◆けいおん!でエロパロ◆3at EROPARO
◆けいおん!でエロパロ◆3 - 暇つぶし2ch338:名無しさん@ピンキー
09/09/09 22:01:10 NIVj9IgK
原作限定で百合とオリジナルの男キャラ禁止

339:名無しさん@ピンキー
09/09/09 22:02:48 awneqtR2
>>338
だから手本になるSS書けよ
できなきゃどっかいけ、低脳w

340:名無しさん@ピンキー
09/09/10 02:00:02 ek2+Hsdm
自慰、ふたなり、獣姦、蟲姦、触手、楽器擬人化

これが禁止じゃないんだったらまだネタはある

341:名無しさん@ピンキー
09/09/10 07:06:52 R9uVGo2H
>>340
馬鹿、やめろ
そうやって書いたらまた禁止って叫びだすだろw

342:名無しさん@ピンキー
09/09/10 07:13:21 muOS12wU
サイボーグ化、クローン、性転換、死姦、テレフォン(チャット)セックスなどはどうだ?

343:名無しさん@ピンキー
09/09/10 11:49:20 6BPTr8Hu
エロ禁止にしろ!

344:名無しさん@ピンキー
09/09/10 15:13:22 Msn6zOmz
けいおんって百合百合なお話しですよね

345:名無しさん@ピンキー
09/09/10 15:33:18 R9uVGo2H
>>344
ムギ乙w

346:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:08:56 DZNQSNu0
>>340
>>342
なんかSFファンタジー方面になってきたなwww
禁止厨なんてスルーして普通に書こうぜ?

347:名無しさん@ピンキー
09/09/11 02:15:17 XRklvhuX
オリジナルでもクロスでも良いから投下してください

348:名無しさん@ピンキー
09/09/11 06:15:06 JgMrCk0H
>>347
こうですか? わかりま(ry

349:名無しさん@ピンキー
09/09/11 06:16:40 JgMrCk0H
「……なんだって?」
「だから将来設計はあるのかと聞いているんだ」
 俺の部屋きた教師は真剣な顔でそう聞いてきた。んなこといってもなあ……。
「別に今が楽しけりゃそれでいーよ。何? お前何か色々考え始めちゃった系?」
 するとこいつは気恥ずかしそうに頭をぽりぽりかいてから、
「まあ、な。やっぱり今のうちに貯金とか色々しておかないと、と思っている」
「いいんじゃねーの。なんなら無利子で貸してやるよ。困った時は言いな」
「すまない」
「いいってことよ。最近は繁盛してるんだ」
「? お前のとこは出来高だったか?」
 不思議そうだな。まあ、お前はきっと関わることはないし、似合わねえだろうから言わねえがな。お前は誠実すぎんだよ。

 俺と違ってな。


 最終章


 ――それよりギターまた始めたんだろ? 指見りゃわかるぞ。
 ――ああ。だが、また組むかどうかまでは……。
 ――いいさ。それだけで一歩前進―いや、後退というべきか―ともかく、いいことにかわりはねえぜよ。
 ――そうか。いや、そうだな。


 ……徐々に、本当に少しずつだけど、状況はよくなっている。いや、正しくは戻ってきているってとこか。
また昔みたいに、四人集まって、バカ騒ぎして……あのころはそれが当たり前だと思ってたのにな。
今ではそれがすげえお宝に思えてしかたがない。ったく、俺様もを年くったってことか。
ああいやだいやだ。大人にナリタクナーイ。
「まあ、普段の行いがいいと幸運ってのはあっちからやってくるもんだ」
 教師の去った後、俺様は買ったばかりの50インチの薄型テレビのスイッチを押す。
いやあ、最近のテレビは映像がきれいだねえ。ブラウン管とは違うのだよ、ブラウン管とは。
あ、そうだ。アレの最新作買ってこのテレビでやろうっと。ハードも新型がでることだし。
ネット環境もパソコン室のを流用させてもらってるからオンも心配ナッシングだぜ。
『じゃあ、見ててください。俺の変身』
 はあ。これもそろそろ終わりかあ。さびしくなるぜ。
最近リファインされたのがあるけど、あれは違うよなあ、どう見ても。
 扉の開く音がした。スピーカーからではない、マイルームのそれから、だ。
俺様はそっちを一瞥し、すぐに視線を戻す。
「寒いからさっさと閉めろ」
 この時期、巷はやれクリスマスだやれ大晦日だと騒ぎ、活気づいている。
しかし思い出してほしい。持てない奴や部屋から出てこない奴のことを。
奴らにはそれが苦痛でしかたがないことを。どうか、思い出してほしい。それが私の望みです。
『なれたんだね。究極の力を、持つ者に……』
 うっひょー。いよいよクライマックスだぜとっつあん。しかし寒くないのかねえ、この人。
「…………。……できちゃった」

350:名無しさん@ピンキー
09/09/11 06:18:33 JgMrCk0H
「なにが。今いいとこなんだけど」
「…………赤ちゃん」
「あっそ。それで?」
「それでって……」
「産むの? 堕ろすの? あ、金は出してやるから俺に迷惑かけるなよ」
 まったく。俺も人がいいっていうか、太っ腹っていうか……。
この世知辛い世の中で貴重な存在だよね。
「あー、でも手間とコスト考えるとあっちの方がいいよなあ、やっぱり。お前もその方がいいよな?」
「でも、産んでほしいって……」
「俺が言った? じゃあ今撤回するわ」
 俺様は懐にたんまりある福沢氏の中から数十枚取り出して、そっちへ投げた。
「あ、ちゃんと領収書もらってこいよ」
 物語は壮絶な殴り合いへと発展する。なんか、こう、ぐっと来るね。
人間の本能っていうか、なんか心理的なものに訴えかけているっていうかさ……。
「…………次でラストかあ」
 番外編的なのがあるらしいけど、実質次で最後。
名残惜しいぜ。でも見なきゃ、前に進めないんだぜ。
「ああ、まだいたのか」
 扉のあたりを見れば、まだそこに突っ立っていた。
顔面蒼白で、時折、ヘンに震えている。トイレでも我慢してるのか?
「待てよ、今なら中に出し放題的なシチュエーションじゃね?」
 やることはいつもと変わらないけど、そういうのを楽しむのが紳士(通称じゃない意味で)ってもんだ。
「ほら、さっさとケツ出せ」
 靴を脱がせて座敷にうつ伏せにした後、スカートをめくってパンツをさげる。
ぬらすのめんどいからローションをぶっかけて準備完了。
「ん……んん。ふぅ、んっ。ん~っ」
 ヤりはじめは前戯に燃えるんだろうが、最近はめんどくさくて仕方がない。
さっさと突っ込んでしまいたいのだよ、私は。
「はあっ、あふっ。ふあ……っ! ああ……」
 けれどこれがヒトのあるべき姿だとは思わんかね、諸君。
愛とか意思疎通だとかは所詮後付け設定にすぎんよ。某ロボットアニメのファーストのごとく。
「あんっ、あっ、んあっ。はぁ、あっ」
 このように暇さえあればずっこんばっこんするのが生物らしいではないか。
というか、少子化で困ってるならなおさらじゃね? とか思ふ。
「ん……ぅ。んっ、んん。はぁ――ッ。……はぁ」
 まあ、俺様の場合は子孫繁栄とかあんまし興味ねえんだけどな。
あの教師はそういうことに関心があるみたいだけど。
「ん……。んん~~。ああっ。あ……っ」
 ていうか二股だっけ? あいつ。まったくけしからん。
ああ、でも、あいつがそういうことに興味持てるようになったのは成長したってことなのかもな。
ふむ、認めたくないものだな、ダチの女性経験というものは。

351:名無しさん@ピンキー
09/09/11 06:19:55 JgMrCk0H
「はぁっ、ふぁ、はふ、んっんん……」
 ああ、そうだ。二股のさらに姉妹丼だ。チキショー! 
うらましいぞこんちきしょう! それなんてエロゲ? じゃねえかバッキャロ―!
「んうう……ッ。っはぁ、~~~~ッ。あ……ああ……」
 俺様ももう一人……いや、夢はでっかく持とう。
そうだな、13人の妹キャラを集めて戦わなければ生き残れ……ちょっと違うか。
「ひゃん! あっ……はぁ……。んっ……」
 こいつも締まりとか感度はいいんだけど、基本マグロだからなあ。
なんかマンネリ? でも遊んでる系は俺様的にやだなあ。
やっぱあれだよな、清楚なのを俺好みに調教する的な……そんな感じがいいよね。
「うっ、あぐっ。――ッ! あ……はぁ。うあ……ぁ」
 しかしどうすっかなあ。あんまりやりすぎると面倒なことになるし、
かといってこの楽園を楽しまないのはどうかしている。はてさて、どうしたものか。
「あんっ、ひゃっ、ああ……っ。はぁ……」
 ああ、そうだ。バンドのことも考えなきゃいけないんだ。ふうむ。
俺様は多忙だぜ。まったく、できる男ってのは辛いなあ。そう思うだろ? お前も!
「ふぁ……。あっ。あぁっ……ン。んっんっ、っあ」
 あ、さらに思い出した。これ録画すんの忘れ―た。まあ、いっか。
今までのと大して変わらんし。ああ、でも固定客ついてるからもとはとれるんだよなー、どうしようかしら。
「あん、ハア、あ。ふっ……あ。んん……。んっんっ、はぁ」
 そろそろキツくなってきたので、ピストンを奥の方で激しくさせる。それを感じ取った穴がヒクつく。
「あ……ッ。あぁああ――ッ」
 ドピュッ ビュルルッ





352:名無しさん@ピンキー
09/09/11 06:20:52 JgMrCk0H
 エピローグ
 
 大あくびをして俺は澪と寺の門をくぐる。腹の子の供養をしたいんだと。
無神論者の俺様は拒否したんだが、土下座されたので、心の広い俺様はきてやったのだ。俺やさしー。
 水なんたらかんたらの前で澪が合掌したので、俺様もそれにあわせてやる。
ねみい。まったく、休日労働なんて俺の主義じゃないぜ。
「ごめんね。産んであげられなくて、ごめんね……」
 ボタボタ涙を垂らしているこいつの隣で、俺は盛大にため息を吐いた。
 着メロが鳴っているのに気付き、携帯を取り出す。おお、わが友ではないか。
「おはろぉ」
『おはようございます。クリスマスパーティのお誘いです』
「ほうほう。メンツは?」
『もちろん四人で』
「オーケーオーケー」
 へー。よくあのカタブツたちが納得したねえ。
『つきましては打ち合わせも含めて二人で会いませんか?』
 基本的にこういうイベント関係の作業は俺とこいつの役回りだ。
あの二人じゃコーディネートが不安で不安で。
「わかった。今からそっち行くわ」 
『よろしいのですか?』
「いいのいいの。どうせ暇だったし。んじゃまたな」
『ええ。それではお待ちしております』
 ケータイをしまい、俺はいまだにだらだら落涙している女をそのままに、寺をおさらば。
まあ、ここまで付き合ってやったんだ。感謝はされても恨まれることはあるまい。特別手当が欲しいくらいだぜ。
 ふと、空を見上げる。
 そこにはまるで俺の行く末を照らすように、燦然と太陽が輝いている。
 俺はその祝福のような陽光を浴びつつ、来る宴会を思い浮かべながら、上機嫌で石段を下った。


 


 ベースルート  ~ハッピーエンド~ 
    

【おしまい】

353:あとがき
09/09/11 06:31:57 JgMrCk0H
 ハッピーエンドってのは、主人公が幸せであればそうなるのでしょうか。
それとも周囲もそうでなければならないのでしょうか。難しいところです。

 ギタールートを書いていたとき、『乱暴する感じのが欲しい』的なのを散見したので、
「なら徹底的にやってみよう」とできたのがこれ。ニーズに合わせたはずなのに、
意外と受けが悪かったのは、なんともまあ……。

 朝っぱらから失礼しました。

354:名無しさん@ピンキー
09/09/11 06:50:23 Q681T1np
乙だぜ

355:名無しさん@ピンキー
09/09/11 09:56:23 jYm5iStY
>>353
乙でした。完璧に後味が良いわけでないハッピーエンドも
個人的にはありだと思いますね。ハッピーでなければトゥルーエンドともいわれますよね。

なんだかかまいたちの夜の真EDを思い浮かべましたね。
個人的にはなにかインパクトのあるあのEDが好きだったのですが。

もしほかのルートもお書きするのなら楽しみに待ってます。

356:名無しさん@ピンキー
09/09/11 16:18:29 dZLrIlg8
誰かがハッピーなら、誰かがバッドなんだよ

357:名無しさん@ピンキー
09/09/11 19:04:12 yosnLeia
これはこれで有りだと思う

358:名無しさん@ピンキー
09/09/11 21:55:09 ddNt86xg
>>352
いつも楽しみにしていました。良い意味で期待を裏切られた気分です。

まさか、ここまで開き直れるとは……澪があまりにも不憫だ。
ギタールートとは、全く違う読後感が新鮮です。
ハッピーエンドだなあ、これも一つの。

次に他のルートを書く時があるならば、是非読ませていただきます。


359:唯「早くしね!」1
09/09/12 21:45:57 oK0k2WFN
スーー…

澪「えへへ…血がいっぱい出てきた//」

カシャッ

澪「よし!律にメール送ろっと!えっと…「また手首きっちゃった…」」

澪「画像をつけてと!送信!」

360:唯「早くしね!」2
09/09/12 21:46:17 oK0k2WFN
ピロロロロローン♪

澪「あっ!律からメールだ!「もうやらないって言ってただろ!?」だって…」

澪「ごめんなさい。送信!」

澪「ふんふん♪」

361:唯「早くしね!」
09/09/12 21:46:45 oK0k2WFN
ピロロロローン

澪「あっきたきた!もう辞めろよ…か。」

澪「「怒ってる?」と送信!」

ピロロロロ-ン

「おこってないよ」

「うそだよ。怒ってる…」

「わかった。澪がもうしないって言ったのにまたしたからちょっと怒ってる」

「やっぱり…私って本当に生きてる意味ないね」

「なんでそうなるんだよ…」

「…律。今までありがとう。ごめんね」


澪「うふふ♪」

362:唯「早くしね!」
09/09/12 21:47:07 oK0k2WFN
プルルルルル♪

澪「あっ律から電話だ♪」

ピッ

澪「もしもし…(暗いトーンでと)」

律「なぁもういい加減にしろよ」

澪「えっ」

律「もううんざりなんだよ!そんなに死にたいなら早く死ね!じゃぁな」

プチッツーツー…

363:唯「早くしね!」
09/09/12 21:47:28 oK0k2WFN
サンジュが可愛すぎて殺したいよおおおおおお!!


澪「ひっく…ひっく…ぐすっ…」

律「はぁ…」

澪「律…ごめんね…もう本当に私死ぬね…」

律「はいはい」

澪「本当に死ぬんだよ!?律は私が死んでもいいの!?」

364:唯「早くしね!」
09/09/12 21:47:50 oK0k2WFN
律「もうその台詞は聞き飽きた。お前そう言って本当に死んだ事あったかよ」

澪「今度は嘘じゃないよ…本当だよ…」

律「はいはい…もうその台詞も聞き飽きたから…」

澪「律…私今剃刀を腕に当ててるよ。深く切ったら死ねるかな?」

365:唯「早くしね!」
09/09/12 21:48:10 oK0k2WFN
律「さあな?死ねるんじゃないか?」

澪「うわぁ…血がいっぱい出てきたよ!綺麗…」

律「……」

澪「どんどん溢れてくるよ…」

律「……」

澪「このまま血が流れ続けたら死ねるのかな?」

律「どうせ嘘だろ?」

澪「律は…信じてくれないんだね。…なんか視界が歪んできちゃった。そろそろ私ダメかも…」

律「そんな早く死なないから」

澪「えへっ…ちょっと深く切りすぎたみたいだね…」

366:唯「早くしね!」
09/09/12 21:49:32 oK0k2WFN
律「……」

澪「律…いままでありがとうね…」

澪「そういえば小学校の頃覚えてる?」

律(また始まったよ…)

澪「私が男の子に虐められた時律はいつも助けてくれたよね…嬉しかったな…」

澪「遠足の時とか…ふふっ…律ったら//」

澪「…今思えば辛い事ばっかりだと思ってたけど楽しい思い出もあったね」

律「そうだな」

澪「律は私と友達になれて良かった?」

律「……」

澪「ぐすっ…あれ?なんか昔の事思い出したら涙がでてきた…ぐすっ…」

澪「えへへっ…最後まで泣き虫な私でごめんね…」

澪「もう力も入らなくなってきたよ…」

澪「じゃ…あ…ね…律…ごめんね…ありがとう…」プチッ

ツーツー…


澪「…ふふ♪律が家に来るまで漫画でも読んどこうかな♪」

1時間後


澪「律遅いなぁ…一体なにやってるんだ!!」

ピポパピ

プルルルルル♪

律「もしもし?」

澪「ぐすっ…なんで家にきてくれないの…ぐすっ…」

律「……」

澪「私死ぬんだよ…ぐすっ…律は私が死んでもいいの?」

律「死んでないじゃん」

澪「それはお母さんが私を見つけて…間一髪の所だったみたい…」

律「そっか。よかったな」

澪「…なんでそんなに冷たいの?律ってそんな子だった!?」

律「お前よかましだよ」
澪「…もういい!律なんか嫌い!!」プチッ

367:唯「早くしね!」
09/09/12 21:51:15 oK0k2WFN
澪「律にメール送ろうっと。死ぬかもしれない私をこんな扱いにして…」

ピロンピロン♪

ガチャッ

律「ふう…いいお湯だったな♪」

律「うん?メールが…51件!?!?着信履歴が85件!?!?」

ピポ


「律変わったね…」
「律は私の事嫌いだったんだね。ずっと友達のふりしてたんだ…」
「もう本当に死のうかな…」
「律は私がいない方がいいんだよね?」
「死ぬね?」
「本当に死ぬよ?」
「私が死ぬのは律のせいじゃないからね…」
「さようなら」
「もうすぐ死んじゃうみたい」
「意識がなくなってきた」
「律…ありがとう」
「ねえ?なんで返事返してくれないの?」
「電話に出てよ!」
「本当に死ぬよ?」
「返事かえしてよ!」
「あーもう私死ぬ」
「人殺し!!」
「死ね!」
「死ね!」
「もうお前は人間じゃない!悪魔!死ね!」
「律を返してよ!!」
律「なんだよこれ…」

ピロロロローン♪

律「また澪からメールだ」

「人殺し!殺人犯は首を吊れ!!」

律「…もう電源きっとこ」プチッ
「おかけになった電話番号は現在…」プチッ

澪「電源切りやがったなあの野郎!!」

澪「……」

澪「寂しい…」

澪「あっそうだ!!」ポンッ!
「なんで電話に出てくれないの?」
「今屋上にきてます。この高さから飛び降りたら死ねるかな?」
「死ね!」
「死ね!」
「死ね!」

368:唯「早くしね!」
09/09/12 21:55:02 oK0k2WFN
澪はパソコンの電源をいれた
サンジュ:みんな久しぶり!
ポン太:サンジュじゃないか!心配したんだぞ!良かった…生きてて…
サンジュ:心配かけてごめんね><
うさ子:サンジュちゃん!もう心配したんだよ!?死ぬって言ってから全然連絡つかないんだもん
サンジュ:みんな本当にごめん。連絡したかったんだけど、今までずっと入院してて…
ニート:サンジュ!元気してたか!?心配したんだぞ?入院ってどうしたんだ?
サンジュ:お母さんにまた虐待されて…それで気がついたらもう病院だったの
うさ子:ひどい…
サンジュ:もう死ぬ一歩手前だった見たい。生きてるのが奇跡だっていわれたよ><
ニート:大丈夫か?きっとサンジュが生きてないといけない人だから神様は助けてくれたんだよ
あけみ:ニートいい事言った!お前は早く就職しろ!
澪「あはははは♪やっぱりみんなと話すと楽しいな♪」
サンジュ:今日ね…友達に死ねって言われちゃった(笑)
      私ってやっぱり死んだ方がいい人間なのかな…
うさ子:そんな事言われたの!?ひどい…
あけみ:それ本当に友達なの?サンジュそんな奴の縁切った方がいいよ!
サンジュ:でも…私が悪いから…
ニート:なにがあったかお兄さんに話してみなさい
サンジュ:お兄ちゃんありがとう^^話す程の事じゃないんだけど…。
      私が死にたいって言ったら死ねばって言われたの…
サンジュ:私の事ずっとうざいと思われてたみたい…
      友達と思ってたのは私だけだったみたいだよ…
うさ子:サンジュ…
ポン太:サンジュ泣いてもいいんだよ?
サンジュ:ありがとう^^私は大丈夫だよん♪
ニート:サンジュ強がらなくていいんだぞ?
あけみ:そうだよ?私達はみんなサンジュの味方だよ
サンジュ:みんな…ありがとう><本当はすっごく辛かったの…
ニート:なでなで。サンジュは一人でなんでも溜め込みすぎ!もっと俺たちを頼りなさい!
うさ子:そうだよ!私達は友達なんだから!
サンジュ:みんな…ごめんね…私本当は今日みんなにお別れを言うつもりだったの…
ポン太:お別れってまさか…
サンジュ:でもね。みんなと話してたらやっぱりお別れしたくないって思った^^
うさ子:私もわかるな。ここでみんなと話してる時だけが人生で1番楽しいもん^^
ニート:そうだぜ!一人でも欠けたら俺達みんな自殺しちゃうぜ^^
あけみ:それ洒落になんないからww
澪「あはは♪やっぱりみんな面白いなぁ♪」
澪母「澪ー!ご飯できたわよー!」
澪「わかったぁ♪」
サンジュ:ごめんね…親から呼び出しされたから落ちるね…
ニート:大丈夫なのか?
サンジュ:うん…多分大丈夫かな…
うさ子:多分って…
サンジュ:ごめんね!早くいかないと…
あけみ:サンジュ私達は友達だからね><またここに絶対帰ってきてね
うさ子:サンジュ無理しないでね…
澪「ふふっ♪よしよし」

パタン
澪は自殺サイトのコミュを閉じた

369:唯「早くしね!」
09/09/12 21:56:54 oK0k2WFN
次の日
律「いってきまーす」
ガチャッ
律「!!うわっ!?」
澪「律おはよー♪」
律「な、なんで私の家の前にいるんだよ!?」
澪「なんでって一緒に学校行くためだろ?」
律「……」
澪「律昨日の事覚えてるか?」
律「昨日の事って?」
澪「なんでメールや電話返してくれなかったんだ?」
律「あー忘れてたわ」
澪「そっか!ならしょうがないな♪」
律「……」
澪「昨日ね…また手首切っちゃった…」
律「……」
澪「傷見る?」
律「いいよ」
澪「律だからみて欲しいんだよ…」
律「傷とか痛そうだから見たくない」
澪「いいから見てよ!」バッ
律「……」
澪「…やっぱり気持ち悪いよね」
律「気持ち悪くないよ」
澪「いいよ…本当の事言ってくれて…ぐすっ…」
律(あーめんどくせー…)
律「澪、本当に気持ち悪くないから。昨日はごめんな。だからもう手首切るのとかやめてくれ」
澪「…うん。わかった//」
律(はぁ…)
澪「やっぱり律は優しいな♪」

トコトコ

370:唯「早くしね!」
09/09/12 21:59:22 oK0k2WFN
部活
ガチャッ
紬「澪ちゃんおはよう」
澪「あっ…ムギおはよ…」
紬「ん?なんか元気ないわね?どうかしたの?」
律「……」
澪「あっうん。なんでもないんだ…気にしないで…はぁ…」
紬「気にしないでって…」
澪「はぁ…」チラッ
紬「やっぱり気になるわ。どうかしたの?」
律(まーた始まった…)
澪「あっうん…別にたいした事じゃないんだ…」
紬「私で良かったら話を聞くわよ?」
澪「大丈夫だから…ははっ…」
律「澪が大丈夫って言ってんだから大丈夫だろ?ムギお茶にしよう」
澪「うっ…ぐすっ…ぐすっ…」
紬「み、澪ちゃん!?どうしたの?」
澪「あはは…なんか急に涙が出ちゃって…なんでもないんだww気にするな」
紬「なんでもない事ないわ!ねぇ私には話せない事なの?」
澪「ムギありがとう…じゃぁ話すね…実はね…」
律(さぁ今日はどんな嘘つくのかなぁ~ははっ♪もうなんだか楽しくなってきちゃったぞ♪)
ガチャッ
唯「(^p^)」
憂「おはようございます」
律「おー!唯きたのか♪」
唯「りっwwwwちゃwwwwwwwwwwww」
律「おーお!良く来たな♪」ナデナデ
紬「あっ唯ちゃん久しぶりねー」
唯「ムwwwwギwwwwwww麦茶wwwwwwww」
紬「あらあらお菓子が食べたいのかしら♪」
憂「遅くなってすいません。やっと退院する事ができました」
律「そっか♪良かったなぁ唯」
唯「よかったwwwwよがったwwwwwww」
澪「……」
唯「あうあうあーwwww」
憂「うん?どうしたのお姉ちゃん?」
唯「ざいにちーwwいるーwww」
澪「!?」
憂「な、なに言ってるのお姉ちゃん」
唯「ざいにちーwwwざいにちーwwww」
澪「」ムカッ
憂「こ、こらお姉ちゃん!」
澪「な、なんだって?」ピキッ
憂「す、すいません澪さん!こら!おねえちゃんメッでしょ」
唯「(^p^)」
澪(なんてムカつく顔だ…)
律「おいおい澪、唯だって悪気があって言ったんじゃないんだからさ」
紬「そうよ澪ちゃん。これぐらいで怒るなんてみっともないわよ」
澪「えっ…」
澪(なんで私が責められてるの?意味がわからない…)

371:唯「早くしね!」
09/09/12 22:02:05 oK0k2WFN
唯「ざいにちーwwざいちにー(^p^)」
憂「お姉ちゃん…」
澪「もう…怒ったぞ!!」わなわな
律「おい!なに怒ってんだよ?澪が在日なのは本当だろ?」
澪「なんで律はあいつの味方なんだよ!?見ろよあの顔!」
唯「(^p^)」
澪「なんて不愉快な面してるんだ…」
憂「ちょっと澪さん!その発言は聞き捨てなりません!!」
澪「なんだ?本当の事言っただけだろ?涎なんか垂らして汚いんだよ!」
律「おい!澪いい加減にしろよ!?」
紬「そうよ澪ちゃん!そんな事言う澪ちゃんの方が不愉快よ!」
澪「えっ…」
憂「……」
律「澪!唯に謝れ!」
澪「はぁ?なんで私が謝るんだ!?
  唯が私に謝るならまだしも私が謝るって意味がわかんない!」
紬「…それ本気で言ってるの?」
憂「信じられません」
律「お前最低だな」
澪「な、なんだ?なんで私が責められるんだよ!?悪いのは唯だろ!?」
律紬憂「……」
澪「なんだよ。みんなして…ぐすっ…ぐすっ…」
紬「澪ちゃん…」
律「ああーどうせ嘘泣きだから気にすんな」
紬「えっそうなの?」
澪「うっ…うっ…嘘泣きじゃないもん…ぐすっ…ひどいよみんな…ぐすっ…」
憂「例え嘘泣きだろうと無かろうと泣かれてもなんとも思いません。
  澪さんお姉ちゃんに謝ってください」
澪「!!」
澪(なんだこいつ…)
律「そうだな。もう嘘泣きはいいから唯に謝れ」
紬「澪ちゃん。一言謝ればすむ話なの」
憂「……」
澪「なんだよ…まるで私が悪いみたいじゃないか!?」
律「はぁ?」
澪「なんだよなんだよなんだよみんなして!!!!!!!」わなわな
澪「もういい><!!!!!!!!」バンッ!!
律紬「!?」
澪「みんなの気持ちはわかったよ…私もう死ぬ…」
紬「な、なに言ってるの澪ちゃん!?」
澪「今までみんなごめんね。そしてありがとう…」
憂「謝るならお姉ちゃんの顔見て言ってください」
唯「(^p^)」
澪「……」無視
憂「!?」
澪「私は今から学校の屋上から飛び降り自殺するよ」
澪「みんな止めないでね…」
紬「えっ澪ちゃん何言ってるの!?」
澪「ごめん。ムギ…」
紬「そんな自殺だなんて…」
澪「うっ…ぐすっ…全部私が悪いんだよ…ぐすっ…」
紬「そんn」
律「ムギほっとけよ!」
澪「!?」

372:唯「早くしね!」
09/09/12 22:04:19 oK0k2WFN
紬「えっ…でも…」
律「いいから。澪、元気でな」
澪「えっあっうん…」
憂「……」
澪「じゃぁ私屋上行くね…」ふらふら
唯「じざつwwwwwwおくじょwwwwしぬwwwwしぬwww」
澪「あ?」
憂「ぷっwwこ、こらお姉ちゃん何言ってるのw」
律「自殺するんだろ?早く行けよ」
澪「!?」
澪「…うん。本当に行くからな…」ふらふら
紬「澪ちゃん…」
テクテク
カチャッ
澪「みんな…さようなら…元気でな…今まで…ありがとう…」
バタン…
紬「澪ちゃん…止めにいかなきゃっ…」
律「大丈夫だって!あいつは死なないから」
紬「えっ」
唯「しぬwwwwwwwwじぬwwwwwみおたんwwwwwww」
憂「こらお姉ちゃんそんな事いっちゃだめ!」
唯「みおたんwwwwwwwしぬwwwwwww」ぽろぽろ
憂「お、お姉ちゃん?どうしたの?」
唯「しぬwwwwwみおたwwwしぬwwwwwwww」ぽろぽろ
紬「唯ちゃん…」
律「唯、澪は大丈夫だよ」
唯「みおたんだいじょぶ?」
律「うん。澪はちゃんと戻ってくるから死んだりしないよ」
唯「ほんと?」
律「本当だよ。あれはね死ぬ死ぬ詐欺って言うんだ」
唯「しぬしぬさぐ?」
律「うん。死ぬ死ぬ言ってて死なない奴の事だよ」
唯「あばwwwwwwwwwwwww」
律「ははっ」なでなで
唯「あーwwwwwwwwwwあうwwwwwwwww」
律「唯は優しいな」
憂「お姉ちゃん…」
紬「ねぇりっちゃん本当に澪ちゃん大丈夫なの?」
律「大丈夫だって。あいつはただ構って欲しいだけ。お菓子でも食べようぜ♪」
唯「おかちwwwwwwwwおかちwwwwwwwww」
律「唯お菓子好きだもんな♪」
唯「あーwwwwwwwwwwwwww」
律「そっかそっか♪」
憂「ふふっお姉ちゃんたら♪」
紬「本当に大丈夫なのかしら…」

373:唯「早くしね!」
09/09/12 22:07:18 oK0k2WFN
30分後
律「あははははは♪」
唯「あーあーwwwwwwwwww」
憂「おねえちゃん面白いww」
紬「うふふっ」
ガチャッ
紬「澪ちゃん!?戻ってきたのね!」
澪「あっずるいぞ!みんな先にお菓子食べてるなんて」
テクテクガタッ
澪「ふぅ…ムギ紅茶くれ♪」
紬「えっ澪ちゃん…」
澪「なんだ?早く紅茶くれよ?」
律「澪自殺するんじゃなかったのか?」
澪「しようと思ったよ?でも屋上開いてなかったんだよ」
律「…はぁそうですか」
澪「さて今日のお菓子は何かな何かな?…ってお菓子ないじゃん!?」
憂「あーまたお姉ちゃんまたこぼしてるよ」
唯「あーwwwwwwwんぐっwwwあーwwwwww」ぼろぼろ
澪「!!」
澪「まさかこいつが私のお菓子を…」
律「あらら…よっぽどおいしかったんだな♪」
唯「おいひいwwおいひいよwwwwww」
澪「私のお菓子…ぐすっ…うっ…うっ…」
紬「あっ…私斉藤に電話してもってきてもらうわ」
澪「えっ本当か!?」ぱぁ♪
律「あーそんな事しなくていいよムギ」
紬「えっでも…」
澪「ムギがああ言ってるんだからもってきて貰えばいいだろ?」
律「迷惑だろ!それに澪が早く戻ってこないのが悪いんだから自業自得だ」
澪「はあ!?」
律「さぁそろそろ練習しよう」
紬「えっと…あっどうしましょ…」
澪(またしてもこいつのせいで…)キッ!
唯「(^p^)」
澪(見れば見るほど気持ち悪い顔だ…)
唯「みおたんwwwwおいひいよwwwwwww」
澪「あ?」
唯「おいひいwwwwwwおいひいwwwwwww」ぼろぼろ
澪「」ムカッ
唯「みおたwwwwwwうげえーwwww」
澪「な、なにしてんだこいつ?」
唯「みおたwwwwwwwwwwwあげるwwwwwwww」
澪「!!」
唯は自分の口の中に残ってるお菓子…だったものを取り出して澪に渡してきた
唯「あーwwwwwwあーwwwwwwwwみおたwww」
澪「なんだ…嫌がらせか?」
律「ははっ唯は本当に優しいな」
憂「おねえちゃん良い子良い子♪」なでなで
唯「あうーwwwwあーwwwwゆいwいいこwwいいこww」
澪「…(なに言ってんだ?こいつら頭おかしいんじゃないか?)」
唯「あーwwwwみおたんwwwwww」トコトコ
澪「うわっ!!近寄るな!汚いんだよ!!」ドンッ
唯「あうっ…」ドタッ
憂「お姉ちゃん大丈夫!?」
澪「うわぁ…きたなっ…さわっちゃったよ…」
律「唯大丈夫か!?」
紬「怪我はない?」
澪「……」

374:唯「早くしね!」
09/09/12 22:08:42 oK0k2WFN
唯「あーあーwwwwwwwww」
憂「良かったどこも怪我ないみたい」
唯「げんきwwwwwwげんきwwwwwwww」
律「そっかそっか♪」
紬「うふふっ」
澪「なんだよ…なんだよ…みんなしてまた私を悪者扱いかよ…」
澪「私の方が被害者だろ…」
澪「なんでみんな唯唯唯唯…唯ばっかり…」
澪「私はどうでもいいのか?」
ぶつぶつ…
律「はぁ…澪いい加減にしろよ」
憂「澪さんお姉ちゃんに謝ってください!!」
澪「大体唯がいなかったらこんな事にならなかったんだ…」
澪「唯さえいなくなればみんな私にもっと優しくしてくれる」
澪「そうだよ。全部唯が悪いんだ…」
澪「唯さえいなければ…唯さえいなければ…」
澪「…ね…………しね……しね…しねばいい唯はいらない子だから死ねばいい」
ぶつぶつ…
律「おい澪、さっきから何一人でぶつぶつ言ってるんだ?」
澪「……ね…」ぶつぶつ…
律「お、おい澪どうしたんだよ?」
澪「!!」
澪「あっ…律なに?」
律「…あっいや…大丈夫か?」
澪「あっうん。唯ごめんな」
律紬憂「!?」
唯「あぅ?」
澪「ごめんみんな…今日は先に帰る」

テクテク
ガチャッ

律「お、おい澪」
バタン


澪(なに考えてるんだ私…)

375:唯「早くしね!」
09/09/12 22:12:09 oK0k2WFN
秋 山澪家
澪「……」スーー…
澪「ははっ…やっぱり血を見ると落ち着くな…」
澪「……」
澪「寂しいよお…ぐすっ…」
ピンポーン
ガチャッ
澪「はーい」
律「よっ」
澪「律!ど、どうしたの?」
律「おじゃましまーす」タタッ
――
律「うわぁ…また手首切ったのか…」
澪「うん…傷見る?」
律「いりません」
澪「ねぇもしかして私の事心配して家に来てくれたのか!?」ぱぁ!
律「そうですけど?」
澪「嬉しい!!!!!」ぎゅぅっ
律「ちょっ急に抱きつくな!」ジタバタ
澪(やっぱり律は私の事1番大切に思ってくれてるんだ♪)
・・・
澪「でねーこれがその写真…」
律「……」
澪「かなり深く切っちゃって本当に死にそうだったって先生がいってた」
律「……」
澪「私あの時は気が動転してたから…」
律「そうか…」
澪「それでね!気がついたら病院のベットで寝てて…」
律「……」
澪「お母さんがわんわん泣いちゃって…そう言えば律も泣いてたよね//」
律「あぁうん…」
律(もうその話何回目だよ…)
澪「その日から律私の事すっごい心配して毎日一緒にいてくれたよな//」
澪「一緒にいない時は電話とかメールも凄いくれて…」
律「そうだったかなぁ…」
澪「私凄い嬉しかったんだぞ♪」
律(それから澪の構ってちゃんが酷くなったんだよなぁ…)
澪「でも最近の律はちょっと冷たい…」
澪「前はもっと優しかったのに。今日だって私じゃなく唯ばっかりかまって…」
律「気のせいだろ」
澪「気のせいじゃないよ!…もう死にたい」
律(あーまた始まったよ…来るんじゃなかった…)
澪「なんで私って生まれてきたんだろう。こんな思いするなら生まれてきたくなかった…」
律「」イライラ
澪「律…友達ってなんだろうね…」
律(嫌味か?)
澪「はぁ…死にたい…」
律(あーもううっぜー!!これ以上ここにいたら殺意が芽生えそうだ…)
律「そんじゃー私そろそろ帰るから」
澪「えっ!?なんで?まだ夕方だろ?」
律「色々私にも用事があるんだよ…」
澪「えー…律がいなくなったら私寂しくて死んじゃうよ…ぐすっ…」
律(あーうっぜー!うっぜー!)
律「なぁ澪私だって色々あるんだよ。澪ばっかりかまってられないんだ」
澪「ぐすっ…ぐすっ…」
律「はぁ…なぁ澪明日なんの日か知ってるよな?」
澪「明日…?ぐすっ……明日って…?」
律「忘れてるのか?」

376:唯「早くしね!」
09/09/12 22:15:00 oK0k2WFN
律「明日は澪の誕生日だろ?」
澪「!!」
律「本当に忘れてたのか…」
澪「あっそうだった!すっかり忘れてた!」
律「ははっw明日は部活のみんなでお祝いしような♪」
澪「えっ!?本当に!?」
律「本当だぞ!だから明日は楽しみにしてろよ」
澪「う、うん」キラキラ
律「後、梓も来るから!」
澪「梓も来るのか!?梓って確か今留学中だって…」
律「澪にお祝いするために帰って来るってさ♪」
澪「私のために…?」
律(本当は丁度用事があって日本に帰ってくるから澪はついでなんだけどな)
澪「そっかぁ…嬉しい…!」
律「明日は澪は主役だな♪」
澪「私が…主役…」
ガラガラ
律「じゃぁまた明日な」
澪「うん♪また明日」
タッタッタッタッ…
澪「私が主役か…」
澪「明日が楽しみだな…//」
次の日放課後
ガチャッ
パンッパンッパンッパンッ☆
澪「!!」
律「澪、誕生日おめでとう♪」
紬「おめでとう澪ちゃん♪」
和「澪おめでとう!」
澪「みんな…」ジーン…
唯「みおたwwwwwwwおめwwwwwwおめwwwww」
澪「…」
憂「澪さんおめでとうございます」ペコ
澪「みんなありがとう//」
律「私達からのプレゼントだ」
澪「うわぁ//なんだろう?開けていい!?」
律「おお!いいぞ♪」
澪「wktk」ガサゴソ
澪「これって…ブルーレイじゃないか!?」
律「へへっそうだよん♪澪ずっと欲しがってただろ?」
澪「うん!うん!…でも高かったんじゃないのか?」
紬「みんなでお金を出しあったから大丈夫よ」
澪「ありがとう//これでけいおん!のDVDが見れるよ…//」
和「私からはこれ」
澪「ありがとう//なんだろ?」ガサゴソ
澪「これって…」
和「海苔よ」
澪「…ふふっ和らしいな//」
憂「ほらお姉ちゃん」
唯「あう?」
憂「澪さんにあれ渡してあげて」
唯「あーwwwwwwwあーwwwwwww」コクコク
澪「唯も私に何かくれるのか!?」

377:唯「早くしね!」
09/09/12 22:17:15 oK0k2WFN
唯「みおたんwwwwwwwあうあwwwwwww」
澪「あ、ありがとう…」そろっと…
澪「…なにこれ?」
憂「澪さんの似顔絵ですよ♪」
澪「これが…」
唯「あーwwwwwこれwwwwwwみおたんwwwwwwww」
憂「お姉ちゃん昨日澪さんのために一生懸命書いてたんですよ♪」
澪「あ、ありがとうな…唯…(後で捨てよ)」
律「唯絵描いたのか!?」
唯「あーwwwwww」コクコク
律「ちょっとみせて!」
澪「あっうん…」
律「おお!唯上手いじゃないか!!」
紬「本当!澪ちゃんそっくりだわ」
澪(どこが!?!?こいつら頭おかしいんじゃないのか…?)
律「唯は凄いなぁ」なでなで
唯「うんwwwwwwwゆいwwwwwちゅごいwwwwwww」
紬「ふふっ」
和「唯は賢いわね」
澪「……」
憂「お姉ちゃん良かったね♪」
唯「あーwwwwwwwwwwwwww」
律「ははっ」
澪(またこれだよ…今日は私が主役のはずなのに…唯の奴…)
澪「うっ……ぐすっ……」
律「!!」
律(やばっ…)
律「あっそうだ澪!澪にもうひとつプレゼントがあるんだ♪」
澪「えっ?プレゼント!?」
律「うん!なっムギ♪」
紬「ええ!ちょっとまっててね」タタッ
澪(なんだろう♪なんだろう♪)
紬「お待たせ!」カパッ
澪「わぁー!でっかいホールのケーキだ//」
紬「これは私が良く行ってるお気に入りのお店のケーキよ。
  きっと澪ちゃんも気に入ってくれると思うわ」
澪「ありがとう!ムギのお勧めなら絶対おいしいよ!」
澪「うわぁ//嬉しいな//」
律(ほっ…)

378:唯「早くしね!」
09/09/12 22:18:27 oK0k2WFN
律「じゃぁケーキ食べるか」
澪「うん!ってそう言えば梓は?」
律「梓はちょっと遅れるってさ」
澪「そうなのか…」
紬「じゃぁロウソクさして火つけるわね」
・・・
ぱちっ
律「では…」
他一同「」コク
はっぴばーすでぃーとぅーゆー♪はっぴばーすでぃーとぅーゆー♪
澪(今日は人生で最高の一日だな♪)
唯「あーwwwwうぐあwwwwwwはびばwwww♪」
澪「……」
はっぴばーすでぃーとぅーゆー♪
澪「…//では。すうううううーf」



唯「ぶwwwwwwwwwwwwwww」

澪「!!」

379:唯「早くしね!」
09/09/12 22:22:35 oK0k2WFN
唯「あーwwwwwあーwwwwwwみおたんwwwwおめwおめwwwwww」
澪「ゆ、ゆい…お前…」わなわな
律(やべっ…)
紬「あ、あらあら…唯ちゃんロウソク消したかったのかしらねえ♪」
憂「お、おねえちゃん…す、すいません澪さん!!」
和「…唾がいっぱいとんじゃったわね」
澪「……この……」わなわな
律「み、澪落ち着けって!唯は悪気があってしたわけじゃないんだからなっ?」
唯「あーwwwwwwwwあーwwwwww」ぐしゃっぐしゃっ
澪「!!」
唯「あーwwwはぐwwwんぐwwwwwおいひいwwwwwおいひいwwwww」
澪「……」
唯「みおたwwwwwwwおいひwwwよwwwwww」ぐちゃぐちゃ
憂「お、おねえちゃん!!!!!」
澪「……」
律「…あ、み、澪大丈夫か?」
澪「……」
律「唯もさ…悪気があったわけじゃないんだよ?」
澪「……」
紬「そうだ!澪ちゃん。明日新しいケーキもう一度もってくるわ!
  今度のはもっとおいしいケーキよ!」
律「おっ!さすがムギだ!澪明日ムギが新しいケーキもってきてくれるってさ!」
澪「……い」
律「えっ?」
澪「明日じゃ遅いんだよ!!だって誕生日は今日なのに…」
律「けど…」ちらっ
唯「あwwwwwwんぐwwwwwおいひwwwwww」
澪「……ね」
澪「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね…」
律「!?」
澪「……」スタスタ
唯「あーwwwwwwwあーwwwwwww」
澪「」ドンッ!!
唯「あぅっ…!!」ドサッ
憂「お、お姉ちゃん!!!!!?」
澪「死ね!死ね!死ね!死ね!!!!お前なんか生きてる価値ないんだよ!!!!!」

380:唯「早くしね!」
09/09/12 22:24:06 oK0k2WFN
憂「お姉ちゃん大丈夫!?!?」
唯「うぅ…」
澪「池沼は死ね!!お前のせいで私は…お前がいるから…お前がいるから!!!!!」
律「澪!落ち着けって!辞めろ!!」バッ
澪「はあ!?律はまた唯の味方か!?」
律「なにいってんだよ!?」
澪「律だけは…律だけは信じてたのに!!!!!!!!!!」
律「お、おい」
澪「はぁ…はぁ…」
律「澪どうしたんだよ!?」
澪「…もういい」スタスタ
律「ど、どこいくんだよ?」
澪「……」スタスタ
カチャッ
バタン!!!!!!
律「……」
憂「おねえちゃん大丈夫!?」
唯「うう……みおた…ゆい…わるいこ?」
憂「えっ」
唯「ゆい…わるいこ?…みおたん…みおた」ぽろぽろ
憂「お姉ちゃん…」
唯「ゆい…わるいこわるいこ…」ぽろぽろ
唯「ごめんばざ…みおたうあああああああああん」ぽろぽろ
律「唯、澪の事好きか?」
唯「みおたんちゅきwwwwwwちゅきwwwwww」ぽろぽろ
律「そっか♪唯はわざとやったんじゃないもんな?」
唯「あーwwwwwあーwwwwwwww」ぽろぽろ
律「そっかそっか♪」なでなで
律「澪は大丈夫だからな」
唯「みおたんだいじょぶ?」
律「うん大丈夫♪」
唯「あーwwwwwあーwwwwwwwwww」

381:唯「早くしね!」
09/09/12 22:25:18 oK0k2WFN
律「よしっ!ちょっと澪探してくるわ!」
憂「あっはい」
律「みんなここで待ってて!澪は今ちょっと気が動転してるだけだからさ」
紬「りっちゃん澪ちゃんをお願いね」
律「おう!じゃぁ行ってくる」タタッ
ガチャッ
バタン
憂「お姉ちゃん澪さんが帰ってきたら一緒に謝ろうね?」
唯「あーwwwwwwwwwゆいwwwwwあやまるwwwwwwwww」
屋上
ひゅ~~~
澪「……」
澪「…死ぬか」
ジリッ…
澪「……」
ジリッ…
澪「……」
ひゅ~~~
澪「………」
澪「!!」
澪「まてよ…なんで私が死ななくちゃならないんだ?」
澪「死ぬべきは唯だろ?」
澪「そうだよ。唯が死ぬべきなんだ」
澪「唯さえ死ねば…唯さえ死ねば…」

澪「あっそっかぁ!簡単な事じゃん♪唯を殺せばいいんだ♪ふふっ」

テクテク
ギイイイイイイ…ガシャン…

382:唯「早くしね!」
09/09/12 22:28:49 oK0k2WFN
ギイイイイ…ガシャン…
律「はぁ…はぁ…」キョロキョロ
律「あれ?いない?」
律「ま、まさか!?」タタッ
ガシャっ
律「……」ジー…
律「飛び降りてはない見たいだな。ほっ…」
律「…にしても何処行ったんだ澪の奴は?」
唯「ばwwwwwwwばwwwwwww」きゃっきゃっ♪
憂「おねえちゃんったらww」
紬「紅茶のおかわりはいかが?」
和「ありがとうムギ」
紬「ふふっ」

ガチャッ…

紬憂「!!」































梓「あずにゃんでーす♪」てへっ☆

383:唯「早くしね!」
09/09/12 22:30:25 oK0k2WFN
紬憂「梓ちゃん!?」
梓「みなさんお久しぶりです♪」
和「すっかり黒くなっちゃって」
梓「向こうは暑いですからね!」
唯「にゃwwwwwwあずにゃwwwwwwwww」
梓「あっ唯先輩!お久しぶりです♪」
唯「にゃああああああwwwwwにゃああああああwwwwww」
梓「えへへっにゃーですよ♪」
唯「あーwwwwwwwwあーwwwwwwwww」
梓「ところで澪先輩と律先輩の姿がありませんが?」
紬「あー澪ちゃんと律ちゃんはね…」
和「澪…」
憂「!?」
澪「………」
梓「あっ!澪先輩!」タタッ
梓「誕生日おめでとうございます♪これ私かr…えっ…」
澪「……」スタスタ
憂「あっお姉ちゃん澪さんに…ね?」
唯「あーwwwwwwwwwwwwあーwwwwwwww」コクコク
トタトタ
唯「あーwwwwwwwみおたwwwwwゆいねwwwwwwww」
澪「……」すぅー



グサッ…

384:唯「早くしね!」
09/09/12 22:31:45 oK0k2WFN
唯「あぅ゛っ………」よろっ
憂「えっ…」
澪「……」すっ…
グサッグサッグサッグサッ!!!!!
唯「……っ…」
グサッグサッグサッグサッ…
唯「」ぱたっ…
澪「……」
澪「ふふっ……ははっ………」
憂「い、いやああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
憂「おねえちゃん!!!おねえちゃん!!!!嘘でしょ!?!?!?」
憂「目を覚ましてよ!!!!!!!ねえ!!!!ねえ!!!!!!!!!!」
澪「ふふっははははwwwwやったwwwwやったwwwwww」
紬「……っ!?」
和「い、いや……いや……」ガクガク
梓「み…お…先輩……」
――
律「はぁ…はぁ…何処にもいないぞ?」
律「一体どこに行ったんだ澪は?」
律「…一旦部室に戻ってみるか」

タタッ…

385:唯「早くしね!」
09/09/12 22:32:15 oK0k2WFN
部室
ガチャッ
律「澪!!帰っt…………えっ……」
澪「あっ律まってたよ♪今まで何処行ってたんだ?」
律「…な…んだよ…これ…」


唯「」

憂「」

梓「」

和「」

紬「」

386:唯「早くしね!」
09/09/12 22:34:17 oK0k2WFN
律「…お前がやったのか……」
澪「うん!そうだよ♪本当は唯だけ殺すつもりだったんだけど…」
澪「外野があまりにうるさいから気がついたら殺しちゃってた♪」
澪「でもあんな奴ら殺して正解だよなww」
律「……」
澪「律もさ…あいつらと同じだよね?」
澪「…結局私を助けてくれなかったもんね」
律「澪…ごm」
澪「うるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!!!!」
澪「黙れ黙れ!!!!!!!」
澪「…もうなにもかも遅いんだよ律」
律「…っ…」
澪「じゃぁね律。またあの世で会おうね…」
律「……」ぽろぽろ




グサッ…

387:唯「早くしね!」
09/09/12 22:34:42 oK0k2WFN
屋上
ひゅ~~~
澪「ふふっ…もう何も思い残す事はないな…」
ジリッ…

澪「みんな…今から私も会いに行くからね…」

スッ…


――――・・・

388:唯「早くしね!」
09/09/12 22:36:20 oK0k2WFN
小学校
A男子「おい!在日!きもいんだよ!」
B男子「うわぁ…キムチくせーwwwwあっちいけよ在日wwwww」
C男子「在日は国に帰れよwwwwwww」
D男子「うわっ…在日にふれちゃった!きたね!!」
E男子「お前こっちにくんなよ!!」
F男子「ワキガくせ!!」
R男子「死ねばいいのに…」
幼女澪「うっぐすっ…ぐすっ……」
先生A「じゃぁこれ澪ちゃん読んでみて」
幼女澪「……」
幼女澪「……な……こと……」ぼそぼそ
先生A「澪ちゃんもっと大きな声で!!」
幼女澪「……」ビクッ
先生A「早く読みなさい!」
幼女澪「………が……だから……」ぼそぼそ
先生A「はぁ…もういいわ。授業終わるまでそこで立ってなさい」
クスクス…クスクス…
幼女澪「……ぐすっ…ぐすっ…」ぽろぽろ
先生C「えっいじめられてる?」
幼女澪「」コク
先生C「それは本当なのか?」
幼女澪「」コク
先生「はぁ…めんどくさい…なぁ秋山…勘違いだよな?なっ?」
幼女澪「!?」
男子A「お前先生にちくッただろ!?」ドンッ!
男子B「しねよ」ドカドカッ!
澪「うっ…痛い痛い!!やめて!!」ぽろぽろ
幼女律「こらー!!澪をいじめるな!!」ダダッ
男子A「うわあ!!男女だあ!!みんなにげろーwwwww」
男子B「うわあwwwwwwww」ダダダッ
幼女律「大丈夫澪ちゃん?」
幼女澪「うっ…ぐすっ……ぐす……」
幼女律「泣かないで。私が守ってあげるから」なでなで
幼女澪「りっちゃん…ぐすっ…」
幼女律「私はずっと澪ちゃんの味方だよ」なでなで

389:唯「早くしね!」
09/09/12 22:37:58 oK0k2WFN
中学校
律「澪中学でもよろしくな♪」
澪「うん♪(友達できるかな//)」
わいわいきゃっきゃ♪
澪「……」ぽつーん
律「澪友達できたか?」
澪「あっ…えっとその……」
A子「りっちゃーん!今日遊びに行かない!?」
律「おーいいよ!ごめん澪!また明日な♪」
澪「う、うん…また明日w」
澪「うっ……ぐすっ…ぐすっ……」
澪母「澪…話があるの…」
澪「なに?」
澪父「お父さんとお母さんは離婚する事になったの…」
澪「えっそんな…」
澪母「澪はどっちと一緒に暮らしたい?」
・・・
澪「ただいま…って誰もいないか…」
澪「」もぐもぐ
澪「うっ…ぐすっ……ぐすっ……寂しいよ……」

390:唯「早くしね!」
09/09/12 22:38:39 oK0k2WFN
高校
澪「軽音部?」
律「そうだよ!バンドやろうぜ!バンド!!」
澪「でも…」

・・・

紬「澪ちゃんこれなんだけど…」
澪「あぁそれは…」
梓「澪先輩!」
律「澪♪みてこれ!」ぶーww
澪「あははははは♪」
やっと見つけた私の居場所

唯「ねぇ澪ちゃん♪」

澪「うん?なんだ唯♪」






唯「早くしね!」

391:唯「早くしね!」
09/09/12 22:42:11 oK0k2WFN
ピッピッピッピッ…
「……お………みお!…澪!」
澪「……っ…」
澪母「澪!目を覚ましたのね!?良かった…うっうっ…」ぽろぽろ
澪(ここは……確か私は屋上から飛び降りて…)
澪(そっか…また死ねなかったんだ…)
澪母「良かった…本当に…うっ…うっ…」
澪(お母さん…)
澪「…っ!?」
澪母「うっ…ぐすっ…あっ今先生呼んでくるわね!」
澪「あ゛………あ゛あ゛………」
澪(まって!お母さん!!)
澪母「ちょっとまっててね…」ガタッテクテク
澪「あ゛あ゛………あ゛……」
澪(なんで…なんで声がでないの…?)
澪「…っ!?」ピクッ…
澪(えっ体が動かない……)
澪(どうして…なんで!?なんで!?なんで!?なんで!?)
ガラッ
憂「澪さんこんにちわ♪」
澪「!?」
澪(えっ…なんで…憂ちゃんは確か私が…)
憂「澪さん。ちゃんと殺すなら殺さないと駄目ですよ♪」
澪「!?」
憂「あっそういえばさっき澪さんのお母さんと会いましたよ」
憂「お母さんも美人ですね。整形ですかね?」二コッ
澪「あ゛あ゛あ゛……あ゛…」
憂「うん?なんですか?」
澪「あ゛あ゛あ゛あ゛……」
憂「うーん。何言ってるかちょっとわからないですね~」
憂「あっ後澪さんが寝ている間に皆さんのお葬式をやりましたよ♪」
澪「!!」
憂「律さんも梓ちゃんも紬さんも和さんも…それからお姉ちゃん…」
憂「お葬式にはたくさんの人が来てくれました」
憂「皆さん泣いてました。そして殺した犯人を絶対許さないって」
憂「あっ犯人は未だ不明らしいですよ?」
澪「!?」
憂「澪さん…なんで他の皆が死んで私と澪さんだけ生き残っちゃたんですかね?」
憂「1番死ぬべきなのは澪さんなのに…」
憂「でも私澪さんが生きてくれてて良かったです♪」
憂「…澪さん聞きましたよ」
憂「澪さん打ち所が悪くて一生寝たきりらしいですね」
憂「おまけに口も聞けない。ご飯は管を通してしか食べられない」
澪「!?」
憂「これじゃぁお得意の自殺未遂もできませんね♪」
澪(そ、そんな……)
憂「自業自得ですね」
憂「澪さん…私なんで一人だけ生き残ったかってずっと考えてたんです」
憂「それでね、わかったんです。私はみんなの仇をとる為に生き残ったんだって」
憂「澪さん…ここからが本当の地獄ですよ」ぼそっ
澪「!?」
憂「ふふっ…じゃぁ今日は私帰りますね。また後日に」ニコ
澪「…あ゛あ゛あ゛……あ゛あ゛…」ポロポロ
澪(律…梓…ムギ…和………唯…)
はやく死にたい…


終わり

392:名無しさん@ピンキー
09/09/12 22:43:05 oK0k2WFN
ご愛読お疲れ様でした
自殺は辞めましょう

393:名無しさん@ピンキー
09/09/13 01:16:21 hG4tFJqh
うわつまんね

この程度でご愛読()笑とか
学校で日本語勉強してきてね^^;

394:名無しさん@ピンキー
09/09/13 01:24:55 gVkjIblK
ここまで飛ばした

395:名無しさん@ピンキー
09/09/13 01:26:50 gqFdsV2X
メンヘラ澪モノ書いて2chの鯖に負担かけるな

396:名無しさん@ピンキー
09/09/13 01:30:00 O4UWwGrr
最初にNGにしたら何も見えない

397:名無しさん@ピンキー
09/09/13 02:18:41 e5jQvgDV
>>391>>1読んでこい。
それからお前は精神病院いってこいwwwww
リアルでそれなら謝るけどなワラ

398:名無しさん@ピンキー
09/09/13 02:19:38 gVkjIblK
>>397
はやく>>391にリアルで謝れよコラ

399:名無しさん@ピンキー
09/09/13 03:37:03 0r1vyWS/
>>391 >>398
早く死ねクソ袋

400:名無しさん@ピンキー
09/09/13 08:47:23 DNdE4wTm
なんちゅースレだ

401:名無しさん@ピンキー
09/09/13 11:28:32 8rbwQgBv BE:1917553695-PLT(13731)
>>395
ここは2chではありませんよ

402:名無しさん@ピンキー
09/09/13 17:40:30 ogCNObLC
>>401
は?

403:名無しさん@ピンキー
09/09/13 17:44:41 8rbwQgBv BE:511348234-PLT(13732)
>>402
見えませんか?
大丈夫です?

眼科逝った方がいいですよ


ほらURLにbbspinkってかいてあるじゃないですか

スレリンク(eroparo板)
        ↑↑
     ほら、ここですよ
    わかります?理解してます?

404:名無しさん@ピンキー
09/09/13 22:49:42 eZ9zjWTa
>>403
見えませんか?
大丈夫です?

眼科逝った方がいいですよ


ほらテンプレに2chってかいてあるじゃないですか

けいおん!の二次創作SSを扱う2chエロパロ板内のスレです。
              ↑↑
           ほら、ここですよ
          わかります?理解してます?


あんなレスにムキになっちゃってバカみたい

18禁内容が主となっていますので18歳未満の方の閲覧/書込みは御遠慮下さい。
               ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ 
               これ見えます?わかります?理解してます?

405:名無しさん@ピンキー
09/09/13 22:50:33 eZ9zjWTa
いかんズレた

406:名無しさん@ピンキー
09/09/13 22:57:27 8rbwQgBv BE:767022629-PLT(13732)
テンプレ(笑)

407:名無しさん@ピンキー
09/09/13 23:34:27 gAFooVS+
URLリンク(menu.2ch.net)

408:名無しさん@ピンキー
09/09/14 20:32:13 ODl4pdqs
>>392
面白かったです 良さが分からない凡人どもは気にせず次回作期待しています なぜ唯が池沼かわかりませんでしたが… でも途中まではホロリと来そうになりそうでした

409:名無しさん@ピンキー
09/09/14 20:52:21 HmKvCRPn BE:1193144674-PLT(13732)
>>405
      ┏┳┳┓     ┏┓              _ _(_)/       \
┏━┛┗╋┛ ┏━┛┗━┓          l_j_j_j^⊃へ、   , へ ヽ
┗━┓┏┛   ┗━┓┏━┛    ┏┓     ヽ |     | ̄|   ゜ | (_) _ _
      ┃┃     ┏━┛┗━┓┏━┛┗━┓   ヽヽ  ノ_j    ⊂_ l_j_j_j
┏━┛┃     ┗━┓┏━┛┗━┓┏┳┛  /   ー―  /  ノ ̄
┃┏━┛     ┏━┛┗━┓┏━┛  ┗┓ /        /ー
┃┃           ┃┏┓┏━┛┃ ━  ┛ ┃┏┳┳┓┏┳┳┓┏┳┳┓┏┳┳┓
┃┗━┓     ┃┗┛┃    ┗━┓┏┫┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃┃
┗━━┛     ┗━┛        ┗┛┗┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛

410:名無しさん@ピンキー
09/09/15 01:10:16 k1eA8s03
何でいつもこうなるの

411:名無しさん@ピンキー
09/09/15 02:31:55 1ypAdG5W
SS読みたいな・・・久々に俺モノの・・。
ここ、みんな喧嘩してばっかだし、アニキャラスレは俺モノ嫌い多いしw

頼むから誰か健全な俺モノ書いてくんないかなww


※健全な俺モノってなんだよ、>>411日本語勉強しろとか言う奴、中二病確定www

412:名無しさん@ピンキー
09/09/15 09:06:24 y3gE5ODd
>>358
遅くなりましたがGJです、お疲れ様でした
子供が出来た事で主人公が改心してくれると思ってたのですが…
ギタールートの純愛的な内容がとても良かっただけに、澪ファンとしては少々複雑な心境です
せっかくギャルゲー風に書いてくれてるので、子供が出来た時に違う選択肢を選んで欲しかったり…は自分のワガママですねw
内容はともかくSSの書き方は上手いと思います、これからも頑張って下さい!
ドラムルートとキーボードルート期待してます!

413:名無しさん@ピンキー
09/09/15 13:30:37 y3gE5ODd
間違えた、↑は>>353へのレスね

414:名無しさん@ピンキー
09/09/15 16:56:30 Ry5QqvEq
俺「今日ポ○○ンのSS買ったんだ」
梓「……で?」
俺「ウォーカーでW稼ぎたいんよ」
梓「話が読めません」
俺「エッチしよ」
梓「…何でですか?」
俺「…W稼ぎたいから」
梓「Wとエッチの関係はなんですか!?」
俺「腰に付けて振る」
梓「………」

一時間後

梓「先輩いくら貯まりました?」
俺「116歩…………」
梓「少なっ!wwww」

俺「W貯まらないな~」
梓「そんなにWが好きなら仮面○○○ーWになって下さい」
俺「相棒いないと無理」
梓「…………」(ダメだこの人…早くなんとかしないと)


終わり

415:名無しさん@ピンキー
09/09/15 19:13:02 BTUJrsV3 BE:511347762-PLT(13777)
キメェ

416:名無しさん@ピンキー
09/09/15 19:33:19 +BX3AMcB
>>353
GJです、心にズキッと響くものがあります。
余計な事かもしれませんが、
絶対評価では名作であるにも関わらず意外と受けが悪かったので途中で放り投げる、
という事が無いように非常に強く願っています。

417:名無しさん@ピンキー
09/09/17 23:53:20 AFygRwjG
自分達のとあるエロ同人を発見した唯たち
唯「うあ~なんか私たちがエッチなことされてるよ」
澪「恥ずかしいぞ」
紬「そうですわね、たしかに恥ずかしいですね」
律「・・・・・・・・・」
唯「あれ、そう言えばこれリっちゃんだけエロいことされてないね」
澪「本当だ。なぜか律だけ対象にされてないぞ」
紬「あら、本当ですね」
澪「律、お前だけずるいぞ」
唯「リッちゃんうらやましい
澪「あーあそれにしても本当に恥ずかしいぞ」
唯「これは・・・スゴイことされてるよ!」
紬「あらあら」
律「・・・・・・・・・・・別に悔しくなんてないもん」

418:名無しさん@ピンキー
09/09/18 11:11:57 XDAObwtI
澪「ここは地獄ですか?」

419:名無しさん@ピンキー
09/09/19 10:05:21 QedqZGSB
33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 21:55:42 ID:g8d5o34G
>>30
唯「あずにゃーん」
梓「先輩いい加減にしてくださいウザイです」
ここまでハッキリ言えばいくら唯でも抱きつかないだろうがな

34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 21:58:02 ID:XVDVFYQ4
梓が唯を殺せば解決
池沼唯がいなくなって梓と澪も堂々といちゃいちゃできる
全く何で唯なんて糞キャラを作ったんだ死ねよくそがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 22:59:44 ID:ikERh4Jm
>>33
梓の中ではいい加減「いつものことだ、仕方ない」程度に
なってきてるんだろうな、そのスキンシップも
ただやっぱちゃんと先輩後輩として成り立ってるのは澪と梓だけだと思うが

36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 01:26:10 ID:0zWL4S/v
唯アンチスレと聞いて(ry
(^ω^)

37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 01:29:53 ID:voMzCQyY
梓「唯先輩お願いがあります、死んでください」
唯「え?」
梓「前々から気に食わなかったんですよ、何あずにゃんとか気持ち悪いあだ名付けて
  馴れ馴れしく抱きついてきてるんですか?
  抱きつかれるなら澪先輩がいいんです。二度とその気持ち悪い面を見せないでください」

38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 01:31:50 ID:tXKAUsVX
>>37
その先、読みたい!

支援

39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 01:51:30 ID:QJac7tL8
>>18

40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/17(木) 08:49:26 ID:fbGOcLx0
そもそも唯以外あずにゃんっていってないのが受けるwwwwww
唯以外は気持ち悪いあだ名としか認識してない証拠だよな

420:名無しさん@ピンキー
09/09/19 17:31:26 q8BDGmsr
けいおんも一過性の人気で終わっちまうのかなぁ
BD出しきった後の動きが気になるなぁ

421:名無しさん@ピンキー
09/09/19 18:49:48 QSHyZbZN BE:1278369656-PLT(13800)
このページへのコメント削除願います

Posted by みお 2009年09月18日(金) 01:15:19
今回これを登録したのは、いつものエロパロ側保管人ではなく
エロパロスレに長期間常駐する荒らし。IDが違っている。
以前百合板スレにエロパロスレSSを作者に無断で嫌がらせコピペ張り付け連投して
百合スレ埋立て行為を常習していたのと同一人物だろう。

著名なVipスレSSを複数回に渡りエロパロスレに盗用改変張り付け、勘違い住人にほめられて舞い上ったのか
VipスレSSを自作と主張しタイトルを元と異なる物に変えた上、保管人に保管庫登録を要求し始めたが
「一つも」相手にされなかったので自分で登録という事だろうか。

と言う痛過ぎる内容ではあるが、ページ削除/IP制限は保管庫設置人しか出来ない。
どうするかは保管庫設置人の仕事。



Posted by eps 2009年09月14日(月) 23:53:59
鬱すぎるよ…

Posted by 匿名 2009年09月14日(月) 20:39:10
これvipのスレからとったやつだろ
ちゃんとvip専門のまとめサイトがあるんだからそこでまとめとけよ…

Posted by 名無し 2009年09月14日(月) 03:24:05
やめてほしい。

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

422:名無しさん@ピンキー
09/09/19 22:16:26 c837SI3L
>>420
だからさっさとギャルゲーを出せと

423:名無しさん@ピンキー
09/09/20 10:25:39 MYLT37xS
おはん
ベースルート書いた人に一言・・・だいぶ遅れたが・・・

律のときは頼むから澪みたいなやつはやめて・・・
頼むから・・・
発狂しちゃうぉwwww

by 絶叫星人ww←知ってる人は知ってる・・はずw

424:名無しさん@ピンキー
09/09/20 21:13:51 CRc3LZ1H
この流れどうにかならないか?

425:名無しさん@ピンキー
09/09/20 21:18:25 9135d8ac
難しいな

426:名無しさん@ピンキー
09/09/21 15:34:39 sCDmakOX
アニメけいおん、番外編制作決定!
とでも言えば変わるか?

某アニメ雑誌に載ってた。

427:名無しさん@ピンキー
09/09/21 16:37:39 uzE8UdYL
>>426
残念ながら、もう随分と前から知れ渡ってるんだ。

428:名無しさん@ピンキー
09/09/21 20:00:53 2QcBlALW
唯「澪ちゃんって、オナニーしてる?」


澪「えぇっ、してないけど・・・唯はしてるのか?」


唯「うん、してるよー。この前ムギちゃんに教えてもらったんだー」


澪「ムギのやつ・・」



唯「そうだ、澪ちゃんにも教えてあげる!」



澪「ええっ」

429:名無しさん@ピンキー
09/09/21 20:07:24 2QcBlALW
続けていいか?

430:名無しさん@ピンキー
09/09/21 20:10:29 DbqvvjlR
どうぞどうぞ

431:名無しさん@ピンキー
09/09/21 20:47:00 2QcBlALW

澪「わっ私はいいよー」


唯「まあまあ、そういわずにー、えいっ」

ムニッ


澪「こ、こら唯、なにするんだよ!」


唯「澪ちゃん胸大きいねー、こうしてやるっ」

モミモミ・・


澪「あぁっ!ん、揉むなー!」

432:名無しさん@ピンキー
09/09/21 20:53:50 2QcBlALW

唯「気持ちいいでしょー」
モミモミ

澪「そんなわけ、ぁっ、ないだろっ」


唯「あれー?私がムギちゃんにやってもらったときは気持ちよかったのに・・・・じゃあこれは?」


クチュ・・

澪「ひぁんっ、あ、そんなとこさわるなっ、んっ」


唯「どうして?気持ちいいのにー」

クチュクチュ

澪「恥ずかしいだろっ」

433:名無しさん@ピンキー
09/09/21 21:06:28 2QcBlALW
おもしろくなかったらやめるけど?

434:名無しさん@ピンキー
09/09/21 21:46:52 4rYgK8IJ
あ、はい

435:名無しさん@ピンキー
09/09/21 21:48:57 HCpKNBNF
どうぞどうぞ

436:名無しさん@ピンキー
09/09/21 22:20:50 2QcBlALW

澪「そ、それに、これ以上されたら、んっ、わたしっ」


クチュクチュクチュクチュ

澪「あ、あっ、唯、イッちゃうっ、あぁっ、あー!」ビクンビクン


澪「ハァハァ・・」


唯「イッっちゃったね、澪ちゃん」


唯「そういやオナニーを教えてあげるんだったー
興奮して私がイかせちゃった。次は自分でさわってみて」


澪「やだよ!恥ずかしいだろ」


唯「じゃあ、私が見本としてやるね」

ヌギヌギ

437:名無しさん@ピンキー
09/09/21 22:40:09 ZZlHv+5s
>>436
VIPでやれ

438:名無しさん@ピンキー
09/09/22 07:37:54 +awvRW/p
>>437
NGぶちこむか、読まなきゃよろし

439:名無しさん@ピンキー
09/09/22 17:37:47 pfGvttx4
本人乙

440:名無しさん@ピンキー
09/09/22 17:53:54 +awvRW/p
俺もNGぶちこんでるから言ってるんだがなw

441:名無しさん@ピンキー
09/09/22 21:55:49 pfGvttx4
あ、はい

442:名無しさん@ピンキー
09/09/24 05:22:48 RkwCukUm
オリでも何でも良いから書きたい人が書きたいもの書いてほしい
それを読むかは読み手の自由

443:最終話1
09/09/24 15:27:41 We9oH1SU
>>301
の続き

放課後の帰り 私は彼を体育倉庫に呼んだ
「何?ムギちゃん」
「あのね、律っちゃんと別れて欲しいの…」

突然 何を言ってんのか理解できなかった
「私が貴方の彼女になってあげます」

「僕は律っちゃん一筋だから…ごめんね…」
最初から答えは解ってた

「……じゃぁどうすれば別れてくれる?」

「律っちゃんと別れたくないよ……じゃぁね」
彼は私を置いてドアの方を向く

こんなにも こんなにも貴方が好きなのに 貴方を愛しているのに

次の瞬間 私はとんでもないことをしていた

私の手にはバットを持っていた

…………………………………………………………………………

クチュ クチュ チュチュ ピチャッ

(…………ん?)

「目が覚めた?」

紬は彼のアソコを熱心に舐めていた

「ムギちゃ……………んぁ!」
(体が動かない………)
手は縄跳びで縛られていた
「貴方がいけないのよ………私のものにならないから」

「そん………な…………止め……………て」

「駄ぁ目♪」
紬はアソコから顔を離し、手にリモコンを持ちスイッチを入れた

ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

444:最終話2
09/09/24 15:28:08 We9oH1SU
「ぁひぃぃぃぃ!!」
下半身から強烈な振動を感じた

「どう?…琴吹産のバイブの味は?」

「!!!!」
彼は目を上に向き 口をあけ よだれを垂らしてる

「や………べ…て……お…………かし…くなっちゃ…………」

自由を封じられ 抵抗すら許してもらえない

「あははははは、壊れちゃったら律っちゃんと一緒に居られないわよ……」

「…律…っ……ちゃん………」

「本当に……おうぎょうぎわの悪い……」

ガラッ!!

ドアが開いた

「ムギ……お前、何やってんだ?」

「律……っ…ん…」
「早く解放しろ」

律は紬に見せた事ない顔で怒ってる

「嫌♪」

「な!?」

「彼はね……私のものになるの…もう律っちゃんの入るスキはないの」

律は彼をみたが 彼は顔を横にブンブン振ってる

「いいから放せ」
律は紬に近付いた

スチャ

紬はポケットからダガーナイフを出した
「これ以上近付いたら………解るわよね?」

「ムギ…………」

律は彼を見た
「待ってろ、すぐに助けてやる」

「……駄目律っちゃん……」

彼の顔は何か不安で泣きそうな顔をしていた
「そんな顔すんな、すぐ終わるって」

445:最終話3
09/09/24 15:28:28 We9oH1SU
「ち!」

パシン!!

紬は彼の顔を思い切りひっぱ叩き、彼は横に倒れ込んだ

「!!?」
律は彼の元に走ろうとするが

「動かないで!」
ナイフを律に突き立てる

カチカチ
紬は手に持っているリモコンでバイブの威力を最大にした

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「!?ムギお前こいつに何をした!?」
「何ってナニよ」

「すぐに止めろ!」
彼は横で叫んでいる

「煩い」
ブスッ!

紬は彼の腹をナイフで刺した

「え?」
律は目の前の出来事に固まった

「ぇぐ…………かは………」

彼は次第に声が出なくなり 動かなくなった


「ふぅ……大人しくなった♪………………………どうしたの?律っちゃん?」

「…はぁ………はぁ……はぁ…」
律は血まみれな彼を見て 息が荒くなり 体は震えていた

「…………くも」

「え?」

「……………よ………も」

「聞こえないわ」

「よくも―――!!!!!!!!」

律はバットを手に持ち 紬の頭を目掛け バットを降り下ろした

!!!!!!!

紬はそのまま床に倒れた

「………少し反省しな」

律はバットを離し彼を抱き起こした

446:最終話 ラスト
09/09/24 15:28:58 We9oH1SU
「大丈夫か?」

「………………」
しかし 彼からは返事がない
律は無言で彼を抱き抱え ドアを開き、保健室に向かった


「……………………………律っちゃん…………」

目を開けた彼は律を見た

「なんだ?……」

律も彼を見た

「……………………………………………………大好きだよ…」


この一言を言うために最後の力を振り絞った

その一言後 彼は息を引き取った

「………………」

律はそのまま 廊下を歩いた


終わり


447:名無しさん@ピンキー
09/09/24 15:32:34 y5rdFWdC
はい次

448:名無しさん@ピンキー
09/09/24 15:51:49 S6UsL2BP
次まだ~?

449:名無しさん@ピンキー
09/09/24 21:09:16 eAUPyVCm
次いってみよー

450:名無しさん@ピンキー
09/09/26 08:13:49 +pQinft5
投下にすぐ反応するあたり、けっこうまめに見てくれている人がいるみたいだね。

451:名無しさん@ピンキー
09/09/28 03:05:04 hZvXMDww
なんか、なかなかおいしいの書いてくれる人いないねーww

452:名無しさん@ピンキー
09/09/30 01:53:59 fq6ViF2f
保管庫更新。
漏れ追加/修正あればWikiなので
各自でよろ。


453:名無しさん@ピンキー
09/09/30 10:40:04 YuPnpww1
>>452
乙! 助かるぜ。

454:名無しさん@ピンキー
09/10/01 19:00:05 epaLSiZd
保管お疲れ様です。

455:名無しさん@ピンキー
09/10/01 21:42:04 /0AWnupj
>>452
乙彼!
今後もょろしく

456:名無しさん@ピンキー
09/10/02 13:36:48 MXNReN8/
【噂ニュース】小さいほど効き目のあるペニス増大法、ほうれん草を食べるだけ
記事
スレリンク(news7板)
参考資料
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

457:名無しさん@ピンキー
09/10/03 14:57:21 L+SxA0vK
【けいおん!】平沢 唯スレ
スレリンク(cchara板)

458:名無しさん@ピンキー
09/10/04 04:27:15 Y6KaeDS+
私がこの高校に入学した理由は、今はもう忘れてしまった。
妹みたいに頭が良くない私は、必死に勉強してなんとか合格したにも関わらず、そこまでして入りたかった理由が思い出せない。
でも、私はこの学校に入れて本当によかったと思っている。
その理由は2つある。

1つは、軽音楽部に入り、新しい友達が増えたこと。
部活なんて入ったことなかった私は、なんとなく軽い気持ちで入部してしまった。
後になって軽音楽部が楽器を演奏する部活だと知り、カスタネットくらいしか演奏できない私は、少し不安になった。
でも、みんなとても優しくて、最初はちょっと緊張したけど、今は部活の時間が待ち遠しいくらい楽しみである。

そして、もう1つは……

「校長せんせー! いるー!?」
(^p^)
「あ、いたー!」
(^p^)んひひ

そう、校長先生との出会いである。

459:青太郎
09/10/05 23:58:20 w/ZRKOuy
続きがないようなのでがっくりしつつ投下いたす次第で候。

460:名無しさん@ピンキー
09/10/05 23:59:27 w/ZRKOuy
≪《アーカイブ》が更新されました≫

 


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   ≪新規ルート≫
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 ニア『とある姉妹の恋慕 姉編』
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 平沢唯です。突然ですが結婚をぜんてーにおつきあいすることになりましたっ!


 『とある姉妹の恋慕 姉編』


 ああ、ごめんよみんな。一足お先に大人のレディーになるよ。みんな見た感じ彼氏とかいなさそうだしね。
きっとわたしが一番早いんだろうなー。
 考えてみればお兄ちゃんに初めて会ったのって十年も前なんだよね。これってかなりすごいよね。
出会えただけでもかなり偶然なのに、また会えるなんて。それもどっちも覚えていないのに。
やっぱりこれって運命なんだよね。きっとわたしたち赤い糸で結ばれてるんだよ!
 ギ―太もそう思うでしょ? あれ? そういえばお兄ちゃんのと似てるよね、ギー太。ねえ、お兄ちゃん。
「あのな、それを言うならお前のが俺のに似てるってことだろ」
「ぬおお。そこまで運命的だったなんて!」
「ただ印象に残ってただけだろ」
 そう話すお兄ちゃんはなんだか嬉しそうです。あ、今憂がこっちを見た。むぅ。そうなんだよね。
憂も一緒なんだよね。あ、憂が憎いってわけじゃないよ。憂は大好きだよ。
でも、どうせなら……やっぱりお兄ちゃんと二人きりの方が……。
「聞こえてるよ、お姉ちゃん」
「はぅ!」
 うーん、憂はこれだけは譲らないんだよね。まあ、わかるけど。いやいや、ここはやはり姉の威厳を……。
「そんなもん昔からないだろ」
「お兄ちゃんひどいよ!」
 いいもん。いつかビッグになって見返してやる。わたしはきっと大器ばんせーなんだよ。
「お姉ちゃん『大器晩成』なんて書けないでしょ」
「書けるもん! 書けるもん!」
「いいから寝ろお前ら」
 わたしと憂の間でお兄ちゃんは困った顔をしてました。

461:名無しさん@ピンキー
09/10/06 00:02:08 w/ZRKOuy


「唯」
 呼ばれて、そっちを見れば、お兄ちゃんにキスされました。
その間に、服を脱がされているのがわかります。
唇が離れる頃には下着が体から離れていました。
「ひあっっ」
 お兄ちゃんの手が右の胸を、口が左の胸をいじります。
あんまり大きくないけど(まあでも、りっちゃんよりは大きいんだけどね)、
お兄ちゃんはそういうことを気にしないようです。嬉しいような、悲しいような……。
「はっ、あっ、はっ、はぁんっ」
 いつも思うけどこういうときの声って全然自分のだって気がしない。
歌でも声は変えてるけど、ここまでにはならないもん。
「はぁっんぁっ、あぁっあぁんんっ」
 あ、乳首たってる……。あそこも濡れてきてるし……。
お兄ちゃんの指でぴちゃぴちゃ聞こえるよぅ。
「はぁあっ、あっひあっ、 あはぁ!」
 あそこにかたいものがあたってる。いれるんだね。
普段はちっちゃくてぞうさんみたいなのに、こういうときにはなんかかめみたいになるんだよね。ふしぎ。
「おにいちゃん、ちょうだい」
 お兄ちゃんのほっぺたを手ではさんで、キスをする。
あつくてかたいのがはいってくる感触に、わたしはなぜか安心を感じた。
全部はいったとき、ぎゅって抱きしめられた。
からだもあったかいけど、それ以上に胸の中があたたかくなっていく気がする。
「いっぱいだしてね」
 そうすれば赤ちゃんできるんだよね。そしたらおにいちゃんもさすがに決心してくれるよね。
おにいちゃんやさしいのはいいんだけど、やさしすぎて遠慮しちゃうのが玉にきずなんだよね。
わたしは気にしてないのに。
 ――唯。 
 でもきっといいお父さんになんだろうなあ。
ああ、でもそしたら子どもにおにいちゃんとられちゃうのかな。それはやだなあ……。
 ――おーい。
 ああ、おにいちゃん。そういえばどうしてそんなにぼんやりしているの……?
「おーい、唯さん?」
「むむむ……んぅ?」
 あれ。なんで服きてるんだろ? それにすっかり外が明るくなってる。
「長寝するのは休日だから一向に構わんが」
 いつのまにかおにいちゃんの首に絡まっていたわたしのうでがゆっくり外される。
「俺に抱きついて呻くのは勘弁してくれ」
「…………そっか」
 夢なんだ。ざんねん。がっかりして下を向いていたら、ふっと何かに包まれた。よく知ってる感触。
「こんな感じの夢だったか?」
「ん~。だいだいそんなかんじ」
 ……ま、いっか。わたしはそのぽかぽかな腕の中で、二度寝することにした。
髪の毛なでられるのってやっぱりきもちいい。

 今度は家族旅行とか……いいな。
 
 

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462:あとがき
09/10/06 00:06:41 GHGehkUN
 投下規制をくらって「これじゃあ投下できなくても仕方ないよね、フフン」とだらだらしていた結果がこれだよ!
他のルートに期待してくれてる人がいるのに、このままじゃ全部終わるのに年越しちゃうYO!
 つまりなにが言いたいかというとアギトおもしろいれす(^p^)

463:名無しさん@ピンキー
09/10/06 19:36:48 Rhv4HKjF
>>462
乙です! いやー、やっぱ良い。
他のルートも気長に待ちます。ゆっくりじっくり書いてください。

464:名無しさん@ピンキー
09/10/09 11:32:01 aJqtLzHX
昼すぎにこっそり投下するよ。
ちなみに私は律っちゃんが好きだ。

465: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:05:17 aJqtLzHX
終業チャイムが鳴り響く校舎の中を、一人の女子がズンズン歩いている。
いつものように廊下を駆け抜け、階段を上り、音楽室のドアを開ける。

ガラッ

「う~~~~~~~~、ムギッ!!」

いつもの彼女とちがうのは、明らかに不機嫌そうに音楽室に入ってきたということ。

「あら、律さん♪」

「あたしに熱いお茶をくれっ!」

カチューシャがトレードマークの彼女は田井中律(たいなかりつ)・・・桜高軽音部の部長である。
先に部室にいた部員・ムギこと琴吹紬(ことぶきつむぎ)は部長の指令を嫌がることなく笑顔で受け止める。

「今いれますからね~」

彼女が自宅から持参したティーセットを食器棚から取り出す。
軽音部名物の放課後ティータイムである。

「いったいどうしたんだ、律?」

心配そうに律を見つめる黒髪の美少女。
いかにも生真面目そうな彼女は律の幼馴染、秋山澪(あきやまみお)。

「悔しすぎる・・・くそぅ」

「お茶が入りましたよ~」

程なくして律の目の前に、ムギが入れた良い香りのする紅茶が置かれた。
部員は誰も気づいていないが、ムギのお茶を入れる腕前は洗練の極みだ。
もう少し感謝されてもよさそうなものだが。

「ありがとっ」

ズズズズ・・・・・・

つかの間の沈黙の後、澪が切り出した。

「なにか嫌なことでもあったのか?」

「うん、まあ・・・これ飲んでから話すよ」

律がそういいながらふた口目の紅茶をすすろうとした瞬間だった。
部室のドアが勢いよく開いた!

ガラッ

「あっ、りっちゃーん!澪ちゃんもムギちゃんもっ! あたしがビリ!?」

肩より少し短いくらいに切りそろえた髪を揺らしながら、やたら元気な声を発する彼女。
彼女がギターとボーカル担当の平沢唯(ひらさわゆい)である。

唯の顔を見た瞬間、少し落ち着きつつあった律が彼女に飛び掛った。

466: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:06:46 aJqtLzHX
「唯、こんにゃろー!!」

「なになにっ、うきゃー!」

鮮やかに唯の背後を取り、チョークスリーパーを決める律。

バンバンバン!

目を白黒させながら律の腕をタップする唯。
それでも律の怒りは収まらない!?

きゅう~~~~

「ギ・・・ブ・・ゥ」

「あたしのトキメキを返せっ」

「律、チョーク入ってるっ! 唯を離せ、ワーン、ツー・・・」

慌てて二人の中に割って入った澪が律に告げる。
3カウント前に解放された唯が前のめりにソファーに倒れこむ。

ぱたっ

「なあ、アタシと唯ってそんなに似てるか?」

グッタリした唯を放置したまま律は澪に問いかける。
さらにカチューシャを外して前髪を手で分ける。

「んー、大ざっぱでテキトーで部活の練習しないところとか似てるかもなっ」

「見た目の話だー!!」

今にも澪に噛み付きそうな勢いの律を見ながら、ムギは上品にクスクスと微笑んでいる。

「そうですね。たしかに似てますわ。」

「ムギもそう思うか・・・」

「うふっ、でもカチューシャしてれば見間違えることはありませんわ。」

「そこだけかいっ!」

前髪が少し長い律だが、髪の色も雰囲気も確かに似ている。
ムギの優しいフォローも今の律にとっては火に油を注ぐだけだ。

「いったい何があったんだ?律」

「簡単に言うと、アタシを唯に見間違えた男がいてだな・・・告白してきやがった」

チッと舌打ちをしながら語り始める律。

467: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:07:46 aJqtLzHX
「まあっ!」

「ほええっ、それでそれで!」

興味津々と言った様子のムギと唯。
澪は顔を真っ赤にして律のことをじっと見つめている。

「アタシがたまたまカチューシャをセットし直そうとしてたら後ろから声かけられて」

「うんうんっ」

「手紙渡されながら『好きです』って・・・」

「きゃーん!」

興奮のあまりムギに抱きつく唯。
首を絞められた痛みもどこかへ吹き飛んだようだ。

「でもその後に、あなたのギターと歌声に惚れました!っていうから慌ててカチューシャつけてやったのさ!」

「かわいそう・・・その男子」

「ほんとですわね・・・ご愁傷様」

即座に男性の不憫を察する澪とムギ。

「アタシに同情しろー!!」

「でもそれならさすがに気づいたんだろ?人違いだって」

「ああ、でもな・・・その男子は最後にアタシにこういったんだ・・・『すみません、その手紙を唯さんに渡してください』って。」

フーッとため息混じりに語り終える律の言葉に、部室全体の空気が凍りつく。
澪もムギも顔を見合わせたまま動かなくなってしまった。
さすがにこれでは・・・律の傷心が手に取るようにわかる。

「思い出したらまたイライラしてきた・・・」

律の怒りが再燃することを恐れた唯は、
誰にも気づかれないように部室の出口に向かっていたのだが・・・。

「唯、もういちどチョークスリーパーさせろ!!」

「ぶぎゃー!!」

暴れるニワトリを抑えつけるように唯の背後に飛び掛る律。
今度はムギと澪も彼女を止めなかった。

468: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:09:10 aJqtLzHX
「ふぅ・・・少し暴れてすっきりしたかな。」

首をコキコキならしながら部室の外へ出る律。
今頃部室内ではムギと澪が唯を介抱していることだろう。

「でもアタシってそんなに魅力ないかなぁ・・・」

すっきりした反面、さっきの出来事を冷静に分析しはじめてしまう。

「別に今は彼氏なんてほしくないけど、なんか悔しいよ」

それは唯に対する対抗心からではなく、ドラム一筋で女らしさに欠けるという反省。
自分でもわかっている。
澪みたいに長い髪は似合わないし、ムギみたいに上品でもない。
唯みたいに可愛い仕草も出来ないし、アタシっていったい――

「あの・・・」

「ん?」

深く悩む律の前に一人の男子が現れた。
身長はそれほど高くなく、体育会系というカンジでもない。

(おとなしそうでけっこう好みのタイプかも!)

直感的にそう思った。
だがその男子は律に向かって一通の手紙を差し出した。

「この手紙を・・・」

「またかよー!アタシのドキドキを返せっ!」

「えっ?」

一瞬でも気を緩めた自分を律は許せなかった。
そういえばさっきからカチューシャを外したままだ。
どうせこの男子もさっきと同じで・・・

「アタシは今機嫌悪いんだ!ちょっと八つ当たりさせてもらう!!」

「えっ、えっ、ちょ・・・!?」

右手で彼の手首を掴み、左手に持っていたカチューシャをセットしながら律は誰もいない教室のドアを開けた。

「あ、あのっ・・・気分を悪くさせたならあやまりま・・・」

「うっさーい!!」

怯える男子を椅子に座らせる。
近くにあったガムテープで彼の手首をイスの脚にグルグル巻きにした。

(アタシって鬼畜・・・♪)

それだけで律は背筋にゾクゾクとする何かを感じた。

469: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:10:03 aJqtLzHX
「こうすればしゃべれないよねっ」

「んぐっ!?」

椅子に座らされて動けない彼に馬乗りになる。
そしてゆっくりと彼を抱きしめるように顔を包み込む。
律は自分の胸に彼の顔を・・・埋めた。

(柔らかいっしょー!けっこう自信あったりして)

彼女は自分のバストを気に入っていた。
大きさではなく、その柔らかさで男を虜にする自信があった。

しばらくジタバタしていた男子だったが、次第にその抵抗が弱まってきた。

「はぁ、はぁ・・・あの・・・」

「またどうせ唯と間違えたとか、唯にラブレター渡せとか・・・」

「ちが・・・」

「あー!もうっ!!」

男子はまだ呼吸が整わない。
何かを律に伝えようとしているのだが、先ほどのバスト攻めが効いてしまっている。

「カチューシャとってあげるわよ。これで唯に見える?」

おでこの上で止まっていた律の前髪がパサッと降りてきた。
その一部が男子のまぶたにサラサラと当たって、彼をくすぐったくさせる。

「か、髪が・・・」

「うりうり♪」

前髪で男子の顔を撫で回す律。
見た目よりも柔らかい彼女の前髪が、男子を優しく魅了する。

「ねえ知ってる? あの子、エッチは激しいんだよ~」

スルスルとリボンを外してブラウスを脱ぎだす律。
左肩だけ肌を露出させるような格好のまま、右腕を男子の首に絡ませるようにして抱きついた!

「・・・でもアタシも結構激しいかもね?」

470: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:11:41 aJqtLzHX
少し汗ばんだ律の肌をグイグイと押し付けられ、否応なく高められる男子。

「あなたの体に刻んであげる。アタシのスティックさばき♪」

少しだけ腰を浮かせて、器用にズボンのベルトを外す。
律は身動きの取れない男子の股間にそっと手を伸ばした。

キュッ・・・

「うわあああぁっ!」

「おおっ、なかなかいいものお持ちですねご主人様~」

トランクスに指先を滑り込ませて、その硬さを確かめる。

「これは握りやすい太さ・・・くるくる回しちゃおうか?」

特に亀頭部分は念入りに指先でこね回す。
さらに指先で輪を作って、棹の部分を上下させると男子の腰が跳ね上がった。

「でも先っぽが滑りやすいみたい。滑り止めが必要ね」

律の巧みな指さばきに反応する男子のペニス。

「こんなにトロトロしたものを出しちゃって♪」

あっという間に潤滑液を搾り出され、
優越感に満ちた律に顔をのぞかれたまま男子は喘ぐしかなかった。

唯に似ているかどうかは別として、律は美少女の部類に入る。
だが残念なことに彼女自身はそのことに気づいてはいない。

「先っぽをハンカチで包んじゃおうかな・・・」

ガマン汁でヌルヌルの指先をいったんトランクスから抜き取り、ポケットの中のハンカチを探す。

「あっ! もっといいことしてあげるよ♪」

何かを思いついた律はそっと腰を持ち上げた。
そして自分のスカートの中に手を伸ばし、ズリズリとパンティを脱いだ。

「ホカホカしてきもちいいよぉ~」

その脱ぎたてのパンティをペニスにかぶせると、男子がビクッと大きくのけぞった!

「フフッ、はっずかしい~~」

律が柔らかな生地に包まれた亀頭部分を優しく撫で回すと、嬉しそうにビクビクと震えた。

「さっきより大きくなってるじゃん!」

その言葉を聞いた男子は首を横にブンブンと振った。
それでも律の言葉責めは止まらない。

「女の子のパンツはかされて感じちゃうなんて信じられなーい」

男子の羞恥心をあおるような言葉を容赦なく浴びせる律。

471: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:12:38 aJqtLzHX
「でも唯のパンツじゃないもんね。残念でしたー♪」

そしてついに律は両手で力強くペニスを握り締めた。

「悔しかったら唯のために我慢しなさいよ?無理だと思うけど」

彼女の右手と左手が別々の動きを見せる。
片方は先端をこね回し、もう片方で棹を上下に擦る!

「こんなにカチカチならもう少し優しくしごいてあげるだけで・・・ふっふーん♪」

そして適当なタイミングで左右の手の動きを逆転させる。
決して慣れることのない刺激を受け続け、律に押さえ込まれた男子はあっというまに絶頂寸前に追いやられた!

「ほらほら、このままじゃイっちゃう?イっちゃいますね~」

もはや男子が射精するのは時間の問題だと気づいた律は、軽い寸止めプレイで男子を翻弄する。
少し強めに亀頭を揉み解したり、棹をゆっくり扱いたり・・・

「いつもならここから寸止めしちゃうんだけど、今日は速攻でイかせちゃう!」

律はペニスにかぶっていたパンティを取り払うと、ヌルヌルの亀頭を素手で包み込んだ。
そして彼の顔を見つめながら小刻みに手首を上下させる・・・

「あ、ああっ、ダメですっ・・・でちゃ・・・」

「ふっふーん♪」

男子がイく直前になったのを感じた律は、徐々にしごく速度を抑えていった。
彼の呼吸が激しくなるにつれてゆっくりとした動きに切り替えていく。

(このリズムでイかされると病みつきになっちゃうかもね?)

律の手コキは精妙を極めた。
もはやイくしかない男子を天国の一歩手前で縛り付けてしまうような技巧。
彼女の下で喘ぐしかない男子にとっては、天国と地獄が入り混じったような時間が繰り返されている。

(気持ちいいのがずっと続いてるよぉ・・・!)

だがそれもやがて終わりのときが来る。

「ああっ、出ちゃう~~!!!」

「だらしないなぁ・・・ほら、イって!!」

律の許しを得て、さらに亀頭が膨らんだ。
ひときわ大きな声を上げて、男子は長い長い射精のときを迎えた。

472: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:13:25 aJqtLzHX
「出た出た♪ でもここからもう一回」

自分の手の中でペニスが弾け、真っ白な液体が彼の腹部を濡らした直後だった。
再び律はペニスを元気良く扱き始めた。

「ひいっ!?」

「それアンコール♪アンコール♪」

敏感になったままの亀頭をこね回され、悶絶する男子をきっちり押さえ込む。
そしてまたさっきと同じくらいの硬さまで導く。

「また元気になってきたよ!」

律は再び大きくなったペニスを愛しげに撫でながら、彼に軽くキスをした。

「律・・・さん・・・」

「お客さんのリクエストには応えないとね~」

うっとりした表情の彼を見ていたら、律のほうも少し感じてしまったようだ。
軽く腰を浮かせて、彼とさらに密着する。
パンティを脱ぎ去って露出した繁みにそっとペニスを迎え入れる。

「すぐに出させてあげる。」

すっかり熱くなった膣口に、カチカチになった男性自身をあてがう。

クチュ・・・

「ああっ!!」

声を上げたのは男子のほうだった。

「ほらほらほらほら~!」

律はそのままカチカチのペニスをクリトリスに擦り付けるようにしながら快楽を貪った。
男子のほうも一度きっちりと搾られたおかげで二度目の射精まではかなりの時間を要した。

しかし、自分の上で熱心に腰を振る律の痴態を見せ付けられてはたまらない。
体の底からあっという間に何かがせり上がってきた!

「あ、あたしも・・・気持ちいいかもっ」

息を弾ませる律を見ながら、男子もとうとう力尽きた。
さっきと同じように体を大きくそらせたまま、2度目の絶頂を迎えた・・・

「よしっ!思ったよりいっぱいでたから、この辺でカンベンしてやろー!!」

パンティをはき直して、制服もきちんと着なおした律は男子に向かっていった。
だが彼は律に激しく搾られたおかげで身動きひとつ取れない。

「これに懲りて唯と律っちゃんを間違えないよーにな!」

そういい残して、律は誰もいない教室をあとにした。

473: ◆bhtt9De1Cxz0
09/10/09 12:14:48 aJqtLzHX

「あー、すっきりしたっ!」

再びさっきのように首をコキコキさせながら歩く律だったが、思い出したように制服のうちポケットに手を伸ばした。

「アタシばっかり楽しんじゃったから、せめてあの手紙を唯に届けてあげようかな!」

自らのテクニックで骨抜きにしてしまった男子への罪滅ぼしとして、律は彼が書いたラブレターをその宛先に届けてやろうと考えていた。
だが改めてポケットから取り出した手紙を見て、律は愕然とした!

「ちゃんと折れないようにしてあげたんだから・・・あ、あれっ」

目をごしごししてもう一度見直す・・・間違いではなかった。

「う、うそ・・・これアタシに宛てた手紙・・・だったの?」

顔色が一瞬で青ざめ、すぐに赤面する。
自分のやったことに今更ながら律は動揺した!

「やだっ、どうしよう!アタシひどいことっ・・・」

「なんだ、騒がしいな~~」

「あっ、澪! どうしよー・・・」

律の様子が心配になった澪がやってきた。
事情を澪に話すために、二人でさっきの誰もいない教室へと向かった。

「うわっ!ミイラ寸前だ・・・ひでーな、律」

「唯のファンだと思って思いっきり搾っちゃったんだ!」

「ああ、さっきの・・・」

「でも違うんだ!アタシのファンだったんだ、この人っ」

いつになく慌てている律を見ながら、澪はポツリとつぶやいた。

「いいんじゃない? まさか彼も告白当日で律にエッチしてもらえるとは思ってなかったはずだし」

「そ、そうかなぁ」

「うん、だって気持ちよさそうな顔してるもん。この人。」

律はそーっと彼の顔を覗き込んだ。
たしかにそのようだ。
澪が言うように初回特典だと思ってもらうしかない。

「激しくしすぎちゃったけど・・・ま、いっか。」

頭をポリポリかきながら、律と澪は部室へと戻っていった。



END

474:名無しさん@ピンキー
09/10/10 01:12:31 SjprM44r
今更だが乙!

積極的過ぎるりっちゃんも可愛すぎる

475:名無しさん@ピンキー
09/10/11 03:27:06 +gSN8xmE
>>473 
またくだらない逆レイプもんかと思ってたけど、反省。
すごく萌えましたww

476:名無しさん@ピンキー
09/10/15 00:42:48 Y+tGxrN5
書き込み無さ杉ワロタ

ってか投下無いと何話せばいいのかさっぱりだな
一行エロ妄想ならいくらでも出来るんだがそれもまた違うし

477:名無しさん@ピンキー
09/10/17 03:40:16 f2oGysrz
けいおん人気も末期かな

478:青太郎
09/10/17 04:39:57 /C/5xX71
世の中にはほとんど「保守」だけで半年以上過ごしているスレがあるんよ。

>>476
こうですか? わかりま(ry


479:名無しさん@ピンキー
09/10/17 04:48:06 /C/5xX71
   『とある姉妹の恋慕 姉編』
 ニア『とある姉妹の恋慕 妹編』
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 あの人を初めて見た時、なんだかとってもぴかぴかしてるなあ、と思いました。
 あの人と初めて話した時、なんだか優しそう人だなあ、と思いました。
 あの人に初めて抱きしめられた時――。


 そんな感情がすべて恋に集約されました。


『とある姉妹の恋慕 妹編』


 みなさんこんにちは。平沢憂です。わたしはこの春中学三年生になり、いよいよ受験です。
お姉ちゃんは高校生になり、部活に入ったそうです。
あのお姉ちゃんがそんな風に積極的になるとは思いませんでした。
高校とはそれほど魅力的なところなのでしょう。度々話に出てくる“先生”もその一因のようです。
もしかしたらお姉ちゃんはその人に恋をしたのかもしれません。
さびしいとは思いつつも、心のどこかで安堵している自分がいます。なぜなら――。
 あ、電話です。受話器を取ると、お姉ちゃんからでした。
『もしもし。憂?』
「うん。どうしたの? お姉ちゃん」
『あのね、今日先生がうちにくるんだ。だから』
「うん、わかった。準備しておくね」
『ありがとー。じゃ』
「うん」
 電話が切れたのを確認してから、わたしは受話器を置きました。
そっかー。とうとう家に呼ぶんだ。高校生って進んでるって聞いてたけど、まさかあのお姉ちゃんが……。
「お姉ちゃん、やっぱり“お兄ちゃん”のこと忘れたんだね……」
 わたしは今でも覚えてる。優しい眼差し、しぐさ、声……。もちろんあの約束も……。
だからいつも結婚とか、そういうことの想像の相手はお兄ちゃんだった。
結婚して、お兄ちゃんのお嫁さんになって、それから……。
「あ……!」
 頭をふって、赤くなった頬をあわてておさえる。いけない、はやく準備しなくちゃ。
お姉ちゃんに恥ずかしい思いはさせたくない。
 けれど……。
 いったいいつになったら、会えるのかな……。
 お兄ちゃん……。



480:名無しさん@ピンキー
09/10/17 04:56:59 /C/5xX71
 扉が開く音を聞いて、わたしはとうとう来たんだと思いました。いったいどんな人なんだろう。
かっこいいのかな、それとも渋い大人っぽい人なのかな。
まさか悪い人なんじゃ……などと、期待と不安を胸に、二階から出迎えると――。
 
 え……?

 そこにいたのは若い男の人でした。優しそうな……いえ、優しいんです。それはもう知っていることなんです。
 だってそこにいるのは“お兄ちゃん”だから。
 あの時より大人っぽくなっているお兄ちゃんが、変わらない優しい眼差しを向けます。
どきり、と心臓が跳ねたような気がしました。
「妹の憂だよ」
 お姉ちゃんに紹介され、あわてて我に返りました。お姉ちゃんは覚えていない。
そしてこういう風に紹介されるということは、お兄ちゃんもわたしたちのことを覚えていない可能性が高い。
「初めまして」
 これで否定されてもいいし、そのまま受け入れても構わない。
なぜなら、ここですべてを明かせば、お姉ちゃんも思い出してしまうから。
こればかりはやっぱり譲れなかった。だから今は耐えるんだ。本当は抱きつきたいくらい恋しいけど、我慢しなきゃ……。
 結局、挨拶もそこそこに、二人は勉強のためにお姉ちゃんの部屋へ行きました。
お兄ちゃんがわたしたちのことを忘れていたのは、喜べばいいのか、悲しめばいいのか……微妙なところです。
(でも、また会えた……)
 それだけで、今は十分。これから次第で、どうにでもなるんです。
離れ離れにならざるを得なかったあの頃とは違って、今はいつでも会えるようになったんですから。
「それに、約束したんだから……」
 また頬が赤くなりましたが、構わずいそいそとお茶の用意をします。
そういえばお兄ちゃんって何が好きなんだろう。さりげなく聞いてみよう。
 ――ねえ、恋人っているの。
 階段を上がっている途中、お姉ちゃんの声が聞こえてきました。
わたしはとっさに足音を消して、耳を傾けました。そうだ、すっかり忘れていた。
お姉ちゃんはそうじゃなくても、お兄ちゃんはもう恋人がいてもおかしくないんだ。
わたしは急に心配になりました。いたとして、どんな人なんだろう。どこまでの関係なんだろう。
キスしちゃったのかな。もしかしてそれ以上の―。
 ――ギターが恋人だ。
 ――そうじゃなくて……。
 ――いない。生まれてこのかた、そういうのはな。
 わたしはほっと胸をなでおろしました。よかった。
わたしは邪魔しては悪いので(本当は邪魔したい思いもあったけど)お茶とお菓子を差し入れて、
すぐに自分の部屋に戻りました。
カギのかかった机の引き出しから古びたアルバムを取り出し、表紙をめくります。
そこには一枚の写真が飾られていて、わたしは見るたびに胸が温かくなります。
写真の中で幼いわたしがお兄ちゃんに抱きついて、右の頬にキスしています。
お兄ちゃんは困ったような、驚いたような半笑いで……。


481:名無しさん@ピンキー
09/10/17 04:58:57 /C/5xX71
(お兄ちゃん……)
 そっと下着の中に手を入れると、わたしはベッドに座り込みます。
「あ、あう……」
 こういうことをするようになったのはいつからだろう。気づいたらしていたんだよね。
寝ようとしている時、お兄ちゃんのこと考えてたら切なくて。苦しくて……。
いつの間にかあそこへ手が伸びるようになっていた。
いじる指はわたしのじゃなくてお兄ちゃんのになっていて、頭の中ではわたしたちは恋人になっていた。
『憂……』
 いままではあの頃のお兄ちゃんだったけど、今はさっき見た―すぐそばにいる―お兄ちゃんがわたしを可愛がってくれる。
「ん――。ん――。んぐ!?」
 声を聞かれないように、シーツを噛みつつ、指を筋にそって動かします。頭がぼんやりして、想像に没頭してしまう……。
『憂、大きくなったね。綺麗だよ……』
 優しい声で囁かれて、抱きしめられて……。アルバムに触れている手がぷるぷる震えています。
「ん。んあっ、あはっ。んっ、んっ」
 ああ、聞かれたらどうしよう。えっちな子だって思われちゃう。軽蔑されちゃうかな。
本当はこんなことするべきじゃないのに。なのになんでこんなに興奮しちゃうんだろ……。
「んっ、ふっんっ!? んくっ!?」
 くちゅくちゅって音が聞こえる……。きっと下着の中はすごいことになってるんだろうな。
あとで着替えなきゃ……。上の方にある皮をかぶった小さなお豆さんをこすると、体中に電流が走った。
「あ、ああ! んっあっ、や、ああっや」
 お兄ちゃん! お兄ちゃん! おにいちゃん! おにいちゃん!
『憂。いいよ、イってごらん』
「ああ――!」
 シーツを強く噛んで、わたしは大きくビクンと震えました。その後震えは小刻みになり、やがておさまりました。
息を整えつつ、アルバムを見て微笑みます。
(お兄ちゃん、大好きだよ……)



482:名無しさん@ピンキー
09/10/17 05:06:25 /C/5xX71
 シャワーを浴びて、下着を替えた後、居間でのんびりしていると、お兄ちゃんが降りてきました。
さっきの声が聞かれたかもと思いながら、どきどきして応対すると、もう帰ってしまうらしい。
「じゃ、じゃあその前にお茶でも……」
 あ、声上ずっちゃった。恥ずかしい。
「そうかい? じゃあご馳走になるよ」
「はい!」
 わたしは急ぎつつ、けれど落ち着きを持った感じを装いつつ、台所に向かいました。
ああ、スーツ姿のお兄ちゃんかっこいいなあ。お姉ちゃんはいつも見てるんだよね。ずるい。
「お疲れさまでした」
「ああ、ありがとう」
 きゃっ。お茶を渡す時手が触れちゃった。顔赤くなってないよね?
「憂ちゃんも大変だろうに」
「いえ、楽しいですから」
 お兄ちゃんとこうしてるのも楽しいよ。ずっとこのままでもいいくらい。
「偉いねえ。まったく、憂ちゃんみたいな子とお近づきになりたかったよ」
「そんな」
 心臓が早鐘を打つようにどくんどくんしています。いいの? いいんだよね? 
お兄ちゃん。しかしこのあとさらにお兄ちゃんはわたしをどきどきさせてくれました。
「憂ちゃんみたいな子が彼女だったらなあ」
「そんな彼女だなんて……」
「器量もいいしさ。ずっとそばにいてほしいね」
「あの、あの……! ごめんなさいっ!」
 もうダメ! もう無理! 逃げるように台所にきたわたしは、胸に手をあてて落ち着こうとします。
しかし落ち着くどころか、何度も頭の中でお兄ちゃんの言葉が反響してきて、まったく治まる気配がありません。
 それどころか――。
「うっ……ひっく」
 嬉しすぎて涙がぼろぼろこぼれてきました。待ち続けた10年間が、やっと報われたような気がします。
たとえお兄ちゃんは覚えていなくても、あんな風に言ってもらえるのはすごく嬉しい……。
「ぐすっ、いいんだよね」
 もう待たなくても、いいんだよね。これからは好きな時に会えて、話せるんだよね。
 お兄ちゃん――。
「それじゃ、お茶ごちそうさま」
「いえ……」
 まあ、でも。すぐに返事が出せるほど心の準備ができていたわけではないので……。
「明日お姉さんの実力見て、まずかったらまた来るけど……大丈夫かな?」
「あ、はい! 大丈夫です! お願いします!」
 もうちょっと待っててね、お兄ちゃん。いいよね?
 だってわたしは10年も待ってたんだから。

 

483:あとがき
09/10/17 05:09:06 /C/5xX71
こんな風なペースも、ある意味らしいといえばらしいかもしれません。
まあ、他の人の作品も見たいというのが正直なところなんですが。
それではこれにて。


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