09/08/18 20:36:25 1TVCRbdW
女装ショタ×ショタは全然アリだろ
女装ショタ×お兄さんはどうか分からんが
101:名無しさん@ピンキー
09/08/18 20:41:51 muv2fKJu
いや女装ショタ×お兄さんも全くアリのはずだ。
ダメなのは女がエロに絡むことだけだろ
102:名無しさん@ピンキー
09/08/18 20:42:52 OPqCFySW
女装ショタ×お兄さんも投下されてたぞ
女装ショタをショタに含めないなんてミルクの入っていないコーヒーみたいなもんだな
103:名無しさん@ピンキー
09/08/19 00:06:25 MpcrVy2r
でも女装お兄さんが絡んでくると微妙だと思ってしまう
104:名無しさん@ピンキー
09/08/19 00:42:48 k8zqgzg/
女装する必要がないからな >お兄さん
女装お兄ちゃんなら可
105:名無しさん@ピンキー
09/08/19 00:44:18 193QjEke
初投稿。女装ショタ×ショタものです。
しのざき嶺の原作を下敷きにして書きました(プロット考えるのが苦手なもので
苦手な方飛ばしてください。
性について興味を持ち始めた男の子なら誰でもHな本や動画に興味を持つと思います。
女の人のあそこや性行為に興味を持ち、誰もが自分を男性に投影するでしょう。
クラスの男友達は女性の体について熱く語り、誰もが自分も同じことをしたいと語っていました。
でも僕はそのような普通の人と違うようです。女の人ではなく男の人の、おちんちんに目が行ってしまうのです。
動画を見ていてもおちんちんの形や、大きさ、にばかり目が行き、女性に自分を投影して、見てしまうのです。
でも男の人が好きというわけではありません。ただ、男の人のおちんちんに興味があるのです。
女性がしている行為を自分もしてみたい。おちんちんを扱き、しゃぶり、そして貫かれたい。そんなことばかり考えているのです。
僕は異常なのだと思います。普通の男性は、こんな風におちんちんで自分をめちゃめちゃにされたいという欲求を抱くことはないでしょう。
日増しに募るおちんちんへの渇望。僕はやり場のないもやもやを感じながら日々を過ごしていました。
そう、あの日までは・・・。
「ううっ、漏れる漏れる~。」
学校の帰り道で尿意を催し、家まではもたないと判断した僕は、道の途中にある公園のトイレを目指していた。
漏らさないように細心の注意を払い、僕は通学路をかけていく。走るうちに公園のトイレが見えてきた。トイレがまるで砂漠のオアシスのように見える。僕はトイレに飛び込んだ。
間に合ったという気持ちを感じる暇も無く、僕が飛び込むのと同時に個室のドアが開き、中から一組の男女が顔を出した。
男性の方は僕に気がつくとバツの悪そうな顔をしてそそくさと立ち去っていった。
続いて制服を着た女の子が顔を出した。口元をハンカチで拭きながら個室から出てきたため、鈍い僕でもその場で何があったのかはっきりとわかった。
目の前のかわいい女の子がたった今、男の人のアレを咥えていたという事実に、股間がカッと熱くなるのを感じた。
「君もどう?」
少し低い声で女の子が話しかけてきた。自分が勧められているのだということに気がつくのに少しラグがあった。
「でも、君は少し違うかも。」
彼女はまるで僕の欲望を見透かしたような瞳をしていた。僕は何となくこの時、彼女に自分と似た匂いを感じていたのだと思う。
106:名無しさん@ピンキー
09/08/19 00:45:53 193QjEke
「一人暮らしだから遠慮しないでね。」
「お邪魔します・・・。」
彼女に招かれるままマンションに来てしまった。先ほどまで男の人を相手にしていた女の子についていくなんて、我ながら信じられないと思う。
マンションは一人暮らしの学生が住むには不相応な広さだった。
「さてと・・・あ、その辺に腰掛けちゃっていいよ。」
彼女は目の前のベッドに座り込んだ。僕も床に腰を下ろす。
「うーん。君、なんか僕に似てるんだよなあ。」
彼女が僕の顔を覗き込む。
「君、ぶっちゃけおちんちんに興味あるでしょ。」
「えっ、何で!?」
「えっ、まさか本当に!?」
彼女が口を押さえて驚く。言ってから僕はしまったと思った。
「そっかあ、君も同類なんだね。」
彼女が唇を吊り上げて笑う。
「実は僕、こういう者なんだ。」
そういって彼女はスカートをたくし上げた。
僕の目は一点に釘付けになった。
彼女のパンツからは亀頭が顔を出していた。彼女は僕と同じ男の子だった。
「どう。驚いた?」
僕は壊れた人形のようにこくこくと頷く。彼女の股間におちんちんが生えている。誰もが振り向くような容姿を持った彼女の中でイレギュラーな存在。しかしそれ故に不気味な美しさを醸し出していた。
「ねえ、どうする。しゃぶってあげよっか。そ・れ・と・も・どうしよっか?」
淫靡な彼女の声を聞き、思わず喉が鳴る。口の中はカラッカラに乾いていた。
ちゅぱ・・・ちゅぴ・・・ちゅぷ・・・。
部屋に水音が響いていた。彼の股間にそそり立つそれに夢中で舌を這わせる。
「はあ・・・そう。裏筋を優しく舐めて。」
夢にまで見たおちんちんが目の前にある。その事実が僕をどうしようもなく興奮させる。
彼女の股間にむしゃぶりつく。
「あん、そんなにがっつかないでよ。」
彼女のおちんちんは少し皮を被っていて、先端からきれいなピンク色の亀頭が覗いていた。
僕のより少し小さいけど、僕の拙い愛撫で大きくしてくれているという事実が僕を、たまらなく興奮させる。口を離して、先っぽの方を指で軽くつまんでみる。
「いいよう。おちんちんムキムキしてえ・・・。」
皮を剥いてみると少しムッとした匂いがした。少し先細りだったけど、先っぽがいやらしく光っていて僕はとても美味しそうだと思った。
「そこ、いいよう・・・。」
カリ首をなぞるように舌を這わせていく。少し苦味を感じた。おしっこの匂いがしたけど、汚いとは全く思わなかった。優しく愛しむように愛撫をしていく。
「あん・・・ねえ、僕だけじゃなくて君のも見せて欲しいなあ・・・。」
僕のおちんちんは痛いくらいに大きくなって、ビクビクと激しく自己主張をしていた。
107:名無しさん@ピンキー
09/08/19 00:47:44 193QjEke
僕が頷くのを待たずに、彼女は体勢を入れ替え僕のズボンを脱がし、おちんちんを取り出した。
「男の子のおちんちんおしゃぶりして大きくしちゃうなんて、とんでもない変態さんだね。」
彼女が僕のおちんちんをニヤニヤと眺める。大きくなったおちんちんを、こんな間近で見られたことは生まれて初めてだ。気恥ずかしさを感じ、頭がカッと熱くなった。
「君って顔はかわいいのに、おちんちんは結構おっきいんだね。でも、僕よりも皮が長いかな。てっぺんまで皮が被ってるんだね。」
「恥ずかしいからあまり見ないでよう。」
僕は腰を捩って彼女の視線から逃れようとする。
「だ~め。このおちんちんは今は僕のなんだからっ。」
「ああっ・・・。」
彼女がおちんちんを摘んだ。生まれて初めての、他者から与えられる勃起したおちんちんへの刺激に危うく射精しそうになる。
「ほれほれ~。ムいちゃうぞ~。」
「あっ、ダメだよう・・・。」
僕のおちんちんのてっぺんまで被った皮をゆっくり剥いていく。
普段は空気に晒されない敏感な箇所が現れていく。
「ん~~~~えいっ。」
「ああっ・・・!」
半分ほど皮を剥いたところで一気に皮を下ろす。僕の亀頭が全て顕わになった。
「君のおちんちんて皮被りなのにカリが大きいねえ。それに先っぽからお汁がいっぱいでてきてる。とっても敏感なおちんちんさんなんだね。」
「先っぽこすっちゃダメえ・・・。」
彼女が指の腹で先っぽを軽くこする。
「すごーい、おちんちんからお汁がどんどん溢れてくる。」
「あっ、うん、はあん・・・。」
次にカリ首に沿って指を這わせていく。そして一周した後、指を離しその指を僕の目の前に近づけた。
「チーズがこんなに指についちゃった。ちゃんとおちんちん洗ってるの?」
彼女の指には白いカスがついていた。僕のおちんちんは洗っていても溜まってしまうのだ。
「ねえ、これさあ。君がきれいにしてくれない?」
「えっ・・・。」
彼女が指をさらに近づける。
「舐・め・て。」
一瞬ためらったが、何故か逆らえないと感じ、彼女の指を咥えた。
彼女の指にむしゃぶりつき、汚れを落としていく。
「自分のチンカスを喜んで食べちゃうなんてとんだ変態くんだね。」
自分でも異常だと思う。
でも熱に浮かされた頭ではうまく物事を考えることができなかった。
「そんなに舐められたら指がふやけちゃうよ。」
彼女が指を離した。そして僕が舐めた指を軽く自分でしゃぶった。
「えへへ、間接キスだね。」
彼女がぺロリと舌を出して笑った。いたずらっぽく笑う彼女の口元に釘付けになる。
「むぐっ。」
彼女の唇にむしゃぶりついた。キスなんてもちろんしたことない。夢中で舌を絡める。
彼女が僕のおちんちんをしごいてきた。お返しに僕も彼女のおちんちんに手を伸ばした。
女の子の格好をした男の子にキスをしながらおちんちんを扱き合う。倒錯的な行為に僕はかってないほど興奮した。
どちらともなく唇を離すと、透明な糸が光った。
「君って、すごく大胆。」
彼女の指が僕の肌をなぞる。
「こんな女の格好をした男にほいほいついてきて、おちんちんしゃぶったり、キスしたりするんだもん。」
胸にたどりついた指が乳首の周りをくりくりとなぞる。
「ねえ、次はどうしたい?」
彼女の目が妖しく光った気がした。僕はためらわずに言葉を口にした。
108:名無しさん@ピンキー
09/08/19 00:48:25 193QjEke
「君のお尻の穴って毛も生えてないし、とてもきれいだね。」
「あんまり見ないで・・・。」
僕は四つんばいになって彼女の方にお尻を向けている。彼女には僕の尻の穴やおちんちんの裏側まで丸見えだ。
「だ~め。お尻の穴をほぐさなきゃおちんちんも入れられないよ。」
「ひゃん!」
彼女がお尻の穴に舌を這わせる。
「あっ、キュッて締まった。」
「解説しなくていいよう。」
「えへへ、だってかわいいんだもん。」
「あん・・・。」
彼女の舌がヒダを一本一本ほぐすように丁寧になぞっていく。
ぐるりと一周すると今度は穴の中央を舌で押してきた。
「力を抜かないと舌が入らないよう。」
「う、うん・・・。」
僕はお尻から力を抜いた。彼女の舌が僕の中に潜りこんでくる。
「ひああああっ。す、すごいよぉっ。」
お尻に進入するということに怖さはあった。でもそれ以上に自分に襲い掛かる快楽に夢中になる。
僕のお尻を舌がほじる感覚に夢中になり、下半身に力が全然入らなくなる。
彼女の舌が僕のお尻から引き抜かれる。
「ご馳走様。こんなもんかな。」
「ああっ!」
そう言って彼女は僕のアナルに指を差し入れた。
「ちゃんとほぐれたねえ。こんなに簡単にくわえ込んじゃった。」
そう言って指を抜き差しする。お尻に指が差し込まれる度にイキそうになる。
でも指では絶対にイキたくなかった。
「やだよう・・・。指じゃやだあ・・・。」
「へえ、だったら何がいいのかな。ちゃんと言わなきゃわからないよ。」
ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべて彼女が答える。
その間も絶えず指が抜き差しされ、スピードがだんだん速くなっていく。
「お・・・おちん、ちん・・・。」
「え、なあに?」
「お、おちんちん・・・。」
「聞こえないよう。」
「おちんちんでイキたいのっ!僕のお尻におちんちん入れてえっ!」
彼女の指がぴたりと止まり引き抜かれる。
「よく言えました。」
その時の彼女はこの上なく楽しそうだった。
109:名無しさん@ピンキー
09/08/19 00:49:15 193QjEke
彼女はおちんちんを僕のアナルの位置に定めた。
クニクニと僕のアナルに押し付ける。
「じらさないでよう・・・。」
「はいはい。じゃあ、いくよっ。」
「ひあああああああああああん!」
彼女のおちんちんが僕のお尻を一気に貫いた。
「ああん、気持ちいいっ・・・。」
彼女のおちんちんはそんなに大きくはないけど、僕にとってはそれで十分だった。
脳天まで貫くかのような衝撃。気持ち良さを頭で感じる前に、体にダイレクトに伝わってくる。
「あっ、はっ、んあっ、かはあっっ!」
「いいよっ、君のケツ穴。キュッキュッとおちんちんをしめつけてきて離そうとしないよ!」
彼女が腰を叩きつける度に僕のおちんちんからピュッピュッと雫が噴き出す。ずっと射精しないで我慢していたからおちんちんが馬鹿になっちゃったみたいだった。
「もっと、もっと、僕のこと、おちんちんでめちゃくちゃに犯してえっ!」
「君は本当におちんちんが好きなんだね!こんな女の格好した男にお尻を犯されて、めちゃくちゃによがってるなんて、とんでもないちんぽ狂いの変態だね!」
彼女が痛いくらい強く腰を叩きつける。お尻が彼女のおちんちんの形に馴染んでいく。
「ああっ!そうっ!僕は、おちんちんが大好きなのっ!いつも僕のお尻をこうやって貫かれたかった!誰かのおちんちんで僕をめちゃくちゃにして犯して欲しかった!」
「なら、願いが叶ったんだね。今君はおちんちんで貫かれて女の子にされて幸せなの?」
「あんっ!僕、幸せなの!おちんちんで、僕のアナルをおちんちんでずっとずっと奪って欲しかったのっ!僕のアナル処女奪って欲しかったのっ!」
馬鹿になってしまったおちんちんからは壊れた蛇口のように水が噴き出し、下は水溜りみたいになっていた。
「はあっ、はあっ!君は本当に最高だよ!僕もそろそろイキそうだよっ!」
一段とグラインドのスピードが速くなり、腰を叩きつける音が一層大きくなっていく。限界が近づいているのを感じた。
「きてっ!僕のアナルの中に熱いせーえき出してっ!おちんちんのミルク、壊れるくらいそそぎこんで!」
「うん、うんっ!イクよっ!」
そして彼女が一際深く突き入れた瞬間世界が僕の世界が爆ぜた。
「ひああああああああっっっ!!」
「出るううううううううっ!!」
びゅるびゅりゅびゅりゅりゅ!!!
彼女が僕の中に射精するのと同時に僕も達した。腸の中が彼女の出した精液で満たされていくと同時に僕のおちんちんからも精液が吐き出された。
快感が太すぎて出られなかったかのように、僕のおちんちんはホースみたいに精液を撒き散らす。
10回以上蠕動した後、射精が止まった。おちんちんが壊れていなかったことに安心した僕はそのまま意識を失ってしまった。
目を開けると窓の外はすでに日が暮れていた。
「あっ、起きた?」
「う、うん・・・。あれ?」
僕は何故か女物の服を着ていた。
「寝てる間に着替えさせちゃった。」
「え、何で・・・?」
「だって、君かわいいんだもん。それにこの格好なら今度から一緒に遊べるよ。」
僕は彼女が公園でしていたことを思い出した。
「ほら、鏡見て。」
彼女が鏡を渡してきた。
「これが、僕・・・?」
鏡の中にはどこからどう見ても女の子の姿をした僕がいた。僕は自分でいうのもなんだけど、なかなかかわいくて、町で見かけたら男性の視線を集めるような姿だと思った。
「そうだよ。君はこれから僕と一緒に男の人と遊ぶの。君の大好きなおちんちんも毎日好きなようにできるよ。」
そういって彼女が笑いかけてきた。僕の顔が無意識のうちにほころぶ。口には彼女と同じような笑顔が張り付いていた。
読み返すと色々と粗が目に付きますね。顔から何か噴出しそうです。
お目汚し失礼しました。
110:名無しさん@ピンキー
09/08/19 05:22:10 GMTboWPZ
GJ!
かわいいしエロくて(・∀・)イイ!
元ネタ?は全く知らないけど楽しく読ませてもらいました
111:名無しさん@ピンキー
09/08/19 13:13:50 YldWPeNV
まあ、女装じゃないとショタ無理て奴も中にはいるだろうからなぁ
俺はなんでもいけるから問題ない
112:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:30:10 nu0Z7OAd
所謂男の娘だけイケる層はショタ層とはちょっと違うと思う
俺もなんでもいいけど
113:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:38:24 /ioxvJdn
. 前書き (「なんとか峠」 log2-256のオニ)
「鬼○り峠」というSM小説がありました。ずいぶん前に雑誌に連載されたものだったようで
すが、私が読んだのは、本にまとめられたものでした。それも古本でしたが。
この小説では菊之助という若侍(少年か青年か微妙な年齢設定でしたが、)が姉とともに嬲ら
れるというのが筋でした。読んで気に入ったのだが私にははっきりした不満がありました。
責められる中心が菊之助ではなくて、姉の方だったのです。
そこで、私は、当時手元にあったワープロを使って、自分のためだけの「鬼○り峠」書き換えを
やり始めました。初めは菊之助だけを徹底的に責める筋をねらったのですが、そのうち姉を兄
に換えて、兄弟を責めてしまえばどうかと思いつきました。
そのうちオリジナルの筋はどっかへ行ってしまい、非常に歪んだ趣味の、兄弟責め時代小説に
なっていきました。もとより、完結することもなく、その後忙しくなって、その恥ずかしい自作
パロディのことは忘れていました。
最近になって、ネットでエロパロというものの存在を知り、自分のやっていた楽しみはこれかと、
妙な再認識をしました。
もう失われたかと、思いながら当時のフロッピーディスクから、バックアップしたらしい一番
ふるい時期の文書ファイルを探ってみると、なんと、パロディ版鬼ゆり峠が出てきたのです。
エディタで開いてみると、一部某社ワープロ特有文字のせいか文字化けがありますが、読むと
昔の興奮がよみがえります。
少し直したいところもあり、直しているうちに、誰かに読んでももらいたい気にもなってきま
した。 ショタの概念が私にはよくわからないところもあるので、こんなものを投下したら、怒
られるかもなあ、などと迷いましたが、投下してみます。
内容の傾向は、少年青年が責められる時代物、女装の強制、やがて強スカトロ、強フェチの傾
向が出る、というところです。
昔のファイルではペンネーム「鬼八」になってましたけど(いくらんんでもベタ)。
題名は「なんとか峠」 、 ペンネームは「 log2-256のオニ 」でいきます。やっぱりベタか。
114:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:39:12 /ioxvJdn
.菊之助無惨1 (「なんとか峠」 log2-256のオニ)
仇討ち、仇討ちと、肩肘を張って、まなじりをつり上げて旅に出た。しかし、ここで討つべき相
手にとらわれた。宿でつい気のゆるんだ所を取り囲まれ、それでも兄と二人で五六人は斬り
倒したろう。でも、それが精一杯だった。わらわらと有象無象にたかられて、最後は網打たれ
て捕らわれた。今や兄もどこかに連れ去られてしまった。
重四郎と定次郎の手で縄尻を鴨居に吊られ、そこに吊し立ちにされた菊之助はさも無念そ
うに固く眼を閉ざしている。
もはや、昨夜見せたような荒々しい反発の気力は失せていた。しっかり足をふまえて立って、
罵倒する姿勢も失せ、毒づく事もなく、重四郎の前に晒した素っ裸を恥じ入るかのよう赤く
染まった頼をねり、眼を伏せているのだった。
むしろ、その白い腿から膝はおびえのためかかすかに慄えていた。
「どうだ、菊之助。貴様、衆道の慰みものになる覚悟は出来たか。白くていいけつをしておるで
はないか。ふむ、すべすべしたなんともいえん肌をしおって」
重四郎は菊之助の高雅さを匂わせる美しい横顔に眼を注ぎながら愉快そうにいった。
菊之助は眼を伏せたまま、固く口をつぐんでいる。
「武士でありながらそうして一物をむき出しにしたままの日々、さぞ辛い事だろうな」
と、定次郎がからかうようにいうと、菊之助は閉じ合わせていた眼をようやく開いた。そして、
濡れ光ったその哀しげな瞳をじっと重四郎に注ぎ、
「いわれる通り、武士でありながらこの屈辱、死ぬよりの辛さです。重四郎どの。武士の情け、
何卒、せめて下帯ぐらいはお与え下さい」
と、声を慄わせていうのだ。
「褌をさせてくれというのか、ハハハ、年に似合わず立派なものをぶら下げておるではないか。
どうもその引っ込み思案の包茎はちと情けないがな。
なに、もの自体は立派なものだ。そのうちに、みなで寄ってたかって包皮も剥き上げてどこへ
出しても恥ずかしくない道具に仕上げて進ぜよう。何もそのような立派なものをきつい褌な
んぞで、覆い隠す事はあるまい。
そっちの趣味の男というのは実は意外に多くてな。男気のある連中ってやつさ。
そっちの趣味の雲助どもの小汚い手で掴み回される日が来るまでそうしてブラブラさせてお
れ。まあそうなりゃあ、いくら精神を堅固に鍛え上げた菊之助どのといえども、その一物ブラ
ブラどころでは済むまいの。ははは。」
115:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:42:10 /ioxvJdn
.菊之助無惨2 (「なんとか峠」 log2-256のオニ)
「まあ、まあ」
と定次郎が親切めかして、口を出す。
「菊之助ぼっちゃん、どうしても腰から下が頼りないというのなら、つまらぬ褌などよりいいも
のがあるんですぜ。
どうだい紅くも屋といやこの街道筋では並ぶ者なしの女郎屋だ。ここの綺麗どころが贅沢し
て着散らしたもんがたくさんあるんだ。肌に着けるものならよりどりみどりさ。
肌触りのいい薄くて可愛い柄の長襦袢に、花柄のついたきれいなお腰でも巻いて、ちったあし
おらしくお振る舞いになってはどうかね。変態趣味の男どもを楽しませてやる方がよいでない
ですかい、へへへ」
定次郎はそういって笑うと、早速にもと、女物の薄手の着物類を持ってきて、、あれこれと品
定めをしたあげく、透き通るように薄い絹の長襦袢と、花柄の散った腰巻きを選び出した。こ
れを菊之助に着せる算段だ。
その女臭いにおいを焚きしめた薄い布が体に絡みついてくるのを菊之助は泣いて嫌がった。
しかし、最後には、透き通るような桜色の襦袢に赤い絹の腰ひもをしめさせられ、その下には
花柄の小粋に散った腰巻きを巻かれて、屈辱にうなだれるしかなかった。
その水のようなするするとした肌触りの布地は、気味悪く菊之助の尻、腿、下腹部を撫でる。
腰に巻いた脆弱な布は、菊之助の小さな動作毎に、腿にも尻にも執拗にまとわりついてくる。
たった、二枚のうす絹の肌着の効果は驚くほどだった。菊之助は自分が急に女のように弱い
ものになったかのように、思った。まして、その女の肌着の感触が「快い」ことに気づき、余計に
嫌悪を覚えた。
このさわさわするするとまとわりつく布地は、そうして勇ましい武士の子であった菊之助を
取り囲んで、その心をじわじわと腐食させようとしているものの様に思われた。
116:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:42:53 /ioxvJdn
.菊之助無惨3(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
菊之助は悲痛なばかりに頬を歪め、再び、悲しげに固く眼を閉ざすのだった。閉じ合わした
睫毛の間より屈辱の熱い涙がしたたり落ちている。
「貴様は近くこの道場より紅くも屋という麓の宿へ移動させる。兄上はすでにそっちに連れて
行かれて、親分さんのきつい取り調べを受けているはずだ。
貴様のような美しい若衆が腰巻きの間から前のものをちらちらさせながら、宿屋へ入って見
ろ。変態趣味の親分さん一同、雲助連中どもも、泣いて喜ふぞ」
下郎の春助がどこからか持ち出して来た長い青竹を持ってきた。定次郎がこれを受け取って
重四郎と一緒に腰をかがませた。
「肢を開け、菊之助。足枷のかわりにこの青竹を用いるのだ」
「な、なにをしようというのです」
「今にわかる。ブツブツいわずに開かんか」
定次郎は菊之助の尻を一発平手打ちし、重四郎と一緒に菊之助の二股に手をかけ、強引に左
右に割り裂かせると、刀の下げ緒を使って素早く菊之助の二つの足首を青竹につなぎ止めるの
だった。
縄尻を鴨居に吊られ、両腿を大きく割ってそこに立つ菊之助の周囲を定次郎は一度、二度、
廻って見て、よし、とうなずいている。
「亀吉、頼むぞ」
定次郎が声をかけるとそれを待ちかまえていたように亀吉と春助が小さな壷と太い火箸のよ
うなものを手にして襖のうしろから顔を出すのだった。
117:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:43:22 /ioxvJdn
菊之助無惨4(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
今度は、さっき着せられたばかりの襦袢と腰巻きを剥ぐようにまくられる。そのたよりない
衣類は、菊之助の腿の上を滑り、さわさわと水のような音をたててめくりあげられてゆく。
亀吉は菊之助の背後に腰をかがませ、春助と一緒に菊之助の双臀を割り始めたのである。
白い双丘の内側がぞくりと、濃いむらさきの陰影の谷底を見せた。
「あっ」
と菊之助は大きく首をうしろへのげぞらせ、全身をガクガク慄わせた。
亀吉と春助はまるで桃でも割るように無慈悲に菊之助の双臀をたち割り、その奥に秘めら
れた菊花の蕾を露わにさせた。普段風の当たらないところに冷ややかな空気の感じを覚え菊
之助は狼狽する。そのうえ、亀吉が鼻を奥まった蕾に極度に近づけ匂いを嗅ぎ取ろうとする気
配がある。
「な、なにを、なさるっ!」
「おおお、このこもった匂い。ちょっと臭えが、ずきずきと俺のちんちんに響くぜ、」
「そ、そのようなところを嗅いではならぬっ、たっ、たのむから、もう、もう。離れてっ、いやっ」
春助もそれを見ると我慢が効かない、亀吉が離れまいとするのへ顔をすり寄せて、自分も鼻
先を菊之助の尻の間に押し込もうとする。
「くっ、きたきた。この香りはぁっ」
「すこしくーっせえけど、懐かしいようなにおいだぜ」
ひどく恥ずかしい、尻穴嗅ぎに一段落つくと。
亀吉と春助は、さんざん嗅ぎ回した菊之助の蕾に、椿油をべったり塗りつけ出した。
菊之助は激しい狼狽を示した。
「ま、まだ、そこをっ、な、なにをするのですっ。や、やめて下さい」
菊之助は雲助どもの無骨な指先がやわらかいしりのたぶの内側に触れたのを知覚するとた
まらない嫌悪感を感じ、雲助どもの手を振り切ろうとするかのように双臀を狂おしく揺さぶ
るのだった。
「ええ、ききわけのねえ坊ちゃんだな。俺たちは、おめえのかわいい尻のことを気遣って準備し
てやってるんだぜ。
熊造と勝負するからにはここん所をよくほぐして、滑りのいいものなんぞもしっかり塗り込
んでおかねばならんよ。何の準備もなく、熊造の、あんな馬並みのものをまともにぶちこまれ
ちゃ肉がはじけ飛んじまうぜ」
亀吉のその言葉を聞くと、菊之助は魂が打ち砕かれるような衝撃を受け、赤く上気した頬
が真っ青に変じた。
「熊、熊造が」
「熊造は、私のそんなところに?」
菊之助は気が遠くなりかける。
恐怖の戦慄で開股に縛りつけられている両腿の筋肉が断続的に震え出す。
118:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:43:59 /ioxvJdn
.菊之助無惨5(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
そんな菊之助の恐怖にひきつった表情を重四郎は楽しそうに眺めて、
「そう情けない顔するな。一足先に、紅くも屋に連れて行かれた貴様の兄上は熊造が父の仇で
ある事を訴えながらも無理矢理に契りを結ばせられたのだ。熊造の精を人には見せぬ穴に深
く打ち込まれ、受け入れたのだぞ。」
「いや、実にたのしい晩だったよ。兄上は貴様よりもっと綺麗な着物を着せられて、唇には紅を
ぬって、とても一刀流の使い手とは思える姿になって座敷に引かれてきたんだぜ。
その上、浪乃介どのは、尻を貫かれる前に、様々な余興をされてみんな大満足だったのだ。
嫌がってはおったが、親分衆の杯にちんちんをあてがって、ひとつずつ小便を上手につがれた
ぞ」
「そういや定次郎、あの波乃介殿の小便酒は、親分連中どう始末したんだ?」
「それが、あのとんでもねえ変態連中ときたら、迷いも何もねえ、ぐびりぐびりと舌なめずり
して呑んじまったのさ」
「うへえ、そらまたひでえ。この菊之助も紅くも屋に移せば、どういう目を見るんだか空恐ろし
いってもんだ」
重四郎はそう言って、菊之助の兄はもう返り討ちにあったのだと諭した。
「だから貴様も花柄の綺麗なべべを着た姿で、熊造に返り討ちのとどめを刺させる。熊造も役
得だな。そうしておかなければ片手落ちだからな。
貴様も熊造の矛先を尻の穴で受け入れろ。かわいい、いいすぼまりをしておるではないか。
ただ、兄上はもみほぐしもなくて、かちかちに硬い男尻のまんまずっぱりやられちまったら
しくて。普段は出す方にしか使わぬ穴だからな、無理無体もいいところさ。兄上も、痛かったろ
う。
まだ年若の貴様の尻は、そんな乱暴はさせられねえ、しっかり準備してやるから安心しな。」
せいぜい、めそめそ泣いて観客の春助どもを楽しませるんだな。ハハハ、わかったか」
重四郎がそういった時、襖が開いて熊造と伝助が、入ってもよござんすか、と顔を見せる。
「おお、丁度、よい所へ来た。今、菊之助はお前を受け入れるために尻の穴に磨きをかけておる
所だ。もうしばらくここに来て待つがよかろう」
と、重四郎は手招きして二人を呼び入れるのだ。
菊之助は父の仇である熊造、伝助両人の顔を見ると、さすがに口惜しげに歯を噛みしめ、さっ
と視線をそらせた。
菊之助の心は乱れた。
熊造には昨日、今一歩で首をとる勝負にまで持ち込んだが。今思い出しても卑怯な手で逃れ
られてしまった。
今度は逆に、その意趣返しをするつもりなのだろう。屈辱を…与えられるのか、女になって、
お尻や陰茎をおもちゃにされるのだ、そう恩うと菊之助は息が止りそうになる。
その上、不浄なうしろの穴に、なんという恥ずかしさ。
119:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:44:39 /ioxvJdn
菊之助無惨6(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
この場で熊造、伝助、両人と衆道の契りを結ぶのだ、といった重四郎に菊之助は悲痛な表情を
向けて、
「そ、そればかりは、ああ、お許し下さい。重四郎どのっ」
と、半泣きになってわめくようにいうのだった。
「どうした。親の仇に尻を貸すというのはそんなに辛いか。心配するな。お前のその涙で潤んだ
目でしなしなと優しくしてくれるよう頼めば、無粋なあいつらとていきり立った男のものをお
前の尻の穴につっこむ前に、けつもよく開いて弄ってもくれよう、お前の玉袋やその色づいた陰
茎もよく揉んで可愛がって気持ちよくさせてくれるさ。」
「どうじゃ、このきつい穴は普段は何に使っておるのだ、え、おい素直に答えぬかい、」
「…」
「素直に答えぬならば、街道にこの姿のまま引きずり出して、松の木の根本ででも、熊造にや
らせるぜ、見物人が黒山のようにたかるだろうぜ」
「そっ、そればかりはっ。あっあの。それなる穴は、」
「それなる穴だと、けつのめどといわんかぁ」
「うっ。わたくしの、けつのめどは、普段はご不浄で」
「ご不浄でなんだ」
「あの、きたないのものを出して」
「このやろう、気取るんじゃねえ、厠でなにをひりだすんだと!どんな色のものをこの貴様の可
愛らしいけつめどからひりだすんだ」
「あ、あの、それは先日峠道のそばに生えていた大きなキノコの様な色で」
「な、なんだと!。あの雲助どものいう『おおぐそたけ』か、馬糞そっくりの茶色と黄色の混じっ
て、
ところどころ黒っぽい斑点がありやがるあの、むかむかするような汚らしいキノコか、あんなの
を厠でこの可愛らしいめどから押し出してるのか菊之助どのは!」
「あっ、そ、それは。ただ色をたとえ…」
「いやいや、それは傑作だ。よくわかったぜ。これはよいことを聞いた。
旦那衆がそろった座敷で、その話は披露させてもらうぜ。
余興に、菊之助どのに座敷の真ん真ん中でその『おおぐそたけ』みてえなとんでもねえ臭い塊
をむりむりひり出して見物させてもらうってのはどうだ、親分衆大喜びにちげえねえぜ。」
重四郎がせせら笑っていうと、
「そ、そのような羞ずかしめに耐える気力はございませぬ。
他人の前で、そのような行為をしてみせるなど、…
ひ、ひと思いに首をはねて下さいませ」
と、菊之助は大粒の涙をしたたらせたがら蒼ざめた顔を激しく左右に振るのだった。
「何度いったらわかるのだ。貴様の兄上は貴様の命乞いをして、
そのため、泣く泣くに直に熊造達とけつのの契りを結んだのだぞ。
貴様が命を落としてはこれまでの兄上の努力は水の泡になる。少しは兄上の気持ちを察して
みろ」
命が助かるためだ。せっかく親からもらった可愛い尻を働かして、可愛く息んで臭い恥ずかし
い塊を出して見せて、そのうえ顔真っ赤にしてめそめそ泣いてみせな。
このかわいらしい菊之助が尻の間の蕾をとんがらかして、めりめりっと臭い物出すとなれば。
こりゃあ、親分衆も股の物をかちんかちんに硬くなさるだろうぜ。
親分衆のすけべごころをくすぐる余興をするぐれえどうって事はあるまい、といい重四郎は
大口を開けて笑った。
120:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:45:11 /ioxvJdn
.菊之助無惨7(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
(ああ、兄上、菊之助はこのような屈辱を忍んでまで、命を守らねぱならぬのですか)
菊之助は胸の中で血を吐くように叫んだ。
ここにまつわりつく程度の低い者どもに自分の誇りを傷つけられぬためには、一切の拒否、一
切の無反応を持って答えるべきなのだ。
それだというのに、自分はこのしなしなした恥ずかしい衣類を着せられて赤面し、それを捲
られて悲鳴を上げ、尻の穴をいじられて泣き。
その泣き声と恥ずかしがる態度自体がこの男達を愉しませている。
最低の芸者のように、そうだ最低の男芸者。
倶に天を戴かざる熊造達に女のなりで男色の契りを結ぶなど、想像するだけでも菊之助の
心臓は止りそうになる。
ましてや、下賤なやくざ者の変質的な欲望を満足させるために、厠での行為を白日の下に晒
すなど、恐ろしさにのどが詰まる思いであった。
「ともかく返り討ちのとどめとして熊造に、菊之助の尻を抜かせて観念させ、因果を含めてか
ら紅くも屋に連れてこいというのが親分衆の指示だ。立合人として拙者達がここで最後まで見
とどけてやる」
重四郎は、そういうと、菊之助の背後に廻っている亀吉と下郎の春助に
「ともかく、尻を熊造にやらせるが、この生白い尻だ、壊してしまっては元も子もない、お前ら
手はず通り、菊之助が多少は受け入れやすいように、尻の準備をしてやれ」
亀吉と伝助がいそいそと背後に回り、菊之助の双腎の肉に再び手をかけぐっと左右に割り開
く。
「あっ」
菊之助は雲助どもの指先がそれに触れ、再び、淫靡ないたぶりを開始すると狂ったように左右
に首を振った。
「もっとよく揉んで柔らかくしておかなきゃ駄目だ。これから馬並みのでっかいものをぶ
ちこまれるんだろ。下手すると肉がはじけ飛んじまうぜ」
春助と亀吉はクスクス笑いながら菊之助の双臀深くの陰微な蕾を露わにさせ、しきりに油を
塗りつけつつ、指の先で微妙に揉みほぐすのだった。
菊之助の繊細な頬は真っ赤に上気し、雲助どもの淫靡な指の動きに歯をカチカチ噛み合わせ
ながら堪えていたが、春助の指先がぐっと深く内部に押し進むと、ひきつったような悲鳴を上
げ、激しく前髪を慄わせながら身悶えする。
121:名無しさん@ピンキー
09/08/19 14:45:47 /ioxvJdn
菊之助無惨8(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
それは誰が見ても、ため息が出るようなお尻の穴だった。
雪の小山のような尻の底に、ほんの少し淡いすみれ色がにじんだような可憐なすぼまりを、
目の前にして、亀吉は不思議に胸が絞られるような、欲望と、憧れの混じり合った気持ちにな
っていた。
「大丈夫かね、こんな可愛い、おもちゃのようなお尻の穴で熊造を受ける事が出来るのかね」
亀吉は心からそう思った。油を塗った指の先で、菊之助の尻の底の少し膨らんだ入り口をく
るくると撫でていくと、震えるような緊張が走る。
十分油がしみてきたと思った時、指の先でぐっと入り口を割ってみる。
「あっ、そんなっ、ならぬっ、そんなことはぁ」
と菊之助が声を上げる。ぷくりっと肛門の入り口がわずかに裏返る。
「ほうら、こっちのくぼみにも、このちいさなしわの間にも、塗って上げるよ、さあさあ、ちから
を抜いて、力を抜いて」
春助は菊之助の身悶えや鳴咽を楽しみながら陰微な蕾の入り口をそれこそ舐めるようにも
み尽くした。とうとう指は、ぬったりと絡む油とともに、壁を開いていった。ぬちっ、ぬちっとい
う隠微な音とともに、春助の指は次第に菊之助の肛門の奥へと滑り込んでいく。
「う、うう、うくっ、」
菊之助の抗議の声も何か湿ったような声になっている。
春助の指が、大きく回すように引き抜かれたとき、間からちらりと、菊之助の肛門の内側の
肌が、珊瑚色の輝きを放った。それを見た瞬間、亀吉は不覚にも、密かに下帯に精を漏らして
しまっていた。
深く秘められた菊の蕾は亀吉と春助の指先で露わになり肉は柔らかく、硬く綴じ込まれた
ようだったしわの集まりは、美しい襞の模様となって花のように開いて、ぬめぬめと光っていた。
122:名無しさん@ピンキー
09/08/19 20:42:36 YldWPeNV
なんか結構御年配の方?
エロいんすけど、途中で終わってんのこれ?
123:名無しさん@ピンキー
09/08/19 21:54:48 hSV1z4AN
日本語って漢字が多くてもひらがなが多くても読みにくいよな
124:名無しさん@ピンキー
09/08/19 22:30:00 KnyVMc1G
これはわりと読みやすい方だと思うけど
尻切れはいかん
125:「アニマルセラピー」
09/08/19 22:30:24 I+LRKHPy
やっと完成した……。危うくやるやる詐欺になるところだった……!
ご主人様×ケモショタで、ちょっとSM風味。駄文短編です。
一応タイトルを書いておきますので、これが駄目な方はNG登録をお願いします。
126:「アニマルセラピー」
09/08/19 22:32:05 I+LRKHPy
ボクのご主人様はとても優しい人だ。毎日いい子だねって褒めてくれるし、美味しいご飯も作ってくれる。仕事
がない時は遊んでくれるし、お風呂に入れば洗いっこしたりする。とってもいいご主人様だ。
でも、世の中にはボクほど恵まれた飼い犬はそうそう居ないって知った。ボクら亜人……人と獣の入り混じった
生き物は、本当は奴隷らしい。昔の大戦で負けて奴隷になったとか、元より劣等種だったとか色々言う人が居る
けど、ボクにはよく分からない。はっきり言って、ボクはあんまり頭が良くないし。
でも確かに、ボクとご主人様は違う。ご主人様にはもふもふした毛は生えてないし、耳の形も違う。ご主人様の
手のひらに肉球っていうふにふにしたのなんてないし、それにボクより全然頭がいい。
けどね。やっぱり幸せなんだと思う。だって、近所に住んでる牛のおじさんが言ってた。「俺は飼い主の悪戯で
尻尾を切られた」「知り合いの熊は毎日殴ったり蹴られたりする」「一緒に住んでる猫は熱くなって真っ赤な火か
き棒で殴られたところから、まだ毛が生えてこない」。
そういう話ばっかりだから、やっぱりボクのご主人様はいい人なんだ。だって、ボクはご主人様が大好きだもん。
だけどね。ご主人様は時々壊れちゃう。壊れるっていうか、歪んじゃう。
嫌だって言ってもね、乱暴するんだ。痛かったり、恥ずかしかったり、涙の出ちゃうこと、一杯。そういう時、ボク
が暴れると殴るし、縛りつけられることもよくある。いつものご主人様と、まったく違うんだよ。
その後で、「ごめんね、ごめんね」って言いながら泣く。ボクが許してあげても、泣く。いつまでも、いつまでも。
きっと、それはボクのせいなんだ。ボクがご主人様にお世話になってるから。
あのね、ボクみたいに可愛がってもらえる亜人なんて、殆ど居ないんだって。牛さんは君が羨ましいって言って
た。けれど、ご主人様達ニンゲンは、そういう変わったモノを排除するって。
言われてみれば、思い当たる出来事はあった。ご主人様の鞄がすっごく傷ついてたり、そういうお仕事じゃな
いはずなのに、怪我して帰ってきたり。多分、同じニンゲンさんが怒って、ご主人様に酷いことしたんだろうね。
だから、ご主人様はいつからか壊れるようになった。ボクがご主人様に甘えてるから、そのせいでご主人様が傷
ついてる。それくらいボクみたいな子供にも分かる。
なら、ボクが何されても、我慢するのが当たり前なんだよ。
今日だって、そうなんだ。でもボクは我慢するよ、何されたって。
127:「アニマルセラピー」
09/08/19 22:32:33 I+LRKHPy
「う、うぁあ……ご主人さまぁ……ボクぅ……も、駄目ぇええ……無理だよぉ……!」
犬っころが、俺の手の中で哀っぽく鳴く。餓鬼の癖に、散々迷惑かけやがって。こんな畜生には無様な泣きっ
面がお似合いだ。好きなだけ泣き喚けばいい。
今やコイツは、文字通り手も足も出ない。腹の下にクッションを挟んで、無理やり四つんばいにさせてある。両
手足はベットの足にそれぞれ繋いであるから、暴れても大した意味はない。俺の好き放題に嬲られるしかないと
いうわけだ。そのまんな、ぐちゅりぐちゅりと先走りを垂れ流すみっともない包茎チンポを弄りまわしてやるのだ。
しかも根元は拘束されて、射精も出来ない。ペット風情にはご主人様の意向は絶対だと教え込んでやる。
「ああ? 無理じゃねぇよ。こんなにトロトロの顔して、何が駄目だっつうんだ。まったく、最近じゃこっちもいい具
合に緩んできて、俺専用の肉壺だよなぁ!」
「いひぃっ!? や、やぁあ……! そこは触っちゃ……! お願いですぅ……!」
空いている方の手で、潤滑油もなしに尻穴を穿ってやる。行為に慣れたアナルは、無骨な男の指をも易々と飲
み込む。こいつはもう、セックスに慣れ、快楽を感じる淫乱な奴隷だ。
穴の中をぐりぐりと押し広げるように指を動かしながら、ペニスの裏側を押し込んでやれば、ほら。
「ひぅううっ!? わぅっ! わぅううっ!? ふあぁああああんっ!」
「ヘンタイ犬が。尻で感じるようになっちまったなぁ? んん? ほら、そしたら何て言うんだ!? 犬らしくおね
だりしてみろっ!」
こんな風に嬌声を上げて、喧しいほどに叫びたてる。この声には、毎回ぞくぞくする。こいつが叫び、泣くほど
嗜虐心が満たされるというものだ。その為の飼い犬だもんな。存分に役目を果たして貰わないと、飼ってやって
いる意味がないというもんだ。
ふん、この犬奴隷には、一気に三本に増やしても大丈夫だろうな。
ぐいぐいと押し込んでやれば、これもまた裂けることなくずぶりずぶりと深くに入り込む。こいつの尻は暖かく柔
らかく締め付ける、極上のオナホールだもんなぁ。
「ひにゃあぁあああっ!? わぅ……ご、ごしゅじ、さまぁ……ボクにぃ……この淫らな、犬にぃ……チンチンをぉ
……! 奴隷でもぉ、ペットでもぉ、いいからぁ……!」
「よく言ったな、流石は犬だ。じゃあほら、お前の大好きなチンチンだ。舐めて入るようにするんだな?」
「あ……は、はい。ふ……うぅ……んふぅ……はぁっ……!」
俺は容赦なく、鼻っ面に腰を押し付けた。どろりと先走りが糸を引き、口元に落ちる。
大人しく従った犬は、舌を突き出してぐちゅぐちゅと唾を塗り広げながら咥えこんでいった。人にしては一般的
なサイズだが、子供の口には大きい。辛そうに時折吐き気を堪えるように涙を流しながら、やや無理に飲み込ん
でいく。それがまた嗜虐を満たす。
大きく口を開ければ、人とは違う、牙のある歯列が並ぶ。やっぱり犬だ。だが、それが怖いとは思わない。きち
んと調教された犬だ、主人に牙を剥くような馬鹿なことはしない。
「えほっ!? ちゅ……はぁん……ふっ、くぅ……くぷっ……!」
「変態らしく美味そうに舐めてるとこ悪いが、もういい。じゃあ、お待ちかねの穴に一杯注いでやろう」
「ひ、ひぅ……ま、待って、せめて紐、解いてくださいっ……!」
腰を小さく振りながら股間を示す。あれから暫く立っているのに、チンポはずっと真っ直ぐに屹立している。
どこまで堕ちているのやら、本当に色狂いだな。こんなんじゃ、確かに射精出来ないとキツイだろ。
でもな。
「駄目だ、俺はお前を虐めるのが楽しくて仕方ないんだから、な!」
「い、いぁああああっ!? ふぁあああっ! ひぃあぁんっ!」
どろどろと先走りを絶え間なくこぼし、シーツにシミを作る。その姿が本当にエロい。興奮やる方ない俺は、本物
の犬のような格好で組み敷かれたこいつを、容赦なく抉り倒す。
「い、いやぁああっ! 出させてっ! お願いしますぅううっ! おねぎゃいいいっ!」
「煩いな! 玩具が喚くな!」
「ひぎゅうっ! あ、あああああっ! 助けて、たすけてぇえええっ! 壊れちゃうぅう!」
鳴け、叫べ。その涙と唾でぐちゃぐちゃに汚れた顔が傑作だぞ。そうだもっと面白くしよう。
耳を弄くってやると、一層鳴くんだ。ついでに、尻の上から生える尻尾を激しく扱いてやる。こういうのが一種の
性感帯らしく、楽しくなる反応を示すんだ。
128:「アニマルセラピー」
09/08/19 22:33:24 I+LRKHPy
「ひぎゅうううっ!? きゃううんっ! ご、ご主人様、お許しくだしゃいいっ! そこはらめぇええっ!」
「ほらほら、気持ちいいんだろ!? だったらオネダリだろ、ワンコ!」
「や、やだぁああっ! 出したい、出してゃいのぉっ! おねが、おねが……!」
呻くように何度も懇願する。つくづく救えないワンコだ。仕方ない、一つくらいお願いを聞いてやってもいいか。
右手でするりと紐を引けば、ペニスはしゃくりあげながら溜まりに溜まった精液を吐き出す。その量は並々なら
むもの。ベッドに広がり、白い楕円に広がっていく。
「あぁあああんっ!? ひ、ひにゃあああっ!? 出ます、出ちゃいまひゅううっ!? ふぁああああっ!」
「ほれ、好きなだけ出せよ、駄犬」
「ああああああっ……あ、ああ……で、出ちゃったぁ……」
ボンヤリと虚ろな目で自分の吐き出した欲望を見ているが、でもなぁ。休ませる気なんてさらさらないんだな、こ
れが。引きつった笑顔を浮かべた俺は、満足していない自らのペニスで遠慮なく穴を使わせてもらうのだ。
艶っぽい喘ぎが、悲鳴に変わろうとも知ったこっちゃない。むしろその方がいいくらいだ。勿論、出し終わった
のを確認したら耳や尻尾を弄くる手も再開する。この方が締まるからな。
「ひ、ひぎゅうううううっ!? だ、駄目! ボク出しましたからっ! 出しましたから、止まってくだしゃいいいっ!
いあああぁああっ!?」
「ふっ……ふっ……クク……いい穴だな、まったく」
「りゃめぇえええっ!? 死んじゃう、死んじゃうぅうううううっ! ひ、ひぃいいいっ!? 助けて……助けてぇええ
ええっ! ご主人様ぁあああっ!」
良いんだよ。お前なんか死んでしまってくれたらいいのに。だいたい、いっそ服上死した方が楽なんじゃないかっ
てくらい、気持ちよさそうじゃないか。なら泣き言なんか言わないで─
「性処理穴になってろ、犬がっ!」
「ごめんなさいっ! ごめんにゃしゃいっ! ボクが悪いんでしゅっ! だかりゃ、もう、おねが……!」
がくがく震える膝、手から逃れるように暴れる尻尾と耳、それら全てが愛らしくも憎らしく、歪んだ欲情を促す。
ああ、俺ももう出そうだ。
「おら、そそいでやるっ! 受け取れよ! こぼしたら、『オシオキ』だ!」
「い、いやれすうぅっ! おしおき、いぁあああっ! ん、くうううううっ!」
一際強く突くと同時に、脅しをかけると、こうして頑張ってくれるのだ。
必死に締め付け、こぼれない様に全身の力を注ぐ。そのお陰で一層締まり、俺は快楽のままに白濁を発射す
る。どろどろと粘着質な液体は、いつも以上に多く発射され、少年の腹を隙間なく満たしていく。
ああ、もしかしたら、腹痛いかもな。俺が知ったことじゃないが。
「どぉだ? 今回はちょっと多かったな、ん? お腹一杯か?」
柔らかく腹を撫でてやれば、やっぱり少し苦しいんだろう。ぜぇぜぇと疲れきったような吐息に混じって、堪える
ような呻きが溢れ出ている。体を捻って、何とか腹に触れられないようにしているのも分かる。
辛いなら出してしまえばいいのに。でも、さっきの言葉が効いてるのかもな。
「ふ……くぅ……! はっ……! 」
「ああ。出したらオシオキ、だもんなぁ? じゃ、抜くからな。出さないように、せいぜい我慢してろよ?」
「ま、待って、無理です! で、でちゃ・・・…あ、あぅうっ!?」
案の定、萎えたペニスを抜き出してやれば、ほら。精液がちょろっと飛び出して、こいつの股の間を汚してる。
溢れている精液は、我ながら随分な量だ。こんなんじゃ、我慢するのも難しかったか。しかし、約束は約束だも
んな。ちゃんと守らないといけない。
「ひ、ぅ……出しちゃ、った……ごめ、なさい……! お許しください……!」
「駄目だ、言うことの聞けない犬にはオシオキだと言っておいただろうが?」
「ひぃっ! いや、いやだぁあああああっ! お慈悲を、ご主人様ぁ! 今回だけ、今回だけは……!」
縛ってある上に、疲労困憊。しかも子供。いくら身体能力の高い亜人であろうと、こんな状態なら俺一人で簡単
に取り押さえられる。しっかりと押さえつけたまま拘束を解き、通称「お仕置き部屋」と呼んでいる個室へ無理やり
連れ込んでしまえば、あとはどうにでもなってしまう。
「これから朝までずっと罰だ。たっぷり虐めてやるから、覚悟しとくんだな」
「あ、あ……! ひく……うぇ……! うぇええ……!」
泣きながら黙り込む、絶望した表情。嗚咽は未だに止まらないらしいが、抵抗らしい抵抗も止んだ。
これだから堪らないんだよ、こいつを虐めるのは。
129:「アニマルセラピー」
09/08/19 22:33:54 I+LRKHPy
お仕置き部屋っていうのは、もともと納屋だったとこらしい。だけど、ご主人様が変貌するようになってから、不
気味でおどろおどろしい道具が一杯並ぶようになった。ボクが今縛りつけられてるのも、そういう椅子だった。
ボクが座ってる分には、普通と変わりない椅子なんだけど。実はお尻のところが丸く切り取られてる。どうしようも
なく恥ずかしいところまで、全部丸見えなんだ。本当は座ってるだけでも辛いんだけど、ボクにはもう暴れるような
体力もないよ……。ご主人様が嬉々とした表情で荷物を探しているのを見つめるのが関の山、ってやつ。
やがて嬉しそうに戻ってきたご主人様は、ボクの恐怖を煽るように忌々しい道具類を床に並べた。一度は見た
ことがあるもの、初めてのもの、どれもこれも怖いことに変わりはない。でも、引きつって仰け反るのが精一杯だ。
「ご、ご主人様……お願いですぅ……ボク、お仕置き嫌です……解いて、解いてください……!」
ボクには、口だけでも許しを請うしかない。ご主人様の気持ちが変わってくれるのを待つしか、ない。
でも、そんな願いも虚しく、ご主人様はにこにこ笑いかけながら道具をボクの目の前に突きつけた。大きさの違
う、沢山の玉が紐で繋がってる。これはお尻を虐める玩具だ。
それを小さいほうから、一つずつ押し込んでいくんだ。さっきまでの行為で、ボクのゆるゆるになっちゃったお
尻の穴は、抵抗もなく飲み込んでいっちゃう。つぽん、つぽんって音でもしそうな勢いで。
お腹は張っちゃうし、お尻がまた気持ちよくなっちゃうし、本当にボク、壊れちゃいそう……!
「あ、ああぁ……う、っく……ふぐぅうう……! も、入んな……! や、やめぇ……!」
「おら、よっと!」
「ひぃああぁあああっ! き、気持ちよくなっちゃううぅうううっ! らめ、らめぇえええっ!」
舌ったらずな声で反論しても、ご主人様は聞いてすらいない。連なった数珠がぐいぐい入っていってるのを感
じる。多分、屈んでるご主人様の視界では、ボクの恥ずかしい液でヌラヌラ光ってるんだろな……。そんな風に
考えると、何だかいたたまれない心地になる。
それでも、全部入れては、引き出し、また入れて、引き出し。こうされてる内に、お腹の中の敏感なところを、数
珠が激しくごりごり削っていく。お腹が圧迫されて苦しいのか、刺激されて気持ちいいのか、よく分からなくなっちゃ
うんだ。延々続く拷問みたいなものだから、しばらくすれば恥ずかしさも吹っ飛んで、ただただお許ししてもらえる
のを待つしかないんだ。涙も鼻水も、ぼろぼろ零してね。
「ぎゅ……ふ……い、ぁ……! ひぃんっ……! はっ……うぇえん……!」
「何泣いてるんだよ? お仕置きだって言ってるだろ。こんなの、まだまだ序の口だぞ」
「い、いやですぅ……もぉ、本当に死んじゃうよぉ……! ひぅ……!」
ご主人様は、ボクの最後の足掻きにも全く応えない。もっと悲壮に、無残に叫び散らしたところで結果は変わら
ないだろう。今日のご主人様は、とことん歪みきっている。
130:「アニマルセラピー」
09/08/19 22:34:35 I+LRKHPy
それから、冷たく反射する金属製の細長い棒がボクのちんちんに押し付けられたのはすぐだった。それはちん
ちんより少し長い。先端はLの字のように曲がっていて、ご主人様はそれをピストルのように持ってる。
皮を引っ張ると、真っ赤に充血した敏感なところがある。そこについてる、小さな穴目掛けて狙い済ますように
棒が宛がわれた。本当に拳銃みたいだ。
この段階でようやく、何をされるのかがボクにも分かった。理解した瞬間、生唾を飲み込む音がやたらと大きく
聞こえた。ご主人様は、ボクのこの穴に……。
「い、いや、いやです……ご主人様! ボク、何でもするから……! 今まで悪い子でした、ごめんなさい……! もっといい子になります! いやだって言ってたご主人様のちんちん舐めるのもやります! お尻ももっと気持
ちよく締め付けるように頑張ります! 今度こそ、犬みたいに鳴きます! だから……!」
「ああ? そうか。じゃあやってみろよ」
一縷の望みが繋がった。羞恥と引き換えに。ぐっと奥歯をかみ締めた後、ボクはゆっくり口を開いた。
犬みたいに鳴くっていうのは、この間ご主人様がこうなったときに命令されたことだ。その時は首輪をはめられ
て四つんばいにされて、わんわん鳴けって言われた。ボクが嫌だって伝えたら、お尻に無理やりちんちんを入れ
られた。痛かった。でも我慢した。ボクがそんなことしたら、ご主人様がいつもみたいに優しい人に戻れなくなりそ
うで。もしそうなってしまったら、これ以上の苦痛はない。
でも、今ここで、恐怖に勝てというのは、あまりに酷だよ……。
「わ、わん……! わんわん……きゅ、きゅぅん……!」
「あ、それだけ? じゃ、いくな」
ボクが鳴いている間に、つぷりつぷりと淫らな液を零す穴に挿し込まれる棒。ボクはやったのに、それなのに、
なんでこんな……!?
「い、いや、待って! 待ってください、待っ……いだぃいいいいいっ!?」
ちんちんの敏感なところの奥は、もっと敏感だった。棒が擦れるだけで、物凄く痛いような、それでいてくすぐっ
たいようなものが抑えきれなくなっちゃう。
「いだぃいいいっ!? や、やだぁあああああ! ぎぃいいいいいいっ! ひぐっ……ぐぅうううっ!」
「ほら、くるくる回すと面白いぜ?」
「駄目っ! 駄目ぇえええっ! ああぁあああああああああっ!?」
今のご主人様は、ボクの悲鳴を音楽程度にしか考えてない。Lの字に曲がった棒を利用して、中でくるくる激し
く回転させる。それがどんな辛さか、経験した人しか分かんないだろうね。
「ごぇっ!? がぁああああっ! いだ、いだぃいいいっ! ひ、ぎゃああああっ!?」
「ん? そんなに気持ち良いか? じゃあこうしてやろう」
ご主人様はライターを持ち出して、僕の中に納まってる棒を熱する。だんだん熱が上ってきて、僕のちんちん
の中を熱く炙る。もう駄目だ、ボクは狂っちゃう。壊れちゃう。
「あづぃいいいいいっ!? ひぁあああああああっ!? ご主人様ぁぁああっ!」
「ククク……」
「あづぃっ! あづぃよぉおおおっ! おねが! とめっ! いぁ、いあああああああああっ!?」
こうして、ご主人様の享楽の夜は更けていく。
ボク一人、犠牲にして。
131:「アニマルセラピー」
09/08/19 22:34:56 I+LRKHPy
ベッドに眠る、辛そうな少年の顔を見ていると慙愧の念に耐えない。涙も止まらない。
自分が何をしていたのか、全てを覚えているわけではないが、後悔してもしきれないことをやっていたはずだ。
それを思うと、とても寝室には居られなくなって、リビングの机にしなだれかかって酒を浴びるように飲んだ。
俺は、精神を病んでいるらしい。分裂症だか、統合失調だか何だか知らないが、言ってしまえば多重人格障害
というやつなのだ。俺の中の俺じゃない誰かが、毎晩のようにあの子を辱め、嬲り者にしてしまう。
想像してほしい。ふと気がつくと、目の前で惨状が繰り広げられているのだ。意識はなかったが、それら全て自
分がやったことだ。愛するものを、殺してしまう一歩手前まで責めぬいていたのだ。そして今日は特別それが酷
いものだった。白目を剥いた少年を慌てて風呂に入れ、ベッドに寝かし……最早、これが日課とも言い得る。
先ほどの情景を思い出せば、俺はこの窓から飛び降りたい衝動に駆られる。心臓が早くなって、気持ちの悪い
汗が出る。じっとしていられなくて、気を失うまで酒を飲む。気が済むまで泣く。
「……はっ……! ふっ……う……! ごめん……ごめん……!」
誰が聞くでもない。ただ自分を責めるだけの言葉を吐き捨てながら、頭を机にぶつけて、特別強い酒を煽って。
この世界の何処かに神様が居るとして、きっと俺は一度も会ってはいないはずだ。こんな惨劇を前に、放置し
ていくはずがない。それに、例え救ってくれない神様なら、居ても居なくても同じじゃないか。
「ごめん、ごめん、ごめんごめんごめんごめん! あああああああああああああっ!」
俺はどうすればいい。どうすれば……!
132:「アニマルセラピー」 あとがき
09/08/19 22:36:24 I+LRKHPy
所々荒っぽくて申し訳ない。文章初心者の仕事だと思って、多少は見逃してください。
133:名無しさん@ピンキー
09/08/20 00:05:30 rDxtbObu
>>105
良かった。
はじめから女装で登場した男の娘のことを「彼女」って言ってるのが、頭では分かっててるんだけど”お兄さんとショタ”な感じがしなかった
>>113
パンツにガマン汁でシミを作りながら読んだ
前書きの自分語りだけ読んだ時点で萎えてスルーしかけたけど、読んでみたら良かった
>>125
ケモショタなら犬派の俺としてはGJを送りたい
でも、オツムの足りないわんこ視点の文章に切り替わっても、ちょっとおりこうそうな表現が入ってるよね
かわいいバカな感じだったらもっと良かった
134:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:38:48 NvRnyHW9
.菊之助無惨9(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
「もうそれ位でよかろう」
と声がかかった。
重四郎は熊遺と伝助の方に眼を向けて、
「熊造に、そろそろ、とどめを刺させろ」
と、愉快そうにいった。
亀吉はその時、正直言って菊之助の尻から離れたくなかった。半日でもこうして、可愛らしい
肛門をいじり、浅く深く指を潜らせて、その度に菊之助の体に走る緊張を感じ、声にならない
すすり泣きを聞いていたかった。が、しかたがない、重四郎の命令には逆らえない。
亀吉は名残惜しそうに、菊之助の尻から指を抜き「さ熊造さんと伝助さんに可愛がってもら
うんだよ、」と、汗を滲ませている菊之助の肩を押す。
屈辱の尻穴ほぐしをやっと逃れたものの、続いて熊造と伝助がニャニヤしながら近づいて来る
と菊之助は戦慄し、赤く上気した頬を強張らせた。
「ヘヘヘ、さ、今度は俺達が相手だ。俺が手前を田楽刺しにしてる」
熊造はせせら笑いながら着ていた不潔な単衣物を脱ぎ、臭いそうな褌を解き出した。
全身に刺青した赤銅色の肌を熊造が正面から押しつけて来ると菊之助は嫌悪の戦慄で激し
く身を揉み始める。
「何もそうおびえる事はねえだろ。そら、もうこんなにおっ立っているじゃねえか」
丸裸になった熊造はガクガク懐え続ける菊之助の前に立つと青竹を足枷にして、左右へ割り
裂かれている両腿の間へごつい手を伸ばしてきた。
「ううっ、ああ」
菊之助は前髪をブルブル左右に振って、悲痛なうめきを口から洩らした。
熊造の武骨な毛むくじゃらの手で菊之助はしっかりと握りしめられている。
「そんな情けねえ面すんねえ。二、三日前までは、おのれ親の仇、と俺に勝負を迫ったじゃねえ
か、しゃんとしろやい」
135:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:39:24 NvRnyHW9
菊之助無惨10(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
「白鉢巻に白襷、ほんにあの時のお前さんは凛々しく、恰好がよかったぜ」
と、熊造は笑いながらそういい、
小花の散った腰巻きをまといつかせた驚くほど白い腿を撫でさする。
そしてとうとう、菊之助の必死で閉じようとする腿の間の意外に容量のある陰茎に無骨な
指を触れさせ、さらにはずうずうしくも菊之助の愛らしいものを撫でさするように握りしめ、
柔らかく揉み始めるのだった。
「ううっ」
菊之助は細い女のような眉毛をキューと口惜しげにしかめ、嫌悪と屈辱にカチカチ奥歯を噛
み鳴らしている。
菊之助のそのかわいらしい器官は、まだしっかり皮をかぶり、その色もけっして黒ずんだりし
ていない。そのお尻の肌色とほとんど変わらず、透けるように白い姿をしていた。その砂糖菓子
のような美しい突起には蒼い静脈が透けていた。それ自身怯えたように、熊造の毛むくじゃら
の手の中で身をくねらせていた。
憎みても余りある親の仇、熊造になぶられる気が狂うばかりの汚辱感…
しかし、カッと頭に血が登るばかりの憎悪感とはうらはらに口惜しくも熊造の掌でゆるやか
に揉みほぐされる菊之助は意志とは関係なく見る見る固く膨張していくのだ。
「そら、伝助、見てみな。この可愛いお坊っちゃん、大人なみにでっかく膨らましやがったぜ」
熊造は伝助の顔を見てゲラゲラ集い、薄紅色の綺麗な肉を薄皮餅のような白い包皮の隙間
から熱っぽく息づかせているそれを更に面白そうに掌でいたぶり続けている。
「どうだい。刀のかわりにお互いの抜き身で勝負しようじゃねえか」
と、熊造はついと立ち、菊之助の慄えるしなやかな両肩を両手でつかみ、自分の怒張した巨
大な肉塊を菊之助に押し当てたのである。
「さ、抜き身と抜き身とこすり合わせ、この親の仇と一騎討したらどうだい」
熊造が、屈辱の極致に追いこまれ、真っ赤に類を染めている菊之助をしっかり両手で抱きしめ
ながらそれを強く押し当て、こすりつけ出したので亀吉も春助も笑いこけた。
136:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:40:08 NvRnyHW9
菊之助無惨11(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
熊造と菊之助の交差したその様子は、同性の同じ器官とはいいながら、その二つは何と甚だ
しく異なった物だったろう。
熊造のその器官は、渦巻くような真っ黒の陰毛に覆われ、煮染めたようなどす黒い包皮がす
っかり剥けて畳み込まれている。その下にはたっぷりとした睾丸がどっしりとつり下がり、本体
は吐き気を催すようなどす黒紫のものが剥けきった姿を表し、汚らしい斑点もついている。
その醜悪なものは、先端の割れ口から粘っこい汁のようなものを垂らしながら、菊之助の可
憐な白ヘビのようなものに迫ってくる。
熊造のその醜悪なものを自分に押し当てられ、ぐいぐいとすりつけられる菊之助の世にも恐
ろしげで、口惜しげな表情…それが痛快でならず、重四郎も定次郎も手をたたいて笑い合って
いる。
菊之助は熊造のそれが身に触れた途端、ぞっとする嫌悪感と汚辱感で顔面をひきつらせ、全
身に悪感が走ったようガタガタ懐え出している。
ああ、父の仇の熊造に何という羞ずかしめを…。
菊之助は遂に声を上げて泣きじゃくった。
熊造はそんな菊之助を満足そうに見つめながらふと腰を引いて自分の薄汚く黒ずんだ赤紫
の先端をわざと口惜しくも熱気を帯びて屹立した菊之助の薔薇のような淡い紅のかがやく先
端にぴったり触れさせて、
「さ、剣術の要領でその抜き身振り廻さなきゃ駄目じゃねえか。しっかりしろい」
と、嘲笑するのだった。
「ほれ、つっこむ前に、お前の花びらみてえな口と俺ので吸い合いっこしようぜ」
「お、おのれ、私をどれ程、羞ずかしめれば気がすむと申すのか、熊造。その汚い顔を近づける
な、食いちぎるぞ」
菊之助はあまりの屈辱感に頭の芯かじーんと痺れ切り、思わず喘ぐようにしながら熊造を罵
倒する。
「おや、久しぶりに、おのれ、熊造が出たね、お坊っちゃん」
熊造は片頬を歪めて菊之助の真っ赤に上気した顔を見つめた。
137:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:40:43 NvRnyHW9
菊之助無惨12(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
「もう仇討ちの事は忘れて俺と衆道の契りをこれから結ぼうってのに、そんないい方はねえで
しょう」
「面倒くせえ、てっとり早くやっつけるか」
熊造は菊之助が口吻をはっきり拒否すると薄笑いを浮かべて菊之助の背後に廻った。
「ああっ、な、なにをするっ」
緊縛された菊之助の裸身を熊造は今度は背後からしっかりと抱きしめ、薄い襦袢と腰巻き
をまくり上げた。そして鉄のように硬化した肉塊を今まで亀吉達にもみつづけられていた陰
微な個所に一気に押し入れようとしたのだ。
「そ、そのような真似は断じてさせぬっ、おのれ、貴様は父の仇っ」
と、わめいて狂気したように腰部を揺さぶったり、また、急に女っぽい悲鳴を上げて、
「そ、それだけは、何卒、お許しをああ、あまりに自分がみじめでございますいいいやあぁぁぁ」
と、号泣したり、菊之助は、居丈高に怒鳴ったかと思えば、弱々しく泣いて哀願し、神経が混
乱に陥っている様子がありありとわかった。
「こうなりゃ、観念して返り討ちに合うのさ。
みっともないあがきはよしな。
そうめそめそ泣き悶える顔は辛抱たまらんほどいいぜ、 憎い親の仇に水揚げされる不幸を
精一杯悲しめよ。」
見物人の亀吉たちは、また勝手なことを言っている。
「それにしても、まあ、菊の美しいことよ、
小汚い小僧や女郎が鼻水垂らして泣いたって面白くも何ともねえが、
菊之助の泣き声ときたら、たいてい不能の奴だってあそこが立ってくるだろうよ。
可愛く哀しく泣きに泣いて、あの長いまつげの先に水晶玉みてえな涙の粒をきらきらさせや
がる。俺まで涙が出そうになるぜ。
こいつが、泣けば泣くほど俺の股間はうずうずするんだけどよ」
しかし重四郎は、一種の虚無主義者で、身分制度というものの下層で、長年憎悪を育ててき
た男だ。そういう亀吉連中を鼻で嘲笑う
「馬鹿野郎、菊と一緒になってめそめそしくさって、弁天様でも拝んでるつもりかよ、
俺は忠義だ孝行だ仇討ちだと、偉そうなことしゃべくる旗本の小せがれは、骨の髄まで嫌いだ
ね。綺麗綺麗にあそんでやるつもりはねえぞ。今に、そのけつの奥から、小汚い糞ひきずり出し
て、犬ころとかわらねえとこまで踏みにじってやるぜ。お血筋だなんだと、しゃらくせい野郎の
ちんこなんぞ切り取って豚の餌にでもしてやるがいいんだ」
菊之助の姿に酔ってうっとりしかけた亀吉と春助だが、重四郎の憎悪の暗さにぞっとして言
葉もない。
138:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:41:10 NvRnyHW9
.菊之助無惨13(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
「熊造とあろうものが、いつまで生白い小僧をばたばたさせておるのだ
亀吉に、春助、ぼんやりしてないで、菊之助をおさえつけて、熊造に的を絞らせてやれ」
おうとばかり二人は立ち上がって、身悶えする菊之助の左右に立ち、両手をからませて激し
い身悶えを封じようとするのだった。
懸命になって白い臀部を揺さぶり、熊造が押しつけて来るそれをはねのけようとする菊之助
の狼狽と身悶えは言語に絶するものといえる。
くなくなと、熊造から腰を逃げようとするたびに、菊之助の意志に反して硬化させられた
肉棒は、空を切って振り回されるような有様。
「嫌ですっ、ああ、それだけは、何卒!離して、離してぇ、
それを、その汚い黒いものは堪忍!後生だから、どけて、どけてぇ!」
と、わめき散らし、
「父の仇とこのような行為を演じるなど、あのような汚い毛の生えたものが、わたくしのお尻
にっ、許しませぬ、ああ、兄上っ、菊之助は、ど、どうすればいいのっ、いやぁ!」
と、正に気も狂わんぽかり、支離滅裂な言葉を吐いて、大声で泣きじゃくるのだったが、遂に
熊造にがっちりと組みつかれ、ぴったりと自分のそれに触れられた途端、菊之助の唇から絹を
裂くような悲鳴がほとばしり出たのだ。
つづいて、菊之助は、全身を熱病にかかったようブルブル痙攣させながら汗にべっとり濡れ
た首筋を大きくのけぞらせる。
139:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:41:34 NvRnyHW9
.菊之助無惨14(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
「ううつ」
秘められたその柔らかな薄紅のすぼまりに熊造の鋼鉄の硬さを持つ醜い肉塊が一気に押し
入って来たのだ。
菊之助は息の根も止るばかりの痛みとそれに伴う屈辱感とで熊造に穢されている臀部をガ
タンガタンと浪打たせ、汗はんだ全身を反り返らせるようにして苦痛の深い絶叫を上げるの
だった。
今、菊之助のいじらしい小さな蕾が熊造のその巨大な肉塊を受け入れたと思うと、亀吉も春
助も息づまるばかりの嗜虐の昂ぶりを感じ、急使いも荒々しくなる。
「へへへ、どうだい。こうなりゃこっちのものだ。よくも俺を下郎呼ばわりし、刀で追い廻しやがっ
たな。うんと可愛がってやるからな」
熊造も荒々しい息を吐きながら背後より菊之助の胸元に両手をからみつかせてしっかりと抱
きしめ、どうだ、と腰を揺さぶりつつ押して出る。菊之助の上半身の襦袢はからみついてるだ
けで胸は大きくはだけてしまっている。それでも赤い絹の腰ひもが残り、熊造はいい手がかりと
それに手をかけて、菊之助の細い体を思いっきり自分の腰に引きつけにかかった。
そのうえ、無骨な手が、菊之助の花びらのような乳首をさぐり回し、引き延ばしこすりあげ
る。
青竹の足枷をかけられ、左右にすらりと伸びた菊之助の色白の滑らかな二股がそれにつれ
て一層の痙攣を示し、菊之助は傷ついた獣のようにのたうちながらすさまじいばかりの悲鳴
を上げるのだった。
熱い刃で突き抜かれるような鋭い痛みと痛烈な汚辱感、そして、それに伴う言葉では説明出
来ない被虐の不思議な快美感が菊之助の全身を襲ったのである。
熊造は遂に菊之助にの深奥に侵入した。熊造の黒い刀身は柄本まで押し込まれ、熊造の荒い
陰毛が菊之助の尻の間に充満してごわごわとこすり上げてくる。
140:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:42:00 NvRnyHW9
菊之助無惨15(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
菊之助はあらんかぎりの悲鳴を上げ、大粒の涙をポロポロ流した。腰も背骨も頭の芯も忽ち
痺れて、それが苦痛なのか、屈辱なのか、快感なのかもうわけがわからぬ位、魔薬に冒された
ように腰から下の自由が利かない。
「ハハハ、どうだ、菊之助。親の仇に大事にしてきた尻を貸し与えた気分はよお、てめえ、のこの
くその穴、おお、厠でしか使わぬにしては、柔こくてあったかくて、俺のせがれも今まで真っ黒
になるまで苦労してきた甲斐あったってもんだ。こんなあったかくて狭くて上品な穴にずっぽ
りと入りこましてもらってよ」
仇討ちに来て敵に捕われ、無理無惨にけつで契りを結ばされるなど、このような哀れといお
うか滑稽といおうか、こんな話は前代未聞だろう、といって重四郎は嘲笑するのである
「まだそれでも武士のつもりか、菊之助」
「仇に尻を開かれて、いじられ、厠で使う穴にとんでもないものをつっこまれる武士など聞いた
事がないわ。」
重四郎と定次郎は交互に菊之助を揶揄しまくる。見物連中も尻馬に乗って野次りながら楽
しそうに酒をくみ合うのだった。
そんな重四郎達のからかいに、菊之助は不自由な姿勢からきっとにらみつける。
「さ菊之助、もうこうなれば抗うだけ苦しむのだぞ、おとなしい稚児となって、可愛くうしろに
顔を廻し、熊造と舌を吸い合って見せろ」
亀吉はむしろ菊之助のために、反抗せず可愛がってもらえと、声をかける。
熊造は背後から両手でしっかりと菊之助の胸をかかえこみ、菊之助の火のように熱くなった
頬に粘っこく頬ずりしながら、
「さ、舌を吸ってやるぜ。こっちへ顔を廻しな、その花びらみてえな唇をよこしな。お前の蜜のよ
うなつばなら、俺が吸ってやるぜ」
と、荒々しく息をはずませながらいい、太い腕を回して菊之助の髪をつかみ無理矢理に顔を
ねじ向けさせようとする。
菊之助はぞっと青ざめて、泣きじゃくりながら必死に首を振って熊造の酒くさい唇から逃れ
ようと身を揉んでいる。
141:名無しさん@ピンキー
09/08/20 01:42:37 NvRnyHW9
菊之助無惨16(「なんとか峠」 log2-256のオニ)
菊之助の陰茎はゆるやかに、しごき出される。
あっあっと断続的な悲鳴を上げて菊之助は狂おしく身を揉んだ。すかさず背後の熊造はぐっ
と押すと見れば身をわずかに引いてまたすぐぐっと押して出る。まだどすんどすんと続けざ
まに打ち込むように腰を入れてくる。その時には、熊造の睾丸の袋が重い鉄の振り子のように
振れて、菊之助のガラス風鈴のような可憐な玉袋に、ばしっ、ばしっと衝突してくる。
菊之助はそれこそ進退窮まった。
苦悩のうめきを洩らし、自分は今、どうなっているのか判断がつかない位、頭の中は麻のよう
に乱れてしまっているのだ。 耳も首筋も女っぽい頼まで真っ赤に火照らせて菊之助は前髪を
慄わせてすすり泣いている。
「へへへ、仇討ちがとんだ結末になっちまったな。
憎い熊造のねばねばした汚らしい精を可愛いお尻の奥に注ぎこまれるなんて、本当に可哀そ
うだ。でも、人間、諦めが肝心だ」
こうなれば熊造と伝助両人にとことんまで生恥をかかされるがいい、
そうして泣いてゆがんだ可愛い顔を見せてくれと、亀吉は笑いながら、しかし目は真剣その
もので、手には汁椀をもって、
「さあ、もうそろそろだな菊之助。熊造が一気にらちを開けたら、お前もこのお椀に思いっきり
お前の汁を出し切るんだ、」
「あっ、あっ、もう、もうおやめくださいっ。」
菊之助の上半身を引きつける熊造の腕が鋼のように硬くなり、あばらが折れるかと思うほ
どの強さになった。
「いくぜ、菊よ、てめえのけつに、うっく、」
熊造の声も、息が荒く、短い。
「熊造、いけないっ、イヤあ、はぁぁ、で、でますっ、でますっ」
「おいおい、待て、おい、こぼしちゃなんねえぞ」
伝助は、菊之助の暴れ回る陰茎をつかみ押さえ、椀の口に押し込む。
熊造の全身が硬くなり、菊之助の白いからだがそれに続いてのびきったようになり、ぶるぶ
ると痙攣した。
びしゅーつ、びしゅーつ、びゅっ、びゅっ、激しく早いリズムで菊之助は伝助が構えた椀の中に
その白い汁を放った。
「おっ、おっ、こら、行儀悪いぞ、菊よ」
そんな伝助の声も、周りからはやすやんやの声も、菊之助は遠くに聞いていた。しびれるよう
な射精の感覚、恥の極みを晒したのだという墜落感。そして、もう思い切り泣くしか菊之助に
はできることはなかった。
菊之助無惨はここで終了です。手違いで投下が分裂してしまいました。ごめんなさい。
このあと、紅くも屋に移送されて、スカ系の責め場面になります。
log2-256のオニ
142:名無しさん@ピンキー
09/08/20 02:03:28 1sSHBWnm
うわーめちゃエロかったです。
古風かつ的確な説明がまたそそる…。
個人的には最近のでは一番好きだ。
143:名無しさん@ピンキー
09/08/20 02:52:54 s/jjw2M+
えろいなw
古風なのもいい
続きありますよね?
144:名無しさん@ピンキー
09/08/20 16:03:19 7EYaoa9p
>log2-256のオニ様
すごく良かったです…これ本にして欲しい…是非続きも読みたいです!!
いやらしい台詞、細やかな描写の数々が本当に素晴らしいです。
紅くも屋での続きお願い致します。
145:名無しさん@ピンキー
09/08/20 17:37:53 zGfikTvV
これすっごく良いな。このスレの中では一際なにもかも新鮮で、読んでいて面白いです。
いいものを投稿してくれてありがとうございました!続編も楽しみに待っています!
146:名無しさん@ピンキー
09/08/20 18:25:41 kFtYXOF0
これはいい、凄くいいです
どこか風格すら感じます
ぜひとも紅くも屋での責めもお願いします
147:名無しさん@ピンキー
09/08/20 18:58:50 WpxQwzQB
ここまでみんなが絶賛だと
ちょっと気持ち悪いぞw
148:名無しさん@ピンキー
09/08/20 22:32:45 D7X3eJE6
絶賛したくなるほど面白いw
団鬼六好きな自分にはこういう古風なのは嬉しいw
149:名無しさん@ピンキー
09/08/21 04:09:02 zpHEVy5K
ワンコも良かった
尻尾責めはケモショタの必須項目だな、もっとやってくれ
優しいご主人様との甘々エッチも読みたい
150:名無しさん@ピンキー
09/08/22 19:23:23 mwkofvP8
絶賛つーか腐臭い感想の数々、久しぶりに一次で見たわ
151:名無しさん@ピンキー
09/08/22 20:56:46 UdVnZWh9
いつもお疲れ様ですぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
152:名無しさん@ピンキー
09/08/22 22:16:15 BZG6RwQ9
感想を
言っただけで
腐扱い
153:名無しさん@ピンキー
09/08/22 23:24:29 kLvBQtaF
前書きが冗長すぎて、まさか原文パクの首と性器すげ替えじゃあないでしょうね?
とは思ったので前書きはいりません
154:名無しさん@ピンキー
09/08/23 01:12:59 BlSgzR95
log2-256のオニへ
面白かった。
155:名無しさん@ピンキー
09/08/23 01:23:07 jM5mPvP4
>>113
原作知らんから鬼ゆり峠を調べたら
小野塚カホリが団鬼六の鬼ゆり峠を「美剣士」ってタイトルで
菊之助が主人公で姉達の前で男達に嬲られるBL本出してるな
156:名無しさん@ピンキー
09/08/23 02:00:13 FoqpTk4J
いいから黙れ
157:名無しさん@ピンキー
09/08/23 05:06:45 pjExygmq
褒められた職人への嫉妬醜い
158:名無しさん@ピンキー
09/08/23 10:27:54 e7dUqAWv
腐女子は氏ね
159:名無しさん@ピンキー
09/08/23 12:08:01 oj6rgn0R
感想の多くが暗に他作品と比較するような書き方だったのも悪いと思うよ
例えばこのあと投下された作品への誰かの感想に、
個人的には今スレで一番の作品でした
しかも時代設定や描写でごまかしているわけでもないのに新鮮な作品です
オリジナルでここまで描けるなんて、真の風格を感じます
なんて書かれてたら菊之助好きな人達はいい気がしないでしょ?
なにより作者に失礼だし
腐臭いかどうかは知らないし諫めた人の言葉も悪いけど、
無神経な感想を書けば他作好きな人に嫌がられるのは当然だよ
160:名無しさん@ピンキー
09/08/23 12:24:25 pjExygmq
暗に比較しただのなんだの穿ちすぎだろ
例文も悪意丸出しだし、一番失礼なのは>>159じゃないのかな
161:名無しさん@ピンキー
09/08/23 12:31:46 oj6rgn0R
>>160
例文に悪意を感じられるなら穿ち過ぎじゃない証拠だよ
現に荒れてるんだからね
確かに>>158は失礼だったかもしれない
でも>>158が失礼だからって件の感想が失礼じゃないということにはならないよ
162:名無しさん@ピンキー
09/08/23 12:34:33 oj6rgn0R
ごめん、安価間違えた
>>158じゃなくて>>159ね
163:名無しさん@ピンキー
09/08/23 12:47:39 G7pPj2E8
難しく考え過ぎだと思いますよーんwwwww
腐女子云々言ってるのは、毎度お馴染みのここ荒らしたいだけの人だと思うしw
164:名無しさん@ピンキー
09/08/23 12:55:11 pjExygmq
>>161
あんたの例文は同じ言葉でも並べ方や編集によって悪意を表現できる見本ってだけで
穿ちすぎっていうのが間違ってるってことにはならんよ
腐女子がどうこうはどうせおなじみの荒らしだからどうでもいいけど
中立ぶったふりして悪意で捻じ曲げるのはどうかな
165:名無しさん@ピンキー
09/08/23 13:12:15 oj6rgn0R
>>164
そうだね、ちょっと文章を作り過ぎたかもしれない
でも>>142と>>145の感想とかは穿つでもなく他作と比較してるんだよね
別にねじ曲げようというつもりはないよ
>>147とかは比較感想への反発だったんじゃないかなと感じられたけど、
それについては言及されずに煽り合いになってたからさ
穿つ穿たないはともかく
最近のでは一番好きとか、このスレの中では一際なにもかも新鮮とか
わざわざ書くべきことなのかな?
166:名無しさん@ピンキー
09/08/23 13:30:24 pjExygmq
自分が悪意をもって他人のレスを捻じ曲げて改変して無神経だのなんだの言ったのを
>ちょっと文章を作り過ぎたかもしれない
とかで済ませて、でも自分は間違ってないあいつらが悪いって言い張る奴には
どんなに言っても無駄なのがよく判った
167:名無しさん@ピンキー
09/08/23 13:39:03 NYAsbgcs
腐女子と腐男子で喧嘩すんなよ
168:名無しさん@ピンキー
09/08/23 13:56:19 oj6rgn0R
>>166
別にそっちが悪いとか勝ち負けを争うつもりはないんだけどな
でも確かに>>159の書き方は悪かったし、その後も喧嘩腰な書き方になってたね、ごめん
要は>>142や>>145を比較感想で失礼だと感じるのを、
そちらは穿ち過ぎで他にそんな受け止め方をする人は居ないと思った
でもこちらは穿っているかもしれないけど他にもこんな受け止め方をする人も居ると思った
で、こちらは感想を書くときは比較にならないよう気をつけて欲しいってことが言いたいんだ
他の作者さんが萎縮して投下し難くなったら嫌だしさ
169:名無しさん@ピンキー
09/08/23 14:02:03 id+KUBM3
なんかこのノリ同人板っぽいなw
そんなことよりちょいSで小悪魔な淫乱ショタに騎乗位で犯されたい
170:名無しさん@ピンキー
09/08/23 14:48:24 SWjrHzGo
随分熱いな
時代劇が新鮮だから大人気なのは他のスレでも割とそうだよ
それに「本にして」「今までで一番良かった」もよく出てくる感想だ
しかし実際、そういう感想がついた場合、
今まで頑張ってた書き手がいなくなる事が多いからそんな感想いらんな
それで時代劇ばかりになったらそろそろ飽きたから他の人も~
とか言い出すのが読み手なんだから、
感想は書く前にSS投下並みに推敲してやって欲しいわ
>>142~146が全員同じような語調で似たような事いってんのも
なんだか同一人物の複数GJみたいで気味悪い
ほんと腐同人の褒め殺しのようだ
もうちょっとオリジナリティ出せないの?
171:名無しさん@ピンキー
09/08/23 14:50:32 UTZsZ2NU
>>168
142も145も普通の感想だろ…
1番好きって言ったら失礼ってw
順位つけたら可哀想だから全員手繋いでゴールする幼稚園かよww
あんたが他の作品の作者で、自分のはスルーされて怒ってるようにしか見えん。
172:名無しさん@ピンキー
09/08/23 14:53:58 G7pPj2E8
言いたいことは、ほとんど>>170が言ってくれましたwwwww
昼は純粋で真っ直ぐなショタ勇者が
夜はド淫乱でパーティーのショタを虜にするSSが読みたいですwwwwwwww
173:169
09/08/23 14:54:33 UTZsZ2NU
>>170
なんか…文体変えてもばればれだよ…
そんな悔しかったのか?
その悔しさは次の作品にぶつけろよ()
174:名無しさん@ピンキー
09/08/23 15:09:12 oj6rgn0R
>>171
順位をつけるなって言ってるわけじゃないよ
誰だって好きな作品はあるからどうしても好き嫌いの優劣はできるだろうしね
ただそれは頭の中で留めておいた方がいいってこと
つまらない作品を面白いと言おうというわけでもないし、面白い作品をつまらないと言おうというわけでもなく
ただつまらない作品を見てもつまらないとわざわざ書くよりスルーするべきでしょ
それと同じように比較するようなことをわざわざ書く必要があるのかなってことだよ
それから自分はこのスレの作者じゃなくて一読者だよ
175:名無しさん@ピンキー
09/08/23 15:19:28 GsFjlyTo
負けず嫌いで糞嫉妬メンヘル野郎のトリ忘れだろ、こいつ。
自分より上の職人への敵愾心と性根の悪さと粘着ぶりが本人だと証明している。
176:名無しさん@ピンキー
09/08/23 15:57:26 k2c2jRp9
なんとさまざまな色めく悪意に満ちたスレであろうか
こんなスレだからこそショタっ子がより一層映えて見えるのだろうか
177:名無しさん@ピンキー
09/08/23 20:06:06 SbHzZviy
自分以外の相手が誉められて嫉妬メラメラのショタと思えば…
178:名無しさん@ピンキー
09/08/23 20:23:32 /DKF4B8f
過疎る流れになってます
びみょーなSS投下してスレストしてやりたいがストックがねぇw
179:名無しさん@ピンキー
09/08/23 21:18:46 gP29xrJB
新着20件もあったから投下があったのかと思ったのに
180:名無しさん@ピンキー
09/08/23 21:21:14 EbuIYv1e
こういうどうでもいい議論も十分腐臭いんだが
181:名無しさん@ピンキー
09/08/23 22:37:09 L8MavIvI
↓この殺伐としたスレに救世主が!
182:名無しさん@ピンキー
09/08/23 23:22:14 deoqO1cE
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
゙、';|i,! 'i i"i,
`、||i |i i l|,
',||i }i | ;,〃,,
.}.|||| | ! l-'~、ミ
,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ
.{/゙'、}|||// .i| };;;ミ
Y,;- ー、 .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
{ く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ
゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__
゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
183:_∧_______
09/08/23 23:28:14 4rSfMnU0
腐女子は消毒だー
184:名無しさん@ピンキー
09/08/24 00:22:03 6HTKxNwA
おいおいw
そこで誰がどんな感想を作品に対して言おうがどうでもいいだろw
気楽にいこうぜw
185:名無しさん@ピンキー
09/08/24 02:38:32 2RaRan/+
○○は他の職人さんが投下しづらくなるよとか言う
その議論こそが投下しづらい雰囲気になることにいつ気づくんだろうな
186:名無しさん@ピンキー
09/08/24 02:45:32 nqn9uxga
単発草とか臭いので止めた方がいいと思います
ところで「草ショタ」とかふと思いついた
「なんすか先輩wwww体育館裏に呼び出しなんてwwww告白でもするんすかwww
ちょww先輩どこ触ってくるんすかwwww変態じゃないっすかwwww
くすぐったいですってwwww皮剥かないでwwwやめてwww
ちょwwwもうwwほんとにwww無理っww離してくださいってww
だからっwwせんぱ、ちょっ、やだ、もう……だめ……うあっ」
ごめん微妙
187:名無しさん@ピンキー
09/08/24 02:53:43 QOP6eVD0
>>186
ウザ可愛いってやつだな
全然あり
むしろ萌えた
188:名無しさん@ピンキー
09/08/24 02:56:54 24d/VgRu
オナホールにハマるショタとか良いと思う
友達を仲間にしようとしたり
189:名無しさん@ピンキー
09/08/24 03:10:10 BtO16JkX
>>186
天才www 萌えまくった
VIPのショタスレで続き書いて欲しい
190:名無しさん@ピンキー
09/08/25 03:48:56 qjeFeoHv
今どきの小中はvipとか見てそうだしなー
ネットで耳年増になっちゃった現代っ子ショタにネチネチと本物の快感を教え込んでやりたい
191:名無しさん@ピンキー
09/08/25 14:50:47 yIxWH1bK
学校ではみんな並んでゴールインだったり成績表が無かったりとかの悪平等に染まった
甘ったれたゆとりショタが2chで職人ぶってネタ投下しても叩かれたりスルーされ、
他の職人が褒められてるのを見て現実を突きつけられて嫉妬でファビョりながらスレ荒らして
ついにアク禁食らって、お兄さんに泣きついて…まで妄想した
192:名無しさん@ピンキー
09/08/25 15:48:51 vYj2FGlw
>>191
そこから先も妄想して、投下するんだ
193:名無しさん@ピンキー
09/08/26 02:43:21 yFS7t/bJ
まーた荒れそうな事を
194:名無しさん@ピンキー
09/08/26 03:15:50 fJ01qDvw
真の勝ち組は感想すら書かずに抜くだけのROM
195:名無しさん@ピンキー
09/08/26 20:32:43 k0ATVgRh
見つけた、きつね。
URLリンク(www.pixiv.net)
196:名無しさん@ピンキー
09/08/27 05:54:17 oQ5uSb8l
夏だしショタ幽霊の妄想でもするか
197:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:45:40 AwYqh7vc
第二の前書き(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
私は、一つの場面をねちねちと、延々と書いてしまう悪い癖があります。また、ショタ、腐女
子、女装、ホモ、そのあたりの概念は私の中では極めて曖昧で、書いている勢いでどこへでも流
れてしまいます。かなりのフェチ系変態であることは胸を張って言えるのですが…
この点において、このスレッドに投下してよいのかは当初から迷ったわけです。ご不快を感じそ
うな方はスルーしていただくようお願いします。今回は、尿注意報発令しております。
「紅くも屋の奥で」は菊之助の兄の浪乃進が責められますが、年齢設定はあえて曖昧にいた
します。お好みの年齢を想定ください。
それから、「紅くも屋の奥で」が長くなってしまったので、一応18まで、投下します。
すこしきりが悪のですが、「続くっ」という感じで終わっておきます。
お盆中休みなく働き、今頃休みをとってエロ小説に打ち込む lgo2-256のオニ
198:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:46:10 AwYqh7vc
.紅くも屋の奥で1(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
貴様の兄上からの書状だといって菊之助のいる座敷牢、重四郎が文箱を持ってきた。あの淫
猥な返り討ちがあってから十日ほど経っていた。
重四郎はあれ以来菊之助の日常、身の回りにうるさく口を出すようになった。
「出されたものは全部食べよ」とか、
「お小姓髷はもうなしで、髪はとりあえず洗い髪のままにせよとか、」
菊之助は、腹の内で、「そういったことに他人の指図は受けぬ、」との憤懣を押し殺して
「…はい、はい」とうなずくしかなかった。
「そうだ、貴様が椀の中にたっぷり出した白い汁のことだがな。あの晩の内に早かご立てて、峠
下って紅くも屋に届けたぜ。中坪の親分ご自身で検分さ。親分、『こりゃいい香りだし、とろみ
も申し分ねえ』と大喜びだったらしい。酒に割って取り巻き連中にも大判振る舞いしたってよ。
酔狂にもほどがあらあ。さすがど変態の紅くも屋の衆だ、舌なめずりして味わったらしい。そ
れで菊殿もそっちへ連れてこさせて、自分たちの手で汁でも何でも絞り出そうって魂胆になっ
たようだぜ。
そのぷりぷりしたちんたまから味のいい汁出して、あの外道どもを喜ばしてやりな。それで
もうちっとは貴様の首もつながってるってわけだ、なあ」
菊之助には、自分の射出した恥ずかしい白い液を口にして喜んでいる男たちというものの気
味悪さに身震いし、いいようのない恐怖を覚えた。それで、反射的に強い言葉を吐いてしまった。
「け、汚らわしい!兄上のことさえなければ私は命など惜しくはないっ」
重四郎は片膝立てたまま、即座に菊之助の顎を殴りつけ、菊之助は床に叩きつけられた。
「俺にそう言う口をきくんじゃねえと、何度言ったらわかるんだ。尻を掘られて女みてえにく
ねくねして泣いた野郎が一人前のつらするな。
ほらよ、貴様の気にしている兄上からの書状だ、おなつかしゅうございますって拝見して、め
そめそ泣きでもしてるんだなぼっちゃん」
199:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:46:43 AwYqh7vc
紅くも屋の奥で2(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ
重四郎が座敷廊からでていくと、菊之助は顔をしかめ、またひとしずく出てしまった涙をぬ
ぐって起きあがった。何度、もう一粒も涙を流すまいと誓ったことか、その度に涙は菊之助を裏
切った。自分はこれほどに弱い人間なのであろうかと、菊之助は思った。
文箱は漆の立派な造りだが、見慣れぬ定紋が打ってあった。むしろ破れ紙に走り書きの書状
でも渡されるほうが、当たり前の状況だがと、思いつつも、心が急いていた。兄恋しさに急いで
文箱を開いた。
書状を取り上げて、菊之助ははっとした。ふっと、不思議な、かすかに甘い香がたったのだ。そ
れに、この紙は、薄く梳いて浅黄の流水紋が地に入っている。
そのただごとでないことに気づいた。兄の浪乃進は一片の書簡といえ個性のある美しい書を
したためる人だったが、その書に妙な香などを焚きしめる等という趣味は持たな
かった。ましてや、花魁でもあるまいに、流水紋の畳紙を使うなど。
菊之助が最初に思ったのは、「これは偽の書状ではないか、」ということだった。
「もしや、兄はもうあの者どもに殺められ、この世の人ではないのか?!」
しかし、そこに書かれた文字は、疑いようのない兄浪乃進の書であった。
200:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:47:14 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で3(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
浪乃進の手紙
菊之助へ、ようやくに連絡をとることを、承知してもらったので、こちらの事情を書く。何も
隠さず、ありのままをお前に伝えようと思う。
私のいるところはずいぶんとこの家屋敷の奥まった座敷のようだ。
牢ではない。座敷牢でもない。しかし、ほんの十日前なら、たとえ素手でも血路を切り開いて
脱出を企てたろうが、今は不思議なほどにその気力が失せている。
なかなかに、夜は眠れもせぬ。あの日以来受けた仕置きが、頭のなかをぐるぐる巡っている。
ようやく寝付いたかと思うと、不可解な夢を見る。向こうを向いた女が泣いている長い細い声
で泣いている。それが振り向いてみると自分なのだ。気味の悪いことにその女の自分がひどく美
しいのだ。
いきなりつまらぬことを書いてしまった、お互い話すことはたくさんあったはずだが、こうなっ
てみると何を書いたらよいのか。
すまぬ、菊之助、兄はあきらめたわけではないのだ。父を殺めた熊造、俺たちを裏切ってやく
ざどもに売り渡した重四郎。あの者たちに対する憎しみは今もこの胸の中にある、以前より
強いといってもよい。しかし、…、わからぬ。
なにゆえに、この紅くも屋の男どもは、一人前の武士である私に、女に対するようなけしか
らぬ行為をしかけてくるのか。私には得心がいかぬ。尋常な勝負ならずとも、剣と腕で来るな
ら、総がかりこられようとも、私はよろこんで受ける、なますに斬られるのも覚悟の上だ。卑
怯な連中のことだ、こちらは動けぬまま殺されてもそれはそれ、死ぬまでのことだ。
しかるに、私には勝負も死もない。見られ、いじられ、自分の恥ずかしさに、心が焼き尽くさ
れるようになり、無反応を貫くことに意地となっても、我知らず腰が震えている、そうだ正直
に言う、こらえきれぬほどの快感で震える。
まるで、ゆがんだ鏡に映る自分の恥辱を、それだけを毎日見ているような…、そして奴等は
私の「弱々しさ、女々しさ」だけを見ている。私の「弱々しさ、女々しさ」を探り出し、引きずり
出して舐めしゃぶって、薄汚い男根を膨らませている。
手紙を読む菊之助の心は沈んだ。この甘い香の焚き染められた手紙は、恐ろしい真実を語っ
ていた。
201:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:47:58 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で4(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
浪乃進の手紙続き
ここでの脅しは最初から、「菊之助がどうなってもいいのか」ということだった。お家のことを
考えればお前だけは生かしたいと思った。この脅しが私に効くと分かってからは、奴等は縄や
牢による拘束を解き、私は座敷に移された。
私もとりあえず奴等の訳のわからぬ要求を受け入れたのは、お前を生かしておく方便と思
ったからだ。
親分のお使いと称する連中が頻々と現れては、
侍の髷を崩せと言われ、妙な女物の着物を着よと言われ、入浴してぬか袋で肌を磨けと言わ
れ、上がったら芸者が来てお化粧のお手伝いをいたします、と言う。
香を焚けと言われ、踊りを習えと言われ、髪に香油を使えと言われた。
訳がわからなかった、一つ一つのくだらない要求と菊之助の命とどちらが大事かと言われれ
ば選択はあきらかだ。その時はそう思った。だが、私はじわじわと見えない網に絡まれ始めて
いたらしい。奴等が上手だったのか。
そうして、私が奴等の蜘蛛の巣に巻かれ始めた頃。
親分と称する中坪という男が、私の奥座敷に入ってきた。
菊之助はなんとかする、重四郎が殺せといきり立っているが俺が何とかすると、その事を繰
り返し言った。そう言って、そわそわと私に近づき、ガマのような顔を近づけてきた。この男の
顔は、肉がだぶつきしわになって盛り上がっているうえに、点々と不潔なシミを浮かせていた。
中坪は息がかかるところまで顔を近づけてきて、
「つくづくお綺麗だ、浪乃進殿、いや、ここじゃあ粋に波殿と呼ばせてもらうぜ」
と妙なことを言い、くりかえし菊之助は今危ない状態だと言った。
私は当惑していたし、このガマのような顔と息から遠ざかりたいと思ったが、こいつが連中の
頭目かと思ったので我慢して
「なにぶんにも菊之助のことはお頼み申す。菊之助の無事な姿をこの目で確かめるわけにはい
きませぬか」
と頼んでみた。ガマの口がねとねとと笑ったように見えた。
「うむ、そこが肝心のところだ、それも波殿のお振る舞い次第ということを、とっくりとわかっ
てもらおうと思ってな」
202:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:48:30 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で5(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
浪乃進の手紙続き
中坪はそう言って、私の襟元に手を伸ばしてきて、御召の内側の半襟をなぞるように私の胸を
そろそろと探ってきた。私は動けなかった。襦袢越しに私の平坦な胸を撫でさすり、そして乳
首を探り当ててきた。
「もっと、もっと、綺麗になれるぜおめえ。あんたみてえに姿のいい鼻の形を見たことねえな俺
は。男の癖になんてえ肌してやがる。なあ、俺のいうとおりを大人しくすりゃ。そうさ、菊之助
もこっちへ連れてこようじゃねえか、なあ波殿。俺の言うようにすりゃ菊之助を殺させやしねえ
って、」
私は、悪寒を感じたが腰が抜けたようになり、こっくりとただ頷いた。気味悪さに吐き気を
覚えながら、首だけをかろうじてねじってガマの息を避けようとしていた。
浪乃進の手紙つづき
いつの間にか、私の着物の八つ口から、わきの下へ差し込まれた中坪のもう一方の手が身体の
わきを回って腰のほうへ深くへじわりと探り入ってきた。
腰紐の結び目あたりをその手は忙しく這い回り、器用に結び目が解かれていく。ねとりとし
たその手がとうとう腰の辺りの肌に直接に触れてきた。思わずびくりと腰が後ずさった。
「浪殿、こわがらんでいい、な、菊之助が心配なんだろう、」
不快に堪えきれず私は思い切り身体をねじって反転しようとした。しかし、中坪はその動き
を読んでいたのか、不意に息も詰まるほどに私を強く抱いた。驚きのために私は、身じろぎも
できず、中坪の締め付ける腕の中で硬直した。ガマのような中坪の唇が、私の鼻孔の下に吸い
付いてくるのを感じたが、避けることはできなかった。
それは接吻というようなものではない、鼻孔から唇からあごあたりまで分厚く広いガマの唇
でそっくりと覆われ、ぬちゃりぬちゃりと舐めしゃぶられる。さらに、このガマの口の中で生き
たコンニャクのような舌がチロチロと動き回っている。鼻孔の中へまでこそこそと舌の先端が差し
込まれ、むずむず、むずむず、と入ってくる。
「いい味だぜ浪殿」
ガマがようやくわずかに口を離してそう言った時、私は窒息寸前だった。私の鼻孔から、ガマ
の唇に、唾液なのか私の鼻汁なのか、とろりとした液が橋を架けていた。
なんという恥ずかしい姿だったか、そう、ガマに恥などというものはない、恥ずかしいのはこの
私だ。ガマに舐められ、鼻汁をたらし、涙をこらえ切れなかった。
203:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:49:03 AwYqh7vc
.紅くも屋の奥で6(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
浪乃進の手紙続き
それ以来の事は、あまり…、もう、書いても仕方あるまい。
今は何も分からぬ。私も菊之助も十日前に共に死んで御家も終わるのがよかったのかも知れ
ぬ、一時はそう覚悟もした。だがお前は生きているというし、私もこんな状態で生きている。と
もかくは、お前にもう一度会いたい。死ぬなら、会ってその時に死のう、今は御身お大切に、心
強くして忍べ。熊造や重四郎に逆らってはならぬ。
春深い頃、菊之助と二人で、母上の手文庫から、朗詠集の手写本を拝借して、吟じたことが
あった。書院の縁に出ると、庭先の草上には、頻々と椿が落ちて、お前は嬉しがって、素足で庭
に降りた。詩句の中の世界に踏み入ったような気がした、そんなことを脈絡もなく思い出して
いる。
ともしびを背けては共に憐れむ深夜の月
花を踏んでは同じく惜しむ、少年の春
浪
菊之助には、「浪」の一文字の送りは力のこもらないたよりなさに思えた。
手紙を読み終えた菊之助は、かつての日、学問所に向かう兄の姿を思った。兄は剣術も強かっ
たし、明晰な頭脳と強い意志を持っていた。だが、思い出の中の兄の横顔の美しさが今は菊之
助の心を占めていた。
生前父上が「浪乃進の武士の心は疑わぬが、お前の姿形はどんな不幸を招くやもしれぬ」と
言ったことがある。そうなのかもしれない、が、兄にどんな罪があるというのか。
そして、ふと春の日の記憶を辿り、あの日庭に降りていったのは、自分ではなく兄だったはず
だ。浪乃進らしくもない記憶違いだと思った。
204:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:49:36 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で7(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
浪乃進の入浴には多くの取り決められた手順があった。
脱衣して湯屋に入ると、足湯、本浴、そのあと入念に体毛を取り除く。ただ、中坪の指示で局
部の陰毛は残しておく。「あそこはな根本にふっさり繁っている風景が俺は好みでな」と言った
ガマの顔つきを覚えている、おぞましい奴だ。
薬湯をうすめた通称くすり浴。それが終わって、特製のぬか袋で全身を摩擦し、一度ぬるい
湯に漬かって、しかるのち、わき、首筋、膝裏、尻の間、陰部の裏側には香油をうすく塗りこむ、
それから…云々、ときりがない。
座敷に戻ると、鏡の前に座り薄く化粧をする。
この時代、男であっても化粧をする機会はあった。節句に登城して舞う若衆行事のお役は一
等の名誉であった。浪乃介は必ず選ばれたものだ。少年の浪乃進は、母と千津に化粧を施され、
唇に紅をさした。
誇らしい気持ちで、殿の御書院のお庭に出たものだ。
が、介添えにたった叔父があっけに取られたように自分を見る視線を感じたとき、何か恥ず
かしく思って目を伏せたことを浪乃進は思い出した。
あの出来事は、小さな予兆だったのかもしれない。
今は強制されている。よからぬ欲望を持った男の命令で紅をさす。その欲望の対象になるた
めに化粧し紅をさすのだとわかっていた。
鏡を覗き込んで唇にさした紅を見る、うすく繊細な線で紅が入ったろうか、そう思って、そ
う思った浪乃進は自分を蔑んだ。腹立たしかった。ここで舌噛み切って死ぬのが武士と言うも
のではないか。
いや、それは際限なくもう考えたではないか、続けたところで益はあるまい。菊之助に会うま
でこの問いは棚上げにすると、決めたばかりだ。思いを振り払うように浪乃進は立ち上がり、
肌着から着けていく。腰巻は透きもみじ、襦袢は溶けそうに柔らかな絹の一重をまとう。これ
は中坪ご指定の下着だった。
使いの小者が来て、廊下から親分がお待ちしております、と告げる。
箪笥ごと持ち込まれた衣装から、まだ許せる柄の御召をうち掛けて着る。それに元禄風の
細めの帯を、腹ではなく腰にゆるく締めて斜め横でゆるやかに垂らす。こういうところに、浪
乃進の趣味が残っている。髪はまだ軽くまとめた切り髪だからやや不思議な遊びなれた御大
尽、女の着物を遊びで着流した傾き者風、くらいにも見える。
廊下に出ると、護送がつく。囚人であることに変わりはない。この紅くも屋の域内は思いのほ
か広大である。渡り廊下でつながり各所に小庭がある。今のところどちらに行くのが脱出経路
なのか、浪乃進には見当がつかない。
205:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:50:05 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で8(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
中坪の居る座敷に入ると、上座に二人座っている。中坪と対照的に筋張った骸骨のような、竹
内の貸元と呼ばれる人物だ。また、下座に手下連中、その足元には、縄、青竹、小桶など不審
な物が転がっている。外道の道具、と浪乃進は眉をひそめた。
浪乃進の額に続く線は、深く陰になった眼窩と際立った鼻筋の対照が絶妙で、中坪に言わせ
れば「こう美しけりゃ、男だ女だと、何の関係がある」ということになる。ただ救われないのは、
中坪にとっては美はいつも欲望、性欲とだけ結びついている。ことさらにゆがんだ性欲と結びつ
いている。
中坪はもうぷんぷんと酒臭い息を振りまいている。
「浪殿、待ちかねたぜ、今日は竹内の貸元もご同席だ、こっちだこっち、こっちきて座れ」
中坪は浪乃進を引きずるように竹内と自分との間に座らせた。
「どうだい、よく見てくれ竹内の、これが俺の浪殿だ、さあさあ、どうだいこの肌は」
この押し付けがましさ、やることなすことの暑くるしさは、中坪の特徴で誰に対しても変わ
らない。
竹内は一種の冷たい笑いで応じる。
「おう、これがおめえの自慢の浪殿か、さすが田舎じゃあ見ねえ美人だな。どれ、おい手えだし
な、剣のほうは使い手だと聞いたが、堅くねえな、ちょおっと痩せてるがな」
浪乃進は、ひじの辺りまで、ああだこうだと竹内に撫で回される。その手は、かさかさの骸骨
の様だった。
「ほれ、竹内の貸元。この首筋なんかいいだろう、惚れるだろうがよ」
竹内は手を伸ばして、浪乃介の髪をつかむ。
「どれ、おう、みみの後ろの肌の青白くて、こりゃちょっと高級品だなあ。ここへ小さな黒子があ
るぜ」
髪を掴まれて、そこらじゅうの肌を品評されるなど、慮外な扱いに、浪乃進の眉間には筋が
立ったが、「石になる」つもりで、目を伏せて耐えた。
「あっはっはっ、おめえもさんざん馬鹿してきたんだ田舎女郎つつきまわすのに飽きても不思議
じゃあるめえが、…こんだぁお武家の若衆とっつかまえたと聞いて、あきれて来てみたら。これ
ぁ、おめえにはもったいねえ。美形じゃねえか。」
206:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:50:36 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で9(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
「どうだいちったあ俺の趣味を見直したかい、おまえさんの、わる~い趣味にもつき合わせるか
らよ、今夜は楽しもうじゃねえか」
「そうかい、そうかい、こう美しい御仁と遊ぶのは俺も嫌いじゃねえけどよ、すこ~し、お澄まし
過ぎなんじゃねえか」
竹内は浪乃進を上から下へ眺め回し、目をずるく細めて、中坪に何事かささやいた。
中坪は、
「さっそく来なすったかいへへ、おい、浪殿、貸元はいまさっき駕籠で着いたばっかりでよ、のどが
渇くってんだ。番茶でもたっぷり呑みてえとよ。おめえの股んところから出るやつさ。どうだい
ここは気持ちよくしゃーっとふるまっちゃあくれねえか。立派な物のご披露にもなるしよ。綺
麗なだけじゃなくて男らしいところもあるってことでよ、」
浪乃進はひるんだ、思わず着物の裾前を押さえ、中腰に立ち上がった。身体に怒りがこもっ
た。その気配だけで子分どもは浪乃進の左右から立って囲む動作をとっている。一人はもう、
広い口のギヤマンの鉢を持ち出して浪乃介の前に回ってくる。
「なんのことだか、わかりませぬ」
「ええい、小便だよ小便、小便出して見せてくれろってんだよ」
「そ、そのようなもの、出ませぬ、こんな、座敷の人前で、出ませぬ」
そう口に出すだけで、浪乃進の青白かった頬に赤みが射す。
「厠で出るものが、座敷で出ない道理はなかろう、不思議なことを聞くもんだ。なあ」
子分の一人が囃す。
「おうよ、貸元がお待ちかねだ、浪殿、ぐずぐず言わずにこのギヤマンの鉢に、すんなり流して
くんな、手間かけさせるもんじゃねえぜ」
左右に二人ずつ、子分が浪乃介の腕、脚を押さえに来た。もみ合った勢いで、浪乃進の着物の
前がわれ、奥に腿がちらちらと光る。「石になる」はずが、浪乃進は心は早くも波立っている。
竹内はおそらく一目で浪乃進の心の策を見抜いたのだろう。そしていきなり外道な要求に出
た。
子分どもはむしろはやり立っている。この下っ端連中は揉め事がなければやがて部屋の外に
追い払われてしまいあの雌じかのような若衆の肌を見る機会さえ与えられないかもしれない。
ことがこじれるほうが嬉しいのだ。
207:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:51:10 AwYqh7vc
..紅くも屋の奥で10(「なんとか峠」第二部 log2-256のオニ)
「抑えろ、抑えろ」
浪乃進は片腕に二人ずつで、両側から挟み込まれた。さらに前に回って、脚を押さえに来る
下郎に、とっさ浪乃進はすばやい蹴りを見舞った。下郎はみぞおちあたりを押さえてうずくま
ったが、同時にそのあたりの銚子が飛び、馬鹿面の中坪の鼻の頭にゴンと音をたててあたった。
中坪はそのまま後ろにすっころんで、銚子が並んでいる盆をひっくり返し頭から燗酒をかぶっ
たざまは傑作だった。
ガマの顔が、青くなって赤くなって、ぶりぶり震えた。
「青竹かませろぉ、あしに青竹かましちまえっ」
子分どもも必死で、寄ってたかって浪乃進の脚を開かせると、足首辺りに青竹を横ざまに渡
し、がっと開いた姿のまま、縄で縛り付けてしまった。
ここでようやく言葉が出た中坪は、燗酒をかぶったガマの顔をぶるぶるさせて怒鳴った。
「下手にでりゃあつけあがりやがって、この野郎、生き恥かかせてやるぜ、おい三次っ、浪の腰ま
で剥き上げろっ」
「へっ」
三次は青竹で脚を三角形に固定されてしまっている浪乃進の着物の前を掴むと、それとばか
り腰まで捲くり上げた。
この瞬間、浪乃進の喉の奥から、キュウというような音声が出たが言葉にはならなかった。さ
らけ出された白い腿は明らかに極度の緊張が走っている。無駄な肉のない引き締まった輝くよ
うな腿だ。
その腿の間に、白鞘の短刀のような浪乃進の陰茎が下がってゆれていた。取り囲んだ子分共
は、沸き立っていた。
「おっ、ぶらんと」
「ゆれてるぜ、いち物が」
「やっぱ白いな、結構長いぜ」
「旬のさよりってところか」
「もっと太えよ、ボラくらいあるぜ」
「吸い付きてえっ」
「こんなとこも上品ないい形だぜ、お血筋だな」
「ちんたまに上品と下品があるかい、何の血筋だよ」
「てめえの、くされ茸とは違うってんだよ」
「玉の下がり具合だって上品じゃねえか、御新造さんの白ちりめんの小物入れみてえで」
中腰で立って両脇を押さえられ、脚を開いた姿勢で、下品な男たちに恥部を晒す。浪乃進の
内心は「石になる」どころか、火の様な羞恥に焼かれ始めていた。