イナズマイレブンでエロパロpart2at EROPARO
イナズマイレブンでエロパロpart2 - 暇つぶし2ch655: ◆gYCSAIVZniW6
09/08/10 16:10:05 JJQ3jpb7
認証ktkr
URLリンク(www17.oekakibbs.com)
既にある注意絵は身バレしないようにわざと絵柄を変えてるので一応


656:名無しさん@ピンキー
09/08/10 17:05:52 +5yDT23b
>>655
乙です。御苦労さま

657:名無しさん@ピンキー
09/08/10 19:15:16 wZHP6pJE
>>655乙乙
風丸うまいなw女子達も見たいものだ

658:名無しさん@ピンキー
09/08/10 20:25:50 swc3yKU/
>>655
風丸と円堂うまいな・・・・・・
うらやましい

659:名無しさん@ピンキー
09/08/10 20:54:27 /92/3dp4
…で、携帯写メは>>652でいいのか?

660:名無しさん@ピンキー
09/08/10 21:46:22 2VXlBLws
反対意見も無いしそれでいいかと

661:名無しさん@ピンキー
09/08/10 21:52:29 QFgtqnTW
>>659
それでいいと思う
あくまで個人的な考えだけど

ところで、今鬼道と塔子で書いてるんだが、塔子って春奈のことなんて呼んでるんだ?
今は「音無さん」にしてるんだが

662:名無しさん@ピンキー
09/08/10 22:17:58 11QSjSuU
呼んだ事ねーからな…
「春奈」が塔子らしくていいかもしれん。個人的には

663:キャラバンにて 注意
09/08/10 23:21:08 QFgtqnTW
>>662

一応春奈にした。完成したので投下


注意

鬼道×塔子(塔子×鬼道)
本番なし・エロも少なめ
結構甘め
携帯からなので改行とか適当。読みにくかったらすまん
初めてで至らないところもあるかと思うが、気になったらry

664:キャラバンにて1
09/08/10 23:25:02 QFgtqnTW
「あたしさ、鬼道のこと、大好きだよ!」
「……あ、ああ……そうか……」
キャラバンの中、みんなが寝静まったのを確認して、塔子は言った。
いつもなら女子は外のテントで寝るのだが、いかんせん今日は雨。久しぶりに男女そろっての就寝だった。
財閥の息子と、総理大臣の娘。
特別な境遇に加え塔子の明るさとくれば、二人の会話が弾むのはそうおかしいことではないだろう。
遅くまでぼそぼそと話し、鬼道がそろそろ寝ようと言い出したところでの、この発言だった。
鬼道の上滑りな返答に、口を尖らせる塔子。
「そうか……って、それだけか?」
「あ、いや……ありがとう……?」
ぶぅ、と頬を膨らませた塔子の顔が暗闇に慣れた鬼道の目に映る。
これでも気のきいた言葉を返せるようになったのだ、鬼道は口の中で呟いた。
塔子は元々思ったことを素直に口にするタイプらしく、これまでも何度か鬼道に好意を伝えていた。
鬼道にだけではない。円堂や秋にも、好きだと言っているところは多くの人間に目撃されている。
最初こそどもるくらいしかできなかった鬼道だが、最近やっと礼を言えるようになったのだ、鬼道にとっては大いなる進歩にほかならなかった。

665:キャラバンにて2
09/08/10 23:28:09 QFgtqnTW
その進歩を分かっているのかどうなのか、塔子はじりじりと寝袋を動かし、鬼道のそばへよっていく。
「あのさ……あたしの言ってること、わかるよな?」
ドキリとした。
塔子の顔が鬼道の目と鼻の先まできている。
「あー、俺のことが、好きなんだって?」
「違う」
なるべく平静を装って口に出した言葉は、無残に否定された。
塔子は小さく息を吸う。
「大好きなんだ。鬼道を」
一瞬思考が停止する。
もしかしたら重大な思い違いをしていたのか、あるいはしているのか。
臆面もなく言い放つ塔子に、自分にはない強さを見たようなきがした。
「えーと、塔子は円堂が好きなんじゃないのか?」
「うん、円堂は好きだよ。でも、鬼道は大好きなんだ。こういう言い方は陳腐だけど……愛してる」
好きと大好き。そして、愛してる。
その違いが分からないほど鬼道は鈍感ではなく……むしろ敏感なほど繊細だった。
「鬼道はさ、春奈のこと好き?」
「なっ」
いきなりの妹の名前に、思わず大声を出してしまった。
「当たり前だ……妹なんだから」
「妹?」
「ああ。あいつは……春奈は、確かに俺にとって大切な存在だ。だがあくまで肉親として、だ」
「恋愛感情じゃないんだな」
あたしが円堂のこと好きなのと同じで。
そう聞こえたような気がして、一瞬だけ警戒がとける。
その、隙に。

ちゅ

柔らかい感触が、鬼道の唇から伝わった。

それがキスだというのに気がつくまでに、さほど時間はかからなかった。
突然の出来事。鬼道は思わず身をよじる。
「塔子…!?いきなり何を……!」
「あたしは、鬼道のこと、大好きだよ。仲間として、じゃなくて……」
塔子の顔が再び近付く。
「ま、待て。いくらなんでも唐突すぎる。みんな寝ているんだ、明日落ち着いてもう一度話そ……」
「うん。みんな寝てる。だから」
いつの間にか塔子の身体は寝袋から出ていて、鬼道に縋るように腕を伸ばしていた。
伸ばした先には、鬼道の寝袋のファスナー。
「声、出さないで」

666:キャラバンにて3
09/08/10 23:31:09 QFgtqnTW
塔子は器用に寝袋を脱がすと、キスをしながら鬼道の身体をまさぐりはじめた。
キスは触れるだけの優しいものだったが、一生懸命自分の乳首や鎖骨を撫でてくる少女の姿に、鬼道は軽い興奮を覚えずにはいられなかった。
「抵抗、しないんだね」
不意に唇を離し、塔子。
「下手に騒いで他の奴が起きたら面倒だからな」
声を出すなと言ったのはお前だろ、と笑うと、塔子は少しだけ身を縮め、鬼道のズボンに手をかけた。
「それだけ?」
「他に何がある」
「あたしとこういうことするの、嫌じゃないから…とか……ちょっとだけ期待してたんだけどね」
勢いよくズボンを下ろすと、つられて下ろされたパンツから半勃ちのペニスが顔を出した。
塔子は携帯の明かりで鬼道のそれを観察する。
まだ少し皮の被っている亀頭を指でつつき、その度にビクンと揺れる竿を楽しんでいるようだ。
鬼道の息が段々荒くなる。
塔子は見計らったように弄ぶのを止めると、鬼道を端に腰掛けさせた。
「この方が、やりやすいから」
言うなり、充血しかかっているペニスを口に含んだ。
「くっ」
思わず声が漏れる。
塔子の舌使いはたどたどしくはあったが、裏筋や亀頭との境など、鬼道が確実に感じるところを攻めていた。
「ふ…塔っ……子、どこでこんなこと……」
「SPの人達に色々聞いたり……パパの部屋をちょっとあさってみたりしてね。でも実践は初めてだ」
そう答える間も、手を使い刺激することを止めない。
唾液をためているのか、口に含まれる度鬼道のペニスは生暖かい不思議な感触に包まれた。
頭ごと激しく前後に動かし、グチュグチュと水音をたてながら、塔子はフェラを続ける。
水音と、吐息と、時折発せられる呻き声だけが、キャラバンの中に満ちていた。
不意に、塔子の動きが変わる。吸い付くように口をすぼめると、口内でつつくように舌を動かした。
そこまではなんとか我慢できていた鬼道だったが、竿を両手で撫で、上目遣いの塔子と目が合った瞬間、
「塔子……!」
「んぐ!?」
急に大きさを増したペニスに驚いたのか、塔子の口が一瞬離れる。
そしてすぐまた口を戻すと、
ドクン
鬼道の全身が震え、放たれた。

667:キャラバンにて4
09/08/10 23:34:54 QFgtqnTW
塔子は最初こそ喉に絡む精液を飲み干そうと頑張っていたが、鬼道が無理をするな、と笑うと窓を開けてキャラバンの外へ吐き出した。
「ゴメン鬼道……飲めなかった」
バツが悪そうに振り向く。いつの間に出ていたのだろう、月明りで塔子の濡れた瞳がキラキラと光る。
「いや、無理に飲む必要はない。実際無意味な行為だ」
「そうかもしれないけどさー」
笑いながら太股をすり合わせる塔子に、鬼道は気付かないフリをした。
「一つ聞いてもいいか」
ジャージを着る鬼道の姿を名残惜しそうに見つめながらも、塔子はそれ以上求めようとしない。
お互いに分かっていた。これ以上、越えてはいけない。
「なんだい?」
「どうして俺を好きになった」
寝袋に戻りながら、塔子は大きな目をさらに見開いた。
ふ、誰のものともつかない笑い声が響く。
「どうして、なんて聞かれても困るよ。最初は、なんか話が合うなーって、それだけだったんだけど」
二人とも元の芋虫のような姿に戻り、向かい合う。
「楽しみたい、とか頑張らなきゃ、とか。明確な意思を持ってる時以外についいっちゃう場所……一番安心出来る場所が、鬼道の隣りだった。それだけだよ」
「……そうか」
つい隣りにいってしまうのは、自分ではなかったのか。ゴーグルの向こう、塔子がニヤッと笑った。
「ね、あたしからも一つ質問、いい?」
「ん、ああ」
「あたしは鬼道が大好きだ。鬼道はあたしのこと、どう思ってる?」
早口ではあったが、それが照れ隠しであることは分かっていた。
今の感情が、自分をイカせた相手への一時の迷いでないことを確かめると、鬼道はゆっくり口を開いた。


「鬼道くん、ちょっと」
次の日の朝、瞳子に呼ばれ鬼道はキャラバンの陰に連れて行かれた。
「どうしました、監督」
「ここに荷物を入れるためのスペースがあるのはしってるわね」
ぶっきらぼうに、瞳子。
「ここにテントがもう一組しまってあるわ。雨の日は使えないけれど……我慢できるわよね」
確信に満ちた瞳子の声に、鬼道は背筋の寒くなるのを感じる。
「あとこれはプレゼントよ。いざとなったら使いなさい」
「あの、監督、」
「5分後に出発するわ。早く乗って」
いってしまう瞳子の背中を見送りつつ、鬼道は手の中のゴム……正確には「ゴムの入った箱」を握り締めた。
総理大臣の娘を妊娠させたとなれば、困るのは貴方だけじゃないのよ。
そんな瞳子の声が、聞こえた気がした。





668:名無しさん@ピンキー
09/08/11 00:52:45 gPTpBP9H
>>629
まさかの霧隠出現最高!面白いぞGJ!!
>>663
健気な塔子可愛いな!今後の展開も気になるぞ!

669:名無しさん@ピンキー
09/08/11 01:01:36 JOv+88Nf
>>667
最後の監督wwwwwwww
でも優しいな

670:名無しさん@ピンキー
09/08/11 01:09:31 0IS6TVQI
久しぶりに来てみたら大漁だな
>>638
GJ!
凌辱イイヨイイヨー もっとやってくれ!!!!1!
是非、春奈凌辱とかリクエストしたいw
>>663
GJ!
塔子が健気で良かった!


671:鬼春1
09/08/11 03:06:41 TjVZEjP+
鬼×春いきます。
甘いです…。

相変わらずチャイムを押すのですら気後れする家構えだと思いつつ、春奈は目の前の鬼道邸を見上げた。
久しぶりの稲妻町。久しぶりの我が家が見えてきた途端鳴った携帯には、兄の番号。
『今から家まで来てくれ』それだけ言ってぷつりと切れてしまった。
せっかくの両親との再会にお預けを食ってしまった事に少々腹立たしく思いながらも、結局は来てしまった。
一言くらい文句でも言ってやろうかと思い呼び鈴を鳴らすが、すぐに出てきた兄の姿につい顔がほころぶ。
しかし、無表情のままついて来いと言わんばかりにさっさと前を歩く鬼道。
部屋へ通されると、使用人と思しき年配の女性が、お茶の用意をしてくれた。
いつもは自分と同じ熱い紅茶やコーヒーを飲む兄が、珍しくアイスティーを用意してもらっていたが、別段気に留める事もなく礼を言ってお茶をいただいた。
「……染岡先輩、大丈夫かなぁ」
「あいつなら大丈夫だ」
素っ気ない返事。こちらを見る事もしない鬼道。春奈は何か機嫌を損ねる事でもしただろうかと思いながら、他の話題を探す。
「でも、木暮くんの旋風陣、すごかったよね。あの技があればイプシロンだって─」
つとグラスを手にしたまま歩き出した兄。そのままベッドルームのドアを開け、入ってしまった。
ちょっとためらいつつ後を追うと、大きなベッドに腰掛けた鬼道が、黙ったままポンポンと自分の隣を叩き「春奈、来い」と告げた。
急に呼び出しておいてその態度はないんじゃない?春奈がちょっとムッとすると、今度は左手を差し出して、柔らかい声がする。
「─おいで、春奈」
─お兄ちゃんは、ずるい。そんな声出されたら、行かなきゃいけないじゃない。
おずおずと部屋に入ると、鬼道の隣に腰掛けた。身を硬くする春奈の肩に鬼道の腕が置かれる。それだけでも鼓動が早まるのが自分でもわかる。
久しぶりの二人きりの時間。そして、こんなに近くにいられる時間。それはこの旅を続ける中ではほとんどと言っていいほど作る事ができなかった時間で、春奈は嬉しさに自然と鬼道に寄りかかった。
グラスをサイドボードに置き、髪を撫で、そっと額に口づけが降りてくる。そこに血液が集中して流れていくのではないかと思うほど、春奈は優しいキスに酔っていた。
ゆっくりと制服のリボンが解かれると、急に春奈の視界が閉ざされた。
「やだっ……!お兄ちゃん、何!? 」
「黙っていろ」
突然リボンで目隠しされ、一気に恥ずかしさの度合いが高まる。音と体温、それと指使い─春奈は、鬼道に全てを委ねる他なかった。
優しく、ブラウスもスカートも脱がされていく。それから、下着も。何一つ身に纏わないその体を鬼道はそっと抱きしめる。
耳たぶを吸われ、舌が入り込んでくる。それから舌先でなぞりながら鎖骨へ。
「ん……」
思わず漏れる声。体をベッドに横たえられると、急に鬼道の唇が体から離れた。


672:鬼春2
09/08/11 03:07:32 TjVZEjP+
「お兄ちゃん……?」
耳に入る、カランという音。そして感じる、冷たさ。
「きゃっ!」
胸元に乗っているのは……氷?突然襲う感覚に春奈は飛び起きようとするが、鬼道の唇が腹部へと降りてきて、腕でその体を押し戻す。
冷たさが胸全体を右へ左へと移動する。円を描くようにゆっくりと頂点へ辿りつくが、鬼道の指は決して春奈の敏感な突起には触れる事はない。
へその辺りで舌を動かし、舐め上げるのに、そこから下へも動かない。
氷が溶けると、また一つ、新しい冷たさで、同じように春奈を責めたてる。
「おにい…ちゃん……」
恥ずかしくて、それでも熱い胸に触れて欲しくて身をよじると鬼道の指はするりと肝心な場所から逃げ出す。
「─木暮は、随分お前と仲がいいようだな」
「へっ……?」
我ながら間の抜けた声が出たと感じるが、こんな場面でその名前が出てくるなどと夢にも思わず、春奈は戸惑う。
舌がわき腹をなぞり上げ、胸へと近づく。だが、またそのまま下へ下りていく。ようやく下腹部へと下りてきた頃には、春奈の体は溶けた氷と愛液で激しく濡れていた。
そこでまた唇が離れ、カラン、と音がする。と、春名の敏感な芽に感じる急激な冷たさに大きく体が跳ね上がった。
「いやっ……!」
ゆるゆるとそこを刺激した後、下へと下りてきて、入り口に押し当てられた。
「ひっ……あぁっ!」
体の表面は冷たいはずなのに、芯は燃えるように熱い。ぞくぞくと上り詰める感じが春奈の脳を蕩けさす。
「……これは、氷が溶けたのか?それとも、違うのか……?」
「やだっ…やめて…んっ……!」
意地悪な事を聞く、と妙に冷静に思う。分かってるくせに。熱い吐息を感じる内股を春奈は軽く閉じようとする。しかしこれもまた軽く押さえつけられ、恥ずかしい部分を晒したまま震えた。
「きゃっ……!だめぇ!」
氷が、入ってくる─。とろとろに濡れたそこは冷えた氷を何の抵抗もなく飲み込み、体温で溶かしていく。それを押す鬼道の指は、全部を押し込むと、また戻っていってしまう。
「ダメ、という割にここはそう感じてはいないようだぞ?」
「ダメ、ダメっ……!イヤなのぉ……」
必死に頭を振り、何とか声を出して答えるが、その答えとは裏腹に、体は早く触れて欲しいと願って止まない。もどかしくて手を伸ばすと、その手を鬼道の冷たい指が絡め取った。
更に聞こえる、氷の音。もういや。いや。お兄ちゃんが欲しい。早くお兄ちゃんが欲しい。その事でいっぱいになった頭に感じたのは、新しい刺激。
氷を押し込みながら、熱い舌が春奈の秘裂を分け入ってきた。
水と愛液を舐め取り啜り上げる音に、興奮と恥ずかしさで涙が溢れる。
「……いやらしいな、春奈は」
しゃくり上げながらその声を聞き、両手で顔を覆って首を振る。
「どうしてほしい……?」
意地悪。意地悪。お兄ちゃん、意地悪すぎる!
「……挿れて、お兄ちゃん……」
「─いい子だ」
やっと求めていたものが、春奈を貫く。解されてはいないのに、するりと受け入れ、さっきまで冷たかった体の中がものすごいスピードで熱くなっていくのがわかる。
しばらくきつく締め上げる感触を楽しむかのようにじっと動かない鬼道。だが、春奈の両足を持ち上げ肩にかけると、奥をえぐるように突き上げた。
「やぁっ…!いっ…」
「どうした─?」
……まだ、聞くの?どこまで意地悪なの?だが、言葉は止まらない。
「いいのっ…!お兄ちゃん、いいのぉ……っ!」
満足したのだろうか、上から押しつけられ、突き進められる。ずんずんと腰が動かされる度に、衝撃と快感が春奈に押し寄せてくる。
伸ばした手を掴まれ、やっと体に触れる事ができた安堵感に満たされて春奈は思い切り抱きついた。
「あっ、あっ、あっ」
揺さぶられる動きと声が一つになり、体中で熱いものを受け止める。段々と膨らんでいくのを感じ、それと共に春奈の興奮も上り詰めていく。
「おに…ちゃ…もう、ダメ……っ!」
霞んでいく意識の中で、春奈は鬼道から発せられた熱い液体が自分の胸にかけられるのを感じた─。



673:鬼春3
09/08/11 03:08:33 TjVZEjP+
気がついた時には、目隠しも外されてシーツをかけられていた。鬼道は整った上半身をさらけ出したまま、春奈の横で頬づえをついて寝そべっている。
「……恥ずかしいよ……」
思わずシーツに隠れた春奈の髪を撫でる優しい手。先ほどまでの意地悪な兄と同じ人物だとは思えない。
「ねぇ…どうして急にこんな事したの?」
質問に答えず、体を起こしベッドに腰掛ける鬼道。自分だけズボンまで穿いているなんてずるい、とこっそり思うが、自分も起き上がり、こちらも見ない兄の肩に手をかける。
「それに、木暮くんがどうとかって……」
そこまで口にして、ハッと気がつく。でも、まさか。ふとよぎった疑問を口にしてみる。
「まさかお兄ちゃん……妬いてるの?」
更に自分から顔を背けた兄の背中越しに、頬を指でつついてみた。心なしか赤いような、熱いような─。
「お兄ちゃん、木暮くんに何かしてないよね?」
少しきつい口調でそう訊ねると、更に顔を背けてしまった。そんな姿が可笑しくもあり、また自分しか見られない兄の可愛い姿だと思うと、クスリと笑って春奈は鬼道の肩に顎を乗せた。
頭の中で木暮に向かって手を合わせて謝りつつ、『鬼道有人の妹』に何かあったらこの兄が許すはずもないだろうと少し思う。
「お兄ちゃん……私、お兄ちゃんが一番好きだよ」
ぴくっと動く肩。まだ意地はってるのかな。
「……まだ、家に帰る連絡、してないよ……」
だから─、という言葉は、耳元で囁いた。

─再び見えてきた自分の帰るべき家が見えてきた。
兄との甘い時間を過ごした喜びとは裏腹に少し痛む胸。いけない事だとはわかっている。こんな事を知ったらきっと両親は悲しむだろう。
少し曇った顔を浮かべ立ち尽くした春奈の携帯が鳴った。
『もう着いたか?さっきは悪かった。また明日会おう』
ぶっきらぼうな文面のメール。だが、電車の着く時間、家まで帰る時間を見計らい、その間携帯とにらめっこしている兄の姿を想像してくすっと笑った後、携帯を閉じて小さく舌を出した。
すぐ返事なんか返してあげないんだから。さっきのお返しだよ。
そして心の中で今度は両親に向かって呟いた。
今だけは…今だけは、許してね。こんなに幸せなのは、初めてなの。
深呼吸して思い切り元気よくドアを開けると、春名は目の前にいる家族に向かっておどけて敬礼した。
「お父さん、お母さん、ただいま!音無春奈、ただいま戻りました!」




674:名無しさん@ピンキー
09/08/11 03:57:05 tbgWNCpF
500KB行っちゃってるんで次スレ立てました
スレリンク(eroparo板)

675:名無しさん@ピンキー
09/08/11 04:05:55 ScLI30aV
>>671
氷すげーえろかった。
最後の春奈も可愛い。

>>674
スレ立て乙!

スレ立ったばっかりだから
少し経ったら立向居×風丸載せるわ


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch