09/07/14 22:36:45 43jiYlXv
ここは、屍体をこよなく愛し屍体にエロチシズムを感じて屍姦したり観察したりする
シチュエーションを妄想する人達の為のSSスレです。
※重要事項※
・創作/二次創作、どちらも歓迎。ただし実在人物はNG。
・腐敗物や解剖物等所謂「グロ」表現が多少なりともある場合や
人外女性屍体や男性屍体は投下前に注意書きをしましょう。
・特殊シチュエーション故に出来たら「sage」進行して頂けると助かります。
・荒らしは放置またはスルー推奨
前スレ
屍姦SS
スレリンク(eroparo板)
2:名無しさん@ピンキー
09/07/14 23:28:11 MDzAh9cu
ぬるぽスレ
3:名無しさん@ピンキー
09/07/14 23:32:12 mQHYdrPs
>>1
乙!
4:名無しさん@ピンキー
09/07/14 23:57:10 K3XK0ucH
>>1
あなたと合体死体……乙
5:名無しさん@ピンキー
09/07/15 00:11:56 8pdp8Rmy
ネクロフィリアっていい響き
6:名無しさん@ピンキー
09/07/15 22:53:23 LAn2DFHq
スレの即死判定ってあったっけ?
7:新スレッドストッパー
09/07/16 12:23:59 JFnyPExS
ニやり
まだだ、まだ落ちんよ!
8:名無しさん@ピンキー
09/07/16 22:05:58 f6X2Z2MT
これがほんとの死んスレ
なんつって
9:名無しさん@ピンキー
09/07/16 23:43:16 uknK9FRP
死にかけたスレッドに辱めを与えるように何度もレスをつける。
無反応。屍体も同然だから当然だ。
これではオナニーも同然じゃないか。
自嘲気味に考えながらも、止めることはできなかった。
10:名無しさん@ピンキー
09/07/17 01:58:41 6D//mDhl
立てるの早かったんじゃないか
11:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:32:40 Ic8QS/9K
屍姦経験者タケダのキタノ別邸庭園散歩中の回想・・・
俺は、数年前、文壇の師匠筋からある秘密クラブの勧誘を受けた。
「最近、性的刺激に飢えているし、小説の材料として欲しいので」
と申し出ると、1度の体験なら100万、1年間の会費で何度でも
体験できて1,000万支払えるか、と聞かれた。
まあ、決して払えない金額ではないが、犯罪と政治宗教がらみは
遠慮したい。
12:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:33:06 Ic8QS/9K
「政治宗教では断じてない。それから違法な事であるが、厳重に秘密は
守られているので逮捕される危険性もない。高額なのはそれの保証料
だよ。タケダ君ならきっと気に入るだろう」
「オオシマ先生も参加されているのですか?」
師匠は微笑んで、
「私は年だからね。君ぐらい若ければ良かったんだが」
13:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:33:28 Ic8QS/9K
「それで内容はなんなんです? 私は一通りの事は経験していますよ」
「かのサド公爵すら恐らく経験した事のない内容だよ」
「分かりました。では1度だけの体験で申し込みましょう。今夜は?」
「待ってくれたまえ」
オオシマ師匠はどこかへ電話を掛け、
「今夜、都合の良い“相手”は用意できるかね? うん、ちゃんと即金で
払える。何?」
14:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:33:50 Ic8QS/9K
師匠は私の方を向き、
「今夜は一体しかいないそうだ。タケダ君、複数プレイでも構わんか?」
俺は何のことやら、よく意味が分かりかねたが、
「マンツーマンがいいですな」
と適当に答えた。それに“一体”って何だ。
「ディーラーは、複数参加を容認すれば、50万に値引きすると言っている」
「その複数参加というのは、女が1人だけで、男が複数いるって事ですか?」
15:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:35:01 Ic8QS/9K
「君が参加して男は2人だ。元々、マンツーマン予約していた先客が
いたんだが、100万の支払いを渋ったらしい。そこでその先客も複数プレイ
による割引に乗り乗りだという事だ」
「お金が苦しいなら、初めから参加しなければ良いのに」
性欲に振り回されるなんて馬鹿じゃねえか、と思った。
「それが秘密クラブの醍醐味なのさ。一流商社のエリートらしいんだが、
今は街金に借りてまで通い詰めているんだとか」
16:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:35:27 Ic8QS/9K
「あの、条件があります。10分経験してあまりにつまらなかったら
帰宅させて下さい。その際の支払いは責任上、オオシマ先生にお願い
します。それから覚醒剤とか麻薬全般の使用を伴うSEXは勘弁して
下さい。昔、アメリカに留学した際、えらい目にあったんでね」
俺はきっぱり言った。オオシマ師匠はゲラゲラ笑って、
「それは全部クリアできているよ。私も条件がある。隣室のマジック
ミラーから見学させてもらいたい。撮影などはせんから安心したまえ」
17:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:36:03 Ic8QS/9K
俺はオオシマ師匠とその秘密クラブに赴いた。都内であるが、秘密保持
のためにここでは挙げない。
「これを付けたまえ」
オオシマ師匠は、蝶のような形をして両眼の部分がえぐれたアイマスクの
ような物を渡した。そして自分も装着した。
「何だか秘密結社みたいですな」
オオシマ師匠はそれには答えず、厳かに以下の事を言い渡した。
18:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:48:43 Ic8QS/9K
「体験中、感嘆の声や独り言は許されるが、共同参加者と会話しては
ならない。射精は何度でも許されるが、発射する度に自身の性器は洗う
こと。基本的に“相手”に対し、膣内射精・顔射・イマラチオ等
いかなる激烈な性行為も許されるが、いわゆる早い者勝ちルールで
あると認識すること。例としてたまたま自分が膣内射精の2番手となり、
それに不服を覚えるのであれば、その際に自ら膣を洗浄するなど自発的に
行動し、共同参加者との暗黙の協力体制の維持に努めること。
19:名無しさん@ピンキー
09/07/17 18:50:31 Ic8QS/9K
激烈といっても刃物等で傷をつけたり、切断損壊は厳禁であること」
損壊って何だ? まるで死体損壊みたいな言い方ではないか!
「その今回の共同参加者って奴はもうスタンバイしているんですか?」
「来ておる、万一知り合いであったとしても、未知の人間として
振舞わなければならんぞ。今までの留意事項は飲み込めたかな?」
「OKですね」
(だんだん読めてきたな。50万って高くないか?)
20:シカン文化研究員
09/07/21 01:15:33 ycKhOwLD
皆様、お久しぶりです。& 新スレ、おめでとうございます。
3ヶ月ほど規制が入った関係で、すぐに作品を持ってこれませんでした。
他の作者さんが絶賛連載中ですが、いつ規制が入るかわからないので、
どうか大目に見てやってくださいませ。
今回も 前後の背景描写>エロ です。この作風は変えられないと思います。
お前はイラネ。な方は、"約束 ("をNGワードにご指定ください。
それでは。
21:約束 (1)
09/07/21 01:17:15 ycKhOwLD
館の庭に設けられた弓の練習場に、的を射ぬく軽快な音が響く。
矢を射ているのは、前髪を落としたばかりの少年だった。いや、元服後ゆえ、
大人として扱うのが正しいのだが。
ただ、背丈が若干低いことと、使ってる弓が大弓ではなく、大弓の三分の二ほどの
大きさの半弓を使っていることから、どうしても少年と呼びたくなってしまう。
少年は最後の矢をつがえると、素早く狙いを定めて、迷わず放った。
矢はわずかな放物線を描きながら、的に吸い込まれるように飛んでいき。
再び、軽快な音が響いた。
十本の矢を放ち、的に命中したのは八本。はずれた二本も、的からさほど離れてはいない。
年齢などから控えめに見ても、いい腕であった。
だが、少年にとっては、命中した八本よりも、はずした二本の方が重要だったようで。
ため息をつきながら、的へと歩み寄ろうとする。
「いい腕だな、小兵太!」
明るい声に呼びかけられて、小兵太と呼ばれた少年は声の主に振り返った。
少年とさほど歳が離れていない、少女が立っていた。
少年は、あわてて姿勢を正す。
「き、菊姫様。お見苦しい姿で申し訳ありません」
深々と頭を下げる少年に、菊姫と呼ばれた少女はくすくすと笑う。
「菊乃でよい。立派な家でもないのに、姫扱いは余計だ」
「いえ。主筋のご息女を姫と呼ばねば、私の一分が立ちませぬ」
「私が菊乃と呼ぶように申しておるのだ。主の娘の命令が聞けぬのか?」
くすくす笑う菊乃に対し、小兵太は頬を赤く染めてはいるものの、真面目そのものだ。
「ならば、菊乃様。私も、小兵太ではなく守重とお呼びください。
元服した後も幼名で呼ばれていては、その、立場がありません」
「小兵太は小兵太だ。守重などと呼んでは、堅苦しくて仕方ないわ」
勝ち目はない。
結局。小兵太、菊乃様で呼び合うこととなった二人は、昼餉のために館へと戻った。
小兵太は、菊乃の一歩後に続く。
22:約束 (2)
09/07/21 01:19:11 ycKhOwLD
菊乃の父は野中政重といい、三遠の国境に近い、三河側の小村を治める土豪ないし
地侍であった。
家計図をたどれば、室町期にこのあたりを治めていた人物にあたるのだが、
代を重ねるるごとにその地位が低下していき、今では百姓上がりの地侍と大差ない。
だが、かつては立派な武家であった野平家は、家は落ちぶれても家風は武家のものであった。
小兵太は、その野平家に代々仕える侍の一人であった。
とはいえ、野平家に常時仕える侍は、小兵太の他には、老齢の忠重ただひとりである。
小兵太の家も、昔は沢井という立派な苗字を持っていたのだが、今ではただの飾りにすぎない。
なにしろ、侍として文武に励む一方で、畑仕事などもこなさねばならないからだ。
その点は、主君たる野平家もかわらない。言わば、半士半農といったところだ。
そのためか、野平家には古風な武家としての慣習も残っているが、一方でどこか家庭的な
雰囲気も漂うような家であった。
小兵太は、そんな野平家を好いていた。
野平家が所領を安堵できているのは、落ち目の松平家を見限って、
今川家に肩入れしたことによる。
今の松平家当主は、幼年期を今川家の人質として過ごし、最近になって三河に
戻ってはきたものの、近く実施される予定の義元公の上洛に際しては、先陣として
尾張領内へと切り込まねばならなぬ立場にあった。
その点、今川の勢力が三河に伸びてきた頃に、今川方の親類からの誘いを受けて、
早めに旗色を明らかにした野平家は、他の三河武士が辛酸を舐めている間も、
安心して過ごすことができていた。
小兵太が、父親が溺愛しているために、これと思った家が見つかるまでは嫁がせないとした
菊乃に対して、淡い恋心を抱いたり。
菊乃も、小さい頃から見知っている小兵太に、はっきりとは見せないが、好意と呼ぶには
より親密な思いを持っているように見えたり。
幸せな日々が続いているのは、それが理由だった。
そう。あの日までは。
23:約束 (3)
09/07/21 01:20:02 ycKhOwLD
桶狭間で、義元公が尾張のうつけと呼ばれた織田信長に討ち取られてから、
一気に風向きが変わった。
三河における今川家の勢力は、鵜殿長照を筆頭とするごく一部に限られてしまい、
松平家の勢力が一気に増してきたのだ。
この時点で、野平家は今川方に肩入れしすぎていた。
松平方の親類は、今川方の尖兵として戦場で縦横に駆け巡らされた関係で、
誰一人いなくなっていた。親類を頼って、松平方に寝返るのは無理だった。
それに、野平家は、松平方からは今川方と認識されていた。
つまり、明確に敵と認識されていたのだ。
配下の侍はわずか二名。村の男たちを動員しても、どれほど多く見積もっても
二十名くらいの兵力しか捻出できない野平家が、いつまでも三河で無事に過ごして
いられるはずがなかった。
鵜殿長照が上ノ郷城で敗死すると、状況はさらに悪化した。
野平家など、松平家康にとっては取るに足らぬ存在であったが、近隣の松平方の
地侍や土豪たちには目障りな存在であったからだ。
そして。
小兵太は、今川領にいる野平政重の親類のもとに、菊乃を連れて行くために、
遠く遠江の国境に向けて歩いていた。
少しでも早く移動しなければならないため、身に付けているのは、鎧は胴と草摺、
それに臑当と篭手。武器に大小の刀と、あとは、愛用の半弓くらいのもので。
菊乃は、小袖に袖を通し、足回りは白足袋と草鞋。それに、懐刀と杖を持ち、
笠をかぶっているという旅装束だった。
困ったことに、背後からは追っ手と思われる男たちが、後に続いている。
人数まではわからないが、鎧がたてる音が聞こえないところを見ると、農民あたりの
落ち武者狩りなのかもしれない。
今は夜。満ちた月があたりを照らすため、夜にしては明るい。
だから、追っ手はこちらの姿を簡単に捉えることができるだろう。
小兵太は考える。
このままでは、逃げ切れない。
何か、手をうたないと。
24:約束 (4)
09/07/21 01:20:49 ycKhOwLD
小兵太は一歩先をゆく菊乃に並び、その顔を見た。
かなりつらそうだ。
無理も無い。ここまで、ほぼ休みを取らずに歩いてきたのだから。
こちらは走れない。女である菊乃に、そこまで無理をさせることはできないからだ。
だが、追っ手は走れる。この違いは大きい。
このあたりで、追跡をあきらめさせる必要がある。
小兵太は、横を歩く菊乃に声をかけた。
「菊乃様」
つらそうな表情を必死に隠す菊乃が答える。
「なんじゃ? 小兵太」
努めて、冷静に。危機感を煽るような言葉にならぬよう、注意しながら。
「間もなく追っ手がきます。私はここで食い止めますので、菊乃様は先へお進みください」
その言葉の意味を、歩きながらもしっかりと考えた菊乃は。
はっきりとした拒絶を表すかのように、強く首を横にふる。
「だ、駄目だ。小兵太、ゆくでない!」
「このままでは追いつかれます。このあたりで、きつい一撃を喰らわせなければなりません」
「嫌だ!」
菊乃は立ち止まると、より一層激しく首をふる。
小兵太も足を止めて、菊乃の前に立つ。
現状をきちんと説明して、なんとか追っ手を討ち取らねば。討ち取らぬまでも、
追跡をあきらめさせねばならない。
だが。
説明する間もなく胸に飛び込んできた菊乃に、小兵太は思考を中断させられた。
菊乃は小兵太の胸に頬をよせて、腰のあたりに手をまわして小兵太を抱き寄せる。
「は、離れたく、ない!」
「ですが、菊乃様―」
言葉を続けたかった小兵太だが、潤んだ瞳の菊乃み見つめられて。何も言えなくなる。
小兵太が沈黙したのにあわせて、菊乃は自分の思いを素直に伝えた。
「私は、小兵太がいてくれるだけで、いいのだ……」
25:約束 (5)
09/07/21 01:21:24 ycKhOwLD
小兵太は思い切り殴られたような衝撃を感じていた。
自分が胸の内に秘めた思いを抱いていた女から。そんな言葉を聞かされるなんて。
「家も、武器も、何もかも捨てて。二人で、どこかに逃げればよい。な、小兵太……」
すべてを捨てて、菊乃とともに暮らす。
菊乃とともに。
その未来を考えただけで、天にも昇る気持ちになる。
だが。
小兵太は、侍だった。
自分の家のためならば、命を捨ててもかまわない。
自分のためではなく、家のために死ぬ。
そして、野平家は、主家であると同時に、自分の家にも等しかった。
その野平家の当主から、「菊乃を頼む」と言われている。
それを、裏切るわけにはいかない。
だから。
胸のうちを満たす喜びを隠し、小兵太は鬼になった。
菊乃を、そっと抱きしめる。
「菊乃様……」
「小兵太」
小兵太の雰囲気から、ともに逃げてくれるのかと期待した菊乃だったが。
男の悲しげな表情を見て、違うと悟った。
「菊乃様は、その言葉がどれだけ私を喜ばせるか、ご存知ない」
「ならば!」
なおも食い下がる菊乃の頬に、唇をよせる。
驚いて自分の頬に触れる菊乃に、小兵太は精一杯の笑顔を見せた。
「ゆえに、私は、その言葉には従えないのです」
菊乃の目が、違う涙で潤みはじめる。
「小兵太、行くな! し、死んでしまうぞ!」
「死にませぬ!」
小兵太は、言い切った。
「必ず後を追いますゆえ、先にお逃げください」
頬を濡らす菊乃の涙を、弓懸をはずして拭ってから。
「御免!」
小兵太は、来た道を戻り始めた。
愛する人を後に残して。
26:約束 (6)
09/07/21 01:22:04 ycKhOwLD
しばらく駆けると、追っ手の姿が目に入った。
月光に照らされた追っ手の数は、片手の指では余るが、両手の指ならば足りる程度。
しっかり数えると、八人となる。
小兵太が推測したとおり、侍ではなかった。
手にした武器は、槍や刀などだが、中には鍬や鎌を持った者もいる。間違いない。
近隣農民による落ち武者狩りだ。
普段、侍たちによって搾取され、戦となれば動員され、戦場となれば田畑を荒らされる。
そんな農民たちにとって、戦に敗れて逃げる侍たちは、格好の獲物であった。
身に付けた物を売れば小遣い程度にはなるし、相手が名のある将であれば、
領主から恩賞が出ることもある。
基本的に、損をするようなものではない。
例外があるとすれば、追われる側に反撃の意志と実行する力がある場合だ。
小兵太は、その例外となるべく行動に出た。
背負っていた使い慣れた半弓を手にとり、矢筒から矢を一本引き抜く。
距離は三十間を越えそうだ。半弓で精密に狙うには、若干遠め。
小兵太はしっかり狙いをつけた。矢の数は十二本。人数に比べて四本の余裕があるが、
だからといって外す余裕はない。
素早く狙いをつけると、迷わずに矢を放った。
風を切りながらうなりをあげて飛んだ矢は、先頭を歩く槍を持った男の胸板に、
吸い込まれるかのように突き立った。
男が倒れる。
向こうで、悲鳴と罵声が上がるのが聞こえた。
小兵太の右手は、すでに次の矢をつがえて、引いていた。
手に手に武器を持って突進してくる農民たちに向けて、小兵太は容赦なく矢を射る。
四人目の男が倒れると、農民たちはいくらか慎重になった。
木の陰に隠れたりして、こちらの様子をうかがっている。
そのまま、三十間を突進されたら、かなり危なかった。
だが、止まってくれているなら。
いい的だ。
27:約束 (7)
09/07/21 01:22:50 ycKhOwLD
近くなった変わりに、小さくなった的に対して、小兵太はじっくりと狙いをつけると、
再び矢を放った。
右目だけを出して様子をうかがっている男の、その右目を狙ったのだが、
残念なことに若干それて、右耳を貫いてしまった。
痛さに耳を押さえて、木陰から出てしまった男の胸に、矢が刺さる。
それが、限界だった。
生き残った農民たちは、武器を捨てて逃げ出した。女連れの若い落ち武者と
たかをくくっていたのに、思わぬ反撃にあった。しかも、彼らから倒れた仲間の復讐の念を
捨て去るほどに痛い反撃を。
逃げる男の背中に向けて、小兵太は迷わず矢を放つ。
見事、背中に突き立ったが、肩の骨に刺さったのだろうか。倒れもせずに必死に逃げてゆく。
これで、なんとかなりそうだ。
小兵太は、射殺した農民たちの死体へ歩み寄ると、放った矢のうち、使えそうなものを
回収し始めた。
放った矢は、全部で七本。いずれも、命中した。
ただ、狙った場所に見事に当たったのは、わずか三本。残りの四本は、狙った場所が
胸だったおかげで、多少ずれていても命中しただけのことだ。
まだまだだ。
すべて命中したなどと、慢心してはいけない。
目を狙って耳を射抜いた、あの一矢を反省しなければ。
もっと、鍛錬を積まねばならない。
回収できた矢の数は、わずかに二本。
他は、射殺した相手が倒れた拍子に折れてしまったり、ゆがんでしまっていた。
それでも、回収できただけありがたい。
残りは七本。
あと一回、撃退できるか、できないか。というところだ。
小兵太は、急いで駆け戻る。
愛しい人の、側にあるために。
28:約束 (8)
09/07/21 01:23:18 ycKhOwLD
追っ手との戦いに、それほど時間はかからなかった。
女の足だし、別れたところからあまり離れてはいないだろう。そう、思っていた。
だから。
そこにいることに、疑問はなかった。
だが。
こんな再会になるとは、想像もしなかった。
菊乃は、別れた場所からほとんど離れていない、一本の桜の木の下に座っていた。
月光に照らされた、普段見慣れた菊乃のものとは違う、異様に白い頬。
喉元に近い場所で組まれた手。
そして。
手の間に見える、懐刀の柄。
小兵太は、菊乃に駆け寄った。
「菊乃様!」
弓を持たぬ手で菊乃の肩をつかみ、揺さぶろうとした。
喉元から外れた手の下にあったもの。それは。
喉に突き刺さった懐刀。
喉元から胸の合わせに向かって伸びる、黒に近い赤い筋。
足は崩れないように、しっかりと結んである。
小兵太は、手にしていた半弓をぽとりと落とした。
「馬鹿な……。そ、そんな……」
驚きのあまり、肩に置いた手を放した瞬間、ゆっくりと倒れる菊乃の姿。
「き、菊乃様!」
喉に刺さった懐刀を抜く。
女の腕で刺したとは思えないほど、それは深く刺さっていて。
抱きしめた菊乃の身体は、まだ温かかったが、呼吸も脈も完全に止まっていた。
「菊乃様ぁ……」
小兵太の声に答えるかのように、力が完全に抜けきった菊乃の首が、かくんと倒れた。
29:約束 (9)
09/07/21 01:23:52 ycKhOwLD
放心したように抱きしめ続けていた菊乃をそっと横たえると、小兵太は叫んだ。
叫びながら、菊乃が背にしていた山桜を、抜き打ちにして切りつける。
なぜ。
なぜ、こんなことに!
罪もない山桜に幾太刀かを浴びせてから。ふと、我にかえった。
このまま、菊乃の死体を置いておくわけにはいかない。
死体を刑場に晒されたりして辱められないように、この桜の木の根元に埋葬して。
自分も菊乃の後を追おう。
小兵太の脳裏に、先ほど撃退した落ち武者狩りの農民たちの姿が浮かぶ。
彼らは、鍬を持っていたはずだ。
あれを、使おう。
農民たちと戦った場所に戻り、鍬を一本手に取ると、菊乃の亡骸が待つ桜の木へと
歩いてゆく。その足取りは暗く、重い。
小兵太は、桜の木に預けておいた菊乃の身体を動かすと、菊乃の足元に白いものが
落ちていることに気がついた。
どうも、懐紙らしい。
それを手にとると、何か黒い模様のようなものが浮かんでいるように見える。
じっと目をこらすと、それは血で書かれた文字であるとわかった。
あわてて、読み始める。
こんなところで、菊乃とともに政重様に習ったことが役に立とうとは。
「守重様。あなたと結ばれることができぬなら、ひとり生きていても意味はありません。
あなたの足手まといにならぬよう、ここではない場所で、ずっと、あなたを見守ります。
菊乃は、心からあなたを愛しています。どうか、ご武運を」
その手紙を読んで、小兵太は悟った。
自分が、どれだけ菊乃を愛していたかを。
菊乃が、どれだけ自分を愛していたかを。
そして。
それが、永遠に失われてしまったことを。
30:約束 (10)
09/07/21 01:24:40 ycKhOwLD
小兵太は泣いた。
愛しい女の骸を抱いて。
胸の奥からあふれるままに泣いた。
かなり長い時間、そうしていたが。
ふと、思う。
はたして、本当に永遠に失われたのだろうか。
いや、違う。
自分が菊乃を思う気持ちに変わりはない。
それに、菊乃の気持ちは、これから永遠に変わらない。
ならば。
小兵太は、菊乃を再び強く抱きしめる。
「菊乃様……」
髪を、そっと撫でた。
「我ら、今、ここで。永久に結ばれる夫婦となりましょう」
小兵太は、菊乃の唇に自分の唇を重ねた。
菊乃の甘い香りと、喉元から漂う鉄の香りが、鼻腔の奥に届く。
そうだ。そうとも。
愛しい女と。生涯にただ一度だけの契りを。今、交わそう。
帯を解き、奥に隠された柔肌を空気にさらす。
菊乃の肌はさほど白くない。女だてらに川泳ぎなぞするような闊達な性格だったため、
他の女たちとは違い、全身がほんのり日焼けしていて、小麦色とはいかないが、
いい色の肌をしている。
女の白い肌はたまらん。などと聞かされた小兵太だったが、菊乃のこの少し日焼けした
肌の色の方が美しいと思う。
血の気が引いて、若干青白くなったように見えるが、そんな菊乃の肌に触れると、
その色からは想像もできないくらい、なめらかな肌だった。手にしっとりとなじみ、
触れているだけで心地よくなる。それを撫でれば、心は喜びに震えてしまう。
一糸まとわぬ姿となった菊乃を、再び抱きしめる。
ああ、この肌の感触を、もっと味わいたい。
そう思った小兵太は、菊乃をそっと横たえると、身につけた具足をひとつひとつ
丁寧に外していく。
31:約束 (11)
09/07/21 01:25:30 ycKhOwLD
褌ひとつの姿となった小兵太は、菊乃の肌の感触を全身で味わうために、彼女を
包み込むように抱きしめた。頬に頬で触れ、髪をなでながら頭を抱きかかえる。
菊乃の胸は小ぶりで、片手で被えばほぼ隠れてしまうほどの大きさでしかない。
その小さな胸が、小兵太の胸をくすぐるように、ほんのわずかに触れている。
小兵太は、菊乃の胸に触れた。
もはや生の痕跡を感じられぬその胸を、手のひら全体で愛していく。
衝動にかられるままに、胸の先端にある桃色の突起を口に含んだ。
赤子がそうするように口に含んで吸ったりした後、舌先で包んだり、押し込んだり、
そっと噛んでみたりした。
甘い。
菊乃の胸を十分に堪能した小兵太は、菊乃の女の部分に指を伸ばした。
以前、大人たちに、半ば戯れ。半ば教育として、男と女の営みを見せられたとき、
その部分はしっとりとつややかに濡れていたものだ。
それが、女が男を受け入れる体制が整った合図なのだが。
菊乃は、その部分が愛しい男に愛されて濡れることは、二度とない。
それでも。小兵太は菊乃と契るために、自分の陰茎を菊乃の陰裂にあてがう。
菊乃の中に入ろうとするが、ものすごい抵抗がある。そのため、とてもじゃないが
先端すら入りそうになかった。
小兵太は、意を決すると、菊乃の足を押し広げて、隠れていた奥の肉襞を
舌でかきわけるようにして探り出した。
菊乃のまだ男を知らないその部分は、小兵太の舌で開かれると同時に、
唾液で徐々に潤いを帯び始める。漂う女の香りは、菊乃が男を受け入れられる年齢に
達していることを示している。
ほどよく濡れたと思ったところで、小兵太は再び菊乃の入り口に先端をあてがい、
菊乃の中へと侵入を試みる。
今度は、入った。
自分の陰茎を包む菊乃の秘所の感覚に、思わず声が漏れる。
「う、あ……」
これまでに経験したいかなる感覚とも合わぬ、おそろしく甘美な快感だった。
32:約束 (12)
09/07/21 01:26:22 ycKhOwLD
動ける余裕などほとんどない。このまま果ててしまいそうなほど、菊乃のそこは小兵太を
包み込むように受け入れて、死してもなお小兵太を愛そうと懸命の努力をしているようにすら思える。
そんな菊乃の亡骸を抱きしめると、小兵太は菊乃の唇を奪った。
女と繋がるという感覚。それも、愛しい女と繋がるという感覚に、小兵太は酔いしれた。
もし、これで、菊乃が喜んでくれていたら。
どれほど素晴らしいものになったのだろうか。
永遠に体験できなくなったその行為についての妄想を捨て、小兵太はただひたすらに、
菊乃に愛を伝えていく。
長い結合により、自分のモノを包まれるという感覚に慣れてきた小兵太は、少しずつ
自分の腰を動かし始める。
ただ結合しているときとはまったく違う、情け容赦ない刺激を受けて、小兵太は
あっさりと限界を超えてしまった。
菊乃の奥に突き入れると同時に、自分のモノが激しく暴れて、菊乃の奥の奥を
めがけて白濁液を吐き出していく。
びくん、びくんと脈打つたびに、小兵太の頭が白く焼けるような感覚に支配される。
吐き出すだけ吐き出した後、小兵太は引き抜かずにゆっくりと動き始めた。
菊乃との結合部から、小兵太が放った精液が少しずつ漏れてくる。だが、
小兵太自身が放った精液のおかげで、菊乃との結合部からの刺激は若干落ち着いた
ものとなり、いくらか耐えられそうなものになっていた。
小兵太は、菊乃との感覚を身体にしっかりと覚えこませるつもりでいた。
この先、女と交わることは一生あるまい。いや、一生せずに過ごすつもりだ。
自分が契りを交わすのは、ただ、菊乃一人だけ。
抱きしめた菊乃の髪の香りを楽しむ。
愛しいと思う心がさらに膨らむと同時に、結合しているモノも硬さと大きさが増していく。
再び、菊乃の中に放つと、小兵太はゆっくりと引き抜いた。
菊乃の奥から、契った証が零れ落ちていく。
33:約束 (13)
09/07/21 01:27:50 ycKhOwLD
ただ一度の契りを結び、菊乃を生涯ただ一人の妻として迎えた小兵太は、
乱れた菊乃の服をきれいに整えると、菊乃の身体が完全に収まり、
野犬などに掘り返されないくらいの深さの穴を、一心不乱に掘り始めた。
いつしか、月の明かりは薄れ、日の光が東の空を明るく染めようとするような時刻となっていた。
墓穴は完成した。
小兵太は、再び菊乃を抱きしめると、彼女の身体を抱きかかえる。
自分も墓穴へと入りながら、小兵太は菊乃の亡骸をそっと横たえた。
菊乃の頬を、そっと撫でる。
「菊乃様。この守重、必ずや菊乃様に見合う男となってお側に参ります。それまでは、
この脇差を私と思って、お側に置いてくださいませ」
愛しい女の両手を、胸の上で脇差を抱きしめるような形に組むと、守重は足元から
そっと土をかけていった。
菊乃の顔を、もっとしっかり見ていたかったのだが、視界はぼやけてしまっていて、
よく見えなかった。
菊乃の身体を覆い隠した土を、手のひらで突き固めた後で。守重は、あたりにある石を
拾っては、石塚を築いていった。
それは大変に粗末なものだったが、愛しい女の墓の在り処を示すものであった。
その石塚に向かい、再び涙を流す。
いつか、必ず。愛しい女に相応しい男となって、ここに戻るのだ。
守重はその足で松平方でも評判の武将のもとに降った。今川方についた地侍の奉公人など、
彼が何らかの判断を下すような相手ではなかった。
それでも、守重に対して戯れまじりに「何ができるのか?」と問い、守重が「弓」と答えて
弓の腕前を見せると、手元に置いてもいいかと思うくらいのことはした。
結局、守重は彼の家臣のもとで預騎として働くことになった。初めは弓足軽扱いだったが、
戦の中で徐々に頭角をあらわしていく。
三河の一揆で。
今川との合戦で。
織田の援軍として、姉川で戦ったこともある。
34:約束 (14)
09/07/21 01:29:16 ycKhOwLD
気がつけば、守重は弓組の組頭の地位にあった。五人の奉公人と二十余人の弓足軽を率い
、騎乗すら許される立派な侍となっていた。
まだ若い守重に、いくつか縁談の話があがるのだが、守重は微笑を崩さずにすべて断ってしまう
。理由を聞いても答えないうえに、養子を迎えた守重に対する縁談の話は、いつしか途絶えていった。
そんな守重に、さらなる転機が訪れる。
武田信玄の西上である。
浜松城を無視して西へと進む武田の後を追い、取って返した武田と真正面から
ぶつかった三方が原の合戦は、徳川の惨敗に終わった。守重の弓組も蹴散らされ、
配下の人数は半減していた。
浜松城へと戻ろうとする中、守重は一人の武将に呼び止められる。夏目吉信だ。
奇妙なことに、彼は家康の兜を被っていた。聞けば、これから家康を名乗って武田の
追っ手に突っ込み、追っ手の足止めをするという。
同行の如何を問われた守重は、そろそろ頃合だと悟った。
侍として、それなりの地位も得た。かつての主筋である野平政重よりも、
知行は上になっている。その上を望めば、さらに上を目指すこともできそうだったが、
あまり菊乃を待たせても可愛そうだ。
守重は覚悟を決めた。
奉公人の一人を養子のために残すと、「かねてから伝えし遺言を、遺漏なきよう頼む」
と言付けし、浜松城へと帰した。
戦は熾烈なものとなった。
ただでさえ手勢が少ないのに、追っ手へと突っ込もうというのだから。
夏目殿の手勢は、その主君とともに与えられた任務を果たした。徒歩で進む守重の手勢が
役目を果たすのは、これからだ。
家康と称する武将を討ち取ったことで、武田の追撃の手はゆるむかと思ったが、
勢いは少しも変わらなかった。
猛烈な勢いで突入してくる武田の騎馬隊に対し、守重は槍衾で立ち向かう。
35:約束 (15)
09/07/21 01:29:51 ycKhOwLD
最初に放った矢は、馬に乗って突撃してくる、およそ四十間は放れた相手に対するものだった。
喉のあたりに矢を受けた敵が、たずなを放して地面へと落ちていく。
戦果を確認しながらも、守重の指先は矢筒から次の矢を抜き取っていた。
みるみる近づく敵に対し、怯える足軽たちに命令を下して槍衾を維持しつつ、
守重は次々矢を放つ。
五人を射倒したところで、敵に懐に入られた。槍を打ち払い、開いた隙間に馬で乗り入れ、
抜き放った刀で手当たり次第に周囲を切りつける。
そんな敵の眉間に矢を放った守重だったが、槍衾に開いた穴を塞ぐ時間がなかった。
さらに近づく敵に向けて矢を放ち、その男が崩れ倒れるのを確認する間もなく、
次の矢に指をかける。
それは、目の前に現れた騎馬武者から繰り出された槍によって妨げられた。
右胸に突き立った槍のため、守重は地面に倒れる。
弓を捨て、刀を抜きながら起き上がる守重の背中を、さらに槍が襲った。
二本の槍は、守重の命を奪うに十分な傷をあたえていた。ふらつく身体を奮い立たせて、
近くを通りかかる騎馬武者に切りつけ、一人を落馬させる。
それが限界だった。
身体の力が抜けて、地面に倒れる。
守重は満足していた。
放った結果を確認した矢は、すべて狙った場所に当たっていた。
冥土の土産に持っていっても恥ずかしくない話だ。
これで、夏目殿の目的も果たすことができていれば、万々歳だ。
霞みはじめた守重の視界に、菊乃の笑顔が浮かぶ。
「菊乃様……。今、まいりますぞ……」
倒れた守重の首を、一人の騎馬武者が奪っていった。
戦の後、戦場に残された数多の屍の中から、守重の養子は守重を見つけ出した。
そして、彼の残した遺言どおりに、三河と遠江の国境に近い村の側にあった、
山桜と石塚の隣に埋めた。
うっすらと傷のついた山桜が、とある寺の中庭にひっそりと立っている。
その根元で寄り添うように並ぶふたつの石塚はかなり古いもののようで、
見事に苔むした姿を見せている。
ただ、その根元で、いかなる約束が果たされたのかを知るものは、もう、誰もいない。
36:シカン文化研究員
09/07/21 01:31:42 ycKhOwLD
以上です。
自分的には純愛ではなかろうかと思っております。
再び規制とならなければ、週末あたりにもう1本、持ってこれると思います。
音沙汰が無い場合は、察してやってください。
それでは。
37:名無しさん@ピンキー
09/07/22 00:42:28 fvmOMXkq
これは地元の話だ! すばらしい。
ただ一ヶ所名前を間違えているのは残念。
38:シカン文化研究員
09/07/26 00:23:10 QxBO4bW5
あら。名前、間違ってましたか。投下前に何度も読み直してみたんですけどね。
気づかないものです。ダメダメですね。
連投で皆様には大変ご迷惑かと思いますが、再び規制が入る前に、
もうひとつだけ投下させていただきたく思います。
全部で15分割。テキスト量は28kBくらいです。
スレにあまり関係しない描写に関するキーワードは、
拷問 死体損壊
です。
若干、暴走気味なように思いますので、
上記キーワードに嫌悪感を感じた方は、スルーしてくださいませ。
NGワードは「悔やんでも悔やみきれない過去の過ち」で。
39:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (1)
09/07/26 00:26:22 QxBO4bW5
限界が近づいていた。
私の周囲を、親族たちが心配した表情で囲っているはずなのだが、私の目には霞がかかって見えず。
彼らは、先ほどから幾度も呼びかけているようなのだが、私の耳には遠いささやきにしか聞こえない。
次第に薄れ、たびたび途切れる意識の合間に、私は過去の夢を見ていた。
今でも決して忘れることのできない、昔の夢を。
― 悔やんでも悔やみきれない過去の過ち ―
城の西側に建つ尖塔の中ほどに設けられた石牢は、遥かな高みにある鉄格子付きの小窓と、
壁面にあるごくわずかな燭台以外には、明かりを取る手段がなかった。
そのため、牢内は常に薄暗く、すべてのものが漠然としていて、はっきり見えない。
私は、それを嬉しく思った。少なくとも、目の前の光景を、鮮明に見ることはないのだから。
牢の奥。ぼんやりと白く見えるものに。何かが、空気を切り裂く音を響かせながら近づいていき、
白いそれにぶつかると同時に、乾いた音をたてる。
「あああっ!!」
女の悲鳴。
奥にいる女を打った鞭が、私の隣にいる助手の手元に引き戻される。
「なぜ、あのような地図を持っていたのか!」
私たちの頭上から、強く詰問する男の声が響く。
そこは、自分は決して汚れることのない特等席だ。
部屋の奥からは、何度も繰り返された返事がかえってくる。
「し、知りません! 本当に、知らないんです!」
「くどい!」
男の怒りの声に合わせて、助手が再び女を鞭で打つ。
石牢に、再び乾いた音が響いた。
私は、この場にいなければならない事実に、胸の奥が焼けて吐きそうな思いを味わっていた。
できることなら、このような場所にはいたくない。
だが、私はこの場にいなければならない。
それが、私の仕事だから。
40:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (2)
09/07/26 00:27:10 QxBO4bW5
拷問吏。
秘密を持つ人物から、その秘密を引き出すのが私の仕事。その方法は主に暴力による。
そして、今は、私が拷問吏として挑む初めての仕事だった。
父が拷問吏でなければ、私は絶対にこの仕事を選びはしなかった。
まあ、そもそも、私に仕事を選ぶ権利など無いのだが。
父は、自分の仕事では決して失敗しない男だった。
人生で唯一の失敗は、妻を娶って私を生ませたことだろう。
拷問吏は、刑を宣告された女が妻になることを承諾した場合、その女を無罪とする権利を持つ。
父はただ一度だけ、その権利を行使し。母は、それを受け入れた。
そこに、愛は無かったようだ。少なくとも、母の側には無かったように思う。
私が持っている母の記憶は、潰されて満足に歩くことができなくなった足を引きずりながら、
無表情で毎日の家事を黙々とこなす姿だけ。笑顔はもちろん、怒った顔も、泣いた顔も
一度として見たことはなかった。
そんな母は、私が七歳のときに死んでしまった。拷問で砕かれた足が腐ったのが原因らしい。、
母の葬式の記憶は無いが、父が母の死に涙を流した記憶もない。
やはり、愛は無かったのだろう。
母が死んでから。父は、私を自分の仕事場に連れて行くようになった。
将来、私がこの仕事に就いたときに、右も左もわからぬようなことのないように。
という、父なりの配慮だったのかもしれない。
私にとって、それは逆効果だった。
拷問と言う残虐な行為を、どんな年齢で見たところで。
私は、嫌悪感以外の感情を抱くことは無かっただろう。
父の仕事に立ち会うこと。それが、私にとってはまさに拷問だった。
その意味では、父は息子に対しても仕事熱心だったのかもしれない。
男も。女も。父の前ではあらゆる秘密を隠したままにしておくことはできなかった。
そして、父は実に様々な手法を私に見せ、私の将来に役立つようにいろいろと教えてくれた。
私に覚える気があれば、それは実に有用な情報で、見事な教育だったのであろう。
惜しいことに、私はそれらを覚える気はまったく無かった。
父は根気のある教師だったから、何度も何度も、私に自分の持つ技術を教えた。
それが、さらに私の嫌悪感を煽り。私は、この仕事に関する一切の情報を身に寄せ付けないようにした。
それが今、私の首を絞めている。
父は実にあっけなく死んだ。
酒場で一人で黙々と酒を飲み、誰に気づかれることもなく、机の上で息を引き取っていた。
年齢的に、老衰ではないから、おそらく、病死。
拷問利の仕事は、原則として息子が継ぐ。例え、それがまだ十八の未熟者でも。
私が拷問吏という仕事をしている理由は、まさにそれだった。
41:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (3)
09/07/26 00:28:24 QxBO4bW5
肘で腹をつつく感覚が、私を現実に引き戻した。
「聞こえんのか? 拷問吏!」
「はい、何でしょう、閣下」
頭上で怒鳴る声の主に顔を向ける。
「この方法では口を割らんようだ。別の方法で責めよ」
「はい、閣下」
別の方法と言われても。
途方にくれる私に、助手は巨大な水がめを指差した。
意図は明白。
天井の梁からは、鎖や滑車やロープの類がいくつもぶらさがっている。
助手に命じて女を服を剥いて。私は、女の手首を後ろ手に縛ってから、足首を革のバンドで固定した。
その間、助手は天井から吊り下げるためのロープと滑車を準備し、炉に火を入れて、
必要な器具を炉の中に突き刺して並べていく。
その様子を、女は不安そうに見守っていた。
準備は整った。
女の足首につけた革バンドの金具に、天井から下げたロープの先についている金具を取り付けて。
助手が滑車の間を複雑に交差したロープの末端を引くと、女の身体は釣りあがり、
頭を下にしてぶらさがる。
女の頭の下には水がめが。
何が行われるかを察した女が、激しく暴れる。
「や、やめてください! 私、本当に、何も知らないんです!」
頭上から、男の声が響く。
「しぶとい奴め。やれ!」
助手がロープを緩めると、女の身体は胸のあたりまで水がめに浸かる。
助手はそこでロープを壁に打ち込まれたピンに絡めて、それ以上女の体が下に下がらないように固定した。
落とされる覚悟をしていた女は、息を止めて必死に耐える。
だが、永遠に呼吸を止めていられるはずもなく。
女の身体が激しく暴れ始めて。水がめの奥から、大量の気泡が浮かんでくる。
浮かんでくる気泡が少なくなったのを見計らい、助手が強くロープを引くと、
女の頭が水がめの水面よりも高く上がり。げほげほと咳き込みながら、水を吐き出した。
助手は再び、容赦なくロープを緩める。
呼吸を整える暇も無く、再び水に漬けられた女は、大量の気泡を吐き出しながら、
激しく体をよじる。
水がめから浮かぶ気泡が消えかけたところで、再び身体を引き上げた。
「地図を持っていた理由は!?」
「し、知りません……。それは、私のものじゃありません……」
これは、長い仕事になりそうだ。
42:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (4)
09/07/26 00:29:19 QxBO4bW5
炉で温めていた器具が運ばれてくる。
構造はいたって単純。先端が尖った細長い鉄の棒に木の持ち手が付いているだけ。
足元で赤々と燃えている炭火の中にそれを突き刺して、熱する。
心底嫌になるが、これは拷問吏である私の仕事だ。助手にやらせるわけにはいかない。
父がやっていた手順を必死に思い出しながら。赤熱するまで温められたその棒をひとつ掴んで、
女の顔の前に突き出す。
それが、どういうものかを把握させるために。
そして。
その棒で、女の太腿を無造作になで付けた。
肉の焼ける音。臭い。そして、悲鳴。
鉄の棒が熱で肌を焼けなくなるまで、女の太腿に痕をつける。
女の身体に触れることによって熱を失った棒を、炭火に突き刺すと、次の棒を手に取る。
女の顔は、鼻水や涙や水がめの水やらで、ひどく汚れていた。
「洗ってやれ!」
頭上の男の声にあわせて、女の身体が水がめに沈む。
それに合わせて、私は、傷のついてない側の太腿に棒をあてる。
水がめからごぼごぼと気泡が湧き上がり、女の身体はさらに激しく跳ねまわる。
引き上げられた女は、息も絶え絶えになっていた。
「正直に話せばこれ以上は続けない。だから、早く話して楽になれ……」
優しく声をかける。だが、女は、あくまでもしらを切るつもりのようだ。
「し、知ら……ない……。わ、私。な、にも……。知らな、い……」
頭上から、ため息が聞こえてくる。
「もう少し、強い責めが必要なようだな。拷問吏。やれ!」
次は、腹を棒の先でなぞった。肌が焼ける音と臭いが室内に広がるが、それでも女は口を割らない。
仕方ない。
女は再び水に浸かるが、今度は肩まで。
そして。
真っ赤に焼けた棒を、女の乳房を撫でつけ、突き刺した
長く続いた責めにより、体力を消耗していたはずの女の身体が、それまでにない激しさで暴れまわる。
水がめに湧く気泡もかつてない量で、本来なら悲鳴として吐き出される肺の中の空気が、
水面を激しく揺らす。
それでも、結果は望んだものにはならなかった。
棒が乳房を横に貫き、敏感な先端を焼き潰しても、雇い主が欲する「地図を持っていた理由」は
聞き出せなかった。
尋問は、次の段階に進む。
43:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (5)
09/07/26 00:30:27 QxBO4bW5
ここでも望んだ情報を引き出せなかった場合は、いろいろと困ったことになる。
無実の女を拷問にかけたとなれば、尋問を主導するわが主と、拷問を加えた拷問吏たちが、
逆に罪に問われる。つまり、私たちのことだ。
だから、何としても、女から「地図を持っていた理由」を聞き出さねばならない。
細長い木の台に、女を寝かせつけた。足元側がわずかに低くなるように調整し、
台から出した補助台に、女の手首と足首を縛り付けて、大の字を描くように固定する。
頭と腹を縛って完全に固定すると、女の鼻をつまんで無理矢理口を開けさせる。
口の上に、包帯のように細く長く切った木綿の布をのせ、その上から押し込むように、
女の口に漏斗をあてがった。
これから何が行われるのか、不安と恐怖で、女の目がかっと開く。
その目を見ないようにして。
助手に合図を送ると、助手は水差しから漏斗の中に、少しずつ水を流し入れる。
強制的に水を飲まされて。すでに抵抗する気力も体力も無い女は、なす術もなく横たわっていたが、
やがて、激しく身をよじり、この場からなんとか逃れようと動き回る。
無理もない。
女が水を飲み込むたびに、布が喉の奥に侵入していく。
布は濡れてぴったりと喉に張り付き、呼吸を困難なものにさせる。
異物が侵入してくる感覚と、それが喉に張り付く感覚と、呼吸が困難を極めるという事実が、
絶え間なく女を襲っているのだ。
布を喉の奥に送り込むために、すでにかなりの量の水を飲ませている。
胃が水で膨れたため、腹が不自然に膨れ上がる。とはいえ、腹の中あたりを縛り上げているために、
縛った下は普段のままで、上は醜く膨れている。という状況だ。
布が予定した量まで入り込んだのを確認して。私は再び熱した棒を取る。
後、残された場所は、ここしかない。
女の開いた足の付け根。女の敏感な部分に、強烈な熱を放つ先端を押し付ける。
その瞬間、固く縛られて動けないはずの女の身体が、激しく跳ねた。
漏斗に押さえられて、ほとんど聞こえない悲鳴が響く。
外側から、徐々に内側に向かうように焼いていく。
次第に、女の動きが緩慢になっていくのがわかる。
最後に、最も敏感な蕾を焼く。
それを合図に、女の身体は一際大きく跳ね上がった。
そろそろ限界に違いない。
私は、棒を炭火に突っ込むと、女の口に差し込んだ漏斗を抜いた。
44:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (6)
09/07/26 00:31:35 QxBO4bW5
私と助手は、女の口からだらんと垂れ下がる布の端を、それぞれ握った。
目で合図を交わして。
一気に引き抜く。
胃の中まで入っていた布が一気に引き抜かれると、女の口から血の混ざった水が吐き出された。
布も微かに赤く染まり、それが、いかに女を苦しめていたかが見て取れる。
女の口から、ごぼごぼと水が溢れ出る。
そんな女の膨らんだ腹を押して、さらに水を吐き出させる。
長い間押し続けて。女の口から、最後の水の塊が吐き出された。
その色は赤に近く、わずかに水が混ざっただけの血であったに違いない。
頭の上から、男の声が響く。
「あの地図を、なぜ、持っていたのか?」
体力の限界を超えたのか、女は、男の問いかけにもまったく返事をしない。
あまりにも長い沈黙に、助手の表情が変わる。
何が起きたかわからない私を尻目に、助手は女の頬を強く平手で打った。
続けて、胸に耳を押し当てる。
それで、助手が何を確認しようとしているかがわかった。
女の生死だ。
助手の顔は青ざめていて、私に向かって首を横に振る。―まさか。
私は、女に近づいて自分で確認した。
呼吸は無い。
心臓の鼓動は止まっている。
助手の目は救いを求めていたが、私にできることは何もない。
呼吸も、心臓も止まった人間を蘇生させる方法など、私は知らない。
「拷問吏?」
頭上から、問いかける声が。
「死にました……」
私は、力なく答える。
女は、限界を超えてしまったのだ。
生死の境を見極めて。その限界まで苦痛を与えて、必要な情報を聞き出す。それが拷問吏の仕事。
私は、その限界を見極めることができなかった。
できるはずもなかった。
その術を、知ろうとしなかったのだから。
45:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (7)
09/07/26 00:32:50 QxBO4bW5
頭上から、冷めた声が降ってくる。
「信じられん。手加減できずに責め殺したと言うのか。何のための拷問吏だ」
「申し訳ありません……」
私には、謝罪する以外の方法がなかった。
「私は、私が欲する情報を、これっぽっちも手に入れていないのだが」
男の言葉はナイフのように、私に突きつけられる。
「申し訳、ありません……」
「街と城の地図。それから、領内のどこに兵が駐屯していて、どれくらいの兵力がいるのか。
その兵種は何か。そんな軍事機密を書いたメモを持っていた女だぞ。他国の密偵かもしれんのだ」
「はい」
「それを、何の情報も得ることなく、無駄に責め殺しただと?」
怒りのあまり、怒鳴られるならまだわかる。
頭上から振る声の主は、あくまでも冷静だった。
それがかえって恐ろしくて、私は、声を発する主を見上げることすらできなかった。
「……追って沙汰を出す。それまで謹慎しておれ」
「はい、閣下……」
石牢の中に、助手と二人で残されて。
いや、他に、私たちが責め殺した女の死体がある。
助手を見ると、力なく首を横に振った。
「仕方ありやせん、旦那。まだ、慣れてねえんすから」
「ああ……」
助手は死体を見つめている。
「自分が、片付けやしょうか?」
私も、拷問台に縛り付けられたままの女を見る。
「いや、いい。私がやる。君は、使った道具を片付けてくれないか?」
「はい、旦那」
助手は、尋問に使用した器具をひとつひとつ丁寧に片付け始めた。
私も、女の死体を片付けねばならないのだが。
とても、そんな気分になれない。
ただ、女の死体を睨みつけるようにして立っているだけだった。
そんな私を心配したのか、助手は幾度か私の側に立ち、女の死体を片付けるのを手伝うか、
再度、聞いてきてくれた。
だが、私は、彼の好意を素直に受け止めなかった。
「大丈夫だ。ちゃんとやれるよ……」
そうつぶやく私に、助手は半ば呆れた顔で。
「手が必要になったら、いつでも言ってくだせえ。旦那」
それだけ言うと、助手は、この薄暗い部屋から出て行った。
46:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (8)
09/07/26 00:34:28 QxBO4bW5
薄暗く、息の詰まる思いをするような光景のこの部屋に、私はただ一人残された。
視界の中で、白く不気味に浮かび上がる女の死体。
それを、ただじっと見つめている。
そんな私の心を、どす黒い思いが支配していく。
「糞!」
抵抗することができなくなった女を、怒りにまかせて殴る。
腹を殴られた女の身体が、わずかに揺れた。
たしかに。私は、この仕事を心から嫌っていた。
だが。
今、私ができる仕事はこれしかない。
畑を耕し、麦や野菜といった作物を育てたり。
皿や籠。それに、服など。何か生活に必要なものを作ったり。
人に必要とされる仕事はたくさんある。だが、私は、一から習い始めるには、
少しばかり年齢を重ねすぎていた。
私ができそうな仕事は、残念ながら、これしかない。
だが、このままでは、私は無能者の烙印を押されてしまう。
雇い主が必要な情報を聞き出せない拷問吏に、存在する価値などないのだ。
私は、決断を迫られていた。
このまま、役に立たない拷問吏として、いつ首を切られるかわからない恐怖に脅えつづけるか。
それとも、性根を入れ替えて、この仕事に邁進するか。
……もはや、他に選ぶ道はない。
私は決めた。
この仕事を。
拷問吏としての仕事を全うしようと。
そして、そのためには、私は変わらなければならない。
人としての感覚を殺し、人の痛みや悲鳴に動じない、冷酷で非常な獣に。
心底、嫌ではあるが。この仕事を続ける以上、私は、獣にならねばならない。
覚悟を決めた。
やってやるさ。
他に、道は無いのだから。
47:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (9)
09/07/26 00:35:24 QxBO4bW5
決して記憶するまいと誓った父の言葉を、行動を、今、必死に思い出していた。
女の死因は何なのか、調べる必要がある。次に、失敗しないために。
幸い、ここには必要な道具が揃っている。あとは、私が覚悟を決めればいいだけだ。
覚悟はもう、決まっていた。
壁にかけてある両手で使う鋏と、よく刃が磨いである短剣を持って、女のもとに戻る。
短剣の切っ先を胸に軽くあてると、一本の線を描くようにして切り開く。
切りつけた傷口からどろっとした血が流れ出し、女の白い肌に朱色の筋をいくつもつける。
私は、父の手つきを思い出しながら、黙々と女の胸を切り開いていった。
赤黒い肉の中に、硬くて白いものが埋まっている。
女の身体に対して縦に長く、いくつもの骨がつながっているのが胸骨で。
その胸骨から、左右に広がっているのが肋骨だ。
鋏を使い、肋骨をひとつひとつ切断すると、女の胸郭が露になる。
乏しい知識と記憶を頼りにして、中に収められた臓器を確認する。
どうやら、心臓には特に問題はなさそうだ。肺も、水が入ってはいるが、深刻な損傷はしていない。
だが。
女の胃は、完全に裂けていた。
これが、女の命を奪ったのだろう。
大量の水を飲ませ、張り付いた布を一気に引き出し、腹を押して水を吐き出させた結果、
限界まで膨張していた胃が破裂してしまったのだ。
飲み込んだ水と一緒に、大量の血を吐き出した。おそらく、間違いないだろう。
台の上に縛り付けられたまま、胸を切り開かれて肉の塊となった女の姿を見ていると、
私の胸を不思議な感覚が襲う。
正直、美貌の持ち主ではない。ごく普通のありふれた女だ。
女の髪は濡れて頬に張り付き、その頬には、胸を切り開いたときに飛び散った血飛沫が、
点々と赤く飾っている。
唇は恐ろしいほど青く変色していて、肌も極端なほど白い。
胸郭内にある女の臓器は、奇妙に思えるほどてらてらと艶やかに光り、美しい桃色や、
どす黒い赤が目を引く。
美しい。と思った。
素直に。
この、壊れた女は、美しい。
生きていたときよりも、もっと。
傷つき、壊されたその姿は。
美しい。
48:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (10)
09/07/26 00:36:28 QxBO4bW5
なぜ、そう思ったのか。説明などできない。だが、それは、恐ろしいほどに美しかったのだ。
胸郭を開くため、肋骨から削ぎとるように切り離した女の胸が、皮膚によってかろうじて
胴体につながっている。
焼いたり貫いたりして、ひどく痛んでいるその胸を、切り離した皮ごと掴む。
程よい弾力。
親指を、生きている相手なら触れることのできない内側にそえて、残りの四指で胸全体を掴んでみる。
ずぶずぶと、親指が肉の中へと埋まっていく。
その感触が、たまらない。
焼けた部分が、やわらかな女の胸の中に硬く残っていて、それが指先に伝わる。
私は、特に傷をつけなかった側の胸をつかんだ。
そして、その先端についた小さな突起を、口に含む。そこにわずかな甘みを感じるのは、
それが女の胸だからだろうか。
生きている女ならば、舌と口で弄べば、その部分は徐々に硬くなり、隆起してくるのだが。
すでにこの世のものではなくなった女のそれは、何の反応も示さない。
先端に歯を立てて。
渾身の力で、齧る。
口の中に広がる、血の味。
噛み切ろうとしたのだが、人の身体というものは、そう簡単には壊れないようだ。
ただ、流石に完全なままではなかったようで。
千切れかけた先端が、皮一枚でかろうじてぶら下がっている。
なんだ。あと少しだったのか。
再び先端を口に含み、残った皮を前歯で擦るようにして切り取る。
ようやく離れたその肉塊を、ごくりと飲み込んだ。
女の身体の一部が、私の身体の一部になる。
狂ってる。
いいぞ。
このまま、獣になるのだ。人の気持ちや痛みを知らぬ、獣に。
胸を弄ぶのに飽きた私は、女の足元へと移動した。
胸のほかにも、いろいろと楽しめる場所はある。
そのうちのひとつを目にしたとき、私は思わず吐きそうになった。
49:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (11)
09/07/26 00:38:11 QxBO4bW5
女の部分は、酷い有様だった。
外陰部の主な器官は、高温で熱せられたためにによって焼けただれていて、完全に萎縮している。
命ある状態で。
愛する者に、このような姿に変わってしまった場所を晒すのは、耐えられないだろう。
唯一の救いは、それを見ているのは私しかいないことだ。
とはいえ、彼女の大切な場所をそんな風に変えてしまったのは私自身だし、
そんな私に醜くなった局部をまじまじと見られているのは、彼女にとっては苦痛以外の
何物でもないと思うのだが。
焼け爛れたその部分を舐める。
焦げた肉の香りと、味。
わずかに鉄の味もする。いや、血の味と言ったほうが妥当かもしれない。
すでに大陰唇と小陰唇の区別もつかないほど焼かれた部分を、舌でかきわけながら、
焼き潰された蕾を探し出す。
かなり苦労したが、それらしい部分をみつけた。
舌で触れる。
とても美味しい。
その時点で、私は十分すぎるほどに猛り狂っていた。
乱暴にズボンを脱ぎ捨てると、台に固定された女の足の間に入り込み、局部にモノを押し当てる。
入り口部分は焼いていなかったので、特に抵抗を感じることもなく、私の先端は女の入り口を広げた。
わずかに入った先に抵抗があったが、力任せに突き刺すことで、奥まで侵入することができた。
父が生きている間。尋問する女を辱めるために、父の代わりに犯したことが何度かあった。
それなりに心地よかったが、今に比べれば大したものではない。
女を相手にしているときの、互いの呼吸を読みながら、共に快楽を共有するようなものではなく。
ただ、一方的に自分の快楽を満たすための動きで、女を堪能する。
あっという間の絶頂だった。
女の奥にぴったりと先端を当てて、子宮の奥へ届けとばかりに、勢いよく精を放つ。
放ったのに、少しも萎えない。
そのまま、行為を続ける。
発射直後で敏感になっているため、次の絶頂もすぐに訪れた。
先ほどと同じように、女の奥の奥に突き入れて、あらん限りの精を吐き出す。
それで一息ついた私は、女から引き抜いた。
だらしなく開いた奥から、私の放った白濁液が零れ落ちてくる。
50:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (12)
09/07/26 00:40:18 QxBO4bW5
私は、ふと目に入った、壁にかけてある斧を手に取った。
いずれ、死刑執行人としての役目も果たさなければならなくなる。
死刑囚の首をを縄でくくったりするくらいなら、私と助手でできるだろう。
だが、斬首となると、まったくもって自信がない。
優れた拷問吏であり、優れた死刑執行人である父は言ったものだ。
「斬首ほど難しい処刑方法はない」と。
だから。
女をうつぶせに寝かせて、髪を束ねて片側にたらす。露出したうなじと後れ毛が、
たまらなく魅力的に見える。
その首に。容赦なく斧を振り下ろす。
鈍い感触が私の腕を襲う。だが、やはり、一撃では落とせなかった。
女の身体と頭が離れたのは、斧を四度も振り下ろした後だった。
髪をつかんで、女の首を持ち上げる。
予想以上に重い。
死刑執行人がやるように、私は女の首を高く掲げた。それはもう、誇らしげに。
弛緩して半開きになった女の口に、舌を突き入れる。
口腔内を舌で散々に弄んでから。
女の舌にかじりついた。
噛み切れるようなものではなかったが。噛むたびに味わえる弾力は素晴らしい。
女の首を台に置いたとき、それが目に入った。
形状は似ている。だから、きっと大丈夫だろう。
私は、女の首の切断面にぽっかり開いた穴に、自分のモノを突きたててみた。
強引に押し込むと、女の局部など問題にならないくらいの締め付けが、私を襲う。
狂ったように腰を動かして。通常であれば絶対に楽しむことのできない場所で味わう、
生まれて初めての感覚を堪能していた。
すぐに限界がくる。
喉の奥。というのは、正確ではないが。
女の首の奥に、欲望を解き放つ。
引き抜いたモノはほとんど汚れていなかったが、結合時に切断面とぶつかっていたあたりが、
血で赤く染まっていた。
その色が。
私を狂った喜びに導いてくれる。
51:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (13)
09/07/26 00:42:37 QxBO4bW5
女の腹腔内に収まった艶やかに濡れた腸が、私の心を妙に刺激した。
腸の中に、指を埋める。
ほとんど消えつつある生命の痕跡。温もりが、そこにはあった。
そんな腸の中に、硬く立ち上がった私の先端を埋める。
先端が、わずかに暖かい。
生きている者を相手にしては消して味わえぬ感触に、私は喜んでいた。
股間からの刺激よりも、背徳的な行為をしているという事実が、すぐに限界をむかえた理由だった。
骸にしか放てない腸の奥に、精液をぶちまける。
腸の下に、女しか持たぬ器官をみつけた。
女の胸を開くのに使った短剣を突きたてて、結合して欲望を吐き出した部分を切り開くと、
私の放った白濁液が、女が男を受け入れる筒の部分を満たしていた。
その奥にある、体内で子供を育むための場所を切り開く。
わずかに溜まっている、白濁液。
興奮のあまり、迷わずそれにかじりついた。
年齢的には、子供を生んだことがあったかもしれないが、突き入れた感覚から考えると、
おそらく未通であったのだろう。
一度も男に汚されたことのないその部分を、力任せに噛み千切る。
口の中に広がる、鉄の味。
たまらなく美味しい。
身体の中から、女の局部の方に剣を突き入れて。
男を受け入れる部分と、子供を育む部分をつなげたまま、女の身体から切り離す。
そして、自分の痛くなるほど膨張した肉棒を、それで覆った。
筒の部分が自分のモノを包み、かじった痕のある袋状の肉塊が、先端からぶらさがる。
それは、奇妙で愉快な眺めだった。
それだけで、また発射してしまう。
もはや、生前の原型を留めぬほどに損壊した女の死体。
それを、斧でさらに切断していく。
手を。足を。胴体を。
バラバラになった女を見て、笑う。
獣に、なれた。
私は今後、この仕事を、今日よりは上手くこなせるようになるだろう。
大丈夫だ。
そう、自分に言い聞かせながら。私は、バラバラになって運びやすくなった女の屍を、
牢の外へと運び出した。
もう、恐れや迷いは、ない。
52:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (14)
09/07/26 00:44:14 QxBO4bW5
「説明してもらおうか」
冷たい声が室内に響く。私は、助手とともに主に呼び出されていた。
女の死体が激しく損壊した理由を問われたのだ。
「閣下。あの女が死んだ理由を、特定しようと思ったのです」
「ほう」
主の顔が、嫌悪でひきつる。
「死体をバラバラにすることはともかく。死んだ女を犯すことで、死因が特定できるのかな?」
その言葉に、私は凍りついた。
あの背徳的な行為を。私が獣になるための儀式を。見られていたのか?
「君はどうも、自分の仕事を理解していないようだな。まことに残念だ」
違う。理解したから、私はあの行動に出たのだ。
「君の殺人欲求を満たすために、今の仕事があるわけではないのだよ」
違う。人を殺したいんじゃない。人を人と思わない存在になりたかったのだ。
「それにしても、死んだ女しか愛せないとはな。人間の屑め」
そんなことはない。違う。違うのだ。
私は、拷問吏と死刑執行人になるために、獣になると決めたのだ。
だから。
「いや、人間では無いな。お前はただの獣だ」
その一言で、私の中にあった恐れの感情が、一気に消えていった。
獣。
そうだ。それは、私がなろうとしたものだ。
それを説明しようとしたが、主は、私の言葉を遮るように言った。
「神の教えに背く行為を、私は見過ごせない。君を死刑に処す」
主は、情け容赦なく私を断罪する。
「……だが。君の父上のこれまでの貢献と、君の助手―今では彼が拷問吏だが、
彼の助命嘆願を聞き入れて、追放処分とすることに決めた」
その言葉が、私の命は奪われないという意味だということに気づくまで、時間がかかった。
「獣め。ただちにこの領内から去れ。そして二度と足を踏み入れるな」
ははは。
笑うしかない。仕事を続けるために、獣になろうとしていたというのに。
心底嫌っていた仕事から、逃れることができる。それは嬉しい。
だが、それは同時に、私ができる唯一の仕事を奪うことでもあった。
それに、逆らうことなどできるはずがない。
私には、承諾する以外の選択肢は無いのだ。
「わかりました……」
汚らわしき者の側にいることすら嫌だ。と言わんばかりの態度で、元雇用主は足早に去っていった。
元助手で、新たな拷問吏となった男が、それに続く。
視界の片隅に、振り返ってにやりと笑った拷問吏の顔が見えた。
53:悔やんでも悔やみきれない過去の過ち (15)
09/07/26 00:47:39 QxBO4bW5
私は、その日のうちに石牢の上にある拷問吏の部屋を追い出された。
持ち出せたものは、服と身の回りのささやかな品だけ。
他は、すべて部屋に置いてきた。
財産と呼べるようなものは無い。それが、今の私の価値を表しているようだった。
領内に留まることすら許されなかった私は、あてもなく彷徨う以外のことはできなかった。
路銀などすぐに無くなり、夜中にこっそりと実った麦などを盗む以外に、食事を得る方法は無かった。
人と出会うことは極力避けて、けちな盗人としての生活が始まった。
だが、それも長く続けられず、私の終わりが徐々に近づいてきた。
ついに、歩けなくなって、路傍に倒れこんだ。そこが私の終わりだと思った。
行き倒れた私を救ったのは、一人の農婦だった。夫に先立たれ、他に頼れる者がいない女で、
彼女が夫から受け継いだささやかな畑を守ることすらできずにいたのだ。
お互いの利害が一致した。
女に衣食住を提供してもらう変わりに、私は労働力を提供した。
はじめ、二人の言葉は通じなかった。
私は身振り手振りで女から仕事を習い、女の使う言葉が徐々にわかるようになってくると、
二人の気持ちはより近づいた。
時が流れて。私と女は結ばれた。誰も祝福せず、誰も反対しない結婚だった。
妻の持つ畑は小さなものだったが、二人と数人の子供が生活するには十分な広さで、
幾許かの利益すらもたらしてくれた。私は家族のために必死に働いた。
妻が倒れ、土に還ってしまった頃には、私も孫がいる身となっていた。
そして―。
今、私は、子や孫に囲まれながら、最愛の妻のもとへ旅立つ、最期の時を迎えようとしている。
これまでの様々な思い出が、脳裏をよぎる。
だが、私の心を強くとらえて離さないのは、妻の笑顔や、幸福だったこの家で過ごした日々ではなく。
過ちを犯した、あの日の記憶なのだ。
悔やんでも悔やみきれない。
もし、あの時。
父親の仕事を、もっと真面目に学ぼうと思っていれば。
白く美しい女の肌が。
醜く傷つく姿を。
鮮血に染まる姿を。
魂を持たぬ、ただの肉塊へと変わる姿を。
幾度も、幾度でも、見ることができたのに。
壊れた女の身体を、思うがままに楽しむことができたのに。
そう、それは。
悔やんでも悔やみきれない、過去の過ち。
54:シカン文化研究員
09/07/26 00:51:08 QxBO4bW5
以上です。
自分の限界に近いところまで、暴走してみました。
ただ、ネタの内容を冷静に読み直すと、若干スレ違いかもしれません。
自分のネタをお読みいただいた皆様、本当に、ありがとうございました。
他の方の作品を、力いっぱいワクテカして待たせていただきたく思います。
55:名無しさん@ピンキー
09/07/26 23:21:21 XDLYBDsV
これはすばらしい。すばらしい! すばらしいっ!!
オチの捻りも効いてる。
もう少し膨らませて長編サイズで読んでみたい。
56:名無しさん@ピンキー
09/07/27 11:42:01 LBegag8S
なんという力作、ここまで純粋に暴走できるのは素晴らしい!計り知れない内なる闇の部分を感じた、gj!
57:名無しさん@ピンキー
09/07/29 23:48:09 oNf7vtn0
>>54
いやー怒濤の投下乙、そしてGJ!
さて、堪能したし刺激を受けたので、近い内に私も何か投下しましょうかね。
58:名無しさん@ピンキー
09/07/30 03:45:34 6WrJpvav
こんな良スレになるとは
59:名無しさん@ピンキー
09/08/06 02:56:43 ZTsvqoPZ
新作に期待
60:名無しさん@ピンキー
09/08/06 11:20:00 v0tNffOJ
うん
61:名無しさん@ピンキー
09/08/08 22:53:43 f6VvnfL9
>>54
2作共良いですな。GJ!!
62:小ネタ ~海辺にて~
09/08/13 00:45:09 ZziY9AAv
海岸に流れ着いた女の水死体、潮流の関係で脱げてしまった水着が憐れさを誘う。
一応拝んでから身体を拝見する、生前身に着けて居たのがビキニだったんだなと分かる、何故なら乳房と性器付近が日に焼けて無かったからだ。
くすんでるが、焼けた茶色い肌と血の気が無くて蒼白いが生前は色白であろう、地肌の白さがエロい、まず目に入ったのが、お椀形のふくよかな二つの柔らかい盛り上がりとその頂上にある何故か勃起している乳首、乳首の色は、乳輪同様屍体故に青黒い、
仰向けに倒れて居る天を向く女のふくよかな乳房は、命を失っても尚美しくて丸い形を保ってまだ柔らかく、波が寄せる度に動く身体に合わせて揺れて淫美さを醸し出す。
髪の毛は短めで、脚はスラッと細くて、足の裏は地肌と同様に焼けて無いので、真っ白だ。
下半身を見ると、毛は濃いめで、尻の穴まで生えて居る。
掻き分けて内部を拝むと閉じて居る大陰唇が見える、血の気は無いので、乳首と同じ色合いだ。
生前の瑞々しい色合いを拝めないのが残念だが、若い女の女性器自体を拝むのは初めてだし、納得するしかない。
どうせ生きてる女とは縁が無いんだし…と言い聞かせながら大陰唇を広げると、小陰唇と薄紫の死んだ性器粘膜が見え、少し隆起し顔を覗かせた陰核と尿道口と膣口が見える。
膣口は少し開いて居て、蒼白い膣内のぬらぬら光る性器粘膜が見えるので、膣口を開くと少し襞があり、海水が入ったせいか女の性器特有の匂いも強いが塩臭さくもある。
取り敢えず一旦手を離すが、死後硬直のせいか、弾力を失った膣口は開いたままだ。
乳房も、体温を急激に失ったせいか、形は生前のままだが、乳房内部の脂肪が固まったせいか、少し硬い。
それでも、若い女性特有の可愛らしさや暖かさはあって、充分愛しいが。
取り敢えず乳房を揉むと、手の形に凹んだままなかなか戻らないが、特有のプルプルした感触は何とか感じられる。
生きてたらもっと揉み応えがあるんだろうなと詮無き事を思いながら彼女の乳房を揉むのを止めて彼女の死したる肉体を眺めて思案に耽る。
命を失ってまだ久しい肉体、美しいがいずれ朽ちて行く未来無き肉体…
恋も結婚も妊娠も関係無くなった女の形をした肉の塊、ならば朽ちて行く前に犯そう。
それから島の駐在に告げても良かろう。
俺は、人が来ない場所まで重たい彼女の屍体を担いで行った。
―彼女を横たえて、正常位の形で彼女を抱く。
一応唾液で彼女の性器内部を拡げて濡らしてから挿入する、ペニスからヒンヤリする感触が伝わる、死んでるから当然体温が無くて内部はペニスが凍り付くのでは無いかと思い萎え掛けるが、
我慢して挿入し、腰を動かす。
締まりは無いが、元々狭いのか彼女の膣内は、敏感な俺のペニスを程よく刺激し、最近余り自慰もしてないのでたちまち上り詰めて、妊娠とは無縁の死んだ子宮目掛けて大量射精してしまった。
この後色々やるけど、今回はここまでで。
一応完
63:名無しさん@ピンキー
09/08/13 00:48:37 ZziY9AAv
訂正
X:潮流の関係で脱げてしまった水着が憐れさを誘う。
〇:潮流の関係で水着が脱げてしまった全裸姿が憐れさを誘う。
後、屍体だが初めて見る女の全裸水死体とか追加するのを忘れた。
64:名無しさん@ピンキー
09/08/16 23:55:35 Z0wFQP5Q
次の方どうぞ。
65:名無しさん@ピンキー
09/08/19 12:25:08 FzJBr37J
愛する人が亡くなったら、その人の死体がほしい。自分のものにしたい。
66:名無しさん@ピンキー
09/08/21 10:22:48 rOo1xeY0
百合でネクロはここでおk?
67:名無しさん@ピンキー
09/08/21 14:21:26 i5mh+wrP
ネクロって、ゾンビや幽霊の類じゃないんだよね?
屍体相手なら犯す奴が女性だろうと特に禁止でもないからいいんでない?
68:名無しさん@ピンキー
09/08/21 15:58:22 OGiNdnpX
>>67
ちがいますよ
69:名無しさん@ピンキー
09/08/21 16:44:54 OGiNdnpX
ゾンビとかそんなものじゃない真っ当なネクロフィリアもの?です
舞台は明治から大正あたりです。書き上げるまでに飽きてしまうかも・・・・
完成したらうpします
70:名無しさん@ピンキー
09/08/21 21:53:57 i5mh+wrP
なら、よろしく。
71:名無しさん@ピンキー
09/08/27 19:08:10 osPTXPKl
宣言してからかれこれ一週間、他の職人の方々投下出来るならお願いします。
とにかく屍姦物を読みたい!
72:69
09/08/27 19:22:21 vz42ut+r
あと一週間・・・・・一週間・・・・・・・
最近忙しくてなかなか書けないんだ・・・・・
73:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 14:11:47 xN5SpMJj
ゲームで回復アイテムの食料とかががいつまでも腐らないように
死体も腐らないからいつでも屍姦し放題なファンタジー世界っていいよね。
まあ腐りかけじゃないと死姦じゃないって人もいるかもしれんが。
・・・でも腐った死体はいつまでも腐りきった死体にはならないから
ある程度で腐敗が止まると考えればOKか?
74:名無しさん@ピンキー
09/08/31 00:54:17 uHimyf3H
エンバーマの話見たいに屍体を永久に保存出来たらいつでも見放題だよな。
75:名無しさん@ピンキー
09/08/31 13:49:02 9dkH4xGp
そういえば食い物が腐るRPGがあったような……
76:名無しさん@ピンキー
09/08/31 19:26:00 qBDmRVgy
RPGの世界ならドラクエでいうおおきなふくろに死体入れてコレクションしたい。
職業別に99個ずつ集めてアイテム欄見て達成感でニヤニヤしたい。
そして時々『取り出す→メイドさんの死体』『装備→ちーんぽ』とかするんだ。
77:名無しさん@ピンキー
09/08/31 21:50:39 LosTXrwk
>>76
気をつけろ『くさった死体』というのがあるから
78:名無しさん@ピンキー
09/08/31 21:54:08 LjSFJkE2
>>76
死体を酒場に預けようとすると臭いが酷い(意訳)と嫌がられる件
あげく塩漬けにして保管云々言い出した覚えもあるし
普通に腐りはするんじゃね?
79:名無しさん@ピンキー
09/09/01 12:26:22 r0zD/aPn
棺桶に入れとけば腐らない仕様です。
勇者男が、死んだ仲間三人(女)の屍体にやらしい悪戯を…
80:名無しさん@ピンキー
09/09/01 23:11:08 Fydte96f
棺桶引きずりながら冒険する
彼はまさに勇者だな!
81:名無しさん@ピンキー
09/09/04 01:39:50 hnREzvY4
「おお、勇者よ!
死んでしまうとは何事だ!」と王様に叱られる勇者が、全滅した原因を作った普段勇者を馬鹿にして全く言う事聞かない女達三人に宿屋で、やらしい仕返しするんですね?
解ります。
最近のはどうだか知らないが、3までのドラクエならば、勇者一人しか蘇生して貰えなかったし。
82:名無しさん@ピンキー
09/09/04 13:25:29 XjrojeO+
Ⅸは全員蘇生。
主人公や非オリキャラ仲間がリッカの宿屋に入ると
何故か(都合上)蘇生している。
83:名無しさん@ピンキー
09/09/05 02:52:00 xUu0CH3/
投下します。
ベースはドラクエ3
だけど、相当歪んでます。
前編だけですが、投下開始
84:歪んだ勇者・前編
09/09/05 02:53:07 xUu0CH3/
―「くぉらぁ~!」
「勇者よ、死んでしまうとは何事じゃああぁ~ッ!」蘇生されたばかりの勇者は、玉座前に呼び出され、王様に開口一番怒鳴られた。
跪き、ただただ王様に平伏する勇者は、内心毒づく。「俺のせいじゃ無いのに。」と、げんなりするが王様の説教は容赦無く尚も続く
―全滅の原因を作った仲間についてだが、お約束的な露出が多い装備のグラマーでお転婆な女戦士ルナ、神秘の水着を好んで着るセクシーギャルな女武闘家キャリィ、我が儘で仕切り屋な性格の女賢者シリアルの三人とパーティを組んで居る。
大人しい性格の俺は、そんな三人からは見下され、ただ一人男だと言うのも手伝って、存在は空気であり、パーティのリーダーは実質シリアルであり、勇者である俺はただのお荷物扱いだ。
確かに剣の腕では、ルナに負けるし、力もルナやキャリィに負け、シリアルと良い勝負…一番年下なのも利いて居て、三人には相手にもされない。
だが、勇者専用装備や魔法を身に着けたら立場は多少代わるであろうが。
まだ駆け出しの勇者何かベテラン三人の女達からしたらガキで役立たずって認識らしい、だから意見など聞く訳も無く、馬鹿にされるのがせいぜいで、今回も無謀だと言ったのにシリアル達がバラ〇スに挑む事を強引に決めて、見事に全滅した訳だ。
代表として王様に叱られて居る俺を除き、今は棺桶に居るこの三人、母親のたってのお願いで仕方が無く組んだのだが、母親が恨めしい…こいつらと組んでからろくな事は無いなと思ってる最中も王様のまだ説教はまだまだ続く…
つか、俺勇者だよね?
シリアル達に馬鹿にされ、荷物扱いで、相手にされず、装備もバラモス相手なのに布の服と棍棒…あいつらは魔法の鎧とかそれなりの装備…当然役立たずなのは当たり前だよ、で全滅…
何か腹立って来た。
王様の怒声や周囲の嘲笑を聞きつつ、これまでの事を思い出しながら怒りと屈辱に涙を浮かべて肩が震える。
こう言う時だけリーダー扱いの一人蘇生…
ん、待てよ?
一人蘇生?
今こいつらをどうにか出来るのは俺?
なら、説教終わったらこいつらの装備奪ってそのままパーティから外してやろうか?
そしたらこいつらは、屍体として埋葬…キャラ消滅…よし!
勇者に似合わない邪悪な笑みをひっそり浮かべて王様の怒声を受け続ける俺、早く説教終われ!
そうすればこいつらと永遠にオサラバだ!
続く
85:歪んだ勇者・前編
09/09/05 02:54:23 xUu0CH3/
何だかわくわくして来た勇者は、王様の怒声なぞどこ吹く風とばかりに表面上は真面目に神妙にしていた。
―ようやく説教は終わり俺は今宿屋、今はウキウキしながら彼女達を棺桶から出して、装備を剥いで居る。
「今まで布の服と棍棒で居させやがってこのビッチ共が!」
勇者らしからぬ罵声を屍体の彼女達に浴びせながら
装備を剥いで居る。
余ったら新たな仲間に上げるか売れば良いよなと屍体にニヤニヤしながらぬがせてるんだが、脱がせて居る内に段々と肌の露出が増えて行く彼女達のやらしい姿に自分の一物がムクムクと起つのを覚え始めたのだ!
た、確かに年上とは言え若くて美しい乙女達だ、性格に問題があるとは言え、黙ってればかなりの美女達だ、一応装備をはぎ取る事を終えて下着姿になった彼女はとても美しくて淫美な雰囲気を醸し出して居た。
血の気は無いが、肌はまだ艶めいて、女として発達した身体…俺は、その姿を見て当初の考えを改める、散々俺をないがしろにして来た彼女達だ、このまま埋葬するのは惜しい、
屍体に欲情するのって背徳的で、勇者らしくないが、だがこいつら見てたら犯したくて仕方が無い。
どうせ死んでるからやりたい放題だ!
生きてたら絶対に不可能な事だし、やるなら今だ!
俺は、あろう事か彼女を冒涜すると言う背徳的な行為に興奮し、一物を更に堅く勃起させた。
彼女達を冒涜する、あれだけ俺を馬鹿にし、ないがしろにし、苛めて来たこいつら…ああそうか、今はこいつらは屍体…返事が無いただの屍…生前見たく俺を馬鹿に出来ずただそこに下着姿で、もうすぐ全裸屍体となって俺に犯されまくるこいつら…
そうだ、これは復讐だ。
これは彼女達に対する復讐だ!
決して冒涜ではない!
神様から使命を託された筈の俺をないがしろにした邪悪なこいつら…こいつらこそ正に悪の化身…悪女…なら良いよな?
うん、世界の平和を乱すバラ〇スの手下かもしれないこいつら。
勇者の邪魔をする三悪女…あう、俺が正義だ!
あっはははははははぁ……生前なら決して不可能で、今は彼女達は屍体…屍体達前だからこそなのが情けない話だが、そんなの関係ね―ッ、俺が正義!
ならば善は急げ!
俺は喜々としながら彼女達の下着を脱がせて、彼女達の身体の隅々まで見てやる為に、屈辱であろう全裸姿を拝見してやる事にした。
続く
86:歪んだ勇者・前編
09/09/05 02:56:37 xUu0CH3/
先ずは、いつも自分より力があって剣の腕も上だと馬鹿にする生意気なルナから脱がす事にした、桃色の巻き髪ロングで、乳房は巨乳と言える程の物三人の中では一番大きい。
褐色肌のルナが身に着けて居る旅用の巻いてあるだけの簡素な胸隠しを取り去ると、取り去った弾みで外気に晒された彼女の二つの巨乳がプルルンと揺れる。
褐色肌のせいか乳首や乳輪は可愛いピンク色だ。
とてもふくよかで、真直ぐ乳首は天を突き、真ん丸お椀型だ、力自慢だった筋肉質な身体に似合わず柔らかくて揉み応えありそうだ。
思わず揉みたくなるが、後が支えて居るので、やはり簡素な彼女の下帯を取る。
ムッとした女の匂いが彼女の女の中心から立ち込める、その中心は淡いピンクの淫花が咲き誇り、申し訳低度にピンク色の繁みが乗って居る形だ。
余り毛が濃い方じゃ無いのだろう。
初めて見る女の中心、大陰唇と小陰唇が足を開いた時僅かに開いてしまったのか、膣口や陰核も少しだけ見えて居る。
乳房もそうだが、後で見る三人の中では一番発達してたって事は後で見比べて知るのだが、とても綺麗で魅惑的だ。
見ただけで匂いを嗅いだだけで射精してしまいそうだ。
だが、何とか思い直して復讐とばかりに彼女の秘所の匂いや足裏や脇の下の匂いを嗅いでやる。
生前なら絶対無理な行為だけに興奮する。
臭い箇所だけにツンと来る、そりゃあ生前バラ〇スに挑むまでの数日彼女達は身体を洗って無いからなあ、汗臭いし少しべたつくが、でも何故か不快ではなく、より濃くなった女の匂いに興奮してしまう。
彼女の土踏まずの発達した俺と変わらない大きさの足裏、セクシーな唇、巨乳、屍体の股間に死して尚咲き誇り俺を誘う死淫花…ああ、堪らん
今直ぐルナを犯したいが、我慢して武闘家キャリィに取り掛かる。
いつもセクシーに俺を挑発しては、見とれる俺に「スケベ野郎死ね!」とか言って張り倒す糞野郎。
力自慢で、お姫様抱っこして崖の下に投げ落としたり、船から投げ落としたり洒落にならない事ばかりする非道なこいつ…他の二人もそれ見てゲラゲラ笑う。
俺がお前らに何をした!
だが、今はこのキャリィも返事が無いただの屍…くくくッ!
復讐に胸をたぎらせついでに一物も最大限にたぎらせながら、彼女の下着を脱がせる。
ルナも、練習台だといいながら俺を殺したりしてたが、こいつが一番俺に酷い事をした…その彼女の全裸実況だ!
ルナ程ではないが、外向き乳首のお椀型、ルナ程ではないが浅黒い肌乳首は、薄茶色で、大陰唇や小陰唇をはみ出させてる秘所もルナと比べると色がオレンジっぽい。
開くと、ニチャっと言うやらしい湿った音がしてかなり小水臭い、どうやら死ぬ前に失禁したらしい、なんだよこいつビビってたんじゃん!
ションベン漏らす程に…カッコわるいなあ!
あーハハハハハハハ!
殆ど狂気に近い笑い声を上げながらルナ同様に彼女の浅黒い身体の隅々の匂いを嗅いでやった、うはあ…ルナよりくせえ!
ションベン臭いし、体臭きっついなこいつ!
どおりで一番風呂が長かった訳か、一番香水臭い理由はこれか!
数日間洗えなかったから誤魔化せないよなあ!
はーハハハァ!
金を惜しまずに貸し切りでなかったら騒ぎになるほど俺は狂った様に笑って居た、今まで虐待されて来たんだ。
動けない彼女達を前にして堪りに堪った狂気が爆発って所だろう。
実は、金はたんまりあって彼女達を蘇生しても屁でも無いのだが、蘇生させたらまた惨め過ぎる冒険の日々が待って居る、するもんか!
続く
87:歪んだ勇者・前編
09/09/05 02:57:33 xUu0CH3/
散々嗅いでは悪態を突き、取り敢えず彼女を捨て置き、最後に残る賢者シリアルに取り掛かる。
こいつは…リーダーの座を奪うだけじゃ飽きたらず、俺より魔法が上手い事を自慢しながら三人を煽動して一緒になって俺を虐待し、イオナズン、マヒャド、ベギラゴン、メラゾーマ、ザキ等で俺を魔法の実験台として殺して、蘇生させてはなぶり…
レベルすらあげさせて貰えず…装備も…あああああああ―ッ!
うおおおおお―ッ!
こいつめえぇーッ!
思い出すと怒りが頂点に達してしまい、絶叫を上げながら彼女の下着を破り取った。
白い肌、他の二人と比べて小さいが一般的には普通サイズの乳房が乱暴し、赤い色の乳首が上下左右に乳房に合わせて動く、凄く淫らだ。
無毛の股間、そして股間に走る肉の縦筋…年上とは言えまだ10代三人の中では一番年下、当然か、縦筋を開くと淡いピンク色の粘膜をした内部が見える。
彼女の匂いを嗅ぐが、余り臭わない。
金色の髪、白磁の様な白い肌、いい忘れたがキャリィは黒髪だ。
さあ、これで三人共全裸にした、並べて観察してみる。
見慣れてないせいか、どうしても三人の股間に咲く淫花を見てしまう。
死して尚咲き誇る屍淫花…三人の個性溢れる女の中心…何て悩ましい。
だが、彼女達は母親になる事も、恋人にそこを愛される事も無い。
俺がパーティから外せば、埋葬されて朽ち逝く屍体達…
ふふふ、くくく、ハァッハハハハハハッ!
彼女達の屍体を見下ろしながら、一物を怒張させ俺は哄笑した。
―屍姦編へ続く―
88:名無しさん@ピンキー
09/09/05 02:59:04 xUu0CH3/
投下完了。
何だか物凄いアホな話を書いた気がする。
後編は、近日公開予定、先に誰か投下あるなら待ちます。
ではまた…
89:名無しさん@ピンキー
09/09/05 08:43:05 /WqokqCx
ウオオ、続きが気になるぜ!
90:名無しさん@ピンキー
09/09/05 12:33:47 WKoUh78f
ドラクエいいね!
もう三回抜いた
91:名無しさん@ピンキー
09/09/05 13:25:37 NjN1Rm1a
だれかドラクエ書いてくれると信じていた
良かった良かった
92:名無しさん@ピンキー
09/09/05 13:26:44 xUu0CH3/
投下します、ルナからキャリィまでの風呂場屍姦です。
中編かな?
では行きます
93:歪んだ勇者・中編
09/09/05 13:27:43 xUu0CH3/
俺は彼女達の屍体を心行くまで観賞している。
三人共美しくて淫美な身体をしており、その三人が仲良く並んで俺に足裏を向けて、淫らな乳房や屍淫花を晒して居る。
生きてたら有り得ない光景だが、俺もキャリィから聞いたが、死んでた時彼女達に悪戯されていたらしい…自慢じゃないが、彼女達曰く俺の一物や玉はかなり大きいとの事…だが、男の場合萎れてる事が多くて遊べなかったとか。
一度だけ勃起状態で死んでた時は笑いながら代わる代わる弄って自分達の乳房や口や下の口で俺を犯したとか…腹立つ話だが、今は立場が逆だ。
ちょい昔見た事あるが、宿屋で毎晩裸で三人で良く絡み合ってる光景をこっそり覗き見した事がある、男嫌いで、レズピアンな彼女達は俺をオナニーの道具として、レズ行為のバイブ代わりとして、勃起状態の俺の屍体で楽しんで居たらしい。
何故レズピアンになったかは、バラ〇ス侵攻時のどさくさで彼女がまだ少女だった頃(シリアルは少女かも知れないが、精神的にはババアぽかった)荒くれ者供に犯されたとかだから男嫌い故、俺につい辛く当たるんだと珍しくシンミリしたルナから聞いたが冗談ではない!
はらいせかよ!
と内心煮えくり返った物だ。
このレズピアン変態ビッチめッ!
よし、ならこいつらをおかずにして楽しんじまえ!
俺は、服を脱ぎ捨てて全裸となり彼女達が言う大きな一物を彼女達に向けて扱き始めた。
彼女達の淫ら過ぎる屍体により既に最大限に怒張し、血管を浮き立った俺の一物、先端は先走り液で既に濡れ濡れで、根元までぬるぬるだ。
眼前の光景を見るに無理は無いが、三人の股間をおかずにしてシコると既に敏感になってる張り詰めた亀頭が脳に凄まじい快楽を送り、脳の射精中枢がOKを出す。
ああ、気持ちいい!
こいつらの股間、何てやらしいんだよ。
こんなにジックリ見られるなんて、よしお前らはずっと屍体だ!
かつてお前らが俺にした様に俺が今度はお前らを道具にしてやるッ!
先ずはその第一歩だ!
食らいやがれッッ!
必殺技を叫ぶように咆哮しながら俺は、彼女達の屍体に射精し精液をぶちまけた。
ブピューッッ、ビュッビュービュルルル―ピチャピチャ
玉が大きいと生前のキャリィに言われた。
ちんぽばかりでかいと生前のルナに言われた。
貴方のチンチンだけは素敵と生前のシリアルに言われた。
だが今は屍体のこいつら、だから容赦無く彼女達の身体に大量の精液をぶっかけて精液塗れにしている。
確かに彼女達が言う様に玉が大きい分沢山出る様だ、死んでる時以外も縛られて一物も玉もこんなに発達したのは生きてる時も彼女達捕まり弄られてたせいもある。
いやいや射精させられてた日々…生きてても地獄死んでても地獄…そういや蘇生した時身体中特に性器周辺がぬるぬるしてたが、ああ彼女達の唾液や愛液か、蘇生後は出なくなるまで射精させられてたなあ。
愛液を塗りたくられたりもしょっちゅうだった…
続く
94:歪んだ勇者・中編
09/09/05 13:28:50 xUu0CH3/
ど淫乱な女供めッ!
かつてお前らが俺の屍体を愛液塗れにした様に今度は俺がお前らを精液塗れにしてやるッ!
射精はまだ止まらない。
そりゃあ毎晩空になるまで抜かれてたから射精量も鍛えられて相当な物だ。
だが、お陰でかなり彼女達の身体に沢山の精液をぶちまける事が出来た。
褐色肌のルナや浅黒い肌のキャリィ何か白い精液塗れで、褐色肌浅黒い肌にかかる精液が目立ってとてもエロい!
シリアルも、一見清純な少女の身体に俺の精液がかかりこれもまた堪らない。
生前彼女達に鍛えられた射精力のお陰で、放っていた相当大量な射精はようやく終わり張り切り過ぎて出し過ぎて痛む玉を擦りながら満足気に白く染め上げられた彼女達の精液臭い屍体を見下ろした。
傲慢で乱暴者のルナ、勝ち気でしつこいキャリィ、冷酷で侮蔑を込めた憎しみの目でいつも俺を見て居た我が儘なシリアル…こいつらが屍体となって今は俺のおもちゃになり、白く無様に精液塗れ…くくくく…ハハハハハハハハハ!
余りにもエロス溢れる光景に玉の痛みを忘れ、痛みどころかまだ出し足りないと思うまで復活し、再び一物が怒張する。
生前彼女達に鍛えられた射精力のお陰で、放っていた相当大量な射精はようやく終わり張り切り過ぎて出し過ぎて痛む玉を擦りながら満足気に白く染め上げられた彼女達の精液臭い屍体を見下ろした。
傲慢で乱暴者のルナ、勝ち気でしつこいキャリィ、冷酷で侮蔑を込めた憎しみの目でいつも俺を見て居た我が儘なシリアル…こいつらが屍体となって今は俺のおもちゃになり、白く無様に精液塗れ…くくくく…ハハハハハハハハハ!
余りにもエロス溢れる光景に玉の痛みを忘れ、痛みどころかまだ出し足りないと思うまで復活し、再び一物が怒張する。
よし、次はいよいよ犯そう。
だがその前に精液臭い身体を洗わなきゃ…
流石に自分の精液塗れの身体は抱けないと重い彼女一人一人部屋付きの風呂場へ連れて行く。
ルナから洗う。
彼女のピンク色の髪を洗い、でっかい乳房を揉みながら丁寧に洗う、俺の手の中で変形する乳肉がとてもやらしくて、柔らかくて気持ちが良い、彼女の手、彼女の脚、お腹背中お尻そしてあそこを洗ってやる
褐色肌のお尻は、とってもふっくら大きくて鍛えられて締まりはあるが、乳房同様揉み応えがある。
足裏や肛門や乳首や乳肉や性器と唇だけピンクなのも欲情をそそる。
臭う肛門や足裏を洗い、いよいよ彼女のあそこを洗う、彼女のあそこを改めて見ると左右の大陰唇の形が歪で、右側が少し大きい他の三人の中では一番発達して居る彼女の性器は、幾ら弄っても反応が無いのが残念だが、屍体だからこそ
出来る行為故に俺は興奮して見れるのだ。
男のちんぽも右曲がりとかある様に彼女の大陰唇や小陰唇にも左右非対称とかあるらしい。
へぇ―!
その大陰唇の上にある陰核は、少し膨張している、おや?
男は死に際に勃起すると聞いたが、女も死に際に変化するものかな?
続く
95:歪んだ勇者・中編
09/09/05 13:31:09 xUu0CH3/
女の身体は知らないが、乳首も立って居る気がする、へぇーじゃあ後で他の二人も見て見るか!
陰核の包皮をめくり洗い上げる。
まあ一応は、ある夜にて生前の彼女達のレズ行為を縛られながらも彼女達のあそこを見上げて大体の女性器の構造や弄り方を少しは覚えてるのが大きいけど。
弛緩してるし重いし、大変だが何だか楽しい気分で彼女の性器を洗い、陰核、尿道口周辺、膣口周辺、膣穴から膣内を少し洗う。
ルナをこうして洗った後、ルナをベッドに運ぶ予定だったのだが、洗われて綺麗になったルナの屍体に欲情してしまったのだ!
怒張が収まらない一物を鎮める為にも今ここで犯そう。
終わったらまた洗えばいいんだしな、都合がいい!
早速俺は、彼女を仰向けに横たえて彼女の足を拡げる。
ああ、言い忘れたがこの部屋付きの風呂場は狭い、頑張って二人が限界なのだ、でも二人ならセックスするには困らない、つまりそれくらいのスペースだ。
宿屋の大風呂を利用すれば三人いっぺんに洗えるし同時に犯せるが、途中にて宿屋の主人やスタッフに合うのはごめんなのだ。
屍体を運ぶ姿何か見られたら何て言い訳したら良いんだか解らないしな。
一応は、貸し切りにしてるから他の客何て居ないけど、屍体達と風呂場でイチャイチャ何て見られたらどんな噂が立つか知れた物ではない。
取り敢えず、回想説明を終えて俺は彼女に多い被さる。
所謂正常位って奴だ、これならば彼女の唇を奪えるし、乳房も揉み放題だ。
俺は脚を拡げる際にグイッと拡げた彼女の性器、拡げた膣穴に一物を突き入れて刀を鞘に収めるが如くに大きな一物を彼女の膣内へ収めた。
ヒンヤリしているが、生前の彼女と違って彼女の死んだ性器は、たぎる俺の一物を優しく受け入れてくれた。
適度に湿って居る彼女の胎内、膣壁が程よく俺の一物を締め上げてくれる。
身体は冷たいし、膣内も冷たいが何故か暖かい気がする、それは女性特有の根源的な暖かさなのか、俺自身の興奮からなのか定かでは無いが、俺は彼女の乳房を乱暴に揉みながら
彼女の唇を貪り、そして彼女の乳首を咥えて吸いつつ、胎内を俺の一物で蹂躙し、獣の様な咆哮を上げながら精液を彼女の妊娠とは無縁な胎内にぶちまけたのであった。
―射精の余韻にて休憩の後に彼女の性器を再び洗い、彼女をベッドへ運んで横たえる。
ただ寝てるだけなら可愛いんだけどな…こいつは、俺はため息をついてキャリィを洗うべく抱き抱えて風呂場へ行く、彼女の乳房がプルプル揺れてるのを見てたら再び性欲がたぎる!
もしかして俺って絶倫で性豪?
いっつも20回出しても足りない位だけど他の奴はどうなんだろ?
まあいいや、俺はルナにした様にキャリィの身体も洗う、ルナと違って小柄な彼女はルナより軽い為に洗いやすかった。
俺の精液塗れな彼女が洗われて行く内に浅黒い本来の肌が見えて居る。
俺に抱かれて居る裸の彼女の屍体もルナに負けず劣らずやらしい、ツンとした外向き乳首の大きな
続く
96:歪んだ勇者・中編
09/09/05 13:32:40 xUu0CH3/
乳房、可愛い唇、長い黒髪、鍛えられて居るが女の子らしい身体、可愛いお尻可愛い足裏、ルナのふくよかで鍛えられた脚とはまた違うスラッとした脚同じ鍛えられてる身体でも、ルナよりほっそりしていて年相応にスレンダーだが、胸だけでかいからアンバランスだ
まだ17歳だから大人になる一歩前ってとこか、つか胸やらしいな、形ならこいつが一番そそるかもな、でもこいつはもう成長しない、何故なら屍体だからだ。俺のおもちゃになり飽きるまで弄られ捨てられ埋葬されて朽ち逝く定めなのだ。
ルナの様に順番に身体を洗う、丁寧に乳房や髪を洗い手と脚とお腹と背中を洗い、引き締まった可愛い尻も洗い少し茶色い肛門も洗う。
足裏や脇の下も丁寧に洗う。
前にも言ったが、こいつは臭い、体臭がきついしおしっこ臭いからルナより洗う手間がかかる。
そして、黒い繁みに覆われた彼女の性器に取り掛かる。
ルナより未発達ではあるが、シリアルよりは発達している大陰唇、その上に付いて居る包皮に包まれた可愛い陰核、小陰唇を拡げると彼女の性器全体が晒される。
ムワッと彼女の尿の匂いが強烈に鼻を付くが、ルナの淡いピンク色と比べるとオレンジがかって居て、ルナより使い古されている印象を受ける。
大陰唇と小陰唇もルナ同様左右非対称で、閉じて居る時は少しはみ出る程度に発達している。
ルナはかなり出て居たが、彼女のは申し訳程度だ。
でも割と濃い繁みに覆われてるからこうして見るまではハッキリしなかったが、そういえば生前一番こいつが自分のあそこを乱暴に弄ってたっけ。
使いまくってルナよら多少オレンジがかって居るのは、その影響かな?
取り敢えず臭いので、お湯をかけて彼女の性器全体粘膜を洗う、彼女の性器は生きてたらヒクヒク反応がある筈だが死んだ性器は何も反応が無いまあ当然さ。
一通り洗い終えて俺は早速彼女を屍姦する事にし、彼女を風呂場の縁に俯せに立て掛けてお尻をこちらへ向けさせて後ろから挿入する事にする。
女体に詳しければ、後ろ付き故にバックが最適だと言えるのだが。
―パンパンパン、彼女の尻と俺の下半身がぶつかる音だ。
最初に彼女の尻と性器を観賞した俺はたちまち一物を怒張させて、尻と性器を晒して居る彼女に付き入れたのだった。
彼女の膣穴は当然開いて置いてある、死んでるからただの肉人形故に自分で性器を拡げ無いと挿入できないから仕方が無い。
続く
97:歪んだ勇者・中編
09/09/05 13:33:46 xUu0CH3/
挿入時、やはりルナ同時に俺の一物を優しく受け入れてくれた。
彼女の膣内はとても気持ちが良い、何か襞が多い様で、狭い膣内も手伝い程よく俺の一物を刺激する。
ルナのは滑らかだったが、余り使われてないせいかな?
そういえばキャリィが一番俺の一物を咥えてたんだっけか?
ルナとシリアルは弄るだけで挿入してないそうだし、だからかなあ?
ああ、死んでる時の話な、俺が生きてる時はひたすらシコられて射精してたから、その後のレズ行為を見てただけだったし、キャリィから聞いた話だし。
ルナとシリアルは弄るだけで互いを貪る事に夢中だったそうな、だから余ったキャリィは、死んでる俺の一物を下の口で貪ってたらしい、俺が生きてる時はひたすら俺の一物をシコったりフェラしたりして、精液を絞ってたなあ。
今思うとやらしいなあ、キャリィの乱れたあの姿を想像しながら俺は彼女の屍体をバックで犯して居る。
やがて上り詰めた俺は、またしても獣の様な咆哮を上げながら彼女の胎内に精液をぶちまけた。
ま、ルナ同様妊娠とは無縁何だし構わないさ。
俺はキャリィの性器を再び洗い、キャリィを抱き抱えてベッドに寝かした。
―ルナ・キャリィ編終わり―
98:名無しさん@ピンキー
09/09/05 13:38:46 xUu0CH3/
メモ帳の容量上キャリィ編までが限界だった。
シリアル編からその後の三人を屍姦する後編は、リアルの都合上、下手したら夜中になるかもぶつ切り済まない、ではまた。
99:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:04:15 fUxsohJ+
楽しみにしてる
100:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:40:30 IciQMGUl
書き上がり、時間が出来たので後編を投下します。
101:歪んだ勇者・後編
09/09/06 10:41:18 IciQMGUl
ふう、流石に疲れた…俺は、心底疲れて居る。
何せ最初のぶっかけから二人を風呂場で洗ってそのまま屍姦し、ルナとキャリィにと大量射精を三度もしたからだ、しかも女の子とは言え、屍体と言うのは重い…洗うだけでも重労働なのだ。
取り敢えず、少し休憩し、それからルナとキャリィを棺桶に入れて置く、多分シリアルを洗ったら力尽きると思うし、棺桶にさえ入れとけば腐らないので、何度も出来るしね。
説明しよう。
この世界では、死者を蘇生可能なのだ、詳しい原理は割愛するが、棺桶に掛けられた魔法的仕掛けにより棺桶内部の時間を止めつつ、身体の状態維持や身体の傷の回復を行なってくれる優れ物なのだ。
だから棺桶に入れて置く限り永遠に腐らないし、道具入れとしても食べ物の保管庫としても便利なのだ。
でも、預けるか埋葬しないと新たな仲間とパーティ組めない不便さもあるのだけど。
休憩がてらの説明はこれで終わりにするとして、シリアルを抱き抱えて風呂場へ行くちょっと足がフラフラするが、重労働と短時間での大量射精によるものだろう。
でも、シリアルの身体を見たらまたムクムクと性欲が増して、一物が疼くのだ
二人と比べてやや小振りな乳房だが、まだ16歳の身体からしたら仕方ないだろう、まあ見た目はあどけなさが残る少女なのだが、賢者にまでなった程の高い知能や知識、僧侶と魔法使い両方の呪文を難なく使いこなす力量それからきつい性格が外見の印象を上回り
年齢以上の雰囲気を醸し出して居る。
姿は可愛い少女、中身は意地悪い老婆、それが彼女に抱く僕のイメージだが、俺に抱かれて居る屍体の彼女は、生前の印象が嘘の様に消え失せた年相応の可愛い少女だった。
ルナと仲良かった少女、男を俺を憎んで居た少女、女しか愛せない少女死んで未来も女らしくなる成長も、母になる事も無い憐れな屍体、その屍体の未発達丸出しの乳房、成長する事が無く、永遠に未発達のまま朽ち果てる乳房が、ゆらゆら生意気に揺れて居る。
些か憐れではあるけど、俺にしてきた仕打ちを考えたら、他の二人以上に同情する気は無い。
前にも言ったが、男を憎む余り俺まで憎しみの対象としたシリアル、虐待の主犯で、ルナとキャリィをけしかける首魁…
でも、ルナを愛し毎晩身体を重ねるレズピアン変態野郎…よし、こいつは他の二人以上に屈辱的な事をしてやろう…さてどうしてくれようか?
続く
102:歪んだ勇者・後編
09/09/06 10:42:13 IciQMGUl
色々エロい辱めを屍体となった相手に対して考えるって、邪神めいては居るが、今は勇者ではない、復讐者なのだから。
と自分に言い聞かせつつ彼女を壁を背に座らせて、金色の綺麗な髪から洗う。
子供っぽさが残る可愛らしい胸、無毛で少し膨らんでる恥丘、その恥丘に走る割れ目と微かに見える陰核らしきピンクの突起、ああ先の二人もそうだが、死に際って、乳首も陰核も勃起するんだなあ、なるほどな。
髪から顔、そして首回り、腕、脇の下、背中、と淡々と洗う、それから淡い桃色の胸の突起、乳首が可愛い胸を揉む様にして洗う。
むにむにと少し固さはあるが、マシュマロの様な柔らかさが伝わる。
ルナの褐色乳房はふわふわ感、バックで犯した時派手にぶらぶら揺れて居たキャリィの胸は弾むようだった。
同じ脂肪で形成されてやはり大きさや形によって違うんだなあ。
洗うついでにシリアルの死んだ乳房を揉みながら思う、ルナもシリアルの乳房も良かったが、これはこれでありだな。
とシリアルの乳房を揉んでたら一物が疼き、更に堅く勃起する、だが取り敢えず洗い上げてからと我慢してお臍が可愛い彼女の柔らかいお腹から、左右の脚、足裏、そしてまだ固さがあるお尻を洗い上げる。
生きてたらピンクがかる色合いで桃尻と呼べる筈なんだが、弾力があれど血の気が無くて真っ白いのが残念だ。
尻の割れ目を見ると、可愛いピンク色の肛門や性器の下部が見える。
彼女を俯せにして洗って居る、お尻の穴まで洗った後にいよいよ最後に女の証の彼女の秘所を洗う。
彼女の脚を拡げ、彼女の股間を洗いやすい格好にすると、彼女の性器が露になる。
大陰唇や小陰唇のはみ出しも無くて、ただ一筋の割れ目が走って居る無毛の股間、性器と呼ぶには余りにも未発達過ぎて、子供っぽい。
彼女位の年頃は、まだこんな物か?
女体に詳しければ、股間回りの脂肪が抜け始めてもうすぐ女の身体になりつつある彼女の性器がまるで開化するかの様に大陰唇と小陰唇が発達し、花開かんとする寸前だと解るのだが。
まるで知識が無い俺にはただの縦筋にしか解らない。ルナとキャリィのを見た後にシリアルのを見ると幼さが際立ってしまう。
取り敢えず洗う為に彼女の割れ目をくぱっと開くと、淡い肉色の性器粘膜が露になる。
ツンとした酸っぱい少女の匂いがそこから匂い立ち、俺の性欲を増幅させる。
幼くても立派に男を欲情
続く
103:歪んだ勇者・後編
09/09/06 10:43:45 IciQMGUl
させられる器官彼女の生殖器官、女性器…だけど死んで居るから蘇生させない限り永遠にこのまま、それどころか、埋葬されれば朽ち逝く肉の一部…勿体ないな。
見れば見る程この彼女の性器が朽ちて行くと言うのが惜しいと思う。
同時に妊娠や性交と無縁になった彼女の性器が愛しくなる。
俺は、匂い立つ彼女の性器にいつしか口を付けてキスをした。
彼女の小さな陰核に彼女の可愛い性器粘膜に、それから彼女のまだ男を受け入れて無いであろう膣口にキスをしてから舐め上げるとやはり汗の塩辛さと何だか解らない酸っぱい味がした。
取り敢えず彼女の性器内部を丁寧に洗う、生きてたら触れる度に可愛い嬌声を上げて手足を痙攣させて、この性器もヒクヒクするのだが、持ち主が死んだ性器もまた反応がある訳が無い。
なんだが悲しくなった俺は、彼女の性器を犯すのを止めて彼女の可愛い唇を見て彼女の口を犯す事にした。俺は、早速彼女の口を開けて即座に一物を突き入れる。
冷たい彼女の口内に入れた俺の一物は、彼女の冷たい唾液と舌に迎えられて形容しがたい快楽を与えてくれる。
生前一度だけ、ルナに勧められて彼女は俺の一物を咥えて来たが、暖かいのは確かだが。
嫌々やる彼女の歯が一物の幹を敏感な柔らかい先端を引っ掻くので、痛みに声を上げてしまった物だ。
今の彼女は死んでるから当然口内に変化は無いのだが。
もし生前こんな事をしよう物なら噛み切られるであろう、実際初めて咥えて来た時にルナが止めなかったら大変な事になってたであろう。
それを思い出すと思わず一物を引き抜きたくなるが、死んでるし大丈夫だと言い聞かせて、一物を出し入れする。
彼女の頭を持ちながら、俺は腰を前後に振って一物を出し入れし、彼女の口内を犯す
冷たい筈の彼女の口内だったが、風呂場の熱気と俺のたぎる一物の熱さのせいか少し暖かくなった様で、それに比例して受け取る快楽も増して行く。
快楽が増すにつれて、一物が更に固くなり先端が破裂寸前まで膨張し、玉が疼いて競り上がる。
射精はもうすぐだ、ああイキそう…イク…彼女の口内で…彼女の屍体の口の中で…ああああッ!
ビュッ、ビビューッ!
ビュルルルッ!
俺は、少女の屍体の口内に大量射精をした。
死んでる彼女は俺の精液を嚥下する事は無い為に彼女の口の端から俺の精液が溢れ出してボタボタと垂れて落ちる。
続く
104:歪んだ勇者・後編
09/09/06 10:45:04 IciQMGUl
彼女の乳房へ、彼女の太股へ、乳房からお腹へ彼女の口から溢れ出した俺の精液が彼女の身体を再び汚す。ああ、何て淫美な光景何だ…
俺は、射精の余韻に浸りながら射精を終えた後もまだ彼女の口内に一物を突っ込んで居た。
――彼女の身体を再び洗い綺麗にしてから彼女を運び出して棺桶に収める。
よし、これで腐らないしいつでも彼女達で遊べる。
遊ぶ?
埋葬するんじゃなかったのか?
いや、彼女達はずっとこのままでいい。
仲間も要らない。
冒険は、俺一人でやるんだ!
彼女達の屍体と共にな!
俺は、そう決意した。
――後に棺桶を引き摺りながらバラ〇スを倒し、そしてガイアの火口から、暗闇の世界へ旅立つ勇者の話が出来上がるのだが、その後も泊まる宿屋にて彼女達との屍ハーレムが繰り広げられるのではあるが、それはいずれまた。
「勇者さん、夕べはお楽しみになられましたか?」
―END―
105:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:49:03 IciQMGUl
投下完了
やはり一番好きなドラクエ3にしました。
でもこれ、本家ドラクエスレに落としたら大変な事になるだろうな・・ああ怖い。
以上長文乱文にお付き合い頂きありがとうでした、続編的なのは話が固まり次第投下します、ではまた。
106:名無しさん@ピンキー
09/09/06 17:04:27 ki7SxMzY
乙
いやはやほんと良かったよ
ドラクエの棺桶ってそこまで汎用性に優れていたのか…
もう冷蔵庫も棺桶でよくねw?
107:名無しさん@ピンキー
09/09/06 19:22:35 TfcipLlr
GJでした!
勇者に悪評が立ちそうになったら
いつでも生き返らせるのがOKなのがいいですね。
まず、やらないでしょうけど(笑)
生き返らせるころには
勇者もレベルや年齢も三人を追い越しており
年下で低レベルが嫌だったという言い訳もできますしね。
いつか続きあるといいですね。
108:名無しさん@ピンキー
09/09/06 21:01:46 DtHLuP0p
>>105
超乙でした
生前の情報を断片的に語りつつそういう要素を排除して
ただ女体として楽しむってのが素敵ですな
109:名無しさん@ピンキー
09/09/07 18:37:44 kjLcZoRE
何かプレイスタイル一緒だな。
勇者のレベルが30になるまで他の三人は棺桶状態にして、薬草とか入れまくってた、んじゃあうちの勇者も、もしかしたら…
110:名無しさん@ピンキー
09/09/12 22:17:41 RyyGHIki
このスレいいと思う
111:名無しさん@ピンキー
09/09/16 01:15:07 bqZvzgQM
投下開始
前スレの「夜は屍昼は生者の彼女」の続き物です。
下がり過ぎなので、一度上げます。
112:一度で二度美味しい彼女
09/09/16 01:19:06 bqZvzgQM
―ねぇ、どっちの私が好き?
男女の営み、新たなる命を生み出す性の営み、愛し合い快楽を貪り逢う恋人や夫婦ならば必ず行うであろう営み、その営みを終えて余韻に浸る二人だったが、ふと唐突に彼女は俺に問い掛けた。
「どうしたいきなり?」
営み後の余韻と気怠さが残る身体を起こして、裸の彼女を見上げる俺は、彼女のいきなりの問いに返答しかねていた。
カーテンを閉めては居るが、日差しが微かに差す昼間
休日なのにデートをせずにずっと激しい性の営みを敢行したのは彼女にある理由があっての事なのだが、まあそれはいずれ明らかになるとして俺は彼女に先程の問い掛けに対する答を模索していた。
「ねぇ、どっちの私が好き?」
再び彼女が問い掛ける。
仕方無く俺は―
「どちらの君も好きだよ。」
―と答えるが、彼女は不満げに
「……嘘つき。」
と呟いて、唇を尖らせた。
「うッ…」
その可愛らしい仕草にドキッとしながらも、咄嗟の言葉が出ずに、つい絶句してしまう。
何故なら俺、本当は「屍体の彼女」の方を愛して居るからだ。
今目の前に居る生命力溢れる血色の良い健康的な「生きて居る彼女」も充分魅力的だが、その魅力的な裸体を晒していて健康的な彼女が、昼から夜になると様子が一変し、動かぬ屍体となってしまうのだ。
生きてる彼女の身体の動き合わせて揺れる形の良い桜色のツンとした先端を持つ二つの双丘、血管がエロく俺を魅了する生きて居る乳房が夜には生命の色を失って蒼白い肉体の一部と化す。
先程まで、俺のペニスを暖かく受け入れてくれて居た。
桜色の粘膜をした彼女の性器も、蒼白い肉となる。
眼前の美しい彼女の身体の変化を思うと、先程までその彼女の胎内に数発もの精を放出したにも関わらず欲情してしまう。
その興奮を思い出しながら、死ぬ彼女の身体の変化を想うと俺の下半身が疼いて血が集まる感覚がし、再びペニスが俺の意志に背いて怒張する、あれだけ彼女の内部に沢山出たのにも関わらずだ、俺って奴は……。
そんな俺を見透かしたのか彼女はため息をついて言う「ほーら、やっぱりね~酷いわよね~生きて居る私より死んだ私の方が興奮するなんて……」
「うう、済まない…」
「「うう、済まない…」、じゃないわよまったく!」
「こんなにまたチンチンをギンギンにして~」
「どーせ死んでる私の身体を想像したんでしょ?」
続く