【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ12【ボーカロイド】at EROPARO
【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ12【ボーカロイド】 - 暇つぶし2ch593:名無しさん@ピンキー
09/08/27 16:07:54 90EXHkYU
応答せよ、>>559

>>583
自分がくぽかよwww
これも救われないがく誕記念書いた報いか…

594:名無しさん@ピンキー
09/08/27 16:18:04 dnMAC81e
しかしこのスレはリンがいないみたいだけど・・・

595:559
09/08/27 17:58:08 a90Pt/ot
う お お お お お 
ちょっと放置してる間になんか大変なことになってる

596:名無しさん@ピンキー
09/08/27 18:22:13 EJ/qFqdk
やあ、お帰り>>559 待っていたよ


E スクール水着
E パンスト

597:名無しさん@ピンキー
09/08/28 02:12:20 0zRhaQIK
>>595
お帰り
さぁ早く衣装に着替えたまえ

あ、これよかったらムダ毛処理に使って
つガムテープ

598:名無しさん@ピンキー
09/08/28 04:47:00 p/j1BRmH
ちょ、ここ何スレだっけ?www
駄目だこいつら早くどうにかしないと・・・

誰か、誰か・・・
めーちゃーーん!早く来てー!

599:名無しさん@ピンキー
09/08/28 05:08:36 fv1/lox8
>>594
つリボン
つスクミズ
おまいがやればいいじゃないか

600:名無しさん@ピンキー
09/08/28 06:55:19 fv1/lox8
>>588
言い出しっぺというものが(ry

601:では、空気読まずに
09/08/28 07:50:29 ZrShVO6m
がんばれ、がくぽ外伝、14歳の暴走編。


※注意
ひたすら長いだけ。
キスぐらいです。
カイトが完全に狂言回し。
14歳は暴走中。
テーマパークにいった夜から。

「お兄さんは苦労性」です。

602:お兄さんは苦労性1
09/08/28 07:52:40 ZrShVO6m
めーちゃんがドアを開けたのはもうすぐ日付が変わる頃だった。
必ずノックをするから聞こえなかったんだな。
閉園まであそこにいればそれなりに遅くなる。シャワーを浴びていたなら、このくらいの時間が妥当だ。
「どうしたの?こっちに泊まるの?」
パジャマに枕を抱えていたから。髪がまだ湿っぽい。
新しいリリックを読みながら、曲を聴いている最中だったけど、今じゃなくても何とでもなるからリバースを止める。
「明日仕事なのよ」
「うん」
午後からね。
俺とめーちゃんはほとんど必要に迫られて全員のスケジュールを把握している。
「だから、ちょっと付き合って」
「うん」
めーちゃんはの顔に表れていたのは一言で言えば動揺だった。
手で指示されるままにベッドに寄りかかる。
床に座り込むの癖だからさ。せっかく机もあるのにとよくミクに言われるけど。
「初めに言っておくわ。KAITOには何の問題もないから。完全な八つ当たりだから」
「うん」
枕で叩かれるとは思わなかった。羽根枕というあたりに相当気を使ってるんだろうな、ぜんぜん痛くないし。

攻撃が止む。
顔を庇っていた腕をのけると、めーちゃんは枕を抱き締めている。
俯いていて顔が解らないから枕ごと抱き締める。
「めーちゃん……MEIKO、何があったの?」
「何も」
まだ動揺が伝わってくるから、落ち着くように背中を一定のリズムで叩いてやる。
聞く権利はあると思うけど、MEIKOが話したくないなら無理には聞き出そうとは思わない。口堅いんだ、この人。頑固だし。
「シー、面白かった?」
「割りとね」
それ以上は突っ込まないことにする。

MEIKOとは姉弟ということになってるけど、それはミクが来てからで、それまではただの同僚だった。発売はMEIKOの方が早いけど開発は殆ど一緒だったし。
一緒に暮らしていたし、それに付随する家事は完全に分担だったけど、家族という概念はなかった。MEIKO、KAITOと呼び合っていたし。
ミクが来て、お兄ちゃんと呼ばれた時は驚いたよ。そんな風に思ったこと無かったから。でも、なんとなく、二人ともその遊びに乗ってみようかと思った。
疑似家族みたいなのもおもしろそうかなって。


603:お兄さんは苦労性2
09/08/28 07:54:24 ZrShVO6m
MEIKOは立ち位置が変わるわけじゃないから、そんなに苦労はしないらしかったけど、俺はMEIKOのことをなかなか姉さんとかいえなくて、結局、めーちゃんになった。
ミクは素直で可愛くてちょっと停滞気味だった俺達に新しい風と光をくれた。
兄弟設定ってものすごく楽だし、楽しいし、上手く機能してくれると思う。
でも反面、一番上のめーちゃんに実のところ負担が行くんだよね。
優しくて繊細な気遣いもできるめーちゃんは幼い設定の後輩達のためにお母さん的な立ち位置を引き受けてしまった。
ひとりぐらい、ガミガミいう人間が必要でしょ。生活って楽しいことばかりじゃないから。
俺がもうちょっとしっかりしていて、厳しい父親的な立ち位置を確保できればよかったんだけど。ヘタレでごめんね。
だから、時々、めーちゃんはMEIKOになる。今回みたいな方法は初めてだけど、お酒に付き合うくらいはぜんぜんOK。もっと甘えてもいいのにって思うけど、他の後輩がいるとやっぱりめーちゃんしてるからさ。
あんまり仲良くしてると、ミクがヤキモチ妬くけど、こればっかりはね、かわいいミクの言葉でも聞いてあげられない。
ほかのことは何でも叶えてあげたいけど、MEIKOにだってたまにはグチを聞く相手が必要だと思うから。
「一緒に寝る?」
「そうね」
枕持参だしねって言ったらちょっと笑ってくれた。
まだちょっと動揺してる感じだし。
ミクたちと違って俺達旧世代は情緒面の制御がちょっと弱いんだ。MEIKOの動揺がその辺に端を発してると時間かかるかもと、何となく思う。
ベッドは大きくないけど二人眠れないほどじゃない。
時々、ミクも泊まりにくる。あの子は甘えただから。甘えられると嬉しくなるけど。
「KAITO」
「何?……!」
一瞬だけ重なった唇。
何?何?何があったの?
考えるような表情をしたMEIKOはすぐに諦めるような表情をして、お休みと目を閉じる。
「休みが重なったらさ…」
んと吐息のような返事が返ってくる。
「LEONのところに遊びに行ったら?」
甘えてきなよと言うとまた、吐息で返事をする。
先輩ボーカロイドのところで年下してくるのも必要なんじゃないかって思った。たまにはさ。
そんな程度だったんだ、その時は。
何があったのか結局は解らなかったし。
お休みとスリープモードに移行した先輩ボーカロイドの額にキスして俺も目を閉じた。

604:お兄さんは苦労性3
09/08/28 07:56:55 ZrShVO6m
「めーちゃんは?仕事?」
ただいまの挨拶の後、キッチンに行くとKAITO兄さんが夕食を作っていた。
「LEONの所に遊びに行った。今日は二人だよ。ミクとリンは遅くなるから」
「ルカは?」
「一緒に遊びに行った。お皿持ってきて」
鰈の煮付けらしい。筑前煮と、後は常備菜と新じゃがの味噌汁。
何気に料理上手いんだよな。
「セッション?」
「美味い酒が手には入ったから来いよって」
海外製ボーカロイド達は違うところに住んでる。遠くもないけど近くもない。
LEONは大先輩のボーカロイドで見かけは兄さん達よりも年上な大人の男って感じだ。陽気で包容力があって頼りになる感じ。
兄さんが頼りにならないわけじゃないよ。何でもどんと来いな厚みがある。
若干スキンシップが激しいかな。すぐにハグするし、キスも挨拶代わりだし。
兄さんに連れられてリンと挨拶がてら遊びに行った時なんて、
リンをBabyBaby呼んで膝の上に置きっぱなしだった。人形じゃないんだぞ。
リンも赤ん坊じゃないもんとか言って憤慨してたけど、可愛いって意味だよと兄さんに言われたらすぐにご機嫌になりやがった。現金な奴め。
「味付け間違った?」
言われて初めて箸が止まってることに気づく。
あれ?変だな。
「調子でも悪い?」
「ぜんぜん、平気」
平気じゃないけどなんでだ?
LEONの大きな体がめーちゃんをハグして、頬にキスして、めーちゃんがそれに応えるのを考えただけでムカつく。
すんげーブルー。ブルーになったことにブルー。
背も高くて体も厚くて、何でも解ってる大人の男の前でなら、めーちゃんは可愛くなるんだろうか。あの時みたいに。
すっげームカつく。
自棄のように夕飯を掻き込んで、俺はさっさと部屋に避難した。


605:お兄さんは苦労性4
09/08/28 07:59:37 ZrShVO6m
部屋に戻ったってやることなんかない。
やんなきゃならないことはあるけどその気にならない。

イタズラのつもりだった。殴られて謝って奢らされてそれで終わりのはずだった。
なんなんだよ、俺。
ベッドの上で転がる。
なんなんだよ。
柔らかい感触とか、甘く香るものとか、何より、潤んだ目。
謝り損ねたから引きずってるだけだ。

今頃は御馳走とか食べながら、ワインとか飲みながら、大人の会話とかを楽しんでるんだ。
すっげーブルー。ブルーになったことがブルー。
ノックがあって適当に応えると、兄さんが顔を見せる。
「レン、アイス食べる?」
実の所かなり珍しいんだけど、今はそんな気分じゃない。
「バナナは?」
「いらない」
「プリンあるよ」
「いい」
「じゃ、これ。少しはすっきりするよ」
ベッドに座った兄さんが差し出したのはグラスに入ったソーダ?
「梅サワーソーダ。飲んでごらん、疲れがとれるから」
一口飲んでみる。
酸味と甘みが程良く利いてて美味い。ほんのり酒の気配?
「梅酒も風味付け程度にね」
兄さんは頭をぽんぽんと叩いて立ち上がる。
同じだなと思う。めーちゃんも同じことをする。

上手く歌えなくて帰ってきたときとか、ホットミルクに蜂蜜とちょっとだけブランデーを垂らして持ってきて、頭を軽く叩いて何も言わずに行ってしまうのだ。
言いたければ聞くだけ聞くわよと言うのが年長二人のスタンスだった。

「兄さん!」
呼び止めて何言うつもりだよ。俺の馬鹿やろう。
どうする?何しゃべる?ほんとのことを言って裁定を仰ぐ?
「ルカはがくぽとくっつくのかな?」
壁に頭を打ち付けたくなった。
どっちが壊れるだろう。
「話したくなければ無理に話す必要はないよ」
バレてるし。
「ルカのカテゴリーではがくぽは俺達と同じ所に分類されてるからね。それを越えないと難しいだろうけど」
感覚的には兄弟なのか…………やべ、ブルー入る。
「ルカがそういう意味で気になるなら、直接言うべきだよ。考えてくれるだろうから」
ルカはそんな感じする。
下手打たない限り、お付き合いもしてくれそう。恋愛感情がなくても
でも………
肩を抱き寄せられる。一定のリズムで叩かれて気持ちが落ち着く。
聞かれたくないことは聞かないし、でもちゃんと気遣ってくれるし、見ててくれる。
ミク姉が絡まなきゃ、ちゃんと格好いいのに。


606:お兄さんは苦労性5
09/08/28 08:03:06 ZrShVO6m
「ゆっくり考えればいいよ。時間はたくさんあるんだし」
たくさんあるのかな。
「焦らない。焦って何かしても必ず失敗するからね。一回深呼吸する癖を付けるといいよ。そのくらいの時間さえとれない事態、そんなにないからね」
解ってるよと呟いて目を閉じる。
兄さんの手が気持ちよかったから。
その時は解った気になっていた。

「「お兄ちゃん、ただいま」」
ミクとリンがユニゾンで言う。
「お帰り。一緒だったんだ」
「駅であったの」
「お腹すいたぁ」
ミクとリンが同時に口を開く。
「食べてくると思ったから、筑前煮とかしか残ってないよ」
すぐにできるメニューを考えながら言う。
めーちゃんがいたら作らせなさいと怒られるところだ。
「オムライス食べたい」
何でもいいよと口が動きかけたミクを遮って、リンが言う。
「ミクは?」
「私もオムライスがいい」
チキンライスは冷凍庫に入っているからそんなに時間はかからない。
「お魚にしてね」
「ハイハイ。卵割るの手伝ってくれる?」
一瞬、リンが詰まったのはリンが割ると時々殻まではいるからだ。
「ミクも」
「うん」
「めーちゃんとルカは?」
「LEONの所に遊びに行った」
「レン君は?」
「もう寝たよ。疲れてたみたいだね」
「最近、レン変なの」
「そうなんだ」
「怒りっぽくなったし、すぐボーッとしてるし」
「そうなんだ。どうしたんだろうね」
「情緒不安定?」
どうしてだろうね。
応えながら、ミクの頭をぽんぽんと叩く。
「お兄ちゃん、疲れてるの?」
「何で?」
理解できずにちょっと戸惑う。
「だって、ぽんぽんって叩いてくれるのは、私が疲れてるときだけど、
私、今は疲れてないから、お兄ちゃんが疲れてるんじゃないかなって思ったの」
ちょっと屈んでといわれて腰を落とす。
ミクに抱き締められて背中を叩かれる。いつも俺やめーちゃんが妹や弟にやってあげること。
やってもらったことはなかったから、ちょっと面はゆい。
「ありがとう、ミク。疲れがとれたよ」
「あたしも!」
リンがミクに代わる。
屈み方が足りなかったのか、リンは俺の頭を抱き締めるだけだ。
力の加減が解らないのか胸にぎゅっと押しつけられるからちょっと苦しい。
いい子だなと思う。
優しい優しい妹たち。
「リンもありがとう。優しい妹を持って、お兄ちゃん幸せ」
頭を撫でてやる。
さ、お腹の虫を何とかしなきゃね。



607:お兄さんは苦労性6
09/08/28 08:06:11 ZrShVO6m
あ、使用中だ。
練習用のスタジオにはランプがついていた。
レッスン室を使うかときびすを返しかけて、止まる。
ドアが完全に閉まってないのか、話し声が聞こえたのだ。
めーちゃんと兄さんらしかった。
細い隙間だから、姿は見えない。
「………ダメ?」
「KAITOがいいなら………何かなぁ、上手くごまかされてる気分」
「誤魔化されてよ」
「どうしようかな」
聞いたこともないくらい甘い声。
「MEIKO、キスする?」
「いいかも……」
「SEXとか」
「どうしようかな……」
聞いていられなくて、気配を殺して離れる。
ブルーを通り越してかなりショックだ。
部屋に駆け戻って、ベッドにダイブする。
何なんだよ。何なんだよ。慣れてんならあの時紅くなったり、目を潤ませたりするなよ。
スルーしとけよ。何でしばらく紅いままだったんだよ。
胸が締め付けられるように痛む。何でそんな機能まで付いているのかとメンテナンスの時に文句言ってやろう。
痛い、痛い、痛い、痛い………。
やっと解った。
このイラついたり、ブルーになったり、舞い上がったりした感情の名前。
ちくしょう、遅すぎんだよ。産まれたのがさ。
やっぱ、開発に文句言ってやろう。
涙が止まらないって。


「麦茶持ってきたよ」
両手にグラスを持ってスタジオに入る。
「ありがとう」
めーちゃんの練習にお付き合い。ちょっとブレイク。
練習用スタジオはちょっとしたデモテープが作れるようにミキシングルームも付いている。簡易タイプだけどね。だから、二人の時はすぐにフィードバックできる。
「俺的にはぜんぜん問題ないように思えるんだけど、やっぱり、ダメ?」
「KAITOがいいなら………何かなぁ、上手くごまかされてる気分」
めーちゃんは床に座ったまま伸びをする。
「誤魔化されてよ」
根を詰めないでよ。無理しないでよ。まだ動揺してるから怖いよ。
「どうしようかな」
ちょっと甘えるような声。二人きりだしね。
「MEIKO、キスする?」
慣れだと思うんだよね。原因がキスなら。
「いいかも……」
冗談にとったらしい。それでもいいけど。
「SEXとか」
「どうしようかな……」
そんな気まったくないくせに。
「参考資料として」
「あんたはいいの?」
「どうせ、後引かないし」
お互い。
one night love。MEIKOがそれで落ち着いてくれるなら、何だってするよ。
「ああ、でもよく眠れるかも」


608:お兄さんは苦労性7
09/08/28 08:09:42 ZrShVO6m
「よく言われる」
何でかなぁ。
今はあんまり夜遊びしなくなったけど、してた頃は、ホントに腕枕だけ求められることもあった。腕枕と子守歌。
大抵なんかほっとけない目をしていたから気楽に応じたけど。
あんまり仕事がなかったあの頃。俺の歌を一番聴いてくれていたのは彼女たちだったかもしれない。おかげで子守歌のレパートリーは結構ある。がんばって覚えたからさ。
「誰に?」
「夜の蝶」
ほんとはいろいろな職種の人たちだった。OLさんとか、マヌカンとか、看護士とか、夜の商売の人もいたけど。
「一夜の宿の代わりに?」
「そう、腕枕と子守歌」
「いいかもね。疲れやすいのよ、最近」
それはね、動揺もしくはそれを発生させている感情に容量を取られているからだと思うよ。
云わないけど。
その晩、MEIKOが泊まりに来た。
一番の半分で眠りに落ちた。
ミクだって、一番ぐらいは聞くよ。
もちろん何にもしないけどね。

「お兄ちゃん…今日もめーちゃん、泊まるの?」
「多分ね。ミクも泊まりにきたい?」
KAITOとミク姉が廊下で立ち話。
部屋から出るに出られない内容。
今日もって何だ!
ミク姉もってなんだ!
「ん~…泊まりたいは泊まりたいんだけど…………」
泊まるが自動的に翻訳される。
KAITOのせいだ。
「リンちゃんはダメ?」
まて
「リン?」
「リンちゃんもよく眠れないみたいなの。だから、お兄ちゃん……」
「リンに手を出したら、ただじゃおかないからな!変態!!」
ふざけんな!
「お兄ちゃんは変態じゃないからね。レン君」
「絶対許さないからな!!ロリコン」
「だから、お兄ちゃんは変態でも、ロリコンでもないの!リンちゃんロリじゃないでしょ」
「レン……少し頭を冷やしなさい。おまえが言ってることは意味が通らないよ」
「ウルサい!偽善者」
優しい顔したって無駄なんだよ。
「ロリコンって、なんですか?」
「ルカ、その説明はちょっと待って。レン、おまえ、この前から変だよ。俺、何かした?悪いことしたんなら謝るけど、怒ってる原因を教えてくれないと、謝りようがないんだけど」
困ったようなKAITOの顔につもりつもったことを言いたいのに言葉が出てこない。
「ウルサい!!偽善者!」
部屋のドアを勢いよく閉める。
ドアに体を預けてずるずると座り込む。
頭の中、グチャグチャ。
MEIKOだけを大切にするならまだ諦めも付くのに。

609:お兄さんは苦労性8
09/08/28 08:13:13 ZrShVO6m
「とりあえず、居間へ。状況はだいたい解ったから」
トラブルは群れるのが好きだ。寂しがり屋だから、次々に仲間を呼ぶ。
「お兄ちゃんは変態でも、ロリコンでもないよね」
「ミク、強調しなくても、違うから」
キッチンでグラスに氷を入れて麦茶を注ぐ。
どうしたものかなと考える。
たとえばこれがMEIKO以外の人物ならこんなにも困惑はしなかっただろう。役割分担はできているし、MEIKOと一緒に事に当たればいいだけだ。
MEIKOだけでも何とかなっただろう。そこに集中すればいい。
「ロリコンとは何ですか?」
「十代前半までを性欲対象とする異常性欲者」
「そういう定義だったの?」
「ロリータ・コンプレックスの省略形だけど。かなり広義にも使われるから、おおざっぱなことしか言えないけど」
「そうすると、リンちゃんはギリギリ入っちゃうのか……大変、恋愛ができなくなる」
「えっと………」
どう説明すべきだ?
「十代ならロリコンとは言わないよ」
「二十代は?」
「恋愛対象とするのは問題ないんだ」
ちょっとあるけど。
「性欲対象とするのは単に欲求のはけ口にしているというか………そもそも……」
「つまり、成人男性が、日本における義務教育終了未満の女性に対し、性的興奮を覚えることを総括的にロリコンと呼ぶと言うことですか?」
「まあ、そういうことかな」
ルカの口からストレートに言われると、なんとなくごめんなさいしたくなる。
「問題はレンがどうして兄さんをそう呼んだかです」
だから、ストレートに切り込まなくても。というか、俺が知りたい。
「反抗期じゃないのかな。蔑称だから、単に」
ということにしておいてください。
一人では荷が重いけど、妹たちを巻き込みたくはない。
お兄ちゃんとしてはさ。
やっかいごとが増える可能性もあるしね。
「レン君、お兄ちゃん、嫌いになったの?」
「ん~どうだろう。嫌われたと思うのは悲しいから、勘違いして怒ってるんじゃないかな。俺が何とかするから。レンだって、周りからいろいろ言われると意地になるかもしれないし」
うーんと何とか納得してくれたらしい。
ルカは物言いたそうに首を傾げたけど、結局、なにも言わなかった。

「ごめんね」
リンの髪を撫でながら子守歌を歌ってあげて、眠るまでずっと付き添って、戻ってきた俺にMEIKOが言う。
「疲れた顔してる」


610:お兄さんは苦労性9
09/08/28 08:15:20 ZrShVO6m
「MEIKOがキスしてくれれば元気になるよ」
冗談で言ったら、額にキスされた。
まあ、妥当なところだよね。
「俺はMEIKOの方が心配。容量が少ないのに、ストッパー付いてないんだよ、解ってる?」
MEIKOの髪を撫でる。
俺は情動は動いてないし、普段使ってない思考回路がフル稼働しているだけだから、寝れば解決するけど、MEIKOの状況は違う。
強制メンテを申請しようかさえ考え中だ。
回路が飛んでしまえば、インストールし直しという最悪な事態まで待っている。
歌のデータはバックアップとってるけど、日常生活のバックアップなんてない。インストールし直せば、俺達は別人のMEIKOに出会うことになる。
「解ってる」
でも、何があったのか、何を抱え込んでいるのかを言うつもりはないんだね。この頑固者。
軽く抱きしめて頬に額に目尻にキスを降らせる。親愛の情の。
「ごめん……」
MEIKOの目から涙があふれてこめかみを伝う。
「ん」
応えながらキスはやめない。
優しく優しくキスの雨を降らせる。
MEIKOの抑えられた嗚咽が寝息に変わるまで。

「ただいま」
「お帰り。ありがとう」
めーちゃんは乾燥機から出したらしい洗濯物を畳んでいた。
柔軟剤の優しい匂いが居間にあふれている。
「これ、どうするの?」
シーツの類はさすがに家の乾燥機では間に合わないから近所のコインランドリーに乾燥だけ行ってきた。
「皺を伸ばして畳んでおいてくれればいいわ。後でアイロンかけるから。雨ひどい?」
「2ミリぐらい?」
「KAITOに悪いことしたかしら、買い物頼んだんだけど」
ちょっと時間が止まる。
ヤバクね?
だって、この家に二人きりだよ。
つか、さっきまでKAITOが二人きりだったわけで。
妄想がいけない方向に走る。
「最近…」
言葉が喉に絡む。
「何?」
「KAITOと仲いいよね」
MEIKOは眉をかすかに寄せる。
「皺にならないうちに、丸めて持ってきたシーツを畳んで。皺になったらあんたにアイロンかけさせるわよ」
シーツを洗うのもその行為との符号なのかな。
「KAITOはリンにも興味があるみたいなんだぜ」
「レン、何訳の分からないこと言ってるの」
言葉の中に含まれる溜め息。
「最近、変よ」
MEIKOの言葉が俺の神経を逆なでする。
「そうだよ、変なんだよ。でも、MEIKOがいるのに、ミク姉にベタベタしたり、リンを狙ってるKAITOよりましだろ」


611:お兄さんは苦労性10
09/08/28 08:18:57 ZrShVO6m
「いいのかよ、それで」
頭がヒートアップしてくる。自分の台詞に煽られる。
「だから、何を言ってるのよ。何馬鹿なことを……」
困った子供ねと顔に書いてある。
衝動に逆らえない。
「誰でもいいなら、俺にヤラせてよ」
MEIKOの体が俺の下にあった。
驚いたように見開かれる目がすぐに潤んでいく。
すっげー色っぽい。
すっげーかわいい。
ただいまと玄関の方で声がして我に返る。
めーちゃんの目に浮かんだ涙がこぼれる。
「ごめん!」
頬に衝撃が走った。

「ただいま」
本降りの雨にへきへきしながらレンの靴もついでにそろえる。
居間の方から大きな音がする。
何?
俺が目にしたのは、めーちゃんの背中と頬を赤くして呆然としているレンの姿だった。
本気で張られたらかなり後引くよ。
居間には乾いたらしい洗濯物が散乱している。
「とりあえず、これ当ててな」
冷凍庫から保冷剤をとってきてレンに渡す。
「いらね」
怒った表情で突き返してくる。
反抗期なんだっけ。でも譲れない。
「リンに痣を見られたくなかったら、当てておくんだ」
強い調子で言うと、しぶしぶ保冷剤を頬に当てる。
「悪いことをしたと思うんなら、少し部屋で反省してなさい。そんな顔、誰にも見られたくないだろ」
殺意の籠もった目で睨まれても動じない。俺はレンも大切だから。
にらめっこは俺の勝ちのようで、レンは渋々というように居間を出ていく。
何が最優先かなんて考える必要はなかった。
買ってきたものを冷蔵庫に放り込んで、めーちゃんの部屋に急いだ。

「ただいま」
「おかえりー、ルカ、悪いけど、洗濯物畳んでくれるかな」
夕食の予定変更。
ジャガイモと人参とタマネギと肉を適当に切って固形ブイヨンと一緒に圧力鍋に放り込んで、火にかけ。その間に、ありったけの生姜の皮をむいてミキサーにかけてすりおろす。
りんごも同じ処理。
何でこんなに忙しいんだろう。
カレー粉は市販のルーだけど三種類くらい混ぜて、今日は中辛。生姜を山ほど使うから、最初の一口は辛いんだよね。カプサイシンと違って後には引かない。
圧を抜いた鍋に生姜とりんごを入れて、刻んだルーを混ぜる。
ルーを器に入れてスープでのばしながらというのが、急がば回れのコツ。
ルーを入れ終わって煮込むだけにしたら、キュウリとなすと小松菜をザクザクと刻む。


612:お兄さんは苦労性11
09/08/28 08:21:00 ZrShVO6m
「ルカ、もうすぐミクやリンが帰ってくるから、後頼める?」
それらをバターでさっと炒める。
「はい。シーツはどうしますか?」
「畳んでおいて、あとでアイロンかけるから」
「私がしましょうか?」
「あー…そうだね、お願いできるかな。今日はカレーにしたから。こっちをご飯の上に乗せてからカレーをかけて」
キュウリとなすと小松菜の夏カレー簡易版。
「わかりました」
「めーちゃんとレンは難しい課題出されて部屋に引きこもるらしいから邪魔しないようにって、ミク達に言ってくれる?」
「はい……」
ルカは小首を傾げる。
「兄さんは……KAITOは嘘つきですね」
「そうかな」
「white lie&falsehood とても優しい」
「ただのヘタレだよ」
「ヘタレ?」
英語でなんて言うんだ?
「chicken」
「chickenとkindly はまったく違います」
「でも、ぱっとみよく似ているんだよ」
ルカは考え込む。
誤魔化されてくれたかな。
ルカも優しいから誤魔化された振りをしてくれるだろう。
おにぎりを山盛りにした皿と水差しと新しい保冷剤を持って後よろしくねとルカに告げた。

ノックと一緒にKAITOが入ってくる。
俺は目をそらす。
許可だしてないし。
「新しい保冷剤」
無視すると強引に取り替えられる。
「公平におまえの話も聞いておきたいんだけど」
「いらね」
偽善者。
優しい顔の裏でMEIKOにもミク姉にもあんなこととかしといて、リンにまで。
「めーちゃんに謝る?」
「やだ」
「悪いことをしたとは思っていないわけか」
KAITOは出ていく気はないらしい。
「思ってるよ」
しばらくして答える。泣かせてしまった。そんなつもりはなかったのに。張り手一発じゃ絶対足りない。
「でも謝りたくない」
驚いたように目をみはり、紅くなって、目を潤ませて………泣かせてしまった。
壊してしまった。大切なもの。
「めーちゃんのこと、どう思ってる?」
「KAITOには関係ない」
膝を抱え込んで顔を埋める。
保冷剤が膝にも冷たい。
「めーちゃんはしばらくLEONに預かってもらおうかと思って」
「なんで!!」
「自分の心に聞いてから言うべきじゃない?」
「ダメだ!駄目だ!ダメダメ!!何でだよ!」
「自分の心に聞けって言ってる」
「俺が出てく。俺が悪いんだから、俺が出ていく。めーちゃんは何にも悪くない」


613:お兄さんは苦労性12
09/08/28 08:23:22 ZrShVO6m
俺が悪いんだ。一方的にキスして、好きになって、KAITOとの関係に嫉妬して、自棄になって……俺がすべて悪いんだ。
KAITOだって…兄さんだって何一つ悪いことなんてしてない。ヤキモチ妬いて一方的に悪くいって…………。
「駄目だ。俺が出ていく」
タオルを差し出されて初めて泣いてることに気づく。
ごめん、すっげーガキで。
「俺が悪いんだ…………俺が勝手に好きになったから……俺が悪いんだ…………なのに、めーちゃんがどっかに行くのって間違ってる」
「好きなんだ」
「好き」
口に出せばなんて簡単でありふれた言葉。
「異性として?つまり恋愛感情として?」
「そう」
「めーちゃんはそうは思ってないようだけど」
「知ってる」
弟だ。やんちゃで手が掛かる。俺の前では甘い声なんて出さないし、可愛くもなってくれない。
そんなの知ってる。
「それでも好きなの?」
「そうだよ」
あんたにだけは言われたくないぞ。めーちゃんにキスとかそれい…以上のことしてるあんたにだけは。
「たんに誰かとヤリたいだけなら、適当な女性紹介するけど」
顔を上げてマジマジと見てしまう。どの口でというか、なんだそのキャラにそぐわない台詞は。
「何?」
「なんなんだよ、その、遊んでます的な台詞は」
キャラじゃないだろう。シスコンでヘタレなくせに。
「いや、知り合いに童貞OK。むしろ私が教えてあ・げ・る☆な女性が何人かいるから、SEXに興味があるなら紹介するよ」
「キャラじゃねぇよ」
「そう?」
優しげに笑う兄さん。
「じゃ、プラトニックでいいんだ」
「からかってる?」
むしろ、ばかにしてる?
「めーちゃんとどうなりたいの?」
「兄さんがいるだろ」
俺のいたい場所には。彼女をMEIKOって呼んで、甘えさせることができる男。
「俺が言ってるのはめーちゃんがどう思うかじゃなくて、おまえがどうしたいか」
俺がどうしたいか?
「それが解らなかったら、めーちゃんもどう反応したらいいか解らないんじゃない?自分の感情の処理を他人に投げちゃダメだよ。ただでさえ、俺達は容量がお前たちより小さいんだから」
関係ないだろ。
唐突だったかもしれないなとは思う。
唐突にキスして、唐突に押し倒して。
何事もないように接してくれてるめーちゃんとか、兄さんって、もしかしてものすごい忍耐力?
ああ、やっぱりかなわない。
「振られるならきっちり振られないと、身動きできなくなるよ」



614:お兄さんは苦労性13
09/08/28 08:26:00 ZrShVO6m
姉弟に戻れなくなるよと言われて、考え込む。
今は戻りたくない。
男としてみられたい。
「俺、謝ってくる」
けじめは付けなきゃとは思った。
こんな風にグズグズしている方が子供だし、男なんかじゃない。
とりあえず土下座して謝って、話はそれからだ。
「今はダメだって」
「何でだよ」
「眠ってるから。明後日の朝までは起きないよ。強制スリープモードにしたから」
ちょっと待てよ、なんだよ、それ。
「だから、容量一杯一杯だったのに、お前がよけいな負荷かけたがら」
暴走しないための緊急措置だと何でもないことのように言う。
俺達にはストッパが付いていて、暴走する前に停止モードがあるけど、旧世代にはストッパがない代わりに強制スリープモードのコードが設定されているらしい。
なんか落ち込む。
そんなに負担かけてたんだ。
「半分ぐらいはめーちゃんの責任だと思うけど。ふつうに恋愛する分にはぜんぜん問題ないんだ。
今回みたいにお前が感情の処理まで押しつける事態にでもならない限り。
それだって、めーちゃんの責任は半分ぐらいはあるけど。自分で自分の負荷を増やす方向にもっていくんだもん」
だから、ま、特殊なケース?
「いろいろ誤解とかもあるんだろ

615:お兄さんは苦労性14
09/08/28 08:28:14 ZrShVO6m
包丁を目の前に突きつけられる。
ペティナイフだった。早まったかも。
「言っとくけど、私だってこう見えても、ちょっとは乙女なんだからね」
「は?」
いや、えっと………言いたいことがわかりません。
間抜け顔だったんだろう。包丁がおろされる。
「あんただけなんだからね。私を動揺させるの。なのに、何なのよ、今なんて。ちょっとはムードとか考えなさいよ。何でこんなところで告白されなきゃならないのよ」
また、背中を向けためーちゃんの耳が紅いんですけど。ちょっと待って、動揺させるの俺だけって、どういう意味でしょう。
「ムードぐらい考えろって言ってるの!」
心臓がバクバクいってきたぞ。落ち着け、俺。
「ごめん、ムードとか、考えて仕切り直すから」
めーちゃんは小さく頷いたらしかった。
振る相手に仕切りなおせなんて言う人じゃないってことは……。
部屋に引き上げて、ベッドの上でのたうち回る。
ムードってなんだよ。乙女って乙女って、乙女って……。そんなの満たすにはどうしたらいいんだ?
そもそも、俺、振られる前提で言ったから、それからのことなんて考えてないぞ。
いや、妄想は限りなくあるけどさ、どうなってんだよ。

いや、その前にムードだ、ムード。ムード……………ムードって何だ?どうすればいいんだ?
百面相でベッドを転げ回ってたら、いつの間にか、見てたらしいリンと目が合う。
マズっ。
「お兄ちゃん!レンが壊れた!」
ちげーよ。


めーちゃんの部屋を訪ねるのに三日かかった。
「お話があります」
「はい」
床に正座する。
もう、ムードとか考えすぎて頭が腐った。
めーちゃんも俺の前に座る。
「MEIKOさんのことが女性として好きです。恋人として、付き合ってください」
「はい」
力が一気に抜ける。
なんか、もういいや。
ひざを崩してあぐらに組み直す。
「ごめん、言う前にキスとかして」
「仕方ないわ。あれがなかったら気が付かなかっただろうし」
ずるずると近づいてみる。どこまでが恋人に許された距離なんだろう。最終的には服も挟まない距離希望なんだけど。
「兄さんはいいの?」
「?KAITOが何?」
「いや、だから、兄さんと…………」
言わせんなよ、14歳に。
「??KAITOとは何にもないわよ。ただの弟」
「しばらく泊まっていただろ」
「誰かさんのことで頭が一杯で、眠れなくなっちゃったのよ」
ほんのり染まる頬が激かわいい。


616:お兄さんは苦労性15
09/08/28 08:30:14 ZrShVO6m
「KAITOの腕枕だと落ち着けたから」
「ええっ!」
「何よ」
「落ち着くって、KAITOの方がいいってこと?」
ばかと軽く頭に拳固を当てられる。
「動揺させるのあんただけだって言ったでしょうが。KAITOは恋愛対象外だってお互いに認識しているから安心できるの。変なことしないってわかってるし」
急に赤くなる。そうか、つまり変なことをしてもいいっていうか、想定内っていうか…………でOK?
「スタジオでキスとかせ…せ…」
言葉が出てこないぞ。
「聞こえてたの?ただの冗談よ。恋愛関係にならないのが大前提にあるんだから」
言葉遊びに近いわよ。
大人ってわかんねぇ。
「でも、KAITOには何でも話したんだろ」
「何を?」
「キスしたこととか、押し倒したこととか」
「話してないわよ」
やられた。いろいろ推察した中の一つでカマかけたんだ。
「い…言えっこないじゃない。あんたにイタズラみたいなキスされただけで、どうにもならないくらい動揺しているって」
耳まで真っ赤になる。
やべー、激かわいい。
「あ…あのさ…」
「何よ」
潤んだ目で見つめないでください。それは反則技です。
「MEIKOって呼んでいい?その…もちろん二人の時だけ」
「……い…いいけど…」
目を伏せるのも反則にしていいですか?
「キスしていい?」
「聞くな、ばか!」
次からそうする。
軽く目を閉じてくれたMEIKOに俺はやっとキスをした。
何度もね。





617:お兄さんは苦労性 終
09/08/28 08:34:32 ZrShVO6m
無駄に長いし、
色気のかけらもない話で申し訳ないです。


レンメイって書き忘れてるし。
地雷の方は申し訳ない。
海行った時点では最後まで行ってないだろうなぁ。

では失礼しました。

618:名無しさん@ピンキー
09/08/28 13:07:41 WlRBgCEb
>>617
CPが書いてなかったから読むのどうしようかと思ったけどGJ
レンもMEIKOもかわいいよ、初々しくてたまらんなぁ

619:名無しさん@ピンキー
09/08/28 14:45:49 mPjH+eoH
>>617
GJっす!こっちがくっついた過程はこうだったのか…初々しいのうwめーちゃん可愛いよめーちゃん

長男の特殊スキルは夜のお友達から教わったもんだったんですねって、何この遊び人。恐ろしい子…!

620:名無しさん@ピンキー
09/08/29 02:29:11 nBreiSA+
13の後飛んでない?

621:お兄さんは苦労性13 補正 orz
09/08/29 07:32:48 MS6E2UOp
「いろいろ誤解とかあるんだろうなって、推察してるけど、いいよ、それで」
なんだそれ。誤解?
「ちゃんと、自分の気持ちを伝えなきゃだめだよ。本来はそっちが先なんだから。キスしたり、押し倒したりするより」
解ってるよ。
解ってなかったけど。
振り回して振り回して………。
「振られるなら、早い方がいいしね」
したらまた、前のように笑えるようになるんだろうか。
すっげー努力がいりそう。
何でもないように接してくれる二人はきっととんでもない努力があるんだと気づく。
「ごめん、兄さん。ありがとう」
兄さんは俺の頭を軽くパフパフやって、出て行った。


「話があるんだけど」
「今?」
振り返りもしないでめーちゃんは言う。
キッチンで夕食の作成中。
告白には不適切だけど、自制的に仕方がない。
自分が信用できないから。
冷製のラタティゥユと冷製パスタのためにめーちゃんは野菜をたくさん刻んでる。
「好きなんだ」
「あんたねぇ」

622:名無しさん@ピンキー
09/08/29 07:57:55 MS6E2UOp
>>620

教えてくれてありがとう。

623:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 09:04:05 dhDEQrAf
小ネタを一つ。

「……暑い……」
ボカロ家の居間でだれているルカ。基本コスチュームがロングスカートである彼女にとって、本州の夏は厳しい。
(札幌は涼しかったのに)
目をとじ、はるかな故郷を偲ぶ。と、彼女の頬に冷たい何かが触れた。
「ああqwせdrftgyふじk!!」
「元気になった?」
「メイコ……酷い」
ルカの抗議の視線をものともせず、メイコは『割れる某アイス(ソーダ味)』の袋を開けている。
「それは?」
「冷凍庫からガメてきた」
てへっ、と笑う。
「……カイトのものではありませんか?」
「後で身体で払えばいいわ」
あんたも共犯ね、という意味のこもった視線を返され、頬を染めるルカ。
メイコがぱきっ、とアイスを割る……が。
「……7対3ですね」
「……ま、よくあることよ」
メイコはけらけら笑いながら、小さい方をルカに渡す。渡されたルカは若干不満顔。
(……身体で払うのを引き受けてくれるということでしょうか?)
と、メイコは「7」のうちはみ出した「2」の部分を一口でかじり取ってしまう。
そのままルカを引き寄せ、唇を重ねる。
「!!」
唇を割られ、舌が潜り込んでくる。常ならぬひんやりとした舌に違和感を覚える。
そして、舌と一緒に送り込まれる冷たい塊。
「……んっ、ん……」
「ん……んん……」
その塊が溶けてなくなるまでの間、熱さと冷たさをないまぜにした交合は続いた。
「これで半々よね」
「……メイコも食べていました」
「足りないっての? それじゃ第二ラウンドね」
手持ちの「5」のうち「2」を再び口にする。そして、さっきとおなじように……。
(駄目、今度はメイコのぶんを食べ過ぎてしまう……)
半ば溶けかけた意識の片隅で、今度は自分がメイコに与えようと思っているルカであった。



624:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 09:49:55 HX6f92lm
ミクさん誕生日前夜おめでとうございやす!

625:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 09:53:28 wD3gmQRg
>>617
レンメイがこれほどニヤニヤだとは
GJである

626:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 12:46:53 27VbpAMI
ふと思ったがボカロに投票権ってあるのかな


627:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 12:54:22 v3n67g6b
例え外見は人間と同等でもマスターに所有されてるモノって扱いならペットと同じだから無いだろうなー

うぐいす嬢とかには向いてるかもしれんがw

628:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:00:16 1vxbh91z
戸籍登録されるような社会の世界観ならともかく、所有物じゃ無理だろうね。

629:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 18:00:05 fzOZokQA
ミクリンレンに至っては設定の年齢ですら投票権ない

630:名無しさん@ピンキー
09/08/30 20:57:15 YhmSbNTZ
そういえばそうだったw

631:名無しさん@ピンキー
09/08/31 08:24:01 CpfBdOQQ
長谷川スレのビメイダー論議かとおもった。

632:名無しさん@ピンキー
09/08/31 13:20:40 foqGDr0h
なんすかそれ

633:名無しさん@ピンキー
09/08/31 13:32:59 YYiDLva6
>>632
長谷川裕一という漫画家さんの作品で「マップス」というのがある。
その中では、銀河の文明圏では労働用のアンドロイドは「ビメイダー」と呼ばれていて、
自然発生人(ナチュラリアン)と区別されて差別されているという設定がある。
長谷川スレでは、ときどきビメイダーの人権問題ネタの議論がわいたりするので、
それを思い出したってわけ。

634:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:50:01 tnPNd75B
スレ間違えたかと思った
さて、ミクの誕生日SSは来るかな

635:名無しさん@ピンキー
09/08/31 18:03:35 C6uDfKeS
ビメイダーだろうがネクサス6型だろうがVOCALOIDだろうが、
可愛くてエッチィ女の人には人権をあたえるべき

野郎は人権なし
女のためのディルドくらいの扱いでいい

636:名無しさん@ピンキー
09/08/31 18:05:16 YYiDLva6
>>635
運命分かつ哀れな双子♪

637:名無しさん@ピンキー
09/08/31 19:18:25 qDyasqeQ
>>636
あれ?
ちょっと美味しいな

638:名無しさん@ピンキー
09/08/31 19:45:56 YYiDLva6
>>637
赤い手錠や青い足枷で繋がれたレンがリンに弄ばれるとか、
レンが下克上を果たすとか、
大丈夫私達は双子よ、きっと誰にも判らないわ♪と、リンから借りた服で
女装して外にでるレンとか、
今日のおやつは鰤オッシュだよとか、
夢は広がりんぐ。

639:名無しさん@ピンキー
09/08/31 20:20:06 KfuR/l3b
混ぜすぎだ。

640:名無しさん@ピンキー
09/08/31 20:24:24 i5QG/rdL
スレ間違えてるんじゃないかと不安だが、無駄に長いの投下。
誕生日らしさが行方不明ですまん。
以下注意書き。

・がくミク
・誕生日祝いになりそこなった
・無駄に長いよ

641:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 前1
09/08/31 20:25:44 i5QG/rdL
8月31日、夏休みも終わり。
世の怠慢な子供たち、学生たちが己の溜めた課題に喘ぎ苦しむ日。

そして、ミクの誕生日だ。
だが今年の今日は、それだけではない特別な日でもある。


「がくぽさーん!」
水で満たしたバケツを運びながら、ミクがやってきた。
暗闇の中、彼女の白いワンピースが、ぼんやりと浮かんで見える。

此処は、都会から随分離れた避暑地。
夏休みの終わりであるが故か、人の気配はあまりない。
貸し出し用のコテージに灯る明かりも、疎らだ。

「ミク殿。ご苦労であった、重かったであろうに」
「大丈夫です!お水、これで足りますよね?」
「そうだな、足りるな。しかし汲みすぎではないか?」
「う……頑張ったのにー」
バケツの中を覗き込みながら、ぷうっとミクは膨れてみせた。

「いや、有難い。これで火事の心配は不要だな」
がくぽはそう言いながら、持ってきた花火セットを取り出す。
二人で選んだものから、マスターが処分に困っていたものまで、種類も年代も
様々だ。
色とりどりの花火に、ミクの目が輝いた。

「わーい!花火ー!」
「お主は子供か。そのようにはしゃがれては、危なっかしくて花火など持たせ
られぬな」
「……ごめんなさい、大人しくしますから花火させてください」
「うむ、よかろう。許可する」
がくぽの独断と偏見で選んだ花火を、ミクに手渡した。
ミクはそれを、嬉しそうに蝋燭の火に翳す。

「わっ」
青緑色の閃光が、迸った。
その勢いに、ミクは驚きとも喜びとも取れる声を上げる。
色が変わった!とはしゃぐ様子は、本当に嬉しそうだ。

「あーあ……終わっちゃった」
「どれ。我もやるか」
「じゃあ、がくぽさんはこれで」
「む、選ばせてはくれぬのか」
「私の花火勝手に決めたの、がくぽさんじゃないですかー。あいこですよ、
あいこ」
そう言って手渡すのは、どこか地味な花火だった。
まるで、少し小さい蒲の穂のような。

「わざとか?」
「何がですか?」
この暗闇の中だ、恐らく無造作に選んだのだろう。
嫌がらせに地味な花火を手渡した、というわけでもなさそうだ。

「まあ、構わぬが。……ん?」
「あれー?」
点火を試みるが、点かなかった。不発である。
首を傾げながら幾度となく挑戦するものの、結果は同じ。


642:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 前2
09/08/31 20:26:14 i5QG/rdL
「湿気を吸ってしまったのかもしれぬな。古い花火であったようだし」
「古い花火って、マスターの」
「ああ、思い出の品だな」
自分たちのマスターの顔を、そして彼の言葉を、二人揃って思い出していた。
そう。思い出の品。悪い意味での。

―はっはっは!いいんだよ、燃やしちまえー!あんな思い出、あんな女のこと
なんかなー!……一緒に海行って、花火しようねって、お前が言ったんじゃ
ねぇかぁあああ―

「……あれだな。この湿気は、主殿の涙ということで」
「がくぽさん、笑えません……」
「うむ、確かに笑えぬ」
結局、マスターから貰った花火セットは、3分の2ほどが湿気にやられていた。

それから暫く、二人で花火を楽しんだ。
二刀流!と言って両手に装備したミクを、がくぽが裏面の注意書き片手に窘めた
のも、もう数十分前のことである。

そんな小さな花火大会を締めるのは、やはり。

「線香花火ですよね」

袋に入っていたそれを取り出し、ミクは嬉しそうに言った。
大きかったりカラフルだったりと色んな花火があるが、一番好きなのは線香花火
らしい。

「我も、線香花火が一番好きだな」
「繊細で儚い感じに、何だか惹かれちゃうんですよねー」
「……ミク殿の口から、そのような言葉が聞けるとは……。明日は雪だな」
「あっ、ひどいこと言うし!がくぽさんのばかー!」
ミクの手が、がくぽを容赦なく叩いた。
小さな手で繰り返される攻撃は、それなりに痛いようで、流石の彼も「痛い、や
めぬか」と漏らす。

「ふんっ。線香花火に、違うことお願いしちゃうんだから」
「何のことだ?」
「ジンクスですよ。お願い事をしながら線香花火をやって、その火が落ちなかっ
たら、叶うんですって」
真剣に考えながら、線香花火を揺らしている。

「好きだなあ。ミク殿も、やはり女子なのだな」
「えーと、世界中がネギで幸せになりますように!……がくぽさん、何かさらっ
と失礼なこと言いませんでした?」
「いや、別に」
意気込むミクを見ながら、がくぽは何気なく線香花火を始めた。
小さく弾ける音と光は、やはり風情があって、良い。

「あ。がくぽさんの火、大きい」
そう呟くミクの線香花火は、控えめな火の玉が、やはり控えめに弾けている。

「これ、しかと見ておかぬか。葱で幸せになりたいのだろう?」
「へ?うわ、やだ!落ちたぁ!もー、次!願い事変えよう!」
気合いを入れ直して、火を点ける。
ミクは強い念を送りながら、線香花火を見つめ続けていた。


643:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 前3
09/08/31 20:26:54 i5QG/rdL
***


ベッドの縁で体育座りをしながら、落ち込むミク。
あの後、彼女の線香花火は全て、燃え尽きることなく終わってしまったのだ。

「上がったぞ」
「ん……」
「まだ21時前か。よし、冷蔵庫の中にな、ミク殿の好……いつまで落ち込んで
おるのだ」
「だって、願い事」
しょんぼりしながらミクが呟くと、がくぽは溜息をついた。
風呂上がりで下ろしていた髪を少し荒っぽく掻き上げながら、ミクの隣に腰掛ける。

「……がくぽさんと、ずっと一緒にいられますように。って、お願いしたのに……」

その言葉を聞いて、がくぽは思わず固まった。
手の動きが止まると、ぱらりと落ちた髪が顔にかかる。

「え?」
「もう、やだ。線香花火のばか」
「や、あの、ミク殿。お主、葱で幸せ云々と申しておっただろう?」
「違うもん。本当は、がくぽさんとずーっと一緒にいたいんだもん」
そう言って俯くミクが、可愛らしくて堪らない。
沸き上がる愛しさに任せて、その華奢な体を抱き寄せた。

「がくぽさん……?」
「そのようなことは、きちんと我に言うてくれぬか。神の気まぐれに任せてはおけぬ。
我が叶えてやりたい」
真っすぐに腕の中のミクを見つめながら、がくぽが言った。
ミクも僅かに頬を染めながら、こくんと頷く。

「あ、」
優しくベッドに押し倒されると、がくぽの唇が、ミクのそれをすかさず塞いだ。
熱っぽい、くちづけ。
酸素を求めて息をすると、エアコンの冷えた空気が流れ込んできた。

「んん……っ」
舌を絡ませ、吸う。
ミクがキスに夢中になっていると、がくぽの手が、彼女のパジャマのボタンを探っ
ていた。
唇を重ねたまま、器用に外していく。

「ふぁ。……っふ、ふ。ふふふ」
「ん?わ、笑っておるのか?」
如何した?と尋ねてくるがくぽの表情は、複雑なものだった。
それがまた可笑しかったのか、ミクは本格的に笑いだす。

「1年前の今頃は、がくぽさんとまさかこんなことになるなんて、思ってなかっ
たのになーって。覚えてますか?」
ミクは、ぽつりぽつりと口にする。

仕事で山奥に行ったが、帰れなくなって、二人で安いホテルを探し回ったこと。
うっかり、ダブルベッドの部屋を取ってしまったこと。
ソファーで寝ようとしていたがくぽに、ミクがベッドに寝るように言ったこと。

そして、そこでがくぽがミクに告白したこと。
交際を決めたこと。
手を繋いで、眠ったこと。

644:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 前4
09/08/31 20:27:39 i5QG/rdL

「ああ……あれから1年だな。折角の誕生日なのに仕事とか有り得ない!と、
ミク殿が半泣きになっておったが」
懐かしむように言うと、ミクの髪を撫でてやる。

1年。
あっという間だった、と言うには長く、遠い道のりだった、と言うには短い。

「誕生日、おめでとう。そしてこれからも、よろしく頼むぞ」
「はい。こちらこそ」
どちらからともなく、軽いキスをした。
目が合うと自然に笑みが零れてきて、思わず前戯の途中であったことを忘れて
しまう。
片方の例外を除いて。

「……さて、ミク殿。続きをしても構わぬか?」
「へ?続きって?」
「ほう、我を焦らすとは良い度胸ではないか。悪いが、もう我慢など出来ぬ」
貪るようにくちづけて、パジャマのボタンを少し手荒に外してやる。
あ。とミクは思い出したように小さく声を漏らしたが、それすらもがくぽの唇に
奪われた。

「ちょっ、や……待って……っ」
パジャマのズボンだけではなく、ショーツにまでかけられた手に、思わず慌てて
しまう。
上を脱がせたばかりだというのに、そんなに急いでどうするつもりなのだろうか。
―がくぽがいかに限界なのかを知らないミクは、ぼんやりと考えていた。

「待たぬぞ。もう待てぬのだからな」
容赦なく奪われていく、ズボンとショーツ。
せっかく可愛いものを着けていたのに、これでは全く意味がない。

「あ、やだっ、がくぽさん、だめ……!」
開かれそうになった脚を、必死で閉じる。
明るい電灯の下で、そこをまじまじと見つめられるのには、まだ少し抵抗があった。
1年付き合い、何度も体を重ねてきたがくぽが相手だとしても、だ。

「そのっ、電気。明るいから、消してください」
「電気?……ああ、確かに」
不機嫌になりかけていたがくぽも、ミクが大慌てで言った言葉に頷いた。

「消せば良いのだな?」
近くにあったリモコンで、照明を落とす。
真っ暗にはせず、あくまでも絞る程度だが。

「あのー、がくぽさん?まだちょっと明るいような気がするんですが?」
「……良いか、ミク殿。男は、相手の顔や体が見えるほうが燃えるのだ。ボーカ
ロイドとて変わらぬ、少なくとも我はな」
ミクの脚の間へと自分の体を割り込ませながら、がくぽは真面目に言った。
相変わらず、ミクはじたばたと抵抗を続けている。



645:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 前5
09/08/31 20:28:48 i5QG/rdL
「がくぽさんの、ばか!えっち!すけべ!」
ベタな言葉で抵抗するが、がくぽは全く気に留めない。
振り上げる腕や手首も、簡単に捕らえられてしまった。

「あまり暴れると、縛るぞ?乱暴にされたいのか?」
「いっ、嫌です!」
「冗談だ、本気にするな」
呆れたような声色で言いながら、浴衣を脱ぐ。
そうして首筋、鎖骨、胸元へと舌を這わせると、「冗談に聞こえません……」と
呟いたミクの体が震えた。
熱い吐息が漏れたのを聞いて、がくぽは彼女の腕や手首を解放してやる。

「は……っ」
胸の淡く色づいた尖端を、唇と舌で弄ぶ。
甘く艶めいた声が、がくぽの劣情を煽った。

「ミク殿……」
「っ」
大きな手と長い指が、ミクの秘部を撫でた。
指先で、溢れ出してきた蜜をそこに馴染ませる。

「また溢れてきた。凄いな、ミク殿は」
「やっ。言っちゃ、やだぁっ」
低く甘い笑い声に混ざる、湿った音。
ミクは恥ずかしさのあまり、涙声になる。
がくぽの指がふと離れると、結び目を解くような、布擦れの音がした。

「……良いか?」
押し当てられる、硬度と熱。
ぼんやりと、優しい顔をしているがくぽが見える。
ミクは少し頼りなく、静かに頷いた。

「では行くぞ、っ……」
「ん……ふ、あ……!」
僅かに体重をかけながら、ゆっくりと挿入していく。
シーツの上を泳いでいたミクの手が、がくぽの背中に回された。

「あ、がくぽさ……っ」
全部収まると、緩やかな抜き差しが始まる。
上下に、時には左右にも揺さぶられながら、ミクは全身でがくぽを感じた。

荒い吐息が、ミクの耳元にかかる。
時折漏れる低い声は、やけに艶かしい。
思わず小さく震えると、唇が重ねられた。
甘く優しい、それでいて熱いキスに、ミクも舌を伸ばして応える。

「く……っ、ミク殿」
薄暗い中でミクを見つめる、がくぽの瞳。
普段はあまり見せない、ミクにとって最も愛おしい表情―がくぽにも、これくらい
見えているのだろうか。
何故か少し恥ずかしくなって、目を逸らした。

「……っ!ふ、ぁ……!がくぽ、さんっ、そこ、だめっ……」
限界まで引き抜く際に、ミクの弱いところを、引っ掛けるようにして擦る。
奥ではなく手前の、お腹側。



646:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 前6
09/08/31 20:29:31 i5QG/rdL
「ゃっ……あ、あ、あぅ、がくぽさん……っ」
「可愛いぞ、ミク殿……」
切なげな表情をほんの僅かな微笑みに変えて、がくぽは囁いた。
やっぱり見えてるんだ―そう思うと、ミクの体が熱くなる。
それが羞恥のためなのか、興奮のためなのかは、彼女にも分からない。

達きたいか?とがくぽが囁く。
ミクの丸い頭が上下に揺れて、頷いたように見えた。
何か言葉を発したような気がしたが、今はもう押し殺したような声だけで、肯定と
取れるものは聞こえない。

「ふぁっ……あ、あっ」
漏れる声が涙声になった、ような気がした。
それを確認してみたい衝動と、やはり顔を見て愛し合いたいという思いが、同時に
沸き上がる。

「ん……がく、ぽさん?……やっ、なに、何……?」
腰の動きを止めて、がくぽはミクを背後から抱きしめた。
そのまま横たわると、それぞれの体を回転させる。
繋がったまま、ゆっくりと。
そうして二人は再び、いつもの向かい合う形になった。
がくぽの髪がさらりと流れ、ミクの顔に影を落とす。

「この方が、良いな……ミク殿の可愛らしい顔が、よく見える」
「ばか、ぁ……んっ、や、あぁ……っ」
熱の篭ったような動きで腰を揺らせば、ミクもそれと同じように応える。
甘く啼きながら揺らす腰は、可愛らしく慎ましくもあり、そして何処か焦れったい。

「あ、あっ……」
ミクは涙を零しながら、がくぽから与えられる快楽に身を委ねる。
深く貪り合い、息もつかせぬキスを交わした。
唇を離すと、酸素を求め、荒い呼吸を繰り返す。

「がくぽさ、っ……がく……がくぽさん、もう……ぁ」
そう途切れ途切れに呟くミクに、がくぽは静かに頷いた。
彼も、限界が近い。
ぎゅっとミクを抱きしめ、少し強く、腰を打ち付ける。

「っふ、あ……あっ、ぁああ、」
「は……ミク殿……っ」
ミクの華奢な脚が、がくぽの腰に絡みつく。
誘われるがままに求め、溺れていく。

「「―……!」」
互いの唇が、同時に発せられた言葉や声を奪った。
愛しさと息苦しさの中で、深い快楽に飲み込まれる。
戦慄き、熱く収縮するミクの胎内に、がくぽは全てを注ぎ込んだ。

「……はぁ……あ、あ……」
荒く息を吐きながら、受け止める。
満たされた下腹部の温もりを、ミクは霞んだ意識の中で感じていた。


続く

647:640
09/08/31 20:31:07 i5QG/rdL
以上です。
結構容量食っちゃったサーセン。でも後編もあるんだサーセン。
ミク、誕生日おめでとう!神の降臨を待つ。

648:名無しさん@ピンキー
09/08/31 20:48:44 h+VqvDk/
>>647
GJ!ミク誕生日おめでとう!

649:服従 六日目(0/6) ◆32MjLHmIG2sm
09/08/31 23:12:47 vsYhbMmJ
>>647
GJ!失恋したマスターの荒っぷりを傍観してたがくミクwww
続き、SS作りながら待ってる!


あらためてこんばんは、鬼ちk(ryです。
ミク誕生日おめ。だけどおいらは空気を読まずにカイメイ投下だよw
[服従 六日目]それではお手柔らかに。


650:服従 六日目(1/6) ◆32MjLHmIG2sm
09/08/31 23:14:33 vsYhbMmJ
つくづく俺はメイコには敵わないなと思う。何故なら自分で言うのもなんだが、
冷静沈着で優しい俺の嗜虐心や独占欲をこれでもかと煽り、俺の本性を晒すからだ。
 
どうも、カイトです。今、とても面白い状況に遭遇中だ。
メイコがドキュメントファイル内にて、鬼畜マスターのお宝フォルダの動画
(音声からしてエロ系)を見ながらM字開脚をして下着越しに一人Hをしているのだ。
夢中なのか、背後からこっそり近付く俺に全く気付かない。
「んぅ…」
メイコの可愛らしい甘い嬌声が俺の嗜虐心を煽り、股間のマイクを起動させた。
俺はこの場で犯りたい気持ちを抑えつつ、背後からメイコに近づいた。そして羽交い締め。
「メイコっ!」
「あひゃんっ!」
横から顔を覗き込むと、メイコはまるで悪戯がバレた子供の様な表情で俺を見つめた。
でも秘処からは男の本性を刺激する匂いを発している。
そのギャップにくくっと笑い、メイコの秘処に手を廻した。
そこは驚くくらい下着がぐっしょりと濡れていて、俺を更に興奮させた。
「何してるんだいメイコ?こんなに濡らして…もしかして俺じゃあ物足りない?」
メイコに悪戯っぽい笑顔を見せるが、もしそうだとしたら問題だ、笑えない。思わず
声に緊張感が入ってしまう。
「ちっ、違うのカイトッ…あっ」
俺が秘口の周りを焦らす様になぞるとメイコは嬌声をあげ身体を震わせた。
「だ、駄目っ恥ずかしい、やぁ…」
「さっきまでしてた一人Hは恥ずかしくないのかよ?」
俺がそう言うとメイコは顔を更に紅潮させ悔しそうに唸った。
「で、なんでエロ動画を見ていたんだ?」
俺はメイコを横抱きにして、秘処を弄りながら再度質問する。
「やんっ…カイトの弱点…あぁんっ、見つけるのに…んくっ」
メイコは快楽に身体をよじりながら素直に質問に答えた。
「なるほど。俺の弱点を探すのにエロ動画を見て観察していたけど、ムラムラ来て
一人Hしちゃったと。」


651:服従 六日目(2/6) ◆32MjLHmIG2sm
09/08/31 23:18:16 vsYhbMmJ
俺が言うとメイコは涙目でこくりと頷いた。
本当、可愛過ぎるよ君は。そんな事しなくても俺は君に弱いのに。
そう思いながら俺はメイコを抱きしめ、動画の再生ボタンを押した。
「ちょっ、何してんのよ?」
「ん?どんなの見てたのかなぁ、と。」
メイコの嗜好を少しでも知りたいし、今後の参考に。
「や、やだぁ…」
メイコが俺の腕を掴もうとするが腕の長さ、腕力で俺に敵う筈がない。
再生された動画には一組の男女がギシアンの真っ最中。女優の表情と結合部を映す為、
背面騎乗位で映っていた。
女性器の陰毛がないから結合部が露骨過ぎて、思わず黙って見てしまう。
今度、この体位やってみようか。
「…凄いアングルだね、メイコ。」
「………」
あ、あれ?
「メイコ?」
「…え?う、うん…」
遅い相槌…もしかして俺同様エロ動画に見入ってた?俺はメイコの顔を覗き込んだ。
「え?な、なになに?」
メイコの瞳はとても潤んでいて、全身が桜色に染まっている。呼吸も荒く、何とか
整えようとしていた。俺を掴んでいる手も、汗ばんでいて熱い。これはどう見ても、
俺を欲しがっている…
メイコ…そんな目をするなよ、俺をそんなに煽らないでくれ。俺もムラムラして、
さっきからこの場で犯りたいのを我慢してたのに…もう…!
理性の箍が外れた。俺はメイコの唇を奪いながら床に押し倒した。
「んぅっ!んっ、ぅん…」
か弱く抵抗するメイコの両手を抑え、激しく舌を絡め合う。やがてメイコは抵抗を
しなくなったので、俺はゆっくりと唇を離した。するとメイコは苦しそうに息を継ぐ。
「ふぁっ…か、カイ、やぁ…」
反論する前にベストのチャックを下げ胸を鷲掴みする。俺はいつもの悪戯っ子の様な
笑みを浮かべてメイコに囁いた。
「メイコ、今回はここでしようか。たまには屋外ってのも悪くないよね?」
俺達だけの淫らなセッションを開始した。
屋外は初めてだ。それだけで何故こんなに興奮するんだろう。


652:服従 六日目(3/6) ◆32MjLHmIG2sm
09/08/31 23:19:32 vsYhbMmJ
「やあ、あぁんっ…」
メイコの可愛い声音が俺の聴覚を擽る。俺しか知らない声をもっと聞きたくて、
胸を揉みながら再び秘処を弧を描く様に優しくなぞった。
「ひゃっ、あぁっ…駄目ぇ…っ!」
秘処の愛撫にメイコの身体が小さく跳ね、震えた。俺はとびっきり甘いテナーでメイコの耳元に囁く。
「「駄目ぇ」って言うクセに、どうして逃げようとしないのかな?」
「あ、あぅん…」
メイコの表情は次第と快楽に溺れていく牝へと変わっていく。
俺はメイコの耳たぶを舐めながらパンティの中に手を入れた。
「逃げる気ないクセに。本当はもっと欲しいんだろ?それとも、意図的に俺を煽って
いるのかな?メイコ。」
そう聞きながら俺はメイコの膣内へ指を入れた。
「違、はぁん…っ!」
メイコが背中を逸らし、一段と強い嬌声を張り上げた。俺がピアノを弾く様にゆっくり
指を動かすと、可愛い嬌声を次々と上げていく。
「や、やらぁ…あぁっ、カイっ…んくっ、ふあぁ…」
快楽に震えるメイコはとても可愛くて、俺の嗜虐心と独占欲を煽っていく。
ちょっと意地悪してみるか。
俺はメイコの膣内を掻き回した淫水まみれの指を引き抜き、メイコに見せ付けた。
「ほら…俺の指をこんなにしてさ。」
目の前で淫水まみれの指をしゃぶると、メイコはぎゅっと目をつむり涙を零した。
「やだぁ、意地悪ぅ…」
その仕草が表情が声音が堪らなく可愛い。俺はまたメイコの耳元に優しく囁く。
「可愛いよ、メイコ…」
そう言いながら胸と秘処の愛撫を再開した。
「カイトッ…ひあぁっ、らめぇ…イッちゃうぅ…」
メイコの身体が小刻みに震える。
「イッてごらん。見てあげるから。」
「意地悪っ、意地悪ぅ…あぁイッ、イくぅぅ…っ!!」
珠の様な汗が肌を伝い、身体を弓なりにしてメイコは俺の腕の中で絶頂を迎えた。
 
まだまだ、これからだよメイコ。
メイコが身体を落ち着かせている間に、俺はTシャツを残して全部脱いだ。


653:服従 六日目(4/6) ◆32MjLHmIG2sm
09/08/31 23:20:32 vsYhbMmJ
相変わらず股間のマイクはギンギンで、天井を指している。
そんな俺のを見たメイコは恥ずかしそうに身体を竦めた。もう何度も肌を重ねて
いるのに…
俺はメイコと舌を絡ませながらゆっくり押し倒し、スカートを捲くり上げてパンティを
引きずり下ろした。
「服を着たままってのもいいね。」
俺が言うとメイコは困った顔をした。
「服、汚したら嫌よ?」
「わかってるよ。」
さて、そろそろ一つになろうか。
俺は凶々しい自身をメイコの中にゆっくり挿入した。
「あぁっ、硬いよぉ…」
「メイコの中、気持ちイイよ…」
メイコをしっかり抱き締め、貪る様に腰を動かす。肉杭で膣内を引っ掻き回し、
時折子宮口を突き上げる。メイコが好む淫らなリズムを刻んでいく。
「ふあぁっ、イイよぉ…きゃうぅっ、あぁんっ」
俺が作り上げるリズムにメイコが歌う。
そうだ、アレやってみるか。
「メイコ、バックやるから四つん這いになって。」
「うん…」
素直に応じるメイコ。俺の邪な思考に気付いて…ないか。
四つん這いになったメイコ。秘処の周りは淫水が纏わり付き、太腿を伝っている。
…どこまで俺を煽れば気が済むんだよメイコはっ!けしからんもっとy(ry
俺が肉杭を突き入れると、ぐちゅりと淫らな音が二人の聴覚を刺激した。
「聞こえた?凄いいやらしいよメイコ。」
「カッ、カイトのせい…はうっ!」
人のせいにするから、意地悪して幾度も突き上げる。
「人のせいにするなよ。ほらっ、ほらっ。」
「あうっ…は、激しっ…あひぃっ!ひぃぃっ!」
メイコの淫らな歌声と俺が演奏する卑猥なリズムがフォルダ内に響く。
「ほらほら、誰か聞いてるかもよ?」
「やぁんっ、んくっ…んぅっ、くぅん…」
メイコは何とか声を出さない様に両手で口を塞いだ。
そうはいくか。俺はメイコの腰に腕を廻し、メイコを俺の上に引き上げて座らせた。
「んくっ!?」
そしてメイコの両手を掴み、後ろ手にした。


654:服従 六日目(4/6) ◆32MjLHmIG2sm
09/08/31 23:23:46 vsYhbMmJ
「ほら、メイコがさっきまで見てた動画のヤツ、真似してみたけどどうだい?」
そう言って下から突き上げる。
「ひゃっ、カイトらめっ、うあっあぁんっ!」
悲鳴の様な嬌声。でも秘口は悦ぶ様に俺を締め付けた。
「上の口はそう言うけどさ…下の口は悦んでるよ。凄い締め付けだ…」
「ちがっ…あひぃぃっ!」
メイコ、もっと俺を煽ってくれ。君にしか見せない汚れている俺を晒し出してくれ。
俺はメイコを突き上げながら聞いた。
「メイコ、もし目の前に全身が映る鏡があったら…興奮する?」
「ふあぁ、はひっ…そんな、おかしく…なっひゃうぅ…んあぁ…」
メイコは返事を返したが呂律が廻っていなかった。スイッチが入って、きっと俺しか
知らない可愛いアヘ顔になっているんだろうな。
「でも嬉しそうに俺を食らい付いているよ?それとさぁ―」
先程から思っていた事をメイコにぶつける。
「もしここに来たのが俺じゃなくて、レンやがくぽだったらどうすんだよ?」
「それは…あぁんっ」
返事する前に俺はメイコを突き上げた。
「無防備過ぎるよメイコ。ちゃんと躾しないと…ね。」
俺以外の男に見られたくないんだよ。レンならともかく、がくぽには…もし俺より先に
がくぽが来ていたら…と考えるだけで俺の胸は恐怖と嫉妬に引っ掻き回された。
その二つを振り払うかの様に俺はメイコを突き続けた。
「あぁんっカイトっひゃあぁっ…」
「メイコッ、メイコッ…っ!」
俺は…暴走した。[メイコは俺だけのものだ]と言わんばかりにメイコの腰を押さえ付け、
子宮口を突き上げた。結合部からは卑猥な水音が溢れ出す。
「カイトらめぇっ壊れちゃうっイクッ、イッちゃ、――っ!」
メイコの身体は感電したかの様にビクッ、ビクッと大きく震え、俺を締め付けた。
それと同時に俺も絶頂を迎え、メイコの中に白い欲望をぶちまけた。実る事はない
けれど、独占欲と征服欲を満たしてくれる。メイコの中で刻み込む様に何度も脈を打った。


655:服従 六日目(5/6) ◆32MjLHmIG2sm
09/08/31 23:25:59 vsYhbMmJ
「カイトぉ…」
メイコは小さな声音を漏らして俺にもたれ掛かった。
俺もメイコを抱きしめ、最愛の女性と共に快楽の余韻を味わう。
「…んもう、カイト激し過ぎ…」
しばらくしてメイコが呟いた。
「ごめん。でも、ここで一人Hしてたメイコだって悪いよ?」
「うぅ、わかったから言わないでよぉ…」
少ししてメイコが腰を上げて身体を離した。メイコの秘口から俺のメイコの混ざり合った
愛液が零れ落ち、俺の肉杭に降り注いだ。
メイコは身体の向きを変え、俺の肉杭にかかった愛液を舐め取る。
「ん…おいし…」
多分マスターのお宝フォルダの動画を見て真似をしたんだろう。それでも嬉しいし
見てるこっちも興奮する。
メイコは腰を振りながらうっとりとした表情で、そのまま俺の肉杭をしゃぶりだした。
俺はそんなメイコの頭を愛おしく撫で回す。ヤバ…欲望が止まらなくなる。
「メイコ、嬉しいけどまた元気になっちゃって犯っちゃうよ?いいの?」
するとメイコは口から俺のマイクを解放させ
「スイッチ…入っちゃったから、もう一回しよ?」
と小悪魔の様な笑みを浮かべた。
 
つくづく俺はメイコには敵わないなと思う。ま、それでいいけど。


656:服従 六日目(6/6) ◆32MjLHmIG2sm
09/08/31 23:27:16 vsYhbMmJ
以上、お目汚し失礼しました。

2年前なんてボカロどころかDTMすらも知らなかったもんなぁ。再度ミクおめ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それではおやすみなさい。


657:名無しさん@ピンキー
09/08/31 23:28:46 RLcrCYpY
ミクって処女なの?

658:名無しさん@ピンキー
09/08/31 23:48:40 Z5V0oBIA
そういやサンデーラブジェット以下略が一周年だったなwwGJwww

659: ◆Yqu2Vih7dU
09/09/01 01:30:32 sJFNK9vE

ミク誕がらみで小話ひとつ。がくミクです。
例のレングミはもうちょいお待ちください。

しかし、>559さんの人気に嫉妬w

660:なんてことのない日常(がくミク)1/4 ◆Yqu2Vih7dU
09/09/01 01:31:48 sJFNK9vE

例によって、例のごとく。
がくぽさん宅にお邪魔して、ふたりで縁側でまったりしてます。

今日のお茶菓子は、うちにお中元で届いた水ようかん。
うちの家族にはあまり和菓子を食べるひとがいないので、
もったいないからといくつか持ってきたのでした。

「はー、やっぱり、水ようかんは良いのう。」
「そですねー、あんこは良いですよねー。」

そんなやりとりをしつつ、麦茶をいただきつつ。

「ところで、”project DIVA”、進捗はどうです?」
「いや、なかなか難しいのうあれは。水着なぞ出る気がせんぞ。」
「レン君は、全モジュール制覇したって言ってましたよ。」
「ほう。それはすごい。」

世間話をしたり、お互いの近況を話し合います。
それは、いつものことで。


661:なんてことのない日常(がくミク)2/4 ◆Yqu2Vih7dU
09/09/01 01:32:56 sJFNK9vE

きょうは、ぐみさんはレコーディングで不在とのこと。
なので。

ぴた、とがくぽさんに身を寄せてみます。
くっついた腕と腕が、じんわりと熱くなり、汗ばんでくるのがわかります。

「しっとりしてますねえ。」
「そうだのう。」

ごち、とおでことおでこがぶつかり。
ふざけてぐりぐりとし合った後で。

唇と唇が重なります。はじめは軽く、次第に深く。
そして。

「……初音殿。」
「……はい。」
「その……、部屋に上がらぬか?」

がくぽさんが、律儀に聞いてきます。
これも、いつものことで。


662:なんてことのない日常(がくミク)3/4 ◆Yqu2Vih7dU
09/09/01 01:34:44 sJFNK9vE

布団の上で正座で向かい合い、服を脱がせあいます。
こういうときについ正座になってしまうのは、なぜなんでしょうか。

どさくさまぎれにお腹をつままれたり、つまみ返したり。
身体にキスされたら、同じところにキスを返したり。
お互いの、いちばん敏感な部分に触れあったり。
そんな風にしつつ、服を取り払ってゆきます。
これも、いつものことで。

がくぽさんが私の中に入ってくるときに、
「あ……。」
と、短い声をあげ、何ともいえない顔をするのも、
気持ち良いときに、私の腰をぐっと掴むのも、
いくときにかすれた声で私の名前を呼ぶのも、
これも、いつものことで。

こういうことは。
慣れると飽きて、だんだんしなくなっちゃうものなのかなと昔は思ってました。

でも、実際は。
するほど「いつものこと」が気持ちよくて嬉しくて。
少なくとも私は……。飽きるとか、そういう気持ちにはなりそうもありません。


663:なんてことのない日常(がくミク)4/4 ◆Yqu2Vih7dU
09/09/01 01:37:11 sJFNK9vE

-----

「ときに初音殿。」
「はい?」

ふたり、タオルケットにくるまりつつ、世間話の続きです。

「もうじき誕生日だが。何か欲しいものはあるか?」
「うーん、そですねえ……。特に……。」
 て、そういえば。がくぽさんのお誕生日権も、まだ行使されてませんよ?」
「あ、そういえばそうだったの。」

がくぽさんの誕生日の時も、特に欲しいものはないということで。
プレゼントは「お誕生日権」として保留になってたのでした。

欲しいもの……。
敢えていうなら、このなんてことない日常が続けばいいな、と。そんなことを思いつつ。

「ならば、ふたりで、何処かに行くか?」
「何処かって、何処ですか?」
「んー、例えば。温泉とか。」
「いいですねー、温泉。上げ膳据え膳でまったりしたいですねー。」

またつらつらと、取り留めのない話をするのでした。


664: ◆Yqu2Vih7dU
09/09/01 01:38:08 sJFNK9vE

以上です。
ちょっと遅れちゃいましたが、初音さん、お誕生日おめでとうございます。

初音さんが居なければ、この分野(ボカロ)にここまでどっぷり
ハマることもなかったんだろうなあ、と思いつつ。

665:名無しさん@ピンキー
09/09/01 02:16:44 7w0/xvlZ
縺セ縺」縺溘j縺励※縺ヲ縺医∴縺ョ縺�
縺ッ繧薙↑繧翫▲縺ヲ諢溘§縺梧シゅ▲縺ィ繧九�ュ

666:名無しさん@ピンキー
09/09/01 02:40:38 7w0/xvlZ
やば、このタイミングで文字化け…

がくミクははんなりしてていいなぁ

667:名無しさん@ピンキー
09/09/01 10:22:21 b6b6f3RP
はんなり
いい言葉だ

668:名無しさん@ピンキー
09/09/01 19:17:12 N+J7s30R
縁側で羊羹ながくミク素敵でした

669:640
09/09/01 22:33:03 8gt78V45
>>649
GJどもでした。
鬼畜さんとこのカイメイはあいかわらずけしからん、いいぞもっとやれ。

>>659
奥ゆかしいがくミクGJです。
その奥ゆかしさを自分は見習うべきだと思いました。初音さん可愛いよ初音さん。

こんばんは、640です。後編を持ってきたので投下します。
・がくミク
・後編にエロはないよ
あと、あとがきでちょっとお詫びしたいことがありますサーセン。

670:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 後1
09/09/01 22:33:57 8gt78V45

***


強い光を感じて、目が覚めた。
停止していたはずのエアコンは自分より早起きをして、既に仕事を始めている。

「あっ。おさ……おは、おはようごじゃ、ございますっ!」
寝ぼけているがくぽが見上げた先には、ミクが立っていた。
カーテンを開けにきたらしい彼女は、がくぽに噛みまくりの挨拶をするなり、
寝室を飛び出していった。

何だあれは、しかしミク殿は愉快だなあ。
―そう暢気に考えながら、がくぽは大きな欠伸をする。
ふと目線を落として、タオルケットの下が全裸であることに、漸く気がついた。

「……あー……」
そして、自分がどんな行為に耽っていたのかを思い出した。
不意に恥ずかしくなって、髪を掻き上げてみる。すると何故だか笑えてきた。
一人で赤面したりニヤついたり、忙しい男である。

ふと時計を見ると、11時を過ぎていた。
がくぽは足元に落ちていた浴衣と下着を拾い上げ、さっと身につける。

腰が怠い。
立ち上がり、歩きながら思う。
扉の陰から顔を出してみると、見慣れた後ろ姿と、浅葱色の髪が目に入った。

「お早う、ミク殿」
「ひっ!」
「な……。ひっ!とは何事か、ひっ!とは。我も傷つくぞ」
がくぽは呆れたように言うと、椅子に腰掛けた。
テーブルの上には、美味しそうに焼けた、鯵の干物が並んでいる。
おどおどしているミクと交互に見遣ると、再び口を開いた。

「すまなかった。その……夜明けまで。あと回数も」
がくぽが謝った途端、がんっ!と派手な音がした。
戸棚の角で、ミクが小指をぶつけたらしい。
痛そうに顔を歪め、声にならぬ声をあげている。

「ミク殿、流石に動揺しすぎであろう」
「だっ、だって、がくぽさんが変なこと言うから!」
「夜明けまで、と申しただけだ。回数のことと」
「……もー!ばか!それが変なことなんですってば!」
ミクは真っ赤になりながら、グラスに冷えた麦茶を注ぐ。
思わずがくぽもつられて赤くなり、照れ臭そうにそれを受け取った。

「まあ、何だ……6回のうち2回くらいは、夢だと思ってくれても構わぬゆえ」
「違います、5回ですっ!がくぽさんが、い……イッた、のは6回ですけど!」
あの後に寝室で2回、風呂場で1回、ベッドに戻って1回。
風呂場での行為の際に、がくぽは1度、ミクの口で果てたのだった。
二人揃って力尽き、眠りにつく頃には、夜が明けていた。


671:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 後2
09/09/01 22:34:25 8gt78V45

「こんなに明るいうちから、何と破廉恥なことを申しておるのだ。まったく」
「~っがくぽさんが!回数、逆サバ読むからっ!」
二人とも真っ赤になりながら、大きめのテーブルに向かい合う。

どんな朝も、妙に意識して照れてしまう。
この初々しさは1年経とうと、いや恐らく何年経とうと変わらない。

「待てミク殿、それは醤油ではなくソースだぞ。玉子かけご飯に、新たな波を呼ぶ
つもりか?」
「わっ、ほんとだ!……って、がくぽさんこそ、お箸逆さまですよ」
「む」
ミクは醤油の瓶を、がくぽは箸を、それぞれ持ち替える。
そして、二人ほぼ同時に、小さく頭を下げて「いただきます」と呟いた。
朝食と呼ぶには量の多い、朝昼兼用の食事だ。

「……その、大丈夫か。ミク殿は。腰とか」
「だ!大丈夫、です、けど。とかって何ですか、とかって!変なこと言わないで
くださいってば、食事中だしっ」
「うむ」
それは考えすぎだとか、何故そういった方向に考えるのかだとか、突っ込みたいことは
幾つかあったが黙っておいた。
迂闊に口にして、干物を没収されては堪らない。

「でも。う、嬉しかった、です」
玉子かけご飯をちまちまと食べながら、ミクは恥ずかしそうに呟いた。
がくぽが何も言わないうちから、一人で真っ赤になり、俯いている。

「ん?何がだ?」
「な、何回も、してくれた、から……」
かちゃん。
がくぽは箸を落とした。
拾い上げる間もなく、彼もみるみるうちに赤面していく。

「あっ、その、変な意味じゃなくて!何て言うか……嫌じゃなかったです、っていう……」
「分かっておる」
軽く咳払いをしながら、照れた口調で返した。漸く箸も拾う。

どぎまぎしながらの食事は、何だか食べた心地がしない。
初めて愛し合った日の翌朝もこうだったな、などと思い返してみる。
その時はまず、互いに妙に意識してしまって、目も合わせられずにいたのだが。
現在は朝の挨拶が出来るようになっただけ、進歩したということか。

「……ご馳走様。湯を浴びてくる」
がくぽは律義に合掌してから、空になった食器を持って立ち上がった。
冷静さを取り戻したかのように見えるが、頬はまだほんのりと赤い。
せっかく美味しそうな鯵を焼いてもらったのに、味わった心地がしなかった。



672:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 後3
09/09/01 22:34:51 8gt78V45
洗い桶の中へ、さっと濯いだ食器を入れる。
冷蔵庫の前を通り掛かった途端、がくぽは忘れていたものがあることに気付いた。

「しまった!」
慌てて扉を開くがくぽに、ミクも驚く。
不安げに背後から見つめていると、紙製の、取っ手の付いた白い箱が見えた。

「がくぽさん?それって」
「忘れておった……苺のショートケーキ、ミク殿の好物ゆえ買っておいたのだが」
すまぬ。と力無く謝るがくぽに、ミクは首を横に振る。

「そんな、わざわざありがとうございます!気持ちだけでも嬉しいですし、ほら、
多分まだ大丈夫ですよ!」
「……食べるのか?」
「冷蔵庫の中だったし、平気ですって」
「あまり気が進まぬのだが」
ちらりとミクを見ると、彼女は瞳を輝かせて、白い箱を凝視していた。
甘いものに目がないことは分かるが、少しは消費期限とやらを気にしてほしいと思う。
だが、ここで取り上げてしまえば、鬼!だの冷酷!だのと今日一日中言われるのだろう。

「仕方がない。が、腹を壊すでないぞ」
「はーい!やったあ、ケーキ!」
ミクは嬉しそうに皿を出してから、いそいそと箱を開ける。
がくぽの分の皿も出してくれたのだが、ケーキはミクの分しかないことを告げると、
残念そうに引っ込めた。

「でも、あれ?がくぽさん、箱一回開けました?」
シールで封をされているところが、切られている。
不思議そうな顔をするミクを、がくぽはまあまあと宥めた。
彼女がどんな顔をするのか、思わず気になってしまう。

「え……」
ミクは驚き、戸惑うような表情を見せる。
ケーキの隣に、ピンク色のビロードの、丸みを帯びた小箱を見つけたのだ。
その形や大きさから、これの中身が何なのかは、すぐに分かった。
しかし、認めてしまうのは悔しいというか、恥ずかしいというか。

「えっと、マ、マトリョーシカ?」
「そんな訳がなかろう」
素早いツッコミ。
呆れた表情で見つめてくるがくぽを、ミクは直視出来ない。
何故か、涙まで浮かんできた。

「何がいいのかと迷った揚句、これしか思い浮かばなくてな」
小箱を取り出し、開けるように促される。
何となく分かってはいても、改めてその中身を知ってしまうことは少し躊躇われた。
悪気はないのだが、思わず突き返してしまう。

「っが、がくぽさんが、開けて。ください……」
悲しそうな顔をするがくぽに、ミクは真っ赤になりながら言った。




673:『大切な日には、花束とくちづけを』 がくミク 後4
09/09/01 22:35:16 8gt78V45
その言葉を聞いて安心したのか、ふと表情を和らげ、がくぽは微笑んだ。
ミクから小箱を受け取ると、彼女に中身が見えるように開く。

「……綺麗……」
きらりと輝く、女の子らしいデザインの指輪。
銀色の小さな花に、やはり小さな石が埋め込まれている。
爽やかなミントブルーの石が、可愛らしい印象を引き締めているようだった。

「ほれ」
「え、あの、何ていうか!指輪はその、女の子のロマンが」
「ロマン?」
「好きな人に、嵌めてもらいたいなーって……あ!深い意味はないんですけど、うん、
ないですよ!?」
慌てて言うと、がくぽに笑われてしまった。
恥ずかしくて首筋まで真っ赤になるミクが、尚更可笑しいらしい。
堪えきれない笑みを漏らしつつ、がくぽは指輪を取り出す。

「手を出して」
「へっ」
「嵌めてほしいと申したのは、ミク殿であろう?ほれ」
なかなか手を出さないミクの代わりに、がくぽはそっと、彼女の小さな手を取った。
左手。
そしてやはり左手の、薬指に指輪を嵌めてやる。

「……!」
「うむ、似合うな」
嬉しそうに、そして満足そうに笑うがくぽ。
左手薬指の指輪の意味が分かっていないのか、それともわざとなのか。

「ミク殿?」
わなわなと震えるミクの顔を、不思議そうに覗き込んだ。
途端に、彼女は勢いよく顔を上げる。
怒っているのかと思っていたが、涙を堪えながら笑っているではないか。

「何か、びっくりしちゃって。でもすっごく嬉しいです……ありがとうございます!」
ミクはそう言って、とびっきりの笑顔を見せた。
左手の薬指に嵌められた指輪を眺めては、嬉しそうに笑う。

そんなミクの体が、突然ふわりと浮いた。
驚く彼女の間近に、辛抱堪らなさそうながくぽの顔がある。

「がくぽさん?」
「あー……その。少し遅れるゆえ、誕生パーティーの準備はゆっくりで構わぬと
連絡しておいてくれ」
お姫様抱っこで、寝室へと向かう。
わけが分からなさそうにしていたミクも、やっと気付いた。

「ばっ、ばか!がくぽさんのばか!」
「馬鹿で結構。お主が可愛いのが悪いのだ」
「て言うか、あんなにしたのにまだ足りないんですか!ちょっと聞い―……」
ばたん。
寝室の扉が閉められ、もう何も聞こえなくなった。

暫くして甘い声が微かに漏れてきたというが、それはまた別の話である。




674:640
09/09/01 22:38:33 8gt78V45
これで終わりです。お疲れ様でした。
実は昨夜の前編、投下ミスしてましたサーセン。
地味に容量も食うしで、迷った挙句外部ロダに完全版上げときました。
よろしければどぞ。

URLリンク(www1.axfc.net)ミク誕がくミク

それでは。


675:名無しさん@ピンキー
09/09/01 22:54:33 AIj6GNUR
GJ!!!

もうミクの腰はがっくがくですな

676:名無しさん@ピンキー
09/09/02 07:57:52 CMNSrODh
>>675
誰がうまいこと(ry

677:名無しさん@ピンキー
09/09/02 08:21:39 /zp8FPC0
GJ!DLさせてもらいました

678:名無しさん@ピンキー
09/09/02 10:06:22 qRRLNRG+
GJ!!
良かった

679:名無しさん@ピンキー
09/09/02 21:35:20 xCW9eCvj


レンリンでえろなんぞ
どうでしょうww



「やぁぁ…っ」

レンが差し出した太ももの上であたしは喘ぐ。
彼は容赦なくあたしの腰を掴んで、
自分の太ももへと押しつけている。
太ももに擦られて感じるなんて、
あたしはどうかしている。
ぼんやりとした頭で、
何故こんなことになったのかを
必死になって探している自分がいる。
もうイってしまいそうだからかもしれない。
ことの発端はなんだったのか。
あたしは、雑誌に夢中で
生返事を繰り返すレンに腹を立てて、
ソファに腰掛けているレンの太ももの上に乗って、
ただ邪魔をしようと思っただけだったのに。
暑さのせいで下はパンツだけだったのが
悪かったのか、
最近ご無沙汰でかなり溜まっていた
相方のスイッチを入れてしまったらしい。
彼は雑誌を傍にある丸テーブルに置くと、
両の太ももに乗っていたあたしを持ち上げ、
片方の太ももに座らせた。
何をするつもりなのかと不思議に思っていたら、
急に腰を掴まれて――

「や、はぁ…っ、れ、あ、あ、…っ」

この状況である。




680:名無しさん@ピンキー
09/09/02 21:38:33 xCW9eCvj
679続き→


イきそうなくらい気持ち良いのに、
決定打となるような大きな快感は得られなくて、
まるで焦らされているようで
(いや、レンはそれを狙っているのかもしれないけれど。)、
まともに考えられない。
先程から喘ぎっぱなしのあたしの口に、
レンの口が近付いて来て深く口付けられる。
ざらざらとした舌が口内を駆け巡り、
ただもうその感触に夢中になっていた。

「ぷは…っ」

「は…リンってばこんな喘いじゃってさ、
本当、いんらんだな…っ」

「…ちが…う、ぁんっ…ひゃあ…っあ」

一層激しくなった足の動きにバランスを崩して、
あたしは前に倒れかける。
咄嗟に落ちてしまわないように手をついたら、
前方に傾いたあたしは更に
良いところにレンの刺激を受けてしまった。

「やだ…うぁああレン、レン、れ…
あぁああぁんっあ、あ、あ」

レンが急に腰を持ち上げ、

「いいくせに…っ この、いんらん…っ」

と耳元で囁いて、膝でぐりぐりと刺激してきた。

「あ、あ、あ、やだあ…っそれ以上した、ら
いっちゃ、いっ、いっちゃ…あぁああぁっ」
耐えられず達したあたしをレンは笑った。





681:名無しさん@ピンキー
09/09/02 21:45:00 xCW9eCvj
680続き→



「…はは…リン、すご…超えろい」

「うるさ…!レンのばか…っ
なんでいっつも突然盛るのよ!
もっとムードとか場所とか時間とか考えてよね!」

今は真っ昼間なのである。
いくらオフの日だからといって、
明るい陽に照らされながらヤるのは恥ずかしい。
だから、リンが怒る気持ちもわかるのだが。

「ノリノリで喘いでたくせに…」

「な…!」

リンの顔が真っ赤に染まる。

「だいたいさぁ、太ももと膝で
イッちゃうとかヤバくない?」

「~~っ!!」

「リンって本当にえろいと思う。」

「それは…っだって…!」

「それにさ、」

彼はそう言ってあたしをお姫様だっこして持ち上げると、
寝室まで行き、布団の上にあたしを置くと、

「こういう昼間からヤる方が、
背徳感があって良くない?」

とニヤリと笑った。

「レンの方が断然変態…!」

「否定はしないけど~」

レンはそう言って楽しそうにあたしの下着を脱がすと、
自分自身を取り出した。
そうしてあたしのそこにそれを当てた。
少し触れただけで声をあげたあたしをレンはまた笑って、
あたしのそこを擦るように自分を緩く動かしながら言う。

「ほんと、リンってば敏感。」

「ちがっ…!」




682:名無しさん@ピンキー
09/09/02 21:48:50 xCW9eCvj
682続き→



「うそ、こんなに濡らしといて?」

「れ、レンにだけ、だも…んっ」

「!あ、やべ」

「あ、レン…おっきくなった」

「言うなって…恥ずかしいだろ」

「レンにも恥ずかしいとかあるんだね」

「うっせー」

レンの変化をあたしのそこは敏感に感じとった。
レンも余裕がないんだ、とあたしがチラリと舌を出して笑うと、

「あ、イイコト思いついた」

げ。嫌な予感がする。
レンがこういう顔をするのは…いつも嫌な事を思い付いた時だから。

「ね、縛ってやっちゃう?」

「冗談じゃ、な…ちょっと?!」

「いいからいいから♪」

あたしは両手首をあたしの服のスカーフで後ろ手にきつく縛られた。

「本気!?や、やだやだやだ」

うつ伏せの姿勢で、腰から先だけ高く持ち上げられて、
いいようもない恐怖感があたしを襲う。

「お願い、レンやめて…っ」

「えー?すっごいそそるんだけど」

「ちょっとぉ…」

もう一度レンは先っぽを触れさせてきた。

「リンだって、さっきのじゃ足りないでしょ?」

俺がもっと気持ち良くしてやるよ、と耳元で囁かれる。
あたしが耳が弱いの知ってるくせに…!

「ね、俺が、欲しいんでしょ…?」




683:名無しさん@ピンキー
09/09/02 21:56:52 xCW9eCvj
上間違ってますねorz681続きです

682続き→



「う…っわ、分かったわよ…でも今日だけだから…あぁんっ」

喋っている途中で急にいれられる。
レンがあたしの中をかきみだして、
先程と比べようもない快感があたしを襲う。

「う…はぁ…んっ はいって、…っやだぁ…っ
どうしよ…っおかしくなっちゃ…ぅ!」

「…はっ、なれば…いい…!」

「あ、ぁ、あ… レンっ そんなに激し、く動かさ、ないで……っ」

「無理…っ良すぎて腰とまんねー…っ」

「あ、やぁあぁっ… あ、深っ…
これふかぁい…レ、ン…あ、うあ、あん」

「リン、いつもよりキツいんだけど…
もしかして…っこういうアブノ、好きなんだ?」

「違…ひあぁ、あ、あ、んぁ、」

容赦なく攻めたてられてあたしはまた喘ぎっぱなしだ。
どうしよう、いつもより奥に当たるそれは
あたしをいつもより追い詰める。
両手は縛られて自由が効かない、
そのことが余計にあたしを煽った。
苦しいのに、すごく気持ちがいい。
レンはかまわず動き、その律動に合わせてあたしの腰も揺れ続けた。

「ひ、や、はあぁっ あ んぁっあんっっ」

「く…あっ…はっ」

「もっと、もっと、奥ぅ…!」

「だ…からいん、らんだ…って…!ほらよ…!」

「きゃう…っ!」

自分の口からとんでもない言葉がこぼれだす。
もう、本当にヤバい。
レンは更にあたしの腰を掴んで自分に押し付けた。
強い刺激に頭がチカチカする。すごく気持ちがいい。
このままどこかへいっちゃいそう…

「いた…ぁっ」

意識を手放しかけたあたしの首筋にレンがきつく噛みついて、あたしは引き戻された。
でも、本当にそろそろお互いに限界だった。




684:名無しさん@ピンキー
09/09/02 21:58:53 xCW9eCvj
683続き→



「ひ、や、はあぁっ あ んぁっあ、あっれ、ん…あ…いっちゃ、またいく…ぅっ」

「俺も…限界っ…だす…よ?…っ」

「いいよ…っ中に…中にきて…ぇっ」

「…はっ」

「うぁあぁあぁあああ!いく…っ」




「レンのばか…腰痛い…」

「ごめんごめん」

「しかもすごい跡ついてるし…」

「うわ皮むけてる!痛そ…」

「痛いわよ!」

「や、もう本当にごめん!ちょっと暴走した」

「ちょっと?」

「でもリンもいつもより感じてたし、良かったんでしょ?」

「そんなこと…!」

「またまたぁ~」

「…レンの…ばかーっ!!!」


その後ヤるときに度々レンに縛られるようになったことは、言うまでもない。





685:名無しさん@ピンキー
09/09/02 22:00:56 xCW9eCvj


お粗末様でした(^ω^)
ボカロえろはレンリンが好きなので…
欲望のままに突破的に書いたぜ!
読んで下さった方いましたらありがとうごさーますw




686:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:10:34 pVz+yisg
>>679
乙。

半年ROMってからまたおいで。


687:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:14:53 mLuokAAT
がくミク良作やね
前のレンメイも良かったが
しかしがくぽの殿喋りじゃないあの作品が大好きだ

688:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:30:45 pe5nigcZ
>>649
GJ!続き待ってた
相変わらずエロくてたまらん描写が好きだw

がくミクもGJ
初々しくて可愛いよがくミク

689:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:57:46 YI143Y3c
殿喋りじゃないがくぽって最近あったっけ

690:名無しさん@ピンキー
09/09/03 02:32:57 gQhgiU27
記憶にない
脳内修正されてるだけかも

691:名無しさん@ピンキー
09/09/03 02:39:09 YI143Y3c
やっぱり無いよね
過去スレの話かな

692:名無しさん@ピンキー
09/09/03 03:40:07 aOyQCmC+
優しくしないで、とか?

693:名無しさん@ピンキー
09/09/03 07:56:22 R74KHZvB
チャラ男がくぽには吹いた

694:名無しさん@ピンキー
09/09/03 08:02:49 spYn8R3o
がくぽ「つーかさーマジありえねーんだけど、超ヤバくね?的なカンジで~」
レン「全っ然がくぽの声で脳内再生されねぇ」

695:名無しさん@ピンキー
09/09/03 08:52:36 z0ODAIVk
殿or武士口調はあの服装故だな。正直浮いてるしw


696:名無しさん@ピンキー
09/09/03 10:11:23 EdYS2AOr
>>694
ルカとがくぽの おとなのラジオ 聞けば問題無し

697:名無しさん@ピンキー
09/09/03 10:23:32 ztRBLEMW
あの動画はアダルトすぎてエロくないという不思議w

698:名無しさん@ピンキー
09/09/03 10:41:39 ZKafCAEo
携帯氏のSSに新鮮な設定のがあった気がする

699:名無しさん@ピンキー
09/09/03 11:27:48 spYn8R3o
>>696
そんなんあるんか…
まだボカロは聴き始めたばかりだから知らなかった
今度見てみるわ

700:名無しさん@ピンキー
09/09/03 11:57:02 fOJIfhO8
>>698
ウィッシュ
そうだよ、ウィッシュ侍がいたじゃまいか

701:名無しさん@ピンキー
09/09/04 09:39:46 SKoyaY07
保管庫、13-441ってカイメイじゃなくてカイルカじゃなかった?
確かキス魔なカイトとルカってリクエストだったのに保管庫だとカイメイになってる。

702:名無しさん@ピンキー
09/09/04 12:18:08 xgV5gzFY
>>545
GJ

703:名無しさん@ピンキー
09/09/05 06:00:14 L4yoUSc1
先生…ハクのエロ成分が…ほしいですorz

704:名無しさん@ピンキー
09/09/05 07:47:23 a8TlCWEe
ハク「巨乳になんて生まれてこなければよかった!」

705:名無しさん@ピンキー
09/09/05 11:05:01 qbIvL2Y9
>>704
ミク&リン「このぜーたくものがあぁぁあ」

706:名無しさん@ピンキー
09/09/05 11:32:33 xTQynyvc
>>705
グミも混ぜてあげて

707:名無しさん@ピンキー
09/09/05 14:36:10 p9R8NcSP
グミは意外と胸あるから困る

708:名無しさん@ピンキー
09/09/05 14:49:27 D3P9miO/
貧乳と巨乳だけじゃなくて、普通という子がいてもいいと思うんだ。


709:名無しさん@ピンキー
09/09/05 17:55:00 xTQynyvc
グミは普通なのか。
確かに巨乳と貧乳だけじゃあ極端だな。

710:名無しさん@ピンキー
09/09/05 18:07:51 6ZgIePTw
GUMIはCかDくらい

711:名無しさん@ピンキー
09/09/05 21:58:31 xTQynyvc
ミク&リン「おk、あの緑は敵だ。」


712:名無しさん@ピンキー
09/09/05 23:25:04 p9R8NcSP
しかしリンは伸び白のある貧乳だ!

ボーカロイドに成長という観念があるなら。

713:名無しさん@ピンキー
09/09/05 23:51:07 S3xzbbFd
ミク&リン&グミ&ネル&テト「A・B・C・D・Eカップ!F・G・Hとかありえな~い!」

714:名無しさん@ピンキー
09/09/06 00:22:49 3hwHaMF7
ちょっとした小ネタを
既に誰か考えてそうだが



リン「ねーねーGUMIさん、そのゴーグルちょっと借りてもいーい?」
GUMI「いいですよー♪はい、どうぞ」
リン「ありがとー!」


リン「服の下に、こうやって……うん、これでよし」
レン「リン、鏡の前で何してんだよ」
リン「あ、レン見て見て!じゃーん♪どう?」
レン「…!ちょ、お前どうしたんだよその胸!?」
リン「あたし今成長期だし、このぐらい当ぜ…」
ズルッ
リン「あ」
レン「……っぶはははははははは!」
リン「な、何よ!そんなに笑わなくたっていいでしょ!」
レン「だってお前、そんなに簡単にゴーグルずり落ちるって事は、要は引っ掛かる大きさですら無えって事じゃねえか、あははははははははは
……すみません調子乗り過ぎましたマジでごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめぎゃああぁああぁあぁあああ!!!!!」


GUMI「リンさんどうしたんだろう急にゴーグルだなんて。レンさんと仮面ライダーごっこでもしてるのかなぁ」
がくぽ「でぃけえええええええぇいど」

715:名無しさん@ピンキー
09/09/06 01:50:13 4bPyr7ZN
GUMIは谷間あるんだよな
谷間って何カップあれば発生するものなんだろう

716:名無しさん@ピンキー
09/09/06 02:59:37 WqQTIbOh
>>715
ブラに金をかければAカップでも可能
脇やら背中から肉を無理やり寄せ集めて胸を作る
下着によって2サイズ(約6センチ)は変わる

717:名無しさん@ピンキー
09/09/06 09:22:26 hhYZ0fW4
>>714
最後の一行で吹いた

718:名無しさん@ピンキー
09/09/06 09:47:34 fUmE/Ce1
>>714
不覚にも最後の一行ワロタw

719:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:03:18 MwgjaC09
>>714
最後が脳内再生されて噴いたw

720:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:33:32 2BWFyWex
ハクねぇネタといや
前スレ?で出でた三久とか良さそう

今日も売れずにヤケ酒かっくらい、べろんべろんに酔ってごみ捨て場に行き倒れたハクねぇを三久が懐抱という名のお持ち帰りしたら逆に襲われました、みたいな小説が読みたい。

721:名無しさん@ピンキー
09/09/06 12:20:44 /CGODlHR
満久ってなんや?

722:名無しさん@ピンキー
09/09/07 23:11:52 AKP1lzUG
>>721
数少ないオヤジ型亜種

723:名無しさん@ピンキー
09/09/08 08:23:25 PZmFfx+n
カイメイ読みたいなぁ…保管庫行くか。

724:名無しさん@ピンキー
09/09/08 15:47:29 G1kP54z5
720さんのネタ、個人的にはカイトがいいな。

725:名無しさん@ピンキー
09/09/08 19:55:08 T/Tzxyp+
むしろ俺で

726:名無しさん@ピンキー
09/09/08 21:38:27 rq8SqwsS
いやいや俺だ

727:名無しさん@ピンキー
09/09/08 21:44:00 kkshHc65
「うう… どうせ私なんか…ヒック
永遠の二番手でネタキャラ扱いですよ…」
「悪い酒だよハクちゃん。ほら、おうち着いたよ。
それにハクちゃん愛されてるじゃない。動画にもいっぱいツマンネって…」
「うるさいうるさい!お前に亜種の苦しみがわかるもんかうわああーーーん!!(ビリビリビリ)」
「ちょ!やめてハクちゃんやめて服破かないで!そしてベルト抜かないで!更に下着に手をかけないでギャーーーーー!!!」


むり だれか たのむ

728:名無しさん@ピンキー
09/09/08 21:57:42 6r4JpEUL
続き!

729:名無しさん@ピンキー
09/09/08 22:14:02 CXqjuvIv
ルカ  →  レン  → ミク がジャスティス

730:名無しさん@ピンキー
09/09/08 22:41:26 dKMWzVJt
流れを切るようで悪いけど、何となく思い付いた小ネタ投下
・マスミク
・鬱?
・微エロ



不毛だと、誰かが言った
人間とボーカロイドの恋など不毛だと
悲そうな顔で、そう言った

愛しているよと、マスターが囁く
私の非現実的な薄緑色の髪を、優しく撫でながら
愛しくなって私も囁く
愛していますと、マスターの頬へ手を添えて
マスターの手が、私の上着のボタンへとかかる
外気に晒される、私のささやかな膨らみ
マスターの指が、私の身体をなぞる
臍から胸へと、まるで指先でなめ回すかのように
嗚呼、このパターンは何回目だろうか
何十回、何百回と肌を重ねた内の、何%だろうか
マスターの囁きを間近で聞くだけで、肌が触れ合うだけで、私は濡れてしまう
淫媚な音と共に、私は淫らな汗をかく
肌を重ねる度に、私の身体は敏感さを増していく

不毛だと言うのならば、この変化はなんなのだろう

マスターが私を貫く。熱を帯びて、私を浸蝕する
響くのは、肉同士をたたき付ける音と、水音
それでも物足りなくて、唇を重ね合う
ねっとりと、舌を絡ませ合う
心と共に、身体も熱を帯びる。より激しく求め合う

不毛だと言うのならば、この気持ちはなんなのだろう

二人、同時に果てる
マスターの熱が弾ける。私の胎内に、浸透する
唇を離し、息を整える
マスターが………囁く

嗚呼、聞きたくない、忘れたい、最悪のビロートーク

不毛だと、マスターは言う
人間とボーカロイドの恋など実らないのだと
涙を流しながら、マスターは言う




抽象的なエロを書こうと思ったけど難しかった

731:sage
09/09/08 23:03:11 Py3i4w+q
「あっ…あっ、ああっ、がくっ」
「ルカ殿…」
卑猥な音が闇夜に大きく響く、気がして、
ルカは激しく身を震わせた。
「んあっ、や、あっ」
「ルカ…」
「やめ…っ」
「ルカ…ルカ」
「…わないで…っ」
激しく打ち付けられる腰、その官能と、
がくぽの低い声でもうルカはどうにかなりそうで、
必死で頭を振って理性を保とうとしている。


…ってがくルカって需要ないみたいなのでこれで去ってみる。



732:名無しさん@ピンキー
09/09/08 23:36:04 DvbJLIWI
>>727
ハク姐さんの更なる積極的なエロを是非…!

>>730
切ない雰囲気がひしひしと伝わってきた。抽象エロGJ!

>>731
需要有り有りですが何か
二人なそこまでの経緯や続きが気になる
あとsageはメ欄に

733:名無しさん@ピンキー
09/09/09 01:53:40 lqhCPD/i
誰だよ需要無いなんて言ったのは!!
正座して待ってる

734:レングミ
09/09/09 02:27:55 A3yhBbVV
彼女のゴーグルをそっと外して額にキスをする。すると彼女は少し身を縮めて、言った。
「くすぐったいよ」
…ムードも何もあったもんじゃねえ。と、俺は軽くため息をはく。
ゴーグルを床に置いて今度はヘッドセットに手をかける。
「でも俺で良いわけ?アンタ、マスターが好きなんだろ」
「…私はVOCALOIDだから」
自嘲気味に彼女は呟く。
「人間のマスターに好きなんて言っても通用しないのは分かってるもの。…だからせめて歌以外の、こういうことでもマスターを喜ばしてあげたいの。
だから、男の人が気持ちよくなれる方法を、教えて?…私の身体に」
真っ直ぐに俺の目を見据えて言う。
今気付いたけど……彼女、震えてる。やっぱり怖いんだろうな、初めてなんだし。
「…なんかマスターにゃ勿体ねぇな」
ポツリと呟いて。
俺は彼女の緑の髪をサラリと撫でてやった。
「任せろ。見た目はGUMIさんより小さいけど、俺は結構経験豊富だぜ?」
「エヘヘ…頼りになるなあ、レン君は」
そう言ってはにかむように笑う彼女の唇に、そっと俺の唇を重ねた。



という夢を見たんだ。
多分続かない。

735:名無しさん@ピンキー
09/09/09 03:30:55 uQ4lhXow
>>734
何と言うマセレン
さあ続きを書く作業に(ry

736:名無しさん@ピンキー
09/09/09 06:07:10 2qj6iMJT
小ネタ祭りなのか?

737:名無しさん@ピンキー
09/09/10 12:18:35 +ru5g6Y0
ミクとリンてどっちの方が料理下手なんだろ

738:名無しさん@ピンキー
09/09/10 12:39:14 BimtlkDJ
リンかな?
ミクはリンレンの面倒をみてきたから、簡単な料理くらいは出来そうだ。
でもあの髪の毛に小麦粉なり野菜の皮がついてそう…

739:名無しさん@ピンキー
09/09/10 12:59:38 lAaUp0zt
「私の方が料理上手だもん!」と二人で料理対決
出来上がった料理じゃない料理を食わされる男性陣
結局全員意識障害を起こし勝負は引き分け

740:名無しさん@ピンキー
09/09/10 16:39:38 QQMQ88Eq
まともに料理作れそうなのがめーちゃんしか思いつかないw

ルカは料理下手そう
頑張るんだけど上手く作れなくて逆ギレ的に突っぱねてて欲しい

グミは上手いかもしれない
でも出来上がりの量の調節は苦手そう

741:名無しさん@ピンキー
09/09/10 17:08:00 40FtDaGy
なんとなーくグミには、砂糖と塩を間違えるという古典的なことをやらかして欲しいw


ミクはきっとあれだ。
ネギ入った料理なら完璧に作れるんじゃないかな。

742:名無しさん@ピンキー
09/09/10 17:31:08 gtFAI7Dh
ネギチョコとか殺猫・殺犬料理は得意なミク

743:名無しさん@ピンキー
09/09/10 19:36:33 +ru5g6Y0
個人的なイメージで上手い順に並べると
KAITO…主夫
ルカ…KAITOとは別のベクトルで上手い、洋食系
がくぽ…和食はKAITOより上手いが他はからきし
MEIKO…出来るが普段はしない
レン…無難に食べれるモノを作るイメージ
グミ…お菓子作りとかは上手そう
~壁~
リン…殆ど焦がす、上達の余地は有る
ミク…爆発する

744:名無しさん@ピンキー
09/09/10 19:45:46 glJ7cyGX
爆発吹いたww

745:名無しさん@ピンキー
09/09/10 19:51:09 YEYP5uaV
レン「ブリオッシュなら得意さっ」
リン「とかいってまたいもけんぴかーーーーーっ!?」

746:名無しさん@ピンキー
09/09/10 19:56:03 gtFAI7Dh
ルカはイギリス系料理が得意だと思うんだ

フィッシュアンドチップスうめぇwwww

747:名無しさん@ピンキー
09/09/10 20:03:50 gtFAI7Dh
よく考えたらSONIKAやゼロG組全員イギリスっ子だ

748:名無しさん@ピンキー
09/09/10 20:05:41 hsDhERhq
アンさんだけスウェーデンだっけ
なんか普通に家庭料理上手そうだ

749:名無しさん@ピンキー
09/09/10 20:13:13 8Tl8AVct
「今日ハコノしゅーるすとれ…」


750:名無しさん@ピンキー
09/09/10 20:13:28 PiS3lFwF
ミク「私だって得意料理くらいあるもん!」


ペヤングだばあああ

751:名無しさん@ピンキー
09/09/10 20:30:34 DvNK4kEQ
イギリス組「ゆで卵超うめぇwww」

752:名無しさん@ピンキー
09/09/10 21:10:07 BimtlkDJ
何のスレだよこれwww

このスレで食品ネタというと鬼ちk(ryさんの牡蠣以外何かあったっけ?

753:名無しさん@ピンキー
09/09/10 21:31:12 lAaUp0zt
>>749
それはらめえええぇぇぇ

754:名無しさん@ピンキー
09/09/10 22:37:30 SD3BpB/I
>>752
先生、コンチータネタは食品ネタに含まれますかー?


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