擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十七匹目】at EROPARO
擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十七匹目】 - 暇つぶし2ch614:名無しさん@ピンキー
09/11/23 13:30:00 8C3vyasC
 ネズミもリカも、人間ではない。
 現在の日本列島に、純粋な人間など存在しない。それどころか、旧世紀に存在したあらゆる動物は日本列島には存在しない。
 日本列島を襲った未曾有の生物災害は、あらゆる人間に異常な細胞を作り出した。
 寄生細菌N-637と呼ばれるそれは人間のみならずあらゆる動物の細胞に寄生し、あらゆる動物を異形へと変化させ、最期にはどろどろに腐らせて殺していった。
 しかし一部の人間や動物の腐敗した生殖器から¨適合体¨が生まれた。
 寄生した細菌さえも取り込んだ新たなる細胞は、元々の生物の特徴を色濃く残しながらも、全く別の生物として存在するものを生み出した。
 それがネズミ・シャークスやリカ・ペランドたち新人類たる¨獣人¨である。

「……っとと、さすがに重いかなあ」
 ネズミは自分の体積の数倍はあるだろう量の魚を引き摺り、森を進んでいた。
 ネズミはサメの獣人だ。ネズミザメに似ているからそう付けられたらしいが、自分ではよく判らない。
 ネズミザメがいなくなったわけではない。魚は細菌に寄生されなかった、数少ない事例だ。
 ただ単純にネズミがそのサメを見たことがないと、それだけの話だ。
「リカも来てくれるなら、一緒に運んでくれれば良いのに」
 そう言いながらも、決してそうはならないだろうと思う。
 自分が臆病と言うこともあるし、リカが高慢と言うこともあるだろう。
「でも、なあ」
 あのリカの真っ白な翼の中にしまわれた、翼よりもさらに真っ白く、細い腕。弱々しい手足。
「あれに背負わせると言うのは、ちょっと」
 とも思う。あの華奢な腕ではさすがに持てないだろう。
 仮に持てたとしても、女に持たせようとするるという格好悪い自分に怒ることは明らかだ。
 それは怖い。たとえ自分がサメで彼女がペリカンの獣人だとしても。
「ペリカンとサメなら、サメの方が強いよなあ」
 けれどペリカンの彼女に負けて、尻に敷かれている。実におかしなことだ。
 自分はやはり、サメよりもネズミかなと、笑いながら思った。
 ネズミがのそのそと歩いていると、ゆっくりと小屋が見えてきた。

615:名無しさん@ピンキー
09/11/23 13:32:49 8C3vyasC
「遅いわよ、ネズミ!」
 叫びながら走ってやってくる。どうやら翼はYシャツの中に畳んでいるらしく、いつもよりは早い。
「遅いわよ、ネズミ。この程度の量を運ぶのも、こんなに時間がかかるの?」
「……結構疲れるんだよって、さっきも言ったけどさ」
 ネズミは少しだけリカを睨みつける。と言っても、やはりその視線は弱々しい。
「それに―サメの獣人は成長が遅いし、ペリカンみたいに羽が生えたら終わり、じゃないんだよ」
 ネズミは弱々しく反論する。
「僕はまだえらだって、完全には開ききっていないし、それに水かきだって形成も始まってないし―そんなに言われたって、困るって言う、がっ! ……ぐげっ!」
 リカはぶつぶつと呟くネズミの首を掴むと、
「言い訳無用!」
 と叫び、ビシバシ! と、ネズミのことを叩く。
「さっさとご飯にしたいし、早く運んでよね!」
「ちょ、ちょっと待ってよ―ここまで来たんだから、少しくらい」
「女に運ばせるなんて九州男児の名折れよ! 恥ずかしくないの!?」
 キューシューダンジって何さ? とネズミが問う暇もなく、リカは小屋へと戻っていく。
「……何だろうなあ」
 リカはこの頃、少し調子が変だ。ネズミはそう感じていた。元からそうではあったのだが、笑ったり怒ったり、感情の変調が今までよりも激しい。
 もちろん、変なのは当然なのだ。自分たちは半年間も遭難しているのだから。
 元々ネズミたちのいた場所は、小さな岸辺とそれに接する林だった。その日、幼馴染のネズミとリカが、少し浜から遠い海で遊んでいるときのことだった。
 余りにも突然にやってきた暴風雨はネズミとリカを襲い、そして去っていった。
 抱き合った二人は同じ浜辺に流れ着いていた。何処だか判らない、まるで知らない浜辺だった。
 リカがどれだけ遠くへ行っても、ネズミがどれだけ遠くへ泳いでも、ネズミとリカのいた浜辺は見つからなかった。
 ネズミはこの半年で既に諦めていたが、リカは諦めていないようだった。ほんの少し前までは、良い意味での前向きさがあったような気がした。
 しかしこの頃は違う。何処か焦燥のようなものを抱えている。
「……でも、当然なんだよな」
 それが普通なのだ。今までがおかしかった。リカは未だ十三歳にもなっていないのに。
 確かに顔つきは自分よりも大人びているし、思考もずっと複雑だ。
 それでも、それだからこそ、ただの少女である彼女が、今まで焦燥を抱えていなかったことがおかしい。
「でも、今までは普通にやってこれたし」
 何がきっかけでそうなったのか―とネズミは考え込む。もちろん考えながらも歩いていく。
 ハッと気付いたときには、いつのまにか目の前には大きくて真っ黒いものがあり―

616:名無しさん@ピンキー
09/11/23 13:33:25 8C3vyasC
「ぐげ」
 ぶつかった。よく見てみると、そこには大きな樹があった。
 ネズミはぶつけた鼻の頭を擦りながら、
「……早く、行かないと」
 そう言って、すぐそこに見える小屋へとのそのそと歩いていった。
 小屋に着くと、リカはエプロン姿で顔をしかめていた。
「今日は、アジとイサキだったわよね」
 と先程よりもずっと不機嫌そうに言って、網の中の魚を二、三匹取ると、台所へと向かった。
 ……早く何とかしなければならない、とネズミは思った。


617:名無しさん@ピンキー
09/11/23 13:36:16 8C3vyasC
投下終了。微妙な感じに終わりました。
投下した文の量が短いことは無視する方向で。

618:名無しさん@ピンキー
09/11/23 14:11:35 8C3vyasC
そういえばエロが今回は入ってなかったのも、勘弁してください。
きっちり前置きがないとエロまで到達できないタイプなんです。

619:名無しさん@ピンキー
09/11/23 14:23:26 RmIXvFw/
エラが入ってたから大丈夫GJ!

620:名無しさん@ピンキー
09/11/23 19:45:37 zgJyrrdS
漂流先に台所つきの家を作るネズミタンは決して無能ではないと思う。

621:名無しさん@ピンキー
09/11/23 20:20:01 8C3vyasC
>>620
すんません。誤解を生むかもとは思ったのですが。
島は何と言うか、獣人は生まれなかったけど人は住んでいた、みたいな。
二人ともペリカンとサメだから火を使わなくても食べられる、みたいな。
後で適当に、そこらへんは入れたいと思います。

622:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:31:22 S/soUx8q
何だか変になってしまったけど、ペリカン娘の続きをいきます。
にしても、誰もいないなあ。過疎ってる。
出来れば前のとは話が同じってことで。

623:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:32:51 S/soUx8q

 ×××

 その日の最後の食事が終わると、ネズミはすぐに眠る。
 ネズミや他のサメの獣人に限らず、水棲の獣人のほとんどは川の中、海の中で眠る。
 栄養はほとんどが体温の維持のために使われ、ごく一部が水かきや内臓の形成に使われる。
 のだが。
「んん、ネズミィ……」
 翼のふわふわとした綿のような感触と、肌がぴとりとくっつく暖かい感触が、ネズミの鼓動を早くする。
 一人で寝るのは嫌だと言われたのはかなり初期の頃だが、これまで何度一線を越えようとしたことか。
 この頃はネズミの方が先に寝ていたから、そういう欲望は抱かなかった。しかし今日はリカの方が早く寝てしまった。この状況で寝るのは、辛い。
 起きたときに傍にいないと、思い切りぶん殴られるだろう。だから傍にはいないといけないが、しかしこの状況で寝られるのは男じゃない。
 犯したいという言葉が頭の中で反響する。
 しかし、幾らなんでもそれは駄目だ。絶対にやってはいけない。幼馴染であるとかそういうことは問題ではなく、彼女とだけはやってはいけないのだ。
 そんなネズミの強い意志も、この安心しきった寝顔の前ではほとんど無に帰すようだった。
「ネ、ズミィ……」
 いつもなら眼を吊り上げてひどく怒っているか、そうでなくとも口を尖らせて拗ねているかしているその顔は、寝ているときだけは安心しきった顔を見せる。
 歳相応の可愛らしさを持ち合わせながらも、十三歳とは思えない艶かしさがある。
 そんな少女が音だけなら¨そういうこと¨をしているのかと勘違いするような、実に艶かしいことこの上ない息を吐き、自分の名前を健気に、また儚げに呼んでいる。
 ネズミの下半身はひどい劣情に襲われていた。それは栄養を体温維持のために使わないから体力が余って仕方がないと言うこともあったが、何より彼女が美しかったという理由があった。
(収まれ! 相手はリカじゃないか!)
 子供だぞ、しかも繋がってはいけない相手だぞ、と思うも、それは背徳を加速させる。
 ネズミはひどく溜息をつくと、
「……外に出るか」
 と呟く。外に出て、先に起きて傍にいれば大丈夫だろう。その考えは正しいような気もしたし、残念な気分もした。
 ネズミは外に出ると、冷たい川の水に自身を浸し、少しずつ意識を落としていった。
 翌日の結論から言うと¨フライパン¨だった。

「まったく、一人にしないでって言ってるのに」
 謝っただろうと思いながらも、ネズミはへこへこと頭を下げる。
 内心では「もう子供じゃないんだから一人で寝てくれ」という気持ちで一杯のネズミだったが、しかし遭難した少女にそれを言うのも酷だろう。

624:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:33:24 S/soUx8q
 リカは頭を下げるネズミに両腕を組んで仁王立ちする。
「何で一人で寝てたのよ? それも外でさ」
「……何か、前の癖が、今でも残ってたんだよ」
「ふうん―なら、良いけど」
 良いと言いながらも、その表情はひどく不機嫌そうだ。
 まるで「何で私だけが」とでも言うようだった。
 ネズミは下手に出ながらも、ゆっくりと扉に近づく。
「……じゃあ、漁に出てくるから」
 と、おずおずと告げる。リカはネズミを睨みつけ、
「行ってきなさいよ、さっさと。そうしないと、朝食も食べられないしね」
 と、ぶっきらぼうに言った。
 ネズミは悄然とした様子のまま海へと出ていく。
 昨日の燦々と照らすような太陽と比べれば暗いが、それでも充分明るかった。
「……暑い、なあ」
 暑いのは嫌いじゃないが、いつも水中で暮らすサメのネズミには少々暑すぎる。
 ネズミは頭をガリガリと掻きながら、
「ほんと、リカってばどうしたんだろう」
 と思った。もちろん本人を前に言えることではない。
 ネズミは海に入るといつものようにえら呼吸を始め、水中へと潜っていった。
 いつもと同じだった。遭難したときから腰につけている網を海へと撒いて、魚を捕る。それだけのはずだった。
 だが―そのとき、何処かから咆哮が聞こえた。
(…………!)
 ネズミのいた水中には巨大な影がかかっていた。丸みのある形だが、その表面は岩盤のように硬そうだ。それは海底を踏みしめながら、徐々に地上へと近づいていった。
 それはリカに教えてもらった、キョウリュウとか言う奴のようだった。
(―早く、伝えないと!)
 と考えて、ネズミは大きく水を掻いた。
 ネズミが地上に出ているときには、その巨大な生物は既に半分ほど身を海中から出していた。
 ネズミは再び海に入った。怪物の速度と自分の歩く速度はそれほど違いはないが、自分の泳ぐ速度ならば自分の方が圧倒的に早い。川を迂回しても恐らくネズミの方が早く着くだろう。
 ネズミの考えにほとんど間違いはなかった。
 見落としがあるとすれば、怪物の地上での速度だろう。通常の水棲動物は水のある方が早く動ける。
 しかし怪物にとっての水中での歩行は、冬眠中の夢遊病に過ぎないものだった。全身に空気が触れると、怪物は少しずつ冬眠から眼を覚ましていった。
「――!」

625:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:34:08 S/soUx8q
 産声か欠伸をするように叫ぶ。怪物は完全に覚醒し、そして真直ぐと餌場へと向かった。
 一方、ネズミは川岸から上がると、ちょうどすぐ傍にあった旧世紀の小屋へと走った。
「……リカ!」
 リカは男物の服を畳んでいた。小屋に置いてあったものをネズミが使っている。
 その呑気なのかのんびりとしているのか良く判らない様子に、ネズミは歯噛みする。
 一方、リカは
「―何よ? そんなに大声を出して」
「早く逃げないと! すっごく、大きい怪物が……」
 はあ? とリカは言った。
「すごく大きな怪物だよ! のそのそと歩いてるけど、鯨みたいに大きいんだ!」
「……あんたはネズミでしょうが。オオカミ少年になってどうするのよ」
 ネズミは信じる様子のない
「で、でもさっきから、大きな地響きがしてるだろ?」
「ああ―それは、ほら、あれよ」
 リカはそっと外を指差す。そこには先ほどの怪物がいた。
「そうそう、あれだよ! 早く逃げなきゃ!」
「……知らないの? あれは―」
 と言って、黄ばんだ分厚い本を手に取る。ぱらぱらと捲っているが、そこにある字はネズミには一つも判らない。ネズミはサメとしての修行はしても、読み書きの勉強などしてこなかったのだ。
 リカもそのはずだったが、数ヶ月ほど本を熱心に読んでいるうちに、自然と判ったという。ここが何処なのか知りたいと、そういう心積もりもあったらしい。
 リカが開いたページには、怪物の映った綺麗な写真と、何行かの説明が書かれていた。
「な、なんて書いてあるの?」
「えーと……」
 とリカは文字を強く睨みつけ、声に出して読んでいく。
「¨食事は柔らかい植物性のものを好み、特にこの島では西部の草原地帯へと直行することが多い¨……だって」
「……草原、ということは」
「こっちには間違っても来ないわね―で」
 と言って本を閉じると、リカは爬虫類のような眼つきでネズミを睨みつけた。
 ネズミは思わず身を竦め、それがますますリカには不満のようだった。
「それにしても、ねえ。何で、あんたが」
 リカはネズミに近づき、大きく息を吸うと―

626:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:34:41 S/soUx8q

「何であんたが、私を心配してるのよ!」

 と、絶叫した。その華奢な腕を振り上げ、思い切りネズミを叩いた。
 叩かれている。華奢な腕で、ビシバシと叩かれている。
 ネズミにはどういう理由で殴られているのか判らない。
「ちょ……やめ、やめてよ、リカ……」
 鋭く切れるような翼は畳んでいて、その腕には着けていないので、それほど痛くはない。
 痛くはないが、逆に裸になった華奢な腕が傷つくかもしれないと思うと、自然と下手に出てしまう。
「な、何で僕が殴られてるんだよ……」
「あんたが、そんなんだからよ! 何であんたは、私の心配なんかしてるのよ!」
 しかし下手に出れば出るほど、リカはネズミを強く睨みつけ、強く叩こうとする。
「私たちは、遭難したのよ! あんたももっとしっかりしろ!」
 ネズミはハッとした。半年間、言われ続けている言葉を思い出す。
『私は大丈夫だから! あんたの方こそ、もっとしっかりしろ!』
 そういえば、そのときからずっと、そう言い続けているのだ、彼女は。
 どうして気付いてあげられなかったのだろう? ずっと彼女は焦燥を溜め込んできたのだ。
 リカは怒りとそれを露にしてしまった恥ずかしさに顔を真っ赤にしていた。
 しかしネズミは、それに気付かない振りをして、
「……気を張りすぎって、言っちゃ悪いけどさ」
 ネズミは荒い息を吐くリカに、冷静な口調で言った。
「この頃、少しおかしいよ。リカは焦りすぎだよ」
 リカはその言葉に少しだけ落ち着いたのか、静かに首を振る。
「……焦らない方が、おかしいわよ。おかしかったのよ、今までが」
 リカは弱々しく言った。その言葉に、すごく儚げな印象を感じ、抱きしめたくなる。
 でも、もちろんそんなことは出来ない。自分はサメで、彼女はペリカンなのだから。
 ネズミは淡々と伝える調子で言う。
「ここの生活は悪いものじゃないし、その、もっとゆっくりした方が良いと思うよ。急いだ方が良いのはそりゃ、判るけどさ」
「……何で、あんたはそんなに呑気なのよ」
「呑気なんかじゃないさ。―僕も六人兄弟の長男だけど、いなくなった子供の心配をこんなに長くするほど、僕の両親はのんびりしていない」
 ネズミは苦笑いする。
「多分だけど、いなくなって一ヶ月ぐらい経った頃には、あの人たちは諦めていただろうね」
「じゃあ、尚更しっかりしなさいよ! さっさと帰りたいんじゃないの!?」
 ううん、と首を横に振る。
「もうあそこに、僕の居場所はないよ。―リカは未だ、あと一年は心配してもらえるかもしれないけど」
「…………」
 リカは無言のまま、下を向いている。
 ネズミはリカが唇を噛んでいることにも気付かずに、笑いながら言った。

627:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:35:18 S/soUx8q
「大丈夫だよ。僕ももうすぐ、えらが開き終わるからさ」
 明らかに誤魔化しだった。早くてもあと二年か三年はかかる。
 しかしネズミは誤魔化しでも、彼女を慰めたかった。
「そうしたら、きっとあそこまで行けるくらいにはサポートしてあげられる―」
 よ、と言おうとしたとき、ぱちんと頬が鳴った。
 赤くなった頬を呆然と触りながらも、
「あんたさあ、馬鹿じゃないの! 何で勝手に諦めてるのよ!」
「……諦めてるなんて、言ったっけ?」
「言ったわよ―自分のことを諦めてるのに、何で私のことだけ心配できるのよ!」
 ぐす、ぐす、とリカは泣き始めていた。
 ネズミは慌てながらうろたえているが、リカはネズミがいることも構わずに、大きな泣き声をあげる。
「そりゃ、判ってたけどさ―だって、もう半年だし。そんなことくらい、誰にだって判るわよ」
「……うん」
「だ、だって―私にだって、アレが来たし」
 あれ? あれって何だ?
 ネズミが怪訝そうな顔をしていると、リカは赤く腫れた目元のまま言った。
「せ、生理が来たし―もう、求婚期なのよ! 焦るに決まってるじゃない!」
 …………求婚、期?
「せ、生理って―」
「そうよ! もう求婚期なのに―相手もいないで、どうするのよ!」
 再びぼろぼろと泣き出した。しかし、どうしろと言うのだろう。
 そんなことを自分に言われても、と思う。自分はどう頑張ってもサメなのだ。死んで生まれ変わりでもしない限り、ペリカンの彼女と子供を作るのは不可能だ。
 いや、作れることは作れる。しかしそうすれば、サメとペリカンという遠く離れた遺伝子の自分たちではほとんどの場合で奇形になるだろう。
 本当にごく僅かの可能性で上手くいっても、自分も彼女も新種を開発することになってしまう。
 新種を作るということは獣人にとって、近親相姦や同種食い、親殺しにも勝る禁忌だ。新種を作ってもその種は絶対的に数が少ない。いずれ滅びることは眼に見えている。
 そんな種を作り出して責任が取れるほど、ネズミは強くない。
「……じゃあ」
 そのはずなのだ。本当ならば。
 それでもいつもは強気の彼女が泣いているところを見てしまっては、
「じゃあ、僕がやるよ」
 と、言うしかなかった。

628:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:35:56 S/soUx8q
「…………」
 リカは驚愕で蒼い眼をぐぐっと見開いて、無言でいる。
 馬鹿か僕は、とネズミは内心で自分を罵る。何を馬鹿なことを考えてるんだ、とでも怒られるのが関の山だとネズミは思う。
 責任が取れるのか、とでも言われたら、絶対に反応できない。多分そうなったら殴られる。
 今のうちに痛みに堪える準備をしておこう、とネズミが思っていると、
「……そうよ」
 リカはうん、と頷く。へ? とネズミが反応し終わる前に、
「そうよ、うん」
 と再び頷いた。眼はどんよりと濁っているような気さえするが、表情は歓喜に溢れている。
「ちょ、ちょっと待って―本気?」
「本気も何も、あんたが言ったんじゃないの」
 言葉とは裏腹に、その表情は一気に弱々しくなった。『駄目なの?』とでも言われているような気さえした。捨てられている子犬の眼とはこういうものだろう、ともネズミは思った。
 思わずネズミはうぐっ、と詰まる。
「で、でもさ―本当に良いの? だって―」
「悪いの?」
 じっとネズミの眼を見つめてくる。
 何処が濁った眼だろうか。透き通って、水晶のように青い輝きを放つ、宝石のように綺麗な眼だ。否、ようにではない。これは紛れもない宝石だ。
 リカの眼はしっとりと潤み、その眼に惑わされるように、ネズミの意識はぐるぐると回った。心臓のみならず、ネズミは全身からぶるぶると震え、否、震わされていた。
 リカは震えているネズミにゆっくり抱きつくと、弱々しく押し倒した。ネズミは逆らえなかった。
「……しても、良いよね?」
 うふふ、と妖艶に微笑む。今までの様子が全て演技だったかのように思われる。
 彼女はゆっくりとスカートを外し、下着を脱ぐ。
「んん……脱ぐの、久しぶりだなあ」
 無邪気にそう言った。そしてワイシャツを脱ぎ始める。
 こんなにも安らいだ表情は久しぶりだなあ。ネズミは茫洋とした意識でそう考える。下半身のそれはズボンを押し上げて痛いくらいに屹立しているが、それでも実感が湧かない。
 リカの方は翼が引っかかって、なかなかワイシャツが脱げないようだった。
「ああ、もう! 鬱陶しい!」
 と言うと、ぐい、と背中を丸め、そして背中に力を入れると、びりびり、とワイシャツが破けた。
 その真っ白な翼は大きく広がり、そしてネズミとリカに覆い被さった。
 リカの真っ白な胸とその頂点にある桃色の突起は実際、芸術としか思えない。しかしその温もりは冷たい石像にはないな、ともネズミは感じた。

629:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:36:26 S/soUx8q
 リカはネズミの胸板にぺたりとくっついた。柔らかく押し潰される胸の感触に、ネズミはどきどきと鼓動を波打たせる。
「……このままでも、良いのかな」
 と、リカは呟く。ネズミが訝しげな顔をしていると、リカは、
「このままでも、良い。―ネズミ、そう言ってたじゃない? でも、私はそうは思えなかった。そんなこと、私が思っちゃいけないって、そう思った」
 と言って、その柔らかい両手でネズミの右手を取った。撫でるような彼女の動きは性的なものがあった。と言っても、これからそんなことなど及びもつかないほど、性的な行動をするのだが。
 しかしリカの声は儚げで、それだけ聞けばそんなことは感じさせない。
「あのすっごい嵐のときさ―サメのネズミ一人なら、逃げられたと思うのよ、私は」
「―そんなことないよ!」
 ネズミはぶんぶんと首を振ったが、リカは静かに微笑む。
「あるの。―それで私、自分はどうなっても良いから、ネズミを助けなくちゃなって、そうずっと思ってた。だから、ずっと緊張してた」
「……ごめん」
「何で謝るのよ。良いんだってば。私が勝手に考えてただけなんから、気にしないでよ」
「でも、ごめん」
 ネズミは心底申し訳なさそうにしているが、リカは苦笑した。
「だから、謝らないでって。……でも、さ。私にもとうとう、生理が来たわけ。当たり前だけどね」
「うん」
「生理が来たら、ネズミを助けられなくなるって、そう思ったら、焦っちゃった。今朝のは、そこにネズミが私を心配するみたいにするからさ、つい怒っちゃったのよ」
「うん、ごめん」
「だから心配しないでよ―さっき怒っちゃったのも、さ。ネズミがもう自分のことは諦めてるって聞いたら、それが自分が弱いからだって、そう思ったら、悔しくて」
「うん、うん―」
 と、ネズミはただ頷く。リカは嬉しそうに胸板に頬を擦りつける。
「ごめん。ずっと、押しつけちゃって。甘えてて」
「ううん―大丈夫だよ」
「私さ、遭難してからあんたにずっと、怒ってばっかりだったけど。でもね」
「うん」
「遭難する前も、してからもさ。嫌いじゃなかったよ―ううん、好きだった」
「うん、うん」
「でもさ、新種なんて作ったら、怒られるって―でも、さっきので、決心がついた」
 ……つまり僕のせいと、そういうことですか?

630:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:36:59 S/soUx8q
 ネズミはそんな風に思って、苦笑する。そっとリカの髪を撫でると、リカは眼を見開くが、すぐに猫のように気持ち良さそうにした。
 安心して、と伝えるように、ネズミは優しく髪を梳く。リカも応えるように、
「好きだよ、ネズミ」
 と、言った。そして、のそりと起き上がる。
 何をしているのだろうとネズミが訝しげに思うと、下半身に甘美な刺激が伝わってきた。
「…………う、ぐ!」
 と、息が詰まるような感覚だった。
 リカは媚びるような、愛しいような、奇妙な視線をネズミに向けた。
「何やってるのよ―こういうことするって、言ったでしょ」
 嘲るような言葉とは裏腹に、リカはひどく愛しげにネズミの下半身を愛撫する。
「ふふ―」
 と艶やかに微笑むと、またネズミの胸板に、ぴとりとくっついてきた。
 リカは柔らかい胸を、先ほどよりもぐいぐいと押しつける。乳首を擦りつける。
「あふ……あぁ、ふぁ……」
 乳首を擦りつける度に、リカは喘ぎ声を漏らす。淫らと言うよりは可愛らしい喘ぎ声だ。
 ふと、下半身に濡れるような、締めつけるような感触を感じる。これは―
「んん、しょ―ひゃっ、ふあ。ネズミの、おお、きい、よぉ」
 股間で擦られていた。へその下からくるぶしまで生えている羽を、股間の翳りから出る蜜がしっとりと湿らせている。濡れた羽の感触は複雑にペニスを刺激した。
 そして亀頭に押しつけられるぷにぷにと柔らかいお腹は、ネズミのそれをゆっくりと縦に擦り、へその感触はひどく甘い刺激になった。
「んん―まだ、いっちゃわないでよ……」
「む、むりむり」
「だめ、だめ。だって、あんたのは―」
 リカは見せつけるように自らの股間の割れ目をそっと開けると、
「あんたの白いのは、私のここに入れるんだから」
 と、笑った。快活そうな、昔からのリカの笑みだった。
 リカは誘うように唇を舐めると、からかうような上目遣いでネズミを見つめる。
「あんたのなんか、私のここで、丸呑みにしちゃうんだから」
 言葉は嘲っていたが、彼女の眼は強い欲情に潤んでいる。
「だ―大丈夫なの? リカ、初めてでしょう?」
「どんな女でも経験することよ。……大丈夫に、決まってるわ」

631:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:37:59 S/soUx8q
 痛みへの恐怖はあるのだろう、自分に言い聞かせるようにリカは言った。
 しかしリカはそれ以上の期待と欲情を瞳に輝かせている。
 リカは一瞬だけ躊躇すると、自分の茂りにぐい、とネズミのものを突っ込んだ。
「う、ぐぅ……!」
 リカは痛みに悶える。眼からぽろぽろと涙が落ちたが、リカは必死に痛みを堪えた。
 ネズミはそれを慰めるように、実に唐突に、しかし滑らかな動作でリカの唇を奪った。
「…………!」
 リカはびっくりしたように眼を見開くが、しかし自ら舌を入れる。ネズミもそれに対抗するように舌を入れて、しばらくすると二人は、舌と舌を繋げるように絡め合った。
 破瓜の血がネズミの睾丸を伝わって、ゆっくりと木目の床に落ちたとき、二人はふと唇を離した。二人の唇は唾液で繋がった。
 リカの濡れた唇はとても美しいと、ネズミは思った。
「……大丈夫」
 と、リカは頷く。自分に言い聞かせているようだった。
 ネズミはリカの濡れた目元を指先でそっと拭い、髪を撫で続ける。
「大丈夫。もう、大丈夫」
「……無理しないで」
「無理じゃ、ないわよ。―動く、わよ」
 ずぶ、ずぶ、とリカは腰を動かし始めた。
 破瓜の血はほとんど潤滑剤の意味を成さず、先ほどまでの蜜だけが唯一の潤滑剤だった。
 その擦れ方はネズミには痛いくらいで、それを紛らわすようにリカの胸に触れた。
「…………!」
 ひふ、とリカは弱々しい喘ぎ声を上げた。それと一緒に少しだけしっとりと濡れた気がした。
 ネズミはその締めつけに痛みを感じながらも、胸を弄る。
「やめ、やめなさいよ、やめ……」
 とリカは快楽に喘ぐ。リカは泣きそうな顔をして、手を振り払う。
「やめ、やめて―」

632:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:40:12 S/soUx8q
 痛かったのだろうかと思って、思わずネズミは手を離す。
「ご―ごめん」
「……謝んないで」
 と、リカは言った。
「そういうんじゃなくて、これは¨ごめんなさい¨だから」
 え? とネズミが聞き返す。
「自分勝手で悪いって思うんだけど―¨ごめんなさい¨させて。……私ばっかり気持ち良くなんて、なりたくないの」
 ……贖罪、ということだろうか。つまり、自分を気持ち良くしたいと―?
 ネズミがそんなことを考えてぼんやりしていると、
「んんっ、ぐ、くうっ」
 リカは何故かゆっくりと、その綺麗な割れ目からネズミのものを抜いていった。
「な、何で―」
「こっちはまだ、きついみたいだから―だから今日は、こっちで」
 と言って、再び股間に擦りつけた。
 しかし今度は、リカはネズミのものを擦りつけていると言うより、乗っていると言った方が良い状態になった。リカは柔らかくも引き締まった尻で、ゆっくりとネズミのものを扱く。
 それまでの愛撫が長かったせいか、ネズミはその甘美な刺激に堪えられなかった。ネズミはリカの尻からものを抜くと、その刺激だけで射精する。
 リカは驚いたように身体にかかった精液を見ていたが、ふふ、と微笑む。
 微笑みながら、かかった精液をぺろりと舐めた。リカは嬉しそうに笑いながら、
「一杯出たね―まだかたくなってるけど、する?」
 ネズミは頷いたが、その瞬間に尻で扱かれて、あっさりと二発目を放った。
 ネズミがぱくぱくと口を開閉していると、リカは妖艶な笑みを浮かべる。
「もっと、もっとかけて―もっと」
 リカはそう言うと、萎えかけたペニスをそっと舐める。ネズミがぺったりとくっつく舌の感触に慄いていると、リカは恐ろしいことを平然と口にした。
「……¨ごめんなさい¨は、半年分はしないといけないよね」
 ネズミは温かな口内にしっかりと咥えられたペニスに、反論も出来ずにいた。
 まさかの三日ぶっ続けとは、ネズミも思わなかった。


633:名無しさん@ピンキー
09/11/24 02:42:51 S/soUx8q
投下終了ー。レポートより先に終わらせたー。
続きはあるかもしれないけど、同じキャラで書くかどうかは未定だー。

634:名無しさん@ピンキー
09/11/24 18:09:22 54vhhvFa
>>633
GJ!レポート頑張って

635:名無しさん@ピンキー
09/11/24 22:06:39 MoH82UrJ
gjといわざるを得ない。しかし、リカちゃんは大人だね。色々勉強熱心だったんだろうな。性的な意味で。

636:名無しさん@ピンキー
09/11/25 18:04:10 ioHo8Cog
GJしてつかわす

637:名無しさん@ピンキー
09/11/27 19:53:52 pe9UgUIp
>>633
これはGJなんだから、半年分しないとね。

638:名無しさん@ピンキー
09/11/29 08:50:43 W8PqpnUj
 

639:名無しさん@ピンキー
09/12/02 12:34:27 RmgnLFWt
このスレも落ちるとこまで落ちたもんだな

640:名無しさん@ピンキー
09/12/02 21:20:33 HcADDLeg
他スレのアドレス貼って申し訳ないが>>639は荒らしだから総スルーでお願い。

URLリンク(same.ula.cc)
の540から550辺りを見れば分かるかと。

641:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:46:39 sIbEi8ls
職人達は見てるのかね?

642:名無しさん@ピンキー
09/12/04 23:39:15 rCpCr8Dt
俺は見てるぜ

643:名無しさん@ピンキー
09/12/05 16:17:55 uFcm9P25
一作しか投下してないから職人名乗るレベルじゃないけど定期的には見てる。
でも、投下した作品の続きはワカーン!だし
別の作品はストーリー思いつかないし……

644:名無しさん@ピンキー
09/12/08 00:56:59 Qi5zS2j+
妄☆想☆万☆歳!!

645:名無しさん@ピンキー
09/12/08 22:14:27 le0qW78r
…今更、妄想だなんて…









妄想万歳!!

646:名無しさん@ピンキー
09/12/09 02:30:03 OeUA1j8H
もう…そうがないなぁ




も、妄想万歳!∩(・∀・;)∩

647:名無しさん@ピンキー
09/12/09 23:28:32 t1/k0dj+
ああ、ホルスタイン娘の年もあと1ヶ月か…次は虎姐さんか

648:名無しさん@ピンキー
09/12/09 23:53:30 3wS4f7oC
コーヒー乳牛ってエロくね?

649:名無しさん@ピンキー
09/12/10 01:57:04 TsuDBef/
>>648
父親の後を継いで喫茶店のマスターやってる
おっとり系で黒縁眼鏡が似合う巨乳のホルスタインっ娘の母乳プレイか…

650:名無しさん@ピンキー
09/12/10 08:04:05 6RAWVs2J
>>649
CV:まきいづみ

651:名無しさん@ピンキー
09/12/10 11:19:10 4CKrxh9J
>>649
母乳ってことは妊娠(ry

652:名無しさん@ピンキー
09/12/10 18:20:28 LLgBz7ay
>>651
妄想万歳!と、三回唱えると・・・・?

あら不思議!
実は寝てる間に逆レされていてお腹の子は自分の子とか
亜人さんだからいつも母乳でちゃう>< お乳がはって仕事が出来ないからコーヒーに混ぜちゃおう!とか
発情を抑えるお薬の副作用で母乳が・・・とか

つまり、妄想万歳!

653:名無しさん@ピンキー
09/12/10 18:26:55 xHIxiOvT
牛娘が足りない

654:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:53:34 6R7jVpBW
よく国産牛ってあるけどさ、
あれって確かホルスタインの雌牛に乳を出させるためだけに
和牛に種付けさせたハーフなんじゃなかったっけ。

血統書付きの童貞和牛のオスに襲いかかって童貞&子種を
ご馳走様でした、なホルスタインお姉さま…どうかな?

「らめぇっ…お姉さん、僕のこども孕んひゃぅっ」
「うふふ、まるで女の子みたいに喘ぐのね、かわいいわ…。
あなたの血統書付きの美味しい子種、わたしの子宮がぜんぶ飲み干してあげる。
さあ、子づくりしましょ、いっぱい…」

655:名無しさん@ピンキー
09/12/11 00:10:20 mupFxqpP
>>654
さぁその妄想をSSにする作業に戻るんだ。
冬場だとネクタイ靴下装備でもちと堪えるが新作のためだ

656:名無しさん@ピンキー
09/12/11 00:19:49 670GrKvK
>>655
手袋もつけたらいい

657:名無しさん@ピンキー
09/12/11 01:20:58 81Plfxx+
>>655
覆面をかぶる事を許可する

658:名無しさん@ピンキー
09/12/11 02:04:58 Bz2z8K47
変態紳士達のせいで「牛乳」が「うしちち」に見えるようになったぜ…

659:名無しさん@ピンキー
09/12/11 12:35:14 yCP/SnU9
「肉茎」「肉棒」「肉奴隷」的な意味で、肉牛も極めてエロいな

660:名無しさん@ピンキー
09/12/11 22:39:15 DR2Eu8sZ
巨大な肉球と肉棒をブラ下げた肉牛君は、豊満な乳房をブラブラ震わせる乳牛ちゃんのその自慢の乳の間に巨根を挟ませ

…迄読んだ。

661:11-160
09/12/12 20:51:45 ckImEJpl
久しぶりに少しだけ(2~3レス)書きました。

表現注意。

662:11-160
09/12/12 20:52:11 ckImEJpl
くちゅ、ちゅるり、
「僕の大好きな女の子」が僕のおちんちんを舐めた。
ザラザラとした舌が僕のを這いまわす。

一度遭ったことのある感覚は、僕の頭から舐められたことのあるソコにイタズラを仕掛け、
僕を限界にまで達させた。
覚醒。

ビュク ビュク

僕の股間からパンツの内側へ断続的な「勢い」が発射される。
ドク ドクドク ドクッ。
目を覚ました時にはもう既に手遅れで、おちんちんから全てを出し切り、
パンツの中は濡れた嫌悪感でいっぱいになった…。

あたりは真っ暗 消灯中だ。
「うぅ…またやっちゃった…。」
替えのパンツを持って前屈みになりながら、学生寮の僕の部屋から出て、トイレに向かう。
トイレの洋式便所に入り、パンツを脱ぐ、中は白い粘液だらけになっていた。

股間をトイレットペーパーで拭き、替えのパンツに履き替える。
石鹸から泡を取り、さっきまで履いていたパンツを洗い、水で濯いだ。



663:11-160
09/12/12 20:53:34 ckImEJpl
(また、あの夢、見ちゃった…。)
鏡の前で僕の白い肌と紫色の瞳、灰色の髪の顔を見ながら自己嫌悪に陥る。
一つ溜息を履いて、洗ったパンツを袋にいれながら、自分の部屋に戻った。

僕の部屋の主席と次席でもあるルームメイト二人には気付かれず、眠ったままだ。(僕は参席)
そのまま僕は布団の中に入って再び眠ることにした。

…最近夢に見るのは、僕の大好きだった女の子。
9年前、僕の両親や姉妹と住んでいた時、仲が良かった女の子がいた。
白い肌で蒼い瞳、金髪で猫のような耳と尻尾を持つ優しい女の子。
手を繋いで歩いてたり、悲しい時は優しく抱きしめてくれた。女の子。

戦争をしている生まれた場所から離れて、僕は父さんの出身地である、日本本国の祖父母の下で暮らしていた。剣術道場を開いている祖父に剣術を習いながら、小学校を卒業。
軍にいる彼女に逢いたくて、僕は軍人の学校に入学した。

正式な軍人になるには僕のいるこの中等部はまだ早すぎるけど、学校は戦う覚悟があるか見極める為に、<日本一危険な修学旅行>
つまり戦場に行くという。
「僕の大好きな女の子」に会うには次いつ来るか解らないチャンスだ。

彼女に逢いたい。
その思いで大変な今までの勉強と訓練を乗り切ってきた。

その日本一危険な修学旅行。
行くのは、一ヵ月後。

自己紹介し忘れてた。僕の名前は根室 英雄(ねむろ ひでお)


664:11-160
09/12/12 20:58:55 ckImEJpl
続きモノなのだけど、知らない人はまだ知らなくていいです。

続きは来年載せます。
あくまでフラグ。

いままでこっちで書いてました。

スレリンク(eroparo板)
892レス目から962までは自分。


665:名無しさん@ピンキー
09/12/13 20:35:32 qr7kG7Kt
うん、解んないからそのスレへおかえり
ぶつ切りして次は来年とか宣言しなくて良いし。

666:名無しさん@ピンキー
09/12/13 21:36:21 mrIGZQBp
>>664
よく投下してくれた。
GJ、続きも楽しみにしてるよ。

>>665
荒らしが偉そうな口きくな。お前が去れ。

667:名無しさん@ピンキー
09/12/13 23:30:24 xK6UFok4
>>664
乙、お久しぶりです。獣人兵士シリーズの続編予告という解釈で宜しいですかな?

過去作を読み返して気付いたが、基本的に近未来の日本を舞台にしてて夫婦別姓ばっかりなのはアレなので、
入籍しても良いようにキャラの命名を工夫するか、あるいは結婚観について一定の設定を作るべきだと思うの。

668:名無しさん@ピンキー
09/12/13 23:59:33 ztd1TllD
いろんな奴が擬人化した♀にお持ち帰りされる中、
>>665だけは、純潔を守り抜いたのであった…

669:名無しさん@ピンキー
09/12/14 00:15:09 JVuGn+P2
鳶に油揚げをさらわれる
     ↓
   お稲荷さん

お稲荷さんをさらわれる→性的な意味で


というネタがここ2週間くらい頭を離れない


670:名無しさん@ピンキー
09/12/14 02:22:01 z/qNkgU4
>>669
さぁその妄想を(ry

671:名無しさん@ピンキー
09/12/14 02:43:09 RAZYRuWX
>>669
鳶娘にお稲荷さんをさわられる。

…か。

672:名無しさん@ピンキー
09/12/14 09:43:54 YVeS4Kjz
俺は>>665と同じ考え方をしてしまう人間だった。

他人には自演と思われるだろうけど、
665にだけ伝われば、それでいい。

673:名無しさん@ピンキー
09/12/14 11:23:08 iu34H0EZ
なんでぶつ切りにするんだろう……

674:名無しさん@ピンキー
09/12/14 14:48:53 e2K5lEgE
>>673
大まかの構想は練れてるけど出来上がったのはそこまでだからじゃない?
神大量降臨中だったら見づらいけど、今の状態なら文句ないと思うし、
これが呼び水になれば万々歳だし

675:名無しさん@ピンキー
09/12/14 15:43:48 ZCMXhAcw
分かる。俺もエロで途切れたままの話がいくつあることやら…

676:名無しさん@ピンキー
09/12/14 20:28:20 6l5RjA1Y
その妄想をぶち壊す!!

677:3
09/12/14 22:01:56 tWwqyrea
牛娘が足りないと聞いて……

中途半端なので、足りない分は妄想で補ってください。

678:1
09/12/14 22:02:38 tWwqyrea
『ある草原の喫茶店で』


 その喫茶店は、広大な草原の真ん中にあった。
辺りは見渡す限りの草原。遥か彼方に目を移すと、雪を被った山脈が延々と連なっている。
牧場らしく、木製の簡単な柵が立ち並び、牛がのんびりと草を貪っている畦道の脇。
住居兼用と見られる喫茶店がちんまりと佇んでいた。
道の脇に、「IN 喫茶店」という看板が無ければ、誰も喫茶店と気が付かないだろう。

 その看板の前で、一人の男が安堵の溜息を付く。
自転車を引き、泥に汚れた格好の男。と、いうのも、
(転んだときに飲料水全部ぶちまけるとはな)
自転車旅行中の男にとって、コンビニはおろか、人の住まう住居すら見えない現状では、
看板が救いの神に見えたことだろう。

「ごめん下さい」

扉を開けると、乾いた鈴の音が客の来店を告げる。
見回すと、小奇麗に整理された木製のテーブルと椅子。
簡素ながらも、木の色に深みのあるカウンターが目に付いた。

「どなたか、いませんか?」

扉から手を放した男が店の奥へと歩みを進めるが、対応に出る者は誰もいない。
牧場に出ているのかと考えをめぐらせつつ、カウンター前の回転椅子に腰掛ける男。
何気なく目を横に移した瞬間、思わずその場から飛び退いた。
男の前に、すやすやと眠る人の顔があったからだ。
 カウンターに顔を突っ伏し、惰眠を貪る女性。
横にある巨大な花瓶に隠され、気が付かなかったのだろう。
驚きながらも顔を良く見ると、女性が普通の人間ではないことが分かる。
黒髪を掻き分けて生える二本の小さな角。顔の横から飛び出た細長い耳。
耳には、白地に黒い斑点が浮かび、彼女がホルスタインの獣人であることを示している。

 しかし、男がそれ以上に驚いたのは、胸の大きさだ。
普通の人間がカウンターに突っ伏して眠る場合、顔を直に載せるか、
腕をクッションにするのが普通。
 だが、眼前の牛娘は、カウンターに、顔以上の大きさを誇る胸を置き、
そこに自らの顔を載せて、寝息を立てる。
スイカほどの大きさを持つ胸の上に顔を載せているものだから、重みで胸が圧迫され、
みっちりと張った胸が服から零れ落ちそうになっていた。
 相手が眠っているのを良い事に、顔を近づけて覗き込もうとする男であったが、

「うっ、ん……んっ?」

 顔の横から延びる耳が僅かに反応し、胸の上に載った顔が男を見据え、視線が交わる。
気まずい空気が流れる中、相手の獣人は、何事も無かったかのように再び寝息を立てた。

「あ、あの、ちょっと」
「ふあっ、もしかして、お客様ですか?」

 牛娘もようやく目を覚ましたようで、のっそり立ち上がると、男を見下ろす。
身長2メートルはあろうかという巨体が立ちふさがり、思わず見上げる男。
視線の先には、先ほどの巨大な胸が、自らの大きさを誇っていた。



679:2
09/12/14 22:03:21 tWwqyrea
 視力が悪いのか、エプロンから黒縁の眼鏡を取り出すと、横長の牛耳にのせる。
おっとりとした顔がさらに愛らしく見え、角があることなど気にならない。

「あ、あのぉ」
「失礼しました、視力が悪いもので、てっきり、牡牛の太郎が除いているのかと……」
「へ、太郎……」
「お客様は久しぶりです、さぁ、メニューをどうぞ」

 促されるまま席に着き、メニューを眺める男。
だが、カウンターに両肘を付いた牛娘がおっとりとした笑顔を見せながら、
男の顔を覗きこむものだから、選ぶどころではない。
 牛娘は立ったまま腰を曲げているものだから、メニュー越しに胸の谷間が見える。
首に付けられた大きな鈴にジャマされ見づらいが、男の視線は、牛娘の胸に吸い付く。

「お客様、お決まりになりましたか?」
「はひっ、あの、うしちち……じゃなくて、牛乳を」
「牛乳ですね、牧場の絞りたてをお持ちします」

 言うや、とびっきりの笑顔を残し、カーテンの奥へ消えていった。
おそらく、キッチンでもあるのだろう。
後ろを向いた彼女の尻から細い尻尾が伸び、嬉しそうに踊っていた。

 久々の来客に胸が躍る牛娘。
文字通り、彼女が身体を揺するたびに、両の胸が上下に揺れ踊る。
牧場で採れた新鮮な牛乳を提供すべく、冷蔵庫の扉を開けた牛娘だが、

「あら、無いですねぇ」

 あるはずのモノが無く、牛娘の顔に困惑が浮かぶ。
牧場自慢の絞りたて牛乳。常に新鮮なものを提供できるよう準備していたはずだが、

「無いですうっ、困ったですうっ」

 今から絞りに行こうかとも考えたが、鈍足な己の足ではどれだけの時間が必要か、
考え付かない彼女ではない。
 途方に暮れる牛娘が視線を落とすと、自分の巨大な胸が目に入った。
中身の詰まった牛獣人の牛ちち。乳牛の誇る巨大な乳。
 両腕で自らの胸をもみしだいた彼女は、決意を持って上着を脱ぎ……


▽△▽


「遅いな、まさか、本当に牧場まで乳搾りに行ってるんじゃないだろうな」

 牛娘がカウンターの奥へ消えてから、どれだけの時間が過ぎたろう。
さすがの男も待ちくたびれ、腰を上げかけるが、

「おっ、おまたせしました」

カーテンに隠されたキッチンの向こうから、牛娘が姿を現した。
自らの胸を揺すりつつ、男の前にグラスを置く。
透明なグラスの中には、真っ白な液体がなみなみと注がれていた。


680:3
09/12/14 22:04:25 tWwqyrea
 
 男は置かれたグラスを手にした瞬間、違和感を覚えた。グラスが生暖かいのである。
疑問を抱きつつ視線を上げると、牛娘は息を乱し、上衣を乱している。
不思議と顔は赤らみ、興奮の呈を示していた。一瞬ながら、口にするのをためらったが、

(本当に、牧場まで走って行ったのかな)

 自分を納得させ、グラスに口をつけた。そして、そのまま一気に飲み干す。
生暖かいのは少々気になったが、甘い口当たりはそれすら気にさせぬ。
 口当たりはさらりとしているのに、喉腰は重く、喉を通った液体が胃全体へと満ちてゆく。
まるで、胃にも味覚があるような感覚を覚え、奇妙な幸福感が身体全体へ染み渡る。

「うまいっ、こんなうまい牛乳は初めてですよ」
「本当ですか、喜んでもらえて、私も嬉しいです」

 グラスを置いた男の顔に笑顔が広がり、心配そうに見つめていた牛娘も顔が綻ぶ。
目を瞑ると、広大な草原の光景が浮かび、自分がそこに立っている幻覚さえ見えてくる。
それを眺め、自らも幸福感に包まれる牛娘であったが、次に男が放った一言は、
牛娘を再び困惑させた。

「ふっ、うまかった、あの、もう一杯いただけますか?」
「もう一杯、ですか……」

 あきらかな動揺を示す牛娘。
顔と同様に身体と尻尾を左右に揺すりつつ、何かを言いあぐねているようであったが、
男に顔を向け直すと、赤く染まった顔が、再び男を見下ろした。

「あの、少々お時間がかかりますが、よろしいでしょうか?」
「また牧場まで行くんですね、なんなら、私が自分で絞りましょうか」
「じっ、直絞りですか……わかりました、お客様がそうおっしゃるのでしたら」

 何気なく言った男の言葉に、牛娘の顔が緊張で引き締まる。
一瞬の迷いを見せつつ、カウンターから出た牛娘は、男の前に立つと、上着を放り出した。
ブラも着けていなかったようで、服が投げ捨てられると同時に巨大な胸が空気に触れる。
丸く張った胸は、何の支えが無いにも関わらず、重力に負けることなく、
形の良い張りを保っていた。

「おっ、お姉さん、いったい何を」
「ですから、お客様に直絞りしていただけると」
「直絞りって、まさか、さっきの牛乳って、お姉さんの、乳?」
「はい、その通りです」

 牛娘は腰を屈めると、巨大な乳房を男の前に差し出す。
恥かしさに顔を逸らしながらも、視線は男の行動を凝視していた。
異常な事態の到来に男も困惑を見せる。
直に絞ってくれと胸を差し出されても、男は身体を硬直したまま動けずにいた。
その間にも、牛娘の興奮は高まり続け、呼吸は今までに無いほどの速さになり、そして、

「お客様、私、我慢できません」

 興奮した牛娘は、男の両肩を持つと、そのまま床に押し倒したのである。
地面に倒された男の顔に牛娘の胸が圧し掛かり、圧迫する。
脱出しようにも、男には牛娘の重量を跳ね除ける力は無かった。


681:名無しさん@ピンキー
09/12/14 22:09:26 tWwqyrea
とりあえず、以上です。
eモバイルはアクセス規制が多いのか、話に乗り遅れる事が多いですね。
後半の話が遅れる、もしくは無かった場合、規制のせいです。多分。

682:名無しさん@ピンキー
09/12/14 23:08:12 MtpsoRci
妄想万歳!!

はやく後編を!!

683:名無しさん@ピンキー
09/12/15 00:10:23 f8nUB6+S
僕もおにんにん我慢できません!

684:名無しさん@ピンキー
09/12/15 00:16:54 I3zlz26a
クソッ!
なんてところで止めやがるんだ!

685:名無しさん@ピンキー
09/12/15 00:50:23 FYGeSym8
ちくしょう、魔女のバアサンの呪いか!

686:名無しさん@ピンキー
09/12/15 01:04:50 jcEUNUdB
>>680
直絞りどころか、直吸わせじゃないか!
それとも自分から絞ってぶっかけか?
早く続きを!

687:名無しさん@ピンキー
09/12/15 01:11:19 6rAERNdN
続きが来るまで牛乳しか飲まないぞ

688:名無しさん@ピンキー
09/12/15 18:10:04 lhL5l3B6
>>687
つヨーグルト

689:名無しさん@ピンキー
09/12/15 23:05:00 409D3GaQ
GJ!エロい!展開超エロい!
しかも巨乳、高身長、眼鏡、横長耳とか素晴らしすぐる!
>>688
はい、ケフィアです!

690:名無しさん@ピンキー
09/12/16 01:06:05 Jws+yB91
ちょっと牛乳飲んでくる(;´Д`)

691:名無しさん@ピンキー
09/12/16 07:25:46 eEwlVAeY
牛乳で思ったんだが。
一般的に人間が飲める動物の乳って、牛と山羊の他になにかいるかな?

692:名無しさん@ピンキー
09/12/16 07:45:34 HK+Y2G0Q
確か羊がいたと思う。
まあこの際哺乳類ならなんでも(ry

693:名無しさん@ピンキー
09/12/16 07:57:36 2h08yP7B
>>691
確か、モンゴルの遊牧民は馬の乳飲んでます。
でも、一頭から取れる量は少ない為、牛か山羊くらいが普通は飲まれてます。
牛・山羊くらいがミルクを胸に溜められるように出来てるため
一回に集められるから乳用飼育されてる
……だったような……

694:名無しさん@ピンキー
09/12/16 08:07:42 2h08yP7B
俺の脳内
牛娘→比較的大柄、眼鏡(かなり視力悪いらしい)、おっとり(ホルスタインは本当におとなしいらしい)
できればJcup超え

山羊娘→小柄(150センチくらい)気が強く元気に遊び回るタイプ、
F~Gcupくらい

695:名無しさん@ピンキー
09/12/16 18:27:13 9juLqNmV
小柄で元気に飛び跳ねると乳も四方八方に飛び跳ねるんですね わかります。

696:名無しさん@ピンキー
09/12/16 18:36:32 8si83wQa
>>694
つチラ裏

697:名無しさん@ピンキー
09/12/16 20:12:01 C/+M9G0v
>>696
山羊娘「ねー、その紙たべてもいい?」

698:名無しさん@ピンキー
09/12/17 00:14:35 kpUc/Fvy
>>696
手で渡そうとするとそのまま紙に食いついて最終的には指ちゅぱされるんだな?

699:名無しさん@ピンキー
09/12/17 00:18:12 VcWugjFH
>>697
×その紙
○あなたの白いの

700:名無しさん@ピンキー
09/12/17 02:24:42 6M7Q2fZa
>>681
まだだ、まだ書き終わるまでGJはやらんぞ。

さて、山羊を餌付けしてくるか。
つチラ裏

701:名無しさん@ピンキー
09/12/17 03:29:50 Ujd0Ec4+
クロヤギさんから♪
○○突いた♪
シロヤギさんたら♪
吐かずに飲んだ♪

702:名無しさん@ピンキー
09/12/17 05:46:55 tknSNouU
>>699
つまり使用済みティッシュってことですねわかります

703:名無しさん@ピンキー
09/12/17 12:34:40 RGxxwJQr
>>702
TAGROって人の漫画で、意中の男がいるが振り向いてもらえない女の子(残念ながら人間)が、
その男の目の前で使用済みティッシュを口に含み、ティッシュ内の子種を吸い出してアピールする。
って漫画があった。
読んだ当時は食欲のわかない話だな、と思っただけだったが、
山羊娘が同じ事をやるとか思うとちんこが!ちんこが立った!ハイジー!

704:名無しさん@ピンキー
09/12/17 22:18:48 J4uA1lIk
低燃費ってなーにー?

705:名無しさん@ピンキー
09/12/18 00:20:19 P66nMFkg
熊娘の抱き枕になりながら一緒に冬眠できないかな?

706:名無しさん@ピンキー
09/12/18 01:03:44 6QIObhfV
>>705
が、餓死寸前です。
早く乳製品を!

707:名無しさん@ピンキー
09/12/18 22:16:28 E/miNe0j
まずいぞ、鳶娘が逆レするはずなのに和姦になりつつある

な、なにがなんだかわからねーと(ry

708:わんわんパラダイス
09/12/19 00:52:32 aJ4dptAj
>>89-92と同設定です


最近ハスキの機嫌が悪い。
元から無口な方だがそれ以上に喋らない。というより口を聞いてくれない。
尻尾も動いていない。耳もまた然り。
もう一人の住人(犬?)であるレトにも同じような態度だ。
「ハスキ、どこか調子が悪いのか?」
そう聞いてもぷいっと顔を背け離れていってしまう。
前はいつも俺にくっていてきていただけに心配だ。
「どうしたんだろう……?」
「生理はまだですし…きっと難しい年頃なんです。気にするほどでもないと思いますよ」
なんでレトはこうも呑気でいられるんだか……
「だいたいレトにそんな時あったか?」
「さぁ?その頃はまだ私も犬でしたからね」
そういえばそうだった。レトもハスキもついこの間まで犬だったな。
どうして人になってしまったのか……
「じゃあ私はお買い物に行きますから、ハスキちゃんとお留守番お願いしますね。ご主人様っ」
いい大人なんだからウインクをするな……可愛いけどさ。
レトの見た目は大人だが本当は五歳だ。精神年齢は俺と大差ない。
家には俺とハスキだけ。これを機にちゃんとと話しをするか。
「ハスキ、ちょっとこっちに来てくれないか?」
さすがは犬。主人が呼べば必ず反応してくれる。
「……なに?」
「なに?じゃないだろ。どうしたんだよ最近」
「だって―………から」
ん?俯きながら言ったから聞き取れなかったぞ。俺は犬みたいに感覚は鋭くないんだ。
「ごめんハスキ。もう一回言ってくれ」
ドサッ――
「誠司がエッチしてくれないのが悪い……
押し倒された俺に跨るハスキの顔は紅く染まっている。
間違いない。これは欲情した時に見せる表情だ。
「や、やめろハスキ。落ち着け!!」
息を荒くしたハスキを止めることは人間には無理だ。
中学生くらいの体のどこにこんな力があるんだと聞きたい。
小さな手で俺のベルトに手をかけ、小さな舌は顔中を舐めていた。
「……大きくなってる」
解放された愚息が元気よく飛び出すとハスキはゆっくり顔を近づけた。。
ペロリ
まずは裏筋を一舐め。一瞬の動作といえど確かな快楽信号を送ってきた。
そんな俺を知ってか知らずか、ハスキはさらにペロペロと舌を動かす。
子犬が牛乳を飲む時のように。つい昔を思い出してしまう。
思い出に浸っていると肉棒が温かい粘膜に包まれた。
ちゅる……じゅるじゅる…ちゅぱ…
小さな口を目一杯に開け俺のを頬張るハスキ。反面せわしなく舌が動いている。

709:わんわんパラダイス
09/12/19 00:53:08 aJ4dptAj
き、気持ちいい……丁寧さや全体の完成度はレトの方が上だが、
狭い口内に押し込められているせいで締め付けはハスキが上だ。
あやうく声が漏れそうになる。
「………」
じっと俺の様子を見ていたハスキが目で何か訴えかけてくる。もちろん口は休まずにだが。
ちゅ、ちゅるっ、ちゅぱ……ちゅぽんっ。
卑猥な音を立てながら口を離したハスキはスカートを捲り上げる。
ショーツに手をかけたと思った時には足が引き抜かれていた。
「……いくから」
どかそうにも体が動かない。ハスキの力か、俺の意志が弱いのか。理由はわからない。
主従関係もへったくれもない。俺は飼い犬に犯されている。
ぬちゅ―
「はっん……いいっ!!」
熱いぬかるみに突き刺さる肉棒が喚起に震える。気を付けないとすぐに果ててしまいそうだ。
強い締め付け。いや締め付けが強いというよりは明らかに狭いのだ。
ハスキとは最近はシてなかったから尚更キツい。
「誠司、せい……じっ、」
満足に動かない腰を必死に振り肉棒を外れる限界まで引き抜く。
そしてまたねじ込む。
「あぁっ…んん、はぁ」
雁首が肉襞を削ぐ度にハスキが鳴く。それは結合部からの淫らな水音との二重奏。
「誠司ぃ……はふっん…あぁあ、わっ」
何か言い掛けたハスキが慌てたように口を手で塞いだ。
「…んんっ…はっ…ああ、あっん、んっんん~!!!」
口を塞いだ状態でハスキの体がピンと伸びた。髪の毛から覗く耳もピンと立っていた。
「うっ、く」
いきなり人一倍強烈な締め付けが肉棒を襲う。
イってしまったハスキによる強い締め付けに耐えられなかった。
大きすぎる刺激の前に俺はハスキの中へと精を解き放ってしまったのだった。
「ハスキ?」
「……ん」
俺の上でぐったりするハスキに声をかける。頭を撫でてやると嬉しそうに耳がピクピク動いた。
「誠司……」
「どうした?っうわ!?」
力なさそうにしていたハスキが再び動き出す。
すっかりほぐれたハスキの中で肉棒が力を取り戻していった。
「……まだまだだから」
やばい……この眼はマジだ。
「ハスキ、本当に一回落ち、着けー!!」


「ただいま~。ご主人様、ハスキちゃん……ん?この匂い…まさか!?」
「はん…ん、はぁッ…もっと、ぁ」
「レトか…?頼む…助け…」
「あぁー!!ハスキちゃん、だめー。ストップ、ストップ。ご主人様しっかりしてください」
この時初めてレトがしっかりしていてよかったと感じた。


710:わんわんパラダイス
09/12/19 00:54:11 aJ4dptAj

レトが来るまで何回シたのか覚えてないが、後少しで別の意味でイっていたはずだ。
「ハスキちゃん、どうしたの?最近何かおかしいよ。ご主人様も心配してるし」
「………二人が悪い」
「私とご主人様が?」
つまらなさそうな表情を浮かべていたハスキがようやくまともに口をきいた。
それはともかく、俺達が悪いとは一体?
「……二人はよくエッチしてる。私に内緒で…」
あーそういうことか…いや、待てよ。
「勘違いするな。レトが俺を襲っているんだからな」
ギクリというようにレトの尻尾が張った。
「な、何言うんですかっ!?それに最後はいつもご主人様も満更でもなさそうですし…」
いやいやいや、毎回襲われる身にもなれ。
当事者の俺にも意見を言わせてくれないのかこいつらは。
俺としては早くハスキの機嫌が治って欲しいだけなんだが。
「あ、わかった」
少しの沈黙の後、何かを思いついたレトがポンッと手を叩いた。
あれ?おかしいぞ…何かもの凄く嫌な予感がするんだが。
俺にも動物的勘が備わってきたのか?
「これからはなるべく三人でシましょう」
やっぱり……レトよ、何を考えてるんだ…
「……それならいいよ」
「ご主人様もいいですよね?」
二人とも尻尾がパタパタしている……
「だめだって!!二人同時なんて無理!っていうか我慢しろ!」
まったく、主人を枯れ果てさせるつもりか。
でも明らかに二人には通じない。俺の話を聞くつもりなどなさそうだ。
「ふふ、ご主人様ー」
「誠司……」
犬はもっとしっかりと躾なければいけない。この時俺は身を持って悟った。




短くてすいません。少しでもスレ活性化に貢献できれば

711:名無しさん@ピンキー
09/12/19 03:08:04 E6D3LnNs
>>710実によかった。

もうそうばんざい

712:名無しさん@ピンキー
09/12/19 10:55:15 EAWUoW1i
>>710
二人ともかわいい!GJ!

713:名無しさん@ピンキー
09/12/19 14:33:58 Fj9X9kiV
>>710
GJ!

714:名無しさん@ピンキー
09/12/20 17:32:44 qFZXalm8
動物園から逃げ出した虎のお姉さん(独身)。気に入ったお婿さんが
見つからないので自分でお婿さん探しに行くと檻を破って家出。

このままだと青少年が(性的な意味で)食べられかねないので、テレビ
で緊急警報とか…

715:名無しさん@ピンキー
09/12/20 20:47:34 0Tgtsa1H
もうそうばんざい

716:名無しさん@ピンキー
09/12/21 13:54:44 6IAjtL4Z
牛娘の続きはまだですかー

717:681
09/12/23 11:44:55 P9nl3RCn
呪が解けたようなので投下します。

718:4
09/12/23 11:46:51 P9nl3RCn
 男の口へ片方の乳房が向けられ、牛娘は体重に任せて押し付ける。
もちのように柔らかな胸は男の口を塞ぐように形を変え、顔全体を包み込む。
呼吸の難しくなった男が口を開けると、大きく張った乳首が口内に飛び込んできた。

「あんっ、吸って、やさしく、吸ってくださいませ」
「んっ、んんっ」

 言われるままに口を窄め、乳首を優しく絞る。
乳首を傷つけないよう、歯を立てないように力を込めるのだが、乳が出る気配は無い。

「んっ、出ないですかっ、歯で優しく噛むように絞っていただければ、出るかと思います」

 言われたとおり、乳首に歯を添えると、恐る恐る力を込める。
乳首を両側からしっかり押さえながら舌先で先端を弄ると、僅かに甘みを感じた。
自由になっている両腕で胸を両側から押さえつけ、顔を埋めるようにして胸を圧迫すると、
さらに多くの甘みが口全体に広がった。

「もっと胸を押さえつけて、口でもっと吸ってください」

 息を吐き出し、胸に吸い付いた男は、両の歯で乳首に掴みかかると、一気に吸い込んだ。
すると、乳首の先から甘いミルクが迸り、喉の奥まで飛び込んできた。
歯の力をそのままに口を窄めると、その度にミルクが染み出し、飲み下す。

「赤ん坊みたいですね、もう片方の胸も、同じようにお願いします」

 牛娘が身体を放すと、男の舌が無念そうに宙を泳ぐが、もう片方の胸が男の頭上で
揺れると、再び男の口に向かって降下した。

「んふ、片方の乳首を吸ったら、もう片方も吸えって、どこかの神様も言ってましたね」

 頭の隅で違うだろうと突っ込みを入れるが、男の視線に映るのは巨大な乳房だけ。
我慢のならない男は、牛娘が胸を押し付ける前に自らの腕を牛娘の身体に絡め、
顔を乳房に押し付けた。
 積極的な男の行動に驚きつつも、牛娘はゆっくりとしたペースで身体を下ろし、
男に圧し掛かる。
牛娘の重量でやわらかな乳房が変形する頃には、男の吸引によってミルクが迸り、
男の喉を通る音が聞こえていた。

「あはっ、凄い勢い、これじゃあ、私の胸が、空になっちゃいますよぉ」

 口の動きを早める男に対し、牛娘はおっとりとした表情のまま、男の髪を優しく撫でる。
子をあやす母親のような、自愛に満ちた表情。
だが、乳房からミルクを吸いだされるたびに、その表情が母から牝へと変化してゆく。
乳房に夢中の男が知らぬ間に、逃げ出せぬ状況に陥りつつあった。

「んっ、ぷはぁ」
「ご満足されましたか、お客様の食欲は、満足、されましたよね?」
「ええ、とっても」
「よかった、食欲を満たしていただいたあとは、性欲も満足させて差し上げます」

 抱きついていた両腕を離し、床に寝転んで天を仰ぐ男の表情が凍りつく。
頭上で男を見下ろす牛娘の顔は、優しげなままなのに、
放たれた言葉には、一切の反論を許さない迫力があった。


719:5
09/12/23 11:48:28 P9nl3RCn

「私のミルクを吸ったのですから、私にも、お客様のミルク、吸わせてくださいませ」

 男の上着を脱がしにかかる牛娘。身体をくねらせ僅かな抵抗を試みるも、敵わない。
力の差は歴然である。
服が上に引き剥がされると、両腕が自然と頭上で交差し、バンザイをしたような格好に。
 そのまま服が脱がされれば、男の両腕は解放されるはず。
なのに、服は手首辺りで動きを止め、男の手首をきつく締め付けた。

「あれ、手が動かない」

 首を何とか動かし、己の状態を確認しようとした男は、現状を知る。
牛娘は器用にも服を利用し、男の両腕を頭上で拘束したのだ。
 ご丁寧に、服は両腕だけでなく、近くの回転椅子にもしっかりと結ばれている。
つまり、男の腕は頭上でクロスしたまま、完全に拘束されたことになる。

「さて、次は下半身も脱がしてさしあげますね」
「ちょっと、やめっ……」

 その言葉を無視した牛娘は、巨大な尻を男の胸に乗せた。
拘束された男の視線には、後ろを向いた牛娘の巨尻と、嬉しそうに揺れる尻尾が映る。
下半身が露になると、すでに硬直した男のモノが現れ、牛娘を喜ばせた。

「元気な子、当然ですよね、私のミルク、あんなに飲んだのですから」
「君のミルクに、そんな効果が?」
「ご存知無いんですか、発情した牝牛のミルクは、媚薬にもなっちゃうんですよ」
「そっ、そんなぁ」
「ふふふっ、もっと元気にしてさしあげます」

 尻を後方にずらした牛娘は、身体を曲げると、両腕を自分の乳房に添える。
乳首を指でつまみ上げ、先端を男根に向けると、乳首を指で擦りあげた。
牛娘の背中しか見えない男には、何をされるのか分からない恐怖があったが、
直後、己の下半身に生暖かい物が降り注ぎ、何をされているのかを知る。

「私のミルクが、お客様の立派なモノに、いっぱいですうっ」

 牛娘のミルクが降り注ぎ、男の昂りは最高潮に達する。
男が飲んだ乳は、普通の牛乳と同じような粘度であったのだが、
下半身に降り注いだのは、ローションのようにねっとりと、男に絡みつく。
胸から手を放した牛娘は、ミルクで滑った男の竿を、ゆっくりと握りこんだ。

「おいしそう、この形はまさに、牝牛の乳首そのものですわっ、我慢、できませんっ」

 巨大で分厚い牛の舌が、竿を巻き絞める。
ミルクと先走りの交じった液体を嘗めとり、牛娘は悦に浸っていた。

「はむっ、おいひぃ、むちゅっ」

 牧草を食む牛のように、のんびりとした口の動きは、男を射精に至らせない。
射精寸前の昂りを維持したまま、男にとっては地獄のような責め苦が続く。
舌や口の動きに呼応して、顔を左右に揺する。口をしぼめて吸い上げる。
自らの重量で押さえつけ、身動き取れない男を執拗に舐る牛娘。
 牛娘本人にその気は無いのだが、焦らし続けられている男は、たまったものではない。
両腕を縛られ、圧し掛かられ、一方的に緩慢な愛撫を受け続けた。



720:6
09/12/23 11:49:59 P9nl3RCn
「おっ、お姉さん、お願いだから、射精、させてっ」
「あらあら、もう我慢が出来ないんですか、いけない子ですねぇ」

 言うや、今まで無い強力な吸引が男を襲う。
牛娘の口内で分厚い舌が蠢き、竿をこすり上げると、男はそのまま精を放出した。
焦らされた分、射精の量も多かったはずだが、牛娘は気にすることなく飲み下す。

「お兄さんのミルク、全部飲んじゃいました。もっと、ご馳走してください。」
「お姉さん、もう満足したから、開放してください」
「駄目です、私はまだ満足してないんです、たくさん、はみはみしちゃいます」

 再び、男は口の中に収まった。
特に男を刺激したのが、牛娘の口から絶え間なく溢れる唾液。
牛娘が口をゆすぐ度に、唾液が泡立ち、細かな泡が繊細な刺激を与え続ける。
竿の根元までしっかり呑み込んだ牛娘は、顔を動かす事はない。
口と舌の動きだけが、男の意識を昇華させた。

「今、出したばっかりなのに、また、出るっ、ひいいっ」

 今度は、あっさりと射精を許す牛娘。
射精と同時に、精液と唾液の混じった口内の液体を飲み下す。
かと思えば、再び口内に唾液が満ち、男を果てさせる。
激しいバキュームフェラは、さながら搾乳機。
 さっきまで射精を懇願していた男が、今度は射精を拒んで声を荒げる。
牛娘は、男の悲痛などお構い無しに、白く粘った液体を、己の胃袋へ流し込んでいった。

「唾液が、こんな凄いなんて知らなかった」
「牛はね、一日に100リットルも、涎を垂らすんだそうですよぉ」
「おねえさんっ、そんな豆知識いらないからっ、もう開放して……」
「駄目ですよ、次は、もう一つのお口にも、ミルクをご馳走していただきます」

 牛娘は、背中を向けたままのっそりと立ち上がる。
身体を男の顔に向けなおすと、見せ付けるように自らの下着をゆっくりと下ろした。
牛娘の手を離れた下着は、床に落ちると、布らしからぬ重い水音を響かせる。
男の眼前には、濃厚な愛液が溢れ、透明な糸を引く秘所が露になっていた。
 
 牛娘の巨尻に備わった秘所は、周囲がプックリと脹れた無毛の丘。
その中央にある長い筋からは愛液が絶え間なく溢れているが、
入り口は両側の肉壁できっちりと閉ざされ、その奥を隠している。
牛娘が己の尻に手を添え、ゆっくり力を込めると、
入り口からは考えられぬ巨大な穴が、その姿を晒していた。

「下のお口からも涎がいっぱい、いただきまぁす……あら?」

 男のモノを呑み込もうと、腰を下ろしかけた牛娘の動きが止まる。
視線の先には、ついさっきまで自分の口の中にあった男のモノ。
すっかり萎えきった男根が、首を垂れていた。

「お客様、もう萎えられてしまったのですか」
「しょうがないですよ、だって、何発出したと思ってるんですか」
「しかたないですねぇ、じゃあ、もう一度飲んでいただきましょう」



721:7
09/12/23 11:52:17 P9nl3RCn
 男に跨ったまま膝を突いた牛娘は、覆いかぶさるように身体を曲げた。
両の胸を手のひらで揉みこみ、中身がたっぷり詰まっているのを確認すると、
指で両の乳首を摘む。

「はい、口を大きく開けてください」

 言われるままに口を開くと、両の乳首が口内にねじ込まれた。
乳首に添えた指を転がすように動かすと、男の口内にミルクが噴射される。
口はどんどんとミルクで満たされるから、男は飲まざるをえない。
粘り気を盛った牛娘の発情ミルクは飲むたびに喉に引っかかるような濃さで、
飲めば飲むほど、男の滾りは増してゆき、萎えていた男根も、垂れていた首を起こした。

「あらあら、素直な息子さんですね」

 立ち上ろうとした牛娘は、活力を取り戻した男根に目を落とすと、笑みを浮かべる。
と、腰を完全に上げきることなく、尻を男根に下ろしていった。
亀頭の先端が閉ざされた入り口に触れると、牛娘の眉が僅かに反応する。

「んっ、今度こそ、いただきまぁす」

 牛娘が、体重に任せて腰を落とすと、男根はその姿を穴の奥へ消した。
入り口は狭いが、一歩入れば内部は異様に広い。
 男は根元だけをきっちり締め付けられ、他はわずかに肉壁が触れている程度だ。
きつく閉まった入り口が、亀頭や竿に溜まった血液を逃がさず、
怒張したままの男根に何が待っているのか、男は、不安そうに牛娘の顔を見上げた。

「さっきのフェラとは比べ物にならない、本物の搾乳を体感させてさしあげます」

 牛娘の膣が、僅かに絞まる。肉壁が男根に密着し、やわやわと刺激する。
膣がうねり、竿を下から上へ波打つように蠢く。
膣圧は次第に高まり、竿を刺激する力も強まる。
その動きは、搾乳という言葉にふさわしいものであった。
 膣の中では、腕で扱かれるような感覚が続くが、牛娘の身体に動きは無い。
牛娘は、膣の動きだけで、男の精を搾り取ろうとしているのである。
 身動きのとれぬ男は、一方的な愛撫の連続に辟易していたが、
収まらぬ男根の疼きと、萎える事を許さぬ膣の動きに、我慢が仕切れない。

「だめだっ、出るううっ」
「ああっ、熱いっ、お兄さんの絞りたてミルク、とっても熱いですう」

 最後は、あっけなかった。
飛び出た精液は、膣の脈動によってが奥へと押しやられ、戻ってくる事はない。
射精の痙攣の途中でも、膣の動きは留まる事を知らぬ。
尿道の精も全て搾り取るかと思えば、2度目の精を求めて刺激を強めた。
終わる事のない、機械的な動きが続く。

「お客様、私も久しぶりに、興奮してしまいました」

 おっとりとした瞳で男を見下ろしていた牛娘の表情にも、興奮の色を隠せない。
横長の耳が何度も振るえ、耳にかけた眼鏡が大きくずれている。
男が膣に3度目の精を捧げたころ、男の眼は、口をもごもごと動かす牛娘の様子を捉えた。
気付いた牛娘は、口内の液体を舌で手に塗りつけ、男に見せ付けた。
牛娘の手の平には、白く滑った液体が光っている。


722:8
09/12/23 11:54:44 P9nl3RCn

「反芻ってご存知ですか、牛は、胃に呑み込んだものを、口へ戻せるんです」
「じゃあ、それはまさか」
「さっき呑み込んだ、あなたの精液です」

 驚きを見せる男を尻目に、牛娘は手の平を丹念に嘗め取ると、自慢げに口を動かす。
その行為に、牛娘本人も興奮の度を高めていた。
 牛娘は、身体を前後に揺する。
揺すってはいるが、腰をくねらせるだけで、根元はきっちり締め付け、抜けることは無い。
その乱れようは、怠惰で豊満な牛とは思えぬほどに激しく、美しい。

「お客様がいっぱい吸ったせいで、乳腺がゆるんで……あんっ、あふれるうっ」

両の乳房が上下に揺れるたびに、真っ白なミルクが雨のように降り注ぐ。
男の腹や胸、顔に至るまで、所々が白く染め上げられた。

「はうっ、精を出されながら、ミルクを出しながら、いっ、イクぅぅぅ」

 男の数度目の射精と同期するかのように、牛娘も絶頂に達した。
絶頂の瞬間は膣全体が締め付けられたが、牛娘の身体がぐったりと倒れこみ、
男の身体に寄り添うころには、牛娘の意思とは関係無しに、膣の脈動が再開される。

「お客様、もっともっとぉ、むにゃむにゃ」
「あの、お姉さん、寝ないで下さい、退いてください、せめて抜いてくださいっ」
「おいしいよぉ、はみはみ」
「うっ、胸が顔に、膣が脈動して……誰か、助けてぇ」


▽△▽


それからしばらく月日が流れ、同じ牧場の同じ喫茶店。
牛娘は今日ものんびりカウンターで転寝。
いつもと同じ光景のようで、いつもと違う日常が始まっている。
黒い影が牛娘の背後から近づくと、その巨体にゆっくりと覆いかぶさった。

「また、君の特性ミルクの注文が来ちゃった、どうする?」
「あらあら、胸に手を入れながらそんなこと言って、もう、せっかちさんなんだから」
「注文が来るのは嬉しいけど、貴重な発情ミルク、僕の分は残しておいて貰わないとね」
「うふふ、美味しいミルクが出るように、私をいっぱい、発情させてくださいねっ」

のんびりと雲が流れる風景も、牛達が牧草を食む光景も変わらない。
ただ、誰も来ない喫茶店で、愛を育む二人の姿が加わっただけだ。


【終】


723:名無しさん@ピンキー
09/12/23 14:02:42 KTVKQtHH
お疲れ

おもしろかった

724:名無しさん@ピンキー
09/12/23 19:07:09 kxGWZIPp
・・・・・・ふぅ

725:名無しさん@ピンキー
09/12/23 20:08:45 8XzVKoa6
GJなんだぜ

726:名無しさん@ピンキー
09/12/24 00:16:00 J/rsxaNh
突然のぎっくり腰でサンタ(じじい)がプレゼント配達に行けなくなった!
急遽サンタの代理を頼まれた新米サンタ(ショタ)。

ところが肝心のトナカイ娘達はイマイチ新米サンタが気に入らないようで・・・

727:名無しさん@ピンキー
09/12/24 00:24:27 weytuOhT
犯す体勢を整えてからゆっくり犯すのはいいな
GJ

728:名無しさん@ピンキー
09/12/24 16:14:07 6dbQ86hL
5人程の狐耳の生えたお姉さん達から追われて(なぜか通っている大学構内が舞台)、逃げ回ってなんとか電車で自宅最寄りの駅に着いたが、同じ電車からお姉さん達が降りてきて、ニヤリと笑みを浮かべてさらにおいかけ回された…という夢を見た。
捕まったところで夢から覚めたけど、美味い夢だったけどもったいないことしたなあ。
でも夢の中ではなぜか恐怖感からか、逃げるのに必死だったんだぜ…。

729:名無しさん@ピンキー
09/12/24 20:47:10 LZSCtfJX
まぁ実際に犯されそうになったらみんなそうだと思うぜ
実感がないから好き勝手言えるだけで・・・


ああ、俺も襲われたい・・・

730:名無しさん@ピンキー
09/12/24 21:38:30 l7m0+Kim
夢の中で発情どMモードに突入した俺のほうが逆にやばそうだな・・・・








後少しで猫耳のお姉さんにペニパンでアッー!!な展開が待ち受けてたのになんで目を覚ますんだチクショー!!

731:名無しさん@ピンキー
09/12/26 03:29:21 bFb8Jnkj
>>722
ちゃんと完結させてくれたんだな。
GJ

732:名無しさん@ピンキー
09/12/29 17:09:03 dwTVMpzg
今年もあと二日か……

来年になったら虎がやってくるんだろうな…

733:名無しさん@ピンキー
09/12/29 19:49:54 ltoZldzS
うちのトラ猫は冬だってのに元気すぎだっての…
ネズミ獲るのはいいけど俺の枕元に持ってきた挙句布団の中に潜り込むってさぁ…
おまけに裏山からたまに出てくる狐と喧嘩してたりするしさ

734:11-160
09/12/30 03:22:09 UThbXmcI
久しぶりに長いのうpします。

(虎娘を載せるより先にやりたかったんで)
題名『ZERO』

735:11-160
09/12/30 03:23:28 UThbXmcI
『あの人…? ええ、知ってるわ。話せば長い。そう、古い話。』

年齢は30代頃の〔鷲型獣人の女性〕が私の問いに答えた。
彼女は、『空の女王』と呼ばれている獣人。
現在、全獣人兵士の中で最強と言われる獣人兵士達のプロトタイプ。

20年前、世界を巻き込む事になる戦争が始まった。
―『獣人大戦』 獣人兵士達の登場から日本ではそう、呼ばれている。
この戦争が始まった直後、その空を駆け抜け、そしてその戦場から消えた戦闘機乗りがいた。
敵からもっとも恐れられた『一人の傭兵』。
私は<彼>を追っている。
そして、今私の前にいる『女王』の言葉で物語の幕は上がる。
『彼と出会ったのは、涼しさの残る夏も始まって間もない頃だった。』

ーーーーーーーーーーーーーーーー
九州対馬防衛戦。
民間人にまで被害が出たこの戦いで、俺の婚約者が死んだ…。
『大国』による、市街地を巻き込んだ爆撃で。
俺、財府 亜零(ざいふ あれい)は航空自衛軍の『戦闘機パイロット』で『足』が速く国内の他の地域の迎撃任務に回っていたから、
俺の故郷の婚約者とそこにいた人々を守ることが出来なかった。

本土防衛戦が終わり、ようやく落ち着き始めた数日後、
日本政府は『大国』に対する報復攻撃に出るという。
その案が国民の怒りなどで後押しされ、国会で可決された。
他国に対する侵攻を機に、『各自衛隊』から『日本各軍』へと名前が変更される。
『自衛隊員』もその場で『軍人』になった。
俺は………。


736:11-160
09/12/30 03:25:33 UThbXmcI
2053年6月4日
逆侵攻作戦開始の日。
俺は軍を辞め、日本で活動する『傭兵』になっていた。
防衛戦で多くの自衛隊員を失っていた日本は、逆侵攻に向け、非公式ではあるが外国人の傭兵を集めるようになった。
能力はあるが、まだ実戦経験の乏しい日本軍人よりも、技術力はどうあれ戦いそのものを職業とする傭兵のほうが戦いに向いているし、
もし彼ら(俺も含めて)が死亡しても戦死者数に数えられないからだ。

平和主義がどうので俺は軍人になるのが嫌だったわけじゃない。
ただ、婚約者を失った今では、生きる意味が無くなったからだ。
使い捨てにされてもいい。
婚約者の敵討ちに出来るだけ多くの敵を殺し、
そしていつか俺も死ぬ。
両親や姉夫婦には反対されたけど、それを振り切って日本軍に傭兵として志願した。

俺は戦闘機パイロットだった経験を活かして空軍の下に就くことになった。

逆侵攻作戦で最初の目標が、『大国』から占領されていたひとつの国だ。
俺の部隊の任務は侵攻する日本海軍その一個艦隊の援護。
日本軍艦船を攻撃しようとする戦闘機が接近した時は、これを撃破し、
また地上攻撃の支援も行う。
という作戦だ。

作戦開始。
俺達の隊に空からの援護を受けつつ艦隊は前進する。
いきなりの奇襲攻撃だった為か、敵もまともな反撃が出来ないまま堕ちていく。

艦船の撃ち合いになると、俺は敵のイージス艦を探し、それを優先して対艦ミサイルを打ち込む。当たり所が良かったのか一撃で沈んでくれた。
続けて俺は護衛する艦隊に有利な戦いが出来るよう援護した。

大破、炎上する敵艦を通り抜け、日本艦隊は前進する。

艦隊が敵基地への射程距離に入ると、戦艦1隻1隻から上空へ向けて発射された砲弾が空中で分解、
複数の燃料爆弾となって周囲の敵の基地、 兵器、 兵士達を燃やした。
全滅させるまで。決して投降させないかのように激しく。
その様を空から見下ろしていた。

しばらくして揚陸艇で陸地に乗り込む歩兵と戦闘車両。
彼らが上陸し、次々と拠点を制圧していった。

        

737:11-160
09/12/30 03:26:35 UThbXmcI
                 AWACS
<<オベロン、ティターニア、任務終了。あとは陸軍の仕事だ。基地に戻れ。>>

航空管制官からの無線の指示どおり、TACネーム『オベロン』である俺と、
『ティターニア』である俺の相方(2機編成)の二人は九州の空軍基地に帰還した。

福岡の飛行場地区に着陸し、相方と対面する。
ティターニア機のキャノピーが開かれる。
相方が機体から降りてくる。
俺は驚いた。相方の外見に。
線の細さと丸みで女性だということがわかった。
いや、本当に驚くべきところはそこではなく、彼女の背中にある赤い鳥類の翼だった。
『ティターニア』がHMD付きのメットを外す。
纏めていた翼と同じ色の赤く長い髪を振り乱す。
髪が放射状に流れ、後ろに纏まる。
「貴方が『オベロン』ね。これからよろしく。…『相棒』」
正面から向き合った俺達の間に横から涼しい風が吹いた…。


738:11-160
09/12/30 03:28:55 UThbXmcI
この戦争には謎が多い。

開戦から20年が経ち、日本軍から開戦当時の情報が公開された。
私はその資料を入手し、それでは足りず、
敵国の人間からの裏情報にも手を出した。

2053年 6月4日
米国との戦争に勝利し、領土拡大に向けて近隣諸国を侵略、占領した『大国』からの本土侵攻を受けた日本国は、
民間人にまで死者を出させた『大国』への国民の怒りと、
そして、その日本国内での戦闘を避ける為、
『大国』への逆侵攻を開始。
『大国』からの占領されていた各国の都市を解放し、
軍の施設を作り、そこを拠点とすることに成功した。
そこからは、新たな『戦闘思想』による様々な『獣人兵士達』の登場と新兵器の開発により、
戦局は安定、日本国内もある程度の安全と経済力の維持を保ち続け、
現在にまで至る。

ここまでは、社会の教科書にも載っている。

ジャーナリストである私がこの戦争の数ある謎の中で注目したのは、
ある一人の『戦闘機パイロット』についてだ。
獣人達が戦場に立つ以前から『大国』から<恐怖の的>となった人物。
その人物に会うことは出来なかったが、
『彼』を知っている当時、そこで戦っていた数人に接触することが出来た。
私はその数人の視点から、見る事の出来ない『彼の像』を捉えていくことにする。

私の目の前にいる『赤い翼の女王』も、その中の一人だ。


739:11-160
09/12/30 03:36:53 UThbXmcI
とりあえず今日のところはここまで。
続きは書いてあるけど 自分で読み返してから。

『20年前』とは、根室英雄少年が日本本国に移った(当時5才)20年前。

苗字の違いについて聞かれたけど、
人間として生まれた場合は男系姓。(かなり稀)
獣人は女系姓(というより獣人姓)と思えばOKです。


740:名無しさん@ピンキー
09/12/30 19:01:58 F82TysG7
エースコンバットゼロすぎるw
あとHMDじゃなくてHUDだと思う。
なにはともあれGJ

741:11-160
09/12/30 19:02:50 UThbXmcI
-----------------------------------------

作ったばかりの簡易基地の近くにある長く大きい道路から信号機など、邪魔なものを撤去し、
夜間用の着陸誘導ライトの取り付けや備品庫等を設置して、即席の飛行場に変身させた。
福岡の航空基地から、そこへ移動。着陸する。
今日から解放したこの飛行場が、俺達の拠点になる。

俺の相方の紹介をする。

上陸作戦に成功した後、福岡基地にいたとき少しだけ彼女と話し合った。
彼女の名前は加納 房子(かのう ふさこ)。
俺と同じ傭兵。

名前からして俺と同じ日本人みたいだが、日本人らしくない赤く長い髪と金色の瞳。
(髪を染めたりカラーコンタクトをいれたりする人はいるが)
彼女の最大の特徴は背中に生えている大きな赤い翼。流石にそこは普通の人間とは違う。
「私の羽がそんなに気になる?」
「あ…いや、すまない」
まじまじと見てしまったせいで尋ねられ、俺は慌てて彼女の翼から目を背けた。
「驚くのも無理ないわ。私、新しい生体兵器の実験体だから。」
「実験体…。」
「そう、人間に代わって戦う為の、試作実験体。
姿は人間だけど、私は『鷲の因子』が備わっているから翼があるのね。」
彼女が大きな翼を動かし、目の前にいる俺を軽く仰いだ。


742:11-160
09/12/30 19:03:36 UThbXmcI
<ヒトではない彼女の存在を公にするわけにはいかない>というところだろう。
「なるほど、君が非公式の傭兵として戦っているのもその為か。」
「そう。でも、あなたも不思議よ。」
彼女のことを納得した俺に、彼女は質問を返す。
「あなた、元自衛隊員の日本人なのに、なぜ、軍人じゃなく傭兵になったの?」

俺が傭兵になった理由。
婚約者が死んで、生きる理由を失ったこと。
軍に使い捨てにされてもいいから、国の為に戦うこと。
称賛されなくてもいいから、出来るだけ多くの敵を倒すこと。

だが俺はそれを言わなかった。
中学二年生のような理由ということもあるが、それを誰かに言う必要は無い。
俺はフッと笑い、彼女にただこう答えた。
「金儲けさ。」
都合良く敵からの空襲へのサイレンが鳴る。
「敵だ。 行くぞ!」
俺は彼女に呼びかける。
質問からの逃げ道が出来た。誤魔化すように俺は飛行場へ走った。

敵が爆撃機でこの基地に攻撃をしかけて来るらしい。
俺達は正規の軍人よりさきに急いで機体に乗る。

俺の機体は科学実証機<心神>の技術を元に、F-2支援戦闘機をモデルに、ボディの素材、新エンジン等再改修した量産機。『サイレントゼロ』
彼女の機体は機銃とミサイルと引き換えにレールガンを装備させ、その兵器を最大限活かせるために急激な旋回が出来るよう、心神のようなジェットエンジンに推力変更装置に取り換え、カナード翼をつけて格闘線にも対応させた高スピード機体『イーグル・イェーガー』。
彼女の髪と翼の色と赤い特殊なカラーリング。
ミサイルも無しに本当に戦闘機で戦えるのか…?


743:11-160
09/12/30 19:04:07 UThbXmcI
この2機編成で俺達は戦っていく。

発進。
それぞれの機体に搭乗。
格納庫から舗装された滑走路になった長い道路へ移動し、出撃に向かう。
燃料を最大まで燃やし、アフターバーナーを吹かせ、前進。
スピードを上げて操縦桿を手前に引き、離陸する。 
ティターニアも俺に続き離陸。

本部から、レーダーで敵を捉えた情報を俺達の機体へ転送されて来る。
敵は爆撃機8機とその他のファイター機を連れた爆撃機編隊。

              Titania
<<相棒、貴方は爆撃機を狙って。私はその護衛の戦闘機を狙う。>>

そう言って俺の返答を聞く前に彼女は敵航空編隊に突っ込んでいった。
ティターニアである彼女の機体のジェットエンジンの先から火が吹く。
静止させようにもあっという間に辿り着けないところまで行ってしまった。
俺の乗っている機体では彼女のイーグル系には追いつけない。

ピシャ ピシャ!
彼女の機体からレールガンの発光、 それに少し遅れての発砲音。
その発砲音が鳴り終わった時には、爆撃機の中の一機が、レールガンの弾体に貫かれ、火を噴いていた。
彼女がレールガンで敵爆撃機を狙撃していたのだ。
続いて遠くからではわからないくらい小さな動きで角度を変え、護衛機を射撃し、敵爆撃機編隊を通り越した。
高速から一時減速し、上昇回転し、縦にUターンした後、逆向きになった機体を180度回転させる<インメルマンターン>。
後ろから敵を攻撃する形になった状態でまた狙撃し、また一機、爆撃機を撃破。
そしてまた通り越す一撃離脱戦法。
敵に後ろを見せた彼女は、揺れるように軽く左右に旋回し、敵を挑発する。

その挑発に乗ったのか、敵の護衛機は彼女の機体をターゲットしてミサイルを発射する。
相手が追いつけるスピードで、追ってくるミサイルを回避しながら敵を誘導していくティターニア。

今のうちに…ってことか。
俺は敵の爆撃機の護衛が手薄になっている隙に、爆撃機に接近。ターゲット。

FOX2
爆撃機の正面に立ち、対空用のミサイルを放ち、接触を避ける為に敵の真上へ上昇。
敵の操縦室に命中。敵機体の頭の部分から火を噴き、地面へ堕ちていく。
爆撃機の群れを通り越し、旋回する。
ミサイルを当てやすくするために、後ろから狙う。
他の敵パイロットよりは冷静な護衛機が護衛対象を攻撃しようとする俺を狙ってくる。
敵の視界から遠ざける為に、エアブレーキをいれながらバレルロールをいれる。
操縦桿を横に倒しながら手前に引いて回転をし、速度を一時落とし、半分まで回転が終わった時に速度を上げ始める。
やり過ごしたおかげで、俺を狙った護衛機の後ろに立った。ヨーで細かい左右の調整をしながら機銃で撃ち、ミサイルを一発入れて、
ズドォン!
一機キル。
続いて先に狙おうとしていたターゲットの爆撃機も撃ち落とす。
次のターゲットを、探す。
ティターニアが護衛機の相手をしてくれているから楽に爆撃機を倒しに行くことが出来る。

俺の場合は通常 空自に居た時に教わった戦い方をするのだが、俺の相方は違った。

ティターニアのほうは荒々しい飛び方をする。航空戦術関係なく、強引に敵に食らいつき、レールガンの照準を合わせて撃ち落としていく。まさに獲物に食らいつく『荒鷲』だ。
そう戦っていき残りの爆撃機を落としていった。
全ての爆撃機を倒し、残りの護衛部隊は自分達の任務を終え、撤退していくのだが、



744:11-160
09/12/30 19:06:35 UThbXmcI

Titania
<<相棒、逃げていく敵もヤろう。あれも戦力だ。>>
ピシャ! ピシャ!
後ろを向いていた敵戦闘機が火を吹いて墜落する。
ティターニアは逃げている敵に対し、レールガンで狙い撃ちした。
容赦ないな。まあ機体とパイロットが生き残ればいつか戦うことになる。
再び来るならば落としたほうがいいだろう。
『FOX3』
俺もまた逃げる敵に対し、遠距離射程が可能な赤外線追尾型ミサイルで出来るだけ撃ち落とす。
俺の落とした一機以外はすべてティターニアが撃ち落とし、敵部隊は全滅した。


745:11-160
09/12/30 19:11:54 UThbXmcI
ここまでです。


普通の戦闘機は全面に置いてあるHUDですけど、
科学実証機『心神』はヘルメットと一体化した
HMD式(ヘッドマウントディスプレイ)です。

利点はQAAM等、機動の高いミサイルは全面以外でもロックオン出来る所。

746:通りすがり ◆/zsiCmwdl.
10/01/01 05:00:33 epFxI7sV
皆さん、お久しぶりです、と言いたいけど忘れられてそうな俺が通りますよ。
もう1年以上もこのスレに顔だしていない上に最近じゃ某スレじゃスランプ気味だけど、
長らく世話になったこのスレの為にお年玉持ってきたよ!

747:通りすがり ◆/zsiCmwdl.
10/01/01 05:01:38 epFxI7sV
じゅぷじゅぷ、ぐぷぐぷぐぷ

……なんだろうか、さっきから変な音がするような……
あー、ひょっとしたらシャワーの栓をしっかり締め切れなかったのか?
あそこ、ちゃんと締め切らないと、何時までもぼとぼとと水が零れまくるからなぁ……。

ちゅぶちゅぶちゅぶ、じゅぷじゅぷじゅるる

で、俺は何で布団も敷かず炬燵で寝てるんだっけ?
……あー、そういや、俺は前回も前々回もカウントダウンを見逃したから、
今年こそは失敗しないと、今回の『笑ってはいけないシリーズ』を泣く泣くビデオ録画にしたんだっけ。
で、年越しそばを食べて、後はカウントダウンを待つだけと安心しきった所で……、
昨日までしていたバイトの疲れもあって、そのままうっかり寝てしまった、と。……マヌケ過ぎるだろ、俺。
何の為に『笑ってはいけないシリーズ』をビデオ録画したんだよ。もうバカなの? 死ぬの?

ぐじゅぐじゅ、ぢゅっぢゅっぢゅっ、くちゅくちゅくちゅ

まあ、そんな自分自身のバカさ加減に悲しさを感じているのはここまでにしておいて、
今年の年越しは何か足りないような気がしていたんだよな、そう、ここ数年は毎年の様にあった事だけど。
つか、さっきから聞こえるこの音は何だ? もう明らかにシャワーの閉め忘れの音じゃねーだろ?
おまけにその音に合わせて股間の辺りに柔らかい物や熱くぬめる物が蠢いて……

「―って、何やってんじゃぁ!!」

俺が目を覚まし様に跳ね上げる様に炬燵の布団を捲ると、その闇の奥に輝くのは金色の双眸。
良く見ると、それは自分の背で炬燵を押し上げながらも、俺の愚息を大きな乳房と舌先で弄ぶ全裸の虎姐の姿があった。

「んぢゅ…―あ、起きた」
「『あ、起きた』じゃない! いきなり何してるんだと俺は聞いて―」
「光喜、それより新年の挨拶を忘れてるぜ?」
「――あ、そうだった、明けましておめでとう、虎姐」
「うんうん、こちらこそあけおめだ、光喜。 今年も宜しくな!」
「ああ、こちらこそ今年もよろし……って、そうじゃない! 話を逸らすな、話を!」
「ちぇ、話の流れを逸らせなかったか……」

こ、こやつは……ま、まあ良い、こんな事で新年早々カッカしてたら今年はずっと怒っていそうだ。
だから落ちつけ、光喜。冷静に冷静に、クールにクールにだ、光喜。

748:通りすがり ◆/zsiCmwdl.
10/01/01 05:02:50 epFxI7sV
「……で、改めて聞くが、虎姐はいきなり何やってるんだ?」
「いやぁ、見れば分かるじゃないか。夜這いだよ、夜這い」
「…………」
「そ、そんなに怖い顔しないでくれよ、光喜。ちょっとした冗談じゃねーか」

睨みつける俺の顔が余程怖かったのか、獣耳をぺたりと伏せて苦笑いを浮かべる虎姐。
尻尾丸めて怯える位ならくだらん冗談を言うんじゃないっつーの。と、怒っているのは其処までにして、と。
先ずは聞くべきことを聞かねば何時まで経っても話がまとまらん。

「で、虎姐、何だって今更夜這いなんかしてるんだ?、今までは堂々と来てただろうに……」
「何でって聞かれると、そうだなぁ……去年はなんだかんだであの熊女に先越されちまっただろ?」
「ああ、そうだな……。あの後、何発出したのかも覚えて無い位に熊谷さんにヤられたからな……」
「あの熊女…そんなに…! って、そんな事より。まあ、そんな形で散々だった去年の新年の経験を踏まえてだな、
今まで堂々と来ていた新年の挨拶を変えて、今回は光喜が寝入った所をこっそりと頂いちまおうって事にしたんだよ」
「なるほど。そう言う訳か……でも納得はしないぞ?」

言ってジト目を向ける俺、更に苦笑いを深める虎姐。
と、其処で俺はある人が居ない事に気付き、虎姐に問いかける。

「なあ、所で獅子沢さんは? 何時もだったら一緒に居てもおかしくないのに……」
「ああ、アキラの奴だったら、あたしが光喜の家に行く前に、電話で『今年も行かないか?』って誘ったんだけど
あいつ、『今年は先輩が主役の虎年ですから、先輩が光喜さんを一人占めにしちゃってください』って言ってな」
「……先輩想いの良い後輩じゃないか……」
「そうだな……後でアキラに何か奢ってやらねーとな……」

そうやって二人で暫くの間しみじみとしていた所で、俺ははと気付く。
ってか、今の俺って虎姐に性的な意味で襲われてる最中じゃなかったっけ? 
もうしみじみしている場合じゃなくて早く何とか……って、もう完璧にマウント取られてますね。俺オワタ\(^o^)/


749:通りすがり ◆/zsiCmwdl.
10/01/01 05:04:37 epFxI7sV
「ふふ、やっと自分の置かれてる状況を思い出したな、光喜♪」
「うあー、くそー、やっぱり今年もこうなるのかよチクショー」

言って、好色な笑みを浮かべ圧し掛かる虎姐、無論、俺に出来る事といえば首を左右に振る事くらい。
愚息の辺りに押し付けられた虎姐の秘所がぬるぬるに濡れている辺り、もう準備は万端の様だ。
ついでに胸にふぬふぬと押し当てられる虎姐のチョコレート色の乳房が、やたらと気持ち良く感じるのが少し悔しい。
つーか、それ以前にそろそろ自重しろ我が愚息よ。

「口じゃ嫌がってながらこっちは元気じゃないか、それじゃ、行くぜ」
「ちょ、それは虎姐がフェラしてたかじゃn――の゛あ゛っ!?」

俺が抗議の言葉を言い切る間すら与えず、虎姐は腰に体重をかけて秘所へ俺の愚息を根元まで挿入した!
途端に俺の愚息全体へぬめぬめと絡み付く虎姐の膣壁、相変わらず熱いゼリーのような感触が心地よすぎる……!
しかし、何時もならば挿入した後、直ぐに腰を振る筈の虎姐は、腰を密着させたまま静かに俺を見下ろすばかり。
クソ、こうなると逆にもどかしいとしか……!

「どうしたんだ光喜? 何か期待してるみたいだけど、あたしに何をしてもらいたいんだ?」

言って、にやりと嗜虐的な笑みを浮かべる虎姐。
……そ、そうか、虎姐は弄んでいるんだ! ネコ科の猛獣が捕らえた獲物を弄ぶ様に。
そもそも言えば虎姐は虎の獣人、捕らえた獲物である俺を弄んでも何らおかしくはない!

「あれぇ? 光喜ぃ…あたしの中で大きくしちゃってどうしたんだ? 
さっきまであんなにあたしにヤられるの嫌そうだったのに、今はなんだかヤられたそうな顔をしてるぜ?」
「ぐっ……」

虎姐はニヤニヤと嗜虐的な笑みを浮かべながら、べろりと俺の首元を舐め上げ、尻尾で俺の太腿をなで上げ、
押しつけた乳房で俺の胸を撫でまわし、更には胎内の愚息をやわやわと締め上げる事で、俺の心を性的に弄んで行く!
たちまち腰の奥に渦巻き始める甘く熱い感覚、イきたい、されど決定打が無いのでイけない。ああ、なんてもどかしい!
そんな俺の心のうちを読んだ様に、虎姐は俺に耳打ちする様に囁き掛ける。

「光喜ぃ、あたしに『何』をしてもらいたいんだい? 早く言ってくれないと何もしてやれないぜ?」
「ぐ、ぐぐぐ……」

虎姐の言葉に呼応する様に、イきたい、もう思いっきり射精したい! と俺の本能が叫ぶ。
しかし、俺の生まれ持った偏屈さが形成した理性が「素直に従ってたまるか」と本能へ反発する。
やがて俺の心の内で激しく攻めぎ合う本能と理性、そして……

750:通りすがり ◆/zsiCmwdl.
10/01/01 05:06:12 epFxI7sV

「わ、分かった……」
「んー、何が分かったって?」
「俺の負けだ! だから、だからガンガンに攻めて、俺をイかせてくれっ!!」

俺の心の内を舞台にした理性対本能の勝負は、本能の大逆転ホームランによって幕が降りた!
そして、それを待ってましたとばかりに虎姐は満面の笑みを浮かべ。

「良し、光喜がそう望むなら……いくぜいくぜいくぜっ!!」
「えっ!? うぉっ!?」

ぱんぱんぱんぱんっ!

腰を僅かに浮かせるや、凄まじい勢いと早さをもって、腰と腰を打ち付かせる様に激しく腰を振り始めた!
先ほどの緩やかな責めがまるで嘘だったかの様に、愚息が虎姐の肉襞によって激しく責め舐られて行く!
その際、虎姐の背中が押し上げていた炬燵が、虎姐が腰を動かし始めた事で勢い良くひっくり返ったが、
んな事気にしている余裕なんて、責められている俺にある筈も無く。

「ちょ!? とっ、虎…ねぇ!? 少しっ、激しっ、過ぎっ!!」
「何をっ、はっ、言ってるんだっ、ふぁんっ! 攻めてくれって、くっ、言ったのはっ 光喜の方だろっ?!」
「やっ、それはっ、クっ、確かに言ったけどっ! だからって、くぅっ、幾等なんでもっ!」

俺は腰の打ち付けられるリズムに言葉がぶつ切りにされつつも、必死に虎姐へ自制を求める、だが……

「残念だけどっ、あっ、光喜が何言おうと、ハッハッ、あたしはっ、あはっ、もうっ、自分でも止まらないっ!」

もう既に性本能の獣と化した虎姐がそれを聞き入れてくれる筈も無く、その腰の動きの激しさをより強くさせる!
虎姐の膣壁が時には激しく愚息を吸引し、そして時には激しく愚息を撫で付ける。
その度に脳髄を激しく揺らす快感、更に快感を得ようと腰が勝手に動いてしまう。も、もう何も考えられない。
ああ、もう、限界が…――

「――う゛っ、あ、ああっっッ!!」
「ふぁっ!?――あ、ふぁぁぁぁァっ!!」

虎姐が一際強く腰を打ちつけたと同時に俺は限界に達し、虎姐の胎内奥へ熱い滾りを解き放つ。
そしてそれと同時に虎姐も絶頂に達したらしく、膣壁を激しく蠢かし愚息の射精を促すと共に
大きく身体を仰け反らせて身体を震わせた後、どさりと俺の胸へ倒れこんだ。

751:通りすがり ◆/zsiCmwdl.
10/01/01 05:06:34 epFxI7sV

……あー、今回はかなり激しかったなぁ……。これはちょっと後の初詣に響きそうかな?
まあ、これで虎姐が満足してくれると言うなら、これはこれで満更でも……

「光喜ぃ……お前、これで終わったと思ってないかな?」
「え゛」

そんな賢者モードに入っていた矢先。
顔を突っ伏したままの虎姐が言った事に、俺は思わず目が点になってしまう。

「せっかくアキラから、「一人占めにしちゃってください』って言われたんだ。
これくらいで満足しちゃあ可愛い後輩に面目立たんよなぁ?

ええっと、ひょっとするとこれはもしや虎姐はまだ……。

「そう言う訳で、ラウンド2だ光喜。頑張ってくれよな♪」

言って、ゆっくりと顔を上げた虎姐の金色の双眸は、
明かりの無い部屋から見ても分かる位に情欲の炎が激しく渦巻いていた。

――そして、ボロアパート中に虎姐の嬌声と、俺の嬌声混じりの悲鳴が木霊するのだった。



……その後、ようやく意識を取り戻した俺が見たものは、初日の出ならぬ初夕日であった。
結局、今年もこのパターンですかこんちくしょう。

――――――――終われ――――――――

752:通りすがり ◆/zsiCmwdl.
10/01/01 05:07:39 epFxI7sV
以上です。

ひょっとしたらまた何か出来れば投下するかも?
期待しないで待っててくださいノシ

753:名無しさん@ピンキー
10/01/01 06:33:55 i+sTVqvW
期待するから投下してくれよぉ

754: 【凶】 【1063円】
10/01/01 07:54:23 vJgO/pYq
あけおめおつ!!

755: 【豚】 【1138円】 株価【---】
10/01/01 10:43:41 x5NMBrZT
あけおめ

756: 【大吉】 【575円】
10/01/01 11:59:19 Q7XCeKU2
あけおめ~&乙様です!
期待通り今年もやっぱり虎姐来たぜ!

757:名無しさん@ピンキー
10/01/01 12:36:22 N4EC3+nm
初日の入りですね。

光喜×虎姐のタイマンセックスは光喜が勝つと思ってたの

758: 【末吉】 【1219円】
10/01/01 13:07:07 PUKYVdl9
あけおめー

759:11-160
10/01/01 14:08:28 N4EC3+nm
あけおめです。

また長々と投下します。

760:ZERO
10/01/01 14:10:14 N4EC3+nm
『彼の戦い方は、そうね 一言で優雅。美しかった。敵の攻撃を回避して敵の後ろに回り込んで確実にミサイルで叩き、余裕があればガンで撃ち落とす。
『あの時』もそうだったわ。この戦争で私達があの名前で呼ばれた場所。』

女王が言ったのは、20年近く戦い続けたこの戦争で一番血の流れた戦場。『スサノオ作戦』
日本と『大国』の占領地を分かつ場所で<金の為に、日本に雇われた現地の傭兵>と、
<『大国』に家族を人質にされ、仕方なく戦わせられる国を奪われた外人部隊>の代理戦争のような戦い。と云われている。

---------------------
仮設基地防空任務で敵を退け、攻撃の波が止み始めてきた頃。
軍は大規模な戦闘に出た。
陸軍で街を解放する為に進軍し、
海軍で海から陸の援護と、同じ海の敵との戦闘を行い、
空軍でその両方を空から援護する戦い。
そして今、俺は陸軍の空からの援護に出ている。

使い捨てにされる傭兵は最前線に出る。
傭兵部隊の俺とティターニアは日本に雇われた外国人傭兵部隊の真上。上空だ。


陸上援護の為の爆弾から、海上援護の為の対艦ミサイルまで、空軍全体殆ど爆撃機で編成されている。
俺も対地爆弾を装備させられた。ティターニアの装備はレールガンそのままだ。
日本軍側に有利になるよう敵の群れに燃料爆弾を落とし、兵を進ませていく。
ある程度前進していくと航空管制機から通信が入った。

             AWACS
<<こちらエーワックス。空からの機影を捉えた。敵戦闘機だ。複数!>>
<<敵を表示させる。爆撃機の撤退を優先。彼らを援護してやってくれ>>

敵は後退していく戦況に見かねて航空部隊を出したということだろう。
ここは傭兵の俺達が前に出るべきだ。

                  Oberon
      <<正規パイロットさん達、俺が囮になる。味方を守れ!>>
         <<ティターニア 君も味方の援護に移れ!>>
                  JPAFS
     <<財府…いや、傭兵オベロン!すまん 援護に感謝する!>>
普通傭兵なら逃げるか、無視するか、だとは思われるが、俺には空自にいたときの顔馴染みもいる。それに囮役は、死ぬ為に戦う俺にとっては丁度いい。
ただしタダで死ぬものか。

バーナー全開で、単機敵部隊に突っ込む。
敵はおそらく対地兵装の俺と違って対戦闘機用のミサイルだろう。
向かいざまのヘッドオンは勝てないと思い、ミサイルアラートが鳴ると同時に円の形を沿うように旋回、上昇。
正面の敵を上に通り過ぎ、機体が逆さに向いた時にそこから上へロールしてスプリットSを取り、敵の丁度後ろを取った。
通常装備のミサイル一発撃ち当て、爆発。近くにいた他の敵を機関砲で落とそうとするが、こちらも後ろを取られそうになり、しかたなくミサイルでその敵を撃ち落とし、後ろの敵のターゲットから逃れた。

…先に戦っていたせいでミサイルが少ない。多分やられるだろう。
戦い続けてとうとう機関砲だけになってしまい、敵のミサイルを避けつつチャンスを伺うが、相手も後ろをなかなか許してくれない。忍耐力が切れ、一か八か賭けに出ようとした時。

ピシャンピシャン!
雷のような音が鳴り、俺のまわりにいた敵戦闘機が火を噴いて堕ちた。この音は彼女か…。                   Titania
<<オベロン、もう大丈夫。味方も安全な所まで撤退したわ。>>
助かった。彼女が撃ち落としやすくなるように、動きで敵を俺に狙わせる。
鷲のように反応速度の速い彼女なら一瞬の隙で敵を落とせるだろう。


761:ZERO
10/01/01 14:11:34 N4EC3+nm
敵航空部隊全機撃破。
その後は、補給に戻る為、基地へ一時帰還した。

補給まで基地で待つ。必要な分だけの栄養を摂取して、そのまま自分の戦闘機に戻り、
呼ばれた支援要請に応じて、そのサイクルを繰り返す。
そう戦っていき、日本軍は目的の拠点を制圧した。
―――――

『一緒にあの人と戦っていくうちにわかった。彼は自ら先陣に立って死ぬために戦っていた。犬死にするわけではなかったけど、いつも遠くを見ていた。
私はその彼の横顔をずっと見つめていた。
他の人達も出撃の度に彼を見ていたわ。他の戦闘機パイロット、整備兵、休暇中の陸軍や海軍の他の軍人達までも。彼は自分を見る人達に見向きもしなかったけどね。』
『女王』が彼について話す。

日本軍が作り上げたこの城塞都市は、20年前の逆侵攻作戦の象徴といっても良い。軍人たちの命をかけた努力の結晶。

『大国』へ逆侵攻をかけたものの、このまま戦い続けても負けると判断したこの時の日本軍上層部は、解放したこの場所に拠点を置いた。
敵の攻撃を防ぐ防壁や、対空対地用の火器。
基地全体を維持していく為の補給路や基地自体それを作っていく為の工場等を建てる為に、『防衛作戦』に出ていた。
そしてその基地の増築を敵から守る為、軍はより前へ進軍していたのだという。

現在では、『大国』に支配されていた現地人も、自分達を信用を与えてもらうために経済支援をしていたが、
彼らに衣食住を自立させ、教育も教え、信頼を得ている。

この頃、日本でも他人事ではない自分達の戦争だということもあってよくニュース番組が放送されていた。
日本軍の戦況。
戦死者達の名前の公表。
国民達への戦意向上。

その中の、『英雄』と呼ばれる者たちの放送。
そこで私は『彼』について興味を持った。

まだ、傭兵部隊2人の素性や本名は伏せられたまま。
陸、海、空。『八方からの敵の軍勢を蛇の頭とし、それらを切り落とす』ことから名付けられた、2機編成の部隊名『スサノオ』のみ。
『彼』への興味が、その頃から湧いてきた。

『彼の空を飛ぶ能力 技術に私は惹かれた。一緒に戦う度に彼の能力が欲しくなっていった。だから…、』


762:11-160
10/01/01 14:41:12 N4EC3+nm
760のティターニア無線部分ミスった…。

別の話にてチーター型獣人の話。

元ネタは言わずとしれたチーターを擬人化させたテレビゲーム。

陽子→太『陽』神。(そのまんま) 身長170cm
結子→ペル○ナ3のアルカナ『剛毅』、そのコミュの女の子から。身長約2mちょい
夢子→改造しないとバグで使えない夢幻のような存在から。身長155cm
(「どんどん使え」とか無理ありすぎですね。)

主人公がいたテレビゲームのように敵を殺して戦う『NWS部隊』。
ニ○テンドー×チーター○ン
1.ファミ○ン非ライセンス生産的な意味で逆レイプ。
2.あのテレビゲームは主人公(プレイヤー)がゲームの世界に入って3兄弟を操作する。

という獣人兵士の世界と共通点があったのを後で知って驚きました。

ついでに。
URLリンク(rainbow2.sakuratan.com)
URLリンク(rainbow2.sakuratan.com)


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch