◆◆ ルミナスアークでエロパロ6 ◆◆at EROPARO
◆◆ ルミナスアークでエロパロ6 ◆◆ - 暇つぶし2ch532:名無しさん@ピンキー
10/01/22 03:34:48 96Z9e/Q4
いいなそれ

533:名無しさん@ピンキー
10/01/23 00:24:13 FJoZdhka
>>565 期待して待ってます

534:563
10/01/23 14:19:00 N9B513et
俺は>>565とは別人
>>565が書いてくれるなら俺も全裸待機組に回ろう。
というか、>>563で言いたかったのはユウ優勢な状況が浮かばないってこと


535:名無しさん@ピンキー
10/01/23 22:26:39 xKzYI4nh
各END後 女性陣編

エルルEND後……いつまで経っても、元に戻らないレフィにヤンデレ化。
        こうなった責任をメイガスの仲間に押し付け、仲間を1人ずつ消していく。

アシュレイEND後……駆け落ちしたものの、貴族暮らしで家事が出来ないアシュレイ。
         レフィに迷惑を掛けていると思い込み、夜の営みに磨きをかける。

サラEND後……再会したあの場で交わる。
       以降、揃って妙な趣味に目覚め、野外や2人だけの職員室で交わる。

シオンEND後……ホテルから出た処をフ○イデーに撮られる。
        そのまま、出来ちゃった婚。

ライラEND後……ライラの策略により、あのまま結婚。
       毎晩のようにセーラー服を始め、あらゆるコスプレで夜の営みに励む。

イナルナEND後……王になることを拒むレフィを懐柔するため、例のメイド服姿で懸命に御奉仕する。
         なんとか王になってもらえたものの、レフィは何人ものメイドに手を出す事になった。

オルモルディENDは、まだ見ていないのでご勘弁を。

536:名無しさん@ピンキー
10/01/23 22:31:47 lpJyrbTG
アシュは小さい胸にコンプレックスを持ってて、サラづてに怪しい豊胸グッズ(吸い上げるヤツとか)入手
それを試しているところをレフィに見られるんだなきっと

537:名無しさん@ピンキー
10/01/23 23:33:46 +cWXAtAr
年取っても変身のコスが変わらなかったら辛いだろうなあエルルとか

538:名無しさん@ピンキー
10/01/24 02:06:45 ucJRU7wW
そこはあれだろ、マギは年とっても外見は老化しませんで万事解決

539:566
10/01/24 18:58:51 kh8F9tkc
>>567 マジか
なにか浮かんだら書き込む

540:名無しさん@ピンキー
10/01/25 21:48:13 +VAFgJbY
レフィ「ユウ…」
ユウ「ど、どうしたんですか?レフィさん」
レフィ「お前昼間の戦闘ですごく頑張ってたからな、コレくらいさせてくれ…」
ユウ「や…やめてくださいレフィさん。…恥ずかしいです」
レフィ「恥ずかしがることなんて無いだろ?……それにしてもお前本当に髪長いな」
ユウ「ヒャッ!髪撫でないでください!あっ、ちょ、ちょっと!」
レフィ「じっとしてろよ…今濡らしてやるからな」
ユウ「ッ!うあ…うう…」
レフィ「おいおい、いきなり跳ね上がるなよ。びっくりしたじゃないか」
ユウ「だっていきなり…」
レフィ「もう十分濡れたし大丈夫だろ、いくぞ…」
ユウ「い、痛っ!お願いします…もう少し優しくしてください」
レフィ「わかったよ、このくらいでいいか?」
ユウ「ああ…はい。気持ち…いいです」
レフィ「さて…仕上げだ。イクぞ!!」
ユウ「うあああぁ!!あ、熱い…」






数分後
ユウ「レフィさん、背中を流すときはもっとヌルめのお湯にすべきです
   それに力を入れすぎです、まだ背中がヒリヒリします」
レフィ「あー悪いな、グレンなんかはあのくらいがちょうどいいって言うからつい力入れ過ぎちまった」
ユウ「まぁいいでしょう、次回の改善に期待します」
レフィ「わかったよ…ん?なんか女湯が騒がしいな」
アシュレイ「大変だ!!エルルが大量の鼻血を出して浴槽で倒れている!!」
レフィ「…なんだ?」
ユウ「さあ…?…あ」
レフィ「どうした?なんか心当たりでもあるのか?」
ユウ「いえ…なんでもありません(推理できてしまったが口に出したら負けだと思ってる)」
アシュレイ「気をしっかり持てエルル!こんなところで死ぬんじゃない!!」
エルル「…ウフフ…レフィ(攻め)×ユウ君(受け)フヘヘヘヘ…」



541:名無しさん@ピンキー
10/01/25 22:02:41 ZuZH3jw/

エルルに吹いたw

542:名無しさん@ピンキー
10/01/26 11:19:22 7/XvcAZX

これが>>527-529の妄想大会で、エルルが言っていた本のネタか!?
と思いましたww

543:名無しさん@ピンキー
10/01/26 19:41:41 5mErdT90

ここの更新が一番楽しみだwww

544:名無しさん@ピンキー
10/01/27 17:39:47 OhMV0dOy
本スレでは空気扱いなのに本当にこっちではエルル大人気だなw
………職人さん!アシュレイお嬢様にも救いの手を!

545:名無しさん@ピンキー
10/01/27 22:32:05 ZSyo0GY+
今特典ディスクを見て気付いたんだが
1、2ではOPの一番最初にメインヒロインが出てきた
つまり、3のメインヒロインは……ボナパルトだ!!

……すいませんでした

546:名無しさん@ピンキー
10/01/28 04:15:58 ATge4DUy
レフィのハーレムパイズリ希望

547:563
10/01/28 07:17:52 L1YoOB3V
やっと規制解除か…
頑張ってるんだが文才が足りない。
ユウは天才だけども、サラの知識量が異常だからキリカに入れ知恵でもしてもらわないと性格的に優位に立てない気がしてきた。
ユウって(性的に)興奮すると暴走するタイプに見える?
あとサラが病んでる妄想ばかり出てくるんだけど、休んだ方がいい?

548:名無しさん@ピンキー
10/01/28 12:42:47 ltlJS9CQ
極めて正常だから頑張っテ!

549:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:37:23 hYo5qRuX
>>568からなんか妙な電波を受信してしまった…エルルエンド後小話。
>>533みたいな健気な子ではないので要注意。レフィに依存しきってます。
ついでにグレンもどうしようもありません。
やばいと思った人は回れ右が吉。

550:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:38:03 hYo5qRuX
「ただいま、レフィ…」
「……」

やっぱり今日もレフィの意識は戻らない。もう1年以上になるのにな…
でも大丈夫…レフィは私が必ず元に戻してあげるからね…?
この命はレフィのおかげであるもの…
私の身も心も、全てレフィだけのもの…私の全てが貴方のもの…
私のために星の瞳になって、人間としてあるべきものを失った貴方…
だから私は全てを失ってでも、貴方を助ける義務がある…

そういえば、なんでみんなもレフィを助けようとしないんだろう?
みんなみんな、レフィに助けられたはずだよね?
それなのに…どうして?
時間がない?ううん、砂時計換算しても1日1回はこの家にこれるはず。
そうだ…そもそも、この1年…誰もお見舞いにすら来てないよね…?
…どういうこと?…レフィは、あんなに頑張ってくれたんだよ?
世界を救わせるだけ救わせて、平和になったらもう用済みでレフィは要らないってこと…?
…許せない。レフィは世界平和の道具なんかじゃない!
…レフィ、きっと貴方も悲しんでるよね?怒ってるんだよね?わかるよ…
大丈夫、貴方との約束通り、私は眼の代わりにも腕の代わりにもなるよ。
きっと今レフィが考えてるのは、薄情な、仲間のフリをしていた人間への復讐だよね?
うん、それも私が代わりにしてあげるからね?
ちょっと夕飯が遅くなっちゃうけど…すぐに終わらせてくるから。

「待っててね、レフィ」

まずは、一番許せないあの人のところに行こう…
居場所はもうわかってるしね…

551:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:38:57 hYo5qRuX
~ウルガルド・屋内鍛錬場~

「せいっ!はぁっ!」

ほら、やっぱりいた。どんな時もこの人はここで稽古をしている。
そう、どんな時も。レフィが、大変な時も…

「ん…?エルルか?ずいぶん久しぶりだな」

レフィに救われながら、私と同じように…レフィの全てになると誓っておきながら…
何もしないで、のうのうと生きてるグレン先輩なんて…

「たおれちゃえ…」
「な…ぐぬああぁあぁあ!?」

あっけない…
たった1発のアクアハンマーでグレン先輩は壁にめり込むまで吹き飛ばされた。

「ゲホッ…な、なにをするんだエルル…」
「グレン先輩、どうしてレフィのお見舞いにすら来ないんですか…?」
「どうしてって…俺も色々忙しくてな…」

嘘だ。現に今、意味のない素振りをしていたじゃない。
そんな時間があるなら、レフィのお見舞いくらい来てもいいはずだよね?
それ以前に…

「グレン先輩、全然稽古の成果でてないじゃないですか?
 無駄なことするより、レフィの心配するほうが有意義じゃないんですか?」
「なんだとっ!俺の鍛錬「水のラピスよ…!」ぬおおぉぉぉ!?」

あはははは、先輩が面白いぐらい流れされていく。
…無駄なことですよ、グレン先輩。竹刀振り回すだけで強くなれたら苦労しない。
私もレフィに生き返らして貰ってから、一度も鍛錬を欠かしたことはない。
少しでもレフィの力になれるようにって…
毎夜毎夜、一般生徒とフェリシアを片っ端から倒して強くなった。
紫雲のラピスに自惚れて、素振りだけの生ぬるい鍛錬しかしないグレン先輩とは違う。
そういえばテネス・ルーの力を手に入れた時も自信満々だったなぁ…
私のレベルの3分の1ぐらいだったのに…どこからあの自信は来たんだろ?
…よくよく考えると、グレン先輩があの死の光に魅入られなければ、
レフィは星の瞳の力を2回分使わないで済んだんだよね…?
あ、グレン先輩が私を殺さなければ、私の蘇生分も追加されるね…
あれ…グレン先輩が死の光に魅入られなければ、いや…そもそもいなければ…
レフィはあそこまでボロボロにならなくて済んだの…?

  ゆ  る  せ  な  い 


552:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:39:30 hYo5qRuX
「グレン先輩…どうしてあの時、死の光に魅入られたんですか?
 グレン先輩だけですよね?魅入られたの。挙句レフィを殺そうとするなんて…
 私が間に合ったからよかったものの、体制が崩れてるレフィなら即死でしたよ?」

まあ私もとっさに飛び出したからガードも何もできなかったんだけど。
斬られた本人だからわかる。あの威力で頭から斬られてたらレフィは死んでいた。

「ほら、見てくださいよこの傷跡。命の光をもってしても痕が残ったんですよ?」

私の胸からわき腹までのびる傷跡。
グレン先輩がレフィを殺すつもりの攻撃をしたことの証拠でもあるし、
私がレフィの役に立てた証でもある傷跡。
レフィはこの傷跡を見た時に申し訳なさそうな顔をしていた。
ううん、いいの。私の意志でやったことだし、レフィは私を救ってくれた…
そう…悪いのは、諸悪の根源は…誘惑に負けたグレン先輩なんだから。
この人が、もっともっと強い精神力を持っていれば…
星の瞳の力を使わせなければ…レフィは寝たきりにならなかったはずなのに…!

「グレン先輩、レフィが、あんなになったのは、貴方のせいなんですよ?
 それなのに、のんきに、無意味な、鍛錬ばかりして、レフィに、申し訳ないと、
 思わないんですか?少しも、僅かにも、微塵にも!?」
「うっ…す、すまない…エルル…」

私に謝るんじゃなくて、レフィに謝って貰いたいんだけどなぁ…
とりあえず謝っとけばいいやな感じがしますよ?本当に悪いと思ってる?

「ううっ…」

一応顔は苦しそうだから後悔はしているのかなぁ…?
いまさら後悔しても、何も変わらないけど。
でも、きっとレフィならこの姿を見て赦すんだろうね。優しすぎるんだよ、レフィは…
仕方がない、レフィに免じてチャンスをあげよう。
今からでも、レフィを…あれ?

こ  れ  は  ひ  ど  い  



大事なことだからもう一回。こ  れ  は  ひ  ど  い  

553:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:40:08 hYo5qRuX
「グレン先輩…?その股間の膨らみは何ですか?何で前傾姿勢なんですか?」
「いや…待て!これはだな…!」

本当にひどいよ、これは。
後悔の念から苦しげにしてるのかと思ったら、私の胸を見て興奮してたなんて…
救えないね、どうしようもなく。
しかもあれだよね、グレン先輩前に女の子に興味はないとか言っておいてこのザマ…
まだハイネ先輩の方が正直で好感持てるよ…

「何か間違っていますか?ほら、こんなに大きくさせて…!」

ズボンを引き摺り下ろしてみたらやっぱりだった。
人が怒っている最中によく興奮できるよねぇ…
やっぱりさっきの謝罪も嘘か。でなきゃここまで大きく、いや…

「前言撤回、レフィと比べると全然大きくないですね。
 長さだけの、ひょろっとした頼りないブロンズスピアってところかなぁ?」
「!!!」

…どうしようレフィ、助けて?
グレン先輩…今喜んだように見えたんだけど…あ、またピクピク動いた!

「グレンせんぱ~い?まさか、まさかとは思うんですけど…
 私に罵られてさらに興奮しちゃったんですか?」
「そ…そんなことは…」
「先っちょから何か出てますよ?汚いですね、グレン先輩の心のように濁っていて」
「!!!」

また震えたよぉ…なんか呼吸音も凄いし…
人間としての尊厳も何もかも投げ捨ててるね、これ。
レフィには悪いけど、私ちょっとリーンハルトに共感しちゃったよ。

「本当に醜さは罪だねぇ…」
「!!!!」
 
まただよ…ちょっと幻滅を通り越してるねこれは。
皆の憧れのグレン先輩の正体が、こんな変態さんだったなんてねぇ…
こんな人を助けるためにレフィは…
レフィは…っ!

554:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:40:44 hYo5qRuX
「レフィは!私と貴方を助けるためにっ!星の瞳の力を使った!
 人間じゃなくなることを覚悟のうえで使ったの!
 私は、そんなレフィに少しでも恩返ししたかった!この命のお礼を!
 それなのに同じ境遇のはずのグレン先輩はなんなんですか?
 無駄な鍛錬ばかりか、女の子に罵られて興奮して恥ずかしくないんですか!?」
「ぐあああああぁぁっ!!」

そろそろ我慢の限界だった。
私はグレン先輩の貧相なおちんちんを思いっきり踏みにじってやる。
痛みを与えて興奮する隙もなくしてあげるの。
しっかりと私の…いや、レフィの怒りを知ってもらうために。
この人は、もっとレフィに与えられた命に感謝するべきなのに…
レフィが止めなきゃ、合成ラピス研究所でディーノ先輩に八つ裂きにされてただろうし、
私自身も本当は赦せなかった。レフィが助けるって決めたから、私はそれに従っただけ。
レフィが私の命を救ってくれたんだから、その恩人に従うのは当然のこと。
絶対の忠誠をもって従い、奉仕する…それが普通なんじゃないかな?
ハイネ先輩の言葉を借りるなら、犬が主人を守るのはあたりまえ…
そう、私はレフィの犬。
忠実に従って、ときどきご褒美に頭を撫でて貰ったり褒めてもらったりえへへへへへ…

「ぐっ…ぅ…!」

おっといけない、自分の世界に旅立っちゃうところだった。
今はこのレフィへの感謝も忠誠もなにもかもが足りない先輩を懲らしめないと!

「…うぅ…」
「痛いですか?苦しいですか?でも、レフィはもっともっと苦しくて辛かったんですよ?」



「も…もっと強く踏んでくれ…」


あははは…




555:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:41:19 hYo5qRuX
「本当に救えない人ですねぇグレン先輩ぃぃ!
 感謝の気持ちも謝罪の気持ちも持たない貴方を叱っているにもかかわらず、
 あろうことか女の子に踏まれて感じているんですか!?
 少しは自分がレフィに助けられた存在だということの自覚はないんですか?
 こんな醜態晒して!レフィに救われた命、レフィのために役立てようとか、
 せめてちゃんとまともに生きようとかは思わないんですか?
 こんな足で踏まれて喜んでる姿、レフィが見たらどうおもうでしょうねぇ?
 絶対に星の瞳の力を使ったこと後悔しますよ?なんでこんな奴助けたんだろって。
 本当に罪だらけで魂までどす黒く濁りきった最低最悪の人間ですね先輩って!
 ああほらまた喜んだ!本当に救いようがありませんね!
 今この場で心からレフィに謝って、誓ってくれませんか?
 こんなどうしようもない人間の命を救ってくれてありがとうございます、
 これからはあなたさまの忠実な犬になりますって!
 ほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほらほら!
 なんでさらに硬くしてるんですか?ふざけてるんですか?
 そんなに獣みたいにハァハァ喘いで気持ち悪すぎます!
 このへんたい!ヘンタイ!変態!!ヘンッ!!タイッ!!」
「うおぉおぉぉ!もっとだ!もっと責めてくれぇ!」
「あっ!?なに射精しちゃってるんですか!?
 呆れました…なんですかこれは、本当に先輩の心のように濁って汚らしい…
 ああ、わかった!そのどす黒い玉袋の中にまだテネス・ルーが残ってるんだ!
 そうか、それが原因で人とは思えない行動をとっていたんですね?
 よかったですね気づいて。危うく生きたままネフィリア化でしたよ?
 大丈夫、私がレフィの代わりに全て代行しますから。
 このカチコチ石を使えばいかにテネス・ルーの塊といえど一撃粉砕!
 それじゃ…え?待てって?駄目ですよ、善は急げって言うじゃないですか。
 せーのっ!」


ゴグシャッ…


「まず一人…次は、レフィに頼るだけ頼って何もしなかった人…いっぱいいるね?
 ふふふ…あはははははは…あっははははははははははははははは!!!」




556:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:41:47 hYo5qRuX
「…という夢を昨日みたっす~」
「ひいいぃぃぃぃ!」

深夜のウルガルド大聖堂…そこには1つの蝋燭を囲んでメイガスメンバーが集まっていた。

「ちょ、超怖いんですけど~…色々な意味で…」
「犬、たかが夢の話になに震えてるのよ…」
「陛下も震えてるじゃありませんか…」
「そう言うアシュレイもね…」
「師匠の夢は9割が正夢になるっすよ~?」
「非科学的な…夢と異なり、僕たちはちゃんとレフィさんのお見舞いは欠かさずに
 行っているじゃないですか。そもそもこの夏の肝試し祭りというのが…」
「ほう、怖いのかね天才クン?」
「な、なにを馬鹿な…」
「でも、確かグレン先輩だけはレフィさんのお見舞いにまだ行ってなかったかも…」
「あはは、冗談っすよ~。いくら巫女さんでもそんなことするはずないっすから」

ゴグシャッ…

「待て、今上から何か聞こえなかったか?」
「や、やだなぁディーノ先輩…脅かさないでよ~…」
「この上って…」
「鍛錬場…だね」
「「……」」

                         END…?

557:名無しさん@ピンキー
10/01/29 18:43:46 hYo5qRuX
俺の馬鹿…NG用のタイトルいれてねえ…
いまさらだがタイトルは「もしも目覚めなかったら…」で

558:名無しさん@ピンキー
10/01/29 20:28:01 3Fb3M2zj
乙w
エルルはヤルル化してる上化け物、グレンは弱すぎる上駄目過ぎるって次元じゃないくらい駄目男って感じだな
面白かったwただエルル怖えぇ


559:名無しさん@ピンキー
10/01/29 22:57:14 tzzg5FP3
エルル病み過ぎワロタwwww

560:名無しさん@ピンキー
10/01/29 23:26:43 xKc/+J2i
本当にグレン先輩救いようがねぇw
でも確かに正気保ってたなら星の瞳の力あんまり使わないで済んだんだよな…
でも氷結粉砕は勘弁w

561:名無しさん@ピンキー
10/01/30 01:43:46 8dAd0sM+
むしろこんな夢を見る師匠が一番病んでるだろww

562:ルミナスファンタ
10/01/30 11:31:25 Vsd2tVgj
久々に先生シリーズでのファンタCM動画を見て、何となく思いついて書いた。
良ければどうぞ、読んでやってください。


3年A組 革ジャン先生 キャパ

キャパ「オゥイエェ!!」
生徒「オゥイェ……」
キャパ「ビィベェ、ビィベッ、ベイベッ!」
レフィ「……授業なのか?」


3年C組 ドラゴン先生 マヴィ

マヴィ「うりゃぁっ!はっ、たぁっ!!」

黒板に殴り書きで木の魔法理論が書かれる。

マヴィ「はぁぁっ、てやぁぁっ!!………よし、ここテスト出すぞ」
サラ「やってられるかバカヤロウ」


3年D組 激安先生 ヴァネッサ

ヴァネッサ「1泊2万の温泉宿が今なら2割引、夏休み価格で5%オフ!」
生徒(何故に温泉?)
ヴァネッサ「更に家族割引が3%ついて。さて、いくらだい!!」
グレン(60点台の答案を見て)「4割引……か」


3年F組 DJ先生 ヒナ&ヒヨ

ヒナ「次」
ヒヨ「次」
ヒナ&ヒヨ「次の問題は」
ヒナ「エル」
ヒヨ「エル」
ヒナ&ヒヨ「エルルさん」
エルル「3Xです」
ヒナ「ネルネルネル」
ヒヨ「ネルネルネッ」
ヒナ&ヒヨ「残念でしたぁ」
エルル「傷つくなぁ」(笛吹き)

563:ルミナスファンタ
10/01/30 11:32:42 Vsd2tVgj
3年G組 将軍先生 カイ

カイ「授業じゃ」
生徒(頭下げてたら黒板見えねぇよ)
カイ「この問題の解る者はいるか?……おらんのか」
アシュレイ「はい」
カイ「頭が高い!!」
アシュレイ「兄様、私はどうすれば……」


3年J組 ツッパリ先生 ラッシュ

ラッシュ「漢字テストだコラァ!」
生徒(抜き打ちかよ。っていうか、何で答案じゃなくて黒板に書くんだ)
ラッシュ「おいユウ、天才少年探偵なんだから読めるだろ!」
ユウ「……読めません」
ラッシュ「吐露非狩古鬱(トロピカルフルーツ)だぁ!!」
ユウ「……難事件の方がマシですね」


3年H組 昼メロ先生 ミリア、アーノギア、ヴァレリ

ミリア「芭蕉の句には―」
アーノギア「ミリアァ!!」
ミリア「!?」
アーノギア「俺が悪かった」
ミリア「バカ!寂しかった!!」
ヴァレリ「この泥棒猫」
ミリア「お義母様!?」
イナルナ「授業しなさいよ!!」


3年S組 黒髭先生 ボナパルト

生徒が剣を指す。
生徒(よし、セーフ)
更に2名がセーフの後、シオンの剣で飛ぶ。
ボナパルト「掃除当番だみょ」
シオン(箒で床を掃きながら)「傷ついちゃいますね……」


校長先生 神の瞳

ラッシュ「校長の話だ!」
神の瞳「明日から夏休み……の、はずでしたが!!」

神の瞳最終戦モードへ

神の瞳「私に歯向かう生徒や、それに付き添うエンドキャラがいたので、一学期を続行する!!」
メイガス全員「もうイヤだ!」


スッキリ サッパリ ファンタ!


……何かすいません

564:名無しさん@ピンキー
10/01/30 16:21:29 8i+YyX7z

なんだかんだいって形になってるのが凄いな

565:名無しさん@ピンキー
10/02/01 00:37:54 N89pY9fB
クスリときて 悔しい

566:名無しさん@ピンキー
10/02/01 02:29:32 A1mRNU19
4割引で噴いてしまった

567:名無しさん@ピンキー
10/02/01 18:32:56 JP/F7Zv+
この校長はその場でぼこられそうだなw

568:ルミナスファンタ
10/02/01 22:23:31 HXTrANb2
昼メロ先生がウケたww

569:名無しさん@ピンキー
10/02/03 14:51:52 0iPN10tp
651 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2010/02/03(水) 11:58:44 ID:NuWXN2ea
URLリンク(blog-imgs-35-origin.fc2.com)
URLリンク(blog-imgs-35-origin.fc2.com)
URLリンク(blog-imgs-35-origin.fc2.com)


652 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2010/02/03(水) 12:12:47 ID:FOERJ5Qy
>>651
バカ犬ってことはイナルナの相手ハイネかよ・・・


653 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2010/02/03(水) 12:15:25 ID:5rLFzPtf
エルルんと幸せな家庭を築きたい


654 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2010/02/03(水) 12:24:28 ID:Pv+pANGL
>>651
こういうのはピンクに貼れ。
通常板でモザなし絵貼ると通報対象だ、知らんのか?


570:名無しさん@ピンキー
10/02/03 21:03:38 2NrcAhyF
>>651のがどんなのだったか凄い気になるwww


571:名無しさん@ピンキー
10/02/04 00:20:29 I6x9u/27
>>603
「隠れてない隠れ家」でググると幸せになれるかもしれんぞ

572:名無しさん@ピンキー
10/02/04 18:41:48 agCtHGxf
・ヨルグの城
レフィ「アーノギア!ミリア!」
アーノギア、ミリアがヨルグと先に戦っている
ミリア「もう少しです!パワーをアウラ・ルーに!」
アーノギア「いいですとも!」
ヨルグ「見せてみるがいい…命の輝きとやらを…」
『ユニゾンアタック』
アーノギア「倒した…」
ミリア「素晴らしい力の持ち主でした…テロスでさえなければ…」
グレン「どりゃあー!!」
ミリア「あら、あなたたちも!」
グレン「一足遅かったか!俺が攻めるはずだったのにな!」
アーノギア「レフィ…」
レフィ「…」
エルル「レフィ…」
???「我は完全凝視物質…ヨルグとスミルサフの上に立つもの…」
「我が名は神の瞳…全てを観る…!!」
ミリア「まだこんなポッと出の敵が控えていたなんて…」
アーノギア「…こんな空っぽの存在が神だと!!神の瞳…貴様は俺の手で消し去ってやる!」
ミリア「消え去りなさい、神の瞳よ!」
『ユニゾンアタック』
ミリア「駄目です、神の瞳にユニゾンアタックは効かない!」
「アーノギア!星の鍵を使う時です!」
神の瞳「テネス・ルーに染まったお前が星の鍵を使おうが、アウラ・ルーの力は戻らぬ」
「ただの槍に回帰するのみだ!死ねっ!」
『ワールドゲイズ』
アーノギア、ミリア戦闘不能
レフィ「ア…アーノギア…!」
アーノギア「レフィ…こ、これを…!貴様が…使うのだ…!」
アーノギア、レフィに星の鍵を渡す
レフィ「神の瞳…負けるわけには…いかないっ!」
そして神のコア戦戦へ…

573:名無しさん@ピンキー
10/02/04 18:45:47 agCtHGxf
アーノギアの二つ名が伝説の黒騎士と知ったときから
なんかこんなラストバトルが起きるんじゃないかと妄想していた俺はどこかおかしい。
てかミリア仲間にならないのか…なんでだよ!
かわいいと思うんだけどなあ…
相手はこの際誰でもいいのでミリアものを俺はここで待ち続けるとしよう。

574:名無しさん@ピンキー
10/02/04 22:56:54 AGGs86jf
ヴァレリ×グレン
ハイネ×イナルナ
フラン×ユウ

考えたんで書いてくる

575:名無しさん@ピンキー
10/02/05 14:18:28 1mFQwhhC
>>606
わかるような気がしなくもない

576:名無しさん@ピンキー
10/02/05 18:25:53 gYvebqVi
>>606
違和感がないから困る……
しかしグレンはやはり『おれはしょうきにもどった!』ポジだろ!
ミリア様が仲間にならないのはあれだよ、シオンの立場が……
銀属性、飛行、範囲大回復、状態異常まで付加するFD……確実にシオン涙目だろ?

577:名無しさん@ピンキー
10/02/06 14:05:23 bwgXad+o
808 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2010/02/05(金) 19:09:47 ID:Y2ETJkjf
ラスボス=堕天使キリカ
ミリアはキリカに殺される
ユウ意気消沈
キリカは天使になりたかったけどレフィたちに阻止される
リリはシヴィルの生まれ変わりで、レフィはアーノギアの生まれ変わり
レフィのラピス一個あげてリリ復活&マギに覚醒
天使にはリリがなる
100年前の魔女祭でキリカは天使をやりたかった

と、いう壮大な嘘バレを13章中盤のやつに言ってみた
めっちゃ怒っていたwww


578:名無しさん@ピンキー
10/02/07 12:40:40 quqXb6jf
それ…俺でもブチ切れるわ

579:名無しさん@ピンキー
10/02/07 23:52:40 7Y8Cg//R
さて……人気投票の結果が明らかになったわけだが……
サラとエルルが上位に来るのはわかる。スゲーわかる。
エンディングでもレフィ復活に尽力してたのこの2人だけだからな……
だがっ!だがしかしっ!シオンのあの順位はなんなんだよっ!?
ベスト10に入らないばかりかハイネに負け、下手すりゃミリアやボナパルトにも負けたかもしれないだと……!?
おっぱいなのに一体何がいけないんだ……!教えてエロい人!

580:名無しさん@ピンキー
10/02/08 01:55:18 rqQFUaTA
眼鏡を取れ
いつもと違う姿で別の一面を見せアピールだ

581:名無しさん@ピンキー
10/02/08 22:04:26 ox/Fs9YL
いやいや、メガネ無しよりも、脚線美を生かすべきだろう。
変身して膝から下が見えないのが、残念に思う。

582:名無しさん@ピンキー
10/02/09 01:05:18 qVEftXG+
ダメだ上のほう見てたらエルルの腐女子キャラが定着してしまいそうだ…

583:500
10/02/09 16:53:10 t0o4flIB
どうもお久しぶりです。規制も解けたようなので再び保守がてら投下します。

注意事項
・小ネタです
・各キャラの性格が違う場合がございます
・レフィがすごい狙われています
・ラストバトル前日のお話

上記に嫌悪感をおぼえられる方はタイトル『決戦前の妄想』NGお願いします。



584:決戦前の妄想
10/02/09 16:54:36 t0o4flIB
「みんな集まったすね~?」

鍛練場、そこには一般生徒から羨望の眼差しを受けるメイガス達がレフィを除いて揃っていた。

「ライラ師匠、何故みんなを集めたんです?明日はいよいよ最後の決戦なんですよ?」
「そのことで、ひとつお知らせがあるんすよ~。
師匠と占い師さんとで明日の運勢を占ったんすが……」

ここでライラの言葉が止まる。何かを言おうか言わまいかと悩んだ表情だ。

「まさか……俺達が負けるとでも言うのか?」
「だ、大丈夫だよぉ、みんなで力を合わせれば……」
「うむ、恐れるものなど何もないな」
「そうそう!」

やがて全員が口を揃えて大丈夫だと言うが、それでもなおライラはしぶる。
しかしこのままのわけにもいかないので、ライラも覚悟を決めてゆっくりと口を開く。

「……実はっすね……こんなん出ちゃったっす……」
『明日、決戦の場にて、星の瞳と親密な関係になり、
やがて垣根を越えて結ばれる者が出るでしょう……』

ライラが懐から取り出した紙には、ただそれだけしか書いてなかった。
だがしかし……!この瞬間メイガスに電流奔る……!
実はこの一団、レフィに対してハートはたぷたぷ、星は3つ光っている……
つまり全員もれなくレフィを狙っているのだ。
星の瞳とはすなわちレフィ、結ばれるとはすなわち生涯をともに過ごすこと。
そして垣根を越えて……これはおそらく性別や年齢のことだろう。
これには反応せざるをえまい。
もしかしたら、明日自分がレフィと……と各自の妄想はもはや止まらない。
全員が虚空を眺め、未来を夢想し始めた……





585:決戦前の妄想
10/02/09 16:55:59 t0o4flIB
~エルルの妄想~

「ふあぁ……」
穏やかな陽の光を窓越しに浴びてレフィが布団から這い出てくる。
「あれ?今日は起きるの早いね。ちょっと待っててね、これ焼けたら朝ご飯にするから」
「……」
「ひゃっ!?」
オーブンの中のパンの様子を見ているエルルが短い悲鳴をあげる。
見れば自分の胸がエプロン越しにふにふにと揉まれている。
「ちょ…ちょっと……あ、朝ご飯の用意しないと……」
「俺は今はパンよりエルルを食べたいな」
「ゆ、ゆうべあれだけ食べたくせにぃ……」
「俺が大食いなのは知ってるだろ?昼飯も同じでいいかな……」
パンが完全な炭になっても2人の食事は休まずに続いていき……


~アシュレイの妄想~

「おいレフィ!花壇の中で寝るなと何度も言っただろう!」
アナン家で共に暮らすこととなったレフィは、ここでも変わらず花壇で寝ていた。
「う~ん……アシュレイの匂い……」
「!!」
夢でも見ているのか、寝言でアシュレイの名を呼びながら薔薇に頬ずりをするレフィ。
「こ…この馬鹿者……近くに本物がいるというのに……
こ、これはレフィを引きずり出すためであって、別に薔薇に嫉妬したわけではなくてだな…」
ぶつぶつと独り言を呟きながらアシュレイも花壇の中に入っていく。
やがて頬ずりと抱擁の対象が薔薇からアシュレイに変わっていき、そのまま……


~イナルナの妄想~

「ねぇ……レフィ?」
「なんでしょうか、イナールナディア陛下」
イナルナの前に跪くのは、近衛騎士団長となったレフィ。
「その……やっぱり駄目なの?」
「……今の俺は陛下に仕える一騎士。陛下とは対等な立場ではない。
陛下には、もっとふさわしき相手が見つかるでしょう……」
「そう……」
レフィの言葉を受け、イナルナは落胆する。しかし……
「……騎士は、主に従うもの。だから……
昔の様にわがままを、『願い』ではなく『命令』をしてくれたなら……
俺はそれに従おう……イナルナ」
「っ!!」
イナルナは騎士をベッドに押し倒し、愛する者に命令を……




586:決戦前の妄想
10/02/09 16:57:08 t0o4flIB
~サラの妄想~

「レフィ、ちょっとこの薬飲んでみて」
そう言いながら、サラは紫色の沸騰した液体入りビーカーをレフィに差し出した。
「おまっ……これはどう見てもヤバイだろ……」
「いいから飲めバカヤロウ!」
無理矢理に液体をレフィに流し込むが特に変化は見当たらない。
「……なんともないの?ちぇ……ほれ薬は失敗か……」
「そういうことか……なら効果がないのは当たり前だ。
俺は……最初からお前だけが好きなんだからな……」
「……このロリコン」
「それでもいいさ。かわいいぞ、サラ……」
自らの性癖を認めたレフィは、サラの服のボタンを外しにかかり……


~シオンの妄想~

「シオン……愛している」
「えっ!?そ…そんなレフィさん……」
雪の降る聖歌祭の夜、大きな木の下で告白するレフィ。その手には、花束と指輪も持って……
「お前の返事を……聞かせてくれ……」
「私の返事は……最初から決まっています。私も……愛しています!」
「ありがとうシオン……俺だけの天使……」
あつい抱擁、交わされる深い口づけ、そして2人はそのまま外で見せ付けるように……


~オルモルディの妄想~

「オルモルディ……俺が間違ってたぜ……タッチ魔法は最高の魔法だ!」
床を砕かんばかりの勢いで土下座をかますレフィは、今までの言動を悔いていた。
そう、愛するオルモルディのタッチ魔法こそ至高にして究極であると今ごろ気付いたのだ。
「ふふっ……あなたに理解してもらえて嬉しいわ。それじゃ、早速実践してみる?」
「ああ……って待て!その格好と道具はまさ
(省略されました)


~ライラの妄想~

「汝、この者を夫とし、病める時も、健やかなる時も、死が2人を別つまで、永遠の愛を誓うか?」
「……誓うっす」
ウルガルド大聖堂で行われている結婚式。新郎はレフィ、新婦はライラだ。
「汝、この者を妻とし、病める時も……」
「俺は……誓わない」
「!!」
「たとえこの体が死して崩れても、この魂が無に還っても……
たとえどんな姿になろうとも……俺は本当の『永遠』の愛を誓う!」
「っ!レフィさん!」
こんな大勢の前で恥ずかしいという顔をしながらも、ライラはたまらずレフィに抱きつく。
「師匠もっす!いや、レフィさんをそもそも死なせないっす!いつまでも、いつまでも……」
「あぁ、ずっと一緒だ。永遠に……離さない」
会場からの熱い声と視線にさらされながら、2人は真に永遠なる誓いの口づけを……




587:決戦前の妄想
10/02/09 16:58:05 t0o4flIB
~グレンの妄想~

(検閲削除)


~ハイネの妄想~

「レフィく~ん、そろそろ休憩にしようよ」
「あぁ、そうだな」
訓練試合を終えて、レフィとハイネはそれぞれ汗を拭う。
「いや~やっぱりレフィ君は強いね~」
「お前の防御力もたいしたもんだぜ……」
「これでもイージスだからね。ところで……」
ここでハイネは一気に顔を崩してにやけ始める。
「そろそろかな?」
「そろそろだな……」
「訓練の後はやっぱり……」
「ムフフだよな!」
「「ム・フ・フ!ム・フ・フ!ム・フ・フ!」」
奇声を発しながら、王宮が誇る騎士達は流れる動きで大浴場へと……


~ディーノの妄想~

「レフィ……お前は本当に腹立たしいくらいロイス様に似ているな……」
「ディーノ……」
レフィとディーノは向き合い、死近距離で互いの瞳をみつめあう。
「あの頃はよかった……俺が攻めで、ロイス様が受けで……」
「そうか……なら、俺がロイスの代わりになっ……
(ノイズが発生しました)




588:決戦前の妄想
10/02/09 16:59:41 t0o4flIB
「ああっ……レフィの太いソーセージもおいしいよぅ……」
「ば、薔薇のトゲが刺さるが……これも心地よい痛みでいいではないか……」
「ああレフィ……あんたが騎士の地位を捨てるなら、あたしも女王の地位なんて捨ててやるわ……」
「レフィぃ……将来シオン級になれるようにもっと揉んでぇ……」
「道行くカップルが私達を見て嫉妬しています……もっと私達の愛を見せつけましょう……」
「ほらほらレフィ……休んでいる暇はないわよ?もっともっとタッチ魔法を……」
「ふひひひひ……ケーキ入刀すよレフィさん!ユニゾンアタックでズバッとやるっす~……」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!いくぞレフィィィ!!!」
「親友と一緒にムフフを見れるって幸せだよね~……今度穴場のムフフポイントへ……」
「ハァハァ……こ、今度は逆の体勢でやるぞレフィ……」

「「これはひどい……」」

一緒に推理勝負や猫ショップをやるといった軽い妄想から帰還した2名……
ユウとアーノギアは目の前の光景に口を揃えて呟いた。
目の前の10人からはもう汗やら涎やら涙やら鼻血やら、
果ては愛液と精液まで流れ出ている始末。
それに動きも加わり、軽く身を捩らせる者から叫びながら床を転がる者まで……
何を想像したらここまで乱れ狂うことができるのか……ユウにも推理ができない。
様々な戦場を見てきたが、ここまでの地獄絵図はアーノギアすら見たことがない。
しかし今大事なのはそこではない。
大事なのは、この中の誰かが将来レフィと結ばれてしまうということだ。

「こ、こんな危ない人達にレフィさんは任せられません!」
「我がゆくてを遮るか!」
占いの結果は『誰が』とはいっていない。なおかつ、決戦の場にいることも条件……
ならば、危険思想の持ち主を明日の決戦に参戦できなくしてしまえばいい。
そうすれば、運命は変わるはずだ。

「っ!レフィは渡さないよ!」
「ふひひ……やっぱり皆さん師匠に譲る気はないみたいっすね~?」
「主人公は幼なじみと結ばれるのが世の理!俺を止められるかぁ!?」

その考えに至ったのは、この場にいる全員……

「風紀委員として、お前達のような淫らな輩は成敗する!」
「お嬢様!今回ばかりは私も譲るわけにはまいりません!」

『レフィを変な虫から守る』ため……
それぞれがこんな大義名分を掲げ、敵を排除しにかかる。
最後の1人になれば、自動的に輝かしい未来が約束される……
メイガス同士の、血で血を洗う死闘が、今幕をあけた……
死闘は夜が明けても止まることなく……


そして翌朝、決戦当日……

589:決戦前の妄想
10/02/09 17:01:51 t0o4flIB
「うぅ……」×12

死合いの結果は全滅だった。
出し惜しみなしの、FD乱舞戦ともなれば当然の結果だ。
時計はあと数分で決戦の時刻を指し示す。
もはや全員が戦う気力も残っていないが、それでも進む。
すべては輝かしい未来のために。
汚れた鍛練場の床を這い、段差の激しい階段を転がり、扉を頭突きで破り……
必死で大聖堂にたどり着いたメイガス達を待っていたのは……

「みんな、ごめん……」

たった1人で転移の間に乗り込むレフィの姿だった。

「レフィ!」

イナルナが叫び、レフィを呼び止めるが、間に合わない。
重々しい音と石像が動き、扉を塞いでしまう。

「どうして、レフィ!」
「最後の最後になって、どうして我々をおいていくんだ!」

必死に抗議をするが、レフィは扉を開けない。
と、その時……

「……~~」
「~~?」

レフィしかいないはずの転移の間から話し声が聞こえてきた。
まさか誰かが早く目覚めてすでに転移の間に潜んでいた……?
慌てて全員立ち上がり、数を数える。
1、2、3、…………12。
メイガスはちゃんと全員ボロボロながら揃っていた。

「で、では一体誰が抜け駆けを……!」

全員が壁に耳をあてると……



「ミリア……本当にいいのか?」
「はい。元は私の瞳を巡って起きた争いですもの……
私だって、少しはレフィさんのお役に立ちたいです。
それに私はもう、何をしてもいい『自由』なのですよね?」
「そうだったな……一緒に来てくれるか、ミリア」
「どこまでも……」



「「「えええええぇぇぇぇ!!??」」」

大聖堂いっぱいに響き渡るメイガス達の絶叫は、
すでに転移してしまった2人の耳に届くことはなかった……


―fin?

590:名無しさん@ピンキー
10/02/09 17:03:40 t0o4flIB
以上です。
ゲーム中、決戦前夜まで転移の間にいたはずのミリアはどこに行ったんでしょうね……

591:名無しさん@ピンキー
10/02/09 18:35:21 qPj4awpc
こいつら揃いもそろって阿呆ばかりだwwwww
面白かったです

592:名無しさん@ピンキー
10/02/09 18:48:02 HK6yHer/
GJ!
とりあえずグレンは真っ先に始末しないと危ねぇw
あとイナルナ、王位継がんと父上泣くぞw
ミリア様との後日談の話はないんですかねぇ?(チラッ

593:名無しさん@ピンキー
10/02/09 18:58:47 Kt67QgLw
なんて駄目な奴らだw

594:名無しさん@ピンキー
10/02/09 23:54:17 KctG4P1a
検閲削除wwwwww

595:名無しさん@ピンキー
10/02/10 05:59:25 /q5GdIZQ
ライラの妄想が予想外に純情で砂糖吐きそう……///
あとハイネは妄想する必要あんのかw
GJ!

596:名無しさん@ピンキー
10/02/11 12:54:03 R4fiEq5l
GJ!
もうお腹いっぱいですお。
ごちそうさまです

597:決戦前夜の狂い事
10/02/11 16:30:38 d8ZO24nR
小ネタ投下です。
細かい事は……どうかお目こぼしを。


神との最終戦の夜、全員で過ごす事を選んだメイガス達は騎士倶楽部に集まっていた。
サマンサの計らいでミリアやヒナ、ヒヨ達も集まった部屋で思い思いに過ごす。

「とうとう明日が、最後の戦いか」
「そうですね。先輩はどうします、明日の戦いが終わったら」
「ふっ、何を言う。俺はこれまでと変わらず、アシュレイ様に仕えるだけさ」

飲み物を片手に、カウンターの席に座って語るグレンとディーノ。
隣の席では、アーノギアが静かに飲んでいる。
だが、何だか後ろが騒がしくなって来た。
先ほどから騒がしいのだが、今は何か別な意味で騒がしい。
何事かと振り向くと、目の前には阿鼻叫喚の状況があった。

「一番ハイネ、歌います!と~きを越え~……」
「野郎の歌なんて、誰が聞くかぁ!」

ステージらしき場所で歌おうとしていたハイネに、ユウがダークボアを連発。
その様子をヒナとヒヨ、騎士倶楽部の女性陣が机を叩いて大笑い。
更に今度はやけに明るいミリアが歌い始め、止めようとした騎士倶楽部の男性陣が混乱と沈黙状態に。
隅っこの方では、レフィを中心に頬を朱に染めたメイガス女性陣が集まり、ハーレム状態に。
そして学長とサマンサが、乾杯をしながら飲み比べをしていた。

「なんだ……これは」
「どうやら、酒を飲んで酔っているみたいですね……」
「あぁっ、さすがミリア様。なんと素晴らしい歌です」

半分混乱状態になっているロリコン黒騎士は放っておいて、2人は原因を調べる。
全員の飲み物を確認したところ、やはり原因は酒だった。

「学長、何故こんな事に!」

まだ正気を保っている学長に詰め寄ると、フラフラしながらも説明を始めた。
なんでも、度の強いカクテルをレフィが飲んでしまったが、味が分からないので気付かずに皆に振舞った。
飲み易いので一気に呷り、皆揃って酔ってしまったのだと言う。
なんだかんだ言っても、やはり未成年である。

「だからって、あなた達も飲み比べする事ないでしょう!」
「うるさいわねぇ。気付いたらこうなっていたんだから、現実逃避したくなるわよぉ」

酒を片手にサマンサが、ブツブツと文句を言う。
周囲では相変らず大笑いが響き、とても騒がしい。

「グレン、ここは素面の俺達がなんとかしなければ」
「は、はい、先輩」

598:決戦前夜の狂い事
10/02/11 16:31:51 d8ZO24nR
まずは事の発端人のレフィをなんとかしようとするが、3M以内に近づいた途端睨まれた。
勿論、レフィにではない。
周囲に集まり、腕や背中に引っ付き、膝の上に座り、脚を背もたれにしている女性陣にだ。

「わらひのレフィに何かようれすか、グレン先輩」

目が据わっているエルルが、笛を手にとって威嚇する。
同じように全員がそれぞれの武器を取り、牽制してくる。
これは拙いと、その場からレフィを説得しようとするが、その前にレフィが行動に出た。

「よぉし!あの2人にトドメを刺した奴、今夜は俺の部屋に来い。朝まで寝かさねぇぞぉ!!」

その発言に、女性陣はキャーキャー騒ぐ。
明日は最終決戦という事など、すっかりどこかに吹っ飛んでいる。
どうやらレフィも、既に説得すら出来ない状態のようだ。

「レフィさん、待っててくれっすよ。勝って師匠の性技(正義)、見せ付けてやるっすぅ」
「ふふふ。心だけじゃなく、体も燃えるほど熱く燃やしてねぇ」
「うぃ……神の瞳の隣にいるのは。ヒック、神たる私なんだよバカヤロウ」

何だか本気で危なくなってきた、まだ戦闘は始まっていないのに、全員がFDポイント満タンに見える。

「いいぞ、やれやれ!俺の星の瞳で天使になるのは誰だぁっ!!」

言い出しっぺのレフィは、笑いながら酒を呷って場を煽る。
これはダメだと判断した2人は逃げ出した。
しかし暴走した女性陣は、逃げ出したぐらいで止まらなかった。

「主演男優レフィさんの子種は、主演女優たる私の物です!」
「邪魔する者は散るがいい!」
「次代の王様ゲットォ!!」

全員が嬉々とした表情で技を放ち、2人はあっという間に吹き飛ばされた。
壁にぶつかって水責め、火責め、等の雨あられ。
2人のHPは、悲鳴を上げる間も無く一瞬で尽きた。

「ありゃぁ、こりゃ誰がトドメか分からねぇな。ん……ゴクゴク。プハッ!」
「えぇ、そんなぁ」
「つぅ訳で、全員来ぉい、徹底的に相手してやる!」

599:決戦前夜の狂い事
10/02/11 16:32:43 d8ZO24nR
酒を掲げて宣言するレフィに、女性陣は喜んで飛びついて、早く部屋へ行こうと促す。
そのまま一団は、騎士倶楽部の部屋を後にした。

「あっはっはっ!レフィ君、いっそ皆孕ませちゃえ!!」
「いいじょお。レフィしゃぁん、ぎゃんばれぇ」
「おうよぉ、任せておけぇ!!」

上機嫌のハイネと、もはや呂律が回らないユウに声援を浴び、レフィは悠々と出て行った。

「ありぇ?レフィしゃん帰っちゃうのぉ?」
「あらぁ、寂しいのぉ?ロッタちゃんか~わいい!ミュウちゃんもぉ!!」
「やぁ、変な所触らないでよぉ」

部屋を出るレフィを寂しそうに見詰めるロッタを、エリザが抱き締める。
酔ってふざけているだけだが、3人の周囲からは百合オーラが発せられていた。
それを見たハイネは、ルパン並に上着を脱ぎ捨て、3人の下へ飛び込もうとする。

「ねぇ、僕も混ぜ―」
「しぇっかくいいところなにょに、にゃますりゅなぁ!!」

もはやユウが何を言っているのか分からない。
とにかく、ナイトスクリームで吹き飛んで半分混乱のアーノギアと、顔同士がぶつかった事は確かである。
同時に、ユウは百合好きな事が明らかになった。
そして残った面々はというと……。

「アハハハハハハッ!アンコール!アンコール!」
「お酒はアリュコール!アリュコール!」

何故か沈黙も混乱もせず、ヒナとヒヨは大笑いしながら机を叩き、ミリアにアンコールを促す。
アンコールを受けたミリアは、右手を高く掲げてノリノリで歌い続ける。

「あ~いがぁ ふりぃそそぐぅ 今夜 世界中にぃ!」

とてもあの大人しくて内気なミリアとは思えない程、思いっきりマジックナイトを歌っていた。
聖歌祭の歌だというのに、そんな雰囲気は欠片も無かった。
どう聞いても、アイドルコンサートにしか聞こえない。

こうして決戦前夜だというのに、メイガスの面々は馬鹿騒ぎをしてしまった。
神の瞳との戦いは翌日に繰り越され、各自で後始末に奔走していた。
騎士倶楽部の面々とサマンサは後片付け。
ヒナとヒヨ、ユウにミリアは二日酔いのため、保健室でうなされている。
グレンとディーノはそれを介抱し、ハイネとアーノギアは追い出されてキリカの手伝いを。
レフィとメイガス女性陣は起きた途端、昨夜の狂行を思い出し、頭を抱えた。
責任や自身の想いをぶつけ合い、イナルナが結婚の法律を変え、帰還後に嫁に迎えることで決着した。

翌日、神の瞳は無事に倒された。



この後、どうなったかは……。
ご想像にお任せしましょう。

600:名無しさん@ピンキー
10/02/12 11:10:31 JnszFWVL
だ め だ こ い つ ら は や く な ん と か し な い と



こんな連中でよくラスボスに勝てたなWWWWW

面白かったです!

601:名無しさん@ピンキー
10/02/12 18:47:13 plvtJFSA
>>622
各々の妄想の続きが気になってしかたがない…!あ、グレンはいいやw
あと細かいかもしれないけど、ユニゾンアタックじゃなくてストライクね。
>>632
なぜ未成年集団に酒を飲ませたしw7人同時相手でレフィの体力はもつのか…?
2作品ともまさにダメイガスだな……


602:名無しさん@ピンキー
10/02/14 14:46:13 rAyFRf2B
駄メイガスに触発されて自分もバレンタイン小ネタをひとつ
ただほとんどセリフのみの構成、キャラ崩壊気味なんで、それでもいいっていう人だけ↓ドゾー


603:バレンタインレフィ争奪戦
10/02/14 14:47:16 rAyFRf2B
「「レフィ(さん)、今日は何の日?」」
「今日……?あー、バレンタインデーか!どうりで錬金姉妹や騎士倶楽部の連中からチョコが
「「抜け駆け!?あとで死の鉄槌を……」」
「おい待て!何を物騒な
「レフィ、悪いけど会場に来てもらえる?」
「待て、会場って
「食堂だよぉ。だから安心してね?」
「だから何をする気なんだお前たち!?」


~第一回レフィ争奪戦・一番のチョコは誰のチョコだ!?大会~

強制連行されたレフィの目にまず飛び込んできたのはこんな横断幕と沢山の観客だった。

「さあさあいよいよ始まるよ~!メイガス女性陣によるレフィ君争奪戦!
ルールは簡単!参加者の皆は制限時間内に手作りチョコを作る!
それをレフィ君に食べて貰って、彼が一番気に入ったチョコの作り手が優勝!
優勝者にはレフィ君を丸一日好きにする権利が与えられるよ~!
実況と解説は、イベント大好き!この僕ハイネと、
チョコと聞いては黙っていられなかったユウ君、
最後に、千年前に部屋をチョコで埋め尽くされた経験を持つアーノギアさんでお送りするよ~!」
「待て待て待てハイネ!」

ノリノリでことを進めるハイネにレフィが食ってかかる。
いきなり拉致されてきたうえに、謎の大会が勝手に開かれているのだから仕方がない。

「なんなんだこの状況!しかも俺を一日好きにするって……」
「みんなレフィ君に真っ先にチョコを渡そうとして、大喧嘩になったんだってさ~。
だからキリカ学長が平和的解決法で、この大会の開催を命令したんだよ」
「俺の意思は無視なのかよ!?」
「覚悟を決めなよ。それに羨ましい限りだよ、みんなからチョコが貰えるなんて……
さー、それじゃそろそろ始めようか!」

レフィの抗議の声は観客の歓声と拍手に掻き消され、ついに女の戦いの火蓋が切って落とされた!




604:バレンタインレフィ争奪戦
10/02/14 14:48:10 rAyFRf2B
「さて、まずは第一テーブル、シオンの様子を見てみよう」
「シオンさんの料理スキルはかなり高いですから、期待大ですね」
「作っているチョコは……赤みがかっている所を見るとローズチョコかな?」
「薔薇の香りが心地好いチョコですね。アシュレイさんが使う戦法かと思っていましたが……」
「待て!あれはローズチョコなどではないっ!」

突如状況席のアーノギアがマイクを握りしめ立ち上がった。

「あれは、あの赤みは血!シオンの鼻血だ!言うなれば、ブラッディチョコッ!」
「「な、なんだってー!?」」
「レレレフィさん、きょきょ今日は寝かせませせせ……」

優勝した際の妄想をしていたのか、シオンは滝の様に鼻血を流し、
やがて血を失い過ぎたのか、赤茶色い液体の中に顔から突っ込んだ。
シオン―試合続行不可能、リタイア

「とんだハプニングが起きたが、次に行くぞ」
「あの~…アーノギアさん、マイクをこっちにも……」
「うるさい黙れ。続いて第二テーブル、サラだな。作っているのは……
コピン型のチョコだな。千年前から子供から大人まで大人気の定番チョコだ」
「サラさんらしいですね。あっと!ここで何か粉を振りかけました!
って、勝手にチョコが立ち上がりましたよ!?ここここんなことはありえません!」
「あれはサラの魔力が強すぎたのが原因だな。もはやあれはチョコではなく自我を持つチョコピンだ」
「こら待てバカヤロウ!」

サラの魔力にあてられて、一人のコピンとなったチョコピンは会場から逃げ去り、
それを必死で追い掛けるサラもまた会場より姿を消した。
サラ―試合放棄、リタイア



605:バレンタインレフィ争奪戦
10/02/14 14:49:04 rAyFRf2B
「……気を取り直して弟三テーブル、アシュレイの様子を見てみよう。作っているのは……」
「なんでしょうか……灰色の粒々に黄色い塊、白黒の小さい塊がチョコの中に……」
「まさか!?アシュレイ、貴様トリュフをキノコのトリュフと勘違いしたな!?」
「違うのか!?わざわざ相性がいいであろう残りの珍味も取り寄せたのに!」
「違いますし、三大珍味を全部入れたら必ず美味しいわけではありませんよ……」

がっくりとうなだれ、アシュレイはとぼとぼと観客席の方に座った。
アシュレイ―戦意喪失、リタイア

「次々に選手が脱落していくな……続いて第四テーブル、ライラだな」
「何かまた理解不能な仙道を唱えているみたいですが……」
「できたっすよー!蛇のチョコスープに蛙の干物チョコ風味っす!」
「むしろチョコの方が脇役!?」
「なにやら邪悪な気配もする!ソレは早く始末しろ!」

頑張ったのにっすー……と言いながら師匠はしぶしぶと従った。
師匠―強制終了、リタイア

「なんだか頭痛がしてきたが……続いて第五テーブル、イナルナだな」
「王宮生活で鍛えられた味覚は僕以上ですからね、期待できそうです」
「作っているのは……ふむ、洋酒を使った大人向けのチョコだな」
「味見を繰り返し、かなりこだわっているみたいですが……あれ!?倒れましたよ!」
「さては相当強い酒を使ったな!?あれは急性アルコール中毒だっ!」
「殿下ー!」

卒倒し、口から泡まで吐き出して本格的にやばくなったイナルナはそのまま保健室に運ばれた。
イナルナ―ドクターストップ、リタイア
フラン―付き添い、リタイア



606:バレンタインレフィ争奪戦
10/02/14 14:50:25 rAyFRf2B
「未だにレフィの口にチョコが一欠けもはいらぬとはな……
続いて第六テーブル、フランだったのだが……」
「先程の事件で退室してしまいましたね。飛ばして第七テーブルを
「待て!誰かが代わりにチョコを作っている!あれは……グレンだっ!」
「な、なぜグレンさんが!?」
「あまいぞユウ!バレンタインデーは本来男女問わず親しい者に感謝を込めて贈り物する祭!
そういうわけだからレフィ、この俺のチョコを食べろ!」

なんとそこには下半身をむき出し、元気にそそりたつグレンのチョコバナナが!

「ググググレンさん!なにやってるんですか!?」
「ああっ!俺もいつかミリアにあんなことをしたいっ!」
「「グレン先輩ー!俺に、俺に食わせてくださーい!」」
「あーっとここで観客席からネイサン君たちが躍り出たぞ!」

グレンその他大勢―ヘブン状態、リタイア

「グレンのチョコに観客の殆どが群がるか失神してしまったが、次、エルルの第七テーブルだ」
「エルルさんの料理スキルも高いですからね。塩と砂糖さえ間違えなければ……」
「なにやら巨大な鍋でチョコを煮詰めているが……まさかっ!?」
「レフィ……チョコは私だよ。たくさん食べてね……?」
「ぶっ!?」
「なんとエルル、ここで服を脱いでチョコ鍋に飛び込んだ!いや~眼福だな~……」
「うおおぉぉー!エルルウウゥ!」
「やはりチョコフォンデュか……流石のレフィも飛びかからずにはいられなかったようだな
まあ俺はやられてもなんとも思わぬがな。ここが同じ星の瞳でも千年の人生経験が
「アーノギア、貴方はこういうのはお嫌いですか……?」
「あーっと!ここでまさかの天使様乱入!しかもエルルと同じように全身チョコ!
でもなんだろう……すごい犯罪臭が……パタッ」
「ミリア……我が人生、一片の悔いも無しっ!!グフッ……」
「ハ、ハイネさん!?アーノギア!?どどどどうしたら!?」

ユウ―失神、リタイア
ハイネ―同上、リタイア
アーノギア―七孔噴血、リタイア
ミリア―錯乱、リタイア



607:バレンタインレフィ争奪戦
10/02/14 14:51:11 rAyFRf2B
その頃、レフィは……

「―――」
「ご、ごめんねレフィ……チョコレートの魔法と間違えて、
超硬冷凍の魔法使っちゃったみたい……あれ?私も凍って動けないや……」

レフィ―脳震盪、リタイア
エルル―行動不能、リタイア



こうして第一回レフィ争奪戦は無効試合となった。
のちにキリカ学長より、別の形式による第二回レフィ争奪戦が開催されるが、それはまた別の話である……


608:名無しさん@ピンキー
10/02/14 15:12:05 MbK383mI
大爆笑の嵐でしたWWWWW

誰かまともなチョコ作ってあげてWWW

グレン、公衆の場で何やってんのWWW

レフィ君!羨ましい・・・のか?

609:名無しさん@ピンキー
10/02/14 19:07:35 LP6V0kXI
乙!!
次は来年か…………

610:名無しさん@ピンキー
10/02/14 23:33:04 Pd4zs3Sf
何かレフィが某大きな番長の主人公に見えてきたwww

611:名無しさん@ピンキー
10/02/15 02:16:09 FbmdBoKx
ヘブン状態ワロタwww
GJ!

612:名無しさん@ピンキー
10/02/15 13:54:49 XdMkcth7
GJwwクソワロタwwww
でもなんか一人足りないような気がする

613:名無しさん@ピンキー
10/02/15 16:43:03 vBqZX+90
最近投下されてた4作品を保管庫に保存しました。

614:名無しさん@ピンキー
10/02/15 17:09:03 N94ak9GO
最近、小ネタや駄メイガスばかりで、エロパロっぽさが無い。
そこでちょっと、一作考えてみた。

基本オルモルディ×ユウで、ちょっとだけレフィ×シオン&サラの一作。
ちょっとユウに優しくありません。
それでよろしければ、どうぞお読みください。

615:フラン先生のご趣味
10/02/15 17:10:34 N94ak9GO

なんでもない平日の夜。
翌日に休日を控え、どの生徒も外出許可を取って部屋で話し合っている。
どこへ買い物に行こうか、何か旨い物を食べに行こうか。
そんな中で、ある一室では異なる事が行なわれていた。

「ちょっ、何するんですか!」
「何って、イイコトだけど?」

場所は保健室、そこにいるのはユウとオルモルディだった。
カーテンの閉じられたベッドの上で、ユウは背後から羽交い絞めされていた。

「イイコトってどういう事です、用があるって言うから来たのに!」
「だ・か・ら、これがその用なの」

耳元で囁くように言われると、ユウの背中に良い意味での寒気が走る。
更に頭が胸に挟まれ、動けば動くほどその柔らかさが分かる。
それだけでユウの股間は、既に熱を帯びている。

「じょ、冗談はいい加減に……」
「あら、冗談だと思っているの?」

自分の方を見上げる顔を押させ、唇を重ねる。
突然の事に反応出来ないユウの隙を突き、舌を滑り込ませて口中を犯す。
初めての刺激の連続に、ユウの頑固な思考も段々と溶けていく。

「ん……どぅ?気持ちよかったでしょ?」

ようやく解放されたものの、呼吸を整えながら呆けているユウ。
その様子に妖艶に微笑んだオルモルディは、指を鳴らしてある魔法を使う。
すると、ユウの衣服が学生服から、聖夜祭の時のサンタコスプレになった。
さすがにこれには反応して、抗議の声を上げる。

「えぇっ、何でこの格好をさせるんですか!」
「だって、女の子みたいで可愛いんだもん。それに私は、可愛ければ両方イける口よ」

小尾の方に音符マークでも付いているように返事をすると、上着に手を滑り込ませる。
その感覚にユウが震えるが、お構い無しに胸元を弄る。
両方の乳首を弄られ、固さが出てきた処で指に挟まれ、引っ張られ、転がされる。

「うっ、はっ、あぁ」
「あらあら、まるで本当の女の子みたい。胸弄られて、感じちゃったの?」
「そ、そんなわけ……ひぐぅ!」

なんとか反論しようとしたら、股間で熱と固さを帯びた物が、足に挟まれるようにして刺激を受ける。
ただ触れているだけなのだが、ユウは呼吸を乱して喘ぐ。

「うあっ、あっ、や、やめて……ください……」

口の端から唾液を垂らしながら懇願する様子に、オルモルディは更に掻きたてられる。

「何で?ここを、こんなに固くしちゃっている癖に、やめてもらいたいの?」

そう言って、器用に足でユウの物を衣服の上から擦る。
固くいきり立つユウの股間の物は、その刺激に更に固さを増す。

616:フラン先生のご趣味
10/02/15 17:12:27 N94ak9GO

「ほぅら、あなたは気持ち良いんでしょう、やめる必要は無いわ」
「ひぁぅ、あっ、あぁっ、そ、そんな……」

衣服の上からでも分かる、ストッキング越しの足での刺激。
自慰の経験も浅いユウの心は、段々と緩み始めていく。
同時に、限界の時が近づいて来ていた。
耳元を舐め回し、甘噛みしながらオルモルディは、それに気付いた。
タッチ魔法の応用で、ユウがどうなっているかなど手に取るように分かる。

「あら、もう出しちゃうの?ちょっと早いと思うけど、まぁいいわ」
「な、何を……ひぅ、あっ、うあぁっ!!」

反論する暇もなく、オルモルディの足は股間への刺激を強くする。
その数秒後、ユウは呆気なく限界へ達した。
衣服で外へは飛び出さなかったが、内側から脈を打ちながら精を吐き出していた。

「あらら、せっかくの可愛い衣装を汚しちゃって。でも、気持ち良かったでしょう」

脱力して自分に寄りかかるユウの頭を撫でながら、楽しそうに微笑む。
だがようやく落ち着けたユウは、息を整えながら事を否定する。

「そ、そんな訳ないじゃないですか。誰だって、あんなに擦られれば……」

明らかに良いはずなのに、頑なに認めようとしないユウに、オルモルディはちょっと頭に来た。

「そう、じゃあ……」

上唇を舐めながら、ユウの背中を軽く押す。
支えを失った体は、四つん這いの状態でベッドに倒れた。
そしてすぐさま、近くにあった包帯でユウの腕を後ろ手に縛る。

「うわっ!な、何するんですか」
「言ったでしょう?私は両方イける口だって」
「それが何だって言うんですか!!」
「だ・か・ら、男の子への刺激が嫌なら、女の子への刺激をやってあげわ」

そう言って、ユウの体を押さえて下着を下げる。
股間からは精を吐き出し、小さくなった白に染まった物がぶら下がっている。

「うわぁっ!や、やめてください!!」
「あらあら、可愛いわぇね。その反応も、ここも……」

ふっと股間の物に息を吹くと、ユウの背筋に寒気が走る。
そのまま少しずつ息を掛けると、その度にユウの体が反応する。
手が縛られているので、出来る事は身を捩じらせるだけだが、しっかり押さえられて動けない。

「あら、また大きくなってきちゃった。でも、私は今、女の子を攻めているのよね」

何をされるのかと、不安になるユウ。
股間の物に息が吹き掛けなくなったと思ったら、今度は別の場所が刺激を受けた。

「ひゃうぅっ!?」

その場所への刺激を受け、ユウの体が仰け反る。

「あらぁ、ユウちゃんはここが弱いのぉ?」

にんまり笑いながら、オルモルディは更にそこを刺激する。
今度は一度だけでなく、二度三度と。

617:フラン先生のご趣味
10/02/15 17:13:33 N94ak9GO

「ひゃあっ、あっ、あぁっ!や、やめてください、そんな場所!」
「そう?その割には気持ち良さそうじゃない、お尻の穴舐められて」
「大体、なんでそんな場所を!」
「あなたの下半身で、女の子として扱えるのは、ここしかないじゃない」

オルモルディが攻めていたのは、排泄器官とも言える箇所だった。
だが明らかに、反応はあった。
こうなったら徹底的にと思い、オルモルディは更にユウを攻める。

「ひゃぁっ、ダ、ダメです、そんな、汚い」
「そう?汚くないわよ、可愛いお尻じゃない」

気にしていないように言うと、すぐにまた舌を這わせる。
感じた事の無い感覚に、ユウは声を上げて悶える。
ピクピクと反応する穴に、オルモルディは指を舐めると躊躇無く突き入れた。

「うああぁっ!な、何してるんですかぁ!!」
「あらぁ、入り口はキツイけど、中はそれほどでもないのね」

抗議の声を無視して、ゆっくりと指を出し入れする。

「ひぃっ、あっ、うあっ、あぁっ!」
「なんだ、やっぱり感じちゃってるじゃない」

腸内で指を動かし、爪で掻く様に動かしながら、オルモルディがユウの背中に乗る。
背中に胸を押し当て、上着の隙間から手を入れて再び乳首を弄くる。

「やぁっ、あぁっ、あぁ」
「うふふ、ユウちゃんってば本当は女の子じゃないの?こんなに乳首立てて」
「ひぅっ!」
「お尻の穴弄られて、喘いじゃって」
「かっ、はぁっ……」
「それとも……こういう趣味があったのかしら?」

乳首を強く抓り、抜きかけの指を一気に突き入れるが、ユウは反論すら出来ない。
既にそんな事を考える余裕すら、無くなってきている。
顔を真っ赤にして喘ぐ姿に、何かを駆り立てられたオルモルディは、一端指を抜く。

「はっ……あっ……」

やっと終わったかと、脱力するユウだが、残念ながらまだ終わっていない。
立ち上がったオルモルディは、近くの棚の二重底を開けて何かを取り出した。
一方は液体の入った容器。
もう一方は、何やらボール状の物が繋がっている革製品。
オルモルディが革製品を腰に付けると、ボール状の物が男のアレのように勃って見える。
そしてそれに容器の液体を掛け、しっかりと塗りこんでいく。

「あ、あの、それは……」
「ふふっ、ユウちゃん可愛いから……処女もらいたくなっちゃった」

618:フラン先生のご趣味
10/02/15 17:14:55 N94ak9GO

完全にスイッチの入った表情を見せると、ユウの腰を掴んで液体をユウの穴にも掛ける。

「ひゃっ、つ、冷たっ!」

液体の冷たさと、感じたことの無い粘り気に寒気が走る。
更にその液体を、入念に穴へ塗り込まれる。

「ちょっ、ちょっと何する気ですか!」
「あらぁ、まだ分からないの?これを……」

指差したのは、液体を塗り込まれたボール状の物。
そして次に指差されたのは。

「ユウちゃんのここに入れるの」

さっきまで弄られ、同じ液体を塗られた穴。
それを聞いた瞬間、ユウは先ほどの言葉の意味を理解した。
自分はこれから、アレを突っ込まれると。

「や、やだっ!やだぁっ!!」
「泣き叫んでも無駄よ。このカーテン、魔法で防音仕様にしたから」

周囲に囲まれたカーテンで、誰にも叫びは聞こえない。
更に今は、休日前の夜。
誰かが保健室になど来る可能性は、限りなく低い。
逃げようとしても、今の状態ではそれもままならない。

「さて……さっさと頂いちゃいましょうか」
「や、やめて、やめて下さい、お願いだか――アーッ!」

必死の頼みも虚しく、ユウの処女は奪われた。
潤滑液のお陰でスムーズに入ったが、異物を入れられたユウは声も出なかった。

「それじゃ、動くわね」
「へっ……うっ、あぁぁっ!!」

返事を待たずして、オルモルディはプラグの抜き差しを開始する。
異物が抜けていったと思ったら、また入れられて腰がぶつかる。
それが何度も繰り返され、その度にユウは声を漏らす。

「あうっ、うぅ、はっ、はぁっ、はぁっ」
「可愛い、可愛いわユウちゃん。あなたの事、気に入ったわ」

喘ぎ声を漏らしながら、股間の物が勃って透明な液をシーツへ垂らす。
犯しているのは女、入れているのも女。
犯されているのは男、入れられているのも男。
本来とは逆の立場だが、女はこれが気に入った。
目の前で女装している少年の穴を突き、悦に入っている。

「かっ、はっ、く、くるし、ぬい、て」
「あら、どうして?ユウちゃんの股間は熱いままよ。本当は良いんでしょう」

そう言って、ユウの体を支えて起こす。
途端にプラグは更に奥まで入り、ユウを刺激する。

「がっ、あぁぁ……」

619:フラン先生のご趣味
10/02/15 17:15:58 N94ak9GO

刺激に悶えるユウの太ももを支え、オルモルディはベッドから立つ。
所謂、駅弁という体位で歩き始め、カーテンを捲る。

「ひゃぁっ!やめ、やめて!!」

こんな姿を見られたくないと暴れるが、動いただけで腸内のプラグが刺激を与える。
その刺激で声が詰まり、静まる。

「うっ……はぁ、はぁ……」
「ダメよ、大声を出したら。せっかく、良いものを見せてあげるんだから」

良いものとは何だろうと、虚ろな頭で考える。
まさか、これ以上の道具じゃないかと青ざめる。
ところが、向かったのは隣のベッド。
そこにも自分達がいたベッド同様、カーテンが閉められている。
オルモルディがカーテンを開けて、音が漏れないように素早く中へ入る。
するとそこには―。

「はっ、あぁん、レフィ……さん」
「レフィ、こっち向いてよ。キス出来ないぞバカヤロウ」
「あぁ、わかった……って、オルモルディ。何してんだお前」

同じメイガスの仲間のレフィが、シオンとサラと体を重ねていた。
シオンは後ろからレフィに突かれ、サラはレフィの首に腕を回してキスを強請っている。

「面白い子が手に入ったから、ちょっとお披露目よ」
「面白い子って……。おいおい、マジで?」
「ククク、女装が似合ってるぞ天才児」
「あぁん、もう。レフィさん、止まらないでくださいよ!」

素直な反応を見せるレフィと、薄ら笑いを浮かべるサラ。
全く気にせず、レフィを強請るシオン。
勿論シオンも気付いているが、それよりもレフィを優先させている。

「あぁ、悪い。お詫びにもっと激しくしてやるよ!」
「あっ、はぁん、う、嬉しいですぅ」
「ちょっと、この後は私もするんだから、体力とっておきなよ」

目の前の光景に、ユウは唖然とした。
自分がこんな目に遭っている事は、特別気にせず交わっている。
まだ幼いサラが、レフィを強請っている。
こんな醜態を、まざまざと見られている。

「あらあら、お暑いわね。それじゃあ、私達も……」
「えっ?ぐっ、あっ、あぁぁ!」

620:フラン先生のご趣味
10/02/15 17:16:46 N94ak9GO

駅弁スタイルで再開されたピストン運動に、ユウが声を漏らす。
同じ刺激を受けているシオンの声と合わさり、二重奏が奏でられる。

「なぁ、そんな事して平気なのか」
「あらいいじゃない。せっかく最初に唾付けようとしたサラが、あなたに取られちゃったんだもの」

実はオルモルディは、最初はサラに目を付けていた。
ある日に行動を起こしたものの、魔法を使われて逃げてしまった。
その様子を偶然レフィが見つけ、シオンと共にサラを慰めた。
以来3人は、こうして偶に保健室や自室で交わっているらしい。
勿論、ここのカーテンに使っている、防音魔法を使用した上で。

「当たり前だバカヤロウ。あんたはともかく、私にはそんな趣味は無いよ」
「そうでしょう?だから、こうして新しい子を選んで来たんじゃない」

結合部を見せびらかすように、足を抱えて広げて見せる。

「やぁっ!やだ、見せないでくださいぃぃ!!」

必死に隠そうとするが、ユウの力では足を閉じられない。
加えて手も封じられていては、隠しようがない。

「くっ……イクぞシオン」
「はい、レフィさんの、熱い子種、いっぱい、いっぱいくださいぃ!」

そうしている間にも、レフィとシオンの行為は絶頂を迎える。
遠慮なくシオンの中へと精を放ち、レフィの物に付着している精液はサラが舐め取る。
息を乱しながら寝転がったシオンの表情は、悦に浸って幸せそうだった。

「どぅ?あなたもイキたい?」

一連の行為を見たユウに、オルモルディが囁く。
既にユウの物はパンパンに膨れ、精を搾り出すのを待っている。
だが肝心のそこへの刺激が全く無く、虚しくカウパーを垂れ流している。
体は絶頂を求めているが、ユウの頭はそれを拒否している。
こんな無様な様子を、見られたく無いがために。

「うっ、あっ、うぅ」
「答えられないの?まぁ、いいか。あなたが何と言おうと、もう私の勝手だもの」

そう言って、オルモルディは肘で脚を支えながら、ユウの股間へ手を伸ばす。
触れた途端にユウの頭に電撃が駆け抜け、両手で擦られるとそれがずっと続く。
加えて、ピストン運動が新たな刺激を与え続ける。

「あぁっ、あぁぁぁっ、うあっ、あぁっ!だ、ダメ、出ちゃ―」

621:フラン先生のご趣味
10/02/15 17:17:43 N94ak9GO

いくつにも重なった刺激に耐え切れず、ユウの股間から精液が発射される。
出る瞬間にとっさに向きを変え、精液はカーテンに降り注ぐ。

「ふぅ、危なかったわね」
「おいおい、気をつけてくれよ。俺はそんなもん浴びる趣味はねぇぞ」

文句を言いながらも、レフィは正常位でサラと交わっている。
あられもない声を発しながら、サラは目を潤ませてレフィを望む。

「はあぁん、もっと、もっと激しくしろぉ」
「もっとって……壊れても、知らねぇぞ」
「壊していい、壊していいからぁ!ひゃぁぁっ!!」

願いを聞いて、レフィは更に奥まで突きながら、速度を速める。
いつもの事ながら、派手に交わる様子にオルモルディも駆り立てられる。

「あぁ、いいわ。やっぱり他人のを見ると、燃えるわね。そう思わない、ユウちゃん」
「あっ、はぁっ、はぁ……」

答える事も出来ず、小さく痙攣しながら呼吸をするユウ。
力が抜けた体はオルモルディに支えられ、唾液と汗と涙が垂れ落ちている。
瞳は虚ろで、心ここにあらずという感じだ。
だが、まだプラグが入ったままなので、股間は熱を帯びて固いまま。
ふっ、と小さく微笑んだオルモルディは、ベッドの淵にユウをうつ伏せに寝かせる。
そして股間の物とユウの乳首を同時に弄りながら、再び腰を振り出した。

「うあぁっ!な、なんでぇ!!」
「可愛いユウちゃんを見ていたら、また犯したくなちゃったの」
「そんなぁ……。あぁっ、あぁぁっ!!」
「ここも固いままだし、まだまだイケるでしょ」
「うわぁぁっ、や、やめてぇぇっ!!」

叫び声は虚しく響き、無情にも行為は翌日の朝まで続けられた。
翌朝、カーテンを開けた時。
そのベッドには、満足そうに体を伸ばすオルモルディ。
3人での交わりに、疲れながらも幸せそうに眠るシオンとサラ。
その2人に毛布を掛けながら、後片付けを始めるレフィ。
そして、尻穴は開きっぱなし、目は虚ろ、自身の精液を浴び、失神した白濁のサンタコスのユウがいた。



駄文失礼しました。

622:名無しさん@ピンキー
10/02/15 23:32:19 /IrV3krb
スゴッ……………
そういやレフィ×サラってあんまり無いよね、なんでだろ

623:名無しさん@ピンキー
10/02/16 01:09:50 cG7bOFiC
レフィがロリコンになるからじゃね?
俺は好きだけど

624:名無しさん@ピンキー
10/02/16 02:11:06 3vm4BCKJ
ユウになりたい……GJ!

625:名無しさん@ピンキー
10/02/16 19:39:54 X3e1TaT3
>>640
ワロタwしかしレフィとびかかってるし超硬でもエルル優勝じゃね?
第二回戦が楽しみだ。てか師匠のチョコ、某悪夢の破壊神への供物では…?
>>654
サンタコスをさせるあたりがこだわりを感じるな…
平然と姉妹丼を食らうレフィさんまじパネェ…

サラはやっぱ年齢の問題がな…でもアリテレがあるんだから望みはある。
アーノギアも何故かロリコンにされてるが、ミリアってロリだっけ?

626:名無しさん@ピンキー
10/02/17 13:58:11 /K1hSuWM
>>654
GJ!
しかしサンタコスでのユウの事後の描写がやたらとエロくて困るw

627:小ネタ
10/02/17 19:28:39 DCCZWpfh
『イナルナ殿下が魔技ぃ!?』←タイトル



イ「あたしもあんたたちの仲間だから、よろしくね」
エ「よろしくですぅ」
ハ「殿下はエルルと同じ四つ星かあ。あ、ボクのこと覚えてますか?」
イ「もろちん覚えてるわよ!モォイクー伯爵家のバター犬ハイネ」
ハ「へ?」
イ「こっちはアナル公爵家のよがりアシュレイね」
ア「う…」
イ「顔見尻がいると楽でいいわね♪」

---

王「姫…またそのような下品な言葉遣いを」
イ「乳上は黙っていて!」
王「°・(ノД`)・°・」

---

イ「私はここに宣言いたします。性バルディア王国女王、イナールナディアの名において!」
民「ム・フ・フ!ム・フ・フ!」



つづかない

628:名無しさん@ピンキー
10/02/18 20:51:46 tRxVjIo6
そういえばハイネ家の名前って出てなかったな

629:名無しさん@ピンキー
10/02/19 18:15:55 selrp0jt
ハイネエンディングがある種一番平和だよね
てか保管庫覗いたがもうちょい野郎ども頑張れよw
レフィが受け、グレンが受け、ユウも受け・・・
こうなったらハイネやディーノやアーノギアに頑張ってもらうしかない!

630:名無しさん@ピンキー
10/02/20 11:36:16 mumYDkGp
今さらバレンタインのアルフ×ルーシャを書こうと思ってる俺は空気読めてない?

631:名無しさん@ピンキー
10/02/20 13:21:14 UbT91ESQ
今さらでもいいと思う

632:名無しさん@ピンキー
10/02/20 16:08:14 i1sSbBuc
1、2のキャラでも大歓迎
ルミナススレはいつでもウェルカム

633:名無しさん@ピンキー
10/02/20 16:09:05 i1sSbBuc
やべっsage忘れ

634:名無しさん@ピンキー
10/02/20 16:46:37 PD9UlzsJ
このスレに限った事じゃないが
新作が発売されると、旧作の投下がなくなってしまうのは、ちょっと悲しい
いや、贅沢な望みだってのは判ってはいるんだけどね

635:名無しさん@ピンキー
10/02/20 16:54:57 Da3iewV4
まぁそんなもんだよな

636:名無しさん@ピンキー
10/02/20 22:30:03 ohAi98H/
>>663
正月ネタだろうがクリスマスネタだろうが俺は構わない!
というわけで投下待ってます!
てかここ最近にぎわってて嬉しいかぎりだ




637:名無しさん@ピンキー
10/02/21 23:54:05 TlSZ0YM5
レフィイ君がエルルの笛をどこから持ち出したのか…。
部屋だよな・・・。
ていうか、好きな子の笛をなめるパターンとしか考えられない。


638:名無しさん@ピンキー
10/02/21 23:58:57 MT+82FaQ
むしろ笛を吹いてもまったく意識してもらえないエルルさん哀れ

639:名無しさん@ピンキー
10/02/22 06:56:43 Gi0+Lyq2
わたエルルさんこそ メインヒロインにふさわしいと思います

640:名無しさん@ピンキー
10/02/23 04:20:46 28ItTgQv
わたエルルって何?

641:名無しさん@ピンキー
10/02/23 06:15:40 /jNHgXAb
本スレで不人気を笑われたエルルが匿名でなを上げようと

642:名無しさん@ピンキー
10/02/24 03:37:15 QCzvtImV
実際不人気じゃないけどね。

643:名無しさん@ピンキー
10/02/24 09:49:07 tYvdgEs5
人気投票で2位になるくらい人気だよね

644:名無しさん@ピンキー
10/02/24 10:32:24 t0ZuHM1i
エルル不人気というか空気ネタは主にグレン生存ルートの存在が原因だからな
てかぶっちゃけヒロインと呼べるのってサラかエルルの2択な気がする



645:名無しさん@ピンキー
10/02/25 22:26:06 joPR5+Bi
俺はどのヒロインも似たりよったりだと感じたけどなぁ
だからグレン関係なくエルルがメインヒロインだと考えると空気に感じる
メインとかサブとか気にしなけりゃちゃんとヒロインしてると思うがね、人気はあるんだし

646:名無しさん@ピンキー
10/02/26 10:14:18 FJzSTUTB
エルルは立ち絵の笑顔がかわいい

647:名無しさん@ピンキー
10/02/27 03:42:12 eheenhjo
パイズリしてほしい。

648:名無しさん@ピンキー
10/03/01 02:14:31 Psp+pOtI
まだライラ師匠のEDしか見れてないのだが他のEDはそれ以上にニヤニヤできるのかね?

649:名無しさん@ピンキー
10/03/01 02:25:36 ZGMXxc7B
師匠のEDが一番ニヤニヤできると思う。次点はユウ

イナルナとフランはただのコスプレ大会になってたのはいただけない

650:名無しさん@ピンキー
10/03/01 02:50:27 FApoGhap
ディーノのEDは本気で恐ろしかった。


651:名無しさん@ピンキー
10/03/01 03:21:13 g0iQvS6R
イナルナは結構良かったと思うけどな

652:名無しさん@ピンキー
10/03/01 03:26:12 8CMtv0Km
>>683
どう見てもベーコンレタスでしたな。

653:名無しさん@ピンキー
10/03/02 18:58:34 w/hv4dGy
>>685
ベ(B)ーコンとレ(L)タスってか

654:名無しさん@ピンキー
10/03/03 07:50:45 2qp2aQvB
>>686
あっ、そういう意味ね

655:名無しさん@ピンキー
10/03/03 21:55:05 KbE7iN9y
>>682
しかしオルモルディさんの巫女姿エロかったからオレ的にはおk!
というかあの人はどんな状態でもエロい。

656:名無しさん@ピンキー
10/03/03 22:30:58 dAwsnv9d
エンディングがコスプレ祭りと聞いて、エルルが巫女服かと思ったがそんなことはなかったぜ!
しかしオルモルさん、思ったよりはおっぱいサイズはないんだよね。
ニコラいわくクライマックスカップが丁度いいサイズらしいから、
ダイナマイトカップ以上はあの世界では巨乳になるんだろうけど……

657:名無しさん@ピンキー
10/03/04 02:55:00 AzEcymuQ
Gは何の略なんです?

658:名無しさん@ピンキー
10/03/04 09:47:03 o7qrI5ZN
A→不明
B→不明
C→クライマックス
D→ダイナマイト
E→エクセレント
F→ファイナル
G→不明

無難なところでグレイトカップとか?

659:名無しさん@ピンキー
10/03/04 10:25:23 s6K/8a7b
ゴージャス

そしてクライマックスさんは俺の嫁

660:名無しさん@ピンキー
10/03/05 23:56:28 CtGzKMAL
サラとユウってどっちが攻め?

661:名無しさん@ピンキー
10/03/06 00:39:59 ATjBYmVX
サラは受けだけどユウは超受け

662:名無しさん@ピンキー
10/03/06 03:04:16 aFmwRAcD
ユウ「どういうことです?」サラ「知りたい?」
なんというかユウはいたずらに向いてない

663:名無しさん@ピンキー
10/03/07 14:43:52 BzpH31Zo
敵のエンジェルと、食堂の「いっぱい食えるんだぜ!」の娘が好き

664:名無しさん@ピンキー
10/03/07 15:03:50 BzpH31Zo
アーノギアの魔法使用時のポーズって…

665:名無しさん@ピンキー
10/03/07 19:52:58 rjzqQlNX
ケイト達風紀委員娘の方がアシュレイお姉さまより上質のツンデレを描けていたよね…

666:名無しさん@ピンキー
10/03/09 03:22:26 Il3w1gNM
戦え。変態せよ。

667:名無しさん@ピンキー
10/03/09 03:55:06 dzW+Ql2+
ロッタとかエリザとかミュウとかも忘れないでください

668:名無しさん@ピンキー
10/03/09 17:09:19 m0hRurqN
>>700
ナハトとビートは忘れていいよな?

669:名無しさん@ピンキー
10/03/10 02:06:24 MurHwsqd
>>701
ナハトによるエリザ、ロッタ、ミュウの調教ってありじゃね?

670:名無しさん@ピンキー
10/03/10 11:50:05 frFe+8PF
サブイベのスリラーノート+サラは好きな人や友達に悪戯する=

671:名無しさん@ピンキー
10/03/10 18:04:30 y/ogAqIq
>>703
ユウが好きって事か!?


672:名無しさん@ピンキー
10/03/11 21:01:13 oCrvkBeg
皆このスレッドに名に求めてるの?
(素朴な疑問)

673:名無しさん@ピンキー
10/03/12 00:55:16 1T4+C9MP
エロパロだな

674:名無しさん@ピンキー
10/03/12 02:03:22 65JmyRA5
萌えと紳士の生き様

675:名無しさん@ピンキー
10/03/12 09:51:54 Ny8YF1nL
ルミナスを語れる仲間

676:名無しさん@ピンキー
10/03/13 02:21:44 fyWwXxpe
ライラ師匠

677:名無しさん@ピンキー
10/03/13 18:29:34 ZivSfp9f
ハイネ×イナルナで一作書き始めてるんだが、めでたく完成までこぎつけられたら投下したい。
需要あるかな。

678:名無しさん@ピンキー
10/03/13 19:33:26 NfAIHf8Z
あるよ
主に俺に
でもハイイナのカプは苦手な人も居るだろうから投下時に明記しといた方がいいかも

679:名無しさん@ピンキー
10/03/13 22:40:24 J4PMSC7G
>>710
期待してます

680:名無しさん@ピンキー
10/03/17 22:55:45 rkIX8d+T
最近ライラが可愛く見えてきて困った

681:名無しさん@ピンキー
10/03/17 23:37:28 v3eG49MH
>>713
お師匠はもともと可愛いだろ。


682:名無しさん@ピンキー
10/03/17 23:57:52 MWB1w403
>>714の『お師匠』見て、
2のロラン思い出してしまったww

683:名無しさん@ピンキー
10/03/18 12:57:24 /oy/9PTj
パヤンパヤンVSロランVSライラ

師匠対決

684:お師匠の課した修行
10/03/20 14:18:26 wUMYHTzu
ロランとフィルの小ネタです。


師弟の関係になって数年。
今日もロランとフィルは修行に励む。

「お師匠、今日の修行は何ですか?」
「今日は魔法学院の女生徒を何人か落として来るんだ」
「えっ? 何ですかその修行は?」

訳が分からない表情をしていると、不敵な笑みを浮かべてロランは言った。

「マスターである僕を師と呼ぶ以上、フィルにも女性関係には強くなってもらわないと」

それを聞いてフィルは納得した。
戦いを終えた後、何をどうしたのかロランは多くの嫁を手にした。
エンゲージを結んだ魔女、カレンとアヤノの合計八人も。
勿論、互いの合意の上で。
既にサティとカレンには子供が生まれ、他ももうすぐ出産予定である。
ちなみにアリスとテレスには手を出さず、リーナは槍の団長の下へ行ったので何もしなかった。

「いいかい、決して強制は駄目だよ。無理矢理が罷り通るなら、リーナも僕の下にいるよ」
「分かりました! お師匠に教わった技術の全てを注ぎ込みます!!」

一体何を教わったのかは知らないが、力強さの籠った良い返事だった。

「でも、僕は大人の女性が好みなんですよね……」

イナルナや女王陛下のような女性に憧れていたフィルには、学院の生徒ではあまり興味が薄い。
しかし、その点は既に考えておいた。

「何を言うんだフィル。よく考えてごらん、何年か先の彼女達を」
「何年か……先?」
「そう、フィルの調教によって何でもさせてくれる、大人の女性に成長した彼女達を」

耳元で呟いて女生徒達を指差す。

685:お師匠の課した修行
10/03/20 14:20:29 wUMYHTzu
彼女達を見ながら、数年後を想像してみる。
自分の要求に何でも応える、理想の大人の女性が大勢。
想像をしたフィルのFDポイントは一気にMAXを突き破った。

「おぉっ! そこまでは考えませんでした!!」
「そうだろう。でも今からでも遅くない、彼女達を自分の理想の大人の女性に仕立て上げて来い!」
「分かりました、お師匠!!」

瞳を輝かせながらフィルは駆け出し、数年後の姿を想像しながら女生徒に声を掛けていった。
その様子をロランは満足そうに見ていた。

「頑張れよフィル。僕も応援しているぞ」

そう言い残してロランは城へと帰って行った。
子供と妻との時間を過ごすために。
数週間後、出産を終えたディアとファティマのお見舞いの後、フィルの様子を見る事にした。

「どうだいフィル、調子の方は」
「お師匠! 今のところ4人手応えありで、内1人は床を一緒にしました」
「おぉっ、さすがだな。もうそこまで行ったのか」
「はい、これもお師匠の教えの賜物です!」

同時に自身の欲望によるものでもあるが。

「よし。今はまだ未成熟だけど、この先はフィルの腕次第だぞ」
「はい! 必ず彼女達を、僕の理想の大人の女性に仕立て上げてみせます!!」

高らかに宣言したフィルが、師のロラン同様の桃源郷を作ろうとしている。
それが達せられるまで、あと数年のとある日の事であった。

686:名無しさん@ピンキー
10/03/21 15:31:42 k4TulqYc
乙( ^ω^ )
続き待ってるお

687:名無しさん@ピンキー
10/03/21 16:48:03 7Y8lcbAs
ロラン酷過ぎるだろwwwGJ!


688:名無しさん@ピンキー
10/03/21 18:53:46 Vp4ZoBgB
ロランが爽やかゲス野郎www
GJ

689:名無しさん@ピンキー
10/03/21 20:36:40 6TPoOqBH
2が久々にプレイしてみたくなってきたw
GJ!

690:名無しさん@ピンキー
10/03/23 21:49:07 x9eXKDT6
なんという女の敵
フィルまで…

691:名無しさん@ピンキー
10/03/24 23:20:00 J/aJkSZA
ルミナスアークのエロが思いつかない。
フラン×ユウとか書いて見たいんだけどなぁ

エルル+レフィ




「……レフィ、どうしたの?」
ベッドに横になっているレフィを見エルルは呟いた。だが彼からの反応は無い。
神を封印し星の瞳としてその役割を終えた少年は深い眠りについている。エルルはそんな彼に喋り掛けるのが日課となっていた。
医者となり皆を救うと誓った日。それから幾年、いつか彼自身も助けると言う目標を掲げ。
「レフィ?」
もう一度呼び掛ける。しかし、返事は返らない。微かだが、だが確かに動いた気がしたのだ。
縫い物の手を止め、彼に駆け寄る。胸に置いた小さな細い指は確かに彼の鼓動を伝えそれだけで安心感を与えてくる。


「まだ君に言って無いことたくさんあるんだよ。ねぇレフィ、覚えてる?」
学園生時代。エルルは覚えたての知識をレフィに言った事がある。
「愛する二人は、見えない赤い糸で繋がってるんだって」
嬉々とした笑顔でエルルはそういうも、レフィは「そんなの嘘に決まってるだろ」と一言で済ませ全く相手にしてくれない。
反論するエルルは軽く嗜められながら頭を撫でられた。
「それに見えない糸なんて意味が無い。大事なのは当人の気持ちだろ?」
澄んだ瞳で言われてそれ以上何も言えなかった。確かにそうかもしれない。
ただ赤い糸の話を信じなくなった訳ではない。ちらほらとそれからも噂のような物は続いていたし、二人が愛し合っているならば赤い糸は見える。と聞いた事もある。
けれどいつしかその赤い糸の話も忘れ去られてしまって。エルルも口に出すことは無くなった。

「レフィ……赤い糸の話覚えてるかな?君は笑っていたけれど……」
ポケットに入れていた裁縫用の糸を取り出す。真っ赤な色をしたそれを口に挟んで千切った。
「私達もこうやって繋がって欲しいかな、って思うの」
千切った糸の端を小指に巻いて、反対側はレフィの動かない小指に結び付けた。

「レフィは……私の事どう思ってるのかな?目覚めたら、いつか聞いてみたいな。寝てる間にこんな事してたのバレたら……レフィは怒っちゃうかもね」
クスクスと笑みを浮かべる。今のエルルにとってレフィの全てが愛しい存在に想えた。


「レフィ、好きだよ……」
レフィの小指に結ばれた赤い糸に口づけを落とし、エルルは小さく呟いた。

692:名無しさん@ピンキー
10/03/24 23:27:45 IifIHWlU
>>724
まさかのエロ無しで感動した
GJ!

693:名無しさん@ピンキー
10/03/24 23:55:17 UOI2ZZ0u
数年ってことはこっちはレフィが目覚めなかった場合の話か…しかしやはりエルルはいいものだ。
目覚めても目覚めなくてもエルルエンディングは本当に一粒で二度おいしい。



694:名無しさん@ピンキー
10/03/25 01:36:23 90UL58Wf
健気ヒロイン最高

695:名無しさん@ピンキー
10/03/25 17:22:18 vilbXKPx
GJ!!!
フラン×ユウも期待してる

696:名無しさん@ピンキー
10/03/25 18:28:31 KsAULHJ/
乙っ

697:名無しさん@ピンキー
10/03/25 22:16:47 LUE1kvsy
勝手ながら保管庫を更新させて頂きました。


698:名無しさん@ピンキー
10/03/26 20:01:35 UEOeB6Oe
おつおつ

699:名無しさん@ピンキー
10/03/27 22:29:44 KhRfxrbN
>>710です。
投下します。
ハイネ×イナルナ@聖歌祭の夜。
サンタコス駄目な方は超逃げてください。
ほいプレゼントー♪

NG→『ボクたちの性歌祭』

700:ボクたちの性歌祭
10/03/27 22:35:03 KhRfxrbN
リンデンでの「しーろーくーかーがーやくー♪」が性交…じゃなかった成功に終わり、ウキウキ気分でウルガルドに帰還したメイガスの面々。
皆それぞれ、思い思いの夜を過ごしていた。
残った料理や銀シャリやCCCを貪り喰う者あり、美女たち(+α)のあの衣装を思い出して前傾姿勢になる者あり、
歌う楽しさが忘れられずに何もかも脱ぎ捨ててワンマンショーを行う者あり、N●K紅白歌合戦に出場する者あり。
そんな中、寮の部屋でふたりきりのアツアツな二次会をひらくカップルがあったとか。
まぁメイガスの面々はみんなお年頃ですからね。不思議な事ではありません。
それはよろしいのですが。

祭のあとの興奮醒めやらぬまま互いを求め合う幸せな恋人同士…
にしてはムードのない会話(「とっとと脱がせなさいよバカ犬!」「きゃいぃーーん!」)を交わしながら、
互いの服のボタンをぎこちない手つきで外していく。
ふと、指先に感じる違和感。
「これは…?」
その正体はすぐわかった。制服の下から現れたのは、やけに露出の多いムフフな赤い服。
「で、殿下、それは聖歌祭の衣装じゃ
「犬、あんたも早く着替えるのよ」
にっこり笑いながらそう命じるイナルナの手には、赤いつけ鼻、動物の耳(騎士倶楽部で借りてきたらしい)、
大きな鈴の付いた首輪が。
彼女がナニを考えてるのかはこの時点でバレバレだし、可愛い殿下のためならどんなプレイでもお付き合いするけど、
その前にひとつ言っておきたい。
「あの~、ボクは犬であってトナカイじゃないんですけどぉ」
「なに言ってんの。犬もトナカイも動物でしょ」
ぐうの音も出ない。今夜のボクは犬改めトナカイです。
「…ですよね~?」
「さぁトナカイ!いいから早くあたしを上に乗せるのよ」
「はい喜んで!」
そしてイナルナサンタはハイネトナカイの上に跨り…

701:ボクたちの性歌祭
10/03/27 22:41:49 KhRfxrbN
「見てください。ボクのカワイイ探知機がもうこんなに」
ハイネはイナルナの手を取り、己の大事な部分に導く。
熱く脈打つ、可愛くない(主観)物体の存在感に、イナルナは驚いた。
「や…な、なに勝手に大きくしてるのよ!」
「酷いなぁ。そうさせたのは殿下じゃないですか」
「う…」
「さぁ、いくよー」
変わったシチュエーションに興奮したのかすっかり準備万端なハイネのタマゴキノコが、イナルナの聖魔女の泉にずぶずぶと沈んでゆく。
「……!」
いやらしい水音。響き渡る嬌声。
しっかりと繋がったことを確かめると、主人を乗せたトナカイは性なる夜に向かって走り出した。
はじめはゆっくりと、それから少しずつその動きを早めていく。
「は…っ…いい…もっと激しくして…!」
求められるままに激しく突き上げる。何度も何度も。
「っは…いや…壊れちゃう」
凄まじい快感に酔いしれたイナルナの身体ががくがくと揺れる。
「苦しく…ないですか?」
忠実なトナカイさんは、可愛いサンタさんを振り落とさないように、両手でしっかりと細い腰を支えてやった。

「ぁあっ!」
ベッドが軋む音に合わせて、ハイネの首に付けられた鈴が鳴る。少し煩いが、歓びの声をかき消すほどではない。
「悪くないわね…」
イナルナはこの鈴の音が気に入った。あたしの思い描いてた夜をいい感じに演出してくれるじゃないの。
「ねぇ、あたしたち…鈴の音に乗って空を飛んでるのね…」
最中だというのに、女の子らしいロマンチックな空想にうっとりする殿下と、動物なりに今の状況(サンタさんに挿れてるボク)を振り返る犬(現トナカイ)。
「あの~これって端から見たらけっこう間抜けなんじゃ
「そこで現実に戻らないの!ムードないわね!」
「す、すみません~」
いつものふたりらしいやりとりに戻っても、長い夜の間、決して互いを離そうとはしなかった。

ずっと楽しい妄想の中に身を置いていたい…そんな思いもむなしく、
いつまでも続くと思われた性なる宴は、やがて終わりを告げようとしていた。
「っ…もうダメ…おかしくなっちゃう」
普段強気な女主人があられもない姿で泣き濡れている様子に、たまらなく射精欲がかきたてられる。
「いきますよ…」
絶頂を目指しハイネは動きを早めた。もう我慢できない。
「ええ…ちょうだい」
濡れた唇から漏れ出る吐息が、辛うじて言葉を紡ぐ。
性歌祭のクライマックスには、皆の幸せを願って歌ったあの歌。
「あっ…いい…がぁ…降り積もるぅ…今夜世界中にぃ…っ」
歌うか喘ぐかどっちかにすればいいのに。

702:ボクたちの性歌祭
10/03/27 22:47:11 KhRfxrbN
どくん。
マジックナイトの歌詞を口ずさみながら、ふたりは同時に果てた。
イナルナの中に注ぎ込まれたのは、幸せが届いた証し。
サンタさんは恍惚の表情で、職務を全うしたトナカイさんの上に倒れ込んだ。
ふたりとも身体中が悲鳴をあげていたが、裏腹に表情は穏やかで満ち足りていた。
「なかなかの乗り心地だったわ…あんたにしては上出来ね」
「わぁい、光栄だなぁ」
「また…こういうの付き合ってくれる?」
「喜んで!…でも今度はボクを人間役にしてくださいね」
「考えておいてもいいわ…ハイネ」

翌朝。
サンタとトナカイの格好をした人たちは、そのいでたちのまま、白く輝くナニかにまみれて気を失っていた。ゆうべはお楽しみでしたね。
「くかー、すぴー、ボクがムフフ…したいがためにやったこと…です…ムニャムニャ」
寝言まで下僕精神満載である。
たぶん人間役はもうちょっとお預け。

その時、約二名がなかなか起きてこないのを心配した仲間たちが、部屋の扉の前に集まっていた。
「ハイネ先輩~、お姫様~、朝ですよ~」
「二人して仲良く寝坊か。呑気だなバカヤロウ」
「起きろ!開ける…ぞ……!!??」

(中略)

その後、メイガスにおける二人の立場がどうなったかは知らない。



+--+--+--+--+--+--+--+



以上です。
お読みくださりありがとうございますた。
これはひどい。

703:名無しさん@ピンキー
10/03/29 00:04:57 3iJz+MoT
乙!

704:名無しさん@ピンキー
10/03/31 18:08:12 7Jh+MW3L
GJ!

705:名無しさん@ピンキー
10/04/01 17:03:00 Qf95Xrw5
┌───┐
│   乙    |
└∩──∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ

706:名無しさん@ピンキー
10/04/02 21:40:25 InX0nUUb
なにこのラブラブ感
甘い甘いぞぉ

707:名無しさん@ピンキー
10/04/08 00:35:30 PtxgdApe
サラに搾られるユウ期待

708:名無しさん@ピンキー
10/04/09 08:33:03 vnBwaXxk
戦え、変態せよ。

709:名無しさん@ピンキー
10/04/11 12:53:42 FiaxwNri
>>740が言ったのを書こうと試みたら何故かサラが受けになってしまうんだが

710:名無しさん@ピンキー
10/04/11 14:22:48 iqYV8nNk
それはそれで イイ!

711:名無しさん@ピンキー
10/04/14 00:44:42 qFpR8Rlj
途中だけど投下。
ユウ×サラ。次までには完成させます。

NGワードは「きんきのまほう」でよろしくお願いします。

712:名無しさん@ピンキー
10/04/14 00:45:30 qFpR8Rlj
「やっと……完成した」
寮のとある一室。暗闇の中試験管を持つ少女が口元に笑みを浮かべた。
試験官の中身の液体が光を放ち少女の全身を不気味に写し出す。
分厚い本を反対の手に持ちぶつぶつと呟いた。
「誰に実験台になって貰おうかな……やっぱりここは面白い奴じゃないと、ダメだよね」
少女は試験管の中身を小瓶に移し考え込む。
寮生全員の顔が頭に過ぎり、一人の人物に辿り着いた時少女の動きがふと止まった。
「やっぱりこういうのは、アイツが一番かもね……」
少女はにんまりとほくそ笑むと椅子に座り込んで筆記用具を手に取り、広げてあった紙にさらさらとペンを走らせていった。


ウルガルド魔法騎士学院。
一人の少年が被っていた帽子の鐔を持ち上げふうと息を漏らしズボンのポケットから折り畳まれた紙を取り出した。
開けば流れた字で一文だけ添えられていて表記は無いが差出人は一目で理解出来た。

「深夜零時、転移の間に来い……か」
見遣った腕時計は零時一分前を差していた。
こんな一部の人間しか知らない場所に自分を呼び付けるなど相当な暇人に違いない。
文章に威圧的な殺気を感じ仕方なくこうして指定場所に来た訳だが、当人はまだお出ましでは無い様だ。
壁に背を付け光りを放つ魔方陣を横目に入口を見つめていると、扉が開かれ奥から何かが現れた。
「うん、ちゃんと来てるね、ユウ」
「……そりゃ、来ないとコロス。なんて書かれてたら嫌でも来ますよ。それが貴方なら尚更、です」
ユウ、と呼ばれた少年はふうと溜息を吐き首を振る。
目の前の少女はニコニコと笑みを浮かべ分かってんじゃん、と鼻を鳴らした。
「それでサラさん僕に何の用です?こんな所に呼び出すなんて」
「……ん?うん、ちょっとね」
少女……サラは変わらぬ笑顔でユウを見つめて来る。
ユウは眉を顰め思わず肩に力を入れた。こんな閉鎖空間に呼び出された身にもなって欲しい。
科学的根拠の無い心霊など信じて居なかったが、やはり暗闇の中で一人居ると言うのはユウにそれなりの恐怖を与えた。
その恐怖に押し潰れそうになりながらも耐えたのは目の前の少女のおどろおどろしい表情に潜む何かの方がユウにとっては恐怖だったからだ。

713:名無しさん@ピンキー
10/04/14 00:46:23 qFpR8Rlj
怒らせれば何をされるか分かった物ではない。さっさと彼女の用件を聞き自室に戻りたい一心だった。

「まぁ、説明するより、実際見た方が早いね。ちょっとコッチ来て」
サラに手招きされ転移の間を出るとガコンと背後から重い音が響く。
飾られた等身大の魔女彫像が蓋をした様で完全に転移の間に続く扉は隠された。
暗闇の大聖堂、サラの姿を見逃さぬ様足音を辿る。
その足音が止まった所で一斉に堂内の電気が瞬いた。
暗闇に居たせいか光がやけに眩しく感じユウは思わず目を閉じる。
「何、そんなに暗闇が怖かった?」
サラは振り向きニヤニヤと笑っている。
ユウは威勢良く否定したものの軽くあしらわれそれ以上何も言う気になれかった。
再びサラが歩きだしユウも歩を合わせる。
魔女像の目の前まで戻った所で、くるりとサラが振り向いて口を開いた。
「うん、これでもう大丈夫だね。本題に入るよ」
「……結局この大聖堂で話をするのならばわざわざ転移の間を指定する必要無いでしょう?」
「バカだなぁ、見回りの教官が居るんだからこんな堂々と忍び込んだら見つかってトイレ掃除一週間の刑だよ。転移の間なら一部の人間しか知らないし都合が良いんだよ。それにホラ、雰囲気が出て面白いし」
「……」
都合が良い事以外にサラがこの場所を指定した理由を悟る。
目の前の彼女はユウを見て大層面白そうにして居るが。
「零時過ぎたら見回りも居ないし、ね。でさ、突然なんだけどユウ、これ飲んでよ」
話の切り替わりの早さに付いて行けなくなりそうになる。
サラの手にはいつの間にか小瓶が握られていた。ご丁寧に蓋まで開けて。
「……はぁ?」
ユウは頓狂な声を上げる。
呼び出された内容もわからぬまま、いきなり得体の知れない液体を突き付けられ「飲め」と言われて素直に飲む奴などそうは居ないだろう。
「……待って下さい、サラさん。貴方の言動には大幅に主旨が欠落していて、理解出来ません」
「図書館の奥から見たことの無い古文書が見つかってさ。その中に面白そうな魔法があったから、実験台になってもらおうと思ったんだよ」
簡潔に主旨を説明されたがまだ良く頭が回らない。

図書館の奥、見た事の無い古文書、面白そうな魔法。

714:きんきのまほう 3
10/04/14 00:46:50 qFpR8Rlj
ユウの顔が見る見る青に変わっていく。
まさか、その小瓶の中にワケの解らない魔法の集大成が詰められているのか。
それを目の前の少女は飲めと自分に顔色ひとつ変えず突き付けてくる。

「いや、その、何で僕なんですか!そういう役割が似合う人はもっと居るでしょう!レフィさんとかハイネさんとか!」
「二人とも今日から遠征だっての。帰るのは明後日辺りになるみたいだし、そんな待てないじゃん。だからあんたに頼んだんだって」
「嫌です、絶対嫌です!そんな効果すら解らない得体の知れないもの飲みたくありません。丁重にお断りさせて頂きます!だいたい、飲んでもし体調でも崩したらどうするんですか!」
「その為の実験台じゃん」
ユウの背後には、魔女像を支える石碑。
じりじりと距離を詰められて、その分ユウも後ずさるがひんやりとした感覚が背中を伝い逃げ道を塞がれてしまう。
その間にもサラに徐々に距離を詰められいく。

「嫌です!そんなモルモットみたいな実験は嫌ですってばぁ!」
「飲むだけで終わるんだから大人しく飲めバカヤロウ!」
それでもぶるぶると頭を振り抵抗するユウに痺れを切らしたのか、サラはユウの両頬を掴むとぐいと正面を向かせ小瓶の先をユウの口の中にねじ込み中身を口内に一気に流し込んだ。

「……っ!」
ユウは反射的にそれを喉を鳴らして一気に飲み下してしまった。
直後、口内、食道から胃かけて強烈な苦味と酸味がユウを襲う。うぁあと小さな呻きを上げその場にへたりこんだ。

飲んでしまった。得体の知れない液体を。
いや、飲まされたと表現した方が良いかも知れない。
全身の血の気が引き肩を震わせるユウとは裏腹に、サラは空っぽになった小瓶を机に置きしてやったりと言う表情を浮かべてユウを見下ろしている。

「……あの、サラさ……ん。これだけは教えて貰っても良いですか……?」
「うん?何」
「……この得体の知らない液体の効果は、一体何なのでしょう。……今までに無い程強烈な味でした」
先程のショックからか、ユウの言葉には語調が全く無く消え入りそうな声だった。

715:きんきのまほう 4
10/04/14 00:47:49 qFpR8Rlj
サラは眉を顰め座り込み俯くユウを怪訝そうな目で見つめた。
古文書を取り出し、栞を挟んでいたページを開き読み上げる。
「゛我ここに有りて、後世の者達に全てを伝えるべくして記す。現在を生きる者達の元に、この封呪、禁じられた魔法、拘束魔法を授からん事を願う゛」
「……禁じられた魔法……まさか……サラさん、貴女は……」
「やるなって言われると、やりたくなるじゃん」
ユウは怒る事もできず呆然とするしか無かった。
認められた者しか使用が許されぬ、禁忌--拘束魔法に自分は掛かってしまったのかも知れない。この目の前のしたり顔の少女せいで。
バレればきっと教官に呼ばれキツイ灸を据えられ事に違いない。
ユウは頭を抱え考え込むが、ドクリと全身を巡る電流のようなものにはっと頭を上げた。
目と鼻の先に座り込んで居たサラの顔が見える。
全身の神経が電圧回線になった様な感覚。ぴくぴくと肩が震えはぁはぁと息遣いが荒くなった。
「……え、ねぇちょっとユウ。あんた大丈夫?スッゴく震えてるけど……ひゃっ……!?」
差し出されたサラの腕をユウは掴み、そのまま自身の方へ引っ張った。
サラの上半身がすっぽりとユウの両足の間に滑り込む。
サラは何すんの、と上を向き叫ぼうとするが柔らかいモノに唇を塞がれてそれは敵わなかった。
「……ふぁ……ん」
侵入して来た舌。
ぎこちない動きで歯列をなぞられサラは思わずぎゅっと目を閉じた。
ユウの両腕を掴み離せ離せと揺さ振ってみるものの自身の身体に回された腕はさらに力を入れ離すまいと深く貪ってくる。

「っあぁ……ぅ!!」
執拗な口内の愛撫が終わりお互いの唇が離れる。
飲み込めず溜まっていた唾液が閉じた口元の隙間から溢れて着衣に音も無く落ち染を作る。
「……何すんだバカヤロウッ……て言うか、離せバカヤロウ……!」
ユウは加減と言うものを知らないのか呼吸が出来ないくらいの強さでぎゅうと締め付けてくる。
思わず悲鳴を上げたくなるが堪えた。
「か……身体が言うことを効かないんです……」
サラとてそうだがユウの表情も淡い朱に染まって苦しそうに顔を歪めている。
本人の意思で行動を起こしている訳では無い様だ。

拘束魔法。
掛かった者の身体と精神を奪う催眠魔法の一種で普段は法を乱した者の懲罰反省を促すために施す精神魔法であるが、過大な精神干渉が発生する恐れがある為使う場面は限られ、

716:きんきのまほう 5
10/04/14 00:48:18 qFpR8Rlj
更にその使用方法を一つ間違えれば大きな危険が生じる。
その為安易に使用する事を禁じられ、禁呪と共に封印され学院生は疎か、教官ですら魔法の存在を知らぬ者は多い。
100年前から現代にやってきたサラは当然その拘束魔法については人一倍知っていた。
肝心の方法も当時から極秘とされていたためそこまでは理解出来て居なかったが。
だから図書館の奥で積み重ねられた廃書の束からそれを偶然見つけた時、心躍るかの錯覚に襲われたものだ。
徹夜続きで研究に研究を重ねやっと完成したと言うのに。


離れた腕からすぐさま身を引き垂れる涎をサラは制服の裾で拭う。
目の前ユウは俯きしきりに肩を上下させていた。

「……ぁふ……なんか……くるぅ……」
ユウはぴくぴくと全身を震わせ顔を正面に向ける。
目には大粒の露が浮かんでいた。下半身を押さえ、全身を巡る何かに反応し呼吸を荒げた。
「あ、あぁ……」
サラは呆然とよがるユウを見つめる事しか出来なかった。
明かにおかしい。自身の読んだ本にはこのような事が起きるなど一言も添えられていなかった。
この自分が失敗するなんて有り得ない。成功すれば精神を乗っ取り自分の下僕として働いて貰おうという魂胆であったが想像と目の前の光景とは掛け離れていた。
サラは顎に手を添え考える。こうなった以上いつまでも大聖堂に居るわけには行かない。とにかくこのユウをどにか自室へ運ぶしか無い。

「……ユウ、あんたの部屋に連れて行くから…立って」
「う……ぁあ」
嬌声が漏れ全身が敏感になったように総毛立つ。
サラはユウの下半身を見て思わず生唾を飲み込んだ。
中心部がはちきれんばかりに膨張している。差し出した手を引っ込めようとしたが、伸ばされた腕に掴まれ逆に引っ張られる事になった。
先程と同じ様に身体が密着し考える暇も与えらず口を吸われた。
「ゃ、んぅぅ……はぁっ」
ちゅくちゅくと奥深くまで侵入してくる舌。
その一瞬で押し倒され背中を冷たい床に付ける形となる。
両腕を押さえ付けられ身動きが取れず、嫌々と首を振る事しか出来なかった。
ユウの荒い吐息が首筋にかかりぴくりと身体を震わせる。


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