擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十七匹目】at EROPARO
擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十七匹目】 - 暇つぶし2ch2:1
09/08/04 22:32:43 r571KAwZ
過去スレ
擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするスレ
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3:名無しさん@ピンキー
09/08/05 00:09:32 ZNMGcU62
この糞スレまだしぶとく続いてたのか
四神(苦笑)とか書いたやつまだいるの?

4:名無しさん@ピンキー
09/08/07 14:16:27 r/2YbZC1
>>1
次回からちゃんと伺い立てて宣言して立てる様に

5:名無しさん@ピンキー
09/08/14 00:11:04 d+h0k/Zr
擬人化したGならなんとか・・・

6:名無しさん@ピンキー
09/08/14 00:51:29 2yMlPxMp
落ちそうでねぇか

7:名無しさん@ピンキー
09/08/14 01:30:42 I9Ldbh/H
>>1
と言ってやりたい所だがこれは正しい手順を踏んで建てられた物じゃないから言ってあげないんだから




正しい手順って何だろうな
テンプレでも読んでいよう

8:名無しさん@ピンキー
09/08/14 02:46:57 hzuqtxrL
乱立の原因になるから流れの早いスレとかの場合だけど、だから950が立てるとか宣言必須とかあるんだけど。
流れが遅いここでも一応は、立てます→了承→立てました。

的な断りは基本かと?
さて…今、飛んで来て頭に乗っかって来た雌のクワガタが居るんだが、何故頭に居るんだろう?

9:名無しさん@ピンキー
09/08/14 05:20:25 BzoxAmfh
何かがメスクワさんの「頭に来た」んじゃねーの?


フットー的な何かだったら、もう駄目かも分からんね(貞操的な意味で)

10:名無しさん@ピンキー
09/08/14 13:20:47 hP7Qb3H1
>>9
「暑いから、一緒に汗かきましょ」

11:名無しさん@ピンキー
09/08/14 13:32:37 PFoEqcuF
>>10
ほほう、一体どういう方法で汗をかくのかな?

12:名無しさん@ピンキー
09/08/14 15:36:31 /nDYsIa2
24hテレビに出て100キロマラソンだな
種の保存本能による疲れマラ狙いで

13:恋する子猫
09/08/14 16:28:46 hzuqtxrL
ニャアニャー、ニャーニャニャーニャニャー、ニャーニャニャーニャニャニャ

恋は恋は恋♪

あたしは小さな子猫な~の♪
あたしは猫よ、子猫な~の♪

ご飯をく~れる撫でてく~れる、(けど、叶わぬお方に恋をした♪

ニャアニャー、ニャーニャニャーニャニャー、ニャーニャニャーニャニャニャ

恋は恋は恋♪

あたしは猫よ子猫な~ご♪
貴方はおっきな人間~よ♪膝枕したり身体を寄せさせてく~れる優しい貴方に恋をした♪

ニャアニャー、ニャーニャニャーニャニャー、ニャーニャニャーニャニャニャ

愛は愛は愛♪



14:名無しさん@ピンキー
09/08/14 16:31:17 hzuqtxrL
あたしは猫よ子猫こ~よ♪だった…
この後子猫は、恋する余りに人間化して襲います。

15:名無しさん@ピンキー
09/08/14 18:11:35 hP7Qb3H1
>>11
「お前を(性的に)食べてだー!」

16:名無しさん@ピンキー
09/08/14 18:35:41 Q/3znV35
前スレで魚掻っ攫われた奴だけどさ、またやられた・・・折れたタープのペグ代えてる間に
味付けてない牛肉丸ごと狐に持ってかれた・・・クーラー開けっ放しにしといてパック開けてた俺も悪いけど・・・
せっかく安売りだったってのに・・・晩飯のおかず返せよorz

17:名無しさん@ピンキー
09/08/14 19:04:07 I9Ldbh/H
うちの大学には学生のパンをはたき落として奪い去る歴戦の猛猫がわんさといる

不運だな

18:名無しさん@ピンキー
09/08/14 21:41:05 /Y3wgzMo
たぶん次は鶏肉がさらわれるな

19:名無しさん@ピンキー
09/08/14 22:05:59 Kf9uAJLy
そしてソーセージをしゃぶられる、と

20:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:09:27 QlaR4IaH
次は肉巾着を甘がみされると。

21:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:34:34 XRHlE1Gs
さらに干しぶどうを舌で転がされて・・・

22:名無しさん@ピンキー
09/08/14 23:56:27 j3GAxSCh
雄だったと。

23:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:55:00 lB5uckyJ
>>22
それで雄だったら>>16が可哀想すぎる(´;ω;`)


24:名無しさん@ピンキー
09/08/15 02:29:31 tJLe2lrH
ソーセージとお稲荷さん美味しかったわ。
次はカルピスを頂くわね。
と猫娘にやられる訳か。

25:名無しさん@ピンキー
09/08/15 02:50:31 CajU8e/C
>>23
よく考えれ。男の娘かもしれんだろ

26:名無しさん@ピンキー
09/08/15 11:11:03 8oQfLyDp
>>25
うむ、漢の娘でもよさそうだな

27:名無しさん@ピンキー
09/08/15 11:12:28 KNNAYCvo
物を盗んででも養わないといけない娘がいるんだな

28:名無しさん@ピンキー
09/08/15 21:53:30 LNat62JA
ヤツは大変なものを盗んでいきました

それは>>16の貞操と子種です

29:名無しさん@ピンキー
09/08/16 19:49:02 F9KRJ1Hr
略して貞子

30:名無しさん@ピンキー
09/08/17 19:29:36 zQnJskeF
くーる~きっとくる~

網戸を
ガララララ
にゃ~(来たニャ~
今夜も沢山エッチしようニャ~

31:名無しさん@ピンキー
09/08/17 22:07:09 q8L//EhJ
ちょっと気になったんで聞くんだが
おまいらがこの方面に進むきっかけになったものってなんだい?

32:名無しさん@ピンキー
09/08/17 22:43:38 i2odEonA
『朝霧の巫女』って漫画に出てくる「こま」っていう化け猫
前半ツンデレ、後半ヤンデレっていう一粒で二度美味しい素敵キャラだったなぁ…

33:名無しさん@ピンキー
09/08/17 22:53:25 kFwrmu5s
エロ小説ググってたらサキュバスに出会い、必然的に魔物娘に出会い、最終的に擬人化に辿り着いた。
魔物娘好きは友人には理解して貰え無くて残念。
アラクネ姐さんとかあんなにエロいのに!!

34:名無しさん@ピンキー
09/08/17 22:58:34 SuU7cPfF
某板のなめくじっ娘スレで・・・

35:名無しさん@ピンキー
09/08/17 23:01:31 3+u1wPLt
カプコンの格ゲー「ヴァンパイア」シリーズのワンニャンコンビにハマって、「絡み」を妄想しだした辺りから。

>>33
(∵)

36:名無しさん@ピンキー
09/08/17 23:05:02 +lhOVDvg
ほの板の素直クールスレから紆余曲折を経て

37:名無しさん@ピンキー
09/08/17 23:09:47 I1EDLs2R
ネコ耳→ケモノ耳→ケモノ娘(→獣人、モン娘(今ここ)…)

38:名無しさん@ピンキー
09/08/17 23:15:03 Vx3OUhBT
どういうルートだよw

39:名無しさん@ピンキー
09/08/17 23:27:41 6KNH4BJO
擬人化兵器。

いや、猫科の名前がついた戦闘機や戦車の擬人化絵に、猫耳が付いてたのを見てだと思う。
はっきりこれがきっかけというのは良くわからない。

40:名無しさん@ピンキー
09/08/17 23:32:24 s+Kb3w10
狼と香辛料のホロにやられてエロパロ板をさ迷ってたら
物凄く心を惹かれるスレタイを見つけてそれ以来ここに常駐してるなw

41:名無しさん@ピンキー
09/08/18 00:00:22 +Zm5j0NQ
エルフ→亜人→擬人化→ここ

もうね。うたわれるもの→Like Life→ねこっかわいがりで涙腺が完全崩壊

42:名無しさん@ピンキー
09/08/18 00:22:51 Mzgz4wlP
>>41
わんことくらそうオススメ

43:名無しさん@ピンキー
09/08/18 08:22:58 ZtdXUfAH
好きなえろげキャラとかが、牛に例えられたり牛コスプしてるの見て

44:名無しさん@ピンキー
09/08/18 10:25:57 sYDk0dJA
>>40
それと我が家のお稲荷様にハマってここ見つけたw

狼と狐様最高!

45:名無しさん@ピンキー
09/08/18 17:14:14 6i5Sa3tE
暇ーでふらふらしてみていたらココにたどり着いた

46:名無しさん@ピンキー
09/08/18 17:34:16 qGsZd4YF
デジタルデビルストーリー女神転生よりネコマタのグラから

47:名無しさん@ピンキー
09/08/18 23:24:13 533zyhv7
最近どうも俺が巡回するスレに
この趣味にはまったきっかけを聞く奴がいる
同一人物か?

48:名無しさん@ピンキー
09/08/18 23:56:59 JF4RR/1G
>>47
きっとおまいを罠にはめようとG娘がt
おや?窓がガタガt

49:名無しさん@ピンキー
09/08/19 00:22:46 3H2eyt1Y
>>48
1匹見たら30匹ということは常に31Pですか




頑張れ

50:名無しさん@ピンキー
09/08/19 01:57:53 CYVFQm+e
>>47
・・・あれ?
俺はここでしか質問してないんだが
まさかG娘・・・いやまさかな

俺はPSのゲーム(聖剣LoM)から入ったな
昔のゲームってなぜか獣人結構いる気がする

51:名無しさん@ピンキー
09/08/19 02:07:21 DwCAAgYZ
wikiからきてロムってたのですが
ここは新参者が作品を投下しても荒れない場所ですか?
一作できそうな雰囲気なので もしよろしければ読んでほしい。

52:名無しさん@ピンキー
09/08/19 02:15:40 CYVFQm+e
>>51
「できそう」ってことはまだ作ってないんかい?
だとしたらとりあえず執筆してからもう一回来てくれよ

・・・期待してるぜ

53:名無しさん@ピンキー
09/08/19 02:16:05 ThXbq4O0
新参者が投下して荒れるようなスレあるのか?
普通に投下しても全然問題ないよ

54:名無しさん@ピンキー
09/08/19 02:19:26 DwCAAgYZ
三分の一ほど書いて放置してました。(エロ手前)
思うところがあって続きを書こうかと

55:名無しさん@ピンキー
09/08/19 03:14:45 DwCAAgYZ
とりあえず導入だけあげようかと思いますが規制とかよくわかりません
連続投稿する場合 間隔はどれくらいあけるといいですか?

56:junk-kids
09/08/19 03:36:01 DwCAAgYZ
見切り発車します。まずは4つに分けて


生贄

俺の村では、ほぼ20年周期で
神社にお告げが貼り出される。内容は毎回同じもので
「生贄を神社裏の洞窟に捧げよ」である。
ご丁寧に指名制で若い男が選ばれる。例外は無い。
そして今回の生贄は…俺なのだった。

「気軽な気持ちで行ってらっしゃい。」
奉納する酒を渡しながら母が微笑む。俺は神社へ急ぐ。
生贄というと物騒な響きだが選ばれた者は
洞窟で一晩過ごすと無事に帰って来るそうだ。
志巻のオッチャンも阿木斗のジジイも生贄になって
翌日、平気な顔して帰ってきたらしいのだが…
二人とも口をそろえて
「運がよかっただけだ 覚悟しておけ」
と言う始末。

「まてよ、タイキ」
不意に呼び止められて思考を中断させる。
あ、そうそう。俺の名前は戸黒大樹(とぐろ たいき)
大学の休みで帰省中の21歳。
呼ばれたほうを見ると靴の裏がコンバンワ☆
俺は間一髪で避けた。前髪が蹴りの風圧で浮き上がる。
「姉貴分の私に挨拶無しってのはどういうこった?」
大学に行くために上京するまで公私にわたって
俺の上に存在し続けた女性がそこにいた。


57:junk-kids
09/08/19 03:44:07 DwCAAgYZ

名前は草利守奈(くさり すな)後ろで束ねた髪は
漆黒で、ほどけば腰まであるだろう。切れ長の瞳は
角度によっては赤く輝いて見える。言葉遣いは荒いが
すれ違えば全ての男が振り返るほどの美人だ。
だが声をかけた男は彼女の言葉遣いを
知らぬうちにお別れすることになる。
口より足が速いのだ。致命的に。(二重の意味で)
多少親しくなると一言入った後に蹴りが来るのだが
俺がこの蹴りを避けられる様になるのに5年かかった。

「いやー帰省したら生贄に選ばれてて挨拶する暇も
 無かったよ。ゴメン。」
「仕方の無いやつだ。おまえは。」
「ただいま スナねぇ」「おかえり タイキ」
機嫌が直ったようで、やっと笑顔を見せてくれた。
「これから神社行くから、積もる話は明日…」
「生贄なんて や め と け 」
…あれ? ま~た ご機嫌斜めになっちゃった。

「おまえは私の舎弟なんだから生贄やらなくていい!」
「心配してくれるの?スナねぇ。」
「黙れ!私の言うことが聞けないのか!」
いつもの我がままなのか違うのか見当もつかないな。
またも飛んでくる足裏を避けつつ。
「終わったら帰る前にスナねぇに報告しに行くよ。」
と言って神社方向へ走り出した。…追撃が無い?
振り返るとスナねぇが思いつめた顔で佇んでいる。
引き返そうかとも思ったが明日報告すればいいかと
気を取り直して先を急いだ。


58:junk-kids
09/08/19 03:54:14 DwCAAgYZ

神社に通じる石段の前で町内会長が手を振ってる。
先ほど話題に上った阿木斗のジジイだ。
儀式中の神社は宮司すら侵入を許されず。
町民総出で神社周辺を警戒する。
俺が逃げる隙間も無いわけだ。
阿木斗のジジイから「まぁがんばれ」と気楽な激励をもらい
俺は先を急ぐ。早く済ませて帰りたい。

今となっては正月しか来ない神社だが
薄暗いが空気が澄んでいて適度な緊張感をくれる。
「自然と背筋が伸びる」「居住まいを正したくなる」感じだ。
賽銭箱の誘惑を退けつつ裏手に回ると洞窟が見えた。
『立ち入り禁止』代わりの注連縄が今は無い。
よく見ると足元や壁面、天井に至るまで
得体の知れない光に覆われている。
この時点で冷や汗が頬を伝う。ニゲチャダメダ。

おっかなびっくり奥に進むと十畳ほどの広間に出た。
いくつかの出入り口のひとつ。両脇に蝋燭の明かり。
(アレが順路かな?)誘われるように歩く後ろで

小雨の降るような音がした。

慌てて振り返ると そこには
裸の女がいた。
胸まで伸びた前髪のせいで顔はわかりづらいが。
整った鼻筋のおかげで口元は見えていた。
それだけで 怖気が走るほど美人なのがわかる。
やや前傾姿勢なので隠れているが胸を張れば
髪は谷間と脇に流れてしまうだろう、成熟した乳房。
引き締まった腹部…から下を見ようとしたとき、
女は上体を反らした。髪が流れる!
自然と胸に目がいく俺を責められる男がいようか?
いや、いない!(反語)

意識が集中していたからだろうか。
風を切る音がして 襲い掛かる腕くらいの太さのソレの
表面に鱗がびっしり生えているのを確認した後
俺は意識を失った。

59:junk-kids
09/08/19 04:01:55 DwCAAgYZ

どうやら少し寝ていたらしいのだが。
裸で布団に入っているような感覚に首をかしげる。
そもそも立っている状態と同じ形で重力を感じる。
そういえば腕も足も動きづらい…

目を開けてみると
やはり裸の女がいるのだが、起き抜けでよく見えない。
目をこすろうとして 腕が上がらないことに気付く。
自分の体を確認しようとして、それも叶わず。
俺の体はうろこに覆われた太い何かが巻きついていて
見ることができないのだが どうやら服を着ていない。
巻きついている何かをたどっていくと
左側に大きくカーブした後、目の前の女性の股間に…

股間?

「気がつきましたか。」
目の前の光景にそぐわない静かで優しい声が響く。
「服は脱がせました。儀式の邪魔なので。」
「…」
「おや、意外と冷静ですね。泣きわめくと思ったのに」
「いやいやいや。冷静じゃないよ?」
冷静でいられる訳が無い。喉は干上がって声も変だ。
「おねーさん何者?俺どうなるの?」
目の前の生き物を「おねーさん」呼ばわりするほど
俺の混乱は頂点に達していた。

どうしてかって?

この理知的で美しい女性の太ももが
動物園でもお目にかかれないような
巨大な蛇の胴体とつながっているからだよ。

「私はこの町の蛇神。あなたは生贄。」

60:junk-kids
09/08/19 04:05:32 DwCAAgYZ
とりあえず導入部です。続きはエロが書けたら えろむずいです。

61:名無しさん@ピンキー
09/08/19 12:25:15 xOA2wtT7
~やって良いですか?
とか投下回数とか後書きとかいらないからね、次回から気を付けてね。

内容は、ラミア見たいなヘビ女ですか、良いぞ!
もっとやれ!
充分エロいよ!
次も頑張れ!
期待して待ってます!

62:名無しさん@ピンキー
09/08/19 17:24:42 CYVFQm+e
あとがきくらいはいいんじゃないか?
まあ書く書かないは作者が決めることなんだけどね

ラミアお姉さまGJ!!
続きを全裸ネクタイで待ってるぜ!

63:名無しさん@ピンキー
09/08/19 18:56:25 HD/Ysh8c
馬鹿野郎。
全裸ネクタイなら靴下と革靴も履いとけ。
それが礼儀ってもんだろう。

期待sage

64:名無しさん@ピンキー
09/08/20 00:18:55 EFPCau3z
>>50
ああ、ダナエとかシエラとかいたね。
でもあれはどちらかっていうと擬人化より獣人な気がする。
俺はその当時ケモナーではなかったな。女主人公の方が良かった。

65:名無しさん@ピンキー
09/08/20 00:44:50 e/Hedoog
>>64
変な棒フェチ乙

66:junk-kids
09/08/20 01:10:28 NaH82IPk
生贄 の続き逝きます。助言と応援くれた方々 ありがとう。

67:junk-kids
09/08/20 01:13:04 NaH82IPk

「生贄ってあの生贄ですか?」
「生贄が意味するものを私はひとつしか知りません。」
無慈悲な言葉に絶望した。こんなことならスナねぇの
言った通り逃げときゃよかったかな。
「…やっぱり、 食 べ る ん で す か ?」
「その まぁ 食べます。」
頬に手をやりイヤンイヤンする蛇神。髪が乱れて
神聖な二つの山が見え隠れする。絶景だ。

こんなときでも息子は正直で巻きついた尻尾を
押し上げる形でムクムクと 蛇神も気付いたらしく
「何もしてないのに元気になってますね。」
したんだけどね。気付いてないので黙っておこう。
「それでは早速いただきましょうか。」
腕の辺りの締め付けが少しきつくなったかと思うと
そこから下の拘束がゆっくりとほどかれていく。
開放されて元気いっぱいのマイサン。
異形とはいえ綺麗なおねーさんに突きつけていると考えると
恥ずかしいやら興奮するやら、余計に頭が回らない。

ギュッ!

「はぁうっっっっ!」
「これが…あなたの…」
何故か感慨深げにつぶやく蛇のおねーさん。
結構な力で握られて「もがれる!」かと思ったが
ひとしきり見つめたあと
握ったままの手を ゆっくりと上下させ始めた。
…しごいてる? ってなんか あへぇ
正直 技術的には褒められたものではないのだろう。
機械的に一定のリズムで刺激されるだけ。

でも俺 童貞ですから!(泣)くやしい ビクンビクン…

68:junk-kids
09/08/20 01:17:04 NaH82IPk

ここにきてようやく俺も彼女の「食べる」の意味がわかり
初めてが美蛇(びじゃ?びだ?)だね。しかたないね。と
あきらめて楽しもうかとも思い始めた。おねーさん綺麗だし。

蛇のおねーさんは一心不乱にマイサンを愛でる。
しごく手も勢いがついてきてデリケートな先っぽに
しばしば痛みが走る。たまらずうめき声を上げてしまう。
動きがぴたりと止まってこちらを見つめるおねーさん。
「痛くしましたか?ごめんなさい」
「…先っぽは敏感なのでせめて濡らして…」
「濡らす?」
「ツバとか付ければ気持ちよくなると思う」
俺は掌にツバをまぶしてほしいなと。そう思っただけで。
でもおねーさんの受け取り方は
「ん…わかりました…ちゅぴっ」
「はぇっ!ちょちょ!ちょ~~!」
予想の内角高めでデットボールだよ。

慌てておねーさんを見ると人の規格から外れた長い舌が
マイサンのほうに伸びていた。もうなんでもありだよ!
恐る恐るといった感じでかすめるような刺激。
それだけで股間から脳みそまで快感が駆け上る。
「…しょっぱい?」味の感想とか恐ろしいですおねーさん。
「気持ちよさそうですね。んっ…」
おねーさんは尻尾並みに舌を操れるようで
雁首のエラが張った部分に舌を巻きつけると舌を小刻みに
震わせはじめた。先ほどまでの愛撫と比べて繊細な刺激で
先っぽが敏感だということを意識した消極的なものだ。
「くっ っふぅ き きもちいい」
思わず喜悦の声を漏らす俺を見ておねーさんはニッコリ笑い
舌の動きを徐々に複雑化させていった。

ふと視界の端に何かが掠めたので目で追うと
おねーさんの尻尾の先がピコピコと揺れていた。
集中したときの癖なのだろうか。舌の動きとの連動だろうか。
『かわいいなぁ』とか思ってしまった。たとえこの尻尾が
先ほど気絶するハメになった一撃を与えたものだとしても
かわいいものは かわいいのだ。
俺は ゆっくりと おねーさんの尻尾の先を口に含んだ。

69:junk-kids
09/08/20 01:21:08 NaH82IPk

「っ!~~~~!」
舌をマイサンに巻きつけていたせいで喋れなかったのか
声無き声で驚愕をあらわにするおねーさん。
コマのヒモのように絡みつきながらも勢い良く
マイサンから舌が離れる。ほぼ逝きかけました。
「…なにをしているのですか?」
お怒り気味の雰囲気に焦りつつ、もうひと舐めしてみる。
「あふぅ って おやめなさい!」
「いや なんか かまってほしそうだったから。」
「お黙りなさい!私のなすがまま身を委ねれば良いのです!」
「気持ちよくなかった?」
「うっ」
ここで初めておねーさんが怯んだ。嘘が付けないらしい。

おねーさんが気まずそうに視線を逸らした隙に俺はもう一度
尻尾を咥えた。腕に巻きついた部分までが喜びに震え
上半身は自らを抱きしめて快感の波を受け止めている。
俺がやめる気が無いことに気付いたおねーさんは
引き続きマイサンに攻撃を加えることにしたようだ。
先ほどの行為によって唾液に濡れ光るマイサンを
俺が尻尾にするように「口撃」を開始する。

ハーモニカを吹くようにサイドを唇がすべり
まんべんなく唾液をまぶすとおもむろに亀頭を含む。
一枚だけのはずの舌が四方八方から亀頭を嬲る様子は
残念ながらおねーさんの口の中なので見えない。
時折ほっぺたがグネグネと蠢くのが非常に艶かしい。
そのあいだ両の掌で竿を刺激するのも忘れない。
先ほどまでのぎこちなさが嘘のような痴態だ。
経験のない俺は限界に達した。
「おねーさんっ でるぅ くちをはなして!」
告げたとたんに手と舌の動きがさらに早くなり
俺はおねーさんの舌が導くままに欲望を開放した。

ややあって
「ちゅぽん」という音とともにマイサンが開放される。
吐き出さないところを見るとおねーさんは俺の精液を
飲み干したようだ。息を荒げて自失している。
かくいう俺も興奮しすぎて視界に星が舞ってる。
欲望を開放したことで徐々に澄んできた思考の中で
先ほどの行為の最中に浮かんだ疑問と推測を元に
俺は今までの人生の中で最大の賭けに出た。

          ・・・・
「気持ち良かったよ。スナねぇ」

70:junk-kids
09/08/20 01:26:34 NaH82IPk

「んなっ!」
興奮に喘いでいたおねーさんはビシリと固まった。
こうかはばつぐんだ。
「やっぱりそうなんだ…」
はっきり言ってショックだった。何でも知ってると思ってた。
あんなに傍に居続けたのに重大な秘密を知らなかったなんて
信じてもらえてなかったのかな。なんだか寂しい。
顔を伏せてしまったおねーさんは独り言のようにつぶやく。
「どうして わかったの?」

「敬語が得意なのは幼稚園のままごとのときから知ってる。」
女教師役のスナねぇは凛々しくて、とてもかっこよかった。
何故ままごとで女教師かは聞くな。きっと理由があったんだ。

「尻尾を舐めたとき、足が敏感だったことを思い出したよ。」
中学で部活を始めたスナねぇからマッサージを仰せ付かった時
背中や肩は普通に気持ちよさそうだったのに
ふくらはぎを揉み始めたころから「うン はぁ いやぁ」
なんて声を出しはじめて俺の性の目覚めをうながしやがった。

「極めつけは、図星を指されたときの『黙れ』かな。」
ここに来る前にも、いつものやり取りをしてきたから
スナねぇが変わってないことがわかっていたから
『蛇のおねーさん』が『スナねぇ』なんだと
確信することができたんだ。

「そう…なんだ…」
おもむろに自分の頭に手をやり右手首にはめたゴムひもで
髪をまとめ、やっと俺の良く知る『スナねぇ』の姿になる。
全裸も蛇尻尾も初めてだけど。
捨てられた子犬のような表情でこちらを見つめてくる。
その顔 苦手なんだよ 知ってるだろ?

「私のこと 怖くないの?」

「むしろ安心した。これで命の保障だけはあるし。」

この人はどれだけ理不尽なことでも 過剰な暴力でも
超えてはいけない一線で踏みとどまることを体が覚えてる。

「…クックック おまえはホントに仕方の無いやつだ。」
泣きながら笑ってくれたスナねぇを
今までで一番『好きだ』と思った。


71:junk-kids
09/08/20 01:34:56 NaH82IPk
生贄 前戯編でした。 あとがきは続けることにしました。
というのも 一箇所ミスがあるからで…
69の意味不明な「・・・・」は スナねぇ の上に
ルビのような形で重ねる予定でした。が ご覧の有様です。
この件はスルーしてください。お願いします。

次はどのくらい開くかわかりません。
エロモードの精神消費パネェです。

72:名無しさん@ピンキー
09/08/20 07:03:08 5ejR//Zd
面白かったよGJ

73:名無しさん@ピンキー
09/08/20 14:56:39 DT9y9vzd
>>71
さあ早くスナねぇの逆襲タイムを投下するんだ

74:名無しさん@ピンキー
09/08/20 17:27:26 36LGofsq
俺が初めて擬人化に目覚めたのは多分、
亀運転手の出てくるドラマ。
鮫だか鯱だかが骨折してレントゲンを撮ったら、まんま魚で。
隠したいものを覗き見た快感を覚えた。

75:名無しさん@ピンキー
09/08/20 20:45:09 0q3hfg0p
>>71
やべぇなんか色々グッと来るんだが
おまいは俺のストライクゾーンをどこまで把握しているのかと

GJ! 続きを待ってるぜ!

76:名無しさん@ピンキー
09/08/20 22:34:19 PQYbQFOr
URLリンク(www.vanadis-soft.com)

逆レイプシチュははたしてあるのか・・・。

77:名無しさん@ピンキー
09/08/20 22:41:55 76TOt4zZ
そのリンク紫だわwwwww

78:junk-kids
09/08/21 02:21:22 1Q6ZiphA

「タイキ… タイキ タイキ!」
感極まったように俺の名を連呼するのにあわせて
今だ俺を絶賛拘束中のスナねぇの尻尾がキュンキュンする。
「呼びかけながらしたかった。でもバレちゃうから…」
「そうだよ。何で最初から教えてくれなかったの?」
「…儀式だから。」
禁則事項なみに説明になってないことを言うスナねぇは
興奮しすぎて瞳が真っ赤に光っている。比喩ではなく。

「もう抑えられないよ。会えなくて…寂しくて…」
「スナねぇ… はむンっ」
キスされました。あの長い舌はどこへ行ったのか
今は人間サイズの舌で俺の前歯をこじ開けにかかっている。
抵抗する気も無かったのでそのまま受け入れると
両手で頭を抱きしめてきた。
頭を固定することで舌の自由度が比べ物にならないほど上がり
キスだけで射精しそうなほど気持ちいい。

唾液の糸を伸ばしながら唇が離れる。
スナねぇの真っ赤な目が欲望でグラグラ揺れている。
俺もこんな目をしてるのだろうか。
「スナねぇ 好きだ。」
「っ! どーしてこのタイミングなのよ。」
「今言わないと、終わった後になりそうだから…」
それだけは避けたかった。後付けだと思われたら悲しすぎる。
そんな半端な気持ちで童貞守ってきたわけではないから。
まぁ 縁も無かったが。

ひとしきり頬を押さえて真っ赤になっていたスナねぇだが
不意に真面目な顔をして俺の顔を両手で挟む。
二度目のキス。今回は最初から舌を…って
長い 長すぎる スナねぇの舌 あっという間に
喉まで来てそのまま胃のほうに下りていく。
不思議なことにまったく吐き気が無い。それどころか
先ほどとは段違いの気持ちよさだ。
「んぉぉっ!」
たまらず射精する。スナねぇの引き締まったおなかを
白く染め上げる様は扇情的で もっと汚したくなる。

「…気持ちよかった?」
「まさか食道を犯されるとは思わなかったよ…」
「これ 『つがいの口付け』って言うんだ…」
…『つがい』ということは
「さっきの返事なんだからね!」
また真っ赤になってる。やっぱりスナねぇは かわいい。


79:junk-kids
09/08/21 02:28:40 1Q6ZiphA

もう一度、今度は触れてるだけのキスをして
「そろそろ…『食べる』…よ?」
と ためらいがちに告げるスナねぇを抱きしめたい!
上半身が自由じゃないのが残念すぎる。
興奮にとろけた顔でゆっくりとうなずく俺を見て
スナねぇは尻尾で俺を手繰り寄せる。
勢いあまって亀頭がへそに着地するハプニングがあったが
ランデブーはおおむね成功だ。

「スナねぇ。ほどいて 抱きしめたい。」
「だーめ♪ 儀式だから。」
またそれか!…実は尻尾の締め付けがなんだか気持ちよく
感じられてきたのは俺だけの秘密だ。

スナねぇの股間は「前付き」らしく閉じた太ももの間から
かろうじて見える位置にあり。潤いも十分のようだ。
精液まみれのマイサンを伸ばした舌で拭うと
震える手でで自らの股間に導く。その手を見て思わず
「スナねぇ 好きだよ。」
「っ! 私も 好きだよ。タイキ。」
震えが止まって亀頭が入り口に達する。
ゆっくりと柔肉を掻き分けて一瞬の抵抗を抜ける。
「あぅ…ひっ!あー…」
「スナねぇ 大丈夫?」
初めてだったんだ…とか言ったら殴られるので言わない。
でも、素直にうれしい。この歳まで告白できなかったから
半分あきらめていた。スナねぇ狙いの男は沢山いたし。

「スナねぇ キスして。」
無理に動こうとするのを止める為に唇を求める。
舌を絡ませるだけで肉襞が震えて理性を舐め回す。
唾液を飲み下すたびにマイサンが体積を増す。
鼻息で顔を愛撫できる頃にはスナねぇの腰が動いていた。
「ありがっ とぅ もっ だいじょぶ。」

堪えきれないといった感じで腰を振るスナねぇは
普段では考えられないほど乱れていた。
まとめた髪が主を見つけた犬の尻尾のように暴れて
焦点の定まらない目で必死に俺の目を追いかけて
よだれの垂れた口は意味ある言葉を紡ぐのも一苦労だ。

「あっ やァ はぁん もぅ タイキィ」
再び交わされる「つがいの口付け」
舌先が噴門を撫でたとき締め付けがきつくなって
俺とスナねぇは同時に果てた。

80:junk-kids
09/08/21 02:31:35 1Q6ZiphA

「ンゥ ふぅ ンム…」
文字通り とぐろを巻いたスナねぇを抱きしめてキスをする。
想像以上に小さな肩が今は俺の腕の中にある。
小ぶりだが形のいいおっぱいは掌に収まる大きさで
安心と興奮を両立させる至宝のおっぱいだと断言する。
異議は却下。答えは聞いてない。

胸に押し付けられたおっぱいが不意に離れる。
「タイキ 聞いてほしいことがあるんだ。」
神妙な顔で話し始めたのは「儀式」についてのこと。

曰く
この町は大昔から各地に点在する
異形を集めた町のひとつだということ。

町に住む女性には蛇の因子が息づいており
最も強く因子が活発化した者を蛇神とすること

20年ごとに蛇神を上位存在(エキドナやメドゥーサ)に
昇華させる研修のようなものが大陸で行われること

蛇神の寿命は人と同じぐらいだが上位存在のソレは
星と等しくなる場合もあること(誰も死んでないので不明)

上位存在は世界各地に派遣され
一度決められた任地から離れることは 一生 無いこと


81:junk-kids
09/08/21 02:38:44 1Q6ZiphA
生贄 儀式編でした。やっぱりエロは鬼門です。短いし。
期待された方は済みません。今はこれが限界です。
お話はもう少しだけ続きますが あえてここで切りました。
エロが無いので早めにあがると思います。 しばしお待ちを。

76さん そのゲーム面白そうですね。ラミアだし♪
他の子は昆虫系と植物系とゴーレム(メカ)系かな?シルエット的に。

82:名無しさん@ピンキー
09/08/21 13:51:21 J/cN+8qN
>>76
堺はまちの絵?

83:名無しさん@ピンキー
09/08/23 09:31:38 ByyrxPom
>>81
うん、いいから続きをまってる!

84:名無しさん@ピンキー
09/08/23 11:13:26 Oj4l3J/p
烏賊が死んだふりをして、心配して近づいた烏を逆レ。

85:名無しさん@ピンキー
09/08/23 21:41:07 gPu4cEhd
>>84
「倒れてるレディを見て『美味しそう』は酷いんじゃなくて?」

「残念でした。味見をするのが私で食べられるのはア・ナ・タ♪」

「ああっ、白いの好きぃ!白いののニオイが全身に染み付くのが好きなの!」



・・・ふぅ。

86:名無しさん@ピンキー
09/08/23 21:45:44 dTOjRgTn
>>85
イカ臭くなったカラスが雌のカラスに嫌われる

失意のカラスを再び烏賊が逆レイプ

上に戻る

無限ループですな。

87:名無しさん@ピンキー
09/08/24 07:54:41 LZFIwqTk
無限連鎖カードは太陽に落としちゃえばいいんだよ!
そういや、月に住んでるのはウサギで、太陽に住んでるのはカラスなんだよな。

88:名無しさん@ピンキー
09/08/24 17:49:52 pcwFVEP/
前スレで投下した者だが再び投下
タイトルは前回と同じく「わんわんパラダイス」

4レスほど借ります

89:わんわんパラダイス(1/4)
09/08/24 17:51:22 pcwFVEP/

「ふんふ~ん。ルンルン」
俺の隣でレトが嬉しそうに鼻歌を歌っている。
隠しているからわからないけどしっぽが出ていたらパタパタと揺れているはず。
外に出かける時はしっぽと耳は必ず隠させている。メイド服も禁止だ。
しかしスーパーのお買い得商品が買えたくらいでこうなるとはね。レトの可愛い所だ。
「今日の晩御飯はご主人様の好きなドリアですよ」
おっ、やった!!
レトの作るドリアは美味しい。それこそ店よりも数段上の味だ。
「だから荷物持ち頑張ってくださいね」
うーんと両手を上にし、レトはを気持ちよさそうに伸びをした。
残念ながら俺は両手がレジ袋で塞がっているから伸びはできない。
……重い
主人に荷物持ちをさせるとは。実は自分の方が力持ちなくせに。
「とはいえ、女の人に荷物持ちさせるわけにはいかないからな」
「ありがとうございます、ご主人様!!」
うっ、可愛い……
見た目だけなら立派な大人のお姉さんのくせに、たまに無邪気に笑う。
この笑顔を前にすると俺には何も言えなかった。
家に帰ると我が家のもう一人の住人であるハスキが迎えてくれた。
当たり前だけど玄関先で待つ姿は犬っぽい。
「ハスキちゃん、ただいま」
「おかえり。二人とも」
「頼むハスキ、この荷物を台所まで……」
差し出されたレジ袋をいともたやすく持ち去るハスキ。
あんなに小柄な彼女とは信じられない力だ。人間ではないことを意識させらるな。
「待っててくださいね。腕によりをかけますから」
メイド服へと着替えを済ましたレトがさっそく台所に立つ。
ようやく解放されたしっぽはピロピロと跳ねていた。
我が家の家事は全てレトがしてくれる。
俺とハスキはせいぜい買い物に付き合うか頼まれたら手伝う程度。
テレビを見ているとハスキが膝の上に乗ってきた。やっぱ女の子は軽いんだな。
ちょこんと座るハスキは愛らしい。見た目は俺と同じような年でもどこか幼さが残る。
ちょうどテレビでは動物番組をやっていて犬の特集をしていた。
どんな気分で見てるんだろう?元はといえばハスキも犬だ。
テレビで飼い主にじゃれる犬を見ると昔を思い出す。
元気なレトと静かだが甘えたがりのハスキ。よくじゃれついてきたっけな。
「くすぐったい…」
腕の中でハスキがもぞもぞと動いた。知らないうちに頭をなでていたらしい。
サラサラの美しい黒髪は触り心地がいい。
「ひゃっ、耳、ダメ」
おっとつい耳を触ってしまった。


90:わんわんパラダイス(2/4)
09/08/24 17:52:23 pcwFVEP/
髪の間、頭の上から飛び出す小さな耳。しっぽと同じく犬人間の特徴だ。
レトとは違い尖った白黒の耳はハスキの弱点、もとい性感帯。
あまり触りすぎると発情しかねないからやめとおこう。後で襲われるのはいつも俺だ。
「ご飯できましたよ―。席に着いてください」
本当にドリアを作ってくれたらしい。香ばしい匂いが鼻を刺激する。
匂いに敏感なハスキは余計に食欲をそそられたのか、気づけばもう席に着いていた。
いつの間に……って俺を置いていくなよ。
「で、レトは何をしてんだ?」
「熱いからご主人様が火傷しないように」
だからってふーふーしなくていい。それくらい自分でできるよ。
「はいご主人様、あ~ん」
言われるがままに口を開く俺。
面白くなさそうな顔をしているハスキが気になったが、ドリアの誘惑には勝てない。
「あの、どうですか?」
お…おいしい、ヤバいな。
「最高!!すんげーおいしい」
「本当ですか?」
「ウソをついてどうする」
褒めるたびにレトのしっぽがはちきれんばかりに揺れる。
その姿を見るとなぜだか犬だった頃を思い出した。
俺もスプーンでドリアをすくいふーふーする。そしてハスキの前に差し出した。
「……?」
「ほら、ハスキも食べてみ」
一瞬目を丸くするも言われた通り素直に口を開く。
ビーフジャーキーを食べさせた時みたいに口に入れてやる。
「な?おいしいだろ?」
「うん、おいしい」
ぴろぴろ揺れるしっぽ。
よかった…そこまで機嫌を損ねずにすんだみたいだ。
「あー!!ハスキちゃんだけずるい。ご主人様、私にもあーんしてください」
期待に目をキラキラと光らせたレトが口を同じように開いた。
「メイドが何言ってる。それくらい我慢しろ」
だいたいレトはお姉さんなんだからな。……俺よりも。
「わかりました。なら私はご主人様にあーんします」
うわ!?だからってくっつくな。む、胸当たってる。
しかもハスキは次に備えて口開けて待ってるし!
我が家の犬たちはなんなんだ。昔は俺の言うことをよく聞く賢い犬だったはずなのに。
人間になって主人の言うことを素直に聞かなくなった気がする。
「はい、ご主人様どうぞ」
「誠司……」
頼むから、ドリアを食べる時くらいは好きにさせてくれ……



91:わんわんパラダイス(3/4)
09/08/24 17:53:28 pcwFVEP/
「ご主人様はハスキちゃんに甘いですね」
夜、俺のベッドにシーツを被せながらレトはなんだか嬉しそうに言った。
さすがに寝るときはレトもパジャマ姿だが、開いた胸元が無防備すぎる。
この時間ハスキはもう夢の中だ。
なんか子供が寝た後の夫婦みたいだな……って何考えてんだよ俺。
「昔の名残かな。どんなに俺と同い年に見えても幼く感じるんだよ」
「でも子供扱いばっかりしちゃだめですよ。元の姿ならそろそろ大人ですから」
体もね、とレトは耳打ちした。
「自分からエッチに誘わないのも同じ理由ですか?」
誘うも何も俺はいつ襲われるか怯えながら暮らしてんだけど。
でも確かに自分からハスキに手を出すのは少し気が引ける。やっぱり昔を思い出すからか?
「ぶわっ!!レト!??」
「夜のご奉仕です」
ぷちぷちとパジャマのボタンを外すと、レトは上半身だけ裸になった。
豊かだがツンと上向きの張りがありとても綺麗な胸。白い肌に桜色の乳首が小さく乗る。
レトはそれを強調するように腕を交差させ両腕に挟んだ。見事な谷間だ。
いつもの可愛いお姉さんから魔性の大人の女へ。
ダメだ、たまには主人の威厳を見せるべきだ。思うようになってたまるか。
でも息子は本能のままに大きくテントを張っていた。
そんな俺の様子に満足したのかレトは目を細め、いよいよズボンに手をかけた。
下着ごと脱ぎ、足から服を抜き取るとフサフサなしっぽが妖しく揺れる。
肩を押されベッドに押し倒されるとゆっくり顔を近づけてくる。
一瞬だけ無邪気に笑った、そんな気がした。
レトは犬のように顔中にキスの雨を降らせた。次第に舌で舐める動きに変わる。
ただ俺の唇にだけは触れようとしなかった。
「ご主人様、どうしたんですか?」
耳元で静かに口を開く。
主人の威厳なんかどうでもよくなってきた。よくよく考えれば今は犬じゃないしな。
「レト、キスしたい……」
「なんかいつもよりその気ですね……ふふっ、いいですよ。ご主人様が望むなら」
いよいよ二人の唇同士が触れあうと柔らかいレトの舌が俺の口内を駆け回った。
奥歯を舐められたかと思うと今度は舌先をつついてくる。
「ぷっはぁ……ご主人様」
激しい動きの中で手際よく俺のパジャマを脱がせていく。
天を向く怒張を目にしたレトは獲物を狙う狼のようだ。
息子に手を添えすっかり濡れた秘裂にあてがうと、一息に腰を降ろした。
「んはッ…ご、主人様、のいつも、よりっ大きい」


92:わんわんパラダイス(4/4)
09/08/24 17:54:40 pcwFVEP/
けどそれはレトにとって苦痛ではなく快楽。
俺の胸板に両手をつき支えにすると腰のグラインドを激しくした。
「あぁ…はッ、ん……っ!!」
レトの中は熱くて柔らかくて、なのにきゅうきゅう締め付けてくる。
なんかこう襞一枚一枚が触手みたいに絡みついてくるのだ。
とにかく気持ちいい。
繋がってるのは体の一部分のはずなのに、全身が気持ちいい。レトとするといつもこうだ。
本当なら目の前で揺れる胸に触りたいけど、与えられる快楽に体が動かない。
ほとんど一方的なセックス。それでもレトは気持ちよさそうだった。そして俺も。
「レトっもう、そろそろ、なんだけど」
「私も、はんッ、です…あぁっ」
締め付けが一段と強くなったその時、俺は欲望をレトの中へと解き放った。
「あっっ、ご主人さ、まぁぁぁぁ、あん、ん、ゎ、わ、んッ!!」
遠吠えのように高い声で鳴きながらレトも同時に達した。
ドクドクという音が聞こえそうなほど長い射精を終えると、レトは倒れ込んできた。
自然と唇同士は触れあう。
「ぷはぁ、ご主人様…気持ちよかったですか」
答えるまでもない。答える代わりに頭を撫でてやった。
「じゃあもう一回……いやあと四回はしましょうね」
「いや、それは無理!!」
「そんなことありません、ほら」
繋がったままレトが肉襞を動かすと息子は瞬く間に硬さを取り戻した。
くそ、正直すぎる体だ。
「さすがご主人様ですね、んはっ」
しょうがないだろ、レトの中は本当に気持ちいいんだから。
ああもう、なんでいつもこうなるんだ。
「そういえばレト、さっきイく時にわんっ、て言わなかったか?」
「…………!!?」
ギクリとしたのか体としっぽがピンと伸びた。
「レト~?どうしたー?」
「や、やめてくださいっ、いくらなんでもわ、わんっなんて言いません。聞き違いですよ」
いや、明らかにわんって言っていた。レトの目も泳いでるしな。
「変なこと言うご主人様にはこうです」
ごまかすようにレトは腰を振りだした。もちろん膣内は盛んに収縮を繰り返す。
「やめ、ろ、レトっ」
このままだとすぐに射精しそうだ。
「もう、今日は、ぁっ、許しま、せん、から」
飼い犬に噛まれるどころか飼い犬に搾られる、快楽に溺れようとする中ふと思った。




お粗末さまでした

93:名無しさん@ピンキー
09/08/24 18:19:10 LZFIwqTk
>>92
GJ
そういや、間違って切っちゃったチンコを飼い犬に食われちゃった、という事故をニュースで前に視た。

94:junk-kids
09/08/24 22:38:31 S9xAEjqn
モタモタしてたらエロきてた~!エロ書ける人 尊敬します。
わん とか言ってほしいです。 わん

さて 続きが書けたので 投下します。

95:junk-kids
09/08/24 22:41:04 S9xAEjqn

「それじゃあ スナねぇと もう会えないの!?」
気がついたら肩をつかんで問い詰めていた。

いつのまにか隣に居て 散々人のことを振り回して
人生丸呑みにされたような感覚が 何故か心地よくて
上京が決まった時も えらい剣幕で反対されたが
最後には笑顔で見送ってくれて

帰郷すれば いつでも会えると思っていた

俺たちの時間は 離別までの時をを埋めるだけのものだった?
別れが迫っていても 俺の望みを優先した?
今夜この逢瀬が 最初で最後の二人の思い出?

そんなことが許せるはずが無い!あきらめられるわけが無い!

「答えてくれよ。スナねぇ! ぐはぁっ…」
死角から飛んできた尾の先で意識を刈り取られそうになる。
「最後まで話しを聞け どあほう。」
どこか安心したような優しい笑みでスナねぇが続ける。

曰く
その昔 蛇神の繁栄の為に編み出された上位存在昇華研修だが
問答無用の強制参加により当初の思惑ほど成果が上がらず

家族や想い人を故郷に残してきた蛇神の集団が決起し
あわや上位存在との内部抗争にまで発展する可能性があり

研修対象を選出するに当たり新たなルールを設けることで
双方が合意したそうだ

ひとつ
扶養家族がいる者を除外する

ひとつ
つがいがいる者を除外する

ひとつ
想い人がいる者は『儀式』にて判定が下される

「つまり 独り者の蛇神は『儀式』をしないと…」
「あぁ 問答無用でお勤めだ 死ぬまでな」

96:junk-kids
09/08/24 22:44:26 S9xAEjqn

「『儀式』にもルールがあってな?」
そう言ってスナねぇは太ももより下の蛇の胴体を触る。
「『儀式』の間 蛇神の姿で想い人と相対すること。」
伸びてきたスナねぇの尻尾が俺の体にやんわりと巻きつく。
「『儀式』の間 自らの尾で想い人を拘束すること。」
まとめていた髪をほどくスナねぇ。この髪型も好みだ。
「『儀式』の間 自らの出自を隠す努力をすること。」
こんな簡単な変装でも普段の印象とはがらりと変わる。
「生贄は『儀式』終了までに蛇神を愛し正体を看破すること!」
触れ合う胸 背を伝う手の平 スナねぇの抱擁

「つまり『つがい』になれば『儀式』は成立だ!」

その言葉を聴いたからか 気付けば俺もスナねぇを
きつく抱きしめていた。スナねぇの舌が頬を撫でる。
いつの間にか泣いていた。スナねぇも泣いていた。
俺もスナねぇの顔を舐め返し 舐めあいはキスに変わる。
そのまま果てるまで『つがいの口付け』を交わした。

「俺には覚悟が足りて無かったかもなぁ。」
いまさら志巻のオッチャンと阿木斗のジジイからの言葉が
思い起こされる。俺にも運があってよかった。
「クックック ところがところが…」
意味ありげに笑うスナねぇ。心なしか黒い笑み。
「志巻さんの時は大変だったらしいよ~」

曰く
拘束を終えて『食べよう』としたところ志巻のオッチャンは
事もあろうに「好きな人がいるから勘弁してくれ」と告げて
『好きな人』との思い出を熱く語り始めたそうな
運命のいたずらか『好きな人』というのが当時の蛇神で
つまり志巻のオッチャンは『好きな人』自身に延々と
ノロけてしまったらしい。自分たちのことを。
なんと独り語りは朝方まで続き「もうだめか」と思った時
『以上が俺の愛の軌跡だ。結婚してくれ 沙希!』と
志巻のオッチャンは最後を締めくくったらしい

「情熱的な告白だよ~ 夜通し愛を語るなんて…」
スナねぇは悦に入っているが俺が思うに
沙希さんって動揺するとモロに態度に出るからなぁ。
あの気さくなオッチャンは きっとはにかんだ笑顔で
「そこが好きなんだけどね。」とノロけてくれそうだが
そこら辺から志巻のオッチャンも途中で気づいたんだろうなぁ。
スナねぇと沙希さんの夢を壊さないためにも黙っておこう。

97:junk-kids
09/08/24 22:51:11 S9xAEjqn

「それなら阿木斗のジジイも相当な逸話がありそうだね。」
あの陽気なジジイはどんな事件を起こしたのだろうか。
「阿木斗さんの時は別の意味で大変だったって…」
陰りのある笑みを浮かべ スナねぇは淡々と語る。

曰く
阿木斗のジジイを選んだ蛇神はルールを破った
『儀式』の最中に自らの正体を明かしてしまったのだ
『儀式』不成立 上位存在の手で二人が引き離される直前
「私に彼女の不始末を挽回する機会を下さい!」と
阿木斗のジジイは叫んだそうだ。
上位存在も無理やり引き剥がした蛇神は研修に身が入らないと
わかっていたので阿木斗のジジイからの直訴を受け取った。
その後の詳しい話は当事者だけの秘密らしいが結果的に
阿木斗のジジイが『阿木斗牧場』の経営を軌道に乗せた事で
二人の仲は許される事になったらしい。

「この話をした時、姫バァ泣いてたな…」
話していて思い出してしまったらしくスナねぇも涙ぐむ。
姫バァは暴走気味の阿木斗のジジイを朗らかな笑みで
たしなめる町内最強のばあさんだ。別名:ホホホばあさん。
阿木斗のジジイも昔は好青年だったようだが
今は若いのにまぎれて遊ぶ超特急ジジイだ。
今日 二人が笑っているのは あきらめなかったからで
あきらめられないくらい 惹かれあっていたわけで

「ん やン ちょっと」
気がついたらスナねぇの顔にキスの雨を降らせていた。
なんか こう 負けてられないような そんな気がして。
言葉に出すのは恥ずかしいから キスにした。のか?
「ふぅん もう 大丈夫 だよ。」
泣いてるスナねぇを慰めたという事で公式解釈は決定された。
平和的解決だ実に素晴らしい。

「…タイキは学校卒業したらどうするつもりだったの?」
「あれ?俺の選んだ学部 知らなかったっけ?」
「あの時はショックで全部、耳がスルーしてた。」
そういえばひとしきりグラグラ揺れた後「反対だ!」を
連呼するだけだったな。さもありなん。

「畜産だよ。」「へ?」
見開いた目が次第に嬉し涙に覆われる。

「阿木斗のジジイが 拾ってくれるってさ。」

生贄 了

98:junk-kids
09/08/24 22:55:43 S9xAEjqn
以上で『生贄』終了です。
読んでくださった方 ありがとうございます。
内容について語るのは野暮かもしれませんが一言

エロむずかしいです。

99:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:02:45 GQR6qmoT
ぬるぽ

100:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:04:39 7kio1IMG
>>99
100ガッ

101:名無しさん@ピンキー
09/08/25 23:09:15 xwjFJmUh
GJ
他の蛇神さんたちのエピソードも良かったぜ

102:名無しさん@ピンキー
09/08/26 19:05:44 pNJ3vhaJ
最近家の庭にどんどん蜂が増えてる。
しかも小さいのから大きいのまで色んな種類のが。

103:名無しさん@ピンキー
09/08/26 20:16:35 QVRtlGvx
君を懸けたコミュニティ単位の紛争だろう
暖かく見守るか業者呼べ

104:名無しさん@ピンキー
09/08/27 01:00:57 DPD2R+jl
>>102
ハチ「しつこいんだよ! なぜ放っておけない!」
駆除業者「その力で我々の家を侵略しないと言い切れるか!」「事実、何十何百という人が生命を落としているのだぞ!」
ハチ「先に手を出したのはそっちだろうがー!!」


105:名無しさん@ピンキー
09/08/27 02:54:54 5OCoQeQA
age

106:名無しさん@ピンキー
09/08/27 03:13:08 VZJYe5ad
「群れて固まるしか能の無い蜜蜂なんぞがぁ!スズメ蜂に勝利するなぞぉ!できるわきゃねぇだろぉぉぉ!」

107:名無しさん@ピンキー
09/08/27 05:58:59 AxsQe9zc
>>106
蜜蜂「じゃあ、試してみる?」

108:名無しさん@ピンキー
09/08/27 06:23:47 BlfBeAjk
「ふふふふふ、貴様等が争っておる間に我らジガバチが彼奴の童貞を奪ってくれようぞ」


109:名無しさん@ピンキー
09/08/27 11:47:19 AxsQe9zc
>>106>>108
蜜蜂「オスだかメスだか分かんない娘は帰ってよ。」

110:名無しさん@ピンキー
09/08/27 12:48:11 QgRFH711
なんというハーレム

111:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:07:19 I1aW6hg/
ボディコンでショタコンのカマキリお姉さん。路地裏だろうと公園だろうと本能の赴くままに
可愛い男の子を(性的な意味で)捕食。

112:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:24:49 cnWAWLq1
インディジョーンズ最新作の軍隊蟻みたいなのを想像し・・・

かけたら怖くなってやめた

113:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:30:56 0c/W1tBn
>>111
流石は蟷螂。
どこで待ち伏せればショタが来るかわかってるな。

114:名無しさん@ピンキー
09/08/27 15:55:29 vh54c1MU
それどころか動くものはなんでも食べる(もちろん性的な意味で)

115:名無しさん@ピンキー
09/08/27 16:39:29 B0JP/t7q
汚いオッサンは食事的な意味で食べられるんだろな

116:名無しさん@ピンキー
09/08/27 21:30:08 lDHOBmlV
そういやダンゴムシってオスメスとは違う第三の性別があるそうだ

フタナリだな

117:名無しさん@ピンキー
09/08/27 21:37:21 I1aW6hg/
公園で可愛い坊やを物色、そして目を付けた子を死角になっている場所から
神速の腕で捕えて、そのまま豊満なおっぱいでキャッチ!ショタは顔を覆う
柔らかい肉の壁のせいで声もあげられません。力無くもがくショタを優しく
抱きしめながら「…うふふ、本当に食べちゃいたい」と囁き耳朶をカジカジ…

そんなエッチなカマキリお姉さんは好きですか?

118:名無しさん@ピンキー
09/08/27 22:08:21 vh54c1MU
ジジイ(CV青野武)「そんなガキなんかよりワシのオジジガフグリを(性的な意味で)食べてくれんかのお」

119:名無しさん@ピンキー
09/08/27 22:08:33 DPD2R+jl
>>117
大好き

眉毛が触角っぽい感じだったり、腕が肘の辺りからぐばぁって開いたりするとなお良い

120:名無しさん@ピンキー
09/08/28 07:32:41 R3aGGNvh
>>119
輝彩滑刀

121:名無しさん@ピンキー
09/08/28 20:25:24 i6c06Flz
さっき軍曹がいたから捕まえてトイレに流した

122:名無しさん@ピンキー
09/08/28 21:17:07 o73F8rOB
>>121
死亡フラグだな…

123:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:31:08 3QOePI0w
昔、ムカデを生きたままトイレに流したらすぐに泳いで戻ってきた事があったな。

124:名無しさん@ピンキー
09/08/29 02:51:58 aRKb0Xe8
三日前だけど、コクワガタの雌が夜にて部屋に飛んで入って来たので優しく捕まえて、林に逃がして上げた。

翌日の夜、またしてもコクワガタの雌が飛び込んで来たので、また捕まえて林に逃がして上げたのだが、今日の夜にいきなりまた飛び込んで来て、枕元に落ちて来た。

どう見ても同じクワガタだし、何か気持ち悪いとも思ったのだが、わざわざ三度も、呼び掛けるとこちらを見上げるし、三度目は枕元に来たこの子が可愛くなって来たので、暫く置いてやる事にしようと思う。

今、砂糖水を舐めてるこいつを見ながらこいつが擬人化したら良いのになと思う。
さて、擬人化した場合の妄想でも書いて見たいが文才がな…

125:名無しさん@ピンキー
09/08/29 02:55:35 aRKb0Xe8
因みに去年も似た様な事があったが…
これも何かの縁かなあ?


126:名無しさん@ピンキー
09/08/29 07:03:01 YBm/gwIe
>>125
母娘ですね。

127:名無しさん@ピンキー
09/08/29 08:22:49 0EvssPil
>>125
文才など必要ない。
今後ありのままに起こったことを書けばSSになるだろう…

そういえば俺もセミに胸にぶつかられるは唇を奪われるは、オシッコ引っ掛けられるは…

128:名無しさん@ピンキー
09/08/29 16:27:14 YBm/gwIe
>>127
マーキング合戦

129:名無しさん@ピンキー
09/08/30 00:32:46 RBK42pdE
>127
「ひゃ…127はあたしのなんだからっ!ちゃんと匂い付けといたでしょ!」
「違う!私が先にとまったのよ!」
「キ…キスしちゃった…わたしも…初めて…なのに…」

130:名無しさん@ピンキー
09/08/30 02:09:02 3JfDeTVA
なんというハーレム

131:名無しさん@ピンキー
09/08/30 02:31:29 X6Ro0Lmw
しかも野外放尿プレイ・・・!

132:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 09:47:31 Cx0fP4Mu
セミがおしっこするのは体を軽くするためなんだぜ、多分

133:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 12:13:27 uA2EK8nf
>>132
正確には体内の水分で、尿とはまた別なんだぜ、多分。

134:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:17:25 ACjkQKeU
セミは潮吹きか

135:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 17:26:11 uA2EK8nf
>>134
トぶのが気持ちいいんですね。

136:名無しさん@ピンキー
09/08/30 21:25:12 Fo58n204
数年間のオナ禁生活の末にトビまくるいやらしい女性になったんだな

137:名無しさん@ピンキー
09/08/31 11:56:17 ymjY6+LP
昨日、大きなアシダカ軍曹に追いかけられる夢を見ておねしょした。
23歳にもなって…

138:名無しさん@ピンキー
09/08/31 11:58:48 qf7i+R/k
>>137
食べ頃なんですね、分かります

139:名無しさん@ピンキー
09/08/31 22:11:57 uHimyf3H
長くて美しい足に踏み踏みされるんですね?
解ります。

140:名無しさん@ピンキー
09/08/31 22:26:40 XHGKeCRo
たしかに23で夢精は恥ずかしいな

141:名無しさん@ピンキー
09/08/31 22:30:00 6XOprAID
>>137
その尿が君のだという証拠は無い訳だ
つまり軍曹がマーキングをだな(ry

142:名無しさん@ピンキー
09/09/01 12:57:38 2o1u94Ak
>>141
悪い虫(G)が近付かない様にですね。

143:名無しさん@ピンキー
09/09/01 15:54:58 Q4H1lLmG
>>142
それでも近づく虫は食べちゃいます。(性的に)

144:名無しさん@ピンキー
09/09/01 23:48:15 CTbTyXRu
頭の中で書きたい内容が固まっているんだが、いざ文にしようとすると難しいなぁ…
やはり、職人さんの文章を何度も読んで勉強した方がいいかな?

っても、俺の構成ではあまりエロくなくストーリー重視な感じになるような気がするが…

145:名無しさん@ピンキー
09/09/01 23:57:48 CTbTyXRu
いや、もちろんエロ…つか、食われるトコロはちゃんと入れるよ?
そこは…一応。

146:名無しさん@ピンキー
09/09/02 03:27:37 LyUiXcvx
取りあえず書いてから投下するか修練を積むか考えれば

147:名無しさん@ピンキー
09/09/02 18:58:48 GL0HK5QH
>>144
エロだけでも読める様になるまで、がんばって。

148:名無しさん@ピンキー
09/09/02 20:08:54 uqMHq7eR
>>146
>>147
あぁ、じゃとりあえず手本として職人さんの作品を見てくるわ。
それから考える。

149:サンプルとして
09/09/02 22:56:41 UkGKXpsU

「さあ、私と交尾しましょうね、それから食べて上げる。」
カマキリから擬人化した女は、乳房を揉みし抱きながら腰を落として俺の一物を淫ら口の内部へと飲み込もうとしている。

わななく彼女の淫ら口から涎の様に粘ついた淫液が滴り落ちて俺の一物を濡らす。
「ほら、今から貴方のを食べちゃうわよほらほら、入って来る、あぁ~ん!」

「うッ!」
遂に俺の一物が彼女の内部に入って行く、先端から徐々に根元までジュブジュブと埋まって行く、とても暖かくて気持ちいい…
出ちゃいそうだ…
俺の表情を見たカマキリ女は、まるで見透かしたかの様に俺に言う

「あら、出しちゃいそう?」
「ダメよ、今出したら食べちゃうわよ?」
「そう、出した時が貴方の最後の時なの、だから頑張って!」
それを聞いて俺は恐怖する。

冗談ではない!
出したら殺されるのか、でも出そう…い、いや射精は我慢しないと…
女は、その様子を見て嗜虐的な笑みを湛えながら腰を上下し、快楽と恐怖に喘ぐ俺をなぶっていた。

的なのを書けば良い。
頑張れ!

150:サンプル2
09/09/02 23:16:22 UkGKXpsU

「ああッ、痛いやめて!」
「ウフフ、可愛い坊や、貴方の大事なおちんちんをちぎって上げる。」
「やめて~ちぎれたら死んじゃうよ~」
女王蜂から擬人化した女に襲われた精通を迎えたばかりの少年は、痛みと失う恐怖に声を上げて居た。

―夏休みの日カブトムシを取りに行った日に突然現われた女王蜂の女、裸にひん剥かれて、騎乗位の状態で彼女が馬乗りになって僕のペニスを締め付けながら激しく腰を振る。

ち、千切れる…
「痛いッ、やめて~蜂のお姉さん~」
「ダメよ、千切らないと沢山貴方の子を産めないの。」
「だからね、早く出しなさい、ほらほら~」
「ああッ、痛いッ痛いッ千切れる~出ちゃう~」

僕は、ペニスの痛みと快楽によりもうすぐ射精の時を迎える。
ああ、僕はここで…彼女にチンチンを千切られて…

ピュッッピュルルル~
やがて射精が始まり、彼女の内部に僕の若い精液をぶちまけた。
彼女は、乳房を揉みながら身体を逸らせて痙攣している。
彼女の淫らな内部が僕のペニスを締め上げて千切れそうになる…

ああ…僕は…彼女にチンチンを千切られて死ね覚悟をした時彼女は、間の抜けた声で…
「な~んてねッ!」
「嘘よーん、人間の男の子の場合は、千切らないのよ、びっくりした?」

顔を真っ赤にしながら彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべて笑う。
僕は、恐怖から解放された安心と彼女の笑みに思わず彼女に抱き付いて泣いた。
彼女はよしよししながら「美味しい精液ありがとうね、ご馳走様~」
とほほ笑みながら僕を撫でて居た。

こんなのもある。

151:名無しさん@ピンキー
09/09/02 23:48:34 Yhr4sQxi
>>149-150
なるほど、その辺がボーダーラインか。

結構厳しいなぁ。自分で書くことを考えると。

152:名無しさん@ピンキー
09/09/02 23:59:19 UkGKXpsU
>>151
偉そうに言えないが、ここは擬人化した女が男を襲う訳だが、シチュエーションとか内容は任せる、つか、書きたい事をスレのテーマに合わせてやるといいよ。

153:名無しさん@ピンキー
09/09/03 01:18:19 gdXjs1vS
>>151
余りに気負いし過ぎると良い物も出来ないから適度にリラックスして作業に取り掛かるのが吉。

154:名無しさん@ピンキー
09/09/03 01:27:48 IDWpycWw
とりあえず、個人的には1本出来上がるまではスレに書き込むの止めるのが言いと思う
あくまで俺の経験則でしかないけど

155:名無しさん@ピンキー
09/09/03 01:41:57 TYtwSVWE
完結まで書き上げるのが理想的なことかな。
1~2ずつぶつ切りに投下して間を置かれると他の書き手が投下しにくくなる。
ま、もっともここ最近そう言える程投下無いけれど・・・まあ、とにかく期待してる。
気長に待つよ。

156:名無しさん@ピンキー
09/09/03 15:53:05 fsxK4dyk
擬人化した女ってどういう意味?

157:名無しさん@ピンキー
09/09/03 16:11:49 eYAH3U9J
>>152は「メス動物」って言って猫娘さんを怒らせたときの一件がトラウマになっちゃったんだからしょうがないだろ

158:名無しさん@ピンキー
09/09/03 18:47:25 TYtwSVWE
X:擬人化した女
〇:人化する女

ニュアンスは解るけど。

159:名無しさん@ピンキー
09/09/03 19:16:30 OBGj7gIx
そこをむしろ「擬人化」の原義で

160:名無しさん@ピンキー
09/09/03 23:22:29 baONtQ3v
>>158
それもなんか違う気がするけどな
擬人化した動物の女の子
が正解に近い気がする
まあニュアンスが伝わればそれでいいかも知らんが


文才よ俺に舞い降りろっ

161:名無しさん@ピンキー
09/09/03 23:25:41 AflfSHya
凡才が舞い降りた

162:名無しさん@ピンキー
09/09/04 00:35:55 y6w0COUl
>>151
私も最近 物語を妄想してテキスト化してますが
興奮状態で書き込んで冷静な時に誤字チェックの繰り返しです。
自分の文章を読むのは初期段階では拷問に近いものがあるかもしれませんが
最初の試練です。意外な書き損じを発見する事もあるので重要です。

淡々と読めてしまうものは相手も淡々と読むかも知れません。
私は恥ずかしいくらいがちょうどいいかな?と思いつつ投下してました。

>>152の言う通り『スレのテーマに合わせてやる』のも大切です。
興奮していると大抵脱線します。逆レイプなのに男が襲ってたりします。
エロいエロくないは読んでる人の判断に任せましょう。好みは人それぞれ。
エロは奥が深すぎるのです。人の数だけありそうです。
「ネズミをビニール袋に…」とは某作家様の談。(軽い冗談だと思いますが)

まぁ 楽しんで書くことが一番ですかね。長々と失礼しました。

163:名無しさん@ピンキー
09/09/04 00:38:09 T5fHFuF3
盆栽が舞い落ちた
ガシャン……
コラっ!カツオ!「波平」

164:名無しさん@ピンキー
09/09/04 00:41:30 y6w0COUl
下げ忘れ 申し訳ありません。

165:名無しさん@ピンキー
09/09/04 01:02:47 hnREzvY4
大事なのは湧き上がるエロパッションや!
溢れ出すエネルギーを書き連ねるこの快感!

とか言ってたら、雌の子猫が何やら俺の股間をクンカクンかしておる。
お返しにモフモフしようかな。

166:名無しさん@ピンキー
09/09/04 01:55:07 Q2Pkk8e/
両思いだと確信した子猫に襲われるフラグを立てるんですね

167:名無しさん@ピンキー
09/09/04 07:42:34 xgV5gzFY
>>159
鳥獣戯画を読めば幸せになれる。

168:名無しさん@ピンキー
09/09/04 18:23:03 kP4Noh5K
>>167
いま兎娘がショタ蛙を押し倒したが

169:名無しさん@ピンキー
09/09/06 20:55:09 2HatI0DW
みんな脳内嫁とよろしくヤってんのかな…

170:名無しさん@ピンキー
09/09/07 00:50:33 hKm/TDsn
脳内ご主人様に虐げられて喜んでいる俺は猫スキー

171:名無しさん@ピンキー
09/09/07 17:47:14 VrUxRmel
子どもを捕った捕鯨船を襲う鯨は、悪魔みたいだそうだ。
悪魔の様な逆レハァハァ

172:名無しさん@ピンキー
09/09/08 21:27:06 buDGdkHQ
URLリンク(www.dotup.org)

173:名無しさん@ピンキー
09/09/08 23:30:12 /7Axo1dD
なぜそんなほのぼの画像をw

174:名無しさん@ピンキー
09/09/09 01:30:58 BfYzrVCo
餌を挟んで睨み合っているように見えるがな

175:名無しさん@ピンキー
09/09/09 07:22:13 0nHekae1
起きたら体のあちこちが蚊に噛まれておりました。なんという熱烈なキスマーク……

176:名無しさん@ピンキー
09/09/10 20:31:45 jh/8mrzO
妊婦から強烈な口づけを全身に受けたわけですね、わかります

蚊ってオスは花の蜜とかしか吸わないんだな
なんという草食系男子w

177:名無しさん@ピンキー
09/09/10 21:56:22 uV7oP6Nq
草食系男子を性的な意味で食べちゃう肉食系擬人化女子

178:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:51:08 hXOC1wzf
投下します。


 どうも、僕はレオ。ライオンの雄、4歳です。
 群れを追われて早2年、この母なる大地でなんとか今日まで生き長らえてきました。
 ヌーの子供に狙いを付け、気付かれないよう近付こうとしたら後ろから大人のヌーが突っ込んで
きて間一髪で当たるところだったこともありました。
 猛牛怖いです。
 
 ハイエナの集団から獲物を横取りしようとして、雄叫びを上げながら突進するも激闘の末追い払
われたこともありま…ゴメン、嘘つきました。
 本当は目つきの悪い集団にビビッてすごく気の抜けて間延びした声だったと思うし、凶悪に睨み
付ける無数の視線の前に回れ右で退散しただけです。
 掃除屋怖いです。

 たてがみも生え揃わない頃に発情した雌ライオンのお姉さんに誘惑されて、シマウマの仔を捕ま
えて貢ぎ、いざ事に及ぼうと思ったらどこかに隠れていた雄ライオンに半殺しにされました。
 美人局怖いです。
 ライオン不信になります。
 
 あの頃は若かったのです。
 けど体躯は見違えるほど大きくなりましたし、体重も100kgを超えました。
 たてがみも生え揃いました。もう立派な成獣です。
 独り立ちし成獣になった雄ライオンは既存の群れのボスに戦いを挑み、勝てばその群れを手にす
ることが出来るのです。
 その群れの縄張り、食料、そして雌を手に入れることが出来るのです。
 ハーレムです!ご主人様です!!

 でも、負ければ元通りの独身生活、童帝万歳、喪男の百獣の王です。
 いえ生きて帰れればまだいい方で、最悪死にます。
 それでも子孫を残すためにライオンは闘うのです。
 そして今日、僕は…


179:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:51:42 hXOC1wzf
 …と、何やら嗅ぎ慣れぬ臭いが近付いてきました。
 身を低くして隠れます。
 あれはニンゲンです。
 大きな《かめら》を持っているから《みつりょうしゃ》ではなく《てれびきょく》か《けんきゅ
うしゃ》でしょう。
 《がいど》らしき雄が黒光りする細長い筒を持っていますが、こちらから近付きすぎなければ撃
たれることはないはずです。
 
 あ、向こうが気付いたようです。
 遠くから僕に《かめら》を向けてきますが、気は抜かずに堂々としてればいいと教わりました。
 大丈夫、《みつりょうしゃ》じゃないから怖くない怖くない。

 …ふぅ、ニンゲン達は行ってしまいました。
 また別のところから《さつえい》を行うのかも知れませんがいちいち気にしてられません。
 さぁ、気を取り直しましょう。
 どこまで話しましたっけ?
 
 …そうです!今日、この日僕はいよいよ初めての決闘を挑むのです。
 ここ数日で目星をつけた群れがありました。
 規模や縄張りはそんなに大きくはないけれど結構可愛い雌が揃ってました。
 この群れのボスは結構なお年のようですし、サブリーダーの雄もいないようです。
 勝てます!きっと勝てます!
 そして僕がこの群れのボスとなり可愛娘ちゃんとあんなことやこんなこと…げへへ
 
 ……ごほん、すいません取り乱しました。
 とにかく僕ももう立派な一匹の雄です。
 いざ、勇気を振り絞って勝負です。
 いました。この群れのボスです。
 
 僕は古兵(ふるつわもの)に闘いを挑むべく躍り出ました―

180:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:52:10 hXOC1wzf
 …あぁ、負けました負けました。
 大惨敗です。
 体中傷だらけです。
 というか死にそうです。
 これは美人局に遭った時よりやばいかも知れません。
 あの時はあれでも子供相手に手加減されていたのかと思います。
 
 流石に噛み千切られてはいませんが、結構血も出てるみたいです。
 首の傷はもう少し深ければ今この時までも持たなかったでしょう。
 右の前足がズキズキ痛みます。
 もしかしやら折れているかもしれません。

 あの群れの境界の外までは命からがら逃げてきましたが、もう動けません。
 後ろ足も棒のように感じます。
 僕は草も疎らな土の上に倒れこみました。
 

 じとーーーーーーーーーー
 

 ―何やら視線を感じます。
 首だけもたげて見渡すといつのまにか集まったハゲタカのお姉さん方がこっちを見ていました。
 いえ、お姉さんと呼ぶには少々年かさが…っていうかオッサンも混じっています。
 よく分かりませんが、食的な意味でも性的な意味でもスレ的に無しな感じです。
 色々困ります。
 
 どうやら彼らは僕が完全に動けなくなるのを待っているようでした。
 早くここから離れなくてはなりません。
 しかし動くに動けません。

181:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:52:39 hXOC1wzf
「もしもーし大丈夫ですか~?」
 そこに一匹の雌ライオンが話しかけてきました。
 しまった、逃げるのに夢中で別の群れのテリトリーに迷い込んでしまったのでしょうか。
 早く逃げないとこの群れのオスがやってきます。
 
 ……そうでした。
 逃げるに逃げられないんでした。
 動けという脳の指令を手も足も聞いてくれません。
 横向きに伏せたままヒューヒューと息が口から漏れるばかりです。
 ダメ押しのチェックメイトですね。分かります。

「ってレオ君?」
「リ、リオ、ン………?」
 何というか知り合いでした。
 というか同じ群れで産まれ、同じ草むらで昼寝し、同じトムソンガゼルを喰らった…
 ぶっちゃけ血の繋がった姉妹です。
 母親は違いますが。

 しかし、この場所は僕の生まれた群れの縄張りからはかなり離れています。
 ライオンの雌は基本的に生涯生まれた群れのテリトリーの外に出ることはありません。
 リオンがこんなところいるはずがないのです。
 
 …分かりました。
 これはお迎えですね。
 あの世からのお迎えに血を分けた姉妹を象った使いを寄越すとは、サヴァンナの神もなかなか粋
な計らいじゃないですか。

 …あぁ、目の前が暗く、いやふわーと明るくなって来ました。
 さらば母なる大地よ。

 ―僕の人生、完!!!―

182:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:53:07 hXOC1wzf
 気がついたら草むらの中で寝ていました。
 既に日は落ち、周囲を照らすのは月明りだけでした。
 満天の星空と月影。
 生きているのか天国の光景か。
 …どちらもありえそうなくらい美しい月夜です。

 突然草むらがガサッと鳴りました。
 ハイエナにでも嗅ぎつけられたかと思いましたが、それは野ウサギを咥えたリオンでした。

「あ、目覚ました?戦って負けたの?レオ君昔から喧嘩弱いよね~」

 天国でもリオンが待っているとは……いやいや、思考を戻します。
 どうやら僕はまだハゲタカやハイエナに貪られることなく生きているようです。
 助けてくれたのは十中八九、目の前の姉妹だとは思いますが念のため確認を取りました。

「えぇと、リオンがここまで連れて来てくれたのかな?」
「そうそう、今日の晩ご飯にしようと思って引きずって来たの」

 おいおい!!? 嘘だろ!?と思い身構えようとしましたが、傷が痛み上手く立てませんでした。

「冗談に決まってるでしょうが。怪我してるんだから寝てなさい」
 と呆れ顔のリオンにたしなめられました。
 僕は、ゴメンと一言だけ謝り再び寝転びました。

「一応傷口は舐めて消毒してみたけど、それでも感染症になったら恨まないでよ?」
 と言いながらリオンは僕の側に座りました。
 彼女はたった今仕留めて来たのであろう野ウサギを僕のほうへ放ると「独りで食べれる?」と聞
きました。
 僕が短く、後でいいよと答えると彼女は無言のまま僕の隣で野ウサギの解体に入りました。

「なんでリオンがこんなところにいるの?」
 僕は解体に一生懸命な彼女に大きな疑問をぶつけてみました。
 リオンは口を野ウサギから離し、ちょっと困ったようで悲しげな表情を浮かべましたが、楽しん
でも悲しんでもいないような声で理由を話してくれました。

「半年くらい前にね、ボスとライアンさん、それから獅子婆(ししばぁ)とか群れの大人が何匹も流
 行り病で死んじゃってさ、うちの群れ壊れちゃった」
 
 僕とリオンが産まれた群れのボスで、僕らの父親だったオスが死んだらしいです。
 まぁ僕が群れを追われた時を考えれば、最早相当な年だったでしょう。
 それでも死ぬまでボスの座は誰にも譲らなかったということです。
 ライアンさんは群れの第二位の雄、獅子婆は群れの最古参だった雌のあだ名です。
 彼らも死んだということは、群れの中枢が機能を失ったということになります。


183:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:53:37 hXOC1wzf

「残った雌の半分くらいはガイさんに付いていったんだけど、もう半分は散り散り。それで私と何
 匹かは他の群れに入れてもらおうかと思ったんだけど、先々で元からいた雌に追いわれちゃって
 さ、当てのない旅の始まり始まり。で、半年後死にかけのあんたを偶然見つけましたというわけ」 
 
 ガイさん…。群れの第三位の雄でハートの熱いガッツ溢れるお兄さんでしたが、いきなり「ディ
バイ○ィング・ド○イバーー!!」とか「勇気で補え!」とか叫び出してちょっと暑苦しかったのを
覚えています。

「お母さん達は?」
 僕とリオンは父親も同じですが母親同士も異父同母の姉妹です。
 ライオンは近親交配を避けるために群れの雄は数年で血縁のない者に交代するシステムですが、同
じ群れの雌はだいたい何らかの血縁のある親戚同士です。

「お母さんは病気が流行った時に死んじゃって、叔母さんは途中まで一緒だったけどはぐれちゃった」
「そうなんだ…」
 父が死に母親は消息不明というのが悲しくないと言えば嘘になりますが、それもまたサヴァンナの
宿命でしょう。
 必要以上に悲しむことも出来ません。
 それはきっとリオンも同じです。

 その後は他の姉妹なんかの消息を分かっている範囲で聞きました。
 逆に僕は群れを離れた兄弟を何ヶ月くらいに何処其処で見かけたなんて話をしました。
 時々リオンが僕の傷を舐めてくれたり、野ウサギを口移しで食べさせてくれました。
 少し恥ずかしかったのですが、どこか懐かしくもありました。
 
 僕とリオンは群れで同じ時期に産まれた子供の中でも特に仲が良い二匹でした。
 どちらが年長かみたいな概念はないのですが、リオンの方が乳離れが早かったためお姉さんぶっ
ています。
 とはいっても対等な友人で家族であり、僕が群れを離れる時には一緒に付いて来ようとしたこと
もありますが、群れの掟のため泣く泣く分かれました。
 
 夜行性の僕らはそのまま朝まで話し込み、昼間はリオンが側にいてくれるというので安心して眠れ
ました。
 その日の夜、僕はリオンにこの後どうするのか尋ねると、行く当てもないので少なくとも僕の怪我
が治るまでは一緒に居てくれるということでした。
 少しとはいえ、またリオンと一緒に暮らせると思うとちょっと嬉しく感じました。



184:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:54:07 hXOC1wzf
 リオンの甲斐甲斐しい世話のおかげで一ヶ月もすると傷は治りました。
 右の前足に多少の違和感が有りましたが、日常生活は平気になりました。
 僕は最大限の謝辞を述べ、彼女にお礼がしたいと申し出ました。
 リオンは、それなら…と言って独りは「寂しいからもう暫く一緒に暮らしたい」と少し恥ずかしそ
うに話しました。
 僕としてもこの一ヶ月で独りの寂しさには戻り難いものを感じていたので歓迎しました。
 こうして姉弟(リオンがそう主張した)二匹の放浪の旅が始まりました。

 僕らは転々と寝場所を変えながら夜は一緒に狩りをしたり長距離の移動をし、明け方近くなると身
を寄せ合って眠り、昼は昼寝をしたり《狩りごっこ》や《けんかごっこ》をして遊んだり水溜りで水
浴びをしたりして過ごしました。
 まるで二匹で童心に帰ったかのような牧歌的な日々が二週間ほど続いたある日、ちょっとした事件
が起きました。

 僕らは二匹で《狩りごっこ》をして遊んでいました。
 子供の頃一緒にした遊びで一匹が獲物役になり、もう一匹がそれを捕まえ首に牙を突き立てれば
勝ちという簡単なルールです。 
 僕もリオンも他の兄弟姉妹と一緒に将来の狩りの練習も兼ねてこの遊びをよくしました。
 
 僕は未だ右の前足が本調子じゃないため、リオンと狩りをする時は態と獲物に感づかれる位置か
ら相手にプレッシャーをかける役で、獲物を仕留めるのはリオンの役でした。
 そのためリオンに獲物役になってもらい僕がリオンを捕まえるという練習をしていました。
「ずっと私と暮らせば狩りは出来なくてもいいんじゃない?決闘するのに全力疾走は必要ないし」
 と冗談めかしていたリオンですが、練習には快く付き合ってくれました。

 最初はお互いに手加減していましたが、僕が結構走れることを確認するといつの間にか夢中になっ
て走り回ってました。
 しばらくして暑くなってきたので、この一回が終わったら日陰で休もうと約束しました。
 これまでのところ《狩り》は三勝六敗の戦績です。 
 本当の狩りでは相手の方がスタミナがあるためもっと成功率が低いのですが、同じライオンの雄と
雌でこの勝率はちょっとくやしいのでもう一矢報いたいところです。
 
 最後はお互い全力でやろうということになりました。
 僕はリオンの後姿を一生懸命追い駆けながら確実に攻撃の届く距離を模索します。
 しかし中々その距離を掴めません。
 それでも連戦で彼女の方もバテているようです。 
 そしていけると思う距離を見定めその一寸手前で足に力を込め、僕は彼女に後ろから飛びつきました。
 爪を立てないように気を付けながら彼女の背にしがみ付き、首を軽く咬みしました。
 これで僕の勝ちです。
 
「きゃーつかまったー」
 リオンがおどけた口調で降参を宣言します。
 心の中で誓ったとおり一矢報いてやリました。
 何とかして勝利することが出来ましたが、僕もリオンも息も絶え絶えです。
 僕がそのまま彼女の背にしがみ付いたまま息を整えている時リオンが言いました。

「なんかこの格好ってさ…」
「うん?」
「交尾してるみたいだよね」


185:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:54:38 hXOC1wzf
 ままま、全くなんてことを言うのでしょう、こ、この娘は。
 しかしリオンの言うこともその通りです。
 若い雄雌が折り重なってハァハァしているのですから、そうも見えましょう。
 ああ、向こうでシロサイの親子がこっちを見ています。
「お母さんあれ何してるの~?」
 僕が慌てて体を話そうとする前に彼女は羞恥を滲ませながら言いました。
「挿れちゃダメだよ?」
 
 その瞬間僕の背骨をぞくぞくとするものが駆け巡りました。
 なんというか血の繋がった姉妹にドキッとしてしまったのです。
「馬鹿なこというなよ」 
 と平静を装って身を離した後もドキドキしっぱなしでした。
 おかしいですよ、姉妹に興奮してしまうなんて。
 僕は冷静になろうと努めました。
 それでもリオンの声が鼓膜を震わせる感覚が今でも残っているような気がして興奮は冷めず、僕
はいつの間にかおっきしていました。
 僕はおっきしてるのがばれないよう、直ぐに日陰に移動してしばらく地面に伏せ続けねばなりま
せんでした。

 その後は何もなくまた平穏な日々が始まりました。
 しかし、それは今までとは少し違いました。
 僕は時々リオンの何気ない仕草に雌を感じるようになってしまいました。
 リオンの方も何となくそれを分かっているようで、スキンシップが増えてきました。
 昼寝の時にべったりくっついて寝たり、水辺で際どい部分まで舐めあったり、食事は口移しで食
べさせあったり。
 
 いえ、違います!!
 これは姉弟のスキンシップです。
 異性愛じゃなくて家族愛なんです。
 ……そういうことにさせて下さい。

 お互いに雄雌を意識していたのは分かっていました。
 それでも僕らは口には決して出さず、飽くまで姉弟の関係を守りました。
 何故なら僕らは血の繋がった姉弟だからです。
 守らなければならない一線があるのです。
 しかし、それが脆く崩れやすい関係であることは分かってました。
 そして、この関係も壊れ去る日が来たのです。

186:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:55:02 hXOC1wzf
 姉弟(してい)と雌雄(しゆう)、薄氷一枚で隔てられたような生活が始まって三ヶ月。
 その日は夜明けの頃からリオンの様子が変でした。
 何かそわそわしていて、目がとろんとしていました。
 眠くなったのかと思い、そろそろ寝ようかと聞きましたが「大丈夫」と言われました。
 結局獲物も無く、僕らがこの一週間程使っている寝床に戻り眠ることにした時も「先に寝て」
と言われ、僕は素直に従いました。

 既に日は中くらいの高さに昇っている頃、僕は股間で何かもぞもぞしたものを感じ目を覚ましま
した。
 見るとリオンが僕の股間をペロペロと…いえ、ベロベロに舐めています。
 彼女はクンクンとタマ袋の臭いを嗅ぎながら突き出した舌を忙しなく動かしていました。
「何してるんだ!?」と僕は絶叫に近い声を上げました。
 腿や首筋を舐めあったことはありましたが、直接生殖器を舐められるなんて初めてでした。

「ゴメン、抑えようとしたけど無理。なんか体が熱いの。多分発情しちゃった」
 そうです、リオンはあの時僕を誘惑した雌ライオンのお姉さんと同じ目をしています。
「発情しちゃ駄目だよ、僕達姉弟だよ」
「実際、発情しちゃったものはしょうがないでしょ!?」
「ご、ごめんなさい」

 あれ?どうして僕のほうが立場弱いんでしょうか…。
 リオンは再び僕の股間を舐め始めました。
 はふ~、こんなに気持ちがいいとは……
 …ダメです!! 何とか止めさせなくてはいけません。
 僕は彼女を引き離そうとしました。

「リオンだめだよ…」
「いいから黙ってしゃぶらせて。じゃないと咬むよ?」
 咬まれるのは嫌です。
 僕はどうすればいいのかと考えて……
 はふ~、気持ちいい…

 ごめんなさい、快感が誤魔化せなくなって来ました。
 快感に浸っていたいのが正直なところ、せめてリオンが舐めるだけで満足してくれれば… 
「これぐらい大きくなれば挿れるよね?」
 ですよね~。
 発情したらそこに行き着きますよね~。


187:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:55:26 hXOC1wzf
 リオンはおっきした僕の雄の部分をみてうっとりしていました。
「こんなの挿れたら凄い痛そう~」
 ライオンをはじめネコ科の動物の雄性生殖器(つまりアレです)には無数の棘が生えてます。
 この棘が雌性生殖器(アソコですね)から抜く時に雌に痛みを与え、それが排卵を促すのだそうです。
 ついでに言えばライオンは受精しても着床率が低いので、一度雌が発情したら一日100回単位
で交尾を繰り返します。
 雄の僕からすればこんな苦行・荒行、ぞっとしない話です。

 だというのにリオンは嬉しそうです。
 僕は彼女に言い聞かせました。
「い、いいかリオン?こんなの挿れたらもの凄く痛いと思うぞ~、止めといた方がいいと思うぞ~」
「で、でもね」
 リオンも言い淀みます。
「群れにいた頃大人に聞いたんだけど、慣れれば痛気持ちよくなって病み付きになるって」 
 どうして彼女は尚も嬉しそうなのでしょうか。
 雌の世界って分かりません。

「あれこれ言ってもしょうがないし、挿れちゃうね」
 リオンは向かい合った僕の上に圧し掛かってきました。
 体重は僕のほうが上なので跳ね除けようと思えば跳ね除けられますが、首筋を甘咬みされ体から
力が抜けてしまいました。
「レオくんは昔から首筋弱いよね~」
 そのまま首筋を舐め回された僕は「はぅ~」と情けない声を上げて感じ入ってしまいました。
 そして、「えいっ」というリオンの掛け声とともに僕のアレが生暖かいものに包まれました。
 僕と彼女の体勢からしてアソコ以外考えられません。

「挿れちゃった…やっぱり痛いね」 
「姉弟で交尾はしちゃダメだよ…」
「口ではダメとか言っても体は嫌じゃないでしょ?」
 その通りな自分が恥ずかしいのです。
 愛しい姉妹の一番大切なところに僕の欲望を包まれ、身悶えするくらいの快感を覚えます。
 いけないと思っているのに体に感じる幸福感との落差に今までの価値観が揺らぎます。

 でも、まだ射精していない今ならまだ間に合い………………ふぅ……………出ちゃいました。
 いや、違うんですよ!?
 ライオンにしては頑張った方なんです。
 体の構造的に仕方がないんです。
 いや、だから早漏じゃないんですって!?



188:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:55:59 hXOC1wzf
「あ~あ出しちゃった」
 こんな口調で全然咎めるつもりがないことはリオンの表情で分かります。
「おち○ちん抜いたら卵子で出てきちゃうね」
 挑発的な言葉で彼女は何を考えているのでしょうか。 
「なぁ、やっぱり姉弟で子供はまずいよ…そうだ、このまま自然に小さくなるのを待てば……」 
「レオ君?最早ライオン全体の数が少なくなってるんだよ? 近親交配がどうとか気にしてたら、
 そのうち誰も子供なんて作れなくなっちゃうよ?」
 
 …正直こんな問い掛け・掛け合い、もうどうでもいいんです。
 何があってもリオンを守っていく決意はあります。
 どんな苦痛にも耐えてみせる意地があります。
 体の弱い子が産まれても育てていく覚悟もしました。
 他にも将来の不安はありますがそれも何とかできる、根拠不明な自信があります。
 だけど、一つだけ確証が欲しいのです。

「リオン? 僕のこと好き?」
「好きだよ。愛してる」
「姉と弟としてでも雄と雌でもかまわない、世界で一番愛してくれる?」
「うん」
 リオンは何の迷いもなく答えました。
 僕にはこれだけがあればいいのです。
 
「リオン、行くよ」
「…いいよ」
 僕とリオンは覚悟を決めてリオンの中から僕の雄の部分を引き抜きました。



189:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:56:25 hXOC1wzf
  
 ズブブブ…

「ぐ、ぐわっ!!いっった~~~~~~!!!」
「あ、きもち…きもちいい~~~~~~」
 
 …因みに上の方が僕のセリフです。
 そうですよね。
 ぎゅっと引き締まったアソコから無数の棘が無数の襞の抵抗を受けながら、敏感な部分を引き抜
くんですもんね。
 おまけに僕とリオンは血の繋がった姉弟。
 アレとアソコの密着度が半端ないですもんね。
 快感を通り越した苦痛ってあるんですね。
 近親相姦怖いです。

 対してリオンは目茶苦茶気持ちよさそうじゃないですか。
「リオンは痛くなかったの?」
「ちょっと痛かったけど…全体が満遍なく引っ掻かれて最高に気持ちよかったよ?」
 理不尽ですよね。
 よく分かりませんが、スレ的に雌の動物が苦痛を受けるわけないですもんね。

 リオンは仰向けに寝てお腹の中で受精を促しています。
 僕はうずくまって大事な相棒の痛みが引くのを待っていました。
 ふと、リオンがこっちを見ているのに気が付きました。
「ねぇ、レオどうしても嫌ならいいんだけどね…」
「な~に?」
「今日はあと何十回ぐらいできそう?」
「・・・・・・・・・」
 先程、どんな苦痛にも耐えてみせると心の中で誓った手前僕には拒否できません。
 やってやります。
 やってやろうじゃないですか。

 こうして僕の荒行・苦行が始まりました。

190:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:56:55 hXOC1wzf
―5年後―
 あの日から一週間、僕らは飲まず食わずのまま愛し合いました。
 回数は四桁に達していたかも知れません。
 勿論、リオンはきっちりと身篭りました。
 幸い産まれて来た雄雌それぞれ二匹、計四匹の子供達は無事に大きくなりました。 
 姉弟二匹放浪の旅ならいざ知らず、子供が産まれるとなると移動も簡単ではなく定住する縄張り
が必要になりました。
 そのため僕らは相談して生まれ育った群れの縄張りがあった場所に戻ることにしました。
 これも幸運なことに、慣れ親しんだ土地に小さいながらも縄張りを確保できました。
 
 普通の群れなら子供を産んでいない雌が出産した雌の分もエサを集めたりするのでしょうが、僕
らの群れは二匹の大人しかいないので僕がエサを集めたりもしました。
 喧嘩は相変わらず強くなく(これでも少しはましになったんですよ)負けることもありましたが、
リオンは僕以外に付いて来る気がないので縄張りが少し狭くなるだけで済みました。
 また、息子達は僕に似ず逞しく育ち独り立ちできる年になると僕の代わりに群れ縄張りを守って
くれたり娘達と一緒に狩りをするようになりました。

 定住してから三年目にはリオンが二度目の出産をし、四年目には娘達が孫を産むなど群れの規模
も順調に大きくなってきました。
 え?孫達の父親は誰かって?
 …よく分からないけど、親の因果って子に報うんですね。
 自分達のしたことの手前、兄妹で子供は作っちゃいけないとは言えませんよね……
 そんなこんな家族経営で縄張りを着々と広げ、その領土はかつて僕とリオンが育った時よりも広
くなりました。

 そんな僕はどうやら、ニンゲンの《けんきゅうしゃ》にはシルバー・ファングというご大層なニッ
クネームを頂いているらしいです。
 ここ数年、急速に勢力を拡大した僕の群れはシルバー・ファングの帝国と呼ばれ《けんきゅうしゃ》 
に注目されているみたいです。
 ちょっと格好いいかなと思いましたが、風の噂ではシルバー・ファングとはSF、Sister Fucker を暗
に意味するのだそうです…
 誰がうまいこと言えといったんだ、考えたニンゲン出て来きやがれ!
 
 僕はレオ。ライオンの雄、9歳、愛する家族に囲まれ幸せです。

 

191:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:58:31 hXOC1wzf
以上です。

普段はほのぼのしたところにいるので、これでいいですか? わかりません><

192:名無しさん@ピンキー
09/09/10 23:05:37 yxMzT9fr
なんという草食系肉食男子
GJ!!

193:名無しさん@ピンキー
09/09/10 23:06:51 D2Wm6HnT
ジステンパーめ…

194:名無しさん@ピンキー
09/09/10 23:10:58 uV7oP6Nq
ほのぼのしたGJ

195:名無しさん@ピンキー
09/09/10 23:15:54 WjITx5P+
テスト
URLリンク(imepita.jp)

196:名無しさん@ピンキー
09/09/12 10:56:44 yR+LnHYj
ライオンは群にいれば、お母さんでもヤっちゃうんだから、姉妹くらい余裕だろうな。

197:名無しさん@ピンキー
09/09/12 12:43:16 p2JyFahe
>>178
ほのぼのレイプGJ!

198:名無しさん@ピンキー
09/09/12 23:59:13 qMtH0ehg
SFGJ! ガイさんに不意打ちされてコーヒー噴いたけどな!

199:名無しさん@ピンキー
09/09/13 02:47:32 KncRVvzp
まとめや投下作品を見る限り、擬人化のボーダーラインってのは耳尻尾までなのか?
その辺の定義があるか気になって仕方がないもので

200:名無しさん@ピンキー
09/09/13 05:34:55 gEBA7FWS
>>191
別の所のカル○ンってキャラと似てるんだけど中の人一緒?
違ったらごめんね

201:名無しさん@ピンキー
09/09/13 07:44:02 LFDF7N3+
>>199
全身か手足がふさふさの毛に覆われたのもあった気がする

202:名無しさん@ピンキー
09/09/13 09:19:39 7bscau0s
「擬人化」なんだから元が♀動物なら完全に人間の姿になったとしてもおkじゃね?

203:名無しさん@ピンキー
09/09/13 09:44:20 DdsIfLdt
>>202
「動物寄り」がどこまでOKかという話じゃないの?

別に定義とかあるわけじゃないし作者さんの裁量任せでいいと思うけど。

204:名無しさん@ピンキー
09/09/13 10:09:44 GLN8kAPx
>>199
別にこまけーことは(ry

ただおっぱいだけは人間型であってほしい。

205:名無しさん@ピンキー
09/09/13 11:12:47 2ImsVDlK
牛とか山羊なら全くOKだ。



すいません犬でもイケます!







ただしサル、てめーらは駄目だ

206:名無しさん@ピンキー
09/09/13 12:57:03 kJ/XCeZ9
完全人化でも半人化でも耳と尻尾でも毛皮あってもラミアでもアルケニーでもイケます



ただしG娘、テメーはダメだ

207:名無しさん@ピンキー
09/09/13 13:05:14 B5byWvLy
軍曹さんの足にはやっぱり脛毛生えてるんだろうか?

208:名無しさん@ピンキー
09/09/13 13:31:24 lLw5yRvy
…えーと(w

猫(ぬこ)のガイドライン 32匹目
スレリンク(gline板:682番)


209:名無しさん@ピンキー
09/09/13 15:10:08 1Ym56hYf
擬人化なんだから、喋るだけでもいいんじゃないか?

210:名無しさん@ピンキー
09/09/13 22:15:09 KncRVvzp
なんかいっぱい意見が出たが要するにあからさまな原型、及び言語能力の不足が見られる以外なら
変態紳士の皆さまは美味しく頂くわけですか

211:名無しさん@ピンキー
09/09/13 22:27:09 pl9+2Tl/
大丈夫、ミミズやナメクジでもOKだったんだ

212:名無しさん@ピンキー
09/09/13 22:43:45 GLN8kAPx
>>210
伊達に変態紳士をやっているわけではないよ。

213:名無しさん@ピンキー
09/09/14 07:06:02 WmZ6FD8K
「原型まんま」はともかく、言語能力不足は普通にありではないかと。
超カタコトなケモノっ娘に甘く迫られるとか、死ぬほど萌えるでしょう。

214:名無しさん@ピンキー
09/09/14 13:13:46 QHfaosH+
雌熊がイクラ呑みながら、雄鮭を逆レ。

215:名無しさん@ピンキー
09/09/14 15:22:22 lFpJKhxt
>>214
収まる所が違うので、イクラ出してもハラミませんというオチだな。

216:名無しさん@ピンキー
09/09/14 16:25:21 kmiR9TlH
ってやかましいわwww

217:名無しさん@ピンキー
09/09/14 19:19:17 1/6kZKZk
雄鮭の逆レって養殖所のおっさんがバケツに入ったイクラに雄鮭の腹絞って精子出す、あれか?

218:名無しさん@ピンキー
09/09/14 19:48:37 5+Nqj6aM
おっさんじゃ「逆」にならねぇww
あと、ああいう工場は漁師の家のオバチャンがパートでやってる事が多いぞ



擬人化した40過ぎのオバチャンが逆レイプする【十七工程目】

219:名無しさん@ピンキー
09/09/14 20:45:50 ygnJvQMA
30代の人妻が年若い元鮭の青年を手コキで絞ると考えると興奮する

が、スレ違いだな

220:名無しさん@ピンキー
09/09/14 21:00:54 SJi3Hm/9
故郷に帰ってきたら熟女に無理やり射精させられて
絞り尽くされ死ぬのか


221:名無しさん@ピンキー
09/09/14 21:58:52 vOhn05rI
目的は果たせているとはいえ悲しすぎるな

222:名無しさん@ピンキー
09/09/15 02:05:23 06OLUyjQ
ザ・グリード娘

223:名無しさん@ピンキー
09/09/15 06:29:13 Na4zAveo
wikiでところどころ変な部分で改行されてるところがあるんだが、あれって直していいのかな

224:名無しさん@ピンキー
09/09/15 08:19:13 KGaxlhDt
>>221
男にだって選ぶ権利はあるんだ!

225:名無しさん@ピンキー
09/09/15 13:35:47 46TO61ee
>>223
改行位は別に良いと思うよ、読み易くなることは良いことだし。

226:名無しさん@ピンキー
09/09/15 13:55:18 KGaxlhDt
猿蟹合戦
ロリ蟹達が、臼・栗・糞・蜂の協力で猿を逆レ。

227:名無しさん@ピンキー
09/09/15 13:56:28 f8teN/n6
その選ぶ権利を蹂躙するのが逆レイプって行為だと思うんだ

いや熟女フェチ以外得しないのは確かなんだがw

228:名無しさん@ピンキー
09/09/15 13:59:43 4QXHPYFJ
俺、得してるぅ~

229:名無しさん@ピンキー
09/09/15 17:21:22 fLiZKmz0
>>226
猿が母蟹をレイプして殺したから、
お母さんの仇を取るんですね分かります。

230:名無しさん@ピンキー
09/09/15 19:24:23 Vr5mE85l
>>229

逆レイプするというよりは生殖器を切除する方が合ってるな。

蟹のギャクレイププレイってどんなんだ?
抱きつかれて体をゴリゴリされるとか

231:名無しさん@ピンキー
09/09/15 20:28:27 fowUvyNL
さて、おまいらこんな記事が出てるわけだが
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)

シャチ娘さんたちが騒音の腹いせに若い漁師の乗った漁船を集団で襲うと言うデムパ

232:名無しさん@ピンキー
09/09/15 20:33:18 4wnXcE/I
そしたら次はあえぎ声が騒音になるんですねわかります。

233:名無しさん@ピンキー
09/09/15 21:34:43 kP45ugw/
>>230
卵を産んで手コキ…じゃエロくねぇな。



234:名無しさん@ピンキー
09/09/15 23:11:30 +arTQLDN
いやカニはフンドシの部分を開けて抱き合う形で交接するから、普通に対面座位逆レ可能だろ、多分。

235:名無しさん@ピンキー
09/09/16 07:20:03 utJve1dZ
詳しいな。経験者か

236:名無しさん@ピンキー
09/09/16 13:22:34 Dt3yKvoi
カニにも尻尾あるんだよな。腹につけてるから背側からじゃ見えないけど。

237:名無しさん@ピンキー
09/09/16 21:28:12 M8ssk6jX
俺には素敵な同居人が居る、いや、ルームメイトと言った方がいいのだろうか。
この近辺に越してきて、勝手が分からぬまま狼狽えていた俺を拾い、家賃を折半するという条件で同居を許してくれた。

その同居人は、俺と同じ学校に通っていて、また頼りがいのある姉貴、姐さんと呼ばれていて、視線を上げなければ顔が見えない程の高身長、ボンキュッボンのスタイルを持つ、ハイスペックな人だった。
それに比べて俺は大和男子にあるまじきもやし体型。
筋力もないし、運動能力が高いわけでも、秀才なわけでもない。
学校で顔を合わせる人で、親友と紹介された獣人、つまり同居人をよく知る人から言わせれば、
「単なる気紛れじゃない、理由はその内分かる。」
だそうな。 理解に苦しんだが、それは意外と近くで判明することになる。


ある日、深夜に帰宅した俺。 夕飯はお世話になってる俺が作っていたが、共有空間であるリビングの机にカレーが作ってあった。

ーお疲れ、お腹空いてるだろうし、食べてね。ー


食わない訳がなかろうか。 据え膳食わねば何とかの恥という言葉もある、同居人手作りの旨いカレーを食って、お風呂に直行。
シャワーを浴びて、湯船に浸かっていたら体がほんのり熱くなってくる。
それと同時に考えることが纏まらずに、ぐちゃぐちゃと頭の中を駆けめぐっていた、その時、浴室の扉が開く。

入ってきたのはその同居人。 しかもHADAKAだ。

ふくよかな胸、そして細いながらも美しい腰、見たこともないようないいお尻…
いや、なんか、何事だよと突っ込もうとした瞬間、唇で塞がれる。

「こうしなきゃ、多分アナタは許してくれない、と思ったから……ごめんね。」

触れ合うだけのキスが、とてつもなく気持ちいい。
力が入らなくなると、湯船から上げてくれた上にタオルで体を拭いて貰った。
服を着ないまま、お姫様だっこで同居人の寝室に、その布団に寝かせられ、覆い被さってくる同居人。

言うことには、どうやら♀用のお薬を盛った、とのこと。
その舌が体を這うと、それだけで声を出し、また逃れるように身を捩る。
しかし、逃げることは許されていない。 つぷ、と指が俺の穢らわしい場所に入っていく。
抵抗より、快感に負けた瞬間はそこだったと思う。

夜は更けていく、女のような男と、男のような女が、一室でまぐわいながら…




と言うのを妄想した

238:名無しさん@ピンキー
09/09/17 22:56:00 r5cbONT3
で、結局彼女は何の獣人なんだ?

239:名無しさん@ピンキー
09/09/18 00:40:02 r4/USl4h
>>238
蝸牛かと推測

240:名無しさん@ピンキー
09/09/18 00:57:17 XgS9XtD9
>>239
えらく大胆な推測だなw

根拠があれば是非聞きたい

241:名無しさん@ピンキー
09/09/18 01:18:01 0ZNZkTfv
>>240
まいまいは両性具有

242:名無しさん@ピンキー
09/09/18 07:40:30 fYAx3R72
あたし>>237だけどライオン獣人って書くの忘れてたのごめんねごめんね

243:名無しさん@ピンキー
09/09/18 08:00:00 oukILyk1
カタツムリは挨拶代わりに精液交換するビッチ。

244:名無しさん@ピンキー
09/09/18 08:19:34 XgS9XtD9
>>242
おk

245:名無しさん@ピンキー
09/09/19 20:29:03 lS2ubcjE
狐っ娘の尻尾をもふもふしたい
尻尾もふもふ
もふもふ尻尾
狐尻尾もふもふ
もふもふ!!もふもふ!!
ああああもふもふしたいよもふもふしたいよ
狐耳ももふもふしたい
狐耳もふもふ
もふもふ狐耳
狐耳もふもふはむはむ
狐耳はむはむ?
狐耳はむはむ!
狐耳はむはむしたいよ!?
はむはむ!!はむはむ!!
狐耳はむはむ!!
うわああああああああ狐っ娘といちゃいちゃしたい!!
狐っ娘といちゃいちゃしたいよ!!
狐っ娘!!狐っ娘!!狐っ娘!!
うわああああああああああああああああ

246:名無しさん@ピンキー
09/09/19 20:55:45 W0IVolw+
245は山の神に嫉妬され、魅入られてしまったのじゃ

247:名無しさん@ピンキー
09/09/19 22:37:14 KSI2eSq5
嫉妬した狸娘に化かされて逆レですな。

そういやうちの近所にはむかし狸の親子が出没してたが、宅地造成で見なくなったな…

248:名無しさん@ピンキー
09/09/20 01:39:59 IAm8giBV
245だけど狐への想いを言葉にしたらむらむらしてきてなんか出来た。
女狐に弄ばれるだけの話で本番なんてないけど
気晴しにでも


「ふふふ、ほーら」
さわさわっ
「ひっ、あああっ」
「ほーらほらぁ」
すすすすっ
「ふぁぁぁぁっ」
僕の体の上を、柔らかい毛がはい回る。
ふわふわとした感触と、ちくちくとした感触が、僕の神経の深い所を甘く刺激する。
「あっ、うああっ、これっ、ダメですっ」
「あら、ダメなの? じゃあやめる?」
ぱたりと毛の動きが止まる。
その瞬間に全身をぞわぞわともどかしさが襲った。
「あっ、んあっ、だめぇ、ごめんなさいやめないでぇ」
「うふふ、いいこね」
毛の動きが再開される。
再び僕は快感に身を震わせる。
「ひゃあああっ」
「よーしよし。かわいいわねぇ」
そう優しく言いながら、僕の頭を撫でてくれ、毛束―尻尾で僕の体を撫で回すその女性。
狐の耳と狐の尾を持った、人ならざる存在。
僕は彼女に囚われ、弄ばれていた。
背中から抱え込まれ、彼女の手が、腕が、脚が、尾が、声が、僕を絡めとって逃がさない。
僕は既に、彼女の虜だった。
彼女の柔らかな尾が、僕のモノに絡まり、優しくしごいてくる。


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