09/12/19 00:54:11 aJ4dptAj
レトが来るまで何回シたのか覚えてないが、後少しで別の意味でイっていたはずだ。
「ハスキちゃん、どうしたの?最近何かおかしいよ。ご主人様も心配してるし」
「………二人が悪い」
「私とご主人様が?」
つまらなさそうな表情を浮かべていたハスキがようやくまともに口をきいた。
それはともかく、俺達が悪いとは一体?
「……二人はよくエッチしてる。私に内緒で…」
あーそういうことか…いや、待てよ。
「勘違いするな。レトが俺を襲っているんだからな」
ギクリというようにレトの尻尾が張った。
「な、何言うんですかっ!?それに最後はいつもご主人様も満更でもなさそうですし…」
いやいやいや、毎回襲われる身にもなれ。
当事者の俺にも意見を言わせてくれないのかこいつらは。
俺としては早くハスキの機嫌が治って欲しいだけなんだが。
「あ、わかった」
少しの沈黙の後、何かを思いついたレトがポンッと手を叩いた。
あれ?おかしいぞ…何かもの凄く嫌な予感がするんだが。
俺にも動物的勘が備わってきたのか?
「これからはなるべく三人でシましょう」
やっぱり……レトよ、何を考えてるんだ…
「……それならいいよ」
「ご主人様もいいですよね?」
二人とも尻尾がパタパタしている……
「だめだって!!二人同時なんて無理!っていうか我慢しろ!」
まったく、主人を枯れ果てさせるつもりか。
でも明らかに二人には通じない。俺の話を聞くつもりなどなさそうだ。
「ふふ、ご主人様ー」
「誠司……」
犬はもっとしっかりと躾なければいけない。この時俺は身を持って悟った。
終
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