09/07/29 13:34:24 qganoJFW
>>663
ついにあの炎の戦士と呼ばれたあの女がMC星人の手に落ちた。
軍や政府関係者も奴らの手駒と化している今、この地球を侵略から守る戦士はもう存在しない。
地球がMC星の植民地となるのももはや時間の問題だ。
私は防衛司令官として不甲斐ないばかりだった。
「仕方がない。私が自ら、例の作戦を決行しよう」
「お待ちください!」
すかさず秘書官が待ったをかけた。
「その件については司令官も否定的だったはずです」
「しかし状況が状況だ」
「MC星人と同じように卑怯な手を使うのには反対です!洗脳方法も非人道的すぎます」
「他に選択肢はないんだ」
彼女は無言のままきっとした目つきで私をにらみつけた。
上司に刃向かうはずのない彼女にしては、意外な行動だ。
私は不敵に微笑み返した。
「そうか。有能な君に辞められでもしたら困るからね・・・」
「どうやら、最初に君を洗脳しなければならないようだな」
正義も悪も両方洗脳しちゃえばいいんだよ。