09/10/05 22:34:03 m+PzPul8
ついんくいーん4
おっぱい触ったことのある人っている?
意外とおっぱいってひんやりしてるんだネ!
さっきから朦朧としてた僕は少しでも温度の低いところを探して
ついつい目の前に覆いかぶさる柔らかくもかぐわしく、心地よい
それへと顔を埋めようと
「そんなっ!・・・急に積極的になるなんてぇ…」
焦りと恥じらいの混じった声に、我に返った僕はつい手をそのまま伸ばしちゃったんだ!
当然グンニョリとうずまる我が掌。
「強いよ雄くん…。痛くしないで?」
なんていうか、罪悪感と等量の破壊欲ってタチ悪いよね。
理性は手を引けって言ってるのに手は言う事を聞かないんだ。
「ううんっ…そのぐらいならいいよ。ふふ、雄くん上手」
なんていうか三羽地さんって、人を煽るのがうまいのかなぁ。
もし、もう少しこの部屋の温度が低くて僕が自由に動けるようだったら、
本当に暴走してたかもしれない。マジこの部屋の温度が恨めしい!
童帝位を退位できたのに。もうこんな冠いらないやい!
あ、僕はかぶってませんよ?冠。ちゃんとムケてますから。
そんなことをぼんやりと考えている間、僕の手は瞬着でも垂らしたかのように
三羽地さんの胸からはがれずにやわやわうごめいていた。
「むがーっ!!!」
なんだかすごい雄叫びですね、誰ですかはしたない。
あぁ、女王従姉さんですか、ならしょうがない。
不思議不思議。肩で息をして仁王立ちしてる女王従姉さんがいますよ。
こちらを睨んでる眼が真紅の攻撃色に染まってるように見えるのは
気のせいですかそうですか。
「痛ーい!」「うわーん!跳ね飛ばされたぁー!!」
とか悲鳴が上がってるのは被害者でもあり加害者でもある女の子達なんだろうなあ。
改めて女王従姉さんの本気力は恐ろしいと思い知りました。
「ふしゅるふしゅるー」
女王従姉さんの呼吸音ですよ。なんか人類ちっくを捨ててますけど。
「あら、怖い。乱暴ですねー。私も跳ね飛ばされてしまうのかしら。
雄くん、守ってくださいね?」
僕の手に自分の手を重ねて逃げられないようにして、
三羽地さんは蕩けそうな笑顔を浮かべる。
守るも何も、この体制だと僕は下敷きになってるわけだから無理。
「きゃあ」
女王従姉さんは容赦なく三羽地さんの肩を引き起こす。
三羽地さんの胸に僕の手が固定されていた現状から、わかりますね?
僕も引き起こされてしまいました。
見つめ合う形の僕と三羽地さん。僕の股間にまたがるように三羽地さんが座ってる。
三羽地さんは僕を抱えるように抱き締め、額に、鼻に、頬に、瞼にキスを降らせてきた。
「はっ!離しなさい!!」
掴みかかる女王従姉さん。
「えいや」
みょーに気合の抜ける掛け声とともにおかっぱ娘ちゃんが足を払った。マテ。
どうすればこうなるのか、女王姉さんは標的である三羽地さんではなく、
僕を椅子から引きずり降ろすように巻き込んで床に倒れこんだ。