09/09/05 17:46:06 BDTBCHKT
俺、頑張ったんだぜ。このスレに胸張って帰ってこれるようにさ。
ババァなら分ってくれるよな・・・・
アンコールはいかが?
目の前にぱちぱちと火花が散る。白いノイズが眼球に直接翳るように。
自分の唇とは違う感覚と温度。味なんて分らないけれど熱いような温いような。クラクラしてどこからが自分でどこまでが先輩だか、すごく曖昧で。
でもすごく心地よかった。
それが快感だった。
相変わらず頭がフラフラするけど、自分を支えてる腕の力が限界を超えたって倒れたくない。
耳が痛くなるほどセミの声。
薄暗い縁側、ひんやりした板の間とサンダルの下にある石の冷たさ。
汗が落ちる。背中が滝のようだ。気持ち悪い。握ってる先輩の手がぬるぬるしててちょっとエッチだと思った。……変態みたいなこと考えちゃったな。
息が上手く出来なくて、時々はぁはぁ荒く息継ぎ。それもちょっとエッチな感じ。
背筋がゾクゾクしながら蕩けてて、もう何がなにやら正直ワケが分らない。
のに、のに、のに……
一時も離したくなくて、噛み付くみたいに必死に唇をくっつけてる。
がっついてみっともないって思われてるかも。
こんなに長くキスするなんておかしい奴だって軽蔑されるかな。
もしかしたら先輩はもうすっかりウンザリしてて、嫌々付き合ってる?
だんだん自分の頭の中が冷静になってきて、どんどん怖くなってきて、僕はそろそろと身体を離した。
上気した先輩の潤んだ瞳が……なんというか、切なくて、可愛くて……もう、僕、どうかなってしまいそう。
唇にぬるぬるした先輩の唾液が幾筋も舫い縄をかけている。……掛け続けている。
「……ん……、もう、終わり?」
とろとろにねばっこい視線で、先輩がそんなことを言うので。
先輩も結構エッチだなと一安心した。