09/06/16 22:08:50 O0DIr1uE
何かの漫画の読みきりで
とある国のお姫様がとてもとても重い病気にかかっていました。
その病を治せるのは、とある森に住むドラゴンの目玉だけ。
多くの男がドラゴンの目玉を求めて森へきましたが、みな返り討ちにあうばかり。
ある日、森に住むドラゴンの元へ、一人の女がやってきました。
「あなたさまのお世話をさせてください」
はじめは女を疑っていたドラゴンでしたが、か弱い女にドラゴンの目玉などえぐれるわけがありません。
だんだん、ドラゴンは女を信用し、最後には子まで成してしまいました。
しかし、女は赤子を生むとこっそり森からでていこうとします。
慌ててドラゴンは女を捕まえ、どこにいくのかと聞き出しますと。
「実は私はお城に仕える侍女でございます。
あなた様の目をとるのは無理でも、あなた様の子の目玉なら姫さまを助けられるかと」
「お前はわが子の目玉をえぐるつもりか」
ドラゴンの言葉に、女はとてもとてもつらそうな顔をしました。
ドラゴンはそれをみて、己の片目をえぐります。
「もっていけ、しかし、子供は返してもらう」
ドラゴンは女に目玉を私、子供を連れて森の奥へと帰ってしまいました。
女は目玉を持って、泣きながらお城へと向かうのでした。
「―というのが馴れ初めだ」
森の中で片目だけのドラゴンが子に語り掛けました。
いえ、ただしくは子供たちに。
少し離れたところでは、あの女が幼い子供にご飯を食べさせています。
女はお城に戻り、目玉を渡したら森に帰ってきたのです。
そして、また子作り子作りで、多くの子供に恵まれましたとさ。
……スレ違いかもしれんが詳細知っている人いたらお願いします。