09/08/28 07:08:07 p36td/GV
火の鳥の頭が犬の人とか素敵
736:名無しさん@ピンキー
09/08/28 07:41:15 R3aGGNvh
>>735
それ人間じゃないっけ。
737:名無しさん@ピンキー
09/08/28 09:40:30 HzLWejSo
クチイヌは妖怪の世界に片足突っ込んでたけど頑なに人間のままでいて、
最終的には狼頭が剥がれて人間に戻れるんだよな。
かわりに未来の世界の男のほうは人間から人外になれたんだっけ
とりあえずマリモかわいいよマリモ
738:名無しさん@ピンキー
09/08/28 17:17:27 tLgPoOyF
カンフーパンダのタイガーみたいな人外おにゃのこのエロ小説読みたい
739:名無しさん@ピンキー
09/08/29 02:08:16 +IcyyIXG
人外♂×人間♀は「美女と野獣」とか呼ばれててpixivとかで探しやすいんだけど、
人間♂×人外♀は何と呼べばいいんだろうか。
人外♂×人間♀より人間♂×人外♀の方がなにかと少ないし探しにくくて困る。
出てくるのは猫耳とか羽付きとかだしなあ。
740:名無しさん@ピンキー
09/08/29 03:11:36 p8qJEca5
モン娘で検索してごらん。
741:名無しさん@ピンキー
09/08/29 07:13:27 pnfXXI3K
異種姦って言い方もあるにはあるが
742:名無しさん@ピンキー
09/08/29 07:14:35 YBm/gwIe
異種族婚は昔からあるからなあ。
743:名無しさん@ピンキー
09/08/29 17:21:55 AhTqsmLH
異種婚譚で探すとインスピレーションの元なら出てくるかも
744:名無しさん@ピンキー
09/08/30 00:12:45 zsYNOxZ9
あんまり知られてないけど沙耶の唄っていうゲームがあるんだよ!
745:名無しさん@ピンキー
09/08/30 02:23:39 JXRN6+bI
ニトプラは人外人間人外の宝庫
746:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 04:40:06 zsYNOxZ9
ニトプラっていうゲームがあるの?ラノベ?
747:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 04:51:49 fSFOWces
(゚д゚)
マジレスするとエロゲメーカーな…
748:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 06:09:15 ksKVSVcs
マジレスすると、沙耶の唄を出してるところな
そもそも沙耶の唄があまり知られてないとか、どこ情報だよ
749:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 08:38:04 YGDL2FmC
エロゲに疎い人も居るからな
750:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 12:34:51 uA2EK8nf
鶴の恩返し
人魚姫
雪女
751:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:29:38 SL6AmMZs
鯉女房
752:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:46:53 Ye/u6i65
沙耶の唄を人間♂x人外♀というのはネタバレしてからじゃないと伝わらんww
書籍やアニメなら多少わかるが、PCゲームの、それもエロゲじゃ食わず嫌いでやらない奴もいるから要注意な
今じゃ自分にとっても当たり前だけど、少し前までエロゲ作品なんてまじしらなかったし
753:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 18:54:43 6ygeE8wI
人外嫁はいっぱい商業作品あるけど
人外ゆえの禁断っぽさが味わえるのはなかなかないよね
754:名無しさん@ピンキー
09/08/31 00:31:52 Y5NDo7co
他の異種姦スレだと「獣姦らめえぇっ!」とか「触手やロボに犯されて感じるなんて悔しいビクビク」って禁断さもあるにはあるが
このスレだと人外はちゃんと人間と対等な純愛傾向にあるからか、
種族の違いゆえに許されない恋だとか異形に犯される葛藤をあんまり感じることはないな。
「好きなものは好きだからしょうがないよね。人外くん愛してるよ」的なハッピーエンドも多めだし、こういうのすごく好きだ
ガチで人食いの恐ろしい化け物が、限りなく食欲に似た奇妙な愛情に突き動かされて女の子を養育する話とか見てみたい
755:名無しさん@ピンキー
09/08/31 01:43:52 mVtRJbX/
ゾクゾクする
756:名無しさん@ピンキー
09/08/31 02:34:40 X/eiJOoA
食欲と愛欲が混ざって悶々とするのとか人が食物対象の人外ならではのエロさ。
無機物人外と人間なんかも本来は必要のないもの同士を求め合うのってなんでこんなエロいんだろう。
757:名無しさん@ピンキー
09/08/31 13:36:51 foqGDr0h
お腹すいた
758:名無しさん@ピンキー
09/08/31 15:32:30 +fBjGBS2
ぼ く の か お を お た べ よ
759:名無しさん@ピンキー
09/08/31 16:27:26 RO9X3/9i
そう言って不気味な丸い顔の生き物が近づいてくる。
「さぁ、これを食べれば元気○倍になるよ・・・」
「いやっ!近寄らないで!!」
私はさっきまで黒ずくめの男に弄ばれていた、いや、あれはレイプだったのかも知れないが・・・機械で淫らに弄ばれても、屈辱感だけで穢されたという絶望感はなかった。
しかし、今、私の目の前にいるこの顔の丸い生き物は違う。
股間と思われる部分、真っ赤なズボンの中に男性のそれと同じようなものが屹立しているのだから。
「○い○んまんならぼくが倒したよ・・・まぁ、3日もすれば再生するんだろうけど・・・」
この生き物は拳で黒ずくめの男の頭を粉砕した・・・私はその腕力で組み伏せられ、丸い顔の一部を無理矢理口の中に押し込められ、飲み込まされた。
「・・・んぐっ・・・・・え?あ・・・なに・・・カラダが熱い」
「そうだよ、ぼくのかおをたべたら、いいきもちで元気○倍。一週間は何も食べなくても眠らなくてもぼくと楽しめるんだ」
あぁ、そんな・・・丸い生き物が下ろしたズボンから顔を出したそれが・・・人のそれとは違うグロテスクなそれが・・・欲しい・・・・・・
760:名無しさん@ピンキー
09/08/31 16:32:46 PkaXcMRm
なんぞこれwwwww つかワロタwwwww
761:名無しさん@ピンキー
09/08/31 17:21:27 cR46595B
>>759
アンパンマンGJ
762:名無しさん@ピンキー
09/08/31 18:54:58 qc/JYnX7
>>754
そんなあなたにヤンマと茜
763:名無しさん@ピンキー
09/08/31 22:34:51 Y5NDo7co
>>759
食品業を営む(もしくはまんま食品)愛しのあの娘は清潔第一。
黴菌である自分は彼女に触れられず、機械ごしに悪戯を決行
嫌がって泣きながら乱れる彼女を前に、もっと汚れてしまえ、いっそ俺様の仲間になってしまえとどす黒い感情が産まれ
配下であるカビたちに命令し、彼女をさらに手酷く凌辱しながら高笑いする黒ずくめの細菌生命体…
まで妄想した
764:名無しさん@ピンキー
09/08/31 22:41:16 pQSrIlm0
笑って読んでたんだけど普通に萌えた奴多いんだな
俺も修行が足らんな…
765:名無しさん@ピンキー
09/09/01 00:18:25 k1FteDQ7
>>763
つづきをお願いします
766:名無しさん@ピンキー
09/09/01 16:40:50 TQiVvXFo
「チマキちゃん、僕のチマキをお食べ」という怪フレーズを妄想した
チマキちゃんは人間?人外?・・・まあジャムもバタ子も妖精らしいから人間ではないんだろう
767:名無しさん@ピンキー
09/09/01 19:16:18 2o1u94Ak
>>763
GJ
男のヤンデレは珍しいな。
768:名無しさん@ピンキー
09/09/01 19:24:01 MEPqs3ru
まさかのwww職人バカすぎるwwwいいぞもっとやれ
769:名無しさん@ピンキー
09/09/02 02:26:25 Yc2RrRtr
ボーボボの食べてもらいたがる心太をなんでか思い出したw
「俺or私を食べてくれる運命の相手はあなただけ!」って押しかける食べ物系人外とかいいかもな
770:名無しさん@ピンキー
09/09/02 03:23:43 M/Oj8YJ7
そんなあなたにまとめのチョコレート男
771:名無しさん@ピンキー
09/09/02 10:42:33 qRRLNRG+
凄くイイ!
772:名無しさん@ピンキー
09/09/02 17:21:54 1Ko7Q0ot
あの~・・・未完の作品結構ありますよね??
そういうのの続きを補完したいんだけど需要ありですかね???
バスティアアバンチェスとアンダーグラウンドとキリと姫乃たんの中断寂しがってたら脳内に妄想がムクムクと・・・あ,作者さんが嫌がるならやめますよ(当たり前ですけどね・・・)
あと保管庫管理人さんお疲れ様です
773:名無しさん@ピンキー
09/09/02 17:26:07 Bp0jkGmh
ダメに決まってるだろう
ていうかそのうざい文体はわざとやってるの?
774:名無しさん@ピンキー
09/09/02 17:35:48 1Ko7Q0ot
うざい・・・わざと・・・・・ひどくないですか??
だめならいいんですけどね・・・需要ないとうことだし
新参受け入れてくれるスレと聞いてたけどそうでもないんだ
残念です
775:名無しさん@ピンキー
09/09/02 17:38:44 6PObqNVG
二次創作みたいなもんだと考えれば、ダメとは一概には言えないと思う
元となる作品がこのスレにて書き下ろされたもので、尚且つ、二次創作物もこのスレ内あるいは
絵板でとどめる分には、問題はないと思う。事実、絵板での共演などもあったりするわけだし
補完じゃなく、あくまで1ファンによる勝手な妄想による続編、という位置づけ
だが、全年齢板でもない場所で、そんな文体の人には任せたいと思えないな
776:名無しさん@ピンキー
09/09/02 17:43:30 HlocFDGm
>>772
あの人かあの人の騙りだと思うが一応
嫌がられたらじゃなくて、ちゃんと許可を貰った作品のみを書け
スルー=許可じゃないってことは分かるよな?
777:名無しさん@ピンキー
09/09/02 18:01:18 M/Oj8YJ7
あの人かあの人w
AIと誰だよw
疑われたのってキリの人と餃子の人くらいじゃね?どっちも無実の良職人だったが…
778:名無しさん@ピンキー
09/09/02 19:19:33 GL0HK5QH
>>774
新参じゃねえじゃん。
779:名無しさん@ピンキー
09/09/02 20:06:11 obwzW/37
>>772
その萌えだけをリスペクトして完全オリジナルストーリーを書くんだ
780:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:11:25 jZVlZ69F
捕虜にされた軍の一部隊が、極限下での発狂を防ぐため
『俺達は年端もいかない女の子と共同生活してるんだ!野郎ども、レディの前での着替えはやめろよ!非礼を詫びろ!
あの子にもちゃんと一人前の食事を出すんだ!誕生日だって祝ってやるぜ!』
という設定を取り決めて、皆そのルール下で暮らして心身を健康に保ったまま解放されたってコピペに感動を覚えた
もうバーチャルセックスだって出来るんじゃねえかそれ
781:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:26:36 5n+Ilyez
>>780みて、精神科医が強制収容所内で奥さんの事考えて過ごしたって話を思い出した。
彼の奥さんは別な収容所で死んじゃってたんだけどな。
782:名無しさん@ピンキー
09/09/03 02:18:24 dEDfYKTn
>>781は泣けるのに>>780は笑えるというのはどういうことだ……
しかし、本当に透明人間の女の子がいたら大変だったろうな
彼女がトイレに入ってることを知らなきゃ、うっかりってこともあるだろうし
いや、むしろそれが見たくて侵入してくる透明人間女子もいいかもしれない
783:名無しさん@ピンキー
09/09/03 03:09:49 fSKhya9n
部屋に帰ったら布団が窪んでいた
恐る恐るその辺りを触ったら、透明な少女が寝ていた
もちろん俺は床で寝た
784:名無しさん@ピンキー
09/09/03 03:22:24 YQaZetaV
>>763
職人のうっかりミスでゴミになってしまった食品男。
次々引き取られていく可愛い弟&妹達がうらやましくて、
物陰から店内を見詰めてるんだけど、いざお客さんと目が合い
手を差し伸べられると恥ずかしいやら悲しいやらで右往左往。
と言う妄想が浮かび、それ餡麺麭男じゃなくて焦麺麭じゃ
ねぇかとセルフツッコミ。
>>782
透明人間少女でゴーストハンターRPGのサンプルシナリオの
クリスタルたんを思い出した。
妊娠中だった母を発狂させ、胎児だった自分が透明人間になる
原因となった発明家の男に報復しようと全裸で家に侵入したら
そこの子供に察知され、苦し紛れにぬいぐるみや何かを使って
「妖精さん」を演じる羽目になって……みたいな話だったっけ。
785:名無しさん@ピンキー
09/09/03 09:19:12 +LXiQv5f
食品萌えなら歪みの国のアリスの廃棄くんだよなあ。
廃棄くん以外にもたくさんいるし、あれはなかなかいい人外萌えゲームだ。
エロい二次創作厳禁だけどさ。
786:名無しさん@ピンキー
09/09/03 15:37:49 UsTpj7u/
公爵夫人に食べられるのは勘弁
あの適度なキモさが良かったな
787:名無しさん@ピンキー
09/09/03 16:15:29 fsxK4dyk
>>783
意気地無し
788:名無しさん@ピンキー
09/09/03 21:40:58 jZVlZ69F
彼女が裸になってしまえば文字通り手探りで色んなところを探さなくちゃいけない。
唇を胸も、もちろんあそこだってじっくり撫で回して輪郭を確認してから事に当たらなくてはならない。
慣らすともなれば手探りの動作に愛撫が加わってえらいことになるな。
皮膚についた唾液とか中に突っ込まれてるモンとか出された精液とかどうなるんだろう
789:名無しさん@ピンキー
09/09/03 22:03:54 NVs6vZ6H
URLリンク(www.youtube.com)
この手合いはここのスレで扱うことになるのかな
790:名無しさん@ピンキー
09/09/03 23:33:56 0jKS3GWG
こんな時こそ静・ジョースターの出番だな>透明な女の子
791:名無しさん@ピンキー
09/09/03 23:53:17 YQaZetaV
>>788を見て真っ先に浮かんだのが月光VS影慶だった俺の脳味噌orz
触れた物を透明化するタイプなら透けるだろうし、元から透明タイプ
なら消化吸収前の胃の内容物なんかが透けて見えるだろうな。
……と言う訳で、二人の共同生活を円滑にする為に透明人間少女に
ボディペイントを、だな。
792:名無しさん@ピンキー
09/09/04 03:39:03 K0scCpLA
この一連の流れで、手塚の「アラバスター」が出ないことに絶望した
透明少女でキスされるわペイントされるわ素っ裸で復讐するわの特盛りだぜ
主人公のアラバスターもコンプレックスバリバリの半透明人間で良い。
793:名無しさん@ピンキー
09/09/04 03:43:28 ZOw9/jbL
当たり前に知ってるからでしょ
794:名無しさん@ピンキー
09/09/04 09:25:25 xgV5gzFY
>>790
水中セックスですね。
795:名無しさん@ピンキー
09/09/04 19:22:39 oOSTbTg7
>>792
亜美は可愛いのに、後半ヤツのせいでおかしくなっちゃったのが悲しい……
人外が好きならネオファウストとばるぼらもオヌヌメしとく
>>793
何をそんなカリカリしてんのw
796:名無しさん@ピンキー
09/09/04 20:24:49 udPnC4Ba
(破瓜の血で)色をつけておるんじゃよ
…いかん最低だ
797:名無しさん@ピンキー
09/09/05 03:33:36 q5YRGVDM
懐かしさから昔のNHKの夕方6時ぐらいのアニメを視聴したら凄く人外が萌えだった
あれで道を踏み外した当時お子様も多いんじゃろうなぁ…すごいよNHK。
齧歯人類とか恐竜人類はここの範疇かな?それとも二次は不味いかの?
798:名無しさん@ピンキー
09/09/05 03:45:17 rWVkjD2F
自分の決定打は探偵局だったな
ヘタレ人外オス(チビ)×しっかり者人間女子(小柄だが人外よりは大きい)萌えの発祥の地だと
今でも信じて疑わない
799:名無しさん@ピンキー
09/09/05 12:54:13 q5YRGVDM
肉食恐竜人類学者が見せる主人公少女への執着がただの学術興味以上のものに見えて仕方ない
あのファーストコンタクトは反則だろう…
800:名無しさん@ピンキー
09/09/05 13:23:36 pqJjN1/W
「お前気持ち悪い。べたべたする」
801:名無しさん@ピンキー
09/09/05 19:40:18 d9NIwTQ6
天てれのドラマやアニメは、実に良かった。
802:名無しさん@ピンキー
09/09/05 21:48:24 /6vZQ7Lt
NHKアニメは人外どころを押さえてくれるから実に良い。
そろそろ人外と人間が本気で恋愛する作品こないかなぁ。
そういえば女人外だと恋愛って明確に表現されるけど、男人外だと違う気がする。
最近自分より弱い人間男に惹かれるタカビー異形娘の妄想が止まらない。
あと人外娘と人間少女のレズとか結構好きなんだ。
803:名無しさん@ピンキー
09/09/06 00:35:35 2j5Z+gdp
自分にはない人間♀の滑らかな肌やおっぱいが羨ましくて珍しくて、
ついつい蹄や鈎爪やもしくは触手じみた手でそれらを撫で回し揉みほぐす人外♀と
同種の人外♂としか交尾したことがなく、快楽にも淡泊な人外♀を人間のテクや文明の利器で弄ぶ人間♀
しなやかな毛皮となめらかな素肌が触れ合うってなんかエロいな
804:名無しさん@ピンキー
09/09/06 01:22:40 o8PF9Lwt
非常に亀な話題だが
盲目の少女に恋をしてしまった鬼が、少女をつれさってしまう
最初は戸惑っていたが、やさしい鬼に心を動かしていく少女
少女の目を治してあげたくて、光る花(?)を探しに行く鬼
けれど少女を探しに来た村人に、重傷をおわされる
なんとかして花を少女のもとへ持ち帰り、少女の目は治る
が、鬼は力尽きてしまう
見えるようになった少女が、鬼を殺した村人を見て、
「この人は鬼なんかじゃない!お前らこそ鬼だ!!」と言って
少女自身が鬼となってしまう
というのを昔舞台で見たことあるんだが
・・・題名知ってるならだれか教えてくれ
805:名無しさん@ピンキー
09/09/06 02:18:48 iKNz0xTv
泣いた赤鬼
806:名無しさん@ピンキー
09/09/06 08:19:33 p0m7WDGr
>>804
ハッピーエンドに改変したSSがどっかにあったな。
807:名無しさん@ピンキー
09/09/06 09:31:27 rRyzYI+f
>>804
山鬼ごんごろ、だよ
人外と人間のエロスなら終わりと始まりのマイルスお勧め。
ここ最近で一番簡単に手に入る作品だと思う。
808:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:37:44 fUxsohJ+
面白そうな作品
809:名無しさん@ピンキー
09/09/06 11:51:44 HMwfQRsd
>>804
自分も人外萌えはその舞台で植え付けられた。
その後、馬場あき子の「鬼の研究」で強化された。
810:名無しさん@ピンキー
09/09/06 12:31:13 6pzUFhh1
だれか鬼×少女で投下してくれまいか
人外スレなのに一作しか無いとか淋しすぐる
811:名無しさん@ピンキー
09/09/06 13:43:31 o8PF9Lwt
>>806
なんだそれきになる
>>807
ありがとう、おかげですっきりした
お勧めも面白そうだから買ってみる
>>809
あれ?おれいつの間に書きこんだんだ?
少し時間かかりそうだが、鬼×少女書こうかと思う
あまり速筆じゃないから気長に待ってくれるとうれしい
812:名無しさん@ピンキー
09/09/06 14:41:52 2j5Z+gdp
あんまり人外×人間要素はないが、鬼単体で楽しむんだったら楠桂の「鬼切丸」とか好きだ
マイナー漫画を語るスレですら滅多に名前が出てこなくて寂しい
813:名無しさん@ピンキー
09/09/06 21:33:19 ivJakmH1
なあ、機械系人外にちんこつける場合、呼称はどうしたらいいんだ。
特に竿の部分。
肉柱肉棒肉剣なんて、無期物人工物に対して使えないし、淫棒もちょっと違う気がするし、
砲台とか砲身なんて書くと何かギャグっぽくなる気がするし…
もの、それ、自身、性器だけだと辛い気がするんだ。特にフェラとかで細かな愛撫を加えようと思うとき。
814:811
09/09/06 21:40:41 o8PF9Lwt
鬼×少女目指して書いてみた
すごく尻切れトンボだがとりあえず投下
反応がよかったら続き書きたい
注意
・非エロ
・NGは811で
・近親相姦
815:811
09/09/06 21:41:12 o8PF9Lwt
「鬼さん、鬼さん」
何がそんなに面白いのか、まるで童子のような笑顔をこちらにふりまいてく
るのは、ちっぽけな人間の小娘である。雪のような肌、赤くぽってりとして
いるが小さめの唇、大きなたれ目の瞳、長い緑の黒髪。
どれも自分にはないものだ。
だって自分の肌は赤いし、唇は裂けたように大きいし、眼は吊り上っている
し、頭には髪がない代わりに立派な角が生えているし。他の鬼からしてみれ
ば自分はまだまだ小さい方であるが、そんなもの他から見れば関係ないらし
い。普通の人間が見たら悲鳴をあげて逃げるであろうこの姿。そんな化け物
に、この小娘は悲鳴ではなく笑い声をあげている。普通ではないだろう。
いや、実際普通じゃない。
なにせ、この生き物と自分は、姉弟の関係にあるのだから。
*
鬼の繁殖は、妊娠している他種族のメスを使う。
もともと、鬼の種族にはメスがいない。
よって鬼は、逃げ惑う他種族のメスをとっ捕まえては孕ませ、とっ捕まえて
は孕ませを繰り返して子孫を作ってきた。しかし、鬼と違って、それらの体
は脆い。
腹の中いる鬼の子に栄養という栄養を奪われ、産み落とす前に母体が死んで
しまい、そのまま死産、というケースも少なくない。そこで、妊娠している
メスに鬼の子を宿し、もともと腹にいる人間の子を糧として成長すれば、母
体を殺すことなく出産させることができるのではないか、と考えた鬼がいた。
実際、幾人もの鬼がそうやって産み落とされている。
現に、自分も妊娠中の人間のメスに精を注ぎ入れて作られた一人である。
ただ、一か所例外をあげるとするならば――
「ねえ、鬼さん」
「・・・なんだ」
こいつの存在である。
「あのね、あのね、今日のごはんはハンバーグにしようと思うんだけど。ソ
ースは和風がいい?デミグラスがいい?」
「・・・・デミグラス」
「うん、わかった。すぐつくるからね」
人間の子は生き延びたのだ、自分と一緒の母体の中で。左腕が一本失いつつ
も、それでもこうやって成長したのだ。つまり、自分はこの小娘から左腕以
外の糧を奪わなかったということで。それはたぶん、俺の身体が周りのやつ
よりも一回り小さいことの原因なわけで。そのことを仲間内からひどく馬鹿
にされているのを俺は知っていた。いや、もとはと言えば俺がきちんとこい
つを食わなかったことが問題なのだが。
816:811
09/09/06 21:42:47 o8PF9Lwt
左手のないその体で、そいつはテキパキとハンバーグを作り始める。補足し
ておくと、俺は鬼だから、もちろん肉は好物で、さらに言えばハンバーグは
小娘の得意料理だった。エプロンをつけて台所に立つそいつと、テーブルに
座っておとなしく待っている俺。
平和である。
文面だけ見れば非常に平和であるが、これが人間と鬼が作り出している状況
だということを考えると、変、につきる。複雑な関係の俺たちがなぜ、こう
やって一緒にいるのかというと、その問題の方は簡単だった。
「だって、私たち姉弟なんだよ?」
一緒に住むのは、あたりまえでしょ?
にっこりとされたら、断れなかった。
トントントントン
音につられてキッチンを見ると、鼻歌を歌いながら玉ねぎを刻む小娘がいる
。その姿は楽しげで。そう言えば、こいつは四六時中にこにこしっぱなしで
ある。食事中も、選択中も、寝てる時でさえ。
そんなやつが、唯一別の表情を見せる瞬間があることを、俺は知っている。
「ひゃっ!」
そっと小娘に近づいた俺は、後ろから首筋に牙をたてた。そのままちゅうっ
と、血を吸い上げてみたりする。吸血鬼ではないので、その行為に意味なん
てない。少しちょっかいをかけてみたかった、それだけである。
「いっ・・・!あ、っんう、痛いって・・・」
「・・・包丁」
「わ!」
小娘の足に刺さる寸前でキャッチする。
別に刺さっても俺はどうとも思わない、思わないけど、床が傷つくといやな
ので、とりあえず受け止めておいた。こいつの足が傷ついたって、別に、な
んとも、思わない。
「危ないってば」
「ちゃんと、受け止めた」
「もう、そう言う問題じゃないよ」
「遅かったか?」
「そうじゃなくって」
「ん?」
「鬼さんこそ、手、怪我してないよね?大丈夫?」
上目づかいで心配された。ぎゅう、と胸の奥が苦しくなる。ばかだ、こいつ
はばかなんだ。こんな鬼の心配なんてしなくていいのに。どうせ包丁程度で
俺の身体は傷つかないんだから。
けど、なんか、なんか、変な気分になった。
817:811
09/09/06 21:43:10 o8PF9Lwt
「おい」
「なあに?」
「やっていいか?」
「・・・・」
「やって」
「あ、お肉解凍しなきゃ」
「・・・・」
「きゃあ!あ、む、むね、むね揉まないで」
「やっていいか?」
「だあめ」
「なぜ」
「なんでって」
「俺が鬼だからか?」
「私たちが、姉、弟、だ、か、ら」
「関係」
「あるよ」
「ない」
「あっ・・・!」
有無を言わせないように唇をふさぐ。彼女が唇が厚めなのを普段から気にし
ているのを知っている。コンプレックスらしいが、別にそんなこと気にする
必要はないと思う。柔らかいし、俺的には気持ちいいから、全然オーケー。
小娘は、まだ抗議したりないのかうーうー唸っていた。
とりあえず無理やり舌をねじ込んでみる。
ぎゅ、と目をつむっていた彼女がびっくりして目を開く。瞳がこぼれそうな
ほど見開かれたそれとばっちり目が合うと、いきなり舌をかまれた。別に痛
くはなかったが、びっくりしてとっさに身を引く。
「ひどいな」
「だ、だって」
「弟にこんなことしていいのか?」
「そういうときだけ・・・」
「いいだろ」
エプロンをはずそうとしたが、なんだかちょっともったいない気がしたため
、そのままぐい、と胸をもむ。あ、という声にあおられながらさらに揉んで
いく。
やわらかいな、と思う。
さっきのの唇もそうだが、なんでこいつの身体は柔らかいのだろう、と思う
。人間ってそういうものかもしれないが、あいにく俺は小娘以外に生きた人
間に触ったことがない。けど、たぶんだが、この柔らかさはこいつにしか出
せない気がする。
なんとなくだが。
「ん、ふぅ・・・・!きゃあ!」
「お?」
突然声を上げたと思って、顔を見つめるとペチンッ!と軽く頬を叩かれた。
「なんだよ」
「つ、つつ爪」
「ん?」
「爪が当たって」
「痛かった?」
「え、いや」
「ああ、きもちよかったのか」
818:811
09/09/06 21:43:34 o8PF9Lwt
小娘の顔がかぁああっ、と赤くなった。
ちょっと可愛い、と思ってしまった。
うん、ちょっとだけだが。
「もうホントにやめよう、ね?」
「えー」
「お願い」
「・・・こないだはあんなによさそうにしてたのに」
「そ、そのことは」
そうなのだ、この間、といっても三日前の話だが、あんなに気持ちよさそう
に喘いでいたのに。何がそんなに不満なのだ。
「双子の姉弟なんだよ、私たち」
「だから?」
「だから、倫理的に問題が」
「鬼にむかって今さら」
「・・・・やっぱりだめ」
「こんなに似てないのに?」
「目の色はそっくりだよ」
「体の大きさもこんなにちがうし」
「私だって、前よりは成長したよ」
「胸はな」
「もう!」
ひょい、と小さな生き物を持ち上げた。
あ!とかだめだって!の声を無視してのっしのっし、と寝室までの道を進む
。
「お、おろして・・・っ!」
「終わったらな」
「あ、そうだハンバーグ!ハンバーグ作らなきゃ!!」
「終わったらな」
「だめだったら!」
その晩、三日前の再現をされたのは言うまでもないと思う。
819:811
09/09/06 21:44:14 o8PF9Lwt
以上です。
ホントにおさわり程度で申し訳ない
820:名無しさん@ピンキー
09/09/06 21:52:43 lvQmyFX7
非エロは避難所に
821:811
09/09/06 22:09:38 o8PF9Lwt
>>820
指摘ありがとう
そういやそうだ・・・普通にミスってしまった
次からは気をつけます
822:名無しさん@ピンキー
09/09/06 22:21:01 glDX177G
誘導してるのはスルーしていいよ
最近静かだったし注意書きされてるから、本当は非エロもここでいい
ただ荒れそうだから職人が自主的に移動してるだけ
823:名無しさん@ピンキー
09/09/06 23:27:15 ypCBd98V
>>811
GJ!続き待ってる
欠損少女と人外は相性いいなあ
824:名無しさん@ピンキー
09/09/07 00:05:42 rRyzYI+f
>>813
ちょっと長いけど、生殖器を模したものとか…。
そのあとはアレとかソレとかで補えばいいと思うよ。
825:名無しさん@ピンキー
09/09/07 02:31:14 ArwuJsam
>>811
GJ!鬼さん、このツンデレめ!行動は素直だが。
姉の方も倫理的に以外は問題ないんだなw
826:811
09/09/07 23:41:40 d759XXM4
>>823
>>825
GJありがとう
時間あればちゃんとエロ書きたい
「BLUE SEED」の草薙×もみじ好きなんだが、
草薙を人外としていいのかどうか・・・
「鬼切丸」は自分も好きな作品
827:名無しさん@ピンキー
09/09/08 06:50:51 GHKcwrUB
下の口は、鬼を食べる口。
828:名無しさん@ピンキー
09/09/08 11:47:05 pj2qECgJ
>>824
ティンティンユニットとか性行為支援型接続インターフェースとか
829:名無しさん@ピンキー
09/09/08 16:53:57 GHKcwrUB
>>813
擬似交尾用ソケット
830:859 ◆93FwBoL6s.
09/09/08 17:16:05 L4eeXIam
流れを読まずに投下。
どうにもこうにもエロ妄想が止まらなくなったので殴り書き。
人外アパートのキャラですが、メインはアパート組ではありません。
リビングメイル×女子高生の和姦で、NGは魔女と聖騎士で。
831:魔女と聖騎士 1 859 ◆93FwBoL6s.
09/09/08 17:17:22 L4eeXIam
ただひたすらに、緩やかな時間だった。
膝の上には真夜が座っているため、人間椅子と化したアーサーは真夜の頭越しに意味もなくテレビを見ていた。
風呂上がりなので真夜の肌は全体的にほんのりと上気していて、艶やかな黒髪は整えられて背に流されていた。
全身鎧の膝の上では尻が痛まないのだろうか、といつも思うが、当の真夜は平然とした顔で雑誌をめくっている。
胸には真夜の背が預けられており、時折、長い黒髪の毛先が金色の装甲に触れてかすかな摩擦音を立てていた。
CMばかりが騒がしいテレビを見ているふりをしつつ、アーサーは真夜の変化を一つも逃さぬように気を向けていた。
というより、真夜が気になって他に気が向けられないのだ。この時ばかりは、聖剣エクスカリバーも手元にはない。
「真夜」
アーサーが呟くと、真夜はティーンズ向けのファッション雑誌から顔を上げた。
「なあに?」
「明日も早いのだろう。眠らなくて良いのか」
「眠くないのよ」
真夜はまた雑誌に目を戻し、ページをめくった。
「それとも何、私に早く寝てほしいの?」
「そういうわけではない。だが、いつぞやのように、寝過ごしてしまっては困ると思ってだな」
「あの時は、魔術師試験に必要な召喚獣を召喚するのに手間取っちゃったのよ。だから、魔力も体力も消費して
疲れちゃったから寝過ごしたの」
「だが、真夜が寝過ごしたのはその時だけではないぞ。このような慢性的な夜更かしが原因ではないのか?」
「夜を楽しまない魔女なんて、魔女じゃないのよ」
真夜はぱちんと指先を弾いて一塊の炎を作り出し、すぐに吹き消した。
「それに、ちょっとは私の気持ちも考えなさいよね」
雑誌を閉じてテーブルに放り投げた真夜は、アーサーに体重を掛けて寄り掛かり、上目に見上げてきた。
「そうだな」
アーサーは少し笑い、金色の指先で真夜の頬をなぞった。
「我が聖女よ」
「もう、その呼び方はやめてって言ったでしょ」
真夜は気恥ずかしげに眉を下げたが、本気で嫌がっているわけではなかった。
「今宵もまた、その麗しき肌に触れさせておくれ」
アーサーは真夜の首筋にマスクを当て、口付けを落とすかのように押し付けると、真夜は僅かに声を漏らした。
少し目線を上げると、真下にはパジャマの襟元から覗く胸元が見え、真夜の早めの呼吸に合わせて上下していた。
その襟元に右手を差し込み、魔法金属製の手で片方の乳房を握ると、真夜は顔を背けてアーサーの腕を握り締めた。
「ん…」
「最後に君を慰めたのは、五日も前のことであったか」
アーサーは手のひらに少し余る大きさの乳房を優しく掴みながら囁くと、真夜は頬を染めた。
832:魔女と聖騎士 2 859 ◆93FwBoL6s.
09/09/08 17:19:10 L4eeXIam
「べ、別に溜まってるってわけじゃなくて…。眠りたくなかったのも、ただ、アーサーと一緒にいたかったからで…」
「それにしては、抗わぬな」
「だ、だって、嫌じゃないし…」
真夜は次第に言葉を上擦らせ、アーサーの上腕に額を当てた。
「あぁ、うぁ…。ちょっと、それは…」
「強すぎたかね」
「ううん、違う、そうじゃなくて」
真夜が首を横に振ると、アーサーはパジャマの上から真夜の陰部をなぞった。
「では、もう良いということか?」
「んぁっ!」
予期せぬ刺激に真夜が驚くと、アーサーは左手の人差し指で布越しに真夜の裂け目を抉った。
「答えずとも良い、我が聖女よ。私自身で確かめてくれるとも」
「あ、やぁん、アーサーぁ…」
真夜はアーサーに縋り、太股を閉じかけたが、アーサーの左腕によって遮られた。
「して、今宵はどちらを望む? 我が指か、それとも我が剣か?」
「う、えっと…」
真夜は答えられず、唇を結んだ。どちらにすべきか大分迷っているらしく、真夜は声を殺しながら俯いた。
その様が愛らしく、アーサーはパジャマのズボンを下ろさせて下半身を下着一枚にさせると、クロッチをずらした。
控えめながら確かな水音が聞こえたので、アーサーは躊躇いもなく中指を没し、体温よりも高い胎内を混ぜた。
「くぁあ、あ、あ、あ」
真夜は強張らせていた太股を緩め、アーサーの首に手を回してきた。
「あっちのは、アーサーも気持ちいいの? 私だけじゃなくて?」
「無論だとも。我が剣は生身にはあらずとも、真夜の全てを感じ取ることが出来る」
「じゃ、また作ってあげる」
真夜はアーサーのマスクにキスしてから、上と下を責めていた両手を外させ、アーサーの足元に膝立ちになった。
真夜はアーサーの股間付近に落ちた自身の体液を見、赤面したが、髪を掻き上げてから股間に顔を埋めてきた。
最初にキスをし、次に魔法を成すための呪文を紡いでから、真夜は股間部に魔力を注ぐために舌を這わせ始めた。
施術対象への魔力の充填は手でも良いのだが、雰囲気が出るので、アーサーも真夜もこちらの方が好きだった。
初めてアーサーが剣を得た時はどちらも興味本位で、その時は真夜も体を交えることに不慣れで痛いだけだった。
体の下に組み敷いた真夜は、甘い声どころか悲鳴にも似た声を上げ、脂汗を滲ませていて、哀れでならなかった。
魔法の産物とはいえ、自分自身の男根で真夜を貫けたことは嬉しかったが、それ以上に罪悪感に駆られてしまった。
だから、その後は今まで以上に時間を掛けて真夜をとろかせ、アーサーを楽に受け入れられるように慣らしてやった。
おかげで、今では苦もなく繋がることが出来る。金属製で簡単には萎れないので、長く頑張れるからというのもあるが。
「これで良いかな」
真夜は唾液に濡れた口元を拭ってから、アーサーの股間から屹立した金色の男根を撫でた。
833:魔女と聖騎士 3 859 ◆93FwBoL6s.
09/09/08 17:20:43 L4eeXIam
「これ、本当の大きさよね? 理想の大きさってわけじゃないわよね?」
「私は聖騎士だ。そのような稚拙な嘘を」
「はいはい、解りました。それじゃ、行くわね」
真夜は立ち上がると、汗と体液が染みたショーツを脱ぎ捨て、アーサーの上に跨った。
「くぅ、あっ、はあああっ」
一息で根本まで飲み込んだ真夜は、アーサーのヘルムに唇を当てた。
「ね、私が動いていい?」
「好きにしたまえ。私は、君が満たされてくれればそれで良いのだから」
「プライド高いんだから」
真夜はくすりと笑い、アーサーの両肩に手を添えると、ゆっくりと腰を上下させ始めた。
「そう、これぇっ…」
悩ましげに眉根を顰めて唇の端を緩めた真夜は、一心にアーサーの男根と自身の柔らかく熱い性器を擦り合わせた。
次第に分泌される愛液が増え、じゅぶじゅぶと艶めかしい異音が零れ出し、真夜の汗に混じった数滴が滴り落ちた。
細身だが女性らしく肉が付いた体が揺れるたびにアーサーの関節もぎしぎしと軋んで、真夜の重みを感じさせてくれた。
生前にこの鎧に包まれたまま絶命し、リビングメイルとして蘇ってからは、アーサーは魔剣に対する感覚以外は鈍った。
視覚と聴覚は聖剣エクスカリバーの加護のおかげでかなり鋭敏だが、触覚と嗅覚が弱まり、感じられるものは少ない。
だから、今、体の上でアーサーを貪っている真夜の濃厚な女の匂いや、その白い肌の柔らかさが上手く感じ取れない。
けれど、疑似生殖器だけは、真夜の魔法によって感覚を補助されているのか真夜の体温やぬめりを強く感じ取っていた。
おかげで、空虚な体の内から熱いものが迫り上がってくるが、出すものも出せる穴もないので消化不良気味ではあったが。
「あっ、ん、あぁっ!」
真夜の喘ぎが高まり、疑似生殖器を締め付ける力が増しそうになったので、アーサーは彼女の腰を浮かせ、抜いた。
「え、あ、何するの…?」
良いところで止められたので真夜が不満を示すと、アーサーは真夜を俯せに寝かせた。
「君が満たされる姿は実に美しい。だが、真夜、私は君を制したくもあるのだ」
「あん、いやぁっ」
いきなり腰を高く持ち上げられ、真夜は恥じらったが、アーサーは白濁した愛液を滴らせる陰部を力強く貫いた。
「ああああああぁっ!?」
中途半端だった快感が一気に押し寄せ、真夜は仰け反るほど喘いだ。
「君は私の聖女だ。だが、魔女には違いない」
真夜の体重だけでは届かなかった最深部を責め立てながら、アーサーは真夜の背に覆い被さり、その顎を持ち上げた。
「死するその時まで神に心身を捧げていた私を穢し、このような堕落へと誘ったのだからな」
「アーサー、もうダメぇっ、止めないでぇえっ」
834:魔女と聖騎士 4 859 ◆93FwBoL6s.
09/09/08 17:22:09 L4eeXIam
ソファーの肘掛けに爪を立てながら真夜が首を振ると、アーサーは微笑んだ。
「無論だ」
「あ、ああ、ああああんっ!」
絶叫と共に手足を突っ張った真夜は、声が弱ると同時に力を抜き、涙混じりの顔をクッションに埋めた。
「あ、はぁ…」
「真夜。一旦抜くか」
アーサーが声を掛けると、真夜は体を起こし、快感のあまりに滲んだ涙を拭った。
「もうちょっと、このままがいい。でも、あんまり動かないでね」
「何故に」
「…知ってるくせに」
真夜はアーサーと繋がったまま起き上がり、アーサーに寄り掛かった。
「私として、気持ちいい?」
「良くなければ、私は真夜に溺れぬ」
アーサーは満足げに笑んだ真夜を抱き締め、内心で笑みを返した。精液は出ないが、それでも満たされるものはある。
だが、出てほしいと思ってしまうことはある。しかしそれは、魔剣との戦いで国ごと滅びた一族の再興を願ってのことではない。
あくまでも、一人の男として真夜を孕ませたい。愛する少女との間に自分の血を次ぐ者が生まれれば、どれほど幸せか。
けれど、それは叶わぬ願いだ。アーサーは潤んだ瞳で見上げてきた真夜を引き寄せ、その薄い唇とマスクを重ね合わせた。
唇を離すと、真夜は今し方までの乱れようからは懸け離れた恥じらいを見せ、パジャマの裾を引っ張って足を隠そうとした。
その様がやたらと可愛らしく思えたアーサーは真夜を抱き締める腕に力を込めると、叶わぬが故に強い願いを振り払った。
子は成せずとも、真夜さえいれば充分なのだから。
いつものように、二人で友人達の元に向かった。
時代の流れに取り残されたかのような古びたアパートを訪れ、二階の一室のアラームを鳴らすと、すぐさま返事があった。
ドアを開けたのは、真夜のクラスメイトである茜だった。余程待ちかねていたらしく、ドアを開けた瞬間から明るい笑顔だった。
茜の背後に見える居間では、茜の恋人であり同棲相手である昆虫人間、ヤンマが少々面倒臭そうに首を回して振り向いた。
「いらっしゃーい!」
茜に元気よく出迎えられ、真夜は笑みを返しつつケーキ箱を差し出した。
「これ、お土産。ザッハトルテよ」
「おおー! さすがは真夜ちゃん、ヤンマの次に愛してるぅ!」
茜は目を輝かせて喜び、受け取ったケーキ箱を手狭な台所に運んだ。
「大きいケーキだから、祐介兄ちゃんとほづみさんにもお裾分けしようかな。いいよね、真夜ちゃん?」
「もちろんよ。そのつもりで一番大きいのを買ってきたんだから」
835:魔女と聖騎士 5 859 ◆93FwBoL6s.
09/09/08 17:24:26 L4eeXIam
真夜はヤンマに小さく会釈して挨拶してから、ザッハトルテを切り分けるべく包丁を取り出した茜の傍に向かった。
アーサーは玄関マットで入念に足の裏を拭ってから部屋に上がり、居間に入ると、ヤンマがぞんざいに上右足を上げた。
「おう」
「少しは歓迎してくれぬか、ヤンマ。そう浅い付き合いではないのだから」
ヤンマの傍でアーサーが胡座を掻くと、ヤンマは触覚を曲げた。
「気が向いたらな。しかし、お前、風呂に入った方が良いぞ」
「何故に」
アーサーが訝ると、ヤンマはアーサーの首根っこを掴んで引き寄せ、胸郭から小さな声を発した。
「女の匂いが凄ぇんだよ。お前さ、真夜と頑張るのはいいが、せめて匂いぐらいは落とせよ」
「無礼な! 私は抜かりなく…」
「ちょっと拭いただけじゃ、匂いまでは落ちねぇんだよ。人間の嗅覚じゃ解らないだろうが、俺みたいなのには丸解りなんだよ。
おかげでやりづらくってどうしようもねぇ」
眉を下げるかのように触覚を下げたヤンマに、アーサーは少し身を離した。
「そうだったのか…」
「アビーはちょいちょい風呂に入ってるみてぇだから感じないけどな。次からはちゃんとしろよ、聖騎士どの」
ヤンマは複眼の端で、真夜と一緒にザッハトルテを切り分けている茜を捉え、ぎちりと顎を鳴らした。
「じゃねぇと、色々と困るんだよ」
「改善に努めよう」
さすがに居たたまれなくなったアーサーが謝ると、当たり前だ馬鹿野郎、とヤンマが小声ながら痛烈に罵倒してきた。
自分では気付かないどころか、気にも留めなかった。風呂に入れば鎧の体が錆びてしまう、とばかり思っていたからだ。
それ以前に、生前はあまり風呂に入る習慣がなかった。疫病が蔓延した影響で、水に触れることが恐れられたせいだ。
だが、これからは考えを改めよう。真夜のように毎日ではないにしても、二三日に一度は洗って埃も匂いも落とさねば。
真夜は持参した紅茶の葉をブレンドし、湯を沸かす傍ら、茜と他愛もない話題がさも重要であるかのように会話していた。
表情が多彩な茜はリアクションがやたらと良いので、傍目に見ていると真夜の話が余程面白いかのように見えてしまう。
アーサーに見せる笑みとは違った笑みを見せる真夜を眺めていると、ヤンマも同じように茜を複眼の全てに映していた。
揃って全く同じ行動を取っていることに気付いた二人は、顔を見合わせてしまったが、またすぐに己の思い人に向いた。
今日もまた、楽しい休日になることだろう。
836:859 ◆93FwBoL6s.
09/09/08 17:25:58 L4eeXIam
以上。
チンコがなければ生やせばいいと思うよ!
837:名無しさん@ピンキー
09/09/08 17:45:31 09E/IHJs
理想の大きさwwwww
838:名無しさん@ピンキー
09/09/08 17:46:33 H9cmhWvW
>>827
下の口は貪欲な夜の妖精ティンターベル
839:名無しさん@ピンキー
09/09/08 20:27:14 xwXFg7Js
GJでした。
最後のシーン、すっごく和むんですが…絵的に想像するとかなり凄まじいですよねw
840:名無しさん@ピンキー
09/09/08 21:17:45 mktZjUS/
>>836
そうですとも GJ!
841:名無しさん@ピンキー
09/09/09 12:37:17 0WAKg0Lc
ご馳走様でした
gjです
842:名無しさん@ピンキー
09/09/09 16:31:33 9DDuDL6d
>>832
GJ
843:名無しさん@ピンキー
09/09/09 23:04:18 yLE9OC6I
GJです!
あいかわらずほのぼのしくていいなw
844:名無しさん@ピンキー
09/09/10 01:12:43 Yvl3EpQw
亀だが>>784
>職人のうっかりミスでゴミになってしまった食品男。
たれ○んだ出した所のキャラクターで居るw
ヤツはお買い上げされたくてあれこれ策を弄してみるが上手く行かず
最終的には仲間と牛乳で酔っ払い不貞寝してしまう
ひっそりアニメ化もされてるかわいいヤツだ
845:名無しさん@ピンキー
09/09/10 01:26:00 7AgTDKyp
なんで>>838なんかで笑っちゃったのかな・・・
846:名無しさん@ピンキー
09/09/10 06:56:47 PwKneNMV
ジョージあなた疲れていたのよ
847:名無しさん@ピンキー
09/09/11 20:02:58 sxbyiAhF
疲労を癒すあったか~い温泉スライム
848:名無しさん@ピンキー
09/09/11 21:26:45 wTnM3ukh
なんかよく妄想するんだが、
妖怪とか魔物とかが人間界で一般認識されてて、
なんかユダヤみたいな感じで差別されてて、
主人公が人外を助けちゃってどんどん人外達に好かれちゃって。
みたいな物語が見たいですのう。
849:名無しさん@ピンキー
09/09/11 23:47:00 sxbyiAhF
それで「人ならざる者どもを集めて何を企んでいた!この魔女め!!」と
女の子が捕まってお約束な拷問レイープ受けそうになったところを
人外たちが駆け付けて新天地まで逃げるんですねわかります
下心も特になく、女の子と人外♂たちが一緒に暮らしたり旅してるだけってのも好きだ。
人外はお互いに妙な連帯感持ってて、「この子が幸せならそれでいいけどできれば僕ら以外の誰にも渡したくない」って思ってる感じで
鈍感な女の子に近づく悪い人間男を追い払ったりする感じのやつ
850:バスティア・アバンチェス
09/09/12 06:40:40 7PMjN9k3
大昔に、【なんでもあり】人外と人間でハァハァするスレ2で
『バスティア・アバンチェス』という人間♂ × 竜♀ の小説を
載せた者ですが、続きが書きあがったのでここに載せさせ貰っても
よろしいでしょうか?
851:名無しさん@ピンキー
09/09/12 07:35:28 +5a99ZAI
待ってたよー
852:名無しさん@ピンキー
09/09/12 11:08:04 yR+LnHYj
>>847
効能
欲求不満
853:名無しさん@ピンキー
09/09/12 18:28:15 nKbktbhM
>>849
西遊記とか水戸黄門とかそんなノリか。
ツンデレなお猿さん、怖面だけど温厚なイノシシさん、
インテリでちょっと天然なかっぱ…はちょっとあれなので魚人というかトカゲとか両生類てきななにか。とか……あれ。
>>850
どうぞどうぞ。ただ前みたいにマッタリ平和なスレではないので、
心配なら避難所もあるので投下前に確認を。
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
854:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:35:18 7PMjN9k3
>>851
>>853
こんな作品など憶えていてくれたのでしょうか? もしそうならば、これ以上に光栄なことはありません!
恥ずかしながらそれでは、このスレで公開させていただきます。
長い読み物になるとは思いますが、どうかよろしくお願いします。
前回の少し前の文章から再開します。
----------------------------------------------------------
「じゃあ、本当に壊しちゃうよ? ……いいね?」
すでにその中へ預けていた右腕へ沿わせるように膣口へ左手も添えると―ついにはその両腕をテスはバスティアの膣へとねじりこんだ。
『んぐッ? ぐひぃぃいいいいい!』
右腕一本であった時は比べ物にならない膣口の広がりに声を上げるバスティア。
「入った入った♪ え~っと、あとは……」
一方のテスも新たに侵入させた左手を右手に合流させると、彼女の子宮口を手探りでさぐる。そしてもとより右手で握り締めていた
子宮口の入り口を、さらに左手も添えて握り直すと、
「いっくよ~。せーの、それ!」
『ッッ――』
両手を以ち、渾身の力でバスティアの子宮それを引き出し始めた。
『ぎゃああああああああああああッッ! あッ、おッ! おぉ! おごぉんおぉぉおおおおおおお!』
その瞬間、生物の上げるものとは思えぬ声でバスティアは吠え猛けた。もはや「あえぎ声」などという範疇を超えた苦しみを孕んだ声の
衝撃は激しく、空気を振動させ天高くに漂う雲すら撃ち払わんとするほどの勢いで辺りに響き渡る。
もはやその声の音(ね)に快感などは聞き出せない。まさにそれを聞いた者は、勇者の手によって退治された邪竜の断末魔と思うばかりだ。
855:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:36:20 7PMjN9k3
「じゃあ、本当に壊しちゃうよ? ……いいね?」
すでにその中へ預けていた右腕へ沿わせるように膣口へ左手も添えると―ついにはその両腕をテスはバスティアの膣へとねじりこんだ。
『んぐッ? ぐひぃぃいいいいい!』
右腕一本であった時は比べ物にならない膣口の広がりに声を上げるバスティア。
「入った入った♪ え~っと、あとは……」
一方のテスも新たに侵入させた左手を右手に合流させると、彼女の子宮口を手探りでさぐる。そしてもとより右手で握り締めていた
子宮口の入り口を、さらに左手も添えて握り直すと、
「いっくよ~。せーの、それ!」
『ッッ――』
両手を以ち、渾身の力でバスティアの子宮それを引き出し始めた。
『ぎゃああああああああああああッッ! あッ、おッ! おぉ! おごぉんおぉぉおおおおおおお!』
その瞬間、生物の上げるものとは思えぬ声でバスティアは吠え猛けた。もはや「あえぎ声」などという範疇を超えた苦しみを孕んだ声の
衝撃は激しく、空気を振動させ天高くに漂う雲すら撃ち払わんとするほどの勢いで辺りに響き渡る。
もはやその声の音(ね)に快感などは聞き出せない。まさにそれを聞いた者は、勇者の手によって退治された邪竜の断末魔と思うばかりだ。
『ぎ、ぎゃぶッッ! ぐがぐぐぐぐぐぐぐッ、うぐぅ――ッッ!』
そしてその断末魔はさらに続く。
「この、この! このぉ!」
そんなバスティアの反応などお構い無しにテスは両手でワシ掴んだ子宮口を引き出し続けた。
ねじり込んだ両腕を何度も往復させる膣口の端には粘液が白く泡となって溜まり、それらも刺激のたびに奥からあふれ出る新たな愛液で
洗い流される。
テスの両腕が大きく引き出されるたびに場にはバスティアの叫(こえ)と、口中で液体を攪拌するかのような下品な水音とが響き渡る。
そんな狂気の光景の中で、ついにその瞬間は訪れた。
「ん? ……あはは、ついに『見えた』よステア♪」
呟くように語りかけるテスの笑顔がいっそうに輝きを増す。そして膣へと見下ろしていた視線を上げてバスティアの顔を望むよう視線を
投げると、テスは荒く呼吸を繰り返す彼女へと声を掛けた。
「もうちょっとだね。もうちょっとで、全部表に出ちゃうよ? ほら、ステア」
『ん? ……えぇ?』
そんなテスの興奮した語り口に、震える首根をかろうじて上げてそこを見下ろすバスティア。
「ほらほら、見て。すごいでしょ? ねぇ、すごいでしょ♪」
そしてそこにて確認した光景に―
「え? ……、ひぃ!」
彼女はその顔から血の気を引かせた。
これ以上になく、無垢にその笑顔を輝かせるテスと一方で驚愕に目を剥くバスティア。そんな二人の視線が見下ろすその先には―テスの
両手に握り締められた子宮口の入り口が、チラチラと大陰唇の隙間からその頭を覗かせているのだった。
『あ、あぁ……こ、壊れる……壊れちゃう……』
その光景を凝視したままバスティアは、そんな己の変化にガチガチと刃のような牙の歯の根を合わせなくさせる。
「怖いの? でも、今までステアがしてきた事って、こういうことなんだよ」
そして掛けられるテスの声に―バスティアは雷に打たれたかのような衝撃を受けた。
856:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:37:14 7PMjN9k3
「いまさらステアだけが『怖いから』って許されちゃっていいと思う?」
その言葉への反応を楽しむよう加虐的に浴びせられるテスの言葉を前に、バスティアの脳裏には己が滅ぼした町や生物達の記憶が次々と蘇る。
今まで微塵にも気に掛けた事の無いことであった。しかしそれが己の『罪』であることを悟った今は―ただ己の罪業に悔い、そして贖罪を
考えあぐね、ただただそれに苦悶するばかりであった。
「妾(わらわ)は……妾はなんと罪深きを……!」
鎌首を小さく振ってりさめざめと涙するバスティアを前にテスも大きく鼻を鳴らす。
「本当に反省してる?」
そして掛けられる声に、
『反省しておるッ……反省しています。妾は、どうすれば良いのじゃ……』
そこへすがるかのようバスティアも応える。
そんな彼女を前に、テスは難しく結んでいた口角をとたんに笑みで釣り上げる。
「いいよ、じゃ許してあげる♪」
そして一際大きく微笑んだかと思うと、涙に濡れるバスティアの横顔を体全体で抱きしめるのであった。
『許される……のか? 妾は、許して貰えるのか? こんなに罪深いのに』
「いいよー。だってやっちゃったモンはしょうがないよね。その代わり、これからは、迷惑かけちゃった人にごめんなさいをして回るんだよ?」
そう慰めてくれるテスを前に、再びバスティアに涙があふれる。今度は罪に慄いていたものではない、感謝と感心からの涙であった。
『償う! 妾は、これからの先の生を償いに生きよう! 慈愛に生きよう! だからテス、これからも妾から離れないで。……ずっと貴方の
そばで償いの日を送らせてほしい』
見つめてくるバスティアに対するテスの答えは決まっていた。
「オッケー♪ それじゃ、明日からがんばっちゃおうね!」
底抜けに明るく、そしてどこまでも軽い乗りのテスではあるがしかし―そんなテスの明るさが、今のバスティアにとってどれだけ救いと
なっていることか。さながら陽の光のようなそれは、心の奥底に蟠る罪悪感のしこりを優しく解かしてくれるかのようであった。
そんなテスとの邂逅とそして新たな自分の新生に、バスティアは初めて天にそのことを強く感謝した。何者かに感謝の念を抱いた。
しかし、
「まぁ、それはそれ」
テスの言葉にバスティアは正気に戻される。
「今まで悪いことしてきて、すぐに許されちゃったらいけないと思うんだ」
『―え? だって、それはこれから償うって……』
「もちろんそうだよ? でもさ、ちょっとくらい『ここ』で償ちゃってもいいよね♪」
さっきと変らぬテスの笑顔―しかしながらその細めた瞳の奥に宿る『ある気配』を察知しバスティアは背筋を寒くさせる。
そしてテスの言う『今の償い』を尋ねるよりも先に、
「せっかく大きくなったんだし、『コレ』で思いっきりお仕置きしちゃうからね。ステア♪」
テスはバスティアの目の前へと、巨大に屹立した自身の陰茎を晒した。
その異様にバスティアは息を飲み、その額から血の気を失わせていく。
目の前にあるテスの陰茎(ペニス)それ―巨木の根が張るかのよう血管が浮き出し、岩のように亀頭のめくれ上がったそれは、小柄のテスの
体の半身以上あるように見えた。
857:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:37:57 7PMjN9k3
事実それ以上の大きさである。今しがたまで自分をもだえ狂わせていたテスの両腕二本よりもそれは確実に巨大で、さらには凶悪なまでの長さ
を誇っていた。
おおよそ人間(ひと)の大きさではないそれではあるが、そこまでの肥大化を果たしてしまった理由には、ひとえにバスティアの体液(愛液)が
深く関係をしている。
先にも述べたよう生物の頂点に君臨すべくバスティアは、小動物のような過剰な繁殖を必要としない。少数の絶対数だけが確保されていれば良い。
しかしながらそれは同時に、同族とのエンカウントの低さもまた意味している。つまりはバスティア達種族は、稀少な出会いの中において
生殖の成功率を『絶対』にしなければならないのだ。それゆえに彼女と行為と共にする雄には、今のテスのような変化が起きる。
竜の雌の体液は、自分に適合できるよう雄の体を『変化させる』機能を備えているのだ。
老若を問わぬ雄の年齢・生死を問わぬ雄の精力・そして種族を問わぬ雄の精子―と、それらハードルをクリアすべく雌の体液はまさに、雄の
体を改造する。これまた昔話の引用になるが、『竜の生血をすすることで得られる神通力』もまさにこれを指していたりするのだ。
ともあれ、斯様にしてバスティアに相応しき雄へと変貌を遂げたテス。
そして賢明なるバスティアは、目の前に突き付けられたそれが自分に対してこれからどのように使われようとしているのかを残酷なまでに
察知してしまう。
「じゃ、お仕置きの続きしようっか♪」
言いながらテスも着衣を全て脱ぎ一糸まとわぬ姿になると、身動きとれぬバスティアの膣前へ、もはや両手で抱えるほどとなった陰茎それの
先端を誘導し押し当てる。
裏返され、真紅に充血したその内壁を外へ捲り出された膣と、そしてそこから口をのぞかせる子宮口―そんな口の淵を塞ぐように亀頭の尖端
を宛がうと、
『い、厭ぁ……死んでしまう。そんなもので腹を掻き回されたら、死んでしまう……!』
「うん。天国にイカせてあげるね♪」
次の瞬間、正常位の体勢から力任せにテスは―自身のペニスを一気に根元まで、バスティアの膣へと打ちこんだ。
『ッ! ッッ~~~~~ぎゃうううううううううううううううッッ!』
ねじ込まれた瞬間、バスティアの呼吸が止まった。そして留めていたそれを一吸い鼻孔から吸い上げた次の瞬間には、今までに感じたことの
ない激痛が叫びと共にその体を突き抜けるのであった。
『ごぉ! ごおぉぉ! うごおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉんんんッッ!』
「ふわあぁ……あったかぁい。それに痛いくらいキツキツだよぉ、ステア」
声の限りに空を震わせ身もだえるバスティアとは大量的に、一方のテスは今までに感じたのことのないその感触、快感に呆けて背筋を震わせる。
脱口していた子宮口に宛がい挿入したせいか、テスの亀頭の先端は丸々、バスティアの子宮の中に挿入されてしまっていた。
そうして根元までその挿入を果たすと、しばしテスは茎全体にて感じられるバスティアの体温に恍惚の表情を浮かべる。しかしそれも一時のこと、
大きく一つため息をつくと今度は短く息を吸ってそれを胸に留め、
「それじゃ、動くよ」
テスは大きく腰を引くと、静かにバスティアの膣から己の陰茎を引き抜いていくのであった。
『あ、あおぉ……おおぅ……』
その大きさから、ぴったりと閉じ合わさって陰茎に絡みついた肉壁―そんな粘膜がゆっくりと引き抜かれるその、ぬめりを帯びて擦れる感触に
バスティアは細く息を殺して脱力した声を上げる。
まさにそれは快感であった。
じっとりとその腹の最深部で感じられる熱に荒く鼻息を洩らし、軽い絶頂に意識を霞ませたその瞬間―中頃まで抜かれていたテスの陰茎が再び
根元まで打ちこまれる感触にバスティアは再び目を剥いた。
そしてそれこそが始まりであった。
858:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:38:25 7PMjN9k3
『んぎッ! んぎうッ! んおおぉぉぉぉぉぉぉッッ!』
「どうステア? 気持ちいいッ? 僕は良いよッ。気持ち良いよ!」
一定の速度を保ちながら、テスはその幼い顔立ちからは想像もつかない腰遣いでバスティアの膣そこを掘り穿っていく。
そんなテスの全身を使った責めに、笛のような声を上げて身もだえるバスティア。
挿入時、子宮をも犯すテスの陰茎は痛みしかバスティアには与えなかった。しかしながら数度のストロークを重ねるうちに、みるみる彼女の体は、
そんなテスを受け入れる体(もの)に変化していった。
放屁にも似た、何とも卑猥な肉壁の擦れる音が、まるで楽器のよう周囲に打ち鳴らされてこだまする。
一突きごとに脳髄へと響く衝撃はその痛みでさえもが快感と変わり、熟れきった雌の肢体は如実に愛液を滴らせて、その喜びをテスに伝えるのであった。
先にも述べた『雌の体液が雄を変化させる』の理屈は、雄から雌に対しても然りと言える。
雌の体液を受けて変化を果たした雄は、今度は雌へと排卵を誘導すべく、強く女性ホルモンの分泌を己の体液を通じて促す。
それによってより交配に適した体へと変化させられたバスティアには、膣を通じて行われる行為の全てが―否、今は知覚できる全ての感覚、
その痛みですらもが強い快感となって感じられるのであった。
「あれあれ? ステア、もしかして気持ち良くなってきちゃった?」
依然として責めの動きを続けながら掛けられるテスの言葉に、
『あぐぅ! んくぅー! いい! 気持ち、いい! 気持ちいいーッ!』
すでに未知の快楽に半狂乱となっているバスティアは、すっかり理性をかなぐり捨てた叫(こえ)で応える。
「もー、しょうがないなぁ。またお仕置きにならなくなっちゃった」
そんなバスティアの反応に言葉ではそう言いながらもどこか満足げなテス。
そしてこの悪童はさらなる非道を思いついて、その幼い笑顔をよりいっそう愛くるしいものへとさせる。
やがて一際強く打ちつけ続けてその腰を止めると、大きくため息を突いてしばしテスは動きを止めた。
『な、なんじゃ? 止まらないで! 続けてたもれ、テスッ』
そんな行為の中断にバスティアは横たえていた首根を起こすと、哀願するかのようテスの横顔を舐めて愛撫をする。
そんなバスティアにテスもまたキスをひとつ返し、
「まだ終わらないよ。もっともっとステアにはお仕置きしちゃうんだから」
正常位ゆえ仰向けに開いていた彼女の体を横倒しにして畳むと、ぐるりと右へその巨体も反転させる。
『お、おおぅ……! ね、ねじれるぅ!』
依然として繋がったままの茎の亀頭が、その体位の変換でごろりと子宮内をえぐる感触(痛み)に、バスティアは強く快感を感じて息を止めた。
やがては両膝を地へ着き、テスへ尻を向かせる体勢へとその体位を変えられると―バスティア何度もそこから振り返りはにかんだ様子でテスを
見つめ返すのであった。
『こ、これは、犬猫と一緒ではないかッ。厭じゃ、こんな姿は』
言葉の通り後背位(バック)で繋がった体位に顕然と恥じらいの表情を見せるバスティア。しかしテスは、そんな仕草に改めての彼女の可憐さを
再確認し、密かに胸の奥を熱くさせる。
「だからいいんじゃない。だってお仕置きだからね。それに……これだけじゃないんだから」
鹿爪ぶったテスの物言いに、バスティアも不安を隠せない。この笑顔の時のテスは、決まって良からぬことを考えているのだ。
そしてその予感はまさに的中する。
後背位のその姿勢から左肩へ担ぐように彼女の尻尾を持ち上げたかと思うと―、
「コッチもめちゃくちゃにしてあげる。たっぷり痛がってね♪」
次の瞬間テスは右手の握りこぶしを、尻尾の付け根ですぼっていたアナルへと打ちこむように挿入した。
859:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:38:53 7PMjN9k3
『いッ? ―うあぉおおおおおおおぉぉんんッ!』
その感触に、バスティアは地へ額を打ち付けて身もだえる。
肛門そこへの衝撃は『痛み』ではなかった。しかしながら直腸を通じてジワリと肛門に広がる違和感は、先の痛み以上の嫌悪を彼女へともよおわせる。
それこそは、まさに『排泄感』それであった。
恥辱ともいえるその感覚は、もはや肉体的なダメージ以上に精神的な負担が大きい。
しかしすっかり発情に蒸し火照った体はやがて、そんな排泄感とそしてそこに伴う羞恥心ですら、自己を昂ぶらせる快楽の糧へとしていく。
やがてテスの右腕が、手首を越えて肘元近くまで挿入されると、
『うッ、うぅー! うおぅッ!』
そこから来る、膣とはまた違った圧迫感にバスティアは息を殺す。
そしてその右手が侵入を止め、ゆっくりと引き抜かれると、
『お、おおぅッ? うおぅーッ!』
強い排泄感をそこへ感じ、その快感に意識を白くさせた。
そんなピストンが数往復繰り返される頃には―すっかりバスティアはアナルファックックの虜に調教されてしまっていた。
『おぐうーッ! いい! 肛門が、気持ちいい! 汚わいが、ひり切れずに流れ出てるようじゃ!』
上目に瞳を剥いて、もはや理性のかけらもなく己の快感をテスへと伝えるバスティア。事実、異物の挿入によって障害を起こした直腸からはその
ピストン毎に撹拌された糞汁が放屁と共に溢れだしている。
「うわわ、もう何でもアリだねステアは。じゃあいいよ、僕も勝手に楽しんじゃうから♪」
そんなバスティアの粗相にもしかし、テスには一向に嫌悪の表情は表れない。今の色情に狂ってしまったバスティアもバスティアなら、このテス
とて大概だ。
そして語りかけるその言葉を裏付けるかのよう、テスもいよいよラストスパートとばかりに彼女への責めを強くしていく。
今までにない力強さで腰を打ち付ける。
『んあぅ! んあああああああああおおおぉぉぉぉぉ!』
彼女の巨体の上に乗りあがるような形であった正常位とは違い、その両足を地に着けて支点を確保している今の後背位は、前者以上に力のこもった
ストロークを実現できる。
体ごとぶつかっていくかのようなそれと、さらには竜の体液で肥大化を果たしたペニスでの責めである。いかに竜とはいえバスティアも堪ったもの
ではない。
それに加え、肛門へと挿入された右腕もまた先ほど以上の動きと深さを以て彼女の直腸そこをえぐり犯しているのだ。
膣と肛門、それら二つの快感に挟みこまれたバスティアの絶頂はもはや時間の問題に思えた。
そして数度目のストロークにテスも陰茎への痛痒感を覚え始めた頃、
「うわあぁ……そろそろ、ヤバいかも」
『おう、おぅッ、おうぅぅッ! は、果てるぅ……死ぬぅ、い、イグぅ!』
バスティアもまた、オルガスムスの前兆を感じ取りその背を震わせた。
そんな彼女の変化は、如実に体へと伝わる。膣は激しく内部での痙攣を始めたかと思うと、今まで以上の圧力でテスの陰茎を締め上げる。
「あうッ。い、いたた……痛いよ、ステア」
ゴリゴリとカリ首を削るかのようなその力にテスも声を上げる。
しかし、
『んうぅー! んうぅー! ッッ~~~んうぅーッ!』
もはやバスティアにはそんなテスの声も遠い。
860:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:39:29 7PMjN9k3
波となって、何度も腹の奥を往復する快感の連続に、すでにバスティアは貪淫にそれを求める淫らの権化と化してしまっている。
そんなバスティアの淫奔さに、テスもこの段に至ってはまともなやり取りができないことを悟り、ならば自身も共にと、絶頂への到達に向けて
ラストスパートをかける
一突きごとに、テスを締め付けるバスティアの膣の圧力は強くなっていく。もとより竜と人間と言う、絶対的なまでの生物としての格差があるのだ。
このままでは本当に彼女の力によってその身を潰されかねない。
ゆえにテスも動く。
自分のペニスが潰されてしまうよりも早く、彼女を絶頂へ導こうと、責め突く腰の動きをいっそうに強くさせる。
さらにはその右手を納めていた肛門の淵に、指先を立て揃えた左手もまた宛がうと、
『うぎっ? ぎゃううううううううううううううぅぅぅッッ!』
テスは左腕もまたバスティアのアナルへと挿入した。
子宮をえぐる規格外のペニスと、そしてアナルを掘り犯す両腕の暴力に、もはやバスティアは死を思わせるほどの強い絶頂を予感する。
『あおッ……お、おうッ、うおあぉぉぉぉ……い、いく……果てる……ッ』
もはや喘ぎ叫ぶ気力すら無くなるほどに、バスティアは最後の絶頂それを感じ取ることに集中していく。
そして、胸の奥にて限界まで収縮された苦しみ・痛み・快感―そしてテスへの想いが花火のよう弾け飛んだ次の瞬間、
『おぉッ、おおおおぅぅぅぅッ! テスぅ―――ッッ!』
想い人のその名を叫び、ついにバスティアは最終的な絶頂に達した。
それと同時に激しい失禁がしぶきとなってテスに打ち付けられる。
そして全身に浴びせられるそんな放尿と、さらには茎全体を締め付ける粘膜の熱にテスも、
「あ、あぁ! ステア! ステアぁーッ!」
茎体全体を包み込んでいた痛痒感が頭から体を突き抜けると同時、テスもまた射精した。
今までに感じたことも無いような精液の奔流が茎全体に感じられた。
それらを運ぶ尿道は何倍にも膨らみ上がって、動脈のようにテスの精液それをバスティアの子宮へと送り込む。そうして一分近くにもわたって、
テスは彼女の膣へと欲望の滾りを打ちこみ続けるのであった。
やがては全ての射精が止まり、挿入されるペニスからも血流が引いてようやく肥大化が落ち着いてくると―テスはその根基に両手を添えて、
ゆっくりとバスティアの膣から己の陰茎を引き抜く。
「はぁはぁ……んッ―あれ? まだ抜けない」
予想以上の膣の圧力と、疲労困憊の体力ではどうにもバスティアから離れることができない。おまけにどうやら、完全に亀頭のカリ首がバスティアの
子宮口にはまり込んでしまっているようで、それを引き抜くのは容易ならざるように思えた。
「ちょっとやそっとじゃ抜けないかな? ステアー、すこし強くいくよー?」
いよいよ以て抜けないことを確認すると、テスは僅かに重心を落とした足元に力を込め、さながら綱でも掻い繰るかの要領で腰を引き始める。
一方のバスティアはと言うと、先の絶頂にすっかり意識を飛ばされてしまい、今のテスの言葉に反応すら出来ない。それでも膣内に収めた子宮口が
テスの陰茎に強く引かれる感触へ、意識とは別に肉体反射的に声を上げる。
861:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:40:07 7PMjN9k3
「うんしょ、うんっしょ……んん~~ッ」
『うッ! うんッ! んん、……うんんッ!』
僅かづつその体を後退させていくテスとともに、そのペニスの竿部が膣から引き抜かれていく。さらにそうして引き続けていると―やがてはテスの
亀頭丸々を飲みこんだ子宮口が、膣からその体外へと姿を現せた。
そして、
「あと、ちょっとだぁ。せ~の……よいしょーッ!」
はみ出した子宮口の淵を両手でワシ掴み広げながら、最後の一引きに渾身の力を込めた次の瞬間、テスの体はようやくバスティアから解放されたのであった。
亀頭が子宮から引き抜かれると同時、行き場を失った力に弾かれて大きく尻もちを突くテス。
「あたた~、やっと離れたぁ。……うん、チンコも無事だね♪」
座り込んだその体勢から腰元にある己の逸物も確認すると、改めてテスは目の前に横たわるバスティアを確認する。
『ん、んんぅ………ッ……ッ』
そこには豊満な肢体を横たわらせる雌竜が一匹。
だらしなく大陰唇のひだを垂らした膣からは、酸欠のハマグリが呼吸管を伸ばしているかのよう、体外へと引きずり出された子宮口がはみ出して
地に垂れていた。
時おり思い出したように体を震わせる痙攣と共に、その子宮内へ大量に溜められた精液がミルクのように溢れだしてくる。
斯様にしてその内部を犯しつくされて横たわるバスティアの姿はさながら、『勇者に退治された邪竜』の光景そのものであった。
そんな光景を腕組みに望むテス。
そして満足げに頷いて鼻を鳴らすと、
「邪竜バスティア・アバンチェス、ここに討ち取ったり♪」
勝鬨のよう呟いて、大輪の笑顔を咲かせるのであった。
862:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:40:38 7PMjN9k3
☆ ☆ ☆
思い出したようにその鎌首を持ち上げると―そんな遙か頭上で丸く切り取られた満点の星空を確認し、彼女バスティア・アバンチェスは深くため息ついた。
『うかつであった……』
そうして言葉を洩らす彼女に、
「ん? どうしたのー」
うずくまるその肢体に包まれて寄り添うテスは、そんなことを尋ねてバスティアを見上げる。
『うかつだった、と呟いたのだ』
そんなテスに首根を寄せると、さも愛しげに頬ずりをしてバスティアは言葉を返す。
『よもや……邪竜と呼ばれた妾が、お前のような子供に従属させられてしまう日が来ようとはな』
己を卑下するよう呟きつつもしかし、その鼻先をテスに預けて瞳を瞑るバスティアの表情は、どこまでも穏やかでそして幸せそうに見えた。
『しかしながら、お前はいったい何者だ? お前は妾がここへ落ちたことを、最初(はな)から知っていたであろう』
尋ねる通り、バスティアには常々疑問に思っていたことがあった。
それこそは誰でもない、目の前の少年テスの正体それである。
そしてそんなバスティアの問いへと応えられる少年の答えは―
「もちろん知ってるよ。だって僕、『勇者』だもん」
彼女の予想をはるかに上回るものであった。
『ゆ、勇者とな? しかし、お前―』
改めてテスの背格好を確認する。
質素ながらも絹で編まれたセピアのローブと、大きなルビーのタリスマンが埋め込まれたマント。そして腰元に金細工のレイピアを携えたその姿は、
たしかに一般の冒険者とはまた違った気配と気品とを窺わせる。
しかしながらそれでもバスティアを訝しめているのは、何よりもテスの見た目―その幼きと思わせる顔つきに他ならなかった。
『斯様に幼きお前が、勇者か?』
「あー、失礼しちゃう。これでももう十二歳だよッ。……先月なったばっかりだけど」
テスの答えになおさらバスティアの抱える謎は大きくなっていく。
ならば何故、そんな幼子が自分を狙っていたものか?
「もうね、僕の家系には若い人が僕しかいないの。それにお家も傾きかけてるから、早く手柄が欲しくて邪竜退治に駆り出されちゃったんだ♪」
それを察したかのよう、聡明なテスはバスティアの疑問に答えていく。
説明する通り、テスの家系は代々ドラゴンスレイヤーとして名の通った名家であった。
しかしながら時代と共に御家は衰退し、もはや抜き差しならぬ状況となってしまった今代―窮地からの起死回生と名誉挽回の責務を任され、
幼き当主テスが邪竜退治へと送り出されたという訳であった。
各地でバスティアの情報を仕入れながらその足跡を追っていたテスは、ついに彼女へと辿り着く。そして期を窺い見守り続けること数日―嵐の夜に
落雷を受けてこの死火山へと落ちてゆくバスティアをテスは確認したのであった。
まさに僥倖といえた。
落ちぶれたとはいえ、『元』は名家のドラゴンスレイヤー。幼いながらも『竜殺し』の術は教え込まれていた。後は恙無く彼女を仕留め、その首を
持ち帰れば、御家は復興を遂げられる―はずであったが、テスはそれを思いとどまった。
この期に及んで思い悩んでしまったのである。
863:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:41:10 7PMjN9k3
破壊の限りを繰り返し『邪竜』と恐れられた彼女。そして『勇者』の名のもとに彼女と殺そうとしている自分―いったいこの二つに何の違いが
あろうものか?
彼女バスティアは人間に劣らぬ知的生命体とはいえ、野生の生き物であるのだ。いわばその振る舞いは自然現象と同じ。彼女の行為に対し、
『邪竜だ』・『破壊神だ』と後付て勝手なことをのたまっているのは、自身を『万物の霊長』などと呼び驕り高ぶっている人間のエゴでしかない。
彼女の破壊と、そんな人間(じぶん)の竜退治は同じく無駄で、そして無意味なものであることにテスは気付いたのだった。
「だったらステアだけを責めることはできないんじゃないかって思ったんだ」
竜の過ちも人の殺戮も所詮は同じこと。ならば自分達だけを正当化して彼女を殺めてしまうのはフェアではないような気がした。
故に、そんな考えに達したテスは一か八かの賭けに出る。
願わくば、
「ステアと友達になろうとしたんだ♪」
そう、目論んだのである。
そして後は二人の知る通りである。
テスは毎日足繁くに通ってはバスティアの治療をし、その邂逅を求めた。
もっとも多感な年頃と、そして美しきバスティアの肢体を前に少年は、『友情』ではない『欲情』を催してしまう訳だが―結果は万事よろしく、
今の状況に落ち着いたという訳である。
『まったくお前と言うやつは……。妾が動けなかったから良かったものの、もし出会って間もない頃に爪の一枚でも動かせようものなら、お前など
たちどころに両断されていたぞ?』
ため息まじりにそう語りかけながら、『恐ろしくは思わなかったのか?』と尋ねるバスティアに対し、
「ううん、思わなかった。むしろね、初めて君を見た時―なんて奇麗な人なんだろう、って思ったよ」
そう言ってテスは微笑んで見せた。
そんなテスの笑顔と、そしてその口から紡がれた『奇麗』の言葉に、たちどころにバスティアは目頭を紅潮させ視線をテスから逸らす。
「なぁにー、ステアー? もしかして『奇麗』って言われたことテレちゃってるー?」
『ば、馬鹿者! 人間如きの言葉に心動かされる妾かと思ってか! ……まぁ、悪い気分はせなんだが』
「もー、素直じゃないんだからー♪」
そうしてしばし子供のように戯れる二人。
やがては自然に落ち着きを取り戻すと、目の前に焚かれた炎を見つめながら、二人は心穏やかに静寂の時を分かち合う。
その蜜月の中、
『……妾は、受け入れてもらえるのだろうか?』
バスティアは呟くようにそんなことを口にした。
『妾はこの生涯を償いに生きると誓った。しかしながら、今に至るまで罪を重ね過ぎた身―人間達は、こんな妾を許してくれるのだろうか』
目の前の炎に見入りながらそう続けるバスティアの瞳には、得も言えぬ寂しさとそして不安とが窺えた。
そんなバスティアの横顔に手を添えると―テスは小さくキスをする。
それに驚いて鼻頭を向けるバスティアの顔を今度はそっと抱き締めた。
「たしかにすぐには許してくれないかもしれない。僕たち人間って怖がりだからさ。でもね、本当はすごく優しくて素敵な生き物でもあるんだよ」
『テス……』
「もしかしたらこの先、君はすごく傷ついちゃうかもしれない。その生き方に疑問を持つかもしれない。だけど、これからのそんな人生には必ず僕が
そばにいてあげる」
テスは抱きしめていた力を緩めると、
「君を悲しませないように、そんな君の為に僕は傍に居てあげる。―だから怖がらないで」
まっすぐにバスティアを見つめる。
864:バスティア・アバンチェス
09/09/12 19:46:01 7PMjN9k3
「この世界のみんなを好きになってあげて。―もちろん、一番は僕だけどね♪」
『………あぁ、テス』
その瞬間、バスティアは涙が頬を伝う温もりを感じた。
永きに渡り生き続けてきた生の中において、それは初めてのことであった。
それこそは生まれ落ちてから初めて知る、『愛』それである。
他者から自分へと求められることの幸福、そして自分から他者へと求められることの喜びをバスティアは今、しみじみと噛みしめるのであった
『テス、もう離れないで。片時も、死が妾達を別つその時まで、愚かな妾のそばにいてたもれ』
「もちろんだよ♪ って、それはさっきHの最中に言ったじゃない」
額を押し付け、深く抱きしめてほしいと求めてくるかのよう寄り添うバスティアをテスも強く抱きしめる。
「一緒に生きていこう。………大好きだよ、ステア」
『―はい。共に……あなたと共に』
満点の星空の下、死火山の聖堂において二人は互いの愛を誓うテーゼを交わす。
かくして、後世に『竜王』とそして『聖竜』の誉れを残すこととなる二人の物語はここに幕を開ける。
その後もテスとバスティアは様々な冒険を共にし、その艱難辛苦を互いの愛によって支え合いながら生きていく訳であるが―そのお話はまた別の機会に。
今は、一人の少年と一匹の竜の恋物語としてこの話に幕を降ろそう。
バスティア・アバンチェス―その名をこの物語の終わりと、そしてこれより始まる新たな物語への序幕と冠して。
【 おしまい 】
----------------------------------------------------------
以上となります。
長々とスイマセンでした。ここのスレに載せられるよう、自分の持てる筆力すべてを使って本気で書きました。
どうか秋の夜長の暇つぶし程度にもなれればと思います。
また何書きました時には献上させていただきます。
このたびは温かく迎え入れていただいて、本当にありがとうございました!
865:名無しさん@ピンキー
09/09/12 23:24:56 +5a99ZAI
おおー!GJ!
866:名無しさん@ピンキー
09/09/13 02:10:11 DNdE4wTm
読みごたえあるな
867:名無しさん@ピンキー
09/09/13 08:51:50 RIzfYGTx
痛いけど良い!良いが痛い!だが人竜萌える!
このスレを見ていく内にMに目覚めたかな…何はともあれGJでした
868:名無しさん@ピンキー
09/09/13 11:50:45 sOos/Ogd
筆力あるから痛たたたたたってなるわ
迫力あるなあ、GJでした!!
869:名無しさん@ピンキー
09/09/13 15:18:21 1Ym56hYf
>>853
沙悟浄は辰の漫画あったな。
870:名無しさん@ピンキー
09/09/14 15:26:08 0y/pT18n
面白かった
GJ!
871:名無しさん@ピンキー
09/09/14 22:22:09 u/RETt/P
素敵だ……
872:名無しさん@ピンキー
09/09/16 14:12:28 ATOJFW2Q
903様のアンダーグラウンドはまだ投下ないのな
マジ中断か…?
873:名無しさん@ピンキー
09/09/16 14:24:04 QdKL6CS3
そういう、荒れる種になるような言葉が定期的に撒かれるから
書き手側の方々が投下しづらくなるんだろ
本当に好きなら、尚更黙って待てよ
874:名無しさん@ピンキー
09/09/16 18:38:29 nxEF95ZQ
モフモフ系獣人が恋しい季節になってきました
875:名無しさん@ピンキー
09/09/16 20:16:00 oXMifXpc
もっふるもっふる!
876:名無しさん@ピンキー
09/09/16 20:32:28 kiKkFIJ1
人間♀×人外
誰か・・・
877:名無しさん@ピンキー
09/09/17 00:09:00 HpP2fJH4
age
変わった能力を持って産まれて人間嫌いになり
「いっそ化け物になってあいつらに復讐してやりたい」と思うようになった人間の女の子と、
人間に憧れるあまり仲間からはつまはじきにされ
人外としての立場を捨てたがってる人外男のラブストーリーって悪くないと思うんだ
878:名無しさん@ピンキー
09/09/17 00:54:30 6qMRMoGU
切ないな
879:名無しさん@ピンキー
09/09/17 10:43:46 rOFtgPR/
ローマの休日みたいな身分差とか、種族差が起こす切ない話が好きだ
あえて最後は結ばれない形が良い
880:名無しさん@ピンキー
09/09/17 18:27:06 Het6p+XV
異種族同士だから出来るラブロマンスっていいよな。
これだから異種姦は止められ(ry
881:903 ◆AN26.8FkH6
09/09/17 19:49:17 Je/nvARB
前に>>754の人喰いが女の子を養育、
で色々妄想が転がった際の産物置いていきますね。
人喰い化物×女の子です、和姦だけどサイズの違いから腹ボコとかあるので
駄目な人は「人でなしの恋」でNGよろ。
882:人でなしの恋 1
09/09/17 19:50:36 Je/nvARB
異形の骨を組み立てて無理やり人型にしたような、そしてその歪な骨格の隙間に腐った
肉片を押し込んで体裁を整えたかのような、腐り、崩れ落ちる寸前のそれは何にも似てい
なかった。剥き出しの腐った肉のような筋肉組織とその上に張り出し、構成された白い
外骨格を持つそれの脊髄は大きく尖りながらせり出して背びれのように広がり、そのまま
尾てい骨まで続き、大きく太い尾が地にのたくっていた。よく見れば人間に酷似して
いないこともないその体格だったが、獣の頭蓋骨のような風貌の奥底に嵌る眼窩は
赤い炎が燃えており、並んだ乱杭歯の間からは生臭い異臭がした。頭部からは滅茶苦茶に
頭蓋を突き破って幾本にも角が生え、角は捻りあい、時に絡み合いながらも天を目指す
ようだった。
その身丈は人間を越えてはるかに大きく、立ち上がれば人二人分の背丈を越えていた
だろうが、まるで猫のように背を丸め、地に伏せているそれの姿は歪で奇妙で醜く、
そして恐ろしかった。それは正真正銘の怪物だった。丸まっているそこはそいつの巣で
あり、谷間奥深くにひっそりと穿たれた洞窟の一穴であった。
時折轟と音を立てて通り過ぎる烈風を避けるためか、ひたすらに暗い中で丸まり、
下に敷かれた汚らしい藁や雑草の塊の上で尻尾を身体に巻きつけていた。藁や枯れ草の
塊の近くには粉々になった白い物が多数散らばり、よく見ればそれが骨である事に気が
つくだろう。人のものであるのか、それとも動物のものであるのか、殆どは小さく粉々に
なっていて判別は付かなかった。
もそりと、怪物の腹の横で、何かが動いた。怪物の腐った肉の下から這い出てきた
それは、怪物の巣に全く相応しくない小さな生物だった。真っ白な肌に細い手足。
襤褸を纏った折れそうな肢体。夜のように黒く流れ落ちる髪。その生物は多分、人の世に
あって少女と呼ばれる類の、無力で弱々しい小さな生き物だったが、巨大で醜い怪物を
ちっとも恐れてはいなかった。
少女は大きな零れるような黒い目で怪物を見上げると、その腹にもたれて小さく
なにやら呟いていた。それは歌のようだった。掠れた声で微かに歌う歌に、眼を細めた
怪物はグルグルと喉を鳴らした。少女は楽しげに歌いつづける。時折怪物の腹に頬を
擦り付けながら。
怪物が、腐臭のする舌で少女の顔を舐めると、ぜいぜいと老人の呼吸のような音を出して
少女が笑った。少女の喉には酷い裂傷が走っており、完全に声帯は潰れているのだろう。
そんな事は大したことではないとでも言うように少女は笑い続ける。その楽しげな様子が、
ふいに、静かになった。
883:人でなしの恋 2
09/09/17 19:51:18 Je/nvARB
怪物は、到底服として機能していない襤褸の下、すべやかな肌に舌を這わせ始めた。
ふくらみかけたささやかな胸の頂、怪物の舌に反応してぷっくりと立ち上がる乳首を
舐め回すと、少女の体が震え、怪物の首にしがみ付いてきた。こりこりと弄りながら
怪物がその二つの蕾を咥えると、掠れた悲鳴が上がる。大きく捲り上げられた裾からは
何も履いていない下半身がさらけ出され、もじもじとすりあわされる細い脚の間からは、
つぅっと透明な滴りが少女の腿をぬらしていく。
乳房から腹を丹念に味わい、脇や臍に溜まった汗や垢も丁寧に穿る。少女がその度に
身もだえし、腰を擦り付けてくるのを怪物は意図的に無視する。足の間からは濃い発情した
匂いがただよい、ついにその匂いに抗えなくなってからやっと怪物は少女の足の間を
開かせた。巨大な体躯の中心部から生えた巨大な肉棒が、残酷な凶器然として少女の腹に
押し付けられる。幾重にも重なった肉ヒダと、ボコボコと全体を飾る突起は到底人の身体に
入れるようなサイズではない。だが、それを見て少女はうっとりと笑みを浮かべた。
先走りの為、巨大な肉棒の先端から糸を引いて落ちる粘液を指先ですくうと、少女は
嬉しげに足をさらに開き、自ら花びらを大きく指で押し広げた。充血し、とめどなく欲望を
垂れ流して誘う少女の膣はいやらしい花のようだ。
怪物は一声忌まわしい声を上げると、慣れた様子で先端を少女の股へ擦りつけた。
少女の足首を掴むと、そのまま一気に体重をかけ、少女の肉体を刺し貫く。少女は言葉に
ならない悲鳴を上げながら、身体を大きく弓なりに仰け反り、怪物の性器を己の体内へ
咥えこんだ。
「ヒッヒャアアアッ!! ああァーッ!!」
腹が不自然にボコリと一部だけ膨れ上がり、裂けんばかりに限界まで拡げられた孔は
ギチギチと怪物の性器を締め付ける。頓着せずに怪物は、腰を大きく動かした。その度に
少女が身もだえし、断末魔のような悲鳴を上げて身体を仰け反らす。何度も上がる悲鳴に
かぶさるようににっちゃにっちゃと粘着質の水音が洞窟に大きく響いた。そうとうにきつく
締め付けているらしく、怪物は少女を壊す勢いで己が逸物を力任せに引きずりだし、そして
乱暴に押入れていた。
884:人でなしの恋 3
09/09/17 19:51:59 Je/nvARB
「ふ、ぁああ…ッうう……ッくッ」
それから数分のち、少女の唇から漏れる悲鳴がゆるゆると解けてきて、長い黒髪を乱し
ながら怪物に縋って嬌声を上げるようになる頃には、今だきつくはあったが、最初よりは
まだ楽に少女の体は怪物の性器を受け入れていた。子宮の壁をゴツゴツと当てこすられ、
内蔵を引きずり出されるような勢いで引っ張り出されるその異物が与える感覚に、少女は
酔い、さらに深く得ようと自ら腰を振って醜い怪物のそれを咥えこんでいた。
ビチャビチャと薄い唇の周りを嘗め回され、口を開くと腐臭のする長い異形の舌が少女の
咥内に入ってくる。少女は迷わずその舌に己の舌を絡め、その動きに答えた。ぐじぐじと
泡を吹いて少女の足の間から生臭い液体が流れ出す。怪物の先走りは挿入されてから
ずっと垂れ流されており、少女の腹にずっと注ぎ込まれ続けていた。
怪物の腰の動きが少し遅くなっていく。子宮を突き破らんばかりに突き上げられる肉棒が
その硬さをさらに増し、少女はヒィヒィと涙を流しながらも腰を振り続けた。
ビュルッビュルルルルルッ
「ヒァアアああッ!! やッアッあああーッ!!!」
唐突に呼び動作もなしに少女の腹の中に熱いものが勢いよく噴射され、少女の体が
ガクガクと痙攣して悶える。その暴れる身体を地面に押さえつけながら、怪物はさらに腰を
突き入れた。生臭く汚らしい白濁が少女の腹の中を限界まで満たし、少女の腹は大きく
膨れ上がった。
プシャアアアアアッ
入りきれなくなった精液が接合部から噴出し、少女の腹と怪物を白く汚していく。さらに
腰を振る怪物の性器は今だ射精を続けており、少女はその下で泣き叫んでいた。射精は
数分も続き、怪物がまだ弾力と硬度を保っているその性器を引き抜く頃には少女は白く
汚らわしい水溜りの上に力なく転がっていた。時折ヒクヒクと足が動き、足の間からは
ピュッピュッと白い汚濁が噴出す。
怪物がベロリと少女の頬を舐めると、少女はうっとりとした顔で口を開いた。そこから
覗く桃色の舌が怪物の腐臭のする異形の舌へ這わされる。咥内に侵入してきたそれを、
少女は嬉しそうに何度も何度も絡ませていた。
885:人でなしの恋 終
09/09/17 19:53:06 Je/nvARB
常人であればこのような醜い異形の怪物に犯されたところで精神に異常をきたすのでは
ないか。有り得ないサイズの性器が挿入された体は壊れるのではないか。だがあいにく、
少女は怪物と出会う前にとっくに壊れていて、今はただ怪物だけが少女の世界だった。
どのような目に合ったのか知らない。どのようなものを見てきたか知らない。怪物が
少女を拾ったとき、少女は壊れた玩具のように転がっていた。怪物の姿に何の感慨も
覚えない硝子のような目だった。
怪物は少女を飼育した。家畜として、もう少し太らせ、大きくしようという試みは
確かにうまく行った。骨と皮だけの幼子は口移しで与える人肉を従順に食べ続け、少し
大きくなり、肉がついてきた。そして、怪物に懐き始めた。
食べる前にと戯れに犯し、何度かそれを繰り返すうちに、少女の身体は怪物のモノを
受け入れられるようになってきて、それどころか自分から求めるようになって来た。
無理やりに犯したときの血まみれの体は、今怪物の性器を咥えこんで欲望を貪り続ける。
少女の身体を味わい、何度となく犯し、巣の中で怪物は大事に少女を飼育した。少女は
美味だった。少女は従順だった。少女は逃げることなく怪物の傍らにいた。
少女はーーーーーーーーーー怪物を求めていた。
怪物は今、少しだけ怯えている。少女を犯すときにいつも、どうしようもない欲望の
昂ぶりとともに、忘れていた飢えを思い出す。甘い少女の体液に酔い、そのまま少女の
身体を噛み砕いてしまいたくなる。いくら外で幾多の人間を食い漁り、喰い溢して
きたとしても、その飢えは満たされず、怪物を苛む。このまま、いつか遠くない日に、
怪物はきっと少女を食い殺すだろう。そして、なにもかも残さずに、綺麗に平らげるだろう。
怪物は今、少しだけ怯えている。そんな日が来たらきっと、この少女は抵抗もせず、
嬉しそうに怪物に食べられるのだろうから。
886:903 ◆AN26.8FkH6
09/09/17 19:55:05 Je/nvARB
終わり。
気持ち悪い怪物と可愛い女の子の絡みとかイイヨネ!
887:名無しさん@ピンキー
09/09/17 20:27:08 JXdsCoi5
GJ! 描写の濃さが素敵です。
888:名無しさん@ピンキー
09/09/17 20:48:42 rOFtgPR/
GJGJGJ!!
食欲と性欲が紙一重なのが、本能で相手を求めてるようで非常に萌える
アナタトテモオイシソウ…
889:名無しさん@ピンキー
09/09/17 21:17:23 8OK597Gm
GJ!
悲惨で、けど今少女は幸せで…怪物はあくまで怪物だし…
複雑に良い。
890:名無しさん@ピンキー
09/09/17 22:20:20 43N/yxOj
お疲れ様
良かったよ、GJ!
891:名無しさん@ピンキー
09/09/17 23:20:20 FV4UlCxW
最後の二文が凄く切ない!
良かった良かったよーうおーGJ!
892:名無しさん@ピンキー
09/09/18 00:18:17 DlLU/r+o
GJ
素晴らしい
893:名無しさん@ピンキー
09/09/18 08:13:56 oukILyk1
>>883
GJ
食うために鳥の卵を温める狐を思い出した。
894:名無しさん@ピンキー
09/09/18 18:44:23 ew8pzxZH
>>893
あれいいよな。どっちかと言うと人外×人外だけど
リロアンドスティッチなら人外が人間にも変わらず悲劇で終わるわけでもない、
至高の人外×人間ハートフルストーリーだと気がついた
895:名無しさん@ピンキー
09/09/18 23:31:28 O/pMvg0k
>>894
個人的にスティッチ×リロは王道だと思っている
乱暴者が女の子との触れ合いによって変わっていくってのが好き
896:名無しさん@ピンキー
09/09/18 23:59:28 iAZ7OjfA
あぁ、これこそ星の瞬きと同じほどに美しい異種姦よ。
897:名無しさん@ピンキー
09/09/19 00:28:44 8AlS7qV5
ここの住人は銀狐(ひらがな)を読んだら幸せになれると思う。
ソースは自分。
898:名無しさん@ピンキー
09/09/19 08:49:22 h4UQ2kMZ
スティッチは至高
小さく可愛くふわふわもこもこで強くてツンデレで山ちゃん(日本語だと)
まさにパーフェクト
899:名無しさん@ピンキー
09/09/19 18:43:50 jkeOwJsD
>>897
ぎんぎつね、どんな話か思い出せん。
来週の金曜日は人外×人間の王道、キングコングが放送ですよ。
900:名無しさん@ピンキー
09/09/19 21:54:16 wdIWT2A0
落合さより?
901:名無しさん@ピンキー
09/09/19 22:20:19 8AlS7qV5
昨日コミック発売したよ
銀太郎とまこと好きだ
阿吽のじーさんらも好きだ
902:名無しさん@ピンキー
09/09/21 10:17:42 BeeexAAW
星の王子さまのバラが典型的なツンデレで萌えた。
903:名無しさん@ピンキー
09/09/22 18:33:20 zMs386qo
>>886
おお、GJ!さすがの筆力だ。面白かった。アンダーグラウンドも待ってる。
こうして見てると職人の実力アップが見えてくるよな。なんか楽しい。
904:名無しさん@ピンキー
09/09/23 15:11:08 9njlJ6OT
次スレの季節かな
905:名無しさん@ピンキー
09/09/23 22:09:10 WNktBc3W
次は避難所もテンプレ入れて
あと厨くさい書き込みスルーって書き足せばよさげ?
906:名無しさん@ピンキー
09/09/24 00:48:58 N2lvmdVB
一言書いておけば大丈夫だと思う。たぶん。
907:名無しさん@ピンキー
09/09/24 11:58:36 zoCUYqOb
【なんでもあり】人外と人間でハァハァするスレ5
ここは異種族と人間のエロでハァハァするスレです。
モンスターでも異星人でも動物でも植物でも無機物でも!
とにかく人外と人間でハァハァ萌え萌えエロエロしようぜ!
人外の見た目に貴賤無し、人外なら何でも受け入れます
《利用上の注意》
・sage推奨
・厨くさい書き込み、荒らしはスルー
・801は801板へ
・SS投下の際には種族や傾向等の注意書きを
・議論したい人は避難所へどうぞ、移動しない人も荒らしです
保管庫
URLリンク(www26.atwiki.jp)
絵板
URLリンク(www2.atpaint.jp)
前スレ
【なんでもあり】人外と人間でハァハァするスレ4
スレリンク(eroparo板)
「人外と人間でハァハァするスレ 避難所」 管理人:◆AN26.8FkH6 氏
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
ーーーーーーーーーーーーーーー
テンプレたたき台投下、おかしなところがあったら適当に改変して下さい
定期的に人型人外に関して荒れるからちょっと追加してみた
908:名無しさん@ピンキー
09/09/24 13:57:34 8TfB/6jQ
乙
人型人外もだが、非エロでも荒れるから非エロ可の一言があってもいいかもしれん
それか、避難所の投下スレの誘導URL張るとか
909:名無しさん@ピンキー
09/09/24 17:11:27 TP2qq266
非エロは避難所へ
でいいんじゃないか?
910:名無しさん@ピンキー
09/09/24 17:38:00 j1/LbpHJ
非エロは避難所へって書いちゃうと
長編の人が非エロパート落とす時に困りそうだからこうしてみた
-----------
【なんでもあり】人外と人間でハァハァするスレ5
ここは異種族と人間のエロ・非エロでハァハァするスレです。
モンスターでも異星人でも動物でも植物でも無機物でも!
とにかく人外と人間でハァハァ萌え萌えエロエロしようぜ!
人外の見た目に貴賤無し、人外なら何でも受け入れます
《利用上の注意》
・sage推奨
・厨くさい書き込み、荒らしはスルー
・801は801板へ
・SS投下の際には種族や傾向等の注意書きを
・議論したい人は避難所へどうぞ、移動しない人も荒らしです
保管庫
URLリンク(www26.atwiki.jp)
絵板
URLリンク(www2.atpaint.jp)
前スレ
【なんでもあり】人外と人間でハァハァするスレ4
スレリンク(eroparo板)
「人外と人間でハァハァするスレ 避難所」 管理人:◆AN26.8FkH6 氏
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
本スレに投下するか迷ったような作品を投下するスレ
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
911:名無しさん@ピンキー
09/09/24 17:54:38 0wHeqF5T
修正乙。>>910でいいんじゃないかな
「ハァハァするスレ」なんだし、ハァハァできればエロでもエロじゃなくても問題ないわけで
912:名無しさん@ピンキー
09/09/24 18:20:42 qCLVlsjH
そういえばスレタイの【なんでもあり】は逆に混乱を招いてる時がある気がするから
テンプレの注意書きもしっかりしてきたし何か別のを考えるか
削ってしまったほうが良いかも知れないね
【恋愛】とか【和姦】とかの方がこのスレに近い気がする
913:名無しさん@ピンキー
09/09/24 18:23:51 +9be/qdn
それだと無理矢理系を投下したい人が困るだろう
種族、傾向、全部まとめて「なんでもあり」なんだから
わざわざ敷居を狭めるようなことしなくたって……
914:名無しさん@ピンキー
09/09/24 18:41:55 TP2qq266
>>912
中途半端に変えるくらいなら、消しちゃっていいんじゃないか?
915:名無しさん@ピンキー
09/09/25 00:48:18 U7u3WjZX
Part2から追加されて4スレまで変更なかったから無理に変えなくてもいいと思うけれど。
916:名無しさん@ピンキー
09/09/25 01:32:58 TaxcYx35
クイズみたいになるけど【ノンジャンル】とか考えたが、逆にややこしい気がするので【なんでもあり】のままで良いと思われ
917:名無しさん@ピンキー
09/09/26 14:25:35 mA1fIej+
保管庫更新されてる!
管理人さん、乙!
918:名無しさん@ピンキー
09/09/29 23:42:00 NwBmYCNS
乙ゲにリアル蛙の王子様ktkr
元が人間らしいが別に元に戻らなくて良いよエンドを期待
919:名無しさん@ピンキー
09/09/29 23:59:11 ffklO+7M
カエル畑DEつかまえて?
920:名無しさん@ピンキー
09/09/30 12:54:04 +eAKx+Ew
>>919
絶対迷宮グリムの方じゃないか?
違ってたらすまん
921:名無しさん@ピンキー
09/10/01 00:36:21 yY9VmHYe
サクサク更新されてるな、まとめ管理人さんいつもありがとうございます
922:名無しさん@ピンキー
09/10/01 02:58:42 eJVCkvJh
>>919
雑誌には他に赤ずきんとかいたから>>920のやつだと思う
923:名無しさん@ピンキー
09/10/01 23:34:29 w6uMCd7j
アンダーグラウンドまだかなあ
924:名無しさん@ピンキー
09/10/02 19:46:23 S2mYEY/8
URLリンク(www.nicovideo.jp)
ニコニコ注意。怪人が女性ヒーローにエロいことをする動画ですが、続きがないのが悔やまれる。
925:名無しさん@ピンキー
09/10/03 00:18:21 YNGCqF0R
今日のキングコングに続き、来週はエイリアンVSプレデターテレビ放映か…
10月は人外強化月間か何かなのか
926:名無しさん@ピンキー
09/10/03 12:22:40 d/Ch+LwS
なん…だと…情報thx
定期的に言われてるがエリプレのノベライズは本当に萌えるな
927:名無しさん@ピンキー
09/10/03 12:37:29 qXFgYBI6
>>926
スカーがヘタレデレなんだっけ?
928:名無しさん@ピンキー
09/10/03 16:08:34 2QJ9q/dv
把握したのでAVPのノベライズを注文した。
929:名無しさん@ピンキー
09/10/03 16:18:31 yYq6XiXP
で、次スレはいつ立てるんだ?
>>930?
930:名無しさん@ピンキー
09/10/04 07:37:36 GFslRR4f
まだ930だろ?
ちょっと早すぎると思うが・・・まあ立てたい人の自由でいいんじゃね?
931:名無しさん@ピンキー
09/10/04 08:01:02 uXafxReu
雑談ならもうちょい行けるだろうけど投下があると容量が埋まっちゃいそうだしな。
時期的にハロウィンとか季節ネタ落としたい人がいたら新スレを待ってるかもしれない。
932:名無しさん@ピンキー
09/10/04 08:15:50 /7vmxS3t
お菓子くれなきゃ(性的な)悪戯しちゃうぞ。
933:名無しさん@ピンキー
09/10/04 20:27:41 Asa82CO9
むしろ悪戯されちゃうジャックランタン萌え
934:名無しさん@ピンキー
09/10/04 21:06:51 PL6sGuof
最近、ヤンデレ少女×純情人外♂という妄想してはハアハアしとる(*´Д`)
935:名無しさん@ピンキー
09/10/04 21:35:31 /7vmxS3t
>>934
エロ妄想投下して!
936:携帯からでごめんorz
09/10/05 00:27:36 7I6Z6CeO
>>935
「ねぇ、人外さん。
みんなったら酷いのよ。みんな人外さんの事を『気持ち悪い』とか『醜い』とか言うのよ。私がいくら言っても理解しようとしてくれないし…。え?知らなかった?みんな陰で言ってるんだよ、酷いよね!
‥‥そんな顔しないで、言いたいだけの人は言わせておけばいいんだよ。え?もう誰も信じられない?大丈夫!人外さんには“私”がいるから。人外さんは“私だけ”を信じてくれればいいんだから……ねぇ。」
とまぁ、有る事無い事を人外さんに吹き込んで人外さんを孤立させて自分だけを感じさせようとするヤンデレっ娘…てかこれじゃ、ドSっ娘じゃねぇか\(^O^)/
……文才ない初心者のくせに色々とスマソorz
937:名無しさん@ピンキー
09/10/05 05:14:49 9n2ajmpw
ヤンデレと聞いてリスカ癖のある娘が吸血生物に対して
「見て、しっかり視て。あなたが私の血を求めてるよ。
私があなたをたべて、あなたが私をたべるの。
ずっとずうっと、あなたと私、二人きりで。ねぇ、幸せね」
とかセックスしながら
「私の血があなたに混ざって、あなたの精が交ざった私は代わって、
だんだん私とあなたが曖昧に、一つになって、
私が産んだあなたが増えて、
私の細胞があなたの中で殖えて、
いつか私が産むあなたは全て私の細胞だった私になって、
そうして私が私の姿をしたあなたになって、
でも、それじゃ今と何にも変わらない同じ、
オンナジ私なんていらない、だから、
おねがい、ぜんぶ支配して、私にならないで。
私を一つ残らず、全て、総て、凡て、すべてあなたにして。
それで、私の形をしたあなたが、あなたを産んで」
とか飛んで来たが、どう見てもヤンデレではなかった。
さて、寝るか。
938:名無しさん@ピンキー
09/10/05 16:35:35 X7DNEdjy
>>936
なんという依存誘導。
939:名無しさん@ピンキー
09/10/05 16:37:22 JyhocS3J
ヤンデレならいっそ、相手を人外に「してしまう」ってのもアリかもな
940:名無しさん@ピンキー
09/10/05 18:29:47 fHuA+nfz
>>939
何それ怖い
だけど良いかもわからんな
941:名無しさん@ピンキー
09/10/05 22:05:43 6Vr0yNSb
このスレのみんなで絵チャしないか?
942:名無しさん@ピンキー
09/10/05 22:14:06 1rUzOc3x
っ「ふたばでやれ」
943:903 ◆AN26.8FkH6
09/10/06 00:08:20 4nB3450u
エロ無し流血小ネタ注意
相手が好きなあまり人外になろうとする女の子とそれに困る吸血鬼
吸血鬼は普段人型してて吸血時にはblood+の翼手みたいに変身するといいんじゃないですかね
絵茶あったらromでいいなら行きたい
944:好きにして 903 ◆AN26.8FkH6
09/10/06 00:09:22 4nB3450u
その死人は死んで起き上がってからずっと死の寒さに震え続け、生者の暖かい温もりと
血に飢えて飢えて餓えて飢えて餓えて飢え果てて、血肉を漁るためなら例え幼子であれ老人
であれ一片の慈悲なく貪り食い尽くしてきたので、己が本当に餓え果てて求め続けてきた
物に気がつかなかった。生者のように振る舞って社交界に入り込んだのも効率よく餌を
啜り歩くためだけだった。人々は、整えられた人の皮の下の血に餓えた醜く浅ましい凶獣の
存在に気がつかず、彼は長いこと食事に困る事はなかった。だが、餓えは収まらない。
どんな美姫の喉に牙を突き立て、柔らかな肌の温もりがすっかり冷めて硬くなるまで貪り
続け、どのような美味を得ても彼の震えは止まらず、彼はただひたすらに飢え続けた。
ある晩、社交場の片隅で一人の娘と出会うまでは。
少女は彼の誘いに頬を赤くして下を向き、消え入りそうな小さな声を震わせて了承の
言葉を切れ切れに呟いた。容易くくびり殺せそうな細く白い首にしか眼をやっていなかった
彼はそこで初めて少女の顔を見た。少女の表情を見た。何もかも見通すようなその透き
通った海のような蒼い眼を見たとき、彼はようやく自分の餓えに気がついたのだ。暖かな
血が、暖かな温もりが欲しかったのではなく、ただ抱きしめてくれる腕だけが欲しかった。
死人を愛してくれる腕だけが。死人は戦慄いた。己の罪に気がついた。彼は食事をして
きたのではなかった。血が欲しかったのではなかった。彼は欲しくも無いのにそしてその
必要性もなかったのに、ただ悪戯に罪無き人を貪り続けてきた化物だった。
死人は少女と逢瀬を重ねたが、少女への愛しさと、死人と知られた時少女からどのような
侮蔑と軽蔑と恐怖の眼を向けられるかという焦燥に気狂い、ついには少女へ肌へ指一本
触れることなく、塵へ土へ還ろうと考えた。
最後に少女を教会に誘ったのは、自分の罪を聞いて欲しかったのだ。恐怖と蔑みの眼で
断罪される事を僅かながら期待していたのかもしれない。死人は、己が死人であると、
人の生き血を啜ってきた化物であると、静かに告げた。少女は、いつものはにかんだ笑顔で
はなく、恥ずかしそうな困惑顔でもなく、ただただ白い紙のように透き通った声で表情を
変えることなく囁いた。
「ねえ、私嬉しいんです。私はこんなに貴方の事が好きで好きで好きで恋しくて恋焦がれて
愛してどうしようもなく貴方が欲しくて堪らなくて貴方が私だけを愛して私だけを見つめて
私に恋焦がれて飢えて私を食べ尽くしてくれればいいのに貴方の世界が私だけであればいい
のに貴方を私のものにしてしまいたかった。何もかも全て全部。貴方は私に優しくして
くれて私に笑ってくれて私に色々な物を見せてくれたけど私を貴方のものにはしてくれ
なかった。悲しかった。貴方が私を貴方のものにしてくれるなら私何でも出来るんです。
だから、嬉しい。貴方が死人でも構わない。醜い化物だって構わない。本当です。私、
嬉しい。嬉しいの」
少女は一気にそう言うと、ドレスの下に隠していた銀のナイフで、一気に自分の喉を
欠き切った。真っ赤な花が咲いたように薄暗い教会の中で血が吹き出た。少女の白い喉から
暖かな血がまるで噴水のように吹き上がり、その赤は少女の白いドレスも、死人の白い顔も、
教会の床も赤く染め上げた。
悲鳴すら上げられず、死人は死にかけている娘を抱き起こし、その徐々に冷たくなっていく
肌をきつく抱きしめて、呆然としていた。腕の中で少女は笑う。死にかけながら優しく笑う。
「もう死ぬわ、私。どうか、どうか好きにして、愛しい人。私をこのまま殺すのも、
夜の世界に、貴方の世界へ迎えてくれるのも、貴方のお好きな方を選んでくださいな」
死人はまだ、呆然としていた。死の冷たい手が彼女を完全に連れ去ってしまう前に、
彼は選ばねばならなかった。人間として死なすか、死人として連れて行くか、そのどちらかを。
死人はまだ、呆然としていた。