕩け切ったお尻の穴を晒し出しながらそう言いました。

彼のペニスの照準が僕の肛門に合わせられると
そのまま先端がアナルのリングに押し付けられました。
僕は瞬きもせず自分が変わってしまうその瞬間を見届けようと
目を見開いてました。

309:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:49:12 K3YiQApa
「可哀想なナオタ…苦しかったろう…いま、終らせてあげるよ…」
ズヌッ…ズプチュゥウウウウウウウウウウウウウーーーーーッ!!

彼の強大なオスの象徴が
僕の中へと肉を掻き分けて押し込まれました。
凄まじいまでの被支配感、
彼のモノにされたという実感、
男のペニスを体内に受け入れたという烙印、
自分の肉体が女の子として扱われたという充足感、
僕に処刑を執行してくれた逞しいオスチンポはすぐに肛内に全て収まりました。

「これで女の子になれたね…ナオタ……君は僕のオンナだ」
念願の挿入から一拍遅れ、ヨシヒロさんが僕にそう告げた瞬間、
僕の頭の中で快楽のスパークが開始されました。

「はぁん…んッはああああああああああーーーーーッ!」

僕は歓喜の絶叫をあげながら射精していました。
それまで何度アナルオナニーしていても
一度も到達できなかった、アナルでの射精でした。

310:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:50:09 K3YiQApa
僕は噴水を吹き上げるように精液を飛ばし続けました。
もちろん、その頃の僕の精巣には
そんな大量の精液を生み出す能力はまだ備わってないので
それはそんな気がしただけ…つまりは錯覚なのですが、
かつて経験した事のない絶頂感と多幸感に、
僕の全身は焼き尽くされていた事は確かでした。

僕の股間の小さく未熟なメスオチンチンが
プルンプルンとバウンドしながら精液を撒き散らし、
その向こうには僕の肛門から大樹が生えたように
屹立する巨大な大人のチンポ。
僕が自分が女の子にされてしまったその光景を
一生記憶しているでしょう…。

「最高だよナオタ…流石はS学生の肛門だ…」
「可愛いよ…君は最高の女の子だよナオタ…」
「ほら、見えるかい?ナオタのアナルに
女性を犯すのと全く同じようにチンポが出たり入ったりしてるんだよ…」
「ナオタのアナルはいまオマンコとして使われているんだよ…」
ヨシヒロさんがセックスの最中にそんな言葉を僕に掛けるたびに
僕は返事の代わりに、彼の唇に吸い付き、舌を絡めました。
それが快感で言葉が回らなくなってしまったその時の僕の
精一杯の愛の表現でした。

311:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:52:05 K3YiQApa
「ああああ…出すよっ!ナオタっ!!
射精するっ!射精するっ!出る出る出る出る!
男子S学生の肛門に精液種付けするぅっ!!!
お…おおおおおおおおおおおおっーーーーーー!」

ビュルルルルルルッ! ビュルッ!ビュクンッ!ビュクゥッーーーーー!

絶頂直前に、ひときわ大きく膨張した
ヨシヒロさんのチンポが僕のお尻の中で弾け、
隙間なく大量の白濁液を注ぎ始めました。
果てしなく続くかと思われた精液の流し込みが終了し、
別れを名残惜しむように濃い糸を引きながら
ペニスがアナルから引き抜かれました。

回数にすれば、たった一度の性交でしたが、
精も根も尽き果てた僕は、肛門から
熱い蜜が流れ出ていくのを感じながら
ただ横たわることしか出来ませんでした。

行為を終えたヨシヒロさんは、
「凄く可愛かったよ、ナオタ…」と言い
僕の全身をタオルで拭って清め、
優しく撫で回した後に、唇にキスをしてくれました。

そして携帯で何処かに電話を掛けた後に、
僕の体力が戻るまでずっと添い寝をしてくれました…。

312:ナオタブログ 【初体験編】 ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:52:58 K3YiQApa
/////////////////////////////////////
以上が僕の初体験談です。
その後もヨシヒロさんとはトーマ君を通じて
何度か会い、激しいエッチをしましたが
この時ほど凄い経験は出来ませんでしたし、
本当の意味で僕が彼の彼女になる事も出来ませんでした。
ヨシヒロさんは今は婚約者が居るらしく、
もう一年くらい会っていません。

長々とお付き合い頂きありがとうございました。
トーマ君とのお話や、
別の人との体験談もそのうち書くかもしれませんので
よろしくお願いします☆
/////////////////////////////////////

313: ◆eelH9hLLuk
09/09/13 14:54:12 K3YiQApa
終ります
一気に書いたので疲れました…

314:名無しさん@ピンキー
09/09/13 15:11:38 kAYS02lM
リアルタイムktkr
大変ようござんした
次はトーマくんのおはなしも読んでみとうございます

315:名無しさん@ピンキー
09/09/13 17:00:11 9mXN7BFs
これは大漁
時間あるときに読むぜえええ!!

316:名無しさん@ピンキー
09/09/13 17:10:18 UqAG1/QL
>>313gj
こういうの好き

317:名無しさん@ピンキー
09/09/13 21:05:45 kUVg8IkF
やべー、すげーいいわこれ。
ショタがエロくて淫乱で可愛いです。GJGJ!

318:名無しさん@ピンキー
09/09/13 21:30:49 poflW8vv
お母さんの顔が青ざめていった。
人間ってほんとに顔が青くなるんだ、すごい。
「……」
目をぱちぱち、口をぱくぱく。
お母さん面白いな。
でも手が震えていたので、僕も心配になった。
「お母さん大丈夫?何が書いてあったの?」
尋ねてもお母さんは何も言ってくれない。
目を書類に落とし、ただひたすらそれを読んでいる。
「ねーねー、お母さんきいてるの?お菓子食べてもいい?」
エプロンを引っ張ってもだめだ、目も向けてくれない。
しょうがないので遊びに行こうかな。
あ、でもまだみんな学校かあ。
ならテレビでも見ようっと。
そしてリモコンのボタンを押そうとすると
「……よしちゃん。お菓子食べてなさいね。お外に出ちゃダメよ」
いきなり暗い声で告げられて、僕は思わずリモコンを落とした。
「う、うん」
いつも鈍感といわれている僕でも、お母さんの声がいつもとおかしいのがわかった。
なんでだろう。
僕が悪いことしたなら叱っているはずなのに優しい。
でも声の調子はいつもと全然違う。
お母さんは書類を握りしめ電話の子機を手に取ると、二階へ上った。
僕はテレビよりお母さんのほうが何倍も気になったのでこっそりついていった。

319:名無しさん@ピンキー
09/09/13 21:58:42 poflW8vv
お母さんは物置みたいになってる部屋に入ると、きちんとドアを閉めた。
僕はドアに耳をぴったりくっつけた。
「……すいません。蘆屋誠は会社にいますでしょうか?……はい、その蘆屋誠です」
どうやらお父さんの会社に電話してるらしい。
「……あなた?そう、私。ごめんなさいね、こんな時間に電話して」
「あなた、周りに人がいないところに行って……そうよ、とても大事なことなの」
「実はね……あなた、落ち着いて聞いてね?」
「よしちゃんが、選ばれたの…………」
「……そう、本当よ……」
「あなた…………」
それから、お母さんのすすり泣く声が聞こえてきた。
僕はこれ以上耐えられなくなってすぐに階段を降りた。
そしてテレビをつけるとすぐに音量を大きくした。
その時の番組がどれもつまらなかったのを今でも僕は覚えている。

320:名無しさん@ピンキー
09/09/13 22:28:41 poflW8vv
その日の夕食は外で食べた。
お父さんが三時ごろ大急ぎで帰ってきて、僕をいきなり抱きしめる。
お母さんも抱きついてきて僕はとても恥ずかしくなったけどうれしくなった。
お父さんもお母さんも泣いているように見えた。
そのあとはまるで誕生日のように僕に優しくしてくれた。
ほしいものも買ってくれて好きな食べ物を好きなだけ食べた。
僕はとても幸せだったけど二人とも幸せには見えない。
「今日は誕生日じゃないのになんでこんなことしてくれるの?」
二人とも答える代わりに僕にキスしてくれた。
寝るとき、お母さんとお父さんが僕を挟むように囲んだ。
二人が僕の思い出話をするのを聞きながら僕は眠りに落ちた。

321:名無しさん@ピンキー
09/09/13 23:06:29 poflW8vv
翌朝、僕はお父さんと一緒に遅めに学校へ行った。
お母さんは「ごめんね」と言ったきりずっと泣いてしまったから。
僕が「いいよ」というとお母さんはもっと激しく泣いてしまい、
お父さんに促されて僕は家をでた。
学校行く途中にある公園のベンチにお父さんと僕は腰かけた。
「いいかいよしひろ。これから言うことをよく覚えておくんだよ」
お父さんはそういうといろいろなことを僕に伝えた。
これからなにがあってもめげないとか肌が白い人には逆らっちゃいけないとか。
でも僕はあまり記憶力がよくないのでそれ以外は覚えられなかった。
学校に着くと、もう授業が始まっていた。
僕はお父さんに手をひかれて校長室に向かった。
お父さんが戸をたたく。
すると校長先生が出てきた。
校長先生の顔色は悪く、昨日は寝てないのかくまがみえる。
お父さんが丁寧な挨拶をしても返事もそこそこに僕らを部屋に招き入れた。
部屋には白人の女性と昨日会った男性が座っていた。

322:名無しさん@ピンキー
09/09/13 23:32:18 PTnzH7ks
作りながら投稿?
どんなにエロくて良いSSだとしても、それだけで叩かれるのにじゅうぶんなんだぜ

323:名無しさん@ピンキー
09/09/13 23:36:15 CyBDpMPP
いったんメモ帳か何かに書いといて
それをコピペしてくのが一番安全だよ、やっぱり

324:名無しさん@ピンキー
09/09/13 23:52:52 VqD/ey71
せめて最初のエロシーンまでは文章におこしておいて、まとめて投下じゃないとな
内容以前に評価が下されちゃうよね



325:名無しさん@ピンキー
09/09/14 02:17:03 FVe5MuOI
そういえば、いつもまとめしてくれる人、いまパソコンに触れないんだっけ?

326:名無しさん@ピンキー
09/09/14 19:54:33 crmoTOQD
>>321
まちまち投下でもいいから名前欄入れてくれ。

327:名無しさん@ピンキー
09/09/16 10:06:50 kojs04fS
保守

328:名無しさん@ピンキー
09/09/16 11:13:45 VbNGvI2V
「お兄ちゃんは僕が守るんだ!」
みたいなセリフを言いそうなショタを
「お兄ちゃん守りたいなら言うこと聞いてね」
って言ってズコバコしたい

329:名無しさん@ピンキー
09/09/16 11:52:52 RBAXhw2h
お兄ちゃん守ってあげるからいう事聞いてね
でも俺は一向に構わん!

330:名無しさん@ピンキー
09/09/16 12:33:30 nl7lSUH2
やっぱショタはレイプだろ。レイプレイプ!
んでショタが絶望しちゃって完全肉奴隷にだな…
こんなのファンタジーだけどな。

331:sage
09/09/18 15:03:55 K4ID7v6y
昨日寝る前にこのスレみたら、白人金髪ショタが黒人男5人くらいに犯されてる夢を見た。
なんか複雑だった

332:名無しさん@ピンキー
09/09/19 11:31:33 Rjhyt2gY
時は奴隷制真っ盛りのアメリカ
過酷な労働に耐え兼ねた黒人達の矛先は農場主の幼い一人息子へ

333:名無しさん@ピンキー
09/09/19 13:04:51 MiAyRjD1
そのシチュいいね
自分用にエロSS書こ

334:名無しさん@ピンキー
09/09/19 14:35:49 W/FsrcSo
>>332
ど淫乱な農場主の一人息子。
毎晩アナルオナニーをしていたものの、あまりの被姦欲求に近所の
変態神父に処女を捧げ、肛虐の悦びに目覚めてしまったのです。
お祈りと称し教会に行っては、変態神父毎日告解室や礼拝堂で小さな包茎チンポをしごかれ、
精子を可憐な幼い肛門に注ぎ込まれる毎日。
しかし神父は年のせいか早漏かつ回数も少なく、少年は次第に満足できなく
なってしまったのです。
そこで下男である白人青年を部屋に呼び出し、毎晩自分の性欲処理をするよう命令。
初め拒否した青年を逆レイプし、その美しい唇と名器であるアナルで、青年のザーメンを
渇れてしまうほど搾り取り、青年を少年肛姦の虜にしてしまったのです。

それからというもの、神父よりも激しいアナルセックスと、濃厚な精液の味に少年は満足していました。
しかしそんなある晩のこと。
青年からたっぷり肛門に精液を種付けしてもらい、白濁液がお腹の中でたぷたぷと波打って
いるのを一人息子は何度かアクメに達しながら感じていました。
そんな時、むこうの小屋から甘い悲鳴が聞こえてきます。
その小屋は、父が犬以下の存在だと教えてくれた黒人奴隷のねぐらでした。
こっそり覗くと、可愛らしい顔をした黒人の少年がチンポをしごいてオナニーをしていたのです。
幼く愛らしい少年の、淫欲に蕩けきった表情は普通の男ですら黒人少年の肛門をレイプしたいと
思わせるほどです。
しかし一人息子が釘付けになったのはそこではありません。
黒人少年のチンポは、なんとさっきまで一人息子を犯していた青年と同じくらい太くて
大きかったのです!
あんな可愛らしい少年ですらあれほど大きなチンポならば、大人の黒人チンポはどれほど
の巨根なのだろう。
そしてそんな巨根で自分の子供アナルを貫かれたらどうなってしまうのだろう。
被虐の妄想のあまり、少年は肛門アクメに達し、こぽりと中だしされた青年の精液をアナルから
溢し、下着に大きなシミをつくってしまいました。
獣姦にも似た黒人とのアナルセックス。
ひくつく肛門に指を入れ、中の精液を掻き出し、それを何度も口で味わいながら
少年は目の前の黒人のチンポと、まだ見ぬ大人の黒人チンポによる被肛虐の妄想をしたのです。




ここまで妄想した。

335:名無しさん@ピンキー
09/09/19 16:08:53 7y47StE8
.紅くも屋の奥で19(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
今回は、スカ(大)注意ですので、よろしくお願いいたします
 
 三次は、下がらず、奥へ引っ込んで控えたようだった。
 この竹内という人物は、中坪に対しても紅くも屋のやくざ共に対しても、かなりの力を持っ
ているように見える。時には、中坪に対する以上にやくざ共はこの竹内という老人を敬う態度
を示しているようだった。「貸し元」と呼ばれることが多いが、時々「ご隠居」というような呼び
方もされていた。

「浪殿、座敷に入ったきり突っ立ってどうしたい。」
「あ、あの、か、貸し元、わたくし身体がまだ汚れております、できれば…」
 何故こんなにやくざ程度の者に、卑屈にでるのか、葛藤を感じながらも浪乃進の口からは、
そんなせりふが出てくる。
「それでいいさ。上を脱いで、襦袢になりな」
上に来た綾織りのお召しを落とし、白い絹の襦袢姿になった。そして、初めて気づいた。
 先ほどの尿の染みが、白い襦袢にできていて、乾き始めたためにそれが黄色い大模様となって
襦袢の前から裾にかけてを彩っていたのだった。
「こ、これはっ」
 浪乃進は狼狽した。
 竹内は、
 「先頃、峠で乱闘になったときは、浪乃進殿の袴から、羽織まで血しぶきだらけだっそうでは
ないか。ぱっくり斬りおろした重四郎の手下の脳みそだって飛び散っていたんじぇねえかい。た
かが、自分の尿染みでそうあわてるような浪殿とは思えんがね」
 竹内のいうことは道理だったが、なにかがもう全然浪乃進の中で崩れて、違う感情と羞恥に
囚われるようになっていた。峠を上ってきた浪乃進は、恐れることがない若者だった、命のやり
取りにも眉一つ動かさなかった。ところが、峠のこちらに居る浪乃進は、怖れという感情に支配
されている。
 そして、その怖れに従属して、弱弱しく生きることに、一種の甘美さが伴うことに、浪乃進は
もう気づいていた。
 

336:名無しさん@ピンキー
09/09/19 16:10:47 7y47StE8
..紅くも屋の奥で20(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 浪乃進は、竹内の傍らに膝をがくりとついた。
 そういうと、竹内は浪乃進の袖をとってぐいとひきつけた。浪乃進はもろい朽木のように竹内
のあぐらをかいた膝の中に倒れた。そのとき、裾が割れてしまうのを避けようと腿をそろえた
ために、浪乃進はすっぽりと老人の膝の上にお誂え向きに横抱きにされる形になってしまった。
「こう、近々と首から頬から、鼻とみると、つくづく美しい形をしているじゃねえか。浪殿。お前
さん、お侍の家に生まれて、おとこは無骨がよいなんて吹き込まれて生きてきたんじゃねえか。
美しいが損だなんてつまらねえ、と思わんか」
 老人のひび割れたような唇が浪乃進の頬に押し当てられた。そして、食いしばろうとする浪
乃進の唇の端を、ざらざらした舌がこじ開け、ナメクジのようにやわらかな口の中に進入して
きた。
 膝の上で上半身をねじって逃れようとするが、老人の舌はもう浪乃進自身の逃げ惑う舌を
捕らえてしまっていた。舌がねじれあう。浪乃進の口腔内は、みずみずしい桃の果肉のようで
あったが、ぱさぱさと乾いているかのような老人の口や舌はうろこをもった蛇のようだった。浪
乃進は顔を仰向け、口をその蛇に食い荒らすに任せた。口の端からは、たらたらと唾が流れ出
ていく。
 竹内はその唾も逃さず、啜り込んで、
「おう、甘い汁が出てきおったな。ああ、うまい。いい匂いのつばきだのう」
「あぅ、おぁ、おぁゆるしを…」
 浪乃進は、不明瞭な発音であえいだ。じい~んとした痺れが腰から下へと走っていて、いまや、
その身体は老人のあぐらをかいた膝の中にすっかり憩ってゆれていた。
 老人が腰を抱いてくる腕に応じて、浪乃進は無意識にわが身をいっそう押し付けていたりし
た。


337:名無しさん@ピンキー
09/09/19 16:12:08 7y47StE8
..紅くも屋の奥で21(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)

 竹内は、ようやっと浪乃進の唇から離れると、今度は顔を浪乃進の襦袢の腰の辺りに近づけ、
深々と息を吸い込んだ。
「うん、やっぱり、かすかに匂うな、」
「うむ。浪殿、お前さんの尿は乾くとまた特によい香りをもつじゃねえか」
 そう言って、老人は、浪乃進の腰下の襦袢を染めた黄色い染みに深々と鼻を埋めていった。大
きく吸う気配、そして、深い湿った吐息が今度は薄い襦袢を通して浪乃進の腿から股間へと吐
き出された。
 先ほどからの浪乃進の身体の痺れは、収まるどころかじいんじいんと腰を中心にしっかりとし
た周期をもって伝播されている。、
 腿に老人の吐息を受けた時、浪乃進の薄い襦袢の内側の腿には慄えが起こった。
「そのような匂いまで、お嗅ぎになるなど…」
「そうさ、どうしようもねえ外道さ俺は、だが俺は中坪じゃねえ。手順を踏んでいく人間でな
あ。中坪の奴、いきなり熊造をお前にけしかけたそうじゃねえか」
 浪乃進は、言葉もなく頷いた。
「お前さんみてえに綺麗でも、女じゃあねえんだ。男を受け入れる道具を持って生まれたわけ
じゃねえ。それなりの準備というものがある。身体にも、心にもな。手間はかかるが、夜は長い
さ」
 
 竹内は浪乃進を膝から降ろすと、奥へ声をかけた。
「おい、三次。」
「へいっ」
「浪殿にな、『下し』かけて『滑り』を入れる準備をしてくれ。それと、酒を少し。例の物も出し
ておきな」
「かしこまりやした」

 一方、浪乃進は、老人の膝の上で起きてしまったからだの痺れが、畳の上に座り込んでも収
まらず膝をそろえたものの、前かがみで手をついているような妙な格好で火照った顔を俯けて
いた。だから、彼には竹内の謎のような言葉が自分に何を意味するのか落ち着いて考えてみる
こともできなかった。


338:名無しさん@ピンキー
09/09/19 16:13:32 7y47StE8
..紅くも屋の奥で22(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
 三次が、塗りの盆の上に、薬包らしきものと、小さな栓のついた瓶を載せて持ってきた。
 薬包を広げると、黒い丸薬を取り出し、
「浪殿、この丸薬を3粒をまずとって、口に含んでくんなせえ…、そう、少しばかり苦いでしょう
がまだ呑みこまないでください。そのまま口をあけて、はい、この油を垂らしますから、動かな
いで」
 口を開けて、舌の上で苦味をにじませる丸薬にぬらりとした油が垂らされ、その丸薬にから
まった。
「ようございます。そのまま呑みこんで」
 薬と油が浪乃進の喉を通っていった。苦味はともかく、油は非常に不快な粘度をもっており、
なかなか素直に喉を降りずにゆるゆるとまとわりつくような感触が口には残った。

 顔をしかめている浪乃進に、竹内が、杯を与え、
「さあ、これで少しさっぱりしな」

 竹内は、三次をそばに座らせたまま、すこし改まって言い出した。
「浪殿、今夜は俺と三次で、お前さんの菊の花道をよ、具合良く広げて味をみようと思ってる
んだ」
 もってまわった言い方だったが、浪乃進にもその意味が分かった。やっぱりそういうことなのか
と、目の前が暗くなる思いと、自分に何の咎めがあると思いつつも、そういう行為の相手になる
恥ずかしさ、くやしさで歯を食いしばった。
「そのためにはな、まずお前さんの腹の中の物はな、出してしまわねえとな。わかるな。ただ出
すんじゃねえ、出すだけならもっと強い薬もあるんだが、それで大事なお道具の中を荒らしち
まったんじゃ元も子もねえのよ。
 いま呑ましたのは、ゆっくり効いてくる。潮が満ちるようにひたひたと来るんだ。お前さんも
こいつの効き目には気に入ると思うぜ、味は最悪だがな。ところで、通じがあったのはいつだい
浪殿」
 たじろぎつつも浪乃進は目を伏せたまま、答える。
「昨日、今日とございませぬ。おとといは、あったような…」
「ほう、いけねえな。まあ、ここへきてがんじがらめの縄目から解かれたとたん、座敷に入れら
れて、肌を磨けの、化粧をしろのと、厠に行くどころじゃあなかったかも知れんな。三次結構硬
いかも知れんぞ、あの量で十分かい」
「ご隠居、溜まっている場合に聞き始めがちっと遅いでしょうが、いったん薬と油が回ってくれば、
利きはでかいことになりますんで。
 ちっとさじ加減を間違えると腹下しになってしまいやす。あっしもこっちに出ている姐さんの
便秘を治してやるつもりで、三日ぐれえ厠にでずっぱりにしちまったことがあって。定量より増
やす手はねえなって一つ利口になったところで、」
「ふん、おめえの医術の進歩も平坦じゃねえってわけだ。田舎芸者でも医術の進歩のために尻
を捧げたんだと思えば、立派なものさ。」
 厠に泊り込んだ芸者の話で、竹内と三次はひとしきり笑った。



339:名無しさん@ピンキー
09/09/19 16:14:24 7y47StE8
..紅くも屋の奥で23(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
「三次、浪殿に絵を見といてもらおうぜ、出してくれ」
 竹内は、もう一度煙管を持ちだしながら、そう言った。
 三次が細長い箱を持ってくる。
「浪殿、そんな下ばかり向いてねえで、綺麗な顔をあげな。さあ、お前さんにもちょいとばかり
俺の、趣味って奴を見せようと思ってな。そんな、目をするなよ。どうせ外道は外道だが、こん
な外道の世界でも、中坪みてえな下郎には見えねえ世界もあるんだぜ。この絵はな、どこから
出たんだかはわからねえがかなり古いもんだ。古い絵巻の一場面を掛け軸に仕立てたらしいん
だが、元禄よりこっちじゃあねえと見える」
 三次が一本の掛け軸を畳にするするとのばしていった。

 画面の下のほうは穏やかな様子だ。どこか大きな寺院の庫裏の一室に狩衣姿の少年が眠って
いる。ふっくらした頬、ちんまりとした赤い唇。菊之助によく似ている。静かな薄緑色の光に満
たされた、不思議な世界だ。
 床の間には掛け軸がかっている。絵の中に絵があるわけだ。絵は赤鬼の絵で、岩屋の中に手足
を組んで座っている。
 ところが、少年の頭の辺りから雲が湧き上がっている。湧き上がった雲の中に、もう一つ同じ
座敷があり、同じ少年が立っている。身体は向こうを向いて立ち、奇妙なことに自分で裾を捲っ
て、白桃のような尻を出している。そして、肩越しに掛け軸を振り返っている。掛け軸の中から
赤鬼が手を伸ばして、少年の尻を掴もうとしている。この雲の内側は不安な薄い朱の光に満ち
ている。

 浪乃進は、この雲の中は、少年の夢の内容を表しているらしい、と考えながら
引き込まれるように見入った。
 
 鬼の腕には荒い毛が渦巻いている。まだ掛け軸の中にある鬼の股座はふんどしが締められて
いるがその脇から黒々とした男根が飛び出している。夢の中の少年は、目を見開き、眉を嫌悪
に寄せて、鬼を見つめている。ひたいの片側には強い朱が立って強い恐怖を表している。
 そうした夢を見ているらしい、絵の下方の現実の少年の寝顔はしかし、目元にうっすらと紅
がかかっているだけで苦痛がなく、口元は今にも歌いだしそうに唇が半開きになっている。




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